約 3,227,850 件
https://w.atwiki.jp/oiko2009/pages/496.html
東野圭吾「ガリレオの苦悩」(2008) ガリレオの苦悩 評価 ★★★☆ ひとこと ガリレオシリーズ第四弾。 福山雅治と柴崎コウによるTVドラマシリーズを踏まえて書かれた一作。 特に前シリーズのネタバレがある訳ではないが、「容疑者Xの献身」を踏まえて読むべし。 ややヒューマンドラマ的な要素が強くなり、所謂ガリレオシリーズ当初のミステリ色は影を潜めた感が強い。 分類 ミステリー(日本人作家) 短編落下る 操縦る 密室る 指標す 攪乱す ネタバラシ作品(この本より先に読め!作品) ネタバラサレ作品(この本より先に読むな!作品) 気になる表現 神秘的なものを否定するのが科学の目的じゃない。 彼女は振り子によって、自分自身の心と対話をしている。 迷いを振り切り、決断する手段として使っているにすぎない。 振り子を動かしているのは彼女自身の良心だ。(p267) メモ 飛び降り自殺と思われていた死体から殴られた後が。容疑者はいるが、どのようにして落下させたのか?★★ 離れに住む放蕩息子が火災の中で鋭い刃物で刺殺された。how do it。★★ 山中で不可解な死体が発見。死亡直前はホテル内で鍵をかけて休んでいたようなのだが。★★ ダウジングで行方不明の犬を見つけた少女。少女は何かを知っているのか?★ 湯川に挑む殺人犯「悪魔の手」。湯川との知恵比べ。最もガリレオシリーズ的な作品。★★★ 参考 主人公 帝都大学理工学部物理学科助教授・湯川学
https://w.atwiki.jp/wiz-fo/pages/341.html
アクセス制御 NINJA TOOLS 航空券 データ復旧 不死王の苦悩 - アンケートページ このページは、ユーザーシナリオ「不死王の苦悩」のアンケート用ページです。 このシナリオに対するコメントがあれば、こちらから。ただし、シナリオの内容そのものに関わらない内容の書き込み、シナリオ作者氏や、シナリオそのものへの誹謗中傷を目的とした内容の書き込みは禁止とします。シナリオについての雑談をしたり、攻略情報の質問・返答を書き込みたい場合は、外部掲示板をご利用下さい。 名前 コメント バーズテイルとのクロスオーバーシナリオだが、異常に複雑な構造のスカラブラエの街にいきなり放り出されるということはなく、逐次道が開けていく作り。 ハック&スラッシュがメインであまり悩む部分はないものの、ダンジョンの構造は縦横が無造作に繋がったものが多く、Wizとはまた違った構造でかなり複雑。 経験値が序盤からインフレ気味で、クリーピングコインの集団がたまに出ればすぐにマスターレベルまでは育てることができる。 移動中のエヴァキュエートでもアイテムを失う設定になっていて、誤爆しやすいので注意(一度やってしまった)。 全体的にバグが取りきれていない印象で、開始直後の街に無造作に岩のマスがあるのと、ウィザードアイ無限使用のアイテムが購入しても使えないのは参った。バックアップを取りながら進めたほうがいいかも。 作者の方の意図はそこかしこに感じるものの、もう少しバーズテイルに寄せて作っても良かったように感じた。 -- 名無しさん (2021-04-13 22 23 51) バーズテイルをモチーフにしたシナリオ。 ただしストーリーは途中で崩壊し、ギャグめいた感じになっていくため真面目に取り合うのが馬鹿馬鹿しくなる。この点は非常に残念で、そもそもなぜこのシナリオを作り始めたのかという根本的な疑問を感じる。 基本仕様が様々に変更されているが、それについての説明が全く為されていない。 長くなってしまったので外部掲示板に詳しく記載した。 -- 名無しさん (2020-11-08 01 27 25)
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/560.html
お題 『雛苺(とできたら新入生)』 雛苺「ただいまー、なの!」 2時間目の終了時、雛苺はそう言いながら、全身泥だらけで職員室に戻った。 実は、雛苺は家庭科のほかに生物の授業も担当しているのだが、郊外学習と称して、生徒たちを学校の外へ連れて行くことがあった。 せっかく生物について学ぶのなら、実際に見たり触れたりしたほうがためになるという考えらしい。 もちろん、生徒たちにこの授業は大変好評で、流石の真紅もこれには文句が言えなかった。 蒼星石「おかえりなさい。今日はどんな事をしたんだい?」 雛苺「んっとねー、今日は野草の観察をしたのよ!その後、近くの小川に行って…」 その時、その話を遮るように、1人の教師が怒鳴り声を上げた。 翠星石「うるっさいですぅ!!きったねぇから、早くその泥を落としてきやがれですぅ!!」 一瞬にして静まる職員室内。そして、皆の視線が翠星石に集まった。 雛苺「…ふぇ…?」 蒼星石「ちょっと…何をそんなに怒ってるのさ?」 翠星石「…別に何でもないですぅ…!ただ、次の家庭科の時間は調理実習だから、汚いままじゃ困るんですぅ!!」 そう言うと、翠星石はイライラしながら、どこかへ行ってしまった。 その言葉を聞き、雛苺はしょんぼりとした様子でこう言った。 雛苺「…翠星石の言うとおりなの…。急いで洗ってくる…。」 蒼星石「あ…うん…。」 何か釈然としない気持ちを抱えながらも、蒼星石は自分の仕事へと戻っていった。 その頃、翠星石は何かをブツブツ言いながら、家庭科室へと向かっていた。 翠星石「全く…いつまでも、こんな事をしてるヒマは無いんですぅ…!!何かもっと斬新なアイデアを出さないと…」 そう、イライラの原因は別にあった。それはズバリ、自身のイタズラに関するもの…。 それは例の『水銀燈、学校乗っ取り未遂事件』が原因だった。 未遂とはいえ、その『力の差』をまざまざと見せ付けられた事に、翠星石は焦っていたのだ。 このままでは、自分の存在がどんどん小さくなってしまう…。そして、そのまま無くなってしまうのではないかというのを恐れたのだ。 しかし、だからといって水銀燈のようにヘマをするわけにはいかない…。 そんな、『目立ちたいという気持ち』と『バレた時の恐怖』との葛藤で、翠星石は悩んでいた。 翠星石「…あー!悩んでもラチあかねぇです!こんちくしょー!!」 そう言うと、翠星石は力任せに家庭科室のドアを開けた。 雛苺「道具を全部台の上に出したら、班ごとに翠星石から卵をもらって…翠星石?」 授業が始まっても、翠星石の頭の中はイタズラの事でいっぱいだった。 卵…教師全員の車に投げつけて…でもこんなことじゃ、到底水銀燈にはかなわない…!! 卵をじっと見つめながら、そんなことを考える翠星石に、雛苺が心配そうに声をかける。 雛苺「…うー…翠星石どうしたの?何か今日おかしいよ?何か悩みでもあるのなら、ヒナが相談に…」 その言葉に、翠星石はハッとする。 自分がこれだけ悩んだことなのに、何も分からない『おバカ苺』が相談に乗る…!? 一体何様のつもり…!? 雛苺「…翠星石?」 心配そうに、翠星石の顔を覗き込む雛苺。その頬を、翠星石は思いっきり引っ張った。 雛苺「ふぇ…!?び…びゃああああああああああ!!!!!!」 男子A「お、おい!!誰か他の先生呼んで来い!!」 女子B「先生!!お願いだから、雛苺先生を放してあげて!!」 しかし、そんな言葉を無視して、翠星石は泣き続ける雛苺の頬を、力いっぱい引っ張り続けた そしてそれは、蒼星石が無理やり引き離すまで、決して止めようとはしなかった。 蒼星石「…さ、何であんなことしたのか、きちんと説明してくれる?」 雛苺が泣き止むのを待ってから、蒼星石は翠星石を職員室に呼び、彼女を問いただした。 翠星石は、むくれながらこう答えた。 翠星石「別に…ただチビチビが生意気な面してたから、いじめてやっただけですぅ。」 蒼星石「…雛苺は、君の事を心配していたんだよ?さっき、雛苺とも話したけど、今日の君は何かおかしいよ。何があったのか話してよ。」 翠星石「…。」 その問いに何も答えず、ただむくれるだけの翠星石。 そんな翠星石に対し、蒼星石はいつになく険しい顔つきで、こう迫った。 蒼星石「…どうしても言えないっていうの?」 翠星石「う…。」 その迫力に、ついつい本当のことを喋ってしまう翠星石。 それを聞き、蒼星石はただ呆れるばかりだった。 蒼星石「全く…。何を悩んでいるのかと思えば、そんなくだらないことで悩んでいたの?」 翠星石「く、くだらないとは何ですか!?翠星石は…」 蒼星石「君は大切なことを忘れてるよ…。いい?これを見てごらん?」 そう言うと、蒼星石は一冊の卒業アルバムを取り出した。 蒼星石「ほら、君は去年『生徒が選ぶ、尊敬する先生ランキング』の第1位に選ばれてるんだよ?そっちのほうが、よっぽど価値のある称号じゃない?」 その事に気がつきハッとする翠星石に、蒼星石は続けてこう言った。 蒼星石「それに、そんなに水銀燈がうらやましいのなら、今から水銀燈の代わりに薔薇水晶と一緒に暮らす?喜んで代わってくれるはずだよ。」 翠星石「け、結構ですぅ!!あんな、生きた屍みたいにはなりたくねぇですぅ!!」 蒼星石「ふふっ…じゃあ、ちゃんと授業に打ち込まなくっちゃ。それに、4時間目は確か1年生の授業じゃなかった?新入生に、自分を売り込むチャンスなんじゃない?グズグズしてると、雛苺にその座を奪われちゃうよ?」 その言葉を聞き、急いで家庭科室に戻る翠星石。 しかし、この時…蒼星石は1つだけ、肝心なことを言うのを忘れていた。 『だからと言って、人の足を引っ張ったり、陥れたりしちゃダメだよ』と言うのを…。 学園での覇権争い…それは、新たな局面を迎えようとしていた…。 完 その前日のお話 翌日
https://w.atwiki.jp/jfsdf/pages/592.html
小国の苦悩13話 「ギギー!」 「キー!キー!」 ゴブリン達が咆えながら、街道を進軍していくのが見える。 「中隊規模だな・・・」 帝國製双眼鏡を覗きながら年配の兵士が呟いた。 「騎士団長に報告。敵来襲」 「はっ!」 リンドマン渓谷 ゴンザレス近郊にある渓谷とは名ばかりの小さな崖に挟まれた防衛上の要衝である。 かつてロドニー騎士団を相手に、ゴンザレス騎士団が激しく争った古戦場は再び戦場となろうとしていた。 「報告ぅ! 敵来襲! 中隊規模!」 走りこんできた兵が帝國式の敬礼をしながら報告した。 「騎士団長! 予定通り攻撃を開始しましょう!」 「よし、ゴンザレス騎士団久々の実戦である!気を抜くな!」 「はっ!」 ピエール男爵は声を張り上げ、兵達の士気を上げる。 兵士達は38式帝國銃のボルトを動かし、初弾を装填する。 ゴンザレス騎士団は崖上の森に潜んでいた。 「敵一群接近」 旧来型の単眼鏡を覗いていた兵が声を上げる。 「構えぃ!」 ガシャガシャシャ! 「敵が予定地点に差し掛かり次第攻撃を開始する! 号令前に発砲するなよ!」 肉眼では500mほど先の曲がり角を曲がり、何かの集団が現れるのが見えた。 「まだ撃つなよ・・・引きつけよ!」 先頭集団が300mに接近した所で顔を挙げ、こちらの様子を窺う兵士達を宥める。 最後尾が曲がり角を抜け、先頭集団は更に接近しつつあった。 「目標! 200米! てぇ!」 パパパパパン! 騎士団長の号令と共に一斉射撃が始まる。 「グゲェ!」 「アギゥイ!!」 6.5mm弾の集中砲火を浴びた前衛のゴブリンが血反吐を撒き散らしながら倒れる。 突然の攻撃に驚き動きを止めた後のゴブリンの胸に弾が直撃し倒れこんだ。 ゴブリンの粗末な皮鎧はライフル弾に対して殆ど効果なく貫通していく。 一個小隊21人による最初の一斉射撃だけで10匹のゴブリンが倒れる。 残ったゴブリンは慌てて逃げようとする者、状況が把握できないものに分かれて大混乱に陥る。 「アギァ!」 パパパパパン! そこに再装填を終えた38式帝國銃から放たれた第二射が襲い掛かり、新たに10匹程度が倒れる。 何匹かのゴブリンが当てずっぽうにクロスボウを放つが、全く検討外れの場所に飛んでいった。 クロスボウを再装填しようとしていたゴブリンに第三射が襲い掛かり脳髄をぶち抜く。 「・・・! ・・・!」 400m程先で指揮官らしいダークエルフが何事かを叫んで、ゴブリン達を前進させようとするが、大混乱に陥ったゴブリン達の統制を取ることは最早不可能だった。 「ギャギー!」 「あのダークエルフを狙撃できるか?」 ピエールが最も年配の兵にたずねる。 「無理ですね・・・狙撃鏡でもあれば別ですが・・・」 「あれは高い。本体だけで精一杯だ」 帝國が同盟国・属国向けに販売している帝國銃はクロスボウよりも精度も威力も連射性も高い一方で、非常に高価であった。 狙撃鏡に到っては本体よりも高い値と購入制限が付けられており、ゴンザレス王国の予算で買う事は困難だった。 専用狙撃モデルである97式はそもそも販売すらされていない。 パパパン! 第五射と共に兵士達は装弾子を叩き込みリロードを行う。 200匹以上居たゴブリンは密集隊形を取っていたのが災いし、1/5程度が倒れ、すでに壊走状態に入って居た。 パパパパ! 背中を見せて逃げようとしていたゴブリンの大腿骨を6.5mm弾が破砕する。 崩れる様に倒れたゴブリンは助けを求め喚くが、当然の様に誰も助けようとはせず、我先にと逃げ出していく。 「撃ち方やめぇ!」 「撃ち方やめ!」 ピエールの号令を副騎士団長が繰り返し、兵達は手を止める。 「事後処理に入る! 全員白兵戦装備で前進!」 兵達は銃を地面に置いていた槍に持ち替え、崖を駆け降り始める。 「やれ!」 死体と地面に這い蹲り、もしくはヨタヨタと逃げようとするゴブリン達を槍を構えた兵士達が突いていく。 タタタターンタターン・・・ 遠くから銃声が聞こえる。 複数の近隣領主の騎士団が待ち構えている「デッドエンド」に予定通り逃げ込んだのだろう。 「終わったな」 「そのようですな」 兵の取りまとめ役である兵長が話しかけてくる。 「どうした」 「武装がやけに新しいので気になって調べてみたのですが・・・」 兵長はクロスボウを差し出した。 「連合製か」 「はい、形式からみて間違いなく大陸王国連合のものです」 「ゴブリンにまでばら撒くか・・・見境なしだな」 粗悪な作りだが、間違いなく大陸中央で作られる形式である。 「金が掛かる割りに有効とは言えませんな」 「貧してゴブリンとまで手を組む悪辣な連合・・・か」 「は?」 「帝國が喜びそうだ。いい流言になる」 「政治ですか。私には分かりかねます」 ピエール男爵は手振りで兵長を下がらせた。 「死体は路肩に集めて、火葬にしろ!」 遠くで副騎士団長が事前の予定通りに指示を出していた。 田舎の伝統的社会問題であったゴブリンをはじめとした害獣たちは、帝國大陸上陸以降、急速にその数を減少させて行った。 地域丸ごと帝國傘下に入った事で、近隣諸国との小競り合いや警戒に軍を裂く必要のなくなった各国が害獣や山賊討伐に本腰を入れた事で、地方の治安は急速に改善されて行ったのである。 これには帝國から各国に輸出された帝國銃が各国の火力を大きく向上させ、それ以外の種族、もしくは組織とのパワーバランスを塗り替えた事も関連している。 地域紛争の消滅、害獣・山賊・海賊討伐による治安の改善、帝國指導による行政改革、そしてそれらによる商業の発展は、帝國陣営の強化と、帝國への求心力強化に繋がった。 これ等の帝國統治による成果は、プロパガンダとして世界中に喧伝され、遂には反帝國陣営内に親帝國に傾く国家、人々が頻発した。 その手際は、まるで帝國のかつての宿敵がやったそれの様に鮮やかであった。 これら「帝國主義者」に対する弾圧に気を取られた反帝國陣営は帝國の行動に対応する貴重な時間を失ったのである。 くろべえ氏の作品の様にダークエルフは一枚板でもなんでもないです。 忍者とエルフと山賊と蛮族を足して2で割った様な連中ですので 部族ごとに山賊やってたり引篭ってたり、単独で研究やったり邪神に生贄捧げたり そらもーなんでもありの汎用的悪役です。 今回の奴は反政府ゲリラみたいなもんで、単独で近隣のゴブリンを支配して、深い森を拠点に山賊行為を繰り返した挙句 調子に乗って近隣の村を襲撃しようとしたところを察知され包囲殲滅という流れです。 帝國の陰謀に関しては「今回は」違いますね。 似たような事はやってるでしょう。陰謀大好きな連中が多いですから。 危険人物扱いで本土から追い出された参謀殿がみんなで好き勝手・・・
https://w.atwiki.jp/majicaa/pages/1619.html
/ / / / ___,x──<´ ̄\ ___,ノ / ====r─‐x / ̄] {t八=テ〉=[====----=ニ二三'⌒ / {三)ー \ / /] V笊}ニ} =[-- 二ニ=-‐' _____ `¨¨{ } \____ _____八 ]rr}ソ ノ⌒ ⌒\二ニ=-‐''"⌒ /⌒⌒\ \______/⌒\____\´ ─一'}イ`¨´ }ノ =ミ\⌒⌒  ̄ ̄ ̄\ \ \\ 八八)ノ =ミ\ \ } }__________八 ⌒\ `¨⌒⌒⌒\\_ ⌒\ \ \⌒}__ \\ \ ,x<´ ̄ \_____,,. イ `¨⌒ `¨¨¨/ }________,,. イ /  ̄ ̄ ̄`\,ノ}____ {______ `¨¨¨⌒} ∨ ̄ ̄ ∧\ \ . ∨ ∧ \ \ \ -} 八 \ \ 人___\ ミ〉 \ ⌒\\) ` ‐-=ニ\ ‐-==\ Tree Monkey / 樹上生活の猿 (緑) クリーチャー — 猿(Monkey) 到達(このクリーチャーは飛行を持つクリーチャーをブロックできる。) 1/1 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/jfsdf/pages/121.html
小国の苦悩 第五話 本土において戦車と呼ばれる物は、大陸ではチハと呼ばれる。 大陸戦争当時、帝國派遣軍の殆どがチハを装備していた為に戦車その物の名前がチハと呼ばれるようになった。 (実際には九五式軽戦車等も派遣された。また八九式中戦車は足回りの信頼性不足と機動性不足により本土の予備戦力とされた) 帝國暦2620年代に入り、冷戦時代に入ると帝國軍は元の世界に帰還した場合を考えた装備更新により旧式化した1式などのチハ系軽戦車(2611年に軽戦車に種別変更)を保護国及び同盟国に売却し防衛力の強化を行った。 帝國陣営の各国は大陸戦争において無敵の活躍をしたこのチハを競って購入した。 帝國陣営内の軍拡競争は、防衛と言う本来の目的を離れ、見栄の為に激化して行ったのである。 当時出来た言葉に一車百騎という物がある。 これはチハが100騎の騎兵に匹敵する戦力があり、また100騎の騎兵と同じだけの金が掛かるという意味である。 しかし権威を重視する各国の王にとって伝説の千年竜すら倒した竜殺しのチハは素晴らしく魅力的な兵器であった。 当時の戦車は言わば戦略兵器であり、権威の象徴であったのである。 ミツビシ製のトレーラの幌が外され、3台のチハが現れる。 ゴンザレス5世は感動すら覚えていた。 「素晴らしいな」 ゴンザレス王国騎士団の紋章が描かれたピカピカの戦車(中古品)を眺めながらそう呟いた。 騎士団長のピエール男爵と導入訓練の為に派遣された帝國軍将校が、事務的な会話を行っている横で、ゴンザレス5世は鉄の塊に触れた。 「これでわが国もチハ持ちですな!」 大貴族のアルフォンス伯爵がニコニコしながら胸を張った。 「うむ、これでボンザレスの奴に笑われんで済むな」 「まったくです」 当時の貴族や小国にとってチハ持ちと言うのは一種のステータスシンボルであった。 「これで竜でも狩りに行きますか!」 こちらに歩いてきたピエール男爵が声を張り上げる。 「ハハハ、良いなそれは!」 「却下ですな」 「ロ・・・ロエニー男爵!?」 財務担当のロエニー男爵がいつの間にか後に立っていた。 「一回の出撃で幾ら掛かるとお思いですか!」 「いや・・・ただの冗談話で・・・」 「大体、年割でもどれだけの財政負担になっているか理解されているのですか!」 「と・・・取り合えず落ち着いて・・・」 「これが落ち着いてられますか! 大体何時も何時も欲しがってばかりで子供ですか! 何時も苦労を強いられるのは私で! 大体貴方方はボンジュール公爵に対抗意識を燃やすばかりでこの国の財政について理解しようともしない! これが国王ですか! 騎士団長ですか! 貴方方が好き勝手やった結果我々がどれだけ苦労しているかそれを考えた事が一度でもあるのですか! わが国の財政状況を把握してないでしょう! 毎年出す決算のたびに我々がどれだけ寿命を縮めているか考えた事がありますか!? 私はいまでは家族の所に帰る暇すらない! それもこれも全部あなたがたの浪費が・・・」 「騎士団長・・・逃げるぞ」 「ああ・・・陛下! お待ちください!」 ゴンザレス王国は今日も平和であった。
https://w.atwiki.jp/jfsdf/pages/132.html
小国の苦悩 第八話 『大陸王国連合バラーニ王国を中心に疫病発生』 23日、帝国政府は大陸王国連合で大規模な疫病が発生しているとの発表を行った。 バラーニ王国は、連合軍の中核をなす王国の一つで疫病により戦争遂行に大きな影響が出るだろうと帝國陸軍筋は伝えている。 ―帝國諸侯新聞 『死者100万に到達か? すでに王都は死の都』 バラーニの疫病は既に死者100万に達し、バラーニ王都は既に死の都と化したと帝國軍の報道官が発表した。 被害は既に周辺国まで拡大しており、拡大の一途を辿っている模様。 領国政府からは既に疫病の伝染を恐れて医師団の派遣等の要請が行われており、ワクチン受注を見込んで医薬品各社の株が2割跳ね上がった。 ―大陸経済新聞 「100万・・・って、わが国何個分だ?」 ゴンザレス王国国王ゴンザレス5世は、帝國から上流階級向けに販売されている『週間新聞』を眺めながら呟いた。 「1000個分ですな」 ゴンザレス5世は、桁違いの数に固まった。 一方、エリック男爵は最新の流行である帝國茶を飲みながらさらりと言った。 「わが国は大丈夫なのか?」 「帝國から通達によれば、衛生管理の徹底と薬で対応できると」 「衛生管理?」 「例としては道端に糞尿を捨てない、腐った死体を放置しない等ですね」 ゴンザレス5世は目を丸くする。 「・・・そんな事する奴おらんだろ」 「西方の大国では都市部で普通に行われているようです」 「それでこの有様か・・・大国というのも案外遅れているものだな」 「国の規模に都市整備が追いついていないのです。わが国もこのままでは同じ状態になりますぞ」 ここ5年でゴンザレス王国の人口と経済は右肩上がりを続け、総人口1000人の大台を突破(王国人口調査所調べ)、王都は増築に次ぐ増築を繰り返していた。・・・・それでも大きな城レベルだが。 あまりに短期間での拡張は、ゴミ問題や防災対策等の面で問題を引き起こしつつある。 「取り合えず、帝國からの指示により廃棄物不法投棄禁止法と病死体火葬義務法を明日の御前会議で決定してください」 エリック男爵は2枚の紙を示す。 「火葬か・・・教会が騒ぎそうだのう」 「既に帝國が法王迎下に火葬を容認させたとの事です」 「帝國は神より偉大というわけか・・・」 一昔前なら教会から王位を剥奪されかねない事を言うゴンザレス5世にエリックは眉をひそめた。 エリック男爵は中央の大国出身なので、辺境のゴンザレス王国と違って教会への畏敬が強いのである。 「・・・まぁ、帝國の権威は絶大です。教会と言えど逆らえないでしょう」 かつて教会は神の名の下に王位を授ける事で絶対的権威を誇った。 法王は気に入らない王を廃位する事すら可能だったのである。 しかし絶対権威を持った事で教会は腐敗。 内外からの批判を受けていた所に帝國が出現した。 帝國は属領とした王国の王を次々に『天照大神と天皇陛下の名の下に』王位に叙勲した。 独自の宗教を持つ帝國は、教会を解さず王位を授ける事が可能だったのである。 それまで栄華を誇った教会は急速に没落、改革派は『欲望から神への回帰』で求心力を維持しようと躍起である。 ちなみにゴンザレス王国は属領ではなく、同盟国なので教会から王権を授けられている。 「大都市では病院の設置が義務付けられました」 「ああ、何とか騎士団が始めたとかいう」 「たしか・・・聖マルス騎士団でしたか・・・」 「わが国も作るか、病院」 「財源はどうするので?」 「帝國銃購入予算を半分にする」 国王は予算明細の束を叩きながら言った。 「それは・・・また騎士団長が大騒ぎしそうですな」 「どうせ戦争など起きんのだ。疫病対策と投資に回すべきだろう」 「では交易路の拡張を前倒しにされるのですか?」 「あれは予算がかかり過ぎるよ、1年や2年では終わらない」 「交易路が無くては収入の拡大が遅れますが・・・」 「帝國軍を誘致する」 エリック男爵は目を丸くした。 「帝國軍を・・・ですか?」 「そうだ、帝國軍がわが国に駐屯するとなれば街道は整備され、帝國目当ての商人がどっと増える!」 「おお!」 「これでわが国も小国位にはなれる!」 「おおお!」 「わが国万歳!」 「ゴンザレス5世万歳!」 「ゴンザレス王国に栄光あれ!」 「王国に勝利を!」 「国王陛下万歳!」 「・・・帝國軍をどうやってこんな田舎に誘致するんだ?」 ロエニー男爵はその光景を見ながらぼそっと呟いた。
https://w.atwiki.jp/teizui/pages/16.html
闘病生活の知恵 ここでは主に患者向け、あるいは患者を身近に持つ人向けに、治療以外の方法でどうすれば症状を軽くすることができるかの方法を紹介します。 あくまで医療行為ではないため、結果には個人差がありますのでご注意下さい。市販薬の使用におきましては医師の相談のもとにお願い致します。 日常生活で気をつけること EBP治療後に気をつけること
https://w.atwiki.jp/adhukida/
既婚者と独身はなかなか難しい関係だと言われています。 中には結婚してから独身の子と疎遠になったという方もいらっしゃいます。 実は独身女性からすると既婚友達からのアドバイスに イラッとさせられることがよくあるようなのです。 ではそれはどんなアドバイスなのでしょうか? まずは結婚を焦らせるような言葉を言ってくる人です。 「そろそろ結婚しないよやばいよ」と言われたが、 できるならとっくにしてると思ってイラッとしたという意見であったり、 結婚をまだそんなに考えていない時に「年齢を重ねて1人は寂しいよ」 なんて言われた時はこっちの勝手でしょと思ったという意見もありました。 結婚をするタイミングというのは人それぞれです。 なので結婚を焦らせるような一言は禁句です。 また他にも独身が羨ましいと言うような女性です。 「独身は自由で良いなぁ」と呟いた既婚友達。 正直イラッとしたという意見であったり、 独身は色々と旅行に行けて良いなぁと言われたが、 何で結婚したの?と思ったという意見もありました。 独身が羨ましいと既婚者が言うと独身女性はイラッとします。 結婚したい独身女性が聞くとさらにイライラさせてしまうので、 独身が羨ましいというような言葉は言わないようにしましょう。 また他にもそのうち良い出会いがあるよと無責任に言われた時という意見や、 結婚するならこういう人が良いよと偉そうに語る人という意見もありました。 既婚者と独身女性は少なからず生活の違いがあったりするものです。 なので話が合う合わないもあると思いますが、 既婚女性の方は独身女性のことを考えた発言をしなくてはなりません。 知らないうちにイラッとさせてしまうこともあるので、 言葉選びは慎重に行うようにしましょう。 この記事を読んだ人は、こんな記事も読んでいます。 スペイン語の勉強、私はこんなふうにしています!
https://w.atwiki.jp/knehil/pages/16.html
結婚した時は絶対に浮気なんてしないと誓ったはずなのに、 そんな誓いを忘れてしまっていたのは私の方でした。 平凡な結婚生活に飽きたわけでもなく、本当に気が付けば 好きな人が出来ていたのですが、毎日会いたくてたまらなくなり ついには不倫に走っていたのですが、それからが本当の 地獄でした。 相手は私よりも8歳年下の独身男性だったのですが、彼女が いるのでそのうち結婚するかも知れなかったのです。 そのことを考えると嫉妬に苦しめられる毎日だったのですが、 女性としての自信を取り戻した事も確かだったので、彼には そのことを感謝して別れる事にしました。 不倫関係は3年間にも及んだのですが、毎日嫉妬や辛さが 付きまとう事に耐えられなかったのが現状です。 今ようやく解放されたことで自分を取り戻すことが出来ました。 不倫関係について