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聡「……」(ボー 律「どうしたんだ、聡。 合宿からずっとぼーっとしっぱなしだぞ! 気合入れろ!気合!!」 聡「…姉ちゃんか… !! そうだ!姉ちゃん!金貸して!金!!」 律「なんだ!?どうした? もしかして彼女でもできたか~? デートにでも行くつもりだろ?(ニシシ」 聡「違うよ! 俺!ギターやりたいんだ!ギターが欲しいんだよ!! ギターっていくらくらいするんだ!?」 律(ほほう…わが弟ながら知恵を使ったな。 将を射んとすれば先ず馬を射よって、 梓に近づくためにギターを始めようって魂胆だな?) 律「まー、5万位準備できれば大丈夫だろ! お年玉の貯金って残ってたか? 足りないならおこずかい前借しな。 姉ちゃんも一緒に頼んでやるからさ!」 聡「ほんと!? ありがとう!姉ちゃん!!」 律「てなことがあってさ― 聡がギター買うことになったんだ。」 唯(おお!) 澪(聡の奴…) 紬(あらあら) 律「でさ、買いに行くとき梓にも一緒に行ってもらいたくって。」 梓「私ですか?」 澪「それはいい考えだな! 私たちはギターのことはそんなに詳しくないし! ギターのことはギターの梓に聞くのが一番だから!」 唯「澪ちゃん、私もギターだよ?」 律(こいつは…空気読めよ!) 紬「で…でも唯ちゃんはギターの理論とか仕様とか、あまり詳しくないでしょ? 梓ちゃんならそういうことにも凄く詳しいし、 初めてギター買う聡くんには適任だと思うわ。」 唯「む―…むぎちゃんまで!」 律「ま、そういう訳だから、今度の日曜日、一緒に行ってくれないか?頼むよ!」 梓「ハァ…そういうことなら…別にいいですけど…」 次の日曜日 律『私は直前まで用事があるから現地集合な。 一緒に選んでくれる人がいるから先に合流しててくれ。』 聡「…と言われて一人で来たけど…」 梓「あ、聡くん。久しぶり。」 聡「梓さん!お久しぶりっす! 一緒に選んでくれる人って梓さんだったんですね。」 梓「うん。今日は律先輩も一緒に来るって聞いてたけど…」 (prrrr prrrr) 梓「私の携帯…律先輩からだ。 もしもし…」 律『ごめん、今日一緒に行くつもりだったんだけど 用事が思ったよりも長引いていけそうにないわ。 悪いんだけど二人で先に行っててくれる?』 梓「はぁ…用事ってなんだったんですか?」 律『えっ!?それはなんだ!受験勉強的なものに関係するもので…』 梓「夏期講習で補講にでもなったんですか?」 律『そう!それだ、それ! と、言うことで後は頼む!』 梓「にしてもタイミングいいですね。 今、ちょうど聡くんと合流したところなんですよ。」 律『え!?いや、そうか!いや、たまたまだよ!たまたま! じゃあ頼んだぞ!!』 (Pi!←電話を切る音 律「危うくばれるところだった…」 澪「律が一人で墓穴掘ってたんだろうが!」 紬「そりゃタイミングはいいに決まってるわよね。 今、こっそり様子を見ながら電話かけてるんだもの。」 梓「と、いうことで、律先輩は来れないみたい。」 聡「なんだよ!姉ちゃん! ドタキャンとか勘弁してくれよ…」 梓「律先輩らしいといえば律先輩らしいです。」 聡「学校でもこんな感じなんだ? 家でもいつもこんな感じでさ…いつも困らされてるんだよな~」 梓「ふふっ… 律先輩の弟をするのって大変でしょ?」 聡「まぁ…でも、映画や…この間の合宿に連れてってもらったり、 色々面倒見てくれるんで頭はあがんないんですよw」 ~~~~ 唯「なんか、親しげに話してるよ!りっちゃん隊員!」 律「うむ。聡のまぬけ面は見飽きたがなかなか良い傾向だぞ!唯隊員!」 澪「何やってんだ…」 紬「うふふ…」 回想シーン 律『いいか聡! 忙しい中時間を割いてお前のギター選びに付き合ってやるんだ! お礼に食事くらいはおごれよ! 私だけじゃなく、一緒に来てくれる人にもだ!』 聡『分かったよ! なんだよ、そんなにおごってほしいのかよ?』 律『いいから!とにかく、ギターを選んでもらったら必ずお礼に食事をごちそうするんだぞ! 楽器屋から近いところでは、ここら辺りがなかなかおしゃれでいい感じだから、 ここ!この店で必ず食事をおごるんだ!』 聡『うっさいなー!分かったよ! おごるから。もー。』 回想シーン終わり 梓「……てな感じで、最初はこれがいいと思うよ。」 聡「ありがとうございます、おかげで助かりました。」 (姉ちゃんはお礼に食事をごちそうしろって言ってたよな…) 「あの…これから時間あったらお礼をしたいんで食事でもどうですか?」 梓「え…でもそんなの悪いよ。」 聡「いえ、大丈夫っす。 梓さんのおかげで思ったよりもいい買い物が出来たんで。 それに、梓さんにお礼もしなかったって姉ちゃんにばれたら 締め落とされそうなんでw」 梓「律先輩なら…ありうる… それじゃあせっかくだからごちそうになろうかな。」 聡「ありがとうございます!」 梓「お礼を言うのは私の方だよ!ww」 聡「そうでしたねww」 後日。 律「で、ギターの方はどうなんだ?」 聡「なんか…うまくいかないんだ… 合宿のライブの梓さんみたいなのは無理としても、 あの時教わったくらいは…って思うんだけど…」 律「まー、楽器ってのは自己流でやっててもなかなかうまくならないしな。 ちゃんとした先生について教わらないと。」 聡「ギター教室とか通うの?」 律「違うよ、バカ! 一緒にギター選んでくれたいい先生がいるだろうが!」 聡「梓さんに!?いや…いくらなんでもそこまでお世話になるのは…」 律「大丈夫!あいつは生真面目だから今頃聡がどうなってるか心配してるくらいだって! いいから電話してみろ!」 聡「なんだよ!姉ちゃんが連絡してくれるんじゃないのかよ!?」 律「自分のことなんだから自分で何とかしろ!」 聡「こんなことまで聞いちゃって申し訳ないんですけど、 何から練習したらいいか教えてほしくって…」 梓『んー…電話じゃあちょっと伝えにくいな… じゃあ今度の休みに一緒に練習する?』 聡「いいんですか!? じゃあ次の休みに行きますから!」 梓『あ、いいよ。私が聡くんの家に行くから一緒に練習しよ。』 聡「ありがとうございます! それじゃあ待ってますんで!!」 (Pi! 律「なんて?」 聡「今度の土曜日、教えに来てくれるって。」 律「なんと!? いや~遂に聡も家に女の子を招くようになったか! これはお赤飯を準備しておかないとな!w」 聡「いたた…背中バンバン叩くなよ!なんだよ、それ? なんでそのサムズアップなんだよ!?」 4
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《光符「救世観音の光後光」》 No.1769 Spell <第十八弾> NODE(1)/COST(1) 術者:豊聡耳 神子 効果範囲:その他 発動期間:世界呪符 【世界呪符】 (自動α): 〔必要ノードがX以下のキャラクター全て〕は攻撃を行う事ができない。Xはこのカードにセットされているカードの枚数に等しい。 (自動γ): あなたのターン終了時、〔あなたのデッキの上のカード1枚〕をこのカードにセットする。 【(自動γ): 〔このカード〕にセットされているカードが3枚以上になった場合、このカードを破棄する。その後、〔必要ノードが3以下の場のカード全て〕をデッキに戻し、シャッフルする。】 人々を世の苦しみから救う、まばゆい光。 Illustration:キレロ コメント 豊聡耳 神子のスペルカード 収録 第十八弾 関連 「豊聡耳 神子」 豊聡耳 神子/11弾 豊聡耳 神子/13弾 豊聡耳 神子/15弾 豊聡耳 神子/18弾 豊聡耳 神子/PR 豊聡耳 神子/PR2 場で「豊聡耳 神子」として扱われるカード 伝説の神仙チーム(連結) 奇跡の怨霊チーム(連結) 感情の創造チーム(連結)
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和「ここが・・・神崎士郎が生前に住んでいた家」 和(ここにライダーバトルに関する手がかりがあればいいんだけど・・・) ガチャッ 和「失礼します・・・」 和(誰か・・・いないわよね空き家なんだから) 和「・・・・・」 和(何かないかしら・・・) ガタン 和「!?」 猫「・・・・・」タタタッ 和「ね、猫か・・・・・ベタね」 和「あら?何か落ちてる・・・」 和「スケッチブック・・・?」 パラパラ 和「子供が描いたような絵ね・・・」 和「誰が描いたのかしら」 パラパラ 和「・・・・・」 和(この絵・・・どことなく私たちの戦ったモンスターに似ている気が・・・) 士郎「ここから出て行け、真鍋和」 和「!」 士郎「・・・・・・・」 和「神崎・・・士郎」 和「まさか・・・本人に会えるとは思ってなかったわ」 士郎「・・・・・」 和「このライダーバトルを仕組んだ張本人、神崎士郎」 和「あなたは・・・どうしてこんなことを」 士郎「そんなことはお前には関係ない・・・」 士郎「戦え」 和「嫌よ」 士郎「・・・ライダーの戦いは何も変わらない」 和「・・・・・」 士郎「お前はなぜ戦わない、ライダーの宿命から逃げるな」 和「私はライダーバトルを止める・・・悪いけどあなたの思惑通りにはいかないわ」 士郎「・・・・戦え」 士郎「戦わなければ次に死ぬのはお前だ」 和「私は死なない、仲間と一緒にこの地獄を生き延びる」 士郎「・・・社会も人も、運命も、自分の中にある憎しみに、おぼれそうになっている」 士郎「お前の仲間もいずれそうなるだろう」 和「・・・・・」 戦え… 戦え… 戦え… ほうかご! 律「さてと、話を聞かせてくれ唯」 律「何があったんだ?」 澪「・・・・・」 聡「・・・・・」 唯「実は、昨日・・・」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 澪「じゃあ、さわ子先生を看病してそのまま帰したのか・・・」 唯「うん・・・」 聡「・・・・・・」 律「・・・ばかやろう」 唯「りっちゃん・・・」 律「大馬鹿野郎!!なんで私たちに相談しなかったんだよ!!」 唯「ごめんなさい・・・」ポロポロ 唯「みんな反対すると思ったから・・・」 律「くそっ・・・そんな信用がないのかよ」 澪「律、唯は別にそんなわけじゃ・・・」 唯「・・・・・」 聡「じゃあ、純さんは先生に殺られたってことなの?」 律「分かんねえよ・・・」 唯「うっぐ・・・ひっ・・・」 澪「唯・・・少し顔洗ってきたらどうだ?」 澪「落ち着くかもしれないし・・・」 唯「・・・・・・うん」スタスタ 律「確かに怪我してたけど、モンスター相手に死ぬようなやつじゃないだろ」 律「唯が言うには夜にメールがあったんだから、それまでには生きてただろうし・・・」 澪「でも・・・」 律「モンスターが現れてたなら、純を倒してもそのままどっかで暴れてるはずだろ」 律「なのにモンスターの気配がしなかったんなら・・・」 澪「・・・・・・」 聡「やっぱり、先生が純さんのこと殺したんじゃないの?」 澪「聡・・・」 律「・・・・・」 聡「俺、前あの人と戦ったことあるけど」 聡「平気で人を殺せる人だね、あれ」 聡「ライダーになってどっか狂っちゃったんじゃない?」 律「・・・・・」 澪「でも・・・前はすごく良い人だったんだ」 聡「どうかな・・・」 聡「あの仮面は人を悪魔にも神にもする」 聡「先生は戦ってるうちに、悪魔の方にとりつかれちゃったんじゃないんですか」 澪「・・・・・」 聡「澪さんだってそうでしょ?」 澪「え・・・」 聡「澪さんは、戦うのは楽しい?それとも嫌?」 澪「それは・・・嫌に決まってるだろ」 澪「誰だってあんなこと楽しいわけ・・・」 聡「本当にそうなんですか?」 澪「な、なにを・・・」 聡「例えばモンスターを倒した時に、『よし!やった!私は強いぞ!』って・・・」 聡「達成感や喜びを感じることが少しもないって言えるんですか?」 澪「っ・・・」 律「聡・・・」 聡「結局その延長線上にいるんじゃないの、先生は」 澪「・・・・・」 聡「だとしたら、俺たちも・・・」 律「もうやめろ、聡」 律「そんな話したくない」 聡「・・・・・・じゃあ話題変えるけどさ」 聡「もしかしたら唯さんと先生って組んでるんじゃない?」 律「は・・・?」 聡「だって話ができ過ぎてるじゃん」 聡「道端に倒れてた先生を偶然見つけて看病するなんて・・・不自然すぎるよ」 聡「絶対二人とも組んでるね」 澪「だ、だったらわざわざそんな話しないだろ・・・」 聡「さぁ、油断させるためかもしれないじゃないですか」 律「やめろよ・・・いくらなんでもそんなわけないだろ」 律「唯がそんなこと・・・」 聡「分かんないよ、仮面をつけたら人間は・・・変わっちゃうんだ」 律「・・・・・」 ガチャッ 唯「あ、あの・・・」 澪「あぁ、唯・・・スッキリしたか?」 唯「うん・・・」 律「・・・・・」 聡「・・・・・・」 唯「みんな・・・私・・・」 キーン… キーン… 律「・・・なんで毎回こうタイミングが悪いときに」 澪「とにかく行こう」 澪「モンスターが出たなら放ってはおけない」 唯「うん・・・」 聡「・・・・・」 キーン… キーン… 律「こっちか!」 キーン… キーン… 澪「いや・・・こっちからも聞こえる」 律「二箇所か・・・なら二手に分かれるしかないな」 聡「じゃあ僕は唯さんと一緒に行くよ」 唯「え・・・」 聡「別にいいですよね?」 唯「う、うん・・・」 律「分かった・・・じゃあ私は澪と一緒に行く」 律「行くぞ」 澪「あぁ・・・」 聡「じゃあ僕たちも行きましょうか」 唯「うん・・・よろしくね聡君」 聡「こちらこそ」 聡(・・・純さんが消えてくれてよかった) 純(正直、あの人は俺のこと気に喰わなかったみたいだし) 純(邪魔者がいなくなって清々したよ) 純(あとはこの人も・・・) 純(後先何も考えてないだけだろ・・・こういうタイプは邪魔になるだけだ) 純「ふふっ・・・」ニヤッ 唯「いくよ、聡君」 唯「変身!」 純「変身」 ギュィィィィ シュピーン ゾルダ(律)「おりゃっ!」シュートベント ナイト(澪)「はぁああああっ!!」ファイナルベント バキィン!!ドガァァァン!! モンスター「グギャアアアア!?」ドガアアアアアアン!! ゾルダ(律)「よし・・・」 ナイト(澪)「・・・・・」 ゾルダ(律)「どうしたんだ、澪」 ゾルダ(律)「せっかく倒したのに、浮かない顔してんな」 ナイト(澪)「いや・・・別に」 ゾルダ(律)「ひょっとして、さっき聡が言ってたこと気にしてんのか?」 ナイト(澪)「・・・・・」 ゾルダ(律)「心配すんなよ、お前はお前だ」 ゾルダ(律)「さわ子先生みたいにはならないよ」 ゾルダ(律)「それに唯だって・・・」 ナイト(澪)「あぁ・・・」 ゾルダ(律)「・・・・・」 王蛇(さわ子)「私が・・・なんだって?」 ゾルダ(律)「!?」 ナイト(澪)「せ、先生・・・!」 ゾルダ(律)「ほんっと・・・どこにでも現れるな」 王蛇(さわ子)「ほら・・・せっかく会ったなら遊びましょうよ」 ナイト(澪)「先生・・・どうして」 ゾルダ(律)「・・・その前に一つ質問していいか?」 王蛇(さわ子)「なによ」 ゾルダ(律)「純・・・仮面ライダータイガのこと、何か知らない?」 王蛇(さわ子)「はぁ?」 ゾルダ(律)「あんた、ひょっとして純のこと殺したりしてないだろうな?」 王蛇(さわ子)「誰?純って」 ゾルダ(律)「・・・・・」 ナイト(澪)「よ、よかった・・じゃあ先生は何も関係・・・」 王蛇(さわ子)「あぁでも、昨日一人殺したっけ」 ナイト(澪)「!」 王蛇(さわ子)「確か癖毛で・・・トラっぽいライダーだったわね」 ゾルダ(律)「・・・・・」 ナイト(澪)「律・・・」 ゾルダ(律)「その子を殺したことに・・・罪悪感とか感じないのかよ」 王蛇(さわ子)「別に?なにが悪いの?」 ナイト(澪)「うっ・・・」 王蛇(さわ子)「はぁ・・・興味ないのよそんなこと!」 王蛇(さわ子)「今戦えればそれでいいの、私は!!」 ゾルダ(律)「・・・そうか」 ゾルダ(律)「こっちもあんたを倒す理由ができたよ」 王蛇(さわ子)「ははっ、そうこなくっちゃ!」 ゾルダ(律)「そんな戦いたいならやってやるよ、ちくしょう!!」 ナイト(澪)「り、律!」 ゾルダ(律)「止めるな澪!こいつは純を殺したんだぞ!?」 ゾルダ(律)「何の躊躇もなく・・・」 王蛇(さわ子)「それの何が悪いの?ライダーはそういうものでしょ?」ソードベント 王蛇(さわ子)「おらあっ!!」 ガキィン!! ゾルダ(律)「うわっ!?」 ナイト(澪)「律!!」 王蛇(さわ子)「今の社会はライダー同士の戦いと同じなのよ」 王蛇(さわ子)「生きるってことは他人を蹴落とす事なの」 王蛇(さわ子)「ま、子供のあんた達には分からないでしょうけど」 ゾルダ(律)「くっ・・・」 ナイト(澪)「逃げよう律・・今の私達じゃ先生には・・・」 ゾルダ(律)「でも・・・悔しいじゃないか!」 ゾルダ(律)「純の仇もとれないで・・・」 ナイト(澪)「律・・・」 王蛇(さわ子)「お喋りはそこまでよ」 王蛇(さわ子)「早く立ちなさ・・・」 ストライクベント 王蛇(さわ子)「!?」 ドガアアン!! 王蛇(さわ子)「ぐがぁっ!!」 ゾルダ(律)「だ、誰だ!?」 リュウガ「・・・・・」 ナイト(澪)「唯・・・?」 ゾルダ(律)「いや・・・唯は聡と一緒のはずだ」 ナイト(澪)「じゃあ、あれは・・・」 王蛇(さわ子)「うぐっ・・またあんたが・・・」 リュウガ「・・・・・」 ナイト(澪)「あ、あの・・・」 リュウガ「ここは私に任せて、二人とも逃げてください」 ゾルダ(律)「だ、誰なんだよあんた!」 リュウガ「・・・・・」 ナイト(澪)「律・・せっかく助けてもらったんだからここは言うとおりに・・・」 ゾルダ(律)「・・・・・」 ナイト(澪)「誰だか知りませんが、ありがとうございます」 リュウガ「・・・・・」 ナイト(澪)「行こう、律」 ゾルダ(律)「くそっ・・・・」 16
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「じゃあ姉ちゃん、行ってくる!」 「うん。聡、頑張れよ~!お前は私の弟なんだ!自信持って行け!」 「おう…やるぞー!」 今日は私の弟、聡の高校受験。 聡は意外と、頭がいい。 だから、駅まで徒歩22分、更に電車で30分という、ちょっと遠いけどハイレベルな学校を第一志望校に選んだ。 やっぱ、受かって欲しいなー…。 「でも、聡なら受かるよな、絶対!」 とは言ったものの、やっぱり姉としては心配で、聡が家を出てから10分ほど部屋の中をうろうろしていた。 「…受かる!受かる!アイツは受かる!だって、私の弟じゃないか!」 そう自分に言い聞かせる。 でも、やっぱり…。 「だぁー!考えても仕方ない!!お菓子でも食べて落ち着こう!」 確か、戸棚にこの前ムギからもらったお菓子があったはず。よし、行ってみるか。 リビングの扉をあける。しかし、その瞬間、戸棚のお菓子の事は完全に頭から抜けて行った。 なぜなら、テーブルの上に本当は今ここにあってはならないものがあったからだ。 「…!聡…!あのバカ…!」 聡が今日受ける高校の受験票だ。忘れて行ったに違いない…! 「…届けに行くか!時間は…ギリギリ大丈夫か?よし!」 私は急いで玄関の扉を開けた。 自転車…は、今は母さんが使ってるんだっけ。 「仕方ない!走ろう!」 私は、とにかく走った。電車に乗られたら、改札に入られたら最後、間に合わないから。 こんなミスで、弟の人生を台無しにするわけにはいかない! とにかく、がむしゃらに走った。でも… 「はぁ、はぁ、はぁ…畜生!間に合わない! ごめんな、聡…姉ちゃんの力不足だ…」 もうすぐ、聡の乗る電車が出てしまう。 もう、諦めようか。 その時だった。 キキィ 「あれ?律。どうしたんだ?今日って確か…聡くんの受験の日じゃなかったのか?」 澪が自転車に乗って現れた。服装を見ると、どこかで作詞でもするつもりだったのだろう。 「み…澪!た…大変…!」 「ど、どうしたんだよ律!?そんなに慌てて!」 「聡が…受験票忘れて…届けようとしたんだけど…間に合わなくて…」 息が切れて断片的になってしまったが、伝わっただろうか。 「…なんだ、そんなことか。」 澪のこの台詞に、少しカチンときた。 「なんだとはなんだよ!聡の受験なんだぞ!」 「いや、ごめんごめん。そういう意味で言ったんじゃないよ。」 「…え?」 「私の自転車で送って行くって意味。後ろに乗って!○○駅だろ?」 「でも、もう間に合わな…」 「律!間に合うかどうかは、私が決める!!だから早く!」 「あ…ああ!恩にきるよ!」 何も考えず、自転車の後ろに乗り込んだ。 「飛ばすから…しっかりつかまってなよ!」 そう言い放つと、澪は自転車を走らせた。 私はずっと澪の背中にしがみついていた。 そんな澪の背中は とても大きく見えて 頼り甲斐があって どこか安心した…。 やっぱり、小さいころからそうだけど この背中は安心するな… 5分後。 「お、駅が見えてきたぞ。」 やっぱ、自転車は速いな。走るとかなりかかる距離が、自転車じゃ一瞬だ。 今度、私専用の自転車を買ってもらうよう母親に交渉してみるか。 「律、あれ…聡くんじゃないか?」 「え?…あ、聡!」 聡は改札口を通る5秒前だった。 それを見て、私はすぐに自転車から飛び降りた。 「聡ッ!」 「…あれ?姉ちゃん?どうしたの?」 よかった…間にあった…! 「どうしたじゃないだろ!このバカ!」 「まぁまぁ、律。お前はケンカするためにここに来たんじゃないだろ?」 「あ、澪さん。おはようございます。どうしたんですか?」 「ほら、渡さないと、ここまで自転車をこいだ私の苦労はどうなる?」 「う…わかったよ。 ほら、聡…これ。受験票。リビングのテーブルの上にあったぞ。」 聡にテーブルの上にあったものを渡す。これで、ようやく目的を果たせた… 「姉ちゃん…サンキュー!助かったよ!」 「よかったな、律」 「ああ!」 あえて言葉には出さないが、本当に良かった…。 「澪さんも自転車走らせてくれたんですよね。ありがとうございました!」 「気にしなくていいよ、聡くん。入試頑張ってね」 「もう忘れ物はないよな?今度こそ行ってこい!」 「ああ、それじゃ…行ってきます!」 そう言うと、今度こそ聡は改札に入っていった。 「なぁ、澪。ホントにアイツ、大丈夫かな?」 「大丈夫だって。律、お前の弟だろ?」 「だな!…あ、そうだ。」 「今度はどうしたんだ?」 「澪。一ついいか?」 「ん?」 「なんで私と聡のためにあそこまで必死になれたんだ?」 「必死?」 「ほら、『もう間に合わない』って諦めかけた時に私を大声で怒鳴って、更には聡のために全速力で自転車までこいでくれたじゃん。」 「ああ、そのこと? なんか…ほっとけなくてさ。」 「ほっとけない…?」 「私たち3人、小さいころから結構一緒に遊んできただろ? だから…私の弟でもあるんだよ。聡くんは。」 「みおしゃん…」 この時、なんか嬉しくなった。 聡のこと、そんな風に思ってくれてたなんて… 「それじゃ、これから歌詞作りに付き合ってもらうからな、律!」 「ああ!任せとけ!」 そう言って、私は再び澪の自転車の後ろに乗り込む。 …そういや、最近聡と澪と私と3人で遊ぶ機会が少なくなってきたな。今度、みんなで遊園地にでも行くか。 こうして、聡の高校受験の日は慌ただしく過ぎて行った。 後日、聡が合格通知を持って澪のところにあいさつに行ったのは、また別のお話。 fin ~おまけ~ 聡に受験票を渡した後、自転車に乗って歌詞作りに向かう律と澪。 「そうだ、澪!いっそのことさ、聡と義理の姉弟になっちゃえよ!」 「え!?///ど、どういう意味だ!?///」 「私と結婚すれば、聡は澪の義理の弟になるけど?」 「す、するわけないし、日本じゃ同性結婚できないだろ!///」 「照れてるってことは、満更でもない…ってことかな?澪ちゃん?」ニヤニヤ 「うーるーさーい!!///今すぐ自転車から降りろ、律!」 「わわわ、ゴメン!ゴメンよぉ!」 最後まで見て下さった方、ありがとうございました!ユウスケでした。 このSSの感想をどうぞ 名前 コメント すべてのコメントを見る ええ話や -- (聡の後輩) 2010-12-29 00 50 59 ご指摘ありがとうございます!修正しておきました。前回といい今回といい…漢字の勉強をしないといけないですね(笑) -- (ユウスケ) 2010-03-28 16 04 13 りっちゃん…恐ろしい子…! 「姓」じゃなくて「性」ですがw まぁ頑張ってください^^ -- (pw) 2010-03-28 03 15 52
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ソニック・ザ・ヘッジホッグ 機種:PS3, 360 サウンドディレクター:大谷智哉 作曲者:江口貴勅, 大谷智哉, 岡元清郎, 小林秀聡, 佐藤大平, 瀬上純, 南波真理子 開発元:ソニックチーム 発売元:セガ 発売年:2006年 概要 ソニック生誕15周年の作品。通称「新ソニ」 ソニックの第1作が『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』で、今作と全く同じタイトルなので公式サイトでは『SONIC THE HEDGEHOG』、スマブラなどでは『ソニック・ザ・ヘッジホッグ(2006)』とも呼ばれる。 ストーリーはやや暗くゲーム自体の評価もあまり高くはないが、音楽はソニックらしい爽快で明るい/激しい曲が多く、サウンドトラック単体での評価は高め。サマーサイドの海辺へコンバーチブルで流している時などに合いそうな曲もある。 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 HIS WORLD ~THEME OF SONIC THE HEDGEHOG~ 大谷智哉 歌:Matty LewisRap:Ali Tabatabaee 第8回557位第9回739位セガ103位ゲームソング166位第2回ゲームソング118位 [EVENT] THE SOLEANNA FESTIVAL 南波真理子 [EVENT] DR.EGGMAN APPEARS 小林秀聡 [EVENT] SONIC APPEARS 大谷智哉 WAVE OCEAN ~THE WATER'S EDGE~ 大谷智哉南波真理子 WAVE OCEAN ~THE INLET~ 大谷智哉南波真理子 [EVENT] MEMORY OF YOUTH 南波真理子 [BOSS] EGG-CERBERUS EGG-GENESIS 小林秀聡 SOLEANNA CASTLE TOWN 南波真理子 DUSTY DESERT ~QUICKSAND~ 大谷智哉南波真理子 [EVENT] RUNNING THROUGH THE PLAINS 江口貴勅 [EVENT] TENSION... SILVER APPEARS 小林秀聡 [BOSS] VS. CHARACTER 小林秀聡 [EVENT] EGGMAN SENDS SONIC TO THE FUTURE 小林秀聡 [EVENT] THE FUTURE WORLD? 小林秀聡 [EVENT] CAN IT BE TRUE? 佐藤大平 [EVENT] TENSION... SILVER VS. SHADOW 小林秀聡 [EVENT] ELISE JUMPS 小林秀聡 TROPICAL JUNGLE ~THE JUNGLE ~ THE SWAMP~ 南波真理子 [EVENT] IN THE FOREST 江口貴勅 [EVENT] ELISE GOES ALONE 小林秀聡 [EVENT] EGGMAN'S PLOT 小林秀聡 KINGDOM VALLEY ~WIND ~ THE CASTLE ~ LAKESIDE ~ WATER~ 南波真理子 [EVENT] OUT OF CONTROL 佐藤大平 [EVENT] I WILL CHANGE MY DESTINY 佐藤大平 [BOSS] EGG-WYVERN 小林秀聡 THEME OF DR.EGGMAN ~FULL VERSION~ 小林秀聡 THEME OF SONIC THE HEDGEHOG ~2006 E3 VERSION~ 作:大谷智哉編:久米康隆編:大谷智哉 ACCORDION SONG 南波真理子 ALL HAIL SHADOW ~THEME OF SHADOW THE HEDGEHOG~ 作:MAGNA-FI編:瀬上純 歌:Crush 40 [EVENT] SHADOW'S INFILTRATION 大谷智哉 WHITE ACROPOLIS ~SNOWY PEAK~ 南波真理子 WHITE ACROPOLIS ~THE BASE~ 南波真理子 [EVENT] TO THE ANCIENT SOLEANNA CASTLE 南波真理子 SOLEANNA FOREST 南波真理子 [EVENT] TENSION... THE SCEPTER OF DARKNESS 小林秀聡 [EVENT] THE RESURRECTION OF MEPHILES 小林秀聡 [EVENT] CONFIRMING THE FUTURE 小林秀聡 FLAME CORE ~VOLCANO~ 作:大谷智哉編:久米康隆編:大谷智哉 FLAME CORE ~THE CAVERN~ 作:大谷智哉編:久米康隆編:大谷智哉 [EVENT] THE BLACK SHADOW 小林秀聡 TROPICAL JUNGLE ~THE RUINS~ 南波真理子 [EVENT] MEPHILES' WHISPER 小林秀聡 [BOSS] MEPHILES 小林秀聡 SOLEANNA NEW CITY 大谷智哉 RADICAL TRAIN ~THE ABANDONED MINE~ 大谷智哉 RADICAL TRAIN ~THE CHASE~ 大谷智哉 [EVENT] THE ACCIDENT 10 YEARS AGO 佐藤大平 AQUATIC BASE ~LEVEL 1~ 南波真理子 AQUATIC BASE ~LEVEL 2~ 南波真理子 [EVENT] LEAVING THE SCEPTER OF DARKNESS 南波真理子 [EVENT] THE SEALING REVEALED 佐藤大平 [EVENT] DETERMINATION... OMEGA'S CONFESSION 佐藤大平 [EVENT] MEPHILES' TEMPTATION 小林秀聡 [BOSS] MEPHILES PHASE 2 小林秀聡 [EVENT] SHOWDOWN WITH MEPHILES 小林秀聡 RESULT 大谷智哉 TOWN MISSION 1 南波真理子 TOWN MISSION 2 大谷智哉 TOWN MISSION 3 大谷智哉 TOWN MISSION 4 大谷智哉 [JINGLE] INVINCIBLE 大谷智哉 [JINGLE] MISSION CLEAR 小林秀聡 [JINGLE] TOWN MISSION CLEAR 岡元清郎 EXTRAS 南波真理子 DREAMS OF AN ABSOLUTION ~THEME OF SILVER THE HEDGEHOG~ 作:南波真理子編:大谷智哉 第2回ゲームソング337位 [EVENT] THE RUINED WORLD OF THE FUTURE 南波真理子 CRISIS CITY ~THE FLAME ~ SKYSCRAPER ~ WHIRLWIND ~ TORNADO~ 大谷智哉 [EVENT] CONFRONTATION WITH IBLIS 小林秀聡 [BOSS] IBLIS 小林秀聡 [EVENT] HE'S THE IBLIS TRIGGER! 小林秀聡 DUSTY DESERT ~THE RUINS~ 大谷智哉南波真理子 [EVENT] IS IT RIGHT...? 佐藤大平 [EVENT] INVASION... ENCOUNTER WITH AMY AND ELISE 佐藤大平 [EVENT] NEVER CRY, NO MATTER WHAT 南波真理子 [EVENT] DETERMINATION... RETURN TO THE FUTURE 佐藤大平 [EVENT] THE LAST CLASH WITH IBLIS 小林秀聡 [BOSS] IBLIS PHASE 3 小林秀聡 [EVENT] YOU ARE MY COMPANION 佐藤大平 [EVENT] MEPHILES' SMILE 小林秀聡 [EVENT] ELISE'S TEARS 佐藤大平 [EVENT] THE VILLAIN WAS SET FREE 小林秀聡 [EVENT] THE RESURRECTION OF SOLARIS 小林秀聡 [EVENT] THE TIME-SPACE RIFT 小林秀聡 END OF THE WORLD 大谷智哉 [EVENT] WISHING UPON THE CHAOS EMERALDS 小林秀聡 [BOSS] SOLARIS PHASE 1 小林秀聡 [BOSS] SOLARIS PHASE 2 大谷智哉 第2回ラストバトル203位 [EVENT] SOLARIS DESTROYED 大谷智哉 [EVENT] THE FLAME OF HOPE 南波真理子 [EVENT] JUST SMILE 南波真理子 [EVENT] PARADE PAST MEMORIES 江口貴勅 MY DESTINY ~THEME OF ELISE~ 作:南波真理子編:江口貴勅 歌:Donna De Lory MY DESTINY ~THEME OF ELISE~ (Karaoke Version) 作:南波真理子編:江口貴勅 サウンドトラック SONIC THE HEDGEHOG ORIGINAL SOUND TRACK Vol. 1 SONIC THE HEDGEHOG ORIGINAL SOUND TRACK Vol. 2 SONIC THE HEDGEHOG ORIGINAL SOUND TRACK Vol. 3
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594 :天倉澪 ◆ER64J6XKva5u :2009/09/27(日) 14 47 17.96 ID B2kYOhr+O 憂「ねぇ、ロリコンてなに?」 聡「え?そんなことも知らないんですか?」 憂「だって……」 聡「知らないんなら知らないままでもあなたのためかもしれないけど」 憂「えぇ~そうなの?」 聡「いやぁ……なんか気が引けて……」 憂「先輩からの命令です 教えなさい」 聡「うぅ…そう言われちゃうとなぁ……じゃあ言いますけど別に責任は負いませんよ?それが条件です」 憂「大丈夫!」 聡「なんか罪悪感がすごい」 595 :天倉澪 ◆ER64J6XKva5u :2009/09/27(日) 15 08 29.24 ID B2kYOhr+O 聡「ーーーーーという事です 分かりました?」 憂「…………」 聡「ほらぁ引いたでしょう?だからやだったんですよ~」 憂「聡君!あなたもそのロリコンというやつなの!?」 聡「ちちちち、違いますよ!!なにいってるんですかいきなり……」 憂「はぁよかったぁ聡君がロリコンだったら一生口聞かないつもりだったよ」 聡「なんですかそれ!?ひどいですよそりゃあんまりだ」 憂「え?どうしてそんなにあわてる必要があるの?疑いは晴れたんだよ?」 聡「いっいやぁだってもしも肯定してたら憂さんが一生口聞いてくれないなんて聞いちゃったらそりゃ誰でも焦りますよ」 憂「あっお姉ちゃんにもおしえてあげたほうがいいかな?なんか危ないし……」 聡「それは憂さんに任せますよ 俺はもうこれで」 憂「うん じゃあせいぜいロリコンにはならないでね~」 聡「はいっ!それじゃさよなら~(さり気なく釘を打つとは……」 憂「さて、どうしようかな」 憂「お姉ちゃんも危ないからねぇ 一応教えた方がいいよね」 601 :天倉澪 ◆ER64J6XKva5u :2009/09/27(日) 15 45 22.86 ID B2kYOhr+O 憂「ただいまー!」 唯「おっかえりー!憂 おなかすいたよ~」 憂「はいはい、少しはダイエットすることを学ばなくちゃ」 唯「そんなこといってもすいちゃうものは仕方ないんだよ」 憂「またアイス?」 唯「うん!さすが憂分かってるね」 憂「ガリガリ君ソーダ味!」 唯「おぉ、ちょうどそれが食べたかったんだよね~」 憂「うふふ 食べる前に手洗いうがいしようね」 唯「さっきやってきたよっ!」 憂「そっか、じゃあ座ってたべようね」 唯「やった~!」 私はこんなあったかい日常を大切にしていこうと思う。少なくともお姉ちゃんだけはずっと見守ろうと決めています。 憂「あれ?なんか忘れてるような…まいっか♪」 終わり
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ウマヤド(厩戸皇子) 日本神話に登場する皇子。 のちのショウトクタイシ(聖徳太子)。 関連: オオエ (大兄皇子、父) アナホベノハシヒト (穴穂部間人皇女、母) トジコノイラツメ (刀自古郎女、妻) ヤマシロノオオエノオウ (山背大兄王、息子) タカラノオウ (財王、息子) ヒキノオウ (日置王、息子) カタオカジョオウ (片岡女王、娘) タチバナノオオイラツメ(2) (橘大郎女、妻) シラカベオウ (白髪部王、息子) テシマジョオウ (手島女王、娘) カシワデノホキキミノイラツメ (膳部菩岐々美郎女、妻) ハツセノオオキミ (泊瀬王、息子) サエグサオウ (三枝王、息子) イトシコオウ (伊止志古王、息子) マロコオウ (麻呂古王、息子) ツキシネノヒメミコ (舂米女王、娘) クハタジョオウ (久波太女王、娘) ハトリジョオウ (波止利女王、娘) ウマヤコジョオウ (馬屋古女王、娘) ウジノカイタコ (菟道貝鮹皇女、妻) 別名: ウマヤト (厩戸皇子) ショウトクタイシ (聖徳太子) ウマヤドノミコ (厩戸王) トヨトミミ (豊聡耳) トヨサトミミ (豊聡耳皇子) カミツミヤオウ (上宮王) ウエノミヤタイシ (上宮太子) ウエノミヤノウマヤドノトヨトミミ (上宮之厩戸豊聡耳命) ウエツミヤノウマヤトノトヨトミミ (上宮之厩戸豊聡耳命) カミツミヤウマヤドノトヨトミミ (上宮之厩戸豊聡耳命) カミツミヤウマヤドノトヨトミミノヒツギ (上宮之厩戸豊聡耳太子) ウマヤドノトヨトミミオウジ (厩戸豊聡耳皇子命) ウマヤトノトヨトミミ (厩戸豊聡耳皇子) ノリノヌシノオオキミ (法主王) トヨトミミノノリノオオキミ (豊聡耳法大王) マケノキミヒジリノキミ (東宮聖王) ウマヤトノトヨトミミノショウトクノリノオオキミ (厩戸豊聡耳聖徳法王) ウマヤトノトヨヤツミミ (厩戸豊聡八耳命) ウエノミヤノミコ (上宮王) 祭神とする神社: 善知鳥坂神社(秋田県仙北郡) 榮神社(秋田県横手市) 太子神社(秋田県由利本荘市)
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5 11 友A「zzz…」 友B「zzz…」 純弟「結局家で寝んの?」 聡「狭くて寝苦しそうだし」 聡「なによりAとBが寝相悪すぎだしね…」 友A「zzzうーん…」ドン 友B「もう食えないってむにゃむにゃ…」 純弟「ははは…確かに」 純弟「さすがに俺の部屋に四人は多すぎたか…」 聡「それじゃ行くよ、じゃあなー!」 純弟「おう!また今度な!」 5 30 聡「ふわぁ…眠てぇ…こんな時間まで起きてたの初めてだ…」 聡「寝よう…」 聡「抱き枕っと…」 聡「やっぱこれがなきゃ寝れない…」ギュッ 聡「zzz…」 6 47 唯「…」ムクッ 律「zzz…」 唯「トイレ…」フラフラ ・・・・・・ ジャー ガチャ 唯「…」フラフラ ガチャ バタン 『聡の部屋』 聡「zzz…」 モゾモゾ ドサッ 聡「うー…ん抱き枕ぁ…」ギュッ 唯「りっちゃん抱きつかないでよぅ…暑ぃ…zzz」 聡「zzz…」 9 03 憂「ただいまー」 憂「お姉ちゃーん?」 ガチャ 憂「あれ?」 唯母「唯はまだ寝てるの?」 憂「お姉ちゃんがいないよ!」 唯父「どこか友達の家にでも泊まりにいったんだろう」 9 43 澪「もうっ!律と唯はなにをやってるんだ!時間はとっくに過ぎてるのに!」 梓「昨日遅かったからやっぱり…」 紬「電話しても出ないし、熟睡してるみたいね」 澪「私起こしてくるっ」 澪「梓とムギは待ってて」 梓「あっ私も行きます!」 紬「私も!」 澪「そ、そっか(わざわざみんなで行く必要あるのか…?)」 ~♪ 梓「あ、憂から電話だ」 梓「もしもし?」 梓「あぁ唯先輩なら律先輩の家だよ、うん…うん…場所は…」 パタン 梓「憂も来るそうです」 10 11 ピンポーン! 澪「…」 シーン 梓「反応ありませんね」 紬「やっぱりまだ寝てるみたいね」 憂「お姉ちゃん…」 澪「やっぱりまだ寝てるか…」 澪「そういえば親は家空けてていないって言ってたな…」 ガチャ 澪「あれ、開いてる?」 澪「律ー…?」 シーン 澪「…よし、律の部屋行こう」 梓「勝手に入って大丈夫なんですか?」 澪「大丈夫大丈夫、昔からお互い家に入り浸ってたし」 紬「ふふ、なんだか私たち泥棒さんみたいね♪」 憂「あはは…」 澪「こらこら…」 コンコン 澪「おい律ー」 ガチャ 澪「入るぞー」 律「zzz…」 梓「見事に爆睡してますね」 澪「おい律起きろー」ユサユサ 律「んー…」 律「ん…あれ澪なんで私ん家に…それにみんなも…」 澪「今日みんなで練習するって言ってただろ?」 律「あーそうだったー…ごめーん…」 憂「あの、お姉ちゃんは…?」 律「あれ…?一緒に寝てたんだけど…トイレに行ってるのかも」 ・・・・・・ 紬「いないわね…」 律「もしかして帰ったのか?」 澪「でも電話しても出ないぞ」 律「一応聡に聞いてみるか、帰ってきてるみたいだしなんか知ってるかも」 コンコン 律「聡ー」 律「まだ寝てる?」 ガチャ 律「…」 律「え………?」 聡「zzz…」ギュー 唯「zzz…」 梓「」 澪「」 紬「」 憂「」 律「なにやってんだお前らー!!!」 紬「はっ…!?もしかして一人で眠るのが怖かったとか…」 梓「いえ!それはさすがにないと思います!」 澪「えっ!?なっなんで一緒に寝てるんだ!?」 憂「な…な…な……」 聡「うー…ん…姉ちゃんうるさいよ…むにゃむにゃ」 唯「スースー」 梓「(そして唯先輩起きる気配なし!?)」 聡「もう食べれないよ…スースー」 憂「…聡君?」ゴゴゴゴゴゴゴ 聡「……!!!? ふぁいっ!?」ムクッ ・・・・・・ 憂「ガミガミ!」 聡「ごめんなさい…(なんで俺が怒られてるんだ…?)」 憂「お姉ちゃんが可愛いのはわかるけど、えっちなのはよくないと思うな!」ガミガミ 聡「そ…そんなこと言われても気がついたら布団に入ってて…」 憂「…」ギロッ 聡「ひっ!?」 聡「…ゴメンナサイ」 ・・・・・・ 澪「聡は?」 律「あぁ、聡なら今あっちの部屋で憂ちゃんにお説教くらってるよ」 梓「ちょっと聡君かわいそうですね…」 律「運がなかったんだよ聡は…」 紬「あはは…」 律「だいたい部屋間違えるって言ってもドア開ければわかるだろ」 唯「でもよく覚えてないんだぁ、寝ぼけてたから」テヘヘ 澪「全く唯は…」 唯「それよりごめんねみんな、寝坊しちゃって…」 律「私も謝るよ、みんなごめんっ!」 梓「いや、でも仕方ないですよ」 梓「カギなくしちゃったんですし」 紬「別に気にしなくていいのよ?」 澪「まぁ落としてしまったのは仕方ないし」 澪「あんな時間まで起きてたんだしな、仕方ないよ」 律「いやぁ~それなら仕方ないな!」 澪「調子に乗るなっ!」 律「いたぁ!」ゴチン! 律「もう、冗談じゃんかよー!」 澪「でも今日は練習やめとく?だるいんじゃないか?」 律「んーちょっとだるいけど大丈夫だよ(結構寝たはずなんだけどなんかまだ眠いなぁ…)」 唯「私も大丈夫だよー(ほんとはもう少し寝たいけど)」 澪「そっか、じゃあ用意したら出発しよう」 唯・律「おー!」 紬「!」 紬「おー!」 梓「おー!(何このノリは……)」 部室 唯・律「スースー」 澪「来て早々に寝ちゃうとは…」 梓「まだ寝たりなかったみたいですね」 梓「起こし…ますか?」 澪「いや、昨日は色々と大変だったみたいだし」 澪「なによりこんな幸せそうな顔で寝られちゃ起こせないよ」 梓「それもそうですね」 紬「ふふ、ほんとね」 唯「ういー…あいーすー…zzz」 律「キャベツ…うめー…zzz」 澪「あはは、全くどんな夢を見ているのやら…」 おしまい! 戻る
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律「なぁ、唯」 唯「なにー?」 律「この前CD貸したじゃん」 唯「……?」 唯「あぁ、そういえば」 律「そろそろ返してくれないか?」 唯「……」 律「聡も聴きたがってるからさ……」 唯「ねぇ、りっちゃん」 律「ん?」 唯「アホウドリっているじゃん」 律「んん? いるけどそれがどうかしたのか?」 唯「アホウドリって国際保護鳥なんだって」 唯「名前にアホがついてるのに破格の扱いだよね」 律「うん…そうだな」 律「そんな話よりCD……」 唯「……」 律「?」 唯「今私が何してるかわかる?」 律「えっと……わかんない」 唯「息をとめてた」 唯「最近環境問題が気になって」 律「んん?」 唯「余計な二酸化炭素をなるべく出さないようにと思ってさ」 律「で、息を止めてたと?」 唯「うぃ」 唯「見てて」 唯「……………………………」 律「顔が青ざめていく……」 唯「ゴヘッ!……ゴヘッ…」 律「……」 唯「どうかな、これ?」 律「鼻の穴がフリーーだったぞ、塞げよ……」 唯「言われてみれば……!」 唯「では、気を取り直して…」 唯「フンッ・・・・・・・・・・・・・」 唯「………」 律「…」 唯「……………」 唯「プハッ………」 律「うん」 唯「あっ、CDカバンの中にあるから返すね」 律「持ってたのか?」 唯「今日返そうと思ってさ」 ガサゴソ 唯「はい、すっごくよかった!」 律「うん」 律「……ってこれ8センチCDじゃんか」 唯「聴きすぎたら摩擦で……4センチ分消滅した」 律「……」 律「消滅した分はどうした?」 唯「憂にあげた」 律「そんなもの欲しがったの?」 唯「うん、小さい瓶に詰めてた」 唯「かわいいでしょって……」 律「まぁ、分らなくもない」 律「ん?ちょっと待てよ……」 唯「なに?」 律「お前さっき‘消滅した‘って言ったよな」 唯「うん」 ガチャ 澪「おー、珍しく早いな」 唯「あっ、澪ちゃん」 律「おーっす」 澪「えへへ」チラチラ 律「ごきげんだな」 唯「あーーーっ!」 唯「澪ちゃんのカバンについてるそれ、12センチCDを聴きまくって8センチCDにした後にでる粉を詰めた瓶!?」 澪「おいおい、そんな騒ぐなよ」 律「ふむ……」 唯「どこで買ったの!?」 澪「この前東京に行ってきたんだ」ニヤニヤ 唯「いいなぁ~、やっぱ東京はすごいね」 澪「買ったのはネットでだけどな」 律(東京のエピソードいらねぇだろ……) 澪「……」ニヤニヤ 律「?」 唯「……」ニタニタ 律(頭が……痛くなってきた) 唯「憂も持ってるんだよ」 澪「へー、意外だな」 律「なぁ、12センチCDを聴きまくって8センチCDにした後にでる粉を詰めた瓶の正式名称は?」 澪「ん?」 唯「えっ……」 律「いやいや、私も買ってみたいからさ」 澪「ん?んんんんんんん!?」ズイズイ 律「いや、そんなに顔近付けんなよ……」 律(すっげー腹が立つ……) 唯「んんんんんんんん!?」ズイズイ 律(なんだ…こいつら) 澪「きぇえええええええ!」 律「えっ!?」 澪「?」 ガチャ 紬「ごめんなさい、遅くなって」 律(……助かった、まともなのが来た) 紬「きゃ!」 ドターーン! 唯「大丈夫?」 紬「いたた……」 澪「おいおい」ズイズイ 紬「大丈夫よ」ズイズイ 唯「私もやるー!」ズイズイ 唯澪紬「ふううううううううう!」ズイズイ 律「おい、どうしちまったんだ……」 唯澪紬「え?」ズイズイ 律「くっ」プルプル 律「それをやめろって言ってんだよ!」 律「ズイズイ近づいてくるな、気色悪い!」 唯澪紬「………」 律「お前らおかしいぞ………」 律「ちょっと、今日は帰るわ……」 律「じゃあな!」 バタンッ 唯澪紬「……」 唯澪紬「ふうううううううううう!」 律(死ね……!) ―田井中家― 律「あいつらどうしちまったんだ……」 コンコン、ガチャ 聡「姉ちゃーん、CDは?」 律「あっ…もう少し待ってくれ…」 聡「姉ちゃんのCDだから別にいいよ」 律「うん、ごめん」 聡「いいって、いいって、じゃ」 バタンッ 聡「………」 ―聡の部屋― 聡「クロスワードパズル面白いなー」カキカキ 聡「えーっと………」 聡「難しいなこれ」 聡「これ……難しすぎるぞ」 ガチャ 律「なー、聡」 聡「ノックぐらいしろよ~」 律「今日お父さんたち帰り遅いからコンビニで適当に夕飯済ませろだって」 聡「ふーん」 律「行くぞ」 聡「なににしようかな…」 ―コンビニ― 店員「いらっしゃいませ」 律「んー、この時間だといい弁当が無いな……」 聡「俺はフーセンガムでいいや」 律「お前ガム好きだっけ?」 聡「フーセンガムだけ好きだよ」 律「私は……何買おうかな」 律「あっ、今日雑誌の発売日だった!」 律「忘れるとこだった」 律「あったあった、これこれ」 店員「1000円になります」 律「はい」スッ 店員「……」ジーーーーッ 律(透かしがあるかどうか確かめるなよ……) 店員「はい、本物ですね」 律「……」 ―田井中家― 聡「フーセンガムうまい……」クッチャクッチャ 聡「見てて!姉ちゃん」 聡「ぐっ……」 プクーーーーーーーーーーーー 律「で、でけぇ……」 バァンッ 律「ひゃっ、でっかい音!」 聡「あぼぼーちょっぼだっばのでぃー」 律「すげぇな……顔の倍以上の大きさだったぞ」 聡「練習したんだぜ~」エッヘン 聡「次はもっといけるよ」 律「がんばれ、応援してるぞ」 律「………ひっく…ひっく」 聡「えっ、なにどうしたの?」オロオロ 律「……ひっく…雑誌買って夕飯買うの忘れてた…」 聡「……そんなことか」 律「お腹すいた……ひっく」 聡「しょうがないなー、待ってて」 律「?」 聡「よいしょっと」 ドサッ 律「?」 聡「好きなのどうぞ」 聡「寿司、焼き肉、ラーメン、ピザ、なんでもあるよ」 律「チラシか……」 聡「俺はまずラーメンからいくわ」 聡「ズッ、ズズズッーー、フーッ、フーッ」 聡「遠慮しないで、食べなよ」 律「じゃあ……焼き肉…」 聡「いいね」 律「ジ…ジューーー、ジュウウ…」 聡「おっ、うまいね」 律「えへへ、なんだか楽しくなってきた」 律「ジュウウウウウウ!」 聡「ちょっと火が強すぎるよ」 律「おい、そこの肉焼けたぞ!」 聡「はいよ!」 聡「モグモグ……うまい!」 律「いっぱい食べろよー」 聡「あっ、クロスワードパズルの続きしなきゃ」 聡「じゃあね」 律「……ジュッ」 律「次は……寿司にしよう」 律「へい、いらっしゃい、なんにしましょう?」 律「とりあえず……適当に握っちゃって」 律「へい!あらよっと!」 律「お待ち!」 律「うわーーー、おいしそう」 律「これを…一口で…」パクッ! 律「お嬢ちゃん、イイ食いっぷりだねぇ!」 律「えへへ、そんなことないですよ」 律「お次は……」 律「もういいや、疲れた寝よう…」 ―律の部屋― 律「………」パチッ 律「なんか眠れない……」 律「疲れてるはずなのに…」 律「羊を数えるか……」 律(羊が1匹、羊が2匹、羊が3匹、羊が4匹、羊が……) 律(いいぞ、いい感じだ……) 30分後 律(いい感じで眠くなってきた……)ウトウト ふうううううううううう! ズイズイズイズイズイズイ 律「うわーーーーーーー!」ガバッ 律「はぁはぁはぁ」 律「夢か……」 ヌルッ 律「うわ、汗びっしょり…」 律「いやな夢見ちまったな…」 コンコン、ガチャ 聡「姉ちゃん、早くしないと遅刻するよ」 律「う、うん…分かってる」 2
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意味も無く毎日をだらだら過ごして。 何をやってるんだろう、私は。 唯「せーの、 ジャラァァァァーーン 違う 唯「違う」 唯「っかしいなぁ……」 唯「あ、そうだ。チューニング忘れてた」 ジャーン、ジャーン 唯「えっと、こんな感じでオッケーだよね」 唯「それじゃ、改めて。 いきます」 ジャラアアアァァァァァン 唯「……違う」 何かが、変だ 何かが、おかしい 唯「そうだ、ギー太!」ダッ ガラッ 唯「ええっと、どこだっけ……ここじゃないし……あ、あった」 唯「よいしょっ」 ギー太「…………」 唯「あ、あの……久しぶりです」 唯「ごめんね、一人ぼっちにさせて」 ギー太「…………」 唯「……本当にごめんなさい」 ギー太「…………」 唯「あの……もう一度私と歌ってくれませんか?」 ギー太「…………」 唯「お願いします、この通りっ!」 唯「ほんとに、ギー太に触れるの久しぶりだよ……」 唯「……それでわ、失礼します」 唯「せーの、 ジャラアアアアァァァァァァァァァァン! 唯「これだっ!」 唯「そうそう、こんな感じだよ! ……聡君のギター、何か音が変だもん」 唯(あれ、でも何が変なんだろう……?) 唯「見た目は普通だし……もしかして中? ……ちょっと手を入れてみよう 失礼しまーす……」 ゴソゴソ 唯「ん、何かある……なんだろ。 何かがテープでくっつけてある?……んしょ」 ベリッ 唯「…………」 唯「なに、コレ」 透明なビニール袋がいくつかと、 中に、白い粉がたくさん入っている。 唯「ひょっとして、ヤバいものじゃ……」 聡「唯さーん、上がりましたよ!」 唯「あ、ささささ聡君! 早かったね!」 聡「そうですか? 結構ゆっくりしたつもりなんですが…… ところで、何してたんですか?」 唯「あ、う、うん。何かギター見たら懐かしくなってきて……。 ちょっと触らせてもらっちゃった。 ま、マズかったかな?」 聡「あ、全然いいっすよ。 唯さん最近ギターやってないんですか?」 唯「うん、大学入ってからは、あんまり……ここ最近は、全く」 聡「そうですか……姉ちゃんが、唯さんはギター上手だって言ってましたよ」 唯「ホントに……? でも、やっぱり弾いてないとダメだよ。 もう、全然」 聡「……また始めてみたらどうです?」 唯「えっ?」 聡「唯さんなら、またすぐに上手くなりますよ」 唯「……そうかな?」 聡「そうっすよ。プロだって余裕っす」 唯「うん……エヘヘ、ありがとう、聡君。 私、またギター始めてみようかな……」 聡「……あ、久々に笑いましたね。 やっぱ唯さんは笑ってないとダメっすよ! 笑ってないと唯さんじゃないです」 唯「そうかな……? でも確かに久々に笑った気がする、ありがとう。 それじゃ、私はお風呂入ってくるね」 聡「あ、俺はもう寝ます。お休みなさい 唯「うん、お休みー」 ―――――――――――――――――――――― 唯「ふ~、いいお湯だった……」 唯「聡君、もう寝たのかなぁ?」 唯(久々にギター触ったからかな、昔を思い出すよ……) 唯「私もそろそろ寝よう……と、その前にギター片付けておかなきゃ」 唯「あれ」 ギターケースが、二つ 唯「どっちがどっちのケースだっけ……?」 唯「……まあいいや、適当に入れちゃおー」 ユサユサ 唯「う~ん、ムニャムニャ……」 憂「お姉ちゃん、起きなよ」 ユサユサ 憂「朝だよ、お姉ちゃん」 唯「あと5分……」 憂「もう、遅刻しちゃうよお姉ちゃん」 唯「う~ん……」 憂「ほら、お姉ちゃん」 お姉ちゃん ガバァッ 唯「憂!?」 唯「なんだ、夢か……」 唯(昨日は結局、またギー太と遊んで夜更かししちゃった……) 唯「うぅ……眠い……」 唯「ん?」 唯さんへ 昨日はありがとうございました 今日は午前中バイトがあるので、今から行ってきます また何かあったら、下の番号に連絡下さい -**** あと、コンビニで朝飯買ってきたので良かったらどうぞ 唯「聡君、ナイスすぎるよぉ……」 もぐもぐ 唯「それにしても、昨日は色々あってびっくりしたなぁ……」 唯「あずにゃんが悪い子だなんて、まだ信じられないけど」 唯「やっぱり放っておけないよね……」 唯「そうだ、あずにゃんにメールしてみよう!」 唯「最後にメールしたのはずっと前だけど、まだアドレス変わってないよね……?」 唯「ええと、何て打とう……」 久し振り、あずにゃん! 唯だよぉ~(絵文字) 最近、バンドの調子はどう?? ところで、ちょっと会って話したい事があるんだけど、 時間とれないかなぁ~?(絵文字) お返事待ってま~す(絵文字) 唯「これで大丈夫かなぁ……?」 唯「ええぃ、送信しちゃえ!」 ピッ 送信中 唯「……よし、送れた」 唯「あとは、返事が返ってくればいいんだけど……」 ―――――――――――――――――――― 聡「はぁ、やっとバイト終わった……」 新着メール 一件 聡「お、メール来てる」 聡「誰だろう」 From 姉貴 ヤッホー聡、元気ぃ? ちょっと近くまで来たから、今からそっち寄るね じゃあよろしく 聡「ね、姉ちゃん!?」 最近ずっと連絡無いし、心配したんだぞ! 今アパート入れないから、外で待ってて すぐ行く ピッ 送信中 聡「一体どこをほっつき歩いてたんだ、姉ちゃんは……」 ―――――――――――――――――――― 受信中 唯「き、きた!」 From あずにゃん 唯先輩ですか!? お久しぶりです!(絵文字) 私はまだバンド続けてますよ、昨日も実はライブだったんです!(笑)(絵文字) 今日はちょっと忙しいんですけど・・・5時くらいなら少しだけ空いてます 唯「え、マジ!?」 ホントに!? じゃあ5時に○○駅のスタバで待ち合わせしない?? 送信中 唯「まさかこんなすぐに会えるとは……」 受信中 From あずにゃん オッケー(絵文字)ですよ! でわまた後で(絵文字) 唯「ど、どうしよう。おめかしして行かなくちゃ……!」 …… 聡「えっと、どこにいるんだ……」 律「おーい! こっち、こっち!」 聡「あ、ね、姉ちゃん!」 律「よっ、久々」 聡「姉ちゃん……。髪、伸びたね」 律「ん~、まあな。立ち話も何だしさ、とりあえずどっかの店入ろうぜ」 ―――――――――――――――――――― 聡「姉ちゃん、最近どうしてたんだ? 母さんも全然連絡来ないって言ってたぞ」 律「ん~、まあ色々あってさ。聡は? ちゃんと大学行ってんの? 聡「行ってるよ。今日は日曜だから休みだけど」 律「ふ~ん、そっか。頑張ってんだな」 聡「姉ちゃん、うちには寄らないの……?」 律「うーん、今からちょいと用事あるんだよね……」 聡「まあ、無理にとは言わないけどさ」 律「時間あったらな……おい、携帯鳴ってるよ」 ブーブー 聡「メール……誰からだろ」 From あずにゃんと連絡取れたよ~! 5時からスタバで待ち合です(絵文字) 聡「……唯さんだ」 律「唯ぃ? なんで唯から? お前唯とメールしてたの?」 聡「いや、こっちも色々あってさ……」 律「で、何て?」 聡「……姉ちゃん、今何時?」 律「今? 四時半だけど」 聡「ごめん、ちょっと行ってくる」ガタッ 律「あ、おい!」 聡「そうだ、姉ちゃん! 今日の夜は?」 律「いや、私も今から用事ある」 聡「そっか、じゃあまた何かあったら連絡してくれ」 律「え?あ、うん……」 聡「それじゃあ」ダッ 律「…………」 律(何だったんだ、あいつは……) ―――――――――――――――――――――――― 唯「あずにゃん、遅いなぁ……」 唯「もう40分も遅刻だよ……」 唯「コーヒーも、三杯目だし」 唯「昔は、遅刻するのはいつも私の方だったのに……」 ―――――――――――――――――――――――― キョロキョロ 聡「あ、いたいた。唯さーん!!」 唯「あ、聡君! 来てくれたんだぁ」 聡「ええ、念のため。唯さんに何かあったら困りますから」 唯「えっ……/// べ、別に心配しなくて大丈夫だよぉ……」 聡「にしても、遅いですねぇ……」 唯「うん……もしかして私、嫌われてんのかな…… ?」 聡「いやいや、それは無いですって! 今スゲー忙しいみたいですし、またなんか急用が入ったんじゃないですか?」 唯「そうなのかなぁ。メールくらいくれてもいいのに」 聡「……とりあえず、これ以上待つのもアレですし、一旦帰りませんか?」 唯「うん、そだね……」 テクテク 聡「梓さんたちって、この前出したシングルが結構売れてて、今注目されてるんすよ」 唯「そうなんだぁ……私全然知らなかったよ」 聡「まあ、メジャーデビューしたばっかりですし」 唯「あずにゃん、高校卒業してからもずっとギター続けてたんだろうなぁ……あれ?」 聡「どうしたんすか?」 ガヤガヤ 唯「なんか辺りが騒がしくない?」 聡「確かに……何かあったんでしょうか?」 ガヤガヤ ピーポーピーポー 唯「あ、今救急車が通ったよね? 聞こえた?」 聡「はい、聞こえました。事故かなんかっすかね?」 唯「さあ……もうちょっと近付いてみよう」 唯「ねぇ、こっちって私のマンションの方向だよね」 聡「……そうっすね」 唯「あ、見て! あそこ、煙が上がってる!」 聡「あ、ホントだ……」 ガヤガヤ ――おい、あっちで火事があったらしいぞ ――うわ、すごい煙! ――救急車通ってたけど、怪我人出たのかな? 唯「なんか嫌な予感が……」 近付いてみると、案の定、 燃えてるのは私の住んでるマンションだった。 唯「…………」 ――すいません、どいて下さい! ――怪我人がいるんです。どいて下さい! 男「君、関係者の方かね?」 聡「あ、いや俺は……違います。彼女が……」 唯「ボー」 聡「ゆ、唯さん、しっかり!」 唯「あ、あずにゃんが……それと、ギー太……」 男1「こら、君! 危ないからどいてなさい!」 唯「あずにゃん、ギー太……」ダッ 聡「ちょっと、唯さん!」 ダッ 聡「無理ですって、危険だから下がっていましょう!」 唯「で、でも……!」 男1「君、ここの関係者? ご家族は?」 唯「あ、あの、中に猫が一匹……」 男1「猫……おい、さっきの奴どこいったぁ!?」 男2「先輩、どうしたんすか?」 男1「ほら、さっき黒い猫保護しただろ? あれどこやった?」 男2「ちゃんといますよ、ホラ、ここに」 猫「ぅにゃぁ~ん」 唯「あ、あずにゃん!!」 唯「よ、良かったぁ……ポロポロ」 猫「にゃぁ~」スリスリ 唯「で、でも、まだギー太が中に……!」 男1「まだ中に人がいるんですか!?」 唯「あ、いや、その、ギ、ギターが……」 男1「ギター?」 男2「ひょっとして、これですか……?」 唯「ギ、ギー太ぁ!」 そこには、見るも無惨に焼けただれたギー太の姿があった。 形は元が想像できないくらい変形して、色は真っ黒こげだった。 唯「そ、そんな……せっかくまた、仲直りしたのに……」 唯「もう一度歌おうって、約束したのに……うぅ……」 聡「唯さん……」 唯「……許さない」 聡「…………」 3