約 373,065 件
https://w.atwiki.jp/kyouiwate/pages/57.html
680 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/04(土) 00 56 17.99 ID Oyv6Uadpo もしも咲さんが夏休み中岩手に滞在する事になったら…… 686 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/08/04(土) 00 56 59.14 ID XM5Y/xB/o 674 「少し」が被ってしまってるな 校正はちゃんとせねばならない(戒め) 680 小ネタというには重すぎやしないだろうか。まぁ書く 692 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/08/04(土) 01 04 59.42 ID XM5Y/xB/o 【もしも咲さんが夏休み中岩手に滞在する事になったら……】 [京太郎引越しの翌日] 京太郎「はぁ…」 京太郎(咲のやつ、電話も通じないし、メールも帰ってこないな…) 京太郎(あんな別れ方は、嫌だったんだけどなぁ…) ピンポーン 不意に、チャイムが鳴る。 京太郎(ん?誰だろう?) 京太郎「はーい」ガチャ ドアを開けるとそこには 咲「えへへ、来ちゃった!」 満面の笑みを浮かべた幼馴染がいた。 702 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/08/04(土) 01 16 40.43 ID XM5Y/xB/o ……… 咲「あの時は酷いこと言っちゃてごめんね、京ちゃん」 咲「あれから考えたんだぁ…」 咲「京ちゃんが行っちゃうなら、私が追いかければ良かったんだよね!」 京太郎「お、おう…」 京太郎「俺は怒ってないけどさ…」 こんなに行動力があるやつだっただろうか。 咲「しばらくは夏休みだし、ずっと京ちゃんと一緒にいられるね!」 京太郎「…部活は?もうすぐIHだろ?」 咲「へ?辞めたよ?」 京太郎「え?…は?」 咲「皆には申し訳なかったけど…」 咲「私にとっては京ちゃんの側にいることが一番大事だもん!」 どうやら説得は不可能なようだ。 712 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/08/04(土) 01 23 25.98 ID XM5Y/xB/o 京太郎「はぁ、分かったよ…」 京太郎「どうせ泊まるアテもなく、勢いだけで飛び出してんだろ?」 咲「う…」 京太郎「新しい家も結構広いし、お前1人がしばらく泊まるくらいは余裕だろ」 京太郎「親に頼んでやるよ…」 京太郎(親は俺と咲が付き合ってるもんだと思ってたしな…) 咲「ご、ごめんね、京ちゃん…」 京太郎「もう謝るなって」 京太郎「その代わり、夏休みの間、俺の麻雀の特訓相手になってもらうからな!」 咲「!?」 咲「う、うん!任せて!」パァ 咲「京ちゃんをヘルカイザーって呼ばれるくらいに強くしてみせるよ!」 京太郎「それはやめて!」 Q、もしも咲さんが夏休み中岩手に滞在する事になったら…… A、このスレが始まらない
https://w.atwiki.jp/iliasion/pages/48.html
夏休み直前!「学校の怪談は恰好の会談」生配信 放送内容 参加メンバー Tomo K-suke その他 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/karishooterwiki/pages/339.html
住所福島県福島市黒岩字堂の後78 最寄り駅高速「福島西IC」より車で15分。国道4号線を右折し「黒岩」交差点を左折。 1プレイ 円 設置タイトルオトメディウス 営業時間10 00-24 00 駐車場 TEL024-545-1261 URL 備考周辺地図 最終情報更新日 2009年2月13日
https://w.atwiki.jp/trivia-mike/pages/3734.html
子供を表す拳術だ
https://w.atwiki.jp/vipdetyuuni/pages/2508.html
【私の夏休み】 【昼過ぎの部】 時期は、夏 街路樹ではまるで夏の到来を告げるかのようにセミがせわしなく鳴き、 誰もが空からさす陽射しを憎々しげに眺め、汗をぬぐう そんな季節 今回はその季節を過ごす少女の何の変哲もない日常をつづってみたいと思う 時の頃はちょうど4時 この物語の主人公は、少し洒落た音楽が流れる店内で本を読んでいた 薄い青に加工されて鈍く光を反射する背表紙には本のタイトルが堂々と印刷されている 『ジョジョの奇妙な冒険』と 少女はいきなり気がついたかのように顔をあげ、時計へと目を遣る 「……もう6時間ですか、漫画とは怖いものですね……」 ぼそりとつぶやくと戦慄の表情を浮かべる、 と同時に隣で読んでいた人も驚愕の表情を浮かべて少女をガン見する そうして読んでいた本を棚に戻した少女はカウンターへと向かい、己の鞄へと手をかける 「あの…お会計をしたいのですが」 「はい、えー…どちらをお買い求めでしょうか……??」 店員は苦笑いを浮かべながら訊ねる、おそらく悪戯の類だと思われているのだろう 「いえ、そうではないのです、本を読んだので会計を、6時間分でいいですかね…?」 すると店員は苦笑いに苦笑いを重ねて少女を見遣る、これがいわゆるダブル苦笑いというやつなのだろう 「あの、お客様、当店は本屋ですから本をお買い頂かない場合、お金はお払い頂かなくてもいいですので…」 すると少女は困った顔を浮かべて首をかしげる が、この状況で本当に困っているのは店員である 「そうですか…でもなんだかお金を払わないと申し訳ない気がします…」 そう言うと財布の中からその国で流通しているであろう貨幣をカウンターに置いて 「とりあえず、気持ちですから受け取ってください」 これが俗に言う厚意の押しつけというやつである 一礼すると自動ドアで少しもたついて帰っていく 店員はぽかんと口をあけて、静かにその貨幣を募金箱に入れると仕事に戻り 立ち読みをしていた客は気まずさに違う汗を流すのであった 【午前の部】 少女はどうしたことかと首をかしげる ちなみにこの先別の少女が二人も現れるのでこの呼び方はとても面倒くさい というわけでこの少女の説明に入りたいと思う、今更か 彼女の名前は【鋼鉄処女】名前というかなんというかなのだが便宜上名前としておく 細かいことは気にしないスキルが必要である 特徴は長い黒髪と頭に生えたアホ毛と呼ばれる突起物、そして言葉遣いだけである。 特徴少ないな……。しかも文面では前2つが表すことができないため、もはや特徴は言葉遣いだけである 特徴少ないな……。 能力は金属を操る能力だったりする ちなみに一番好きな金属はアルミニウムである そんな特徴の少ない鋼鉄処女は帰宅途中にある問題に出くわしているのであった それは自宅に誰かがいるということである。 少女は同居人もペットもいないという寂しい生活を送っているため本来なら家の中は空、いたとしても昆虫が良いところである しかしどういうことか家の中に『二人』入り込んでいる。 まぁ盗られるようなたいしたものは置いていないため泥棒に対する心配はしていないのだが。 しかも家の中にいる人物らは動く様子がない、というかもはやくつろいでいるレベルである なぜそんなことが分かるのかというと実は彼女の家は金属で作った自家製の家だったりして 床にかかる負荷などで分かるという仕組みである、もうなんでもありですね 「誰かが遊びに来ているのでしょうか…?」 などとのんきに首を傾げて家へ近づく鋼鉄処女であった ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「鋼鉄さん帰ってこないねー」 金髪の少女がソファに顔をうずめ、もぞもぞと声を発する 「そうだな、まぁじきに帰ってくるだろ」 その視線の先では、赤い髪の少女が足を組んで、呆けたように宙を見上げている。 「さっきから紅蓮ってば全然喋らないし暇なんだけどー…!」 「ん、あぁ、悪い悪い」 紅蓮と呼ばれた少女の名前は【灼熱疾攻】、なんで紅蓮なの?という質問は一切受け付けない 俗に言うオレっ娘というやつである、いつもオレオレ言っている、母さん、オレオレ そんな彼女の特徴は影が薄いことである、といってもこの影が薄いは存在感が薄いという意味で本当に影が薄いわけではないので注意してほしい 会話に入るタイミングが分からなかったり、ぶっきらぼうな性格が所以して、もはや救いようのないレベルだったりする ちなみに最近買った本は『初めて会った人と話すためのマニュアル』らしい 「しかしなんでこんなに涼しいんだろうね、紅蓮分かるー?」 「さぁ、金属はすぐに熱くなるもんだと思ってたんだがな……」 「そんなわけないでしょ、缶ジュースとか冷たいんだし。紅蓮って馬鹿ね!!」 そう言ってどや顔を相手に向けている少女の名前は【喜怒哀楽】 彼女は機嫌がころころ変わるので扱いづらいと巷で評判の少女である。 金髪でツインテールのくせに最近ツンツンしないのでもはや容姿負けしているといっても過言ではないだろう 「……」 そんな喜怒哀楽に憐れむ目を向けた灼熱疾攻は静かにコーヒーを差し出した 【夕方の部】 「た、ただいま帰りました……」 「あ、おかえり!!」 つぶやくように声をかけながら恐る恐る扉に手をかけ、中を覗き込む鋼鉄処女に元気な声が投げかけられる 「鋼鉄さん、お邪魔してるぜー」 「あ、貴方達でしたか……」 「えへへ、どっ、泥棒かと思った??」 金髪の少女が跳ねるように玄関へと走り寄ってくる 「泥棒さんかもしれないとは思いました、でも喜怒ちゃんたちで良かったです」 鋼鉄処女はニコリと微笑むと靴を脱ぎ、リビングへと足を向ける その後ろを追うようにテクテクと歩く喜怒哀楽 「オレとしてはその場合泥棒に入られた鋼鉄さんよりこの家に入っちまった泥棒の方がかわいそうに感じられるけどなー……」 読んでいた本をポケットに入れると立ち上がる灼熱疾攻は、そのまま背伸びをして見せる ふと目を向けた時計の針は5時を指していた 「確かに、この家には何もありませんからね」 「いや、まぁそういう事じゃないんだけどな……」 「そんなことより鋼鉄さんってばどこ行ってたの??」 そんなことよりという言葉に苦笑いを浮かべる灼熱疾攻をよそに、会話は進む 「あ、紅蓮さんに教えてもらった古本屋さんに行っていました」 「私たち1時から来てたんだけど、ずっと行ってたの!?」 暇人だなと喜怒哀楽は口をロの字にして鋼鉄処女を見やる 文字で表すと(OロO)←こんなかんじである 「いえ、10時からお邪魔させて貰ってました」 「開店から!!?」 暇人だなと灼熱疾攻は口をロの字にして鋼鉄処女を見やる 文字で表すと(OロO)(OロO)←こんなかんじである 「ちなみに何読んだの??」 唖然とした状態から目覚めた喜怒哀楽は新しい話題に勢いよく食いつく 彼女の食いつき方にはピラニアもびっくりである 余談だがピラニアは本当に腹が減っている時しか大型獣に襲いかからないらしい 本当に余談だな!! 「紅蓮さんが教えてくれた『ジョジョの奇妙な冒険』を読みました」 「へぇ、なんk――「今どの辺まで読んだの??」 混ざろうとしたが、それを押しのけて会話を進める喜怒哀楽に苦笑いする灼熱疾攻 「今は確か……ジョジョがディオに怒ったところですね」 「へぇ、じゃあ今が一番いいとこだね!!」 「そ、そうなのですか??」 おかしいなと首をかしげる鋼鉄処女に勢いよく肯定を重ねる喜怒哀楽 「そうだよ、そのあとジョジョがディオをボコボコにするんだよ!!」 「でもジョジョはディオに敵わないのではないのですか??」 鋼鉄処女は不思議そうに首をかしげる、その隣では灼熱疾攻が話に入りたそうにしている 「そこでねー、ジョジョ時間止めるんだよ」 「こわっ!ジョジョこわっ!!」 鋼鉄処女はこの世のものではないものを見たかのように身震いした 「実はジョジョのスタンド能力はディオと同じで時間止める能力だったの」 「こわっ、ディオこわっ!!……ところでスタンドとはなんなのですか??」 「えっ、鋼鉄さんちゃんと読んでなかったの!?なんか守護霊みたいな、悪霊みたいなかんじの」 「そ、そんなのいたのですか、知りませんでした……」 見逃しと勘違いした鋼鉄処女は少しショボンとしている 「一番最初から居たよ」 「こわっ!!スタンドこわっ!!」 「しっかり読んだ方がいいよー、でね、そのあとジョジョがディオを倒すんだよ何回か危ない所あったけどね」 「……倒す、とは??」 「まぁ、ディオはすぐ復活しちゃうからねー、復活しないくらい殴るの」 「キレる十代!!」 「スタンドで」 「守護霊こわっ!!」 そろそろ鋼鉄処女が怖がり過ぎて使い物にならなくなってきている 「カーz「まぁ、絵柄ありで読んでみないとこのすごさは語れないよ」 うんうんと頷く喜怒哀楽の後ろでは灼熱疾攻が(’・△・`)←こんな顔でしょぼくれている 「そうですね、明日また読みに行ってみたいと思います……」 「ジョセフ……かっこいいよな……」 「ジョセフ?ああ、あのおじいちゃん。あれ使えないよねー、写真(笑)」 いじけたような独り言すら否定されてついに涙目になっていじけだした灼熱疾攻であった 【夕暮れの部】 銀白色のテーブルの上にはそれなりに豪勢な食事が拡げられている そしてそのテーブルを三人で囲い、それぞれ思い思いのものに箸を伸ばす 部屋の隅に几帳面に畳まれた袋には、某有名コンビニエンスストアの名前がプリントされている 「絶対このおにぎり農薬すごいよ、無機野菜だよ……」 箸で中央を押すとパリッと良い音がして半分に割れる 「しょうがないだろ、冷蔵庫の中オレンジジュースしかなかったんだから……」 コップになみなみに注がれたオレンジジュースを口に傾けると小さくため息をつく 「そ、そうめんもありますよ……!!」 「夜にそうめんはないよ」 「夜にそうめんは……な」 二人してため息をつかれた鋼鉄処女は必死に何かを言おうと口ごもっていたが、無駄なことだと悟りうつむいた 「ご、ごめんなさい……」 いたたまれなくなったのかコップに刺したストローに息を吹き込み始める、それに釣られてブクブクし始める喜怒哀楽 「責めてるわけじゃないんだけどな…」 「ここは紅蓮もブクブクするとこでしょ!空気読んでよね、だから空気読めないって言われるのよっ」 「えっ、ええええぇ!?」 涙目で左右をぶんぶんと見まわした灼熱疾攻は、しょぼんとしてブクブクを始めた 【しばらくお待ちください】 各々壊れたようにブクブクをしていたが、さすがにこのままではまずいと思ったのか、おもむろに鋼鉄処女が口を開いた 「大丈夫ですよ、紅蓮さんは空気読めなくないです」 「話が戻った!!?」 「えー、だってこの前コンビニでさ、紅蓮の目の前の客がー……」 「話を深めるな!!」 よほど聞かれたくなかったのか、からあげくんを素早い動きで相手の口に突っ込んだ 「そういえば私この前人に猟犬の様だと言われました」 少し嬉しそうに語りだす鋼鉄処女 「猟犬?あー、確かに怒ったら鋼鉄さん鬼のように怖いけどな、花を踏んだ時は殺されるかと思った」 その時の様子を思い出したのか身を竦ませた 「えー、紅蓮いっつも『死ぬ覚悟は出来てるからよぉ』ドーン……みたいなこと言ってるじゃん」 「効果音ウゼぇ、いやだって戦って死ぬのは良いけどよ、あの世で閻魔さまに何て言えばいいんだよ。自分は花を踏んで殺されましたとか言うの絶対嫌だぜ」 「殺したりしませんよ……殺したりしませんよ……」 眉をひそめる灼熱疾攻の隣で寂しさからかブツブツとつぶやく鋼鉄処女だったが、やがてそれを紛らわすようにオレンジジュースを静かに飲み始めた 「でも猟犬かー、まぁあたしは犬でたとえたらミニチュアダックスフンドかな」 「短足(笑」 「うっ、煩い!!大体短くないし!!」 「ならオレと比べるか?ほれほれ」 「うっっざぁ!!足伸ばすな!あたしスカートはいてるから伸ばせないんです―!!」 こうして彼女たちの夕食は、黙々とオレンジジュースを飲む一人と、ニヤニヤしながら相手にむかって足を伸ばす一人と、それを大声をあげながらはたく一人という奇妙な光景で幕を閉じた 【夜の部】 「ただいまあがりました」 ガラリとドアを開けながら黒髪の少女がリビングの中へと入ると 「ふふふ、待ってたよ鋼鉄さん!」 ソファからピョンと飛び起きて風呂から上がった相手に向き直る金髪の少女と 「ん、おかえりー。あとお前邪魔、テレビ見えねー」 首だけ回して手を振る赤髪の少女 「待ってくれていたのですか??」 その言葉が嬉しいのかニコニコにながら歩み寄る鋼鉄処女 「ちょっとね、このパジャマサイズがブカブカかな、なんて、あたし身長が低いから!!」 「おもに胸もなー」 「ぎゃああああああああああ、ステータスだもんっ!ステータスだもんっっ!!しねっ!!!」 同じく鋼鉄処女からパジャマを借りている灼熱疾攻に対してぶんぶんと人差し指を向ける 「ごめんなさい、喜怒ちゃんの大きさに合うようなパジャマがなくて……でもブカブカな服を着ているのもかわいいと思いますよ??」 ニコリと微笑まれると、うれしかったのか少し顔を赤くして裾を手で持ってバタバタさせる 「鋼鉄さん、もっと大きい寝間着は……」 後ろの会話に聞き耳を立てていた灼熱疾攻が振り返り、立ちあがって尋ねた 「ごめんなさい、ですが大体紅蓮さんは私より背が高いじゃないですか」 が、その言葉を聞いて落胆の色を滲ませ、ソファに体を沈ませる 「にひひー、紅蓮紅蓮っ!あたしかわいいって!!かわいいでしょ?でしょ??羨ましい??あんた羨ましいんでしょほらほら」 「そういえば鋼鉄さんもう17歳なんだな、あと1年で18歳だな……」 「そういうあなたも今月の28日で16歳じゃないですか、おめでとうございます」 相手の言葉に驚きの表情を浮かべ、ポリポリと頭をかく 「そうだった、忘れてたぜ……、まぁ誕生日なんて特に祝わないからな」 「あたしも12月12日で16歳だけどね!!」 「少し早いけど酒でも飲むか??」 ケラケラと笑うと、袋から缶ビールを一本取り出す灼熱疾攻 「お酒は二十歳になってから、ですよ」 それをたしなめる様に鋼鉄処女が言葉を発すると、肩をすくめて 「それは人間が決めた決め事だけどまぁ、そういうと思ってたよ」 空の缶はきれいな楕円形を描いてゴミ箱の中に収まった 「あたしも12月12日で16歳だけどね!!」 構ってほしいのか、ソファに座っている灼熱疾攻の膝の上に喜怒哀楽がちょこんと座った 「そうだな、おめでとう喜怒」 「おめでとうございます、喜怒ちゃん」 灼熱疾攻に頬を撫でられるとえへへとはにかみ、 「そういえば今日初めて紅蓮から喜怒って呼ばれたかも!!」 そのままゴロンと頭を後ろに預けた 「来年はお兄さんと同じ歳になりますね……」 「あー、思ってみればそうだな……」 「えっ、紅蓮にお兄さんいるの!?」 「いる、死んだけどな」 少し寂しそうな笑みを見せた灼熱疾攻に、喜怒哀楽は申し訳なさそうに顔を伏せた 「あ、お兄さん生きかえってましたよ?」 「ディオ現る!!」 「何それ怖いっ!!」 嬉しそうに叫んだ喜怒哀楽と目から何かが飛び出しそうになっている灼熱疾攻、何かの正体は主に眼球 「女の子になってました」 「ディオじゃないっ!!」 「何それ怖いっ!!」 絶望した喜怒哀楽と目から何かが飛び出しそうになっている灼熱疾攻、何かの正体は主に涙 「しかも噂では女の子に手を出して殺されてしまったと聞きました」 「オカマでレズなんて訳が分からないねっ!!」 「何それ怖いっ!!」 話の流れで楽しくなってきた喜怒哀楽と目から何かが飛び出しそうになっている灼熱疾攻、何かの正体は主に霊魂 「兄貴っ……無茶しやがって……」 「ちなみに悪魔っ娘と聞きました」 「もうやめてえええええええええええええええええええ」 灼熱疾攻の心の中で兄貴像が崩れていく音がした 「紅蓮のオレっていうのもおね、…お兄さんの影響??」 「そうだ、あとお姉さんって言ったら本気でキレる」 「ふーん、その意外な少女趣味も??」 「それはない、断じてない、本気でない、あと意外とか言うな、意外とか言うな」 「紅蓮さんのお兄さんは良い方でしたよ」 喜怒哀楽に対して放たれた言葉だがそれは灼熱疾攻に向けられているように感じられた 「話……変えようぜ……」 心に大きな傷を負った灼熱疾攻は唸るように提案した後、ガックリと肩を落とした 【深夜の部】 「鋼鉄さん、結婚してあげてもいいよっ!!」 おもむろに叫ぶと隣の布団にに勢いよく飛びかかる喜怒哀楽 「ふえっ、えっと、あの、その……女の子同士ですしそもそもいきなり結婚というのも……」 顔を真っ赤にして言葉の途中で布団をかぶる鋼鉄処女 「えー、早くない早くない。言っとくけどあたし12月には16歳で結婚出来るんだからねっ?」 喜怒哀楽は口をω←こんな形にすると相手の布団の上で振り子のように体をゆらゆらと左右に揺らし始める 「結婚とかそういうのは、もっと大切にした方が良いですよ……??」 さすがに涼しい部屋の中でも抱きつかれるのはあついもので、それでもって布団とのダブルパンチなのだから暑苦しさは相当なもので。あぶりだされるように被っていた布団をどけると、上体を起こす鋼鉄処女 「分かってるよー、ただ言ってみたかっただけ。大体鋼鉄さん好きな人とかいないわけ??」 「これが噂のガールズトークというやつか!!そうなんだな!!」 ゴロンと転がり落ちるように元の布団に戻る喜怒哀楽の向こう側でキラキラと目を輝かせる灼熱疾攻 「そっ、それはどうでもいいことです。そういう貴方はどうなのですか……??」 「話変わるけどあたしって北枕だと寝れないの」 「変わるっていうより強引に変えてるよな!!?」 「赤子の手をひねるっていうけど実際問題良心が邪魔をしてとても捻れたものじゃないよね」 「文脈が読めない!文脈が読めないぞ!!」 大切なことなので二回言ったらしい、大切なことを強調するとどうしても安っぽくなってしまうのはなぜなのか。この疑問テストに出るぞー。 「あっ、あたしはいないもーん、はい次紅蓮」 「ふえっ、オレ!?えーっと……お前ら、とか……嫌いじゃない、ぜ?」 そういう意味ではないのだがやはり日頃こういう会話をしない灼熱疾攻には荷が重かったらしく、おもに喜怒哀楽が醸し出すがっかりオーラにあたふたとしはじめる 「オレなんか変なこと言った!?オレなんか変なこと言った!?」 「空気読めない紅蓮にはがっかりだよ……」 その場でOTZ←こんな感じになっている灼熱疾攻は静かに微笑む鋼鉄処女に撫でられ、涙を浮かべた 「実際問題恋愛感情というものが良く分からないんですよね……確かに好きな人や大切な人はいますが、それを恋と言えるのかが分からないのです。」 「確かにその辺難しいよねー、まぁ恋愛に定義はないって言うし」 何か考えるように唸ると、ゆっくりと言葉を紡ぎだす 「でもさ、恋人つくってさ、ラブラブした毎日を送るのもいいかもしれないけど……。あたしは今みたいな時間の方が好きだなー、好きなことして、仲の良い人達と笑って、好きなことを語る。これって案外難しいもんだよねー」 くるりと体を回転させるとクスンクスン言いながら撫でてもらっている灼熱疾攻に耳を赤くしながら横から抱きつく喜怒哀楽 「そうですね、確かに難しいものです」 クスリと微笑むと立ち上がり、自分の布団へと戻っていく鋼鉄処女 「鋼鉄さん逃げちゃ駄目なんだからね??」 「ところで喜怒ちゃん今日はやけにご機嫌ですけれど、何か良いことが有ったのですか??」 「あっ、聞いてくれよ。こいつ鋼鉄さんからの手紙読んでさ――」 「わあああああああああああああ、紅蓮馬鹿っ!それなしそれなし!!わー、わー!きーこーえーなーい―、きーこーえーなーいー!!」 「そういう紅蓮さんもこの前うれs――「こっ、鋼鉄さんっ!!」 なんやかんやでその後夜遅くまでガールズトーク?は行われ、朝には団子状の物体が一つ出来ていたらしい 【早朝の部】 「ふあぁ……おはようございます……」 目をごしごしと擦りながらキッチンへと足を運ぶ鋼鉄処女 「鋼鉄さん、おはよう。朝ごはん作っといたから食べといてな」 「しかし鋼鉄さんって意外と起きるの遅かったりするの??」 時計の針は9時30分を指していて、他の二人はすでに朝食を食べ始めている 「うーん、そういうわけではないと思うのですが……」 寝ぼけたような顔で苦笑いを浮かべながら鋼鉄処女は困ったように首を傾げる 「紅蓮がいびきとかかいてたんじゃないのー??」 ニヤニヤしながら肘で小脇を突いてくる喜怒哀楽に心底不快そうな表情を浮かべている灼熱疾攻 「オレはいびきかかねーよ、お前と違ってな。大体起きたのが遅いのはお前のせいだろ」 「はっ、はぁ!!?あたしがいびきなんてかくわけないじゃん!!超寝つき良いし、超寝つき良いし!!……で、なんてあたしのせいなわけ??」 さりげなく灼熱疾攻の皿に箸を伸ばしてみたが、相手がデコピンの構えを見せていたので口をとがらせながら諦めた喜怒哀楽は忌々しげに相手を睨んだ 四時間前・・・・・・・・・ 「朝ですよー?」 ゴソリと寝がえりを打つ二人にさっぱりとした声で起床を催促する鋼鉄処女に対して 「うあ??……5時か、後2時間……」 時計を一瞥すると意識を失うように布団に沈み込む灼熱疾攻と、半分しか開いていない目で宙を眺める喜怒哀楽 「んんぅ……まだ全然早いよ、大体鋼鉄さんは朝早すぎるの……」 元はと言えば自分が夜にはしゃいで二人を寝させなかったのだが、そんなことはお構いなしである。そんな態度に鋼鉄処女は 「ごっ、ごめんなさい……」 普通に謝った 「あとちょっと、お休み……」 普通に寝られた 「……仕方がないので散歩にでも行ってきますね」 起きる様子もない二人を眺め、ため息をつくと立ち上がろうとするが、腕が全く動かない 「……??」 少し冷や汗を垂らしながら後ろを振り向くと自分の右腕が喜怒哀楽に握られて、否、握りつぶされていた 「……これは……抜けるのでしょうか……??」 そう思い、後ろに体重を傾けてみるが、圧倒的腕力の前に腕がもげかけたので断念した 「……寝るしか、ないですか……」 そうして彼女は不本意ながらも二度目の床に就いたのであった ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「紅蓮さん、あのとき起きていたのですか……??」 「鋼鉄さんが出かけたら喜怒を起こして後ろから尾行しようと思ってた」 洗面所で顔を洗ってきた鋼鉄処女の質問に、すがすがしい笑顔から特徴的な八重歯を覗かせてサムズアップな灼熱疾攻 「で、鋼鉄さん朝はどうする??」 「あ、私は良いです、昨日食べすぎたので……」 夕食はオレンジジュースしか口にしていない鋼鉄処女に二人は思い思いのツッコミを心の中で繰り広げた 【午前の部】 「鋼鉄さん、トランプやってあげてもいいよ!」 「そうですか、ではやりましょうか。とはいっても私大富豪しかルール分かりませんけど……」 「おっ、いいねぇ、オレ大富豪得意だぜ」 「鋼鉄さん、スピードやろー?ルール教えてあげるから」 「おまっ、ないわぁ!!ないわぁ!!」 蚊帳の外になることを恐れた灼熱疾攻の必死の働きによってトランプの案は排除された 「良い天気ですから外で何かしましょうか」 「色鬼でもする??」 「3人でやる遊びじゃないな!!」 「ところで全く関係ないけどそら豆ってなんであんなにぼそぼそしてるんだろうね」 「本当に全く関係ないな!!」 「話を戻してしまいますが、スピードってどんなものですか??」 「「すごく戻ってる!!」」 今までボケとツッコミを繰り返していた二人が息ぴったりに叫んだ 「……とりあえず適当に散歩でもするか」 「良いと思いますよ」 「まぁ、仕方ないかも。昼ごはんも外で食べよっか」 そんなこんなで三人は近場の街へと繰り出したのだが 「紅蓮ってば常識ないの!?お昼は普通ファミレスでしょ!!あんたってば麺を食べることしか考えてないのね!!」 「はっ、お前はお子様ランチでも食っとけよ、偉い人だって言ってんだよ、昼食はカレーがジャスティスってな」 「なんでこんな熱い中熱いもの食べなきゃいけないわけ!?あんた一人で行ってきなさいよ!!」 「あぁ?大体外出したらとりあえずファミレスって言えばいいと思ってんじゃねえぞオイ。この前なんて何時間も居座って店員も迷惑そうにしてたじゃねーか。まだわかんねーのか」 周りの道行く人達が珍しいものを見るように振り返る。また、ある人は迷惑そうに、またある人は楽しそうにヤジまで飛ばしている。要するに、すごく目立っている 「二人とも、喧嘩は良くないですよ」 そんな状況で苦笑いを浮かべながら鋼鉄処女が二人の間に割って入る 「だって鋼鉄さん、この馬鹿が……」 「馬鹿とはなんだ、俺が馬鹿ならお前はもはや無知能生物だなオイ」 「喜怒ちゃん、紅蓮さん……?」 再び言い争いが始まりかけたところで鋼鉄処女が多少二人を窘めるような声を上げる 「うっ……」 「ハイ……」 「今日はハンバーガーにしましょう」 文面だけで考えたらこの言葉は提案に当たるのだがしかし、雰囲気から考えるとどちらかというとこれは強制に近かった、というより強制だった 「「ごめんなさい……」」 しかし選んだ店が悪かったということまで、鋼鉄処女はその時考えを回らせることは出来なかった 【正午の部】 「鋼鉄さんは食わねーのか?」 テリヤキバーガーを片手に灼熱疾攻は鋼鉄処女の顔を下から覗き込むようにして眺め、尋ねる 「私はいいんです、それよりおいしいですか?」 「ん、まぁまぁだな。一口食べてみる??」 「いえ、大丈夫です。お気持ちだけで」 そう微笑むと鞄からオレンジジュースの紙パックを出して慣れた手つきでストローを差し込み、口に含ませる 「すいません、当店では飲食物の持ち込みは禁止となっておりますので」 「ごっ、ごめんなさい……!!つい癖で、本当に申し訳ないです……」 怒られてた、すごい勢いで謝ってくるので注意した店員が逆に申し訳なくなるくらいだった。 「いえっ、そんなに謝らないでください!ごめんなさい」 「ごめんなさい、ごめんなさい」 「……とりあえずオレの左右で謝らないでくれ、誤解されるからマジで」 そうして客と店員の二人は向き合い、間に一人をはさんでペコペコと頭を下げあっている、どこかシュールな光景である 「……失敗しました……」 謝り終えた鋼鉄処女はショボンとしながら席に着く。と、カウンターの方から聞きなれた声が聞こえてくる 「チッ、チャキ……チャキンっ!チキンちゃっ、ちかんっ!!……チーズバーガー……1つ……!!」 が、めっちゃかみまくってた、それはもう尋常じゃないくらい かみすぎて店員が小刻みに震えている。本人も悔しさからか拳が震えている 「ちょっとあんた何笑ってんの?もしかしてアレ?新手のイヤガラセ??この店侮辱罪で訴えるわよ??」 とんだクレーマーである 「……その名前考えた製作者本当に許さないから」 去り際に意味不明なことを言って二人が待つテーブルに帰ってくる喜怒哀楽 「なぁ、買ってきてやろうか……??『チャキンタツタ』」 笑いを堪えながら、同情とからかいが2対3くらいの口調で相手の肩に手を載せる灼熱疾攻 「……スマイル50回くらい買ってきてやる……!!」 嫌そうにその手をはらうと言葉とは裏腹にテーブルにドスンとその腰を落とす 「笑顔もついに売り物に……」 メニューに載っているスマイル0円を凝視しながら、鋼鉄処女は驚愕の表情を隠せずに唸った その後、スマイルだけを本当に何回も買いに行ったり、店内で火を起こしてポテトを温めたりした二人のせいで、三人の少女たちは早急に出入り禁止になったらしい 【昼の部】 「つ、つかれたー……、あついー……。鋼鉄さんは暑くないの……??」 ぐったりとしながら歩いている喜怒哀楽は隣の少女に言葉をかける 「暑いですけどほら、夏ってそういうものじゃないですか」 「そういうものだね、うん」 鋼鉄処女の答えに毒気を抜かれたような反応を見せるが、一つあることに気がつく 「あれ?紅蓮は??」 先程まで三人で並んで歩いていたはずが、いつの間にか消えている。暑い中探すのは面倒だが、いなくなったのは心配だ、仕方がないのでとりあえず適当に探してみると、30秒ほど前に通ったペットショップの前にうずくまっていた 「ちょっとぐれん―……なにしてんのよ……」 さぞ面倒くさそうに近寄ると呼ばれた灼熱疾攻はあまり見せない純粋な笑顔を振り向かせて、言った 「ウーパールーパー眺めてる……!!」 もう目に星が輝いていた、というか買う寸前だった。財布に手をかけた灼熱疾攻を引きずるようにして鋼鉄処女のもとに戻る喜怒哀楽 「鋼鉄さん、早く帰ろう……」 酷く疲れた喜怒哀楽と、涙目の灼熱疾攻の醸し出す雰囲気に鋼鉄処女は何も言えず、家路へと足を向かわせた。 ある程度歩き、人ごみの中を抜けると、鋼鉄処女の家が遠くに見えてきた 「しーあわーせはー、あっるいってこっない。だーからあっるいってゆっくんだねー」 「しかし思うんだけどな」 ウーパールーパーを買えなかった深い悲しみから回復した様子の灼熱疾攻は、喜怒哀楽のお世辞にもうまいとは思えない唄を聞いて、口を開く 「オレが歩いていたら向こうからウーパールーパーはあるいてくるんだろうか」 全然立ち直っていなかった 「歩いては来ませんね、這ってきます」 「そうか、這ってくるのか……」 納得した様子の灼熱疾攻をみた喜怒哀楽は、その言葉に自信満々で付け加える 「六本足でね」 「それ昆虫だ!!」 「ちなみに座右の銘は蛇足」 「本当にな!!」 そんなやりとりをしていると、眼前には昼前まで過ごした銀色の洋風の造りの家が広がっていた 「じゃあ、あたしは帰るねー、鋼鉄さん、また」 「あ、帰ってしまうのですか。帰り道に気を付けてください」 「あ、オレもちょっと帰る。またな、鋼鉄さん」 「はい、今日はお疲れ様でした」 そうして3人はそれぞれ別れていった 外ではあんなにうるさかったセミの声が、もう聞こえなくなっていた 【それから……】 私は軽く扉のノブを回し、家の中へと足を踏み入れた 出かけている間はそうは感じなかったけれど思いのほか疲れているようで、ひんやりとしたソファにゆっくりと体を沈ませる やはり孤独とは寂しいもので、無意識の間にもう今日は開く予定のない扉を見つめてしまい、そんな自分にため息が思わずもれる。 いつも通りのはずのこの時間が、楽しいことのあとだとひどくつまらなく感じられてしまう。 そうして、このつまらない時間をかみしめるのだ (あなたのおかげで楽しいときに本当に楽しいと感じられるのですね……) いや、あなたというのはおかしいかもしれない。そんなことを考えている自分に思わずクスリと笑ってしまう。 私と仲良くしてくれている皆は元気にしているだろうか、暑さにやられてはいないだろうか、病気にかかってはいないだろうか。 そんなことを考えていると、自分が他人とつながっているような錯覚に陥って、少し心が和らぐ。 皆のおかげで、自分は今日も生きていける。 そう思うとまた嬉しくなって、そんな気分で瞼をゆっくりとおろす。 そうして、一人の時間を過ごしていると、勢い良くドアが開き、それに負けない声が家に響き渡る。 「やっほー、またきたよー!」 自分は今どんな表情をしているのか、ハトが豆鉄砲を食らう、とは恐らくこのような感覚なのだろう。聞きなれたその声に少し安堵すると、また新しい声が玄関と呼ばれるべき場所から響いてくる。 「おいおい、クツそろえろよ……よいしょっと、おじゃましまーっす」 「いらっしゃい、忘れ物ですか?」 顔を覗かせた喜怒ちゃんに、私は声をかけてみる。長い髪がゆらゆらと揺れていて、見ているととても楽しい気分になってくる。 「何言ってるのー??また来るってちゃんと言わなかったっけ……??」 そうしてきょとんと首を傾げる喜怒ちゃんと 「だから絶対お前の言い方、アレが悪かったんだって。あとタイミング」 ケラケラと笑っている紅蓮さん 「あんたも同じような言い方してたでしょ、そういう言い方やめてくれない??」 「はいはい。で、なんで帰ったのか言わないと鋼鉄さん苦笑い浮かべてんじゃん」 「あっ、そうだった!!いやぁ、さすがに日つかも服はかりれないかなー、とか思ったりして荷物取ってきたの。結構重くて大変だったんだから、ところでトランプしよ?スピードスピード!!」 「おもに胸が別の意味で辛いしな。あ、冗談ですからトランプ混ぜてくださいマジでお願いします」 そんな二人を見ていると、不思議と笑みがこぼれてしまう 私は今日も、幸せです 【あとがき】 どうも、おそらくお久しぶり……ですよね??鋼鉄処女の中の人です とりあえずはじめにここまで読んでくださったみなさん、お疲れ様でした 実際はそこまで長くする気はなかったのですが書いてみたら…… もはやSSという長さではありませんね、本当にすいませんでした 日常生活に近い、明るいものを書いてみたいということで 今回は頑張ってギャグパートを増やして、戦闘やシリアスな話は極力減らしてみました。 いろいろな本を参考にしたので、ツッコミや話の流れが似ているものがあるかもしれませんが、気にしないでください。お願いします このSSを読んで少しでも楽しい気分になっていただければ幸いです 本当は自キャラ以外の方も出したかったのですが、そういうわけにもいかず、こんな内輪だけの話になってしまいました 『オレのキャラを提供してやんよ!』というイケメンな方を探していたり…… 今回誤字脱字、遠まわしで面倒くさい表現などがあるかもしれません、温かい目で見ていただきたいなと思います。 夏も終わりましたがまだまだ暑いです、みなさんお体を壊さぬように気を付けてください、 では、また 【追記】 感想以外で何かあれば鋼鉄処女のページのコメント欄の方に書いていただければ嬉しいなと思います 感想を書いていただければすごく喜びます 感想はここであってますか?拝読しました、ほのぼのしました。うちの子が出てた……ありがとうございます。機会があればまた出してあげてください。-- かや (2011-09-03 03 36 33) あってますよー、感想有り難う御座います。 そう言っていただけるとありがたいです……!! また書くかもしれないので、良かったらまた読んでやってください……!! -- こうてつ (2011-09-04 18 54 16) 読んでいて和みました、ふゆうも機会があれば出してあげてください -- フユウ (2011-09-04 20 17 09) 和みましたか、そういうお話にしたかったのでなんだか嬉しいです。はい、また書くときは出させていただきますね!!読んでくださってありがとうございました -- こうてつ (2011-09-06 11 15 45) ふへへ・・・。この眼に焼き付け、脳に叩き込みますぜ・・・。 寂しくなったら此れを読みます。魔王も出して欲しかったり! -- まおう (2011-10-04 19 53 47) 今回は貴方に言って貰って作ろうと思ったのが大きいので満足していただけたなら嬉しい限りです。では次回書くときにでもキャラを拝借させていただくかもしれません。読んでいただいて本当にありがとうございました -- こうてつ (2011-10-07 11 00 04) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hukusimacity/pages/25.html
ダンス -- (福島第二中学校) 2011-11-15 11 46 32
https://w.atwiki.jp/aboi/pages/23.html
#blognavi 長かった夏休みも、本日で終了 いまから大阪へ帰ります 。。。 カテゴリ [shadowbane] - trackback- 2006年08月20日 12 12 55 名前 コメント #blognavi
https://w.atwiki.jp/hukusimacity/pages/19.html
■UFOふれあい館 ■福島市浄土平天文台 ■ふれあい歴史館 ■浄土平ビジターセンター ■古関裕而記念館 ■花の写真館
https://w.atwiki.jp/bambooh/
エステーのエアカウンター ガイガーカウンター 今朝のモーニングバードで紹介されました。 福島県で、 ガイガーFUKUSIMAなどガイガーカウンターを 県民に放射線測定器を安価で供給するため、 オール福島で開発した。 ということでした。 ガイガーカウンターの値段は、 エステーのエアカウンターと同じ 9800円というのもあります。 福島に住み続けるなら必要でしょうね。
https://w.atwiki.jp/pipopipo555jp/pages/3055.html
放射能汚染とデマ汚染に抗す 最高0・24マイクロシーベルト 子供の甲状腺被ばく調査「問題なし」 [3./25 11 07] http //ninja.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1301095576/ 1 :かしわ餅φ ★:2011/03/26(土) 08 26 16.63 ID ???0 原子力安全保安院は屋内退避エリアの川俣町の子供を対象に行なった甲状腺被ばく調査の結果、「問題になるレベルでない」と発表した。 原子力保安院は、24日、福島第一原発から半径20キロから30キロの屋内退避エリアのうち放射線量が多い川俣町で、放射性物質のヨウ素131が溜まり易い子供を対象に甲状腺の調査を行なった。 調査を受けたのは、川俣町の山木屋地区の1歳から6歳までの乳幼児と7歳から15歳までの児童生徒合わせて66人。 調査の結果、最も値が高かった12歳の男の子でも1時間あたり0・24マイクロシーベルトと原子力安全委員会の指針である、2マイクロシーベルトを下回ったということで、原子力安全保安院は「被ばくは問題になるレベルではない」としている。 子供の甲状腺被ばく調査「問題なし」 福島県内ニュース KFB福島放送 http //www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2011032513 放射能汚染とデマ汚染に抗す