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Eホル事件簿 ここではEホルで最近起こった事件を取り上げます リパートンvsくろあん事件
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作中で起きた事件をまとめた地図です。
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一億円事件 開催期間 6月8日~22日→事件1日目 22日~7月6日→事件2日目 6日~20日→事件3日目 20日~31日→アフター期間 捜査期間 6月19日(水)晴れ 20日(木)晴れ→深夜2時頃からどしゃ降り 21日(金)大雨→夕方頃から晴れ 事件概要 はじまり D署には、すでに迷宮入りとなってしまった事件の再捜査や時効直前の事件捜査も沢山回されてくる。 梅雨入りを果たしジメジメとした天気が続くD署が挑むことになったのは、そんな「厄介事件」だった。 約10年前の7月、当時食品業界のトップに君臨していた「赤井食品会社」の社内金庫から「約一億円」が盗み出されるという事件が世間を大きくにぎわせた。 警備員、監視カメラなどの万全のセキュリティがあったにも関わらずこれほどの額を盗まれたという失態は 当時大きく報道され警察も気を引き締めて捜査んだが、 修復不能なほどに破壊された監視カメラは何の手がかりも提示せず、警備員からもこれと言った情報はなし。 それでも警察は長年にわたる捜査を続け、その末なんとか犯人らしき3人の男へとたどりつく。 加えて、この3人の男が近い内に都内有名ホテルである「帝都ホテル」で接触するという情報まで入手。 しかし未だ決定的な証拠は見つからない中、容疑者の一人に国外逃亡の可能性が浮上。 事件が起きたのは10年前、迫る時効と逃亡前の容疑者、「赤井食品一億円強盗事件」の時効前捜査が幕をあける。 容疑者 丸井太一(マルイ タイチ) 35才 人当たりがよく、現在アルバイト中の飲食店での評判も良い。 事件当時からフリーターをしている。 三角一八(ミスミ カズヤ) 38才 他人に対する攻撃的な言動が目立つ。 酒が趣味であるが、その言動から小さな問題を起こすこともしばしば。 事件当時からずっと赤井食品に勤めている。 直方六郎(ナオカタ ロクロウ) 39才 無口ではあるが相当頭のきれる男で主犯と思われる。 事件当時赤井食品に勤めていたが、現在はビデオ店を個人経営している。 3人は地方大学のサークルで知り合った。 在学当時から仲が良く、事件発生前は頻繁に集まっていた様子。 しかし、事件発生後に会うのは今回が初めてで、部屋は一人一室ずつとっている。 赤井食品一億円強盗事件 10年前の7月1日午前2時35分に発生した強盗事件。 赤井食品内で厳重に管理されていた大型金庫から約一億円が盗みだされた。 監視カメラなどのセキュリティシステムはすべて修復、復元不可能なほどに破壊され、 警備員は全員鈍器で殴られるなどして気を失っていた。 帝都ホテル 都内にある有名老舗ホテル。 モダンな雰囲気を残しつつも美しく改装され、痴情35階建の館内には様々な娯楽施設がある。 1階の正面玄関を入るとフロント。11階まではレストランやバー、宴会ホールやフィットネスジムが入る。 12~32階までが客室で、5階上がるごとにランクが上がっていくシステム(容疑者三人は14階に宿泊)。 33階からは特別室でお金を払うだけでは宿泊できない。 35階にはレストランがあり、宿泊客以外も利用可能。 捜査メンバー A班(丸井太一捜査班) 従業員 直家藤吉 丹佐崎七日 柴原空雅 一般客 村山弁蔵 浅葱一 B班(三角一八捜査班) 従業員 冷泉真也 感応寺 極 式部圭 一般客 月島ひろ 斎木瑠依 C班 従業員 成宮晴 マット・クラインハインツ 切坂まこも 春夏冬 定 一般客 咲原瑛理 北条知和子 捜査前 今回の捜査にあたり帝都ホテルに協力を要請、一般客と従業員に扮し捜査を進めようとしたがホテル側から承諾が得られず。 開幕から足踏みかと思われたが、帝都ホテル支配人がC班の咲原瑛理の実家と付き合いがあった縁で交渉がまとまり、 潜入用の制服と名札も手に入れた。 3つの班が班内で従業員と一般客役にわかれ小型通信機連絡を取り合いつつ、3人の男それぞれに張り付き証拠を探る予定。 ※捜査に挑むにあたりマット・クラインハインツはホテル従業員らしさを意識しさっぱりと髪を切った ※班分けに不満のあった丹佐崎七日は北条知和子からピンクの髪ゴムで髪を後ろ一まとめにされ、 事件中その髪型のまま捜査 捜査1日目 B班を筆頭に部屋係役がそれぞれの容疑者の部屋に盗聴器をしかける。 ※この時の従業員役の集まりで式部圭が見慣れない直家藤吉の目に萎縮し険悪なムードになる 直方は1405号室に宿泊していたため、その隣の1404号室にC班の一般客役二人が配備。 C班の客役二人がロビーで直方六郎と偶然を装い接触、水をかけてしまったお詫びとしてカフェへ誘い今後も接触する口実をつくる。 このときC班の客役二人は直方に「自分たちは婚約関係である」と説明。 ※咲原瑛理による突発発言であったため北条知和子はノリ気ではなかった カフェから出る際、直方六郎が落としたルームキーをレストラン従業員に扮していた成宮晴が拾い手渡す。 この時見えた部屋番号は3302号室で、直方六郎が宿泊している1405号室とは異なる。 ※A班村山弁蔵が浅葱一になかなか名前を覚えてもらえなかった結果名札を自作するがすぐに外すこととなった A班村山弁蔵がハンカチを拾い客室係に扮していた式部圭とやりとり中、丸井太一が現れハンカチは自分のものであると回収。 しまむらブランド着用の村山弁蔵の問いかけに「セルクルというブランドのものですよ」と返答。 セルクルは有名なブランドで丸井太一の羽振りが良いようにも思えるが、ハンカチならば比較的安価で手に入る可能性もあり、 また贈り物と言い逃れられる可能性もあるためまだ詳しく踏み込める要素ではないと判断。 ※ハンカチは1枚3万円だった ※この時、咲原瑛理が従業員(式部圭)と客(村山弁蔵)がずっと一緒に居るには自分たちのように設定を作った方がいいと提案。 自分たちはフィアンセということにしたという咲原瑛理の発言と行動に動揺した村山弁蔵の「ミーたちもそれ(フィアンセ設定)で」という失言によりこのあとフィアンセ設定が流行の兆し。 ※北条知和子はフィアンセ発言時の周囲からの視線で一時ぬけがらのようになる ※C班客役二人は捜査の都合上同室になったが流石に本当に同衾するわけにもいかず 咲原瑛理は「いつも使っている部屋」で泊まることになる C班客役で捜査中咲原瑛理が欠点発揮でエスケープ→閉まっていた屋外プールの扉の向こうで発見。 フィアンセという関係に信憑性を持たせるため、ホテルに入っていた宝飾店で婚約指輪(ティ○ァニー)を購入したらしく それを渡すが手が滑り指輪が落下。 ※咲原瑛理曰く「自分のフィアンセに安物をつけさせるわけにはいかないがそこまで高価でもない」 ※事件後は売るなり処分するなりしてほしいと渡しっぱなし 転がって(逃げて)行く指輪を追いかけプールに落水しかけた北条知和子を助け引っ張った反動で逆に咲原瑛理がプールに落水。 同時刻、B班冷泉真也が煙草を吸っているところに遭遇していたマット・クラインハインツは、 ※この時、誰が吹き込んだのかマット・クラインハインツが「おこ」という言葉を発する 北条知和子からの大声の救援要請を受け驚きつつもプールへ。このとき不自然にならないように部屋係衣装に着替える。 去り際、直方六郎の部屋に仕掛けた盗聴器から二人の男の声が聴こえたことを冷泉真也に報告。 B班斎木瑠依が単独行動中、三角一八とぶつかり怒鳴られる。 このとき三角一八がハンカチを落とすが、気付かず立ち去る。ハンカチは斎木瑠依が回収。 ※フィアンセはともかく、ディスカッションした仲=フレンドになった村山弁蔵と式部圭 B班式部圭によると、丸井太一が身に着けていたものは高級品ではなく、言動と併せて考えてもブランド物を持ち歩く人物には 見えないため、「セルクルのハンカチ」は「丸井太一にとって何か特別な意味がある」はずである。 ※自分の挙動、他の署員との捜査中の距離に悩んでいた式部圭に感応寺極が「研修中」プレートを手渡す 斎木瑠依と式部圭は、斎木瑠依に割り当てられた部屋で情報を交換。 赤井食品会社のポリシーで警備会社の人員に加えて事件当日の警備にあたっていた三角一八は、 他の警備員と同じように頭部に打撲傷があり、事件のことはよく覚えていないと証言。 しかし事件後羽振りが良くなった三角一八に目を付けた警察側が頭部の傷はカモフラージュの可能性も高いとみて捜査するも 具体的な証拠は見つからず、三角一八は「自分も被害者である」として一番逮捕から遠いと高をくくっている様子。 プールに落ちたショックでかなり沈んでしまった咲原瑛理に対し「新しいタオルをとってくる」と扉を出た北条知和子。 本番までは左につけない約束と設定づけ右薬指に指輪をつけたところで直方六郎と遭遇。 一人で直方六郎と対峙することになった北条知和子のところへC班春夏冬定が入るが、その際直方六郎の靴に 「古くて何かにひかれたような跡」を見つける。 北条知和子は翌日が雨の予報であることをあげ、直方六郎と食事の約束をする。 ※プールに落ちた咲原瑛理はマット・クラインハインツに連れられ従業員控室へ。 ※無茶をするなと説教する最中、何かにとらわれたようになるマット・クラインハインツ ※北条知和子が着替えを持ってくるまで何かを着るように提案するが謎のセンスを察知し咲原瑛理は拒否 丸井太一チェックイン時、荷物運びを担当したA班丹佐崎七日は、丸井太一が「自分で運ぶ」と手放さなかったトランクの 存在を共有。 トランクは1億円全額が入る大きさではないものの、事件に関わる重要な何かである可能性も考えられる。 捜査2日目 午前5時、1万円札を使用し自販機で飲み物を購入する三角一八の姿をB班冷泉真也が目撃。 時効前で三角一八の気が緩んでいると見た冷泉真也は紙幣と記番号を照合するべく、同班員に報告、応援要請。 前日の自分の行動を反省した結果気晴らしを行うことにした村山弁蔵は、ベッドメイキングの名目で突然来訪した丹佐崎七日に 対し明らかに不審な動きを見せる。村山弁蔵がくるまっていたシーツをひきはがしたそこにあったのは、 村山弁蔵がこっそりと持ち込んだ私物のエアガン(リッキーくん)であった。 ※村山弁蔵曰く、書道家が硯をするのと同じ原理で触っているとリラックスするらしい。 エアガンは非常に繊細なため他人に預けるなどもってのほか、加えて誰かに見られてしまえば警察を呼ばれかねないと語る 村山弁蔵の言葉に驚いたような反応を返す丹佐崎七日。 前日丸井太一に荷物運びを申し出た時のことと照らし合わせると、丸井太一が大切そうにもっていたトランクの中身は 何かしらの武器である可能性が濃厚で、慎重になるべきことを再確認する。 このとき、村山弁蔵が倍率変更で20~30km先まで見通すことのできるスコープを所持していたことも発覚。 ※幅広い用途があるものにも関わらず初日からスコープを出さなかったことに対し丹佐崎七日は呆れた目を向けた 従業員控室で前日直方六郎の部屋に仕掛けた盗聴器からきこえてきた「二人の男の声」について解析していた C班マット・クラインハインツは、男のうちの一人が直方六郎であることまでは把握したもののもう一人についてや 会話の内容までは聞き取れず、ほとんど睡眠をとっていなかったことも祟ってそのまま寝落ちてしまう。 ※寝落ちた結果血だらけのナイフをこちらに向ける人物の夢を見ることになり、涙と汗を伝わせながら ぶつぶつと独り言をとなえる。その後気分を切り替え時計を見やり、寝坊の事実に気付く。 ※朝、C班客役の相手である咲原瑛理を見変えに行った北条知和子は違和感を覚える ※このとき咲原瑛理は前日の落水の影響で風邪をひいており、咳はあまり出ないが熱があった。 冷泉真也からの連絡をうけ自販機の鍵を借りて駆けつけたB班式部圭は、待っていた冷泉真也と共に自販機内の1万円札を 回収。1万円札は何枚か存在したが、当時警備員とともに三角一八の指紋も取られていたためその指紋との照合を行うことに。 ※ここで署に戻るついでに外で息抜きをたくらんだ冷泉真也であるが、外の悪天候を見て気が変わる。 「重要な証拠品を任せる」とその気にさせられた式部圭は、役に立てることに喜びを覚えつつレインコート姿でD署へと戻る。 ※朝の時点で咲原瑛理の体調不良に気付いていたC班成宮晴は、レストラン係をA班直家藤吉に任せ 解熱剤とスポーツドリンク(2L)を買いに行き、不本意そうな対応をされつつも咲原瑛理に手渡す。 ※初日の失態とその後の対応について気にしている様子の咲原瑛理に対し、 「俺にハンカチのブランドを聞かれてもわからない」「言いたいことがあるなら遅くない」と言葉をかける。 エレベーターに乗り前日取り付けた直方六郎との食事の約束へと向かう咲原瑛理と北条知和子の前に、部屋係に扮していた 丹佐崎七日が現れる、その際、丸井太一のトランクの中身への考察を共有。 ※この後サボりの可能性を指摘された咲原瑛理が「フィアンセ」を名乗り北条知和子との距離を物理的に 縮め、丹佐崎七日を煽るような行動に出る。この辺りからこの二人の(主に丹佐崎七日から咲原瑛理への)仲が険悪になる。 ※エレベーターを降りる際丹佐崎七日が咲原瑛理の体調不良に気付いていた風な言葉を残し扉を閉めた ※薬を買いに出る成宮春の姿をフロント係として目撃していたマット・クラインハインツは、戻ってきた成宮晴に 「成宮さんまで風邪をひかれては困る」という言葉と共にタオルと、様々な薬の入ったかばんを手渡す。 ※背中を向けたまま話すマット・クラインハインツを疑問に思った成宮晴に指摘され振り返ったその目は、 寝不足によって怒ったような目つきになっていた。 ※このときマット・クラインハインツは、ビリー・クラインハインツとして部屋係に着替えた 1万円札を無事鑑識に届け、シャワーを浴びた式部圭は、今後の動きについて考える。 B班斎木瑠依が回収した三角一八のハンカチを使って接触するべきか、それよりもまずルームサービスを偽って自分も 直接三角一八と接触するべきか悩む式部圭の頭の中に初日に険悪になってしまった直家藤吉のことがよぎる。 ※式部圭自身は謝りたいと思うものの、直家藤吉は自分がいない方が清々しているかもしれないと自己卑下 ※謝るという行為に悩む式部圭はふと幼少期に読んでもらった絵本の猫を思い出す。 「許してくれたのかが表情から読み取れない猫」に不安がる式部圭に対し父親は 「許してもらうためではなく誠意を見せるために謝る」のだと説く。 父親の言葉から謝る決心がつくも、何度も見た猫の瞳の色を思い出せない式部圭は、 相手の目を見ることをいまだ怖がっているように見える。 前日斎木瑠依とぶつかった際に落としたハンカチを探す三角一八と、接触の機会を測りかねて尾行を続けている斎木瑠依を 見つけたマット・クラインハインツは、三角一八に話しかける形で斎木瑠依をフォローする。 ハンカチを落とした事を伝えながらも役職変更について言及する三角一八を兄弟という理由でかわした マット・クラインハインツは、ハンカチについてフロントに確認することを約束。 その後三角一八との会話内容を気にする斎木瑠依に対し、式部圭と冷泉真也の名前をあげ 「安全のためにも人目のあるところで接触するように」とアドバイスをおくる。 考え事をしながら歩いていた斎木瑠依と冷泉真也は廊下の角でお互いにぶつかる。 「(ぶつかったのが)冷泉さんでよかった」という斎木瑠依に疑問符を浮かべる冷泉真也に先刻の三角一八、 マット・クラインハインツとの出来事を話すと、マット・クラインハインツの仕事ぶりを内心で気にかけつつ 「自分が三角一八に遺失物が見つかったのでフロントに行くように伝える、後は式部圭や感応寺極となんとかするように」と 指示。自分は少し調べることがあると言ったのち、斎木瑠依から式部圭の所在を確認した。 ※寝不足で怒っているように見えるマット・クラインハインツに対し「怒ってるの?」と何度も確認した北条知和子は「うるせぇ怒るぞと」怒りをあらわにされる。 ※そんな二人の様子を見ていた成宮晴は北条知和子に手招き。「今日はあんまり無茶なことするなよ」と注意をすると同時、 近くにいるから「困ったことがあればすぐに言え」と告げる。 ※間を挟みつつも了承した北条知和子であったが、そのかわりとばかりに 「無理している様子のマット・クラインハインツをなるべく春夏冬定と一緒に行動させたい」「成宮晴にももっと切坂まこもを頼ってほしい」 という考えを述べ、「女の子って結構強いんですから!」大丈夫、信じてくださいとしめた。 19時47分、北条知和子と咲原瑛理は、直方六郎と共にレストランにて食事を開始。 三角一八、丸井太一との関係について「3人で飲んだり、騒いだり、無謀なことやろうと言ってみたり」する昔からの仲だと語る直方六郎に、 北条知和子は「もっと話がききたい」と、直方六郎の椅子裏にしかけてある盗聴器に何か情報を拾わせるべく会話を進めて行く。 ※咲原瑛理の行動をよく感じなかった丹佐崎七日は、二人とわかれたあと壁にやつあたりをする。 蹴り込んだ鈍い音と共に聴こえた声につい不機嫌さをあらわに振り向いた丹佐崎七日の視線の先にいたのは 害はないことをしめすように両手をあげた村山弁蔵で、自分が犯人だったらあぶなかったと注意を促す。 ※「モーメントが命取り」だという村山弁蔵の言葉で少し冷静さを取りもどした丹佐崎七日は小型通信機で北条知和子と連絡をとり、 「相手に踏み込むということはこちらの身も危険だということを忘れないように」と言葉をかける。 咲原瑛理と行動していることをあげ大丈夫だと返す北条知和子に、「あの人は自分のことは自分でできる」とし体調不良を隠す咲原瑛理から北条知和子の意識を逸らそうとした。 ※かばうような行動をとりつつも、あくまで腹の虫はおさまらず、丹佐崎七日は咲原瑛理に荒い口調で「軽率だ」と指摘した。 考え事をしている様子のマット・クラインハインツに対し甘めにしたカフェラテを差し出した式部圭は、 疲れをとる甘いものがマット・クラインハインツに必要だと思ったと説明。そして、「目つき、俺みたいに悪くなってますから、なんて」とほんのりと笑んだような表情をみせた。 「それを飲んでる間だけでも、休んでください」と言いつつも「甘すぎたら捨ててください」と言い残し扉の向こうに消えた式部圭。 閉まるドアを見つめながら、式部圭が冗談を言った上に笑顔を見せてくれたことについて驚くマット・クラインハインツ。 扉のすぐ向こう側では、式部圭が自分の言葉とコミュニケーション能力を悔いて消滅したいと崩れ落ちていた。 ハンカチが届いたときいてフロントにやってきた三角一八を対応した感応寺極がハンカチを拾った人物として斎木瑠依を示し、 「時間があるなら話がしたい」と提案。 掃除機をかけながらその音声を通信機からきいていた式部圭は、情報が得られずともせめて冷泉真也の調べ物の時間稼ぎができること、斎木瑠依の安全を願いつつ、何かあれば無理やりにでも介入すると意志を固める。 C班客役が直方六郎と接触を開始したことを確認後、部屋係に扮したマット・クラインハインツは清掃不要の札のかかった3302号室へと侵入、調査を開始する。 寝泊まりした形跡のない部屋ではあったがベッド周りが妙に汚れていたためすぐにベッドに目をつけ、シーツをはがすとそこに 「DVD入荷リスト」を発見。一見本当にただのリストであったが、よく見るとジャンルや年代別に並べられている中にいくつか不自然なタイトルの混じりがあった。 その時点で何かを閃かせたマット・クラインハインツは、署で待機していた国東真琴に連絡。 バイクで急ぎホテルに来ることを要求すると、「署で調べてほしいものがある」と事情を説明した。 雨の中こちらへむかう国東真琴を待ちながら、DVDリストはマット・クラインハインツによってコピーとすり替えられた。 ハンカチを手渡す斎木瑠依に対し「その場で渡してこいよ」と悪態をつく三角一八に斎木瑠依は「後から気付いた」として謝るが、 そのまま朝飯に向かおうとする三角一八を呼び止め、自分も同行したいと願い出る。 「勝手にしろ」と歩き出す三角一八の後ろを斎木瑠依が追う形でフロントを後にした。 ※小型通信機で咲原瑛理に苛立ちをぶつける丹佐崎七日のいる従業員控室へ戻ってきたマット・クラインハインツは、丹佐崎七日に「荒れてるな」と声をかける。 マット・クラインハインツの目つきを指摘しながら振り返った丹佐崎七日であったがその表情は酷く、「お互い様だ」と話題を片づける。 ※「この捜査が無事に解決したら、ちょっと付き合ってくれません?」楽しい事して発散したいという丹佐崎七日に対し「何かあったのか」と問いかけるマット・クラインハインツであったが、 丹佐崎七日は誰かに伝えておかないと自分の気持ちに集中できないと考えつつも「こんな顔してたら、余計な心配かけてしまいそうで」と視線をそらすだけであった。 ※マット・クラインハインツが丹佐崎七日のことを「ナナ」と呼んでいるが、「七日(なのか)を「しちにち、ななにち」としか読むことができず、結果「ナナ」と覚えてしまったためらしい。」 ※丹佐崎七日からの申し出を受け入れたマット・クラインハインツは、「俺からもひとつだけいいか?」と切りだす。 こっちを向いて目を閉じ口をあけろという要求に「…はぁ?」と眉をひそめる丹佐崎七日であったが、早くとせかすマット・クラインハインツに大人しく従うことにする。 丹佐崎七日の開いた口に水色の飴玉を放り込んだマット・クラインハインツは驚く丹佐崎七日のに対し「俺のばあちゃんは魔法使いなんだ」と突飛な発言をする。 「教えてもらった魔法はこれ一つ」自分は飴玉一つでは祖母ほどうまくできないと語るマット・クラインハインツであったが、きいてやることしかできないが座って、溜め込んでること全部話せ。聞いてやる事しかできないが、と促す。 「心配かけたくないなら、守りたい奴がいるなら…一回、楽になってけ。……付き合ってやるからさ。」と丹佐崎七日の頭に手を置いた。 外の雨模様を眺めていた冷泉真也の通信機へ「依頼した鑑定結果が出たみたいだ」と連絡が入る。 三角一八の部屋で妙なメモ書きを見つけていた冷泉真也は、それを手にB班月島ひろの待つ部屋へと部屋係として入室する。 ※冷泉真也の顔を見て、月島ひろは「えちぜんさん」と発言。先輩の名前すらまだ覚えられていない模様。 報告結果を問う冷泉真也に「結果から言うと当たりでした」とノートパソコンを操作する月島ひろ。 「一万円札の記番号は盗まれた紙幣の番号の記録と一致するものがあり、三角一八の指紋付き」だった。 そして、「最近ついたものは三角一八のものだけ」であることがわかった。 「これで言い逃れは出来ない」と口角をあげる冷泉真也に対し、月島ひろは残る「容疑者3人の関係と犯行方法」の裏付けを求めていた。 三角一八について朝食にむかう斎木瑠依であったが、突然の着信をける。「先輩に呼ばれた」という斎木瑠依に「勝手に行け」と 不機嫌さをあらわにする三角一八。 去り際、折角2日も連続で会えたのだからもっと話したいと講じっつをつくり三角一八から名前を聞き、夕食の約束を取り付けた斎木瑠依は、月島ひろと冷泉真也のいる部屋へと合流。 一万円札の鑑定結果を伝えるとともに容疑者3人の関係が知りたいと話す月島ひろに、18時半に食事の約束をしたのでそのときに聞き出せると黒い表情を見せる斎木瑠依。 ※斎木瑠依の表情と、またしても「さかきさん」と名前を呼び間違える月島ひろに、冷泉真也は一抹の不安を覚えた。 ※咲原瑛理曰く、犯人を誘導し何か重要な情報を吐かせようとするとき、気をつけなければならないことがいくつかある。 その1あせらず、あくまで自然に先回りし相手の逃げ道を潰していくこと。その2話題を提供するのは常に自分であること。その3会話を途切れさせてはいけない。 アルコールも入り饒舌になった直方六郎を話にのせ「完全犯罪のシナリオをつくって遊んだ」という話題までもっていった咲原瑛理。 「大学ノートにシナリオを書きこんでいた」ことを話す直方六郎に相槌を打つ咲原瑛理であったが、相手に飲ませるために自分もワインに見せかけたジュースを何杯も飲み、吐き気も悪化していく一方。 料理にもあまり手をつけておらず、ここで北条知和子が「前日の落水を原因とした風邪」の可能性をよぎらせる。 北条知和子からの心配の視線をよそに「スパイ気分で暗号をつくったりもした」とマット・クラインハインツが発見したらしい暗号書類の解読のヒントを探ろうとする咲原瑛理の会話を、レストランの奥で聞き処理する成宮晴と切坂まこも。 誘導にのり「映画の公開年月日や主演、外国版の情報を集めるのが好きでそれらを暗号に使うことが多かった」という直方六郎の言葉をさらに掘り下げようと話題を探る咲原瑛理であったが、朦朧とする意識では脳内の引き出しを開けられず、ついに会話を途切れさせてしまう。 途切れた会話の隙に直方六郎が切りだしたのは、咲原瑛理の体調が良くないように見えるという内容で、まだ完全に情報が探れていなかった咲原瑛理は動揺の色をみせる。 「体調が悪いようならそろそろお開きに」と述べる直方六郎に食い下がろうとする咲原瑛理の言葉を遮ったのは、これまで隣で相槌をうつだけだったはずの北条知和子であった。 なんとかとどまろうとする咲原瑛理を半ば無理やり席から立たせ、レストランをあとにする北条知和子。 ※その様子を聞いていた成宮晴はホッとしつつも「薬を飲ませて寝かしつける」仕事の大変さを考えていた。 夜に集まった式部圭と冷泉真也は、冷泉真也が三角一八の部屋から回収したメモを見つめていた。 意見を求められ数字の並ぶメモを手に取った式部圭は、それが銃の名前ではないかと推測する。 メモの「1911」は各国で使用されている一般的なハンドガン「M1911」1千~2千ドルの値で取引されていると語る式部圭に対し、。 その読み通りであれば「47」は「AK47」というショットガンであると考える冷泉真也。 いずれにせよ、容疑者たちがこの武器をすでに購入、所持している可能性が高いと結論づけた冷泉真也は、慌てはじめる式部圭をなだめながら「全班にこのことを伝えろ」と指示。明日早朝から逮捕に向けて行動することと、再度、気を抜くなという注意を行った。 ※情報を前にして容疑者の前から去ることとなった咲原瑛理は北条知和子に抗議するが、「風邪ひいといて何言ってるの!バカじゃないの!」と濡れタオルをぶつけられてしまう。 無理をして人のこと言わないで、と言った北条知和子の目には涙が浮かび、「なんで、おとこのひと、はみんなみんな…」と目の前の事実以外にも何かを巡らせているようであった。 気がつかなくてごめんねと謝る北条知和子の中には、自分がしっかりしなくてはいけないのにという後悔ばかりが募った。 捜査3日目 編集中
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パレード事件 パレード事件とは、1999年に発生した一連の事件の総称である。 当時の東都道路公社(現:東都インフラ整備株式会社)の労組側が幹線道路上でのスト行進「パレード」を計画したことを発端に、労組三役や、パレードに向かう組合員などが相次いで失踪した。 事件には不可解な点が多く、労組未解決事件[未作成]の一つとして、今も陰謀論が多く囁かれている。[誰が?] 概要 1999年11月、東都道路公社は労使交渉の決裂を原因として、公社ではあるもののスト権の行使をすることを決断。年末に最も混雑する国道A1号線を封鎖して、スト行進「パレード」を行うと発表した。 しかし、同年12月7日の決起大会において、演説を終えた労組三役が会場から忽然と姿を消した。 大混乱にも関わらず、残された組合員はパレードの断行を決心。 パレード当日の朝、組合員は整備工場から2台のバスに分乗し、国道A1号線の起点に向かって出発した。 しかし、1台はエンジンの始動とともに爆発炎上、もう1台はそのまま整備工場を後にしたが、目的地に到着することはなく、バスごと行方不明となった。 かくしてパレードは実行されず、帰省ラッシュに影響が出ることはなかった。 事件の終結 パレードに向かう途中で行方不明になったバスは、隣県の山中で発見された。しかし、バスは無人の状態で発見され、乗っていた組合員の消息は依然として不明のままである。 また、労組三役とされる遺体は、2015年の国道A号線の拡張工事の際に、地中から発見された。しかし、身元の確認がとれるものは、同時に発見された持ち物しかなく、依然として断定には至っていない。 同社は民営化に伴い、東都インフラ整備株式会社に再編された。同社では2019年現在、労働組合は組織されていない。 事件の影響 (この項目は、書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています。) 陰謀説 同社の雇った用心棒がスト破りをした 労組三役が海外に高跳びするために、自作自演をおこなった ストを阻止するために国が関係者を抹消した 労基署が保有すると言われている特殊部隊が暗躍した
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鮫島事件 2ちゃんねるに書き込まれた怖い話。
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8月テロ事件 8月テロ事件(以下"リパブリック号事件")とは、世界真理教によるスィヴェールヌイ諸島共和国の客船「リパブリック号」のハイジャックに始まる一連の事件のことである 基本情報 事件名 8月テロ事件(リパブリック号占拠事件や真理教事件とも呼ばれる) 年月日 統一暦 140年 8月 23日~140年 9月 6日 場所 スィヴェールヌイ諸島共和国、ギャレット島 結果 事件経緯 統一暦 8月 23日以前 世界真理教(以下真理教)は、以前よりパーヴェル・ダニロフをトップとする祭政一致の宗教国家を築き上げるべく何度もテロ事件を起こそうとしていたがほとんど失敗しており、多数の逮捕者を出していた これを良く思わないダニロフ教祖はさらなる大規模なテロを計画、実行に移すこととなった 普段ならここでスィヴェールヌイ警察が気づくのだが、北方の町で氷河が溶けたことにより氷河の中から炭疽菌が流出、その対処に追われていたため気づかなかった 統一暦 8月 23日 この日、北連の貨客船「リパブリック号」がギャレット島付近を航行中にハイジャックされる、船員からの捨て身の通信により事態を知った北連政府は、客船の乗客を持つ各国に通知、対処に乗り出すことになった その後客船はギャレット島で停泊、真理教が陸上で犯行声明を出した ↑犯行声明の写真 統一暦 8月 24日 ダニロフ教祖以下700人以上の信者がギャレット島に上陸、ほかのメンバーと合流する 統一暦 8月 25日 人質を盾に刑務所に収監されている真理教メンバーの解放を要求するも交渉決裂 民兵組織から盗んできた対空ミサイルなどで威嚇、関係各国が事の重大さを認識する 統一暦 8月 27日 大扶桑王国の特殊部隊が人質ごと船を奪還 退避中にRPG7が船に打ち込まれるも死人はなし ↑潜水艦が撮影した退避中のリパブリック号 後部が燃えているがすぐ鎮火した 統一暦 8月 28日 午前9時 北連政府、人質を奪われ交渉材料を失った真理教に降伏を呼びかける 午後5時 真理教、降伏を拒否 北連艦隊の派遣が決定する 統一暦 8月 31日 午前10時 偵察活動を行っていた中華連邦共和国の戦略偵察機が撃墜される 午前11時 戦艦トハチェスフキーを中核とする北連艦隊出動 ↑リパブリック号とすれ違う戦艦トハチェスフキー 統一暦 9月 1日 北連艦隊、テロ団体のみが残ったギャレット島への艦砲射撃を開始する ↑砲撃準備中の戦艦トハチェスフキー 統一暦 9月 3日 午前9時 ギャレット島表層消滅を確認 砲撃停止 午前12時 陸軍部隊上陸 テロ組織の一掃を確認 ダニロフ教祖以下750人全員死亡とみられる 事態収拾 統一暦 9月 6日 真理教本部に憲兵隊が突入 ダニロフ教祖が死んだことにより絶望してとりあえず祈っていた信者たち全員を確保 さらに各評議会での真理教信者洗い出しにより10名程度が逮捕 ここに世界真理教は壊滅した
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thumb|300px|五・一五事件を伝える[[朝日新聞|大阪朝日新聞。]] 五・一五事件(ごいちごじけん、ごてんいちごじけん)は、1932年(昭和7年)5月15日に起きた大日本帝国海軍急進派の青年将校を中心とする反乱事件。武装した海軍の青年将校たちが首相官邸に乱入し、当時の護憲運動の旗頭ともいえる犬養毅首相を暗殺した。この事件により日本の政党政治は衰退したといわれる。 犯行背景 当時は1929年(昭和4年)の世界恐慌に端を発した大不況、企業倒産が相次ぎ、社会不安が増していた。1931年(昭和6年)には石原莞爾率いる関東軍の一部が満州事変を引き起こしたが、政府はこれを収拾できず、かえって引きずられる形であった。犬養政権は金輸出再禁止などの不況対策を行うことを公約に1932年(昭和7年)2月の総選挙で大勝をおさめたが、一方で満州事変を黙認し、陸軍との関係も悪くなかった。 しかし、1930年(昭和5年)ロンドン海軍軍縮条約を締結した前総理若槻禮次郎に対し不満を持っていた海軍将校は、若槻襲撃の機会を狙っていた。ところが、立憲民政党(民政党)は大敗、若槻内閣は退陣を余儀なくされた。これで事なきを得たかに思われたがそうではなかった。計画の中心人物であった藤井斉が「後を頼む」と遺言を残して中国で戦死し、この遺言を知った仲間が事件を起こすことになるのである。本来ならば標的でなかった犬養が殺されることになったといえる。 犬養は護憲派の重鎮で軍縮を支持しており、これも海軍の青年将校の気に入らない点であったと思われる。不況以前、大正デモクラシーに代表される民主主義機運の盛り上がりによって、知識階級やマルクス主義者などの革新派はあからさまに軍縮支持・軍隊批判をしており、それが一般市民にも波及して、軍服姿で電車に乗ると罵声を浴びるなど、当時の軍人は肩身の狭い思いをしていたといわれる。 犬養は中国の要人と深い親交があり、とりわけ孫文とは親友であった。ゆえに犬養は満州侵略に反対であり、日本は中国から手を引くべきだとの持論をかねてよりもっていた。これが大陸進出を急ぐ帝国陸軍の一派と、それにつらなる大陸利権を狙う新興財閥に邪魔となったのである。犬養が殺されたのは、彼が日本の海外版図拡大に反対だったことがその理由なのであるTemplate 要出典?。 本事件は、二・二六事件と並んで軍人によるクーデター・テロ事件として扱われるが、犯人のうち軍人は軍服を着用して事件に臨んだものの、二・二六事件と違って武器は民間から調達され、また将校達も部下の兵士を動員しているわけではないので、その性格は大きく異なる。同じ軍人が起こした事件でも、二・二六事件は実際に体制転換・権力奪取を狙って軍事力を違法に使用したクーデターとしての色彩が強く、これに対して本事件は暗殺テロの色彩が強い。 また犬養首相の暗殺が有名な事件であるが、首相官邸・立憲政友会(政友会)本部・警視庁とともに、牧野伸顕内大臣も襲撃対象とされた。しかし「君側の奸」の筆頭格であり、事前の計画でも犬養に続く第二の標的と見做されていた牧野邸への襲撃はなぜか中途半端なものに終わっている。松本清張は計画の指導者の一人だった大川周明と牧野の接点を指摘し、大川を通じて政界人、特に森恪などが裏で糸を引いていたのでは、と推測している(『昭和史発掘』)。だが、中谷武世は古賀から「五・一五事件の一切の計画や日時の決定は自分達海軍青年将校同志の間で自主的に決定したものであって、大川からは金銭や拳銃の供与は受けたが、行動計画や決行日時の決定には何等の命令も示唆も受けたことはない」と大川の指導性を否定する証言を得ており、また中谷は大川と政党人との関係が希薄であったことを指摘し、森と大川に関わりはなかった、と記述している(『昭和動乱期の回想』)。 本事件は昭和天皇の勅令により失敗に終わった、とするのが定説である。この事件によりこの後斎藤実、岡田啓介という軍人内閣が成立し、加藤高明内閣以来続いた政党内閣の慣例(憲政の常道)を破る端緒となった。もっとも実態は両内閣共に民政党寄りの内閣であり、なお代議士の入閣も多かった。民政党内閣に不満を持った将校らが政友会の総裁を暗殺した結果、民政党寄りの内閣が誕生するという皮肉な結果になった。また、犬養の死が満州国承認問題に影響を与えたという指摘もある。 なお、事件前日の5月14日には映画俳優のチャールズ・チャップリンが来日していて、チャップリンも標的となったが、直前になって犬養との会談をキャンセルしたため、難を逃れた。 「話せば分かる」 時の首相犬養毅が殺害された際の「話せば分かる」「問答無用、撃て!」のやり取りが有名であるが、これは犬養毅の最期の言葉というわけではない。 元々、犯人の青年将校らは問答などに時間をとられては殺害に失敗する恐れがあるため、犬養を見つけ次第射殺する計画であった。しかし実行時には、表から突入した三上隊が最初に犬養を発見したものの、犬養自らに応接室に案内され、そこで犬養の考えやこれからの日本の在り方などを聞かされようとしていた。その後、裏から突入した黒岩隊が応接室を探し当てて黒岩が犬養腹部を銃撃、次いで三上が頭部を銃撃した。それでも犬養はしばらく息があり、すぐに駆け付けた女中のテルに「今の若い者をもう一度呼んで来い、よく話して聞かせる」と強い口調で語ったと言う。 「話せば分かる」「問答無用」という言葉については、元海軍中尉山岸宏の次の回想がある。 Template quotation? また、元海軍中尉三上卓は裁判証言で次のように語っている。 Template quotation? 一方、儒学に博識でもあった犬養自身は、一般国民の教養・討議能力にはあまり信を置いていなかったともされている。 裁判 海軍軍人は海軍刑法の反乱罪の容疑で海軍横須賀鎮守府軍法会議で、陸軍士官学校本科生は陸軍刑法の反乱罪の容疑で陸軍軍法会議で、民間人は爆発物取締規則・刑法の殺人罪・殺人未遂罪の容疑で東京地方裁判所でそれぞれ裁かれた。元陸軍士官候補生の池松武志は陸軍刑法の適用を受けないので、東京地方裁判所で裁判を受けた。 当時の政党政治の腐敗に対する反感から犯人の将校たちに対する助命嘆願運動が巻き起こり、将校たちへの判決は軽いものとなった。このことが二・二六事件の陸軍将校の反乱を後押ししたと言われる。二・二六事件の反乱将校たちは投降後も量刑について非常に楽観視していたことが二・二六将校の一人磯部浅一の獄中日記によって伺える。 その一方で大川周明ら民間人に対する言渡刑は非常に重かった。このことは、二・二六事件でも民間人の北一輝や西田税が死刑となったことと共通する。 関係者 実行者 首相官邸襲撃隊 三上卓 - 海軍中尉で妙高乗組・反乱罪で有罪(禁錮15年:出所後、右翼活動家となり、三無事件に関与) 山岸宏 - 海軍中尉 村山格之 - 海軍少尉 黒岩勇 - 予備役海軍少尉・反乱罪で有罪(禁錮13年) 野村三郎 - 陸軍士官学校本科生 後藤映範 - 陸軍士官学校本科生 篠原市之助 - 陸軍士官学校本科生 石関栄 - 陸軍士官学校本科生 八木春男 - 陸軍士官学校本科生 牧野内大臣襲撃隊 古賀清志 - 海軍中尉・反乱罪で有罪(禁錮15年) 坂元兼一 - 陸軍士官学校本科生 菅勤 - 陸軍士官学校本科生 西川武敏 - 陸軍士官学校本科生 池松武志 - 元陸軍士官学校本科生 立憲政友会本部襲撃隊 中村義雄 - 海軍中尉 中島忠秋 - 陸軍士官学校本科生 金清豊 - 陸軍士官学校本科生 吉原政巳 - 陸軍士官学校本科生 民間人 橘孝三郎 - 「愛郷塾」主宰・刑法犯(爆発物取締罰則違反,殺人及殺人未遂)で有罪(無期懲役) 大川周明 - 反乱罪で有罪(禁錮5年) 本間憲一郎 頭山秀三 - 玄洋社社員。頭山満の三男 裁判関係 高須四郎 - 海軍横須賀鎮守府軍法会議判士長・海軍大佐 西村琢磨 - 陸軍第一師団軍法会議判士長・陸軍砲兵中佐 神垣秀六 - 東京地方裁判所裁判長・判事 清瀬一郎 - 弁護人 林逸郎 - 弁護人 関連項目 五私鉄疑獄事件 大日本帝国海軍 満州事変 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』_2008年12月10日 (水) 16 15。
https://w.atwiki.jp/kitkat3/pages/174.html
三億円事件 wikipedia まとめ1 まとめ2
https://w.atwiki.jp/greatmelon/pages/50.html
キムニカ事件 キムニカ事件は、ナチス・ドイツがムーミン谷を爆撃した事件。 当時の様子を描いた、ワサラー団が誇る画伯パブロ・キム・キムソの絵「泣くムーミン」が芸術として評価されている。 MELONchan、バールのような者、とろろらによって、この絵が発見された。 パブロ・キム・キムソ 犠牲者 ムーミントロール ムーミンパパ ムーミンママ スノーク ミイ スニフ スナフキン 泣くムーミン 追悼 東京オリンピック2020のサッカー戦で、キムニカ事件に黙祷が捧げられた。 展示 「泣くムーミン」は非常に芸術的であるとの評価を受け、 美術館に展示されている。
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331事件 2005年3月31日