約 580,721 件
https://w.atwiki.jp/tkrbmondai/pages/12.html
ことのはじまり 『ブラック本丸』というブラック企業を元ネタにした《審神者が刀剣男士に無謀な出撃をさせる》作品群を指したタグがあったが、いつしか心身への暴力、夜伽の命令など別の意味が二次創作によって付与されていった。 そして現れたのが《元ブラック本丸を引き継いだオリキャラが、その本丸にいる心身共に傷ついた刀剣男士を癒す》系統の作品である。この傾向の作品が流行ると次にさらなる派生作品が投稿されはじめた。それが《元ブラック本丸を引き継いだオリキャラが、傷つき荒んだ刀剣男士に危害を加えられる》系統の作品である。こちらの作品群には最終的にオリキャラによる刀剣男士への制裁、断罪といった復讐要素が含まれるものが多かったが注意書きなどはなく、性描写やグロ描写のある作品にも注意書き、R-18、R-18Gタグは元より閲覧制限すらかけられていなかった。唯一書かれていたのが「何でも許せる方向け」という文言だった。 またどちらの作品群も『原作タグ』+『ブラック本丸』タグで投稿されたため、原作タグは刀剣男士が引き立て役のオリキャラ中心作品に、ブラック本丸タグは本来の意味と真逆の内容作品に乗っ取られた。 タグの乗っ取りをしているうえ「なんでも許せる方向け」と書かれているだけでは作品傾向がわからず閲覧してしまった嗜好の違う原作ファンからは徐々に不満が出はじめた。描写の中心が原作にいないオリキャラで、さらに刀剣男士が改悪され悲惨な目にあう独自設定多用作品を避けようもなく何度も読まされればそれも当然のことだった。 そしてこの状況を改善すべく、4月頃からマナー文が投稿されはじめた。 ヘイト創作タグが付けられはじめる 上記の作品群には 原作キャラである刀剣男士が極端に改悪されている(例. 暴言を吐く/暴力をふるう/危害を加える/強姦するなど) 極端に改悪された刀剣男士が制裁を加えられたり、断罪されたりと悲惨な目にあう といったキャラヘイトと取れる内容を含む作品が多かったことから原作ファンによって『ヘイト創作』タグがつけられるようになった。 しかし投稿者は『ヘイト創作』のつもりがなく、タグを付けることに反発する者もいた。 そしてそれらの作品群がpixivの小説部門全年齢ランキングを席巻し、ランキングには『刀剣乱舞』+『ブラック本丸』+『ヘイト創作』タグが付いた作品が並んだ。そのためブラック本丸=ヘイト創作という勘違いも生まれた。 さらには「刀剣乱舞という作品の性質上」という言葉とともに審神者に対する暴力がある説明をする作品もあり、原作および原作キャラへの風評被害は拡大する一方だった。 本丸乗っ取りものが流行りはじめる 本丸乗っ取りものとは《本丸に来た審神者見習いに刀剣男士が靡き、オリキャラが本丸を追い出される》系統の作品である。やはりこれにも上記作品群と同じくキャラヘイトと取れる要素が含まれている。ちなみに乗っ取りも見習いも刀剣男士の裏切り行為も独自設定である。 しかしこの作品群の一番の問題点は『NTR』という単語を「乗っ取り」の意味で使ったことである。 本来『NTR』とは「寝取られ、若しくは寝取り」という意味で主に男性向けで使われるすでに定着した単語である。それを『ブラック本丸』と同じく本来とはまったく別の意味で使用しはじめたため、今度は他ジャンルにまで検索妨害が生じた。 この作品群も爆発的に流行し、pixivの小説ランキングは『刀剣乱舞』+『ヘイト創作』+『NTR』が並ぶ異様な状態となった。 また上記の元ブラック本丸引き継ぎもの、本丸乗っ取りものには、○○(刀剣男士名)折りました、制裁希望、ざまぁといった攻撃的なタグが付けられ、コメントも刀剣男士を非難し制裁をもとめるものや悲惨な目にあったことを喜ぶ過激なものが多く書き込まれた。投稿者もそれらを窘めることなく「こんな酷いことをする刀剣男士には地獄を見せてやります」などの発言をし、過激な読者と一緒になって盛り上がっていた。しかし勝手に原作キャラを本来と大きくかけ離れたまったくの別人に改悪したのは投稿者自身である。 問題提起文が投稿される これまでにも何度も問題提起がなされていたが、この問題が炎上するきっかけになったのが8月にpixivに投稿された「『ブラック本丸・本丸NTR・ヘイト創作』作者のみなさんへ」である。 この問題提起文には上記作品群(以下便宜上ヘイト創作とする)の問題点、タグ付けに関すること、公式規約に抵触する恐れがあることが非常に丁寧にかつわかりやすく書かれている。しかしヘイト創作愛好者からは、長すぎて読めない、といった声が上がったため翌日には問題提起文の要約版である「ブラック本丸・本丸NTRに含まれるヘイト創作に関する問題点」が投稿された。 しかし要約版が投稿されてからわずかな時間で問題提起文の投稿者のアカウントが停止となった。はじめに投稿された問題提起文のコメント欄が荒れに荒れたこと、ヘイト創作愛好者の反応が否定的であったことから、投稿者のアカウントを通報したのはヘイト創作愛好者だということは火を見るよりも明らかだった。 アカウントを停止された投稿者はtogetterに「ブラック本丸・本丸NTR・ヘイト創作愛好者の皆様への問題提起」というまとめを作成した。このまとめから最初の問題提起文と要約版の両方を読むことができる。 そしてこのまとめに「片方だけの主張を鵜呑みにして叩くのはリテラシーが足らない」というコメントが書き込まれたため、まとめ主である問題提起文投稿者とは別の有志者が「ヘイト創作肯定派の反応」と「ヘイト創作肯定派の反応まとめへの反応」を作成した。しかし現在はどちらも強制的に非公開にされているが、有志者の8月8日のツイログにスクショがあり、ヘイト創作肯定派の言い分を見ることができる。 アカウント停止続出 前述の問題提起文投稿者のアカウントが停止された翌日、別のユーザーによりとある作品が投稿された。その作品は『ブラック本丸』タグの乗っ取りを風刺したヘイトヘイトであり、この風刺に対するアンケートも実施されている。アンケートの結果はこの作品に賛同するものが圧倒的多数である。 しかし数日でこの作品を投稿したユーザーのアカウントも停止された。アカウント停止理由は、不適切な作品投稿を行っていると複数のユーザーから報告されたことである。その後アカウントは復帰を果たすが、9月に再び同じ理由でアカウントが停止された。だが1度目のアカウント停止からの復帰後、この投稿者は作品投稿はおろかコメントも何もしていない。現在このアカウントは2度目の復帰を果たしている。 そして現在に至るまで通報によりアカウントを停止されるユーザーが続出している。 コメント欄でタグの誤用を指摘したユーザー、ヘイト創作愛好者に向けた棲み分け提起文を投稿したユーザーなど20名近いアカウントが通報により停止された。しかしこれは確認できるものだけであり、ヘイト創作問題に対してなんらかの行動を起こしアカウントを停止させられたユーザーは実際にはもっと多いと推測できる。このためpixivでの活動は難しく、Twitterやニコニコ動画などの外部サイトに活動の場は移されることとなった。 レビューがはじまる 上記のヘイトヘイト作品投稿者のアカウントが停止されたことで、「ヘイト創作肯定派の反応」「ヘイト創作肯定派の反応まとめへの反応」を作成した有志者がTwitterでヘイト創作人気作品のレビューをはじめた。このレビューはtogetterにまとめられている。 レビューを読んでもらえばわかるが、作品内容に対する批判はなく文章の構成など技術的なことに関する指摘が主である。またレビュー基準も明記されているので、レビューされたくない投稿者は自衛できるようになっている。 レビュー基準は以下の4つにであり、どれも実行することが難しいものはない。 ヘイト創作ではないのに『ヘイト創作』タグを使用している オリキャラ中心作品に原作タグを使用している タグを誤用している 読む前に作品内容、特殊嗜好の有無を判断する材料がないもの このレビューによって棲み分けを進める投稿者も増えた一方、我関せずを貫く者、理解を放棄、または自身には一切の非がないと被害者ぶってマイピク限定に移動する者なども多かった。 念のために書いておくがpixivは検索避けのされていないサイトであり、作品のシェアを推奨していてツイートボタンも付いているのでこのレビューは晒しには当たらない。 棲み分けを求める声が増える pixivはもちろんTwitterでも棲み分けについて言及するユーザーが徐々に増えていった。これまではなんとなく言いにくい雰囲気があったが騒動が大きくなったため言いやすい環境になったことが要因だと思われる。 また棲み分け活動に参加するユーザーも増えた。 棲み分け活動は個々人で行っているが共通して求めていることがいくつかある。 タグの乗っ取りを止める オリキャラ中心作品に原作タグを使用しない ヘイト創作ではない作品に『ヘイト創作』タグを使用しない 作品傾向を判別できる注意書きをする そもそも棲み分けはして当たり前のことなので、求められていることはどれも一般的なことである。 活動をするユーザーが増え棲み分けも少しずつ進んだ一方、棲み分けを拒否するユーザーが目立つようになった。また棲み分けを呼びかけたメッセージがTwitterに晒される事態も起きた。 『さにらぶ』タグが提唱される この頃には刀剣乱舞におけるヘイト創作が一般的なヘイト創作と別物であるという認識は広がっていたが具体的なジャンル分けはできておらず、相変わらず『刀剣乱舞』+『ヘイト創作』タグで投稿されるオリキャラ中心作品が後を絶たない状況だった。なかには文句を言われないためのお守り代わりに『ヘイト創作』タグを付ける投稿者、「人によってはヘイト創作に見える表現があります」と書く投稿者までいるようになった。 そんななか9月1日に提唱されたのが『さにらぶ』タグである。現在さにらぶについての投稿を見ることができないが、『さにらぶ』タグは『審神者乱舞』タグとほぼ同義である。 『さにらぶ』タグは提唱者によってすぐにタグが付け回られたことでヘイト創作者から反感を買い提唱者のアカウントも停止に追い込まれた。またpixiv百科事典の『さにらぶ』の項目は荒らされた。 その後アカウントは復帰し「ブラック本丸の読者の皆様へ、作者からの意見です」という投稿を行うと、約20分で提唱者のアカウントはまたも停止させられた。「ブラック本丸の読者の皆様へ、作者からの意見です」はtogetterまとめ「pixivにて悪質ユーザーがファンを煽り他ユーザーを言論封殺する事態発生」のハルカ氏の項目で読むことができる。 タイトルの通り『さにらぶ』の提唱者は元ヘイト創作の投稿者であり、ヘイト創作愛好者は自分たちに異を唱える者はたとえ元ヘイト創作者であっても話を聞かずアカウント停止に追い込むことがこの一件で証明された。 ヘイト創作が夢小説の一種であると判明する 夢界隈の方によりヘイト創作と称されている作品群が夢小説の一種である嫌われの派生系であることが判明する。嫌われを簡単に説明すると夢小説発祥の《特定キャラを被害者、その他原作キャラを加害者にした》作品であり、キャラヘイトではなく特殊嗜好である。この騒動では被害者がオリジナルキャラクターなので夢小説に分類される。詳しくはpixiv大百科の「嫌われ」を参照。 これを受けて夢小説全般が棲み分け対象となった。その要因はヘイト創作が夢小説の一種だったことだけでなく、神隠し、神域、名を知られてはいけない、本霊/分霊、神気などの原作にはない独自設定を含むオリキャラ中心作品も注意書きなく原作タグで投稿されていたことである。 またヘイト創作呼びが適切ではなかったこと、ヘイト創作ではないオリキャラが中心作品も多数原作タグで投稿されていたので、それらを総称してパセリ創作と言われるようになる。パセリの由来はとある方の「刀剣男士はパセリと同じ」という発言からだと思われる。 『審神者乱舞』タグ ヘイト創作と呼称されていた作品群が夢小説と判明した後、棲み分けのために本格的なpixiv百科事典の整備が開始された。 まずオリキャラ中心作品に付けるタグの投票が行われ、投票の結果『審神者乱舞』に決まった。そして現在もpixiv百科事典で審議が続いている。 またこれに関連するタグの百科事典も整備されている。 ただ記事作成やタグ整備を行っているの者の多くが夢界隈のユーザーではない。そのため当事者である夢界隈ユーザーの積極的な参加が求められている。 以上が11月までの経緯の流れであり、棲み分け問題は半年以上が過ぎても未だ解決していません。 わかりやすさを重視した結果、時系列が前後していたり、まとめられている部分があります。ご理解ください。 また何か動きがあったらその都度追加していく予定です。
https://w.atwiki.jp/matomehameln/pages/132.html
緋弾のアリア 【作品名】偽物の名武偵 【作者名】コジローⅡ 【URL】http //novel.syosetu.org/8205/ 【長さ】長編 【状態】連載中 ①【あらすじ・概要】 ラッキーマン的な運のよさが原因で周囲に最強だと誤解される勘違い物。 基本的に原作沿いで、強さは少なくとも原作主人公と同等レベルということになっている。 勘違い物によくある同じシーンの繰り返しが平気なら、読める作品。文章力はある程度はありそう。 【地雷条件又は注意事項】 明言されてないが、複数のヒロインにフラグが立ってるっぽい。ハーレム予備軍といったところ。 ②アリア二次で(ハメ内で)一番評価高い作品。ちょっとメジャーかも とてつもない幸運と武偵としては平均的な身体能力を持つ主人公がありえない幸運のせいで 周りに過剰評価され続けるという古き良き勘違いもの作品。安心して読める。 サイド使いではないが目線がコロコロ変わるが勘違いものなのでそこはスルー。 原作開始前の主役組入学あたりから開始している。(個人的には)面白かった。 ヒロインの一人とフラグ立ててる。 【作品名】緋弾のアリア~狙撃科所属の観測手~ 【作者名】くまた 【URL】http //novel.syosetu.org/345/ 【長さ】中編 【状態】完結 【あらすじ・概要】 主人公は狙撃主のヒロイン・レキの観測手というポジション。 原作には関わらず、出てくる原作キャラはほぼレキのみ。あとは全てオリキャラで、主人公と犯罪者や軍隊とのバトルがメインの話。 バトルがメインだけあって、戦闘描写は結構きちっとしている気がする。 【地雷条件又は注意事項】 前述したとおり登場するのはほぼオリキャラなので、なんの二次創作を読んでいるのか疑問に思うことがある。 【作品名】緋弾のアリア 落ちこぼれの拳士最強と魔弾の姫君 【作者名】柳之助 【URL】http //novel.syosetu.org/2545/ 【長さ】長編 【状態】連載中 【あらすじ・概要】 理想郷にも同時投稿しているらしい、同じくレキヒロインの話。実家で落ちこぼれ扱いの格闘主体の主人公が、原作沿いに介入してくる。 アブノーマルだのマイナスだの、めだかボックスの要素があり、なぜかキンジのヒステリアモードも『性々働々』とかいうスキルになっている。 レキの性格がはっちゃけすぎてて、ある種新鮮ではあった。 【地雷条件又は注意事項】 安定のアンケート使い。その結果、どういうわけかSAOやマジ恋との番外クロスがぶち込まれている。 【作品名】緋弾のアリア ヒヒイロの絆 【作者名】真朝 【URL】http //novel.syosetu.org/8347/ 【原作】緋弾のアリア 【地雷要素又は注意事項】 女装、原作沿い 【あらすじ・概要・感想】 珍しい緋アリの良作 主人公はお家の事情で女装して影武者 作者曰くダブル主人公らしくきちんとキンジのことも立てて書こうとしているあたりは好印象 まだ武偵殺し編までしかないので言えることも少ないが文章力は比較的ある方 このままありがちな"ダブル主人公といいつつオリ主tueeeモノ"にならないことを祈っている 【作品名】【Arcanum Duo】 - 遠山かなみの犯罪記録 - 【作者名】suzu. 【URL】http //novel.syosetu.org/19017/ 【原作】緋弾のアリア 【地雷要素又は注意事項】 独自設定 【あらすじ・概要・感想】 にじふぁんからのリメイク キンジの双子の妹が色々する話 文章力は上々 描写はこと細か でも人によっては過剰に思うかも 表現しづらいけど現実的っていうか小説っぽい文章 現在はまだまだ投稿途中なのでネタバレもあるからコメント控えめで ただ昔の通りなら面白くなるので紹介
https://w.atwiki.jp/matomehameln/pages/55.html
ONE PIECE 【作品名】天竜人で何が悪い! 【作者名】手先の器用な馬 【URL】https //novel.syosetu.org/114161/ 【原作】ONE PIECE 【長さ】長編 【状態】連載中 【概要・感想】 天竜人に転生してしまった主人公が好き放題外道な事をする話 天竜人に転生する作品は何作か見かけたがこの主人公ほど天竜人らしい性格も珍しい 胸糞悪いクズな主人公が見たい人にはオススメ まだ連載が始まったばかりなのでこれからに期待 【地雷要素又は注意事項】主人公が外道 【作品名】 よく知らない海賊の世界で魔王やりつつ適当にやってく 【作者名】 草大福 【URL】 http //novel.syosetu.org/45537/ 【原作】ONE PIECE 【長さ】長編 【状態】連載中 【あらすじ・概要】 FE覚醒の軍師で聖魔ネクロマンサーな主人公がワンピのシャボンディー諸島編に転生トリップ ハメの二次では珍しくマリンフォード編まで行きそうだなと、先行買い 【地雷要素又は注意事項】 神様転生TS。成長すれば大将格ともそこそこやりあえるチート。 ただ、非ミリオタっぽいのと原作知識皆無なせいで、右往左往しているので苦痛度は低めか。 【作品名】海賊とかオワコン時代は山賊 【作者名】救助袋 【URL】https //novel.syosetu.org/124904/ 【原作】ワンピース 【概要・感想】 発想が個人的に気に入った 暇つぶし感覚なら読める感じ 【地雷要素又は注意事項】 黄色評価 ガチ百合要素?あり お気に入りから適当に引っ張ってきた 累計とかでオススメもあるけど、その辺はもう読んでそうなんで省略 【作品名】ハートの一船員 【作者名】葛篭藤 【URL】https //novel.syosetu.org/15589/ 【原作】ONE PIECE 【地雷要素又は注意事項】主人公一般人 【あらすじ・概要・感想】 テンプレ? のごとくONE PIECE世界に飛ばされた一般学生がトラファルガー・ローに拾われる話 まだ話数も少なく際立って触れるべき部分はないが、地雷だらけのONE PIECE二次の中では良作 基本的にオチもないのほほんとした文章を書くのが得意な様子 珍しい既存の海賊サイドの話なので期待大 【作品名】~大海賊時代に降臨する拳王~我が名はラオウ!! 【作者名】無機名 【URL】http //novel.syosetu.org/1260/ 【原作】ONE PIECE 【長さ】長編 【状態】連載中 【あらすじ・概要】or【紹介理由・感想】 ケンシロウとの闘いの果てに死んだラオウがワンピースの世界にやって来てしまった作品 白ひげやシャンクス、ガープなどの大物とばかり会って、しかも戦う物だからあっという間に拳皇なんて呼ばれるようになり、四皇クラスの注目度を浴びるようになる 所々違和感はあるが、言動は原作のラオウらしく書かれている。また、北斗の拳や蒼天の拳の設定を上手くワンピースの世界観に織り交ぜており、作者の両作品に対する愛を言葉ではなく心で理解する事が出来る 【地雷要素又は注意事項】 蹂躙要素があるので、お気に入りのワンピースキャラがラオウに負ける、もしくは苦戦する展開があるかもしれないので、そこはご注意 人によっては、ラオウマンセー作品にしか見えないかもしれない 【作品名】ONE PIECE~Two one~ 【作者名】環 円 【URL】https //novel.syosetu.org/14598/ 【原作】ONE PIECE 【地雷要素又は注意事項】 特殊能力、独自設定 【あらすじ・概要・感想】 久方ぶりの更新でレビュー エースと双子の女主人公の話 ぶっちゃけなぜ転生要素を入れたのかは疑問 しかしそれを補って余りある文章力は素晴らしい 展開的には子供時代スタートでまだ原作前 また悪魔の実に依存しない転移能力と双子のシンクロニシティが使われているのでその点注意 個人サイトの方ではもっと先まで投稿されているので気になるならそっちをチェック 正直雰囲気と文章力だけで押し込んでる印象だけど好物です
https://w.atwiki.jp/cwcrpg/pages/16.html
賢者の塔(リューン) このページでは賢者の塔に関する基本設定から独自設定まで記載していく。 はじめに 学舎 はじめに ©G-TOOL 交易都市リューンにある賢者の塔。 魔術師学連の支部であり、魔術の研究・古代魔術の保護などを行っている。 古代遺跡の調査や工芸品の収集などで、冒険者に依頼をしてくる事が多々ある。 なお、新人の育成にも力を入れており、魔術師のPCの多くは、ここで魔術を修練したことになります。 SPマジックの販売、様々な文献の調査・報告、魔法の品や古代帝国の工芸品の鑑定なども手がけています。 リューンの建築物の中では、城についで規模が大きいので、知らない人はまず居ないと言えるでしょう。 イメージとしては大学的な施設としてデザインしています。 学舎 施設では一番大きく、“塔”の名にふさわしい高さの建造物である。 賢者の塔へと外からやってきた場合は最初に入る建物がここで、1階のエントランスには生徒以外でも自由に立ち入る事が可能である。 エントランスには各種受付の窓口、購買部、休息所などがあり、各特別教室棟等への連絡通路や教室のある2階以上へ行くにはこのエントランスを経由する必要がある。 所属する全ての下級生はこの建物にある教室で魔法の基礎講義を受けている。 また、講義をする為の資料や成績表は基本的にこの建物の職員室にあり、賢者の塔の心臓部となっている。 職員室から続く最上階には学長室があり、そこには最重要の機密書類や一部の禁書が眠っている為特定の者以外は入室が制限されている。 エントランス 受付 施設の案内から各種書類の手続き、教授との面会申請なんかはここで行う。 購買部 食堂 休息所 主なNPC (セッションデータチェックで反映) 教室 職員室 関連NPC 導師マギ ---元賢者の塔所属魔術師ロットについて教えてくれた。 学長室 学長 賢者の塔の学長は未だ謎のヴェールに包まれている。 特別教室棟 数多くの研究室や専門的な作業が可能な区画が並ぶ施設。 学舎に次いで大きく、専攻した生徒達はここで専任の教授と共に研究の日々を送る。 魔道実践研究科 (既存設定がなければ)一階に研究室を持ち、主に実戦向けの魔道研究を専門にしている。専用の屋外演習場を持つ。 関連NPC メイ・マナスロード 植物学研究科 プロフェッサージークの関連。そのうち詳細記述。 植物園関連うんたらかんたら。 シーヴァー・フロックハート ---元賢者の塔(リューン)所属の植物学研究科主任導士。 古代魔科学研究科 特別教室棟の三階に研究室を持つ。 古代の魔科学にまつわる古文書の精査や発掘、研究を専門にしている。 古代文明研究科と共同作業をする事もある。 関連NPC ビシャス・ナインズ 古代文明研究科 特別教室棟の三階に研究室を持つ。 古代文明の遺跡の調査や保全などを行っている。 フィールドワーク中心の活動で教授は不在になりがち。 関連NPC ハーディン・バルースト ---三階に研究室を持つ クラフト・ローレンツ 魔法実験室 様々な魔法(魔導)実験を行う部屋。 生物実験用の檻や様々なタイプの実験器具も置かれている。 実験により空気が悪くなっても良いように換気もしやすい構造になっている。 調剤室 薬の精製などを行う事が出来る部屋。 この部屋は薬草の匂いで立ちこめていて、不慣れな者は目眩がするかもしれない。 図書館 資料保管庫 危険物保管庫 食堂 学生寮 主なNPC トレガント・キチドール ピョルムトーレ・キチドール アルバン ---どーもどーも ロット ---盗賊ギルドに所属がバレて除籍となる。 追加されていく設定等 関連施設 図書館 ----賢者の塔に併設されていて色々な調べ物が出来る。2012年秋現在正式名称募集中!!詳細は卓上げ管理者まで!! 賢者の塔(ソトリー) 月詠の塔 ---ガルムーン村近郊にある天文観測が主だった研究施設。 関連キャラクター シメサバ ---導師。……え、マジで? アリス ---図書館に居たり、宿に依頼を持ってきたり。 カレル ---占星学を学んでいたんだって。 ルルル ---ハーディンが嫌い。 関連セッション 2010年03月16日開催 「ガガ村村民失踪事件?」 2000年12月17日開催 「禿鷹強盗団」 ---初登場。
https://w.atwiki.jp/mahouka/pages/1378.html
アンナ゠ローゼン゠鹿取(アンナ・ローゼン・かとり)は、ルーカス・ローゼンが日本人女性と駆け落ちして出来た娘で、千葉エリカの実の母。日独ハーフ(*1)。エルンスト・ローゼンの従姉(*2)。 千葉丈一郎の正妻が病の床にある頃には、千葉丈一郎と愛人関係になっており、正妻が病死する前にエリカを出産した(*3)。正妻が亡くなった後も愛人のまま、千葉家の道場と並んで建てられた離れで母娘で暮らしていたが(*4)、エリカが14歳の時に亡くなった(*5)。 略歴 2079年 - エリカを出産。 2093年頃 - 死去。 登場巻数 10巻、SS コメント 何で母親の苗字を名乗るのかわからん。ローゼン家と日本人女性との間に出来たのだから鹿取は違うんじゃねーの? - 2013-07-26 06 41 54 画家のパブロ・ピカソでもWikiってみればわかるかもね - 2013-09-04 06 04 18 駆け落ちしたんだから別に普通じゃね?立場的に息子の方がヤバイんだから - 2013-09-04 11 20 10 それなら鹿取アンナだろう。 - 2013-09-04 12 10 22 いくら駆け落ちで、できた子供でも血は繋がってるんだからローゼンの名を名乗らせてもおかしくはないと思うんだけどな。こう言うことは他の作品でもあると思うぞ - 2013-09-04 12 25 37 ローゼン家のファミリーに入れて貰えてないのだからローゼンを名乗る資格が無いだろ - 2013-09-04 12 59 39 「ローゼン家」であらずんば「ローゼン」にあらず、ってか? 四葉といっても「あの四葉」と無関係な一般人も何万人といるんだよ - 2014-02-09 16 34 15 ローゼン家の息子と日本人女性が結婚した際、日本で暮らすから妻の姓を選択したんじゃないの。それなら子供の姓は鹿取になる。ただドイツ人と日本人の間に生まれた子供は二重国籍になるから、将来の国籍選択を考慮してミドルネームを付けたのではないかと。ただ日本の戸籍にはミドルネームが無いから登録上は姓が鹿取、名がアンナ・ローゼンになるけど。 - 2014-01-30 22 47 28 ローゼンと鹿取は両方姓で、両親の姓を両方名乗ってるんじゃねえの? 平賀=キートン・太一みたく。 - 2013-09-16 17 24 09 アンナ・ローゼン・鹿取は通り名で、戸籍名は鹿取アンナで別とかありそうだけどね。 - 2014-02-09 15 07 22 この人も魔法使えたかどうかは記述あったっけ? - 2014-09-21 09 23 38 この人も魔法使えたかどうかは記述は無いが、時代的には魔道師の国外移動が制限され始めている時期であろうから、さほど優秀で無かったと思われる。ローゼン・マギクラフト創業者はそれなり以上に優秀な魔工師であったろうし、それを遺伝しているのでは。 - 2014-09-21 15 38 30 そうすると、エリカ魔工科というのもマジで有り得たということか。 - 2015-09-13 21 46 11 無いだろ。そういう環境で育ってないんだから - 2016-03-02 01 55 00 何が遺伝するんだ?プログラマーの子孫はそういう環境に居なくてもプログラマーになれるの? - 2016-03-02 01 55 42 ローゼン=鹿取が名字だろ、本来ならアンナ・ローゼン=鹿取にすべき (2018-07-22 23 33 08) 本来は、ね。おそらく作者が名前や姓を区別する記号を独自設定してるんだよ。この記号は慣例としては使い分けがあるけど、明文化されたルールとしての使い分けはなかったはずだから。 (2018-07-23 07 46 36) 千葉家 (2021-01-03 21 47 45) 人物 女性
https://w.atwiki.jp/acme1293/pages/726.html
The Old Grey Hare・・・監督:Robert Clampett・・脚本:Michael Sasanoff ・・発表: 1944年10月28日・L/M: Merrie Melodies・※現行吹替え版未公開エピソード・ あらすじ またウサギ狩りが失敗したことを嘆き悲しむエルマー・ファッド。すると晴天に突如雷鳴がとどろき、「成功しないなら何度でも挑戦してみろ」という天の声が響き渡る。エルマーが気付くとそこは50年後の世界。エルマーの顔はしわだらけになっていて、手元に置いていたライフル銃は最新式のレーザーガンに変わっている。 これなら勝てるとバッグスを呼ぶエルマー。すると地面から同じく年老いたバッグス・バニーが顔を出す。最初はいつも通りバッグスに翻弄されるエルマーだったが、老バッグスは腰痛を患っていたこともあり、どうにか仕留めることに成功。倒れたバッグスにエルマーが駆け寄ると、バッグスは懐から一冊のアルバムを取り出す。そこにはバッグスとエルマーが初めて出会った幼少時代の写真が収められていた……。 ・・・・・・ 収録状況 1. VHS(旧吹き替え版) バッグス・バニー スーパースター〔発売元:ポニー・キャニオン〕※廃盤 登場キャラクター バッグス・バニー エルマー・ファッド 備考 1. 日本での放送 バッグス・バニー ショー未放送作品。 2. 作品内容 バッグスとエルマーが50年後の世界にタイムスリップ。たとえ見た目はヨボヨボで体が思うように動かなくとも、バッグスの悪戯心とバイタリティは健在。エルマー相手に見ているこっちがハラハラさせられるような応酬を繰り広げる。また中盤からは話がいきなり過去に飛び、老人時代とは打って変わって大変可愛らしい赤ちゃん時代の2人が活躍する。本作は長きに渡るバッグスとエルマーの追いかけっこの「始まり」と「終わり」を描いた作品である。 ・ 本作で描かれた未来は、いまやもう過去(2000年)になってしまった。 3. パロディ・小ネタ バッグスのトレードマークである2本の前歯は、老齢期では抜けており(歯を食いしばる場面は別)、幼少期は1本しか生えていない。 未来世界におけるエルマーの銃の名は「バック・ロジャースの即効性ウサギ撃ち銃」。バック・ロジャースとは、同名のコミックストリップ(またはラジオ番組)に登場する25世紀のヒーローのこと。 2000年の新聞には「ビング・クロスビーの馬、未だゴールせず」、「スメレビジョン、テレビジョンに取って代わる」という見出しが踊っていた。①ビング・クロスビー(1904-1977)は、アメリカの歌手・俳優。大の競馬ファンでもあり、1935年以降多数の競走馬を所有していた。「クロスビーの馬がようやく着きました!」とは彼のラジオ番組における定番ネタ。 ②スメレビジョンとは、映像の代わりに匂いを流すテレビのことだと思われる。映像に匂いをつけるという試みは映画黎明期の時代から何度も行われていて、本作公開から14年後の1960年には「スメロビジョン(Smell-O-Vision)」と銘打った劇場用におい配信システムも考案されたが、普及には至らなかった。なお別の見出しで「上手くいきっこない!」と評しているカール・スターリングは、ルーニー・テューンズの音楽監督である。 ・ レーザーガンで撃たれたバッグスは、台を揺らされた時のピンボールのような反応をした。 4. 関連作品 バッグス・バニーの幼少期~少年時代を描いた作品は他に以下がある。なお基本的にどれも相関性はない。「A Hare Grows In Manhattan」(1947年) ※俳優として 「どったのセンセー?/What s Up, Doc?」(1950年) ※俳優として 「Portrait of the Artist as a Young Bunny」(1980年) ※野ウサギとして 『ベビー・ルーニー・テューンズ』(2001~2006年:TVアニメ) ※独自設定
https://w.atwiki.jp/craftaliafederation/pages/12.html
国家概要(Minecraft軍事部wiki) 国家概要(独自設定) +... 国家情報 スティーブ・クラフタリア同盟連邦 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (SCAF国旗1.png) 国名 スティーブ・クラフタリア同盟連邦 略号 SCAF 元首 政治体制 共和制 言語 minecraftで使用できる全言語 宗教 基本的には自由。スティーブ教信者が大多数 首都 セントラル・シティ/中央市 人口 約1億3650万人 種族 人間 中立mob種 一部アンデッド族 通貨 エメラルド(1エメラルド=1000円強) GDP 約4430億エメラルド 地図・解説(本国 架空地図上のクラフタリア) imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (SCAF-MAP1-2.png) スティーブ・クラフタリア同盟連邦は、現在12の州で構成されている共和制国家である。 それぞれの州が限定的な自治権を有しており、緩やかな連邦制が敷かれている。 30年ほど前に北部のムーシュルーム州で多数派を占めるクリーパー族による独立運動が行われた。 その際に最も豊かで資源に恵まれたムーシュルーム州の統治権を失ったことが、経済の発展を停滞させたとされている 国土の大半を占める中央大陸は砂漠や寒冷地が多く、居住可能な地域も季節ごとの寒暖差が比較的大きい。 大陸の東側に位置するウィザー島は比較的安定した気候であり、近年急速に開発が進んでいる。 地図上の灰色の枠に当たる部分を外へ進み続けると、地球上(当WIKI)のどこかの海上に出る。 このルートを使って大昔から貿易が行われてきたが、一部の資源などを輸入に依存する一方で輸出額は非常に小さいため、貿易赤字に悩まされている。 地理 (WIKIでの活動上の都合、地球上の何処かに入り口がある異空間に存在しているという設定) 国土は地図の通り、12の州から成り立っている。 各州のデータは以下に。 州名 主要産業 気候 州都 人口 経済規模(GDP) 解説 中央州 セントラル・シティ 約5200万人 最も人口が多い州。首都のセントラル・シティが存在する。 ラピスラズリ州 ラズワルド・シティ 約1490万人 最南端。近年、リゾート地として開発が進んでいる エメラルド州 ベリル・シティ 約1610万人 州都は金融および外界との貿易の中心地 ダイヤモンド州 カリナン・シティ 約1000万人 レッドストーン州 約1200万人 工業地帯。軍事関連企業の多くが本拠とする。 エンダー州 約780万人 住民の約半数弱がエンダー族。地下の要塞が大量に存在する。 アイアンゴーレム州 約540万人 スノーゴーレム州 約120万人 豪雪地帯。最も人口の少ない州。 オブシディアン州 デイサイト・シティ 約360万人 嘗ては最も発展していたが、近代化の波に取り残された州。 北ウィザー州 約890万人 温暖な気候と肥沃な大地を持つ農業地帯。 南ウィザー州 約380万人 発展が遅れ気味。近海に海底油田が多数存在 南ムーシュルーム州 マッシュ・シティ 約180万人 辺境。隣国との国境が存在し強力な駐留軍が配置される 国内独立勢力(自称独立国) +... 国家情報 クリーパー・ムーシュルーム民主共和国 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (NOIMAGE11.png) 国名 クリーパー・ムーシュルーム民主共和国 略号 元首 コモド・セントラル 政治体制 共和制 言語 minecraftで使用できる全言語 宗教 首都 人口 約2550万人 種族 95%が匠族(クリーパー) 通貨 エメラルド(1エメラルド=1000円強) GDP 約1190億エメラルド スティーブ・クラフタリア同盟連邦の北部に位置する事実上の独立国家。30年ほど前にクリーパー達と協力者による独立運動が行われ 、同盟連邦から離脱ののち正式な国家として独立した。 人口の大半を占めるのはクリーパーであり、彼らの独特の価値観に基づいた政治が行われている。近年、貿易の自由化によって急速に発展を遂げた。 独自の軍事力と外交ルートを有しており、小国と言えども決して侮れない。 建国以後、同盟連邦との関係は比較的良好であったが、近年は宗教や経済などの対立によって両国の関係は悪化している。 ムーシュルーム国防軍 +... クリーパー・ムーシュルーム民主共和国の軍事組織。設立から30年程度という比較的新しい組織だが、近年の経済発展とともに急速に戦力を拡大、 今ではクラフタリア同盟統合軍にさえ大きな脅威となりうる戦力を保有している。
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1373.html
てんしのれいむとどれいのまりさ 10KB パロディ 悲劇 理不尽 自業自得 誤解・妬み 自滅 同族殺し 群れ 捕食種 人間なし 独自設定 死なないゆっくりアリ 胴付きアリ 独自設定アリ オマージュ作品 初投稿 死なないゆっくりアリ 胴付きアリ 独自設定アリ オマージュ作品 初投稿 10年位前にどこかで聞いた話のオマージュ作品です。 この時点で不快に思われる方はご注意ください。 駄文注意 /****************************************************************************/ 昔々あるところにゆっくりのカミさまが住む世界がありました。 そこはとてもゆっくり出来る場所。 争いも無く、食べ物にも困らなく、ゆっくりできるおうちもある素敵な場所です。 ただし、そこに住むためには条件がありました。 それはゆっくりをお空の上から見守るカミさまであること。 もしくは、カミさまを助けゆっくりを救う仕事をする天使かその見習いであることです。 そんな素敵な世界に一匹の天使見習いのれいむがいました。 これはそんなれいむのお話です。 ある日、れいむはカミさまに呼ばれました。 「カミさまれいむになんのようなの?」 するとカミさまはこう答えました。 「よいぞ!」 そう一言言うと直ぐカミさまの隣にいた大天使のぱちゅりーがこう言いました。 「むきゅぅ…れいむはてんしとしてのしゅぎょーをだいぶがんばったからさいごのしれんをあたえるわ! ちじょうにおりてたくさんのゆっくりをゆっくりさせてきなさい!…とカミさまはおっしゃったわ!」 最後の試練を合格すれば晴れて天使として一人前です。 そうすれば今よりもゆっくりできる暮らしができるしたくさんのゆっくりをゆっくりさせてあげることもできるようになります。 れいむはゆわーいゆわーいと大喜びです。 「それでれいむ、どこにおろせばいいかしら?」 「れいむはえーとえーと…あのかわさんのちかくがいいよ! きれいなおみずはゆっくりできるからきっとちかくにたくさんゆっくりがいるよ!」 「わかったわ!それじゃおろすまえにちからをさずけるわ!」 この力こそ天使が天使と呼ばれる理由。 お空の上に住むカミさまの力の欠片を貰うことで天使はゆっくりの願い事をほんの少しだけ叶えてあげれるのです。 カミさまはれいむに向かって何やら呟き始めました。 するとれいむを光の雲が包んでいくではありませんか。 「ゆゆゆ!?ゆっゆっゆっゆっ……んほぉぉぉぉぉぉぉ!」 しばらくすると光の雲はれいむから離れて消えていきました。 れいむの頭の上に光り輝く輪っかを残して… 「ゆわぁぁぁぁ…わっかさんはゆっくりできるよぉぉぉぉ…」 「よいぞ!」 れいむが感動しているのもお構いなしにカミさまが合図を出しました。 するとまたれいむを光の雲が包み始めました。 「ゆゆ!?なにがおこるの!?」 「ちからをさずけたからちじょうにおくるのよ? れいむ!むっきゅりがんばってきなさい!」 「ゆっくりりかいしたよ!」 元気よく返事をするとれいむは光となってゆっくり地上へと向かいました。 地上に着いたれいむは初めての地上に感動していました。 「とりあえずおみずをのむよ!ぺ~ろぺ~ろご~くご~く!しあわせぇぇぇぇぇぇぇ!!」 れいむはお水をたっぷり飲むとゆっくりし始めました。 「ぽんぽんがくるしいからおしごとできないよ!ゆっくりする…ゆ?」 川岸でゆっくりしようと思ったれいむのおめめにたくさんのゆっくりが見えたのです。 おぼうしは無いけどおさげの感じからすると多分まりさでしょう。 おぼうしが無いだけでなく髪はボサボサ、お肌は泥まみれでとてもじゃないがゆっくりできていない様子です。 しかもれいむには数えられない位たっくさんいます。 「くるしいけどがんばってしれんをするよ!」 れいむはずーりずーりしながらゆっくりまりさ達の方へと移動を始めました。 そんなに距離があった訳ではありませんがれいむがまりさ達の所へ到着した時にはもうお日様さんがさようならをしていました。 まりさ達は一箇所に集まってすーやすーやの準備をしていました。 「ゆっくりしていってね!」 れいむは元気よくご挨拶をしました。 するとたくさんのまりさの中の一匹が近寄ってきて、 「ゆ…ゆっくりしていってくださいのぜ…」 と変な返し方をしてきました。 しかしれいむは構わず続けます。 「れいむはカミさまにつかえるてんしなんだよ!すごいんだよ!ゆっへん!」 「カミさま…?てんし…?それはなんですのぜ?」 他のまりさも同様に知らない様で訝しげにれいむを見つめています。 「カミさまはとってもゆっくりしてるんだよ!てんしもとってもゆっくりしてるんだよ! だかられいむがゆっくりをわけてあげるよ!」 まりさ達はよく意味がわかりませんでした。 ですがれいむが自分たちをゆっくりさせてくれるということだけはなんとなく伝わりました。 「えーっと…れいむはまりさたちをゆっくりさせるためにきたんですのぜ?」 「ゆっへん!そうなんだよ!」 まりさの問いに対するれいむの答えを聞いたまりさ達はお互い顔を見合わせました。 「れ…れいむ?それはほんとうですのぜ?うそはきらいですのぜ?」 「ぷー!てんしはうそをついちゃだめなんだよ!ゆっくりりかいしてね!?」 まりさは慎重に質問を続けます。 「でもどうやるのぜ?」 「てんしのちからをつかうんだよ!それでまりさたちはゆっくりできるよ!」 まりさ達のおめめを涙がみるみる満たしていきます。 中には嗚咽を漏らすまりさもちらほらと見えました。 「れいむ?まりさたちはどれいですのぜ?さからったられみりゃにたたかれるですのぜ?それでもゆっくりできますのぜ?」 「まりさ!くどいのはゆっくりできないよ!?」 「ゆっ…ゆぐぅぅぅぅ!!」 遂にまりさも嗚咽を漏らし始めました。 れいむはその様子を見てとってもゆっくりした気分でした。 「それじゃあれいぶ…!おねがいじばず!ばでぃざだぢをゆっぐりさせでぐだざいぃぃぃぃぃぃ!!」 「「おでがいじばずぅぅぅぅぅぅ!!」」 「ゆっぐりぃぃぃぃぃ!!」 「ゆぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 「ゆっぐりでぎるよぉぉぉぉ!!」 まりさに続いて他のまりさ達もお願いし始めました。 それを受けてれいむは自信満々に叫びました。 「てんしのれいむがちからをつかうよ!!! まりさたちをゆっくりさせてねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」 れいむの声が響く。 それが終わるととても静かな時間が始まった。 …何も変化が無い。 しかしまりさ達の涙が乾きかけた頃足音が聞こえた。 「ゆ?……ゆわ…れみりゃさまですのぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 現れた足音の主はまりさ達の主、胴付きれみりゃでした。 まりさ達はなぜこんな時間に?、と思いながら震えていました。 …しかし、れみりゃの様子が変です。 目が虚ろでフラフラしているのです。 れみりゃはそのままフラフラ歩くと、れいむの前で跪きこう言いました。 「…てんしさまのねがいはわかったどー…まりさたちはゆっくりしていいどー…」 全てを言い切ると、またフラフラと戻っていきました。 そしてまた静かな時間が始まりました。 しかしそんな時間が大嫌いなれいむは高らかにこう言いました。 「れいむのちからでみんなはもうじゆうだよ!ゆっくりしていってね!!!」 その言葉は少しずつまりさ達の中枢餡に届いていきました。 「「「ゆわあああああああああああああああああああああああああああいいいいいいいいいいい!!!!!」」」 そして、巻き起こったのは大歓声でした。 「でいぶざまぁぁぁぁ!ありがとうなのぜぇぇぇぇぇ!!」 まりさがお礼を言うと、他のまりさ達もそれぞれお礼を言い始めました。 れいむは少し照れながらとってもゆっくりしています。 少しして興奮が落ち着いてきた頃まりさが言いました。 「それじゃあはじめるのぜ!」 れいむには何のことか分かりません。 お祭りでも始めるのかな? ご馳走が食べれるのかな? そんなお気楽な想像を巡らせていました。 すると、まりさ以外のまりさ達は一斉に木の枝や石をくわえ始めました。 みんなとってもゆっくりした笑顔です。 れいむは踊りが始まるんだね!っと思いました。 そしてまりさがおさげを振って合図するとみんなが走り始めました。 …………互いの体を目掛けて。 グシャ!グシャ!ビチャッ! 辺り一面餡子の海が作られていきます。 「ゆんやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!なんなのこれはぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 れいむの声とは裏腹にみんな最高の笑顔のまま互いの体を刺し合い斬り合い飛び散っていきます。 「ばりざぁぁぁぁぁ!!やめてね!!やめさせてね!!どうじでこんなこどするのぉぉぉぉぉぉ!? せっかくじゆうでゆっくりできるのにぃぃぃぃぃぃぃ!!」 まりさは笑顔のまま答えました。 「なにいってるのぜ?みんなとってもゆっくりしてるのぜ?」 そしてこう続けました。 「まりさたちはおかあさんのおかあさんよりたっくさんまえからどれいなのぜ。 ろーどーのときはもちろんすーやすーやするときもむーしゃむーしゃするときもゆっくりできなかったのぜ… そんななかでとってもゆっくりしているまりさはうごかなくなったまりさだけだったのぜ…!」 虚ろな笑みに変わったまりさはさらにこう続けます。 「そのときおもったのぜ…あれがゆっくりしているっていうのぜって… はじめてだったのぜ…ゆっくりってどういうことかわかったのは… でもまりさたちはかってにうごけなくなんてなれないのぜ! まりさがうごけなくなったらそのぶんかぞくのおしごとがふえるのぜ? それにみはられてるからかってにうごけないのぜ…」 「ゆ…あっ…」 まりさの話にれいむは言葉を失いました。 その間も周りにあった餡子の海はどんどん広がっていました。 れいむが改めて周りを見て絶望しているとまりさは口だけニコっとしてこう言いました。 「だからかんしゃしてるのぜ?れいむ…………ゆっくりさせてくれて!」 まりさはそう言うと走り始めました。 誰かの使った尖った岩を目指して。 「まりさ!やめt「ほんとうにありがとうなのぜぇぇぇぇぇ!!れいむぅぅぅぅ!!!」」 グシャ… れいむの言葉も虚しくまりさは岩に突撃してしまいました。 頭から真っ直ぐ突き刺さった岩はあんよまで貫通しています。 「ま…まりさ…」 れいむはゆっくりずーりずーりしながら餡子の海を渡り始めました。 そしてゆっくり理解し始めました。 自分のやったことを… れいむは奴隷のゆっくりできないまりさをゆっくりさせたかった。 悪意なんて無い。 家族みんなで群れでも作ってゆっくりして欲しい。 ただそれだけだった。 それが自分のすべき最後の試練だったから。 誰が悪い? れいむ?まりさ?れみりゃ?カミさま? わからないわからない。 でも一つだけ言える。 それは……… れいむがここに来なきゃ少なくともまりさたちは今も生きていたはず…!! 「ゆがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! ゆぎゃぁぁぁぁぁぁゆげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 結論を出したれいむは叫びながら体を餡子の海に打ち付けます。 何度も何度も打ち付けます。 時には木の枝に引掛けもみあげさんのおりぼんがバラバラになったりもしました。 また時には石や岩にぶつかって頭のおりぼんがボロボロになったりもしました。 「わるいごのれいむはおじおぎをうげなぎゃだめなんだよぉぉぉぉぉぉぉ!!!」 一心不乱に打ち付けます。 「ゆわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ごべんねばりざぁぁぁぁぁぁ!!ごべんねぇぇぇぇ!!ごべんねぇぇぇぇぇぇ!!!」 …お日様さんがおはようした頃れいむはただボーッとしていました。 れいむの頭の上にある輪っかは光を失い黒っぽくなっています。 まるでまりさ達の餡子の様に。 それかられいむは歩き始めました。 いつもの様にずーりずーりと。 どこまでも、どこまでも… 「むきゅぅ…ざんねんだったわね…」 「なんぞ?」 数週間後のお空の上。 カミさまと大天使ぱちゅりーがお話をしているときの事です。 「れいむよ…ぱちゅりーのかんがえならごうっかくっできるとおもったのに…」 「どこぞ?」 「れいむはふらふらしてるわ…そしてきずついたゆっくりをたすけてるみたいね… おりぼんもほとんどなくなっちゃてるのよ?なんとかたすけてあげたいけどれいむがいやがってるからどうにもできないわ…」 如何にカミさまや大天使と言ってもゆっくりしたくないゆっくりはどうにもできないのです。 よって悪い子の自分はお仕置きを受けないといけないと思っているれいむを救ってあげることができません。 れいむはこれからも旅を続けるでしょう。 お仕置きが終わるその時まで…… /****************************************************************/ あとがき 初めまして。 本作品を読んで頂きありがとうございます。 この作品は上にも書いた通りとある作品のオマージュです。 元ネタの登場人物は確か天使とユダヤ人だったと思います。 若干登場人物を増やしたりしましたが大筋は変わってないはずです。 また、話をゆっくりに合わせましたが敬意は失ってないつもりです。 次はオリジナルで書きたいと思ってます。 ここまでお読み頂き本当にありがとうございました。 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ↓×1 ゆっくりの神様って言ってるよ。 つまり、ゆっくりだけを管理するゆっくりの神様で、人間や動物の神様は別にいるんだろう。 オマージュとも言ってるし。(なんのオマージュかは知らんが。) -- 2018-03-20 20 53 04 登場キャラがゆっくりってだけでゆっくりである事は何もいかされてないね -- 2011-05-28 05 48 12 残りの権・能・力・主・座・智・熾天使が何なのか気になる -- 2010-09-10 22 45 29 神様が「死は解放で、死後には素晴らしい楽園が待ってるよ」って保障してくれるなら死ぬのもいいな。 一時期、死ぬのがすごく怖かったからさ… にしても…れいむが天使?れいむが天使?大天使ぱちゅりー??大丈夫かよ? -- 2010-08-03 05 08 39
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2968.html
『十人十色の花畑』 7KB 小ネタ 希少種 現代 独自設定 頑張ります 独自設定ばかりです。 しばらくは小ネタ中心でいきます。 ネタかぶりしていたら申し訳ないです。 ゆっくりしていってね! 十人十色の花畑 無数の花が咲き誇る丘の上。 丹誠こめて花の世話をしているのは一匹のゆうか。 ゆうかは一年以上ここで花とともに暮らしている。 ゆうかがこの丘を見つけたのは、丁度季節が一回りする前のことだった。 自分を一生懸命育ててくれた、花を愛する優しい母ゆうか。 その元から独り立ちしたゆうかは、数週間旅をしてこの丘を見つけた。 ゲスゆっくりのように、すぐにおうち宣言することはなかった。 しっかりと先住者がいないかどうかを確認した上で、自分の家を作った。 丘の上には貧相な雑草しか生えていなかった。 ゆうかは狩りで遠出をする度に野花の種を集めては、丘に植えた。 そんなことを繰り返しているうちに季節は巡り、初めての冬を迎えた。 一匹での越冬は初めてだった。 それでも母ゆうかの教えのとおり、雪が降る前に充分な食料を確保していたので、比較的余裕を持って越冬に入ることができた。 越冬を始めてから三ヶ月。越冬中のゆうかの家がぽかぽかと暖かくなってきた。 母ゆうかから教えてもらった春の訪れの合図だ、とゆうかは悟った。 しっかりと塞いだ家の入り口を壊した壊したゆうかを出迎えたのは、家の周りに咲き乱れた野花の花畑だった。 ゆうかは一日の半分を花たちの世話に費やした。 近くを流れる小川に赴き、水を口に含んでは花畑に戻り、水をやった。 花畑の面積は五メートル平米ほど、決して広いとはいえなかった。それでも小さなゆうかにとっては大変な作業だった。 残りの半分の時間は狩りと花の種の採集にあてた。 体を休められるのは寝る時だけだった。 それでもゆうかは花の世話をしている時が、一番ゆっくりできた。 だからこそ花たち世話を続けることができた。 ある日のこと。いつものように花の世話をしていたゆうかの後ろから、見知らぬ声がかかった。 「綺麗な花畑だね」 ゆうかは振り向いた。そこには人間の男が立っていた。ゆうかは人間を見るのは初めてだった。 「にんげんさん、ゆっくりしていってね」 少し怯えつつも声をかけた。 「ああ、僕は今とってもゆっくりできてるよ」 男から返事が返ってきた。正直潰されるかも、と思っていたゆうかは安堵した。 母ゆうかと生活していた頃、ゆうかは毎日のように「なるべく人間とは関わるな」と母ゆうかから助言を受けていた。 しかし、この人間は善人のようだ、とゆうかは思った。 「にんげんさんも、はながすきなのかしら?」 ゆうかは男に訊いた。男はにっこりと笑うと「ああ、大好きだよ」と答えた。 「この花畑はゆうかが作ったのかい?」 今度は男がゆうかに訊いた。 「そうよ。かりにいったときに、はなのたねをあつめてきたのよ」 「はは、そうか。ゆうかはすごいなぁ。僕にはとてもできないよ」 ゆうかは褒められて悪い気はしなかった。男への警戒心が徐々に解かれていった。 「この花の種は何処から採ってきたんだい?」 「これはね……」 ゆうかと男は色々な話をした。花のことや生活のこと、自分の過去。 不意に男がいった。 「ゆうかは本当にかわいいな。まるで花のようだよ。僕の花畑に欲しいくらいさ」 「にんげんさんも、はなばたけをつくってるの?」 ゆうかは男の花畑に興味を持った。ゆうかはまだ他人が作った花畑を見たことがなかった。 近くに他のゆっくりは住んでいた。だが、ゆうかのように花畑を作っているゆっくりはいなかった。 むしろ、「はなをどくせんするげすなゆっくりはしね!」といって襲いかかってくるゆっくりばかりだった。 「ああ。僕は家に花畑を作っているんだ。よかったら見に来るかい?」 ゆうかにとっては願ってもない提案だった。男がいわなければ自分から切り出すつもりだった。 「いいの? ゆうか、にんげんさんのようにおおきくないから、あまりはやくはねられないのだけど……」 「大丈夫だよ。僕が運んであげるからね。さぁ、いこうか」 ゆうかは男の腕に優しく抱きかかえられた。 ゆっくりの習性で「おそらをとんでるみたい」といいそうになったが、ぐっと堪えた。 住み慣れた丘を一時的に後にする。 男が歩くスピードはゆうかとは比べ物にならなかった。 数分もすると、ゆうかが見たこともない景色が次々と目に飛び込んできた。 あっという間にゆうかの生活圏から出てしまったことを意味している。 すごいわ、とゆうかは思った。今まで自分の見ていた世界はどれだけ狭いものだったか実感した。 しばらくすると人間の家が見えてきた。 人間の家は丘の上から毎日のように見下ろしていたが、間近で見るのはこれが初めてだった。 家は石で作られた塀に囲まれていた。 玄関の門の前と通る際、ちらっと中を見ることができた。 数は少ないが、何輪かの花が植えられているのを見た。ゆうかが今まで見たこともない花ばかりだった。 ゆうかは改めて人間とゆっくりの差を痛感した。 男に抱かれたまま、ゆうかは街中をどんどん進んでいく。人間の家は所狭しと並んでいた。 ゆうかの住んでいた丘のような清々しい開放感はゼロに等しい。 しかし、どの家の庭を見ても、花が植えられていた。 花を育てようとした場合、何かを犠牲にするか、よほど生活に余裕がなければ駄目だということは自身の体験からわかっている。 ゆっくりでは人間には絶対に叶わない、とも感じた。 男の家に着いた。門を開け中に入ると、その場で庭を一望することができた。 その庭はこれまで見てきたどの家よりも広かった。 そして赤や黄、白、紫、山吹などの色の花が数えきれないほど咲き誇っていた。 「すごいわ……これがにんげんさんのはなばたけなのね」 ゆうかは感嘆の声をあげた。 男の花畑は、自分の花畑と比べて何倍も広かった。 咲いている花の種類も比べ物にならない。 花は見た目のバランスを考えて植えられており、遠目で見るだけでも美しい。 自分の花畑が勝っている要素は一つもない、とゆうかは思った。 「そろそろいいかい? それじゃあ、僕の花畑に案内するからね」 ゆうかは驚いた。てっきりこれが男の花畑だと思っていたからだ。 「これはおにいさんのはなばたけじゃないの?」 「はは、これは僕の姉さんの花畑さ。僕の花畑はこっちだよ」 本当に家の中に花畑があるのか、とゆうかは思った。 他の人間の家と比べると格段に大きい家だが、花畑を作れるスペースがあるとは思えなかった。 男に抱かれたゆうかは玄関から家の中へ入った。正面には大きな螺旋階段があった。 螺旋階段をトントンと音をたてながら二階へ上がった。そこから続く廊下を進む。 突き当たりにある観音開きの扉の前で男は止まった。男はゆうかを床に優しく下ろしていった。 「この部屋に、僕の花畑があるよ」 男の手によって扉が開かれた。ゆうかの目に映ったのは、なんの家具もない、”奇妙な壁紙”の部屋。 否。 ゆうかは気づいてしまった。 これは奇妙な壁紙などではない。これは”花畑”だ。 花畑には、黒、白、クリーム色、緑、茶色、黄色など無数の色の”花”が咲いていた。 ゆうかはこの”花”を知っていた。ただ、知りたくはなかった。だって、この”花”は――。 「どう? 僕の花畑は。気に入ってくれたかい?」 ゆうかは後ろを振り向くことができない。震えが止まらない。息が上手くできない。 そんなゆうかを見て、男がいった。 「ゆうかは本当にかわいいな。まるで花のようだよ。僕の花畑に欲しいくらいさ」 おしまい あとがき 文章の勉強をするために本を読み始めました。 徐々にSSの文章力も上がっていけば良いな、と思います。 過去の作品 anko2912 目覚め anko2884 でかまりさ anko2866 バレンタインに渡すアレ anko2848 復讐が生むモノ anko2837 楽園 anko2821 お風呂場のれいむ anko2817 十字傷みょんの出逢い anko2813 ちぇんが敬遠される三つの理由 anko2795 ゆっくり◯◯の一日 anko2788 畑荒らしの正体 anko2785 ゆっくりとお正月を満喫しよう! anko2758 作ろう!ドスまりさ! anko2753 共生 anko2751 ゆっくり餅 anko2737 イヴの夜に anko2561 すぃーはゆっくりできない anko2516 読書の秋 anko2514 新発見、ゆっくりの新しい移動法 anko2504 冷凍ゆっくり anko2503 新たなエネルギー源 anko2501 胴付きになりたかったまりさ anko2498 日本を支える一大産業(本編) anko2495 一番多いゆっくりは コンバートあき
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/11441.html
654 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ ef8f-6MCD)[sage] 投稿日:2016/11/02(水) 11 44 27.32 ID u0s25b+b0 じゃあふと思い出したので困ったちゃん報告 コンベでシャドウランの第二版を遊ぶ度に、やたら絡んでくる奴がいた シャドウランの第二版は翻訳版で世界設定がちょっと変わっていて 日本独自の「東京」で遊べるようになってたんだけど、それが気に入らないらしい 「素人が適当なご都合主義の世界観で遊んでる。やれやれ、これだから……」 みたいな事を、コンベでシャドウランやる度にネチネチと言ってくる まあ原典至上主義的な人がいるのもわからなくはなかったし 別にプレイに参加して引っ掻き回したりとかはないのでハイハイといって聞き流してた そのうち第四版が発売されて日本オリジナルの東京が消えると、そいつも関わらなくなった けどやっぱりシャドウランを東京で遊びたかったので RRやリプレイで東京の紹介が始まると、すぐに導入して遊び始めた するとまたそいつがまたやってきて「素人が~」とネチネチ言い出すようになった いい加減頭に来てたので「これRRに載ってた公式設定だけど、元のサプリと違うの?」って聞くと そいつは一瞬キョトンとした後で、ごにょごにょ良くわからない事を言って逃げていった その頃にはもうそいつが玄人ぶって他を馬鹿にしたいだけの奴だってわかっていたし 別にシャドウランや他のTRPGに詳しいわけでもないのに玄人ぶってたのもわかってた クトゥルフが流行ると別に詳しいわけでもないのにクトゥルフの卓に絡みにいってたりしてたし だから皆あまり相手にしていなかったんだけど、どうしても我慢できなかった その内そいつはコンベに来なくなったので、今は平和 最近よそで似たような事を言う人を見かけたのでちょっと思い出した こういう人は世の中に一杯いるんだな 655 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 133c-sPxN)[sage] 投稿日:2016/11/02(水) 12 28 05.41 ID lpu1mpK20 [1/2] SNE版に世界設定の根幹を台無しにするレベルの独自設定があったとしても、いちいち突っかかってくるのはウザいな 656 名前:ゲーム好き名無しさん (スップ Sdff-dGJe)[sage] 投稿日:2016/11/02(水) 12 44 04.74 ID waKzcg+6d 乙。「◯◯は××とは認めない」みたいな原典至上主義者の亜種だろうけどTRPGでは最悪レベルのウザさだな 「気の合わない相手とはやらない」はTRPGの鉄則と言ってもいいが、他の卓全員で楽しんでるところに口出しすんなよ 657 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 3fc9-corf)[sage] 投稿日:2016/11/02(水) 12 50 50.74 ID uAq6l1XG0 とにかくマウンティングしたかっただけなんだろうな 658 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ ef7b-6MCD)[sage] 投稿日:2016/11/02(水) 13 00 42.51 ID qjOs8q3f0 [2/3] このテの奴って要は構ってちゃんなんだけど、小人の無駄なプライドゆえに下手に出られないからそういうスタンスになるんだろうな 659 名前:ゲーム好き名無しさん (ガラプー KK7f-NojV)[sage] 投稿日:2016/11/02(水) 16 44 30.28 ID 7U834j87K ちょっと違うけど、メタルヘッド遊んでるときに似たようなのが来たな ホビーショップで卓借りて遊んでたんだけど、そいつは「N◎VAと違ってパクりだらけだから」とか参加してないのに脇からグチグチ言っていて凄くウザかった 結局、会場を変えたので会う事はなくなったけど 660 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 133c-sPxN)[sage] 投稿日:2016/11/02(水) 18 59 49.60 ID lpu1mpK20 [2/2] それも乙だな N◎VAもパクりだらけだと知ってしまったらどんな顔するんだろうな (パクりとリスペクトはまったくの別モノでどっちも後者だけど馬鹿には区別できないんだよなぁ) 661 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 575b-xVgD)[sage] 投稿日:2016/11/02(水) 22 58 10.95 ID Y8Fv08AC0 そういう事言うやつのPCはよっぽどオリジナリティにあふれた魅力的なキャラなんだろうな 決してどこかのラノベやアニメで見たようなキャラや、奇をてらっただけの誰得キャラなんかやらないんだろうな スレ443