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🎶みんなのわぽうた💭 よければ! みなさんのおすきなわぽうたをおしえてください ※もしも名前を入れたくない方は『匿名』でも大丈夫です ※コメントは100件まで表示のはず 名前 コメント すべてのコメントを見る 風になる!キセキ! -- (秋茜、) 2022-12-29 05 14 35
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みんなそう呼ぶから ◆o.lVkW7N.A その建物は、現在炎上している学校から、西に1キロほど離れた場所に存在していた。 繰り返される日常の中で、とある少女の死に場所として幾度となく選ばれてきたそこ、――古手神社。 けれど今その一室にいるのは、呪われた運命に立ち向かう少女ではなかった。 戸棚を漁って発見した救急箱の中身を用い、メロは全身に負った殴打や殺傷の痕を治療していた。 一般家庭にある救急セットで可能なことなどたかが知れているが、何もしないよりはマシだろう。 化膿などしないよう細心の注意を払って熱湯や傷薬で消毒をし、ガーゼや包帯、絆創膏等で傷口を覆っていく。 ひとしきり手当てを終え、結んだ包帯がずれたり緩んだりしないのを確認すると、板張りの床にごろりと横たわった。 殺し合いの舞台で半日酷使した身体は、自分が思っていた以上に疲労が溜まっていたのだろうか。 血液の代わりに鉛が注入されたような身体はやたらに重く、一度横になってしまうと、再び起きるのがひどく億劫だった。 腕だけを伸ばし、すぐ脇に放っていたランドセルを手元へ引き寄せると、支給された食料を奥から取り出す。 ビニール製の袋を力任せに引き裂いて中のパンを鷲掴み、今更ながら昼食と呼ぶには少し遅い食事をとった。 「……まずいな」 空腹は最高のスパイスだという言葉があるが、どうやらそれは嘘らしい。 半日振りで口にした食料であるそのパンは、硬くも柔らかくもなく、甘いわけでも塩気が効いているわけでもなく。 それこそ奇跡と呼べるようなバランスの元、とにもかくにも絶妙な不味さを誇っていた。 このパン一つとっても、ジェダの人格的欠陥をひしひしと感じられる。 とは言え、どんなに不味い品であったとしても、エネルギーを得るためにはしっかり胃の中へ収めなければならない。 メロは半ばヤケになりながら、もさもさとした食感のそれをペットボトルの水で無理やり流し込んだ。 そんな彼の様子を眺めていたチャチャゼロが、心底可笑しそうに甲高い笑声を上げる。 「人間ッテノハ不便ナモンダナ。オレは、ワザワザ不味イモンナンカ喰イタクネー」 「喰いたいも何も、お前はもともと食事なんか出来ないだろう」 面倒くさそうにそう返したメロに、対するチャチャゼロが少々腹立たしそうに答える。 「馬鹿ニスルナ。モウ少シ身体ガ自由ニナル時ナラ、食事ダッテデキル」 「それ、本当なのか……?」 もし事実なら、口にした食品は一体どこへ行くのだろうかなどとどうでもいい事を考えつつ、メロはその場に身体を横たえる。 少しでも休息を取っておこうと手近なこの建物へ足を踏み入れたのだが、誰もいなくて幸いした。 放送が流れてしまえば、また色々と考察せねばならない事柄も増えるだろう。 せめてその時刻になるまでは、このまま他の参加者に現れないで貰えるとありがたいのだが。 そう思いながら、未だ殆ど感覚の戻らない左肩の治療跡を指先で撫でさすってみる。 無理をすれば多少は動かないこともないが、まともな格闘の役に立つのを期待するのは無謀だろう。 改めて、この怪我の現況である銀髪の少年に苛立ちを覚えつつ、メロは床に転がしていたペットボトルに再度手を伸ばした。 咽喉を鳴らしながらぐびぐびと勢いよく飲料水を嚥下し、齧り掛けのパンに食い付こうとする。 「メロ!」 「何だ、チャチャゼロ。そんなに喰いたいのなら、無理やりにでもその口に詰め込んでやろうか?」 味気ないパンにうんざりしていたメロが、冗談めかしてそう問う。 しかし、対するチャチャゼロはふんと鼻を鳴らすと、緊張感と好奇心をどちらも同程度孕んだ声音でにやにやと笑いながら告げた 「アノナ、何人カコッチヘ向カッテルミタイダゼ。魔力が近ヅイテ来ルノヲ感ジルカラナ」 「この建物に、か?」 「アア。オ前ト同ジ様ニ、ココデ休ムツモリナンダローナ」 どうするんだと問いたげなその言葉に、メロは素早くランドセルとチャチャゼロを片手で抱え上げ、柱の影に姿を隠す。 窓から外を覗えば、確かにチャチャゼロが口にした通り、本殿の入り口に佇む人影が確認できる。 三人……、いや先頭の男が背負っているのはどうやら怪我人のようだから四人だろうか。 恐らくは、休憩のためにこの建物を目指しているのだろうが、ならば自分はどう対応すべきだろう? あちらの集団がまだ自分の存在に気付いていない今のうちならば、裏口から山裾へこっそり退出することも十分可能な筈だ。 『ご褒美』へのカウントがあと一人であることを考えれば、単独でうろうろしている馬鹿を狙ったほうが手っ取り早い。 しかし、そう考えた彼が裏口へ続く廊下へ回ろうと足を踏み出しかけたまさにその瞬間、肩の上のチャチャゼロが声を高くした。 「ン? ……ッテ、アリャ御主人ジャネーカ。オーイ!!」 「馬鹿、チャチャゼロ! 勝手に大声を出すな!」 唐突に叫ばれ、メロは慌てた顔でチャチャゼロの口を塞ごうとしたが既に後の祭りだ。 苛立たしげに眉を顰めて叱責するメロのことなどどこ吹く風で、チャチャゼロはいつものにやけた表情を見せている。 「何ダヨ、メロ。アンマリ怒ルト身体ニ悪イゼ?」 「お前が悪いんだろうがっ!!」 傷跡の目立つ顔面にぴきりと青筋を立てながらそう怒鳴るメロに、しかしチャチャゼロは飄々と告げた。 「ツレネーナア。アイツラノ中ニモグリコンデ、次ノ獲物でも探セバイイダロ? マ、俺トシチャ、流石ニ御主人ヲ殺サレルノダケハ勘弁シテホシイガナ。ケケッ」 * * * ニケ達一行の進行具合は、本人達が想定していた以上に遅々としていた。 気絶した人間を背負って運ぶのは、相手が目覚めているときのそれとは比べ物にならない。 人間は起きている時ならば、背負う側の負担が少なくてすむよう、意識せずとも荷重をかける位置や強さを自然に調節している。 しかし、気絶中の人間にはこれが出来ないため、体重分の重さが丸々加重されるのだ。 未だ目覚めないエヴァを負ぶって山道を行くニケの疲労は相当のものだったし、 手足に火傷を負ったヴィータと、彼女を支えて歩くインデックスの表情にも、薄っすらと疲弊が差していた。 「ニケ、どこかで少し休んだほうがいいんじゃないの」 顔から首筋にかけて滝のような汗を掻いているニケに、隣のインデックスが心配そうな顔で休憩を提案する。 「うーん、俺なら大丈夫だよ。それにほら、学校まで後もう少しだしな」 「だからって……」 明らかに強がっているのが丸分かりだが、ニケ本人にそう一蹴されては、インデックスにもそれ以上の強制は出来ない。 しかし、彼の疲労が溜まっているのはどう見ても明白だ。 これ以上無理をしては、いずれ体力が切れてどこかで突然倒れこんでしまうかもしれない。 それを懸念したインデックスは、ランドセルから取り出した地図をニケの目の前に突きつけて告げた。 「じゃあ代わりに、この先にある神社に着いたら、そこに誰か寄った跡がないか確認しよう」 「……インデックス。だから、俺は平気だって」 「べつに、ニケが休まなくてもいいって言うなら、それはそれで構わないよ。 でも、それは別としても神社には寄ってみたほうがいいと思うんだ。 なのはは中央部に向かいたがってた。学校だけじゃなく、この神社も中央部にある建物の一つだからね」 インデックスの口調は柔らかいものだったが、同時に有無を言わせぬ強さを併せ持っていた。 ニケはその真っ直ぐな視線に少々気圧されながら、こくんと首を縦に振って「分かった」と口にした。 「そーだよな。確かに、誰がどこにいるかなんて、実際行ってみないと分からねえや」 「うん。ヴィータもそれでいいよね?」 「あたしなら構わねーよ。そこにはやてが居るかもしれないしな」 「じゃあ、神社へ向かおうか。……っていってもここを北へ行けばすぐ着くはずなんだけど」 そうして数十分後、彼らが辿り着いたのは、朱塗りの鳥居が堂々と立てられたそれなりに立派な神社だった。 辺りを警戒しながら、一行は本殿へと続く砂利道を歩いていく。 「誰かいるかな?」 「さあなぁ。まあ、俺としてはもう少し『ある』女の子がいてくれたら嬉しいけどな」 背後に居るインデックスとヴィータの胸元を横目で見やり、ニケが大きく溜息をつきながらそう言った。 「……ニケ?」 「ジェダってのも分かってないよなぁ。女の子は女の子でも、こんなに『ない』のばっかり集めて何が楽しいんだか。 やっぱさぁ、俺としてはもう少しメリハリのあるボディにも惹かれるっていうかさぁ、そうでないと揉みがい、が……」 すぱーんと小気味良い音が唸るのと同時に、ニケの両頬に紅葉型の真っ赤な痣が浮き上がった。 「イ、インデックス。今のはちょっとした冗談というかなんと言うか……」 「言い訳するぐらいだったら、最初から言わなければいいんだよっ!!」 顔を赤くして怒るインデックスを、横からヴィータがそうだそうだと焚き付ける。 「インデックス、あたしの代わりにもう一発そいつを殴れ!」 「ヴィータ!? お前、仲間を売る気かよ!」 悲痛な声でそう叫ぶニケに、ヴィータはさも当然だと言いたげな口ぶりでぷりぷりと告げる。 「お前は、さっきもあたしの胸を触ってくれたしな……。その言い方じゃ、ちっとも反省してねーんだろ」 「だから、あれは誤解だって!!」 「行くよニケ。……さっきの右頬は私の分。左頬はエヴァの分。そしてこれは、ヴィータの分だー!!」 和気藹々と(?)喋りながら鳥居をくぐり、神社の中央に位置する最も大きな建物の前へ漸く達する。 しかし、中へ入ろうかと足を一歩踏み進めた瞬間、突然奥から聞こえてきた声に、三人は揃って肩を強張らせた。 「オーイ御主人、早ク来イヤー!!」 その叫び声に無言でお互いの顔を見合った三人は、誰一人として声の主に思い当たる人間が居ないことを確認する。 「ニケやヴィータの知り合い……じゃないんだよね?」 「俺は知らないな。あんな声聞いたこと無いし」 「あたしの知ってるヤツでもねー。それに、『主人』って誰のことだよ? あたしがはやてをそう呼ぶならともかく、あたしのことをそんな風に呼ぶ相手なんかいねーもんな」 「うーん、そうだよね。アラストールの探してるシャナって子でもないんでしょ?」 『うむ、あの子の声ではないな。それに我と我が契約者の関係も、主従とはまた違うものだ』 それらの答えに少しばかり思考すると、インデックスは「それじゃあ」と己の考えを口にした。 「じゃあ、もしかしてエヴァの知り合いかな? ほら、エヴァは吸血鬼だし、吸血鬼っていえば『血の契約』で僕を持てる筈だからね」 「エヴァの……? そういや俺、あいつの知り合いの話とか全然聞いてなかったな」 「うん、私も何も聞いてないよ。あの時は色々大変だったし、エヴァは怪我を治療した後すぐに気を失っちゃったしねぇ」 そう呟くインデックスに真剣な口調で言葉を挟んだのは、ヴィータだった。 「……でも、あれがエヴァの従者だったら、早く行ってやったほうがいいと思う。 きっとそいつもさ、自分の主人のこと、凄く心配してるだろうと思うから」 自身とはやてのことを重ねているのだろうヴィータの真っ直ぐな言葉に、インデックスとニケは顔を見合わせる。 そうして、彼らはすぐさま走り出した。 一瞬でも「罠かもしれない」などと考えた自分達を恥じるように。 神殿の中に、新たな仲間になりえる存在が居ることを、強く信じて――。 * * * ガラガラと大仰な音を響かせて、本殿の扉が開かれる。 その音に反応し、メロは仕方なくチャチャゼロを連れて入り口へと足を運んだ。 どこまで効果があるのか分からないが念のため、「これ以上は、絶対に余計なことを言うなよ」と釘を刺しておくのも忘れない。 「分カッタ、分カッタ」と連呼するチャチャゼロは正直相当に不安だったので、 いっそ冷蔵庫の中にでも閉じ込めておきたかったのだが、相手に声を聞かれている以上そういうわけにもいかない。 手持ちの道具である変声器にも、支給品扱いのチャチャゼロの声は登録されていないのだ。 まあとにもかくにも人当たりよく出迎えて、利用できそうな集団なら上手いように潜り込ませてもらおうではないか。 そう考えたメロの視線の先に現れた集団は……、まあ彼なりに一言で言えば『アホ面の集まり』だった。 「お前達……」 「久シブリダナ、御主人! ……ト、眠ッチマッテルノカ?」 メロが口を開こうとしたのよりも一瞬早く、頭の上のチャチャゼロがぐったりした女に話しかける。 尤も、当の相手は気絶しているらしくチャチャゼロの言葉など耳に入っていないようなのだが。 代わりにこちらへ声を返したのは、大振りの木の葉で胸を覆い隠し、上から透明度の高い長布を羽織った少女だ。 ……痴女? どう見たってそう思わずにはいられない出で立ちの少女は、見た目に似合わぬしっかりとした口調でメロ達に告げる。 「やっぱり、エヴァの従者だったんだね。でも、吸血鬼には見えないけれど」 「ケケッ、俺ハ御主人ニ創ラレタ生キ人形サ。マ、今ハシガナイ支給品扱イダガナ」 「支給品か。じゃあ、アラストールと同じようなものなんだね」 「アラストール? 何のことだ、それは」 メロの疑問に答えたのは、少女が首から提げていた紅い宝石のペンダントだった。 雷鳴轟く様な低く荘厳な声で、ペンダントは己の名をメロ達に向かって紹介する。 『我が名はアラストール。我もまた、この少女・インデックスに支給された者だ』 「アラストールは、契約者のシャナっていう子を探してるんだ。 それに、私たちも探している相手がたくさん居るんだけど……、取り合えず中にあがらせてもらってもいいかな? 私たちは少し休憩を取りたいし、よかったらあなたの話も聞かせてほしいんだ」 「ああ、勝手にしろ。俺も出来れば情報を集めておきたいしな」 メロは首を頷かせて少女の提案した内容に同意すると、一同を本殿の中へと促した。 先ほどまで自分一人で使っていた広い部屋に彼らを案内すると、車座になって座り込む。 「……さて、どうする。まずは楽しく自己紹介とでもするか?」 「そうだね。私はインデックス。こっちがニケとヴィータで、今気絶している彼女がエヴァンジェリン」 この殺戮ゲームの中で、御目出度くも仲良しグループのような集団を作って行動している彼らに、メロは少々の皮肉を込めて口にする。 しかし対する少女はその皮肉を何の意にも介さず、当然のように自身の名を答えた。 鈍いわけではない。どうやら、メロの皮肉を分かった上で、敢えてこう返してきたようだ。 インデックスの名前をそれなりに『出来る』相手であると頭に留め、メロは短く自分とチャチャゼロの紹介を済ます。 「俺はメロ。で、こいつがチャチャゼロだ。俺達は……」 そうして情報交換が開始されようとした……のだが。 冷静な話し合いは、メロの口から飛び出した爆弾発言によって一瞬にして幕を下ろした。 「俺達は少し前まで学校にいたんだがな。あそこが火事になったせいで……」 「ちょっと待て、火事って何のことだよ」 突然食いついてきたニケに、メロは何なんだと思いながらも素直に返答する。 「どっかの馬鹿が校舎に火をつけたんだよ。俺も最初は半信半疑だったが、校門を抜けるとき随分ときな臭い匂いがしたからな」 そう答えたメロの言葉に驚愕したように表情を固めると、ニケは隣のインデックスへ顔を向けて叫んだ。 「おい、インデックス!」 「大変だねぇ。それに、もし火事になったんなら、私達が向かっても誰も居ないかもしれない」 「でも、誰か中に取り残されてるかもしれねーだろ!?」 「そうか、ヴィータの言うとおり、逃げ遅れてる人がまだ校内にいる可能性はあるね。 けど、下手に向かって私たちまで巻き込まれたらどうにもならないよっ」 完全に自分を置き去りにして話し始める三人に、メロは苛立ちを募らせながら尋ねた。 「何だ、学校に何か用があったのか?」 「仲間の一人が、あそこに向かったかもしれなくてさ。俺たちで様子を見に行くつもりだったんだよ」 メロの問い掛けにそう返答したニケに、左右に座る他の二人もうんうんと首肯する。 「でも、本当に火事だとしたらどうしよう? もうすぐ夕方だし、学校を目標にしておけば、いざとなっても校舎の中で一晩過ごせるかと思ってたのに」 首を捻って悩むインデックスに、横のニケが「それじゃあ」と事も無げに告げる。 「じゃあさ、俺が先に行って見てこようか? 火事って言っても、どのくらいの勢いだったかまでは分からねえしさ。 俺が様子を見に行って、一通り確認し終わったらここに戻ってインデックス達にも伝えるよ」 「お前、勝手に決めるなよ! あたし達なら平気……っくぁ、」 その提案に、顔を真っ赤にさせたヴィータが今にも掴みかからんばかりの勢いで大声を上げた。 だが、叫んだせいで傷口が開いたのか、すぐに小さく呻き声を上げてその場に脂汗をぽたりと垂らす。 その様子を横目で見て、ニケはやっぱりと言いたげな表情で彼女に告げた。 「無理するなよ、ヴィータ。お前の怪我だってまだ全然治って無いんだしさ。 エヴァも起きないし、インデックスだって疲れてるだろ? だからここは、俺が行くよ。 ……ま、一応レディファーストってヤツかね」 「けどよ、ニケ……」 「何だよ、心配してくれるのか? ヴィータってば意外とツンデ……げふぅっ!!」 ヴィータの頭突きを顔面にクリティカルヒットされ、ニケがごろごろと板張りの床を左右に転がる。 それにくすくすと笑い声を上げると、少女二人は仕方ないというように溜息をつきながらそれぞれ告げた。 「ま、ニケがそこまで言うなら、私たちはここで待たせてもらおうかな。 ここには鍵もあるし、学校まではそう遠くないからニケも放送までには戻ってこれるだろうしね」 「そうだな。セクハラ野郎と一緒にいるより、女だけのほうが安心かも知れねー」 ニケを心配に思いながらも、最も効率的な方法を考え仕方なしにそう言ったインデックスとヴィータ。 そんな二人の言葉を聞き終えると、漸く身体を起こしたニケがメロへ向き直って頼んだ。 「ところでさ、お前も一緒に付いて来てくれないかなぁ。 俺一人だと迷ったりして無駄に時間がかかるかもしれないし、もし逃げ遅れた怪我人でも居たら、一人でここまで運ぶのは大変だろ」 「なっ……、何で俺がそんなことをしなきゃならないんだ」 露骨に嫌そうな表情を見せるメロを見て、頭上のチャチャゼロがケタケタと大笑いする。 笑声混じりの高い声で、チャチャゼロはメロを見下ろして歌うように告げた。 「イイジャネーカ、ドウセオ前モ暇ナンダロ?」 「チャチャゼロ、勝手に決めるな!」 怒号を浴びせるメロに、チャチャゼロはこっそりと彼にだけ聞こえるような小声で提案した。 「ソレニ、アイツノ生死モ気ニナッテンダロ? ツイデニ確カメテ来イヤ」 「ああ……、あの眼鏡のことか」 チャチャゼロが言った『あいつ』とは、火災報知器が鳴り響く中放置してきたコナンのことだ。 あのまま誰にも気付かれなければまず死んでいるだろうとは思うが、確かに確認しておいて損は無い。 それに、この集団についても多少興味がわいてきた。 どうやら、ただの烏合の衆というわけでもないようだし、もう少し知っている情報を聞いてみたい。 「仕方ない……、今回だけだぞ」 メロはチッと舌打ちを鳴らすと、面倒臭そうな表情で己の真横に座る少年へと顔を向けた。 その了承の言葉にぱっと顔を綻ばせ、ニケが「やった~」などと嬉しそうな声を上げる。 気付かれぬよう冷ややかな視線でその姿を眺めながら、メロは小さく溜息をついた。 * * * 出発から数十分後、二人が目にしたのは今だ轟々と燃え続ける校舎の姿だった。 見上げた校舎はそのあちらこちらから火柱を上げて、壁面をチリチリと炭化させていく。 かなりの距離をとった場所から離れて見ていても、蒸し風呂のような熱気が皮膚を撫で上げる。 ――しかし、そちらに目を奪われていた彼らに対し、予想外の出来事はまだまだ続いたのだ。 心臓が止まりかけるほどに強烈な、天を劈く巨大にして爆発的な破砕音。 その轟音はごく近い場所から、彼ら二人の耳朶に飛び込んで。 ほんの一瞬で、何事もなかったように姿を消した。 * * * 一休は、ずぶ濡れになった己の全身に目をやり、その場に立ったままどうしたものかと頭を抱える。 つい先ほどまで、彼は更衣室のシャワーから溢れ出る温かい湯を浴びて、傷に覆われた身体を癒していた。 コンクリートが打ちっぱなしにされた更衣室の壁には、低学年の児童にも分かるよう、 懇切丁寧な使用法の説明が、イラストつきででかでかと貼られている。 最初は戸惑っていた一休も、説明を見ながらあれこれと挑戦しているうちに、その使い方をきっちりと理解した。 慣れた今では、温度や水量の微妙な調節ですらお手の物だ。 しかし、シャワーの扱いを習得し、安心しきっていた彼に悲劇は突然訪れた。 窓の外で起こっている本校舎の火事も所詮は対岸のものといった感じで、安穏とシャワーを満喫していた一休。 その裸の身体に、何の前触れもなく最前どこかへ掻き消えた着物が舞い戻ってきたのだ。 先ほど保健室で行われた戦闘の最中、小狼が使用した『きせかえカメラ』。 一休の着用していた衣服を根こそぎ奪っていったその道具の効果は、その時漸く切れた。 勿論それ自体は一休にとって喜ばしい事態ではあったが、問題は現在の状況だ。 頭上から間断なく降り注ぐ温水は、彼の元へ戻って来た着物を一瞬でびしょ濡れの布切れへ変えてしまう。 当然、我に返ってすぐさま水を止めたものの、一度濡れてしまった衣服がそう簡単に乾くわけもない。 「これは、どうしましょうかねぇ……」 先刻までの、身を隠す布一枚もない状態を考えれば、たとえずぶ濡れであっても今のほうがよほどマシではある。 とは言え、あと少しすれば夕暮れ時だ。 これだけ水気を含んだ着物を身につけて夜を明かせば、恐らくは夜間の寒さで風邪を引いてしまうだろう。 そう考えた一休は、来ていたそれを一旦脱ぎ、十分に水分を絞ってから体操着袋に入れた。 代わりに、更衣室内を漁って見つけていた別の着物を、その中から取り出して広げる。 薄く布地の面積も狭いが、良く伸び縮みする下着のようなものが一枚と、その上に羽織るのだろう薄柿色の大判布が一枚。 どちらもあまり着心地はよくなさそうだが、この際贅沢は言っていられないだろう。 全身をぴっちりと包み込む、異様に股座の窮屈な下着を素肌に直接着込み、上からもう一枚の広布を半纏のように肩掛けにする。 第一感想、……胴回りがきつい。第二感想、胸だけは割りと楽……。第三感想、股間が……はう。 どこぞの口先の魔術師のようなことを思いながら、着用したそれらを眺め、一休はそう私感を漏らす。 「少し動きづらいですが……、他に替えがない以上、まあ仕方がないですね」 ――彼がもう少しこの時代に詳しければ、その格好が周囲にどういった感想を齎すか容易に想像出来ただろう。 しかし一休は泣いても笑っても室町時代の人間であり、ついでに言えばいつまで経っても一休だった。 女子更衣室内で、女児用スクール水着の上にベビーピンクのバスタオルを羽織った少年。 それは、どこからどう見ても不審者にしか思えない様相で……。 とは言え、一休本人にそんなことは到底分からない。 窓の外へちらりと視線をやり、校庭での喧騒がいつの間にやら収まっているらしいのを確認すると、 そろそろこの場から外へ出ようかと、床に放置していた荷物の中身を丁寧に整理し始める。 袋の口を大きく緩め、重要度の高いものとさほど必要ではないものを選り分けよう手を伸ばす。 しかし、彼が荷を解き始めたまさにその瞬間――――、 彼にとって予想もしえない、突然の闖入者が現れた。 * * * 「同行使用(アカンパニーオン)! 一休!!」 そう叫んだ僅か一瞬の後に自身の居る場所が一変しているという事実にブルーは気付き、ひとまずは転移の成功に胸を撫で下ろした。 正直なところ、カードの効果に関しては半信半疑であったが、こうして無事あの女から逃れられたのだ。 先ほど遭遇したばかりの少女を脳裏によぎらせ、ぶるりと肩を震わせながら、ブルーは転移の対象者である一休に視線をやり……。 「……えっ? きゃぁぁっっ!!!」 思わずその姿を、冷酷な殺人者から年頃の女の子へと変貌させた。 尤も、彼女の見せた態度は至極当然のことだろう。 「何の問題もありません」と言いたげに堂々たる様子で女児用のスクール水着を着込んだ男性を前に、 一般的な少女が見せる反応いえば、悲鳴を上げるか瞬間的に思考停止するかのどちらかだと決まっている。 だが、脳内を真っ白にしたその僅か数秒にも満たない瞬間が、相手の攻撃への対応を、彼女に一瞬遅らせた。 「失礼します、ぶるうさん!」 一休はそう叫ぶと、突然現れたブルーたちに素早く応じ、眼前の壁に取り付けられた二つの蛇口を目一杯に捻り上げた。 青の蛇口は一滴の水分も許さないといった具合に固く閉め、同時に赤の蛇口はぎりぎりの所まで開き空ける。 その結果、頭上のシャワーヘッドからは、これ以上無いという位の熱湯が少女達向かって降り注いだ。 大量に放出される煮え立った湯は、ブルーとイヴの素肌をしとどに濡らし、その全身に転々と水ぶくれを作る。 おまけに、もうもうと立ち込める湯気のせいで視界が大幅に遮られ、一休の姿を追うことも出来ない。 「イヴ、あいつを捕まえなさ……ケホッ!! ゴホッ!!」 咽喉を振り絞って隣に立つイヴにそう命じようとした瞬間、顔面に向けて何か粉上のものを投げ付けられた。 慌てて掌で払いのけようとしたものの、その行動は僅かに遅い。 肺腑の内へ吸い込んでしまった粉末に咽喉をやられ、息苦しさから激しく咳き込んだ。 それを機に彼女の全身からすぅっと力が抜けていき、手にしていたランドセルを取り落とす。 急いで床に散らばった支給品の山をかき集めようとするものの、伸ばした指先に全く力が入らない。 それは一休の支給品である『ワブアブの粉末』、その最後の一包だった。 即効性で吸引した者の筋力を奪うその粉薬の威力は絶大で、ブルーは声を上げる暇もなくその場へ倒れこむ。 その隙に、一休は周囲にうず高く積み上げられていた掃除用具を腕で払いのけ、足止めのため床一面へそれらをぶち撒ける。 床上に転がったモップやバケツ、濡れ雑巾らは、ただでさえ視界の悪い現状ではかなりの障害物となる。 しかし一休は、一つだけ誤算していた。 それは、ブルーの背後にもう一人仲間が居たということ。 残り一包分しかないワブアブでは、ブルーの体力を奪うのが精一杯で、後方の少女の動きまでを止めることは出来なかったのだ。 刃へ変形させた横髪で左右から倒れてきたモップの山を難なく切り結んだイヴは、返す刀で一休へ刃先を向ける。 その斬撃を後ろに跳んで何とか逃れると、一休はランドセルに収めていた教科書をひょいひょいと投げ付けた。 しかし対するイヴにはその程度、止まっている蝿を叩き落すようなものだ。 投擲物を、楽々と長い髪一房で払い落とし、僅かずつながら確実に相手へ接近する。 そこから逃れるため後ろへ駆け出した一休は、自分の居る場所に気付き、頭を抱えた。 何せ今居るのはどん詰まりどころか更に奥、男性用トイレの最奥にある個室前だ。 覗き防止のためなのか窓には鉄柵が嵌め込まれているから、頭を通すのすら不可能だろうし、 汲み取り式便所とはいえ、流石にこの内部へ逃げ込んでしまっては、たとえやり過ごせたとしても一人では脱出できない。 剣撃をかわす際、咄嗟に後ろへ引いてしまったせいで、一つしかない外への出口は今や少女を挟んだ向こう側だ。 果たして自分の運動神経で、彼女の横をひらりとすり抜けて室外へ脱出することなどできるのだろうか。 ……自問自答するが、答えは当然ながら「不可」だ。 この島に集められた神仙は、皆が皆、不思議な力を当然のように使ってみせる者達ばかりだ。 現に目の前の少女も、自身の髪を刀に変えてみせるという不可思議な術を使用している。 横を抜けようとすれば、あの長髪であっさりと斬り捨てられて一巻の終わりだろう。 ならば自分に出来ることは……。 一休は、懐をまさぐって活性炭入りのマスクとライター、それに『ネコンの香煙』を素早く掴み取る。 多少威力が心配ではあるが、換気用に開かれた背後の窓から間断なく風が吹き込んでいるのを考えれば、こちらは風上。 このマスクを併用していれば、自分まで香の効果に巻き込まれることは恐らくないだろう。 指先で摘み上げたマスクを手早く口元に当て、握り締めた香へ点火しようとライターのフリントへ指を掛ける。 一休の手元から、火打石を打ち鳴らしたような音がカチリカチリと響き――――。 カチカチ、カチカチ、カチカチ…… ……ボンッッッッ!!!!!!! ――――――――――爆発、した。 後編へ
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トップページ > ソフトウェア > 発売済みリスト > みんなのGOLF5 みんなのGOLF5 公式サイト http //www.jp.playstation.com/scej/title/mg5/ 製品名 みんなのGOLF5 発売日 2007年7月26日 価格 5,980円 ジャンル スポーツ 発売元 SCE 人数 1~4人 オンライン最大 2~8人(対戦) 50人(大会) メディア Blu-ray Disc 対象年齢 CERO A 全年齢対象 備考 追加コンテンツキャラクター/コース/ロビーパーツの有料コンテンツあり。 Amazon.co.jp商品紹介より 攻略サイト 他にもありましたら追記をお願いします。(作りかけで更新停滞/終了しているサイトは除外) 簡易ゲーム評価(5点満点。) 選択肢 投票 5 (0) 4 (0) 3 (0) 2 (0) 1 (0) ゲームの感想を一言お願いします。 名前 コメント top
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みんなのうた(2) 121 名前:水先案名無い人 :2006/04/16(日) 12 59 25 ID imGiqZBX0 全みんなのうた入場!! ノッポさんは生きていた!! 更なるタップを積み伝説が甦った!!! 孫たちへのメッセージ!! 「グラスホッパー物語」だァ――――!!! コンピューターはすでに明治時代に完成している!! 日本の祖母「コンピューターおばあちゃん」だァ――――!!! 装着しだい飛びまくってやる!! 少年少女合唱団代表 「天使の羽のマーチ」だァッ!!! サッカーボールの飛び方なら我々の歴史がものを言う!! 卒業の雄 ミスターミキプルーン 「ありがとうさようなら」!!! 真の寒さを知らしめたい!! マチャアキソング 「北風小僧の寒太郎」だァ!!! 昭和版はちあきなおみだが平成版なら森山良子だ!! 沖縄の悲劇 「さとうきび畑」だ!!! 消費税対策は完璧だ!! 全日本演歌 「一円玉の旅がらす」!!!! 全鬼のベスト・タンゴは私たちの中にある!! タンゴの神様が来たッ 「赤鬼と青鬼のタンゴ」!!! 無理強いなら絶対に敗けん!! 先生の泣かせ方見せたる 結婚反対 「せんせほんまにほんま」だ!!! 東西南北に住む(どこでもあり)ならみんなが幸せ!! 郁恵のピュア・ソング 「しあわせのうた」だ!!! 山口さんちからツトム君が上陸だ!! ロリコンではない 「山口さんちのツトム君」!!! ルールの無い幸せがほしいから主婦(母親)になったのだ!! 主婦の幸せを見せてやる!!「きっとしあわせ」!!! ヒロミのヒの字は干物のヒとはよく言ったもの!! ツンデレ男子の 好きの裏返しがバクハツする!! 「ヒロミ」先生だ―――!!! 新鋭アニメーターこそがみんなのうた最強の代名詞だ!! まさか新海誠がきてくれるとはッッ 「笑顔」!!! 手袋を返したいからここまできたッ あの子の名前一切不明!!!! 田舎町の純情(しもやけ)こだぬき 「こだぬきポンポ」だ!!! オレたちはみんなのうた最強ではない世界中で最強なのだ!! 御存知長野冬季五輪ソング 「WAになっておどろう」!!! UFOは今や台所にある!! 青虫を驚かせる奴はいないのか!! 「キャベツUFO」だ!!! テットレェェェェェッ説明不要!! タットレェェェェェ!!! テットレラットレラァァァァァ!!! 「テトペッテンソン」だ!!! 体操は実戦で使えてナンボのモン!!! 超実戦体操ソング!! 「チュンチュンワールド~おげんきたいそう~」の登場だ!!! カメラは私のもの 目に入るやつは思いきり狙い思いきり撮るだけ!! ロリ・カメラマン統一王者 「ちっちゃなフォトグラファー」 となり村の雨を試しにとなり村へきたッ!! 入れかえ全みんなの歌チャンプ 「バナナ村に雨が降る」!!! クラスの結束に更なる磨きをかけ “マントヒヒ先生”「それ行け3組」が帰ってきたァ!!! 今の二人に余生はないッッ!! オールド・ラブ「ふたりは80才」!!! 幼稚園時代の思い出が今ベールを脱ぐ!! 春から1年生 「おもいでのアルバム」だ!!! 平井堅の歌ならオレはいつでも全盛期だ!! 動かない時計 「大きな古時計」 チックタックと登場だ!!! マタドールの仕事はどーしたッ 眠気の炎 未だ消えずッ!! 遅刻も昼寝も思いのまま!! 「トレロ カモミロ」だ!!! 特に理由はないッ SMAPが5人なのは当たりまえ!! 森君にはないしょだ!!! 過去隠匿! 「ベスト・フレンド」がきてくれた―――!!! 暗黒街で見つけた謎のオルゴール!! 月夜のミステリアス・ドリーム 「月のワルツ」だ!!! 郵便屋さんだったらこの歌を外せない!! 超A級春の便り 「雪祭り」だ!!! 超一流アイドルの超一流のソングだ!! 生で拝んでオドロキやがれッ ジャニーズの寿司職人!! 「スシ食いねェ!」!!! ABCの覚え方はこの曲が完成させた!! 教育ソングの切り札!! 「へんなABC」だ!!! 猫と鼠が帰ってきたッ どこにあるンだッ 動き続ける森ッッ 俺達は君を待っていたッッッ「まっくら森の歌」の登場だ――――――――ッ 加えて傑作選放送に備え超豪華なリザーバーを4曲御用意致しました! おさむお兄さん熱唱 「ママの結婚」!! ややこしすぎる 「南の島のハメハメハ大王」!! ニャホニャホタマクロー! 「ラジャ・マハラジャー」! ……ッッ どーやらもう一曲は大好きな絵の中に閉じ込められた様ですが、脱出次第ッ皆様にご紹介致しますッッ 関連レス 125 名前:水先案名無い人 :2006/04/16(日) 13 12 52 ID nojLPUgc0 121-124 GJ! ニャホニャホタマクローとメトロポリタンが出てねーって思ってたけど、 やっぱりそこは外さずにキター 126 名前:水先案名無い人 :2006/04/16(日) 13 15 32 ID kNyZ5yJd0 テトペとメトロポリタンキター… まっくら森って谷山浩子だったよな、確か。 そういえば『グラスホッパー』ってのっぽさんだったのか。 131 名前:水先案名無い人 :2006/04/16(日) 15 15 49 ID Cfeu5eGb0 123 「今の二人に余生はないッッ!!」にワロタ どうでもいいが、ググって見たら「あれはお向かいのイヌでしょう ちがうよとなりのネコだろう」を 長年「(天国からの)お迎えの使者が来ましたね 違うよお前の犬だろう」と勘違いしていたことに気付いた。 婆ちゃん呆けてなかったんだね。良かった。 132 名前:水先案名無い人 :2006/04/16(日) 16 03 23 ID PccW82bW0 124 ストリートオルガン 風のおじさんが無いとはどういう了見だ!? 133 名前:水先案名無い人 :2006/04/16(日) 20 33 11 ID UzxQXEyQ0 121-124 おかしいな、そんなに見てたわけではないのに1/3ぐらい聞いたことがある…w 134 名前:水先案名無い人 :2006/04/16(日) 23 27 39 ID nFxf1VuJ0 121-124 テットレェェェェェッ説明不要!! 噴いたw 大体知ってる・・・ビデオ/DVDでセットになってるのがあるはず。 アキストゼネコはないのか・・・。でもGJ! 136 名前:水先案名無い人 :2006/04/17(月) 01 49 46 ID pO6Pdy0HO すずめのサン(ry 160 名前:水先案名無い人 :2006/04/18(火) 22 43 41 ID Aflf/0RL0 121-124 何故に「恋するニワトリ」が無いのん… 161 名前:水先案名無い人 :2006/04/18(火) 22 54 17 ID f0nDU5Db0 132 160 121-124 の作者じゃないが、「風のオルガン」は「キャベツUFO」と、 「恋するニワトリ」は「まっくら森の歌」と歌手がかぶったから漏れたと想像。 コメント 名前
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価格団では不定期に 「えいえい杯みんゴル大会」 を開催しています!! 初心者、上級者問わず、みんなでわいわいチャットして 盛り上がりますので、みんゴルお持ちの団員さんは 是非参加してみてくださいね~!! 次回開催はそのうち^^ ~えいえい杯歴代優勝者~ 第1回大会 Jたろ 第2回大会 たいぞー 第3回大会 だー 第4回大会 Qudan にゃんちゅう☆お別れイベント 開催日:2008年3月26日(水)22:00~ 月見草/関東フロアにて 1 Qudan -17 2 ひろひろ -17 3 自遊人 -17 4 たいぞー -15 5 Jたろ -13 6 NOB -12 7 ET-King -11 8 にゃんちゅう☆ -10 9 USHY -9 10 ギガ -9 11 ジーティアル♪ -6 12 ランコ 0 13 リロイ 0 14 北渡 1 15 だんちょ 11 (敬省略) ドラコン284.0y ニアピン32cm いずれもQudanさん! あやめ、レギュラー18H、初級キャラ・スタンダードギア限定 ドラコン:9H、ニアピン17H ※最後くらいに、Jさんに撮影して頂いた画像です。 もう少し早めの時間に撮影を呼びかけて、たくさんの方が入れば良かったのですが… 誠に申し訳ありません。またの機会に♪ (リロイ君は上の見えない所にいます) ↓↓雰囲気はこちらで↓↓ 過去イベントの様子 by Jたろ
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280 名前:1/5 :2009/05/29(金) 22 48 26 ID ??? ジュドー「ガロード兄、この鉄板持ってくれ~」 ガロード「オッケー」 ロラン「アル、シュウト、このお肉運んどいてください~」 アル・シュウト「「はーい」」 ヒイロ「刹那兄さん、花火の準備は大丈夫か?」 刹那「ああ、こっちは問題ない」 ディアナ「…んしょっ」 リリーナ「よいしょ…」 マリナ「どっこいしょ…」 ディアナ「ロラーン、このテーブルはどこへ置けばよいのですか~?」 ロラン「ああっ!ディアナ様達はそんなことなさらずに、ゆっくりしててくださればいいのに!」 リリーナ「いえいえ、私達も何かお手伝いしたいんです」 マリナ「そうですそうです。働かざる者なんとやら、とアムロさんも仰ってました」 ロラン「気をつけてくださいよ…ではそこの端の方へお願いします」 バーニィ「沙慈君、かまどってこんな感じでいいのかな?」 沙慈「もう少し高くした方がよさそうですよね、あの大きな鉄板乗せるとなると…」 バーニィ「ああ…確かに。しかしこの家は何をするにも本格的だなぁ」 沙慈「はは…ほんとみんな元気ですよね」 アル「ほらほらバーニィ!薪持ってきたよ!早くかまど完成させてよー!」 シュウト「沙慈さんも頑張ってー!」 クリス「さて、バーベキューするとみんな肉ばかり食べたがるから美味しい野菜料理を作ります」 ルイス「はい、先生よろしくお願いします」 クリス「おほんっ!ではまずルイスちゃんはトマトを切ってちょうだい」 ルイス「はーい!」 クリス「次にネーナちゃんはピーマン切ってねぇ」 ネーナ「りょうか~い!」 クリス「ティファちゃんはスープ作るわよ。さ、こっちへいらっしゃい」 ティファ「はい…!」 セレーネ「さあ、みんな力いっぱい働くのよ~。労働後のバーベキューは美味しいわよ~」 ギンガナム「はっはっは!セレーネはすでにビールの消費がはかどっているなぁ!」 セレーネ「…ギム!ディアナ様が重たそうにテーブル持ってきたわよ。無駄口叩いてる暇あるのかしら?」 ギンガナム「おお!これは迂闊であったなぁ。おーい!テーブル運びの下手なディアナ・ソレル!小生が手伝ってやろうかぁ!」 アムロ「ん?あいつら何やってるんだ」 シャア「いつ来ても騒がしい家だなアムロ」 アル「あ、アムロ兄ちゃんお帰り~」 アムロ「ああ、ただいま。これは?」 シュウト「みんなで花火とバーベキューやる事になったんだ」 シャア「なるほど。最近暑くなってきたし良いものだな」 ガロード「みんなー!用意出来たぞー!」 ジュドー「お、アムロ兄とシャアさんじゃない。一緒にどう?」 アムロ「ああ、そうだな。せっかくだし参加させてもらおうか」 シャア「ふむ、たまには仲良くするのも悪くないか」 アムロ「…ロランに手を出すなよ?」 シャア「失礼だな…私が最近そのような事をしたか?」 アムロ「…まあ今日のところは信用してやる」 281 名前:2/5 :2009/05/29(金) 22 49 19 ID ??? リリーナ「皆さん~お肉焼いてみましたよ~!食べてみてくださいな~!」 ギンガナム「どれどれ…ぐぶっ!…おいリリーナとやら、これは少し塩が効きすぎだなぁ…辛すぎて食えんぞぉ!」 ヒイロ「!?」 リリーナ「え、そ…そうですか…?」 ガロード「うおっ…ギンガナムさんズバズバ言うなぁ」 ギンガナム「こういう単純な料理の場合はなぁ…味付けはこんな感じに軽くまぶす程度でだなぁ…それ、やってみろ!」 リリーナ「へえ…多ければいいというわけではないのですね…なるほど」 ジュドー「おぉ…?素直にアドバイスを聞き入れてるよ…?」 ヒイロ「こ、これは…普通に食べられる…こんなに嬉しい事はない…」 アムロ「ほう…あのリリーナさんの料理を修正出来るという事は… おーいギンガナムさん、ちょっとこれを食べてみてくれないか」 ギンガナム「ん…なんだ?この不気味な岩石は」 アムロ「ああ、セレーネが焼いてくれた肉なんだ。どうすればこれが食べられる物になるかと思ってね」 ギンガナム「はっはっは…さすがにこの石コロはなぁ…錬金術師に頼んだ方が早いのではないかぁ? おっとアルが呼んでいる。い、行かねばな!」 アムロ「ちぃ…逃げたか」 ルイス「あの、セレーネさん…わたし達が代わりますからゆっくりしててくださいよ」 ネーナ「そ、そうそう!焼くのはあたしらに任せてよ!はい、ビールどうぞ」 セレーネ「あらそう?あんた達意外と気が利くじゃないの。気に入ったわよ」 ルイス・ネーナ(*1) マリナ「おいひい!このお肉おいひいわ!」モグモグ ディアナ「ふふふ…マリナさん、そんなにあわてると喉に詰まりますよ」 マリナ「詰まるのは慣れてまふから…モグモグ…ググ…ゴクン…ぷはっ」 アル「たーまやー♪」 ドーン! シュウト「こっちもー♪」 ドドーン! ギンガナム「はははー!やはり打ち上げ花火は闘争本能が刺激される素晴らしい物だなぁ!」 ティファ「これも綺麗…」 パチパチパチ ガロード「う~ん、やっぱりティファは線香花火が似合うよなー」 刹那「ああ、儚い感じが実にガンダムだ」 沙慈「ティファちゃんてすごく女の子っぽい雰囲気があるよね」 刹那「そうだな。それに比べてネーナ・トリニティとルイス・ハレヴィは…」 ルイス「…わたし達がどうかしたかなぁ?」 沙慈「まるでねずみ花火だよね…って!えぇっ!?」 刹那「な、なぜここに!肉を焼いていたのではなかったのか!?」 ネーナ「今度はマリナさん達が代わってくれたの!そっか、あたし達ねずみ花火なんだ~」 沙慈「それはその…元気があっていいな~って事で…ははは」 ルイス「ねずみ花火ってこれのことよね」 刹那「ふ…二人とも待て!」 ネーナ「んじゃ火を点けてっと、あ、手が滑った♪」 沙慈「ちょ!あぶなっ!」 シュルル!シュルルルルルルルル! 刹那・沙慈「うわあああぁぁぁぁ!」 クリス「あらまあ、相変わらず派手にやってるわねぇ」 バーニィ「はは…にぎやかでいいよね」 282 名前:3/5 :2009/05/29(金) 22 50 14 ID ??? ヒイロ「いいかリリーナ、ロケット花火というのはこうやって瓶などに刺して火を点けて…」 ヒューーーー……パン! ヒイロ「こうやるんだ」 リリーナ「さすがヒイロは何でも知っているのですね」 ヒイロ「さあリリーナもやってみるんだ」 リリーナ「ええと…瓶に刺して…火を…火を点けて…あっ」コロン ジジジジ… ヒイロ「まずい、そっちは…アムロ兄さん危ない!」 アムロ「なに?…うおっ!」 パン!(尻に命中) アムロ「くぅ………っ!」 リリーナ「ああっ!ごめんなさい!大丈夫ですか!?」 アムロ「あ、ああ…だ、大丈夫だ。問題ない…」 シャア「ははは、情けない様だなアムロ。後ろにも目を付けろと言ったのは君ではなかったか?」 アムロ「な、何をっ!?ならば貴様にこれが避けられるかシャア!」ヒュンヒュン シャア「ふっ…真っ直ぐ飛ぶだけの武器など!」ヒョイヒョイ アムロ「くっ…やる!しかし武器がロケット花火だけだと思うなよ!」 シャア「何?…こ…これはカンシャク玉!?なぜこんなところに!」 パパパパン! アムロ「戦いとは常に二手三手先を読んで行うものだと言っていたな、シャア!」 シャア「ええい!やってくれる!」 ガロード「あちゃ~、やっぱり始まったな」 ジュドー「ま、ある程度予想通りだけどね」 ロラン「ちょっとアムロ兄さん達!危ないですよ!ロケット花火の水平撃ちは禁止されてるんですよ~!」 刹那「これは…真のガンダムとそのライバルの戦い…!」 ロラン「刹那も目を輝かせてないで止めてくださいよ~!」 アムロ「くそ…このままではらちがあかん…よしヒイロ!左に回りこめ、援護しろ!」 ヒイロ「任務…了解」 シャア「そっちがそう来るなら…バーニィ君!沙慈君!アルフレッド・フリートでの訓練の成果を見せるときが来たぞ!」 沙慈「え…?」 バーニィ「強制参加ですか…?」 ルイス「沙慈~!頑張れ~!イイとこ見せてよー!」 アムロ「おい、刹那!何をボーっとしている?お前は相手の右を突くんだ」 刹那「真のガンダムとの共闘…了解した!」 ネーナ「あ、せっちゃんがやるならあたしもやるー!ふふふ~今日は敵同士だねぇルイス♪」 ルイス「それも面白いんじゃない?当たっても怒んないでよ~♪」 ガロード「よし、ジュドー。俺達はアムロ兄に付こうぜ」 ジュドー「おっし。ここで協力しときゃ後で臨時お小遣いだね」 ギンガナム「さすがにそれでは多勢に無勢であるなぁ!シャア殿!助太刀いたそう! 一度長兄とは手合せ願いたかったところだぁ!」 セレーネ「シャアさん、今度コマンビー君を少し貸してもらえるなら この爆竹搭載ミニゲイザーちゃんを出してあげてもいいけど?」 シャア「ふ…まだ人類も捨てたものではないな…協力感謝する。これで私もまだ戦える!」 クリス「ん~…それじゃあ私はアムロさんに付いちゃおうかなぁ」 アル「え…そんな…クリスとバーニィが戦うなんて!そんなのってないよ!」 アムロ「よ~し相手にとって不足はない!行くぞみんな!」 ロラン「ま、待ってくださいよ…!なぜ…なぜみんなが戦わなくちゃならないんですか…!」 ディアナ「本当は仲がいいのに…モグモグ…些細な事で…モグモグ… つい意地を張ってしまう…モグモグ…人間とは悲しいものですね、ロラン」 マリナ「楽しさを求める気持ちは…モグモグ…皆同じなのに…モグモグ… どうしてあの人達の道は…ンググ…交わらないのでしょうか…ゴックン…ああ美味しい…」 283 名前:4/5 :2009/05/29(金) 22 52 53 ID ??? リリーナ「ヒイロ…!」 ヒイロ「リリーナ…どうした。ここは危険だぞ」 リリーナ「この争い…元はと言えば私が原因で始まったものです…その私が高みの見物と言うわけにはいきません…私も戦います!」 ヒイロ「…そうか。リリーナが自分で決めた事なら俺は止めはしない。だが参加するとなると敵は容赦なく狙ってくるぞ」 リリーナ「覚悟の上です」 ヒイロ「そうかわかった…だが安心しろ。俺はお前を守ってみせる」 リリーナ「あぁ…ヒイロ」 ヒイロ「リリーナ…」 ガロード「おい、なんかあそこだけ変な空気になってるぞ」 ジュドー「よそ見してると危ないよガロード兄」 ティファ(私も…せめてガロードにこの軍手だけでも…) タッタッタッ ティファ「ガロード…!これを…!」 ガロード「え?ティファ!?なぜここに…あ、危なーーいっ!」 パン!パパン! ガロード「ぐぇ……」 ティファ「ガロー…ド…?」 シュウト「わー!ガロード兄ちゃんが直撃食らったー!」 アムロ「なんだと!」 ガロード「へへ…ヒイロにばかり…かっこつけさせるわけにも…いかないもんな…」ガクッ ティファ「あぁぁぁ…ガローーードーーーーーッ!!」 アムロ「やばい…ティファちゃんが暴走しそうだ」 シャア「くっ…何と言うプレッシャーだ…まさかあの子のニュータイプ能力がこれほどとは!」 ティファ「そんな…私のせいで…私を庇って…ガロードが…」 アムロ「お、落ちつくんだティファちゃん…」 ティファ「………アムロさん」 アムロ「は、はい」 ティファ「私にも力を…ガロードの仇を討つ力を…ください」 アムロ「あ、ああ…わかった」つロケット花火 ティファ「…ありがとうございます」 アムロ「だが扱いには十分気を付けるんだぞ」 ジュドー「アムロ兄!ちょっと時間稼いでてくれ~!」 アムロ「おお…どうした?」 ジュドー「へへ、ちょっとシュウトと秘密兵器をね」 バーニィ「アル…多分俺は…ミンチだろうな。だがその事で兄弟を…クリスの事を恨まないで欲しい…」 アル「バーニィー!そんなとこでのんびり録画してたら危ないよー!」 刹那「俺が…俺達がガンダムだ…トランザムッ!」 ネーナ「行っけぇ~~!ファング~~!」 ルイス「わわわ!ちょ、ちょっとあんた!それお兄さんの技でしょ~!」 沙慈「ルイス!大丈夫!?…うわっ!」 ギンガナム「油断するな若者ぉ!戦場で恋人の名前を呼ぶ時というはなぁ、瀕死の兵隊が甘ったれて言うセリフなんだよぉ!」 セレーネ「さあ~てクリス、ミニゲイザーちゃんの初陣の餌食になってちょうだい~!」 クリス「これはセレーネさんのロボット?でもそんな単調な攻撃じゃ当たらないわよ!」 アムロ「ジュドー!まだか!?」 ジュドー「出来たぞ~!あるだけの花火を適当に組み合わせてロケット花火で推進力を持たせた…その名もデンドロビウム1号だ!」 ヒイロ「コウ兄さんが聞いたら怒りそうな名前だな」 シュウト「方向よ~し!狙うは敵の大将シャアおじさんだー!」 バシュン! シャア「な、なんだあれは…?しかし…当たらなければどうと言う事はない!」ヒョイ アムロ「ちぃ…腐っても赤い彗星か…さすが我がライバル」 刹那「待て…あっちにはマリナと…」 ジュドー「あ…ディアナ様達が…」 アムロ「まずいっ!!」 マリナ「何か飛んできますよ?」 ディアナ「え…あれは?」 ロラン「ああああ!ディアナ様達にぃぃぃぃ!月っっっっ光ぉぉぉぉぉぉぉ蝶おおおおおおおお!!! 284 名前:5/5 :2009/05/29(金) 22 54 17 ID ??? シャア「ディアナ様に当たる直前に分解し、さらに全てを繭で包んでしまうとは…ロラン君、やるようになった」 アムロ「ああ…しかし最近の月光蝶は発動から一瞬で繭が完成するな」 ネーナ「えっと…それであたし達はいつここから出られるの?」 ヒイロ「ロラン兄さんの怒りが静まれば…だな。今回の場合ディアナ・ソレルが怪我をしたわけではない。 おそらく一晩もあれば大丈夫だろう」 ルイス「と言う事は今夜はここで過ごすのね…ま、こんだけ居れば寂しくはないけど」 ガロード「へへ、バーベキューセットも一緒に巻き込まれたのがラッキーだったな」 ジュドー「お、ガロード兄も復活早いな。まあ、とりあえず食べる物には不自由しなそうだね」 沙慈「なんか…この人たちといるとどこに行っても大丈夫に思えるからすごいよね」 刹那「みんなガンダムだからな。こういう状況には慣れている」 バーニィ「俺もミンチになってないし、奇跡だな」 リリーナ「皆さん相変わらずたくましいですわね」 セレーネ「そうそう、こうなった以上楽しまなきゃね。さあアムロ兄さん、シャアさん、ギム、飲むわよ」 ギンガナム「こころえたぁ!」 アムロ「そうだな…仕方ない」 シャア「今日はじっくり付き合わさせてもらうとするか」 クリス「それじゃあみんな肉焼こっか!」 アル「おー!」 シュウト「宴だー!」 ティファ「あ…それじゃ私も手伝います」 ネーナ「よ~しルイス、あたしらもやるよ~」 ルイス「おっけ~」 セレーネ「ティファちゃん達、焼けたらこっちにもよろしくぅ♪」 ティファ「はーい」 アムロ「みんな順応するのが早いな…」 シャア「これが若さということか…」 285 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/05/29(金) 22 59 51 ID ??? キラ「ウッソ、いつの間にか外に月光蝶の繭ができてるよ」 ウッソ「アムロ兄さん達じゃないですか?」 キラ「だろうねぇ。お、レア武器ゲト」 ウッソ「mjsk? キラ兄さん、またネトゲでチートしたんじゃ」 キラ「いあいあ。リアルマネートレードはするけど、それはしないって」 ウッソ「でwwwすwwwよwwねーwww 僕、今ソロでやってるんで後でパーティ組みましょうよ」 キラ「おk。しかし、ぶっ続け12時間ネトゲができる週末って素晴らしい」 ウッソ「ですねぇ。あ、そういえば、今日の晩御飯っていつできるんでしょうね?」 キラ「コーラとポテチがあれば10年は戦えるし、気にしなくていいでしょ」 ウッソ「僕はコーラよりジンジャーエール派ですけどね」 292 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/05/29(金) 23 19 53 ID ??? キラ「やめてよね、僕達だってお肉は食べたいさ」 ウッソ「準備が出来た頃に参入して、お肉だけ頂く作戦だったんですけどね」 293 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/05/29(金) 23 22 27 ID ??? キラ「ネトゲをしながらモンハンもする。どっちもやらなきゃいけないのが、僕たちのツライとこだよねぇ」 ウッソ「キリン装備でハァハァしながら、他のエロ装備物の同人も探さなきゃいけませんもんね!」 キラ「モンハン同人なら、やっぱり[ピーッ]さんでしょ」 ウッソ「[ピーッ]さんのはエロいですから当然ですよね。現物とデータのどっちも揃えてこそですよ」 キラ「ZIPも出さずにスレ立てとな?」 ウッソ「麻呂乙です、キラ兄さん」 294 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/05/29(金) 23 30 58 ID ??? 292 ロラン「はい。ウッソお肉ですよ」 ウッソ「ありがとうございます」 キラ「え?なんで僕にはないの?」 ロラン「働かざる者食うべからずです。ウッソは一部の肉をさばいたんですから」 キラ「裏切ったな!僕の心を裏切ったなウッソ!」 ウッソ「勝てばよかろうなのですよ!兄さん!」 キラ「コーラとポテチがあるとはいえ!」 ウッソ「この肉を渡すわけには!」 ロラン「家の中で暴れないで!」 295 名前::通常の名無しさんの3倍 :2009/05/30(土) 00 28 13 ID ??? 294 シロー「遅刻した分は、埋め合わせしなきゃ」 っ白狼の寿司 アイナ「あの繭、とても綺麗ですね・・・」ウットリ シロー「えっ?(ドキッ)・・・げ、月光蝶の繭!?」 ロラン「シロー兄さんにアイナさん、お帰りなさい!」 アイナ「ロラン君、お久しぶりです」 シロー「帰りに買ってきたんだ」 っ白狼の寿司 ロラン「ありがとうございます!さぁ、あがって下さい」 アイナ「それでは、失礼します」 シロー「一体、何があったんだろ?」(繭を見て) 296 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/05/30(土) 00 31 18 ID ??? 280-284 シン「な…何これ…」 297 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/05/30(土) 00 39 03 ID ??? 多分、コウは例のごとくシーマ様によって、拉じゃなく、デートに誘われて、 シーブックはパン屋でセシリーとイチャイチャ、 シンはステラの面倒を見ていたに違いない。 298 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/05/30(土) 00 50 44 ID ??? ロラン「おかえりなさい。ちゃんとシンの分もとってありますよ」つ肉 シン「あ、ありがとう(繭の事には突っ込まない方がいいか・・・・?)」 キラ「待った!ウッソは肉を捌いたからいいとして、なんでシンにもあるの!?」 ロラン「言ったでしょう「働かざる者食うべからず」って。シンはバイト帰りなんだからいいんです」 キラ「横暴だー!こうなったら・・・・・!」 シン「って、俺の分を狙うな!ロラン兄は横暴でもなんでもなく完全に正論だろ!」 ウッソ「気を付けてください!今のキラ兄さんは肉欲しさに種が割れてます!」 キラ「撃ちたくない、撃たせないで!僕は今、肉を欲してるんだ!」 ロラン「やめなさい!・・・・・・仕方ないですね。 もう少し手伝いをしたり、ラクスさんへの対応を考えるなら、キラにもあげますよ?」つ肉 キラ「やった!僕、明日から真人間になるよ!さすがロラン兄さん、母親役の鏡だね!」 ロラン「ふふふ、調子がいいんですから」 シン「で、キラ兄が真人間になると思うか?」 ウッソ「明日になったらサッパリ忘れてると思います。コーラを飲んだらゲップが出るくらい確実に」
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PY/S38-061 カード名:みんな、仲良くね カテゴリ:クライマックス 色:緑 トリガー:2 【自】 このカードが手札からクライマックス置場に置かれた時、あなたは自分の控え室の緑のカードを1枚まで選び、ストック置場に置き、自分のキャラすべてに、そのターン中、ソウルを+1。 レアリティ:CR 16/01/12 今日のカード ・対応キャラ カード名 レベル/コスト スペック 色 天才魔導師 レムレス 1/0 5000/1/0 緑
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浅尾慶一郎をお気に入りに追加 浅尾慶一郎 <情報1課> #bf 浅尾慶一郎 <情報2課> #blogsearch2 浅尾慶一郎 <情報3課> #technorati 浅尾慶一郎 <報道課> 20年政治資金 純収入52億275万円 前年比24.5%減 86年以降で最低額 /神奈川 - 毎日新聞 【衆院選2021】無所属に風吹かず 神奈川1区、原籍からも他党からも 小選挙区出口調査から(カナロコ by 神奈川新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 衆院選神奈川4区 早稲田氏、大接戦制す 山本氏が比例復活 | 鎌倉 | タウンニュース - タウンニュース 衆院選神奈川 自民11、立民7議席 当選者たちが語ったことは - 東京新聞 無所属の浅尾氏、国政復帰ならず「今後はこれから考える」 衆院選2021 - カナロコ(神奈川新聞) 2021衆院選:小選挙区 自民辛勝11議席 立憲着実に7勝(その2止) /神奈川 - 毎日新聞 国民民主・西岡秀子氏が再選、安倍氏元秘書は届かず…長崎1区 - auone.jp 「しがらみのない政治を」 立民・江田氏、7期目に向け決意 衆院選2021 - カナロコ(神奈川新聞) 立民・早稲田夕季氏が再選、無所属・浅尾慶一郎氏ら及ばず…神奈川4区 - 読売新聞 神奈川の候補者アンケート(上)コロナ対策 強い制限に賛否 衆院選2021 | カナロコ by 神奈川新聞 - カナロコ(神奈川新聞) 神奈川の候補者アンケート(中)原発「不要」8割 割れる自民 衆院選2021 - カナロコ(神奈川新聞) <各区の構図 衆院選かながわ>4区、5区、6区 - 東京新聞 2021衆院選:序盤情勢毎日新聞調査 12選挙区で自民優位 3割「投票先未定」 /神奈川 - 毎日新聞 【衆院選2021】神奈川4区の候補予定者4氏が公開討論 改憲、外交…(カナロコ by 神奈川新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 衆院選公示 神奈川県内、18選挙区に51人立候補 衆院選2021 | カナロコ by 神奈川新聞 - カナロコ(神奈川新聞) 【神奈川①】神奈川1区・6区は自民・公明に大誤算! “宣言下の銀座クラブ遊び”醜聞が直撃|国民置き去り総選挙 全289区当落予想 - 日刊ゲンダイDIGITAL 2021衆院選:予想される顔ぶれと情勢/上 /神奈川 - 毎日新聞 衆院選 5人が出馬へ 神奈川4区 激戦の様相 | 鎌倉 | タウンニュース - タウンニュース 衆院選・米国からの提言:政権内に忠誠心があった安倍・菅時代 国民への説明は不十分/1 - 毎日新聞 - 毎日新聞 【衆院選2021】神奈川4区、自民分裂が濃厚 山本氏と浅尾氏、再び競合へ(カナロコ by 神奈川新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 衆院選2021:選挙モード本格始動 候補予定者ら「時間ない」 /神奈川 - 毎日新聞 独特すぎる経歴?!経営者・教育者から、なぜ政治家に?そしてなぜ蝶ネクタイ??乙武洋匡が自民党・山田太郎氏に迫る! - 自社 【立候補予定者一覧】衆院南関東ブロック(9月23日現在):朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル 衆院選・神奈川4区 高谷氏が出馬表明 現逗子市議 | 鎌倉 | タウンニュース - タウンニュース 鎌倉市議選 40人前後による争いか 4月18日告示、25日投開票 | 鎌倉 | タウンニュース - タウンニュース 次期衆院選神奈川4区 現・前職と新人の争いか 4氏が出馬準備 | 港南区・栄区 | タウンニュース - タウンニュース 神奈川4区 情勢 現・前職と新人4氏の争いか | 鎌倉 | タウンニュース - タウンニュース 今年の県内選挙 首長選は横浜など6市町 - 東京新聞 【2021年衆院選】予想立候補者(南関東) - 読売新聞 18小選挙区に46人立候補予定 衆院任期残り1年切る - 朝日新聞社 政治への信頼回復のために、政党交付金は返還を | 浅尾慶一郎「将来を語る」 | 浅尾慶一郎 - 毎日新聞 新型コロナ 世界的危機のなかで 「正しい自粛」いつまで続けるか | 浅尾慶一郎「将来を語る」 | 浅尾慶一郎 - 毎日新聞 キャッシュレス還元からのヒント「タンス預金」を表に出せ | 浅尾慶一郎「将来を語る」 | 浅尾慶一郎 - 毎日新聞 「所得倍増」「最低時給1200円」どう考える? ご意見募集 | 浅尾慶一郎氏の寄稿に一言 | 西田亮介 - 毎日新聞 日本のために「所得倍増」を! | 浅尾慶一郎「将来を語る」 | 浅尾慶一郎 - 毎日新聞 統計不正 「歳入庁」で解決できる | 浅尾慶一郎「将来を語る」 | 浅尾慶一郎 - 毎日新聞 日産とルノー、株式保有どうする 企業統治の問題点は | 浅尾慶一郎「将来を語る」 | 浅尾慶一郎 - 毎日新聞 北方領土4島一括返還は困難 期限切らず交渉を | 浅尾慶一郎「将来を語る」 | 浅尾慶一郎 - 毎日新聞 「勉強しない高校生」影落とす社会の変化 浅尾さん寄稿に | 水無田気流さんのまとめ | 水無田気流 - 毎日新聞 「勉強しない高校生」なぜ増えた ご意見募集 | 浅尾さんの寄稿に一言 | 水無田気流 - 毎日新聞 なぜ文科省が高校担当を新設したのか? 勉強しない高校生 | 浅尾慶一郎「将来を語る」 | 浅尾慶一郎 - 毎日新聞 最低賃金1200円は景気刺激の切り札だ 「人材が資源」の時代にすべきこと | 浅尾慶一郎「将来を語る」 | 浅尾慶一郎 - 毎日新聞 自民党の厳しい掟!選挙区で2連敗したら重複禁止へ。現職では23名ががけっぷち! - 自社 衆院選神奈川4区 立憲・早稲田氏が初当選 「新党への強い期待感じた」 | 鎌倉 | タウンニュース - タウンニュース 衆院選 2区菅氏、4区早稲田氏 選挙区制す | 港南区・栄区 | タウンニュース - タウンニュース 【衆院選】元みんな代表の浅尾慶一郎氏、新人相手に落選確実 神奈川4区 - 産経ニュース 【衆院選】馬淵澄夫氏、浅尾慶一郎氏…落選大物候補が一夜明けてあいさつ回り 「今後について考えたい」 - 産経ニュース 無所属・浅尾慶一郎氏が落選 神奈川4区 - 朝日新聞 浅尾慶一郎氏:自民党に入党 - 毎日新聞 - 毎日新聞 浅尾慶一郎氏と松本剛明元外相、自民に入党 - 読売新聞 自民・二階俊博幹事長「立派な議員お迎えできてうれしい」 無所属の浅尾慶一郎氏の自民党入りを歓迎 - 産経ニュース 膨張する自民…旧みんな代表・浅尾慶一郎氏も会派入り 相次ぐ入党・復党に軋轢も - 産経ニュース 集団的自衛権解釈は「苦肉の策」、「抑止力」議論も不十分 - nippon.com パチンコ業界 これが「御用政治家」/総選挙後新メンバー 自民、民主、維新など41人 - しんぶん赤旗 衆院選神奈川4区 「背水」浅尾氏が議席確保 自民・山本氏は比例復活 | 鎌倉 | タウンニュース - タウンニュース 「より右」はない!次世代の党が惨敗した理由 - 東洋経済オンライン 【衆院選】浅尾氏地盤で自民攻勢 菅官房長官、4区で応援演説 神奈川 - 産経ニュース みんなの党が「スピード解党」に至った舞台裏 - 東洋経済オンライン 【みんなの党】解党までの5年間を写真で振り返る - ハフィントンポスト みんなの党、解党へ 浅尾代表が意向 - 日本経済新聞 みんなの党、収まらない 浅尾vs渡辺 の内幕 - 東洋経済オンライン 安倍首相、セクハラやじでみんなの党代表に謝罪 閣僚からも批判 - ハフィントンポスト みんなの党・浅尾慶一郎代表「憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使にみんなの党は反対しません」() @gendai_biz - 現代ビジネス みんな、新ポスターは浅尾氏前面/独自色に躍起 - 四国新聞 みんなの党新代表、浅尾慶一郎氏選出へ 無投票の見込み - ハフィントンポスト 増税の前にやるべきことをやる! みんなのかわら版 みんなの党神奈川5区支部長に池田東一郎氏 | 戸塚区 | タウンニュース - タウンニュース 浅尾議員「ツイッターなりすまし」 スタッフ友人が無断投稿と説明 - J-CASTニュース 浅尾慶一郎 <成分解析課> 浅尾慶一郎の52%は毒物で出来ています。浅尾慶一郎の33%はカテキンで出来ています。浅尾慶一郎の15%は夢で出来ています。 浅尾慶一郎 <保存課> 使い方 サイト名 URL 浅尾慶一郎 <外部リンク課> ウィキペディア(Wikipedia) - 浅尾慶一郎 ページ先頭へ
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みんな大好き塊魂 大コスモ...それは未知なる世界。 製品情報 発売日:2005年7月7日 価 格:税別価格4,980円(税込価格5,229円) 仕 様: “PlayStation2”専用メモリーカード対応(882KB以上) (みんなの思い出使用時) 著作権表記:©2003 2005 NAMCO LTD., ALL RIGHTS RESERVED. 公式ページ 攻略wiki 名前 コメント ステージ情報 おおきく ステージ 大きさ 達成時間 その他 記録 チュート 24cm0mm 数年前 大きく1 35cm9mm 31秒 数年前 大きく2 1m15cm5mm 1分17秒 数年前 大きく3 5m72cm3mm 3分26秒 数年前 大きく4 30m18cm0mm 4分42秒 同時 数年前 大きく5 3636m51cm8mm 6分53秒 数年前 教室 4m13cm3mm 2分06秒 数年前 水中 2m10cm3mm 1分39秒 同時 数年前 レース 23m92cm3mm 1分39秒 P 数年前 50個限定 4m47cm7mm 数年前 スモールファイア 5m36cm7mm 5分59秒 数年前 ミドルファイア 6m31cm6mm 5分22秒 数年前 ビッグファイア 10m85cm9mm 5分17秒 同時1 数年前 小結 593kg 4分47秒 1371食 数年前 大関 595kg 4分47秒 1594食 数年前 横綱 592kg 4分59秒 1230食 数年前 募金 21,093,445円 数年前 ウシクマ 9m31cm1mm ウシクマ 数年前 お菓子ヶ原 1m64c1mm 100% 数年前 お菓子の家 2m97cm4mm 100%、P 数年前 雪だるま 10m17cm9mm 数年前 お花 1m98cm7mm P 2009/04/10 友達 10m41cm7mm 100% 数年前 鶴 97cm3mm P 2009/04/10 蛍 1m83cm9mm 数年前 雲 892m86cm1mm 100% 数年前 太陽 7136☆ 数年前 いそいで ステージ 達成時間 その他 記録 大きく1 29秒_ 数年前 急いで1 33秒06 数年前 大きく2 1分14秒_ 数年前 急いで2 24秒36 数年前 大きく3 2分58秒_ 数年前 急いで3 21秒53 数年前 大きく4 4分17秒_ 数年前 急いで4 30秒90 数年前 大きく5 6分16秒_ 数年前 急いで5 6分27秒83 数年前 お花 45秒06 数年前 レース 27秒00 2009/04/10 友達 28秒86 数年前 生徒 53秒80 数年前 水中 40秒30 数年前 掃除 46秒73 数年前 鬼ごっこ 1分41秒60 数年前
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コトノハバース・フューチャーストーリー 『ダチの務め』 夕暮れ時の蛍音市。聳え立つ高層ビル群が、夕陽の光を反射して黄金色に輝いている。やがて、少しずつ薄暗くなり始めた街には、一日の業務を終えそれぞれの家路を急ぐ人々が溢れ始めていた。 だが、中にはまだ仕事を終えられない者も居る。ノイジャーを狩る堕天使、音羽 初もその一人だ。 「.......悪いな、こんな場所で解散することになって。一人で駅まで行けるか?」 「はい、大丈夫です。私もだいぶこの街に慣れてきましたから♪」 時刻は18時過ぎ。初の仕事の手伝いをしている少女、満昊 祈空は、時間的にそろそろ帰宅しなければいけなかった。いつもなら駅まで初に送って貰うのだが、今日は急ぎの依頼があるらしく街中での解散となった。 「気をつけて帰れよ、この時間帯は油断してると危ないからな。」 「お気遣いありがとうございます、初先輩こそお気をつけて。」 「ああ、分かってる。.....じゃあな。」 「お疲れ様でした...♪」 初と別れ、祈空は駅へと向かった。並び建つビルの間を吹き抜ける冷たい木枯しが、祈空の頰を撫でながら通り過ぎていく。 「そろそろ、冬物のお洋服を出した方が良いかもしれませんね....今年もまたお婆ちゃんに何か編んで貰おうかな.....?」 ほっそりとした自分の腕を摩り、あっという間に喧騒に掻き消されるような小さな声で独り言を呟きながら歩く祈空。その様子を、影から見守る者が居た。 「......なるほど、あいつがそうなのか.....今すぐにでも話を聞きたいところだが、ちょっと様子見してみるか。」 「.....良かった、何とか辿り着きましたね。」 駅前までやって来た祈空は、ほっとしたように息を吐いた。初にはああ言ったものの、流石に一人では少し不安だったようだ。 「わ、もうこんな時間....急がないと......きゃっ!」 再び祈空が歩き出そうとすると、突然誰かが背後から思い切り頭を押さえつけてきた。 「よォ、おじょーちゃん。こんな時間に一人?危ないよ〜、コワ〜い大人に目付けられちゃうからさぁ。」 「いやいや、それお前のことだから!アハハハハハハ!」 祈空に絡んできたのは、二人組の男達だった。一人は耳に何十個もピアスを着けた色黒で金髪の男で、もう一人は無精髭を生やした大柄な男。どう見ても関わってはいけないタイプの連中だ。 「あ、あの........どなたですか.....?」 「ってかめっちゃ可愛いじゃ〜ん!彼氏とか居んの〜?此処で何してたワケ?」 「高校生?いや中学生くらいか。オレら今から飲み行くんだけどさ、一緒にどうよ?」 「わ、私小学生なので....それはちょっと......」 「ええ〜そうなの!?まぁ良いや、大丈夫っしょ!」 金髪の男が、祈空の肩を乱暴に抱き寄せる。祈空の話を聞く気は無さそうだった。 「やめてっ....下さい.....!急いでるんです....!」 「だいじょぶだって!あ、じゃあオレがママに電話したげよっか?スマホ貸してみ?」 「嫌ですっ、離して下さい!」 「何怒ってんの〜?ってか、急がねーと店閉まるんだけど〜。」 「だな、さっさと行こうぜ。オラ歩けよ、オラッ!」 男達の口調が次第に荒くなっていくにつれ、流石の祈空も恐怖を感じ始めた。 (だ....誰か、助けて.....!) 「チッ、ノリ悪りぃなぁ。そんなに歩きたくねえならオレがお姫様抱っこしてやるよ。」 髭の男が祈空を無理矢理抱き上げようとした、次の瞬間。 「こんなふうに゛ッ!?」 突然、汚い声をあげて目を見開いたかと思うと、男はその場にバタリと倒れ込んだ。無駄に大きいだけの背中が、明らかに凹んでいる。 「あ?どうしたん゛ッ!!」 倒れた男の方に金髪の男が振り向くと、まるで潰れた空き缶のように顔がグシャリと歪み、そのまま勢いよく吹き飛んでいった。 「.....!?」 「.......大の男が二人して.........ダセぇことしてんじゃねえよ。」 恐怖と驚きで動けない祈空の耳に、低い女の声が響く。だが、初のそれとはまた違った。恐る恐る振り向くと、そこに立っていたのは黒い髪を後ろで束ねた目つきの鋭い女性だった。黒いジャケットに黒ズボン、赤いネクタイを締め、フード付きの黒いコートを羽織っている。 「ってぇ....!んだよテメェッ!!」 「あぁ?まだ殴られ足りねえのか?」 「ぐっ.....お、おい行くぞ!」 「く、クソが.....覚えてろよ!」 女性の圧倒的な威圧感に恐れをなした男達は、捨て台詞を吐いて逃げていった。そんな二人を追いかけることなく、女性は短く溜め息を吐く。 「ったく、馬鹿がよ.......」 「.........」 「....あ、悪りぃ悪りぃ。驚かせちまったな。大丈夫か?怪我とかしてねえか?」 祈空の方に向き直った女性は、さっきとはうって変わって明るい声でそう尋ねてきた。 「......ぁ......ぅ............」 「へ?」 「.....う....ぅぅ......っ」 すると、あまりの恐怖から解放されて安堵したのか、祈空は突然その場でボロボロと泣き崩れてしまった。 「お、おい泣くなよ!?アタシが泣かせたみたいになってんじゃねえか!」 「ぐずっ....すみませ.....うぅ....っ.....」 「いや、別にお前が謝ることじゃ....ってかこのまま帰すわけにもいかねえよな......あ゛〜〜〜分かった、とりあえずウチ来い!話はそれからだ、な?」 ................................. ................. 「......すみません、取り乱してしまって.....もう大丈夫です。」 「良いって良いって、そりゃあんな奴らに絡まれたら普通は怖いもんな。」 女性に連れられ、とあるバーにやって来た祈空。ジュースを飲んで落ち着いたのか、やっとまともに話せる程には回復していた。 「先程は本当にありがとうございました、貴女が居なければどうしようもありませんでした.....」 「気にすんなよ、アタシはああいう輩をほっとけねえだけさ。....っと、そういや自己紹介がまだだったな。アタシは水無月 美奈、此処でバイトしてる大学生だ。」 女性、もとい美奈は、白い歯を見せてニッと笑った。その笑顔に、祈空も安心して頰を緩ませる。 「私は、満昊 祈空っていいます。青空小の六年生です。」 「へぇ、お前青空小に通ってんのか。アタシもそこの卒業生なんだよ。」 「そうなんですね...!じゃあ....美奈先輩、って呼ばせて貰います.....♪」 「美奈先輩、か......っへへ、何か新鮮だわ。よろしくな!」 二人が初対面の挨拶を交わしていると、奥のドアから誰かが出てきた。 「あっ、店長。」 「あらァ〜〜〜〜!美奈ちゃんったら何処でそんなカワイイお客さん捕まえてきたのォ?」 店長と呼ばれたその人物は、女口調だが明らかに声質と骨格が男性のそれだった。 「あーいや、捕まえたっつーか何つーか......」 「ま何でも良いわ。ようこそ〜〜アタシのお店へ!蛍音市内トップクラスのママとはアタシのことよ!アナタみたいなカワイコちゃんには、た〜っぷりサービスしてあ・げ・る♡」 「あ、ありがとうございます......」 さっきの輩に比べれば良い人なのは間違いないが、色んな意味で圧が強いせいで祈空は思わず身を引いてしまう。 「客が引いてるッスよー店長.....てかママって呼ばれるのはどっちかっつーとスナックっしょ。」 半ば呆れながら、美奈は祈空と店長の間に割って入る。 「悪りぃな、ウチの店長ちょっと変わってるんだよ。悪い人じゃあないんだけどな。」 「いえっ、大丈夫です....♪お二人のお陰で、すっかり元気になれました。」 「あらそう?良かったわァ、ウチのバーでは暗い顔とドンパチはご法度だもの。どんなに美味しいお酒も料理も、お客さんが暗い顔してたらみ〜んなマズくなっちゃうの。」 「ま、それに関しては此処に限らず何処でも同じだけどな。アタシも飯の時くらい深刻な話は避けたいし。」 美奈はそう言って、祈空が飲み終わったジュースのグラスを下げる。そして、おもむろにネクタイを解き、さっき自分が羽織っていたコートを祈空の身体に掛けた。 「つーことで祈空、此処じゃ何だしちょっと表出な。すっかり忘れてたけど、今日は聞きたいことがあってお前を探してたんだ。」 「聞きたいこと....ですか?」 「ああ。お前がいつも一緒に居る.....“堕天使”のことについてな。」 すっかり夜の色に染まった蛍音市。街の名前の通り、煌びやかなネオンの光が夜景に彩りを加えている。美奈に連れられ、駅前近くの展望台にやってきた祈空は、じっとその景色を眺めていた。 「寒くねえか?」 「はい、先輩の上着のお陰で大丈夫です。」 「なら良かった。」 「.....あの、話....って........」 美奈の言う“堕天使”とは、紛れもなく初のことだ。それに、初と共に行動している自分のことも既に把握されていたと知り、祈空は途端に美奈に対して警戒心を抱き始めた。 「そんなに身構えなくて良いぜ、アタシはお前らの敵になるつもりはない。....今のところはな。」 展望台の柵にもたれかかりながら、美奈は祈空の警戒を解くように落ち着いた声で語りかける。 「それに、“堕天使”は......初は、アタシのダチなんだよ。」 「えっ......?」 初めて知る事実に、祈空は思わず驚いて目を丸くする。 「っはは、そんなに意外か?ま、今まであいつが話題に出したことが無いなら無理ねえか。」 「は、はい.....初耳です.......」 「最近はあんまり連絡取れてないんだけどよ、あいつとアタシは色んなことを乗り越えてきた相棒同士みたいな関係なんだ。」 視線を遠くに向けながら、懐かしむように美奈は笑う。彼女の言う通り、確かに自分や初に敵意があって接触してきたわけではなさそうだと祈空は悟った。 「さて、本題に移るとするか。これはアタシの知り合いから聞いた話なんだが.....ここ最近、覚声機ってもんが出回ってるらしいな。」 再び祈空の方に視線を戻した美奈は、真剣な口調でそう尋ねてきた。 「....はい、間違いありません。」 「で、それを奪う為に“堕天使”って奴が所有者を襲ってる....そしてその“堕天使”こそが、他でもない初だって話だ。......実際、それは本当なのか?」 美奈の質問に、祈空はしばらく黙っていたが、やがて美奈の目を見つめ返しながら少しずつ言葉を紡いだ。 「........確かに初先輩は、“堕天使”と名乗っていますし、覚声機を回収する活動もしています。ですが、それはノイジャーという覚声機を使って犯罪行為を行う人達に限った話です。持っている人全員を襲っているわけじゃありません。」 祈空は、一切視線を逸らすことなくそう言い切った。美奈は何度も頷き、次の質問を投げかけた。 「じゃあ、お前が初と一緒に行動してるって話は本当なのか?本当なら、どういう役回りをしてるか教えてくれ。」 「はい、微力ながらお手伝いさせて貰っています。戦うことは出来ませんが、覚声機に手を出してしまった方々のお話を聞いて、初先輩と一緒に改善策を考えたりしています。」 「なるほど。初がそのノイジャーとやらから覚声機を回収して、祈空がそいつの言い分を聞いて正しい道に導いてやる....って感じなのか。」 「纏めると、そういうことになります。.....私の話は本当です。どうか、信じて貰えないでしょうか......?」 美奈はしばらく黙ったまま祈空の顔を見つめていたが、やがて全てを確信したかのように一度だけ大きく頷いた。 「....確かに、お前の言葉は嘘じゃなさそうだな。」 「....!信じて.....くれますか......?」 「ああ。お前の目を見りゃ分かる、一つも嘘は吐いてないってな。」 そう言って、美奈は再び笑顔を浮かべながら祈空の頭を軽く撫でた。 「アタシも、おかしいと思ったんだ。バカが付く程優しいあいつが、そんな横暴なことする奴だとは正直思えねえからな。」 美奈はポケットからパスケースを取り出して見つめる。そこに入っていたのは、祈空と同じ歳くらいの頃の美奈と初の写真だった。 「問いただすような真似して悪かった。けど、アタシは本当のことを知りたくて、ここ最近ずっとお前らのことを色々探ってたんだ。」 「.........そうだったんですね.....いつの間にか、私達の活動が根も葉もない悪評として広まっていたなんて......」 「多分、どっかの誰かが広めたデマなんだろうぜ。情けねえ話だが、アタシも祈空の話を聞くまでどの情報が本物か分かってなかったしな。ったく、頭悪りぃのも考えモンだぜ.....」 申し訳なさそうに美奈が頭を掻くと、祈空は慌てて首を横に振った。 「そんなことありません...!色んな情報が混同して、何が本当なのか分からなくなるのはよくあることですから......」 祈空は唇を僅かに震わせ、視線を少し下に向けながら静かに呟いた。 「でも......美奈先輩が冷静な人で良かったです。噂を鵜呑みにせずに、こうしてちゃんと調べてくれて.....本当にありがとうございます.......」 深々と頭を下げる祈空に、美奈は「顔上げな」と優しく呼びかけた。 「こっちこそ、色々教えてくれてありがとな。ちゃんと本人から本当の話を聞けて安心したよ。」 「先輩......」 「でも、あんまり二人だけで抱え込むんじゃねえぞ。お前らに何かあったら、アタシも力になる。お前らが間違った行動をしない限りは、誰が何て言おうがお前らの味方で居るからよ。」 美奈はそう言って、ニッと笑ってみせる。その言葉と笑顔に、祈空は感極まったように瞳を潤ませた。 「.....っ....はい......!ありがとうございます......先輩........っ....」 「お、おい!泣くなって!当たり前のこと言っただけだぞ?」 「だって....凄く嬉しくて.......玲亜先輩もそうですけど、初先輩のことをこんなに気にかけてくれる人達が居る.....それだけで、とっても安心出来るんです.....♪」 「そりゃ、アタシ達はお前らのダチだからな。間違ったことをすれば止めるし、困ってたら助ける。そして、疑う前にちゃんと話を聞いてやるのも、ダチの務めってやつだ。」 泣きじゃくる祈空の身体を支えつつ、展望台の階段を降りながら美奈はそう言った。 かつて、ある事件が起きた際に、美奈は何の疑いもなく初を犯人だと決めつけたことがあった。その失敗を繰り返したくないという強い思いが、今の美奈を突き動かしたのだ。 「今日はありがとうございました。美奈先輩のお陰で、私も初先輩も救われました。」 「おう、こっちこそ話せて良かったぜ。また初に会った時にでも、よろしく言っておいてくれ。」 美奈に駅まで見送って貰い、祈空は今度こそ無事に帰路へ着いた。 「....あのっ、先輩!」 改札口の向こうまで行った祈空は、不意に大きな声で美奈を呼んだ。 「先輩のバイト先、またお邪魔しても良いですか?」 「!........ああ!いつでも来な!」 ............................... ............... 「...まさか、お前が此処でバイトしてたとはな.......」 「ほんと、ちょっといがーい。」 数日後。今度は、祈空だけでなく初と玲亜も美奈のバイト先を訪れていた。 「何が意外なんだよ!アタシこう見えても結構デキる女なんだぜ?」 「握力でグラス割ったりしないの?」 「しねーよ!!」 玲亜と美奈の言い争いを見て、祈空はクスクスと笑っていた。 「......どうした、祈空。」 「いえ、皆さん本当に仲良しなんだなぁって....♪」 「.....そうだな、全然変わってない。」 少し溜め息を吐きながらも、初は薄らと口元を緩めてそう答えた。 「なあ初〜!玲亜のやつアタシがバーテンダーやってるって全然信じてくれねえんだけど〜!」 「知るか、自分で説得しろ。」 「何でそんな冷てえの!?」 「ねえねえ祈空ちゃん、将来は此処でウェイトレスさんとかやってみたいとか思う?絶対似合う気がするんだよね♪」 「ふぇっ、そ、そうでしょうか....?でも、確かに興味はあるかも.....♪」 「否定はしないけど気が早えよ!」 八年前は青空小の生徒だった三人と、現役の青空小六年生。世代に大きく差が開いていても、それを感じさせない程の自然な空気が店内に流れていた。 「......最期に、何か言い遺すことは?」 ガチガチと歯を鳴らしながら震える犠牲者に切っ先を向け、その女は静かに尋ねる。 「や...やめてくれ.....!俺が間違ってたんだ.....!に、二度とアレは使わないって約束する、だからもう一度...もう一度だけ猶予をくれぇ.....っ!!」 身体を拘束された犠牲者は、必死に訴えかけてた。しかし。 「.....................そう言って、貴方はまた繰り返すのでしょう。一度力に溺れた人間の反省など.....信用するに値しません。」 女はゆっくりと刃を掲げる。その目には、一切の迷いもない。 「嫌だ....!!嫌だぁあああ!!!!」 首を横に何度も振り、涙と涎で顔を濡らしながら、犠牲者は声を枯らして泣き叫んだ。その泣き声を遮るかのように、女の冷たい声が響く。 「...........さよなら。」 一瞬の出来事だった。女が刃を振り下ろすと同時に、犠牲者の首が宙を舞った。やがて、冷たい床に堕ちたその首は、血の涙を流しながら事切れた。 「..........やれやれ.........どうしてこんなにも愚かで醜いのでしょう........」 「............罪人 -ノイジャー- という生き物は」 FIN.