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『神々の予定表(アジェンダ)』は2016年4月に刊行された山田高明の著書。 山田はかつてと学会に所属し、(と学会加入以前に)『トンデモ予言者大集合』という予言トンデモ本のレビューを刊行したこともあった。 しかし、この本は逆に、聖書やノストラダムスの予言から未来のシナリオを読み解こうとするものとなっている。 【画像】 カバー表紙 構成 参考のため、以下に目次を示す。 第1章 なぜ今“イエスの大予言”なのか? ついに到来した“終わりの始まり”! 第2章 戦慄の近未来シナリオ! 中東戦争とヨーロッパの崩壊、そして世界大戦へ! 第3章 日本の大震災が世界恐慌の引き金に!? 先進国の“大崩壊時代”が到来する! 第4章 予言のメカニズムと生と死の根源的意味がついにわかった! リバース・アクセスが神秘の扉を開く! 第5章 ある日突然やってくる! 究極の超カタストロフィ「大艱難」の正体 第6章 なぜイエスが選ばれたのか? 世界の終わりと神々の計画の真相! コメント 他の解釈本についてと同様、当たる、外れるという観点からはコメントせず、方法論的な疑問点などについてコメントしておく。 ノストラダムス関連 この本ではノストラダムス予言がいくらか取り上げられているが、それが当「大事典」からの引用であることが明記されている。 また、伝記的事実などをほとんど取り扱っていないこともあり、ノストラダムス関連での誤りは見当たらない。 (当「大事典」の訳が誤っている可能性は当然あるが、その場合の責は引用した山田ではなく、当「大事典」が負うべきものであるので、この本のレビューでは対象としない) 従来の日本のノストラダムス解釈の「99%は、世界的にいえばスタートラインにすら立っていなかった」(*1)という認識もまったく正しい。 もっとも、それに対して当「大事典」が「世界レベルの研究成果」(*2)と評されているのは光栄なことだが、さすがに過大評価すぎると思われる。 解釈もほとんどその描写を敷衍しただけのものであるので、語学的な誤りなども見当たらない。 ノストラダムス予言にイスラーム勢力のヨーロッパ侵攻のモチーフが多いという指摘なども、それ自体は何も間違っていない。 もちろん、当「大事典」としては、それを現実の国際情勢に当てはめることには強く否定的であり、中世以来の予言的言説から歴史的に捉えるべきと考えていることは記事「イスラーム」にも明記しているとおりだが、その辺りの価値観の相違については深入りしない。 聖書関連 むしろノストラダムス以上に事実関係が気になったのはこちらである。 山田が示す聖書の理解は、(サブカルチャー系の聖書解釈本のほとんどに当てはまることでもあるのだが)自由主義神学の研究成果がほとんど反映されておらず、保守的な見解の反映も不十分であるように思われる。 山田はキリスト教が護教的観点によって、本来のイエスの教えを歪曲してしまっているという。そのように批判的にキリスト教を捉えているのなら、通説についても、キリスト教徒の保守的な(それもやや極端な)見解だけを検証するのではなく、より広い視点から検討することが必要ではなかっただろうか。 細かい点ではいろいろあるのだが、根幹に関わるポイントを2点指摘しておこう。 マタイ福音書の位置づけ 山田は、いわゆる共観福音書の中でマタイ福音書を重視し、マルコ、ルカは「私の精読では(略)後世の者が勝手に『オリーブ山の預言』を改変した形跡が見て取れる」(*3)とする。 マタイを重視する理由として挙げられているのは、「イエスの死後、それこそ十年から数十年の間に、現地パレスチナで記されたと考えられている」「新約聖書全体の中でも、もっとも古い文書」で、「定説では、著者はイエスの弟子の一人で元徴税人、十二使徒のマタイ」だから、ということである(*4)。 マタイ福音書の著者については確かに保守的な見解では使徒マタイが定説化しているといってよい(*5)。 しかし、逆にリベラル派の間では使徒マタイではないということが定説化している(*6)。 これは成立年代とも関わるが、伝承上は使徒マタイがアラム語で福音書を書き、それがギリシア語に訳されたといわれていた。 バルバロのように、その伝承をそのまま受容した保守的見解もあったが、フランシスコ会訳聖書がかつてそれを支持しつつも、最新版ではそれを否定しているように、この伝承自体が疑われ、最初からギリシア語で書かれたものと考えられている。 現在リベラル派の定説と化している二資料仮説(とその変形)では、マタイとルカは、マルコ福音書及びQ資料(マタイとルカに共通する伝承が含まれていたと仮定されている資料)に依拠し、それぞれ独自の特殊資料も加えて書かれたと考えられている(*7)。 ギリシア語原文だとマタイが非常に流暢なのに対し、マルコはたどたどしいため、マタイの流暢な文の中でたどたどしいマルコをそのまま持ち込んだ箇所はかなり鮮明に分かるのだという(*8)。 なお、このあたりの事情は、ギリシア語を読めない者でも、佐藤研『福音書共観表』(岩波書店)を利用するとかなり細かい比較が出来る(共観表は他にも幾らでもあるが、これは原語の一致度に合わせて単語レベルで色分けしており、一致している要素を総覧するのに重宝する。さすがに本文がたどたどしいかまでは、訳文からは読み取りようがないが)。 【画像】 福音書共観表 結果、リベラル派の見解では、マタイ福音書の成立はマルコよりも遅く、おおむね80年代(*9)と考えられている。福音派は使徒マタイの著作と考えるためこれよりも遡るが、それでも60年代(*10)とされ、50年頃と見る見解は有力なものとは見なされていない(*11)。 それが何を意味するかといえば、パウロ書簡よりも遅いということである。 若干の異説を除けば、パウロ書簡の中で最も古いとされるのはテサロニケ前書(テサロニケの信徒への手紙一、50年ないし51年頃)であり、この点に保守・リベラルの違いはない(*12)。 つまり、マタイを新約最古と位置づけて信頼性の論拠とするのは聖書学の定説からは認められない。 また、山田は選民だけが天に引き揚げられる「携挙」を否定するが、その携挙のイメージの大元の出典となっているのがテサロニケ前書なのである(4章13節から18節)。もしも古さを権威の印と見なすのであれば、新約最古のテサロニケ前書を否定するのは容易ではなくなるように思われる。 なお、それに比べれば瑣末なことだが、マタイ福音書の執筆地がパレスチナというのも疑問視されている。 リベラル派で有力なのはシリア(特にアンティオキア)で(*13)、福音派にもアンティオキアを有力視する意見は少なくない(*14)。 輪廻転生 山田は、イエスの再臨は天から肉体を伴って実現するものではなく、転生体としてこの世に再び生を受け(てい)ると主張している。 そして、本来のイエスの教えや聖書では輪廻転生は否定されていなかったにもかかわらず、ローマ帝国の国教となり、帝国が公式に輪廻転生を否定したことから排除されたのであって、聖書そのものは輪廻転生を認めていたと主張している(*15)。 山田はその根拠の一つとして、旧約からは『サムエル記・上』28章で、サウル王が口寄せによってサムエルの霊を呼び寄せる場面を挙げる(*16)。 しかしながら、それは霊を呼び寄せた場面であって、転生したという場面ではない。 聖書を通じて「霊」は頻出する概念だが、それは死後の世界と直接に結びつくものではない。 また、旧約も新約も幅広い時代にまたがる様々な著者がまとめた文書の集まりであって、(少なくともリベラル派の見解では)そこに一貫した思想を見出すのは難しく、そのまま読めば矛盾している箇所も少なくないのだから、特定の解釈に都合の良い場面はどの立場からでも導きうる。 たとえば、以下のような記述は死後の世界の否定と解釈できるだろう(以下、訳文はすべて新共同訳)。 お前は顔に汗を流してパンを得る/土に返るときまで。お前がそこから取られた土に。塵にすぎないお前は塵に返る。(創世記3章19節) 生きているものは、少なくとも知っている/自分はやがて死ぬ、ということを。しかし、死者はもう何ひとつ知らない。彼らはもう報いを受けることもなく/彼らの名は忘れられる。(コヘレトの言葉9章5節) 愚者は口数が多い。未来のことはだれにも分からない。死後どうなるのか、誰が教えてくれよう。 (同10章14節) また、生まれ変わりではなく死者の復活を明瞭に述べた箇所もある。 多くの者が地の塵の中の眠りから目覚める。ある者は永遠の生命に入り/ある者は永久に続く恥と憎悪の的となる。 (ダニエル書12章2節) キリストは死者の中から復活した、と宣べ伝えられているのに、あなたがたの中のある者が、死者の復活などない、と言っているのはどういうわけですか。 (第一コリント書15章12節) また、山田は新約からは『使徒言行録』1章9節から11節を挙げ、「天に行かれるのをあなたがたが見たのと同じ有様で、またおいでになる」は、全く同じ姿と断言したものではなく、同じような姿による転生体の再来を言ったものだとする(*17)。 確かに、それがもしもほかの記述と整合するならば、そのように解釈できる余地はある。 しかし、輪廻転生の否定や肉体を伴う再臨がイエスの死後500年を経て定式化されたというのは全く支持できない。 初期キリスト教が霊肉二元論や仮現論(イエスの神性は肉体を伴っておらず、そのように見えただけとする説)に基づく異端と烈しく論争を展開していたというのは、保守・リベラルを問わず常識だからである。 それら異端とグノーシス主義との一致の程度については論者によってかなり差があるが、少なくとも霊魂と肉体を完全に切り離し、霊が救われている者はこの世の肉体がどのような放縦な生活を送ろうとも問題ではないとする発想を持っていたと考えられている(*18)。 ゆえに、それに対抗するために、肉体を伴うイエスの復活は新約聖書でもはっきり示されている。 わたしの手や足を見なさい。まさしくわたしだ。触ってよく見なさい。亡霊には肉も骨もないが、あなたがたに見えるとおり、わたしにはそれがある。(ルカ福音書24章39節) そこで、ほかの弟子たちが、「わたしたちは主を見た」と言うと、トマスは言った。「あの方の手に釘の跡を見、この指を釘跡に入れてみなければ、また、この手をそのわき腹に入れてみなければ、わたしは決して信じない。」 (略)それから、トマスに言われた。「あなたの指をここに当てて、わたしの手を見なさい。また、あなたの手を伸ばし、わたしのわき腹に入れなさい。信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」 (ヨハネ福音書24章25-27節) 初めからあったもの、わたしたちが聞いたもの、目で見たもの、よく見て、手で触れたものを伝えます。すなわち、命の言について。――(第一ヨハネ書1章1節)第一ヨハネ書の「よく見て、手で触れた」記述は、イエスの復活とする説(*19)と受肉したイエスの活動全般とする説(*20)とがある。ここでは前者と見なして引用した。 また山田は、復活のイエスについて、一度復活した後にその肉体は寿命どおりに死んだと主張するが(*21)、これは聖書からまったく導けない。 イエスは、そこから彼らをベタニアの辺りまで連れて行き、手を上げて祝福された。そして、祝福しながら彼らを離れ、天に上げられた。(ルカ福音書24章50-51節) だれがわたしたちを罪に定めることができましょう。死んだ方、否、むしろ、復活させられた方であるキリスト・イエスが、神の右に座っていて、わたしたちのために執り成してくださるのです。(ローマ書8章34節) 山田が復活のイエスが寿命で死んだとするのは、「それが人の肉体」(*22)だからというが、肉体を伴う復活を主張していたパウロは、そのような認識を示していなかった。 また、天上の体と地上の体があります。しかし、天上の体の輝きと地上の体の輝きとは異なっています。(第一コリント書15章40節) 最後のラッパが鳴るとともに、たちまち、一瞬のうちにです。ラッパが鳴ると、死者は復活して朽ちない者とされ、わたしたちは変えられます。この朽ちるべきものが朽ちないものを着、この死ぬべきものが死なないものを必ず着ることになります。(同15章52-53節) このように、通常の肉体とは異なる肉体へと変質し、死ななくなると明言しているのだから、普通の肉体に転生するような「復活」を想定していないことは明らかだろう。 もちろん、こうした思想がイエス自身に遡りうるかは議論のあるところである(聖書学者の田川建三や上村静は、死を極度に恐れたパウロ自身が生み出した観念と見ている)。 しかし、これは新約聖書の成立当初からあった思想であり(前述のようにパウロ書簡は現存する福音書よりもほぼ確実に古い)、グノーシス的文書は新約聖書には組み込まれなかった。 となれば、上で引用した「天に行かれるのをあなたがたが見たのと同じ有様」にしても、言葉通り、肉体を伴った昇天を弟子が目撃し、そのままの姿で再び降臨することを述べていると読む方が自然だろう(それが「史実」だったかを論じるつもりはない。聖書的には「真実」とされている、と述べるにとどめる)。 イエスの死後500年を経て死後の世界や輪廻転生が否定された、とする山田の想定は成り立たないのではないだろうか。 なお、最後に強調しておくが、当「大事典」の管理者はクリスチャンではない。 ゆえに山田の所説について護教的観点から批判したつもりは全くない(そもそも護教を意図していたら田川の見解など引かないだろう。彼はストラスブール大学で博士号をとった聖書学者だが、イエスの声を聞いたというパウロの回心ですら、熱中症による幻と一蹴しているような論者である)。 ただ、聖書あるいはキリスト教について根源的なレベルでの再考を提案するのであれば、(一般向けの著作という性質上、詳細な議論は割愛せざるを得なかったという事情もあったのかもしれないが)すでに200年の厚みを持っているリベラル派の聖書研究にも、もう少し配慮がなされていないと説得力が大いに減じられてしまうのではないかと思い、コメントした次第である。 参考文献 脚注では出典を略記した。 『聖書 スタディ版』改訂版 日本聖書協会 『新共同訳 新約聖書注解』(I, II) 日本基督教団出版局 『新共同訳 新約聖書略解』 日本基督教団出版局 『新エッセンシャル聖書辞典』 いのちのことば社 『新実用聖書注解』 いのちのことば社 『新聖書注解』(新約全3巻) いのちのことば社 岩波書店新約聖書翻訳委員会 『新約聖書』(全5巻) 岩波書店 上村静 『旧約聖書と新約聖書』 新教出版社 田川建三 『新約聖書 訳と註』(6巻7冊) 作品社 フランシスコ会聖書研究所 『聖書 原文校訂による口語訳』 サンパウロ フェデリコ・バルバロ 『聖書』 講談社 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。 コメントらん 以下に投稿されたコメントは書き込んだ方々の個人的見解であり、当「大事典」としては、その信頼性などをなんら担保するものではありません (当「大事典」管理者である sumaru 自身によって投稿されたコメントを除く)。 なお、現在、コメント書き込みフォームは撤去していますので、新規の書き込みはできません。 著者の山田氏からは本書をご献本いただきました。特記して御礼申し上げます。「批判に遠慮は要らない」とするお言葉に甘え、少々気が引けたのも事実ですが、忌憚なくコメントさせていただきました。次回作の御構想もあるとのことですので、仮説をさらに練り上げる上で多少とも参考になる部分があれば幸いです。 -- sumaru (2016-04-18) ありがとうございます。 -- 山田高明 (2016-04-28 09 02 41)
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神々の座を越えて 題名:神々の座を越えて 作者:谷甲州 発行:ハヤカワ・ミステリワールド 1996.10.31 初版 価格:\2,000(本体\1,942) 『遥かなり神々の座』が出たときにはぼくは興奮した。ここまで山をかける作家はこの時代に他に二人と出ないと確信した。自分が山をやっていただけに、装備・技術等の点のみならず、待ちに帰ってからの山男の心情や山への帰巣本能など、到底山を一度やったことのある人、しかも半端じゃなく一度傾倒した人でなければわからないものごとがたくさんその小説には詰まっていた。 その後機会を得て作者に会うことができ、実際、上記のようなことをぼくは伝えた。当然『遥かなり』は多方面から喝采を浴びていて、谷甲州氏も山岳冒険小説を書けとの周囲の声が高まって、SF作家としての自分は困る、などとぼやいていた。しかし世の中はさすがにほっておかないらしく、その後も『山と渓谷』に連載は始まるわ、単行本もいつのまにやら山岳冒険小説のみならず山岳小説まで出始めて、ついに新田次郎賞まで受賞しては、もう専門的なSF作家 であると自称するのもそろそろ限界であろうと思われた。 しかし『遥かなり』以降、ぼくら冒険小説読者にとって、途中『凍樹の森』という佳作が出たものの、谷甲州のストレートな山岳冒険小説に飢えた心にはどうにも物足りなかった。『遥かなり』を書けた作者に、あれと同程度かそれ以上の山を舞台にしたストレートな冒険小説が書けないわけがない、との期待が、こちら読者側のすべてであったのではなかろうか。 そういうところに、この続編なのである。谷甲州の冒険小説は、ドンパチはもちろん、それ以前に過酷な自然という難敵を相手取るところの面白さがすべてであると言ってよい。それをこの作品では、『遥かなり』以降、最大限のディテールの書き込みによって、一大叙事詩に発展させてしまった。山、山、山、そしてここをたどるとうことだけで十分に素晴らしい、命がけで美しい冒険の物語が紡ぎあげられているのである。 ぼくはこれは翻訳すれば世界の冒険小説と比肩し得る作品であると思う。クライマックスに名指された舞台のスケールには、なんたる無茶な、なんたる大胆な、と呆れかえってしまった。こんな風に読者を呆れかえさせる力技の冒険小説って、やっぱり最後には頼もしいし、希少価値たっぷりである。優れた筆力と裂かれた時間の堆石を、氷河のように、モレーンのように感じさせる労作。ぼくにとって1996ベスト作品である。 (1997.01.16)
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神々のいない星で パイロット ノンパイロット ユニット メッセージ ダイアログ エフェクト アニメ
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これは今から120年前のギリシャ人の目に映った神社の姿です。 早朝の物音に起こされると、 私は障子を引き開け、 階下の庭に生えている新緑の茂み越しに、 川べりの夜明けを見渡す。 目の前には、あらゆる遠景を映して揺蕩いながら、 大橋川の広い鏡のような河口がきらめき、灰色に靄った峰を従えて、 右手に洋々と広がる宍道湖へと流れが口を開いている。 この景色のなんという魔力か! 朝一番の幽けくも美しい色合いは、 白い吐息へと姿を変えた眠りのように、 柔らかな霧に浸されている。 仄やりとした霞が遠くの湖の岸辺まで広がっている. 古い日本の絵画で目にするような朧な縞は、 初めて目にすればただただ奇跡のような美を感じるだけだろう。 私のところの庭に面した川岸から柏手を打つ音が聞こえてくる 彼らは手と顔を洗い、 口をすすぐ。 これは神式のお祈りをする前の清めの儀式である。 それから彼らは日の昇る方向に顔を向けて、 柏手を四たび打ち、続いて祈る。 「こんにちわ。 日の神様、今日もご機嫌麗しくあられませ。 世の中を美しくなさいます、お光り千万有り難う存じます」 たとえ口には出さずとも、 数え切れない人々の心が、 そんな祈りの言葉を捧げているのを私は疑わない。 ラフカディオ・ハーン(小泉八雲) 「神々の国の首都」 如何でしたか? 本来神社で祈る行為とは、現世利益中心な利己的な物ではなく この様に自分達のコロニー全体の安寧を祈る物であったはず。 勿論私も自分の事も祈ります。 しかし もっと大切な何かを忘れていませんか? 本来日本人が持ち得ていた資質。 いつの間にか私達は忘れてしまいました。 この国の繁栄を取り戻す重要な鍵はここに有ると私は考えています。 にこん様2号記す
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出現条件 ダンジョン攻略 宝箱 強敵攻略 ボス攻略 コメント 出現条件 サブクエスト【究極を超える至高の力】 サブクエスト【天罰!!】 ダンジョン攻略 Vita版追加ダンジョンその3・・・こちらも短いダンジョンである。 入ってからすぐ分岐があるが、それ以降は分岐はなく一本道。 ちなみに左から2つ目が奥に通じる道である。(左から3つ目と4つ目は内部でつながっている) 敵のレベルは大図書館最深部と同じ「異変レベル5」。 雷属性と光属性の攻撃がやや多いので、ある程度の耐性はつけておこう。 奥までたどりつくとボスシンボルがおり、倒すとPOWが上限解放される。(99→125) 道中、ボス共に大図書館に比べると非常に簡単。 中ボスもいないし順路さえ分かればボスまでの道のりも短く対策も容易。 ここに来ているということはデミウルゴスNEOを倒す実力があるはずなので特に苦戦はしないだろう。 宝箱 +... 最深部-A 神々の遺産 花 最深部-B 疾風の簪Ⅵ 激昂の首飾りⅥ ブラックダイヤ 最深部-C 忌避のゴーグルⅥ ミスリル塊 最深部-D 反逆のイヤリングⅥ ダイヤモンド 直撃のゴーグルⅥ 強敵攻略 +... スサノオ 二刀流の異神。物理スキルで2回攻撃してくる。 使用するのはソニックブレード、ホーリーザッパー、デュアルレイド、不動明王剣 ただでさえ攻撃力が高いのにウエポンブレスを使われると手がつけられない。 弱点は闇属性。その他、光以外には特に耐性は無いので、MPを惜しまず全力で攻めよう。 実はパワーダウンが成功すれば無力化させる事が可能だったりする。 プラチナミミック 最深部Bの宝箱に化けている。シルバーとは対照的に物防が非常に高い。 例によって不意打ちを仕掛けてくるが、精霊帝と同じ仕様なのか文の警戒が通用しない。 シルバーと同じく3回攻撃(即死付与)で、斬耐性無しだと即死確定。 ドロップは全キャラの上位固有素材の他、神霊石や精霊大結晶等の追加素材も確認。 ゼラチナスマターエンペラー 物理に無敵な上、HPも多いし800も再生する。 しかも物理カウンターで大消化を使用する。属性武器だからと言って迂闊に殴ると痛い目にあう。 素直に魔法オンリーで倒すのが吉。火と水が弱点。 ボス攻略 +... アークエンジェル Lv 95 物攻 920 命中 265 速度 230 HP 250000 物防 600 回避 180 神霊 50 MP 9999 魔攻 265 誘発 80 再生 0 EXP 131070 魔防 350 抵抗 95 地相 光2000 火 ○ 水 ○ 地 ○ 雷 ○ 魔 - 光 ★ 闇 △ 斬 - 突 - 殴 - 種族 異神 装備武器 鈍器 装備盾 - ドロップ 神々の遺産(100%) 能力 能力 属性 対象 備考 ラーニング スターハンド 光 ホーリーザッパー 光 ○ デバインゲート 光 ○ ホーリーブレス 光 ○ パニッシュ・ザ・ジャッジメント 光 ○ ディアボリックブレス 闇 ウィークネス - イントリブル - フラジャイル - オブスタクル - クラムジィ - スロー - ヴォーテックス - ○ 精神統一 - - 能力値こそ高いが基本的にはこれまでの天使系異神と特に変わらない。 対策も光耐性を整えて異神強打や闇属性で攻めるだけ。 特にこれといった特別な対策も必要ないくらいなのでデミウルゴスに比べれば拍子抜けするほど楽勝だろう。 闇属性のディアボリックブレスを使用することもあるので、光と闇に耐性をつければ問題なし。 初回クリア後は大図書館と同じく再戦クエストが受注可能になり、ボス再戦では雑魚を召喚するようになる。 召喚されるのはどれも異神で闇弱点なのでやはりデミNEOほど絶望感は無い。 コメント パチュリオン攻略で出現を確認 -- 名無しさん (2016-06-25 00 32 33) 因みにここでオリモンである魔の精霊を確認しました。コズミックが通用しないとはw -- 名無しさん (2016-06-25 00 58 15) ここのボスもセラフィムのパニッシュメント使うみたいだけど、ここでラーニングした方が楽かな?w -- 名無しさん (2016-06-26 10 28 11) 奥へ続くルートの途中の宝箱はプラチナミミック。物理防御が高く、しかもこいつの不意打ちは精霊帝同様警戒を無効化するくさい? -- 名無しさん (2016-06-26 16 41 14) 1度倒した後はボスがセラフィム呼ぶから頑張ればラスダン前にラーニングやドロップ狙えるな。前提のデミ倒すのきっついけど -- 名無しさん (2016-06-26 17 38 10) ゼラチナスマターエンペラーは物理に対して大消化でカウンターしてくる模様 -- 名無しさん (2016-06-26 19 19 17) 再戦版撃破で新レシピげっと スーパーバリア ハイパースパイクシールド 封印のローブ 破魔の鎧 パワードマッスルスーツbis -- 名無しさん (2016-06-27 22 54 59) リトスの浄化を使えば地相を極にされることは防げる。 -- 名無しさん (2016-11-22 12 23 16) EXPと違ってPOW上限解放前にPLv99になってた場合、それ以降のP経験値は全て無駄になる模様。勿体ない事した… -- 名無しさん (2017-01-01 22 11 07) 俺にはまだ遠い話だが解放前に99Pまで上げられるって事は解放後PLvどこまで上がるん? -- 名無しさん (2017-01-01 23 22 12) ↑121から上は知らん。上限あったらまたコメントするわ -- 名無しさん (2017-01-01 23 52 23) ダンジョン攻略に書いてあるように上限は125ではないの? -- 名無しさん (2017-01-02 09 41 06) ホントだ、いつの間にか書き足してある・・・ -- 名無しさん (2017-01-02 12 05 18) 名前 コメント
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神々の聖誕祭 UC 光文明 (10) 呪文 ■各プレイヤーは自分のマナゾーンにあるカードを全て新しいシールドとして持ち主のシールドゾーンに加える。 FT:神の加護が余りあらんことを。 収録 DMA-01「パラレル・ユニヴァース」 作者:Moko 評価 名前 コメント
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とどろく神々の地図Lv99 地図名:とどろく神々の氷河Lv99 発見者:ハ○メ(ハロゲン地図の発見者違い) 場所:カルバドの集落北東(57) ボス:B17F グレイナル 地形:氷雪(敵ランク最高) 内容:S5 A8 B2 即あけアイテムが大量 即メイド服(B3)即メタスラブーツ(B4)即オリハルコン×2(B8,B10)即ソーマ(B11)即しゅらのこん(B11)即メタスラ剣(B12)即じごくの弓(B14)即しわよせのくつ(B15)即まじょのブーツ(B15)即メテオエッジ(B16)即げんま(B16) 同地図:熊本ハロゲン発見者カ○ン(熊本発) 同地図:鹿児島ハロゲン発見者し○(鹿児島発)
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〇神々のクエスト箱 クエスト箱の作成経緯 元々は神々の間の光と闇のバランスを取りたいという目的があり、どのようにバランスを取るのかどうかを考えた時にそれぞれの神様たちの意見が分かれば、どちらにバランスが傾いているのかが分かり、また協力依頼などで達成できるものがあれば達成することでバランスの調整ができるのでは?ということでクエスト箱が作成された。 どんな箱? 宰相府の秋の園から頂いた木で作られている。木の選定は龍青神社の宮司様にお願いし、見極めていただいたものをきちんとお祓いをしてもらい清めていただいた。一見すると木製の投票箱のような形をしており、紙の取り出しには組み木細工のような仕掛けを解く必要がある。開け方閉め方は鷺坂と風住と宰相のみが知っている。両サイドに閻魔帳と鉛筆が置けるようになっている。 投函方法 クエスト箱はいわゆるご意見箱的なものである。御用聞きはもちろん何かしら聞いてほしい話を投函してもらうのだが、人が読めなければ意味がないので神々には申し訳ないがクエスト箱に設置されている鉛筆と閻魔帳に日本語で記入をしてもらい、記入ができたら閻魔帳から紙を抜いて投函してもらう。 呪いの禁止 もちろん呪いは禁止です!箱自体や作成者や関連する人たちへの呪いもそうですし、他の神に向かっての呪いやむやみやたらに呪うのも禁止です!呪いの言葉とか図形とか呪文とかも書いたり、描いたりしない。あくまで紙に話を書くだけです。 過度の祝福も禁止 強すぎる祝福も禁止です!守ってくださるのはいいのですが、中立を守り、光と闇のバランスをとるための方策なのでちゃんと中和された状態が大切なのです。どうしても祝福したい場合は節度をもってほんの少しだけのささやかなものにしてください。 クエストの発注について クエストを発注する場合は必ずクリアすることができるとは限りません。低物理域系の冒険者組合へのクエスト斡旋も可能ならば行いますので、気長にお待ちしていただけるようにお願いします。 危険度の格付け 簡単なクエストであればすぐに解決できますし、難しいものについては時間が必要なものもあります。危険度の格付けを行って、簡単なものは☆一つ、難しいものは最大で☆五つで格付けを行います。またクリアしてしまうと世界の危機になってしまうものについては簡単なものでも受け付け不可にします。格付けについては宰相などの識者の方々に判断していただきます。 設置場所 ひとまずは鷺坂家に設置をして様子を見て、運営に問題がなければ神社などに備え付けますが、鷺坂が管理できる数しか置かないので最大で3つが限度です。T22については鷺坂家に一つだけ設置します。
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910 名前:神々の埋葬[sage] 投稿日:04/01/07(水) 22 03 せっかくだけどオレは人間を続けるぜ! 第二回 SF要約選手権
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登録日:2010/04/17 Sat 21 31 10 更新日:2023/06/26 Mon 16 53 06NEW! 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 500円 D4エンタープライズ Nintendo Switch RPG SFC どんでん返し ギリシャ神話 ゲーム ジー・モード スーパーファミコン デコゲー データイースト ネタバレ項目 パオン ヘラクレス ヘラクレスの栄光 不死身 人類滅亡 名作 洪水 神ゲー 記憶喪失 贖罪 隠れた名作 (ギリシャ)神ゲー 1992年データイーストがスーパーファミコンで販売。 ギリシャ神話をモチーフにしたRPG。 和製RPGでお約束とも言える主人公の不死性を物語の核にいれている。 シナリオを担当したのは野島一成。 彼がシナリオを手掛けた主な代表作品はファイナルファンタジーⅦ、Ⅷ、Ⅹ等がある。 【あらすじ】 【主な登場人物】・主人公 ・レイオン ・ヘラクレス ・ステイア ・テミシオス ・謎の男 ・バオール ・アルビオン 【システム】・信頼度 ・魔法の修得 ・作戦 ・レベルに応じ敵が強化 ・武器と特技 ・常人と不死者 ・アイテム ・その他 【評価の遍歴】 【アプリ版について】 以下、ネタバレ【未プレイ者は閲覧非推奨】 主要キャラの正体 【あらすじ】 古代ギリシア── まだ神々の住む天上界と人間界とがそれ程遠く隔たれていない時代。 ある時、目覚めた主人公はそれまでの記憶がなかった。 その代わり、不思議な能力が備わっていた。どんな高い所から落下しても死なない不死身だったのだ。 自分は一体何者なのか。唯一の手がかりは繰り返し見る不思議な夢だけ。 夢の場所を探して主人公は旅に出る。 同じ頃、世界の各地では未曾有の天変地異に見舞われていた。 突如陥没する大地。 冥界につながる穴から沸いてくる怪物たち…。 異変の規模が日増しに拡大してゆく中、世界全体に何かが起ころうとしていた。 記憶を失った不死身の仲間たち。 彼らの過去こそが天変地異の謎を解くカギとなっていく──。 【主な登場人物】 ・主人公 記憶を失いクレタ島に流れ着いた青年。妖精たちに保護されていた。 とある事故が原因で不死身の体を持つことが判明する。 このまま妖精たちに保護されていても自分のためにならないと思い、旅立つこととなる。 唯一の手掛かりである夢の光景の場所を探している。 主人公専用アイテムに「むすめのおもいで」という男の娘に変身できるアイテムがある。 なんならエンディングまで女装したままで過ごすこともできる。 SFCのキャラデザはアメコミ風ヒーローチック。こいつが女装して騙せるのか……? アプリ版のキャラデザはディフォルメされた勇敢な戦士といった風貌。髪が長くなり鎧も軽装。 だが同時にアプリ版の女装時のデザインは完全に女体である。どういうことなの……。(*1) 他のRPGと違い手癖が悪いと仲間から信用をなくすので注意しよう。 戦闘時は攻守共にバランス良く、回復から攻撃魔法までできる万能キャラ。 ただ本作は回復役が少ないため、そちらを重視する立ち回りになりがち。 ちなみに主人公が行動不能だと仲間が強制オート戦闘になってしまう。 ・レイオン 飛び降りショーをしていた屈強な体格の青年。 彼もまた記憶喪失で不死身の体を持ち、同じ夢の光景を見続けている。 無鉄砲な性格の熱血漢だが、日記をこまめに執筆する一面もある。(*2) ステイアとはよく衝突するが、同時に淡い思いをよせている。 彼女への思いは通常戦闘、ボス戦で現れる。主人公が重傷でも優先順位は…。 見た目通りのアタッカーだが、主人公以外の仲間内で唯一回復魔法を使える。 さらに補助魔法も使え、見た目や普段の性格からは意外だが搦め手も得意とする。 SFC版でのキャラデザは金髪ゴリラ。でもゲーム中のドットは青髪。 アプリ版ではゲーム中のドット絵を踏襲したデザインに統一された。 ・ヘラクレス アテネの町で偶然主人公たちと出会った、半神半人半裸の英雄。 人間界で起きている異変を調べる為に天界からやってきたナイスガイ。 主人公たちの不死性や夢が関係していると考え、行動を共にすることを決める。 だが今回は神々の意志に反して地上に降りたため、人間の戦士程度の力しか持たない。 そのせいでレイオンからも弱いと言われてしまいがち。魔法も一切使えない脳筋。 だが神々の力を失っていても心強い味方に変わりはない。 オート戦闘時に限り天に祈って魔法のような攻撃をしたり、大地に祈って全体回復をしてくれる。 ちょくちょくパーティーから離脱するが、再加入するたびにレベルが上がっていく。 アプリ版では獅子の如く顎髭を蓄えた巨漢の容貌。 ・ステイア 彫刻家テミシオスに拾われた記憶喪失の少女。従者として身の回りの世話をしている。 クセのあるメンバーの中で唯一の常識人。SFC版のキャラデザは洋ゲーの女性キャラだった。 アプリ版のキャラデザは愛らしい赤毛のポニーテールロリ巨乳にリニューアル。 性格は慎重派でパーティーでは主に攻撃魔法と補助魔法を担当する。 レイオン曰く「大人しすぎる」との事だが、むしろ突っかかっていくほど勝気。 アプリ版のパッケージデザインは着替える前の姿で、弓を持った村娘風。 だが、着替え後は髪をおろしニーハイブーツに絶対領域が眩しいミニスカ姿になる。 ・テミシオス ドリスコスとトロイとをつなぐ山道に居を構える彫刻家。 何日も飲まず食わずでも壁面を彫り続ける彼の仕事ぶりから、不死身ではないかと噂が立っている。 記憶喪失ではないが彼も主人公たちと同じ夢を見ており、その光景を彫刻として彫っていたが…? ・謎の男 冥界の穴に落ちてきた男性。心ある魔物の巣で眠っている。 彼も主人公たち同様に記憶喪失で不死身の体を持ち、同じ夢の光景を見ていた。 誰にも呼ばれてこなかったので名前もなく、主人公(プレイヤー)が名付けることとなる。 3人しかいない不死者の真相を聞いた後、4人目という事で特にレイオンには怪しまれて嫌われていた。 SFC版では赤い鎧を身に着けており、レイオンには「赤い派手な服なんか着やがって!」とか言われていた。 アプリ版ではキャラデザが変更されてなかなか顔立ちの整った少年、ないしは青年のような姿となっている(*3)。 パーティーでは攻撃も魔法もそれなりにこなせる万能型ではあるが、決め手に欠けるタイプ。補助アイテムを使いこなす。 特徴という特徴も少なめであまり感情が高ぶることがなく、常に落ち着いた厳格な口調で話す物静かな性格。 ただし主人公が倒れると何故か一変し、怒りで体を震わせ激昂するという謎に満ちた一面を持つ。 ・バオール かつてトランティア国を発展させた人物。 ベスビオの町の南の島にいた怪物テュポーンを倒した英雄でもある。 ストーリーを進めていく中で、彼の神をも恐れぬ所業、あるいは偉業を各地で耳にすることになる。 神々の天罰が下ったことで現在ではすでに亡くなっているとの事。 目的の為には手段を選ばない極悪人ではあったが、故郷に残してきた妻子の事は常に気に掛けていたらしい。 トランティアで暮らしていた時にもよく故郷の息子の身を案じていたとされる。 SFCでは髪は生えているが、アプリ版ではスキンヘッドになっている。 ・アルビオン トランティア国を治める若き王。 ウラノス神の天啓を受けたことから、地上の異変の解決に向けて独自に行動を起こしている。 半ば妄信的にウラノスを崇拝し選ばれた自分を英雄視しており、目的のためには手段を選ばない非情な性格。 ●その他の人達 キュレネー:記憶喪失の主人公を介抱してくれた女性。人間の姿をしているが正体は妖精。 妖精:冒頭の主人公についてきてくれる、母なる大地に仕える妖精達。人里に辿り着くまでサポートしてくれる。 女奴隷:たった100D(*4)でクノッソスに連れてこられた奴隷の女性達。「まくろきもの」への生贄として奴隷商人に売られた。アプリ版デザインが神。 老人:クノッソス一の富豪。町の地下に宝石を取りに来たが、護衛の奴隷が全滅し途方に暮れていた。ケチで下衆(*5)。 まくろきもの:「真黒きもの」。ギリシャの海に巣食い、人々をおびやかす巨大な怪物。しかしその正体は…? スパルタ兵:ラコニア近くに開いた大穴の調査に来ていたが、隊長が魔物に殺され飲んだくれていた兵士達(*6)。 トロイ王:異変の全ての原因が「まくろきもの」と考え、不死身の主人公たちに討伐を頼む。頭を下げるのは初めてらしい。 アテネ王:お忍びで奴隷の見学をしていたところ、格好のせいで王と信じてもらえず帰れなくなってしまったマヌケな賢王(*7)。 クリン:「まくろきもの」に飲みこまれていた幼いケンタウロスの子供。ペルシア王に捕われるが主人公に助け出される。 ケイローン:ケンタウロスの隠れ里の長老。主人公たちがクリンを売ったと誤解して、ケンタウロスの姿に変えてしまう。 ペルシア王:不老不死になりたい傲慢な王。ケンタウロスの肉の噂を聞き捕えている。 ダイダロス:放浪の発明家。アレフの羽根を使ったカイト、岩を砕く船などを造り主人公に助力してくれる。 アトラス:天界を支えたまま石となり深い眠りについている巨神。彼の子孫が住む村がある。 【システム】 基本的にはドラクエなどと同じオーソドックスなRPG。 ただしデコゲーらしく、ところどころでかなり癖の強いシステムを取り入れている。 昼夜や気候の概念まであり、かなり細かな演出が用意されている。 ・信頼度 後のシリーズでも受け継がれるようになったヘラクレスの栄光独特のシステム。 簡単に言えば町中のツボや箱などの家財からアイテムを入手すると、窃盗と見做されて仲間からの信頼度が下がる。 信頼度が低くなると仲間が指示通りに動いてくれなくなる。ちなみに何故か宝箱はOKらしい。 ダメかどうかは取ろうとした際に仲間が止めようとしてくるかで判断可能。 主人公のレベルアップによって信頼度も上昇していくので、取り返しがつかない訳ではないが…。 ・魔法の修得 本作の魔法の習得は、レベルの条件のほかに各地の神殿の泉に浸かる必要がある。 しかも対応した魔法が覚えられる神殿はそれぞれ違う為、どこの泉でもいいわけではない。 そのため新しい仲間が加入したら、これまでの神殿を再度巡ってこなければならない為、結構手間ヒマがかかる。 一応ルーラ的な移動魔法の「ノアルーン」もあるのだが、行けるのは村か町に限り神殿は移動先に選べない。 おまけにダンジョンを経由しないと行けない神殿まであるので更に面倒臭い。 …そしてそこまでして連れて行っても、素質が無い場合は無駄足になる。これが結構イラっとくる。 ・作戦 主人公専用の戦闘コマンド。「たのむ!」で仲間もコマンド入力、「まかせる」で仲間はオート戦闘になる。 ドラクエにもあったオートバトルだが、本作はかなり優秀な部類に入る。 まずキャラクターごとに性格と好みが設定されており、例えばレイオンなら好意を抱いているステイアの回復を最優先にする。 冷静で慎重派のステイアは敵が強いとバフやデバフを優先的に使ってくれるなど、単純に全力で攻撃したりするわけではない。 ヘラクレスに至ってはオート専用コマンドがあり、回復や全体攻撃をしてくれるなど利点が大きい。 ただしオート戦闘は消耗品も構わず使用してしまうので、頼りすぎると痛い目にあう。 尚、戦闘中に主人公が行動不能になると仲間は強制的にオート戦闘になる。 ・レベルに応じ敵が強化 敵はこちらのレベルに応じて強くなり、経験値なども変化する。 このためレベル上げをすれば楽に進めるわけではなく、むしろキツくなってくるという仕様。 かと言ってレベル上げをせず逃げまくればいいかと言えば、そうすると今度はボスで詰む。 しかもエンカウント率はかなり高く、ダンジョンの謎解きなども加味すると勝手にレベルが上がってしまう。 それでいてほとんどのザコがマドハンド並に仲間を呼ぶ為、ザコ戦が楽に進むことは一切ない。 ・武器と特技 武器の種類は剣、槍、斧、鞭、弓、素手の6つ。 剣:もっともオーソドックスな武器。種類も特殊能力も豊富。 槍:少し離れた敵にも攻撃可能。道具として効果が豊富。 斧:安くて威力はあるが種類は少ない。上位が全て呪い。 鞭:安く少し離れた敵にも攻撃可能。種類は少ない。 弓:後列からでも全ての敵に攻撃可能。効果も豊富。 素手:爪、拳、杖などの殴打武器全般。特殊効果が豊富。…素手とは。 本作は誰でもすべての武具が装備できる。 そのかわり武器は自身が習得している「特技」に該当するものでないと、命中率が下がったり会心の一撃が出なかったりする。 特技と言うと必殺技のようなものを想像するかもしれないが、本作の特技とは単なる『得意な武器』を指す。 特技は各キャラ初期で1つを習得しているほか、得意な武器を3つまで指定することができる。 ただしそれには各地にいる指南所の達人のもとを訪ね、その武器の扱い方を教えてもらう必要がある。 上限は1人3つまでだが上書き習得は可能なので、必要に応じてジョブチェンジのように変更していける。 ・常人と不死者 主人公と正式な仲間は不死身(*8)だが、当然それ以外の人間は普通に死ぬ。そして生き返る事もできない。 普通の人を連れたままでは高所から飛び降りる事もできないし、取り返しがつかないので注意が必要。 当然冥界への大穴に飛び込んだりできず、それどころか水の中に入ったりもできない。 最初に仲間になる9人の妖精たちも普通に死ぬ。HPの総量を人数分で割った数が1人のHPになっている。 複数人組の普通の人たちのHPは宿では回復しない(*9)が新たに補充は出来る。 一方で、単独で仲間になるサブキャラは絶対に死なないように設定されている。 ・アイテム アイテムは全部で48個しか持てない。いっぱいになってしまったら売るか、穴を掘って埋めておく。 埋めた場所は覚えておかないといけない。のちに預かり所が出てくるが、引き取りにお金がかかる。 更に売れないアイテム(重要アイテム)は捨てるのはもちろん、預ける事も埋める事もできない。 にも拘らず重要アイテムも数多く、あとになってくるほど持ち物管理に困ってしまう。 埋めた場所を忘れた場合はどうしようもない…わけではなく、アテネ西側の探し屋に頼めば回収してきてくれる。 ・その他 セーブは街中などに建っているヘルメス像に話しかけることで、3つまでセーブできる。 レベルアップ時のステータス上昇はランダムだが、前列だとHP、後列だとMPが伸びやすい傾向にある。 【評価の遍歴】 販売当初は宗教臭いタイトル、ガチムキパッケージ、ゲームバランスの悪さで評価が低かった。 しかし、しばらくして完成度の高いシナリオが認知され、評価は改善される。 このゲームの魅力は綿密に計算されたシナリオである。 ゲーム終盤ですべての謎が明かされた時は、誰もが鳥肌が立つほど度肝を抜かれるだろう。 今では様々な書籍や雑誌でも取り上げられ再評価されており、隠れた名作と言って差し支えない。 評価点と問題点の落差こそ激しいものの、それでもなお「シリーズ最高傑作である」と推すプレイヤーが多い。 シナリオとそれを取り巻く要素の素晴らしさは、同シリーズどころかゲーム史上においてもほとんど見当たらないハイレベルなものである。 【アプリ版について】 2020年10月にSwitch移植版が配信されている。 Switch移植に際してわざわざフィーチャーフォン風のフレームが用意されているが、外して画面サイズを広げることも可能。 アプリ版はいろいろな面で縮小版ではあるが遊びやすい造りでもあり、またシナリオの肝となる部分は押さえられている。なにより安い 今から本作のシナリオを体験しようというのならばお勧めの一品である。 本項のネタバレを見てシナリオを知ってもなお、その追体験は感動を生み出すだろう。 以下、ネタバレ 【未プレイ者は閲覧非推奨】 各種レビューサイトやamazonの評価を見ても、多くの問題点が指摘されていながらも 「シナリオの良さ」ただ一点で名作扱いされている稀有な作品。 シナリオ重視のプレイヤーは是非とも実際にプレイして、これらの内容を自分の目で確かめてほしい。 自分で体験しないと、もったいなすぎるから。 実に30年以上、RPG史上最高のシナリオと言われ続けたのは伊達ではない。 繰り返すが、この体験を純粋に100%楽しめるチャンスは、知らないままプレイする者にしかない。 Switch版なら5~6時間もあればクリアできる(*10)ようになっているので、是非そうして欲しい。 以下ネタバレ 神々の一柱である、大地の女神「ガイア」。 ある時その母なる大地は、人間の欲望のために大きく傷ついてしまう。 その結果、二つの世界の境界を維持することが困難になりつつあった。 地上にはいくつもの穴があき、それはいつの間にか「死の世界」にまで届いてしまっていた。 そして、そこから這い出した魔物が人々を襲い始めたのだった。 更に物語を進めていくと実は彼らが不死身なのは、人類存亡を賭けた神の試練であった事が判明する。 ゼウスは母なる大地ガイアを欲望のままに傷つけた人間に絶望し、洪水を起こし滅ぼそうとした。 それに反対したプロメテウスが何も知らない「本当の人間」がなす事を見て判断してくれと提案。 人類の未来を賭けて不死の祈りを封じ込めた球を地上へ放ち、それが3人の人間に不死を与えたのだった。 ただしゼウスは人間が不死になる事を良しとせず、プロメテウスを幽閉してしまう。 更に「記憶など無い方が、人間の本当の姿が判るはず」と考え不死者達の記憶も奪ったのである。 ゼウスにより天界に封印された天空の支配者・ウラノスもまた、独自に一人の人間に天啓と力を与えていた。 彼らの行いにより、人類の滅亡が決まるのである。 神々の真意を知ったその頃、トランティアの王・アルビオンが軍隊と共にギリシャの地に乗り込んでくる。 実は彼こそがウラノスが選んだという人間であり、世界を救うために全ての国が協力して、魔物が出てくる「穴」を塞ごうというのだ。 もっとも協力とは名ばかりでどちらにせよ自らが主導権を握るつもりであり、賛同するならそれでよし、断った国は攻め込んで全員奴隷にして従わせるつもりだったようだが。 それでも何とか穏便な形でギリシャとトランティアの協力体制が敷かれた矢先、それを見届けていた主人公たちの足元に冥界への穴が開く…… 生きながら冥界に落ちた彼らは、冥界の住人から自分達と同じ境遇の男の話を聞く。 話を聞いて赴いた場所には4人目の不死身の人間がおり、神々の話と辻褄が合わなくなってしまった。 謎の男を仲間に加えた主人公達は、新たな疑問を抱えたまま地上へ帰還し、アルビオンとの謁見を果たす。 アルビオンは変わらず大穴を塞ぐことに心血を注いでいるようだが、彼は更にウラノスから直々に世界を救う手段を教わっていた。 話によると、石化しているアトラスを目覚めさせてウラノスの封印を解けば、ウラノスが大穴を塞ぐために力を貸してくれるのだという。 そこでアトラスを目覚めさせるべく、石化を解く「ゴルゴーン三姉妹の血」を集める。 だが血を携えてアトラス山を登る彼らの前に、謎の巨人バオールが立ちはだかる。 ウラノスは地獄の王ハデスの尖兵だと言うが、名前がトランティアで幾度も聞いたあの男と同じなのは果たして偶然なのか? 主人公達は怪物バオールを倒し、ようやくアトラスのもとに辿り着くが…? ●更なるネタバレ 三つめの血を使おうとした主人公達の前に突如プロメテウスが現れ、三姉妹の血を使い物にならなくする。 アトラスは天界を支えている巨人の神であり、支え続けるために自分の意思で石になった。 もしアトラスの石化が解かれてしまえば、天界が地上に落下してしまう事になる。 プロメテウス曰くこの「復活の血」の使い道こそが人類に与えられた選択肢であったという。 人間を弄ぶなとアルビオンは激昂し、ウラノスの力を借りて神々に反逆せんとするも、力を奪われてしまう。 「人間を信じた私が馬鹿だった、自分達の行った行為がどういう結果をもたらすか見るがいい!」 この行いが更なるゼウスの怒りを買い、山から落とされた主人公達のもとに、彼らの記憶の影を引き連れたヘラクレスが戻ってくる。 事情を話す間もなくポセイドンが起こした大津波により、記憶を取り戻す前に全員海に飲み込まれて記憶の影も消えてしまう。 地上は大洪水に沈み、生き残ったのは神々の恩赦が与えられていた僅かな人々のみとなり、主人公たちは自分達の行いに茫然としていた…。 ウラノスに会いに行っても利用されていたことを告げられるのみ(*11)で、天界の神々全員に見放されてしまった。 行く当てもなく、ペガサスに乗り世界の果てを目指すと、ハデスの声に導かれて冥界へと誘われる。 そしてハデスの口からとんでもない真実が明らかになる。 プロメテウスが不死の肉体を与えた3人は、レイオンとステイアの2人+主人公…ではなく、謎の男。 では主人公は何かというと 「久しぶりだなバオールよ わしを忘れたのか? このハデス様のことを!」 ゼウスが人間を見限った発端となった張本人、悪逆無道の限りを尽くしたバオール本人であった事が発覚する。 死後に冥界でハデスに呼ばれたバオールは、人類抹殺の先兵として選ばれる。 そして若い不死身の肉体を与えられると、喜んで魔物を率いて地上に戻った。 全てはバオールが蹂躙したガイアを救うためのハデスの計画… しかしゼウスの妨害で記憶を失い、事情を知らない妖精達に保護されたのだった。 ハデスがわざわざこんな事をしたのには理由があった。 ゼウス、プロメテウス、ウラノス、ハデスの4神はそれぞれガイアを救う計画を持っていた。 それはガイアを救った者が次の神々の王になるという話があったからなのだ。 ゼウスは兄・ポセイドンと結託し大洪水を起こす事で…… ハデスは冥界の魔物を地上に送り込み人間を滅ぼす事で…… ウラノスは天空から舞い降り自らの手でガイアを救う事で…… そしてプロメテウスは人間に正しく罪を償わせる事で、それぞれガイアを救おうとしていた。 冥府に戻ると計画が頓挫し、ゼウスの洪水で王の座を奪われ激怒したハデスに殺され掛ける。 しかしこれまでの旅で力を付けた主人公は、ハデスを返り討ちにしてしまう(*12)。 神をも倒す主人公の力を恐れたハデスは、主人公を化け物に変えて無限地獄タルタロスに堕とした。 その化け物の姿こそがアトラスの手前で出会った謎の巨人、物言えぬ魔物バオールなのであった。 そして同じく冥界に幽閉されていた時の神クロノスにより、地獄よりもお似合いとする無限の悪夢に堕とされる。 クロノスの力で時が戻り、洪水で世界が海に沈む直前のアトラス山の麓に怪物のまま送り込まれてしまう。 …そう、アトラス復活に向かう過去の主人公達の目の前、すなわちあの時のバオールという名の魔物はこの主人公なのであった。 永久に自分と仲間に殺される地獄を繰り返す刑罰。 今の自分がいる限り、過去の自分は絶対に存在するため勝つ事は不可能。 あの時、化け物を倒していなければ…今となってはどうしようもない。事情を説明する事さえできない。 しかし大地母神ガイアの導きによって、主人公は無限の牢獄から解き放たれたのだった。 思い通りにならない事に苛立ったウラノスが、自身を盲信するトランティア王を唆し、命令をきかない主人公達を殺そうとする。 だが力及ばず退散し、そこへ主人公達の記憶の影(*13)を取り戻したヘラクレスが駆けつけた。 主人公はついにバオールとしての記憶を取り戻してしまう。 彼は約束の地エーウスに生まれた男。 エーウスはかつての英雄やその子孫、神々に仕えていた者が住む特別な集落。 何があっても神々が守る事を保証する代わりとして、野望や野心を持つ事を禁じていた。 そんな野望や野心をよしとしない村で、バオールはただ一人煮えたぎる野心を抱え過ごしてきた。 妻子ももうけ、それでも潰えぬ野望を求めたがため、故郷を追放されてしまう。 だがその際、全てを石に変えるエーウスの宝「メデューサの首」を持ち出していた。 それを使い怪物を倒し英雄になったが、それでも飽きたらず更なる名声を求めた。 人類史に名を遺すべく、大国トランティアの領地を拡大させるも、海峡に阻まれ手詰まりになる。 それでも諦めないバオールは、海の神オケアノスの子を人質にし、オケアノスを石化させ海峡を陸に変えた。 自分の欲望の赴くままに神をも踏み台にし、母なる大地さえも作り替え、際限なく手を広げるバオール。 その後、ゴルゴーン三姉妹の血がオケアノスを復活させる可能性があることを恐れ、血を持つアトラスの子孫を襲撃。 女子供も老人も見境なく石化させ、執拗に追跡を試みたが、ゼウスの天罰によって船に落雷が落ち、命を落とす。 ずっと見てきた夢の光景こそ、その凄惨な罪の記憶だったのだ。 その罪の重さからタルタロスに落とされたバオールに、冥王ハデスが目を付けた… 人類でもっとも罪深く、野心の為ならどんな汚い事でも躊躇わない男に。 記憶を取り戻した自分が成すべきことは何か。全ての運命は主人公の選択に委ねられる。 手元に残された3つの復活の血。彼らの贖罪の旅はいよいよ終わりを迎えようとしていた。 「さあ行こうぜ!復活の時だ でも何を復活させる? アトラスでないことくらい オレにもわかってるぜ!」 主要キャラの正体 ●他のキャラの詳細ネタバレ レイオン 実はヘラクレスの子孫。 彼の子孫は魔法が使えないと悩みがあり、レイオンは何か一つでも魔法を使えるようにと世界の神殿を巡る旅に出た。 その途中で今回の事件に巻き込まれたとの事……お前メチャクチャ魔法使えとったやんけ。 ヘラクレスの子孫である為か、無意識にヘラクレスに対しては何だかんだ言いながらも好意的になっていた。弱い弱い言ってたけど 戦いの後は一連の事件の真相を人々に伝えるべく、新たな旅に出る。 ステイア 正体はオケアノスを祭る神殿の巫女。 本名は「ステラ」といい、地震によって祠が倒壊して他の巫女達と一緒に生き埋めになる。 しかしプロメテウスによって選ばれたことで不死身の肉体を得たため、巫女の中で唯一生き残った。 海中に脱出後オケアノスに助けられ、陸に下ろされたが、その直後にゼウスの雷を受け記憶喪失に。 倒れていた所をテミシオスに助けられた事で、彼の助手としてのひと時を過ごすこととなった。 ずっと神殿で育ったらしく、外の世界を知らなかったという。 戦いの後は神殿に帰るつもりだったが、「レイオンの事が放っておけない」と言いつつ彼を追いかけて行った。 謎の男 正体は主人公(バオール)の実の息子。 プレイヤーが付けた名前がそのまま本名になるのは、バオール=プレイヤーであるため。 バオールのせいで残された母親とつらい日々を過ごし、母の死をきっかけに復讐を胸に父・バオールを探しに旅に出た。 そしてバオールの足跡を追っている途中でプロメテウスにより不死の身体に、ゼウスの雷で記憶喪失になる。 記憶を取り戻した後は、直感的に主人公が自分の父だと悟る(*14)。 だが全てを理解した彼は、旅を経て責任を果たした主人公の姿を前にして、どうすれば良いのか分からなくなってしまう。 そんな自らのやり場のない感情を見極めるためか、かつて父だったその男に同行させて欲しいと申し出るが…。 本作はシナリオが神がかっていたがシステム面はかなり不評が多かった。 その部分は次回作である「ヘラクレスの栄光4 神々からの贈り物」で大幅な改善がなされた。 アニヲタが みずからの いしで ついきを しなければ いみがない。 じぶんたちの つごうで こうもくを もてあそびおって。 ふさわしい しゅうせいで! ふさわしい こうもくへ! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 怒涛の伏線回収もさることながら、そこからのテーマへの昇華がすごい。 -- 名無しさん (2015-04-10 21 38 38) きちんと「ゲームの中にプレイヤーが居る意味」を織り込んでいる脚本は今の目で見ても全く色あせない。プレイヤーは自分のした事に唸り、そして誰に指示されるでもなく本当に正しい決断を選ぶ。プレイヤーの手から離れた主人公は、本来の自分のやったことを償うために一人地上を去っていく。ほんとうの意味で感動するRPG。 -- 名無しさん (2017-01-15 16 30 14) 人に薦めたいが、薦め方に迷う作品。肝心の良シナリオは何を言ってもネタバレになるし、シナリオ以外の部分はダメな所が多いし…。 -- 名無しさん (2019-10-30 10 20 39) 改めてSwitch版をやり直してみたけど、内容憶えてても鳥肌立つな…。でもヒントシステムは邪魔だった、というかネタバレになってしまっているのはダメだろ… -- 名無しさん (2023-06-06 20 06 36) 記事が充実したのはいいけど、ネタバレは消した方と思う。彼方のアストラのコメ欄見れば分かるけどこういう作品でネタバレは書かない方がいい -- 名無しさん (2023-06-12 20 43 34) ↑どうなんかな、もう30年以上前の作品でwikipediaのあらすじで全ネタバレしちゃってるぐらいだし -- 名無しさん (2023-06-13 13 50 16) 「そこまで書かなくても……」みたいな気持ちはわかる。 -- 名無しさん (2023-06-15 13 55 01) 名前 コメント