約 101,960 件
https://w.atwiki.jp/thmtg_mws/pages/643.html
時計「ルナ・ダイアル」/Lunar Dial マナコスト (4) タイプ アーティファクト レアリティ レア (2)(T):あなたの手札からカードを1枚選び、それを追放する。あなたはこのターンそれのマナ・コストを支払わずに唱えてもよい。そうした場合、あなたの次のアップキープの開始時にXを支払う。そうしない場合、あなたはこのゲームに敗北する。Xは唱えたカードのマナコストに等しい。 時計「ルナ・ダイアル」が戦場を離れたとき、あなたは手札とあなたがコントロールする土地でないカードをすべて追放する。 参考 カードセット一覧/東方非想天則
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/11947.html
狂った時計(じかん)クオーティア UC 火/水 6 クリーチャー:ゼノパーツ/キカイヒーロー/ブラッディムーン 5000 ■マナゾーンに置くときこのカードはタップして置く。 ■各プレイヤーがカードを引くときそのカードを表向きにする。それがコスト8以上のカードならそのターンの残りを飛ばす。 作者:神風弐千 フレーバーテキスト DMTT-0E「月抗の決起」 捨てられた時計は、不規則に時を刻む。 《終末の時計ザ・クロック》 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/33074.html
らとぽりかのとけいとう【登録タグ ら ナナミP 巡音ルカ 曲】 作詞:ナナミP 作曲:ナナミP 編曲:ナナミP 唄:巡音ルカV4X 曲紹介 滅びの未来のその先へ、どうか君だけは。 ナナミP の27作目。 滅びかけた近未来の架空都市ラトポリカの、ある科学者と彼が作ったお人形の物語。 「ユグドラシル」と繋がっている。 ミックスとマスタリングを perie氏 が、イラストを ハバネロ氏 が手掛ける。 歌詞 (動画より書き起こし) ラトポリカ 最果ての都 遠く世界樹を望む 君の小さな手を握って 永遠への階を昇る 薄闇へ続く螺旋 不揃いな足音が響く 語り聞かせる物語に 君はひたむきに頷く 何も守れなかった僕が 君の幸福を 今 願う事は ただ祈る事は 許されるだろうか 終焉の青に染まる僕の眼は もう君を映さないけれど 忘れないよ ずっと あどけない笑顔 汚れを知らぬ眼差し ラトポリカ 滅びゆく街に 届かぬ愛の詩を 時計の針は絶えず廻る 旅の終わりを急かすように いつか君が目覚める朝 凍てつく樹々は消え去り 陽だまりが傍に在りますように 遠く世界樹へ祈った 心の種を一粒 気まぐれに植えつけた いっそこの手で 摘み取る事が 償いになるのか 僕の事は どうか 残らず忘れて 思い出になどしなくていい たった独り 君を 不確かな明日へ 置き去りにしていくんだ 最後の鐘の音が響く 時を止めたラトポリカ 永遠の塔 方舟となって ただ一つの希望を… 硝子の瞳を そっと塞いだ おやすみなさい 愛しい子よ 凍てつく夜が明ける その日まで せめて ひとときの夢を 願わくは いつか誰かの掌が 光の中へ連れ出して 世界で一番美しい花を 君に… コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/syousetuvip/pages/73.html
679 思い出の懐中時計(作引き出し) ◆49cq481bMY New! 2006/11/29(水) 10 07 57.93 ID 0Nejrkjf0 「先輩。ちょっと相談があるんです。今から会えませんか?」 小林からだ。何だろう?相談か。 「いいよ。どこで会う?」 と返信を打つ。 結局駅前のファミレスで会うことになった。 玄関で靴を履いていた時のことだった。 「兄さんどこへ?」 「駅前のファミレス」 「誰」 「金持ちお嬢さん」 「あたしも」 「それはない」 「無理」 「俺こそ無理。お前関係ない」 「兄妹繋がり」 「連想ゲームじゃないんだから」 「あたし心当りある。同じクラスだし。多分力になれる」 「じゃあ、ステルス迷彩故障で」 「あたし超アホじゃん」 「むしろそれが良い雰囲気作りになる」 「兄さん孔明」 「褒めすぎ。行くぞ」 680 思い出の懐中時計(作引き出し) ◆49cq481bMY New! 2006/11/29(水) 10 09 02.35 ID 0Nejrkjf0 駅前のファミレスに行くと奥のテーブル席に小林がいた。 もちろん俺だけが来ると思ってた小林はビックリしていた。 「あの先輩?何で雫ちゃんまで来てるんですか?」 「あら、ステルス迷彩が壊れたようね。私の姿が見えるとは!!」 「あっ!!雫!!お前また俺の後をつけてきて!!ステルス迷彩は禁止!!」 「ばれちゃあしょうがないわ!!私もまぜて!!」 「帰るんじゃねーのかよ」 「お腹へってるし」 「お前さっきラーメン食ってただろ」 「別バラ」 「デザートじゃないんだから」 「千春さん。私も混ぜて」 「ステルス迷彩って何ですか先輩」 「!!」 「!!」 「兄さん千春さんステルス迷彩ご存知ないようよ」 「すまん。よく考えたら知ってるはずないな小林が」 「兄さん劉禅」 「それは言い過ぎだろう!!」 「ミス初歩的すぎ。あたしの演技水の泡でしかもアホ丸出し」 「正直すまん」 「これで私が混ざるのは断れないね兄さんは」 「ああ・・・・・・」 「先輩達、お願いだから私に分かるように話して下さいよう・・・・」 「つまり相談に雫も混ざるって事だな」 「何でですか?」 「いや、今話がまとまった所だから蒸し返さないでくれ」 「兄さんのミスよ」 681 思い出の懐中時計(作引き出し) ◆49cq481bMY New! 2006/11/29(水) 10 10 37.29 ID 0Nejrkjf0 「よく分かりませんがいいですよ。雫ちゃんも何となく分かるでしょ?あたしの相談内容」 「ええ。同じクラスだもの」 「何だ?小林のクラスで何かあったのか?」 「兄さんあたしもいるよ。千春さんだけじゃないよ」 「お前そこはスルーしろ。で、何?」 「ええ・・・・実はうちのクラスイジメがあるんです」 「イジメ?誰がイジメられてんの?」 「雪村さんっていう女の子です。何かクラスの女子のリーダー格の人がやらせてるんです」 「兄さん。ちなみにあたしの調査では、そのリーダー格の女子北村優子が好きだった男子に 雪村さんが告白を受けたからっていう理由よ。ちなにみこれ非公開情報。誰も知らない」 「雫ちゃん凄い。どうやって調べたの?」 「俺もそれが知りたい」 「秘密」 「秘密はいいがお前の情報源がいい加減気になるよ」 「無理」 「まあ、とにかく雪村さんが北村さんにイジメられてると」 「そうなんです先輩・・・・・クラス中で無視したりしてて、あたしも構うとターッゲットになるから 見てみぬフリしてるんです。でもそんな自分が嫌で。あたし、雪村さん助けたいです・・・・」 「イジメってのは受けた本人は相当精神的ショックが大きいし、両親にも心配かけたくないから 言わないケースが多い。下手をすると手遅れになる。自殺とかな」 「兄さん結構深刻。雪村さん限界近い」 「そうなのか?どんな事されてんの?」 「集団無視。教科書落書き。机に菊の花。体操服隠し。トイレで水ぶっかけ」 「おいベタなやつはほとんどやってるじゃねーか」 「雪村さん本当に自殺しかねない」 「担任は何やってんだ」 「気が付いてない。北村さん隠し方うまい。それにチクッたらターゲットになるから バレるの怖くて誰もチクらない」 「最悪じゃねーか」 682 思い出の懐中時計(作引き出し) ◆49cq481bMY New! 2006/11/29(水) 10 12 13.72 ID 0Nejrkjf0 「そうなんです先輩・・・・あたし同じクラスの子が自殺とか絶対嫌です」 「なるほどな」 しばらく考え込む俺。色々な解決パターンをシュミレートする。 「謎の支援者。追い詰められる北村の恐怖。当人ポカーン作戦だ」 「さすがに解読無理。兄さん説明」 「やっぱ雫ちゃんでも分からない事あるんだ」 「兄さんは妙な事ばかり考えるから。普通の解決法はまず期待しないで千春さん」 「そ、そうですか・・・・・・・」 「あ、やる気失せた。何だい何だい!!人がせっかく解決法思いついたのに」 「兄さん焼きプリンあげる」 「やっぱやる」 「先輩切り替え速いですよ!焼きプリン好きなんですか?」 「千春さん。兄さん焼きプリン大好物」 「そうなんだ。っていうか雫ちゃん。千春でいいよ。同じ年なんだから」 「分かった千春」 「よろしく雫」 「あなたはちゃん付け」 「何故に(笑)雫ちゃん」 「あ、こいつ家族以外に呼び捨てされるとムカッと来るらしいから。悪いけどちゃん付けで呼んでやってくれ」 「わ、分かりました先輩。雫ちゃんよろしく」 「ええ。千春」 「何か引っかかるけど、先輩解決法って何ですか?何か思いついたんですよね?」 「北村さえ何とかすればイジメは解決すると考えていいか?」 「ええ。たぶん・・・・・・でもそれが大変なんですよ先輩。北村さん成績もいいし、クラス委員だし もともとクラスの人から慕われてるんです。今はそうでもないかもしれないけど・・・・・・・」 「兄さん。でも北村を何とかすれば沈静化は可能。ただ今のクラスの雰囲気じゃ無理。 イジメが日常の空気ができてる。北村に反抗するやついない」 683 思い出の懐中時計(作引き出し) ◆49cq481bMY New! 2006/11/29(水) 10 13 46.35 ID 0Nejrkjf0 「好都合だ。くっくっく・・・・・」 「先輩の顔が悪魔のようですっ!!」 「千春の言う通り。兄さん説明」 「まずは雪村と北村のケータイ番号入手と、秋葉原で変声機入手。あとプリペイド式ケータイ入手。 お前ら2人はいつも通りクラスで目立たないようにしてろ。決して雪村は助けるなよ」 「それで兄さん」 「例えばだ。ある日突然機械で声を変えたやつから自分のケータイに電話かかって来て 自分がイジメをやってる事を学校中の黒板に名指しで書くと言われたらどうなると思う?」 「兄さん孔明」 「先輩それは北村さんは精神的に追い詰められていくんじゃないですか?」 「イジメをネタに脅迫だ。やりようはいくらでもある。ネットの巨大掲示板に写真付きでイジメを やってると公表するぞとかな。少しずつ少しずつ追い詰めていく。まあ最期は丸く治める筋書きが ある。北村に精神崩壊起こされても困るしな。俺のストーリーでは最期は北村と雪村は親友になるな」 「ちょ、先輩それなんてミラクルですかっ!親友になるんですか?イジメやってた人とやられてた人が!」 「ああ。全ては俺の頭の中の計画通りよ」 「千春。ちなみに今兄さんは夜神ライトモード」 「何ですか?夜神ライト?」 「千春はほんと期待を裏切らない子」 「??」 「まあ、言うと通りにしろ。最後は感動させるから」 「兄さん大風呂敷」 「心配ない雫。くっくっく・・・・・」
https://w.atwiki.jp/meidaibungei/pages/463.html
2007年09月30日(日) 04時18分-穂永秋琴 ペーター・ハントケの戯曲『私たちがたがいをなにも知らなかった時』に、両腕に肘までぎっしり腕時計をつけた男が登場する。 この作品を読んでいて、この男が登場してくるところまで進んだとき、私はその奇天烈なファッションに思わず吹き出したのだが、今日、思わぬところで、似たような格好が目に飛び込んできたのである。 地下鉄名古屋駅のホームに貼られていた、ブランド腕時計のセールに関する宣伝ポスター。その図案は、サングラスをかけた黒人の男性が、四つの腕時計をはめた左腕を見せ、にかっと笑っているというものだった。なお、その四つの時計が指している時刻はばらばらであった。 このポスターを見たときの私の驚きを想像してもらえるだろうか。だが驚きから醒めて冷静に見てみると――あ、案外違和感はないかもしれない、と感じたのである。まあ両腕に肘まで腕時計をつけるというのは行き過ぎにしても、複数の腕時計をはめるファッションというのは、あってもいいんではなかろうか、と。 せめて時刻くらい合わせろよな、とも思ったが、思い返してみるとこれも的外れな指摘だ。そもそも腕時計を四つもつけるということは、実用目的でそうしているのではないことは明白である。実用でなく飾りであるなら、べつだん時刻を合わせる必要もない。むしろおのおのの短針と長針の角度の違いが、四つ全体のバランスを整えているのかもしれない。こう考えると――複数腕時計スタイル、うむ、奥が深い。 複数腕時計スタイルはあまりに斬新なファッションゆえ、今後研究さるべき課題も多い。腕時計の数や組み合わせ方はもちろん、文字盤の位置はそれぞれどれくらいずらすべきか、どれを何時何分に合わせれば美しく見えるか、など。だがこの研究を極めた果てにたどりつけば、あなたは流行の最先端に立っているであろう。 異性の憧憬と同性の羨望をひきつけたいなら、これからは複数腕時計スタイルだ。 『私たちがたがいをなにも知らなかった時』は愛知県図書館に蔵書があるのでそこで借りるか、もしくはウニタ書店とかで買ってください。 ポスターはネットで見れないかと思って探したけどみつからなかった。名古屋駅で確認してくだされ。たぶんまだしばらく貼ってあるでしょう。
https://w.atwiki.jp/sinnerei/pages/2073.html
【作品名】大きな古時計 【ジャンル】童謡 【名前】おじいさん(大きな古時計) 【属性】おじいさん 【年齢】100歳 【長所】嫁さんが美人(息子の嫁かもしれんが) 【短所】原作では享年90歳だった 【備考】日本語では歌いにくいため「100年いつも動いていた~」に歌詞が変更されている。そのためそっちで登録 vol.1
https://w.atwiki.jp/keroro00innovator/pages/1932.html
私の時計は逆回転! 私の時計は逆回転! アーティスト 4to6 発売日 2014年8月20日 レーベル 徳間ジャパン デイリー最高順位 7位(2014年8月21日) 週間最高順位 10位(2014年8月26日) 月間最高順位 40位(2014年8月) 年間最高順位 270位(2014年) 初動売上 3834 累計売上 5207 収録内容 曲名 タイアップ 視聴 1 私の時計は逆回転! 2 Yume-Yume-Wai-Wai ROOM ランキング 週 月日 順位 変動 週/月間枚数 累計枚数 1 8/26 10 新 3834 3834 2 9/2 ↓ 822 4656 2014年8月 40 新 4656 4656 3 9/9 296 4952 4 9/16 255 5207 関連CD KiRa-KiRa Sensation!/Happy maker!
https://w.atwiki.jp/nenrei/pages/244.html
【作品名】大きな古時計 【ジャンル】童謡 【名前】おじいさん(大きな古時計) 【属性】おじいさん 【年齢】100歳 【長所】嫁さんが美人(息子の嫁かもしれんが) 【短所】原作では享年90歳だった 【備考】日本語では歌いにくいため「100年いつも動いていた~」に歌詞が変更されている。そのためそっちで登録 vol.1
https://w.atwiki.jp/sillin/pages/80.html
<お題:人形・館・古時計> 「古時計の部屋」 ボーン・・ボーン・・ボーン・・ 5つ目の時計の音であたしは気がついた。6つ目で起き上がり、7つ目でほこりをはたく。 8つ目で辺りを見渡し、9つ目でこの古時計の部屋を後にする。 いつものように10回目を聞くことなく、部屋のドアを閉めた。 部屋を出て一番初めに目についたのは、黒猫だった。 真っ青なリボンを首につけた、「だんご」。あたしはそう呼んでいた。 「いちにちのはじまりにあんたに出会うなんて最悪だわ。」 だんごは聞いているのかいないのか、「にゃぁ~」とまぬけな声をあげる。そして、その風体からは想像できないような身軽な足取りで窓から館の外へと逃げるように出て行った。 勝ち誇った気分になりながらあたしは廊下を歩く。どこまでも続く廊下を。 この廊下は不思議な廊下だ。 前に進んでも進んでも行き着く場所はおなじ。「古時計の部屋」。 あたしはもう何年も、十何年も、毎日毎日この廊下を歩いている。 何を求め歩いているのか、そんなことはもうとっくに忘れてしまった。 だけど、あたしは歩き続ける。最初に求めていた「何か」を探して。 そして、それは突然あらわれた。 ひかり。今までに見たことのないような眩いひかり。 その先には何があるのか。何年ぶりかに感じる新鮮な気持ち。 気がつくとあたしは走っていた。ひかりに向かって走っていた。 どんどん近づくひかり。いや、あたしが近づいているのか。 そんなことを考えていると、頭の中が真っ白になった。 あぁ、ここはひかりのなか。あたしはどこにいくんだろう。あたしは・・。 あたしは・・・アタシハ・・・ * * * 「ままー。このおにんぎょうさんなーにー?」 「あら。懐かしい。これはママがみくちゃんくらいの頃に一緒に遊んでたお友達の『リナちゃん』よ」 「へえぇ。リナちゃんかぁ。かわいいねぇ」 「でも、もう何年も昔に失くしたのに・・なんで今頃でてきたのかしら」 「にゃぁ~」 「あ!だんご!どこいってたのー?あ!リナちゃんつれてきてくれたんだね!」 「ふふ・・そうかもしれないわね。さ、パパが帰ってくるわよ。みくちゃんもだんごも夕飯の時間ですよ」 「はぁ~い」 「にゃぁ~」 * * * ボーン・・ボーン・・ボーン・・ 5つ目の時計の音でみんなは席に着く。6つ目で顔を見合わせ、7つ目で手を合わせる。 8つ目で声を合わせ、9つ目で箸を口に運ぶ。 いつものように10回目を聞く頃には、暖かい笑い声が聞こえてきた。 あたしは、いつもと同じ、あの古時計の部屋にいた。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/5539.html
とけいやうさぎとゆうかくばんきつね【登録タグ と 曲 水城時計 鏡音リン 鏡音レン】 作詞:水城時計 作曲:水城時計 編曲:水城時計 唄:鏡音リン・レン 歌詞 (ピアプロより転載) (おやおや、わたくしの出番かしらね) (まだ時計を持っていなかった頃のウサギのお話) (遊郭番キツネと出会った頃のお話) 夕焼け 血の色に見えた 実際 頭から血が流れていた 戦争 子供でも兵器 実践 剣、槍、弓、持たされてた 死人は いくらだったっけ? 数えた 指を折って数、数えてみた あの川 越えたならきっと 兄たち 待っていてくれているだろう もうすぐお迎えが来てくれると思っていたのに 来てくれたのはキツネのお耳をした少女だった 「お前さまは、まだ死ぬ人ではないわよな」 かざす扇子 空に雪舞い 血色(ちいろ)の戦場を水へとかえる 濡れた鮮血 消えた命が 綺麗に消え去って逝く (残ったのは、少年一人) (少女の声が、耳を壊された少年の心に語りかける) 青空 というよりも雪 少女は 懐中時計を取り出した カチリと 針が動き出す 少女が クスリと笑い笑みを零す 両耳を失った少年に少女は近づき 握らせたのは黄金色した懐中時計 「時計はお前さまに呪いをかけたいと」 秒針 というよりも胸 心臓と 懐中時計が共鳴す カチリと 死にかけの命が ふわりと 生き返り血が巡る 「呪いって何?」 「ピーターパンの呪いさね。永遠の子供。世界の管理者となる子供」 「管理者は三人いた。けれど、わたくし以外、皆消えてしまったよ」 「どうして?」 「呪いを解こうとしたからさ」 「それがどうしていけないの?」 「呪いが解ける時が、世界の終焉」 「逆に?」 「呪いを解いた時、世界が終わる」 「つまり?」 「呪いを解いたら世界が終わる」 「だから?」 「ピーターパンに殺された」 「お前さまは、まだ生きたいかえ?」 「僕は、僕は」 「懐中時計はお前さまのことを気に入ったみたいやわ。ピーターパンの呪いを受ける覚悟さえあれば」 「お前さまは、これからもずっと生きることができる」 「ピーターパンに殺されない限り」 「僕は、僕は」 「ボクハ生キタイ」 かざす時計 黄金の空 失くなったはずの耳が生き返る 戦場の血の海 枯れた大地を 始まりに戻していく 懐中時計 時の管理者 扇子持つキツネは人の管理者 最後の一人 裏切り者の 後継者を探さなければ (人間を管理する遊郭番キツネ) (時を管理する時計屋ウサギ) (そして最後は・・・?) コメント ※当分の間閉鎖します。 この時計屋シリーズ新人じゃありえないくらい好きだ -- aaa (2009-06-09 20 09 55) 私も大好きです♪ 時計やウサギとアリスの絵本から好きですね^^ -- イヨ (2009-06-10 21 49 29) 時計屋シリーズで一番、てぐらい好き…! -- ディシー (2009-06-11 19 15 30) 時計屋シリーズの中で、なんかこれだけちょっと雰囲気違うよね・・・・。好きだけど。 -- 名無しさん (2009-08-12 11 42 02) このシリーズ大好きです♪マジ応援してます\(^o^)/ -- アリスS (2009-09-06 22 06 59)