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{イリーガル・レプリカ迎撃指令…アンジェラス編} 「ウゥ~、夜の外は寒いなぁ~」 「少しは我慢してくださいよ、姉さん」 「はぁー、お肌がカサカサになっちゃいますわ」 「………こいつ等は~…」 「…ごめんなさい、ご主人様」 アンダーグラウンドの夜でワイワイと話す三人の神姫と気だるげなオーナー一人と済まなさそうに落ち込んでる神姫が一人。 小道や裏道を途方もなく歩く…いや、今は憂鬱に歩くといった方がいいかもな。 それは何故かって? あぁー、その答えはとても簡単で明快だ。 「あーもう、我慢できないよ!アニキ、胸ポケットに入れて!!」 そう言いながら颯爽と俺の右胸ポケットに入るクリナーレ。 「フゥ~、あったか~い♪」 「姉さんだけズルイです!私も胸ポケットに入ります!」 姉さんと同様にパルカは俺の左ポケットに入る。 「…エヘヘッ♪お兄ちゃんの匂いがします~♪♪」 「あら、それじゃあはアタシはダーリンのパンツの中でも入りましょうか♪」 ルーナが俺のズボンのチャックを開けようとしたので、ルーナの両脇に指を入れて捕まえ俺のマフラーの中に入れる。 場所的に左肩の方の鎖骨よりちょっと後ろの方だな。 「サービス満点ですね♪背中にダーリンの首の皮膚が当たり、胸から足のさきまでダーリンの温度で温まったマフラーで巻かれるなんて…感激ですわ♪♪」 そう。 こいつ等がいるのだ。 本来ならアンジェラスと二人っきりでここに来るのに、今回はフルメンバーで来てしまったのだ。 まぁなんでこんな状態になってるかっていうと…。 ☆ アンダーグラウンドの町に行くために俺とアンジェラスは仕度していた。 俺の方はとっくのとうに用事の仕度を済ませていたのでアンジェラスの仕度が終わるの待つばかりだった。 「準備万端です、ご主人様」 「よし、じゃあ気楽にいこうぜ」 「はい…あれ?この本は?」 アンジェラスは不意に視界に入った一冊の本…同人誌を見つけたのだ。 ゲッその同人誌は!? 「!………!!……ッ!!!」 中身を見て顔を真っ赤にするアンジェラス。 あちゃ~、あの同人誌は内容はレズものでしかも武装神姫のエロ本だ。 ストーリー的に言うと、アーンヴァルの股間にチンコが生えてふたなりになり、性欲を持て余し次々に他の武装神姫達を犯していく、というストーリーだ。 しかも、これも濃厚なもので結構性欲そそる本なのだ。 多分、武装神姫好きのオーナー達だったら八割の奴等は勃起するだろう。 俺も結構…え~おっふんはー! …凄く、よかったです。 「ご主人様…この本は…」 ていうか、『え~おっふんはー!』のネタは誰か解るかな? 解らない人は『ペルソナ3 ドラマCD』でググってみよう~。 俺は大ファンでかなり面白いゲームだよ。 「話を逸らさないでください!この本なんですか!!ていうか、誰に言ってるんですか?」 「何処かの平行世界の武装神姫のオーナーの人達に言ってる」 「へぇ~そうなんですか?て、そうじゃなくて!この本はなんですか!?」 「拾八禁同人誌だけど…」 「そ、それは分かります!私が言いたいのは何でこんな物があるんですか、て言いたいんです!!」 「オナニーして自分のナニをティッシュで拭く時に、そこに置きっぱにして本棚に戻すのを忘れたもんだろ」 「な、ななななっ!そんなイヤラシイことを、ストレートに言わないでくださいよ!!恥ずかしいじゃないかですか!!!」 「俺もちょっとハズイと思った」 「もう、次からちゃんと気をつけてくださいね!パルカの教育に悪いし、ルーナが読んでこれをネタに私達にチョッカイだしてくるんですよ」 「はいはい。次から気をつけますよ」 「『はい』は一回で結構です。…ご主人様がよければ…私がご主人様を慰めてあげるのに…」 「あん?なんか言ったか??」 「ナッ!?何でもないです!」 プイッとそっぽを向くアンジェラス。 その行動がちょっと俺には可愛いと思った。 「あの~お二人さん、お熱いのは別にいいですけど…」 「「エッ!?」」 突如の声に俺とアンジェラスの声が重なる。 声がした方向を見ると、目を擦りながら起きてるクリナーレとニヤニヤ笑ってるルーナと何故か顔が赤いパルカ。 なんでこいつ等が起きてるのかというと、拾八禁同人誌を見つけて俺に怒った声、アンジェラスの大声だったせいだ。 ★ ほんでもってこの状況。 二人だけで何処に行くのと三人に問い詰められて…まぁこんな感じになったわけ。 はぁ~…。 まさか、拾八禁同人誌でこんな事になるとは思わなかったぜ。 「ご主人様、ごめんんさい。私の所為でクリナーレ達がついて来てしまって…」 「はぁ~まったくだぜ。…まぁ、そういつまでもショゲルなって」 「…怒ってませんか?」 「ある意味怒りたいけど、もうどうでもいいや。だから気にすんなって♪」 「ご主人様…♪…!?走って!」 アンジェラスの声と同時に俺は走った。 一瞬ちらりと後ろを見るとポーレンホーミングの弾だった。 弾速は遅いが一発一発が高い誘導性能を持っていて、更に拳銃系の武器の中では冗談みたいな強さを誇る。 しかも一気に七発も弾を撃てるので洒落にならない。 「グラディウス!召喚!!」 <Start!> 「オプションを二つ召喚!」 <Please option two> 「一気に壊す!リップルレーザー!!」 <ROPPLE LASER!> ポワワワワー! 少し間抜けな音だが、あのリップルレーザーはそれなりに使える技だ。 あのレーザーの特徴は円型に広がるレーザーを撃つことが出来て、撃ったレーザーは最初の段階は小さい円が、距離を伸ばす事によって円が大きくなり敵に当たる確立が高くなる。 避ける事もかなり厳しくなるレーザー。 グラディウスで撃った瞬間、二回レーザーが飛び出すのでオプションと合計すると六個のレーザーがポーレンホーミングの弾目掛けて飛んでいく。 ボカーン! ドカーン! ポーレンホーミングの弾とリップルレーザーが当たり爆発する。 俺は止まり爆発してる方向に振り返る。 フゥ~、なんとかアンジェラスが守ってくれて助かったが、こうもイキナリ狙われるとはなぁ。 人間も襲われてるのは本当らしい。 「きゃははっ!貴方達凄いね。私の攻撃を防ぐなんて初めて見たよ♪」 上空から声が聞こえたので少し顔上げて見るとそこに居たのは花型ジルダリアだった。 「早く始めようよ!モタモタしてると、日が暮れちゃうよ!!」 あの野郎ー、笑ってやがる。 確かイリーガル・レプリカ迎撃指令の討伐データには、花型ジルダリアあったはず。 えぇーと、名前はⅢ-Rep/ジャスミン、確かこの名前のはず。 「アンジェラス、奴はⅢ-Rep/ジャスミンだ。油断するなよ、レベルはかなり高い!」 「まかせてください、ご主人様!クリナーレ達はご主人様を守って!!まだ敵はいるかもしれないから!!!」 真面目な顔つきでクリナーレ達は無言のまま顔を立てに振る。 そしてそれを確認したアンジェラスは俺にニコヤカに笑みを見せた後、ジャスミンに向かって飛んでいく。 大丈夫なのだろうか…? 前に夢で会ったアンジェラスがあいつの身体をのっとり人格が入れ替わったような感じがしたけど…。 アンジェラスの視点 「きゃははっ!バトル、はじめちゃうよーっ!!」 「私は…負けない!」 空高く上昇しながらジャスミンに向かってグラディウスで斬りつけようとする、が。 ブオン! 「遅い遅ーい!」 「次は外しません!」 体勢をたてなおし再度グラディウスを振る。 ガキン! 「くっ、あっぶなーい!」 「防がれましか!」 モルートブレイドとグラディウスがぶつかり合い火花が散った。 剣同士が擦れ合いギリギリ、と音を出しながら私はジャスミンを睨みつける。 「そんなに睨まないでよ~。バトルは楽しくしましょ?」 「あなたはご主人様に怪我させようとしました!許せません!!」 「怪我をさせようとしたんじゃないよ。殺そうとしたの♪」 「!?ッ!アアアアァァァァーーーー!!!!」 ギリギリ、ガキン! ジャスミンの挑発に乗り、私はグラディウスに力を込めてモルートブレイドを弾き飛ばした。 するとジャスミンは一度後退して銃器を取り出す。 「えぇーい!」 プシャーーーー ジャスミンが持つ銃から霧じょうの物が噴射され私に向かって飛んでくる。 フレグランスキラーの攻撃範囲広すぎて避ける暇がありません、ここは。 「フォースフィールド!」 <FORCE FIELO> 私の周りに青い光が出現し包み込むような形になり、フレグランスキラーから噴射された高圧噴霧の攻撃を防ぐ事が出来ました。 ご主人様が作ってくれた武器に防具。 とても便利です。 「あんたの武装、かっこいいね!あたしのと交換しない?」 「誰が貴女なんかにあげるもんですか!これはご主人様が私専用にくれたものです!」 「ケチー!いいもん、あなたを破壊してから貰うもん!!」 グラースプアイビーを取り出し私に向かって猛スピードで迫ってくる。 今です。 「ツインレーザー!」 <TWIN LASER> ババババババババーーーー!!!! 連射速度が速いツインレーザーがジャスミンを襲う。 ジャスミンは避けようとしたが私に向かっていたのでそう簡単に針路変更が出来なく、そのままツインレーザーの的になる。 「きゃああ!」 グラディウスとオプション二つ分のツインレーザーが容赦なくジャスミンの身体を貫く。 両手、両足、胴体…。 そこらじゅう蜂の巣みたく穴だらけにされ完全に機能停止したジャスミンはアンダーグラウンドの深い闇に落ちて消えていった。 「さようなら…ご主人様に攻撃したのが運の尽きでしたね」 私はグラディウスを一振りして、大好きなご主人様の所に戻って行く。 イリーガル・レプリカ達はオーナーの存在というものが無いみたいだから好き勝手やっている。 だから平気で人間を襲う。 これは早急にイリーガル・レプリカ達を殲滅しないとご主人様が危ないです。 私はリアウイングM‐88対消滅エンジンをスピード上げてそんな事を考えていた。 …もう一人の私はどう思っているのか? 今日はあの『声』は聞きませんでしたが…できればもう聞きたくないです。
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登録日:2012/05/02(水) 21 51 10 更新日:2024/06/14 Fri 01 18 55NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 06年秋ドラマ 2003年 PG12 TBS まげてのばして コミカライズ化 ソープ嬢 ドラマ ミステリー ミュージカル 一代記 不幸 中島哲也 中谷美紀 伝記 刑務所 嫌われ松子の一生 実写化 小説 山田宗樹 幻冬舎 教師 映画 映画はコメディ 空知周太郎 転落人生 鬱展開 松子。人生を100%生きた女。 2003年に発売された山田宗樹のミステリー小説。 教師をクビになったことがきっかけで人生の坂を転がり落ちる一人の女性の半生を、 彼女の死後それを追う甥の視点とを併せて描いている。 内容からも分かるように非常に重苦しく救いのない展開が続く小説だが、 2006年に公開された映画では全体的に華やかなコメディタッチのミュージカルで構成されており、 展開のテンポの速さによって鬱成分が若干軽減されている。 こればかりは、監督の中島哲也氏のセンスに脱帽するほどである。 なお、松子役を演じた中谷美紀は撮影中何度も監督に怒られノイローゼ気味になったとか。 2006年には連続ドラマ化されたが、こちらはあまり評価は高くない。 【ストーリー】 東京で自堕落な生活を行っていた福岡出身の青年、川尻笙はある日父から今まで存在すら知らなかった伯母、 松子の死を聞かされその遺品の整理を言いつけられる。 自室のアパートで撲殺死体で見つかった松子は、生前の奇行でアパートの住人から「嫌われ松子」と呼ばれ、 実の弟である父も彼女には関わりを持たないようにしていた。 一体伯母とはどんな人物だったのだろう? そんな疑問を持ち彼女の部屋を整理する笙だったが、 生前の松子を知る人物が次々と現れ、想像を絶する過酷な人生が彼の目の前に現れる。 それもこれも、30年前は美しい中学教師だった松子がある事件をきっかけに学校をクビになったことから、 全てが始まった……。 【登場人物】 ~現代・主要人物~ ○川尻松子 主人公にして悲劇のヒロイン。 妹にばかり構う父からの愛情に飢えており、愛されることを何より望んでいる。 だが、生まれつきやり方が不器用であるために悉く空回りしてしまう残念な女性。 変な所でプライドも高く、それゆえに上手くいかないことも多々あった。 ○川尻笙 現代パートの主人公。バンドを目指して福岡から上京したが失敗、彼女にも振られニート生活真っ最中。 そんな折に伯母の死を聞かされ、彼女の生き様を目の当たりにすることで自身の人生観を考え直し始める。 ○川尻紀夫 笙の父で松子の弟。極めて一般的な人生観を持つ会社員。 以前は普通の姉弟仲だったが、川尻家崩壊の原因となった松子を憎み、最後まで彼女を受け入れることはなかった。 ○沢村めぐみ 刑務所時代に知り合った松子の唯一と言っていい友人。 AV女優を経てAV製作会社の社長を務めている姉御肌な女性。 境遇に関係なく松子に親しく接していたが、龍の登場で彼女に拒絶されてしまう。 そのことは死んだ今もなお後悔として残ることになった。 ○龍洋一 松子の中学時代の教え子であり、彼女を窃盗の濡れ衣を着せクビに追い込んだ張本人。 しかしそれは松子への恋心の裏返しだった。 松子が35歳の時にはヤクザの一員となり、彼女と偶然再会し愛を告白。 これにより彼女をヤクザの道に引きずり込んだことになったが、上から命を狙われ逮捕。 しかし彼女の純粋さに耐えきれず、出所後に松子の元から去った。これは双方にとって大きな打撃になってしまった。 ○渡辺明日香 笙の元カノ。続編小説では主役を飾る。 【23歳・中学教師編】 ○田所教頭 修学旅行の下見で松子に乱暴を働き、ていをつけて売店の窃盗容疑で松子をクビにした。 原作では逃亡中の龍に殺される。 ○佐伯俊二 松子の同僚の教師。松子が恋い慕う好青年。 恋人同然だったにもかかわらず窃盗事件で破局になった。 ○川尻久美 松子の妹。生まれつき病弱で両親から特別可愛がられている。 それゆえに松子からは嫉妬と憎悪を抱かれていた。 その反面松子のことは大好きなシスコン。 だが、松子の家出で彼女の精神は破綻をきたしてしまう。 ○川尻恒造 松子の父。病弱な久美にばかり愛情をかけ、松子のことは昔から疎かになっていた。 だがその実、彼女の家出には一番気にかけており、内心愛情を絶やしていなかった。 【23~24歳・DV被害者/不倫編】 ○八女川徹也 作家志望の青年だが、小説が一向に売れずアル中になり当時同棲中だった松子に暴力を振り続ける。 太宰治ばりの分裂症気味な男。 最期は松子の目の前で自殺した。 ○岡野健夫 八女川のライバル。八女川への劣等感から、彼の死後かつての恋人松子と不倫関係を続ける。 だが、松子の出来心のせいで妻に不倫がバレて彼女を捨てた。 【25歳・ソープ嬢編】 ○赤木 ソープランド「白夜」のマネージャー。 松子の生きのいい脱ぎっぷりを気に入り彼女をソープ嬢に採用。 内心彼女に好意を抱いていた。 ○綾乃(斉藤スミ子) 「白夜」のソープ嬢。松子の教育係で、彼女とはよくコンビを組んで奉仕した。 原作では不幸な最期を迎える。 【26歳・殺人編】 ○小野寺保 ソープランドでの松子の常連客。滋賀の雄琴で一発当てるために彼女とコンビを組むも、 ヤク中の挙句彼女の金を浮気相手に注ぎ込んだことが発覚、激怒した松子に刺し殺された。 【26~34歳・刑務所編】 ○島津賢治 東京で理容師をしている男性。逃亡を続け、自殺未遂の松子を助け彼女を世話した。 松子は出所後彼と暮らすために刑務所で美容師の資格を取るが、出所後彼は既に別の女性と結婚し子供もできていた。 【34歳・美容師編】 ○内田あかね 松子が勤めていた美容室の店長。 ≪川尻松子の一生≫ 1947年 川尻家の長女として誕生 1970年 大川第二中学に教師として赴任 1971年 修学旅行で窃盗事件発生 松子はとっさに教え子の罪を被るが、責任を押し付けられ学校をクビにされる 生家を家出 八女川と同居生活 父病死、八女川自殺 1972年 岡野と不倫生活 その後破局 「白夜」のソープ嬢に採用、人気ナンバーワンに しかし、素人ソープ嬢人気に押されクビに 1973年 小野寺と共に雄琴に異動し、ソープ嬢を続ける 1974年 痴情のもつれで小野寺を殺害 東京へ逃亡、玉川上水で入水自殺未遂 島津と知り合い数日同居、その後逮捕、投獄 1974年 ~ 1982年 刑務所内で美容師の資格を取り、東めぐみと知り合う 1982年 刑務所を出所、美容室で働く めぐみと再会 1983年 教え子・龍と再会、同棲開始 組織から命を狙われ、龍逮捕 1987年 龍出所するも拒絶、のちに再逮捕 紀夫と最後の会話、幼い笙に会う 1988年 荒川沿いのアパート「ひかり荘」で引きこもり生活開始 2001年 病院でめぐみと再会、名刺を渡されるも公園に捨てる 夜、考え直し名刺を探しに行くがそこでリンチに遭い殺される(享年53) 追記して 修正して お腹がすいたら帰ろう。 アニソンを うたって アニヲタWikiに帰ろう。 「おかえり」 「ただいま」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 教頭…それは天罰というんよ。 -- 名無しさん (2014-06-11 20 47 03) 映画と原作では龍の末路が全然違う。原作では教会の仕事を手伝ったりする真人間に更生したけど映画では松子の死を知った後自暴自棄になって暴れてまた逮捕されてる。松子に対する仕打ちを考えればある意味映画の方が妥当かもしれんが。 -- 名無しさん (2014-06-19 22 10 57) サントラが欲しくなる映画だった -- 名無しさん (2015-04-03 12 13 14) 記事読む限りこれがコメディになるのが想像できない -- 名無しさん (2016-10-09 20 48 05) 大体龍のせい -- 名無しさん (2020-02-13 16 23 42) 名前 コメント
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富士スピードウェイ スーパー耐久レース 詳細 レース観戦日帰りバスツアー 募集人員30名 ¥19,800(税込) 往復バス料金、朝食弁当代、 サーキット内チケット料金込 【完全メイド宣言】メンバーと一緒に富士スピードウェイに日帰りバスの旅、参加者募集中です! 秋葉原@ほぉ~むcafe発メイドルユニット【完全メイド宣言】メンバーが、スーパー耐久レース第5戦富士スピードウェイに、【レースメイド】として応援に参ります。 朝8:30秋葉原ドンキホーテ前に集合したら、 その後は夜の秋葉原解散までずーっとメイドと一緒ですっ(^o^)ノ ★メイドが好きなご主人様 ★レースクイーンのお姉さま方がお好きなご主人様 ★ただただ、ひたすらにお車がお好きなご主人様 \19,800で、とってもスペシャルなPASSをご用意してお待ちしております♪ 【スペシャルなPASSの内容】 サーキット入場PASS パドックPASS ピットガレージエリアPASS ピットウォークPASS ピットガレージ上の観戦エリアPASS ホスピタリーエリアPASS※ (参考:通常PASSはパドックのみで\12,000ほどです) ※ストリートハウスレーシング(ネッツ大分)チームのピット裏のみとなります。ご注意下さい。 7月22日(金)までご応募受け付けております。 ぜひぜひ、ふるってご参加下さいませ、ご主人様! 参加者特典 ・先着30名様に、完全メイド宣言限定GOODS(非売品)をプレゼントしちゃいます! 往復のバスは完メドメンバーと一緒です。 解散場所、時間 秋葉原 ドンキホーテ前 同日 20:00解散予定 (解散時間は道路の混み具合により変わります) セットリスト 感想 名前 コメント
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首蜻蛉 一話 「うぅ~…ひゃう、もうちょっと右…」 「ここ?」 「きゃう!ちべたい!もーなんで左右間違えるのよ~!!」 こんにちは。僕は敬部。「けーぶ」って呼ばれています。ご主人様の背中に湿布を張ろうと格闘中。 趣味はご主人様の「アカネ」様に悪戯することです。たとえば、わざと湿布の張りどころを間違えたり。 「ていうか、こんなの本当に効くのぉ?」 「そりゃトンボの世界には無いでしょうけど、人間世界じゃ普及してますよ。肩こりとか、腰痛とか」 「む~…ぜったい、ちべたいだけだ~…」 ヒトの言うトンボとは、羽とか、目とか、いろいろと人間離れした要素があります。 でもご主人様達「トンボ族」はそんなのでもないですよ。 たとえば赤の幾何学模様の羽は取り外し式。これ、魔力を固めた物なんで、割れてもすぐ構築できます。 履き慣れたクツのように感触があるので、急にさわると「ひゃう」ビックリします。 他にも、目元は「にゅー」普通の人間です。ほら、モミモミすると面白顔できますよ? トンボらしく全天視認できることはできますが、素の状態だと人間と同じです。視力は平均30だけど。 さらに「あうー」全身は普通の人間女性。せいぜい触覚が2本生えているくらいですかね? それに全身に幾何学模様があります。これはトンボ柄です。アカネ様はミヤマアカネだと思います。 ご主人様の本名が「深山 茜(みやま あかね)」なのは偶然のはず…。「もっと下もー」 さらにオシリから生えたシッポです。まるで装甲版のような外骨格ですが「うんにゅー♪」 意外とやわらかくて、マッサージすると蕩けてしまいます。 「おしまいです」 ご主人様の背中にタオルを挟んでまたがりもみほぐす時間は過ぎました。 「え~」 「『え~』じゃないです。ゴハンつくらないと」 「弾幕勝負したのよー、つかれたのよー。もうちょっと、ね?」 弾幕勝負とは、トンボ流のケンカです。いえ、決闘ですね。 魔法で火の玉とか土くれとか飛ばして打ち負かすんですけど、 勝つと食材を値引きしてもらえたりします。つまり日常です。 ご主人様のブーイングをよそに立ち上がろうとしたらうわあっ!? ゴチン 「えへへー、足つかまえたー」 ご主人様は常に悪気はないんです。 でも顔からお布団の無いところに入りました。ここ、岩の洞窟にワラを編んだじゅうたんです。 保温はあっても、かたいです。いたいです。 「…ふえ」 「ほら泣かない!」 グズり出した自分を両手でギュっと包み込んでくれます。 サラシに巻かれた胸(トンボには下着なんてありません。少数民族ですから)に顔が押し付けられて、 なんか少し悔しくなったので我慢しました。 「怒んないでよ、ごめーん」 …その顔でBB弾ゼロ距離級の威力で何度魔法を叩き込まれたことか。(いわゆる、しつけです) でも毎度の事ながら、物理的に脱出できない都合で、僕はここにいます。それは追々。 「…おかず、ハエとカマキリの煮付けにしますよ」 「あーんごめん、ってばあ!だからそんなババ臭いメニューは許してよう…」 胸元にホールドアップされたまま頭頂部をグリグリ撫でてきます。くすぐったいです。 ちなみにトンボは肉食です。 狩人嗜好で新鮮な大物を狩るトンボと探索者嗜好で腐肉を好むトンボがいます。 ご主人様は前者。バーベキューはレアどころかブルーが大好き。腐肉や煮付は高齢者の人気だそうです。 ぼくは断然にウェルダンですね焦げ目がいいんですよ。ナマニクとかお腹を下します。ていうか死ねますよ?確実に。 「さ、もうお米も炊き上がっているころです」 「ジェラート冷えてるかなあ!?」 ご主人様がキラッキラの目でこちらを見ます。 「いい頃合ですよ」 僕は微笑み返しました。 落ち物の本のレシピで作った、シャリシャリ(シャーベットランクです)の蜂蜜ジェラートが大好きなんです。 ただし作るのに半日かかるんで月に一回くらいしかやりません。 (ちなみに本気で機嫌が悪いときはジェラートにミミズ突っ込んでやりました。気がつかずに食べてました…トンボだからいっか?) 寝室から隣の居間に二人で進むと、たくさんの妖精がいます。 「ニョホ」「ニョー」 この一つ目のモフモフが生えている毛玉状物体は「ベアード」というそうです。 「メシクワホー」「ハラヘニョー」 わりとしゃべります。ちなみに我が家には20体います。 手乗りサイズといいますか、直径は大小込みで5~10センチだと思います。 毛の色はこれまた七色おりまして、まあ半数は黒と白です。 これが、もっちもっち、もっちもっちと跳ねながら足元に集まってきます。 実際さわり心地はもちもちのフワフワです。 「はいはい、みんなもゴハンだね。それじゃあ冷蔵庫を…」 ガチャリ 「…えッ、空っぽ!? どーいうことよ、ねえ!?」 ぼくにもよくわかりません。ふとベアードたちのほうを見ると 「二十匹余さず一斉に目を逸らしただとッ!?」 「消してやるッ!貴様らの存在を消してやるうううう!!」 「わー!!!魔方陣展開しないでください外骨格召還しても狭いです家がつぶれますーーー!!!」 「また建てればよろしぃーーーーーーー!!」 「ニョホホーーーー!!!」 チュドムッ 食べ物の怒りは恐ろしいです。 つづく
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BRACK/MATRIX 3-108 108 ブラックマトリクス sage 04/01/04 10 06 ID wD2WhR24 神と魔の戦いにおいて魔が勝利した世界。善悪の価値基準が逆転しています。 黒い羽をもつ人が支配階級、白い羽をもつ人が奴隷扱い。 主人公は白い羽。ご主人様と一緒に山奥で暮らしています。ラブラブです。 ところが、ある日7つの大罪の一つ「愛」を犯した言われてご主人様が捕まりました。 主人公は監獄行き。そこで自由とか正義とかで捕まった仲間と出会い脱出。 黒い羽の仲間、へたれ少年とじじいも仲間に。 自分の羽をもぎ取って装備する大邪神の鎧を手に入れたりしながら各地のボス撃破 いつのまにか世界を救う戦いになっています。 んで主人公こそが神サタンであり大邪神メタトロンの転生であるとかなんとか 悪魔皆殺し、大邪神の力に目覚めた仲間皆殺し、世界は崩壊。 主人公とご主人様は新世界のアダムとイヴになりましたとさ終わり。
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誘拐と人食い 02 学校町から二駅ほど離れ、やや山中へと車を走らせた場所に建つ豪奢な屋敷 重厚な作りの玄関扉の前に立ち、音門金融の社員である黒服の佐藤梨々は、重い溜息を吐いて呼び鈴を鳴らした それに反応して、扉周辺に設置された十数台のカメラが一斉に梨々に照準を合わせる 「何度来ても慣れなっスね、これ……」 十数の物言わぬ冷たい機械の目に見据えられ、背中にじっとりと嫌な汗をかく それからものの数秒後、分厚く重たい扉が音も無く開き、両脇に十数人のメイドが為す列の真ん中で、一人のメイドが深々と御辞儀をして梨々を迎えた 「いらっしゃいませ、音門様からの御使いと窺っております」 顔を上げ微笑んだメイドが手にしていたのは、一枚のエプロン 「ご主人様へのご面会は、こちらを着用の上でと言付かっております」 「また訳のわからん趣向っスね……まあこれぐらいで済むならいいっスけど」 滑らかで艶やかな高級そうな生地のそれを受け取り手早くエプロンを纏う梨々に、メイドはにこやかな笑顔で首を振る 「申し訳ありませんが、着用方法が違います」 「へ?」 そう言うとメイドは何処からともなく、竹と藤で編み上げた衣装籠を取り出し 「エプロン以外のお召し物はこちらへどうぞ」 「ふざけんなーっ!?」 すぱーんとエプロンを柔らかな絨毯に叩き付け叫ぶ梨々 「ご主人様は常に真剣でございます。主にエロスに対して」 「前に来た時は、上着脱いでシャツの襟元を緩めるだけで良かったっスよ!? 胸元を穴が開くほど見られたっスけど!」 「生憎と、ご主人様は取引については非常に公正な方ですので」 メイドがぱちりと指を鳴らすと、両脇に並んでいたメイド達が一糸乱れぬ動きで梨々を取り囲む 「前回、対価以上の情報を無断で持ち出した事に対するペナルティでございます」 梨々は自分の能力のオン、オフを自由に切り替える事が出来る 必要な時以外は煩いためにオフにしていたのだが、それが完全に裏目に出た 「に、逃げようと思えば、あんたら全員ぶっ倒して逃げる事も出来るっスよ?」 「それでは貴女が音門様からのお役目を果たせないと愚考致しますが」 メイドは笑みを崩さず、またぱちりと指を鳴らす それと同時に周囲のメイドが一斉に裁ち鋏を取り出した 「お役目を果たせずお帰りになるか、素直にご主人様のご指示に従っていただくか……強制的に従っていただいた後、そのままのお姿でお帰りになるか。選択はご随意に」 「……自分で着替えるっス」 がっくりと項垂れた梨々に、メイドは笑顔で衣装籠を手渡し 「では、お召し物はこちらへ。ご安心下さい、ご主人様からは下着の回収や調理などは承っておりませんので」 「回収はともかく調理って何っスか!?」 「まずは少量のお湯で出汁を充分に」 「説明はいらねぇっスよ!? つーか助兵衛爺だとは思ってたっスけど出鱈目な変態っぷりっスね!?」 半泣きで服を脱ぐの梨々に、メイドは何一つ揺るぎの無い笑顔でこう返した 「お褒めに預かり恐悦至極に御座います。できればご主人様と面会の折にも、できるだけ蔑み罵る調子でお伝えいただけると大変喜ばれるかと」 「……絶対嫌っス」 ――― 禿上がった頭と僅かに残った白い頭髪 やや大柄で引き締まった筋肉質の身体は、齢90を越えているとは思えない 「うむ、久しいの梨々ちゃん。相変わらず可愛いし、良い乳しとるのぅ」 その身体に五人ほどの半裸の女性を絡ませて、舐めるような視線で裸エプロンの梨々を眺めている 「あんまりにも良い乳しとったんで、ちょいと調べさせて貰ったが……いかんのぅ、情報取引に梨々ちゃんみたいなのが来ちゃあな」 「調べて出てくるもんじゃないっスよ……うちの元締めに聞いたんスか?」 「あの坊主が部下を売るような輩かね。儂のコネを舐めてもらっちゃ困るのぅ……むしろアレなら舐めて欲しいもんだがの」 ジョークと本気が2:8ぐらいで混ざったセクハラ発言に、梨々はうんざりとした顔で身体を隠すように椅子の上で丸まっていた 「ところで今日はどんな用件かの? 儂のハーレムに入りたくなった?」 「んなわけねっス。ここしばらく学校町で行方不明事件が多くて、『誘拐結社』の動向でも聞けないもんかと思って遣わされたっス。借金のカタに爺さんに売る予定だった娘も消えちまったっスよ」 「ふむ」 老人は記憶を手繰るように考え込む その様子を見て梨々は自らの能力をオンにした 彼女は都市伝説そのもの 都市伝説よりも古くから存在する妖怪の血族、『さとり』の一人 相手の思考を読み取るという能力により、老人の考えている事が全て梨々の頭に流れ込んでくる 「ぶはーっ!?」 平静を装えって思考を読むつもりでいたのだが、流れ込んできた老人の思考に思い切り吹き出してしまう 「かかか、儂の『全裸健康体操第一・象さんの章』のイメージは気に入って貰えたかの?」 「こここここっちの質問について真面目に考えろジジイっ!?」 「勝手に思考を読まれるのはつまらん。儂は語るのも聞くのも好きでのぅ」 老人が姿勢を変えると、絡み合う女性達もまた思い思いに姿勢を変える 「海外ならともかく、国内の『誘拐結社』の連中が動くのはこれからかの。既に動いているなら、とっくに商品リストが届いとるはずだしの」 「……つまり、今起きてる行方不明には、少なくともそいつらは関わってない?」 「今までに、だの。近々商品を提供できるかもと挨拶には来とったからのぅ」 顎をさすりながら、老人はふむと唸る 「何か判ったら教えてやろう。その時は梨々ちゃんが聞きに来るとええ」 「またあっしっスか!?」 「音門の坊主んトコは若い女は梨々ちゃんだけじゃろ? 色々似合いそうな服を用意しておくからいつでも来るとええ」 「二度と御免じゃ色ボケジジイっ!?」 「おふう、もっとキツく罵ってええぞ? ええぞ?」 この老人には一生勝てない気がする 寿命とは無縁の妖怪の身でありながら、内心は完全に白旗を揚げてしまっていた梨々であった ――― 学校町の商店街に、一際派手な一行が鳴り物を響かせて行進していた 飾り立てられたトラックに描かれたのはサーカスの絵 跳ね回る道化師達が道行く人々にチラシを、子供達には風船を配って回っている 「……風船」 「何だ、欲しいのか?」 買い物を終え荷物を下げた大の服の裾を引きながら、まぐろが無い目を輝かせて大の顔とサーカスの一団を交互に見ていた 「子供に配ってるやつみたいだし、俺が貰いに行くのもな」 少々困った顔で眺めていると、視線の先にいた風船を持った道化師が跳ねたり転びかけたりしながら駆け寄ってくる 聞こえたのか、大がそう思って声を掛けようとしたその時 道化師が風船を一つ、まぐろに差し出した 笑顔の化粧の下にも笑顔を浮かべ、まぐろに風船の紐を握らせるとその頭をぽんぽんと叩き 道化師は手を振りながら騒ぎの只中へと戻っていった 風船の紐をくいくいと引っ張りながら、おおと喜ぶまぐろを尻目に大は微妙な顔をする 「見えてたのか」 見えるのは都市伝説か、契約者か、霊感の強い人間だけ あの道化師はそのどれだったのだろうかと考えながら、はしゃぐまぐろのの手を引いて帰途に着くのであった 前ページ / 表紙へ戻る / 次ページ
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超覚醒 150(120+30)/130、周囲ユニット数4体以上で180(120+60)/130。 紋章効果:攻防20ずつアップ、最大HP50ダウン。 -- (名無しさん) 2016-06-28 02 25 36 ――ねぇ、僕の笛の秘密、知りたい? ふふ…やっぱり? 一度聞いたら忘れられないこの音色… どうしてこんなに素晴らしい音を奏でられるのか…知りたくてしょうがないんだよね? いいんだよ、ボクの笛は最高だもん。心を奪われて当然さ! なんたってボクのおじい様は、夢の国の大スター…あの伝説の笛吹き男『ハーメルン』なんだからね! その血をひくボクの笛が最高なのは、必然にして当然のことなのさ! ボク、おじい様をとってもとっても尊敬しているんだ。おじい様の笛は素晴らしいんだよ! とっても純粋で、聞く者の心を奪う…とってもステキな音色なんだ。 ボクもそんな笛が吹きたくて、おじい様に笛を教えていただきたかったんだけれど… おじい様は、「お前はもう充分に上手だよ」って、まるで相手にしてくれなかったんだ… …でも、おじい様は、ある時からよく下町に通うようになってね。下町なんかで何してるんだろうって皆に聞いてみたら、親のいないどこかの女の子を弟子にして、笛を教えてるって言うじゃないか…! …ボク、たしかに上手だけど…そんなに上手だったかな…? 一度でいいから、ボクだっておじい様に笛を教わってみたかったよ… もしかして、その子のほうが可愛くて、教え甲斐がありそうだったのかな… …ボク、その子がうらやま………違う違う! おじい様はボクの実力を認めてたからこそ、教える気にならなかったんだよ! あ~~~もう、暗くなっちゃったね! とにかく! ボクは世界一の笛吹き、ハーメルンの一族! いわばエリート中のエリートなんだよ! 物心付く前から今まで、努力を怠ったことなんて一度もないのさ。 亡きおじい様の名に恥じぬよう、ボクは世界一でいなければならないんだから――なのに…なのになのになのにぃぃぃぃ、なんなんだよあの怪力ちんちくりん! ボクの笛をお気楽の道楽だって? まるでボクが何の信念も無く、努力もしてないみたいな言い方して! きいい! 「下町で会った、どっか大道芸のお爺さんにならって笛を磨いた」だとか言ってたけど、あんな子に教えるんだから、そのお爺さんも笛界の風上にも置けないとんでも笛のお爺さんなんだろうね、フン!! 笛にかけた時間と情熱なら、ボクだって絶対負けないよ! …あ~もう思い出したら腹が立ってきたよ、あのロールパン頭のちびっこめ…! 次に会ったらボクの素晴らしい笛の音を聞かせて、まいったと言わせてやるんだから! 身長 おっきくないよ 体重 重くはないよ 最高速度 びゅんっとね 生息域 純粋な子の居る町を転々とね 楽しみ 笛を吹くこと 最近気になるもの あのちんちくりんの笛の音 -- (名無しさん) 2016-06-28 18 19 58 3.5フレーバー 「僕はハーメルン。君を、迎えに来たんだ」 空飛ぶ巨大な笛に乗り、突如目の前に現れた少女は、木馬に乗った女騎士に向かって穏やかに微笑みかけました。 「君に一緒に来てほしいんだ。これは、僕の頼みであると同時に、“世界の願い”でもある。大人でありながら、子供のように純粋な心を併せ持つ――君は理想的な存在なんだ、ドン・キホーテ卿」 そう言って女騎士に差し出した少女の手を、小さな影が振り払いました。 「ダメっすよご主人様! こんなファンタジー丸出しのセリフなんかじゃ、今時子供すらついていかないっす! 空いた腹も減るいっぽうっす! きっとしょーもないこと考えてるだけっすから、こんな奴の頼みは聞くだけ無駄っすよ!」 がるるると、怒る獣がごとき警戒心を露わにする従者に、女騎士は尋ねました。 「どうしたサンチョ。腹が空いて気が立っているのかもしれないが、それにしても警戒しすぎではないか?」 「ご主人様… こいつはダメっす。笛ってのは、心を癒し、敵を薙ぎ倒し、路銀を稼ぐ…命をつなぐ大事なもの――その笛を尻にしいて飛んでるなんざ、ロクな奴じゃねぇに決まってるっす!! きっと笛の音もガラガラピヒョロ~~ンな小汚ねぇ感じっすよ!!」 「んな…! 僕は夢の国のエリート、あの『ハーメルン家』の者だよ? その僕の笛がそんな音なわけないじゃないか! 君の笛こそなんだい? 良く磨かれてはいるけど、ボコボコの傷だらけだ。そんな君の笛はピロポロファファファファ~ンなおバカな感じの音なのだろうね」 「ヘッ、お前の笛からは、いけすかねぇ金持ちの匂いがするっす。そんなお気楽道楽な笛が、この大道芸道という修羅の道で、血反吐を吐きながら磨き上げた笛にかなうはずないっす。オラ、聞いてやるっすから、そのニュチョネチョブブブパ~~ンな、ど汚ねぇ笛を吹いてみるっすよ!」 「むっきぃぃい! いいさ、吹いてやるよ! 君のプラファラカカカカカ~ンなおまぬけな笛で大いに笑わせてくれたならね!」 話の趣旨も忘れ、果てしなく言い合いを続ける二人。見かねた女騎士が、二人を制して言いました。 「二人ともやめてくれ。…ハーメルンとやら、事情はよくわからないが、信頼する従者にここまで言われては、おいそれとついていくわけにはいかない。すまないな、他をあたってくれないか? さぁ、行こうサンチョ」 「ご主人様… サンチョはご主人様に一生ついていくっす…」 そう言って背を向ける女騎士。すると、少女は笛から降りて騎士の方をまっすぐに見つめると、うってかわって真剣な顔で語りかけました。 「世界の願い――そう言ったろう? これは、世界の行く末を左右する、大切な“正義”の話なんだ。“女神様”に頼まれた手前、僕としてもそう簡単に引くわけにはいかないよ。僕にできることならば、なんでも惜しみなく協力する。なんなら衣食住も保証し――」 「わかった。ちょっと待ってくれ。サンチョ、金持ちといえど、困っているならば人は人。お腹と相談してからもう一度よく考えてみないか?」 「…うぅ、またご主人様があの目に… うわーんご主人様がまた空腹のあまりおかしくなったす~! 衣食住に釣られたっす~!」 「…な、泣くなサンチョ、まずは生きねばとドン・キホーテ流の言葉にもあってだな…」 世界の命運の話を前に、泣き叫ぶ従者と、腹の虫を鳴らしながらそれをなだめる女騎士。そして話が一向に前に進まずにうなだれる笛吹きの少女。彼女らが紅い光を巡る熾烈な戦いに身を投じるのは、あと少しだけ先のお話でした。 ~『夢なりし紅の騎士物語』 その6~ -- (名無しさん) 2016-07-04 01 32 31 「…な、泣くなサンチョ、まずは生きねばとドン・キホーテ流の言葉にもあってだな…」 世界の命運の話を前に、泣き叫ぶ従者と、腹の虫を鳴らしながらそれをなだめる女騎士。そして話が一向に前に進まずにうなだれる笛吹きの少女。彼女らが紅い光を巡る熾烈な戦いに身を投じるのは、あと少しだけ先のお話でした。 ~『夢なりし紅の騎士物語』 その6~ 身長 1.55[meter] 体重 48[kg] 最高速度 気まぐれ 好きなもの 純粋な子供 嫌いなもの 嘘つきな大人 笛とは 楽しんで吹くもの! 匡吉 -- (名無しさん) 2016-07-04 01 33 24 フレーバーから察する限り、お爺さんが教えてた相手がサンチョ。 -- (名無しさん) 2016-07-04 01 38 17
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メカ 自分の分身である超高性能メカ(?)を作ります。 最強のLv、体力を誇る自分の分身。購買部で購入することが出来ます。 購入したプレイヤーのことを「ご主人様」と呼び、自分の思い通りに操作が出来る優れもの。 隠し武器であるげんじょーのハリセンを始めから装備しており出現した際はかなり脅威だ。 さらになんと、げんじょーのハリセンを購買部で購入することも可能。 しかしメカは優勝できないのでご注意を。 ご主人様(本体プレイヤー)が死亡しメカだけが生き残った場合はルールにより事実上そのプレイヤーの優勝は消えてしまう・・・。 しかし、メカは壊れるまで使えるのが購入した人の権利なのでご主人様がいなくなっても使うことが出来る。 その場合残されたメカは大金を持ってる可能性があるので頑張って倒してみよう。 またメカは命を購入出来ないので限りがある。
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『謎掛』 ■キャラクター名:『謎掛』 ■ヨミ:ナゾカケ ■性別:女性 ■武器:一丸可詰丸……学生。休学中。 特殊能力『《謎図謎掛》』 メイズメイカー。 極めて高度な情報隠匿能力。 事物の姿形を真っ黒な『謎』で包み、「そこに何があるのか分からない」状態にしてしまう。 ——それは『謎』。 全てを『謎』で包み込む。 答えを推測できれば、そこに何があるかは自ずと理解できる筈。ただし答えがわからなければ、何があるかは絶対に分からない。 外側から観察しても「何があるのか分からない」。 内側から観察しようものなら、観察者自身が「わからなく」なってしまう。五感を奪われる。 ——彼女は飛び抜けてタチが悪い。 答えさせる気がない。 能力の応用として、『謎』を『謎』で包み込むことで、「『謎』であることすら分からない『秘密』」にしてしまえる。 『秘密』にされたものは認識すらできなくなり、万人の認知から外れる。 「これで事件は『迷宮入り』」—— 要するに指定した範囲を認識不可能にして「分からない」状態にしてしまう能力。 分からないものは分からないので、もう何をしても認識できなくなる。認識出来ないため、指定された空間は真っ黒になる。 効果範囲と持続力と精密性がカンストしてるので死ぬほど厄介。 設定 ■キャラクター名:〼虚迷言(クチナシ マヨイ) ■異名:『謎掛』 ■ヨミ:ナゾカケ ■性別:女性 それは『謎』。 『謎』を掛け、仄めかし、暴く者。 別の世界 で、東京に蔓延る全ての殺人鬼を殺し、ただ一人の"殺尽輝"となった可能性(・・・)としての『謎掛』。 (基本的な設定はキラキラ正史を優先しますが、特に事前知識が無いプレイヤーの方は好きに解釈していただいて良いと思います。流石にキャラが過去キャンペーンからの引用だと差が出てしまいますし) 元は存在自体が不確かだったが、『転校生』になることで確定した存在となった。 ——『謎』は正しい道を辿れば答えへと至るが、彼女はしばしば答えられない『謎』も問いかける。 前髪を切りそろえた、黒髪長髪のメイド。 転校生の特権として自分専用の世界を与えられており、そこは拠点であるアンティーク喫茶『迷宮入り』以外の全てが真っ黒な『謎』に包まれた世界になっている。 一丸可詰丸という男に執着している。彼のことをご主人様と呼び、自身は彼に仕えるメイドとして振る舞う。 彼を病的に溺愛する一方で日常的に苛烈な暴力を加えており、肉体的にも精神的にも依存するよう仕向けるなど、不可解な行動をとる。 元いた世界の一丸可詰丸は彼女曰く「もういない」。 転校生として複数の世界を渡り歩く中で新しいご主人様(一丸可詰丸)を探し続けている。 というかほぼ転校生としての仕事そっちのけでそちらを優先する。 そんな彼女が山乃端一人を求める理由—— ——今回の戦いでは多くの転校生たちが山乃端一人を求めているが、少なくとも彼女はその行為が意味する本質的な矛盾(・・・・・・)に気付いており、むしろそれがため(・・・・・)全力で山乃端一人を求めている。 戦いの際は、その能力をフルに用いて「東京以外の全て」を『謎』に包んだ状態で文字通り世界を賭けた戦いを挑む。 一丸可詰丸を武器として使う。 これで事件は『迷宮入り』—— プロローグ 登場人物 〼虚(クチナシ) 迷言(マヨイ)……『謎掛』。 一丸可詰丸……学生。休学中。 ◾️◾️◾️◾️……転校生。それは『秘密』。 目次 《whodunit(誰がやったのか)》 《whatdunit(何がやったのか)》 《howdoit(どうやるのか)》 《whodunit(誰がやったのか)》 どこからか虫の羽音が聞こえてくる。 もう聞こえるはずないと思っていた。 しかし、聞こえてしまったのならば仕方がない。 ——ああ、安心した。 そう思った。 なぜ、この耳障りな音が、もう聞こえないと思ったのか。わからない。 なにか心地いい夢を見た気がする。 二人の女性と世界を破壊する夢を見た気がする。 あるいは、誰よりも殺人の宿命を背負わされた少女と、何よりも妖艶な女性だったかもしれない—— だけどそんなことはどうでもいい。 今となってはどうでもいいのだ。 それは重要ではない。 「別に、もうこの音は聞こえててもいい」 そう呟いた。 そう思えたことが重要だ。 彼女たちは——この場から去った。 ——本当に、安心したよ。まだ息があるんだね。 朝灼けが夜闇を照らす。 鮮烈なまでに赤々とした血だまり。その只中に自分は仰向けに寝転がって、黒から赤へと急速に変わる空を見つめていた。 赤。赤。 赤い空と対応するように、冷たいアスファルトには赤い血飛沫と赤い血溜まり。 そこには、奇妙にも黒々と塗り潰された立方体や、黒い人型のような物が幾つも転がっている。 誰がやったのか—— 自分がやったのだ——自分は自白した。 自分と、迷言さんが目の前の惨劇を作り出した。 手足は動かない。迷言さんが4本とも持って行ってしまったから。 まさに虫の息と言えるけど、それでも自分は、このまま虫の羽音の幻聴を聴きながら、自分自身が作り出した血の海に沈んで死んでいっても良いと思った。 間違いなくそう思った。 ——まさか君一人が生き残るとは思っても見なかった。こういう世界もあり得たというわけだ。 ——ここにいる連中は全部君がやったのかな?だとしたら大したものだ。いや本当におめでとう。 血で真っ赤に染まった視界を、突然現れた一人分の顔が遮る。 影で隠れてよく見えない。 その人はかがみ込むような姿勢で、ギリギリまで顔を近づけると、不意にそのシルエットの全貌が見えるくらいまで遠のいた。——いや、今の自分は仰向けに寝転んでいる。遠のいたのではなく、この人は単にかがみ込んだ姿勢から起き上がっただけだ。 ただ、それだけの動作だった。 だけど、その人の銀時計が目についた。 ——はじめまして。 ——私の名前は◾️◾️◾️◾️。 誰だ——? よく聞き取れない——? ——転校生だよ。 転校生? ——正直言って、君一人が東京での戦いに勝ち残ると思ってなかったんだ。いやすまないね。これまで"そうじゃない世界"をずっと見てきたものだから、 ——だから、とても嬉しいよ。 どういうことだ? 訳が——わからない。 この人の銀時計が気になる。 ——とにかくだ。 ——君も手伝ってくれないか? 自分は死ぬのではないのか? ——死なないよ。 ——そう、納得がいかない顔だね。まあいい。その辺はおいおい説明させてもらうよ。 ——だって、まずは治療が先だからね。 ——おや、もう喋る気力もないかい?仕方ないね。 ——すぐに君を————連れて行ってあげよう。 《whatdunit(何がやったのか)》 虫の羽音が聞こえてくる。 道端に死体が転がっていたって、驚きはすれど、おかしくは無い。 どこからか虫の羽音が聞こえる。 しかし、幾ら見渡せども、通りには虫一匹見当たらなかった。 ならば、そこには何も無いのだろう。 自分は、もう10分以上、店の扉を見つめ続けている。 実際はそこまで足しげく通ったわけではない————気もする。 だが、その洋館は—— 清貧——優美、かつ大胆——豪壮————可憐。 派手さ以外の賛美を全て兼ね揃えた洋風の御殿だ。 アンティーク喫茶『迷宮入り』と、店の看板にはそう書かれていた。 聞こえる。 何処からか虫の羽音が聞こえる。 ——この場所は、君には見慣れた場所なんじゃないかな? ——転校生には一人に一つ世界が与えられるんだ。 ——とりあえず君の世界としてこの場所をあてがってみた。 銀時計の◾️◾️◾️◾️さんが言う。 誰だ? この人は誰なんだ? ——君が安心してくれると思ってね。 ——まあ、中でくつろいでくれるといいよ。 くつろげるのだろうか。 自分は、『迷宮入り』の中へ足を運ぶ。 ——これで事件は『迷宮入り』—— 聞きなれたような、——そうでもないような———— そんな幻聴が聞こえた気がした。 自分は、◾️◾️◾️◾️さんと洋館の中に入る。 ——いや、いきなり手伝って欲しいなんて言って悪かったね。 ——君には、山乃端一人を探すのを手伝ってほしいんだ。 山乃端一人? 誰だ?それは? ——君は知らないのか。 ——まあ私自身、彼女と知り合いというわけでもない。 聞くところによると、山乃端一人は「一人ではない」らしい。 複数の世界に山乃端一人が観測されており——それ自体は他の人間にもよくあることなのだそうだが—— 彼女の場合、その死が「大規模な戦い」の呼び水となるのだそうだ。 ——「彼女が死ぬから戦いが起きるのか」 ——「戦いが起きたから彼女が死ぬのか」 ——卵が先か、鶏が先か。 ——それは分からないけどね。兎に角、多くの世界でそうなっている。 つまり、端的に言うと彼女はものすごく死にやすい体質ということなのだろうか。 ——まあそうとも言えるね。 ——「彼女が生きている世界が一つくらいあってもいいんじゃないか」と。 自分と◾️◾️◾️◾️さんは、通路を抜ける。 そこには—— そこには、広い空間と、幾つもの錆びついた鉄格子が整然と並んでいた。 何だ—— ——「彼女が生きている世界が一つくらいあってもいいんじゃないか」と、 ——そう考えた人がいる。 何も置いていない、不自然に片付いたラウンジ型の広間。 そこには錆びついた鉄格子が幾つも並んでいる。 虫の羽音が 虫の羽音が聞こえる。 何だ—— いくつかの鉄格子から、鉄格子を引っ掻く音が聞こえる。 その、左から四番目の鉄格子の中に—— 中にいるのは——何だ 何で、自分が中にいるんだ。 ——鏡介という転校生なんですけどもね。 ——私じゃあないですよ。 何だ? 何が、これをやったのだ? こんなことをするのは——人間じゃない。 鉄格子の中に、自分がいる。 自分がいる。僕がいる。私がいる。俺がいる。 それ以外の鉄格子——全員顔が真っ黒に塗り潰されている。 何人かは既に死んでいる。 何だ? 何がやったのだ。 ——私ですよ、ご主人様。 ——◾️◾️◾️◾️です。 見えないのだ。 ◾️◾️◾️◾️さんの顔が見えない。 真っ黒に塗り潰されて見えない。 先ほどからずっと見えない。 最初から見えてなかった。 だからこの人は人間じゃない。 はじめから見えてなかったのだ。 はじめから——? はじめ——とは——いつからだ? 自分は——誰だ? ——やはり、千尋ちゃんを説得するのも限界がありますね。 ——無い記憶は作れないんですね。 ——ああ、こっちの話です。 そういうと、◾️◾️◾️◾️さんは人差し指をその黒く塗り潰された顔に持っていき—— 〼虚 迷言 さんが 現れた。 ——誰だと思いましたか?私ですよ。一丸可詰丸様、ご主人様。 《howdoit(どうやるのか)》 ——まあはっきりいって、私が転校生になれたのは、全くの偶然だったんですよ、ご主人様。 閉鎖された空間。広間にポツンと現れた椅子に縛り付けられた自分は——一丸可詰丸と言う名前らしい。 〼虚迷言さんの理解不能な説明を、もう何度も聞かされていた。 ——転校生は自分だけの世界を与えられるって話はしましたよね? ——詳しい説明は省きますけど——転校生は、自分の世界に好きな人間を連れてこられるんですよ。 ——私は自分の世界にご主人様以外必要としてません。だから、当然、最初はご主人様、一丸可詰丸様を連れてきました。 連れてきた? それは自分のことでは無いのか。 ——だけど、気づいたんですよ。 ——人って死ぬんですよね。ソクラテスだって死ぬんです。 ——死なない人間なんて、居ないんですよ。 ああ—— それはそうですね。 だから—— ——そう、だから ——ご主人様が沢山いればいいかなって 成る程—— 一応理屈らしきものには合いますね ——ええ。 ——だからこうして、いろんな世界を渡り歩いて、一丸可詰丸様、ご主人様を探しては、連れてくるんですよ。 ——だけど、転校生といっても無条件で好きな人を世界に連れ込めるわけでは、決して無いんですよ。 ——これも詳しい説明は省きますけど。 では、自分は—— どうやって—— ——「分からなくすれば」良いんです。 ——まあ掻い摘むと世界に人を連れてくる際に検査みたいなのがあって。 ——「分からない状態」で連れてくれば——そのあとひたすら担当者の子を説得する必要があるんですけど。 ——必死に頑張って説得すれば、大目に見てくれるんです。 それは諦められてるだけでは。 ——そうかもしれませんね。 要するに、自分は全く無関係の人だったけど、一丸可詰丸としてこの世界に連れてこられて——何かフィルターのようなものをとおして——自分自身、そのように認識させられていると言うことですかね。 いみがわからないので、適当に返事した。 ——まあ、そんなところです。 そう言うと、迷言さんは向かって一番左端の鉄格子を指差した。 ——一番最初は、あの人。ご主人様ではありません。 ——私の元いた世界ではご主人様はいなくなってしまったので、この人を連れてきたのですが——二人目を連れてきた時点で死にました。 死んだ。 ——二番目、三番目は、あの人たち。連れてきてからご主人様だと思い込ませようとしたのですが、うまくいかなくて。 死んだ。 ——いえ、生きてますよ。世界というものは最低でも二人以上の人間がいないと成り立たないそうですからね。そういう縛りがあるらしいんですよ。 死んだ。 ——だから死んでませんって。 ——四番目、ほらあそこの鉄格子なんですけどもね。 ——運良くちゃんとしたご主人様に会えたのですが、向こうの私が良く無いことをしたみたいですね。 ——連れてきた時点で虫の息で、だけどこの世界に連れてくることで——良い感じに回復出来たみたいです。 そこには、自分がいた。 何故かメイド服を着せられている。 口元が微笑んでいた。 あの人も—— ——ご主人様を沢山集めるんですよ。 ——今のところ、2人のご主人様がいます。 ——ご主人様、ご主人様の2人です。 ——やっと2人です。 成る程—— 自分を2人も集めて、何をするつもりですか。 まさかどちらの自分がただ一人の一丸可詰丸なのか——殺し合いでもさせようってハラじゃないでしょうね。 迷言さんは人差し指を口元に当てると、微笑んだ。 ——大正解です。ご主人様は私の考えてることが手に取るようにわかるんですね。 ——だから、山乃端一人が必要なんですよ。 ああ。 ああ。 成る程。成る程。 わかった。そこだけわかりましたよ。 ソクラテスは死ぬんですね。 自分がそう言うと、迷言さんは、 とっても嬉しそうに、笑った。 ——ええ。本当にご主人様は私の考えてることがよく分かるんですね。 ——そうなんですよ。人間は死ぬんです。絶対に死ぬんです。その死が戦いの端緒となる山乃端一人とて例外ではありません。 つまり。こういうことだ。 山乃端一人が死ねば、その世界で大きな戦いが起こる。らしい。 だけど、死なない人間はいない。 だから、山乃端一人が存在しているだけで、その世界は大きな戦いが起こることが、絶対に確定する。 ——鏡介という転校生が「山乃端一人を救う」ことを考えているらしいんですけど。 ——それを聞いて、思いついちゃいまして。 だけど、山乃端一人はどうやっても死ぬ。 絶対に死ぬ。 何十年先になるかは分からないが、絶対に死ぬ。 鏡介のやろうとしてるのは徒労だ。 山乃端一人をこの世界に連れてくる。 わかりました。 つまりはそういうことですね。 ——ええ。 ——それから、ご主人様を100人は集めたいですね。 成る程。 それから、山乃端一人には死んでもらう。 ——そしたら、100人のご主人様が私の世界で全員殺し合ってくれるんです。ね、ご主人様。 ——だからご主人様にもメイド服を着てもらって、私と同じ姿になってもらうんです。 ——その方が面白そうなので。 自分は、少し考えてから頷いた。 わかりました。 ——ええ、了解しました。ご主人様。 ——楽しみですね。 そう答えた。 〼虚迷言……転校生。山乃端一人を自分の世界で殺害して一丸可詰丸ハルマゲドンを勃発させるのが願い。 一丸可詰丸A……転校生では無い。プロローグの序盤に出てきた方。過去の先頭で達磨になっている。〼虚迷言のコスプレをさせられている。 一丸可詰丸B……転校生ではない。〼虚迷言のコスプレをさせられる。
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ゲームの三国統一メッセージと表情をそのまま載せてます。 星や春蘭の日本語が怪しいのはゲームのほうの誤記です。 画像がない武将は、いま手持ちにおらず、画像が取得できないため、 後日あげます。 三国統一お疲れ様。ご主人様のおかげで私、ここまでこれたよ。私ご主人様のこと、大好きだよ♪ 三国統一おめでとうございます、ご主人様。はじめの頃に比べると、ご主人様はずいぶん成長なされましたな。で、できればこれからも一緒にいてくれると嬉しいのですが…。 おかえりなさいなのだ!三国統一なんてとってもスゴイのだ!これからは食べたいものをたーくさん食べられるのだ! お疲れ様です。もう、私から教えることは何もありませんね…。はわわ、な、泣いてなんていませんからね!本当です!ちょっと寂しいなとか思っていませんからね! 戦勝おめでとう主。私は主が友であることを誇りに思うぞ。これからも主の槍として、共に戦っていこうではないか。そうだな、二人で正義の味方になるのというのもいいな…。 お疲れ様です、ご主人様。これからは夫婦水入らずで過ごせますね♪あらあら、照れなくてもよろしいのに。 お疲れだったな、お館。三国統一なんてすごいじゃないか。さぁて、これから色々と忙しくなるぞ。ほら、立った立った! ふぇ~ん、ご主人様ご無事でよかったです~。わ、私三国統一なんて夢みたいです~。ご主人様にお仕えできて本当に光栄です~。 おかえり、ご主人様!三国統一おめでと!これからご主人様との生活を想像すると…にひひ、色々楽しみだね~♪ おかえりなさいませ。三国統一お疲れ様でした。これでもう誰とも争わなくていいんですね。私は、それだけでもう十分です。本当にお疲れ様でした。 いくら三国統一したからって気が緩みすぎなんじゃないの?もう、ボクがいないと本当にダメなんだから…でも、お疲れ様。べ、別にちょっとカッコイイとか思ったわけじゃないんだからね! 三国統一、ご主人様すごい。平和だとみんな楽しい…いっぱい寝て、ごはんたくさん食べられる…。 ほ、本当に三国統一をしてしまうなんて…むむ~、こうなれば陳宮も認めるしかないようですね…。 おっかえり~!三国統一おめでとうな~!もう、むっちゃかっこ良かったわ!うち惚れ直したで~! 三国統一、見事だったわ。ま、この私が選んだのだから当然といえば当然ね。これからも私と共に歩みなさい、これは命令よ♪ 三国統一とはお前もなかなかやるじゃないか。見直したぞ。だが、この程度で私は満足せんぞ!目指すは三国最強だ!そのために、お前にはもっともっと強くなってもらなわんとな! 秋蘭 三国統一おめでとう。素晴らしい戦いぶりだったな。きっとお前じゃなければ、できなかったことだろう。これからもよろしく。頼りにしているぞ。 すごいよ!ホントに三国を統一しちゃったんだね!それじゃお祝いしようよ!ボクおいしい店知ってるんだ! おかえりなさい!三国統一おめでとうございます!あ、そうだ!やっぱりお腹すいてますよね?それじゃあ腕によりをかけて、ごちそうを用意しますね! 三国統一、おめでとうございます。私もあなたにお供することができて…う、嬉しさのあまり鼻血が…ぶは~! おお、三国統一おめでとうなのです。やはりあなたは私が見込んだとおりの人だったのですね~。これからもこの大陸を照らし続けてくださいね~。 お疲れ様でした。三国統一おめでとうございます!私は、あなたと共に戦えたことを心から誇りに思います! ようやったな。お疲れ様~。これからはうちのからくりも平和のために使わなあかんなぁ。そんじゃさっそく実験台お願いするで~! 三国統一おめでとうなのー!これからはお洒落し放題なのー!いや~ん、想像するだけで楽しみなのー♪ 三国統一おめでとー!さぁ、お酒よお酒!じゃんじゃん飲むわよー!ふふ、三国統一なんて本当に夢みたい♪ 蓮華 おかえりなさい。三国統一なんて夢みたいね。これからは時間もたっぷりあるんだし、今はゆっくり休むといいわ。 おかえりなさーい!三国統一おめでと~!それじゃあ平和になったことだし、私がお嫁さんになってあげるね♪ まさか三国統一をやり遂げるなんてのぅ。まったく、長生きはしてみるもんじゃな!さぁて次はどんな夢を見させてくれるか楽しみだわい! 冥琳 三国統一おめでとう。見事な手腕だったな。ふふ、これからお前の隣でどんな景色を見られるかと思うとワクワクするな。 三国統一、見事だったぞ。そうだな、お前といるのも悪くはないな。これからもよろしく頼む。 お、お疲れ様です!三国統一おめでとうございます!この大陸に平和が訪れるなんて…私とっても嬉しいです。今度ごま団子をたくさん用意して、どこかに行きましょうね! お疲れ様です!三国統一おめでとうございます!私、平和になったら、たくさんのお猫様と一緒に暮らすのが夢だったんです!はわ~お猫様~♪ お疲れさま~♪待ってたよ~♪三国統一なんてびっくりしちゃった~。それじゃあ、たっくさんご褒美あげちゃうね~! おーほっほっほ!三国統一の大義、褒めて遣わしますわ!ああ、大陸中に広がる私の名声…想像しただけで笑いが止まりませんわ! 三国統一なんてスッゲーな!しびれるかっこ良さだぜ!やっぱ次は三国最強を目指すんだよな!?男はでっかく夢持たねーとな!よーし早速特訓しようぜ! ご無事で何よりです。そして三国統一おめでとうございます。これでもう平穏な日々を過ごせるかと思うと、それだけで涙が出ちゃいそうです…。 美羽 三国統一ご苦労なのじゃ!これからはハチミツ水を飲み放題なのじゃ~♪ あらら、三国を統一しちゃいましたか~。ま、私はいつかやると思ってましたよ。ホントですよ?ほらほら、人間疑いもせず素直に喜ぶのが一番ですよ~♪ 三国統一おめでとうなのにゃ!みぃも嬉しいにゃ~!今度は南蛮で大王になるにゃ~! おかえりなさぁい!もう、どこいってたのよぉん。寂しかったわぁん♪さあ、私のガッチガチの胸板で抱きしめてあげるぅん! お疲れ様。三国統一、よくやったな。だが、まだまだこの大陸には病魔が蔓延っている!いくぞ!俺たちの戦いはこれからだ!