約 14,275 件
https://w.atwiki.jp/toriko-database/pages/2920.html
タイトル 底知れぬ空腹!!(そこしれぬくうふく) シリーズ クッキングフェスティバル編 話数 250話 収録 トリコ28巻 掲載誌 WJ2013-43 概要 クッキングフェスティバル編41話目。一龍VS三虎その4~三虎の回想開始。 登場人物 一龍 三虎 フローゼ(回想) ←249話 →251話
https://w.atwiki.jp/truexxxx/pages/18.html
空腹の音 ◆7WJp/yel/Y どうすればいいと言うんだ。 誰も。 誰も、千翼の将来を夢見てくれない。 誰かと一緒になって幸せになったり、何かを成し遂げて世界に貢献したりするような。 誰かの役に立ったり、一生に一人でいいから誰かを守り抜いて幸せにするような そんな当たり前のことを、誰も望んではくれない。 生まれてきたことが誤りだったと、過去も、現在も、未来も、否定される。 なんのために生まれてきたのかわからなくなる。 だから、拉致をされて殺し合いなどと言われて行動を強制されても、それは普段の日常となんら変わらない。 千翼は生きているだけで人間の生命と尊厳を害する存在であり、人間は生きているだけで千翼を殺そうとする存在だからだ。 殺したり殺されたりするのは、普段の延長線上にしかない。 だからこそ。 千翼は自分の立ち位置を見失っていた。 人を害するために処分されることが運命づけられた自分と、その運命を理解しながらも抗いがたい生への執着、いや、願望。 そして、自らの食欲を刺激しなかった唯一の少女、イユの存在。 自らは人間だという気持ちが強くあり、そのままに生きることを許してくれるような存在。 イユが生きている限り、人間らしく生きられるのではないだろうか。 (だけど、イユも死んでしまうかもしれない……) そんな自分勝手な想いと同時に、単純にイユの身を案じる自分もいる。 共に行きたい。 だが、それが叶わないのならば、一人だけでしか生きられないならば。 その時は。 (……っ!) その瞬間、千翼の脳裏によぎるのは一人の女性の姿。 誰よりも愛していた、自身の母親の存在。 そして、その母親を食い殺してしまったかもしれないと感じていた恐怖。 だからこそ、千翼の心に芽生えるはずのない、自己犠牲の心も浮かび上がる。 自分が生きられないならば、せめてイユだけでも。 自分だけが生きたいと思う心も、自分を犠牲にしてイユを生かしたいと思う心も、同時に湧いてくるのも確かだった。 この体に流れる血は揺蕩う炎のようで、鮮やかにこの身を焦がしていくのを感じる。 「……よっ! ………っ!」 「だから……っ!」 そんな千翼の思考に、大声が割って入る。 千翼は自身が思考に意識を割きすぎて油断していた事実に気づき、ハッとする。 ゆっくりと、その声の方角へと向かっていく。 それは肉食動物のような捕食者の動きではなく、草食動物のような被食者の動きだった。 果たして、果たして。 その先に居たのは、なんと。 「頼むよ、頼む! 一生のお願いだ! 俺と結婚してくれ! 死ぬ前に誰かと一緒になりたいんだ!」 「だから、離してください!」 ピンと一本だけ毛先が跳ねた長髪の可愛らしい女の子の足にしがみつく、派手派手しい雷のように金色に光った髪の男だった。 派手な金髪とは裏腹に、女の子を襲いかかっているのかと勘違いすることも出来ないような情けのない男だった。 あっけに取られる千翼。 その隠れている千翼に気づかずに、金髪の男はアホ毛の女の子に縋り付くことをやめない。 「だって君は俺のことを心配してくれたじゃないか!」 「男の人を心配しただけで結婚しなきゃいけないなら、私は人生で何回結婚をしなきゃいけないんですか!」 信じられない。 どうやら、この状況で金髪の男はアホ毛の女の子に結婚を申し込んでいるようだ。 頭がおかしいのか? 「死ぬ前に結婚してくれよ、俺は死んじゃうんだぜ! 君が俺と結婚してくれれば俺は少しだけ救われるんだよ! だから、頼む! 俺と夫婦になってください!」 「返してください! 私の初めてのプロポーズをこんなことで消費した私のロマンスの夢を返してください!」 しかも、二人は初対面のようだ。 死ぬのが怖いから結婚してくれと、みっともなく求婚しているのだ。 それがどうしようもなくみっともなくて。 あるいは、自分はそんなみっともなさをさらけ出せないのに簡単に見せている男が恨めしくて。 千翼は気づけば無音で、男女にとって死角から男の側に立っていた。 「やめろよ」 ぐっと首元を引っ張って、女の子の細い足にすがりつく金髪の男を引き離す。 突然現れた千翼にビクリと女の子は体を震わせる。 対象的に金髪の男はそれほど驚いたようにもせず、恨めしそうに千翼を睨みつけて、枯れきった叫びをあげる。 「いきなり現れていきなり口を挟むなよ! なんなんだよ、お前!」 「俺は千翼だ」 「そうかい、千翼! 俺は善逸だよ、よろしくね! そして、じゃあね!」 「そっちは?」 「あ、私は中野五月です」 「無視すんなよっ!!!!」 善逸の訴えを無視してと五月の名前を聞き出した千翼。 その千翼へとやはり耳障りとも言えるほどの大きな声で自身の存在を訴えかける。 いちいち気に障る性格をしており、千翼の短すぎる人生でここまでみっともなさすぎる人物は見たことがない。 「こんなことやるなよ、善逸」 「こんなこと!? こんなことだって!?」 「五月は嫌がってるだろ、なんでこんなみっともないことしてるんだよ。 生きていて恥ずかしくないのか? そもそも、生きていて恥ずかしい善逸はなんで生きてるんだ?」 「言い方がひどくない!?」 千翼の侮蔑を多くに含んだ言葉に涙を流しながら叫びを上げる善逸。 そして、なぜか胸を張って情けないことを語りだした。 「はっ、お前を俺を買いかぶってるんだよ! 舐めるなよ、俺は弱いんだ! 千翼に五月ちゃん、お前と君が今想像したその倍は弱いんだぜ!」 本当に胸を張るようなことではなかった。 そして、善逸は眼球を飛び出さんばかりに目を見開いて、虚空へと向かって指さした。 「あっ!!!」 思わずといった様子で千翼と五月は指さされた方向へと視線をやった。 だが、そこには何もないとわかり、訝しげに善逸へと視線を戻した。 そこにはなぜか『してやったり』と誇らしげに顔を笑みに浮かべた善逸がいる。 「いいか、今、お前が視線を離して視線を戻した瞬間だ! 俺はその一瞬の間に死んでる自信があるぐらいだぜ! むしろ今生きているのが奇跡なぐらいなんだ! だから、俺は五月ちゃんと結婚しなきゃいけないんだよ!」 「何が『だから』なんですか!」 我慢が出来ずに、五月が大きな声で言葉を挟む。 その言葉に対して、五月よりもさらに大きな声、いや、叫びで善逸は答える。 「死ぬの怖いんだよおおおおおおおおお!!! いや、生きてるのも怖いこといっぱいだから怖いんだけど、死ぬのもそれはそれで怖いんだよねっ! だからさ、死ぬならその前に一度ぐらい幸せな気持ちになりたいじゃないっ!」 完全に錯乱していた。 千翼は戸惑っていた。 千翼は確かに若すぎると言ってもいいほどの年齢だが、善逸ほどのおかしな人間は見たことがなかった。 「死ぬ前に一回でいいから女の子と結婚したいんだよ! 独身のまま一人で死ぬなんて絶対に嫌だね!」 そしてまた、千翼の影で五月も驚いていた。 五月は、丁寧な言葉づかいから勘違いされることもあるが、あまり頭が良くない。 嘘をついた。 五月は頭がすごく良くない。 それでも、善逸のような自分の倍は頭が悪いであろう人間には出会ったことがなかった。 「俺には見えるぜ! あの桃色の髪をしたかわいい女の子みたいに、俺は首と胴体がお別れして死ぬんだ! やだ、鬼殺の剣士なのに鬼みたいに死んじゃう! いやああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」 「うるさいっ!」 甲高く汚い叫びを上げる善逸の腹部を、ドンッ、と軽く叩く千翼。 うぇぇっ、と呻きながら、ドスン、と善逸は地面に倒れ込む。 その体を抱えあげながら、五月へと顔を向ける。 「とりあえず、ここから離れよう」 「あっ、はい」 馬鹿騒ぎをしすぎた、悪意が近づいてくるかもしれない。 なんだか、馬鹿を見ていると馬鹿らしくなってきた。 ◆ うん、俺ちょっと動揺しすぎてたわ。 善逸は千翼から差し出された饅頭を頬張りながら、自己反省を行っていた。 動揺しすぎていたとはいえ、初対面の女の子に求婚する。 罪悪感を覚える。 それは五月に対してではなく、『竈門禰豆子』に対してだ。 禰豆子と出会い、心を奪われてからそんなことはなくなったというのに。 断っておくが、禰豆子は『とある事情』で知能を大きく退化させており、善逸の想いに気づくどころか会話すらも叶わない存在。 決して善逸と禰豆子の関係は恋人といったようなものではない。 一方的に善逸が禰豆子へと想いを寄せているだけだ。 なのに、五月へと求婚をしたことに禰豆子を裏切ったようで善逸の小さな良心がギスギスと痛む。 五月に対しては無自覚に迷惑をかけたなどと思っていない辺り、善逸の性格の問題点が伺える。 「へー、五月ちゃんは姉妹がいて、その末っ子なんだ」 「はい、世界で五人だけの姉妹です」 「大家族だね、話に聞く炭治郎んとこみたいだ。 五月ちゃんの姉妹ならみんな美人なんだろうなぁ」 五月もまた千翼から受け取った饅頭を頬張っている。 ただ、ペースは善逸の倍は早い。 善逸はそれを見て女性らしくないと蔑むことはしない。 よく食べることは良いことだと思うし、幸せそうに物を食べる女の子は可愛らしい。 しかし、五月は千翼から差し出されたこの饅頭が毒入りだとは思わなかったのだろうか。 (千翼から『殺意の音』は聞こえないから俺は食べたけど、五月ちゃんもなにか根拠があるのかな?) 千翼はひどくぶっきらぼうで、無愛想で、言葉もきつくて、いきなり殴りかかってくるやつだ。 そんな粗暴者の千翼だが、泣きわめく善逸と不安がる五月に食料を分けてくれた。 腹が満たされれば人間は落ち着く。 事実、善逸は先程の恐怖がわずかに収まり、こうしてまともな思考が働いていた。 (ああ、そうか。そういうことなのか) 千翼がぶっきらぼうで、無愛想で言葉もきつくて、いきなり殴りかかる理由が善逸はストンと腑に落ちた。 千翼は『腹が減っている』のだ。 だから、ずっとイライラしているのだ。 しかし、善逸の理屈はおかしい。 腹を減っている千翼がなぜ饅頭をよこしてきたというのだろうか。 それに対しても善逸は自分なりの根拠があった。 (こいつ、不思議な音なんだよな。 『鬼』とよく似てるけど、ちょっとだけ違う。 怖い音なのは間違いないけど) 生き物には、それぞれ独特の音がある。 たくさんの音があって、それはそれはたくさんの音がある。 善逸は耳がすごく良いから、それを注意深く聞けば、いろんな事がわかる。 例えば、千翼が『人間』じゃないことも。 (人間じゃないのは間違いないけど、でも、人間でも鬼でもないってどんなんだ? でも、どちらかというと『鬼』に近いのは間違いないな) 千翼は『人』を食う。 それは確信に近い想いで善逸は感じ取っていた。 だけど、善逸は千翼を恐れず、むしろ、その事実こそを信用の一因にしていた。 (禰豆子ちゃんと同じだ。 人を食いたくてたまらないのに、人を食わない。 千翼はきっと我慢強くて、優しいんだ。 本当はもっと優しい奴なんだろうけど、お腹が空いてるからずっと優しくいられないんだろうな) 善逸は、信じたい人間を信じる。 例えそれが人間でなくとも。 (それに、哀しい音がするんだよな……こんなことを言うと怒られるかもしれないけど) なんだか、自分によく似てる。 孤独に苦しむ音だ。 誰も自分に思いを寄せてくれないと悲しんでいる音だ。 善逸が四六時中自分の中から聞いていた、そんな音だ。 夢を見るにも栄養が必要なんだ。 それが満タンになる人が幸せになれる人で、そして、それを満タンにしてくれる人が運命の相手なんだ。 でも、みんながみんなその栄養を取れるわけじゃない。 だから、千翼や善逸の心から響く音は。 幸せという栄養を取りたくて鳴いている、心の空腹に苦しむ音なんだ。 ◆ 困りました。 中野五月の脳裏にはその言葉しか浮かばなかった。 これほどに困ったことは人生で一切ないと言っても良い。 考えれば考えるほど泥沼に沈み込んでしまうような、そんな状況だった。 そんな状況だったからだからこそ、善逸の常軌を逸した突然の初対面プロポーズにも救われたかもしれない。 ひたすらに善逸への不快感が勝り、その困惑も吹き飛んでしまったのだから。 自分を助けてくれた優しい少年にも出会えたし、落ち着いた善逸からも『さっきのことは忘れて欲しい』と謝られたこともプラスになっている。 無愛想な少年と情けのない少年に挟まれたこの状況。 女性ならば貞操の安全を覚えるべきだろうが、しかし、そんな心配をすることが馬鹿らしいような状況だ。 人が死んでいる。 ぶるり、と体が震えていた。 グロテスクな映像が流れ出して、自分はどこともしれぬ場所をフラフラとさまよっている。 それを悪い夢と考えることもできるが、五月は確かな恐怖によってそんな現実逃避すらも出来なかった。 (ああ、しかし、どうしましょう。なにをすれば良いのか……) 四個目の饅頭に手を伸ばしながら、五月は脳の大半をこれからのことに対する思考に割いていく。 しかし、わからない。 わからない。 わからない。 わからない。 わからない。 わからないことだらけの中で、五月はひとつだけわかることがあった。 「提案なんですが……」 横を歩く善逸は五月に視線を移し、先を歩く千翼は立ち止まってこちらを振り返った。 五月は一つ提案を行った。 一つだけわかった、確かな事実を伝えるために。 「ゴハンを食べに行きませんか?」 五月のお腹は満たされていなかった。 【D-6/1日目・深夜】 【千翼@仮面ライダーアマゾンズ】 [状態]:健康 [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~2 [思考・状況] 基本方針:未定。 1:まだ食うつもりなのか。 2:五月に対して僅かな苛立ち、善逸に対して侮蔑に近い感情。 [備考] ※参戦時期、未定。後続に任せます。 【吾妻善逸@鬼滅の刃】 [状態]:健康 [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3、マンジュウでわかるFGO@Fate/Grand Order [思考・状況] 基本方針:未定。 1:よく食べる五月ちゃんも可愛いな。 [備考] ※禰豆子との出会い以降からの参戦。 ※千翼が人間でないことに『音』で気づいています。 【中野五月@五等分の花嫁】 [状態]:健康、空腹 [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3、マンジュウでわかるFGO@Fate/Grand Order [思考・状況] 基本方針:殺し合いはしたくない。 1:お腹が空きました。 [備考] ※参戦時期、未定。後続に任せます。 【支給品紹介】 【マンジュウでわかるFGO@Fate/Grand Order】 千翼に支給された。 キャラクター饅頭。 デフォルメした英雄、偉人、人類最後のマスターの絵が描かれている。 Next 鬼が嗤う Previous 時代を貫いて響くもの 前話 お名前 次話 Debut 千翼 どうにもならない事があっても幸福な君を守ってあげる Debut 吾妻善逸 Debut 中野五月 目次へ戻る
https://w.atwiki.jp/simssosial/pages/15.html
時間の経過とともにSimが空腹になる。 満腹にするには Hungerをクリック 冷蔵庫をクリック(Have A Snack) レンジをクリック(Eat TV Dinner) などがある。
https://w.atwiki.jp/zairin/pages/33.html
800 名前:それも名無しだ:2009/08/04(火) 14 36 21 ID 20b8t365 総士「…暇だな」 乙姫「総士、暇ならどこかにお出掛けしたら?」 総士「乙姫は出掛けないのか?」 乙姫「うん。ちょっとやりたいことがあるし」 総士「仕方ない。ちょっと買い物に行って来る」 総士(しかし腹が減ったな…何か食べることにしよう) ミィ「あれ?総士じゃないの!!」 総士「ミィか」 ミィ「…久しぶりにあった筈なのに、なんかそんな気がしないわね」 総士「!!」 ミィ「…どこかですれ違ったかしら?」 総士(この前の女体化の一件のことか!?) ミィ「確かこの…」 総士「す、済まないが食事をしたいので…」 ミィ「お腹減ってるの?ならこれあげるわ」 ⊃【カロリー○イト】 総士「いや催促した…」 ミィ「いいわよ別に。これからコトナ達と女の子だけで、お昼ご飯食べに行くし」 総士「そうか。なら有り難く受け取るぞ」 ミィ「んじゃね~」 総士(…まあどこかで食べるとしよう) そうし は カロリー○イト を てに いれた ! わらしべネタでも他のネタにでも繋がると嬉しい 801 名前:それも名無しだ:2009/08/04(火) 15 05 15 ID 1HZHGszM 公園のベンチ 総士「さて、貰ったカロリー〇イトで腹を満たすとしよう…む、向こうから人影が近付いてくるぞ?」 カッカッカッカッカッ(足音) イザーク「見覚えのある奴がいると思ったら同志一騎の友人のキョシヌケではないか」 総士「貴方はジュール隊長。僕に何かご用でしょうか」 イザーク「いや、単なる挨拶だ…その手に持っている物はなんだ!!」 総士「(ビクッ)カ、カロリー〇イトです」 イザーク「中々良い味覚をしているな、キョシヌケェ!」 総士「は、はい?」 イザーク「やはりカロリー〇イトはフルーツ味に限る!チョコやポテト等は言語道断!」 総士「…お好きなんですか、フルーツ味」 イザーク「何を隠そう大好物だ!」 総士「宜しかったらどうぞ、差し上げます。これ自体、頂き物ですが…」 イザーク「良いのかキョシヌケ!タダで貰うのは忍びない、これをやろう」 つ【ラクスのCD】 イザーク「レミコトも良いがラクス・クラインも良いものだぞ!」 総士「はぁ」 イザーク「では俺は行く。同志一騎にもよろしくたのむぞ」 カッカッカッカッカッ そうし は ラクスのCD を てに いれた! ぐ~ぎゅるるるるぅ~ 総士「取り敢えず何か食べに行こう…」 803 名前:それも名無しだ:2009/08/04(火) 15 26 37 ID QjPpNEcc 総士「(グルグルキュ~)いかん…本当に空腹だ」 キラ「総士じゃないか。お腹減ってるのかい?」 総士「キラさん。少し…いや結構な空腹で」 キラ「丁度いいや。僕も探し物でご飯食べ損なってさ、一緒にどう?」 総士「ならご一緒に」 テクテク キラ「総士は何をしてたんだい?見た所散歩のようだけど」 総士「いや…散歩なんですが。途中知人に会ってお菓子やらCDやら…」 キラ「CDだって!?ちょっと見せてくれないか!?」 総士「構いませんが」 ⊃【ラクスCD】 キラ「…こ、これは僕の探していたラクスの初版のCD!!譲ってくれないか!?」 総士「貰い物ですが宜しければ」 キラ「有難う!!これでラクスから調教されずに済むよ!!」 総士「ちょ、調教!?」 キラ「でもタダじゃ申し訳ないから…この僕監修のゲームと交換で」 総士「いや別にいr」 キラ「じゃラクスに渡さないといけないんで!!」 そうし は シスタープリ○スK (18きんばん) を てに いれた ! 総士「(グルグルキュ~)またしてもお昼ご飯を食べ損ねた…」 804 名前:それも名無しだ:2009/08/04(火) 19 56 23 ID J1awhxEd 総士「シス○リK…極めて黒歴史だな」 ゲイナー「総士君。元気ないね?」 総士「ゲイナーさん。実は昼飯がまだで」 ゲイナー「僕もゲームしてたら食べるの忘れちゃって。一緒にどうかな」 総士「ええ、ぜひ」 ゲイナー「総士君、それはゲームかい?」 総士「貰い物です。今日は色々な人に物を貰う日で」 ゲイナー「へぇ。君がゲームなんて珍しいと…!!…それはシ○プリK!?」 総士「知ってるんですか…」 ゲイナー「妹を愛する謎の男達と謎のスパコーと謎の眼鏡科学者によって作られたゲームだよ!」 総士「謎でも何でもないんですが」 ゲイナー「だが怒った妹達によって闇に葬られた、幻のシュミレーションゲーム!!」 総士「はぁ」 ゲイナー「僕、妹属性はないけど幻のゲームには惹かれるな」じー 総士「ゲイナーさん、良ければ譲りますよ」 ゲイナー「本当!?でも乙姫ちゃんも出てるんじゃないか?」 総士「だからこそです。妹マニアな人より、純粋なゲーム好きに譲った方が安心出来る」 ゲイナー「ありがとう!お礼にこれあげるよ」つ【アナ姫様隠し撮り写真集】 総士「……」 ゲイナー「アデット先生がヤッサバから取り上げたのさ。凄かったよ、あのときのお仕置は」 総士「想像に難くないですね」 ゲイナー「僕は早速こいつをプレイするから、じゃ!」 総士「は…腹が減った…さすがに限界が近い…」 805 名前:それも名無しだ:2009/08/04(火) 20 21 27 ID /zaxh4HH 持ち物がどんどんヤバい方向に向かってるなw つーわけで(?)いっぺん軌道修正 総士「勢いで受け取ってしまったがこんなの持ってるのを人に知られたら色々と終わる…かといって捨てるのもアレだしどうすれば…しかし腹が減った」 ???「そこの君、ちょっといいかな?」 総士(ビクッ)「だ、誰だ?」 ???「通りすがりの…まあ所謂収集家さ。君が持ってるそれ、僕に譲ってくれないかな」 総士「…どうするつもりだ(冷ややかな目)」 ???「どうもしないさ。収集家だと言っただろう?僕の仕事は色々な世界で珍しい物、つまり『お宝』を集めて回ることなんだ。持ってて嬉しいコレクションといった所だね。…念のため言っておくけど僕にその手のシュミは無いからその目はやめてくれないか」 総士「…まあそういうことなら渡そう。こちらとしても手放したかったところだ」 ???「どうも。これはほんのお礼だよ。見た所お腹を空かせているようだし」 総士「それは助かる…ってちょっと待てこれは」 ???「伝説の香辛料さ。じゃあ僕はこれで」 総士「………」 総士「胡椒だけ渡してどうしろと…」 ねんがんの こしょう を てにいれたぞ! 総士「願ってない!」 808 名前:それも名無しだ:2009/08/04(火) 21 02 20 ID 20b8t365 総士「香辛料だけ貰ってどうしろと…(ぐるぐる)いかん…」へなへな ディアッカ「よお。総士じゃないか」 アスラン「どうした?」 総士「(返答する気力もおきない)は、腹が…」 アスラン「どうやら空腹のようだな」 ディアッカ「食い残しで良ければ、炒飯おにぎりならあるぞ」 ガツガツ 総士「済まない…本当に助かった…」 アスラン「気にするな」 ディアッカ「しかしグゥレイトな食いっぷりだったぞ」 総士「余りにも空腹で倒れる所だった。感謝と言っては何だが…」 ⊃【香辛料】 ディアッカ「ホワーーィ!!何故お前がこんなS級の香辛料を!!」 総士「話せば長くなるので理由は省くが、お礼に受け取って欲しい(僕には必要のない物だし)」 ディアッカ「うぅ…感謝するぜ(涙)正に情けは人の為ならずだ!!」 アスラン「良かったなディアッカ」 総士「じゃあ僕はこれで失礼する」 ディアッカ「待ってくれ!!こんな貴重な物と炒飯おにぎりでは釣り合いが取れん!!」 総士「いや別に」 アスラン「なんと欲のない…そうだこれを」 ⊃【マムシドリンク】 総士「ちょw」 アスラン「俺の必需品なんだが、買いすぎてしまってな。良ければ貰ってくれ」 総士「僕には必y」 ディアッカ「そろそろ俺は帰るよ。この香辛料を使って料理が作りたくて仕方ない」 アスラン「俺もKガリのお守りがあるから失礼する」 そうし は マムシドリンク を てに いれた ! 総士「…リーさん辺りにプレゼントするか…」 811 名前:それも名無しだ:2009/08/04(火) 23 34 54 ID pLexiG4C 総士「はぁ……マムシドリンクなんかどう処分すれば…」 ヴェスターヌ「待ってくれ、それを見せてもらえないか?」 総士「あ、もし良かったら差し上げますよ」 ヴェスターヌ「良いのか?しかしタダではな…」 総士「いえ、お金貰うのもナンですから」 ヴェスターヌ「ではこれを貰ってくれないか?」 総士「コレは……ギャッ。ちょ、ヴェスターヌさん、僕がこんなもの貰っても ってもう居ないし!!」 そうしは しょうじょしゅみのしたぎ を てにいれた! 総士「こんなもの乙姫にあげても誤解されるだけだ……どうしよう…」 812 名前:それも名無しだ:2009/08/05(水) 00 10 01 ID r4UWc7Kq 総士「もう、なんでこんなものばかり…どうすればいいんだ、女性物の下着なんて…」 ケイン(ぬっ)「良い物をお持ちですね」 総士(ビクッ)「ヒッ!変質者!!」 ケイン「失敬な。女物の下着を握りしめている君も十分変質者ですよ」 総士「…ぐぅの音も出ない…」 ケイン「ふふふ、落ち込みついでにそれを譲ってくれませんか?」 総士「な、何故です」 ケイン「私はまだカットインを貰うことを諦めていません」 総士(カットインって、奇抜な下着を着けたら付くようなものなんだろうか?) ケイン「勿論、タダでとは言いません。これと交換しましょう」 つ【ザイリン酸 赤】 ケイン「何かに使えるかと思いイスペイル殿のラボからくすねてきました」 総士「(バレたら絞られるぞ…)それにはあまり良い思い出が無いが…女性用下着よりマシか。いいですよ」 ケイン「商談成立ですね!ノーザ様、今度こそケインめのカットインをお見せしますよー♪」 総士「…すごい速さで行ってしまった」 そうし は ザイリン酸 赤 を てに いれた ! 813 名前:それも名無しだ:2009/08/05(水) 00 24 18 ID ZZAchccZ 総士「ザイリン酸(赤)…こんな物を持っているのがバレたら…」 蔵前『また女性化?皆城君は変わってしまったのね(笑)』 一騎『総士…いくら俺でもそこまでしないぞ…』 乙姫『大丈夫だよ総士。私は総士の味方だよ』←生暖かい視線 真矢『さいてーだねみなしろくんは(棒読み)』 総士「うわわわぁー!!!そんなのは嫌すぎるぅ!!!!」ビタンビタン ル・コボル「総士さんブレイクダンスですか?」 総士「君は…ええと」 ル・コボル「いんでぃくす☆の…居候?のル・コボル…です?」 総士「疑問形で言われてもこっちが困る…」 ル・コボル「なるほど。わらしべ式に困る物を押し付けられたと」 総士「ああ。ザイリン酸にはいい思い出がない…正直怖いんだが」 ル・コボル「私ならこっそりラボへ戻せますし…預かりますけど?」 総士「助かる。あ、でも代わりの物は…」 ル・コボル「あいにく今手ぶらなんですよ」 総士「い、いや催促したわけじゃなくて…」 ル・コボル「毒を食わば皿までですよ。明日までに何か用意しておきますね」 乙姫「おかえり総士♪」 総士「ただいま…」 乙姫「何か疲れてるね。大丈夫なの?」 総士「ああ…少し休ませて貰う…」 ル・コボルとのフラグが総士に立ちました。 総士「立たんでいい!!」
https://w.atwiki.jp/kagakyon/pages/705.html
53-408 ID QLdccUIuO 氏 夏休みも半ばを過ぎ、そろそろ宿題の心配をしなくてはならなくなった頃、 俺達「涼宮ハルヒとその愉快な御一行」は毎日のように遊んでいた。 一体、いつ勉強してるんだ? 「あんなの一週間あれば十分じゃない、溜めるほうが悪いのよ!」 確かに正論かもしれんが…… 「良い事であるとは思いませんか?」 古泉、顔を近付けるな。暑いんだよ、夏場に。 「現に、僕たちは夏休みを楽しめています。あなたもそう思うでしょう?」 確かに、今年もまた朝比奈さんの水着姿も見れたし、長門と一緒に図書館に行ったし…… 「閉鎖空間の発生もありませんし、夏休みが無限ループしてもいません。無事、楽しい夏休みを過ごすことが出来て、僕も安心してるんです」 だからこそ、心配なんだ。また何か起こるんじゃないかって…… 「その時はその時です。今は限りある時間を思う存分楽しみましょう」 俺達の目の前ではハルヒ以下略の面々が釣竿を持って釣り堀を睨んでいる。30分程経ったが、ニジマスはニ尾しか釣れていない。 「あーもう!これじゃあお昼ご飯食べられないじゃない!」 そう、コイツは「ニジマスの塩焼きを御馳走する」と言って、俺達を連れてきたのだ。 「お腹、すきましたぁ……」 「……徐々に」 もういいだろ。さ、早く帰ろうぜ。 「まっまだよ!絶対五人分用意するんだから……」 ぐぅぅぅ…… どうやらコイツも限界らしい。 「つ……っっっ!」 もはや声にもなっていない。こうして、私の大切な団長様は、顔を真っ赤にして退却命令を下したのだった。 このように、楽しい夏休みを過ごしていた訳だが、この時の俺達は昔のえらーい人が残していた言葉をすっかり忘れていた。 『二度ある事は三度ある』と。 家に帰った俺は宿題をする事もなく、ベットに寝転び漫画雑誌を開いた。 「キョンくん、なによんでるの~?」 我が妹よ、お前はこれを知らない方がいい。 これはな、一部の人が読むようなモノであって、お前が読むようなモノではないんだ。 「こぉ、ん、ぷぅ、てぇ、い、くぅ?」 ああ、そうだ。 あの団長様がいらないからって寄越したんだよ。 「う~ん。よくわかんな~い!」 賢明な読者の諸君であれば、すぐに分かるだろう。 登場人物が揃っていない事に。 これから俺に降りかかる出来事も。 そういえばまだだったな、 …異世界人が ジーッ(=ω=.)
https://w.atwiki.jp/hyakukami/pages/393.html
依頼主 毘沙門天 出現条件 毘沙門天解放 クリア条件 以下のアイテムを持ってくる伊勢エビ:必要数1 成功報酬 エリクサー 依頼時 ふむ。少し腹が減っているな。伊勢エビを持ってきてもらってもいいか? クリア時 感謝する。空腹では何も出来ないからな。
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/12160.html
このページはこちらに移転しました 空腹 作詞/509スレ43 作曲/509スレ52 腹へったって飯食って 腹ふくれて「死にたい」って ふざけてんの?馬鹿なの? 正直に言えよやる気がねぇんだろ しゃべる暇があったら動けよ 贅沢したいんなら働けよ そんな簡単なこともわかんないの? 嫌だったら何も食わずに餓死しろ 音源 空腹(509スレ43ver.)
https://w.atwiki.jp/sangokueiketsuden/pages/304.html
空腹の中の死闘 空腹の中の死闘 あらすじ 戦場情報基本 戦功目標 武将データ 戦局展開・イベント 特別会話相互 個別 その他 攻略アドバイス 天絆鏡 ストーリーモード・シナリオ展開 あらすじ 戦場情報 基本 冒頭解説 許褚のため、究極の肉まんを作ろうとした矢先、匂いにつられて野盗が襲ってきた。肉まん完成まで、工作兵を守りきれ! 出現条件 天絆鏡の司馬師のサイドストーリーを見る 推奨Lv 52 勝利条件 8ターン耐える 敗北条件 司馬師もしくは工作兵の敗走 戦功目標 内容 褒賞 備考 6ターン以内に13ユニット撃破する 銀塊(小) 8ターン以内に共鳴を4人以上で発動する 金塊(大) 13000チャージ達成する 金塊(中) 武将データ 味方軍 備考 敵軍 ユニットタイプ Lv 体力 攻撃力 移動 力 防御 技量 敏捷 精神 武器 アイテム スキル 備考 司馬師 固定武将敗北条件 野盗頭領 アタック 51 845 484 3 289 218 234 262 237 神龍昇天刀 許褚 固定武将 野盗副将 アタック 510 826 478 3 283 215 228 256 231 神龍昇天刀 武将・甲 選択武将 野盗副将 スピード 50 1027 516 4 367 285 390 353 318 天断刀 武将・乙 剣兵 アタック 51 592 262 3 224 161 187 202 179 鈍刀 武将・丙 剣兵 アタック 50 577 257 3 219 159 182 198 175 鈍刀 工作兵 固定武将敗北条件 剣兵 アタック 49 566 252 3 214 155 179 194 171 鈍刀 剣兵 アタック 49 566 252 3 214 155 179 194 171 鈍刀 剣兵 アタック 51 592 262 3 224 161 187 202 179 鈍刀 槍兵 テクニック 50 585 252 3 216 162 188 201 175 鈍槍 槍兵 テクニック 49 574 247 3 211 158 185 197 171 鈍槍 槍兵 テクニック 49 574 247 3 211 158 185 197 171 鈍槍 槍兵 テクニック 51 600 257 3 221 164 193 206 179 鈍槍 槍兵 テクニック 50 585 252 3 216 162 188 201 175 鈍槍 盾兵 ディフェンス 49 607 222 2 187 197 185 183 173 鈍槍盾 盾兵 ディフェンス 49 607 222 2 187 197 185 183 173 鈍槍盾 盾兵 ディフェンス 51 636 228 2 193 205 193 190 180 鈍槍盾 盾兵 ディフェンス 50 622 225 2 190 201 189 187 176 鈍槍盾 盾兵 ディフェンス 49 607 222 2 187 197 185 183 173 鈍槍盾 弓兵 テクニック 49 430 224 3 191 119 262 257 175 鈍弓 弓兵 テクニック 51 451 233 3 200 123 275 268 183 鈍弓 弓兵 テクニック 50 439 228 3 195 121 267 264 178 鈍弓 弓兵 テクニック 49 430 224 3 191 119 262 257 175 鈍弓 弓兵 テクニック 49 430 224 3 191 119 262 257 175 鈍弓 剣兵 アタック 51 592 262 3 224 161 187 202 179 鈍刀 剣兵 アタック 50 577 257 3 219 159 182 198 175 鈍刀 剣兵 アタック 49 566 252 3 214 155 179 194 171 鈍刀 剣兵 アタック 49 566 252 3 214 155 179 194 171 鈍刀 剣兵 アタック 51 592 262 3 224 161 187 202 179 鈍刀 弓兵 テクニック 50 439 228 3 195 121 267 264 178 鈍弓 弓兵 テクニック 49 430 224 3 191 119 262 257 175 鈍弓 弓兵 テクニック 49 430 224 3 191 119 262 257 175 鈍弓 弓兵 テクニック 51 451 233 3 200 123 275 268 183 鈍弓 弓兵 テクニック 50 439 228 3 195 121 267 264 178 鈍弓 諸葛亮 メンタル 52 962 512 5 391 232 422 485 522 貴煌羽扇 精神統一治癒・極変化の術 増援1 司馬昭 アタック 52 1299 591 4 423 307 339 380 345 烈空覇刀 一閃・極血の滾り防御の鬼脈 増援2 魏延 スピード 52 1173 645 4 476 247 423 391 343 双翅滅閃 諸刃の刃血の滾り背水の陣 増援3 典韋 アタック 52 1347 678 4 511 244 337 367 342 天断斧 踏ん張り諸刃の刃背水の陣 増援4 戦局展開・イベント 野盗頭領を撃破後、敵増援1が出現。 諸葛亮を撃破後、敵増援2が出現。 司馬昭を撃破後、敵増援3が出現。 魏延を撃破後、敵増援4が出現。 クリア後、司馬師が仲間に加わる。 特別会話 相互 対象武将 内容 話者 発言 個別 使用武将 対象武将 内容 話者 発言 その他 対象武将 発生条件 内容 話者 発言 攻略アドバイス 防御してくれるが、やはり工作兵では敵無双武将には力不足。 周囲に配置し、共鳴を活用して敵を掃討していくのが無難。 天絆鏡 ストーリーモード・シナリオ展開 前のシナリオ 現在のシナリオ 次のシナリオ なし 空腹の中の死闘 なし
https://w.atwiki.jp/hyakukami/pages/2594.html
依頼主 セト(神) 出現条件 セト解放後 クリア条件 以下のアイテムを持ってくる普通の肉:5 成功報酬 薬草(HP回復)自分のHPが50%程回復し、仲間のHPも25%回復する。大変貴重な薬草 貢物値+30 依頼時 ふむ…封印されていたせいか腹が減っているな。お前、肉を持っているか? クリア時 あぁ、これでいい。恩に着る。…意外そうな顔だな。王者は率先して礼儀を貴ぶものだろう?ククッ。
https://w.atwiki.jp/nanoharow/pages/391.html
空腹の技法 ◆Qpd0JbP8YI 朝日は昇り、夜は終わりを告げている。 陽光が眩しく照らされる中を、一人の男性と一人の女性は黙々と歩き続けていた。 ゼストとCCの二人がこの殺し合いのという場に呼び出されてから、既に半日は経過。 しかし、その紡ぎ出された時間の結果、二人が得たものはほとんどなかった。 「もしかしてこの場には私たちしかいないのかもな」 やがて、そんな時間の流れに飽いたのか 退屈しのぎに妖艶な笑みを浮かべてCCはゼストに語らいかけた。 「こんな所にか弱い女の子がいたら、たちまち恥知らずな中年男に襲われてしまいそうだ」 おー、怖い怖いと肩を竦ませながら、目の前を歩く人間を見る。 お前が自分を襲うのではないか、と揶揄するつもりで。 だけど、肝心のゼストはCC企みに気がついてか、彼女に背中を向けて無言で前を行く始末であった。 「……チェッ、つまらん奴め」 道に転がっている小石を蹴飛ばしながら、CCは愚痴を零す。 どこぞの童貞坊やだったらもっとマシな反応したかもなと思いつつも 件の人間を思い浮かべたら、その人も同じような反応しかしないなと 彼女は溜息を漏らした。 「それでお前はどうするんだ?」 相手に反応がないので、話をこのデスゲームに移す。 「何がだ?」 「先程の放送でお前の御執心の高町なのはが呼ばれたぞ」 「その事か。下らん」 「下らんとはまた随分と突き放した言い方をするものだな。あれだけ想いを私に吐露しておきながら」 「……名簿は見ていないのか?」 「名簿~?」 「そうだ。そこにはあの悪鬼の名が二つ記されていた。一つは紛れもなくあの復讐の鬼。そしてもう一つはどうせプレシアなりスカリエッティなりが暇つぶしに作ったクローンであろう」 「つまり、死んだのはクローンであると?」 「そうだ。あの悪鬼はそう簡単には堕ちん! それほどの執念を持った鬼だ!」 「ふぅん、そうか。しかし、変わった趣味の男だな。そんな女の尻を追いかけるとはな」 表情をほとんど変えない目の前の男に向かって、彼女はまた笑いかける。 この堅物の人間の顔を変えてこの場を少しでも楽しもう、と。 だけど、ゼストは相も変わらずその無骨な背中をCCに見せるだけであった。 「……お前ほどからかい甲斐のない奴は初めてだよ」 幾分か呆れを込めて、CCはゼストに告げる。 そして途端に辺りに立ち込める沈黙。 別にそれ自体に居た堪れなさを感じるほど彼女は繊細な出来ではないが、 このままだんまりを続けるというのも面白くはない。 彼女は再び話をゲームの事に戻すことにした。 「……それで、あの下らないショーのことについてはどう思う? 死んだ人間を生き返らせると言っていたが」 「それは……恐らく可能だろうな」 「本当か?」 「ああ。事実、この身は既に一度死したもの。今は仮初の命を預かり、現世しているに過ぎん」 ゼストの発言にCCは目を丸くする……わけもなく、ただ目を細めて、嘲るような口調で言った。 「これは驚きだな。こんな所で奇跡を目の当たりにできるなどとは。どこぞの神様もビックリだ」 「……冗談ではない」 ゼストは馬鹿にした口ぶりを諌めるべく、眼光鋭くCCを射すくめた。 「フンッ……では、あのプレシア……だったか? あの女にそんな大それた能力があるとでもいうのか?」 「恐らくは」 「これもまた驚きだな。余程、神というものは間抜けと見える。自身の絶対権限であるはずの命の再生を他人に譲り渡すなどとはな」 「それには同意する。しかし、生き返るというのは誰にでも可能なことではない」 「どういうことだ?」 「死体を蘇らすにはレリック……という物を用いるのだが、それが身体に無事に適用されるかはある程度基準がある。それをクリアしなければ、生き返るというのは、また夢の話だろうな」 「その基準というのは分からんが、あの死んだ女に当てはまるものがあったか?」 「それはなかった」 「随分とはっきり言うな」 「ああ。あの女には魔力が感じられなかった。それでは高エネルギー体であるレリックが収まるはずもない」 「なるほど。だとしたら、あの女は……」 「クローンだろうな。態々見せしめのためにクローンを作り、命を弄ぶなど……プレシアめ!」 「何だ、随分とつまらない答えだな。夢も希望もない。拍子抜けだ」 「この殺し合いで面白いことを期待する方がどうかしている。それが主催者に関することなら尚更だ」 「……つまり、あの女の言っていることには期待するな……全ては嘘……ということか?」 「全てとは言わん。だが自分に益することがない以上、他人に手を貸すことなどはないだろうな。あのような腐った人間は」 そうか、とCCは冷淡な言葉を告げ、会話を終わりにした。 放送を聞いて魔女と呼ばれるCCが気になったことは 死者を告げる声でも、禁止エリアに関することでもない。 それは願いを叶えるということ。そしてその為の「力」がプレシアに実際にあるかどうか。 もしプレシアという女に神にも似た能力があるのなら、 不死であるはずの人間が死ぬということは、この場では恐らくは可能なことなのだろう。 死とは飽きるほど長い生の果てに望んだ願い。 ならばCCにとって、その対面は些かの恐れもない。 だけど、このような訳の分からない他人の遊戯場で朽ち果てるのは、魔女としての誇りが許さない。 自分を殺すのは契約者であるルルーシュの役目。そしてそのためのギアス。 自分の命も、契約者の命も、決してどこぞの女の為に贄となり、祭壇に捧げられるものではない。 確かにギアスとは常に契約者の人生を壊すもの。 CC然り、マオ然り、そしてルルーシュも……。 このような茶番に巻き込まれてしまったのも、彼女にとっても幾分か予想外ではあるものの、 ギアスの円環に組み込まれたものなのであろう。 だがあの日、CCとルルーシュは確かに覚悟を持ってギアスを契約した。 それならば、ギアスにより何が起きようと、その結果を受け入れなければならない。 (すまないな、ルルーシュ) 心の中で詫びを入れつつも、彼女の想いは変わらない。 (この下らないゲームを生き延びて、私を殺してくれ。それでこそ共犯者だ。共にお互いの生を犯す者としてのな) それこそが彼女の目指す終着点。 だから、そこへの道が決して外れないように彼女は歩かなければならない。 契約者であるルルーシュと共に。 もしその道を踏み外してしまう者がいたのなら…………。 (先の放送でカレンは死んだみたいだが……。ルルーシュ、忘れるなよ。お前は私の共犯者だ。今更泣き言は許されない。 この先、スバルやシャーリーが死のうともだ。あまり私を失望させてくれるなよ) そして彼女は自身の道を彼と共に歩くためには何をすべきかということを考える。 だけど、それはここに来る前のことを思い返せば、考えるに及ばない。 何故なら、彼はそこでも反逆者だったのだから。 ならば、すべきことは簡単。 前の世界と同じようルルーシュに力を与えればいいのだ。 彼の能力がいかんなく発揮される黒の騎士団のような力を――駒の集まりを。 そうすれば、反逆の狼煙は上がり、自然と目的地への道程も見えてくる。 そして上手いことに良い駒になりそうな人間が彼女の目の前にいる。 一つの執念に駆られた人間など、ギアスなど使わずともルルーシュなら簡単に操れるだろう。 そんな思惑と共に魔女はほくそ笑む。 (しかし、それはともかくとして……) 「おい、腹が減ったぞ」 CCのその言葉にゼストはギョッとした表情で振り返る。 「……さっきも食べただろう?」 「一体、何時間前のことだ? それにあんな冷めてヘナヘナになったピザでは腹はおろか、心も満たされん」 「贅沢を言うな」 「贅沢ではない。人として当たり前の嗜みだ。それにもう朝食の時間だ。お前も腹が減っては何とやらだろう?」 「……まあ、それは確かにそうだな」 そう言い、ゼストはバッグからピザを取り出そうとするが、それはCCの言葉により制止される。 「だから、冷めたピザはいらんと言っているだろう」 「……どうしろと言うのだ?」 「温めろ」 「温めろ? どうやってだ?」 「お前は一々人に聞かなくては分からんのか?」 「……別に俺だけがピザを食べても構わんのだが?」 憮然とした表情で呟くゼストを見て、CCは僅かに頬を緩ませる。 「フフッ、そう怒るな。ちょっとした冗談だ。確か近くに商店街があっただろう? そこに電子レンジの一つくらいも置いてあるさ」 「……あまり時間をロスしたくはないのだがな」 「そう焦るな。お前の想い人は皆無事だったのだろう? それに態々この殺し合いという遊技場に立てられた施設だ。何かしらの意味があるかもしれんぞ」 「一体誰のせいで焦っていると思っているんだ」 二言目には……と多少の謙虚も見せずに、一言目から腹が減った、疲れたとのたまうCCのせいでゼストの足は一向に進まなかった。 そのおかげか、二人の踏破した距離は未だ些細なものであった。 しかしCCの言葉に思うところがあったのか、しばらくしてゼストはその首を縦に振った。 「行くぞ」 「どこへだ?」 「商店街にだ」 「そうか。それは頼もしい台詞だ。では礼として、一つの情報をくれてやろう」 「……何だ?」 「商店街の先に黒の騎士団専用車両とあっただろう?」 「それがどうかしたか?」 「そこには殺し合いに役に立つものがある」 「……何故そんなことが言える?」 「簡単なことだ。帝国に逆らう一人の反逆者が掲げた看板がそこにあるからさ」 疑問の表情を浮かべるゼストにCCは微笑で応え、足を進める。 (そこにルルーシュがいるかもしれないしな) 心の中でそんな一言を付け足し、彼女はまた笑う。 (ゼストだったか? 意外に楽しめるじゃないか) 自分の言葉に振り回され、巧みに変化するゼストの表情を思い出し、彼女は笑いながら彼への次の言葉を考えていた。 彼女の後ろを歩くゼストはそんなCCを見て、何ともいえない顔を人知れず浮かべていた。 【1日目 朝】 【現在地C-3 】 【ゼスト・グランガイツ@魔法少女リリカルなのは 闇の王女】 【状況】健康 【装備】ブリッツキャリバー(待機状態)@魔法妖怪リリカル殺生丸 【道具】オリーブ抜きのピザ(10/12サイズ)@魔法少女リリカルなのはStylish、支給品一式 【思考】 基本:高町なのはの捜索、抹殺、プレシアの抹殺、ルーテシアの保護 1.商店街へ行き朝食を取る 2.商店街で役に立ちそうなものを探す 3.黒の騎士団専用車両へ行く 4. 行動を共にする仲間を増やす。 5. なのはと戦うことになれば、ギア・エクセリオンの発動も辞さない??己の命を削ってでも。 【備考】 ・なのはとルーテシアが『健全な』歴史(StS)から来たのを知りません。 ・市街地は危険だという認識を持ちました。 ・CCとの協力関係は、ギブアンドテイクという暗黙の了解の上に成り立っています。 ・ブリッツキャリバーは、十話での殺生丸戦後からの出典です。 原作とは異なり、ファイナルリミッターが解除され、ギア・エクセリオンが使用可能となっています。 ・ギア・エクセリオンがゼストにかける負担の程度は、未だ明らかになっていません。 ゼスト自身は、自分のデバイスのフルドライブ同様、自身の命を削る可能性もあると推測しています。 ・プレシアにはスカリエッティと同等かそれ以上の技術があると思っています。 ・プレシアのことは全く信用していません。 【C.C.@コードギアス 反目のスバル】 【状況】健康 【装備】スティンガー×10@魔法少女リリカルなのはStrikerS 【道具】支給品一式、ランダム支給品0?2個(確認済み) 【思考】 基本:役に立ちそうな物や人材をルルーシュに届ける。 1. 商店街でホカホカのピザを食べる 2.商店街で役に立ちそうな物を探す 3.黒の騎士団専用車両へ行く。 4. 向かってくる者は基本的には殺す。 5. ピザの対価を払う方法を考える。 【備考】 ・スバルが『StS』から来たのを知りません。 ・ゼストとの協力関係は、ギブアンドテイクという暗黙の了解の上に成り立っています。 ・「ギアス提供」「精神干渉」「Cの世界との交信」が不可能となっていることに気付きました。 ・再生能力も制限されている可能性があると考えました。 ・このゲームの中では死ぬつもりはありません。 ・プレシアのことは信用していません。 ・ゼストにはルルーシュの駒になってもらおうと考えています。 Back タイムラグは30分(後編) 時系列順で読む Next 誇りの剣 Back タイムラグは30分(後編) 投下順で読む Next 誇りの剣 Back 大食漢走る 巨人の鼓動 ゼスト・グランガイツ Next 不安 と 困惑 Back 大食漢走る 巨人の鼓動 C.C. Next 不安 と 困惑