約 1,745 件
https://w.atwiki.jp/preciousmemories/pages/7866.html
【白糸台高校】 特徴のひとつ。『咲-Saki-全国編』を象徴する特徴の一つで、白糸台高校の生徒が属する。 咲-Saki-全国編時点で1種類のみ存在する。 全国大会西東京代表。全国大会2連覇の超強豪校にして優勝の筆頭候補。 その恐るべき強さからインターハイ最強の呼び声も高い。 関連項目 特徴 『咲-Saki-全国編』 宮永 照 編集
https://w.atwiki.jp/kyoshura/pages/21.html
――4月1日、入学式。 桜の花びらが新しい始まりを告げるように舞い散り、白糸台高校も多くの新入生を迎えていた。 そして、京太郎もその内の一人として、片手のプリントの指示通りに自分のクラスに向かっていた。 「ふぁ……」 込み上げてきた欠伸を噛み殺す。 昔からの知り合いは一人もいない環境だが、不安はない。 なんだかんだ言って上手くやっていける自信はある。 ただ一つ、心配があるとすれば。 長野においてきたアイツは、上手くやっているだろうか―― 「京、ちゃん?」 「え?」 直下判定 1~30 やっぱり、京ちゃんだよね? 31~60 久しぶり、だね 61~98 …… ゾロ目 ??? 久しぶり、だね 『京ちゃん』 自分をその名前で呼ぶ女の子は、そう多くはない。 それに、聞き覚えのあるこの声は。 「うん。やっぱり、京ちゃんだ」 振り向けば、クスリと笑う彼女の姿。 見覚えのある特徴的な髪型。 懐かしい記憶が掘り起こされる。 これが間違いでなければ、彼女の名前は―― 「……照さん?」 「久しぶり、だね」 宮永照。 長野に置いてきた幼馴染の、姉だ。 「久しぶりですね」 「京ちゃんも白糸台に来てたんだ」 「はい、色々あって……でも、咲のやつが――」 直後、校内に鳴り響く予鈴。 新学期一番最初のホームルームが間も無く始まることを知らせる音に、京太郎の言葉は遮られた。 「……ほら、京ちゃんも行かないと。新入生がいきなり遅刻だなんて、大変だから」 予鈴に掻き消された為か、今の京太郎の台詞がまるで耳に入らなかったかのように。 照は、一年生の教室の方向を指差して、京太郎に先に行くように促した。 「……それじゃあ、また後で」 その態度は腑に落ちないが、急がなくては遅刻してしまうのもまた事実だ。 納得はいかないものの、京太郎は照に頭を下げて、急ぎ足で自分の教室に向った。 「……」 その後姿を見つめながら、照は自分の胸の内に芽吹きつつあるモノを感じた。 頬が緩み、口角が吊り上がる。 チームメイトにも、マスコミにも見せたことのない、花開くような微笑み。 「京、ちゃん」 ホームルームが始まっても尚、教室に来ない来ない照を怪訝に感じた同級生が迎えに来るまで。 照は、その場に立ち尽くしていた。 ◆ ……あれから、何度問い詰めても。 咲の名前が出る度に、照はまともに答えてくれなくなる。 家族の事情に赤の他人が入るのは野暮だ。 だが、それが分かっていても――京太郎は、照を放っておけなかった。 「……あ、もうこんな時間か」 下校時刻を知らせるチャイムと、暗い空。 白糸台麻雀部の入部テストを辛うじて潜り抜けた京太郎は、新入生の役目である雑用に勤しんでいた。 照を追い掛けて入部したはいいが、麻雀に関してはまるで才能の無い京太郎。 当然ながら、一軍のエースである照と触れ合える機会は無い。 だから、こうして最もヒエラルキーの低いものに与えられる役目をこなしている。 「ハンドボールの経験が麻雀に活かせれば……なーんて、なぁ」 「……ん? 誰か、残っているのか?」 菫判定直下 1~30 1年生か。早く帰りなさい 31~60 君は……照が、話していた? 61~98 何……だと……? ゾロ目 ??? 何……だと……? 今日は顧問の不在やメンバーの欠席等、様々な要因が重なって部活動自体は早めに終わった筈。 菫自身、図書室で自習を済ませた後で忘れ物に気が付かなければこうして部室に来ることもなかった。 だと言うのに、部室に灯りが点いている。誰かが居残りをしているようだ。 「感心なことだが……ふむ」 部室からは殆ど音が聞こえてこない。 麻雀をしているわけではないのだろう。 部内のPCでネット麻雀をしているのかもしれないが、その話は聞いていない。 既に下校時刻を知らせるチャイムは鳴っている。 伝統ある白糸台の部長として、この状況を見過ごすわけにはいかない。 意を決して、菫は部室の戸を開き―― 「何……だと……?」 ――心を、弓矢で撃ち抜かれた。 蛍光灯の灯りを受けて煌めく金髪。目を離せない。 高い身長と引き締まった体躯。あの腕に抱き締められたい。 「あ、部長?」 そして聞き心地の良い声。もしこの口から、愛の囁きを聞くことが出来たのなら―― 「あの、どうしました?」 「はっ!?」 気が付けば目の前に彼の顔。 脳内で彼と結ばれる瞬間まで想像していた菫は、一気に現実まで引き戻されて後退った。 「ん、ゴホン! 今日の部活動はもう終わった筈だが?」 「え? でも、一番下手なヤツが最後まで残って雑用をするものだって、先輩が」 「……ほう?」 自分の鬱憤を新入生で晴らすような屑。 しかもそれを、よりによって彼に押し付ける輩がいるらしい。 「……私は3年間この部にいるが、そんな話は始めて聞いたな」 「え」 「ふむ、わかった。次からはそのような話が出たら必ず私の元にまで来るように。分かったな?」 「は、はぁ……はい」 素直に頷く彼に、菫は満足して腕を組む。 そうだ、それでいい。 お前は、私のことだけを見ていればいい―― 「だが、気に入った」 「はい?」 「投げ出さずに最後までやり抜くのは立派じゃないか、うん」 「まぁ……そんな、大したもんじゃないっつーか」 「謙遜しなくてもいい。それはきっと、いつか君の為になることだからな」 菫はいったん京太郎から視線を外すと、部室の机に置き忘れていた携帯を手に取った。 「アドレスを交換しないか?」 「え!?」 「同じことがあったらすぐに私に連絡してくれ。顧問の先生にも伝えよう」 「あ、ああ。そういうことでしたら……」 彼もポケットから携帯を取り出し、菫とアドレスを交換する。 須賀京太郎――赤外線通信で送られて来たプロフィールを見て漸く、菫は彼の名前を聞いていないことに気が付いた。 ――そうか、彼が『京ちゃん』か。 チームメイトがしきりに口にしていた名前。 あの照が気にかけるのだから相当な人物なのだろうと予想していたが、確かに彼ならば頷ける。 ――だが、悪いな照。彼は、私のものだ。 ――お前には、勿体無い相手だ。 菫はそっと、カバンのポケットに携帯をしまった。 ◆ ――ありがとう、君のおかげで不当な扱いを受ける下級生がいなくなった ――コレが私のネット麻雀のIDだ。暇があったら打とう。指導してやる ――なに、遠慮することはない ――で、君は大体どの時間帯が空いている? ――ふむ、なるほど。ところで、君の好きな食べ物を教えてくれないか? ――ふむ、好きな映画は? 本は読むか? ――もし良かったら、私の―― 「……これ、途中から部活関係ないような」 この後も何十通と続くメールのやり取り。 お陰で少し寝不足だ。 携帯を閉じて、京太郎は溜息を吐いた。 「……ん?」 爪先が軽く、何かを蹴飛ばした。 陽の光を受けてキラリと光るソレを拾い上げてみると―― 「これは……ルアー、だっけ?」 釣りに疑似餌として使う道具。 何故かそれが、廊下に落ちていた。 摘み上げて見てみる。 プラスチック製の魚。銀色に光る針が付いている。 うん、どう見てもルアーだ。 「何故に……?」 まさかこんなところでフィッシング、なんて洒落込む人はいないだろう。 そして白糸台には釣り部なんてものは存在しないし、余計に疑問は深まる。 「あ、それは!」 京太郎がルアーを摘み上げて突っ立っていると、廊下に元気の良い女子の声が響いた。 振り返ると―― 亦野先輩判定 1~30 ごめん、多分ソレ私の! 31~60 ありがとう、君が拾ってくれたのか 61~98 ……大物が釣れた、か ゾロ目 ??? ありがとう、君が拾ってくれたのか 「ありがとう、君が拾ってくれたのか」 女子にしては短い髪。 運動系の部活に所属していそうな印象を受ける容姿だが――確か、彼女も。 「亦野先輩」 「お? どこかで会ったっけ?」 白糸台麻雀部の、一軍だった筈だ。 「いえ、俺も麻雀部なんで」 「あー、成る程! じゃあ私の可愛い後輩ってところか」 ハキハキと元気の良い声。 白糸台の女子では始めて話すタイプの人だ。 「まぁ、何にせよ助かったよ。この前、友達と一緒に釣りに行ったんだけどさ、学校で待ち合わせたのはいいけど、ソレをどっかで失くしちゃってたんだ」 「あー、道理で」 こんな場所にこんな物が落ちているわけだと、京太郎は納得した。 「やっとスッキリした。ありがとな」 「どういたしまして」 ルアーを受け取って去って行く誠子の後姿を見送り、京太郎も自分のクラスに戻った。 ◆ 「須賀くーん、お茶淹れてよー」 「ハイハイ」 同級生にせがまれて給湯室へ。 初めは雑用の一環としてやっていたことだが、何度も繰り返しているうちに楽しくなってきた。 今では自腹で用意したものをこっそり棚に置いていたりする。 さて、今日はどのお茶を―― 「……」 尭深判定直下 1~30 ……。 31~60 それ、違う 61~98 ……ちょっと、見てて ゾロ目 ??? ……。 「……」 「あの、先輩?」 「……」 京太郎の問いかけに、尭深は答えない。 ただ無言で、京太郎から奪い取ったポットと茶葉を使い、本来なら京太郎が淹れる予定だったお茶を淹れている。 「……お茶にも、ちゃんとした淹れ方があるから」 「へ?」 手際良く作業を進めながら、尭深が口を開く。 「自分で買ってくるくらいなら、もっとしっかりやったほうが良いと思う」 「バレてましたか……」 中々に上達してきたと思っていたが、尭深からすればまだまだなようだ。 尭深の淹れたお茶は、京太郎が自画自賛するものよりも、ずっと美味しかった。 同じ茶葉なのにここまで味が違うのか――と、京太郎は自分の未熟を思い知らされた。 「……」 そんな京太郎を眼鏡を通して見つめながら、尭深はマイペースにお茶を啜った。 ◆ 「じーっ……」 春の陽気に耐え切れず、転寝していた京太郎が目覚めて一番最初に目にしたものは、自分を見詰める緑の瞳だった。 「……」 「じーっ……」 距離が近い。 少し動けば鼻先が触れ合うだろう。 「……」 「じーっ……」 それでも京太郎が何も言わなかったのは、未だ頭が覚醒しきっていなかったからだ。 そんな京太郎に対して、この緑の瞳の持ち主は―― 淡判定直下 1~30 フツーだ! 31~60 金髪だ! 61~98 イケメンだ! ゾロ目 ??? 金髪だ! 「金髪だ!」 「……まあ、うん」 何言ってんだコイツ。 それが、京太郎のこの女子に対する第一印象だった。 「うーん、テルが気にするヤツっていうから見てたけど……」 「……」 「うん! 金髪だ!」 それはあんなに詰め寄って見なくても気が付くだろうと突っ込みたくなったが、今の京太郎の中ではそれよりも寝起きの気怠さが優先された。 「まー、しょーがないかー。私と同じ金髪とあらばテルーもほっとけないよね!」 「……」 腕を組みウンウン頷く金髪女子。 「あ、コイツアホだ」と、寝起きで頭が上手く回らない京太郎でも、それだけは強く感じた。 「よし!」 「へ?」 手首を強く握られる。 「打つぞー! どっちが真の金髪かを賭けて勝負だ!」 「はぁ!?」 拒む暇もなく、京太郎は金髪の女子に連れられて教室を出て行った。 「弱い!」 「うぐぐぐ……」 真っ白に燃え尽きて卓に突っ伏す京太郎と、腕を組んで勝ち誇る淡。 同じ金髪同士でも、二人の様子は対照的だった。 「うーん、あっさり勝っちゃったけど……テルーはこんなヤツのどこがいいんだろ?」 「知りたい?」 「あ、テルー! 私勝ったよ!」 「知ってる。見てたから」 「テル……?」 照の様子が少し変だ。 マスコミに向けたものとも、身内に向けたものとも違う、完全なる無表情。 少なくとも淡は、照のこのような顔を見たことは一度も無い。 「淡、打とうか」 「へ? 良いけど」 「……」 「え? 何か言った?」 「別に」 ――数時間後、真っ白に燃え尽きた金髪頭が仲良く二つ並んだそうな。 ◆ 「京ちゃん」 「なんです?」 「読んでみただけ」 「……」 「な、なぁ須賀くん。君の好みはどれだ?」 「……あの、麻雀の指導では?」 「ああ、君の趣味嗜好を知ることでスムーズに教える事ができるんだ」 「マジかよ……」 「今度、釣りに行かないか? 道具一式は貸すからさ」 「マジすか! 行きます行きます!」 「はは、頼むから釣りの時はもうちょっと抑え目にな」 「紅茶も緑茶もちゃんとした淹れ方があって、ちゃんとした考えがあるの……」 「へぇー」 「須賀くんも、やってみて」 「はい!」 「きょーたろー!! 勝負しろー!」 「おわっ!? 引っ付くな鬱陶しい!」 「なんだとー!!」 「……」 こうして京太郎は、チーム虎姫の5人と出会った。 勢いに任せて始めた麻雀だが、この5人のお陰で何だかんだと上手くやっている。 ――だが。 「……」 京太郎は、気が付かない。 自分の周りの変化に。 自分の周りの女子が、自分のことを、どう考えているのか。 自分のことで手一杯な今の京太郎に、気付く余裕は、ない。 【白糸台出会い編 了】
https://w.atwiki.jp/kyoshura/pages/20.html
白糸台高校麻雀部一軍。 通称、チーム虎姫。 彼女たちが普段、どのような活動を行っているのか。 それを知りたがる者は、麻雀関係以外にも大勢いる―― 「照、これはどういうことだ?」 「ん?」 菫が乱暴にテーブルに放り投げた雑誌。 開かれたページには、営業スマイルを浮かべる照の姿。 それだけならばいつもと大差がない。 今回、菫が問題視しているのはそのトーク内容にあった。 「金髪の彼氏のために頑張ります――だなんて、ついに頭がおかしくなったらしいな。私のために頑張るマネージャー、か。泣かせるじゃないか、笑い死ぬかと思ったぞ」 「なにがおかしいの? 事実だけど」 「はは、お前もそんな冗談を言えたんだな。驚きだ」 「……」 話が通じない。 そう感じた照は、菫を無視してポッキーに噛り付く。 「わかっているんだろう? 本当は、自分が彼に相応しくないと」 咥えたポッキーが、真ん中で砕けた。 「菫」 「ん? なんだ?」 「撤回して」 「意味がわからないな」 相変わらずの無表情だが、照の口調には確かな怒気が含まれていた。 雑誌に写る彼女しか知らない者には、到底想像出来ないだろう。 「なにがおかしい? 事実じゃないか」 さっきの意趣返し。 肩を竦め、照を挑発する菫。 「こんな風にメディアを使って、外堀を埋めるだなんてやり方をするなんて」 「……それは、私の京ちゃんに勘違いして近付く奴が多いから」 「私の、か。彼の好みとは随分と遠い位置にいる、お前が?」 「っ!!」 照のスタイルは、決して悪いものではない。 彼女のスレンダーな肉体は均整が取れていて、可愛らしいと言うよりも美しいと言った方が近い。 だが、話題の渦中の少年。 須賀京太郎の好みは。 「部活でも廊下ですれ違った時も。彼の視線は私に向いていることの方が多いようだが?」 「……」 「結局、自分に自信が無いんだろう? だから、こんな姑息な手を使う」 「……それは、菫が部長だからでしょ」 「ほう?」 「京ちゃんは優しいし、菫は部長の立場があるから。だから、菫を拒めない」 「……」 「可哀想な京ちゃん。こんな人が、部長だなんて」 「……照」 「……菫」 遠くで、何かが落ちた音がした。 亦野誠子。 チーム虎姫副将。 ボーイッシュな髪型で、活動的な性格の彼女は男女問わず人気が高い。 趣味が釣りというのは女子にしては珍しいが、そこもまた人気の一つとなっている。 後輩の面倒見も良く、相談を受けることも多い。 京太郎もまた、彼女とよく話をするが―― 「それってつまり、女として見られてないってことだよね」 「あ?」 自前の緑茶を啜りながら、渋谷尭深はそう言った。 ショートボブヘアーで眼鏡をかけた小柄な少女。 チーム虎姫の中では、胸が一番大きいことも密かな自慢。 料理も得意で、以前京太郎が話していた「家庭的な女性がタイプ」という条件に、一番合致している自信がある。 「ほら、そういうところ。ガサツだもん」 「あのなぁ……変に先輩ぶったりメーワクかけたりするよりはずっとマシでしょ、その方が」 「須賀くんのタイプではないけど」 「変に媚びを売るよりはいいさ。その方が須賀も話しやすいだろ……それに」 「須賀がお前を迷惑に思ってるって、気が付いてるか?」 「……え?」 「やっぱりか。媚びばっか売って相手をみないからそーなるんじゃないかな」 「どういう、こと」 「気が付かないか? お茶を淹れてもらう度に固まってるよ、あいつ。何か盛られてるんじゃないかって不安らしい」 「……何それ、結局ただの妄想じゃない」 「はは、お前よりはマシかな」 「須賀くんのタイプからかけ離れてるからって」 「その割には、あいつと一緒に遊んだこともないじゃないか」 「……それは」 「結局、自分の中で満足してるだけで相手のことは何も考えてないんだな。そんなヤツが須賀のタイプ? その眼鏡、新調した方が良いよ」 「……許さない」 「私はずっと前からそう思ってたよ」 遠くで、何かが落ちた音がした。 須賀京太郎には悩みがあった。 自分が所属する麻雀部でのことだ。 数年前に共学化した白糸台高校だが、当然のことながら麻雀部は女子の方が圧倒的に強い。 そんな中で自分がチーム虎姫のエースたちと関わりを持てているのは、以前から照と知り合いだったことが大きい。 勿論その立場に甘えるつもりはない。 マネージャーとして雑用係を積極的に引き受け、空いた時間で実力を上げるための努力もしている。 先輩たちも積極的に協力してくれる。 だが、やはり。 そんな彼を、妬む者もいる。 照は弱味を握られているのだ、とか。 顧問に媚を売っている、だとか。 根も葉もない噂を流すヤツがいた。 菫は男女部員全員の前でそのことを否定したし、照も噂の出処を潰した。 尭深は悩む京太郎にお茶を淹れてくれたし、誠子は相談に乗ってくれた。 先輩たちの心遣いを嬉しく思うと同時に――そんな尊敬する先輩たちの顔に泥を塗った自分が情けない。 「俺のせいで、先輩たちの練習量が減っている」 王者白糸台。 その威光に、自分は傷を付けたのではないか。 そんな悩みを、抱えていた。 「辞めよう、かな……」 せめて、今年のインターハイで彼女たちが優勝するのをこの目で見てから。 来年に入部してくる新入生にもこの噂は引き継がれるだろう。 その時には菫も照も、もういない。 二人の先輩に、負担が集まる。 そうなる前に、自分から―― 「きょーたろー!!」 「おわっ!?」 沈みかけた思考を吹き飛ばすような。 相手に対する配慮など全く無い衝撃を背中に感じて、京太郎は躓いた。 首に回される腕。 ガッチリと腰回りをホールドする足。 背中にへばり付いた彼女は簡単には剥がれないだろう。 ゲームにこんな感じの雑魚敵がいたなぁ――と、実に失礼な思考を浮かべ京太郎は溜息を吐いた。 「むー! 反応薄いぞー!」 「慣れたんだよ、もう」 「私とのことは遊びだったのか!」 「変なこと言うな!?」 大星淡。 チーム虎姫大将。 自分と同じ、白糸台の1年生だ。 「ま、いいや。ねーねーカラオケいこーよこの後!」 「お前、今日はミーティングあるだろうが」 「えー? だってつまんないんだもん」 「オイオイ……」 天才。 同じ1年生でありながら、白糸台の層の厚さを超えて大将の座を勝ち取った彼女には、まさにその言葉が似合う。 「それにさー、きょーたろーめっちゃ暗い顔してんだもん。同じ金髪として情けないぞ!」 「なんだそりゃ」 「だからさー、思いっきり歌お! ぱぱぱーっと!」 「まったく……」 まぁ、コイツはコイツなりに、俺のことを励ましてくれているんだろう。 「よし!」 「お!」 「部活行くか!」 「ええ!?」 悩んでいた自分が、実にバカらしくなった。 「いいだろ別に。練習見てくれよ、同じ金髪として」 「えー? 高校100年生の壁は厚いよ?」 「なんだそりゃ」 「高校100年生くらいの実力ってこと!」 ――やっぱりコイツ、バカかもしれない。 「ま、いーや。どうしてもって言うなら――」 「どうしても、だ」 「へ?」 「どうしても、頼むぜ。淡」 「……そっか。じゃーしょーがないなー! きょーたろー弱っちいからなー!」 「うっせ」 「えへへ」 近くで何かが、落ちた音がした。 「ん?」 振り向いても、何も無い。 気のせいか。 「どったの?」 「いや、何でもない。部活行こうぜ」 「……ん」 バッカみたい。 淡の呟きは、誰にも聞かれることなく。 風に飲まれて、消えていった。 【プロローグ 了】
https://w.atwiki.jp/shienki/pages/778.html
※白糸台ネタ その4 ※※レギュラーの人達不在 九月愛さんが入室しました 九月愛:悪いな、遅れた ネオ緑茶:いえ、お疲れ様です先輩 九月愛:んー、、、 九月愛:、、照は? ネオ緑茶:先ほど退室されました。なんでも今日の所はもうお休みになられるとの事です 九月愛:……遅れてきた私が言えた事ではないが、早くないか?まだ8時前だぞ? ネオ緑茶:………明日は、清澄の試合ですし 九月愛:………あー ネオ緑茶:………えぇ 九月愛:……… ネオ緑茶:……… 九月愛:………何か、言伝とかあったりは? ネオ緑茶:………特に、預かってません 九月愛:……… ネオ緑茶:……… 九月愛:………ちなみに、誠子と淡は? ネオ緑茶:………メタな話題になりますが、よろしければ 九月愛:………えぇっと、 ネオ緑茶:………取り合えず原作での台詞待t 九月愛:うん、わかった、もういい ~で~ 九月愛:さて、照がいないとなるとどうしたものか ネオ緑茶:………日課の宮永先輩弄りも出来ませんしね 九月愛:あぁ、、、一気に手持ち無沙汰になってしまったな ネオ緑茶:そうですね……… 九月愛:……… ネオ緑茶:……… 九月愛:………いつもの部屋でも行ってみるか? ネオ緑茶:……それが、あっちも今は割と過疎ってるみたいでして 九月愛:………あー、そっか。あっちも全国出場の奴がいt ネオ緑茶:ちなみにレギュラーの内、三人が東京INしています 九月愛:………私の記憶では、あの中で全国はのどっちだけだった気がするんだが ネオ緑茶:応援要員です 九月愛:………一応聞いておくけど、居残りは? ネオ緑茶:つ namber 九月愛:………… ネオ緑茶:………… 九月愛:………えぇっと ネオ緑茶:………さっき覗いたら切なそうn 九月愛:うん、わかった、もういい ~で~ ネオ緑茶:永水部屋はいつも通りやってるみたいですが 九月愛:却下 ネオ緑茶: ネオ緑茶:申し訳ございませんでした。確かに大会中だというのn 九月愛:………あー、いや、そういう事ではなくてな ネオ緑茶:………? 九月愛:………… ネオ緑茶:………? 九月愛:………アイツ等のアバターってさ、、、全員アレがあるだろう ネオ緑茶:? 九月愛:………ほら、その、な ネオ緑茶:? 九月愛:………… ネオ緑茶:?あの先輩、アレって一体何を指しt 九月愛:…………仮面 ネオ緑茶:? 九月愛:……おどろおどろしい、あの気味の悪い仮面 ネオ緑茶: ネオ緑茶:あぁ、ボゼ様の事でしたか 九月愛: 九月愛:…………尭深は、ああいうの平気なのか ネオ緑茶:……えぇっと、、その、、まぁ眺める分には 九月愛:……… ネオ緑茶:……… 九月愛:……… ネオ緑茶:あの先輩、ひょっとして怖かったr 九月愛さんが退室しました ~で~ 九月愛:……臨海部屋も通常営業か、アイツ等も暇だな ネオ緑茶:それでは、今日の所はここd 九月愛:………だけど、ここもやめておくか ネオ緑茶:………ちなみに、理由としましては? 九月愛:変態がいるからな ネオ緑茶:そうですよね 九月愛:しかも救いようもないレベルのだしな ネオ緑茶:全くですね 九月愛:……… ネオ緑茶:……… 九月愛:………あと、それの相方も苦手だしな ネオ緑茶:……そうでしたか ~で~ 九月愛:………気が付けば、何もせぬままこんな時間か ネオ緑茶:………あっという間に時間って過ぎるものですよね 九月愛:………今からだと、どこいっても中途半端になりそうだな ネオ緑茶:……そうですね 九月愛:……… ネオ緑茶:……… 九月愛:………仕方ない、今日の所はもう寝るとするk ネオ緑茶:あの 九月愛:ん? ネオ緑茶:その、、ですね ネオ緑茶:私たちのブロックで勝ち上がってくる所はどこだと思いますか? 九月愛:………Aブロックの12校か、正直どこが相手でもいいんだが ネオ緑茶:……えぇっと、ですね。強いて挙げるとすればどこでしょう 九月愛:………データを見る限りは、どこが勝ってもおかしくはないな 九月愛:どこも全国区らしく、そこそこ高水準で強豪校だ ネオ緑茶:そう、、ですよね 九月愛:……… ネオ緑茶:……… 九月愛:……… ネオ緑茶:……では、他のブロックを勝ち進んでくるのh 九月愛:尭深 ネオ緑茶: 九月愛:どこが来ようが、誰が相手だろうが、私たちは負けない 九月愛:そうだろう? ネオ緑茶:………はい 九月愛:だったら、もう何も気にする事はないだろうに ネオ緑茶:………はい ネオ緑茶:申し訳ございまs 九月愛:それとも、構ってほしかったのか? ネオ緑茶: 九月愛:なんてな。さて、明日は私たちも照と一緒に清澄の試合を見るとしよう 九月愛:そういうわけだから、朝早めに出るから今日はここで落ちr ~で~ 九月愛さんが退室しました ネオ緑茶: ネオ緑茶: ネオ緑茶: ネオ緑茶: ネオ緑茶:構って、ほしかったです そんなこんなな話 何やら全国入りしても白糸台の台詞がまだまだな気がしないでもないような …………… いえ、まぁ、一番対戦が近い永水もまだまだな気がしn てかそういえば姫様も今思い出せば一度m ちなみに、この後に自分で打った文を見て赤くなってる尭深さんがいたとかいなかったとか 万が一にも菫さんが戻ってこられたら言い訳不可能レベルとか何とか ……………… エラい勢いで部屋を畳んだとかそうでないとか で、お茶を飲んで落ち着こうとして思い出し紅潮。真っ赤 そしてヘタレた自分にちょっぴり自己嫌悪。せめて居る時に、とか何とか ふぅお茶でも飲んでおちtって熱ぁぁってああああPCにお茶gって熱あぁあああああああああああああああもおおおおおおおおおおおおおおお -- 名無しさん (2010-07-10 06 15 07) っつかこの二人にも台詞なかった気が… -- 名無しさん (2010-07-10 11 44 59) 菫は一言だけ台詞あったろ oii -- 名無しさん (2010-07-10 14 07 26) 尭深ちゃん可愛いよ尭深ちゃん。そして原作での台詞いつだろう尭深ちゃん -- 名無しさん (2010-07-10 14 13 54) てる☆てる: (※妹を全力で応援したいけど周りの目が気になるジレンマ) -- 名無しさん (2010-07-13 12 39 23) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/miyanagake/pages/215.html
1/8 548 白糸台同窓会 期待のちょーしんせーあわいちゃんだ! 今日はテルーのところに遊びに来たよ! 別にテルー以外に友達がいないわけじゃないし! ないし! 「お待たせ、テルー!」 「そんなに待ってないから大丈夫」 「あっ、テルーおかし食べてる! サキとキョータローから見張るように言われてるんだからだめー」 -─===‐-ミ ´. . . . . . . . . . . . 、/. . . . . . . . . . . . . . . \. . . . . . . . . . . . ト、 . . . . `、. . . . . . . . .|. . . . | \. . . . ',. . . . . . . |. . . . | \|. . .. . |. . | |. ‐/、|. . l . | -‐. |、. . .. . |. . | |. / |. . 八ノ ハ . | . .. 八. |┬─┬}/ ┬‐┬‐ . . |`ヽ}. /⌒ヽ} | | 三 | | .'. . |. { '└─┘  ̄ └‐┘ l. . |人_ u j. . | 「うぐぐっ」i. . . .> )‐┤ イ.l 'i. . . i . _;〕ト _/| h ≦. . .| 八/ト、. . |/⌒ 、_| | | | ト、`〉、|/| \{ .,_ \| |/ ハ / ヽ > | ノ / ∧ 「だいたい、そんなに食べてると太るよ?」 「わ、私はそんなに太らないタイプ」 「あー! そういうこと言う! そういう人でも30近くなると太るってみんな言ってるよ!」 「あう」 「少しずつ食べよーよ」 「ぐぬぬ」 「ぐぬぬじゃないもーん」 「まさか京ちゃんの魔の手がここまで伸びているとは」 「家族に心配されているんだよ! テルーは幸せだよ!」 「……うん、それは思う」 全く、テルーは子供だよねー! その点、あわいちゃんはもう立派な大人なのだ! コミュ障だって最近改善してきたし!――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2/8 ---、...--<¨\-...、 / -- --\ \ \ // \ \ \ /´ \ .. / | | \ _| . l\__ | | 、l _ _ Ⅵ | . l_/ _l イ|\ | \ 〉| | . 八 ´ l八|  ̄ =苧芹| | |`¨Τ=苧芹 V_ノ | | | | . V_ノ l /| | | ∧ ' イ | |. 八/i .、 rっ /| | | 「相変わらずだな、二人とも」 | 个 .... /| | | | | | Τ ∨| | | | l | /У り l―┴ 、 | | 斗{/-、 , -/| | /-、 ┌‐  ̄ |´ ̄ ̄/ | |--// ∧ \ | / . /// | { `ト \ l / . -=/ /´ / { ノ |二ニ=- { -=ニ二/ { / \ / /\二二ニ、∠二ニ= i | | } / / >‐〈ニニ/ニニ\ | ∧ | \__/ /. ∨ { /二ニ/¨¨゙\ニニニl/、∨| l「 ̄ ̄ ̄ `く ∨--/二ニ/ } `¨¨¨¨¨ /{ニニニニニニニ | } 厶=イ 〉 / |_ ┬―‐┬v' /__} { / `¨| |¨′ ¨ ̄ ̄ ̄¨ 、 / _/ ̄} ̄`ー-、 / ./ /{____ }⌒ _ \ / ./ /└.//-‐ /l \ \ | |. /'‐-// |. / .i-‐''\ \ / .| {.〃⌒ヽ |/〃⌒ヽ | | 》 // ./| |.{i. (^ノ i} {i (^ノ i}リノ / -‐=ニニ二二二二二二 / ./ | ヾ 二ノ ヾゝ.イ| /. / / ./ ∧ ∧ 丶 フ | |r,人 (( // ./ / \. \┌--‐ /「/^i \. ヽ /. / ./ / ‐-┐ヽ. / { ヽ\ 二二二ニニ==‐ 「わーわーわーわーわー!!?!?」 /.. / / 〈 -==} i} } .}\\ ヽ / // / ∧ } // ̄\/ / / \\ ノ / /. / / /∧{ {.{\. \/ / \\ / / ./| / //└-= \\ / \\ ( (. | / / ∧ 〉 \/ ) ) ヽ } / ̄{{__ .// } / // \ / . \.. ´ 《∨ / / .| . -===={ }=r‐-==‐-┐ ノ {/\ / / / ̄ ‐- -‐=='´ ∨/ ‐-‐ / / } < i/ ∨/// / / | \ i ∨//// { /‐-===┐ | \ ∨// ヽ../ } | /\ |-‐  ̄ ̄ | /| \__ -===┘  ̄ ̄| / \ |. / ,. ` | | / ,. ` |. |. rr/ ` |. |. / {冂./ | | / / } |. {{. { {二二二ヽ_. \__〕 {_____〕――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 3/8 な、な、な、なんで菫先輩がここにいるの!? 今日はテルーと二人で女子会だって聞いてたのに! 「照、急に混ぜてもらってすまないな」 「別に大したことじゃない」 そ、そういうことは私にも教えてよテルー! 「淡に教えると来ないでしょ」 「そんなことないもん!」 「やれやれ、相変わらずみたいだな」 「淡、キャンディーで遊ぶのは感心しない」 「私はあわいちゃんじゃないもん!」 「お菓子で遊ぶのはだめ」 「う、ううう、テルーひどい!」 うう、だって菫先輩に顔向けできないよ。 あの時どれだけメーワクかけたかなんて、大人になった今だからわかる。 すっごく恥ずかしいことばっかり言って、すっごく高圧的で、むちゃくちゃばっかりしてた。 なんて顔をしたらいいのかわからないよ。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 4/8 「どうせロクでもないことを考えているんだろう」 「むっ!?」 「照に聞いた。 随分と落ち込んでいたそうじゃないか」 「むきゃーっ!」 テルー、なんで話しちゃうのー! 「懐かしいな。もう10年だ」 「……うー」 「思えばあの時、白糸台を優勝に導いてくれたのは淡のおかげだ」 そんなことはない。 シズノ、ネリー、サキ。 はっきり言ってあの時の私より格上の三人とぶつかった私は、プライドを捨てて防御に徹することしかできなかった。 あの時、サキの空気が一瞬緩まなければ、テルーが作ってくれたリードを手放して優勝を逃していたと思う。 「結果的に優勝できたのは淡のおかげだ」 「何もしてないもん」 「十分だろう。 あの三人と戦って無事でいられるものなんて、当時の高校生では照くらいしかいなかった」 「うん、私くらいしかいなかったんじゃないかな」ドヤァ 「照、ちょっと黙ってろ」 「(´・ω・`)淡はすごいって言いたかったのに」 「でも、その後二年間は臨海に負けっぱなしで、王者白糸台なんて言えなくなって」 「たかが一高校生に重いものを背負わせすぎだ。 そんなもの掃いて捨ててしまえ」 「あ、あれ、菫先輩。 怒ってないの?」 「何を怒ることがあるんだ」 やれやれ、なんて仕草を取る。 ちょっとおばさんくさいよ! ……あれっ、殺気?――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 5/8 「あの時の私たちはたかが高校生だろう」 「そうだけど」 「麻雀という青春にかけて戦って、それ以上強いものに敗れた。 実際に戦ってないものには言わせておけばいい」 「でもー」 「でもじゃない。 というか、引きずりすぎだ。10年経ったんだ」 「淡があの時子供だったことも。 私たちに迷惑をかけたことも、好き勝手にやったことも時効だ」 「そろそろ、自分を許してあげてもいいんじゃないか」 心の中の鎖が外れた気がした。 「いい思い出、とは言えないかもしれない。 それでも、当時の自分を見直して認めてあげることは悪いことじゃない」 「うん。 菫先輩、大人だね」 「何が大人なもんか。 当時は知らなかっただろうが、私も相当叩かれていたんだぞ。 吐いたのだって二回や三回じゃない」 「嘘っ!?」 「だけど、その時の経験があるから今の私があるんだ。 今の私は嫌いじゃない」 「……菫先輩、説教くさい」 「う、うるさいな。 今日は照に頼まれてきたんだ。 私を呼んだっていうことはそういうことだろう。今日くらいは許せ」 「菫はシャープシューター(笑)だから仕方ないよ」 「呼んでおいてそれとは、喧嘩を売っているのか……!」 一見茶化しているように見えるけど、テルの一言で空気が緩んだ。 ……いい先輩たちじゃん。なんであの時は素直になれなかったのかなー。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 6/8 「ほら、解決だ解決! それよりもっと実りのある話をしようじゃないか!」 「実りがあるって何?」 「菫の性生活ならいらない」 「なんでそうなる……。 ほら、女子会なんだから恋バナだ。 照はこの前聞いたから、淡が話せ」 えーっ。そんなこと言われても。 あわいちゃん異性どころか同性の友達すらいないんだけど……。 「友達いない私に聞くなんて酷いよっ!」 「そ、そうだったのか」 「菫は空気が読めないから」 「なぜ照は辛辣なんだ……?」 「親愛の証」 得意のVサインで笑顔になるテルー。 やっぱり年齢差のない親しい関係だと楽しそうだね。 「異性の知り合いなんてキョータローしかいないよ」 「そういえば京ちゃんと知り合いだったね」 「うん。仲良いよ!」 「待て、キョータローとは照の妹の旦那さんの事か?」 「そうだよ?」 菫先輩がいきなり反応する。 どしたの?――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 7/8 ! . . |..... | | | ! |__!........| . ゙、 、 ヾ、 | .. i | | | | 「! i ! `ヽ!| . .i i. ト、! !.... i | | i |,rゥ-ニミ┘i__ ノ| |..i | i . . i i | | i |! ー-'..ヾ `iヽ!ノ;ノ ;i | ! i| | | | i ! iァ ....!ヾノ i. i | i | | i i ヾ | | i i i | | i i / . .|. ! ! ! i | | ゙、i _,...._ l . |. i // / /`ー^-、 」i_ ゙、 `" / .i.| i //; ' ´ ̄ ̄`ヽ  ̄ / | ! / //' \ r-、__ ノ -、_; |i| 「(嫁の姉の後輩とも浮気するシチュエーション!)」 / / ...\ | | | `ヾ! / / ...ヽ | |../ / .. \ .i | !/ / . \ ! / / /ノ . \ |i \ / ヽ \ / ./ . / ′ /| ∧ .. / 7 | ./ ! | ∨ | | ′ ! | / ̄`∨ |´ ̄Ⅵ | | | | r≠ミ、∨ | r≠ミx | | | | 从 r' }!八 〃r' }!》 | | | | ハ弋)ソ \{ 弋)ソ | | | { | i ,,, , ,,,, / 八 ! 「?」. | } /7 / | 八 人 v フ / /} 八 \{\( >... 仏イ/ / \. / ≧ー < |/ / \ / 厂 ̄ | / / . \ // / /| / ∧ .. .. //' / ∧ // / \ . |. // / / /\ / / / \ . | l( / / / / / / \ .. |――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 8/8 ./ / ゚, ‘, ヽ ′ / ‘, ‘, . .′ / / / | ゜ l | ′ / |! | | ! ! | | | | ‐- ||_ _ | /! / /! | | | | || ¨ ‐- _/ ! / / | | _ _ _|_γ⌒ヽ___ ¨ ‐- ′| ′ | |  ̄| ̄弋 丿 ̄ ̄ ̄ ′ ;′ | |! l i「 ;′ /} / ̄ ̄ ̄\ 「淡、よくやった!」 | ! | || , ;′ // ,′ | | . |! ;′ /´ ! ア | .ー‐ヘ / _ イ | | ...、 ⊂ ⊃ ノ¨ | | リ | ` .... _.... ≦ | < | 斗<Ⅵ  ̄〔-、 | だ | 斗< ',‐-、 i 丶 | |≦ ',____| ` 、 | | な‐-、 丶 ', .! ,ヽ ! ', 丶 \ ', i / /ヽ \___/ _, -──- .,_ '´ `丶、 / \ , / \. / . / ヽ ′ / / `、. .' / /, // /| | ` i . / 」_ ′/ | | i| . i. i | j/, /イ`メ、 | 小 || ト.! j .| ∨/ / |/ ヽ | ァT丁l | | ノ i| V j 抖竿ミ ノ ノ ,ノイjノ | i___ ____彡' , i| i| j 八| x x /ィ竿ミ 刈 | } ̄¨ え≠ / 八 i|/l | | x x / ノ | ′ / -‐ ' ハ 八 ト、 ヘ.__ ` 厶 イ ノ 「なんだか褒められたー!」/ __,.斗‐=≠衣 ヽ八\ 丶.__ソ . イ(⌒ソ イく jア¨¨^\ \ \ >-=≦廴_ ア /ノヘ\ 斗ァ'′ \ \ ヾ. \___ ⌒ヾく<,_ `ヽ )ノ/圦 | 、\ ヽ 、∨tl `ヽ . ∨ V\ i { `| Vi \ ハ i } | } i } ∨,} }≧=- | 辻_V\`i} i } | /} iハ} 辻ノ ノ ¨〕V//リ iノ ////V〔 ¨〕 カン!
https://w.atwiki.jp/kyoshura/pages/19.html
プロローグ 出会い編 日常編 全国編
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/1204.html
白糸台、部室 ガチャ 照「おはよう」 淡「おはよー」 誠子「おはようございます」 尭深「おはようございます」 照「菫はまだ?」 誠子「さっき出て行きましたよ」 淡「今日なんか手紙が学校に届くんだってー」 尭深「でもそろそろ」 ガチャ 菫「戻ったぞ。なんだ照も来たか」 尭深「今来ましたね」 淡「菫先輩、その小包は?」 菫「さあな。なんか麻雀部宛てできたらしい」 照「おかし?」 菫「にしては箱の割に軽い。開けてみるか」 淡「なーにっかな、なーにっかな」 菫「これは……」 喋るKちゃんぬいぐるみ、サンプルプレゼントキャンペーン!! 誠子「……はい?」 尭深「先輩、続きを」 日頃のから当サイトを利用していただきありがとうございます つきましては、新商品喋るKちゃんぬいぐるみのサンプルをお送りさせていただきます この喋るKちゃんぬいぐるみは、抱きしめるとランダムで喋ります ぜひ、感想をアンケートに記入の上で郵送してください 菫「……以上だ。この際麻雀部のパソコンで頼んだのが誰とか聞かない」 照「ホッ」 菫「では受け取った私からいく」 淡「ずるい!」 菫「ふ、Kちゃんは私の手の中だ。なんとでも言え」 誠子「先輩、悪役みたいになってますよ」 菫「うるさい……よし」ギュッ Kちゃん「多分、初恋だった…」 菫「う、わ」 誠子「これはまた」 尭深「……結構いい」 淡「次私私!」 照「私」 菫「あー、亦野、パス」 誠子「え?わ、ちょっ」ギュッ Kちゃん「闇の炎に抱かれて消えろ!」 誠子「……何今の」 尭深「サンプルだから、色々入ってるみたいだね」 照「難しいね」 淡「よし!私行く!」 誠子「はい」 淡「こーい!」ギュッ Kちゃん「お客様の中に貧乳がお好きな方はいませんかー!!」 淡「…………」 照「…………」 淡「……そんなにちっちゃくないもん」 菫「……これ怖いな」 尭深「淡ちゃん。次、私ね」 淡「……はい」 尭深「ん」ギュッ Kちゃん「俺が皆を守るから、誰か俺を守ってくれ」 誠子「当たりだね」 菫「みたいだな」 淡「……理不尽だ」 尭深「……守るよ」 照「尭深、次私」 尭深「はい」 照「ん……」ギュッ Kちゃん「かさばる。傘だけにな」 照「…………」 誠子「これは酷い」 菫「照?もう一回やってみないか?」 照「ん……」ギュッ Kちゃん「手伝おうか?」 淡「結構声高いね」 尭深「どんどん行きましょう」 照「ん……」ギュッ Kちゃん「もっと強く抱いてー!」 照「……」涙目 淡「テルー……」 照「……最後」ギュッ Kちゃん「どうですか?お姫様」 照「!!」 菫「おお、やっと当たりが出たな」 誠子「良かったですね!」 尭深「声も普通でしたし」 淡「良かったねテルー!……どしたの?」 照「……なんでもない」 照(……京ちゃんの電話番号、探そう) サンプルは、一部の声が非常に不評だったが基本的に好評だったとか
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/26383.html
登録日:2012/11/15(木) 00 36 08 更新日:2024/03/07 Thu 14 12 58 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 しらたき糸こんにゃく 亦野誠子 咲-Saki- 大星淡 宮永照 弘世菫 最強 東京都 渋谷尭深 王者 白糸台 西東京 阿知賀編 高校 麻雀 白糸台(しらいとだい)高校は咲-Saki-シリーズに登場する架空の高校で、今年の西東京地区代表校。 咲シリーズの清澄高校を除く他校と同様、学校の所在する地方に実在する地名+(女子)高校で かつ実在しない高校名の模様。 西東京の代表校に選ばれるのは今年で3年連続であり、インターハイ2連覇中、全国ランキング1位、IH第1シード…等々、正に絶対王者というべき輝かしい成績を持つ。 今年は史上初の3連覇がかかっているが、去年度のIH個人戦・今年度春季大会優勝者である宮永照を擁するため戦力は盤石。 制服は、白一色のセーラー服タイプの夏服と、ブレザーに何故か夏服よりも短く見えるスカートを組み合わせた冬服の二種類が確認されている。 もっとも冬服に関しては現在の所、照の物しか公式で絵になっていないため、冬服のスカート丈は彼女の個人的な趣味という可能性もある。 前者の夏服は照と菫の凛々しさも相まって、IH団体戦準決勝前の記者会見後の二軍メンバーによる出迎えのシーン等はまるで海軍(というかヤクザ)のようなカッコ良い(?)印象を読者に与えた。 (国)公立校か私立校か、女子校か共学か等、咲世界の他の高校と同じく一般的な高校生活については不明な点が多い。 部内では各コンセプトごとにチームが分かれており、対抗戦で1位になったチームが代表に選出される仕組みになっている。照と組んだ者勝ちルールとか言わない つまり、代表メンバーは必ずしも白糸台の成績上位5名で構成されている訳ではない。 なお現在こそ最強として名を馳せる白糸台だが、実は宮永照の入学以前は全国どころか都大会敗退レベルの学校でしかなかった。 照は本人が別格レベルの強さでありながら仲間の実力を引き上げる特殊能力まで持っていたため、彼女の薫陶を受けた部員が飛躍的に成長したことで今の白糸台が生まれたのである。 そのため強豪校としては歴史が浅く、ここ数年の快進撃も「照に連れてきてもらった」感は否めない。 白糸台団体戦メンバー[通称チーム虎姫] 白糸台は二軍メンバーですら他校なら地区代表になれるほどの粒ぞろいだが、一軍メンバーであるチーム虎姫は別格の強さを誇っているらしく、今年度はIH史上最強チームとの呼び声も高い。 チームコンセプトは攻撃特化型。 本編では(照以外の4人は)攻め偏重ゆえの脇の甘さの方が目立ったが、並の高校相手なら大将に回るまでに火力で押し切ることも可能と思われる。 全体としての戦術は照が他校のエースを潰しながら大量得点し、その大幅リードを元に多少の失点は覚悟で菫が狙い撃ちを用いて他校の得点を調整、尭深が駄目押しの役満を和了り、誠子が鳴いてサッサと大将の淡に繋ぐ、と言ったところだろうか。 ちなみに彼女達、アニメ一期のオリ部分では殺伐とした雰囲気で描写されていたのだが、阿知賀編で非常に和気藹々と会話をしておりチーム仲は良好。 宮永照(みやなが てる) CV 中原麻衣 白糸台のダイナモ。3年生。団体戦では先鋒。てるてる。咲世界最強の女子高生雀士であり、本編主人公 宮永咲の実姉。 咲の容姿を凛々しくし、肩にかかるくらい髪を伸ばしたような外見。咲同様、髪の側等部に個性的な跳ね毛がある。髪の色は赤紫に近い。 心理描写が少なく、表情を変える事は ほとんどない。が、営業スマイルとも取れるような笑顔を見せる事もある(本人的には嘘は言っていないとのこと)。 普段の様子から無愛想のような印象を受けるが対局中の仲間や試合後に倒れた対戦相手の園城寺怜を気遣う等、本質的にはとても優しい。 ダイナモは一期アニメのDVDに付属しているブックレットに載っている最終話EDの絵コンテにおける彼女のダイナミックなツモシーン(一般にコークスクリューツモとか呼ばれているアレ)の呼び名であり、「ダイナモ発動」「腕に気流巻きついてる」となっている。 なので正確には彼女個人の事を言っているわけではない。制作側的にはあのツモは発電機のようなイメージなのだろうか? 詳細は個別項目を参照。 弘世菫(ひろせ すみれ) CV 斎賀みつき 白糸台のシャープシューター。3年生。団体戦では次鋒。菫さん。長身で藍色の長髪と、なかなかのものをおもちの落ち着いた雰囲気の美女。 クールビューティーで冷静沈着。と、同時に個性派揃いの白糸台の面子をまとめ上げる統率力を合わせ持ち部長を務める。 白糸台の中ではツッコミ担当と言った感じ(照の営業スマイル、淡の100年生発言等に対して)で苦労人気質のようにも見えたり見えなかったり。後述の誠子のオリ癖等、解説役も担当している。 対局相手の捨て牌等から余剰牌を見定め、それを狙い打つ事を得意とし、この時 作中では洋弓で放銃相手を射抜くような演出がなされる。ロン(物理)は読者にかなりのインパクトを残した。 レジェンドのチート観察眼により、他チームはもちろんメンバーや本人すら自覚していないクセを見抜かれ準決勝では苦戦。 しかし「何かクセを見つけられた」と理解し、決勝までにクセを見つけ「クセがある」と知っている阿知賀の裏をかこうと考える。 白糸台の・シャープ・シューター・菫、と、二つ名の頭文字の全てにSがつくため、「白糸台のSSS」「SSS菫」「S3菫」「S4さん」…等、ファンからは様々な呼ばれ方をしている。 渋谷尭深(しぶや たかみ) 白糸台のファーマー。2年生。団体戦では中堅。たかみー。白糸台のレギュラーになったのは今年度から。お茶が好きなようで、対局中にも湯呑を持っている。作中では そのことに誰もツッコまない… まぁヌイグルミ持ちこんだり、靴下脱いだり、学校の代表として出場しているのに制服じゃなくて巫女服で来ている連中がいたり…etcな咲世界では大した問題でも無いのだろう。 松実玄曰く、ちょっとおもちの子で、ショートヘアに眼鏡をかけており、何故か常に頬を赤らめている これまた可愛い子。 口数が少なく、照と同様内面の心理描写も無いので、現在の所、性格は見えにくい。恥ずかしがり屋なのか? なお白糸台の面々の中では最も早く(本編でタコス達が2回戦のテレビ中継を視ていた時)対局の様子が描写されたが、この時は前述の通りお茶を持参していたくらいで容姿以外には具体的なことは不明なままだった。 麻雀の打ち方としてはオーラス前までの全ての局で、自身が第一打に捨てた牌が、オーラスに配牌になって戻ってくる能力(収穫の時-ハーベストタイム-)を持つ。 ルールと状況次第ではとんでもない火力になり、準決勝でもセーラが警戒していた。決勝でフラグ回収なるか。 準決勝中堅戦では大三元をツモ和了り、これを合わせ、IHで既に二度も役満を和了っている。今大会では これまでの所5回の役満が出ており、そのうち2回を一人の選手が和了っているのは驚異的と言える。 また残りの3つのうち、1回戦における「そんなん考慮しとらんよ…」こと愛宕姉の清老頭と、2回戦(準々決勝)での薄墨初美の小四喜の2つは作中で既に確認されている。 亦野誠子(またの せいこ) 白糸台のフィッシャー。2年生。団体戦では副将。亦野さん。銀髪でボーイッシュな外見をしており、スカートの下にスパッツを穿く等、虎姫の中で唯一制服をアレンジして着こなしている。 後述の淡とは違い、先輩相手だと敬語を使い(逆に後輩の淡のことは名字ではなく名前で呼ぶ)、二つ名やボーイッシュな見た目と違い性格は割と普通。男口調とか言うわけでもない。心理描写も多いのだが、正直特筆するような所は見当たらない。 強いて言えば現在の所、予想外の事態に動じやすそうなキャラかといった所。本人の言葉によると彼女は白糸台のナンバー5らしく、虎姫の中では最弱だと思われる。 しかし、「白糸台のナンバー5は そこらの県代表エースを しのぐ。それは私が身をもって体現してきたはず」という自覚はある。 打ち筋では河から自在に牌を釣り上げるかの如く鳴くことからフィッシャーの二つ名がついたらしく、3副露すると必ず5巡以内にツモ和了る。3副露となっているが、現在ポン以外の鳴きは確認出来ない。 準決勝副将戦では対局相手に、2回戦とは打って変わったような強さの灼、対局相手の事を研究し尽くす船Q、去年まで強豪・姫松のエースだった格上の白水哩、と誠子の戦いにくい相手が集中してしまい、ほとんど良い所無しと言っても過言では無い状況に… 以上のように今の所、白糸台で扱いが一番悪いキャラであると言わざるを得ない(能力をただのポン呼ばわり、オリの癖を船Qに狙われまくり、リザベーションされまくり…etc)。 詳細は個別項目を参照 大星淡(おおほし あわい) 白糸台の高校100年生。団体戦では大将。あわあわ。 かつてはラスボスの風格を醸し出していたが、実際は人懐っこいアホの子。特に照に懐き、テルーと親しげに呼んでいる。しかし、キメる時はキメ、不敵な発言をすることも… 「倍満くらい くれてやる」 詳細は個別項目を参照。 IH準決勝第1試合 白糸台 前半 後半 合計 個人収支 学校順位 宮永照 157700(+57700) 196200(+38500) 196200(+96200) 1位 1位 弘世菫 190700 187400 187400(-8800) 3位 1位 渋谷尭深 164500(-22900) 177100(+12600) 177100(-10300) 3位 1位 亦野誠子 131800 117700 117700(-59400) 4位 1位 大星淡 101300(-16400) 99500(-1800) 99500(-18200) 4位 1位→2位 IH決勝戦 宮永照 154500(+54500) 164300(+9800) 164300(+64300) 1位 1位 弘世菫 142000(-22300) 151100(+9100) 151100(-13200) 4位 1位 渋谷尭深 101400(-49700) 93500(-7900) 93500(-57600) 4位 1位→2位 亦野誠子 84800(-8700) 94000(+9200) 94000(+500) 3位 2位 大星淡 追記・修正、お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 準決勝は彼女たちには理想的な展開になったね。全員が弱点を自覚できて、しかも勝ち進めるなんてそうそうないぞ -- 名無しさん (2013-12-15 20 20 52) ↑まったくだよなあ。 -- 名無しさん (2013-12-15 20 26 51) そういや阿知賀完結したから単行本派にもネタバレじゃなくなったな -- 名無しさん (2013-12-15 21 00 50) なんで団体戦は風越みたいに単純に上位5名じゃないんだろ?防御特化チームの1位とかやるせない気になりそう -- 名無しさん (2013-12-15 21 30 12) ↑なぜ全体のベスト5でないのか…本編で明かされるのを待ちましょうや。 -- 名無しさん (2013-12-16 21 43 24) 白糸台は寮暮らしだそうだが、そうなると宮永母と照も離れて暮らしてるんだよな。宮永家のことを想像するとちょっと寂しくなる。 -- 名無しさん (2013-12-22 20 12 33) 照「正直過剰火力だけど関係ない、私はこのチームが好きだし私一人いれば絶対勝てる。」 -- 名無しさん (2014-03-08 23 05 19) 麻雀というゲームは自分があがることは難しくても、特定の相手を上がらせないことは割と出来るんで次鋒から苦戦すること自体は、そんなに変じゃないと思う。能力者麻雀っぽくないけど、 -- 名無しさん (2014-03-22 18 52 34) 先鋒が10万点近く稼ぎまくってやべええええ→順調に失点→かろうじて2位で決勝進出の流れはなんかこう、おおもう・・・って感じ -- 名無しさん (2014-04-16 00 30 48) 淡の地区大会のデータがある程度集まってるってことは、地区大会でも基本的には大将戦まで進んでるってことだよな。あの照がいて途中で飛ばすことがあんまり無いって本当に火力重視チームなのか怪しい -- 名無しさん (2014-04-27 23 02 37) 菫さんが全員のデータ取りたいから削るとしても極力満遍なくって話じゃなかったか -- 名無しさん (2014-11-24 21 36 53) ↑2 そりゃ東京なんだから長野並に魔境なんだろ -- 名無しさん (2015-05-13 13 51 22) まあ、うん…賛否あるのもしゃーないというか。1人目とはいえ、+10万が消えるとは…照だけのチームと言われてもまったく否定できないよね。勝てたら結果オーライなのかもしれないが -- 名無しさん (2015-05-13 15 49 30) 以降のメンバーもまともに稼いだら大将まで回らず終わるしな -- 名無しさん (2015-05-13 15 51 32) 全国編は作者が4校全てを活躍させたがっているのが見て取れる。最終点数も僅差ばかりだし。 -- 名無しさん (2015-05-13 18 15 07) 準決で負けたのは「阿知賀編」だったからだな。阿知賀が二位抜けじゃどうしても一個の漫画が終わった感を出しにくいからこうしたんだろう。照の圧倒的実力を描写しつつ阿知賀編もハッピーエンドにするために白糸台の四人が泥をかぶる形になった。 -- 名無しさん (2016-01-14 07 18 24) 展開上仕方ないとは言えこの前評判で照以外の4人が無能集団にしか見えんのはちょっとな -- 名無しさん (2016-04-08 14 29 54) ↑淡は一応テッルと双璧をなす実力者だろ! -- 名無しさん (2016-04-08 14 51 05) 実力者なのは確かだし何かが違ったら無双してたんだろうが結果だけ見たら大言吐いたのに2万負けて涙目で帰って来た淡れな子なので・・・ -- 名無しさん (2016-04-08 17 04 43) 負けたやつが弱いんじゃない。勝ったやつが強すぎるんだ。少年漫画の読者って、一回負けたくらいですぐ雑魚雑魚言う人が多すぎる。 -- 名無しさん (2019-05-24 05 15 55) 点数引継ぎだから照が強い分他の4人を雑魚にしないと調整できなかったんだろう -- 名無しさん (2021-03-07 18 00 37) いくら設定上は強いって言われても、結果として先鋒以外全員-で、先鋒の作った十万の+帳消しはさすがに擁護しきれきないと思うの。というか、照を除いた前二人は半荘二回でそれぞれ一万程度の負けだから十分役目を果たしてるし優秀だと思う。後ろ二人は……うん。 -- 名無しさん (2022-02-13 05 29 58) 弘世菫は全国決勝の次鋒で唯一マイナスで可哀想。 -- 名無しさん (2022-02-13 07 24 04) 十万点をチームで共有するというルール一番の被害者。大将戦の描写に緊張感を与えないといけない以上、 -- 名無しさん (2022-11-13 23 43 33) 続)どこかで点数調整しないといけないし、設定じゃなくて作劇の都合で強いのか弱いのか分からなくなる微妙なチームになるしかないんだ -- 名無しさん (2022-11-13 23 47 09) 照が強すぎるから他を足手まといにしないと大将戦開始時に逆転不可能になる -- 名無しさん (2022-11-14 09 23 44) 照は個人成績だけじゃなく魔鏡使って3年かけて部全体を強くしてくれたから、卒業以降は貯金(照の作った実績)あるうちに全国区の強豪として定着できるかが勝負だな -- 名無しさん (2022-11-14 09 45 36) 実は照と防御コンセプト枠1〜4位で固めた逃げ切り編成で戦った方が強いんじゃないの。全員火力特化を謳うなら「どの試合も大将に回る前に他家を飛ばすから準決まで淡のデータ無し」くらいの漫画的はったりは必要だっただろうし -- 名無しさん (2023-01-21 20 37 59) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sangamaki/pages/75.html
. ・照が心配で様子を見に来た菫 ・テル、襲来 ・焦燥の亦野 ・過保護な菫
https://w.atwiki.jp/sangamaki/pages/85.html
. やえ「ここが西東京の名門、白糸台高校」 やえ「推薦は嫌だったから一般入試で入ったのだが」 やえ「ここに、いるんだよな……」プルプル やえ「ふっ、私としたことが、武者震いが止まらないとはな」 やえ「まずは……掲示板にクラスが発表されているんだっけな、いってみよう」 ワイワイガヤガヤ やえ「私のクラスは……B組か、また何とも微妙な」 菫「すまないが、自分のクラスが分かったのなら退いてくれないか?」 やえ「あ、ごめんなさい」 やえ(長い髪に端正な顔立ち……胸も私よりいくらか……) やえ(いやいや!私には麻雀がある、こんな人にも負けるはずがない!) やえ(……豆乳飲んでるんだけどな) やえ(教室に行くとするか) 【廊下】 やえ(受験のときはわからなかったが、やはり人が多いな) やえ(この中の何人が麻雀部に入るのだろうか……) やえ(っと、B組はここか) やえ「あっ」 菫「ん?」 菫「君はたしか掲示板の前にいたな」 やえ「そっちこそ」 菫「これからよろしく、名乗る必要は……今はないな」 やえ「よろしく」 照「あ、あの、通れないんですけど……」 やえ「!?」ゾクッ 菫「ああ、すまない」 照「ありがと」 菫「どうした?青ざめた顔をして」 やえ「今の人……」 菫「今の人?少しだけ見覚えはあるが……あの人がどうかしたのか?」 やえ「いや、何でもない」 やえ(あの雰囲気……まさか、な) やえ(自己紹介は明日のホームルームでやるのか) やえ(麻雀部入部希望者は部室に来いと言われていたが) やえ(ここでよかったんだよな) やえ「あっ」 菫「ん?」 菫「このやりとり二回目だぞ、何をしているんだ、こんなところで……小走さんだっけか」 やえ「部の招集でちょっとな」 菫「部、ということは小走さんも麻雀部に?」 やえ「弘世さんもなのか?」 菫「好きなだけさ」 やえ「とりあえず入ろうか」 バタム! やえ「失礼します!」 菫「失礼します!」 監督「はい、よろしく」 監督「これで62人目、2クラス分ってところか」 監督「推薦組が1人いないけど、もういいかな」 監督「これからこの部の簡単な説明をするわ」 監督「知っての通り、ここ白糸台高校麻雀部はインターハイ常連、故に部員は多く、三年生、二年生は合わせて約100人ほど」 監督「ここにいる貴女たち全員が入部するとして、一軍から八軍までの軍わけを行います」 監督「これから行う対局で貴女たちの今後が決まるから、頑張ってちょうだい」 監督「それじゃあこれからくじを引いてもらうわ」 やえ(流石は名門、最初からシビアだな) やえ(そういえば、まだ宮永照は来ていないのか……) 監督「はい!卓についたら始めてー」 やえ「よろしくお願いします」 やえ(ここまで十戦十勝、次は……) やえ「弘世さんと打つのか」 菫「よろしく頼む」 やえ「こちらこそ」 バタム やえ「ん?」 照「す、すみません、遅れました」 監督「あら、ようやく登場ね」 監督「あの卓に入って打っていて」 照「わかりました」 ネェアレッテ ヤッパリ デスヨネ ザワザワ 照「よろしくお願いします」 やえ「よろしく」 菫「き、君は……」 照「?」 菫「……いや、何でもない、始めようか」 東1局 やえ「ロン、12000」 照「はい」 やえ(守りは薄いみたいだな、避けると思ったのだが) 菫(この人が、宮永照) 照「…………」ゴッ やえ「!」ゾクッ やえ(なんだ!?宮永さんの気迫が、より一層強くなった) やえ(それに、なんだこの不思議な感覚は……) 照「オーラス、私から」トン やえ(オーラスまでやられたい放題、なんなんだよ一体!)トン 菫(まったく射抜けない、どうなってるんだ)トン 照「…………」ゴッ やえ「!」ゾクッ 菫「!」ビクッ やえ(何だ今の、東1局のときよりも強い気迫) やえ(何が起きてるんだ?) 照「…………」ゴオッ やえ「っ!」 やえ(また!) ギギギー 照「…………」 照「リーチ」 菫(2巡目リーチ!?) やえ(いくらなんでも速すぎないか?) やえ(とりあえず、オタ風の西を)トン 照「ロン」 照「48000」 やえ「なっ……!?」 やえ(国士無双、西の単騎待ち!?) やえ(ただの偶然なのか……?) やえ(結局、私は弘世さんと同じ四軍からのスタートとなった) やえ(宮永照……昨年のインターミドルチャンピオン) やえ(あの気迫は、一体何だったんだろうか) やえ(今わからなくても、これから何回も打てるんだし、いいか) やえ(白糸台高校……私はここで、王者となる!)