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「さてと……立体機動についてなんだが……。見せてみれば解るか……。莉那、颯太を観戦者モードにしろ」 「は~い。ちょっとごめんね颯太君。一瞬意識が無くなるよ~」 莉那先輩はリモコンを取り出し、リズムよく操作していく。ピッと電子音が鳴った時、僕の視界が闇となった。 目を開くと、同じ風景じゃないか! とツッコミかけた時に気づいた。 腕の感覚がまるで違う……。全身にこみ上げてくる何かのエネルギーそのものが違う……。手を動かそうとしたが、動かない……。 「お~い颯太君。聞こえている~?」 莉那先輩が話しかけてきた。辺りを見回そうとしたが、視点が曲げられない。 そして僕は気づいた。今僕が見ている視点は、莉那先輩だった! 「最初は主観で、私と蓮太郎くんの立体機動を見て、お手本にしてね」 「莉那、始めるぞ。巨人を出現させてくれ」 莉那先輩は下を向き、リモコンを操作し始めた。 仮想現実空間内にアナウンスが流れる。 「シークエンススタートまで、残り15秒……」 カウントダウンが始まる。莉那先輩は蓮太郎先輩に近づき、作戦について説明した。 左右二手に別れて、巨人を10体ずつ駆逐するという事を伝えていた。 「立体機動装置と空間内の設定を完全初期化します。巨人を配置します。配置完了……トロスト区シークエンスをスタートします」 開始の合図の鐘が仮想現実空間内に響き渡る! 響くと共に、蓮太郎と莉那は、それぞれ右と左に別れる。 莉那はすぐ近くにある、家の壁に右アンカーを射出して突き刺す。鉄線がキキキと唸り声を上げ、火花を上げる! 巻取りが終わる寸前、莉那は直ぐに右アンカーを抜き取り、左アンカーを反対側の壁に突き刺す! 左アンカーが刺さり、莉那は地面に衝突する寸前まで一気に急降下し、鉄線の動きにブレーキを掛ける。ガスを弱く噴射し、体勢を整える。 7m級巨人が莉那の視界に写る。 巨人の顎の辺りに左アンカーを突き刺し、ガスを強く噴射する。莉那は巨人の後ろに回り込みつつ、操作装置にブレードを装着する! うなじの中心付近に右アンカーを突き刺し、ガスを噴かして急接近する。 大きくスナップブレードを上げ、力強く振り下ろす! うなじは綺麗にVの字に削ぎ取れ、巨人は倒れこんだ……。 さらに、近くに11m級巨人が居た。莉那はその巨人に気づかれないうちに、首の右横辺りに右アンカーを突き刺す! 周りが見えなくなる程のガスを噴射し、スナップブレードを大きく振りかぶり、うなじを大きく削いだ! 莉那先輩の器用さが手に取るように見える。巨人の弱点である、後頭部より下のうなじにかけての縦1m幅10cmを、正確に深く削ぎとっている。形は少しだけしか異ならない。ほぼ同じ形で、同じ深さで削ぎとっていた……。 「そろそろ蓮太郎先輩の視点に変えるか……。え~と、これかな?」 適当に操作し、視点が切り替り、蓮太郎先輩の視点となった……。 少しずつ景色が進んでいる……、おそらく蓮太郎先輩は歩いているのだろう。 颯太がそう考えていた刹那、蓮太郎は近くの屋根から伸びている煙突に、左アンカーを突き刺す! 煙突を中心に回り、回った先にいた10m級巨人のうなじを、横回転しながら削ぎ取る。 倒した10m級巨人を使い、回転した時の慣性を消す。そこから頭上に駆け上がって踏み台にし、ガスを強く噴射しながら、倒した巨人の前に居る7m級巨人よりも高く跳ぶ! そして、急降下し、縦回転をしながら、うなじを削ぎ取る! 地面に着地。同時に、15m級と4m級巨人が接近してくる。 両アンカーを、自分の左右にある家の壁に突き刺し、15m級巨人の後頭部まで高く飛び上がって回り込む! 15m級巨人の後頭部を蹴り飛ばし、その後ろに居る、同じ高さ程ある巨人のうなじを削ぎ取る! 直ぐ様真後ろを向き、踏み台にした巨人の後ろ首に、両アンカーを突き刺す! 一気に接近し、横回転斬りでうなじを削ぎとった! 蓮太郎先輩の立体機動を見ていて一番に思うこと、それはとにかく酔う。 先程から我慢しているのだが……限界だ……。出せるもん全部出せそう……。 蓮太郎先輩の攻撃は全てと言っていいほど、回転しかしない。 常人は普通に酔う。つまり、蓮太郎先輩は人間じゃないんだ。 おえっぷ……もう限界だ……。 20体駆逐後、僕らは一時的に仮想現実空間が離脱した。 「颯太君、本当に大丈夫? 顔色悪いっていう問題じゃないよ? 今すぐ吐きたいって顔だよ?」 「いえ……全然……平……気です」 ロビーで座って休んでいた僕であった……。 この酔いはしばらく治りそうにもない。 「……、あれぐらい慣れれば酔わなくなる。いつか酔わないように特訓するぞ」 どんな特訓されるのか気になる。 回転椅子に座って、グルグル回転させられるのか? そんな疑問を持ちながら、僕は酔いが治るのを待った……。 約15分後ぐらい経った頃、僕らは再び仮想現実空間の中へと入った。 その後、僕には慣れない厳しい訓練が続いた……。 「そのまま巨人の回りを回りながらブレードをつける! その調子! そのままスパーン! と一発切っちゃえ!」 莉那先輩による、基本的な立体機動。 「巨人の頭上で円を描け! うなじを深く削ぎ取れ! まだまだ深さが足りないぞ!」 蓮太郎先輩による、応用系の戦闘。 二人の先輩による、これまで体験した事の無い訓練だった。 ある程度、巨人を倒すことが出来、立体機動も安定してきた所で、莉那先輩が輝く笑顔を魅せる。 「颯太君すごく上達したね! これで夏の立体機動講習を大丈夫だね!」 「確かにな。まぁ、俺達が教えたのは全て講習で習う事だ。覚えておくといい」 講習……? 立体機動の講習会みたいなのがあるのか? まぁ、その内教えてもらえるだろう……と心に閉まっておいた。 とにかく先輩方にお礼を言った。 「今日は本当にありがとうござました」 「お礼なんていいって! 颯太君ならきっと上手くなれるよ!」 「……、俺もそう思うぞ」 先輩方に技術を褒められ、僕は少し嬉しくなった。 「もう時間だな。部活を終わりにするぞ」 右手で拳を作り、敬礼をする。 号令をし、部活が終了した。
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眠いときにどうすれば良いか分からないという方は、 意外と多くいらっしゃるのではないでしょうか。 眠気を抑えればそれで改善されるかもしれませんが、 それが意外と難しいのです。 眠いという感情を吹き飛ばすことは、 大変な作業であります。 ほとんどの方が経験をしたことがあると思うので、 この辛さは十分に分かるのではないでしょうか。 そんな時は、太陽の光を浴びてみてください。 眠い時に太陽の光を浴びることで、 リフレッシュすることができるのです。 また、マッサージやストレッチも非常に効果的です。 眠いときは、ボーっとすることでさらに眠くなってしまいますから、 とにかく身体を動かすことが必要なのではないでしょうか。 軽めの運動でも良いのですが、身体を解してあげることで、 眠いという感情は吹っ飛んでしまうと思います。 眠いときの対処法としては他にもたくさん挙げられるので、 このページで紹介しているサイトを見て試してみましょう。 自分に合った方法を見つけてみましょう。
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谷にある洞窟をラハンの案内で抜ける。 するとそこは開けた窪地になっており、結構な規模の集落があった。 「こっちですぜ、旦那に姐さん」 集落へと入っていく。 我々がそんな無防備入って行っていいものかと思ったが、特に騒ぎになるような事はなかった。 時折オーガの子供達が駆け寄ってきて物珍しそうに私たちを眺めていく。 やがて我々は一軒の民家の前についた。 ラハンがその戸をノックする。 「オババ。客だ」 「開いておるわい!」 老婆の叫び声がする。 ラハンがガチャっと扉を開いた。 「よく来たのうお客人!!!!!!!!!!!!!!!!!」 途端に視界一杯にグロテスクな(失礼)顔面がドアップで飛び込んできた。 「・・・・・・・・・・・・・・・・はぅ」 コトハが気絶してしまった!!!! 無理も無い私も一瞬意識が危なかった。 「このババに話が聞きたいとはまた奇特な者もおるものじゃのぅ」 ヒーッヒッヒッヒッヒッヒと不気味に笑うオババ。 いや奇特ってか連れが危篤になりかかったんですけどね? コトハは向こうに寝かされており、ラハンが団扇でぱたぱたと扇いでいる。 「この島の話かえ・・・・」 ずいっとまたどアップになるオババ。 すいません本当に心臓に悪いんでカンベンして下さい。 「遥か昔の事じゃ・・・・・」 うおいきなり語りモードに入った。 「空の彼方より船が降ってきたのじゃ。わしらは『始まりの船』と呼んでおる。始まりの船はこの島のどこかに落ちた。船の中には神の門があった」 !!!! 神の門・・・・・始まりの船の中にあっただと!? 「門は様々な物をこの島に呼び寄せた。良きものも悪しきものもな」 しゃーこしゃーこと包丁を研いでいるオババ。 何で話しながら包丁研ぐんですか怖いんですけど・・・・。 「・・・・そうして時が過ぎ、島の外から来た人間たちは神の門の影響で特殊な磁場に覆われたこの島を封印に使う事を思いついたのじゃ」 魔人達の事だ。 「1千年に一度、神の門を自由にできる鍵が島に現れる」 テトラプテラ女王の言っていたマスターキーの事か。 「じゃがの・・・・神の門自体にも封印がかけられておるのじゃ、この島に封じられた者達の命を使った封印がな」 神の門に魔人の命を使った封印・・・・。 「封じられし者達の死によって封印は解かれる。封印の数は封じられしもの達の数よりも1つ少ない数じゃ。即ち神の門を動かしたければ島にいる封じられし者たちは1人を残して全員死なねばならぬ・・・・そして封じられし者たちが島の外に生きたまま出たければ神の門をくぐる他無し・・・・」 いつの間にか私は冷たい汗をかいていた。 グライマーの言葉を思い出す。1千年に一度・・・1人だけが外に・・・・。 魔人の封印とは、単にこの島に彼らを閉じ込めておく為のものだけではなかった。 ・・・・彼らは、自由を得る為にこの島で互いに殺しあう事を運命付けられていたのだ・・・・。 なんと狡猾で残忍な仕組みなのだろう・・・・。 世界に害を成すと判断した存在を一箇所に集めて互いに潰し合わせるとは・・・・。 そしてその壮絶な殺し合いが始まる時こそが、マスターキーの現れる現代なのだ。 「まあ言い伝えじゃよ。本当の話かどうかはわからぬわ」 オババはそう話をしめたが、私はその話の大部分が事実であろう事を知っている。 「むうっ!!!・・・・・・じぇぁあああああっっ!!!!!」 突然オババ手にした出刃包丁を鋭く投げた! その出刃包丁はコトハを団扇で扇いでいたラハンの左肩に後ろからドスッと突き刺さった。 「お”あ”ーーーーーっっっ!!!!!!!!!」 ラハンの絶叫が響き渡る。 「何しやがるババーーーー!!!!!」 「蚊がおった」 ええええええええ包丁刺さるより蚊に刺された方がいいよ!!!! その後、私はオババによって村の祠に案内された。 そこには古い壁画や遺物が数多く残されていた。 私はオババに説明を受けながら、それらをメモに書き留めたりスケッチしたりする。 そう言えば、何故人間を遠ざけようとしていた? 思いついて聞いてみる事にする。 「その事か・・・・最近わしらの狩場に魔物が現れてのう。狩りが思うようにできず食料の確保が難しくなっておるのじゃ。それ故この上さらに谷を人間たちに荒らされん様にラハン達を見張りに立たせておった」 なるほどな。 ふうむ・・・・食料か。 流石に無償で援助とまでは行かないだろうが、アンカーの町には大陸から多くの物資が船で入ってくる。 きちんと支払うものさえ支払えば食料くらいなんとかなるだろう。 私はそうオババに話し、よければ仲介役になろうと申し出た。 「本当か!! それは願ってもないわい」 オババも乗り気のようだ。戻ったらエンリケに相談してみよう。 等と思っているところに慌しい複数の足音が近付いてきた。 ババンと祠の扉が開け放たれてラハンに比べれば随分小柄なオーガの男2人が飛び込んでくる。 「オババー大変だぁ!」 「グエンにタカハシか・・・・何事じゃ騒々しい」 オババが顔をしかめる。 「姫様が!姫様がっ!!」 「俺らの止めるのも聞かないで魔物退治にいっちまったよー!!」 ガガーン!とオババが驚愕の表情を浮かべた。 てか怖い。 「なんじゃともう一度言うてみい!!!」 男たちが顔を見合わせて先ほどの台詞を反復する。 「姫様が!姫様がっ!!」 「俺らの止めるのも聞かれ・・・あえ・・・・」 「噛むでないわあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」 噛んだ方がブン殴られて奥歯を撒き散らしながら吹き飛んだ。 酷い。何で反復させるのかもわからんし噛んで殴られるのかもわからんし・・・・。 「大変じゃ姫に何かあっては一大事じゃ!! すぐラハンを行かせい!!!」 「ら、ラハンの兄貴にはもう行ってもらったよお!でも兄貴なんか肩を怪我してるって・・・・」 包丁刺さったからな。 「この大事な時に!! ほんに使えんクズじゃ!!!!」 酷い。刺した人がそこまで言う。 やれやれ・・・・しかし今のやり取りだけで大まかな話はわかった。 どうやら見てみぬフリはできなそうだ・・・・。 第22話 2← →第22話 4
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第67話 騎士の宅急便 二人の女性を殺害した場所から早々に離れたリドリーは、道に差し掛かった辺りで一息吐いた。 殺した者を埋葬してやろうかとも考えたが、止めた。 自分にはそんな資格は無いと思ったから。 彼女達から回収した荷物を確認する。 最初に戦っていた女性が持っていた短剣以外に武器は無かったが、これを含めても武器は今三つある。 炎弾を発射する剣、小回りの利く短剣、遠距離を狙撃できる銃。攻撃に関してはかなり恵まれているといえるだろう。 だが少女の荷物であるバッグの中に、一つ気になる支給品があった。 「これは…ホウキ?」 少女の方の支給品にあった、このホウキ。一見何の変哲もない普通のホウキだ。 …こんな物どうしろと言うんだ? 武器としてはとても使えそうにないし、これでどこか掃除しろというわけでもあるまい。 主催者の嫌がらせか?と怒ってもこれを支給されたのは厳密に言えば自分では無い。 役に立ちそうにもないし、破棄してしまおうと考えた時だった。 ホウキに説明書が着いている事に気付く。 (ホウキに説明書とは…一体何を説明するというんだ) そんな事を思いながらも一応説明書を読んでみる。 -魔法のホウキ- 『乗って飛べと念じるだけで空を飛ぶ事ができる不思議なホウキ』 (…本当か?) まるでお伽話だ。 ラジアータの文献の中にもホウキに乗って空を飛ぶというものがあったような気もするが、実際に見たことはない。 説明書によるとこのホウキを使えばかなりの速度での移動が可能だという。 燃費はエネルギー満タンの状態で連続二時間使用可能、そして定時放送がある事に自動的に満タンまで回復するらしい。 まだ半信半疑だが、真実ならばかなり便利なアイテムである。 (一応試してみるか…) 両手でホウキを地面と水平に持ち、その柄に跨った。 (飛べ!) リドリーが念じると、ホウキは浮遊を開始して… 回転した。 「いだっ!」 ホウキと一緒に回転したリドリーは、頭を地面にぶつけて盛大にずっ転ぶ。 一瞬意識が飛びそうになるが何とか持ち直し、周りを見渡して目撃者がいない事に安堵した。 なかなかバランスを取るのが難しい。ちょっとしたコツが必要なようだ。 だが使いこなすことができれば、移動時間の短縮に大いに役立つ。強敵から逃げる時にも重宝するだろう。 練習する価値はありそうだ。 しばらく練習した後、何とかバランスを取るコツを掴むことができた。 成る程、結構なスピードが出るしなかなか快適だ。 ただ森の中で使ったら木や枝にぶつかりそうになって危険だったので、道でのみ使う事にした。 既に定時放送の時刻まで二時間を切っているので、ぶっ通しで使っても大丈夫だろう。 そのままリドリーはホウキに乗って鎌石村へと向かった。 リドリーが放送を聞いたのは、鎌石村に入ってすぐの事だった。 その放送で、彼女が最も危険視していた男であるルシオンが名前が呼ばれた。 どんな事があっても彼だけは必ず倒さなければならないと考えていたリドリーにとっては、強敵の退場は朗報だ。 だが油断はできない。ルシオンが死んだという事は、彼より強い者がいるという事だ。 気を引き締め、禁止エリアの情報などをメモしておく。 (C-5が一時間後か…。近い上に早い…) 隣のエリアがもうじき禁止エリアとなる事を知ったリドリーは、これからの行動指針を考える。 (禁止エリアの付近ならば、参加者もあまり近寄らないだろう。拠点にするには持ってこいだ) それにしても…。 死者13人。自分で2人殺した事を差し引いても、想像以上の数字だった。 恐らく自分がそれほど動かなくても、参加者は減り続けるだろう。…できれば、それが一番良いのだが。 死亡者の中には、リドリーと親しい関係にある人物の名前もあった。 (ガンツ殿…少し頼りないながらも、優しい心を持った方だった) 悲しんではいけない。この殺し合いに勝ち残ると決めた以上、彼を殺す覚悟もしていた。 そうだ、自分はどこまでも非情にならなくてはならない。 それでも、死者の名の中にジャックの名前が含まれていなかった事にリドリーは安堵していた。 分かっている。安堵してはいけないという事に。自分は場合によっては、彼も殺さなくてはならないのだから。 彼に会ったらどうするのか?決まっている。戦うのだ。 ジャックの事だ、きっと今頃はこの殺し合いを止めようと右往左往しているだろう。恐らく自分とは対立する。 あの時と同じように敵同士になるのだ。 …いや、ダメだ。ジャックには会いたくない。 勿論、リドリーも本音ではジャックに会いたいのだろう。 だがジャックに会ってしまったら、もう自分は他人を殺すことはできなくなる。 そうなったら、金竜の器としての役目を果たせなくなってしまうのだ。 (私は一度、妖精側に付くと決めたのだ。そして今も決心が変わらないだけの事。迷うな…!) リドリーはそう自分に強く言い聞かせると、ジャックの事を忘れようと行動を開始した。 【B-3/真昼】 【リドリー・ティンバーレイク】[MP残量:100%] [状態:正常] [装備:イグニートソード@SO3] [道具:グラビティレイザー(エネルギー残量[100/100])@SO3、忍刀菖蒲@TOP、アーチェのホウキ@TOP 他クレアとスフレの支給品幾つか、荷物一式×3] [行動方針:ゲームに勝ち残る] [思考:拠点になりそうな場所を探す] [現在位置:鎌石村内海岸付近] 【残り42人】 ※アーチェのホウキについて 6時間内に最大2時間使用可能。エネルギーは定時放送毎に満タンまで回復します。 ただしエネルギーを持ち越すことはできません。 高度は最大で3m程度、速度は通常の移動の二倍の速さです。 第66話← 戻る →第68話 前へ キャラ追跡表 次へ 第13話 リドリー 第88話
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ある日、僕は目覚めると見知らぬ場所に居た。 正確に言えば、そこは自分の部屋だった。 しかし、部屋は真っ暗で窓の外から見える景色も色が消えたようだった。 部屋には妙な空気が漂い、まるでこの部屋を刳り貫いて保存したかのようなところだった。 僕はまだ夢の世界に居るのかと思い、頬を抓って見た。痛い。 何かがおかしい、僕は親を呼びに行く事にした。 しかし家の中には人一人居なかった。どの部屋を探しても父も母も誰も居ない。 家の外に出ても歩いている人はおろか、どの家にも人の気配がしないのだ。 とにかく誰か人を見つけようと辺りをく歩いていると、ドスン、と地響きのような音がした。 それはだんだんと数を増して行き、自分に近づいてくるようだった。 とつぜん、僕の目の前に巨大な影が現れる。 慌てて振り返るとそこには巨大な物が立っていた。数にして3匹。 それが僕を見下ろすように立っている。 僕は声を出し、逃げた。助けて、助けて、助けて。誰か助けて。僕を、僕を助けて。 巨大なそれは家々を踏み潰しながら僕を追いかけてきた。 僕は全力で走った、でもそれらの大きさは異常で、一歩踏み出すたびに僕に近づいてくる。 逃げても逃げてもそれらは僕の視界から消えず、僕を執拗に追いかけてきた。 僕が何をしたんだ、ここはどこだ、父と母は、みんなは、あれはなんだ。なんだなんだ。 うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ どうして僕がこんな目に合うんだ、誰か助けろ、助けろ。だれか 誰 か 、 僕 を 助 け ろ 。 僕は道にへたり込み、泣いた。足が疲れて、動かない。 巨大なそれらはどんどん近づいてくる。逃げなければいけない、踏み潰されてしまう。 でも、腰が抜けて立ち上がることさえままならない。 なぜ僕がこんな目に合うのだろう。昨日母に夕食の文句を言ったから?心の中で父を卑下したから?学校で良い成績を取らなかったから? 僕は罰を受けているのか?そう、なのだろうか。 思い出せば僕はろくな人間じゃないように思えた。褒められないような事も何度かした。その報いが今僕に降りかかっているのだろうか。 だとしたら、あの巨大なものは神の使いで、僕に罰を与えて殺そうとしているのか。 死にたくない。嫌だ、死にたくない。死にたくない。死にたくない。殺されたくない。 ごめんなさい、ごめんなさい。謝ります。罪を償います。 良い子になります、だから僕を許してください。こんな世界からは出してください。お願いします。 必死に祈った。だが神は僕の願いを聞き届けてくれなかった。 巨大なものは僕の目の前来て巨大な足を上げ、今にも振り下ろそうとしている。 そして、風を切る音を立てて、足が振り下ろされた。 僕が到底出来そうも無い死の覚悟をしようとした、途端。赤い球体が突如として表れ巨大なものの足に突っ込んだ。 足の動きは止まり、逆に赤い球体に押されて後ろ倒れこんだ。物凄い音と、突風が吹き、僕は吹き飛ばされた。 僕は住宅の塀にぶつかり、頭を強く打ち付けた。一瞬意識が遠のく。 朦朧とした視界の端で、いつくもの赤い球体が巨大なものを取り囲んでいるのが見えた。 それらは巨大なものに弾丸の様に突っ込んだり、攻撃をしていた。 集中的に攻撃を受けていた一匹の巨大な物が倒れこむ、すると巨大なものは崩れるように消えた。 僕は助かった。そう思った、すると頭の痛みが思い出したように僕を襲い、僕は意識を失った。 僕が目を覚ますともう巨大なものは居なかった。その代わりに赤い球体がいくつも僕の真上を漂っていた。 今度はそれが僕を襲うのか?あ、あ、あ・・・。と恐怖の余り声にならない声が出る。 もう、駄目かもしれない。そう思って目をつぶろうとすると球体の1つが降りてきた。 それは僕に地近づくにつれ人の形を模していく。僕の目の前に降り立つと赤い人型は纏っていた赤い光をはじけさせた。 すると、そこには若い女性が立っていた。いや、まだ少女と言っても良いかもしれない。 僕をどうするつもりなのだろうか。女性はしゃがみこんで、手をばっと繰り出す。 僕はビクっと目をつぶると。顔に暖かい物が当たる。耳元では、 「大丈夫」 と女性が何度も優しく呟いている。それは僕に諭しかけるように、そして自分自身にも納得させる様な声音だった。 僕が目を開けると女性は僕の頭を撫でながら、僕の体をぎゅっと包んでいた。 僕は女性に抱きしめられ、その体の温かさに心の平穏を取り戻すと共に沸々と怒りが沸いて来た。 どうして、もっと早く僕を助けてくれなかったんだ。怖かった、死ぬかと思った。 それに行き成り現れてなんだよ。何が大丈夫だよ、ここはどこだよ。あんたは誰だ。 僕は女性の腕を振りほどき、睨みつける。 「もう怖がらなくても良い、大丈夫よ」 女性は言う。 どこが大丈夫なんだ、未だに辺りは真っ暗だし、真上には変なのが飛んでいるし。訳が分からない。 女性は僕が真上の球体を怖がっている事に気付いたのか、球体達に合図をする。 すると球体は点滅し、どこかへと飛び散っていった。 「さ、もう出られるわ」 女性の言葉と同時に、辺りが一瞬明るくなった。 空を見上げると幾つものひびが入り、そのひびから光が漏れ出していた ひびは見る見るうちに空を広がっていき、ひびが空の全てを覆った、その瞬間。 辺りは完全に明るくなり、周りを見渡すとつぶれた家は元に戻っていた。僕は、元の世界に戻ってきたんだ。 車が一台やってくる。その車は僕と女性の前に止まりドアが開く。 「乗って」 僕は女性に無理矢理車に乗せられた。まだ体はフラフラとしていて抵抗できなかった。 運転席には白髪の男性が乗っている。女性は「出して」と命令口調で言う。 女性は僕の隣に座って、僕の頭を撫でている。 「着いたら、全部話してあげる」 何を、話してくれるのだろう? ・・・ ・・・・・・ 「古泉、古泉、おいおきろ」 トランプを持った彼が僕の名前を呼ぶ。・・・昨日も神人退治をした疲れでうとうとしていたようだ。 「すいません、ちょっと疲れてまして・・・。では、僕はこのカードを引かせてもらいましょう」 カードはジョーカーだった。彼は僕の手札からカードを引き、上がった。今日も僕の負けだ。 それにしても懐かしい夢を見た。言うなれば、僕はあの時ジョーカーを引いたようなものだったかもしれない。 だが、それがあって僕はここにいる。夜中起こされる事もあるが、ある意味充実した日々を送っている。 おわり
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霊は状況が悪い時に限ってでしゃばる あー……俺ぁ何してたんだったっけ。 ……… ……あ、そうだ。コミック版ヒョウタンゴミマダラのなく頃にの馬刺し編の発売日だから買いに行こうとしてたんだったな。 ついでに熱宮ハルフェンリートの憂鬱な使い魔一巻もDVDレンタルしようとレンタルショップに寄ったんだ。 で、どうなったんだっけ。……入店してからの店内の記憶がねぇぞ。 そんで今現在はなんかタテよりヨコのが長そうなナマモノに殺し合いしろとか言われて……気付いたらこんな街中にいたわけだ。 成る程、納得したぜ。つまり俺はこれからこの戦場を潜り抜けなきゃならないわけで…… 「って納得出切るかァァァァァァァ!!! 展開唐突過ぎるんだよ何コレ!? 正直言わなくてもわけわかんねーよ! アレか、アレなのか! 最近グロアニメばかり見てるからんなタチの悪すぎる悪夢見ちまってんのか!? やっぱり俺は俺らしくエロ一直線で気移りはすべきでなかったってことか! エロの神様すいまっせェェェェェン!! 許してかしまさァァァァん!!」 思わず余りに長いノリツッコミをかましてしまった。くそ、こういうのは新八の十八番のはずだろうが。 しかもあんな大声を出したっつーのにビルがくそ丁寧に反響を返してくれるのみだ。 静寂に勝る大音量なし……ちくしょう、折角丁寧にツッコんでやった甲斐がねーじゃねーかァァ! 「……なんか一気に疲れたな」 とりあえずどっかに隠れるか。出来ればこんなクソみてぇな現実を認めるのは御免被りたかったが現実逃避しまくってあの世行きってのは笑えなさすぎる。 ギャグにもなりゃしねーよ。漫画終わっちゃうよ。空知前触れナシで仕事失っちまいますよ? 主人公死亡で。 あれ? ってかあのノリツッコミよく考えたらやばくね? そういえば現実に追いつくために気にしてなかったけど辺りは真っ暗。俺は確か昼に出かけたはずだ。 いやそれはまあいい。問題は別にあるんだ。 まず洞爺湖の木刀がない。つまり今の銀さん手ぶらってわけ。 次にあのカバルドンが配ったっつーデイパックには一連の荷物があったわけなんだが、地図とか食料とかサバイバルグッズの方はまだいい。まあこりゃ全員共通なんだろな。問題はあのヒポポタスが言ってた武器なんだが。 サスペンス劇場ご用達な臭いのする血のついたでけぇハサミ、大仰な模様のスノボ、あとりんご。 アホかァァァァァ!! ハサミとスノボとりんごでお侍さんが戦えるかァァァァ!! つーかハサミって何!? 極悪斬血真拳とか使えないんですけど!! スノボって!! 撲殺雪上の天使にでもなれってことですかァァ!! んでりんごォォ! どう見ても食料だろこれ! 凍らせれば釘が打てますってかァァァァ!! それとも白雪姫に…… 「……白雪姫……待てよ、こいつ毒が入ってんのか?」 正直毒を使って戦うなんざ俺の趣味じゃねぇ。だが……場合によっては使えないこともないかもしんない。 ……ん? 包み紙になんか書いてあるぞ。 『注:このりんごに毒は入ってません。ただのりんごです』 「ホントにただの食料かィィィィィィィィィィ!!」 うおっ、しまった。また思わず大声でツッコミを…… 「おーい、アンタ……」 うわバレた! だークソ新八ィィ! てめぇがいねーからこういうことになるんだぞ! 銀さん一人にツッコミを任せるんじゃありません! ――その時銀時に電流走る! 「ヨホホホホ、これは今晩はお侍殿! 私はとある海賊団の音楽家兼戦闘員を務めさせてもらっておりますブルックと申します! あ、殺し合おうとは微塵も思ってませんからご勘弁を! やぁそれにしてもその服装、私が最近闘った強者とそっくりで私思わず目を疑ってしまいました! 私目ないんですけどもー!!」 あっ! さまよってたがいこつがとびだしてきた! 「ほぎゃああああああああ!!!」 ぎんときはびびってしまった! 「ブルック、人と話すときはオイラが先にって言ってただろー?」 ガイコツに追いつくようにノースリーブのガキんちょが現れ、ちょっと平静を取り戻す銀さんであった。この時はだが! 「これは失礼! 私としたことが自分で言ったことを忘れてました!」 ガキんちょにガイコツがフレンドリーに話しかける。どうやらこの二人(?)は同行してるみたいだ。 少しだが、場の雰囲気が和やかになる。それに少しつられかけた銀さんだったが…… ――その時銀時に電流走る!(再) 『葉殿、この御人は……』 「うわ、阿弥陀丸まで」 ガキんちょの隣に人面の張り付いた青白い炎っぽいのが現れた。 言ってしまえば人魂って奴だ。 「夜は墓場で運動会もげゃアアアアアアアアア!!!」 おおっと ぎんときのトラウマがよみがえった! 「あの人、霊が見えるんか……おーい、どこ行くんだよ?」 ぎんときは にげだした!! うまく にげきれるか!?(てんのこえ) 【F-3 街中 /一日目 深夜】 【坂田銀時@銀魂】 【状態】:健康 【装備】 なし 【所持品】 支給品一式、噛み切り美容師のハサミ@魔人探偵脳噛ネウロ、 ホロホロのスノボ@シャーマンキング、りんご@DEATH NOTE 【思考・行動】 1:何この心霊現象ラッシュぅぅぅぅぅ!? 2:まともな武器が欲しい 3:新八と神楽探すか……なんかマヨラーとかいた気がするけど気のせいだな 4:他にツッコミ役いねーのか! ※幽霊温泉編以降からの参戦です。 【ブルック@ONE PIEC】 【状態】:健康 【装備】 なし 【所持品】 支給品一式、不明支給品x1~3 【思考・行動】 1:侍(銀時)を追う? 2:人と接触する時は葉さんが先に。 のつもりだったんですがうっかりしてました! 3:麦わら海賊団のメンバーを探す 4:ワポルを倒して殺し合いから脱出する ※スリラーバーグ出航後からの参戦です。 【麻倉葉@シャーマンキング】 【状態】:健康 【装備】:阿弥陀丸 【所持品】 支給品一式、不明支給品x1~3 【思考・行動】 1:侍(銀時)を追う? 2:人と接触する時は自分が先に接触してブルックを紹介する 3:ワポルを倒して殺し合いから脱出する ※阿弥陀丸とセットで参戦しているよです。 008 1/2の扉 投下順 010 救世主現る! 008 1/2の扉 時間順 010 救世主現る! 初登場 坂田銀時 021 笑えよ 初登場 ブルック 021 笑えよ 初登場 麻倉葉 021 笑えよ
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投稿日: 03/10/13 10 28 00638 能力名 妄想世界(オタッキー・ザ・ワールド) タイプ 念空間・精神操作 能力系統 特質系 系統比率 未記載 能力の説明 任意で精神を切り離し自分で妄想した世界にダイブする 夢とは違い意識ははっきりしていて、出入りも自由である 制約\誓約 自分はオタクだという強い認識が必要 あらかじめ10年以上の時間をかけて、妄想世界をイメージする必要がある そして常にそれをを妄想し続けることが誓約 イメージが崩れれば世界は崩壊し、二度とこの念は使えなくなる ダイブ中に妄想世界が崩壊すれば、本体は死ぬ 一生の間能力発動時以外での念の使用禁止 彼女を作ってはいけない(出来るとは思えないが)、妄想世界ではOK 当然結婚も禁止、一人暮しでなければならない、妄想世界ではOK 能力発動中の本体は眠っている状態になるため、長期間のダイブは出来ない 備考 - レスポンス すねかじりヒッキーには使えないのか 一人暮らしでなくても使えていいんじゃないか 類似能力 独立しているオタクだからこそだな -- 2016-05-31 22 19 58 コメント すべてのコメントを見る 念空間 特質系 精神操作
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元スレURL SCP-874-LL「食べたい時に食べないと」 概要 オブジェクトクラス:Euclid 特別収容プロトコル: SCP-874-LLの影響下にある飲食店は財団のフロント企業により買収し、民間人の侵入を禁止して下さい。 関連作 前作:SCP-001-LL「まきちゃん」 次作:SCP-002-LL【トリの一声】 タグ ^小泉花陽 ^短編 ^ホラー 名前 コメント
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連日30度を超える真夏日が続き、外出時に日焼けを気にする女性は多い。しかし、UVケアクリームを販売するコパトーンが先ごろ発表した、全国の20歳~49歳の男女を対象に実施した"理想的な肌色"に関する調査では、【1年を通して白肌でいたい】と答えた男性が34%と、3人に1人という結果に。4年前にも実施された同調査と比較すると、16%から約2倍へ急増している。今や日焼けを気にしているのは女性だけでなく、男性にも美白意識の高まりがうかがえた。 女性の美白意識が増加傾向にあることはいうまでもなく、2006年度では【白肌でいたい】と答えた女性は77%だったが、今回は84%に増加。続いて『異性に求める理想的な肌の色』という設問では、女性の回答は【どちらかといえば健康的な小麦肌】が39%でトップ。【健康的な小麦肌】の6%と合わせて 45%と、過半数近い女性が男性に対して"小麦色の肌"を理想としている。しかし、【どちらかといえば日焼けをしていない白い肌】(17%)、【日焼けをしていない白い肌】(7%)と、男性の白肌を支持する女性も多い。 夏といえば「小麦色の肌=健康的」なイメージが定着しているが、オゾン層破壊で皮膚がん発生率の多いオーストラリアでは、親が子どもに日焼け止めを塗ることが義務づけられるなど、紫外線が持つ肌へのダメージはかなり深刻だ。今回の調査により、男性のスキンケアに関する意識は、今後も徐々に変化していくことが予想される。"美白"や"色白"といえば美しい女性を表す褒め言葉の1つだったが、いずれ"白肌男子"もイケメンの代名詞となるかもしれない。 調査機関:コパトーン 調査期間:2010年3月31日~4月2日 調査対象:20歳~49歳の男女900人 調査地域:全国 SEO対策リンク集 最強ネット 最強検索 最強王国 サイト王 王様ネット
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スピリッツの少ない時に攻撃するな!弾かれるぞ! D2をプレイしなれていない初心者時代に聞いたことが多いであろう、 ロニが戦闘中にするアドバイスの一つ。 「スピリッツ(ゲージ)」は攻撃し続けていると減ってしまい、少ない時に攻撃すると弾かれてしまい、 ダメージを与えられない。 そのため、「防御するか、晶術で攻撃しろ」ということを暗にアドバイスしているのである。 TOGでは魔法カルタの台詞にもなった。