約 553,450 件
https://w.atwiki.jp/dmps_fun/pages/1019.html
PREV:ご主人様とデュエマ 中編 NEXT:メイドさんにお客様 前編 ストーリー ……………… メイド チロル あ、これは【プレイヤー】さん メイド チロル 今日は天気が素晴らしいですね メイド チロル はい?機嫌が良さそうに見えます? メイド チロル 確かに悪くないですね最近、ご主人様とのデュエルが充実しているせいでしょうか メイド チロル ご主人様は資産をお持ちですのでデュエルに本格的にのめり込みだしたあたりから メイド チロル とにかく次から次にパックを購入していまして メイド チロル そして、それをデッキに組み込む際の相談役をこの私が担わせていただいております メイド チロル やはりデッキを組む時というのは楽しいですよね メイド チロル それが他人のデッキであっても一緒に考えるというのは、本当に充実した時間です メイド チロル 組み上がったデッキを試す時も、胸が躍ります メイド チロル …まぁ、毎回全力でねじ伏せさせていただいておりますけども メイド チロル …………………… メイド チロル といったところで、デュエル、いたしませんか? メイド チロル ご主人様に付き合う関係で私の腕も向上したように思えるんです メイド チロル 特に奇抜なカードなどへの対処は相当に上がったのではないかと メイド チロル その腕試しを、是非とも メイド チロル 勝利時 …やはりご主人様の相手を務めるばかりでは、私の成長は期待できないようですね… メイド チロル 少しご主人様の相手をしすぎたやもしれません… メイド チロル 近いうちに再戦をそれまでに私も少々腕を磨いておきます メイド チロル …とりあえず街を行くデュエリストに勝負を持ちかけてみたいと思います メイド チロル それでは メイド チロル 敗北時 教育というのは、教えられる側だけでなく教える側も成長するものですね メイド チロル このたびはありがとうございました メイド チロル 自分の成長を確信できる、そんな素晴らしいデュエルでした メイド チロル 大変満足しておりますそれでは、そろそろ夕餉の準備がありますので メイド チロル 失礼いたします メイド チロル PREV:ご主人様とデュエマ 中編 NEXT:メイドさんにお客様 前編
https://w.atwiki.jp/dmps_fun/pages/1018.html
PREV:ご主人様とデュエマ 前編 NEXT:ご主人様とデュエマ 後編 ストーリー …ふぅ… メイド チロル あ、これは【プレイヤー】さん…こんにちは メイド チロル え、私が…ですか?そんなに元気がないように見えましたか メイド チロル ……………… メイド チロル メイド失格ですね メイド チロル メイドたるもの、いついかなる時とて平静でいないといけません メイド チロル …え、原因ですか?……いえ、そんな…… メイド チロル …………………… メイド チロル …ご主人様を満足させるために日々お相手をさせていただいているのですが… メイド チロル それで少々、疲れが… メイド チロル …すみません!今のは失言でした取り消させてください! メイド チロル いえ、き、聞かなかった事に!どうか…! メイド チロル ……………… メイド チロル …すみませんこんな自分が情けないです… メイド チロル 今まで知りませんでした…こんなにご主人様のお相手を務めるというのが… メイド チロル …わざと負けるデュエルなんて、デュエルじゃありません! メイド チロル こんなにストレスがたまるものだなんて… メイド チロル ……………… メイド チロル あの、もしよろしければ…デュエルの相手…お願いできませんか? メイド チロル 嘘偽り、義務…そうした一切のしがらみのない身も心も燃えるような…そんな… メイド チロル 全力のデュエルをしたいんです! メイド チロル ですから、どうか…! メイド チロル 勝利時 …あぁっいいですね、凄くいいです メイド チロル …負けるのがこんな快感を伴うものとは… メイド チロル 本気でデュエルをすれば勝敗など些細な問題なんですね メイド チロル 本気でない事が一番のストレスだったようです メイド チロル ……………… メイド チロル もし、私が本気でデュエルをしたら…ご主人様は何と言われるでしょうか… メイド チロル 少し、それが気になります メイド チロル ……………… メイド チロル でも、今あなたとのデュエルはこうして負けても気持ち良く、楽しかった… メイド チロル この感覚をご主人様にお伝えする事ができたら メイド チロル …本気でやっても許してもらえるでしょうか メイド チロル …少し、考えてみますね メイド チロル 敗北時 ………………… メイド チロル 私の勝ち…ですか メイド チロル …お優しいんですね メイド チロル 私がわざと負け続ける日々に疲れているからと、わざと負けてくださったんですね メイド チロル ……………… メイド チロル 何だか少し欲求不満は残りますが……ありがとうございました メイド チロル …お屋敷に戻らないといけない時間ですので…このへんで…それでは メイド チロル …ふぅ… メイド チロル PREV:ご主人様とデュエマ 前編 NEXT:ご主人様とデュエマ 後編
https://w.atwiki.jp/nekomimi-mirror/pages/120.html
こっちをむいてよ!! ご主人様 第7話 シャワールームのカランをひねるとすぐに適温のお湯が出てくる。 『シャ――――』 熱いお湯がぼくのカラダを叩いて、体の芯の熾火のような、とろりとした疲労を ゆっくりと押し流していく。 ぼくが溜息をつくと、そこはかとなくぼくに移ったご主人様の残り香が湯気の 立ち込めるシャワールームにほんのりと漂った。 「ふあぁ・・・ご主人様の匂い・・・」 ついさっきまで絡み合い、燃え上がっていたご主人様のあられもない痴態を 思い出してしまうぼく。その香りを洗い流すのはもったいないような気がするけど、 明日はお城の給料日で朝が早いのでちゃんと今日は汗を流して寝よう・・・ ゆったりとしたシャワールーム。ちゃんと毎日掃除してるからレモンイエローの タイルは目地まで真っ白ピカピカ。目の前の大きな鏡は防露処理がしてあって、 どんなに湯気が出ても曇らない。シャワーを浴びる色白のぼくが鏡に映ってる。 「あっ・・・やっぱり跡が残ってる・・・」 ぼくは鏡を覗き込む。ちょうど鎖骨の上辺りの首筋に紅くキスマークが残っている。 さっきご主人様が嫌がるぼくに・・・ 「お前はわたしのモノにゃあ!!その証拠をつけてやるにゃあ、ちゅううう・・・」 「あっ・・・明日、たくさん人に会うのに・・・だめ・・・」 「にゃは!!ココがまた元気になってるにゃあ・・・もう一ヶ所はここにつけて やるにゃ!! 」 「うわあああん!!ご主人様ソコはそんなに吸っちゃだめ――っ!!」 『はふ・・・あの後、また立て続けに・・・ご主人様いつもより激しくて・・・』 熱く吐息をつく。さっきのクライマックスを思い出してシャフトが反応しかけちゃう ぼく。 「はわわわ・・・」 シャワーの温度を下げて慌ててアソコを冷ますぼく。ぼくはその時シャワールームに 誰かが忍び込んできた音に気がつかなかった・・・ いきなりだった。鏡に背後のカーテンから突き出された二本の腕が映る。 「えっ!! 」 ぼくが振り返るまもなくその腕はぼくの首に巻きついて口元を押さえる。 「もがっ!! むぐぐ・・・」 じたばたと暴れるぼく、苦しくて息を吸い込む。侵入者の手には何かタオルが 握られていてぼくの口元を押さえてる。 『あれ・・・南国の果物のニオイ・・・』 そんな香りと引き換えに、ぼくは意識を失ってシャワールームに崩れ落ちる・・・ いや最後に何か聞こえたような・・・ 「にゃふ・・・」 翌日・・・ 城下町への道を歩く、ミルフィとソラヤ。ミルフィはお城からの月々の化粧料と 父親からの仕送りが入金されて機嫌が良い。日傘をくるくる回してミルフィは言う。 「ふふ・・・ソラヤ、何か欲しい物があったら言いなさい・・・あのマナと違って わたくしには仕送りをしてくださるお父様がいるんですもの、遠慮しなくていいわよ」 「ご主人様、ボクはそのキモチだけで・・・」 感激してうるうる言うソラヤ。 「まあ、ソラヤったら・・・んっ?なにかしら・・・」 前方に砂ぼこりが上がっている。それがみるみる大きくなって・・・ 「ご主人様!! あぶないっ!! 」 素早く、道の端にミルフィを引張るソラヤ。その身のこなしは只者ではない程 素早い。 『バカラッ!! バカラッ!! 』 さっきまでミルフィのいた所にうなりを上げて通過するのは、真紅のクレイプニール。 それに騎乗するのは燃えるような赤毛の姫将軍。あおられて空に舞う白い日傘。 「なっ、なっ!!あれリナじゃないの!!な、なんとかいいなさいよ――っ!!」 あっという間に城に消えていったリナめがけて毒づくミルフィ。はためくスカートの 裾を押さえつつ、ミルフィはリナの赤い皮鎧の胸元から飛び出て宙を舞う紙切れを 見つけた。ひらひらと何処かへ飛び去ろうとしている。 「ソラヤ・・・あれを・・・」 すぐにソラヤがその紙切れを押さえてミルフィの元に持ってきた。紙切れには グリグリと汚い字でこう書いてある。 「なになに・・・ 『わたしの召使い売りますにゃ 一人あたり2000セパタ、ポッキリ びた一文、まけないにゃ、マナより』 ・・・何これ?」 ソラヤの顔がすっと曇る。 「マナ様の召使いのお兄さま・・・売られちゃうの?」 「まさか!!あの召使いなら値段に0があと二つ足りないわ・・・もちろん値打ちは ソラヤの方が上ですけど・・・」 「でも・・・」 哀しそうなソラヤ。ミルフィは自分の召使いに甘い。 「ふふ・・・ならば、様子を見に行きましょう、ホントに売られていればこのわたくしが 買い取ればいいだけのこと・・・」 ソラヤが満面の笑みでミルフィの腰に抱きつく。 「本当ですか!!じゃあボク、『お兄さま』が欲しいです!!」 主従はゆっくりとお城に引き返していく。これから起こるとんでもないコトを 知らずに・・・ リナは自分の愛馬、クレイプニールの『セキテイ』をお城の馬小屋に叩き込むと 直接マナの部屋に駆け込む。ノックもせずにかって知ったる廊下をずかずかと進む。 そしてリビングではなく、作業室のドアノブに手をかけた。 『バ――ン!! 』 勢い良く開けた扉の向こうにはリナの姉と妹がいる。 「あはっ、リナおそいよ――」 妹のユナはあいかわらずロリータなボディを黒系のひらひらの多いドレスで 包んでいる。銀色とも灰色とも違う錫色の髪は今日もきっちりツインテールに してあり、大きなリボンが一段と目立つ。こんな可愛い格好をしているが薬屋を 経営していて、まともに父親がいる猫姫よりお金持ちだ。ちなみにリナは少しユナが 苦手でもある。 「う、うむ・・・」 リナが頷くと姉のマナがせわしく声をかけた。 「にゃにゃ!! ちゃ――んと持ってきたかにゃ?」 白衣を着たマナが手を出してリナを覗き込むように言う。機能的にきっちりと 髪をまとめ、禁欲的な白衣を着ているものの、白衣の下はいつものように扇情的な ほどの薄着。ホットパンツにノースリーブのYシャツ。シャツはだらしなく上の ボタンを留めていないから胸の谷間が丸見えになっている。 リナは何でこんなだらしない姉に、よくあの召使いが愛想を尽かさないのかを いつも不思議に思う。 「こ、これを・・・月謝を前借りしてきた・・・」 そして自分が師範をしている武道場の月謝と今までのなけなしの貯金の入った 紙袋を出した。もったいない気持ちをぐっと飲み込んでマナに突きつける。 「ここに2000、必ずある!! 」 『ガシャ』とマナに押し付けた紙袋が破けてそこから何枚か小銭が散らばる。 「こ、コレで本当に私にも召使いが手に入るのか!! 」 「まかせるにゃあ!! 」 ポヨンと胸を叩くマナ。すかさずユナにも手をだす。ユナは顔色一つ変えず、 ポーチからでっかいがまくちを取り出すと手の切れそうな帯封つきの札束を4つ マナに渡す。 「はい・・・4000セパタ。ユナねー、召使い君二人欲しいなぁ」 凄まじい大金を前に無邪気に微笑むユナ。大金慣れしてないマナとリナは顔が 引き攣ってる。 「だ、大丈夫にゃあ!!召使い二人でも全然オッケーにゃあ・・・さあて・・・コレを みるにゃ!! 」 マナは目の前の大きな機械らしき物にかぶせてあるキャンバスをバッとめくった。 「これは・・・」 「へ――・・・」 様々な計器のついた大きな機械が目の前に鎮座している。そしてその機械から ぶっといパイプがつながれている。そのパイプの一方は、大きな円筒形のガラスに つながれて、そこにはマナの召使いが全裸で閉じ込められていた。薬で眠らされて いるのか意識を失っている。そして片方のパイプはなぜか白色の洗濯機に繋がっている。 この余りにインチキ臭い機械に抗議の声が上がる前にマナは叫んだ。 「にゃにゃ!!今度の発明はすごいにゃ!!どんな生き物も複製できる機械にゃ!!」 「・・・・・・」 手を広げ拍手を待つマナ。しかし妹達の反応は鈍い。しかたなくぶつくさ言いつつ 機械に向き直る。 「にゃっ!! 結果を見てひれ伏すにゃよ!! 」 マナはスイッチをひねり、メーターを一つずつチェックしていく。このときばかりは 真剣な顔をしている。すると、洗濯機は『すすぎ』の状態でゴンゴンまわり出し。 マナの召使いの閉じ込められてる円筒には上から『ゴボゴボ』と水が落ち始め、 みるみる底に溜まっていく。 『・・・!! ・・・!! ・・・!! 』 お尻を浸す液体の感触に目を覚ました召使い。ネコ姫様達を見つけてガラスを 叩き、助けを求めるがガラスは相当厚いらしく、パントマイムのように音一つしない。 「あ、姉上・・・だ、大丈夫なのか?」 三姉妹の中でキレてさえいなければ、もっとも常識人のリナが心配そうに言う。 マナは計器を調節しながらうるさそうにリナに言った。 「平気にゃ、バイタルの中でも呼吸はできるにゃ」 うっとりと機械を眺める目つきはもうすでにマッドサイエンティストの目だ。 「これで、召使い君のコピーができるの?」 黒のレースのスカートをしゃなりと揺らしてユナが聞く。首を傾げたその様子は 2人の姉とは違い『美人』よりも『可憐』にベクトルがある。ちなみにマナの部屋は 『土足禁止』なので、ブーツを脱いだふくらはぎが目に沁みるように白い。 「コピーじゃにゃいにゃ!! 本物にゃ!! 」 ムキになって言うマナ。二人を振り返って言う。その背後ではついにバイタルが 縁まで満たされた筒の中で可哀想な召使いがぐったり漂ってる。 「コレは、今までの単なる双子クーロンじゃにゃくて、細胞の再構成と促成。 記憶の物質変換と転送。そして形態の記憶による完全クーロン・・・ すなわち本物にゃ――――っ!! 」 うっとりと視点の定まらない目で呟くマナ。イッちゃったマナを恐々と見てる二人。 その時、洗濯機の終了チャイムが『ピ――ン』と鳴った。 「にゃふふ・・・できたにゃあ!! 」 『バタン』と大型洗濯機のフタを開けて手をぐるぐると探り入れるマナ。そして 一気に中のモノを引っ張り出す。 「そうれっ!! 」 ざばざばと洗濯槽の中から出てきたのは、まごうかたなきマナの召使い。 「おおっ、なんとっ!! 」 「ひょえ――!! 」 妹達の感嘆が同時に上がる。出来たてホヤホヤの召使い君は洗濯機の攪拌で くるくる目を回している。すかさずユナが近寄る。 「うわ~!!ホントに生きてる・・・えへへ、今日からユナがご主人様だよ~」 といち早く、ちゃっかり確保してしまうユナをみて、慌ててリナが我に返る。 「あわわ・・・あ、姉上っ!! 私にも早くっ・・・」 洗濯機に駆け寄るリナ。 「今、作ってるから慌てないにゃ・・・あっ!!コラ、今開けたら・・・」 「ひいいいいっ!! ・・・」 中を覗き込んだリナが顔を青くして飛び退き、壁際にしゃがみ込む。 「・・・リナ?どうしたの・・・」 「うう・・・物体Xがあの中でぐるぐると・・・」 などと軽いハプニングはあったものの、何とか三体の複製は終わった。おかげで 手狭になってきたので三人の召使いを担いでリビングに移動する猫姫達。当然、 本物の召使いはふよふよと機械に漂ったままだ。 鼻歌を歌いながらリビングに移動する一行、それぞれ今後の楽しい妄想に気を 取られたのか、作業室のドアの影に約二名、こっそり潜んでいるのに誰も 気がつかなかった・・・ とりあえず、マナの召使いにパンツとシャツだけ着せておいて三体をリビングの 床に並べる。こんな近くで見ても全く違いが分らない。シミ一つない真っ白な首筋に バイタル溶液の透明なしずくが落ち、鎖骨のくぼみにひっかかっている。ゴクリと 唾を飲み込むユナとリナ。 「さて、起こして新しいご主人様と対面させるかにゃ・・・」 「わ~!!!」 『ぱちぱち・・・』と現金にもさっきとは違い、今度はすかさずマナをおだてるように 称える二人。マナはまんざらでもない顔で小さく呪文を唱え、三人の召使の額を ちょんちょんと指でつつく。 「ん・・・んん・・・」 低く唸って、身を起こす三人の召使い達。まだ目は少し回っているものの、すぐに 自分のご主人様を見つける。一斉に叫んだ。 「ご、ご主人様ヒドいです!!ぼく、溺れて死にそうに・・・ええっ!!」×3 互いに自分の複製を発見する三人。 「な、なんでぼくが三人も・・・」×3 驚愕する召使いにマナが言う。 「にゃふ、ちょっと複製してみたにゃあ・・・おまえたちは今日からリナとユナの トコへ行って働くにゃあ」 後ろでがくがくと激しくうなずく二人のネコ姫。でも召使いは三重奏でマナに 訴える。 「ご主人様・・・ぼくをいくらで売ったんですか・・・」×3 でろでろと黒いオーラが立ち込める。いつもより3倍の勢いに押されてのけぞるマナ。 「にゃ、にゃ・・・おまえ達はわたしの研究の立派な礎としてにゃ・・・」 いきなり召使いの一人がマナに詰め寄り、マナにしがみついて言う。 「ご、ご主人様、ぼく本物なんですよね!! 」 「当たり前にゃあ!!わたしの理論はカンペキにゃあ!!」 威張るマナ。しかし、次のセリフに凍りつく。 「じゃあ、ぼくをご主人様のトコに残してっ!!もっと一生懸命仕えますっ!! こっそり貯めたヘソクリも出しますっ!! 」 「にゃ、にゃんと!!・・・ヘソクリが・・・いや問題はソコじゃにゃくて・・・」 予期せぬ展開に慌てるマナ。それを見た他の二人が口々に言う。 「ずるいっ!!抜けがけするなんて!!ご主人様、ぼくを残してくれたら今日から 毎日晩ゴハンは『カツオのたたき』にしたげます!! 」 「にゃ!! 本当にゃ!! 」 ヨダレを流して叫ぶマナ。その召使いをもう一人の召使いが突き飛ばし、割って 入る。 「ねぇ、ご主人さまぁ・・・明日から朝起こすとき、お口でキスして起こしてあげる・・・ だ、か、ら・・・パンツは穿かないで寝てくださいね・・・」 「にゃ、にゃ・・・それは・・・いいかも・・・にゃ・・・」 食い気とは別のヨダレを流すマナ。 「きゃ――っ、きゃ――っ!!ドコにキスするのか、ユナわかんなーい」 「ふおおおおおおっ!! ぱ、ぱ、ぱん・・・」 後ろで鼻血を吹きそうになって首の後ろを叩いたりしてる部外者の二人。 エキサイトし始める召使いたち。 「こ、この・・・ぼくのクセに色仕掛けなんて恥ずかしくないのっ!!」 「そーだ、そーだ!! 」 「う、うるさいっ!!ぼくが今ココにいるぼくのなかでご主人様に一番ふさわしい ぼくなんだモン!! 」 と、分りにくい言葉を駆使してワキワキ揉み合う三人。着せたシャツと下着の デザインが同じなので目がおかしくなりそうだ。 「ケ、ケンカはやめるにゃ・・・」 冷たく、全員リストラするとも言えずに慌てるマナ。召使い達は互いのほっぺを つねったり、耳を掴んだりしたまま、ギリギリと振り向いてマナを据わった目で 睨みつける。 「じゃあ!! ご主人様が選んで!! 」×3 一瞬だけ互いに牽制した召使いが争うように肌着を脱いでマナを押し倒す。 「にゃ~ん!! だめにゃあ~!! 」 あっという間に、三人の召使いに服を剥ぎ取られてしまい、悲鳴を上げるマナ。 でもすごく嬉しそうなのが語るに落ちてるという感じだ。 取り残されたリナは指を咥えて物欲しそうにマナ達の4Pを眺めるしかない・・・ 「ああっ!!あんな・・・無理やり・・・もうこんなに大きく・・・」 思わず、手が自分の胸に伸びそうになった時『ぼす』と肘でお腹を突付かれる。 「ぐふっ・・・!! な、なんだユナ・・・」 いたずらっぽく笑ったユナが我に返ったリナを見上げて言う。 「ねえ・・・作業室に行ってね、もう三体召使い君をユナ達で作って、自分の部屋に 持って帰るの・・・どう?リナも待ちきれないんでしょ・・・」 確かにもう調整済みのはずだから、難しい操作は必要ないかもしれない・・・ 「しかし、勝手にやったら・・・姉上が・・・」 二の足を踏むリナにユナが甘い誘惑のコトバを振りかける。 「もうお金渡したからだいじょうぶ!!・・・それにさ今ならリナも召使い君、 二人持ち帰れるかもよ・・・そしたら今日の夜は・・・」 「むう・・・はあはあ・・・」 両脇に召使いを侍らせてる自分を妄想して興奮してくるリナ。 そう、道場から帰ってくると、お城の自室で待ってるのはいつもの冷たく暗い 部屋ではなく、そこには召使いがいて・・・ 「ご主人様っ!!お仕事ご苦労様ですう!!ゴハンにします?それともお風呂? どっち・・・?」×2 「・・・も、もちろん、お前達両方――っ!! 」 ガバッと玄関で召使いを押し倒すリナ。 「あ~ん、こんな所で~!! 」×2 「・・・ふはは・・・こら、あばれる・・・ゲフッ!!」 「ちょっと、リナっ!! ・・・ケホケホ・・・」 ユナを抱き潰す寸前で、ボディへの膝蹴りがヒットして我に返るリナ。 「わっ!! す、すまん・・・」 「もう・・・で、どうなの?お互い、召使い抱えてとっとと戻りましょう」 ユナはくんずほぐれつしてるマナ達を苦々しく横目で見て言う。 「そ、そうだな・・・うん、召使い君を作ってコッソリ持って帰るか・・・そうそう、 あんな感じに・・・んっ!? 」 リナはリビングから続く廊下を、水の滴る出来たての召使いを両脇に4人も抱えて 忍び足で歩いているネコ姫を見て思わず混乱する。そのネコ姫はご丁寧にもレースの ハンカチでほっかむりしてる。そこから溢れる豪奢なブロンドを見てユナが唖然として 言った。 「ち、ちょっとあれ・・・ミルフィじゃない?」 「ぎく!! 」 発見された不審なネコ姫が振り返ればまさしくミルフィ。慌てて逃走しようと するが、欲張りにも4人も召使いを抱えているものだから、あっという間にリナに 捕獲されてしまう。 リビングに引きずり込まれたミルフィはふて腐れたようにお姫様座りしてソッポを 向いてる。その少し後ろでしゅんと正座して俯いているのはソラヤだ。 「こ・・・このドロボウ猫っ!! 」 怒りに燃えたリナが仁王立ちしている。赤い髪は燃え立つように逆立っている。 ソラヤが『ひっ!!』と小さく悲鳴を上げてミルフィに縋りつく。ミルフィも流石に リナの迫力に押されたのか言い訳をぺらぺらとしゃべる。 「ち、ちょっと取り込み中でしたから、気を使ってセルフサービスしたまでですわ!!」 「聞く耳もたん!!・・・お前ほどの者が盗っ人など・・・」 溜息を付くリナにミルフィは慌てて叫ぶ。 「し、失敬なっ!!ちゃんと代金は払いますわよ!!そんなに見くびらないで ちょうだい!! 」 ほっかむりで乱れた金色の髪をかきあげて抗弁するミルフィ。しかし現行犯だけ あって、旗色が悪い。 「ご、ごめんなさい・・・ボクが・・・ボクが『お兄さま』が欲しいってわがまま言った から・・・」 べそをかくソラヤ。言葉では幼い子供が母親に兄弟をねだっているような 微笑ましさがあるものの、そんな清純な目的で『お兄さま』を欲しがっていないのは ここにいる全員が知っている・・・ 「要するに、お金は払うけどお姉さまに頭を下げるのはイヤなんだよね~くすっ・・・」 外見はともかく、人を見る目はしっかりしているユナがささやく。図星を指された ミルフィががっくりうなだれて白状する。 「ううっ・・・あのマナの事ですからきっと『三べん回ってワン!!って言ったら 売ってやるにゃあ!!』とか言うに決まってますわ!!この王位継承権第1位の わたくしに・・・」 そのまま、クスンクスンと泣き出す。「ご主人様・・・だいじょうぶ・・・」と涙を 拭いてあげるソラヤ。 「ま、まあ・・・姉上ならやりかねないが・・・じゃあ、しかたない・・・いたっ!!」 思わず同情しかける単純なリナ。そのまま、見逃してやろうとして口を開いたが ユナに足を踏まれる。すかさずユナが言った。 「あのねぇ、リナが見逃してやるからその複製は置いてけって言ってるよ~!!」 「え~っ!!せっかくわたくし自ら操作して造ったのにい・・・」 口を尖らせて抗議するミルフィ。どうやらウソ泣きだったようだ。 「き、貴様は・・・」 リナが激怒しかけたその時・・・ 『ミシッ・・・』 「んっ?」 リナが赤毛の耳をピンと立てる。何かヘンな音、隣の部屋から・・・ 『ミシ、ミシミシ・・・バリ――ン!! 』 厚手のガラスかなにかが割れる音。リナの頭の中で今のガラスの破損する音と 複製製造機の円筒のガラス筒が重なる。 「しかし・・・なぜだ?・・・」 頭をひねるリナを尻目に、ユナがのほほんとミルフィに問いかける。 「ねえミルフィ?もしかして~複製造り終わってから、ちゃ~んとスイッチ切った?」 さあっと顔色が白くなるミルフィ。 「わ、忘れちゃったかも・・・」 三人の脳裏に恐ろしいことに発展しつつある隣の部屋の状況が浮かんだ。 「み、みんな、急げっ!! 」 作業室に走っていく三人のネコ姫とソラヤ。 部屋に残されたのはマナと複製召使が7人。実にシュールな光景である。この部屋の 主はその危機的状況も知らず、目の前に立たせた三人の召使のシャフトをかわるがわる しごき立て、うっとりと見比べるのに忙しいようだった・・・ 「うおおおっ!! これは・・・」 作業室の前で凍りつくリナ。厚い扉はもうはちきれそうに膨らんでる。扉の隙間から 声が聞こえてくる。 「ご主人さま――っ、ご主人さま――っ!! 」×145 なにか、大きな石の下にぞわぞわ、うじゃうじゃと大量に虫がいるような、そんな おぞましい雰囲気に通じる物がある。 「お、お前が開けろ・・・」 先頭のリナがミルフィを前に押し出す。 「な、なんでわたくしが・・・」 へっぴり腰でリナ達に向き直り抗議するミルフィ。 『バギッ!! 』その時ミルフィの背後で致命的な音。 「あっ、開いた・・・壊れたって言うのか・・・」 ユナが呟く。 「へっ!? ・・・」 おそるおそる振り返るミルフィ。 「ご主人様――――っ!! 」×145 マナの召使いのビッグウェーブが廊下の四人を襲う。あっという間にリビングに 逆戻り・・・ 「わあああっ!! 」 マナの前に投げ出される四人。それを囲むように150人近いマナの召使いが 呆然と立ってる。どうやらマナが自分とエッチしてるのにショックを受けてるみたい・・・ 「な、何の騒ぎにゃっ!! 」 三人を一列に並べて両端の召使いを手でシコシコしつつ真ん中の召使いにお口で フェラチオしてたマナが顔を上げて叫ぶ。 「・・・・・・!?!?!?」 リビングにマナ達を中心にして召使の集団が囲んでいる。奇妙な沈黙が部屋を包む・・・ その時、マナの手で休まずシコシコされ続けてた召使いが、か細い悲鳴を上げた。 「あっ、あっ・・・ご主人様っ、ぼくイッちゃう!!」×2 『ピュッ、ピュッ!! 』 白濁はクロスしてマナの顔にかかる。そして決定的な異変はすぐ起きた・・・ 「ああっ、ふはあああん・・・」×2 『ふしゅうううう・・・』 イクと同時に空気に溶け込むように消えてなくなる召使い。 「き、消えましたわ・・・」 「にゃっ!! そんなっ、失敗きゃ?」 目をうるうるさせてがっくりするマナ。 召使いの人垣の中、ネコ姫達の視線が絡まり合い、アイコンタクトしていく。 リナが考える。 『どうやらイクと消えてしまうらしいな・・・』 ・・・チラ、ユナを見た・・・ 『お金を払ったんだからユナも召使い君一人は持ち帰ってもいいよね~!!』 ・・・チラ、ミルフィを見て・・・ 『ガラス筒が割れたから、この中に本物が一人いますわ・・・』 ・・・チラ、ソラヤを覗き込む・・・ 『本物はイカせても消えなくて・・・ポッ・・・本物のお兄さまをイカせた人が・・・』 ・・・チラ、お兄さまを見つめて・・・ 『ぼく、ご主人様にイカせてもらわないとホントに他の人に売られちゃう!!』×150 ・・・チラ×150、ご主人様を見ると・・・ 「ま、待つにゃ・・・落ち着くにゃ・・・」 立ち上がり、逃げ腰のマナ。黒いシッポが自分の貞操?の危機に緊張してる。 じり・・・人垣がせばまる。そして堰を切ったように襲いかかるマナの召使い。 「ご主人様っ!!本物のぼくをイカせて――っ!!」×150 「にゃ――っ!! ホントに死ぬにゃ――!! 」 召使いに埋まるマナ。そのマナの召使いを後ろから引っぺがして片っ端から 犯していくネコ姫たち。 「ふおおっ、お前!! お前もっ!! ハァハァ・・・」 次々と召使いを組み敷いていくリナ。 「どう?ユナの手、イイでしょ、イイでしょ!! 」 ねっとりと口と手を使って追い立てるユナ。 「ホラ、我慢せずにイっていいのよ、どんどんイクの・・・」 マナの召使いにまたがりつつ、さらに胸で挟み込むミルフィ。 「あああんっ!! 広がっちゃう――っ!!お兄さま――っ!!」 あえて言うまい・・・ 今日は一日長くなりそう・・・マナのリビングは終わりのないセックスのニオイで 淫靡に充満していく。 「あっ、あっ!!ぼく、ぼくイカされちゃう――っ!!」×2 四つん這いにさせ、二人並べたマナの召使いが同時に達する。びくん、びくんと しゃくりあげるシャフトの感触を楽しみながらユナは得意の計算した。 『10分で二人もイカせちゃったから、1時間で12人、2時間なら24人近く さばけちゃうかも・・・このペースならユナが本物見つけられるかもっ!』 などと皮算用して、次の獲物を引っぺがそうとすると、いきなり後ろから抱き すくめられる。 「な、なにっ!? どうしたの?」 思わずつんのめって、今度は自分が四つん這いになってしまうユナ。 「えっ!? ちょっと・・・」 「ユナ様――っ」×12 わらわらと自らユナにかぶさってくる召使い。どうやら、マナの相手にあぶれて しまった召使い達が興奮のあまり、無差別に他のネコ姫たちに襲いかかっているようだ。 「あっ!!だめっ、こら・・・んんっ、脱がしたらだめだよ――っ」 慌てて身を起こそうとするユナだが、何本もの手が総がかりでユナの体を床に 押し付ける。 顔を床に押し付けられた四つん這いの格好で黒いドレスの裾を『ぺろん』とめくり 上げられてしまうユナ。たっぷりした黒のドレスの裾の中心に、黒色のコットンに 包まれた小さなお尻が剥き出しになってしまう。 「あっ、見ちゃダメ!! 」 顔を真っ赤にして恥ずかしがるユナ。でも逆に押さえつけられてる所為で誘うように カワイイお尻がふりふり揺れるだけ。 羞恥に震えるユナだが、お尻を見られて恥ずかしいわけでない。今日こんなことに なると思ってなかったユナは、いつもの勝負下着のガータベルト、ストッキングは おろか、胸はビスチェでもキャミソールでもなく、うかつにもシュミーズと、何の 変哲もないコットンパンツなのが生尻を見られるより恥ずかしい。しかしその 恥ずかしさもすでに肉欲のトリコになった召使い達のせいですぐに終わる。 『ぷるん』 黒のパンツをずり降ろされると黒いドレスと濃紺のシュミーズの中心に白桃のような お尻が現れた。まだ肉ののりきっていないお尻は硬そうにプルプルと震える。ピッタリ 閉じれば隙間の出来そうな太ももは、さっきの羞恥でほんのり紅く染まっている。 召使いはユナの後ろに回るとマナやリナと同い年とは思えない程の細い腰を『ぐっ』と つかむ。 「ひっ、だめぇ!!ユナ、たくさん濡らさないと入らないよぉ――!!」 細い太ももの間を召使い君のたくましいシャフトがゴリゴリとこすられる。ユナは マナの召使いの可愛い顔に似合わないほどの凶暴なシャフトに恐れおののく。 『くちっ・・・』 指で大きく秘所を広げられる感触。 「だめっ!!お願いっ!!ユナ・・・ユナ、コワれちゃうよぅ――!! 」 そんな言葉も委細かまわずユナの手首ほどもある先端が押し付けられた。 『ミチミチミチ・・・』 「ひぎいいいいいっ!! 」 身長、公称142センチ、実質131センチのユナのカラダが野太いシャフトに 貫かれて大きく反り返る。アソコはもうピッタリと引き伸ばされて痛々しい程・・・ 「ううっ・・・あくっ、ユナだめって言ったのにぃ~んきゅうぅ・・・」 涙ぐむユナに基本的には優しい召使いが慌ててユナをなだめ、励ます。 「泣かないで・・・頑張ってユナ様・・・」×12 そして周りに取り付いている全員がユナを愛撫し、舌を這わせていく。 「ひゃうっ、ひくっ!!あわわ・・・だ、誰が・・・何がなんだか・・・んふぅ・・・おっぱいの 先っぽひっぱったらだめだよ~!! 」 体中を這い回る12枚の舌、60本の指に魂を飛ばしかけるユナ。その隙に秘裂に 食い込んだ極太のシャフトがゆっくりと、ゴリゴリとユナを犯し始める。 「んっ・・・あっ・・・太いよぅ・・・奥まで届いてるぅ・・・」 すぐに声に甘いモノが混じってきた。3分の2ぐらいしか入っていないシャフトからも、 エッチな『にちゅ、くちゅ』という音が混ざり始める。 「んんっ・・・ユナ様のキツくて・・・ぼくもう・・・んっ、んっ・・・」 激しく腰をシェイクさせる召使い。徐々にシャフト全てがユナの慎ましい秘所に 叩き込まれていく。入れるとユナのトロリとした愛液が押し出され、引き抜けばユナの ピンクの花びらが抉り取られるかのようにめくり上がりシャフトのカリでコスられる。 「おあっ!!ひいいっ!!ドンドン突かれてるっ、奥が、奥がコワれちゃう!!だめっ、 だめっ!!うああああん!!だめっ、ユナ、イッてる、もうイッてるの――ッ!!」 ユナが背筋を快感にわなわなと反り返らせる。召使い君も同時に叫ぶ。 「ぼく、ユナ様の奥でどぴゅどぴゅするっ!!あんっイクっ、イクっ、イク――!!」 ついにシャフトを根元まで深々とめり込ませて射精する召使い。シャフトの脈動と 共にユナの小さなお尻に押し付けられた腰がビクン、ビクンと痙攣し、行き止まりの 子宮口をグリグリと刺激する。 「うあ・・・出てる・・・お腹パンパンでとっても気持ちイイよう・・・」 ユナも同時に、立続けにキワまる。内部の容積が圧倒的に不足しているせいで、 秘裂の接合部から二人のミックスジュースが勢い良く『ビュブッ、ブチュ』と 吹きだしてネットリと太ももにつたい落ちる。 その様子を四つん這いのユナは下から覗き込むようにぼんやりと見つめ、余韻に 浸っている・・・ 『はふぅ・・・ユナ、10分で4回イッちゃった・・・2時間もしたら50回ぐらい イカされちゃう・・・』 そんなユナはすぐに現実に引き戻される。 『ずにゅううう・・・』 「んん――っ!! あふ、休ましてぇ・・・」 休むことなく、代わりのシャフトがユナの秘所に侵入する。激しく腰を使われながら 懇願するユナの顔はすでにイキかけてもう蕩けそうだった・・・ かわってミルフィはというと・・・ 召使いを騎乗位で犯しつつ自慢の巨乳で目の前に立たせたもう一人をパイズリしてる。 腰使いはひそかに少しぎこちないかも・・・ 「んっ、はんっ・・・ソラヤの大きさに慣れてるから、少しキツイ・・・」 むっちりとした太ももで召使の華奢な腰をはさみつけ、アソコでも締め付ける ミルフィ。時おり召使いが下から突き上げる度にイキかけては照れ隠しに今のような 言い訳をしている。 そんなミルフィに新たにマナの召使いが後ろから近寄って言う。 「ミルフィ姫、ウソばっかり。下のお口はこんなにおいしそうに咥えてるのに・・・ もう、ミルフィ姫の本気汁でぼくのシャフトがネトネト・・・あれ?ぼくのご主人様より 白くて濃いみたい・・・」 「ひうっ、んっ・・・白いのはぁ、あなた達の精液ですわ・・・くふっ、ああん・・・」 必死で言い訳するミルフィをいとおしそうに見つめる召使いは背後からミルフィを 抱きしめる。『ちゅ、ちゅ』とミルフィの金色のネコ耳を嬲りながら囁く召使い。 「でもさっきからミルフィ姫がイク度にヨーグルト見たいのが出て来るんだもん・・・ ほらこんなにエッチにぼくのシャフトにからまって・・・」 もう一人のぼくが犯している接合部を指でさぐる、ミルフィの耳元で囁いてるぼく。 『にちゃ、ずちゃ、ぐぷっ・・・』 その言葉に乗せられて思わず耳をすまし、卑猥な抽送の音を聞いてしまうミルフィ。 思わず立ちくらむほど、顔に血がのぼってしまう。それが、新たな快感の呼び水に なってしまい、ミルフィを激しく揺さぶった。 「そんなコトありませ・・・ひっ、んあっ!!ま、またクルっ、気をヤルっ!! あひあああん!! 」 ガクガクと腰を震わせるミルフィ。白い本気汁がぬっとりと召使のたくましい シャフトに伝い落ちる。それを見たイジワルな召使いがうっとりと言う。 「ほ~ら、また出てきた。イったのにこんなに濃いなんてミルフィ姫、相当溜まって たんですね・・・」 「い、言わないでっ!! 」 イッたばかりなのに下から突き上げられつつ叫ぶ。更に感じ、恥ずかしがりながらも パイズリをやめないミルフィ。そのエロいカラダにあてられて黙りこくる背後の召使い。 もじもじと囁く。 「ミルフィ姫・・・ぼく、もうがまん出来なくなっちゃった・・・シて・・・」 ミルフィの背中に熱いシャフトを擦り付けるようにして囁く召使い。そのしおらしい 態度にミルフィがやっと上辺だけの余裕と威厳を取り戻して言う。 「ふふ・・・あ、焦ってはいけませんわ、ちゃんと順番ですのよ・・・」 「だいじょうぶです・・・ココでしますから・・・」 『つぷ・・・』 「ひっ!! そ、そこはっ!! 」 召使の本気汁をまぶした指が浅くミルフィのアヌスに侵入する。ミルフィはその 予想外の行動にしっぽと耳を逆立てて叫んだ。実はソラヤがちゃんと性行為を 出来るようになったのはまだ半年前なので、結構ウブなミルフィ姫だったりする。 「いやああああっ!!だめっ、だめですの――っ!!あなたのでヤラれたら コワれちゃう!!ソラヤにも許したことないのに――っ!!」 慌てて両手を回してお尻をガードするミルフィ。 「え~っ」×2 不満げに鼻を鳴らしたのはアヌスを狙っていた召使いと、パイズリを中断された 召使いの二人。 「ぜ、絶対だめですのっ!!わたくしまだソラヤの大きさしか知らなかったのに・・・ あわわわ・・・」 余計なコトを口走りつつしっかりとアヌスをガードするミルフィ。 パイズリが再開されないことを知った召使いがしかたなく自らミルフィの胸に手を のばす。そのふっくらとしたバレーボールぐらいの乳房を両手で抱え持つ召使い。 そしてなんと、ムラムラした召使い君は思わず乳首の辺りにシャフトを押し付け、 ズブズブめりこませる。 「ああっ!! ヘンなことしてはいけませんの!! 」 「んあああっ・・・奥までめり込んじゃう、なんか柔らかいお餅に包まれてるみたい・・・」 ミルフィの大きくふんわりと柔らかい乳房は召使の大きなシャフトをめり込ませ、 なおかつそのシャフト3分の2程をみっちりと包み込むほど柔らかい。 『ふあん・・・胸の・・・乳首があばら骨に押し付けられてゴリゴリされて・・・くはん・・・』 ミルフィはいつもは味わえない胸の快感に戸惑い、震える。抗ってはみても、 両腕はアヌスのガードに取られていて、無防備に召使いに胸を突き出すしかない。 ついに片方の乳房にも召使いが取り付いた。 『ずぶぶぶぶ・・・』 「うああっ!!はさまれるより気持ちイイかも・・・吸い付くみたいに包まれて・・・ あれ?なんか奥がコリコリしてきた・・・」 「それ乳首だよ、ミルフィ姫が気持ちイクて、乳首ピンピンになっちゃってるんだよ」 「ウ、ウソです!! そんなのウソですわ――っ!! 」 双乳を犯されながら首を打ち振るミルフィ。しかしその行為は、自らが首を振った 拍子に『ブルンブルン』と胸が揺れ、更にシャフトの先端で乳首をぐりぐり抉られて しまい新たな快楽をミルフィに味あわせる。 「ひっ!!ああっ、あん、うくっ・・・あっ、はっ・・・いいのぉ・・・」 腰を使い始める召使い達。しかも、胸を抱える両手はミルフィの胸をこねるように したり、しごくように前後に揺すったりしている。更に、シャフトの先から出た 先走りがくにゅくにゅとミルフィの乳首をローション責めして狂わせる。 そしてついに胸に取り付いている召使いが腰をガクガクさせて叫ぶ。 「ぼく、ぼく・・・ミルフィ姫のエッチなおっぱいでイッちゃいます――っ!!」×2 「あはぁん!!わたくしも気をヤってしまいますの――っ!!」 ミルフィは膣内と同時に胸の奥深くに熱く打ち込まれる白濁を感じ、絶頂を迎える。 そして消滅する召使い達。大きな胸が形を『ぷにゅん』と取り戻すと大量の精液が 『ぶびゅっ!! 』と双乳からしぶくようにあふれ出た。 「ふふ・・・ホントにミルクが出たみたい・・・」 ミルフィはうっとりと手についた白濁を舐めて微笑んだ。その妖艶なしぐさに ふらふらと引き寄せられる召使い達。 「ふふ・・・いいのよ、まとめていらっしゃい・・・おっぱい犯したいの?」 ミルフィは至福の笑みを浮べて黒い瞳をゆっくり閉じた。 『ビュクッ、ビュクッ!! 』 勢い良く打ち出された白濁は野性的な顔に激しく叩きつけられる。熱く粘る白濁に 視界を妨げられつつ期待のこもった目で召使いを見上げるリナ。しかし無情にも 召使い君はイクと同時に『ふしゅううう』と消滅してしまう。 「くっ・・・これも本物ではないのか・・・まあ、こんなに早く見つかっても楽しみが なくなるか・・・さあ、お前も来い・・・れる、ずちゅちゅ・・・」 「ふあああん!? リナさまぁ!! 」 強い吸引で召使いをよがらせるリナ。とりあえずすぐ横の壁に爪で引っかいた『正』の 字に一本線を加えて、休まずに近くのシャフトに手をのばし、強くしごきたてる。 『正』の字はすでに3つほど完成しかけてる。 リナは4人をまとめて相手に奮闘している。腰の下に一人、口で一人、そして 両手に一人ずつ。その腰の下の召使いからかすれたような喘ぎ声が漏れた。 「んあっ!!イクッ!!リナ様のがすっごいキツくてイッちゃいますううう!!」 ガクガクと跳ね上がる召使いの腰、リナの大柄なカラダが一瞬だけふわりと浮く。 リナは秘裂に熱い飛沫を感じつつ吠えるようによがる。 「あおっ・・・いいっ、中に・・・出てるぅ、はふっ、くうっ・・・ほら、イキながらもっと 突き上げて、うあん、っううううう!! 」 腰の下の召使いが射精と共に消滅する。 『ブリュ・・・ドプ・・・』 もう立続けに5,6回打ち込まれた白濁は卑猥な音と共に立てひざになったリナの 膣内から逆流する。リナはその感触に更に煽られたように新たな召使いを下に組み敷く。 「ふふふふ・・・いいぞ、もっとイクんだ・・・」 快楽に身を焦がしつつ、リナはこのハーレムを楽しんでいたが『正』の字が4つを 超えるとそろそろ限界が近くなる。 「少し休むか・・・」 呟いたリナの背中から新たな召使いの手が伸び、リナの張り詰めた巨乳をネットリと 揉みしだく。さっきから、インターバルを置こうと思うとき、必ず手の空いた召使いが 愛撫してくるのだ。 「リナさまぁ・・・リナ様のおっぱいステキですぅ・・・」 すくい上げるように揉みあげ。そのままゆっくりと螺旋を描くようにして中心の 乳首にアプローチしてくる。そして最後に乳首を摘んで・・・と、いう期待を巧みに 逸らして『きゅ、きゅにっ』と乳輪を指で広げるような手つきでリナを巧みに 焦らしていく。 するとリナの収まりかけた快楽の炎がまたもや一気に燃え広がる。鍛えた腹筋と 背筋が信じられないような速度でくねり、召使いを追い立てる。ショートカットの 赤毛が本物の炎のように翻り。引き締まった肉体には汗の粒が浮く。 「んあああっ!!はあっ、はぁっ・・・もっと、もっと突き上げてっ!!出してっ!!」 狂ったように口を使い、手でしごき、腰をくねらせるリナ。本日、口では8回目の 白濁を飲み干しながらやっと気が付いた。 『はんっ・・・これはもうハーレムじゃなくて、私達のほうがドレイじゃないのか・・・』 そんな事を思ったリナは子宮口を熱い白濁に叩かれたと同時に絶頂を迎え、ゆっくりと 気を失っ・・・ 『めりめりめり・・・』 「おごおおおおおお!?!?!?」 いきなり意識の深遠から叩き戻されるリナ。絶叫する。 召使いが『トン』とリナの肩にアゴをのせていたずらっぽく言う。 「んっ・・・リナ様のお尻、すっごく締まります・・・千切れちゃいそう・・・」 腰を使いだす召使い。当然前側にも太いシャフトは挿入されたまま。 「んああっ!! やめて、ひぐぅ!!裂ける、裂けちゃううう!!やめて、抜いて――っ!! 」 四肢をわななかせるリナ。さっきまでいい様に弄んでいた召使い達に懇願するが 当然のように無視される。 「あふっ・・・ぼくのが薄いカベの向こうでゴリゴリしてスゴイのっ!!」 「はんっ、ホントだ・・・ぼくの裏筋、先っぽでグリグリされてるよ――っ」 召使いは激しく腰を使いあう。互いに抜き差ししたり、たまに同時に深く突かれると 悶絶しかけたリナが夢中で「ゆるして、ゆるひて、めしつかいさまぁ」と舌足らずな 叫び声を上げて自分より小さなカラダにしがみ付く。もちろんマナの召使い達はイクと 同時にどんどん交代しているのだけれど乱れに乱れたリナはもう気が付かない。 限界を超えたカラダはリナの意識さえ勝手に引きずって行く。 「うわっスゴイ!!リナ様のお腹のココ押さえるとポコポコしてるよ」 アナルを犯している召使いがリナの腹筋の少ないお臍の下あたりを手で押さえる。 「ひっ!! いやあああ・・・」 叫ぶリナ。前の召使いも言う。 「ホントだ・・・ぼくがズンズンする度にオチンチンが手のひら越しに判る」 クスクスと笑いあう召使い達。しかしリナにとっては更に膣壁をサンドイッチされ、 強烈な刺激となって襲い掛かる拷問のようなもの。手のひらで押し付けられながら Gスポットをカリでゴリゴリ刺激されると、本日リナに最大の絶頂が訪れた。 「ああああっ!! あああああああん!!うああああっ!!イイッ、イイのぉ、 すごいのおお!!わらひの、わらひのオマンコに、アナルにどぴゅどぴゅ してくらさい――――!! 」 リナの下腹部から熱い液体が吹き出すように溢れる。涙も、涎も全ての液体が止まらず 流れだす勢い・・・リナは召使い達に犯されるドレイ姫になって荒れ狂う快楽の海に さまよい出す・・・ そして残りのグループはというと・・・ 「きゃん!!お兄さまのが深いトコまでズンズンしてるっ!!でもお兄さまのも キツくって締め付けて来て、前も後ろも両方いいですぅ!!」 「ひぐぅ!!ソラヤくんイタイよう・・・抜いてよ・・・ぐしゅ・・・」 「でも、お兄さまのこんなに大きくなってます・・・ねっ、こうやって両手で シコシコ・・・」 「あっ、あっ、あっ・・・ソラヤくんだめだよう・・・ぼく、ぼく・・・」×2 「お、お兄さまぁ!!三人いっしょに、いっしょに・・・イク――っ!!」 「ああああああっ!! 」×2 『イカせる』ではなく、『イカせあう』グループもあるみたい・・・ ・・・いや、とにかく、そろそろ一人で集中攻撃を喰らっているネコ姫様は、 というと・・・ 「にゃあああっ!!だめにゃっ、あっ、あっ・・・はうあああっ!!イ、イキ過ぎて 死んじゃうにゃあ・・・」 息も絶え絶えのマナ。さっきから、もう前も後ろもおかまいなしに犯され続けている。 興奮した召使いはハイペースでマナを犯し、消滅し、すぐさま他の召使いに引き 継がれていくのでマナはほんの一息入れる事もできない・・・ 「離すにゃあ!! ・・・」 じたばたと抗うマナだが、ヒトに倍するパワーも召使いの出したいやらしい匂いの する体液によって、ぬるぬると空回りしてしまう。そしてマナのひざの裏を抱えた 召使いが見かけによらない力を発揮して一気に立ち上がった。 「はにゃあああん!! ひああっ、深いッ!!深いにゃあ!!」 ガクンガクンと駅弁スタイルで犯されるマナ。こうなると両足も封じられて なすがままにされてしまう。すかさず口内に侵入してきた舌に八重歯の裏を 舐められるとそれだけでイキそうになる。背後に居る召使の団体がネットリとマナの お尻を視姦してる。 「うわぁ・・・ご主人様のお尻、こんなにぱっくり開いちゃってる・・・」 「本当、すごくエッチ・・・ソコから白いのがトロトロって・・・」 囁く召使い達。さすがのマナも赤面して叫ぶ。 「にゃっ!!にゃに言ってるにゃっ!!お前達がやったくせにぃ・・・んっ、はぁっ・・・ はんっ!! 」 無言でずずっと近寄る召使い達。マナは慌てて叫ぶ。 「だ、だめにゃ!!お尻でこれ以上スルともうガバガバになっちゃうにゃあ!!」 マナには見えないが、召使の視線が自分のアヌスに集中しているのがわかった。 意識していないのに秘所とアヌスが連動してヒクヒクといやらしく蠢く。 『にゃああ・・・そんな・・・アソコが勝手に、チンチン欲しがってるにゃあ・・・』 マナは催促してしまいそうな口をかみ締めて欲情を振り払おうとする。 「ご主人様のお尻に指入れていいですか?・・・裏からご主人様のキモチいいトコロ ぐりぐりってしてあげますぅ・・・」 呪文のような囁きと共にマナの目の前に召使いの指が現われる。いやらしくクネクネと 中指と人差し指をひらめかせ、擦るように小さく円を描くように動かし、ネットリと 見せつけられるとマナのノドがはしたなく『ゴクン』と鳴ってしまう・・・マナの理性を 砕くように激しく腰も使われてる・・・でもマナは最後の意志のチカラを振り絞り口を開く。 「だ、だ・・・だめにゃ・・・」 「そうですか・・・」 がっかりする召使い。ほっと息をつくマナ。しかしその息を吐いた瞬間、マナの アヌスは背後から太いシャフトで一気に貫かれた。マナの息が止まる。 「!!!!!!!!!!・・・に゙ああああああっ!!入れちゃダメって言ったにゃあ!!」 「だって、ご主人様が『指はダメ』って言うからオチンチンを・・・キモチイイでしょ?」 形の良い胸を揉みしだいてアヌスを犯す召使い。言うまでもなくその乳首はピンと 立ち上がり、アソコからも粘着質の音が大きくなってる・・・マナのカラダが限界を 超えて火が付く。 「にゃああっ!!ダメ、ダメにゃあ!!感じすぎちゃうにゃああっ!! 」 ぶるぶるとカラダを震わせて目の前の召使いにしがみ付くマナ。激しく腰を使う 召使い。いつしか前後でサンドイッチしてる召使いは協力してマナを抱え上げ、 最高点で落とすというのを繰り返す。マナの体が重力にひかれ、二本の杭がめり込み、 かなりの速度で貫かれる。 「ひいいいいいっ!!にゃああっ!!口から出て来ちゃうにゃあっ・・・んふううう・・・」 舌を突き出してよがるマナ。絶頂が近いのか足指が『きゅっ』と丸まってきた。 「に゙――――っ!!イクにゃああああっ!!!アナルもオマンコも両方イッちゃう にゃあああああっ!! 」 半分白目をむいて、もはや何十回なのか数え切れない程の絶頂を迎えるマナ。アヌスと 秘所の入り口が連動して『きゅきゅきゅ』と痙攣するようにシャフトを締め付ける。 マナのむっちりとした太ももは召使の引き締まったお尻に巻きついて快楽をむさぼる。 「ふあああっ!!ご主人様っ、ぼくイッちゃいますううううっ!!」×2 同時に消滅する召使い。両方が消滅したせいで、マナはぺたんと床に落下した。 「にゃにゃ・・・早く、逃げるにゃ・・・にゃふ・・・」 必死で這いずるマナだが、すぐに四方八方から召使いに飛び掛られる。イッたばかりで まったりと熱く、腰に力が入らず素早く動けない。たちまち召使いにのしかかられ、 穴という穴を犯されてしまうマナ。 「にゃふ・・・もう、もう限界にゃ・・・はんっ!!くううううっ・・・またイクにゃ・・・」 マナは胎内に、顔に、熱い白濁を感じつつ快感と現実の狭間を漂う。すっかり 召使いのカラダに馴染んでしまったマナは召使いがイク度に自らも律儀に気を ヤってしまうのだ。 『は、早くオリジナルを見つけないと、その前に失神してしまうにゃ・・・』 飛んだ白濁に視界をふさがれながら必死で気力を振り絞るマナ。とは言っても・・・ マナの足にすり付けて快感をむさぼる召使いが二人。そしてアヌスと秘裂に 挿入している者。更にはマナの手を取って無理やり握らせているのが二名。そして マナにまたがり、胸ではさむようにして腰を使う者・・・と、少なくとも同時に7人を 相手している。どう見ても脱出不可能・・・ 『でもヤルしかないにゃ・・・意識のあるうちにオリジナルを確保しにゃいと・・・』 マナは息を整えて目を見開いた。 甘い口調で足元の召使いに声をかける。 「にゃ・・・ほ~ら、わたしが足でいじめてあげるからチンチン出すにゃ・・・」 マナは足の指を器用に使って召使のシャフトの裏筋をクニクニとなぞる。 「えっ!?そんな・・・あっ、ご主人様の足の指の間でしごかれてるの――っ!!」×2 召使いはしがみ付いていたマナの足を離し、腰を突き出すようにしてマナの足の 愛撫を受け入れる・・・ 手コキをされてる召使いもエキサイトしてる。 「ああん・・・ご主人さま~っ!!もっとシコシコぼく達にもして・・・」×2 「わかったにゃ、出そうになったら言うにゃ・・・楽しみはのばした方がキモチイイにゃ」 「ひきっ・・・ふああああっ、そんな・・・ご主人様ぁ・・・」 イキかけた召使のシャフトの根元をキツク握って放出を焦らし、淫靡に微笑む マナ。絶頂をやり過ごされた召使の腰がわななく。頭をかきむしるようにして悶える 召使いはマナの腕を押さえている手を離している・・・ パイズリしてる召使いにも言う。 「ほら・・・お口も使って良いにゃよ・・・」 「えっ!?でも、でも・・・そんなコトしたら、ぼくすぐ出ちゃう・・・」 「キモチいいのににゃあ・・・」 ・・・と、ネットリと流し目をして、唇の隙間を舌先でチロリと舐めるマナ。顔に 付いた白濁の残滓を舐め取る様子はたまらなく淫靡だ。わなわなと誘惑に震える 召使い、勝負はすでに付いていて・・・ 「ふあああっ!!ご主人様のおっぱい柔らかくて、先っぽはお口でれろれろされて、ぼく融けちゃうの――!!」 マナの胸を揉み潰すようにして空腰を使う召使い・・・ マナはアヌスと秘裂を同時に犯している召使の股間にシッポを滑らせる。まずマナの 下のアヌスを貫いている召使いがうめき声をあげる。 「ふあああっ!!ご主人様のしっぽ、ぼくのオチンチンに巻きついてるっ!!」 「どうにゃ・・・こうやってチンチン、オマンコから抜いてるときもシッポでこすって あげるにゃ・・・」 「あっ、あっ、あっ・・・さわさわ柔らかいシッポが根元を『きゅっ、きゅっ』って・・・」 ほとんど半泣きで腰を振る、いや振らされる召使い。それを見たマナの秘裂を 犯してる召使いも物欲しそうにマナにおねだりする。 「ご、ご主人さまぁ・・・」 「わかってるにゃあ・・・こうやって余ったシッポの先を・・・」 マナはシッポの先でさわさわと召使のシャフトとアヌスの間の微妙な部分を なで上げる。敏感なトコロを柔らかい毛皮で撫でられた召使いはもうたまらない。 「ひいいいいっ!!タマタマの下っ、か、感じるううううっ!!すごいっ、 すごいです!! ご主人様――っ!! 」 猛然と腰を使い出す召使い達。あまりの快感にマナを置いて急速に高まっていく。 マナは召使いと一緒に登りつめようとしてしまう自分をを必死で押さえつける・・・ そしてついに・・・ 「ご主人様イクっ!! イク――ッ!! 」×2 マナの胎内の深いところで召使いが射精する。その感覚に半分イキかけながらも、 マナは口内のシャフトの鈴口に舌を抉るようにして突き入れ、激しく吸引した。 「うあああっ!!出るっ、でちゃうっ!!吸い出される――っ!! 」 パイズリしている召使いが吠えるように大声をあげて果てる。同時に足元でじっくり 嬲るようにシャフトを愛撫していたつま先は、いきなりアプローチを変え、こねるように 召使のタマタマを踏みつけるような激しい愛撫に切り替った。 「ひいいいいっ!!んあああっ、ご主人様、激しいっ・・・うそっ!?出てるの、ぼく 踏まれてイッてるよ――!! 」×2 足元の二人はマナの足の裏を白く熱く汚して消えていく。そのときには激しく シャフトをしごいていたマナの手の中指が召使のアヌスに深々と侵入している。 「うああっ、おっ、おっ・・・お尻はだめ、ご主人様ぁ・・・」×2 マナはその言葉を無視して、召使の『すごいトコロ』を指の腹でひと撫でする。 「ひくうんっ!! どくどく出てる!!うああああああっ!!」×2 召使いは強制的に射精させられてしまう。あまりにも大量に吹き出したそれは、 マナの頬までとんできた。 そして両手の召使いも消滅。一気に7人を同時に消滅させたマナは次の召使いに つかまる前にすぐさま立ち上がる。そして召使いの群をかき分けて進む。 「違う、お前もコピーにゃ・・・これも違う・・・」 全く同じ姿のはずの召使いをかき分け、覗き込んではオリジナルを探すマナ。 しかし、誰もが、全く同じ姿かたちの召使い・・・それはマナが一番良く知っている筈 なのに・・・それでも必死で本物の召使いを探し続ける。 「にゃっ!!違うにゃ・・・お前も・・・くっ・・・次に押さえつけられたらもう二度と 立ち上がるチャンスがなくなるにゃ・・・」 言う傍からドンドン召使いが足や腰に取り付いて来る。徐々に遅くなるマナの歩み・・・ ついに亀のようにノロノロと召使いを引きずって歩くマナ。「ご主人さま――」×8と、 取り付いた召使いがゾンビのように不気味に合唱している。すると・・・ 足をもつれさせるマナの前に召使い。リナに捕まりそうになって顔を後ろに 向けているのにもかかわらず、その肩から上の白い首筋を見ただけでマナは絶叫した。 「にゃあああっ!!見つけたにゃあ、お前がオリジナルにゃあ!!」 マナは体に8人をまとい付かせたまま、アメフトの選手みたいに全員をずるずる 引きずってその目的の召使いにダイブする。 「ご、ご主人さま――っ!! はわわわわっ!! 」 その召使いも気が付いて慌ててマナを受け止めるが、一緒にしがみ付いている 召使い達の分の体重を受けあっさりつぶれる。倒れ込んだマナに残った召使いが どんどん被さって小山のようになった・・・ ・・・そして、150人近く居た召使いも最後の一人に・・・ 最後の召使い君はネコ姫3人がかりで責められてる。 「はうっ、あっ、ひんっ・・・きゃふうう・・・は、激しすぎますぅ!!」 手を押さえられて、快感にガクガク震えるマナの召使い。 「ほら・・・強く吸われるの好きだろ・・・ちゅちゅちゅ・・・んはっ・・・イクときは『私の フェラチオでイク』っていうんだぞ・・・れるっ、むちゅ・・・これで37人目だ・・・」 ミルフィと召使のシャフトを奪い合いつつフェラチオを敢行しているのはリナ。 ミルフィも必死でリナの前に割り込みつつ言う。 「もっとデリケートに扱いなさいな・・・召使い君もちゃんと『タマタマ〝もきゅもきゅ〟 されてイッちゃいます!!』って言うの・・・あなたが25人目ですわ・・・」 ・・・と、シャフトの根元の、きゅっと締まった袋を口に含んで弄ぶミルフィ。 「ふむぅ・・・んちゅ、れる・・・はん・・・ずじゅじゅ・・・」 ミルフィが口に溜まった唾液をすすり上げるたびに召使の腰が快感にビクビク 跳ねる。 ユナは召使の唇を奪い舌を絡めとりつつ、召使い君のおっぱいの先をぎゅいぎゅいと 嬲っている。 「ちゅ、はむうぅ・・・キミ、おっぱい弱いんだもんね・・・ユナがイカせてあげるからね、 ちゃんと言うんだよ・・・ほらココ、もうきゅんきゅんにして・・・もうこれで13回も イカせてるんだからぁ・・・」 ユナは細い指でツネツネと召使の胸の先っぽを引張る。 「ふああああっ!!だめですぅ――ぼく、ぼく・・・そんなに激しくされると・・・もう、 もう・・・」 白いカラダをくねらせてすすり泣く召使い。身を乗り出す3人のネコ姫。それぞれの 手が、舌が激しく動き始める。 「だ、誰でイッちゃうの!? 」×3 がくがく痙攣する召使いが掠れた声で叫ぶ。 「ああっ、ぼく、ぼく・・・出ちゃう・・・」 『ごくん・・・』×3。息を飲むネコ姫。 「・・・イク・・・ぼく、ぼくっ・・・お尻でイッちゃう――!!」 『びゅくっ、びゅくっ!! 』 シャフトがしゃくりあげ、濃い白濁が3人のネコ姫様達をかすめて中に舞う。 「へっ・・・お尻?・・・」×3 首をかしげる3人。その時、イッた召使いが『ふしゅうう』と消滅した。その下から 現われたのはソラヤ・・・ 「はぁ、はぁ・・・たくさん中に出しちゃいました・・・はああん・・・お兄さま7回も イカせちゃった・・・」 微妙に沈黙する3人のネコ姫・・・ 「ソ、ソラヤ・・・成長したわね・・・」 「む・・・あ、あなどれんヤツ・・・」 「いつの間に・・・って、それじゃ本物は!? 」 我に返るネコ姫たち、周りを見回す。するとリビングの真中に不審な白色の小山が こんもりと出現している。ぷるぷると震えるそれは白くぬめぬめと光っていて・・・ 「おおっ!! ホワイトスライムかっ!! 」 リナが全裸なのも忘れて思わず腰に手をまわし、剣の柄を探る。 『ぷるぷる・・・』 ホワイトスライムの震えが激しくなる。あまりの不気味さに後じさる4人。 『・・・ぷるぷる・・・ごばあっ!! 』 「いやあああ~ん!! 孵化したの~!? 」 その白い体を突き破って現われる異様な怪物。悲鳴をあげるユナ。そのモンスターが いきなりしゃべる。 「にゃふ・・・ひどい目にあったにゃ・・・」 「あ、姉上・・・!? 」 聞き覚えのある声に目を見開くリナ。ミルフィも言う。 「マ、マナなの・・・じゃあその、カラダに付いてる白いのは、もしかして・・・ああっ!! やめなさいっ!! 」 マナが『ぶるぶるっ!!』と身を震わせたので、体にまとい付いていた白濁が 四方八方に飛び散った。逃げ惑うネコ姫たち。 積もり積もった白濁の中から現われたのはやっぱりマナ。顔を洗うしぐさで頬を こする。 「それじゃ、本物のお兄さまは?」 ソラヤが呟くとマナは余裕たっぷりで、さっきまで自分が埋まっていた白濁の海の 中に手を突っ込んでかき回す。 「ここにいるにゃあ・・・」 『・・・がぼっ!! 』 そこから現われたのはぐったりとした白濁まみれの召使い。どうやら本物みたい・・・ 「し、白い悪魔が・・・どうしてこうなるの・・・がくっ・・・」 自分の白濁で溺れかけた召使いが気を失う。本日一番の被害者である。マナは 3人のネコ姫に勝ち誇って言う。 「残念だったにゃあ、これがオリジナルにゃあ!! 」 ムッとするネコ姫たち。でも、さらりとユナが言う。 「あ~あ・・・ユナ、召使いくん手に入ると思ったのになぁ・・・それじゃ、お金は 返金だよね」 と、ためらいもせずに札束を回収するユナ。 「えっ・・・そんにゃ・・・」 うろたえるマナを尻目にリナも申し訳なさそうに言う。 「あの・・・姉上、言いにくいのだが・・・」 言葉とは裏腹に、てきぱきと紙袋を奪回してるリナ。服を着たミルフィも白々しく ソラヤと会話してる。 「さっソラヤ、帰りますわよ・・・ふふ・・・すっかり時間を潰してしまいましたわ」 「はい、ご主人様・・・ボクとっても満足しちゃいました・・・」 ぞろぞろとマナの部屋を出て行くみんな。残されたマナは呆然としてる。 「そんにゃあ・・・元手がかかってたのに・・・やり逃げにゃ!!乗り逃げにゃ!!」 マナの悲鳴が虚しくリビングに響いた。 さて、疲れきってぞろぞろ歩く3人のネコ姫と一人。 「くっ・・・あんなにイカせたのに本物に当たらないとは・・・」 「おかしいですわね・・・私たち4人の合計の方がマナよりもイカせてたのに・・・ 運かしら・・・」 ミルフィが下を向く。ユナも言う。 「でも、マナ姉・・・なんか、本物判ってたみたいだったよ・・・」 「ばかな!!全部そっくり同じのハズだった!!目印でもあったのか?・・・」 断言するリナにユナが口を尖らせて抗議する。 「じゃあ、なんなのよ・・・」 「『愛』ですっ!!『愛のチカラ』ですっ!!ボクもあんなふうに増殖しても本物の ボクをご主人様がちゃ~んと見つけてくれますよね!?ね、ねっ?」 ソラヤがミルフィにすがり付いて言う。ソラヤの勢いにのけぞるユナ。 「も、もちろんですわっ!!マナにできて、わたくしにできない事ありませんもの・・・ たぶん・・・きっと!! 」 ホントは自信がないのか、裏返った声で叫ぶミルフィであった・・・ 「にゃふ・・・」 部屋はすごい惨状。嵐が通過したように散らかり、リビングの空気は体液やら 汗やらの150Pの名残でムッとするほど。 生活費は今回の実験で使ってしまった。頼みの『複製製造機』はいきなり スクラップになってしまって・・・さすがにガックリするマナ。 「・・・はにゃあ・・・なにも残らなかったにゃ・・・」 荒れ果てた辺りを見回して溜息を付くマナ。下を向くと軽い寝息を立てている 召使いがいた。 「・・・一つだけ残ってたにゃ・・・そういえば『ヘソクリ隠してる』って言ってたにゃあ・・・」 ニヤリと笑うマナ。きっと明日も明日の風が吹くのだ。 夢うつつの召使いが小さく寝言を呟く。 「・・・ご主人様ぁ・・・なんでぼくが判ったんですかぁ・・・ムニャムニャ・・・」 薄く微笑んでマナが言う。 「ちゃんと見つけられたのは『愛のチカラ』かも・・・にゃ・・・」 マナは召使いに毛布をかけてあげながら首筋に薄っすらと残っている 昨日つけたキスマークに向かって・・・いたずらっぽく・・・ ウインクした (おしまい)
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/4038.html
トリステインの平民ならば、当然知っているだろう! 巷を騒がす“あの噂”ッ! 魔力の限り好き勝手! ふんぞり返った貴族が今や、揃って肝を冷やしていると! ……『土くれ』のフーケ? そうそうまさにその通り! メイジ崩れの盗賊に、貴族の宝が大ピンチ! 愉快痛快我らの土くれっ! しかし! しかしだ諸君っ! その噂には続きがあるのだっ! 悪逆非道の貴族の屋敷! 抜き足差し足忍び足! 侵入を果たす謎の人影……ッ! 始祖をも恐れぬ悪行の確かな証拠を握り締め、寝ぼけ眼の貴族に向かい胸のすくような啖呵を一つ! 「狂った王国を監査するッ!」 君は見たかっ!? 月光を背に堂々たる、其はイーヴァルディの勇者の再来ッ! しかしてその姿はあまりに異様! 黒蝿のような奇怪なマスク! 腹に巻きたるレザーメイル! 亜人だ! 魔人だ! 怪人だ! いや、違う! 「かっ、カンサーだ! 仮面カンサーが現れた!」 惰弱な貴族がその名を呼べば、悲鳴となって双月の夜に響くよりなし! モット伯爵! 『波濤』の二つ名を持つトライアングルメイジ! 平民の娘を強引に召し上げて手篭めにしていた好色貴族! 手近な衛兵に召集を掛けるのが、臆病者の精一杯! すると、出るわ、出るわ。槍だの剣だので完全武装した、衛兵、衛兵、また衛兵っ! その数、総勢十余人。 たった一人の“賊”を相手に、形振り構わぬこの醜態っ! もはやそこには誇り高きメイジの姿など影もなし! 己の勝利を確信し下卑た嗤いのモット伯。絶対絶命の状況に、仮面カンサーは少しも動じず。 それもそのはず。 伏兵潜むは窓の外! 月光遮る動く山! 豪奢な寝室に陰を落とすは、体高30メートルに達する巨大な土人形! 凄くデカい! 凄く強い! 凄いゴーレムだッ! 仮面カンサーに味方する、これが噂の『土くれ』のフーケ。 盗賊メイジのあまりの技に、茫然自失のモット伯、戦いの中で戦いを忘れた。烏合の衆の衛兵は皆、恐怖のあまりに微動だに出来ず。 居並ぶ間抜けを見下ろして、ゴーレムの主は厳かに命ず。 「やっておしまい」 豪腕爆砕ッ! 情け容赦なく振るわれた巨人の拳は、まさしく怒れる神の鉄槌! その一撃で、僅か一撃で勝敗は決した。 後には半壊した屋敷と、全てを失った好色貴族が残るのみ! 悠々と引き揚げていく仮面カンサー、そして『土くれ』のフーケ! ゴーレムの上で戦友を労う二人の姿。その絆よどうか永遠なれ! やがて、賢明なる女王陛下の処分が下り、平民は自由と平和を取り戻しましたとさ、めでたしめでたし―――― 「――――っていうのが、俺の聞いた事件の顛末だ」 「ふ、ふぅん」 マルトー親父は、ほとんど童心に帰ったようなはしゃぎっぷりだった。トリステイン魔法学院食堂のコック長の意外な一面に驚きながら、ルイズ・ド・ラ・ヴァリエールは居心地悪そうに相槌を打つ。 夜闇に紛れて貴族の豪邸に侵入し、悪行の証拠を白日の下に晒す謎の人物が出没するようになって一ヶ月。世間は彼の噂で持ち切り。特に平民からの人気は絶大だった。 仮面カンサー。 権威の失墜を恐れる貴族の監視の目もあり、平民達も表立って英雄視したりはしない。 しかし、どう考えても使い道に困りそうな彼の決め台詞が無理矢理流用されているのをルイズは何度か聞いたことがあった。 『狂った塩加減を監査するっ!』 『狂った賄いの量を監査するっ!』 『狂ったフライパンの温度を監査、って熱っ!? 熱ぅっ!』 最後のはまずは自分の脳味噌を監査すれば?と思わなくもないが、更に言うならカンサーの活躍を載せた号外は飛ぶように捌けるし、ごっこ遊びで子供達が奪い合うのはカンサーの役だ。 領民への度を越した搾取や暴行、禁呪とされる魔法についての研究、麻薬や偽金など違法な物品の所持、敵国への密通や利益誘導に至るまで、この一ヶ月に仮面カンサーの暴き立てた犯罪は枚挙に暇がない。 「でも、盗賊は盗賊よね」 ルイズとしても腐敗した貴族の振る舞いについて許し難いところもあり、仮面カンサーの活躍について認めているところもないではないのだ。 しかし、やはり彼女は誇り高い貴族だった。仮面カンサーの武勇伝を垂れ流しにしておけるわけがない。悪者になるのは決まって貴族なのだから。 「私が捕まえなくちゃ」 そして、無能――“ゼロ”の汚名を返上してやる! 新たな決意を発展途上の胸に仕舞い込んで、ルイズは厨房を後にする。 ご主人様は承認せず! トリステイン王国ッ! 一握りの貴族が大勢の平民を支配する、中世ヨーロッパ風味のファンタジー世界にそのの国はあるっ! そこでは、ありとあらゆる産業が、貴族だけが使える「魔法」によって支えられているっ! ……「カガク」? 何それおいしい? 魔法こそ力! 魔法こそ全て! 魔法が使える貴族に生まれれば、人生パラダイスッ! 魔法の使えない平民は、一生ヘイコラッ! もし、身の程知らずにも平民が貴族を本気で怒らせるようなことがあればっ! 「あ、あなた、殺されちゃう……」(※プライバシー保護のため音声は変えてありますッ!) だから、この世界では貴族は絶対の存在! 平民の力は無力! 平民の力は無益! それでいいのか諸君っ! 平民はゴミかっ!? 平民は虐げられるだけなのかっ!? 確かにそうかもしれないっ! ――――だがなっ! 「玖郎玖郎、ああもう玖郎ーっ! あいつーっ! ご主人様に無断でどこに行ったのよぉっ!」 隠野 玖郎(かくしの くろう)。 全てはあの日っ! 名門貴族ヴァリエール家の三女、ルイズお嬢様の魔法でヤツがこの地にやって来たあの日! 春の使い魔召喚の儀式っ! 伝説はあそこから始まったのだ! 後編へ 小ネタ一覧に戻る
https://w.atwiki.jp/aion20memo/pages/583.html
精神の病にかかったご主人様(反復18回) 遂行地域 テオボモス - 噴火口 適正レベル 取得 47 / 遂行 48 報酬 経験値 1,922,000 / 31,200 ギーナ古い黄色の袋(1)+ 追加報酬24,300 ギーナ古い赤色の袋(1) -18回完了時に獲得 関連クエスト --- 進行順序 1.NPCマジルンと会ってクエスト獲得2.ソルト フィン セラトの卵のうを集めてマジルンに届けよ-セラトの卵のう(30)3.NPCマジルンと会ってクエスト完了
https://w.atwiki.jp/nekomimi-mirror/pages/114.html
こっちをむいてよ!! ご主人様 第2話 朝。ネコの国の王宮、丘の上に建てられた『シュバルツカッツェ城』も他と変わらず朝日を浴びせられ黒く光り輝く。城は大きく東西にはりだしており、西館に官公庁舎、中央は玉座、そして東館、通称『右ウイング』は王位継承者たちの姫君たちの住む男子ネコ禁制の宿舎になっている。ちなみに部屋のランクは姫君本人の心根次第。下の方に見える粗末な木板のよろい戸がぎしぎしと開いて話は始まる・・・ 「うわー!!」 ぼくは部屋の立て付けの悪い木のよろい戸を開くと思わず声を上げた。一雨あった翌日の朝は雲ひとつない快晴。空は余計なホコリやチリがみんな落ちたらしくどこまでも青く瑞々しい。高台にあるお城から見る城下町は箱庭のように美しい。色あせたレースのカーテンから入ってくる風が初夏の香りをほのかに部屋に 満たしていく。 「天気はいいし、トースターの調子もいいし、なんてたって目玉焼きの黄身は2つ出てきたし・・・今日は朝から良い日だなあ」 ぼくは『うん』とのびをしてリビングでいぎたなく寝ているご主人様に声をかける。ちなみに寝室はあるものの『実験室』と化してしまいこんなところで寝ている。ご主人様はこの『シュバルツカッツェ城』に住むネコ姫様、ぼくはそのお姫様にお仕えする召使、ちなみにネコでなくて人間なので『男子ネコ禁制』のココに住める。 「ご主人さま~朝ですよ~!良い天気ですよ~」 「ふにゃ~・・・おはようにゃ・・・」 いつも目覚めとまどろみの中間をぐだぐだしてるご主人様が今朝に限って一発で起きてくる。宵っ張りのご主人様にしては非常に珍しい。 すかさず椅子を引いて席につかせ、縁の欠けたティーカップと新聞を押し付ける。ちなみに新聞は王宮でまとめて取っているのでタダである、タダよりすばらしいモノはないよね。 ご主人様の格好は橙色チェックのショーツの上にしましま柄パジャマの上着を着ているだけ。昨日はぼくがボタンを止めなかったので一個ずれてとめている、注意しようと思ったけどパジャマのずれたスキマから見えるおっきなノーブラの谷間がちらついてあわてて目をそらす気弱なぼく。そんなぼくの様子も知らずご主人様はぼろぼろとパンくずを落としつつ新聞を読んでる。 「にゃににゃに・・・『王都北郊外の街において山賊猛威!!』」 ひときわ大きな見出しを読み上げるご主人様。 「へ~、コワいですね・・・」 「あんまり略奪が激しいから今では逆に村の方から金品や食料を貢いでるらしいにゃ・・・許せないにゃ!!」 キリッと言い放つご主人様。 「そうですね、他人事じゃないですよね」 王家の一員としての高貴な怒りに燃えるご主人様を思わずうっとりと見つめてしまう。 「まったく、わたしがこんなに貧乏なのに、うらやましいにゃあ・・・」 「・・・・・・」 あきれて口をパクパクさせるぼく。 「ああ・・・カツオを丸ごと一本、一度でいいから食べてみたいにゃ・・・」 王家の一員としてはまったくささやかすぎる願いをぶつぶつ呟くご主人様。よだれを出して妄想する姿は王家の自覚のカケラもない。 「ご主人様!!もっとしっかりしないと・・・」 ぼくがキッと立ち上がった瞬間いきなり『キンコーン』と玄関のチャイムが鳴った。あたふたとうろたえるご主人様。 「にゃにゃ!!きっと借金取りにゃ!お前、わたしはいないって言ってるっていうにゃ!」 めちゃくちゃなことを口走るご主人様。ご主人様がおろおろして、うるうるしてる目を見たら『ぷしゅう』とさっきの怒りがしぼんでしまう。 「じゃあ見て来ますからご主人様は隠れててください、『ドンドン』って叩かないから借金取りじゃないかも・・・」 「わかったにゃ、持つべきモノはドレイにゃ」 ご主人様はカサコソとベッドの下にもぐりこむ。 『あ~あ、ぼくが甘やかしてるからなのかな・・・もっといい部屋に引っ越したいな・・・』 ぼくは溜息をついてドアを開ける・・・ さて、そんな主従のいる王都から北に80里ほどにある夕闇迫る小さな山の上の砦。乱雑な造りの門が開くと二人の上品なネコ娘が盗賊に引き立てられて来た。 「おおう!!」 ギラギラした盗賊たちがそのネコ娘の美貌を見て、声にならないうめきを上げる。中央の広場のかがり火に向かう彼女等のためにぞぞっと人波が割れる。ざわざわと騒ぐ盗賊たち。 「へへへ・・・下の村の連中、金目のモンがねえってんでオンナをよこしやがったってよ」 「あれがそいつらか・・・えれえべっぴんじゃねえか、特にあの白いほう」 二人のうちの白というか、銀色の柔毛をもつネコ娘は長身でスレンダーなスタイルにスラリと長い銀のシッポが上品な雰囲気をかもし出している、銀髪のショートカットの頭にふわふわの毛に包まれた大きな耳、片方がペタリとおれていてカワイイ。少しタレ気味の瞳はいっそうこのネコ娘の気弱な様子を際立たせており、荒くれた盗賊の前で一歩足を踏み出すたびに恐怖で睫が震え、もう一人のネコ娘の手を抱えるように抱きしめていた。 「見ろよあの黒いほう、気は強そうだけどイイ体してんぜ」 そしてもう一人の黒猫。山賊どもに囲まれてるというのに気丈にも昂然とあごをあげて歩いている。長目の青黒い髪の毛は高い位置でポニーテールでまとめられており活発な印象。笑えば人なつこい感じであろう顔は今のところキッと唇を引き結んで前を見つめている。八重歯がのぞく唇は少し青ざめているがこれはしかたないかもしれない。そして身長は白猫の肩までしかないのだが、その分が胸やお尻にまわったらしく薄手の上着を双胸がきゅんきゅんとつき上げている。まろやかなお尻から出ている尻尾はふさふさとしていて濡れたように黒く光っている 「へっ!たまらねえな!!」 盗賊の一人がそばを歩いてきたネコ娘の手を戯れにぐいっとつかむ。 「いやっ!! 」 手をつかまれた白ネコは泣きそうになって必死にその手を振り解くと黒ネコにかじりつく。 「ごっ、おっ、お、お姉さまっ・・・」 半べそになって黒ネコの胸に顔をうずめる白ネコ。黒ネコはかばうように白ネコを抱きしめて『キッ』と盗賊をにらみつける。そんな様子にさらに興奮して盗賊どもははやし立てた。黒ネコが気丈に言い返す。 「乱暴はよす・・・あっ!!」 いつのまにか広場の中心に来た二人は突き飛ばされる。緋毛氈の上にもつれ合って倒れ込む二人のネコ娘。 「・・・!!」 見上げると盗賊の首領が床机に腰掛けている。息を飲む二人。炎に照らされた白ネコの顔は整った輪郭をくっきりと照らし、黒ネコのメリハリの効いたバストや下半身の隆起を妖しく浮き立たせた。ギラギラした盗賊達の目がかがり火に照らされて無数に爛々と輝き、欲望を伴った視線は質量を伴ったように二人を無遠慮に貫き、舐めまわし、彼女達の毛を逆立たせる。お互いをかばうように抱き合うネコ娘達に首領は言った。 「ようこそ我が山塞へ」 値踏みするように二人のネコ娘をねめつける男。この世界のオトコ猫の姿は半獣半身の人狼のような外見をしており白ネコを恐怖させる。代わりに恐れ気もなく黒ネコが言い放つ。 「私達をすぐ村に返すにゃ!!」 「・・・・・・フン」 目にあざけりの色を浮べて鼻で笑う首領。説明が足りないのかと白ネコがありったけの勇気を振り絞って口に出す。 「あの・・・わたし達旅の途中で・・・宿を借りようとしただけで・・・知らなかったんです・・・」 「村の人間にだまされてつれてこられた、ということか?」 「そ、そうなんです!!」 『ドスッ』 思わず膝立ちになって立ち上がる白ネコの足の間に首領の腰にあった短剣が目にもとまらず投げられ、突き立った。 「きゃあ!!」 白ネコは毛を逆立てて黒ネコにしがみつく。首領は床机から立ち上がって叫ぶ。 「いいか!!下の村はオレ様のモンなんだ、だから始めっからお前らもオレ達のモンなんだよ!!今心配するのはなあ、おウチに帰るコトじゃなくて一晩でこれだけの人数を相手する自分のカラダのことだぜ!!」 『へへへ・・・』 首領がうながすとまわりの百人以上いる盗賊達の輪が一歩ぶん『ずいっ』とせばまった。 「いやあぁぁ、お、お姉さまぁ・・・」 白ネコは半べそで黒ネコにかじりつき、黒ネコは『よしよし』とその背中をなでる。 「『お姉さま』ときたもんだ、お前みたいなオンナをヒイヒイ言わせながら犯すのがオレ様は大好きでな・・・」 黒ネコを見て下品に舌なめずりする首領。そのとき『お姉さまを犯す』と聞いて顔色を変えた白ネコが身を翻して緋毛氈に突き立った短剣に飛びついた。意表を突かれながらも余裕を持って身構える首領。しかし剣先は首領ではなく白ネコ、自分自身に向いていた。 「し、死にます・・・お姉さまに乱暴するならこの場で死にます・・・」 憑いたような瞳の色といい、ぶるぶる震える剣先といい本気の匂いがぷんぷんする。思わず息を飲む盗賊たち。後ろで密かに黒ネコも真っ青になっている。 一瞬立ち上がった首領はまたどさりと床机に腰をおろす。 「ちっ・・・三日で恩を忘れるオレ達ネコにしちゃあずいぶん泣かせてくれるじゃねえか、まあその気持に免じて・・・」 「き、気持に免じて!?・・・」 一瞬だけ油断したのか、白ネコの持つ剣先が喉元から外れた。ニヤリと首領。 「・・・コイツをくれてやる!!」 いきなりふところから取り出した煙玉をネコ娘の前に叩きつける。 『ぱむっ』軽い音とともに飛び散る黄色かかった微粉末。首領が口元を押さえて、すかさず言う。 「てめえら、頭がパープリンになりたくなきゃ離れろっ!!」 慌てて後退する盗賊たち。 「・・・けほっ・・・こほっ・・・何これ・・・」 むせる白ネコ、盗賊たちが離れたので少し安心するが、第二のピンチがすかさず舞い降りようとしていた。 「に、にゃああああああん!!」 高らかな鳴き声。慌てて振り返る白ネコの前で黒ネコがのたうっている。 「ごっ、ごしゅ、あわわ・・・お姉さまっ!しっかりして下さい!!」 短剣を放り出してあわてて黒ネコを抱え起こす白ネコ。黒ネコの顔は目元が紅く染まり薄く汗をかいている、そして黒い瞳孔が小さくなって金色に光りだす。 「・・・発情してる!?・・・」 後ろでニヤリと首領が言った。 「どうだ、純度『イレブンナイン』(99.999999999%)のマタタビの味は?」 「そんなのひきょうで・・・うわっ!! 」 白ネコが首領に抗議の叫び声を上げるといきなり後ろから首に手が絡みつき引き倒される。慌てて振り返る白ネコ。 「お、お姉さま!!」 あたふたともがく白ネコ。 「も、もうだめにゃ・・・カラダの奥がジンジンしておっぱいがズキズキして破裂しそうにゃ・・・はにゃああん、先っぽがすれるにゃあ!!」 自ら薄い上着を鋭い爪で引き裂く黒ネコ、シルエットどうりの美乳がこぼれ出て盗賊たちをエキサイトさせる、まろび出た乳首は強く赤味が差しきゅんきゅんに勃ち上がっていた。 「そら、早くお互いイカし合わねえと脳みそがコワれちまうぞ!!」 『そうだ~』とか『はやくサカれ~!!』とかいった野次が盗賊たちから飛んだ。唇をかむ白ネコ。黒ネコは最後の理性を振り絞って言う。 「本当にゃ・・・イレブンナインだったら精神にかかわるにゃ」 熱い吐息を吐いて悶えるお姉さまを見て白ネコは決心したらしく小さくうなずく。白ネコは膝立ちになってお姉さまをぎゅっと抱きしめて耳元で囁いた。 「こんな大勢の目の前でホントは恥ずかしいですけど・・・いまラクにしてあげますから・・・」 二人はかがり火に照らされて唇を合わせる。互いの唇が離れるたびにスキマからいやらしく絡み合った舌がのぞき、ねっとり絡み合った唾液が炎を反射した。 『ちゅ、ちゅっ・・・』と唇を合わせるたびにお姉さまの大きな胸が白ネコの胸でやわらかく『ぷにゅり、くにゅり』とつぶれ、気持ちよさげに変形している。 『うおおおお・・・』 興奮した盗賊が吠えるが、まだ漂う『イレブンナイン』が怖くて近寄れない。そして二人の娘達の方もすでに自分達の世界に入っているようだった。 『ぷはっ・・・』 長いキスが終わった。二人の濡れた柔らかい舌が離れると唾液の糸が光るアーチをかけて、名残惜しそうに切れた。 「今・・・助けますから・・・」 白ネコはお姉さまを膝立ちにさせたまま自分はゆっくりとかがみ込むとお姉さまの七分丈パンツに手をかけた。 「あれ・・・んっ・・・くっ・・・」 白ネコはお姉さまのパンツをショーツごと下ろそうとするがなぜか引っ掛かって下に落ちない。白ネコは気合を込めると『えいやっ!!』と一気に膝までパンツをずり下ろす。 『ぴょん!!』 「?!?!?!?!?!」 白ネコの銀糸のような前髪を跳ね上げてあらわれたのは、お姉さまの股間にそそり立つ肉色の突起物。白ネコはある意味、見覚えのあるものを前にして目をまん丸にして固まっていた。蜂の巣をつついたように騒ぎ出す盗賊たち。 「うわあ!!ヤツ男か?マダラか?」 「お、落ち着け!オンナのもついてるぜ、フタナリってヤツだ・・・」 安堵感と興奮がない混ぜになった嘆息がそこらかしこに漏れる。 とりあえず一瞬だけ驚愕につつまれた広場だが一人だけ立ち直れない人物が約一名。 「へっ・・・これ・・・なんでオチンチ・・・」 「あんまり見たら恥ずかしいにゃあ・・・」 お姉さまが恥ずかしそうに腰をくねらせると立派なシャフトが白ネコの顔を『ピタン』と叩いた。 「ひっ!? ・・・はわわわわわ・・・」 へなへなと崩れ落ちる白ネコ、そのまま四つんばいで這って逃げようとする。それに気付いたお姉さまは蹴飛ばすようにパンツを足から抜くと白ネコの背中に飛びついた。 「にゃああん!!お前イカせてくれるって言ったにゃあ」 「だ、だだだって・・・そんな、あんなになってるなんて聞いてないですぅ・・・うわっ!!あわわわわ、ご主・・・じゃなくてお姉さま、あ、当たってます、ぼくのお尻にカタイのが~!!」 混乱する白ネコを楽しむようにお姉さまは『ぐりぐり』と腰を押し付けた。 「わかるにゃあ、いまこのカタくてアツいのでオンナのお前をぐちゃぐちゃに犯しちゃうにゃあ」 「いやああああ~!!」 白ネコの悲鳴が山塞の上の月に届かんとばかり響き渡る。合掌・・・。 お姉さまは白ネコの耳をねっとりと舐めまわしつつ背後から服の上から白ネコの薄い胸を揉みしだき、片手をスカートの下に忍び込ませた。 「ああっ・・・やめてくださいっ・・・くっ・・・」 「どうにゃあ、オンナのコのカラダってすごくキモチいいにゃ?」 耳元で囁くお姉さま。 「そ、そんなことないです・・・うっ・・・はあっ・・・」 力なくもがく白ネコ。 「お前はこんな時、いつもウソつきにゃあ」 お姉さまはいったん手をスカートから抜くと両手を下から上着の裾に差し込む。 「あっ!? そ、そこは・・・」 「そうにゃあ、お前の一番弱いトコ・・・にゃっ!!」 『きゅいっ!!』 お姉さまの手は後ろから手を回しているにも拘わらず、同時に白ネコの未発達の乳房の真中にある乳首を正確に捕らえ、強くひねり上げた。 「ひああああああん!!」 白ネコは四つんばいのままのびをするように背筋をそらせ悲鳴を上げると腕の力が抜けたのか、ガクガクと緋毛氈に突っ伏した。 お姉さまは腰を突き出したようにうつぶせになっている白ネコのお尻に余裕たっぷりにまわり込むと、『ぺろん』とスカートをめくり上げる。あらわれる白いシルクの清楚なヒモパン。薄い布地は白ネコの秘所のピンク色を透かしそうになるほど熱く湿っている。 「にゃふふ・・・」 すりすりとお尻の丸みを手のひらで堪能してからお姉さまは楽しそうにゆっくりとショーツのリボン結びを『しゅるる・・・』とひっぱっていく。 『ぱさり・・・』 ショーツがしっとりと濡れた音を立てて下に落ち、ついに慎ましやかな白ネコの秘所があらわになってしまう。 人垣の中では『白いほうはホントのオンナだぞ』と安堵の溜息が漏れている。 『マダラでも良かったのに・・・』なんて不届者もいる。 白ネコは自分の秘所にかかるお姉さまの荒い息を感じながら胸を震わせる。 『ああっ・・・ぼくホントに犯されちゃうの・・・でも・・・ホントはぼく・・・』 じわりと目に涙。意志とは裏腹にお姉さまの熱い息の熱が乗り移ったように秘所が熱くなり『じゅん』としてしまう。 お姉さまが膝立ちになって白ネコのお尻に腰を押し当てる。うわごとのように呟く。 「も、もうガマン出来ないにゃ!!お前の『初めて』もらうにゃ!!」 シャフトの先端を割れ目にそって『すりすり』とこすり付けるお姉さま。粘膜同士の触れ合った場所が粘液の糸で繋がる。 「ひゃうっ!!そんな・・・ホントにやるなんて・・・ひどいです・・・」 涙を浮べて抗議する白ネコ。最後の抵抗とばかりに、腰を突き出した格好のまま細くしなやかな指で秘所を隠そうとするがそれはお姉さまにとって、かえってリビドーを燃やすグラビアのセクシーポーズのようにしか見えない。 『ガッ!!』くびれた腰をかかえて一気に腰を押し出すお姉さま。 「いやああああ!!!!」 白ネコがのけぞる。 お姉さまは器用に『くいっ、くいっ』と腰を回して野太いシャフトを白ネコの秘裂に埋没させていく。 「くっ、きついにゃ・・・」 いきなりの快感の大波にさらされたお姉さまは形のいい太目の眉をしかめて放出をやり過ごす。 「うわっ!!お腹がっ!?入ってる、はいっちゃってるよ~!!」 泣き叫んでがりがりと緋毛氈をかきむしる白ネコ。背には背骨のくぼみに沿ってうっすらと脂汗が浮き始めている。やっとシャフトを収めた白ネコはうわずった声で言う。 「にゃふぅ・・・やっぱり最高にゃ、アツくって、キツくって・・・」 『パン、パンパンパン』 白ネコの腰を抱えてキレ良くシャフトを叩き込み始めるお姉さま。 「ひぐぅ、いやぁ・・・おなかズンズンしちゃだめ~!!」 快感より違和感の方が強いのか頭を打ち振って叫ぶ白ネコ。しかしお姉さまは八重歯をぺろりと舐めて構わず言う。 「にゃは・・・もう出そうにゃあ・・・濃いの出たらネコのお前は一発でニンシンしちゃうにゃあ・・・」 『パン、パン、パン、パン、パン』 激しく腰を打ち付けるお姉さま。白ネコはそれを聞いて目を見開いて驚愕する。 「う、うそっ!!いやっ!抜いて、抜いてくださいっ!!」 じたばたと前に逃げようとする白ネコの腰を捕まえて深く突きこむお姉さま。 『ずんっ!!』シャフトは色素の薄い襞をえぐり、巻き込み突き込まれる。 「ひぐぅっ!!」 「にゃはっ!!もう、どぴゅどぴゅしちゃうにゃ」 「いやあ!ニンシンしちゃう!!外に、外に出してぇ!!」 叫ぶ白ネコにぽそりと呟くお姉さま。 「なんでもするにゃ?」 何も考えずにガクガクとうなずく白ネコ。 「なんでもしますっ、だから、だから中に出さないでっ!!」 性急なシャフトのひくつきを感じて慌てて叫ぶ白ネコ。お姉さまは『ニヤリ』と口元をゆがめると白ネコを突き飛ばすようにしてシャフトを引き抜く。そして荒い息をついて身を投げ出している白ネコの銀髪をつかんで引きずり起こすとまだ湯気の出そうなビキビキのシャフトを突きつけた。 「代わりにクチでするにゃ」 「・・・・・・」 呆然と見上げる白ネコ。上目遣いの目が加虐心をくすぐる。 『くいっ』 お姉さまがさらに腰を突き出す、白ネコのすべすべの頬に、シャフトについた愛液と先走りのミックスした液体がぬめぬめと跡を残す。 「ああ・・・」 白ネコは観念したように目を閉じてシャフトに桜色の唇を寄せた。閉じたまぶたに涙がこんもり盛り上がった。 『ちゅ・・・れろ・・・ずちゅ・・・ちゅば・・・くちゅくちゅ・・・』 初めは軽いキス。だけどすぐに本格的にしゃぶりつく白ネコ。 「にゃは・・・やっぱり上手にゃ、よ~く思い出してキモチのいいトコしゃぶるにゃあ・・・くうん、ソコ、れろれろするの感じるにゃあ・・・」 シャフトの裏側を舌先で強くなぞられてゾクゾクと身を震わせるお姉さま。お返しとばかりに足指で白ネコの秘裂を巧みにかきまわす。 『ふむぅっ、うぅ・・・はむっ・・・ちゅ・・・』 白ネコの心は乱れる。 『こ、こんなにお口のコレがアツくって、足の指でくちゅくちゅされてて・・・キモチいくなっちゃって・・・』 「んふぅ、あは、うぅん・・・ぷはっ、はあ、はん・・・」 白ネコはお姉さまの指に合わせるように小さなお尻を振って悶える。瞳はけぶったようにトロリとし始めるがうっとりとした表情とは裏腹にフェラチオは性急かつ積極的になっていく。ついにはスモモのようなシャフトの先端に強く吸い付きつつ舌先で鈴口をほじくるようにいらい、さらには空いた手でシャフトをしごきたて、シャフトの下に位置するお姉さまの秘裂に指を泳がせ、シャフトの付け根の肉壁を裏から『カリコリ』と引っ掻かれるとお姉さまはついに音を上げてしまう。 「だめにゃ、そんな激しくしたらもう出ちゃうにゃあ!!」 細かく痙攣する下半身。白ネコはシャフトの根元がふくれあがる感じに慌てて口を離そうとした。 「い、いやっ・・・ムグッ!!」 お姉さまは逃れる白ネコの頭を掴むと逆に『ぐいっ』と白ネコの唇が自分の秘所の叢に付くぐらいシャフトを深くねじ込むと壊れたようにガクガクと腰を揺すった。 「ンムウウウウッ・・・!!」 「イク、イクにゃあ!!」 『どぴゅっ、どぴゅっ、びゅくっ・・・!!』 白ネコの喉奥に容赦なく打ち込まれるゼリーのように濃い白濁。と同時にお姉さまは自分の足の親指が奥に吸い込まれるように強く締め付けられ熱い蜜がかかるのを感じた。 「んむっ、んむうぅ・・・くっ、ふむぅ・・・」 涙と鼻水でべたべたになりながら悶える白ネコ。『ずるり』と引き抜かれたシャフトから『でろり』とあまりにも粘りの強い粘液が糸を引いて落ちた。 「こぼさず全部飲むにゃ」 残酷なお姉さまの指令に必死でねばつく液体を飲み込もうとする白ネコ。 「んく、んく・・・ケホッケホッ・・・」 目に涙をためて、やっと息をついた白ネコが恨めしそうに言う。 「ひ、ひどいです・・・スン、スン・・・」 「なに言ってるにゃ、どぴゅどぴゅした瞬間お前もイッたクセに」 「そ、そんな・・・こ・・・と・・・」 下を向く白ネコに余裕たっぷりに告げるお姉さま。つい、とつま先を突きつける。 「わたしの足がべたべたにゃあ」 わざとらしく言ったお姉さまの足はべったりと愛液で濡れ光っていた。 「ホントはぶっといのを突っ込まれてどぴゅどぴゅされたいって思ってるにゃ」 「ち、違いますっ!!」 すでに力を取り戻しているお姉さまのシャフトを見て顔を赤らめて目をそらす白ネコ。しかし思わず『ゴクリ』と喉を鳴らしたのをお姉さまは見逃さない。 「本当はお前はインランなメスネコにゃ」 「ち、違う・・・ぼくは本当は・・・ひゃん!?」 いきなり後ろから膝を抱え上げられる白ネコ。 「じゃあみんなに確かめてもらうにゃ」 「いやあぁ!! こんな格好、恥ずかしすぎます!!」 バック駅弁のような格好で抱え上げられた白ネコ。全開になった秘所に盗賊達の視線が集中すると秘所が意思に反して『じゅん』となってしまい見てて哀れなほど混乱してしまう。 「見ないで、見ないで下さい!!」 赤くなった顔を手で覆って打ち振る白ネコ。秘所にはピタピタとお姉さまのシャフトが当たっている。 「さ~てホントのお前を見せるにゃ!! 」 「ああっ!! また入っちゃう、はいっちゃうよ~!!」 『ずぶずぶずぶ・・・』 今度は抵抗もなく飲み込まれるシャフト。お姉さまは引き締まったお尻を縦横に振りたてて白ネコの秘裂にシャフトを送り込む。白ネコはその一突きごとに溶かされ、変質させられていく・・・。 仁王立ちになり白ネコを抱え上げ、揺すりたてるお姉さまをかがり火が異様なシルエットに変換して映し出す。 「だんだんこなれてきたにゃ、わたしのアレを喰いしめてはなさないにゃあ・・・」 「ウソです・・・そんなのウソです!!・・・くはぁ・・・あふぅ・・・」 「まだそんなこと言ってるにゃ、もっと激しくするにゃあ」 お姉さまはさらに激しく腰を使いまくる。全開にされた白ネコの秘所は『ズコズコ』と音がしそうなくらいお姉さまのシャフトが出入している。小さく慎ましい白ネコの秘所に野太いお姉さまのシャフトが何度も出現しては収まる様子はまるで手品のように感じる。 いつしか『ズブリ』とシャフトが入るとその分の体積の愛液が『びゅっ』と溢れ、『ズヌッ』と抜かれると、白ネコのピンクの秘肉が見ていてイタイタしいほど巻き込み、引きずり出され、さらに多くの愛液がかき出された。そしてお姉さまの太ももをトロトロと伝って緋毛氈に恥ずかしいシミを付けていく。シミが広がるとともに、白ネコの口から甘い声が混ざり、月夜に溶け込んでいく。 「先っぽに当たってるざらざらが舐めまわすみたいに咥え込んで来るにゃ・・・」 お姉さまは白ネコの名器振りに苦戦しつつ、豊富な潤滑液を頼りに軽やかにしなやかに腰を使う。 「ひいっ!! あくっ!!ひゃああん!ふあっ・・・ああっ!!・・・」 「そうにゃあイキたくなったらちゃんとイクっていうにゃ」 「いやあ見ないで・・・ズンズンしないで・・・だめぇ・・・イイっ、イイよぅ・・・」 白ネコは秘所を隠すことも忘れ両手で顔を覆いブンブンとかぶりを振ってすすり泣く。 「またイクのかにゃ?欲張りなオマ○コにゃ、エッチな音が止まらないにゃ」 もはや言い訳も不可能だった。結合部からは粘度の高い白っぽい愛液が、ぬかるみをこねまわすような音を発していた。 『はあぁぁ・・・イッちゃう、またイッちゃう、ぼく・・・こんなにいっぱい人がいるのにすごく恥ずかしいのにまた・・・ああ・・・もう・・・』 白ネコのシャフトが不規則にお姉さまのシャフトを『きゅきゅっ』と締め付け始める。 「くうっ・・・くるにゃあ・・・」 お姉さまは眉をひそめながらも抽送をやめない。そして腰だけでなく白ネコの体を乱暴に持ち上げては落とすと同時に深く突き上げた。あまりに深く貫かれた白ネコが白目をむいて悲鳴を上げる。 「うああああっ!!イクっ!!すごくイクっ・・・コンなカッコでぇ・・・ひあああああん!!!!!」 『ぷしゃぁぁぁぁ!! 』 大きく開脚された結合部からキラキラとほとばしる水流 「ああ・・・見ないで・・・止まらない、止まらないよう・・・ふああん・・・」 白い肌をピンクに染めて白ネコはわななき軽く失神する。まぶたから盛り上がった涙が一筋の線を描き、落ちていく。 お姉さまは初めての絶頂の余韻にふるえる白ネコを緋毛氈の上に投げ出す。愛液にまみれたシャフトが『ビクビク』と性急にひくついていた、まだイッていなかったのだ。 「さて・・・わたしもイカせてもらうにゃあ・・・」 お姉さまはゆっくりと白ネコにのしかかり立て続けに犯していく。 「ご、ご主人様・・・ぼくまだイッたばかり・・・」 夢うつつに呟く白ネコにかまわず、お姉さまは白ネコの体を折りたたむようにして地面に足首を押し付けた。 「さて、いくにゃぁ・・・」 屈曲位でちょうど真上を向いた秘裂の入り口を一気に貫くお姉さま。 「んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ」 お姉さまは体重をかけて窮屈に折り曲げられたお尻の上を弾むようにしてバスバスとシャフトを叩き込む。イッたばかりで、じわりと下りてきていた白ネコの子宮を全体重がかかったシャフトの先端がカウンターで容赦なくボコボコと殴りつける。 「ふあっ・・・く、苦し・・・でも気持ちイクって・・・乱暴しないで・・・そんなにズンズンしたら・・・」 「ふあっ!!天井がコリコリしていいカンジにゃ、イッちゃうにゃあ~」 お姉さまはさらなる快楽を求め、のしかかるようにしてシャフトを抽送していく。そのガツガツとした様子は盗賊も呆れるほどの野犬の交合のようなセックスだった。 白ネコはさっきからのイキっぱなし寸前の悦楽に苦悶しつつ、とろとろと呟く。 「あ、あう・・・ズンズンが・・・苦しくてキモチいくて・・・いやあ・・・赤ちゃん出来ちゃうよう・・・」 言葉とは裏腹にお姉さまの拘束から逃れた白ネコの足はお姉さまの腰にしっとりと巻きつき抱え込んでいた。 「イキたかったら、イカせて下さいっていうにゃ!!じゃないとやめちゃうにゃ」 お姉さまが耳元で囁くと白ネコはろれつの回らない口調で叫ぶ。 「や、やめないで!!イカせて!!ご主人様のぼくの中でどぴゅどぴゅして下さいっ!!」 「よ~しわかったにゃ!!だ、出すにゃ!!しっかり孕むにゃ!! 」 お姉さまの薄く汗をかいた背筋が射精寸前で反り返った時だった。 「へへへ・・・もうガマンできねえぜ」 生臭い息とともにお姉さまの耳元で声が聞こえた。盗賊の首領だった。首領はご丁寧にもまだわずかに飛散しているマタタビを警戒してか口と鼻はしっかり布で覆っている。そして慌しくお姉さまにのしかかる。 「ち、ちょっと待つにゃ・・・にゃ!!そ、そこはっ・・・」 首領はためらわずに自分のシャフトをお姉さまのアナルにねじ込んだ。慌てて身をよじろうとするがイキかけている白ネコがしがみついていて果たせない。 「に゛ゃああああ!! 」 慣らしもせずにシャフトを入れられたお姉さまはあまりの事にフリーズしてしまう。首領は半分ほど入ったところで残りを一気に押し込む。 「ひああああああああああっ!!!!!!」 二人分の重く深い突きを喰らった白ネコが歓喜の悲鳴を上げる。 「うあああっ、イク、またイク、すごい、すごいのおおおぉぉぉ!!!」 白目を剥いて痙攣する白ネコ、お姉さまのシャフトを『ぎゅいぎゅい』と締め付けて射精を促すが、アナルを蹂躙されているお姉さまにその余裕はなかった。 「は、早くはなれるにゃあ!!あとでヒドイ目にあうにゃよ!!」 身悶えるお姉さまに首領はうそぶく。 「へへ・・・マタタビを吸ってまともに動けるのかよ・・・おおっ!!」 驚愕の叫び。調子に乗る首領の喉元にいつのまにか短剣が突きつけられていた。 「ば、ばかな・・・」 首領がそおっと覗けば知らないうちに自分の腰の短剣が引き抜かれ喉元にあった。そしてその短剣を握っているのはお姉さまの影で、まだ微妙に焦点の定まらない目をしてる白ネコ。 「残念ながらぼくにはマタタビは効かない、早くご主人様から離れて下さい!!」 白ネコは短剣を持ちつつゆっくりと立ち上がり服を巻きつける。 その時、やっと魔法が切れた。 ネコ耳は引っ込み、尻尾はなくなった。キラリと輝く猫目はやさしげな色を湛えた黒目に戻る。そして肝心のメスからオスに・・・月光を浴びて現れたのは猫姫さまに仕える『ぼく』。 「人間だったのか・・・」 首領は呆然と呟く。形勢逆転、ぼくは首領に言う。 「王都で罪に服するなら命まではとらな・・・」 「いまだ、後ろっ!!!」 いきなり叫ぶ首領。ぼくは慌てて後ろを見るが誰もいない。 『しまった・・・!!』 ぼくはすぐに注意を前に振るが遅い。『バチン』と手から短刀が飛ぶ。 「バカが!!てめえら取り押さえろ!! 」 殺到しかける盗賊たち。 「・・・まったく・・・お前はいつも詰めが甘いにゃ・・・」 よろよろと立ち上がるご主人様。 「コイツも正気なのか!! 」 「薬物なれしてるネコもいるってコトにゃ」 ご主人様は小さく、早く口の中でぶつぶつ呟くと大きく叫んだ。 「天!!」 右手を真上に上げ。 「地!!」 左手は地面を差す。 「猫!!」 そして胸元で指を組み合わせると目を見開く。 「発雷!!」 この前、編み出したばかりの雷撃魔法が発動する。ぼくは慌てて地面に伏せる。 『ピシッ!!』 スパークが飛び、スパークはスパークにぶつかりその質量を瞬く間に増やしプラズマと化してぼくの頭上を荒れ狂った。悲鳴もあげられずに首領は真っ先に雷撃に巻き込まれた。 ぼくが恐る恐る顔を上げたとき首領の立っていたところに白っぽい灰が山になっているだけ・・・。 「ひいいいいっ!!」 あまりの威力に凍りつき後ずさる盗賊たち。ぼくは耳の上に挟んでいた小さな紙筒を手に取る。先っぽを『ピン』と弾くと元の大きさに戻るので、急いでそれをかざした。 「ひかえよっ!!このお方は王国皇位第30位継承者『マナ』姫であられる!勅命により盗賊討伐のみことの・・・」 朝の練習の成果か、結構噛まずに言えたので気分良くしゃべるぼく。だけど残った手下達は聞いてないみたい。 「どん尻の30番皇女って言ったら、あのイワシ姫かよ・・・」 「じ、実験材料にされちまうぞ!! 」 いきなり蜘蛛の子を散らすように逃げていく盗賊達。 「あっ、ちょっと待って・・・し、神妙にして・・・」 呆然と呟くぼくに盗賊たちは、 「もうダメだぁ~!!」 「人体実験で『イヌ』にされちまうぞ~」 「ひいっ、もう真人間になるんだ~!!」 とか言って砦の倉庫から金目の物や、食料、食器から何から何まではぎ取って三々五々逃げてしまった。 ご主人様は腰に手を当てて高笑い。 「はっはっはっ、わたしの名は王国中に轟いてるらしいにゃ」 「悪いカンジに轟いてるみたいですけどね・・・」 ぼくはとぼとぼと歩いて建物の中を確認した。やっぱり鰹節ひとかけらさえ残ってない。 へなへなとくずれ落ちるぼく。 「盗賊をやっつけたら財宝とか食料が手に入るってご主人様が言うから怖いのガマンして来たのに・・・恥ずかしい目に合って、犯されただけ・・・」 涙がうるうる出てきそう。『ちゃんと最後まで朝ご飯食べて来ればよかった・・・』って本気で思った。そんなぼくを諭すようにご主人様が言う。 「自分のことばかり考えたらダメにゃ、もっと他にやる事があるはずにゃ」 ぼくは弾かれるように立ち上がった。自分が恥ずかしい。 「そうですよね!!早く下の村の人達に知らせて安心させてあげないと・・・」 慌てて振り向くがご主人様がいない・・・と思ったらなぜか四つんばいになってぼくにお尻を向けてる。シッポをふりふりさせて言う。 「最後イキそこねたから、早く最後までイカせるにゃあ、自分ばかり2回もイッてずるいにゃあ!!」 「・・・・・・・・・」 悄然と人生の世知辛さを味わうぼくにご主人様が言う。 「別にわたしがお前のお尻を犯してもいいんにゃけど・・・」 「い、今行きますうぅぅ!!」 ぼくは慌てて駆け出した。 空にはもう2つ目の月。誰もいない砦に2人の声がいつまでも響く。 「にゃあああん!! 今度は後ろでイッちゃうにゃあ!! 」 「何でいつもこうなるの~!!」 おわり
https://w.atwiki.jp/83452/pages/804.html
律「よー、遅かったな唯。さては大か?」 唯「中でした!」 律「あはは!なんだ中って!ゲリピーか!?」 澪「黙れよ小学生」 律「なにおう!澪だって未だにかわいいぬいぐるみと一緒に寝てるお子ちゃまだろ!」 澪「か、関係ないだろ!バラすなバカ律!」 唯「いいじゃんいいじゃん!かわいいよ澪ちゃん!」 紬「・・・」 梓「このシュークリームおいしいですね」モグモグ 紬「ねえ唯ちゃん?」 唯「な~に~ムギちゃん?」ポワポワ 紬「な、何でもないの(ダメだ!完全に女王パワーが失われている! 梓ちゃんに敗れた事によって自信喪失してしまったんだわ!)」 さわ子「待たせたなみんな!」パリーン! 唯「わわっ!さわちゃん!びっくらこいた!」 さわ子「驚かせてしまったようね」ドクドク 澪「さ、刺さってる!刺さってるから!」ブルブル 律「窓ガラス片付けておけよ不良教師」 梓「SWATみたいだ」 さわ子「でも新しい衣装が手に入ったからいてもたってもいられなくなって!」 唯「へぇ~!見せて見せて!」 律「おい唯あんま喜ぶな。さわちゃん調子乗るから」 澪「ていうか何部だよここ」 さわ子「これよ!」バーン 唯「!!」 紬「こ、これはSMのボンテージ服ってやつでは!?」 梓「正直期待ハズレでしたね」 さわ子「なにぃ!?じゃあ梓ちゃんに着てもらうわ!」 唯「あずにゃんにこれを!?」ギラッ 梓「お断りします」 律「なんだちょっと見たかったのに」 澪「ていうか練習しようよ・・・なあムギ?」 紬「いいえ!梓ちゃん着るべきだわ!」 澪「えっ」 梓「お断りします」 唯「あずにゃん!私も着るからやってみよう!女は度胸!」 梓「いや度胸関係ないです」 さわ子「これとか澪ちゃんに絶対似合うわ!」 澪「そんな破廉恥なもの着れませんよ!」 律「ったく、まどろっこしいなぁ」ガシッ 澪「り、律さん?」 律「さ、先生早くやろ~ぜ!」 さわ子「おう!」 澪「いやああああああーーー!!」ズルズル 唯「さああずにゃんも・・・」 梓「唯先輩、顔怖いです」 唯「おだまり!」パシン! 梓「!!」 唯「ふふ・・・こうやって捕まえておけば逃げられないよね」 梓「は、離してください・・・唯先輩!」ググッ 紬「お戻りになられた!女王様がお戻りになられた!」 さわ子「やはり似合う!似合うわ澪ちゃん!」ジュルリ 律「たまんねえ」ジュルリ 澪「うっぅう・・・」シクシク 唯「おおおっ!こ、これは!」 梓「ひどい」 紬「何言ってるの梓ちゃん!僥倖!これ以上ない僥倖よ!」●REC 澪「もう許して・・・」 唯「み、澪ちゃん・・・」ゾクッ 唯「ふふふふ・・・うふふふふふ」ペチペチ 澪「ちょ!唯!お尻叩いちゃやだ!」 律「あっずるい唯!私もまぜろよSMゴッコ!」 澪「なんでだよ!なんで私ばっかりいじめるんだよぉっ!」 唯「だって澪ちゃん憎たらしい位かわいいんだもん」グニー 澪「やへほ~!ふい!」 さわ子「美しいわ」 紬「ええ」●REC 梓「開放されたです・・・」 …… 唯「ただいま~」ガチャリ 憂「あっお姉ちゃんおかえりっ!晩御飯なら」 唯「ご主人様でしょ?」ギロッ 憂「・・・えっ?あれ?」 唯「このメス豚め・・・お仕置きが必要の様だね」 憂「だ、だって、もうそれ終わったんじゃ」 唯「とりあえずこれに着替えてもらおうかな?」 憂「そ、それって・・・」ゴクリ …翌日 澪「はぁ・・・」 和「どうしたの澪?元気ないわね」 澪「和・・・私もう軽音部でやっていける自信がない・・・」 和「あら?なにかあったの?」 澪「だってあいつらみんな変態なんだもん」 和「変態?」 澪「私をいじめて喜ぶ変態」 和「へえ~」 澪「何よ和!他人事だと思ってのん気そうに!」 和「ん~だってちょっと分かるからなぁ」 澪「へ?」 和「澪ってちょっと構いたく様なオーラがあるというか」 澪「・・・」ウルルッ 和「あっ、いい意味でよ?私だってかわいいって思うし澪の事」 澪「それって美しさは罪って事?」 和「そ、そうそう(うわっすっげえいじめたいこいつ)」 …昼休み 梓「憂~、一緒にご飯食べよ」 憂「ごめ~んお姉ちゃんと約束あるんだ!またね!」タタッ 梓「・・・おかず交換したかったな」 … 律「ひゃっほ~!メシだぜ!メシ!早食い勝負しようぜ唯!」 唯「悪いけど先約あるんだ!りっちゃん一人でやってね!」タタッ 紬「うふふ私も!頑張ってねりっちゃん!」タタッ 律「何だよ!またのけ者かよう!」 …裏庭 唯「憂は豚なんだから箸を使ったらダメだよ」 憂「ブヒィ!」ガツガツ 紬「憂ちゃん・・・なんて愛らしいんでしょう」ポッ 唯「あっこぼした!こいつめこいつめ!」バシバシ 憂「ごめんなさい!ごめんなさい!」 唯「ダメ!お弁当取り上げます!」 憂「そんな・・・(私が作ったのに)」 唯「沢庵!」 紬「ポリッ!」 唯「あなたが豚に食べさせてあげるの!口移しでね!」 紬「ええっ!?」 唯「返事はポリッでしょ!この沢庵!」バシバシ 紬「ひゃんっ!」 憂「ご主人様・・・やっぱり設定に無理があるのでは」 唯「豚が口答えするな!」パーン! 憂「はうぅっ!」 紬「そ、それじゃ憂ちゃん」 憂「うう・・・口がくっ付きそう・・・」 唯「ていうかくっ付かないと無理だよね?」クスクス 紬(ごめん憂ちゃんこのままじゃ昼休み終わっちゃう!)チュプッ 憂「んぐぐ!?」 唯「おお~!うまいもんだね!」 憂(やだこんな所で・・・誰かに見られちゃうかも知れないのに!)ンンー 紬(ああ憂ちゃんの唇おいしい・・・)チュパチュパ … 律「な、何て事してやがるてめえら・・・」ワナワナ 唯「あれりっちゃん?」 憂「ひゃああぁっ!」バッ 紬「うふふさっきから覗いてたの知ってたわよりっちゃん」ペロッ 憂「律さん!ちちち違うんですこれは」 律「ずるいよ唯!私もまぜろよ!」 憂「えっ」 唯「ほえ?」 律「いいだろ憂ちゃん?唯なんかより私の方がずっと上手にかわいがってやるぜ」 憂「あのあのあの・・・私にはご主人様が」 唯「しょうがないなあ!私は沢庵と遊ぶか!」 紬「ポリッ!」 律「だとさ!じゃあ憂ちゃん今から私の椅子ね!」 憂「ええ!?」 律「はい四つん這いになる!」 憂「そんなぁ・・・(お姉ちゃんと紬さん以外の人とこんな事するなんて)」 唯「ふふ~んムギちゃんってほんっと綺麗な肌だね~!真っ白で染み一つなくて!」 紬「ありがとうございますご主人様」 唯「調子に乗るんじゃないよ!漬物の癖に!食料の癖に!」バシバシ 紬「あうっ!ごめんなさい!」 唯「私は誰も踏み荒らしてない雪を踏むのが大好きなタイプなのっ!」 紬「ゆ、唯ちゃんまさか」 唯「かぷっ!」 紬「・・・いたっ!」 律「おお~見事な椅子ですねえ~!」 憂(なんか始まった) 律「特にこのポニーテールが持ちやすい!匠の技が光ります!」 憂「何を言ってるんですか律さん・・・」 律「こらダメだ椅子がしゃべっちゃ!」コツン 憂「あっ・・・ハイ・・・」 律「じゃあ座り心地を確かめてみましょう~!」ノシッ 憂(うっ重い・・・けど律さんのお尻の感触が・・・)ドキドキ 律「おお~これは素晴らしい~!」 唯「あははは!沢庵うはい!」カミカミ 紬(やだ私唯ちゃんに食べられちゃってる)ゾクッ 唯(これ以上強く噛むと跡が残っちゃうかな?ま、いっか!)ガジッ 紬「くうっ・・・!」 唯「あ~ごめん痛かった?ちょっと跡残したくてさ、えへへ」 紬「か・・・構わないです・・・」 唯「だよね!沢庵だもんね!あはは~!」カプッ 紬「・・・っ!」 律「買っちゃおうかな?りっちゃんこれ買っちゃおうかな?」ギシギシ 憂(律さんそんなに暴れないで!た、耐えられないっ!)ガクンッ 律「あっなんだよ~!耐久性全然ないじゃん!ダメだなこの椅子!」 憂(そんな・・・)ガーン 律「次はベッドにしよ~!」 憂「ええ~!」 律「まずは弾力を調べてみよ~!」モニモニ 憂「あっちょっとそこはっ!」 律「しゃべっちゃダメ!」ペチッ 憂「・・・」 …放課後 律「いや~、昼休みは楽しかったなあ唯!」 唯「悪いけど憂を貸すのはこれっきりだよりっちゃん」 律「おいおい!お前と私の仲じゃないか!かて~事言うなよ!」 唯「だってりっちゃん乱暴すぎるんだもん」 律「何言ってんだよ!唯こそムギに噛み跡なんて残してる癖に!」 澪「一体何の話をしてるんだお前達は?」 紬「うふふふ」 梓「吸血鬼だったんですか唯先輩・・・」 唯「あ~ずにゃん!」 梓「近寄らないでください!(両手で十字)」 澪「ちょっと!遊んでないで今日こそ練習するぞ!ここは何部だ!?」 紬「SM倶楽部~!」 澪「そうだムギ・・・ってちがーーーうっ!!」 律「澪~!ドラムの練習したいんだけど付き合ってくんない?」 澪「り、律うぅ!!」 澪「よ~しやるぞ~!」 律「ほ~い!」ポヨン 澪「・・・何している?」 律「何って・・・ドラムの練習」ポヨポヨン 澪「私の胸はドラムじゃない!」バッ 律「いやいや~!立派なものですよ!」 澪「ちょやめ・・・」 さわ子「待たせたなみんな!」シュタッ 梓「今日は忍者ですか」 律「SWATよりかはマシだな。物を壊さないだけ」 澪「ちょっと先生!ずっと天井にいたんですか!?」 さわ子「天井に張り付いてて何が悪い!?」 澪「もうやだこの顧問!怖い!」 唯「あはは!さわちゃんすご~い!」 さわ子「話は聞かせてもらったわ!実は私もSなのよ!」 澪「何の話よだから!?」 さわ子「もう澪ちゃんったら・・・分かってる癖に」 澪「やめて!私うさ耳なんて付けませんよ!」 律「ちょっと先生困るなぁ・・・澪は私のものですよ?」 澪「誰がいつお前のものになった!?」 唯「あずにゃんもそろそろ私のものになっちゃえ~!」ガバッ 梓「ひっ!血は吸わせません!」ジタバタ 紬「うふふ・・・頃合ね」●REC 唯「そっか・・・血を吸えばあずにゃん私の仲間になるんだね」 梓「イヤですイヤですっ!離せこのバカ!」ポカポカ 唯「えいっ!」カプッ 梓「はうっ!?」ビクッ 唯「あずひゃんのみひたふおいひい!」カミカミ 梓「そ・・・そんなとこ噛んじゃイヤです・・・」 唯「へへ~!あずにゃん感じちゃった?」 梓「そんな訳ないですこの天然ボケが」 さわ子「私も澪ちゃんギター弾きたいのよ!」 律「澪はドラムだ!見ろこのパワフルボディ!」 澪「わっ私はギターでもドラムでもないっ!」 さわ子「えいっ」スルッ 澪「きゃっ!?」 律「いきなり下だと!?」 澪「ちょ、ちょっと先生!どこ触って・・・あぅっ!」ビクッ 律「クソー!負けてらんねえ~!」モニモニ 澪「うああっ!律まで!や、やめろぉ~!!」バタバタ 唯「ふふっそうやって強がるから私の嗜虐心を煽るんだ」 梓「唯先輩いつもに増しておかしいですよ」 唯「おかしくさせたのはあずにゃん、キミだよ」ガブッ 梓「もうヤダッ!痛いですって!」バッ 唯「じゃあ痛いニャーって言って?」 梓「・・・あほらし」 唯「・・・」ガブガブ 梓「い、いたた・・・もうちょっと唯先輩! ていうかムギ先輩撮ってないで助けてください!」 紬「ヤ~ダ♪」●REC …… 唯「ただいま~!」ガチャ 憂「おかえりなさいご主人様!」 唯「ふふっ憂ったらボンテージにエプロンだなんて」 憂「ご主人様に喜んでもらえたらって・・・」 唯「もし私じゃなくてお客さんだったらどうするつもりだったの?」 憂「そ、そこまで考えてなかったな」 唯「ウソだね。本当は興奮してたんでしょ?その場面を想像して」 憂「・・・」カァッ 唯「でも嬉しいよ。今日はずっとそのままでいてね」 憂「ブヒィ!」 唯「その方があずにゃんも喜ぶだろうし」 憂「えっ?」 梓「何やってるの憂?こんなのただの変態じゃない」 憂「あ、梓ちゃんいたんだ・・・ (小さいからすっぽりお姉ちゃんに隠れてて分からなかった)」 唯「憂に何て事を!このチビ猫!」ブンブン 梓「・・・」スッスッ 唯「むー・・・まだ抵抗するんだねあずにゃん」 憂「と、とにかく上がってよ、ね?」 梓「うるさい豚。言われなくてもお邪魔する」 憂「・・・どうぞ(梓ちゃんに言われると何か普通にムカつくな)」 唯「へへ~!あずにゃんもノリノリじゃ~ん!」 梓「空気読んだだけですよ」 3
https://w.atwiki.jp/nekomimi-mirror/pages/123.html
こっちをむいてよ!! ご主人様 第10話 大晦日のシュバルツカッツェ城はシンと静まり返っている。ほとんどのネコ姫が 父親のいる実家に帰省しているからだ。妹のユナも薬局の店員の家族を引き連れて 南方へ避寒社員旅行に行ってしまった。リナも何が楽しいのか、『寒稽古』と言う 名目で城下の道場に泊り込んでいる、あれで年明けには道場の卒業生が挨拶に長蛇の 列をつくるらしい。 わたしはと言えば、じっと冷たい静けさに耐えつつ、ベットの中で丸まって 過ごすのが例年の通過儀礼だったが今年は違う。 「んっ、はあっ・・・ご主人さま・・・んっ、んっ・・・」 今年から雇った、少年の香りの残る表情の召使いがわたしのみっちりとしたカラダに 真っ直ぐな欲望を激しく叩きつける。猛った召使いのモノがわたしを激しく甘美に 貫く。ちょうど腕立て伏せのような体勢なので、あごを滴った汗がゆっくりと パタンパタンとわたしに落ちてくる。不快ではない・・・わたしを気持ち良くさせようと 一生懸命の召使いが何故かいとおしくてその全てを受け入れたくなる。 「もっと、もっとえぐるにゃ・・・んっ、にゃふ・・・」 わたしは足で挟みつけるように『ぎゅっ』と召使いのしなやかな腰に両足を巻き つけて催促する。キモチいい角度とテンポをその足で『くっ、くっ』と軽く押して 誘導する。また絶頂が近づいてくる、今日だけで朝から何回セックスしたのかもう 解からないほど。召使いが泣きそうな声で言う。 「うああっ!!ご主人様っ、ぼく・・・ぼくもう・・・」 「いいにゃよ・・・タップリ出すにゃ、わたしも、わたしも・・・ おっきいのキそうにゃ――っ!! 」 『ビクビクッ!! 』 召使いのお尻の上に巻き付けていたわたしのふくらはぎがシャセイ寸前の腰の痙攣を 拾う。そして華奢なカラダに似合わにゃいほどの大きなペニスのカリが弾けるみたいに 『ぶわっ』と広がって・・・あ、熱いにゃ!! ・・・ 「に゙ゃあああああっ!!イク、イク、イクにゃあああああああっ!!」 「ご主人様――っ!! 」 召使いはシャセイしにゃがらもすごい勢いで腰を使う。『どぴゅどぴゅ』を感じつつ 挿入される快感といい。イッた後の敏感な亀頭を無理やりコスりつつピストンする 召使いのイキ顔が死ぬほどわたしを興奮させる。 「んっ、にゃふ・・・はにゃん、上手だったにゃ・・・」 ガクガクと手で体を支えきれなくなった召使いが、かぶさって来る。わたしはその 召使いの汗ばんだ背中を『よしよし』して言う。召使いは呟くように言う。声まで 弛緩して震えているみたいに聞こえた。 「ごしゅじんさまぁ・・・」 わたしもカラダ中を『ガクガク』『ヒクヒク』と痙攣させて、凄まじいオルガズムを 堪能する。始めはこんにゃにカラダの相性が合うとは思わなかったにゃ・・・わたしの 秘肉は一滴でも多く召使いの白濁を搾り取ろうと無意識にいつまでも蠢いていた・・・ 『ふにゅふにゅ・・・』 召使いがわたしの胸に嬉しそうに頬ずりしてる・・・母親が幼いときに離婚した所為か、 ずいぶんと母性的なものに甘える傾向がある。男にゃら、腕枕するぐらいの甲斐性を 持っていいと思うのにゃが・・・ 「ご主人様・・・来年は今年よりもいい一年になるといいですね・・・」 他愛もない会話。 「いいって何にゃ?全ての実験に成功することきゃ?それとも借金の全額返済きゃ?」 からかうわたし。今が一番いいにゃあ・・・寂しくにゃいのがいいにゃあ・・・ 「違いますよう、今年よりも王位継承順位を上げて、いずれ女王様になる事ですよう」 わたしは眉をしかめる。 「そんにゃもの・・・なってどうするにゃ・・・このままでも十分にゃ・・・」 たっぷりとアソコに撃ち込まれてしまった胎内の白濁を意識して囁くように言う。 「ぼく・・・ご主人様のこと心配で・・・女王陛下になれば一人でもだいじょうぶ・・・ そしたらぼくは元の世界に帰ります・・・いや、城下で料理屋でも開こうかな・・・」 下を向いていう召使い。表情はわからない。わたしに怒りにも似たもどかしさが わき起こる。声が震えた。 「わ、わたしに不満があるのきゃ・・・!? 」 がばっと身を起こして召使いが慌てて言う。 「そんなんじゃありません!!でも、あと15年も経ったらぼくオジサンです!! でもご主人様は今の姿のままなんですよ・・・そ、それにご主人様の結婚相手だって・・・」 悲しそうに言う召使い。わたしは笑い飛ばす。 「にゃに言うにゃ!!だいじょうぶにゃ、わたしはお前を見捨てたりしにゃいにゃあ!!」 「・・・・・・」 悲しそうに首を振る召使い。わたしは逆上してしまう。おもちゃを取り上げられた 子供のように・・・ 「うるさいにゃ!!わたしは来年も、そのまた来年も絶対、いつまでも30番にゃっ!! もう、もう・・・お前にゃんてしらんにゃ――っ!! 」 わたしは押し留める召使いを突き飛ばして服を身に付けると城の外へ飛び出した・・・ 大晦日の夜。人気のない街をメチャクチャに走り、息が上がり立ち止まれば目の前に 赤提灯。冷たい空気を吸った鼻がジンジン痛い。わたしはムスッとして扉を開けた。 客は一人もいない。古びた懐かしい造り。木製の部分の木肌は、飴色に鈍く光ってる。 暖かなおでんの湯気がわたしをほっとさせた。なぜか召使いの作るおでんと同じ匂いが して涙ぐみそうになる。『どさっ』粗末なイスに投げ出すように座った。 「へい、らっしゃい」 「大晦日に営業きゃ?」 「へへっ、ウチの師匠がね『酒飲みに休みはねえ』ってんで、ウチの休みは正月のみ なんでさぁ・・・何を?」 「酒!! 、酒にゃあ!! 」 「あいよ」 白衣を着た店主が詮索好きでなくホッとする。人肌の日本酒をコップで次々と 空けていくわたし。姿勢が前のめりになり、しだいに頬がカウンターにくっつきかけ てくる。それでもわたしが『トン』とコップを置くと店主はなみなみと酒を満たす。 そして酒を入れた分だけ言葉がこぼれていく。 「暗い川にゃ・・・」 「川ですかい・・・?」 「その川を勢いよく舟が流れてくるにゃ・・・でもわたしは中州にいるにゃ・・・」 『シャ――シャ――』店主の包丁を研ぐ静かな音がいい感じに古びた店内に響く。 「わたしが舟に飛び乗れば沈んでしまうにゃ・・・でもすごい速さで流れていく・・・」 吐く息はほとんどアルコールのよう。でも店主の言葉が意識を引き戻す。 「そして中洲に無理に引き上げれば舟は壊れてしまう・・・ですかい?・・・」 「・・・!? 」 わたしは店主を凝視してしまう。 「へへ・・・もう400年もやってますとね、同じことを言う姫様が時々来るんでさあ」 店主は薄目で睨むようにして研いだ包丁を目元に持ってきて確認しながら言う。 しかし、小奇麗な服装をしていないのによく姫様なのがわかったものだ・・・わたしは なにか良い言葉を聞けるのでは、と耳をすます。 「いい考えなんて、待っても出てきませんぜ、ネコの寿命は650年、ヒトは80年、 あんたは今、普通のネコの8倍、濃く生きてる・・・でも姫様の大事なヤツは8倍苦しんでる かもしれねえ、8倍不安かもしれねえ・・・」 「だ、だからわたしは、心配するにゃって!!絶対見捨てにゃいって!!」 ダン、ダン!!とコップをカウンターに叩きつけるわたし。またなみなみと透明な 酒が注がれた。 「それは姫様がその『時の川』の中州に立ったまま見ているからじゃねえですかい? 走ってあげなせえよ、中州のある限り、舟と同じ速さで・・・」 「そ、それは・・・あうう・・・むにゃ・・・」 くらり、と一瞬意識が遠くなる。 「おっと・・・ツケでいいですから今のうちに一筆入れといてくだせえよ」 大黒帳を取り出す店主。わたしは振り払うようにしてロクに見もせずに帳面に 『マナ』とでかでかとサインをする・・・前のページのサインは『フローラ・・・』そんな ばかな・・・確認しようとしてその寸前、意識がすっと落ちた。 体が浮く感じ。ふわふわふわ・・・心地良い・・・ 『にゃふ・・・舟に乗っているみたい・・・にゃ?・・・』 「ふんふふんふん――ん、ふんふんふふーふふん・・・」 小さなハミングの声。『第9』ってやつにゃ・・・そうにゃ・・・わたしの召使いは カラオケ下手のくせにハミングだけは上手で、よくわたしはテレビを見ているフリを して台所に立つ召使いのハミングをよく聞いていたっけ・・・えっ!!召使い・・・ わたしは周りをそっと見渡す。わたしは召使いの背中の上にいた。舟に乗っている 感覚はおんぶされていたからだ・・・でも、言うべき言葉が見つからなくて、気まずい まま無言でまわりを見る。わたしを包むように召使いの上着がかけられている。 そしてお城の手前の寺院街に入るところだった・・・ 『・・・・・・』 視界がにじみそうになって、ぎゅっとガマンする。ハミングが止まった。 泣きそうな声。 「起きました?・・・」 「・・・・・・」 「・・・噴水のベンチで寝てました、凍って死んじゃうトコロだったんですよ・・・」 『えっ・・・!? 』 口元に手をかざすが全然酒臭くない・・・ 「すみません・・・ぼく、さっきひどいコト言っちゃって・・・」 反省してる召使い。次はわたしが謝って丸く治めるべきであろう・・・今すぐに・・・ スマートに・・・さりげなく・・・言葉が出てこにゃい・・・召使いの背中があったかい・・・ 「にゃ・・・う、にゃふ・・・にゃにゃ・・・こ、このたびは・・・にゃ・・・」 素直な言葉が出てこない、このときばかりは日頃の素行を猛省してしまうわたし。 困って上を見れば二つの月が冴え冴えとわたしと召使いの二人だけを照らしている。 笑っているのかも・・・ 『にゃううううう・・・』 歯ぎしりして月を見るわたし。その時、無数の寺院の鐘楼に人の気配がした。 召使いが言う。叫んだような、囁いたような・・・ 「こっちをむいてよ!! ご主人様」 月から召使いの耳元に顔を寄せるわたし。 「なんにゃ?・・・んっ・・・」 『カ――ン、コ――ン、リ――ン、ゴ――ン、カンカンカン、ゴ――ン、 ぼわ~ん!!!!!!』 無差別に隣接している、様々な宗教の鐘楼から、鐘突き堂から、一斉に年越しの 鐘が打ち鳴らされたのと召使いがわたしにキスしたのは同時。 「・・・・・・・・・」 凄まじい音は召使いの唇の感触にかき消される。そして・・・鐘の鳴る間中・・・ わたし達は・・・ 『ゴ――ン、――ン、―ン・・・』鐘の音が木霊とともについに静止する。異様に 静かに感じる・・・もっと、このままずっと鳴ってればいいのに・・・ 「ん・・・んっ・・・明けましておめでとうございます、ご主人様・・・2年間キスしちゃい ましたね・・・」 なんて、のん気に微笑む召使い。 不覚にもわたしは思わず『カアッ』と耳の内側まで赤くなってしまったので、 慌てて両手で召使いの頭を挟んで『ごきっ』と前を向かせる。 「バ、バカップルみたいにゃこと言うにゃっ!!そんなこと言う暇があったら 走れにゃっ!!わたしはトイレしたくなったにゃ!!もう限界かもにゃっ!!」 「ええっ!? ウソッ・・・そこの路地裏・・・」 『ぼかっ!! 』 「いたいよう・・・わかりましたよぅ・・・」 走る召使い。召使いの吐いた白い息はたちまち後方に置いていかれる。わたしの 頬も風を切る。黒いポニーテールがたなびく。 「そうにゃ・・・今は一緒に同じ速度にゃ・・・ 」 二人は意味にならない歓声を上げながらお城への道を駆け上がる。新しい年に向かって・・・ (こっちをむいてよ!! ご主人様 終わり) ・・・長い間ありがとうございました。
https://w.atwiki.jp/dmps_fun/pages/1017.html
PREV:メイドの秘密 後編 NEXT:ご主人様とデュエマ 中編 ストーリー 失礼いたします ??? こんにちはいかがお過ごしでしょうか? メイド チロル …………………… メイド チロル デュエル、いたしませんか? メイド チロル …………………… メイド チロル さすがに唐突でしたね申し訳ありません メイド チロル 実は、私のご主人様がこのたび晴れてデュエルを始められまして メイド チロル はい、デュエマシティに屋敷を構えておりましたが、実はこれまでまったく… メイド チロル それで練習相手を私と弟子の方の二人でさせていただいているのですが… メイド チロル 同じデッキ、同じ戦術ばかりで飽きてきた…と、言われてしまいまして… メイド チロル という事で、今、私のデッキを改造するため、 メイド チロル 多くの方とデュエルをし、それを参考にさせていただこうと思いまして メイド チロル はい、それで街行く人に声をかけ誰彼構わずデュエルを申し込んでいるところなのです メイド チロル 【プレイヤー】さん、私のお願い…聞いていただけますでしょうか? メイド チロル 勝利時 いいデュエルでした参考にさせていただきますね メイド チロル …はい? メイド チロル あぁ、いいえ今回はあくまで新しいデッキを組むための参考… メイド チロル 勝ち負けはあまり関係はな… メイド チロル ……………… メイド チロル …勝敗を気にはしませんが、いささか心残りのあるデュエルではありました… メイド チロル …あの、もしお時間が許すようでしたらもう一戦、いたしません? メイド チロル 敗北時 私の勝ち、という事で…ありがとうございました メイド チロル 大変勉強になりました メイド チロル 参考にさせていただきご主人様とのデュエルに活用させていただこうと思います メイド チロル それでは… メイド チロル ……………… メイド チロル …もしかして、他にも個性的なデッキをお持ちだったり…します? メイド チロル もしそれでしたらもう一度…お願いできませんでしょうか? メイド チロル PREV:メイドの秘密 後編 NEXT:ご主人様とデュエマ 中編
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/20883.html
登録日:2011/08/16 Tue 09 50 33 更新日:2024/04/03 Wed 16 18 34 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 ご主人様は山猫姫 ライトノベル ラブコメ 中華風 勧善懲悪 戦記 萌え 遊牧民 電撃文庫 鷹見一幸 電撃文庫から発売されている鷹見一幸のライトノベル。 全13巻。 タイトル通り山猫姫と揶揄されるお姫様の教育係になった青年と山猫姫が織り成すラブコメ……でもある。 メインは8~12世紀の中世中国あたり(*1)(大体作中で「化薬」こと黒色火薬の軍事利用が開始される程度の技術レベル)をモチーフにした架空の世界を舞台にした架空戦記物。 フィクションだが仙人だの武侠だの明確なファンタジー要素は一切なく、タイトルと表紙だけで買うと大体裏切られる仕様。 最近のラノベには珍しく勧善懲悪で、敵は複雑な理由は無く悪人である。 ちなみに椎出啓氏・銅大氏が本作のキャラクター・設定協力をしており、この2氏とは『艦隊これくしょん -艦これ- とある鎮守府の一日』で共著し、銅大氏は本作と前後して鷹見氏がハヤカワ文庫で展開している『宇宙軍士官学校』シリーズでも設定協力を担当している。 ◇ストーリー 延喜帝国に暮らすエリート一家のニート「泉野晴凛」はある日、 帝国で人気の宰相「月原弦斉」が侘瑠徒でバイトを募集していることを知る。 見事合格した晴凜は帝国の仇敵な遊牧民族シムールが十二氏族シャン族の姫「ミーネ」の教育係を命じられる。 その後、月原弦斉が帝都に戻ったり、シムールで暮らしたり、シムールと戦ったり、反乱軍にされたり、 尊王討奸を掲げほんとに反乱軍になったりしながら、帝国を正す世直し物語。 ◇用語 延喜帝国 大陸の中原に君臨する国家。 官僚政治・軍隊の規格化に優れているが、作中の現在では機構の硬直化・官僚の腐敗が進んでおり、相次ぐ反乱下ではとりあえず兵で対抗出来てもそれから先の戦略には事なかれ主義や安寧への甘え等で動きが遅い面倒な状況へと陥っている。 南域 文字通り都市「承安」を中心とした帝国の南部地域を指しており、港による貿易や塩の生産(裏では非合法の闇塩商売も横行)等が名産。訛りは関西風で、利に聡く利のためなら冷酷にもなれる商人根性とノリの良さが気風。 だが「かつて帝国と争い支配された」歴史的経緯や中央からの富の搾取等で静かに苛立ちが積もっており、月原弦斉の流刑と不安定な帝国情勢からある商人豪族がノリで反乱を決意し、「承安軍」とも呼ばれる帝国の新たな敵となる。 だがとにかく進軍進撃が第一で後の事を考えないため、軍の通った後には人員・資源徴収や設備や統治機構をも破壊され容易には回復できぬ荒野が広がり、最終的に「帝国を正す」ため帝国の援軍となった北域国とも対することに。 シムール 帝国…引いては中原の歴代国家と抗争を重ね、「中原国家の滅亡理由筆頭」にも数えられるようになった草原の遊牧民族。 帝国からは蛮族と見られているが、実際の彼らは馬と弓に親しみ、古来からの戦の決まり等を重んじる立派な民族。 だがひょんな事からシムール支配圏にある「シムールの赤塩」を算出する岩塩鉱脈が帝国の役人に発覚した事が、本作での争いの最初の切っ掛けとなってしまう…。 なお「シムールの赤塩」に関しては、後に偶然やミーネの提案から「シムールの地にある湖で獲れた魚と赤塩で作った魚醤(ガーム)」という新名産物の開発計画へと発展している。 北域国 作品前半の争いの結果、帝国辺境の領主が反乱軍へと領地を譲った事で生まれた新国家。 成り行きで晴凛が王となっており、帝国時代の機構や人材を生かしつつ、民間からの人材登用等より善政をしきシムールとの友好関係を築く政策をとっている。 蒼橋商会 昔帝都で商いをしていたが、今は没落し跡継ぎ姉妹玉麗と銀麗の二人がちんまりと行商で維持している商会。 作中ではひょんなことから北域側の協力者となり、情報提供・商売による支援等で活躍していく。 人形一座 アイリーンが旅の中仲間入りしていた旅芸人の人々。 作中では主にからくり細工や武器制作で活躍しており、財政を無駄遣いして作られたシムールが恐れる弓使いの銅像で火薬式ロケットパンチ・本体突進させ、 そこから応用した巨大弓による火薬式巨大矢発信システム等、晴凛達の突飛な思い付きを形にする役を果たしている。 ◇登場人物 泉野晴凛 主人公。本編開始時は十九歳なのでミーネが嫁になった後稀にスケベ扱いされることも。 科挙を受けるが落ちまくったためニート生活を送っていたが、市場で遊んでいたおかげで色々な言語が話せるところを買われミーネ姫の教育係になる。 実直でよくもわるくもまっすぐな善人。後に弓の才能があることがわかる。 作中さまざまなクラスチェンジを行い、 ニート→教育係→アーチャー→侘瑠徒の王→「北域国」を立ち上げた北域王 とどんどん規模がでかくなっていく。本人としてはあまり実感がないが。 シャン・クム・ミーネ シムールの十二支族のひとつシャン族の末姫。十一歳で、タイトルにある「山猫姫」は彼女のこと。 末っ子のためわがままに育ち、がさつでやんちゃ、焼肉と馬での早駆けが大好きと女らしさが殆どない野生児だが根はいい子ののじゃロリ。後に弩弓を扱えるようになる。 ちなみに幼いこともあるがぺたんこで、最終巻で描かれた3年後でも人並みくらいにしか育たなかった。 晴凛の嫁。 皇伏龍 晴凜が侘瑠徒で出会った飲んだくれ。 帝都でも有名なエリート塾錬涯塾の出身だが、酒で道を誤った。実は偽名で本名は神流千斗。 知識、計略面から北域維新軍の長になった晴凜をサポートする。ツンデレ1。 軍師としては各種の奇策や嫌がらせで相手を苦しめるが、真正面からの正面対決ではやや弱さを見せている。 ミリン ミーネの世話係。帝国語を話せるが片言。 鬼のような強さの体術を誇り、暗殺者さえたたき伏せる。 行き遅れと言うと怒る。ツンデレ2ちなみに貧乳。 アンギュトヌス・アイリーン 皇伏龍を追ってきた美女。知の教団(*2)という結社に所属している。 伏龍が偽名を変えているのはこいつから逃げるためである。が、最終的に彼女も組織から抜けることを選び、伏龍の嫁になった。 泉野光凛 晴凜の兄。優秀な官僚で晴凜が落ちまくった科挙に合格している。 上司と一緒に、金を横領していた財務局官僚の連中を晒したら、 報復で処刑されそうになり、そこを晴凜たちに助けられ仲間になる。 孟旗 帝国軍将軍。非常に優秀で有能。 帝国軍人といえばこの人と言われるぐらいの有名人で、帝国最強の緑軍を率いる。 が、どっかのバカが立てたバカな作戦で負ける。 その後捕虜になるが、晴凜たちの行動を見て尊王討奸に嘘が無いことを知り仲間になる。 泉野聡凛 泉野兄弟の長男であり、凄腕の有能近衛軍人。 南域からの侵攻時には現場に立ち、上の無能も合わさりじりじりと押されていく状況でも隻眼になりながら奮闘している。 月原弦斉 晴凜の雇い主。官僚だけでなく民からも慕われる人格者。 しかし、そこをねたまれ北域に左遷させられる。 そして、左遷された先で仇敵シムールと友好を結びそれが原因で南域に監禁されるが、そこで反乱を決意した南域の豪族達に担がれ神輿にされてしまい、「帝国復活のための犠牲」になる事を覚悟してやむなく同行してしまう…。 また彼が切っ掛けで北と南双方で乱が起きた事で政敵苑山燕鵬等からは本来の行動以上に恐れられてしまっており、実は本人の積極的行動は序盤くらいなのにその名が広まることになる。 苑山燕鵬 帝国の実権を握る高級官僚。 曲がりなりにも偉くなる能力はあるのだが、自分を高めるのではなく、他人を貶めてうえに行くタイプの人間。 疑心暗鬼が強く常に他人から罠にはめられないか警戒しているが、ゆえに北域国の存在や南域軍の侵攻には危機感に欠け対応しきれず、紫芹の諫言でやっと事態打開へ積極的になるも時既に遅く…。 菰野盛元 帝国の摂政。苑山燕鵬の傀儡で、本人自体は小物。 + ネタバレ だが南域の侵攻が間近に迫っている状況で権力奪取のため燕鵬暗殺計画を実行。 決断力等に欠けても一応中枢であった燕鵬を喪った事で乱への対応はより場当たり的となり、また外敵への対応そっちのけで皇帝始末等を目論み現実逃避の如く自身の儲けのみに拘り、結果的に狙われた皇帝が北域国と友好関係を築く切っ掛けとなってしまった。 長嶺帝 帝国の今代の皇帝。まだ少年ゆえに世間の情報を知らされず傀儡とされているが、純朴で真面目な王としての素質をもっている。 紫芹 長嶺帝に仕える女官であり、苑山一族の一人でもある女性。 幼い皇帝を慕い、ままならぬ状況ながらも彼や帝国を守るため彼の身近にいる数少ない味方となり、燕鵬にも諫言をする等孤軍奮闘していく。 沢樹延銘 伏龍の錬涯塾の後輩。伏龍にライバル心を抱いている。 科挙の最年少合格記録保持者。メタボ体形だがその名に恥じず優秀な人物で、人を平然と使いつぶす冷酷な戦術を振るい侘留徒攻略軍の司令官になる。 だが人の心が分からず、実戦経験の無さもありマニュアルどおりに人間が動くと思っているため、 伏龍のイイ性格をしている策略にはまり敗北。歴史に類まれなる無能者として名を残してしまった。 だが名誉回復と汚名記録消去のため、反乱を起こすもノリ重視だった南域軍の元に仮面を被り軍師「崇鳳」として参加。嫌な奴なので人望はないもののその能力で軍の作戦を一手に担う様になった。 + 彼の行く末 だが最後の帝国軍との大決戦にて援軍に来た北域国軍と伏龍に復讐心を燃やすも、なんとシムールも援軍(実際には様子見)に来た事で南域側の士気が崩壊しあえなく敗北。 その後南域側から帝国サイドの温情をより確定させるためのスケープゴートとして始末されそうになるも、アレだと思いつつも見殺しには出来なかったムルトによって強引に崖から落とされる形で逃がされ消息不明になり、謎の軍師は謎のままに終わった。 さらにそれから5年後、故郷の民と再会し島奪還へと向かう「野良猫姫」ムルトの傍に、怪我の後遺症で記憶を喪いやつれた姿で登場。「サーギ」としてムルトに仕え彼女の王道を(冷酷な手法は変わらないが)支えていく姿を映し本作は幕を閉じている。 エオル シムールの王。よくふらふらしているが、 抜け目の無い性格でシムールのことを常に考えており、近年の草原の荒廃や月原等が推進した中原との交易が今やシムールの財源の一つとなっている事等で民族の先を考えることに。 タッケイ・ユム・シャール シムール十二支族タッケイ族の族長の妹。巨乳。 弓の名手でシムールでも最強と言われるが晴凜に完敗。晴凜の妻。 スンタタ タッケイ族族長。武闘派で武勇に優れているが、少しシスコン。 晴凜たちの軍に精霊軍として加わる。 鳳鶴征仁 闇塩業界で顔を売っている承安の豪族。口調は定型的関西人なものの考え方は冷酷な面も持っている。 作中では月原弦斉が流刑になった際、彼の(一応)監視として左遷された官僚面涼を気に入り、そこから下剋上の意に燃え月原を奪取し承安軍の実質的トップとなる。 + ネタバレ 帝国との決戦では崇鳳の煽りで戦意を振るい立たせるも、シムールの存在で軍が崩壊した際は諦めが悪い崇鳳と違ってあっさり敗北を認める。 その後ひっそり離脱した月原の自首により承安軍へ温情が掛った際、「これは中央の塩商売掌握への一手なのでは」との邪推も合わさり帝国へいい顔をするため崇鳳の始末を決め、面涼共々以降の消息は不明である。 ムルト 崇鳳(沢樹)の世話役として宛がわれた奴婢の褐色肌元気少女。 元は南海の島の王族であり、国を海賊に滅ぼされ売られた過去を持つ。 人の心が分からず傍若無人にふるまう崇鳳のアレさに内心あきれながらも彼に色々とお世話をしており、少しづつではあるが彼の心にも影響を及ぼしていく。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント