約 257 件
https://w.atwiki.jp/ercr/pages/109.html
発売日 2019年7月26日 ブランド NEKO WORK H タグ 2019年7月ゲーム 2019年ゲーム NEKO WORK H キャスト 葉山モモ(志鷹伊織),わらび茶々(天羽和花),花園めい(東坊城聖),鶴屋春人(黒猫/作家/他),榛名れん(編集長/女性客/他),川村ひづめ(アナウンス/店長/他),伊ヶ崎綾香(記者/マスター/他),夏町甚平(神父/男性客/他),サバ味噌☆定食(男作家/男性客2/他) スタッフ 企画:さより イラスト:石恵 サブキャラ・SDイラスト:さより シナリオ:雪仁 彩色:石恵,ふゆら,さより,芝4丁目,伊武もいな,鶴崎貴大 背景:ニライカナイスタジオ 伊織 漫画カット:なげた 和花 漫画カット:朝凪 ロゴデザイン:cao.(*PetitBrain) システムグラフィック:cao.(*PetitBrain) オフィシャルウェブデザイン:cao.(*PetitBrain) Live2D System:株式会社Live2D Live2D モデリング:さより Hシーンアニメーション:株式会社ナノグラム OP/EDムービー:株式会社ナノグラム ゲームエンジン:MANADUKI プログラム:JIN シナリオスクリプト:株式会社シナリオテクノロジーミカガミ 翻訳ディレクター:大海,Altot 英語翻訳:Meru 中国語翻訳:KAedeRock@623,萌少女領域 画像編集:Randall Tullis,Andrew Oickle 音声収録スタジオ/キャスティング:アルカディア・プロジェクト 音声編集:アルカディア・プロジェクト 効果音:株式会社キューブ 音楽:塩屋純平 パッケージデザイン:さより 営業/広報協力:恭平 デュプリケーター:株式会社関西美術印刷 デバッグ:株式会社ドリームス,NEKO WORK H ディレクター:Amane プロデュース:さより スペシャルサンクス:FAKKU,Jacob Grady,CafeDX 制作/著作:NEKO WORK H 楽曲 オープニングテーマ 「ド・キ・ド・キ・し・た・い!」 作詞/作曲:PHA 編曲:山口朗彦 歌手:鈴湯 Guitar:河合英嗣 All Other Instruments:山口朗彦 Mixing Engineer:辻中聡佑 Recording Engineer:加藤智明(MIT SOUND) Assistant Engineer:李惠英(MIT SOUND) Mixing Recording Studio:MIT SOUND Sound Coordinate:三上桂吾(POPHOLIC),塩屋純平(POPHOLIC) エンディングテーマ 「Lovely Sunny Days!!」 作詞/作曲:PHA 編曲:山口朗彦 歌手:鈴湯 Chorus:hinako Guitar:河合英嗣 All Other Instruments:山口朗彦 Mixing Recording Engineer:加藤智明(MIT SOUND) Assistant Engineer:李惠英(MIT SOUND),北村颯太郎(MIT SOUND) Mixing Recording Studio:MIT SOUND Sound Coordinate:三上桂吾(POPHOLIC),塩屋純平(POPHOLIC)
https://w.atwiki.jp/ercr/pages/907.html
発売日 2001年1月12日 ブランド JIN タグ 2001年1月ゲーム 2001年ゲーム JIN スタッフ 企画・監修・シナリオ:鳥山仁 原画・CG彩色:煉瓦 特殊CG・シナリオ協力:鍋島崇 エキストラCG:すずまさ一万円,あきのしん 背景:TONDE プログラム:東八千代,ダン岬 スクリプト:吊木ヒカル 音楽:真根幸広 パッケージ・デザインワークス:KEIKO 営業・広報:おかじー12.5cm,くらっちゃーK子,こまんぼー CG協力:石恵,すずき,あきやまさんしろ Special Thanks:わっきぃ,木原まこ 制作:Scramble HOUSE 販売:彩文館出版
https://w.atwiki.jp/honi-honi/pages/86.html
id=24023 一度漫画家石恵氏のイラストの模写がバレて謝罪するも再犯 新たにPixiv投稿作品の模写が複数発覚 また初犯の際、謝罪直前にヲチスレにて自称araoの知人が「araoの謝罪を見届けてやってくれ」等といった旨の書き込みがあった http //seiga.nicovideo.jp/bbs/sg4985/38 再犯 http //seiga.nicovideo.jp/bbs/sg198/114 http //seiga.nicovideo.jp/bbs/sg4985/99 名無しさん 09/11/16(月) 23 27 55 No.98544 前科持ち、ラレからもう一枚パクリ有。なにより悲しいのがラレの2倍以上パクに点が入ってる事 このページの先頭へ トップページ へ
https://w.atwiki.jp/ercr/pages/2174.html
発売日 2003年3月28日 ブランド ういんどみる タグ 2003年3月ゲーム 2003年ゲーム ういんどみる キャスト(リニューアル版) 桜井ミウ(高月未依),ミルキーゆかり(有坂まつり),日向裕羅(有坂詩奈),岩田由貴(高月琳),藤城さらさ(菅原里美),片岡大二郎(桜井秋久),葉月ミカ(桜井知絵) 友情出演:エノモトダッシュ キャスト(結いぱち) 桜井ミウ(高月未依,高月みい),葉月ミカ(桜井知絵),ミルキーゆかり(有坂まつり),日向裕羅(有坂詩奈),岩田由貴(高月琳),藤城さらさ(菅原里美),片岡大二郎(桜井秋久) まんじゅう,葉月ユカ,海原エレナ,河原崎洋,滑川菊太郎,葉月ミカ,ミルキーゆかり,日向裕羅 スタッフ(リニューアル版) 企画・原案:こ~ちゃ ディレクター:ちゃとら シナリオ:雨之幸永,あごバリア,ちゃとら 原画:こ~ちゃ CG彩色:こ~ちゃ,かんざきひろ,背景刑事,啼兎,石恵,ばんろっほ,武内よしみ 背景:背景刑事 アイキャッチCG:こ~ちゃ 画面デザイン:こ~ちゃ,かんざきひろ,啼兎 プログラム:ちゃとら 演出監修:ちゃとら,啼兎 スクリプト:いこもといさや,かみらあやな,雨之幸永,啼兎,ちゃとら,眼鏡友の会/E.C 音声編集:啼兎,背景刑事 SE編集:啼兎,雨野幸永,かみらあやな,かんざきひろ パッケージデザイン:啼兎 マニュアルデザイン:啼兎,雨之幸永 チラシデザイン:啼兎,ちゃとら 広報:咲(saku) オープニングムービー:彩塚ましろ 動画原画:橋本慎一(studio outline) 動画着色:マリリン☆カトウ,不破犬 動画着色補助:ろいやる牛乳,み☆う,彩塚ましろ 音楽(BGM):OdiakeS/Ecnemuse テストプレイ:ういんどみる ALL STAFF Presented by ういんどみる スタッフ(結いぱち) 「結い橋」企画・原案:こ~ちゃ 「結いぱち」企画・原案:雨之幸永,ちゃとら ディレクター:ちゃとら シナリオ:雨之幸永,あごバリア,ちゃとら すぺさるさんくす:眼鏡友の会/E.C 原画:こ~ちゃ CG彩色:啼兎,こ~ちゃ,石恵,ばんろっほ,武内よしみ,背景刑事 背景:背景刑事 画面構成:啼兎,背景刑事,マリリン☆カトウ,あごバリア,いこもといさや,ちゃとら プログラム:ちゃとら スクリプト:いこもといさや,啼兎,かみらあやな 演出監修:ちゃとら,啼兎 すぺさるさんくす:眼鏡友の会/E.C 音声編集:啼兎,背景刑事 SE編集:啼兎,かみらあやな,いこもといさや 営業・広報:咲(saku) 音楽:OdiakeS/Ecnemuse テストプレイ:ういんどみる ALL STAFF すぺさるさんくす:Zenki Presented by ういんどみる オープニング主題歌(リニューアル版) 「Precious Flap」 作曲:Feel ボーカル:NANA エンディング主題歌(リニューアル版) 「星空の彼方へ」 作曲:Feel ボーカル:KIRIKO
https://w.atwiki.jp/tnk_hoppou/pages/73.html
彼女×彼女×彼女 純然たる抜きゲ。ストーリーなんておまけです 女の子が朝起こしに来てくれたときにうっかりち○こがパンツの中に入っちゃった!とかが普通に起こります 原画が八宝備仁。石恵っぽいとよく言われている 主人公がイケメンでよく顔が映る。イケメン揃いの北方勢なら感情移入できますよね 秋奈ルート 印象薄い 夏実ルート おっぱい!おっぱい! 真冬ルート 黒ニーソいいお…メイド服いいお…巫女服いいお…7連戦いいお… 翠+鈴蘭ルート なんで眼鏡ついてくるん? 総評 翠単独ルートがないことだけが心残りだけどそれ以外はよし シチュコスに拘ったエロシーンかつ連戦で枯れる 数も秋奈15、夏実11、真冬12、ハーレム6、翠+鈴蘭11と申し分なし
https://w.atwiki.jp/critic/pages/85.html
KISS×300 こんな世界(WINTERS)/2004/05/28 シナリオ:平井次郎 原画:石恵 音楽:桃野コメット [あらすじ] 出版社をリストラされてしまった青年は、 とある求人雑誌で 『パープルパワフル』という名前の会社を目にする。 世に有名なED回復薬、 『バイバイアングラ』を販売している会社だという。 運良く面接の運びとなったのだが、面接会場で彼は 目を白黒させる羽目になってしまう。 面接官である美しい女子社員の質問が、 何故か『キスに関するもの』ばかりだったからだ。 挙げ句の果てには、 『今この場で、アタシとキスすることが出来ますか?』 とまで・・・ -OHPより抜粋- シナリオ:17/30 テキスト:20/30 グラフィック:9/10 サウンド:7/10 システム:7/10 基本点:10 総合:70/100 レビューは後日
https://w.atwiki.jp/tagonoura/pages/19.html
#blognavi こんばんは 参考にしたいのでもしよろしければ 好きな(男の)絵描きさんを教えてください。 カテゴリ [絵のこと] - trackback- 2006年07月21日 21 52 07 俺が好きな作家を挙げてみると、偽midi泥の会の石恵さん、ご存知みさくらさん、アーカイブのへちさんかな。どれもみんなかなりエロいのでサイトへ行く場合は注意してクリ。 -- 名無しさん (2006-07-22 21 13 46) コメントし終わって気付いたんだが、みさくらさんは男なのだろうか・・・? -- 名無しさん (2006-07-22 21 14 26) ありがとうっす。やっぱみさくらさん出ちゃったか男かどうか微妙だったからなしって書いとけば良かったです。もうひとつのはこれが私のほにゃららの同人誌とかかいてた人ですね -- 名無しさん (2006-07-22 23 31 40) 名前 コメント #blognavi
https://w.atwiki.jp/ercr/pages/2702.html
発売日 2002年10月18日 ブランド ルネ タグ 2002年10月ゲーム 2002年ゲーム ルネ キャスト 河合春華(城宮椛),岬友美(御門静流),松田美奈(赤嶺真理),野神奈々(藤代綾音),海原エレナ(北条小枝) スタッフ シナリオ:関町台風 サブシナリオ:河東アングル キャラクターデザイン:川合正起 原画:川合正起,川合佐保 プログラム:マーブルソフト プロデューサー:櫻井秀樹 ディレクター:千田友紀 サブディレクター:関口大輔 CGチーフ:内山義隆 アートディレクター:川島淳 スクリプト:下山真吾 グラフィック:石恵,くさなぎほむら,いぬニャア チップキャラ:ピカベリー デザインアート:(有)CiSe 森戸弘和 背景原画:牧四朗 背景彩色:NIA,円堂礼介 音楽:Team PETH 演出、デモ制作:るいちゃん☆ミ 音声編集:MARINE STUDIO 声優コーディネイト:まつぬまひろゆき テストプレイヤー:そね,よぐたん,ZAK,安樹,マチャヒコ,桐生夏維,ルネ お~るスタッフ 真カリスマデバッガ:たかみ~ スペシャルサンクス:北の勇者 BIS,栗周,あっきーABE PRESENTED BY LUNE 主題歌 「Little Wing」 作詞作曲編曲:GrassRord
https://w.atwiki.jp/biero/pages/94.html
【彼女×彼女×彼女(1スレ406より)】 406 :名無したちの午後 :2008/06/04(水) 04 35 47 ID eZZBoW680 (中略) 先月末は彼女×彼女×彼女、魔女道の2本を購入。 彼女×彼女×彼女は体験版で、風呂上りハプニング、コケて素股状態になるミラクルで それぞれしっかり一枚絵で見せてくれたので、その心意気をかって購入。 プレイしてみると、二度目の風呂上りでは全裸立ち絵まであってwktkは最高潮、、 しかしその先を進めた結果玉砕、如何せん3姉妹ともあまりにすぐにヤらせてくれる。 そのため今までのハプニングのありがたみが一気に消失してしまった。 時既に遅しなタイミングで水着シーンも出てくるが、ポロリするわけでもなく。 イラストもリゾートBOINのときより後退してる印象、特に乳房の形とおできのような乳首 塗りも相まって劣化した石恵と見られてもしょうがない印象。 神作品の期待むなしく、購入したのはこのスレ的でなくとも失敗だった。 395 :名無したちの午後:2008/06/01(日) 17 18 05 ID J1s+XssB0 彼女×彼女×彼女、 本編ではバッタリ・覗きイベントは全部一枚絵無し 典型的な体験版釣り .
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/3851.html
獄石さよ子は見せしめにされた不幸な少女、獄石恵の姉だ。 彼女は妹が死んだ時、何も出来ないまま見殺しにしてしまった。 それは仕方のないことであるし、例え星野月夜であっても止めることの出来ない悲劇だ。 獄石恵が死ぬのはもはや、運命のようなモノだった。一度決まった運命は、変わることなく進んでゆく。 だが、それでも認めることは出来ない。自分の妹がわけのわからない理由で殺され、正気でいられるわけがない。 「さよ子、それは本気で言っているのか!?」 橘蓮には獄石さよ子の言った言葉がわからなかった。 獄石さよ子は優しい人間だ。殺し合いに乗るなど言うわけがない。 そう信じていたかった。 妹の死は残念だったと思うし、それを止めることが出来なかった自分は情けない。 だからと言って、それが人を殺して良い理由にはならない。 蓮は特別正義感が強いというわけでもないが、人殺しをすることだけは絶対にしたくないと思っていた。 無論、それは自分だけではなくさよ子にもだ。 一度誰かを殺してしまえば、その後は誰を殺しても何とも思わなく畜生に成り下がってしまうだろう。 それが嫌なのだ。自分は誰も殺したくはないし、さよ子に誰かを殺してほしくもない。 蓮の言葉には、そんな淡い期待も込められていた。 「本気じゃなかったら、こんな物騒なものはすぐに捨てるよ」 さよ子に支給されたものは、一丁の小型回転式拳銃と鎌。 近距離戦、遠距離戦、両方をこなすことが出来る十分な支給品だ。 対して、蓮に支給されたものは鍋蓋と特殊警棒。 共に殺傷力は低く、特に鍋蓋など何に使えばいいのかわからないほど頼りないものだ。 もしもさよ子と蓮が知り合いでなければ、間違いなく蓮はここで死んでいただろう。 さよ子は殺し合いに乗ると言っておきながら、蓮を殺す覚悟は無かった。 恵が死に、蓮まで死んでしまえば自分の大切なものをほとんど失ってしまう。 殺し合いに乗るのは蓮と共に優勝し、恵を蘇生して一緒に帰るためだ。 「ふざけるな!誰かを殺しても、お前が不幸になるだけだ」 これ以上さよ子が不幸になる必要はない。 そんな思いを込め、蓮は叫ぶ。 今の自分の声が届くかどうかはわからないが、それでも叫ぶ。 「……じゃあ」 さよ子が口を開く。 瞳には涙を浮かべ、今まで抑えていた感情が溢れ出す。 「じゃあ、どうすればいいの!?恵は死んだ!恵を復活させて帰るには、誰かを殺すしかないじゃない!」 「それは……」 言葉に詰まる。 死人を生き返らせる方法など、この世には存在しない。 獄石恵は死んだ。その事実が覆されることが無い。 当然だ。世の中そう上手く出来ていない。 死人を生き返らせるなど、今の技術では到底不可能だ。 だが、もしも生き返らせることが出来たなら? 大量の人間を殺すことで、誰かを生き返らせることが出来たなら? 恵は蓮やさよ子も気付かない間に死んでいた。 まるで有り得ない光景だったが、それで恵が死んだのは事実だ。 現実だ。夢ではなく、確かな現実。 簡単に、短時間で一つの命が散った。くだらない理由によって。 それは決して許し難いことだ。 特に恵のことをよく知っている蓮やさよ子にとって、その怒りは大きなものだった。 でも、さよ子は殺し合いに乗ろうとしている。 簡単に人を殺した畜生と同じ道を辿ろうとしている。 あれだけの短時間で人を簡単に殺せたのだから、人を蘇生することも出来るかもしれない。 絶望の淵まで追い詰められた人間は、正常にものを考えることが出来ない。 普段では『有り得ない』と一蹴するようなことでも、案外あっさりと信じられてしまう。 「――――だが、恵ちゃんはそんなことを望んでいると思うのか!?」 蓮は説得しようとすることを止めない。 恵を失ったショックが大きいのは蓮も同じだが、だからといってそれが人を殺す理由にはならない。 むしろ、大切な人間を失ったからこそわかるのだ。人間の命の重さが。 さよ子が誰かを殺したら、殺された人物と仲が良い人間が今の自分やさよ子のように大きなショックを受けなければならない。 誰かを殺すということは、誰かの人生を狂わすということなのだ。 そんなことをさよ子にしてほしくはない。 「わからない」 「それなら――――」 それなら、殺し合いになんて乗らずに無事に帰る道を探せばいい。 それは難しいことかもしれないが、可能性はゼロじゃない。 そう言いたかったが、それよりもさよ子が言葉を紡ぐ方が早かった。 「でも!でも、あの子はこんなことに巻き込まれてなければ死んでなかった!」 確かにその通りだ。 このわけのわからない『ゲーム』に巻き込まれたせいでさよ子の妹、恵は死んだ。 本来ならば生きていたはずの存在なのだ。まだ死ぬはずのない少女だったのだ。 だが、だからと言って誰かを殺すことが許されるわけではない。 理不尽な理由で殺害された人間は数多く存在するだろうが、だからといって復讐していたらキリがない。 さよ子が今しようとしていることは、『復讐』など鼻で笑える程に恐ろしいものだ。 無差別殺人など、殺人鬼と、恵を殺したあの憎き少女と何も変わらない。 「それでも、恵ちゃんはお前が殺人鬼になることなど望んでいないは――――」 ドガッ 鈍い音と共に頭を襲う謎の衝撃。不意打ち。 蓮の視界が霞む。瞳に映っていたクリアな世界にはモヤがかかり、景色があまりよく見えない。 今にも消失しそうな意識をギリギリな状態で保ちながら、蓮は考える。 誰がやった? 答えは、考えるまでもない。 答えなど既にわかっている。理解している。 この場にいるのは蓮とさよ子しかいないのだ。誰が自分を襲ったかなど、考えなくともわかるではないか。 だが、何故だ。さよ子は本当に殺人鬼になるとでもいうのか? それだけは止めなければ。彼女を殺人鬼にするのだけは、なんとしても止めなければ。 「やめ……ろ、さよ……子」 今にも途切れそうな意識。 少しでも気を抜けば、プッツリと自分の意識は消え去ってしまうだろう。 不意打ちを食らい、バランスをしっかりと保てていない今の自分の姿は、とても滑稽なものだろう。 傍から見れば命乞いをしようとしているだけに見えるかもしれない。 いや、もしかしたらそう意識していないだけで無意識に命乞いの行動をしているだけかもしれない。 「ごめんなさい、橘君」 ドガッという音がなり、直後に二度目の衝撃が頭を襲う。 今度こそ、蓮の身体は情けなく地面へと崩れ落ちる。 死んではいない。意識はまだある。ギリギリだが、なんとか保っていられる程度には残っている。 何故殺されなかったのかはわからない。もしかしたら、さよ子はまだ『殺人鬼』になりきれていないのかもしれない。 本気で殺そうとするなら銃か鎌を使うはずだ。間違いなく、さよ子の心にはまだ善意が残っている。 だから、心のままに叫ぼう。喉が壊れそうになるくらいに、少女が『殺人鬼』になる前に。 「さよ子ォォォォォォォ!!!!!!!」 叫ぶ。大きな声で、自分が出せる最大の音量で、喉が張り裂ける程に。 自分に出来ることはこの程度しか出来ないが、それでも全力で叫ぶ。 「――――、」 しかし、必死の呼びかけも虚しくさよ子は真っ直ぐに歩き出す。 ドサリと何かが倒れたような音が聞こえたが、後ろは振り向かない。 蓮を見れば再び自分が『殺人鬼』ではなくなってしまいそうだから。 獄石さよ子は殺人鬼でなくてはならない。殺人鬼にならなければ、このゲームに勝ち残ることは出来ない。 それでも蓮を生かしておいたのは、それがさよ子に出来る最大限の情けだったからだ。 彼はさよ子を命懸けで止めようとしたように、さよ子もまた、彼女なりに蓮を守ろうとしていた。 すれ違うそれぞれの思い。 二人は互いのために、全く違う道を進んでゆく。 例え進む道が違っていても、再び共に笑えあえることを信じて。 【一日目/朝/B-1】 【橘蓮】 [状態]後頭部に軽傷、気絶中 [道具]支給品一式、特殊警棒、鍋蓋 [思考・状況] 基本:さよ子を止める 1:俺はどうすれば―――― 【獄石さよ子】 [状態]健康 [道具]支給品一式、鎌、S W M36(5/5) [思考・状況] 基本:殺し合いには乗るが、橘君は殺さない 1:まずは今後の手立てを考える 【橘蓮】 目立ちやすい真っ赤なジャンバーを羽織った少年。 正義感が特別強いというわけではないが、しっかりとした常識を持っているが故に殺し合いに乗るつもりはない。 頭脳、身体能力共に一般人にしてはそれなりに良い方。 さよ子とは幼馴染で、度々周囲から恋人同士と間違われる程に仲が良い。無能力者。 【獄石さよ子】 極普通の何処にでもいる少女。 見せしめの少女、獄石恵の姉。面倒見が良く、決断力もある。無能力者。 Monster 時系列順 [[]] Monster 投下順 [[]] GAME START 橘蓮 [[]] GAME START 獄石さよ子 [[]]