約 124,842 件
https://w.atwiki.jp/ogasawara-game/pages/140.html
敵戦線を突破せよ(EV107-02) 戦闘準備(EV107-00) 街を守れ(EV107-01) 民衆避難(EV107-011) 迂回作戦(EV107-022) S43護衛団との戦闘(EV107-51) S43への突入(EV107-52) エンディング(EV107-98) ゲーム終了(EV107-99) Event EV107”OVER90【終了結果】 参加部隊FEG <FEG騎士団~草原の翼><久珂あゆみ個人騎士団> 鍋の国 <鍋アビにゃん部隊> ナニワアームズ商藩国 <ナニワI=D小隊> キノウツン藩国 <ツン士季号隊> 無名騎士藩国 <ネイムレスロボッツ> 暁の円卓 <暁の円卓剣王隊> 始めのページへ 掲示板ゲームへ L:敵戦線を突破せよ(EV107-02)={ t:名称=敵戦線を突破せよ(EV107-02)(戦闘) t:要点=兵士達,襲い来るなりそこない,兵器 t:周辺環境=るしにゃんの森 t:説明文 ={部隊は街の守りを仲間に任せ、戦線突破を模索する} t:とれる行動={ t:この場面で得られる効果 ={ ここではARが10になるまで戦闘できる。ARがひとたび10以下になれば、部隊は果てしない連続攻撃にあって全滅する。 敵部隊は30部隊が3列に並んでおり、6部隊を突破せねば到底前に進めぬようだ。 } t:この場面で選ぶことが出来る行動={ #行動名,リクエストされる能力,難易評価,消費AR,成功した場合の達成値 *パーティ分割(小部隊に分割するだけ),なし,なし,3,0 *白兵距離まで移動して敵一部隊に攻撃を行う,白兵,25,4,75 *近距離まで移動して敵一部隊に攻撃を行う,近距離,28,4,75 *中距離距離まで移動して敵一部隊に攻撃を行う,中距離,30,3,50 *遠距離距離まで移動して敵一部隊に攻撃を行う,遠距離,35,3,50 *特殊を使う,なし,なし,3,0 #特殊の効果に従います。 *次の冒険のアイドレスを選んで開く,なし,なし,0,0 t:要求されるパーティロールプレイ=戦闘。 } t:→次のアイドレス =撤退(EV107-021),迂回作戦(EV107-022) } #6部隊撃破により 別カード開示。 t:→次のアイドレス =S43護衛団との戦闘(EV107-51) } 参加部隊 FEG <FEG騎士団~草原の翼><久珂あゆみ個人騎士団> 参加部隊 行動宣言 判定結果 次のアイドレス ⇒ FEG騎士団~草原の翼 提出 判定 行き先変更⇒(EV107-51) 久珂あゆみ個人騎士団 提出 判定 行き先選択⇒(EV107-51) 鍋の国 <鍋アビにゃん部隊> 参加部隊 行動宣言 判定結果 次のアイドレス ⇒ 鍋アビにゃん部隊 提出 判定 終了(時間切れ)⇒(EV107-99) ナニワアームズ商藩国 <ナニワI=D小隊> 参加部隊 行動宣言 判定結果 次のアイドレス ⇒ ナニワI=D小隊 提出 判定 ⇒(EV107-022) キノウツン藩国 <ツン士季号隊> 参加部隊 行動宣言 判定結果 次のアイドレス ⇒ ツン士季号隊 提出 判定 行き先変更終了(時間切れ)⇒(EV107-99) 無名騎士藩国 <ネイムレスロボッツ> 参加部隊 行動宣言 判定結果 次のアイドレス ⇒ ネイムレスロボッツ 提出 判定 終了(時間切れ)⇒(EV107-99) 暁の円卓 <暁の円卓剣王隊> 参加部隊 行動宣言 判定結果 次のアイドレス ⇒ 暁の円卓剣王隊 提出 判定 行き先変更⇒(EV107-51) 始めのページへ 掲示板ゲームへ
https://w.atwiki.jp/satou/pages/2002.html
𝔾𝕠𝕠𝕕 𝔽𝕒𝕞とは 7.0万閲覧突破だよ!!
https://w.atwiki.jp/rowamousou/pages/1299.html
社会人 ○ウィリアム・アンダーソン○テリス・マクダネル○駒場誠一郎 ○AAA○楠木成正○グラハルト・フォン・ウェデマイヤー○好明龍 ○狂山風太○トリフォリウム○松井源慈○新月真奈美○コンナー・コートモ・アローカート ○シュワルツ・エイガー○紫宮院統香○山田奇太郎○根津光江○桂木大路○冴島春樹 小学生 ○ジェニファー・シャルパンティエ○四十物ほのか 中学生 ○白雪ラブ○橙張もみじ 高校生 ○轟とどめ○笹森可憐○黒須元也○アマンダ・ミッシュローゼ○大前陸斗 ○松浦愛○朝比奈玲奈○綿居騎士○せいぎちゃん○松井羽子○宝木皐月○須々木誠一郎○春川一番星 裏社会 ○死上代祐○イッシュ・バーニィ○ジョーイ・レノックス○コントローラー ○ジャーキング○燃得流ラファエル○マルハドール○グレイア・ナージェ○安曇兵護 人外 ○イェル・マイク○九夜恭介○笑う影○ラブ子○田中○フィリップ・グレヴィ ○一首ビャクジン○鋸(ソウ)○マツィ○スイ○イータ・ノートン○カイザーオナニー○ヒトガタグソクムシ○大鬼姫椿○紅葉○シルフィード○ミノス 異能系 ○シフル・シェルシェール○神山雄二○多摩たたら○エレクトころす○狡噛食○相葉智和 ○時田司○ミネア=ゼイバーン○『先輩』○『俺』/『私』○メアリー・スー 異世界 ○ズィム・ウィッシュ○鈴木某○サカエ(本名:サイタマ サカエ)○カズマ ○ジャスティス泡盛○カピタン・スモール○ラムド・ウィンチェスター ○リリーシャ・マイルス○出雲宗達○ローズ・ブラッド
https://w.atwiki.jp/marsdaybreaker/pages/3244.html
2014迷宮20階まで突破コース (一人につき3回振る) 出目 1 Aセットから一つ 2 Aセットから一つ 3 Aセットから一つ 4 Bセットから一つ 5 Bセットから一つ 6 Cセットから一つ Aセット 出目(もう持ってるものがあたったら10マイル) 1・10マイル 2・[[残念賞メダル]](アイテム) 3・まあ待て落ち付け(技術) 4・まあ待て落ち付け(技術) 5・[[簡易整備ツール]](アイテム) 6・発行信号(技術) Bセット(もう持ってるものがあたったら20マイル) 1・[[ロングソード+1]] 2・ナイトシールド+1 3・マジックワンド+1 4・エルブンチェイン+1 5・[[ヘルム+1]] 6・スピア+1 Cセット(もう持ってるものがあたったら30マイル) 1・30マイル 2・30マイル 3・[[今すぐ使える個人ACEとの会話イベント1回分]] 4・プロモチケット 5・プロモチケット 6・[[PLACE素体]](特殊なし、ALL25) ロングソード+1(アイテム):15:#白兵 ・よい切れ味:10:#白兵 ・見事なバランス:5:#装甲 ・強靭な鞘:5:#耐久 ・美観:10:#外見 [[ナイトシールド+1]]:15:#装甲 ・盾受け:10:#装甲 ・盾打ち:5:#白兵 ・矢受け:5:#中距離 ・美しい輝き:10:#外見 [[マジックワンド+1]]:15:#詠唱 ・魔法印:10:#詠唱 ・精霊回路:5:#詠唱 ・奇妙な見た目:5:#外見 ・杖折り:10:#詠唱 [[エルブンチェイン+1]]:15:#装甲 ・固い守り:10:#装甲 ・呪紋:5:#対魔法 ・柔軟性:5:#敏捷 ・淡い輝き:10:#外見 ヘルム+1:15:#装甲 ・防護機能:10:#装甲 ・変な突起:5:#白兵 ・怖い顔:5:#外見 ・漢料理:10:#調理 [[スピア+1]]:15:#近距離 ・槍術:10:#近距離 ・優美な飾り:5:#外見 ・杖替わり:5:#敏捷 ・槍投げ:10:#中距離
https://w.atwiki.jp/sponsoracjapan/pages/1088.html
THE 突破ファイル THE 突破ファイル 2020年10月~20年12月 共通事項 放送時間…木曜19 00~19 56 後半は全社絨毯の上にカラー表記 固定スポンサー(ネットセールス部分) P G 任天堂 セキスイハイム 2020年10月15日 番組開始前カウキャッチャー 1’00”…ライフネット生命(有吉の壁コラボCM) 前半 ローカル 後半 0’30”…P&G、任天堂、SUBARU、セキスイハイム 2020年10月29日 前半 ローカル 後半 0’30”…任天堂、P G、セキスイハイム、ENEOS 2020年11月5日 番組開始前カウキャッチャー 1’00”…Yakult(カラダWEEKコラボCM) 前半 ローカル 後半 0’30”…セキスイハイム、SUBARU、任天堂、P G 2020年12月17日 前半 ローカル@ytv0’30”…住宅情報館 後半 0’30”…日本生命、セキスイハイム、P G、任天堂 2020年12月24日 前半 ローカル@ytv0’30”…住宅情報館 後半(2→1で表示) 0’30”…任天堂、P G、セキスイハイム、宝くじ(PT)
https://w.atwiki.jp/chain_chronicle/pages/23.html
おかげさまでチェインクロニクルは20万ダウンロードを突破しました! 20万ダウンロードを記念して、本日より「精霊石」と「スタミナの実」がもらえるログインキャンペーンを行います! ▼20万ダウンロード記念ログインキャンペーン▼ ○キャンペーン実施期間 2013年8月8日(木)~ 8月14日(水) ○キャンペーン概要 期間中ゲームにログインすると、毎日「精霊石」を1個と「スタミナの実」を2個ずつプレゼントいたします! さらに、毎日もらえるログインボーナスのゴールドも2倍になります! 毎日ログインして冒険や強化にお役立てください! これからもチェインクロニクルをよろしくお願いいたします。 ※キャンペーンアイテムの受け取りは、ゲーム内ホームのプレゼントアイコンから受け取ることができます。
https://w.atwiki.jp/sponsoracjapan/pages/8841.html
THE 突破ファイル THE 突破ファイル 2023年7月~23年9月 共通事項 放送時間…木曜19 00~19 54 備考 2023年7月6日、2023年8月10日、2023年8月17日は休止 2023年7月27日は2時間SP(19時00分~21時00分) 2023年8月24日は2時間SP(19時00分~21時00分) ネットセールス + ... 共通事項 全社絨毯の上にカラー表記 固定スポンサー P G Aj AJINOMOTO 任天堂 TAKARA TOMY(タカラトミー) ニトリ 東洋水産 glico(~2023年8月) 2023年7月13日 後半 0’30”…P G、Aj AJINOMOTO、任天堂、glico、TAKARA TOMY(タカラトミー)、ニトリ、東洋水産 2023年7月20日 後半 0’30”…Aj AJINOMOTO、任天堂、P G、東洋水産、ニトリ、TAKARA TOMY(タカラトミー)、glico 2023年8月3日 後半 0’30”…任天堂、Aj AJINOMOTO、ニトリ、TAKARA TOMY(タカラトミー)、東洋水産、glico、P G 2023年8月31日 後半 0’30”…P G、Aj AJINOMOTO、任天堂、glico、TAKARA TOMY(タカラトミー)、ニトリ、東洋水産 2023年9月7日 後半 0’30”…Aj AJINOMOTO、任天堂、P G、東洋水産、ニトリ、TAKARA TOMY(タカラトミー)、Takeda(武田薬品工業) @FBS福岡放送 + ... 共通事項 右下絨毯の上にカラー表記 固定スポンサー 東京インテリア 2023年8月31日 前半 0’30”…東京インテリア
https://w.atwiki.jp/sponsoracjapan/pages/13344.html
THE 突破ファイル THE 突破ファイル 2024年4月~24年6月 共通事項 放送時間…木曜19 00~19 54 備考 2024年4月4日は休止 ネットセールス + ... 共通事項 全社絨毯の上にカラー表記 固定スポンサー P G ORIHIRO 東洋水産 baskiN BR robbiNs サーティワン ニトリ 任天堂 Aj AJINOMOTO TAKARA TOMY(タカラトミー)(2024年4月) 2024年4月11日 後半 0’30”…P G、ORIHIRO、東洋水産、TAKARA TOMY 100th anniversary(タカラトミー)、baskiN BR robbiNs サーティワン、ニトリ、任天堂、Aj AJINOMOTO 2024年5月2日 後半 0’30”…TAKARA TOMY 100th anniversary(タカラトミー)、baskiN BR robbiNs サーティワン、Aj AJINOMOTO、ニトリ、任天堂、P G、ORIHIRO、東洋水産 2024年5月30日 後半 0’30”…任天堂、P G、ORIHIRO、東洋水産、アース製薬、baskiN BR robbiNs サーティワン、Aj AJINOMOTO、ニトリ 2024年6月20日 後半 0’30”…東洋水産、任天堂、P G、ORIHIRO、Aj AJINOMOTO、アース製薬、ニトリ、baskiN BR robbiNs サーティワン 2024年6月27日 後半 0’30”…アース製薬、baskiN BR robbiNs サーティワン、Aj AJINOMOTO、ニトリ、任天堂、P G、ORIHIRO、東洋水産 @ytv読売テレビ + ... 共通事項 絨毯の上にカラー表記 2024年6月20日 前半 0’30”…♪TikTok Lite
https://w.atwiki.jp/gone0106/pages/139.html
第七十話 後日談・特訓突破 投稿者:兄貴 投稿日:09/03/13-17 24 No.3876 「あきらめない! あきらめない、あきらめない!!」 「そそ、そうそう! さささ、寒さは熱血で暖める!! ここまでやっちゃったんなら・・・」 「「あきらめるもんかーーーー!!」」 一面が吹雪のみの極寒世界に二人の少女が不屈の叫びを上げていた。 突き刺さる寒さ、リアルに体感する死への直面。 だがアスナと美空の二人はこの未知なる世界でも、変わらぬ気合を叫んでいた。 「ほう、流石に根性だけはあるようだな。まんざら二人共口だけというのは訂正するべきかな?」 エヴァの課した修行。それはこの極寒地獄の世界で一週間生き延びるというものである。 「くっくっく、初めは二人まとめて直ぐに音を上げると思っていたんだが、そこまでして平穏を捨ててでも強くなりたいか?」 エヴァは上機嫌になりながら、弱音を吐かない二人の少女を見て呟く。 アスナはネギを守るため。 美空は無理を通せる力を手に入れるため。 その理由で二人は中学最後の夏休みを過ごしていた。 「ふん、バカな奴らだ、無理しないであきらめれば、それこそ平穏な幸せを送れるというのに・・・特に・・・神楽坂アスナの方はな・・・」 美空はある意味仕方がないとエヴァは思っていた。 美空がグレン団を誇りに思ってしまった以上、彼女が中途半端で居ることは彼女自身が許さなかった。 シモンとの出会いが美空をそうさせてしまった。 だがアスナの方は違う。 「ケケケ、ダケドヤケニ機嫌イイジャネエカ」 「ふっ、そうか? だが・・・これも奇妙な光景だと思えてな」 「奇妙?」 体を襲う寒さに必死に耐えながらも、何度だって強気な言葉を叫ぶアスナと美空。エヴァから見てそれは奇妙な光景だった。 「生まれも・・・育ってきた境遇も全く正反対の二人が、理由は違うが、共に高みを目指して突き進んでいる。妙な巡りあわせではないか」 「アア、ソウイウコトカ・・・」 エヴァはアスナの境遇を知った上で話していた。 アスナと美空はまったく別の境遇にいた。そんな二人が唯一重なったのは、魔帆良学園の生徒であるということだった。 しかしそれだけだった。 美空は見習い魔法使い。 アスナはただのバカレンジャー。 しかし二人共シモンとネギに出会ってしまったがゆえに、こうして同じ世界の住人となってしまった。 そして今ではそれを自分の意思で決めた。 それがエヴァには面白かった。 「見せてみろ、・・・それがキサマらの自分で選んだ道ならば」 二人の新弟子の行く末を、離れた場所で見守っていた。 心は耐えられたが、体力まではそうはいかなかった。徐々に疲れ始めたからだが、美空とアスナのテンションを下げていた。 「だああ・・・・死にそう・・・普通修行ってアレじゃね? 腕立て伏せとか腹筋とかランニングとか・・・」 「ふ・・・ふふ、ここここ、これぐらいはエヴァちゃんなんだから・・・・」 極寒の大地でアスナと美空は壁に洞窟を作り、必死に体を小さくして、寒さをやり過ごそうとする。 だが、そんなものは気休めにしかならない。 「うう~、感卦法もうまくいかないし・・・このまま一週間はマジで死ぬかも・・・」 「へへ、そうゆう選択肢があるだけでうらやましいっすよ。そもそも私は感卦法なんて全然使えないんっすから・・・」 「美空ちゃん、もっと強い火を出せないの?」 「無茶言うなって、見習い魔法使いにはこれが限界っす!」 目の前で美空が出した初級魔法の火が頼りなく燃えている。 アーティファクトを二人共エヴァに修行前に没収されたために、アスナは感卦法がうまくいかなかった。もっともエヴァはそれを見越してカードを取ったのだが、今のアスナはまだうまくいかないようだ。 一方で美空にとって感卦法などという高等技術は、まだ選択肢に入っていなかった。とにかくアーティファクトのないこの状況でどうやって生き延びるのかを考えていた。 「しかし・・・こんなんで強くなれるんっすかねえ? 速さとなんにも関係ねえじゃんって思うんすけど・・・」 「わわ、私も不安になってきたわ・・・」 「そだよね・・・・それに・・・」 「うん・・・」 そして二人は同時にお腹を押さえた。 「「お腹すいたよ~~~」」 修行終了まで時間はまだまだある。体力の低下と状況を打破できない展開に少しずつ不安になってきた。 「ねえ、・・・美空ちゃんは・・・・なんで頑張るの?」 「どうしたの?」 「ただの話題づくりよ、このまま黙ってたらそれこそ死ぬし、それに少し気になったからね・・・」 このまま無言で居れば本当に死んでしまうかもしれない。アスナは当たり障りの無いことを聞いてみた。 「美空ちゃんってそーゆうキャラじゃなかったじゃん。・・・やっぱシモンさんの影響?」 「う~ん・・・まあキッカケはそうなんだろうけどさ・・・」 美空は悴む手をギュッと握り締めながら考える。 何故自分はここに居るのかを。 「私さ・・・学園祭の戦いは・・・本当にマジだった。多分・・・今迄で一番マジだったよ・・・」 「うん、そうだったよね・・・」 「でもね、私・・・・実は楓に・・・・ガチで負けちゃったんだ・・・」 自身の限界ギリギリまで振り絞った気合が、クラスメートにすら敵わなかった。それが美空を締め付けた。 「そりゃあさ、楓に勝つなんて・・・無謀だろうけど・・・負けたらやっぱ・・・・悔しかったんだ! これが私の限界なのかってね・・・」 だがしかし、あの時自分のパートナーと誓った言葉を思い出す。 共に涙を流したココネを思い出す。 「強くなりたいって・・・思ったんだよ。無理を通せる強さが欲しいって・・・背中の誇りを守れるぐらい強くなりたいって・・・思ったんだ・・・。誰でもない・・・自分になりたくて・・・」 「美空ちゃん・・・」 ずっと同じ学年で、おちゃらけた少女はここには居なかった。誰でもない自分のために、道を真っ直ぐ突き進もうとする美空を見てアスナは考えた。 それでは自分は一体誰なのかと? ネギのため? しかしそれだけのために平和な夏休みを台無しにして、ここにいるのかと。 急に美空が胸に抱いた想いに比べて、自分が弱いように感じてアスナは少し黙ってしまった。 すると・・・ 「って、わきゃ~~~、な~に私は似合わないセリフを言ってんすか~~!?」 「み、美空ちゃん?」 「似合わねえ、マジで似合わねえ~~っす!!」 急に立ち上がった美空は顔を真っ赤にして今言った自分の発言に耐え切れず恥ずかしがっていた。 「だあ~、忘れて忘れて、今のなし!! こんなの私じゃねえ!!」 「な、なんでよ~? ちょっと見直したよ?」 「見直されちゃダメ! ユルくて、ヌルくて、楽な道を行くのが私だよ~、こんな体育会系の発言は忘れて!」 「そんなことないって、美空ちゃんはもう立派な熱血少女よ!」 思わず言ってしまった自分の臭いセリフが、自分自身の全身を駆け巡り、身悶えてしまった。 「う~~~、こうなりゃ・・・・走ってくる」 「はあ?」 「こ~んな恥ずかしい話して、ジッとしてられるか~~!! こうなりゃこの寒さで汗をかくぐらい走ってやるよ~~~!!」 そう言って美空は顔を赤くしながら洞窟の外に出ようとする。それをアスナは必死にしがみ付いて止める。 「そんな恥ずかしがらなくったっていいじゃん!? ちょっと感動したよ?」 「ダメダメダメ! 私のキャラが許さん! こうなりゃジッとしてないで死ぬほど走ってやる~~~!!」 恥ずかしさに耐え切れずに悶えた美空は、振り払おうとヤケクソに走ろうとする。アスナも必死で止めようとするが力が入らない。 「うりゃああああああああ!!」 「ちょっ、この吹雪の中でどうやって帰ってくんのよ~~~!?」 そして美空は一メートル先も見ることの出来ない白い地獄の世界へと姿を消した。 「・・・ホントに行っちゃった・・・・」 後先考えずの行動は実にグレン団らしいが、限度がある。 アスナは消えた美空に少し唖然としてしまった。 「・・・はあ~、・・・誰でもない自分になりたい・・・ネギもそう言ってたわね・・・」 残されたアスナは美空の言葉を思い返す。そして以前ネギに言った言葉も思い出す。 「じゃあ・・・・私は・・・どうして頑張るんだろ・・・・」 一人になったアスナに美空の言葉が突き刺さった。 「オイオイ、イイノカヨ? 遭難スルゾ?」 「さあな、だが、ゴールがどこかにあるわけではない。美空よ、たとえ迷っても自分の目指す先は見失うなよ」 駆け出した美空の背中をエヴァは子を見守るような親のような目で見つめる。 そして洞窟に再び戻ったアスナにもである。 「どうした? 止まっているだけでは道の先には進めないぞ? キサマの選んだ道は立ち向かうのではなく、生き延びる道か? 神楽坂アスナよ、キサマは何だ?」 そしてテンションに身を任せて飛び出した美空は・・・・ 「・・・はっはっは・・・・・やべえぜ・・・」 一分で自分の暴走に後悔した。 「遭難した~~~ぁ!?」 当然であった。 「やべえ・・・暴走は木乃香の一件以来止めとこうって思ったのに・・・・なんで私って冷静になれないんっすか~~!?」 後悔先に立たずという言葉の教訓を活かせない美空だった。 そしてそんな後悔を容赦なく追い討ちをかけるように寒さと吹雪が美空の体を襲った。 「ププ、プラクテ・ビキ・ナル、火よ灯れ(アールデスカット)・・・・ってダメだ~~! 直ぐ消えた~~~!!」 初級魔法の火などは瞬く間に消え去ってしまった。 アーティファクトもない。そして魔法も通用しなくなれば、ただの女子中学生に戻った美空に容赦なく大自然の驚異が襲い掛かる。 「寒い・・・しまったな~、・・・視界も何も見えないし・・・腹も減ってるし・・・こりゃあマジで死んだかな・・・」 息も凍るような世界で涙も出ない。 出るのは情けない言葉と、腹の音だけである。 「うがあーー!! 死ぬのはマジ勘弁! 速さを誇りにしても早死にすんのは嫌だ~~~~!! エヴァさ~~ん! この際お姉さま~~~!!」 美空の咄嗟の叫びに一瞬エヴァの肩が揺れた。 「御主人・・・ナンデウレシソウニ反応シテルンダ?」 「ハッ、しまった・・・つい・・・」 茶々ゼロに止められて正気になったエヴァ。 美空の叫びは吹雪の中へと消え、誰も返事を返さなかった。 「ああ~~、・・・なんか気分が楽になってきた・・・綺麗なお花畑が見える・・・その向こうでストレイト・クー○ーのアニキが手を振ってる・・・・」 もはや精神状態もやばい方向に向かっていた。 「そうだね~、速さがこの世の理だよね~・・・そうだ、一緒に競争しよう、・・・ってイカンイカン・・・・」 絶対零度の世界で美空の心が折れかかる。そして美空はとうとう倒れてしまった。 体力もなく、このまま寝れば120パーセント死ぬであろう。 だが今の美空は強がりどころか、弱音を吐く体力も無い。徐々に意識が遠のく。 (なんで・・・私が・・・こんなことやってんだろ・・・華の中学生最後の夏休みが、雪山で凍死って・・・笑えねえ・・・) 力が全身から抜けていく。 だがなぜか、拳だけは握り締めたままだった。 それは凍ってしまったからではない。この状態でも美空はまだ何かを手放せないのだった。 (楽なモンじゃないね~・・・グレン団って・・・・でも・・・分かってる・・・) そして意識が遠のく中で兄を思い浮かべる。 (ったく・・・・分かってるってば・・・・忘れてないよ、そんなこと・・・) 美空は凍った口の中で歯を食いしばりながら、もう一度立ち上がろうとする。 (居ても居なくても・・・こうして力をくれるんだね・・・) 凍った唇にヒビが入り、血が滲み出る。 痛くてたまらない。 しかし美空は立ち上がる。 「いつまでも心配してんじゃないっての・・・兄貴の信じる私を信じろっての・・・・」 立ち上がったからといって何が出来るわけでもない。しかし美空は一歩一歩足を踏み出していく。 「あきらめるな・・・足掻いて足掻いて・・・でしょ? そんなもん、忘れたくても忘れらんないっての」 どこに向かっているか分からない。 視界も方角も分からない世界、しかしそんな世界を立ち止まらずに歩き出す。 「誰かに褒められたいわけじゃないよ・・・力が欲しいのは自分の意思だ・・・止まりたくないのは自分の意思だよ・・・ココネを二度と泣かさないためにも・・・そして自分のためにも・・・そこに兄貴は関係ない・・・」 涙も凍る世界で美空は見えない前へ向かって歩いている。 「見えないゴール目掛けて走ってやろうじゃねえの・・・・」 するとその時だった。 どこからか分からない。 しかし、どこからか唸るような音が聞こえてきた。 そして地響きが起こり、大地が音をたてて揺れ出した。そして巨大な音をたてて何かが近づいてくる。 「オイ、御主人!」 「むっ、雪崩だ!?」 自然の驚異は止まらない。 止まらぬ吹雪により積もり積もった雪山が、その重みに耐え切れずに一気に崩れ出した。 氷系の魔法使いのエヴァにはこの雪山でも景色は見えるが、美空は一メートル先も見ることは出来ない。 「アイツ・・・気付いていないのか?」 突然の出来事にエヴァは少し顔を顰める。 もちろん、雪崩も修行の想定の範囲内なのだが、今の美空は危険状態だった。 意識が朦朧としている美空はこの事態に気付いていないのかもしれない。もしこの状況で巻き込まれれば死は免れないかもしれない。 しかしエヴァはギュッと拳を握り締めてその場から動かない。 「私は助けないぞ。・・・キサマもグレン団の看板を背負っているのなら・・・自分で何とかして見せろ!」 エヴァは動かない。 見捨てたのではない。 口には出さないが、あのお調子者で、逃げ腰だが、シモンが信じた美空を心の中で信じることにした。
https://w.atwiki.jp/chain_chronicle/pages/27.html
おかげさまでチェインクロニクルは50万ダウンロードを突破しました! 50万ダウンロードを記念して、本日より「精霊石」がもらえるログインキャンペーンを実施します! ▼50万ダウンロード記念ログインキャンペーン▼ ○キャンペーン実施期間 2013年8月19日(月)~ 8月26日(月) ○キャンペーン概要 期間中ゲームにログインすると、毎日「精霊石」を1個プレゼントいたします! さらに 毎日もらえるログインボーナスのゴールドが3倍になります! 毎日ログインして冒険や強化にお役立てください! 成長し続けるチェインクロニクルを、これからもよろしくお願いいたします。 ※キャンペーンアイテムの受け取りは、ゲーム内ホームのプレゼントアイコンから受け取ることができます。