約 293,155 件
https://w.atwiki.jp/ebmr/pages/65.html
タイトル『病めない雨』 作・もんじ トリップ ◆gd9NVb5EGA それは冬の季節、雪でなく雨が降っていた。 「寒いな」とマイスは目を覚ました、料理でなんか刺身でも作るかなと思った時 「マイスさん・・・」シアが大樹に訪ねてきた。 「シアさん!おはようございます、どうしたんですか?こんな朝早くに・・・」 「・・・」 「シアさん?」 マイスがシアに近づいた次の瞬間 「んぷ・・・!?」 シアが突然抱きつき唇を重ねてきた 「んん!・・・ん!」 体が密着し香水の良い匂いが二人を包む、その密着をとこうと腕を動かすものの シアの腰に回す腕がマイスの腕ごと強く抱きついてきてるため、うまく動かせない シアの舌が唇をわって入ってき、キスは濃厚なものへと変わっていく ちゅぱ、チュる・・じゅるる 「ぷは!」キスが解かれ二人の唇からは糸がひく 「シ・・・シアさん!?一体なにを!?」 シアはマイスの言葉を無視して乱暴にベットに突き飛ばした 「いっっ・・・」 「マイスくん・・・マイスくぅん」 シアはベッドに倒れたマイスに馬乗りになり顔を近づける 「好き・・・好きぃ!」 「シアさ・・!」 再び唇を重ねられた 手で振りほどこうとするが・・・ 「!?」 両手を誰かと誰かに掴まれ動かす事ができない 見てみると右手にはモニカ、左手にはトゥーナが両手でがっちりとそれぞれの手を握りしめる 「お兄・・・ちゃん」「マイス・・・」 そしてその手を舐め始めたのだ ペロペロ・・・ちゅぱ・・じゅる・ちゅ・・ぴちゃ 口と手を貪り食われマイスの理性は崩れはじめていた しかし三人の目を見た時・・・ 三人の瞳は輝きを失っていた、中央の黒点が大きく見開きどす黒い色をしていた マイスはその瞳を見た瞬間、訳もわからない恐怖心に襲われた 「うわ!うわああああああああああああああああ!」 叫びながらマイスは力を振り絞って両手を絡みから解き、シアを突き飛ばした 「きゃ!」 マイスはそのままどしゃ降り雨の中の外に飛び出た 「シアさんにトゥーナ、モニカちゃん・・・なにをしてんだよ・・・」 マイスは町の中を歩き、水たまりを蹴った しかし周りの気配に足を止める 「な・・・」 きがつくと町の女たちに囲まれていた ショコラにマリオン、ペルシャにさくや、ソフィアにカリンなど・・・ さらにはエリザやヘーゼルもいる 全員シアやトゥーナと同じ目をしていた 「み・・・みんな?」 その次の瞬間、首元に強い衝撃を受け マイスは気を失った・・・ 「んん・・・・ん?」 マイスは目を覚ました 「ここは?」 そこはさくや達が営んでいる旅館 その二階のどこかのベッドの中 「なんでこんなところに・・・ぼくは確か」 立ち上がろうとしたが 「!!」 手と足が動かせない、ロープで強く固定されていたのだ 「マイスはん、やっと起きなはってくれたんか」 「誰だ!?」 そこにいたのは不気味なアノ目をした・・・ 「さ、さくや!?」 だけじゃなかった。 その後ろから 「さくちゃんだけ名前呼ばれてずるいよ~」 ペルシャや、さらには 「レインボー!」「やっと起きた・・・(寝顔かわいいかったな~)」 ダリアやカリン、だけじゃない その他にもソフィアやイオン、トゥーナやマリオン いや・・・ヒロイン候補が全員! だけじゃなく、しののめやへーゼルにモニカ、エリザもいる 「マイス君ってひどいよねー!」 「私ら全員を恋に落としといて!」 「・・・かってに世界を平和にした」 「みんなの気もしらないで」 「アタイ達みんなマイス君の事が好きだったんだよ?」 みんな僕の事が好きだった? 「なのにマイス君は誰も選ばないんだも~ん」 「私たちを助けないでその気にさせて・・・待ってなかったのに(反対)」 違う!僕はただみんなが助かればいいなと・・・ 「私達みんなマイスさんと触れ合いたいと思ってたんですよ?」 「でもいつまでたっても来ないからみんなで決めたの・・・(会議ってやつ?)」 決めた?なにを決めたんだ!? 「私達みんなで、マイス君を犯そうってね!」 「な・・・!」 そして女どもは一つの性に食らいつき始めた 僕は今どんな光景をみているんだろう? 絶景といえば絶景かもしれない。 十何人の裸の女たちに今僕は食べられている。 体中が快楽に犯されている 輝きの無い愛 それは地獄の絶景 マイスはこの地獄に恐怖していた・・・ 「お母さん、今度は私の番」 「おやおや若い頃を思い出してつい夢中になっちまったよ」 「トゥーナお姉ちゃんばっかりキスしてずるい!」 「だってマイスの唇・・・おいしい」 「マイスはんの乳首は本当かわええなぁ、思わず食べたくなるわ~」 今の自分に女の肌に触れていない部分はない 腕や手、足は女の秘部に摩りつけられ唇は順番に長いディープキスをさせられる 性器は常に誰かの口に咥えられ射精はもう何回目かわからない 快楽死は本当にあるのか?それは定かではないが 体液まみれで濡れたベッドの上、息苦しい中永遠に快楽に浸り続けたら弱るのはまず間違い無い 「私・・・もう我慢できない!」 男性器を咥えているカリンを突き飛ばしソフィアはマイスに馬乗りになり秘部に秘部をあてる 「あっ・・・」 そしてそのままずん!っと一気に腰を落とした マイスの意識はすでにもうろうとし始めている いま騎入された事すらわからない ただあるのは耐え難い快感だけである 「あっ・・・あっ・・・」 言葉にならない喘ぎをあげ、マイスは自分の秘部に目を向けた そこには赤い血とドス黒い光景が見えた 「あ-!ソフィアちゃんだけずるい!」 「じゃあ・・・私も」 「私もー!」 ソフィアが騎入したのを見てみんながいっせいに自分の秘部をマイスの体に当て始めた 口はもちろん手や足の指はそれぞれの秘部の中に沈められていく 「あん!あん!マ・・・マイスゥゥ!好き!・・・好きぃ!」 処女膜を失い痛みを感じるはずのソフィアがまるで痛みを感じていないように 腰を激しく縦に横に動かす ずぷっ!ずぷ!ずちゃ!ちゅ・・ちゅぶ!ずちゃ! あまりの激しさにマイスは体を揺さぶられる その振動が他の者の秘部に届き快楽を与える 「きゃん!」 「いい・・・いいよこれ!」 「マイスくぅん・・・」 体全てが女の下半身に食べられている、締めつけられている もう何度目かわからない絶頂を迎えようとしたその時だった 「きゃああ!」 「わあ!」 「なによ!」 突然体が軽く、涼しくなった 「マイスくんが!」 「お兄ちゃぁぁぁぁん!」 女達の声が遠くに聞こえる・・・ 誰かが僕の事を抱えていた 「ミニ・・・ドラゴン」 そしてその上に乗る青いバンダナの少年 マイスの意識は・・・ふたたび途絶えた 「ううん・・・うん?」 目が覚めると洞窟の中にいた、頭に硬いベットがあり服はいつのまにか着ている 目の前には焚き火がしいてある 「目が覚めたか?」 「え・・・?」 顔を上げるとそこには青いバンダナをした少年がたっていた 「あなたは・・・?」 「とりあえず食えよ、どうせ何にも食べてないだろ?」 そう言って手渡されたのはおにぎりが三つだった・・・ きずけばHPとRPが残りわずかだった 食べるという本能は止まらなかった 「い、いただきます」 むしゃむしゃと一気におにぎりを食らい尽くす 「ハハハ!いい食べっぷりだな、あんた名前は?」 「ごく・・・え?」 「名前を聞いてるんだ、自分のネームぐらいわかるだろ?」 「ああ・・・マ、マイスです」 「そうか、俺はカイルだ。よろしくな」 「は・・・はい、よろしく」 軽い挨拶を済ませた直後、洞窟の入り口から誰かが入ってきた 「ん?目が覚めたのか」 「おう!お帰り」 「あ・・・あのひとは?」 すると突然{あのひと}が大剣を取り出しマイスに切りかかってきた! 「わ!」 Lvが99越えだけあり戦闘経験からか自然に体が攻撃をかわした 「何するんですか!?」 「なんだ?闘うのは嫌いか?」 「そ・・・そういう事じゃなくて・・・?」 どこからか音楽が聞こえる・・・重低音のかかったコーラス曲 見るとカイルの持っているラジオから聞こえていた、ドット画面に出てきたその音楽の名前は [Matrix Revolutions - Juno Reactor VS. Don Davis - Navras] と書いてあった 「いい音楽だ・・・」 なぜだろうか?聞いてると心の底から燃えるような闘志がわいてくる マイスは双剣を取り出した 「それでいい・・・来な!」 「たたみかける!!」 二人の英雄が剣をまじ合わせる・・・ 「せりゃ!おりゃ!」 「おっと・・・」 二つの英雄が剣を交わう がきぃ!ザン!ズザザザン!ガシャン! 洞窟の外の美しい花畑、剣と剣がぶつかるたびに激しい衝撃がおき 花畑が風でゆれる 重いツーハンドソードを軽く振り回す一撃の重い{そのひと}の攻撃に対し マイスは双剣らしく手数の責めで闘う 一見はマイスの優勢に見えるが明らかに全ての攻撃がはじかれ パターンが単純になってきている 「スキありだ」 重い大剣が足元に飛んでくる 「っ!」 間一髪よけきれた 「くらえ!」 マイスはエクスプロージョンをくりだす 「なに!?」 ドーンと爆発音が花畑を包む 「ハァ・・・ハァ・・・」 「・・・驚いたな」 「・・・く!」 「杖無しで魔法が使えるとは」 よく見ると火球は後ろに飛んだようだ、剣がじゃっかん焦げているとなると弾きとばしたのだろう 「・・・け・・・なんて野郎だ」 「ここまでだ」 「・・・なに?」 「お前と戦ったのはただ単に戦闘能力を確かめたかっただけだ」 「・・・」 「お前はかなりできる・・・良い腕だ」 「俺の名前はラグナ、あんたは?」 「・・・マイスだ、ラグナ・・・いい名前だ」 「へ・・・入れ、町の女達の話をする」 ラグナ、カイル、マイス達はまず自分たちの過去について話した それぞれが記憶喪失、町の女や男の話、今の状況 シアレンスの町で起きた事はラグナの町やカイルの町でも同じ事が起きてるらしい そしてその原因も二人は知っていた 「・・・なるほど、つまりその山で起きてる実研のせいで町の女達がああなったと?」 「ああ、その工場から出たガスがラブ飲みドリンクと似た効果を持っていてな、でも効果はかなり強い」 「そのガスが雨に溶けて降り注ぐ、その雨を浴びた女達は発情を起こすって仕組みだ」 「なんで女にしか効果がないんだ・・・ないんですか?」 「さあ?そこまでは僕にもわからないな~」 音楽の闘心効果が切れ口調が戻り始めている 「でも町の皆さん・・・怖かったです・・・とても」 マイスの肩が震える 「僕もカブ様があんな姿になって・・・本当に恐ろしかった」 その倍ラグナが震える 「だ・・・大丈夫ですか?それにカブ様って・・・」 「き・・・気にしないでください!」 「そんな事も言ってられないですよ、明日はシアレンスの町に食料探しです」 「そ・・・そうですね・・・頑張らないと」 「じゃ・・・じゃあみんな今日は寝よう」 「うん、おやすみ」 「おやすみ」 「作戦は明日言うよ、おやすみ」 ここに三人の英雄が・・・集まった あの日から雨はやまなく降り続いていた、町の女を変えた雨・・・ そう、あの日から町は変わった。 そう思うとこの雨に腹がたった。 「くそ」 「どうした?」 「いや・・・なんでもない」 三人は再びシアレンスの町に訪れていた 大樹の下に防水性のダンボールが三つ、三人はその中に入っている 「いいか?俺達のやる事は三つだ」 「この町に一番詳しい俺が食料と保味斉の調達だな」 「そうだ。そしてカイル、お前は大樹の中でひたすら料理を作れ」 「マイスの食材をもらってからだよな?」 「ああ、俺はその仲介役をやる」 「了解」 「大樹の監視はミニドラゴンに任せていいんだよな?」 「ああ、俺のドラゴンはしっかり者だからな、安心しろ」 「お前らの声はこのインカムで聞き取れる(無線機)なにかあったらすぐに連絡しろ」 「わかった」「おkだ」 「ミッション・・・スタートだ」 「さて、俺は大樹の家でのんびり過ごすかなっと♪」 「んん・・・くぅん!!」 「!?」 大樹の中から女の喘ぎ声が聞こえた 「くそ!こんな時に!」 窓から中を覗くと、ベッドの上に一人・・・いや、ぬいぐるみを持ってるやつ 床に寝転がってるやつ、合計4人はいた 「マイスくぅん!マイスくぅん!」 「ああん!・・あっ!くぅん~」 それぞれが胸をもみ性器に手をいれ、感じている 「うわ・・・勘弁してくれよ」 その頃マイスは 「町がさびしい・・・」 雨のせいじゃない、本当に寂しくなった・・・ふういんきが暗いのだ、異常に 「でも・・・元をたどれば、俺のせいなんだよな」 そうだ、いくら雨で発情したとはいえ俺がみんなの愛に気づかなかったから いけないのだ。 それは結果的にその人の愛を拒んでる事になる みんな相当我慢してたんだろう 「いや・・・もしかしたら気づかないフリをしてたのかもな」 ダンボールで隠れながら歩きついたのはカルロスとイオンが営む釣堀屋 魚をもらおう・・・もとい盗もうと思ったのだ 窓から中を覗き誰もいないのを確認する そしてそ~っとドアを開けた 「・・・!」 人影がみえた 「しまった!窓から見たときは家具が死角になって見えなかったのか!」 しかしその人は動かなかった 「・・・カ・・・カルロスさん!?」 そこには{干からびた}という言葉に尽きるカルロスさんがいた 「カルロスさん!しっかりしてください!」 息はあるが生気が感じられない、目が見開いたままになっている・・・ 気絶していた・・・ 「カルロスさん・・・」 裸で液まみれのところをみると恐らく・・・ 「くそ!」 犯されていた・・・ マイスは冷蔵庫にあった魚を何匹かとった 「カルロスさん・・・待ってて下さい、必ず世界を元に戻します」 そしてラグナの所へ向かう・・・ ダンボールで・・・ たしかシアレンスの外にあったあの花畑の花の根には催眠効果の毒があるってマイスから聞いたな・・・ 「あの時少しむしり採っといて助かったぜ」 カイルは道具から獣の皮とその花を取り出す 花の根を潰しそれを獣の皮に包み込み、皮から出た花に火をつける そしてドアを素早く開けてそのオリジナルグレネードを中に投げ込んだ! 睡眠ガスが充満する・・・ 「ああん!・・・あ・・・あん・・・ぁぁ」 女達の喘ぎ声が小さくなってきた 「しばらくは中に入らない方がいいな」 ドアを閉めてダンボールに隠れる しばらくしてラグナが来た 「ここで何をしてる?」 「ん?ああ、中に雌どもがいたんでな。ちと催眠ガスでやってやった」 「そうか、マイスからの食料だ。」 「米が8個に魚類多数、その他もろもろ・・・」 「すごいな、こんなにあるなら等分は大丈夫だろう」 「マイスは先に帰らしといた、これだけ集めればこれ以上に必要は無いしそうとう疲れていたようだからな」 「そうか、じゃあ作ってくるわ」 「俺も手伝うよ」 「おう、助かる」 二人はドアを開き中に入った、とたんに鼻をつく異様な匂いがした 「う・・・」「くせぇ・・・」 それもそのはず、四人の女が何時間もここで体液を垂らし続けたのだ。 「おいおい・・・料理してるときに食料にこの匂いがつくんじゃないのか?」 「それは嫌だが・・・早くしないとまた別の雌どもが来るかもしれんぞ」 「匂いがつかないように素早く終わらすしか無いな」 二人の目が変わる、それは料理人の目 スキル90越えが調理場で暴れる・・・ 油が飛ぶ、魚がはねる、米が宙を躍り様々な食材が音を奏で皿に盛られてく 「ぐおおおおぉぉぉぉぉぉん!」 外から獣の鳴く声が聞こえた。 「あれは?」 「俺のミニドラゴンだ、誰かがこっちに向かって来ている」 「なに!?ペースを上げるぞ!」 「了解」 そのとおり三人の人影が大樹に向かってきていた・・ 二人の危険フェイズが迫る・・・ 料理場は火を飛ばしていた、もはや料理という世界ではなかった そこに階段をのぼるかすかな音・・・ 二人の身に危険が迫る 料理は全て終え、皿に盛られた食べ物を次々にしまっていく 階段をのぼる音が大きくなる コツ・・・コツ・・・コツ 「いそげ・・・いそげ・・・」 コツ・・コツ・・コツ・・ 「早くしろ」 コツ・コツ・コツ 「急げよ!」「わかってる!」 怒声が響く、それにともないのぼる音も大きくなる コツコツコツ 「できた!」「隠れろ!!」 コツ・・・ 二人は素早くダンボールに隠れた 「バン!」 間一髪だった 「あれ?おかしいわね、確かに男の声が聞こえなかったけど(反対)」 「あれ・・・ペルシャ達が倒れてる・・・」 「みんな考える事は一緒ね~」 そう言うとその三人は互いの胸を揉み始める・・・ 「あ・・・やっぱり・・・恥ずかしいわ」 「・・・いまさら」 「そうよ、今は感じよ(家で何回もやったじゃない)」 三人がドアの近くで絡み始めた 「・・・おいおい、まじかよ」「くそ・・・」 その時、マイスから無線がとんできた 「町の女にばれた!助けてくれ!」 「こ・・・こんな時にかよ」「まずいな・・・しばらく耐えられるか?」 「ああ・・・今は隠れてやりすごしてるがいつ見つかるかわからない。」 「今こっちもまずい状況なんだ、すぐには無理だができるだけ急いでそっちに向かう。耐えてくれ」 「了解、早く頼む」 「わかった」「捕まるなよ・・・」 雨が・・・降り続ける 雨のシアレンス町、マイスは二人の女に追いかけられていた 「待ちなさいマイス!師匠からの命令よ!」 「だれが待ってられるっていうんですか!?」 「待ちなさい助手君!待つっていったら待つんだ助手君!」 「待つを連呼しないでください!」 彼女達が正常ならこんなに花華しい鬼ごっこは無い (ラグナ・・・カイル・・・早くしてくれ!) 雨だまりを蹴り、道を曲がる、全速力で逃げる 後ろを振り向くと彼女達の姿は無かった 「まいたか?」 「えい!」 「!!」 どっしゃーん!! まいてなどいなかった、いつのまにか先回りしていたダリアが前から抱きついてきたのだ そしてそのまま地面に倒れた 「いつつ・・・」 「マイスくん・・・」 「ダ・・・ダリアさん」 「聞いてマイス君・・・私、あなたの事が好きだったの」 それは突然の告白だった。 雨でおかしくなっているはずなのに正常を思わせるその暖かい言葉 好きな事は知っていた、しかしその言葉にマイスは心を揺らされた 「ダリアさん・・・その・・・」 「あなたを見ているとね、とても暖かい気持ちになるの・・・」 「・・・」 「同時に胸も痛んだわ・・・なんで、振り向いてくれないんだろうって」 「ダリアさん・・・その・・・すみません」 「だから・・・あなたは永遠に私の助手になるのよ・・・」 「ダ・・・ダリアさん?」 「私はあなたが欲しい。あなたの全てが・・・」 それはさっきまでの暖かい言葉とは正反対の不気味なトーンで話される 「あなたは永遠に私の助手・・・そして」 マイスはダリア顔を見る 「永遠に・・・私の物」 正常などなかった・・・そこにはアノ目しかなかった ダリアはマイスの耳に口をあて舌で舐め始める ピチャピチャと淫らな音が鳴る そして顔に舌が持っていかれる・・・ 雨で濡れた顔が今度は唾液で濡れる 「マイス君ってやっぱり魅せる顔ね・・・」 「ダ・・・ダリアさん・・・やめてください・・・」 抵抗ができない、目に恐怖を感じるからだ 「イヤよ♪」 そういうとマイスの服を裂き、体を舐め始める 首筋から肩、脇、そして乳首へ・・・ 「ひゃうん!」 「アハ☆女の子みたいな声だすのね」 ダリアは乳首を徹底的に責める そしてアソコに手を伸ばす・・・ 「助手君のこれ、もうこんなに大きくなってるわよ?」 「あぅん!や・・・やめて・・・ください」 乳首を舐め、アソコを摩る ピチャピチャ・・チュブ、チュル・・・カリ 「ひゃぁぁぁ!」 ビクン!と体が仰け反る 「ふふ、アソコも・・・私色に染めてあげる」 いつものわがままなダリアさんとは違う甘い大人を感じさせる声 その声を出す口が、体を伝って下半身へと移動する 「もっとも、私色といえば虹色だけどね。レインボ~!」 ズボンに手をかけ、おろそうとした時だった 「あ!」 カイルが、カイルとラグナを乗せたミニドラゴンがマイスをつかみ助けだしてくれたのだ 「だいじょうぶか!?」 「あ・・・ああ」 マイスをお姫様だっこをしたまま、ミニドラゴンは洞窟へと走っていった 「もう・・・だいじょうぶだ」 「急げ、出発の準備をしろ」 「どうしたんだ!?いきなり」 「ここの場所がばれた、じきにやつらがくる」 「それまた・・・なぜだ?」 「お前をかっぱらう直後だ、空を見な」 「空・・・?」 洞窟の外に出て曇天の空を見る 「・・・虹!?」 日も出てないのに虹ができているのだ 「おかしな虹だ・・・でもあれがどうした?」 「虹がかかってる方角はシアレンスの町、とういう事はシアレンスの町から見たらこの洞窟の方角」 「それの何が危険なんだ?ただのまぐれだろ」 「まぐれがそう簡単に起こるか?考えろ、あれはどう見てもあの女がだした虹だ」 あの女・・・ダリアの事か? 「つまり遅かれ早かれやつらは必ず来る・・・」 「そういう事だ」 あのダリアがそんな大魔法的な事ができるとは思えないんだがな・・・ 「カイル!食料はどれくらいある?」 「逃げる時にかなり失ったが・・・あの山の実験工場に行くにはギリギリ大丈夫な量だ」 「よし、目的地までは歩いて3日かかる。野宿は必須になるだろう、覚悟してくれ」 「いくか」「まってました!」「気をゆるめるなよ」 まもなくして誰もいなくなった洞窟に人影が2つ・・・ シアレンスの娘そして・・・ 「ラグナさんの匂い・・・」 「この雨はいつまで降れば気が済むんだ?」 雨はあいかわらず止む事をしらない 洞窟をでてから二日がたった、目的の工場まで距離も近い 「にしても敵はカスばっかでつまんねぇよな~」 「そう言うな、今回の目的は闘う事じゃないんだ」 たしかにここまで来る間に出会った敵はみんな雑魚ばっかだった 当たり前だ、Lv99越えが三人いるんだ。 ラスボス級の敵でもモコモコと同じくらい弱く感じるだろう 「おい?なんだよこれ・・・」 ただ、ここのモンスターは違った ザン! ザン! と道のわきにひざまづいてはジーとこっちを見てくるのだ 「攻撃もしてこないで・・・不気味やな」 「気をつけろ・・・嫌な予感がする」 するとそのモンスターの道の中から歩いてくる者が一人 「なんだ・・・?」 その姿が明確になる・・・とたんにラグナが震え始めた 「お前は・・・!」 「お久しぶりですね~、ラグナさん」 そこには魔王級のオーラを放つ少女がたっていた・・・ 「ミ・・・ミスト・・・!?」 ラグナの額から汗がでてくる ラグナをこんな状態にして・・・それになんだこのオーラは? この女はただ者じゃない・・・一発でそれがわかった 「お前ら・・・行け!」 「え?」 「この女は危険すぎる・・・ただ、この女の目的は俺だ。だから・・・行け!」 「何をバカな事を!」 カイルが俺を止める 「行こう・・・」 「な!?お前まで」 ラグナが目を閉じて、頭を下げる 「お願いだから・・・行ってくれ」 「ラ・・・ラグナ・・・わかったよ」 「後で必ず助けにもどる・・・」 そう言い残し俺らは一気に駆け抜ける! 「ふふふ・・・させませんよ」 少女が手を上げると、周りのモンスターが一気に襲いかかり始めた 「どけぇ!!」「邪魔だぁ!!」 マイスとカイルは敵を一掃し、そのまま奥へ消えた 「つかえませんね~」 冷たい笑みでそういい捨てる 「ミスト・・・」 「ラグナさん・・・」 目を開きアノ瞳を・・・そして暖かくも恐ろしい笑みを見せる 「やっと・・・やっと見つけました」 「お前・・・なんでここにいる」 「そんなの・・・ラグナさんを探してたからに決まってるじゃないですか♪」 「なぜだ?」 ミストの顔が真顔になる 「それ・・・私の口から言わせるつもりですか?」 「・・・」 そしてまた笑顔に戻る 「ラグナさん」 「なんだ」 「私と交わってください♪」 そういって片手を俺に向けモンスターに指示をだした 「全く・・・いつもかわいい顔してとんでもない事を言うよな」 襲いかかってくる敵を大剣で軽くなぎ払う とりあえず彼女に捕まったら俺は終わりだろう 瞬く間に快楽に落とされ抵抗もできないまま貪り喰われるからだ 「遅い・・・」 モンスターどもは相変わらず弱い、これならミストの動きにも集中できる 「わぁ!?」 バックステップでいきなり抱きつこうとしてきたミストから逃げる 「もう!なんで逃げるんですか!」 「いつのまに・・・」 やはりただ者じゃない・・・ 5分がたつ・・・ 「くそ!」 モンスターの動きが変わる、攻撃してダメージを与えようとはせず こちらの動きを削ってスキを作る作戦 「ミストは・・・?」 いない!? そしてその時! 「しまった!」 ミストに頭が行ってモンスターに足をすくわれた! そのまま派手にこける 「いてて・・・」 立ち上がろうとした時だ つかまえました~♪」 「!!」 ミストに足を絡まれ、手をつながれる、そして馬乗りになり 俺は体の自由を奪われる 「これでやっと・・・」 ミストは俺のズボンを引きずりおろす ミストは雨で服がはだけ乳首が丸見えだった・・・ それを見てうかつにも俺は固くしてしまう 「ふふ・・・興奮してるんですね」 男の悲しいサガ・・・ 「くそ・・・」 そしてミストは自分の性器にいきなり俺の性器を当てる 「な!?」 ノーパンだった。 そのまま一気に深く腰をおろす! 「あ・・・はぁ・・・」 「ぐああああああ!!」 なんなんだこの絞まり具合とヒダの絡み具合は!? そしていきなり激しく腰を動かしはじめた! 「うひゃ!あひゃ!やめ・・・!やめへ!」 「あん!・・・あん!・・・ラグナさん・・・感じてるんですね」 動くたびにヒダが俺のピンポイントを摩りつけ 動くたびに俺の性器を根元からやさしく、きつく絞めあげてくる この気持ちよさ!人を超えている! 「化け・・・もの・・・」 結合部はスカートに隠れて見えないがピチャクチャと卑劣で淫らな音をあげている ズプ!ズプ!グチャ!ズチャ! その魔の壷のせいで絶頂はすぐに訪れた 「ああ!ぐはああああああああ!!!」 ドパァ!ドクドク・・・ドピュ! 白い液を壷はのみこんでいく! 「あれ?もうだしちゃったんですか?ふふふ・・・でもまだ抜いてあげませんよ♪」 そういうとまだ出してる途中だというのに、また腰を動き始めたのだ! 「のうわああああああああああああああああああああああああ!!」 出したばかりで敏感になったアソコにまたあの魔が襲いかかってくる 「見てくださいラグナさん・・・私達のアソコ・・・精液と愛液でドロドロになってますよ」 そう言うとミストは腰を動かしたままスカートをたくしあげる 「!!」 俺はその光景から目が離せなくなった 体液どうしが混ざりあい腰をひいては糸が引きしずめてはピチャ!と水音をたてる 「ぐ!がはああああああ!」「ああああん♪♪♪」 2回目の絶頂を迎える 2時間が過ぎた、彼は白目を向いていた・・・その上で今もなお腰をふる乙女がいる 「あれ~?ラグナさん、寝ちゃったんですか~?」 彼女はあくびをたてる 「そうですね・・・私も眠くなっちゃいました・・・続きはまた明日しましょう」 そして気を失った彼の上で彼女もまた・・・眠りにおちた モンスターもいなくなった雨の中で・・・ 「・・・通信が途絶えた」 「くそ!」 ついさっき、インカムからラグナの通信電波が消えた 「まさか、あのミストという女に?」 「わからない・・・でも今は助けにはもどれないな」 「・・・」 目の前に見える、目的の実験工場が えんとつからはアノ瞳と同じ色をした煙が出ている 「・・・いくぞ」 「・・・ああ」 門を跳び越え、サビついたドアを開ける・・・ ぎぃーと期待通りの音が鳴る 「なんだこれは!?」 端っこのタンクにピンク色の液体がある、おそらくこれはラブ飲みドリンクのドリンクだろう しかしそのタンクのチューブでつながれた先にあるタンク 「どす黒い・・・」 その中の液体はまさにアノ瞳の色・・・それがグツグツと泡を立て蒸発する という事はあの煙は水蒸気? それがえんとつを通して外にでてるという訳か 「という事は・・・これはわざとやっている?」 「よう・・・待っていたゼ」 「!?・・・お前は!」 ガジ!?それと 「もうちょっと早く来て欲しいものだね」 「お前・・・」 カイルが俺同様、驚いた顔をする 「マックス・・・!」 「おっと、俺もいるぜ」 誰だ!? 「そうか、ラグナがいないんだっけな」 「俺の名はザッハ、ラグナを超えた者だ」 ラグナを超えた?いや、嘘だな なぜかわからんが本能がそういったような気がする 「お前・・・なぜここにいる!?」 マイスとカイルがハモった 三人の脇役がニヤリと笑う 「なあ?あんたらはモテない男の気持ちがわかるか?」 ザッハと言う名の男が口を開く 「マイス、裏切られた人の気持ち・・・あんたにわかるカ?」 「裏切られた人の気持ち・・・?」 「わからないよナ?俺がエリザさんを好きだったのは知ってるよナ?」 口調がじゃっかん違う・・・何があった? 「ああ・・・知っている」 「カイル、君はいつも女の子達からモテモテだったね」 「そんなことはねぇよ・・・」 「いや、女の子達はいつも君の話しをしていた、パーフェクトな僕をさしおいてね」 「俺がエリザさんと話をする時、エリザさんはいつも君の話をしていた」 「エリザさんはマイス、お前の事が好きだったんだ」 「バカな!?・・・」 嘘だ!あのエリザさんが俺の事を好きだった? 「パーフェクトの僕をさしおいて、君ばかり常にちやほやされていた」 「ちやほやなんかされてねぇ」 人がお前を好きにならないのはお前の性格のせいだと思うが? 「つまりお前はエリザを俺から奪ったんダ」 「つまり君は僕からパーフェクトの座を奪ったんだ」 「それは俺らにとってかなりのショックだった・・・俺らはお前らを恨んだよ」 待て!それは逆恨みでは!? 「だから俺らは考えた、どうやってお前らに復讐しようってね」 「なに!?」 「それで思いうかんだのがこの方法さ!」 そして彼らはタンクを指指す 「もし、女達が一気襲い掛かって来たとしたら?」 「モテモテのお前らにゃ耐えられない苦痛だよナ?」 たしかに怖かった・・・町の女達が俺を想いみんなで襲い掛かって来た事 「でも俺達にとっちゃ天国だったよ。みんなが俺達、男の性を欲した」 「じゃあテメェらは自分の欲望のためだけに世界をメチャクチャにしたというのか?」 「いいじゃねぇか、モテないやつもモテるやつも平等に欲を満喫できるんだぜ?」 いい訳ねぇ、愛が無い性行為なんて犯罪と一緒だ 「ガジ・・・あんた変わったな」 音楽の影響なのはしっている、あの音楽は自分の軽い狂気をつつく作用があるかあらな 「お前が裏切らなければ・・・お前とは親友になれたかもナ」 「マイス・・・あのタンクを壊してもおそらく意味は無い」 「その動力を叩かないと駄目だな」 「そうだ、あいつらの後ろにある機械がおそらくそうだろう」 見ると全てのチューブがあの機械につながっている 「俺がやつらを抑えつける、お前はそのスキにあの機械を破壊しろ」 「了解」 「Lv99越えの俺らなら楽勝かもしれんがここはやつらのテリトリー、何があるかわからない」 「気をゆるめるな。ていう事か」 「そうだ・・・幸運を祈る」 「ムーブ!(行け!)」 止まない雨、彼らは世界の病みを打ち砕くために闘う カイルが彼らの元へ飛ぶ 「来いよ負け犬ども、俺が相手だ」 「フっ・・・言ってくれますね」 「テメェなんかより俺の方が強ぇにきまってんだろ!」 敵がカイルに集中する 「今だ!」 あの機械へ向け俺はアクセルディザスターをくりだす 双剣の二つの刃がねじりを生み一つのドリルと化す 「おっと」 ガキン! 「!!」 はじかれた? 「そうはさせないゼ」 「なぜだ?Lv99越えの俺の攻撃を受け止めきれるはずが無い」 「この薬には直接飲むと飲んだ人の能力を最大限にアップさせる効果がある」 「なに・・・?」 「つまり、今の俺はLv99だと思った方がいい」 「俺と同等・・・だと?」 それはつまり俺と同じ強さを持つ者の事をいう アグナビートですら俺にはかなわない しかしこいつは・・・ 「クフフフフ・・・」 「どうしたんダ?何がおかしい?」 ラグナと闘った時、俺は快感を感じた 性交ですら味わう事のできない快感、それは俺のモンスターの闘争本能をかりたてる 今の俺はゾクゾクしている・・・久々に強者と闘える 久々に楽しいバトルができる・・・ 「きゃはははははは!」 マイスは一気にたたみかける 「な!?どうしたんダ!お前!」 ガジはマイスの怒涛の攻撃の嵐を大剣でなんとかしのいでいる 今のマイスは人間としてのマイスではない・・・ 「怪物・・・(モンスター)」 「おらおらおらおら!!」 360度からくりだされる斬撃の雨 薬でいくら強くなっているとはいえキャリアが違う・・・ ガジにラグナの様な受け流しはできない 「アハハハハ!・・・終わりだぁ~・・・・」 「何!?」 マイスの目が純潔の赤から漆黒の闇に変わる 「ダークネス!」 「のあああああああああああああ!!」 ガジは闇にひきづりこまれる、恐ろしい桁のダメージをうける 「アハハハハ!!キャハハハ!ぐひゃひゃひゃひゃひゃ!」 今のマイスは正気ではない・・・町の女や彼らと同じ、本能に支配されていた そこに立つのは・・・怪物だった 「くそ!マイス、まだか!?」 さすがのカイルも薬で強くなった敵二人を相手にするのはきつい 「最初の威勢の良さはどうした!?」 「フッ・・・スキだらけですね~」 遠距離の魔法攻撃とスピードの近距離片手剣にカイルは中距離の槍で対抗する 激しい攻防が繰り広げられる中、一つの黄色い閃光が飛んできた 「な!」「ぐあ!」 それは敵二人を蹴散らし、俺の方へと飛んできた 「!」 ガシャン! 間一髪、受け止めた 「お前・・・!」 「フフフアハハハハ」 「お前!何をしてるん・・・」 こいつ・・・そうか、音楽の狂気作用にやられたか 「ならば・・・」 カイルはマイスの足元をなぎ払いですくわせる 勢いがついてたせいでマイスは後ろに激しくふっとぶ そのマイスの耳元・・・インカムに向けて槍を突く ひゅん! 「くそ・・・」 よけられた 音楽を止めれば作用もきかなくなり狂気はおさまる 後ろに剣の飛ぶ音がきこえる 「っ!」 それを槍で地面に叩き落とす 片手剣状態のマイスが飛び攻撃をくりだす それを体がよけていく 地面に刺さった剣を取り双剣として再び攻撃し始める カイルは後ろを取られないように槍をうまく使いながら対直線でマイスと闘う しかし・・・ 「しまった!」 マイスのスキをついて攻撃しようとしたが罠だった、後ろをとられたのだ 「あひゃひゃひゃひゃ!」 だがここはあえて攻撃を受けてでも・・・ ザン! 「くぅ!」 血が飛ぶ 「おりゃ!」 カイルはマイスを突き飛ばした! マイスは派手に吹っ飛び、ある機械に激突した・・・すると ぶーぶーぶー 「なんだ!?」 「自爆装置が作動しました、残り十分でこの施設は爆発します」 「なに!?」 おそらくマイスが当たった機械に自爆スイッチでもあったのだろう ひゅん! 「!!」 しまった・・・ 「ぐはぁ!!!」 マイスの双剣が腹に刺さる 「げひゃひゃひゃはやひゃあああ!!!」 血が垂れ落ちる・・・ 「マ・・・マイス」 意識がもうろうとしはじめた マイスが片手を上げる 「あひゃはやはやああぐひゃひゃ」 「く・・・」 その時・・・窓ガラスが割れる音がした 「天!」 その方向を向く・・・あれは・・・あの人は・・・ 「空!」 その大剣は風を斬り、マイスの耳元のインカムも切断する 「ラ・・・ラグナ!」 「はぁはぁ・・・よう、待たせたな」 そしてそのまま倒れる マイスが正気に戻る・・・ 「あら?・・・僕はいったい?」 「マイス・・・」 「は!?カイルさん!なんでこんな・・・」 闘った事は覚えてないようだ 「そんな事はいい!今はあの機械を壊すのが先だ」 その機械を指差す、マイスが振り向く 「・・・は!」 思い出したようだ 「すいませんカイルさん!・・・俺」 「いいから、急げ」 「ラグナさん!」 「いいか、この施設はあと十分で爆発する」 「爆発!?そんな」 「この中で動けるのはお前だけだ・・・頼む、俺らは平気だから・・・行ってくれ」 「・・・わかりました」 そういってマイスは双剣をもちその機械に狙いを定める 「うおおおおおおおおお!」 アクセルディザスターをくりだす 「爆発まで、残り5分です」 ドリルがその機械に突き刺さる 「よし!」 その機械が壊れた 「けっ・・・おいしいとことられたな」 「ふっ・・・ミニドラゴォォォォン!」 カイルが叫ぶとミニドラゴンがとんできた 「マイス・・・脱出するぞ」 「わかりました!」 ミニドラゴンとマイスは気絶した3人とラグナ、カイルを持ちかかえ 工場の外にでる 「爆発まで残り2分」 できるだけ遠くへ逃げる 「1分」 「いそげ!爆風に巻き込まれたらふき飛ばされますよ!」 「30秒」 マイス達は山をおりていく 「10」 早く! 「9」 もっと早く! 「8」「7」「6」 ここまでくれば・・・ 「5」「4」「3」「2」「1」 マイス達は後ろをふりむく ドォォォォォォォォォン! 「・・・綺麗な花火だ」 雨はやんでいた マイス達はあの洞窟で焚き火をしいていた 「いて!」 「腹、大丈夫ですか?」 「ああ、少し痛むけど大丈夫かな」 「すいません・・・」 「いいって」 「でもさ、ラグナはミストからどうやって逃げたの?」 「・・・聞かないでくれ」 「・・・わかった」 三人はあの三人の方を向く 「逆恨みとはいえ、こいつらには悪い事したよな」 「ええ・・・」 町のみんなにも悪い事をした、戻ったら謝ろう・・・ 「僕、今考えたんですけど」 「ん?」 「どうせ爆発するなら壊す必要なんかありませんでしたよね?」 「あ・・・」「あ・・・」 三人が顔を見合わせる 「お前、それもっと早くいえよ~」 そしてしばらくの沈黙・・・ 「ぷ・・・」 「あははははは!」 「なんだそれ!おかしいの!あははははは!」 「いまさらだな!おい!ははは!」 焚き火の音と共に三人の笑い声が洞窟に響く 次の日の朝 「これでお別れだと思うと、寂しくなりますね」 「またいつか会えますよ」 「そうだね・・・またいつか」 三つの別れ道・・・ここにそれぞれの行き先がある 「さよならなんて、言いませんよ」 「僕達はいい友達でしたよね?」 「友達?親友の間違いじゃないですか?」 アハハハとまた笑い声が響く 「では・・・また」 「おう!またいつか」 「また!」 そして三人の脇役を抱えて、三人の主役はそれぞれの道を歩いた 「また・・・会えますよね」 冬だというのに暑いくらいの太陽が昇っていた 「暑いな~」 町のみんなはもう正常な状態に戻ってるだろう 「さあ帰ろう・・・僕の故郷に」 さあ帰ろう・・・シアレンスの町に 雨は流され、虹が空を描く 花のしずくが光り、太陽がシアレンスの町を輝かしていた [終わり・・・?]
https://w.atwiki.jp/ebmr/pages/50.html
作・名無しさん@イカ好き トリップ 無 「こんにちは、薬を買いに来ました」 マイスは、病院の扉を開き、そう言う。 「あ、マイスどれにするの?」 「風邪薬をお願いします」 マイスが答えると、 「あれ、治療じゃないの? 今なら無料……」 と、言ってマリオンは注射器を取り出そうとする。 「遠慮しておきます」 「そう、残念ね。 ……えっと、この辺にあったはず……あった! はい、これ」 マリオンはマイスに薬を手渡す。 ……数分後 「マリー、こんにちは……」 ショコラが入ると、 「ないっ! ないっ! ないわっ!」 マリオンが台をあさっている。 「な、なにがないのマリー!」 「ラブ飲みドリンクを極限まで濃縮して粉末にした薬がないの……。 あれを飲むと、最初に目が入った女子を襲いたくなるから、 いつかマイスに一服もろうと思ったのに……」 「マァ~リィ~イィ~……」 ショコラとマリオンが言い合っている頃、マイスは家に戻っていた。 マイスは椅子に座ると、パラフィン紙を破り、薬を口に含み、 「ごく、ごく……ぷは」 水でそれを飲み込む。 「……あ、れ? なんだ、か……」 そのころ、ペルシャは、 「らんらん♪」 と、鼻歌を歌いながら、マイスの家へ向かっていた。 もちろん、何が待っているかなど知る由もなく、 「ふんふん~♬」 とても、とても幸せそう。 スキップしながら大樹前の階段を上がり、 「ぎゃぷっ!」 あ、コケた。 「うぅ……」 ペルシャは鼻を抑えて少しの間うずくまる。 鼻血は出てないようだ。 「マイスくん、おじゃましま~す!」 ペルシャは戸を開け、中に入る。 マイスは、ベッドに座っていた。 「ペルシャ、こっちに来て」 マイスはペルシャを呼ぶ。 ペルシャは若干の違和感を覚えながらも、 「なになに?」 と、言いながらマイスに近づく。 ペルシャが近づくと、唐突にマイスは手を伸ばし、ペルシャを抱き寄せ、 「んむ!?」 唇を奪う。 「んんんんん~!?」 ペルシャは抵抗するが、力の差は歴然だ。 マイスは舌を入れる。 くち、ぴちゃ、くちゅ…… マイスは、舌を絡め、歯茎を舐め、ペルシャの口の中を蹂躙する。 「うむ、ん……む……」 キスをしながらも、マイスは器用にペルシャの両腕を後ろで束ねるようにして掴んでしまう。 「ぷはあっ!」 そこでペルシャはやっとキスから解放される。 「マイスくん何、きゃう!?」 ペルシャの台詞が途中で途切れたのは、マイスが空いている右腕でペルシャの服を引き裂き、剥ぎ取ったからだ。 ぷるんと、ペルシャのたわわに実った二つの果実があらわになる。 後ろで手を束ねられているので、まるでそれらを突き出すような体勢になっている。 「マ、マイスくん……恥ずかしいよぉ……」 ペルシャは耳まで真っ赤になる。 マイスはそんなのお構いなしに、ペルシャを引き倒し、上下を入れ替える。 「マイス、くん……なんか、変だよ……」 ペルシャは、瞳を潤ませながら言うが、マイスには聞こえていない。 既にマイスの目は、人間の物ではない。 それは、飢えた獣の物だ。 「うぁ……」 マイスは、ペルシャの乳首を舐め、右腕でもう一方の乳房も蹂躙する。 「あ、ひゃ、やめ、マイスく、く、くすぐったいよぉ……ぅひ……」 ペルシャは、感じたことのない刺激に翻弄されている。 マイスはなにも聞かず言わず、夢中で行為を続けている。 「あ、はぅ……マイス、くぅあ……」 カプリッ 「ひやぁ!? 噛、んじゃらめぇ……」 ぷちゅ、ぴちゃ、くち、くに…… 吸って、舐めて、噛んで、揉んで……マイスはペルシャの胸を堪能する。 「や、はぁ、く、うぁ、やぁぅ……」 そして、マイスの右手はペルシャの胸から離れ、下半身へと向かってゆく。 そしてその手は秘所まで到達し、下着の上からつつく。 つぷ、 という水音とがなり、 「~~~~~~~~~っ!?」 ペルシャが声にならない悲鳴とも嬌声ともつかない叫びをあげ、大きくのけぞる。 イってしまったのだ。 しかし、いった余韻に浸る暇は、ペルシャには与えられない。 マイスはその愛液で濡れそぼった下着を下す。 「あぅ……」 下着と秘所の間につぅっと一瞬橋がかかる。 「ひあ、あう、んぁく、マイスく、変な、きぶ、んぁ」 マイスはペルシャの秘所を手でまさぐり、 「ひうっ!?」 指を入れ、ナカで動かす。 「あ、ひぃ、んく、かぁ、掻き、混ぜないでよぉ……」 秘所からは蜜があふれ出、ペルシャに際限なく快感を与えて行く。 「あ、らめぇ、うぁ……あん、くふあ、うんぁ!?」 マイスは唐突に秘所から指を抜き、今度は顔を近づけ、 くちゅむ…… 「あ、ダメぇっ! 汚いよぉ……」 マイスはもちろんそんなのお構いなしに、先程までの行為で痛々しいほどに肥大化した肉豆を下でつつく。 「はぁあぅ!?」 ペルシャはまたイき、秘所が潮をふく。 それはマイスの口元へかかり、マイスはそれをニヤリと笑いつつなめとる。 ぷちゅう 「あぁっ!?」 マイスはペルシャの肉豆に吸つく。 「うぁ!? マイスくぁっ! 取、れちゃぁうう!!」 既にマイスはペルシャの手を開放しているが、ペルシャはすでに抵抗する気力もなく、されるがまま。 そしてマイスは秘所から顔を離し、服を脱ぐ。 ズボンを下ろすと、そこから巨大な逸物が、重力に逆らって反り返りながら姿を現した。 マイスは少しだけ腰を引き、一気にそれを貫く。 「あいぁ!?」 激痛がペルシャを襲い、大きな悲鳴を上げる。 結合部からは、愛液に交じり、血が流れ出す。 「痛い、痛いよぉ……もぉ、やめて……」 悲痛なペルシャの懇願にも、マイスは応じない。 そしてついに、膣壁まで到達する。 「はあ、い……うぅ……」 ペルシャの目からは、大粒の涙があふれ出ている。 マイスはもちろんそんな事は気にも留めず、動き始める。 「あ、ぎぃ、う、やめ、いぁ!」 加減を知らぬピストン運動に、ペルシャは呻き続ける。 「こんな、酷……ぁんっ!」 マイスがある部分を突いたとき、ペルシャの口から、呻きではなく嬌声が漏れた。 すると、マイスはその部分を集中的に突き始める。 「あ! くぁっ! ひゃ! ぁぅ、あ!」 案の定、そこは感度の高い部分だったようだ。 「あ! はぅ! ぁあ!」 膣壁に打ち付けられるパン! パン! という音と、ペルシャの喘ぎ声が響く。 そして突然、マイスは自分のモノをペルシャの膣壁に思いっきり打ちつけ、 ゴポッ! 射精する。 「いぁひゃぅぁあう!?」 大量の子種を膣内に注ぎ込まれ、ペルシャも果てる。 3度目の絶頂で、ペルシャはぐったりと気を失い、マイスも力を使い果たしたように倒れる。 「本当にすみません!!」 マイスは起きるや否や、ペルシャに謝る。(全裸で土下座。) 「え、えっと……」 ペルシャは戸惑っている。(こちらも全裸。シーツで隠してはいますが。) 「あ、あのね、マイスくん」 ペルシャはマイスに話しかける。 「な、なに!?」 マイスは顔を上げる。 「別にそんなに謝んなくてもいいよ?」 ペルシャは言う。 「……え?」 マイスは、よく分からないと言った風だ。 「うーんと、だってさっきのって、愛する二人が、お互いの愛を確かめるためにするって、 前にさくちゃんが言ってたよ?」 どんなシュチュエーションで教えられたかが気になるものだ。 「それでも……僕は無理矢理……」 マイスは言おうとするが、 「本当にいいってばっ! あたし、ほんとはそんなにヤじゃなかったんだよ?」 ペルシャは諭すように言う。 なんかすごい事言ってますが自覚なし。 「……ありがとう、ペルシャ ……幸せに、するから」 後半部分は声が小さかったからか、 「え? なに?」 ペルシャには聞こえていなかった。 「……ううん。 何でもないよ。」 マイスは言う。 そう言って遠くを見つめる様子は何やらかっこいいような気もするのだが全裸+正座なので大無しである。 ペルシャが帰って行った後、マイスは装飾台で何やら作っていたようだが、 何を何のために作っていたのかは、言うまでもないだろう。 fin
https://w.atwiki.jp/ebmr/pages/35.html
「あ、ありがとうございましたー。」 「ましたー・・・。」 僕が精一杯の愛想笑いで、カリンがけだるそうにお客さんを見送った。 「ふぁぁ・・・。(眠い・・・。)」 「カリンっていつも眠そうだね・・・。」 「うん・・・・・・。」 「昨日ちゃんと寝たの?寝不足は美容に悪いよ?」 「zzzzz・・・・・・。」 「Σ寝てるし!?」 「冗談よ。(今の顔ちょっと面白かった・・・。)」 今、僕は雑貨屋ダイヤモンドでカリンと留守番をしている。何故こうなったのか、その説明をしよう。 ~朝七時~ 畑仕事を終えた僕は、いつものようにポストをのぞきに行った。 「さぁて、今日は・・・一枚だけか。」 ポストの中には一枚だけ手紙が入っていた。 「しののめさんからかな?」 もしそうなら今回のターゲットは簡単なのにしてもらいたいかな・・・。 前回この依頼をした時にはデスファンガス十体とかいってちょっときつかった。そうおもいながら差出人をみる。 「あれ?ヘーゼルさんからだ。」 また在庫でも足りなくなったのだろうか。もしそうなら冷蔵庫に野菜のストックがあるからそれを持っていけばいいか。 内容を見る。 【依頼人】ヘーゼル 急な用事で街に行くことになってね。明日の夜には帰って来れると思うんだけど、 あの子があれだからちょっと心配でね。だからあの子と一緒に留守番をしてくれないかい? じゃあたのんだよ? 「拒否権なし・・・か。」 この文面だともうヘーゼルさんは出発したころだろう。 まあいいか、カリンと二人っきりっていうのは嬉しいし。 僕とカリンは一応恋人同士だ。そのことはヘーゼルさんも知っているし、容認もしてくれた。 「それじゃいくか。」 多分店に入ったらカリンの寝顔が拝めるんだろうな・・・。と、考え、自然と笑みがこぼれた。 僕はその手紙をポケットに押し込んだ。 ひらっ ん? なにかがポケットから落ちた。小さい紙だ。 よく見ると小さく何かがかいてある。僕は目を凝らしてそれを読んだ。 追記 報酬の事なんだけど、あの子が寝たらいたずらできる権・・・ってのはどうだい? 別に恋人なんだからそういうことしてもいいと思うけどね。 孫の顔も早く見たいし・・・ま、がんばんなよ。 「・・・何やってんだこの人・・・。」 相手が娘の恋人とはいえなに自分の娘を報酬にしてるんだ。 しかもなに?「孫の顔が見たい?」え?なにヤってもいいよと? でも、たったひとつ、気になるワードがあった。 「いたずら・・・///」 ちょっとしてみたかった。 そして現在に至る。 さっきからカリンは寝不足なのか、すぐに眠ろうとする。 それでもいたずらせずに起こしているのは、僕の良心からなるものだと思う。 ていうかさっきからカリンの寝顔がかわいく・・・て・・・? 「すぅ・・・。」 「しまったぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 回想してる間に寝られたぁぁぁぁ!!! 「起きてよカリン!!ねぇってば!!」 「・・・おなかいっぱい・・・すぅ・・・。」 「いや、そんなベタな寝言言ってる場合じゃなくて!お~き~て~よ~!!!」 「・・・すぅ・・・(マイスがリーノに・・・。)」 「Σならないよ!?てかどんな夢見てんの!?」 やばい。なんかもうこの寝顔とかもう可愛すg・・・いやいや、僕手伝いにきただけだし、なにより、そういうのって同意の上でやるものだと思うし、それに・・・。 「へくちっ!」 カリンがくしゃみをした瞬間我に帰った。そうだ、忘れてたけどいま冬だ。 とりあえず店先に休憩中の看板を出し、カリンを二階へ運ぶことにした。 「ほら、カリン、寝るならベッドで寝よ?」 「ぅ・・・ん・・・。」 さっきのくしゃみで少しだけ起きたみたいで、僕の声は届いてるみたいだ。 「ほら、おぶってあげるから行こう?」 そう言ってカリンに背中を差し出す。 「ぅん・・・。」 むにゅ (うあっ) カリンが背中に乗ってきた瞬間にむにゅっとした感触が来た。お世辞にも大きいとは言えないけど、でも確かな感触・・・。 「・・・んにゅ・・・(モゾモゾ)」 (う・・・うごかないでー・・・。) 「ふう・・・。」 カリンを部屋のベッドに下ろす。ここまでくるのはかなり大変だった。 一歩踏み出すごとに胸がむにゅむにゅして、きもちい・・・じゃなかった。かなり恥ずかしかった。 (今、絶対顔赤くなってるよ・・・。) ふっ、とカリンの方を見る。 「すぅ・・・すぅ・・・。」 だめだ。 これ以上この顔見てたら理性が吹っ飛ぶ・・・。 「(店に戻ろう・・・。)」 そう思い、ドアに手をかける。 すると・・・。 「・・・まって・・・。」 カリンに呼びとめられた。 「・・・ねぇ・・・マイス・・・。」 「は、はい・・・なんでしょう・・・?」 思わず敬語になってしまう。 カリンおきてたの?とか、なんで呼びとめられたんだ?とかいうのは置いておいた。 「お・・・お母さんから・・・聞いてるんでしょ・・・?」 「な、なにを・・・?」 まさか・・・あの人・・・。 「わ・・・私が寝たら・・・その・・・いたずらする・・・って・・・。」 なにやってんのあのひとぉぉぉぉぉぉ!!!!??自分の娘もっと大切にしろよォォォォォ!!!・・・ってまてよ? ってことは・・・カリンは寝なければいたずらされないことを知ってたわけだ。では、何故寝たんだろう・・・? 「えぇ・・・っと・・・その・・・。」 「な・・・なに?」 「いたずらするってわかってて・・・どうして寝たのかなっておもって・・・。」 ええい、ままよ! 僕はストレートに聞いてみた。 「・・・・・・そ、それは・・・。その・・・マイスになら・・・いたずらされてもいいかなって・・・思ったから・・・。」 どうしよう・・・。マジこれじゃ理性が持たない・・・。 何か言おうとして、後ろを振り向いた。するとそこには・・・。 「マイス・・・みて・・・。」 顔を真っ赤にしながら裸になったカリンがいた。 「か・・・カリン・・・。」 だめだ。見てはいけないと頭の中で分かってはいても、目を離すことができない。そのくらい、カリンの身体はとても綺麗だった。 おもわず見とれていると、カリンが急に立ち上がり僕の方に歩いてくる。もちろん、全裸のまま。 「マイス・・・。」 「な・・・なに・・・?」 カリンが僕の胸に手をおいて、上目使いで僕を呼ぶ。そしてそのまま抱きついてきた。 「(むっ・・・胸っ・・・。)」 「マイス・・・私たち恋人・・・だよね?」 上目使いのままカリンが聞いてくる。 「もっ・・・もちろんそっ・・・そうだよ!?」 かなりどもっているけど、本心にはちがいない。 その言葉を聞き、カリンは少し微笑んで、僕の腕を取り、自分の胸に当てた。 「マイスは・・・そういうことしたくないの・・・?」 「そっ・・・そういうわけじゃ・・・。」 「あのね・・・わたしは・・・したい。ね・・・?しようよ・・・。マイスの・・・好きにしてもいいから・・・。」 そう言って胸をもませてくるカリンに・・・僕はもう我慢できそうになかった。 「んっ・・・。」 僕はカリンにキスをした。 触れるだけのキスならいままでにも何回かしたことはある。でも今回は違った。 「ふっ・・・んちゅ・・・ちゅ・・・。」 「ちゅく・・・んむ・・・はっ・・・ふ・・・ん。」 カリンの唇の中に舌を入れる。カリンもそれに応じるように舌を絡めてくる。 互いの口の中でくちゅくちゅと音をたてる。 二人とも口の周りがベタベタになるまでそれを続けた。そして、口を離す。 「ぷはぁ・・・。」 気持ちいい。 初めてのディープキスの余韻にひたっていると、カリンが首筋に舌を這わせてきた。 「あっ・・・。」 「ふふ・・・マイスって女の子みたい・・・。(かわいい・・・。)」 首筋から胸板へ、服を脱がされながら、だんだん下のほうへと這いずり回る。 「うあっ」 カリンの指が僕の股間に触れる。さきほどのキスで、もうすっかり堅くなってしまっていた。 舌がへそ下に到達した。くすぐったくて、気持ちいい。 カリンは僕のズボンと下着を脱がした。下半身が冬の外気にさらされるが、そんなことは気にしないまでに僕の身体は火照っていた。 「うあっ・・・。」 どさり カリンに直にペニスを触られたせいか、床に尻餅をつく。しかしそれでもカリンは僕のペニスを離そうとしない。 「これがマイスの・・・。」 そういって僕のを弄ぶ。そして、少し躊躇うと、僕のを口に含んだ。 「ああっ・・・。」 「ちゅ・・・れる・・・ちゅぱっ・・・んぅ。まいふ・・・まいふのおひんひん・・・ちゅぶっ・・・おいひ・・・。」 頬を赤らめつつ、カリンは一生懸命フェラを続ける。 「(あっ・・・あっ・・・!もうだめっ・・・!)・・・でるっ・・・!」 「ふぇ?・・・んぐっ!?」 僕はカリンの頭を押さえつけると、カリンの口に精を放った。 「ごっ、ごめんねカリン!!」 ほら、吐いて。と、僕は手を差し出す。 するとカリンはその手を無視して、・・・ごくん。 僕の精子を飲み干した。 「カ・・・カリン・・・。」 「これが・・・せーし・・・?(なんか苦い・・・。)」 「Σ苦いなら吐きなよ!!?」 「いや、なんかさ・・・(飲むのがセオリーかなって。)」 「Σセオリー!??」 会話につっこみながらも、視線はカリンの体と口元に注がれる。 口からはさっき出した僕の精子がだらだらとこぼれており、その精子が胸まで汚しているのを見ると僕の股間がまた大きくなってしまう。 その様子を見てか、カリンが今度は僕の顔にお尻を向けて覆いかぶさってくる。 「ちょ!カリン!?」 「マイスだけ気持ちよくなってずるいじゃない・・・。私にも・・・して・・・。」 そういうと、僕の顔に性器・・・つまり、おまんこを押しつけてくる。唇に触れた薄い陰毛は、もうかなり湿っていた。 そのにおいのせいだろうか、何故か理性が吹っ飛んだ気がした。 「ひゃうっ・・・!」 「あっ・・・あっ・・・。」 くちゅくちゅと音をたてながらカリンの性器を舌で攻めていく。 「んっあっ・・・ふっ・・・ちゅ・・・れろ・・・。」 こういう行為は初めてだからわからないが、喘いでいるところを見ると感じているのだろう。 さらにお返しとばかりに僕の肉棒をなめまわしてくる。 「ふ・・・ぺちゃ・・・れろん・・・まいふ・・・きもちい・・・?」 「うん・・・すごくきもちいい。カリンは?」 「うん・・・わたしも・・・あんっ・・・(気持ちいいよぉ・・・。)」 そういうとカリンは一層フェラをはげしくした。それに応えるように僕はカリンのクリトリスをつまむ。 「あぁんっ!!らめっ!そこらめぇ・・・!」 体をびくんとふるわせて喘ぐカリンを見て少しうれしくなる。というわけで集中放火。 「あっいやぁっ!!そこばっかりいじらな・・・ひゃうん!!らめ・・・そこはらめらってばぁっ!!感じすぎちゃうっ・・・かっ!らぁっ!!」 「カリン・・・可愛い・・・。」 「だめぇ・・・今そんな言葉いわないでよぉ・・・。ひぅん!!あっあっ!だめっ・・・もっ、イッちゃうぅぅぅぅぅ!!!」 そのままカリンは絶頂を迎えた。 「はぁ・・・はぁ・・・。」 カリンの荒い息がペニスにかかる。僕はカリンを抱き上げてベッドに降ろす。 「きゃ・・・ちょっとマイ・・・んぅ!?」 ディープキス。 舌を絡めて、唾液をすって。そして、口をはなす。正直言って、僕も我慢の限界だった。 カリンのおまんこにペニスをあてがう。 「やっ・・・マイス!?」 カリンが驚いた顔をする。 「カリンから誘ってきたんだから・・・今更やめろなんて言わないよね?」 そう耳元で囁く。そうすると、カリンはびくっと体をふるわせた。 「大丈夫だよ。ちゃんと優しくするからね。」 「・・・うん・・・わかった・・・。入れて・・・いいよ・・・。」 その言葉を聞くと同時に、僕は腰をゆっくりと前に押し出した。 「んはぁ・・・んっ・・・はっあっ・・・」 少しずつ少しずつ、カリンのおまんこのおくへ入っていく。カリンの中はとてもきつくて熱かった。 「くっ・・・カリンの中・・・すごくあったかくてきもちいい・・・。」 「あっ、あっ・・・わっ・・・たしも・・・なんか・・・きもちいいっ・・・かも・・・。」 ふと、何かに当たる感触がして動きを止める。 「はぁっ・・・はぁっ・・・これが処女膜かな・・・?」 「た・・・多分・・・。」 一瞬躊躇う。これを破くと、女の子はすごく痛がると聞いていたからだ。 カリンの顔をみる。もう一杯一杯な顔をしている。 すると、少し止まっている僕を不思議に思ったのか、こっちを向いてこう言った。 「いいよ・・・痛かった分・・・気持ち良くしてくれればいいから・・・。だから・・・ね?」 こくりと頷くと、僕は腰を少し引いて・・・。 「・・・あぁぁぁぁぁぁん!!!」 一気に貫いた。 「あ・・・あ・・・あぁ・・・」 カリンの目から大粒の涙がぽたぽたと零れ落ちた。僕はあわててその涙をぬぐってあげる。 「だ・・・大丈夫・・・?も、もうやめようか・・・?」 するとカリンは涙を流しながら「ん・・・ん・・・。」と首を振った。 「いっ・・・痛いっ・・・け・・・ど・・・」 「けど・・・?」 「まいすとっ・・・ひとつになれたし・・・やっと・・・やっとだよぉ・・・。(ずっとまってたんだからぁ・・・)」 と、涙目で言う。 ぶちん。何かが切れた気がした。 「はむぅっ!!??」 僕はカリンにキスをした。 今日・・・えーっと・・・何回目だっけ?と、数えようとするけど、すぐ分からなくなる。 ただひたすらにカリンの唇を貪る。 「んちゅっ・・・ぷはっ・・・。」 口を離すとカリンの耳元に口を持っていき、囁く。 「カリン・・・。」 「はぁっ・・・はぁっ・・・らに?」 「動いていい?ちょっともう・・・我慢できないっぽい・・・。」 言わせてもらおう。どうやらカリンはキスだけでもヤバいらしく、キスの最中ずーっと僕のペニスを締め付けてきていた。 ぶっちゃけ動きたい、僕の大好きな女の子をめちゃくちゃに犯したい。しかし、とりあえず残りの理性をフル稼働させて許可を取ろうとしている。 カリンは少し躊躇し、そして静かにうなずいた。それを確認して、僕はゆっくりと腰を動かし始める。 「ああっ・・・あん・・・。」 「くっ・・・カリン大丈夫?痛くない?」 腰を動かしながらも、カリンを気遣う。 しかし、カリンは首を振って 「痛い・・・あっ・・・でも、まいすのおちんちん・・・きもちいいよぉ・・・ああん。」 あ、もう無理。 僕は目の前の女の子をただ犯すため、深くつき刺した。 「あっ!あっ!そんっなっ!!はげしくぅっ!!!」 ぐちゅぐちゅといやらしい音を部屋中に響かせながら、僕は一心不乱に腰を振る。 「はぁっ!はっ!あん!!だっめっ!こわれっちゃっ、ひぁん!!!」 「はっ・・・はっ・・・カリンッ!カリンッ!!」 名前を呼びながらピストンする。もう何が何だかわからなくなってきたけど、これだけは言える。 「カリンッ・・・きもちいいっ・・・きもちいいよぉっ!!」 「わ・・・わたしもぉ!!だめっ!!おっ・・・くぅ!!はっあっ!」 カリンも同じ気持ちらしく、口元からよだれを垂らしながら喘いでいた。ってゆうかもうやばい。 「カリン!もうっ・・・だめ・・・!」 「わたしももうだめっ!(いっちゃう・・・いっちゃうよぉ!!)膣内にっ!膣内にちょうだいっ!!」 そう言ってカリンは手と足を使って僕を抱きしめる。 「出るっ・・・くあっ!!」 「イクッ!!イッちゃうよォッ!!あぁぁぁぁぁぁああぁぁぁんっっっ!!!!」 僕の肉棒の先から、精液がびゅくびゅくと飛び出しているのがわかる。 「あはっ・・・せーし・・・♪まいすの・・・あかちゃんのもとっ・・・♪」 カリンがなにか言ってるけどよく聞き取れない。瞼が重くなってきて、カリンにもたれかかる。 ぶつぶつ何か言っているカリンの声を子守歌代わりに、僕は目を閉じた。 「はっ!」 目を覚ます。 一瞬、カリンとエッチしたのって夢だったのか?と思ってしまったが、胸のあたりのぬくもりに気づき、ああ、現実だ。と再認識した。 お互い生まれたままの姿で抱き合って寝ている。今は冬のはずなのにすごくあったかい。 「ぅん・・・まいす・・・。」 寝言で僕を呼ぶ大好きな人。 その肌はすべすべであったかくて、髪はさらさらで良い匂い。 僕はその髪の毛に軽くキスして 「大好きだよ・・・カリン・・・。」 なんて囁いてみた。 そうしたら起きてるのか、それとも寝言なのかはわからなかったけど 「まいす・・・ずっと・・・だいすきだから・・・。」 って聞こえてきた。 なんかちょっと恥ずかしくなってきた僕は、今度は唇にキスをした。 恥ずかしさを押さえるためだったけど、なんかもっと恥ずかしい。 外は真っ暗。ヘーゼルさんが帰ってくるのは明日の夜だったよね・・・。まだいいよね。 そして僕は愛しくて大好きな僕の恋人を抱きしめてもう一度眠りについた。 とても幸せな気分を全身で味わいながら。 その後、予定よりも早く帰ってきたヘーゼルさんに「孫は出来たかい?」なんてからかわれた。
https://w.atwiki.jp/ebmr/pages/107.html
零氏の投稿SSまとめ ■思い ■表情 ■約束 (マイス×モニカ) ■信頼 ■狂人魚 (マイス×ペルシャ)
https://w.atwiki.jp/ebmr/pages/38.html
「ふう・・・いいお湯だった・・・。」 風呂屋から出て酒場『スノースタイル』に向かう。これが僕の最近の日課になっていた。 畑仕事・ダンジョンの探索・住人の人たちとの会話等を終わらせ、疲れをお風呂で癒し、酒場でご飯を食べて帰る。 自分で作るのもいい。でも、少しばかり面倒だ。 それに、もう一つ理由がある。 「こんばんはーっ。」 ドアを開ける。 「「いらっしゃいませー。」」 二つの綺麗な声が重なった。 「あ、ラグナさん今日もきてくれたんですね。いらっしゃいませ。」 白い服を着た彼女、エリスさんが声をかけてくる。 お皿でも洗っていたのか、その手には何故かスポンジが。 「はい。今日も来ちゃいました。」 精一杯の笑顔で返す。 「!!?・・・///」 ?顔が赤い? 「どうしたんですか?エリスさん?」 「いっ!いえ!なんでもないですっ!」 顔を真っ赤にしながらキッチンに戻って行った。 「なんか悪いことしたかなぁ・・・?」 「ラグナさん?いらっしゃいませ。席までご案内しますね。」 黒い服のエリスさんに席まで案内される。 「はい。こちら、メニューになります。」 黒いエリスさんがメニューを渡してくれた。 「ありがとうございます。あの・・・エリスさんは大丈夫なんですか?」 先ほど顔を真っ赤にしながら戻っていった白いエリスさんを気遣う。 「エリスさんなら大丈夫。わたしがなんともなければ彼女もなんともありませんよ。」 元々同じ一人の人間だったからか、シンクロでもしているのだろうか? 「さて、今日はいかがなさいますか?」 「あっ、そうだ。ごはん食べなくちゃいけないんだった。」 エリスさんに気を使いすぎたか、自分のご飯をわすれるなんてのは、ちょっとかっこ悪い。 そんな僕を見て、黒いエリスさんはくすくすと笑っている。 なんとなく恥ずかしくなって来たので、黒いエリスさんに苦笑い。 ちょっと急ぎ目に、ミートソースのパスタとワインを頼んだ。 「はい。かしこまりました。」と、そのまま厨房へ。 先ほど出された氷水を飲んで一息いれた。 ちょっとだけど僕もお酒をのむ。 記憶をなくす前は、こんな風にお酒を飲んでたのかな・・・?なんて思うことも多くなった。 ターナーさんもステラさんもすごい飲みっぷりで、時々いろんな人に絡む。 この前僕が絡まれたときなんかはターナーさんだけだったからリタさんがなんとかしてくれたが、あのときステラさんもいたら・・・。 「きゅう・・・。」 あそこで酔いつぶれたダニーさんみたいになってただろう。 「ダニーさんお酒に弱いのになんで酒場に来てるんだろう・・・?」(作者の都合です) 「おまたせしました~。」 黒いエリスさんがミートソース入りのパスタとワインを僕の前に並べていく。 「ありがとうございます。あの、白いエリスさん大丈夫ですか?」 「はい、大丈夫ですよ?」 エリスさんが言うなら大丈夫だろうけど、一応、心配しておく。まぁ、大丈夫だろう。 とりあえず安心したのでパスタを食べる。少し熱かったけど、とてもおいしかった。 帰り際 会計を済ませ、帰ろうとすると、 「あの・・・ラグナさん。」 白いエリスさんに引き留められた。 「あ、エリスさん、さっき大丈夫でしたか?」 「さっき・・・?あ・・・えと・・・はい、大丈夫です・・・。」 ちょっと気になるけど本人が大丈夫って言ってるなら大丈夫だろう。 「それで、なにかご用ですか?」 「あ、はい!あの、明日の朝九時に宿に来ていただけませんか?」 「え?はい、いいですけど・・・その時間帯ってエリスさんねてますよね?」 「いえ。明日と明後日は朝から起きてます。」 「「実はですね・・・。」」 いつのまにか会話に混じっていた黒いエリスさんと共に事情を聞く。 要約するとこういうことらしかった。 まず、ターナーさんが 「そういえば僕たちハネムーン言ってないねぇ。」と言ったのがそもそもの始まりらしい。 「うちは宿屋だからねぇ・・・いつお客が来るのかわからないからさね。」と、リタさん。 「でも一度は行ってみたいですねー。」とユーニさん。 そこで、エリスさんは二人で 「「私たちに任せてください!」」 と言ったらしい。 「え?ほんとかい?じゃあ三人で行こうかな?」 と、ターナーさん一家ノリノリだったそうだ。 ところが、大事なところに気づいた。 料理とか、買い出しとかどうしよう・・・。 彼女たちは日の光が苦手だ。さらに雑貨屋は昼しか開いてない。 買い出しは出来ない。 料理は、まだ習ってない料理があるそうだ。そこで、誰かに手伝ってもらおうと思い立った。 初めはうづきさんに頼もうとしたが、お客さんにそんなことをさせるわけにはいかず、僕に白羽の矢が立った。 じゃあことわればいいじゃないかとも思ったが、エリスさん達も目の前で宣言してしまった手前、 「「ごめんなさい!やっぱり無理でした!」」 なんて言いたくはないのだろう。 「お礼はしますのでお願いします!」 「ターナーさん達に恩返しがしたいんです!」 というわけで、三日間、僕は二人のエリスさんと、お留守番をすることになった。 美少女二人に囲まれて、僕は大丈夫なのだろうか。と、思ったが、目の前の純真無垢な眼差しを見て、何もしないと堅く誓った。
https://w.atwiki.jp/ebmr/pages/58.html
タイトル「狂人魚」 作者・零 トリップ・無し なんで他の女の子と仲良くしてるの? 何で他の女の子を見てるの? マイスくんは私だけを見てればいい。 私だけを見なければだめ。 私だけしか見れなくさせてあげるね。 ある日の夜、 両手足をベットに縛られた状態でマイスは目が覚めた。 (なんでこんな状態に……。そうだ、確かペルシャがジュースを持って、僕の家に遊びに来て、そのジュースを飲んだらいきなり前が暗くなって……。だめだ、そこから思い出せない。) 頭の中を整理していると、横の方から声がかかってきた。 「あっ、マイスくん起きたんだ~♪」 そこにはペルシャがいた。 ……裸で。 「ペルシャ、ふ、服着てよ!」 「マイスくんも着てないよ?」 マイスが下を見ると確かに服を着ていなかった。 「まいすくんの素直だね。私の体を見て興奮しちゃった?」 「え!?いや、その……。」 どう答えようか迷っている(焦っている)と、ペルシャがキスをしてきた。 重ねてから少しすると、マイスの中に舌を入れて隅々まで犯してきた。 最初は歯茎を、次に口内を、最後に舌をなめていく。 それをペルシャは、長い間繰り返した。 「んっ、ふぅ……。ねぇマイスくん、私のこと好き?」 「え?」 「私はマイスくんのことが好き。」 「なら、なんでこんな事……。」 「だからだよ。」 そう言うと、ペルシャは何かを取り出した。 薬の入った注射器と、小瓶だった。 「注射の方は快感がよくなる薬でね、小瓶の方は興奮剤とラブ飲みドリンクを混ぜた薬なの。」 「い、いったいどこで……。」 「ユエさんからいっぱい買ったの。」 そう言いながら、首に注射器をあてる。 「ぺ、ペルシャ!」 「マイスくんが悪いんだよ。他の子と仲良くするから。だから、こうするんだよ。マイスくんが私だけを見るように。他の子を見ないように。」 そのことを告げるペルシャの目は……沼のように暗かった。 ちくっとする痛みがマイスの首に走った。そして何かが入ってくる痛みと、何かを抜く感覚があった。注射器の薬を入れられたらしい。 そう思ってると、ペルシャに口うつしで小瓶の薬を飲まされた。 「マイスくんはどうなるかな?」 ペルシャが笑いながら言ったとたん、マイスの体に異変が起きた。 2つの薬は血液を加速させ、体中を熱くさせる。熱くさせると言っても、風呂に浸かった後程度の熱さになるだけ。けれど、薬のせいか言葉がでなくなっていた。 「あはは、マイスくんの大きいね。」 僕のは以上すぎるほど大きくなっていた。 「私も興奮してきちゃった……。マイスくんのなめるね。」 そう言うと、ペルシャは僕のに顔を近づける。 (って、ち、ちょっとペルシャ!)と、言いたいけれど声がでない。 「ん、ちゅ、ぺろ……。しょっぱいけど、おいしい……。」 薬のせいでとてつもない快感が僕を襲う。油断するとすぐにでもイきそうに……。そんな僕の心境も知らず(もしかしたら知ってるかも)に、ペルシャは僕のをなめている。 「ぺろ、くちゅっ……、ふぁ、あ、そうだ。」 何かをゴソゴソと出している。まさか……。 「マイスくん透明のと、不透明の、どっちがいい?」 (どっちもいやです。) 「どっちでもいい?じゃあ、とりあえず両方ね。」 そう言うと、さっきのよりも一回り大きい注射器を、2本出して首に刺された。 また、体が熱くなってくる。さっきのとは比べものにならないくらいに。 「すごくビクビクしてるね。」 そういうと、ペルシャは僕のを秘所に挟むと擦ってきた。 「あ、ふぁ、マイスくんのはちきれそうに熱い。」 や、やばい……でるかも……。 そう思ったとたん急に止まった。 「ねぇマイスくん、私のこと好き?」 僕は頷いた。 なぜかはわからないが、僕はこの短時間でペルシャのことが好きになっていた。 「私も好きだよ。」 そういいながら、ペルシャは僕のを中に入れる。 ブチブチと何かが引き裂く音がした。 「んっくぅ……はぁ……あは、マイスくんの全部はいったよ。」 結合部から血が出ていた。 ゆっくりとペルシャが動き出し、ぴちゃぴちゃと、音が響く。 「んぁ、ふぁあーー!マイスくんのいいの、奥、奥にとどいてる!」 や、やばい……もう……。 「マイスくんのまた大きくなってる、もう出るの?いいよ出して、いっぱい私の中に出して!」 そういわれたとたん僕は果てた。 「お、奥に熱いのが、マイスくんのがいっぱい入ってくるのーー!!ふぁあああーーー!!!」 ペルシャもイッた。 意識が薄れゆく中ペルシャが僕の耳元で言った。 「マイスくんは私のものだからね。死んでも離さないから。」
https://w.atwiki.jp/ebmr/pages/88.html
『モブ×エルミナータ』 作者 春野菜 「あら、綺麗に咲いたじゃない。貴女ならすぐにお店に出せるわね!」 花はこんなに綺麗なのに。 「エルミナータの花はいつも綺麗だねぇ」 「当然よ!私が育てた花なんだから」 どうして私は、こんなに穢いんだろう。 「君は変わらないね」 嗄れた声が耳殻を擽る。節の目立つシワの寄った指が、私の乳房を包むことに失敗しながらやわやわと揉む。 張りのあった声も大きかった手も失ったらしい彼に向けた哀れみの視線は懇願と受けとってくれたらしく、彼は荒くなる呼吸を隠しもせず私の下着に指をかける。 両手で紐部分を引っ張りながら引きずり下ろす、彼の大好きな脱がせ方。下着が痛むからいやだと思うけれど、彼に伝えたことはない。 「エルミナータ……君は、いつもいつまでも、美しい。」 「それは貴方の幻想よ」 あぁけれど、人間の彼にとってそれは幻想ではないのかもしれない。 エルフの美しさの砂時計。人間一人がその砂が落ちきるまでを見届けることなどできないほどの長さは、彼らにとっては永遠に等しいのだ。 「っはぁ、ぁん……っ!」 乾いた指先が蜜壺に突き立てられて漏れた声は痛みのためじゃない。少し誇張したくらいの方が、男は嬉しそうな顔をする。 緩慢な動きに焦れても手は出さない。ただ、与えられる水を甘受するだけ。 花はただ、美しくあればいい。 「エルミナータ、エルミナータ……っ!!」 「っぁん、……はやく、いらっしゃいよ……」 ああ……君が好きだよ、エルミナータっ!」 抱き締めてくる身体は小さくて。 抱き締めた背中の狭さに、泣きそうになった。 「本当に、君は変わっている」 「花を売って花を貰うのはそんなにおかしいかしら?」 「いや……悪い意味ではないよ」 まるで幼子をあやすときのような淡い笑顔を浮かべ、彼は私に大きな花束を差し出す。近くの街で買われてきたのであろう彼女らはまだ瑞々しくて、その美しさを全力で誇示していて、私はその甘いかおりに淡い笑顔を浮かべた。 「さようなら。もう、あうことはないわね」 「ひどいことをいうね」 「事実よ。」 私の優秀な頭脳が導きだした真実は覆らない。 貴方と出会ったのは何十年前だったかしらね。私を買ったしがない旅人は、私を残して枯れていく。 太陽のようだった溌剌とした笑顔がかすみ草のように淡いものになったとき、私は貴方を待つのをやめることにしたわ。 花はいつも太陽に憧れるものなのよ。花より先に枯れ果てる太陽なんて、いらないの。 「さようなら、僕の愛した大輪の花」 「さようなら」 人間とエルフは仲良くならない方がいい。愛し合わない方がいい。それをわかっているから、私はかりそめの太陽しかいらないの。 店の奥、水を吸えなくなって萎れ始めていた花たちを引き抜く。前のお客はそんなに前だったかと感慨深いのは、この街に訪れた……「墜ちてきた」少女によって、目まぐるしく動き始めた街の時間の流れに戸惑っているから。 「ねえねえ、病院に女の子が運ばれたらしいよっ!」 「!事件だわ!!」 もう彼が使うことはないベッド。たくさんの男たちが使ってきた、使っていくベッド。 店に駆け込んできたメグの声に店を飛び出す。見上げれば私を照らしている太陽に、私は「墜ちてきた」少女を重ねる。 貴女が照らしてくれるなら私はいつまでも上を向いていられるかもしれないわ、そう、思いながら、街を駆け抜けた。
https://w.atwiki.jp/ebmr/pages/111.html
『セルフィア恋次録』 「――――ひゃう゛ッ!!?」 ここはセルフィアの街。 龍の住まうお城の一角で、ひとりの乙女が悲痛な叫び声を上げた。 「クーちゃん。あぁ、今日も気持ちいいよ! 最高だよッ!!」 吐く息は白く、荒れていた。 華奢な体躯の中性的な顔立ちの少年が、長い髪の執事姿の少女を押し倒して犯している。 なんてことない、古今東西どこにでもある情景。 彼氏と彼女が淫行に勤しんでいるだけである。 しかし少女は嫌がっていた。 性交そのものにではなく、あまりに強引な少年の劣情に対して。 「ひどいです、レストくん!? わたし全然濡れてなかったのに無理やり挿れて……すごく痛かったんですよ!?」 「うん、ごめん。でも無理なんだ。クーちゃんの感じてる顔がすごく可愛くて……前戯の間だけで破裂しそうだったんだよ。 それに、クーちゃんが言ったんだよ? 僕の部屋でデートしたいって。こうなっちゃうのだって想像できなかった?」 「うう、それは…………きゃあっ!?」 言い淀む間に待ったなしでレストは腰を進めた。 挿入した肉棒はもはや限界まで膨張して、今にも子種を飛ばさんとしている。 甘く脳髄が溶かされるような喘ぎ声を出すクローリカにレストは理性など既に集荷箱へ投げ捨てていた。 両手で形のいい美乳を弄び、最後にはお互いの手のひらを合わせて深く長いキスをする。 「――あっ! ん!! レストくんわたしもうダメッ!? やっ、あ゛ぁぁぁぁーーーーーっ!!!」 「はぁ、はぁッ!! 逝くよ、クーちゃん!! う゛っ!? 膣内で出る!!」 ――ビクッ、ビクッ、ビクンッッ!! 2、3度震えた後にレストは宣言通りためらいなくクローリカの子宮に精液を放出した。 痙攣しながらクローリカもそれを受け止める。 呼吸がさらに激しさを増して虚ろな瞳は焦点が定まっていなかった。 このまままどろみの中に落ちていこうと目蓋を閉じようとしたときである。 「ごめん! もうちょっとだけ出させて!!」 「えっ? ――ひゃんっ!? あうう、もう寝かせてくださいよー!?」 抗議の声も虚しくレストは行為を続ける。 正常位から後背位、対面座位と体位を細かく変えながら、 「ふああっ!! もう、無理です!! レストくん!? レストくんってばっ!!?」 この日は計4回も膣内射精されたのだった。 …………………… …………… …… 「――なんてことがあったんですよ! ひどいと思いません?」 年頃の女の子たちの華やかなパジャマパーティに、今一発の爆弾が投下された。 言の葉のちからは時として物理的なそれを上回り各人に衝撃を与えた。 「うわー、すごいねえ。さすがだねえ。クローリカちゃんはレストくんからたくさん蜜を絞ったんだねえ♪」 ただひとりダメージがなく、コハクのある意味純朴な返しにクローリカはヤカンが沸騰したように紅潮した。 「あはは……ごちそうさまとしか言い様がないね。みんなの恋バナ聞きたいなって話題振った私が言うのもなんだけどさ」 マーガレットは若干ドン引きしながら事態の収束に図ろうとする。 ちなみにこの時に初めてレストとクローリカの関係は公にされた。 昨晩にヤられた股間をもじもじさせながら決死の思いでクローリカは相談したのである。 「みんなタイヘンだ!? フォルテが倒れてしまったようだ!!」 シャオパイは急に昏倒したフォルテを介抱して、数分の後フォルテは目を覚まし一目散にこの場から逃走した。 「…………………………」 ひとり長い沈黙を続けるドルチェ。 肩をわなわな震わせながら、呪詛のように何かを呟いている。 「る、ルーちゃん? 顔が怖いですわよ……」 事情を知っているピコは声をかけつつ彼女から遠ざかる。 「……許さない」 「「「「「――――ッッ!!!!???」」」」」 悪鬼でも宿したかのような瞳の少女に、全員が背筋が凍ったように電撃が走った。 「ピコ、来なさい」 「ひっ! あ、はい! ルーちゃん……さま」 思わず様付してしまうほどの畏怖を覚えて、ピコはドルチェに付き従った。 「それとクローリカ」 「は、はいぃ! ななな、なんでしょう……」 いまだ状況を飲み込めていないクローリカは恐々としながら答える。 次の瞬間、悪魔が天使に変わったかのようにドルチェはキラキラと粒子が浮かぶ綺麗な微笑を浮かべながらこう言った。 「ちょっと大事な用があるので一緒に来てくれないかしら。レストのところまで。大丈夫、あなたは何も悪くないわ。心配しないで」 「レストくんのところに、ですか???」 たくさんの疑問符を頭に浮かべながらも、逆らえる雰囲気ではなかったのでとりあえず頷くしかなかった。 ――深夜。 「うあああああああああああああああああぁぁぁぁっ!!!!」 天空を突き抜けるような絶叫がいくつかのダンジョンで木霊する。 「いらっしゃい、レストさん♪」 病院へ運ばれたレストはピコの笑顔で出迎えられ、ベッドの上で白衣のドルチェに手厚い看護を受けている。 腕には注射針がいくつも並び、動けるようになるとドルチェは優しい微笑で言い放つのだった。 「それじゃ、行ってらっしゃい!」 「さあ行きますよ、レストくん♪」 ずるずるレストを運ぶクローリカ。 装備一式をはがされ持ち物も奪われた上で、ルーンプラーナとシアレンスの森へ単騎で突撃させられること幾数回。 「お仲間が増えるかもしれませんわ……」 ピコは呟いたのだった。
https://w.atwiki.jp/ebmr/pages/40.html
「それじゃあ行ってくるね。」 ラグナがドアを開けようとすると後ろからタバサに呼び止められた。 「ま、待ってください!あの、目を閉じてもらえますか?」 なにかおまじないでもするのだろうか。 不思議に思いつつも、言われたとおりに目を閉じる。 するとラグナの胸板にタバサが手の平を優しく置いた。 「いってらっしゃいませ。」 ラグナの唇にタバサが唇を重ねる。 いきなりのことにびっくりしてしまったが、タバサの一言ですぐに意味を悟る。 とても浅いキスなのに、唇の柔らかさや髪の甘い香りやわずかな震えなどが一瞬で伝わってくる。 このまま離れたくない、離したくない。 本来ならばこれで唇を離して微笑むはずなのだが、タバサも同じ気持ちらしく、一向に唇を離そうとしない。 ラグナはタバサの頭と腰に手を回す。 「んっ!」 ピクンとタバサが反応する。 腰を引き寄せ、顔を傾けて強く唇を押し付ける。 さっきまでとは全く違う、乱暴で激しいキス。 いってらっしゃいのキスのはずだったが、ラグナは完璧にそのことを忘れ、ただタバサの唇に夢中になっていた。 「んっ・・ふっ」 ラグナのついばむような唇の動きに翻弄され、タバサからわずかな呻きが漏れる。 胸に添えられていた手はしっかりとラグナの服を掴んでいる。 ラグナは唇を動かすのをやめ、舌をタバサの口内へと侵入させる。 薄く閉じられてる歯をこじ開け、その先にある舌を自分の舌で搦め捕る。 「んっ!・・・ふう・・・・はぁ・・・ふっ」 タバサの熱くなった鼻息がかかる。 くちゅくちゅ、と湿り気を帯びた音と息継ぎをする声が淫猥な音になって頭に響く。 ゾリゾリと舌同士が絡み合い、口の中が唾液で満たされていく。 舌をゆっくり引くと、タバサの舌がつられたように外に這い出してきた。 すかさず唇で捕まえ、舌の先端を舐め上げる。 「っ!んんっ!」 舌が逃げないようにしっかり挟みながら、単調にならないように、しかし休みなく舐めつづける。 「んぁ、はぁ、はぁ、あっんっ!」 唇を開いて舌を解放すると、タバサが自分から舌を絡めてきた。 その動きに合わせるようにラグナも舌を動かす。 二つの舌は競い合うように激しさを増していき、互いの口の間でゾリゾリ、くちゅくちゅと唾液を滴らせ卑猥な光を放ちながら別の生き物のように蠢き、絡まり会う。 「んん!んふっ!ふっ!んぁ、ふ、ふっ、ふっ!、んんんんんっっ!!!」 一際高い嬌声とともにタバサの舌が離れ、服を掴んでいた手が緩んだ。 あんなに激しいキスは初めてだったのでイッてしまっても無理はない。 ラグナは口の回りや顎を汚している唾液を拭ってあげると、その手をスカートの中に這わせた。 「ま、まっれ!まっれくらさい!」スカートの中を探ろうとしていた手を慌てて止められる。 あんまり舌を虐めすぎたせいか、呂律が回ってない。 タバサはなんとか呼吸を調え、舌の動きを再確認すると 「ま、まだ家事も何もしてないですし、ラグナ様も畑仕事やモンスターの世話をしないといけないですし・・・」 タバサの言いたいことはわかったが、ラグナは敢えて何も言わず、制止する手も意に介さないで強引に秘部に触れた。 「んああ!!」 表面に触れただけなのにビクン!と体を震わせ、高い声を上げる。 余程キスが気持ち良かったのか、タバサは下着どころか内股までぐしゃぐしゃにしていた。 「こんな状態で家事なんかできる?」 意地悪く尋ねると長い耳の先っぽまで朱くしてそっぽを向いてしまう。 「ラグナ様がこんなにいやらしい人だなんてしりませ、ひゃあああん!!」 タバサが話し終える前に膣内に指を差し入れる。 拗ねてるタバサを見ていたい気もするが、こっちも我慢の限界だった。 イッた直後の膣内はとても滑りがよく、指1本なら簡単にくわえ込んでしまう。 「ああっ!らぐ、なっさまぁ!」 指を出し入れすると同時に膣壁を擦る。 「だめっ、だめ!また、イッちゃ・・!」 タバサが2度目の絶頂を迎える前に膣内から指を引き抜く。 もう本当に限界だった。 エプロンの肩紐を外して腰まで下ろし、ファスナーを下げて上半身だけワンピースを脱がすと真っ白なレースのついたブラがあらわになる。 自分のズボンから固く反り返り力強く脈打ってるものを取り出す。 まだ隠されてる乳房や薄い桃色の乳首を想像するだけで、それは硬度を増していく。 「ら、ラグナ様、ここでするんですか?」 タバサが困惑した表情で聞いてくる。 「ごめん、タバサ。もう一秒だって待てないんだ。」 そう言ってショーツを脱がし上着を脱ぎ捨てると、亀頭を膣口えとあてがった。 「それじゃあゆっくり入れるから、できるだけ力をぬいてね。」 「は、はい・・・」 両手でタバサのお尻を抱え足を腕にかけた状態で、少しずつ亀頭を膣内に侵入させる。 普通なら力の加減が出来ないような体位だが、タバサの軽さとラグナの腕力の強さでなんとかなりそうだった。 「くっ、ふっ」 首に回された腕に力がこもる。 まだ亀頭は隠れていないが膣内は固く閉ざされている。 タバサの膣は少し狭く反対にラグナの陰茎は普通よりも太いため、最初の頃は入れるだけでかなり時間がかかった。 最近では割とスムーズに入るようになったが、それはベッドの上の話しであり、こんな状態で力を抜けというのは無理な話しだった。 「っ!タバサ、大丈夫?」 「んっ、ふっ!んっ、は、はい、くっ!」 返事をするのも辛そうな状態で答える。 「あと少しだから、もうちょっと頑張って」 更に慎重にタバサを下ろしていく。 「イッッッ!」 やっと半分までいったと思ったところでタバサが声をあげた。 痛い。 きっとそう言いたかったのだろう。 言ってしまったらラグナはすぐに挿れるのを止め、必ずごめんと謝る。 「くっ、ふっふっ」 タバサはそう思い首に強く抱きついて堪えていた。 「タバサ」 ラグナは耳に触れないギリギリの距離で言う。 「愛してる。」 「んっ!・・・ふぇ?」 完全に不意打ちだった。 魔法の言葉を聞いた途端タバサの全身の力が抜け、ラグナの上にストンと落ちてくる。 「あ、・・ああああああ!!」 一瞬の間の後、タバサが激しい声をあげ、膣内をビクン!ビクン!と痙攣させながら接合部から愛液を吐き出す。 「あ、ああ・・・ラグナ、さま・・・」 呆けるタバサを支えながらラグナは必死に射精感を堪えていた。 タバサの膣はただ締めつけるだけならまだしも、ぐねぐねと波打ち、きつく締めたと思ったらいきなり緩み、またきつく締める、というようにラグナの陰茎を絶えず刺激していた。 せっかく完全に繋がったのに、ここで射精してしまったら意味が無い。 「くっ!うごくよタバサ」 「はぁ、はぁ、はい、ラグナさまも、気持ち良く、ふっ!・・・なってください」 こんな状態でもタバサはラグナを気遣うことを忘れない。 「ありがとう。」 まだ膣内はきついので、子宮から少しだけ戻し、すぐに突き上げる。 「あん!」 短いストロークで腰を動かし、何度も何度も子宮口をノックする。 「はあ!あ!あ!あ!ん!そん、なっ!ふっ!こき、ざみにっ!」 支える手に力が篭り、汗で湿った褐色のお尻が、ラグナの指の跡が付くぐらいに歪む。 「あ!ん!は!は!」 タバサの膣内もだいぶほぐれてきた。 ラグナもそろそろ限界だ。 こんな小さなもどかしい動きではなく、もっと乱暴に、もっと激しくタバサの膣内全体を犯し尽くしたい。 小刻みに子宮を突くのを止め、カリで愛液を掻き出しながら外に引き抜く。 「はぁ、はぁ、ラグナ様?」 「少し乱暴にするけど大丈夫?」 タバサは嫌がるどころか目を輝かせて 「はい、ラグナ様の好きなようにしてください」 と言った。 「ありがとう、それじゃあいくよ」 ラグナは再び亀頭を膣口にあてがい・・・一気に突き入れた。 「んあああああ!!」 タバサは声と共に膣内を痙攣させる。 先程とは違いラグナは陰茎を入口まで戻し、また子宮を突き上げる。 「ああん!はあ!ふっ!んあ!あん!」 膣内全体を犯すように大きなストロークで、しかし速度は決して落とさずに突きつづける。 「はあ!はあ!はあ!らぐ、はあん!」 タバサの体が上下し、汗でぐっしょりと濡れた体同士と、お互いの乳首が擦れ会う。 乳首はコリコリと舐め合い、タバサの絶頂を更に促す。 「はあ!あん!はあ!乳首、が!あん!」 ラグナは目の前にある尖った耳を舐め上げる。 「んあああ!」 また膣内が締まる。 「くっ!タバサ!もう、限界!」 「ああん!は!だしてっください!中に、たくさん!」 どちらからともなく唇を強く重ねる。 ラグナは子宮に届くように強く差し入れ、次の瞬間、大量の白濁した液体を一気に吐き出した。 「くっ!んん!」 「んんんんん!!?」 子宮を満たしてもまだ出つづける。 入り切らなかった分が接合部から溢れ、床にビタビタと白い水溜まりを作っていく。 暫くしてから陰茎を抜き唇を離すと二人は床に倒れ込んだ。 上の口も下の口も名残押しそうに糸をひいている。 「タバサ」 ラグナが口を開く。 「2階行こうか。」 「でも、私もラグナ様も仕事が・・・」 「こんな状態じゃ仕事なんて出来ないよ。」 タバサはクスッと笑って答える。 「いってらっしゃいのキスは、しないほうがいいですね。」 終
https://w.atwiki.jp/ebmr/pages/57.html
作・もものめ トリップ 無 「ねえちゃん、入るよ?」 「うぁに?うぁスク。」(なに?ラスク) 食後のデザートのおにぎりの、 ちょうど3つ目を口に入れたところで ラスクが部屋に入ってきた。 「ねえちゃん、さっきご飯食べたところじゃん。何おにぎり食べてんのさ。」 「これは、デザートだから。」 ラスクは呆れたという顔であたいを見ている。 「ねえちゃんってホント、色気より食い気だよな」 むっ! 「なによー。あたいだって、おっきくなるためにだね、努力してんじゃん!」 ラスクの呆れ顔はまだそのままだ。 「ところでなんか用?」 というと、ラスクはあたいの部屋に入ってきた。 「父さんがね、今日は隣村との寄合があるとかで、出かけたよ。」 「ふ~ん」 あたいは、3つ目のおにぎりを完全に平らげた。 ラスクの用はそれだけ? それにしては、あたいの部屋に入ったまま、何やら言いたげでもある。 ?なんだろ?と思いながらも4つ目のおにぎりを食べようか迷っていると 「この間さ、ボク、見ちゃったんだ」 ラスクがやっと話し始めた。 「なにを?」 「・・・・お花畑でさ、マイスくんと、カリンさんがキ・・キスしてるところ・・・」 「!」 それは・・・聞きたくない話だったな。 マイスがカリンとキスしてるところだなんて、考えただけで悲しくなる。 でも、ラスクにあたいの気持ちを悟られないようにしなくては。 「ふ~ん。あの二人は結婚してるんだから、キスの一つくらいするんじゃない?」 「そのキスがさ、こう・・ぶちゅ~っとやけに濃厚だったからさ、別にボクだって のぞき見するつもりじゃなかったんだけど」 の・・濃厚だったのか・・ 「べ・・別に夫婦なんだから・・・。家ではもっとスゴイコトしてるんだろーし」 平静で話せてる自信がない・・ 「スゴイコト・・」 ラスクはその「スゴイコト」を想像したのか、顔を赤らめた。 「マイスくんってさ、ボクと同じ年くらいなのにすごいよね。 ねえちゃんもさ、結婚とかどーすんのさ」 「そ・・そんなこと突然言われたって。」 考えてないわけじゃない。 こんな背で、こんな真っ平な胸で、しかもこんな大食いで、あたいは結婚できるのだろーか。 もしかしたら、ずっと独身のままかもしれない・・という一抹の不安もある。 「・・・ねえちゃん、ボクが胸、おっきくしてあげようか」 「!」 ラスクにはあたいの心がわかったのだろうか。 っていうか! 「ええっ!?なんか方法知ってんの!? そんな方法があるんなら、とっとと前から言えっていうの!バカラスク!」 ラスクはちょっと言いにくそうにしながら 「おんなのヒトの胸ってさ、もまれると大きくなるんだって」 「ええっ!?」 そんなことは初耳だ。 !?!? ってことは、ラスクがあたいの胸を!? 「むっ・・無理無理!あたい達、姉弟だよ?」 あたいは顔が真っ赤になっているのがわかった。 ラスクの顔も真っ赤だ。 「だ・・だってさ、考えてみてよ。この村には圧倒的に男の数が少ないんだよ? マイスくんを抜かしたら、ボクと父さんとガジさん、カルロスさんしかいないんだよ。 あ・・・ドンチャコスさん、ウエルズさんもいたか」 ドンチャコスさんとウエルズさんは完全にムリとしても、言われればそうなんだよね。 「ボクはその貴重なオトコの一人なんだよ。オトコのボクが揉まなけりゃ、誰がねえちゃんの 胸を揉んでくれるのさ」 妙に説得力のある言葉だ。 考えたら、マイスくんを除いてあたいが恋愛可能なヒトって、カルロスさんとガジさんしか いないじゃないか。 その二人とあたいには、ほとんど接点がないのだから、必然的にあたいは行かず後家に・・・ いやーっ・・・・ あたいがショックを受けている内に、ラスクはいつの間にか、あたいの後ろに回り込んでいた。 「ねえちゃんのためなんだって」 誰もいいと言っていないのに、ラスクはいつの間にか、後ろからあたいの胸に手を当てた。 「ラ・・ラスクっ まだいいって言ってない!!」 「・・・ねえちゃん、弟だからこそ、はっきり言うけど・・ほんと、真っ平だね。。」 気・・気にしてることをーっ!! いくら弟でも、言われたらショックなこともある。 あたいだって・・・あたいだって好きで真っ平なわけじゃないのに・・ 「ご・・ごめん、ねえちゃん。ボクが責任を持っておっきくしてあげるから」 いつの間にか、あたいは涙を浮かべてたらしい。 ラスクは慌てて慰めてくれる。 ラスクは本当にあたいのことを心配してしてくれてるんだ。 「うん・・じゃあお願いすることにする」 恥ずかしそうにあたいがそう言うと、ラスクは待っていましたとばかりに、 胸に当てていた手をゆっくり動かしていく。 「こんな感じかなぁ・・強い方がいいのかなぁ」 ラスクだって、女性の体に触るのは初めてのはずだ。 たどたどしい感じで、あたいの胸を強めに揉んだり、優しく触ったりしている。 指先があたいの乳首に当たると、あたいの体はびくんっと反応した。 「ね・・ねえちゃん、ここが感じるの?」 感じるっていうのは、こういうことなの? ラスクが乳首を触っただけで、あたいの体中に、電気が走ったように思えた。 ラスクはあたいの反応を見て、乳首を集中攻撃することにしたらしい。 服越しなのでさわり心地がどうしても、もう少しってところなんだけど でも・・きもちいい・・ いつの間にか、あたいの呼吸は荒くなっていた。 全速力で走った後みたいに、「はぁはぁ」って言ってる。 「ねえちゃん、服脱がせるよ。」 ラスクの呼吸も心なしか、荒い。 ラスクは後ろからもぞもぞしながら、あたいの服のボタンをはずしていく。 あたいはされるがままになっている。 上半身だけ裸にされて、恥ずかしさが込み上げてきた。 考えたら、ラスクの前で裸になるなんて、何年ぶりだろう。 前はいっしょにお風呂にも入っていたのに。 ずっと見せてないからこそ、こんなに恥ずかしいんだろう。 「ねえちゃん、なんか可愛いよ」 そう言って、ラスクはあたいの耳たぶにキスをした。 「!?そんなのどこで覚えたの!」 「いや、なんとなく・・やってみただけだけど」 キスをされた耳たぶも熱を帯びたようにぽわ~んとしてる。 その「ぽわ~ん」に酔いしれていると、いきなりラスクの指が 直にあたいの乳首を触った。 「あんっ!」 いきなり出た自分の声にびっくりする。 あたい、なんて声、ラスクに出してんの。 だってだって、さっきの服越しなんかより、ずっと気持ちよかったんだもん。 「ねえちゃん、気持ちいい?」 耳元でラスクが囁く。 またまた耳たぶがくすぐったくて、気持ちよくて 「んっ・・うん・・・」 素直に答えてしまう。 両方の乳首をぐりぐりと摘まれ、耳たぶは熱を帯びてるし なぜか、下半身がくすぐったい気持になってきている。 地べたに座った状態で、ラスクにされるがままになっていたけど 足の根元がなんだかせつなくて、あたいは下半身をくねらせた。 「ねえちゃん、もしかして下も触って欲しいとか?」 「・・・さすがにそれはまずいでしょう・・・。」 弟とここまでしているのでも、かなり問題なのに・・なのに・・・ あたいは何も答えられなかった。 「・・・じゃあちょっとだけ・・・触るよ・・」 ラスクは恐る恐る、あたいのスカートの中に手を忍ばせる 「!!ひゃん!!」 乳首を触られたときより、もっと気持ちいい快感に 自分でもびっくりしてしまう。 ほんの少し、触られただけなのに・・しかも下着越しなのに・・ あたいはもう、この快感から逃れられないと思った。 きっとラスクも、もう後戻りはできないだろう。 「ねえちゃん、なんかすごい、色っぽいよ。なんかさ、この先もしたらさ ボク達、もっと大人っぽくなれる気がしない?」 ただでさえ、この快感に酔いしれているのに ラスクの考えは、名案に思えた。 だって今までこんな快感を感じたことがないんだもの。 この先を知ることができたなら、あたいはもっと、オトナな女性に生まれ変われるんじゃないかな。 「そうだね。・・・・じゃあもっと触ってみて・・・」 今度は遠慮なしに指が触れて来て、体がのけぞってしまう。 完全に力が入らなくなって、後ろで支えているラスクにもたれかかってしまう。 「んんんっ・・・うっ・・あぅ・・」 「女のひとって、ここ触られると気持ちいいんだね。」 下着越しにあちこち触られ、その中でも一番敏感な部分を捕えた指は 執拗にその部分を攻めてくる。 「ああんっ・・あっ・・」 「なんか、ここの部分、固くなってる。ふ~ん・・・」 「あっ!!」 ラスクめ!あたいの許可なく、下着の中に指を入れてきた。 一体、どこまで気持ちよくなってしまうんだろう。 固くなっている部分をくりくりされて、あたいは意識が飛んでしまった。 「はぁ~~っ・・・んっ!! あああんっ」 気持ちよさが一気に上昇したと思ったら急にぐったりしてしまう。 「ねえちゃん、もしかしたら、イっちゃったの?」 「イく・・って?」 なんだかよくわかんないけど、気持ちよさが絶頂になることを「イく」というらしい? まさに、あたいは絶頂だったのだ。 「ねえちゃん、すごいぐしょぐしょだよ。やっぱり、ねえちゃんも女だったんだね」 女じゃなければなんだというのだろう。この弟は・・ 「マイスくんってさ、これ以上のことをしているわけだよね。やっぱりすごいよなぁ」 これ以上というのは、ようするに男性のソレを女性のアレに入れるということがいいたいのだろう。 マイスくんはカリンと、こういうことをしているんだわ。 マイスくんにされたら、どんなふうなんだろう・・もっと気持ちいいのかな。 これ以上? うー・・・想像できない。 あたいはまだ、力が入らない状態で、ぐったりしている。 「じゃあさ、ちょっと待ってて」 いきなりラスクは部屋を出ていく。バタバタと廊下を走り、自分の部屋に 行ったようだ。 なんだろう・・・またよからぬことを考えてるんじゃないでしょうね。 そう思ってると 「お待たせ! これ、マイスくんからもらったんだけど」 きゅうりだし・・・。 実は内心やっぱりねーと思ったのだ。弟の考えることは、大抵想像がつくのだ。 「それ、マイスくんが、ラスクに野菜嫌いを治すためにくれたんでしょ?ちゃんと食べなさいよ」 「食べようとは思ってたんだけどね。どうも気が進まなくって・・・実は家の冷蔵庫に入れておこうと 思ってたんだぁ」 「で・・何?それをまさか、あたいの中に入れようと?」 あたいはイっちゃったことで、疲れが出てきて、もうどうでもよくなってきていた。 というか、お腹が空いてきた! むしろ、そのきゅうり、あたいが食べるし!! 「ねえちゃん、口で食べるのは、後だよ。ほら、オトナの女になりたいんでしょ?」 うっ・・その言葉を言えば、なんでも許されると思ってるな。 しかもそのきゅうりが食べたいことも読まれているし。 「そ・・そんなの入るわけないじゃん。」 「オトコのおちんちんってちょうどそれくらいだよ。なんなら見る?」 そう言ってラスクは自分のズボンを下ろしかける。 「いや!見なくていいから!!」 ラスクのを触れなんて言われたら、さすがに抵抗がある。 ラスクは下ろしかけたズボンを下ろすのをやめてくれた。ほっ。 「じゃあ、やろうか。」 「ぎゃ~っ いきなり、なにすんの!」 ラスクはあたいの下着を一気に脱がせたのだ。 スカートは履いているものの、下着を脱がされ、股を開いている状態になってしまう。 「女のひとの中ってこうなってるんだ。へーっ」 ラスクがあたいの大事な部分を広げたりして、まじまじと見ている。 「見るなーっ!!」 あたいは、ラスクにキックをお見舞いする。 「いてて・・・しょうがないなぁ。ねえちゃんは。一気に入れちゃうよ」 「まだいいって言ってない~!!」 そう言ってるのに、きゅうりのひやっとした感覚があたいの感じる部分に触れてきた。 「んっ・・・あっ・・・・」 ゆっく~り・・・だけど、なんか冷たいものが入ってきた!! 「ラスク痛いっ!!もぉやめてっ」 どれくらいきゅうりが入っているのだろう。 半分?それとも全部? うえ~ん・・とにかく痛い! 「痛いんだ?気持ちよくないの? ふ~ん・・」 ラスクはあっさりときゅうりを抜いてくれた。 改めてオトナになるって、難しいことだな~とわかった。 わかったら、なんかお腹が空いてきたし。 「ラスク、そのきゅうりちょうだい!」 ラスクからきゅうりを奪い、口に頬張る。 ぼ~りぼ~り、音を立てながら、食べるあたいを見て、 この部屋に入ってきたときと同じように、ラスクは呆れた顔をした。 「ねえちゃん、よく自分の中に入ったきゅうりを食べれるねぇ」 「?なんで?」 「普通、嫌なんじゃないかと思うよ?」 「そうかな~。」 あっという間に平らげたけど、まだまだ足りない!! 仕方ない、なんか作るかぁ・・。 何もなかったかのように、下着をつけたあたいを見て、ラスクは 「こんなねえちゃんでも、エッチのときは可愛かったよなぁ。ボクも少しはオトナになれたかな。」 と言った。 「ふ~ん、ラスク、あんたも誰か好きな人がいんの?」 今までそんなそぶりを見たことはなかったのだけど・・ 「好きっていうか気になるヒトはいるよ。ふふっ 聞きたい? エリザさんなんだけどね」 !! ラスクからして、年下のモニカちゃん辺りかと思っていたら なんとまぁ年上のエリザさんと来たか。 ラスクもわざわざイバラの道を選ばなくても・・・ご愁傷様です。 「ねえちゃんも、マイスくん、がんばってみたら?」 !? あたいがマイスくん好きなの、バレてた!?うそっ!? 「な・・何言ってるの、マイスくんは結婚してるじゃない」 「そんなの、関係ないと思うけどなぁ。」 か・・・関係あるだろ~っ。 いくらなんでも、それはありえないでしょ。 ラスクと最後までエッチしちゃうくらい、ありえないよ。 カリンが悲しむところも見たくないし・・あたいにはムリだ。 「じゃあ、ボク、行くね。ねえちゃん、今度またリベンジしよ」 そう言ってラスクは部屋から出て行ったけど、ラスクの 「関係ない」っていう言葉が、妙に頭に残ってしまっていた。 まさか・・ まさかその後、例の魔女によってそれが実現してしまうとは・・ まぁその話は後日・・・・。 (終わり)