約 975,255 件
https://w.atwiki.jp/teltel55/pages/161.html
神無月の巫女 ●4点 作品としてのまとまりが皆無で、欠点だらけ…で、この点数に。 ただし、他のレギュアーの方が書かれているように、不思議な魅力があるアニメw 萌え+エロ+ロボ+レズ+熱血+I ve soundという、とにかく売れる要素を強引に詰め込んでいます。 まったく調和してないのだが、その不協和音がアングラ歌劇のような味?が発生。 個人的にはこれほどつっこみながら楽しめる作品もないと思うのだが、感情移入して泣いてしまう人がいるのも分かる。 ある意味、男性向けロボットものの設定を利用した百合ドラマと考えれば、筋は通るからw ただ、不遇の主人公を含めて、男性陣は男から見てもイヤミのないキャラなので、不快感を覚えることは少ないでしょう。 作画は時々崩れるが、藤井まき氏の絵はエロスを感じさせつつも上品で、男女問わず支持があるのも肯けます。 重要な場面では必ず作監の手を入れてあるので、ラストの独白場面が冗長なのをのぞけば、画的には評価できると思います。 kotokoの唄うテーマ曲は作品内容と合致しており、とくにEDは1話1話のヒキと相まって印象に残る。 これで、ロボが勇者シリーズにでてくるようなデザインじゃなきゃ、+1点でした。 ●8点 ぱっとみたところロボットもの+百合かな?という感じだけど、作品の主題は完全に 百合オンリーといっても間違いはない。よって百合が嫌いな人にはこのアニメはあわ ないかも。自分はこれを見て百合を見直したけど。 はっきりいって百合以外の要素、ロボ、敵の軍団のこと、その他もろもろの事柄につ いては説明不足ということもあり、完成度は高くない。でも、そんなものはどうでも いいように感じさせる何かがあるように感じました。 あと、このアニメの主人公は「来栖川姫子」だけど、見るときは影の主役である「姫 宮千歌音」を中心にして見てもらいたい。 最終回は賛否両論あるけど、個人的には満足のいく内容でした。 ●7点 メインキャラのみならずサブキャラにも力が入っている。百合アニメにはもったいない デザインのロボット。そして健気でどこか間の抜けたヒロインに過度に、ヒロインのため 敵にまわる準ヒロインと道化と化す男。 今話題のメディアミックスを取り入れたアニメ。 さらに百合好きなら3点追加。 ●4点 いかにも狙ったオタク好み脇役キャラにデザインが最悪の巨大ロボット。 そして何もかも私が悪いという根暗なヒロインに過度に頬を染めまくる百合カップル。 まるでバランスが悪く大きく傾いた欠陥住宅のようなアニメ。 でも百合好きなら3点追加。 ●4点 「百合は七難隠す」 百合好きには傑作、一般人が見れば凡作。 ●9点 設定の未消化、サブキャラ放置もなんのその。ロボと萌えキャラを釣り餌 に、正統派ヒーローソウマをスパイスに、ひたすら主人公千歌音とヒロイ ン姫子の物語を描き、地上波で行く所まで行った快(怪)作。 上にもある通り、ロボ描写は最後まで簡素。好意的に見ればテンポがいい と見れなくもない。サブキャラもロリ猫耳ナースやら巨乳シスターやら能 登やら百合メイドやらうじゃうじゃいる上にウホッなアニキが二人も配置さ れているが、制作側は当初から千歌音と姫子以外は捨てる気でいたらしい。 他で省いた力を、二人の思い出の交換を丁寧に描くことに費やしている。 かなりアクが強いので、主人公である千歌音に感情移入できない場合はオ ススメできない。それでもとりあえず1話を見て、無茶苦茶具合と人物の 描写に笑えた人は見続けても無駄にはならない(かも知れない)。 1話見ただけで感情移入できたニュータイプ間近な人やレズ百合大好きな 人にはもちろん諸手を挙げてオススメできる。しかし放映中には感情移入 しすぎて胃が痛くなった人すらいたので、ある意味で注意すべきだ。 2chでは本スレがソウマウザイ、百合キモイの煽り合いで進行していった 面がある上、一部で非常に好評だった終わり方もある一部では微妙に不評 で、何かと騒がしかった。このような事情があるため、2chでは正直評判 が良いとは言えないが、個人的には千歌音の描写に絞った作品作りは一度 見て欲しいと思う。 追記; DVDは5月で完結するはずだが、3月の巻は千歌音が一番つらい時期 の描写をしているので4月まで待っても良い。別に待たなくても良いが。 ●5点 設定の説明不足はやはり目立つ。原作自体が1巻しか発売していない 状態だったため、理解しにくい。ロボの描写が力不足。ロボ出すならそ れなりに戦闘シーンに力を入れるべき。女性同士の狂愛はうまくまとめ られているが、男性視聴者からみると、オロチ衆の活躍の場面が少ない のが残念である。 ●4点 全体的に設定の説明不足が目立つ。視聴者が理解できぬまま 話が進んでしまってる。ロボの存在に必然性が全く無い。 ロボ関連シーン無しでも展開には全く支障ないだろう。 女性同士の純愛はうまくまとめられているが、男性視聴者 からみると、男側の「ソーマ」が報われないのは見てて辛いものがある。 ●8点 細くてとがった顎、小さな肩と陰影のはっきりした鎖骨、すらっと伸びた足、 微妙に潤んだ瞳。 もう最高です。 百合以前に、女の子を綺麗に描いています。 高校生時代に一つ上の先輩に感じたエロチシズムをまた思い出させてくれます。 スクール水着否定派の漏れの好みと同じ奴がアニメ業界にいてヨカタ。 ●5点 世界を滅ぼす存在オロチに立ち向かう二人の巫女の物語。 百合物として見ればかなり綺麗に纏まっていると思うが、逆にそれ以外の要素が かなりおざなりになっているという極端な作品。 特にロボ要素は、作品の見方を誤らせるマイナス要素でしかないような…… 百合好きなら+3点。
https://w.atwiki.jp/kannnaduki-no-miko/pages/121.html
神無月の巫女 エロ総合投下もの イズミ 姫子の魅力 ◆Jm1JXqj74c氏   乙橘学園放課後の薔薇の園にて イズミ、ミサキ、キョウコに囲まれている来栖川姫子 そして油断していた姫子は・・・背後からミサキ、キョウコに両腕を取られ押さえつけられる 「!?」 振りほどこうとしても暴れても二人がかりに押さえられては身動きが取れなかった 身動きが取れない姫子に対して、イズミがそっと近寄る・・・。 「あ、あの・・・なにか!?」 イズミは姫子の顔近くまで寄ると微笑み告げた。 「貴女が宮様の恋人として相応しいかどうかテストをさせてもらうわ」 「テスト?」 姫宮千歌音と再会後、付き合うことになった姫子。 運命の想い人だから当然ではあるが・・・ ただ以前(転生前)のように人知れず親友同士というわけにはいかない。 いまは恋人同士なのだ、姫宮邸に居候もしているため・・・学園内にその噂は広まった 「ええ。宮様は我が学園のアイドルよ・・・その宮様から想われている貴女がどんな子なのか・・・テストしたいの、いいわよね来栖川さん?」 「え、ええと・・・(テストってどんなことなのかな・・・)」 不安が積る、この3人には虐められた記憶しかないからだ。 「たいしたことはないわ、そうね・・・まずはキスからよ」 「え・・・?」 姫子はなんのことだろうと思った。 しかし次の瞬間・・・体全体に鮮烈が走った 姫子の唇にイズミのそれが重なった。 そうキスされたのだ、全身が固まる。 目を大きく見開き現実直視する姫子 唇を一瞬避けるが逃げる間もなく再びガッチリ重ねられる イズミの両腕が姫子の首に絡まる 「ん・・・」 ちゅ・・・んん・・・はあっ・・・ちゅるる・・・ それも軽く触れるのではなく強く押し付けるほうだった ミサキとキョウコには押さえられたまま、唇を塞がれているため声を上げることも不可能だった つまり逃げ場なし。 「ん・・・んんっ・・・」 キスを味合わされ現実を逃避したい気分になった。 ここは薔薇の園、放課後なので生徒もいない イズミの唇から桃のような香りが漂う・・・。 そしてゆっくりと姫子からキスを解放するイズミ。 その表情には満足感が漂っていた。 「流石ですわね、宮様が好意を懐くだけの・・・唇を持ってるわ・・・ふふ」 「な、なにをするんですか・・・!?」 「キスの味は合格ね、甘くて美味しかったですわ・・・」 唇を指差し挑発気味に微笑むイズミ。 そしてその視線は姫子の胸元に向けられた。 「!?」 なにをするつもりなの・・・?姫子は心の中でそう言葉を発した。 そして嫌な予感は見事的中する。 相手の身動きが取れないことを嘲笑うかのように姫子の制服を脱がし始めるイズミ 「い、いや・・・やだ、ちょ・・・や、やめてくださいっ!!!いやぁ!!」 全身で暴れるが2人がかりでガッチリ固定されているため体を揺らすことはできても抜け出すことなど不可能だった そして、悲鳴気味に叫ぶ姫子にイズミから冷たい声が。 「誰も聞く者はいないわ、来栖川さん」 しかしそうこうしてる間にもイズミの手は進み・・・姫子の制服を脱がせる 姫子の下着がイズミの目の前で露になる・・・。 「やっ・・・!!」 「くすくす・・・可愛い下着を着けてるのね来栖川さん、宮様のお譲りかしら?」 イズミに胸元の下着をまじまじと見つめられ紅潮する姫子。 イズミは姫子の下着を剥ぎ取ると胸を揉み始めた 「い・・・いやぁ!!」 悲鳴を叫ぶが聞く者などいない。 そのまま乳首を嘗め回される 「はあ・・・はあ・・・」 姫子は絶望感に包まれた。 「うふふふ・・・では下を拝借するわね」 とイズミが次に目を付けたのは姫子のスカートだった 「なにをするの・・・?」 しかし姫子の言葉など聞き耳持たずスカートを下ろすイズミ 姫子の下着を見つめ・・・苦笑する。 「これも宮様のお譲りなのですね、なんて羨ましい・・・」 「やだ・・・っ・・・やめ・・・って・・・」 目に涙を浮かべながらイズミを睨みつける姫子 「可愛い顔して・・・でも来栖川さんに睨まれてもね~」 その言葉と同時に姫子にキスした 「んんっ!?」 油断していたのか唖然とする姫子。 そして気付いたときにはイズミの舌がヌルッと・・・姫子の口内に侵入を開始した。 「ん・・・(こ、こんな・・・千歌音ちゃん以外の人にこんなことをされるなんて・・・)」 拒否などできない強引なディープキス、それは固まったままの姫子の舌と容赦なく絡まった イズミ等が去った後、残された姫子は・・・泣きながら下着を着けていた 『またいつでも抱いてあげるわよ、来栖川さん・・・うふふ』 と言われた、涙が零れる。 「・・・千歌音ちゃん・・・」 イズミに犯され寸前までされた、ショックは計り知れない・・・しかし。 「私、千歌音ちゃんが傍にいてくれるから平気・・・」 と涙を拭きながら下着、そして乱れた制服を着直す。 なぜこんなことをされたのかは想像したくはない。 「私って・・・襲われやすいのかな」 と自分を疑う、マコトに迷惑をかけるわけにはいかない 早乙女マコトは陸上の部活動真っ最中だろう、ソウマはテニス場だろう 制服を着て立ち上がる。 千歌音の下へ行こう、運命の想い人姫宮千歌音 世界でたった一人、姫子のことを待っていた人、その人だ。 首飾りの貝殻を握り締めると涙を拭いた いまだと生徒会のお仕事か弓道をしているはず 姫子は歩き出した、愛する千歌音の下へ・・・。 どんなに嫌がらせされようが嫉妬されようが千歌音が好きだ 「愛してるよ・・・千歌音ちゃん」 姫子はそう呟きながら千歌音の居る生徒会室を目指した。 ただイズミの唇の感触にいまだに酔いが覚めないと感じるのは気のせいだろうか END
https://w.atwiki.jp/kannnaduki-no-miko/pages/199.html
神無月の巫女 エロ総合投下もの 739 「千歌音ちゃん抱いて」 「千歌音、大人しくなさい」 「ひ、姫子…」 二人の姫子に迫られ千歌音は…。 戸惑う千歌音の隙をつく。 「千歌音ちゃん大人しくしてね…」 「やっ!」 背後に回った姫子に羽交い絞めにされる千歌音。 身動きが取れない千歌音に前世姫子が迫る。 「私達、千歌音ちゃんのこと大好きなの…だからやらせてね?」 「そうよ、千歌音…じっとなさい、怒るわよ」 「なっ…!!」 「姫子、そのまま押さえてなさい」 「うん、姫子ちゃん」 千歌音のネグリジェに前世姫子の手がかかり脱がし始める。 「だ、駄目よ姫子っ」 「どっちの姫子に言ってるの?千歌音ちゃん」 「や、やだっ!」 乳房が露になると前世姫子がかぶりつり乳首をしゃぶり始める。 背後の姫子は千歌音の首筋に甘い息を吹きかけ、千歌音の顔を強引に傾けそのままキス。 姫子のキスを感じてる間にも前世姫子の手はショーツにかかる。 「いや、やめてっ!おねが…んふっ!」 千歌音の非難の声は姫子のキスに再びふさがれる。 姫子のキスに解放されるも首筋を嘗め回される千歌音。 その間にも前世姫子の手は陰部の割れ目に触れ…。 「やっ……ちょ、ちょっと待って頂戴ひめ……っ」 「ねえ、二人の姫子に攻められるってどんな気分?ふふ…」 「お嬢様、おはようございます」 という千歌音お嬢様の夢オチ
https://w.atwiki.jp/kannnaduki-no-miko/pages/51.html
神無月の巫女 エロ総合投下もの Episode 3:Return Kiss その6   視聴者の皆々様。こんばんわ。 いつも大変遅れまして申し訳ございません。 毎度ご愛顧頂きまことに有難うございます。 インターネット配信・百合脳大河ドラマ「神無月の巫女:番外編」第三部・映画版 「神無月の巫女・ザ・ムービー―Return Kiss―」のお時間です。 さあて、今晩の「神無月」はぁ~?(サザエさん風に) やっぱり 交 差 点 エ ン ド ですよね?(大嘘) ところで、姫子・千歌音ラブラブ百合ED→ソウマ姫子にフラレ場面は、460さんが 見事に鬱々モードで再現(なんて絶妙な投下タイミング。あなた様は神ですかw) してくださいましたので、今回の放送分ではざっくり割愛させていただきます(笑) …さて本日は、とうとう怒涛の第三部最終話となる第6回「甦る唇の記憶」をお送りします。 都合12レスほど1時間半以上(≦∞通信環境…以下略)枠を予定しております。 合言葉は「千歌音ちゃん、 850からの続き、受け取って!」 ↓では、どーぞ。(゜ヮ゜)ノ ―――絶頂のまさにその直後。 姫子は興奮の峠を通り越しての忘我状態にあった。 精根尽き果てたような表情で、身を捩じらせた姫子の上体を、千歌音は優しく手を添えて起こした。 そしてさも愛しく慈しむように、腕の中にしっかりと抱きとめる。 顔がよく見えるように、麗わしの姫君の乱れた前髪をさらりと掻き分ける。 千歌音は自分の口周りにたっぷりとついた、姫子のものであった血潮を手で拭い、 さらに指の血液をチュルッと口に含んだ。 そして今宵の秘め事の最後を締めくくるかのごとく、姫子の唇に感謝と歓喜の気持ちをこめて、 心篤く口づけを施す。 「…ありがとう、姫子。今夜の貴女、とても良かったわ… 私、二人だけの今日のこと、これから一生忘れない…」 …んんっ?……くちゅっ…。 とろんとした姫子の瞳の中に、千歌音の血塗れの唇が色鮮やかに大きく映る。 姫子は、自分の口の中を、溶岩のような赤く生ぬるい液体が、溢れているのを感じた。 赤ワインのようにほろ苦い味わいと、鼻腔をくすぐる甘酸っぱい匂いまで、今は分かってくる。 生きている証の深紅の溶媒、それを自分の唾液とともにごくりと飲み下した。 喉の内壁を愛撫していくように流れて、体内の奥に溜まりこんでゆく、 この液体の感覚、どこかで……? ―――あ………っ?! ―――ピカッ! ザ―――ッ! その刹那――。 姫子の頭に閃光のような衝撃が走って、何か複数のイメージの欠片が 情報の洪水となって押し寄せてきた。 断続的な記憶の切片が次々と連なっていて複数枚の画像に形をなす。 さらにそれは重なり合い連なって時系列に沿った、いくつかのシーンを色鮮やかに 再生した映像となっていく。 姫子の中で、見たことのある風景、愛しく懐かしい人々の顔を収めたフィルムが、 時間を巻き戻して廻り始める。 姫子はその記憶のフィルムの衝撃の光に、眩暈を感じて気を失った。   姫子の頭の中を幾つかの想い出がフラッシュバックしてゆく―――。 ――……… ザ――――ッ。 ―――プツンッ―…………。 姫子が再び瞼を開いたとき、最初に目に映ったのは、 見覚えのある顔の輪郭と、赤く濡れて光る口元だった。 眼前の少女は、自分の身体を細長く白い両腕で抱えてくれている。 大きな涙の海をその瞳に浮かべながら。 みるみるうちに溢れ返るその雫が頬を幾筋も伝っては、止め処もなく流れ落ち、 姫子の胸元に垂れ込める。 二人の乙女の身体に、窓辺からの強く明るい月光が、神からの恩寵のように降り注いでいた。 姫子の太陽の巫女の証は、持ち主の未だ熱情さめやらぬ肌の紅潮と満月からの照射と によって、一際くっきりと、ひとつずつの火焔の揺らめきまでが遠目ででも分かるほどの 形をなし、色鮮やかに見えている。 月光に煌めく涙の一滴がタトゥーの上で撥ね返って、 そのタトゥーがその形のままに、太陽のように燦然と輝いた。 明敏な意識を保ったまま、姫子の記憶の中の、あの情景が一瞬の閃光とともに甦った―――…。 ―――…胸元の痣の眩い輝きが薄らぐと、 姫子は泣いている黒髪の少女の頬に、そっと右手を差し伸べた。 その少女は、姫子のその掌に手を重ねて、自分の濡れた頬に引き寄せた。 重なり合った二つの掌の上も、涙の通り道となってゆく。 姫子の真っ赤に燃えた唇の動きから読み取れる、「その人」の名は………。   「千歌音ちゃん…。 ……私、どうして貴女が泣いているのか、今ならはっきりと分かるの…」 「姫子…どういうことかしら?まさか…貴女……」 涙に濡れた千歌音の顔が、少し引きつった。 驚きで、思わず頬に当てた手が離れる。 「私、ついさっき夢の中で全部思い出したの。 誕生日の千歌音ちゃんとのファーストキスと、河原での人工呼吸… そして遠い昔の「私たち」、月の巫女と陽の巫女の悲しい宿命……。 私と千歌音ちゃんにとって何より大切なことだったのに、気絶か何かのショックで 忘れてしまっていたの。 ごめんなさい…私の記憶がないことが千歌音ちゃんを、今までこんなにも 苦しめていたなんて………」   姫子の方が自らの無知と無理解を謝るので、千歌音の嘆きは諦めにかわる。 「…そう。とうとう知ってしまったのね。 本当は私、姫子に前世の記憶は取り戻して欲しくなかったの…ファーストキスと 河原でのキスだけ憶えておいてほしかっただなんて、私ってずるい女…。 前世のことはずっと、自分だけの胸にしまっておこうと思っていたの… 姫子を騙していて悪かったと思っているわ。 知られるのが怖かったの、こんな残酷な私たちの運命を…… せっかく転生したのに、再会したのに…いずれ二人のどちらかが、 また死ぬために生まれてきたなんて……」 「前世の巫女たちにあんな真実があったなんて知らなかったの。 私こそ気づいてあげられなくて、ごめんなさい。 前世の陽の巫女の死で、千歌音ちゃんは……月の巫女である『貴女』は、 ずっと自分を責めてきたんだね。 生まれ変わってきてからも、ずっと一人で…でも、もう心配しなくていいの……」 腕の中の姫子が仰ぎ見て、手を再び差し出す。 千歌音の涙の乾ききっていない頬筋を、慰めるように撫でる。 その掌がすごく温かい。 「「『私』は『貴女』とこれからもずっと一緒にいるからね………」」 姫子の声が「誰か」の声とかぶって、こだまのように心に響いてくる。   その姿は、千歌音の脳裏に強く刻まれてきた、月の巫女に抱かれた陽の巫女の 最期の笑顔を彷彿とさせずにはいられなかった。 全ての不条理を許してしまえるような、あの慈愛に満ちた微笑を―――。 千歌音は湧き上がる涙を堪えるように、眉を寄せ、唇をぎゅっと噛み締める。 ひとりでに、心の中の「私」の声がこだまする。 ――姫子のこの仕草と笑顔……あの時と「あの方」と同じ……。 私の腕の中の「あの方」は息絶える間際まで、こんなふうに 余力を振り絞って私の頬を撫でて、私の心を慰めてくれたわ……。 ただの一言も、自分の身体を貫いた血塗りの刃を手にした「私」を 怨むことも、誰も責めることもなく。 全てをご自分で悟って。一人だけでで背負って。 「大丈夫。心配しないで………私は、これでいいから…悲しまないで …ありがとう…さ、よ…なら………」 って、呟いて 優しい笑顔を「私」に手向けて、逝ってしまった。 命果てた「あの方」の身体が、いつまでも太陽みたいに暖かくて… 「私」は絶対にすぐに生き返るものだと信じて、 ずっとずっと口づけをしていた……… 何度も何度も私の息吹を送り続けていたのに………。 「あの方」の唇はもう開くことはなかったの……   掠れるような声で、潤ませた瞳で、今の自分を取り戻した千歌音が答える。 「……前世では月の巫女が陽の巫女を姉のように慕っていたわ。 それなのに『私』はオロチを倒した後に『あの人』を……。 転生したら今度は絶対、私が陽の巫女になる女の子を守るって決めてたの…。 それが姫子だった。姫子が運命の人で私は良かったの…。 だからオロチの最初の襲撃や水難事故のとき、私は貴女を助けるのに必死だった。 姫子の笑顔がまた見れるなら、その言葉が聴けるなら、私は命を捧げても惜しくはないと……」 「私も大好きな千歌音ちゃんが月の巫女で良かったよ。 でも、千歌音ちゃんが月の巫女って分かる、そのずっと前から、 私は千歌音ちゃんのことが好きだった。 何でもできて何でも持っている素敵な「宮様」じゃなくて、私の前では、いつも等身大で 素顔の自分を見せてくれる普通の女の子の「千歌音ちゃん」が大好きだから…。 月の巫女と陽の巫女の因縁とか想いとかも大事だけど、 私は今の千歌音ちゃんへの想いのほうが重要なの!」 姫子はきっぱり言い切って、真珠のような瞳で、真摯に千歌音の目を見据えた。 姫子の純粋な眼差しに、暗い回想で疼いた心が堪えきれずに、 千歌音は思わず伏目がちになる。 「本当は一人だけの苦しみと悲しみに満ちた歳月なんて、もうお終いにしたかったわ… でも、姫子を運命の業火に巻き込みたくなかった…もう二度と…」 姫子は千歌音の首に両腕を絡ませて、注意を惹くように、少しばかり憂いに沈んだ、 サファイアのような瞳の顔を覗き込んだ。 「貴女が気の遠くなるような昔から『心の社』に閉じ込めてきた想いと迷いと心の痛み… それが私にも今なら分かるの。 これからずっと、私は千歌音ちゃんと想いを共有してゆくの」 天岩戸のように固く閉じられた心の扉に差し込んでくる光の声。 千歌音の瞼が大きく開かれた。 じっと見つめあう二人の乙女の美しい横顔が、月明かりに照らし出される。 「姫子…ありがとう。姫子の言葉で私は今やっと気づき直したの。 思い返してみたの、現在の私の気持ち。 陽の巫女の生まれ変わりだから、私は姫子を好きになったのではないの、 今のままの姫子を愛しているんだということにね……」   千歌音の涙の乾ききった切れ長の瑠璃色の瞳が、姫子の明るく澄み切った瞳を、 優しく捉えている。 月の少女は、太陽の少女の折れそうなくらい華奢な腰にそっと両腕を回す。 今日何度も何度も、その身を強く優しく抱き締めた細長い腕としなやかな手つきで。 「生まれ変わる前の人生よりも、生まれ変わった後の人生のこと考えようよ。 これからは、二人一緒で、ね?」 「そうね…これからが、私たちの新しい人生と恋のはじまりかしら」 「うん、うん…じゃぁ、その新しい人生のお祝いに…私からのプレゼント。 千歌音ちゃん、私の『本当』受け取って!」 丸く大きなすみれ色の瞳の少女の、あの最高の笑顔が近づいてくる。 姫子は千歌音の唇に、甘くて蜜のように蕩けるキスをした。 「千歌音ちゃん、ハッピー・リバースディー! 私たち、生まれてきておめでとう!」 千歌音も姫子の唇に、負けないくらいの情熱的で盛大なキスをお返しする。 「姫子も、ハッピー・リバースディー! 私たち、生まれ変わってきてありがとう!」 そして、二人の少女は、明るく楽しく笑いあって、 しっかりと抱き締めあって、誓いあっては、語り合った。 キスではじまる姫子と千歌音の今日からの新しい人生と恋とを………。   ―――その後。 二度三度の熱い抱擁を繰り返してからの、姫子と千歌音の寝物語。 今、二人の少女は身に一糸纏わずに、お互いの素肌で暖めあいながら、 ベッドに横になっている。 姫子に腕枕をしながら、千歌音が耳打ちするように語りかける。 「たしかフランス人女性の書いた哲学書で読んだことがあるの。 『私たちは二度生まれてくる。最初は人間として。その次に女性として』って言葉をね。 女の子にとっては、男性とはちがう女性、女性らしい女性として生きることが 『第二の人生』なのよ。他のみんなも姫子も私も、それは変わらない事実だわ。 でもね、私たちには、二人の間にしか分からない運命が、誰も知らない特別な人生があるの」 「うんうん、千歌音ちゃん。私も分かる。 それがあるから、私たち何度も転生して、再会して、恋に落ちるんだよね」 「そうよ、姫子。私たちは今、いうなれば『第三の生』を生きているの、それはきっと………」 ひと呼吸おいて、二人の乙女は口を揃える。 「「神無月の巫女として」」 【終】 …じゃ、なくてエピローグへ続く。 【ED】♯「agony」by KOTOKOの脳内演奏をお願いします♪   Return Kiss おまけ ―――……ブ―――――ッ! スルスルスル……ザワザワ…… (ブザー鳴って黒幕が下りてゆく。次第に照明が点灯しはじめる空間。漏れ聞こえてくる、ざわめきの声) ♪―場内アナウンス―♪ 本日は、劇場版「神無月の巫女・ザ・ムービー―Return Kiss―」を長時間ご覧くださいまして 誠に有難うございました。館内が明るくなるまでは、他のお客様のご迷惑になりますので、お座席 をお立ちにならないようお願い申しあげます。また、お持ちになられましたご飲食物などのごみ類 や不要のパンフ等は必ず、各自でお持ち帰り下さい。 それでは、お手回りのお荷物・貴重品等お忘れ物なきようご留意の上、お足元にお気をつけてお帰り 下さい。次回のご来場もスタッフ一同、心よりお待ちいたしております。…プツンッ ユキヒト「先生、先生!ほら、もう終わっちゃいましたよ、映画」ユサユサ… (隣席の長髪の男の肩を揺さぶって起こす) カズキ 「パチッ… んんっ…?ああっ、ユキヒト君…いやぁ、実にいい映画だったねえ。 感動ものだよ、ははは」 (眠そうな瞼を擦りながら、うーんと背伸びをして肩を叩く) ユキヒト「何言ってんですか、先生!ほとんど爆睡してたでしょ?!こんなに涎たらして 大きなイビキもかいてたし…だいたい、先生が学割でチケット買いたいからって、 こんなクソムービーに無理矢理つき合わされた僕の身にもなってくださいよ、もう!」プンプン… カズキ 「はははっ、じゃ、もう行こうか」 ――…館内を後にする怪しげな雰囲気のヤサ男二人組。 その背後では、パンフや紙コップをバサバサと盛大にスクリーンや地面に叩きつける音、 夥しい観客の「金返せ――ッ!ゴルァ!!」「ソウマ救済しろや!!ボケェー!」 「オロチ衆、完全ムシかい!チクショー!!」等の罵声が飛び交っていた……―――。
https://w.atwiki.jp/kannnaduki-no-miko/pages/177.html
神無月の巫女 ハアハアスレ投下もの 「銀月の嵐・メイド長編」 「お、乙羽さん!?」 千歌音ちゃん留守中の姫宮邸 1人部屋に居た姫子は乙羽さんに突如襲われる 突然キスをされ、逃げようとするが出口付近で捕まり押し倒される メイド服に身を包んでいる乙羽さん 姫子に覆いかぶさると両手をがっちり押さえつけ無理矢理キスをした ちゅ・・・ん・・・ちゅぱ・・・ちゅは・・・んん・・・・ 「うふふふふ・・・来栖川様の唇・・・蜜のように甘いわ・・・」 「あ、あの・・・な、なにするんですか!?(ち、千歌音ちゃんにしか許したことのない唇が・・・!!)」 もう夜の八時を回っていた、千歌音は生徒会の仕事でまだ帰宅しない、外は大雨・・・ 姫子にしてみれば事情が全く読めない 「来栖川様・・・うふ・・・」 「は・・・離して!!千歌音ちゃん・・・助けて!!」 「そのようなことを・・・お嬢様は遅く帰られると伺っておりますわ・・・ふふ・・・」 絶望感に包まれる姫子を冷たく見下ろす乙羽さん 「来栖川様、初めてこのお屋敷でお会いしたときからお慕いしておりました、ずっと欲しかったのでございます、私が来栖川様を奏でる旋律の夜が」 「い、いやぁ!!」 「は、離してください!!」 乙羽さんを突き放すと障害物を盾に逃げ惑う姫子 しかし、姫子の足では簡単に追い詰められてしまう 「!?」 壁に追い詰められる姫子 「来栖川様・・・好きでした、お嬢様よりも・・・ずっと」 「・・・ちか・・・あ!!」 メイド長に頬を強く叩かれ倒れる姫子に覆いかぶさる乙羽さん 「い・・・いやあぁぁぁあああ!!!」 制服を容赦なく引きちぎられ泣き喚く姫子に囁き続ける乙羽さん 「んふふふ・・・好きです・・・来栖川様」 下着姿の姫子の胸に顔を埋めた そして真っ暗な姫宮邸に姫子に悲鳴がこだました その数分後 生徒会のお仕事、弓道部など終えた千歌音が姫宮専用車によって帰宅 「・・・・・出迎えがない・・・?」 ロビーで使用人の出迎えが一切ないのに不審を懐く千歌音 「・・・姫子!?」 2階への階段を急いで上る千歌音 嫌な予感が頭を過ぎった 姫子の部屋の前に来た千歌音が見た光景は・・・ 「!?」 姫子の下着が全て散らばっていた、乙橘学園の制服など紙切れのようにボロボロに引きちぎられている 全裸の姫子がそこには居た 「うふふふ・・・お帰りなさいませ、千歌音お嬢様」 放心状態の姫子を抱き締めていたのはメイド服に身を包んだ千歌音の侍女だった 「乙羽さん・・・?」 「はい、正真正銘貴女に仕える侍女、如月乙羽でございます」 「なにをしているの・・・?来栖川さんは私のご友人だから無礼のないように接っせとおっしゃったはず・・・」 微笑んだまま答えない乙羽さん、その瞳が悲しみに満ちているのは気のせいだろうか 「なにをしたの?彼女に」 「来栖川さんだなんて、他人行儀はおやめください、姫子とおっしゃればよろしいじゃありませんか、お嬢様」 「姫子に・・・姫子になにをしたの!?」 全裸で横たわる姫子を背後から抱き寄せると挑発気味に囁く乙羽さん 「うふふ・・・お嬢様が知る必要はございません・・・秘密です」 侍女の態度に怒りを露にする千歌音 「なにを・・・したの!?答えなさい!!」 「うふ、お嬢様も知っている通りこの屋敷は男子禁制の乙女の花園、このようなことが起こってもなんら不思議ではございませんわ、お嬢様」 「や、やめなさい!!・・・!?」 姫子の部屋に入ろうとした千歌音 だが突如爆発が起こり姫宮邸のお庭に突き落とされる 「はあ・・・はあ・・・この力・・・まさかオロチ!?」 「なにをならっているのです、お嬢様」 屋敷を見上げた千歌音の目に映っていたのは、目宮邸の屋根上から見下ろす侍女の姿だった 「来栖川様を守るとおっしゃっておきながら、この様はなんでございますか!?」 「や、やめなさい、たとえオロチでも、貴女を傷付けたくはないわ、乙羽さん!!」 「どこまでも甘いお方」 千歌音は背後から・・・金色のホウキによって左手を強打される 「あっ!!」 うずくまる千歌音を冷たく見下ろす乙羽さん 「お嬢様・・・もう私と来栖川様の前から消えていただけませんか?」 容赦なく斬りつける乙羽さんに逃げ惑う千歌音 弓矢を取り出す暇すら与えてくれないその動きにただ防戦一方だった 「陽の巫女を守れない月の巫女である貴女・・・来栖川様を1人にした失態すら気付かない愚かなお方」 全裸で横たわる姫子を想像し表情を落とす千歌音 「くっ・・・姫子」 敗れ去る千歌音を冷たく見下ろすと姫宮邸を後にする乙羽さん 「うふふ・・・これで来栖川様は私のもの・・・ごきげんよう・・・千歌音お嬢様(・・・千歌音・・・)」 END
https://w.atwiki.jp/kannnaduki-no-miko/pages/75.html
神無月の巫女 エロ総合投下もの 姫子のおしおき   「あっ…おねがっ……。やめ……。」 「本当にやめてほしいなら、本気で抵抗しなくちゃダメだよ……。」 何かに必死に耐えているような声と、赤ん坊をあやすような優しい声。 2人の少女の声が薔薇の塀で囲まれた「2人だけの秘密の場所」に響いている。 「でも、まさか千歌音ちゃんがあんなことをしているとは思わなかったなぁ……。」 艶のある黒髪の少女、姫宮千歌音を後ろからしっかりと抱きしめ、 背を木にあずけている少女、来栖川姫子はぼんやりとつぶやいた。 手は千歌音の太ももの内側をゆっくりと撫でている。時折首筋に唇を落とし、 そのたびにふるふると小さく震える千歌音の反応を楽しんでいる。 「あれは違っ……うの。」 眼に、うっすらと涙を浮かべて千歌音は消えてしまいそうな声でそう言った。 「なにが違うの?乙羽さんにあんなことされて、甘い声で鳴いていたのは誰?」 姫子は口元に妖しい笑みを浮かべて、昨夜の千歌音の痴態を思い出し、 体をゾクゾクと震わせた。まさか、あの千歌音がメイドである乙羽に一晩中、鳴かされているとは……。 寮生だった姫子は、タケノミヤカヅチや他のオロチによって破壊された 乙橘学園が復旧されるまで姫宮邸にホームステイをすることになった。 慣れない環境、いつまたオロチが襲ってくるかもわからない……。 そんな状況で広い部屋で1人で眠ることなどできなかった。 不安でなかなか寝付くことができなかった姫子は、知らず知らずのうちに隣りの千歌音の部屋に足を運んでいた。 千歌音の部屋の扉の前まで来たとき、姫子はあることに気が付いた。 (……千歌音ちゃんの声?) その声は痛みを必死に耐えているような、嗚咽を堪えているような、そんな声に近かった。 (千歌音ちゃん、泣いているの……?) もしかしたら、知らず知らずのうちに千歌音のことを傷つけてしまっていたのかもしれない。 だとしたら、謝らなければいけない。 そうでなくてもあの千歌音が泣いているのだ、なにかあったに違いない。 そう思った姫子はゆっくりと扉を開く。そして、姫子は目の前の光景に思わず目を疑った。 月明かりに照らされたベッドの上では、乙羽が千歌音の秘所に顔を埋め、 一方の千歌音は大粒の涙をこぼしながらも、抵抗するような素振りはなく甘い声で鳴いているのだ。 姫子はその光景から目を離すことができず、なにかに引きつけられるようにじっ、と見入っていた。 扉の隙間から、千歌音と乙羽に気配を感じ取られないように……。 短い時間だったのか、それともとてつもなく長い時間だったのか……。 千歌音の秘所から聞こえる水音が大きくなったと思うと、今までシーツを握っていた手を離し、 乙羽の頭に回し自らの秘所に押しつけるようにした千歌音は一際大きな喘ぎを漏らした。 それはまるで、千歌音自身が無意識のうちに乙羽から与えられる快楽を逃すまい、としているように見えた。 「乙羽さん、もっ……私、ああああっ!」 ベッドに横たわっていた千歌音の背が仰け反ったと思うと、糸の切れた人形のように動かなくなった。 千歌音が達した後も乙羽は秘所に顔を埋め、音をたてなめあげていた。 その光景を黙って見ていた姫子は、ゆっくりと音を立てないように扉を閉めると 自分に充てられていた部屋へと戻っていった。 「ふふ……千歌音ちゃん。私ね、昨日ずーっと見てたんだよ。」 我慢できなくなったのか、姫子は千歌音の大きな胸を制服の上から揉み始めた。 「あっ……姫子、やめっ……。」 千歌音は漏れてくる喘ぎを堪えながら懇願するが、姫子は止めようとするどころかより一層、強く揉みほぐす。 「千歌音ちゃんは、乙羽さんにしてもらうのがいいの?」 千歌音の耳に熱をもった吐息をふぅ、と吹きかけ太ももに這わせていた手を焦らすようにゆっくりと、 しかし確実に千歌音の秘所へと伸ばしていく。 「やあっ……違うの。そういう意味じゃ……あぁっ!」 言い訳なんて聞きたくない、と言わんばかりに姫子は長い髪から覗く首筋に吸い付いた。 「姫子、そんなに強く吸われたら跡が残ってしまうわ……。」 千歌音の言葉は熱を帯び、言葉では拒絶しつつも体は姫子に完全に委ねている。 「別にいいよ。跡をつけるためにやっているんだもん。」 そう言って、姫子は再び首筋を吸う。そして、ゆっくりと伸ばしていた手はとうとう目的地にたどり着き、 千歌音の秘所の核を擦り上げた。 「ひゃうっ!?」 いきなり強い快楽を与えられ、たまらず千歌音は大きな声を上げてしまう。 「あんまり大きな声を出すと、誰かに見られちゃうかもしれないよ?」 実際はもう、日も暮れこんな時間に生徒などいるはずもないのだが 千歌音にはそんなことを考えている余裕などない、耳まで真っ赤にしながら必死に喘ぎを漏らすまい、と耐えている。 「千歌音ちゃん、すごいよ。もう、こんなに濡れて……。」 姫子はそんな千歌音に加虐心を掻き立てられ、秘所に指を埋めた。 「あっ……んくっ……。」 責めたてられている千歌音は、ここからでは見えない「誰か」に気づかれるのをおそれてか、 必死に声を殺していた。 そんな千歌音を達しさせようと、姫子は指を激しく動かし始める。 秘所から聞こえてくる水音は大きくなり、それに比例するように千歌音の口から漏れる喘ぎも大きくなっていく。 「やっ、ああっ!姫子、もっとあなたを……んああっ!」 姫子は、胸に這わせていた手で千歌音の顔を自分の顔に近づけ唇を重ね合わせた。 喘ぎを漏らすために半開きになっていた千歌音の唇に舌を差し込み口内まで犯す。 「ふっ……うう……。」 お互いの舌を絡ませようとすると、千歌音はビクリと身を震わせた。 が、しばらくすると、自分から積極的に舌を絡ませてきた。 その間にも、姫子の手の動きは止んではおらず千歌音を責め立てていた。 「んっ……ぅんんんっ!!」 千歌音の喘ぎが一段と大きくなると、姫子に体をあずけたままグッタリとしている。 「は……。」 重ね合わせていた唇を離すと、姫子は千歌音の異変に気がつき声をかける。 「千歌音ちゃん……?」 返事はない。が、その代わり小さな寝息が聞こえる。すぅすぅ、と安らかな寝息をたて千歌音は眠ってしまっていた。   「ごめんね、千歌音ちゃん……。」 返答は求めていない。だが、大切な人にこんなことをした。胸の中で渦巻く罪悪感をはき出してしまいたかった。 なぜこんな事をしたのか。ただ一瞬でいいから千歌音が、 姫子のことだけしか考えられないようにしてしまいたかった。ただ、その一瞬のために……。 「私、最低だね。」 こみ上げてきた涙をこぼすまい、と姫子は空を見上げた。 黒に染まった空には満点の星と大きな輝きを放つ月。 ふと、そんな空が自分と千歌音のようだ、と姫子は思い自嘲的に笑った。 気高く、それでいて闇を照らす輝きを持った月は千歌音。 そしてその周り、月にはとうてい敵わない小さな輝きを懸命に放つ星の1つが姫子。 一際、大きな輝きを放つ千歌音にはたくさんの人が集まる。この月と同じように。自分はその中の1人にすぎない。 姫子はそう思ったのだ。 しかし。 「千歌音ちゃん、私は……。」 空に浮かぶ月、ただそれだけを見つめる少女の頬に一筋の涙がつたう。 「私は、あなたのお日様になりたいよ……。」  
https://w.atwiki.jp/kannnaduki-no-miko/pages/234.html
神無月の巫女 エロ総合投下もの 神無月に結ばれし夜 爆弾投下予告 注意 1. 479で言ってたやっぱりオリジナル転生後のOL姫子×年下千歌音たんの話でごめんなさい 2.ノンアルコール 3.実は百合スレで書いてたものの話の続き(読まなくても分かる) 4.エロなんだが期待は禁物 5.無駄に長い、特に前置き 6.千歌音ちゃんも姫子も変 えらい難産な結果に・・・(´・ω・) おかしい、何かがおかしい・・・ ではいってみよー! 「千歌音ちゃん…好き、大好き」 姫子は千歌音の顔を抱き寄せ深々とキスをした 「姫子…んっ…」 静かな深夜、広いベッドの上で重なりあう2人の熱い吐息が部屋に響いた 想いを確かめ合うように、姫子は何度も千歌音の名を呼び、千歌音は姫子の呼びかけに何度も応えた 初めて千歌音に抱かれた姫子 今思えば、あの時の千歌音の心は声をあげ泣いていた自分よりも泣いていたのだとそう思う そして今は―― 遡ること数時間前… 秋晴れの空 その日姫子は朝から緊張していた いや、その日だけではなくここ1週間緊張の余りずっと眠れないでいた 「…はぁ」 家から出ても口から漏れるは溜息ばかり 職場に向かう足もどこか足取りが重くぼ~っと歩いていて心ここにあらずな状態だった 「おはよ~!姫子っ!」 背後からタッタッタと走ってくる足音と大きな声で挨拶してくる声がする 振り返るとやはり真琴だった 「マコちゃん。お早う」 朝から元気の良い親友に笑顔で挨拶を返す 真琴は姫子の前で立ち止まりカバンの中からゴソゴソと何かを取り出し姫子に差し出した 「ほれ、受け取りたまえw」 「え?」 真琴から可愛らしい包装紙に包まれたリボンのついた小包を受け取った 分かってなさそうな姫子に真琴はにんまりと笑顔で「誕生日おめでと、姫子」と祝いの言葉を送った 今日は姫子の誕生日だった 「あ…ありがとう!マコちゃん」 嬉しそうな顔の姫子に真琴はパタパタと手を振った 「いーのいーの!で、今日行くんでしょ?あの子んちに?」 あの子…千歌音の事だ 「え、あのその…うん」 少し頬を染め口元に手をやり少し目を泳いだ後コクリと頷いた 同じく誕生日を迎えた今夜は千歌音の屋敷に招かれていた ずっと前に交わしたある約束を果たす為に… 「なあに照れてるんだ!この~!!」 「わぁ!マ、マコちゃん!?」 惚気てると思った真琴は姫子に抱きつきニヤニヤと脇を擽る 「うりうりw私にもその幸せをよこせぇっ!」 「きゃっ!!わ、わ、くすぐ、ったい、よっ!!」 それでも離さず身を捩って姫子が「も、もぉ無理~っ!」とギブアップしたとき、真琴はパッと姫子を解放した 「はい、じゃー今日もしっかり仕事頑張るんだぞ!」 「う、うん…マコちゃんもね…」 そう言って真琴は朝から思い切り遊ばれ疲れ切った姫子を置いて走って会社へと去っていた 「誕生日、か…」 暖かな秋の太陽の日差しの下でぽつりと呟いた 時同じくして姫宮邸 「…ふぅ」 弓道場で軽く汗をかいたあと、制服に着替えた千歌音 窓から見える暖かな太陽に照らされている庭をぼんやり見ては溜息をついていた するとコンコンとノックする音が響き、「どうぞ」と声をかけると「失礼します」と言いながら乙羽が入ってきた 「お早うございます、お嬢様」 「お早う、乙羽さん」 いつもと変わらぬ穏やかな千歌音に深々と頭を下げ挨拶を交わす 「お食事の準備が出来ましたのでお呼びに上がりました」 「そう、今行くわ」 乙羽の言葉に千歌音は窓から離れ、すたすたと乙羽に近づく 「お誕生日、おめでとうございます」 千歌音が正面に来たとき乙羽は笑顔で言うと千歌音も笑顔で「ありがとう」と返した すると乙羽は後ろ手に隠し持っていたものを千歌音に差し出した 「はい、皆には内緒ですよ?」 千歌音に小さなプレゼントを渡すと乙羽は自分の口元に人差し指をあて楽しそうに言う 「乙羽さん…ありがとう」 毎年欠かさず従者としてではなく個人的なプレゼントを贈ってくれる乙羽に思わず胸が暖かくなる 「今夜、パーティの後に来られるんですよね?来栖川様」 両手でプレゼントを大事そうに抱える千歌音に優しく聞く 「え?…ぁ、そうよ」 僅かに動揺した千歌音は何気なく乙羽から視線を外した 平然を装ったつもりだろうが頬の色までは隠せない 「今年は良いお誕生日になりそうですね」 そんな千歌音が可愛くて乙羽は小さく笑みを浮かべた その言葉にふと千歌音の脳裏に浮かぶ姫子と交わした約束… 一度千歌音は瞼を落とした 「えぇ、そうなるといいわね」 少し考えた後、顔をあげゆっくりと言った それを聞いた後乙羽は微笑んで「それでは、準備が出来ましたらお越しください」そう言って部屋から退出していった 「そう、今日なのよね…」 1人になった部屋で少し緊張したまま面持ちで小さくそう呟いた 快晴の誕生日の朝、2人はそれぞれやや複雑な気持ちで迎えた そしてそれぞれの知人友人から「おめでとう」の言葉をもらいながら時は過ぎ、夕刻 千歌音は姫宮主催の誕生日パ-ティを催し、集まった多くの客人から祝われていた 姫子は仕事に集中できぬまま刻一刻と迫る退社時間をドキドキしながら待っていた 遠く離れた2人、しかし一緒にいなくても取る行動は同じでチラチラと時計を何度も見ていた そして時間になり、姫子は会社を出て迎えに来てくれていた姫宮家の車に乗り込み、千歌音の待つ屋敷へと向かってい、パーティを終えた千歌音は自室に戻りドレスの上にカーディガンを羽織って窓際に立ち姫子を待っていた そして姫子が到着し、姫宮邸の大きな玄関先で2人はようやく顔を合わした 「こ、こんばんわ。千歌音ちゃん」 「こんばんわ…来栖川さん」 きょう初めて向き合う2人。お互い笑顔なのだがどこかぎこちない姫子 しかし千歌音も少しいつもよりも笑顔が固いように見える 「ははは……」 「えー…と」 お互いにそれが分かっているのか、次に出す言葉が見つからずに不自然に視線を逸らす2人 このままではマズイ… 周りにいる乙羽やメイド達に気付かれる前にとりあえず2人きりになりたくて千歌音は「さ、来栖川さん参りましょう」と言い 姫子は「ぇ?…あ、お邪魔しますっ!」と言ってスタスタと廊下を歩き階段を上って千歌音の部屋へと消えた。(訂正:逃げた) 自室へと着いた2人、千歌音はドアを開き姫子を先に入れてから自分も部屋へと入りドアを閉めてほっと胸を撫で下ろした すると「千歌音ちゃん」と背後にいる姫子が声を掛けてきて振り返った 「誕生日おめでとう、千歌音ちゃん」 とびっきりの笑顔で言う姫子、すると千歌音も姫子にしか見せぬ笑顔を送る 「姫子も。お誕生日おめでとう」 2人は少しはにかんだ後、そっと抱き合い頬を寄せ合い喜びを分かち合った 「姫子…」 「千歌音ちゃん…」 名を呼び合い、目が合うとそのままゆっくりと2人は唇を重ね合わせた 初めて互いの誕生日を迎え、2人とも自分の事よりも相手を祝う気持ちの方が大きかった しかし姫子は千歌音にプレゼントはなく、千歌音も姫子にプレゼントは用意してない 「ねえ、あの約束…憶えてる?」 唇を離し、しばらく幸せそうに抱き合ったままでいると不意に千歌音が小さな声で問い掛けてきた 少し怯えてるようなその問い掛けにピクっと姫子は見事に反応し 「う、うん…憶えてるよ」 千歌音の肩でどもりながらコクリと頷いた 2人が交わしたあの約束… 以前乙橘学園の階段で千歌音が姫子に耳打ちして伝えた自分の欲しいと言ったプレゼント 『誕生日に姫子が欲しい』 その事だった その言葉の意味が分からぬ姫子ではない 転生後、千歌音と再会し彼女の記憶は戻らなかったが努力の甲斐あって恋人にまで関係を進めることができ、転生前では叶えられなかったこの手で千歌音を抱く事までできた だが、姫子はまだ千歌音に抱かれた事がなかった あの時は嬉しくて「いいよ」と返事をして指切りをしたものの、いざ当日に近づくにつれて姫子は自分が抱かれるのだと思うとガッチガチに緊張してしまったのだった それは千歌音も同じで「姫子が欲しい」と口にしたはいいものの、いつも自分がされてばかりで、いざ自分がするとなるとどうしたら良いものなのかと同じく緊張していた 日にちを決めてするよりも、その場の雰囲気を作ってそのまま流れに乗ってしまう方がどれだけ楽だったか… 2人は今の今まで同じ事を考えていた 抱き合ったまましばし沈黙が続く 互いに自分の心臓が相手に伝わるんじゃないか思うくらいドキドキと鼓動が高鳴っていくのが分かる しかしその時、沈黙を破るぐぅ~っという低い音が響いた 「あ…」 「姫子、お腹空いてるの?」 千歌音が体を離し姫子を見ると、姫子は恥ずかしそうに「エヘヘ、お腹空いちゃった」と笑った ちゃんと食事はしてるもの緊張のせいで食べた心地がしなかったらしい その姫子の笑顔に緊張がほぐれたのか千歌音は微笑んだ 「先に食事にしましょうか。姫子の好きなケーキもあるわよ?」 そして2人は一時その事を考えるのを止め、食事を楽しむ事にした その後、夜も更け入浴の時間になったとき廊下を歩いていた2人に乙羽が近付いてきた 「お嬢様、大旦那様からお電話が入っております」 「お父様から?」 「はい、奥様もご一緒なのでお祝いのお電話かと」 「そう…少し長くなりそうね」 海外で働いてる千歌音の両親 大事な一人娘の誕生日に忙しい仕事の合間に掛けて来てくれたのだろう 顎に手をやり電話に出るのを少し迷ってる風の千歌音を見て姫子は 「いいよ?久し振りなんだしゆっくりと話してきても」 と言ってあげた。長い間離れ離れでお互い募る話もあるだろう、そこまで千歌音を独占するほど姫子も野暮ではない すると千歌音はほんの少しだけ考えた後、姫子に向かって頷いた 「そうね、分かったわ。それじゃあ申し訳ないのだけれど先に入っててもらえるかしら?」 姫子が頷いたのを確認して千歌音は浴室とは逆の方へと乙羽と歩いていき、姫子はその後姿をしばらく見た後大浴場へと歩いていった 風呂からあがり明りを消した部屋で千歌音を待っている間、ベッドの上で膝を抱え座っていた姫子 後少しで千歌音がくる…そしたら… 今宵千歌音に抱かれる自分を想像し姫子は体が熱くなり、自分の腕で自分の体を抱きしめた 正直風呂は千歌音と一緒でなくて良かったと思っていた 見慣れた裸も今日は違うように見えてしまうかも…身が持たない… 姫子は千歌音との約束を思い出しそんな事を思っていた そしてもう一つ、姫子には気懸かりがあった 転生前はもちろん、転生後の今も異性とは交わった事はなく20歳を過ぎた今でも処女のままだった 色恋沙汰に興味が無かったわけではないが、今の千歌音に会うまでは、幻の思い人を待っていた時期の自分が他の誰かと付き合うことなど考えもしなかった 学園の貴公子と呼ばれた幼馴染の大神ソウマを振ってまで待っていた相手、千歌音が初めての相手になる しかし、転生前は一度だけ嵐の晩に千歌音に無理矢理抱かれた事があった 頬を叩きかれ押し倒しされ、覆い被さり乱暴に服を引き裂かれた、そしてその後はただ…強引に… 思いやりもなく、抗うことも出来ず一方的に犯され、自分はただ泣き叫ぶだけだった 生々しい感触が甦る あの千歌音の行為自体を恨んでなどはいない。自分に嫌われる為、恨まれる為の演技だった もっと早く自分が千歌音の想いに気づいていれば… 姫子は自分の体をギュッと抱きしめた だから、悟られてはならない 記憶のあるなしに関わらず、今の千歌音にその事を話す必要はない 記憶も姿形も関係ない、自分の言ったあの言葉に間違いはない 自分が千歌音を抱けたのは転生前の贖罪もあるが、それ以上に千歌音自身を愛しているからで 千歌音が今の自分を体を開き受け入れてくれたように、今度は自分が今の千歌音を受け入れてあげなくてはならない 大きく息を吸い、姫子は覚悟を決めた するとそれと同時にガチャリとドアノブを捻る音が聞こえ、振り向くと淡い水色のネグリジェ姿の千歌音が立っていた 「姫子…」 「千歌音ちゃん…」 千歌音は姫子と目を合わせたままゆっくりと部屋の中を歩き、ベッドに上がり姫子の横に千歌音が座るとキシッ…とベッドが沈んだ 2人は黙ってお互いを見詰め合った もう今夜これ以上雑談する話はない、約束を果たす時がきた 月明かりが淡く差し込む暗い部屋、近くで千歌音の顔を見ると頬が染まっている 「姫子、私ね…その、どうしたらいいのか…」 「千歌音ちゃんがしたいようにすればいいよ」 恥ずかしそうに視線を逸らして言う千歌音に姫子はゆっくりと返した 「私は千歌音ちゃんになら何をされたって平気だよ?」 顔を覗きこみながら言う姫子にそれでもまだ「でも…」と決心が着かない千歌音 すると姫子は千歌音の手首を掴み引き寄せそのままドサッと後ろ向きに倒れ、突然引っ張られた千歌音は姫子の上に覆い被さるような形になった 「ひ、姫子…?」 密着する千歌音の柔らかな肌の温もりと、緊張で高鳴るの胸の鼓動が大きくなっていくのが下にいる姫子にも伝わり、姫子の頬もほんのり赤く染まる びっくりしている千歌音は起き上がろうとするが姫子はその千歌音の腕を取った 「大丈夫、私もドキドキしてるよ?…ほら」 「あっ…」 千歌音がこれ以上恥ずかしがらないように千歌音の手を自分の胸にあて確かめさせた 手の平に感じる柔らかな胸の弾力と、トクントクンと響く胸の鼓動に千歌音は息を飲んだ 「ね?」 「…姫子」 優しく微笑みながら言いかける姫子 そのまま千歌音から手を離し千歌音に全てを委ねるように力を抜きベッドに広げた 恥ずかしそうに頬を染め潤んだ瞳で見つめる姫子の表情に千歌音の体の奥がどんどん熱くなっていく 姫子はにこっと笑みを浮かべ千歌音の頬をそっと撫でた 「愛してるよ千歌音ちゃん、大好き」 頬を撫でる姫子の手が後頭部に回り、千歌音の顔を自分の顔に引き寄せていく 「…私もよ、姫子」 自分を待っている姫子に千歌音も覚悟を決め、そのまま引き寄せられるままに姫子の口に自分の口を重ね姫子の華奢な体を抱き締めた 重なり合い徐々に深く交わさてゆく口付け、絡み合う柔らかな舌 想いを確かめあった2人の体はお互いの柔らかな肌を求め、千歌音は姫子の服に手をかけた 「んぁ、っく、ふあっ…!!」 服を脱ぎ捨て裸で絡み合う白い肌と肌 「姫子...はぁ...んっ…」 肌と肌が重ねあうのが心地よい、吐き出す姫子の息も千歌音の息も暖かい 愛する事がこんなにも気持ちが良いなんて… 一生懸命手や口を使って身体を愛撫する千歌音に、緊張していた姫子の体が紐をほどくように柔らかくなっていく 「柔らかいのね、姫子の体って」 千歌音は二の腕や胸、おなかを弄ったあと、閉じていた目をうっすらと開けた姫子に囁く 決して太っている訳ではないのに姫子の体はこんなにも柔らかだったのかと不思議な感じになる 「ぁ、やっ...何か、そう言われると…恥ずかしいょ…」 初めて見る恥ずかしそうに頬を染める少女のような姫子の顔 熱っぽく潤んだ瞳、暖かな息を吐きほんの少しだけ開いている濡れた唇 姫子を見つめる千歌音の胸の奥が熱くなる 夏でもないのに体が熱い いや、体が熱いのではなくて心が熱いのだ 「ぁ...!くっ...ちか、ね...ちゃあん...!」 互いに同じ性別同士、普段自分が抱かれてるだけあってどこをどうすれば気持ち良いのか大体分かる 乳房を大きく円を描くように揉み、桜色の可愛らしい固くなった蕾を口に含んで啄み、時折舌で転がした 千歌音は姫子の反応を確かめながら愛した 感じる姫子の甘美な声が求められてるようで、ただ嬉しかった だが、まだ一番感じる場所には触れていない もっと姫子を気持ち良くさせてあげたい・・・ そう思うだけで自然と息が上がる千歌音 初めて姫子を抱く千歌音はいつもの冷静さと対照的に自制がきかず、姫子を焦らせるほどの余裕などない 「姫子...私もう、我慢が...!」 耐えられず姫子の口に深く口付けをし、舌を絡めあわせながら姫子の体を弄る 「っあ...はぁ...いいよ、私ももう...!」 我慢できないのは初めて抱かれる姫子も同じで、キスを交わしながら千歌音の頭を抱きしめ、足を少しだけ開いた 千歌音は息が上がったまま姫子の口から離れ体を起こし、少し下がって身を屈め姫子の両足を更に開いて腰を抱き、熱い其処に顔を近づけた 「んぁっ!」 千歌音が姫子の濡れている其処を割れ目を舌で舐めあげ、シーツを握り締めていた姫子の手にギュッと力が入る さらに何度も舌でぴちゃぴちゃと舐めながら、荒い呼吸を繰り返す千歌音、姫子の蜜壷から愛液が溢れ出る 鼻先に感じる大きくなった敏感な秘核、千歌音は指で姫子の秘所を左右に開き露になった綺麗な秘核をちゅうと強く吸い上げた 「ああああっ!」 十分すぎる刺激に姫子は千歌音の頭に手を伸ばす 腰がビクビクと動き、くぷっと暖かな愛液がさらに溢れ出る 千歌音は溢れ出た愛液を舌でぺろぺろとしばらく舐め取りながら、次は指を其処に差し入れようと指を入り口にあてがった だが・・・ 「あ・・・やあ!!待って、千歌音ちゃん!」 姫子は慌てて千歌音を止める 夢中になってた千歌音は舐めるのを止め、これ以上は駄目なのかと少し淋しそうな表情で姫子を見た するとそれを察した姫子は慌てて手を振り、恥ずかしそうに口元を手で押さえ 「あ、違うの・・・あのね?私今日が初めてだから 最初は千歌音ちゃんの腕に抱かれてが良くって…だからその・・・」 達するときは千歌音の腕の中がいい・・・そう言いたいのだろう 「お願い、千歌音ちゃん...」 「...姫子」 姫子の願いに千歌音は嬉しさが込み上げていく、昂ぶっていた自分の中の熱いものが落ち着いていく 姫子が望むのであれば、もうそれだけで十分だった 千歌音は体を起こし、ゆっくりと頷いたあと姫子の上に覆いかぶさり、肌と肌を重ねあわした 姫子は嬉しそうに千歌音の背に腕を回し、千歌音もまた片手で姫子を抱き空いてる手を再度秘所へとあてがう 「あん…ん・・・っ」 初めて入れる其処が痛くないように千歌音は指にたっぷり姫子の愛液を絡め、姫子はその指の動きにくぐもった甘い声を漏らした 「…いい?」 「うん、きて...」 目を細めで姫子を見つめ問うと、姫子は迷わず頷ききゅっと抱きついた 自分を待つその表情が愛しい 千歌音は「姫子…」とキスをしながら姫子の十分濡れた其処にじわじわと指をいれていく 「っ!んっ...んぅ!...はぁあっ!」 狭い姫子の中に指を進めるにつれて腕に抱く姫子が大きく反り返る。その快感に姫子は千歌音から口を離し艶声をあげた 暖かい・・・初めていれた姫子の其処の中はとても暖かくて包まれているようだった 柔らかな内壁は入ってきた千歌音の指をゆっくりときつく締め付け解放する事を繰り返している 「泣いてるの…?姫子」 指を全ていれた後、しばらく指を動かさないでいると姫子の目から涙が溢れていた 「うん、すごく...嬉しくって」 心配そうに体を少し起こし声をかける千歌音を安心させるように姫子は笑って応えた 自分が愛するだけではなく、愛される喜びに涙が止め処なく溢れた 「でも、千歌音ちゃんも...」 「え…?」 姫子が手を伸ばし、指で千歌音の目元を拭うと確かに濡れていた いつの間にか本人も気付かぬ内に千歌音も泣いていた 「悲しいの? 」 自分の涙に驚く千歌音の首に腕を回し姫子は笑ってそう聞いた 今の自分の涙はあの時千歌音に抱かれて涙したものとは違うと分かって 記憶は無いが千歌音の流す涙もまたあの時とは違うのだと分かっていてワザと聞いた 世界が違うとは言えど再度千歌音に抱かれながら姫子は気付いた きっとあの時の千歌音の心は、声をあげ泣いていた自分よりも泣いていたのだと この新しい世界で今の千歌音と出会い、愛し愛されようやく分かった 「いいえ、私も嬉しくて」 千歌音が笑う、幸せをかみ締めるように言葉を紡ぎながら 「千歌音ちゃん…好き、大好き」 姫子は幸せそうな千歌音の顔を抱き寄せ深々とキスをした 「姫子・・・」 千歌音は初めて知った涙は悲しいときだけじゃなく、嬉しいときにも涙はでるのだと 「んっ…ぁっ…ぁっ…!」 長い千歌音の指が姫子の中の上壁を揉むように擦っていく 弾む姫子の息と、身悶えする体気持ち良くしてあげたい気持ちの片隅で優しくしてあげたいという気持ちが疼く体の奥底の欲望を何とか制御する 「ちか・・・ねちゃ!んっ・・・はぁっ・・・!」 自分も抱かれている時はこんな表情なのだろうかとそう思う余裕すらなくなってしまうくらい姫子の体に酔いしれていた 少し指の力や角度を変えただけで様々な表情を腕に抱く姫子は見せてくれる 指を抜き差ししながら、親指で秘核に触れくにゅくにゅっと動かす 「…っ、っく、ぁあ…っん、あ、ああっ…!は…ぁん!」 その刺激に姫子の声が泣いているのか喘いでいるのか分からぬような切羽詰ったものに変わってきた 収縮の感覚が短くなり、千歌音の指を締めつけていく 絶頂が近づいている だけど・・・もっとその高らかな声で、もっと自分の名を呼んでほしい・・・ 「姫子…姫子…!」 「ぅっ、あっ…ちか、ねちゃ!……」 千歌音は指を懸命に動かすと、姫子は千歌音の背に腕を回しぎゅうっとしがみ付く 姫子の名しか知らぬかのように、千歌音の名しか分からぬように2人は互いの名を繰り返し呼び続けた 千歌音は強く姫子の体を抱きしめた 「はぁ!んっ・・・!ぁっ・・・ち、かねちゃ・・・あああぁっ!」 その腕の中でビクン!と大きく体を振るわせ、姫子は深く達した 背中に回していた姫子の手の力が抜け、姫子の体はベッドへと沈んだ 千歌音は全身を震わせ、瞳を閉じてはぁはぁと荒い息を繰り返す最愛の人の汗で額に張り付いた前髪を掻き分けた 「姫子・・・」 優しく囁くと姫子はゆっくりと目を開いて微笑んだ 「ハッピーバースデー・・・千歌音ちゃん」 微笑みあう2人、千歌音は姫子が苦しくないようにそっとキスをした 世界を超え、互いの意思で結ばれた神無月の夜 抱き締めあう2人の体はあつらえてお互いが存在しているかのような2枚貝の貝のように、ぴったりと合わさっていた END
https://w.atwiki.jp/comic8/pages/689.html
神無月の巫女をお気に入りに追加 情報1課 <神無月の巫女> #bf 外部リンク課 <神無月の巫女> ウィキペディア(Wikipedia) - 神無月の巫女 Amazon.co.jp ウィジェット 保存課 <神無月の巫女> 使い方 サイト名 URL 情報2課 <神無月の巫女> #blogsearch2 成分解析課 <神無月の巫女> 神無月の巫女の86%は小麦粉で出来ています。神無月の巫女の11%は月の光で出来ています。神無月の巫女の1%はかわいさで出来ています。神無月の巫女の1%は波動で出来ています。神無月の巫女の1%は勢いで出来ています。 報道課 <神無月の巫女> アニメ『神無月の巫女』のOP『Re-sublimity』、KOTOKOさんの作詞力と前奏の長さに注目!?(ファミ通.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース アニメ『今日から俺は!!』OVA版がアマプラで見放題。おバカ番長・今井を演じるのは『ちびまる子ちゃん』でおなじみの“あの人”!【アマゾンプライムビデオおすすめ】 - ファミ通.com アニメ『魔法科高校の劣等生 追憶編』が今冬に放送決定! 第1弾CM、キービジュアル、キャラクター&キャスト情報も解禁 - ファミ通.com アニメ『メジャー』のOP主題歌『心絵』を歌うロードオブメジャー、もともとはテレ東発の寄せ集めバンドだった? - ファミ通.com 「KOTOKO LIVE TOUR 2021“The Fable”」豊洲PIT千秋楽公演のオフィシャルレポート&写真が公開! - アニメイトタイムズ 介錯が描く「神無月の巫女」のスピンオフ「姫神の巫女」マオウで新連載 - マイナビニュース 【百合アニメ大全】『神無月の巫女』愛と憎しみは表裏一体!? - あにぶ 情報3課 <神無月の巫女> #technorati マンガとは マンガの33%は厳しさで出来ています。マンガの30%はカルシウムで出来ています。マンガの25%は元気玉で出来ています。マンガの9%は毒物で出来ています。マンガの1%は月の光で出来ています。マンガの1%は毒電波で出来ています。マンガの1%は魂の炎で出来ています。 28589.jpg?_ex=300x300 s=2 r=1 ヨスガノソラ 春日野 穹 -すくみず 楽天売れ筋ランキング レディースファッション・靴 メンズファッション・靴 バッグ・小物・ブランド雑貨 インナー・下着・ナイトウエア ジュエリー・腕時計 食品 スイーツ 水・ソフトドリンク ビール・洋酒 日本酒・焼酎 パソコン・周辺機器 家電・AV・カメラ インテリア・寝具・収納 キッチン・日用品雑貨・文具 ダイエット・健康 医薬品・コンタクト・介護 美容・コスメ・香水 スポーツ・アウトドア 花・ガーデン・DIY おもちゃ・ホビー・ゲーム CD・DVD・楽器 車用品・バイク用品 ペット・ペットグッズ キッズ・ベビー・マタニティ 本・雑誌・コミック ゴルフ総合 ページ先頭へ 神無月の巫女 このサイトについて 当サイトは漫画のタイトル毎にインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ページをブックマークしておけば、ほぼ毎日その漫画のタイトルに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/kannnaduki-no-miko/pages/145.html
神無月の巫女 ハアハアスレ投下もの 姫子の日記 ~「姫子の日記」より~ ●月●日 千歌音と一緒に暮らせる毎日はとても幸せ 優しくて綺麗で強くてとても素敵な千歌音ちゃん 毎日がドキドキだよ でも時々、千歌音ちゃんが何考えてるかわからなくなる時がある… 千歌音ちゃん…サッカーの事詳しくもないし、あまり興味もないって言ってるんだけど W杯の時はテレビ見ながら矢をへし折ってたし、画面の前で選手に色々と指示出してたし… たぶん選手には(∩ ゚д゚)アーアーきこえなーい と思うけれど… 試合後にはどこかに国際電話掛けて、怒鳴っていたみたいだし…コワかったよ それに…試合が終わると…日本が負けると…その、あの…凄く…恥ずかしい…。。。 千歌音ちゃんに「そんなにサッカー好きなの?」って聞いたら 「あら、好きなのは姫子だけよ」ってニコニコして言ってた 今夜のブラジル戦が…怖い ~「姫子の日記」より~ ●月●日 今日は職場の飲み会だった 私、お酒は呑めないんだけれど、飲み会の雰囲気が好きなので出来るだけ参加するようにしている 千歌音ちゃんは飲み会があるというと、あまりいい顔はしない 何でかな?遅くなるから心配してくれてるとは思うんだけれど… で…予約を入れておいた居酒屋に入って私は固まった 「千歌音ちゃん…何でいるの?しかも、その格好…」 千歌音ちゃんが居酒屋の店員になっていた 聞けばここの居酒屋チェーンが姫宮グループの傘下に収まったらしく、千歌音ちゃんは視察にきているということだった… よく…意味がわからないよ? とりあえず千歌音ちゃんに案内されて座敷に向かう それにしても千歌音ちゃんはどんな格好してもよく似合う…店員さんの格好でもステキだよっ 何だか頼んでもいないものがどんどん出されたけれど、誰も突っ込まないのでそのまま飲み会は始まった そういえば編集長が「椎茸焼」って注文したら、千歌音ちゃんがお盆で殴ってた…そんなことしていいの? 私以外の人はみんなお酒を飲んでいた でも、みんなバタバタと倒れていくんだけど…どーして?? 千歌音ちゃんがそのお酒に火を近づけたら引火したの…ビックリ みんな何を注文したんだろう?てか、これも勝手に出されたんだよね 「さぁ、姫子帰るわよ」帰るって、みんな泡吹いて倒れてるのに… 千歌音ちゃん、私どーしたらいいのかな?とりあえず救急車呼んだ方がいいよね 「大丈夫よ」って千歌音ちゃんがパチンと指を鳴らしたら、黒ずくめの人達が現れてみんなを連れていった 何?あの人達は誰なんだろう? 千歌音ちゃんと手を繋ぎながら歩く帰り道…楽しそうに微笑んでいる横顔を見て思った …やっぱり千歌音ちゃんが何考えてるかよくわからない でも ~「姫子の日記」より~ ブラジル戦を終えて 「4点も取られるなんて取られ過ぎだ、ゴルァ!!」明け方、千歌音ちゃんは吼えていた 千歌音ちゃん…言葉遣いが物凄く悪くなってると思うよ…なんか怖い… 私は仕事に行かなきゃいけないから、仕度を始めたんだけど 千歌音ちゃんがすっごく鼻息荒くしてやってきて… えーっ、何、何なの??嘘でしょーっ…いやあぁぁぁぁ… その、あんな事やこんな事を…ゴニョゴニョ… ××××××× (以下自主規制) グッスン、千歌音ちゃん、会社に遅刻しちゃったじゃない …私、サッカーなんか嫌いだ ~「姫子の日記」より~ ●月●日 今日も仕事で忙しい一日だった (腰がイタイ…チョットやりすぎだよ、千歌音ちゃん) さあ、早くお家に帰ってゆっくりお風呂でも入ろうっと 家に帰るとお客さんが来ていた 何か貫禄のある渋いおじさん…誰?? よく見ると顔が千歌音ちゃんに似てる…えぇっっ、千歌音ちゃんのお父さんなの? ビックリ…ちゃんと挨拶しなきゃ…もう何かパニックだよっ でも千歌音ちゃんのお父さんだけあってカッコイイ…千歌音ちゃんが男だったらきっとこんな感じなんだろうな お父さん、怖い人かと思ったけど意外と気さくな感じでホッとした 私の事可愛いって言ってくれて(ポッ)娘がもうひとり出来たみたいで嬉しいって… 私達の事、認めてくれるのかな?だと嬉しいんだけれど… 「おじさんと結婚して姫宮の籍に入らないか」 千歌音ちゃん…何?それってボーガンってヤツでしょ どうしてお父さんの頭に突きつけてるの?お父さん、顔蒼くしてるよ… お父さんは冗談だよって笑ってたけれど…千歌音ちゃんは笑ってないし お父さんはとても忙しい人だからもうアメリカに帰らなくちゃいけないらしい やっぱりひとり娘の千歌音ちゃんが心配だったんだね…何か少し羨ましいな 帰り際にお父さん「今度は一緒にお風呂入ろうね」って… 千歌音ちゃん…それって踵落としって技?? 凄いよ、いつの間にか習得したの?K1の選手みたいだね あのぅ…お父さんに直撃したんだけど… お父さん、フラフラしながら帰っていったけれど大丈夫かな? でも色んな意味でこの親子は似てるって思った ~「姫子の日記」より~ ●月●日 千歌音ちゃんは偉いよ 姫宮の仕事で色々と忙しいのに、朝は早起きして朝食作ってくれるし、掃除も洗濯もやってくれる 一応、家事は当番制って事になってるんだけど、ほとんど千歌音ちゃんがやってくれる 千歌音ちゃん優しいなぁ…感謝しなきゃ 洗濯するのが一番好きみたい 凄く楽しそうに洗濯してる…うーん、何でだろ?よくわからないよ それと少し心配な事があるんだけれど…千歌音ちゃんってお父さんと仲良くないみたい お父さん、悪い人じゃないと思うんだけれど… お父さんも忙しい人のはずなのに最近ちょくちょく日本に戻ってきてるらしい それでうちに寄るんだけれど、千歌音ちゃんが部屋の中に入れなくなったんだ お父さん…昨日はドアに挟まれてたし…千歌音ちゃん…お父さん、血を流してた気がするんだけれど大丈夫だったのかな? 親子なんだからもっと仲良くして欲しいよ 千歌音ちゃん、私どうしたらいいのかな? 961 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/27(火) 17 39 56 ID zPTAt6+9 ~「姫子の日記」より~ ●月●日 家に帰るとまたお客さんが来ていた 今度は女の人だった…ち、千歌音ちゃんに似てるうっっ 千歌音ちゃんのお母さんなの?またまたビックリだよ どーしていつもこの家族は突然来るんだろう とにかくちゃんと挨拶しなきゃっ…はぁ、千歌音ちゃんのお母さんも綺麗な人だなぁ 凄く上品そうで優しそう…(とりあえず意地悪なお姑さんタイプでは無くて安心したよ) お母さんは「やっぱり親子ね、血は争えないわね」と言って笑っていた ???よく意味がわからないよ 千歌音ちゃんはお母さんとは仲良さそうなのでひと安心… 千歌音ちゃんも武器なんか所持してなくてとても穏やかだし… 楽しそうにお茶を飲んでいる いいなこういうのって…家族団欒って感じがする 千歌音ちゃんはお父さんもお母さんも健在で羨ましいよ お母さんも忙しい人なんだね もう帰っちゃうのか…少し残念 帰り際、お母さんがニコニコしながら言った「姫ちゃん、頑張って千歌音ちゃんの赤ちゃん産んでね 二人の子供ならきっと可愛い子が生まれるわよ」 …お母さん、それは無理です…たぶん… ~「姫子の日記」より~ ●月●日 いつものように会社に行くと何故かデスクがひとつ増えていた しかも私の隣…そうか、忙しくなったからバイトさんでも雇ったんだね 私が一番下っ端だったから何か嬉しいな、後輩が出来るのか…ワクワクだよっ ……で、何で千歌音ちゃんがそこに座ってるのぉっっ ええっ、うちの会社も買収したの?会長に就任?てか、うちの会社っていつから会長なんて地位が出来たんだろう… それに会長って偉いんだよね?なのに何故そんなところに座るの?よく意味がわかんないよ えっ…私の顔を見ながら仕事がしたいだなんて…ポッ(恥ずかしいよ) あのぅ…編集長始め全員がひっくり返ってるんですけど… 千歌音ちゃんの存在にみんなが緊張している…私も… あの…そんなに見つめられたらドキドキして仕事にならないよ 「おーい来栖川くん、みんなにお茶!!」いつものように編集長が言った 瞬間、千歌音ちゃんがキッと編集長を見る するとみんなが一斉に立ち上がって、自分でお茶を入れ出したの…ビックリ なんか…千歌音ちゃんってやっぱり凄いんだね 変な緊張感が漂う中、みんないつもより一生懸命仕事していたみたい 誰も居眠りしてなかったし… 「来栖川くん、もうあがってもいいよ」わーい、今日は珍しく残業ナシだ 気のせいか…編集長の声がひっくり返ってたような… 私は千歌音ちゃんと仲良く一緒に帰る (それにしても千歌音ちゃん、ちゃんと仕事したのかな?時々パソコンいじってる以外はずっと私の事見てたし…そんなんでいいの??) 突然、千歌音ちゃんは足を止めると振り返り、暗闇に向かって何かを投げた えっ何??何か後ろの方で断末魔みたいな変な声が聞こえてくる…何だろう?? 「何でもないわ さぁ、おしいしものでも食べに行きましょうね」 千歌音ちゃんはニコニコして言う うーん、気のせいかなぁ…あの変な声、千歌音ちゃんのお父さんの声に似てたような… ~「姫子の日記」より~ ●月●日 千歌音ちゃんとの誤解も解けて、また平和で楽しい日々が始まった 前よりももっと心が近づいたような気がする…嬉しいな 昨夜は頑張りすぎて(正確には今朝まで)ポッ、恥ずかしいし、腰が痛い… でも千歌音ちゃんは凄い…何事も無かったように私の隣りで颯爽と仕事こなしているんだもの はぁ…カッコイイな 本当に惚れ惚れしちゃうよ…物事に動じないというか、さすが宮様って感じ あっ、千歌音ちゃんがこっちを向いた…あの…思いっきり…鼻の下が伸びてるんですけど…。 マコちゃんから電話がかかってきた えっ?ソウマくんが行方不明になってるんだって??どーしたのかな? 私は大神神社で別れたきりだし… 千歌音ちゃんに相談したら「大丈夫よ そろそろ回収されてる頃だから」ってニコニコしながら言った ((;゚Д゚)ガクガクブルブル 回収って…千歌音ちゃん…。 マコちゃんは首が痛くて回らないって言ってたけど、交通事故にでもあったのかな? 私がいない間に何が起こっていたんだろう…よくわからないよ 仕事を終えて家に帰ると、千歌音ちゃんが海外出張のお土産をくれた ヾ(´∀`)ノワーイ、嬉しいな、何だろう? …えっ、凄い下着…あの、その、こんなのを…着ろと言うの? ここのところ下着が何枚も紛失して困っていたから嬉しいんだけれど… 試着しろって…千歌音ちゃん、そんなに興奮しなくていいから…涎、垂らさないでよっ わかったから…ちょっと待っててね 覗いちゃダメだよっ とりあえず試着して脱衣所の鏡の前に立つ… ちょ、ちょ、これって…ほとんど隠すところないじゃない 下着の意味あるのかな? 廊下でバタンというもの凄い音がした 「千歌音ちゃん?」 廊下に出てみると千歌音ちゃんが鼻血を吹いて倒れていた…やっぱ覗いたんだねっ
https://w.atwiki.jp/kannnaduki-no-miko/pages/169.html
神無月の巫女 ハアハアスレ投下もの 姫子と千歌音の夜の生活日記 12冊目 「ごめん、少し待たせちゃったかな」 私が出てから少しして、姫子がバスローブ一枚でお風呂から出てきた。 全身くまなく愛b…もとい洗ってあげたばかりの、一点の穢れもない綺麗な姫子。 抱きしめると折れてしまいそうな華奢な腰、柔らかくて形の良い胸…全てが愛しくて堪らないわ… 「千歌音ちゃん…?」 いけない、どうやら私はまたトリップしてたみたいね。 湯上りの姫子は綺麗過ぎて、もう何百回も見ている筈なのについ見惚れちゃう。 ああもう駄目よ姫子、そんな恥じらいと愛情と、それにどこか期待しているような眼差しでこっちを 見ないで、ベッドまで待てなくなっちゃう… 「姫子…好き、大好きよ姫子…っ」 堪らなくなって、どちらからともなく飛び込むように抱き合ってキスをする。 お互いの背中に手を回して、舌を絡ませる。それだけで泣きたい位幸せで、嬉しくて、楽しくて…。 「姫子、姫子っ」 「千歌音ちゃん…っ!」 呼吸をするたびに、お風呂上りの姫子の甘い香りに蕩けていく感じ。 でも香りだけに酔わされるのが嫌で唇を合わせると、今度は心地よさに狂いそうになる。 ああ、姫子、姫子……その名前を呼ぶだけでも凄く嬉しい。 まるで付き合い始めたばかりの頭の悪いバカップルね…私達は何度も出逢って恋してるのに。 唇を離した私は、そのまま崩れるようにして、姫子の体に舌を這わせた。 今にもずり落ちそうなバスローブの中に両手を挿し入れる。 形のいい胸を弄りながら、首筋から鎖骨、そしてお腹へと、桜色の肌に唇を滑らせて、姫子の恥 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください) 「そういえば千歌音ちゃん…」 「なあに?」 お互いを渇望し合う激情が、やっと優しい愛情に変わってきたところで、姫子が何か質問してくる。 どうしたの姫子?そんなに思いつめた顔して…何か悩みごとがあるの? 「あの、その…脱いでおいた下着がまたなくなってたんだけど、この前みたいに試着したり部屋に 持っていったり、ガラスケースの中に入れて鑑賞してたりしないよね…?」 「さあ、知らないわ」 「髪留め隠してた時のセリフじゃ説得力ないよ…」 姫子、あの時のことまだ覚えてたの? もうヤツと姫子は赤の他人とはいえやっぱり不愉快ね。 だけどどうしてだろう、あまり殺意は沸いてこない(掲示板だからそういうことにしておくわ)。 きっと姫子の香りと、重ねた肌から伝わってくる温もりのせいね。 「もうそんなことはしないわよ だって、ほら…」 まだ湿り気を含んだ姫子の髪を、慈しむように撫でながら。 「今、私の腕の中には、決して揺るがない確かなものがちゃんとあるんだから…」 「千歌音ちゃん…」 もう一度ぎゅうっと抱き合って、二人で情熱的なキスをした。 結局この日は朝まで、この場所で激しくゴニョゴニョしちゃった。 やっぱり世界で一番貴方が好き。一万二千回転生しても愛してるわ、姫子。 _ _ _ ´ ,、 ,、`! 「そんなに顔赤くして…思い出しちゃった?」 , ´/ニニヽ . |l从メルl | |〉 「恥ずかしい…それにあんな、千歌音ちゃんが…」 .| l lノlメル)) 从///.N | 「大丈夫、姫子に汚い所なんてないわ」 .| l |*゚ ー゚/ ̄ ̄ ̄ ̄./_) 「それでも、やだよ…(赤面)」 .|l(__)つ./ LILY ./∪ 「ふふっ、大好きよ姫子。愛してるわ…ハァハァ」  ̄ ̄\/____/ ̄ ̄ 千歌音ちゃんと、姫子の二人に、幸あれ。