約 30,345 件
https://w.atwiki.jp/45kssos/pages/135.html
このバトルロワイアルの会場の島ではたくさんの参加者の人間ドラマが繰り広げられようとしていた。 今回はそのドラマを【D-6】にだけ絞って見ていこう。 【START】 「はぁ?」 「……キョンさん?」 「ちょっ、俺をそんな可哀想な目で見るなっ!」 仲間。 戦うつもりがないらしい、普通の女子高生の姫萩咲実さんとエンジェロイドだが未確認生物かは知らんがハルヒが喜びそうな存在ニンフ。 それがこのバトルロワイアルが始まって運良く見つけた仲間。 「あんた脳みそ浮いてんじゃない?」 「…………」 いや、こいつは要らなかったな。 姫萩さんだけで充分だったな。 そんな姫萩さんからも、今は怪しまれているんだがな……。 こうニンフはハルヒ、姫萩さんは朝比奈さん的な雰囲気があるよな。 このまま行くと長門的な無口キャラか読書キャラが出てくるのではないかと思ったり。 むかつく男キャラとかも入れての偽SOS団とか誰か言い出すかもしれないな。 今、2人から怪しまれているのはそのSOS団のせいだったりする。 「宇宙人?未来人?超能力者?世界を実現化させる神の様な存在?しかも主催者の進行役の朝倉涼子も宇宙人ですって? 信じられないわよっ!」 「キョンさん……人死んだショックでおかしくなったりしません?」 「だからないっての!これ、マジだし! 大体ニンフがそういう存在否定すんの!?」 羽根生えた未確認生物なんてのもバリバリのイレギュラーな存在であるじゃないか。 自分の異常は信じるが、見てない異常は信じないってか!? 「とりあえず涼宮ハルヒ、長門有希、朝比奈みくる、古泉一樹がそれに該当すんの!朝倉涼子に至っては殺されかけたんだからな!」 「……わかったわよ、信じるわよ」 それでも半信半疑なニンフと姫萩さん。 俺もそういう風に疑う側に居たかったよ。 ◆◇◆◇◆◇ 先程自分と同じくらいの女子学生を襲った少女―長門有希―はナイフを構えながら森を抜け出した。 いつも親友達の集まりであるSOS団に居る時の様に無表情。 どんな心境であるのか、外からではわからないであろう。 「情報統合思念体にこの件についてコンタクト開始」 バトルロワイアル開始から何度も試した情報統合思念体のコンタクト。 何度もめげずに彼女は頑張っていた。 それは戦闘を終えてからも続いていたのだった。 「――失敗」 だが結果は変わらず。 いや、長門はもう成功する事に期待はしてはいなかった。 もはや、意地や0.1%以下の可能性に賭けるといった感じであった。 「もしかしたら涼宮ハルヒがこの殺人ゲームを望んでいる?」 考えられる可能性は低い。 むしろ望むはずがないと涼宮ハルヒを観察していた長門が判断をする。 しかし、どうしても彼女の存在だけがわからない。 「――朝倉涼子」 自分自身のバックアップ的存在。 長門と同じ組織『情報統合思念体』という宇宙組織のメンバーである宇宙人。 長門と同じく涼宮ハルヒを観察する者。 「彼女の事は重要だけど置いておいて……」 朝倉涼子が何かに干渉した形跡がない。 つまり泳がせても良いと判断した。 「涼宮ハルヒを生かしておかなければならない」 涼宮ハルヒの無意識の力。 願望を実現化させる神にも匹敵する力。 彼女が生きていて、こんな殺し合いなんか起きなければ良いと思い込ませるだけで良い。 元の平和な日常に戻りたいと思わせるだけで良い。 重要なのは涼宮ハルヒを生かす事。 「そして涼宮ハルヒが誰より興味を持ち、彼女の暴走を食い止めるブレーキ役の彼を死なせてはいけない」 涼宮ハルヒのSOS団に所属する唯一の普通の少年のキョンはハルヒの心を動かす大きな存在だ。 彼女の方針は決まった。 涼宮ハルヒ及びキョンを生かす事であった。 それ以外の参加者を殺す。 「大丈夫、涼宮ハルヒの力があればこの出来事すら無かった事にし、103人にまた平和な日常が戻る」 それが全ての人々にとってのハッピーエンド。 全員が望む結果であろう。 「その為なら私は……SOS団とも敵対する」 ナイフを強く握り締める。 一時とはいえ、他の人全員を殺さなくてはいけない事に戸惑いはあった。 決意と戸惑い。 揺れ動く思考での中、彼女は無謀な参加者3人を見つけた。 しかも1人は長門が護るべき相手と判断したキョンも混ざっている。 彼女は近付かないわけがなかった。 ◆◇◆◇◆◇ 「キョンさん、ニンフさん、誰か女の人がこっちに向かっていますよ?」 キョンとニンフが隣同士、咲実がそれに向かい合う位置になっていた。 そして咲実に見えたその参加者はキョンとニンフの後ろから向かってきていたので2人は気付いていなかった。 「首輪も付いています。おそらく参加者で、制服も着ています」 「何!?」 キョンとニンフが後ろを振り向く。 「あ、」 キョンの瞳には見覚えのある少女の姿があった。 ショートカットで無表情な顔。 ほとんど毎日顔を合わせては色々な事件に巻き込まれて助けてくれた少女。 同じSOS団の宇宙人の少女。 「長門!」 嬉しさが広がった。 昨日も会ったというのにひどく懐かしい親友を目にした気分であった。 「えっと……長門ってどれだっけ?宇宙人?未来人?」 「宇宙人の奴」 「それにしては普通の人じゃない」 「お前(ニンフ)が言うな……」 キョンとニンフが漫才まがいな事をしているとやがて3人の目の前に長門有希が現れた。 「長門!探していたぞ」 キョンが前に出て長門の肩を叩く。 嬉しさの現れだった。 「私もあなたの事を探していた」 と、あまりにも自然な反応の為、キョンは気付かなかった。 キョンから素早く離れ握ったナイフを2人の少女に向かい斬りつけた。 「キャッ!?」 「ァン!?」 2人とも服が破れた一直線の傷が出来た。 キョンの親友という事で、襲う事はないと思っていた為、警戒心も0であった。 「何してんだ、バカっ!」 キョンが長門を背中から抑えつけ、ナイフを持った右腕を動かせなくした。 「彼女達は悪くないんだ!だから襲わなくても良いんだっ!」 冗談だと言ってほしかった。 親友がゲームに乗っているなんて信じたくなかった。 でも、彼女は冗談を言う様な人ではないのはキョンは知っていた。 「なぁ、嘘だよな長門?」 「大丈夫、あなたは殺さないわ」 「そんな話はしてない!」 長門の目は本気だった。 見た事もない長門の本気にキョンは背中からぞくりとした悪寒が稲妻の如く走った。 「邪魔」 と強い力で左腕でキョンの胴体に叩きつける。 「ぐぅ!?」 朝倉涼子と戦いにった時に思い切り蹴られたシーンがキョンの頭に再生されながら地面に倒れ込んだ。 「まずは1人」 ナイフを握った右手が、怯えた咲実に襲う。 咲実は動揺していて動けない。 ただナイフを待つ形になっていた。 「させるか長門!」 倒れたまま長門の両足に抱きつく。 これで全体を歩けなくする。 「はぁ!」 そして、力を出しながら立ち上がる。 キョンには問いただしたい事がたくさんあった。 どうして殺し合いをする? こんな事をして何になる? 意味なんかないだろ! 日常にお前は戻れなくなるぞ! ふざけんなよ長門! 殺し合いに乗るな! 言いたい事は万を越える程ある。 だが何を訪ねれば良いかわからない。 「これは全員にとって必要な事」 長門が訪ねる前に口を開いた。 いつもと同じ口調なのにキョンは悲しみという名のナイフで心が刺されていくのを感じた。 「涼宮ハルヒが居ればこのゲームは無かった事に出来る。私があなたを生かすのは涼宮ハルヒを動揺させない為だけ」 「っ……!?」 泣きそうになった。 長門から言われた拒絶に近い言葉。 自分はハルヒの為の道具として生かされる対象になった。 情や親友の為だという意味ではなかった。 「やめてくれ長門……。そんな事、お前はしなくて良いんだ……」 「……涼宮ハルヒが暴走してしまったのなら私の責任にもなる。だからあなたのお願いでも今回だけは……」 最後まで話そうとはしなかった。 そこで長門は話を終わらせた。 「お前のせいでもハルヒのせいでもない!シャルルや朝倉涼子達の仕業なんだよ!」 キョンは立ち上がった。 あんな長門をこんなにまで決意させる主催者に怒りが込み上げてくる。 「そんな主催者なんて役者、いくらでも準備出来る」 抑えていたキョンが手を離していた為長門は自由になっていた。 自分と話していれば危険がないと思った甘い考えのキョンの考えを裏切った。 長門はナイフを持ったまま次はニンフに向き合う。 羽根の付いた人間の姿を見て目が少し驚きに変わる。 だがただのイレギャラーな人間と判断しその胸に突き刺す様にナイフを差し込む。 「がぁぁぁぁぁ……」 だがナイフが差し込まれた体はニンフの小さい体ではなく、キョンの左腕であった。 「ぐぅ……。ナイフで刺されたのは2度目だからって……耐久がつくわけじゃ……ないんだな……」 ハルヒが居ない寂しいつまらない世界。 SOS団がバラバラだった世界。 そこでもナイフを刺された事があったなと今更思い出した。 「あ、あなたは死んではダメ……。涼宮ハルヒが……」 「ハルヒの為だけかよ……」 キョンは涙を流していた。 もう自我は止められなかった。 長門は止められないともうわかっているのに……。 「お前は……、お前は俺が死んでほしくないって思わないのかよ!……チクショウ……」 長門は何も言わない。 ただ、刺さったナイフを無言で抜いた。 「がぁっ!?」 細胞に、血管に傷付けるナイフ。 削られていく様な感触。 「私は……」 長門から答えを出される。 だが聞きたくなかった。 聞いたら最後、彼女との関係は崩れてしまいそうで……。 「退いてくれ……。長門……。でないと俺がお前を許せなくなる……。……俺達は仲間だ。次会う時は……そんな考えやめてくれよな……」 前を向けない。 血の出血が口を動かせてくれない。 キョンは地面に足を着いた。 「……ごめんなさい……」 長門はキョンの目の前に救急箱を置いた。 これが長門がキョンにかける情けだと言う様に。 「……ありがとうな長門……。だから俺はお前が殺し合いに乗っている事が不思議なんだ……。俺……が大好きな親友だから……」 長門はもう目の前に居ない。 敵対してしまった長門。 殺されかけては助けてくれる長門。 何回も救われている。 「今、こうして居られるのも長門のおかげじゃないか……。許せないわけないだろぅ長門……。頼むからさ……、殺し合いなんかせず、またいつもみたいに俺とハルヒと朝比奈さんと古泉を助けてくれよ……」 長門の置いていった救急箱に懇願する様に無様に叫んでは心から祈った。 「またあのSOS団に戻りてぇよ……」 キョンの言葉は無残にただ流されていくのであった……。 ◆◇◆◇◆◇ 「私は……あなたに死んでほしくない」 意外だった。 そんな感情が自分にあった事に驚く長門。 でも、もう戻れない。 彼は絶対に私を許してはくれないだろう。 「涼宮ハルヒを優勝させる為、……参加者を皆殺しにする」 だって、彼女はもう戦う道を選んでしまったのだから……。 ◆◇◆◇◆◇ 「キョンさん……」 「キョン……」 泣き崩れるキョンをただ眺める事しか出来ない咲実とニンフ。 正直声を駆け辛い。 たった数分前まで面倒くさそうにする元気な少年というイメージをガラリと変えられてしまったのだから。 親友で命の恩人とまで言っていた長門有希と敵対し、落ち込み、悲しんでしまったから。 だがここはバトルロワイアルを強制させる為の舞台。 休める場所などない。 「殺しやすそうな3人が残った……。あれなら楽に完殺出来る」 暗闇からずっと少女とのいざこざを一部始終はっきりと見ていた鷹が傍観していた事は誰も気付いていない。 鷹は武器を持ち、3人を殺そうと立ち上がる。 ◆◇◆◇◆◇ 「キョンさん、まずは手当てをしましょう」 救急箱を開け様と手を伸ばす咲実。 だが――、 「ちょっと、何よあんた!?」 休む間もなく、三節棍という棒の様な武器を持った少女―川澄舞―の登場であった。 「佐祐理と祐一の為、私は戦う!」 素早く走り込み持っていた三節棍でニンフを叩き込む。 「キャッ!?」 横腹が叩かれる。 中の機械やら何かに大きなショックが走り込む。 「……」 無言での二撃目。 一撃目より重そうな攻撃がまたニンフを襲う。 「あぁ!?」 軽い体のニンフは跳ばされてしまう。 だが運良く、その目の前に咲実が看病をしようと降ろしたデイパックがあるところに飛ばされた。 自分が掛けてあるデイパックは取り出しにくい為、そのまま武器を取り出す。 「木彫りの星?メダルの束?違う、こっち!」 竹刀。 ごく普通に、剣道で使われる武器。 「ここより近付いたらこの竹刀で叩くんだからね!」 怯えた声で、目の前の少女に竹刀を向ける。 だが誰が見ても今、彼女は戦える様な精神力は持っていない。 「はぁぁっ!」 弱々しい掛け声、全然使いきれていない弱々しい武器の振るい方。 毎夜、見えなく素早く強い魔物と戦っている彼女にとってもはや弱い以前の話であった。 「竹刀……。そんなんじゃ勝てない」 「ぇ……?」 一撃を手に払われる。 ツボを抑えられた様に手が使えなくなりそのまま竹刀を地面に落とされてしまった。 ただコロコロと竹刀が転がる。 ニンフが取りに行きたくても時間がかかる場所へ飛ばされた。 絶望。 しかも、追い討ちするかの様に不幸が永遠と続く。 「何やってんだ、舞。早く決着を付けろ」 「……え?」 キョンの看病をしようとしていた少女、姫萩咲実の胸に穴が飽き、血が出ていた。 「ど……して、どう……て」 いや、出ないで。 溢れないで。 なんで、今に限ってこんなに見た事がないくらい血が滝の様に溢れるの? どうして手で抑えても、その隙間を縫う様に血が溢れるの? 「どうしてって、お前はこれから死ぬからさ」 乱入者、川澄舞の協力者国崎往人の登場は放たれた弾丸の様な登場だった。 「じゃあな、お前はゲームオーバーだ」 ニューナンブの引き金を咲実に押し付けて発射。 結果は言うまでもない。 既に胸からは血が流れ続け、頭からは弾丸が貫通。 脳みその欠片らしきものがこびりつく様に広がる。 100人中、100人が死んだと口を揃えるほど、彼女はもう既に動かない。 To be continued
https://w.atwiki.jp/niko2/pages/152.html
00~50 時列順に見たい人はコチラ 00はオープニングです NO. タイトル 作者 登場人物 00 本日は──動画にごアクセス頂き ◆mOSbCFXXGI マルク、ピエモン、キョン、海馬瀬人、海馬モクバ、双海真美 01 チンパンジー保護作戦 ◆0RbUzIT0To 永井浩二、ティアナ=ランスター、TAS 02 風に尋ねられて立ち止まる ◆OZbjG1JuJM 前原圭一、ピカチュウ 03 崖っぷち ◆0RbUzIT0To 天海春香、白石みのる 04 俺の作った改造バトロワを友人にプレイさせてみた ◆qwglOGQwIk 友人、八意永琳、インセクター羽蛾、ニート 05 いわゆる一つの裏技 ◆0RbUzIT0To KAS、高槻やよい、永井けいこ 06 阿部高和はキョン君の大切なものを盗んでいきました ◆qwglOGQwIk 阿部高和、キョン、谷口 07 ニートロールムスカ添え ◆LMjDxvHLHo ニート、ロール、ムスカ 08 私の救世主様 ◆qwglOGQwIk いさじ、柊つかさ、園崎詩音 09 東方夢殺竜 ◆OZbjG1JuJM 博麗霊夢、ヨッシー 10 あくのはどう ◆OZbjG1JuJM フシギダネ、道下正樹 11 黒い帽子はうさんくさい証拠 ◆qwglOGQwIk 矢部野彦麿、アリス・マーガロイド 12 うさみみ少女と魔法少女 ◆aR.LrJ7HMw 鈴仙・優曇華院・イナバ、高町なのは 13 戦士、再び ◆wC9C3Zbq2k スパイダーマン、ロックマン 14 オタクとアイドルの奇妙な遭遇 空気男が倒せない ◆BRxsUzTn5A 菊地真、泉こなた、エアーマン 15 ぶれ☆いぶ ◆OZbjG1JuJM 柊かがみ、ゴマモン 16 チハヤム、大地に……立てない ◆0RbUzIT0To 如月千早、サトシ 17 削除下克上 ◆CUG3z3uZ1o ドラえもん、日吉若、削除番長 18 クレフェアリーの憂鬱 ◆OZbjG1JuJM ピッピ、朝倉涼子 19 歌、覚えていますか 福山芳樹 20 ぺったんぺったんつるぺったん ~五十歩百歩~ ◆qwglOGQwIk 暗黒長門、伊吹萃香 21 クロックタワー ◆tGnurJkvOw キョンの妹、小笠原祥子 22 島根起動 ◆iZaN.t/1n. オメガモン 23 富竹は大変なハルヒを覗いていきました ◆OZbjG1JuJM 涼宮ハルヒ、ワドルドゥ、富竹ジロウ 24 彼女にだって乙女は必要です ◆qwglOGQwIk カービィ、園崎魅音 25 ニコニコ最強の国技SUMOU ◆XuryVJUQ9Y YOKODUNA 26 弾幕少女リリカルれいむ ◆lbhhgwAtQE 博麗霊夢、ヨッシー 27 そこらじゅうでハデにやったる ◆Dx4H1/XR2o イチロー、お覇王 28 ガチホモレスリング ~下半身に罪は無いッ!~ ◆qwglOGQwIk 越前リョーマ、古泉一樹 29 ひろくんの天使?転生 ◆0RbUzIT0To 永井博之、水銀燈 30 ナイトメア ◆qwglOGQwIk 如月千早、サトシ、ピッピ 31 モクバ死す 海馬の涙 ◆BRxsUzTn5A 海馬瀬人 32 運が良いのは彼女なのか? ◆OZbjG1JuJM フシギダネ、TASさん、霧雨魔理沙 33 外山恒一のなく頃に 友人悲惨編 ◆0RbUzIT0To 外山恒一、竜宮レナ、友人 34 Distinction ◆qwglOGQwIk 涼宮ハルヒ、ワドルドゥ、富竹ジロウ、ムスカ 35 ニアミス・ハピネス ◆wC9C3Zbq2k YOKOZUNA、天海春香 36 海☆馬☆王 ◆2kGkudiwr6 海馬瀬人、園崎詩音 37 湖畔協奏曲第一幕 “名もなき王と歌姫” ◆BRxsUzTn5A 武藤遊戯、琴姫 38 不完全自殺マニュアル―思い出をありがとう― ◆0RbUzIT0To 双海亜美、オメガモン、暗黒長門 39 ぽよまよ ~口先の魔術師~ ◆OZbjG1JuJM 阿部高和、谷口、園崎魅音、カービィ 40 カイバーマン、夜を往く ◆0RbUzIT0To 菊地真、泉こなた、海馬瀬人、ピッピ 41 楽太郎(ラピュタ王)の陰謀 ◆2VgTRcP6n6 ムスカ、柊かがみ、ゴマモン 42 落ち着け前原K! ◆lbhhgwAtQE 前原圭一、ピカチュウ、エアーマン 43 英雄 ◆Dx4H1/XR2o ストーム1(おじいちゃん)、福山芳樹、いさじ、柊つかさ 44 浩二君です ◆qRv35OWHJE 永井浩二、ティアナ=ランスター 45 ぴこまろ不思議のダンジョン 闇の探検隊 ◆OZbjG1JuJM 矢部野彦麿、アリス・マーガトロイド、朝倉涼子
https://w.atwiki.jp/poke_ss/pages/775.html
6ページ目 グチャッ!! こうし(武器:なんか温める能力)死亡 残り31名 上条当麻は市街地を駆けていた。彼は追われている。 不幸なことに、転送先で他の参加者と鉢合わせしてしまったのだ。 (どうやったのかは知らないが)幻想殺しがなくなったというのに相変わらず彼は不幸だった。 「いつまで逃げるのかしら?」 背後から届くその声と同時に、上条の横にあったポストが粉々に分解される。 彼はその武器を目にしたことが、実際に対峙したことがあった。 トラウィスカルパンテクウトリの槍。アステカの魔術師が使っていたものに間違いない。 どれほど強いものでも一撃で分解し、バラバラにしてしまう最強の槍(ナイフ)だ。 追跡者は完全に上条を殺す気でいるらしく説得は通用しそうにない。 そして不幸なことに上条に与えられた武器は数本の金属矢。 それは本来テレポーターである白井黒子が愛用していた武器で、彼女の能力があってすれば非常に強力なものなのだが、上条にとってはただの荷物でしかない。 「ふ、不幸だぁー!」 それが彼の最期の言葉となった。 上条当麻(武器:金属矢×5)死亡 残り30名 バラバラになった少年を見て朝倉涼子は快感を覚える。 最早使命など関係ない。彼女は純粋に殺人を楽しむことに決めたのだ。 次へ トップへ
https://w.atwiki.jp/animerowa/pages/41.html
普通の人間にしか興味はない ◆FbVNUaeKtI 目を覚ますと見たことも無い場所にいて、 そこに居た変な仮面のおっさんに殺し合いをしろと言われた。 どこかで聞いた事があるような状況に、思わず溜息を漏らしながら茂みの中に座り込む。 さて、どこから突っ込みを入れたものか・・・まあ、十中八九ハルヒだろうな。 こないだ――先週か先々週だかに黒い装丁の本を読んでいた気がしないでもない。 あの時は何も考えてなかったが、今思うにあの本は昔映画にもなったアレではなかっただろうか? などと少しの回想を交えつつ、とりあえず足元に転がっている鞄を開ける事にする。 あの仮面男の言ったとおり、鞄の中には食料らしき袋やらペットボトルやらが詰め込まれていた。 一番上に乗せられた紙は・・・どうやら参加者名簿と地図らしい。 別に自分の意思で参加したわけじゃないんだが、こういう場合参加者でいいのか? そんなくだらない事を考えながら参加者名簿に目を通す。 そして、よく見知った六つの名前を見つけ・・・ 「・・・って、こんな所でもキョンかよ」 思わず小声で突っ込みを入れた。というか絶対ハルヒだ。間違いない。 そんな確信を深めながら視線を右に移動する。 涼宮ハルヒ、長門有希、朝比奈みくる・・・続けて並ぶSOS団の面々。何故か古泉だけはいなかったが。 ともかく、ハルヒや長門、朝比奈さんと合流すべきだろう。 朝比奈さんは早急に保護すべきだし、長門はこの状況について何か考えがあるかも知れない。 それにハルヒもこの状況に怯えて震えているかもしれない・・・想像できないが。 さて、古泉の代わりのように存在する、残り二つの名前にも視線を向ける。 朝倉涼子と鶴屋さん(名簿で敬称をつけるのはどうかと思うが・・・) 鶴屋さんはともかく、長門に消されたはずの朝倉がいるのは気に掛かるが・・・考えるだけ無駄なんだろう。 ともかく方針は決まった。早急にハルヒ達と合流し・・・後は長門に任せる。 長々と考えてはみたが、今の状況で出来るのはこれくらいだ。 その為にも、まずは支給品とやらを確認すべきだと鞄を引っ繰り返す。 パンの袋やペットボトルが地面に転がる。同時に支給品らしき物体も俺の目の前に転がる。 それは異様にでかい兎のぬいぐるみと、これまた異様に長い日本刀だった。 ・・・兎はともかく、刀は役に立つだろう。長すぎるような気もするが。 そんな風に考えながら散らばった物を拾い集める。 そして、刀に手を伸ばそうとして・・・俺は体の動きを止めた。 いや、正確には強制的に止められたというべきだろう。 首筋に当てられた冷たい感触に、俺は完全に動きを封じられていた。 「動くな。動かなければ悪いようにはしない」 後ろから聞こえる女性の声に、『これはすでに悪いようにされてるのでは?』というぼやきを飲み込む。 「お前は、この殺し合いに・・・」 「乗っていないです」 聞こえてくる疑問に敬語で即答する。しばしの沈黙の後、俺の首から冷たい感触が消えた。 どうやら、信用してもらえたらしい。ありがたい事である。非常に。 「驚かせて申し訳ない。某も無用な殺生をするつもりはない」 「いえ、こんな状況ですから・・・」 仕方がないと続けようとして・・・背後に振り返った俺は言葉を止める。 そこには出刃包丁を手に佇む、変な付け耳と和服のような衣装を身に付けた女性の姿があったのだった。 獣耳侍娘と言うべきなのか・・・ハルヒがいたら興奮するのだろうが。 ともかく。何よりも始めに、まず一つ聞いておくことにした。 「・・・コスプレですか?」 「は?」 【A-3森 初日 深夜】 【キョン@涼宮ハルヒの憂鬱】 [状態]:健康、すこし脱力気味 [装備]:なし [道具]:支給品一式、物干し竿@Fate/stay night、なぐられうさぎ@クレヨンしんちゃん [思考・状況] 1:目の前のコスプレ娘と情報交換 2:ハルヒ達との合流(朝倉涼子に関しては保留) 基本:殺し合いをする気はない 【トウカ@うたわれるもの】 [状態]:健康 [装備]:出刃包丁@ひぐらしのなく頃に [道具]:支給品一式(配給品残数不明) [思考・状況] 1:こすぷれ・・・? 2:目の前の少年と情報交換 3:ハクオロ等との合流 基本:無用な殺生はしない 時系列順で読む Back 信頼に足る笑顔 Next 信じること 投下順で読む Back 信頼に足る笑顔 Next 信じること キョン 52 「某としたことが……」 トウカ 52 「某としたことが……」
https://w.atwiki.jp/animerowa/pages/571.html
第六回放送までの死者 時間 名前 殺害者 死亡作品 死因 朝 エルルゥ 園崎魅音 262 暁を乱す者(前編)262 暁を乱す者(後編) 射殺(全身被弾) 朝 野比のび太 セイバー 264 SECRET AMBITION264 正義の味方Ⅲ 斬殺(首切断) 朝 水銀燈 劉鳳 265 『FigureLess』VS『Amalgam』 刺殺(臥龍と伏龍で胸と左目を貫かれる) 朝 劉鳳 水銀燈 265 『FigureLess』VS『Amalgam』 過労(外傷多数、出血多量、力を完全消費したことによる) 午前 セラス・ヴィクトリア セイバー 266 Fate/hell sing266 不死身のドラキュリーナひとり、そして―― 爆死(禁止エリア侵入による首輪爆発) 昼 北条沙都子 峰不二子 271 ひぐらしのなくころに(前編)271 ひぐらしのなくころに(中編)271 ひぐらしのなくころに(後編)271 幸せな未来 射殺(全身被弾) 昼 峰不二子 園崎魅音 271 ひぐらしのなくころに(前編)271 ひぐらしのなくころに(中編)271 ひぐらしのなくころに(後編)271 幸せな未来 銃殺(全身被弾により即死) 昼 園崎魅音 峰不二子 271 ひぐらしのなくころに(前編)271 ひぐらしのなくころに(中編)271 ひぐらしのなくころに(後編)271 幸せな未来 失血(全身被弾による出血多量) 以上8名 おまけ 名前 最期の言葉 エルルゥ 「……どうか……皆……お互いを…………信じ……………――――――――――」 野比のび太 「お姉さぁん、助けてよ~! また僕達襲われて……」 水銀燈 「ふ、ふ……私は、一人、しか、背負って、なかった、もの、ねぇ……めぐ……わた、し、あな、たを、助け、られ、なかった、わぁ……」 劉鳳 「俺、は、正、義を、果た、した、ぞ……貴、様も、己、の、責、務を、果た、せ……カズマぁッ!」 セラス・ヴィクトリア 「はぁ~、しんどかった……」 北条沙都子 「大丈夫……しんのすけさんは、大丈夫……」 峰不二子 「嫌よ、死にたくない。私がこんなところで死ぬなんて、嫌よ。嫌、嫌、死にたくない――」 園崎魅音 ……えっ? 殺害数 順位 該当者 人数 このキャラに殺された人 生存状況 スタンス 1位 シグナム 8人 野原ひろし、井尻又兵衛由俊、骨川スネ夫、ルパン三世真紅、クーガー、ぶりぶりざえもん、次元大介 死亡 無差別 2位T アーカード 5人 タバサ、アーチャー、獅堂光、鳳凰寺風、長門有希 死亡 無差別 2位T セイバー 5人 君島邦彦、ヴィータ、佐々木小次郎、野比のび太、セラス・ヴィクトリア 生存 無差別 4位T ロベルタ 4人 石川五ェ門、八神はやて、アンデルセン、バトー 死亡 無差別 4位T 朝倉涼子 4人 平賀才人、ハクオロ、桜田ジュン、朝倉涼子 死亡 無差別 4位T ルイズ 4人 草薙素子、高町なのは、タチコマ、野原みさえ 死亡 無差別 4位T 水銀燈 4人 龍咲海、アルルゥ、剛田武、劉鳳 死亡 ステルス 4位T 峰不二子 4人 八神太一、石田ヤマト、北条沙都子、園崎魅音 死亡 無差別 9位 ソロモン 3人 竜宮レナ、蒼星石、前原圭一 死亡 無差別 10位T アンデルセン 2人 平賀=キートン・太一、銭形警部 死亡 無差別 10位T キャスカ 2人 朝比奈みくる、音無小夜 死亡 奉仕(グリフィス) 10位T グリフィス 2人 ウォルター、ガッツ 生存 無差別 10位T ガッツ 2人 翠星石、キャスカ 死亡 対主催 10位T 園崎魅音 2人 エルルゥ、峰不二子 死亡 対主催 15位T 鶴屋さん 1人 由詑かなみ 死亡 ステルス 15位T 野原ひろし 1人 先生 死亡 奉仕(しんのすけ) 15位T 石田ヤマト 1人 グレーテル 死亡 対主催 15位T 古手梨花 1人 カルラ 死亡 ステルス 15位T 八神太一 1人 衛宮士郎 死亡 対主催 15位T 音無小夜 1人 鶴屋さん 死亡 対主催 15位T バトー 1人 ロベルタ 死亡 対主催 15位T ロック 1人 ヘンゼル 生存 対主催 15位T 佐々木小次郎 1人 ソロモン 死亡 強者限定 15位T 翠星石 1人 古手梨花 死亡 復讐 15位T フェイト 1人 ルイズ 生存 対主催 15位T トグサ 1人 アーカード 生存 対主催 15位T 次元大介 1人 シグナム 死亡 対主催 15位T 劉鳳 1人 水銀燈 死亡 対主催
https://w.atwiki.jp/ln_alter2/pages/15.html
00~50 オープニング No. タイトル 作者 登場人物 000 今からはじまる終焉――(今よりはじまる終演) ◆EchanS1zhg 朝比奈みくる、西東天 本編 No. タイトル 作者 登場人物 001 盤曲の台は食い違い ◆LxH6hCs9JU インデックス、ヴィルヘルミナ・カルメル、フリアグネ 002 忍者月影抄 ◆F0cKheEiqE 如月左衛門 003 彼と彼女の歩む道 ◆oUz4tXTlQc 高須竜児、島田美波 004 裸の出会いにご注意ください ◆bVLQ9jn0aM 上条当麻、北村祐作 005 一文字違いの獅子 ◆b8v2QbKrCM 白純里緒 006 伊賀の散歩者 ◆F0cKheEiqE 筑摩小四郎 007 紅蓮への懇願 ◆LxH6hCs9JU シャナ、櫛枝実乃梨、木下秀吉 008 たいがーころしあむ ◆EA1tgeYbP. 逢坂大河、零崎人識 009 The prince of darkness ◆hwBWaEuSDo シズ 010 明久のパーフェクトえいご教室 ◆EA1tgeYbP. 吉井明久、テレサ・テスタロッサ 011 龍虎の拳 ◆MjBTB/MO3I 師匠、朝倉涼子 012 Noblesse Oblige-王族の義務とその意味- ◆O1Af7pV8lA トレイズ、川嶋亜美 013 人間臨終図巻 ◆F0cKheEiqE キノ、薬師寺天膳 014 二人の選択 ◆oUz4tXTlQc クルツ・ウェーバー、土御門元春 015 栞――(死因) ◆EchanS1zhg 紫木一姫、長門有希 016 酔っ払いの話 ◆UcWYhusQhw キョン、メリッサ・マオ 017 学校の会談 ◆mk2mfhdVi2 いーちゃん、古泉一樹 018 バロール ◆EA1tgeYbP. 浅上藤乃、甲賀弦之介 019 どこにでもある、普通の出会い ◆NQqS4.WNKQ 黒桐幹也、吉田一美 020 女怪 ◆h3Q.DfHKtQ 黒桐鮮花、朧 021 Parallel daze――(平衡幻覚) ◆EchanS1zhg いーちゃん、涼宮ハルヒ 022 ネコの話 ―― Girl meets Girl ―― ◆76I1qTEuZw 白井黒子、ティー 023 魔女狩りの王 ◆EA1tgeYbP. ステイル=マグヌス 024 死線の寝室――(Dead room) ◆EchanS1zhg 玖渚友 025 零~zero~ ◆MjBTB/MO3I 朝比奈みくる、土屋康太 026 long name ◆UcWYhusQhw リリアーヌ・アイカシア・コラソン・ウィッティングトン・シュルツ、相良宗介 027 姫路に忍びあり ◆h3Q.DfHKtQ 姫路瑞希、筑摩小四郎 028 あの夏は終わらない ◆hwBWaEuSDo 浅羽直之 029 そして2人は殺し合いに乗った ◆76I1qTEuZw フリアグネ、トラヴァス 030 鬼畜眼鏡 ◆MjBTB/MO3I 水前寺邦博、島田美波 031 星をみるひと ◆MjBTB/MO3I 伊里野加奈 032 須藤晶穂の憂鬱 ◆mk2mfhdVi2 逢坂大河、須藤晶穂 033 Sleeping Beauty ◆EA1tgeYbP. 榎本、アリソン・ウィッティングトン・シュルツ 034 忍法 魔界転生(にんぽう しにびとがえし) ◆76I1qTEuZw 如月左衛門 035 人間考察 ◆NQqS4.WNKQ 両儀式、坂井悠二 036 とある舞台の人間失格 ◆RC.0aa1ivU 御坂美琴、零崎人識、ガウルン 037 mother ◆UcWYhusQhw 榎本、アリソン・ウェッティングトン・シュルツ、シズ 038 虎と機関銃(前編)虎と機関銃(後編) ◆76I1qTEuZw 浅羽直之、逢坂大河、須藤晶穂 039 勝者なき舞台 ◆EA1tgeYbP. 白純里緒、黒桐幹也、吉田一美 040 CHALLENGER ◆MjBTB/MO3I キョン、メリッサ・マオ 041 ハローグッバイ ◆UcWYhusQhw 上条当麻、千鳥かなめ、北村祐作 042 ドラゴンズ・ウィル(前編)ドラゴンズ・ウィル(後編) ◆76I1qTEuZw 高須竜児、古泉一樹、水前寺邦博、島田美波、紫木一姫 043 バカと誤解とボン太くん ◆RC.0aa1ivU キノ、吉井明久、テレサ・テスタロッサ 044 NINJA GAIDEN ◆MjBTB/MO3I 薬師寺天膳 045 戦場という日常 ◆EA1tgeYbP. クルツ・ウェーバー、土御門元春 046 凶る復讐心 ◆LxH6hCs9JU 浅上藤乃 047 朝比奈みくると土屋康太のバカテスト ◆LxH6hCs9JU 朝比奈みくる、土屋康太 048 COGITO_ERGO_SUM ◆76I1qTEuZw インデックス、ヴィルヘルミナ・カルメル 049 ART OF FIGHTING――(作法) ◆EchanS1zhg 朝倉涼子、師匠 050 天より他に知るものもなし ◆EA1tgeYbP. 浅上藤乃、坂井悠二、両儀式、榎本 (【051~100】へ)
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/67.html
(舞-HiME)風華学園 鴇羽舞衣 盾祐一 玖我なつき 美袋命 宗像詩帆 武田将士 藤乃静留 神埼黎人 杉浦碧 菊川雪之 珠洲城遥 尾久崎晶 鴇羽巧海 (ひぐらしのなく頃に解)雛見沢分校 前原圭一 園崎魅音 園崎詩音 竜宮レナ 北条沙都子 古手梨花 (涼宮ハルヒの憂鬱)県立北高校 キョン 涼宮ハルヒ 長門有希 朝比奈みくる 古泉一樹 朝倉涼子 (らき☆すた)陵桜学園 泉こなた 柊つかさ 柊かがみ 高良みゆき 日下部みさお 白石みのる (新世紀エヴァンゲリオン) 碇シンジ 綾波レイ 惣流・アスカ・ラングレー 鈴原トウジ 相田ケンスケ 洞木ヒカリ 渚カヲル (Candy☆Boy) 櫻井奏 櫻井雪乃 神山咲夜 (NANA) 大崎ナナ 小松奈々 寺島伸夫 岡崎真一 (BLACKLAGOON) ヘンゼル グレーテル (アイドルマスターゼノグラシア)玉兎高校 天海春香 萩原雪歩 水瀬伊織 菊地真 双海亜美 双海真美 高槻やよい (DEATH NOTE) 夜神月 弥海砂 (コードギアス~反逆のルルーシュ)アッシュフォード学園 ルルーシュ・ランペルージ ロロ・ランペルージ シャーリー・フェネット ミレイ・アッシュフォード リヴァル・カルデモンド ニーナ・アインシュタイン 枢木スザク 開催実行委員会 開催実行委員長兼エリア11総督カラレス 開催実行委員ギルバート・G・P・ギルフォード 開催実行委員兼機密情報局ヴィレッタ・ヌウ 開催実行委員名誉ブリタニア人鷹野三四 開催実行委員名誉ブリタニア人小此木 開催実行委員L 開催実行委員ワタリ
https://w.atwiki.jp/seiyuumatome/pages/18.html
桑谷夏子=かわい乙女=天井みかん=イチゴイチエ=甘井林檎 主な出演作品 シスター・プリンセス(可憐) ローゼンメイデン(翠星石) 涼宮ハルヒの憂鬱(朝倉涼子) ネギま!?(綾瀬夕映) 18禁ゲーム 作品タイトル HP ブランド 発売日 キャラ名 Hシーン 備考(淫語) みなとカーニバルFD ○ みなとカーニバル 2017/08/25 ローリ・ネーデンショルト 有 甘井林檎名義 真剣で私に恋しなさい!A パッケージ版 ○ みなとそふと 2016/12/22 クッキー4IS 有 天井みかん名義 姉小路直子と銀色の死神 ○ みなとカーニバル 2015/03/27 大道寺富士 無 甘井林檎名義 ワルキューレロマンツェ More&More ○ Ricotta 2013/10/25 アリス・ヴァインベルク 無 イチゴイチエ名義 真剣で私に恋しなさい!A-2 ○ みなとそふと 2013/07/12 クッキー4IS 有 天井みかん名義。(Hシーン)精液 射精4 自慰 忘レナ草~Forget-me-Not~ ○ UNISONSHIFT 2002/04/12 朝比奈香澄 有 かわい乙女名義。メインヒロイン el(エル) ○ elf 2000/09/29 パセリ 有 18禁アニメ 作品タイトル HP 発売日 キャラ名 Hシーン 備考(淫語) el(エル) #1 × 2001/04/25 パセリ 無 el(エル) #2 × 2001/07/25 パセリ 有 エルとのレズシーン 現在のオススメ メインヒロイン もっとめちゃくちゃに犯してぇ! とか言ってた気がする elは使えない
https://w.atwiki.jp/hikari_goroku/pages/20.html
キャラクター とらドラ 川嶋亜美/櫛枝みのり コードギアス 反逆のルルーシュ C.C./ナナリー/紅月カレン/シャーリ コードギアス 反逆のルルーシュ MAD 怪盗しーちゅー S・A~スペシャル・エー~ 東堂明/山本芽 かんなぎ ざんげちゃん/つぐみ らき☆すた 柊つかさ/高良みゆき CLANNAD 一ノ瀬ことみ/坂上智代/伊吹風子/岡崎汐 ギャグマンガ日和 うさみちゃん/にゃんみ 涼宮ハルヒの憂鬱 朝比奈みくる/長門有希/朝倉涼子/鶴屋さん ひぐらしのなく頃に 園崎詩音/羽入/鷹野三四 ef - a fairy tale of the two. 羽山ミズキ/雨宮優子 ロザリオとバンパイア モカ/仙道ゆかり ひだまりスケッチ ゆの/宮子/さえ ご愁傷さま二ノ宮くん 真由/北條麗華 新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ/綾波レイ C.C.さくら ともよ/すぴねる/雪兎さん 名探偵コナン 灰原哀/円谷光彦/遠山和葉 学園アリス みさき/委員長 クレヨンしんちゃん 野原しんのすけ/シロ/野原ひまわり おジャ魔女どれみ おんぷちゃん/ハナちゃん ローゼンメイデン 水銀燈/翠星石/雛苺/真紅/薔薇水晶/蒼星石/金糸雀 VOCALOID 2 シリーズ 初音ミク/鏡音レン ポケットモンスター ピカチュウ/トゲピー 狼と香辛料 ホロ 声優 井上喜久子 植田佳奈 緒方恵美 喜多村英梨 釘宮理恵 小清水亜美 後藤邑子 田村ゆかり 丹下桜 戸松遥 中原麻衣 能登麻美子 平野綾 堀江由衣 皆口裕子 宮村優子 ゆかな その他 銀魂/ToLoveる/SHUFFLE!/かみかり/その他 etc.
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/1088.html
第七章 「で、何でここにいる?」 一人と一匹に問いかけた。 「入れてもらった。大丈夫。情報操作でこの部屋は防音室。」 「いや、そうじゃなくてさ……」 「彼女は私を連れて帰ってくれたのだ。感謝したまえ。」 そういえば、また忘れてたな。 「ハルヒ。簡単に説明………ってあれ?」 ハルヒはのびていた。 「これまた好都合。」 全然、好都合じゃない。 「要件は?」 「答えは出た?」 「俺は帰らないつもりだ。」 「やはりな。」 何でお前まで知っている。 「それは、キミと一緒に話を聞いたからだ。」 つまり、お前は俺が取り憑いた時の事を覚えていると。 「無論そうだ。」 「古泉一樹もあなたがそう答えると予測した。朝比奈みくるは、逆の予測を立てた。」 「そうか。それを言いに来たのか?」 「違う。もっと大切な事。」 何だ。言ってみろ。 「お腹が空いたのだが。」 下行って妹に餌でもねだれ。 「ここは、あなたが想像する改変世界ではない。」 どういう意味だ? 「正確に言うと、朝倉涼子が創った情報制御空間。時空間を改変してはいない。 彼女は、あなただけをこのオリジナルに似せたこの空間に閉じ込めたと思われる。」 そんな事出来るのか? 「涼宮ハルヒの力を少し使えば可能。」 しかしあいつは、メモリ不足だって言ってたのだが。 「無いなら作れば良い。少量のメモリの増強は簡単。 それに、彼女が消える直前、自分の能力を多少捨てれば尚更の事。 他にも数種類の方法があると思われる。 わたしはあなたの話を聞いた後、色々と調べていた。 すると奇妙な事に、時空震の痕跡が見つからなかった。 朝比奈みくるに問い合わせても、やはり見つからない。」 そういう風に改変したとかは? 「その可能性があったので、ある実験を試みた。」 何だ、それは。 「実際に過去に遡れるかどうか。 朝比奈みくるの力と、あなたが前に使った緊急回帰プログラムを古泉一樹に使用した。」 結果は? 「成功。約1日以上遡れなかった。」 それが何を示唆するのか分からないのだが。 「この世界が改変されたのなら過去はある。しかし、この世界は過去が無い。 だから遡れない。 何故なら、この世界は昨日創られたから。」 「つまり、朝倉涼子君が創ったこの空間は過去が無い。そう言いたいのだな?」 ししゃもをくわえたシャミセンが横にいた。 「今日の夕食はししゃもだそうだ。キミの妹が言っていた。」 「そう。」 「シャミ。まさかお前妹に話しかけたのか?」 「いいや、キミが前に指導した通り、みゃーで済ませた。」 「そうか、悪いな。有難う。長門もな。」 「いい。」 そう言って長門は立ち上がる。 「気が変わったらまた。」 あぁ、何にせよまた会いに行くからな。 「出来れば、あなたには戻って欲しい。 涼宮ハルヒから進化の可能性を見つけたい。 また図書館にも行きたい。」 長門……… 「それじゃあ。」 「待て。ハルヒに話さなくていいのか?」 「………やっぱり今はまだいい。」 長門は帰って行った。 「キミは謝らなくてはならない。」 誰にだよ。 「元の世界の仲間達だ。」 元の世界? 「元の世界の仲間は、この世界と違い、キミの為に働いた。自分の使命に背いてまで。 そして、元の世界のキミの彼女が、キミの帰りを一番待っている筈だ。」 ハルヒが俺を待っている。 「私に宿る仲間も言っている。キミは戻るべきだ。そして、仲間に感謝しろと。」 宿る仲間? 「珪素がどうだとか言ってたな。」 阪中の犬のあれか。 「とにかく、もう一度考えろ。」 「有難うシャミ。」 「礼には及ばない。それより、これを取って欲しい。苦しくてたまらない。」 長門の付けたバイリンガルを煙たそうに引っ掻く。 「いいのか?もう話せないぞ。」 「構わない。」 「そうか。本当に有難うな。元の世界に帰ったら、高級キャットフードをやろう。」 「私には関係ない話だ。」 「そうか。横のボタンを押せ。」 「ここか?」 シャミセンがボタンを押すと、バイリンガルが取れた。 「みゃー。」 シャミセンは下に降りて行った。 さて、生理的なもので、俺も眠くなる。 ハルヒはそのまま熟睡して、いびきをかいていた。 このままこの世界にいると迷惑かけるな… ふと、家族や仲間達の顔を思い出す。元の世界の人々はどうしているだろう。 長門が上手くまとめているといいんだが。 無性に恋しくなる。 しかし………「この」ハルヒをどうする。 ふと、雪山で遭難した時に古泉が言った言葉を思い出す。 「僕が恐れているのは、これが消去プログラムではないかということです。」 「僕たちがコピーされ、シミュレーションによって存在させられているのだとしたら、 わざわざこの異空間から出ていく必要はありません。 オリジナルが現実にいるのであればそれで充分ですからね」 「………さて、ここで変化のない満ち足りた人生を歩むのと、 いっそのことデリートされてしまうのと、あなたはどちらがいいと思いますか?」 前は、俺まで消えてしまうかもしれないという異世界だった。 今度は、俺だけがオリジナルの世界の住民で、この世界の奴らはコピーの住民だ。 消せるか?「この」ハルヒを。 どうするよ俺? 「現実をみろ。」 現実?何処だよ。それは。 「元の世界だろ?長門が連れて行ってくれるさ。」 長門が信用出来るか?この世界の長門は、俺達を殺すきっかけを作ったんだぜ? 「今のお前に何の価値がある。死人に口無しだ。既にお前は利用価値は皆無だ。それに、何故この空間があると思う。」 知るか。そんなもん。 「おいおい、しらを切っても無駄だぞ。なんせ、俺はお前だ。お前の事なら全部分かる。」 あぁ、そうだとも。此処は俺の牢獄だ。 なんかムシャクシャする。 自分自身にこんな形で腹を立てるなんて滑稽極まりない話だ。 「どうせ、失う物なんて無いんだろ?この世界はお前の桃源郷じゃないんだ。」 「ハルヒと誓ったんじゃないのか。やる事があるはずだぞ。」 「足掻けよ。ウジ虫。」 「もう昼か。」 時計を見てハッとした。 ハルヒはまだ眠っていた。そろそろ起こすか。 「起きろハルヒ。もう昼だ。」 「ん、あと4年……」 そんなに眠っていては困るので、俺の自慢の歌で起きていただこう。 「おおーおきろー♪おきろおきろおきtッ……おきろー♪」 「うるさーい!!」 「昼だ。起きろ。」 「んー?もうそんな時間?たしか昨日は………」 あ、まずい…… 「キョン。有希と何があったの?正直に話しなさい。」 ハルヒは引きつった笑みを浮かべる。このままでは、俺は至上の苦しみを味わうだろう。 長門は宇宙人だと言って通じるわけないし、言い訳、何か良い言い訳はないのか!? 「えーと、長門は元々霊感の強い家系の生まれなんだ。だから、最後に何か話そうと思って………」 「ふーん。有希だったらありそうね。 ところであんたの猫、喋ってなかった? いいえ、喋ってたはずだわ。これは調べる価値があるようね。」 ハルヒは一目散に駆け出して行った。 「やれやれ。」 1時間程経っただろうか。ハルヒは不満そうな表情で帰ってきた。 「どうだった?」 「ダメね。うんともすんとも言わないわ。」 「だろうな。」 内心ほっとした。 「いいわ!!行くわよキョン。みんなに最後の挨拶しなきゃ。」 「あぁ。」 「どうしたの?元気ないわね。」 「………いや、何でもないさ。行こう。」 外に出る。今日はいい天気だ。雲一つ無い。 「ほら。」 何だ。 「手。繋いであげる。」 「ありがとう。ハルヒ。」 「ふん、どういたしまして。」 俺達は学校へ歩む。 太陽は俺を嘲笑うかの如く照りつけ、俺の心に陰を作る。 忌々しいが、どこか温かいかけがえのない存在者。 それはまるで、現在俺の横で鼻歌混じりで歩いている奴みたいだ。 「着いたわ。」 真っ先に部室棟へ向かう。 「待ってた。二人共。」 「有希!!」 ハルヒは長門に飛びつくが、虚しく体をすり抜ける。 「そっか……死んでるんだった。あたし。」 「朝比奈さんと古泉は?」 「もう直ぐ来る。その前にこれに入って。」 長門の指した先、二体の人形があった。 「これって……」 あぁどう見ても俺とハルヒそっくりだ。 瓜二つと言っても過言ではない。 「入って。」 ハルヒは混乱状態だったので無理矢理押し込んだ。 俺ももう一体の方に入る。 「え……あたし、生き返った!?」 人形に入ったハルヒが喋り出す。 「通常の有機生命体と同じ作り。内臓等の器官もほぼ100%一緒。」 そんな事いいから服くれ。今頃素っ裸な事に気付いた。 「あたしはみくるちゃんのでいいわ。」 「俺のは?」 「無い。」 「どうも。おや………これは。」 スマイルがにやけに変わった古泉がそこにいた。 よう、古泉。悪いが服くれ。 「僕はこのままが興奮しますがね。残念ですよ。本当に。」 と言いながらジャージを俺に手渡した。 「こんにちは、長キャー!!」 しまった。遅かったか。急いでジャージを着る。 「では、始める。」 「待て。お前らは、消えて良いのか?」 「愚問ですね。僕は世界の味方です。偽りの世界ではなく、本来在るべき世界のね。 あなたがこのままこの世界の住人を希望するなら、力ずくで押し返してあげますよ。」 「わたしは、キョン君と涼宮さんが幸せになる未来が見てみたいな。」 「わたしもあなたが生存した世界を望む。わたしのために。」 みんな、すまない。俺は、お前らの希望する世界を創る。絶対お前らの期待を無駄にしない。 どんな困難も乗り越える。2人……いや、SOS団全員で。 「そちらの僕達に言って下さい。」 「大切な仲間を。」 「裏切るな。」 あぁ、伝えとく。 「ハルヒ。悪いがお別れだ。」 「いやよ。」 銀色の斬撃が走る。 俺は、間一髪逃れる。 「いやよ。ずっとキョンと一緒なんだから。」 どこから出したのだろう。ハルヒの手には、ナイフが握られていた。 「キョンはあたしだけのものよ。だれにもわたさない。」 これが俗に言うヤンデレというやつか。よくは、知らんが非常に怖い。 「猿芝居は止して欲しい。わたしの目は誤魔化せない。」 長門の一言に、ハルヒの手が止まる。 「あら、またバレちゃった。 いかにもあたし、いや、わたしは、涼宮ハルヒでありながら、朝倉涼子でもあるわ。」 どういう事だ。 「まず、朝倉涼子の能力を使い、情報制御空間を造る。 そして、涼宮ハルヒの能力を使い、空間内部を現実そっくりに構築したわ。 その時、涼宮ハルヒと朝倉涼子を同化させれば良い。 そしてこの空間が生まれたの。分かってくれたかな? それにしても、あなた達がわたしの予測通りに行動しなかったのは、誤算ね。 まだ力が上手く制御出来ないみたい。」 ハルヒの容姿をした朝倉涼子は微笑んでいた。 くそったれ。俺はこんな奴と2日間連んでいたのか。吐き気がする。 「……わたしは、あなたにここに居て欲しいの。」 またハルヒの起こす情報爆発とやらを観測する為か? 「今のわたしは情報統合思念体から外れ、一個人として動いてるの。もうそんな必要は既にないわ。」 「なら、何故こんな事をした。」 「あなたを守るためよ。」 「意味分かんねぇよ。守る?殺すとの間違えじゃないのか?」 「先にこれを見てもらおうかしら。」 部屋が一気に暗くなり、壁や床に映像が映る。 そこに映るのは、平和な日常。俺がいる。 「これはあなたが生存した場合の未来。」 映像はだんだんとスピードをあげ、早送り状態となる。 途中から少しずつゆっくりとなる。 「ふえぇぇぇ!?」 「朝比奈さん。見てはいけません。」 古泉が朝比奈さんの目を塞ぐ。 「こりゃあ……なんと………まぁ。」 グロ表現たっぷりの映像だった。俺も見るべきではなかっただろう。 風貌から見て、数年後。ハルヒは暴走する。 俺や宇宙人、未来人、機関の人々が止めに入るが俺は死に、全て無駄に終わる。 正気に戻ったハルヒだが、自分の行いに苦悩し、発狂。 再度暴走を始め、世界中の人々を巻き込む。その後、誰か知らない野郎にハルヒは殺される。 世界は改変され、俺達は蘇る。だけどそこにハルヒはいない。 世界は改変され、俺達は蘇る。だけどそこにハルヒはいない。 「これはわたしの計算が導き出した未来。」 「冗談だろ?」 「情報統合思念体も同じ考えのはずよ。」 もしや、今まで長門の親玉が黙ってたのは…… 「彼女が確実に起こす情報爆発を待ち望んでいるからよ。 あなたを殺すつもりは無かった。長門さんが助けに来る事や、わたしが消される事くらい分かってた。 それでも、あなたにはこんな未来を歩んで欲しくない。 対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェースじゃなく、 あなたを想う『人』としての希望なの。」 「それでも俺は帰る。」 俺は、約束したんだ。こいつらと元の世界のハルヒに絶対帰ってやるって。 「ダメ、絶対。後悔するのはあなたよ?この世界で安穏と暮らした方が良いんじゃない?」 「ハルヒがいないこの世界で俺に何が出来る?止めるならお前をぶっ飛ばす。」 「……そう。分かっているの?今のわたしに勝てる人はいない。例え倒しても、同じ方法で再生するだけよ。」 「「長門さん!!」」 朝比奈さんと古泉が叫ぶ。 「僕達に任せて行って下さい。」 「ここは、わたし達が死守します。」 「無理。この空間はただの情報制御空間ではなく、空間の隙間に強力なファイアーウォールが張ってある。 これを破るには、涼宮ハルヒの能力が必要。しかし、彼女が抵抗する今、それは不可能。」 2人からは諦めの表情が見える万事休すか。 その時、俺の頭のどこかがプッツンと逝ってしまった。 なんで俺がこいつ等に人生を制限されねばならん。 確かにハチャメチャな人生も良い。良いがそれは人間の基本的な倫理観においての話。 自分の今後の生活を脅かし、死亡時期まで決められちゃ困る。うざい。非常にうざい。 とりあえず、目の前の朝倉が一番邪魔だ。 「どけぇぇぇぇ!!!」精一杯のパンチをお見舞いした。 朝倉は一瞬怯むが、すぐ体制を整え、俺の首を絞める。 「女性に手をあげるなんて最低じゃない?」 苦しい。呼吸が出来ない。俺は朝倉を睨む。 「残念ね。いっそのこと、今すぐ楽にしてあげるからね。」 機械のように笑っている。顔はハルヒだが、こんな表情はしない。 急に力が緩み、解放される。俺の顔に血潮がかかる よく見ると、朝倉の手が切断されている。 グロい。血が脈打つように吹き出てる。 「わたし達が守る。」 その瞬間、長門が俺の目の前に青白い半透明の膜を張る。 膜はちょうど部室を2等分し、片方に俺1人の状態。 「よく聞いて。」 朝倉の相手をしながら長門は話す。 「あなたに会えて良かった。あなたはわたしに任せる。あなたは、彼女を守って。」 「何言ってるんだ?」 「さようなら。」 「待て長門!!」 「流体結合情報凍結。」 終章へ