約 150,335 件
https://w.atwiki.jp/21silverkeys/pages/169.html
それぞれのブランチ ◆Jnb5qDKD06 白銀の世界。真夏の雪原。 白レンの世界であり、唯一存在を許される場所だ。 人の闇を具現化するその世界は知的生命体にとって悪夢に他ならない。 ある時は殺人鬼、ある時は魔獣、ある時は魔導士の暗黒面(ドッペルゲンガー)。 シルバーカラスとの戦いを終えた後もその白銀の世界は悪夢を生み出し続ける。そして今悪夢を生み出している白レンは──── 「今日はマサチューセッツ州の人間から新鮮なアサリを使ったクラムチャウダーが取れたわ」 炬燵に足をいれ、両手を合わせてご飯を食べていた。 炬燵の上には白いスープと茹でたロブスターが積まれており、反対側にキャスター……ドッペルアルルが座っている。 クラムチャウダーはアメリカ東海岸のニューイングランド、つまりマサチューセッツ州発祥の料理であり、牛乳をベースとした白いクリームスープである。 アサリとタマネギ、ジャガイモを細かく刻んでバターで炒めた後、小麦粉と牛乳を入れてクリーム状になったら上からパセリを載せるものがオーソドックスであるが、夢の主はこれにニンジンとキャベツを加えたアレンジを行っている。 「カニではないけど新鮮なロブスターが取れたのも幸運だったわ。流石にここならあのブサイクネコに喰われないし!」 ロブスターは日本の食卓には馴染みの薄い食材であるが、日本でいうところのカニに近い。触感もカニに近いらしく茹でたロブスターをバターにつけて食べたり、レモン汁に付けて食べるという。 他にも炬燵の上にはタラやマグロの刺身、アサリをふんだんに使ったパスタなどが並んでいる。 いっただきまーすと挨拶をして食器を持った白レンにキャスターは至極当然の疑問を口にした。 「キミ、本当に猫なの?」 「猫よ。厳密には違うけど」 「猫がタマネギとか海鮮類食べて大丈夫なの?」 「あのブサイクネコは食べてたし大丈夫でしょ」 そういって白レンはクラムチャウダーを手に付け始めた。 作り立てなのか温かく、木製のスプーンで一口、二口と口へ運んでいく。 ドッペルゲンガーアルルもぱく、ぱく、ぱくとロブスターを口にしていく。 「カレーの夢は無いの?」 「カレーライスの悪夢ってどんな夢よ」 「それを言ったらこの食卓そのものがアウトじゃない?」 「失礼ね。漁に不安を持つ漁師はたくさんいるのよ。漁業の神様なんてものまで作られるくらいにね。このあたりにも確か古い神様を信仰している漁村があるらしいわ」 「カレーの神様はいないのかい?」 「そんなもの聞いた事無いわよ。いたとしても信仰しているのはせいぜいあのシスターくらいよ」 「あのシスター?」 「何でもないわ、こっちの話よ。それよりどうしましょう?」 「ボクはホタテとタラをいただくよ」 「違うわよ! 聖杯戦争の話よ!!」 先ほどマスターの一人と戦闘し、今は魔力と体力を回復するために休息を取っている。 これからどうするべきか。他に協調性がありそうな走狗(マスター)を探すべきなのだが、生憎とそんなに簡単には見つかりそうも無い。 いや、それよりも急を要する事案がもう一つ。 「タタリの真似事をしている奴がいるわね」 「マスターより強力じゃない? 昼間に出てくるし、サーヴァント並に強い奴もいるし」 「失礼ね! あれは強力じゃなくて見境が無いっていうのよ! あんな何でも作るようなはしたないのなんて格下よ!」 誰かが悪性情報を具現化している。おそらく力の大きさからしてサーヴァント。そのせいで真夏の雪原にも影響が出ていて「現実化するほど明確な悪夢を呼び起こす」レンの能力が発揮できないでいる。 猫は自分のテリトリーを荒らされるのは気に入らない。荒らす者を許さない。 「誰だか知らないがこの迷惑料は高くつくわよ」 クラムチャウダーのアサリを飲み込んでレンはまだ見ぬ誰かに呟いた。 【???/1日目 午前】 【白レン@MELTY BLOOD】 [状態]まあまあ [精神]すっきり [令呪]残りみっつ [装備]なし [道具]なし [所持金]なし [思考・状況] 基本行動方針: 1.回復したらどうしようかしら [備考] ※固有結界は、魔力があるなら勝手に出入りできるみたい。マスターだけ閉じ込めるのは難しいかも。 ※シルバーカラス及びそのキャスターと宝具『反魂蝶』を目撃しました。 ※アーカム全域を覆うタタリの存在に気付きました。 【キャスター(ドッペルゲンガーアルル)@ポケットぷよぷよ~ん】 [状態]ばっちり [精神]かれー食べたい [装備]装甲魔導スーツ [道具]なし [所持金]なし [思考・状況] 基本行動方針:マスターに従う。 [備考] ※シルバーカラス及びそのキャスターと宝具『反魂蝶』を目撃しました。 * * * 白い少女とやり合った彼、シルバーカラスはスシ屋に入った。 「Hey ラッシャイ!!」 黒人のイタマエが来店したシルバーカラス=サンに声を掛ける。勿論、日本語でだ。 キャスターの花見の場所取りと、白い少女の追撃を防ぐために寂れたイーストダウンからダウンタウンに入ったシルバーカラス=サンは魔力の補充と少々の休息のためにスシ・バーに入った。 無人スシ・バーでも回転スシ・バーでもない。 (もしやオーガニック・スシか? そんなに金持ってねぇぞ) オーガニック・スシ。魚の切身をネタにしたスシだ。 シルバーカラス=サンのいたネオサイタマでは高級品である。庶民は粉末状になった魚をネタにしたスシを食う。 (おいおい、イクラ・キャビアが200円とかあり得ないだろ。ここはぼったくりバーか?) そう思って席を立とうとした瞬間、声をかけられた。 「隣よろしいですか?」 振り向くとそこには東洋系の顔をしたマッポがいた。 * * * タタリを倒した後、亜門鋼太朗はロウワー・サウスサイドでもう一つの惨状を目のあたりにした。 砕かれたコンクリートの破片。散らばる肉片。溜まった血。瓦礫の下から聞こえる呻き声。 サーヴァント同士の戦闘があったのは明らかだ。 「ふざけるな」 亜門は激怒する。 この惨状を生み出したことに対してではない。この惨状を放置したことだ。 戦闘が終わって既に数十分は経っただろうこの場所にレスキューも呼ばず、怪我人を捨てて去ったのだ。 確かにそれが戦いのセオリーとして正しいと理解はできるものの人として間違っている。 携帯電話を取り出し乱暴に911のボタンを押した。 ▼ ▼ ▼ レスキュー活動が終わり、第一発見者としてダウンタウンの行政区に証拠資料を提出した後、署を出た時には既に午前の終わりが近付いていた。 (少し早いが食べるか) 早朝より戦闘を行った体はたんぱく質を求めていた。ならば、ハンバーガーショップやホットドッグを食べるのが良いのだろうが、今は日本食が食べたい。 もしかしたら知っている敵と戦って日本が恋しくなったのかもしれないなと半ば自嘲しながら適当に歩き回ると寿司屋が目に入った。 「マスター! 是非スシが食べてみたい」 「興味があるのか?」 「ああ。生きている時は調和された肉体を保つために食事が制限しててね。スシを食べる機会には恵まれなかったんだ」 「そうか。しかし幽霊に味覚はあるのか?」 「実体化していればね。もしかすると私が実体化して魔力消費が多くなるのは困るか」 「いや、それより他のサーヴァントに見つかる可能性がある方が問題だ」 「あーなるほど確かに…………駄目かな?」 ランサーが上目使いで指をもじもじする。 これで鎧と武器が無ければ端から見てマネージャーにねだるアイドルに見えただろう。 ふーと息を吐く。フェミニストでは無いが、これだけ頼んでいる女性を拒否するのは亜門にはできない。 「店の外から見てサーヴァントの気配が無ければ実体化していい。一応、俺も目で確認しよう」 「了解!」 破顔するところから察するに本当に寿司が食べたいんだなと亜門はランサーの以外な一面を確認して寿司屋の暖簾を潜る。 店内の客人はやはり欧米人が多い。 東京に住んでいたため寿司屋に外国人というのは見慣れているが日本人と外国人の比率が見事に逆転している。 (とりあえず空いているカウンター席に座るか) 二人しかいないのにボックス席を使うのはしのびない。丁度壁際が隣あって空いている席を発見した。 「隣よろしいですか?」 隣にいた中年男性に許可を取る。 「…………」 しまった。つい日本語で話しかけてしまった。 相手が日本人とは限らないのだ。亜門も日系アメリカ人として通っている以上、相手も同様の可能性を考慮すべきだった。 反省して英語で言い直そうとすると…… 「ドーゾ、お構い無く」 流暢な日本語が返ってきた。 日本語が通じてよかったと安堵していると、暖簾を潜ってきたランサーの姿が見えた。 「ランサー、こっちだ」 そう呼ぶと隣の男性がブッと茶を吹き出した。 * * * シルバーカラス=サンは飲んでいた水を吹き出す。 まさかのアンブッシュだ。まさか他のマスターとサーヴァントが同じスシ・バーに現れるなど予想できようか。 ランサーと呼ばれた妙齢の女性がこちらへ向かってくる。 (まずい、バレたか) 流石に今のはイディオット。 向かってくるサーヴァントはそのまま、シルバーカラス=サンの前に立ち 「大丈夫ですか?」 心配の声をかける。誰に? 勿論、シルバーカラス=サンにだ。 右手を上げて制止と大丈夫というジェスチャーをするとそうですかと言って座る。 念話でキャスターに連絡する。 (おいキャスター) (なぁにマスター) (今どこだ?) (あなたの自宅だけどどうしたの?) (スシ・バーにはいったら隣にサーヴァントが来た) (寿司、いいわねぇ) (イディオットかてめぇは。そこは重要じゃねぇ、サーヴァントの方だ) (マスターだってバレてないんでしょ?) (バレる要素はあるか?) (無いわ、多分) (そうか、じゃあ一旦切るぞ) (お土産にお寿司を買ってきて頂戴) (ボッタクリ・スシ・バーで買うわけねぇだろ) (私が行ってもいい?) (来るな) (来るなと言われると余計行きたくなるわ) (令呪を使ってやろうか) (ふふ、冗談よ) 念話を切る。 隣ではマグロ、ガリ、ロブスターのオーガニック・スシを食う音が聴こえる。 (今の内にズラかるか) 三十六計逃げるにしかずと古事記にもそう書かれている。 アンブッシュでマスターを殺るというのも手だが、このマッポは全く隙が見当たらない。 (いや、待てよ。何も食わずに出るとそれこそ不自然か?) スシ・バーに入ればスシを食うのがルールである。 幸い、横のマスターはマッポだ。ボッタクリ・スシ・バーでもマッポは相手にしたくないだろう。 「タイショー、マグロ一つ」 「ヨロコンデー」 そう言って一分後くらいにやってきたのは赤いルビーの如き切身を乗せたオーガニック・スシ・マグロだった。 それを口に運ぶ。ウマイ。ニンジャ味覚が本物のマグロだと言っている。 一皿、二皿と食していき、三皿目を空にするところでランサーのマスターとは逆の隣の席に青年が座った。 顔は日系。上から下まで黒く、独特の神秘アトモスフィアを纏っている。 「マグロ一つ」 ヨロコンデーというイタマエの声がして一分くらい後にスシが青年の前に置かれた。 * * * ────話は約数分前に戻る。 空目恭一とアサシンは戦闘後そのままノースサイドを一通り歩き回り、隣のダウンタウンで休息と軽めの朝食を取るためにカフェに入った。 カフェでコーヒーを飲んでいる空目にアサシンが念話で話かける。 (マスター。右斜め前方にいるアレ。そう、鎧来ている彼女。サーヴァントですわ) 見てみると背中に大きなバイオリンを背負った女が寿司屋の中を覗いていた。何を睨んでいるのか、もしや他のマスターが寿司屋にいるのだろうか。 (どうする?) (どうするも何も無い。放置だ) (いいの? あの中にあやめちゃんがいてサーヴァントが狙っているかもしれないのに?) 確かに可能性はある。あやめは『異界』の存在だ。サーヴァントと間違われて襲われる可能性もあるだろう。 しかし、あやめが一人で寿司屋に向かうヴィジョンが浮かばない。しかし可能性はゼロではない。 「行くか」 可能性がある以上、席を立つ。 暖簾を潜るとイラッシャイマセーというカタコトの日本語が空目を迎えた。 ざっと見渡してみればカウンター席に何人かの欧米人に紛れて日系人の男二人とその奥に先程のサーヴァントが座っていた。 とりあえずあやめはいないようだ。サーヴァントの3つ隣のカウンター席に腰掛けマグロ一つと注文する。 寿司が来る間にアサシンとの念話を開始する。 (どうやらあやめはいないらしいな) (で、どうしますマスター。あれの隣にいるのマスターらしいですわよ) (戦う必要は無い) (いえいえ、そうではなくて警官ということはあやめちゃんが保護されている可能性があるのでは?) (無論、その可能性もある。しかし、あやめのような人間とも英霊(オマエタチ)とも異なる存在の関係者という時点でマスターであると言っているようなものだ) (同盟を結ぶというのは?) (……相手に依るだろう。この蠱毒で積極的に相手を殺そうという相手には通じん) (一応、警官みたいですわよ?) (経験上、権力のある機関に人格を求めるのは間違いだと知っている) (それでは現状は放置かしら) (一応の接触は試みる。だが、決裂したらお前の宝具でサポートしろ) (了解ですわ、魔王閣下) 念話を切って茶を啜る。 聞き耳を立ててサーヴァントとそのマスターの会話を盗み聞きすることにした。 * * * 「美味い。美味いぞマスター!」 「日本の食べ物を喜んでもらったなら何よりだ」 「ああ、日本にいたことはあったんだが。スシを食う機会に恵まれなくてね。ネコ缶やら廃棄するハンバーガーばかりさ」 流石に最後のは冗談だろうと思って流しつつ、亜門もエビを注文する。 (そういえば日本食も久しぶりだな) このアーカムは北米らしい。そのためいつもホットドッグやハンバーガー、フランクフルトなどを食べていたから久しぶりの寿司は楽しみだ。 もしかしたらランサーじゃなくて自分が来たかったのかもしれないな そう思いながら茶を入れ、醤油を垂らし、箸を割って握られたエビの寿司を口へと運ぶ。 「かッ────!!」 そして亜門は思い知る。 自分の慢心を、こんな寿司屋で何も起きないだろうとタカを括っていた自分の油断を。 (なんッ……だ……これッ……は……) いや亜門は知っている。 与えられた衝撃で体中の体液が頭部へと凝集し、遂には体制御を振り切って涙腺から溢れ出し、苦悶が苦痛へと変容する。 聖杯戦争の知識として与えられ無かった亜門を追い詰める最悪の天敵。 「マスター?」 ランサーがマスターの様子に気づくがもう遅い。 彼は食らってしまったのだ 『ワサビ』を!! 亜門は忘れていた。寿司にはワサビが塗られることを! 亜門は知らなかった。アメリカではワサビが人気でこの店では大量にワサビが塗られることを。 日本食というホームグラウンドにいた慢心がもたらした緑色の辛味は甘党の亜門の味覚を破壊する。 「──────!」 発作的にガバッと茶を飲み、今度は茶の熱さに悶絶する。 淹れたて熱々の茶は舌を、というか口を蹂躙し喰種ではない人間の亜門はこれに耐えられない。 「グッ!!!」 コントの如き滑稽な状況だが、本人に取っては大真面目だ。火傷と辛味に耐えて、絞り出すような声で寿司を握っている職人に告げる。 「大将……」 「ワッツアップ?」 「水を…………ください」 「ヘイ、おまち」 今度は差し出された水を一気に飲んだ。 * * * シルバーカラス=サンはイクサの気配が無いと分かると席を立った。 隣でワサビショックしているマスターとそのサーヴァントは特に害は無い。ワサビショックしている今ならアンブッシュの一撃で殺せるだろうが、そんなことよりタバコだ。 ────というのはタテマエだ。問題はその逆。 シルバーカラスの危険信号はランサーのマスターと反対側に座った少年に向けられていた。ニンジャ第六感が逃げろと言っている。 この場で最強の存在は間違いなく右2つ隣に座ってオーガニック・スシを食っているランサーだ。それは間違いない。 なのに何故、モータルにしか見えない少年にニンジャ第六感がアラートを鳴らすのか。 理屈は不明。理解は不可能。しかし、シルバーカラスとしてはこの第六感を信じる。 「全部で6$ドスエ」 「ハイヨ」 「アリガトウゴザイマシタ」 雨が降り出しそうな曇天。キャスターへの土産のオーガニック・スシ・パックを持ってアパートへ向かった。 【ダウンタウン・スシ・バー/1日目 午前】 【シルバーカラス@ニンジャスレイヤー】 [状態]平常 [精神]正常 [令呪]残り3画 [装備]「ウバステ」 [道具]スシ [所持金]余裕はある [思考・状況] 基本行動方針:イクサの中で生き、イクサの中で死ぬ。 1.陣地構築のため、候補となる地点へ向かう。 ※亜門鋼太朗とそのサーヴァント(リーズバイフェ)を視認しました。名前や正確な情報は持っていません。 ※空目恭一を見ました。空目恭一に警戒を抱いています * * * 西行寺幽々子はマスターの指示通りイーストタウンのアパートで待機していた。 「今日は多いわねぇ」 死霊が増えていた。それも十や二十ではきかない。凡そ3桁に近い数の死者が街全体から出ている。 この時、西行寺幽々子は知りもしないが『固有結界タタリ』によって各地で大なり小なりのタタリが登場していたのである。 無論、他のマスターが撃滅したことで被害を防げた例もあるが、それでも倒されなかったタタリによって犠牲者は出続けていた。 NPC達はこの聖杯戦争に用意された駒であるが、同時に本物の人間である。 死ねば死霊が生まれるし、無念を宿せば怨霊となる。 「南東ね」 幽霊であり冥界の統率者である彼女はそういったものがどこから溢れているか理解できる。つまりどこで大量の死者が出たかが分かるということだ。 無論、死者というものは生者がいる限り産み出されるものであるし、不幸な事故ということもあるだろう。しかし、怨霊が明らかに局所に偏っていればそれは他殺であり同時にそこで殺戮が起きたと言ってもいいだろう。 『西行妖』は血を啜ることで条理から外れた妖怪桜である。故に魂や魔力を養分として開花するため生やすならば数多の死者が出た場所が良い。 もしも、そこでサーヴァント同士の戦いがあったならば当然、飽和した魔力が漂っているはずだ。なお条件として優れている。 マスターの帰ってきたら南東────すなわちロウワー・サウスサイドへ行ってみよう。 この時、もしも西行寺幽々子がもっと死霊達を細かく見ていれば不自然な死霊が混ざっていることに気付いただろう。 〝異界〟の出身にして死者である彼女を。 【イーストタウン/1日目 午前】 【キャスター(西行寺幽々子)@東方Project】 [状態]健康 [精神]正常 [装備]なし [道具]扇 [所持金]なし [思考・状況] 基本行動方針:シルバーカラスに付き合う。 1.妖怪桜を植える場所の候補にロウワー・サウスサイドを挙げる。 [備考] ※各地に使い魔の死霊を放っています。 * * * 隣の男性がいなくなった席に一人の少年が座った。 無論、食事の後はまだ残っているし片付けなどされていない。 礼儀にうるさい日本人として、ましてや今は警官である亜門はこの若者に何か言ってやらねばなるまいと口を開きかけた時──── 「黒髪で臙脂のケープを着た少女を見なかったか?」 少年が先に口を開いた。そして亜門は眉をひそめ、怪訝な眼差しを少年に向ける。 前置きも無く質問する少年の口調、そして態度は図々しさを通り越して相手の状態に対する無関心と言っていい。 だが、それ以上に異常なのは質問の内容だ。この北米のアーカムで黒髪に臙脂のケープの少女のNPCなどそうそう出てくるわけも無い。 日本のアイドルグループがいるらしいが、彼らとて日本の伝統衣装で出歩いているという話は聞かない。 ならば、この質問が意味するところはつまり────いや、待て。まだ決まったわけじゃない。 必死に慣れない作り笑顔を浮かべ、少年に返答をする。 「知らないな。その子はお友達かな? 一体どうしたんだ?」 「ここ数日ほど行方がわからん。アーカムにいることは確実だから警察に保護されているかと思ってな」 「すまないがそんな特徴の少女を保護したとは聞いていない」 事実だった。亜門はこの聖杯戦争で魂喰いをする者を倒すと決めた時に手配犯や聖杯戦争に関わると思しき事件の関係者を洗ったが黒髪で燕尾服の少女などいなかった。 「そうか、見つけたらこの番号に連絡をくれ」 そう言って電話番号を渡すと少年は全く興味を無くしたというように席に戻った。 そして亜門はいつの間にか自分の右手がクインケの入ったトランクを掴んでいることに気付いた。 * * * 席に戻ると未だに怪しむ警官の視線を無視して食事を再開する主へ八雲紫は念話で囁いた。 (魔王閣下は豪胆ですわ) (何がだ?) (彼女。いつでも飛び出せるように臨戦状態でしたよ) (そうか) (マスターの方も何か持ってますわ。武器かしら?) (興味ない) 今、銃口よりも危険な物が自分に向けられていたと告げられていてもあるのは無関心。その様子に八雲紫は苦笑する。 言うまでも無いが空目恭一は撃たれれば死ぬし、飯を食わなければ餓死する。それどころか女と力比べで負けるほど華奢だ。 そして空目はそんな自分の脆弱さは理解している。大丈夫。何とかなる、などと都合の良い妄想や危機感の麻痺に陥ってなどいない。 つまり空目恭一という男は自身の生死すら無関心なのだ。死んだ? ああ、死ぬべくして死んだのだろうな。そう割り切って生きられる異常者。 改めて述べるが諦観や妄想の類で精神状態を維持しているのではない。強いていえば達観、或いは狂気だろう。幼い頃に〝異界〟という世界の裏側を知ってしまった彼は心をあちら側に置き去りにしてしまっている世界不適合者である。 そして実質、〝異界〟側の人間である彼はこちら側の事に興味を抱けない。ましてや他人の心情等に気づくはずも無い。 彼の周りにいた人間はさぞかし苦労させられたでしょうねとここにいない彼の仲間に同情の念を送る。 (あやめが警察に保護されていないことはわかった) (それじゃあもうお開き?) (そうだな、一度睡眠が必要だ) 生まれた時から妖怪であった八雲紫には分からないことだが、未明の時刻から今まで歩き通したマスターの体は休息を要求しているのだろう。 わかりましたわと呟いて念話を終了した。 そして空目は最後に皿に残っていたイクラを食べて勘定を払いに席を立った。 * * * 一体先程の少年は何だったのか。 ランサーことリーズバイフェ・ストリンドヴァリはあの少年に対し確かに危機感を感じた。これが聖杯戦争だから、怪しい人物だから警戒したと済ませてしまえば単純だがリーズバイフェの勘は否と断じた。 あの華奢な四肢から推察するに身体的な戦闘能力は極めて皆無。機械の戦闘義肢でないことは足音や動きから確認できた。 ならば魔術師かと言うとそれも否。魔力は感じず魔術・概念礼装らしきものは見当たらない。 血の匂いなどしないし何より敵意も殺意も無い。本当に聞きたいから聞いたという事務的な口調だった。 しかし、しかし、しかしだ。 何か無視出来ない違和感を感じたのは間違いない。 起源覚醒者、ただの魔眼保有者、或いは魔術を全く知らぬ異端者を相手にしているような感覚でありながら、そのどれとも違う。 リーズバイフェは職業柄膨大な数の異端と神秘、奇蹟を扱ってきた。だからこそ、この少年の〝知識では拭えぬ何か〟を見過ごすことが出来ない。 つまりあの少年は〝計り知れない〟のだ。現実に存在しながら現実に当て嵌める枠組みが存在しない者。 だからこそリーズバイフェは臨戦体勢に入っていた。視線も表情も変えず、だがいつでも飛び出せるように。 しかし結果は何も起きらず肩透かしを食らった気分である。 (私の勘も鈍ったかな…………) そう思って最後のマグロを注文した。これで十四皿目だった。 【ダウンタウン・寿司屋/1日目 午前】 【亜門鋼太朗@東京喰種】 [状態]正常 [精神]落ち着いてきた [令呪]残り3画 [装備]クラ(ウォッチャーによる神秘付与) [道具] 警察バッチ、拳銃、事件の調査資料、警察の無線、ロザリオ [所持金]500$とクレジットカード [思考・状況] 基本行動方針:アーカム市民を守る 1.他のマスターとの把握 2.魂喰いしている主従の討伐 3.白髪の喰屍鬼の調査 [備考] ※調査資料1.ギャングの事務所襲撃事件に関する情報 ※調査資料2.バネ足ジョップリンと名乗る人物による電波ジャック、および新聞記事の改竄事件に関する情報。 ※神秘による発狂ルールを理解しました。 ※魔術師ではないため近距離での念話しかできません。 ※警察無線で事件が起きた場合、ある程度の情報をその場で得られます ※シルバーカラス、空目恭一を目撃しましたがマスターだと断定はしていません。 ※空目恭一の電話番号とあやめに対する情報を得ました。あやめを保護した場合、彼に連絡します。 【ランサー(リーズバイフェ・ストリンドヴァリ)@MELTY BLOOD Actress Again】 [状態]健康 [精神]寿司うめぇ [装備]正式外典「ガマリエル」 [道具]なし [所持金]無一文 [思考・状況] 基本行動方針:マスターと同様 1.タタリを討伐する 2.キーパーの正体を探る [備考] ※女性です。女性なんです。 ※秘匿者のスキルによりMELTY BLOOD Actress Againの記憶が虫食い状態になっています(OPより) ※『固有結界タタリ』を認識しましたがサーヴァントに確信を持てません。 ※空目恭一に警戒を抱いています 【空目恭一@Missing】 [状態]健康 [精神]正常 [令呪]残り3画 [装備]なし [道具]なし [所持金]学生レベル [思考・状況] 基本行動方針:あやめを探す 1.ノースサイドでも探す [備考] ※邪神聖杯戦争の発狂ルールを理解しました ※既に人ではない彼はSANチェックに対して非常に有利な補正を得る。 あるいは、微細な異常ならばSANチェックを無視できる。(ただし、全てのSANチェックを無視する事はできない) ※ランサー(セーラーサターン)とその宝具『沈黙の鎌』を確認しました。 ※セイバー(同田貫)とそのマスターを確認しました。 ※ランサー(リュドミラ=ルリエ)とそのマスターを確認しました ※クリム・ニックとの間に休戦協定が結ばれています。 四日目の未明まで彼とそのサーヴァントに関する攻撃や情報漏洩を行うと死にます。 ※亜門鋼太朗とそのサーヴァントを目視しました。 【アサシン(八雲紫)@東方シリーズ】 [状態]健康 [精神]健康 [装備]番傘、扇子 [道具]牛王符(使用済) [所持金]スキマには旧紙幣も漂っていますわ。 [思考・状況] 基本行動方針:??? 1.マスターの支援 [備考] ※ランサー(セーラーサターン)とその宝具『沈黙の鎌』を確認しました。 ※セイバー(同田貫)とそのマスターを確認しました。 ※ランサー(リュドミラ=ルリエ)とそのマスターを確認しました ※クリム・ニックとの間に休戦協定が結ばれています。 四日目の未明まで彼とそのサーヴァントに関する攻撃や情報漏洩を行うと死にます。 ※亜門鋼太朗とそのサーヴァントを目視しました。 BACK NEXT 016 BRAND NEW FIELD 投下順 018 昏濁の坩堝へと 016 BRAND NEW FIELD 時系列順 018 昏濁の坩堝へと BACK 登場キャラ NEXT 008 Horizon Initiative 白レン&キャスター(アルル・ナジャ(ドッペルゲンガーアルル)) シルバーカラス&キャスター(西行寺幽々子) 004 アーカム喰種 亜門鋼太朗&ランサー(リーズバイフェ・ストリンドヴァリ) 021 Pigeon Blood 010 妖怪の賢者と戦姫 空目恭一&アサシン(八雲紫)
https://w.atwiki.jp/ranoberowa/pages/697.html
◆Sf10UnKI5A氏の手がけた作品 002 共同戦線 016 英雄と殺人鬼 065 犬と天使の覚醒 131 lonely dog 151 彷徨う紅薔薇 161 暫しの平穏 180 大佐と逃がし屋の決意 189 禁止エリアのもたらすもの 207 見ることの出来ぬ敵 218 歪められた最強の存在 232 ムンクと二人 278 それぞれの思惑 294 決して叶わぬ目的のために 304 野犬の出立 319 閑話~女三人集まれば~ 338 首無しライダーの話―Dullahan― 339 切れた運命、散る薔薇、そして眠る獅子 370 集結に向けて 382 存在を成す復讐の念 392 願う再会、願わぬ再会 408 戯言は止まらない 426 学生服と日本刀 429 狂犬は戦いを欲す 452 指し手の備え 453 利害の一致と利用価値 460 犬は静かに悪と語る 465 ブラック・ストマック(腹の探りあい) 470 新たなる魔女の襲来 471 用意するものは、狙撃手とガスボンベです 登場させたキャラ 計 名前 【09】 テッサ、ベルガー 【07】 リナ、折原臨也 【06】 シャナ、ダナティア 【05】 マージョリー 【04】 甲斐氷太、風見・千里 【03】 物部景、セルティ、慶滋保胤、萩原子荻 【02】 ミズー、ガユス、小笠原祥子、佐山・御言、新庄・運切、サラ 【01】 海野千絵、ベリアル、十叶詠子、空目恭一、クエロ、キノ、しずく、BB、アイザック、ミリア ブギーポップ、シロちゃん、相良宗介、千鳥かなめ、出雲・覚、オドー、シュバイツァー、零崎人識、哀川潤、匂宮出夢 長門有希、高里要、アリュセ、ドクロちゃん、クリーオウ 作品の感想 色々あったけど、好きか嫌いかで言うならば好きだ。 -- 名無しさん (2007-05-27 11 50 27) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ranoberowa/pages/892.html
第三回放送までの死亡者 参加者一覧 死因一覧 辞世の句 殺害数ランキング 第一回放送まで 第二回放送まで 第三回放送まで 第四回放送まで 第五回放送まで 【参加者一覧】 2/4【Dクラッカーズ】 ×[[物部景]]/○[[甲斐氷太]]/○海野千絵/×[[緋崎正介]](ベリアル) 1/2【[[Missing]]】 ○[[十叶詠子]]/×[[空目恭一]] 2/3【[[されど罪人は竜と踊る]]】 ○ギギナ/×ガユス/○[[クエロ・ラディーン]] 0/1【[[アリソン]]】 ×[[ヴィルヘルム・シュルツ]] 1/2【[[ウィザーズ・ブレイン]]】 ○[[ヴァーミリオン・CD・ヘイズ]]/×[[天樹錬]] 2/3【[[エンジェル・ハウリング]]】 ○[[フリウ・ハリスコー]]/×[[ミズー・ビアンカ]]/○[[ウルペン]] 1/2【[[キーリ]]】 ×キーリ/○[[ハーヴェイ]] 1/4【[[キノの旅]]】 ○キノ/×シズ/×[[キノの師匠]](若いころver)/×[[ティファナ]] 3/4【[[ザ・サード]]】 ○火乃香/○[[パイフウ]]/×[[しずく]](F)/○ブルーブレイカー(蒼い殺戮者) 1/5【[[スレイヤーズ]]】 ○[[リナ・インバース]]/×アメリア・ウィル・テスラ・セイルーン/×ズーマ/×ゼルガディス/×ゼロス 1/5【チキチキ シリーズ】 ×袁鳳月/×[[李麗芳]]/○李淑芳/×呉星秀/×趙緑麗 3/3【[[デュラララ!!]]】 ○[[セルティ・ストゥルルソン]]/○[[平和島静雄]]/○[[折原臨也]] 0/2【[[バイトでウィザード]]】 ×一条京介/×[[一条豊花]] 1/4【[[バッカーノ!]]】 ○[[クレア・スタンフィールド]]/×シャーネ・ラフォレット/×アイザック・ディアン/×ミリア・ハーヴェント 1/2【[[ヴぁんぷ!]]】 ○ゲルハルト=フォン=バルシュタイン子爵/×ヴォッド・スタルフ 2/5【[[ブギーポップ]]】 ○宮下藤花(ブギーポップ)/×霧間凪/×[[フォルテッシモ]]/○[[九連内朱巳]]/×[[ユージン]] 1/1【フォーチュンクエスト】 ○トレイトン・サブラァニア・ファンデュ(シロちゃん) 0/2【[[ブラッドジャケット]]】 ×[[アーヴィング・ナイトウォーカー]]/×[[ハックルボーン]]神父 2/5【フルメタルパニック】 ○[[千鳥かなめ]]/○相良宗介/×ガウルン/×クルツ・ウェーバー/×[[テレサ・テスタロッサ]] 3/5【[[マリア様がみてる]]】 ○福沢祐巳/×[[小笠原祥子]]/○[[藤堂志摩子]]/×[[島津由乃]]/○佐藤聖 0/1【[[ラグナロク]]】 ×ジェイス 0/1【[[リアルバウトハイスクール]]】 ×[[御剣涼子]] 2/3【[[ロードス島戦記]]】 ×[[ディードリット]]/○[[アシュラム]]/○[[ピロテース]] 1/1【[[陰陽ノ京]]】 ○[[慶滋保胤]] 3/5【[[終わりのクロニクル]]】 ○[[佐山・御言]]/×[[新庄・運切]]/○出雲・覚/○[[風見・千里]]/×[[オドー]] 1/2【[[学校を出よう!]]】 ×[[宮野秀策]]/○光明寺茉衣子 1/2【[[機甲都市伯林]]】 ○[[ダウゲ・ベルガー]]/×[[ヘラード・シュバイツァー]] 0/2【[[銀河英雄伝説]]】 ×ヤン・ウェンリー/×[[オフレッサー]] 2/5【戯言 シリーズ】 ×[[いーちゃん]]/○零崎人識/×哀川潤/×萩原子荻/○[[匂宮出夢]] 2/5【[[涼宮ハルヒ]] シリーズ】 ×キョン/×涼宮ハルヒ/○[[長門有希]]/×朝比奈みくる/○[[古泉一樹]] 2/2【事件 シリーズ】 ○エドワース・シーズワークス・マークウィッスル(ED)/○[[ヒースロゥ・クリストフ]] 1/3【[[灼眼のシャナ]]】 ○シャナ/×坂井悠二/×[[マージョリー・ドー]] 1/1【[[十二国記]]】 ○[[高里要]](泰麒) 2/4【[[創竜伝]]】 ○[[小早川奈津子]]/×鳥羽茉理/○[[竜堂終]]/×竜堂始 1/4【〈卵王子〉カイルロッドの苦難】 ×[[カイルロッド]]/×[[イルダーナフ]]/○[[アリュセ]]/×[[リリア]] 1/1【[[撲殺天使ドクロちゃん]]】 ○ドクロちゃん 4/4【[[魔界都市ブルース]]】 ○秋せつら/○[[メフィスト]]/○屍刑四郎/○美姫 4/5【魔術士オーフェン】 ○オーフェン/○ボルカノ・ボルカン/○[[コミクロン]]/○[[クリーオウ・エバーラスティン]]/×マジク・リン 1/2【[[楽園の魔女たち]]】 ×[[サラ・バーリン]]/○[[ダナティア・アリール・アンクルージュ]] 全117名 残り57人 死因一覧 致命打となる攻撃を与えた人・物で表記。 話 時間 名前 殺害者 死因 凶器 詳細 403 12 05 カイルロッド アーヴィー 射殺 鉄鋼小丸 胸部を二度撃たれる 398 12 20 シャーネ? ff 斬殺 ザ・スライダー 全身を切り裂かれる 400 12 20 ff マージョリー 撲殺 トーガ 自在法の炎で焼かれた後、全身を砕かれる 390 13 10 いーちゃん ウルペン 脱水 念糸(乾燥) 首から脱水させられる 396 13 10 ヒルルカ 凪 圧殺 ギギナ 凪に投げ飛ばされたギギナに押し潰される 396 13 10 霧間凪 ギギナ 刺殺 魂砕き 腹部を貫かれる 401 13 25 李麗芳 甲斐 咀嚼 悪魔(鮫) 頭部を噛み砕かれる 394 13 30 キーリ ウルペン 脱水 念糸(乾燥) 首から脱水させられる 422 13 40 袁鳳月? 神父 昇天 拳 脇腹を殴られ、魂を昇天させられる 422 13 40 趙緑麗? 神父 昇天 拳 顔面を殴られ、魂を昇天させられる 418 14 30 萩原子荻? ガユス 刺殺 光の剣(柄) 光の刃で胸を貫かれる 418 14 30 緋崎正介 臨也 刺殺 グルカナイフ 胸を刺される 418 14 30 ガユス 臨也 刺殺 ナイフ ライフルで腹部を撃たれた後、その傷口を刺される 448 14 40 アーヴィー ドクロちゃん 撲殺 愚神礼賛 頭に愚神礼賛を投げつけられる 395 15 00 テッサ ダナティア 刺殺 風の槍 胸部を貫かれる 433 15 00 ギーア アマワ? 消滅 ※不明 消滅させられる 416 16 30 坂井悠二 零崎 斬殺 自殺志願 腕と首を切断される 421 16 30 アイザック? 神父 昇天 拳 首を吹っ飛ばされ、魂を昇天させられる 421 16 30 ミリア? 神父 昇天 拳 首をちぎり取られ、魂を昇天させられる 421 16 30 哀川潤? 神父 昇天 拳 ベアハッグされ、殴り合いの末相打ちになる 421 16 30 神父 潤? 撲殺 拳 殴り合いの末相打ちになる 445 16 30 宮野秀策 アシュラム 斬殺 青龍偃月刀 首を切断される 471 16 55 地獄天使号 マージョリー 焼殺 自在法 八方を炎に囲まれる 473 17 30 サラ 臨也 射殺 ライフル 胸を撃たれる 473 17 30 マージョリー サラ 焼殺 爆弾、ガス爆発 爆発により全身を焼かれる 473 17 30 マルコシアス ※強制送還 送還 ※強制送還 新たに契約を結べる者がおらず紅世に送還される 474 17 30 しずく 茉衣子 刺殺 エンブリオ 右目を貫かれる 475 17 50 空目恭一 マージョリー 焼殺 自在法 爆発により全身を焼かれる 話 時間 名前 殺害者 死因 凶器 詳細 辞世の句 話 名前 最期の言葉 補完後 403 カイルロッド 「……ほう、きみ……を――」 398 シャーネ? ※なし ────クレア。(406) 400 ff 「!」 390 いーちゃん 誰か、僕に水を下さい。 396 ヒルルカ ※なし 396 霧間凪 ……………………………久しぶりだな……直子。 401 李麗芳 「まだ、死ぬわけにはいかないのよ」 394 キーリ 「…………そんなもの、ない。神さまだっていないのに、そんなもの、あるわけがない。……でも。でも、私は生きたいって思ってる。ハーヴェイと一緒に、ここから出たいって思ってる!その私の意思だけは確かで、信じられる!」 ──死なないで。(431) 422 袁鳳月? 「――ぃ――ぅ」 422 趙緑麗? どうして 418 萩原子荻? 「あ、」 418 緋崎正介 (はは……そりゃ、盲信やな…………) 418 ガユス くだらないゲームに巻き込まれ、こんな風に惨めに死ぬというのは、俺のような人間にはお似合いなのかも知れない。 448 アーヴィー 「────」 395 テッサ 「ごめ……なさいっ。勝手に…………こ…な……事……」 433 ギーア 『獅子の子らを守る、それが獅子の務め』 416 坂井悠二 (長門……さん) 421 アイザック? 「心配するなミリア。この超絶勇者剣があれば、どんな相手でも真っ二つだ!」 421 ミリア? 「アイザックの、カタキ」 421 哀川潤? 「ぐ、が、このっ……!!」 421 神父 「神はすべてを赦されるでしょう」 445 宮野秀策 「く──」 471 地獄天使号 「ブモオオオオォォォォオォォォォオォォォオォッッッッッ!!!!!!」 473 サラ (……殿下…………すまない……あとは……) 473 マージョリー (…………クソッタレ) 473 マルコシアス 「契約は! 誰か、契約できる奴はいねぇのか!?あの糞野郎を殺してくれる奴は!」 474 しずく 「茉衣子さん!?」 475 空目恭一 (……ああ、そうか) 話 名前 最期の言葉 補完後 殺害数ランキング スタンスは殺害時のものを表記。 順位 殺害者 殺害数 被害者 スタンス 1位 × 神父 6人 ゼロス? / 袁鳳月? / 趙緑麗? / アイザック? / ミリア? / 哀川潤? 救済 2位T キノ 4人 キノの師匠 / ヴィル / イルダーナフ / 物部景 無差別 折原臨也 4人 朝比奈みくる / 緋崎正介 / ガユス / サラ 保身 × 小笠原祥子 4人 一条豊花 / 呉星秀? / 新庄・運切 / ミズー 奉仕(祐巳) 5位T ウルペン 3人 リリア / いーちゃん / キーリ 無差別 パイフウ 3人 クルツ? / 鳥羽茉理? / シズ ジョーカー 7位T リナ 2人 ディードリット / ズーマ? 無差別 零崎人識 2人 シュバイツァー / 坂井悠二 天然 × ゼロス? 2人 天色優 / マジク? 無差別 × ff 2人 ガウルン? / シャーネ? 好戦 × アーヴィー 2人 竜堂始? / カイルロッド 天然 × ガウルン? 2人 一条京介? / 涼宮ハルヒ 無差別 × マージョリー? 2人 ff / 空目恭一 無差別 14位T 甲斐氷太 1人 李麗芳 好戦 十叶詠子 1人 ティファナ 天然 ギギナ 1人 霧間凪 好戦 クエロ 1人 ゼルガディス? 保身 フリウ 1人 オフレッサー 脱出 シズ 1人 島津由乃 脱出 相良宗介 1人 キョン 無差別 福沢祐巳 1人 アメリア? 暴走 アシュラム 1人 宮野秀策 警護(美姫) 光明寺茉衣子 1人 しずく 暴走 竜堂終 1人 オドー 被支配(カーラ) 三塚井ドクロ 1人 アーヴィー 天然 ダナティア 1人 テッサ 脱出 × ガユス 1人 萩原子荻? 脱出 × ミズー 1人 小笠原祥子 脱出 × 一条京介? 1人 御剣涼子 脱出 × ジェイス? 1人 天樹錬 無差別 × 御剣涼子 1人 ヤン 暴走 × ディードリット 1人 ヴォッド? 暴走 × オドー 1人 ジェイス? 脱出 × 哀川潤? 1人 神父 脱出 × サラ 1人 マージョリー? 脱出 順位 殺害者 殺害数 被害者 スタンス おまけ 順位 殺害者 殺害? 数 被害にあったもの スタンス 1位T アマワ? 1精霊 ギーア 黒幕 × 霧間凪 1脚 ヒルルカ 脱出 × マージョリー 1頭 地獄天使号 無差別 順位 殺害者 殺害? 数 被害にあったもの スタンス 第一回放送まで 第二回放送まで 第三回放送まで 第四回放送まで 第五回放送まで
https://w.atwiki.jp/ranoberowa/pages/465.html
第362話:缶詰の物語・無謀編 作:◆l8jfhXC/BA 殺し合いが行われているとは思えないほど静かな学校の中。 読書にふける空目恭一を、クリーオウはぼんやりと見つめていた。 (……暇) 彼の持ってきた本を読もうともしたのだが、三ページで挫折した。 他の五人が帰ってくるまで、することがない。 「みんなまだかな?」 「放送まで後二十五分だ。問題が起きていなければ、もうまもなく帰還するだろう」 「問題……。大丈夫、だよね」 「皆戦闘能力があるものばかりだが、五体満足でいるのは難しい。無事に帰ってくることを願うしかない」 断言して、恭一はふたたび本に視線を戻した。 静寂がふたたび訪れる。 (……会話も続かないし) 恭一がいてくれるおかげで不安と恐怖は抑えられているが、やはり沈黙は寂しい。 彼にしてみれば、自分との会話よりも読書の方が面白いのだろう。 隣に人がいるときくらい、その人の方に興味を持ってほしいのだけれど。 (悠二ともっと話せばよかった) せめて放送まで引き留めておけばよかったと、今更後悔する。 (あ、そういえば缶詰をもらったんだっけ) “友好の印”としてもらった大量の缶詰のことに思い出す。 ……そして、ここに来て以来何にも口にしていないことに気づき、今更空腹感を覚えてしまう。 食欲には勝てず、クリーオウは缶詰とペットボトルをデイパックから取り出した。 「ね、もらった缶詰食べていいかな? みんなと一緒に食べた方がいいけど、お腹がすいちゃって」 「かまわない」 「あ、恭一も食べる?」 「……もらおう」 「はい!」 恭一に缶詰を手渡し、自分も一つ手に取る。 パッケージはない。中身は悠二も知らないらしいが、さすがに毒ではないだろう。 底にあるプルタブをひっぱり、缶を開けた。 「あ、桃だ」 中にはおいしそうな二つ割りの黄桃が入っていた。ここで甘いデザート類が食べられるのは嬉しい。 「そういえば、わたしの住んでる町に爆安缶詰市っていうのがあってね。 一人十個だから、昔マジクが誰かの買い出しに付き合わされて、わたしの約束すっぽかされて……」 まだ旅に出てもいない──彼と同じ学校に通っていたころを思い出して、少し心が沈んでしまう。 (……わたしまた暗くなってる) 自分で話題を出しておいて自分で沈むなんて滑稽すぎる。 その気持ちを振り切るようにかぶりを振り、 「……とにかく食べよう!」 ぬるっとしている桃を、手でつかんで食べた。 恭一も同じように口に運ぶ。 「…………!?」 明らかに桃ではない感触と味が口の中に広がった。 ──たとえるなら、筋だらけの硬い肉。 焼肉のタレのような濃い味と、汗くさいような味もした。 「…………うー」 「…………」 口からそれを吐きだして、ペットボトルの水を一気に飲んだ。 恭一も珍しく複雑な感情を顔に浮かべている。同じ味だったのだろうか。 彼も自分と顔を見合わせた後、その謎の物体を缶詰に戻──そうとして、止まった。 見ると、缶詰の底に目を向けている。 「……?」 彼の隣に行き、同じく底を覗いてみる。 そこには、毛筆体でこうかかれていた。 『非情食第一弾・筋肉であそぼう』 「……」 「……」 「他の八つが同じものであるという確証はないが……食べない方が無難だな」 「……うん」 なにせ“第一弾”だ。これより奇妙なものが入っているかもしれない。 「本当に、どうしても、お腹がすいてしょうがなくなったときまでは食べたくないね……」 口直しのパンをかじりながらつぶやく。最初から缶詰でなくこっちにしておけばよかった。 恭一は、こちらのペットボトルから水を一口飲んだ後、すぐにまた読書を再開していた。 (あんな顔するなんて意外だったな) 恭一があれを食べたときに見せた表情を思い出し、顔を緩ませる。 彼も、完全に無感情というわけではないようだ。 話しかけたときも、こちらを無下にはされたものの嫌がられたことはなかった。 素っ気なく返されても積極的に話題を振り続ければ、もう少し親しくなれるかもしれない。 「……恭一!」 「何だ?」 「あのさ、恭一が元の世界にいたときのことを話してくれない……?」 「……ああ、わかった」 少しの沈黙の後、あっさりと彼は了承してくれた。 (“物語”に関わることを省けば、問題はないだろう) そう考え、空目はクリーオウに元の世界の生活のことを話し始めた。 興味津々で質問してくる彼女同様、自らもまた異世界の文化には興味があった。 彼女の世界とは、文化自体にはかなりの違いがあったが、学校の体系自体はそれほど相違が見られなかった。 (根本的なところでは同じ部分がいくつもある。やはり、平行世界のようなものか) おそらくここには、大きく分けて二つの類似した世界から呼び出された参加者達がいる。 クエロ、せつら、そして自分のような、主に科学が発達した世界から来た者達。 サラ、クリーオウ、ゼルガディス、ピロテースのような、主に魔法などの超常現象が発達した世界から来た者達。 (一体、どれくらいの世界から引っぱってきているんだ? ──そもそも、多数の世界から多数の参加者を拉致した目的は何なんだ?) 疑問は次から次へと湧いてくる。余裕があれば、集合したときに議論してみたい。 (……“殺し合う”という条件さえなければ、より多くの世界の住人から知識が得られたのだが──仕方がないな) 異世界の知識の一端に触れることができただけでも、幸運だと考えた方がいい。 ──と。 廊下を歩く足音が、耳に入った。 「……誰か、来た?」 (足音をまったく殺していない。仲間か、殺し合いを望んでいないか……誘い出そうとしているのか) どちらにしろ、覚悟はしておいた方がいい。 「逃げる準備をしておこう」 「うん」 二人で窓の近くに寄る。鍵は最初に部屋に入ったときに外してあった。 自分のデイパックを手に取り、いつでも開けられるようにジッパーに手を掛けておく。 「……」 クリーオウが不安そうにこちらを見る。 自分も彼女も、戦闘には向いていない。頼れるのはこのデイパックの中身しかない。 そして、足音が保健室の前で止まった。 「クリーオウ、空目、そこに、いる?」 「──クエロ!」 その声は、確かにあの女性のものだった。 「……! 大丈夫!?」 そして戸が開かれた刹那、クエロが保健室の床に倒れ込んできた。 外傷は見られないが、相当疲労しているようだ。 ──それと、顔には涙の跡が見られた。 「ごめん、なさい、少し……休ませて」 「あ、うん。今、毛布持ってくるから!」 言うなりクリーオウは保健室のベッドへと向かい、クエロに人肌で暖まった毛布をかぶせた。 「……ありがとう」 「怪我はしてない? 包帯とかもあるから」 「……ゼルガディスは、どうした」 「……!」 クリーオウを押しのけ、一番気になっていたことを問う。 予想は、なんとなくついているが。 「……ごめんなさい。私のせいで、彼は…………殺されたわ」 かすれた声でクエロは言った。 彼女の目から、涙がこぼれ落ちていった。 【D-2/学校1階・保健室/1日目・11 45】 【はぐれ罪人はMissing】 共通行動:学校を放棄する時はチョークで外壁に印をつけて神社へ 【クリーオウ・エバーラスティン】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:支給品一式(ペットボトル残り1と1/3。パンが少し減っている)。缶詰の食料(IAI製8個・中身不明) [思考]:みんなと協力して脱出する。オーフェンに会いたい 【空目恭一】 [状態]:健康。感染 [装備]:なし [道具]:支給品一式。《地獄天使(ヘルズエンジェル)号》の入ったデイバッグ(出た途端に大暴れ) [思考]:刻印の解除。生存し、脱出する。詠子と物語のことを皆に話す [備考]:刻印の盗聴その他の機能に気づいている 【クエロ・ラディーン】 [状態]:精神的に相当の疲労、気を抜くと意識を失うレベル [装備]:毛布。魔杖剣 贖罪者マグナス [道具]:支給品一式、高位咒式弾(残り4発) [思考]:ゼルガディスを殺したことを隠し、ガユスに疑いを向ける。 集団を形成して、出来るだけ信頼を得る。 魔杖剣 内なるナリシア を探す→後で裏切るかどうか決める(邪魔な人間は殺す) [備考]:高位咒式弾の事を隠している ※食べかけの缶詰二つが保健室に放置されています。 2005/07/16 改行調整、三点リーダー・ダッシュ一部削除 ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第361話 第362話 第363話 第368話 時系列順 第386話 第330話 空目恭一 第364話 第337話 クエロ 第364話 第330話 クリーオウ 第364話 第330話 地獄天使号 第364話
https://w.atwiki.jp/lightnovelcharacters/pages/344.html
「閣下は豆、撒かないの?」 「下らん。価値の見出だせないモノなぞする必要はない」 『魔王』と呼ばれる少年は一瞬本から目を離し、当然と言うかのごとくそう語る 「でもさ、周りがアレなのに俺たちだけのんびりってのも」 もう一人の平凡な少年は周囲の惨劇を眺め、何とか参加する方法はないか、と必死に語りかける 「…この状況をどうにかしてくれと言うのか?」 「…まぁそんなとこ」 実際は参加もしたいのだが、黒ずくめの少年から ただならない威圧感みたいなものを感じ、つい頷いてしまったようだ 「…あやめ」 「え?あ、はい」 魔王の言葉で少女の輪郭が明らかになった。 それはまるで、いままで机の存在しなかった人形が、ふと気付くと机の上に存在しているかのように 「鬼を外に導きましょう」 ―――凜 少女の詩で世界の空気が変わる 「夜の闇の牢獄より昼の光の監獄へ 訪れの無い自由を知りながら外へ出たがる愚かで全てを知る鬼を 闇の外へと導きましょう」 辺りから雑音が消え、あちこちから生徒や教師の悲鳴が聞こえた …一人の教師と生徒の狭間の魔法使いが悪ノリで声高にニフ〇ム!と叫んでいる事を除いて 「…これで満足か?」 『魔王』と呼ばれる少年が不機嫌そうにそう話しかける 「…うん。十分だと思うよ」 もう一人の少年は顔を青くして応じる 「…そうか」 やがて黒ずくめの少年は、本に目を戻し何もなかったかのようにページを捲り始めた ちなみに、武巳の密告により判明したこの神隠しから 生徒と教師を救いだすのに三日はかかったそうな CAST Missing あやめ 空目恭一 近藤武巳 まじしゃんず・あかでみぃ 佐久間榮太郎
https://w.atwiki.jp/rowamousou/pages/641.html
殺害ランキング及び詳細 殺害数 順位 該当者 人数 被害者 生存状況 1位 とら 8人 フィア、聖白蓮、白面の者、藤木茂、墓場鬼太郎、赤木しげる飛影、サーニャ・V・リトヴャク 死亡 2位 磯野波平 4人 絵、アンパンマン、田所剛史、佐倉杏子 死亡 3位T 火の鳥 3人 荒木飛呂彦、ラインハルト・ハイドリヒ、天魔・夜刀 死亡 絵 東海道和馬、潮田渚、天狗 死亡 5位T ラインハルト・ハイドリヒ 2人 火の鳥、ベクター 死亡 橘朔也 ジョーカー、ケフカ・パラッツォ 死亡 霧雨魔理沙 磯野波平、霧雨魔理沙 死亡 モハメド・アヴドゥル 孫悟空、ランス 死亡 神奈瞬 神使勇護、ミネア=ゼイバーン 死亡 孫悟空 ラウド・エリヤミス、ベアトリーチェ 死亡 ランス 平将門、モハメド・アヴドゥル 死亡 12位T ザ・ヒーロー 1人 夢見香奈江 死亡 白野蒼衣 金糸雀 死亡 神使勇護 バージル 死亡 ベクター 高町ヴィヴィオ 死亡 ケフカ・パラッツォ 橘朔也 死亡 バージル 恐怖の大王 死亡 東京王マエバヌス アドルフ・ラインハルト 死亡 アドルフ・ラインハルト 東京王マエバヌス 死亡 八雲藍 八雲紫 死亡 天樹錬 とら 死亡 司馬懿サザビー 司馬懿サザビー 死亡 消滅 人数 該当者 3名 野獣先輩、空目恭一、緑川なお 主催戦で死亡 人数 該当者 31名 ダンテ、八雲藍、キャスター、白鬼院凛々蝶、ボボボーボ・ボーボボ、赤坂衛博麗霊夢、ベール・ゼファー、シオニー・レジス、千手扉間、刹那・F・セイエイ門矢士、ストレイボウ、九澄大賀、高町なのは、大十字九郎、グラハルト・フォン・ウェデマイヤー神奈瞬、小鳥遊六花、グラハム・エーカー、立花響、間黒男、神崎蘭子、天樹錬左翔太郎、東方仗助、ザ・ヒーロー、サイタマ、丸藤亮、上田次郎、白野蒼衣
https://w.atwiki.jp/lightnovelcharacters/pages/133.html
武巳「陛下ー!大変大変!何でも“阿呆風邪”とか言う奴が流行ってt 空目「…だれだおまえは」 武巳「…え?…陛下?」 村神「…空目?…一体どうした?」 稜子「…魔王様?」 亜紀「……恭の字?」 空目「……だいたい『へいか』だの『まおうさま』だの『きょうのじ』というのはだれのことだ?」 武巳(…まさか陛下、“阿呆風邪”にかかった?) 村神(“阿呆風邪”?お前がさっき言っていたやつか?) 稜子(たしか、老人ボケみたいな症状が出るって聞いた事があるよ) 亜紀(正確には“記憶遡行症状”だけどね。要するにあの恭の字は見た目はそのままで若返ったみたいなものだよ) 武巳(しかし、陛下には悪いけどあまり違和感が無いな…) 稜子(確かにそうだよね) 村神(それはそれとしてこれからどうする?幾ら何でもこのまま放っておくわけにはいかんだろう) 亜紀(取り敢えずは保健室に連れて行った方がいいだろうね) 武巳(それじゃあその役割は俺が…… 空目「…そこでかたまってなにをはなしているんだ?」 武巳「い、いや、何でも無いよ。そうだ、そう言えばまだ名前を聞いてなかったね、君の名前と学年は?」 空目「…1ねん4くみ、うつめきょういち…(クシュン)…ん?どうしたのおにいさんたち?」 武巳(…また退行した?) 村神(これはこれ以上退行しないうちに早く保健室に連れて行った方がよさそうだな) 稜子(そうだね。…?亜紀ちゃん、どうしたの?) 亜紀(…………ハッ、な、何でもないよ) 武巳「(…?)…さあ、お兄さんと一緒に保健室に行こうか」 空目「うん、わかった!いっしょにいこう!」 武巳「…(やっぱり違和感が拭えないな…とりあえずこの事は陛下には黙っていたほうがよさそうだな)」 亜紀「……(あの恭の字の可愛さは反則だよ…)」 CAST Missing 空目恭一 近藤武巳 日下部稜子 村神俊也 木戸野亜紀 ゴードン症候群(阿呆風邪) ある日、爆弾が落ちてきて(おおきくなあれ) より
https://w.atwiki.jp/ranoberowa/pages/596.html
第489話:第三回放送 作:◆eUaeu3dols 時計の針が午後6時を指すと同時に、生存している全ての参加者に声が聞こえた。 それを待っていた者にも、一時でも忘れていた者にも、等しく放送が耳へと届く。 「諸君、第三回放送の時間だ。 まずは死亡者の発表を行う。 皆、よく殺し合いに励んでくれているらしくとても良い経過を出してくれている。 知り合いや出会った人間、あるいは敵や仇の名が無いか確認してくれたまえ。 004緋崎正介、006空目恭一、008ガユス、016キーリ、024しずく、 031袁鳳月、032李麗芳、035趙緑麗、042シャーネ・ラフォレット、 043アイザック・ディアン、044ミリア・ハーヴェント、048霧間凪、049フォルテッシモ、 053アーヴィング・ナイトウォーカー、054ハックルボーン神父、 059テレサ・テスタロッサ、076宮野秀策、082いーちゃん、084哀川潤、085萩原子荻、 095坂井悠二、096マージョリー・ドー、102カイルロッド、116サラ・バーリン ……以上24名。 少しやりやすくしたとはいえ第一回放送を超えるとは思わなかった。 次に禁止エリアを発表する。 19 00にC-8、21 00にA-3、23 00にD-6が禁止エリアとなる。 次の放送の時に何人の名を呼ぶ事になるか、実に楽しみだ。 その調子で励んでくれたまえ」 上機嫌なような嘲笑うような、そんな声が徐々に遠ざかり、放送は終わった。 [備考] 18 30に霧が晴れ視界が開けます。 空に月が昇りますが、雲は立ちこめたままでとても暗くなります。 ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第488話 第489話 第490話 第494話 時系列順 第483話 第342話 放送 -
https://w.atwiki.jp/ranoberowa/pages/912.html
小ネタ あだ名 登場話数ランキング 遭遇数ランキング あだ名 本編もしくは感想議論スレで頻出する通称。愛称などを記載。 【登場人物】 十叶詠子 ←魔女 ティファナ ←ティー 火乃香 ←ほのちゃん ブルー・ブレイカー ←BB ゼルガディス? ←ゼル 折原臨也 ←外道王 ゲルハルト・フォン・バルシュタイン ←子爵 フォルテッシモ ←ff シロちゃん ←チャッピー,ファルコン,ホワイト,ロシナンテ アーヴィング・ナイトウォーカー ←アーヴィー マージョリー・ドー ←マー姐 エドワース ←ED,空気王 古泉一樹 ←空気王 小早川奈津子 ←なっちゃん アマワ? ←( ゚д゚)アマワー 【パーティー】 『美姫組』 千鳥かなめ,相良宗介,アシュラム,美姫 『戦慄舞踏団』(戦慄) ヘイズ,火乃香,×シャーネ?,コミクロン+オーフェン ×『佐山詠子夫妻』 佐山・御言,十叶詠子 ×『大集団』 舞台組:ダナティア,ベルガー,竜堂終,メフィスト (アラストール) 待機組:海野千絵,リナ,セルティ,折原臨也,藤堂志摩子,慶滋保胤,光明寺茉衣子 (エンブリオ) (シャナ) ×『地獄姉妹』 フリウ,シャナ ×『朱ヒース』『朱風』 九連内朱巳&ヒースロゥ ×『倉庫組』 長門有希&匂宮出夢+出雲・覚&アリュセ ×『不死者』『馬鹿ップル』 アイザック?&ミリア? ×『戯言ポップぴぴるぴ~』 いーちゃん,零崎人識,霧間凪,ドクロちゃん ×『学校組』 空目恭一,サラ,クエロ,クリーオウ,ゼルガディス?,秋せつら?,ピロテース ×『港組』 佐山・御言,宮下藤花,零崎人識+シャナ&ベルガー ×『ざれ竜デュラッカーズ』 萩原子荻?,ガユス,折原臨也,ベリアル ×『神社組』 九連内朱巳&ヒースロゥ+ヘイズ,火乃香,コミクロン ×『魔術師組』 宮野秀策,光明寺茉衣子,オーフェン ×『目指せ建国チーム』 リナ,ダナティア,シャナ,テッサ ×『マンション組』 リナ,慶滋保胤,セルティ+海野千絵 【その他】 G-5エリアに作られた小屋 ←ムンク 坂井悠二,ガユス,ベリアル,オーフェン ←不幸四天王 TOP 登場話数ランキング 順位 計 名前 1位 【36】 ベルガー 2位 【34】 ヘイズ × リナ / 慶滋保胤 5位 【33】 折原臨也 6位 【32】 × シャナ 7位 【30】 コミクロン / セルティ / ダナティア 10位 【29】 佐山・御言 11位 【28】 火乃香 / 零崎人識 13位 【27】 海野千絵 / 十叶詠子 × 竜堂終 16位 【25】 オーフェン 17位 【24】 フリウ × ガユス / パイフウ 20位 【23】 × 光明寺茉衣子 21位 【22】 相良宗介 / 風見・千里 / 古泉一樹 / 小早川奈津子 / ドクロちゃん / クリーオウ 27位 【21】 甲斐氷太 / キノ / ブギーポップ / 千鳥かなめ × ベリアル / しずく / 哀川潤? / 高里要 36位 【20】 クレア / 子爵 / 福沢祐巳 × クエロ / シロちゃん / 藤堂志摩子 / メフィスト 44位 【18】 BB / 李淑芳 46位 【17】 ギギナ / 匂宮出夢 / 長門有希 × ヒースロゥ / 美姫 / アイザック? / ミリア? / 霧間凪 / ボルカン? 55位 【16】 ウルペン × 空目恭一 / ミズー / いーちゃん / サラ 61位 【15】 × 宮野秀策 62位 【14】 九連内朱巳 × 平和島静雄 / テッサ / 坂井悠二 / マージョリー / 秋せつら? 68位 【13】 佐藤聖 / アシュラム × ハーヴェイ / 神父 / 新庄・運切 / 萩原子荻? 74位 【12】 出雲・覚 / アリュセ 76位 【11】 ピロテース × キーリ / アーヴィー / ED / 屍刑四郎 81位 【10】 × シャーネ? / カイルロッド 83位 【09】 × ff / オドー 85位 【08】 × ゼルガディス? / 小笠原祥子 87位 【07】 × 物部景 / ヴィル / 島津由乃 90位 【06】 × キノの師匠 / アメリア? / 李麗芳 / オフレッサー 94位 【05】 × シズ / 袁鳳月? / 趙緑麗? / イルダーナフ 98位 【04】 × 一条京介? / ジェイス? / キョン / 涼宮ハルヒ / 鳥羽茉理? / リリア 104位 【03】 × ゼロス? / クルツ? / ディードリット 107位 【02】 × ティファナ / ズーマ? / 呉星秀? / ガウルン? / 御剣涼子 / ヤン / 朝比奈みくる / マジク? 115位 【01】 × 天樹錬 / 一条豊花 / ヴォッド? / 天色優? / シュバイツァー / 竜堂始? TOP 遭遇数ランキング 非参加者は除く。遭遇した参加者のみカウント。 計 名前 【33】 × ダナティア 【31】 × 終 【30】 × シャナ 【26】 零崎 【25】 なっちゃん 【24】 臨也 / ベルガー 【23】 オーフェン 【22】 × 茉衣子 / メフィスト 【20】 フリウ 【19】 千絵 / リナ / ドクロちゃん 【18】 詠子 / ギギナ / 火乃香 × 志摩子 【17】 ヘイズ / ウルペン / 祐巳 / 古泉 【16】 宗介 / コミクロン 【14】 かなめ / 聖 / アシュラム / 出夢 × セルティ / 凪 / マージョリー 【13】 キノ / 甲斐 / ブギー / 佐山 / 長門 × 保胤 / いーちゃん 【12】 × クエロ / 悠二 / サラ 【11】 子爵 / ピロテース / 出雲 / 風見 / アリュセ / クリーオウ × ベリアル / ガユス 【10】 クレア / 美姫 【09】 BB × 空目 / ミズー 【08】 朱巳 × テッサ / 祥子 【06】 淑芳 【05】 × ヴィル 【04】 × 景 【03】 × 麗芳 / みくる 【01】 × 錬 / 豊花 / シュバイツァー / ヤン TOP
https://w.atwiki.jp/ranoberowa/pages/19.html
地図 白地図 参加者現在位置(ネタバレ注意) 【10-252レス、2日目00 30まで】 地上 001 物部景 018 キノ 035 趙緑麗 052 シロちゃん 069 ピロテース 086 匂宮出夢 103 イルダーナフ 002 甲斐氷太 019 シズ 036 セルティ 053 アーヴィー 070 慶滋保胤 087 キョン 104 アリュセ 003 海野千絵 020 キノの師匠 037 平和島静雄 054 神父 071 佐山・御言 088 涼宮ハルヒ 105 リリア 004 ベリアル 021 ティファナ 038 折原臨也 055 千鳥かなめ 072 新庄・運切 089 長門有希 106 ドクロちゃん 005 十叶詠子 022 火乃香 039 一条京介 056 相良宗介 073 出雲・覚 090 朝比奈みくる 107 秋せつら 006 空目恭一 023 パイフウ 040 一条豊花 057 ガウルン 074 風見・千里 091 古泉一樹 108 メフィスト 007 ギギナ 024 しずく 041 クレア 058 クルツ 075 オドー 092 ED 109 屍刑四郎 008 ガユス 025 BB 042 シャーネ 059 テッサ 076 宮野秀策 093 ヒースロゥ 110 美姫 009 クエロ 026 リナ 043 アイザック 060 福沢祐巳 077 光明寺茉衣子 094 シャナ 111 オーフェン 010 ヴィル 027 アメリア 044 ミリア 061 小笠原祥子 078 ベルガー 095 坂井悠二 112 ボルカン 011 ヘイズ 028 ズーマ 045 子爵 062 藤堂志摩子 079 シュバイツァー 096 マージョリー 113 コミクロン 012 天樹錬 029 ゼルガディス 046 ヴォッド 063 島津由乃 080 ヤン 097 高里要 114 クリーオウ 013 フリウ 030 ゼロス 047 ブギーポップ 064 佐藤聖 081 オフレッサー 098 小早川奈津子 115 マジク 014 ミズー 031 袁鳳月 048 霧間凪 065 ジェイス 082 いーちゃん 099 鳥羽茉理 116 サラ 015 ウルペン 032 李麗芳 049 ff 066 御剣涼子 083 零崎人識 100 竜堂終 117 ダナティア 016 キーリ 033 李淑芳 050 九連内朱巳 067 ディードリット 084 哀川潤 101 竜堂始 017 ハーヴェイ 034 呉星秀 051 天色優 068 アシュラム 085 萩原子荻 102 カイルロッド 地下