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神々しい夢イベント 嗚呼-…神々しい!Ⅰ 執事名 レアリティ [ご主人様の供物Special]山本次郎 レア+ [ご主人様の供物Special]菅原亮次 レア+ [神々しい夢Ⅰ]浅葱カイリ レア [神々しい夢Ⅱ]浅葱カイリ エスレア+ [神々しい夢Ⅱ]進藤政春 エスレア [神々しい夢Ⅰ]御園しいな レア+ [神々しい夢Special]御園しいな ドラマチック 嗚呼-…神々しい!Ⅱ 執事名 レアリティ [ご主人様の供物Special]ランディ=サンダース レア+ [神々しい夢Ⅰ]鈴木世界 レア+ [神々しい夢Ⅰ]五十嵐優作 レア+ [神々しい夢Ⅱ]五十嵐優作 エスレア+ [神々しい夢Ⅱ]山野井そら エスレア [神々しい夢Special]山野井そら エスレア+ [神々しい夢Ⅰ]水嶋彬 レア+ [神々しい夢Special]水嶋彬 ドラマチック 嗚呼-…神々しい!Ⅲ 執事名 レアリティ [神々しい夢Ⅱ]丸山凜太郎 エスレア [神々しい夢Ⅰ]橘脩二 レア [神々しい夢Ⅱ]橘脩二 エスレア+ [神々しい夢Ⅰ]十条拓哉 レア [神々しい夢Special]十条拓哉 エスレア+ [神々しい夢Ⅰ]朝比奈蓮介 レア [神々しい夢Special]朝比奈蓮介 ドラマチック 目標達成報酬1 執事名 レアリティ [神々しい夢Special]浅葱カイリ ネオドラマチック 目標達成報酬2 執事名 レアリティ [神々しい夢Special]五十嵐優作 ドラマチック 目標達成報酬3 執事名 レアリティ [神々しい-ご主人様のアメリカンドッグ]橘脩二 ネオドラマチック ランキング報酬 執事名 レアリティ [神々しい夢Ⅱ]水嶋彬 エスレア [神々しい夢Ⅱ]朝比奈蓮介 エスレア+ [神々しい夢Special]丸山凜太郎 ドラマチック [神々しい夢Special]進藤政春 ドラマチック [神々しい夢Special]鈴木世界 ネオドラマチック
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マロロン 更新日:2022/09/20 Tue 23 54 29NEW! 創作注意事項 ネタやパロディOKです! 各種創作に自由に使ってOKです!(むしろ使って頂けると嬉しいです) カラーや服装のアレンジ可となります 目次 概要プロフィール 人物……いえ、犬物像 容貌・服装 マシュベロス 台詞集 I had a little dog 関連人物飼い主 プラムの家族 オウマがトキの従業員達 その他 概要 プロフィール 名前 マロロン 種族 マシュベロス(リビング・スィーツ) 年齢 不明 鳴き声 イヌヌワン! 好きなもの ご主人のプラムちゃん、オウマがトキの仲間、苺ジャム 嫌いなもの プラム達を傷つける者、猿夢 趣味 プラムとのお散歩 人物……いえ、犬物像 ロリポップ七姉妹の六女「プラム」のペット。 リビング・スィーツの一種「マシュベロス」で、マカロンの耳と真っ白いボディが特徴の子犬。 オウマがトキのマスコットの一種で、店内をチョコチョコ動き回る。 勇敢な忠犬で、特にプラムの危機には躊躇なく立ち向かう。 のじゃロリ猫に与えられた力で、体を筋骨隆々の大男に変化させる能力を得た。 (ただし、プラムはマッスルモードを『可愛くない』と思っている) 容貌・服装 真っ白なマシュマロボディの子犬。 耳はピンクとグリーンのマカロンでできている。 目はドレンチェリーの赤。 マシュベロス 魔法のスィーツ工房「ドリーメア」のマスターが生み出した、生きたお菓子「リビング・スィーツ」の一種。 マシュマロでできた犬で、そのボディはとってもふかふか。 基本的に不老不死。 マシュマロだけに熱に弱く、炎系のリビングラビリンスでは体が溶けてしまう。 キャンディゴーレム同様砂糖がエネルギー源で、体が欠損しても糖分を摂取することで回復する。 (糖分はリビング・スィーツ同士が口付けで体液を注入することでも補給できる) 体の中のコアが破壊されると、灰白色に染まって石化してしまう。 台詞集 「イヌヌワン!(通常時)」 「ぐ、グヌヌワン……(悔しい時)」 「(やれやれ、厄介なことになったもんだぜ)」 「(オス犬に生まれたからにはよォ……ご主人様を守ってナンボだろうが!!)」 I had a little dog 小さなワンちゃん。名前はブルーベル 本名は「ブルーベル」。 大石早生(おおいし・さき)の飼い犬だったが、アヤカシ「猿夢」にリビングスィーツに作り替えられてしまった。 犬時代の記憶が残っており、プラムこと早生を救えなかったことを今でも悔やんでいる。 そのため、二度とプラムに辛い思いをさせまいと誓っている。 プラムを元に戻したいと思っているが、今のオウマがトキを壊していいものか悩んでいる。 関連人物 飼い主 プラム 大切なご主人様でお姫様。今度こそ、守ってみせるぜ。 プラムの家族 メローナ ご主人様の姉だ。マスターのやつと繋がっているが、プラムのことを大切にしてくれる。 フロート ちょっとがんばりすぎだな。少しは肩の力を抜くことをお勧めするぜ。 アイベリー ヤンチャなお嬢ちゃんだ……ご主人様同様、目が離せないぜ。 シトロン いつもうちのご主人様が振り回しちまって悪いな……。 マーマレード この状況をなんとかしようと思っている同志だ。だが言葉が通じないから、そう思ってるのは俺だけみたいだ。 ピオーネ この子が傷ついたら、ご主人様もきっと辛いよな。……いい子みたいだし、守ってやるか。 ミンティア 主人に忠実……俺と同じ匂いがするぜ。 オウマがトキの従業員達 マスター いつか絶対、テメエのツラに拳を叩きこむぜ!! のじゃロリ猫 なんともつかみどころのないやつだ。……だが、仲間だと思っているぜ。 だよロリ犬 同じイヌ科として、親近感を感じるぜ。 ピネ 普段はすかしてるが、自分の仕事に誇りを持っているオス犬だ。……え、女? アンコ 風変わりなヤツが多い従業員達の中で数少ない常識人だな。 マリネッタ 多分こいつ、マスターのやつと繋がっているな。下手に刺激しない方がよさそうだぜ。 マーロン 俺と名前が似ているからあまり悪く言いたくないが、なにかよからぬことを企んでそうだ。 ラヴィリウリエル おしゃれ好きってことで、ご主人様と同じ匂いがするぜ。 くゆり ご主人様と同じオシャレ好きだが……危険な血の臭いがぷんぷんするぜ。 カリー 俺にはわかる。お前にも、守りたいものがあるんだろ? 淡雪 こいつの髪の毛はすっごいふかふかで……思わずあそこにダイブしたいと思っちまうぜ。 ガネッタ いつも掃除ありがとうな。まさに縁の下の力持ちってやつだ。 ろくばん こいつが淹れるミルクは、他のヤツよりうまい気がするぜ。 その他 ショコラータ ミンティアの主人。こいつのよさがわからんが、ミンティアが守ろうとするなにかがあるのかもな。 ヤスカタ 犬派ではなく猫派らしい。 コトリバコ イヌヌ……ダメだよ?(おイタはほどほどにな?) スコットン&フワッティ 同じイヌ科同士、仲良くやろうぜ。特に青い方はいつも俺を慕ってくれて、ありがとうな。
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[部分編集] 近接 フラターメイディロゼ Uレア ご主人様を傷つけることは、私が許しません! あなたは私の逆鱗に触れました。ご主人様を傷つけるという大罪、その罪は命を持っても換えることはできません!ご主人様、少し目をつぶっていてくれますか?乱暴な私の姿は、見られたくないですから・・・・・・。 ゴールド召喚 性別 必要統率力 価値(マーニ) 特殊能力 特殊能力MAX 女性 20 4000 フェイスフル・エッジ(敵のHPを10%下げる) ★★★★★ 初期能力 MAX時能力 LvUP時の増加量 HP AT DF 総パラ Lv. HP AT DF 総パラ HP AT DF 1630 2190 1950 5770 70 6500 7300 6500 20300 +69 +73 +65 N メイディ UN ピュアメイディ R メイディブレイブ SR ハイガードメイディ UR フラターメイディロゼ 名前 コメント
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第弐章第伍節:{あれ?俺のが無いぞ??} 「ただいま~」 俺はある箱を持ちながら家に入った。 ある箱とういのは少し内緒だ。 まぁ、すぐそのうちに教えるから少しだけ待ってくれ。 さて、独り言なんかしていないで、とっとと二階に上がってあいつ等にこれを渡すかぁ。 階段を上り、自分の部屋に入った。 「お~す、いい子にして待っていたかぁ~?」 俺が顔を見せるとアンジェラスがいち早く俺が来た事を察知し、机の端ギリギリまでトコトコと走って来た。 「お帰りなさいませ、ご主人様♪」 「おう、今帰ったぞ」 明るい声と笑みするアンジェラスに俺は気分よく迎えられた事を実感する。 ここんとこ最近、アンジェラスの奴がこの行為をよくやる。 まるで、新婚さんに近い行為だ。 まぁ、だからって嫌な気分にもならないし別にいいやと思い、アンジェラス自身にはどうこう言ってない。 所で…。 「あれ?ルーナとパルカの姿が見えないぞ。クリナーレの奴は相変わらず机の上でダンベルで筋肉トレーニングしてるけど」 「パルカはご主人様のベットの下で何やらゴソゴソしていて、ルーナはご主人様のパソコンを弄っていますよ」 あぁ~、パルカはモアイ帝国に行ってやがるな。 前にあの国に近寄ったら痛い目にあったからあんまり近寄りたくないんだよな。 しょうがない。 後でクリナーレに頼んで来てもらうか。 次はルーナだな。 確かアンジェラスの情報だと、俺のパソコンを弄って…。 弄ってだと!? なんか嫌な予感がする。 俺はパソコンのディスプレイを見る。 そして案の定。 「このデスクトップ画面つーことわぁ~…ルーナ!テメェ、また俺のアカウントで入りやがったなー!!」 「あ!?ダーリン、いつの間に帰っていたのですか?」 そう。 ルーナの奴は俺が態々ルーナのためにルーナ専用のアカウントを作ったのにアイツは自分のアカウントを使わず俺のを使いやがった。 まったく、どうやって俺のアカウントに入るパスワードを知ってるんだ? 毎週、定期的にパスワードを変更してるのに。 何故、俺がここまで自分のアカウントを見られたくないのか。 それは俺のアカウントは知ってはならない秘密事が沢山入ってるのだ。 「まったく、しょうがない奴だ。テメェだけケーキ抜きだな」 「エェッ!?そんな事言わないでくださいー…」 お、結構今の言葉は効いたかも。 そして『ケーキ』という言葉に釣られてアンジェラス、クリナーレ、パルカが来た。 「お兄ちゃんがケーキを買うなんて珍しいですね」 「んぅ?まぁ、ちょっとした理由で食べたくなったんだけどね」 そう言いながら俺は箱から一つのショートケーキを取り出した。 「ほら、口元を汚さず食え…銀のフォークでいいだろ。ちゃんと分け合って食えよ」 机にあった皿にケーキを置く。 「ありがとうございます、ご主人様」 「わーい!ケーキだ!ケーキだ!!」 「姉さん、はしゃぎ過ぎてケーキに顔を突っ込まないでくださいね」 「ダーリン~、アタシもケーキが食べたいわー…」 「…はいはい。そ~、泣きそうな顔をするなよ、ルーナ。ちゃんと食っていいから」 「ありがとう、ダーリン!大好き!!」 現金な奴め。 でもまぁ、そいう所がルーナの可愛さだと思う。 さて、と。 「俺のは、これっと…」 箱からもう一つのケーキを取り出し机に置く。 ついでに内ポケットにある上着から煙草の箱を置いた。 「これは俺のだから食うなよ」 「えぇー!そっちのも美味しそうじゃ!!アニキー食べさせてくれよー!!!」 「駄目だ!ったく、クリナーレは食い意地がはってるぞ」 「ブー!ケチー!!」 「ケチで結構、コケコッコーだ。そんじゃあ、俺は地下に言って今週中に作らないといけない武器があるからお前等、先に食っていていいぞ。しつこいようだが絶対俺のケーキを食うなよ」 俺は自分の部屋を出て、地下に向かった。 あぁー早くあの『チンコチョコケーキ』を食べたいぜ。 …下品かもしれえないがあのケーキの上に乗ってる棒状のチョコとあの丸い二つのチョコの形がどうみても男性の性器にそっくりだからしかたない。 これがケーキを買った理由だ。 因みに俺は断じてホモじゃないから。 『チンコチョコケーキ』を買ったからって、ホモにされちゃあ適わないからだ。 ギャグで買ったんだからな。 あ、これは言っとかないとなぁ。 あのケーキのタイトルは『チンコチョコケーキ』じゃなくて、ちゃんとした『チョコケーキ』という名前だ。 ただたんに俺が命名しただけだから。 そんだけの事。 さぁ~て、とっと終わらせてケーキを食べるか。 アンジェラスの視点 「さぁ、ご主人様が買った来てくれたケーキを食べましょ。けど、どのように分けようか?」 一つのショートケーキを分けるとしたら結構難しいです。 しかも三角形の形をしているので、なお分けづらい。 どうしましょうか。 「お姉さま、そこで考え込んでなんかいないで食べましょう。あー、美味しいですわー」 「えっ?」 ルーナに呼びかけれたときにはクリナーレ、ルーナ、パルカの三人は銀のフォークを上手く使ってケーキを食べていたのだ。 ちょっと!? なに勝手に食ってやがりますか! 私だけ除け者扱い!? 「アンジェラスー!早く食べないとお前の分もボクが食べちゃうぞ!!」 「そ、そんな事させません!」 私はクリナーレの挑発にのり、銀のフォーク両手で持ってショートケーキを狙った。 そのまま銀のフォークはショートケーキにグサリと刺さり横に切り取り上手く自分の口元に持っていき。 パク 食べた。 食べた瞬間は私の口内に甘い香りと味が広がった。 美味いです。 ショートケーキ独特の味でした。 濃すぎも薄くも無いクリームにスポンジは硬くも柔らかすぎでもない。 まぁ言ってしまえば何処にでもあるような味でした、 それでも、ご主人様はケーキを買ったり作ったり滅多にしないのでとても美味しく感じたのでしょう。 こうして私達四人はケーキに夢中になりバクバクと食べていきました。 …。 ……。 ………。 そして悲劇が起こりました。 今私達はチョコレートが付着している銀のフォークを片手に持って沈黙しています。 さて、何故ここで銀のフォークにチョコレートが付着してるのでしょうか。 それは簡単に理由です。 あまりにもケーキという概念に夢中になり私達四人が、いつの間にかご主人様のチョコレートケーキを食べてしまっていたのです。 途中で味が変わった時に気づくべきでした。 ですが時既に遅しです。 もうチョコレートケーキの姿は完全に無いのですから。 「………」 「………」 「………」 「………」 お互いの目線を逸らしひたすら沈黙。 物凄く気まずいのだ。 そしてさっきまでチョコレートケーキが置かれていたお皿を見て、頭を悩ます。 でも早くこの状況を打破しなくては。 ご主人様が来る前に! 「みんな聞いて」 私が声を上げると一斉に目線が私の方にくる。 「私達は罪を犯しました。罪はご主人様のチョコレートケーキを食べてしまったこと」 チョコレートの事を言うと三人ともビクッと体を震わせる。 「そこで私達はこれからの行動でご主人様の態度が急激に変わります。行動はどうします?」 「…なんとかして誤魔化す?」 クリナーレが辛い表情で私に提案してきた。 珍しく悪い事をした、と思っているのだろう。 「クリナーレはご主人様を完全に誤魔化しきれると思う?」 「ウッ!?無理だと思う」 「それに…お兄ちゃんに嘘ついちゃう事になっちゃうんだよ。そんな事できないよう」 「そうね。ダーリンはああ見えて結構そいう事に五月蝿いですからね」 クリナーレ達は嘘をついてまで、ご主人様に迷惑を掛けたくないみたい。 でもどうしよう。 ご主人様だって楽しみにして、地下で仕事をしてるみたいだし。 あ、そうだ! 「ねぇ!私に考えがあるんだけど!!」 …。 ……。 ………。 「どう、クリナーレ?見つかった??」 「ううん、まだ見つかんない。パルカの方は見つかったか?」 「ごめんなさい姉さん。こっちも見つからないの…」 現在、今私達がいる所はそれなりに大きなケーキ屋さんにいる。 なんでケーキ屋さんにいるのかというと、私達はご主人様から月ごとにお小遣いとして貰っているお金で、ご主人様が買ってきたと同じチョコレートケーキに買いにきているのです。 これが私のアイディア。 みんなに話したら即決で首を縦に振ってくれました。 そうと決まったらケーキ屋さんに行くために、クリナーレとパルカは外に飛び立つリアパーツを出し、私とパルカがお皿や銀のフォークを台所に持って行き、洗って乾かした。 あと、空っぽになったケーキが入っていた箱を冷蔵庫に入れる。 なんとかして誤魔化すためです…とても心苦しいのですが、いたしかありません。 すべての準備が整ったら各自リアパーツを装着してご主人様の窓から飛び出したわけですが…。 「お姉さま~、見つからないですわよー」 「頑張って、ルーナ。これもご主人様のためです」 もうかれこれ数十分は経っている。 少し大きいケーキ屋さんくせに…なんでこんなにもケーキの種類が豊富なの!? 探すのにこんなに労力と時間を使うなんて思いもしなかったです。 それに…。 「ねぇ何かしら?あの空中にフワフワと飛んでいる人形は?」 「そうだね。さっきからウロチョロしていちょっと迷惑だわ」 店の中にいる人間達にあんまり良く思われていないようだし。 このままじではいつか店の店員さんに追い出されてしまう可能性がでてきます。 そうなってしまったら、おしまいです。 と、そんな時でした。 「あれ?もしかして先輩のところのアンジェラスちゃん??」 「あ!あなたは!?」 薄紫色のロングヘアーにアホ毛一本ありでしなやかな髪質。 スレンダーな体形に童顔な容姿。 間違い無いです。 この人は! 「婪さん!」 「あ、やっぱり先輩っとこの神姫ね。会えて嬉しいわ。よく見たら全員いるじゃない…でもなんでこんな所にいるの?」 「あの…これには理由がありまして…」 「理由?ちょっと話してみなさいよ。相談に乗るわよ」 あぁなんて優しいんでしょう、ウチのご主人様と同じ男なのに、この性格の差の違いには毎回驚きます。 あ、でもご主人様も優しいですよ…極たまにですけど。 そんな婪さんに私は『ご主人様のケーキ食べちゃった事件』を詳しく教えました。 …。 ……。 ………。 「…という訳なんですよ」 「うん、よく分かったよ。ケーキを選ぶなら、あたしに任せて」 ニコヤカに笑う婪さん。 「先輩の事だから斬新奇抜的なケーキを買ってるはず。それにチョコも好きなのよね。とすると~」 色々な展示されているケーキ食い入るかのように見る。 「うん!多分、アンジェラスちゃん達が話しから聞いてこのチョコレートケーキだね!!」 ひとつのチョコレートケーキを一指し指で示した。 婪さんが一指し指で示したケーキはまさに私達の四人の神姫が食べてしまった時と同じチョコレートケーキだった。 流石婪さんです。 婪さんはご主人様の事をよく理解してらっしゃいます。 羨ましいと同時に少し嫉妬してしまいますが…。 「ほら、あたしが買ってあげるからお金を渡しなさい」 「あ、はい。お願いします」 婪さんに私のリアウイングM‐88対消滅エンジンの翼にセロハンテープでくっ付けられてる500円玉のお金を渡した。 レジでチョコレートケーキを買ってる婪さんの後姿を見ていると。 「あれ?あれって婪さんか??」 「婪様が来ているのですか?」 「アンジェラス姉さん、婪さんがいるのなら私達にも教えてくださいよ」 「みんな。いつの間に戻ってきたの?」 『今っ先だよ』とクリナーレが溜息交じりで言った。 お目当てのケーキは見つからなかったみたいでした。 まぁそれもそのはずです。 だって婪さんが見つけてくだっさったですから。 「これがケーキよ、アンジェラスちゃん。先輩が気づく前に早く家に帰った方がいいわよ」 「ありがとうございます、婪さん」 婪さんからケーキが入った箱を受けとる。 私一人だけではバランスがとれないのでクリナーレとパルカのリアパーツに付いてるチーグルアームで箱を持ってもらう。 さぁ家に帰りましょう! 「先輩によろしくね♪」 「はい!みんな、早く帰ろう!!」 「「「はい!」」」 こうして無事にケーキを買えてので、私達は急いで家に帰るので婪さんと別れた。 …。 ……。 ………。 天薙龍悪の視点 「よっしゃー!やっと終わったぜ!!これで明日オヤッさんの所に持って行けば終わりだ」 両腕を天井の方に向け背伸びした。 そしたら一気に肩に荷が降りた気分になる。 仕事疲れってやつか? まぁバイト疲れに似ているかな。 さてっと、俺が買ってきたケーキでも食べるか。 俺は自分の部屋に向かった。 …。 ……。 ………。 ガチャッ、と自室のドア開けると。 「お帰りなさい、ご主人様」 「おかえり、アニキ」 「お帰り、ダーリン」 「お帰りなさい、お兄ちゃん」 一斉にお出迎えらえた。 しかもなんだか皆はやたらと畏まっているし。 あのクリナーレでさぇ礼儀でお辞儀したしぃ。 何かあったのか? 「お前等、何かあったのか?」 「いえ、何もありませんでしたよ」 「心配性だなーアニキは」 アンジェラスとクリナーレは少しぎこちない笑みをこぼしながら言った。 なんだか変だ。 「それよりダーリン。ケーキ食べなくていいんですか?」 「オッ!そうだった」 ルーナの言葉で思いだした。 あまりにもこいつ等がぎこちない所為でケーキを食べる事をすっかり忘れていたぜ。 「ケーキ、ケーキっと…あれ?俺のが無いぞ??」 机の方を見てもチョコレートケーキの姿は無かった。 つーかぁ、ケーキが入っていた箱ごと無い。 「お兄ちゃんの仕事が長引くといけないと思ってケーキを冷蔵庫の中に入れといたの」 「マジで?サンキュー。そんじゃあお前等も来いよ、分けてやる」 「え!?いいですか、ご主人様?」 「あぁー。この俺が『良いって』言ってるんだ。食べたくないのか?」 「いえ、そいう訳ではぁ…」 やっぱり様子がオカシイ。 何か俺に隠し事でもしてるかのようだ。 「あのさぁ。吐かぬ事を聞くが…まさか俺のケーキを食べたのか」 「「「「!?!?」」」」 俺が訊いた瞬間、四人共ビクッと体を震わせた。 あちゃー図星かよ。 こいつはケーキ食う食わないの話じゃないな。 「まぁ来いや、お前等」 「…はい」 「分かったよ…アニキ」 「………あぁあ~」 「…グスッ…」 …。 ……。 ………。 「ふぅ~ん。なるほどなぁ。調子に乗ってるうちにいつの間にか俺のケーキを食ってしまって、俺があげていたお小遣いでケーキを買いに行ったと」 俺はチョコレートケーキを適当に五等分に分けながら言っていた。 すべての話はリーダーであるアンジェラスから聞いた。 今は気マズそうにションボリしている俺の神姫達。 まったく世話が焼けるぜ。 「しかもケーキ屋さんで婪に会って仕舞いにはアイツがケーキを買ってしまう結果に。婪の野郎にはあんまり借りを作りたくないんだけどなぁ」 五等分したケーキを四人の神姫達の皿に乗せる。 さぁ、そろそろこいつ等が気にしてる所を突っついてみるかぁ。 「なにアレともアレ、怒ってないから安心しろ。ほら、俺が上げたケーキでも食おうぜ」 「ご主人様!」 「アニキ!」 「ダーリン!」 「お兄ちゃん!」 一気に明るい表情になる四人の神姫達。 さっきも言ったが、まったく世話が焼けるぜ。 「食ったら、食ったらで俺に謝ればいいのに」 「そんなの気まずくて、モグモグ…言えるかよ。モグモグ…」 「まぁそれもそうだな。それとクリナーレ、食いながら喋るなよ」 溜息を吐きながら肩を落とす。 「でもまさか、パルカやアンジェラスの二人も食うとは思わなかったなぁ」 「ちょっとした軽はずみで…」 「ごめんね、お兄ちゃん」 「はいはい、そうしょ気るなよ。さぁ食おうぜ」 こうして俺のケーキ事件が終わったわけだ。 こうやってこいつ等と一緒に食卓でケーキを食うのも悪くない…が。 本来ならこんな事する資格は…俺にはないかもしれない。 俺が違法改造武器開発している悪い奴だというのに。 こいつ等はその事知っていても俺に向かって嫌な顔をせず協力してくれる奴等。 だから、俺はその代わりと言っちゃぁなんだが、俺はこうも思ってる。 …表では素っ気無い事を言ってしまうが少しでもこいつ等が悲しい思いさせてはいけないと…なぁ。 「(c) 2006 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.当コンテンツの再利用(再転載、再配布など)は禁止しています。」
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【検索用 のろいのとーるをいたいて 登録タグ VOCALOID shunki の ザコP 初音ミク 天束 曲 曲な 深海怜 瀬戸わらび】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:ザコP 作曲:ザコP 編曲:ザコP ギター:shunki(Twitter) ピアノ:天束(Twitter) 絵:ふかみ 動画:瀬戸わらび 唄:初音ミク 曲紹介 ゆえに彼女は"呪いのドール"と呼ばれるのだ。 曲名:『呪いのドールを抱いて』(のろいのドールをいだいて) ザコPの8作目。 歌詞 (YouTube作者コメントより転載) 荒れ狂う嵐の夜に一人の少女と出逢う 差し出すその手には悲しげなドール 気がつくと彼女は其処から消えていた 残されたドールが嬉しそうに言った 嗚呼!貴方こそ私のご主人様! さぁ、何をして遊びましょう? 怖がらないで ご主人様、貴方となら永遠に幸せになれる 抱きしめて離さないで 裏切りはもう嫌だから そのドールを持てば様々な不幸に 見舞われ最後には命を落とすという 悲しげなドールは涙を見せ あぁ、どうか私を愛して もう捨てられたくない ご主人様、貴方もまた私を忌み嫌うのね? 私はただ愛の味を知りたいだけ だけなのに もう一度だけでいいの、抱きしめてくれませんか 無駄だとはわかってても繰り返して呟いた 夢現で踊るある日のこと さぁ、お別れの時間です 頭上に迫るシャンデリア なぜ人はこの私を呪いのドールなんて呼ぶの? 私はただ愛の味を知りたいだけ だけなのに 私を愛せない人はいらないのいらないから さようならご主人様 おやすみなさい 安らかに コメント 名前 コメント
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富士スピードウェイ スーパー耐久レース 詳細 レース観戦日帰りバスツアー 募集人員30名 ¥19,800(税込) 往復バス料金、朝食弁当代、 サーキット内チケット料金込 【完全メイド宣言】メンバーと一緒に富士スピードウェイに日帰りバスの旅、参加者募集中です! 秋葉原@ほぉ~むcafe発メイドルユニット【完全メイド宣言】メンバーが、スーパー耐久レース第5戦富士スピードウェイに、【レースメイド】として応援に参ります。 朝8:30秋葉原ドンキホーテ前に集合したら、 その後は夜の秋葉原解散までずーっとメイドと一緒ですっ(^o^)ノ ★メイドが好きなご主人様 ★レースクイーンのお姉さま方がお好きなご主人様 ★ただただ、ひたすらにお車がお好きなご主人様 \19,800で、とってもスペシャルなPASSをご用意してお待ちしております♪ 【スペシャルなPASSの内容】 サーキット入場PASS パドックPASS ピットガレージエリアPASS ピットウォークPASS ピットガレージ上の観戦エリアPASS ホスピタリーエリアPASS※ (参考:通常PASSはパドックのみで\12,000ほどです) ※ストリートハウスレーシング(ネッツ大分)チームのピット裏のみとなります。ご注意下さい。 7月22日(金)までご応募受け付けております。 ぜひぜひ、ふるってご参加下さいませ、ご主人様! 参加者特典 ・先着30名様に、完全メイド宣言限定GOODS(非売品)をプレゼントしちゃいます! 往復のバスは完メドメンバーと一緒です。 解散場所、時間 秋葉原 ドンキホーテ前 同日 20:00解散予定 (解散時間は道路の混み具合により変わります) セットリスト 感想 名前 コメント
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無い。 お皿に乗せておいたまんじゅうが、無い。 「殺生石ー、ここに置いてあったまんじゅう知らない?」 「そこにあったお饅頭ですか? それなら先ほど蛋白石が」 ……え。 「余計なお世話かも知れませんが。主様、自分で食べる物をそのような場所に置いては 駄目でしょう。蛋白石に食べられるのが目に見えているわけで……」 「違うよ……あれ、カビ生えてたから捨てようと思ってたんだけど」 沈黙。 大体こんなところに置いてあったら蛋白石に食べられるのは僕も分かって……。 「ご主人様ー、お昼ご飯の時間ですよーっ」 と、何の前触れもなく現れる蛋白石。 時計を見てみると、ちょうど朝ご飯を食べてから6時間。相変わらずお腹の時計は 正確だな……じゃないっ。 「蛋白石っ、ここにあったまんじゅう食べたでしょっ」 「へっ? え、あ、も、もしかしてあれ、ご主人様……の?」 一気に青ざめる蛋白石の顔。 食べ物には弱いけど、悪いことをしたというのは分かってくれて嬉しい……僕のじゃないけど。 「いや、まぁ何というか……捨てるはずのだったんだけど、それ」 「へ、捨て……ご主人様ーっ、食べ物粗末にしちゃダメですよ!!」 「って、いきなりどうしっ、ほ、包丁っ!? 包丁振り回しちゃらめぇーっ!!」 なんか大変な目にあったけど、とりあえず電気石も加わって昼ご飯。 「えー、あのおまんじゅうカビが生えてたんですか?」 「うん。だから捨てようと……あー、怖かった」 食べ物を粗末にするような発言は蛋白石の前では危険ってことで。 「だからといって、包丁をいきなり振り回すのはよろしくないでしょう。少しは自重なさい」 「う、だ、だってぇ……カビ生えた部分を取って食べるのは基本だよっ」 「……リンゴ、腐ったとこ……取る」 「な、なんか貧乏くさい会話だね」 そういえばうちのおばあちゃんもそんな食べ方してるんだよなぁ。 正直僕はちょっとなぁ……って、あれ? 「蛋白石、カビてるところは取るって言うけど、そこのまんじゅうカビ生えてたの気付いてた?」 「へ? そ、それは……」 なぜかぎこちない反応の蛋白石。 箸の先を口に当て、照れ笑いを浮かべる。 そして一言。 「……おいしかったですよ?」 「いや、だからカビ……」 「おいしかったんです!」 ……カビが生えてても関係ないんだ。 「し、湿気が酷いから、気をつけてくださいねっ。間違えてお腹壊しちゃうかも」 「貴女がつまみ食いをしなければいいでしょう……」 「う……」
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{イリーガル・レプリカ迎撃指令…アンジェラス編} 「ウゥ~、夜の外は寒いなぁ~」 「少しは我慢してくださいよ、姉さん」 「はぁー、お肌がカサカサになっちゃいますわ」 「………こいつ等は~…」 「…ごめんなさい、ご主人様」 アンダーグラウンドの夜でワイワイと話す三人の神姫と気だるげなオーナー一人と済まなさそうに落ち込んでる神姫が一人。 小道や裏道を途方もなく歩く…いや、今は憂鬱に歩くといった方がいいかもな。 それは何故かって? あぁー、その答えはとても簡単で明快だ。 「あーもう、我慢できないよ!アニキ、胸ポケットに入れて!!」 そう言いながら颯爽と俺の右胸ポケットに入るクリナーレ。 「フゥ~、あったか~い♪」 「姉さんだけズルイです!私も胸ポケットに入ります!」 姉さんと同様にパルカは俺の左ポケットに入る。 「…エヘヘッ♪お兄ちゃんの匂いがします~♪♪」 「あら、それじゃあはアタシはダーリンのパンツの中でも入りましょうか♪」 ルーナが俺のズボンのチャックを開けようとしたので、ルーナの両脇に指を入れて捕まえ俺のマフラーの中に入れる。 場所的に左肩の方の鎖骨よりちょっと後ろの方だな。 「サービス満点ですね♪背中にダーリンの首の皮膚が当たり、胸から足のさきまでダーリンの温度で温まったマフラーで巻かれるなんて…感激ですわ♪♪」 そう。 こいつ等がいるのだ。 本来ならアンジェラスと二人っきりでここに来るのに、今回はフルメンバーで来てしまったのだ。 まぁなんでこんな状態になってるかっていうと…。 ☆ アンダーグラウンドの町に行くために俺とアンジェラスは仕度していた。 俺の方はとっくのとうに用事の仕度を済ませていたのでアンジェラスの仕度が終わるの待つばかりだった。 「準備万端です、ご主人様」 「よし、じゃあ気楽にいこうぜ」 「はい…あれ?この本は?」 アンジェラスは不意に視界に入った一冊の本…同人誌を見つけたのだ。 ゲッその同人誌は!? 「!………!!……ッ!!!」 中身を見て顔を真っ赤にするアンジェラス。 あちゃ~、あの同人誌は内容はレズものでしかも武装神姫のエロ本だ。 ストーリー的に言うと、アーンヴァルの股間にチンコが生えてふたなりになり、性欲を持て余し次々に他の武装神姫達を犯していく、というストーリーだ。 しかも、これも濃厚なもので結構性欲そそる本なのだ。 多分、武装神姫好きのオーナー達だったら八割の奴等は勃起するだろう。 俺も結構…え~おっふんはー! …凄く、よかったです。 「ご主人様…この本は…」 ていうか、『え~おっふんはー!』のネタは誰か解るかな? 解らない人は『ペルソナ3 ドラマCD』でググってみよう~。 俺は大ファンでかなり面白いゲームだよ。 「話を逸らさないでください!この本なんですか!!ていうか、誰に言ってるんですか?」 「何処かの平行世界の武装神姫のオーナーの人達に言ってる」 「へぇ~そうなんですか?て、そうじゃなくて!この本はなんですか!?」 「拾八禁同人誌だけど…」 「そ、それは分かります!私が言いたいのは何でこんな物があるんですか、て言いたいんです!!」 「オナニーして自分のナニをティッシュで拭く時に、そこに置きっぱにして本棚に戻すのを忘れたもんだろ」 「な、ななななっ!そんなイヤラシイことを、ストレートに言わないでくださいよ!!恥ずかしいじゃないかですか!!!」 「俺もちょっとハズイと思った」 「もう、次からちゃんと気をつけてくださいね!パルカの教育に悪いし、ルーナが読んでこれをネタに私達にチョッカイだしてくるんですよ」 「はいはい。次から気をつけますよ」 「『はい』は一回で結構です。…ご主人様がよければ…私がご主人様を慰めてあげるのに…」 「あん?なんか言ったか??」 「ナッ!?何でもないです!」 プイッとそっぽを向くアンジェラス。 その行動がちょっと俺には可愛いと思った。 「あの~お二人さん、お熱いのは別にいいですけど…」 「「エッ!?」」 突如の声に俺とアンジェラスの声が重なる。 声がした方向を見ると、目を擦りながら起きてるクリナーレとニヤニヤ笑ってるルーナと何故か顔が赤いパルカ。 なんでこいつ等が起きてるのかというと、拾八禁同人誌を見つけて俺に怒った声、アンジェラスの大声だったせいだ。 ★ ほんでもってこの状況。 二人だけで何処に行くのと三人に問い詰められて…まぁこんな感じになったわけ。 はぁ~…。 まさか、拾八禁同人誌でこんな事になるとは思わなかったぜ。 「ご主人様、ごめんんさい。私の所為でクリナーレ達がついて来てしまって…」 「はぁ~まったくだぜ。…まぁ、そういつまでもショゲルなって」 「…怒ってませんか?」 「ある意味怒りたいけど、もうどうでもいいや。だから気にすんなって♪」 「ご主人様…♪…!?走って!」 アンジェラスの声と同時に俺は走った。 一瞬ちらりと後ろを見るとポーレンホーミングの弾だった。 弾速は遅いが一発一発が高い誘導性能を持っていて、更に拳銃系の武器の中では冗談みたいな強さを誇る。 しかも一気に七発も弾を撃てるので洒落にならない。 「グラディウス!召喚!!」 <Start!> 「オプションを二つ召喚!」 <Please option two> 「一気に壊す!リップルレーザー!!」 <ROPPLE LASER!> ポワワワワー! 少し間抜けな音だが、あのリップルレーザーはそれなりに使える技だ。 あのレーザーの特徴は円型に広がるレーザーを撃つことが出来て、撃ったレーザーは最初の段階は小さい円が、距離を伸ばす事によって円が大きくなり敵に当たる確立が高くなる。 避ける事もかなり厳しくなるレーザー。 グラディウスで撃った瞬間、二回レーザーが飛び出すのでオプションと合計すると六個のレーザーがポーレンホーミングの弾目掛けて飛んでいく。 ボカーン! ドカーン! ポーレンホーミングの弾とリップルレーザーが当たり爆発する。 俺は止まり爆発してる方向に振り返る。 フゥ~、なんとかアンジェラスが守ってくれて助かったが、こうもイキナリ狙われるとはなぁ。 人間も襲われてるのは本当らしい。 「きゃははっ!貴方達凄いね。私の攻撃を防ぐなんて初めて見たよ♪」 上空から声が聞こえたので少し顔上げて見るとそこに居たのは花型ジルダリアだった。 「早く始めようよ!モタモタしてると、日が暮れちゃうよ!!」 あの野郎ー、笑ってやがる。 確かイリーガル・レプリカ迎撃指令の討伐データには、花型ジルダリアあったはず。 えぇーと、名前はⅢ-Rep/ジャスミン、確かこの名前のはず。 「アンジェラス、奴はⅢ-Rep/ジャスミンだ。油断するなよ、レベルはかなり高い!」 「まかせてください、ご主人様!クリナーレ達はご主人様を守って!!まだ敵はいるかもしれないから!!!」 真面目な顔つきでクリナーレ達は無言のまま顔を立てに振る。 そしてそれを確認したアンジェラスは俺にニコヤカに笑みを見せた後、ジャスミンに向かって飛んでいく。 大丈夫なのだろうか…? 前に夢で会ったアンジェラスがあいつの身体をのっとり人格が入れ替わったような感じがしたけど…。 アンジェラスの視点 「きゃははっ!バトル、はじめちゃうよーっ!!」 「私は…負けない!」 空高く上昇しながらジャスミンに向かってグラディウスで斬りつけようとする、が。 ブオン! 「遅い遅ーい!」 「次は外しません!」 体勢をたてなおし再度グラディウスを振る。 ガキン! 「くっ、あっぶなーい!」 「防がれましか!」 モルートブレイドとグラディウスがぶつかり合い火花が散った。 剣同士が擦れ合いギリギリ、と音を出しながら私はジャスミンを睨みつける。 「そんなに睨まないでよ~。バトルは楽しくしましょ?」 「あなたはご主人様に怪我させようとしました!許せません!!」 「怪我をさせようとしたんじゃないよ。殺そうとしたの♪」 「!?ッ!アアアアァァァァーーーー!!!!」 ギリギリ、ガキン! ジャスミンの挑発に乗り、私はグラディウスに力を込めてモルートブレイドを弾き飛ばした。 するとジャスミンは一度後退して銃器を取り出す。 「えぇーい!」 プシャーーーー ジャスミンが持つ銃から霧じょうの物が噴射され私に向かって飛んでくる。 フレグランスキラーの攻撃範囲広すぎて避ける暇がありません、ここは。 「フォースフィールド!」 <FORCE FIELO> 私の周りに青い光が出現し包み込むような形になり、フレグランスキラーから噴射された高圧噴霧の攻撃を防ぐ事が出来ました。 ご主人様が作ってくれた武器に防具。 とても便利です。 「あんたの武装、かっこいいね!あたしのと交換しない?」 「誰が貴女なんかにあげるもんですか!これはご主人様が私専用にくれたものです!」 「ケチー!いいもん、あなたを破壊してから貰うもん!!」 グラースプアイビーを取り出し私に向かって猛スピードで迫ってくる。 今です。 「ツインレーザー!」 <TWIN LASER> ババババババババーーーー!!!! 連射速度が速いツインレーザーがジャスミンを襲う。 ジャスミンは避けようとしたが私に向かっていたのでそう簡単に針路変更が出来なく、そのままツインレーザーの的になる。 「きゃああ!」 グラディウスとオプション二つ分のツインレーザーが容赦なくジャスミンの身体を貫く。 両手、両足、胴体…。 そこらじゅう蜂の巣みたく穴だらけにされ完全に機能停止したジャスミンはアンダーグラウンドの深い闇に落ちて消えていった。 「さようなら…ご主人様に攻撃したのが運の尽きでしたね」 私はグラディウスを一振りして、大好きなご主人様の所に戻って行く。 イリーガル・レプリカ達はオーナーの存在というものが無いみたいだから好き勝手やっている。 だから平気で人間を襲う。 これは早急にイリーガル・レプリカ達を殲滅しないとご主人様が危ないです。 私はリアウイングM‐88対消滅エンジンをスピード上げてそんな事を考えていた。 …もう一人の私はどう思っているのか? 今日はあの『声』は聞きませんでしたが…できればもう聞きたくないです。
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ここは学校町の東にある湖。 あの3人と1匹が真夏の蒸し暑さを凌いでいた。 (裂邪 あぁ、この安らぎ・・・夏休みの“悪夢(しゅくだい)”から脱出した者だけが味わえるこの優越感。 満月の光で輝き、風に揺られて歌う湖。 そして――― (ミナワ ご主人様~! こっちに来ませんかぁ~? 湖の方からミナワの呼ぶ声が聞こえる。 何故かスク水である。 恐らく、いや絶対裂邪の趣味だろう。 (裂邪 ―――そしてスクール水着の少女が俺を呼んでいる・・・最高だ。 最高の気分だ。 (バク ただの変態バク。 やっぱりあの時降りておくべきだったバク。 (シェイド 今更遅イゾ。 何モカモ。 (バク でも一部は否定しないバク。 オイラも遊ぶバクー! (シェイド ・・・トコロデ、何故夜中ナンダ? (裂邪 だってさ、蒸し暑くて寝らんないんだもん。それに他人がいるようなところで泳ぎたくない。 てか、くつろげないだろ。騒がしくてな。 (シェイド ソウイウ文句ハ本当ニ世界ヲ征服シタ時ニ言エ。 (裂邪 それにさ、この湖。 なんか変な噂があるらしいんだよねぇ。 化け物が出るとか出ないとか・・・ (シェイド ソレヲ聞イテ思ッタノダガ、アノ陸地、動イテナイカ? シェイドの指差す方向に、確かに陸地らしきものはあった。 (裂邪 ん、そうか?・・・動く陸地か、何の都市伝説だろ? ミナワ~、都市伝説らしいから戻ってこ~い。 (ミナワ はい? ご主人様~、今何と―――― 次の瞬間、“陸地”がものすごい速さでこちらに向かってくるのが目に見えて分かった。 (ミ+バ えっ!? (シェイド ッ! マズイ! (裂邪 ミナワ!防げ! プゥゥゥゥ、と大きなシャボン玉が膨らむ。 それに弾き返された謎の巨大な“陸地”だったモノ。 月明かりに照らされるしなやかな首、小さな頭。 濡れた皮膚と鋭い牙が怪しく輝く。 (シェイド ・・・首長竜・・・!? (裂邪 おい、これ・・・ネッシーだよな? なんで日本にネッシーがいるんだよ!? (バク 現に中国生まれのオイラがいるバク! 別におかしくないバクよ! (ミナワ うわぁ・・・私、恐竜って初めて見ました! (裂邪 いや、それは違う。 プレシオサウルスのような首長竜やプテラノドンのような翼竜は、 厳密に言えばヘビやトカゲと同じ『爬虫類』に分類されるんだ。そもそも恐竜とは――― (ネッシー グギュグバァァァァァ! ネッシーの口からハイドロポンプが放たれる。 散り散りになる2人と1匹、吹き飛ばされた1人。 (ミナワ ご主人様! 大丈夫ですか!? (裂邪 ゲホッ、ゴホッ! 攻撃するならすると言え! (シェイド 暢気ニ蘊蓄ナド傾ケテイルカラソウナルノダ! (裂邪 ペッ、ペッ! よし、ミナワは石を飛ばせ! バクは変身して攻撃、シェイドは『シャドークロー』! 彼らは裂邪の指示通りに動き出した。シャボン玉と周りの石を飛ばすミナワ、 変身してタックルを決める獏、そして裂邪も『シャドークロー』で応戦した。 が、ネッシーの皮膚は硬かった。 (ネッシー グギュグバァァァァァ! (獏 おい主ィ! 全然効いてねぇぞ!? (裂邪 うるせぇ! こっちも脳味噌絞って考えてんだ! クッソゥ、なんで今日の月はこうも明るい!? (ミナワ まだ8月入ったばかりですし・・・ (裂邪 大体野生の生物ってのは光に反応するんだがなぁ。 生憎ライターもマッチもない。 (シェイド アッタトシテモサッキノ水流デ使イ物ニナラナクナルダロウナ。 ネッシーは再びハイドロポンプを繰り出す。 今度は全員何とか回避運動に成功した。 (裂邪 ―――っと・・・あ゛~! ラプラスが嫌いになりそうだ! どっかに火ィ落ちてないかな? (獏 んな都合のいい事あるかぁ! フッ・・・と緑色の光が彼らの前を通り過ぎた。 ネッシーもそちらに気をとられているようだ。 (裂邪 ・・・何だ、今の? (ミナワ 火・・・みたいでしたけど? (シェイド ・・・「鬼火」カ? 彼方まで移動する緑色の火の塊。 それに向かってハイドロポンプを放ちながら追うネッシー。 (??? 何つっ立ってやがんでい! さっさと仕留めやがれぃ! そして響く怒号。 何故か、江戸弁。 (裂邪 はい? 江戸弁? 何で? (シェイド 奴ノ協力ヲ無駄ニスルナ。 今思イ出シタンダガ、―――――、試シテミルカ? (裂邪 迷ってる暇は無い、早速やるぞ! シェイドが元に戻り、裂邪の後ろに立った。 そして裂邪は両腕を横に広げる。 (裂邪 シャドーマン達よ! 今俺の力となれ! “シャドーズ・アスガルド”! その時、シェイドを含め、無数のシャドーマンが裂邪の体を黒く覆う。 漆黒のボディ、両腕に鉤爪、そして飾りと思しき黒い翼、昆虫系の頭部に赤く輝く1つ目。 そして彼からのびる影には、黒い渦のようなものが出来ていた。 (ミナワ ご主人様かっこい~♪ (シェイド 何トカ成功シタガ、コノ状態ヲ保テルノハ5分ガ限度ダ。 ソノ間ニ終ワラセロ。 (裂邪 言われなくともそのつもりだ! 行くぞ! (獏 主! ミナワ! 俺様の背中に乗れ! 獏は裂邪とミナワを乗せ、高速で走る。 すぐにネッシーと鬼火に追いついた。 (鬼火 何チンタラやってんでい! (裂邪 何故俺達に手を貸す!? (鬼火 あいつは最近この湖に棲みついた外来種の都市伝説でい! あいつが来てから、この湖の平穏が乱されちまった・・・もう我慢の限界でい! (裂邪 だったら頼みがある! 強い光を出せるか!? (鬼火 光? できねぇことはねぇが・・・ (裂邪 よし、あとで俺が――― ネッシーがハイドロポンプの予備動作を行う。 (鬼火 ッ! 危ねぇ! (裂邪 ミナワ! (ミナワ はい、ご主人様! 待ってましたと言わんばかりに巨大なシャボン玉を作り出すミナワ。 ハイドロポンプを見事に防いだ。 (鬼火 や、やるぅ・・・で、さっきの続きは!? (裂邪 とにかく、俺の近くで思いっきり光れ! 獏、若干重くなるが我慢しろよ! (獏 OKィ! 裂邪はネッシーの頭を鷲掴みし、獏が飛行してその巨体を湖から引きずり出した。 メタボな胴体が宙を舞い、水が月の光を反射して宝石のように煌いた。 (ネッシー グギュ・・・グバァ! (獏 ぐぅ!? (裂邪 ウッ、ヒヒ、シャドーマンを纏ったとはいえ、け、結構重いな・・・よし! 鬼火! (鬼火 がってんでい! ハァァァァァァァァ! 鬼火が緑から黄色、そして赤に変わり、太陽の如く強く輝く。 そしてその光で裂邪の影は巨大化し、闇が大きく渦巻いていた。 (ネッシー グバァァァァァアアァァァァ! (裂邪 闇に消えろぉ! 裂邪は己の渦巻く影に向かってネッシーを投げ込んだ。 ネッシーは暫くもがいたが、次第にズブズブと沈んでいき、その姿は消えた。 (裂邪 ヒハハハハ・・・お、終わったか・・・ (シェイド アァ。 砂浜に着陸する獏、そしてその背中から降りる裂邪とミナワ。 裂邪をまとったシャドーマン達は、月光でできた裂邪の影に帰っていった。 (バク バクク~、重かったバク・・・もう疲れたバク。 (ミナワ ご主人様、お疲れ様でした♪ (裂邪 ウヒヒヒ・・・今のはマジで骨が折れそうだった・・・ 光源に近ければ近いほど、影がでかくなるってのを考えたのは良かったが・・・ それより、手伝ってくれてありがとう。 裂邪の目の先には、緑色に戻った鬼火がいた。 (鬼火 お安いご用でい。 では、あっしはこれで・・・ 鬼火は口笛――口無いけど――を吹きながら、フワフワとその場を立ち去ろうとした。 (裂邪 待てよ。 鬼火が去るのを裂邪が止める。 不思議そうな顔をするミナワとバクだが、 その答えは直ぐに裂邪の口から発せられた。 (裂邪 お前さ、俺と契約しない? ハッとする鬼火と、少し喜びの表情を見せるミナワとバク。 しかし当然シェイドは憤慨した。 (シェイド 貴様馬鹿カ!? 前ニ「赤マント」ニ言ワレタ事ヲ思イ出セ! 既ニ貴様ト契約シテイルノハ3ツ! コレ以上ハ流石ノ貴様モ死ヌゾ! (裂邪 お前こそ馬鹿か! 考えてみろ! 俺は世界の支配者になる男だ! たかが都市伝説4体如きでくたばってどうする!? もしくたばったら、俺はその程度の男だったって事だ! (シェイド シ、シカシ・・・ (鬼火 気持ちは有難いんだが、あっしは・・・ (裂邪 守りたいんだろ? この湖を。 (鬼火 ッ!? (裂邪 俺も一緒だよ。 俺はこの湖も、山も、何より自然が好きだ。地球が大好きだ。 だから俺は都市伝説と戦ってんだ。 この青い地球を、いつまでも青く保つ為になぁ! (鬼火 ・・・・・・。 (ミナワ ご主人様・・・ (バク [あ、主の今の話、本当バクか?] (シェイド [アァ、本当ダ。] (裂邪 俺達の目的は一緒だ。 だからさ、一緒に戦おうぜ? 鬼火の緑色の体が、青色に変色する。 どうやら感情によって炎色が変化するらしい。 (鬼火 うおぉぉぉぉぉぉ!泣かせてくれるじゃねぇか! 気に入ったぜぃ!ここで会ったも何かの縁!あっしもつき合わせておくんなせぇ! 時代劇風に言ってくれた鬼火。 人型じゃないからどんな動きをしたか分からなかったが、喜ぶ一同。 (裂邪 おっしゃぁ! 今日からお前は俺の4人目の仲間だ! (バク オイラにも後輩ができたバク~! (ミナワ みんなでガンバリましょう♪ (シェイド フン・・・マ、イイカ。 コレガ奴ノ“唯一”ノ良サダ。 ドサッ――― 砂埃を撒き散らせ、裂邪は急に仰向けになるように倒れた。 (ミナワ ご、ご主人様ぁ!? (裂邪 いたたたた・・・あぁ、若干体が重くなった気がする・・・ (鬼火 無理ありやせんぜ。 4つも都市伝説と契約してて平気な奴は多分いねぇ。 (シェイド “4”ト言ウノモ不吉ダシナ。 (バク ちょっと黒のお兄さん、怖い事言わないでバクよ~; (裂邪 ん? 4人―――おぉ~お! 何故か裂邪が1人で感激しだした。 全員きょとん。 (シェイド ・・・何カアッタノカ? (裂邪 “4人”といえば「四天王」! ボスキャラにはつきものだろ! ん~・・・バクは「夢」、鬼火は「幻」、ミナワは「泡」、シェイドは「影」・・・ ウヒ♪ 今日からお前らは『夢幻泡影四天王』だ! (シェ+バ (痛イ痛い痛イ痛い痛イ痛い・・・) (ミナワ ご主人様素敵です! (鬼火 うおぉぉぉ!四天王ときやしたか! 燃えてきたぁぁぁぁ! (裂邪 ついでに名前もやろう。 「ウィルオウィスプ」からとって、お前は今日から「ウィル」だ。 (ウィル おぉ名前まで! ありがてぇ! (バク ちょっと待つバク。 オイラも名前欲しいバク。 (裂邪 お前は「バク」の方が呼び易いからいらない。 (バク 冗談じゃないバク! 10年経って未だに「ピカチュウ」と呼ばれる者の気持ちが分かるバクか!? (裂邪 よ~し! 家に帰って宴会だ~! (シェイド マタ賑ヤカニナルナ。 (ミナワ 楽しくなりますね♪ (ウィル おっしゃぁ! 燃えて燃えて燃えまくるぜぃ! (バク 無視するなバク! 置いてくなバク~! ...END 前ページ次ページ連載 - 夢幻泡影
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『謎掛』 ■キャラクター名:『謎掛』 ■ヨミ:ナゾカケ ■性別:女性 ■武器:一丸可詰丸……学生。休学中。 特殊能力『《謎図謎掛》』 メイズメイカー。 極めて高度な情報隠匿能力。 事物の姿形を真っ黒な『謎』で包み、「そこに何があるのか分からない」状態にしてしまう。 ——それは『謎』。 全てを『謎』で包み込む。 答えを推測できれば、そこに何があるかは自ずと理解できる筈。ただし答えがわからなければ、何があるかは絶対に分からない。 外側から観察しても「何があるのか分からない」。 内側から観察しようものなら、観察者自身が「わからなく」なってしまう。五感を奪われる。 ——彼女は飛び抜けてタチが悪い。 答えさせる気がない。 能力の応用として、『謎』を『謎』で包み込むことで、「『謎』であることすら分からない『秘密』」にしてしまえる。 『秘密』にされたものは認識すらできなくなり、万人の認知から外れる。 「これで事件は『迷宮入り』」—— 要するに指定した範囲を認識不可能にして「分からない」状態にしてしまう能力。 分からないものは分からないので、もう何をしても認識できなくなる。認識出来ないため、指定された空間は真っ黒になる。 効果範囲と持続力と精密性がカンストしてるので死ぬほど厄介。 設定 ■キャラクター名:〼虚迷言(クチナシ マヨイ) ■異名:『謎掛』 ■ヨミ:ナゾカケ ■性別:女性 それは『謎』。 『謎』を掛け、仄めかし、暴く者。 別の世界 で、東京に蔓延る全ての殺人鬼を殺し、ただ一人の"殺尽輝"となった可能性(・・・)としての『謎掛』。 (基本的な設定はキラキラ正史を優先しますが、特に事前知識が無いプレイヤーの方は好きに解釈していただいて良いと思います。流石にキャラが過去キャンペーンからの引用だと差が出てしまいますし) 元は存在自体が不確かだったが、『転校生』になることで確定した存在となった。 ——『謎』は正しい道を辿れば答えへと至るが、彼女はしばしば答えられない『謎』も問いかける。 前髪を切りそろえた、黒髪長髪のメイド。 転校生の特権として自分専用の世界を与えられており、そこは拠点であるアンティーク喫茶『迷宮入り』以外の全てが真っ黒な『謎』に包まれた世界になっている。 一丸可詰丸という男に執着している。彼のことをご主人様と呼び、自身は彼に仕えるメイドとして振る舞う。 彼を病的に溺愛する一方で日常的に苛烈な暴力を加えており、肉体的にも精神的にも依存するよう仕向けるなど、不可解な行動をとる。 元いた世界の一丸可詰丸は彼女曰く「もういない」。 転校生として複数の世界を渡り歩く中で新しいご主人様(一丸可詰丸)を探し続けている。 というかほぼ転校生としての仕事そっちのけでそちらを優先する。 そんな彼女が山乃端一人を求める理由—— ——今回の戦いでは多くの転校生たちが山乃端一人を求めているが、少なくとも彼女はその行為が意味する本質的な矛盾(・・・・・・)に気付いており、むしろそれがため(・・・・・)全力で山乃端一人を求めている。 戦いの際は、その能力をフルに用いて「東京以外の全て」を『謎』に包んだ状態で文字通り世界を賭けた戦いを挑む。 一丸可詰丸を武器として使う。 これで事件は『迷宮入り』—— プロローグ 登場人物 〼虚(クチナシ) 迷言(マヨイ)……『謎掛』。 一丸可詰丸……学生。休学中。 ◾️◾️◾️◾️……転校生。それは『秘密』。 目次 《whodunit(誰がやったのか)》 《whatdunit(何がやったのか)》 《howdoit(どうやるのか)》 《whodunit(誰がやったのか)》 どこからか虫の羽音が聞こえてくる。 もう聞こえるはずないと思っていた。 しかし、聞こえてしまったのならば仕方がない。 ——ああ、安心した。 そう思った。 なぜ、この耳障りな音が、もう聞こえないと思ったのか。わからない。 なにか心地いい夢を見た気がする。 二人の女性と世界を破壊する夢を見た気がする。 あるいは、誰よりも殺人の宿命を背負わされた少女と、何よりも妖艶な女性だったかもしれない—— だけどそんなことはどうでもいい。 今となってはどうでもいいのだ。 それは重要ではない。 「別に、もうこの音は聞こえててもいい」 そう呟いた。 そう思えたことが重要だ。 彼女たちは——この場から去った。 ——本当に、安心したよ。まだ息があるんだね。 朝灼けが夜闇を照らす。 鮮烈なまでに赤々とした血だまり。その只中に自分は仰向けに寝転がって、黒から赤へと急速に変わる空を見つめていた。 赤。赤。 赤い空と対応するように、冷たいアスファルトには赤い血飛沫と赤い血溜まり。 そこには、奇妙にも黒々と塗り潰された立方体や、黒い人型のような物が幾つも転がっている。 誰がやったのか—— 自分がやったのだ——自分は自白した。 自分と、迷言さんが目の前の惨劇を作り出した。 手足は動かない。迷言さんが4本とも持って行ってしまったから。 まさに虫の息と言えるけど、それでも自分は、このまま虫の羽音の幻聴を聴きながら、自分自身が作り出した血の海に沈んで死んでいっても良いと思った。 間違いなくそう思った。 ——まさか君一人が生き残るとは思っても見なかった。こういう世界もあり得たというわけだ。 ——ここにいる連中は全部君がやったのかな?だとしたら大したものだ。いや本当におめでとう。 血で真っ赤に染まった視界を、突然現れた一人分の顔が遮る。 影で隠れてよく見えない。 その人はかがみ込むような姿勢で、ギリギリまで顔を近づけると、不意にそのシルエットの全貌が見えるくらいまで遠のいた。——いや、今の自分は仰向けに寝転んでいる。遠のいたのではなく、この人は単にかがみ込んだ姿勢から起き上がっただけだ。 ただ、それだけの動作だった。 だけど、その人の銀時計が目についた。 ——はじめまして。 ——私の名前は◾️◾️◾️◾️。 誰だ——? よく聞き取れない——? ——転校生だよ。 転校生? ——正直言って、君一人が東京での戦いに勝ち残ると思ってなかったんだ。いやすまないね。これまで"そうじゃない世界"をずっと見てきたものだから、 ——だから、とても嬉しいよ。 どういうことだ? 訳が——わからない。 この人の銀時計が気になる。 ——とにかくだ。 ——君も手伝ってくれないか? 自分は死ぬのではないのか? ——死なないよ。 ——そう、納得がいかない顔だね。まあいい。その辺はおいおい説明させてもらうよ。 ——だって、まずは治療が先だからね。 ——おや、もう喋る気力もないかい?仕方ないね。 ——すぐに君を————連れて行ってあげよう。 《whatdunit(何がやったのか)》 虫の羽音が聞こえてくる。 道端に死体が転がっていたって、驚きはすれど、おかしくは無い。 どこからか虫の羽音が聞こえる。 しかし、幾ら見渡せども、通りには虫一匹見当たらなかった。 ならば、そこには何も無いのだろう。 自分は、もう10分以上、店の扉を見つめ続けている。 実際はそこまで足しげく通ったわけではない————気もする。 だが、その洋館は—— 清貧——優美、かつ大胆——豪壮————可憐。 派手さ以外の賛美を全て兼ね揃えた洋風の御殿だ。 アンティーク喫茶『迷宮入り』と、店の看板にはそう書かれていた。 聞こえる。 何処からか虫の羽音が聞こえる。 ——この場所は、君には見慣れた場所なんじゃないかな? ——転校生には一人に一つ世界が与えられるんだ。 ——とりあえず君の世界としてこの場所をあてがってみた。 銀時計の◾️◾️◾️◾️さんが言う。 誰だ? この人は誰なんだ? ——君が安心してくれると思ってね。 ——まあ、中でくつろいでくれるといいよ。 くつろげるのだろうか。 自分は、『迷宮入り』の中へ足を運ぶ。 ——これで事件は『迷宮入り』—— 聞きなれたような、——そうでもないような———— そんな幻聴が聞こえた気がした。 自分は、◾️◾️◾️◾️さんと洋館の中に入る。 ——いや、いきなり手伝って欲しいなんて言って悪かったね。 ——君には、山乃端一人を探すのを手伝ってほしいんだ。 山乃端一人? 誰だ?それは? ——君は知らないのか。 ——まあ私自身、彼女と知り合いというわけでもない。 聞くところによると、山乃端一人は「一人ではない」らしい。 複数の世界に山乃端一人が観測されており——それ自体は他の人間にもよくあることなのだそうだが—— 彼女の場合、その死が「大規模な戦い」の呼び水となるのだそうだ。 ——「彼女が死ぬから戦いが起きるのか」 ——「戦いが起きたから彼女が死ぬのか」 ——卵が先か、鶏が先か。 ——それは分からないけどね。兎に角、多くの世界でそうなっている。 つまり、端的に言うと彼女はものすごく死にやすい体質ということなのだろうか。 ——まあそうとも言えるね。 ——「彼女が生きている世界が一つくらいあってもいいんじゃないか」と。 自分と◾️◾️◾️◾️さんは、通路を抜ける。 そこには—— そこには、広い空間と、幾つもの錆びついた鉄格子が整然と並んでいた。 何だ—— ——「彼女が生きている世界が一つくらいあってもいいんじゃないか」と、 ——そう考えた人がいる。 何も置いていない、不自然に片付いたラウンジ型の広間。 そこには錆びついた鉄格子が幾つも並んでいる。 虫の羽音が 虫の羽音が聞こえる。 何だ—— いくつかの鉄格子から、鉄格子を引っ掻く音が聞こえる。 その、左から四番目の鉄格子の中に—— 中にいるのは——何だ 何で、自分が中にいるんだ。 ——鏡介という転校生なんですけどもね。 ——私じゃあないですよ。 何だ? 何が、これをやったのだ? こんなことをするのは——人間じゃない。 鉄格子の中に、自分がいる。 自分がいる。僕がいる。私がいる。俺がいる。 それ以外の鉄格子——全員顔が真っ黒に塗り潰されている。 何人かは既に死んでいる。 何だ? 何がやったのだ。 ——私ですよ、ご主人様。 ——◾️◾️◾️◾️です。 見えないのだ。 ◾️◾️◾️◾️さんの顔が見えない。 真っ黒に塗り潰されて見えない。 先ほどからずっと見えない。 最初から見えてなかった。 だからこの人は人間じゃない。 はじめから見えてなかったのだ。 はじめから——? はじめ——とは——いつからだ? 自分は——誰だ? ——やはり、千尋ちゃんを説得するのも限界がありますね。 ——無い記憶は作れないんですね。 ——ああ、こっちの話です。 そういうと、◾️◾️◾️◾️さんは人差し指をその黒く塗り潰された顔に持っていき—— 〼虚 迷言 さんが 現れた。 ——誰だと思いましたか?私ですよ。一丸可詰丸様、ご主人様。 《howdoit(どうやるのか)》 ——まあはっきりいって、私が転校生になれたのは、全くの偶然だったんですよ、ご主人様。 閉鎖された空間。広間にポツンと現れた椅子に縛り付けられた自分は——一丸可詰丸と言う名前らしい。 〼虚迷言さんの理解不能な説明を、もう何度も聞かされていた。 ——転校生は自分だけの世界を与えられるって話はしましたよね? ——詳しい説明は省きますけど——転校生は、自分の世界に好きな人間を連れてこられるんですよ。 ——私は自分の世界にご主人様以外必要としてません。だから、当然、最初はご主人様、一丸可詰丸様を連れてきました。 連れてきた? それは自分のことでは無いのか。 ——だけど、気づいたんですよ。 ——人って死ぬんですよね。ソクラテスだって死ぬんです。 ——死なない人間なんて、居ないんですよ。 ああ—— それはそうですね。 だから—— ——そう、だから ——ご主人様が沢山いればいいかなって 成る程—— 一応理屈らしきものには合いますね ——ええ。 ——だからこうして、いろんな世界を渡り歩いて、一丸可詰丸様、ご主人様を探しては、連れてくるんですよ。 ——だけど、転校生といっても無条件で好きな人を世界に連れ込めるわけでは、決して無いんですよ。 ——これも詳しい説明は省きますけど。 では、自分は—— どうやって—— ——「分からなくすれば」良いんです。 ——まあ掻い摘むと世界に人を連れてくる際に検査みたいなのがあって。 ——「分からない状態」で連れてくれば——そのあとひたすら担当者の子を説得する必要があるんですけど。 ——必死に頑張って説得すれば、大目に見てくれるんです。 それは諦められてるだけでは。 ——そうかもしれませんね。 要するに、自分は全く無関係の人だったけど、一丸可詰丸としてこの世界に連れてこられて——何かフィルターのようなものをとおして——自分自身、そのように認識させられていると言うことですかね。 いみがわからないので、適当に返事した。 ——まあ、そんなところです。 そう言うと、迷言さんは向かって一番左端の鉄格子を指差した。 ——一番最初は、あの人。ご主人様ではありません。 ——私の元いた世界ではご主人様はいなくなってしまったので、この人を連れてきたのですが——二人目を連れてきた時点で死にました。 死んだ。 ——二番目、三番目は、あの人たち。連れてきてからご主人様だと思い込ませようとしたのですが、うまくいかなくて。 死んだ。 ——いえ、生きてますよ。世界というものは最低でも二人以上の人間がいないと成り立たないそうですからね。そういう縛りがあるらしいんですよ。 死んだ。 ——だから死んでませんって。 ——四番目、ほらあそこの鉄格子なんですけどもね。 ——運良くちゃんとしたご主人様に会えたのですが、向こうの私が良く無いことをしたみたいですね。 ——連れてきた時点で虫の息で、だけどこの世界に連れてくることで——良い感じに回復出来たみたいです。 そこには、自分がいた。 何故かメイド服を着せられている。 口元が微笑んでいた。 あの人も—— ——ご主人様を沢山集めるんですよ。 ——今のところ、2人のご主人様がいます。 ——ご主人様、ご主人様の2人です。 ——やっと2人です。 成る程—— 自分を2人も集めて、何をするつもりですか。 まさかどちらの自分がただ一人の一丸可詰丸なのか——殺し合いでもさせようってハラじゃないでしょうね。 迷言さんは人差し指を口元に当てると、微笑んだ。 ——大正解です。ご主人様は私の考えてることが手に取るようにわかるんですね。 ——だから、山乃端一人が必要なんですよ。 ああ。 ああ。 成る程。成る程。 わかった。そこだけわかりましたよ。 ソクラテスは死ぬんですね。 自分がそう言うと、迷言さんは、 とっても嬉しそうに、笑った。 ——ええ。本当にご主人様は私の考えてることがよく分かるんですね。 ——そうなんですよ。人間は死ぬんです。絶対に死ぬんです。その死が戦いの端緒となる山乃端一人とて例外ではありません。 つまり。こういうことだ。 山乃端一人が死ねば、その世界で大きな戦いが起こる。らしい。 だけど、死なない人間はいない。 だから、山乃端一人が存在しているだけで、その世界は大きな戦いが起こることが、絶対に確定する。 ——鏡介という転校生が「山乃端一人を救う」ことを考えているらしいんですけど。 ——それを聞いて、思いついちゃいまして。 だけど、山乃端一人はどうやっても死ぬ。 絶対に死ぬ。 何十年先になるかは分からないが、絶対に死ぬ。 鏡介のやろうとしてるのは徒労だ。 山乃端一人をこの世界に連れてくる。 わかりました。 つまりはそういうことですね。 ——ええ。 ——それから、ご主人様を100人は集めたいですね。 成る程。 それから、山乃端一人には死んでもらう。 ——そしたら、100人のご主人様が私の世界で全員殺し合ってくれるんです。ね、ご主人様。 ——だからご主人様にもメイド服を着てもらって、私と同じ姿になってもらうんです。 ——その方が面白そうなので。 自分は、少し考えてから頷いた。 わかりました。 ——ええ、了解しました。ご主人様。 ——楽しみですね。 そう答えた。 〼虚迷言……転校生。山乃端一人を自分の世界で殺害して一丸可詰丸ハルマゲドンを勃発させるのが願い。 一丸可詰丸A……転校生では無い。プロローグの序盤に出てきた方。過去の先頭で達磨になっている。〼虚迷言のコスプレをさせられている。 一丸可詰丸B……転校生ではない。〼虚迷言のコスプレをさせられる。