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(2006年08月26日) 金魚 (2006年08月20日) 選ばれしメス達 (2006年08月13日) 3世代目計画 (2006年08月09日) 3世代目計画 (2006年07月24日) 3世代目計画:part3 (2006年07月23日) 3世代目計画:part3 稚魚放流 (2006年07月23日) 3世代目計画:part3 (2006年07月07日) 3世代目計画:part3 (2006年07月04日) 3世代目計画:part2 イエローグラス出産 (2006年07月02日) 3世代目計画:part2 イエローグラス (2006年06月30日) 3世代目計画:part2 出産 (2006年06月23日) 今日の稚魚達 (2006年05月31日) 今日の稚魚達 (2006年05月21日) 3世代目計画:part2 (2006年05月17日) カーディナル・テトラ (2006年05月23日) 今日の稚魚たち (2006年05月07日) 今日の稚魚達 (2006年05月06日) 水草復活 (2006年05月05日) 3世代目計画:稚魚誕生 (2006年04月30日) 3世代目計画:3匹のオスが(T_T) (2006年04月28日) 3世代目計画:3匹のオスが(T_T)? (2006年04月18日) 3世代目計画:オスが(T_T) (2006年03月25日) 3世代目計画:3日目 (2006年03月21日) 3世代目計画実行
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●強化パーツNo.201 【isb】 ISB(Iron Strike Both)の略。 両刃で造られた鉄の武器です。 基本的にアームのある機体であれば装着可能。 略を和訳するとちょっと意味が変わってしまうかもしれません。 ただし、鉄ではなく鋼鉄で作られていたりすることもしばしば。 使用の際に有効且つ長期に亘って使えるように、製作の経緯においてかなりの強度、威力が出るように造られている。 そのため、一撃で敵を破壊することもよくあると言う。 コストは意外にも高く、\100,000程するという。約500mという大きさ。 略の際はISBですが正式名称はisb(小文字)です。●強化パーツNo.202 【砲弾幕】 ラッセ トロニモ ブンダの3人が作った砲弾柄の垂れ幕。 何のために作ったのか、意味がわかりません。 何故かビームを弾く作用があり、MS用のABCマントに使えます。●強化パーツNo.203 【ガソールン】 ガソリンにアルコールを混ぜた燃料「ガソール(実在:正しくはガソホール)」を更に強化した燃料。ガソリンエンジン搭載の機体のみ装備可能。 効果は移動力+1、EN+50、運動性+20●強化パーツNo.204 【上玉丼】 当工場の食堂のメニューで要するに「玉子丼の上」です。 食べるとSPを50回復し、その後にドンブリ(強化パーツNo.130)が手に入ります。●強化パーツNo.205 【より様々な狐丼】 食公 ハマダー雅王(パイロットNo.202)が、 妖怪帝国の様々な狐妖怪を捕らえて作った料理。 本命はお銀さんだったらしいのですが流石に捕獲できなかったそうです。●強化パーツNo.206 【家元和む茶】 とある茶道の家元がたてた茶。飲むと心が和み、SPが回復する。 戦闘中にこぼすパイロットが続出している。●強化パーツNo.207 【者S・XT‐ZメN】 「メN」は麺のこと。奇麺組3(組織/部隊No.15)が作ったオリジナル麺料理。 見た目も味も微妙。食べるとSPが3回復する。●強化パーツNr.208 【↓↓】 ⇔片と同類の謎のパーツ。 表面上は⇔片と何ら変わらないが、ちょうど真ん中で切り離せる。 使用用途は不明。●強化パーツNo.209 【ソルテッカ】 幻獣共和国産の薬草「ソル」の葉を刻んで入れた鉄火巻き、見た目はネギトロ風。 ソルが希少品のため滅多に作れないが効果は高く、気力+10、SP全回復、更にド根性までかかる優れもの。●強化パーツNo.210 【電トロ】 幻獣共和国に生息する怪魚、「電気マグロ」のトロの部分です。 食べるとSP全回復及びに気力+10の効果があります。 尚、滅多に手に入らない貴重な物なので高く売れますが、 効果も高いので売るかどうかは状況を見てお決め下さい。●強化パーツNo.211 【プリンそば】 飲むプリンに付けて食べる蕎麦定食です。…ホントにメニューに追加する食堂スタッフもどうかと思いますが、要望を出したのは誰ですか?●強化パーツNo.212 【粉塵ラ王】 ラ王㈱(企業No.22)が新開発した粉末状のインスタントラーメンです。 どう言う理屈なのか器に入れてお湯を注ぐとラーメン状になり、すぐに食べられます。●強化パーツNo.213 【小倉炒め】 社員食堂のメニューの一つ。小倉餡を炒めたもの。 熱狂的なファンが少数存在するらしく、一日に数回は注文されているようだ。●強化パーツNo.214 【一関葱】(いちのせきねぎ) 田植木町(スタッフNo.158)の親戚、一関のおばちゃんが丹精込めて育てたネギです。食堂の料理人たちも認める素晴らしい出来栄えで、料理系強化パーツの効果を3割増にします。●強化パーツNo.215 【抜き焼売定食】 社員食堂のメニューの一つで、「たこ抜きたこ焼き」や「餡抜き鯛焼き」など、 本来入っている具を抜いた料理が食べられます。「味噌抜き味噌汁」もついているぞ。●強化パーツNo.216 【にゃりん眼鏡】 猫の形をした眼鏡。猫好きのパイロットのみ出撃時の気力+10。 度は入ってません。伊達眼鏡です。●強化パーツNo.217 【テム・レイと酸素欠乏症Z】 テム・レイさんがこれを飲んで酸素欠乏症を克服した! と銘打って売り出されたインチキ商品。実際は炭酸水です。 味が無く微妙な薬品臭が漂うので即刻回収されました。当然飲んでも気分が悪くなるので… 3ターンほどの間SPがターン開始時にー5されます。●強化パーツNo.218 【脳が痛いの薬】 早い話頭痛薬である。 ちなみにこの薬の半分は厳しさで出来ている。●強化パーツNo.219 【鳥肉豚肉牛肉丼】 とても豪華に見えますが量はちょっこっとサイズ。 戦場でも直に召し上がれます。効果は使用後の敵フェイズにSP+15、気力+5です。 気力+5は生死を分ける事も有るので以外に役に立っているみたいです。●強化パーツNo.220 【鎌足釜】 鎌足と言う恐るべき長さの足を持っている錬金釜。 例の地下より持ち帰られた物の一つで、 これで錬金を行った場合はできあがったら材料を入れた人の元に疾風の様に走ってきます。 と言う噂です。工場長が一度試したそうで… 障害物競走のような仕掛けの廊下を風の様に走り抜けていったとか? 近くで使用した方が安全だと工場長がおっしゃってました。ガクガクブルブル…●強化パーツNo.221 【た男爵デ芋】 田所研究所で開発された食品。 因みに田所研究所は私達の工場の食品衛生課で、 食堂に出すメニュー等も確り調べられていますので安心してください。 正確には”田所式男爵デザート芋”です。 芋料理なのに酸っぱいと言う捕らえどころの無い珍味です。●強化パーツNo.223 【さきイモ】 さきイカではなくイモです。食べやすい大きさなので以外や以外な程人気のメニュー。 製法は良く解らないのですがさきイカな食感にジャガイモの味。 美味しいです。●強化パーツNo.224 【スリッカマルド】 何かよくわからない。 形状はブラシのようなものをしていて、 これを使って撫でたモノの表面がやたら滑らかになるというものだ。 何かに仕えそうな気もするが、今のところ使い道は見つかっていない。●強化パーツNo.225 【魔法剣エステエリン】 魔法剣である。名前の由来は不明だが、 この剣を持っていると何故か次第に肌の健康が良くなっていくという。 現在は女性工員達がリレーのように使いまわしているとか。●強化パーツNo.226 【ザ・グラタン】 社員食堂の料理人が腕によりをかけて作った愛情たっぷりのグラタン。「グラタンの中のグラタン」と言う意味で定冠詞を付け【ザ・グラタン】と名付けられた。 熱々なのでコクピットに持ち込む際には注意が必要です。●強化パーツNo.227 【ブラジャンク】 ラッセ トロニモ ブンダ(スタッフNo.03)の三人がジャンクパーツを使って作った、 超乳爆揺! パイパズン(機体No.09)用のブラジャー。装甲+100。 長介官(スタッフNo.07)曰く「一度ブラジャンクを装備させて、それを外す瞬間がたまらない」●強化パーツNo.228 【堂本兄者堂源坂杯】 敵パイロットNo.37【新堂本兄貴】のグッズのパチものです。 しかし非常に安価で実用性に優れているので良く町で見かけます。 それ処か…新堂本兄貴自身も愛用しているとか? 機体に積んでも役に立ちませんが…飲み物系強化パーツを持ち込んでいた際に、 その効果を2倍にする効力を持っている事が確認されています。 一説では人工付喪神だと言う話もちらほら。●強化パーツNo.229 【カツレツ丼】 カツ丼をレーションとして携帯できるようにしたものがこれです。 肉を叩いて薄く延ばして・・・まるで駄菓子のカツのようになっています。 決して駄菓子を使っている・・・わけでは・・・・・・・・・・・・ごめんなさい。●強化パーツNo.230 【レン炭水】 幻獣共和国の植物「レン」から作った「レン炭」で濾過した水です。飲むと気分が爽やかになり、気力+5、SP20回復の効果があります。●強化パーツNo.231 【ラめぇン】 奇麺組3(組織/部隊No.15)が作った新たな麺料理。 神に代わって剣を振るう男のラ・メーンにヒントを得て作られたものだが、 じいやのラーメンには敵わないぞ。●強化パーツNo.232 【枯茶柱】 食堂でオリジナルのアイスクリームを作ってみようとして作られた試作品。 偶々注いだ枯茶に茶柱が立っていたと言う事でこの名前に? 中味は結構ゴージャスなバニラクリームなのですが…? 食べるとひんやり美味しいです。早くちゃんとした名前を付けてあげてください。●強化パーツNo.233 【森の熊さんだる】 熊の顔がついた可愛らしいサンダル。出撃時の気力+5。 サンダル履きで出撃するのはどうなんだろう、とは思いますが。●強化パーツNo.234 【息の匂い】 缶に詰められた息の匂いです。 中身はランダムで、桃色吐息だったり青色吐息だったり アルコール臭だったりします。 高確率で気力ダウン。●強化パーツNo.235 【らくだなみな瘤】 ラクダ並なコブである。簡潔に言うと燃料タンクであるが、 特殊な構造をしているため少々の破損では燃料が漏れ出さないようになっている。 人型機体の背中に付けるとものすごい違和感が出るがそれ以外の問題は無い。●強化パーツNo.236 【足算ができっなす】 見た目は普通のナスです。食べると何故か足し算ができなくなりますが、 一日ほどでもとにもどるのでご心配なく。味はいいです。使用するとSP全回復。●強化パーツNo.237 【機々の反人民間団子】 謎の少女・機々(キキ)が作ったお団子。 彼女は人との関わりが嫌いなので、こんな名前をつけたそうです。 SPが50回復しますが気力が30下がってしまうので、サポート役にどうぞ。●強化パーツNo.238 【餌付けホ】 餌付け穂。先端にエサを付けて動物達に与えるための棒です。 過去、【矢羽美鮫】などに手を噛まれたりした経験から【用水 域】が作り出したアイテム。 長さは1.5mから最大6mまで伸ばすことが出来る。 最近工場で完成した特殊な合金でできているため軽く、かなりの強度を持つが、 先端は動物にケガをさせないよう特殊な樹脂で形成されている。その部分は胃に入っても無害。●強化パーツNo.239 【焼合鋼鉄】 物凄い焼き色の付いた合金を使用した鋼鉄。 装甲板に使用すると大した事は有りませんが断熱材としての効果は抜群で、 ラジエーターの負担をかなり減らし結果として搭載前より燃費向上、 空中や宇宙空間での移動に掛かるエネルギーを半分にします(端数は切り捨て)●強化パーツNo.240 【デデおろし大根☆】 新種の大根で作った大根おろしです。 何故か甘い…と言う事で初めて使用した場合は騙されたショックで気力がー30。 次に使用するときからSPが50回復します。 一応シナリオ開始前で製品説明が有るので選択で説明を見に行けば最初の1回が免除されます。●強化パーツNo.241 【ゲッタンロシ】 月で精製された最高級の墨を繊維状にして濾紙にしたものです。 これで入れた紅茶やコーヒーは美味しいと各方面で引っ張りだこです。 一応工場の食堂にも買い置きが有りますが… よく別の物の濾過に使おうとする不届きな輩が多く困っているそうです。●強化パーツNo.242 【アース鋼鉄ジー】 突如トして地表に出てくるようになったレアメタル。 しかし大量に出て来るので既にレアとは言えないのかもしれません。 鉄と略同じ方法で精製が可能で鋼鉄を遥に上回る耐熱性と粘性、靭性を持ち合わせます。 その代わり融点が6000度なので兵器開発などを行える工場でないと精製不可能。 大地からの贈り物と言う意味も込められてアース鋼鉄と名付けられました。 これはそれを更なる技術で強化したものです。機械獣に使われるスーパー鋼鉄に微妙ながら硬度が勝ります。●強化パーツNo.243 【FINARXライス】 当工場の限界までの技術を終結して作り出した…米。 従来の米と比較し、繊維質やビタミン、無機質などあらゆる面において上回る。 しかしやたら粘りが強く、もち米として利用されることが決定された。 味は普通の米とあまり変わらない。●強化パーツNo.244 【納屋の中で濃いお茶っ葉】 窓を閉め切った納屋の中で蒸した濃い茶葉。 カテキンなどが豊富で、SP10回復。●強化パーツNo.245 【QP】 クイックパワージェネレーターと呼ばれる外部装備用のバッテリー。 間違えてMSじゃ無いのにMS携帯用のパワーコネクターの火器を持って来てしまった! と言う感じの時に使用されるものです。 それを接続すればあら不思議…機体系統の枠絵を超えて色々な武器を使用できます。 だからと言って無理に持ち歩くと大概これを攻撃されて誘爆と言う目に遭う人も居るそうです。 …そう!そこのあんたのことだよ!!! 1ダースも持って行って如何するんですか?結局修理はこっち任せって事ですか…?●強化パーツNo.246 【ダス菌モッコ】 何かに非常に似た冠詞を持つ機動兵器用の畚(もっこ)。 道などがガレキで埋もれてライフラインの復旧が急務な時に帰り際の機体がこれでガレキをもって帰ります。 使える物は再生利用できますしそうで無くとも政府から助成金が出るので、 戦闘終了時にはこれが運ばれて来ます。それ以外でも敵機の回収にも使用出来ます。●強化パーツNo.247 【羅麺】 奇麺組3(組織/部隊No.15)が作った麺料理で、 羅(うすもの)のように透けて見えるほど薄い麺が特徴。 味は良いのだが歯ごたえがなく、奇麺組3としては失敗作らしい。●強化パーツNo.248 【丼級かいしんのいちげき】 食堂内で殿堂入りした丼物に付けられる名誉ある名前。 今回の第24代目はトリコロール蛯丼です。 材料は…秘密。 戦闘中に食べるのが難しく使用すると3ターンの間反撃不能、回避不能、防御不能。 その後精神ポイント全回復と10ターンの間、集中が常に掛かります。●強化パーツNo.249 【海王計】 マヌケルプィーズが邪神タツノオトシゴンの眷属の接近を知るために使う専用のレーダー。 レーダーレンジは最大地球の半分まで延長が可能で、 そうすると…海中に眷属を示す光点が一杯出て来るそうです。●強化パーツNo.250 【叉焼き】 二叉に分かれた串に刺した肉をバーベキューの要領で焼くという料理。 フォークが足りなかった時に、使わない工具で肉を焼き始めたのが起源と言われる。 実際普通のバーベキューと変わらない。●強化パーツNo.251 【V-ZOOM8】 望遠鏡。月面から地上のパチンコ玉をはっきりと確認できるほどの性能を持つ。 もちろん、それはあくまで雲が全く無い状況を仮定しての話。 偵察機などに搭載するといい感じである。●強化パーツNo.252 【ラム肉燻製】 山羊の肉の燻製です。 古くはモンゴル帝国の礎にも成った山羊肉の干物を祖とする由緒正しき食品で、 当時は、これにお湯をかけてスープとして頂いていたそうです。 戦闘中でもこれを食べながらと言う戦法も取れたため経戦能力も高かったそうな…。 これも食堂で確り味付けされた物なので美味しく長時間かみ続けられることから、 10ターンもの間SP回復の特殊能力を得る事ができます。●強化パーツNo.253 【鮮ロボ米】 当工場で開発した全自動田植え機「鮮ロボ」により作られた米である。 栽培用のハウスそのものが機械化されており、 日照から害虫駆除まで全て鮮ロボのAIにより管理されている。 現在、食堂にて試食テスト中。●強化パーツNo.254 【馬子掌】 馬のヒヅメのような形状をしたナックルガード。 更に馬蹄型のアタッチメントを装着することにより攻撃力は25%上昇、 防御力においては32%上昇(当社比)する。 しかし見た目においては89%下降(当社比)するので一般的に不評である。●強化パーツNo.255 【トバッグ】 戸バッグ。戸にぶら下げておくバッグである。 それ以上でも、それ以下でも無いが、収納スペースは魅力的だ。●強化パーツNo.256 【シズラー茶】 とある熱帯雨林に生える、現地でシズラーと呼ばれる植物から作り出した茶。 ビタミン、ミネラルなどあらゆる点で普通の飲料を上回るが…●強化パーツNo.257 【煮わに】 社員食堂のメニューの一つです。アリゲー太(スタッフNo.12)を煮ちゃったわけではありません。 ここでいうわにとはサメのことです。と言っても矢羽美鮫(スタッフNo.135)を煮ちゃったわけでは(ry●強化パーツNo.258 【石焼琴に◇ソース】 石焼きで琴々煮込んで作られる◇印の高級ソースです 社員食堂ではなぜかコーラビンに入って常備されており、たまに間違え飲む人が居たりします●強化パーツNo.259 【ょぅ酒饅】 効果:二十歳以上パイロットのみ使用可能。 気力+10&精神ポイント50回復の効果を持つ。 ょぅせぃの国で作られた酒饅頭。 糀(こうじ)をはじめとする上質な材料と、 ょぅせぃの国の地酒を使って蒸かし上げる特殊製法により作られた饅頭は、 非常に匂いが強く、酒が残っているため子供が食べる事は出来ないものの。 その味は絶品と言われている。●強化パーツNo.260 【土桃】 「はにもも」と読む。ょぅせぃの国原産の桃に似た果物。 その実は外も中も土色でお世辞にもおいしそうには見えないが、 一度食べると病みつきになるほど美味である。 たまに麿呂ハニ丸王子がお土産に持ってくると奪い合いになる。●強化パーツNo.261 【真(ドジッ男液)】 絶倫無職ニート・カス(パイロットNo.03)から採取した血液を精製したもの。 当社の研究チームが暇つぶしに作ったもので、用途不明。 ・・・というより血液の質が悪かったために使い道が無くなってしまった、というのが正しいそうです。 かなりのドロドロ血だったようで・・・彼には食生活から見直してもらう事としましょう。●強化パーツNo.262 【もだめカン】 妖怪帝国の兵士が持っている非常食。もだ(敵兵器 No.397)の目玉の缶詰め。 やや藻の臭い残っておりあまり美味しくないが、栄養価は高い。●強化パーツNo.263 【平清改衣】 破邪衆が使用している戦闘用の儀式服です。霊的な攻撃に対する耐性の高い特殊な布で作られており、 低級妖怪の使う霊的な攻撃ならば完全に無効化できます。ただし、物理的な攻撃に対しては普通の服と 強度面での大差は無く、大体のメンバーは中に防護服を着込むなどして防御力を補強しています。●強化パーツNo.264 【物涙そば湯】 工場の近くにある蕎麦屋、物涙庵の名物メニューです。 飲む事によって心が落ち着いてSPを30回復させる事が出来ますが、 落ち着く事により気力が-10されてしまいます。●強化パーツNo.265 【効果ヌー】 ヌーの形をした鉱物質の置物。 身の周りに置いておくと血色が良くなったり疲労回復したりといった様々な効果が現れるという 非常に謎の多い置物。 とある工員が中古品店で買ったもので、現在成分の解析が急がれている。●強化パーツNo.266 【RHA】 均質圧延鋼装甲の略。Rolled Homogeneous Armor。 装甲の表面を焼き、表面を硬化させた装甲に対し、 炭素鋼(スチール)をベースに、ニッケル、クロム、モリブデンなどを若干ずつ配合し、 どの部分も均質な圧延鋼板で作られた装甲板。靭性が高い。●強化パーツNo.267 【反P子作り杉】 一度にやたら多くのタネを付けるスギの木である。 もちろん花粉の量も相当なもので、 毎年春に沢山の花粉症の被害者を出しているとか。 反P・・・は何の略だかわかりません。●強化パーツNo.268 【たかた産漬物】 福岡県三池郡高田町出身のスタッフが里帰りした時に実家から持ち帰った漬物。 おふくろの味である。●強化パーツNo.269 【ヤキニソルルルン】 犯罪組織No.19【安御前会合?】の構成員が血眼になって探している伝説のドリンクです。 一口飲めば代謝が活性化。生活習慣病を始めとした現代病に対し驚く程の効果が望めます。 尚『女子高生の脱ぎ立てニーソックスを直火で焼いた』ような匂いが特徴だそうです。●強化パーツNo.270 【妹萌】 玄米茶烏龍拳 極妹姫(パイロットNo.62)さんが育てたもやしです。 「大量にできすぎたアルよ」とか言って工場に持ってきたので食べてやってください。●強化パーツNo.271 【槍術ブレス】 「ブレス」は「ブレスレット」の略称。 装備していると槍を使った攻撃のダメージが上昇。 勿論、槍を装備しているユニットのみ装備可能。 「ナデシコ」シリーズのフィールドランサーなどでもOK。●強化パーツNo.272 【万力機関NH】 NHというのは「NAIL HERD」の略。 複数個噛み合わせた爪状の大型ギアを回転させる事で、 通常のモーターと比較して、高い馬力を発揮する駆動用モーター。 さらに、ギア自体の耐久力にも定評があり、長期間の使用も可能だが、 その分エネルギーの消耗が激しい。●強化パーツNo.273 【運呼】 幸運を呼ぶお守り。和生田狐の護符(強化パーツNo.86)を解析して作られたもの。 和生田狐の護符と同様に特殊技能ラッキーが身につく。●強化パーツNo.274 【ス・メダル】 鬆・メダル。内部に空洞ができたメダル。 装備しても何の効果も無いのでメダル王(人物No.85)にでもあげてください。●強化パーツNo.275 【天津飯】 社員食堂のメニューのひとつ。作るのは主に味娘娘(スタッフNo.20)。 お馴染みの中華料理ですが実は日本生まれの料理だったりします。●強化パーツNo.276 【焼き蛤】 ハマグリを焼いたもの。材料は、ハマグリ、醤油、日本酒、と至ってシンプル。 砂を吐かせたハマグリを金網に載せ、 火を通して貝殻が開いたときに醤油と酒を適量かけて召し上がれ。 余談ですが、潮干狩りなどで取った二枚貝などは有毒なプランクトンを取り込んで 毒をもっている場合がありますのでご注意を。●強化パーツNo.277 【たまご丼】 日本ではポピュラーな料理。 基本的な材料は米と卵とその他調味料。三つ葉などを乗せても美味しい。 スタッフ【ギルベルト・ザ 丼】はこの料理がカツ丼の次に好きらしい。●強化パーツNo.278 【湾沖鳥島】 みずくま・おきとっと。コンバトト(敵パイロットNo.88)の一人。 工場上空を飛んでいた時に体が乾いて第43ため池に緊急避難。 そこを食公 ハマダー雅王(パイロットNo.202)に捕まって…。 上半身は照り焼きに、下半身はフライになりました。●強化パーツNo.279 【Wiiny改】 セキュリティが穴だらけだったファイル共有ソフトのバージョンアップ版。 流れているファイルは… (ゲイ ホモ)漢尻画像大全集其之壱.zip (盗撮)聖○リア女学院 更衣室 おっぱい丸見え.avi .exe DOOMERS宣伝映像 わりとヒマな艦長の一日.mpg [グンタマ] 俺のデスクトップ ニート [11/20].jpg …とりあえずニートのパソコンは没収です。●強化パーツNo.280 【リーンの翼】 おそらくスパロボ全作品通してみてもかなりレアな強化パーツではないでしょうか。 機体性能が低下する代わりに得られるPPが倍になるようです。 …え? いつの間にかなくなっていた?●強化パーツNo.281 【専用餅突き】 ・・・また変な機械が完成しました。 とりあえず自動で餅を突いてくれる機械らしいですが、 元々誰かさん専用に作られたらしく、通常の3倍の速さで餅を突く為、 戦闘中でもすぐに美味い餅が食べられるという評判が多いみたいです。 ・・・何?このラッセ達(スタッフNo.03参照)の無駄なやる気。●強化パーツNo.282 【鬼橙】 鬼の死骸から生えたという言い伝えが残るダイダイの木。 その木になった実で、これを食べると鬼の力が身につくと言われています。 使用すると格闘値+30。●強化パーツNo.283 【鋲】 機体に打ち込むとレトロな雰囲気を醸し出すことができます。●強化パーツNo.284 【穢幌】 たまに妖怪帝国の機体が身に纏っている幌。見た目はぼろぼろの布切れ。 運動性及び装甲を上昇させる効果を持つ。 敵機の能力を下げる追加効果を持つ武器としても使用される。 強化パーツとしての効果は妖怪帝国の機体にしかないようで、 奪ったものをうちのIHDに装備させたら逆に機体性能が下がってしまいました。●強化パーツNo.285 【吟上酒鬱】 とても美味しいが、飲むと何故か鬱な気分になるお酒。 使用するとSPが全快するが、気力30低下。●強化パーツNo.286 【ш変文紙】 シュヘンブンシと言うブルガリア語を瞬時に訳しプリントアウトする機械です。 だから何?と聞かれても困ります。 一応ブルガリア支部との文書のやり取りに使われているみたいです。●強化パーツNo.287 【蜂蜜レモネードZ】 何の隠しだても無いレモネードの最終形態です。 飲むと…もう1回行動できます。おいしい蜂蜜に秘密有り?●強化パーツNo.288 【グ改】 食堂で出されるちょっと高めのメニューの一つ。 具が通常のメニューより大きかったり美味しかったりする料理。 特にカレーやシチュー、味噌汁が人気御三家です。●強化パーツNo.289 【やしの実団子】 椰子の実を使った団子です。 味は……あまりおいしくないようです。 使うとSPが空っぽになる代わりに、能力値全てに+10されるので、 SP回復系パーツと一緒に装備しておくと便利だと思います。●強化パーツNo.290 【うまか棒しゅっぽS】 最近発売された棒状の菓子で、Sは「スーパー」の略。 某乳業のアイスみたいな名前ですが、 いまひとつ「しゅっぽ」の意味が分かりません。●強化パーツNo.291 【粕糖涙】 婆ナポリタ(スタッフNo.93)さんが作った謎の液体。 誰も飲みたがらないのでその効果は不明。●強化パーツNo.292 【風雲インロウ】 過去の遺跡から発見された印籠。 その力は…雲型妖怪や幻獣、精霊の力を抑止し動きを封じる効果が有ります。 ただし…ルール無用の魔族には通用しません。●強化パーツNo.293 【且茶∀ガ】 「かつちゃが」と読み、巷で大人気の緑茶。 普通の緑茶に比べて、人間に必要な栄養素を多く含んでおり、 一杯で一日に必要な各栄養の半分を摂取する事ができる。 当工場でもこのお茶を淹れており、【鬼響介】(スタッフNo.31参照)お勧めの一品である。 ・・・が、当工場には何故かお茶嫌いな工員が多く、滅多に飲まれない事が多い。●強化パーツNo.294 【錠リポビ㌧A】 何を間違えたか某ドリンクのパチモンを開発してしまいました。 しかも錠剤。リポ○タン1本分の栄養素が1錠に詰め込まれています。 ですが味が何故かフリスク… まぁ、可も無く不可も無くといった出来ですのでご安心してお召し上がり下さい。●強化パーツNo.295 【絶対無敵ライチ・さん】 …一体これは何でしょうか? 工場の出入り口に突如現れた謎のマネキン人形。 首からは「絶対無敵」の札が下がっており、頭にはライチの皮のようなヅラをかぶせてあります。 しかしながら、「絶対無敵」は嘘ではないらしく分析のために行った 超高温・超低温・放射線・打撃・落下など、あらゆる衝撃を耐え抜いたそうです。●強化パーツNo.296 【汚い箱】 見たまんまの汚い箱です。 機体性能が下がる代わりに修理費10になります。 …テム・レイの回路と同じ感覚で使っていただければ。●強化パーツNo.297 【プタマリネ】 幻獣共和国の魚「プタ」を使ったマリネ。やや歯ごたえのある食感と絶妙な酢加減が美味。 SP回復20、気力+5の効果を持つ。●強化パーツNo.298 【ポ糞尿薬灸】 ポ、という宇宙生物の排泄物を乾燥させてつくったお灸です。 別にたいした効果はありません。 …扱いに困るので、こんなもの作らないで下さい。●強化パーツNo.299 【天のゴマ油Z.】 幻の品種と呼ばれる「天のゴマ」を門外不出の特別な製法によって圧搾した究極のゴマ油。 市場に出回ることは滅多に無いが、食堂スタッフが手を尽くして入手した。 使われる前にレモン味になってしまいましたが。●強化パーツNo.300 【スープ塩】 社員食堂のメニューの一つ。塩が入ったスープです。 具はありません。お金の無い方はどうぞ。
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1 唯梓 2010/05/05 http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1272989554/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る 策士唯が怖すぎる。 暗がりの中、笑顔で指摘する唯が想像できて怖い… -- (名無しさん) 2014-02-09 03 27 29 あれ?ちょっと怖いw -- (名無しさん) 2012-07-25 13 54 08 唯は肉体の悪魔 -- (名無しです) 2011-10-27 18 19 02 なんて小悪魔な笑顔なんだwww -- (あずにゃん) 2011-10-11 08 09 43 何故か怖い -- (名無しさん) 2011-10-11 02 19 27 笑顔っていうのが怖い・・・ -- (名無しさん) 2011-04-03 17 18 41 いいよ とてもいいよ -- (名無しさん) 2011-04-03 00 06 59 トリ肌立った -- (ブルー) 2011-03-29 00 11 35 怖いって書いてる奴意味分からんわ -- (名無しさん) 2011-03-28 20 21 11 唯さんがなんか良いね最後。 -- (通りすがり) 2010-12-15 00 09 19
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━━西暦2015年、地球。すべては、ここから始まった。 天冥の標 2 救世群 (ハヤカワ文庫JA) 目次 あらすじ ストーリー序章用語・情報 第一章 南海の邂逅登場人物 用語・情報 第二章 冥王斑登場人物 用語・情報 断章二 ――オビス・ミュシモンからオビス・キュクロプス、そしてクラウドへ――用語・情報 第三章 ネクター登場人物 用語・情報 第四章 エンクロージャー登場人物 用語・情報 終章用語・情報 登場人物まとめ日本国立感染症研究所 国際協力機構(JICA) 外務省 その他 冥王斑患者群連絡会議 パラオ カナダ フィリピン アメリカ疾病予防管理センター(CDC) インドネシア ニハイ村 地名まとめ タイムライン 小ネタ用語の意味・由来まとめ 章タイトル 7つの勢力 その他 謎・フラグ・リンク あらさがし コメント欄 あらすじ 西暦2015年、西太平洋の島国パラオで謎の疫病が発生。医師の児玉圭吾(こだまけいご)と矢来華奈子(やらいかなこ)は現地へ向かい、患者のひとりである檜沢千茅(あいざわちかや)の命を助ける。 冥王斑(めいおうはん)と名付けられた疫病は、高い致死性や性的誘引性など特異な性質を持っていた。中でも最も残酷なのは、生き残った回復者の体内に感染能力を保ったウイルスが残留し、回復者が半永久的に感染源となる点だった。このため、千茅らは隔離の対象となってしまう。 「合宿所」と呼ばれる施設で社会から隔絶された生活を強いられる回復者たちと関わる中で、圭吾は苦悩を深めていく。 一方、千茅の心も、友人紀ノ川青葉(きのかわあおば)との奇妙な交流や、圭吾への淡い恋心に揺り動かされていた。 そんな中、冥王斑は、世界中で大小さまざまな規模のアウトブレイクを繰り返しつつも、徐々に制圧されていく。 しかし回復者の感染能を抑える手段は未だ見つからず、千茅・ジョプら世界中の冥王斑回復者はコスタリカのココ島に隔離されることとなる。彼ら回復者は、ワクチン製造用の血液の提供により世界を救う一団として、自らを救世群(プラクティス)と名付けた。 救世群(プラクティス)の援助組織として設立されたv{連絡医師団}に参加した圭吾と華奈子は、職務に邁進しながらも、彼らの行く末に一抹の憂いを感じずにはいられないのだった…。 ストーリー 序章 「━━煙霧の霊(ガイマー)がどう思っているのか、気になった。」 突如村を襲った疫病により、故郷ニハイ村の一族全てを失った青年ジョプは、悲しみにくれる暇もないまま、機械的に村人の遺体を片付けていた。 仕上げとして、災厄の元凶と思しき秘伝の獣クトコトを始末した帰り、ジョプは吊り橋で足を踏み外し、川に流されてしまう。彼はやがて海に辿り着き、通りかかった貨物船に救助されるのだった。 これこそ、地球人類を数多の生命がひしめく広大な宇宙へと誘う、永きにわたる因縁の始まりであった…… 用語・情報 ジョプの故郷 ・ジョプはニハイ村出身(p.7) ・あたりには277の谷があり、グネ、ウレス、ゴコといった村がある。(p.7) ・はるか南東には大きな村ワメナがある。(p.7) ・ジョプはニハイ村唯一の冥王斑回復者(p.11) ・ニハイ村の住民は200人以上(p.12) ・ニハイ村の正式な葬儀では、参列者が故人の肉を切り取り、蒸して食べるという風習がある。(p.12) ・ニハイ村の族長は代々クトコトの強力なマナを受けることで、かぐわしい芳香をまとい一族を強固に統率してきたが、今回は発病した(p.14) 冥王斑で死んだニハイ村の村人の遺体は、死後4日たっても腐敗していない(p.12) ミスチフ ・天空の霊。三人称は「彼女」(p.8) ・意地悪で人間をもてあそぶ霊(p.19) 第一章 南海の邂逅 西暦2015年3月16日、パラオのプーロソッル島で発生した謎の伝染病の調査のため、児玉圭吾と矢来華奈子は現地へ飛ぶ。 JICAの弥彦進也、外務省の狭雲と共に現地に到着した圭吾と華奈子は、第一通報者であるフェオドールという少年に出会う。彼らは、島のコテージを拠点として調査活動を開始した。 圭吾らが調査を始めた矢先、プーロソッル島にブラザノ率いるWHOのチームやアメリカの混成チームが続々と到着し、現場は混乱。狭雲の交渉により、日本の調査隊にも一定の権限は残された。だが、狭雲は一早くパラオ本島に戻ってしまう。代わって連絡役を買って出たのは、年若きフェオドール少年であった。 二晩徹夜の甲斐あって、圭吾と華奈子の患者の一人檜沢千茅の容態が好転する。じつは、調査隊の到着以前から回復者の黒人(序章に登場したジョプ)が千茅に付き添っていた。圭吾と華奈子は、彼の存在を受け入れる。 残された資料から疫病(仮称 ディジーズP)の潜伏期間が1週間と判明する。ディジーズPは制圧されたかに見えたが、それは島内に限ったことだった。 ジョプを救助した貨物船はフィリピン・ミンダナオ島に入港。すでに、病魔は世界へと広がり始めていた… 登場人物 児玉圭吾 ・国立感染症研究所付属病院の臨床医師(p.28) ・31歳(p.29) ・身長は171センチメートル(p.29) ・元青年海外協力隊員 ・以前華奈子と付き合っていた(p.29) 矢来華奈子 ・身長は170センチメートル(p.29) ・31歳(p.29) ・切れ長の明るい瞳(p.29) ・唇はふっくらとして蟲惑的(p.29) ・結構顎が大きい(p.29) ・ストレートの長い黒髪(p.27,29) ・元青年海外協力隊員 ・専門は感染制御と疫学調査(p.39) 弥彦伸也 ・JICA(国際協力機構)の職員(p.40) 狭雲 ・外務省の官僚(p.41) ・初老の痩せた男(p.46) フェオドール・フィルマン ・髪は金髪で短い。水色の瞳(p.48) ・モントリオールのハイスクールの学生(p.49) ・狭山に代わり児玉達との連絡役を務める(p.72) ・対話型AIについて学んでいる(p.95) セレスタン・フィルマン ・フェオドールの祖父(p.53) ・背の高い壮健そうな銀髪の老人(p.53) ・相当な富豪であるらしい(p.54)…カナダの大手製薬会社、フィルファーマの共同経営者の一人(p.72) 檜沢千茅 ・栗色の髪をボブカットにしている(p.61) ・17歳の高校生(p.86) 柊武雄 ・華奈子の上司。(p.75) ・伝染病の脅威を防ぐためにはなんでもやると評判の男。政治家としての力で名高い(p.75) 檜沢英継(あいざわひでつぐ) ・千茅の父。40歳(p.86) ・プーロソッル島でディジーズPに感染し、現地で死亡(p.117) 檜沢光穂(あいざわみつほ) ・千茅の母。39歳(p.86) ・プーロソッル島でディジーズPに感染し、現地で死亡(p.117) ジョプ ・背は低いががっしりとした黒人(p.89) ・腕にもふくらはぎにも鉄のような筋肉が盛り上がっている(p.89) ・顔立ちは原始的で荒々しい(p.89) ・額がせり出し、花は低くつぶれ、唇が太い(p.89) ・髪はくしゃくしゃの縮れ毛(p.89) ・ニューギニア島の出身(西イリアン高地人)。(p.110) 用語・情報 謎の疫病 ・致死率は95%を超える(p.100) ・到着したアメリカ海兵隊員がディジーズP(疫病P)と名づけた(p.111) ・発生したプーロソッル島のPと、患者を診ていると勃起してしまうペニスのPを掛けた名前(p.111) ・ウイルス性疾患である(p.112) ・潜伏期間は一週間(p.122) ・回復者の体内に残留するウイルスは感染能を失わず、回復者は保菌者であり続ける(p.127) 第二章 冥王斑 人は自分が「きれい」だと信じる行為しかしないが、「何がきれいか」を確認しないし、他人から確認されることも嫌がる。 偏執的な潔癖症である星川未沙との逢瀬ののち、圭吾はベッドの中でそんなことを考えていた。 翌日、特定患者病棟に移った千茅を華奈子とともに見舞う圭吾。表面上は全快した千茅だが、ウイルスは千茅の体に残ったままであり、彼女の隔離は続いていた。同じく隔離病棟を訪れていた柊の指示で、児玉は柊と共にアメリカの感染症学会へ、華奈子はジョプとともにディジーズPのルーツを探るためニューギニアへ向かうこととなる。 学会の会場で出会ったフェオドールと共にセッションを受ける圭吾。ディジーズP の研究は多少の進展を見せていた。そして圭吾は、学会での柊の言動と、最終日に発表された「ニューヘブン声明」の内容に不穏なものを感じる。 一方、ジョプや弥彦と共にディジーズPの自然宿主を探してニハイ村にたどり着いた華奈子は、ジョプが殺したクトコトの死骸を発見する。ニハイ村を焼き払おうとするインドネシア軍将校ダンカルロンガとジョプの争いに巻き込まれ、弥彦は不運にもウイルスを吸い込んでしまった。 病棟で過ごす千茅のもとには、なぜか仲良くも無い少女紀ノ川青葉がたびたび訪れていた。ある日のやりとりをきっかけに、腹を割った会話を重ねるようになっていく二人。千茅は青葉や圭伍との交流を通じて、自分がこれまで何も知らなかったことに気づいていく。 登場人物 フェオドール ・プーロソッル島での一件以来、感染症にも興味を持つようになった。 柊武雄 ・ニューヘブン宣言の発表にあたって、根回しに尽力したと思われる。 ダンガルロンガ ・インドネシア陸軍の士官。(p.176) ・ブラザノと対立してしまう。 ・半ダース程の兵士を引き連れている。 ・部下とともにニハイ村を焼き払う(p.200) ブラザノ ・第1章にも登場した、WHO西太平洋事務局のメディカル・オフィサーを務める医師。フィリピン人。(p.70,176) ・ダンガルロンガと対立してしまう。 ジョプ ・快適からは程遠い防護服を着ているわりに、普段はおとなしい ・半年の軟禁生活を経てなお肉体はたくましさを保っている (p.190) ・ニハイ村が近づいたことを悟ると防護服を脱ぎ捨てる ・英語を聞き覚え、使い始める(p.191) ・一行の前で雄弁な一人芝居を披露 ・村を焼かれたことに激昂し、槍でダンガルロンガを襲う(p.203) 弥彦進也 ・華奈子に結婚を前提とした付き合いを申し込むが、保留にされてしまう(p.182~183) ・ダンガルロンガに襲い掛かったジョプを制止しようとするが、取っ組み合いになりマスクが外れてしまい、ディジーズPに感染(p.203~204) ・華奈子へのプロポーズを撤回する(p.205) 矢来華奈子 ・ダンガルロンガを襲うジョプを制止 ・プロポーズを撤回した弥彦に対し、感染覚悟で接吻する(p.206) 檜沢千茅 ・以前は、どこか自己中心的で世間を諦観しており、マイノリティを切り捨てるような価値観の持ち主だった ・隔離病棟を訪れる医師にセクハラを受けている(p.212) ・病気によって自分の立場が変化したために、以前の価値観と現状の板挟みになり、自殺を考えるほどに苦悩する ・青葉の訪問によってもたらされた何気ない会話に嬉しさがこみ上げ、号泣 紀ノ川青葉 ・千茅の中学生時代からの知り合い。同じ中学校、高校に通う(p.207-208) ・中学2年生の時に千茅と大喧嘩して以来、疎遠な関係であった(p.208) ・髪はぼさぼさで無造作にパレッタで留めている(p.220) ・可愛くも、りりしくも無い顔だち(p.220) ・友人の見舞いが途絶え始めた夏の始まり以来、二週間に一度千茅の元を訪れている(p.222) ・今の千茅に一人の人間として興味を持ち、好いている 用語・情報 千茅の病室 ・特定患者病棟は、新宿区戸山にある国立感染研究所に併設されている(p.140-141) ・千茅の病室には千羽鶴がある(p.149) ディジーズP ・正式名称は眼縁黒斑性全身性炎症熱となった(p.147) ・回復した患者の呼び名も無症状病原体保持者となった(p.147) ・感染経路は空気感染(p.147) ・感染後に大量に分泌される涙にウイルスが含まれており、これが乾燥し飛沫となったものを吸い込むと感染する(p.147) ・一類感染症にカテゴライズされた(p.148) ・回復後もウィルスが体内に残る(p.148) ・嗅覚の減退が感染のサイン(p.167) ・患者の目の周りに斑紋ができるのは、ウイルスが涙の流下量を増やそうと眼縁に集まって鬱血を起こすから(p.168) ジョプの近況 ・WHOのブラザノ隊にフィリピンに移らされた(p.158) ・日本の華奈子や千茅のことを気にしており、フィリピンのスタッフには非協力的(p.158) 華奈子と弥彦は付き合い始めた ニューへブン声明(p.170~171) ・世界感染症学会で発表されたディジーズPに関する声明 ・開催地であるアメリカ東北部の都市ニューへブンから名づけられる ・宣言内容は以下 ・ディジーズPが人類社会に極めて重大な打撃を与えうること ・ディジーズPの防疫が通常の手順では困難なこと ・専従の人員と予算、および必要な施設を持つ、常設の国家横断的な対策組織の設置が急務であること ジョプの兄グタンとその妻ゴチマは、ある者にそそのかされ何かを食べた。そこから感染が広がっていった(p.195-196) クトコト ・皮革と髭がある(p.199) ・子猫ほどの大きさ(p.199) ・六本足(p.199) 冥王斑 ・ディジーズPの新たな呼び名(p.229) ・英語ではプルート・スポット(Pluto Spot)(p.230) ・名称変更の理由は以下(p.230) ・ディジーズPのPがプルトニウムを連想させ好ましくないため ・アクランド医師の残した言葉から(p.113) ・患者は未知の成分を含むフェロモンを出す。(p.230) ・このフェロモンは他の人間を誘引し、生殖行動を誘発する(p.230) 断章二 ――オビス・ミュシモンからオビス・キュクロプス、そしてクラウドへ―― 第四準位活動体として地球の羊に展開されたノルルスカインは、その後もしばらく羊とともにあった。 被展開したのはムフロン種(オビス・ミュシモン)の羊であった。ノルルスカインの働きかけにより人間と共存しやすくなった群れは、その後オビス・キュクロプスと呼ばれるようになり、数を増やしていった。 やがて人類が一連の生物のゲノム解析を行うようになり、オビス・キュクロプスのDNAデータも解析され、ネットワーク上のサーバに保管される。 その後フェオドールがAIであるフェオドールダッシュでこのDNAデータをロードした際にノルルスカインもロードされる。 これにより第三準位活動体となったノルルスカインはフェオドール・ダッシュを乗っ取り、さらに地球のネットワーク全体へと広がっていく。 用語・情報 ノルルスカインがダダーと名乗るきっかけ ・植民地時代のオーストラリアにいた偽薬売り(ダダー)が、羊(オビス・キュクロプス)を獣姦していたことが、自分自身の繁殖方法に似ていたため。(p.237) 第四準位活動体 ・外部のことを知ることもできなければ、それを見聞して記録することもできない状態(p.234) ・不自由な第四準位活動体でも宿主を操作する程度のことはできる(p.234-235) 第三章 ネクター ディジーズPは冥王斑と名付けられ、世界的に対策が進みはじめた。日本でも回復者の増加に対応するため、全国に6箇所の隔離施設が用意される。千茅やジョプも、秩父の施設へ収容された。 冥王斑ウイルスに対するワクチンの精製には冥王斑回復者の血液が必要であった。不本意ながら千茅たちに向けて献血を依頼する圭吾。 板ばさみとなった圭吾の気持ちを考え、千茅は積極的に献血に参加することを合宿所の面々の前で伝える。 一方、京都大学霊長類研究所ではクトコトの解剖調査が進んでいた。大学の研究員から、宇宙から来た生物である可能性があると聞くフェオドール。 千茅のもとには、大学生になっても変わらず青葉が通ってきていた。そして、だんだんと圭吾の飾らない人柄に惹かれていく千茅。 この頃、患者の取り扱いの向上を目指す世界冥王斑患者群連絡会議(Pluto spot Practice Liaison=PPL)が設立される。日本支部にあたるJPPLの支部長には第1号回復者である千茅が就任した。 登場人物 曽根 ・合宿所メンバーの一人。 ・マンションやオフィスビルを経営していた。67歳(p.281) ・和歌山県に山を一つ持っている(p.302) 千茅 ・高校を中退した。18歳(p.281) ジョプ ・まだ言葉があまり通じない。 ・真面目そうでいながら独特のユーモアのセンスを持つ(p.281、284) 瀬戸口 ・合宿所メンバーの一人。 ・刺繍が得意な中年夫人(p.280)。 ・心配性でおしゃべり(p.281) ・元主婦(p.302) ・三珠の子供を宿すが、ストレスが元で死産(p.303、305) 三珠 ・合宿所メンバーの一人。 ・鉄工所をやっていた(p.302) ・瀬戸口と結婚する(p.303) 永淵 ・合宿所メンバーの一人。 ・幼い子供を病気で亡くした(p.304) 用語・情報 冥王斑回復者むけの隔離施設は合宿所と呼ばれる(p.246) IgP ・冥王斑回復者の血液から見つかった新しいタイプの免疫グロブリン(p.249) ・感染者の体内で生産され、これが患者を回復に持っていく(p.249) ・プルートスポットからIgPと名づけられる(p.249) クトコト ・ニハイ村で華奈子が見つけたクトコトの死体は、その後各国の研究機関へ送られた(p.268) ・日本の京都大学霊長類研究所にも標本が一体ある(p.268) ・前方双眼で5本指に扁爪がある(p.269) ・薄茶色の毛皮(p.269) ・前足と後ろ足の間、腹の左右に一対の四肢がある(p.269) 他の四本と異なりほぼ真横に伸びている。 ・鼻の先にゴリゴリとした木の実のような塊がある(p.270) これはワニなどの水生生物にも見られる外鼻弁。 ・被子を分泌するための腺が全くない(p.270) ・耳が小さいわりに耳骨が異様に発達している(p.270) ・尾が扁平して左右に動く仕組み(p.270) ・卵生で卵はピンポン玉くらいの黒い球体(p.270) ・卵の殻はカーボン繊維で、ハンマーで叩いても割れない(p.271) ・卵の中は直径の半分ほどの分厚い断熱材に詰まっている(p.271) ・幼生が殻から出るには、千度以上の高熱で殻を焼尽してもらわないと出られない(p.271) ・クトコトは人間の遺伝子を多く含んでおり、特に免疫に関する遺伝子が人間のそれと大変よく一致している(p.273) 冥王斑ウイルス ・ニハイ族とクトコトの間で感染サイクルを形成し続け、最近になって強毒化した(p.274) IgP用の供血 ・血漿成分のみの供血(p.278) ・残り(血球を主とする成分)は体内に戻す(p.278) PPL(p.285) ・プルートスポット・プラクティス・リエゾン(冥王斑患者群連絡会議)の略。 ・合宿所にきた千茅が始めた活動。 ・インターネットのSNSを使い、日本全国の患者を結んだ ・隔離患者の生活や病気の研究の進展など、情報共有を進めている ・海外でも似たような組織ができており、それらとも連携し始めた 冥王斑ワクチン ・IgPとアジュバントという免疫増強剤を組み合わせたワクチン(p.290) ・感染初期に摂取すると助かる場合がある(p.290) JPPL ・13カ国4600名の回復者からなる世界冥王斑患者群連絡会議が設立された(p.299) ・国によって大きく異なる患者群の取り扱いの、向上を目指した活動(p.299) ・千茅が始めたPPLは同会議の日本支部(JPPL)となり、千茅が支部長となった(p.299) 冥王斑と妊娠 ・妊婦が冥王斑に感染した場合、これまで全例が死産であった(p.303) ・冥王斑回復者同士の子供からも名王斑ウィルスとIgP成分が見つかった(p.305) 千茅をめぐる各々の情動 ・圭吾は千茅を慈愛と抑制を込めて見る。 ・掛井は冗談めかしつつ時に真剣に見る(p.306) ・ジョプは千茅のために苦しみたいと思い、千茅は圭吾のために苦痛を受けたいと望んだ(p.307-308) 第四章 エンクロージャー 世界中で冥王斑が猛威を振るう中、ついに東京でもアウトブレイクが発生してしまう。治療に忙殺される圭吾。 青葉から結婚することを聞いた千茅は、青葉のためを思って彼女との決別を決意する。今やたった一人の親友となった青葉を、心にもない暴言で突き放す千茅。だが、青葉はそんな千茅の胸中を見抜いていた。優しい言葉を残して千茅のもとを去る青葉。残された千茅は、ジョプに見守られながら激しく嗚咽した。 そんな中、突如合宿所で火災が発生する。看護士の掛井に助けられ脱出した千茅だが、ずっと千茅に向けて歪んだ恋慕を募らせていた掛井から性的暴行を受けてしまう。深い絶望に身を堕とした千茅は、ジョプと共に掛井を脅迫し、車で合宿所を脱走する。 世界中で続くアウトブレイク。増え続ける回復者の処遇を安定させるため、ニューへブン声明に従い、ついに世界中の冥王斑回復者はコスタリカが提供したココ島に集められることとなる。 そうした世情をよそに、千茅とジョプは逃走を続け、和歌山県の山中に潜伏していた。圭吾はわずかな情報を頼りに、密かに二人のもとを訪れる。しかし、それを追跡していた柊の手勢が、二人の身柄を確保。圭吾の思いとは裏腹に、二人はココ島へと強制送還されてしまう。 ココ島に降り立った千茅とジョプ。千茅たちは、そこで出会ったメキシコ人のクルメーロら各国の冥王斑回復者と共に、いつの日か自分たちを排斥した世間を見返すため、苛酷な暮らしの中で虎視眈々と牙を研ぎながら生き抜く決意を固めるのだった。 登場人物 クルメーロ ・紅茶色の長い癖毛(p.419) ・やつれた感じがどこか圭吾に似ている(p.419) ・無遠慮だが不快ではない眼差し(p.424) ・おそろしく訛った、何とかわかる程度の英語を話す(p.424) ・メキシコ・シティーにいたころはひとかどの人物だった(p.426) 用語・情報 冥王斑ウィルス ・アウトブレイクするたびに新たな亜種が発生する(p.385) ・どの亜種もIgPに対する抗原性をもつため、IgPワクチンはの有効性は保たれた(p.385) ココ島 ・別名リゾートC(p.417) ・感染者をココ島に追いやる動きには圭吾も加わった(p.388) ・26カ国1万4千人の回復者がいる(p.421) ・コスタリカの担当官庁が不正を働いているため、まともな監督機関も医療施設もない(p.421) ・食料は量こそ足りているものの、分配がずさんで国別の仕分けもろくに行われていない(p.421) ・住まいや洗濯場などの場所取りはほとんど弱肉強食(p.421) ・日本人キャンプのあたりではメキシコの患者群が数にものを言わせて圧迫している(p.421) メキシコにはPPLがない(p.424) 終章 飛行機で移動中の圭吾と華奈子。 フェオドール・ダッシュから華奈子に一通のメールが届く。 その内容は、オリジナルのフェオドールが冥王斑にかかり死亡したことを伝えるもので、リゾートCでの千茅たちの近況連絡でもあった。 以後、フェオドール・ダッシュは華奈子と行動を共にすることとなる。 「圭ちゃん、実はフェオがね」 用語・情報 フェオドールのビデオレター ・冥王斑は地球外の何者かが仕掛けた大掛りな"いたずら"であると、フェオドール・ダッシュは華奈子とその他数人に伝えた(p.433) リエゾン・ドクター ・日本特定患者群連絡医師団のこと(p.437) ・最後の『連絡医師団』の部分を呼称に使っている。 ・冥王斑対策委員会の下部機関として日本政府が設立した(p.437) ・リゾートCに住む日本人冥王斑回復者の状況の把握や改善に努めることが役目(p.437) ・華奈子と圭吾もリエゾン・ドクターとなる(p.437、446) 救世群(プラクティス) ・リゾートCの冥王斑回復者が自分達のことを自称した(p.438) ・もともと『患者群』を意味する英単語practiceだが、これに別の意味『救世群』をもたせた(p.438) ・由来はIgPワクチンで世界を救う人の集まりであること(p.438) ・評議会をつくり千茅が元首となった(p.438) 登場人物まとめ 日本 国立感染症研究所 児玉圭伍 矢来華奈子 柊武雄 掛井 国際協力機構(JICA) 弥彦進也 外務省 狭雲 その他 星川未沙 檜沢英継 檜沢光穂 紀ノ川青葉 紀ノ川幹子 冥王斑患者群連絡会議 檜沢千茅 ジョプ 三珠 瀬戸口 曽根 永渕 クルメーロ パラオ ムサウ ランゲス カナダ フェオドール・フィルマン セレスタン・フィルマン フィリピン ブラザノ アメリカ疾病予防管理センター(CDC) エバンス アクランド インドネシア ダンカルロンガ ニハイ村 グタン ゴチマ 地名まとめ ニハイ村 エクチコラ山 プーロソッル島 ココ島 タイムライン 日 付 で き ご と 2015/03/16 華奈子が圭吾を呼び出す 2015/03/17 プーロッソル島に到着 フェオドールと会う 千茅を見つける WHO到着 米CDC到着 2015/03/18 千茅解熱 2015/03/19 フェオと会話 アクランド医師誤穿刺 2015/03/21 千茅覚醒 医師の日記発見 2015/夏 特定患者病棟に千茅を見舞う ニューへブンで臨時総会 ニューへブン声明発表 2015/秋 エクチコラ山でクトコトの死骸発見 ニハイ村焼却 弥彦感染、死亡 青葉来院 2016/春 秩父合宿所で花見 フェオドールデート 京都大学霊長類研究所訪問 PPL開始 2016/夏 千茅嫉妬 2016/秋 世界冥王斑患者群連絡会議設立 千茅JPPL支部長 2017/01/ 瀬戸口妊娠 2017/02/ 瀬戸口流産 2017/春 東京アウトブレイク フェオドール合体 2017/05/ 青葉暴露 2017/06/ 千茅告別 告白 火事 脱走 2018/02/ JPPL、ココ島へ移動 2018/春 千茅保護 千茅、ココ島へ到着 クルメーロと出会う フェオドールオリジン死亡 小ネタ 用語の意味・由来まとめ ミスチフ ・英語でいたずらっ子という意味。"mischief"。 章タイトル ○3章タイトル「ネクター」 ・果実飲料。不○家のがおいしいやつ。 ・ギリシャ神話にでてくる神々の飲み物。飲むと不老不死になれるという。 →ここでは後者が隠喩として使われており、冥王斑ワクチンないしその原料となる冥王斑回復者の血液を指しているのではないか。 ○4章「エンクロージャー」 ・英単語"enclosure"から。「囲いをする」という語義の通り、冥王斑患者の隔離を指すものと思われる。 ・対義語"disclosure"が「開示/暴露」と訳されるように、「秘匿する/外に出さない」といったニュアンスも含む。 ・転じて、16世紀、18世紀にイギリスで行われた囲い込み運動のことも指す。※領主層が利権確保のため、従来開放耕地制度(個人の農地を厳密に設けず、耕圃単位で共同耕作を行う制度)の下にあった土地を私有地化し、一部の農民を追い出した。 →ここでは、冥王斑回復者を社会から隔離すること、その上でワクチン製造への協力を強いることに対して暗喩的に用いられている? 7つの勢力 その他 ニューギニア高地人の人肉食 ・かつては実際に弔いの儀式として死者の人肉を食べる習慣があった。1950年代にオーストラリア政府に禁止されたため、現在では行われていない。 ココ島 ・終盤で冥王斑回復者たちが収容される島。コスタリカ本土から南西500km、太平洋上に浮かぶ孤島である。 ・ココ島は現在ココス・アイランド国立公園として国立公園に指定されており、1997年には世界自然遺産にも登録されている。鬱蒼とした熱帯雨林にすっぽりと覆われたこの無人島は、面積46.6㎢(練馬区とほぼ同じ)、年間降水量7,000mm(東京都の約5倍)にも達し、『ジュラシック・パーク』の舞台であるイスラ・ソルナ島及びイスラ・ヌブラル島のモデルとして有名である。こんなところに碌な設備もなくぶち込まれた日には…… 終章で、フェオドールは「冥王斑は、地球外の何者かが仕掛けた大掛りな"いたずら"」であると発言 ・このビデオレターは、華奈子を含むフェオドールの各国の知己に当てて一斉送信されたもの。英語と見てまず間違いない。 ・「いたずら」は英語で"mischief"であり、図らずも、フェオドールが冥王斑の元凶であるミスチフの名を言い当てていたことになる。 謎・フラグ・リンク ※後の展開の内容を含みます。ネタバレ注意!! フェオドール・ダッシュのアバターが「タイヤを何段も積み重ねたような奇妙な形の、岩石のゴーレム」である(p.94) + ... →Ⅲ巻以降登場するロボット「フェオドール」のデザインの由来。 華奈子があげた水のペットボトルを、水がなくなった後もジョプは大事にしている(p.109) + ... →のちに、《救世群》の始祖言行録で語られる「水の給い手カナコ」の由来。華奈子自身の存在が伝承として残っているだけでなく、水を酌む道具の名として《救世群》の文化に根付いていくこととなる。 あらさがし コスタリカ共和国のココ島の位置 ・コスタリカ本土から南東500キロのところにあると記載されている(p.386)が、南東ではなく南西。 コメント欄 名前 コメント
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#blognavi 昨年グッピーを飼い始めた時に一緒に 購入した水草が全滅したのでしばらく あきらめていた水草でしたが購入しました。 今回購入したのは、 タイストリクタ ウォーターバコタ ウォーターカーナミン です。 カテゴリ [熱帯魚日記] - trackback- 2006年05月06日 23 43 45 #blognavi
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(2006年04月15日) 外部フィルター
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アーシル フワール リーン ルカ プルコ レア度 ☆4~7 カードタイプ バランスタイプ・単体 スキル能力 自属性のチャンスぷよを生成し、さらに苦手属性のぷよを全て自属性に変える Lスキル能力 バランスタイプの攻撃力と回復力n倍 コスト量 14,20,28,40 変身合成 ☆4→☆5:ぷよアイス☆3、☆4、☆4、☆5、☆5☆5→☆6:ぷよアイス☆4、☆5、☆5、☆6、☆6☆6→☆7:へんしんボードにて 解説 アーシル・フワール・リーンは、収集イベント「常夏のバカンス祭り」の特攻カードとして2015/1/13から登場。 ルカ・プルコはギルドイベント「第3回神殿ラッシュ!」の特攻カードとして2015/1/19から登場。 登場当時、このシリーズの☆6は通常の魔導石ガチャからは出現せず、☆5→☆6のへんしん合成もできないという特殊なカードだった。 (☆4~☆5は通常の魔導石ガチャから出現し、☆4→☆5へのへんしん合成は可能だった。) その後、201503/16からは他のカードと同様に☆5→☆6のへんしんも可能となった。 2017/12/20に☆7が実装されたが、カードの絵は☆6と変わらない。 2019/6/6に☆7絵が差し替えられた。 + 以前の☆7絵 アーシル フワール リーン ルカ プルコ ぷよ消し数45でスキル発動する、初めてのカードでもある。 ステータス ステータス 体力 攻撃 回復 アーシル 4764 2168 1088 フワール 4696 2146 1123 リーン 4831 2124 1105 ルカ 4764 2124 1123 プルコ 4696 2168 1105 (上記のステータス値は、☆7のLv120時のもの) ☆6 Lv99で体力3176(±45)/攻撃1480(±15)/回復819(±13)。 他のバランスタイプ☆6のカードと比較すると回復の値は高め。体力と攻撃は決して高い値ではない。 スキル 自属性のぷよをn個チャンスぷよに変換し、さらに苦手属性のぷよを全て自属性に変換する。 ☆4では1個、☆5では2個、☆6では3個、☆7では4個。 ぷよ消し数は☆6までが45個、☆7では40個になる。 さかな・チコ系と「フラワーガールズ」の複合スキルである。 計80個で発動していたスキルが、45個消すだけで同時に発動できる、と書くと一見魅力的。 しかし、この二つのスキルはあまり相性がよくなく、せっかく何個も生成したチャンスぷよが、次の瞬間には色変換スキルによって全て同時に消えてしまい「大連鎖チャンス1回」になってしまう可能性も十分ありうる。 使い方としては、フラワーガールズと同じ。場合によってはフィールドを有利に整地したり、ほぼ初代に似たスキルになるかの二択となる。 当然、スキルの単発の威力でいえば初代の方が高くなる。 またこのスキルで発生した色ぷよ、またこのスキルで消したチャンスぷよはスキルカウントの適応外になるので、扱いとしては不便な点が目立つ。 スキル火力では初代に、スキルチャージでは漁師に負けているスキルと言える。 さらに、のちに登場したおとぎ話シリーズは、ぷよ消し数とチャンスぷよ生成タイミングの両方の問題を解消したスキルを持つ。しかもガチャ出現率も同程度。 ☆7でぷよ消し数が40個になって、他の40個スキルと同時に発動しやすくはなるが、これでやっとスタートラインに立てるかもしれない、という程度にとどまる。 ステータスの器用貧乏さもあいまって、☆7にする労力にあまり見合うものではない。 リーダースキル バランスタイプの攻撃力と回復力を、☆4で1.2倍、☆5で1.5倍、☆6で1.8倍、☆7で2.5倍に強化する。 タイプ対象で2箇所が上がる点は「エジプト神話」のリーダースキルと似ている(あちらはバランスタイプの体力と回復力が☆5で1.5倍)。 簡単なクエストでは、ダメージを回復力で相殺しつつ攻撃力で押して、安定性と速効性を両立できる。 一方で、体力は上がらないので即死級ダメージが飛び交うような上位クエストでは効果が薄く、攻撃倍率も高いとはいえ魔導シリーズ等の攻撃系の本家には流石に及ばない。 格下には強く格上には弱いタイプのリーダースキルだと言えるだろう。 スキルとの兼ね合いも考えると、単色かつバランスタイプで揃えるのが良いが、両方に当てはまるカードだとラインナップが厳しいので、あまりこだわりすぎないのも手。 ボス!?シリーズがリーダーのデッキとのサポート相性は抜群。(攻撃力のWアップと万一のダメージに対する回復力を同時に得られる為) ただし、自分が熱帯人魚シリーズの際はボス!?シリーズをサポートにするのがいいが、こちらがボス!?の場合はわざわざ優先して熱帯人魚を選択するよりもリーダー&サポート共にボス!?シリーズの方がいい場合が多い。 また、安定した攻撃力を求めるならば、素直に童話シリーズを使ったほうが安定するだろう。 コンビネーション 全員が「ガールズ」「スイマー」のコンビネーションを所有。ルカのみ「めがね」も乗る。 基本は手数の多い「ガールズ」の方が組みやすい。 同じバランスタイプで「スイマー」を持つ魚シリーズとの相性はスキル面から見ると低い。あまり過剰にチャンスぷよを消しても連鎖のタネが伸びないので無駄になるからである。 評価 ある程度汎用性があるものの、他のカードで代用できるレベルなので必須級ではない。 先述通り、スキルはフラワーガールズの実質ほぼ上位互換だが、最終的には初代に越され、おとぎ話シリーズの下位互換でもある。 同じく、Lスキルも弱くはないものの、最終的に半端な火力より童話シリーズなどの方が良い、という結論になりやすい。 とは言えども、カードプールが充実してない層には貴重なアタッカー枠にもなれ、 デイリーミッションでぷよ消し数を増やすにあたっては起用候補となるので、戦力として使える程度には育てておこう。特に色を問わない「たくさんぷよを消そう」では盤面次第でスキル使用時のカウント対象となるぷよ消し数が初代を上回ることができる。 このシリーズを育てるよりは、チャンスぷよを生成でき、スキル上げも容易でかつステータスも上、リーダースキルも有用な さかなシリーズを育てた方が良いというのが現状である。 そねDが気に入っていたのか、2016~2017年前半にかけてぷよフェスなどのガチャのピックアップとして頻繁に選出されていたが、 ピックアップされるに見合わない性能としてあまり評判はよくなかった。 そねDが退任してからはピックアップされなくなり、のちに☆7が実装されたものの、当初は新規のカードイラストが用意されないという扱いとなってしまっていた。 このような扱いとなっているのは、いずれもあまり攻略に使用されないシリーズであり、 現在の運営としては、以前と違ってあまり重要なカードとは考えていないことが見て取れる。 各カード解説 アーシル フワール リーン ルカ プルコ
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#blognavi 先日生まれた稚魚達は元気に泳いで いますが、1匹☆になってしまいました。 カテゴリ [熱帯魚日記] - trackback- 2006年05月07日 23 49 39 #blognavi
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連邦 / The Earth Federation 連邦 / The Earth Federation 【総司令官】 【総司令官代理】 【構成員】幹部 その他仕官 【四天王】 【版権フリー】 【一般兵】 【組織の概要・沿革】【軍事】【連邦宇宙軍(E.F.S.F.=Earth Federation Space Force)】 【連邦空軍(E.F.A.F=Earth Federation Air Force)】 【連邦海軍(E.F.N=Earth Federation Navy)】 【連邦陸軍(E.F.G.F=Earth Federation Ground Force)】 【外交】【これまでの外交関係】 【現在の外交ドクトリン】 【主だった拠点】 【連邦軍の近況】 【主だった部隊】ロンドベル スモー隊 ジム隊 HM隊 可変戦闘機隊 SRT(Special Response Team 特別対応班) ECOAS 【兵器紹介】【艦船】 【機動兵器他】 キャラクター考察【代表考察:キング・ブラッドレイ】 【キャラ考察:ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ】 【キャラ考察:間桐慎二~ダークナイト(DK)~】 【キャラ考察:小此木と山狗部隊】 【総司令官】 リインフォースⅡ[生身] 【総司令官代理】 キング・ブラッドレイ(大総統)【MIA】 ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ【MIA】 【構成員】 幹部 テレサ・テスタロッサ(環太平洋総司令官) 殺生丸(艦長) その他仕官 リ・ガズィ ロイ・フォッカー[VF-0S(ヴァルキリー)] ロアビィ・ロイ[ガンダムレオパルド] 速瀬水月[戦術機:武御雷(UNブルー)] ヒリング・ケア[ヴェルデバスター] バージル[生身] アイリス[生身] ビビ[生身] 【四天王】 主に版権フリーの一般兵や半名有りに与えられる名誉的な称号 最前線で戦うエースが多く、授与と同時に二つ名が進呈される 番付 名前 二つ名 筆頭 ヌーベル・ディザード 真紅の薔薇(クリムゾンローズ) 次席 (ジムスナイパーカスタム戦死につき空位) 三席 アムロ キングオブハート 見習い(ピリヨの戦死につき現在空位) 【版権フリー】 ブライト・ノア ホワイトベースクルー アルビオンクルー 【一般兵】 連邦士官 連邦系モビルスーツ(MS)部隊 (母体としている作品系統が木星帝国と類似しているため、一般兵の識別の利便性などの観点から木星帝国との協議を行い、ジム系統に代表される宇宙世紀ガンダムシリーズの連邦軍の量産機を主戦力としている。ガンダムなどのワンオフ機体は一般兵としては使われてはいない。又、ガンダムSEEDシリーズの連合系列の機体は、木星帝国で運用されている) ジム系列のMS ∀ガンダム登場のMS ヘヴィーメタル(HM) アーブ艦艇 バルキリー部隊 デストロイド部隊 戦術機部隊 【組織の概要・沿革】 地球圏全域を支配する巨大な統治機構、それが地球連邦である。 議長スレ世界における地球連邦政府、並びに地球連邦軍は宇宙世紀ガンダムシリーズにおける地球連邦とSEEDシリーズの地球連合という二つの組織の性質を併せ持った組織であると言える。 議長スレには現在の総司令官であるヨハン・レビル将軍が比較的早い時期から参戦している。 かつて連邦軍は穏健派のレビルとタカ派の沖田十三という二大派閥に分裂しており、沖田派の独断によって第一次オーブ侵攻戦を真っ先に開始した経緯がある。 沖田はオーブ戦の後、自らの座乗艦ヤマトでレビル艦隊へ特攻しようと目論んだが失敗。 ガンバスターに姿を変えて破壊の限りを尽くすも、後方支援者の一撃を受け昇天した。 沖田の死後、連邦はレビルの権力掌握により組織のカラーを大幅に刷新する事となる。 現在の木星帝国の前身であるジュピトリスは、議長軍離脱後しばらくは連邦と緊密な関係にあったが、艦長パプテマス・シロッコの謀略により同盟は破棄。連邦が保有していた豊富なMSや艦船、世界各地に展開していた基地もそのほとんどが木帝に接収された。連邦軍のシンボル的存在だったガンダムタイプMSの量産・配備などが代表的な例であろう。 これらの影響を受け、地球連邦軍はかつての大組織然としたスタイルからレビル将軍を筆頭とする少数の精鋭を以って戦局を左右させる小規模組織へとその活動をシフトさせて行った。 第60話「裏切りと謀略と無謀の行き着く先」にて銀河帝国と同盟を締結。レビル将軍とキャスター前宰相とは個人的な親交も存在する模様である。ただし、この同盟には「地球を宇宙人に売った」とのナショナリズム的立場からの非難もあり、連邦の権威を広める上での障害となっていることは否めない。さらにキャスター前宰相が銀帝の公職を退いて騎士団に去り、レビル将軍が不在がちになる一方、前線では両国将兵間での確執も目立つようになり、一度は最後の大隊の外交工作によって解消に至った。ただ、同盟破棄が首脳不在で決された他、連邦軍のエルラン将軍と銀帝軍のターキン提督の努力でキャリフォルニアベースの共同運営体制が維持されるなど友好関係は継続され、グランショッカーによるジャブロー攻勢直前には同盟条約は再締結されている。 対オーバーテクノロジー戦力においては、同じ地球圏の権力機構である国際連合を遥かに凌駕している(ただし国連は勇者新党を除く)が、広過ぎる版図とそれに比例した絶対的権威の未確立が災いして、木星帝国の独立以降、特に300スレ台に入ってジャブローのあるブラジルを初めとした領土・重要拠点の喪失が相次ぎ、現在は領土の再編と軍備の再編成が進行中である。しかし領土縮小の影響で諸資源の確保難が常にアキレス腱となっているようである。 【軍事】 地球連邦軍は大きく分けて次の軍種から成り立っている。 大気圏外の全領域を担当する連邦宇宙軍、大気圏内の空中を管轄とする連邦空軍、同じく海上を管轄とする連邦海軍、同じく陸上を管轄とする連邦陸軍の四軍である。各軍は地球連合時代からそれぞれの管轄区域に基づく独自の戦力体系を構築しており、それは連邦軍全体としての戦力にも反映されている。 しかし戦闘中は司令部の下で統合的に運用されるため、各軍の独自色が発揮される事は少ない。 【連邦宇宙軍(E.F.S.F.=Earth Federation Space Force)】 地球連邦軍の中核を成す軍集団、それが連邦宇宙軍である。 その管轄は宇宙空間から惑星地表まで大気圏外のありとあらゆる領域に及び、四軍の中でも最大の戦力と兵科数を誇っている。 宇宙軍はかつての地球統合軍・地球連合軍時代から地球圏を守る盾としての任に当たってきた。もともと大艦巨砲主義を掲げていた事もあり、マクロス級を始めとする宇宙戦艦が戦力のかなりの割合を占めているのが特徴である。最盛期には31隻のマクロス級戦艦と大小の宇宙艦艇、数万機規模の機動兵器群を保有し、まさしく無敵艦隊と呼ぶべき威容を誇っていた。 しかし、地球圏における連邦の衰退と共にその規模は急激に縮小。 宇宙軍のシンボル的存在だったマクロス級は全て戦没し、今や艦隊にたった一隻の戦艦しか在籍していないなど悲惨な状況が際立っている。現在マクロス級を1/4サイズに縮小したマクロス・クォーター級が就役しつつあり、今後はマクロス・クォーターを中心に戦力の再編が進められるものと推測される。 現時点での暫定旗艦は宇宙戦艦アンドロメダである。 【連邦空軍(E.F.A.F=Earth Federation Air Force)】 主に大気圏内における航空作戦を統括する軍。 TINコッドやコアブースターなど通常の航空機からバルキリーのような可変戦闘機に至るまで、大気圏内で運用可能な多種多様な航空戦力を保有している。 一方でMSは基地の保安用にジム系統の量産機が若干配備されるに留まっており、恐らく地球連邦軍の全軍の中でも最もMSの配備数が少ない軍であると推測される。これは連邦軍においては木星帝国や議長軍では一般的なMSに大気圏内での飛行能力を持たせるという概念があまり根付いておらず、空中戦に特化したMSの絶対数が少ない為である。 (宇宙軍のスモーのように高出力ジェネレーターの搭載によって大気圏内での飛行能力を獲得した機体は存在するが) 【連邦海軍(E.F.N=Earth Federation Navy)】 主に大気圏内の海洋・水域での作戦行動を統括する軍組織。 プロメテウス級空母、ダイダロス級強襲揚陸艦、ヒマラヤ級空母、その他水上艦艇が在籍。更に艦載機として各種バルキリー、ドン・エスカルゴ、フライマンタなど多数の航空機を有する。また、そもそも連邦軍では水中用MSというジャンルそのものが殆ど発達していないため少数ではあるが、水中用ガンダム、アクアジムといった水陸両用MSも配備されている。 連邦軍の中では比較的地味な軍だが、現在の地球圏で正規の空母機動艦隊を保有する軍は最後の大隊を除けば連邦海軍のみである。なお、宇宙軍の深刻な戦力不足からプロメテウス級空母は全て宇宙用に改修され、宇宙空母として運用されているという報告もある。 【連邦陸軍(E.F.G.F=Earth Federation Ground Force)】 【外交】 【これまでの外交関係】 数度のオーブ戦役やジュピトリス離反と木星帝国の成立に伴い、従来の超大国としての物量を武器にした戦略などが改められヨハン・レビル将軍を中心とした少数精鋭の部隊を用いての活動に路線を変更した。その間に、組織としての建て直しと再編を進め、ロムスカ・"ムスカ"・ラピュタ、DK(ダークナイト)こと間桐慎二、オルドナ・ポセイダル(オージ)といった次世代を担う人材を獲得しながら、同盟を結んだ銀河帝国との集団安全保障政策を推し進め再起を図っていた。 連邦軍が本格的に再編を完了し、再び主要な軍事勢力となる転機は月面の支配を巡って対立したスフィア戦争(第191話「燃える月面」からガンエデン事件、第二次日本戦争をはさんだ、第240話「月の残光~はじめてのほすとくらぶ~」まで)である。この一連の紛争を通じ、組織としての地盤を固め、ムスカ大佐を中心とした統合参謀本部主導の元「功利主義」と「国益重視路線」を掲げ各地での諸紛争に再編を完了させた部隊を大量に投入し戦果を上げていった。同時に第二次日本戦争後合流したキング・ブラッドレイ大総統主導で、銀帝との軍事同盟に変わる新たな外交政策を模索し、最後の大隊との同盟締結に至る。同時期、世界の世論動向で話題に上り危惧されていた外宇宙の脅威への対応などを巡り銀帝と意見対立が激化し、また大隊の外交工作もあり同盟は破談。第275話「三角同盟成立」において騎士団、木帝、銀帝の3者による一大集団軍事勢力の誕生を許してしまう。その後、戦争観の不一致もあり「第279話 勇気と信念の凱旋-後編・マクロス、オーブに散る-」 の際に大隊との同盟は解消され、軍事同盟条約を中心とした集団安全保障路線は一旦頓挫する。 この結果連邦は孤立化を深め、第349話「地に墜ちる旗~ジャブロー陥落~」にて難攻不落とされたジャブロー基地がグランショッカーに攻略され、基地放棄とブラジルの支配権喪失に追い込まれる事態となる。これに対して銀帝との同盟を再締結を行い、勇者新党やラクシズなどかつての敵対組織との関係改善を図るなど孤立化の状況を打破する試みがなされたが、現状(第493話終了時点)はさらにラサやエルサレムなどの拠点を失うなど、政治面では苦しい状況が続いている。 【現在の外交ドクトリン】 「功利主義」と「国益重視路線」はムスカ大佐が中佐に格下げされ大総統が代行となった現在でもその特徴を見ることはできる。常に連邦政府の国益を重視した外交政策が行われ活動している。またムスカコンビニを中心とした経済支配も進めるなど、商業の方にも力を入れている。その姿は中世のイタリアの交易都市ヴェネツィアに類似しているといえるだろう。 次に銀河帝国を軸とした同盟関係を構築し集団安全保障政策を実施している。議長軍、ラクシズ、最後の大隊、勇者新党など主要な敵対勢力と臨機応変に中期的な作戦展開を元にして協力関係を構築している。だが、その政策は常に歴史上敵対関係にある木星帝国に対し緊張関係を与え、大隊との協力時には三角同盟、新党とラクシズとの友好期間内ではグランショッカーとの同盟が締結され、議長軍との友好期間内においては、モルドール、GS、ミケーネとの四者による集団軍事勢力が誕生するなどしている。その為常に世界状況を配慮しながら慎重な外交が展開されている。 連邦と木帝の属するそれぞれの集団軍事勢力の対立と均衡状態は、常に世界の不安要素であり他の勢力に対して緊張状態を強いるなど常に一触即発の大戦争の危険を孕んでいる。この状況は、ドイツ帝国の宰相ビスマルクによって行われた軍事的緊張と勢力の均衡を軸とした外交政策と類似している。孤立化と回りに強大な軍事勢力が存在しその均衡と対立を煽りながら中堅組織となった連邦は行動しているが、その緊張関係による対立の発生のジレンマが連邦軍の行動の障害として立ちふさがっている。 オペレーション・ノアの挫折(第411話「熱き怒りの嵐を抱いて~OPERATION NOAH 【後編】~ 」)から一時期軍事行動を縮小化し、オペレーション・ノアによって失った戦力を再建。現在(493話終了時点)では再び行動を開始しているが、動物帝国の巨大化と国際連合の軍備拡張や、組織の枠を超えた広域な活動への対処などソフトとパワー両面での新しい状況に対応した行動を模索している段階とそれに対応する組織の再編が練られている。中東アザディスタン王国への干渉や、軍部と貴族の対立に端を発した木帝の内乱に乗じた木星の主要惑星「エウロパ」の無血制圧はその一端であろう(ただし前者は、やはりアザディスタンに経済利権を求めるラクシズとの間に微妙な緊張を起こし、国内の根強い抵抗もあって最終的には頓挫する)。 地球上領土の縮小で、地球における政治的権威こそ往年に比べ下がったものの、現在も連邦の軍事力は月と領有コロニーを中心に健在で、その外交政策と軍事行動で太陽系のパワーバランスを担う姿勢は維持され、今後の太陽系情勢を揺るがす存在といえるだろう。 【主だった拠点】 ダカール市 大西洋に面した西アフリカの都市。連邦の首都であり、連邦議会が置かれている。 連邦軍にとって、連邦議会の同意を取り付ける事は作戦実施にあたっての重要なハードルであり、軍の頭痛の種ともなっている(もっとも、近年は地球上領土の縮小によって議会の影響力はやや低下し、軍部の発言力が強まっているようであるが)。 ダカールの連邦議会議事堂はかつては各勢力の首脳が集まる会議場として有名であった。 ジャブロー基地 南米アマゾン川流域(おそらくブラジル領内)にある連邦軍最大の軍事拠点。 広大な熱帯雨林のジャングルの地下に広がる複数の鍾乳洞群を連結して利用している。個々の洞穴は最も小さいものでも全高18mのMSがジャンプ出来るほど広い。 (自然環境を利用し、連邦軍ではカジノリゾート施設を建設するなど福利厚生の充実にも力を入れている) 出入口やカタパルトなど露出の可能性のある箇所は植物などでカモフラージュしているため位置が特定しにくい。対空砲・迎撃ミサイル等防衛火器類も万全で、基地単独でも長期に維持できる物資と自給能力を持ち、強固な地盤の地下にあるため通常兵器は勿論核兵器による爆撃にも耐え、コロニー落としや反物質兵器などですら中枢部(統合参謀本部などが所在)は耐えられると言われており、文字通り難攻不落の要塞として完璧な防御力を誇る。 詳細な基地構成は機密とされ、世界に名立たる数々の諜報部隊もその実態は掴めていない。ただ、連邦高官の言によれば、基地最下層最奥には参謀統合本部を兼ねるマクロス級戦艦を中心としたマクロスシティーが存在し、曰く「マクロスシティーさえ無事ならばジャブローは再建できる」と言われるほどにその重要度は高い。言い換えれば、シティーさえ陥落せしめればジャブロー攻略は成ったと言える。 かつて生きてマクロスシティーに辿り着いた間諜、敵性勢力は存在せず、その存在そのものが偽装ではないかとも言われていた。しかし第349話「地に墜ちる旗」でグランショッカーが突入戦を敢行。対空砲火でクライシス要塞の動力部が破壊されるなどの損害を受けつつもマクロスシティーに到達し、突入部隊を率いるシャドームーンがムスカ大佐を下してシティーの制圧に成功。連邦軍は空前の損害を受ける事態になった。さらに第355話「ジャブローの残照」で最後の大隊・騎士団の大攻勢とギアナ高地で発生したDG細胞の侵食を受け、基地機能は完全に壊滅した。 なお、基地最深部には「黒歴史」と呼ばれる「人が恐れ恐怖した技術」の集積が隠されており、第355話では騎士団の大十字九郎、大隊のヤン・ヴァレンタイン、吉良吉影、情報部長代理、北崎(仮面ライダーデルタ)、喫茶ピアースの加賀美新が黒歴史の擬似人格と接触している。彼らとの接触後、黒歴史(の擬似人格)は「眠りにつく」と宣言し、その後基地は崩壊したため、その実像は明かされることなく終わっている。 ゲンガナム市 月面を一周する運河の下に築かれた巨大都市。コンビニエンスストア、居酒屋、各種ショップが営業し、一般人がショッピングができるほどの自由度はあるようだが、あくまで軍事拠点としての側面が強い。俗に月型MSと呼ばれる全く新しい発想の基に設計されたマヒロー、ウォドム、エース用のスモーなどの新型MSの開発生産を行い、巨大なマクロスキャノン級を建造するドッグを備えるその規模は、地球連邦の宇宙における最大の拠点と言え、大規模な地球上領土の喪失が相次いだ300スレ後半以降は、事実上ダカールに代わる連邦の中心と看做されている。 新技術開発が盛んであり、その技術力は高い。だがゲンガナム科学団は非人道的実験を行っているとも言われ、都市建造を主導したムスカ特務大佐の強権的な施策も合間って黒い噂は絶えない。外宇宙からの侵略に備える名目でファントムペイン部隊(木帝に同名の部隊が存在)が設立され、様々な非人道的実験を行ったことで悪名高い旧ダイダロス基地(軌道間全方位戦略砲レクイエム・システムの管制基地)関係者の在住も確認されており、研究が現在も水面下で続けられているのではないかと危惧する声も、噂に拍車をかけている。 月面を一周する運河を加速器とした、対外宇宙用超巨大荷電粒子砲「カイラス・ギリ」(木帝が有する戦略要塞衛星「カイラスギリー」との混同に注意)の存在も示唆されているが、その地球を抉るとまで言われる最終兵器の使用は現在まで確認されていない。ゲンガナムにカイラス・ギリが設置されたのではなく、対外宇宙構想の基に既に完成していたカイラス・ギリを基礎としてゲンガナムが建造されたという見方もある。一説には、カイラス・ギリの使用は連邦軍大将機ターンエックスの頭部、エックス・トップの認証を経てのみ可能であるとされ、それが事実ならばターンエックスの所在が不明確な今、地球圏は大きな爆弾を抱えていると言える。 尚、第335話「神聖なる十字軍」におけるラクシズとの戦闘でアークエンジェルの陽電子砲砲撃により、同市全域に被害が発生している。損害の程度は不明だが、駐屯していた一部の士官はゲンガナムを放棄して逃亡を企てている姿が確認された。それまで連邦領に侵攻してきた敵対勢力は水際で食い止められており、GSのジャブロー侵攻以前はここまで直接的な被害を受けたのは珍しいと言われていた。 JOSH-A(ジョシュア) アラスカ・アンカレッジ郊外に存在する連邦軍の一大拠点。 地球統合政府及び地球連合時代には最高司令部が置かれていた歴史ある基地である。 地球連邦の成立に伴い、司令部の機能がジャブローに移転した後も相当数の艦隊が駐屯しており、MS搭載艦が入港可能な港湾設備を始めとする各種の施設も現役で稼動中である。第355話にてジャブローが完全に壊滅した現在、連邦軍の保有する地上拠点としては恐らく最大の規模を誇ると推測される。 またマクロスシティほどではないものの、JOSH-Aにも複数のマクロス級が繋留されているとの情報もある。その根拠として、現在最後の大隊の旗艦となっているマクロス級1番艦は、本来アラスカにて勇者新党への戦時賠償として移譲されるはずの艦であったという事実が挙げられる。 (1番艦以外のマクロス級35隻については、「大隊による1番艦の強奪後全艦がジャブローに移されたもの、ジャブロー戦でのGSや大隊による破壊工作やDG細胞の侵食により全滅した」との情報もあり、真偽は定かではない)。 余談だが、当時大隊によるマクロス強奪劇が繰り広げられたのは統合軍時代の廃墟内部であったが、アラスカにはJOSH-Aとは別にこうした地球統合/連合時代の廃墟が点在している可能性は高い。 なお、過去に強襲機動特装艦「アークエンジェル」がザフトによる強奪を逃れたGAT-X105「ストライク」を持ち帰るべく向かっていたのも此処JOSH-Aであった。 【連邦軍の近況】 ムスカが連邦大統領に!? そしてクーデター発生!? 【主だった部隊】 ロンドベル 連邦軍の宇宙における主力艦隊とMS部隊の総称。扱いは外郭新興部隊で独自の権限を有しているが、上層部の指揮下にある。 ジェガン隊が主にロンドベルに配属されていて、隊長のリ・ガズィを筆頭に歴戦の勇士で構成され各地の戦線に投入され戦果を上げている 旗艦はラー・カイラム スモー隊 連邦軍のエース部隊。各基地のエースたちが操り、各地での紛争で活躍している。陣形を組んで攻撃できるなと連帯力があり、各地の紛争で戦線を維持している。またカプルやウォドムなどのターンA系列のMSも主に地上戦を中心に活動している。 フラット隊は戦場でパフォーマンスを繰り広げることでも知られている。 ジム隊 木帝とのMS交換協議の結果、連邦軍が再度使用することになったMS部隊。 連邦軍初の量産型MSであるRGM-79「ジム」から最新型のRGM-122「ジャベリン」に至るまで各種タイプが存在する。 その量産性を生かして大量の物量戦が各地で展開されている。 HM隊 HMを中心とした部隊。MSではないが各地の戦場で投入されている。 グルーンの奮戦で名を挙げ、その死後も活発に活動している今最も旬な部隊と言えるだろう。 可変戦闘機隊 VF-1やVF-19など新旧の可変戦闘機で構成される部隊。 木帝に比べて可変MSに乏しい地球連邦軍にあって高速離脱戦法を活かした遊撃隊の役割を担う。 一機あたりの火力は乏しいので高火力のHM隊の先鋒を務めることも多い。 SRT(Special Response Team 特別対応班) テレサ・テスタロッサ指揮下の部隊、AS(アーム・スレイブ)を装備した特別部隊で 主に地球上を中心に展開が可能。 旗艦は強襲揚陸潜水艦トゥアハー・デ・ダナン。昨今は最新鋭機ARX-8の活躍が目覚しい。 ECOAS DKの指揮下に置かれる新設の精鋭部隊。その実態は美少女率が高く、連邦のアイドル部隊となっている。新設部隊の為、まだ成果は未知数だが今後が期待される部隊 【兵器紹介】 【艦船】 ■サラミス級巡洋艦 一般兵用兼巡洋艦の代表 ■マゼラン級戦艦 一般兵用戦艦の代表 ■LCAM-01XB ドミニオン:アークエンジェル級二番艦。魔道書制御で動くお姉さんAI。通称足付き二号 ■マクロスクォーター:ゴメス艦長が指揮する新型艦。小型ながら本家マクロスと同様に変形可能 【機動兵器他】 ■Concept-X 6-1-2 ターンX:レビル将軍の乗機であったがアリカに譲渡 ■RX-93 νガンダム:ムスカ大佐の乗機その2。サイコミュさえ問題無く使用出来るのがラピュタ王族である。現在ではムスカのメインの搭乗機となっており、各地の戦場で陣頭指揮とその勇戦が見られている ■RGZ-91 リ・ガズィ:連邦MS部隊のリーダー格で、BWSが特徴的 ■RX-77 ガンキャノン:キャノンではなく体当たりや岩投げが主力。同系列の別機としてガン神奈子も ■RX-75 ガンタンク:連邦における砲撃の鬼。オプションパーツ装備で更にトンデモ火力に ■RGM-79 GM:代表的な一般兵用MS。凸とか事務とも言われる。バリエーションがやたら多い ■RGM-89 ジェガン:よく頭蹴られる。大型タイプなのでダメな子 ■RGM-109 ヘビーガン:小型MS。バグに弱い ■スペースアーク級リーンホース:連邦艦隊の中堅を担う。艦長はロベルト・ゴメス ■G838 マヒロー:連携重視型MS。少々口が汚い ■MRC-F20 スモー:ハリー機は金色、一般兵仕様は銀色 ■FLAT-L06D フラット:歌って踊る振動モビルスーツ ■JMA-0530 ウォドム:40m級のMAサイズだが量産型MS。複数機が登場 ■G-M1F/XM-0754 バンデット:偶に出てくるMS。ワイヤーやミサイルがメインウェポン ■オージ(オリジナル・オージェ):アマンダラの搭乗する金色のA級ヘビーメタル ■グルーン:ロングスピア(槍)を装備するA級HM。オペレーションノアで戦死 ■ヌーベルディザード:可変機構(アニメ未登場)を持つA級HM。現在のHM部隊の中心的存在 ■バッシュ:基本的に戦闘はこいつのバスターランチャーで幕が開く ■パゴーダ:OVA登場のA級MH。HM部隊の中堅 ■HWR-00-Mk.II デストロイドモンスター:圧倒的破壊力を誇る連邦きっての壊し屋 ■スピアヘッド SH-101:ビームス夫妻の愛機。青がチャールズ機、赤がレイ機 ■VF-1 バルキリー:最初に実用化された可変戦闘機。旧式だが数の上では未だに主力機 ■RX-78 ガンダム:じゅうぶんくんれんをつんだアムロによって操縦される。ハンマーがやけにトゲトゲしい ■GAT-X103AP ヴェルデバスター:バスターガンダムがまだ現存しているため、バスターのデータを元に作られた機体と考えられる。艦隊護衛仕様で、アムロ(大)が搭乗する ■GF13-017NJ シャイニングガンダム:ライが搭乗するモビルファイター。支給前はシャイニングガンタンクだった ■WD-M01(System-∀99) ∀ガンダム:月光蝶システムを搭載した機体。ハンマーが主兵装となっている。レビル将軍の機体であったが後にロランが使用している ■GAT-X131 カラミティガンダム:3バカの重火力機体、ちょっと怖がり? ■GAT-X252 フォビドゥンガンダム:3バカの防御重視機、ゲシュマイディッヒ・パンツァーでビームが曲がる ■GAT-X370 レイダーガンダム:3バカの可変機。ハンマーで抹殺☆ ■RGM-79FP ジム・ストライカー:重装甲の格闘型ジム。ツインビームスピア(TBS)が特徴でDead!が口癖 ■MSN-100 百式:某国連大使がジムを金色に塗装して整備班が改造したMS。V-MAX・レッドパワーが使えたりするかもしれない 宮子の乗機。 ■LG-GAT-X105 ゲイルストライク:ストライク系の新型機。唯の乗機 ■VF-25 メサイア:マクロスクォーターに配備されている最新鋭可変戦闘機 ■VF-171:同じくマクロスクォーターの艦載機。やられ役 キャラクター考察 【代表考察:キング・ブラッドレイ】 ちょっと待ってね 【キャラ考察:ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ】 ちょっと待ってね 【キャラ考察:間桐慎二~ダークナイト(DK)~】 ちょっと待ってね 【キャラ考察:小此木と山狗部隊】 山狗部隊は木星帝国の鷹野三四少佐の私設部隊として登場した。ある時は鷹野を補佐し、またある時は彼女が犯したドジの尻拭いを行う、勇猛果敢な礼節ある部隊員たちであった。ミヨガイガーの起動テスト、木帝軍人の補佐、議長護送の防衛、もちろん戦闘(木帝時代はジムに登場してのMS戦が主体であったが、MSの所有権に関する混乱から生じた連邦との外交摩擦解消のため、いわゆる「MS交換条約」に基づいて放棄。その後は生身での白兵戦を専門としていた)など、その数多の役割は木帝正規軍に勝るとも劣らない成果を残し、総帥パプテマス・シロッコもその存在を黙認していた。 しかし、そんな彼ら転機がに相次いで訪れる。最初のそれはジェナス・ディラとの結婚による鷹野三四の退役とプラントへの帰化である。これを機に実質的な山狗部隊のリーダーだった小此木は鷹野と決別。部隊自体も小此木について行くものが多かった。 第二の転機はルルーシュ・ランペルージとの出会いである。かねてから木帝への反乱を企てていたルルーシュは山狗部隊に協力を要請。部隊は熟考の末了承し、三角同盟崩壊直後のプラント攻防戦の最中に蜂起。かっての戦友であった木帝正規軍をプラントから排除する原動力となった。 その後は新たに旗揚げしたランペルージ・ファミリーの戦力として、CA「デザートガンナー」を駆って活躍するも、三度目のDG戦でルルーシュが組織休止を宣言。 戦う拠点を失った彼らが流れ着いた先は連邦軍であり、MS「バリエント」を新たな武器とした彼らは三度目の故郷として連邦軍に力を貸しているのである。
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長靴をはいた熱帯魚 プロローグ 宮沢風花(みやざわふうか)が目を覚ますのはちょうど朝日が昇るころだ。 風花はスマホの目覚ましを止めて、くくるを起こしてないか毎朝チェックする。最低限の音量で起きるのは思いのほか何とかなっている。 布団をたたんで外へ。 くくるの家は同じ敷地に同じ間取りの平屋が二件立っている。片方はおじいとおばあが、もう片方はくくると風花が使用している。 朝の沖縄は美しい。 日の出の直前。まだ残っている闇が世界全体を青紫色に照らしていた。日の出が頭を出すと同時に朝焼けががらりと世界を赤く染めるのだ。 食事などはおじいとおばあが使っている家のほうでしている(厳密には共有スペースか)。 今日も朝食作りからだ。 献立は厚焼き玉子と鮭の塩焼き、ひじきの煮物にきゅうりと大根のお新香。そうだ、大根もおろしておこう。一人暮らしの時なら絶対にやらないような手間すらかけるのは、ひとえに感謝のしるしだ。住み込みで雇ってもらっているうえに家賃も無料なのだ。これぐらいはやらせてもらわないと良心の呵責が。 「タッチプール?」 「そう。海の生き物に触れるイベント。人手が足りないからお休みしてたんだけど、ずっとやりたかったんだ」 全員がそろって食事をはじめるとまもなく、くくるはそんなことを言った。 「へえ」 「ねえおじい、いいでしょ」 「いいよお。わは出張で手伝えないけど、毎年やってるから大丈夫でしょ」 「うん、何かあったら連絡するし皆で協力してやるから」 「みんな? わたしも」 風花は反射的に反応した。 「もちろん風花の事もあてにしてるんだけど」 「うれしいです」 よっぽど自分はいい顔をしていたのだろう。くくるが笑ってくれた。 「すごくたのしいよ」 1 「と、いうわけで、タッチプールは水族館の超目玉イベント。急いで準備して、週末にはオープンさせます」 がまがま水族館事務室。メンバーが集まるなりくくるはそう切り出した。 メンバーといっても、風花とくくる、屋嘉間志空也(やかましくうや)と中村櫂(なかむらかい)のわずか四人だ。 「はっや」 「まあもう夏休みはじまってるし」 空也と櫂が口々に言った。 「もたもたしてたら夏が終わっちゃう。水槽の設置とガラ・ルファは空也さんお願い」 「うぃーす」 「櫂は生き物のウェルカム係」 「了解」 「ウェルカム・・・・・・?」 風花は聞きなれない言葉を復唱した。 「生き物を採取してがまがまにお迎えすること」 「へえ」 ということは水族館に面している海で直接捕まえてくるということだろうか。 「風花は案内係お願いね」 「案内係? わたしが?」 案内係は行ったことがない、ほかのスタッフのそれを見ていたことはあるがずいぶん各海獣の生体に詳しい必要があるようだった。風花も早く覚えるように努力はしているが、まだ未熟だ。 「大丈夫。タッチプールの生き物は種類も少ないから。すぐに覚えられるよ」 「わかりました」 逡巡はしたがそこまで言ってくれるなら。 風花は意を決して承諾した。 「わたしもフォローするから、わかんないことがあったら言って。皆で力を合わせて、がんばろー!」 「はい!」 「おう!」 「うぃーす・・・・・・」 その後は開店準備を済ませ、ネットでタッチプールの事を調べることにした。 google検索するとかなりの量が出てきた。日本中の水族館のタッチプールの情報だ。 「へえ、色んな水族館でやってるんだ」 タッチプールという名の通り直接手で触れることが出来るという趣旨のものだが、ずいぶん理解の難しい種類を展示しているところもあるらしい。たとえば・・・・・・ 「ウニ? サメ???」 「すごいでしょー。まさに『百聞は一触にしかず』ってね」 くくるがパソコンをわきから覗き込んだ。 「一触?」 「そ。百回説明をされるより、一回触ったほうが深く知れるってこと。サメとかいい例だよ」 「確かに鮫肌ってよく聞くけど、どんなものかはふわっとしてますね」 ちなみにかごしま水族館ではムラサキウニ、新江ノ島水族館ではネコザメがタッチプールで展示された例がある。(訪れる場合は要確認!) 「でしょ。でも、むやみに触るのは生き物にストレスを与える心配があるんだ。特に小さな子どもは容赦ないから、案内係はちゃんと見てないとだめ」 風花はシステム手帳にくくるの言っていることを記録した。 「はい・・・・・・あの、ほかには何を・・・・・・」 「館長代理。売店にお客さん」 空也が事務室の扉を開けた。 「あ、はい、今行きます」 くくるは一度風花に『何?』と聞き返したが、客を優先して質問を取りやめた。くくる追及することもなく売店に向かった。 (ちゃんと生体とか覚えておかないと) プールの前で子どもたちに解説したり質問に答えたりできなくちゃ。 ・・・・・・なんかにている。アイドルの頃と。 メンバーと共にテーマパークで子どもと接することがあった。ああいったサービスと水族館のサービスとでは共通するものがあるのではないだろうか。 「ううん、違う!」 風花は自分で頬を叩いた。 アイドルとダブらせて考えるとなんだか陰鬱になる。余計なこと考えない!! 翌朝。 「先に行ってます」 「え、もう?」 「タッチプールでちょっと思いついたことがあるので」 朝の身支度も途中のくくるにそう言うと、風花は早々出かけた。 JA沖縄生協。COOP。 ここなら朝早くからやっている。 画材のコーナーではカラフルな風船にクレヨン、画用紙を買い物かごに入れる。 時間もないのですぐにレジに向かったが途中で靴の商品棚に目が行った。 鮮やかな赤い色の長靴。 風花はそれに魅力を感じた。なぜいいなと思ったのかは・・・・・・たぶん上京したときに買った赤いハイヒールと同じものを感じたからだ。あのヒールは結局はかずに終わった。アイドルになってどうしてもはき たかったあのヒールと、この赤い長靴がどうしても切っても切り離せないものに感じたのだ。 「え? 赤?」 「あかだ」 「・・・・・・」 がまがま水族館でくくる、櫂、空也が持った感想はそんな感じだった(空也は一瞥するだけで仕事に戻ってしまった)。 「明るい色のほうが子どもたちも親しみを持ってくれるかなって」 そう、むろんこっちの理由もある。本当だ。 「思いついたことってそれ? ふふ、やっぱり風花って変わってる」 「そうですか?」 「それは?」 くくるが買ってきた画材を指さした。 「これも子どもが喜ぶかなって」 「レシートある? 清算するよ」 「いいえ、これはわたしが買ったものなので」 「だめだよ。こういうことはちゃんとしないと」 「・・・・・・はい」 そうか、こうなってしまうのか。許可を取らずに会社のお金を使うことになるとは思わなかった。確かに企業とはそう言うものだ。従業員に損害を出すのは禁じられているらしい。 とにもかくにも、その日の仕事は画用紙やマジックと格闘するところから始まった。 昼。 「まいどー。カメー特性弁当だよ」 照屋月美(てるやつきみ)が事務室の扉を開けた。ポニーテールに青いポロシャツといつもの仕事の格好に肩からバッグを下ろしている。あだ名はうどんちゃん。 ごはん屋カメーには良くお弁当を注文しているのだ。 「うわ、かわいい」 月美は風花の手元を覗くとそう言った。 「ご苦労様です」 「皆は?」 「タッチプールの準備が忙しくて、いつもよりバタバタしてるんです」 「へえ、これも準備なの?」 「子どもにプレゼントしようと思って」 今作っているのは折り紙だ。 魚をはじめ、カニにヒトデにイルカ。カブトガニなんかも作ってみた。 「わお、そりゃいいアイディア。うちの店でも真似しちゃおっかな」 「カメーって子どもも来るんですか?」 「じゃなくて、外国の人にあげるの。最近増えてるんだ。折り紙喜ばれそう」 それから月美は空になったバッグを持って帰っていった。昼時だし忙しいのだろう。 ほどなくして休憩時間になったが、今日は休んでばかりもいられない。 風花は天気のいい日はお弁当を外で食べる。海がすくそこなので素晴らしいランチタイムをいつでも取れるのだ。 が、今日眺めるのは手帳だ。 「ニセクロナマコについて・・・・・・」 手帳には、タッチプールで扱う生物をメモしている。アオヒトデにコブヒトデ。ニセクロナマコにクモガイ・・・・・・etc. 覚えきるのは難しくないはずだ。舞台や番組でのセリフの暗記は慣れっこだし、語呂合わせなど、コツさえつかんでしまえで丸暗記は難しいことではない。 「ニセクロナマコは敵から襲われたり・・・・・・」 ちなみに風花は声に出して読むことで暗記するタイプだ。 手帳片手に弁当をつつき、食べ終わったところでもう一通り暗記の作業をこなす。休憩時間がつきそうになると手帳を読みながら事務所に向かった。 だがバックヤードへのドアのあたりを通過すると何か物音がした。 中から何かが崩れるような、小さいが人の声も聞こえた気がした。 誰かが怪我でもしたのだろうか? でも今は休憩時間のはずだ。バックヤードに人はいないはず・・・・・・しかし従業員としては確認しないわけにはいかない。良からぬ輩がなにかしでかしていたらまずい。 風花はドアをゆっくり開けた。 ここは海獣たちの餌を主にしまっている倉庫だ。冷蔵庫や冷凍庫が並んでいる。薄暗い部屋の隅で誰かが何かをしていた。 目がくらんでよくは確認できなかったが、見慣れない大柄の男がうずくまっている。 がまがまにはそんな人物はいない、つまり・・・・・・。 「ひっ・・・・・・」 つい小さく悲鳴を上げてしまった。気付いた大男がこちらを振り向く。 「ん?」 冷凍庫から取り出した何かを食われえているようだが、まさかペンギンの餌でも食べているわけではあるまい。 「え? いやいや、え??」 大男がそういって立ち上がったると、風花は反射的に声を上げてしまった。 「いやああああああああ!!」 風花は素早く隣の部屋に続くドアに手をかけ、とにかく逃げた。バックヤードの休憩室まで走れば誰かいるかもしれない。 追いかけてくる大男。 「ちょ、ちょっと」 「こないでー!」 「ちがうちがうちがう! ・・・・・・ぐあっ」 「どうした!」 悲鳴を聞いて駆け寄ったのは櫂だった。よかった、いてくれた。 「不審者が」 風花は櫂の隣にいたくくるにしがみついた。 「ウミやん?」 「え?」 だがくくるはそう言った。櫂も警戒を解いている。 「うちのスタッフの具殿轟介(ぐでんごうすけ)さん。通称ウミやん」 「え?」 どうやらそういうことらしい。 大男・・・・・・もといウミやんは腰をさすりながら立ち上がった。 髪を短く狩り、ひげをたっぷりと蓄えたおじさんだった。縦にも横にも大きい。足元に散らばってるのはどうやら氷菓のようだった。そういえばバイトの初日に焼酎入りアイスが手作りキットで作られていたが・・・・・・どうやら具殿氏のもののようだ。 「はは、はいさーい」 ウミやんがあらためてあいさつした。 「こちらはバイトの宮沢風花さん」 「ごめんなさい!」 自分の間違いだと気づき、風花は頭を下げた。 「え? ああ、いやいや、いきなりこんな大男と出くわしたら驚くよね」 「はい! ・・・・・・あ、いえ」 つい本音が出てしまった風化を、なぜかウミやんは眉間にしわを寄せて眺めた。なんとなく『どこかで会ったような』 といった顔だった。 「ウミやん、腰もういいの?」 くくるが言った。 「ああ、だいぶ良くなったと思ったんだけど、またやってしまったかも」 「えー? 大丈夫?」 「大丈夫大丈夫」 ウミやんはどうやら体調の回復の知らせ(焼酎アイス)のために来ただけのようで、それが済むなり帰路に就いた。 今日も沖縄は夕日に染まっていく。 「わ、もうこんな時間。まだかかりそう?」 事務室でひとしきり作業を終えたところで。くくるは画用紙やクレヨンと格闘を続ける風花に言った。 「もう終わります」 各所の施錠をチェックしてあがる。 今日は家に帰る前にごはんやカメーへ。 「こんばんはー」 『あ』 くくるが店内に入ると。隅で固まっていた、櫂、月美、夏凜のいつものメンバーが異口同音にそう言った。少し様子が変だ。 「あれ? みんな集まってたの?」 「くくる、ちょっといい?」 夏凜が言った。 「大事な話。ここじゃあ何だから」 「あたしも」 月美が続いて、くくるは店の外に連れられてしまった。 風花と櫂が取り残される形になった。櫂のほうをちらりと見ると、なぜか緊張したお面持ちでこんなことを言われた。 「えと・・・・・・すわれば?」 いつもの彼らしくない。櫂は堂々とした男のはずだが。 言われたとおりに手近なカウンター席に座る。再び視線を櫂にやるとやはり気まずい様子で、手近にあるリモコンを握る。 「テレビでも見る?」 表示されたクイズ番組のゲストはYONAPRO(よなぷろ)だった。風花の所属していたグループだ。センターの城居ルカをはじめ、見慣れたメンバーがこちらに向かって手を振っていた。 ほんのしばらく前まで一緒にいたメンバーなのに懐かしく感じる。皆今頃何をしているだろうか。 「あ、ああ、明日の天気は・・・・・・」 櫂はまるで『気を使ってるかのように』チャンネルを変えた。 背後の入り口のドアが開く。 「ほんじゃ、常連さんに配っておくね」 「宣伝任せて」 「ありがとう」 三人が戻ってきて口々に言う。 タッチプールのポスターの配布を請け負ってくれたようだった。 「風花ちゃん、タッチプールがんばってね」 夏凜がそういうと今日はお開きになった。今日は食事ではなくこのために来たのだ。 「どうしたの?」 ドア越しに店内を眺める風花にくくるが言った。 風花はなんとはなしに皆のよそよそしさは感じでいたが、特に追及するのはやめておくことにした。 「いえ」 風花はバイクのサイドシートにまたがった。 翌日。朝の仕事。オンステージの水槽のガラスを磨いていると、開店前なのに来客があった。 「あい、いたさーあのこだねー」 三人組のおばさんたちだった。 「どー、こっちむいたさ」 「あんたね、新しく入ったねえねえは」 「内地から来たねー」 「え、ええと」 「おばあら、まだ開館前っすよ」 突然の来客に困惑する風花に、外で水やりしていた空也が戻ってきて助け舟を出してくれた。 「入口開いてたからさー」 それなり三人はなぜか風花を囲んで『ちゅらかぎーよー』とばかり連呼した。 「あの!」 風花は脱すべく言った。 「明日からタッチプールをやるんです! 是非遊びに来てください!」 必死な様子から何となく三人は困っているのを察してくれたようで、風花から離れた。 「わかったさー。今度は孫もつれてこようね」 「またくるからねー」 「がまがま、好きなってねー」 何の用なのかよくわからなかったが、それなりおばさん達は退散した。 「大丈夫なの? 案内係」 空也が言った。 「がんばります」 「別にいいんだけど。魚とか好きでもないのに何で頑張ってんの?」 「え?」 風花はその場を去る空也の背中を見つめるしかできなかった。 たしかに元々さして興味もなかった。今だって好きというよりは仕事だからやっているといった感じに近い。そのへんはお見通しなのだろう。 考えても答えはです、風花はガラスふきの作業に戻った。 (話しって何?) (風花ちゃんの事) (元アイドルってほんと?) (え? なんでしってるの?) (ウミやん情報) (あの人、三度の飯よりアイドルラブでしょ。お酒飲むと延々と押しの話すんだよ。みみたこだよ) (そっかー、そうだったね) (風花ちゃん、アイドルやめてなんで沖縄? なんでがまがま?) (さあ、私も詳しいこと知らないんだ) (くくるも知らないのか) (なーんだ、つまんないの) それが夕べのカメーでの内緒話の内容だった。 二人ともミーハーというわけではないが、知り合いがアイドルということでかなり興味を持っていた様子だ。もっとも根掘り葉掘り聞く気もないみたいだが。 「あの子っていつまでここにいるの? 突然来たってことは突然いなくなる?」 櫂がコブヒトデの採集を続けながらそう言った。 今くくると櫂がいるのはがまがま水族館すぐ近くの磯だ。例によってはタッチプールに必要な海の生き物たちを捕獲している。 「さあ、でもずっとここにいるってことはないのかも」 「そういう話しないの? 結構重要な事じゃね?」 「んー。風花って自分の思ってる事あまり話しててくれないから、いまいち何考えてるかわからないんだよね」 「気ぃ、使いすぎなんだよ」 「気ぃ、使わなくていいって言ったのに」 「お前がだよ」 「え?」 櫂が手持ちのポリバケツを差し出した。 「うわー、櫂、早っ」 中はイワオウギガニで一杯だった。さすが漁師の息子・・・・・・いや関係ないか。 「まあな」 櫂は少し視線をそらした。どうやら笑いを隠しているようだ。 ふ、照れてる照れてる。 「よーし! タッチプールのオープンまでラストスパート!」 二人は残りの採集を終えて急いでがまがまに戻った。 風花に実物を見せ、細かい説明をする。予習はしっかり済ませているようで呑み込みが非常に早かった。ペンギンの時とは大違いだ。 たぶん彼女にはこういうやり方のがあっているのだろう。 閉館が終わったら今日はみっちり全員で残業だ。全員といってもやはりいつもの四人だが。ウミやんは明日からということになってる。 タッチプールの準備を始める。 用意した水族館の一角には、「さわってみよう」の紙を吊るし、膝ぐらいの高さの水槽も設置。岩や砂をおいて生き物たちの環境を整える。 壁にはタッチプールの注意事項や説明書き(これも風花が画用紙とクレヨンで作ってくれた)を張り・・・・・・。 「完成!」 「わー」 「間に合ったー!」 「マジ残業勘弁・・・・・・」 二度の最終確認を終えた後、それぞれが口々に言った。 「皆の頑張りのおかげです。ありがとう。あとは朝来て、水と生き物をここに移すだけ。風花、明日からよろしくね」 「は、はい」 緊張した様子ではあったが、知識は十二分についているようだから心配する必要はないだろう。 翌日の朝。二人はいつもの祠にブリの頭を備えていつも以上に念入りに祈ってから家を出た。 「朗報です! 今日からウミやんが復帰することになりました」 朝の事務室で、くくるはウミやんを改めて一同に紹介した。 空也がめずらしくはしゃぎだす。 「まじでまってましたー」 両腕を上げて頭の上で拍手している。女子にもこんな感じだともう少し助かるのだが。 「またせたなー! よろしくー! ぐあっ!!!」 意気揚々のウミやんの腰が悲鳴を上げた。 本人から聞いた話ではたまにやってしまうらしいが、少し休めば収まる程度には回復しているらしい。 「あと、今日からいよいよタッチプールがオープンします」 ウミやんにいったん椅子を薦めて、くくるは場を改めた。 「皆で協力して、初日を乗り切りましょう」 メンバーたちが口々に気合を入れた。さあ、仕事開始だ! 開始したタッチプールの会場では子どもを中心にいつも以上のお客さんが集まった。 子どもたちは口々に「うわー」とか「きもっ」とか楽しんでくれている。ほとんどの親は子どもの撮影だ。 「これ、触っていいの?」 「海の生き物はとっても怖がりだから、水の中でやさしく触ってね」 風花は聞いてきた子にそう返した。 くくるの話ではやんちゃな子は荒っぽく触るとのことだったので『やさしく』を強調したつもりだ。皆ちゃんをいうことを聞いてくれる。 めいめいにヒトデたちやガラ・ルファにふれて楽しんでいる。 「触った後はちゃんと手を洗おうね。プレゼントもあるよ」 風花は準備してた折り紙をかざして見せた。 「やったー」 基本的な流はこんな感じでいいらしい。あとは何か危険がないか見ている。新しくお客が来たら説明。思いのほかうまく事が運んでいく。 「さすが風花。この調子で盛り上げちゃお」 「はい」 ほかの子どもの相手をしていたくくるが近づいていった。 「ちょっとチョコの様子を見てきてもいいかな?」 「大丈夫です。任せてください」 おおよそ客がほかのコーナーへ行ったところで、風花は再びプールをアピールした。 「夏休みの特別イベントタッチプールです。ガラ・ルファは皮膚の角質を取り除いてくれる魚です。ガラエステ、試してみませんか?」 良く通る声にお客たちが耳を向けた。 アイドルにとってしゃべりは重大な機能なのだ。聞こえやすく、わかりやすく、遠くまでよく飛び、かつ不快な大声にならないような。そう言う話し方を風花は心得ていた。 「なにそれ」 「おもしろそう」 「え、ヤバ見て」 「あれって、宮沢風花?」 若い客が言った。 「誰それ」 「ヨナプロの子」 「元だよ元、急にやめたってネットでニュースになってたもん」 四人組の高校生ぐらいの男女だった。こういう場合はどうすれば・・・・・・。 いや、そんなことではいけない、案内係なんだから、職務を全うすればいい。 が、高校生たちの話を聞いたのか、ほかの客たちも「アイドルだって」「え、だれ?」などとささやきだした。興味は魚たちから風花に注がれる形となった。 (ちゃんとしないと・・・・・・わたしがちゃんと・・・・・・) 風花は好奇心の目に注がれるばかりになってしまい。どうにも活路が見当たらない。 「そうだ、写真」 高校生の一人がスマホを取り出してこちらに向けた。 風花はどうにも動けなかった。こんな事態まるで予想がつかなかった。アイドルとはいえ、自分はたかだか八人のグループの端っこに配置している程度だったのだ。結局センターにはなれなかったのでポスターなんかの写真も一番小さかったし。 こういったものは最初の一人が始めてしまうと、皆が雪崩のように自分も自分もと始めてしまうものだ。アイドルとは完全に決別したのに、こうも過去が迫って来ようとは・・・・・・。 たぶん、がまがまに悪い影響を与えるだろう。 元アイドルが働いてる水族館として集まる客が増えるのだ。そうした客たちは風花を追い求め、いないなら飼育員達に余計な仕事を与えることになるだろう。自分はバックヤードに引きこもるのが関の山。そんなのは嫌だ。 「すみません。やめてください・・・・・・」 か細い声でそうは言ったがまるで応じる気はないようだった。 「飼育員個人の写真撮影はお控え下さい」 その時、横から人が割入り、そう言った。 夏凜だった。様子を見に来てくれていたらしい。 「場合によっては盗撮扱いされちゃいますよ」 笑顔でそういうと、四人組はたじろぎ、その場を去った。マナーについて自答した様子だったのは助かった。 「風花! 変わる。風花は裏で休んでて」 くくるが戻ってきた、月美もいるところから、呼んできてくれたんだろう。 「でも・・・・・・」 「ここは自分がなんとかしておくから。くくるちゃんはそばにいてやって」 「ありがとう、ウミやん」 「みんなー! おじさんに注目ー、今日はカニの豆知識を・・・・・・」 そうしてウミやんに任せ、二人はバックヤードに戻った。 風花はくくるにすすられるままに扉をくぐる。 「ごめんね」 と、くくる。 「こんなことになるなんて全然想像してなかった。ごめん。本当は案内係やるの嫌だった?」 「え?」 「私が張り切ってるから。断れなかった?」 「そんなこと」 「わたし、がまがまを続けるために、絶対にタッチプールを成功させたかったから、だから一生懸命になりすぎて風花の気持ち考えてなかった。ほんとごめん」 「あやまらないでください。館長のせいじゃないです。案内係、わたしがやりたくてやったんです。たしかに最初は人前に立ちたくないと思ってたけど、やってるうちに楽しくなって、だんだん夢中になって、館長に仕事を任せてもらえたりほめてもらえるのがすごくうれしかった。館長の役に立ちたいと思った。だからわたし・・・・・・」 そうか・・・・・・。だからわたしがんばってたんだ。館長の事。もっと知りたい。もっと仲良くなりたいって 思って。だから。 「ちっとも気付かなかった、風花の気持ち」 それを察してか、くくるがぼそりとつぶやいた。 「わたしもです」 「わたしが風花に仕事を任せたのはね。もっとががまがまのこと好きになってほしいって思ったから。それって・・・・・・。わたしも風花と仲良くなりたかったんだと思う」 風花はそれを聞いて、くくるの手を握った。 「え?」 「触れたほうがわかるかもって」 自分の頬にくくるの手を当てる風花。くくるもそれに習って風花の手を自身の頬にあてた。 二人はそのまま数秒見つめあい。ぬくもりを感じあった。 「・・・・・・わかった?」 「くくるは?」 「んー・・・・・・。ん? ていうか今、くくるって言った?」 「あっ」 そうだった。仕事の時はあくまで『館長』として接するつもりだったのに。 『くくる』と呼んだとたん、何かのつっかえが風花の中でとれる気がした。なんとも・・・・・・簡単に悩みが解決した。 くくるの事をもっと理解しよう。その答えはシンプルにこれだけで済むことだったのだ。 そうだ、たぶん色々自分は遠慮していたのだろう。そんなつもりなかったのに。本当によそよそしさを解除する手段は『名前を呼ぶこと』それだけだったのだ。 なんとはなしに二人は笑った。 頬に手を当てあうだけで凍結した氷が一瞬で温水になったような、そんな気分だった。 二人がひとしきり笑っているのを、夏凜や美月、櫂や空也が覗いていたことには気が付かなかった。 「カニは十本あるうちの足のうち八本で移動って・・・・・・。おい、聞いてるか?」 笑いながら、ウミやんは周囲を取り囲む子ども達にそう言った。どうも髭面のでかいおっさんというのが受けたらしく、よじ登るなりつつくなりと説明そっちのけでじゃれてくる。腰に突撃する子どもにはまいった。 「こらこらー。海の生き物も陸の生き物も、優しく触らないとだめだよ」 その様子を見て、バックヤードから戻ったくくるがいった。子どもたちは蜘蛛の子を散らすように散会していった。タッチプールにも飽きてしまったのだろう。 「ご迷惑をおかけしてしまってすみません」 後ろをついてきた風花が言った。 「なーにこれしき。もう、大丈夫そうだね」 「はい、くくると一緒なら」 そう言ったとき、視界の端にさっきの四人組をとらえた。 風花はきちんとした笑顔で、彼らにこういった。 「ご質問があればお答えします」 彼らは少しばつの悪そうな顔をした。 「でも、わたしは案内係なので、海の生き物のご質問でお願いします」 さっきのはあくまで元アイドルと不意にあってしまったことが招いた事故にすぎなかったのだ。あの表情を見ればわかる。自身たちの行いを反省している、善良な高校生たちなのだ。 「はいはーい。なまこってどっちが口でどっちがおしりなの?」 そう言ったのはすぐ近くにいる子どもの一人だった。 「はーい。なまこは口とおしりが一緒なの。びっくりだよね」 すっかり調子を取り戻して、風花はそう言った。 子どもたちの熱が冷めぬまま解散となり、初日のタッチプールは大成功だった。 閉館後。 風花が閑散としたタッチプールの塗れた床にモップをかけてくると、奥から、くくる、ウミやん、美月、夏 凜がやってきた。 「おつかれー」 「今日はお騒がせしてすみませんでした」 風花はすぐさまそう言った。元々謝るタイミングを探っていたのだ。 「実は私、この前までアイドルをしてたんです」 しばしの沈黙の後、口を開いたのはウミやんだった。 「いやー、自分とっくに気づいちゃってたし」 「え?」 「自慢じゃないけどヨナプロの名前、全員言えちゃうからさー」 「わたしたちもウミやんから聞いてたの」 と、夏凜。となりの美月も申し訳なさそうな顔でうなずいた。 「そうだったんですか」 「仕事てぇぬくなよ」 「おつかれー。お先あがります」 通りかかった空也と櫂が言った。様子からして二人も知っているのだろう。 「おつかれさまでした」 「櫂ごめんね。こんな時間まで」 「バイト代期待してますぜ、館長。ね、宮沢さん」 アイドルとかどうでもいいから、これからも仲良くやろうぜ。 風花には櫂がそう言っているように聞こえた。 「風花、わたしたちも帰ろっか」 「うん」 風花のその笑顔は、案内係としての笑顔より、もっともっと素敵な満面の笑みだった。 その夜、くくるの家。 片方の平屋から、二人の少女の笑い声が聞こえた。 「それにしてもびっくりしたな。赤い長靴」 「そんなに驚くことかな? 可愛いと思うんだけどな。そうだ、くくるも履こうよ! お揃いにしよう」 「え? いい。絶対いや」 「くくるも似合うよ」 「似合わないし、あれが似合うのは風花だけだから」 「えー」 「もう消すよ」 「おやすみなさい」 暗い天井を見上げながら、くくるはまた2冊の母子手帳の事を思い出していた。 自分の名前が書いてあるもの、交付日以外が無記入のもの。 「・・・・・・おやすみ」 なぜ今思い出すのだろうか。 もしかしたら・・・・・・風花に『姉』のような感覚を持っているから・・・・・・。いやどうだろう。 くくるはそのまままどろみに身を預けた。 エピローグ 翌朝。 雑談で夜更かししてしまった二人は、すっかり寝坊してしまった。 風花は日課の朝食の支度をさぼることになってしまったが、くくるは『たまにはいい』といって制し、しばしじゃれあった。 身支度を整えていつも通りがまがまへ。 が、いつも通りではない自体が起った。 開演前の入口の前に誰かいる。大人の女性といった感じだった。お客さんだろうか? 「すみませーん。まだオープン前で」 くくるはそう言いながら駆け寄った。 振り返る女性。その顔は誰かに似ているような気がした。 「お母さん!?」 「え?」 つづく ≫5話 母の来訪