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霞「ということで、須賀京太郎を堕としてもらうわ」 小蒔「へ? 須賀京太郎、さんを?」 巴「(なにがというわけなんだろう)」 霞「実はかくかくしかじか、須賀家の血筋をどんちゃほい! eternalwater!」 初美「(ありがちな設定ですねー)」 小蒔「そ、そんな大層な理由があったなんて……でも、私なんかが」モジモジ 霞「(イチコロだと思うけど、確かに不安ね)」ウーン 春「私にいい考えがある」ポリポリ 霞「どうするつもり?」 春「このサイトに、男を落とす手練手管が載っている」 初美「凄く胡散臭いですよー」 霞「でも、何か参考になるかもしれないわ!」 小蒔「参考に……この、アラサー嬢という方は恋愛の百戦錬磨だそうですね」カチカチ 霞「それは心強いわ! さぁ、これを参考に須賀京太郎を堕とさなきゃ」 小蒔「あの、拒否権は無いの霞ちゃん?」 霞「ちなみにこれを拒否した場合」 小蒔「場合?」 霞「神威鎮々」カッ! 小蒔「や、やりますっ!! 絶対に須賀京太郎さんを堕とします!!」アセアセアセ 霞「(嘘だけど)」 巴「(えぐいことを)」 小蒔「……須賀、京太郎さん……か」ドクン ,.....──...... ,ィ `ヽ ,ィ / ', ',ヽ ,' / ,イ ハ ',ム. ,' { ハ‐{ハ ,'.} ,'- } ', ', ハ ハ从 ', 乂| リイ ,' イ ,' ', V { 「l 「l 'ノ / l ム ⌒l. l」 l」 'イ⌒, } {{.! ',. } 〃 〃 .} / ハ} ',乂 ヽ、 ⊂ニ⊃ U .イ-' ノ }! ゙ゝ ;> _ .< ,イ ノ′ / }/、ヘ/'ヽ、 { ヽ / ツ ヽ ≠ /` ', ヽ ,イ イ 〉′ / ) ハ ) ,イ ( ,' / /. Vイ ヽ r-',__/ヾ / , ′. ',__ ノ_ 7_}-.{. / ./ }─ヘ┤. 7 人 { 〈 人 ',. / ヽ-=ニニニニニ=──く ', / }={ニニニ只ニニニニ7{_ ', /. ノニ{ニニリニマニニニ}ニ', ',. /. /ニニ≧=ニニニニ=≦ニ', ', 小蒔「だ、大丈夫でしょうか……?」 第二十章【巫女サーの姫! 女子力憑依の裏技!】 鹿児島 小蒔「あの、本当にやるの?」 霞「ええ。これが成功すれば、性交して世継ぎが生まれるのよ」フフフ 小蒔「せ、性交って……//」カァ 巴「しかし、姫様の気持ちはどうなるんですか?」 霞「大丈夫よ。実はまんざらでもない、のよね?」 小蒔「!」ドキッ 初美「? 初耳ですよー」 春「初美だけに」ボリボリ 初美「口を縫い合わせますよー?」 春「冗談」ニッコリ 巴「漫才はともかく、どういうことですか?」 霞「ふふっ。実は小蒔ちゃんは以前、須賀京太郎と会ったことがあるの」 小蒔「っ」カァァ 霞「とはいっても、たった一日だけどね」 小蒔「はい。須賀神社が無くなった後も、多少の親交はありましたから」 霞「それで、その日以来……ねぇ」クスクス 小蒔「わわっ!」パタパタ 初美「初恋ですよー」 春「青春」 初美「春だけに、ですかー?」 春「黒糖ねじ込む」ジリッ 初美「冗談ですよー」ゴゴゴ 霞「とまぁ、とにかくイヤイヤでは無いのよね?」 小蒔「うっ」 巴「なら問題無いですね」 小蒔「で、でも向こうは私のことを覚えているかどうか」アセ 霞「ふふ、大丈夫よ。可愛い女の子のことを忘れるハズがないわ」 小蒔「……だと、いいんですが」ウツムキ 霞「そう心配しないで。そのために、あの女子力テクニックを学んだんでしょう?」 巴「はい。もし、彼が姫のことを忘れていてもすぐにメロメロですよ!」 初美「(アレでですかー?)」 春「楽しみ」ポリポリ 小蒔「が、頑張りますっ!」 霞「その意気よ。じゃあ、さっそく向かいましょうか」 小蒔「え? 今からですか?」 霞「ええ。善は急げよ。どこでも山ワープで向かうわ」 初美「便利な設定ですよー」テクテク 小蒔「でもワープなんてそんな」 ビュンッ 小蒔「できるわけが」 長野 小蒔「はうわっ!?」ガビーン 霞「着いたわね」 初美「さっそく須賀京太郎を捜索ですよー!」 春「長野は寒い」 巴「巫女服は応えますねー」 小蒔「うぅ……心の準備が」ドキドキ 霞「大丈夫よ。さぁ、行きましょう」フフ 須賀家 京太郎「……えー、玄関を開けたら巫女さんが五人もいたんですが」 春「見つけた」 初美「思ったよりも順調ですねー」 巴「ということで須賀君。来てください」 京太郎「どういうことですか!? 怪しい新興宗教ですかヤダァー!!」 霞「あらあら。困ったわね」ドタプーン -―――- .... ´ ` ..、 / \ \ \ / / | ト、 \ \ \ \ / / l | | \ \ | \ . / / Ν | |´  ̄\八 | . | i l-\ l八 斧苧干 | | | | | \l __\{ 乂hソ | | | | |l l |斥汽 | | | | 八 l∧乂ソ , ″ | | | | Y . ″ | | | |. | l 从 __ _ | | 八 八 \ l┌ヘ)` /| | / / \ Y 二二〉‐=≦ | | / / ∨ ┬_]┘ | 从 | / / / 八 /l_/⌒∨ | ∧ / / ノ/ // /∨ |⌒ 、. _ノ / // / ∨| \ _// / // / ゙ | \ \ / // /'"´ / / ゙ . } ,. / / , '" / / ゙o.j / / {/ / / ゙ \ / . / / / / | l \/ / / / / | |\ \ ト. { ./ / / . . . . . .. ノ´| ∧ | || { { / / . . . . l / | | || { 八 { { 八 | | || { l\ { { _ _ / /| | || { | \ \ -=ニ二ニ=- 、 / / | | || { | / ̄ ̄[二二フ二フ二二二二二二[ / .ノ ノ |人 京太郎「うぉぉわぁぁぁぁ!? マジかよっ!? すげぇぇぇぇっ!!!」 霞「上手く釣れたようね」フフフ 小蒔「むぅっ」プクッ 京太郎「というかよく見たら永水の皆さんじゃないですか!? どうして長野に!?」 巴「あはは、いえ。大した理由じゃないんですが」 春「姫様と子作りセックスして欲しい」 京太郎「!?」 初美「当身」ビシッ 春「ティロフィナーレッ?!」ガクッ 京太郎「い、今なんて!?」ガタガタガタ 初美「なんでもないですよー」ニッコリ 霞「ええ、何も言ってないわ」ニッコリ 小蒔「……あぅ」カァァァ 京太郎「(聞き間違いか?)」 霞「それでね、長野に来た理由なんだけど神社絡みのことでね?」 京太郎「あ、そうなんですか。わざわざご苦労様です」 霞「だけどね、付き添いで来た小蒔ちゃんが少し暇になってしまうのよ」 京太郎「え?」 巴「私達がお仕事をしている間ですね。それで、せっかくだから長野見物でもと」 京太郎「それはいいですね」 霞「ふふ、そこでアナタに案内をお願いしたくて来たのよ」 京太郎「はいっ!? 俺が案内ですか!?」 小蒔「……//」モジモジ 霞「小蒔ちゃんと昔会ったことがあるのは覚えてる?」 京太郎「あ、やっぱりアレは神代さんだったんですね。違うかなー? くらいには思ってたんですけど」 巴「(やりましたね姫様。覚えてましたよ!)」ヒソヒソ 小蒔「……」パァァ ... -―━―- ... / \ / / / / l . / / / | |l l l . | l | l 八i l 八 ハ l | | |八芹坏\ ノ芹坏ノ} | |从 { ヒソ ヒソ 厶イ | 八 }∧ ''' ' '''' _'ノ 八 \ .、 V__フ .. / `Y^介ト - 个ミ= / //} /\' \ / / / { ∧/ / | l |_ /{ { { i / / | l八\ /八八 | ∨ / | / \ / {ノ / / ノ' } ∧ 〈__/ / / ∨_rv'__ 京太郎「懐かしいなぁ。小学二年くらいの頃だったので」 霞「どう? その縁もあるし、久しぶりに遊んでくれないかしら?」 京太郎「俺なんかでよければ! どうせ暇な身分なんで」 京太郎の携帯「」ブーブーブーブーブーブー!! 霞「携帯すごく鳴ってるけど?」 京太郎「いえ。どうせ相手は分かってるので」 小蒔「(彼女、だったらどうしよう……)」シュン 春「もう何も怖くない」 初美「楽にしてあげますよー」シュッシュッ 街中 京太郎「いやーそれにしてもお久しぶりですね」 小蒔「……//」テクテク ガヤガヤガヤ 京太郎「(それにしても大きくなったなぁ神代さん。いや、色んなところが)」ゴクッ 小蒔「(き、緊張して死にそう……)」ドキドキドキ 京太郎「さて、どこか行きたい場所とかあります?」 小蒔「あ、えっ、あっ」オドオド コソッ 霞「何やってるの小蒔ちゃん! もっと押さなきゃ!」 巴「緊張で頭が真っ白になってるようですね」 春「カンペを用意した」 初美「完璧ですよー」 / / / | ∨ |∨ | l | |./ l | ||V ∨ 斗-l l | /  ̄ \i/ | |i| | l ∨ l\ | l | l | /||! | |l| ⊥ヽ ∨ \\l └‐' || l だ カ||l l ぃイ l \\>‐'´ x-‐==气 | け ン.l |l l ぃヽ ´ ‐'´勹 |」 l に ペ{ l ヽ斗 x_=气 ∨二ノ| 〉 |i 〈'´ ) | /// | //\ _ / |i ∧ 乂ン | l | .(つ li ∧ /// ′ | | l lニ⊇|i ∧ . ‐ ァ / | | |/ ̄└ュ | |i ヽ ` | | |l /└‐┘|i ||  ̄ ¨ ―-< /| | 八 初美「……」シュッシュッ 春「痛い痛い」 霞「遊んでる場合じゃないわ! 早くそのカンペを!」 キラキラッ 小蒔「(眩しいっ!? って、アレは霞ちゃん達……あっ)」 京太郎「?」 小蒔「(そうだ。私が頑張らないと……ダメなんですよね!)」ギュッ アラサー嬢さんから学んだ女子力テクの力! 今、憑依させます!! 小蒔「っ!」カッ 小蒔「……」スッ ドクン 京太郎「さぁて、どこに行きましょうかね」 ドクン ドクン 京太郎「巫女服のままじゃ目立ちますから、まずは服屋さんで何か買います? おごりますよ!」 ド ク ン 小蒔「う」 京太郎「神代さん?」 小蒔「うぐぅ」コクコク 京太郎「へ?」 霞「(行ったァァァァ!!)」 初美「(あーあ、やっちゃいましたねー)」 巴「行けるっ!!」 京太郎「あの、神代さん? 具合でも悪くなりました?」 小蒔「うぐぅ」フリフリ 京太郎「え? でも、うぐって」 小蒔「うぐぅぐぅぐぅ!」フリフリフリ 京太郎「???」 【巫女姫様の女子力憑依1 男に返事をするとき「うぐぅ」と言う】 男から話しかけられたら、とりあえず頷きながら「うぐぅ」と言っておきましょう 霞「ふふ、気にしてるわね。これで須賀京太郎は小蒔ちゃんの容態を意識しなければならないわ」 初美「それがなんになるんでしょうかねー」 春「キツイ」 京太郎「ベンチで休みましょうか?」 小蒔「うぐぅ! うぐぅうぐぅ!」コクコクコク 京太郎「じゃ、じゃあ行きましょう」 小蒔「うぐぅ!(ど、どうでしょうか?)」コクッ 京太郎「(こんな変な人だったっけ?)」 ベ ン チ 京太郎「さぁ、どうぞ」 小蒔「うぐぅ!」 京太郎「……」 小蒔「(ここまでは順調……霞ちゃんの言葉を思い出さなきゃ)」ドキドキ 回 想 小蒔「あの、この方法で大丈夫なんでしょうか?」 霞「ええ。このサイトにはオタクを堕とす方法って書いてあるけど」 巴「男なんてみんなオタクですよ」 春「簡単に堕とせる」ドヤッ 初美「うわー、処女がこぞって男を語ってますよー。まぁ、人のこと言えませんですけどー」 霞「ごっほん。とにかく、この方法で須賀京太郎はイチコロよ」 小蒔「が、頑張ります!」 現在 小蒔「(じゃ、じゃあ次は第二ステップに)」ドキドキ 京太郎「何か飲み物でも買ってきましょうか? なにがいいですか?」 小蒔「うぐぅ! オレンジジュースを……」 京太郎「はい。ちょっと待っててください」 小蒔「うぐぅ!」 タタタッ 小蒔「(えっと、次のステップは……)」 タタタ 京太郎「お待たせしました」 小蒔「あ、ありがとうございます」サッ 京太郎「いえ、お金はいいですよ」 小蒔「で、でも! うぐぅ!」 京太郎「気にしないでください」ニッ 小蒔「あぅ……あ、ありがとうございます」ドクン ドクン ドクン 京太郎「?」 小蒔「きょ、京太郎氏!!」 京太郎「!?」 霞「(やったぁ!!)」 初美「あぁ……」 京太郎「きょ、京太郎氏?」 小蒔「な、何か問題がありますか? 京太郎氏!」 京太郎「あ、いえ。別に問題というほどじゃ(なんじゃそりゃ)」 小蒔「お、お主が嫌ならやめますけど?」 京太郎「お主!?」 【巫女姫様の女子力憑依2 男の名前を呼ぶとき「○○氏」「おぬし」と呼ぶ】 男は普通に名前で「○○君」と呼ばれても嬉しくありません。「○○氏」や「おぬし」や「兄者」などと呼ばれると喜びます。 京太郎「(本当に大丈夫なのか神代さん?)」 小蒔「そ、それとも兄者の方がいいですか?」 京太郎「い、いえ。その中なら京太郎氏が一番マシです」 小蒔「うぐぅ! そうですか……(やった! 名前で呼べるんだ!)」ドキドキ 霞「ふふ、喜んでるわね小蒔ちゃん」 巴「よかったですね」 初美「あーあーあー」 京太郎「それよりジュース飲みましょうよ」 小蒔「あ、そうですね! じゃあ、ああっと!?」ツルッ ゴロゴロゴロ 京太郎「あ、水滴で滑っちゃいました?」ヒョイッ 小蒔「(失敗した失敗した失敗した!! こんな時こそ!)」ドキドキ 霞「行きなさい小蒔ちゃん! 誰かの為じゃなく!! アナタ自身の為に!!」 初美「……はぁ」 京太郎「はい、どうぞ。土ははらっておきましたから」スッ 小蒔「……」ドクンドクン カッ!! .... ´ ` ..、 / \ \ / \ . / | l __| | | . | l l l_| ト、´ | | | . | l l/l | | | 八∧ / | | l l l八{\ l j斧う冬 }厶 | | l l |,斧冬 ̄ 乂_ツ 〉} | 乂八从 乂ツ , . . _ノ 八 ∨ . . . __ / / / ∨ 人 └ ' ..イ / / ∨ 〕i ト. __. ├i=Κ 乂 /_j ノノ } └l \_ / /.斗‐ .-―八 | | ` 、 / /´/ ̄`゙ ∨ | | / // | |ノ 小蒔「お、オウフ……」 京太郎「!?」 小蒔「うぐぅ! 私としたことが……オウフ、失敗しました」 京太郎「あ、え?」 小蒔「かたじけないでござるよ」 京太郎「!?!?!?!?!?!?」 【巫女姫様の女子力憑依3 失敗したり痛かったら「オウフ……」と言う】 オタクは女子の細かい部分を観察しています。とっさに出る言葉も観察しています。 何かミスしたり、痛いことがあったら「オウフ……」と言いましょう。同類だと認識してくれます。 59 名前: ◆Pcb58XTPnw[saga] 投稿日:2015/04/26(日) 23 23 53.44 ID AXnaL4r0o [12/17] 京太郎「じ、神代さんは疲れてるんじゃないですか?」 小蒔「うぐぅ! そう見えますか?」 京太郎「す、少し」 小蒔「オウフ……京太郎氏にそう思われるなんて」シュン 京太郎「(俺は一体どうすればいいんだろう)」 小蒔「(なんとか挽回しなきゃ!)」ドキドキ 京太郎「そ、そういえば……神代さんは映画とか見るんですか?」 小蒔「うぐぅ! 霞ちゃん達と、たまに」 京太郎「へー? 最近は何を見たんですか?」 小蒔「ど、どらごんぼーるという、びゅんびゅんするアニメを……」 京太郎「あー、フリーザですか? あれ、俺まだ見てないんですよー。ドラゴンボール好きなんですけど」 小蒔「!!」キュピーン 霞「チャンスよ小蒔ちゃん!!」 初美「そろそろ黙ってくれませんかねー?」 京太郎「あれって確か、ゴールデンフリーザが出るんですよね? 強かったですか?」 小蒔「!!」 カッ 小蒔「知らなかったです!! そうなんですねー!!!」 京太郎「へ?」 小蒔「ごーるでんふりーざ!! 詳しいんですね京太郎氏!?」 京太郎「あ、え? でも、神代さんは映画を見たんじゃ?」 小蒔「あっ」 京太郎「……?」 小蒔「オウフ……」 京太郎「!?!?!?」 【巫女姫様の女子力憑依4 男が自慢げに話してきたら知ってても「知らなかったそうなんだー!!」と言う】 オタクの知識は素晴らしく豊富ですが、昨日テレビでやっていた知識だったり、女子でも知っている知識だったりすることもあります。 そんなときは「知らなかったそうなんだー!!」と言って満足感を与えましょう。 小蒔「(失敗しちゃいました)」シュン 京太郎「(やっぱり様子がおかしいな)」ウーン 小蒔「(つ、次こそ起死回生を!)」 京太郎「あの……」 小蒔「きょ、京太郎氏は!! ガンダムがお好きですか!?」 京太郎「へ? まぁ、嫌いじゃないですし見ますけど」 小蒔「うぐぅ!(第一条件はクリア)」 京太郎「神代さんも見るんですか?」 小蒔「ひゃ、ひゃいっ! びゅんびゅんしてますよね?」 京太郎「そうですね(あ、これ見てないな)」 小蒔「うぐぅ!」 京太郎「(ダメ元で聞いてみるか)小蒔さんの好きなモビルスーツはなんですか?」 小蒔「もびるすーつ?」 霞「今よ!!」 初美「霞ちゃん?」ゴゴゴゴ 霞「な、何を怒ってるの?」ビクビク 初美「私は今すぐにでも止めたいんですよー?」 小蒔「(もびるすーつはわかりませんけど、ガンダムの話題だったら大丈夫です!)」フンス 京太郎「?」 小蒔「わ、私は!(決めてみせます!!)」 カッ!!! _.. -‐==‐- .._ ,....´..............................`...、 /......../...................、............. , ' . . ../{..........j......}.......}.............. / .,' ./../厶....../{....厶._/../............ ,′ ./..//{/ \{ハ/ }/}イ|....| . . . .l i{..ⅱ{ /j{ _.二_ 二._从...|l . . | 八. !い{从ニ⌒ 、 ⌒ニハ).八 . . | |.!..... 厶``` r--y```-イ . . . . 〈 从...... . . 〉._ `ニ´ ノ爪 . . ./}ノ > 、 {. .ミト .__. イ彡 . .)ノ __ /.....ニ7⌒7| {T⌒丶、≪⌒ , '..............厂三ハ 从_>‐‐\ . \ /../......../ {ニ、 ぃ、_,,ツ '⌒ ). . . .' , j{.i.{..../;厶 \\/∠.._ /イ. j. . } ハい(/ / ̄ \__.ノノ}/^\ 七iでつ' // マ⌒ __ノ _,√ . { , ' 'r㍉て_]ユ._ 小蒔「アムロとシャアだったらアムロが好きぃ~!」 京太郎「!?」 小蒔「やっぱりシャアはダメですね。アムロがいいですよアムロー!」 京太郎「……それはRX-78-2が好きってことですか?」 小蒔「うぐぅ? あーるえっくす?」 京太郎「あ、いえ……なんでもないです」 小蒔「アムロが好きです!! アムロ! アムロ!」 【巫女姫様の女子力憑依5 とりあえず「アムロとシャアだったらアムロが好きぃ~」と言っとく】 ガンダムの登場人物にアムロとシャアというキャラクターがいて、よく比べる対象になります。 シャアはイケメンなので、色々とコンプレックスをもっているアムロのほうが好きだと言っておけば、オタクは「俺も恋愛対称かも」と勘違いしてくれます。 京太郎「あ、アムロが好きなのは伝わりましたから、洋服買いに行きませんか?」 小蒔「うぐぅ! ありがとうございます!」 京太郎「いえ、では……行きましょう」 小蒔「(折り返しに来たけど、まだまだ京太郎さんの心を掴めてない)」ギュッ 京太郎「(どうしたもんかなぁ)」 小蒔「(次からは恥ずかしがってる場合じゃないですね!)」 ぶてぃっく 小蒔「うわぁ、沢山ありますね」 京太郎「好きなのを選んでください」 小蒔「で、でも! ここ高いですし」 京太郎「気にしないでください。俺が出すので」 小蒔「うぐぅ! そんなの悪いですよ!」 京太郎「あはは、大丈夫ですよ。こう見えても俺――」 / / | | | | | l l | | | | | / / | |__ | | | | | l l /| | | | |. /// | |\ |‐\八 | | | |__,l /-|‐ リ リ | | / / - 、 | x===ミx|‐-| | `ー /x===ミノ// / ∧{ / | .八 _/ { { 刈`| | l /´{ { 刈\,_| イ /ー―‐ ..__. / / | |/ \{^ヽ 乂辷ツ八 |\| /' 乂辷ソ ノ^l/ } / . . . . . . . . . . `「⌒ .. // /| l、 ー‐ \{ | / ー‐ j/ /}/ . . . . . . . . . . . . . .| . . . . . / _,/ . ..| | \ ! j/ ′/ . | . . . . . . . . . . . . . . .| . . . . . . / . . . . { |\ハ_, ノ ,___/{ . .| . . . . . . . . . . . . . . .| . . . . .∧. / . . . . . . . ′ | . .|\圦 / j/l/. . ′ . . . . . . . . . . . . . . . ./ . . .∧. /. . . . . . . . . . ′_,ノ⌒ヽ | 、 、 _ -‐' / . / . . . . . . . . . . . . . . ./ . / . . / . /\ . . . . . . r‐ ' ´ ∨\/ ̄ )  ̄ ̄ / /. ./ . . . . . . . . . . . . . . / . / . . ./ . . / . . . . . .\ . .ノ ----- 、 ∨/ / 、 / ,/ . / . . . . . . . . . . . . . . / . / . / . . . . . . . . . . . . . / ‘, ‘, ./、 \ / /. . / . . . . . . . . . . . . . . ./ . // . . . . . . . . . . / . . . . .{ ---- 、 ‘, } / . . } ̄ \ ̄ ̄ ̄/ ̄ / .{/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . -<⌒ . . . . . ./ . . . . ./ ‘, ‘,「l /⌒^\________/}/ . . . . . . . . . . . . . . . . . /´ \ . . . . / . . . . . .{ . . ‘, 人U{ . . . . . . .| \ / .| . . . . . . . . . . . .―‐┐ / \ . . . . . . . . } -- /\ . ノ r/ / . . . . . .| . . . \ ,/ . . . | . . . . / . . . . . . . . . . . ./ 京太郎「わりとお金持ち」 小蒔「(かっこいい)」キュンキュン 一「透華ー? まだかかるのー?」 透華「京太郎に可愛いと言って貰える服が見つかるまで帰りませんわ!!」シャッ 衣「まだまだ選ぶぞ!」 一「やれやれ。二人して、あいつのどこがそんなにいいの?」 透華「全てですわ! あと従姉弟っぽい」 衣「従姉妹っぽい」 一「あ、ふーん」 京太郎「うわぁ、すごく似合ってますよ!」 小蒔「うぐぅ! 買ってくださって、ありがとうございます」 京太郎「いえ、こんなかわいい物を見れたことに比べれば安いもんですよ」ニコッ 小蒔「うぐぅ……//」カァァ 京太郎「じゃあ次は喫茶店でも探しましょうか」 小蒔「うぐぅ! はい!」 京太郎「(そのうぐぅはいるんだろうか)」 小蒔「(さ、さて次のステップは)」ドキドキドキ スタスタ 霞「これよ、小蒔ちゃん!」サッ 初美「むがー!むがむがー!」ジタバタ 巴「おとなしくしてください!」 春「後で開放するから」 明星「すみませんすみませんすみません」 初美「むがぁぁぁあ!!} 巴「三人に勝てるわけないでしょう!」 京太郎「コーヒーの店でいいですか?」 小蒔「(い、行きます!)」ドキドキ 京太郎「神代さん?」 小蒔「う、」 ドクン 小蒔「うぐぅ! コーヒーでいいです牌これ~!」 京太郎「……へ?」 小蒔「きょ、京太郎氏はコーヒーはなにが好きですか? 私はカプチーノです牌これ~!」 京太郎「ぱ、ぱいこれ?」 小蒔「でもカプチーノは苦いので、いつも牌これ砂糖を沢山いれちゃうんです牌これ!」 京太郎「……あの、牌これってなんですか?」キョトン 小蒔「……ハハッ」 京太郎「」 小蒔「それでですね。この間は霞牌これちゃんが牌これをパイパイして~」 京太郎「……」 【巫女姫様の女子力憑依6 会話の最後にさりげなく「牌これ」と言っとく】 最近とても話題になることが多いゲーム『牌これ』。 実際に遊んだことはないかもしれませんが、会話の節々に「牌これ」と言っておけば、男は喜びます。 たとえば「昨日の晩御飯は何を食べたのかなあ? 私はカレーライス牌これ」「明日は雨なんだって牌これ」などですね。 男から「なんだよ牌これって~(笑)」とか言われても無視してOK。もしくは「ハハッ」と笑っておけば大丈夫。 スターバックス 京太郎「つ、着きましたよ(なんだか胸が痛くなってきた)」ズキズキ 小蒔「うぐぅ! いい香りがしますねー牌これ!!」 京太郎「じゃあ、入りましょうか」 カタカタカタ ゆみ「む、また女連れとはな」ッタァーン! ビシッ 店員「いらっしゃいませ」 京太郎「いつものを」 店員「いつものですねー」 小蒔「うぐぅ? いつもので通じるんですか牌これー?」 京太郎「ええ」 店員「お世話になっておりますー」 ゆみ「(馬鹿な!? 私ですらいつものなんて言ったことないぞ!?)」カタカタカタ 京太郎「小蒔さんはカプチーノでいいですよね?」 小蒔「うぐぅ!」コクコク 店員「たい焼きはいりませんか?」 小蒔「うぐぅ?」 店員「チッ、にわかかよ」 小蒔「オウフ……牌これ」 京太郎「??」 店員「では男前さんと月宮さんはこちらへ」 小蒔「月宮?」 ゆみ「S県か……いや、元ネタは鍵だな」カタカタカタ 霞「(誰でやるかが問題ね)」 巴「ネトゲやってそうな人といえば、あの人しかいないですけど」 小蒔「京太郎氏のは甘そうですね牌これ~」スタスタ 京太郎「ええ。なれるとこればっかりですよ」スタスタ 小蒔「(つ、次のテクニックは……恥ずかしすぎます)」ドキドキ で、でも! 京太郎さんに私を、娶ってもらう為に!! 小蒔「(私は! 頑張ります!!)」キッ 京太郎「ここが空いてますね」 小蒔「うぐぅ! はい。じゃあ、座ります……」 >--- 、 f ∨ 〈ヾヽ 〉ー- / >´ ̄ ヽj三王ヽ f´ / . . . . ..∨ `ミ=-、王ヾー、_>_/王〉 イ { i ヾア王三王三王三班ヽ / ヽ、 /ヽ ヽ ゞ--=^ヾ三王三王ミリ ,イ 、 /ヽ ソ __ . . \王三王ミi / >´ \ヽ / ヽ . ヾ三王ij / / ヘヾ ∧ . 〉三ゾ / ノ 〈ミ∨ ∧ 《ミ/i / , イ ヾ∨ ∧ゝ、 ノ彡ソゞ / >´ ∨ ∧ゞ王`ー--=´汪三∥ / / ヾ ∧ ` ̄~ ̄^~^ ̄ ゙̄´ 京太郎「(神代さん、ミニスカだから座る時気を付けないと中が見えそうだなー)」チラッ 小蒔「ッ~~~//」カァァ クパァ 京太郎「……えっ?」 小蒔「……//」ソワソワ 京太郎「あ、ちょ、え? は?(え、なにこれ? スカートの中身が俺に丸見えなんですけど?)」 小蒔「うぅ~~……//」パタパタ 京太郎「(ていうかちょっと待って! この世界の女ってみんなパンツ履いてねぇんだけど!!)」 小蒔「(み、見てる……見られてます)」カァァァ 京太郎「(アレが丸見えになってるぅぅぅぅぅぅ嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!! まっぴぃぃぃぃんくっ!!)」ガタガタガタ 小蒔「ぱっ」 京太郎「!?」 小蒔「パンツじゃないから恥ずかしくないもんっ!!」 / | |.. . ゙、 . ゙、゙、. \ |. i | i |. ∧ 、.i. .i . ` 、. ! | |、 | | i | ! | | | 、 > | | i 「! ヽート!、 リ ! |ハ ト | ̄ ̄. ,..-、| i | !゙、 _、!二゙、-| イ リ ! |ヽ | / へ.゙、 丶ヾヽ ´{ i` ヽ! 1!| /| !ノ゙、リ (パンツよりヤバイのが見えてるんですが……)」 ヽ \ !丶  ̄ Vイ ハ |\ i. 丶 \゙、 ` リ `ヽ `┬ 、 ヾ / i ;ィノ U ,....-ィ / ,, ‐レリ _  ̄ /゛=!_ \ `ー-、_ _/ ゛== 、 \ / ̄ヽ、 ゛===-、 小蒔「(あぅぅぅっ!!)」ボシュゥゥ 【巫女姫様の女子力憑依7 ミニスカ姿で席に座った瞬間「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」と言う】 男はストレートな女子ファッションに弱いので、ミニスカートで飲み会に行けば注目の的です。 座る瞬間「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」と言いながら顔を真っ赤にすると男はメロメロです。 京太郎「(お、落ち着け俺! 神代さんは何か勘違いしてるのかも)」ドキドキドキ 小蒔「~~~//」モジモジ 京太郎「あの、神代さん。女性なんですから、足は閉じた方が」 小蒔「オウフ……すみません……」パタン 京太郎「(これで当面の危機は去った)」ホッ 小蒔「(効果は、あったでしょうか?)」 京太郎「(一生忘れないぞ)」ホクホク 小蒔「か、カプチーノ頂きます」ズズッ 京太郎「ああ、それじゃあ俺も……」ズズ 小蒔「あの、それってなんて名前のコーヒーなんですか牌これ?」 京太郎「え? これですか?」 小蒔「うぐぅ! はい」 京太郎「ダブルベンティヘーゼルナッツアーモンドブラベウィズエクストラホイップウィズチョコレートソースエクストラコーヒーコーヒーフラペチーノライトアイスですよ」 小蒔「はへ?」 京太郎「ダブルベンティヘーゼルナッツアーモンドブラベウィズエクストラホイップウィズチョコレートソースエクストラコーヒーコーヒーフラペチーノライトアイスです」 小蒔「うぐぅ? それって何属性ですか?」 京太郎「え? 水、なのかな? でも、うーん」 小蒔「まぁとにかく美味しいんですよね牌これ!」 京太郎「はい。そうだ、一口飲みます?」スッ 小蒔「うぇっ!? な、ななな!?」カァァ 京太郎「?」 小蒔「そ、それって何属性ですか!?」 京太郎「属性?」 小蒔「口移し属性なんですか牌これ!?」ドキドキドキ 京太郎「ち、違いますよ! 俺はただ、一口飲んでもらおうと」 小蒔「うぐぅ! じゃあ関節キス属性ですね牌これ~!!」 京太郎「関節きっ……//」カァ 小蒔「うぐぅ!! うぐぅうぐぅ!」 京太郎「(あぁぁぁもぉぉぉぉ!!!! なんだよこれぇぇぇ!!)」モンモンモン 霞「いい感じね、フフフ」ニヤリ 春「黒糖オレください」 店員「ねぇよ」 【巫女姫様の女子力憑依8 とにかく「それって何属性?」と聞く】 男は暴走してわけのわからないことを言いがちですが、理解できなかったら「それって何属性?」と聞きましょう。 だいたいのオタク会話に通用するので、「こいつわかってるな」と思われると同時に、恋愛対象としてみてもらえます。 返答が理解できなくてもほっときましょう。理解する必要はないです。 霞「(そろそろ勝負を決める頃ね)」サッ 巴「行くんですか?」 霞「ええ。最終作戦よ!」 春「頑張って、姫様」 初美「むがぁあああああああああ!!」 明星「ひぃぃぃぃっ!?」 霞「さぁ、このカンペを見て!!」バッ 小蒔「(あ、あれは霞ちゃんからのカンペ!!)」チラッ 京太郎「(気が気でないぜ全く)」ドキドキ 小蒔「(が、頑張ります!)」スッ ガタッ 京太郎「? どうしたんですか、急に席を立って?」 小蒔「うぐぅ……きょ、京太郎氏!」テクテク 京太郎「な、なんですか!? え、ええ!?」 小蒔「! ふぅーっ」ミミフゥー ゾクゾク 京太郎「ひゃぁぁっ!?」ガタッ 小蒔「あんっ♪ 二人だけで消えませんか?」 京太郎「!?」 霞「勝ったわね」 巴「はい」 初美「むがぁあああああああああああああ!」ブチブチブチッ 春「嘘、拘束が……!?」 小蒔「(こ、こここここここれで!!)」ドキドキ 京太郎「……神代さん」ボソ 小蒔「うぐぅ! ひゃひっ! 牌これ!!」 / l ′ ,′/ / | ∧ , / l / ./ l ′ ∧ ′. / イ|l | l| / ,イ ィ} /! ′ |l ∧ ヽ. |l 八 | lレ\// / / l , / l / |l | l|ー一. |l /¨! .从{-==≧、 / ヌ } ./ / .!∧ |l | l| 从 { λ/ ` 弋丕 /´ l} //Ⅳ_ 斗< |l | l| ∨V ヽ / ´、ニ赱 | /l .八 l| } ` ┤ 从/ |l / ヽ |Ⅳ ∧ {! _ノ |/ ′∨ 仆、 八 ∨ -― 、 /≧ュ. / \ . ィ _/二二二≧ュ \ /}/. -=≦二ニニ=- 二二ニ()≧ュ ー</∨ __≦二二二二二ニニ -=ニ()ニ=-/ {=ニニ{0=- |二二二二二二ニニ//二=-/ 八 ニニ|0=- !__二ニニニニニニニ{ /二二二 >、 ,<-=ー ヽ\ 京太郎「どういう、つもりなんですか?」 小蒔「えっ……?」 【巫女姫様の女子力憑依9 耳元でフ~ッと息をかけてから小さな声で「あんっ、二人だけで消えない?」と言う】 文字で書くといやらしく感じますが、爽やかに明るく、でも小さな声でそう話すだけで男はあなたの虜になります。 話し始める前に、耳元でフ~ッと息をかけるのが重要ですよ。 京太郎「……さっきから、ふざけてるんですか?」 小蒔「オウフ……私はふざけてなんか」 京太郎「いい加減にしてください!!」ダンッ 小蒔「ひゃひっ!?」 京太郎「俺、久しぶりに神代さんに会えて……嬉しかったのに」ジワッ 小蒔「あっ」ドクン 京太郎「……すみません。怒鳴ったりして」ゴシゴシ 小蒔「え、えっと」 京太郎「俺、帰ります」ガタッ 小蒔「ま、待ってください! あの、私は別に!」 京太郎「……さようなら」 タタタッ 小蒔「あっ……」ズキッ 霞「……これマジ?」 巴「マジです」 春「ありえない」 明星「あわわわっ!」ガタガタ 初美「だ~~~か~~~ら~~~言ったんですよぉぉ!!!」ギロリッ 小蒔「……京太郎、さん」ポツン 店外 京太郎「……くそ!! 最低だ、俺」ワナワナ ペシッッ 京太郎「あたっ!? って、誰ですか!?」バッ / / . ∧ / ∧ . . . 〈 . . .. \ {/ . ./ミ∨/彡ヘ . . . ヽ. . . .. 〈 . ./`⌒^゙"^⌒´| . . . .. 、. . . .. | |i . .i |i . . . . . \ . . | . | || . .| 八 . . . . .\ \| .... | /¨ニ=- リ . i| ¬ト ´ ̄\「\ . . .ー=ニZ_ | ¨ニ=- / . ノリアテ斥 ァ弍斥仆 . . ___;; >/ ¨¨ニ=, ∠..ノ. ./ 小 乂゚ツ 乂゚ツ从 . .厂). .| ∨ / / イ八ノ {_ハ , ////⌒\ /. ⌒´ / . \ 八 , ーく / '⌒\_) / ; . / _厶ィ ` ´ イ / //⌒\__) / | /| .厂 | . . |> _,、</ /∨ _ --、__) __,,厶 |/´∨ | | . | | /-ヘ / ____,,) (____ ’ | |/\| |_, イ ∧ /∧ ゙マ/ (_____ `' │ ´\___/| 〉- 〈 ∨/ ∧ 〈_ (__,、 \_〉 ゙. / | . | , \∧ ‐=ニ..,, (___, \_ノ ∨ ∨ | ∧ `ヽ7 -=ニ,, ___/∧ } 〈 |\ / |/ // `、 }| 〉7 ⌒ン ノ ∨ | `〈 | ,// \_,,八 ∨/ / ∧ 人 \ │/  ̄\_〉 / ̄\_ イ| ゆみ「やぁ」 京太郎「あっ……ゆみさん」 ゆみ「……お前は間違っていないさ」 京太郎「でも……」 ゆみ「ふふ。思うところがあるなら、私が聞いてやる。どうだ? 駅前にスタバが出来たらしいんだが」 京太郎「……ありがとうございます」ゴシゴシ ゆみ「なぁに、美味いコーヒーを飲めば気も紛れるさ」 鹿児島 小蒔「……」シーン 初美「誰のせいですかー? はい、誰のせいですかああああああああああああああああああ!?!!?」ダンッ 霞「ひぅっ……ごめんなさい、ごめんなさい」ポロポロ 春「落ち着いて」 初美「あ?」 春「ゴメンナサイ」グス 巴「ちゃんと忠告を聞くべきした……申し訳ありません姫様」 初美「姫様だけじゃありませんよー!! 須賀君にも酷いことをしたって自覚あるんですかー!?」 霞「そうね……彼にもちゃんと謝らないと」グスッ 初美「姫様。大丈夫ですよー、私達がちゃんとどうにかしますからー」 小蒔「はい……でも、これは私の問題でもあるから」ブルブル 初美「姫様……」 小蒔「(京太郎……さん)」 十年前 須賀父「いいか京太郎? 姫様に無礼が無いようにな?」 京太郎「はーい」 須賀父「じゃあ父さんは久しぶりに当主と話してくるから」 京太郎「俺は?」 須賀父「向こうに六仙の子達と姫様がいるらしいから、遊んでこい」 京太郎「えー? 女と遊ぶなんて嫌だー」 須賀父「つべ言わずに行けホイ」 京太郎「……ちぇー」スタスタ キョロキョロ 京太郎「って、誰もいねーじゃん」 ウワーン ワーンワーン 京太郎「?」 「ひっく、ぐすっ」 京太郎「なんだここ? 蔵? 中から声が聞こえるぞ」 京太郎「ノックしてもしもーし!」コンコン 「え? 誰、ですか?」 京太郎「通りすがりの須賀京太郎だけど」 「すがきょうたろぉ?」 京太郎「俺が名乗ったんだから、お前も名乗れよコノヤロー」 「や、やろうじゃないです。小蒔です」 京太郎「こまき? 小蒔かー、そんで? 何してんの?」 「遊んでいたら、大切なお皿を割っちゃって……それで」グスッ 京太郎「ふーん? お仕置きで閉じ込められてんだ」 「はい」 京太郎「じゃあ、開けてやろうか?」 「え? で、でもバレたらお父様に怒られるから……」 京太郎「そんときゃ、一緒に怒られてやるよ」ガコン 「そんなの、ダメです!」 京太郎「しょうがねぇなぁ。じゃあ……」 ギギギギィィィ 小蒔「あっ」ドクン _ -‐==‐- /. . . . . . ` -‐==ニ二 ‐‐- _ `ヽ / . . . / / / `ヽ / / .i .ト . __ニ=-. ./ . / | | ヽ \ / . / { i‐-ヽ ._\ \ ./ . { i ', ! ___\ . / ヽ \ ニ=- ̄ / | i | | |≠r rュミヾ i{ .ハ ∨ ∨ミ、 ./ /| i .{ !`ヽ !| {つ i! } `ヽ| 〉j. 〉 } // | ', i !ニミヽi\{ 乂zzソ /| !| | i ヽ ム . |fっi! } { i |‐-─ 、- | ト \ヽ|匁ソ , / i/| | . . . . ./ ヽ | .| } ゝ ‐- / !/i| . . / i t|ノノ~|/Vハ くi ノ /. ヽ/ |ゝ、 \ -‐ /. / ヽ >‐──.、. . / -‐‐、 / _,「 . ) . / イ ニ=- ~ / f . | r / // ~ ‐-ヽ / | ハ ! /| / i / __ i . 、/|__ ∠ / ‐ // | /`-‐ / / | __ -‐/ / | 京太郎「俺が中に入ってやるよ。それなら、問題ねぇだろー?」 バタン 小蒔「……あ、え?」 京太郎「よいしょっと。うわー、中は暗いなー」 小蒔「どう……して?」 京太郎「ん? だって暇だし」 小蒔「それだけ、で?」 京太郎「んー、後はそうだな……ちょっと、お前が俺の知り合いに似てるから」 小蒔「知り合い?」 京太郎「泣き虫で、ドジで、どうしようも無い奴だけど……可愛い奴なんだ」 小蒔「……ふぅん」 京太郎「だから、俺が守ってやるよ」ギュッ 小蒔「あ……ありがとう……//」カァ 現在 小蒔「……あれから、十年」 あの後、私と京太郎さんはいつの間にか眠っちゃって 起きた時には、京太郎さんは父親に連れられて帰った後だった 時間にして、僅か一時間ほどしか話せなかったけど 私は――あの日からずっと、ずっと 小蒔「京太郎、さん」ギュッ ウワァァァァアン!! ァァァァァァッ……ウアァァァ 霞「落ち込んでるわね」ハァ 巴「今度こそどうにかしませんと」 初美「……何かいい案があれば」 春「ある」 初美「!?」 春「とっておきが、ある」ドン 初美「どうせくだらない案に決まってますよー」 春「今度はイケる」 霞「参考までに聞かせてくれる?」 春「こういうの」ゴニョゴニョ 巴「え? それは……」ナイナイ 初美「頭がおかしくなりましたかー?」 霞「ええ。正気じゃないわ」 初美「!?」バッ 霞「? どうしたの?」 初美「霞ちゃんがおかしいと思うということは……まさかのまさかですよー!?」ピコーン 明星「はい! 姉さまの考えと真逆のことをやれば成功に決まっています!!」ニッコリ 霞「おい」クイクイッ 初美「到底おかしな作戦ですがー! もはやこれに縋るしかないですねー」 春「お任せあれ」 巴「(それって敗北フラグじゃ……)」 初美「姫様ー!! 姫様ー!! 最後の作戦ですよー!!)」タタタッ 須賀家 京太郎「……神代、さん」 ~ゆみ「彼女なりに、お前にアピールしようとしたんだろう。認めろとは言わないが、分かってはやってくれ」~ 京太郎「そう、なのかな?」 あのアホみたいに思えた行動も全て――俺の為にやってことだとしたら 京太郎「……謝らないと、な」 そうだ、俺は神代さんを拒絶してしまった ガキの頃に、守るって言ったのに! 京太郎「くそ! こうしちゃいられねぇ!! 謝りに行かねぇと!!」ダッ ピンポーン 京太郎「!?」タタッ ダダダダ ガチャッ 京太郎「神代さん!?」 小蒔「あ、あの……//」モジモジ 京太郎「神代さん、俺……あの」 小蒔「ごめんなさい。私、京太郎さんのことを何も考えてませんでした」 京太郎「!!」 小蒔「だから、私謝りたくて」 京太郎「謝るのは俺の方です! ごめんなさい!! 神代さんの気持ちを!」 小蒔「いえ、それはいいんです。私はもう、決めましたから」 京太郎「え?」 小蒔「京太郎さん! 私、神代小蒔は!!」ドクン 京太郎「っ」ドキッ ドクン ドクン 小蒔「今日からおぬしの家に住むわ!」デーン 京太郎「」 【巫女姫様の女子力憑依10 突然「今日からおぬしの家に住むわ」と言って押しかける】 突然、何の連絡もせず、リュックとバッグを持って男の家に行き、「今日からおぬしの家に住むわ」と言って転がり込みましょう。 男は驚きながらも漫画やアニメやラノベのような展開に喜び、あなたを受け入れてくれるはずです。 貧乏だったり生理的に受け付けなかったら出て行けばOK。ただし、ストーカー被害に遭わないためのケアは必要です。 京太郎「(聞き間違いか?)」ゴシゴシ 小蒔「えへへっ」ドキドキ 京太郎「あの、もう一度言ってもらえますか?」 小蒔「はい! 今日からおぬしの家に住むわ!!」デーン 京太郎「……は?」 小蒔「荷物も持ってきました! これからは同じ屋根の下で暮らします!」 京太郎「……ひ?」 小蒔「身の回りのお世話から何もかもを行います!」 京太郎「……ふ?」 小蒔「だから、その……//」 京太郎「……へ?」 ... -―━―- ... / \ / / / / l . / / / | |l l l . | l | l 八i l 八 ハ l | | |八芹坏\ ノ芹坏ノ} | |从 { ヒソ ヒソ 厶イ | 八 }∧/// ' /// _'ノ 八 \ .、 V__フ .. / `Y^介ト - 个ミ= / //} /\' \ / / / { ∧/ / | l |_ /{ { { i / / | l八\ /八八 | ∨ / | / \ / {ノ / / ノ' } ∧ 〈__/ / / ∨_rv'__ 〈人_{ / / |―┴'´人 / 从 /\/ 从 ∧. _/ \{ { _, 、__ / ――、∧ / __ }二二二二二≧==≦{ // ̄ ̄ \ 小蒔「いっぱい、愛して……くださいっ」ニコッ 京太郎「ほぉぉぉぉぉぉ!?!?」 冴えない男子高校生の俺の家に、突然巨乳巫女が押しかけてきた! そんな巫女の目的は、俺との間に子供作ることだって!? おいおい、俺の貞操は一体どうなっちゃうんだ!? 京太郎「ってエロゲかよ!!!!」 小蒔「もう、離しませんからっ!」ダキッ ムニュン 京太郎「やわぁあーーーーらぁぁぁぁあぃい!!!」 小蒔「んふふ」スリスリ 霞「結局は」 初美「胸で」 巴「攻めるのが」 春「一番」ポリポリ 明星「大人って……大人って」ズゥーン 小蒔「京太郎さぁーん、大好きですっ」 京太郎「うわぁぁぁぁぁ!! 理性がぁぁぁぁぁ!!」 この後どうなったかって? さぁ――どうなったんだろうな 第二十章【巫女サーの姫! 女子力憑依の裏技!】 カンッ!
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第三章【密着!そしてS(シャープ)S(シューター)恋愛へ】 アフター 京太郎「美味しいですね、このお茶菓子」 菫「ふふ、そうだろう?」 京太郎「弘世さんはなんだか、和って感じがしますよね」 菫「そうか?」 京太郎「はい。こう、パッツンな感じとか」 菫「それは褒めているのか?」クスクス 京太郎「多分褒めてます。ほら、大和撫子的な」アハハ 菫「全く、調子のいい奴だ」 京太郎「あの、弘世さん」 菫「ん?」 京太郎「髪に、触ってもいいですか?」 菫「ど、どうしたんだ急に?」ドキッ 京太郎「いや、なんだか綺麗だなって」 菫「ま、まぁ……少しくらいなら構わないが」 京太郎「やった!」 菫「……」 ! . . |..... | | | ! |__!........| . ゙、 、 ヾ、 | .. i | | | | 「! i ! `ヽ!| . .i i. ト、! !.... i | | i |,rゥ-ニミ┘i__ ノ| |..i | i . . i i | | i |! ー-'..ヾ `iヽ!ノ;ノ ;i | ! i| | | | i ! iァ ....!ヾノ (今私は男に髪を触られている……! これは結婚するしかない) i. i | i | | i i ヾ | | i i i | | i i / . .|. ! ! ! i | | ゙、i _,...._ l . |. i // / /`ー^-、 」i_ ゙、 `" / .i.| i //; ' ´ ̄ ̄`ヽ  ̄ / | ! / //' \ r-、__ ノ -、_; |i| / / ...\ | | | `ヾ! / / ...ヽ | |../ / .. \ .i | ! 菫「……」ギラギラ 京太郎「うわーサラサラだーって!? 顔こわっ!?」ビクッ 菫「はっ!? いや、すまない。今のは違うんだ」 京太郎「そ、そうですか? うわーびっくりしたー」 菫「考え事をしていてな。もう一度触ってくれ」 京太郎「はい」サラサラ 菫「んっ……」 京太郎「凄い、枝毛一つありませんよ」 菫「そうか? 特別なことは何もしていないが」 京太郎「それが逆にいいのかもしれませんね」アハハ 菫「……生まれてこの方。自分の髪に感謝したことはないが」 京太郎「?」 菫「今日ばかりは、感謝するか」クスッ その後も、京ちゃんに髪を撫でてもらっていたけど 帰ってきたお母さんに見られて、真っ赤になる菫さんなのでした
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憩「ちゅーわけで、全国個人戦出場者の親睦を深めるためにみんなでかくれんぼしましょー!」 一同「おー♪」 京太郎「え、なにこれ怖い……」 憩「どしたん、京太郎君?」 京太郎「どしたん、じゃないですよ!なんなんですかこの面子!?」 利仙「え?」 もこ「……」 藍子「ん?」 絃「――――」 京太郎「どーしてかくれんぼすんのに、東海王者とか静岡一位とか千葉MVPの人達を呼び出してるんですか!?」 憩「だって、二人やったらあんまり面白くないやん?」 憩「まあ~?京太郎君が二人っきりで遊びたいって言うんならそれもありなんやけどね」 憩「ところがどっこい……!今回はさっき言った通り、みんなと親睦を深めます……!!」(ざわ……ざわ…… そっとしておこう…… 京太郎「はあ……分かりました」 京太郎「でもみなさん、忙しかったりするんじゃないんですか?」 利仙「大丈夫ですよー」 藍子「こっちとしては嬉しいお誘いだったしね」 京太郎「そうなんですか?」 藍子「まね。ほら、もこってシャイだから……こーやって遊んでくれる人少ないの」 もこ「…………」(ブツブツブツブツ 京太郎「…………なるほど」 憩「では、京太郎君も納得してくれたとこで鬼を決めたいと思いまーす!!」 憩「出ーさなきゃ負けよ、イン・ジャン・ホイ!!」 一同「――――あ」(チョキ もこ「――――」(パー 藍子「えっと、大丈夫もこ?鬼だけどでき――」 もこ「――――♪」(ぎひっ 藍子「あ、大丈夫そーね」 京太郎(あれ喜んでるんだ……) 絃(あれはあれで可愛いとは思いますが) 憩「―――――そ、それじゃあかくれんぼスタート~♪」 ――――それからどうした 【ロッカールーム】 もこ「…………?」(キョロキョロ ロッカー「――――――――」 もこ「…………」(ガン、バン、ドン、バカッ……! ラストロッカー「…………」(ざわ……ざわ…… もこ「……♪」(ぎひっ タッタッタッタ…… ロッカー「……………」 【ロッカー内】 京太郎「……行ったみたいですよ」 憩「やね……。いやあ、まさかうちの隠れよ思ったロッカーに京太郎君が入っとったとは……フフッ、気が合うねえ」 京太郎「それで同じロッカーに入ってくるのはどうなんですか?」 憩「えー、いいやん、まだ余裕はあったんやし」 京太郎(い、いや、こんなに密着してるといろいろマズいんだよ……。ボリューム不足とはいえ柔らかい感触とか、なんかいい匂いとか……!) 京太郎「と、とりあえずもこさんも行きましたし、一旦出ましょう!暑いですし!!」 憩「え?あ、う、うん、そうやね」 憩(ちょっと汗かいたしな……臭かったりせえへんやろか……) 憩「よいしょ―――――っと?」 憩「えっと、あれ?……嘘やろ?」 京太郎「あの、どうかしたんですか?」 憩「ゴメン、京太郎君――――ロッカーの扉、開かへん……」 京太郎「え……ええぇぇぇぇぇぇぇっ!?」 ――半時間後 京太郎「―――――」 京太郎の頬を汗が流れる。 が、それも致し方なし。緊張している……狭い空間、世間で上から数えた方が早いであろう容姿の少女と密着している、そんな状況っ……! 京太郎「……だ、大丈夫ですか荒川さん?」 憩「ぅ、うん……」(モジモジ 異様な状況…… 肌の触れあう狭い空間に男女二人きり……意識せざるを得ないっ……! 京太郎(時間が経つにつれて、荒川さんが挙動不審になっていく……) 憩(うわうわやばいやばい……!)(グールグル 徐々に高まっていく危機感と、異性とぴたり寄り添っている状態に憩はクラクラし始めていた。 光源がロッカーの隙間から差し込む光だけの空間。耳まで熱くなっている自分の顔を見られなくてよかったと、激しく鼓動を打つ胸を気にしながら思う。 憩(さっきからずーっと、京太郎君にうちの胸押し付けとる形なんやけど……ど、どないしよ……!こ、このままこんなん続いたら――――) 駆け抜ける脳内映像……! ロッカーの中、激しく抱き合い……確かめ合うっ、お互いを……! ――――荒川さん……いや、憩さん!俺、もう……!! ――――あ、そ、そんなん……こんな場所じゃアカンよ……! 憩(――――う、うわーーーー、うわーーーーーー!?)(悶々 いつもは余裕のある態度で接しているのだが、さすがにこうした状況など考慮しているはずもなく、憩の思考は散り散りになっていくばかりだ。 憩(い、意外と京太郎君、体がっしりしとるし……なんちゅーか、香水とか使ってへんのに嫌な匂いせえへんし……) 男っぽさ、というのだろうか。 とにかく、性別というものを強く意識せざるを得ない。 憩(ぅ、ん……アカンて、変な気持になってまうよ……) 密室の中に居続けたせいで、少し服の中が蒸れてきてしまっている。 男の子には分からないかもしれないが、これで意外とスカートというのも中に熱が篭るのである。 まして、汚れや痛みに強いナース服の生地。梅雨時のように着心地が悪くなってしまっていたりした。 憩「ちょっとゴメン、京太郎君……」 京太郎「え、ちょっと、荒川さん!?」 憩「え―――――ッ!?」 モゾモゾと狭いのを承知で、熱を抜くために体を蠢かした瞬間、京太郎から狼狽した声が届く。 どうかしたのかと、たいして気にも留めず顔を上げたところで憩は気付いた。 憩(――――――――ちょう背伸びしたら口ひっついてまうやんーーーー!?) 京太郎「―――――――」(ギリギリ…… 憩が顔を上げたことでさらに接近した唇を回避するため、首を限界まで伸ばしている京太郎の努力が涙ぐましい。 憩(……だからって、ここまで必死に避けてんのはどーか思うけどね) 京太郎「あ、の……?」 憩「――――京太郎君は嫌?」 首を伸ばしたままの京太郎の目を真っ直ぐ見つめて聞いてみる。 京太郎「え、嫌ってどういう意味……ええ!?」 憩「――――」 狼狽する京太郎を暫し見つめた後、憩は静かに目を閉じて―――― 京太郎「うおっ、眩しッ!?」 憩「…………え」 ガボンッ、と薄い金属板の震える音と共にロッカーの中に光が溢れた。 逆光に目が眩むが、すぐに明るさに慣れる。振り返った先の視界に立っていたのは、ゴシックロリータ風の服と、左目を隠すリボンや包帯に身を包んだ対木もこ。 もこ「…………」 京太郎「――――」 憩「――――――――」 沈黙が痛い。 そういえば自分達はかくれんぼをしていたなあ、と今更ながら思い出す京太郎と憩に、もこは感情の窺えぬ顔――――いや、違った、子供が見ればひきつけを起こすような満面の笑みを浮かべてくれた。 もこ「――――――――♪」(ぎひっ!! 京太郎「ヒイィッ!?」 憩「も、もしかして……」 もこ「~~~~♪」(ブツブツブツブツ 最後に残ったロッカーを開けずに去ったのはもしや、と考える憩。 京太郎「み、見つかっちゃったことだし、戻りましょうか……」 憩「う、うん、そやね……」 真実を知るのは、凶笑と呼んで差し支えない笑みを残して背を向けるもこのみ。 憩(ちょっと……惜しかったかもしれんね) 喉元過ぎればなんとやら。 次、同じ状況になったら今度は躊躇わないでいこうと決心する憩であった――――
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※どうやらAAがずれてしまうようなので、ご了承ください . 怜「ふぁぁ、けほっ」 怜「朝から咳か……調子悪いなぁ」 「怜ー!竜華ちゃんが迎えに来てるでー!」 京太郎「ふぁぁ、眠いなぁ」 京太郎「昨日夜遅くまでネト麻やってたからか?」 京太郎「……行くか」 竜華「おはよー怜ー!」 怜「おはよ、けほっ」 竜華「大丈夫?」 怜「ちょっと調子悪いだけやから」 霞「あら、おはよう、京太郎くん」 京太郎「おはようございます霞さん!良かったら一緒に行きませんか?」 霞「うん、いいわよ」 京太郎「霞さんと一緒に行くのって、春ぶりでしたっけ?」 霞「ええ、そうだったわね。それじゃあ行きましょうか」 京太郎「はい!」 怜(しかし、ほんまに竜華のおっぱいは大きいな……) 怜(いっそのこと欲望に身をゆだねて揉んでみよか)ウネウネ 京太郎(しかし、本当に霞さんのは……ごくり) 京太郎(こう、ちょん、と触るくらいなら……)ウネウネ こ、こんな立派なおもちが近くにあるなんて、羨ましいのです!そこを変わるのです!ボクたちワタシたち! オマカセアレレレレレレ! 京太郎(怜)「隙ありやっ!」モニュ 霞「……あらあら」ゴッ 怜(京太郎)「今だっ!」プニッ 竜華「ええっ!」 怜「あ、あれ……?」プニュップニュッ 怜「どうして竜華さんがここに?」 竜華「とぉーきぃー?」ピキピキ 霞「京太郎くんのエッチ!」 京太郎「」フシュー 京太郎(痛い、なんやこれ、反則やろ……) 京太郎(あれ?なんで石戸さんがここにおるんや?) 京太郎(服……制服やない) 怜(制服じゃない) 京太郎(手もごつうなっとる……って) 怜(手もなんか小っちゃくなってる……って) 怜京(まさか!) 霞『京太郎くんのエッチ!』 竜華『とぉーきぃー?』ピキピキ 怜京(身体が入れ替わった!?) 怜「それで、どうするんですか!?」 京太郎『どうする言われてもな……自分の声を聞くってなんか薄気味悪いな』 怜「確かにそうですねー、って違いますよ!」 怜「どうするんですか、授業とか生活とか」 京太郎『お互いのいつも通りを演じればええんやない?』 怜「そんな他人事みたいに……」 京太郎『せやったな、ごめん。少し舞い上がっとった』 怜「舞い上がってた?」 京太郎『やっと健康な身体になれたんやーって』 京太郎『今まで体育の授業もまともに出られなかったのに、こんな元気な身体になれて嬉しかったんや』 怜「」ブワッ 京太郎『でも、京くんには迷惑やったな、自重するわ』 怜「……いいでず」ズビーッ 怜「俺の身体で良ければ好きに使ってぐだざい」 京太郎『ええんか?』 怜「勿論でず」 京太郎『そか……おおきに!』 怜「その言葉は怜さんの声で聞きたかったです」 京太郎『お礼はまたするわ、せや良いこと教えといたる―――』 【side-怜-】 京太郎「うっち~だおれうっち~だおれ♪」 咏「お、元気じゃん、どしたの?」 京太郎「ええことがあったんや!」 咏「あれ?京太郎関西弁なんて使ってたっけか?」 京太郎(せや、これは京くんの身体やったな、気をつけんと) 京太郎「憩さんの真似をしてみたんだけど、どうだった?」 咏「似合わねえからやめといた方がいんじゃねーの、知らんけど」 咏「でさでさ!今日の体育なんだけどさ!」 京太郎「おう、何だ?」 京太郎(今日が体育やったんか、ツイとる) 京太郎(今日のときちゃんツイとるで!) 咏「男女でペアになるって話だったじゃねえか、知らんけど」 咏「だから……その……えっとぉ……」 京太郎「よし、組もう!俺と咏なら誰にも止められないぜ!」ダキッ 咏「ばっ、バカ!何抱き着いてんだよ!は、放せよ……」カァァ 【side-京太郎-】 怜(あー身体重っ、だるっ、咳出過ぎ) 怜(肺も痛いし心臓も痛いし頭も痛い) 怜(こんなんだったら体育になんて出られないよな……) 怜(というわけで、俺は今ッ!一人で体育の授業を見学しているッ!) 怜(そして間もなく100m走が始まろうとしているッ!これを見逃さない手はねえぜ!) 怜(怜さんから貰ったアドバイス、早速役立てますよ!) 京太郎『ロッカーん中に双眼鏡入っとるから、それを使えば今日は竜華のおっぱい見放題やで』 怜「なんですとおっ!?」 京太郎『あと、竜華は「手が滑ったー」とか適当な理由つけとったらいつでも触れるで』 怜「触れる、触れるってあのおぱーいをですか?」ガクガク 京太郎『せやでーほな頑張ってなー』 怜「ありがとうございやしたぁーっ!」 怜「双眼鏡装着完了!今走ってるのはーっと……江口先輩か」 セーラ「うりゃりゃりゃりゃりゃー!」 怜「おお、あの第二レーンの人、なかなか……ごくり」 怜「次はついに竜華さんの走る番だな!」 怜「さぁーてどれどれー」 竜華「はぁ……はぁっ……」ポヨンポヨン 怜「お……おお!」 怜「竜華さんのわがままボディーが!」 怜「あの豊満なオパーイが、お、おお、おおおお、おおおおお!」 竜華「はぁ……はぁ……」ポヨンポヨン 怜「FOOOOOOOOOOO!!!!!」ドバァッ 怜(神様、感謝します) 【side-怜-】 京太郎「咏ー!速く速くー!」 咏「おまっ、お前に追いつけってのが、ぜぇ、無理だ、はぁっ」コヒューコヒュー 「次はドッジバールやでー」 京太郎「よっしゃ!速く行こうぜ!」 咏「ちょっと待てよ……」 京太郎「んーそんじゃ」ニギッ 咏「は、はあっ!?」 京太郎「こうしてれば咏はついてくるだろ?」ニカッ 咏「……お、おう……」カァァ 京太郎「よし、今度こそ!」ダッ 京太郎「FOOOOOOOOO!!!!」 京太郎(風を切って走るんて、こんなに、こんなに気持ちええんやな!) 咏(誰か止めてくれ……) 【side-京太郎-】 怜「ん……うーん」 竜華「怜、起きた?」 怜(ああ、何か頭にすっげえ柔らかい感触がする) 怜(髪撫でられんのも気持ちいいなー) 怜(……そうか、これが竜華さんのお家芸) 怜(膝枕!) 怜(まさか味わえるとはな、けっけっけ) 怜(もっとたぁーっぷり味わってやるぜ!) 怜「んー、りゅーかぁ?」モニュ 竜華「ひゃうっ」 竜華「と、怜……?」 怜「寝とるからようわからんな……夢なんか?」モニュモニュモニュモニュ 竜華「あんっ、と、ときぃ……んっ」 怜(おぱーいって、こんなに柔らかいものだったのか)モニュモニュモニュモニュモニュモニュモニュ 怜(やばい、癖になる)モニュモニュモニュモニュモニュモニュモニュモニュモニュモニュモニュモニュ 竜華「ああっんっ、ときぃ、ときぃっ、やめぇ、やめてぇっ、あんっ!」 怜(そういえば、竜華さんが心なしか濡れてるような……)モニュモニュモニュモニュモニュモニュモニュモニュモニュモニュモニュモニュ 怜(そうか、今は体育の授業中!)モニュモニュモニュモニュモニュモニュモニュモニュモニュモニュモニュモニュ 怜(それはつまり竜華さんはブルマでポニーテールで汗で濡れている、というわけで)モニュモニュモニュモニュモニュモニュモニュモニュモニュモニュモニュモニュ 竜華「あっ、ああっ」ピクッ ピクッ 怜(……エロい) 【side-怜-】 京太郎「掃除終わりっ!さーて次は……お茶を入れなきゃな!」 憩「なあ、どうしたんあれ、いつにも増して雑用魂燃えとるけど」ヒソヒソ 咏「私にもわっかんねーんだよ、朝からめっちゃくちゃ元気いいんだよ」ヒソヒソ 照「あんな京、初めて見た」ヒソヒソ エイスリン「キョウタロー!オンブ!」 京太郎「いいですよ、どうぞ」 エイスリン「シチュウヒキズリマワシ!」 京太郎「校内一周ですね」 エイスリン「」コクッ エイスリン「Let s go!」 京太郎「京太郎号はっしーん!」ドタドタ エイスリン「HEEEEEEEEHAAAAAAAAAA!!!!」 憩「平和やな」ヒソヒソ 咏「だからまだいいんだけどよ」ヒソヒソ 照「心配」モグモグ 郁乃(なんで誰もエイちゃんにつっこまんのやろ……) 【side-京太郎-】 怜『なあ、竜華』 竜華『なんや、怜?』 怜『みんなで温泉行かへん?』 竜華『温泉?』 怜『ほら、もうインハイも終わってもうたし、秋季大会に向けて部の親睦を深めたいなーって』 浩子『それやったら合宿所の温泉がええんとちゃいます?』 セーラ『お、ええな!行こう行こう!』 泉『先輩方が行くんなら私もご一緒させてもろてもよろしいですか?』 怜『勿論や!せや、OGの人たちも呼んで盛大にやろうや!』 雅枝『ダメや、せめて部内だけにしとき』 怜『あ、監督もどうですか?この際やから洋榎たちも連れて』 怜『あそこの温泉ええとこですし、洋榎たちも「オカン最高や!」とか言って喜ぶんちゃいます?』 雅枝『なるほど……ありやな』 雅枝『ほな温泉親睦会や!』 怜(完璧!まさに完璧だ!) 怜(着替えのときはブラに遮られて見えなかったけど、ようやく竜華さんの生おぱーい) 怜(それに絹恵さんと雅枝さんのも……ごくり) 怜(泉とか洋榎さんのとかは……失礼だし一応見ておくか) 怜(このドアを開ければ天国が待っている!) 怜(いざ行かん!わが天国へ!) 怜(誰もが夢見た楽園へ!) ガララ オマカセアレレレレレレ! 京太郎「……あれ?」 京太郎「どうして俺の部屋にいるんだ?」 京太郎「あーそっかーどこでもドアか、うんうんなるほどな」 京太郎「さーてと、天国行きのドアはどこかなー」 京太郎「……って!なんでだよっ!」 京太郎「どこにいったんだよマイヘヴン!」 京太郎「くそぉ、くそぉ……」 京太郎「こうなったら旅に出てやる!」 【side-怜-】 怜「あれ」グーパーグーパー 怜「あれれ」ホッペムニーッ 怜「元に戻ったんか」 竜華「怜ー早くー」 怜「今行くー」 怜(温泉……そういうことか) 怜(まあ身体を好き勝手させてもろたんや、このくらいええわ) 竜華「なんや、嬉しそうやな?」 怜「聞いて聞いてー実は今日な―――――」 怜「―――――ってことがあったんや」 怜「でも、信じてくれへんやろな」 竜華「ううん、信じるで」 竜華「それじゃあ今日一日、怜は京くんで京くんが怜やったんやろ?」 怜「せやでー」 竜華「そかー、全部あの須賀のせいやったんやなー」ピキピキ 竜華「ようやくスッキリしたわー」ピキピキ 怜(あ……やってしもた) 怜(ごめんな、京くん) .| ,;;;;;;; ´ | ,,;; "" . | (ニニニ) ..,,,;; ´´____,,,,,;;;;;--‐‐‐ ´´´´´´ ;;,,,_|____ ,,; __________________________________,,,,,,,;λ γ‐ニ二===-‐ ´ " /ヽ, "; /;;;;;;;;; ===ニニニ‐‐‐‐‐‐‐‐‐三三≡ニ==---τ.][_ζ 竜華「須賀のドスケベはどこやーっ」 ;;l;; ´`、| ;;;;;;; i-- ---.]〔コロ‐-;,,,,,,,,__________ / / ;; _,, -‐ ´´´ ̄.| ̄| ̄ ̄┌‐l"´ ̄ ̄ ̄ ̄`i. / ./ ,- " `、__,,./ | | └‐!________________,;|、___________________________/ ,/ ______、 ____,.- "ヤ__,,.. -‐´ __,,.. .-と=‐-ャ ``丶‐‐‐------ ;;;;;;;;;;,,,,,,=ニニ‐ ´ i ´ | ヽ__,,.. .= ""~ .|と´ / _______________,,,,,,; |ゝ (⌒) ,;==‐ "´ [二二二]__________ __,,,; -‐i‐ ´´` `O `´``‐‐‐‐‐‐フヽ二ニ=======-- ´⊂ニニ二] ヽ_|`````´ ー‐‐==[ココヽ‐、ヽγ⌒、 λ ノ ゝ__ノ ` ´ 咏「京太郎なら奈良におもちの捏ね方を習いに行くってよー!」
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もし地震が起こったら 白糸台高校の部室にて グラグラグラグラグラ 京太郎「うわっ!めちゃくちゃ揺れてる!」 淡「おお!すっごいじゃん!地震だよ!」 菫「能天気に喜んでいる場合か!早く何処かに隠れ……ちょっと待て、照はどこだ?」 京太郎「さっき菓子類を抱えてダッシュで部室から出て行きました!」 菫「なんて馬鹿なことを!」 淡「そんな、テルー!」 京太郎「お、俺!連れ戻してきます!」 菫「馬鹿者!お前まで身の危険に晒されるんだぞ!」 淡「キョータロー!行っちゃ駄目だよ!」 京太郎「……ごめんなさい、菫部長、淡……それでも俺、あの人を見捨てられないんだ!!……ん?」ガチャガチャ 淡&菫「……?」 京太郎「あ、開かねぇ!どうなってんだ!!?」 菫「ッ!まさか地震のせいで歪みが生じたのか!?」 淡「うそぉ!!それじゃあ閉じ込められたみたいなもんじゃん!!」 京太郎「そんな……」 菫「……」 淡「キョータロー……」 京太郎「くそっ……くそぉっ!!照さぁぁぁぁん!!!」 照「なに?京ちゃん」ガチャッ 三人「」 照「?どうしたの?皆して固まって」 京太郎「て、照さん……無事だったんですね」 照「えっ、当たり前じゃない。私が外に出たくらいに、もう地震治まってたんだから」 京太郎「えっ、あっ」 菫&淡「「……そういえば」」 京太郎「あ……ああ……////」プルプル 照「京ちゃん大丈夫?顔真っ赤だよ?」 京太郎「う、うわあああああああああん!!!」ダダッガチャッバタンッ 照「……そんなに恥ずかしかったのかな?私の名前叫ぶの……」 カンッ!
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. 京太郎「おはよう」 菫「おはよう、もう朝ごはん作ってあるぞ」 京太郎「いつもすまないな」 菫「京太郎は仕事で忙しいんだからしょうがないだろう」 京太郎「もっと菫と話せたらいいんだけどな」 菫「いいさ、っと」ヒョイッ 菫「お弁当付けてたぞ」パクッ 菫「うん、おいしい、京太郎の味がする」ニコッ 京太郎「じゃあもっといいものを」チュッ 菫「んっ」 京太郎「……はぁ、おいしかったか?」 菫「ああ、とっても」 【(株)白糸台】 京太郎「どもー」 淡「きょーたろー遅いよっ!」 誠子「淡、仮にも部長だぞ」 淡「関係ないです!きょーたろーはきょーたろーだもん!」 誠子「お前なぁ……」 京太郎「まあまあ、二人とも落ち着いて」 尭深「お茶、いれましたよ」 京太郎「毎度すみません」 尭深「これも仕事なので」 淡「……」ジトッ 京太郎「淡、どうした?」 淡「たかみ先輩ときょーたろーって仲良いよね」 尭深「そう?普通だと思うけど」 淡「きょーたろー!たかみ先輩が可愛いからって浮気しちゃだめだからね!」 誠子「何をバカなことを言ってるんだ、営業行くぞ」 淡「はーい!」 誠子「それじゃ、失礼します」 淡「行ってきまーす」 尭深「行ってらっしゃい」 ガチャ バタム 京太郎「社長も今日は外でしたよね」 尭深「はい、昼くらいに帰ってくるって」 京太郎「じゃあ、始めましょうか」 尭深「うん」 言うが速いか、京太郎はネクタイを緩め、 尭深をその胸に迎え入れた しばらく尭深の身体のやわらかさを堪能した後、尭深の上着を脱がし ゆっくりと優しく丁寧にシャツのボタンを外していく 尭深の胸元から白色の下着が姿を見せる 手を後ろに回してホックを外すと、尭深の豊かな二つの白山が露わになる prrrr prrrr 京太郎「出てください」 尭深「はい」 会社にかかってきた電話 京太郎はそれすらも遊びとして利用する 一本目の電話がかかってきたときは尭深が対応する 京太郎はその間、尭深のその柔らかく、大きな白山を荒らす 尭深「はい、こちら株式会社しっ、ら糸台ですっ、んっ」 優しく触るかと思えば、激しく揉みしだき 尭深「本日はぁっ、どのんっ、ようなぁっ!」 その頂にある薄桃色の蕾を口に含み、激しく吸うかと思えば、優しく舐める 尭深「だいじょうぶです、はい、はい、ぁんっ!」 ときたまそれを弾いてみたりと、とにかく弄ぶ 電話が切れると同時に、その悪戯も終わる 次は尭深が京太郎のベルトを外し、ファスナーを下げていく 尭深の目の前には京太郎の黒山が立ちはだかる prrrr prrrr 二本目の電話、これには京太郎が対応する 尭深は休まず、それを撫でる 一通り撫で終わった後はゆっくりとしごく 段々と速度を上げていき、こちらも同じように口に含む 噛まないように気を付けながら、顎を上下させる ときどき舐めたり、吸ったり そして二本目の電話と尭深の番が終わる 三本目の電話は尭深が出る 京太郎は尭深の下を弄る 四本目の電話は京太郎が出る 尭深は京太郎の上で乱れる 五本目は―――― ようやく昼へと、時は進む 淡「たーっだいまー!」 誠子「駅前の牛肉弁当買ってきましたよーって、部長には必要ありませんでしたね」 京太郎「愛妻弁当がありますからね」 尭深「三人とも、お茶入れましたよ」 淡「たかみ先輩も来たことですし、食べよーよ!」 誠子「そうだな、いただきます」 尭深「いただきます」 京太郎「いただきます」 淡「いっただっきまーす!」 夕方 尭深「社長、帰ってこないですね」 京太郎「どうせ迷子にでもなってるんでしょう」 誠子「ただいまですー!」 淡「テルー拾ってきたよー」 照「コンクリートジャンゴルめ」 尭深「拾ってきたの!?」 京太郎「言えてないし……」 照「まあいい、京、今夜はいい?」 淡「ひょっとして浮気ですか!」 照「たまには別の味もいいものだよ」 京太郎「…………はぁ」 京太郎「ただいまー」 菫「お帰り」チュッ 菫「今日はハンバーグだぞ」 照「そんな予感はしていた」 菫「…………なぜだ」 菫「なぜ貴様がここにいる」ギィン 菫「貴様がっ、貴様がいるから!」プルプル 菫「貴様がここに来るから……っ」プルプル 京太郎「菫、抑えよう、な?」 菫「貴様のせいで、貴様のせいで!」 菫「うちの食費が大変なことになってるんだ!」 菫「来ては10人20人分を軽く平らげて、挙句の果てにプリン買ってこいだと!?」 菫「貴様にうちの敷居は跨がせない!」 照「…………」 照「菫の頼みでも、それは聞けない」 照「ここは通らせてもらう」ギュルルルル 菫「よかろう、ならば私を力づくで倒してみろ!」 照「上等!」 菫「照ゥゥウウウウ!」キュイイイイン 照「菫ェェエエエエ!」ギュルルルル ドゴオオオオオ 京太郎「……誰か」 京太郎「誰かこの修羅場を止めてくれー!」
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桃子「フーンフフーン、フスフーンっす♪」 京太郎「あのー、桃さん……そろそろ膝の上から降りてはいただけないでしょうか」 桃子「嫌っす。待ち合わせに遅れた挙げ句、私が声かけるまで気付いてくれなかった罰ですから、コレ」(ツーン 京太郎「いや、ちゃんと気配は……気配は感じてたから……!」 桃子「それじゃ足りない……まだ足りないから……倍プッシュっす!」 京太郎「そんなー……」 桃子「エヘヘヘ」 京太郎(うーむ、少しばかり足が痺れてきたのはともかく……太ももの上になんとも言えない柔らかな感触、そして甘いシャンプーリンスその他女の子らしい香りが……) 桃子「どーかしたっすか、京さん?」 京太郎「いいええ、なんでも、なんでもないっす!」 京太郎(ちょっとイケナイ気分になったなんて、口が裂けても言えねえ……!) 桃子「あー、それにしてもここの座り心地は最高っすねー。少しバランスが悪いのが難っすけど」(モゾモゾ 京太郎「それは座り心地いいとは言わないんじゃ……?」 京太郎(ヤーー!もうイヤーーー!モゾモゾされたら、足にムラムラしちゃうヤラケー感触がいっぱい……!!) 桃子「うーん、どうしたらこのバランスの悪さは改善されるんですかねー…………」(ムムム 京太郎「じゅげむじゅげむごこうのすりきれかいじゃりすいぎょのすいぎょうまつふうらいまつうんらいまつふうらいまつくうねるところにすむところ…………」(ブツブツ 桃子「そうだ、いいこと思いついたっすよ、京さん!」 京太郎「え?」 桃子「えっとですね、京さんの手をこーして……」(腰に回し 京太郎「ぁ、え……うおっ!?」 桃子「エヘヘ、どうですか京さんシートベルトっすよー」 京太郎(ちょ……う、腕の上の方に……オモチ、オモチが乗ってるすばらな重みが……!?)(ブルブル 桃子「ァ、ンッ……も、もう、腕モゾモゾさせたらいけないっすよ……。その、オ、オッパイに当たってるから……」(テレ 京太郎「ス、スミマセン……」(ガマンガマン 桃子「こーやって私が抱きしめてもらえてるなんて夢みたいっす……」(ウットリ 京太郎「も、桃……」 桃子「フフフ、これはもう京さんの膝の上はステルスモモの独壇場っす!ってやつっすね♪」(手を添えて 京太郎(あ、あ……ヤバいヤバい、切れる、理性がどっか切れちまう……)(無心 桃子「あ、あと、これは他の人には内緒にしてほしいっすけど」 京太郎「な、なんですか?」 桃子「スー……ハー………………わ、私の心は京さんの独壇場っすから、そこのところよろしくお願いしとくっす!」(真っ赤 京太郎「……………………」(プツリ 桃子「きょ、京さん……?」 京太郎「も、もうダメだぁぁぁぁ……!」 桃子「ちょ、急にどうしたっす……ヒャン!?」 こっから先は見せられないのよー
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h15-1 京照 h15-2 咲・淡・玄・白望・小蒔 h15-3 京照 h15-4 清澄 h15-5 京淡 h15-6 阿知賀 h15-7 風越 h15-8 プロ h15-9 京久 h15-10 京憧 h15-11 京まこ h15-12 宮守 h15-13 京えり h15-14 咏・良子 h15-15 京春 h15-16 京春 h15-17 春・良子 h15-18 京春 h15-19 京咲 h15-20 咏・衣 h15-21 京塞 h15-22 春・由暉子 h15-23 京由暉 h15-24 京洋 h15-25 京理 h15-26 京宥 h15-27 京えり h15-28 胡桃・豊音 h15-29 愛宕 h15-30 京洋(15-24続き) h15-31 京春 h15-32 京泉 h15-33 京塞 h15-34 京胡 h15-35 京良 h15-36 京咲 h15-37 霞・和・竜華・白望・宥 h15-38 京健 h15-39 寮長~清澄~ h15-40 京浩 h15-41 京咏 h15-42 穏乃・玄 h15-43 京はや h15-44 優希・豊音・菫・穏乃・初美・衣・モモ・洋榎・セーラ・胡桃 h15-45 京玄 h15-46 竜華・怜 h15-47 竜華・怜 h15-48 竜華・怜 h15-49 京洋 h15-50 誠子・穏乃 h15-51 寮長~鶴賀~ h15-52 京衣 h15-53 京咲 h15-54 セクハラされる~清澄~ h15-55 京久 h15-56 京健 h15-57 絹恵・霞・桃子・和・智紀・玄・宥 h15-58 京竜 h15-59 京理 h15-60 セクハラされる~風越~ h15-61 京怜 h15-62 寮長~龍門渕~ h15-63 優希・白望 h15-64 白糸台 h15-65 京はや h15-66 京咲 h15-67 京健 h15-68 寮長~永水~ h15-69 宮守 h15-70 京咏 h15-71 京和 h15-72 京憧 h15-73 京憩 h15-74 京怜 h15-75 京和 h15-76 京理 h15-77 寮長~白糸台~ h15-78 ぷちさき!~タコス~ h15-79 ぷちさき!~どらろー~ h15-80 京雅 h15-81 ぷちさき!~のどっち~ h15-82 ぷちさき!~まふらー~ h15-83 ぷちさき!~おっど~ h15-84 京煌 h15-85 ぷちさき!~はぎー~ h15-86 ぷちさき!~おさげ~ h15-87 ぷちさき!~わかめ~ h15-88 ぷちさき!~ぽんこつ~ h15-89 京誓
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やって参りました、茨城に。 正直姉さんが一番怖い。 何が怖いかって今までの多くは対局の中で記憶の断片を取り出してきたけど(数名は怪しいけど)、相手が姉さんだと洒落にならない。 下手な事をするとレジェンドされちゃう…… しかしあの人はかわいそうだったな、健夜さんに跳満直撃なんてしなければ…… うだうだ考えても仕方ないな、なるようになるだろ。 とりあえず駅の改札口から出て、家までの道を歩いていく。 家までの道程はなにも変わってない、と言うか何も無い…… ……何も無いのは慣れてるけどさ。 しかし辺りがそろそろ暗くなってきた。 やはり岩手から茨城の鈍行は無茶だったか…… 学生の身に金銭関係は結構厳しい。 それでも節約する俺ってやっぱり主夫向きなのだろうか。 そんなバカな事を考えていたら、道端で蹲っている人が居る。 酔っ払いか?と思いつつ声を掛けた、が…… 京太郎「あの、大丈夫ですか?」 健夜「あ~大丈夫です~」 やっぱり酔っ払いだった、しかも身内である。 これは酷いかなりの出来上がり具合だ。 京太郎「帰れますか?送っていきますか?」 健夜「え~おくってくれるんですか~?」 京太郎「はい。」 そう言って俺は健夜さんを背負って家まで『帰る』事にした。 とぼとぼと家までの道を歩き、うんうん唸ってる仕方ないこの人はやっぱり放っておけないオーラがある。 この先、この人に良いお相手が出来るんだろうか? 恒子さんの言葉を思い出して、あんまり深くは考えないようにした。 健夜「う~ん良い背中だ~」 京太郎「吐かないでくださいよー」 健夜「大丈夫だよ~吐かないよ~」 そんな取り止めの無い会話をしながら、背中の温かさを懐かしむ…… ――健夜視点―― こーこちゃんに付き合って相当呑んでしまった。 しかもいつの間にか誰かにおんぶされている。 この子はいつの間にかこんなに大きくなってしまって…… はて、この子とはなんだっけ? まあいいや~何か懐かしい気がするもの。 もうちょっとだけ、このタクシーの乗り心地を楽しんでおこう。 酔いが醒めたら誰だか確かめれば良いし。 京太郎「大丈夫ですか?そろそろ家に着きますよー?」 健夜「あーごめんね、大分お酒が抜けてきたみたいです。」 京太郎「そうですか、お酒は程々にしてくださいね。」 京太郎「……家に着きましたよ。」 健夜「んー?なにしてるの?」 京太郎「え、なにしてるのって……」 健夜「上がっていかないの?」 京太郎「……まだ相当酔ってますね。」 健夜「……お酒はもう抜けたよ。」 京太郎「……健夜さん。」 健夜「……京太郎君、姉さんって呼んでくれないんだー」 自然と名前を呼んでいた。 さもそう呼ぶのが当たり前のように。 「さあ上がって。」 「これから私の自慢の『弟』を両親に紹介しなくちゃいけないんだからさ……」 「……お邪魔します。」 「違うでしょ?こういうときは――」 「ああ、そうでしたね。」 『ただいま、姉さん。』 『おかえり、京太郎君。』 【ただいま・おかえり】 京太郎(小鍛治)・健夜「「最後のいっこカン」」
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清澄高校部室 京太郎「みんな来ないっすねー……」 まこ「優希と和は掃除当番、咲ん奴は図書委員の蔵書買い出し要員に選抜されたらしいからのー」 京太郎「これはもう今日、咲は帰ってこない流れですね……。うぅ、早くメンバー揃ってくれないと、そ、そろそろ限界が……」(カタカタ まこ「怖いからそーいうおふざけはやめんしゃい」 京太郎「ハイ」(ピター まこ「最近のお前さん見てると、本当に麻雀の禁断症状出ても不思議じゃないから困る」 京太郎「アハハ、やだなー。いくら俺でもそこまで麻雀に狂ってないですよ」 まこ「四校合宿の時のこと、忘れたとは言わせんぞ?」 京太郎「…………あーっと、なんか小腹が空いたなーっと」 まこ「露骨に話を反らしよったな……」 京太郎「アハ、アハハ……」 まこ「ハァ――――まったく、しょーのない奴はじゃのー……ホレ、小腹空いたならコレでも食っとれ」(ポーイ 京太郎「おっとと」 まこ「ククッ、ナイスキャッチ」 京太郎「なんすかコレ、やけに可愛らしくラッピングされてますけど、お菓子ですか?」 まこ「お前、今日がなんの日か知っとるか……?」 京太郎「なんの日って、二月十四日といえばバレンタインデぇ……え、まさか……えぇ!?」(ギョッ まこ「おい、なんじゃその道端で気さくに挨拶してくる河童に出会ぅたよーな顔は」 京太郎「いや、さすがにそこまで驚いたつもりはないですけど……染谷先輩とバレンタインが咄嗟に結び付かなくて……」 まこ「………………やっぱり返せ、ソレ。ワシが自分で食う」 京太郎「あっ、ウソですウソ!ジョーク、軽いジョークですって!」 まこ「じゃかーしぃ!人の好意を無下に扱うこと言いおって!」(グググ… 京太郎「あ、ちょっと、もしかして本気で怒ってますか……!?」 まこ「当たり前じゃ!」(グググ…! 京太郎「ぬ、ぬぬ……か、返しません……!」 まこ「ええい、無駄な抵抗しおって……!すぐに済むから大人しゅうしとれ……!」 京太郎「嫌だー、返したくない……返したくなーい!」 久「…………えーっと、なにやってるの二人とも?」 京太郎「あ、部長……じゃなかった、元部長……」 まこ「なんじゃっ、今立て込んどるから邪魔すんな!」 久「立て込んでる、ね……フーン」 京太郎→麻雀卓に押し倒されている まこ→押し倒している まこ「………………ん?」(ハタ… 久「ヤダ、まこったら男らしい。らちが明かないからって、そんな強行手段に出るなんて……」(ポッ まこ「ちがっ、誤解じゃ!?」 京太郎「――――や、優しくしてくださいね……」 まこ「なあー!?」 久「あ、なんだったら私、事が済むまで外に出てようか?」(ニヤニヤ まこ「ひ、人をおちょくるんもたいがいにせえよっ……!」 久「やあね、人聞きの悪い。場の空気を和ませてあげただけじゃない」 京太郎「ア、アハハ、少し悪ノリしたのは確かですけど、チョコは返しませんよー」 まこ「ぬぐ…………わ、悪くならんうちにさっさと食べるんじゃぞ……」 京太郎「ハイ!」 まこ「あ、あと言っておくが、そいつはいつも部の雑務を手伝ってくれるお前さんを労うためのもんじゃからな!へ、変な勘違いはするなよっ、ええか!?」 京太郎「ハイッ、わかりました!あ、ところで染谷先輩、元部長が遊びに来てくれたことだし、和たちが来るまで三麻やりませんか三麻」(ワクウズ まこ「オイ」 久(ダメだ久しぶりに様子を見にきたけど、須賀君の麻雀脳化がさらに進行してる……) まこ「メゲるのぉ……」 まこ編……カン!