約 6,919 件
https://w.atwiki.jp/geki/pages/200.html
天皇賞(春) グレード1 京都 芝 3200m 番号 名前 性齢 騎手 厩舎 馬主 前走 1 カッスインパクト 牡4 五十嵐冬樹 ふじさわ 小笠原みちひろ 大阪杯 2着 2 ビワジェラード 牡5 らーど いしざか リヴァプール 日経新春杯 2着 3 シックスカッス 牡5 式豊 ながはま マンデーレーシング 1600万下 1着 4 カッスダンスシチー 牡6 佐藤哲 ささき 友駿ホースクラブ 大阪杯 3着 5 オナリキャップ 牡15 馬鹿舘 すみい マンデーレーシング 日経新春杯 1着 6 アナルスライン 牡5 和田 まつもと アナル 大阪杯 8着 7 カッスパートナー 牝5 デザート しらい マンデーレーシング 京都記念 3着 8 スーパーミッチー セン4 湯田 ふじさわ 小笠原みちひろ 日経新春杯 3着 9 ジャングルユキッチ 牡4 由紀ち すみい ㈱明太子 大阪杯 1着 10 マンハッタンサブ 牡4 さぶ いけえ ㈱さぶ 阪神大商店 1着 11 オナリワン 牡4 川田 くにえだ ピーマンファーム 阪神大商店 4着 12 ダダダプレジメント 牡4 だだだだ ちんまん あくまさん 阪神大商店 2着 13 ヨルノダムール 牡4 源氏パイ 昆布 不明 ドバイワールドカップ 2着 14 キンタマ 牡4 5馬身うまい人 チンゲ レストラン タ・マキン 阪神大商店 3着 15 クリームジャーニー 牡6 池添 いけえ マンデーレーシング 阪神大商店 5着 16 ヤニキゴーゴー 牡6 三浦 はしだ 金本ともあき 京都記念 2着 以上の枠順となった。 連覇を狙うビワジェラードは絶好枠の2番。 乗り馬がいない式豊騎乗のシックスカッスは3番。 京都記念でヤニキゴーゴーとカッスパートナーを下し一躍注目を浴びたカッスダンスシチーは4番。 日経新春杯でまさかのビワジェラードを下したオナリキャップは5番。 注目のデザート騎乗のカッスパートナーは7番。 大阪杯を勝ったジャングルユキッチは9番。 その隣の10番は阪神大商店を制したマンハッタンサブ。 昨年の年度代表馬ダダダプレジメントは12番。 ドバイワールドカップで2着と健闘したヨルノダムールは13番。 各陣営のコメント カッスインパクト・五十嵐冬樹騎手「逃げたいと思っていたので内枠を引けたのはラッキー。とりあえず逃げて逃げて直線で斜行しまくって他の馬を妨害するだけ」 ビワジェラード・らーど騎手「前哨戦で勝てなかったのは不安だがその後は余裕を持って調整を重ねてきたので、なんといっても連覇がかかってるので譲れない」 シックスカッス・式豊騎手「わからない」 カッスダンスシチー・佐藤哲騎手「もちろん逃げの予定だが同じ逃げ馬のカッスインパクトが自分より内に入ってしまったのでそれに合わせて作戦を立てたい」 オナリキャップ・馬鹿舘騎手「逃げと言えば俺。ここも逃げるつもり」 アナルスライン・和田騎手「格下感は否めないが長距離なら分があると思ってる」 カッスパートナー・デザート騎手「今回この馬に乗るために日本へ来ました。京都記念のVTRは何度も見て研究済み。後はゴールを間違えて手で馬を叩くだけ」 スーパーミッチー・湯田騎手「菊花賞には出れなかったし、初の長距離。不安な半面楽しみもある。ダダダプレジメントを意識して騎乗したい」 ジャングルユキッチ・由紀ち騎手「枠はいい。内で包まれて終わるのが一番いやだから、これぐらいの枠で内か外か選択肢を広げながらレース出来るのはありがたい。展開がどうなるかわからないので、自分自身もレースが楽しみ」 マンハッタンサブ・さぶ騎手「阪神大商店の感じではやっぱり距離は長い方がいい。皐月賞以来G1勝利から遠ざかっているし、ここはチャンスやと思ってる」 オナリワン・川田騎手「まさか出れるとは思っていなかった。昨日急いで水嶋ヒロを意識した髪形を作ってきた。勝ってインタビューでその髪型を披露したい」 ダダダプレジメント・だだだだ騎手「阪神大商店では負けたものの収穫はあったレース。逃げ馬が多すぎるから控えることも考えてる」 ヨルノダムール・源氏パイ騎手「有馬には出ずドバイのみを見据えて挑んで2着。世界の馬となったこの馬が、次は国内最強の称号を手にする」 キンタマ・5馬身うまい人「外枠に入れられるとは八百長だな。普通は5馬身うまい俺がわざわざ日本に来てるんだから接待して内枠に入れろよ。まあ俺が5馬身うまいことをもう一回証明するレースになるだろう。馬は弱いから勝てないけどな」 クリームジャーニー・池添騎手「僕の馬が一番強い」 ヤニキゴーゴー・三浦騎手「大外は参った。子供も出来たばっかりだし、いいとこを見せたい。京都記念ではカッスダンスに負けたけど、やり返してやりたい」 25つめ
https://w.atwiki.jp/directors/pages/2408.html
ダービー・ブラックをお気に入りに追加 ダービー・ブラックのリンク #blogsearch2 ダービー・ブラックとは ダービー・ブラックの67%は不思議で出来ています。ダービー・ブラックの33%は魂の炎で出来ています。 ダービー・ブラック@ウィキペディア ダービー・ブラック ダービー・ブラックの報道 新品最新品 たばこケース金具付き 好評を持っているおもちゃなどはリーズナブルな価格で通販中!ぬいぐるみ人形, アクセサリーを送料無料セール! 全国無料,爆買い - 週刊金曜日 米G1ケンタッキーダービーを優勝したメディーナスピリット、心臓発作で急死 - 競馬ヘッドライン 改修予定のレアル本拠地の新イメージが公開!左右非対称のデザインに - 超ワールドサッカー! JRA藤岡親子が「ダイヤの原石」と3年前の後悔にリベンジ狙う名馬の登竜門!勝ち馬にはキングカメハメハ、エイシンフラッシュなどダービー馬がズラリ - Business Journal 『ウマ娘』ビワハヤヒデ声優、夜あそび杯・芝10メートル疾走 ガチ勢・安元洋貴が大興奮、TVの前で“うまぴょい”告白:紀伊民報AGARA - 紀伊民報 JOYSOUNDが2021年カラオケ年間ランキングを発表!優里「ドライフラワー」が首位を獲得!AdoやYOASOBIなど、ネット発のヒット曲が台頭! - 株式会社エクシング 3回戦組み合わせ決定!王者レスターvsワトフォードなど3カードでプレミア勢対決が実現《FAカップ》(超WORLDサッカー!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 楽天ドラ1位・早川隆久投手が“ハヤカワブライアン”に!?球団ファン感謝祭で“ウマ漢”7人が「うまぴょい伝説」を披露(インサイド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース アニメ「ウマ娘 プリティーダービー」声優・キャラクター・主題歌まとめ - アニメ!アニメ!Anime Anime うまだっち! 『ウマ娘 プリティーダービー』のBlu-ray BOXが、30%以上オフになってますよ!【Amazonブラックフライデー】 - GIZMODO JAPAN 『ウマ娘』“ぱかライブTV Vol.11”発表まとめ。『うまよん』主題歌がライブに追加、レンタル回数増加、新イベント“トレーナー技能試験”開催など(ファミ通.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【2歳新馬評価】リオンディーズ×マヤノトップガン配合のサク、パワー要する芝はベスト条件(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース オメガパフュームの半弟ホウオウルーレットがデビュー/関東馬メイクデビュー情報(netkeiba.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ジャパンC予想】ジャパンCを過去10年データから探れ! 信用度高い1番人気と前走天皇賞秋組(netkeiba.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「自分を救うのは…自分だけ」不退転の漢、天開司が見せる心意気【バーチャルタレント名鑑】(インサイド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『ウマ娘』マンハッタンカフェの「お友だち」は、競馬界を繁栄させたあの名馬?その正体を考察【ネタバレ注意】(インサイド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【杉本清の夢の一頭】清のささやき…ジャパンカップ(GI)、京阪杯(GIII)、カノープスステークス他(関西テレビ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 世界の「脱石炭」を主導する英保守党の野心と危うさ(毎日新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 社台SSの22年種牡馬種付け料 トップはエピファネイアの1800万円(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ジャパンC展望】好メンバーでも波乱含み、あの馬の復活を期待したい(netkeiba.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ジャパンC】ウィジャボードなど海外の強豪馬が彩る歴史 ダービー馬4頭の共演も近年は勝利なし!(SPAIA AI競馬) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ウマ娘の二次創作にガイドライン「暴力や性的描写はダメ」守らなかったらどうなる?(弁護士ドットコムニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース エンダースキーマの22冬春新作シューズ、“レザーの花咲く”パンプス&コントラストカラーのドレスブーツ - Fashion Press ヴェロックスの半弟セルケトがデビュー/関西馬メイクデビュー情報(netkeiba.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 史上初の4世代ダービー馬が激突するジャパンCを大特集! - サンケイスポーツ 陸王ダービー2021決勝戦を実況配信! 11月21日 in 霞ヶ浦&北浦「バス釣り最強を目指せ!」 | ルアマガ+ - ルアマガ+ 『ウマ娘』紅白落選なるも、ファンは「企画枠」での出場に期待―「サブちゃん、佐久間ニキとの共演来い!」などの声も(インサイド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『ウマ娘』Google Play Points対応!半額分で「無償ジュエル」と交換可能に―キタサン最後の追い込みチャンス - インサイド 【ウマ娘】新キャラはメジロブライト? 誕生日やシルエット、プロフィールから正体を考察(ファミ通.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【白井元調教師と学ぶ血統学・温故知新8】キタサンブラックに見るノーザンテーストの影響力(東スポWeb) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 忘れられた才能、16カ月ぶりキャリア再開へ。元イングランド代表MFがオーストラリアのクラブに加入(フットボールチャンネル) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【東京スポーツ杯2歳S予想】皐月よりもダービーに直結する登竜門 東京向きのトニービンもちが狙いに | 競馬コラム - netkeiba.com - netkeiba.com 『ウマ娘』声優・高野麻里佳“意外すぎる媒体”でフォト&エッセイ連載スタート(オリコン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ウマ娘】スイープトウショウはエリザベス女王杯の門番だった。ダイワスカーレットやカワカミプリンセスと戦ったことも(ファミ通.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【週間PVランキング】ネトフリ実写ドラマ『ワンピース』主演キャスト発表に注目が集まる。『あつ森』有料追加コンテンツや『全仮面ライダー大投票』も人気【11/5~11/11】(ファミ通.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』腕時計。トウカイテイオーが走るシルエットの秒針。文字盤は馬蹄やニンジンなどをモノグラムデザインで。11月30日(火)まで予約受付 - PR TIMES まずはギル狙い!? 生態系を意識した西湖&河口湖のでかバス攻略メソッド【陸王オープン&ダービー覇者のロコ・ザ・シークレット】 | ルアマガ+ - ルアマガ+ SSRキタサンに挑んだ『ウマ娘』声優たちの悲喜!単発入手のスズカ、2枚抜きのフジキセキ、決済停止のバクシンオー(インサイド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『ウマ娘』三澤バクシンオー、無事に「SSRキタサン」を完凸!激戦終えて「ふう、致命傷で済んだ」(インサイド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【エリザベス女王杯】岡オーナー、アカイイトに引退ヨカヨカの思いも託し大舞台へ挑む(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『ウマ娘』SSRサポ「キタサンブラック」はなぜ最強と呼ばれているのか?その強みを徹底解説!(インサイド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ウマ娘】キタちゃん狙って210連! これがガチャの祭りだよ!!【SSRキタサンブラック】(ファミ通.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 北島三郎の名曲「まつり」で願掛け話題 ゲーム『ウマ娘』ガチャに愛馬・キタサン再登場「サブちゃん頼む!」(オリコン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 自分へのご褒美が見つかる1週間! 「Amazonブラックフライデー」開催決定 - GAME Watch カンペールのシューズ「ウォールデン」光沢レザーアッパーの新作、パッチワーク風ダービーシューズ - Fashion Press 菊花賞 皐月賞馬もダービー馬も不在なら条件馬でも勝負になる(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【菊花賞】メジロマックイーン、マチカネフクキタル、キタサンブラック… 「G1馬不在」の菊花賞を振り返る(SPAIA AI競馬) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ブラックフライデーは目前! Amazon、タイムセール祭りを10月29日より開催 - GAME Watch 【菊花賞プレイバック】混戦の中、始まりを告げたキタサンブラックの“GI祭り”(netkeiba.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース JRA、22年の日程発表 日本ダービーは5月29日 - 日本経済新聞 鳴尾記念を制したストロングタイタンの半弟リアドが福永祐一騎手でデビュー/関西馬メイクデビュー情報 - netkeiba.com ギル喰いじゃなくてもOK! ゾーイのサイトフィッシングでリザーバーのデカバスが狙える!【陸王オープン&ダービー覇者のロコ・ザ・シークレット】 | ルアマガ+ - ルアマガ+ 8歳マカヒキいまだ現役で走っているのは理由がある 京都大賞典の名勝負 後世に語り継がれるのではないか【本城雅人コラム】(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース <CS.FRONTより、【ウマ娘 プリティーダービー Season 2】レザーキーホルダー (全8種)がAnimo(アニモ)にて新発売>10月8日より予約販売開始! - PR TIMES 「ウマ娘 プリティーダービー 3rd EVENT WINNING DREAM STAGE」DAY2レポート――アニメを彩った名曲、名シーンの再現に感涙!4thイベントの開催も決定!|ゲーム情報サイト Gamer - Gamer 「ウマ娘 プリティーダービー SEASON 2」LEDビッグアクリルスタンドの予約販売が開始 - 4Gamer.net 平成“最弱”ダービー馬「10馬身圧勝」の逆襲!? わずか8頭のJRA所属から16年ぶりレコード更新のド派手な初勝利 - Business Journal 【DIOR】ディオールを纏うメンズセレブリティ:ジャック・ロウデン - PR TIMES 【セントライト記念予想】成績は悪くともダービー出走馬と強く結びつくレース | 競馬コラム - netkeiba.com - netkeiba.com Amazon&楽天ブックスにて「PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット ミッドナイト ブラック」予約受付スタート - GAME Watch PS5/PC「DEATHLOOP」本日発売! 謎だらけの島「ブラックリーフ」を舞台にした次世代FPS - GAME Watch 【名古屋・西日本ダービー結果】スマイルサルファーが抜け出して重賞2勝目、兵庫勢のワンツー - netkeiba.com アスキーゲーム 『ウマ娘 プリティーダービー』公式番組「ぱかライブTV Vol.9」が9月20日19時より配信決定! - ASCII.jp 【2歳番付/東の牡馬編】キタサンブラック産駒に大物現る 鞍上絶賛のイクイノックスに最高評価「星5」 - SPREAD 『ウマ娘』キタサンブラック、1コマ漫画でも“有名オーナー”の存在感をアピール!実装後は“演歌”が聞けるかも? - インサイド 15年の皐月賞と日本ダービーを制したドゥラメンテ死す - サンケイスポーツ TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』のフェアが全国アニメイト・アニメイト通販で11月11日より開催! - PR TIMES キタサンブラックが走ってる!『ウマ娘』アオハル杯で“サポカウマ娘たち”のレースシーン、一挙追加 - インサイド 『ウマ娘 プリティーダービー』3rd EVENT記念グッズを販売!ラインナップをチェック(2021年8月27日)|BIGLOBEニュース - BIGLOBEニュース JRA キタサンブラック調教師の期待馬が、ダービー馬も輩出した「出世舞台」で好タイム勝利! 近親にG1連対馬、ゆくゆくはダートでも? - Business Journal 『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』の等身大パネルがあみあみで予約受付中!トウカイテイオーやメジロマックィーンなど全15種がラインナップ - 電撃ホビーウェブ ひさしぶりの『ウマ娘』オフイベントは大盛況! 『ウマ娘 プリティーダービー』スペシャルイベント「Twinkle Holiday」レポート - WebNewtype 【コスプレ】『ウマ娘』美女レイヤー特集! ライスシャワーにキタサンブラック、トウカイテイオーまで【写真46枚】 - インサイド 英 ダービー馬 アダイヤー 快勝! | みんなの投稿競馬ニュース - netkeiba.com - netkeiba.com サンローラン新メンズシューズ「テディ」“ロカビリー着想”厚底ソールのローファー&ダービーシューズ - Fashion Press 「ウマ娘」ツインターボ、キタサンブラック…実装して欲しい「育成ウマ娘」は誰? 未実装37名を対象としたアンケートが出走! - アニメ!アニメ!Anime Anime 「ルーフトップを越えられる!」HRダービーでの大谷翔平の特大弾をライバルが予想「“スマッシュバーガー”も射程圏内だ」(THE DIGEST) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【七夕賞/穴馬アナライズ】ブラックマジック、前走大敗も激走に期待できる「3つの材料」とは - SPREAD アニメ『ウマ娘』仲良しなキタサンブラックとサトノダイヤモンドのタペストリーが登場! - 電撃オンライン 『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』キタサンブラックとサトノダイヤモンドが描かれたスポーツタオル、クリアファイルなどのグッズが登場! - 電撃ホビーウェブ TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』から、キタサンブラックとサトノダイヤモンドのイラストを使用したグッズが登場! - PR TIMES 『ウマ娘 プリティーダービー』スペシャルイベント“Twinkle Holiday”が7月11日に開催。“ぱかチューブっ!”にて無料パートも配信予定 - ファミ通.com 【2歳新馬】近親に皐月賞馬、ダービー馬がいるアルナシーム、コンパクトボディから繰り出す鋭い脚が武器 - スポーツ報知 ダービーの結果を受けて菊花賞に思いを巡らす - スポーツナビ - スポーツナビ 【宝塚記念予想】あのキタサンブラック、ゴールドシップもハマった罠 信頼度バツグンの人気馬が消去条件に/JRAレース展望 - netkeiba.com キタサンブラック産駒 コナブラック初陣 | みんなの投稿競馬ニュース - netkeiba.com - netkeiba.com 【東京ダービーレース後コメント】アランバローズ左海誠二騎手ら - netkeiba.com 【ウマ娘攻略】SSRサポート:キタサンブラック(スピード)の評価とイベント | スマホゲーム情報ならファミ通App - ファミ通App 【日本ダービー】ウオッカ以来のチャンス到来!? 牝馬サトノレイナスは買えるのか検証した結果 - 競馬ラボ 【日本ダービー】平成の「ダービー馬」であなたが好きなのは?【人気投票実施中】 | ねとらぼ調査隊 - ねとらぼ 【伊ダービー】仏・小林智厩舎のトウキョウゴールドが優勝!C.デムーロ騎手騎乗、吉田照哉氏の所有馬/海外競馬レース結果 - netkeiba.com 国民的駄菓子×日本ダービーの夢のコラボ!大好評すぎて第二弾開催決定!おうちでウマい棒ダービー 始動 おうち競馬を楽しむ「ウマい棒抱き枕&ウマい棒パジャマ」が88名様に当たる! - PR TIMES 【POG】ステラヴェローチェ3頭併せで貫禄の先着/馬三郎のつぶやき - netkeiba.com 「桃鉄」と「JRA」がコラボ! スペシャルコンテンツ「桃太郎電鉄ダービー」を公開 - GAME Watch 【DIOR】 ディオールを纏うメンズセレブリティ:ピエトロ・カステリット、AJ・トレーシー、パ・サリエウ - PR TIMES 杉田智和、佐倉綾音らが出演「ウマい棒ダービー」告知アニメ公開 - 映画.com うまい棒×日本ダービーがコラボ! ウマい棒530本&黄金のウマい棒サーバーが当たるキャンペーン、スペシャルアニメが公開 - ファミ通.com 【ダービー卿CTレース後コメント】テルツェット M.デムーロ騎手ら - netkeiba.com 【角満の『ウマ娘』日記 第25回】閑話休題……キタサンブラックとサトノダイヤモンドを語らせてくれ! | スマホゲーム情報ならファミ通App - ファミ通App 「ウマ娘 プリティーダービー」キタサンブラックとサトノダイヤモンドがサポートカードに登場!|ゲーム情報サイト Gamer - Gamer ダービー・ブラックのキャッシュ 使い方 サイト名 URL ダービー・ブラックの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ ダービー・ブラック このページについて このページはダービー・ブラックのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるダービー・ブラックに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/galleon/pages/20.html
Northern Dancer3×4(4×3)クロスを持つ活躍馬 馬名 生年 父 クロス 主な勝ち鞍 備考 メイショウサムソン 2003 オペラハウス Northern Dancer3×4 日本ダービー(GI) キストゥヘヴン 2003 アドマイヤベガ Northern Dancer4×3 桜花賞(GI) ブルーメンブラット 2003 アドマイヤベガ Northern Dancer4×3 マイルCS(GI) ボンネビルレコード 2002 アサティス Northern Dancer3×4 帝王賞(交流GI) デルタブルース 2001 ダンスインザダーク Northern Dancer4×3 メルボルンC(豪G1) ヤマニンシュクル 2001 トウカイテイオー Northern Dancer4×3 阪神ジュベナイルフィリーズ(GI) エイシンプレストン 1997 Green Dancer Northern Dancer3×4 香港マイル(香G1) マイネルコンバット 1997 コマンダーインチーフ Northern Dancer4×3 ジャパンダートダービー(交流GI) ヤマカツスズラン 1997 ジェイドロバリー Northern Dancer4×3 阪神3歳牝馬S(GI) ブゼンキャンドル 1996 モガミ Northern Dancer3×4 秋華賞(GI) エリモエクセル 1995 ロドリゴデトリアーノ Northern Dancer3×4 オークス(GI) メイセイオペラ 1994 グランドオペラ Northern Dancer3×4 フェブラリーS(GI) 3×4(4×3)クロスを持つ活躍馬 馬名 生年 父 クロス 主な勝ち鞍 備考 ブエナビスタ 2006 スペシャルウィーク Nijinsky4×3 阪神JF(GI) セイウンワンダー 2006 グラスワンダー Roberto3×4 朝日杯FS(GI) キャプテントゥーレ 2005 アグネスタキオン ロイヤルスキー3×4 皐月賞(GI) ブラックエンブレム 2005 ウォーエンブレム Mr.Prospector3×4 秋華賞(GI) ドリームジャーニー 2004 ステイゴールド ノーザンテースト4×3 朝日杯フューチュリティS(GI) マンオブパーサー 2003 タヤスツヨシ Buckpasser4×3 ダービーグランプリ(交流GI) タニノギムレット 1999 ブライアンズタイム Graustark3×4 日本ダービー(GI) アサクサデンエン 1999 Singspiel Halo3×4 安田記念(GI) メルシータカオー 1999 サクラユタカオー ネヴァービート3×4 中山大障害(JGI) エスプリシーズ 1999 カコイーシーズ Raise a Native3×4 川崎記念(交流GI) フリートストリートダンサー 1998 Smart Strike Native Dancer4×3 ジャパンCダート(GI) レギュラーメンバー 1997 コマンダーインチーフ Lyphard3×4 JBCクラシック(交流GI) トロットスター 1996 ダミスター Raise a Native3×4 スプリンターズS(GI) タイキブリザード 1991 Seattle Slew Hail to Reason4×3 安田記念(GI) サクラユタカオー 1982 テスコボーイ Nasrullah3×4 天皇賞・秋(GI) トウショウボーイ 1973 テスコボーイ Hyperion3×4 皐月賞 2×3クロスを持つ活躍馬 馬名 生年 父 クロス 主な勝ち鞍 備考 シンコウキング 1991 Fairy King Northern Dancer2×3 高松宮杯(GI) 3×3クロスを持つ活躍馬 馬名 生年 父 クロス 主な勝ち鞍 備考 オリオンザサンクス 1996 シャンハイ Riverman ジャパンダートダービー(交流GI) フサイチコンコルド 1993 Caerleon Northern Dancer 日本ダービー(GI) スティルインラブ 2000 サンデーサイレンス Hail to Reason 牝馬3冠 2×4クロスを持つ活躍馬 馬名 生年 父 クロス 主な勝ち鞍 備考 アグネスワールド 1995 Danzig Northern Dancer ジュライC(英G1) ラムタラ 1992 Nijinsky Northern Dancer 英ダービー(英G1) スピニングワールド 1993 Nureyev Northern Dancer BCマイル(米G1) 2×5クロスを持つ活躍馬 馬名 生年 父 クロス 主な勝ち鞍 備考 タムロチェリー 1999 セクレト Northern Dancer 阪神ジュベナイルフィリーズ(GI) 牝馬クロスを持つ活躍馬 馬名 生年 父 クロス 主な勝ち鞍 備考 テキサスイーグル 2004 ダイワテキサス ミスオーハヤブサ=ワールドソロン4×2 名港盃(名古屋) エルコンドルパサー 1995 Kingmambo Special4×4、Thong5×5・4 サンクルー大賞典(仏G1) ショウナンカッサイ 2006 ショウナンカンプ メジロハリマ5×5 ききょうS(OP) アジュディミツオー 2001 アジュディケーティング Grey Flight5×5 東京大賞典(交流GI) Gallant Man 1954 Migoli Mah Mahal3×3 ベルモントS(米G1) ヒシアケボノ 1992 Woodman Glamour4×5 スプリンターズS(GI) ファイングレイン 2003 フジキセキ Milan Mill5×4 高松宮記念(GI) ニホンピロジュピタ 1995 オペラハウス Lalun5×4 南部杯(交流GI) サクラショウリ 1975 パーソロン Avena=Choclo4×4 日本ダービー ブラックエンブレム 2005 ウォーエンブレム Numbered Account=プレイメイト5×4 秋華賞(GI) グレイスティアラ 2003 フジキセキ Cosmah4×5 全日本2歳優駿(交流GI) サンドピアリス 1986 ハイセイコー Rockefella3×4 エリザベス女王杯(GI) タムロチェリー 1999 セクレト Somethingroyal4×5 阪神ジュベナイルフィリーズ(GI) Alexander Goldrun 2001 Gold Away Glaneuse4×5 香港C(香G1) ムーンバレイ 2001 フォーティナイナー Courtesy4x4 東海菊花賞(名古屋) 牝馬クロスを持つ成功種牡馬 馬名 生年 父 クロス 主な産駒 デインヒル 1986 Danzig Natalma3×3 Dylan Thomas ノーザンテースト 1971 Northern Dancer Lady Angela3×2 アンバーシャダイ エルコンドルパサー 1995 Kingmambo Special4×4、Thong5×5・4 ヴァーミリアン Unbridled 1987 Fappiano Aspidistra4×3 Unbridled's Song 濃い種牡馬クロスを持つ成功繁殖牝馬 馬名 生年 父 クロス 主な産駒 スプリングネヴァー 1992 サクラユタカオー ネヴァービート3×2 ダイタクリーヴァ、ダイタクバートラム イセノトウショウ 1993 トウショウボーイ テスコボーイ2×4、Princely Gift3×4×5 コスモバルク カーリーエンジェル 1990 ジャッジアンジェルーチ Victoria Park3×4 オレハマッテルゼ ローズオブスズカ 1992 Fairy King Northern Dancer2×3 スズカフェニックス ディアウィンク 1998 タイトスポット His Majesty2×4 ナカヤマフェスタ 牝馬クロスを持つ成功繁殖牝馬 馬名 生年 父 クロス 主な産駒 シルバージョイ 1993 Silver Deputy Gold Digger4×3 オウケンブルースリ アビ 1995 Chief's Crown Miss Carmie4×3 ディープスカイ サドラーズギャル 1989 Sadler s Wells Special=Lisadell3×2 エルコンドルパサー My Charmer 1969 Poker Striking=Busher3×3 Seattle Slew ブゼンスワン 1985 モガミ Nasrullah=Malindi4×4 ブゼンキャンドル Moonlight's Box 1996 Nureyev Natalma3×4 バゴ Kingmambo×Sadler's Wellsの活躍馬 馬名 性別 生年 主な勝ち鞍 祖母の父 Henrythenavigator 牡 2005 08年英2000ギニー(英G1) Irish River Thewayyouare 牡 2005 07年クリテリウムアンテルナシオナル(仏G1) Blushing Groom Divine Proportions 牝 2002 05年仏オークス(仏G1) Mill Reef Virginia Waters 牝 2002 05年英1000ギニー(英G1) Shirley Heights エルコンドルパサー 牡 1995 サンクルー大賞典(仏G1) Seattle Slew 要注目繁殖牝馬 馬名 生年 父 クロス 主な産駒 ソランダ 1997 Lando Dschingis Khan4x3、Surama4x3、Literat=Liberty4・4x5 アルディ キーサンビーム 2002 コマンダーインチーフ Where You Lead3x4 キーヤマト ワンアンドオール 2000 Arch プラクシス 要注目クロス馬 馬名 生年 父 クロス 成績 備考 スペシャルロッキー 2006 ニューイングランド プレイメイト3×3 デュポンサークル 2004 Rainbow Quest Where You Lead3×5×5 Atelier 1993 ウォーニング Slightly Dangerous2×2 プットリー 2006 ブラックホーク Silver Hawk3×3 アグネスアモーレ 2005 アグネスフライト アグネスレディー3×4 アンビシャスガイ 2006 ダイタクリーヴァ サクラユタカオー3×3 チャーミングオーラ 2006 Fusaichi Pegasus Mr.Prospector2x4、Halo4x3 トウショウライド 2006 ダンスインザダーク Nijinsky3×4、Key to the Mint4×3 キューバンエイト 2006 スピードワールド Woodman2×4 エイシンアマデウス 2006 Sky Mesa Weekend Surprise3×4 エアジパング 2003 エルコンドルパサー Nureyev4×3 ペルルの2006 2006 サクラローレル Rainbow Quest2×3、Where You Lead4・4x5 クイントーニ 2006 リージェントブラフ アリゼッタ4x4 キタノオハナ 2006 ナリタトップロード Sanctus=Finelta4x3 ダノンカモン 2006 シンボリクリスエス Francis S.5x4、Jester5x4 ライプオレンジの2007 2007 エアジハード シャダイアイバー=ダイナオレンジ3×2 ファミリーバイブルの2007 2007 ナイスベンゲル Sadler's Wells3×2 ヤチヨポーセレン 1980 シャイニングヨルカ シャイニングヨルカ=クイーンスジェストニセイ1x2、クヰーンスジエスト2x3・3 リトルジャスミンの1994 1994 トドロキヒホウ トドロキヒホウ1x2 フジノブレイド 2006 レギュラーメンバー ロジータ3×3 メジロルマン 2006 メジロマックイーン シェリル3×4 ショウナンカザン 2005 ショウナンカンプ サクラユタカオー3×3、ノーザンテースト4x4 サンデーサイレンスのクロスを持つ馬 馬名 生年 父 母系SSの位置 クロス 成績 備考 アグネスマンリー 2005 アグネスフライト 母の父バブルガムフェロー 2x3 チビキセキ 2003 サイレントハンター 母の父フジキセキ 2x3 ヒステリックグラマ 2003 イシノサンデー 母の父フジキセキ 2x3 フジキセキ産駒活躍馬のクロス(Almahmoud除く) 馬名 生年 母の父 クロス 主な勝ち鞍 備考 ファイングレイン 2003 Polish Precedent Milan Mill5×4 高松宮記念(GI) コイウタ 2003 ドクターデヴィアス Hail to Reason4×5 ヴィクトリアマイル(GI) エアピエール 1996 ノーザンテースト Intentionally5×5 佐賀記念(交流GIII) グレイスティアラ 2003 ノーザンテースト Cosmah4×5 全日本2歳優駿(交流GI) グランパドドゥ 2003 Risen Star Hail to Reason4×5 中日新聞杯(GIII) ワナ 2000 Theatrical Hail to Reason4×5 新潟2歳S(GIII)
https://w.atwiki.jp/tratrackers/pages/181.html
【第19シーズン】 [GⅠ] 高松宮記念 (デイトリッパー@ドルメロの魔術師) 仏2000ギニー (ヒステリカ@ドルメロの魔術師) 東京優駿 (アカツキ@ドルメロの魔術師) 仏オークス (キットダイジョウブ@ホークス) パリ大賞典 (アカツキ@ドルメロの魔術師) Mロンシャン賞 (ライズフェリス@永井) [GⅡ] エンブレス杯 (ラブアンドピース@ドルメロの魔術師) スプリングS (チェンジザゲーム@HAWKS) フローラS (キットダイジョウブ@ホークス) [GⅢ] 共同通信杯3歳S (ヒステリカ@ドルメロの魔術師) シルクロードS (アーニスタンス@サンジ) オーシャンS (ガーデン@HAWKS) 中京記念 (スプリングクレーム@誰ファーム) 東京スプリント (アーニスタンス@サンジ) マリーンC (ライズフェリス@永井) CBC賞 (リングルド@忍装束) ラジオNIKKEI賞 (グランクリュ@誰ファーム) スパーキングレディーC (ライズフェリス@永井) サマーチャンピオン (シエスタ@ドルメロの魔術師) 新潟2歳S (パラダイムシフト@ドルメロの魔術師) 【第18シーズン】 [GⅠ] ドバイシーマクラシック (バーロウ@誰ファーム) 優駿牝馬 (グラズヘイム@ドルメロの魔術師) マイルCS (ホーリーリッツ@誰ファーム) 全日本2歳優駿 (サヨナラマタナ@雁ノ巣) 朝日杯FS (ヒステリカ@ドルメロの魔術師) [GⅡ] エンブレス杯 (ラブアンドピース@ドルメロの魔術師) 東京盃 (パームフレミ@ホークス) スワンS (ホーリーリッツ@誰ファーム) ステイヤーズS (ライズインパクト@永井) [GⅢ] TCK女王杯 (ウインドコーナー@誰ファーム) マーチS (トウチバ@誰ファーム) 福島牝馬S (マロンドリーム@誰ファーム) アンタレスS (ラブアンドピース@ドルメロの魔術師) 新潟2歳S (グランクリュ@誰ファーム) 白山大賞典 (クマネコミリアン@大熊猫) 北海道2歳優駿 (グラサンウォルロン@タモさん) 【第17シーズン】 [GⅠ] 皐月賞 (ヒストリービレッジ@誰ファーム) 英1000ギニー (グラサンウォレム@タモさん) NHKマイルカップ (ゼツリン@たんく) 優駿牝馬 (アゲハ@ドルメロの魔術師) 愛1000ギニー (ライズアネシス@永井) 愛2000ギニー (ナチュラルハイ@ホークス) 英ダービー (クーゲル@誰ファーム) 米オークス (グラサンウォレム@タモさん) マイルCS南部杯 (トウチバ@誰ファーム) 秋華賞 (グラサンウォレム@タモさん) 香港マイル (ニーナ@さんじ) JCダート(トウチバ@誰ファーム) 朝日杯FS (ライズガゼル@永井) 有馬記念 (バーロウ@誰ファーム) [GⅡ] 弥生賞 (ヒストリービレッジ@誰ファーム) フィリーズレビュー (ナチュラルハイ@ホークス) 産経大阪杯 (ライズレタリア@永井) ニュージーランドT (リボギャル@HAWKS) 神戸新聞杯 (バーロウ@誰ファーム) ステイヤーズS (ロアー@ホークス) [GⅢ] フェアリーS (リボギャル@HAWKS) ダイアモンドS (プランテーション@誰ファーム) アーリントンC (ニーナ@さんじ) マーチS (トウチバ@誰ファーム) アンタレスS (ホームエステ@誰ファーム) サマーチャンピオン (ロングセラー@雁ノ巣) 新潟2歳S (ライズガゼル@永井) エルムS (トウチバ@誰ファーム) 札幌2歳S (ムーンウォーク@忍装束) クイーン賞 (ウインドコーナー@誰ファーム) 【第16シーズン】 [GⅠ] ドバイWC (クリュスタ@誰ファーム) チャンピオンズマイル (サービスチケット@忍装束) ケンタッキーダービー (インビジブル@ドルメロの魔術師) NHKマイルC (シルバージェット@誰ファーム) プリークネスS (マイヤ@HAWKS) 英ダービー (トスカ@誰ファーム) 帝王賞 (クリュスタ@誰ファーム) 愛チャンピオンS (フランバージュ@さんじ) JBCスプリント (ロングセラー@雁ノ巣) 香港ヴァーズ (フランバージュ@さんじ) 阪神JF (ライズアネシス@永井) [GⅡ] 日本テレビ盃 (レストローズ@雁ノ巣) セントライト記念 (トスカ@誰ファーム) 毎日王冠 (シルバージェット@誰ファーム) デイリー杯2歳S (ライズアネシス@永井) 浦和記念 (ヘアミディアム@ぶっふばると) [GⅢ] 京都金杯 (サービスチケット@忍装束) 小倉大賞典 (クリュスタ@誰ファーム) 中山牝馬S (グーテデロワ@誰ファーム) ファルコンS (ライズチェルマーレ@永井) マーキュリーC (インビジブル@ドルメロの魔術師) 白山大賞典 (ラブアンドピース@ドルメロの魔術師) クイーン賞 (マイヤ@HAWKS) カペラS (ブライジ@雁ノ巣) ラジオNIKKEI杯2歳S (トムイソゲ@トム1965)
https://w.atwiki.jp/keibakuronikuru80/pages/35.html
スピードタイプLvMAX コスト20 馬名 総合力 スピード スタミナ スピリット スキル名 スキル系統 効果 10東京優駿 エイシンフラッシュ 13088 5579 4306 3203 閃光馬 快速馬 デッキ内スピード中 12皐月賞 ゴールドシップ 13118 5669 4086 3363 黄金の血統 G1 総合力大アップ 12桜花賞 ジェンティルドンナ 12768 5659 4136 2973 貴婦人 G1 総合力大アップ 99天皇賞(秋) スペシャルウィーク 13148 5739 4376 3033 流星の覇者 快速馬 デッキ内スピード中 98菊花賞 セイウンスカイ 13188 5689 4456 3043 空の王 快速馬 デッキ内スピード中 95優駿牝馬 ダンスパートナー 13088 5679 4376 3033 勝利への舞 G1 総合力大アップ ディープインパクト 12868 5619 4406 2843 無敗の三冠馬 G1 総合力大アップ 04菊花賞 デルタブルース 13338 5809 4626 2903 荒々しいブルース 快速馬 デッキ内スピード中 06東京優駿 メイショウサムソン 13098 5559 4456 3083 不屈の闘志 快速馬 デッキ内スピード中 コスト19 馬名 総合力 スピード スタミナ スピリット スキル名 スキル系統 効果 アドマイヤベガ G1 総合力大アップ 01東スポ2歳S アドマイヤマックス 12420 5500 3763 3157 驚愕の差し脚 快速馬 デッキ内スピード中 94ステイヤーズS エアダブリン 12380 5340 4153 2887 漸近の追い込み 快速馬 デッキ内スピード中 エイシンバーリン 12340 5450 3883 3007 疾風の如く 快速馬 デッキ内スピード中 12宝塚記念 オルフェーヴル 12210 5090 4113 3007 黄金の三冠馬 G1 総合力大アップ オレハマッテルゼ 12350 5420 4023 2907 俺はまってるぜ G1 総合力大アップ 99有馬記念 グラスワンダー 12160 5080 4133 2947 栗毛の怪物 G1 総合力大アップ 96中山記念 サクラローレル G1 総合力大アップ シンコウキング 12330 5440 4093 2797 海の彼方に 快速馬 デッキ内スピード中 シンコウフォレスト 12330 5410 4043 2877 最後の輝き 快速馬 デッキ内スピード中 03有馬記念 シンボリクリスエス G1 総合力大アップ タイキシャトル 電光石火 G1 総合力大アップ ダイワスカーレット 12010 5030 4083 2897 緋色の風 G1 総合力大アップ タヤスツヨシ 12330 5190 4303 2837 一族代表 快速馬 デッキ内スピード中 ダンツフレーム 12330 5430 3863 3037 地方の英雄 快速馬 デッキ内スピード中 04安田記念 ツルマルボーイ 12370 5190 3973 3207 悲願への猛追 快速馬 デッキ内スピード中 98阪神大賞典 ナリタブライアン 12290 5150 4233 2907 シャドーロールの怪物 G1 総合力大アップ ビリーヴ 12123 5009 4043 3071 信念のスプリンター G1 総合力大アップ ビートブラック 12330 5210 4373 2747 逃亡劇 快速馬 デッキ内スピード中 コスト18 馬名 総合力 スピード スタミナ スピリット スキル名 スキル系統 効果 04フェブラリーS アドマイヤドン G1 総合力大アップ 10有馬記念 ヴィクトワールピサ 11519 4853 3927 2739 天下の豪傑 G1 総合力大アップ ウォッカ G1 総合力大アップ 06フェブラリーS カネヒキリ 11521 4822 3875 2824 稲妻の衝撃 G1 総合力大アップ カレンチャン 11409 4813 3757 2839 韋駄天娘 G1 総合力大アップ 06優駿牝馬 カワカミプリンセス 11499 4753 3867 2879 疾走のプリンセス G1 総合力大アップ カンパニー G1 総合力大アップ グラスワンダー G1 総合力大アップ サイレンススズカ 11498 4921 3957 2620 希代の逃亡者 G1 総合力大アップ ジェンティルドンナ 11289 4833 3827 2629 貴婦人 G1 総合力大アップ 12ジャパンC ジェンティルドンナ 11459 5063 3807 2589 貴婦人 G1 総合力大アップ スティルインラブ 11518 4771 3907 2840 不朽の愛 G1 総合力大アップ スマートファルコン 11309 4863 3877 2569 砂の逃亡者 G1 総合力大アップ 08有馬記念 ダイワスカーレット 11489 4763 3907 2819 緋色の風 G1 総合力大アップ 96菊花賞 ダンスインザダーク 11409 4753 3897 2759 蹉跌と栄光と G1 総合力大アップ 11フェブラリーS トランセンド 11349 4713 3827 2809 ダートの超越者 G1 総合力大アップ 09セントライト記念 ナカヤマフェスタ 11629 5203 3637 2789 望外の栄誉 快速馬 デッキ内スピード中 ナリタトップロード 11489 4833 3877 2799 頂点への一完歩 G1 総合力大アップ ヒシミラクル 11431 奇跡の馬 G1 総合力大アップ 03宝塚記念 ヒシミラクル 11051 4732 3755 2564 奇跡の馬 G1 総合力大アップ 11有馬記念 ブエナビスタ G1 総合力大アップ 95菊花賞 マヤノトップガン 11541 4852 3985 2704 変幻自在 G1 総合力大アップ 93阪神大賞典 メジロパーマー G1 総合力大アップ ラストインパクト 11629 5003 3737 2889 最後の衝撃 快速馬 デッキ内スピード中 コスト17 馬名 総合力 スピード スタミナ スピリット スキル名 スキル系統 効果 アルフレード 10800 4476 3733 2591 マイルの貴公子 G1 総合力大アップ アーネストリー 10570 盤石の走り G1 総合力大アップ 11宝塚記念 アーネストリー 10590 4586 3458 2546 盤石の走り G1 総合力大アップ エアジハード G1 総合力大アップ キストゥヘヴン 10680 4626 3553 2501 有終の美 G1 総合力大アップ 85天皇賞(秋) ギャロップダイナ 10600 4676 3503 2421 驚愕の伏兵 G1 総合力大アップ 87皐月賞 サクラスターオー 10790 4486 3688 2616 執念の炎 G1 総合力大アップ 05アメリカンオークス シーザリオ 10270 4586 3533 2151 大和撫子 G1 総合力大アップ タイキブリザード 10490 4486 3573 2431 猛吹雪 G1 総合力大アップ ダンスインザムード 10570 4216 3523 2831 華麗な踊り子 G1 総合力大アップ デュランダル 10850 4466 3713 2671 不滅の刃 G1 総合力大アップ トロットスター G1 総合力大アップ ナカヤマフェスタ 10540 4436 3423 2681 望外の栄誉 G1 総合力大アップ ネコパンチ 10580 4516 3613 2451 ネコパンチ G1 総合力大アップ ハットトリック 驚異の切れ味 G1 総合力大アップ バンブービギン 10470 4506 3473 2491 宿星の栄光 G1 総合力大アップ フジノマッケンオー 10700 4466 3633 2601 穏やかなる俊足 G1 総合力大アップ フラワーパーク 10740 4676 3648 2416 快足女王 G1 総合力大アップ 01菊花賞 マンハッタンカフェ 10550 4616 3528 2406 波瀾万丈 G1 総合力大アップ 90天皇賞(秋) ヤエノムテキ 10690 4406 3633 2651 天下無敵 G1 総合力大アップ 04ジャパンC ゼンノロブロイ 10610 4766 3383 2461 東の横綱 G1 総合力大アップ 92皐月賞 ミホノブルボン 10590 4486 3473 2631 天性のスピード G1 総合力大アップ レオダーバン 10580 4635 3479 2466 獅子の執念 G1 総合力大アップ コスト16 馬名 総合力 スピード スタミナ スピリット スキル名 スキル系統 効果 コスモバルク 9941 4435 3245 2261 挑戦者 G1 総合力大アップ トウケイヘイロー 9990 4287 3387 2316 執念の逃げ足 G1 総合力大アップ スタミナタイプLvMAX コスト20 馬名 総合力 スピード スタミナ スピリット スキル名 スキル系統 効果 83天皇賞(秋) アンバーシャダイ 13148 3083 5719 4346 琥珀の王 豪脚 同タイプスタミナ中 12ジャパンC オルフェーヴル 13328 2713 5889 4726 黄金の三冠馬 G1 総合力大アップ 13毎日杯 キズナ 13118 4456 2893 5769 秘められたスター性 G1 総合力大アップ スイープトウショウ 13098 3263 5679 4156 トウショウの魔女 豪脚 同タイプスタミナ中 99日経賞 セイウンスカイ 13058 2993 5669 4396 空の王 豪脚 同タイプスタミナ中 06有馬記念 ディープインパクト G1 総合力大アップ 13京都記念 トーセンラー 13108 2893 5879 4336 光輝のマイル王 G1 総合力大アップ ビッグウィーク 13178 3483 5679 4016 凱旋の血脈 豪脚 同タイプスタミナ中 コスト19 馬名 総合力 スピード スタミナ スピリット スキル名 スキル系統 効果 99マイルCS エアジハード G1 総合力大アップ 13菊花賞 エピファネイア 12290 2867 5390 4033 夜菊咲く G1 総合力大アップ 90安田記念 オグリキャップ 12170 2827 5350 3993 芦毛の怪物 G1 総合力大アップ オルフェーヴル G1 総合力大アップ 12フォワ賞 オルフェーヴル 12300 3077 5080 4143 黄金の三冠馬 G1 総合力大アップ 12優駿牝馬 ジェンティルドンナ 12130 2907 5070 4153 貴婦人 G1 総合力大アップ クロフネ G1 総合力大アップ シンボリクリスエス G1 総合力大アップ 02有馬記念 シンボリクリスエス G1 総合力大アップ スギノハヤカゼ 12330 2887 5380 4063 速きこと風の如し 豪脚 同タイプスタミナ中 05天皇賞(春) スズカマンボ 12330 2997 5400 3933 鮮やかな伸び脚 豪脚 同タイプスタミナ中 99ジャパンC スペシャルウィーク G1 総合力大アップ ゼンノロブロイ 12060 2967 5050 4043 東の横綱 G1 総合力大アップ 91東京優駿 トウカイテイオー 12273 2901 5369 4003 奇跡の帝王 G1 総合力大アップ 94有馬記念 ナリタブライアン G1 総合力大アップ ビワハヤヒデ G1 総合力大アップ マチカネタンホイザ 12330 2977 5260 4093 好位奪取 豪脚 同タイプスタミナ中 ライスシャワー 11763 2561 5099 4103 関東の刺客 G1 総合力大アップ コスト18 馬名 総合力 スピード スタミナ スピリット スキル名 スキル系統 効果 アドマイヤドン G1 総合力大アップ 99東京優駿 アドマイヤベガ 11459 2689 4873 3897 一瞬の煌き G1 総合力大アップ 89有馬記念 イナリワン G1 総合力大アップ エアグルーヴ 11459 2789 4753 3917 誇り高き女帝 G1 総合力大アップ 12有馬記念 ゴールドシップ 11509 2859 4753 3897 黄金の血統 G1 総合力大アップ スーパークリーク 11451 2364 5162 3925 平成三強 G1 総合力大アップ スペシャルウィーク G1 総合力大アップ ダノンシャンティ 11479 2879 4763 3837 衝撃の豪脚 G1 総合力大アップ ハーツクライ 11381 2784 4782 3815 心気の歓声 G1 総合力大アップ マヤノトップガン G1 総合力大アップ メイショウサムソン 11541 2724 4812 4005 不屈の闘志 G1 総合力大アップ ヒシミラクル 11431 2654 4882 3895 奇跡の馬 G1 総合力大アップ 93桜花賞 ベガ 11408 2840 4771 3797 光輝の一等星 G1 総合力大アップ メジロドーベル G1 総合力大アップ コスト17 馬名 総合力 スピード スタミナ スピリット スキル名 スキル系統 効果 アドマイヤコジーン 10620 2501 4456 3663 復活したマイラー G1 総合力大アップ アーネストリー 10570 2526 4566 3478 盤石の走り G1 総合力大アップ 10高松宮記念 キンシャサノキセキ 10700 2486 4686 3528 キセキの試合 G1 総合力大アップ セイウンワンダー 10420 2456 4655 3309 復活の差し切り G1 総合力大アップ セイウンスカイ 10800 2621 4476 3703 空の王 G1 総合力大アップ 03スプリンターズS デュランダル 10870 2681 4536 3653 不滅の刃 G1 総合力大アップ ホクトベガ 10790 2626 4496 3668 一等星 G1 総合力大アップ ヤエノムテキ 10500 2501 4536 3463 天下無敵 G1 総合力大アップ レッドディザイア 10580 2391 4666 3523 紅の夢 G1 総合力大アップ ローレルゲレイロ 10650 2581 4606 3463 最速の闘士 G1 総合力大アップ スピリットタイプLvMAX コスト20 馬名 総合力 スピード スタミナ スピリット スキル名 スキル系統 効果 02安田記念 アドマイヤコジーン 13128 4426 3163 5539 復活したマイラー 鬼脚 デッキ内スピリット中 13毎日杯 キズナ 13118 4456 2893 5769 秘められたスター性 G1 総合力大アップ 14宝塚記念 ゴールドシップ 13348 4076 3373 5899 黄金の血統 G1 総合力大アップ 02青葉賞 シンボリクリスエス 13078 4466 3133 5479 漆黒の帝王 G1 総合力大アップ 05東京優駿 ディープインパクト 12918 4436 3143 5339 無敗の三冠馬 G1 総合力大アップ ナイスネイチャ 13138 4156 3313 5669 愛されし個性派 鬼脚 デッキ内スピリット中 03スプリングS ネオユニヴァース 13208 4206 3293 5709 新世界の王 鬼脚 デッキ内スピリット中 89菊花賞 バンブービギン 13178 4536 2923 5719 宿星の栄光 鬼脚 デッキ内スピリット中 93菊花賞 ビワハヤヒデ 13358 4476 2983 5899 芦毛のヒーロー 鬼脚 デッキ内スピリット中 ヘヴンリーロマンス 13378 4626 2923 5829 影からの下剋上 鬼脚 デッキ内スピリット中 12ヴィクトリアM ホエールキャプチャ 13348 4516 2953 5879 白鯨 鬼脚 デッキ内スピリット中 09秋華賞 レッドディザイア 13328 4696 2823 5809 紅の夢 鬼脚 デッキ内スピリット中 コスト19 馬名 総合力 スピード スタミナ スピリット スキル名 スキル系統 効果 アイポッパー 12330 3963 2907 5460 根性の競り合い 鬼脚 デッキ内スピリット中 オグリキャップ 12180 4053 2977 5150 芦毛の怪物 G1 総合力大アップ 90有馬記念 オグリキャップ G1 総合力大アップ 11有馬記念 オルフェーヴル G1 総合力大アップ カミノタサハラ 12350 4083 3077 5190 ハイスピードロード 鬼脚 デッキ内スピリット中 クィーンスプマンテ 12370 3933 2947 5490 名血の底力 鬼脚 デッキ内スピリット中 98中山記念 サイレンススズカ 12129 4031 2972 5126 希代の逃亡者 G1 総合力大アップ 12秋華賞 ジェンティルドンナ 12120 4123 2937 5060 貴婦人 G1 総合力大アップ シックスセンス 12380 4143 2797 5440 第六感 鬼脚 デッキ内スピリット中 ジャングルポケット 11999 4031 2902 5066 勝利の咆哮 G1 総合力大アップ スピードシンボリ G1 総合力大アップ テイエムオペラオー G1 総合力大アップ 93有馬記念 トウカイテイオー 12300 4193 2987 5120 奇跡の帝王 G1 総合力大アップ ホッカイルソー 12340 4023 2837 5480 遺業の血統 鬼脚 デッキ内スピリット中 ポップロック 12340 3933 2917 5490 豊富な脚質 鬼脚 デッキ内スピリット中 リンカーン 12380 3993 3007 5380 古豪のステイヤー 鬼脚 デッキ内スピリット中 コスト18 馬名 総合力 スピード スタミナ スピリット スキル名 スキル系統 効果 アグネスタキオン G1 総合力大アップ 00ジュライC アグネスワールド 11489 3877 2599 5013 国際派韋駄天 G1 総合力大アップ イナリワン 10951 3525 2594 4832 平成三強 G1 総合力大アップ エアシャカール 11488 3827 2840 4821 最速の暴れん坊 G1 総合力大アップ 10フェブラリーS エスポワールシチー G1 総合力大アップ 12高松宮記念 カレンチャン 11459 3927 2649 4883 韋駄天娘 G1 総合力大アップ ゴールドシップ G1 総合力大アップ サクラローレル 11489 3857 2839 4793 桜咲く G1 総合力大アップ ステイゴールド 11481 3855 2804 4822 唯我独尊 G1 総合力大アップ 07有馬記念 ダイワメジャー G1 総合力大アップ 88京都金杯 タマモクロス G1 総合力大アップ ダンスパートナー 11489 3847 2859 4783 勝利への舞 G1 総合力大アップ ディープブリランテ 11419 3847 2829 4743 光輝燦然 G1 総合力大アップ 09有馬記念 ドリームジャーニー 11459 3847 2869 4743 グランプリホース G1 総合力大アップ 88宝塚記念 ニッポーテイオー 11289 3717 2699 4873 マイルの帝王 G1 総合力大アップ バブルガムフェロー 11319 3857 2739 4723 期待の新星 G1 総合力大アップ ファレノプシス G1 総合力大アップ 12中山記念 フェデラリスト 11369 3797 2819 4753 異次元の猛追 G1 総合力大アップ 11ジャパンC ブエナビスタ G1 総合力大アップ フジキセキ G1 総合力大アップ ベガ 11378 3667 2820 4891 光輝の一等星 G1 総合力大アップ マーベラスサンデー 11311 遅咲きのルーキー G1 総合力大アップ 07天皇賞(秋) メイショウサムソン 11541 3665 2864 5012 不屈の闘志 G1 総合力大アップ 98阪神大賞典 メジロブライト 11489 3807 2819 4863 黄昏のステイヤー G1 総合力大アップ 86優駿牝馬 メジロラモーヌ 11351 3875 2554 4922 牝馬三冠 G1 総合力大アップ ライデンリーダー G1 総合力大アップ 12スプリンターズS ロードカナロア 11569 4107 2579 4883 新しい風 G1 総合力大アップ コスト17 馬名 総合力 スピード スタミナ スピリット スキル名 スキル系統 効果 93東京優駿 ウイニングチケット 10610 3563 2471 4576 勝利への切符 G1 総合力大アップ ジェニュイン 10750 3673 2631 4446 漆黒の輝き G1 総合力大アップ 00天皇賞(春) テイエムオペラオー 11040 3293 2781 4966 世紀の賞金王 G1 総合力大アップ ツルマルボーイ 10540 3528 2546 4466 悲願への猛追 G1 総合力大アップ 12フェブラリーS テスタマッタ G1 総合力大アップ 01高松宮記念 トロットスター 10830 3588 2576 4666 最速の差し脚 G1 総合力大アップ ファビラスラフイン 10610 3473 2471 4666 芦毛のハンター G1 総合力大アップ マックスビューティ 10760 3638 2556 4566 究極の美女 G1 総合力大アップ
https://w.atwiki.jp/jyusyou/pages/104.html
主催者 日本中央競馬会 競馬場 京都競馬場 創設 1938年12月11日 距離 芝3000m 格付け GI 賞金 1着賞金1億1200万円 出走条件 サラブレッド系3歳牡・牝(国際)(指定) 負担重量 馬齢(牡馬57kg、牝馬55kg) 菊花賞(きくかしょう、きっかしょう)は、日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場の芝3000メートルで施行する中央競馬の重賞競走(GI)である。 概要 1938年にイギリス最古のクラシック競走「セントレジャーステークス」を範として、「京都農林省賞典四歳呼馬」の名称で創設された4歳(現3歳)馬による重賞競走。横濱農林省賞典四歳呼馬(皐月賞)・東京優駿(日本ダービー)と共に日本のクラシック三冠競走を確立した。 1948年より「菊花賞(きくかしょう)」に改称。1979年に阪神競馬場で施行された以外はすべて京都競馬場で行われている。距離の3000メートルも第1回から一度も変更されていない。 1995年に指定交流競走となり地方競馬所属馬が、2001年からは外国産馬がそれぞれ出走可能になったほか、2010年からは国際競走に指定され、外国調教馬も出走可能になっている。 牡馬クラシック三冠競走の最終戦として行われ、皐月賞は「最も速い馬が勝つ」、東京優駿(日本ダービー)は「最も運のある馬が勝つ」と呼ばれるのに対し、本競走は3000mの長丁場を走りぬくことから「最も強い馬が勝つ」と称されている。 出走資格 サラ系3歳(旧4歳)牡馬・牝馬 JRA所属馬 地方所属馬(本競走への優先出走権を獲得した馬及びJRAのGI競走1着馬) 外国調教馬(JRA所属の外国産馬と合わせて最大9頭まで) 出走制限頭数は最大18頭まで。未出走馬・未勝利馬は原則として出走できない。 以下のトライアル競走に必要な着順に入った場合優先出走できる(最大6頭)。 トライアル競走 競走名格付施行競馬場施行距離競走条件優先出走権 セントライト記念GII日本の旗中山競馬場芝・外2200m国際競走3着以内 神戸新聞杯GII日本の旗阪神競馬場芝・外2400m国際競走3着以内 いずれの競走も3着までの牡馬・牝馬(内国産馬・外国産馬問わず)の入着馬に優先出走権が与えられる。2001年から制限付きで外国産馬にも出走が認められている。2007年は6頭まで(各年度の変遷は外国産馬#中央競馬のクラシック・天皇賞における出走制限を参照)。 残りの枠(最低12頭)は通常の収得賞金の総計が多い順に出走できる(残る1枠が複数の同収得金額馬だった場合は抽選で出走馬を決定)。 地方馬は、上記のトライアル競走2競走で優先出走権を得た馬と桜花賞・皐月賞・優駿牝馬(オークス)・東京優駿(日本ダービー)の1着馬が優先出走でき、また春のクラシック競走とNHKマイルカップの2着以内馬にも出走権が与えられる。 負担重量 馬齢重量(牡馬57kg、牝馬55kg) 第1回・第2回は牡馬55kg、牝馬53kg。第3回 - 第6回は牡馬57kg、牝馬55.5kgだった。 賞金 グレード制が施行された第45回(1984年)以降 回(施行年)総額賞金1着2着3着4着5着 第45回(1984年)1億600万円5600万円2200万円1400万円840万円560万円 第46回(1985年)1億1050万円5800万円2300万円1500万円870万円580万円 第47回(1986年)1億3090万円6900万円2800万円1700万円1000万円690万円 第48回(1987年)1億4880万円7800万円3100万円2000万円1200万円780万円 第49回(1988年)1億6150万円8500万円3400万円2100万円1300万円850万円 第50回(1989年)1億7630万円9300万円3700万円2300万円1400万円930万円 第51回(1990年)1億8680万円9800万円3900万円2500万円1500万円980万円 第52回(1991年)1億9950万円1億500万円4200万円2600万円1600万円1050万円 第53回(1992年)2億1110万円1億1100万円4400万円2800万円1700万円1110万円 第54回(1993年) 第55回(1994年) 第56回(1995年)2億1320万円1億1200万円4500万円1120万円 第57回(1996年) 第58回(1997年) 第59回(1998年) 第60回(1999年) 第61回(2000年) 第62回(2001年) 第63回(2002年) 第64回(2003年) 第65回(2004年) 第66回(2005年) 第67回(2006年) 第68回(2007年) 第69回(2008年) 第70回(2009年) 第71回(2010年) 第72回(2011年) 第73回(2012年) 第74回(2013年) 第75回(2014年) コース 京都競馬場の芝外回り3000メートル。第3コーナーの手前からスタート。3000メートルという長距離を走ることに加え、「淀の坂」を2回駆け上がらなければならないため、スタミナが要求される。 2009年現在、本競走より前に行われる3歳以下の競走で芝3000m以上のオープン競走はないため、菊花賞の施行距離は出走馬にとって未知の領域となっている。 歴史 1938年 - 4歳(現3歳)牡馬・牝馬による競走「京都農林省賞典四歳呼馬」として創設。京都競馬場・芝3000mで施行。 1940年 - 負担重量を牡馬57kg・牝馬55.5kgに変更。 1943年 - 名称を「京都農商省賞典四歳呼馬」に変更。 1944年 - 「能力検定競走」として施行したが、全馬がコースを間違えたためレース不成立[1]。 1945年 - 太平洋戦争の影響により中止。 1946年 - 名称を「農林省賞典四歳馬」に変更。牝馬の負担重量を55.5kgから55kgに変更。 1948年 - 名称を「菊花賞」に変更。 1984年 - グレード制導入、GIに格付け。 1995年 - 指定交流競走となり、地方所属馬も出走が可能に。 2001年 - 馬齢表記を国際基準へ変更したことに伴い、出走条件を「4歳牡馬・牝馬」から「3歳牡馬・牝馬」に変更。外国産馬が2頭まで出走可能となる。 2004年 - 「日本中央競馬会創立50周年記念」の副称をつけて施行。 2007年 - 格付け表記をJpnIに変更。 2010年 - 国際競走に指定され、外国調教馬・外国産馬が合わせて最大9頭まで出走可能となる。格付け表記をGIに戻す。 歴代優勝馬 回数施行日競馬場距離優勝馬性齢タイム優勝騎手管理調教師馬主 第1回1938年12月11日京都3000mテツモン牡33 16 0/5伊藤正四郎尾形藤吉松山隆郎 第2回1939年10月29日京都3000mマルタケ牡33 22 0/5清水茂次清水茂次榎壽逸 第3回1940年11月3日京都3000mテツザクラ牡33 17 3/5伊藤勝吉伊藤勝吉三宅孝之介 第4回1941年10月26日京都3000mセントライト牡33 22 3/5小西喜蔵田中和一郎加藤雄策 第5回1942年11月8日京都3000mハヤタケ牡33 16 3/5佐藤勇岩井健吉伊藤祐之 第6回1943年11月14日京都3000mクリフジ牝33 19 3/5前田長吉尾形藤吉栗林友二 第7回1946年12月1日京都3000mアヅマライ牡33 26 4/5武田文吾高橋直三熊谷新太郎 第8回1947年10月19日京都3000mブラウニー牝33 16 0/5土門健司武輔彦仙石襄 第9回1948年11月23日京都3000mニユーフオード牡33 13 3/5武田文吾小川佐助吉木三郎 第10回1949年11月3日京都3000mトサミドリ牡33 14 3/5浅野武志望月与一郎斉藤健二郎 第11回1950年10月29日京都3000mハイレコード牡33 09 1/5浅見国一武田文吾山田常太郎 第12回1951年11月3日京都3000mトラツクオー牡33 11 1/5小林稔久保田金造岩本政一 第13回1952年11月23日京都3000mセントオー牡33 10 1/5梅内慶蔵新堂捨蔵三木福一 第14回1953年11月23日京都3000mハクリヨウ牡33 09 1/5保田隆芳尾形藤吉西博 第15回1954年11月23日京都3000mダイナナホウシユウ牡33 09 1/5上田三千夫上田武司上田清次郎 第16回1955年11月23日京都3000mメイヂヒカリ牡33 09 1/5蛯名武五郎藤本冨良新田松江 第17回1956年11月18日京都3000mキタノオー牡33 09 3/5勝尾竹男久保田金造田中留治 第18回1957年11月17日京都3000mラプソデー牡33 16 0/5矢倉義勇小西喜蔵椎野浅五郎 第19回1958年11月16日京都3000mコマヒカリ牡33 10 0/5浅見国一橋本輝雄鈴木一平 第20回1959年11月15日京都3000mハククラマ牡33 07.7保田隆芳尾形藤吉西博 第21回1960年11月13日京都3000mキタノオーザ牡33 15.1伊藤竹男久保田金造田中清司 第22回1961年11月19日京都3000mアズマテンラン牡33 15.4野平好男二本柳俊夫堀平四郎 第23回1962年11月25日京都3000mヒロキミ牡33 10.7高松三太二本柳俊夫相馬恵胤 第24回1963年11月17日京都3000mグレートヨルカ牡33 09.5保田隆芳尾形藤吉小野晃 第25回1964年11月15日京都3000mシンザン牡33 13.8栗田勝武田文吾橋元幸吉 第26回1965年11月14日京都3000mダイコーター牡33 13.4栗田勝上田武司上田清次郎 第27回1966年11月13日京都3000mナスノコトブキ牡33 08.5森安弘明稲葉秀男那須野牧場 第28回1967年11月12日京都3000mニツトエイト牡33 14.5伊藤竹男矢倉玉男太田和芳郎 第29回1968年11月17日京都3000mアサカオー牡33 09.0加賀武見中村広浅香源二 第30回1969年11月16日京都3000mアカネテンリュウ牡33 15.3丸目敏栄橋本輝雄関野栄一 第31回1970年11月15日京都3000mダテテンリュウ牡33 10.4宇田明彦星川泉士浅野千恵子 第32回1971年11月14日京都3000mニホンピロムーテー牡33 13.6福永洋一服部正利小林保 第33回1972年11月12日京都3000mイシノヒカル牡33 11.6増沢末夫浅野武志石嶋清仁 第34回1973年11月11日京都3000mタケホープ牡33 14.2武邦彦稲葉幸夫近藤たけ 第35回1974年11月10日京都3000mキタノカチドキ牡33 11.9武邦彦服部正利初田豊 第36回1975年11月9日京都3000mコクサイプリンス牡33 11.1中島啓之稗田敏男芦部博子 第37回1976年11月14日京都3000mグリーングラス牡33 09.9安田富男中野隆良半沢吉四郎 第38回1977年11月13日京都3000mプレストウコウ牡33 07.6郷原洋行加藤朝治郎渡辺喜八郎 第39回1978年11月12日京都3000mインターグシケン牡33 06.2武邦彦日迫良一松岡正雄 第40回1979年11月11日阪神3000mハシハーミット牡33 07.5河内洋内藤繁春(株)シンザンクラブ 第41回1980年11月9日京都3000mノースガスト牡33 06.1田島良保二分久男鈴木忠男 第42回1981年11月8日京都3000mミナガワマンナ牡33 07.1菅原泰夫仲住芳雄寺内倉蔵 第43回1982年11月14日京都3000mホリスキー牡33 05.4菅原泰夫本郷重彦堀川三之助 第44回1983年11月13日京都3000mミスターシービー牡33 08.1吉永正人松山康久(株)丸沼温泉ホテル 第45回1984年11月11日京都3000mシンボリルドルフ牡33 06.8岡部幸雄野平祐二和田農林(有) 第46回1985年11月10日京都3000mミホシンザン牡33 08.1柴田政人田中朋次郎堤勘時 第47回1986年11月9日京都3000mメジロデュレン牡33 09.2村本善之池江泰郎メジロ商事(株) 第48回1987年11月8日京都3000mサクラスターオー牡33 08.0東信二平井雄二(株)さくらコマース 第49回1988年11月6日京都3000mスーパークリーク牡33 07.3武豊伊藤修司木倉誠 第50回1989年11月5日京都3000mバンブービギン牡33 07.7南井克巳布施正竹田辰一 第51回1990年11月4日京都3000mメジロマックイーン牡33 06.2内田浩一池江泰郎メジロ商事(株) 第52回1991年11月3日京都3000mレオダーバン牡33 09.5岡部幸雄奥平真治田中竜雨 第53回1992年11月8日京都3000mライスシャワー牡33 05.0的場均飯塚好次栗林英雄 第54回1993年11月7日京都3000mビワハヤヒデ牡33 04.7岡部幸雄浜田光正(有)ビワ 第55回1994年11月6日京都3000mナリタブライアン牡33 04.6南井克巳大久保正陽山路秀則 第56回1995年11月5日京都3000mマヤノトップガン牡33 04.4田原成貴坂口正大田所祐 第57回1996年11月3日京都3000mダンスインザダーク牡33 05.1武豊橋口弘次郎(有)社台レースホース 第58回1997年11月2日京都3000mマチカネフクキタル牡33 07.7南井克巳二分久男細川益男 第59回1998年11月8日京都3000mセイウンスカイ牡33 03.2横山典弘保田一隆西山正行 第60回1999年11月7日京都3000mナリタトップロード牡33 07.6渡辺薫彦沖芳夫山路秀則 第61回2000年10月22日京都3000mエアシャカール牡33 04.7武豊森秀行(株)ラッキーフィールド 第62回2001年10月21日京都3000mマンハッタンカフェ牡33 07.2蛯名正義小島太西川清 第63回2002年10月20日京都3000mヒシミラクル牡33 05.9角田晃一佐山優阿部雅一郎 第64回2003年10月26日京都3000mザッツザプレンティ牡33 04.8安藤勝己橋口弘次郎(有)社台レースホース 第65回2004年10月24日京都3000mデルタブルース牡33 05.7岩田康誠角居勝彦(有)サンデーレーシング 第66回2005年10月23日京都3000mディープインパクト牡33 04.6武豊池江泰郎金子真人ホールディングス(株) 第67回2006年10月22日京都3000mソングオブウインド牡33 02.7武幸四郎浅見秀一(有)社台レースホース 第68回2007年10月21日京都3000mアサクサキングス牡33 05.1四位洋文大久保龍志田原慶子 第69回2008年10月26日京都3000mオウケンブルースリ牡33 05.7内田博幸音無秀孝福井明 第70回2009年10月25日京都3000mスリーロールス牡33 03.5浜中俊武宏平永井商事(株) 第71回2010年10月24日京都3000mビッグウィーク牡33 06.1川田将雅長浜博之谷水雄三 第72回2011年10月23日京都3000mオルフェーヴル牡33 02.8池添謙一池江泰寿(有)サンデーレーシング 第73回2012年10月21日京都3000mゴールドシップ牡33 02.9内田博幸須貝尚介小林英一 第74回2013年10月20日京都3000mエピファネイア牡33 05.2福永祐一角居勝彦(有)キャロットファーム 第75回2014年10月26日京都3000mトーホウジャッカル牡33 01.0酒井学谷潔東豊物産(株) 菊花賞の記録 レースレコード - 3 01.0(第75回) 最多勝騎手 - 4勝 武豊(第49回・第57回・第61回・第66回) 最多勝調教師 - 5勝 尾形藤吉(第1回・第6回・第14回・第20回・第24回)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/52383.html
登録日:2022/10/21 Fri 17 06 12 更新日:2024/09/27 Fri 21 25 30NEW! 所要時間:約 41 分で読めます ▽タグ一覧 10億超え 21年クラシック世代 G1馬 これは一頭桁が違った グランプリホース ステイヤー タイトルホルダー タイホ君 ドゥラメンテ産駒 メロディーレーン メロディーレーンの弟 メーヴェ産駒 三代目 仁川の帝王 令和のセイウンスカイ 凱旋門賞に挑んだ馬 名は体を表す 天皇賞馬 孝行息子 宝塚記念馬 弟 所要時間30分以上の項目 横山和生 横山武史 無事之名馬 熊 牡馬 競走馬 競馬 競馬界のエースは俺だ 菊花賞馬 逃げ馬 選手権保持者 阪神三冠 馬 鹿毛 その名は、タイトルホルダー その名を背負う覚悟。 重圧をはねのけた彼らに、 もう怖いものなどない。 JRA ヒーロー列伝 No.93 タイトルホルダーとは、日本の競走馬。 なお、1995年生まれのタイトスポット産駒、2007年生まれのスペシャルウィーク産駒(1993年生まれのばん馬)が同名馬として存在するが、この項目では2018年生まれの3代目を扱う。 目次 データ5世代血統 誕生 競走馬として育成時代~この馬は菊花賞を獲る~ 2歳~まだその名は重く~ 3歳春~乗り越えた壁、新しい壁~ 3歳秋~大敗と大輪~ 4歳春~菊花賞の再現、そして長距離王者誕生~ 4歳春~競馬界のエースは俺だ~ 4歳秋~世界の壁は高く、それでも登り続ける、だが…~ 5歳春~再起への道~ 5歳春~連覇を前に~ 5歳秋〜最終章への序章〜 5歳秋〜頂上決戦の中章〜 5歳秋〜夢を見せた最終章〜 現役生活への別れと新たな門出 種牡馬としてセカンドライフの始まり 評価 創作での扱い馬なり1ハロン NEO 馬なり de show 余談宝塚前の裏話 輸送難? 鞍上・横山和生 2度の失敗を教訓に 母子を知る調教師 岡田牧雄にとって悲願の馬 情報発信 GⅠ3勝馬 データ 父:ドゥラメンテ 母:メーヴェ 母の父:Motivator(*1) 生年月日:2018年2月10日 調教師:栗田徹 (美浦) 主戦騎手:横山武史(2021年菊花賞まで)→横山和生(2021年有馬記念以降)(*2) 馬主:山田弘 生産者:岡田スタッド 産地:新ひだか町 セリ取引価格:2,160万円 生涯獲得賞金:10億6826万5000円 通算成績:19戦7勝(海外戦は1戦0勝) 主な勝ち鞍:'21 弥生賞ディープインパクト記念(GII)、'21 菊花賞(GI)、'22・23 日経賞(GII)、'22 天皇賞・春(G1)、'22 宝塚記念(G1) 主な表彰歴:'22JRA賞最優秀4歳以上牡馬 特記事項:'21 皐月賞(GI)2着、'23 有馬記念(GI)3着 5世代血統 ドゥラメンテ キングカメハメハ Kingmambo Mr. Prospector Raise a Native Gold Digger Miesque Nureyev Pasadoble マンファス ラストタイクーン トライマイベスト Mill Princess Pilot Bird Blakeney The Dancer アドマイヤグルーヴ サンデーサイレンス Halo Hail to Reason Cosmah Wishing Well Understanding Mountain Flower エアグルーヴ トニービン カンパラ Severn Bridge ダイナカール ノーザンテースト シャダイフェザー メーヴェ Motivator Montjeu Sadler's Wells Northern Dancer Fairy Bridge Floripedes Top Ville Toute Cy Out West Gone West Mr. Prospector Secrettame Chellingoua Sharpen Up Uncommitted Top Table Shirley Heights Mill Reef Never Bend Milan Mill Hardiemma ハーディカヌート Grand Cross Lora's Guest Be My Guest Northern Dancer What a Treat Lora Lorenzaccio Courtessa 誕生 父は社台グループ(*3)が生んだ日本競馬の結晶体ともいえる超名血馬にして、2015年のクラシック二冠馬であるドゥラメンテ。その偉大な功績は該当項目を参照。 本馬はそのドゥラメンテに初の重賞、GI、クラシック制覇を届けた代表産駒その1にして2022年現在の筆頭産駒である。 母は本馬の生産者・岡田スタッド代表の岡田牧雄(*4)がイギリスの一歳セールで購入した牝馬。 5代母にTessa Gillianという良血馬を構えており、このTessa Gillianの全兄がRoyal Chargerである。Royal Charger自体に聞き覚えはあまり無いかもしれないが、この馬のサイアーラインを2代下ろしたところにいるのがHail to Reason、つまりサンデーサイレンス系やロベルト系といった現代の日本で主流となっている血統の祖である。そんなわけで彼女自体はゴリゴリの欧州血統である一方、何気に日本とも親和性のある血統の持ち主でもある。 他には4代母Loraのラインがフランケルの後継種牡馬の一頭で、2023年の凱旋門賞を制したエースインパクトの父でもあるクラックスマンを排出するなどしている。 日本に輸入された後、本馬の馬主でもある山田弘氏へも購入が打診されたが「この血統じゃ日本で走らないよ」と断られてしまい、最終的に牧雄氏が自己所有した。 美浦の栗田博憲厩舎に預託された彼女は中山のダート1200m未勝利戦で勝ち上がると最終的に札幌芝2600mのオープン戦、丹頂ステークスを優勝するという優秀な成績を収めた。 繁殖牝馬としても牧雄氏からは大いに期待されていた彼女であったが、これが中々の問題児であり、初年度にいきなり不受胎をかますと翌年オルフェーヴルとの間に牝馬を産んだが、見たこともないほど小さい馬であった(彼女が後のメロディーレーンである)。更にその翌年はディープインパクトとの間の子を死産してしまい、三年間で生産できたのは競走馬になれるかも怪しい牝馬一頭。挙句せっかく生まれた長女と後に生まれる長男をあまり可愛がらなかった事が馬主の牧雄氏から後にカミングアウトされた。牧場によっては用途変更すら検討されかねない繁殖成績であった。 それでも牧雄氏のメーヴェへの期待は消えることなく、不受胎1回を挟んで2017年には当時新種牡馬であったドゥラメンテと配合され無事受胎。その受胎した子こそがタイトルホルダーである。 なおメーヴェはそこからまた不受胎による空胎を繰り返しており、ようやく第三子(*5)が誕生した2023年にはタイトルホルダーは5歳となっていたのだから、誕生からして中々ミラクルな馬である。 馬名は英語で「選手権保持者」の意で、父・母父・母母父(*6)がいずれもダービー馬だったことに因む(*7)。 Sadler's WellsやMill Reefと行った重厚な牝系の身体能力とドゥラメンテの苛烈な闘争心が融合した結果、まさかの逃げ切りを得意とするステイヤーという、どちらかというとドゥラメンテじゃなくて同期のキタサンブラックの方に似ている馬に仕上がった。なんなら黒みの強い被毛も共通している。1つ下のキタサン産駒で初GⅠホースとなったイクイノックスが父と違う切れ味型であることも相まって稀にガチで勘違いする人もいるんだとか。なお小さすぎる半姉メロディーレーンも明らかなステイヤーだったり。 実際他のドゥラメンテ産駒と比較しても色々と違う点が多く、どちらかというと母の血を姉弟揃って濃く引いているようにも見える。(*8) 競走馬として 育成時代~この馬は菊花賞を獲る~ 2018年、当歳セールで売り出された彼を山田弘(不動産業オーナー)が2160万円で一発落札。自身のオーナーも決まり、デビューに向けての育成が始まると、早くもその非凡な才能を関係者たちへ見せ始めた。 岡田スタッドが北海道襟裳岬に保有するえりも分場で昼夜放牧に出された彼は、鹿や熊という野生動物も出没し強い風も吹く事から少なくない馬が心折れて脱落するこの厳しい環境にさらされてなおケロリとした表情を見せていた。牧雄氏は当時を振り返って「この時点で普通の馬ではなかった」と回顧する。2022年の天皇賞の特集でそのエピソードを取り上げた東スポの記事に「タイトルホルダー 熊で鍛えた」という見出しと共に躍動感ある熊の写真とそれに立ち向かうような構図のタイトルホルダーの写真が掲載され、ファンから大いにネタにされた 本格的に乗り運動が始まり、坂路調教へ出るとほとんどの馬が一発では登り切れない坂路を難なく踏破しそのまま頂上の先まで行く心肺能力を発揮。自身の育成場でそこまでの能力を見せつけたのはマツリダゴッホとスマートファルコンといったGI馬のみであった。 タイトルホルダーの才能に目を付けた牧雄氏はまたある日、自身の兄である岡田繁幸氏の馬との合同模擬レースにタイトルホルダーを連れて行った。結果は最下位だったものの、二歳戦から活躍させるよう馬を鍛える方針の兄に対して、古馬になっても活躍できるよう緩やかに育成をする方針の自身の馬が喰らいついた事自体を高く評価した。 これらの育成時代で見せた能力から牧雄氏は「この馬で菊花賞を獲る」と公言、2歳時のPOG関連書籍等でも「今年のドゥラメンテ産駒にマツリダゴッホ以上の馬がいる」とその存在を宣伝していた。 2歳~まだその名は重く~ デビューを迎えた彼であったが、いわゆる非社台系の馬であった事から最初から存在感のある馬というわけではなかった。 先にデビューし、その異例すぎる馬体かつ牝馬ながら菊花賞5着という好成績を収めてアイドルホースとして名を馳せているメロディーレーンの弟、という程度には話題になったがそれもこの年大いに活躍が期待されていた他の同世代の素質馬の話題をかき消すようなものではない。 そんな中、2020年10月に戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて新馬戦でデビュー。1番人気に推されこの時から好スタートを決めハナ奪い2着馬に1馬身1/4差をつけて勝利する。 続いて初重賞挑戦となった東京スポーツ杯2歳ステークスでは他のドゥラメンテ産駒に人気を取られ5番人気となる。抜群のスタートを決めてハナをとるものの、外からまくったレインフロムヘブンに先頭を譲ると自身はその5,6馬身後ろの馬群の先頭で競馬を進めた。直線でダノンザキッドと競り合いながらレインフロムヘブンを競り落とし、最後まで足を伸ばし続けるも最終的には競り負け2着で入線。人気以上の好走を見せた。 ホープフルSでは更に人気を落とし7番人気となる。ややかかる形で2~4番手でレース。直線では大逸走をブチかましたランドオブリバティを尻目に4頭並ぶ形で競馬を進めるがキレ負けしてしまい、再びダノンザキッドに敗れ4着で入線。 このように重賞連対経験を持つ活躍を見せるも、2歳王者のダノンザキッドの影に隠れた馬であった。 3歳春~乗り越えた壁、新しい壁~ 3歳初戦は皐月賞トライアル・弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)を選択。 弥生賞では戸崎圭太騎手から、近年注目されている関東の若きエース・横山武史騎手に乗り替わり、持ち前のスタートを生かしハナを奪っての逃げを選択。 湿った馬場とスローな流れを生かして直線に入ると、自身をマークするような形で追走してくるシュネルマイスター、後ろから豪脚で追い込んでくるダノンザキッドを振り切って勝利。 「今度こそ!今度こそタイトルホルダー勝った!!」 初めて2歳王者を降し、ドゥラメンテ産駒初の重賞を手にした。 余談だが本レースで2着となったシュネルマイスターは次走のNHKマイルカップでGI制覇を成し遂げた為、本レースは1~3着馬全員が後のも含めたGI馬という非常に豪華なレースとなった。 元々本レースの後は皐月賞を使う想定ではなかったのだが、弥生賞を勝利して優先出走権を獲得した事もあってクラシック戦線に乗り込む事となる。 皐月賞・ダービーでは武史騎手がエフフォーリア(*9)を選択したため田辺裕信騎手に変更。 皐月賞では弥生賞馬でありながら前走がスローな展開と重い馬場、そして明らかに叩きと見られたダノンザキッドとの状態差で勝ったいわばフロックとみなされてしまい、ライバルのダノンザキッドが1番人気で注目される一方で本馬は8番人気となる。 レースではワールドリバイバルの2番手でレースを進め直線では一時先頭に立つも、前を差すために一瞬膨らんだその内側をエフフォーリアに突かれて先頭を譲ってしまう。 それでも垂れることなく粘ったものの、前でリードを広げていくエフフォーリアァァァ!には3馬身離されて2着入線。 ただ、エフフォーリアとは差があったもの一気に襲い掛かってきた他の後続はしっかり押さえきっており奮闘と言える結果ではあった。 なお、ここまで彼の壁として幾度も立ちはだかったダノンザキッドはもともと懸念されていた気性の悪さをよりにもよってこの舞台で爆発させてしまい、アサマノイタズラと大喧嘩しながら15着と轟沈。加えてレース後に骨折まで発覚したため春を棒に振り、復帰後も気性を鑑みてマイル路線へと舵を切った為両者の道はここで別れる事となった。 皐月賞2着ということで、次走として日本ダービーに出走。皐月賞2着馬としていよいよ本命サイドとして参戦…とはならなかった。 というのも前走でエフフォーリアとの格付けは完了したとみなされ、皐月賞組がそもそもエフフォーリア以外評価されなかった結果、可能性があるとすれば別路線組と考えられたのだ。 別路線からは毎日杯をレコードで勝利したシャフリヤール、そのシャフリヤールと好勝負を見せたグレートマジシャン、阪神JFと桜花賞こそ僅差でソダシに敗れたものの中距離こそ本番とみなされた牝馬サトノレイナス、青葉賞馬ワンダフルタウンが参戦。加えて皐月賞組にもディープインパクトの血統が高評価されたのか皐月賞で下したはずのヨーホーレイク、ディープモンスターまでもが上位人気に入り、タイトルホルダーはまたも8番人気。 レースは皐月賞同様2番手で競馬を進めるが、決して速いとは言えない流れで完全にキレ味勝負になるという本馬にとって厳しい流れとなった結果、初の掲示板を逃す6着入選。それでもその中でも粘り切るスタミナと根性は高く評価され、秋以降はようやく実績馬としてファンからの期待も背負うような馬となった。 3歳秋~大敗と大輪~ 夏の間は放牧地で過ごし、秋は菊花賞トライアル・セントライト記念から参戦。 エフフォーリアが天皇賞(秋)を選択したために再び武史騎手が鞍上に復帰し、また人気面でも新馬戦以来となる1番人気という順風満帆なスタートを切った。…はずだった。 レース本番ではいつものようにロケットスタートを決めるも鞍上判断ですぐに控えさせ、中段前側といった位置でやや掛かりながらレースを進める。ややかかるタイトルホルダーを抑え込むという折り合いの悪さを見せながら追走していたが、直線抜け出そうとしたところヨレたグラティアスに進路を奪われる形となり、更にそこから抜け出す道を失ってしまう。タイトルホルダー、前が壁! そのまま前後左右に道を出せないまま、後退していく馬群に押し出される形でまさかの13着大敗。初の2桁着順で少なくない数のファンの失望も買う結果となった。 しかし陣営はこの大敗については後述のようにあまり気にしておらず、むしろその敗北を人馬共に糧になると期待していた。 そして迎えた菊花賞。彼がデビューする前から最大の目標として掲げられていたクラシック最後の一冠戦。単勝人気は前哨戦の大敗が響いてか4番人気に。 レースはスタートからハナを奪うとかつて鞍上の父・横山典弘騎手が23年前の菊花賞で見せたセイウンスカイを彷彿とさせる幻惑の逃げをもって他馬を完封。 「しかしリードはまだ四馬身くらいある!」 「タイトルホルダー逃げる逃げる!」 「さぁ二番手、オーソクレース、ステラヴェローチェ、ディヴァインラヴが争うしかし!」 「これは一頭桁が違ったタイトルホルダー!!!」 同年8月にこの世を去った父が挑めず、姉が敗れたレースでクラシックホースに輝き、亡き父に産駒初のG1を捧げた。 レースの詳細は該当項目を参照。 人馬共に親子の縁というキーワードを軸にしたドラマチックなこの勝利はこれまでのどちらかと言えば目立たない存在であったタイトルホルダーの存在感を大きく強め、一躍アイドルホースへと押し上げた。 菊花賞後は休養を予定していたがファン投票3位に選ばれたことで有馬記念に出走。 再び武史騎手がエフフォーリアを選択した為、陣営は今後は長く同じ騎手に任せることで一致し、新たな鞍上として武史騎手の実兄である横山和生騎手を迎える。 有馬記念には二度苦杯を味わわされたエフフォーリア、グランプリ四連覇を賭ける名牝クロノジェネシスが出走。お姉ちゃんのメロディーレーンとも初対決。 本馬はGI馬として事実上の実績3番手だったのだが、なんと枠順が大外8枠16番に。過去馬券内率0%、掲示板にすらロクに残った馬がいない死の枠(*10)に入ったこともあり、最終的には4番人気での出走となった。 本番では前走破滅的な大逃げで勝利をあげたパンサラッサ(*11)を数馬身前に置く2番手でレース。自身は1000m60秒程度の理想的なラップを刻んでパンサラッサを追いかけるが、さすがに大外の8枠16番のロスはいかんともしがたい。直線ではパンサラッサを競り落とすが楽に競り落とす想定がかなり粘られてしまい、そこに並びかけてきたディープボンドに並ばれてしまう。更にディープボンドと競り合ってるのを尻目にエフフォーリアが二頭まとめて抜き去ってしまい、ディープボンドにも競り負け、またクロノジェネシスとステラヴェローチェにも差された結果5着と敗北。和生騎手がテン乗りだった事も響いただろう。 しかし前述のように掲示板入りすら困難な大外で入着という結果をむしろ評価し、4歳以降に期待する声も少なくなかった。 レース後に和生騎手は「一瞬夢を見ました」とコメント。見た夢を現実に変える為、この若きコンビは翌年新たな戦いへ望んでいく事となる。 4歳春~菊花賞の再現、そして長距離王者誕生~ 当初は天皇賞・春を大目標に、初戦として阪神大賞典を予定。...していたのだが馬房内で驚いた拍子に足に不調をきたしてしまう。右足を地面に付けられないほど痛がる様子を見せ、肉眼や精密検査でも異状は見られなかったのだが大事を取って休養入りとなる。(*12) 一時は春の予定が全白紙となったが、外厩「ブルーステーブル」(*13)で治療を任せたところ、調教師も驚く謎の回復力で復帰(*14)。結局二週間程度で痛みも治まり乗り運動も再開できるようになっていった。 ということで再び天皇賞・春を目標に、叩きや輸送面も考慮して初戦を日経賞に変更して始動。レースには重賞戦線で安定した成績を収める善戦マンのボッケリーニ、ヒートオンビート、JRA史上初の白毛の重賞馬でありダートから芝へ出戻ってきたハヤヤッコ、ステイヤーズステークスを制したディバインフォース等が参戦。メンバー内唯一のGI馬である彼はトップ斤量を背負うこととなるも単勝1.6倍の抜けた1番人気に。 日経賞本番では流石に前述の右トモ不安の問題もあって仕上げがかなり緩いものとなってしまい、タイトルホルダーもレースへの実感がないのか調教中手前を変えずに走るなど、レース前に調教師がオーナーサイドに謝罪する程の明らかな不完全仕上げに。 しかも、レース本番は先頭を奪うと菊花賞のような離しての逃げではなく、むしろ自身が苦手とする日本ダービー時のような最後の決め手が勝敗を分ける展開を作ってしまう。それではさすがにどうしようもなく外から迫るヒートオンビート、更には内を突いて現れたボッケリーニに並びかけられ彼は馬群へと沈んで…。 行かなかった。 ボッケリーニに並びかけられ、今にも差されるその直前に二枚腰で再びクビ差分突き放すと、最後まで2着のボッケリーニと同じ脚色のまま1着入線。着差こそクビ差と小さなものだったが、完全に力の差を見せつけるような内容で、有馬からの鞍上横山和生とのコンビで初勝利を決めた。(*15) これに自信をつけ徐々にクラシックホースの貫禄を纏い挑むは春の古馬戦最大のビッグレース。天皇賞・春。 世代の代表である菊花賞馬として本レースで勝利するのはこの年の彼の至上命題でもあった。 レースでは前年の天皇賞・春で2着から着実に成長し続け阪神大賞典も連覇したディープボンドが大本命に。 ディープボンドとの二強…という触れ込みだったが、彼の枠が逃げ馬としては致命的な8枠16番の大外枠だった事や阪神大賞典でディープボンドが強い競馬を見せて連覇を達成した事、日経賞が見た目には評価が難しいレースであった事、そして何より前走の有馬記念ではディープボンドの方が2着で先着していた事で最終オッズではディープボンドが2.1倍、タイトルホルダーは4.9倍2番人気と差がついた。 「菊花賞は戦術勝ちの面があるし、本来の実力はどうなのか?」という見方があったのは確かであろう。 ディープボンド以外には、同世代で条件戦から連勝でダイヤモンドステークスを勝ち、また菊花賞当時は2勝クラスだったので抽選漏れの憂き目にあっていた『幻の菊花賞馬』テーオーロイヤル、ステイヤーズステークスと阪神大賞典でそれぞれ2,3着を連続で確保したアイアンバローズ、シルヴァーソニック辺りが主なライバルとなった。お姉ちゃんのメロディーレーンとも二度目のry レースではスタート直後に隣の17番シルヴァーソニックが落馬。アクシデントに見舞われるもそれも気にせず大外からハナを奪いに行き強気に逃げると、スタート開始直後100mほどのコース合流点で先頭を確保。 レース予想では有力候補もこれに追従するとみられていたが、3200mの長丁場でスタミナ温存もあってかタイトルホルダーを追う馬はいなかった。 そのままリードを5,6馬身と広げながら一周目のオープンストレッチに姿を見せたタイトルホルダー。あまりにも見覚えのある光景がそこにはあった。 しかし、ここから彼は去年から大きくアップデートした姿を見せる。 レースも後半戦に入り、向こう正面まで進むと、勝手に走り続けていたカラ馬のシルヴァーソニックがタイトルホルダーの2番手に付き、後方からタイトルホルダーを突くというアクシデントが発生。結果前日の雨で菊花賞より重い馬場であったにもかかわらず、後半からの彼は菊花賞よりも遥かに速いラップを刻み、そのうえでなお余裕の表情を見せ続けていた。 そして、彼のラップが高速化した結果、後続はタイトルホルダーに追いついてきたそこから息を付く暇もなく加速することを要求される。3200mで。 ほとんどの馬は3コーナーを迎えることなく力尽き追走ができなくなり、4コーナーを回る頃には勝負圏内には既にタイトルホルダーとテーオーロイヤル、ディープボンドしかいないという有様であった。カラ馬のシルヴァーソニックもいたけど 直線ではテーオーロイヤルが勝負を仕掛けようとするも、余力の差は絶大。一完歩事にその差はみるみる広がっていき、もはや彼の背中を追えるものは誰もいなくなっていた。カラ馬のシルヴァーソニック以外 「ディープボンドは三番手、ディープボンドは三番手!」 「タイトルホルダーが止まらない残り200は既に切っている!」 「菊花賞の再現だ!!」 鞍上は変わっても再び菊花賞さながらのペースで逃げ、ホームストレッチでは更に着差を広げて1着でゴール。ゴール100m程手前ではあまりにも広いリードとそれでなお他馬と脚色の違いがあった事から実況を担当していた川島壮雄アナウンサーが思わず「タイトルホルダー圧勝!!」と言い切ってしまった。 カラ馬を意図せず味方につける展開(*16)になったとはいえ、大本命候補のディープボンドから7馬身の差を付けて優勝。更に彼が本レースで刻んだ上がり3F36.4というラップは2位との差0.6秒で最速。ずっと先頭にいた馬が1番速い末脚を使ったのだから当然追いつけるはずもない。この逃げて最速の上がりで勝つ、というのはJRAGIでは史上4例目(*17)。 かくして彼はセイウンスカイも成し遂げられなかった日本史上初となる全長距離GI逃げ切りを達成した。 現役最強ステイヤーの座を確かなものとすると同時に、父の怪物性を改めて証明してみせた。 なお和生騎手は父の印象に残ったレースで家を出る前に「くるっと回ってくるわ」と発言してイングランディーレが勝利した天皇賞・春を挙げている。(*18) この時10番人気低評価でノーマークだったことで果敢に逃げを選択、一時は20馬身も後続を突き放し最終的には2着馬に7馬身差とタイトルホルダーと全く同じ着差で勝利している。(*19) そんな天皇賞で初G1を手にした和生騎手はゴール直後にはテレビに音が拾われるほどの大きな歓声を上げていた。兄の偉業達成をかつてのタイトルホルダーの鞍上でもある弟は東京競馬場で見届け大喜びしていたとかなんとか 4歳春~競馬界のエースは俺だ~ 4歳春の総括として宝塚記念に参戦。ファン投票では僅差で2位のエフフォーリアと共にオグリキャップの持つ最多得票数レコードを約30年ぶりに更新する19万1394票で1位を獲得。むしろネット投票も開始して久しいのに今まで更新させなかったオグリって一体……。 本レースには春の総決算にふさわしい豪華メンバーが集った。タイトルホルダーに何度も土をつけ昨年は年度代表馬にもなったエフフォーリア、史上初の無敗牝馬三冠を達成したものの靭帯炎を発症しそれでも治療の上ターフへ戻ってきたデアリングタクト、そのクラシック時代のライバルウインマリリン、ドバイターフ史上初の同着勝利で初GI勝利を達成し「令和のツインターボ」の異名を超えた天敵パンサラッサ、サウジアラビアとドバイの長距離重賞を連勝したステイフーリッシュ、昨年の香港カップでラヴズオンリーユーの僅差二着であったヒシイグアス。お姉ちゃんのメロディーレーンとも三度ry その中でも人気投票では1番人気だった彼だが、前走大阪杯では大敗を喫しその雪辱に燃えるエフフォーリアがオッズ上では1番人気で2番人気になっていた。天皇賞・春がカラ馬のハプニングで評価しづらかったこともあり、なんなら一時はディープボンドの下の3番人気に落とすこともあった。勝っても勝ってもなかなか実力への疑いが晴れないところもキタサンブラックっぽいんだよなぁ。 これはタイトルホルダーがここまで逃げれば全勝だったものの逆に逃げられなかったときは全敗であること、そして今回は九分九厘ハナを譲らないであろうパンサラッサがいることから、「先頭でペースを握れなくてもこれまで通りの力を出せるのか?」という視点があった。また、天皇賞・春の勝ち馬が過去16年もの間宝塚記念で敗れているというジンクスも含め、長距離で実績を残している彼に対して2200mという距離がマイナスに見られるのはやむを得ないことだろう。 レースでは直前まで姉がいる方へよそ見していたくせにロケットスタートを決めると、パンサラッサが出遅れたこともあって先頭に立ってハナを主張。 坂を上る頃にようやくダッシュがついて外から捲ってきたパンサラッサに外から煽られる形となったタイトルホルダーは、これにまさかの応戦。それでも先頭が欲しいパンサラッサは強引にハナを奪うためにペースを上げていくのだが、これを確認したタイトルホルダーはスッと下げ、さっきまで応戦していたのは何だったのかといわんばかりのペースチェンジでまんまと2番手を確保した。 タイトルホルダーの前に行く為にスタコラサッサとペースを上げてしまったパンサラッサは今更減速もできず、結果先頭が1000m57.6秒(*20)という異常ペースに。 見事にパンサラッサをやり過ごし成長を見せたタイトルホルダーだが、パンサラッサへの追撃はまだ終わらない。せめてセーフティリードが欲しいパンサラッサを、一息入れた彼は今度は数馬身後方で追走し始めた。この時点でパンサラッサに勝ちの目はほとんどなくなってしまう。 とはいえこうも前がやり合ってハイペース戦となってしまうと、後ろが一気に有利になるのが競馬の常識。パンサラッサをつぶした一方でタイトルホルダーも終わったと多くのファンは思っていた。なんなら生産者も思っていた。しかし、後ろも後ろで異常事態が発生していた。 超高速で前を行く二頭は共にそれぞれハイペースで逃げてGIを獲った実績馬。しかもタイトルホルダーと彼を半ば決め打ち気味に追走した(*21)ディープボンドの二頭はスタミナに定評のあるステイヤーで、崩れることを期待するリスクは大きい。その三頭を放置して前に行かせたら何されるかわかったものではない後続勢は当然これを追わざるを得なかったのだ。結果、最後方を走っていたアリーヴォですら60秒フラット程度という例年だったら逃げ馬が刻むようなラップに。こうなれば前崩れの後ろ有利という常識は通用しない、前後総崩れの消耗戦が始まった。 こんなペースに経験などあるはずがない各馬は少なくない数が向正面から鞭を打つほど追走に苦労する中、タイトルホルダーはパンサラッサから3馬身ほど後ろのそれほど離れない位置を馬なりで追走しながらその差を徐々に詰め、4角であっさりパンサラッサを競り落として先頭に躍り出る。そのまま一切後続を寄せ付けさせないどころか突き放しながらゴールへと向かっていく。 そんな激流の中でも足を溜めることができたヒシイグアスが馬群を裂いて前へと迫り残り200m地点で2馬身差まで迫る。…が、追いつけたのはそこまで。 「ヒシイグアスが!前に迫ってくる!前に迫ってくる!」」 「しかし差が詰まらない!!!」 「タイトルホルダー三連勝だ!!」 「競馬界のエースは俺だ!!!タイトルホルダー!!!」 最後の坂でブレーキがかかったヒシイグアスは結局それ以上着差を詰められず、タイトルホルダーは後続に2馬身以上差をつけてレコード(*22)を0.4秒縮めて勝利。ファン投票数と走破タイムという宝塚記念の2つのレコードを塗り替えた。 異常なハイペースですら彼にとってはどうやらマイペースに過ぎなかったようだ。怪物の子はやはり怪物である。 なお2着には先述したヒシイグアスが、3着にはデアリングタクトがディープボンドを外からハナ差でかわして入り、三冠牝馬としての底力を見せることとなった。 この勝利で父の忘れ物を再び回収すると共に、2022年上半期における現役最強馬(※JRA公認)となった。不安要素を次々と覆し、常識の埒外から他馬をちぎり捨てて勝利する姿に、レーススタイルは別物とはいえ怪我をしなかった世界線のドゥラメンテの姿を垣間見たファンも少なくないだろう。 世界的にもこの勝利は高く評価され、IFHA(国際競馬統括機関連盟)(*23)が発表した「ロンジン・ワールド・ベスト・レースホース・ランキング(LWBRR)」(*24)で獲得したレートは124。あのディープインパクトの宝塚記念に比肩すると評価された。 そのあまりにも前例のない逃げ馬としての強さから、逃げ馬もしくはステイヤーというカテゴリ内であれば日本史上最強候補の一角と推す声もこの頃から聞こえ始めるようになる。 また、本レース勝利直後、秋には凱旋門賞を目指すプラン事が陣営からも明言されついに父の最後の忘れ物を回収しに向かう事も確定的となった。 4歳秋~世界の壁は高く、それでも登り続ける、だが…~ 休養の後、世界最高峰のレースに挑むべく、タイトルホルダーはフランス・パリのロンシャン競馬場へと飛んだ。 凱旋門賞ではレース直前に降り出した大雨の中、欧州の地でも好スタートを決めハナを奪っていく。 馬場状態を考えれば異常、といえるペースだったがキーファーズの半所有馬でもあるブルームに後ろから迫られ息を入れるタイミングを失ってしまう。 それでも抜群の手応えを残しながらフォルスストレートを抜け、直線では一瞬後続を突き放した彼であったが、求められた瞬発力の違いかすぐに失速。最後はスタミナを切らして後退して上がってくる後続に呑み込まれる形となり、アルピニスタの11着に敗れた。 2桁着順はセントライト記念以来。同レースに出走した日本馬内では最先着であったものの(*25)、完敗に変わりはない。 しっかり手応えが残りキレを見せながらもすぐ馬場へと速度を吸われ落ちていった姿から、向いていない戦いであったと言わざるを得ず、レース後には牧雄氏も「タイトルホルダーに申し訳なかった」とコメントを残した。 レース前には落ち着かない様子を見せ、それを宥めるために和生騎手がルール違反を犯した結果5日間の騎乗停止を受けるなどのハプニングもあり、総じて苦い経験になったものの、出なければ出なかったで燻ぶっていたであろうことを思えば意義のある挑戦だったと思いたい。 レース後は食事もいつも通りで大きな異常は見られず、帰国後も馬体に異常が見られなかったため陣営は有馬記念を次走に選択。 有馬記念には復活を期すエフフォーリアの他、エフフォーリア同様3歳で天皇賞(秋)を制したイクイノックス(父キタサンブラック)、当初は脚部不安に悩まされダートからの現役スタートとなったものの芝に転向してから連勝し、好成績でジャパンカップを制したヴェラアズール(父エイシンフラッシュ)。 同期でエリザベス女王杯を制し初G1を手にしたジェンティルドンナの娘ジェラルディーナ、前年のエリ女覇者で復権を狙うアカイイト。 大混戦の大阪杯を制したポタジェなどと言ったG1馬が出走し総決算として相応しい有馬記念となった。 抽選の結果7枠13番と去年よりはマシだったものの外枠となったこと、更には対抗馬筆頭のイクイノックスが5枠9番に入ったこともあり人気投票は1位ながら宝塚同様オッズでは2番人気となった。 レースではいつも通り外枠からハナを奪ったが道中平均ペースで進め、あまり後続との差を広げることが出来ず最後は馬群に沈み、馬なりのまま一まくりして押し切り勝ちしたイクイノックスの影で9着入線。 鞍上の和生騎手も「いつものようにゲート出て行かず出足が鈍かった、最後は耐えきれなかった」とファンへの謝罪と共に感想を口にした。 レース前の馬体では遠征疲労はないと判断されたが、同様に凱旋門から有馬に出走したディープボンドも8枠16番という大外不利な条件ではあったものの8着と共に沈んでいる。 この敗北を受けてイクイノックスに年度代表馬争いで敗れたものの、2022年度JRA賞において最優秀4歳以上牡馬に選出された。 凱旋門賞制覇の夢は叶わなかったが彼の父の忘れ物はあと一つある。2着に終わったドバイシーマクラシックだ。 そのためか、当初来年についてドバイ遠征や香港遠征、更には秋にアメリカのブリーダーズカップ・ターフへの遠征も考慮に入れるとしていた。 しかし一方で山田氏や牧雄代表は「国内で引き続き走ってほしい」というファンの声も考慮し 「今年は厩舎のお願いを聞いて凱旋門行ったから、来年はうちらの我儘聞いてね?(要約)」と国内戦に専念、大阪杯からの始動も視野に入っているとコメントしている。 そして12月30日、タイトルホルダーを管理する栗田調教師は年明けを目途にタイトルホルダーを放牧に出すこと、今後は体調面も見てレースを決めるが春は国内に専念してドバイ遠征は(現状)考えないことを発表し、ひとまずドバイ遠征はお預けとなった。 ただこの時点では秋について触れられておらず(もっとも半年以上先の来年秋の予定を年末に発表するというのもなかなか酷な話でもあるが)、引き続き再度の海外遠征の可能性も残っている。 2023年の上半期はまず天皇賞・春の連覇を狙い、その前哨戦として日経賞に出走する予定。当初は始動戦として大阪杯も考慮に入れていたが、輸送に加えて間隔の短さがネックとなり、結局連覇を目指して日経賞で始動する運びとなった。 当初同じ和生騎手が主戦を務めるウシュバテソーロがダート戦線を連勝中で次走にドバイワールドカップを選択、日程が被ったことでどちらを取るかが注目されたが、 ウシュバテソーロは他にもドバイで騎乗予定があり親交のあった川田将雅騎手へとスイッチ、タイトルホルダーとの日経賞を選択した。(*26) 同レースには2022年の菊花賞馬・アスクビクターモアも始動戦として出走予定であり、早くも新旧菊花賞馬対決が実現する運びとなっている。 一方で京都競馬場の改修工事終了に伴い、天皇賞・春は仁川から再び淀の地に戻って開催される。阪神では強いタイトルホルダーだが、京都競馬場はデビュー以来走ったことがないため、そこが連覇に向けての不安要素になるかもしれない。 いずれにせよ、父が勝ちをつかめなかった舞台、そしてその先にまだ続く彼自身の夢がどこまで繋がっていくのか期待が集まる。 5歳春~再起への道~ 前述の通り日経賞から復帰。斤量ルールの見直しもあり、出走馬で唯一59kgという重斤量。更には当日の中山は朝から強く降った雨の影響で公式発表「不良」の極悪馬場。 それでも昨年の王者としてオッズはアスクビクターモアとの人気を完全に二分し、他馬はそれ以外、という一騎打ちムードとなった。 しかしオッズは絶好調だった春から一転秋は不調、過去10年以内に前年9月以降にJRA・GⅡ以上で掲示板内に入れなかった馬は勝っていないというジンクス。 更に有馬記念で走法が変わっていたことで矯正できているのか、という疑問もあり最終的には2番人気に甘んじた。(*27) 2枠2番という好枠にも恵まれた彼はぬかるんだ芝に脚を取られて大出遅れをかましたアスクビクターモアを尻目にいつもの好スタートで難なく先頭へ。 同様に好スタートを決め追走するディアスティマに競られながらスローではあるものの、勝利した昨年よりはやや速い程度のペースを淡々と刻みながら、残り800m過ぎてからは徐々にペースを上げるといういつもの自身のペースに後続を巻き込み、道中特に大きなアクションを見せる馬もいないまま直線勝負へ移行した。 横山和生騎手から軽く促され2回ステッキを入れられた彼は猛加速。一完歩事に後ろを突き放し、ターフヴィジョンで勝利を確信した鞍上から抑えられながらゴール。 2着との着差は8馬身、上がりタイムは36.8と単独最速での圧勝で緒戦を飾り、昨年春の王者の実力を見せ付けた。 かつて牧雄氏は「重馬場の長距離なら大差を広げて勝てる」と豪語していたが日本の不良馬場にてようやくその真価が発揮された。 更に陣営からは「凱旋門賞の時のような不良馬場に比べたらこの馬にとっては全然走りやすい馬場でした」と改めて日本馬にとって凱旋門賞の特異性が浮き彫りとなった。 しかも1986年以降JRA・GⅡ以上で2度1秒以上差勝利はナリタブライアン以来2頭目、馬番2番での優勝はダンケンジ以来44年ぶり。 日経賞を連覇した馬では、日本経済賞時代を含めても同じ逃げで活躍した「白い逃亡者」ホワイトフォンテン以来47年ぶりの快挙。 当然現名称及びグレード制導入後では初連覇という快挙尽くしの復活劇となった。さらに2020年から横山家による日経賞4連覇も達成した 出遅れたなりの競馬で9着に沈んだアスクビクターモアとの本当の対決を天皇賞・春に持ち越しとなったものの、ひとまず強い姿を取り戻した事にファンの胸も撫で下ろされることとなった。 なおこの圧勝でGⅡにもかかわらずJRAレーティング124と去年宝塚記念を勝利した時と同じ数値がついている。 日本馬でGⅡ以下でこれだけの高数値を出したのはクロフネのGⅢ武蔵野S、海外を入れてもオルフェーヴルのGⅡフォワ賞の125など殆ど例がない。(*28) そして日経賞からしばらく経った4月13日、IFHAがLWBRRを公表し、ここでもレーティング124が与えられた。なおこの数値はこの時点での世界第3位・日本馬では第2位である(*29)。 ちなみに同日のドバイワールドカップでは川田騎手が駆るウシュバテソーロが最後方から追い込んで1着入線。 日本馬として史上2頭目(*30)・ダート転換後では初(*31)となるドバイワールドカップ制覇(*32)を成し遂げ、遠く日本の相棒に吉報を告げた。 5歳春~連覇を前に~ 天皇賞・春を前に前走の圧勝から反動が心配されるも、追い切りでは自己ベストのタイムを叩きだし益々好調をアピール。 連覇は確実視されたかオッズは1.7倍での単独一番人気となり、これに去年菊花賞で好走した4歳馬3頭が挑むといった構図となった。 レースはいつもよりは遅いスタートではあったものの、テンの速さを活かして楽々ハナへ。 しかしその大外からアフリカンゴールドが更に前へと行き、タイトルホルダーは2番手での競馬を進める事となった。 そのアフリカンゴールドは向正面で後退すると競走中止、再びハナを切ったタイトルホルダーだったが今度はアイアンバローズに先手を譲り、更にドンドンと後退していく。 まさか、と心配の眼差しを向けるファンだったが、不安は的中し4コーナー出口で和生騎手が下馬、競走中止となった。 連覇がかかった天皇賞・春は前日まで降った雨も止み爽やかな春風が新緑を映えさせる中、新淀の坂の出口であまりにもほろ苦い結末を迎えた。 レース後は歩様に問題はなく、馬運車に乗って退場。幸い診断は右前脚跛行と命に別状は無い事が発表されたが、裏を返せば骨、腱、関節、筋肉、神経等に異常が発生しているということでもあり、詳しい内容は精密検査を行わなければ判明しないだろう。 後述するように種牡馬としてもその地位が確立されているため、ファンからは引退して種牡馬入りするのではという不安も出ており、今後の進退については陣営の判断が待たれるところとなった。 ちなみにこの天皇賞・春を勝ったのはディープインパクト産駒で前哨戦の阪神大賞典勝ち馬・ジャスティンパレス(クリストフ・ルメール騎手騎乗)だったが、一方で アフリカンゴールド(国分恭介騎手(*33)騎乗、2周目向正面で心房細動発症のため競走中止) タイトルホルダー(横山和生騎手騎乗、2周目4コーナー出口で右前肢跛行のため競走中止) トーセンカンビーナ(岩田望来騎手(*34)騎乗、大差で最下位入線後望来騎手が下馬→後に左前浅屈腱不全断裂と診断) ヒュミドール(武豊騎手騎乗、10着入線でレース後左前肢に軽度の骨折が判明、全治3ヵ月) と4頭もの故障馬が発生しており、新生・京都競馬場最初のGⅠレースは色々と後味が悪い結果に終わることとなった。 なお、ディープボンドは3年連続で天皇賞(春)2着となり、前年の天皇賞(春)をスタート直後落馬で失格となりカラ馬のまま2位入線したシルヴァーソニックは今度は鞍上を落とさず3着になった。 なお、レース前から安藤勝己氏(*35)は「丹念に馬をほぐしているところが気になる」、細江純子氏(*36)もパドックの様子に違和感を覚えるなど、中継に出演していた元騎手の解説者たちは不安を感じていたがそれが的中した。 その後精密検査を行った結果、幸いにもレントゲン検査・エコー検査共に異常なしと判断されたが大事を取って春全休が発表、秋の巻き返しに向けてひとまずは放牧に出されることになった。 宝塚ファン投票では春全休で参戦しないことが告知されていたにもかかわらず165,067票で2位に選ばれるなどその人気は衰えることはなかった。 そして牧雄代表からはオールカマー・ジャパンカップ・有馬記念のローテーションを予定していることが発表された。 これが実現すれば府中はダービー以来、そしてイクイノックス(*37)とは有馬以来の再戦が実現することになる。 また、同時にドゥラメンテの後継種牡馬とする為に本年での引退を検討している事、ジャパンカップを勝利したら引退する事を発表。ファンとの、ターフとの、相棒との別れの時が近付き始めていた。 後に和生騎手の口からこの時競争中止した理由をnumberのインタビューで語られたが要約すると 「状態で言えば宝塚の時並みに良かった、だが道中大敗した凱旋門賞や有馬記念のような苦しい競馬をしても手前を変えたことはなかったのに天皇賞では頻繁に変えていた。」 「人気を背負ってはいたが万が一のことを考えて競争をやめる決断をした。」ことが語られている。(*38) 5歳秋〜最終章への序章〜 キャリア最終章となる秋の初戦は予定通りオールカマーを選択。 ここは昨年の一昨年同レースの覇者であり、昨年は香港ヴァーズも勝ったウインマリリン、昨年の覇者でありエリザベス女王杯でも勝利、以降もGI戦線で好走を続けるジェラルディーナも参戦し、前哨戦ながらGI馬3頭が揃うこととなった。 GI馬以外にも昨年セントライト記念を制したガイアフォースをはじめ、重賞馬が11頭も出走するという豪華な顔ぶれに。 タイトルホルダーは天皇賞・春の競走中止からの立て直しという事や最終調整で多くの注文が付いたという事、次走を見据えて仕上げてこないと判断され、事実最終追い切りでもポジティヴな発言をしていなかった点 更に鞍上も落馬負傷により約1カ月ぶりの戦線復帰2戦目(*39)で人馬共に故障明けという不安要素を抱えつつも、実績と2枠2番という好枠もあり最終的には単勝2.5倍の抜けた1番人気となった。 レースはスタートで久々の好ダッシュを見せハナを叩き、ノースブリッジに寄せられて動いてしまう厳しいテンとなるも、なんとかこれをしのいでマイペースに進行。 登り坂をやや早足に駆け上がってしまうものの、5F通過タイム61.1秒の平均タイムにまで落とす事に成功する。 だが、坂の下りから一気に動いたハヤヤッコを初めとして、ガイアフォース、マリアエレーナのやたら体が白い三人衆、更には内からノースブリッジと代わる代わるに詰め寄られるもこれらを凌いだまま先頭で直線に入った。 直線でもこれらの馬にしぶとく競られ続けるも耐えてみせ、むしろ次々競り落としていくが、それらの争いを他所に脚を溜め、横目に外の伸びる馬場を抜けきったローシャムパークに差されて2着入線。 敗れる結果にはなったもののこの馬らしいしぶとい粘着力を見せ、厳しい展開の中2着を確保した事で、秋への上積みを大きく残した好スタートをまずは切る事に成功した。 陣営も出走前に抱えていた不安は大きかったようでレース前の消極的な発言とは一転、2着に悔しさを滲ませつつも馬の持つ底力を見れたこと、この結果に胸を撫で下ろす事となった。 なお直前のインタビューで和生騎手から「ジャパンカップ・有馬記念を予定」と答えており、ジャパンカップの勝敗に関わらず有馬記念も出走する見通し。 また春天で競争中止を予見した安藤勝己氏は今回のレースを「余裕残しであの粘りやから立派。歩様も問題なかった。G1でもうひとつ良くなるわ」と高評価で次走にも期待がかかった。 5歳秋〜頂上決戦の中章〜 ジャパンカップでは世界最強馬として君臨するイクイノックスを筆頭に、同じドゥラメンテ産駒の三冠牝馬リバティアイランド・二冠牝馬のスターズオンアース。 チャンピオンズカップとの両睨みでジャパンカップを選択した同じ逃げ馬のパンサラッサなどG1馬が8頭という頂上決戦もあってゲート割れも噂された。 だが中央有力馬の回避によって条件馬や地方馬にもチャンスが巡ってきた結果、世界最強馬・三冠牝馬・G1馬・海外G1馬・条件馬・地方馬とバラエティ豊かなジャパンカップになった。 人気では府中未勝利ながら優勝候補2強が1枠に入りタイトルホルダーはそれに次ぐ2枠3番に収まったこと、対抗馬スターズオンアースが大外になったことで4番人気に支持された。 レースではゲート内で暴れた影響か出遅れはしなかったもののオールカマーのような好スタートを見せず、逃げる宣言をしたパンサラッサの番手でレースを進めた。 道中ハイペースで逃げる彼に追走せず、イクイノックスと共に番手でレースを進め最終直線で捕えに行った。 だがイクイノックスがタイトルホルダーやパンサラッサを捉え、失速したパンサラッサを抜きはしたものの後続の差し馬たちに差され徐々に順位を落とす。 結果5着入線となったが、差し切ったのは何れも府中G1で勝利した馬ばかりで番手で最後まで粘って後続有利な府中で掲示板を確保した。(*40) この結果にレース前は「もう一つ弾けて欲しい」と辛口評価だった鞍上も「返し馬から調子が出てきて、道中もいいリズムで運べていい雰囲気に戻ってきている」と好感触を口にした。 5歳秋〜夢を見せた最終章〜 そして迎えた有馬記念。陣営からはこれをラストランとして引退し、その後はレックススタッドで種牡馬入りすることが告知された。 人気投票では2023年はG1未勝利ながらも、数々の2023年にG1勝利した馬を上回る4番人気に支持されるなど高い人気を見せた。 有馬記念は3年連続出走になったが、かつて彼やエフフォーリアが3歳で挑んだように23世代の皐月賞・ダービー馬。 ジャパンカップで先着したドウデュース・スターズオンアース、競争中止となった春天覇者となって秋天を好走したジャスティンパレス 更には香港の規定で香港ヴァーズに出走叶わなかった同期のダービー馬シャフリヤールなどG1馬が8頭もおり一筋縄ではいかない有馬記念になった(*41)(*42)。 ちなみに、ディープボンドはこのレースにも出走しており、これをもってタイトルホルダーが出走した古馬GIレース全てでディープボンドと対決する珍事ことになった。国内はともかく凱旋門にもいたのはあまりにも数奇な巡り合わせというべきか。 一昨年は人気投票で支持されてからドタバタ出走のうえ大外枠、前年は馬体に異常は見られず入厩も早かったがテンションが下がらず調教が難航し調教が予定通り進まずまた外枠だった 過去2年とは違い調教は順調タイムは良好であったが、陣営やファンからも「宝塚の時ほどのレースは出来ない」と前評判は可もなく不可もなくといった感じであった。 だが公開抽選で2枠4番という念願の内枠を手に入れたこと、更に他の有力候補が外枠になったことで有力候補の一角となった。(*43) 公開抽選後のオッズは混迷を極めて、1番人気ジャスティンパレス・2番人気ドウデュース以外の7番人気までの馬は7倍台前後でレース直前までオッズが変動しており、8番人気のシャフリヤールが44.6倍もつくという大混戦状態で最終的には6番人気になった。 スタートでは積極的にハナを奪いに行き、大外からスターズオンアースも出足良く先行策に出たが、ハナを奪いにくるとされたアイアンバローズが出遅れたことでハナを奪うことに成功。 鞍上が終始12秒前後を維持する絶妙なラップ(*44)でレースを進め、向こう正面では7馬身近い差を広げるが3コーナーから徐々に後続も距離を詰めてきた。 「16頭がギュッと固まる!いや15頭だ!1頭は前を走っている タイトルホルダー!」 しかしそれでもただ1頭4コーナーを先に抜けホームストレッチに入ってきて逃げ切りの体制に入った。 後続の馬群から末脚を伸ばして進出したドウデュ―ス・スターズオンアースらに迫られながらも残り200mを過ぎても先頭を走り続け、このまま逃げ切るか! …と思われたが坂を上り切った後続2頭に交わされ、さらにジャスティンパレス・シャフリヤールらも迫ってきた。だがここで粘りを見せ、ジャスティンパレスらの先着は許さず3着入線。 結果前走JCで掲示板に残った3頭が有馬記念の馬券内、8着までが全てG1馬というハイレベルなレース決着となった。 ラストランを勝利で飾ることはできなかったものの、積極的に逃げて苦しくなっても勝負根性を見せるなど最後にタイトルホルダーらしいレースを見せてラストランを無事終えた。 和生騎手も「あそこまで行ったら勝ちたかった。」と悔しさを滲ませつつも「タイトルらしい競馬であわやの場面を作って格好よかったです。」と、最後まで自分の走りを貫き、レースで全力を尽くしたした相棒を労った。 現役生活への別れと新たな門出 JRAから有馬記念開催日に引退式開催が告知され、急に冷え込んだ寒空の元で5万6000人が有馬記念に熱狂した後も約2万人のファンに見届けられながら開催された。 式には馬主の山田氏・栗田調教師・横山兄弟・三浦調教助手・岩田厩務員・岡田壮史氏(*45)など「チーム・タイトルホルダー」が勢ぞろいとなった。 ちなみに皐月賞・ダービーで鞍上を務めた田辺騎手も、中の建物でモニター越しに引退式の様子を見ていたとか。 あと最後の最後にこれから活躍する息子をレース場で披露、用を足すところを横山兄弟に見られている姿をファンに激写されている 各々の言葉を要約すると 山田氏「ラストランを無事に走り終えて競走馬としては最後の寂しさもあるが、最後に頑張ってくれたことに感謝している。」 栗田氏「いい景色、悪い景色、色んな景色を見させてもらったが、1歩進めと次に進むことを強い走りから教えられた。」 武史騎手「菊花賞は走り切れないだろうという見解を払拭する強い馬で恐れ入った。」 三浦助手「素直に言うことを聞いてくれなく悪戦苦闘したが、素質はあると思っていたがいい意味で裏切ってくれた。」 岩田厩務員「厩務員相手であろうとも主導権を獲りたがり『部活のライバル』のように対等に接してきた。」 壮史氏「ドゥラメンテが獲れなかったタイトルを取ったように、今度はタイトルホルダーが獲れなかったタイトルを獲りに行く。」 和生騎手「勝ちたかった!っていうのがもう本音です。すいません!」(*46)「諦めない・ひと踏ん張りが出来る根性がいいところ」「すごいかっこよかった、彼らしい走りを最後まで見せられて乗れたことが幸せだった。」 と各々の胸中を語り種牡馬としての活躍、次世代への期待感を口にした。 そして最後は「早く馬が厩舎に帰りたがってる」としつつ、横山兄弟に対し「(タイトルホルダーの産駒に)乗るよね?」と笑いを誘いながらも山田氏の次の言葉で式は締めくくられた。 「いつまでもいつまでも、この馬の名前を忘れないでください。その名は、タイトルホルダー! 長い間応援、ありがとうございました!」 種牡馬として セカンドライフの始まり かくしてターフを去ったタイトルホルダーだったが、間を置かず彼には次の仕事が待っている。ドゥラメンテの後継、その筆頭候補として彼の、そして自らの血を次世代へと繋いでいく種牡馬としての仕事である(*47)。 引退後はレックススタッドで繋養されることになった彼だが、提示された初年度種付け料は350万円と、その期待の高さがうかがえる金額となった(*48)。 それでも故ドゥラメンテ産駒が日本各地で暴れ回り、2023年にはロードカナロアも抑えてリーディングサイアーを獲得したという事もあり、現状唯一のG1馬後継種牡馬である彼に対する生産界の興味は高い模様で、2022年の香港ヴァーズを制したウインマリリンが早速初年度配合相手として手を挙げるなど既に牝馬を集めつつある模様。また、スタッドイン当日に余勢株含めて満口となっている事が報道された。 更に一口1500万円×70口、総額10億5000万のシンジケートが組まれ、岡田スタッドやビッグレッドといった親族だけでなく社台や有力個人馬主なども複数株を所有。 初年度は余勢枠を含めても150~160ほどに抑える方針で最終的には159頭で初年度は仕事を終えた。 詳しい情報が報じられる前はウインマリリンとの交配成功の報道、SNSではシーズン終了間際の受胎できていない牝馬への緊急登用など断片的な情報から種牡馬としての仕事は順調にこなしていることがうかがえた。 シーズン終了後デアリングタクトが交配に成功した報道でタイトルホルダーについて聞かれ代表の口から「受胎率がめちゃくちゃ高い」と期待通りの仕事ぶりをしていることが報じられた。 あと仕事環境が変わっても人参をくれる人には愛嬌を振りまく現役時代と変わらない様子も関係者がSNSで報じている また、私生活面では2歳年上の種牡馬同期で馬房が隣同士のダンシングプリンスと友好な関係を結んでいる模様。放牧では別のエリアにいた先輩スマートファルコンとも柵越しに見つめ合って挨拶していた。 現役時代は前に行きたがる気性から種付けもガツガツ行くと思われたが、意外にも落ち着いて無駄なことは殆どしていないと関係者が語っている。 交配相手も関係者がすぐ分かった範囲でも『国内重賞を獲った牝馬』or『産駒が重賞獲った母馬』が8頭ほどはいたようで良質な肌馬が与えられている模様。 また彼がレックススタッドであてがわれた馬房は、前年までレックスのエースだったスクリーンヒーローが入っていた馬房で関係者からもその期待の高さがうかがえる。 ちなみに詳しい情報が報じられた優駿では座りながら目を瞑る、舌を出しながら気持ちよさそうに[[シャワー]]を浴びるタイトルホルダーが掲載されておりファン必見 別紙の週刊Gallopでは試験交配で相手の牝馬と健全に仲良くなって顔を並べて黙ってしまい、メンコを被せてスイッチを入れることで試験を無事に終えた…なんてエピソードが明かされた。 1年目の種付けシーズンが終わりレックススタッドでの見学が可能(※レックススタッドは一般見学での写真のSNS投稿や動画撮影は禁止。スタッドのご厚意に背くことのないよう注意事項一読ください https //uma-furusato.com/search_farm/1512.html)になると同期の皐月賞馬みたいにスタッフから手渡されたにんじんを途中で落としてしまいションボリ…なんて一面も見られたそうだ。 順当ならば2027年に初年度産駒達がデビューする予定。彼の子供達が再びターフを駆ける時、果たしてどんなタイトルを掴み取るのかはまだ誰も分からない。 評価 気性が安定している馬で若い頃からその操縦性については定評があった。 人間の言う事に素直に従うなど、一見すると父の気性は受け継がれていないように見えるが、一方馬にはかなりキツい。前述のように騎手どころか厩務員にもキツめだった事が後に判明し、気性難とまでは言わずともかなり我の強い馬だった模様 ボスとして君臨しようとするきらいがあり、それ故に自身の前に馬がいる事を許せないタチ。これらの性格を牧雄氏は「競走馬として理想的」として高く評価しており、事実こういった前進気勢の強い気性と人間には素直に従う気性が彼の強力な逃げを戦術レベルで成立させている。一方でその気性故に前に馬がいると掛かりがちで、番手での競馬が苦手だった。この欠点は調教を重ねることでその後改善され、2022年宝塚記念では番手での競馬をしている。 勝ち負けも理解しているようで勝ったレースでは人に甘える姿を何度も撮られており、逆に負けた凱旋門賞などでは不貞腐れて和生騎手に宥められている姿も撮られている。 また、現役でも最大級の心肺能力とそれを距離問わず余すことなく使っていけるスピードの持ち主であり、彼を放置して後ろで競馬すれば物理的に追いつけない、彼に真正面から挑もうとすると逆につぶされる、といった事態が多発している。 コーナリングもかなりうまいため、基本的には阪神内回りや中山などの小回りコース向きの馬。とはいえ、府中には日本ダービー以来出走していないので現時点ではそこへの適性は未知数と言わざるを得ない。 栗東所属の矢作芳人調教師(*49)はその適性を見て「高速馬場でコーナーが6つあるブリーダーズカップ・ターフに出走すればいい。タイトルホルダーが出走すれば間違いなくぶっちぎって圧勝する」とコメントしている。 更に加えると姉共々スタートが非常に上手い。これに逃げ戦法・テンから出せるスピード・スタミナ自慢・コーナー上手も加えると、大外からハナを奪いに行く強引な競馬をしても苦にはならず、むしろ彼の気性を考えると前に行かせるのが最適解、と逃げ馬としては理想的な要素を多く兼ね備えている。 また、血統評価も高く種牡馬入りにあたり、間違いなく現時点ではドゥラメンテ産駒の牡馬最高傑作である彼がドゥラメンテの後継種牡馬としてどのような活躍を見せるのかという意味でもファンからも生産界ならもその期待は大きい。 なお、多くのファンがそうだったようにやはりドゥラメンテ産駒のその代表格が逃げで成果を挙げたことは競馬関係者にとっても首を傾げる事象だった模様。父の主戦騎手であったミルコ・デムーロ騎手はドゥラメンテについて「早めに先頭に立つとそわそわして良くないタイプだった」としつつ、その息子であるタイトルホルダーがハイペースで大逃げして最後までスタミナを持たせる事に特に驚いたと語っている。 2024年3月~6月に開催された月刊優駿による2010年、2015年に続いて3回目のファン投票「未来に語り継ぎたい名馬BEST100」では初登場から総合6,471ポイントで25位にランクイン。初登場だけを上から数えると9番目になるが、世代別と競馬歴別で見ると10代では10位タイ、20代では11位となり10位以上のランクアップ。競馬歴3年以内では15位にランクアップしており総合に対するポイントの割合が約64%も占めていた。最近の活躍馬らしくいわゆる新規・若年層からの支持が大きい傾向が見られた(*50)。 創作での扱い 馬なり1ハロン NEO 2021年弥生賞編から登場。ダノンザキッドの被害を受けた馬たちから、2回一緒に走ってるからとダノンザキッドに対して文句を言うように周りから迫られ、シュネルマイスターと共に怯えながらダノンザキッドに行儀よくするよう伝えていた。そしてシレッとレースに勝っていた 2021年皐月賞編では弥生賞を勝ったのに8番人気であった事を疑問に思うが、ダノンザキッドにフロックと思われているからと煽られてしまう。そして桜花賞馬ソダシ、大阪杯馬レイパパレを引き合いに出し「時代は無敗馬を求めている」「無敗じゃない馬など用無し」と絶望。ダノンザキッドはその言葉を聞いてメンタルブレイクし[[投げやり]]になってブービー負けした その後、せめて無敗馬と手を組もうとエフフォーリアに協力を持ちかけ彼とワンツーフィニッシュを果たした。 2021年セントライト記念編と菊花賞編では突然任侠編の登場人物化。本シリーズで与えられた名前は「録」。博奕打ちになるつもりはなくカードマジシャンとして生計を立てていく事を望む一方で、カード使いとして自身の父が取れなかった菊の札をとる事を望み聖光の賭場(セントライト記念)へ身を投じていく。 荒(ドゥラメンテ)の遺児として黒(キタサンブラック)、かつて父に宝塚で勝ったお鞠(マリアライト)から目をかけられているが、セントライト記念で惨敗した時は流石に黒からも激怒され危うく指を詰められかけてしまった。 セントライト記念での博奕の傷も癒えず、自信も無くしていたがお鞠から自分の息子の石(オーソクレース)を相棒に宛てがわれ共に菊花賞をワンツーフィニッシュで制した。その後石から義兄弟の契りを提案されるが「僕はこのシリーズを背負うキャラじゃないと思う」と断り、以降は元の彼に戻った 2022年天皇賞・春と2022年宝塚記念編では姉のメロディーレーンと共演したが、当の彼女はタイトルホルダーの手のひらサイズで、最初はユーキャンスマイルの通訳なしでは会話すら出来ないという衝撃的な姿(*51)(*52)。天皇賞・春では姉から「強い馬が勝つのではなく勝った馬が強い」とアドバイスを受けて逃げ切り圧勝を遂げる。最初は2頭まとめて自分の格下と見なして聞こうとしなかったが 宝塚記念では宿敵エフフォーリアへの対策として姉が悩殺を試みるが、当のエフフォーリアはとっくにデアリングタクトとウインマリリンに悩殺されていた為、その様子をほくそ笑みながら宝塚記念優勝をかっさらっていった。 そして2022年最後の特別編で顔を見せてからしばらく後、2023年オールカマ―編に登場。同じエアグルーヴの血を引くローシャムパークとその後輩で母系で皇帝と帝王の血を引くレーベンスティールの前に現れ、血脈の重圧でやつれた姿を見せていた。 馬なり de show 馬なり1ハロンの姉妹編にあたる4コマ作品にも登場。 2021年菊花賞編では父の墓前に手を合わせた後、彼が取れなかった「菊」を捧げたが、 2022年宝塚記念編では「G1で一番人気が勝てない呪い」に抗そうとするもエフフォーリアに一番人気を取られ、その怒りで勝利している。 引退後の2024年京成杯編では昨今の「タイホ」等馬名を省略し過ぎる風潮を前に、京成杯勝者ダノンデサイルの名前を省略して…。 余談 宝塚前の裏話 実は番手競馬をやったのには理由があった。 春天後陣営側で首脳会議が開かれ、そこで凱旋門賞挑戦が視野に入ったものの 「エフフォーリアに勝たずに日本代表で行くのはいかがなものか」「番手の競馬で勝てないのなら凱旋門は厳しい」 という山田オーナーや岡田代表の指摘により凱旋門に行く条件として宝塚記念では「折り合いつつ番手の競馬で宝塚を勝つ」が提示された。(*53) 特に牧雄氏は後述のこともあり凱旋門遠征自体否定的で本格化も秋ごろと見ていて宝塚で勝つとは思っていなかった。 実際陣営で宝塚での勝利を信じていたのは和生騎手くらいだったようで、それが勝利どころかレコード勝ちには陣営にとっても想定外だった。 輸送難? ステイヤーな彼だが意外にも輸送は苦手で、オーナーや関係者の取材でも度々触れられ阪神への輸送も苦労しているようである。 …が上記のように2022年8月時点で勝利したG1は何れも阪神競馬場開催のものばかりでこの声にも疑問の声があった。 凱旋門賞出走が確定し長時間輸送が確定するもいくつもの不安要素が指摘された、例を挙げると 陣営が海外遠征が初めてでフランスの預託先などの確保 帯同馬なし(*54) ロシアの軍事侵攻によってロシア上空通過できないことによる飛行時間の延長 輸送をクリアしても遠征先の食事が合わないことで調子を崩す などいくつもあり「彼がどれだけガレる(*55)のやら…」と心配の声が挙がった。 がフランスに到着した彼は思っていたよりもガレることなく、むしろ厩舎に到着すると寝藁で元気に寝転ぶほど体調は良かった。 そして栗田厩舎のInstagramで日々彼の様子が投稿されているがそこにはフランスで生き生きとしている彼の姿があった。(*56) …とファンの不安がなんだったのかと言えるほどフランスでの生活を満喫している彼にファンからは「自然豊かだし寒いから襟裳と勘違いしている」などど囁かれている。 凱旋門賞遠征で海外輸送適性があることが分かり2023年にはドバイへの遠征も視野に入っており、また一つ父の悲願を叶えるために世界で走る彼が見られるかもしれない。 なおこの凱旋門遠征では陣営も各所に協力を仰いでいたようで、凱旋門賞を2着で敗れたエルコンドルパサー・ナカヤマフェスタの調教師を務めた二ノ宮敬宇氏が協力に応じ イギリスからフランケルの装蹄師を呼ぶなどかなり力を入れていた。 鞍上・横山和生 21年有馬記念以降、ラストランとなった23年有馬記念まで鞍上を務めたのが横山和生。 彼はメジロムサシ・メジロタイヨウでG1を制した祖父横山富雄、メジロライアン・セイウンスカイ・ゴールドシップなどの鞍上を務めた父・横山典弘、タイトルホルダーの同期エフフォーリアの鞍上を務めた弟・横山武史など騎手の家系に生まれた。 2011年にデビューし順調に勝ち星を挙げるものの新人優遇がなくなると徐々に成績を落とし騎乗機会も減少。 更にはレース後に馬の顔に鞭を入れるなどの不祥事によって信頼も失いつつあったが、以後は地道に努力し勝率は低くとも研究熱心になったことで徐々に信頼を回復していく。 そして、G1こそ制していなかったもののその姿勢と騎乗センスが評価され、有馬記念時に主戦を務める武史騎手がエフフォーリアを優先することになったため(*57)、山田オーナー・岡田代表・栗田調教師の満場一致の下、タイトルホルダーを長期間任せられる主戦騎手に任じられた。 候補は複数いたようだが、今後GI馬として息長く活躍する為に必要なタイトルホルダーを優先できる騎手でなおかつ、この馬を操るのに必要な正確な体内時計の持ち主として白羽の矢が立った模様。 彼にとってもG1馬に乗る機会を得たのは大きな転機にもなったようで、テン乗りの有馬こそ5着に敗れるも「一瞬夢を見ました」、 デビュー11年目で初G1タイトル獲得にも「自分が勝ったというよりもタイトルホルダーと勝てて嬉しかった。」、 宝塚の勝利時にも「この子と一緒にリズム良く走れればきっといい結果はついてくると思ったので僕が怯まないように馬を信じて一緒に走って行きました。」、 凱旋門賞ではレース前には他にも気になる馬に敬意を払いつつも「タイトルホルダーのことだけを見る」 レース後自身の陣営のみならず他陣営ですら落ち込んでいた中、ただ一人世界の大舞台で愛馬とともに挑戦できたことを負けた悔しさもありつつも 「めちゃくちゃ楽しかったです、楽しくないわけがないじゃないですか。」とただ一人明るく回答する など度々タイトルホルダーへの重い発言を繰り返している。 弟からは「この馬は真面目すぎるところが長所であり、短所でもある」と聞いていたが本人は「割れやすいガラス玉をそっと運ぶような感じ」と感じたようで、なるべく折り合い彼の気持ちいいように走らせることを心がけているようである。 彼の愛馬に対する思い入れは尋常ではなく、ウシュバテソーロのドバイWC出走ではタイトルホルダーとの日経賞が日程が重なった時は日経賞を選択。 シャーガーカップのインタビューでは自身が強いと思う馬でタイトルホルダーを挙げ、落馬負傷で戦線を離脱してもタイトルホルダーの初戦までに復帰。 ラストランの有馬記念開催日は有馬記念だけに鞍を絞るなど、前哨戦や復帰戦であっても最後まで愛馬の手綱を他人に譲ることはなかった。 そんなタイトルホルダーを尊重する姿勢と両者呼吸を合わせて勝利を掴んでいく姿は、栗田調教師からは「誰にも手出し出来ないコンビになっている」と評されており、またananのスポーツ界のバディ特集企画で紹介される等早くも名コンビとして周知されつつある。 なお父親のノリさんは「俺も空いてるんだけどな~」とアプローチをかけていた。 彼の転機になった馬、相棒が去った後の活躍 2022年はタイトルホルダーとの初G1勝利だけでなく数々の重賞を制する飛躍年となった一方、彼にとって大きな転機を与えてくれた馬が予後不良によってこの世を去ってしまった。 その馬の名はトーセンスーリヤ。 当時彼は2018年の成績は騎乗回数はデビュー年を除くと最少、勝利数も10勝もなく、G1・重賞騎乗機会どころか中央・地方でも鞍に恵まれず「週末鞍があるかどうか」というレベルだった。 そんな低迷期に四位洋文(現調教師)から主戦を引き継ぐ形で託された。 トーセンスーリヤは元々は大井で勝ち上がり中央に移籍した馬だったが、クラシックはおろか条件戦すらもなかなか勝ち上がることがなく掲示板を彷徨っていた。 そんな彼のことを和生は「我が強くて、人間くさい馬。“乗ってるお前らには負けないぞ”って、でも競馬に行くと本当に頼もしくて僕のことを引っ張ってくれる存在でした。」と語った。 和生とコンビを組んでからは馬券内に入る好走を見せ始めはじめ、遂には和生と共に2・3勝クラスを勝ちOP入りを果たした。 初重賞挑戦で新潟大賞典を選択するも条件戦を勝ち上がったばかりだったのもあり10番人気の低評価だった。 だがそんな評価を一蹴するかのように2着馬に1馬身半差をつけて快勝し重賞初制覇、和生にとっては2018年のエルムS以来、芝重賞は彼にとっても初制覇だった。 この成績で次走は宝塚記念に出走、馬は勿論和生にとってもグランプリ出走は初でG1騎乗はホープフル以来の約2年半ぶり、14番人気ながらも7着で意地を見せた。 しかしその後は1年近く勝利できなかったが函館記念で久々の勝利2つ目の重賞を制した。 札幌記念でも2着の好走でサマー2000チャンピオン馬になる栄冠を手にし天皇賞(秋)に出走、弟が愛馬と共に三冠馬を破るのを15着で見届けた。(*58) 2022年になり再び地方へ移籍したが初騎乗から約3年の間22戦中15戦は和生と共に中央で駆け抜けた。 地方移籍しても「また機会があれば組みたい」と口にしていたが同年11月のOROカップで落馬・競争中止となり左肩関節脱臼により予後不良と診断され安楽死処置となった。 翌週記者が尋ねるも「気持ちの整理がついていない」とその口は重く、2カ月近く経ってようやく口にし要約すると 「当時G1どころか重賞の舞台に立つことも難しかった自分を勝たせてくれた、苦労もしたけど教えられたことも多く本当に感謝している、今後スーリヤの分も頑張る。」と回答している。 その後タイトルホルダーと有馬記念で勝つことはできなかったが2022年最後のG1レースとなった東京大賞典でウシュバテソーロに騎乗、驚異的な末脚を見せて見事1着で入線。馬にとっては重賞初挑戦でG1制覇、馬主にとっても国際G1初制覇(*59)、和生騎手にとってはダートG1初制覇という最高の形で2022年を締めくくった。 翌23年もウシュバテソーロと共に川崎記念を制し23年の初重賞勝利をG1級で飾った。 更にはその後もアグリ(*60)と阪急杯を制し高松宮記念に出走、タイトルホルダーと日経賞を制し天皇賞(春)、レッドモンレーヴ(*61)と京王杯SCを制し安田記念に挑戦など、かつて週末の鞍に悩んでいた彼が嘘のような活躍を見せている。 2023年は中央G1こそ取れなかったが上記のように有馬記念や大阪杯でダノンザキッドと3着、日本ダービーではベラジオオペラと4着(*62)で素晴らしい騎乗も見せている。 そんな今の彼がいるのは他ならぬトーセンスーリヤとの忘れられない日々で培ったものである。 なお2023年の成績は近年としてはエージェントを外した影響などもあってか有力馬に乗る機会が減り勝利数で言えば物足りない数であったが 万馬券の立役者になったりと人気薄の馬を勝利・馬券内にねじ込んだことで複勝回収率87%、単勝回収率に至っては130%を超えるという面白い成績をたたき出している。 特に外枠(特にピンク帽子)からの出走での人気薄馬の好走が多かったことで、「ピンク帽子・人気薄の和生騎乗馬は抑えとけ」と言われる程度には定番となった。 また初参戦だったシャーガーカップでは初騎乗・初勝利で、日本人騎手では武豊に次ぐ2人目のシャーガーカップ勝利騎手となるなど違った活躍も見せた。 翌年にはベラジオオペラと大阪杯を制し調教師・馬主に初G1をプレゼント(*63)。 かつてタイトルホルダーに初G1をプレゼントしてもらった遅咲きのG1騎手は、陣営に初G1をプレゼントする側になった。喜びの余り馬上からスタンドに鞭とゴーグルを投げ入れており2名も貴重なG1ジョッキーアイテムをプレゼントしてもらった なお同年制覇でなくとも大阪杯がG1になって設けられた春古馬三冠を初めて制した騎手になり彼もまた『阪神三冠』を手にすることになった。(*64) 2度の失敗を教訓に 2021年のクラシック三冠を分けた馬の中で、タイトルホルダーの馬主は三頭の中で唯一(*65)個人馬主である山田弘氏であるが、山田オーナーがタイトルホルダーの馬主になるまでには2度の失敗があった。 最初の失敗は岡田スタッドからとある牝馬を紹介された時。この牝馬は欧州の血統でそれ自体はよかったのだが牝馬の系譜を遡るとあまり走っていない馬であった。 結局山田オーナーはこの牝馬の購入を見送ったのだが、これこそ記事冒頭で紹介したタイトルホルダーの母となるメーヴェの購入を見送ったエピソードであった。 2度目の失敗はメーヴェの仔馬が生まれたと聞いて岡田スタッドに赴いた時。 その仔馬があまりにも馬体が小さいことから山田オーナーは「当歳じゃなくて1歳馬見せてよ」「こんな馬走らないよ」と言ってしまい、これも購入を見送った。 その馬が後のメロディーレーンだったことは言うまでもない。 これらの失敗から「自分の見る目の無さにガッカリ」と反省した山田オーナーは次のメーヴェの仔馬に期待を寄せ、売りに出された当歳セールに赴くが、父がドゥラメンテであったことで価格も8000万円や1億8000万円(*66)で落札されるケースもあったことから高騰すると予想していた。(*67) ところがいざその仔馬のセリに入ると山田オーナー以外に競ってくる相手がおらず、結果2,160万円で落札してしまい逆に不安になってしまったという(*68)。 いざ牧場に入ると、岡田スタッド代表の岡田牧雄氏から「この馬菊花賞獲れるよ」とその心肺機能の高さを評価された。 山田オーナーも最初は冗談だと軽く流したが、入厩後栗田調教師からも「この馬は走る」と手ごたえを感じて馬主の予想に反し早くのデビューとなった。 弥生賞を制してもその実力はまだ疑問を持っており、牧雄氏からは「菊花賞獲るからダービーでなくていい」と言われるも「皐月2着馬がダービーでないわけには…」と返答(*69)。 セントライトでの大敗も菊花賞を見据えていたことで気にしておらず、菊花賞当日は調教師経由で「責任は一切問わないからいってください」と鞍上の横山武史騎手に促した。 だが流石にあそこまでの逃げは予想外だったようで、山田氏は「そこまでやれとは言ってないだろ」と腰が浮いてしまったが結果は前述のとおりとなった。 山田オーナーは所有馬によるG1制覇経験こそあるもののサウンドトゥルーで東京大賞典・チャンピオンズカップ・JBCクラシックと何れもダートでの勝利だった。 そしてタイトルホルダーで初の芝G1、それもクラシック初勝利は「同じG1でもレースの重みがこんなに違うとは思わなかった」とその勝利を噛み締めていた。 ゴール直後はあまりの衝撃に5秒ほどフリーズしてしまい、人に促されるまでウィナーズサークルにも行く気が起きなかったと回想している。 翌年には所有馬初出走・初勝利を果たした天皇賞・春も「格別の勝利でうれしい」と満面の笑み。 宝塚の勝利も「文句のない内容でした、凱旋門賞について様子を見て前向きに考えたいですね。」と意欲を示していた。 凱旋門遠征に懐疑的だった山田オーナーも宝塚での勝利には和生に対して 「もう、夢のようです。和生は“タイトルホルダーと仲良く走ってきます”って。」 「それはいい。タイトルホルダーは、和生のことが大好きなんだから”」 と返すほど、タイトルホルダーと和生騎手のコンビには絶大な信頼を寄せている。 なお山田オーナーは凱旋門賞前に牧雄氏などを連れて凱旋門制覇をしていた その後ドゥラメンテ産駒が活躍する中タイトルホルダーほど活躍している牡馬はなかなか出ていないことから種牡馬入りも考慮しているようだが、「中途半端な成績では引退させたくない」とのことなのでまずは2023年の成績次第であった、残念ながら有終の美こそ飾れなかったが最後の最後に彼らしい走りを見せ、無事走り終えたことに満足していた。 なお長い不受胎を経てようやく生まれた第三仔のメーヴェの2023(牝・父ベンバトル)も山田氏が持つことがメロディーレーンファンブックにて判明。(*70) 早ければ2025年6月には再びあの勝負服の鞍上を背にしたメーヴェ産駒をターフで見られるようになる。 ちなみにこの子は1歳時点で既に姉よりも大きく順調に成長中、父が日本ではあまり馴染みのない血統で日本の人気種牡馬であればほぼ誰でもつけられるという 仮にデビュー出来なくても繁殖入りすれば親・姉兄の成績から人気繁殖牝馬になれるポテンシャルも秘めている。 それだけに無事デビューして家族たちのようにターフで活躍すれば更に付加価値が付くことにもなるので、兄の産駒デビュー前に彼女の活躍にも期待したい。 母子を知る調教師 タイトルホルダーを管理している栗田徹調教師はヤマニンゼファーやイスラボニータなどの調教師と知られた栗田博憲調教師(2019年引退)の娘婿。 騎手から調教師に転向したタイプではなく、日本獣医生命科学大学(*71)を卒業後にノーザンファームへ就職した後、競馬学校に入学して厩務員へと転身し、2003年から後の義父の調教助手として栗田家とかかわりを持つようになった。 その間メーヴェの調教にも携わっており、牧雄氏はどの馬も「いいよ」ということはあっても「この馬はすごい良い」と言ったのはこの時くらいだったようで彼も鮮明に覚えていた。 彼女の印象も足元が弱い部分や繊細な部分がある馬とも感じたようで、実際ダートで勝利し若い時はじっくり使って徐々に力をつけていく方針で育成していた。 2011年から独立し同年から初勝利と地方重賞勝利、2019年にはアルクトスが中央重賞・2020年、21年にはマイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1)を連覇するなど実績を重ねた。 タイトルホルダーのセリでは山田オーナー・牧雄氏・義父と共に参加し山田氏が彼を落とすことに意欲を示し、落とせたら管理をお願いしたいと打診された。 山田オーナーの馬を管理するのは初めてだったが、山田オーナーは懇意にしていたが定年間近だった義父と付き合いがあり、またメーヴェのこともよく知っているからと彼から託された。 セールでも姉の馬体から成長には不安があったがバランスの良さや顔つき、会場での落ち着きぶりから違う物を感じていた。 それは入厩後確信に変わり、彼を馬主も驚く速さでデビューさせる運びとなった。 また若い頃から前に行きたがるのは母もそうだったようで、それに体がついていかず調教でミスが起きることを避け全体的なベースアップを期待し放牧に出すなど基礎を大切にしていた。 その結果が実を結び、彼によってJRAGⅠ初勝利のみならず数々のタイトルを獲得するに至った。 凱旋門賞での敗戦では、悔しさを滲ませつつもやれることをやり切ったことには満足していた。 なおフランス遠征中は異国の地での日本の朝食作りや凱旋門賞に出走する競走馬の調教師や世話になっていた小林厩舎の調教師も混ざってからあげパーティーをしたり満喫していた タイトルホルダーが種牡馬入りしてシーズン1年目が終了してから、札幌競馬の合間に横山和生・武史兄弟とともにレックススタッドに訪問。再会の写真が厩舎のInstagramに投稿された(*72)。 岡田牧雄にとって悲願の馬 実はタイトルホルダーは所有こそ山田氏の名義だが、実際は山田オーナーと牧雄氏の半持ち馬(*73)(*74)である。 岡田スタッドでは上記のように過酷な状況での調教を行っているが、それは過去のある経験が切っ掛けになっている。 それはかつて天皇賞制覇に拘って数々の名馬を輩出して繁栄を誇り、「長距離のメジロ」としてその名をとどろかせた今亡きメジロ牧場。 牧雄氏は30代の頃に兄や社台グループの照哉・勝己氏などと冬のメジロ牧場を視察に赴き、雪が積もる過酷な環境下での調教が目に焼き付き、それが現在のえりもでの昼夜放牧の原点。 その環境下で鍛えられた長距離での強さに感動し、自身の牧場から菊花賞・天皇賞(春)を勝つ馬を出すことが目標となっていた。 何故皐月・ダービーを捨ててようとしつつも菊花賞に拘ったか、2つの長距離G1を制し宝塚の勝ち方には「メジロマックイーンを彷彿とさせる」という声も聞かれたが、 氏にとってはメジロが原点になっていることを考えれば納得がいく。 巷ではドゥラメンテの後継種牡馬として2022年での引退も囁かれていたが、牧雄氏は「走ることこそが馬にとっても幸福」という考えを持っており2022年の引退は否定的だった。 勿論将来的に種牡馬入りは考えているようでそのためにも中距離での実績を欲していたが、その中距離でレコード勝ちしたことには満足している。 なお宝塚を勝利するとは微塵も思っていなかったようで「和生の時計壊れた!絶対垂れるしもうデアタクだけ見とけばいいや」と不貞腐れた模様(*75) しかし同時に調教師が「中距離取れたら凱旋門挑戦してもいいですか?」というお願いには軽はずみな返答をしてしまった事には若干後悔している様子。 最も牧雄氏も欧州の血統や脚の作り的にも大丈夫ではないか思っているようで、凱旋門挑戦にはそこまで反対はしていなかった(*76)。 凱旋門賞のレース後にもやはり日本とは違いすぎる馬場に苦言を呈しており、以後牧雄氏が管理する馬での凱旋門賞制覇どころか出走もなかなか見られない可能性も高くなっている。 ラストラン前には「凱旋門賞に行って走り方が変わってしまった、もっと国内に専念して育成すべきだった、そうすればイクイノックスに並ぶ馬になったかもしれない」と後悔を口にしていた。 引退後は日高で種牡馬入りで交配相手は色々考えているようだが、初年度は母に半妹を誕生させたベンバトルをつける予定が組まれている 三冠牝馬デアリングタクトにキンカメ3×3で若干きつめではあるものの、何れタイトルホルダーとの交配もやりたいと語っている。 情報発信 数々のG1タイトル獲得などもあり雑誌などのインタビューで情報を発信することが多いタイトルホルダー陣営だが、実は独自に 栗田厩舎のInstagram・YouTubeの岡田スタッドチャンネル・栗田氏の妻のブログと様々な情報発信を行っている。 Instagramはフランス遠征中で様々な情報を逐一提供し、山田オーナーが以前インタビューで、菊花賞を制したもののコロナ禍ということもあり祝賀会が出来ないことを惜しんでいたが その後春天・宝塚を制し、ご時世的にも祝賀会が催せるようになったため宝塚の祝賀会は行われたことが投稿で判明した。 …だがそこにはフランス国旗カラーの法被に「宝塚トップスター」表記はまだしも背中には宝塚お決まりのポーズを決めるスーツを身に纏ったタイトルホルダー という謎過ぎるチョイスにファンの間で騒然となった。 YouTubeのチャンネルは2022年11月時点ではタイトルホルダーに関するものはあがっていないものの、メロディーレーンの写真集に載せられなかった写真が公開されたり 妊娠中の母メーヴェの近況動画などがアップロードされていることからこちらにも期待が集まっている。 妻のブログでは普段は子供に関係するものが多いが時折、「エフフォーリアを管理している鹿戸調教師の奥さんと仲がいいからグランプリ投票でエフフォーリアに投票した」 「フランスから帰ってきたが怪我をしないどころか、牧場から元気すぎて早く入厩させてほしいと泣きつかれた」などの意外な情報も提供されることから、ファンは情報源として重宝している。 なおメディアへのサービス精神も旺盛でメロディーレーンの撮影できた人に弟とのツーショット機会(*77)を何度も設ける、春全休になったタイトルホルダーの様子も見せてくれる(*78) 復帰に向けて調整している様子(*79)などファンたちへの気配りも忘れず、更にはまだ現役にもかかわらず写真集発売するなどファンを大切にしている。 GⅠ3勝馬 最終的に菊花賞・天皇賞(春)・宝塚記念のGⅠ3勝で現役生活を終えたが、GⅠ勝ち鞍が全く同じ馬にはビワハヤヒデ・ヒシミラクルが該当する。 勝ち鞍こそ同じだが開催地で見ると ビワハヤヒデ 菊花賞(京都)・天皇賞(阪神)(*80)・宝塚記念(阪神) ヒシミラクル 菊花賞(京都)・天皇賞(京都)・宝塚記念(阪神) タイトルホルダー 菊花賞(阪神)・天皇賞(阪神)・宝塚記念(阪神) と開催地は宝塚以外はバラバラだったりする。 またG1以外の内訳で見ても、ビワハヤヒデはデイリー杯3歳S(*81)・神戸新聞杯・京都記念・オールカマー(*82)の4勝、ヒシミラクルはG2・G3勝利は0と一致しない。 ビワハヤヒデとはクラシック3冠全出走、皐月賞2着、宝塚レコード勝利、阪神開催G1無敗とG1関係で共通点がある。(*83) ヒシミラクルとは初勝利した場所も中京の3歳未勝利戦で新馬戦は小倉と(*84)共通点はG1勝ち鞍以外ないに等しいが、スタート早々に落馬が発生したG1を勝利したという共通点はある。(*85) 追記・修正は、父親の忘れ物を取りに来た方がお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 今のところゴルシ以上に仁川の申し子みたいな成績してるが、東京や中山の大舞台で結果が出ればまた評価が良い方に変わりそう -- 名無しさん (2022-10-21 22 40 54) ドゥラメンテの記事で追記しまくったけどメンバーじゃなくて記事作れなかったから感謝やで -- 名無しさん (2022-10-24 08 52 46) 出来れば余談で簡単にで良いので初代と二代目のタイトルホルダーに付いて解説して欲しい -- 名無しさん (2022-10-27 05 17 08) 有馬勝てればグランプリホースか... -- 名無しさん (2022-10-27 07 51 29) ↑宝塚記念に勝ってるから既にグランプリホースだよ。有馬に勝てば春秋グランプリホースになる。 -- 名無しさん (2022-10-31 10 52 02) 海外帰りは -- 名無しさん (2022-10-31 14 09 42) ↑失礼。海外帰りは本領発揮できないことも多いけど、有馬は勝って欲しいね。シャフは秋天負けちゃったし。 -- 名無しさん (2022-10-31 14 11 36) 父の無念をことごとく晴らしていくのアニメの主人公感ある -- 名無しさん (2022-11-03 00 25 09) 大事には至ってないようで安心した。また元気に強い姿を見せてくれ! -- 名無しさん (2023-04-30 17 35 23) まだ舞えるさ。牧雄もこのまま終わらせる男じゃあるめぇ -- 名無しさん (2023-05-11 14 55 00) ジャパンカップでは因縁のイクイノックス、後輩のリバティアイランド、復活にかけるドウデゥースと対決する。いやものすごいメンツだ -- 名無しさん (2023-09-05 17 53 30) スタートで暴れて行きっぷりも悪い中、ダノンベルーガ下して掲示板入りは普通に頑張った。有馬は適性若干微妙かもしれないけど頑張って欲しいわ -- 名無しさん (2023-11-26 18 07 27) タイホ君、次走の有馬がラストランだとさ -- 名無しさん (2023-12-06 12 24 53) 勝って有終の美を飾って欲しい -- 名無しさん (2023-12-24 17 17 23) ラストランは3着。最後の最後に実に彼らしい走りを見せてくれた。ありがとう。 -- 名無しさん (2023-12-24 17 37 48) かっこよかった それに尽きる お疲れ様!ありがとう!タイトルホルダー! -- 名無しさん (2023-12-24 18 56 37) やりきったなタイホ君...!今はただただお疲れ様。 -- 名無しさん (2023-12-24 20 04 10) 他の21世代が怪我や脚部不安や低迷化で後味の悪い幕切れを迎える中で綺麗に去っていったね… -- 名無しさん (2023-12-26 10 26 47) 繋養場所的に300万ジャスト行くか行かないかと思ってたけど結構ガッツリなお値段設定になったな。これで満口揃うならほぼ社台繋養並の初年度スタートだけど、まぁ近隣牧場への根回し済んでるっぽいし多分この2年はそこは心配ないか。 -- 名無しさん (2023-12-26 14 38 51) いい夢を、見させてもらったぜ・・・(有馬記念 -- 名無しさん (2023-12-28 10 59 35) 今月の優駿で種牡馬デビューリポートがあったけどやっぱりドゥラメンテの後継というのは大きな使命だと思わされた。お相手とかの正式な発表が楽しみだ。 -- 名無しさん (2024-07-27 17 55 33) 一般見学はスタッドのご厚意で成り立ってるので改めて注意をばhttps //uma-furusato.com/search_farm/1512.html -- 名無しさん (2024-08-30 08 00 24) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/puzzlederby/pages/1274.html
進化アイテム フェブラリーステークス|高松宮記念|桜花賞|皐月賞|天皇賞(春)|NHKマイルカップ|ヴィクトリアマイル|オークス|日本ダービー|安田記念 宝塚記念|スプリンターズステークス|秋華賞|菊花賞|天皇賞(秋)|エリザベス女王杯|マイルチャンピオンシップ|ジャパンカップ|ジャパンカップダート|阪神JF 朝日杯FS|有馬記念|川崎記念|かしわ記念|帝王賞|ジャパンダートダービー|マイルチャンピオンシップ南部杯|JBCスプリント|JBCクラシック|全日本二歳優駿 東京大賞典|フロリダダービー|ケンタッキーダービー|プリークネスS|ベルモントS|サンタアニタダービー|トラヴァーズS|アーリントンミリオン|BCクラシック|BCターフ BCマイル|英2000ギニー|英ダービー|仏ダービー|愛ダービー|パリ大賞典|コロネーションC|エクリプスS|キングジョージVI世 QES|ジャック・ル・マロワ賞 英インターナショナルS|凱旋門賞|英チャンピオンS|クイーンエリザベスⅡ世S|ドバイワールドカップ|ドバイシーマクラシック 朝日杯フューチュリティステークス 入手方法 朝日杯フューチュリティステークス 火曜限定中級火曜限定上級G1プレイバックグランプリボス降臨 使用ホース 図鑑番号 レア ホース名 ★ 0302 [S] ドリームジャーニー ★3 0350 [A] グランプリボス ★3 0366 [B] ロゴタイプ ★3 0383 [S] ドリームジャーニー ★4 0401 [A] ローズキングダム ★4 0403 [A] グランプリボス ★4 0543 [S] グラスワンダー ★3 0544 [S] グラスワンダー ★4 0594 [A] アドマイヤコジーン? ★3 0595 [A] アドマイヤコジーン? ★4 0643 [B] サクラホクトオー? ★3 0675 [S] アイネスフウジン? ★3 0676 [S] アイネスフウジン? ★4 0699 [B] リンドシェーバー? ★3 0723 [SS] ミホノブルボン ★4 0724 [SS] ミホノブルボン ★5 0739 [S] エイシンプレストン ★3 0740 [S] エイシンプレストン ★4 0745 [S] フジキセキ ★3 0746 [S] フジキセキ ★4 0772 [B] フサイチリシャール? ★3 0823 [S] バブルガムフェロー ★3 0824 [S] バブルガムフェロー ★4 1066 [A] アドマイヤドン ★4 1074 [B] アジアエクスプレス? ★3 1097 [L] ナリタブライアン ★5 1098 [L] ナリタブライアン ★6 1130 [SS] タケシバオー ★4 1131 [SS] タケシバオー ★5 1180 [L] マルゼンスキー ★4 1181 [L] マルゼンスキー ★5 1182 [L] マルゼンスキー ★6 1332 [SS] タケシバオー ★6 1430 [SS] メイヂヒカリ ★3 1431 [SS] メイヂヒカリ ★4 1433 [A] サクラチヨノオー? ★3 1434 [A] サクラチヨノオー? ★4 1436 [A] メリーナイス? ★3 1437 [A] メリーナイス? ★4 1517 [L] トキノミノル ★4 1518 [L] トキノミノル ★5 1519 [L] トキノミノル ★6 1669 [A] ドリームジャーニー ★3 1670 [A] ドリームジャーニー ★4 1729 [A] フジキセキ ★3 1730 [A] フジキセキ ★4 1792 [A] エイシンプレストン ★3 1793 [A] エイシンプレストン ★4 1923 [S] ミホノブルボン ★4 1958 [A] バブルガムフェロー ★3 1959 [A] バブルガムフェロー ★4 2195 [SS] グラスワンダー ★4 2196 [SS] グラスワンダー ★5 2213 [SS] ミホノブルボン ★6 2214 [SS] ミホノブルボン ★6 2215 [SS] ミホノブルボン ★6 2233 [L] トキノミノル ★6 2234 [L] トキノミノル ★6 2385 [S] マルゼンスキー ★3 2386 [S] マルゼンスキー ★4 2419 [L] マルゼンスキー ★6 2420 [L] マルゼンスキー ★6 2447 [S] アローエクスプレス? ★3 2448 [S] アローエクスプレス? ★4 2615 [SL] ナリタブライアン ★5 2666 [L] ナリタブライアン ★6 2667 [L] ナリタブライアン ★6 2677 [SS] グラスワンダー ★4 2678 [SS] グラスワンダー ★5 2793 [SS] タケシバオー ★6 2794 [SS] タケシバオー ★6 2938 [SS] ドリームジャーニー ★4 2939 [SS] ドリームジャーニー ★5 3012 [SL] タケシバオー ★5 3100 [SS] バブルガムフェロー ★4 3101 [SS] バブルガムフェロー ★5 3144 [SL] グラスワンダー ★5 3174 [A] タケシバオー ★4 3367 [SL] マルゼンスキー ★5 3465 [S] トキノミノル ★4 3601 [S] メイヂヒカリ ★4 3979 [L] グランプリボス ★4 3980 [L] グランプリボス ★5 4006 [S] グランプリボス ★4 4294 [SL] ローズキングダム ★5 4354 [SL] アドマイヤドン ★5 4532 [SL] ドリームジャーニー ★5 4553 [SS] バブルガムフェロー ★4 4554 [SS] バブルガムフェロー ★5 4580 [S] バブルガムフェロー ★4
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/51631.html
登録日:2022/07/20 (水) 13 39 00 更新日:2024/09/27 Fri 21 25 51NEW! 所要時間:約 34 分で読めます ▽タグ一覧 シンザン シンザンを超えろ シンザン記念 シンザン鉄 ダービー馬 三冠馬 二本脚の馬 五冠馬 伸山 内国産種牡馬の星(当時) 名馬 天皇賞馬 好位先行 完全連対 年度代表馬 彼の前では、全ての馬が挑戦者だった。 所要時間30分以上の項目 故馬 最優秀5歳以上牡馬 最強の戦士 本番を知る馬 皐月賞馬 神話生物 神賛 神馬 競走馬 競馬 菊花賞馬 鉈の切れ味 長寿 顕彰馬 最強の戦士。 ヒーロー列伝No.10 シンザン(Shinzan)とは、かつて日本で生産・調教された元競走馬・種牡馬。 戦前のセントライト以来、日本競馬史上2頭目の三冠馬であり、その戦績・産駒成績・長寿ぶりのすべてにおいて日本競馬界に長く大きな影響を与え続けた、“五冠馬”にして“神馬”である。 データ 生誕:1961年4月2日 死没:1996年7月13日 父:ヒンドスタン 母:ハヤノボリ 母父:ハヤタケ 生産者:松橋牧場 馬主:橋元幸吉 調教師:武田文吾(京都競馬場)(*1) 主戦騎手:栗田勝 生涯成績:19戦15勝[15-4-0-0] 獲得賞金:5438万円 主な勝鞍(*2):'64クラシック三冠、'65天皇賞(秋)(*3)、'65有馬記念、'64スプリングステークス(*4)、'65宝塚記念(*5)、'65目黒記念(秋)(*6) タイトル:'64-'65啓衆社賞年度代表馬、'64最優秀4歳牡馬、'65最優秀5歳以上牡馬、顕彰馬(1984年選出) 五冠馬の血統背景 父ヒンドスタンはアイルランドダービーとセントジョージステークスの勝ち馬で、アイルランドで種牡馬入りするもパッとしなかったが日高軽種馬振興会により購入され、日本に持ち込まれた。 ちなみに抱き合せで買ってきたのが後の二冠馬コダマの父・ブッフラー(*7)。 日本での播種はシンジケート総額以上の成功を収め、計7回のリーディングサイアー戴冠を果たし、一時代を築き上げた歴代屈指の大種牡馬である。 なんせ、産駒の重賞勝利総数は113。サンデーサイレンス、ディープインパクト、キングカメハメハ、ステイゴールドに次ぎ、2022年現在においてなお歴代5位である。平成のチート 大種牡馬に平然と混じる昭和の大種牡馬、恐るべし 母ハヤノボリは母系がビューチフルドリーマー系な上に、母父がトウルヌソル(*8)というとんでもない名血である。 トウルヌソルの何がとんでもないかって、彼を輸入し、内国産馬の礎として欧州の強い血統を播種できたという事実そのものが、日本競馬躍進の最初のターニングポイントと言っても過言ではないくらいのやべーやつなこと。ホントに何で日本で種付けできたんですかねこの御仁。やはりマネーイズパワーか。 ハヤノボリの父ハヤタケも京都農林省章典四歳呼馬(現・菊花賞)を勝った馬であり、母方に負けるような実績は残していない。 とまあ、父母双方がわりとやべー名血ということで、さぞや期待されたのではないかと後世の人間は思うのだろうが…… この手の能書きのお約束、特にそんなことはなかった。 五冠馬の生涯 馬齢及び一部レース名については旧馬齢(数え年)で表記する。 誕生~デビュー前夜 1961年4月2日、北海道浦河町の松橋牧場。この小さな牧場で繋養されているハヤノボリが、その年の息子を産んだ。 場長が「まるで牝馬かロバじゃねーか」と思わず写真を撮り、ナニとタマを完備してるか確かめたほど小柄で華奢だったという。 血統名を松風だがそれがいい傾奇者の愛馬とは断じて関係ないと名付けられ、額に菱形の星をきらめかせたこの幼駒は、当歳時に庭先取引としては破格の350万円(*9)で名古屋の運送会社社長・橋元幸吉氏に購入された。 そして管理を引き受けたのが、“東の尾形・西の武田”と謳われ、尾形藤吉調教師と並び称された関西の名伯楽・武田文吾調教師。 なおこの武田師、尾形師とともに管理馬で八大競走を完全制覇した、日本競馬界に二人しかいない伝説的調教師である。この時点ではまだ未達成だが、それでも飛ぶ鳥を落とす勢いのつよつよ調教師。 そんな調教師ガチャゴッドレアな御仁が見初めたんだからさぞや前評判も……と言いたいところだが、武田師もぶっちゃけ「こいつの牝系に私が乗ってた馬(*10)がいるんだよね、懐かしー」的なノリで引き受けてたフシがあった。 そういうのもあり、この時点での松風の評価は「凄い良血だしタケブン(*11)が引き受けたからには素質馬なんだろうけど、ちっこいし無名牧場の出だしなぁ」程度のものだったようだ。 無名の零細である松橋牧場での馴致を嫌った武田師の意向もあり、離乳後即荻伏牧場に送られた松風だが、追い運動をさせても「しかたねぇなぁ」とばかりに最後方をのろのろ走り、ぼさっとしてて動きも硬く、「お前これのどこを評価せえと?」という感じの仔馬だったそうな。 ただ、体質が非常に丈夫で手がかからず、どれだけ走っても決してバテない幼駒離れしたタフさを持っていたとか。 史上初の八大競走五冠を達成した原動力であるパワーとスタミナは、どうもこの頃から既に図抜けていたようである。 1962年の11月に武田厩舎に入厩し、本格調教が開始されることに。この頃、馬主の意向でゴッドファーザーとなった武田師が、孫の栗田伸一氏(*12)から一字取り、「山のようにどっしりと落ち着いてる奴だから」ということで「伸山(シンザン)」と命名している(異説あり)。 なお、当時イケイケで選りすぐりの素質馬16頭が入厩してくることになってた武田厩舎では、シンザンが入れる馬房がなかった。ということで後回し。阪神競馬場の馬房に居候させられ、あろうことか厩務員すら決められなかった。何してんですかブンテキ……。しかしどうにか空き馬房ができたため入厩、厩務員もついた。 この中尾謙太郎厩務員、担当する予定の素質馬を厩務員同士のゴタゴタで諦めさせられており、ユメもキボーもないってな具合に落ち込んでいた。しかも担当のシンザンがボケっとしてる上に見た目も垢抜けないとあって、さらにガックリしたそうな。 さて、本格的に調教を受けることになったシンザンだが、例によって走らない。 そらもう中尾厩務員が仲間から「お前んとこの新参(・・)、全然走んねーのなwwww」ってな感じで煽られるくらいには走らない。 のだが中尾厩務員、バテずヘタれずなシンザンを世話するうちに「こいつ、実はとんでもない奴なのでは……?」と思うようになっていく。なんかオーラでも出てたんだろうか。 出てたらしい。しかもそれを感じてたのは厩務員だけではなく、厩舎のエース・栗田勝騎手もそうだった。ある日調教で跨って以降「こいつはひょっとするとコダマ(*13)より上かもしれん…!」と公言してはばからなかったくらいだから相当だ。 しかしこの時点では、武田師にとってシンザンはあくまで管理馬の一頭に過ぎず、あまつさえ「デビューをウメノチカラ(*14)と被らせて、わざわざ負けさせることもあるまいよ」と新馬戦の登録を回避。シンザンのデビュー戦は1963年11月10日にずれ込むことになった。 武田師の相馬眼ガバガバ説 3歳時 上記の通り武田師の逃げ宣言もあって63年11月10日の新馬戦でデビュー。3角で先頭に立つとそのまま押し切って、4馬身差の圧勝で初出走初勝利を飾る。 続くオープンをサクッと仕留め、当時の関西3歳馬最強決定戦・阪神3歳ステークス(*15)への出走条件を速攻でクリア。 ……が、同期の素質馬プリマドンナとオンワードセカンドにぞっこん(特に後者(*16))だった武田師は「オキニの2頭出すからシンザンは回避で」とシンザンをスルー。なお同レースはプリマドンナが勝ち、オンワードセカンドは4着に敗れた。 結局シンザンは裏番組送り、もとい3歳中距離特別に出走し4馬身差で完勝。連勝を3に伸ばし、重賞未挑戦とはいえ無敗のまま3歳シーズンを終えた。 4歳初期 1964年は1月のオープンで始動、これまた問題なく連勝を伸ばす。とはいえここまで重賞未経験。武田師のガバガバ相馬眼方針もあったとはいえ有力馬と対戦しておらず、その辺見極めるため重賞に出陣。 しかし後述の理由もあって調整が遅れ、2ヶ月の休養を経て関東遠征し、スプリングステークスに出走することに。なお、この年のスプリングステークス 皐月賞は中山競馬場改修工事中につき東京競馬場開催である。 ところが武田師、この遠征をスルー。そらまあ他の管理馬が引きも切らんのだからしかたなくはあるが、それにしたって自厩舎の馬が重賞遠征すんのについてかないってのはどうなのよ? なお、スプリングステークス前にも栗田騎手が「テキ(*17)、やはりシンザンはオンワードセカンドなんかとはモノが違います。皐月賞では俺をシンザンに乗せてください」と言っているのだが、武田師は思い留まるように説得していたりする。 やっぱり武田師の相馬眼ガバガバじゃねーか レース前の追い切りでも例によって走らないので人気も低く、14頭中の6番人気。だが本番では、かつて対戦回避させられたウメノチカラや弥生賞を勝ったトキノパレードらをねじ伏せ、無傷の5連勝目を重賞初出走初勝利で飾り、東高西底な当時の競馬シーンの常識を真っ向から覆してのけた。 これには武田師も自分の目が海のリハクなのを認めざるを得ず、東京にすっ飛んできて「俺の目が節穴だった。まさかお前がこれほどまでの大物だったとは」と直接シンザンに詫びを入れたという。 なおレース後しばらくして、当時資金繰りが苦しかった橋元氏のもとに九州の炭鉱王・上田清次郎から所有馬購入のオファーが届き、橋元氏も資金のためシンザン売却に応じる意思があったという。 しかしシンザンに脳を焼か(わからさ)れてガチ勢筆頭となった武田師がこれにブチギレし、「シンザンを売るなら私を殺してからにしろ」と猛反発。この取引はお流れとなったそうな。 戦後初のクラシック三冠 シンザンと時を同じくして大敗したオンワードセカンドを押し退け、一躍厩舎のエースにのし上がったシンザン。スプリングSを勝ったのだから当然、次走は皐月賞となった。 皐月賞では前走の圧倒的な勝ち方が評価され、断然の1番人気に推される。レース本番では抜群のスタートから余裕をつけて好位を追走し、直線で後続を振り落とす盤石のレース運びで、猛追してきたアスカを3/4馬身寄せ付けず一冠目を獲得。 この手応え抜群な勝ち方には武田師もご満悦で、東京競馬場所属の中村広師の自宅(*18)で競馬記者に「もしかするとクラシック三冠イケるわ」と漏らしてたりする。掌ブロウクンマグナムかな? 無敗で皐月を戴冠したからには当然、二冠目の期待もかかる。なおシンザン、例によって調教ではやる気どん底走る気絶無。 さすがにこの頃には武田師もシンザンの調教嫌いを見抜いており、「もう(調教で仕上げられないならレースを調教代わりにするしか)ないじゃん」とレースで叩いて仕上げる方針に転換。ダービー前の太め残り解消にオープン出走を決める。 しかし今度は栗田騎手が反発。「そんなことしなくてもシンザンは勝てるし、俺が勝たせます」と追い切りをテキトーに走らせ、レースも直線だけの競馬をさせた結果、ヤマニンシロにクビ差届かず2着。無敗連勝記録は6で止まった。 なおこの出走でシンザンは無事シェイプアップし、武田師は「やはり実戦で走らせると仕上がりが違うな、シンザンに限っては今後もこの方針でヨシ!」と確信したそうな。 テキトーに走らせても勝ち馬とクビ差とか大概バケモノなのでは? さて、叩いて調子を上げたところで東京優駿である。 今回も1番人気に推されたシンザンは、入場者レコード(当時)の8万人が見守る中、26頭のライバルとともに発走。抜群の好スタートで内ラチ沿いのダービーポジション(*19)をキープすると、直線で鞍上の鞭に応えて末脚を伸ばし、一度交わされたウメノチカラをするりと差し返してゴール。 実にあっさりと勝ってのけると、他の馬が興奮露わに入線後もバタバタ走ってるのを後目に誰よりも早く止まり、シレッと引き上げてきたそうな。なお、そんなに疲れた様子も息が上がったようにも見えなかった模様。 要するに差し返すまで本気で走ってなかったらしい。なのにウメノチカラの鞍上からは「こっちが理想的なレース運びしたのに負けちゃったんだから、シンザンは本当に強いわ」と言われている。本気の全力で走ったらどんだけぶっちぎってたんですかね(震え声) ちなみに武田師、俳人としても知られており、ダービー後に「勝ち戻る 馬も騎手(のりて)よ 五月富士」と一句詠んでいる。 涼しい顔して二冠を制し、ついに戦後初の三冠に王手をかけたシンザンと陣営。もちろん夏は北海道で放牧し英気を養わせる──と思っていたのかぁ? なんと男タケブン、まさかの京都残留を決定。「北海道で避暑させて、残暑厳しい京都に戻って体調崩すくらいなら、最初から京都の暑さに適応した状態で調整した方がいい」というのが理由である。これはかつて二冠馬コダマの調整ミスがあったからという。 が、この年の夏はよりによって40年ぶりのクソ猛暑。元々夏が苦手なシンザンに京都の暑さと湿度は容赦なく牙を剥き、7月下旬には重度の夏負けに陥ってしまった。 これはいかんと扇風機をガンガンにかけて馬房内の空気を撹拌・冷却し、さらにでかい氷塊を吊り下げたりと馬房内環境良化対策を講じた結果、どうにか8月下旬にはシンザンの体温も元に戻った。 なお、この夏に厩舎は一日60貫もの氷を消費し、ひと夏の間に氷代だけで20万円(当時)が消し飛んだ模様。まあ輸送費よりは安かった……のか?(*20) 体温こそ戻っても、体調が良化に転じたのは結局9月以降。こんな状況でじっくり調教なんてできるわけもなく、武田師は今回もレースを叩きまくる方向に舵を切った。 まずはオープン競走でひと叩き……2着。調子が上がらん、重賞で気合を入れるぞ、京都杯だ!……またしても2着。ついに重賞での敗戦を喫したことで「コダマ、メイズイ、今度はシンザンも三冠ならずか……」と囁かれるようになる。 が、11月を迎え残暑が一掃されるとシンザンの調子はV字回復。菊花賞直前の追い切りで併せ馬のオンワードセカンドをボコボコにしたあたり、どうも調教嫌いよりも復活の喜びの方が優先されたらしかった。 だがそれまでの絶不調ぶりは競馬ファンの懸念を呼び、菊花賞に出走する二冠馬としては史上初の2番人気に甘んじるハメに。ちなみに1番人気には前哨戦をきっちり勝ったウメノチカラが推された。 そんなこんなで菊花賞。なんだかんだ言っても三冠かかってるだけに熱い注目を浴びており、京都競馬場は推定全入場者数4万5000人超えというレコードを達成。なお、売上も当時のレコードを3割近く更新した模様。 このレースでは、武田師は珍しく婿殿に指示を出していた。栗田騎手の手腕を全面的に信頼している武田師は、レース本番はほぼ彼任せにしていたのだが、今回は例外。その指示とは「ウメノチカラより先に仕掛けるな」というもの。さてこれがどう影響するのか…… ともあれ、出走のお時間である。例によって例のごとく抜群の好スタートを切るシンザン。何ならそのまま先頭に立ちかねない勢いだ。 しかしそれを交わしてぶっ飛んでったのが、二冠牝馬カネケヤキ(*21)。爆逃げかましてかっ飛ばす彼女をスルーし、じっと好位に控えるシンザン。そしてこらえきれなかったか追走を始めるウメノチカラ。 4角回ってなおもカネケヤキ先頭、ウメノチカラが襲いかかる。ラジオたんぱ(現・ラジオNIKKEI)の実況担当・小坂巖アナも思わず シンザン、どうした!?三冠はもう駄目か!? と悲鳴。セントライト以来、戦後初の三冠の悲願はまたも潰えてしまうのか……!? シンザンがきた! シンザンがきたっ! シンザンがきたっ!! …が、ウメノチカラがカネケヤキを捉えた瞬間、栗田騎手渾身の檄が炸裂。 それに応え一気に飛び出すシンザン。凄まじい切れ味で見る間にウメノチカラに肉薄するや、残り1ハロンで並ぶ間もなく鮮やかに突き抜け、2馬身半差にねじ伏せてゴールイン。 セントライト以来23年ぶり、戦後初のクラシック三冠が達成された瞬間を目の当たりにし、場内大歓声。 これには武田師もガッツポーズ、「三冠の 手綱の重み 菊に曳く」と詠んでいる。 なお、最後に見せた鮮烈な末脚の反動か疲労が抜けず、その後は年内全休と相なった。 5歳時 明けて1965年。当初の予定としてはサンケイ大阪盃(*22)で始動し、天皇賞(春)を春の大目標としていた陣営だが、シンザンが装蹄ミスから蹄に炎症を患い、さらに食欲不振と腰痛のトリプラーを食らいおじゃんに。 しかたがないのでプランを練り直し、オープンで叩いて宝塚記念に出ることとなった。え、アサホコ(*23)から逃げた?いやいやまさかそんなことは……ないよね? なお、この時点では宝塚記念は八大競走には数えられておらず、当時の扱いとしては今で言うところのスーパーGⅡ(*24)的な感じだった。アサホコも同日の日本経済賞に出走してたぐらいだしね。 調教代わりにオープンを2回叩いて臨んだ宝塚記念では断然の1番人気に応え、不良馬場適性不安視もものかは、いつも通りの抜群のスタートからいつも通りに好位を追走し、直線抜け出して後続を封殺するいつも通りの盤石ぶりで危なげなく勝利。 そしてこの年も夏は京都で過ごすことに。前年ほど暑くなかったこと、陣営が早い段階でキッチリ馬房冷却に勤しんだこともあり、シンザンの体調は保たれたまま秋シーズンへ突入する。 まずは阪神競馬場で開催されるオープンでひと叩きし、調子を上げてから関東へ輸送、オープンで再度叩いて天皇賞(秋)へ……というのが秋季プランとして策定された。 ところがぎっちょん、阪神のオープンで勝った直後に関東で伝染性貧血病騒動が発生。東上がずれ込んでしまい、到着したのは出走予定のオープン終了後。しかし秋天までにシンザンのギアを上げるには、もうひと叩きしなければ…… とまあそんなわけで、武田師はやむなく目黒記念(*25)への出走を決断。ハンデキャップ戦で負担重量を減らす手段がなく、できれば出したくなかった、というのが武田師の本音だったようだ。実際、斤量は63kgとなかなかエグい値になった。 しかしシンザン、この重斤量も難なく克服し、4角から先頭に立つとそのまま押し切る王道の先行策でさぱっと勝利。しっかりギアを上げて秋天に臨む。 さて、秋天当日。いつも通り抜群のスタートを切って好位に陣取るシンザンを後目に、前走でねじ伏せたミハルカスが闘将・加賀騎手の策のもと大逃げを打ち、向こう正面で一度は後続に30馬身以上の超大差をつける。このまま押し切れるかミハルカス!? 押し切れなかった。大欅付近で2番手に押し上げたシンザンが直線向いて大外からミハルカスを強襲すると、さすがにバテながらも粘る彼を軽やかに抜き去り、懸命に追い上げるハクズイコウを2馬身差完封して秋の盾を獲得。鞍上栗田騎手にとっても初の天皇賞制覇であり、人馬ともに嬉しい勝利となった。 ちなみにこのレース、シンザンの単勝馬券は100円元返しだったりする。JRAのGⅠ級競争において他に5例しかない(*26)記録で、シンザンの人気と本番での強さがうかがえる。 なお、当時の天皇賞は勝ち抜き制(*27)であり、秋天を勝ったシンザンはこれで春天にも出走できなくなった。 第10回有馬記念-四冠馬シンザンの消失、あるいは史上初の五冠馬降臨- これで八大競走(*28)中四冠を手中に収めたシンザン。いや馬だから手はないけど。ともかく、残すところは有馬記念のみ。他に戦うべきレースなど残っておらず、天皇賞後にシンザンの年内引退が発表され、最後の一冠有馬記念がラストランと定められた。 なんか驀進王みたいなこと言ってるが、上記の通り天皇賞は勝ち抜き制、海外遠征は活発でなく、短距離戦線はこの時期未整備通り越してほぼ更地。ガチのマジにこれ以上シンザンが走れるレースそのものが、それこそ有馬記念くらいしか存在しなかったのだ。 海外遠征を望む声もあったが、64年にワシントンDC国際に遠征 惨敗、その後故障引退したリュウフォーレルという前例があったため、武田師は「シンザンに海外遠征は絶対させん」と決めていたようである。 さて、ラストランであるからには有馬記念は勝たねばならないレースとなった。しかし懸念材料がひとつ。実はシンザン、中山童貞だったのである。いやマジで。 実は上でちょろっと述べていたのだが、ちょうど中山競馬場の改修工事とクラシックシーズンが重なってたこともあって、スプリングSと皐月賞は東京競馬場開催だったのだ。 中山童貞を有馬本番でいきなり捨てるのはリスクが高いこと、相変わらずの調教嫌いで叩かないと良化しないいつもの事情も相まって、武田師は本番前に一度、中山開催のオープンで叩くことを決断。なお件のオープン、有馬記念1週前である。連闘じゃねーか(*29)。 これには反対意見もあり、主戦だった栗田騎手も猛反対。「連闘で有馬記念は無茶が過ぎます!初コースだろうとシンザンには関係ない、俺が勝たせます!」と言い募るも、そもそも調教だけでは太め残り確定なのをわかりきってる武田師は婿殿の反対を却下。 結局、古馬になって以降のオープンで鞍上を務めた見習い騎手(*30)の武田博騎手(*31)を鞍上にオープンを叩くが、関西では無名のクリデイに敗北してしまう。 この敗戦を阪神競馬場で聞かされて大ショックを受けた栗田騎手、当日は土曜日で翌日日曜日にも騎乗があったにも関わらず調整ルームを飛び出し自棄酒を敢行、あまつさえ泥酔してぶっ倒れ搬送され、日曜日のレースをすっぽかしてしまい、「翌週からの騎乗停止処分」を喰らうという醜態をぶちかましてしまう。無念と切歯扼腕した気持ちがあったんだろうが、これは流石にちょっとやり過ぎてしまった…… 案の定、(騎乗停止処分があったので元々乗せられないが)キレた武田師は「私の信頼できんヤネにシンザンを任せられるか!」と娘婿からシンザン主戦の座をボッシュート(*32)。代役を探したが、候補筆頭の加賀騎手に「シンザンに乗るより、むしろ僕はシンザンに勝ちたいので」と謝絶されたのを皮切りに、複数の騎手から騎乗依頼を断られる。 紆余曲折を経て、栗田騎手の弟弟子にあたる松本善登騎手(無論これがテン乗り)を鞍上に迎え、有馬記念に挑むことになった。 なお、単勝オッズ1.1倍と断然の1番人気、かつ人気投票の得票数はぶっちぎりのレコード(*33)と、もはやシンザンの前に敵はなく、いかにして勝つかがファンの注目するところだったようである。結構不安材料重なっててこれかー…… さて、有馬記念当日。 前回の反省もあってか今回大逃げではなく溜め逃げでレースを引っ張るミハルカス。そして例によって抜群の好スタートから好位に取り付くシンザン。このように、双方(・・)想定通りの展開でレースは進んだ。 そして直線向いた瞬間、溜めに溜めて後続を引きつけた加賀騎手が動いた。斜行と睨まれかねないほど一気に大外に振り、まだ荒れていない外ラチ周辺をブロックしたのである。 そう、実は序盤の溜め逃げもこのための布石。これこそが闘将・加賀武見一世一代の大博打にして渾身の一手だった。 これで後続に走りやすい外側でミハルカスの後塵を拝するか、荒れ果てた内側に突っ込んで減速するかの二択を強要したのだ。 一瞬、3番手のシンザンが行き場を失ったように見えた。さらに4番手以下が荒れた内に振り、ヤマトキョウダイがミハルカスより外に振ったことで、加賀騎手は勝利を確信した。 「ヤマトキョウダイより外には振れない!シンザンは俺の後ろか、さもなくば荒れた内で減速だ!今度こそ、今度こそ俺とミハルカスの勝ちだ!」 だが、そんな逆境に屈するような惰弱な馬が、五冠に王手をかけるわけがなかった。 ヤマトキョウダイの左後方──すなわち外ラチギリギリいっぱいの最大外から、恐るべきシンザンの疾走音が迫ってくる。加賀騎手の全身が総毛立った。ありえない、これ以上外に振れるスペースなど……!? あった。外ラチとヤマトキョウダイの間、馬がギリギリすり抜けられるかどうか。そんな極限に狭く、しかし確かに開かれた、“輝かしき勝利への直通路”が! そのスペースに馬体を差し込み、すり抜け、ヤマトキョウダイを交わし、ミハルカスに襲いかかるシンザン。超大外からの強襲というカウンターを浴びたミハルカスに、もはや勝ち目は残されていなかった。 一方その頃、観客席からは悲鳴が上がっていた。大外も大外に突っ込んだため、後列からは最前列の観客でシンザンが見えなくなってしまったのだ。 無論、中継カメラから捉えられる角度でもなかった。これには実況も思わず 「シンザンが消えたッ!?」 と絶句。しかし次の瞬間、観客やカメラの死角から、凄まじい末脚でシンザンが「出現」。ミハルカスとヤマトキョウダイをもろともに撫で斬ると、後続に約2馬身差つけてゴール板に飛び込んだ。 史上初・前人未到・空前絶後の八大競走五冠達成。目の当たりにしたその快挙に、中山競馬場の天地は歓声で揺れた。 管理馬がついに達成した快挙に、武田師も「勝ち戻る 手綱(つな)に五冠の 年惜しむ」と一句。 なお、レース後のインタビューで松本騎手は「ありゃ誰が乗っても勝てますね」と、シンザンの強さに呆れたのか脱帽したのか、なんとも反応に困る発言をしている。 また、レース後に「シンザンが『外を回れ』と言った」「後半のコーナーで前の馬はバテてて、相手は加賀の馬(ミハルカス)だけだと思ってた。外に振られたけど内に持ち直す気はなかった、並べばこっちの方が強いから(大意)」ともコメントしている。 他、加賀騎手に「よくあそこを通ったね」と声をかけられて、「中山を知り尽くしているあんたが外に行ったから」とも。 松本騎手の意思とシンザンの闘争心が一致し、まるで導かれるように勝利への最短ルートを掴み取ったのが、この劇的な五冠達成に繋がったのではなかろうか。 この五冠達成という最高の誉れを最後に、シンザンは予定通り引退。明けて1966年1月、東京と京都で史上初となる東西2ヶ所での引退式を執り行い、最強の戦士はターフを去った。 通算成績は19戦15勝2着4回[15-4-0-0]、堂々の完全連対である。また、19連続連対は中央競馬における不破のレコードとなっており、連続連対数の次点は15連続のビワハヤヒデ。完全連対に限るならダイワスカーレットの12連続連対が次点となる。なお、路線が違うし、"連続"でも"完全"でもないが、龍王はこの境地にあと一歩のところまで迫っている。 種牡馬時代 馬主橋元氏の意向で、谷川弘一郎氏が代表を務める谷川牧場で種牡馬入り。歴代最強馬がおらが町にやってくるということで、浦河町では町を挙げた歓迎会が催された。 だが時は外国産種牡馬全盛期。内国産種牡馬としては大きな期待をかけられたが、「いくら八大競走勝利馬でも外国産馬にゃ敵わんべ」というのが定説……というかもはや呪いとなっていた。 これでは一流馬が肌馬に当てられるわけもなく、谷川牧場さんサイドも奔走したものの、種牡馬3年目までは付き合いのある牧場(知人とか親戚の経営)からの牝馬を中心に種付けを行うことに。 ……が、最強の戦士はやはり種も強かったのか、初年度から産駒が勝ち上がるという上々のスタートを切ると、2年目以降の産駒から快速で名を馳せた重賞馬を続々と輩出。 これには他の馬主も生産界そのものもびっくり仰天。内国産種牡馬の見直しが急速に進み、アローエクスプレスやトウショウボーイといった内国産大種牡馬の活躍に繋がったというから、セカンドライフでもエポックメイキングな奴である。 その後も内国産種牡馬の筆頭格でありながらなかなか八大競走勝利産駒を出せなかったが、1978年産駒のミナガワマンナが菊花賞を父子制覇。 1981年といえばもはやシンザンも20歳。まだ種付けできなくもない年だが、それでも種牡馬引退を始める馬が出始める頃合いである。ゆえにミナガワマンナは「シンザン最後の大物」と称された。 でもそこで終わらないのがシンザンクオリティ。1982年産駒のミホシンザンが皐月賞・菊花賞・春天と八大競走三冠を手中に収め、種牡馬最晩年の「シンザンの最高傑作」爆誕に界隈は度肝を抜かされた。 それでも父を超える産駒が現れなかったあたり、やはり最強の戦士は偉大……どころじゃないな、うん。 高齢と受精能力低下に伴い、シンザンは1987年をもって種牡馬を引退。引き続き谷川牧場に繋養され、余生を送ることとなった。 この87年にミホシンザンが春天を制覇。父子で春秋天皇賞変則制覇を果たし、去りゆく父に最後の栄冠を捧げた。 後継種牡馬は目立った成績を残す事が出来ず、ミホシンザンの後継馬マイシンザン(重賞2勝)が早々に種牡馬引退となった事もあり父系としては途絶えているが、 産駒が多く古い血統だけに母系では現在でも稀に見かける名前となっている、乗馬登録された産駒も多い。 橋元氏、栗田騎手、松本騎手、そして武田師。主だった関係者の多くがこの世を去った後も、シンザンは生き続けた。同世代の二冠牝馬カネケヤキのサラブレッド最長寿記録を更新し、さらにアングロアラブ種が持っていた軽種馬日本最長寿記録も更新。 後年に彼の持っていた最長寿記録はほぼすべて更新されたが、GⅠ級勝利馬の最長寿記録だけは今なおシンザンのものである。頑張れタイキフォーチュン 晩年には右目の視力と歯をすべて失い、背は落ちくぼみ、いかにも老馬でござるといった風体になりながら、なお放たれる威厳は周囲を圧倒し、彼が五冠馬であることを否が応でも思い出させたという。 しかし偉大なる最強の戦士も生物である以上、寄る年波には敵わず、1996年7月13日、偉大な先達やまだ見ぬ後輩のもとへと旅立っていった。満年齢35歳と102日の大往生だった。 死後葬儀が執り行われ、テンポイント以来となる土葬により谷川牧場の土となった。 日本の三冠馬はセントライト→シンザン→ミスターシービーまで結構な間隔が空いているが、シンザンの長寿も手伝い、常に1頭以上の三冠馬が存命の生存記録がある。人気種牡馬は15歳から20歳くらいで寿命を迎える中、現在ほど多数の種付けをこなしてはいないとはいえ、シンザンの長命さは際立っている。 余談 シンザン鉄 ある時、中尾厩務員がシンザンの右後ろ足の蹄からの出血を見咎めた。原因は後脚の踏み込みがめちゃくちゃ強く、前脚の蹄鉄とぶつかってしまうことにあった。シンザンの有り余るパワーの現れだが、ほっときゃ故障待ったなしである。 試行錯誤の末、後脚用の蹄鉄に通気孔付きのスリッパ型カバーを増設して蹄を保護し、さらに前脚用蹄鉄にT字のブリッジを溶接して強度を増した専用蹄鉄が開発された。 これが世に言うシンザン鉄である。走ると蹄鉄同士のぶつけ合いで「パァーン!」と凄まじい音が響いたそうな。重量は通常型のゆうに2倍。しかもこの頃の調教用蹄鉄は総鉄製。ちなみにあくまで調教用であり、レース時には通常のアルミ製蹄鉄を使っていた。 人間で言えば、手足にキロ単位の錘つけて陸上競技のトレーニングするようなもんだが、こんなもん着けてるから足腰が鍛えられたのか、元から苦にしないほど足腰がおかしな頑丈さだったのか、それともまさかの両方か。それはシンザンのみぞ知る。 また、無茶な改造をしただけあり蹄鉄そのものの耐久性も低かった。通常3週間は保つのだが、シンザン鉄は溶接部が1~2週間程度しか保たない紙耐久だった。なので打ち替えも頻繁にするハメになった。無論コストもマッハ。 当然装蹄も大変で、京都にいる時は通常の蹄鉄を装蹄したまま改修し、遠征時には予め作り置きしておいたものを持ち込んでいた。装蹄時間もクッソかかるので、シンザンは蹄鉄の打ち替えそのものが大嫌いになったそうな。 そんなもん着けてるから調教嫌いになったんだ、という説があるが、調教嫌いは元からだったんだよなぁ…… なお、シンザン鉄の開発に手間取ったのが、前述のシンザンの2ヶ月休養に繋がっている。まさか裸足で調教するわけにもいかんし。 二本脚の馬 ある日、武田師が乗り運動のためにシンザンを外に出し、博騎手が跨って歩き出そうとした次の瞬間。 シンザン、後脚で立ち上がり二足歩行を敢行。博騎手が必死でしがみついてるのを知ってか知らずか、その後50mほども器用にひょこひょこ歩き、おもむろに四足歩行に戻って歩いていった。 これには武田師も「いや、歩けとは言ったけど二本脚でやれとは言っとらんがな」と呆れ半分驚愕半分だったそうな。 二本脚で立つのはゴルシとかみたく足腰が強い馬が稀にやるのだが、そのままそこそこの距離を歩き、しかも鞍上乗っけてやらかしたのはさすがにシンザンだけだろう。……誰かそうだと言って? 鉈の切れ味 シンザンの末脚を表すに最も適切かつ有名な例え。 武田師の言葉であり、自身がかつて管理した二冠馬コダマと比較して 「コダマはカミソリ、シンザンは鉈の切れ味。ただしシンザンはヒゲも剃れる鉈だよ」 と語ったのが由来。要するにただ速いだけでなく、その速さを瞬時に発揮させるパワーと、その速さを発揮するまで垂れないタフなスタミナをすべて兼ね備えていた、ということ。 トップスピードを瞬時に発揮し、しかも維持できるからこそ、彼は五冠馬たり得たのだ。 本番を知る馬 武田師曰く「ゼニのかかってないところじゃ走らん」「ゴール板を知ってる。だからヤネが追わなくても自分で必要なだけ走れる」「利口な馬で、無駄っ走りをしなかった」。本当に馬かこいつ。 栗田騎手曰く「こっちが考えてることが電気みたいに伝わる、こんな乗りやすい馬はいない」。日本語理解しとらんかこいつ。 レースでもほぼ全力を出さず、最終直線で他馬を振り落とすときのみ全力を出し、ゴール直前で流してクールダウンに移行し、そのまま誰よりも早く止まってさっさと引き上げる。それをシンザン自身がわかってやっていた。 栗田騎手が「ハナ差だろうと勝ちは勝ち、着差よりも勝ったという事実こそ重要」というスタンスだったこともあり、人馬ともに「あえてレコードを狙わない走り」で一致していたわけだ。 ぶっちゃけ舐めプと言われても否定しづらいが、他馬の全力がシンザンの舐めプ以下だったわけで…… なお栗田騎手曰く「レコード取れって言うならなんぼでも取れますよ」とのことで、やはり当時のサラブレッドの中でシンザンが図抜けた超絶スペックだったことに疑いの余地はなさそうである。 シンザン記念 シンザン引退から二年後の1967年、日本中央競馬会はその名誉を称え4歳(現表記:3歳)限定重賞として「日刊スポーツ賞 シンザン記念」(京都競馬場1600M、現GⅢ)を創設。 残念なことにシンザンの末裔が勝利した例はないが、シンザンの乗り手の一人武田博は調教師転身後の2009年に自身の管理馬アントニオバローズがシンザン記念の勝利馬となっている。 歴代勝利馬を振り返ると「気まぐれジョージ」エリモジョージ・安田記念馬フレッシュボイス・日本調教馬初のヨーロッパGⅠ制覇シーキングザパール等未来の活躍馬を輩出。 また本レース後クラシック戦線で活躍した馬にはタニノギムレット(ダービー馬)・ジェンティルドンナ(牝馬三冠)…そして芝GⅠ9冠を達成した三冠牝馬アーモンドアイがいる。 後負けてる(3着)けどオルフェーヴル。 シンザンを超えろ 圧倒的な戦績、内国産種牡馬の星として君臨した種牡馬時代。競走馬か種牡馬として偉大な成績を残した馬は数あれど、両方ともなるとそうはいない。ましてシンザンの時代には。 ゆえにこそ、シンザンという至上の輝きに目と脳を焼かれた日本のホースマンは、シンザンを超える競走馬を見出し育てることに躍起になった。 「シンザンを超えろ」はもはやスローガンを超えて、日本競馬の至上命題となったのである。 だが、それから約20年、五冠馬どころか三冠馬すら現れることはなかった。 そして、1983年クラシック三冠のミスターシービーを経て、1984年に史上初の無敗三冠を達成し、さらには1985年のジャパンカップ制覇と有馬記念連覇により永遠なる七冠の皇帝が降臨することで、日本競馬の悲願はついに果たされた。 まあ今度は七冠超えをシンザン記念に勝ったアーモンドアイまで果たせず、「皇帝の呪い」とか言われるようになったわけだが 追記・修正は最強の戦士を追想しながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 古い馬だけど、強さとキャラクター性がよくわかる記事で面白かった -- 名無しさん (2022-07-21 06 33 32) 獣医学が今より未熟な時代に30歳越え、エアコンも普及してない時代の猛暑もなんのそのの完全連対、時代が進めば設備も知識も蓄積されてレベル向上するものだし、記録は破られて当然だが、こいつが今生きてたらどんな記録を残したか想像したくなる -- 名無しさん (2022-07-21 08 27 08) 怪物という二つ名はこの馬にこそふさわしいと思う -- 名無しさん (2022-07-21 10 21 14) 初期(No.13トウショウボーイまで)のヒーロー列伝には共通のキャッチコピーが付いてるけどNo.10シンザンとNo.12.ヒカリデユールには無い。そしてシンザンのみ白黒写真なのが異彩を放つ -- 名無しさん (2022-07-21 18 16 11) 大体鉄腕アトム1作目とほぼ同時代だからな…白黒テレビこそ普及していたがカラーテレビ普及率が1%程度の時代 -- 名無しさん (2022-07-21 20 02 34) シンザン記念については触れないのん? -- 名無しさん (2022-07-21 21 23 11) 建て主おつ。「シンザンの騎手 天才ジョッキー栗田勝の生涯」と「シンザン物語 蹄跡よ永遠に」読んだ記憶でチョコチョコ追加。間違えたら許してクレメンス -- 名無しさん (2022-07-21 22 20 14) ↑2 初代『ウルトラマン』世代の親父が「当時家は白黒テレビだったから、児童誌で初めてウルトラマンの配色を知った」と当時のことについて感慨深げに語ってたけど、60年代中盤~後半って一応フルカラー対応テレビ番組こそ作られ始めたけどまだカラーテレビの普及率自体はとても低かった時代だったのね…… -- 名無しさん (2022-07-21 22 24 01) 誰かが言ったマルゼン以降の名馬は伝説の名馬、トキノミノルやシンザンは神話の馬という言葉が好きなんだ。 -- 名無しさん (2022-07-21 23 37 15) この馬関連だと人間のほうがグダグダなおかげで、相対的に馬であるシンザン自身が一番頭がいいのではという異常事態に陥る -- 名無しさん (2022-07-22 00 36 43) さすがにシンザンのウマ娘化は無いかな -- 名無しさん (2022-07-22 02 31 23) ↑出たとしても、おそらくトキノミノル疑惑のあるたづなみたいな大人枠だろうな。 -- 名無しさん (2022-07-22 02 46 25) 正直ウマ娘に出すなら三大始祖と同じく神としてどっかに祀られてるくらいでちょうどいい。軍事から興行へと変わった戦後競馬で残した蹄跡は比肩できる存在ではない。 -- 名無しさん (2022-07-23 08 53 12) ↑シービーのシナリオで存在は言及されていたけど、ゲーム内レースにシンザン記念があるし育成キャラにはならないんじゃねえかな... -- 名無しさん (2023-02-25 10 27 39) てか、2着が全部調整レースじゃねーか!なんなん、この子・・ -- 名無しさん (2023-05-30 14 44 22) 五冠繋がりか何となく将棋の大山名人とかぶる -- 名無しさん (2024-01-13 16 05 19) パロディのクレヨンシンザンが活躍してた頃もまだ生きていたと聞いてビビる。なんでもダービーでも「本家シンザンも見ている」とアナウンスされてた。 -- 名無しさん (2024-08-21 11 38 07) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/umamusumeninaritai/pages/40.html
ライトニングホラー (英:Lightning horror) 「ライトニングホラーでーす!よろしくねー!あと、ホラーじゃなくてホーラの愛称で呼んでねトレーナーちゃん♪ ライトニング⚡️」 CV:ライトニング⚡️な声だよ! (勝負服絵 メジロプログレスさん作) プロフィール 愛称はホーラ(本人曰くホラーの名前が可愛くないためホーラにしたらしい) 映画監督の父と小説家の母の間生まれのウマ娘、 あまり走ることに興味はなく、たまたまテレビでレース場を駆け抜けるウマ娘達にライトニングを感じトレセン学園に入学した 活発でフレンドリーな性格のため友達は多いが、ホラー映画やホラーゲームが大好きな為そちらで話せる友人が少ない模様 布教活動をしているのだが、あまり見てくれる人がいないのが最近の悩み Frighten the horror‼︎(ホラー(私)に怯えろ‼︎) + 隠し事 母は元トレセン学園の生徒なのだが、あまり活躍できなかった母に対して思うところがあり学生時代の話はほとんどしてない 誕生日:3月20日 身長 166cm 体重: I have the courage to look into the abyss? B 88 W62 H 87 トレーナーノート 自己紹介 ライトニングホラーだよ⚡️ホーラて呼んでね!ライトニング⚡️なレースを見せてあげるから目を離さないでね⚡️ 学年 高等部 所属寮 美浦寮 + 親愛度ランク1で解放 身長 166cm 体重 I have the courage to look into the abyss? 誕生日 3月20日 + 親愛度ランク2で解放 得意なこと 雨が降るタイミングがわかる、特殊メイク制作 苦手なこと 深夜まで起きられないこと(ギリギリ23半まで粘れた) 麺類(うまく啜れない) 高いところ(2階でアウト) 恋愛もの + 親愛度ランク3で解放 耳のこと この世ならざる者の音が拾えるらしい 尻尾のこと 手入れは少し苦手なため他の子に手伝ってもらったりしている + 親愛度ランク4で解放 靴のサイズ ??? + 親愛度ランク5で解放 家族のこと 父親が映画監督(ホラー映画が多い) 母が小説家の芸術家の家系 + ライトニングホラーのヒミツ ①仲良くなった子にオススメのホラー映画を貸している(ガチレベルのやつ) ②いわくつきの物を収集している ③ 高いところに行くと、何も喋らなくなる ☆3[???]ライトニングホラー バ場適性 芝A ダD 距離適性 短距離F マイルB 中距離A 長距離B 脚質適性 逃G 先A 差A 追C 成長率 スピード5% スタミナ0% パワー15% 根性10% 賢さ0% 固有スキル ☆3-5 {⚡️⚡️⚡️} ??? 所持スキル 初期 鋭い眼光 初期 束縛 初期 ウマ好み 覚醒Lv2 ペースアップ 覚醒Lv3 八方にらみ 覚醒Lv4 垂れウマ娘 覚醒Lv5 独占欲 競争能力について ??? 血統 前はエレクトロキューショニスト産駒だったが現在は変更している、ドウデュース産駒になる可能性 経歴 通算成績 22戦9勝 2歳 20?? /??/?? 2歳新馬 芝1200m 8着 20?? ??/?? 2歳未勝利 芝1800m 1着 20?? ??/?? OP 芝1800m 1着 20?? ??/?? 朝日杯フューチュリティステークス(GI) 芝1600m 1着 3歳 20?? ??/?? 中山 弥生賞(GII) 芝2000m 1着 20?? ??/?? 中山 皐月賞(GI) 芝2000m 3着 20?? ??/?? 東京 日本ダービー(GI) 芝2400m 5着 20?? ??/?? 中山 セントライト記念(GII) 芝2200m 2着 20?? ??/?? 京都 菊花賞(GI) 芝3000m 9着 20?? ??/?? 東京 ジャパンカップ(GI) 芝2400m 11着 4歳 20?? ??/?? 阪神 阪神大賞典(GII) 芝3000m 4着 20?? ??/?? 京都 天皇賞(春)(GI) 芝3200m 2着 20?? ??/?? 阪神 宝塚記念(GI) 芝2400m 7着 20?? ??/?? 東京 天皇賞(秋)(GI) 芝2000m 3着 20?? ??/?? 東京 ジャパンカップ(GI) 芝2400m 5着 20?? ??/?? 中山 有馬記念(GI) 芝2500m 1着 5歳 20?? ??/?? メイダン ドバイSC (GI) 芝2410m 1着 20?? ??/?? アスコット プリンスオブウェールズS(GI) 芝10f(約2004m) 1着 20?? ??/?? アスコット KGVI QES(GI) 芝12f(約2406m) 1着 20?? ??/?? レパーズタウン 愛チャンピオンS(GI) 芝10f(約2012m) 2着 20?? ??/?? ロンシャン 凱旋門賞(GI) 芝2400m 1着 20?? ??/?? 東京 ジャパンカップ(GI) 芝2400m 1着 SS 世界にライトニング⚡️を + ... + ... 質問コーナー このページは自由に編集できるようになっているから質問や回答を書き込んでね⚡️ このページを見ている人から中の人への質問 名前 コメント