約 410,453 件
https://w.atwiki.jp/thvision/pages/1836.html
《神綺》 No.1157 Character <第十三弾> GRAZE(3)/NODE(7)/COST(3) 種族:魔界人/神 耐性:魔界人 (自動α): 〔あなたの場の「種族:魔界人」を持つキャラクター全て〕は必要ノードがX以下の相手プレイヤーのスペルカード、コマンドカードの目標にならない。Xはあなたの場の「種族:魔界人」を持つキャラクターの枚数と等しい。 (自動β): あなたの場に「神綺」が1枚もおらず、〔あなた〕が「魔界」の効果によってデッキを公開したときにこのカードが含まれていた場合、〔このカード〕を抜き出し、あなたの場にスリープ状態で出しても良い。但し、この効果で「神綺」を1度に複数枚場に出すことは出来ない。 攻撃力(6)/耐久力(7) 「私の世界で暴れた罪は大きいわ。許すはずもない」 Illustration:会帆 コメント リメイクされた魔界の神。 前回と同じく耐性:魔界人を持つ。 (自動α)により自身の場の魔界人は、その枚数以下の必要ノードのスペルカードとコマンドカードの目標にならない。このカード1枚だけでも緑眼のジェラシーや疑惑の五芒星の目標にならないので除去されづらい。 また13弾のユキ、マイ、夢子は展開しやすいため、場に4枚程度なら簡単に並べることができる。 (自動β)は魔界の効果によりこのカードが公開された場合にスリープ状態で場に出すことができるというもの。狙ってすることは困難なので適用できればラッキー程度に考えよう。 かなり大雑把だが魔界とこのカードを3枚ずつデッキに入れて10回に1回程度の確率である。 同様の(自動α)を持つカードとしてチルノ/7弾や西行寺 幽々子/10弾がある。 関連 第十三弾 神綺/7弾 闇の創造神チーム 魔界 夢子/13弾
https://w.atwiki.jp/touhouvision/pages/756.html
《神綺》 No.508 Character <第七弾> GRAZE(3)/NODE(7)/COST(4) 種族:神/魔界人 耐性:魔界人 (自動α): 〔「種族:魔界人」を持つあなたの場のキャラクター全て〕は「戦闘修正:+1/+1」を得る。 (自動β): 〔このキャラクター〕がプレイされて場に出た場合、あなたは(1)支払ってもよい。支払った場合、目標の〔あなたの冥界にある「種族:魔界人」を持つ必要ノードが5以下のキャラクターカード1枚〕をあなたの場にアクティブ状態で出してもよい。 攻撃力(6)/耐久力(6) 「私はこの魔界を作った神、私より強いものはいないわ」 Illustration:桜庭友紀 コメント 旧作『東方怪綺談』に登場する6面ボス。 第七弾からの新種族、魔界人を造りだした魔界の神。 場に居るだけで自分の場の魔界人全体を強化する(自動α)と、プレイして場に出た際にノード5以下の種族:魔界人をリアニメイトする(自動β)を持つ。 (自動α)は種族:魔界人でさえあれば特に制限は無い。自身も種族:魔界人を持つため、場に出た時点で7/7の戦闘力となる。この効果は重複するため、このカードを3枚並べれば+3/+3の戦闘修正をかけることも可能。 (自動β)は冥界の魔界人をアクティブ状態で場に出すというもの。 このアクティブ状態で場に出すのが非常に強力。これは前述の(自動α)で強化しつつ、即座に攻撃要員にも防御要員にもなれるキャラクターを場に出せるという事である。アクティブ状態で場に出すので奇襲性も抜群。 地味に種族:神も持つため、東風谷 早苗/3弾や洩矢の王国などで強化が可能。 開宴『二拝二拍一拝』でバウンスされなかったり神の加護がプレイできたりもするが、やはり種族:魔界人のシナジーが強いため、あえて種族:神デッキに採用する必要は薄いだろう。 関連 第七弾 Tactical Starter 神綺/13弾 闇の創造神チーム 夢子/13弾
https://w.atwiki.jp/thvision/pages/1025.html
《神綺》 No.508 Character <第七弾> GRAZE(3)/NODE(7)/COST(4) 種族:神/魔界人 耐性:魔界人 (自動α): 〔「種族:魔界人」を持つあなたの場のキャラクター全て〕は「戦闘修正:+1/+1」を得る。 (自動β): 〔このキャラクター〕がプレイされて場に出た場合、あなたは(1)支払ってもよい。支払った場合、目標の〔あなたの冥界にある「種族:魔界人」を持つ必要ノードが5以下のキャラクターカード1枚〕をあなたの場にアクティブ状態で出してもよい。 攻撃力(6)/耐久力(6) 「私はこの魔界を作った神、私より強いものはいないわ」 Illustration:桜庭友紀 コメント 旧作『東方怪綺談』に登場する6面ボス。 第七弾からの新種族、魔界人を造りだした魔界の神。 場に居るだけで自分の場の魔界人全体を強化する(自動α)と、プレイして場に出た際にノード5以下の種族:魔界人をリアニメイトする(自動β)を持つ。 (自動α)は種族:魔界人でさえあれば特に制限は無い。自身も種族:魔界人を持つため、場に出た時点で7/7の戦闘力となる。この効果は重複するため、このカードを3枚並べれば+3/+3の戦闘修正をかけることも可能。 (自動β)は冥界の魔界人をアクティブ状態で場に出すというもの。 このアクティブ状態で場に出すのが非常に強力。これは前述の(自動α)で強化しつつ、即座に攻撃要員にも防御要員にもなれるキャラクターを場に出せるという事である。アクティブ状態で場に出すので奇襲性も抜群。 地味に種族:神も持つため、東風谷 早苗/3弾や洩矢の王国などで強化が可能。 開宴『二拝二拍一拝』でバウンスされなかったり神の加護がプレイできたりもするが、やはり種族:魔界人のシナジーが強いため、あえて種族:神デッキに採用する必要は薄いだろう。 関連 第七弾 Tactical Starter 神綺/13弾 闇の創造神チーム 夢子/13弾
https://w.atwiki.jp/yukkuri/pages/978.html
各キャラ紹介文 魅魔 と 神綺 神綺 2 ■超神綺 ,. -- 、 ,' , '⌒,ノ _ i/ ,.‐冖r―‐r、 ヽ _|_ / | ,,.. '"´ ̄ (__)r'ヽ ,.ニ7 ニ7 ノ] | ――ァ |_|_| / ./ ___|___ / ` ´`ヽ ,ニ7 r┼'┴‐! / |_|_| ヽ/ /\ ,' ,、 ', / / _]| iコ ! /| ヽ | / ヽ ――┬‐ ! 、 i i ハi. !-! 、 i i / ヽ;|__| | |  ̄| ̄ヽ □ | i i i(ヒ_] ヒ_ン )、iノ| .| |/\___」 .| | ノ | ヽ | レV!. i."" ,___, "" .i |. |、_____ \ ;ヘ; \ | | | 」 i.八 ヽ _ン / | |.ヽ、  ̄`ヽ、 `′  ̄ ̄ ̄ l.|ゝ.>,..、_,,.. イノ レハ.. | . . . .......... =≧=‐- 、 .レ| l | ,.イ-ーニノト . / ' .. . ..,. ''. . . . `ヽ , --―'´;. .、... . . i i / . .. ,.‐''". . . 、 . } / . . .ノ . ..\.ヽヽ , -‐''´ .. .. . l . . . | / . . . . ./ . `ヽ、 / . 、 .. .. . . . . i ... . ∧ た く ま し い な w こ そ わ が 命 | . . . . . ;イ . i . . . `''‐-=、ヽ、. .. . . . ノ ! /{ . . '´. .i . . | . . . /゙"ヽ、 .. . ´ .. | ,' ` ... . . . . ;! .. . . . | . . . . . { . . ;'` ‐ . . ;! | た く ま し い 故 に 我 あ り { . `''''゙´| . . . . . . . l . . . . .. .. . . .. . | . . i .. iく | { . .. . .. . . . ト、 . .. . . . . . ;!、 .. . . . ... . . .. _;;.ゝ、.. | .. ノ . ヾ、 /`''' 、,,,___ ノ \ . ..... . ノ ..`'ー .....;;;_;; .-‐''.... ... ,>'=、 . i . }. { . . . ___\ ` ‐-=、 . .. .. r ー-=、..... ... .. / . . ! ; | !ー . / ___;>┐ \ .. ! ,.-― ‐、 ,,. ‐''´ . . __;ノ.イ. . | ';. ../ /´、  ̄)ヽ. _,r―‐亠- 、! |「 . . - '''´. 丿. / ヽ! { ..  ̄ ̄厂 く__,.-‐'' ..| |! . . . .. ... - =_ヲ''ーヘ | | .. ー―‐イ [___,. ... | |!__,,..-―‐''フ ̄ . . | ヽ ヽ ー―ノ 人______,,. ... | |! .. / . .. . . | \ ` ̄¨´/ `'-、‐' ... ノ| __;;|! .. / . . . . .. . | ■涙 ,. -- 、. ,' , '⌒,ノ _,.'"゛゛゛ ̄``ヽ、,i/ .,.' ヽ;;;) / '., ,,' .i ___,./ ハ ハ ', .i . i / !__i_ヘノ レ、_!_ ハ i. i, イイrェッ、 ャッ、、イ ハi i. i i "" "!ハiイ| .| レiヽ、 '_‐-' ,.イ ハi i 、-、「ニ、ーr='" ヽ.i ゙、 ,. -- 、. ,' , '⌒,ノ _,.'"゛゛゛ ̄``ヽ、,i/ .,.' ヽ;;;) / '., ,,' .i ___,./ ハ ハ ', .i . i / !__i_ヘノ レ、_!_ ハ i じわ… i, イイ。rェッ、 ャッ。、イ ハi i. i i "" "!ハiイ| .| レiヽ、 '_‐-' ,.イ ハi i 、-、「ニ、ーr='" ヽ.i ゙、 _. / ヽ _,.'"゛゛゛ ̄``ヽ、,// ̄`}ノ .,.' ヽ;;;) / '., ,,' .i ___,./ ハ ハ ', .i . i / !__i_ヘノ レ、_!_ ハ i i, イイ{旡≧ ≦乏イ ハi i. i i ""| |, -- 、| |!ハiイ| .| レiヽ、| |'ー'⌒ー'| |イ ハi i 、-、「ニ、ーr='" ヽ.i ゙、 ■マザー2 アリス・・・ う~ん、 やっぱりアリスってなまえでいいかしら アリスちゃん・・・このこ、じぶんのなまえをきいてわらったわよ きにいってるのかしらね ちょっと、その・・・まどうしょを もたせてみてはどうでしょう ウフフ ちょっとおもそうだけど、 よくにあうじゃないですか ほかのこがアリスちゃんにやきもちやかないかしら チャーハンでおいわいをしましょう このこも しんきさまに にて ガンバリやになるんでしょうねぇ えらいひとや、おかねもちにならなくてもいいけど・・・ おもいやりのある つよいこにそだってほしいわ ``ヾ. . . ; ; ; ;;;;;;;;;;; . . . . . . . . . . . . . `ヾ. . . ; ; ;;;;;;;; . . . . . ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; . . . .、 _ ヾ. . . ; ; ;;;;; . . . . . . ; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ; ; ;. . . ../~ ~`'ヽ, ゙、. . ; ;;; . . . ; ; ; ; ;;r'"´ .,,,  ̄``ヾ;;;;;;; ___/;;;/⌒\ `\ ゙、. . ;; . ; ; ;;;r'゙ . . ;;;戔! r;;;; ; 、 ヾ(_ ;;χ;;;)′ ヽ ) ',. . ; ; ; ;;;r'゙ . . . ;戔'′ ヾ戔; ;、 ヾ;;;;;; ; . . . . . . 、 レ´ ',. ; ; ;;;;;;;;. . . ; ;;;;゙' `ヾ;;、 ゙,;;;;;;;; ; ; ; ', ';; ; ;;;;;;;;;;;;; . . ; ; . ゙′ `、 ',;;;;;;;; ; ; ; ', ; ;;;;;;;;;;;;;;;;. . ;; ; . ''´ ,. ; ;;' ヾ;. ',;;;;;;;; ; ; ; ; ' ;;;;;;;;;;;;;;;; . ;. '´ . ;;;; 、 `"′ ;'゙;;;;;;;;;; ; ; ; ;;;;;;;;;; ,r'゙´. . ; ;;; ;゙゙゙゙; 、 ,; ;;;;;;;; ; ; ; ; ;;;;;;;, ′. . ; ;;;;;;;;;;;'゙゙゙'; 、 ,';; ,;;;;;;;; ; ; ; ; ; ′ ;;;;;;;i . . ; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;'゙゙゙';. ,r'゙,;;;;;;;;; ; ; ; ; ; ;′ ;;;;;;;l . . ; ; ; ; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ,' ,r'゙,;;;;;;;;;; ; ; ; ; ;r'゙ ;;;;;;;l ;、. ; ; ; ; ;;;;;;;;;;;;;;;; . ;' ,r'゙,;;;;;;;;;;;; ; ; ; ; r'゙ ;;;;;;;l ! ; ; ; , ; ,;. ;;;;;;;;;;;;;; (,;;;;;;;;;;;;; ; ; ,、‐'´ .; ;;;;;;;i . . . ; ; ;;;;;;;;;;;;; ; ; ; 、 . ;アリスチャンアリスチャンアリスチャンアリスチャンアリスチャンアリスチャンアリスチャンアリスチャンアリスチャンアリスチャンアリスチャンアリスチャンアリスチャンアリスチャンアリスチャンアリスチャンアリスチャンアリスチャンアリスチャンアリスチャン・・・。 ■かわいいしんきさま ,‐'"`ヽ _,,..,-‐-....、,レ⌒) ノ /` ●●, '´ ./ , , , '., .,ヘ, )) (( ,ヘ, _ ,' ! i i ハi. !-! .i'. / ./ '、 .ソ/ヽ i i.!(ヒ_]'`' ヒ_ン'λ/、\ゝ ソ/ .`レ!i""r-‐‐┐""イ ヽ、ノ 〈/ .《 .ゝ,ヽ、__,ノ_ノ/ .》 / \ 《 くヽ.不 /;7 》 ノ `''弋___/〉;;{;;};;〈ヽ_ノr-' ,ノ ノ ;/|;」 λ `i ν、〉r=-==兄ノノ γ´ /|」ヽ / || ト, ァ、_ !i ` 、○おまけのカリスマ装着 ,‐'"`ヽ _,,..,-‐-....、,レ⌒) ノ /` ●●, '´ ./ , , , '., .,ヘ, )) /⌒(( ,ヘ, _ ,' ! i i ハi. !-! .i'. / ./ _,,‐;⌒ヽ/. '、 .ソ/ヽ i i.!(ヒ_]'`' ヒ_ン'λ/、\ゝ´ \⌒⌒Y´⌒^ ソ/ `レ!i""r-‐‐┐""イ ヽ、ノ⌒^⌒`Y⌒⌒ ,...‐-,._〈/ .《 .ゝ,ヽ、__,ノ_ノ/ .》 /_,.,-‐...、 /. \ 《 くヽ.不 /;7 》 ノ .\ ⌒Y⌒Y´ ̄.`''弋.___./〉;;{;;};;〈ヽ_ノr-'  ̄`Y⌒Y⌒ ,ノ ノ ;/|;」 λ `i .√;;て ν、〉r=-==兄ノノ て;;;;\ / ( .γ´ /|」ヽ ) \ / (⌒´ / || ト `⌒) \ ν´`⌒ ァ、_ !i ` 、 ⌒ ̄ソ ■ヨコハマ神綺 __ , '' `ヽ ,' , '⌒,ノ ,,.. -──--、.__ i / ´ ,. '" Y⌒Y_/ ,.' `ー‐ _). / ハ i i 、 ', / / ハ ! ! ハ __!_ ' i i i /! V L ! ヽ! i | | ! ハ ,riiニヽ !__」 .i |..└-iヽ ! ,riiニヽ "" l ! | | もう神綺にスレ立てちゃえば? .| 7 "" _,,.. -‐' レi | | レ'iゝ、 ,イ | i | | ! ! i>ー-r i -! | | | | .l | !,..イ-ーニノト.ー l/| | | | V レ,.ヘ、ニ_ノノ `トy^ヽノ / //不\ヽ `ヽ i / ; ; ゝ、____ノ 〉--' / /、__; ィ ハ 、_; ! i ハ 〈 i / ハ_ニ;、,レ レ、_;、ゝ | Yハ レヘ i' rr=-, r=;ァハソ ハ | ノ l |  ̄  ̄ l | ノ..ノ ハヽ、 ー=- ノ i (イ / / イヽ>, -r=i' ´イ ハノ / _ 〈〉 ) (___) / / / ./ (⌒ )---、 __ |; ス | , '' `ヽ |; レ | ,' , '⌒,ノ |; | --、.__ i / ´ ,. '" ~~~~~ Y⌒Y_/ ,.' `ー‐ _). / ハ i i 、 ', / / ハ ! ! ハ __!_ ' i i i /! V L ! ヽ! i | | ! ハ ,riiニヽ !__」 .i |.. └-iヽ ! ,riiニヽ "" l ! | | .| 7 "" _,,.. -‐' レi | | レ'iゝ、 ,イ | i | | ! ! i>ー-r i -! | | | | ,-,riiニヽ. r-,riiニヽ / '┴'r'. | '´ r┘ !「`,riiニヽ|.l└ク_;厂 /. | 「| | l| |Ln r┘|.l _lニユ、 ./.  ̄└r''"´]_ l| | r゙=゙┐ |└ァ / / / 、ヽ、 ,ゞ´_ | l| |「二 7 .|.l └′/ / / . \\`´ | |. l| l 〈 / 、 ! ,. -- 、 ,' , '⌒,ノ __ i/ ´ (__)r' ( ヽノ ノ ノ レレ , - ''''''''''''''─ - 、 つ / _ 'ヽ つ / , '´ `' ヽ、 ,/ / , ⌒ヽ、i いかないで~ / ノレノ_ノ|ノiノ i, ヽゝ / i riiニヽ i人、_レノ = ,. -- 、 / ノ i "" riiニヽ|/|/ ,' , '⌒,ノ / / i人 'ー- ..__ ""i ノ = __ i/ ´ / /_. レ/ヽ、 ,.イノ| (__)r' i /  ̄|ヽ`' -`  ̄ヽ´ノ、.| = ( ヽノ /i ヽヽ=====-イノ ヽ、 ノ ノく_──( /⌒y⌒ヽ、ヽ __ヽ = レレ\  ̄ヽ、 _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `'ー '´ ○ , '⌒ヽ. ___,. O _, -‐─- 、 ,.-、//`ヽ ! _,,..- '" ̄/ o , '"´ `γ´ヽ ノノ _,. - ''" / ト、. 。 , ' ゝ__ノ (,'´ ,. '" / | ' , ,' ,、 ─- ', / _; -' /)-、 ! ', ! 、 ,.i- i ハi.―.!、 .i ハ ! /_;; ;;;_ >'" / / ./-, | ' , i i i ! ,riiニヽiノレ 'i ,レ イ,/// `!´__,,.. -‐''" ,ィ ' <.´ '; ヽ、 ,レV!. i.,riiニヽ .i i i `rァ'´/ .// ''''"´ ___,,...つ'‐ ''´ ヽ ,' ,' i八" -=- ,ハン/ ..i// . ,i | ,,.. -‐''"´ __,,...,,__ `'ー-/ / l ゝ>,,、__,,.. イノ レ/ . . .i ! . . .| |=7´ iヽ.-‐''"´ `> 、,,___ ,' i !, '-ァヽ|、,__」ン/|/ . . . .;' ;' . . // i ト、 ;____;; -‐-'" \  ̄`"i ノ,. '". . . . .| ト、_二ン / . . . . //_/-' ;' / `'ー--'rイ . . . ./ . . . .! !><ンヽ、 ;ノ' . .// i i / __/ヽヽ;. ;' . . . . .ハ ';// .ヽ| | . . . . . . // ;' Y、., ,. - '"ン__,/T>、 ;__!; //ハ . . .ヽゝ‐'"ン /-r─''"´ `ヽ / ,.-‐,.r、`ヾ,`7'i´ !'ー‐'l7 . . . . . . . . `'r''" ̄ ',`"''ー- 、.,_ノ !/ ./、ヽ,ソノ'" i i i . . . .il . . . . . . . . . . i '; ヽ `ヽ. ■そうだったんですね /⌒ヽ, //⌒ヽ i , - '''''''''''ヽ⌒r'ヽ、 レ / _ `~ ` ´`ヽ / , '´ `' ,.'⌒ヽ! .i / 丶ゝ i ノレノ--|ノiノ i, --、レノ ,' i (ヒ_] ヒ_ン |/|/ i ノ i "" ,___, "'| ハ まあ、そうだったんですね / / i人 ヽ _ン ,'从 / /_.レヽ、..____.., イ! ノ| i /  ̄|ヽ`' ニニー´iレイ.| /i ヽヽ=====-イノ`ヽく_──( /⌒y⌒ヽ、ヽ __ヽ / ̄`─i `ゝ i イノ__ イ ■たくま・・・じゃなくて凄まじい威圧感を放つアホ毛神 (⌒⌒⌒) || ,. -- 、 ,' , '⌒,ノ _ i/ ,,.. '"´ ̄ (__)r'ヽ / ` ´`ヽ ,' ,、 ', ! 、 i i ハi. !-! 、 i i i i i(> < )、iノ| .| めっ! レV!.i."" "" i |. | i.八 ー--( / | | l.|ゝ.>,..、_,,.. イノ レハ.. | レ| l | ,.イ-ーニノト.ー 、i | .| l ,.ヘ、ニ_ノノ `ヽ ! .|. / //不\ヽ `ヽ ■呼んでません /⌒ヽ, //⌒ヽ i _, -──- ⌒r. 、 レ /´ _ _ヽ、ノ /´ / , 、 、 ヽ〉 |フ ∠| イ レ\ ハノ! /i i <| レイ (ヒ_] ヒ_ン ハヘ| n⌒i | i"" ____, " iハ _,,.! ノ 呼ばれた気がした | ハ、 ! ノ 人|´ / |レへ〉'=r--r='i´Vヽy'´ | ,へイ`不 イ / |,く ゝ〈/ Lヽノ |',/`-,、// , ,i |/ // // i (_⊂ノ/ // | く_ ___//_____」 〈`ー_ー--- _─ ! `!,_/ ̄ ̄!,_/´ /⌒ヽ, //⌒ヽ i _, -──- ⌒r. 、 レ /´ _ _ヽ、ノ /´ / , 、 、 ヽ〉 イ レ/ ハノ! \i i レイ (ヒ_] ///ヒ_ン。ハヘ| n⌒i )) お呼びじゃなかった | i"" ,--、 " iハ _,,.! ノ | ハ、 人|´ / |レへ〉'=r--r='i´Vヽy'´ __ | ,へイ`不 イ / / __ |,く ゝ〈/ Lヽノ /\ イ |/ // // i _____ (_⊂ノ/ // | ____ く_ ___//_____」 ────── 〈`ー_ー--- _─ ! `!,_/ ̄ ̄!,_/´ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ____ | 魔界.行き | |.. | ,-─-、 . ,-─-、 | | ────── |_/ ,-、ヽ____/ ,-、..ヽ_|_____| _____ ', -' ノ ヽ ', -' ノ ヽ 丿 ■セーラーシンキ ,. -- 、 ,' , '⌒,ノ _ i/ ,,.. '"´ ̄ (__)r'ヽ / ` ´`ヽ ,' ,、 ', ! 、 i i ハi. !-! 、 i i i i i(ヒ_] ヒ_ン )、iノ| .| レV!. i."" ,___, "" .i |. | _人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_ i.八 ヽ _ン / | | > みんな!!!応援にきたわよ!!!! < l.|ゝ.>,..、_,,.. イノ レハ.. |  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ ∥,,.-'7ゞ'--ゝへ ∥ │ r(ヾ、 |`-/ ,.-`ゝ、│ <´ゝ\\ | / ,.ク' /,r'⌒_、 `| ̄`丶,-レニ彡'-―'< _,.ヽ ∧ ゝ ノ /‐'´ | '´ く キ,. -‐7`´ヽ メ、 | |ヽ /-' ゝヘ \ // | ■ちょっと待って / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ちょ、ちょっと待って!! | 今、アリスちゃんが何か言ったからみんな静かにして!! ヽ─y────────────────── /⌒ヽ, , - ''''''''''''''─ - 、 //⌒ヽ i / _ ○ . ノノ / , '´ `' ヽ、 ('´ / / , ⌒ヽ、i /)-、 / ノレノ_ノ|ノiノ i, ヽゝヽ / / ./-, / i i (ヒ_] i人、_レノ / /// `!´__,,. ‐''",ィ ' <´ / i ノ i""。゜ ヒ_ン.ァ'´/..'´/ .// ''''"´ ___,,.つ'‐ ''´ / / i人 , --- 、 ゜ ハン´// . .i | ,,.. -‐'' / / レ ./ヽ、 ー⌒ ー' .゜/ . . . i ! . . .| |=7´ iヽ ,' ,' / !, '-ァヽ 、 ,_ ノ/|/ . . .;' ;' . . // i l/ .i ノ ,. '". . . . .| ト、_二ン / . . . . //_/-' ;' / .r .イ . . . ./ . . . .! !><ンヽ、 ;ノ' . .// i i / / /ヽヽ;. ;' . . . . .ハ ';// .ヽ| | . . . . . . // ;' Y ■お怒り , '"´ `ヽ ,. '' "´ ̄`" '' 、 !,. '⌒ヽ. i / ○'/ i/ , ' / ,. ヽ.○ 〈! ,' / ./ ,. ヽ. ', ', ノ .! ,' / // ,ハ ', ' ,!. ! i !,' , ' /i / | ,ハ', '!. i | .i ./,ゝ,、,!_,/ レ' !_」,.ィ 、ハ| ! | !イ ( ヒ_] ヒ_ン) i i | | | i ' ///U /// i ! | ./! ヽ ,-ー-、 / ', | |,' .! ! >.、.,ゝ ノ ,. <!. |. ',! | .| |'"´ \`i 7ニニT´/ `'| | !/! .| . . . . . . ヽ,/ムヽイ . . . . | |\ rく . . ハ. | . . . . . .// . . . . | |'.,';. . . . ! ,' . . .. ,、 /'ヽヽヘト、 ;. . //. . . . . .! | .'.,';. . .レ' . .イ__,ハ./ /ヽニ二ン' . . 、 . .,ハ '; . ゝ二二イヘ. ', ■ダッシュ ,. -- 、 ,' , '⌒,ノ _,.'"゛゛゛ ̄``ヽ、,i/ ニ三 .,.' ヽ;;;) ―― [] ] / '., | l ̄ | | 三,,' .i ___,./ ハ ハ ', |_| 匚. | .i . i / !__i_ヘノ レ、_!_ ハ i | | ≡i, イイ(ヒ_] ヒ_ン、、イ ハi |_| i. i i"" ,___, ""!ハiイ| たまには走って帰るわ 二.| レiヽ、 ヽ _ン ,.イ ハi [] [] ,- r⌒ヽ rヽ` ⌒" ヽ.i ゙、 // 三 i/ | ノヽ 匚/ 三 三 / )≡ 三 三 / /≡ ニ三 ./ / 二≡、__./ /、⌒) 三 \  ̄ 三 /\ \ 三 /ニ ヽ 三 三 三 / ニ_二__/ 三 ./ . ≡ / | ≡ / 三_ノ ■ウィークポイント r-、_,「 V´|-─‐- ..,,_ r' 、 ! /_,,...,,___ `' 、 、 ; "´ ` ''ー- 、`フ / y' / / ! ,! `ヽ. ,' / / /! ./| / ! ,! i i ', ! |___! ./ _|,/,.ノ-' l.、'_| |. !. | | | レ| rr=-, r=;ァ、| | | | | |'" /// ,___,// "ハ_,.ハ__」 ! i .! !、. ( \ ノ| | `ヽレヘ. |7>,、 _.ヽυ \ | チュパチュパ ,,.. -──-\_ u i ,. '" Y⌒Y_/ ,.' u `ー‐ _). / ハ i i 、u ', / / ハ ! ! ハ __!_ ' i i i /! V L ! ヽ! i | | ! ハ rt;;テ t;;テ、 !__」 .i | ..└-iヽ ! /// /// l ! | | はぁっ・・・あ・・・ .| 7 u rーュ レi | | んっ・・・ レ'iゝ、 ,イ | i | | ! ! i>ー-r i -! | | | | .l | !,..イ-ーニノト.ー l/| | | | V レ,.ヘ、ニ_ノノ `トy^ヽノ 各キャラ紹介文 魅魔 と 神綺 神綺 2
https://w.atwiki.jp/touhouvision/pages/506.html
《神綺》 No.1519 Character <第十六弾> GRAZE(3)/NODE(8)/COST(4) 種族:魔界人/神 耐性:魔界人 (自動α): 〔このキャラクター〕は「戦闘修正:+X/+X」を得る。Xはあなたの場の「種族:魔界人」を持つキャラクターの枚数に等しい。 (自分ターン)(0): 0:〔あなたのデッキの上のカード1枚〕をあなたの場にアクティブ状態でセットしても良い。以後、そのカードはキャラクター「魔界蝶(GRAZE0、2/1、種族:魔界人)」として扱う。 この効果は1ターンに一度しか使用できない。 攻撃力(7)/耐久力(7) 「また来たの?今日はもう疲れたし、そろそろ寝ようと思っていたのに」 Illustration:Sui. コメント 三度目の魔界神。 どちらかと言えば種族:魔界人サポートに寄っていた過去の二枚と異なり、自身が積極的に殴りかかりに行くデザインに仕上がっている。 (自動α)と(自分ターン)の相乗効果により、最低でも8/8、魔界蝶が生き残りさえすれば9/9以上のステータスにまで膨れ上がる。 そこだけを見れば単なるファッティだが、とにかく毎ターン湧いて出る魔界蝶が強烈。 なお、この効果で出る「魔界蝶」は魔法「魔界蝶の妖香」で出る「魔界蝶」と全く同じステータスを持つ。 魔界蝶はアクティブ状態で場に出るため、毎ターンチャンプブロックを行うことができる。 レミリア・スカーレット/14弾だろうとこのカード1枚で金縛りにできるのは分かりやすく強力。 また、膨れ上がった自身のステータスを遠慮なく攻撃に活かすことができる点でもシナジーを持つ。 しかも魔界蝶は攻撃力も2あるので、キスメ/16弾程度のキャラクターなら返り討ちに逢わせられるのも見逃せない。 おまけにグレイズも0なので、アタッカーとしても極めて優秀。 この魔界蝶のお陰で、魔界デッキだけでなく通常の低速デッキでもフィニッシャーとして十分運用できる性能に仕上がっている。 ただし、魔界蝶は不意打ち程度の火力で簡単に沈んでしまう上に、このカード自体も目に見えた耐性は持たない。 神話幻想を駆使して種族:魔界人を守る他の「神綺」と併用するか、神の加護で守るか、どちらにせよ何らかの対策は必要だろう。 また、八坂 神奈子/11弾が出ると魔界蝶が一気に壊滅してしまう上、向こうの耐性:神でこちらの攻撃も完封されてしまう。 神綺/7弾で打点を上げれば当座は凌げるが、それでも西行寺 幽々子/14弾には無力である。 一度このカードを着地させたら魔界蝶のグレイズ0を活かし、早めに勝負を決めてしまいたい。 フレーバーテキストにミスが存在し、八雲 藍/16弾のものがそのまま使用されてしまっている。原作の「まだまだね、出直してきな!!」という台詞と比較すると、中々面白いミスである。 関連 第十六弾 神綺/7弾 神綺/13弾 闇の創造神チーム 夢子/13弾 夢子/16弾 神話幻想 魔界蝶(裏向きキャラクター)
https://w.atwiki.jp/toho_yandere/pages/1803.html
神綺「○○ちゃんをオトすわ!どんな手を使ってでも!」 それを本人の目の前で言うのってすごいっすね 神綺「という事で魔法で○○ちゃんの家族の一員という認識を植え付けたわ!あ、妹っていう事でね!」 だから母さんたちいつも通りなんだな 神綺「お兄ちゃ~ん♪一緒にお風呂は・い・ろ♪」 俺は一人でゆっくりするのが好きです 神綺「ぐぬぬ~」 母「ご飯よ~○○と…え~と…母さんボケちゃったのかしら?娘の名前が…アレ?娘っていたかしら?」 神綺「ハッまずい!この手の魔法は違和感が生じないようにしないと効果が切れるんだった!どうしようどうしよう」オロオロ … 母さん、神綺は先に風呂入りたいんだとよ 神綺「!!!」 母「そうよそう!神綺が先に入るのね!」 母さんしっかりしてくれよ~ ~~~~~~~~~ 神綺「○○ちゃん?」 何? 神綺「さっきの事だけど…嫌ならあそこで知らんぷりしとけば追い出せてたよ?なんで?」 どんな手を使ってでもオトすとか言ったくせに初歩で危うくなるなんてなぁ… 神綺「ぐっ」 全力で来るんだろ?かかってきな、まぁオチないけど (シーン) (あれ?空振った?) 神綺「・・・///」ポー 神綺「オトすつもりが逆にオチちゃったわ…///」 ~~~おまけ~~~ zzz… 神綺「寝てるわね…」 zzz… 神綺「既成事実を作ればオトせるかも…」 神綺「…やめたわ。やっぱ自分から言わせないと、「俺は神綺の魅力にメロメロです」って」 神綺「覚悟なさい。私の全てを持って貴方をオトしてあげる」
https://w.atwiki.jp/toho_yandere/pages/337.html
「……何これ」 久しぶりに訪れた魔界の様子は一変していた。 空気は重く、人々の顔も何かに脅えているような。 愛する神綺の家へと向かう途中に、見知った人物を見かけたが、 「勘弁してください……」 体育座りで膝を抱え込むユキ。 「もう嫌だ……」 仰向けで床に寝そべるマイの姿。 「○○さん!帰ってこられたのですね!!」 そして、目の色を変えて迎えに来た夢子さんの姿。 どれ一つとして、まともなものはなかった。 「○○ちゃん」 ぎゅぅ。 「……」 其処には○○の姿をした人形を抱きしめる神綺と。 顔面蒼白のアリスが棒立ちしていた。 「○○ちゃん……○○」 ぎゅっ…………ごきっ! ○○の姿をした人形が嫌な音を立てて、おかしな方向へと曲がる。 「○○……○○、○○、○○、○○、○○っ!!」 そうしているうちに、人形は音を立てて様々な方向に折れる。 (……なん、で?) そう○○が思った瞬間、神綺は人形の頭を掴み、壁へと投げつける―― ベキッ。 ……人形は見るも無残に、バラバラになった。 「アリスちゃん、次の」 「え、ぁ」 「早くなさい」 「は、はい」 そう言って○○の人形をアリスが手繰り寄せ、神綺の方へ向かわせる。 が、神綺はそれを睨みつけると―― ばしゅっ。 ……二本のレーザーで、正面から貫いた。 「と思ったけどもういいわ」 ……まさか。 背筋に寒い物を感じ、足音を立てないように後ずさる。 「今度は何処へ行くつもり?○○」 その声がした時にはもう、神綺の目は俺を見ていた。 ――見ツケタ。 顔でそう訴えるかのように。 「い、いや……その……ただいま」 取り繕う様に、そう答えるしかなかった。 「久しぶりよね」 自分が来た事でアリスは解放され、俺は神綺の部屋に案内―― いや、監禁された。拘束でもいい。 とにかく、外に出られそうにはない。 向かい合うようにテーブルに座り、自分は、 「ひ、久しぶり。元気そうで、安心したよ」 取り合えず当たり障りの無い言葉で場を濁そうとする。 「ね。何してたかは、私も聞かないし、興味も無い」 「でもね。神様やってたって……好きな人にこぉ~んなにほっておかれたら」 どんっ!!という音と一緒に、机にヒビを入れ。 「……正気で居られると思う?」 にっこりと此方を見た。 目は勿論笑ってない。 「な、何の連絡もしなかったのは悪かったと思ってるよ!? でもほら、神綺は魔界神だから忙しいかなーっ、なんて」 ばきっ!!と今度は机が裂けた。 「なわけないかー。ははは」 「あはははは」 「……ごめんなさい」 濁せなかった。 「……で、これから何をされるので? さっきの人形みたいに、ばーらばらにされるとかなら、 勘弁して欲しいかなぁー……って」 そういう自分は神綺の前で立たされていた。 一方彼女は涼しい顔で椅子に座り、此方を眺めている。 「罰としては悪くないわね」 まじか。 「でも、待たされた対価としては見合わないなぁ。 やっぱり、それに見合うだけの事をして頂戴?」 そう言うと挑発的な顔になる。 ……嫌な予感しかしない。何を企んでいるのやら。 「そうねぇ、取り合えず」 「取り合えず?」 「私を抱きしめて。 いきなり、そこまでよ!な事を要求してもいいんだけど、 それは色々と都合もあるし、盛り上がりにも欠けるしね」 ……後者は何だろう。 というか、さっきのアレを見せ付けておきながら、抱きしめろとか、無茶な。 「出来ないの?」 挑発的な冷たい顔。 「……そ、そんな事はないよ?」 何処か意地の様な感じで、それを受け入れた。 ……。 しかしただ抱きしめるっていうのも、何かと遣り辛い。 「どうしたの?」 ならせめて睨まないで下さい。 やや背の低い神綺の肩に手をかけると、包み込むように抱きしめる。 「その……。ただいま、神綺。待たせて、ごめん」 抱きしめた腕に力を込めると、懐かしい彼女の温もりが伝わってきた。 「……」 彼女は何も言わない。 「それだけ」 「え、いやそのっ」 反論しようとするも、背中に鋭い痛みが走る。 「……ぐっ」 「待ってたのに。ずっと待ってたのに!それだけ!?」 神綺の爪が背中の皮に抉るように突き立てられる。 「私……一日でも早く、あなたに帰ってきて欲しくて。 ずぅっと我慢してたのに!連絡も遣さない……」 「あなたに何かあったんじゃないかって、心配していた私は何。 謝って欲しかったと思ってるなら、それは間違いよ。 ただ一言、”会いたかった”って! 何でそう言ってくれないの……」 神綺はそう言うと、背中に向けていた手で、○○の頭を掴み。 引き寄せる様に―― でこピン。 「出直してきなさい!」 ぴんっ! 「あいっだだだ!!」 予想だにしない攻撃に、もんどりうって倒れる。 「ばか○○」 涙ぐみながら、彼女はそれを見下ろしていた。 「言わなくても、それは伝わってるって思ってて……」 「言い訳しない。なんなら人間やめる?」 自分がはい、と頷くと彼女が額に塗れたタオルを乗せた。 何だかまだ頭がくらくらする。でこピンとはいえ、かなり本気だったらしい。 「○ー○ーちゃーん♪」 世話をしている事が嬉しいのか、鼻歌まじりになっている。 何かと理由をつけてはあっちをうりうり、こっちをすりすり。 「って、神綺?」 その手にはハサミが握られている。 「ちょ、ちょっと待て!?」 「いやよ。待ちません」 そう言って此方ににじり寄って来る。 逃げる事も出来ずに、俺は―― 長くなった髪を切られた。 「こんなになるまで放っておいて。こら、動かないの」 「だってなぁ……神綺にやって貰うのが一番気持ち良かったし。 それにほら、自分の好みでもいいけど、神綺が好きなほうがいいと思って」 そう言いながらもてきぱきと髪を切ってゆく。 やっぱり神様だけあって、色々と器用な気がした。 「だったら今度はもっと定期的に顔を見せなさい。 ……分かった?でないと――」 ハサミの歯を首に軽く押し当てる。 たらり、と血が流れ―― 「んっ……ちゅっ」 その傷を、神綺が舐め取るように、キスした。 傷口は、残っていない。 「今度はでこピンじゃすまないからね……?」 そうしてハサミを置いて○○の顔を向かせると。 「ちゅるっ……んあっ、んっ……」 貪るように、口づけあった。 「○○。……○○ちゃん。大好き」 「うん……こっちだって、大好きだ」 「だから暫くは一緒に居て、こうやって愛してね。 でないと私、魂になったあなたを愛でる事になっちゃうかもしれないから」 「……努力します」 「もう。其処は少し虚勢を張ってくれたほうが、嬉しいなぁ」 そう言いながら俺達は抱きしめあう。 結局食事の時間になって、夢子さんが呼びに来るまで 延々と口づける事を続けていた。 「でもね、○○」 「帰ってきたら、必ず愛してくれるって、分かるから。 ……待っていて、楽しみなの。 今度はどうしてあげようかって」 「欲張りになれるのよ、神になった今でも。 ……あなたの全てが欲しくなる。 だから、いつかは」 ずぅっと魔界で、一緒に暮らそうね♪
https://w.atwiki.jp/entschlafen/pages/16.html
編集 と思う神綺であった \  ̄ヽ、 _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `'ー '´ ○ __ O , '' `ヽ o ,' , '⌒,ノ 。 ,,.. -──-- 、.__ i / ´ ,. '" Y⌒Y_/ ┏━━━━┓ ,.' `ー‐ _) ┃┏━━┓┃ / ハ i i 、 '., ┗┛ ┃┃ / / ハ ! ! ハ __!_ ' i ┏━┛┃ i i /!.,!ニ、! L ! ',.‐;.、ヽ! i | ┃┏━┛ | ! ハ i' i'`! ト r! ' !__」 i │ ┗┛ └-iヽ ! ゞ' , `''´,,, | ! ││ ┏┓ .| 7" レi | │ ┗┛ レ'iゝ、 _` ,イ | .i | | ! ! >,' !_r i -! | | | | .l | i | ヽーニノト.ー l/|. | V レ, ! ,'_ノノ `トy^ヽ ノ / .i ! \ヽ `ヽ \  ̄ヽ、 _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `'ー '´ ○ , '´ ̄`ヽ. O / /`ヽ 〉 と o _,,.. ----- 、.,_|/-、 レ' 思 。 ,. '"´ ○イ (| う / `ヽ. 神 / ,. ', 綺 イ / /、/| ハ , ヽ. 、 i で i ! i ,.イァヽレ' ', ハ_,. ! ', .| あ ', i .レ' iハュ_} !ァ;'‐t、ヽ! !. | っ レヘ/ .i" !ュ__ハ|,ハ|ハ. | た `ヽ、 |从 ' _,,..!-、! .i | / \| i`ヽ. ` ー ,i´` ヽ.| | / ___ ノ./| i'ア ーrァ'i´.ゝr、 i |/  ̄`>/イ´| |ヽ、___,.イ / /`ト、 |. '; __,,. ''"/ヽヽ レ'^''ァ┬r'レ' / / | ト, 〉 / \`ー'7/| |ヽ、/'´ _./|. |,.ヘ./'" ̄ ̄ _; くヽ/ i  ̄|./| |\〉 ̄7| | | ハ`ヽ、.,___  ̄ ./\`''ー./___ .レ l;」 |___ノ/ ト、. |/ | \  ̄ヽ、 _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `'ー '´ ,. -- 、 ○ ,' , '⌒,ノ O .__ i/ ´ o ,,.. '"´ ̄ (__)r'ヽ と 。 / ` ´`ヽ 思 ,' ,、 ─- ', う ! 、 ,.i- i ハi,;-ァ!、 i i 神 i i i !,-;!、 ' ,_rハiノ| .| .綺 レV!. i.ハ_r! 、 "" i |. | で i.八" _ ノ |. | あ l.|ゝ.>,,、__,,.. イノ レハ | っ レ| l | ,.イ-ーニノト.ー 、i | た .| l ,.ヘ、ニ_ノノ `ヽ! | / //不\ヽ `ヽ \  ̄ヽ、 _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `'ー '´ ,. -- 、 ○ ,' , '⌒,ノ O .__ i/ ´ o ,,.. '"´ ̄ (__)r'ヽ と 。 / ` ´`ヽ 思 ,' ,、 ─- ', う ! 、 ,.i- i ハi,;-ァ!、 i i 神 i i i !,-;!、 ' ,_rハiノ| .| .綺 レV!. i.ハ_r! 、 ///.i |. | で i.八/// r ┐ ノ |. | あ l.|ゝ.>/`i_,,.. イノ レハ | っ レ| l | `)_ーニノトー,、、i | た .| l ,.ヘ /ニ_ノ ノ `ヽ! | /i `iネ\ヽ `ヽ \  ̄ヽ、 _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `'ー '´ ,. -- 、 ○ ,' , '⌒,ノ O .__ i/ ´ o ,,.. '"´ ̄ (__)r'ヽ と 。 / ` ´`ヽ 思 ,' ,、 ─- ', う ! 、 ,.i- i ハi,;-ァ!、 i i 神 i i i !,-;!、 ' ,_rハiノ| .| .綺 レV!. i.ハ_r! 、 ///.i |. | で i.八/// r ┐ ノ |. | あ l.|ゝ.>,,、__,,.. イノ レハ | っ レ| l | ,.イ-ーニノト.ー 、i | た .| l ,.ヘ、ニ_ノノ `ヽ! | / //不\ヽ `ヽ \  ̄ヽ、 _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `'ー '´ ,. -- 、 ○ ,' , '⌒,ノ O .__ i/ ´ o ,,.. '"´ ̄ (__)r'ヽ 。 / ` ´`ヽ ,' ,、 ─- ', ! 、 ,.i- i ハi,;-ァ!、 i i i i i !,-;!、 ' ,_rハiノ| .| レV!. i.ハ_r!、 i |. | i.八 _ ノ |. | l.|ゝ.>,,、__,,.. イノ レハ | レ| l | ,.イ-ーニノト.ー 、i | .| l ,.ヘ、ニ_ノノ `ヽ! | / //不\ヽ `ヽ -=ニ ̄ l,-'¬.i.ハ_r! 、rー"、 i |. |  ̄ニ=-  ̄ ̄`ー'" ̄ ̄ ̄ `ー'" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \  ̄ヽ、 _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `'ー '´ ,. -- 、 ○ ,' , '⌒,ノ O .__ i/ ´ o ,,.. '"´ ̄ (__)r'ヽ と 。 / ` ´`ヽ 思 ,' ,、 ─- ', う ! 、 ,.i- i ハi,;-ァ!、 i i 神 i i i !,-;!、 ' ,_rハiノ| .| .綺 レV!. i.ハ_r! 、 "" i |. | で i.八" ー=' .ノ |. | あ l.|ゝ.>,,、__,,.. イノ レハ | っ レ| l | ,.イ-ーニノト.ー 、i | た .| l ,.ヘ、ニ_ノノ `ヽ! | / //不\ヽ `ヽ \  ̄ヽ、 _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `'ー '´ ,. -- 、 ○ ,' , '⌒,ノ O .__ i/ ´ o ,,.. '"´ ̄ (__)r'ヽ と 。 / ` ´`ヽ 思 ,' ,、 ─- ', う ! 、 ,.i- i ハi,;-ァ!、 i i 神 i i i !,-;!、 ' ,_rハiノ| .| .綺 レV!. i.ハ_r! 、 /// i |. | で i. ノ/// .ハ | あ i.八 _ ノ |. | っ l.|ゝ.>,,、__,,.. イノ レハ | た レ| l | ,.イ-ーニノト.ー 、i | .| l ,.ヘ、ニ_ノノ `ヽ! | / //不\ヽ `ヽ \  ̄ヽ、 _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `'ー '´ ,. -- 、 ○ | | | | ,' , '⌒,ノ 絶 O. | | | l .__ i/ ´ 望 o. | | l,.. '"´ ̄ (__)r'ヽ す _|/ ` ´`ヽ る -=ニ ̄ ,',-'¬ rー"、 ', 神  ̄ニ=-  ̄ ̄`ー'" ̄ ̄ ̄ `ー'" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ その他 と思う 神綺 と思う天子 と思う橙 と思う神綺 と思う蓮子であった と思う衣玖 と思う諏訪子 と思う骨 ニコの話するやつは消せ
https://w.atwiki.jp/toho_yandere/pages/341.html
『0年目 12月』 「渡したい物があるの。……はい、どうぞ」 手渡してきた神綺の顔は顔を真っ赤で、手はぷるぷると震えていた。 「て、手編みのマフラーなんてっ、今時流行らないかもしれないけど…… 好きな人が、自分の作ったものを使ってくれてたら、嬉しいじゃない!だから、そのぅ」 神綺の言葉を待たず、マフラーを取り出して、首へと巻いて見せる。 「……ぁ、ありがとう……って、お礼を言うべきなのは、私じゃなくて」 「でも、ありがとう……マフラーと一緒に、私の事も離さないでね?」 『1年目 1月』 「一年の始まりか。……今年もよろしくね、○○」 そう言いながら、神綺は肩を寄せると、嬉しそうに笑っている。 「……気に入ってくれてたの?そのマフラー」 頷くと、彼女は複雑そうな顔をした。 「でも、いつもは着けてないわよ……」 大事な物だから、神綺と会う時にだけ、身に着ける様にしていたと答えた。 しかし何故、着けて居ないことを知っているのだろう。 「え?え、ぇへへ……。その、魔界から穴をあけてね。時々、こっそりと」 「だから要らなかったんじゃ無かったって、少し憂鬱だったんだけど。 ……今年は、いい年になりそう。 貴方も居るしね……」 『1年目 2月』 「魔界では、この季節にね。想いを寄せる異性に、贈り物をする事になってるの」 いきなりの挨拶がチンプンカンプンな神綺だったが、黙って聞き入れておく。 「だから。私からは何もないわ」 そして、こけた。 「……勿論○○の事は大好きなんだけど。 でも、もっともっと、もっともっともっと、好きになって貰いたいから。 私を満足させられたら、その時は必ず上げるからね」 ほっぺたに、優しく唇が触れる。 「ごめんね。だから、今回はこれで我慢――ひゃっ!?い、いきなり何っ」 「だ、だめだってばぁ! やんっ、そんな風にしなぃで……なんか、……らしっ…………よぉ♪」 『1年目 3月』 「ルイズちゃん」 「はーい」 「夢子ちゃん」」 「はい」 「サラちゃん」 「はい!」 「マイちゃん、ユキちゃん」 「はいはーい!!」「…………はい♪」 「そして、アリスちゃん」 「えっと、はい」 「……おめでとう。 こうやってまた、今年も祝う事が出来て嬉しいわ」 蚊帳の外で一人、合わせる様にして取りあえず拍手。 「あ、ごめんね。 女の子のお祝いみたいなものなんだけどね…… ルイズちゃんやアリスちゃんとは、顔を合わせる機会が減っちゃったから。 帰郷させてるって訳じゃないけど、なんかそんな感じ。 研究やら旅行やら、自分の趣味に没頭しちゃってて、二人揃って帰って来る事なんて、 最近では稀な事だから。 こうやってお祝いを口実にでも利用しないと、なかなかね」 耳打ちするように、神綺がぼそぼそと話していると、夢子とユキがむっと膨れる。 「なにデレデレしてるんですか、もう!」 「なんか分かんないけど、ずるいよー!」 「え、えっと(汗)」 『1年目 4月』 「……貴方には、どう見えるの?」 神綺と、二人きりだった。 人里や神社の宴会の席に顔を出してもよかったが、彼女からの『花見』の誘いは珍しく、 迷わず其方を選んでいた。 尤も、これを見る為に魔術を覚え、瘴気をどうにか克服しなければならなかったのは、 大変な苦労だったが。 そのせいもあってか、目の前の木に咲き誇る銀色の花弁をしたそれが、 何よりも美しく感じられる。愛おしいまでに。 「桜っていうのをね、真似てみたのよ」 「木の形だけ。でも蕾から咲かせた花は、私の心が現れる様に、思いつきで作ってみたの」 「……貴方の事を考えながら」 神綺は不安そうな顔をして、自分の服をそっと掴み、体重を預けてくる。 「……私は、自分で創ったものだから。分からなくて、わからなくて。 あの子達と違う、何かの為じゃない」 「貴方を想ったら……咲いてしまっていた、花なの」 「……醜くない?」 すぐに首を振って、否定しながら、神綺の頭を撫でた。 「あっ……」 何度も、何度も、優しく。 その髪の柔らかさに、酔ってしまいそうになりながら。 「…………○○のにおいがするね」 神綺は、そのままずっと傍に居た。 『1年目 5月』 「夢子ちゃーん、夢子ちゃぁぁぁん」 先程から夢子は呼ばれては雑務、呼ばれては雑務を繰り返している。 魔界に居る時もそう、此方に来た時もまたと、殆どがそういう風になっていた。 不憫になり、手伝おうとするが。 「○○は此処にいなきゃダメよぉ。だーめー」 寝転がっていた神綺が自分の足をつかみながら、唸る。 「だーめーよー」 言う事を聞きそうにはない。その上。 「そんな目でみないでよぉ……。 腕枕頼めるのなんて、貴方しか居ないんだから…… それにまだ六時間しか経ってないじゃない。 半日位いいでしょー……ねぇってば」 神綺の甘い香りが、色々な意味で鼻をつく。 先程から夢子の視線が、どんどん凶悪な物になっている上、 腕の痺れはもはや極限状態だというのに。 あと六時間、持つだろうか。 「わかったわよ。……それなら今度はふとももを借りるから」 …………が。 『1年目 6月』 「……はぁぁぁぁ」 暗い。ものっそい、暗い。 神綺はこの所、ずっとこんな感じが続いている。 理由を尋ねても首を振るばかりで、何も答えない。 一体何を悩んでいるのかは、分からなかったが。 なので気晴らしになるようにと、デートに誘った先で、小物の指輪をプレゼントする。 神綺はそれを受け取ると、少し涙目になって喜んでくれていた。 それからは毎日のように上機嫌で、自分も気分がいい。 これからもそんな日々が続いていくと良いと思った。 『この月に結婚をすると、幸せになれる。そんな話を聞いて。 でも、私は。 魔界の神の癖に、結婚の経験がない。 指輪の交換なんて、した事ない。 くちづけだって、それに。 初めてだって…… それに○○と以外、そんな事はしたくない。 ○○とじゃなきゃ、いやだ。 嫌、嫌、嫌。 でも○○が私と結婚しようとなんて、思うだろうか。 今は好き合っていると思える、けど、それだって何時壊れるかわからない。 あの人は人間だから。 脆くて、簡単に壊れてしまう。 ……そんなあの人が、今日、指輪をくれたのは。 私への、あてつけなのか。 私は、泣きたいのを必死に我慢して、笑顔をつくる。つくる。つくればいい。 ……あの人の傍に居たいから。 ○○の事を、好きだから』 『1年目 7月』 先月から何回目のデートなのか。 彼女から誘われた回数はもう直ぐ二十回目を越えようとしている。 少しでも時間があれば来て、用事が無いと分かれば、 二人で出掛けるのが当たり前になっていた。 そして時間が無かったとしても、ぎりぎりまで家に居てくれる。 彼女なら夜道の心配もないし、本当に有難いと思った。 七月の中旬を過ぎた暑さの中、そんな事を考えながら湖に浸かりながら。 日傘の下で手を振っている神綺を眺め、手を振り返して戻る。 「お疲れ様っ。でも態々出掛けなくても、避暑地なら魔界にうってつけのがあるわよ」 タオルを取り出しながら、そう言う。 「此処じゃ見られない海とか、氷の世界とかね。 でもそれだけじゃ寂しいから、可愛い生き物や、綺麗な景色だってあるのよ」 得意げに彼女は喋りながら、タオルを手に取る。 受け取ろうとするが、その手は宙をきった。 「あ、いいわよ。動かなくて。 私が拭いてあげるから、ね?」 それは流石に、と断ろうとするも 「いいの、いいの♪」 と神綺は頭にタオルをかぶせ、わしゃわしゃと髪の毛を拭く。 そのまま肩、腕、背中と器用に拭いながら、腹へと。 「……んっ」 むせる様な声がして、足をさっさっと拭き終える。 ……そして何故か、そのまま太股の辺りを摩っていた。 「…………えっ?何?」 どうしたのかと尋ねる。 「あぁ……そういえば枕にしたなって」 目線を合わそうとしない。何か不味い事を言っただろうか。 それでも、神綺は摩るのをやめないまま。 「何でもないから。それよりも今度、また、……して欲しいな。腕枕」 口にすると、タオルを仕舞い、笑顔で笑った。 『1年目 8月』 猛暑が続いている。 泳ぎに来た訳ではないが、魔界の避暑地に結局お邪魔する形になっていた。 辺りは黒白の飛べない鳥やら、液体生物やら、何だかよく分からないものがうろついている。 可愛くはあるが、どこかセンスのずれの様な物を感じていた。 だが、 「どうかしら。綺麗な景色だと思わない」 その海は、暗い空の下にありながら、煌びやかな自然が見え隠れしている。 海の中の中まで。 それを眺めながら、神綺といつもの様に会話する。 何気なく些細な、どうでもいい話を。 「何で創った物を簡単に壊すのかしら、貴方達は。 魔界みたいに、土地が多くないから置く場所がないとか? それとも、単に気に入らないから、捨てるのと一緒?」 そう聞かれ、悩む。……答えられない。 「難しいかな、○○には。 じゃあ、もっと簡単な問題にしてあげる」 神綺は目を少し細めて、優しい顔で言った。 「貴方の子が、多すぎて養えなかったら捨てるのは何故? 気に入らなかったから、捨てるの?」 ……そう聞かれ、ぽんと手を打つ。 人間には限界がある。力が、足りなかったから。 そう答えた。 「なるほどね」 神綺は少しだけ寂しそうな表情をする。 あまり良い答えではなかったか。 「でも力があれば、その子達なんか最初っから要らなかったんじゃないの」 「母親は……力なんか無くたって、欲しかったかも知れないのにね」 神綺のその顔が、少し胸を締め付けて居た。 顔を伏せると、その頭を撫ぜる手がある。 神綺は、何も言わない。 ただ優しく、その手で撫でていて、くれていた。 『1年目 9月』 山の登り道の途中で息を切らし、座り込んでいる自分。 ……というのも、神綺の登るペースが早すぎるのだ。 「ほらっ、○○!あんな所に鳥の巣があるわよ」 と言いながら絶壁を飛ばずに登り切り、雛を眺め撫でていたり。 「珍しい木の実があるわね。ちょっと取ってくるから、先に行っててくれるかしら」 と言って木登りを始めたかと思えば、そのてっぺんから軽くジャンプして、 遥か先にショートカットしてきたり。 普段の服装は、控えめな物が多く(今もそうだが)、 まるで想像もつかない姿に驚く他なかった。 ……まぁ、自分と比べれば仕方の無い事なのだが。 これでも瘴気を克服する為に、色々と特訓し、少しはマシになったと思っていたが。 見当違いだったらしい。 「あ、あはは、またやっちゃった…… 夢子ちゃん達と一緒に登った時も、 ユキちゃんやマイちゃんのペースを考えずに置いて行っちゃった事を思い出したわ。 サラちゃんも夢子ちゃんも着いてくるのがやっとだったって言ってたんだけど、 ルイズちゃんが普通に隣を歩いていたから、ねっ……」 それは恐らくルイズさんが凄すぎるだけだと思う。 彼女も含めて。 「大丈夫?○○も疲れてるんじゃない?」 心配そうに覗きこむ彼女は汗一つ掻いていない。 そう思っていると神綺は背中を向け、荷物を下ろした。 「はい、どうぞ」 と。 ……が、男が女に背負って貰うと言うのは、流石に恥ずかしい。 やんわりと断ると、神綺もそれを察したように慌てる。 「そ、そうよね。○○は男の人だし、まして私の創った子でもないし! ごめんね、変な事言っちゃって」 そんなやり取りを交わしながら、やっとの事で頂上へと辿り着いたが。 「飛ばずに誰かと山を登るのは、やっぱり楽しいわね。 練習としては、悪くないわ」 その直後に何か物騒な事を呟いた気がした。 「また一緒に登りましょうね。今度は皆も誘って!」 それに条件反射で頷いてしまった事に気づき、後悔しながら。 『1年目 10月』 最近、また神綺の様子がおかしい。 今まで毎日の様に来ていたのが、まるで顔を見せなくなっていた。 心配になって魔界を尋ねてみても、その時は普通に会ってくれる。 そして、理由を聞いたところで。 「魔界の管理が忙しくてちょっと。ごめんね……」 「体調が優れないの。あ、でも貴方が来てくれたから元気に……」 何処か歯切れの悪い返事しか返ってこない。 結局今月は、自分から会いに行った時にしか、顔を合わせる事はなく。 月の終わり、郵便受けに一通の手紙が入れられた事にも、気付いてはいなかった。 『1年目 11月』 ……ぐしゃぐしゃになった封筒に、一通の手紙が入っていた。 濡れた後乾かされたのか、文字も時々読み辛くなっている。 神綺からの、手紙。 『○○、貴方に会いに行かなくなってから。 貴方の事が気がかりで、頭から離れない。 毎日の様に貴方の事を考えて。 貴方を想う、それだけで幸せになれた。 何もかもがどうでも良くなる位、夢中に。 貴方が会いに来てくれた時にはそう、私の世界を壊してもいいとさえ 思えた だから 私は気付いてしまった 貴方はまだ 私と同じ位には、私を愛してくれていない事に。 私から会いに行ったのと同じ位、貴方は 私に会いには来てくれない。 貴方が誘ってくれた逢引の数も また、半分の数にも満ちていない。 何より。 貴方から 私を求めてはくれることはない 決して。 貴方が、貴方が、貴方が 貴方が あなたが こんなにも好きなのに、めちゃくちゃにしてやりたい ううん こんなにも好きだからこそ だい好き だからもし、わたしがおかしくなって あなたがたえられなくなってしまったら どうか これで」 ……封筒の中に残っていた、重みに気付き覗き込むと。 抜き身のままの、銀色の短剣が―― 『1年目 12月』 神綺が、 「……どうしたのよ、そんなに暗い顔をして」 居た。 11月の初めから、魔界へのゲートは見当たらなくなっていた。 自分から会いに行く事も出来ず、ただ彼女を待つ日々が続き。 そして今、彼女は自分の目の前に居る。 「暫く会わなかったから、体でも壊れちゃったの? ……私が治して上げましょうか?ふ、ふ」 特徴的だった髪はより長く下ろされており、髪留めもしていない。 ケープも身に着けぬまま、この寒空の中で彼女は、ゆっくりと自分へと近付いて来た。 「ねぇ……聞いてるの、○○」 彼女はにやにやと笑いながら手を伸ばすと、胸へと当ててくる。 「うん、そうだね そうだね」 そうして何かと話す様にしながら、ゆっくりと手を剥がした。 「貴方の鼓動って、何時聞いても心地良いわ…… 眠ってしまいそうになるもの……永遠に」 はっと我にかえる。 妙な様子の彼女を心配し、寒くないかと尋ねた。 「……寒い?……何で?」 自分の体を一瞥し、興味無さそうに視線を戻す。 じっと、その目は自分の目を見続けている。 「あぁ、そっか……」 神綺はそう言うと、何処からか小さな包みを取り出して、自分へと差し出す。 その包みは、何処か不格好だったが、しかし何重にも巻かれている様で丁寧に包まれている。 受け取るのを少し躊躇っていると、神綺は気にもせずその包みを思い切り自分で破いた。 「ごめんね、面倒そうだったから。代わりに開けちゃった……。 まあでも中身に変わりないしいいよね。 例え破けちゃってても、また作ってあげるから……ね」 そう言いながら中にあったのは、マフラーだった。 去年貰ったのと同じ、同じ色の、全く同じデザインの。 「○○は私の大切な人だから貰ってほしいの…… だから、寒い日は毎日着けていて?」 神綺の手は、所々痛々しく、真っ赤になっている。 そうしてまた何処からか小包を取り出してみせると、再度それを破り、中を見せた。 「代わりは幾らでもあるから。 ち ゃ ん と つ か っ て ね ?」 ……マフラーが、あった。 分岐 Aに進む Bに進む Cに進む
https://w.atwiki.jp/toho_yandere/pages/473.html
偶像として崇められる存在は 偶像を崇めすがる事も出来ず 愛おしい存在をただ 見下ろし続けるだけ 神は強く 何よりも 儚い虜囚。 魔界。 その場所の一つ、凍りついた世界で。 「神綺様……」 夢子はつかず離れずの距離から、一人の女性を見守っていた。 「…………○○ちゃん。久しぶりね」 魔界の創造主、神綺。 曇った笑顔を向けながら、彼女は鏡の様な氷へと語りかけていた。 氷の中には何もない。誰も居ない。 だが神綺は、其処にその”○○ちゃん”が居るかの様に話し続けた。 「――あの時と変わらない気持ちのまま。今でも貴方が……」 氷の壁へとそっと口づけて。 「…………好き」 艶やかに、音を立てて唇を離した。 「消える事の無い感情が、今もこうして私の世界に存在している。 氷漬けにして、忘却の彼方へと捨て去ってしまえば、 どうにでもなるものと思っていた。 ……でも、自分で否定してるって事はね。 それだけの強い想いを、無意識に自覚するって事でもあったから。 だから、この氷が溶けて、溢れ。 零れ落ちるのも……時間の問題だったって。 今は分かる気がするの」 ――それがただの片想いでも、と呟き。 氷の壁は無情のまま、彼女の姿を写し出したまま、其処に在り続けた。 神綺の伸ばした指先が、その氷壁の先へと触れるまで。 ○○という人間を好きになる、偶然の気まぐれ、理由なんて無い。 でもそれには好意に至る経緯が必要で、 必然たる運命があるべきで、 相応の理由が、求められるべきだった。 その過程をすっとばすのは、恋愛には良くある事。 けれども、それが人間同士ならば兎も角、神からの一方的な寵愛だとしたら。 ましてや、別世界。魔界の神で、彼女はその創造主だ。 障害の無い筈の世界。その住人への想いは、障害がありすぎた。 「――本当に見ているだけでよろしいのですか?」 「ええ。……あっ、見て見て。鳥に餌を与えてるみたい。 ふふ、何様のつもりでやってるのかしらね……やっぱり、かわいいなぁ」 いつの日かの、会話。 「ご命令下されば、私が……」 「あはは、○○ちゃんったらつっつかれちゃってる! 鳥に馬鹿にされ……って餌が欲しいんじゃないよ、ほら、早く逃げなきゃ。 だからそうじゃないって……あははは!」 「神綺様!!!」 魔界から彼をただ見ているだけの彼女に、夢子は黙っていられなかった。 「……何かしら」 「ですから、私が出向いて、あの方を――」 神綺は悲しい目をして、夢子の方を振り向いた。 さっきまでの明るい声とは、まるで正反対の顔をして。 「彼には人としての生があるから。 彼は”私を知らない”から、私は何もして上げられないし、する事もない。 ……出来ないわ。不可能では無いかもしれないけど」 夢子は黙って首を振る。 「しかし、それでは神綺様は――」 「片想いでも、想えるだけ――私は幸せよ。 嫌われないし、彼に迷惑をかける事も無いから。 私を理由に彼が襲われない訳が、出来ないという事も無いでしょう」 ……それに、と神綺は呟いて。 「あの人の想いを、私が受け止められても―― あの人が私の想いを受け止められるか、分からないもの」 その命を奪ってしまうかも知れないからと、吐き捨てる。 想い人へと向き直る神綺の表情に、陽がさす事はない。 陰る心は満たされる事は無く、その痛みに耐えられずに ――神綺は記憶ごと、全てを閉じ込めていた。 自分の世界の一つ、氷の壁の向こう側に。 魔界の神に、信仰など必要は無かった。 信仰が欲しいならば自らの手で創り出せば良いのだから。 信頼も、友愛も、愛慕も、心を寄せてくる相手も。 それで全て事足りると。 ……その人と出逢うまでは、きっとそう思っていた。 (私を知らないあの人に) (私は何もして上げられない) (世界が違う) (知識が違う) (認識に隔たりがありすぎて、私には見ている事しか出来ないまま) (あの人が私を知る事も無いから) (一方的に私だけが知りすぎたままで) (想いだけがただただ募るばかり) (溢れるかえって、今では毒の様に) (私の胸を苦しめている) (あの人の性格も、行動も、考えも) (その体も――) (出逢いが無いと言うだけで、こんなにも全てが遠くに感じられる) (だから) 氷壁の向こうから流れ込むそれを、神綺はただ冷たく受け止める。 (……嫌いになって上げられなくて。 ……忘れてしまう事が出来なくて) ひび割れてゆく氷壁に、目を伏せながら。 (私の世界の子じゃない、貴方に。こんなにも身勝手な神様で……) (ごめんなさい) 何故、今になって―― 付き添っていた夢子は、それを眺めながら思っていた。 あれから○○の事を完全に忘れさり、 それに携わるものには一切近付いてもいないというのに。 ――完全に氷壁の崩れる音と共に。 夢子は神綺のその表情を、見てしまった。 唇の端から血を流し、全てに絶望したようなその目を。 「……罪の無い者に、罰は与えられない」 「……だからこれから私がする事は ただの独り善がりな暴力よね…… ○○ちゃん」 ――そう、これは暴力だ。 誰かも言っていた。 魔女であれ、神であれ。人外の類であれば妖怪に違いない。 また誰かも言っていた。 人も妖怪も神も、等しく違いなど無いと。 ……そう、それはきっと愛する事も一緒。 その人間を喰らおうと、浚おうと、殺そうと。 そうする事でしか愛を表現できない妖怪がいる。 その人間に驕り、騙して、狂気の片鱗を見せる事でしか。 想いのたけをぶつけられない妖怪がいる。 力を誇示し、支配し、報復を強調する事でしか。 気持ちを示す事の出来ない、人や神もいる。 (罰でもなんでもこじつけでもいい。 貴方を連れて行く理由が欲しかった、でも――) (僅かな業も、その心に抱く罪悪も。 貴方が知らぬ、私が裁く事は出来ないから) 「ごめんね……○○ちゃん。私もあんまり変わらないみたい」 ぎぎぎ。 ○○の上に馬乗りになって神綺は、その首を絞めていた。 真夜中の一室で○○は、顔も見えぬ知らぬ存在に襲われて、ひっしにもがく。 もがき続ける。 圧倒的な力を感じて尚それが無駄だと知りながら、 生きようとする本能のままに。 (……初めて貴方に触れる手が、初めて貴方を殺す事になるなんてね) ――ぎりっ。 殺意の込められていたその手は、柔らかく暖かかった。 軽い音と一緒に、首からその手が離れると、そのまま腕で○○を抱きしめた。 ○○の呼吸が、ゆっくりと小さくなっていくのを惜しむように。 包み込む様に、愛情を注ぐ様に優しく。 (……これで) 神綺は○○の体から抜け出た小さな灯の様なものを浮かべ、そっと手に取った。 (輪廻転生の輪に、貴方を渡さなくて済む……) 力無く、抜け殻同然の○○を抱えたまますがるようにもう一度抱きしめて。 自らの禁と領分を越え、やっと触れる事のできたその体は何よりも冷たく…… 今度は心だけでなく、その体までも。 ○○と一緒に凍り付いて、囚われてしまったかのように、動かぬままでいた。 (私の気持ちなんか受け止めてくれなくてもいいから ただずっと……ずっと一緒に……○○ちゃんと……) 月明かりに照らされた彼女の服の色は 普段よりもどす黒く赤い血飛沫に染まり ○○の布団の横には、常用していた薬の袋 家の外には鮮血の池に身を沈めた大鎌の女性。 ふと、願った事があった。 もし将来があるなら、その出逢えた筈の”誰か”と出逢いたかった、と。