約 4,723 件
https://w.atwiki.jp/16seiten/pages/1337.html
十大聖天No10 DEGENERATIONについて報告 場所:品川区Pホテルの一室 オルレアンの少女の一人、藤原静流(少女と言うには年齢不適当)を折檻 理由は「相棒」の再放送を録画失敗した為 折檻についてだが主に性的暴行が多く途中から放置、言葉攻めに移行した模様、相当失敗した 事があるらしく、シーズンの半分を録画失敗というのは奇跡と思える。 お仕置きして欲しいため失敗するのだろう、それに付き合うDEGENERATIONさん(以下、Dさん)は 良い人と考えられる。 Dさんが藤原静流を折檻している間は他のオルレアンの少女たちは蛞蝓のように絡み合い互いの 汁とも液とも言えない何かを啜り合う、Dさんの教育は行き届いていると感心。 上記のような事を2時間ほど楽しんだ後、全員で部屋を片付け始める、Dさんはみんなが気付か ない隅の辺りを丁寧にやるなど中々の姑ぶり。 以上、定時報告終了
https://w.atwiki.jp/sakuga/pages/90.html
メモ代わりに ●06年11月25日(土)パワパフZ ♯22作画監督袴田裕二原画冨田与四一 袴田裕二牛来隆行 黒柳賢治田中伸昭 北田美弥子真中孝之 福島伸一郎棚田暁子 児玉亮佐藤陽子 佐々門信芳メカデザイン佐藤元アクション設定袴田裕二-- (名無しさん) 2007-01-26 21 39 36 06/12/10 ワンピース 第289話作画監督 舘直樹原画 稲葉仁 斉藤美枝子 梶原煌平今川よしみ小泉昇泉恭子舘直樹-- (名無しさん) 2007-01-26 21 53 45 07/01/25CSのあんみつ姫でイカした金田調の作画があったのでメモっとく『38話 「ドラゴンあんみつ珍々西遊記」』演出・コンテ 中村隆太郎作画監督 増谷三郎原画 福地信之 須田特博金澤勝眞 阿部 恒甘粕浩滋 駒宮真悟 -- (名無しさん) 2007-01-26 21 54 38 バーチャファイター1期OPところともかず 中島理恵藪 雅律 西尾鉄也きざきふみのり 加藤泰久高橋 亨 西村貢世いしの(はぁと)さとし 石川慎亮-- (名無しさん) 2007-02-27 19 10 38 東京ゴッドファーザーズの作画的見所 ■橋本 晋治 アパート乗り込み ■森 久司 トラック衝突前後 ■井上 俊之 主人公たち3人が赤ん坊奪還のために住宅街の狭い路地を走り、トラックを奪って逃げる女をギンが自転車で追いかけるチェイスシーン。 ビルの上で奪還するシーン。 ■大塚 伸治 オープニングの少し後、段ボールハウスの中で、ハナが一晩だけ赤ん坊を預かろうと主張するシーン 結婚式場のシーンでヒットマンとミユキが式場から出たところから、2人が乗ったタクシーをハナとギンが追うまで。 病院の廊下の長回し。 自転車に乗り始めるところから、赤ちゃんの泣き声が聞こえ始めて三人が「清子だ!」って言うあたりまで ■本田 雄 クライマックスの屋上まで階段を登っていくところ ■松本 憲生 序盤の3人がビルの屋上で言い合いしてるとこ ■濱州 英喜 ゴミ捨て場でプレゼントの本を探すシーン ハナがタクシーの運転手にお世辞を言って乗車代を値切り、タクシーから降りて老人をギンと勘違いしてすがりつくまで 赤ちゃん拾うところとユキが泣きながら電話するとこもそう -- (せっかくだから貼っておこう) 2007-03-04 04 35 56 ■ガッシュ初期OP原画スタッフリストです。(ほぼ担当カット順) 東映の作品はOP、EDのスタッフをテロップで出さないのでここで紹介しますです。 OPコンテ演出 中村哲治 OP,ED作監 大塚健 OP原画 大塚健 山室直儀 八島善孝 山下高明 石野聡 信実節子 中鶴勝祥 木崎文智 千葉道徳 橋本敬史 斉藤久 奥田淳 小船井充 深澤学 箕輪悟 EDコンテ演出 地岡公俊 ED原画 上野ケン 八島善孝-- (2chの拾いモン。へらスタ板からのコピペ) 2007-03-05 11 27 26 TV版EDスペシャルバージョン作画監督:池田晶子原画:石立太一 門脇聡 坂本一也 西屋太志 秋竹斉一 山田尚子 吉岡忍 -- (もひとつ拾い) 2007-03-06 06 11 00 BLEACH 118話 「一角卍解!全てを砕く力」一角が始解した斬魄刀を構えた瞬間に、いきなり殴りつけられて地面に落ちるまでが石野聡。 その前の口パクや破片をまき散らせているあたりから空中で止まるまでがが工藤昌史。 石野の後、穴の中から立ち上がって卍解。カッコつけてポーズを付けから ジャンプするまでのやたら濃いシーンがが山根宰。 空中で一角が腕を切り落とそうとしているあたりが井上敦子。 斬魄刀をグルグルさせているあたりからラストまでが宇佐見皓一。 -- (名無しさん) 2007-03-08 21 44 45 話数は忘れたけどエアマスでは 自転車バトル、ジュリエッタの蹴りで天井につきささる二人 ラストバトルの空中連続蹴りやってたはず ↑ 達三くんのカットね話数が判明したらwiki追加の為にメモメモ -- (名無しさん) 2007-03-12 19 24 34 絵コンテ・演出:浦田保則作画監督:足立慎吾原画世良悠子 北田勝彦加藤雅之 小林千鶴平牧大輔 大洞彰子石川建朝 -- (流星のロックマン 23話「不死身のジバク霊」) 2007-03-17 09 08 15 「Ellcia」第一巻作画監督 梅津泰臣 作画監督補 佐々木守原画梅津泰臣 濱洲英喜 今掛勇 霧山修 はがひとし 鴨川浩和田崇 佐々木守 福田道生 黄瀬和哉 佐藤敬一岡野ひでひこ 菊池としひろ 大木良一第二巻作画監督 佐々木守原画梅津泰臣 安藤真裕 戸部敦夫 北野義宏 福田道生 阿部邦博 佐々木守 橋本晋治 霧山修 村木靖 千本啓五宇佐美浩一 柳下雅司 阿部美佐緒 小林正之 入江泰浩はがひとし 岡野ひでひこ 大竹逸子第三巻作画監督 黄瀬和哉 梅津泰臣原画梅津泰臣 小林正之 山下将人 佐々木守 橋本敬史 松田勝巳 細川秀樹 石浜真史 大木良一 木村貴宏松坂定俊 和田崇 吉田徹 藤井満第四巻作画監督 梅津泰臣原画梅津泰臣 宇都宮智 金井次郎 大上浩明 石浜真史佐々木守 新井浩一 福田道生 大橋誉志光 石原満阿部邦博 橋本敬史 小林利充 併和等 山沢実 山下将人村木靖 青木真理子 井上みゆき 中野美佐緒-- (水池屋) 2007-03-17 21 22 12 『作画スレで同い年だけどキャリア、実力では大先輩のY厨氏に「一ツ星家のウルトラ婆さん」観ているか(yahoo動画)、摩砂雪(らしい)がやっていたぞ。と言われ、毎日みる。調べると「猿飛」と同時期なので、イイ絵が見れるかも。と、次のローテーションを待つ。』 -- (規制中で暇なんだ・・・) 2007-03-20 02 31 47 もののけ姫のメイキング本から作画関係をいくつか抜粋してみた 清水洋原画ダメだし タタラ場でフイゴを踏む女達のカット 笹木信作原画ダメだし ゴンザが「俺の石火矢持ってこい」と叫んで村人たちが右往左往する場面 田中敦子ダメだし エボシ達の石火矢隊と浅野の地侍達の戦闘シーンのあたりのレイアウト 安藤雅司(原画?) アシタカが屋根の上から梁を投げるカットを描いたらしい 篠原征子と宮崎駿の作画打ち合わせ サンを救うためにシシ神の池に駆けてくるアシタカ 稲村武志原画ダメだし アシタカが山犬から飛び降りるカット 遠藤正明と宮崎駿の作画打ち合わせ 主要人物がシシ神の池の周りに集まってる場面 近藤勝也 ジブリに復帰、原画担当箇所はカットナンバー1456から1500まで。 エボシがシシ神のの首を撃つ前後、アシタカが刀を投げたり、エボシの銃に草が生えたり、デイダラボッチの首が伸びたり 小西賢一原画ダメだし 乙事主が激しく体を振り、アシタカを跳ね飛ばすカット 高坂希太郎担当 屋根の上を、山犬のように走るカット 箕輪博子原画ダメだし シシ神爆発後の大破壊の場面 アシタカとサンがシシ神の首を頭上高く持ち上げるカットは宮崎駿が直接原画を描いたとのこと アシタカが森の中を全力で走るカットの原画に宮崎駿が怒る 「こういう絵を見ると、もう殺したくなるんです」、結局宮崎駿が全修する A,Bパートの試写後、「大塚伸治さんの原画のとこだけ安心して見てられた。」とのこと 吉田健一が事故って重傷、吉田健一がやるはずだったカットを近藤喜文が代わりに担当 -- (名無しさん) 2007-03-21 23 54 11 「東京国際アニメフェア2007」のサテライトブースで「ノエイン複製原画集 エイリアス」が先行発売されているらしいです。これは、「たのみこむ」というサイトで企画、製作されたもので内容は「原寸大複製アニメ原画」「OP十分の一パラパラアニメ」「アトルペーパークラフト人形」「岸田隆宏作ノエインイメージ・イラスト集」「赤根一樹インタヴュー」「A3クリアファイル」をサテライトのカット袋に入れて販売しているそうです。 -- (水池屋) 2007-03-24 19 35 18 「ノエイン複製原画集 エイリアス」を買いましたが、原画はそれぞれ一枚しかなく、赤根一樹インタヴューも紙が一枚のみこれでこの値段というのはさすがに高いなというのが正直な感想です。てっきり「東京国際アニメフェア2006」でサテライトブースにおいてあったパラパラできる感じなのかなー?と思っていたのですが -- (水池屋) 2007-03-30 18 58 09 ついでに「劇場版 テニスの王子様二人のサムライ The First Game」の沖浦啓之さんのパートを紹介します。沖浦さんのパートはおそらく1CUTのみです、船から脱出しようとする人々を先導する「波動球」とかいう必殺技を使うスポーツ刈りの人が奥にいて、手前をとても人が一杯逃げているというカットです。 -- (水池屋) 2007-03-30 19 08 06 管理人様、すいません「作画メモ」に間違って書き込んでしまいました、削除して下さいませ。ハガレンの中村さんにかんしてちょっと、25話スカーがテントから出てきて、暴走族みたいな奴等を追いはらうまで。31話グリードとエンヴィの対決スロウスが登場するまで。ラースが一人ごちる所から、最後まで47話水たまりになったスロウスが再生する所。51話カットが切り替わって場面が部屋の中に移ったところ。再生する大総統は中村さん。「そんなに大総統になりたかったかね?」までだったかも。 -- (水池屋) 2007-03-31 14 31 13 OPED文字を大きくしてしまいました、その上直し方が分かりません。申し訳ありませんが直していただけないでしょうか。本当にスミマセン! -- (名無しさん) 2007-04-02 10 14 15 直しておいたよ最近OP、ED追加する度に1度そうなるんだよねぇちょっとタグ化け防止のタグを探してくる -- (名無しさん) 2007-04-02 11 13 16 DETONATORオーガン1話 誕生編ストーリーボード:大張正己作画監督:西井正典 松尾慎 大張正己原画橋本敬史 合田浩章 霧山修 反田誠二 西井正典 竹内敦志 村木靖中村謙一郎 松原秀典 阿部恵 平松禎史 奥野浩之 楠木裕子 宮崎なぎさ重田智 佐藤祐一 大貫健一 佐藤千春 越智博之 松尾慎 大張正己2話 追走編ストーリーボード:古橋一浩作画監督:松原秀典 西井正典 大張正己原画村木靖 反田誠二 岩田幸大 渡辺浩二 松尾慎 佐藤裕一 外丸達也 竹内敦志山根理宏 津野田勝敏 仲盛文 西尾洋 中崎光康 吉川忠 冨田与四一 小黒晃 阿部邦博恩田尚之 岸田隆宏友情作監:梶島正樹 岸田隆宏3話 決戦編ストーリーボード:大張正己作画監督:西井正典 松尾慎 大張正己原画橋本敬史 村木靖 小黒晃 渡辺浩二 岩田幸大 石原こういち 舛舘秀俊 大和田直之西尾洋 山根理宏 反田誠二 松原秀典 合田浩章 菅沼栄治 阿部邦博 大張正己中山岳洋 本田雄 岸田隆宏 今掛勇 桂憲一郎 外丸達也 石田敦子-- (OVAはネットに情報少ないんだよなあ) 2007-04-05 00 44 31 グランストリーム伝紀(1997年11月6日発売)アニメーション・ムービー演出・絵コンテ:神山健治キャラクターデザイン・作画監督:後藤隆幸原画石原満 兵藤勝 前田明寿 戸部敦夫 石井明治 谷津美弥子動画Production I.G山崎嘉雅 藤原聡衣 矢島佐和子 中林美佳 泉広代五十嵐洋美 小倉雅誉 和田さつき 中村円香 浅野恭司I.G新潟岡啓之 佐藤和寛 石崎和哉 安達賢二 鈴木紅后子スタジオワンパック スタジオライブ美術監督:小倉宏昌 -- (名無しさん) 2007-04-07 22 20 37 イーハトーブ幻想~KENjIの春(1996年12月放送)監督・脚本:河森正治演出:佐藤英一キャラクターデザイン・作画監督:岸田隆宏美術監督:大野広司原画松原秀典 鈴木博文 都留稔幸 岩田幸大 大河原晴男 竹内志保馬場俊子 堀内博之 今野淑子 松本憲生 吉田利嘉 斉藤卓也中沢一登 松竹徳幸 しまだひであき 華房泰堂 数井浩子川添博基 えんどう麻未 いとうみちお 黄瀬和哉 石井明治久保まさひこ 藤田麻高 梅原隆弘 若林常夫 板野一郎平馬浩司 平田かほる 竹田欣弘ペンシルアニメーション湯川信子 前田真宏 羽根章悦 荒牧園美 大橋学辻伸一 藤森雅也 川口博史 湯川高光 野中和実 -- (名無しさん) 2007-04-07 22 54 28 鈴木典光製作、最新ED「大江戸ロケット!」 -- (栗山千明が好き) 2007-04-07 23 57 49 FateOP1、アーチャー対ランサー:和田高明9話、ライダーの尻:西田亜沙子19話、士郎のアクション:大木賢一、青木(誤植?)ローゼンメイデン12話、燃える水銀燈:春日井浩之トロイメント7話、金糸雀が弦を弾く、12話、薔薇水晶が弦を弾く:増田誠治 -- (原画集より) 2007-04-08 03 09 33 愛・おぼえていますかで北久保は 一番最初の宇宙空間の戦闘シーンでのガウォーク形態で ミサイルを撃ってそれを敵のポッドが避けるあたりを5カットやってるらしい アニメ夜話の本で言ってた 補足アニメ夜話中にいってた48本のミサイルを細かく描いたとこ以外でやったところ -- (名無しさん) 2007-04-10 02 35 22 中村豊さんはゲームのゼノギアスのムービーとONE PIECEのイベント映像「倒せ海賊ギャンザック」の原画をやっています。-- (水池屋) 2007-04-10 12 09 09 おお振り9話!期待して待て!!作ヲタ必見 -- (内部告発) 2007-04-13 19 40 55 攻殻機動隊 S.A.C.2ndGIG の井上俊之さんは17話と20話担当ではなかったでしょうか? -- (水池屋) 2007-04-15 16 39 22 二木真希子さんはトトロではメイとトトロの出会いと、天高くそびえていくシーンを担当したとのことソースは宮崎監督の著書出発点 -- (名無しさん) 2007-04-17 13 25 48 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 第17話を見ましたが、井上俊之さんはクレジットされていませんでした。井上敦子さんと見間違われたのでは。 -- (名無しさん) 2007-04-17 20 00 53 そうでしたか、すいません。そういえば、「千年女優」の忍者シーンの後半は「新井浩一」さんの担当だったはずです。手裏剣とか投げてるところですね。 -- (水池屋) 2007-04-17 20 53 26 「千年女優画報」を見たところ、戦国時代馬に乗って敵陣を突破しようとする立花と千代子は「井上俊之」さん。千代子をスカウトしに来た銀映の専務は「濱洲英喜」さん。千代子と大滝の前で種明かしをする瑛子は「今敏」さんとなっておりました。-- (水池屋) 2007-05-02 17 07 07 「カムイの剣」予告編各アニメーター担当パートカムイ無拍子(大橋学) ↓ お雪の幻術(なかむらたかし) ↓ 松前三人衆(大塚伸治) ↓ 次郎の幻覚(松原京子) ↓ 地図と地球儀(大橋学) ↓ 荒波(伊東誠?) ↓ 洞窟内の2人(星野絵美?) ↓ 港を見下ろす3人(山内昇寿郎) ↓ 蒸気機関車(高坂希太郎) ↓ ガンマンとの対決(鍋島修) ↓ 軍艦の砲撃(福島敦子?)&天海との対決(川尻善昭) ↓ 岩を照らす朝陽(高坂希太郎) ↓ 撃鉄をおこすお雪(山内昇寿郎) ↓ 夕陽を背に駆ける次郎(森本晃司) -- (名無しさん) 2007-05-03 18 38 50 宮崎監督の著書のとなりのトトロのインタビューで猫バスの走りはどうやって作ったのか聞かれてムカデの動きを参考にしてと言って近藤勝也に任せてちょくちょくチェックして作ったと言ってた -- (名無しさん) 2007-05-04 22 31 35 「幻魔大戦」のベガが海上で目覚めるシーンも「なかむらたかし」さんの担当だったと思います。 -- (水池屋) 2007-05-05 23 47 59 自分のブログに書いた一覧です、未確認の仕事もありますが大体合っているはずです。TV作品「赤ずきんチャチャ」 原画 #39、#52、#69「ナースエンジェルりりかSOS」原画 #2「天使になるもん!」原画 #26「センチメンタルジャーニー」 OP原画、原画#8、#11「魔法少女プリティサミー」OP原画、原画#2、#12、#20、#26「少女革命ウテナ」原画#38「機動戦士Gガンダム」原画#1、#3、#7、#11、#14、#18、#22、#25、#29、#32、#35、#38、#41、#44、#47「新機動戦記Wガンダム」原画「新世紀エヴァンゲリオン」原画#23「バトルアスリーテス大運動会」OP原画、作画監督#1、#10、作画監督補#6「サムライチャンプルー」作画監督#9、#14、原画#18、#23「彼氏彼女の事情」OP原画、作画監督、原画#10「地球防衛企業 ダイガード」絵コンテ、作画監督#22、ED原画「ヒヲウ戦記」絵コンテ、作画監督、#10「宇宙船艦 ヤマモトヨーコ」絵コンテ、作画監督、原画#17,OP原画「ジェネレイターガウル」作画監督、原画#5「イケてる二人!」OP原画「のだめカンタービレ」OP原画「明日のナージャ」ED原画「ケモノヅメ」キャラクターデザイン、総作画監督、作画監督#1、#2、#3、#10、#13総作画監督#6、作画監督協力#3、#5、原画#2、#10「きまぐれロボット」<薬>監督OVA「Aika」原画「ねこぢる草」原画「超機動伝説ダイナギガ」OP原画「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」原画#2、#4、#6、#8、#10、#11「レジェンドオブクリスタニア」#3原画劇場版「機動戦士ガンダム 08MS小隊 ミラーズ・リポート」「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォー・ゲーム」原画「デジモンアドベンチャー02 前編 デジモンハリケーン上陸!!/後編 黄金のデジメンタル」 原画「少女革命ウテナ アドゥレッセンス黙示録」原画「ESKAFLOWNE」原画「機動戦艦ナデシコ prince of dearknes」原画「パルムの樹」原画「ああっ女神さま!」原画「MAIND GAME」原画「INOCENCE」原画「スチームボーイ」原画「ONE PIECE オマツリ男爵と秘密の島」原画「ガラクタの町」監督ゲーム「サーヴィランス」原画-- (水池屋) 2007-05-08 20 32 31 途中で途切れてしまったので補足しておきます。中途半端な所は大変もうしわけありませんが、削除して下さい。劇場版「機動戦士ガンダム 08MS小隊 ミラーズ・リポート」「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォー・ゲーム」原画「デジモンアドベンチャー02 前編 デジモンハリケーン上陸!!/後編 黄金のデジメンタル」 原画「少女革命ウテナ アドゥレッセンス黙示録」原画「ESKAFLOWNE」原画「機動戦艦ナデシコ prince of dearknes」原画「パルムの樹」原画「ああっ女神さま!」原画「MAIND GAME」原画「INOCENCE」原画「スチームボーイ」原画「ONE PIECE オマツリ男爵と秘密の島」原画「ガラクタの町」監督ゲーム「サーヴィランス」原画-- (水池屋) 2007-05-08 20 35 47 アミテージ ザ サードの3話クレジットにうつのみや氏を確認しました。 -- (名無し) 2007-05-26 02 15 48 デジモンテイマーズ劇場版~冒険者たちの戦いに「板野一郎」さん「久保田誓」さんが参加していました。推測ですが板野さんはネットワーク空間でのオメガモンの追っかけ。久保田さんはフェリーが爆発しながら港に入ってくる所。 -- (水池屋) 2007-06-17 20 01 49 さんじょう -- (オレ) 2007-07-02 18 07 02 オレ,さんじょう -- (オレ) 2007-07-02 18 08 35 確か78年生まれですよ、石川健介さん。 -- (じぇんぬ) 2007-07-02 21 01 50 削除した後だけど、一応報告。三浦貴博氏はxebec出身になっていたけど、氏はイマジン出身だと思います。ウィキぺディアで検索したら、動画時代から作画監督やるまでイマジン制作、もしくはグロス回でしか仕事してない。あと、石川健介氏が78年生まれだというソースは? -- (必殺調べ人) 2007-07-07 20 37 45 PS2ヘビーメタルサンダー(2005年9月1日発売)セルアニメーション制作:サテライトアニメーション演出・絵コンテ:松村やすひろアニメーション作画監督:中森良治 松山光治 服部憲知 嘉手苅睦原画今野博司 中森良治 佐藤清光舛舘俊秀 柳野龍男 鈴木ひろみ平林 孝 松岡秀明 岡野幸男横山譲次 森 悦史 向山祐司森田 実 小美野雅彦 松山光治飯野泰造 鴨川 浩 水野佳樹安藤義信 杉藤さゆり よしもときんじ村上元一 宮 暁秀 岸田隆宏片岡康治 石倉敬一 丸 英夫きむら剛 井上英二 石原恵治???太郎 宍戸 淳 -- (youtubeからなので一部読み取れず) 2007-07-10 16 49 41 書いてなかったので補足。大平晋也さんは「影~SHADOW」では全話の美術設定も担当、DVDの特典映像に画像が収録されています。 -- (水池屋) 2007-07-13 23 41 05 アニメージュvol.106(1987年4月号)に掲載されていた「若手動画屋列伝」⑤「大平晋也の巻」に載っていた情報。1966年12月12日生まれ、AB型。アニメーターになったきっかけは高校の先輩にアニメーターの「小川浩司」が先輩にいたこと。募集広告はアニメージュで見た。初めて描いた動画は「星銃士ビスマルク」若干18歳にしてメカシーンの修正をこなしていた。担当パート情報「ガルフォース」崩れる戦艦から怪物が出現するシーン。(ガルフォースⅡ本編には見当たらない、Ⅰなのかな?)「ガリアン~鉄の紋章」ガリアンが邪神兵を切り裂くラスト。「マシンロボ」バイカンフーの合体バンク。#6のバイカンフー対ミヅチ。「学園特捜ヒカリオン」怪物との戦闘シーン。「バツ&テリー」野球シーン。本人コメント「ぼくはとにかく崩れるものとか、破片が飛びかうものが異常に好きなんです」「藤原カムイがスキッ!」「近々、一回で良いからメカ作監をやってみたい。自然物なんかをもっと勉強して・・・・・・。「オネアミスの庵野さんみたいな、ああいったアニメーターになりたいですね」-- (水池屋) 2007-07-19 15 33 36 水池屋、毎度GJ! -- (名無しさん) 2007-07-19 16 00 19 バッカーノ!1話「副社長は自身が主役である可能性について語らない」原画阿部 航 奥野治男川添政和 岸 友洋岸田隆弘 沓名健一鈴木博文 高橋裕一樋口聡美 前原里恵松本憲生 横手博人山下清悟 山田起生りょーちも -- (名無しさん) 2007-08-02 14 59 56 竹内哲也なのは 11話空中でなのはが弾を数発飛ばすところから4カットほど -- (名無しさん) 2007-08-03 20 30 23 田中敦子さんは食べ物のシーンが上手くカリ城のスペゲッティシーン劇場版じゃりんこチエのお好み焼きシーンを担当されたと大塚康生さんの本の中に記述があったと思ったのですが… -- (名無しさん) 2007-08-20 18 19 25 8/25の電脳コイルは総集編。井上作監の14話は9/1ですぜ。 -- (名無しさん) 2007-08-21 01 01 31 ヘルメス 愛は風の如くヘルメスキャラクターデザイン・総作画監督:柳田義明美術監督:串田達也船舶デザイン:松本淳作画監督:千種良雄作画監督補、高梨実、前田実、佐山鉄也、佐藤利一原画:須田正己、久米一成、高梨光、村田俊治、羽根章悦、櫻井美知代千葉ゆみ、加来哲郎、窪秀巳、大西雅也、関修一、鈴木美千代戸部敦夫、佐藤正樹、細川秀樹、関口雅浩、斉藤恒徳、松本淳郷敏治、宇都木勇、金子紀男、横山淳一、堀川直哉、田村勝之小丸敏之、三葉一浩、高橋信也、谷口明弘、平田雄三、兵頭敬並木正人、風戸聡、福田道夫、遠藤栄一マジックバスジェイ・シー・エフタマプロダクション後藤隆幸佐山鉄也赤堀重雄井上敏之 -- (表記はクレジットのママです。) 2007-08-27 02 19 49 にっぽん若手動画屋列伝②井上俊之の巻の情報。井上俊之さんの原画デビュー作は「ストップ!!ひばりくん!」21話「女子プロレス! 理恵対ひばり」とのこと。「王立宇宙軍オネアミスの翼」での担当カットはリイクニと出合う一連のカット。個人的な憶測では、路上電車のカットから井上さんだと思います。「三つ目が通る~悪魔島のプリンセス」の担当カットはつり橋が出てくる一連のカット。それから教育映画「空気が無くなる日」という作品に参加しているとの事。本人コメント「小林治さんを憧れとし、友永和秀さん、森本晃司さんを目標とし、宇都宮智がライバル」「友永さんがOH!プロにいたことから、一時はOH!プロを目指していたんですが、崎に面接を受けた友人がコテンパンにいわれて落ちちゃって・・・・・・そこで知り合いがすでに入っていたジュニオを選んだんです。」Gu-GUガンモについて、「いままでの作品中一番量をこなしているし、執着をもってやれました。それに他のスタジオの若いスタッフとも知り合うことができました。北久保さんとかスタジオ・ジャイアンツの志田(正博)さんや摩砂雪さんとかね。彼らの仕事はいろんな意味で茂樹になりました」TIME-GALLについて、「テレビと違って枚数制限がなく、むしろ画面はとめないでくれっていわれたんでワーイと思っていたら、予想以上にシンドクッて」「おもしろい作品があればテレビシリーズを通して参加したいと思うんですけど、今は、まだカットごとにこだわっていろんな作品にかかわりたいんですよ」「昔の感じの「ルパン」とか「コブラ」みたいなものをやってみたいですね」まさかこの時はTVシリーズに関わるのが二十年後だとは、思わなかっただろうなあ。-- (水池屋) 2007-08-28 16 01 47 テイルコンチェルト(プレイステーション)1998年4月16日発売キャラクターイラスト:結城信輝アニメーション制作:アストロビジョン絵コンテ・演出:石踊宏キャラクター作監:松本勝次メカ作監・原画:大久保政雄原画:野田康行、佐村義一、渋谷一彦 -- (グループZEN!) 2007-09-16 18 56 28 ヘキサムーン・ガーディアンズキャラクターデザイン/イベント画作画監督:鈴木典孝オープニング/バトルムービー監督:長岡康史フェイスアニメ/ストーリームービー監督:川越淳総作画監督:紺野直幸作画監督補:松岡秀明、佐々木一浩原画紺野直幸、松岡秀明、近藤高光、斉藤久、大塚健、佐々木一浩、安彦英二石川慎亮、佐々木正勝、山田起生、今野博司、田中雄一、石原満、渡辺義弘晶責孝二、中井準、猪口亮、大河光路郎、篠原健二、岩畑剛一 -- (名無しさん) 2007-09-17 18 07 11 BSアニメ夜話『ど根性ガエル』作監 芝山努、原動画 本多敏行出演本多敏行は仙人然とした白髪に長い髭。本多コメント「芝さん、小林さんはすべてのプロダクションの作画を修正しなければいけないのでなかなか自分達のスタジオにいない。修正して教えて欲しいから、わざとピョン吉をリアルなカエルに描いて修正してもらおうとしたことも」「宮崎さんの机は消しゴムのカスだらけだったが、芝山さんは(描き直しがほとんどないから)消しゴムのカスが全然ない」芝山、番組中にピョン吉のシャツがはねる動画を描く。「原画や作監を25年やってないから手が震える。でも昔から手が震えていた」本多「芝さんの線が震えているのまで若手が真似した」芝山(岡田の「顔と動きのどちらを直したんですか」との問いに)「(作監二人で全部修正しなければいけないから)顔の修正を中心にせざるを得なかった」「ど根性ガエルを作っている時は何も考えていなかった」 -- (名無しさん) 2007-09-26 16 40 45 ベルデセルバ戦記 1997年4月18日発売制作:スタジオファンタジアコンテ:片山良一 演出:水島精二 作画監督:室井聖人原画橋本義美、菊池洋子、鉄羅紀明、内田信也、木崎文智高橋亨、宮沢努、斉藤久、田中良、高谷浩利、古田誠岡本圭一郎、斉藤恒徳、北野義宏、佐藤昌文 -- (名無しさん) 2007-10-03 23 54 38 サムライチャンプルー7話にて小川完さんが参加されていました。 担当は分かりません。 物凄く特徴のある作画がありますが、そこですかね。 -- (名無しさん) 2007-10-10 16 12 38 幻想水滸伝3OP作画監督に山下明彦氏。 ソースはTHE ARTシリーズゲド戦記に記載された氏のプロフィール。 -- (名無しさん) 2007-10-15 19 53 37 マシュランボー 奥野浩行 作監(2,9,20) 原画(2,9,20,28,30,32) 佐々門信芳 作監(16[一人原画]) 原画(2,4,6,10,16,20,27,30,31) 黒柳賢治 作監(26) 原画(3,9,18,26,32) 中山久司 原画(9,12,23) 重田智 原画(11,18,24,32) 近藤高光 原画(26) いまざきいつき 原画(27,31) -- (名無しさん) 2007-10-18 16 40 39 レンタルマギカ(3)動画(珍しい!) 岡 「真理子」名義 同時期に放送中のゴーストハウンドはっ!? と、突っ込みたくなる登場でした。 -- (名無しさん) 2007-10-22 04 07 26 テッカマン・ブレード映像特典「TWIN BLOOD」のスタッフ 脚本 絵コンテ 演出 原画 作画監督 工原しげき(アニメTOROTORO) メカニックアレンジ 原画 メカニック作画監督 中村豊(アニメTOROTORO) <SPECIAL THANKS FOR ANIMATERS> 佐野浩敏 川本利浩 後藤圭二 杉浦幸次 逢坂浩司 森島範子 渡部圭祐 木崎文智 紺野直幸(st.へらくれす) 山根理宏(St.G1) 富岡隆司(アニメTOROTORO) 長谷川眞也(St.ビーパパス) 岩長幸一 -- (名無しさん) 2007-10-27 14 32 14 (OVA)今日から俺は!! 全10巻 ■原画リスト 若林厚史(5. 中山久司(6.7.8.9.10 高木弘樹(5.6 大西雅也(6.9 大西貴子(5.6.7.8.9 大森貴弘(5.6.8 大橋誉志光(5 斉藤哲人(6. 谷口守泰(5.6 大和田直之(5.6.7.8.9 奥野浩行(5.6.7 中山勝一(5 小野学(5.6.7.8.9 大久保宏(5.6.7.8.9 野田康行(7.8.9 工藤裕加(7 中沢勇一(7 青柳重美(7 丸山泰英(7.8 児玉健二(7.8.9.10 小柳信行(7. 松本勝次(7.8 広田真由美(7 上野真由美(7.8.10 小澤誠(8.9.10 津熊健徳(8.9.10 藤井満(8.9.10 高橋資祐(9. 阿部宏幸(9.10 伊達真紅郎(9 新田泰成(10 林千博(10 舟川朗子(10 作監は全巻、大西雅也。 一昔前のstぴえろらしい作画アニメ。 1~4話のデータ抜け。家のどっかに消えたビデオ見つけ次第増築しときまt。 -- (名無しさん) 2007-10-28 06 55 00 掲示板のが規制で書き込めないので申し訳ないのですがこの場 を借りてご報告させていただきます。 上妻晋作さんのMADをyoutubeにUPしました。 ニコニコ動画にも以前作った、田中達之さんのMADと合わせ てUPしました。 選曲にご協力いただいた方々、有難うございました。 上妻晋作MAD http //jp.youtube.com/watch?v=ByVY7kJXeeg http //www.nicovideo.jp/watch/sm1703015 管理人様失礼いたしました。 -- (sazankasan) 2007-12-06 00 28 11 ■闘神伝 監督:大張正己 制作:アニメイト フィルム 制作協力:J.C.STAFF 製作:ムービック BMGビクター ・Vol.1(1996/6/21発売) 絵コンテ・演出:大張正己 アニメーションキャラクターデザイン・作画監督:中沢一登 原画 岩倉和憲 西村博之 松田宗一郎 香月邦夫 桝田浩史 田中孝弘 菊池聡延 阿蒜晃士 山根理宏 うめつゆきのり 井上卓哉 山川良志信 竹上貴雄 高橋亨 崔ふみひで 中沢一登 ・Vol.2(1996/8/21発売) 絵コンテ:福田道生 演出:まついひとゆき 作画監督:山根理宏 アニメーションキャラクターデザイン:中沢一登 山根理宏 原画 斉藤久 山下将仁 渡部圭祐 石野聡 北野幸広 神戸洋行 加藤泰久 菊池聡延 田島直 オグラアキラ 大塚健 鈴木卓也 鈴木竜也 香月邦夫 井口忠一 高橋亨 高岡淳一 おぶないみつる 津幡佳明 中沢一登 -- (名無しさん) 2007-12-15 00 03 25 季刊エス21号 モノノ怪の原画掲載 「鵺」後編 薬売りと鵺の戦闘シーンが始まるあたり:冨田与四一 「化猫」大詰め 薬売りのアップで終わるラストシーン:橋本敬史 薬売りが猫をなでるシーン:担当者記載なし 特ダネ記事を燃やそうとする森谷に市川節子が抗議してもみあうシーン:外丸達也 特ダネを他へ持っていこうとする節子を森谷が追いかけて捕まえるシーン:高橋しんや ※以下担当パート情報のみ もう一度ロングでもみ合う部分:高橋しんや 森谷が節子を陸橋から突き落とすシーン:羽山賢二 線路から落ちて倒れている節子:西田達三 -- (コイルは次号) 2007-12-15 16 50 34 ストレンヂア 原画パート情報 ソースはココのサイトから→ http //09052563.at.webry.info/200804/article_12.html 「ストレンヂア 無皇刃譚」オーディオコメンタリー情報 冒頭仔太郎の主観シーン(中村豊レイアウト?) 寺の炎上 「金子秀一」 雨の中の羅狼の殺陣 「伊藤秀次」 小屋に入って盗みをする仔太郎 「児山昌弘」 荒寺の名無しと金亥の対決 「富岡隆司」 鞍を隠すよう言われる仔太郎~飛丸に水を飲ませる仔太郎 「矢崎優子」 市場 「奥村正志」 橋上の名無しと羅狼の邂逅 「佐藤雅弘」 小屋に戻った名無しに突っかかる仔太郎 「田代雅子」 悪夢をみて目を覚ます名無し 「田中孝弘」 馬に鞍をつける名無し~乗馬練習(?) 「川口 隆」 拷問部屋(は全部) 「水畑健二」 市場に行く吾平 「奥村正志」 道場 「橋本浩一」(パト2の忍ぶが銃を構えるカットを担当) 温泉に入る名無し、仔太郎 「関口可奈味」 砂浜を馬に乗って駆ける名無し、仔太郎 「児山昌弘」 白ランの本国の回想 「竹内志保」 祥庵が裏切った事に気づく仔太郎、水辰の指を噛み切る「矢崎優子」 境内の月申の殺陣 「桝田浩史」(血飛沫は伊藤秀次の修正) 異変を察知し、馬を追いかける名無し 「松本憲生」 縄を抜ける飛丸~祥庵の袈裟を切る名無し 「児山昌弘」 領主を射抜く重郎太、将監家臣を募る 「福岡英典」 砦に火矢が射られる 「金子秀一」 丸太で門を破る 「奥村正志」 重郎太VS木卯の弓矢対決 「新井浩一」 木酉を討ち取る将監 「清水洋」 白ランの爆弾の爆発 「誰だったかな?」 侍の群をなぎ倒していく水辰の1カット 「奥村正志」 小屋の爆発~櫓を押さえている縄が切れる 「金子秀一」 櫓倒壊、その余波 「村木靖」 祭壇の中から出てくる羅狼、将監が羅狼に挑む 「水畑健二」 将監VS羅狼 「佐藤雅弘」 名無しの回想 「安藤真裕」 祭壇に灯る炎 「竹内志保」 倒壊する櫓から脱出する名無し 「川本利浩」 屋根の上を駆ける名無し 「富岡隆司」(炎を突っ切る所は伊藤秀次の修正) 月申の殺陣 「佐藤雅弘」 刀を抜く名無し、一刀に伏される月申 「富岡隆司」 将監VS羅狼 「佐藤雅弘」 縄を抜ける仔太郎、飛丸に抱きつく 「富岡隆司」 名無しVS風午&水辰 「西村博之」 祭壇から落ちる辺りから(?)白ランを殺す羅狼 「水畑健二」 羅狼と退治する名無し、焚き火で手を暖める 「佐々木守」 名無しVS羅狼の一騎打ち 「中村豊」 ラスト、馬に乗って駆ける名無しと仔太郎 「矢崎優子」 -- (名無しさん) 2008-04-20 23 34 17 嘉手苅睦さんが代アニ時代沼田誠也さん・三浦貴博さん・石川健介さんと同じクラスとありますが、1999年東京校卒業で「嘉手苅睦」「三浦貴博」「石川健介」三人はアニメーター科1クラスで、同じクラスです。が「沼田誠也」さんはアニメーター科2クラスで、隣のクラスです。他に1クラスには4℃出身の野村和也さんもクラスメートです。 -- (名無しさん) 2008-06-27 05 52 34 GOLDEN BOY さすらいのお勉強野郎 20 54 キャラクターデザイン・総作画監督 川元利浩 オープニングアニメーション 新井浩一 戸倉紀元 第1話 作画監督 川元利浩 絵コンテ・演出・音響監督 北久保弘之 演出助手 竹村健治 原画 戸倉紀元 逢坂浩司 木村貴宏 関野昌弘 津野田勝敏 高岡希一 池原百合子 鍋田香代子 長島明子 稲垣賢吾 寺沢伸介 栗井重紀 第2話 作画監督 菊地康仁 本田雄 作画監督補佐 大上浩明 絵コンテ・演出 菊地康仁 演出助手 竹村健治 原画 関野昌弘 植田均 河合静男 保田康治 村上勉 千明ゆり 友田政晴 福島豊明 福世孝明 嶋田俊彦 横山義家 長野伸明 中村プロダクション 第3話 作画監督 鈴木美千代 絵コンテ・演出 森田宏幸 演出助手 竹村健治 原画 諸橋伸司 古屋勝悟 栗尾昌宏 田辺修 浜洲英喜 中山勝一 江口寿志 熊谷哲矢 はがひとし 栗田務 鈴木博文 小村方宏治 関口雅浩 結城明宏 三原三千雄 第4話 作画監督 逢坂浩司 エフェクト作画監督 江面久 作画監督補佐 中山岳洋 絵コンテ・レイアウト監修 大上浩明 演出 西山明樹彦 原画 江面久 三坂徹 中山岳洋 磯光雄 久米一成 飯田宏義 栗井重紀 神戸洋行 関野昌弘 大上浩明 菊地康仁 水畑健二 木村光雅 阿部弘樹 木村貴宏 寺沢伸介 谷圭司 第5話 作画監督 小黒晃 絵コンテ・演出 竹村健治 原画 福世孝明 細川秀樹 横山義家 門智昭 嶋田俊彦 山岸徹一 宍戸聡 はがひとし 久米一成 森田宏幸 第6話 作画監督 川元利浩 レイアウト監修 中山岳洋 絵コンテ・演出 北久保弘之 演出助手 阿部雅司 原画 水畑健二 大上浩明 細川秀樹 工原しげき 鈴木美千代 中島利洋 宍戸聡 森田宏幸 江面久 嶋田俊彦 谷圭司 横山義家 堀井久美 鈴木藤雄 西山努 本谷利明 菊地康仁 関野昌弘 荒川真嗣 後藤圭二 川元利浩 中山岳洋 よかったら作画アニメのページに入れといて下さい -- (あほ) 2008-07-22 12 43 18 空の境界の原画集が出ていますが 作画関係資料に追加予定はありますか。 -- (名無しさん) 2008-07-29 08 25 21 大籠之仁氏の苗字は「おおごもり」と読むようなので変更しました。 ソースは朝まで生ワンホビTV4の大張氏の発言。 -- (bigben) 2008-08-28 01 53 45 まじろさんの生年月日は1990年では? -- (名無しさん) 2008-08-29 23 36 29 PSゲーム「雪割りの花」の取説を見ていたところ動画にすしお氏や太田和寛氏の名前がありました。 他にも著名な方の名前がありましたので念のため作画に関連している部分だけ書き込みしておきます。 他の書き込みを見た所見当たりませんでしたが、万一既出でしたらすみません。 キャラクターデザイン・作画監督:荒川真嗣 作画監督補:後藤隆幸 谷津美弥子 鍋田香代子 絵コンテ:荒川真嗣 西久保瑞穂 演出:千葉大輔 西久保瑞穂 グラフィックデザイン:藤咲淳一 レイアウト:荒川真嗣 佐々木守 原画 中村裕之 竹田いつ子 谷津美弥子 森川聡子 大川弘義 小村方宏治 佐藤雅弘 山口賢一 星和伸 竹谷今日子 坪内克幸 野田武広 村田俊治 大原泰志 児山昌弘 鍋田香代子 荒川真嗣 動画検査:西村潤子 動画 ProductionI.G 中林美佳 和田さつき 藤田美香 藤井栄美子 大久保徹 中島由喜 榊智弘 窪田康高 太田和寛 ProductionI.G新潟スタジオ 石崎和哉 岡啓之 森田典 森田史 三田由起子 竹内哲也 スタジオライブ 石渡清美 原将治 藪本陽輔 堺美和 高橋美香 ガイナックス 石崎寿夫 小野修次 末富慎治 高橋拓朗 OHプロダクション 田辺正恵 辻仁子 川上恵 ゴンゾ 安念孝夫 平尾大作方波見学 スタジオマーク 山内祐介 小林幸子 平出差知予荘暁 川田学 市万田千恵子 西村潤子 -- (誤字脱字までは頭が回らない・・・!) 2008-10-05 17 45 08 昨日のワンピースが作画にかなり力を入れていたのでスタッフを一部ですがメモしておきます。 --------------------- 第373話 「決着迫る!たたき込め、とどめの一撃」 作画監督 井手武夫 原画 井手武夫 新垣重文 大西 亮 斉藤真由 野沢久太郎 高橋 昇 動画 TAP かぐら レイアウト 川崎美千代 演出 中島豊 --------------------- 主にキャラ作画で随所に光るモノがありました。 圧巻は巨大ゾンビが足を凍らされた辺りからAパート終了までにかけての作画。 立体感のある動きとそれが芝居に無理なくハマっているのが素晴らしい。 ラストの影を吸って巨大化したゾンビも同じ方が担当されていると思います。 動きの系統は磯光雄直系って感じでしょうか。 まさかTVのワンピースでこういう作画を見るとは思いませんでした。 まさに眼福。 -- (名無しさん) 2008-10-06 12 51 11 リリカルなのは無印のOP原画に梅津さんいますよ -- (名無しさん) 2008-11-05 21 51 13 中村悟氏についての記事が無いようなので、 加筆お願いします。 知ってる限りでは、攻殻機動隊S.A.C.シリーズ原画、作画監督 精霊の守り人作画監督、図書館戦争キャラクターデザインなど。 -- (名無しさん) 2008-11-06 21 30 47 ニコニコにある動画で「鋼鉄のヴァンデッタ」という作品の原撮がありました。どうやらプロの方らしいのですが、管理人様、もしくはどなかたかわかる方いらっしゃったら教えていただけますか -- (名無しさん) 2008-11-14 14 37 52 鈴木陽子さん、ブリーチ劇場の第一弾やってます。 おそらくペニンとソイフォンの最後の戦闘のところです。 後、”じゅん”という名前で”シャランラ-ランラ”というサイト開いてます。 よかったら、アニメータ時点のほうに加筆お願いします。 -- (名無しさん) 2008-11-27 23 08 17 ワンピース 第382話 「ノロノロの脅威 銀狐のフォクシー再び」 作画監督 井手武夫 原画 井手武夫 大西 亮 梶原煌平 斉藤美枝子 大野泰江 伊藤修一 比留間梢 三浦春樹 アニメアール 動画 TAP レイアウト 中原英統 演出 えんどうてつや -- (名無しさん) 2008-12-21 22 57 47 『東京アメッシュ』のメインページに「今」行って、 『全域表示』状態で、『再生』を押して下さい。 本日の雨の遷移状態が、すごいエフェクトっぽかったのでw 思わず、ここに書き込みに来ました。すみません。 -- (しま) 2008-12-22 19 00 18 1998年4月6日~1998年9月28日 『アンドロイド・アナ MAICO 2010』 10話以降 総作監:大河原晴男氏です ようつべで確認できます -- (ff) 2008-12-24 22 45 04 阿部宏幸って、奥野浩行のペンネームなので OVA『電脳戦隊 VOOGIE s ANGEL』の2話とか3話とかの作監なども、氏の仕事です。 -- (六角) 2009-01-10 07 41 26 携帯からお邪魔しますm(_ _)m 世界のナベアツのページを作ってアクセス制限を賜った者です(^_^;) 本当に海よりも深く反省しておりますのでどうかお許し下さるようお願い致します(ToT) -- (名無しさん) 2009-01-21 16 19 41 顔文字使う余裕はあるのですね。 -- (名無しさん) 2009-01-21 17 01 43 タッチ(1985年-1987年)第13話、動画に 横山彰利さんの名前を確認しました。 追記お願い致します。 -- (てぃん) 2009-02-04 21 19 14 「当サイト利用における注意事項」に「なお当サイトは2chアニメサロン板の…」のくだりを記入している者です。このくだりが必要なのは、このサイトが既に2chの範囲を超えたデータベースサイトとなっているからです。「頭のおかしい人や悪乗りだけが目的の人たちが占拠し、ほぼ機能していない状態が長く続いていて回復の見込みはありません」というのは正しい評価であり、もし見たり書き込みをするならex板へ誘導するというのは精神の正常な人間であれば当然のことだろうと考えます。これが理解できるのであればこれを消去しようとする人間をアクセス禁止にして下さい。理解できないのならば私がこのサイトの編集をやめることになります。 -- (名無しさん) 2009-03-02 00 10 29 対話を無視したそのような態度では作画スレッドの一部の方々と相違ないように思われますよ -- (名無しさん) 2009-03-02 00 18 52 見る人の判断に任せればいいだけの話で わざわざ書く必要がある一文とは思えません -- (名無しさん) 2009-03-02 00 31 27 わざわざ書く必要があるとは思えなかったので消しました。そこまでこだわることですか? 2ch外のページだと主張しているのだからそもそも2chのスレに誘導する必要がないと思うのですが。 連絡したいことがあれば作画メモや作画報告があるでしょうに。 -- (名無しさん) 2009-03-03 02 51 33 このサイトの傾向はちょっと偏りがありすぎる感じがする。今日のみなみけだって 良い作画と言うよりはむしろ制作者の自己満足な出来で、視聴者に指示される作画では ない。にもかかわらず作画スレの流れはいつもこんなかんじのばっか。 趣味が偏りすぎかと。 -- (名無しさん) 2009-03-23 06 25 31 でしたら、ご自分で納得の行くWikiを新たに開設されてはいかがかな? -- (名無しさん) 2009-03-23 08 14 03 それを言っては根も葉もないでしょw -- (名無しさん) 2009-03-23 22 09 54 辞典を見てて思ったのですが まだ原画をやってないひとを載せるのはどうかと思います それこそ今第二原画や動画をやってる人達の中にも上手いひとは沢山いるわけで まじろさんなど少し有名だからと第二原画、動画の段階から載せているのはどうなのだろうと思いました。 今現在原画をやっている人からWikiに載せるのはどうでしょうか? でないと第二原画、動画の人達を沢山載せるようなことになりそうな気がしたので もし余計なお世話でしたら申し訳ありません -- (名無しさん) 2009-04-22 20 07 49 動画専門と見てとれるような方は載せても問題ないと私は思いますね。 -- (名無しさん) 2009-04-22 21 03 43 「少し有名」だから、原画未経験でも載せてるんですよね。 そこがミソなんですよ。 技術的に大したこと無かろうが、作スレで話題になっているのならば、 載せていいんじゃないでしょうか。 2原や動画やってる人でも確かに上手な人はいるのでしょうが、 作スレで話題になっていなければ、いちいち載せていく必要もないし、 需要もないでしょうし・・・。 まぁ、私はまじろには全く興味ないし、知らないんですけどね(w -- (名無しさん) 2009-04-22 22 31 54 名和さんのOPパート判明 手持ちの東京アングラのタイムシート見てたら 特徴がないけどうまいことで有名な名和さんのカットだった。 なので記述。 -- (rirce61) 2009-05-08 01 24 09 ESCAFLOWNE FAN BOOK2 (結城信輝発行の同人誌)にて 沖浦氏参加パートについてコメントあり。 C-743 バァン、目線を前方に見据えて「ケガはないか?」ひとみ「え…?は、はい」ひとみを横にやるバァン~ のワンカット。 もっと参加して欲しかったな~とは結城氏の弁。 エンドロールに名前なしなのでノンクレジットですかね。 -- (名無しさん) 2009-05-09 22 56 31 しゅごキャラ!!どきっ #33の作画監督欄が間違っていたようなので直しておきました -- (名無しさん) 2009-05-21 18 09 09 作スレで話題になっているのならば、載せていいんじゃないでしょうか。 いや、それは考え方の軸が作画マニア的に間違っているような気がしますけどね。 -- (名無しさん) 2009-05-21 22 18 21 流星のロックマン原画集から、足立、菊田、近岡、北田氏のOP原画パート等を記載しました。 間違い等ありましたら指摘をお願いします。 -- (名無しさん) 2009-05-30 15 28 29 戦闘妖精雪風とシグルイ入れてあげてくださいよ -- (名無しさん) 2009-06-26 20 07 01 動画や2原のみの掲載もあれ?と思うけど、それより 一度でもクレジットされたならともかく まじろ 名で仕事したわけでもない 名前もわからん人載せるほうが問題 -- ( ) 2009-07-19 20 32 03 まじろ氏は鉄腕バーディー1期にてクレジットされていますが -- (名無しさん) 2009-07-19 21 06 03 勝手に2期と思い込んでましたわ スミマセン -- ( ) 2009-07-20 05 24 47 ジャンプに載ってたポスターによると、 『ONE PIECE FILM Strong World』の作監は舘直樹さんっぽいですよ= -- (名無しさん) 2009-08-02 03 37 27 アニメーター石川哲也の項ですが、他のスタッフの顔触れからみてもダブ出身の石川哲也はボンズの作品をやっていないと思われます。 -- (ナット) 2009-08-02 09 05 00 劇場版新世紀エヴァンゲリオンで、すしおさん(石崎寿夫名義)が動画やってました。 wiki編集できないのでどなたか追加お願いします。 -- (名無しさん) 2009-08-21 21 06 03 すしおさんの項目に劇エヴァ追加してくださった方ありがとうございました。 -- (名無しさん) 2009-08-22 08 09 57 森田岳士さんのページ名、間違って姓名を離したモノにしてしまいました; 管理人様、お手数ですが通常通りに直してもらえると幸いです。 -- (名無しさん) 2009-08-30 01 08 57 新規で作りました。削除は管理人待ちということで。 -- (名無しさん) 2009-08-31 21 35 08 作画スレ絵チャも追加してよ http //www.takamin.com/oekakichat/user/oekakichat3.php?userid=439910 -- (名無しさん) 2009-09-25 10 32 35 OP-C18:西尾鉄也(幸村と佐助) 1話-C195,197:大沼彩子(幸村と政宗の初対峙) 3話-C164,166:片桐貴悠(幸村を殴る信玄) 3話-C205,207:松本顕吾(政宗対慶次、傘を斬る所) 5話-C125:小野和寛(竜巻を起こす信玄) 5話-C154-158:大滝平八(変名? 忠勝発進) 原画掲載はないがむとうやすゆきが各話解説で2話の松本憲生(担当パートは全原画)、 6話の高橋瑞香(冒頭の長政とお市)を絶賛。 -- (戦国BASARA公式ガイドブック) 2009-10-09 15 41 25 シュラトの作画監督ですが 黄瀬さんは36じゃなくて35話です。 ちなみに36話は須田正己さんです。 どなたか、修正よろしくお願いします。 -- (AP) 2009-11-19 13 26 03 ななみちゃん第二シーズン(2006年)の25話で、 「武内宣之」さんが絵コンテ・演出・作画監督・一人原画で参加されていました。 どなたか編集お願いいたします。 -- (名無しさん) 2009-12-20 21 28 07 新垣結衣「piece」PV <アニメーションPV制作スタッフ> 絵コンテ・監督:百瀬ヨシユキ プロデューサー:渡邊宏行 制作:スタジオジブリ 原画:本田雄・浜州英喜・田辺修 動画チェック:山浦由加里 動画:谷平久美子・中里舞・菅原隆人・金子由紀江・中西雅美・ 小山正清・福井理恵・鈴木理沙・大橋実 美術:武重洋二 色指定:糸川敬子・垣田由紀子 デジタルペイント:南城久美・清水亜紀子・川又史恵・桐生春奈・ 和田佳澄・柴田好美・渡辺奈津美 スキャン:石井裕章・齋藤純也 映像演出:奥井敦 デジタル撮影:薮田順二・田村淳・芝原秀典 CG:千田やよい・三好紀彦・佐藤美樹 HAOプログラミング:増田一太郎・齋藤宏治 AVID編集:古城環 効果:笠松広司 制作デスク:望月雄一郎 制作進行:仲澤慎太郎 協力:アニメトロトロ・T2 Studio・IAMAS -- (アルバム「hug(通常盤)」のブックレットからの転載です) 2010-02-10 08 25 05 すみません、浜洲さんの「州」は「洲」の書き間違いです。 -- (名無しさん) 2010-02-10 08 51 29 オフィシャルファンブックより CANAAN六話における リャン・チーの後ろ回し蹴りをくらい回転しながら吹っ飛ぶマリア(cut233)の原画担当が甲斐泰之さんだと記載されておりましたので ご報告させて頂きます 編集出来ないため、何方か宜しくお願い致します。 -- (名無しさん) 2010-02-13 20 50 29 失礼します。 摩砂雪さんは勇者シリーズのエクスカイザーや ダガーンを作画された事あるんでしょうか? たまたま某オクで検索していたら 摩砂雪さんご自身発行の同人誌が 見つかったのですが・・? 別名で作画されていたんでしょうか。 -- (AP) 2010-02-22 17 11 39 APさん、それは摩砂雪の同人誌ではなく、平岡正幸さんの同人誌です。 出品者の無知か詐欺ですな。 ttp //doujinshi.mugimugi.org/browse/author/14196/ の一番下 -- (名無しさん) 2010-02-22 18 53 38 どうも有難うございます。 摩砂雪さんとサンライズって不思議な 接点だなと思ったら やはりそうだったんですね・・・。 -- (AP) 2010-02-23 11 58 22 江村豊秋さん ・『御先祖様〜』5話…文明と母の歌シーン。 ソースは某ブログ管理人が江村さんに直に聞いたとのこと。 ・パト2…ラスト近くの埋め立て地で南雲と柘植が対峙する辺り。 ソースは伊藤計劃のブログ。伝聞情報ぽいので確定ソース求む。 あと『イノセンス』ノンクレの件と『天たま』のエピソードは有名なんだから 誰か書いてあげてください。 -- (名無しさん) 2010-02-26 06 52 59 江村豊秋さんの有名な『天たま』のエピソードって何ですか 無知で申し訳ないですが教えてください -- (名無しさん) 2010-03-01 19 29 31 パートの特定に役立つ情報ではありませんが、『天たま』のコンテが上がった際、スタッフがみな押井さんに「あの卵には一体何が入っていたのか?」と質問する中、江村さんだけが「あの卵はどのくらいの重さなのか?それが判らないと作画できない」と押井さんに言ったそうです。それを聞いて「上手いアニメーターの精神構造の一端に触れた気がした」と押井さんがどこかのインタビューで語っていました。 あと、前回は時間がなくて書き込みませんでしたが江村さんは『イノセンス』でノンクレで原画をしています。担当パートは鑑識課長と9課の面々がすれ違うボートハウス玄関口のカット(METHODSで原画作業に6週間、リテイクで更に4週間と触れられていたカット)を含め数カット、ソースは江村さんのHPの現掲示板とDVDコメンタリーです。 -- (名無しさん) 2010-03-02 01 45 04 ありがとうございます 編集しておきます -- (名無しさん) 2010-03-02 11 57 17
https://w.atwiki.jp/roadshow/pages/197.html
http //www.nicovideo.jp/watch/1291737994
https://w.atwiki.jp/jfsdf/pages/1329.html
前回までのあらすじ 異 世界、ヌーボルに残った片桐三曹は、聖女スビアと古代ロサールの謎を求めて旅に出る。偵察用オートバイの燃料を気にしていた片桐は偶然助けた村人の案内 で、スビアの村と友好関係を結ぶ村、シュミリで馬を手に入れる。快適な乗馬の旅を続ける2人の前に巨大な都市が現れる。ガルマーニと呼ばれる都市は、60 年前に、偶然この世界に漂着したナチス幹部ボルマンによって支配されていた。彼はクーアードを支配するためにガンドールを弾圧していた。聖女スビアを見初 めたボルマンはじゃまになった片桐を強制収容所に送るが、片桐はそこで出会った元Uボート艦長ハルス、元親衛隊中尉フランツと収容所を脱走。レジスタンス のリーダー、サクートと合流し出陣したボルマンの隙をついて彼の司令部へ潜入する。 愛するスビアを救い出したがボルマン軍はすぐに引き返してき た。スビアは自ら市民に語りかけレジスタンスへの参加を呼びかける。そしてレジスタンスとともにボルマン軍との死闘の末勝利を治める。ガルマーニ市民とレ ジスタンスはスビアに街の指導者になって欲しいと訴えるが2人は旅だった。平穏な旅が始まったと思いきや、片桐を謎の毒矢が襲った。 片桐は、ゆらゆらと不規則に体を揺すぶられる不愉快さで目を覚ました。目を覚ましてすぐに愛しいスビアの顔が目に入り、ほっと安堵のため息をつくが、すぐに自分の視界の異常さに気がついた。 片桐とスビアは、2本の棒に手足を縛られていた。そして罠にかかったイノシシのようにさかさまにつるされて連行されているのだ。そしてそれを担いでいる連 中はおよそ、クーアードでもガンドールでもなかった。彼らはアンバードのように見えるが、体格は人間に近かった。しかし、体中に毛が生えていて、男女の差 を識別するのも困難だった。そのかわり、彼らの持つ武器はアンバードよりも文明人にいくらか近かった。斧や槍は研磨された石でできており、縄で木の枝に結 ばれていた。そして、彼らの腰にはパチンコのような武器が納められていて、その石をしまうであろう木で編んだかごが彼らのベルトに吊されていた。 「片桐、気がつきましたか?」 スビアに声をかけられて片桐は彼らの観察をやめた。どうやら彼女は無傷のようだが、手足は片桐同様逆さに縛られており、彼女の革の靴は脱がされ、裸足のまま縛られていた。片桐のブーツは脱がされておらず、彼らは靴ひものほどき方を知らないことが想像できた。 「彼らはあなたの拳銃も取っていません・・・」 スビアの言葉に自分の腰を見てみた。たしかに彼女の言う通り、片桐の腰に納められたシグザウエルはそのままだった。 「しゃべる、だめ!だまる!」 2人を担いでいた猿が片言の言葉を発した。どうやら文化レベルはアンバードよりは上のようだ。 「しゃべれるなら自己紹介しよう!俺、片桐!」 片桐の言葉にその猿はきっと牙をむきだして威嚇した。 「しゃべる、だめ!だまる!」 その返答は交渉の余地のないことを片桐に示しているようだった。 片桐たちを捕まえた猿たちは、海岸から1時間ほど歩いた森に囲まれた岸壁で行進をやめた。よく見ると、岸壁のあちこちに横穴の入り口が見えた。彼らは洞窟 を住居としているのがわかった。大きな洞窟の前で片桐たちは縄をほどかれた。その洞窟から、ひときわ大きな猿人が顔を出した。周りの連中の言葉から酋長で あることがわかった。酋長は片桐とスビアを交互に見ると、片桐の持っていた89式と、スビアの持っていたガルマーニ製のゲベールを交互に見た。使い方がわ からないようで興味なさげにそばの洞窟に放り投げた。 「なまえ!いえ!」 酋長は片桐に質問した。どうやら名前を聞いているようだ。 「日本国陸上自衛隊、三等陸曹の片桐だ」 片桐ができるだけややこしく答えてやったのに気がついてスビアがくすっと笑った。それを気に入らなかったのか酋長はスビアにも同じ質問をした。 「アムター村の聖女スビアです」 原始人以下の彼らにも聖女の言葉はわかったみたいだ。いささかざわめきが起こった。酋長はそのざわめきを沈めて片桐たちを先ほど、彼らの武器を放り投げた 洞窟に監禁するように命じた。たちまち、2人は後ろ手に木の蔓で縛られて洞窟に放り投げられた。その入り口を大きな石を積んでふさいでいく。すっかりそれ をふさぐと猿人たちは見張りもつけずに去っていった。 「さて、スビア。この状況は幸運ですよ」 「同感です・・・」 片桐の言葉にすぐさま応えたスビアはお互い後ろ手に縛られた蔓を確認した。太い蔓だがいいかげんな結び方をしている。 「かみ切りましょう。まずは俺の蔓をかみ切ってください」 スビアは横たわって片桐を縛る蔓をかみ切ろうとした。実際蔓は太いが結び方がいい加減で大した苦労もなく片桐は自由になった。そして次はスビアの番だった。片桐の手ですぐに自由になったスビアは片桐と無事を確かめ合うようにキスを交わした。 「さあ、でかけましょう」 焦るスビアを片桐は制した。まだ日は高く、見張りはいないが今脱走すると失敗する可能性が高かった。なにより、彼らにはその威力が未知数の飛び道具があった。しかも毒矢まで所持している。 「ではもう少し待つのですね。」 「その通り・・・」 片桐は不安がるスビアを抱き寄せた。元気そうな片桐を確認してスビアは彼の胸に顔をうずめた。 「あの矢で撃たれたときにはわたくしは、絶望しました。もうあなたは死んだと思っていました」 「幸い、あれは獲物を眠らせるための毒矢だったようです・・・」 スビアを抱きしめながら片桐は説明した。自分たちを吊したあの方法といい、毒を用いても殺さない方法。彼の導き出した答えはただ一つだった。 「やつらは、俺たちを食うんです。今夜の晩餐あたりで。だから日が高いうちは安全なのですよ」 「では、今逃げないと・・・」 そう言うスビアの唇に指を当てて片桐は彼女を黙らせた。 「夜まで待ちましょう。そしてここから抜け出して馬を見つけて・・・」 ここで片桐は言葉を止めた。彼らの愛馬を見かけていないことに気がついたのだった。それに気がついてスビアが言葉をかけた。 「ローズとセピアは逃がしました。きっとあの海岸まで行けば見つかるはずです」 それを聞いて片桐は安堵のため息をついた。あの賢い愛馬を失うのは旅の行く末を考えると、絶望的なような気がしていたのだ。 集落ではたき火を囲んで宴会が始まっていた。積み上げられた岩の透き間から片桐がのぞき込むと、酋長を囲んで車座に、猿人どもが踊っている。 「どうやら我々はメインディッシュのようですな」 片桐のジョークにスビアは身震いした。それを見て軽く苦笑すると片桐は再び外の様子に目をやった。1匹の猿人がこっちに向かってくるのが見えた。どうやら、メインディッシュの時間のようだった。 「さあ、いよいよです」 片桐は洞窟の奥まで後退した。スビアがゲベールを構える。猿人たちは彼らに理解できなかった2本の棒がどんなものかをまもなく知ることになるであろう。猿 人は2人を逃がさぬように積み上げた石垣を乱暴に壊すと洞窟にずかずかと入ってきた。彼らが何か持っているのをさして気にしていないようだ。 「こい!こい!」 猿人が手招きした。それに答えてスビアがゲベールを猿人の心臓めがけて発射した。彼女のはなった弾丸は見事に猿人の心臓を撃ち抜いた。ポルの力で発射するゲベールはほとんど銃声が聞こえない。 「さあ!いきましょう!」 片桐はスビアの手を取って洞窟を抜け出した。片桐たちには全く気がつく様子がなく宴会を続けている。2人が森に入ってようやく異変に気がついたようだ。口々に醜いわめき声をあげているのが聞こえた。 「急いだ方がよさそうです・・・」 「同感ですな」 2人は森を海岸に向かって駆け出したが、背後から猿人が迫ってくるのが気配と、あのどう猛な声でわかった。片桐は振り返って暗闇に無数に光る不気味な目に 向けて89式の5・56ミリ弾を続けざまに発砲した。どれだけ命中したかはわからないが、連中の叫び声が少し遠のいた気がした。 片桐が撃たれた海岸まで出てきたが、愛馬の姿が見えなかった。猿人の叫びは徐々に近づいてくる。とりあえず、片桐はスビアを砂浜にぽっかり顔を出した岩に隠れさせ、自分も隣にしゃがみこんだ。 「盛大にやってきますな」 片桐は銃をチェックして森に向けて構えた。予備の弾薬は彼の愛馬が背負ったままだ。今の片桐にはチョッキのポーチにしまっている数本のマガジンしかない。スビアが片桐の腕を持って言った。 「前にもお願いしましたが、もはやこれまでというときは、わたくしを撃ってください。少なくとも、あの猿人たちにローストビーフにされるのだけは免れますから・・・」 「その件は考えたくないですな、一緒に脱出するんだ」 森から猿人たちが現れた。片桐は先頭の猿人を3発でしとめた。後続の猿人があのパチンコを片桐に向けて発射した。びしっ、という音ともに彼の隠れた岩に命中した。かなりの威力だということが音だけでもわかった。 今や猿人たちは片桐の銃撃に犠牲を出しながらもじりじりと2人の隠れる岩に接近していた。すでに2本のマガジンを撃ち尽くしたがいっこうにその進撃はやむ ことはない。さすがに、片桐も絶望を抱きつつあった。しかし、愛するスビアをいくら彼女の願いとはいえ、手にかけることだけは想像したくなかった。 「ぎゃああ!!」 そのとき、片桐たちに迫った猿人の一団がばたばたと倒れた。猿人が少しうろたえて周囲の様子をうかがっている。そうしているうちにさらにもう一団の猿人が撃ち倒された。今や猿人は別の方向からの奇襲に怯え始めているのがわかった。 「片桐、あれを!」 スビアの声に片桐は砂浜の向こうを振り返った。暗くてよくわからないが一団の兵士が、ゲベールらしき武器を猿人に発射しているのが見えた。その後方にも兵 士たちが整列しているのが見えた。そして、次の瞬間に聞こえたいななきを聞いて片桐は身震いがした。間違いなく、興奮した馬のいななきであった。しかもか なりの数だ。 「行くぞ!」 指揮官らしき人物の声を合図にその騎馬隊は猿人に突撃を開始した。暗闇でも彼らの武器が細身の槍であることがわかった。猿人たちが彼らに例のパチンコを撃つのが見えた。片桐はそれを撃とうとする猿人に射撃を浴びせた。 騎馬隊の突撃にすっかり戦意を失った猿人は我先に森に逃げ始めた。その中に騎馬隊は突入して手当たり次第に猿人たちに、彼らの持った槍の一撃を浴びせた。猿人たちは多くの死体を残して森に逃げ帰った。 「わたくしたち、たすかったのでしょうか・・・」 「少なくとも、バーベキューにはならなくてすみそうですね」 暗闇の中、1騎の兵士が片桐たちに近づいてきた。片桐は立ち上がっていつでも89式を撃てる状態にした。だが、月明かりがその兵士を照らしたときに、彼は銃を撃つことを忘れていた。 「あっ」 それは騎馬武者だった。日本式の甲冑に身を固め、兜をかぶり、穂先の鋭い槍を持っている。騎馬武者は下馬すると歩いて片桐に歩み寄った。 「貴殿もご婦人も、ご無事でなによりでした。あの猿人どもは最近は数こそ減ったものの大変どう猛だ。」 そう言いながら騎馬武者は兜を脱いだ。黒髪の長髪を束ね、その顔は日本人とも、クーアードともつかなかったが、22,3歳に見えた。そして日に焼けたその顔はどの時代劇俳優よりも整っていた。 「私は、富田竜之助才蔵。富田家の棟梁です。あなたがたは・・・、ガルマーニから旅立ったご一行ですな」 才蔵と名乗る若武者は礼儀正しく頭を下げた。 「自分は日本国陸上自衛隊、片桐三曹です」 「ほお・・・」 片桐の挨拶に才蔵は目を細めた。少なくとも嫌悪からではないことがわかった。 「貴殿は日本人ですか・・・。伝え聞くバテレンの様な格好をしておるが、名前も日本人の名だ」 才蔵はスビアに視線を映した。彼女も片桐に続いて名前を名乗った。 「おお!ガルマーニのバテレンを打ち破った聖女スビア様ですか・・・。草から話は聞いております。では、片桐殿はその聖女の・・、つまりよろしい間柄の異世界人ですな!」 才蔵は「草」とやらから、片桐とスビアがガルマーニから出発した時から報告を受けていたようだ。そして、この海岸で猿人に拉致されたことを知って軍勢を率いて救助に赴くところだったらしい。 「あなたがたの馬は私たちの村にいます。さあ、ご案内しましょう・・」 才蔵は身をひるがえすと颯爽と馬に飛び乗った。 才蔵の村は海岸にほど近い丘の上にあった。やはり外壁が周囲を囲んでいたのは他の都市や集落と同じであったが、その内部は少々違っていた。その光景は少なくともスビアには感動に似た驚きを持って受け入れられたようだ。 「ここは、なんてすばらしい村なのでしょう・・・」 緑豊かな丘の上の村は適度に距離を置いて家々が存在し、その家々も藁葺きの質素だがしっかりしたたたずまいを見せていた。女たちは畑仕事に精を出し、その周囲の外壁では男たちが槍を携え警戒している。 「我が祖先から受け継いだ村です。お気に召しましたか?」 馬から降りた才蔵がスビアの横に並んであちこち説明していた。片桐はこの村の様子を知っていた。少なくとも、映画の中では知っていた。働いている村人こ そ、この世界のクーアードとガンドールだが、村の運営や家々の作りは間違いなく、時代劇の世界だった。そして今、才蔵に続く多くの部下の格好もそうだっ た。 片桐とスビアを窮地から救ったゲベール隊は編み笠に似た帽子をかぶり、その指揮官は才蔵と似た甲冑を身につけている。騎馬隊の持っている細身の槍は時代劇で見る、独特の細い槍だった。歩兵も甲冑に長槍を持っている。戦国時代・・・・。片桐が持った第一印象だった。 「さあ、こちらへ!」 才蔵は村の中でもひときわ大きな屋敷に片桐たちを案内した。日本風の邸宅だが、片桐が懐かしいと思うそれではなく、やはり武家屋敷を思い起こさせる造りだった。しかし細部にはこの世界の建築様式が取り入れられ、はなはだ実用的に見えた。 片桐たちと才蔵は玄関で別れた。そこから先は、才蔵と同じく、クーアードっぽいがそうではない武士(片桐にはそうとしか表現できない)に案内されて、大き な板の間の広間に通された。粗末だが、座り心地のいい座布団を与えられ。2人は床に座った。案内役の武士は広間の一団高い部分のすぐそばに座った。 「いや、お待たせして申し訳ない」 さっきまでの甲冑姿ではなく、才蔵は見るも鮮やかな和服姿で再登場し、部屋の一段高い部分に座った。どうやらここが上座のようだ。 「改めて言いましょう。私は富田竜之助才蔵。こっちはいとこの弥太郎です」 才蔵のそばに控えた武士が頭を下げた。片桐は時代劇の世界に投げ込まれたようで呆然としていた。それを見て才蔵はにこやかに言った。 「我ら富田一族は400年前にこの世界に流れ着いたのです。この世界のことは片桐殿よりは少々は知っています」 才蔵は、富田一族のいきさつを語った。 彼の言う、天正2年。才蔵の祖先は信濃の国の豪族だった。信濃は当時、武田、織田、徳川の列強の最前線で、そこで暮らす豪族はどの勢力に荷担するかで生死 を決定しなければいけなかった。富田一族は、織田、徳川に荷担すべく出陣したが、留守役の家老の反乱で居城を失い途方に暮れていた。兵士と同行した少数の 女性は山道をさまよううちに、いつの間にかこの世界に到着していたそうだ。 運命を悟った富田一族は現地のクーアードやガンドールとともにこの地 を開拓し、猿人たちの脅威からその武力で自衛した。時は流れ、クーアードとの混血が進み今に至っているそうだ。才蔵の祖先が率いてきた武士たちで、直系で 祖先の血を引くのは棟梁の才蔵といとこの弥太郎だけだという。 「で、片桐殿は日本からいらしたのでしょう?日本の話をお聞かせください」 片桐はいささか躊躇したが、知っている限りの日本の歴史を教えた。才蔵は身を堅くして、弥太郎はうろたえながらその話を聞いた。 「で、では今の日本には武士はいないというのか?」 片桐の話を聞き終えた弥太郎がうろたえながら言った。片桐は無言で頷いた。弥太郎は納得行かない、という表情をしていたが才蔵がそれを目で制した。 「ははは!いいではないか!異世界で生まれ育った我々が文字通り、最後の武士という訳なのですか?」 才蔵は一通り笑うと片桐を見据えた。 「だが、武士は頑固者でも回顧主義でもない。この世界で生き抜き、すばらしい領地とすばらしい民を得ている。片桐殿の言う、文明開化もすばらしいが、この世界では我らの生き方も成功例であると認めて欲しい」 才蔵の意見に片桐は少しも異論はなかった。それを認めた才蔵は上座から立ち上がって片桐に歩み寄った。そしてその手を取った。 「我、終生の友を得たり!片桐殿、あなたの率直な人柄、猿人に立ち向かう勇敢な様、才蔵、恐れ入りました。どうか、我が友として今日のことを覚えていてください!」 「こ、光栄です・・・」 片桐がどうにか答えたときだった。ローマ時代のような衣服を身につけたクーアードが縁側の外に跪いた。 「申し上げます!猿人どもが開拓地に現れました!」 「よし!すぐに行く!弥太郎!種子島を持って先行しろ!」 才蔵の声に弥太郎はすぐに立ち上がった。 「ははっ!」 開拓地とは、丘を下って森を切り開いた畑だった。そこを猿人が襲ったのだ。才蔵たちが出発した後、そのことを聞いた片桐はスビアとともに現場に向かった。小高い丘から見下ろす開拓地には猿人たちが侵入していた。 「おまえたちの好きにはさせぬわ!」 猿人の中にいきなり才蔵が斬り込んでいくのが見えた。後に弥太郎や数名のクーアードが続いた。手にはゲベールがあるが、それを発射すると才蔵に続いて斬り込んだ。 「あああ、無謀です!」 スビアの意見に片桐も同感だった。しかし、急いで片桐が89式のマガジンをチェックする間に才蔵は次々と猿人を斬り倒した。彼の手には細い日本刀しか見えない。 才蔵の動きにまったく無駄はなかった。目の前の猿人を袈裟懸けに斬って、返す刀で横の猿人を斬りあげた。さっと後ろに飛び退いたかと思うと間合いを取って後ろの猿人を上段から斬り倒す。 「あの方の戦い・・・。美しいようにすら見えます・・・」 スビアがつぶやいた。確かに、片桐も反論はしなかった。才蔵はまるで舞を舞うかのように敵を切り伏せていた。ふと、才蔵は丘の上から戦況を見守る片桐とスビアに笑いかけたように見えた。 その隙をつかれたのか、才蔵の真後ろの猿人が才蔵の背中を蹴った。彼がいとも簡単にうつぶせに倒されるのを片桐は見逃さなかった。 「スビア、ここにいてください!」 そう叫ぶと片桐は89式を構えて丘をかけ下った。間に合えばいいが、弥太郎もその部下も自分の目の前の敵に手がいっぱいのようだ。片桐は89式のセレク ターをセミオートに切り替えて才蔵を蹴った猿人を撃った。生命の危機をだっした才蔵が片桐をうれしそうに見た。それに答える余裕もなく片桐は目に付いた猿 人を片っ端から撃ち倒した。10を越える死体を見て、猿人は森に逃げ帰った。 才蔵は刀を片手に立とうとしていた。片桐は黙って手を差し出した。 「片桐殿・・・。借りができましたな」 「友というのは貸し借りもなく動くものでしょう」 才蔵は片桐の言葉に満面の笑みを浮かべると彼の手を取った。片桐はこの才蔵という男が好きになりかけていた。現代の日本人がなくしかけている礼節や責任 感、人情を彼は持ち合わせている。自分よりも年下でしかも、異世界で生まれ育った彼に、日本人の原点を見たような気がしたのだ。 片桐とスビアのために才蔵の屋敷でささやかな祝宴が催された。才蔵に弥太郎、主立った家臣が集まって無礼講の祝宴だった。片桐が驚いたのは、まず乾杯で出された酒だった。 「これは・・・」 びっくりする片桐に才蔵がうれしそうな反応を示した。 「驚いたでしょう。酒はこっちに来られてからはありつけなかったでしょうからな」 間違いなくその味は日本酒だった。片桐の反応に満足した才蔵は、ぱんぱんと手を叩いた。ガンドールが素早い動きで皿を持ってきた。 「これが草のバートスです。」 バートスと呼ばれたアンバードは一礼して片桐とスビアの前に皿を置いた。その皿には真っ白な白米で作られたおにぎりがいくつか盛られている。思わず、片桐はそれをほおばった。間違いなく米の味だった。 「片桐殿、みんなにお国の話をしてもらえないでしょうか・・・」 才蔵に頼まれて片桐はちょっと迷った。迷う片桐をスビアが後押しした。 「そういえば、わたくしもよく聞いたことがありませんでした。いい機会だから是非聞かせてください。」 片桐は福岡の話をした。福岡タワーに福岡空港。都市高速を車で移動する人々。天神のビル街・・・。一同はただただ驚くばかりだった。 「すばらしい!」 一通り話し終わると一同から驚嘆の声が続々とあがった。才蔵も満面の笑みで片桐を見た。彼の戦いの時の表情と、今の表情は全然違っていた。今はやさしい棟梁として楽しむ部下を笑顔で見守っている。片桐はいつのまにか、その雰囲気に酔いしれ眠り込んでしまった。 2,3時間して片桐は別の間の布団で目を覚ました。板で作られた引き戸をろうそくが照らしている。 「いつの間にか寝てしまったらしいな・・・」 ひとりごちながら起きあがった。そこへ足音が聞こえて片桐のいる部屋の前で止まった。 「では、片桐殿にもよろしくお伝えください」 「はい・・・では」 才蔵とスビアだった。よく耳を澄ますと遠くでまだ盛り上がっている家臣たちの声が聞こえた。才蔵らしき足音が遠ざかると、板の引き戸が開いた。スビアが入ってきた。 「あら、目が覚めまして・・」 笑いながら片桐の枕元に腰掛ける。彼女もだいぶん飲んだようだ。顔が少し紅潮している。 「ええ、昔はもっと強かったんですがね・・・」 枕元に用意された水を飲み干しながら片桐が言った。スビアはそれを聞いてふふっと笑った。 「才蔵様が言っておりました。片桐殿は久しぶりの美酒でよく眠っておられるって。あの酒はこの村の自慢だそうですわ」 確かに、最高の酒だった。そして最高の宴席だった。スビアは上機嫌で言葉を続けた。 「才蔵様はすてきな方ですわ。あの戦いの見事さはヌーボルを探しても右に出る者はいないでしょう。それにあの優しいこと。村人を見ていればよくわかります。きっとあの方のご先祖様はさぞや立派な方だったに違いないでしょう」 それには片桐も同感だった。まったく異論を挟む余地はない。しかし、自分の恋人によその男を手放しにほめる言葉を聞かされるのはあまり心地のいいものではない。 「そうですな・・・」 ぶっきらぼうな片桐の返答にスビアはなおも言葉を続けた。 「あら、お友達のことというのにやけにぶっきらぼうではないですか?才蔵様なら片桐の話をすれば、そんなことはきっと言わないはずです」 酒の勢いもあって片桐は思わず起きあがってスビアに言った。 「才蔵は確かにいい友人です。しかし、あなたの口からそれを必要以上に聞くのはあまり好きではありませんな」 スビアは片桐の言葉を聞いて、いたずらっぽい笑顔を浮かべた。どうやら片桐に負けずにだいぶ、酒が入っているようだ。 「片桐、もしかして嫉妬しているのですか?」 「嫉妬?」 今度は片桐は完全に布団から起きあがっていた。 「俺が才蔵殿に嫉妬?ばからしい!そういうあなたこそ、才蔵殿をいい男ってくらいに思ってるんじゃないですか?」 今度は片桐の言葉にスビアが立ち上がる番だった。 「わたくしが才蔵様に恋しているとでも?それこそばかばかしいことです!」 「彼はさぞや立派な家柄ですからね・・・。お似合いじゃないですか?」 売り言葉に買い言葉だった。片桐の言葉にスビアの頬は酒の影響以上に真っ赤になった。 「あなたがこんな失礼な人とは思いませんでした!あなたとは口も聞きたくないです!」 片桐は89式を持って防弾チョッキを着ると引き戸を開けて縁側に出た。自分のブーツを見つけてひもを結び始めた。 「ようやくお互いの意見が一致しましたね!」 ブーツを履いて片桐は捨てぜりふをはいて引き戸をぴしゃっと閉めた。 「片桐のバカ!!」 引き戸の向こうでスビアの怒鳴り声が聞こえた。それを無視して片桐は歩き出した。歩いて夜風に当たっているとだんだん冷静になっていく。 「あああ、なんてことしちまったんだ・・・」 そうは思っても今更戻ることはできない。片桐にも意地があった。一大決心をして異世界に残ったただ一つの理由はスビアだった。その当人からいくら、好人物とはいえ才蔵を下手ほめするせりふをあれだけ聞かされるのは男としてのプライドが許さなかった。 「片桐殿・・・」 声をかけられて片桐はうつむいていた頭を上げた。いつの間にか、屋敷の門の近くまで歩いてきていたのに初めて気がついた。そして声の主は門の柱に寄りかかる才蔵であることもわかった。 「才蔵殿」 「スビア様と派手に喧嘩されておったようですなぁ」 才蔵は高らかに笑った。片桐は返す言葉もなかった。才蔵は全部知っているのだ。 「私の態度が、あなたの感情を傷つけたのならお詫びします。」 才蔵の言葉に片桐は今度は恐縮した。しかし、こんな時の男の気持ちを打ち明ける相手は、高崎士長が向こうに帰ってしまった今では彼以外にいないような気がした。ことのいきさつを聞いた才蔵は大笑いした。 「ははは!400年たっても男女のいさかいの原因はあまり変わらぬものですな!」 あまり笑いすぎるのも片桐に失礼と思ったのか、才蔵は門を開けた。門の外にはいつの間に用意したのか、片桐の愛馬、セピアが待っていた。 「い や、笑いすぎて申し訳ない。だが、私の愛する女性が私に向かって、あなたのことを手放しにほめる話を延々としていたら、私もきっと同じ気持ちになったで しょうな・・・。さあ、こんな日は馬にでも乗って頭を冷やすのが一番です。ここから半里(約2キロ)のところに村があります。その村の酒場の酒は絶品です ぞ!」 片桐は才蔵の心の広さに感服するばかりだった。自分のことが原因で始まった客人の喧嘩をこんな形でフォローするとは。やはりそれは棟梁の資質がなせる技なのだろうか。愛馬にまたがりながら片桐が言った。 「せっかくですから才蔵殿もいっしょにどうです?」 「私は棟梁です。この村を勝手に離れるわけには参りません。スビア様には私から明日の朝にでも言っておきましょう。」 片桐はその言葉に甘えることにした、今更、スビアのいる部屋には少なくとも今夜は戻れそうにないし戻りたくなかった。 「ただし!」 才蔵は大声をあげた。 「私が同じ状況になったら、あなたには朝までつきあっていただきますから、そのつもりで」 そう言って才蔵は片桐の愛馬の尻を叩いた。賢いセピアはゆっくりと走り始めた。才蔵は笑顔で片桐を見送った。もはやあの笑顔にはかなわいな。そう思わずに はいられないほどの聡明な笑顔だった。片桐は、この世界で得た初めての「親友」の気遣いに感謝しながら、隣村へ出発した。 才蔵の教えてくれた村はガンドールの村だった。村の門はすでに開かれていて、まるで片桐の到着を待ちかまえているようだった。その理由は片桐が村に入って馬をつなげたときにわかった。 「片桐様・・・。」 バートスだった。いつの間にか村の入り口に立っていた。バートスは好奇心いっぱいの笑顔で片桐を迎えた。 「スビア様と大喧嘩して居場所がなくなってここに来そうですねぇ。才蔵様のご命令で門を開けておきました。スビア様はかんかんですよ。では俺は才蔵様に無事、あなたがここに到着されたことを報告に帰ります。」 そう言ってバートスは村の外の暗闇に消えた。片桐は村を見回した。奥に明かりがともった家が見えた。あれがどうやら、才蔵おすすめの酒場のようだった。 「らっしゃい」 ドアを開けるとクーアードのマスターがカウンターに立っていた。客はみんな地元のガンドールのようだった。片桐はカウンターの空いた席に座った。 「今のあんたにはこれがいい」 マスターは片桐の前にショットグラスのようなコップに満たされた液体を出した。 「バートスから何か聞いてるのかい?」 片桐の問いにマスターは笑った。どの世界でもこの手の商売をしていると人間の心理がある程度読めるようになるらしい。 「なにも聞いちゃいません!あんたの顔でわかる。おおかた女と喧嘩したんでしょう?そんなときはこいつが一番ですわ」 片桐はそのグラスの中身を一気に飲み干した。ウイスキーに似た味だった。確かに、イヤなことを紛らわすときにはうってつけの酒だ。片桐は続けざまに3杯それを飲んだ。 「異世界の人、なかなかやるな!」 「いけいけ!」 「女のことなんか忘れちまえ!」 常連客のガンドールと意気投合して片桐は明け方近くまで飲み続けた。 翌 朝、片桐は酒場のソファーの上で目を覚ました。痛む頭で周りを見回すと、常連のガンドールも、マスターも眠りこけている。密閉された室内は酒臭いことこの 上ない。とりあえず、ドアを開けて外に出た。外ではガンドールたちがうろうろしていた。子供たちが走り回るのも見えた。空を見ると太陽は頭上近くまで昇っ ている。かなり寝坊したということがわかった。 片桐は店の中に戻ると、近くの樽から水をくんで飲んだ。飲み過ぎで脱水症状気味だった体に水分が行き渡り頭がしゃっきとするのがわかった。片桐はカウンターで眠っているマスターを起こした。 「ん???なんです」 「勘定をしたい」 そう言って片桐は防弾チョッキのポケットからスビアと半分ずつ分けた金を出した。それを見てマスターは飛び上がった。 「こんなにいただけません!40サマライで結構です!」 マスターは片桐が出した金色の貨幣を受け取ると銀色の貨幣を6枚返した。よく見てみると片桐が持っている貨幣は3種類の色があった。金銀銅。オリンピック のメダルと同じだった。100サマライは金色1枚。銀色は10サマライ。銅色は1サマライだった。片桐はお釣りを受け取るとドアを開けた。 「異世界の方!」 マスターが声をかけた。 「愚痴はここで言うだけ。惚れた女に逃げられちゃ元も子もないですよ!」 笑顔でマスターに手を挙げると片桐は店を出た。彼に言われるまでもなかった。スビアのところへ帰ろう。彼女も酔いがさめているはずだ。冷静に話せば仲直り できる。そう確信していた。 片桐は門のところまで歩くと馬の準備を始めた。今は一刻も早く才蔵の村に戻ることだけを考えていた。そこへ、村の外から1人 のガンドールが息を切らせながら走ってくるのが見えた。 「たいへんだ!たいへんだ!」 そのガンドールは叫びながら村の門をくぐった。騒ぎを聞きつけた村人がぞくぞくと集まってきた。そのガンドールは村人に差し出された水を飲み干すとようやく話し始めた。 「才蔵様の村が猿人に襲われた!村人も家畜も捕まって森に連れていかれちまった!」 この報告に村人がざわめいた。 「まさか、才蔵様の村が・・・」 「最近奴らも知恵を付けてきていたから・・・」 しかし、誰よりもその報告に衝撃を受けたのは片桐だった。彼はようやく呼吸の整ったガンドールにつかみかからんばかりの勢いで質問した。 「才蔵殿は、スビアはどうなったんだ?」 ガンドールは片桐の勢いに咳をこらえながら言った。 「俺が見たのは空っぽの家といくつかの猿人の死体だけだ!猿人は捕まえた捕虜は森に連れ帰って、食べるか、奴隷にするかのどっちかだよ!」 それを聞き終わらないうちに片桐は馬に飛び乗り、才蔵の村目指してダッシュで馬を走らせていた。そして馬上で自分を責めていた。夕べあんなことで腹を立て ないでいれば、スビアや才蔵を守れたかもしれない。そう思うと自分に対して腹が立って仕方がなかった。その怒りをぶつけるように片桐は馬を走らせた。 村は見事に奇襲されたようだった。美しかった家々は燃え、あちこちに猿人の死体が転がっている。片桐はまっすぐ才蔵の屋敷に向かうと、スビアの部屋の引き戸を開けた。中は無人だった。夕べ片桐が寝ていた布団と、傍らには彼女のゲベールがあるだけだった。 「くそっ」 屋敷中を探し回ったが人っ子一人いないようだ。最後に見回った大広間で、やっと片桐は人を見つけた。 「片桐殿ではないか・・・」 弥太郎だった。足を斬られて動けいないようだった。片桐はチョッキの救急医療キットを出して弥太郎の手当を始めた。 「明け方、急に猿人が襲ってきたのです。今までにやつらが夜襲をするなんてなかったので我々は無防備でした。たちまち、村人も才蔵様も捕まり、スビア様も・・・。私は奴らに足をやられて気を失ってしまいました。それでここに残されたわけです」 「で、やつらはみんなをどこに?」 片桐の質問に弥太郎は苦悶の表情を浮かべながら答えた。無理もない。止血のために片桐が彼の股を強く縛っていたのだ。 「奴らは今までの洞窟では捕虜をやしないきれないようで、さらに森の奥に連れていくと言っていました・・・、片桐殿!どうか、才蔵様を助けてください!」 「もちろんです。彼は俺の大事な友人です!」 その言葉に弥太郎は安堵の表情を浮かべた。 「それから、スビア様は連れ去られる寸前まであなたのことを心配しておられました。どうか!ご無事で!」 弥太郎の手当を済ませると片桐は愛馬に飛び乗った。一気に森を抜けて海岸まで出ると、再び森に入った。手綱を操りながら89式をチェックした。 「絶対!絶対!助ける!!」 自分の決心を声に出して確認するように片桐はさらに愛馬のスピードを速めた。
https://w.atwiki.jp/jfsdf/pages/1330.html
前回までのあらすじ 猿人に捕まったところを脱出し、逃げ出した自衛官片桐と、聖女スビアだったが海岸で猿人に追いつめられてしまう。危機一髪のところで侍の末裔、才蔵に助けられた2人は、彼の村へと案内される。そこは時代劇のような世界だが、すばらしい村だった。 一息つく間もなく、村の開拓地を猿人が襲った。才蔵は迎撃に出陣するが、危うく猿人に殺されそうになった。それを今度は片桐が救い、2人の間には固い友情 が芽生えた。その夜の宴会でなつかしい白米と日本酒に酔った片桐。同じく初めての日本酒に酔ったスビアと些細なことから大喧嘩に発展してしまう。その場に 居づらくなった片桐は、様子を察した才蔵の好意で隣村の酒場へとやけ酒を浴びに出かけた。 翌朝、目を覚ました片桐は村が夜襲を受け、スビア、才蔵以下多くの村人が捕まったことを知る。自分の軽率な行動を悔いながら村に戻ると村は焼かれ、負傷した才蔵のいとこ、弥太郎だけが残されていた。弥太郎から状況を聞いた片桐は才蔵とスビアを救うべく行動を開始した。 森に入ってしばらく馬を飛ばした。もうすぐ片桐とスビアが先日連行された岩穴があるはずだ。いったん馬を降りて、そばの木につなげた。馬につなげたバック パックから、サイレンサー付きステンSMGを取り出した。派手な銃声をたてる89式よりこっちの方が猿人に見つかりにくいと考えたのだ。 「やはり・・・」 弥太郎の言うとおり、猿人はすでに引っ越した後だった。いくつかの槍や、斧が散らばっているだけだ。片桐はいくつもある洞窟を探したが、やはり猿人も捕虜の姿も探すことはできなかった。しかし、これで安心できる状況であることもわかった。 まだ少なくとも捕虜は殺されていないということだ。きっと奴らは引っ越し先を整理して腰を落ち着けてから捕虜を奴隷にするなり、殺すなりするだろう。と、 片桐のやってきた反対側の森の入り口に比較的広い獣道を見つけた。踏み倒された草がまだ新しい。猿人はここを通って引っ越し先に向かったようだ。片桐は馬 に飛び乗ると猿人の残してくれた道しるべを頼りに追跡を開始した。 「すぐに追いつけるはずだ・・・」 猿人は徒歩の上、大勢の捕虜を抱えている。そんなに早く移動はできないはずだ。 翌日、片桐はついに猿人に追いつくことができた。彼らの引っ越し先はやはり、森の中の岩棚だった。今度の引っ越し先は前のところよりも遙かに広く、多くの 洞窟を持っていた。さながら蜂の巣のように岩山のあちこちに洞窟がある。片桐は木陰に隠れて双眼鏡で様子をうかがった。 後ろ手に縛られてつなが れた捕虜が岩山のてっぺんにある洞窟に次々と放り込まれていく。その中に才蔵とスビアの姿を見つけて思わず安堵のため息をついた。猿人は捕虜を閉じこめる と石垣を作って洞窟をふさぎ、見張りをつけた。多少は学習しているようだ。そして数名の猿人が村人から奪った武器を別の洞窟にまとめて放り込んだ。 「こりゃ、巨大なマンションだな・・・」 思わず、見上げた片桐の前方には100メートル近い高さの岩山がそびえている。そこに点在する洞窟のてっぺんが、数百名の捕虜の牢獄だった。数名の見張 り。残った猿人は中腹から麓にかけての洞窟に入って自分のすみかを整えている。一団の猿人は村から連れてきた馬を近くの木に縛り付けていた。猿人の数は ざっと見積もっただけでも300名近い。 「こいつは大仕事になりそうだ・・・」 片桐は猿人たちの新居をいったん後にした。大仕事には準備もいろいろと必要だからだ。 夜を待って片桐は行動を開始した。気合いを入れるために顔に靴墨を塗った。背中に89式を背負い、手にはステンSMGを持った。昼間偵察した地点まで前進 するとそこに発煙筒を仕掛けた。そしてその周囲にドイツ兵から分けてもらった手榴弾を20個ほど、木にくくりつけ、ワイヤーを張って罠を作った。これでか なりの数の猿人を戦闘不能にできるはずだ。 次に愛馬のバックパックから持ってきた携帯用の赤外線暗視装置を取り出すとそれを早速装着した。まと もに作動してくれているようだ。片桐は今一度、猿人たちの様子をうかがってみた。例によって麓の平地でたき火を囲んだ宴会を始めている。およそ300名の 猿人は見張りの数名を残して踊り歌っているようだ。それは少なくとも片桐にはそうは聞こえなかったが、彼らにとっては心地よいのだろう。体の大きな酋長は 上機嫌に手を叩いている。 「さあ、猿どもめ。パーティの余興だ」 片桐は発煙筒に点火した。トラックから持ってきた発煙筒は数秒してから 赤い炎と白い煙をあげ始めた。それを確認すると片桐は森の中に姿を隠した。すぐに猿人たちはその炎に気がついた。口々に何かわめいているが、酋長の命令で たき火の周りにいた集団が手に手に武器を持って発煙筒に近づいていた。すでに発煙筒は燃え尽きて森は暗闇に包まれている。先頭の一団がワイヤーにひっか かった。 「ぎゃああああ!!」 数体の猿人が吹き飛ばされた。それを見た残った猿人は一斉に散らばって逃げ出そうとした。しかし、あちこちに仕掛けられたワイヤーを次々と引っかけてたちまち、数十の猿人が粉々に吹っ飛ばされた。生き残った数十の猿人は我先に酋長のいる平地へ逃げ出した。 酋長や残った猿人たちは口々に何か偵察隊にわめいていた。生き残った偵察隊がぎゃあぎゃあと報告している。片桐はステンを構えると偵察隊と酋長の周りの猿人めがけて4,5発発射した。音もなく倒れた仲間に猿人たちが驚いて、例のパチンコを撃った。 「ぐええ!!」 「ぎゃっ!」 と ころ構わず、一斉に放った石で悲惨な同士討ちが起こった。それがますます猿人たちを動揺させているのが見て取れた。それを見て片桐は森を駆け抜け一気に岩 山を駆け登った。時折、岩影からこっそり狙撃すると、猿人は全く同じように、よく見えもしないのにパチンコを発射し、同士討ちを発生させていた。 てっぺんまで一気に登ると、片桐は見張りの数名を一連射で撃ち倒して、次々と捕虜を閉じこめている石垣を壊した。最後の石垣を壊すと中から才蔵がおそるおそる姿を現した。 「か、片桐殿?」 才蔵は片桐の姿を見て驚いていた。才蔵に続いて出てきたスビアと目があった。一瞬、彼女は驚いたような表情を浮かべたが、すっと片桐から目をそらした。まだ怒っているようだが、今はそれを確認しているときではなかった。 「才蔵殿、あの洞窟にみんなの武器があります。ここで援護しますから先にスビアを連れて行ってください」 「承知!」 才蔵は片桐の教えた少し下方にある洞窟に部下と続いた。猿人はようやく上の騒ぎに気がついて、口々に叫びながら岩山を登り始めていた。20発撃ち尽くしたステンから愛用の89式に持ち替えて片桐は登ってくる猿人を次々と撃った。しかし、数が多すぎる。 「バートス!」 自分の武器を取り返したバートスがぱっと片桐のそばにやってきた。 「あの岩を爆破して落石を起こすんだ!」 片桐は顎で岩山の頂上にあるひときわ大きな岩を指し示した。そしてドイツ製の手榴弾をバートスに手渡した。使い方を簡単に教えた。バートスは大きく頷いた。 「ピンを抜いて岩の真下に放り込んだら逃げろ!」 「承知!」 バートスは片桐よりもすばやく岩山を登っていった。片桐は続けてゲベールを取り返して登ってくる猿人を狙い撃ちしている才蔵に叫んだ。 「落石を起こします!村人を岩陰に隠して!」 才蔵は部下に命じて武器を持たない村人を素早く岩影に退避させた。それとほぼ同時に頂上で爆発が起こった。片桐の思惑通り、巨大な岩は猿人たちの方へ転がり始めた。付近の岩を巻き込んで猿人たちに襲いかかった。 「にげる!にげる!」 口々に悲鳴をあげながら猿人たちが山を下り始めたが、巨大な岩は意気揚々と前進していた猿人たちを次々と巻き込んだ。麓に残っていた猿人の一部も巻き込んで落石はようやく止まった。 「片桐殿!見事な戦術!恐れ入りましたぞ!」 刀を取り返した才蔵が驚嘆の声をあげた。しかし、片桐の視線がその後ろのスビアに向けられていることに気がついた。 「スビア様!私の言ったとおりだったでしょう。片桐殿がきっと助けに来てくれると・・・」 才蔵の言葉を聞いてもスビアは無表情のままだった。そして、つんという感じであさっての方向を向いてしまった。それに気を使ってか、才蔵は片桐に微笑むと周りの部下に声をかけた。 「よし!今こそ勝負の時だ!行くぞ!」 才蔵はうろたえている猿人にゲベールを一斉射撃させると山を一気に駆け下って、あわてふためく猿人に斬り込んだ。次々と彼の部下のクーアードとガンドール が続いた。片桐もゲベール隊に混じってそれを援護しながら山を下っていく。もはや援護の必要もないようだった。次々と手練れの才蔵の部下たちは猿人を斬り 伏せていった。その才蔵はひときわ大きな酋長と対峙している。酋長の猿人の手には大きな斧が握られているのがわかった。細い日本刀では受けるだけで折れて しまいそうな代物だ。 「がああ!」 雄叫びをあげて酋長は才蔵に斧をふるった。才蔵は冷静にそれを刀で受けようとした。 「まずい!」 片桐は思わず叫んだ。巨大な斧をまともに受けては、才蔵の刀は折れてそのまま才蔵はまっぷたつになってしまうだろう。しかし、現実は片桐の想像とは正反対の結果だった。才蔵は刀で軽々と酋長の斧を受けて、それを横に振り払った。 「だぁぁぁぁ!」 気合いを込めた才蔵の叫びとともに彼の刀は上段から一気に振り下ろされた。刀はまっすぐに酋長を頭から下腹まで斬り裂いた。どさっという音ともに酋長は倒れた。それを見た村人は歓声をあげた。 「やったぞ!」 「才蔵様がやった!」 片桐にはわかっていた。才蔵は刀にポルを使っていたのだ。強力な彼のポルが刀の強度を増して、あの猿人の斧にもびくともしなかったのだ。彼の言葉を思い出 した。「侍は保守主義でも回顧主義でもない」。たしかに、この世界で生まれ育った才蔵は、この世界の力を応用して最強の侍になっていた。 「スビア・・」 片桐はゲベール隊に混じって岩影でゲベールを撃っていたスビアに歩み寄った。彼女もそれに気がついて立ち上がった。 「あなたとは口も聞きたくないといったはずです」 やはりまだ怒っているようだ。毅然とした口調で言い放つ。片桐はさらにスビアに歩み寄った。 「本当にあの言葉は後悔しています。あれは俺の本心ではありません」 「いったはずです。あなたとは口も聞きたくない、と」 そう言うとスビアは後ろを振り返った。あまりにかたくななスビアの態度に片桐はため息をついた。後悔先に立たず。些細なことで終わってしまう恋もあるという歌を思い出した。認めたくはないが、彼女は完全に心を閉ざしている。少なくとも片桐自身にはそう見えた。 「わかりました・・・。もうなにも言いますまい。俺も疲れました。ここでお別れです・・・」 片桐の最後のカマかけだった。それにもスビアは一瞬肩をびくっとさせたが、こっちを振り返ることもなかった。再び片桐はため息をついた。完全に愛想を尽かされたようだ。 「待ちなさい!」 そのとき、騒ぎを聞きつけた才蔵が岩山を登ってくるのが見えた。登ってくるやいなや、才蔵はスビアに向き合った。 「スビア様!あなたもいいかげんになさい!片桐殿は命がけでここまで助けに来てくれたではないですか。このことがあなたへの愛であるということはわかっているはずです!」 「・・・いえ、でも・・・」 「でもではありません!さっき私に見せた片桐殿が来たときのうれしそうな顔はその証拠です!」 一通りスビアに言った才蔵は今度は片桐に向き直った。 「片桐殿も片桐殿です!スビア様のような誇り高い女性が自ら謝罪できますか?ここは優しく包んであげるのが男の度量というものです!まったく・・・2人とも頑固で素直でないことこの上ない!」 一気にまくし立てた才蔵に2人は反論もできなかった。そしてあまりの才蔵の剣幕に思わず、スビアと片桐は顔を見合わせた。それを見た才蔵は優しく笑うと2人の手を取ってがっちりと握らせた。 「私は、そんな頑固で素直じゃないお2人が大好きです。我が友よ、ここは素直におなりなさい」 才蔵の言葉に2人ともぐうの音もでなかった。それを見届けると才蔵は岩山の下に控える彼の部下に振り返った。それを合図にするようにスビアは片桐の胸に飛び込んできた。 村に帰った一行は、負傷して村に残った弥太郎と合流した。村の被害は甚大だったが、数日で復旧のめどをつけた。才蔵のたぐいまれなる指導力と村人の努力のたまものだった。村の復興を見届けた片桐とスビアは出発することを才蔵に告げた。 「そうですか・・・。引き留めても無駄なことはわかっております。しかし、お2人は私の終生の友であることは変わりません。何か困ったことがあればいつでもおいでなさい。この才蔵、命を懸けてお守りしますぞ」 片桐は才蔵と固く握手をかわした。片桐としても、この世界でできた初めての親友といえる人物との別れにはいささか感傷的になった。目頭が熱くなるのがわかった。 「元気で・・・」 「片桐殿も・・・。ああ、あまりスビア様を怒らせてはいけませんぞ!」 才蔵の冗談に片桐とスビアも村人と笑った。それが出発の合図のようだった。皆手を振って2人を見送った。 「なんて気持ちのいい人々なんでしょう・・・」 スビアが馬上で片桐に語りかけた。片桐も同感だった。そのとき、2人の前に1人の人影が現れた。片桐は思わず89式をその人影に向けた。 「待ってください!片桐様!」 バートスだった。慌てて手を挙げるバートスに片桐は89式を肩に担ぎなおした。 「才蔵様に言われてきたんだ。あんたたちが海沿いに南に向かってるようだからね」 「南にはなにかあるのですか?」 スビアの問いにバートスは頷いた。 「この南に馬で2日ほど行くと、耳長人の支配する国があるんです。奴らは強力なポルを持っているし、なにより、変な神様を信じていてどうにもならないんです。才蔵様も使者をやっているんですが話にならなくて困っていました。ま、できればさけて通るのが無難ですよ」 なるほど、才蔵らしい気遣いだった。片桐はバートスにお礼を言うと進路を森に変えた。 その夜、森で野営するスビアに片桐は地図を持って相談した。 「今、我々は森と海岸に沿って南へ向かっています。バートスの話だと南には耳長人とやらの国があるそうです。そこで、ここから森を抜けるべく東に進もうと思います。」 「この森はわたくしの村から続いています。はたしてどこまで続いているのか見当もつきません」 スビアの言葉に片桐は地図を片手に、自分の推理を話した。 「この森は西部海岸地域と東部の交通を遮断していると思うのです。今までの旅で出会った大きな集落は海に近い地域ばかりだ。この森はおそらくですが、10日ほどで抜けられると思います。そこから先は文字通り未知の世界と言うことになるでしょう・・・」 片桐はこの説にいくつかの根拠を持っていた。まず、自分の部隊がこの世界に来たときにひたすら登った道。その頂上から見えたのがスビアの村だった。そこから50キロほどバイクで走って海沿いのシュミリ村に出た。 片桐は再び地図を見た。彼の肩によりかかってスビアもそれを見た。ヌーボルはオーストラリア大陸を反対にしたような形を描いている。ちょうどキャンベラの あたりがスビアのアムター村。シドニーあたりがガルマーニということになる。バートスの証言が正しいとすると、耳長人の国はブリズベンあたりと考えていい はずだ。海沿いに広がる下り勾配の豊かな森・・・。ということは、ある程度の山脈を越えると別の気候の地域が広がっているはずだ。つまり、オーストラリア の地図で言えば、ニューサウスウエールズの平原に未知の世界が広がっているということだ。それをスビアに説明した。 「たしかに、明らかに危険な耳長人の国を通るよりはよさそうですわ」 スビアは片桐の腕枕をねだった。つい昨日までのあの恐ろしい剣幕とは別人のようだと片桐は思った。 「わたくしが眠るまでそのままでいてくだる?」 「いいですとも・・・」 片桐は仰向けになって左手をスビアの頭の下にやった。 「片桐、わたくし、不安です。あと2年10ヶ月あまり。このまま愛の誓いをがまんできるのか・・・」 この世界の掟として、愛し合った男女は結婚する代わりに3年、愛の誓いとして純潔を守る掟があるのだ。片桐とてそれは同感だった。現代日本の男女ではとっくに肉体関係を結んでいてもおかしくないのだ。 「今回みたいな喧嘩がなければ大丈夫ですよ」 片桐も優しく答えた。今回の件は才蔵の機転がなければ、間違いなく2人の関係は終わっていたのだ。 「わたくし、二度と片桐の心を傷つけることは言わないから、どうかそばにいてください」 片桐は無言でやさしくスビアにキスするとルートを確認すべく残った片手で地図を持った 翌日から2人は森に入った。森には誰が通ったかわからない道があった。自動車がようやく通れそうな道だが、2人にとって大助かりだった。ある程度広い道の存在は、ある程度の文明人が往来していることを意味する。あのおぞましい猿人のような生物ではないことが安心だった。 「確かに、片桐の言うとおり、上り坂ですね」 午前中いっぱい坂を上ると開けた土地に出た。片桐は双眼鏡で前方の様子を探った。 「スビア!予想通りだ!見てください!」 片桐はスビアに双眼鏡をわたした。森ははるか向こうまで続いていたが、地平線まで延びることなく終わっていた。その先は緑の平原だった。やはり、西側は森 ばかりではなかったのだ。だが、森が深く、アンバードの長年にわたる襲撃で誰も足を踏み入れなかっただけなのだ。その時、双眼鏡をのぞくスビアが何かを見 つけた。 「片桐、あれは煙です!」 森の中から一筋の煙が上がっているのが見えた。片桐はスビアを振り返った。無言で彼女は頷いた。 「行きましょう!」 さほど遠くない地点に向けて2人は馬を走らせた。 現場は森が少し開けた道ぞいだった。煙を上げる物体の正体を確認した片桐は驚愕した。ガルマーニで見た、運転者のポルを使って走る自動車だったのだ。 「あれは・・・!」 片桐とスビアは馬を降りてそれぞれの武器を構えた。慎重に車に歩み寄る。車は森を抜けたところで止まっていた。おそらく、運転兵がやられて走行不能になったのだろう。煙は周りの草が燃えているのだ。オープントップの車に2人の人物が確認できた。 「スビア、周りに注意して」 「はい・・・」 片桐はそっとさらに車に近寄った。1人は運転兵だった。矢が深々と首の付け根に刺さっている。これが致命傷のようだった。もう1人を確認しようとして片桐は思わず声をあげた。 「あっ!」 もう1人は見覚えのあるドイツの親衛隊の制服を着ている。肩には矢が刺さっているがまだ生きていた。苦しげな表情を浮かべているのは、片桐がともにボルマンの収容所を脱走した、元親衛隊フランツ中尉だったのだ。 「フランツ中尉!しっかり!」 片桐の言葉に意識を失いかけていたフランツが正気を取り戻した。目を細めて目の前の人物を見ている。 「片桐・・・、君は片桐三曹か?」 「ええ、片桐です」 フランツは片桐が差し出した水筒の水を飲んでため息をついた。その間に片桐は簡単にフランツの体を調べた。肩の傷以外目立った傷はなかった。 「フランツ中尉ではないですか?」 駆けつけたスビアの声を聞いてシートにぐったりしていたフランツは笑顔を浮かべた。 「スビア様、こんなところで再会できるとは・・・奇遇ですな」 やっと意識のはっきりしたフランツは2人にことの成り行きを話した。 ハルス大尉とフランツ中尉は傷の回復したサクートに街を任せて探検と他の集落との友好を兼ねて旅立った。片桐と入れ違いに才蔵の村を訪れたハルス一行は大 歓迎を受けて、才蔵と同盟を結んだ。ハルス一行は、片桐と同じく耳長人の国を避けて森に入ったが、運悪く耳長人に襲われたということだ。 「奴らは強力なポルを操っている。俺を殺したと思ったんだろう。ハルス大尉を捕まえて奴らの街に連れていってしまった。彼らの神の生け贄にするとかで・・・」 フランツは片桐の手を握った。 「片桐三曹、こんなこと頼む筋ではないが、ハルス大尉を助けてくれ。奴らは次のゾードの夜に大尉を生け贄にすると言っていた。もうあまり時間がない!」 「奴らの街の位置は?」 片桐はヌーボルの地図で自分たちの位置をフランツに教えた。フランツはブリズベンあたりを示した。 「やつらの会話から推測するとこのあたりだ。奴らは、あのサムライの村も標的にしているようだ」 片桐はフランツの報告に背筋に寒気が走った。ようやく平和を取り戻した才蔵の村が再び危険にさらされようとしているわけだ。片桐の決断は素早かった。 「スビア、フランツ中尉を連れて才蔵殿の村へ行ってください」 この言葉にスビアは信じられないという表情を浮かべた。 「まさか、あなた一人で耳長人の街へ乗り込むというのですか?」 「そんなことはしません。でもフランツ中尉を治療できるところは才蔵殿の村だけです」 スビアにはわかっていた。片桐はハルスを助けるつもりだと言うことが。そしてこのままではフランツは死んでしまうことも。 「片桐、約束してください。決して無茶だけはしないでください。わたくしのために。」 片桐はスビアを抱きしめて誓った。 「才蔵の村でフランツ中尉と待っていてください。かならず、あなたを迎えに戻ります」 あまりのラブラブぶりにフランツは苦笑いして体をくねらせて言った。 「俺はあっちを向いてますから!」 その言葉を待つことなく2人は抱き合ったまま熱いキスを交わした。 スビアの愛馬ローズにフランツを何とか乗せることに成功した。 「片桐三曹、気をつけて。奴らのポルはかなり強い。ゲベールの数倍の威力はあるぞ」 スビアに捕まったフランツが片桐に言った。スビアは不安そうな顔を浮かべている。そんな彼女に片桐は笑顔で言った。 「才蔵殿の村で待っていてください。ハルス大尉と才蔵殿と日本酒で乾杯しましょう!今度は喧嘩ぬきでね!」 その言葉にスビアも初めて笑みを浮かべた。 「片桐、あなたを愛しています!必ず、戻ってきて!」 そう言うとスビアは愛馬のローズを走らせて森に消えた。あの笑顔は無理をしている笑顔だと悟られないような急な出発だったが、そんなことは片桐にはよくわかっていた。 「よし!セピア!行くぞ」 片桐は愛馬にまたがるとスビアが走った方向と別な方へ走り出した。未知の種族、耳長人の街に向かって。 つづく
https://w.atwiki.jp/ajisaibox/pages/20.html
暁の唄には明確な主人公が存在しません。 同一人物のリンク先の詳細ページは同じです。 一覧は50音順。 片桐家 夏目家 隷属精霊 神殺し その他 片桐家 アイコン 名前 職業 隷属 片桐潤 高校生 片桐環 高校生 環 片桐雛里 中学生 浅葱 片桐涙 近江 夏目家 アイコン 名前 職業 隷属 夏目出雲 お館様 尹 夏目嘉月 環 夏目孤月 軍人 夏目咲楽 大学生 尹 隷属精霊 アイコン 名前 主 浅葱 片桐雛里 近江 片桐涙 空雅 時任雨衣 風雅 尹 夏目咲楽 神殺し アイコン 名前 環 夏目陽炎 夏目玉響 その他 アイコン 名前 職業 隷属 神谷伊央 神谷理央 時任雨衣 高校生 空雅、風雅 三浦忠宗 武士 柚子
https://w.atwiki.jp/elekata/pages/19.html
エレ片podcastまとめ(2010~2011) タイトル コメント ◇2011年 2011/12/17 ふつおたのコーナー/ジンディー・ジョーンズと言ってしまう病気/映像ライブ仙台公演報告/上田の嘘/「上田さんて、童貞なんすね」/「そりゃよかったですね、おめでとうございます」/上田クイズ:サッカー部時代編/大浴場での出来事/出続ける上田のエピソード/友達ボイス 2011/12/10 ゴウさんから先週のトークの訂正/エレキ映像ライブまさかの菊池大失敗/香港マカオツアーに動きなし/80年に一回の秘やつい 2011/12/03 電車の暖房はいらない/今立、D原さんの結婚式2次会で花嫁と殴り合い/ゴウさんは他人のセックスを見たい/カジノで当てられるか? 2011/11/26 コントの人5感想メール/片桐もうウンコ拭いてない宣言/イマダチングAKB編~ニコニコッキラキラッさすがだっつ~ 2011/11/19 仙台公演のスタッフがいないことが判明/やつい香港マカオツアー告知/片桐の本が高い 2011/11/12 コントに広告を/映像ライブ告知動画/隠語/トゥインクル社員急募/上田マネAVデビュー?! 2011/11/05 今立の農林水産SHOW/エレキ小金井祭へ/わらいのまち感想/ポップな隠語を考える 2011/10/29 片桐泣いてない疑惑/やついDQ展へ行く 2011/10/22 【ゲスト:しまおまほ】SPW逆モテキ総選挙の反省会?/やついvsしまおの因縁/やつい付き合うなら人形/ 2011/10/15 続・トゥインクル塾 2011/10/08 トゥインクル塾設立案→各講師紹介 2011/10/01 エレキ学祭一切なし/石橋1回1万円のモテトーク術/舞台で泣けるようになった俳優片桐/KOC8位でも爽やかなトップリード/グズグズのエレキ/憧れられるコンビの憧れられてる方に学生時代憧れられていた、現・憧れられてない方 2011/09/24 JUNK大集合に行けなくて良かった 2011/09/17 売れてない=スケジュール調整ができない 2011/09/10 クサベスター効果/片桐強引な論理展開/エレキ片桐論破/フツオタ/片桐ラジオで支離滅裂トーク/加圧トレーニングは危険? 2011/09/03 本編は川尻を実況中継/ゴウさんvsエレ片じゃんけん大会/じゃんけん大会二回戦/クサベスター敗北者を縦断/敗北者に異変 2011/08/27 本編ゲスト 楽しんご/片桐仁2世として着実に育つ太朗/銭湯軍師やついの白熱教室 2011/08/20 物議をかもすパンツ見たいなぁ/パンツ見たいなぁ選手権/ゴウさんにあてたパンツ見たいなぁ/ゴウさん大興奮/パンツを見せる芸能人とは/KOC三回戦での話/エレキは品がある? 2011/08/13 パンツ見たいなぁ選手権正式開幕/パンツ見たいなぁ選手権/テンションが高いゴウさん/パンツ見たいなぁ選手権の概要/優勝者が芸能人のパンツを見ている模様をSPWで聞くことができる 2011/08/06 パンツ見たいなぁ選手権/パンツ見たいなぁ選手権のお知らせ/モンハンDVDに三人登場/ヤングコーンの正体と好き嫌い/エビの天ぷら代を取られている?/カラオケやファミレスの食べ残しを食べちゃう/全部嘘です 2011/07/30 ゲスト:マキタスポーツ/タクシー芸人・電車芸人/やついが電車で見かけたおかしな人/電車あるあるトーク/マキタスポーツ新ネタ披露 2011/07/23 ふつおたのコーナー/最強ジャンプ/ホモのヌーディストビーチ/勃起を抑えるには?/人体について/天才とは? 2011/07/16 ふつおたのコーナー/片桐、TIGER BUNNYにて声優出演/七夕ナイト/片桐美意識問題/ゴウさんはキスがうまい?/podcast sex 2011/07/09 続・川尻異臭騒動?/ふつおたのコーナー/やっつん痴漢塾/やつい、予知能力を発揮していた!?/OS lionの次は? 2011/07/02 ふつおたのコーナー/片桐戸次さんの女性人気を目の当たりにする/今立参加の農林水産Show!バスツアー感想/片桐念願の脳内記憶チップが現実に?/やついカリスマ性を身につけたい/価値観とはなんだ/エレ片流行りについて考える/川尻異臭騒動 2011/06/25 ふつおたのコーナー/TENGA総選挙が開催中/外人はパイパン好き?/やついは呼子に似ている?/カリスマ故の頭ションベン片桐/関西エロ話 2011/06/18 太朗の行く末は?/ふつおたのコーナー/続々・エロ略語推理/思わぬ出会いの存在/パクリ屋片桐太朗の今後の不安 2011/06/11 第二十回発表会終了/ギリギリの即完を達成するエレキコミック/ふつおたのコーナー/美意識問題/加圧キャンペーンに参加するやつい/続・エロ略語の推理と豆知識/おもしろ関西情報と関西弁エロトリオエレ片再来 2011/06/04 チケット即完/太朗モンハンにハマり周りに強要するもクエスト失敗/3DS診断にてエレ片検査したら/赤ちゃん/やつい片桐のおふくろに物申す/関西弁エロトリオエレ片 2011/05/28 エレ片早く帰れ!/チケットを買ってください!/フツオタのコーナー/今立玉金への異常な執着/エロ略語推理 2011/05/21 やついのやる気とチケット総数?の不思議な関係/エレキライブで販売のパンフ印刷所で片桐待ち/片桐スタジオパーク出演するも…/片桐漫画読む顔はミケランジェロ製/片桐の変態行動は良い事?/ごうさん売れてる情報/関西弁助産婦片桐 2011/05/14 豪華お土産付きライブに来てね!/ふつおたのコーナー/片桐初主演映画「聖家族」の扱いが酷い/片桐のエロアニメ知識/「お寺の息子はエロい」説 2011/05/07 ふとした哲学/反応式ライト/話しかけてくる店員への対応で200円お守りの提案/やついの「ええーーーっ!?」がはんぱない/ふつおたのコーナー/亀のチンコは勃起に24時間必要/今まで見たホモビデオの紹介/ゴウさん荒い女は御免/片桐嫁の母乳を飲もうと必死で太朗ドンびき 2011/04/30 片桐ともさかりえ絶賛/片桐またも親父ギャグでやつい警察に御用/ふつおたのコーナー/カテゴリー止まらぬ親父ギャグ/やつい「聖家族」をマッサージ店で宣伝/ゴウさん早稲田大学時代/やつい30歳頃三国志研究会に入る 2011/04/23 ふつおたのコーナー/アナルとアヌスの違い/片桐ギャグがすべって赤面/今立リスナーの夢に出番なし/次行きましょう!/ふつおた2周目/やついエレキ発表会前でもファミスタ三昧/やつい警察大活躍/ファミスタ仲間が欲しいやつい 2011/04/16 誰でも名言/野球部の友達のカッコつけ名言/X-GUN嵯峨根名つっこみ/箸のマナー/うんこパッチ/今立勘違い 2011/04/09 新コーナー紹介/中学生の名言がすごい/ないガッキー!/店員に気付かれないゴウさん/投稿:巨乳見た疑惑→犯行を自供する3人/優しくなった片桐仁/ダイアログインザダークにてカテゴリーを名乗る片桐 2011/04/02 おっぱいパンへのこだわり/第二子の様子/太朗「人生ゲームをやらなくちゃ!」/父親に似ている太朗/既に卑屈を発揮する太朗 2011/03/26 片桐家第二子の名前決定/片桐なぞなぞを出すも失敗/片桐弾魂/コントの人5は延期/おっぱいパン/11月に4月からのカレンダーを販売 2011/03/19 3/15に片桐次男誕生/邪魔な太朗助産婦になぞなぞを出す/太朗馬鹿なぞなぞ/今だ決まらぬ第二子の名前/片桐優元思立/色々な候補の中、弾が好印象 2011/03/12 いろんな人に来てもらいたい/おっぱいパン製作/おっぱいに異常な執着心を見せる片桐 2011/03/05 チケットが余ってます/ポテンションとチケット残量の不思議な関係/らしいよ/やつい同級生に出会う/愛の話/愛をください 2011/02/26 コントの人5のチケットが売れていない/片桐家第二子の名前の候補/らしいよ 2011/02/19 今立おじさんに出会い金を求められる/やつい学生時代に乞食餓鬼重ちーと出会う 2011/02/12 太朗創作意欲/エレ片歳を取ったら/沖縄ツアー客飯田の占いに慣れを見せるも特殊な占いで大盛り上がり/片桐家第二子の名前候補 2011/02/05 やつい歯の矯正開始/やつい矯正苦労話 2011/01/29 アジアカップ日韓戦感想/見てもないのに会話に入る片桐/やついPK戦見切る/やついBS初体験するも/やついもっと女の子宣言!/やつい歯の矯正に苦労 2011/01/22 やつい沖縄ツアーまさかの即完/変わらぬツアー内容/天然物が懐かしい 2011/01/15 すぐアニメと関連付けたがる片桐/今立3DS体験/片桐家Wii解禁で太朗ギリジン遺伝子炸裂/やつい家電事情 2011/01/08 前週はお休み/酒が飲めなくなってきた/進撃の今立/強欲の片桐太朗/小さい頃のお金の使い方/やついキン消しでキャプテン翼 ◇2010年 2010/12/25 前回のpodcast所感/原さんの声が可愛いとのリスナーの声/やついはanan読者/猫背男子/エレ片真実に気付く/○○男子 2010/12/18 ゲスト スピードワゴン小沢、KICK☆/屋上でUFOを呼ぼう/KICK☆の指示で様々な方法を試すエレ片/らしいよ 2010/12/11 ラジオ視聴のお願い/アンダーヘアカット専門店/じゃんけん敗北者陰毛披露/今立まさかの大失態でSならぬZに/陰毛広告でスポンサーを 2010/12/04 崖っぷちラジオ/アロマ検定所持者からの忠告/久しぶりの世界のエロ事情 陰毛編/陰毛剃りじゃんけん 2010/11/27 片桐誕生日/太朗フィギュアのこだわり/片桐お父さん飲み会出席/太朗順調にギリジン遺伝子証明中/やついアロマにハマる/やつい完全生物への憧れ 2010/11/20 先週考えた片桐家第二子の名前の候補が全却下される/やつい横山光輝三国志検定受験/片付けられない男やつい汚部屋を片付ける/パンツ嫌いになっちゃうよ!/かるぶぁんくるぁいん/やつい充電切れ 2010/11/13 やつい誕生日/やつい片桐家第二子の名前を考え候補として虹朗、白などがあがる/うしう、うしうしし 2010/11/06 やついのみ学祭に呼ばれる/やついダンスコンテストの斬新な構成に翻弄される/委員長の判断/わんこ冷やしタオル 2010/10/30 時の流れを凄く速く感じているエレ片の三人/片桐仕事が無くニート状態/今立飲み過ぎ弊害集/一人で勝手に派閥を気にする片桐/シャキーン!に私情を挟みすぎる片桐 2010/10/23 ゲスト キングオブコメディ/エレ片とキンコメがコント以外で勝負/KOC決勝振り返り/キンコメ今野の恋愛事情/やついとキンコメ今野の特殊な挨拶/キンコメ優勝の影響/タダ飲みしたい今立後輩にすら奢ってくれと頼む/今立飲みすぎの影響 2010/10/16 稲淳ミステリーツアー/今回はお化けが怖い/動く写真/ちょっとした大人になっちゃうよ!/いい怪談は眠くなる/稲淳大人コント 2010/10/09 片桐変わってないね/中学生日記/イマダチングとは/やつい電車で座っただけで爆笑される/「カッコいいー!」「は?どこが?」/スーパー蚊ブーム/今立サラダ食ってたじゃねぇか/ホントだぜ、きくぜ 2010/10/02 片桐剥製の現場取材/片桐剥製作りに挑戦/片桐変わってないと思いきや変わってない/やつい三国志検定受験/やつい周りに言われ過ぎて三国志を嫌いになりかける/三国志クイズ/三国志実技テスト 2010/09/25 #elekataが世界2位/らじこん宣伝ミニコント/エレキコミックは愛されている/エレキTGSへ潜入/やついゲームより女性スタッフに注目/やつい最新ゲームに驚愕/触れてはいけないところに触れるやつい/エレキのセクハラまさかの大公開/TGSで色々な人に会う/松嶋初音ネコ好きの葛藤/エレキとある後輩の凄さを知る 2010/09/18 やついKOC決勝前に緊張/やつい人気の程度を把握/今立決勝前は飲まないことを片桐と約束/優勝したがっているやつい優勝できなかったら号泣 2010/09/11 エレキは人気?/やついころころカバン引きずり浅草にお返し/今立ファンに見つかる/やついSLSでバババン照明の人に困惑 2010/09/04 エレキKOC決勝進出!/決勝までの話は買って聞いてくれ/決勝進出に対する周囲の反応/やつい祝賀会で食当たり/やつい優勝できなかったらバッシングの用意あり/やつい優勝したら優勝者の振る舞い/今立はルーラ持ち/やついゲイ疑惑をかけられる 2010/08/28 ゲスト 東京03/KOC優勝賞金の使い道/インタビュー対策/熱い角田本番に仕事を入れるやついに怒り/優勝候補はどこだ/しゃっくり片桐と話を聞かない角田/アンジャッシュ児嶋エピソード/キンコメ高橋の怖いエピソード 2010/08/21 片桐ドラマ撮影現場でチン事/ごうさん考案湯上り喫茶/ごうさん短冊と神龍にお願い/エレ片ヌードヨガに驚愕/やついロックフェスで痴女探し/今立処女は手に負えない/世界睾丸クッキング選手権 2010/08/14 笑いから始まるPodcast/赤坂サカスイベント大盛況にて終了/やつい夏フェスに参加/後輩頑固カーナビ事件/Yes-man越田の口癖 2010/08/07 東京公演終了/片桐上っ面反省/今立ひとりっ子全開/運のないゴウさん変態節炸裂 2010/07/31 やつい役者魂見せるも片桐は言い訳三昧/最強ヒロインは誰だ/漫画トーク/片桐iPad使いこなせず/やつい新品Macほったらかし 2010/07/24 片桐読まなくてもいいメールを強引に読む/やつい「けいおん!」平沢唯に興味/超えばりんぼ片桐悪女に惹かれる/最強ヒロインは誰だ 2010/07/17 リスナーの考えるゲームサッカーチーム/やついヨドバシAkibaに驚愕/今立の考えるジャニーズサッカーチーム決定版 2010/07/10 片桐滑舌と性格の悪さを撮影で露呈/片桐が責任を逃れるときにすること/片桐の考えるガンダムサッカーチーム/今立ジャニーズサッカーチームをつくるなら 2010/07/03 片桐石橋の教えを嫁に実践/片桐舞台挨拶前に漏らす/ハリーポッターフロリダの旅原案/続・片桐宮代暗黒昔話 2010/06/26 本編はフリートーク総選挙SP/投票結果順位発表/片桐夫婦事情、(職質に対する)ポリス撃退?法/相川晴南の私が感じる男の××/石橋モテ講座 2010/06/19 片桐主演映画についてリスナーからのメール/片桐宮代町外交官に任命され同級生に会う/片桐宮代暗黒昔話 2010/06/12 片桐主演映画の謎と疑問とその楽しみ方/やつい舞台挨拶の前の回の客の入りをスタッフが話しているのが聞こえたような気がする/片桐自分の人気のなさに嘆く 2010/06/05 今立欲をかいて噛む/片桐バカ疑惑/一分下手芸人エレキコミック/やつい神様(小林賢太郎)と安田の三人で飲む/安田追求を逃れる術/やつい天才をもらう方法/夢の話/太朗の寝言「そんな事では…!」/やつい学生時代の話 2010/05/29 10代20代男子の数字…振るわず!/やつい前向き思考/エレ片リスナーは忍び/やつい映画での扱いに激怒(暗闇の歯)/やつい舞台挨拶練習 2010/05/22 太朗やつい敵視が続く/打ち上げの話/片桐が増えても変わらない/としちゃんラジオネームをいじる/ゴウさんDQMJ2欲しさにアプローチしまくる 2010/05/15 ゲスト:マキタスポーツ/カノンの法則/魔法の名曲コードの話/マキタの妻の話/やつい生涯一かすがい/太朗はガンジー/マキタの娘一輪車カノンにハマる 2010/05/08 原因不明の爆笑から始まる/群馬イベントで出会った子の話/じゅん君とのり君/爆笑の原因判明/やつい大ファンになる/やつい犬を飼っていれば・・・ 2010/05/01 やついふざけ登山に挑戦→怪我下山/エレキゆっくりちょうどSOLD OUT/Podcast検定で余った問題を出題/やついグレー判定について作家陣から猛追求される 2010/04/24 本編ゲスト:バカリズム、楽しんご/エレ片後輩に対しpodcastからの作問指令/やつい楽しんごに熱血指導/リスナーやついを持ち上げようとするも今立のモテオーラに完敗/やつい尊敬を集めるため実験し成果を収めるも判定はグレー/片桐「鼻くそいつからかー!」 2010/04/17 本編ではやついマジギレ/やつい後輩の為にライブ出演し奢りで飲みにいくも後輩はやつい放置で小林賢太郎の話/やつい後輩の芸人としての意識の低さに愕然/やつい気分良く奢りたい/やつい今立と片桐にハメられた疑惑 2010/04/10 本編の振り返り「やついが電車で会ったリスナー」/「キクチ」の開発者菊池謙太郎/「エレ片を友達に勧めたらハマった」というメールが一通はある/ネタ元として丁度いいラジオエレ片/リスナーが売れたときに「エレ片聴いてた」と言おうとしてもマネージャーに止められるコント 2010/03/31 前回の放送に引き続いて超能力の話/やつい超能力実験/やついリスナーを触媒として他人へビビビ 2010/03/24 本放送から引き続き超能力の話/時間止める協会の片桐/やついのビビビ/落とす能力がないオクマン登場 2010/03/17 エレ片フェス2010で今立人気を再確認したやついと片桐/カッコいいと思われたがっている度/今立死んでください 2010/03/10 片桐良い雰囲気に完敗/片桐USJに行く/片桐主演映画話 キスシーンで震える片桐・暗闇やついの存在 2010/03/03 片桐安田感を発揮できなかった報告/やついギースいじりでファンから反感/安田本人からの今立へのメール/自転車の旅の話(過去にも話した話の詳細)とそこからの提案 2010/02/24 新コーナー所感 片桐仁=意思のない生命体/片桐出演の舞台の感想メール/全掛男掛桐/リスナーからの安田続報と今立情報/安田=30世紀少年/安田感に支配された片桐 2010/02/17 片桐本番中に寝ていた疑惑/自分に甘い片桐苦しい言い訳/駄目感がヤバい片桐/新コーナー解説 2010/02/10 撮影会の感想メール/今立カメレオン/エレ片フェスの話/やついMacに翻弄される 2010/02/03 やついiPhoneを買う/方位磁石で北を調べることしか出来ないやつい/ギース尾関「寂しい人間だ」/iPad 2010/01/27 ゲスト:ゲッターズ飯田/やついアンラッキーフードは貝/片桐アンラッキーフードはお肉/やつい「でもあれでしょ?貝柱はいいんでしょ?」/片桐冷蔵庫を開けている映像にキレる 2010/01/20 高知旅行でのM-ジャーIさんのセクハラ/トゥインクルで傷付いた猫を飼うことに/安田感体験者からのメール/「ガチャコン!」 2010/01/13 高知龍馬ツアーの感想 2010/01/06 子供警察やつい、子供を「寒い」と罵倒しミュージシャンに引かれる/トゥインクルフェスの話/五択の安田/「厳しいこと言うけど受け止めてくれ。お前ら……厳しいぞ」
https://w.atwiki.jp/elekata/pages/12.html
エレ片podcastまとめ タイトル コメント ◇2011年 2011/09/24 2011/09/17 2011/09/10 クサベスター効果/片桐強引な論理展開/エレキ片桐論破/フツオタ/片桐ラジオで支離滅裂トーク/加圧トレーニングは危険? 2011/09/03 本編は川尻を実況中継/ごうさんvsエレ片じゃんけん大会/じゃんけん大会二回戦/クサベスター敗北者を縦断/敗北者に異変 2011/08/27 本編ゲスト 楽しんご/片桐仁2世として着実に育つ太朗/銭湯軍師やついの白熱教室 2011/08/20 物議をかもすパンツ見たいなぁ/本編で採用されたパンツ見たいなぁを厳選して流す/ゴウさんにあてたパンツ見たいなぁ/ゴウさん大興奮/パンツを見せる芸能人とは/KOC三回戦での話/エレキは品がある? 2011/08/13 パンツ見たいなぁ正式開幕/本編で採用されたパンツ見たいなぁを厳選して流す/テンションが高いゴウさん/パンツ見たいなぁ選手権の概要/優勝者が芸能人のパンツを見ている模様をSWで聞くことができる 2011/08/06 本編で採用されたパンツ見たいなぁを再度流す/パンツ見たいなぁ選手権のお知らせ/モンハンDVDにエレ片三人登場/ヤングコーンの正体と好き嫌い/エビの天ぷら代を取られている?/カラオケやファミレスの食べ残しを食べちゃう/全部嘘です 2011/07/30 ゲスト マキタスポーツ/タクシー芸人・電車芸人/やついが電車で見かけたおかしな人/電車あるあるトーク/マキタスポーツ新ネタ披露 2011/07/23 最強のジャンプを作るなら/同性愛者のいる浜辺/リスナー自分の息子の扱いに悩む/勃起先生の指導/体の不思議/天才とはなんだ 2011/07/16 片桐気味の悪いキャラでTiger Bunnyに出演/リスナーイベントに参加するも片桐の体型に唖然/ごうさんはキスが上手いらしい/エロ音声企画原案 2011/07/09 片桐臭いに気付く/やつい混浴の楽しみを指南/やつい予知能力を発揮していた?(参考 2010/02/10Podcast) 2011/07/02 フツオタのコーナー/片桐戸次さんの女性人気を目の当たりにする/今立参加の農林水産Show!バスツアー感想/片桐念願の脳内記憶チップが現実に?/やついカリスマ性を身につけたい/価値観とはなんだ/エレ片流行りについて考える/個室の臭いの犯人は誰? 2011/06/25 フツオタのコーナー/TENGA総選挙が開催中/外人はパイパン好き?/やついに似ている水木しげるキャラ/カリスマ故の頭ションベン片桐/関西エロ話 2011/06/18 太朗の行く末は?/フツオタのコーナー/続々・エロ略語推理/思わぬ出会いの存在/パクリ屋片桐太朗の今後の不安 2011/06/11 第二十回発表会終了!/ギリギリの即完を達成するエレキコミック/フツオタのコーナー/美意識問題/加圧キャンペーンに参加するやつい/続・エロ略語の推理と豆知識/おもしろ関西情報と関西弁エロトリオエレ片再来 2011/06/04 チケット即完/太朗モンハンにハマり周りに強要するもクエスト失敗/3DS診断にてエレ片検査したら/やつい片桐のおふくろに物申す/関西弁エロトリオエレ片 2011/05/28 エレ片早く帰れ!/チケットを買ってください!/フツオタのコーナー/今立玉金への異常な執着/エロ略語推理 2011/05/21 やついのやる気とチケット総数?の不思議な関係/エレキライブで販売のパンフ印刷所で片桐待ち/片桐スタジオパーク出演するも…/片桐漫画読む顔はミケランジェロ製/片桐の変態行動は良い事?/ごうさん売れてる情報/関西弁助産婦片桐 2011/05/14 豪華お土産付きライブに来てね!/フツオタのコーナー/片桐初主演映画「聖家族」の扱いが酷い/片桐のエロアニメ知識/「お寺の息子はエロい」説 2011/05/07 ふとした哲学/反応式ライト/話しかけてくる店員への対応で200円お守りの提案/やついの「ええーーーっ!?」がはんぱない/フツオタのコーナー/亀のチンコは勃起に24時間必要/今まで見たホモビデオの紹介/ゴウさん荒い女は御免/片桐嫁の母乳を飲もうと必死で太朗ドンびき 2011/04/30 片桐ともさかりえ絶賛/片桐またも親父ギャグでやつい警察に御用/フツオタのコーナー/カテゴリー止まらぬ親父ギャグ/やつい「聖家族」をマッサージ店で宣伝/ゴウさん早稲田大学時代/やつい30歳頃三国志研究会に入る 2011/04/23 ふつおたのコーナー/アナルとアヌスの違い/片桐ギャグがすべって赤面/今立リスナーの夢に出番なし/次行きましょう!/ふつおた2周目/やついエレキ発表会前でもファミスタ三昧/やつい警察大活躍/ファミスタ仲間が欲しいやつい 2011/04/16 名言のコーナー/野球部の友達のカッコつけ名言/X-GUN嵯峨根名つっこみ/箸のマナー/うんこパッチ/今立勘違い 2011/04/09 新コーナー紹介/中学生の名言がすごい/ないガッキー!/店員に気付かれないゴウさん/投稿:巨乳見た疑惑→犯行を自供する3人/優しくなった片桐仁/ダイアログインザダーク:「カテゴリー」を名乗る片桐 2011/04/02 おっぱいパンへのこだわり/第二子の様子/太朗「人生ゲームをやらなくちゃ!」/父親に似ている太朗/既に卑屈を発揮する太朗 2011/03/26 片桐家第二子の名前決定/片桐なぞなぞを出すも失敗/片桐弾魂/コントの人5は延期/おっぱいパン/11月に4月からのカレンダーを販売 2011/03/19 3/15に片桐次男誕生/邪魔な太朗助産婦になぞなぞを出す/太朗馬鹿なぞなぞ/今だ決まらぬ第二子の名前/片桐優元思立/色々な候補の中、弾が好印象 2011/03/12 いろんな人に来てもらいたい/おっぱいパン製作/おっぱいに異常な執着心を見せる片桐 2011/03/05 チケットが余ってます/ポテンションとチケット残量の不思議な関係/らしいよのコーナー/やつい同級生に出会う/愛の話/愛をください 2011/02/26 コントの人のチケットが売れていない/片桐家第二子の名前の候補/らしいよのコーナー 2011/02/19 今立乞食おじさんに出会い金を求められる/やつい学生時代に乞食餓鬼重ちーと出会う 2011/02/12 太朗創作意欲/エレ片歳を取ったら/沖縄ツアー客飯田の占いに慣れを見せるも特殊な占いで大盛り上がり/片桐家第二子の名前候補 2011/02/05 やつい歯の矯正開始/やつい矯正苦労話 2011/01/29 アジアカップ日韓戦感想/見てもないのに会話に入る片桐/やついPK戦見切る/やついBS初体験するも/やついもっと女の子宣言!/やつい歯の矯正に苦労 2011/01/22 やつい沖縄ツアーまさかの即完/変わらぬツアー内容/天然物が懐かしい 2011/01/15 すぐアニメと関連付けたがる片桐/今立3DS体験/片桐家Wii解禁で太朗ギリジン遺伝子炸裂/やつい家電事情 2011/01/08 前週はお休み/進撃の今立/強欲の片桐太朗/小さい頃のお金の使い方/やついキン消しでキャプテン翼 ◇2010年 2010/12/25 前回のポッドキャスト所感/原さんの声が可愛いとのリスナーの声/やついはanan読者/猫背男子/エレ片真実に気付く/○○男子 2010/12/18 ゲスト スピードワゴン小沢、KICK☆/屋上でUFOを呼ぼう!/KICK☆の指示で様々な方法を試すエレ片/噂のコーナー 2010/12/11 ラジオ視聴のお願い/アンダーヘアカット専門店/じゃんけん敗北者陰毛披露/恥ずかしい大失態/陰毛広告でスポンサーを 2010/12/04 崖っぷちながらも続いているラジオ/アロマ検定所持者からの忠告/久しぶりの世界のエロ事情 陰毛編/陰毛剃りじゃんけん 2010/11/27 片桐誕生日/太朗フィギュアのこだわり/片桐お父さん飲み会出席/太朗順調にギリジン遺伝子証明中/やついアロマにハマる/やつい完全生物への憧れ 2010/11/20 先週考えた片桐家第二子の名前の候補が全却下される/やつい横山光輝三国志検定受験/片付けられない男やつい汚部屋を片付ける/パンツ嫌いになっちゃうよ!/かるぶぁんくるぁいん/やつい充電切れ 2010/11/13 やつい誕生日/やつい片桐家第二子の名前を考え候補として虹朗、白などがあがる/うしう、うしうしし 2010/11/06 やついのみ学祭に呼ばれる/やついダンスコンテストの斬新な構成に翻弄される/委員長の判断/わんこ冷やしタオル 2010/10/30 時の流れを凄く速く感じているエレ片の三人/片桐仕事が無くニート状態/今立飲み過ぎ弊害集/一人で勝手に派閥を気にする片桐/シャキーン!に私情を挟みすぎる片桐 2010/10/23 ゲスト キングオブコメディ/エレ片とキンコメがコント以外で勝負/KOC決勝振り返り/キンコメ今野の恋愛事情/やついとキンコメ今野の特殊な挨拶/キンコメ優勝の影響/タダ飲みしたい今立後輩にすら奢ってくれと頼む/今立飲みすぎの影響 2010/10/16 稲淳ミステリーツアー/今回はお化けが怖い/動く写真/ちょっとした大人になっちゃうよ!/いい怪談は眠くなる/稲淳大人コント 2010/10/09 片桐変わってないね/中学生日記/イマダチングとは/やつい電車で座っただけで爆笑される/「カッコいいー!」「は?どこが?」/スーパー蚊ブーム/今立サラダ食ってたじゃねぇか/ホントだぜ、きくぜ 2010/10/02 片桐剥製の現場取材/片桐剥製作りに挑戦/片桐変わってないと思いきや変わってない/やつい三国志検定受験/やつい周りに言われ過ぎて三国志を嫌いになりかける/三国志クイズ/三国志実技テスト 2010/09/25 #elekataが世界2位/らじこん宣伝ミニコント/エレキコミックは愛されている/エレキTGSへ潜入/やついゲームより女性スタッフに注目/やつい最新ゲームに驚愕/触れてはいけないところに触れるやつい/エレキのセクハラまさかの大公開/TGSで色々な人に会う/松嶋初音ネコ好きの葛藤/エレキとある後輩の凄さを知る 2010/09/18 やついKOC決勝前に緊張/やつい人気の程度を把握/今立決勝前は飲まないことを片桐と約束/優勝したがっているやつい優勝できなかったら号泣 2010/09/11 エレキは人気?/やついころころカバン引きずり浅草にお返し/今立ファンに見つかる/やついSLSでバババン照明の人に困惑 2010/09/04 エレキKOC決勝進出!/決勝までの話は買って聞いてくれ/決勝進出に対する周囲の反応/やつい祝賀会で食当たり/やつい優勝できなかったらバッシングの用意あり/やつい優勝したら優勝者の振る舞い/今立はルーラ持ち/やついゲイ疑惑をかけられる 2010/08/28 ゲスト 東京03/KOC優勝賞金の使い道/インタビュー対策/熱い角田本番に仕事を入れるやついに怒り/優勝候補はどこだ/しゃっくり片桐と話を聞かない角田/アンジャッシュ児島エピソード/キンコメ高橋の怖いエピソード 2010/08/21 片桐ドラマ撮影現場でチン事・全部言っちゃう/ゴウさん考案湯上り喫茶/ゴウさん短冊と神龍にお願い/エレ片ヌードヨガに驚愕/やついロックフェスで痴女探し/今立処女は手に負えない/世界睾丸クッキング選手権 2010/08/14 笑いから始まるPodcast/赤坂サカスイベント大盛況にて終了/やつい夏フェスに参加/後輩頑固カーナビ事件・やついおおひなたごうに間違い電話/Yes-man越田の口癖 2010/08/07 東京公演終了/片桐上っ面反省/今立ひとりっ子全開/運のないゴウさん変態節炸裂 2010/07/31 やつい役者魂見せるも片桐は言い訳三昧/最強ヒロイン/漫画トーク/片桐iPad使いこなせず/やつい新品Macほったらかし 2010/07/24 片桐読まなくてもいいメールを強引に読む/やつい「けいおん!」平沢唯に興味/超えばりんぼ片桐悪女に惹かれる/最強ヒロインは誰だ 2010/07/17 リスナーの考えるゲームタイトルサッカーチーム/やついヨドバシAkibaに驚愕/今立の考えるジャニーズサッカーチーム決定版 2010/07/10 片桐滑舌と性格の悪さを撮影で露呈/片桐が責任を逃れるときにすること/片桐の考えるガンダムサッカーチーム/今立ジャニーズサッカーチームをつくるなら 2010/07/03 片桐石橋の教えを嫁に実践/片桐舞台挨拶前に漏らす/ハリーポッターフロリダの旅原案/片桐宮代暗黒昔話~人気者になりたくて~ 2010/06/26 本編はフリートーク総選挙SP/投票結果順位発表/片桐夫婦事情、(職質に対する)ポリス撃退?法/相川晴南の私が感じる男の××/石橋モテ講座 2010/06/19 片桐主演映画についてリスナーからのメール/片桐宮代町外交官に任命され同級生に会う/片桐宮代暗黒昔話 2010/06/12 片桐主演映画の謎と疑問とその楽しみ方/やつい舞台挨拶の前の回の客の入りをスタッフが話しているのが聞こえたような気がする/片桐自分の人気のなさに嘆く 2010/06/05 今立欲をかいて噛む/片桐バカ疑惑/一分下手芸人エレキコミック/やつい神様(小林賢太郎)と安田の三人で飲む/安田追求を逃れる術/やつい天才をもらう方法/夢の話・太朗の寝言「そんな事では…!」/やつい学生時代の話 2010/05/29 10代20代男子の数字…振るわず!/やつい前向き思考/エレ片リスナーは忍び/やつい映画での扱いに激怒(暗闇の歯)/やつい舞台挨拶練習 2010/05/22 太朗やつい敵視が続く/打ち上げの話/片桐が増えても変わらない/としちゃんラジオネームをいじる/ゴウさんDQMJ2欲しさにアプローチしまくる 2010/05/15 ゲスト:マキタスポーツ/魔法の名曲コードの話/マキタの妻の話/やつい生涯一かすがい/太朗はガンジー/マキタの娘一輪車カノンにハマる 2010/05/08 原因不明の爆笑から始まる/群馬イベントで出会った子の話/爆笑の原因判明/やつい大ファンになる/やつい犬を飼っていれば・・・ 2010/05/01 やついふざけ登山に挑戦→怪我下山/エレキゆっくりちょうどSOLD OUT/Podcast検定で余った問題を出題/やついグレー判定について作家陣から猛追求される 2010/04/24 本編ゲスト:バカリズム、楽しんご/エレ片後輩に対しpodcastからの作問指令/やつい楽しんごに熱血指導/リスナーやついを持ち上げようとするも今立のモテオーラに完敗/やつい尊敬を集めるため実験し成果を収めるも判定はグレー/片桐「鼻くそいつからかー!」 2010/04/17 本編ではやついマジギレ/やつい後輩の為にライブ出演し奢りで飲みにいくも後輩はやつい放置で小林賢太郎の話/やつい後輩の芸人としての意識の低さに愕然/やつい気分良く奢りたい/やつい今立と片桐にハメられた疑惑 2010/04/10 本編の振り返り「やついが電車で会ったリスナー」/「キクチ」の開発者菊池謙太郎/「エレ片を友達に勧めたらハマった」というメールが一通はある/ネタ元として丁度いいラジオエレ片/リスナーが売れたときに「エレ片聴いてた」と言おうとしてもマネージャーに止められるコント 2010/03/31 前回の放送に引き続いて超能力の話/やつい超能力実験/やついリスナーを触媒として他人へビビビ 2010/03/24 本放送から引き続き超能力の話/時間止める協会の片桐/やついのビビビ/落とす能力がないオクマン登場 2010/03/17 エレ片フェス2010:バカリズムのデスノートに葬られる鬼が島・今立人気を再確認したやついと片桐/カッコいいと思われたがっている度/今立死んでください 2010/03/10 片桐良い雰囲気に完敗/片桐USJに行く/片桐主演映画話 キスシーンで震える片桐・暗闇やついの存在感 2010/03/03 片桐安田感を発揮できなかった報告/やついギースいじりでファンから反感/安田本人からの今立へのメール/自転車の旅の話(過去にも話した話の詳細)とそこからの提案 2010/02/24 新コーナー所感 片桐仁=意思のない生命体/片桐出演の舞台の感想メール/全掛男掛桐/リスナーからの安田続報と今立情報/安田=30世紀少年/安田感に支配された片桐 2010/02/17 片桐本番中に寝ていた疑惑/自分に甘い片桐苦しい言い訳/駄目感がヤバい片桐/新コーナー解説 2010/02/10 撮影会の感想メール/今立カメレオン/エレ片フェスの話/やついMacに翻弄される 2010/02/03 やついiPhoneを買う/方位磁石で北を調べることしか出来ないやつい/ギース尾関「寂しい人間だ」/iPad 2010/01/27 ゲスト:ゲッターズ飯田/片桐アンラッキーフードお肉/「でもあれでしょ? 貝柱はいいんでしょ?」/片桐冷蔵庫を開けている映像にキレる 2010/01/20 高知旅行でのM-ジャーIさんのセクハラ/トゥインクルで傷付いた猫を飼うことに/安田感体験者からのメール/「ガチャコン!」 2010/01/13 高知龍馬ツアーの感想 2010/01/06 子供警察やつい、子供を「寒い」と罵倒しミュージシャンに引かれる/トゥインクルフェスの話/五択の安田/「厳しいこと言うけど受け止めてくれ。お前ら……厳しいぞ」
https://w.atwiki.jp/k2727324602/pages/1138.html
imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Eros_mouhitotsunokako.jpg) (画像:<図>) <リンク集> 位置づけとしては「教科書・参考書」。 Wikipedia- <作品概要> <◆基本情報> 著者:広瀬正 主な受賞歴- <◆主要人物> 現在橘百合子:主人公。芸歴37年のベテラン歌手。 坪川:婦人記者。橘の取材をしている。 百合子のマネージャー:「成長した守。叔父と2代続けてマネージャーを務めている」 片桐老人:盲目の博士。数奇な運命に翻弄され、ある重要な研究を完成させる。 小坂安雄:片桐の面倒を見ている男性。 過去(昭和9年~16年)赤井みつ子:東北から上京してきたばかりの橘百合子。訛り持ち。 みつ子の叔父:電気局勤め。市電の運転手。 みつ子の叔母: 守:叔父・叔母夫婦の息子。みつ子の従兄弟にあたる。 柚木氏:レコード会社の重役。みつ子の才能を発掘。 片桐慎一:帝大生時代の片桐氏。外交官の息子でアメリカ育ち。みつ子に想いを寄せる。 慎一の両親 小坂:片桐の学友。 玉代:小坂が熱をあげていたダンサー。 林田氏:貿易会社勤務。慎一に助言を与える立場の人物。 <◆シナリオ>第1章 現在 / 橘百合子と坪川記者。雑誌特集「"もしもあのとき"」 第2章 過去 / 赤井みつ子とラジオ修理の青年 第3章 現在 / もしも百合子の決断が違っていたら…… 第4章 もう一つの過去 / 「もし映画を見に行かず歌手になっていなかったとしたら」 第5章 現在 / 片桐老人と安さん 第6章 過去 / 第2章・片桐視点 第7章 現在 / 片桐老人と橘百合子 第8章 過去 / 片桐慎一の数奇な運命 第9章 現在 / 片桐老人と橘百合子・2 第10章 もう一つの過去 / 「もし映画を見に行かず歌手になっていなかったとしたら」・2 第11章 現在 / 片桐老人と橘百合子・3 二人が見た夢 第12章 もう一つの過去 / 「もし映画を見に行かず歌手になっていなかったとしたら」・3 昭和11~12年頃 第13章 現在 / 片桐老人と橘百合子・4 テレビ研究の萌芽 第14章 もう一つの過去 / 「もし映画を見に行かず歌手になっていなかったとしたら」・4 昭和12~13年頃 第15章 現在 / 片桐老人と橘百合子・5 エロス 第16章 もう一つの過去 / 「もし映画を見に行かず歌手になっていなかったとしたら」・ラスト 昭和15~16年頃 第17章 現在 / その結果としての「今」 ※各章副題は、簡易備忘の目的で管理人が便宜的に設定 <関連情報、その他雑感> <◆鑑賞記録> 2010年5月以降に鑑賞した分。◆小説(2012/8読了) 雑多メモバタフライ効果
https://w.atwiki.jp/jfsdf/pages/1332.html
前回までのあらすじ 侍の末裔、才蔵の村で大喧嘩した自衛官片桐と、聖女スビア。片桐がやけ酒を隣村であおっている間に才蔵の村は猿人に襲撃されてしまう。捕虜になった才蔵とスビアを救うべく、猿人の後を追う片桐はなんとか猿人たちの追跡に成功する。 たった一人で猿人に立ち向かう片桐。あらゆる知恵を絞り猿人を翻弄したあげく、才蔵たちの救出に成功する。スビアの怒りは収まっておらず、片桐は彼女の別れを覚悟するが、才蔵の取りなしでどうにか元のさやに収まることになった。 再び、古代ロサールの謎を求めて旅に出る2人だが、才蔵の情報で、耳長人の国をさけるべく広大な森の突破を計画する。その途中に遭遇したのはガルマーニで 別れた元親衛隊フランツ中尉だった。彼の話では耳長人に襲われ、レジスタンスのリーダーで元Uボート艦長ハルス大尉が捕まったという。 スビアに負傷したフランツ中尉を託し、才蔵の村に向かわせた片桐は単身、ハルス大尉を助けるため、未知の民族耳長人の都市へ向かった。 未知の民族である耳長人の都市を求めて片桐は馬を走らせた。せっかく、彼らを避けるため森を越えようとしたのだが、戦友とも言えるハルス大尉のことを思う と見捨てるわけにはいかなかった。馬を走らせながら片桐は考えていた。耳長人がどんな連中かはわからないが、人間の自分がのこのこ乗り込んでいいものだろ うか・・・。ふと馬を止めて片桐はバックパックからポンチョを取り出した。それを泥で汚して粗末なマントらしく見せると頭からすっぽりかぶった。 「こいつでどこまでだませるか・・・」 再び片桐は馬を走らせた。 翌日には再び片桐は海岸近くに接近していた。目の前にはガルマーニほどではないがかなり巨大な都市が見えた。10メートル近い城壁がその都市の警備の物々 しさを物語っている。そしてその城壁に備えられたいくつもの大砲は片桐を驚かせた。構造自体はガルマーニで見た戦車砲と変わりはなさそうだが、その大きさ は軽く自衛隊の155ミリ砲に匹敵する大きさだった。都市と言うより要塞に近い。 「こいつは、すごいな」 マント姿の片桐は街の門目指してゆっくりと馬の歩を進めた。門の近くに馬を預かる小屋を発見した。耳長人も馬に乗っているのだろうか。愛馬を預けるべく片桐はその小屋に近づいた。小屋には管理人らしきガンドールがいるだけだった。 「預かり料は5サマライだ。そこに勝手につないでくれ。餌はこっちでやっておくから」 ガンドールはそばの小屋を顎で示すと片桐から金を受け取った。ガンドールはフードをかぶった片桐の顔をのぞき込んだ。 「お客さん、クーアードか・・・。今この街に寄るのはあまりすすめられないな・・・」 「ちょっと用事があってね」 片桐のつっけんどんな答えにもそのガンドールはまったく表情の変化を見せなかった。 「そのマントは正解だ。エルドガンの前じゃこれをかぶっておいた方がいい。このパサティアナじゃ、誰がロサリストかわかったもんじゃないからな」 ガンドールの言葉から片桐はいくつかの情報を得た。エルドガンとは、どうやら耳長人のことらしい。そしてこの都市の名前はパサティアナというようだ。 「ロサリスト?」 片桐の質問にガンドールは初めて大きく目を見開いて表情の変化を見せた。 「知らないのか?」 「聞いたことないな」 ガンドールはますますその目を大きく見開いて片桐を見た。そして何か勝手に納得したのか、ぽんと手を叩いた。 「お客さん、北から来たんだね。ここから北にはエルドガンはいないからね。エルドガンは本来森にしか住まない。でも猿人やらアンバードのためにここから北には彼らは住んでないんだ。この街から南で森は終わって後は山々が広がっている。森を追われたエルドガンの国さ。」 「東はどうなんだ?」 思わず片桐は質問した。ガンドールはここで言葉を止めて片桐の方を見た。警戒しているわけではなさそうだ。むしろ話したそうな表情と見て取った。片桐はさらに5サマライ、ガンドールに渡した。 「東は森だ。森に覆われた山を越えるとそこからは気候が変わる。乾いた平原が地平まで続いている。東の果てに古代ロサールの聖地があると言われているが、誰も見たヤツはいない。誰があんな恐ろしいところにいくもんか!」 片桐は自分の説が正しかったことを知ってほっとした。やはり、あのまま東に進むのが上策のようだったのだ。はやる気持ちを抑えながら彼は愛馬を小屋に導いた。 「こ、こいつは!」 小屋に入った片桐は思わず我が目を疑った。小屋につながれている馬は六本足だった。しかも頭の形も若干、普通の馬とは違っていた。その六本足の馬の頭は、 馬と言うより牛だった。大きな鼻の穴。短く延びた角。大きさこそ馬と違わないが、その外見は片桐の知っている馬ではなかった。 「なんだ?ボスポースがそんなに珍しいか?」 ついてきたガンドールが片桐に笑いながら問いかけた。 「このボスポースは草食なんだろうね?」 「あたりまえさ、さ、あんたの愛馬もしっかり面倒見てやるからな」 ガンドールは四本足の片桐の愛馬に少しも驚くことなく優しく世話を始めた。彼に質問の途中だった、ロサリストについて質問したかったが、あまりに彼の仕事が熱心だったため、片桐は質問をやめた。少なくとも、愛馬の安全は確実なようだった。これでよしとしよう。 パサティアナ市内はガルマーニと比べて少し陰鬱な感じがした。人通りも多く、たくさんの商店が開いているが、人々はうつむき加減で歩いている。耳長人と呼 ばれるエルドガンの外見も大して現地のクーアードと変わりがないように見えた。ただ、彼らの外見で目を引くのは、ぴんととがった耳と、赤、青の髪の毛、そ してやや青みがかった肌の色くらいだった。彼らはマント姿の片桐の素顔を見ようとすれ違いざまに観察していた。だが片桐は、馬小屋のガンドールの警告を信 じて、耳だけはフードで覆い隠していた。時折、同じようにフードで頭をすっぽり覆った通行人を見かける。どうやら、彼らがクーアードの市民のようだが、ど う見ても日陰者に近い存在のようだ。しかし、まわりのエルドガンはおおっぴらにクーアードに対して暴力を振るうわけでもない。むしろ、哀れみに近い視線を 投げかけているのを感じた。 「こいつはおかしな雰囲気だな」 片桐はまずは情報収集と、近くに酒場を見つけて扉を開けた。酒場には大勢のエルドガンと少数のガンドールがいた。彼らは一斉に片桐を見た。 「いらっしゃい・・・」 マスターのエルドガンは伏し目がちに片桐に言った。それに構わず、片桐は酒を注文した。 「お客さん、こっちも商売だ、酒は出すけど、いざこざはごめんですよ」 酒を出しながらマスターが小声で片桐に耳打ちした。その言葉に思わず、マントに見せかけたポンチョの中に隠した89式を手で確認した。 「もちろんだ。ところで、最近生け贄になるクーアードって誰かいるのかい?」 片桐の質問にマスターは真っ青になった。もっとも、マスターのエルドガンは青っぽい肌をしているのでその表現は少し適切さに欠けるものではあったが。 「お客さん、勘弁してくださいよ。どこにロサリストがいるかわかんないんですよ!奴らにはグンクも手を焼いているんですから」 グンクとは彼らエルドガンの王を示す称号らしい。片桐は今まで集めた情報をまとめて少し疑問を抱いていた。少なくとも、耳長人と言われるエルドガンは間違 いなく強力なポルを持ってこの街を支配している。それは城壁の大砲を見てもわかった。しかし、彼が出会ったエルドガンはいきなり襲撃を仕掛けるほどクー アードに好戦的な意志は持っていないようだ。むしろクーアードにかかわりたくないところすらある。 「わかった・・・すまなかった」 とりあえず、カウンターを離れて隅っこのテーブルに片桐は腰掛けた。ふと見ると、壁際でエルドガンの少女がテーブルに腰掛けている。 「占いませんか?」 少女の問いかけに片桐は彼女のテーブルに歩み寄った。少女は人差し指をたてて片桐に見せた。どうやら占いの料金のようだ。 「これでいいかい?」 片桐は少女に1サマライを手渡した。少女は無言のまま頷くと片桐に彼女の向かいに腰掛けるように促した。 「目を閉じてください・・・」 片桐の額に少女の手が当てられた。冷たい。しかし次の瞬間、冷たかった少女の手が熱を帯び始めた。ポルを集中させていることがわかった。そしてそのぬくもりが片桐の額から頭全体へと広がった。心地よい、サウナに入ったときのような感覚が片桐を包んだ。 「終わりました・・・」 静かに少女が言った。片桐は目を開けた。青い髪の少女は少し驚いた様子で片桐を見つめている。酒場のマスターや他の客はもはやマント姿の片桐に関心はないようで、たわいもない世間話に花を咲かせていた。 「ポルの力で占いができるのか・・・」 「エルドガンは他の種族よりも強いポルを持ち、それぞれ様々な力を使います。占いや、簡単な治療。武器にも使います」 少し寂しげに笑いながら少女は答えた。そして片桐に向き直ると再び口を開いた。 「あなたはこの世界の者ではありません・・・」 少女は静かに言った。 「そしてあなたの求める異世界人はこの街にいます。でも、彼はロサリストの厳重な監視下にいます。とてもあなただけでは救うことはできない・・・」 「ロサリストとは何者なんだい?」 できるだけ少女に恐怖感を与えないように、片桐は質問した。それが功を奏したのか、少女は少し笑った。 「や はり、あなたは異世界の人ですね。なにもご存じない。ロサリストとは、古代ロサールの人々を神とあがめているのです。わたくしたちもロサール人を神と思っ ていますが、彼らはより過激なのです。わたくしたちが、自分たちで考え、築き上げたこの街や国を否定しているのです。古代の掟に従って原始的な生活をすべ きだ、と・・・」 「つまり、過激派ってことか」 「その言葉はわたくしにはわかりません。しかしあなたの考えていることとそんなに違いはないでしょう」 片桐は少女にもう1サマライ渡した。彼女は首を振った。 「けっこうです。あなたが知りたいことはわたくしが占うまでもありません。さあ、ここを出てください。裏口で待っています。」 片桐は少女のいきなりの誘いに不信感を露わにした。それを悟ったのか少女は悲しげな顔をして片桐に言った。 「わたくしを信じてください。わたくしはロサリストではありません」 「君を信じる確かな証拠がないよ」 「これでいかがです?」 少女はいきなり片桐の手を取ると、自らの頬をさわらせた。例のポルが暖かみを帯びて伝わった。それと同時に片桐の脳に直接、彼女の記憶が入ってきた。 彼女の両親はロサリストと呼ばれるエルドガンにいきなり家の外に引き出された。泣き叫ぶ少女をロサリストは殴った。壁の前に立たされた両親は必死で抵抗す るが、ロサリストに殴られ蹴られ倒れた。そこをロサリストの銃殺隊が彼らを容赦なく撃った。罪状は、「占いで古代ロサールの神々を冒涜しようとした」と言 うことだった。 「これは・・、君の記憶だな・・・」 臨場感あふれる彼女の記憶にいささかうろたえながら片桐は尋ねた。少女は悲しげな顔のまま無言で頷いた。 「ロ サリストは神の名を語り、グンクの権威を否定し、すべての階級を解放すると言っていますが、実際は違います。すでにこの南では多くの要塞都市がロサリスト に占領されました。このパサティアナにグンクが落ち延びてかろうじて自由を保っていますが、すでに市内には大勢のロサリストが侵入して次々とクーアードを 捕まえています。クーアードは古代ロサールを尊敬していますが、その多くは過去の歴史としかとらえていません。それが罪だというのです。」 「でも、誰もが階級の縛りから解放されるのはいいことではないのかい?」 片桐の質問は無意識的にも戦後の日本人の感覚だった。その質問は少女を驚愕させた。 「と んでもない。ロサリストはそうは言っていますが、実際は違います。えん罪と密告の世界だけです。彼らは階級から解放された人々が本当にそれをうれしく思っ ているのかとても気にしています。そして少しでも気にくわないと思っている人々を、生け贄と称して殺しているのです。「平等の敵」として・・・」 少女は言葉を続けた。 「だ からあなたのような異世界の方はこの国に足を踏み入れてはいけません。真っ先に殺されます。ロサリストは新しい価値観をおそれています。彼らの言う、平等 な社会という、密告と陰謀に満ちた世界を壊されるからです。ロサリストに支配された街は、みなロサールの子孫を自称するジョニーチの支配を受けます。ジョ ニーチはあらゆる階級にロサリストをスパイとして放って密告させるのです。この街もまもなくロサリストの手に落ちるでしょう。そうなればまっさきにあなた は殺されます。」 片桐はよくわからくなってきた。この情報をまとめるには彼女の助けがないと不可能だろう。 「わかった。君の言う通りにしよう」 「とりあえず、わたくしの家であなたをかくまいます。その後あなたを逃がすことにしましょう」 クーアードにまったく無関心なエルドガンの中にあって彼女の申し出はありがたかったが、同時に一抹の疑念も抱かせた。しかし、この状況では動きがとれない。片桐は彼女の申し出を受けることにした。 目立たないように酒場を出た片桐は少女の言いつけ通り、裏口にまわった。少女は片桐を見つけると手招きして、路地裏の目立たない部屋に彼を導いた。 「ここは君の家なのかい?」 部屋はまるでワンルームマンションだった。6畳ほどの広さの部屋にベッドがあるだけだ。 「そうです、・・・そういえばお名前を聞いていませんでしたね」 少女の問いかけに思わず片桐は笑ってしまった。 「俺は片桐、君の言うとおり異世界人だ」 「わたくしはエル・ハラといいます」 聞くとエルは占い師の称号で彼女の純粋な名前はハラというそうだ。 「で、さっき君が話したことを順序立てて説明してくれないか?」 エル・ハラは先ほど片桐に話したことをさらにくわしく語り始めた。 エ ルドガンは古代ロサールの支配のころからこのあたりの森に住んでいたそうだ。だが、ロサール滅亡後、北から蛮人アンバードや猿人が侵略してきて森を追われ た。南の山岳地帯に逃げ込んだエルドガンは本来持っていたポルの力を使い、慣れない山岳での生活を定着させた。その後、数百年かけて再び平地の森の近くま で勢力圏を回復したエルドガンは要塞としてこの都市を築いた。元々森の住人だったエルドガンがアンバードや、猿人から森を取り返すのは時間の問題だった。 だが、このとき、古代ロサールを強烈に信仰する勢力が山岳部のエルドガン本拠地を急激に支配してしまった。エルドガンの王、グンクは追われてとうとうこのパサティアナにたどり着いたわけだ。 「グンクにとってロサリストの蜂起は不幸なタイミングとしか言いようがありませんでした。」 確かに、1000年近い慣れない生活でエルドガンは森の生活を忘れかけていた。それでも故郷を取り戻すために今一歩に迫ったときに背後からの一撃に襲われ たのだ。しかもその勢力が同じエルドガンだったのも不幸であっただろう。生き残った都市も、誰がロサリストで誰が味方かわからない中、次々と陥落していっ た。ロサリストの統治は全く保守的であり、全く革新的とも言えた。 森の民であったエルドガンの文化を復活させ、古代ロサールの神々に忠実である ため、彼らが長い山岳生活で培った文化は否定され、それを推進した科学者、軍人などは真っ先に粛正された。そして、思想的に「反ロサール的」であるとされ た人々は次々と投獄、処刑された。占領された街はロサリストのスパイがうようよし、市民たちも安寧に暮らすことはできない。そして最後に残ったこのパサ ティアナもロサリストのスパイが多数侵入し、市民はひっそりと暮らす状態なのだ。その指導者がジョニーチと呼ばれる人物である。 ジョニーチはスパイ制度を占領した都市に導入し、次々と反乱分子を抹殺していた。彼らの最終目標は、森に帰ること、とスローガンされているようだ。 片桐は彼女の言葉を聞いていくつか納得する部分もあった。ハルス大尉やフランツ中尉を襲ったのはきっとロサリストの偵察隊だ。 「エル・ハラ、事情はよくわかりました。俺はつい最近さらわれたクーアードを助けにきたんです。彼がどこにいるか、知りませんか?」 美しいエルドガンの少女は少しうつむいた。 「グンクもロサリストのアジトを探してはいるのですが、難航しているようです。警備隊に追いつめられたロサリストは自らのポルを使って自爆してしまうのです」 彼女がそう言ったとたん、街の遠くで爆発音が聞こえた。プラスチック爆弾でも爆発させたような音だった。 「またロサリストが警備隊を道連れに神の元へ旅立ったようです・・・」 エル・ハラは窓を見ながら悲しげにつぶやいた。その悲しげな目はどこかさらなる悲哀を帯びたもののように感じてならなかった。 片桐はこの少女、エル・ハラの部屋に身を隠すことにした。片桐は彼女を「少女」と思っているのだが、エルドガンはほとんど不老であるという。ひょっとしたら彼女も900歳くらいかもしれない。そう考えて思わず片桐はポンチョでこしらえたマントの下で身震いした。 「永遠の命を持った森の民が山に逃れて要塞暮らしか・・・。」 エル・ハラが調達してくれた食事にありつきながら片桐がつぶやいた。 「森を取り戻すための試練です。それに、エルドガンはかなり他の人種に対しては排他的でしたから、クーアードとガンドールのように手を取って共に戦う仲間もいなかったのです」 彼女は悲しげに笑うとワインを飲んだ。なるほど、この街のガンドールはエルドガンに対してもことさら友好的には見えない。ましてや、クーアードはロサリス トを恐れてこそこそしている状態だ。それをエルドガンたちは無関心に見ているばかりだった。それにしても、彼女はかなりいい飲みっぷりだ、と片桐は思っ た。やっぱり彼女は900歳なのかもしれない、と思った。 「そのかわり、エルドガンは山で様々な技術と資源を得ました。それを他の人種に比べて強いポルを応用して強力な武器を手にしました。そのおかげで森のすぐ近くまで戻ってくることができたのです。」 彼女の話を黙って聞いていた片桐には、ふつふつと疑問が沸きあがってくるのを感じた。この少女、一介の占い師にしては妙に理知的で、それでいて妙に無防備だ。この異世界で生き残ってきた片桐の本能が警戒信号を発信していた。 深夜、片桐は床の上で横になっていた。まさか、ベッドでエル・ハラと一緒に寝るわけにはいかない。そんなことをしてしまうと、スビアの怒りが爆発するだろ う。3年もの純潔期間という鉄壁の掟がじゃましてつい最近、2人は大喧嘩をしたばかりだった。幸い、才蔵のとりなしで元のさやに収まったが、彼自身その鉄 の掟にうんざりしかけていた。遙か昔の大名ならまだしも、現代日本人の片桐にはこの掟はつらいものがあることは事実だった。 「いっそ、結婚しちまうってのもあるか・・・」 そう思って片桐はこの世界の習慣を思い出した。この世界には結婚の習慣がないのだ。その代わり別れるのも自由である。ふと、少し離れたベッドのエル・ハラと目があった。 「片桐、眠れないのですか?」 少し起きあがってエル・ハラが尋ねた。もともと薄着のこの世界の人々だがエル・ハラも例外ではない。寝乱れた彼女の衣服の隙間から、彼女の身体がいかに豊かであるかを物語る部分が見え隠れしている。 「わたくしが気になって眠れませんか?」 寝乱れた自分の姿に気がついているのかいないのか、エル・ハラはいたずらっぽい笑みを浮かべて片桐に問いかけた。 「そんなことはありません!」 明らかに自分を誘惑しているとわかっている。彼女の言動はわかりやすすぎた。だからこそ片桐もその誘いに乗ることはなかった。安っぽい映画のような展開に片桐はより彼女に対する疑問と警戒を強くした。くるっと彼女と反対方向を向くと少し眠るために神経を集中させた。 少しうとうとしただろうか。片桐はさっきのエル・ハラの誘惑を考えていた。彼女が自分の肉体を犠牲にしてまで自分を引き留める理由は何だろう・・・。その答えはほとんど1つだった。 「この街に味方と呼べる人物はいないようだな・・・」 片桐は寝返りを打ちながら考えた。ロサリストは間違いなく、それ以外のエルドガンも彼の味方になりそうではない。才蔵の「草」であるバートスの言葉を思い出した。 「よくわからない連中」 この言葉がまさに言い得ているように感じた。と、片桐の目にベッドが見えた。そして思わず飛び起きそうになった。エル・ハラがいないのだ。今片桐は、奥の ベッドに一番遠いドアよりの壁を背に横になっている。さっきうとうとした隙に、エル・ハラはドアを開けて出ていってしまったのだ。 「ここにいるのか・・・」 その時、小声で話す男の声が聞こえた。片桐は思わず肩に掛けたままの89式を握った。 「はい・・・」 続いて聞こえた声は小声だが間違いなかった。エル・ハラだった。2,3人の足音が聞こえてドアが開かれた。エル・ハラと3人のエルドガンだった。 「酒場に現れた異世界人か・・。よくやった。ジョニーチ様もおまえの父親の件は考慮してくださるだろう」 「ありがとうございます・・」 こいつらはやはりロサリストだ。片桐は疑いようもない事実を確認して、そっと腰のホルスターからシグザウエルを抜いた。すでに装填はすんでいる。ロサリストのエルドガンは短剣を抜くとそっと片桐に忍び寄った。 適度な間合いを保って片桐はロサリストに発砲した。3人のロサリストはばたばたと倒れた。それを確認すると片桐はさっと起きあがって、エル・ハラの腕をつかんだ。 「やっぱりロサリストだったか。いろいろしゃべりすぎたのが失敗だったな」 片桐の言葉にエル・ハラは悲しげな表情を浮かべるだけだった。スビアとはまた違うこの世界の美しい顔に思わず片桐の腕の力がゆるんだ。エル・ハラは片桐の腕から逃れるとドアに向かって走り出した。 「早く!彼らが自爆します!」 その言葉に片桐がさっき撃ち倒したロサリストを見ると、連中の1人がポルを自分の腹に集めているのが見えた。 「ポルンゴ・ロッサー!」 瀕死のロサリストが最後と力を振り絞って叫んだ。 「そういうことは早く教えてくれ!」 悪態をつきながら片桐もエル・ハラに続いてドアをくぐって外に飛び出した。その背中を押すように爆風が片桐とエル・ハラを襲った。思わず、片桐はエル・ハラを後ろから抱きしめ爆風から守った。 片桐は爆発現場からかなり離れた空き地にエル・ハラを連れていった。撃つつもりは毛頭なかったが拳銃は構えたままだった。空き地はかなりの広さだった。少々の物音も聞こえないだろう。それに、下手に自爆された場合に逃げることも容易だった。 「さあ、ロサリストのお嬢さん。いろいろ聞かせてもらおうか」 片桐はエル・ハラをちょっと乱暴につきとばし、空き地の石の上に腰掛けた。拳銃はぴったりと彼女の心臓を狙ったままだ。本意ではないがこれくらいしないと片桐の決意を疑われてしまいそうだったのだ。 「わたくしの話を聞いてもらえないのでしょうか?」 「聞くことは聞くが、俺の質問に答えるだけでいい。もう嘘っぱちのレクチャーはごめんだ」 「わたくしたちの歴史のことは本当です!」 「そうか、じゃあ、どの部分が嘘なのか。さらわれた異世界人がどこにいるのか話してもらおう。自爆しようとしても無駄だ。俺は君の足を撃ってここからおさらばするからな・・・」 月明かりの下で悲しげな顔をしたエル・ハラは美しかったが、片桐はその美しさに油断することはなかった。観念したのか、彼女は口を開いた。 「わたくしは、占い師ではありません。この国の王、グンク・ニルの娘です」 「で?」 「ジョニーチはわたくしを脅迫しました。わたくしの占いの能力を利用して反ロサリストを割り出すことに協力しないと、父を殺すというのです。わたくしが協力すれば父の命は助けるというのです。だからわたくしはあの酒場で占い師のふりをしていたのです」 片桐は眉一つ動かさないでエル・ハラの話を聞いていた。ついさっき、派手な嘘をつかれた上に殺されかけたのだ。すんなりと信用できるはずがなかった。 「あの酒場にいたのは全員ロサリストのスパイです。街の外から来た人は必ずと言っていいほど、酒場によっていろいろと話を聞きますから・・・」 「君は俺にうその記憶を見せてだました訳か・・・。君の身の上はとりあえずわかった。では、君の父親だ。父親はグンクなんだろ?なんで警備隊に守ってもらわないんだ?」 当然といえば当然の疑問だった。しかし、エル・ハラの答えを聞いて片桐は愕然とした。 「父はすでにジョニーチの手に落ちています。警備隊は隊長のタロールが指揮して、この街で抵抗を続けているだけなのです。この街はグンクの支配下であるという嘘は、外部の人間を街に引き入れるための方便なのです」 つまり、すでにパサティアナはロサリストの手によって陥落しているのだ。残った警備隊の方がむしろ少数というのだ。片桐は敵の根拠地にのこのこと乗り込んできてしまったわけだ。 「え?じゃあ、君の父親はもうロサリストに捕まってしまってるのか?」 「はい・・・。おそらくあなたの探す異世界人と共にジョニーチのアジトに幽閉されています。」 「かんべんしてくれよ・・・」 彼女の言葉に、思わず片桐の口から愚痴の言葉が出た。 それから片桐は空き地で散々、エル・ハラと話し合った。彼女の言葉を「はい、そうですか」と信用するわけにはいかなかった。彼女も、今までの嘘を片桐に詫びて本当のことを話していると誓ったが、それでも片桐の警戒心は薄れることはなかった。 「おい!あそこにいたぞ!」 その時、数名のロサリストが空き地に来るのが見えた。手にはなにやら大きなライフルのようなものを抱えている。そのライフルはやはり、ゲベールと同じ構造 のようだった。ただ、その威力は片桐の知っているゲベール以上だった。対戦車ライフル弾が着弾したかのごとき土煙が片桐のそばであがった。 「ここはやばい!逃げるぞ!」 片桐はエル・ハラの手を取った。だが、彼女は片桐の手をふりほどいた。 「あなたがわたくしの話を信じないなら、わたくしも考えがあります!」 そう言うと、エル・ハラはすっと立ち上がった。「あそこだ!」という声と共にロサリストが次々とエル・ハラめがけて発砲した。大きな土煙が次々とあがった。 「わ たくしがここに彼らの命令であなたをお連れしたなら、彼らは仲間のわたくしを撃つことはないはずです。もしも、わたくしの顔を知っていてもあなたを見つけ た以上わたくしは用済みなのはおわかりでしょう!こんな状況で今更あなたに嘘をついたところで意味はありません!わたくしの言葉を信じてくださいます か?」 片桐は思わず彼女の肩をつかんで地面に伏せさせた。 「わかった、わかったからもう無茶はよしてくれ。まったく、不老不死で長生きしてるんならもうちょっと考えてくれ」 そう言う片桐にエル・ハラは真っ赤になって反論した。思えば彼女が初めて感情的になった瞬間だった。 「わたくしはまだ18です!」 「それは失礼・・・」 そう言うと片桐は少しおどけて彼女から手を離した。少し恥ずかしくなったのかエル・ハラは地面に伏せたまま片桐に言った。 「これからタロールのアジトに行きましょう。そこでこれからのことを考えます。」 「どうやってここから抜け出すのです?」 片桐の質問にエル・ハラは驚いた顔をした。 「あなたがずっと隠している武器をお使いになればよいでしょう?」 初めて見せたエル・ハラの人間的な感情に少しとまどいながらも、片桐は89式を構えると、単発で3人のロサリストを戦闘不能にして空き地を脱出した。 警備隊長タロールのアジトはおよそ豪華とは言えなかった。スラムのような地区の2階家が警備隊のアジトだったのだ。 「グンクラート・ハラ様!よくぞご無事でした!グンク・ニルが捕まり、あなたが行方不明となって以来、全力でお探ししていたのですぞ」 タロールは警護隊という名にふさわしいとは思えない格好だった。緑の髪の毛にローマ調の服。長剣とピストルのような武器を持っていた。ゲベールの改良版だ ろう。「グンクラート」とはグンクの娘、すなわち「王女」の意味だそうだ。エル・ハラは本名は、グンクラート・ハラということになる。 タロールは彼の王 女を一心不乱に見つめていた。その視線に、エル・ハラはとまどったように時々視線を逸らしている。 「ここにはもう20名も残っていません。早く、グンク・ニルを救わないと大変なことになります」 タロールはエル・ハラに状況を告げた。タロール曰く、グンク・ニルはジョニーチ自ら処刑するため、今日の夜、城ではなく彼らのアジトに連行されるという。 「片桐、あなたの探す異世界人も一緒のはずです。力を貸してください・・・」 エル・ハラは懇願した。これまでの片桐への嘘も改めて謝罪した。 「いいでしょう・・。ただし、お互い協力するということで・・」 「もちろんです」 2人は握手を交わした。そこへタロールが彼女の元へやってきて報告した。握手している片桐を胡散臭そうに見ている。 「グンクラート・ハラ様、お父上の幽閉場所がわかりました。これから私が赴いて確認して参ります」 「なぜ、ロサリストはグンクを城から出したんだ?」 片桐の質問にタロールは無表情で彼に向かって答えた。どうやら彼は片桐を信用してはいないようだ。 「市民への警告だ。ロサリストはたとえ城であろうとも忍び込み敵対者を粛正するという意味だ。グンクを城の外に拉致して殺せば、その効果は計り知れない」 そう言ってタロールは身を翻すと外に出ようとした。片桐はそれを追いかけた。 「俺も一緒に行こう」 思わずタロールは驚いてエル・ハラを見た。少し頬を赤らめた彼女が無言で頷くのを確認するとタロールは顎をしゃくった。 「こっちだ」 深夜の市街は誰一人通行人もない。そこをタロールはスラムの狭い道を抜けて広い商業地域に出た。この時間、どの商店も閉まっている。 「異世界人、グンクラートはおまえを信用しているかもしれないが、俺は別だ。本来エルドガンは他の種族は信用しない。今まで、森で山でエルドガンは誰の助けも借りずに生きてきたんだからな」 タロールの言葉を片桐は笑って返した。 「長い人生、友達もいないと寂しいぞ」 「友はいる!エルドガン同士は絶対の信頼でつながっている!だからこそ・・・」 少々タロールが言葉に詰まった。その理由を片桐は知っていた。肩をすくめながらタロールに言った。 「だからこそ、ロサリストにつけこまれたんだろ?あんたらは極端すぎるみたいだからな。長い間山にいたせいで感情表現がへたくそになっちまったんじゃないのか?」 片桐の的を得た反論にタロールは、「ぐっ」とうなると黙って歩いた。片桐はちょっと彼をからかってみることにした。 「それにしてもエルドガンは他人を信用しない割に嘘が下手だな。あんたグンクラートに惚れてるだろ?」 その指摘が図星だったのか、タロールはぴくっと肩をふるわせた。そして片桐の方を振り返ると、まさに鬼の形相で言った。 「そ、そのような冗談は、こ、金輪際許さんからなぁ!」 それだけ言うとタロールはとある商店の角を曲がって路地に入った。商店の壁に地下室の通風口が見えた。 格子がはめられているがその中は十分見ることができた。 「この箱を持ってこい。そうすれば表通りからは見えないはずだ」 タロールと片桐は箱を盾にして地面に伏せると格子の窓から中を確認した。中には後ろ手に縛られたエルドガンが見えた。やはり、他のエルドガンと同じく若い。 「おお、グンク・ニル・・・。ご無事だったか」 タロールがため息をつく。その隣に座らされている人物はエルドガンではない。片桐の見覚えのある人物だった。ドイツ海軍の制服が目に入った。元Uボート艦長ハルス大尉だった。多少服が汚れている程度で怪我はないようだ。 「今やるか?」 片桐はタロールに言った。タロールは室内の見張りの数を確認した。ロサリストが3名。手には空き地で片桐を襲った大きなライフルが見えた。ライフルと言うより、戦国時代の抱え大筒に近い形状だ。 「もうちょっと様子を見よう。本当に見張りがこれだけなら決行だ」 「この街から脱出する段取りはついているのか?」 「街の入り口の馬小屋で働くガンドールを買収してある。門にはロサリストはいない。」 タロールの言葉に片桐はそのガンドールのことを思い出していた。彼には自分の愛馬を預けている。門に見張りがいたところで別にその役目は大してあるわけで はない。外部の人間を街に引き込む方が重要なのだから。そしてスパイ網を駆使して捕まえて、神の名において殺すわけだ。 「おい!怪しいクーアードを捕まえたぞ!」 その時、地下室に新たにロサリストが入ってきた。見張りのロサリストが立ち上がって入り口のドアを見ているのがわかった。 「今度は女か?殺しがいがあるな!」 「殺す前に変なことするんじゃないぞ!」 捕虜を連れてきたロサリストはそう言ってドアを閉めた。見張りのロサリストは捕虜を縛っている。 「ありがたく思え。ジョニーチ様自らがおまえの首を切ってくれるんだ!」 ロサリストは縛りあげた捕虜をハルスの隣に座らせた。それを見た片桐は思わず声を出しそうになった。そして、縛られたハルスも新入りの顔を見て驚いている。 「なんでこんなところに・・・・?」 その新入りの捕虜とは間違いなく、スビアだったのだ。 片桐は自分がかなり混乱しているのを認めざるを得なかった。スビアは負傷したフランツを連れて才蔵の村へむかったはずだ。今頃才蔵の家臣に守られて自分の帰りを待っているはずだ。片桐は最悪の事態を想像した。 もしも、スビアの報告を聞いた才蔵が、彼の村の支配をもくろむロサリストから村を守るために先制攻撃を仕掛けようと軍勢を出発させていて、そこをロサリス トに襲われ彼女も捕まったとしたら。この世界の親友である才蔵を失い、愛するスビアも命の危機にさらされていることになる。 だが、その想像はロサリストの会話のおかげで現実でないことが判明した。 「しかし、おまえも無謀だな。人捜しか何か知らないが、たった数名の護衛でこんなところをうろつくなんて・・・」 「あの殺した連中はサムライとかいうヤツの部下だったらしいな。どっちにしろ敵だ。神の敵だ!」 スビアは片桐を捜して才蔵の部下と共にうろうろしていて捕まったようだ。ひとまず、片桐の最悪の想像は完全に否定されたが、状況は依然として最悪に近いと言えた。そこへ、再び地下室のドアが開かれた。 「こ、これはジョニーチ様!ポルンゴ・ロッサー!」 「ポルンゴ・ロッサー」とは「ロサールの神々に栄光あれ」という古代ロサール語のことだった。彼らはこれを合い言葉にしているようだ。ロサリストが一斉に 立ち上がってその人物を迎えた。タロールはその名前を聞いて体を堅くした。ジョニーチ。彼こそがロサリストの指導者だった。エルドガンにしてはやや小太り で青白い肌と黒い髪の毛が印象的だ。ジョニーチは捕虜を一通り見回すとスビアに目を留めた。 「この捕虜は先ほど連行してきました!例のサムライの部下と一緒にいたそうです!」 ジョニーチは報告を聞きながらスビアの顎を持ち上げた。 「わたくしはアムター村の聖女です!このような無礼が許されると思っているのですか?」 彼女の言葉にジョニーチはただでさえ細い目をさらに細くして笑った。 「ほお!古代ロサールの神々だけでなく様々な神々をあがめるという北の森の聖女か!おまえの首は背教者グンク・ニルと同じく、念入りに斬ってやろう!神も背教者の死を喜ばれるだろう」 「ポルンゴ・ロッサー!」 「ポルンゴ・ロッサー!」 ロサリストたちがジョニーチに口々に答えた。それに答えるようにジョニーチはスビアを乱暴に突き飛ばした。 片 桐は怒りのあまりシグの狙いをジョニーチに定めたが、どうにかそれを思いとどまった。今、彼とタロールだけではジョニーチを含めて4名のロサリスト倒すの は難しい。軽く舌打ちしながらシグをホルスターにしまおうとして片桐は、チョッキの胸の部分にふれた。なんとかなるかもしれない・・・。 「おい、タロール」 「どうした?」 片桐はチョッキに引っかけたあるものを取り出しながらタロールに提案した。 「今やろう!」 「バカな!ジョニーチと3人のロサリストをこの位置からどうやってやっつける?」 片桐はさっきチョッキからはずした「あるもの」についてタロールに説明した。彼は驚いた様子で片桐に再度確認した。 「本当に中のグンク・ニルはそれで死ぬことはないんだな?」 「ない」 タロールは片桐の言葉を聞くと決心したように腰のピストルを抜いた。 「単発じゃ役に立つまい」 そういう片桐にタロールは少し笑って答えた。初めてタロールが笑うのを見た、と片桐は思った。 「こいつはゲベールの様な単発じゃない。見ろ、ここに弾を詰めた筒がある。こいつを差し込んで撃つんだ。」 タロールのピストルは激鉄の近く、スライドの部分に5センチほどの木の筒がくっついていた。その中に弾丸が詰まっていて、発射すると余剰のポルが筒の中の 弾丸を薬室に送り込む構造だった。魔法力を応用したオートマチックの拳銃だった。彼のオリジナルらしい。多少の次弾装填における構造上の不正確さも、彼の ポルでカバーして安定した連射ができるそうだ。 「よし、じゃあやろう」 片桐は腰から銃剣を引き抜くと窓の格子が刺さった部分を慎重にえぐった。そうして3,4本の格子を抜いて隙間を作った。タロールに最後の確認をした。 「こいつが破裂するまで目は開けるなよ」 「わかった」 片桐は「あるもの」、対テロ訓練で使用するはずだったフラッシュ・グレネードのピンを抜いた。そして一呼吸おいて地下室に放り込んだ。目もくらむ閃光と音、煙が地下室を覆った。 「今だ!」 片桐の合図でタロールが鉄格子を転がるように体当たりで壊して地下室に滑り落ちた。片桐は煙が晴れてきた室内で、例の抱え大筒のような武器を持ってうろたえるロサリストを2名、4発でしとめた。そしてそのまま、タロールのように地下室に滑り込んだ。 「逃がすか!」 片桐は入り口を探して逃げようとするジョニーチを足を撃ち抜いた。ロサリストの偉大な指導者は大声をあげて地下室に転がった。タロールはもう1人のロサリ ストをピストルで殺したところだったが、転げるジョニーチを見てすばやく彼にとりつくと首にさっと短剣を走らせた。あっけない。ロサリストの指導者の最期 だった。ジョニーチはがっくり膝をついてそのまま床に突っ伏した。彼の部下がいれば「ポルンゴ・ロッサー」を連発する悲劇的状況なのだろうが、彼の部下は もう殺された後だった。 「グンク・ニル!お助けに参りました!」 タロールは縛られた王に跪いて軽く挨拶を交わすと短剣で彼の縄をほどいた。片桐も目を白黒させているハルスとスビアを解放した。そしてシグを腰のホルスターにしまうと89式を構えて入り口に狙いを定めた。 「ジョニーチ様!」 スビアを連行したロサリストが無警戒で入り口のドアを開けた。それに向けて片桐は3発撃って彼を倒した。どうやら近くのロサリストはこれだけのようだ。 フラッシュ・グレネードの衝撃からようやく我に返ったスビアは片桐を見つけてその胸に飛び込んだ。 「ああ、片桐!ごめんなさい!わたくし、あなたが心配で才蔵様にお願いして探しに出かけたのです。それでこの街を見つけて、才蔵様がつけてくれた護衛といっしょにこの街に入ったんですが、いきなりロサリストに襲われて・・・」 「そんなことだろうと思いました。まったく無茶をして・・・」 片桐はぎゅっとスビアを抱きしめるとハルスの方に向き直った。ハルスは見たとおり、元気で体をほぐしていた。長い間ここに監禁されていたようだ。 「しかし、片桐三曹に助けられるとは思ってなかった。この恩は生涯忘れないよ」 「再会のお祝いは後にしろ!行くぞ!」 タロールが合図したのをきっかけに片桐たちは入り口から外に出た。まずは、アジトに戻ってグンクラート・ハラとタロールの部下たちと合流するのだ。 街に出ても商店街は相変わらず静かなままだった。ロサリストでないエルドガンは徹底的に静観を守るようだ。静かな街を走りながらグンク・ニルがつぶやいた。 「これが我がエルドガンが培ってきた伝統なのか・・・。排他的な考えを改めなかった結果が王まで見捨てることになるとは、皮肉なものだ」 ロサリストへの恐怖もあるだろうが、基本的に他人事に干渉しないエルドガンの習性も大きいのだろう。街は相変わらず静かだった。 アジトのドアを開けるとエル・ハラが片桐に抱きついてきた。まるで待ちかまえていたようだ。 「片桐!父を救ってくださったのね!」 背後のスビアの鋭い視線を感じながらどうにか彼女を引き離す。タロールも怖い顔をして片桐を一別した後, 部下に命令を下した。片桐は敏感に、エル・ハラの変化を感じ取っていた。彼女の部屋での誘惑とは違うにおいを感じた。やはり、エルドガンは嘘や芝居のたぐいが苦手なようだ。だが、しばらくは彼女のなすがままにしておく他ない。 「よし!打ち合わせ通り!街から脱出するぞ!」 タロールは部下とひとかたまりになってグンク・ニルとエル・ハラを守りながら外に出た。すでに数名のロサリストがアジトの外で待ち伏せていたが片桐の89式であっという間に倒された。 「片桐!あなたはやはりすごいわ!わたくしの見込んだ方だけのことはあります!」 エル・ハラは片桐の左手にしがみついて笑顔で言った。タロールのきつい視線を感じながら片桐はそのまま街の門まで走った。 「早く!追っ手が来るぞ!」 馬小屋のガンドールが門を開けて待っていた。彼の小屋にいたボスポースはこのときのために備えられていたのだ。その中に、片桐とスビアの愛馬も混じっていることを確認すると、片桐はガンドールに向き直った。 「君も来い!ここにいちゃ殺されるぞ」 ガンドールは笑顔で首を横に振った。 「まだ、やることが残ってるんでね。さあ、行った!」 そう言うとガンドールは小屋の中に駆け込んだ。街の方からボスポースに乗ったロサリストが数十騎、追いかけてくるのが見えた。指導者を殺されてかなり殺気立っているようだ。逃げ切れないと判断したタロールの部下が乗馬してロサリストに突入した。 「無謀だ!」 片桐の言葉むなしく、彼らはロサリストの大筒で次々と吹き飛ばされた。それでもゲベールで応戦して時間を稼いでいる。タロールはグンク・ニルを自分のボスポースに乗せると海岸に向かって走り出した。 「わたくしはあなたと一緒に行きます!」 片桐の背中にまたしてもエル・ハラが飛びついてきた。もはやボスポースは残っていない。馬番のガンドールが小屋からゲベールを出してロサリストの追っ手を撃ちながら言った。 「早く!行くんだ!」 そう言ってガンドールが再びゲベールを構えた瞬間、彼の至近距離にロサリストの弾丸が着弾し、哀れなガンドールは吹き飛ばされた。片桐はスビアとハルスが彼女の愛馬に無事にまたがって門をくぐるのを確認すると自分も街の外に飛び出した。 「あのガンドール・・・、ボスポースの世話しか頼んでいなかったのに・・・」 理解できない様子でつぶやくエル・ハラに片桐は前を向いたままで答えた。 「世の中、ああいう連中もいるんです。みんながみんな他人に冷たい訳じゃない・・・」 片桐とエル・ハラ、スビアとハルス、タロールとグンク・ニルを乗せた馬とボスポースは必死に海岸向けて走っていた。そこで急にエル・ハラが叫んだ。 「片桐、わたくし初めて人を愛するということを知りました。それが異世界人でも構いません!」 背中のエル・ハラの突然の告白に片桐は舌打ちした。見え透いた魂胆で、普段ならかわいらしいものだと言えるが、今は状況が違っていた。 「エル・ハラ、いやグンクラート、つまらないカマかけをしないでください!あなたがたはやはり、嘘をつくのが下手なようだ。俺はスビアと愛しあっています。あなたは同じようにあなたを愛している人物をきっと知っているはずです」 「そんなこと、詭弁ですわ!」 エル・ハラはムキになって反論した。だがその視線が、彼女の父を乗せて必死にボスポースを駆る人物に向けられていることはよくわかっていた。彼女はタロー ルの反応を確認しているのだ。なにもこんな時にそんなことをする必要もないのはずだが、いやこんな時だからこそだろうか。若い者の考え方はわからん、と片 桐は思った。 「これ以上こんな時に、ばかげた茶番に巻き込まれるのはまっぴらごめんです!」 突き放すような片桐のせりふにエル・ハラは彼の背中で身を堅くした。 「あなたたちの人生は長いんだ。1回くらい惚れた男に当たって砕けてもいいんじゃないですか?見え透いた芝居で相手を傷つけるよりよっぽどいいと思いますがね!」 「わたくしはグンクラートです!そのようなまねができるはずがないでしょう!」 エル・ハラがそう言ったとき、2人の議論を中断させるように、追っ手のロサリストのはなった砲弾の様な銃弾が2人を襲った。至近距離で炸裂した銃弾は馬上の2人を吹き飛ばしたのだ。砂浜だったのが幸いしたようだ。2人はどうにか起きあがった。彼の愛馬も無事なようだ。 「エル・ハラ、怪我は・・・」 「どうにか・・・」 砂浜に投げ出された2人は無事だった。しかし目の前に追っ手が迫っているのが見えた。片桐は89式を構えた。 「スビア!ハルス大尉を連れて才蔵殿の村へ!」 村までそう遠くない。彼女が助けを求めて走れば間に合うかもしれない。そう思った。 「片桐!あなたはどうするのです!」 今は議論の暇はない。片桐は先頭集団のロサリストを89式で次々と撃ち倒しながら再び叫んだ。 「早く!才蔵殿にこのことを知らせてくれ!」 ロサリストの方を向いたまま片桐は叫んだ。今この瞬間、スビアだけでも才蔵のところへ送らないと本当に全滅してしまう。ボスポースは彼の思ったよりも俊足で、ロサリストの馬術もかなり長けている。包囲されてしまえばあの抱え大筒で殲滅されてしまうだろう。 「グンクラート!」 悲壮な叫び声に思わず片桐は振り返った。いつの間にか、グンク・ニルをスビアの馬に移したタロールがピストルを構えてボスポースを疾走させている。揺れる 馬上という悪条件でタロールは片桐とエル・ハラに狙いを付けるロサリストを2人、次々と撃ち倒した。だが、その陰に隠れていたもう1人の追っ手の銃弾がタ ロールの愛馬を撃ち抜いた。タロールは前のめりに砂浜に投げ出されたが目の目に迫った追手を素早く剣を抜いて倒すと大声で叫んだ。そしてそのまま転がるよ うに片桐とエル・ハラのところに駆けつけた。 「グンクラート!お逃げください!」 その様子にエル・ハラは呆然とした。が、次の瞬間、片桐の腰からシグザウエルを引き抜くとタロールに襲いかかろうとするロサリストに次々と発砲を始めた。その狙いは全く定まっていないが、追っ手の突撃を止めることは成功した。タロールは王女の行動を見て驚いて叫んだ。 「グンクラート!早くお逃げください!」 「いえ!幼少の頃からわたくしを守ってくれたあなたを見捨てるわけにはいきません!」 そう言うとエル・ハラはマガジンに残った銃弾をタロールに飛びかかろうとしたロサリストに撃ち込んだ。2発命中してロサリストは倒れた。とんでもない状況 で愛の告白に等しい言葉を放った王女にタロールは呆然とした。だが、それを許す状況ではない。数名のロサリストがつっこんできた。 「ちくしょう!」 片桐も起きあがって89式を撃ちながら、タロールとエル・ハラを援護すべく撃ち出した。グンク・ニルを収容していったんは砂丘を登り始めたスビアが驚きの声をあげた。 「片桐!なにをしてるのです!?」 「スビア!早く2人を連れて才蔵殿の村へ行ってください!」 片桐の声に少し離れたところにいるスビアは驚いた様子だった。愛する自分を放っておいて、エルドガンを命がけで助ける片桐の気持ちが理解できなかったの だ。あの2人の妙にべたべたした光景を思い出して彼女は嫉妬の感情に心奪われそうになった。心から沸き上がる嫉妬の感情はスビア自身で押さえられるもので はなかった。 「片桐!わたくしとそのエルドガンとどっちが大事なのです!」 スビアの叫びを聞いて片桐は舌打ちした。やっぱり誤解されて いる。あれだけ聡明なスビアが嫉妬の感情で自分を疑っていることが少々ショックだった。だが、事態はそんな個人的な心情を優先させる状況ではなかった。ロ サリストはさらに後方から数十騎でボスポースを全力で駆って片桐たちに突進しようとしていた。片桐は89式のセレクターをフルオートに切り替えた。 「ぐあっ!」 「ぎゃっ!」 だが、片桐が発砲するまでもなくロサリストは片桐たちの目前で次々と倒れていった。突然の出来事に後続のロサリストもボスポースの動きを止めた。片桐が後方の砂丘を振り返った。 「突撃!」 聞き覚えのある声と、馬のいななきが聞こえた。ゲベール隊の射撃の後、才蔵率いる騎馬隊が一斉に突撃を開始したのだ。片桐は才蔵の部下に大筒を向けるロサリストを狙い撃ちした。4,5名のロサリストが倒れたところに長槍の騎馬隊が突入した。 「片桐殿!」 隊列からはずれて甲冑姿の才蔵が片桐に近寄ってきた。馬から降りてがっちりと片桐の手を握った。 「スビア様からお話は聞いていました。水くさい!ハルス大尉の救出なら我々に相談してくれればよかったのに・・・」 「いや、この助けで十分ですよ!我が友よ!」 甲冑の才蔵と迷彩服の片桐ががっしりと友情の抱擁を交わすのをきょとんとして見ているタロールとエル・ハラだったが、片桐がそれに気がついて才蔵にエルドガンたちを紹介した。才蔵はグンク・ニルと王女のエル・ハラに恭しく挨拶すると言った。 「よくぞおいでくださいました。この上は我が村で全力でお守りいたします」 「心遣い感謝いたします・・・」 グンク・ニルは才蔵にとりあえず返礼するが、いまいち才蔵の言葉を信用してはいなさそうだった。それを認めてタロールが王に代わって才蔵に質問した。 「我々はエルドガンです。他の種族には関わりを持とうとしない人種です。それなのになぜ・・?」 才蔵は片桐を魅了したなんの屈託もない笑顔を同じく、タロールにも向けて答えた。 「我が領地に助けを求めて来た客人を助けるのは当たり前。見捨てたとあっては、この富田才蔵の義がすたります!理由はそれだけです」 あっけらかんとした武士の返答に、タロールはもちろん、グンク・ニルも唖然としてしまった。 才蔵の屋敷にたどり着いた一行はそれぞれ部屋を提供された。片桐とスビアにも部屋が提供され、そこで片桐はスビアにあちこちにできた擦り傷の手当をしてもらった。が、部屋の雰囲気は最悪といって良かった。 「まったく、あんな無茶をして・・・」 地下室への突入、ロサリストとの追撃戦で片桐はあちこちに擦り傷を作っていた。彼女の愚痴も無理もないことだった。そしてそれ以上に彼女が疑問に思い怒っていることがあった。 「そして・・・あのエルドガンの王女とはどういう関係なのですか?わたくしを放っておくほどの関係があったんではなのですか?」 予想したとおりの質問が片桐に投げられた。片桐は、エル・ハラとタロールのことを彼女に話した。なにもあんな時に、他人を当て馬にしなくてもいいんだが。そこは若さ故の暴走と片桐も大目に見ていた。 「本当にそれだけですか?!」 だが、スビアは大目に見ていないようだった。片桐の脳裏にあの大喧嘩の記憶がよみがえった。彼女は立ち上がって片桐に背を向けた。 「わたくしは不安なのです!あなたと意志を確認はしましたが、本当の意味で愛し合ってはいない状態であなたがいつ、わたくしから離れてしまうのか・・・」 彼女が抱いているのは嫉妬の感情だった。それは才蔵と初めて出会った時に片桐も感じた感情だったからよくわかる。片桐も立ち上がって後ろからスビアを抱きしめた。言葉とは裏腹に彼女は片桐に体を預けた。 「3年とはなんと長い年月なんでしょう・・・。掟とはいえ、あまりにつらすぎます」 「でも、きっちり3年と決まってるわけじゃない・・・。それにその掟が俺とあなたの間の信頼関係の障害になっているのも事実です。」 片桐はスビアの耳元でささやいた。彼女は少し体をふるわせた。 「それは認めます。わたくしもそう思います」 「ではなぜ?俺はあなたと愛しあいたい。あなたもそうだ!そしてそれを遮る掟が俺たちを不幸な方向に導いていることもわかっているのに」 片桐がここまで自分の要求をはっきりと表明したのはこれが初めてだった。それを察したのかスビアが真剣な表情で彼に答えた。 「実は、あなたにはまだ言っていないことがあるのです」 そう言うとスビアは片桐の手から逃れて彼に向き直った。 「わ たくしと愛し合うということは、聖女の血を受け継ぎ、子孫を宿し、守り育てることです。あなたはその生涯をこの世界で過ごし、その命をわたくしとわたくし たちの子供に捧げるのです。他の者のように自由な意志で別れることはできません。これは古くからの聖女の血を引く者のならわしです」 「もしもそれを破ったら?」 スビアはその質問に悲しげな表情を浮かべた。そしてその口から出た言葉は一見、その表情にふさわしいものであるように思えた。 「そ うなれば、わたくしはあなたを殺します。殺さなければいけません。村の人々もあなたを殺します。わたくしを聖女と認めるこの世界のすべての人々があなたを 殺さねばならなくなります。だからわたくしは怖いのです。あなたがこのことを知ったら、わたくしのもとを去ってしまうのではないかと思って。だから今まで 言えなかったのです・・・」 つまり、生涯を仲良く暮らしていけばいい。そのかわり、別れたときはこの世界すべてが敵になる。そう言う理屈だった。 「あなたは異世界の人。いくらわたくしを愛していてもいつかは元の世界へ帰るかもしれない。そう思うと、このことを言うのが怖かったのです・・・。あなたと愛し合えないのはつらいけど、あなたがわたくしの前から消えることの方がもっと怖いのです!」 そう言うとスビアは片桐に抱きついて激しく嗚咽した。恐ろしく単純だが、明快な掟と言えた。聖女と愛し合い、聖女の子孫を命の限り育て上げることが義務。 この世界では一般人はある期間純潔を保って肉体関係を結んだ後は別れるのも自由だ。しかし、大事な聖女の血を保つにはこれでは不十分だ。いつになくうろた え、嗚咽するスビアを抱きしめながら片桐はこの掟について考えていた。そして思わず口に出した。 「それって結婚しろってことかぁ・・・」 片桐の口から聞き慣れない言葉が出たのを聞いてスビアは涙に濡れた顔をあげた。 「結婚?」 彼女の疑問は当然だった。結婚の制度がないこの世界ではなるほど、厳しい掟だろう。だが、片桐の世界には結婚という制度がある。そしてそれは非常にその制度と似ていると思った。 「スビア、俺の世界では愛し合う男女が誓いの言葉に承諾するんです。キリスト教という宗教ですが・・」 片桐がそう言ったとき、引き戸の向こうで声が聞こえた。 「健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか。」 軽いノックの後、引き戸が開かれた。外には着流しを着た才蔵と肩から腕を吊したフランツが笑顔で立っていた。片桐とスビアは思わず離れた。てっきり喧嘩していると思ったのか、才蔵が場の雰囲気を察すると慌ててそれを取り繕った。 「これは失礼!スビア様の声が聞こえたので、また喧嘩か?と心配して駆けつけたら、このようないきさつだったので・・・。つい立ち聞きしてしまいました・・・」 才蔵が片桐に目で合図しながら笑顔で言った。そしてフランツの腰をつついた。するとフランツも口を開く。 「失礼だが、話は聞きました。いいではないですか?厳しい習わしだが、考えてみれば結婚するのと同じ様なもんだ。」 「フランツ中尉、結婚とはなんです?」 少し落ち着いたスビアの質問にフランツは驚いた。 「なんだ、片桐三曹。君は結婚の意味もまだ教えていなかったのか?」 フランツに言われて片桐は初めてそのことに気がついた。この世界に結婚の概念がないと聞いて、彼女には結婚の話は何一つしていなかったのだ。 「結婚とは、愛し合う者が神の名において、生涯お互いを大切にする事を誓う儀式みたいなものです。先ほどスビア様が言われた掟に近いですな。まあ、もっとも別れると殺されるなんてことはありませんが、別れた場合には我々の世界なりにそれ相応の報いがありますがね」 フランツと才蔵は喧嘩ではないとわかって少しうろたえながら笑った。結婚の意味を理解したスビアはフランツに問いかけた。 「フランツ中尉、先ほどの異世界の誓いの言葉、もう一度言ってくださいますか?」 「ええ、ホントはもっと長いですが・・・・。健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか。」 フランツの言葉を聞いてスビアはきょとんとしている片桐に振り返った。いつになく真剣な眼差しで彼を見つめている。 「片桐・・・、誓ってくださいますか?わたくしたちを死が分かつまで、わたくしを愛してくれますか?」 突然の展開にとまどった片桐は視線をうろうろさせた。普段からそのつもりでも、いざとなればなかなか言葉には出せない。その視線が才蔵とフランツに向けら れた。2人は声に出さないように必死に「はいと言え!」とジェスチャーしていた。それを見て思わず吹き出しそうになりながら答えた。言われるまでもなく、 彼の返事は決まっていた。 「はい・・・。そうじゃないとこの世界に自分からはなっから残ったりはしませんよ」 その言葉を聞いてスビアは再び片桐の胸に飛び込んだ。それを見届けた才蔵とフランツは無言で引き戸を閉めて立ち去った。片桐の胸の中でスビアが安心したよう笑っている。 「しかし・・・、早くそんな習わしがあると言ってくれればよかったのに・・・」 スビアを抱きしめながら片桐が言った。2人が本当の意味で結ばれるための最大の障壁は実はとても低いものだと知って片桐は内心安心した。 「ごめんなさい・・・。でもわたくしもびっくりしました。あなたの世界にそんな習慣があって、しかもそれがわたくしが最も心配していたことと同じことだったなんて」 「俺も神様に誓ってしまったんです。あなたが「消えろ」と言っても消えませんよ・・・」 そんな言葉を交わすとどちらからともなく、お互いの唇を求めた。いつもより、長く熱いキスだった。 庭の離れで酒を酌み交わす才蔵とフランツは、片桐たちの部屋の明かりが消えるのが見えた。これでやっと2人の愛も成就できることになりそうだ。 「いや、我ながらとんだおせっかいですな・・・」 酒を飲み干しながら才蔵が笑った。才蔵は一度ならず片桐とスビアの関係の危機を救ったのだ。フランツはその才蔵に酒を注いであげながら答えた。 「自分もあの2人の関係を知ってびっくりしました。あれだけ愛し合いながらも・・・その、あっちの関係がなかったとは・・・」 「人間、いくら愛し合っていても、お互いの根本の価値観の違いで思わぬすれ違いがあるということですか・・」 才蔵はフランツに注いでもらった酒を飲み干すと彼に返杯した。 「今夜、結ばれたのは彼らだけではないみたいですよ・・・、ほら」 フランツは庭園の奥を指さした。才蔵がそっちの方を見ると、エル・ハラとタロールの姿が見えた。2人は少しばかり会話を交わしていたが、エル・ハラが覚悟を決めたようにタロールに抱きついた。 「ははは!我が屋敷ながら肩身が狭い!ははは!」 才蔵は高らかに笑った。屋敷の上から赤い満月、ゾードの赤い光が降り注いでいた。 翌朝、エルドガンの一行は才蔵の村を旅立った。グンク・ニルもタロールも、ロサリストの指導者は死んでしまったが今だに多くの要塞都市を占領するロサリストと戦うという。 「才蔵殿、本当にお世話になった。あなたの恩は生涯忘れない」 そう言って握手するグンク・ニルに才蔵は笑顔で答えた。 「この村から南はあなた方の森です。我々がそれを侵すこともありませんし、別の勢力が侵そうとした場合、我々が全力でそれを防ぎます」 才蔵の言葉にグンク・ニルは再び驚きを隠せない表情になった。その表情の意図を察した才蔵は彼が言葉を発する前に再び口を開いた。 「それが武士道であり、騎士道です。ですな?ハルス大尉」 才蔵の言葉に、フランツと一緒に見送りに出たハルスは無言で頷いた。今や、サムライとプロイセン騎士は熱い同盟関係で結ばれているのだ。エル・ハラは片桐を見た。その彼の横にはスビアがいた。 「片桐、スビア様。ありがとう。わたくしの父を救い、わたくしの本当の気持ちに気づかせてくれて・・・。片桐に対するわたくしの行動についてはお詫びします」 そう言ってエル・ハラは彼女のそばに控えるタロールの腕にしがみついた。照れくさそうにタロールが口を開いた。 「片桐、君は異種族だ。エルドガンは異種族と心を通わせることはしない。だが、君たちは別だ。」 それだけ言うとタロールは彼の王女をボスポースに導いた。彼らと共に、護衛の才蔵の部下が一緒に出発した。エルドガンを見送ると才蔵が片桐とスビアに振り返った。 「さて・・、あなたたちだが。ここに留まれと言っても留まるつもりはないようですな」 ため息をつきながら才蔵が言った。 「才蔵様、わたくしは古代ロサールの謎が知りたいのです。そしてそれを使ってこの世界を平和にしたいのです。どうか、わかってください・・・」 スビアの言葉に再び才蔵はため息をついた。その気持ちはフランツもハルスも同じだった。 「片桐三曹、スビア様。我々とともに静かに暮らしましょう!エルドガンも自らの手で遠からず平和を手にするでしょう」 フランツの言葉に2人は首を横に振った。この世界で得た友人たちの進言をも受け入れない決意があったのだ。古代ロサールの謎。それを解く手がかりが見つかった以上、行けるところまで行くつもりだった。 「才蔵様、ハルス大尉、フランツ中尉。お言葉はありがたいですが、わたくしたちは行きます。そして必ず戻ります。どうか祈ってください」 スビアの決意に満ちた言葉に3人は顔を見合わせた。そして彼女の横にいる片桐に向き直った。 「片桐殿、いいのですか?」 才蔵の再度の確認に片桐はスビアの肩を抱きながら笑って答えた。 「夕べあなたたちの前で誓ったはずです。死が2人を分かつまで一緒にいると」 その答えを聞いて才蔵は笑って肩をすくめた。これ以上引き留めても無駄と悟ったのだ。それを見てハルスとフランツも同じく笑って肩をすくめた。 「まったく、片桐三曹もスビア様も変わったな。昨日いったいなにがあったのか。決意の固さが違うように思えてなりません・・・」 事情を知らないハルスが言った。才蔵とフランツが慌てて彼の口をふさごうとするが遅かった。片桐とスビアは真っ赤になってうつむいた。 「お待たせしました!準備はできてます!」 バートスがローズとセピアを連れて門まで走ってきた。片桐とスビアの愛馬には弾薬の他に彼によって多くの水と食料も備えられていた。片桐とスビアは、才 蔵、ハルス、フランツと代わる代わる握手を交わした。騎馬にまたがった才蔵の部下が護衛のために彼らを待っている。才蔵はそれを見ると2人に声をかけた。 「部下に森のはずれまで送らせましょう・・・。どうか、元気で!」 「スビア様、お幸せに!」 フランツが敬礼しながら2人に笑顔でウインクした。ハルスも敬礼で2人を送った。 「さあ、スビア、行こうか・・・」 片桐とスビアは才蔵の部下に護衛されて東の森へ出発した。愛馬の心地よい振動に揺られながら片桐はスビアに振り向いた。彼女も同じように片桐を見ていた。 「片桐、きっと、みんなのところへ2人で戻りましょう・・・」 そう言ってスビアは左手を片桐に差し出した。片桐は右手でその手を握りしめた。昨日までとは少し違う感じのする彼女の手は温かかった。 「ああ、きっと戻ろう!」 彼らの目前には未知の世界、森の向こうに広がる大平原が広がっていた。その先にある古代ロサールの聖地に向けて2人は愛馬を走らせた。