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10/7/26 雷門中と戦う時があったとしたら、やっぱり嫌だな… 20話での染岡さん格言。「もし俺が転校して違うチームに入ったとして、」と前置きがある。 木戸川清修との試合が決まってナーバスな豪炎寺に対して言った言葉。 気遣いのできる男、染岡さんだったが豪炎寺にはあまり効果が無かった。 また一緒に風になろうぜの時もそうだったが、 あまりあれこれ考えるとうまい励ましができないのも口ベタな染岡さんの特徴である。 しかしこの格言を放った後に、まさかあんな事件が待っていようとは…。 【関連】 モミ岡さん ダークエンペラーズ
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『テンペスト』 http //www.youtube.com/watch?v=1zvcifcEyXI 戻る
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選択イベント3 一也 「……暇だな」 食事も終わり、暇を持て余している時間帯。 ゴールデンタイムでも特に見たい番組もなく、俺はテレビのチャンネルを適当に回していた。 そんな時、丁度リビングの電話が着信を告げる。 ……面倒だな。 一也 「乙女ー、取ってくれー」 ……返事はない。 一也 「そういや、風呂入ってるんだっけか」 ちなみに、覗きなんかは絶対にしていない。 というか妹の風呂を覗こうとする奴なんてこの世にいるのだろうか。 一也 「とんでもない変態だよな、そんなのがいたら」 まあ、俺はその変態の領域に片足を突っ込んでいるのかもしれないが。 一也 「はい、もしもし?」 面倒くさいと思いながらも立ち上がり、電話の子機を取る。 ? 「あの、浅井さんのお宅ですか?」 一也 「はい、そうですよー」 適当に応対しながら、再びソファに腰を降ろし、ぐでっと横になる。 ? 「あの、私乙女さんのクラスメイトの中津って言います。……あの、乙女さんのお父さんですか?」 一也 「え? 違う違う。俺はあいつの兄貴。そんなに老けた声に聞こえた?」 まあ最近似てきたとは思うが。 中津 「えっ!? お兄さんですか?」 どうやら酷く驚いているようだ。 中津 「だって、乙女って……。あ、いや乙女さんって」 一也 「別に、いつも乙女って呼んでるなら改まる必要ないよ?」 中津 「あ、はいすいません。あの、乙女ってば、私には兄なんていないって、いつも言ってて」 一也 「えー、それ本当?」 ……確かに。あいつは『学校では別人の振りしてよ!』とか執拗に言ってきてたな。 登校も途中から、乙女がさっさと走って行ってしまうのだ。 まあ、普通に知ってる人間はもちろん知っているのだけれど。 中津 「はい、それで……皆、先輩と苗字同じだよねーって言ってたんですけど。あんな人知らないから! って……」 一也 「うーん、俺嫌われてるからなあ」 中津 「えー、そうなんですか? あ、えっと……それで、乙女さんは……」 一也 「ああ、乙女ってば今風呂入っててさ。いつも通りなら、あと五分もすれば出てくると思うよ」 中津 「そうですか。それじゃあそのくらいに掛けなおしますね」 一也 「あー、じゃあ、あのさ、暇だったら俺とちょっと話さない?」 乙女の学校での話しとか、いろいろ訊いてみたいし。 中津 「えっ! 浅井先輩と、ですか? わ、私でよろしければっ!」 一也 「? ま、まああれだ。乙女は学校でちゃんと皆と仲良くしてる?」 ……いや、なんで俺はこんな親みたいな心配をしてるんだ。 まあ気になることではあるんだけれど。 中津 「はい。乙女ってば、真面目なのに明るいし、皆にも気配りできる隙の無い女って感じで、一年の中でも凄く人気あるんですよ?」 一也 「……え~? ちょっと信じられないな」 中津 「乙女って、家ではどんな感じなんですか?」 一也 「そうだなー。いっつも俺に適当に難癖つけては喧嘩売ってくるわ、蔑むわ哀れむわで、とっても人気が出るようには思えないねー」 中津 「そうなんですか? 乙女が人の悪口言うなんて、それこそ想像できませんよ~。先輩が相手だからこそ言えるんでしょうか?」 一也 「ま、家族ってそういうもんだと思うけどね。……にしてもいい事聞いたなあ、あいつ学校では猫被ってるのか」 中津 「あはは……。でも、なんで先輩のこと嘘ついてたんでしょうね?」 一也 「俺なんかと兄妹だと思われるのがいやだったんじゃないかな? 俺なんてただのぐーたら男だし」 中津 「えっ!? そんなことないですよ!!」 一也 「そう?」 否定してくれるのは嬉しいけど、何故そこまで力強く言えるのだろうか。 中津 「先輩って、この前の中間テストでも二位でしたよね? それに、球技大会でも凄く活躍してましたし。先輩に影で憧れてる人、結構多いと思います!」 一也 「……え~? それはさっきの乙女の話より信じられないな」 中津 「そ、それに、かっこいいですし!!」 一也 「え? かっこいい? 誰が?」 中津 「せ、先輩です!」 一也 「……いやー、そうなの? 乙女にはいっつも、兄貴みたいなブ男誰も相手にしてくれないよとか言われてるんだけど」 中津 「そんなことないです! ……あ、もしかして乙女が嘘ついてたのって……」 乙女 「お兄ちゃん誰と話してるの?」 その時、風呂場の方から乙女の声が聞こえてくる。 一也 「ちょっと待って、乙女が風呂から出たみたい」 中津 「あ、はい」 一也 「あー、乙女の友達の中津さんって子とね、ちょっと話してた」 乙女 「……はあ!? お兄ちゃん、何勝手に人への電話取ってるのさ!」 一也 「いや、電話取るのは仕方ないだろー」 乙女 「そ、そうかもしれないけど。何雑談し・て・る・の・さーーーっ!!」 一也 「いってえ!」 風呂上りの軽装で出てきた乙女が、ぺたぺたと廊下を走ってきて俺の腰に力強いヤクザキックをかましやがった。 乙女 「あーもう、だから携帯欲しいって言ったのにっ!!」 そう、家では俺と乙女の二人とも携帯を持っていない。 持ってて常識とも言えるこの時代に、だ。 まあ、両親の教育方針であるらしいから、養ってもらっている俺達としては従うしかないわけで。 乙女 「あ、ユウちゃん!? お兄ちゃんに変なこと話してないよね! え、何で隠してたのって、それは……」 子機を奪った乙女が、こちらをちらちら見て『別に、ただなんとなくっ』とか言い訳にもならない言い訳をしている。 それから、二言三言会話を交わして。 乙女 「それじゃ、また学校でね!」 と締めて電話を切る。 乙女 「……で」 一也 「……なんだ?」 嫌な予感しかしないな。 乙女 「お兄ちゃん、そこに座って?」 と、ソファを指差す。 とても素敵な笑顔が逆に怖い。 一也 「いや、俺そろそろ部屋に戻って勉強しないと」 乙女 「いいから座るっ!!」 一也 「はいっ!!」 乙女 「……なによその目は!?」 一也 「どんな目だよ?」 お前はジャギか。 乙女 「お兄ちゃん、ユウちゃんとどんな話をしたの?」 一也 「別に、ただの世間話だよ」 乙女 「世間話の内容を聞いてるのっ!!」 一也 「んー……」 選択肢A 1:正直に話す +1 2:適当にごまかす +0 選択肢A 2番選択後 一也 「別に、今日の株の動きはどうだった? とかそんな話だよ」 乙女 「高校生がする会話じゃないでしょ! 正直に言わないと」 一也 「言わないと、なんだよ?」 別に殴られてもこいつの力じゃ大して痛くないが。 乙女 「お兄ちゃんが買ったばっかりのPSP売り飛ばすから!」 一也 「すいませんでした」 乙女 「じゃあ、正直に話してよ」 1番選択後に合流 選択肢A 1番選択後 一也 「お前が、学校で人気があるってこととか、俺のことを隠してたってことを少し聞いただけだよ」 乙女 「本当にそれだけ?」 乙女のじとっとした視線が俺を舐るように吟味する。 一也 「本当だよ。俺が嘘つくような人間か?」 乙女 「嘘ならいっつもつくじゃない」 ごもっとも。 乙女 「……ま、まあ。まだそれだけならいいけど」 一也 「いいけど、って言うけどなお前。何で俺のことを兄じゃないとか言ってたんだ?」 乙女 「う、そ、それは……」 気まずそうに頬をぽりぽりとかいて、目を逸らす乙女。 あからさまに怪しい。 一也 「通りで、学校でちょっと声かけても徹底的に無視されるわけだ」 乙女 「それはっ、元から声かけないでって言ってあったじゃない!」 一也 「まあそうだけどさ」 でも、少し手を振り返すくらいならいいじゃないか。 乙女 「学校で素を出しそうで嫌なの、お兄ちゃんと関わると」 一也 「素ねえ、そういえばお前結構な猫被ってるらしいな?」 乙女 「そんなことまで聞いてたのっ!?」 一也 「気配り出来る隙の無い女、なんだって? よくもまあ……」 俺に対しては、小憎らしいわがまま女だというのに。 乙女 「う、う……うるさいっ! 人が学校でどうしてようと勝手でしょ! そんなことだから学校で関わりたくないって思うんだよ!」 一也 「まあ、確かにそうなんだけど。疲れないか?」 乙女 「別に。それが当たり前になってるし」 そっけなく流された。 まあ、乙女がそれでいいって言うなら、特に干渉はしないでおこう。 乙女 「……あ~、それよりも明日からどうしよ~。お兄ちゃんのことばれちゃうよ~」 一也 「別にいいじゃないかバレても。それが普通なんだからさ」 乙女 「でも、お兄ちゃんみたいなぐーたら水虫男が兄だってバレたら、私の評判まで下がるじゃない!」 一也 「水虫なんてねえよ。というかかさっきの中津さん? の話では、俺は結構下級生の間で人気あるらしいぞ?」 中津さんとやらの嘘でなければ、だが。 乙女 「う」 一也 「まあ、自慢じゃないが勉強はそれなりに出来ると自負してるしなあ。素行も別に悪くないつもりだし、恥ずかしいことにはならないとは思うんだがどうだ?」 表に出しても恥ずかしくない兄、くらいの評価は下されてもいいとは思うんだけどな、私的に。 乙女 「……だから嫌なんだよ」 一也 「え?」 乙女 「人気があるから嫌なの! あのね、今はまだ『三年の先輩に話しかけるのはちょっと……』って子たちばっかりだからいいけど! 私がお兄ちゃんの妹だってばれたら、 私づてにお兄ちゃんを紹介してもらおうって人が出てくるでしょ!」 一也 「あ……ああ~!」 なるほど。 それは確かに乙女にとって鬱陶しいことになりそうだ。 乙女 「理解できた? 私は伝書鳩じゃないんだから、お兄ちゃんにラブレターを届ける役目とかはしたくないの!」 一也 「はい、理解できました」 乙女 「だったらいいけど。……でも、お兄ちゃんに理解してもらっても意味ないんだよね」 一也 「だったら……」 選択肢B 1:俺が直接釘をさしておこうか? +1 2:乙女と付き合ってることにしておくか? +0 選択肢B 1番選択後 一也 「じゃあ、俺が直接釘をさしておこうか? 俺に告白したければ、直接来いって」 乙女 「それじゃ、ただの自意識過剰の痛い人だよ」 一也 「……冗談だ。まあ、なんとかなるだろ」 乙女 「なるのかなあ」 一也 「もしそういうのが来たら、お兄ちゃんは直接来ないと返事しないよとでも言っておけ」 乙女 「んー……わかった」 一也 「逆恨みでもされたら、俺を呼べばいいだろ」 乙女 「頼りにならないけど、頼りにするしかないんだよね……」 一也 「その時になってから悩めよ、そんじゃ俺は風呂入るから」 乙女 「うん……あ、あのさ」 一也 「なんだ?」 乙女 「あー、ううん、なんでもない」 一也 「? なんだよ」 どこかおかしな様子の乙女を訝しく思いながらも、さっさと風呂に入ってしまうことにした。 選択肢B 2番選択後 一也 「じゃあ、俺と乙女が付き合ってるってことにしたらどうだ?」 乙女 「はあ? 馬鹿じゃないの?」 一也 「いいじゃないか。義理ってことにすれば血縁的にも問題ないだろ」 乙女 「血縁とかそういう問題じゃないでしょ? 私がブラコンの変態みたいに思われるじゃない!」 一也 「仕方ないんじゃないか?」 乙女 「どこが! 大体どうやったらそんな発想が出てくるのか、理解不能なんですけど」 一也 「いやー、自然と思い浮かんだんだけどな」 乙女 「っ、お、お兄ちゃんこそシスコンなんじゃないの?」 一也 「安心しろ。妹に手を出すほど落ちぶれちゃいねーよ」 乙女 「そ、その言い方はむかつく。……大体、お兄ちゃんがさっさと彼女作ればいいんでしょ!」 一也 「痛いところを突くなお前も」 でも、今まで別に彼女がいなかったわけではないんだけれどな。 乙女 「ふん、まあシスコンのお兄ちゃんに彼女なんて出来るわけないけどね」 一也 「いや、前は彼女いたぞ」 乙女が高校に入る前に。 乙女 「…………え!?」 一也 「ちょっと、別れちゃったけどな まあ、良くあることだ。 乙女 「え……嘘、本当に……?」 なんか、先を越されたみたいな顔してるな。 まだ普段から馬鹿にしてる兄に彼女がいたなんて知れば、ショックだよな。 一也 「ま、母さん達にも隠してたしな。……それじゃ、俺も風呂入ってくるわ」 乙女 「うん……」 ぼうっとしている乙女を放置して、俺もさっさと風呂に入ってしまうことにした。 選択イベント3 終了
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セント・エリザベート号 [解説] メシュラム重工が建造した豪華客船。 全長200m、全幅25m、甲板数12層 旅客数(最大収容人数)600名 乗組員(最大収容人数)200名 富裕層と聖王国貴族のみが利用することができるクルージングサービス。 設備は最高級の名に恥じない、超一級品の調度品で揃えられている。 船内にはカジノ施設を初めとした、様々なレクリエーションルームが用意されており、乗客を飽きさせることはない。 非常に人気の高いサービスとなっており、遥々自由都市同盟より利用しにくる者もいる。 設備 船内は12層構造になっており、最下層に貨物室、中層にレクリエーションルーム、上層に客室となっている。 キャビンは3ランクとなっており部屋のグレードに差異がある。 ロイヤルスイート ワンルーム 20万ガルダ 照明、家具、アクセサリーからカーペット、壁面まで部屋全体をモダン風にアレンジした部屋。 バスルームは湖側に大きな窓を配し、ミシガン湖を眺めながら心ゆくまで寛げる贅沢な空間となっている。 スイート ワンルーム 10万ガルダ 湖側に大きな窓を配し、リビングとベッドルームの2部屋に分かれたセパレートタイプのゆとりのあるお部屋。 落ち着いたインテリアと広いバスルームを設けている。 デラックス ワンルーム 5万ガルダ シングル参加のお客様のためのデラックスキャビン。 気ままな一人旅を楽しめる。 バスタブ付きのキャビンで静かに過ごす、部屋を出てイベントに参加する、気の合う船旅仲間と楽しい時間を過ごす・・・気分にあわせて利用可能。 カジノ
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選択イベント2 乙女 「うぇっ、この味付け何入れたの~?」 一也 「…………」 乙女 「ちゃんとジャガイモの芽は取ってよね。常識だよ常識!」 一也 「…………」 乙女 「あーあ、せっかくの食材が台無しだね」 一也 「…………」 乙女 「シケたご飯だよ本当にもー。略してシケ飯。お兄ちゃんはシケ飯男だね」 一也 「うるっせーな! ごちゃごちゃ言うならお前が作れよ!!」 いい加減我慢の限界だ! 確かに俺が作った食事がまずかったから、という負い目もあるので黙っていたが。 そもそもの原因はこいつだっていうのに! 乙女 「だってお兄ちゃんが食事当番でしょ」 一也 「出前取ろうって言ったのに、お前が『お兄ちゃんが作ったご飯が食べたいな』とか抜かすからこうなったんだろうが!」 乙女 「今は料理できるほうがモテるんだよ?」 一也 「料理できなきゃモテないってわけじゃねーだろうが!」 乙女 「やってもない内から諦める男の人って……」 一也 「だからやった結果がこれなんだろうが! 散々文句垂れやがって!」 乙女 「お兄ちゃんさっきからうるさい。エクステラメーションマーク幾つ出してるのさ」 一也 「怒鳴りたくもなるわ! 大体な。母さんだったら、人の作った物は文句言わずにきちんと食べてくれるぞ?」 乙女 「え~?」 一也 「一年くらい前だったか。母さんが熱出して倒れた時があっただろ」 乙女 「うん、あったねえ」 一也 「あの時、今まで米も炊いたことのないような親父が卵粥作ったんだ」 乙女 「あー、うん……」 一也 「ちょっと味見させてもらったけど、凄くまずかった。……でも、母さんはそれを美味しいって言って食べてくれたんだぞ!?」 乙女 「……ふーん」 一也 「お前も母さんのように器のでかい女になれよ!」 乙女 「お母さん、その後お粥三角コーナーに捨ててたよ」 一也 「台無しだっ!!!」 夫婦の美談の裏にそんな現実があったなんて! 一也 「うぐぐ……」 乙女 「ま、いーや。私が作るから、お兄ちゃん待っててよ」 作り直すなら最初からお前がやれといいたい。 一也 「ったく」 乙女は台所に消え、俺はソファにどかっと腰を降ろす。 乙女の奴め、ボロクソに言いやがって。 俺だってなあ、慣れない包丁握って怪我しながらも料理したんだぜ……? 頑張った結果がこれだよ! ってか? 本当に酷い妹だ。 選択肢A 1:俺にもプライドがある 点数+1 2:乙女の料理にも文句つけてやる 点数+0 ;選択肢A ;1番選択後 一也 「乙女、俺も手伝うぞ」 俺にもプライドってもんがある。 このまま無駄飯ぐらいの役立たずと認識されるわけにはいかない! 乙女 「……えー? いや、お兄ちゃんは座って待っててよ」 しょりしょりとにんじんの皮を剥きながら乙女が返事をする。 一也 「手伝いくらいさせてくれよ」 乙女 「駄目だよ~。お兄ちゃんって、シケ飯の錬金術師だもん」 俺はいつの間にか国家錬金術師にされていたらしい。 一也 「……し、シケ飯の錬金術師?」 乙女 「どんな料理でもお兄ちゃんが作るとシケ飯になるって、民名書房に載ってた」 一也 「民名書房ってお前……」 流石に結構ヘコんできた。 なあ、そんなにまずかったか、俺の料理……? 乙女 「……もう、そんなに手伝いたいの?」 一也 「あ、ああ。このまま役立たずで終われるか!」 乙女 「仕方ないなあ。じゃあ、そこの鍋とって?」 一也 「わかった!」 乙女 「水半分くらい入れて?」 一也 「OK」 乙女 「コンロにセット」 一也 「任せろ」 乙女 「火をつける」 一也 「スイッチオン!」 乙女 「はい、湯沸しご苦労様」 一也 「………………うん……」 結局、俺には何もするなということらしかった。 乙女 「お兄ちゃん」 一也 「……なんだ?」 乙女 「私はさ、料理は一人でする派だから」 一也 「そうなのか?」 乙女 「そうなの。お母さんみたいに経験豊富ってわけじゃないし、まだまだ練習中なんだよ?」 一也 「その割りに、美味いと思うけどな」 乙女 「そう? ありがと。まあ、それはそれとしても……別にお兄ちゃんを役立たず扱いしたいわけじゃないよ」 一也 「嘘付けよ……」 乙女 「さっきは散々貶したけど、そんなのはいつもの冗談でさ。ちゃんと努力したってのはわかってるから」 一也 「…………」 乙女 「だから、待っててよ」 一也 「わかったよ」 乙女 「まずかったのは本当だけどね」 一也 「余計なことを!」 妹に諭される兄ってのは、何なんだろうな……。 俺はリビングに戻り、テレビのスイッチをつける。 一也 「……あ」 そこで、ふと思い出した。 あいつが、かなりのビビリであることに。 もしかしたら、横に刃物を持つ人間が立つことが。 もしかしたら、横にいる人間を刃物で傷つけてしまうかもしれないことが。 乙女には、耐えられないストレスとなるのかもしれない。 一也 「なあ、乙女」 乙女 「なーにー?」 一也 「……いや」 今聞くようなことではないか。 一也 「今日のメニューはなんだ?」 乙女 「野菜炒めとソーセージ焼いたのと味噌汁ー」 どうやら簡素なメニューで済ませるらしい。 ま、俺はその簡素なものすら作れないのだけど。 そして、十数分後。 テーブルには、俺と乙女の料理が並べられることになった。 いや、正確には俺の前に乙女の料理が。 乙女の前に俺の料理が温めなおされて並んでいる。 一也 「……あれ? それ捨てるんじゃなかったのか」 乙女 「何で捨てるの?」 一也 「失敗したからに決まってるだろ」 乙女 「だからって、食べ物を無駄に出来るわけないじゃん」 一也 「いや、でも」 乙女 「いいよ、お兄ちゃんは私が作ったのを食べて。私はお兄ちゃんが作ったのを食べるから」 一也 「それでいいのか……?」 乙女 「いーんだよ。だって、作ってって言ったのは私じゃん」 確かにそうなんだけど。 選択肢B 1:やっぱり食べなくていい +0 2:余計なことは言わない +1 選択肢B 1番選択後 一也 「やっぱり無理して食べなくていいって」 乙女 「別に無理はしてないよ」 一也 「いや、してるだろ? 俺が言うのもなんだけど食えたもんじゃないよ、それは」 乙女 「私がいいって言ってるんだから、いいの!」 一也 「何でそこまで意地になるんだよ?」 乙女 「意地張ってるのはお兄ちゃんじゃないの?」 一也 「……え?」 乙女 「私にまずいものを食べさせるかどうかよりも、また貶されるのが嫌だから止めてるんでしょ」 一也 「いや、それは」 乙女 「お兄ちゃん、私が言ってたこと聞いてなかったの?」 一也 「き、聞いてたけど」 乙女 「嘘つき。もういいよ、さっさと食べちゃって」 一也 「……わかった」 それからは、一言も会話のない暗い食事が続くことになった。 明日には、機嫌なおしてくれるといいけどな……。 選択イベント2 終了 選択肢B 2番選択後 一也 「…………」 余計なことは言わないでおこう。 乙女は少し苦い顔をしながらも、パクパクと料理を食べてくれている。 しかし、腹を壊したりはしないだろうか? 一也 「なあ、やっぱりそれまずいだろ?」 乙女 「ん? うん……まずいね」 一也 「だったら……」 乙女 「でも、初めてなんだから仕方ないよ。誰でも初めからうまくできるわけないし」 一也 「そりゃそうかもしれないけど」 乙女 「私だって、そりゃ最初はへたくそだったよ。ご飯がべちょべちょだったり、お魚は生焼けだったり」 乙女 「でもさ、それでも頑張って料理してきたことが。こうして役に立ってる」 一也 「……ああ」 乙女がいなければ、この一週間。 食事はカップラーメンかコンビニ弁当だけになっていただろうな。 乙女 「料理ってさ、出来ないより出来た方がいいじゃない」 一也 「そうだな」 乙女 「これからも、気が向いたらでいいから練習しようよ。失敗しても私が食べてあげるからさ」 一也 「前向きに検討してみるよ」 乙女 「うわ、政治家的発言だよ~」 それからは、マズ飯をネタにして笑いあいつつ。 楽しい食事の時間が過ぎていくのだった。 選択イベント2 終了 選択肢A 2番選択後 流石に、少しは言い返さないと気がすまない。 一也 「でも、この間は乙女も失敗してたよな?」 乙女 「……う」 乙女の包丁を握る手がピクリと止まる。 一也 「お前だってそれほどうまくもない癖に、良く人の料理に文句つけられるもんだな」 乙女 「お、お兄ちゃんよりはマシでしょ!」 乙女は包丁を置いて、俺を睨みつける。 一也 「おいおい、俺と比べても自慢にはならねえだろ」 乙女 「……お、お兄ちゃんだって。マズ飯しか作れない癖に人に文句つける資格ないよ!」 一也 「俺は食べる側だからいいんだよ」 乙女 「ふん! お兄ちゃんなんか消費するばっかりで生産することのない、役立たずだよ! このウンコ製造機!!」 一也 「な、お前そこまで俺は堕落しちゃいねえよ!」 乙女 「今はそうじゃなくても、きっとそうなるよ。お兄ちゃんの将来なんてニート以外ありえないよ!」 一也 「お、お前だってどうせ結婚も出来ずに家に寄生し続けるつもりだろうが!」 乙女 「お兄ちゃんと一緒にしないでよ! 私は素敵な人を見つけて幸せになるんだから!」 一也 「お前をもらってくれる奇特な人間なんざ、いるわけねえだろ!」 乙女 「……い、いるよ。絶対にいる!」 一也 「いないね。人を馬鹿にしてばかりの奴となんて、誰も付き合いたがらねえよ」 乙女 「もう……もういいよ! お兄ちゃんの馬鹿っ!!」 乙女は、料理を途中で放り出して部屋から出て行く。 ……そこで、やっと頭が冷えてきた。 なんだか最近、喧嘩が多いかもなあ。 冗談みたいな言い争いが常とは言え、そこからヒートアップしてしまうことも多い。 少しは反省しないといけないな。 俺は、結局カップラーメンの準備をしながら、そう考えていた。 選択イベント2 終了
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アイマスの日記/2015年01月24日(土)/アニメCG 第3話 「A ball is resplendent、 enjoyable、 and…」の感想 2015-01-24 第3話「A ball is resplendent, enjoyable, and…」の感想。3回観てから時系列で書いておりますー。 冒頭、ポスターを見る卯月の顔が少し魚眼的なのが気になったが、 見つめている様の表現と受け取れば、まぁ何とか。 ライブに出る実感湧かない凛。 一歩引いた冷静さが後々利いてくるのよね。 最初の敵はみく。史実通りだなー。 ジェンガで汗だくって誇張なしに壮絶じゃないですか。 この遊具とアイドルとの関係は…上へ目指して積み上げるが欲張ると崩れ去る、みたいな暗示… いや、やっぱアイドルと関係ないわ。 3人のお祝いにかな子からお菓子。ミニシュークリームかな。 倒れるみくにもハンカチでお菓子を差し出す智絵里。何気ないキャラ紹介だ。 好評で嬉しそうなかな子。体型は気にせず割とそのままでも良いのよ?。 美嘉私服?で登場。 先輩アイドルへの憧れとファン目線か、未央が一番嬉しそうだ。 レッスン。 息遣いが荒くなる3人に対し美嘉の余裕よ。 TOKIMEKIを歌い出す凛。見てて胸がざわってなった。 一呼吸おいてから歌うのが緊張と照れがあって良いね。 みく、ルービックキューブで再戦、ならず。 ベテトレさんに対する恐怖感は先に何かしらで怒られているか、レッスンのキツさを知っているかかな。 キューブは持ってきた時はバラけた状態で、後で出てきた時には色が揃っていたって事は あの後みくが一人で組んだのか、他のレッスンの待ち時間に誰かがやったのか。 汗がひかないままに次の場所にいく美嘉。 急ぎ足で部屋を出た辺り、本当に忙しいそうです。 資質はあるがまだ早い気がするとバックダンサー起用を不安がるP。 大丈夫とか気休めではなく経験になると前向きな助言をするちひろさんは良い相談相手。 衣装を見る3人。 勝手に他人の衣装に触る未央。ハラハラするぜ。 ここの衣装はゲーム内で見た物が並んでいて、一時停止で確認したいところ。 ルキトレさんが3人の衣装持って登場。 衣装はゲーム内で最初に出てくるロッキングスクールにかなり近いので、それかも。 卯月「ちょっとお尻が…」 確かに衣装合わせのこの時点だと中が私服のままである可能性もあってドキドキする。 あー、莉嘉の最初のR+はお腹ババーンどころでは無かったなぁ。 衣装をかけてトランプ勝負→あっちむいてホイ。 あっさり乗っかり瞬殺される前川さんが可愛い。顔も良い。 ダンスレッスン。 アーニャ、美波、かな子、智絵里、みくはベテトレさんが相手。 美嘉組の3人を心配するアーニャ、そして美波。 アナみなという絡みは気にしていなかったが、これは中々良さそうな組み合わせ。 真剣にレッスンしている姿は味わい深い。個人レッスンのカットも押さえてあり好感。 多分アニメ内で見つめるPと同じような気持ち。 レッスンを覗いてそのままドアを閉めて、りーなに話しかけるきらり。 気遣いというか仕草が彼女らしい。 いつもの蘭子。 「ライヴに出る3人頑張ってるなぁー。私もステージに立てる様頑張らないと!」 みたいな事で良かったかな?。 居る方が珍しい杏。 寝ている場所は事務所のソファーだろうか。先に出た場面に映ってる場所かも。 ダンスはギリギリ及第点。 実際ギリギリでも無いがツンデレ的にそういう評価にしたとも取れるが、 美嘉も「幾つか怪しいところもあったけどね」と添える辺り 魅せられる程度には仕上がったという感じか。 アーニャからポカリ的ドリンク交流。袋に4人分入ってて良かった。 仲良くなりたいのと応援したい気持ちが出てて、ぐうかわ。 美波の支えている感じ、やはりアナみなは行けるぞ。 CM。 『G4U!』て。今日一番のサプライズ。 ttp //cinderella.idolmaster.jp/g4u/ 会場。 Pから3人に冷静な激励。ここではまだ表情に余裕がある。 バックダンサー控室と出演者の控室へ挨拶。 先輩前で緊張気味の顔した3人。 自身もある程度緊張している美穂と緊張を弾く茜の対比。 まゆの「わからない事があったら何でも聞いてくださいね」が素直に良いんだが、 若干の他意を感じるのは私が毒されているからだろう。 瑞樹は5人のリーダー扱いなんだろうね。この後の振る舞いもそう。 部長と一緒に楽屋に来たスポンサーの人か会社の偉い人かに挨拶と礼。 Pもアイドルと一緒に礼している辺りから察するにスポンサー的存在だと思うが。 初めて場所で知らない事をする、緊張感のある空気に当てられて動揺が見られる3人。 未央は普段との反動で余計に不安と緊張が漂っていて、 見てる私も不安でそわそわしてきました。脇汗出るし腹部が張るような感覚で。 物販の絵はトレスの可能性が微レ存。 CPの仲間が客席に。プロでまとめておさえた席かな。 私服!。みりあちゃんの服『M』てっ!。皆の服装からでもキャラが読み取れる。 杏はきらりが無理やり連れてきたと想像できるね。 会場を実際に見て出演する3人を案じる美波達。自身がここに立ったらという想像もあったろう。 衣装を着て髪をセットしても気持ちの切り替えはなかなか難しい。 2人に心配される未央。卯月と凛は上手くやれるかなぁという不安感が大きいと思うが 未央は半ば放心的で重圧を感じているように見える。 この辺の流れの緊張感がたまらない。 「行くよ」と、状況を一歩引いて見れる凛だから緊張していても2人を引っ張れる。 自身に発破を掛けるようでもあるね。 冒頭や前回ライヴに出る事が決まった時は、凛が不安そうな顔をしてて未央が大丈夫って展開だったが、 ここではその逆の様な関係になっている。 Pの頼みで茜と美穂が3人に掛け声のアドバイスをしにくる。 ここはPに言われずに2人が自発的に動いてくれた方が良いとする考えも出来るが、 裏でPがちゃんと見て気に掛けているところを表す意味でもこれでいい。(先に2人がPに相談したかも知れんし。) チョコレート、生ハムメロン フライドチキンで未央のが採用になった事も 他の2人より重圧のあった彼女には良かったと思う。 この辺の不安や緊張が解れるところをもう少しじっくりと見たかった気持ちはあるかな。 アドバイスが効果的過ぎて正直違和感が無いとは言えなかったので。 舞台に飛び出す時の表情の綺麗さよ。 凛のポーズで少し笑ってしまったが、可愛くて笑ったんだよ。 登場の成功を裏で喜ぶ美穂茜と一安心するP。私はここで泣いていた。 ステージはよく動いている。アニマスの竜宮並みに心躍りました。 見守るCPのアイドルの表情も様々で一時停止で注目したい。蘭子とか新鮮で。 歌の後に美嘉から感想を振られる卯月。 単にバックダンサーとして終わらせないところがファンにも3人にも嬉しい。 EDの楽屋。 Pも含めた4人の表情が堪らんね。 特に凛は熱くなれるものを感じたようで。 結構胃や腹筋、心臓にくるのもがある第3話でしたが良い形でまとまり満足のいく内容でした。 デレアニはアニマスの話の流れをオマージュしていますが第4話からもそれが続くのか。 第3話で一つの区切りとなると、どうなるか分からんね。 TVアニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ」放送開始記念 三週連続ニコ生放送 "M@GICAL NIGHT" 第三夜 presented by バンダイナムコゲームス - 2015/01/23 23 30開始 - ニコニコ生放送 ttp //live.nicovideo.jp/watch/lv205000801 フライデーナイトフィーバーキャンペーンよりコピペ #3 「A ball is resplendent, enjoyable, and…」 #3 あらすじ 美嘉に指名されバックダンサーとしてのレッスンをする卯月、凛、未央。 悪戦苦闘しつつも、プロジェクトのメンバーに応援されなんとか本番を迎える事に。 しかし初めてのステージに圧倒されリハーサルはうまくいかないまま本番を迎える事に……! サイドストーリー NO MAKE NOMAKEは、アイドル達の素顔を見ることができる、アニメ各話の舞台裏を描いたボイスドラマです。 3 NO MAKE 島村卯月渋谷凛本田未央プロデューサー 美嘉のライブに出演してから1週間後。 まだ興奮冷めやらぬ卯月はプロジェクトルームで久しぶりにプロデューサーと2人きりに……。 本日のNO MAKEは、その時のお話です…… マジックアワー マジックアワーは、346プロダクションから毎週ゲストを呼んで、楽しいトークをお送りするラジオ番組です。 #3 マジックアワー 高垣楓小日向美穂小早川紗枝 名前 コメント ◇◆前へ/次へ/アイマスの日記一覧へ
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0417:「放送前のちょっとした出来事」(状態表) ◆6xc12amlNk 【東京/2日目・夕方】 【モンキー・D・ルフィ@ONE PIECE】 [状態]:両腕を初め、全身数箇所に火傷。疲労・ダメージ大。 :ギア・2(セカンド)を習得 雷電に担がれている。 [装備]: [道具]:荷物一式×2 (片方は食料なし、もう片方は食料・水、残り3/4) :賢者のアクアマリン@ハンター×ハンター、いびつなパチンコ(特製チクチク星×5、石数個)、大量の輪ゴム :ボロいスカーフ×2、死者への往復葉書@ハンター×ハンター(カード化解除。残り八枚)、参號夷腕坊@るろうに剣心 [思考]1:腹減った~~!! 2:ポップ、パピヨン、Lと接触するため大阪に向かう。 3:"仲間"を守る為に強くなる。 4:"仲間"とともに生き残る。 5:仲間を探す 【空条承太郎@ジョジョの奇妙な冒険】 [状態]:左腕骨折・肩に貫通傷・全身各所に打撲・左半身に重度の火傷(以上応急処置済み) [装備]:シャハルの鏡@ダイの大冒険 、飛刀(お話し中) [道具]:荷物一式(食料4食分、水半分消費)、双子座の黄金聖衣@聖闘士星矢、らっきょ(二つ消費)@ラッキーマン、 ドーナツ状に分断された首輪 [思考]:1.桑原との合流。 2.首輪の解析。 3.翼とブチャラティを殺害した人物を突き止め、仇を取る(ヤムチャが怪しいと睨んでいる)。 4.悟空、仲間にできるような人物(できればクールな奴がいい)、ダイを捜す。 5.主催者を『必ず』打倒する。 【雷電@魁!!男塾】 [状態]:健康 [装備]:木刀(洞爺湖と刻んである)@銀魂、斬魄刀@ブリーチ(一護の衣服の一部+幽助の頭髪が結び付けられている) [道具]:荷物一式(水、食料を一日分と二食分消費) [思考]:1.飛刀の話を聞く。 2.桑原との合流。 3.何があっても仲間を守る。 【朽木ルキア@ブリーチ】 [状態]:重傷・疲労・右腕に軽度の火傷 (応急処置済み)霊力回復 [装備]:斬魄刀(袖白雪)@ブリーチ・コルトパイソン357マグナム(残弾21発)@シティーハンター [道具]:荷物一式・バッファローマンの荷物一式(3食消費)遊戯王カード(青眼の白龍・使用可能)@遊戯王 [思考]:1.桑原との合流。 2.ゲームから脱出。 3.仲間が死んでも、もう自分を蔑むことはしない。 4.いつか必ず、フレイザードとピッコロを倒す。 【孫悟空@ドラゴンボール】 [状態]:顎骨を負傷。出血多量。各部位裂傷 :疲労・ダメージ大。空腹でまともに動けない [装備]:サイヤ人用硬質ラバー製戦闘ジャケット@ドラゴンボール [道具]:荷物一式(食料無し、水残り半分) 、ボールペン数本、禁鞭@封神演義 [思考]1:気絶中 2:不明 【追手内洋一@とっても!ラッキーマン】 [状態]:右腕骨折、全身数箇所に火傷、左ふくらはぎに銃創、背中打撲、重度の疲労 鼻が折れた、左腕に擦り傷、額が削れた、口の中が痛い、空腹、軽度の鬱状態 [装備]:脇差 [道具]:荷物一式×2(食料3食分消費) [思考]:1.ヤムチャと、孫悟空を警戒。(こいつら怖いよー!) 2.ヤムチャの手伝いをする(戦いたくねー!疲れた!もう何もかも嫌だー!) 3.ラッキーマンに変身して参加者を殺す(だから らっきょ欲しくねー!) 4.死にたくない。そのためなら人殺しも厭わない。(でも、結局おれが殺される側になるんだろうな・・・) 【ヤムチャ@ドラゴンボール】 [状態]:右小指喪失・左耳喪失・左脇腹に創傷(全て治療済み)ジッパーは消滅 超神水克服(力が限界まで引き出される) 悟空を背負っている。パンツ姿。 [装備]:無し [道具]:荷物一式×2(伊達と桃白白のもの)、一日分の食料(2食消費)バスケットボール@スラムダンク 濡れた服(洗濯済み) [思考]:1.悟空と再開できてヒャッホウッ! 2.ドラゴンボール計画を悟空に打ち明ける。これで解決だ、ヒャッホウッ!! 3.ピッコロを探すぜー!! 投下順で読む Back 幕間 Next ヨルヨルユカイ 0399:『偽りの友情』に反逆せよ 雷電 見えない未来へ 0399:『偽りの友情』に反逆せよ 空条承太郎 見えない未来へ 0399:『偽りの友情』に反逆せよ 朽木ルキア 見えない未来へ 0404:四重奏(カルテット) モンキー・D・ルフィ 見えない未来へ 0404:四重奏(カルテット) 孫悟空 その声は・・・!?関東戦線異状アリ!! 0401:暗い森 ヤムチャ その声は・・・!?関東戦線異状アリ!! 0401:暗い森 追手内洋一 その声は・・・!?関東戦線異状アリ!!
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DIY系サイト 日曜大工をしている。個人サイトor企業のサイトページの紹介です。 日曜大工の会 プロによる、工具の使い方、メーカーについて、勉強になります! ドア 防音ドア ドア 床 フローリングの仕上げ方 壁 ふすまを壁に 石膏ボードの上に白く塗装 壁測り方 壁紙 目安 エアコン 真空ポンプを使わずにエアコンの取付 色々プロ級です! きっちん コンクリート壁、フローリング、ベランダ、お風呂など フローリング、立水栓、フェンスなど ガーデニング DIYでガーデニング 和風の部屋を DIYで家をまるごとリフォーム 防音部屋の作り方 勝デビュ 防音部屋の作り方 防音部屋を作った際にかかったお金 防音部屋の図面 塗装 塗装基礎 塗装イロハ ニシザキ工芸 鏡面仕上げ 塗装について うるし塗り との粉についてもあり との粉使い方 との粉塗り方 塗装 ホコリ対策 UV塗装なみに仕上げるには ウレタン塗装 2液性 ニス ニス塗り方 塗装工程 ニス塗装 防音床 ダンボードだけで防音 スタジオ作成 防音地下 簡易防音室 防音ドア ライブハウスの防音ドア 防音一連の流れ お部屋をスタジオに YAMAHA 1帖のボックスタイプで50万~ 音と部屋 これは凄い!部屋まるごとスタジオに やっぱり本格的に防音ならプロがいいでしょうね! はじめから防音された部屋をかりる! 窓の処理
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前ページ次ページ使い魔はじめました 使い魔はじめました―第五話― トリステイン魔法学院の食堂に辿り着いたサララとチョコは言葉を失っていた 長いテーブルが三つ並んでおり、百人は優に座れそうだ それぞれのテーブルに幾つも蝋燭が立てられ、花が飾られ、 フルーツの乗った籠が並んでいる 幾度か訪れたことのある王城の中と並ぶくらい、あるいは それ以上に豪華な施設に、ただただ目を丸くする一人と一匹 その様子を見たルイズが、鳶色の目を輝かせながら自慢げに語りだす 「魔法学院で教えるのは、魔法だけじゃあないのよ。 貴族たるべく教育を存分に受けるのよ。 だから食堂も、貴族の食卓に相応しいものでなければならないの」 「ふーん……ねえじゃあさあ」 この食堂は貴族のもの、という趣旨の言葉を聞いたチョコが疑問を口にする 「ぼくたちのご飯はどーするのさ?」 「あ」 ルイズは食堂の入り口で頭を抱えた 一応魔法使い崩れとはいえ、彼女は平民であり、ましてや使い魔である 本来なら、使い魔は外の宿舎か床で食事を取らせるのだが、 そもそもサララの食事の手配すら忘れていた 忘れていた、というよりは出来なかった、というほうが正しいのだが 「……どうしよう」 「えー!お腹空いたよー!ご飯ご飯ー!」 にゃあにゃあと騒ぎ立てるチョコと、いざとなったら 『あの鍋』に石ころでも投げ込もうと考えているサララ そして頭を抱えたままのルイズの下に一人のメイドが駆け寄ってきた 「あの……どうかなさいましたか?」 「あ、え、ええと、あなた!」 閃いた!というような顔をしてルイズは、びしっと音がせんばかりに そこにやってきたメイド―シエスタ―を指さした 「ちょっとした手違いで、私の使い魔の食事の用意が出来てないの! し、仕方ないから、何か適当に食べさせてやってちょうだい!」 「は、はい、分かりました」 いきなりそう言われてびっくりしたものの、食事が出来ずに困っているのが 今朝会ったサララだと分かると、シエスタは一人と一匹を厨房へ案内した 「マルトーさん」 「おう、シエスタじゃねえか。……何だ、そのちっこいのは」 丸々と太った男性にじろり、と睨まれてサララとチョコは思わず身震いする 「こちらはサララさんと、それから飼い猫のチョコさんです。 ほら、使い魔召喚の儀式で召喚されてしまったって言う……」 「おお、デカい鍋と一緒に召喚されたって噂のあいつらか。 で、その貴族様の使い魔が何の用だ?」 何処か不機嫌そうに問いかけるマルトー どうやら、彼はあまり貴族が好きではないようだ、とサララは考える 「実は、ミス・ヴァリエール……彼女を召喚した貴族の方が、 彼女に食事を用意するように、とおっしゃられて……」 「何ぃ?」 再びじろり、と睨みつけてくるマルトーだったが、やがてくるり、と背を向けた 「仕方ねえな。賄いのシチューがあっただろ。あれでも食べさせてやれ」 「ぼくにはお肉だけちょうだいね。熱いの嫌いだから」 ワガママを言う飼い猫を目線で嗜めた後、サララはほっと一息つく そして、今はまだあまり好かれてないらしいマルトーとも いつかは仲良くなりたいな、と思うのだった 無論、人に嫌われるのがあまり好きではないというサララ自身の性分ゆえに、だが、 こんな所で料理長をやっているし、服装も綺麗だし、 きっと結構な収入があるから、あわよくば常連さんに……という 商売人ならではの打算も、ほんの少しだけ入っている おいしいシチューを存分に味わった後で、 サララは何か手伝うことはないか、とシエスタに問いかけた 世の中はギブアンドテイクである 「今は特にありませんが……では、昼食の後で、 デザートを配るのを手伝ってくださいませんか?」 その言葉に了解の意を示し、マルトーにも丁重に礼を言うと厨房を出た 「ちゃんと食事はとれた?」 幸いにも厨房から出てすぐ、ルイズと合流できた 「これから何処行くの?」 「勿論授業よ。といっても、今日のは復習程度の簡単なものだけどね」 チョコの問いにルイズが答えた通り、次に辿り着いた場所は広々とした部屋だった 「うわぁーひろーい。ここで勉強するんだ?」 「ええ、そうよ」 階段状に机と椅子が並んでおり、一番下の段には黒板と変わった机がある 多分、あそこで教師が授業をするのだろう、とサララは予想した 学校というものには馴染みがないが、何かの書物でこういう風な教室を見た気がする 二人と一匹が入っていくと、教室の生徒達が一斉に振り向き、 くすくすと小さな笑い声を立て始めた 「何なんだよもう、感じ悪いなあ……」 チョコが不満を漏らす中で、サララは辺りを見回した 皆、様々な使い魔を連れていた キュルケのサラマンダーは椅子の下で眠り込んでいる 少しぽっちゃりした生徒の肩にはフクロウが乗っていた 窓からは巨大な蛇が頭を覗かせていたし、カラスも、 チョコと同じような猫もいた 六本足のトカゲもいたし、目玉のオバケに蛸の人魚もいた 見慣れない生物達にサララは目をぱちくりさせる もし、あれらと戦うことになったとして勝てるだろうか、 元居た場所と違って彼らは喋ってくれなさそうであるから、 交渉をするのも難しいだろうなあ、とため息をつく 戦って勝てそうなら戦う、駄目なら逃げるか、交渉 ダンジョンで鍛えた戦略も通じなさそうで肩を落とす 「ほら、椅子を引きなさいよ、気がきかないわねえ」 ルイズにそう言われて、慌てて椅子をひいた そして、自分もその隣の椅子に座ろうとする 「おい、ゼロのルイズ!使い魔を椅子に座らせるのかよ!」 フクロウを肩に止めた少年が、ニヤニヤと笑いながら声をかけてきた 「うるさいわね!でもあんたのフクロウはそこでいいんじゃない? やわらかくて、さぞ居心地がいいでしょうよ、風邪っぴきのマリコルヌ!」 ちょっと気が大きくなっているルイズが少年に言い返した 「風邪っぴきじゃない!僕は『風上』だ!」 ぎゃあぎゃあと言い合いを始めた二人をサララはおろおろとしながら見る 扉の開く音がして見やれば、紫のローブに身を包んだふくよかな女性が入ってきた ローブと揃いの色の帽子を被り、手には小ぶりな杖を持っている 彼女は言い争いをしている二人を見るとため息をつき、呪文を唱えた 立ち上がり言い争っていた二人は、糸が切れた操り人形のようにすとん、と席につく 「ケンカはおよしなさいな。さて、皆さん。春の使い魔召喚の儀式は 成功したようですわね。こうやって様々な使い魔を見るのが、このシュヴルーズの 楽しみですのよ。……中には、少し多めに召喚なさった方もいるようですが」 サララとチョコを見たシュヴルーズのとぼけた声に、クラス中が笑う 「ゼロのルイズ!召喚できなかったからって、その辺の子供と猫を連れてくるなよ!」 「違うわ!ちゃんと召喚したもの!」 「そうだそうだ!」 ルイズに同調してチョコも抗議する 「嘘つ……むぐ」 さらにからかおうとした生徒の口に、赤土の粘土が貼り付く 「およしなさい、と言っているでしょう。さあ、授業を始めますよ」 シュヴルーズが杖を振ると机の上に石ころが幾つか現れる サララは始められた授業を興味深く聞いていた ダンジョンにおける『熱』『冷』『雷』の法則はこちらに存在しないようだが、 魔法の四大元素が『火』『水』『土』『風』であることは変わらなさそうだ さらにこの世界には、失われた系統である『虚無』が存在するそうである シュヴルーズの言葉によれば、『土』は建物を建てるのにも、 金属を加工するのにもかかせない系統であるらしい 自分の知る限りでは、魔法は攻撃や治癒、身体能力の一時的向上などに使われるが この世界では生活自体に密接に関わっているんだな、と感心しきりである 「今から皆さんには、『土』系統の魔法の基本である『錬金』の魔法を 覚えてもらいます。一年生の時点でできるようになった方もいるでしょうが、 何事も基本は大事です。では、手本を見せますね」 シュヴルーズは石ころに向かって小ぶりな杖を振り上げた そして短くルーンを呟くと石ころが光りだした その光がおさまったあと、石ころはピカピカひかる金属に変わっていた 「ゴゴ、ゴールドですか、ミセス・シュヴルーズ!」 キュルケが興奮した様子で身を乗り出した 「違います。ただの真鍮ですわ。ゴールドを錬金できるのは 『スクウェア』クラスのメイジだけです。私はただの……」 もったいぶった咳をして、シュヴルーズは続けた 「『トライアングル』ですから」 「ね、ルイズ」 チョコが、ちょいちょい、とルイズの腕をつついた 「なによ。授業中よ」 「スクウェアとかトライアングルって、どういうこと?」 「系統を足せる数のことよ。それでメイジのレベルが決まるの」 「え?どういうこと?」 ルイズは小さい声でチョコに説明し出す サララもそれに耳を傾けた 「『火』『土』のように二つの系統を足せるのがラインメイジ、 『土』『土』『火』のように三つの系統を足せるのが、 シュヴルーズ先生みたいなトライアングルメイジ」 「同じ系統を足してどうすんのさ?」 「その系統がより強力になるのよ」 異世界だと、やはり魔法も随分と違うらしい、とサララは説明を聞きながら頷く 「で、ルイズは幾つ足せるの?」 チョコの問いに、ルイズは押し黙ってしまった そんな風に喋っているのを見咎められ、錬金の実践を求められた 途端、教室の中がにわかに騒がしくなる 「先生!危険ですのでやめてください!」 キュルケが立ち上がり進言するが、シュヴルーズはそれを却下する ルイズは緊張した面持ちで机の前へと向かった 生徒達は、慌てて椅子の下に隠れ出している 「え?何?何なの?」 事情が分からずサララとチョコはうろたえながら辺りを見回すばかりである ルイズはルーンを唱え終わり、杖を振りおろす その瞬間、石ころは机ごと爆発を起こした 爆風をモロに受け、ルイズとシュヴルーズが黒板に叩きつけられる 爆発に驚いた使い魔達が暴れ出し教室の中は阿鼻叫喚の地獄絵図である 「だから彼女にやらせるな、と言ったじゃない!」 キュルケがフレイムを落ち着かせようと必死になりながら叫ぶ 「あー!俺のラッキーが蛇に食われたー!!」 使い魔のカラスを飲み込まれた様子の生徒が慌てている カラスって不幸を呼びそうな生き物なのに、ラッキーってつけるのは 随分無茶なネーミングだな、などと爆音にふらつき まともな思考のできていないサララはその叫びを聞きながら考える 煤で真っ黒になり、ボロボロになったルイズは 大騒ぎになっている教室を意に介した風もない 取り出したハンカチで顔を拭きながら、淡々とした声で言った 「ちょっと失敗みたいね」 その言葉に生徒達が猛然と反撃した 「何処がちょっとだ!!」 「ちょっとじゃないだろ、ゼロのルイズ!」 「いつだって、成功の確率ゼロじゃないかよ!」 サララはやっと、どうしてルイズが『ゼロのルイズ』と呼ばれているか理解した 自分と同じ『魔法の使えない』魔女だからなのだ、と 前ページ次ページ使い魔はじめました
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前提 基本的な指針モンスター数は無意味である 詐称できない情報に注目する マッピング 探索方法道を作る 違う部屋をあぶり出す同じ方向の探索で違う情報が出てきた場合 同じ部屋に見える情報が出てきた場合 情報収集を終えたら 特殊な部屋T0の部屋 T1の部屋の対 出口がある部屋 総括 【幻の道】を経由するとマップの情報、特に位置関係についての情報のほとんどの信ぴょう性が著しく損なわれる。しかしよほど凝ったマップを作らない限りはそのマップの全容を推察するのは難しくない。ここではそのための指針を幾つか示す。 前提 特に【幻の道】を使った迷宮は情報収集のルールに多大なパッチを当てないと探索が不可能である。この項では以下のルーリングを前提として以降の議論を展開する。 マップの外周からその外側に向かって伸びる通路(A行の上, 第1列の左等の出入り口でなければいけない通路)にはトラップを設置できない。 マップの外周から外側に、斜めに向かって伸びる通路は存在しない。 最初の情報収集はランダムに「位置」を指定しその場所にある部屋について判定を行う。 以降の情報収集は通路を基準にした相対的な位置によってその情報を開示する。 《配下》は通路を通って移動しているものとする。 情報収集の際は今いる部屋から出ている通路を選択する。その先の部屋の情報を判定により入手できる。 情報は開示されたのち《配下》はその通路を通る事ができるようになる。 情報収集ののちに《配下》が残っていれば、《配下》はそれらの通路を望む限り好きなように移動できる。 一度情報収集を終了し、別のPCが情報収集をする場合はまずマップの絶対位置を指定する。最初の情報収集はその絶対位置に基づいて開示する。以降は一人目の情報収集と同じ手順を踏む。 基本的な指針 【幻の道】が使用されている時点で、部屋の絶対的な位置は無意味である。というかたとえ本当の部屋の位置が出てきても多くの場合は価値が無い。【幻の道】と一緒に【テレポーター】や【迷宮嵐】を使っていたり【もぐら棒】が必須な迷宮がでてきたらそれは遠慮なくGMを殴っていい。とどのつまりは「出入り口を探す事」と「できるだけ奥に行ける安全な(奇襲を受けない)ルートを確保する事」の二つを優先してやる必要がある。 モンスター数は無意味である 今更解説する必要は無いかもしれないが、【ブレーメン】はモンスター数に対して偽の情報を設定できる上に情報収集での情報開示時に改めてどちらを伝えるかが選択できる。と言っても高々2通りしか無いのが。 詐称できない情報に注目する 「トラップ数」と「通路の作り」である。 この2つが一緒でも同じ部屋とは限らないが、どちらかが違えばそれは違う部屋である。この文章を見て首を傾げた人は申し訳ないが【幻の道】や【行き止まり】の疑いが出た時点で迷宮把握のための判断を他の人に丸投げした方がいい 。 それと重要なのは「最初に開けた部屋の絶対位置」である。この3つを詐称できるルールは今のところ(2012年11月27日現在)存在しないのでそれを手がかりに探索を進めていく事になる。 マッピング 普通のマップで管理してもいいが無地の紙をお勧めする。「その部屋から出てる通路の位置」と「その通路から行った先の部屋」の情報の抽象度を高めるためだ。逆に言えばばそれさえ書いてあれば何でもいい。例として画像のような感じでメモするのがいいだろう。これはA2からはじまって4つ目の探索を終えた所だ。 青い丸は通路の位置、赤い丸は探索の結果、外だった所だ。 探索方法 所で皆さんは普段どのような順番で情報収集をしてるだろうか。「王国フェイズの情報収集では《配下》は行った道を戻れない」と言うGMもいるらしいが、その裁定は普通の迷宮でもろくに情報が開かない上に、そもそもブックのテキストを忠実に適応すると最初に派遣された部屋とその周辺しか調べられない事になる。 上にも書いてあるが、少なくともこの項を書いてる人物は「既に開いた部屋とそれらに通路でつながっている部屋はどこでも調べられる」という事にしている。もし幸運なことにもその裁定が当たってる卓でプレイする事になったら「道を作るように」部屋を探索しよう。 道を作る 可能な限り引き返さずに探索を続け、「来た道以外の通路が無い部屋」「外」「既に開けた部屋と通路もトラップ数も同じ部屋」に当たったら最初の部屋から繋がってる通路を選びその先から探索を再開する。その部屋からつながっている部屋が全て開いている場合はできるだけ最初の部屋に近い、まだ探索していないルートでの探索を開始する。通路とトラップが同じ部屋に当たったら引き返すというのは先と言ってる事が矛盾してるがさもなければ延々と同じ場所を探索し続ける事になるのと、この二つを揃えるのは割と条件が厳しいため、この時点でもこれからも、最初はそれらは同じ部屋である事を仮定して以降の探索を進める。通常はこの時点で少なくとも出入り口は判明する。不幸にも出入り口が見つからなければ次段階に移ることになる。 違う部屋をあぶり出す ここから探索方針を「広く浅く」の方針に切り替える。まずはトラップ数、通路の構造が共に同じである部屋を二つ選び、「それぞれの部屋から見て」同じ方向にある部屋をそれぞれ探索する。多くの場合は違う方向からその部屋に入ってきている筈なのでこれは1回で済む。同じ部屋に違う部屋から同じ方向に入ってきてしまった場合はどちらかの探索から最初の部屋に引き返す際に通路が存在しないか、未探索の部屋に当たるか、さもなければルートの一意性がなくなってしまうかのどれかが必ず発生するので「どの道を通って引き返すか」という確認が必ず行われる筈である。わざわざ最初の部屋に戻ろうとするのはその確認も兼ねている。 (それらが違う部屋なら一意性が保たれるがブラフの為にルートの確認が行われるかもしれない。GMそれを怠ったのならばPCにとって幸運なことである。それらは間違いなく違う部屋である。) 同じ方向の探索で違う情報が出てきた場合 もしそれが今までにない構造の部屋だったら、その部屋からまた道を作るように深く探索をしていく。もし他の部屋と同じ構造をしていたらとりあえずそれらは同じ部屋だと仮定し、再び「違う部屋をあぶり出す」事を繰り返す。 同じ部屋に見える情報が出てきた場合 トラップ数と通路の位置が一致している場合、先にも書いた通りとりあえず同じ部屋だと仮定する。他に検証していない通路があったとしてもだ。それを追求するのは他の部屋全てで同じに見える部屋が出てきてしまい、にっちもさっちもいかなくなってからでも遅くはない。違う対の部屋があればその部屋の先をあぶり出すこと。 情報収集を終えたら 《配下》を使いきってしまうか出口を探し当てて早々に撤退するか、とにかく情報収集を終えたらいよいよマップ全体の構造を吟味する。手順通りに行けば情報を開けた部屋は全て、少なくとも最初に情報を開けた部屋からのルートが確保されている筈だ。この時点で迷宮を踏破するだけなら十分な量の情報が集まってないを判断するのならば確定していない部屋の相対位置を検証していく。 もう得られる情報は無いのだからここからはヤマをはるしかない。まず通路の構造もトラップの数もエネミーの数も同じ部屋は同一の部屋としてしまう。 「エネミー数だけ違う部屋が同一の部屋だとして、できるだけ【幻の道】を使わない場合の地図」と「それらが違う部屋だとした時の(以下略)」と書く。はっきり言うがそれ以上の考察は無駄である。その不完全な地図を手に、意を決して迷宮に飛び込むのだ。慌てることは無い。GMにリアルファイトを申し込むのは宮廷が全滅してからでも遅くはない。 特殊な部屋 基本的には以上の手順で情報収集していけばとりあえずの全容はつかめる。但しこの過程を短縮できる部屋が幾つか存在する。 T0の部屋 GMに良心が残っていれば必ずこれは何処かにある筈である。この部屋とこの部屋からつながっている通路にトラップは存在しない。 つまりこの部屋に繋がってる部屋の相対位置は物理的な位置も含めて完全に信用していいことになる。この情報は値千金である。 もしこの部屋が絶対位置も信用できる部屋、つまり最初に情報収集をした部屋それ自体かそれに隣接していれば更に大きな情報となる。 T1の部屋の対 同じ部屋かどうか疑い部屋のトラップ数が1であればモンスター数に意味が出てくる。 モンスター数が食い違っていれば【ブレーメン】が存在する可能性が高い。逆に言えばその部屋から出ている通路に【幻の道】や【行き止まり】は存在しない可能性が高い。 逆にモンスター数が同じであり、かつ入ってきた方向と部屋から出てる通路が矛盾する場合はその部屋から出てる通路の何処かに必ずどちらかのトラップがある可能性が高い。 モンスター数も違い、入ってきた方向と部屋から出ている通路も矛盾している場合は、それらは本当に違う部屋の可能性が高い。 どちらにせよこの部屋からの探索は後回しにした方がいい。 出口がある部屋 おめでとう! 情報収集の役目は完了した! …と言ってしまえばそれまでだが、これでこの部屋が存在する位置が3択以下に絞れた事になる。最初に情報収集を行った部屋、T0に隣接している部屋の情報と合わせれば残りの部屋の絶対位置すら確定する事がある。 総括 【幻の道】ってお互いに面倒だからおとなしく封印しておきましょう。