約 4,110,958 件
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/470.html
異世界のウィッチその3 ――――――――― ドタドタ ルッキ「シャーリー!」バーン! シャーリー「お、やっぱり来たか」 俺「・・・あんたの差し金かよ」 シャーリー「まあな。良かったな、ルッキーニ」 ルッキ「うん!あ、シャーリーもしよー」 シャーリー「ああ、いいぞ」 ルッキ「うん!・・・じゃ、探しにいこー!」 シャーリー「おおー!」 ・・・いや、ちょっと待て。 俺「おい」 ルッキ「ん?なにー?」 俺「三人で鬼やるのか?」 ルッキ「うん!」 ・・・マジかよ。 ―――――――――基地内 ルッキーニは先行してどっかに行っちまったので、 俺とシャーリーの二人で隠れている奴ら(宮藤・リネット・ペリーヌ・ハルトマン)を探すことにした。 俺「・・・あいつら、隠れるの上手いな」 5分は隠れそうなところを探しているのに、影すら見えない。 シャーリー「ま、普段からルッキーニに絡まれてつき合わされてるからな。自然に上手くなったんだろうな」クスッ 俺「・・・ったく・・・」クスッ シャーリー「・・・お、今笑ったな」 俺「・・・」 あんたにつられて出た苦笑みたいなもんだけどな。 シャーリー「二ヶ月ぶりじゃないか」 俺「・・・笑うような出来事がなかったからな」 シャーリー「中に入れば笑えるような出来事があっても、それに入り込もうとしなかったんだろ」 俺「・・・」 ・・・そう、なのだろうか。 シャーリー「ハルトマンも言ってたろ、お前は笑ってるほうがいいってさ」 俺「・・・」 シャーリー「・・・なあ、俺」 俺「なんだよ」 シャーリー「悩みがあるなら相談しろよ。私たちは仲間だろ?」 俺「・・・俺の場合は相談したって解決するような悩みじゃないんだよ。それに、俺は」 シャーリー「俺はお前らのことを仲間だなんて思ってない、とでも言うつもりだろ?」 俺「・・・」 やっぱり、魔女って人の心を読めるのか? シャーリー「残念だけどな、私たちの中でお前のことを仲間じゃないなんて思ってる奴はいないぞ」 俺「・・・そうなのか?」 シャーリー「ああ。それに、ぶつくさ言いながらでも一緒に戦ってくれるお前のこと、私は嫌いじゃないぞ」 ・・・ シャーリー「あとな、初めから解決しないって決め付けるのはどうかと思うぞ」 俺「・・・なにか、方法を知ってるのかよ?」 シャーリー「いや、知らないけど」 俺「・・・ハッ、なんだよそれ・・・馬鹿じゃねーのか」 シャーリー「・・・やっぱり、お前は笑ってるほうがいいぞ」ニコッ 俺「・・・余計なお世話だ」クスッ シャーリー「・・・なあ、俺?」 俺「なんだよ」 シャーリー「答えたくないならいいけど、お前、元の世界でやり残したこととか、あるのか?」 俺「・・・」 考えてみた。やりのこしたこと・・・。 俺「・・・両親」 シャーリー「え?」 俺「・・・両親に、別れの言葉を言えなかった」 シャーリー「・・・」 俺「それだけが、心残りだ」 ・・・言われて思った。俺は、本当に元の世界に帰りたいのだろうか。 それだけのことを、切実に思っていたのだろうか。 両親にたった一言言いたいがために、周りをギスギスさせてしまっていたのだろうか・・・ ―――――――――――― 外で大声が聞こえた。 ルッキ「あー!中尉みっけー!」 シャーリー「おっ、行ってみるか」 俺「ああ」 ――――――――― 声の方向へ駆けつけてみた。 エーリカ「ありゃ~、見つかっちゃったか~・・・ふぁーぁ・・・ん?やあ、俺」 俺「・・・どこに隠れてたんだよ」 エーリカ「木の上」 俺「は?」 ルッキ「中尉、寝てたよね」 シャーリー「あー・・・」 エーリカ「うん、かくれんぼのついでに昼寝しようと思ってさ」 ・・・どんだけ自由人なんだよ。 俺「・・・そこで寝て大丈夫なのか?身体痛くなるだろ」 エーリカ「大丈夫大丈夫。さて、他の人も探さないとねー・・・俺、一緒に探そ」 俺「わかった」 ルッキ「じゃあシャーリー、一緒に探そ」 シャーリー「ああ」 ―――― またもや探すこと3分。 エーリカ「いや~、見つかんないねぇ」 俺「・・・どこに隠れたのか見当はつかないのか」 エーリカ「みんなバラバラに隠れないと意味が無いからねぇ。まったく見当つかない」 俺「・・・はぁ」 俺は溜め息をついた。 エーリカ「溜め息は幸せが逃げるよ」 その迷信ってこの時代からあったのか? 俺「溜め息程度で逃げる幸せなんかいらねーよ。それに、あんただって溜め息くらいつくだろ?」 エーリカ「まあ、そうだけどね。・・・君の場合、その溜め息程度が積み重なって、 こんな異世界に飛んじゃうなんて不幸が起こっちゃったのかもしれないよ?」 俺「・・・」 エーリカ「・・・でも、君みたいな良い人が不幸になるなんて、納得いかないねぇ」 はぁ? 俺「・・・お前、俺の何を見てきたんだよ。俺が良い奴になんて見えるか?」 エーリカ「見える見える。・・・この基地の中じゃ、誰も君の事を悪い奴だなんて思ってないよ」 俺「・・・」 エーリカ「悪い奴だとは思ってないけど・・・」 俺「・・・なんだよ」 エーリカ「このままだと、嫌な奴に格下げされちゃうかもしれないよ」 俺「・・・それでいいのに。そのほうが楽だよ。元の世界に帰るとき、なんの後悔も無く帰れるのに」 エーリカ「ダメだよ。君が良くても、私達がよくない」 俺「・・・」 エーリカ「そんな別れ方じゃなくてさ、どうせなら、もっと、惜しむような別れかたをしようよ。 私は、そんな、お前が居なくなってせいせいするぜ、みたいな別れ方はしたくないんだ。 だからさ、俺。お互い、爽やかな別れかたをするために、君には私達を受け入れて欲しい」 俺「・・・受け入れてるさ」 嘘を付いた。・・・二ヶ月経った今でも、俺はこの世界の何も受け入れてなんていない。 エーリカ「嘘付け」 ・・・やっぱり・・・魔女って、心読めるんだな。 俺「・・・バレたか。俺って、そんなにわかりやすいか?」 エーリカ「うん。凄く。・・・で、どう?」 俺「・・・考えておく」 エーリカ「うん。それでいいんだよ。・・・まあ、ようするにさ、 無理して突き放そうとしないで、今を楽しく、気楽に生きようよってことだよ」 俺「あんたみたいにか?」 エーリカ「あ、それはやめといたほうがいい。口うるさい軍人にしょっちゅう説教を食らうことになるから」 俺「ハハッ」 エーリカ「・・・あ」(ようやく笑ってくれた・・・) 俺「どうした?」 エーリカ「なんでもないよ。・・・あっ」 エーリカ「リーネ見っけ!」 ――――――――― リーネ「見つかっちゃいましたか・・・ってあれ?」 俺「なんだよ?」 リーネ「俺さんもやってるんですか?」 俺「・・・まあな」 タッタッタッ ルッキ「あ!リーネ見つかったの!?」 エーリカ「うん」 ルッキ「そっかー・・・じゃあ、次は、俺!一緒に芳佳を探そ!」 俺「わかったわかった、わかったから引っ張るな!」 シャーリー「じゃ、私たちも三人で探すか」 リーネ・エーリカ「了解!」 ―――――――― ルッキ「うじゅ~・・・芳佳見つかんない・・・」 さっきからそればっかりだな。お前ペリーヌのこと忘れてるだろ。 俺「・・・こういう場合、意外な場所にいたりするんだよな」 ルッキ「そうなの~?」 俺「・・・例えば、・・・どこだろ」 ルッキ「じゃあ、談話室行ってみる?」 ・・・意外とあるかもしれないな。 俺「行ってみるか」 ルッキ「うん!」 ・・・ ふと、疑問に思った。 俺「おい、ルッキーニ」 ルッキ「なぁに?」 俺「なんでお前、俺をかくれんぼに誘ったんだ?」 ルッキ「ん~?えとねー、一緒に遊びたいから!」 ・・・ 俺「・・・なんで、俺と一緒に遊びたいんだ?」 ルッキ「もっと、俺と仲良くなりたいから!」 俺「なんで、俺と仲良くなりたいんだ?」 ルッキ「仲が悪いよりは良い方がいいでしょ? それに、えと、仲良くなって、もっともっと、俺のことを知りたいの!それに・・・」 俺「それに?」 ルッキ「俺、ずっと怖い顔してばっかりだったから・・・ 一緒にかくれんぼして、笑ってくれたらいいなって、思ったの」 俺「・・・そうか」クスッ ルッキ「あ、笑った!」 ―――――――― 本当に宮藤は談話室にいた。ルッキーニ達がいなくなったのを見計らって談話室に戻ったらしい。 宮藤「よくわかりましたね!見つからない自信あったのに」 灯台下暗しってやつだな。 ルッキ「俺が言ったんだよ!意外なところに隠れてるかもって」 宮藤「俺さんが?」 俺「・・・まあな」 俺はそっぽを向いた。 宮藤「・・・良かった。俺さん、元気になったみたいで」 俺「は?」 再び宮藤のほうを向いた。 宮藤「みんな、俺さんが元気ないって心配してたんですよ」 俺「・・・」 宮藤「・・・俺さん。辛いことがあるなら、私達が支えてあげますよ。遠慮なく頼ってください。 ・・・だから、私達が辛いときは、私達を支えてくださいね、俺さん。私達、俺さんのこと、信頼してますから」 ・・・この世界の奴らは、わけがわからない。 俺「・・・俺はそんなに大したことはできないけどな。ま、考えとくよ」 宮・ル「!」 これでルッキーニは満足したようで、シャーリー達を探した後、かくれんぼの終了を宣言した。 おい待てルッキーニ。だから誰か忘れてるだろ。 ペリーヌ「・・・」 ――――――― ミーナ「ルッキーニさんと遊んであげたんですって?」 夕食の後、ミーナから尋ねられた。 俺「まあな」 ミーナ「・・・ふふっ、良かった」 俺「良かった?」 ミーナ「ええ。少しは打ち解けてくれたみたいで嬉しいわ」 ・・・本当に、この世界の奴らは、わけがわからない。 俺「なあ、教えてくれないか」 ミーナ「なにかしら?」 俺「なんで、みんな、俺なんかに、こんなに良くしてくれるんだ?」 ミーナ「・・・どうしてかしらね。私にもよくわからないけど、放っておけないっていうか・・・ とにかく、みんなあなたのことは単なる戦力とだけ考えてるわけじゃないのは確かよ。私も含めてね」ニコッ ――――――――俺の部屋 俺「・・・」 一体、この世界のウィッチってのはなんなんだ。 俺はそのうちいなくなる存在なのに、どうしてそこまで俺に関わろうとするんだ。 分かれるときに辛いだろ。 ・・・待てよ、よく考えたら、俺は本当に元の世界に帰れるなんて保障はないのか。 帰れるとしても、いつになるのかわからないのか。 だったら、あいつらの言うとおり、あいつらの気持ちを受け入れてもいいのかもしれないな。帰る、そのときまで。 仲が悪いよりは良い方が、良いんだよな。・・・辛かったら、相談してみていいんだよな。 ・・・気楽に、前向きに考えてみた。 ・・・不思議と、嫌な感じが俺の胸から消えていた。 コンコン またドアがノックされた。 俺「誰だ?」 サーニャ「私です」 またあいつか。 ―――― ガチャ 俺「・・・」 サーニャ「・・・俺さん」ニコニコ サーニャは、何故か微笑んでいる。嬉しいことでもあったのか? 俺「なんだ?」 サーニャ「・・・俺さん、表情が少し柔らかくなってます」 俺「あ゛?」 ・・・ 俺「そんなに、硬い表情してたか、俺」 サーニャ「はい。・・・みんな、心配してました。エイラも」 あいつが?・・・サーニャ以外には興味なさそうなあいつが? 俺「・・・そうか」 ・・・心配かけるのは、よくないな。心配かけてちゃ、お互い楽しく過ごせないよな。 俺「気をつけるよ」ニコッ サーニャ「あ・・・」 俺「どうした?」 サーニャ「い、いえ!なんでもありません!///」タッ そう言って、どっかに行っちまった。 ・・・今日は、久しぶりに熟睡できそうな気がした。 異世界のウィッチその5
https://w.atwiki.jp/falcom_staff/pages/19.html
ゲーム一覧(年代順) 1980年代 1984-03-12 デーモンズリング 1984-04-10 アステカ 1984-09-10 ドラゴンスレイヤー 1985-11-01 ザナドゥ 1986-10-01 ザナドゥ シナリオII 1986-10-06 ロマンシア 1986-10-24 太陽の神殿 アステカII 1987-06-21 イース Ancient Ys Vanished Omen 1987-07-10 ドラゴンスレイヤーIV ドラスレファミリー 1987-07-17 ドラゴンスレイヤーIV ドラスレファミリー(ファミコン版) 1987-10-08 イース(FM77版) 1987-12-20 ソーサリアン 1988-04-22 イースII Ancient Ys Vanished The Final Chapter 1988-06-24 イースII(X1turbo版) 1988-07-22 ソーサリアン 追加シナリオVol.1 1988-07-22 ソーサリアン ユーティリティVol.1 1988-10-21 戦国ソーサリアン 1988-12-23 ピラミッドソーサリアン 1989-03-23 スタートレーダー 1989-07-21 ワンダラーズ フロム イース(非公表) 1989-12-10 ドラゴンスレイヤー英雄伝説(非公表) 1990-1994年 1990-12-21 ダイナソア(非公表) 1991-03-21 ロードモナーク(非公表) 1991-10-25 ブランディッシュ 1991-12-20 ぽっぷるメイル 1992-03-19 ドラゴンスレイヤー英雄伝説II 1992-05-22 ぽっぷるメイル(PC-9801版) 1992-07-24 ドラゴンスレイヤー英雄伝説II(PC-9801版) 1993-03-12 ブランディッシュ2 THE PLANET BUSTER 1994-02-18 風の伝説ザナドゥ 1994-03-18 英雄伝説III 白き魔女 1994-06-10 ぽっぷるメイル(SFC版) 1994-11-25 ブランディッシュ3 SPIRIT OF BALCAN 1995-1999年 1995-03-10 ブランディッシュ Renewal 1995-04-28 リバイバルザナドゥ 1995-06-30 風の伝説ザナドゥII 1995-07-21 ブランディッシュ2 Renewal 1995-09-29 ブランディッシュ3 Renewal 1995-12-08 リバイバルザナドゥ2(「リバイバルザナドゥ2リミックス」より) 1995-12-29 イースV 失われた砂の都ケフィン 1996-05-24 英雄伝説IV 朱紅い雫 1996-10-04 ブランディッシュVT 1996-12-20 ロードモナークオリジナル 1997-04-25 新英雄伝説 1997-06-27 ソーサリアンフォーエバー 1997-12-12 ヴァンテージマスター 1998-04-24 イースエターナル 1998-10-30 モナークモナーク 1998-12-11 ブランディッシュ4 眠れる神の塔 1999-04-23 新英雄伝説III 白き魔女(Windows版) 1999-10-08 西風の狂詩曲 1999-12-09 英雄伝説V 海の檻歌 2000-2004年 2000-07-06 イースIIエターナル 2000-11-09 ソーサリアンオリジナル 2000-12-07 英雄伝説IV 朱紅い雫(Windows版) 2001-06-28 イースI完全版(「イースI・II完全版」より) 2001-12-20 ツヴァイ!! 2002-06-27 VM JAPAN 2002-12-19 ダイナソア リザレクション 2003-03-27 月影のデスティニー 2003-09-27 イースVI ナピシュテムの匣 2004-06-24 英雄伝説VI 空の軌跡 2004-12-24 ぐるみん 2005-2009年 2005-06-30 イース フェルガナの誓い 2005-10-27 ザナドゥネクスト 2006-03-09 英雄伝説 空の軌跡SC 2006-06-29 ぐるみん(PSP版) 2006-09-28 英雄伝説 空の軌跡FC(PSP版) 2006-12-21 イースオリジン 2007-06-28 英雄伝説 空の軌跡 the 3rd 2007-09-27 英雄伝説 空の軌跡SC(PSP版) 2008-04-24 ヴァンテージマスターポータブル(PSP版) 2008-07-24 英雄伝説 空の軌跡 the 3rd(PSP版) 2008-09-25 ツヴァイ2 2008-12-11 ツヴァイ!!(PSP版) 2009-03-19 ブランディッシュ ダークレヴナント(PSP版) 2009-07-16 イースI&IIクロニクルズ 2009-09-17 イースSEVEN 2010-2014年 2010-04-22 イース フェルガナの誓い(PSP版) 2010-07-29 イースvs.空の軌跡 オルタナティブ・サーガ 2010-09-30 英雄伝説 零の軌跡 2011-09-29 英雄伝説 碧の軌跡 2012-07-26 那由多の軌跡 2012-09-27 イース セルセタの樹海 2012-12-13 英雄伝説 空の軌跡FC:改 HD EDITION(PS3版) 2013-04-25 英雄伝説 空の軌跡SC:改 HD EDITION(PS3版) 2013-06-27 英雄伝説 空の軌跡 the 3rd:改 HD EDITION(PS3版) 2013-09-26 英雄伝説 閃の軌跡 2014-09-25 英雄伝説 閃の軌跡II 2015-2019年 2015-09-30 東亰ザナドゥ 2016-07-21 イースVIII Lacrimosa of DANA 2016-09-08 東亰ザナドゥ eX+(PS4版) 2017-05-25 イースVIII Lacrimosa of DANA(PS4版) 2017-09-28 英雄伝説 閃の軌跡III 2018-03-08 英雄伝説 閃の軌跡I:改 -Thors Military Academy 1204-(PS4版) 2018-04-26 英雄伝説 閃の軌跡II:改 -The Erebonian Civil War-(PS4版) 2018-09-27 英雄伝説 閃の軌跡IV 2019-05-16 イース セルセタの樹海:改(PS4版) 2019-09-26 イースIX Monstrum NOX 2020-2024年 2020-04-23 英雄伝説 零の軌跡:改(PS4版) 2020-05-28 英雄伝説 碧の軌跡:改(PS4版) 2020-08-27 英雄伝説 創の軌跡 2021-06-24 那由多の軌跡:改(PS4版) 2021-09-30 英雄伝説 黎の軌跡 2022-05-26 那由多の軌跡 アド・アストラ(Switch版) 2022-07-28 英雄伝説 黎の軌跡(PS5版) 2022-09-29 英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN-(PS5/PS4) 2023-04-27 イース・メモワール -フェルガナの誓い-(Switch版) 2023-06-29 東亰ザナドゥeX+ for Nintendo Switch(Switch版) 2023年内 イースX -NORDICS-(PS5/PS4/Switch)
https://w.atwiki.jp/aomaru/pages/89.html
謎考察 ★前作から未解決、又は今作で発生して残った不明点ウルスラ街道の沈んだ神殿の詳細は? 結社と教会の"立ち位置の違い"とは? 前作の地下に出没した人形は、何故そこに居たのか? 星見の塔の古代書を持ち出した人物・目的は? マリアベルの目的は? クロスベルにおける≪幻焔計画≫は何を目的とした活動だったのか? 帝国における≪幻焔計画≫は何を目的とした活動だったのか? オルフェウス最終計画とは? ワジは女性? 二周目の隠し魔獣および紅き湿原について ノーザンブリアの塩の杭は七曜教会の自演?また、アーティファクトを集めて何をしたいのか ★答え合わせミシュラムワンダーランドにいた占い師は? シャーリィが最後に言ってたスカウトって、結社からのスカウト? 墓石の薄れて読めないお墓は? セシルがウルスラの子孫? ガイ殺害の犯人は?《今作にて解決!!》 ワジの正体は?《今作にて解決!!》 キーアの持つ力とは? 序章でアーネストが何も視えなかった理由は? 神狼伝説 ≪鋼の聖女≫って誰? ≪黒の競売会≫においてキーアを鞄に入れたのは? ≪太陽の砦≫の揺籠からキーアを持ち出したのは? IBC 襲撃を企てたのは? IBC 爆破を指示したのは? 物語の真の黒幕は? クロスベルは帝国に支配された、という結末なの? このページはストーリー中で残った謎・伏線について考察するページです。 訂正・追記お願いします 編集の仕方がわからなければコメントでも 記述は誰が読んでも分かる書き方でお願いします。(特に略称) 他人を中傷や不快にさせるような内容の書き込みをしないこと ★前作から未解決、又は今作で発生して残った不明点 ウルスラ街道の沈んだ神殿の詳細は? [部分編集] 零に引き続き詳細が明かされなかった謎の神殿、ゼムリア文明と関係あり? オリジナルの幻の至宝の宮殿だったとか? 今回は全く触れられていないので推論不可能。物語および街道を彩るためのただのオブジェである可能性もある。 結社と教会の"立ち位置の違い"とは? [部分編集] どちらもアーティファクトを集めているが目的が違う?目的は一緒、けれど立ち位置が違うから「立ち位置が違う」と明言したのかと考えられるが、目的も立ち位置も手段も違うけど、興味を惹かせる為に「立ち位置が違う」と言い回したのだと思われる 単なる社会的な位置の違いを敢えて確認しただけとも読める 前作の地下に出没した人形は、何故そこに居たのか? [部分編集] 今作でジオフロントが全て繋がっていると判明している。 オルキスタワーから流れてきた、とすると自然に説明し易い。 星見の塔の古代書を持ち出した人物・目的は? [部分編集] マリアベルが錬金術とクロイス家の繋がりを隠すために、クロイス家に繋がる古文書を持ち去ったもっと早い段階で隠しておく方が自然ではないのか? 身喰らう蛇が持ち去った 七耀教会が持ち去った 終章でイアン先生の部屋の2階にそれらしき物が置いてある。 マリアベルの目的は? [部分編集] ≪幻の至宝≫を完成させること クロスベルにおける≪幻焔計画≫は何を目的とした活動だったのか? [部分編集] ≪幻の至宝≫の力を持ち帰ることではなかった? あるいは何かの形で力の一端を持ち帰った? 七耀脈の異常による上位属性の顕現を確かめた? プレロマ草による異界化を計画に利用するため? スポンサーであるIBCとのつながりを保つため? 帝国における≪幻焔計画≫は何を目的とした活動だったのか? [部分編集] 帝国において内戦を引き起こす事? 表向き帝国は≪鉄血≫の支配力を強めただけ ≪鉄血≫の影響力が強まり、皇帝の権威の元に在り手を出すことが難しかった何かに近付く為? 帝国における一連の事件において、≪身喰らう蛇≫が得た「利」とは何か? 見喰らう蛇の目的は至宝だから、それに関係する何かを求めた?クロスベルはついでに立ち寄っただけ? オルフェウス最終計画とは? [部分編集] 第一段階≪福音計画≫オーリオールに対する時間結界と重力結界を解除して≪空の至宝≫を顕現させた上に回収 第二段階≪幻焔計画≫≪幻の至宝≫は、既に存在しない。 しかしクロイス家の手により現代に復活。 マリアベルは≪教授≫の後釜として使徒に参画 現在は、舞台を帝国に移して進行しているらしい。 第三段階≪計画名未定≫(第一使徒か、盟主が鋭意検討中です♪) オルフェウスとはギリシャ神話に登場する詩人の名前ちなみに、ギリシャ神話のオルフェウスは、死んだ妻を取り戻しに冥府へ向かう話で有名。 もうちょっと妄想を引き出せる説明を加えると「ジャイアントインパクトにおいて月を作ったとされる天体」だとか ワジは女性? [部分編集] 何人かの初対面の人に女性か聞かれているが、いつも冗談めかした回答しかせず、はっきりと男だと言った事がない。女だと思うなら、女なんじゃない?という回答もあった。 インターミッションでは、同室(男子更衣室)で着替えていたロイド・ランディに着替えの瞬間を見られないようにしていた。また、着た水着はセパレートタイプの物で、胸を隠していた。聖痕を隠すためだった可能性あり。性別と関係ないのでは? 明確には書かれていなかったが、ランディに女性なのではないかと疑われていた。第三章四日目のランディの問いに対しては、星杯騎士だと言う事だけ答え、性別に対しては答えなかった。 ワジとの絆イベントでは、ワジからロイドに対し、愛の告白ととれるような事を言う。 ワジの絆イベントで、巫子であったと発言。巫女なら女性と確信できるが、巫子も女性を示す(そもそも、神の依り代となれるのは子を身ごもる事の出来る女性にしかなれない) 声の担当は女性なので、女性という事にもできる。とはいえ、ヨシュアも男性キャラながら女性声優なのでこれは若干苦しいか。 反論 男性専用装備を装備できるが、女性専用装備は装備できないから男。PTメンバー全員から男だと思われていた銀ですら女性用装備対応だった。 ラスボス戦後のガイとの会話では、男扱いされている。 幼い時のワジは“巫女”ではなく“巫子”。男性が巫女の役割を担う時に使われるのが“巫子”や“男巫”という言葉なので、ワジが男性だったことは確定している。(その後、性別を失っている可能性はある。) 性別という概念自体存在してないのかもしれない。聖痕が顕れた出来事で性別の概念が失われた可能性は否定できないが、少なくともそれ以前は普通に性別のある普通の人間であったと思われる。 ヴァルドとの最終決着の時に言った、聖痕によって全てを得て全てを失ったという話の中に、性への意識、もしくは生殖機能そのものも含まれていた? 上記の会話で未来も失ったとあるから生殖機能を失ったともとれる 二周目の隠し魔獣および紅き湿原について [部分編集] 零の隠し魔獣のように、次回作における何かの前兆、と捉えられる プレロマ草による異界化が進行していることを示している可能性 紅き湿原にある紅いプレロマ草。単なるカラーリングの違いとも取れるが、紅の叡智の原料とも考えられる そもそも蒼の叡智と紅の叡智の違いは何だったのか? 幻焔計画というからには次の段階は紅? 何故か湿原のBGMにアルタイルロッジのものが使われており、D∴G教団と関係があるのか? ノーザンブリアの塩の杭は七曜教会の自演?また、アーティファクトを集めて何をしたいのか [部分編集] 突如杭が現れ教会が手を差し伸べて結果的に教会の権威が上がっている?。 フラグメントでも少し触れられているが教会が(女神の)権威を上げるためにやった事? ★答え合わせ ミシュラムワンダーランドにいた占い師は? [部分編集] 前作「空の軌跡」にて登場した、執行者No.VI《幻惑の鈴》ルシオラ シャーリィが最後に言ってたスカウトって、結社からのスカウト? [部分編集] マリアベルからのスカウトマリアベルが結社にスカウトされたので、一緒に来ないかと誘ったのかも エンディングムービーに、結社&マリアベル&シャーリィが一緒にいる場面有り 電撃PS507号の社長のインタビューで結社からのスカウトと明言。 墓石の薄れて読めないお墓は? [部分編集] イアン先生の妻子の墓 15年前の事故以来、ある目標の願掛けのためあえて修繕していないため読めないほど風化している セシルがウルスラの子孫? [部分編集] 終章でのウルスラ病院突入前のツァイトの発言、突入後のセシルとツァイトの話より。 セシルがウルスラの子孫である可能性は大というより確定といってもいいほどである。 ガイ殺害の犯人は?《今作にて解決!!》 [部分編集] イアン・グリムウッド動機はおそらく黒幕に迫るところまで調査を進めていたための口封じ。ガイ自身も15年前に家族(両親)を亡くしているため、仲間として計画に引き入れる気は一応あった。 独断かマリアベルの命令かは不明。 これによって遊撃手アリオス・マクレインは、「幻の至宝」計画に協力せざるをえなくなった。 ワジの正体は?《今作にて解決!!》 [部分編集] ワジ=星杯騎士説が正解に当たる。 ワジには聖痕があり、守護騎士であることがわかるアッバスは彼の補佐を務める正騎士である キーアの持つ力とは? [部分編集] 零の至宝であるキーアには、零の至宝の持つ力が備わっている 《零の至宝》=《幻の至宝》+空の力+時の力=因果と認識に干渉する《幻》の力+時空間に干渉する力=『世界を紡ぐ力』(因果律を操作し世界を組み替える力) 《碧の大樹》はキーアの力を増幅し、七曜脈を通じて世界とリンクできる神樹世界の事象の全てが持つ因果を過去と現在と未来において操作・変更できる オリジナルの《始まりの地》とほぼ同じ 《グノーシス》を媒体としての知識吸収太陽の神殿《揺り篭》で眠っている時期だけでは?(救出されてからは知識吸収はなし?) 《零の至宝》で因果律を操作して過去未来の出来事を書き換える能力それだけでは説明がつかないことも少なからずあるので《グノーシス》以外での知識吸収もできる?(グノーシスの効用とキーアの力を混同しているのでは?) 但し、因果律の操作にも何らかの縛りがあることが窺える。 因果律を操作できる範囲(《碧の大樹》が完成する前)空間座標上はクロスベル地域(プレロマ草が開花している地域)のみ 改変できる時間軸 一定の縛りがあるものと推測される 「零の軌跡開始イベント」の前後辺りではないのか?グリムウッドが過去改変に固執せずに、事実を突きつけると、あっさり引き下がった事から。それ以前の過去(15年前の事件)を改変できる可能性があるなら、引き下がり方があっさりしている 序章でアーネストが何も視えなかった理由は? [部分編集] アルタイルロッジは、クロスベルの導力ネットワーク上に存在している《星辰のコード》の改造版で構成されている術式の上では無かったため、至宝にリンクできなかったと考えられる 神狼伝説 [部分編集] 神狼伝説に出てくる神狼はツァイトの事ツァイトは《幻の至宝》である《虚ろなる神(デミウルゴス)》を見守る聖獣である。 ただしオリジナルの《幻の至宝》は存在しない。このため"盟約"の縛りが存在せず、ロイド達に手を貸す事が出来た。ロイド達に協力してるのはただの気まぐれ? それとも《零の至宝》のキーアを見守るため?恐らく確固たる目的や縛りを持った上での行動ではない。 メタな言い方をすれば仲間キャラだから。 柔らかく言うなら気まぐれ。 空で登場した竜とは行動原理が異なる。 これは神狼が明言している。 ≪鋼の聖女≫って誰? [部分編集] 数百年前の事柄を語る帝国の昔話に登場する人物(本作で≪鋼の聖女≫に勝利すると、それらしい事が語られる) ≪黒の競売会≫においてキーアを鞄に入れたのは? [部分編集] 犯人:アリオス(本作中で自白) ≪太陽の砦≫の揺籠からキーアを持ち出したのは? [部分編集] 犯人:アリオスとマリアベル 教唆:マリアベル 計画:マリアベル 手段:テレポートで難なく辿り着けた 目的:特異な状況で目覚めさせることで、潜在能力を見極める 補足:零において第三章最終日のアリオスのスケジュールはレミフェリア公国行きになっていたが、勝手にキャンセルしていたことが今作で判明する IBC 襲撃を企てたのは? [部分編集] 犯人:ヨアヒム・ギュンター 計画:ヨアヒム・ギュンター 目的:キーアの奪還 補足:全ての黒幕はイアン先生とあるが、行動を予測していただけで直接操った訳ではない IBC 爆破を指示したのは? [部分編集] 指示:ディーター・クロイス 目的:帝国で活動する猟兵を使って爆破することで、帝国に対する危機感を煽り、独立を求める世論を形成 物語の真の黒幕は? [部分編集] 零から繋がっているかは不明だが一応こちらに おさらいは長文なのでこちらを参照 目的 クロイス家の場合キーアの入手? 幻の至宝の再現。 それを上回る≪零の至宝≫を顕現させる事 イアン・グリムウッド時空と因果を操る≪零の至宝≫を以て、帝国と共和国によるクロスベルの間接支配からの独立を実現(物語では語られていないが、恐らく亡くなった配偶者と子を生き返らせる事も含んでいると考えられるが、恐らく、現状から大きく乖離せずに過去の事件のみだけを都合良く改変する事は難しいのだと推測される) ギリアス・オズボーンの場合クロスベルの支配権を手に入れる? 犯人 ヨアヒム・ギュンター零の最後で死亡しているため可能性は限りなく低い マリアベル・クロイス実行犯ではある。一番黒幕に近いが… ディーター・クロイスマリアベルにまかせっきりにしていたため黒幕とは言い難い アリオス犯人だと決めつける証拠などはないため可能性は低い イアン・グリムウッド加担はしていたが。黒幕ではない ギリアス・オズボーンこの人は黒幕でなく便乗犯に過ぎない クロスベルは帝国に支配された、という結末なの? [部分編集] エンディングから 2年後に独立を果たしたVISUALを解放して、エンディング画面の画像の見出しを読むと判る エンディングでも「2年の長い冬」という表現から2年後に独立を果たしたという事は読み取れる。 Crossbell state って旗もエンディングで見られる。
https://w.atwiki.jp/eramegaten/pages/600.html
ロリスとかアリスとかよく分からんけど、なんか更新合戦になってたくさいので編集制限をかけました -- (管理人) 2011-05-22 18 47 57 ロリス、アリスの違いって何かあるのかしら? -- (管理人) 2011-05-22 18 49 40 乙です。きっと余所のネタなんじゃないかなあ<違いって~ -- (望崎) 2011-05-22 20 26 43 p10216-ipngn100102takakise.saga.ocn.ne.jp よく分かんないんで、何か意図があれば説明ください -- (管理人) 2011-05-22 23 04 49 ロリス、アリスの違いって何かあるのかしら? 東方ネタじゃね? -- (TFP) 2011-05-22 23 18 05 東方ネタは東方Wikiで ネタの押し付けと持ち出しは寒いと思いました… -- (管理人) 2011-05-23 00 14 13 ピクシー・リリムの必要平均レベルは35 -- (黒天) 2011-05-23 01 30 23 ネビロス、ベリアルは「PT内に存在する必要がある」が正。 -- (望崎) 2011-06-06 00 28 49 東 東 ふたばの煽りはふたばでやりましょう 管理人が率先してなにやってんの -- (名無しさん) 2012-05-11 12 37 40 どの辺が煽りなのか良く分からないんだが メガテン以外の内容を入れられるのは正直困るなぁ -- (名無しさん) 2012-07-08 16 27 50 発見ですが「あなたが生きていること」 サマナーですが、あなた死亡状態でネビロス生存で倒した際に アリス仲間フラグが起きませんでした。 当然といえば当然ですが。 -- (774) 2012-12-29 10 22 06 ↑書いた本人ですが、同条件で仲間に入りました。 修正ファイルとかパッチでなんかあったのかもしれませぬ。 とりあえず大丈夫そうなので上記の注意点満たして取得してくだされ。 -- (名無しさん) 2013-03-18 23 00 35
https://w.atwiki.jp/ahmobile/pages/345.html
シャーリグラーマ No.345 種別 アルカナ 聖霊力 Lv5 レアリティ Sレア 勢力 ローゼンベルク 効果 相手に500か1000か1500のダメージを与える illustrator イラストレーター 戻る
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/4270.html
【検索用 おもいてになんかならないて 登録タグ 2009年 U-ske VOCALOID お 初音ミク 曲 曲あ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:U-ske 作曲:U-ske 編曲:U-ske 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『思い出になんかならないで』(おもいでになんかならないで) 彼とバイバイした翌朝の悲しいけど前向きっぽい感じの曲です。明るめ優しめポップで。(作者コメ転載) ミクの声は極力、機械音声っぽく聞こえないようにしてます。 歌詞 交わることのない 二つの道 私の知らない誰かと歩くの? 今はね 一つだけ言えることが 思い出になんかならないで キミを忘れない 新着メール 着信もない朝 今までこんなことはなかったなあ キミと会うまで どう過ごしてたっけ? 私の全部 キミでいっぱいだ 今日からもう恋人じゃない関係 見慣れた番号も遠く感じるわ ゴロゴロ 休日もふと気づけば 何してるのかなあ そんなことばかりだ どこでもいける気がしてたんだよ 辛くてもキミがそばにいる それだけでいい 斜め前から吹いた冷たい風 昨日までそこはキミがいたのにね 「ずっと一緒にいよう」ありがちなフレーズで プレゼントのペアリング はしゃいでた 今日からもう友達でもないね 恋の終わりは複雑で難しい あの日のあの言葉 守れなかった 一人ぼっちのペアリング ごめんね 新しい出会いなんて今はいらない 思い出にするにはもう少し 時間が欲しいよ 信じてた 運命の赤い糸 それは私が見た幻だ いつもは泣き虫な私だって これだけは言うね ありがと ごめんね 新しい出会いなんて今はいらない 思い出にするにはもう少し 時間をください コメント 好きです(^O^) -- 名無しさん (2009-11-25 23 56 39) この歌詞すごく好きです(;_;) -- さくら (2015-02-19 22 42 39) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/2095.html
おれが1945年に転移してきたから十数日後 おれ「・・・・・・」(フラフラ) シャーリー「おーいおれー・・・朝っぱらからそんなにボロボロで大丈夫か?」 おれ「大丈夫です・・・」 坂本「大丈夫と言ってもそうは見えないが・・・また俺にしごかれたみたいだな。そろそろ俺にいい加減もう少しやり方を考えろと言ってやるか」 シャーリー「そうしたほうがいいかもしれないなー。最近おれがボロボロじゃなかった所なんて見たことないぜ」 おれ「本当に大丈夫ですから心配しないで、母さんにシャーリーさん」 坂本「おれが私のことを母だと思っていてくれているならなおさら私は止めなくてはならないな。」 俺「おー、みんなそろって何やってるんだ?」 坂本「丁度いいところに来た・・・俺、そろそろいい加減にやり方を変えろ!おれを見て何も思わないのか?」 俺「何を思うっていうんだ?昔の俺を見ているようなだけで特に何も思わないな。それに美緒ちゃんにはこの間言ったろう?俺は俺が今までしてきた方法でやるってね」 シャーリー「自分がそれで成功したからって他の奴も同じ方法で成功するわけじゃないとおもうぜー?」 俺「大丈夫さ。おれは俺の息子なんだ・・・この方法でいい。前に比べて随分マシにもなってきたからな」 おれ「父さんの言うとおりです。おれも今の方法で大丈夫ですから・・・」 坂本「おれがそう言うなら無理には止めないが・・・」 シャーリー「なら限界だとおもったら無理にでも止めればいいさー」 俺「何言ってるんだ。限界が来てからが大事なんだよ全く・・・けどそろそろ修行漬けってのもダメだし息抜きが必要だな」 坂本「息抜きか・・・ロマーニャの町にでも息抜きに行かせてみるか」 シャーリー「それならあたしが送っていってやるよ。ロマーニャに行く予定もあったしね」 俺「それじゃ俺も。ちょっと買い物があんだよ」 坂本「おれも一緒に行ってくるといい。ゆっくり羽を伸ばす事も必要だ」 シャーリー「そういうことだよ一緒に行こう。けどそんなボロボロの状態で連れていくワケにもいかないし、一旦シャワーを浴びて着替えてこいよー?」 おれ「はいそうします」 ミーナ「あら、みんなでロマーニャへ行くのね?」 坂本「そこの3人が。だがな」 ミーナ「美緒も行ってきたらいいじゃない。親子水入らずでロマーニャの街でゆっくりしてらっしゃい」 坂本「親子水入らずと言ってもまだまだ先の事だぞ・・・?それに間違っても俺となんてそんなことになるとは思えない」 俺「ひっどいなー。そんな事言わないでよ、俺泣いちゃうよ?」 坂本「勝手に泣けばいいだろう!」 ミーナ「あらあら・・・」 おれ「・・・・・・」 坂本「どうしたおれ。私の顔に何かついているか?」 おれ「ねえ、母さんも一緒に行こう?」 坂本「う・・・おれがそう言うのなら一緒に行ってやるか」 ===== === = ロマーニャの街に到着 俺「よっし、それじゃー俺はちょっと所用を済ませるとするわ。また後で落ち合おうぜ」 坂本「おい俺、勝手な行動をするな!」 俺「美緒ちゃん子供じゃあるまいし迷子になんてならねえよ。ちょっと急ぐからそれじゃまた後でなー」 坂本「全く・・・足並みを揃えない奴だ」 シャーリー「仕方ないなー。少佐、あたしたち3人で周ることにしようよ」 坂本「そうだな・・・おれはどこか行きたい場所はあるか?」 おれ「おれですか?出来れば1本刀が欲しいんだけどロマーニャでどこか手に入る場所なんてありますか?」 シャーリー「刀かー。多分手に入るとは思うけどそこまでいい刀があるかはわからないぜ?」 坂本「確かにその童子切や虎徹のような国宝、最上大業物のようなものが手に入るとは思えないな」 シャーリー「けど、昔に海外に持ち出されたものがどこかに眠っているかもしれないけどねー」 おれ「別に凄い刀が必要なワケじゃなくて普通のでいいんです」 坂本「それなら多分ロマーニャでも手に入るだろう。取り扱っていそうなところを探してみるか」 シャーリー「それなら確かあっちのほうにそれっぽい店が前にあった気がするよ。行ってみようか」 ===== === = 俺side 俺「確かここだな・・・すみませーん誰かいないか?」 老人「これはこれは、ウチにお客さんとは珍しいものだ」 俺「ロマーニャ人が刀なんて欲しいなんて思わないでしょ。アンティークとしての置物は別としてさ」 老人「ほっほっ。そして客人、何をお探しか?」 俺「力のある刀が欲しい」 老人「ほっほっほっ、力のある刀と来ましたか。そんな刀はウチにはございません、お引き取りください」 俺「隠さなくてもいいんだぜ。ここに何本かあるってのは分ってるんだ。じーさんあんたが只物じゃないってこともな」 老人「ほっほっほっ。それはそれは・・・」(シュパッ!) 俺「おっと、遅え遅え。無理するなよじーさん。老体で無茶すると腰を悪くするぜ?」(キンッ) 老人「ほっほっほっ。ワシの剣を受け止めたか・・・なるほどなるほど・・・口先だけではないみたいじゃの」 俺「ったりまえだ。俺を誰だと思ってる、こう見えても剣聖が1人、童子切安綱を受け継いだ者さ」 老人「ほっほっほっ。まさかわしの前に童子切を持つ者が訪れるとは・・・」 俺「で、どうなんだよ。まだお引き取りくださいか?」 老人「ほっほっほっ。いいでしょう幾つか準備しましょう」 俺「一番イイ奴を頼むよ」 ===== === = おれside 坂本「シャーリー、本当にこっちであっているのか?街のはずれまで来てしまったぞ」 シャーリー「大丈夫大丈夫、ほら見えてきた。あそこの小汚い店さ。確か前にルッキーニと来た時に刀がいっぱいあって坂本少佐が好きそうな店だなーって話してたんだよー」 おれ「・・・あの店から何か力のようなものを感じます。これは闘気・・・?」 坂本「何かありそうな雰囲気か。行ってみよう」 ===== === = 坂本「・・・店主はいるか?」 おれ「ごめんくださーい」 シャーリー「な、沢山刀があるだろう?」 俺「あれ、美緒ちゃん達どうしてここに来てるわけ?」 坂本「俺!?」 おれ「父さんも刀を探しに来ていたの?」 俺「まーな。けど残念だな、ここの店で一番いい刀は俺が手に入れる事になるからな」 おれ「別におれは一番いい刀でなくてもいいから1本欲しいから来たんだ」 俺「そうかそうか。見渡す限り刀刀刀・・・1本位はお前にあうのもまぎれてるだろう」 坂本「ふむ・・・本当に大量の刀が置いてあるな・・・良く見るとちらほら業物もまぎれているようだが?」 俺「そうだね。何本も業物がまぎれてるけど俺が欲しいのはただの業物じゃないんでね」 坂本「となると・・・良業物・大業物・最上大業物それに準ずるものと言ったところか」 俺「そうだねー。最低でも童子切とバランスが取れる刀が欲しい。二刀の技を使う時は今までは友人の三日月を、ついこの間はおれからもう1本の童子切を借りなきゃならなかったからな」 坂本「成程な・・・おれは最上大業物の虎徹があるから、童子切の力に拮抗できていたわけか」 おれ「はい。多分おれの腕じゃ大業物クラスの刀をもってもバランスをとることが出来ないかもしれないです」 老人「待たせたな客人。・・・今日は客人のバーゲンセールじゃな。そこの3人も刀を探しにきたのか?」 シャーリー「探しているのはあたしたちじゃなくてこの子だけだよ」 おれ「そこまで力のある刀じゃなくていいので、おれがまともに扱える位の刀を探しています」 老人「ほっほっほっ。自分の実力を過小評価する必要はないぞ童」 俺「それで、俺が頼んだブツは?」 老人「ほっほっほっ、あわてるでない。慌てる乞食は貰いが少ないといわれて居るじゃろう。この中から好きな物を持っていくといい」 俺「どれどれ・・・なあじーさん。どうしてこんないい刀がこんなところに置いてあるんだよ。国宝クラスも混じってるじゃねえか!」 おれ「凄い・・・本当なら博物館に飾ってあってもおかしくない物ばかりだよ・・・」 坂本「私もぜひ1本欲しいくらいだ・・・」 シャーリー「そんなに凄いのか。おれはどれにするか決めたのか?」 おれ「あっ、そうだった・・・おれも1本探さないと・・・」 老人「童もこの中から選んでもいいんじゃぞ?」 おれ「いえ、おれはそこの中以外から選びます。まだどこかにおれにあった刀がありそうな気がするんです・・・さっきから呼ばれている気がするんです」 老人「(ほう・・・気づいたか)」 俺「んー。中々しっくりこないなあ。次次!」 おれ「どこだろう・・・さっきからおれを呼んでいる刀は・・・」 坂本「よし、一緒に探してやろう。刀を見る目は私も少々持ち合わせているからな」 シャーリー「あたしも探してやるよ~。ビギナーズラックでいいのを探し当てるかもしれないからね」 おれ「ありがとう、母さん、シャーリーさん」 俺「よし、じーさん。俺はこれにするぜ!」 老人「ほっほっほっ。やはりそれを選ぶ事になったか」 俺「太刀 銘備前国包平作。名物大包平。童子切をもってりゃこいつを選ばない訳にはいかないからな」 老人「ほっほっほっ、代金は要らんもっていくといい」 俺「まじで!じーさんありがとうよ。ありがたく使わせてもらうぜ」 老人「久しぶりに良いものが見れたお代じゃ。連れの童はまだかかっているようじゃね」 俺「まだまだ正宗とか髭切とかあるのになあ・・・」 老人「ほっほっほっ。童は別のを探していたようじゃからな」 俺「別の物ねえ・・・」 坂本「おれ、これなんかどうだ?小烏丸。平家の家宝がなんでここにあるかは知らないが良い物だろう?」 シャーリー「俺ーこれなんてどうだー?なんとなく選んでみたけど結構よさそうな物だとおもうぜ?なんかひんやりしてるし」 おれ「村雨・・・!?本当になんでもあるな・・・」 坂本「びっくりするような物ばかり置いてあるな・・・」 シャーリー「細かい事なんてどうでもいいさー。おれはまだ見つけられないのか?」 おれ「・・・沢山ありすぎてその中から探すのが大変で」 坂本「確かさっきは闘気を感じるといっていたな?それを感じ取ればいいだけではないのか?」 シャーリー「確かセンサー代わりにも使えるんだよな?何か分るんじゃないか?」 おれ「盲点でした・・・一度やってみます・・・・・・・・・・・・・・・あった!」 おれ「多分、これだ・・・」 老人「ほっほっほっ。それを見つけたか童」 俺「じーさん、それを見つけたってどういうことだ?あの刀何か特別なもんなのか?」 老人「ほっほっほっ。感覚を研ぎ澄ませばあの刀の凄さが分かるとおもうぞ?」 俺「感覚をねえ・・・・・・・・・!?なんだありゃ・・・なんつー物騒なもんがあるんだよ」 老人「ほっほっほっ、あれが何かわかったようじゃな」 俺「本当に何でもあるな・・・どうしてこんなところに国宝級のものがごろごろしてるんだよ」 老人「それはじゃな・・・わしがまだ剣聖と呼ばれていた頃、道場破りみたいなものをしていたんじゃ。持っていったのは看板でなく刀・・・だったというわけじゃ」 俺「納得。」 おれ「それでおじいさん、父さん、この刀は一体どんなものなの?」 俺「おいおい・・・それが一体どんだけ凄いものかわかってないのかよ!?」 おれ「なんだか凄そうなのはわかるんだけど・・・」 老人「それは霊剣・布都御魂じゃよ。まさか見つけられる者がいるとはおもわなんだ」 坂本「国宝のバーゲンセールだが扶桑は本当に大丈夫なのだろうか・・・」 シャーリー「何だか凄そうなのはわかったよ。んー、あたしも何か1つ記念に買っていこうかな~」 坂本「シャーリーもこれを機に剣術でも学んでみるか?」 シャーリー「それもいいかもしれないな。なんたって3人も先生がいるんだからな~」 おれ「おれは先生なんて出来るような柄じゃ・・・」 シャーリー「それじゃああたしはもう少しこの店で物色するとするよー」 おれ「おれももう少しここに居ます」 坂本「なら私ももう少しここを見ているとするか」 俺「えっ今からてっきり美緒ちゃんと二人っきりでデートの予感って思ったんだけど違うの!?」 坂本「何をばかなことを言っている。ありえないな」 おれ「せっかくロマーニャに来たんだから父さんと母さんは二人で楽しんでこればいいと思います」 坂本「おれまで何を・・・」 シャーリー「そういうことなら・・・よーしおれ。あたしたち二人でデートとしゃれこもうか」 おれ「シャーリーさんわかりました」 シャーリー「とういうわけさ、坂本少佐」 俺「2人ともGJ。さあ俺達は行こうか美緒ちゃん。かわいい息子のデートを邪魔するわけになんていかないだろう?」 坂本「くっ・・・なら私は一人でロマーニャを回る」 俺「そんなこと言わずに一緒に回ろうよ。美緒ちゃんにはプレゼントも買ってあげたいしな」 坂本「そんなものなどいらん」 俺「そんなこと言わずにさ。ちょっと早い誕生日プレゼントだと思って貰えればいいのさ」 坂本「!?」 俺「ふふん。その位はリサーチ済みさ。だから大人しく俺についてきて貰おうか」 おれ「・・・・・・」 シャーリー「・・・・・・」 坂本「二人も私をそんな目で見るな!わかった今日だけだからな」 俺「よし、それじゃあ・・・」 「うわああああ・・・ネウロイだ!」 「どうしてこんなところに!早く逃げろ!」 坂本「ネウロイだと!?」 俺「どうしてこんな街中にネウロイが現れたんだ!」 シャーリー「あたしたちで迎撃するしかない。トラックにストライカーユニットは積んであるから急ごう」 ===== === = おれ「急いでネウロイを迎撃しなきゃ・・・」 坂本「おれはここで待機だ」 おれ「どうして?ネウロイが来てるっていうのに・・・」 坂本「こんな人の目が多い場所でお前のストライカーユニットを晒す訳にはいかない。それにお前のストライカーユニットは持ってきていない」 おれ「・・・・・・」 坂本「シャーリー。おれを見ておいてやってくれ。ネウロイは私と俺で迎撃する」 シャーリー「了解」 俺「・・・美緒ちゃん。美緒ちゃんは市民の誘導の手伝いに回ってくれ」 坂本「何を言っている?まさか一人で迎撃するつもりか?」 俺「これから美緒ちゃんとのデートだってのに空気の読めないネウロイのせいでタイムリミットがガリガリ削れてるんだ・・・久々に切れちまいそうだぜ」 俺「おれ、そっから俺の戦い方を見てろ。俺達がどう戦うべきかわかるはずだ・・・とっととあのネウロイ共をぶった斬って俺はデートをするんだ!」 坂本「な、何を言っているんだ!一人で5体のネウロイの相手をするというのか?無謀にも程がある」 俺「・・・たった5体程度、本気になれば俺一人で十分だ。そして・・・今がその本気になる時だ」 おれ「父さん・・・動機が不純すぎるよ」 ===== === = 坂本「結局俺一人で出て行ってしまったな」 おれ「はい・・・父さんはおれに戦い方を見せてやるって言ってました。けど本当に大丈夫かなあ・・・」 シャーリー「本人が大丈夫だっていってるんだから大丈夫なんじゃないか?」 坂本「そうだな・・・俺がやられてしまったら私とシャーリーで迎撃に向かえばいいな」 おれ「母さんもさらりと怖いこと言わないで!」 ===== === = 俺「さてと・・・大包平の試し切りといきますか。後は出来る限りおれの奴に色々と見せてやる必要もあるな」 俺「ネウロイは5体。大型は最後まで取っておくとして・・・まずは周りの4匹からだ」 ===== === = 坂本「まずは大型以外から倒すみたいだな・・・」 おれ「もう1匹倒した!すれ違い様に抜刀して斬り捨てた・・・?」 シャーリー「これなら案外本当に一人で大丈夫なんじゃないか?みろよ、ネウロイの攻撃も当たる気配がないし、あたりそうになっても刀で弾いてるぜ?」 坂本「刀に魔法力を纏わせているんだろう」 おれ「魔法力と闘気をうまい具合に扱うとあんなことができるのか・・・」 ===== === = 俺「まずは一匹!大包平・・・やっぱり噂に違わない名物だ」 坂本「次のネウロイはどうするつもりなんだ?ネウロイも警戒を強めて攻撃の頻度を上げてきたぞ・・・」 おれ「近づけれないなら近づかないで攻撃すればいい・・・?」 シャーリー「そんなことが出来るのか?」 おれ「おれにはできません・・・でも父さんになら・・・」 ===== === = 俺「めんどくせー。懐には入れてあげませんってか!無駄なあがきだけどな!」 俺「・・・刃を飛ばしてやればいいだけだ。斬り裂け、両断・飛燕剣!」 ===== === = おれ「関係ないところで刀を振ったと思ったらネウロイのビームが斬り裂かれてる!?」 坂本「わたしも烈風丸でビームを斬り裂く事はできるが・・・あれは何が起こっているんだ」 シャーリー「さっきおれが言ったみたいに近づかない攻撃をしたんじゃないのか?」 おれ「闘気と剣圧と魔法力を見えない刃にして飛ばしてる・・・?」 坂本「俺ならそれが出来るというわけか・・・これで2匹が沈んだな。残り3匹だ」 ===== === = 俺「残り3体!ちっ・・・更に警戒を強めてきたか。あの大型の攻撃なんつー密度だよ。だけど・・・」 ===== === = 坂本「あの攻撃は避けられないぞ!?」 シャーリー「坂本少佐、そろそろあたしたちも準備をしたほうがいいかもしれないぜ?」 おれ「大丈夫・・・多分あの攻撃は当たらない」 坂本「攻撃を捻じ曲げ、一部を消滅させているだと・・・?」 おれ「父さん、ピンチの時には自身に纏わせればいいんだね・・・」 ===== === = 俺「無駄無駄ァ!そんな攻撃じゃ俺には届かねーぞ!」 俺「そんななめた攻撃、気合いでいくらでも掻っ消してやるよ!残り2体は一気に決める!」 俺「分身からの飛燕剣・二重!」 ===== === = 坂本「なあ・・・私は疲れているのだろうか」 おれ「?」 坂本「今、俺が2人に見えたんだが・・・」 シャーリー「あたしもそうみえたなー」 おれ「はい。分身してました。多分片方は気合いの塊だとおもいます・・・多分。もうおれにもわけがわかりません」 坂本「私もだ・・・」 シャーリー「まあいいんじゃないか・・・?残りはあの大型だけになったわけだしな」 俺「残るはあの大型1つ。おれの奴は今までの俺の動きややってきた事はちゃんと見てただろうか?」 俺「だけど・・・息子の心配よりも今は美緒ちゃんとのデートの事が最優先だ!」 ===== === = おれ「父さん、今度は何をおれに伝えようとしてくれるんだろう・・・」 坂本「しかし残るは大型、本当に大丈夫か?」 おれ「父さんは一人で大型を倒してきてるはずだから大丈夫。それに父さんが死ぬかもしれないのはもう少しだけ先だから今日は多分大丈夫・・・」 坂本「そうなのか・・・。なら大丈夫か・・・?」 シャーリー「俺も本気出すとか言ってたし大丈夫なんじゃないか~?」 おれ「今の父さんは多分誰にも止められません」 ===== === = 俺「いい加減ネウロイも気づかないものかねー。今の俺にはそんなビーム撃っても効果ないって事がさ。テンション最高潮の俺は誰にも止められないぜ!」 ===== === = おれ「ネウロイがかわいそうになってきました・・・。ああも簡単に攻撃を斬られたり捻じ曲げられたり消滅させられちゃあ・・・」 シャーリー「けどどうして俺はネウロイに攻撃を仕掛けないんだ?さっきみたいにビームを切り裂きながら進む真空刃みたいなのを飛ばせばいいじゃないか」 坂本「さっきのは小型だったからあれでよかっただろうが今度の相手は大きい。コアの位置がわからない以上無駄な消耗は控えようとしているのだろう」 シャーリー「なるほど!なら少佐がコアの位置を俺に教えれば直ぐにでも戦闘は終わるんじゃないか・・・?」 おれ「あっ」 坂本「多分教えたところで私の言う事を今日は聞きなどしないだろう」 おれ「きっと母さんの前で良い格好見せたくて、一人で何とかするとか言い出しそうです・・・」 シャーリー「な、なるほどなー・・・」 ===== === = 俺「コアの位置はわからない。美緒ちゃんに聞けば教えてくれそうだけど一人で大丈夫と言った手前格好悪くてそんな事できない・・・。未完成だけどあれをやるか」 「今回は訓練用の刀でなく大包平・・・童子切と大包平の2本でなら100%とは言わないけど50%程度はやれるはず」 「これが剣聖が生涯に1つ作る奥義・・・今代剣聖俺の奥義!」 ===== === = おれ「父さんは何かをやるつもりだ・・・」 坂本「何か・・・?」 シャーリー「なんだか凄い事をやってのけるんじゃないか~?」 おれ「多分、剣聖になって1つ作る奥義・・・父さんは今ここで編み出すつもりかもしれない」 坂本「奥義と言うとあの烈風斬を斬って消滅させたあれではなかったのか」 おれ「あれは前代剣聖の奥義で・・・父さんのお父さん、おれのおじいさんの奥義のはずです」 俺「今回は特別版をかましてやるぜ?美緒ちゃんにアッピルするには丁度良い機会・・・!」 「・・・いくぜ?」 「奥義」 「無」 ===== === = おれ「えっ!?何が起こったの・・・?」 坂本「ネウロイが消えた・・・?」 シャーリー「ちょっと待った!ネウロイが居た所少し変じゃないか・・・?」 坂本「言われてみれば・・・歪のようなものができているような気がするな」 おれ「あっ、その歪が消えました。父さん一体何をしたっていうんだ・・・」 俺「あー!!しくじった、やりすぎた・・・思った以上にこの2本の組み合わせは凄い事になってるのな」 「せっかくネウロイのド真ん中をハート型にくり抜こうと思ってたのに・・・けどそんな事はどうでもいいね!今から美緒ちゃんとデートだひゃっほぉぉおぉぉぉぉおぉぉぉぉおおおう!」 ===== === = おれ「お帰り父さん、色々ありがとう。これでどうすればいいのか大分わかったような気がします」 俺「そうかそうか、少しでもわかったならそれでいいや。さあ美緒ちゃん、デートデート!さっさと行こう」 坂本「俺、デートはしてやろう。けどその前に最後にお前は何をした」 俺「最後?ああ、空間ごとネウロイを斬り取った。本当はネウロイのど真ん中をハート型にくり抜こうかと思ったんだけどさー、失敗しちゃった」 坂本「・・・そうか。お前が化け物と言う事だけはわかった」 俺「じゃあ時間が勿体無いから俺達は行こうか」 坂本「今日だけだぞ?」 俺「連れない事言わないでよ」 ===== === = シャーリー「行っちゃったな。あたし達もロマーニャを見て回ろう」 おれ「はい、先輩・・・いやシャーリーさん」 シャーリー「先輩ぃ?」 おれ「シャーリーさん、今のは忘れてください」 シャーリー「人には知られたくない事もあるだろうし、おれの時代の人と間違えちまっただけだろ?」 おれ「はい、その通りです。行きましょう?」 シャーリー「よーし、それじゃ案内はあたしに任せてくれよ」 ===== === = 3時間後 おれ「シャーリーさん、色々連れて行って貰ってありがとうございました」 シャーリー「いいってことよ。にしても俺と坂本少佐おっそいなー」 おれ「街中で喧嘩でもしているんでしょうか・・・」 シャーリー「あの二人なら無くもないかもな~」 おれ「あっ。噂をすれば父さん達も戻ってきたみたいです」 シャーリー「なーおれ。あの二人この3時間でやけに仲良くなってないか・・・?」 おれ「そういえば腕なんて組んで歩いてますね」 シャーリー「何があったんだろうな」 おれ「わかりません。でもあの二人には仲良くなってもらわないと困るからどんな理由で仲良くなったかなんてこの際どうでもいいんです」 シャーリー「そうだったなー。あの二人がくっ付かないとおれが生まれてこないんだったな」 おれ「はい。後は3日以内におれを仕込んでくれればいいだけです・・・」 シャーリー「なんで3日以内になんだ?」 おれ「予定では3日後に父さんが死んじゃうんです。ネウロイとの戦闘で・・・」 シャーリー「それってかなり重要な事じゃないか。俺や坂本少佐には伝えたのか?」 おれ「これ以上は父さん達には何が起こるかを伝えないつもりです・・・。けどおれがどうにかして父さんを死なせないようにします」 シャーリー「そうかー、ならあたしもこの事は少佐達には伝えないよ」 おれ「ありがとうございます・・・」 おれ「おかえり、父さん母さん。何かいいことあったの?」 俺「まーな!」 坂本「ちょっとな」 シャーリー「何があったんだよ。あやしいな~」 おれ「デートに行く前は全然仲良くなかったのに3時間で何があったの?」 俺「ふっふっふっ・・・色々あったんだよ色々」 坂本「本当に色々な」 シャーリー「聞いても何があったか教えてくれそうにないし諦めようぜ~。さートラックに乗った乗った、ぐずぐずしてると置いてくよ?」 俺「それは勘弁」 おれ「待ってよシャーリーさん」 坂本「ほら、二人も早くトラックに乗らないか」 ===== === = back
https://w.atwiki.jp/naranaishi/pages/3.html
更新履歴 取得中です。 ここを編集
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/2313.html
── 翌日、ハンガー内 エーリカ「これが俺のストライカーユニット?」 俺「うん。紫ちゃん」 宮藤「ゆかりちゃん?」 俺「紫電改だから、紫ちゃん。可愛いでしょ?」 シャーリー「なー、チューンしてたりするのか?」 俺「少しだけなら」 シャーリー「ほぼノーマルでそんなスピードが出せるとは思えないけどなー」 俺「俺の固有魔法はストライカーに作用するものではないですからね。要は、誰かに引っ張ってもらってるようなものです。ストライカーの性能はあまり関係ないんですよ」 シャーリー「なんだよ。つまんないなー」 ミーナ「はいはい。無駄話はそこまで! 今日は俺さんの実力を見る意味も兼ねて実践訓練を行います」 坂本「飛行訓練の方は、」 シャーリー「はーい! それ、私がやるよ!」 坂本「む、そうか? では、俺にはシャーリーに付いて飛んでもらう」 俺「了解」 シャーリー「へへ、昨日あんな大口叩いたんだ。ちゃんと私に付いてこいよー?」 ストライカーに足を通しながら彼女はニヤリと笑う。エンジンの振動に合わせて胸がたゆんたゆんと揺れていた。 俺「……イエスおっぱい」 シャーリー「え?」 俺「ん?」 宮藤「おっぱい!」 リーネ「……芳佳ちゃん?」 シャーリー「まあいいや。ほら、行くぞ!」 俺「らじゃー」 俺「あの、これって固有魔法使って良いんですよね?」 シャーリー「うん?」 俺「いや、俺、固有魔法ないとThe 平均☆ って感じの能力なんで……イェーガー大尉に付いていくのは厳しいかなー、なんて」 シャーリー「あはは、正直な奴だな。もちろん使いたいなら使って良い。それも含めて俺の能力だからな」 俺「ありがたやー」 シャーリー「……そろそろ始めるぞー」 俺「了解……反応速度4、敏捷性3、速度3」 ―――― 坂本「どうだ?」 ミーナ「ええ、飛行技術は問題ないわね」 エーリカ「スピードも申し分無し。シャーリーも結構飛ばしてるのに、まだ余裕があるみたい」 バルクホルン「だが、戦闘で使えるかは別の話だ」 坂本「ふむ……おい、俺、シャーリー、そろそろ戻って来い」 俺「戻って来いって言ってますよ?」 シャーリー「ああ……なー俺、ちょっとスピードに全部割り振ってみてくれよ」 俺「え……」 シャーリー「勝負しよう」 俺「えー」 シャーリー「私に勝ったら胸触らせてやっても良いぞ」 俺「その勝負のった!」 シャーリー「そうこなくっちゃ!」 シャーリー「ここからあっちの岩まで約5kmある。そこで折り返して基地まで。先についた方が勝ちだ」 俺「良いでしょう。その胸、もにゅんもにゅんに揉みしだいてやりますよ」 シャーリー「ははは、そういうことは私に勝ってから言いなよ」 シャーリー「それじゃあ行くぞ……3」 俺「2」 シャーリー「1」 宮藤「あれ、帰ってきませんよ?」 坂本「あいつら……」 ミーナ「まったく、困ったものね」 坂本「まあ良い。今のうちに次の模擬戦の相手でも決めておこう」 エイラ「はいはーい! 私がやるゾ!」 エイラ(同じ被弾数0でも私の方が凄いっテことをサーニャにみせてやるんダ!) バルクホルン「いや、私がやろう」 エイラ「エっ」 坂本「……そうだな。ここはバルクホルンに頼もう」 エイラ「えェッ!?」 坂本「すまんな、エイラ」 エイラ「うぅ……」 サーニャ「エイラ、元気出して」 エイラ「サーニャぁ」 シャーリー「どうした俺、それが全力か?」 俺は彼女のやや後方の位置を飛んでいた。 上は青、下も青。前方には形の良い尻。脚から伝わるエンジンの振動も悪くない。 俺「いいや、ここから本気です。速度10!」 グッと速度が上がる。 シャーリー「お、やるじゃないか」 軽口を叩きながら彼女もスピードもあげる。 俺「うぇ、まだ上がるのかよ」 速度はほぼ同じ。いや、わずかにあっちが速いか。 その速度故か、あっという間に折り返し地点に到達してしまう。 シャーリー「ははは!」 彼女は軽やかに笑いながら綺麗に折り返していく。俺も一瞬遅れてターンをかけた。 俺「笑ってられるのも今のうちですよ!」 突然だが、この世界には慣性というものがある。それ故に、当然速度が速ければ曲がりづらくなってしまう。そう、今が正にそれだった。 普段は速度だけでなく、敏捷性や反応速度に能力をふっているからある程度速度が出ていても曲がり切れないなんてことはない。 だが、今はそれらの能力の底上げしていない。 俺「うぇぇっ!?」 しかも、今はそれらの能力を強化している時よりも速度が出ているのだ。ストライカーもほぼノーマルといって良い。 当たり前のことだが、俺は曲がりきれずに大きく引き離されることになった。 大きな半円を描きながら旋回した俺はため息をつきながらシャーリーを追う。綺麗なお尻はすでに遥か彼方だった。 シャーリー「おー俺、おかえり」 俺「……」 シャーリー「ははは、俺もなかなか速かったが、ちょっと足りなかったなー」 俺「……」 シャーリー「ま、私の胸を好きにしたかったら、ちゃんと曲がれるようになるんだな!」 ルッキーニ「ダメだよ! これは私のなんだからね!」 胸という言葉に反応したのか、いつのまにかルッキーニ少尉が現れていた。大きな胸に顔を埋めながら、そんなことを宣う。 ぐっぞー……すっげぇ羨ましい……! 俺「くっ、いつか揉みしだいてやりますからね!」 シャーリー「ははは、楽しみにしてるよ。あ、なー俺」 俺「なんです?」 シャーリー「私のことはシャーリーで良いよ。敬語も別に使わなくて良い。堅苦しいのは嫌いなんだ」 俺「……じゃあ改めて。シャーリー、そのおっぱいいつか揉ませてもらうからな!」 坂本「おい俺! 馬鹿なことを言ってないで次だ!」 俺「え?」 俺「次って今度は何だよ、もっさん少佐」 ミーナ「俺さんには1対1の模擬戦をしてもらいます」 俺「模擬戦? 相手は?」 バルクホルン「私だ」 俺「げっ、大尉!?」 バルクホルン「……ふん。お前の実力、見せてもらう」 規則正しい足音を響かせながら自身のストライカーへと歩いて行く大尉。 いきなりエースと一騎打ちかよ。素晴らしい洗礼だな、まったく。 エーリカ「俺、わかってるよね?」 俺「んなこと言ったって、模擬戦だぜ? いったいどうやって仲良くなるんだよ」 エーリカ「……みんなー、ちょっと聞いt」 俺「うわわ、やります! 超頑張ります!」 この悪魔め……スパルタにも程があるわ! エーリカ「うん、頑張って!」ニコッ ちくしょう! それでも可愛い! 坂本『俺、バルクホルン、聞こえるか?』 俺「はい」 バルクホルン「ええ」 坂本『バルクホルンはペイント弾、俺は模造刀を相手に当てた場合撃墜判定とする。良いな?』 俺「了解」 バルクホルン「依存はない」 俺「……大尉」 バルクホルン「なんだ」 俺「俺が勝ったら、もう少し仲良くしてくれません?」 バルクホルン「……私に勝ったら、だと? ふん。まずは口だけじゃないことを見せてみるんだな、中尉」 坂本『それでは、始め!』 俺「反応速度5、敏捷性5」 合図とほぼ同時に掃射された弾丸を距離を取りながらかわす。 大尉を中心にして大きく旋回しながら模造刀を鞘から引きぬいた。 俺「反応速度3、速度7」 加速しながら大尉の弾丸をバレルロールで回避。一息のうちに距離を詰めると、模造刀を振り抜いた。 が、それは空を切る。大尉は俺の攻撃を読んでいたのか、体をそらしてこちらの攻撃を回避していた。 バルクホルン「避けるのが得意なのは貴様だけじゃなんだ、中尉!」 距離を取りながら大尉は銃口をこちらに向ける。 バルクホルン「私だってネウロイの攻撃を掻い潜ってここまで生きてきた。貴様の攻撃を避けることなど造作も無い!」 小さく舌打ちする。断言されちゃったよ。やっぱりこの人超強い。 俺「反応速度5、敏捷性5」 ロールをしながら上昇。ギリギリを掠めていった弾丸達に冷や汗をかきながら左に反転。斜めにスリップしながら急降下に入る。 数メートルの距離をあけながら、大尉とすれ違った。大尉は旋回しながら再びこちらに銃を構えようとしている。 俺「……これ、絶対俺が不利だろ」 小さくぼやきながらも銃口の位置から弾丸の軌道を見極める。ばら撒かれた弾をかわしながら、少しずつ距離を詰めた。 だが、彼女も同時に俺と距離を取る。こちらには模造刀しか無いのだから、当然の判断だろう。 逆にこちらが距離を取ると追いすがってくる。どうやら、ゆっくり体勢を整えることも許してくれないらしい。このままじゃじわじわと嫐られるだけだ。 俺「反応速度4、敏捷性3、速度3」 ぐん、と速度が上がる。進路を右へ切ると、相手も右へ切った。すぐに左へ切り返す。そのまま旋回に入り、大きく回りこむ。 どうせこのままジリ貧で負けるなら、特攻にかけるしかない。 相手もこちらの意図に気付いたのか、同じように旋回し始めた。綺麗なrを描いた彼女はまっすぐこちらに銃口を向ける。俺も模造刀を構えてそれに応じた。 接近。放たれた弾丸を最小限の動きでかわし、急上昇をかける。銃弾が追いかけてくるが、それは無視。 弾幕が止んだのと同時に推力を切って体全体を持ち上げる。慣性に耐えながら、少し待ってからストライカーの推力を全開にする。 気持よく吹け上がるエンジンの振動と共に、頭は下を向く。 相手から見たら、急にバク転したように見えたはずだ。現在出せる最高の速さで突っ込みながら、軌道をわずかに調整する。 斜めにスライドしながら再び接近、大尉がこちらに照準を合わせているのが見えた。だが、もう距離はそうない。 俺「このまま……!」 バルクホルン「終わりだ、中尉!」 放たれた弾丸は3発。1発目を体を捻って避ける。2発目は運良くギリギリを掠めていった。3発目を模造刀で叩き落す。 大尉はもう目前だ。だが、彼女はまた引き金を引いていた。 俺「っ!」 模造刀を振り上げる。弾丸を弾いた模造刀はすでにペイントでべちゃべちゃになっていた。 銃声と共にさらにもう1発。それを腰から引きぬいた鞘で跳ね上げる。そのまま体を回し、裏拳を叩きこむようにして模造刀を振るった。 潰れた刃が風を切る。大尉にそれが当たる直前で俺は動きを止めた。 俺の刃はピタリと彼女の首筋で止まっている。しかし、彼女の銃口も寸分違わず俺の頭を狙っていた。 俺「……引き分け、ですか?」 バルクホルン「不本意だが」 俺は小さく息を吐いて彼女から少し距離を取る。模造刀を真下に強く振った。付着したペイントが飛んでくれるかと思ったが、案外そう上手くはいかなそうだ。 バルクホルン「中尉」 俺「はい?」 バルクホルン「なぜ、刀を途中で止めた?」 俺「それを言うなら、大尉こそどうして撃たなかったんです?」 バルクホルン「……」 俺「……まあ俺は、大尉の可愛いお顔やお体に傷が付いたら大変かなって思っただけですよ」 バルクホルン「かっ……そ、そうか」 坂本『俺、バルクホルン、そこまでで良い。戻って来い』 俺「ただいまー」 シャーリー「おかえり。お前、速いだけじゃなくて強いんだなー」 俺「だろ? はっはー、惚れたか?」 シャーリー「ぶはは、残念だがそれは無いな!」 エーリカ「俺!」 俺「げっ、悪──」 エーリカ「むっ……あ、シャーリー知ってる? 俺ってさー」 俺「うぉぉぉぉ! こんなところに天使様がー! エーリカマジ天使! EMT! EMT!」 シャーリー「お、なんだなんだ? 楽しそうだな!」 俺「EMT! EMT!」 バルクホルン「おい、俺中尉」 俺「EM……大尉」 バルクホルン「さっきのことだが」 俺「さっき?」 バルクホルン「お前が勝ったら……ってやつのことだ」 俺「あー、仲良くしてくれるんですか?」 バルクホルン「ぅん、あー、いや、その、なんだ……お前の実力は認めよう。大したものだ」 俺「ありがとうございます」 バルクホルン「それから、この短期間で宮藤にリベリアン、それからハルトマンとも仲良くなったようだな」 俺「まあ……そういうことになるんでしょうか」 1人は少し違う気もするが。 バルクホルン「つまり、お前はわずか1日で3人の信頼を得たというわけだ。坂本少佐とも旧知の仲らしいな。だから、あー……」 エーリカ「もうまどろっこしいなー。言いたいことがあるならはっきり言いなよ」 バルクホルン「うるさいぞハルトマン!……だから、その……お前を信頼している4人を信頼すると言っているんだ」 俺「あ、はぁ」 エーリカ「めんどくさいなー。俺のことを仲間と認めるってはっきり言えば良いのに」 バルクホルン「ハルトマン!」 バルクホルン「ともかくそういうことだ! だがな、俺!」 ギロリ、と彼女は俺を睨みつける。 バルクホルン「風紀を乱すようなことをしたら、容赦はしないからな」 俺「怖っ、いえ、はい!」 ふん、と鼻を鳴らして大尉は歩いて行った。 シャーリー「ははは、あいつも素直じゃないな。まあ良かったじゃないか、俺」 俺「……」 シャーリー「どうした?」 俺「いや、存外あっさり済んだなーと思って」 シャーリー「?」 俺「おい、エーリカ。これでミッション完了で良いのか?」 エーリカ「まあ及第点かなー」 俺「ひゃっほう! これで晴れて自由の身」 エーリカ「ではないよ?」 俺「えっ」 エーリカ「私、『"まず"は、トゥルーデと仲良くなってもらおうかな!』って言ったでしょ?」 俺「」 エーリカ「次は何してもらおうかなー」 俺「この悪魔め……」 エーリカ「……嫌、なの?」ナミダメウワメヅカイ 俺「うっ、ぐぅ……仕方ないな」 どのみち弱み握られてるし。 エーリカ「ありがとう、俺!」ニコッ ちくしょう、可愛い! 戻る / 次へ 被弾数0の俺TOP
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/1949.html
── 翌日、ハンガー内 エーリカ「これが俺のストライカーユニット?」 俺「うん。紫ちゃん」 宮藤「ゆかりちゃん?」 俺「紫電改だから、紫ちゃん。可愛いでしょ?」 シャーリー「なー、チューンしてたりするのか?」 俺「少しだけなら」 シャーリー「ほぼノーマルでそんなスピードが出せるとは思えないけどなー」 俺「俺の固有魔法はストライカーに作用するものではないですからね。要は、誰かに引っ張ってもらってるようなものです。ストライカーの性能はあまり関係ないんですよ」 シャーリー「なんだよ。つまんないなー」 ミーナ「はいはい。無駄話はそこまで! 今日は俺さんの実力を見る意味も兼ねて実践訓練を行います」 坂本「飛行訓練の方は、」 シャーリー「はーい! それ、私がやるよ!」 坂本「む、そうか? では、俺にはシャーリーに付いて飛んでもらう」 俺「了解」 シャーリー「へへ、昨日あんな大口叩いたんだ。ちゃんと私に付いてこいよー?」 ストライカーに足を通しながら彼女はニヤリと笑う。エンジンの振動に合わせて胸がたゆんたゆんと揺れていた。 俺「……イエスおっぱい」 シャーリー「え?」 俺「ん?」 宮藤「おっぱい!」 リーネ「……芳佳ちゃん?」 シャーリー「まあいいや。ほら、行くぞ!」 俺「らじゃー」 俺「あの、これって固有魔法使って良いんですよね?」 シャーリー「うん?」 俺「いや、俺、固有魔法ないとThe 平均☆ って感じの能力なんで……イェーガー大尉に付いていくのは厳しいかなー、なんて」 シャーリー「あはは、正直な奴だな。もちろん使いたいなら使って良い。それも含めて俺の能力だからな」 俺「ありがたやー」 シャーリー「……そろそろ始めるぞー」 俺「了解……反応速度4、敏捷性3、速度3」 ―――― 坂本「どうだ?」 ミーナ「ええ、飛行技術は問題ないわね」 エーリカ「スピードも申し分無し。シャーリーも結構飛ばしてるのに、まだ余裕があるみたい」 バルクホルン「だが、戦闘で使えるかは別の話だ」 坂本「ふむ……おい、俺、シャーリー、そろそろ戻って来い」 俺「戻って来いって言ってますよ?」 シャーリー「ああ……なー俺、ちょっとスピードに全部割り振ってみてくれよ」 俺「え……」 シャーリー「勝負しよう」 俺「えー」 シャーリー「私に勝ったら胸触らせてやっても良いぞ」 俺「その勝負のった!」 シャーリー「そうこなくっちゃ!」 シャーリー「ここからあっちの岩まで約5kmある。そこで折り返して基地まで。先についた方が勝ちだ」 俺「良いでしょう。その胸、もにゅんもにゅんに揉みしだいてやりますよ」 シャーリー「ははは、そういうことは私に勝ってから言いなよ」 シャーリー「それじゃあ行くぞ……3」 俺「2」 シャーリー「1」 宮藤「あれ、帰ってきませんよ?」 坂本「あいつら……」 ミーナ「まったく、困ったものね」 坂本「まあ良い。今のうちに次の模擬戦の相手でも決めておこう」 エイラ「はいはーい! 私がやるゾ!」 エイラ(同じ被弾数0でも私の方が凄いっテことをサーニャにみせてやるんダ!) バルクホルン「いや、私がやろう」 エイラ「エっ」 坂本「……そうだな。ここはバルクホルンに頼もう」 エイラ「えェッ!?」 坂本「すまんな、エイラ」 エイラ「うぅ……」 サーニャ「エイラ、元気出して」 エイラ「サーニャぁ」 シャーリー「どうした俺、それが全力か?」 俺は彼女のやや後方の位置を飛んでいた。 上は青、下も青。前方には形の良い尻。脚から伝わるエンジンの振動も悪くない。 俺「いいや、ここから本気です。速度10!」 グッと速度が上がる。 シャーリー「お、やるじゃないか」 軽口を叩きながら彼女もスピードもあげる。 俺「うぇ、まだ上がるのかよ」 速度はほぼ同じ。いや、わずかにあっちが速いか。 その速度故か、あっという間に折り返し地点に到達してしまう。 シャーリー「ははは!」 彼女は軽やかに笑いながら綺麗に折り返していく。俺も一瞬遅れてターンをかけた。 俺「笑ってられるのも今のうちですよ!」 突然だが、この世界には慣性というものがある。それ故に、当然速度が速ければ曲がりづらくなってしまう。そう、今が正にそれだった。 普段は速度だけでなく、敏捷性や反応速度に能力をふっているからある程度速度が出ていても曲がり切れないなんてことはない。 だが、今はそれらの能力の底上げしていない。 俺「うぇぇっ!?」 しかも、今はそれらの能力を強化している時よりも速度が出ているのだ。ストライカーもほぼノーマルといって良い。 当たり前のことだが、俺は曲がりきれずに大きく引き離されることになった。 大きな半円を描きながら旋回した俺はため息をつきながらシャーリーを追う。綺麗なお尻はすでに遥か彼方だった。 シャーリー「おー俺、おかえり」 俺「……」 シャーリー「ははは、俺もなかなか速かったが、ちょっと足りなかったなー」 俺「……」 シャーリー「ま、私の胸を好きにしたかったら、ちゃんと曲がれるようになるんだな!」 ルッキーニ「ダメだよ! これは私のなんだからね!」 胸という言葉に反応したのか、いつのまにかルッキーニ少尉が現れていた。大きな胸に顔を埋めながら、そんなことを宣う。 ぐっぞー……すっげぇ羨ましい……! 俺「くっ、いつか揉みしだいてやりますからね!」 シャーリー「ははは、楽しみにしてるよ。あ、なー俺」 俺「なんです?」 シャーリー「私のことはシャーリーで良いよ。敬語も別に使わなくて良い。堅苦しいのは嫌いなんだ」 俺「……じゃあ改めて。シャーリー、そのおっぱいいつか揉ませてもらうからな!」 坂本「おい俺! 馬鹿なことを言ってないで次だ!」 俺「え?」 俺「次って今度は何だよ、もっさん少佐」 ミーナ「俺さんには1対1の模擬戦をしてもらいます」 俺「模擬戦? 相手は?」 バルクホルン「私だ」 俺「げっ、大尉!?」 バルクホルン「……ふん。お前の実力、見せてもらう」 規則正しい足音を響かせながら自身のストライカーへと歩いて行く大尉。 いきなりエースと一騎打ちかよ。素晴らしい洗礼だな、まったく。 エーリカ「俺、わかってるよね?」 俺「んなこと言ったって、模擬戦だぜ? いったいどうやって仲良くなるんだよ」 エーリカ「……みんなー、ちょっと聞いt」 俺「うわわ、やります! 超頑張ります!」 この悪魔め……スパルタにも程があるわ! エーリカ「うん、頑張って!」ニコッ ちくしょう! それでも可愛い! 坂本『俺、バルクホルン、聞こえるか?』 俺「はい」 バルクホルン「ええ」 坂本『バルクホルンはペイント弾、俺は模造刀を相手に当てた場合撃墜判定とする。良いな?』 俺「了解」 バルクホルン「依存はない」 俺「……大尉」 バルクホルン「なんだ」 俺「俺が勝ったら、もう少し仲良くしてくれません?」 バルクホルン「……私に勝ったら、だと? ふん。まずは口だけじゃないことを見せてみるんだな、中尉」 坂本『それでは、始め!』 俺「反応速度5、敏捷性5」 合図とほぼ同時に掃射された弾丸を距離を取りながらかわす。 大尉を中心にして大きく旋回しながら模造刀を鞘から引きぬいた。 俺「反応速度3、速度7」 加速しながら大尉の弾丸をバレルロールで回避。一息のうちに距離を詰めると、模造刀を振り抜いた。 が、それは空を切る。大尉は俺の攻撃を読んでいたのか、体をそらしてこちらの攻撃を回避していた。 バルクホルン「避けるのが得意なのは貴様だけじゃなんだ、中尉!」 距離を取りながら大尉は銃口をこちらに向ける。 バルクホルン「私だってネウロイの攻撃を掻い潜ってここまで生きてきた。貴様の攻撃を避けることなど造作も無い!」 小さく舌打ちする。断言されちゃったよ。やっぱりこの人超強い。 俺「反応速度5、敏捷性5」 ロールをしながら上昇。ギリギリを掠めていった弾丸達に冷や汗をかきながら左に反転。斜めにスリップしながら急降下に入る。 数メートルの距離をあけながら、大尉とすれ違った。大尉は旋回しながら再びこちらに銃を構えようとしている。 俺「……これ、絶対俺が不利だろ」 小さくぼやきながらも銃口の位置から弾丸の軌道を見極める。ばら撒かれた弾をかわしながら、少しずつ距離を詰めた。 だが、彼女も同時に俺と距離を取る。こちらには模造刀しか無いのだから、当然の判断だろう。 逆にこちらが距離を取ると追いすがってくる。どうやら、ゆっくり体勢を整えることも許してくれないらしい。このままじゃじわじわと嫐られるだけだ。 俺「反応速度4、敏捷性3、速度3」 ぐん、と速度が上がる。進路を右へ切ると、相手も右へ切った。すぐに左へ切り返す。そのまま旋回に入り、大きく回りこむ。 どうせこのままジリ貧で負けるなら、特攻にかけるしかない。 相手もこちらの意図に気付いたのか、同じように旋回し始めた。綺麗なrを描いた彼女はまっすぐこちらに銃口を向ける。俺も模造刀を構えてそれに応じた。 接近。放たれた弾丸を最小限の動きでかわし、急上昇をかける。銃弾が追いかけてくるが、それは無視。 弾幕が止んだのと同時に推力を切って体全体を持ち上げる。慣性に耐えながら、少し待ってからストライカーの推力を全開にする。 気持よく吹け上がるエンジンの振動と共に、頭は下を向く。 相手から見たら、急にバク転したように見えたはずだ。現在出せる最高の速さで突っ込みながら、軌道をわずかに調整する。 斜めにスライドしながら再び接近、大尉がこちらに照準を合わせているのが見えた。だが、もう距離はそうない。 俺「このまま……!」 バルクホルン「終わりだ、中尉!」 放たれた弾丸は3発。1発目を体を捻って避ける。2発目は運良くギリギリを掠めていった。3発目を模造刀で叩き落す。 大尉はもう目前だ。だが、彼女はまた引き金を引いていた。 俺「っ!」 模造刀を振り上げる。弾丸を弾いた模造刀はすでにペイントでべちゃべちゃになっていた。 銃声と共にさらにもう1発。それを腰から引きぬいた鞘で跳ね上げる。そのまま体を回し、裏拳を叩きこむようにして模造刀を振るった。 潰れた刃が風を切る。大尉にそれが当たる直前で俺は動きを止めた。 俺の刃はピタリと彼女の首筋で止まっている。しかし、彼女の銃口も寸分違わず俺の頭を狙っていた。 俺「……引き分け、ですか?」 バルクホルン「不本意だが」 俺は小さく息を吐いて彼女から少し距離を取る。模造刀を真下に強く振った。付着したペイントが飛んでくれるかと思ったが、案外そう上手くはいかなそうだ。 バルクホルン「中尉」 俺「はい?」 バルクホルン「なぜ、刀を途中で止めた?」 俺「それを言うなら、大尉こそどうして撃たなかったんです?」 バルクホルン「……」 俺「……まあ俺は、大尉の可愛いお顔やお体に傷が付いたら大変かなって思っただけですよ」 バルクホルン「かっ……そ、そうか」 坂本『俺、バルクホルン、そこまでで良い。戻って来い』 俺「ただいまー」 シャーリー「おかえり。お前、速いだけじゃなくて強いんだなー」 俺「だろ? はっはー、惚れたか?」 シャーリー「ぶはは、残念だがそれは無いな!」 エーリカ「俺!」 俺「げっ、悪──」 エーリカ「むっ……あ、シャーリー知ってる? 俺ってさー」 俺「うぉぉぉぉ! こんなところに天使様がー! エーリカマジ天使! EMT! EMT!」 シャーリー「お、なんだなんだ? 楽しそうだな!」 俺「EMT! EMT!」 バルクホルン「おい、俺中尉」 俺「EM……大尉」 バルクホルン「さっきのことだが」 俺「さっき?」 バルクホルン「お前が勝ったら……ってやつのことだ」 俺「あー、仲良くしてくれるんですか?」 バルクホルン「ぅん、あー、いや、その、なんだ……お前の実力は認めよう。大したものだ」 俺「ありがとうございます」 バルクホルン「それから、この短期間で宮藤にリベリアン、それからハルトマンとも仲良くなったようだな」 俺「まあ……そういうことになるんでしょうか」 1人は少し違う気もするが。 バルクホルン「つまり、お前はわずか1日で3人の信頼を得たというわけだ。坂本少佐とも旧知の仲らしいな。だから、あー……」 エーリカ「もうまどろっこしいなー。言いたいことがあるならはっきり言いなよ」 バルクホルン「うるさいぞハルトマン!……だから、その……お前を信頼している4人を信頼すると言っているんだ」 俺「あ、はぁ」 エーリカ「めんどくさいなー。俺のことを仲間と認めるってはっきり言えば良いのに」 バルクホルン「ハルトマン!」 バルクホルン「ともかくそういうことだ! だがな、俺!」 ギロリ、と彼女は俺を睨みつける。 バルクホルン「風紀を乱すようなことをしたら、容赦はしないからな」 俺「怖っ、いえ、はい!」 ふん、と鼻を鳴らして大尉は歩いて行った。 シャーリー「ははは、あいつも素直じゃないな。まあ良かったじゃないか、俺」 俺「……」 シャーリー「どうした?」 俺「いや、存外あっさり済んだなーと思って」 シャーリー「?」 俺「おい、エーリカ。これでミッション完了で良いのか?」 エーリカ「まあ及第点かなー」 俺「ひゃっほう! これで晴れて自由の身」 エーリカ「ではないよ?」 俺「えっ」 エーリカ「私、『"まず"は、トゥルーデと仲良くなってもらおうかな!』って言ったでしょ?」 俺「」 エーリカ「次は何してもらおうかなー」 俺「この悪魔め……」 エーリカ「……嫌、なの?」ナミダメウワメヅカイ 俺「うっ、ぐぅ……仕方ないな」 どのみち弱み握られてるし。 エーリカ「ありがとう、俺!」ニコッ ちくしょう、可愛い!