約 5,048,100 件
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/384.html
今晩は、ジェネシスです。ジェニーの方が通りが良いでしょうか。 私は今、繁華街の喫茶店に来ています。 少し、相談したい事がありまして。そして、私の目の前には… 「ジェニーちゃん、レーコ頼んでええ?」 「どうぞ」 ラストさんが居ます。男性としてのマスターを一番知っている方だと思うのですが。 「で?ウチに相談て何やのん?身体の事?」 「いえ、そうでは無いんですが…」 「んー?ちゃうのん?てっきりその話やと思たけど」 アイスコーヒーをストローで掻き回しながらラストさんがこちらを見ています。 愛想笑いなど浮かべつつどう話を切り出そうか迷っていると、向こうから話題が 振られてきました。 「そういえばジェニーちゃん元の身体もあるんやろ?どないして身体換装しとるん?」 「いや、それを言うならラストさんも。前から疑問だったんですけど」 神姫の素体とコアは基本不可分です。無論、そのシステムの盲点をつくような改造で 換装を可能としてる個体も居るのですが。 私達がお互いどういうシステムで動いてるのか。興味はあります。 「ウチは単純に身体を二つ持っとるんよ。神姫のボディとインターフェースのボディ」 「で、暗号化した専用の信号でデータを遣り取りしてデータ上の人格…人間で言うと なんやろな?心とか魂とか?を共有してるねん」 「二つのボディで性格や喋り方が変わるんはそのせい。で、片方がこうして起動 しとる時、もう片方は寝とるんよ。こないな感じで」 そう言ってラストさんが胸ポケットから取り出した手帳ほどのケースには彼女の身体が 眠っていました。成る程。 「私の方はもっと簡単ですよ。こうですから」 後ろ髪を上げてうなじの部分をラストさんに見せます。 私の首にはリンクコアがあり、そこに本体が直接収納、接続されているのです。 つまり、このボディは異常に大きな外装扱いなワケです。 「ああ、なるほどなぁ…また変わったテを。らしいちゅうか、なんちゅうか…」 快活に笑うその笑顔につられて笑みを浮かべます。 「そういえば、その身体どうやって誤魔化したん?店とか出たんやろ?」 「はい。まぁ、二日ぐらいでしたから…メンテという事にして、代理の教師として なんとか」 「ほっほぉ?偽名とか興味あるなぁ。何て名乗ってたん?」 「秋月 兎羽子(あきづき とうこ)ですね。苗字は由来がなんとかで名前は語呂で」 「へぇ…ちゃんと可愛い名前やん。てっきりフィーナ・ファム・アーシュライトとか ディアナ・ソレルとか月野うさぎとかかと思うて期待しててんけど」 「…流石にソレは。却下しました」 「候補には上がってたんかい。流石、夏はんは空気読めんなぁ…」 呆れたのか感心したのか解らない唸り声を上げながらラストさんが頷いています。 「ラストさんは…偽名とか持ってらっしゃるんですか?」 人間世界で生活するならそのぐらいは用意してるんでしょうか…? 「へ?ウチ?犬吠埼 凛奈(いぬぼうざき りんな)」 なるほど。ハウリンだから… 「…秋奈さんですか?」 「姉弟合作や」 神姫に歴史あり。でしょうか。あの人達は昔から… 「あー、ごめんごめん。ゼンゼン話ブレとんな。改めて、相談て何やのん?」 急に本題に戻られてこちらが面食らったり。 「ええと…マスターの、事なんですが…」 「夏はんの?」 きょとんとした感じで尋ね返すラストさんに頷きます。 「じ…実は先日、マスターに…その、こ、告白をしたんですがっ」 「ああうん、知っとるよ」 思い切って会話を切り出したんですが。え? 「し…知って?」 「いや実はな。あの時隣の部屋にウチとボスおってん」 「な…な!?にゃー!?」 「いや、んな判り易くパニくらんでも」 なだめるようにチョイチョイと手を振るラストさん。 いや、ちょっと冷静じゃ居られないんですが。 「いやぁ、何回掛けても夏はん携帯に出ぇへんし、こらマズいんちゃうかと思って 行ったんやけどな?したら二人とも爆睡しとるし」 「まぁ、疲れてるんやろ思て隣のボスの部屋で待っててんけど。したら何ですか、何か 隣の部屋からドラマチックな台詞聞こえてくるやん?」 「いやぁ、エエもん聞いたで。ウチもあんなん言うてみたいわぁ」 「な…な…」 大ダメージというか…ぐうの音も出ません。 「ああ、これ発見なんやけどガラスコップって意外と音集めるねんなぁ」 「ら…ラストさんっ…もういいです、勘弁してください」 「いや、勘弁も何も他意はないで。んで、告白してどないしたん?」 「そんなに簡単に気持ちを切り替えられませんてば。ちょっと待って下さい」 ゆっくりと紅茶を口に含み気分を落ち着けます… 聞かれてたのは恥ずかしいですが、これはこれで話が早いか。ポジティブシンキング。 「で…それ以来、マスターも少し優しくなったんですが…その、そういう男女の間に 起こる事態と言いますか…進展が無くてですね。ど…どうしたらいいでしょうか?」 「成る程。ウチが呼ばれた理由がよう解ったわ」 「すいません…他に相談出来る人居なくて」 「ええよええよ。で、ジェニーちゃんはどないしたいん?」 「私ですか?…それは、その…普通の恋人みたいにですね…」 「抱かれたいと」 ストレートな一言に思わずむせたり。 「ごほっ、ごほ!…ええと、そうなんですけど…言い方って物が」 「犯されたい、か。情熱的やなぁ、ジェニーちゃん」 「逆ですっ!!」 「うわ。しー。静かにせなアカンよ。目立ちたい話ちゃうやろ」 「う…はい。って、私のせいですか?」 指を立ててジェスチャーするラストさんにジト目で反論しながら、お互い顔を近づけて 声のトーンを落とします。 「で、逆っちゅう事は犯したいんか。そらナンボ何でもハシャギ過ぎちゃうか?」 「いい加減そのネタから離れて下さい?」 私の雰囲気を察したのかラストさんが咳払いを一つ。 「ええと。まぁ…夏はん根っからスケベやけどヘンなトコで真面目やで?」 「はい。なんか視線は感じるんですけど、我慢してるみたいで」 「…ちっとキモいなぁ。ソレ」 「…色々仕方ないんじゃないかと。考えさせないで下さい」 「まぁ、積極的かと思うくらいで丁度ええよ、夏はんみたく身体より頭が先に動く タイプ相手には」 「はい…そうですね」 言われてみれば。 頷き、カップに口をつけて答えます。 「ま、しっかりせな。見敵必殺の神姫さんたるモンが」 「オタオタしとったら、ウチが貰ってまうで?夏はんの事はよう知っとるしー」 からかい口調でこちらを挑発してくるラストさん。 挑発に乗るのもどうかとは思いますけど…しっかりと見据えて。 「…マスターが誰を選ぶかなんて解らないですけど。引き下がりはしませんよ」 「私だって、あの人を…あ、愛してるんですから」 「ん、その意気や。どもらんかったらなおええ」 「はい…」 照れはそう簡単には消えないです。うう… 「ま、それはそれとして。ウチも夏はんにコナ掛けよかな?」 「なっ!?」 突然の宣戦布告(?)に再び混乱の只中へ。 「ウチは家庭とかに幸せを感じられんタイプやから本妻は狙ってへんけど。まぁ、愛人 はアリやなー、とか」 「か、勝手に話を進めないで下さいっ!!」 「まぁまぁ、実際ウチみたいなんが居た方が間も持つし変化もあるで?花はジェニー ちゃんに持たすし?」 「いや、でも、それは…普通の恋愛から遠ざかっていくようなっ!?」 「スデに普通やないでー、神姫とマスターの禁断の恋愛」 「う…」 「まぁ、色々役に立つよって。任せとき。なんなら二人纏めて相手してもええよ?」 「…せめて最初は普通がいいです」 「後々はアブノーマルなプレイもアリ、か。発展家やなぁ」 「だから何でそうなるんですかっ!?」 結局、押し切られた私はラストさんの同居提案に協力する事になりました。 …毒を食らわば皿まで、という感じでしょうか。 しかしこれだって…今後の騒々しい共同生活のまだ一端に過ぎなかったのです。 私、本当に普通の恋愛は出来るんでしょうか…? 疑問は汲めども湧き出る泉の如し。でした。 メニューへ
https://w.atwiki.jp/battleconductor/pages/123.html
登場人物(NPC神姫)OPムービーのアーンヴァルMk.2 てん 謎のエーデルワイス型 大型バグ・オメガ 闇神姫 種村ジュビ子 黒種ジュビ美 ミラージュ・シリーズ ハナ イバラ ユメ ドロシー ストラ 悪神姫 鎧原フォスター 剣崎フェスター 甲季 刀華 ノララーフ ジル ラズちゃむ エウエウ 藤田フブルン コメント 登場人物(NPC神姫) 本作に登場しているNPC神姫です。 多くの場合は、レイドボスバトルで登場する人物となります。 OPムービーのアーンヴァルMk.2 稼動当初から登場している、見ての通りの天使型アーンヴァルMk.2。個体名は不明だが、少なくともてんとは別個体。 とあるギタリストの動きを完全再現出来る程にギター演奏が得意。 ベイビーラズ「あたしも実装された事だし、そろそろ混ぜて欲しいじゃん…」 てん 天使型アーンヴァルMk.2。神姫ショップ神姫(SSS)の称号と、同型機よりも多いアホ毛を持つ。 公式コミックではほぼレギュラーだが、ゲーム本編には姿を見せていない…訳ではない。 実は、本作稼動当初はバトル終了後の神姫お迎え画面で登場している。「入荷した神姫にすぐちゅーする」悪癖のせいでかずっと研修中の身だったが、シーズン2では神姫ショップのアイテム購入画面へと「異動」させられたのと引き換えに(?)晴れて正社員へと昇格した。 どちらにせよ、単にモデリングの都合上アホ毛が見られないので分かりにくいというだけなのである。 謎のエーデルワイス型 「それはバグの仕業よ!」 猟兵型エーデルワイス。レイドボスバトル(第一回)~(第二回)、復刻(第六回/前半)、(第十一回)に登場。 どうやら「武装神姫R」がリリースされた世界線の存在であるらしく、かの世界から出現したバグを追ってこの世界に来訪し、プレイヤー側の神姫達と共闘する。 なお、現存するエーデルワイス型との関係は一切不明。 大型バグ・オメガ レイドボスバトル(バグ編:第一回~第二回)に登場したレイドボス。 メタルギア・シリーズの核搭載二足歩行戦車「メタルギアREX」またはグラディウス・シリーズの歩行型対空ロボ「ダッカー」のような姿をしている。 巨大な体躯で明らかに神姫ではないためか、部位破壊要素(弱点要素つき)が存在する。 なお復刻レイド(第六回および第十回、第十一回)にも登場しているが、これが残存していた個体なのかバグの性能を再現したエラーなのかは判然としていない。 (様々な状況証拠から後者である蓋然性は高いが、絶対とは言い切れない) 闇神姫 レイドボスバトル(第二回)に登場したレイドボス。 謎のエーデルワイス型曰く「いまだ目的も正体も不明な、マスターを持たない神姫」。バグを増殖させて「武装神姫R」の世界に悪影響を及ぼす存在との事。 悪影響を及ぼしたのはあちらの世界だけではなかったようで、後に第八回においてレイドボスの剣崎が「闇堕ち」した原因のひとつとも考えられている。 ちなみに、その後の復刻(第六回)には出現していない(大型バグ・オメガは登場し、これを倒すと闇神姫の装備をドロップした)が、復刻(第十回)において「小型/中型バグと同型のエラー達」を引き連れて久々の再登場を果たし、復刻(第十一回)にも引き続き登場する。 種村ジュビ子 種型ジュビジー。レイドボスバトル(第三回)に登場した、神姫NET管理局環境農業課所属の「お役所神姫」。 飛び道具が対エラー特効を持っている事が多く、また防御力にも優れるため雑魚戦では活躍してくれるが、その分対ボス戦では決め手に欠ける。 その後もスポット参戦ながら、第七回・第八回ついでに復刻(第六回/後半)&復刻(第十回)と度々エラー退治に駆り出されまくっているが、そもそもお仕事が大好きなので全然平気らしい。 黒種ジュビ美 種型ジュビジー(リペイント)。レイドボスバトル(第三回)および復刻(第六回)に登場したレイドボスで、種村ジュビ子の同僚。 元々周辺が見えなくなりやすい性格だった事もあり、ワーカホリックを拗らせた結果エラーに付け込まれ暴走してしまった(公式コミックでの示唆によれば、どうやら昇進したかったらしい)。 経緯が経緯だけに悪神姫に分類されたりする事はなく、事件後無事に夏休みを取れた様子。 ミラージュ・シリーズ レイドボスバトル(エラー編)に登場するレイドボス。エラー達を束ねる存在。 Naked素体をベースに数多の神姫用武装を寄せ集め、さながら阿修羅像のような外見に構築した武装を携える。 複数種の個体が存在し、それぞれカラーリングや手持ち武装等、果てはアクティブスキルに至るまで微妙な差異を持つ。 ホワイトミラージュ(第三回/第六回前半) ブラックミラージュ(第三回レア枠/第四回/第六回前半) ナイトミラージュ(第四回レア枠/第五回) サマーミラージュ(第五回レア枠/第六回後半/第七回レア枠) オータムミラージュ(第七回/第八回レア枠) バニーミラージュ(第八回/第九回レア枠) フレッシュミラージュ(第九回) なおサマーミラージュ以後、スタンする毎に武装を少しずつ除装していくようになったが、総合戦闘力の変化は一切ない。 ハナ 花型ジルダリア。レイドボスバトル(第四回)に登場した、花屋のアルバイト神姫。 本当は自分もサボりたかったらしいが、迫り来るエラーを前にプレイヤー側の神姫達と共闘する。 ちなみに公式コミックでは同型の「ジル」が存在するが、ゲーム中には出てこない。 イバラ 花型ジルダリア(リペイント)。レイドボスバトル(第四回)および復刻(第六回)に登場したレイドボスで、ハナのバイト仲間。 「仕事を全力でサボりたい」というだけの理由で、エラーと結託していた困った神姫。 その後こってり絞られ、かつハナやプレイヤーの神姫達とゲーセンでたっぷり遊んだ事で、エラーとは手を切れたようだ。 ユメ 悪魔夢魔型ヴァローナ。レイドボスバトル(第五回)に登場した、ご近所神友マスターの神姫。 アラーム機能の不調を解決すべく、迫り来るエラーを前にプレイヤー側の神姫達と共闘する。 ドロシー 悪魔夢魔型ヴァローナ(リペイント)。レイドボスバトル(第五回)および復刻(第六回)に登場したレイドボス。 お寝坊なマスターのためご近所神姫達のアラーム機能に干渉し、エラーと結託していた困った神姫。 その後神姫管理委員会に厳重注意を受け、マスター共々早起きすると共にエラーとも手を切った模様。 ストラ 天使コマンド型ウェルクストラ(リペイント)。なにげに共闘するNPC神姫達の中では初のリペイント神姫である。 レイドボスバトル(第七回)に登場し、オフラインレイドストーリーの4戦目では行き掛かり上レイドボスも務めた。 (当初は記憶を失った状態でプレイヤーたちに保護されたのだが、当該バトルでは悪神姫にコントロールされてエラーと共に暴れ回ってしまったため) ちなみに本来のマスターはコーヒーを好むキャンパーであるらしく、コーヒーを淹れるのが得意だという事を思い出したのをキッカケとして無事記憶が戻った。 悪神姫 天使コマンド型ウェルクストラ(リペイント)。レイドボスバトル(第七回)に登場したレイドボス。 ストラと同型機なので分かりにくいが、当該オフラインレイドストーリーの9~10戦目及びオンラインでのボスはこちらの方である。 悪いマスターの下でエラーを利用してはぐれ神姫を操り不法に働かせていた他、神姫誘拐にも手を染めていた。 ただし、その「悪事」の詳細および倒された後の処遇、そして個体名は一切不明。 鎧原フォスター 騎士型サイフォス。レイドボスバトル(第八回)および第九回に登場した、神姫NET管理局ネットワーク課のネットワーク担当神姫。 日頃からハードワークが多い職務に身を置いているためか、非常に強く頼れる存在だが、対ボス戦では手数不足に陥りやすい。 ちなみに本名は2023/04/01の公式キャンペーン「エルプリルフール特別号」で、剣崎のそれ共々判明した。 剣崎フェスター 騎士型サイフォス(リペイント)。レイドボスバトル(第八回)に登場した、鎧原の姉にしてレイドボス。 嘗ては神姫NET管理局品質管理課に所属し、ネットワーク品質を管理。その過程で種村ジュビ子の仕事を手伝ったり、闇神姫事件においても最前線で戦ったり…と真面目に働いていたのだが、いつしか悪堕ち。事件解決後は神姫NET管理局に連行されていった。 バリバリの武闘派な一方でうさぎ好きという一面もあり、その立場を利用して入手したミラージュ・シリーズのデータからバニーミラージュを造り上げた可能性が指摘されている。 ちなみに第九回でも懲りずに脱走、「漆黒の戦姫」副長として悪事の片棒を担いでいる。 ちなみに「剣崎」といえば特撮作品「仮面ライダー剣」の主人公の苗字だが、ルラギラレる方だったあちらとは逆に此方はルラギる方である。 甲季 侍型紅緒。レイドボスバトル(第九回)に登場。神姫NET管理局のエラー討伐アルバイト神姫。 ジェムバトルランキングの上位チーム「漆黒の戦姫」に入る事を志しており、そのための鍛錬目的でエラーを討伐している。 プレイヤー神姫の助けを得つつ、入団試験を受ける事になるのだが…… その「漆黒の戦姫」こそは、一連の事件を引き起こす「悪神姫」達の巣窟であった、というオチがついてしまった。 刀華 武士型紅緒(リペイント)。レイドボスバトル(第九回)に登場した、ジェムバトルランキング上位チーム「漆黒の戦姫」リーダーにしてレイドボス。 実は剣崎と結託し、はぐれ神姫を積極的にメンバーに加えて勢力拡大を図っていた。これは悪神姫を増やす結果になるらしいのだが、当の彼女達自身は純粋かつ真面目に「はぐれ神姫の保護」を謳っているので、なお始末が悪い。 事件終結後は、剣崎共々「悪神姫」として神姫NET管理局に連行されていった。 ノララーフ 悪魔型ストラーフMk.2。公式コミックでは常連だがゲームには出てこない。 てんの店に良く遊びに来る、ポーカーフェイスでハードボイルドなノラ神姫。 大体のトラブルを解決してくれるらしい。 ジル 花型ジルダリア。公式コミックにのみ登場(ゲーム中には別個体ことハナが登場している)。 ブタグッズ、特に「神姫をダメにするブタクッション」を愛用しているらしい。 ちなみにこの名前、巷ではジールベルンにも付けられている事が多い。 ラズちゃむ エレキギター型ベイビーラズ。公式コミックにのみ登場。てんの被害者 とはいえ、ほとんどが起動前で寝ている状態での出番だった…。 エウエウ セイレーン型エウクランテ。公式コミックにのみ登場。 いつも元気一杯だが、何らかの(おそらくはノララーフ絡み?)復讐心に燃えているらしい。 ちなみにシーズン1の頃、ジェムバトルにおいて「なぜか緑CPUの復讐心が高い」と言う現象が稼動当初から確認されており、修正を重ねてもなかなか収まらなかった…という経緯があったり。 藤田フブルン 忍者型フブキ。初出は2022年4月1日の「エルプリルフール」告知で、ポニーテールに白ビキニにて魅惑の姿を披露した。 その後毎年04/01の同告知で、サブモニターにメッセージを出していた様子(開催されなかった2024年も含む)。 果たして、ゲーム本編に現れる事はあるのだろうか……? コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2656.html
「……っち」 さっきまで曇りだった空が雨空に変わり、雨粒が顔に落ちて降ってきたのを見て、俺は舌打ちをした。 ついてねえな。 俺は眼鏡のレンズについた水滴を服の袖で拭ってから、今日は本当についてないなと思った。 気に入っている缶コーヒーがいつも行くコンビニに売ってなかったのもムカつくが、ついでの帰り道でなんで濡れなきゃいけないんだろうか。 少し遠かったが缶コーヒーが売っているコンビニを商店街の一角で見つけたのが唯一の救いではあった。 周りを見渡してみると通りでは鞄から折り畳み傘を出すサラリーマンや通学バックを頭に載せて雨を防いで走ってる学生の姿がちらほらいる。 「お~お~、走ってるねぇ」 俺も急ごうかなと思ったが、混じって同じように走るのはメンドくさい。 このまま濡れて帰っても、風邪を引くほどやわな作りはしてないし、服とかも乾かせばいいかと思いなおした。 缶コーヒーが何本か入ったビニール袋を持ち直し道を歩く。 するとその先、高校生ぐらいの3人の集団がビニール傘を差して寄り集まっているのが見えた。 その一人のチャラそうな男が手に人形を持っているのが見える。 「これって噂の武装神姫だろ? 売れば金になるかもなー」 「だけどさ、こいつ片目取れてるし身体とかもボロボロじゃん。売れねーよ、ただのゴミだって」 「確かにな。……でも、こんなになっててもやっぱ武装神姫って可愛いよな~」 「うわ、お前キモいな。人形に欲情すんのか。もう俺たちに近寄んなよ」 「違ぇって!」 そう言ってゲラゲラと笑う高校生の集団。 (……っけ。ウザってーな) 一般的に見れば無視すればいいのだが、俺は一般的に外れていた。 そして身体が勝手に動いていく。 あーあ、いつもの悪いクセが。 「おい、そこの学生ども」 俺が低く睨みを利かせた声を出すと、向こうの高校生の集団が自分たちに言ってると気づいた。 「ん? なんだよ。俺たちに何か用かよ」 「……その人形こっちによこせ」 簡潔にそう言った。 俺がろくに説明もしないで要求を言うので、それを聞いた学生たちはもちろんこちらを馬鹿にしてきた。 「うっわ、おにいさん、これが欲しいの? キショー!」 ――ッピキ。 「ゴミだけど、俺達が拾ったもんだからねー。タダじゃやれないなー」 「……ふーん、で」 「わかるだろ? 金だよ、金。店で売るよりあんたみたいな隠れオタクに売った方が高くなりそうだしな。出す物は出してもらわないとな」 ――ッピキピキ。 「……いくらなんだ?」 濡れた髪で隠れているが俺はさっきからイラつきが顔から滲み出てきて我慢できなくなっていた。 額には青筋にひびが入りまくりだった。 「これって普通に買ったら滅茶苦茶高いんだろ。だったら、同じくらいは出さないとなー」 「うわー。テツヤぼったくりー。でも、俺もさんせーい」 「にいちゃん聞いただろ、ほらほら、欲しいならついでに有り金も全部出しなよ、な」 これ以上は無理だ。もう限界。 俺は眼鏡も外し髪を掻き上げて、うるさい学生を思いっきりドスを効かせた声を出した。 「よこすのか、よこさないのか。どっちなんだ!? あ"!!」 睨みながら言ってやると格が違うほど怖い人間だとわかったのか、学生のガキどもは身体を固くさせて凍りついた。 そして、顔も強張らせ明らかにビビった声で。 「っひぇ!! よ、よよこします。どどうぞお好きにしてください」 「お、おい、こいつヤベーって。どうみても極道方面のレベルだって。さっさと置いて逃げようぜ」 「…………」 声が震えて敬語になった奴と、逃げ腰気味の奴、恐怖で何も言えなくなった奴がそこに生まれた。 度が入ってない眼鏡を外して、俺が目をギラつかせて威嚇すれば耐性のない人間は大抵こうやってビビることになる。 まあ。この眼つきのせいで、ずっと喧嘩三昧な日々をしていた時期があったのだが、色々あって眼鏡を掛けるようになり、自分からはあまり喧嘩は仕掛けていない。 このような時の例外を除いて。 「じゃ、じゃあ、こ、こここに置いときますね。さよならー」 「おいテツヤ、待ってくれよ!」 「…………っは! す、すんませんでしたー!」 持っていた人形――武装神姫を濡れた地面に放り投げて、学生たちは後ろに全速力で逃げていった。 ……ったく、ただのガキが調子づいて人様から金取ろうとするからだ。 俺は地面に落ちている神姫に手を伸ばし、そいつを拾った。 そして、拾ってから座り込んで――俺は気落ちした。 「はーあ。また、やっちまったよ」 これじゃあただの病気だ。 時々、自分の神姫に乱暴をはかる人間がいるわけだ。 色々理由があるんだと思うんだが、大きい大人とか小さい子どもでもいい。そんな人間が人形の武装神姫に本気で殴ったらどうよ? シャレにならんくらい、マジでぶっ壊れんだろうが。 といっても、こんな出来事に出会ったのは片手に数えるぐらいだ。 しょっちゅうそんな神姫の持ち主がいたら、武装神姫なんて日本で売られないだろうが。 でも、いるところにはいるもんで、俺はそんな人間に出会う時がある。 そんで説教する。 それでだめだったら助けようとしちまう。主に神姫の方を。 あー、武装神姫にこんなことをやらかしている俺もウゼー。 そんなことを自分自身に言い訳をしている。 なんでこんな病気にかかっちまったのか。 ……昔に――。 スッと。 突然、頭上に大きな影が差しこんだ。と同時に身体に雨も降ってこなくなった。 雨が止んだわけではなくて、なにかに遮られたようだ。 俺はすぐさま眼鏡をかけなおして、顔を後ろに反らす。 下校途中なのか、そこには赤茶色の制服を着た女子がいた。 肩までの黒髪で赤いリボンを付けた女子が自分が濡れるのにも関わらず、俺に水色の傘を傾けさせていた。 「具合でも悪いんですか?」 そう聞いてくる。 心の底から親切心で聞いているのがこの女子からは感じ取れた。 優しい子なんだろう。 俺としてはそんな風に赤の他人に優しくできるのが少し羨ましく感じられる。 「悪くないんだが。ちょっとな」 ぶっきらぼうになり、返事がぞんざいになってしまった。 正直、馬鹿な学生たちから奪い取ったコイツをどうするかを考えていなかったのだ。 それが、頭の中を支配していてちゃんと返せなかった。 と、その女子が俺の手元にある物に気づいた。 「その子、神姫ですか?」 「ああ、みたいだな。ここで……その……拾ってな。詳しいのか?」 俺は武装神姫のことを知らないわけではないが、成人を越えた男性がお人形を持ってたら正直気持ち悪いだろうが。 だから知らないふりをした。 「ええ。私も神姫の子を一人持っているので。それと、私の叔父が神姫専門のお店を経営してもいます」 そうか、渡りに船とはこのことだ。 偶然、この道を通った学生の女子。 この子の叔父さんの店で見せればこの神姫をどうにかできるかもしれんな。 「その叔父さんの店は近くか?」 「そこですよ」 指差した方向は少し先にある建物。推測で30メートル。 近ぇー。 「そこは神姫の修理もできるのか?」 「……一応は出来ると思います」 一応ね。 素人の俺よりかはマシだろうし、今から遠くの神姫センターに行くのもめんどい。 俺は今からそのお店に行くことに決めた。 左手に缶コーヒーの入ったビニール袋、右手に壊れた神姫を持って立ちあがる。 立ちあがった俺を見て傘を預けていた女子も動いた。 「私の神姫も叔父のお店にいるので、連いて行きます」 横に名前も知らぬ女子が並ぶ。 この子は赤の他人の男性に警戒心はないのだろうか。 純真すぎるのも危険だろ。 だが、俺がそう思っていたのがバレたのか、隣の女子が弁解し出した。 「わかっていますよ。でも神姫を大切にしようとする人に悪い人はいません。あなたは乱暴に扱おうとしていた人たちから、その子を取り返しました。……だから、あなたは信用できる人です」 ニコッと笑顔でこちらの目線を合わしてきた。 あれを見られてたのか。 あーあ、そうかい。 具合とか聞いたのは俺に話しかけるきっかけだった訳ですかい。 嫌なところを見られちまった。くそ恥ずかしい。 「……っけ。あっそう」 明らかに身長差がある俺と彼女では傘を入れるのが大変そうだ。 差している傘の柄を無理矢理ひったくった。「あ、」と彼女は声を出したが、理由がわかったのかそれ以上は何も言ってこない。 そのせいで俺は熱くなった顔を誰もいない方向に向ける。 頭の後ろからはその女子がなにかを喋っていたのが聞こえた。 「――ありがとうございます。あと私の名前は霧静 璃美香です」 どうやら、自己紹介らしい。 俺としては眼つきの鋭い自分とあまり仲良くなってほしくないのだが……この場合はしょうがない。 「……漣同 猛だ」 俺は軽く握る右手から人形の堅い感触を感じながら、こんな相合傘してたら“アイツ”どう思うんだろうなと別の事を考えていた。 第二章 琥珀の神姫 店の雨避けに入った。 少し目線を上にやればMMSショップ『Blacksmith』と書かれた看板札。 『鍛冶屋』とか、どこの漫画の世界だよ。 ここの店長は変な奴なんだろうかと思いながら、霧静に水色の傘を返す。 「ここが叔父のお店です。――漣同さん、いらっしゃいませ」 そう言って霧静は店内に入っていった。 うん? 霧静はこのお店でアルバイトでもしてるんだろうか。 叔父のお店らしいし、まあそれも当然か。 そう思って俺も店内に入る。 「いらっしゃせー! ……わお、この人がその例の彼ー? 内気で引っ込み思案のリミちんにしては思い切ったことしたねー」 「……私だって、頑張れば人並みには話せるよ」 霧静がカウンターにいる一人の神姫と話していた。 武装神姫の種類とかはあまり知らないが、あれは軍隊の兵士みたいな神姫だとは知ってる。 俺はそれだけしか知らん。 「あ! 漣同さん紹介しますね。この子は私の神姫でゼルノグラード型のアリエって言います」 「おっすー。初めまして、アリエでーす。漣同……レンドウ……じゃあレンレンねー」 「レンレン? なんだよそりゃ」 もしかしなくても俺の名前のつもりか、それは。 「す、すいません。この子初対面でも名前を知ったらあだ名で呼んじゃうんです。すいません」 「ふーん……別にどうでもいい。好きに呼べ」 こんなことで怒るのは馬鹿らしいし。 あだ名くらいでキレるとか俺はそんな短気ではない。 俺の経験上、こういう輩は訂正させてもずっと変えないやつだ。 「おっとー? 怒ると思ったけど案外紳士なんだなー、レンレンは」 「こら! もう」 自分の持ち主に迷惑を掛けまくってるな、この神姫は。 よく、これで良好な関係を築けてるな。 こういう奴らが世の中多かったら俺の病気が発生もしないのに。 「とりあえず。……こいつ治せる人はどこよ?」 「あ、すいません。すぐにお呼びしますね。あとタオルも持ってきますので」 霧静はアリエの相手を放り出して、カウンターの奥に消えていく。 俺が壊れた神姫をカウンターに置くとアリエが話しかけてきた。 「ねえねえー。ズタボロだけどこれって軍曹の神姫さんかなー?」 「軍曹?」 「ありゃ、知らない? 私たち火器型とか砲台型とかより階級が上の武装神姫。戦車型ムルメルティアは階級が軍曹なんだよー」 「マジで軍隊かよ」 「戦車型はどっちかっていうと傭兵なのかなー。でも、私たちよりかは偉いって設定だねー」 「設定って……身も蓋もねえな」 「そういうもんだよ武装神姫って。それより、レンレンが持ち主じゃないのー?」 「違う。……そこで拾った」 「へぇー」 ちょっと訝しそうな目をするアリエ。 まあ、俺も傍から見たらそう思うわ。 他人の神姫にどう思われようが気にしない。 「う~ん、それは嘘だねー」 また顔に出てたのか? 表情は変えてないはずなのだが。 「なんでそう思う?」 「別にテキトー。なんとなくそう感じただけー」 「…………」 こいつは案外鋭いのか。 それともただ単にアホで鈍いだけなのか、全然わからんな。 俺は店内を見回してみた。 ちっこい武器が棚に並んでいたり、鎧みたいにゴツい服とかが箱詰めで置かれていり、『ヂェリカン・シリーズ』とか用途がわからん物も一緒に置かれていたりする。 端っこの方では武装神姫の素体状態というやつが大型ガラスのケースに見本で何体か置かれている。 その中には俺が唯一知っている“種型のジュビジー”もいた。 ……そりゃ当然、普通に売られているわな。 俺が視界を店内からカウンターの奥に移すと、ちょうどでかい人影が見えてきた。 そいつがカウンターに立つ。 「おめぇか。壊れた神姫持ってきたっつう眼鏡のにいちゃんは?」 「……ああ。俺だ」 でけーな。 2メートルはあろうかという巨体。腕は丸太のように太い。 黒いエプロンに白い文字で店名の『Blacksmith』とプリントが入っている。 顔に大きい絆創膏が貼ってあるが、取れかけてて頬に傷があるのがわずかに見える。 このおっさんと本気で喧嘩しても勝てんかもしれないな。 「レンレンあんまビビんないね、さすがー! ほら、テンチョーは新しい絆創膏ちゃんと貼ってねー」 「おう! すまねぇーな」 アリエが引き出しから絆創膏を取り出し、今は貼ってるのを剥がして新しい絆創膏を頬に貼る。 手慣れてる感がある。毎回来る客の前でそれを披露してるのか。 ……絆創膏がすぐなくなっちまうだろうが。 「ほんでぇ、これかい?」 「そうですよ店長。蓮同さん、これタオルです。使ってください」 「……すまねえ」 後から出てきた霧静に渡されたタオルで俺は顔を簡単に拭く。 服装を見れば霧静も『Blacksmith』とプリントされたエプロンを制服の上から着ている。 ただし、それは花柄エプロンである。 確かに女性が同じような黒いエプロンじゃ似合わないな。 「ふーん、どれどれ……」 店長のおっさんは置いておいた神姫を手に取る。 身体の節々を動かしたり、顔や空いた目を触ってみたり、立たせて倒したり、胸の部分にあるCSCだったかをまじまじと見てる。 「治せるかもしれんが、う~ん……」 「どうしたんだよ。治せるんだろ?」 「この『目』がな~。パーツが今はこの店にねぇな」 店長のおっさんは苦渋の色を浮かべている。 完全に治すには目の部品が必要らしい。 「うっそーん!? 在庫不十分っすよー。テンチョー」 「うっせぇ! 神姫の目はデリケートで扱いづらい物なんだよ!!……ったく、とりあえず、この神姫は俺の店で預からせてもらっていいか?」 「あ、ああ。俺はそれでもいいんだけどよ……」 別に俺がこいつを引き取りたいわけではないのだが。 拾っただけだし。……奪ったとも言えるが。 ただ、瞳がない武装神姫か。 眼つきにコンプレックスがある俺としては人事とは思えんな。 「なんだ? にいちゃんはこいつの親じゃねぇのか」 「違う――」 「確かに違いますけど、今この子には漣同さんが必要なんですよ」 霧静が俺の言ったことを付け足す。 顔を見れば、なにが面白いのかなんでかニコニコとしている。俺がどうするか分かってるみたいに。 それを見て俺はため息をついてから、 「……わかった。またここに来て、それから決めるさ」 「おー! さすがレンレン。見かけによらず甲斐性があるねー」 「あ、こらアリエ! 失礼でしょう」 「落ち着け璃美香。怒った璃美香も可愛いが、喧嘩はイカンぜぇ!!」 うっせー店だな、ここは。 缶コーヒー買うだけだった筈なのに変なことを自分で引き起しちまったな。 次へ
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/370.html
神姫装備関連集 ホーリーベルの装備 シュートレイの装備 ソルティの装備 ヤイバの装備 メイリンの装備 ヨツンヘイムの装備 メルクリウスの装備 ヤクトの装備 カウベルの装備 真鬼王『不動』不動のバリエーション 獣牙王 リオーネの装備 メイアの装備 ホーリーベルの装備 【サンタクロースジャケット】 ホーリーの装備はサンタクロースの服装を模したジャケットを装備している。 ジャケット背部には飛行用パック『Gフライト』システムを装備、各部に姿勢制御用の『Gバーニア』が内蔵されている。 両肩には防御用のシールドが装備されていて、相手の攻撃に耐えることが出来る。 胸のベルに各パーツを誘導するナビコンシステムが、頭部の髪飾りには対地・対空レーダー、熱源センサーなどが装備されている。 また、追加バッテリーを内蔵しているため、長時間(最大36時間以上)の行動を可能にしている。 最初このジャケットは変形機能を持っていなかったが、中破後、和智小百合室長の手によって変形機能が追加された。 【トンファーブレード】 フォービドブレードを基にして製作された、ホーリー専用の接近用武器。 フォービドの場合グリップがなく、ハードポイント(以下H,P)を介して取り付けなければならなかったため、手に持つときよりも使い勝手が悪かった。和智室長が開発した当武器は、使い勝手を改善しただけではなく、切断能力を強化した武器である。 【スナイパーライフルショーティー】 取り回しを良くするためにライフルの銃身を短くしたハンドガンに近い大きさの銃火器。 ホーリーの場合、銃身の長いライフルは使いにくいのではと判断した和智室長は、通常のライフルを小型化したこの武器を渡した。 取り回しがよい反面、命中精度や遠距離射撃能力が低下している。ただしE-CAPの改良で、若干だが弾数が増えている。 使用しない時は腰部のH,Pにマウントされている。 【バイザーモード(ビークルモード)】 初期のジャケットは対シュートレイ戦で中破してしまったため、和智室長が修復・改良した新ジャケットに追加した機能がバイザーモードである。 ホーリーの意思により各パーツが分離、組み替える事によってスノーモビルタイプに変形する。 これは和智室長が他の班が開発している『バイザー』を参考にして製作されたもので、地上や空中、水上を高速で移動することが出来る。また、回転して高速で体当たりすることも可能(タイフーンバスター。Bクリスマス戦に使用)。この形態になることでホーリーの行動範囲が拡大しただけでなく、戦闘能力の強化にも役立っている。 【フィールドディフェンダー】 ホーリーの防御面に不安を感じた和智室長が新たに追加した新装備。特殊バリアフィールドを発生させることで広範囲の防御が可能。さらに変形してアーチェリーモードになり、そこから放たれる光の矢『ホーリー・スイートアロー』で相手の動きをとめることが出来る。スイートアローは出力の変更が出来、最大出力にするとバリアをも打ち抜くことができる(ただしホーリー自身は殺生を好まないため、最大出力で使うことはまずない)。 使わないときは背中のバックパックに接続されている。 【アクアユニット】 オーシャンステージ用にセッティングされた、ホーリーの水中対応装備。 変形機能はオミットされたが、背部のハイドロジェットパックで水中を移動することが可能になった。手持ちの武器はニードルガン(ホーリーは釘ミサイルガンと呼んでいる)とアーミーナイフ(本編では未使用)。近距離戦用にマイクロミサイルも装備している。両肩には加速用ハイドロジェットを装備、その推進力を利用して『ハイドリュート・トルネード』を発射することが可能。さらに両腰には『グランダーフック』を装備、対戦相手を絡み取ったり自分の体を固定するのに使う。 【ヴィクトリア・ホーリーベル】 対ブラッククリスマス戦で窮地に陥ったホーリーを助けるために、新たなサポートメカ「鳳牙(ほうが)」と合体した、現時点でのホーリーの最強形態。 エウクランテのウイングを元にして製作したハイマニューバフェザーはウイングの可動によって常識を超えた機動力を発揮でき、両腕のビームガン等のビーム兵器を用いて遠距離攻撃を行う。接近戦ではビームソードを使用し、BクリスマスのVフェザーに対抗した。 ちなみに、ヴィクトリア・ホーリーベルの名前は、ホーリー自身がとっさに名乗ったものがそのまま正式名称になっている。 シュートレイの装備 【ソルジャージャケット】 フォートブラッグの試作型であるシュートレイは、恒一の手でカスタマイズされたジャケットを着用している。そのジャケットは他のものと比べて軽量化されており、シュートレイの機動力の向上に役立っている。背部や胸部などにサポートマシンを接続するH,Pが設置されている。 【マイクロミサイル】 シュートレイの腿のH,Pの取り付けられている超小型のミサイル。これを使って相手の動きを止めたり、かく乱したりする。サブウエポン的武装なため相手にダメージを与える事は出来ないものの、バトルを優位に出来る重要なアイテムである。 【ヒートメタルナイフ】 SR用の装備を流用した、シュートレイ専用の白兵戦用装備。超高温に熱せられた刀身で相手の装甲を焼き切ることが出来る。シュートレイ本体の装備の中では切り札として使用されることが多い。 【無反動ライフル】 普段は火器を多用しないシュートレイだが、必要に応じてライフルやマシンガンと言った武装を装備することもある。 無反動ライフルもその一つで、中・遠距離の敵を狙撃するために用いる。 本体のヘッドギアと連動しているスコープは精密な射撃を可能とし、正確かつピンポイントにターゲットを狙うことが出来る。また、反動を極限まで抑えた特殊機能により、ブレを抑える事に成功している。 【バックウエポン1・ガンクルーザー】 シュートレイ専用の強化サポートマシン。シュートレイが搭乗した状態を『シュートレイバスター』と呼ぶ。 シュートレイバスターに合体すると航続距離と機動力、火力が強化され、攻撃力が格段にアップする。最高速度はマッハ6(スケール速度)、軽快な旋回能力を持つ。初代は破壊されたが、改良型の2代目ガンクルーザーが現在登録されている。 武装は2連ビームキャノンと8連装追撃ミサイル、近・中距離用のバルカン2門。 【ムラサメディバイダー】 ガンクルーザーに搭載されている長剣型の武器。刀身にビーム発生装置を内蔵しているため、幅広のビーム刃を発生させることができる。そのビーム刃を利用して攻撃や防御を行う。また先端はビームガンになっていて、ライフルのような使い方をすることも可能(ビームランスとして使うこともできる)。クルーザーに搭載されている場合はビームラムとして使うことも可能。対ミチル戦で刀身を切断され使用不能になる。 【バックウエポン2・ウエポンウォーカー】 高速戦闘用のガンクルーザーに対して、格闘メインに開発されたバックウエポン。 多脚型の戦車で、通常の戦車よりも場所を選ばない運用が可能。 ウォーカー単体の武装は3連装ガトリングガンのみだが、相手に探知されにくい『ホログラフィックカモフラージュ』を内蔵している。これは装甲に特殊な素材を使用しており、視覚的に探知されにくくする効果を持っている。 しかしウォーカーが本領を発揮するのはシュートレイと合体したときである。合体したときの状態を『シュートレイボクサー』と呼び、この状態では格闘能力が大幅に増加する。 両腕の『パワーアーム』はかなりの重量の物体を持ち上げることが出来、脚部に装備された『レッグカッター』は高周波ブレードでたいていの物質を切断できる。そのレッグカッターの切っ先を軸にして回転し、敵に向かって突進する『ローリングクラッシュ』は相手の機体に大ダメージを負わすほどの威力を持っている。 【フルアーマーモード】 VSヨツンヘイムで見せた試作型の装備。 バックパックと脚部アーマーユニット、アッセンブルミサイルポッドと遠距離キャノンで構成される。 まだ細かい調整が済んでいなかったため決勝戦では使用しない予定だったが、ガンクルーザーを破壊されたため急遽実践導入された。 重量こそ増加してしまうものの、それを持って余りある攻撃力を持っている。 大容量のバッテリーを搭載し、驚異的な稼働時間をもたらしてくれる大型バックパック、組み合わせることで様々な状況に対応できるアッセンブルミサイルポッド(それ自体はアムドライバーの装備からの流用らしい)、そして神姫単体の装備では最大の射程距離をほこる遠距離キャノン砲を装備する。オプションとして、補助レッグユニットをバックパックに装着することもできる。 この装備はシュートレイにとっては相性がよく、また比較的扱いやすい事もあって、それらの装備のいくつかは後に量産型(製品版)に採用される事になった。 ソルティの装備 【高機動ブースターパック】 VSメイア戦で装備した、バックパックタイプのブースターユニット。基本パーツはゼルノグラードの装備であるロングライフル基部を2つ分使用し、組み合わせたものである。高出力のブースターにより、高速戦闘にも対応している。外見から「スーパーパーツ」と呼ばれることも。 【スナイパーライフルカスタム】 ゼルノのライフルの銃身に、フォートブラッグのキャノンユニットを組み合わせたもの。細部に改造が施されており、遠距離の射撃も可能となっている。 【ガトリングガン】 ゼルノの標準装備であるガトリングをソルティ用に調整したもの。ただし手持ち装備のため、反動があるなどといった欠点もある。 【ヒートメタルナイフ】 ソルティが恒一たちに内緒で装備した接近戦用装備。スペックはシュートレイのものと同様(というより、ソルティがシュートレイの装備から勝手に借りたものである)。後にソルティの正式装備になる。 ヤイバの装備 【紅蓮の鎧(ぐれんのよろい)】 紅緒の鎧を元に作られたヤイバ専用の鎧。炎のように赤く染まっていることから『紅蓮』と名づけられた。 軽装ながら防御力は申し分なく、しかも軽量なので動きが鈍ることもない。各部に隠し武器が内蔵されており、非常時に使用される。 【烈神・荒神(れつがみ・あらがみ)】 ヤイバの腰に装備されている刀。左が烈神、右の脇差しが荒神。接近戦用の武器だが、投げつけたり破邪顕正に繋げて使用したりすることもある。(荒神を足の指でつかんでそのまま攻撃したときもあったらしい) 【破邪顕正 焔(はじゃけんしょう ほむら)】 元々紅緒が装備していた武器だが、ヤイバ用にカスタマイズされているため、使い勝手がよくなっている。 先端の刃は交換が可能になっており、通常の槍状の刃のほかに薙刀の刃などをつけることが可能。対イリーガル戦時に改良を施されてた焔を装備している。 【棘輪弐式(きょくりんにしき)】 ハウリンタイプに装備されている武装だが、ヤイバのためにカスタマイズされている。 通常バージョンとの違いは、二つの棘輪を繋いでいる特殊ワイヤーである。一方の棘輪を投げて相手を捕まえたり、遠くの敵を攻撃したりするとき使用する。ワイヤーの結合部分を切り離して通常の棘輪として使うことも出来る。 【光明(こうみょう)】 火縄銃の形をしたレーザーガンで、命中精度が高い。ただし銃身が長い割に射程距離は普通のライフルよりも短く、取り回しがやや悪い。 【からくり独楽】 ヤイバ専用のサポートウエポン。大きな独楽の形をしたマシンで、主に攻撃に使われる。 ヤイバが脇に設置してあるスタータを使って回転させ起動させる。ひとたび回転すれば相手を倒すまで止まらない禁断のマシンで、使用には慎重な判断が必要になる。そのためヤイバは使用するのをためらっていたが、本田が使用を強要したためにやむなく使用した。 メイリンの装備 【カンフードレス】 メイリンは武装に頼らず獣拳で敵を倒すため、余計な装備を身につけていない。その分ドレスの方に防御をまわしている。 このカンフードレスは対ビームコーティングや耐弾コーティングを施しており、多少の攻撃ではびくともしない。 鉄壁の防御力に反して機動力は驚異的に高く、スカートに装備されている重力コントロールシステム(G・C・S)で高くジャンプして攻撃したりすることが出来る。 【猫の手グローブ】 メイリンが装備している猫の手の形をしているグローブ。このグローブは気力(エネルギー)を増幅させる装置であり、オプションを装備できるプラットフォームとして使うことも出来る。 【ヤンチャオカスタム】 マオチャオタイプの標準装備だが、メイリン用にカスタマイズされている。ただしメイリン自身は獣拳で相手を倒す事をモットーとしているため、使用回数はそれほど多くない。 【猫龍刀(まおろんとう)】 メイリン専用の武器。自分と同じ身長くらい長い青龍刀の形をした刀で、鍛錬を重ねたメイリンにしか扱う事が出来ない。この刀を一振りすると、星をも砕く事が出来ると言われているらしい。 ヨツンヘイムの装備 【シルバーライン(ライト)】 ヨツンヘイムが標準で装備している鎧。 鎧としての防御力よりも機動性を重視した構造になっている。そのため、高速で移動して攻撃するヒット&アウェイにむいている。 【ラインハルト】 ヨツンが腰に装備している剣。通常の試合ではこの装備だけで闘うことが多い。 職人が丹念こめて磨き上げただけに抜群の切れ味を誇る。 【サークルシールド】 ヨツンの左腕に装備された防御用の装備。シルバーライン(ライト)の防御力のなさをカバーする装備で、重力フィールドで相手の攻撃を受け流すことが可能。 【レイジングランス(電磁ランス)】 神姫の身長よりも長いロングランス。ランス内に仕込まれたライトニングユニット(電磁ユニット)から発生される電撃により近~中距離にいる敵にダメージを与える事が出来る(ただし出力は相手が一時的に動けない程度に抑えられている)。先端を発射して攻撃をすることも可能だが、発射するとランス自体が使用不可能になってしまうため、切り札として使われる。 【セントクルス】 ヨツンが装備するボウガン。中距離用の武器だが、単発式のため連続して発射する事は出来ない。あくまで補助的な装備である。 【シルバーライン(フルアーマー)】 ヨツンの防御力を完全にした重装備タイプの鎧。 これを装着すると機動力が大幅に落ちるが、最強の防御力を持つことが出来る。この鎧にはシールドに内蔵されている重力フィールドを強化したものを鎧本体に二基、両腕のシールドに二基内蔵されており、たとえミサイルを直撃で受けても装着者の安全を守るようにプログラムが設定されている。 だが、このシステムの長時間の使用は装着者の精神を著しく疲労させ、ボディを崩壊させてしまうという副作用があった。そのため、この鎧の長時間装着は装着者の命に関わる(フィールドを停止させればそのような事はなくなるが、鎧の絶対防御は無効になってしまう)。 ヨツンは限界寸前までこの鎧を稼動させていたが、攻撃を受け続けているうちに限界が来てしまい、自分の身体を崩壊させてしまう結果となってしまった。 メルクリウスの装備 【耐圧スイムスーツ】 水中を主な戦場とする彼女にとって必要不可欠な装備。 胸部に潜水用のバランサーとエネルギーボンベが装備され、背部には推進用の超振動フィンが装備されている。 超振動フィンはフィン自体が細かく振動することで推進力を生み、音を立てずに潜行することができる。方向転換時にはフィンの角度を調整する事で方向を変えることができる。 【小型魚雷】 メルクリウスは飛び道具を多用しないが、稀に魚雷で相手を攻撃するときがある。 ただしそれは牽制に使われることが多く、直接相手を攻撃することはないようだ。 【アクアガン】 手持ちの武器で唯一の飛び道具。魚雷同様あまり使われることはない。 【フィントンファー】 手持ち武器で彼女がもっとも多用する武器。 トンファーのように打撃に使われるほか、刃で切り裂くことも可能。 【大回転渦潮落とし】 正確には武器ではなく技だが、ここに紹介する。 接近戦のプロであるメルクリウスの最大の技で、相手の両腕を後ろ向きで交互にもち、このまま回転しながら上昇、相手を脳天から水面に落とし、大ダメージを追わせる技である。 本人は落下直前に相手の手を離し、自らは渦から脱出する。そのためメルクリウス自身はこの技を使ってもダメージを受ける事が少ない。ただし体力の消耗が激しくなるため、多様はできない諸刃の剣といえる。 ヤクトの装備 【高機動バックパック『夢幻』】 ヤクトが背負っている巨大なバックパック。ヤクト本人を空中高く飛ばすだけでなく、高速飛行が可能な高性能パックである。高速飛行を目的に作られているため、内蔵ミサイルとバルカン以外は飛び道具を持たない。 【小型剣『招雷』】 ヤクトの腰に装備している小刀。とり回しが利き、なおかつ軽いため、両手で持って攻撃を仕掛けるのに適している。ただし決定打にはなりにくい。 【大型剣『雷光』】 別名『大真鬼剣』。普段はパックの後ろに接続されている大型の剣で、真鬼王『不動』と分離時に使う大太刀、もしくは不動自身の手持ち武器として使用する。 剣として攻撃ができるほかに、音叉型の刃を利用しての音響攻撃を行うことも可能。 カウベルの装備 【キャノン装備型エアーバイク『疾風』】 カウベルがライドオンしているエアーバイクで、地上での高速走行が可能である。アフターバーナーを使うことで短時間ながら飛行も可能となる。 先端に装備されている高出力キャノン砲は、バイク形態・スナイパーキャノン形態両形態での発射が可能である。特にスナイパーキャノン形態では精密射撃が可能になり、なおかつ高出力エネルギー弾が発射可能となる。 【エネルギーガン『零基』】 カウベルが持つ護身用のエネルギーガン。あくまで護身用のため出力は低いが、牽制に使うなど、いざというときに重宝する。 真鬼王『不動』 ヤクトのバックパックとカウベルのエアーバイクが合体する事で誕生するロボット。装備というよりは自律したユニットといえる。 自我を持ち、自らの判断で攻撃をすることが可能。ただしサポートパイロットとしてカウベルが搭乗する。 神姫装備の中では最大のパワー・出力を持ち、なおかつ高速で移動することもできる。ただし巨体なために小回りが利かないのが欠点といえる。武器は高出力キャノン砲で、この形態では連射が可能になる。また、『雷光』を使用することも可能となっている。 不動のバリエーション 【不動雷電】 対イリーガル戦で導入した不動の改良型。その際に頭部を改良型に換装している。 両肩に装備された2連装プラズマキャノン『真電』を2門装備し、遠距離攻撃と速射能力を強化している。また、雷光を2本装備しており、接近戦が強化されるとともに、スタビライザーとしての機能も追加された。後部のバックパック兼コックピットは脱着可能で、分離時には小型のエアーバイクになる。 【不動トライカー】 高速戦闘用のトライクユニットに換装した形態。トライクモードではメイン操作を行うライダーのほかに、後部シートに搭乗しサポートを行うパッセンジャーが搭乗することができる。人型に変形する事も可能だが、基本的にトライクモードの運用を目的とした形態であるために、緊急時以外は変形する事はない。 武装はカウルライフルやビームキャノンといった中・遠距離用のものがメインであるが、ノーマル不動時の武装も使用することが可能。追加装備として、ミサイルポッドやブースターを装備できる。 【獣牙真鬼王不動】 不動と獣牙王が合体した形態。主に格闘戦を強化した機体で、高速戦闘にも対応する。 足元のバランスなど、不動形態での欠点補うために発案された形態だが、2機合体のため、本体の総重量が増している。ただしスラスターが追加されているため、むしろ最高速度は上がっている。 武器は不動の『雷光』と獣牙王の『カッターフラッグ』『テールユニット』を組み合わせた『獣牙大真鬼剣』。これから放たれる必殺技『爆雷唐竹割り』は、巨大なマシンをも一刀両断できるほどの威力を持つ。 獣牙王 和多が神姫研究所に発注したサポートマシン。主にランサメント・エスパディアのパーツを用いて製作された本機は四足動物をモチーフとしているため、高速戦闘に適したマシンとなった。 主な武装は前脚の付け根に装備された『カッターフラッグ』にブーストユニットに装備された『バリアエッジ』、頭部に設置された『マシンキャノン』と後足の『マイクロミサイル』。必殺技はエネルギーを牙に集中し、噛み付いて相手を攻撃する『獣牙裂断』。 リオーネの装備 【ギガントアーム・レッグ】 重装備を好むリオーネが装着する重量級のサポートアーム&レッグ。各部にH,Pがあり、そこに各装備を装着する事ができる また、巨大な四肢はそれ自体が強力な武器になり、格闘戦にも対応している。重装備のために動きが鈍くなってしまうのを防ぐため、脚部に無限軌道タイプのランドスピナーを装備している。 【タングステンバンカーⅡ】 Gアーム左腕に装備している大型パイルバンカー。特殊火薬により貫通力が強化、それに従い先端のタングステンニードルに強化コーティングを施し、厚さ30cm以上の鋼鉄をも貫く事が可能になった。 【対ビークル用キャノン】 Gアーム右肩、もしくは右腕に装備する超遠距離キャノン砲。現時点での神姫の装備の中では射程距離が長く、破壊力も高い。 リオーネが装備しているキャノンは、弾丸の再装填時間を短くし、連射能力を強化したものである。 【ミサイルランチャー】 Gアーム肩部後方に装備するミサイルユニット。主に対空用として使われる。 メイアの装備 【アクティブウイング】 ヴァローナに装備されているものと同形状の装備だが、一部改良を施している。ウイングは分離して大鎌などの武器に変形することも可能。 【クロスフォード】 メイアのメイン武器。相手を突き刺したり、挟み込んだりすることができる。武器自体はヴァローナとストラーフの武器(フィンブレード、ショーテル、ワンドなど)を組み合わせたものであるため、組み替えてさまざまな戦況に対応できる。 もどる
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/433.html
私と彼女、小さな小さな“幸せ”を 対戦相手に名刺を渡して意気揚々と帰る、私・槇野晶と神姫・ロッテ。 とは言えそろそろ、夕食の時間であるな……。買い物を手早く済ませ、 外食へ赴く事にしようか。たった2人のささやかな祝宴だが、十分だ。 「マイスターっ、わたしチキンのサンドが食べたいですの♪ねっ?」 「む?遠出になるが……よし、今日は頑張ったからな!いいだろう」 「やった!マイスター、マイスター、大好きですの。えへへ~……」 「わぷ、こらっ。すりすりするなっ!?うぅ、しょうがない娘だッ」 我々が帰りの足で向かったのは、神田神保町にあるサブウェイである。 少し秋葉原からは離れているが、ロッテの好物なのだ。仕方あるまい? 何、「神姫の食事って電気じゃないか」だと?……その筈、なのだが。 「いっただ~きま~すの~、マイスターっ!!チキン、チキンっ」 「冷めはしても逃げはせん、落ち着いて食べろ……って、もうッ」 「はむ、はむ、はむっ……もっきゅ、もっきゅ、もっきゅ……♪」 「相変わらずおいしそうに食べるなぁ、ロッテ。可愛い“妹”だ」 「はみゅう?ふぁいすふぁ~、んぎゅっ……どうかしましたの?」 「う゛ぁ……そ、そのな。ほら、ドレッシングを零すんじゃない」 この通り、ロッテは平然と“人間用の”チキンサンドを食べている。 飲んですぐに「嫌いですの」と言い放った、炭酸飲料や辛い物以外は 食料ならなんでも食べてしまう。無論、15cmの体格に見合った量しか 食べられぬ故、自然と私と半分ずつシェアする事になるのだが……。 「そう言えば、ロッテや。お前がその様に食事するようになったのは」 「えっと……確か、以前定期メンテナンスにお出かけしてからですの」 「む、そうか……あの時頼んだ先は、確か“ちっちゃい物研”だな?」 「はい♪あれからなんだか、とても快調ですの。お腹は空きますけど」 東杜田技研。そう大きな会社ではないが、マイクロマシン分野に強い。 そこの一部署が“ちっちゃい物研”と自らを名乗っている。そして以前 メンテを依頼する際、知人を頼って同部署を指名した覚えがあるのだ。 あれは研究員……“Dr.CTa”の技術論文を読み、感銘を受けたからか? 実際同社の手際は見事な物だ、私に解決できない不調は全て解消した。 特に補助バッテリーの持続性が、30%程伸びているのは驚きだった。 「だが、ううむ……その時の事は、まだ思い出せないのかロッテ?」 「えと、あ。そう言えば……白衣のお姉さんが嬉しそうに手を……」 「ふむなるほど、そういう事か。感謝せねばならんな、ある意味で」 なんとなく掴めた。が、追求はするだけ無意味であるとも理解が及ぶ。 “Dr.CTa”か仲間の誰かが、実験の為ロッテに改造を施したのだろう。 となればロッテからそれを取り外すのは、かなりの大手術になる筈だ。 そもそも、だな?こんな可愛く物を食べるのに……外すなどとはな?! せっかくの“妹”から、食を取り上げるという冷酷な行為はなッ!?! 「……マイスター?なんだか顔が紅いですの、どうしました~?」 「な、なんでもないっ!……そう言えば、こんなビラがあるぞッ」 「武装神姫・第五弾?セイレーンにマーメイドに、イルカ……?」 「うむ。今度は海シリーズらしい……水着も開発せねばならんか」 と私が水着のデザインを思案し始めた横で、何やらロッテが唸り出す。 あからさまに縦線が入る程の、負のオーラさえ背負っている様だった。 何事?と顔を近づけ、ロッテの様子を伺ってみる。そして出た言葉は。 「……マイスター。なんだかこの妹達、胸がおっきいですの」 ホットティーを噴いた。見ればなるほど、確かにキャンペーンガール…… 正確にはキャンペーン神姫か。彼女らの胸部は、至上類を見ない豊かさ。 成長期なのに躯が小さい私も、アーンヴァルタイプのロッテも心は同じ。 どちらから切り出そうかと悩んでいたが、先行したのはやはりロッテだ。 「マイスターも、わたしの胸大きい方がやっぱり……いいですの?」 「ぐ!?……いいんだ。ロッテは今のロッテが一番可愛いからな!」 「てへ……マイスターも、今のマイスターが一番大好きですの~♪」 そう言って肩に飛び乗ったロッテに、私は頬を寄せ頭を預けさせてやる。 嫉妬心が無いわけではないし、今後は豊満な躯用の服も作らねばならん。 我々としてもいろいろネガティブな物は感じるが、それはそれであるッ! 別に胸の善し悪しで全ての価値が決まるわけではない、気楽に構えよう。 彼女は大切なパートナーであり、彼女にとって私もそうであるのだから。 「あ。マイスター、紅茶が付いてますの。んっ……♪」 「わ゛!?こ、こらっ、頬にとはいえキスするなっ!」 「えへへ~、大好きって言ってくれたご褒美ですのッ」 ──────この笑顔があればね、別にいいじゃないの。 次に進む/メインメニューへ戻る
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2357.html
天海市神姫黙示録 著:ALC ALCの書いた短編SSです。 鋼の心 ~Eisen Herz~と微妙に関係があるかもですが、基本単体で楽しめます。 昔書いた猫と(ry が行方不明になっていたのでサルベージも兼ねて。 タイトル変更。 お品書き 真面目なマオチャオとそのオーナーさんのお話。 猫と仔猫とぷち猫と……。/パート1 猫と仔猫とぷち猫と……。/パート2と1/2 猫と仔猫とぷち猫と……。/パート3と1/33 マリーセレス、ダゴンちゃんの活躍とか? 引きずり込む深海聖堂 ダゴンちゃん敗北す とある海産物の超怨念目録 エウクランテ再生産プロジェクト支援SS Siren in the blue sky ~蒼空のサイレン~ 今までにお越し下さったオーナー - 人 本日お越し下さったオーナー - 人 昨日お越し下さったオーナー - 人 そう言えばプレステイルにしかさせて無いなぁ(テンペストの存在忘れてた)それでもエウスキーな自分は知人を通して支援致しました取り敢えず三体(笑) -- ナナシ (2011-02-17 01 23 39) >ナナシさん。よっしゃ良くやった!! えらいよお前さん!! うちに来てたくさん居る兄貴達をファックして(ry …でもそうか、3人か。ALCは既に3人お迎えしているからな……、今回は2人が限度ですけど……、よし決めた!! カウンターの数次第では4人までは頑張る!! -- ALC (2011-02-17 21 59 28) 自分の作った変竹林なシチュや詳細設定を明かしてしないシスターなどを使って頂いて、嬉しくないはずがありましょうか、いやありません。反語。 ただ、これでエウが2,500達成したら、戦乙女ファンとしては少々複雑・・・ -- にゃー (2011-02-18 23 00 54) 作成時に資料にしようとキャラ紹介見て、コタマさんの項目の少なさに、『アレ? キャラ表にコタマさん居ない? 見た覚えあるけど技名の覚えが無いな。気のせいか?』と一瞬本気で思ったのも良い思い出です。 良く見たら居た。 ……シスター型はそのうち狂信者チックな銃撃修道女出したいので、縁がありましたらコタマさんとコラボなどしたく思います。 -- 鋼は最終話まで出来てからアップしますよ、なALCでした (2011-02-21 22 12 51) ダゴンちゃんシリーズの脱力感が素敵で面白かったです。鋼の心も楽しみにしています。 -- にゅう (2011-09-03 17 09 29) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1500.html
注意 各項目は順不同に並びます。また、扱われる内容によっては 専用の解説ページを設ける事もありますのでご注意下さい。 また、以下は全て妄想神姫に於ける世界設定類の解釈です。 一部皆様の解釈とは異なる点がありますが、ご了承下さい。 それでも採用してくださる場合は、遠慮無くご利用下さい。 警告 この頁は物語の終盤に出てきた要素を、主に扱っています。 その為、所謂“ネタバレ”が含まれている恐れがあります。 前頁へ戻る ペンダント ロッテが飛べた理由 和食屋 春の新作 “ALChemist”の営業期間(及び時間) 最初の現場 デュアルCSCシステム ラグナロク 二回目の現場 心情の変化と、その代償 藤村外科 怪文書 主要国家の現状と意向 シンクロニシティ 決闘の舞台 模造された“魔術” 晶のペンダント 自己認識 総力戦モード 命を賭けるべき事 約束 ペンダント 晶が、ロッテ達三姉妹の為に作り出した装飾品の事。複数存在するが ここではセカンドランカーの“階級章”を嵌め込んだタイプを指す。 本来は“階級章”を装飾品として身につける為に作った追加パーツ。 しかし後に、晶の手で増設用ハードカバーが与えられている。これは 以前“W.I.N.G.S.”の端末用に作った初代ペンダントと同じ意匠で、 晶が身につけているペンダントと同じ“剣の紋章”が刻まれている。 なお、この“晶のペンダント”については何れ別の機会に語られる。 ロッテが飛べた理由 『検証は最早追い付かない』と晶が言っていた通り、ロッテが天空を 自在に駆けた理由は、生半可な検証作業では明らかに出来ない。その 秘密は、電磁浮遊システムの“反発力”を利用した基礎理論にある。 電磁力で“反発力”を産み、宙に浮くのが電磁浮遊システムである。 ロッテは新たな力を発揮したライナストが産み出す、莫大且つ異質な 雷……即ち電磁力を利用して、システムを再現したのかもしれない。 しかしこれもあくまで推論。その真相は魔剣の構造同様、謎である。 和食屋 厳密には、ここは定食屋である。秋葉原を訪れる人間を当て込んで、 数年前に開店した外食チェーンの実験店舗なのだ。拘りの素材を用い 尚克安値で、客に良い食事をさせる。という高級志向がコンセプト。 味は勿論、栄養価も(外食産業にしては)非常によく考えられており、 秋葉原や神田周辺で働く人間には、徐々に好評を博しつつある。また 買い物客にも、口コミでその評判は広まっている。かなりの人気店。 春の新作 心境的に色々な変化を受けた晶が、2038年の新作として考案中の服。 アンダーから外出用のマントまで、トータルコーディネイトを徹底。 『全ては神姫の為に』という初心を貫いた、華やかなセットである。 鞄やブーツ等の革製品等も揃っている品々は、値段の方でも最高級。 しかし、一切の妥協を排したデザインは可憐・風雅の極みとなった。 部分毎のバラ売りも可能とする事で、顧客層を拡大する方針らしい。 “ALChemist”の営業期間(及び時間) MMSショップ“ALChemist”は、店長たる晶の偏屈な性格を反映してか その営業スタイルも一筋縄とは行かない。新作の作成に没頭したり、 “取材”や“買い出し”で店を半日閉じるケースも、少なくはない。 基本が水曜日定休、年末は“聖戦”最終日から正月三ヶ日まで休む。 (これは最終日に秋葉原へ来る、膨大な人員を処理できない為である) しかし前述の通り不定休な場合があるので、来店時には注意が必要。 ちなみに営業時間の方は、午前十時から午後六時までが大凡の目安。 こちらも状況によっては前後したり、分割される事さえ少なくない。 最初の現場 昭和通に面した、某有名ゲームメーカー直営の店舗。落下したのは、 その内の看板で最も巨大な、キャラ物の看板である。事件直後、壁が 剥き出しとなっており、そこに穿たれたクレーターが全ての引き金。 火災を消し止められた翌日にはブルーシートが張られて、その痕跡は 既に関係者以外には見えなくなっていた。死者も出なかった事から、 検証も念入りという程は行われず、二週間程で修復工事が始まった。 デュアルCSCシステム カラーリングに応じて能力調整と性格設定を配分する現在のCSC。 プロトタイプとしてクリスティアーネが備えていたCSCは、現在の それに基礎レベルでは劣らない物だった。彼女はそれを六つ備える。 胸に六角形を描く様に装填されたCSCは、互いに共鳴したと言う。 演算機能等、バトルに関わる能力以外は同じ……という事は、性格の 構築に作用する効果も六つ分、全てが機能していた事となる。彼女の デュアルCSCとはそれらをバランス良く調整して、感情表現がより 細かい個体を産み出そう、というコンセプトの特殊な機構であった。 結局、メンテナンス性やコスト面……何よりも、CSCの性能が若干 向上しつつあったという事情により、採用は見送られる事となった。 これによりアイデア諸共“プロト・クリスタル”はお蔵入りとなる。 しかし現存する数少ないCSCの内、六つは晶の手中に残っていた。 ラグナロク 北欧神話で“神々の黄昏”という最終戦争の名称として用いる言葉。 同時に一部では、それに肖って名付けられた犯罪結社の名とされる。 有り体に言えば“死の商人”であり、北欧を根城に荒稼ぎしていた。 イタリアに於いて、土着のテロ組織に新作……爆破工作用特殊MMSを 販売して使用させた事から足が着き、遂に壊滅作戦で揉み潰される。 その際に、首謀者・幹部・研究者……主要メンバー全員が殺された。 またその際に押収された“兵器”も、危険な物は破壊されたと言う。 二回目の現場 JR某線の高架下に嵌め込まれる様にして存在する、古いパーツ店が 軒を連ねているビル。電子部品は大抵の物が揃うので、晶のみならず アキバを訪れる様な性質を兼ね備える電器マニアは、よく利用する。 今回の“事故”も看板以外の被害は少なく、怪我人も前より少ない。 だが高架下での爆発という事もあり電車は数時間に渡って停車。更に 『本当に只の事故?』という疑念は、長く人々の間に残る事となる。 なお政府機関の見解は、一貫して“事件性の否定”に終始している。 ビル内部の店舗に被害が少なかった事もあって、ここでも真相究明は 棚上げされ、まずは復旧工事や店舗の再開が優先される事となった。 心情の変化と、その代償 ラグナロクの幹部構成員が、単なる商材として産み出した筈の存在に 何故人間味のある接し方をしたかは、全く以て不明である。或いは、 それも“武装神姫”とそれに連なる存在の“可能性”かもしれない。 ともあれ、彼らが自分で産み出した“神の姫”達に対して、妙に甘く 接していたのは事実である様だ。だが、そうして人間味を取り戻した 幹部構成員の油断こそが、当局に尻尾を掴ませた原因の一端である。 結果“彼女”の為に組織が滅んだのは、紛れもない“事実”なのだ。 藤村外科 秋葉原を少し離れた、外神田の一角に存在する小さな外科医。噂では 二十世紀から開業しているとも言われ、秋葉原でケガをした作業員の 治療で磨いた腕は、確かである。ここの院長は、晶の掛かり付け医。 院長であり唯一の医者である藤村翁は、晶とロッテの成長を最初から 知っている、“オーナー”以外では唯一の存在と言えるだろう。彼は 生傷が絶えない未熟な頃から、ずっと晶とロッテを支えてきている。 怪文書 警視庁を初めとして、幾つかの警察署サイトに送付された怪メール。 スウェーデン語で印されたそれは文法に関して一切間違いが無い為、 スウェーデン人か、スウェーデン語を習っている人間の物とされる。 内容は本編中で語られた通りに、一小節で片づいている。荒唐無稽な 文面と、発信地があっさり特定できるIPからの送信という事もあり 警察組織は結局『悪戯の一種』として、関係各所への連絡に留めた。 しかしそれを目に留める者が居た為、事態はより深く進行していく。 主要国家の現状と意向 二十一世紀初頭に発生した大規模なテロ攻撃。その事件に端を発した “テロとの戦い”は、主要各国の重要な課題として2037年現在も 続行中。“ラグナロク”が、新興組織ながら殲滅されたのもその為。 そんな“敵対方針”を内外に喧伝している国家にとって、テロ組織の 残党が自国に潜伏している状況は、改善されるべき物である。更に、 その残党に人権がないのなら、あらゆる手段を執って止めるだろう。 前田達の出現は、そんな国家の意向によって起きた“必然”である。 シンクロニシティ 血縁関係等が存在しない神姫達が、人や他の神姫と関係を結ぶ場合、 大抵は人間のカテゴライズに当てはまらない“魂”の繋がりとなる。 定義が付随する事も多いが、未定義でも関係を保つ神姫は存在する。 そして余分なノイズが入り難い神姫の意志疎通は、深くなっていくと 無意識下で連動する程の密接な繋がりを見せる。人間でもそう言った 関係はまま見られるが、神姫の場合は特に強いとする説も存在する。 “姉妹”という定義を持った晶達の関係も、その例外ではない模様。 長く暮らしてきた為に、四人の意識は密接にリンクしつつあるのだ。 決闘の舞台 MMSショップ“ALChemist”の作業ブースにセットしてある、個人用の トレーニングマシンが舞台。決闘の為に各種の設定を変更してあり、 規約違反の機体でも、存分にバトルが出来る様な状況となっていた。 結果的にこれは、予期せぬ“事件”を引き起こす要因となっており、 しかし同時にその“事件”を解決する、唯一の可能性を産み出した。 模造された“魔術” “彼女”が偶然作った“魔術”は、クララのそれとは違い全く整理が 為されていない、言ってみれば“情報の混沌”である。それは一重に “彼女”の憎悪が凝縮する事で産み出された、“意思の力”である。 これは、直後に起きる“事件”で“敵”が使った攻撃も同様である。 駆動エンジンは違っても、力の拠り所は“彼女”と同じだったのだ。 晶のペンダント ロッテ達三姉妹が持つペンダントの、デザインソースとなった逸品。 これは槇野歩の遺品であるが、特別な何らかのギミックが有る訳では ない。単に歩が自作したと言うだけで、他に特別な意味もない物だ。 しかし、遺品のペンダントヘッドには裏に“言葉”が刻まれていた。 その言葉は、本編で出てきたキーワードと同様である。これは、歩が 何らかの想いを遺す為、敢えて共通の単語を用いたのかもしれない。 自己認識 “彼女”が、己と晶達との関係をあっさりと定義出来た理由は不明。 但し、神姫ではない“彼女”に現行品のCSCは装填されていない。 そしてロッテ達“三姉妹”には、“プロト・クリスタル”が備わる。 その“生い立ち”が無関係だと言い切る事は、誰にも出来ないのだ。 総力戦モード 発生した“事件”の解決にあたって、晶は一時的に“アルファル”と “プルマージュ”六機の制御権限を、ロッテに一元管理させている。 これは碓氷灯が編み出していた戦術をヒントにした、急場凌ぎの策。 結局の所、それが決め手となる事はなかった。超AIを持つ彼女らは 権限を書き換えられても、本来の主を忘れられなかったのだ。しかし 主の“姉妹”という事で、その身を尽くす事に躊躇はなかった様子。 命を賭けるべき事 “事件”を解決出来なかった場合でも、国家や社会が危機に陥る様な 大問題が発生する事はない。だが“姉妹”にとってみれば、文字通り “命”を掛けるに値するだけの、極めて重大な“事件”とも言えた。 それはつまり、晶と“姉妹”の関係が単に神姫とそのオーナーという 物ではなく、更に大切な間柄へと純化されつつあった事に起因する。 そう言う意味では発生自体が、世界の命運に匹敵する程の物なのだ。 約束 それは永遠に過ごせなくとも、朽ちず共にある為の“誓い”である。 今後晶達がどうなっていくかは、誰にも分からない。皆を突き動かす “恋人”等が現れるかもしれないし、生涯純潔を護るかも知れない。 しかし“約束”がある限り、晶とその“妹”達。その間にある絆は、 誰にも断ち切る事が出来ないだろう。それは、文字通り命を賭ける程 強固な“願い”である。皆は、大切な“真の姉妹”に成り得たのだ。 そう。かつて見た亡き“姉”が、最期の瞬間までそうしていた様に。 メインメニューへ戻る
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/666.html
武装神姫~ストライカーズ・ソウル~ 時は、西暦2036年。 昔に言われてた「第3次世界大戦」も勃発せず・・・。 ウィ○・ス○ス主演の「イ○ディペ○デン○・デ○」ばりの宇宙人の襲撃も無かった・・・。 まぁ、そんな物騒な事はゴメンなんだがな・・・。 そんな物騒な事以上に「ロボット工学」は進化・発展を続け、ホ○ダの「ア○モ」よりもロボットのサイズは小さくなり、あの「カス○ムロ○」の半分・・・「15cm」の掌サイズにまで縮小化・超低コスト化に成功。 神の如き美しき姫達は・・・・無骨なる鎧で「武装」し―。 己が仕える「マイスター」の誇り・プライド・信念に従い・・・―。 技・テクニックをぶつけ合う―。 人はそれを・・・「武装神姫(ぶそうしんき)」と呼び、新たなるホビーとして発展していった。 (ストライカーズ・ソウル第1話「起動~start up~」冒頭より抜粋) 武装神姫~ストライカーズ・ソウル~ メインキャラクター紹介 武装神姫~ストライカーズ・ソウル~ 武装神姫~ストライカーズ・ソウル~ 神姫紹介 準備中。 物語 第1話:起動~start up~
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/245.html
なぜなに武装神姫* 「という訳で今回もやってまいりましたこのコーナー。いい加減ネタがやばいみさにゃんです」 「えー。せっかくユキにゃんがきたのにー」 「あはは……まぁ、今回はこちらっ」 『機械なのに姉妹ってどうして?』 「まぁ、ある意味武装神姫全員が姉妹と言えなくもないけどね。 同じマスターの元にいる神姫は姉妹、って感覚で付き合うマスターが多いかしら。早く来た順に姉~妹ってね」 「じゃあねここはユキにゃんのお姉ちゃんなのだ~☆」 「どう見ても妹だと思うけどね」 「え゛ー」 続く トップへ戻る
https://w.atwiki.jp/busou_bm2/pages/106.html
敵装備が確認できるもののみ掲載しています。 敵装備の中にはドロップの可能性が無いものも含まれます。 (戦闘の機会の割に極端にランクの高いもの、自機での使用にはDLC購入が必要なものなど) マスター/神姫および大会の掲載順はゲームとは逆になります。 ゲームセンターその1(前作から引き続き登場するマスター) その2(Mk2から新しく登場するマスター) ミミック 以下工事中 Fバトル(F3~クリア前F0) ヴァルハラ① ヴァルハラ② F0(クリア後) 公式バトル(シングル)① 公式バトル(シングル)② 公式バトル(タッグ)① 公式バトル(タッグ)② Fバトル予選(シングル) Fバトル予選(タッグ) 公式バトル(DLC)