約 4,053,609 件
https://w.atwiki.jp/dekinaisao/pages/25.html
片手剣 短剣 槍 メイス 鎧 盾 片手剣 名前 性能 効果 金額(入手方法) SAN値直葬ソード STR+20 効果:相手をSAN値直葬にできる。 レアドロップ SAN値直葬ソード+1 STR+30 効果:相手をSAN値直葬にできる。 鍛冶 紙切の剣 STR+5 - 100 マァムカントリーマーチ STR+8 - 150 肉切り包丁 STR+15 - 200 ファイアソード STR+20 - 300 ブロードソード STR+40 - 500 短剣 名前 性能 効果 金額(入手方法) 十徳ナイフ STR+5 - 100 モンシロチョウナイフ STR+10 - 200 AMENバヨネット STR+15,SPD+10 - 500 メエルーンズのカミソリ STR+100,SPD+80 トリップ10分の1で相手を即死させる(1戦闘2回まで) レアドロップ 槍 |名前|性能|効果|金額(入手方法) パイク+1 STR+30 - - パルチザン STR+50 - 500 雪月花 STR+70 - 鍛冶 メイス 名前 性能 効果 金額(入手方法) モラル・バルのメイス STR+50 自分のHPを与えたダメージの半分回復する倒した敵で威力が上がる クエスト よくとぶバット STR+10 - 200 拷問部屋の肉塊 STR+15 - 250 ガンジーバット STR+20 - 300 モーニングスター STR+50 - 500 鎧 名前 性能 効果 金額(入手方法) 布の服 DEF+5 - 100 皮の鎧 DEF+6 - 150 シーブスマント DEF+7 - 200 天の羽衣 DEF+10 女性専用 300 益荒男の鎧 DEF+10 男性専用 300 チェーンメイル DEF+15,SPD-5 - 300 ピナメイル DEF+20 シリカ専用 500 月影の鎧 DEF+60 - 鍛冶 月下美人 DEF+60 - 鍛冶 ロッソファンタズマ DEF+60 - 鍛冶 銀鏡の鎧 DEF+30 - 鍛冶 盾 名前 威力 効果 金額(入手方法) バックラー DEF+5 - 150 ブラジャー DEF+1 - 100 一式防御盾 DEF+10 - 300 エオリアの守護者 DEF+15,SPD-10 - 400 戦乙女の盾 DEF+20,SPD+5 - クエスト 戦乙女の盾+1 DEF+30,SPD+10 - 鍛冶 御鏡の盾 DEF+20 - 鍛冶
https://w.atwiki.jp/dekinaisao/pages/57.html
-‐=‐ ` 、 / __ 、 / / ....... \ ___ _ -‐==ニニ=‐- _ .<ヽ // _ =¨  ̄ ̄ ̄ ̄^¨≧‐ _¨=- _ \.、 / / _ -= 7T T T才´、 ¨ =. ヽ ∧ ヽ //´ / /' |i }´ 斗=ミ、i .}\! 〉 , .、 ∠イ ./ 斗zミ|i ,′ {rflハ ∥ /、 \ / .r┤ | ー=彡 〃 ん刈 / .乂ツ !/ i 个ト ._\ .i | | -‐=. 、 / ゛ 辷ソi/、 / , | ! ` <| | | ) .) イ \ /′ __ / .イ .! ', ' , { | .i‐--―==ニ´ 彡′ /././ / ∧ l´ `i ,仏...| ,′リi ' . | r.、 ∨ / イ ./ イ .价 、 , i .|′/ .} } .|φ },_ヽ _ ミ /´ /´ ..| / > ..、 / .!___ / / ./ .i/ /{ `_、 ヽ _ イ´ ,′ |/ 、 .>┴ ´―i ! ∧ / 〈 . !、_i´ ̄ }‐- -‐= ¨ , \ ∧ .i / .∧ ∨ .∧. , i , .Y / . ∧ `i /_─┘ / ∨  ̄ ! , }\ / . . . .∧ .!/ \` 、 / i`ヽ } , i . . . . . . . . . . .\ \ .` ..、_\ } ', ! ,.′ /,′ ,′ ./ . . . . . . . . . . . . . \ \ . .{{№ \ / { ', .} }/ ___ _ -‐/ ./ / ./ . . . . . . . . . . . . . . . ∧ .∨≧㍍z \ ! ', /. ,′ /  ̄/ ,. ' ./ , ' 、 ./ . . . . . . . . . . . .〉〉〉. . . . . . . .\` 、 ∨ /// ../ / ./ / У . . . . . . . . //i | . . . .} ./ \. { ‰ / .// / \ . . . . . . . .// i | . . .,′r′ \. ∨ _,, イ ,′ / \ . . . // 、!.| . . ./、 .| ‘ ,. ¨ ̄ =-‐ ,′ ./ ,. '.f ` ´// | | / `|¨ ̄ ., ' ,′ イ /  ̄ // | | ∧ . ! , ' .,′-‐ _ ,/_.二ニニニニニ// .| ヤ ∧ .| / ,′ =-‐ ¨ >‐- i L二二ニニ〉 |. / .,′ } !‐{二}´ / ,′ ノ | /二}. / / >''" 仡ニ/ 浦島が2層の町はずれで釣りあげた種死の現在のPTメンバー。 今はまだ攻略組ではないが種死がレベル上げの手伝いをしてるのでそう遠くない内に攻略組に入るかもしれない。 十分レベルがあがった後にPT解散するかは不明。
https://w.atwiki.jp/jikotyuu/pages/78.html
https://w.atwiki.jp/dekinaisao/pages/45.html
/ / //⌒ヾ彡Y |\ , / ′ // |l | │、\_}. / / ,| .′ _,,..|l ∧. ! | ヽ ゚,...ト、 / j ./ | /| | ,. '" ,ノリ } | | _ _ } j } | `ヽ /} j | /__ ゚, ./ ..| ´r―,.-=云ミt| | | / ノ」 } .′| | { `リ }.| ,/ _ノ爪l} /| / .|ヽ´⌒´゙l } | |│ l {イ汽ミ リ 、込少'′/ / │ } | } ′ |/ 乂} いrタ /ィ/ | .′ | {/ / \{、ム 「 / | .j/ { | {リ \} | / { | { | ハ ノ 1 ' ∨ | ' 八 ` ´ ; ハ . ‘。 l/ \ , ´ ′ / i i} , ---- 、 ′ j 丶 _,. ィ ,,./ /´ ̄{ / ヽ / 八 〉r< i / / / , / /___゚。_ _ _ _ ィ⌒ヾ「 / / / ′. / /´ // jl{/ / { , / / // 「i / / i{ ′ キリトとPTを組んでいる。 バジーナブートキャンプの被害者、青眼の白龍戦後のレベルは30弱と予想される。 原作とは違い1層ボス戦の時点でキリトとPTを組んでいる 宿屋でも同じ部屋で寝ているようだがそれ以上の関係は不明。 意外と食い意地が張っているらしく、キリトに危険だと言われても安全マージンの取れていない狩り場に物凄く乗り気だった。 ブートキャンプ報酬のレストラン無料ペアチケットでキリトと一緒に行く模様。 バジーナ達に出歯亀されていることは知らない。 リズベットのお店常連その2。
https://w.atwiki.jp/dekinaisao/pages/60.html
ヽ丶ィ `丶 . --- γ 'ヽ / ` ゝ、 / ゝ. / \ ヽ / |\ィ メ \ィ. l /l \ 〆 \ |\ _> l / l \ |.\ ,,,;;ィ=≦≠\》 lミヽ \___ l /| ‐‐-l─X´\ | ≧'´ |\} } / l/ | ハ | ,,,ィ≦ \.| 。 j∧ ノ \ | | / {lィゞ" u }ゝィ/  ̄ ̄ l ハ│ | ノ´' ヽl llゝ |ヽ u l~`丶 / lV_ 人 ^ イ 丶、 ,♂ ´ ゝー一 七ゞ´ l\\ /´|/ _ ヘ/ /ヽ 八 |\〔三 〕/ ./ / \ 公園で修羅場ってる所にザナドゥが助け舟を出した、しかしそれはザナドゥの罠だった。 契約書を書いてしまいザナドゥの便利屋になること・・・しかも訳のわからない名前まで付けられる事に/(^o^)\ナンテコッタイ 現在の依頼は一層にくすぶってる奴数人つれてレベル上げ。 生きていれば良い事だってある・・・しかし、生き延びた所でそこがパラダイスであるとは限らない(CV銀河万丈)
https://w.atwiki.jp/dekinaisao/pages/61.html
‐=- -=== 、 _r'´ .ヽ > ´ . `ヾ三≧、 ハ / _ ` <ム .、 -' ´ > , ヾj \ / \ \ . \ ., / . ∥ . | \ Y、 .ミ=ー // / |{ |l | l 斗‐‐ \ . | \ . Y /// . l 人、{| . |ト |__.ノ_丈jノ、 . \ | \ . }ヽ } / ' ∥ V―‐-ヽ\ . |〃´丕ワj 乂ー―‐‐ ` 。' ,゚ / V | 乂、\\' 、r'_}ツ || . /. }/ . \ >、 |l | | r'´孑ミ. |j / } . \ . \ ∨ Y .八 . |人 ∧ ゞ-' ノイ ∧、 \ |ヽ . }\} ゝ( 乂 ミ=ー ' /|´ \_\ . |=.∨x /ヽ∧ ____/_ |x≦三三三三三三`ヽ ///| ヽ / -=≦三三三三三三|_三三三三三三Y / / | ./ -=≦三三三三三三}三三三三三三|} `ー乂 / -=≦三三三三三三{三≧x三三三∥ _,x< -=≦三/ >三∥ \ / -=≦/ 三≧x /\ / -≦/ 三三} / ' ザナドゥが閃光のカルピスセンターと連絡をつけるためにつれてこられた連絡要員 名前が無かったので閃光のカルピスセンターが名前を付けた。 閃光のカルピスセンターは全く気にしていないが なぜか自分の名前のことを知らない メタ視点だがNPCであるザナドゥが連れてきた 等から彼女もザナドゥと同じNPCの可能性が高い。
https://w.atwiki.jp/dekinaisao/pages/12.html
コメントプラグイン @wikiのwikiモードでは #comment() と入力することでコメントフォームを簡単に作成することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_60_ja.html たとえば、#comment() と入力すると以下のように表示されます。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/dekinaikommbu/pages/103.html
, -フ=─ ( [_,,,-- ,,,_ /ヽ! ` ヽ / ヽ. / , 、 ヘ i .i ト 、 、 ヘ ', i .i .i .ハ |ヽ ', ', i } ', i { | / __',」 ヽ、 ヘヽ. ', .i .!. ', /ィ.',∀´ ̄'j` ヾx.弋弋┼、|l , -─'7 .人',斤忝孑 ` ``__!} 从. , ノ, イ ヽ、ヘ弋゙ツ 〃 ̄ `ソ'^ ヽ、 ヘ 〆´ ノ ` ,"" i "" ./ ヾ-ゝ ,ノ,-彳 , 、 _ゝ、 ー ‐ ィ" ヾヽ、 '´彡/, / 、 ̄7/ゝ.....‐ ヘ t─‐‐-、 ヾヽ ` // i ヽ// ! ""/ 〉ナ ', ヘ ヽ ノイ, イ' |. // ̄ヽ /, ‐ /∧゙, i ', ヘ メ´ / l. V/ . 「V ム.゙, Vi i ヾj / l. l 厂 兀`ー ┤!// \ヘ 'l ', l| ∧ )⌒^`ーH_{ !」ノ/ .斤 'l i i !イ ハ. i. ! ゝ ~ く }. i. ハ | !/ l i ', \ ` 、. V l| 'j ヤハ. \ _,,,....,,,_ ,ゝ `ヽ', | 'j .! ツ= \ .i | ヤ  ̄ {ゝ、 _.ノ | 廴三__==‐ヘ ヘ |_ ! _,-_'=ヾ^ヽ ∧i |さ '⌒`Y。〈0 )ツ‐ヘ / l |'弌二ノー‐''可__」 P =| | | | ゚', | `ー= l | | | ─ ̄ i━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【結(ゆい)】 ♀ 種族:アイドル +2 性格:ねぼすけ Lv 32 HP 126 MP 12 妖精系 こうげき / D+ ぼうぎょ / D+ まりょく / B+ せいしん / B+ すばやさ / B+ キャパシティ ./ 【24/22】 T-S / 晩成 耐性 / 炎:0 氷:0 雷:-2 風:+2 光:-2 闇:+2 【装備】 ・スター 《楽器・ペルソナ》【歌/なし】 結との絆から精製された武器 以下の効果を得る 1.結の習得している【歌】【踊り】を使用出来る 2.??? 3.??? 【セットアップ特技】 ・おうえん 消費:MP1 【体技/補助】【1】 自PTのテンションを上昇させる ・げっこうの歌 消費:MP1 【歌/なし】【1】 「幻月」を展開する ・ボイスチューン 消費:MP2+T1 【歌/なし】【1】 次に行う【歌】の効果を上昇させる ・ササッとポルカ 消費:MP3 【歌/強化】【3】 このターンの間、味方全体の「任意の能力」とすばやさを「3」上昇させる この特技を使用した時、自身はメインプロセスを行えない ・クイックソング 消費:T1+MP2 【体技/なし】【2】 自身の習得している【歌】特技を使用する このターン、自身はメインプロセスを行えない ・クイックステップ 消費:T1+MP2 【体技/なし】【2】 自身の習得している【踊り】特技を使用する このターン、自身はメインプロセスを行えない 【特技】 ・めざめの歌 消費:MP2 【歌/強化】【2】 味方全体のまりょくを2上昇させる ・紲月歌 消費:MP3 【歌/暗黒】【2】 「幻月」が展開されている時に使用出来る 敵全体に魔法攻撃を行い、自PTのテンションを上昇させる ・バレットダンス 消費:MP3 【踊り・射撃/なし】【2】 敵全体に物理攻撃を行う ・はやての舞 消費:MP2 【踊り/強化】【2】 味方全体のすばやさを2上昇させる 【種族スキル】 ・アイドルマスター 【*】 自身の行う【歌】【踊り】の効果が上昇する ・覚醒 【*】 レベルが一定値以上に上昇した後、きっかけがあれば能力値が上昇する 【パッシブスキル】 ・フラワーガールⅠ [1/T]【1】 【歌】を使用した時、自身の能力値がランダムで上昇する ・エンハンスグロウⅠ [1/T]【2】 味方の能力値を上昇させた時、テンションが上昇する ・バレットサウンド 【1】 自身が《楽器》を装備している時、【射撃】特技を使用出来る ・??? 【*】 「踊り」「歌」に関する能力 【アクティブスキル】 (x枠) ・月下にて詠うx [1/戦]【1】 「幻月」が展開されている時、【歌】と同時に使用する その【歌】の効果が上昇する ・月天に舞う [1/戦]【1】 「幻月」が展開されている時、【踊り】と同時に使用する その【踊り】の効果が上昇する 【耐性】 なし 父親:カルピス (キルリア) マスター:できない子 母親:カグヤ (アイドル) マスター:できない子 忘れたスキル ・応援歌 消費:MP1 【歌/補助】【1】 自PTのテンションを2上昇させる
https://w.atwiki.jp/dekinaisao/pages/65.html
名前 コメント すべてのコメントを見る したらば見えないの俺だけ? とりあえず見えるようになるまで設置 -- (名無しさん) 2012-12-27 15 37 49
https://w.atwiki.jp/shareyari/pages/396.html
作者:◆EHFtm42Ck2 【1】 【2】 【3】 【4】【5】 見つめ合うと素直にお喋りできない。いや、出だしから何を血迷ったことをほざいてるんだとか言わない でくれ。 このフレーズは往年の人気バンドの代表曲にある一節で、恋愛感情とかいうそれはそれはフクザツな気持 ちの機微を謳った名曲だそうだ。 まさかまさかの隕石災害が起こる直前に発表されたこの曲は、阿鼻叫喚の混乱のさなか、日本の人たちに 生きる活力を与えたとか与えなかったとか。 まあんなことはどうだっていいんだ。俺が問題にしたいのはこのフレーズそのものなんだ。 恥ずかしい話だが、俺は思春期以降人と見つめ合って話したって記憶がない。これは別に恋愛感情に揺れ ているわけでも、女の子と目を合わせるだけで冬のチワワのようにプルプル震えてしまう極度のシャイボー イだからってわけでもない。じゃあなんなんだコラって? まあまあそう焦りなさんな。 じゃとりあえずここで一度鏡でも覗いてみることにしよう。さて手鏡手鏡っと。うん、ひどく目つきの悪 い犯罪者予備軍がこちらを見ている。道でこんなのと目があったら首が飛んでく勢いで目逸らすな俺なら。 中学時代、この人相の悪い少年(まあわかってると思うが要するに俺)は「組長」とあだ名をつけられ、 畏怖の対象とされる生活を送ってきた。 ただ目つきが悪いだけじゃない。俺の左頬には隕石災害で負った傷が跡になって残っている。これがまた 人相そのものの印象を力いっぱい貶めちゃってくれているみたいだ。 中学高校くらいの女子はちょっと悪そうな男子に惹かれるトレンドありみたいな話はよくあるけど、俺の 場合はそれにさえ当てはまらないらしい。まあ『組長』だし。ちょっと悪そうどころじゃないよねこれ。 そんなこんなで人から避けられる中学校生活を送った俺は、高校生になってもまあなんら変わることなく 順調に避けられ怖がられるスクールライフを満喫しているわけだ。……いや、本気で言ってないからな? 目を合わせりゃ恐れ慄いて竦まれ。仲良くなろうと思って話しかけたらカツアゲと勘違いされてチョココ ロネをプレゼントされ。結局二年に上がった今でも、友達なんて片手で数えられるくらいしかいないしな。 だから結局俺にはさ、理解できないんだ。冒頭のフレーズみたいな心境っていうのが。そのチャンスさえ 俺にはないんだよ。 「ん、もう十二時じゃんか。明日は一時間目体育だし、もう寝るか」 学年が上がってからってもの、ほぼ毎日こんなくだらないこと考えて時間をムダに浪費してる気がする。 とりあえず、明日起きたら菩薩様のような人相になってますように。我ながらバカバカしくてどこまで本気 かわからない願いを心の中で唱えているうちに、俺の意識は気だるいまどろみに包まれていった。 体育の時間は俺にとって、メランコリーを加速させる一種の懲罰、または拷問といっても言い過ぎじゃない。 どんな運動をするにしても必ず準備運動はしなきゃならず、その過程で行われるのが二人組になってのストレッ チ的な何かだ。 『二人組』という言葉が出た時点でもう察してくれるものと思う。というか察しろ。説明したくない。 まあそんなんで、体育の後の休み時間、俺は運動で疲れたって以外の理由でもうぐったりげっそりなのだ。 はあ。なんなんだよ佐々木君。ちょっと「いてっ」て言っただけなのに、額をグラウンドにこすりつけて 土下座なんかして。男の子は気軽に土下座なんかしちゃダメだろ。 はあ。なんか一時間目終わりなのにもう腹減ってきたし……いっちゃう? ここはやっちゃいますか? 早弁。 「さーて、本日の似顔絵さんは……誰だこれ?」 まあ俺も成長期の男子なわけで、弁当箱はおせちに使うような立派なお重を使っている。最下段にご飯が 入ってるんだが、うちの母さんは昔っから弁当の見た目にこだわる人で、ご飯の上に海苔やら卵やらで有名 人の似顔絵を作るのが最近の愉しみらしい。 で、今日のこいつなんだが、さっぱりわからんね。とうとうネタが尽きて近所の山内さんの旦那さんでも 描いたんじゃないだろうな。とかくだらん冗談は置いといて。いやでも真剣にヤバいんだわからないと。 帰って弁当箱を返す時に、母さんは必ず今日の似顔絵は誰だったかと聞いてくる。この時もし正解できな ければ―― 「あはっ、今日の似顔絵は比留間慎也博士なんだー! ほんっとゴウキのお母さんは芸術のセンスあるよねー」 不意打ちで背後からでかい声が飛んできた。俺今まるで小動物のごとく「ビクッ」てなったぞ「ビクッ」て。 誰か見てなかったか今の可愛らしい俺の姿。 「比留間慎也博士……? あー、一時期よくテレビで見かけたあの隕石研究の人か? こんなだったっけか」 「こらゴウキ! こんなに似てる似顔絵に『こんな』とか言わない。似顔絵にもご本人にも超失礼よ」 背後から突如湧いてきたそいつは、スタスタと軽快に俺の正面に回り込んで、腰に両手をあてて偉そうに 窘めてくる。 「どうでもいいだろ会ったこともない人なんだから。でもま助かったわ夏海、わかんなかったら俺久しぶりに 母さん泣かせるとこだった」 「えへん。じゃあその感謝の意を行動で示すこと。さあその唐揚げをあたしに貢ぎなさい」 「はいはい勝手に持ってけ。そして肥えろ」 俺の返答を聞くや否や、手がアブラギッシュになるのも構わず、唐揚げを指で摘まんで口にほりこむ。およ そ女の子の嗜みやら淑やかさなんてものはガン無視して「おいひー」とかほざいてるこいつ。 寿々代夏海(すずしろなつみ)。存外に上品な名前を持つこの女は中学校からの友達で、俺の目を見て話せ る数少ない選ばれし者のうちの一人だ。 ちなみにこいつが呼んでる「ゴウキ」ってのは俺のまっとうなあだ名であり本名で―― 「あー、えー、だ、伊達君。できればその、早弁っていうのはちょっとやめた方がいいんじゃないかなーなんて。 お、お腹空いてるのはわかるけどね、ほ、ほら」 いつの間にか休み時間は終わってたようだ。夏海はいそいそと席に戻り、気付けばすでにやって来ていたら しい古典の早坂先生がやんわりと俺を注意している。もちろんって言うのは悲しいが、俺の目を見てはいない。 「すんません、腹減ってたんで」 だから俺も相手を見ずにそう返す。「ひっ」と小さな悲鳴らしきものが聞こえたけど、しばらくして何事も なかったように授業は始まった。腹が減って集中できなかった俺は、とりあえず源氏はとんでもないロリコン だったということだけを頭に叩き込んだ。 そして放課後。あん? いきなり放課後とかすっとばしすぎだ? いいんだよ俺の学校生活なんて描写した ところで気持ちが鬱になる人間が増えるだけなんだから。そんな気持ちになるのは俺だけで十分だぜ。……う ん、俺今かっこいいこと言ったぞ。絶対かっこいいぞ今の俺。 「ゴウキ何一人でニヤニヤしてんの? 顔キモいよ?」 「うわっ! 夏海さんさあ、なんでそういきなり現れて『顔キモい』なんて暴言を吐けるんだよ」 「なんでって、事実だから言うしかないじゃない。ところでゴウキ、帰るんでしょ? もちろん帰るよね」 言わなくていい事実ってのもあると思うんですが。まあいいです夏海さん。 高二としては長身の部類に入る俺の顔を覗き込むようにして、夏海が何やら聞いてくる。いまいち要領を得 ないんだが。今は放課後。俺、帰宅部。数学の証明問題を全問すっとばすやつでも、ここから導き出す答えは 決まり切ってるだろう。 「そりゃ帰るさ。変なこと聞く奴だな」 「あはは、そうだよねー。えーっとさ、今日は陸上部、練習ないんだ」 夏海は陸上部に所属している。二年だけど既に短距離のエースなんだって。それはさておき、「練習ないんだ」 って言われても。「そう、練習ないんだ」としか言えねえよ。 「あーもうだから! 練習ないからあたしも今から帰るの! だからその、ほら」 そこまで言って夏海は、居心地悪そうに体をモジモジし出す。俺を見てくれていた目はそこかしこを泳いで、 どこにも定まってない。っておいおい、トイレか? トイレ我慢してるのか? まったくはしたないなこいつは。 「トイレならすぐそこだぞ。我慢は体によくないぞ」 「違うっ! ゴウキのバカッ! アホッ! ……んーと……バカッ!」 この子罵倒ボキャブラリーの引き出し少なっ。幼稚園児でももうちょっと何か思いつくだろ。ほんとおもしろい奴。 中学の時からそうだった。俺とこいつの関係はこんな感じで、高校生になった今もまるで変わらない。こい つは俺の目つきにもちっとも怯んだり怖がったりなんてしなくて、他のみんなと同じように接してくれた。 俺の目をしっかり見つめて話してくれる。しっかり見つめて俺の話を聞いてくれる。だから俺はこいつが 好きだ。人間として大好きだ。 それがいわゆる恋愛感情じゃないらしいことを、あのフレーズは語っている。俺はこいつの前では、いつだっ て素直になってしまうから。こんな風に楽しく話せる相手なんて俺には稀有な存在なんだから。 「だ、だからね? ゴウキ、帰る。あたし、帰る。同じ帰るなら、たまには一緒に帰ったりとかしてあげてもい いかなー、なんて」 相変わらずモジモジとトイレを我慢しながら、夏海は視線をバタつかせてそう呟く。その視線がチラチラと俺 の視線と重なり合う。ん、なんだろう。上目遣いってやつだけど、なんかこいつがやると妙にかわいい。 いきなりだが、夏海はもともとかわいい。吊り目気味の勝気な目元ときりっとした唇。運動部らしい健康的な 肌。さらさらのショートヘア。中学時代から結構モテてたが、高校生になってよりかわいらしくなった気がする。 さあそんな美少女が今俺に上目遣いをしています。いやードキドキするものですよこりゃ。さてそろそろ心臓 に悪そうなんで、少し惜しいけど終わりにしようか。 「ならはじめっからそう言え。ま、俺は寄り道するから駅までだけど、一緒に帰るか」 愛想なく言って、夏海を置いて歩き出す。背後で慌てる気配がして、「ちょ、待ちなさいよバカゴウキ」とか 罵声が飛んでくる。でもどれだけ離れたって大丈夫だ。あいつは陸上部のエースなんだからな。すぐに追いつい てくれる。あえて立ち止まらず、校門前で待つことにした。 「そういえばさ」 ついさっきまで『昨日見たバラエティの芸人が下ネタばっかでうんざりした』話を延々語ってた夏海が、唐突 に話題を変えた。 「ゴウキってまだ能力目覚めてないんだったっけ?」 で何かと思えば。くだらない。くだらないぞ夏海。これならさっきの下ネタ芸人の話の方がマシだぞ。 「ん、まあな。まどうでもいいよ、能力とか」 それは俺の正直な気持ちだ。そんなものなくたって俺はまっとうに生きていけるんだから。 うちの高校にも、能力を使ってしょうもないことを考えるやつはいたりする。しょうもないことっつーのは…… まあ女子のスカートめくったりだとか、女子のパンツ盗んだりだとか、女子の胸を鷲掴みにしたりだとか。 まあ俺にもそんな能力が目覚めてしまったら間違いなくやるだろう部類の、しょうもなすぎる事件の数々。 でも、俺は思う。スカートっていうのは風でめくれるから価値があるんだし、パンツっていうのは苦労して 危険を冒して盗んでこそ価値があるものだし、胸っていうのはそれこそ廊下でぶつかった拍子に押し倒しちゃっ て、その結果として鷲掴んでこそ価値があるものだと。 能力なんてよくわからんものをしたり顔で乱用する。そんな生活は面白いんだろうか。 「そうなの? でも『一時的に人相がよくなる能力』とかだったら欲しいんじゃないのー?」 ぐはぁっ!? こ、このアマ今なんて!? 『人相がよくなる能力』だと!? そんなもの……そんなものっ……! 「そんなもんいるかっ! ってかなんだそのピンポイントに俺のためにあつらえたような能力は!」 「きゃっ、もう! 唾飛ばしすぎ! きったないなほんと。あ、もう駅着いちゃった」 ごしごしと念入りに顔を拭きながら、夏海がぽつりと呟いた。確かにあっという間だった気がする。くだら ない話しかしてなかったんだが。 「はー、やっぱりお喋りしながら帰ると早いなー」 そう言った夏海の声が、なんとなく名残惜しいような、寂しそうな調子を含んでいるように感じた。ここから 一人で帰るのは、そんなに寂しいのかな。俺にはわからなかった。 「ねぇ、ゴウキ。その、あのね」 さっきとよく似た調子で、夏海はまた呟く。少し違ったのは、その声に微かな震えを感じたことだ。そして もうさっきからずっとこいつは――俺の目を見てくれない。どうしてだろう。俺にはわからない。 夏海が伏せていた目を上げる。俺の目と夏海の視線が交差するその瞬間。小気味良い車輪の音とともに、電 車が到着した。だから、なのか。俺と夏海の緊張は、そこで途切れた。 「あ、ごめんねゴウキ。何でもないの。気にしないで。ゴウキは寄り道していくんでしょ? じゃ、ここでね」 「ああ、気をつけてな。また明日」 いつもの笑顔で手を振って、夏海は改札をくぐる。改札の向こうから俺がまだ見ていることに気付いて、また 小さく手を振ってくる。ったくかわいいやつだ。 でも。さっきのあれは何だったんだろう。顔を上げたあいつの目は、いつにもましてキラキラしていた。そ れが目に溜まった涙の効果だってことくらいは俺にもわかる。なんであいつはあんな目をしたんだろう。俺には わからない。でもあの目を思い出すと――なぜか心が、ザワザワと騒いだ。それは強風に揺られる木の葉の音み たいに、落ち着かないさざめきだった。 登場キャラクター 伊達豪輝 寿々代夏海 上へ