約 969,273 件
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/2214.html
白糸台のどっか広い所 誠子「いいか須賀、釣竿はこんな感じで持って…」 京太郎「はい!」 誠子「こうやって勢いつけて振る!さ、やってみな」 京太郎「分かりました!こうやって持って…」 誠子「そうそう。それで」 京太郎「勢いつけて振る!」 「きゃあああああ!!!」 京太郎「な、なんだ!?」 誠子「悲鳴!?」 尭深「…」←針引っ掛かってスカートめくれてる状態 京太郎 誠子「…」 尭深「…二人とも、何か言うことは?」 誠子「ナイスパンチラ」グッ 京太郎「ナイスホワイト」グッ 尭深「二人ともっ!!」 京太郎 誠子「ごめんなさい!」ドゲザ カンッ
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/7506.html
「いい嫁さんだな」シリーズ? 白糸台編 先鋒 誠「いい嫁さんだな」 照「当然、姉に勝る妹はいない、仲人は菫に頼もう」 京太郎「照さん、結婚したらお菓子は1日2回までですからね」 照「ガーン」 次鋒 誠「いい嫁さんだな」 菫「なっ!? 私とこいつは先輩と部員で、須賀、お前からも否定してくれっ!」 京太郎「真っ赤な菫さん可愛い」 菫「~~っ!」 中堅 誠「いい嫁さんだな」 尭深「ぶほ、ごほ、ごほっ」 京太郎「ああ、むせちゃって、大丈夫ですか尭深さん?」 尭深「うん、ありがと」 誠「すまん、京太郎の方が嫁さんだったわ」 副将 誠「いい嫁さんだな」 誠子「毎日いい魚を釣ってるからなっ! 割と安く食費は抑えられるんだ」 京太郎「鮮度のいい魚を使った料理、実は家庭的なんですよね見た目はボーイッシュなのに」 大将 誠「いい嫁さんだな」 淡「とーぜん! 私の夫になれるんだから自慢するんだよキョータロー!」 京太郎「へいへい」 淡「ふふ、金髪の子供可愛いだろうなあ」(デレデレ カン
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/2817.html
咲「お姉ちゃん…昔は優しかったのなら、なぜ今も優しい姉でいようとしないの!?」 咲「高校3年になって妄執に囚われた姉なんて見たくないよ!」 照「この地に残した禍根を断ち、白糸台優勝を願うのが…何が妄執かあッ!」 京太郎「照さん!咲の姉であり2年連続優勝の牌に愛された雀士であるなら、その力を正しくお使いください!」 照「須賀京太郎、君には牌に愛された子の資格があると見た!宮永家の婿にならないか!?」 咲「!? え、ええ…!?」 京太郎「ム、ムコ…!?婿って何よ!?」 照「須賀君には、男子の頂点を司る新しい雀士になってくれ!」 照「宮永家と麻雀界を牽引する役割を、咲と共に継いでくれ!」 咲「お、お姉ちゃん…一体何を!?」 京太郎「そんな事を言って隙を作らせるのか!」 照「フ……。そうでもあるがああぁぁッ!!!!!」 京太郎「う、うわあああぁぁっ!」 咲「み、右腕に帯びた竜巻で京ちゃんをな、投げ飛ばした…!?」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6276.html
京太郎「はい、尭深さんこっちが抹茶ケーキと大福…あと美味しそうだったんで羊羹とか持ってきましたよ」 尭深「…ありがとう」ズズズ… 京太郎「あ、新しい玉露も準備してますんで」 尭深「うん…」 京太郎「……」ニコニコ 尭深「食べないの?」 京太郎「え、ああ、俺は尭深さんが食べてる所が見れたらいいかなって」 尭深「…はい」 京太郎「えっ?」 尭深「あーん…」 京太郎「…あーん」カァァ… 尭深「美味しい…?」ニコニコ 京太郎「美味しいです…お返しです、あーん」 尭深「…あーん」 パク… 京太郎「美味しいですか?」 尭深「うん…京太郎の味がする…」 京太郎「なっ!」カァァ 尭深「冗談…」 京太郎「尭深さん!」 尭深「……照れてる」 京太郎「うぅ…」 尭深「……♪」 尭深「私はちょろくないよ…」 カン!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6286.html
番外編 宥の膝枕 宥「京太郎君は温かいね…」 京太郎「どうしたんだ?」 宥「うんうん…何にもないよ」 京太郎「そうさ」 ナデナデ 京太郎「……どうしたんだ?」 宥「京太郎君な神サラサラなんだね」 京太郎「それはな、宥達と同じシャンプーとリンスだしな」 宥「ねえ京太郎君」 京太郎「どうした?」 宥「温かくなりたいな…」 京太郎「代わろうか?」 宥「そうじゃないよ…その手を握っていいかな?」 京太郎「ああ良いよ」 ギュっ… 宥「温かい…」 カン!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6439.html
朝- 京太郎「よし、俺も今日から高校生だ!」 京太郎「俺が通うのは確か……」 京太郎「俺も龍門渕の生徒か! ていうかなんであんな学校の生徒になれたのか、今でも不思議でしょうがないな……」 須賀母「京太郎! 早く行かなくて良いの!?」 京太郎「うるさい母親だな、さて……行くかな!」 ガチャッ 京太郎「あれ、家の前に誰か……」 京太郎「あれ……ハギヨシさん!」パァ ハギヨシ「お迎えに上がりましたよ、京太郎君」 京太郎「それはありがとうございます!」ペコッ ハギヨシ「では車にお乗りください、向かいましょうか」ガチャッ 京太郎「どうも!」 車に乗り込む。 ハギヨシ「透華お嬢様がお待ちです」ガチャッ 京太郎「いやぁ、車で通学なんて初日からとんでもないことを……」 ハギヨシ「どちらにしろ透華お嬢様と一緒に居れば京太郎君はとんでもなくお目立ちになります」ニコッ 京太郎「いやぁ~ハギヨシさんに言われると照れますよ~」テレッ ※ホモじゃないよ 龍門渕高校・校門前- 京太郎「ハギヨシさん、ありがとうございました!」ガチャッ ハギヨシ「京太郎君のためですからね、個人的にも私は京太郎君のことを気に入っています」ニコッ 京太郎「ハギヨシさん……いや、師匠……」 ?「……」 純「おい京太郎じゃねぇか!」 京太郎「おっ、純!」 純「ハギヨシと二人でなにヤバい空間作ってんだよ」カタヲガシッ ハギヨシ「井上さん、京太郎君に乱暴なことをするのは良くありませんよ」サトシ 一「京太郎と純くんとハギヨシさんのホモ、バミューダトライアングルが……」 智紀(一、残念な頭に……) 透華「なっ、せっかく校門前から派手に登場しようと思いましたのにっ!!?」 透華「なぜ三人で目立ってますのぉっ!」クワッ 京太郎「うわっ、透華!」ゲッ ハギヨシ「申し訳ありません、透華お嬢様」 一「ボク的にはまだ続けてくれても良かったんだけど」 純「いや、あれは不味いだろ」 智紀「品格的に、確かに不味い」 透華「京太郎、三日前に会った時言いましたわよね! 私より目立つな、と!」 ワッ サッソク リュウモンザキサン ニ カラマレテル アノイチネンセイ ケッコウ イケメーン ナンカ ヤンキーッポイケド 京太郎(わ、悪目立ちしている!?) ?「京太郎!」 京太郎「うわ、衣まで!」 ハギヨシ(これから、頑張ってくださいね須賀君……んっふ) 始業式終わり- 京太郎「そう言えば今日はこれで終わりか……」 ワイワイ ガヤガヤ 京太郎(……俺の同級生、龍門渕に誰も来てないんだよなぁ) ワイワイ ガヤガヤ 京太郎「この後はどうするか……」 京太郎「いや、今日は帰るかな!」 京太郎「ん~でも真っ直ぐ帰るか?」 京太郎「そうだな、透華たちのところに顔出さないのに遊び歩いてるのは、バレたら面倒だし真っ直ぐ帰るか!」 タッタッタッ ~~~~~ 自宅- 京太郎「ただいまー」ガチャッ 須賀母「おかえり、透華ちゃんたちと遊んでこなかったの?」 京太郎(透華たちと麻雀、まだ打ったことないんだよな。のらりくらりとかわしてたし……でも部室に行ったらたぶん回避できないよなぁ) 京太郎「まぁな、とりあえず晩飯できたら呼んでくれよ」 自室- 京太郎「さて、ネトマでもするかな!」 京太郎「よし、今日こそランカー入りするぜ!」ニッ カタカタカタッ 京太郎「おっ、このルームで良いか! なんて名前だ?」 一人目 とよねー 二人目 アロー 三人目 リックドム 京太郎「なるほど、初めてやる人たちばっかだけど負けないぜ!」ゴッ 京太郎「なんたって俺には麻雀を教えてくれた師匠が!」 京太郎「俺には負けられない理由がある!」デェェェンッ とよねー:よろしくねー アロー:よろしく頼む リックドム:よろしくお願いします♪ 京太郎(力を貸してください!) 京太郎(俺に力を貸してください、咏さん!) 咏(知らねーけど) 京太郎(こいつ直接脳内に……!) 京太郎「さぁ、やるぞぉ!」ゴッ キョータロ:よろしく! 京太郎「さて、振り切るぜ!」ゴッ トップ キョータロ 二着 とよねー 三着 アロー ラス リックドム 京太郎「よっし……っていうかとよねーとは接戦だったな」アセ 京太郎「あれ、誰かからウィスが飛んできてる?」 とよねー:強かったけど、お互い今回は良くなかったねー 京太郎「おぉ、とよねー……女の子っぽいけれど騙されるな俺」ウム キョータロ:はい、お互い全力を出し切れなかったのは痛かったです。今度またやりましょう! とよねー:うん、またねー! 京太郎「……フッ、勝ったな」 ?「なんの話だい?」 京太郎「そりゃもちろん、ネトマって! うわっ、咏さん!?」ビックリ 咏「おもしろい反応するね京ちゃん、ノックはしたよ? 京ちゃんが聞いてたかしらねーけど」 京太郎「ノックから返事までが一連の流れでしょう」ハァ 咏「でも、返事が無くて蹴破ることだってあるじゃん? わかんねーけど」 京太郎「それはドラマだけです、やったら裁判ものですよ」ハハッ 咏「まぁ、あんまり長いできないんだけどねぇ、しらねーけど」 京太郎「それは、わざわざどうも」ペコッ 咏「入学おめでとうってことで、なんかやろうかと思ってね」 京太郎「へぇ~それじゃあ」 京太郎「じゃあ今度デートしてくださいよ」 咏「……は、はぁ?」 京太郎「デートする権利が欲しいです」ニッ 咏「わ、わかんねー、すべてがわかんねー」カァァッ 京太郎「えぇ~良いじゃないですか!」 咏「ま、まぁ別に構わないけど、いつでも連絡してくれば良いじゃん……都合が会うかは知らねーけど」プイッ 居間- 須賀母「どうぞ召し上がれ」 咏「いただきます」 京太郎「いただきます」 京太郎(そう言えば咏さんとウチってどういう関係なんだろ、小さい頃から一緒だけど……) 咏「そう言えばあの嶺上ちゃんはどうした?」 京太郎「咲ですか、咲は別の高校行ったんですよ」 咏(あんな京ちゃんにべったりだったのに、意外だわ。しらねーけど) 京太郎「咏さんのおかげで咲もまた麻雀楽しめるようになったんですし、良かったですよ」ハハッ 咏「京ちゃんのおかげでもあるとは思うけどね」 京太郎「俺ですか? まさかー」ハハッ 京太郎(最初の頃は良い勝負もしてたんだけどな、咏さんに色々教えてもらってから咲のボロ勝ちだもんなー) 咏「ふぅ~ごちそうさん」プハァ 京太郎「ごちそうさま」 須賀母「はい、お粗末様」カタヅケ 咏「それじゃ、帰るとするかね」スクッ 京太郎「はい、また麻雀教えてくださいね!」スクッ 咏「いつになるかわかんねーけど」クスッ 京太郎「はい!」 咏「それじゃあなぁ~」 タクシーで咏は帰って行った。 京太郎「あれ、誰かからメールが来てる」 自室- 京太郎「一と透華と咏さんからか……まず一からだな」 差出人:一 本文『今何してる?』 京太郎「おぉ、一がこうしてメール送ってくるなんて珍しいな……俺たちの中じゃ一番新しい仲間だもんなぁ、すぐ打ち解けたけど」 本文『スマブラでレベル1NPCいじめてる』ソウシン 京太郎「……いやいや、俺やってないよな。でも送っちまったし」 京太郎「とりあえず次は咏さんのメールだよな」 差出人:咏 本文『デート、いつでも呼べ。付き合うから』 京太郎「返信どうするかな……」 本文『それでは来週の日曜はどうですか?』 京太郎「よし、さっそく取り付けたぜ!」 ブブブ 京太郎「さっそく返信か!」 差出人:咏 本文『その日は空いてるからまた長野に戻る、楽しませてくれなかったら酷いからな!』 京太郎「おぉ、成功! 次は透華だな」 差出人:透華 本文『どうして今日来ませんでしたの!?』 京太郎「う~、どう言い訳するか……」 京太郎「やっぱりこれに敵うものは無いぜ」フッ 本文『体調崩した』ソウシン 京太郎「一から返信来ないな」 プルルル 京太郎「うぉっ! 電話!?」タッチ 透華『もしもし?』 京太郎「おう、どうした」 透華『大丈夫ですの?』シンパイ 京太郎「……ゴホッ、少し顔熱いかも」ケビョウ 透華『そ、その今からお見舞いにでも……』ボソボソ 京太郎「気持ちだけもらっとくよ」アセ 京太郎(仮病ってバレるし……) 透華『そ、そうですの……わかりましたわ。明日は来れそうですの?』 京太郎「あぁ、お前の声聞いてれば調子も良くなってきたしな」 透華『なっ……そ、そうでしょう! おほほほっ、ではおやすみなさい! 明日こそ来るのですわよ!』 京太郎「おう」プツン 龍門渕家・透華部屋- 透華「まったく、馬鹿なことをっ」カァッ 龍門渕家・一部屋- 一「……京太郎、ストレスでもたまってるのかな?」ボクノセイジャナイヨネ タクシー内- 咏「ふふん、日曜日が楽しみだねぇ」フフッ 自宅・自室- 京太郎「さて、今日は寝るかー!」 カピー「カピカピ」 京太郎「うぉっ! カピーか、まぁ良い寝るから」パチッ 京太郎「おやすみ~」 一日目終了 二日目・朝- 京太郎「ねみ~、さすがにハギヨシさんは今日も居ないみたいだな」 テクテクテク 京太郎「お、あれって……」 京太郎「おぉい透華!」タッタッタッ 透華「あら京太郎!」パァッ 京太郎「一たちが一緒じゃないっていうのも珍しいな」キョトン 透華「たまには良いですわ……貴方と二人というのも珍しいですし」フッ 京太郎「確かにな、あまり無いよな~」 透華「貴方と二人というのも、好きですわ」 京太郎「俺も好きだぞ」ニッ 透華「ふふっ……」 透華(今、凄い恥ずかしいこと言いませんでした?) 京太郎「どうした?」 透華「―――ッ!?」カァァッ 京太郎「変な透華だな」 授業- 京太郎「なぁ歩、次の授業ってなんだっけか?」 歩「え!?ととと、突然私に話振らないでくださいよ! これですよ」ジカンワリ 京太郎「えぇ、なになに?」 京太郎「国語かぁ、あまり得意じゃないんだよなぁ」 歩「そんな容姿してますよね」 京太郎「うるせぇよ、とりあえず教科書出しとかないとな」 昼- 京太郎「さて、昼はどうするかなぁ」 京太郎「屋上って……おぉ、綺麗だなぁ」 ワイワイ ガヤガヤ 京太郎「人が一杯だな、透華たちは……居ないか」 ?「ん、京太郎じゃないか」ヨッ 京太郎「あれ、純と智紀は透華たちと一緒じゃないのか?」 智紀「純と私は、友達に誘われた……」 京太郎「へぇ、みんなが一緒じゃないとか、あるんだな……」ハハッ 純「ちょっとさみしくなったか?」 智紀「知らないことあっても、しかたないから……」 京太郎「べ、別になんにも思ってないさ」 京太郎(ちょっとだけ思ったとは言えない) 純「まぁ、その友達も一緒で良ければ一緒に食べるか?」 智紀「私たちは良いよ?」 京太郎「え、でも……」 純「でも敬語は使えよ?」ボソッ 京太郎「おう、じゃなくて、はい」 オレノコウハイダゼ! カッコイイジャン! ヘヘッソレホドデモ…… 放課後- 京太郎「今日はさすがに行かなきゃ不味いよな……」コワイ 透華「逃がしませんわよ京太郎!」ババァンッ リュウモンブチイサンヨ! スガクンナニモノ!? 透華「行きますわよ!」グイグイグイ 京太郎「待て待てやめろバカ!」ズルズルズル 部室- 透華「オーホホホッ、京太郎をつれてきましたわよ!」バァンッ! 京太郎「離せバカ!」バッ 透華「バカとはなんですのこのウドの大木!」クワッ 衣「キョータロー!」ガバッ 京太郎「おっと」ダキッ 衣「えへへ、一緒にやろう!」 京太郎「さ、さっそく衣と、か?」ニガワライ 純「いや」 智紀「今回は……」 一「ボクたちの出番だよ!」 京太郎(去年のインターハイ、県大会代表の実力……今の俺になんとかできるのか?) 京太郎「中学生時代だって散々やってたんだ、一矢報いる!」 智紀「中学時代か……」 純「へっ、毎日遊ぶなんてのも無理だったからな、その内にどんな特訓してたのか……」 一「その実力を見せてもらうよ!」 京太郎(咲や咏さんほど強いとも思えない、だったら一矢報いることは、可能なはずだ!) 京太郎「ネトマじゃ発揮できない俺の真骨頂だ!」ゴッ 清澄高校麻雀部- 咲「三槓子、嶺上、ドラ8、三倍満です!」ゴッ ?「うはぁ~強すぎっ!」 ?「いつも嶺上だなんて、そんなオカルトありえません!」 ?「でもほんと誰なんじゃ、咲にここまでの麻雀を教えた言うんは……」 咲「いえ、教えてくれたのとは違うんですけど、もう一度麻雀の楽しさを私に与えてくれた人は……師匠に連れて行ってもらった雀荘ではこう呼ばれてました」 京太郎「行きますよ」ゴッ ガシャッ 純「あ、おう、やるぜ!」 一「うん」 智紀「……?」 透華(一瞬だけ、体が熱く……) 衣(なっ! なんで今のはっ……こ、衣が鳥肌をっ?) 京太郎「さて、親は俺か……」ズゾゾゾッ 衣(なんだこの感じ……っ、有象無象とまったく違うっ) 透華(体がわずかに熱い、どういうことですの?) 京太郎(この流れ、良くないなぁ)チッ 純(なんか京太郎に流れが行きそうだったし、正解だよな)ニヤッ 一(これはボクがもらいじゃないかな?)クスッ 智紀(普通って感じだ……) ともきーェ…… 一「ツモ! 3300、6300!」ダンッ 京太郎(チッ、やられた!) 純(京太郎の相手してたらこれかよ!) 智紀(ひ、ひどい手牌……) 京太郎(な、なんじゃこりゃぁっ!?)ガァン 純(これ、流れはオレにある!)ヨシッ! 一(さっきみたいにはならないかぁ) 智紀(うん、普通……) 京太郎(俺と智紀、ヤバいな……特に智紀は飛び寸前じゃねぇか)タンッ 智紀(今回、ヤバい……)タンッ 純「ロン! タンピン三色ドラ1、8000だ!」 智紀「えっ……」 トップ 一 二着 純 三着 京太郎 ラス 智紀 智紀「……」 京太郎「……」 一「京太郎ダサすぎ」 京太郎「う、うるせー! いつもの調子が出なかっただけだ!」 京太郎(咲とか咏さん相手ならもっとやれるんだけどなぁ) 純「まぁなにはともあれ京太郎、負けは負けだ」 衣(あの感覚は、衣の気のせいか?) 透華「京太郎、頑張りましたわね」ナグサメ 京太郎「や、やっぱみんな強いなぁ!」アセダラダラ 智紀「」シロメ 純「おーい、智紀?」ペチペチ 京太郎「べ、別に落ち込んでなんていないし! 京ちゃんマジ元気だし!」アセダラダラ 一「片腹大激痛」ププッ 衣「あっ! 衣の台詞!」 京太郎「」 京太郎(俺は、今すぐ勝ちたい!)ゴッ 純「ッ」ビクッ 透華(なんですの!?)ゾクッ 衣(この感覚!?)ゾクゾクッ 一「どうしたの?」キョトン 智紀「……?」ハテ? 透華「なら私は智紀の代わりに打ちますわ!」バーン 智紀「あ、うん、頑張って」サッ 一「ははん、結局ボクの一人勝ちだよ、透華にも悪いけど!」フッ 透華「私が負けるわけないでしょう! 純も、覚悟なさい!」ゴッ 純「ハッ、今キテるんだし、負けるわけないだろ!」グォッ 京太郎「おいおい、俺のこと……忘れるんじゃねぇよ」ニヤッ ズゾゾゾゾッ 透華(また、この感じっ!?)ゾクッ 純(こ、今回は間違いなく感じるっ)ゾクッ 衣(や、やはり京太郎……お前なのか!?) 京太郎(よし、良い調子だ!)タンッ 純(これはベタ下りだな、それでもツモられたら元も子もないけど)タンッ 一(調子悪っ)クッ タンッ 透華(オーホッホッホッ! これはいただきですわ!) 透華(今のところ私がトップ、良い調子ですわ!) 京太郎「ツモ!リーヅモ七対ドラドラ……3000・6000」ダンッ 透華(なっ! ななな、なんですってぇっ!?) 純(京太郎のやつ、さっきと全く違う!運がいいだけって信じたいぜッ) 一(さ、さすがにこれ以上は厳しい)アセッ 透華(き、京太郎ごときにぃぃぃ~!)キッ 衣(普通に打っている、皆となんら変わりない……) 京太郎(さて、一の話に聞いた冷やしとーかってのも見てみたいんだよな……点差ギリギリだけど、見てみたい) 京太郎(いや、わざわざそんなことをする必要はないか……後半戦もこのまま勝ち逃げる!)ゴッ 透華(きぃぃぃっ! 京太郎なんかにぃ!)ナミダメ 純(京太郎に負けてるのがそんなに悔しいか、いやそりゃそうだろうな)フッ 一(これは、相当運が良くない限り勝てないでしょ……)ハハッ 京太郎「情けないな、透華は……あれだけ大見得きってこれか、目立ちたがりすぎでデジタル打ちがぶれるんだよお前は」 透華「……な、なんですって?」ゴゴゴ 純(マジか京太郎のやつ!?)ビクッ 一(うわぁ、やっぱストレスたまってたのかな?)ゴメンネ 透華「……」 衣(わざわざ冷やしとーかを発動させた?) 京太郎(冷たくなってきた、これが、そうか透華、やっぱりお前も魔物の類か!)ズゾゾゾゾッ 衣「ひッ!?」ゾクッ 純「ぐッ!?」ゾクッ 一(え、なに?なんなの?) 京太郎「後半戦、始めようぜ……」ズゾゾゾゾッ 透華「」タンッ 京太郎「」タンッ 純(な、なんだこの静けさはっ……)タンッ 一(こ、こわい……)タンッ 透華「」タンッ 能力『冷やしとーか』発動:自分以外の麻雀力を20下げ、自分は10上がる。(イベントにより強制発動・強制成功) 京太郎「」ニヤッ 能力『?????』発動:能力を発動した相手の次コンマ下二桁を01にする。(イベントにより強制発動・強制成功) 能力『?????』発動:強制的に上位になり次コンマを99にする。(イベントにより強制発動・強制成功) 京太郎「……ハハッ」タンッ 透華「―――ッ!! ハッ!?」ビクッ 一(突然戻った? あの状態から?)タンッ 純(おいおい、どうなってんだよ……)タンッ 透華「……はぁ、はぁっ……ッ」フルフル……タンッ 透華(何かに……大事な何かが、食べられたような感覚……京太郎ですの?) 京太郎「」ニヤッ 透華「ヒッ!?」ビクッ 透華(き、京太郎の……あ、赤い目が一瞬、前髪の間からっ……) 京太郎「……」スッ 衣(―――ッ)ガクガク 京太郎「……カン」 バチンッ スッ 衣(私や透華のように、力が強ければ強いほど……それは奴の力になるっ)ブルブル 京太郎「……もいっこカン」 バチィッ スッ 透華(も、もうやめ、き、京太郎……お、大きな何かが、わ、私をっ……)ガクガクッ 京太郎「……もいっこカン」 バチィッ スッ 透華(なにかが私をッ、食らうッ……た、助けてっ、衣、は無理っ! 純も、もう動けないっ……智紀と一、見えませんのッ……わ、私を食らおうとする、巨大な―――ナニカガ……) 京太郎「ツモ、清一…対々、三暗刻、三槓子、赤1、嶺上開花32000……」 透華(食われるッ!?) ブチリッ トップ 京太郎 二着 透華 三着 一 ラス 純 京太郎「……」ニッ 透華「あっ、あぁ……」ガクッ 京太郎「……ッ!?」バッ 衣「―――ッ」フルフル 京太郎(やりすぎたっ! 発動すると、制御が効かないのにも関わらずッ!) 純「お、お前……」 一「な、なんなの!?」 智紀「理解の範疇を、超えてる」 京太郎「やらかしたな……その、透華」スッ 透華「ヒッ!」バチンッ 一(透華がっ、京太郎の手を弾いた!?) 透華「い、いやっ!」バッ ダダダダッ ガチャンッ 一「と、透華! 京太郎、お前なにしたか教えてもらうからな!」ダダダッ 純「き、今日がオレたちだけでほんと良かった……」ガクッ 智紀「純!?」タタタッ 純「こ、腰が抜けちまったぜ……」ハァハァッ 衣(純も、力を持つものではあるからな……同じ卓にいたのだから当然かっ……くっ、膝が笑うッ!)ガクガクッ 衣「ともかくだ、京太郎……今日は帰れ、衣も落ち着いてから帰る」 京太郎「……っ」コクッ 下校中- 京太郎「クソッ、前に咏さんと咲にやった時に、もうやらないって思ったつもりだったんだけどな。なんであんなことしちまったよ……」 京太郎(だけど、それにしても透華の奴、あんな風になるなんてな……咲と咏さんもあんな風にはならなかった) 京太郎「あぁ、やらかしたなぁ、でも」 京太郎「悪いことをした……」クッ 京太郎(俺はまったくあの日から成長しちゃいない。魔物を食らう、それだけを考えるようになっちまう) ガチャッ 須賀母「おかえりー!」 京太郎「ただいま母さん」 カピー「カピ」 京太郎「あぁ、ただいま」ナデナデ 須賀母「晩御飯できてるわよ」 京太郎「おう」 京太郎「ふぅ~、今日は食ったなぁ……いろんな意味で」 京太郎「あれ、メール来てるな」 京太郎「二人からか……」 京太郎「とりあえず智紀のを見よう」 差出人:智紀 本文『今日、なにがあったの? 透華、晩御飯も食べてない』 京太郎「なんとか誤魔化さないとな……」 本文『新しい世界に目覚めました』ソウシン 京太郎「適当に誤魔化せた……よな」 ブブブッ 京太郎「うぉっ! 早いな!」 差出人:智紀 本文『なに、ハギ京? 京ハギ? どっち? もしかして別の人? 誰? 理由は? 三行』 京太郎「……怖いから放っておこう」ウンッ 京太郎「それで、咏さんだよな……」 差出人:咏 本文『明後日だからな、忘れるなよ!』 京太郎「咲はともかく、咏さんには言った方が良いよなぁ……」タッチ 本文『俺の能力のことでお話があります』 京太郎「はぁ、咏さん怒ったりしないかな」ソワソワ ブブブッ 京太郎「うぉう!」 差出人:咏 本文『明後日、話を聞かせてもらうから良い』 京太郎「怒ってないよな……?」 龍門渕家・廊下- 智紀「萩原さん」ダダダダッ ハギヨシ「沢村さん、お走りになっているのは珍しいですね」フム 智紀「そんなことより……どっちが攻めなの?」 ハギヨシ「……?」 智紀「……まぁ京太郎に聞くから良いわ」スタスタスタ ハギヨシ「どういうことでしょうか?」 東京・街中- 咏「さて、食っちまったもんはしょうがないね、わかんねーけど」 ??「例の能力を食べちゃうって言う弟子のこと?」 咏「うん、まぁあんたぐらいだとあの悪食も、牙を全部抜かれるだろうけどね」フッ ??「へぇ、それは一度お相手願いたいなぁ」フフッ 龍門渕家・透華部屋- ベッドの上の布団が震えている。 透華(そ、そんなこと、あんなことっ! こ、こわいっ、私が京太郎をっ! お、恐れてる!?)ブルブル 透華「あ、ありえませんわっ……そんなことっ」ウルッ 自宅・自室- 京太郎「さて、明日は休日だけど、今日は寝るかなぁ」 カピー「カピー」 京太郎「明日は良い日になるよな、カピ太郎?」 カピー「カピ!」ヘケ! 京太郎「おやすみ」パチンッ 二日目終了 三日目・朝- 京太郎「昨日早くに寝たせいか、体調がすこぶる良いぞ!」グッ 京太郎(はぁ、久しぶりに咲と遊ぶのも良いけど、透華のことも心配なんだよなぁ……)シュン 京太郎「まぁ動くにしても早すぎるか!」 京太郎「うん、なんだか麻雀の新しい打ち方とかを覚えたしこれで麻雀も強くなるだろ!」グッ 須賀母「京太郎、御飯置いておくわね」 京太郎「あ、もう10時過ぎてる……」 昼- 京太郎「昼御飯、どこかに食べに行くのもありだよな……今さっき朝御飯食べたばっかだけど」 カピー「カピ!」 京太郎「……一日中カピーの相手か、ありだな」 京太郎「龍門渕だよな、やっぱり……透華に会わないと話になんねぇし」スッ 京太郎「行ってくる!」 ダッダッダッ 京太郎「チャリもあるし、行くか!」 チリンチリン 龍門渕家- 京太郎「思ったより、すぐについてしまった」 ハギヨシ「京太郎君……お帰りの場合はあちらですよ」スッ 京太郎「あはは、少し怒ってます?」 ハギヨシ「ええ、いくら大事な友人とは言え……透華お嬢様を、ああもおびえさせたのは許容しかねます」 京太郎「オレは……」 京太郎「透華に会いたい」 拳を、握りしめる。 ハギヨシ「……原因は貴方と聞きましたが?」 京太郎「……」コクッ ハギヨシ「なぜ会いたいと?」 京太郎「俺は、透華と会いたいんだ!」ダッ ダッダッダッ ハギヨシ「……フッ、京太郎君、お願いします」 龍門渕家・透華部屋- 京太郎(透華の部屋の前まで来たけど……) 京太郎「いや、ここまで来てヘタレてどうする!」 ガチャッ 京太郎「透華!」 ベッドの上のフトン「」ビクッ 京太郎「透華、昨日は怖い思いをさせた……悪い」ペコリ ベッドの上のフトン「」シーン 京太郎「俺が、怖いか?」 ベッドの上のフトン「……怖い、ですわ……衣相手でも感じたことの無いような感覚……」 京太郎「俺もあんなことになるなんて思わなかったんだ……許してくれとは言わない、けど……もしできるなら……」 京太郎「俺はお前と一緒にいたい!」 バッ 透華「私だって、私だって一緒に居たい。それに、麻雀をもっと打ちたい……でも、体が覚えていますの、完全に支配され、喰べられた感覚を……」 京太郎(挑発して冷やしとーかを呼び出して喰った、俺が悪い) 京太郎「悪い、全部俺のわがままなのかもしれないけどさ……お前とこれからもずっと一緒に居たいんだよ……」グッ 透華「―――ッ!?」 京太郎「だ、ダメか……?」 透華「わ、私も……」 透華「わ、私も……って!」 京太郎「ん?」 透華「なにを言ってますの!?」カァァァッ 京太郎(やっぱ、透華と一緒にいる資格なんて俺にはないか……) 京太郎「すまん、(俺のことなんて)忘れてくれ」クルッ 透華「ま、待ちなさい!」 京太郎「ん?」クルッ ファサッ 透華(なっ、ななななっ!? な、なんで京太郎がこんなにカッコよく見えますの!?) 京太郎「……どうした?」 透華「べ、別に、もう貴方なんて全然怖くありませんわ!」マッカ バッ ビシィッ! 京太郎「え、ほんとか……?」 透華「当然でしょう、私を誰だと思っていますの!? 龍門渕透華ですのよ!」 京太郎「……透華、ありがとう」ニコッ 透華「―――ッ」カァッ 透華「べべべ、別に私は、お礼を言われるようなことっ……」マッカッカ 廊下- ハギヨシ(京太郎君、さすがですね)ニコッ 夕方- 京太郎(あれ、透華とひたすら雑談してて結局、誰とも会わずに出てしまった) 京太郎「まぁ、良いか……透華も元気になったしな、原因俺だけど……」チャリンチャリン 京太郎「どっか行くか?」 京太郎「どうするか、どこ行くか……」チャリンチャリン 京太郎「ん、誰かが絡まれてる!」 京太郎(な、なんというオモチの持ち主!?) ヤンキーA「こいつ確か中学の個人戦優勝者の原村和だよな!」 ヤンキーB「ていうか、すげぇ!」 京太郎「おい、やめておくんだな」キリッ 京太郎(き、決まったぁッ!) ヤンキーA「お前、なに?」 京太郎「貴様に名乗る名は無いッ! そこのお嬢さん、逃げよう!」キラキラー 和「え……」 ヤンキーA「邪魔すんな!」ドンッ 京太郎(チャリに乗ってるからバランスがッ!?)コケッ ヤンキーB「なんだこいつ?」 スッ 京太郎「ふっ……フハハハハハッ!」バッ! ヤンキーA「と、突然笑い出しやがった……」 京太郎「我はダークフレイムマスター! 貴様たちを滅ぼす者の名だッ!」シュババッ ヤンキーB「こいつ、やばいとこぶつけたんじゃね?」 ヤンキーA「チッ、行こうぜ」 去っていくヤンキーたち。 京太郎「……ふぅ、なんとか乗り切ったな」 和「あの……」タユンッ 京太郎「ん、ああ無事みたいで何よりだ」フッ 和(変な人……) 京太郎「俺は通りすがりの龍門渕生徒だ、君は……清澄か?」 和「はい、良くお分かりになりましたね」 京太郎「知り合いがいるんでな……まぁ良いさ、とりあえず俺はこれで」 和「あ、あの……これ、貰い物ですがお礼できるのはこれぐらいしか無くて」スッ 京太郎「いやそんな……ん、雀荘『Roof-top』のドリンク一杯無料券?」 和「すみません、私急いでいるのでこれで!」ペコッ タッタッタッタッ 京太郎「……そのおもちを見せてもらっただけで十分さ」フッ 夜- 自宅・自室- 京太郎「今日は麻雀やってないしな……ネトマでもするか」 一人目 きょーこ 二人目 かじゅ 三人目 ピーチ姫 京太郎「また、全員はじめてか?」 きょーこ:よろしく頼むわ かじゅ:また会ったね、故あって名前を変えたがアローだよ ピーチ姫:よろしくっす キョータロ:よろしくお願いします! 京太郎「よし、やるぞッ!」ゴッ トップ かじゅ 二着 ピーチ姫 三着 キョータロ ラス きょーこ キョータロ:接戦でしたねピーチ姫さん ピーチ姫:良い勝負だったっす かじゅ:キョータロやきょーこは実力を出せなかったようだな きょーこ:メゲるわ…… 京太郎「三着とか……」ガクッ 京太郎「あれ、誰かからウィスが飛んできてる?」 ピーチ姫:手牌確認しましたが、あれからあそこまで立ちなおすなんて、楽しい麻雀だったっす! 京太郎「……プロフィールを見れば、長野か……少しカマかけてみるか」 キョータロ:自分も楽しかったです。良い経験させてもらいましたよ。同じ長野ですしリアルでも楽しめたらいいですね。 ピーチ姫:貴方が私を見つけられたら、良いっすよ 京太郎「は? あっ、ログアウトした。どういう……ことだ……」 京太郎「まぁ良いか……」 京太郎「さて、明日は咏さんとデートだし早く寝るか……ってメール?」 京太郎「三人からか……」 京太郎「とりあえず一のを見よう」タッチ 差出人:一 本文『京太郎、透華が元気になったのは良いんだけどあんたの名前たまにつぶやいたりしてる。なにした?』 京太郎「め、メールなのに怒気が伝わる……」アセッ 本文『謝っただけだよ』ソウシン 京太郎「よし……」ブブブッ 差出人:一 本文『そっか、でも、仲直りできたみたいで良かったよ。ボクだって二人が仲良くないのは嫌だからね』 京太郎「い、良い奴だ……」ホロリ 京太郎「次は透華だな」 差出人:透華 本文『今日は楽しかったですわ。今度はお部屋だけじゃなくて二人で遊びに行きましょう』 京太郎「おぉ、仲直りできて本当に良かった」 本文『俺も楽しかったぜ 遊びに行くのはいつでも誘ってくれ』ソウシン ブブブッ 京太郎「うぉっ、早い……」 差出人:透華 本文『気が向いた時に誘ってあげますわ おやすみなさい、良い夢を』 京太郎「なんだ透華の奴……」 京太郎(そして、久しぶりにメールなんてしてきたな、咲の奴) 差出人:咲 本文『咏さんから聞いたよ 食べたんだって?』 京太郎「……」 本文『ああ、でももう問題も解決したよ 心配してくれてありがとうな!』ソウシン ブブブッ 京太郎「恐ろしく早いな!」 差出人:咲 本文『うん、問題が解決した奈良いいんだ 麻雀、まだやってるんだね またやろうね、おやすみ!』 京太郎「……誤字だらけじゃねぇかよ、おやすみっと」タッチ 龍門渕家・一部屋- 一「……ほんと、京太郎と透華が仲良くしてるのは気に入らないんだけど……二人が仲悪くしてるのも気に入らないんだよね」クスッ 一「ボクってバカだなぁ~」 龍門渕家・透華部屋- 透華「フフッ……思ったよりも良い物ですわね、人を好きになるというのは……」 透華「……って何言ってますの私!?」カァァッ 透華「あぁぁっ、私が京太郎にぃっ……くっ、悔しいですわ!」カッ 宮永家・咲部屋- 咲「フフッ、京ちゃん……私以外を食べたんだ、咏さんは仕方ないって思えたけど……京ちゃんの初めては私なんだからね?」 机の上の京太郎の写真を撫でる。 咲「……龍門渕……誰かわからないけど、全員倒せば良いよね?」ニコッ 自宅・自室- 京太郎「さて、明日はデートだ!」 カピー「カピー」 京太郎「明日は良い日になるぞぉ!な!カピ太郎!!」 カピー「カピ……」ウルセッ 京太郎「おやすみ!!!」パチンッ 三日目終了 四日目・朝- 京太郎「より、今日はデートだな!」グッ 京太郎(咏さんには色々お世話になってるからな、恩返しぐらいしたいし) 京太郎「まぁ動くにしても早すぎるな、昨日もだけど」 京太郎「よし、良い感じだな!」ウムッ 京太郎「ん、11時になる前に、そろそろ待ち合わせ場所に行こう」 昼前- 繁華街・本屋前- 京太郎「お、あそこにいるのは咏さん……先に来てたのか、10分前なのに」タッ 咏「おー京ちゃん! いや、京ちゃんか? わかんねー」 京太郎(手振ってた……可愛いな) 咏「おぉ、京ちゃんだった」 京太郎「イエス、お待たせしました」 咏「早かったな、もうちょっと待つかと思ったよ、別に良いけど」ケラケラ 京太郎「お待たせしました、とりあえずどっか行きますか……」 咏「そうだね、どこでも良いよ」 京太郎(弁当作って来たし、動物園とかか?) 動物園- ガヤガヤ 京太郎(さすが日曜日、結構混んでるな) 咏「京ちゃん、悪いねおごりなんて」 京太郎「いや、俺が誘ったんですから当然でしょう、それよりどれ見たいです?」パンフ 咏「え~っと、どれにするかなぁ」 京太郎「まぁ、端から見て行けば良いでしょ……知らんけど」ニッ 咏「京ちゃん、それは私の十八番だぞ~」コラッ 昼- 咏「おぉ~、京ちゃん!キリンだぞキリン!大きいな、暴れると手をつけられなさそうだ、知らんけど!」キャッキャッ 京太郎「可愛いなぁ」 咏「―――ッ!?」カァッ 京太郎(うわっ、口に出してた) 京太郎「そ、そう言えばキリンって暴れると結構大変らしいですよ! わ、ワハハ!」 京太郎(このままじゃ、いかん!) 咏「そ、そろそろお腹減ってこない? わかねーけどさぁ」マッカ 京太郎「そ、そうですね、向こうに食べれる場所ありますよ!」 京太郎(まぁベンチなんだけど……少しは落ち着いたな) 京太郎「実はお弁当持ってきてたんですよ」 カバンから『やや良い弁当』を出す。 咏「え、京ちゃん作ってきたんだ」 咏、カバンから弁当を出す。 京太郎(おぉう、かぶった……)ゲッソリ 咏「……二つは食べれないっつうか」 京太郎「まぁ、食べれるだけ食べてください! 俺が後は食べますから!」グッ 咏「じゃあ、京ちゃんの食べさせてもらおっかな」クスッ 京太郎「はい! じゃあ、いただきます!」パカッ 咏「いただきます!」 京太郎「おぉ、咏さん料理できたんですね」イガイ 咏「そりゃ、一人暮らしが長いから……な、長い……か、ら……」シロメ 京太郎(やば、地雷踏んだ) 対応力が足りない、またはフラグが立っていないのでフォローはできません。 京太郎(さて、食べきるぞ!) 京太郎「もう少し見たら買い物とか行きましょうか」 咏「えー、動物とかもっと見たいかも」 京太郎「また来ましょうよ、せっかくのデートなんですから一緒に買い物とかしたいじゃないですか」 咏「まぁ、そう言われれば確かに良いかも……知らんけど」 京太郎「そうと決まれば、ぱぁーっと見てまわりましょうか!」ニッ 咏「うん!」ニコッ 夕方- 京太郎(動物園を離れて繁華街に来たけど、どこに行くべきだ?) 服屋- 京太郎「さてと、似合う服あれば良いんですけど」 咏「京ちゃんに似合う良いの選べるかわっかんねーよ?」 京太郎「いや、今日買うのは咏さんの服ですから」 咏「……は?」 京太郎「咏さんの和服を脱がします!」 咏「わ、わけわかんねー言いまわしすんな!」カァッ 京太郎「へ……あっ、そんなつもり無かったんですよ!?」アセッ 咏「も、もういいよ、とりあえず、和服以外はわかんねー」 京太郎「あ、じゃ、じゃあ……」 京太郎「うぅ~ん、やっぱそのままが一番かもしれませんね」 咏「えっ、ここまで来て?」 京太郎「やっぱり咏さんは和服が一番っていうか……そのままの咏さんが一番ですよ」マガオ 咏「えっ、えぇっ!?」カァァッ 京太郎「洋服も似合うとは思いますけど、和服の方が……俺が好きな咏さんって感じなんです」ポリポリ 咏「ふぇっ!?」マッカァ 京太郎「そうと決まれば、なにか髪飾りとか買いましょうか!」ギュッ 咏(わわっ、て、手をっ!?) 夕方2- 駅前- 咏「京ちゃん、今日はありがと……その、また……さ、誘ってくんねー?」マッカ 京太郎「咏さんとだったらこっちからお願いしたいぐらいですよ!」ニカッ 咏「お、おう……じゃあ、また」 咏(京ちゃんからもらった、髪飾り……大事にしよ、知らね……くはねーけど)ギュッ 京太郎「それじゃ、気をつけて!」フリフリ 咏「……」フリフリ ガタンガタン 京太郎「電車、行っちまったなぁ……よし、この後はどうするかな」 京太郎「この余韻を抱えたまま帰ったら咏さんのこと想像してしまいそうだ、いかん……どこか行くか」 ポケットに手を入れると、何かに触る。 京太郎(ん、これは昨日のおもちの子からもらった雀荘のドリンク無料券……) 京太郎「どうするか……」 京太郎「せっかくもらった券だしな、行ってみるか!」 京太郎(うまく行けば、あのおもちともう一度会えるかも!)キリッ 雀荘『Roof-top』- 京太郎「おぉ、中はお洒落だ……」 ??「それはどうもありがとうございます、いらっしゃいませ……御一人ですか?」 京太郎「あぁ、はい」 ??「ウチのお店は雀荘なんですが、一応喫茶店みたいな休憩所みたいにもしてるんですが、どちらにします?」 京太郎「せっかくなんで……」 京太郎「休んで帰ります」 ??「はい、こちらにどうぞ」スッ 京太郎「あ、あとこれでアイスティー」ケン ??「はい、かしこまりました」 おっさん「まこちゃん、打とうやー!」 ??「ちょっと待っててくんなさい!」クワッ 京太郎(うぉ、なかなかな迫力!)ビクッ ??「少々お待ちください」ペコ 京太郎「まぁ、とりあえず休んでる間になにか考えとくか」 京太郎「……zzz」 京太郎「ふぁっ!?ね、寝てた?」バッ 京太郎「十分か、あぶなかった……あっちじゃ麻雀中か」 ??「3000・6000じゃ!」 京太郎「……これは」 京太郎(オカルトの匂いか……腹の虫が鳴ってるな) おっさん「まこちゃんは強いなぁ!」 ??「まぁ、これでも昔から麻雀やってきとるんでの」 京太郎(だけど、純と同じような匂い。力がもっと大きくなけりゃ、喰いにくいだろうな) 夜- 自宅・自室- 京太郎「今日も麻雀やってないしな……ネトマするか!」 一人目 グラマス 二人目 まこりん 三人目 キャップ 京太郎「おお、はじめてだ」 グラマス:久しぶりのログインだから、お手柔らかにね まこりん:手加減はしませんよ お願いします キャップ:よろしくお願いします 良い麻雀にしましょう キョータロ:グラマスさん久しぶりですか、自分は毎日やってるんで自信ありますよ! 京太郎「よし、今日こそ一位だッ!」ゴッ トップ グラマス 二着 キョータロ 三着 まこりん ラス キャップ キョータロ:グラマスさん、本当に久しぶりですか? グラマス:うん、やっぱりネットでやるのは難しいね まこりん:なんやこれ、わけわからん キャップ:ネトマだからキャップ負けただけだし! 京太郎「いや、化物だろあのグラマスとかいうの……ていうかキャップは性格違くね?」 京太郎「あれ、誰かからウィスが飛んできてる?」 グラマス:結構な腕してたけど、現実の方が強いタイプ? 京太郎「……この人、ほんとになにもんだよ」 キョータロ:まぁ、ネトマより現実の方が上手く打てます グラマス:高校生かな? 京太郎「ん、個人情報聞きだされるのは怖いけど、まぁそれだけなら……」 キョータロ:そうですよ グラマス:その腕なら全国行けそうだね、楽しみにしてるよ キョータロ:はい 京太郎「……ログアウトした、なんだったんだ今の人」ゾクッ 京太郎「ん、腹の虫が鳴った。近くで誰かが麻雀してるわけでもないのに……」 京太郎「さて、明日……メールか」 京太郎「一人からか」 京太郎「お、昨日に続いて今日も咲からメールだ」 差出人:咲 本文『京ちゃん、今日咏さんと一緒にいたでしょ?』 京太郎「どっかで見かけたのか?」 本文『なんでも知ってる?』ソウシン 京太郎「いや、ほんとにな……この前から」 差出人:宮永咲 本文『京ちゃんのことなら大体わかるよ』 京太郎「中学時代は透華たちよりも一緒にいたし当然か」ハハッ 京太郎「おやすみ、っと!」 京太郎「さて、寝るか」ブブブッ 京太郎「咏さんからメールか……」 差出人:咏 本文『今日は例の食った話を忘れたけど、また行くから』 京太郎「あ、忘れてた。解決してるからな」 本文『もう色々と解決してるんで大丈夫ですよ』 差出人:咏 『そういうことは先に言えっつうの!』 京太郎「怒らせちゃったか?」 本文『すいません、おやすみなさい』 宮永家・咲部屋- 咲「びっくりしたよ、街を歩いてたら京ちゃんと咏さんが手繋いで歩いてるの見た時……」 目に炎が灯る(気がした) 咲「咏さんも、敵なんだ……」 電車内- 咏「……京ちゃんにやられて、完全に能力のこと飛んでた。わかんねーなー」 咏「フフッ、京ちゃんカッコよくなったな」フフッ 自宅・自室- 京太郎「さて、明日は学校だな」 カピー「カピー」 京太郎「おやすみ~」パチンッ カピー「ピカ」カマエヤ 四日目終了
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5711.html
630 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/11(月) 21 42 43.75 ID mlj3/utfo [3/16] 咲「あ、そうだ京ちゃん!」コソコソ 京太郎「ん? どうかしたのか?」 咲「えへへ、実はこっそり連れてきたんだ」 カバン「」モゾモゾ 京太郎「??」 咲「中を見てみて」クスクス 京太郎「お、おう?」ジィィィッ ??「きゅきゅっ!!」 京太郎「お、おぉぉ! マジか!?」パァァ ??「きゅ~♪」スリスリ 京太郎「ははっ。久しぶりだな!」ナデナデ ??「っ~~//」モジモジ 優希「んー? なんかカバンがもぞもぞしてると思ったらおまえだったのか」モグモグ 和「」 咲「えへへ、おばさんに無理言って連れてきたの」 京太郎「うわぁ、マジで嬉しいな……」 和「す、すすす、す、須賀君!」ガタガタガタガタ 京太郎「どうしたんだ和?」 和「そ、そそそそのか、かかかか可愛らしい、い、いいい生き物は?!」ハワワワッ 京太郎「俺の大切な家族だよ、会うのは久しぶりだけど」 ??「きゅ~//」 京太郎「こいつめ」アハハ ??「きゅいきゅーい」スリスリ / / | |゙ | . . | | VM、_| . | } ト、_,. | ヾ ', ./ / .! i! N . | い !/≧二]/"|´ . | . | !. ! / | | | |',/ ヽ| \ |ィ/,ゞ..、\,! / i! | | ,' / | { . ! /| 〉|-. \!" {_ rj ', リ/} . . ノ|/゙. |. i ィ .∨\"| /,ィうヽ ィ゙ ` ソ i} |/ ' |. | /.! | |ヽ {_,ィrj ', .`ー‐゙ ./ ! ! | |∨ ヽ{i ヾ, ツ | | ヽ .| \ \, `" _,,._ | {. 'j |  ̄、 ̄ _,,. - "__\ { '., ! .ハ. { ./ 〉 ./! \ .| リ`ヘ. V ./ ,ィ=、| ト、 ヽ. | `..、, `ー " ./ |/ \ . | i }. リ ,' / / ー, --‐' / ヽ ヽ ̄ `ヽ. / / / / / {/〉, / 〉, \ \ / / / _,.ィ={ |/. !. / /| \ \ } / / /_,,.-/ / | | . / / | | .\ \/ / /} / / / . | |_. / / .! ! .\ ヽ,. / /_,/゙ / / / | |. ` ./ ./ .| | / \ `、 和「か、可愛いっ!!」ダキッ ??「きゅっ!?」ビクッ 京太郎「あ、おいっ!」アセアセ 633 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/11(月) 21 51 54.56 ID mlj3/utfo [4/16] 和「こんなに可愛いなんて……しかも、須賀君の匂いがする」ムギュゥゥゥゥウ ??「きゅっ……きゅ」グニュグニュ 咲「あっ、ダメだよ和ちゃん! その子は人見知りが……」 和「えへへ……」ムニュゥゥ ??「きゅ……」ガクッ 京太郎「」 優希「ある意味幸せな最後だったじょ」モグモグ 咲「和ちゃん、目を覚まして!」ユサユサ 和「ほぇ?」キョトン ??「……」グッタリ チーン 和「」 優希「犠牲になったのだ」 咲「言ってる場合じゃないよ!」フェェェン 京太郎「大丈夫、寝てるだけみたいだし」ナデナデ ??「きゅぅ~」スヤスヤ 和「ご、ごめんなさい須賀君」ジワッ 京太郎「気にするなって。こいつを気に入ってくれて、むしろ嬉しいよ」ポン 和「うぅっ……」グスッ 京太郎「また遊んであげてくれよ」 和「はいっ!」 京太郎「久しぶりにあいつに会えて、なんだか嬉しいな」 いつかこっちで稼いで、連れてきたいぜ 京太郎「よし、それじゃあ次のテーブルに行くか」 【テーブルB】 京太郎「(おっ、ここのメンバーは……)」 小蒔「……」ドキドキ ドタプーン 春「……」ポリポリ バヨエーン 憩「どうも、初めまして」 ポヨヨーン 京太郎「たまらん」ゴクッ 638 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/11(月) 22 01 39.31 ID mlj3/utfo [5/16] 634 モウヤメルンダッ! 憩さん美乳だと思ってたんだけど、見返してみたら あっ……(察し) 京太郎「(さて、ここはどう切り込むかな?)」 小蒔「あぅ……」ソワソワ 春「……」モジモジ 憩「(あっ、ちょっとずれちゃったかも)」モゾモゾ 京太郎「(俺は何も見ていない)」ブツブツブツ さて、ファーストコンタクトが大事だよな コンマ安価↓3 00~49 京太郎「どうも、初めまして!」ニッコリ 50~89 京太郎「えっと、確か永水の……?」 90~99 京太郎「確か神代小蒔さんと、滝見春さんと、荒川憩さんですよね」 ゾロ目 京太郎「はじめまし……て、じゃないような……」ドクンッ 646 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/11(月) 22 13 01.27 ID mlj3/utfo [6/16] まずは爽やかに挨拶するか…… 京太郎「どうも、初めまして!」ニッコリ 小蒔「えっ?」ズキッ 京太郎「え?」 小蒔「あの、その……」オロオロ 春「……」ジトーッ 憩「??」 小蒔「……覚えて、いませんか?」 京太郎「……えっと?」 あれ、そう言われると確かにどこかで見たことあるような気も…… うーん、しかし俺がこんな立派なおもちを忘れるはずもないし 京太郎「もしかして、サイン会に来てくれました?」 小蒔「」ガーン 春「……大丈夫」ヨシヨシ 小蒔「うぅっ……」グスッ 京太郎「お、俺何か悪いことしました!?」アセアセ |! ヽ |! l . |! l l!l i ', l! l .l!l i .i l! ! ! l .l! ! i i l__L . L」_l_ .l j lヽ ̄! i¨' T ̄ ̄ l lリ ! | 、、 ` 、 | ' -+Θ l _丿 小 | ´ノ ° l | . .i ! ノヽ ! T= ´ ・. ヽ ! | 春「別に」ジトーッ 京太郎「すいませんでしたぁ!」ペコリン 憩「うーん、やっぱり邪魔か――ぁ」モゾモゾ 651 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/11(月) 22 22 01.63 ID mlj3/utfo [7/16] 小蒔「いえ、覚えている方が難しいでしょうし……」ゴシゴシ 京太郎「すいません。こんな素敵な人を忘れる筈なんてないんですけど」 小蒔「すっ、すてっ!?」カァァ 春「よしよし」ポリポリ 憩「やっぱり取ろうかな」カポッ 京太郎「今すぐには無理ですけど、いずれ絶対に思い出しますから」 小蒔「そ、そう言っていただけるなら……」モジモジ 春「キス」ボソリ 一同「!?」 小蒔「な、何を……!?」ドキドキ 春「こういう時の解決策」ブイ 京太郎「いやいや、ブイじゃないですってば」 春「?」ポリポリ 京太郎「いや、首をかしげてもダメですよ。可愛いですけど」 春「……」 / / / | ∨ |∨ | l | |./ l | ||V ∨ 斗-l l | /  ̄ \i/ | |i| | l ∨ l\ | l | l | /||! | |l| ⊥ヽ ∨ \\l └‐' || l と あ||l l ぃイ l \\>‐'´ x-‐==气 | う り.l |l l ぃヽ ´ ‐'´勹 |」 l : が{ l ヽ斗 x_=气 ∨二ノ| 〉 |i 〈'´ ) | /// | //\ _ / |i ∧ 乂ン | l | .(つ li ∧ /// ′ | | l lニ⊇|i ∧ . ‐ ァ / | | |/ ̄└ュ | |i ヽ ` | | |l /└‐┘|i ||  ̄ ¨ ―-< /| | 八 京太郎「いちいち可愛いですね!(半ギレ)」 小蒔「……むぅ」プクーッ 憩「なんかスッキリしてきたで――ぇ」ホンワカー 657 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/11(月) 22 34 55.14 ID mlj3/utfo [8/16] 655 そら(フラグも立ってないのにパーティ参加)そう(背景)なるよ 京太郎「と、とにかくキスはダメです!」 春「嫌なの?」 京太郎「いえ、個人的にはウェルカムなんですが一応アイドルなので」 小蒔「(う、うぇるかむ……//)」カァ 京太郎「あ、そうだ。一応名前を聞いてもいいですか?」 小蒔「じ、神代小蒔でしゅ!」ガブッ 春「滝見春……(でしゅ?)」 憩「荒川憩です(可愛い)」 小蒔「あぅぅ……//」ボシュゥゥウ 京太郎「はい、ちゃんと覚えました。今度は絶対に忘れませんから」ニッコリ / / | | | | | l l | | | | | / / | |__ | | | | | l l /| | | | |. /// | |\ |‐\八 | | | |__,l /-|‐ リ リ | | / / - 、 | x===ミx|‐-| | `ー /x===ミノ// / ∧{ / | .八 _/ { { 刈`| | l /´{ { 刈\,_| イ /ー―‐ ..__. / / | |/ \{^ヽ 乂辷ツ八 |\| /' 乂辷ソ ノ^l/ } / . . . . . . . . . . `「⌒ .. // /| l、 ー‐ \{ | / ー‐ j/ /}/ . . . . . . . . . . . . . .| . . . . . / _,/ . ..| | \ ! j/ ′/ . | . . . . . . . . . . . . . . .| . . . . . . / . . . . { |\ハ_, ノ ,___/{ . .| . . . . . . . . . . . . . . .| . . . . .∧. / . . . . . . . ′ | . .|\圦 / j/l/. . ′ . . . . . . . . . . . . . . . ./ . . .∧. /. . . . . . . . . . ′_,ノ⌒ヽ | 、 、 _ -‐' / . / . . . . . . . . . . . . . . ./ . / . . / . /\ . . . . . . r‐ ' ´ ∨\/ ̄ )  ̄ ̄ / /. ./ . . . . . . . . . . . . . . / . / . . ./ . . / . . . . . .\ . .ノ ----- 、 ∨/ / 、 / ,/ . / . . . . . . . . . . . . . . / . / . / . . . . . . . . . . . . . / ‘, ‘, ./、 \ / /. . / . . . . . . . . . . . . . . ./ . // . . . . . . . . . . / . . . . .{ ---- 、 ‘, } / . . } ̄ \ ̄ ̄ ̄/ ̄ / .{/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . -<⌒ . . . . . ./ . . . . ./ ‘, ‘,「l /⌒^\________/}/ . . . . . . . . . . . . . . . . . /´ \ . . . . / . . . . . .{ . . ‘, 人U{ . . . . . . .| \ / .| . . . . . . . . . . . .―‐┐ / \ . . . . . . . . } -- /\ . ノ r/ / . . . . . .| . . . \ ,/ . . . | . . . . / . . . . . . . . . . . ./ (容姿A ドッキューン!) 小蒔「」バキューン 春「おっふ」ドッキーン 憩「アイドルってみんなこんなにイケメンなんかな――ぁ」フフ 京太郎「それで、今は許してくれませんか?」 小蒔「」コクコクコク 京太郎「それじゃあ、とりあえずここまでで。また後でイベントがありますから」 春「うん」 憩「楽しかったですよー」 京太郎「こちらこそ」クスクス 小蒔「」バックンバックンバックン 663 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/11(月) 22 44 52.29 ID mlj3/utfo [9/16] 京太郎「いやはや、それにしてもすごいおもちだった」ゴクリ 須賀ホーン「」ビビーン 京太郎「暴れんなよ、暴れんな……」グググッ 須賀ホーン「」シュン 京太郎「よし、いい子だ」 さて、次のテーブルに行くかな 【テーブルC】 京太郎「お、ここも見知った顔ですね」クスッ 照「あっ、京ちゃん」バクバクバク 京太郎「もう、ケーキばっかり食べ過ぎですよ」プンプン 智美「ワハハ、久しぶりだなー須賀君」 京太郎「蒲原さん! サイン会以来ですよね?」 智美「あ、えと……覚えてくれて、その……嬉しいか、な」モジモジ 京太郎「勿論覚えてますよ」 胡桃「……」ドキドキ 京太郎「あ、鹿倉さんもサイン会以来ですよね」 胡桃「!!」ドキィン / ハ ヽ / / / / ヽ ヽ ヽ ∧ / / / l V ヽ ヽ ヽ '; '; ハ / { ! ! '; !! ハ iV } i ', 〈 i i i { '; ハ } } ハ j i ' V V V ハ 川 / j ノ__ィ´ V | } l ハハ H ト L j j ノレイノzz_、ハ } } V ハ ≧三ミゝ ノノ "´ん//ハ` i ! j i i ヘ〃ト//心. 弋 ‐フ | ! ハ} ハ V ヘ \ヒフ //// } j // i V ハ//// ' U ィ / / i V ハ , / ! // Vト>> ` イ ̄ レ V >┬‐ ´ /ヽ._ __ ,ィ‐ー-_⌒ _ .「¨i__,, / / /.〕/ }/-r 、 /.......〉 ⌒ ,廴}\./ / /.. / /.........}....ヽ /.........{ // | { / /.. / /....................| /............i__/ ,'....| {,/ /..../ i..................... | /............/ { o.| / /......| {.....................Λ /..............{__ {.....| ./ /.......└-、{..........................} {.......{........|....\_ {.o.| { . ............. /............ /......../ Λ......ヽ....|......〔_ \_{....|__{ |............./................./......../ Λ........ Λ.....〔_〔__|.o l_〕! |.........................../ ..... / \....'.....\〔_〔__!... |_〕! |...{...{..../..................../ / 7¨「 ̄∨.,八....l.〕乂{_「..............´ __/} / ,/ ,'!.........∨⌒ヽ/ 厂 }.............. / ゝ,,}_. / ,/{ { |.............V⌒ヽ/ ,厂.; .......... / 7--、 ____ __/ ,/ .{ { |................V⌒ヽ/ /.......... /}_ / ̄ ̄¨¨7、 ─ニ二ニニニニニニニニ|.................}V⌒ヽ,/............/\}___ / ̄ ̄ } ̄ },ハ /ニニニニニニニ\i i iヽニニ|................{i i\ /............/ 厂 \}_/ ̄ ̄}ー'ニ/i iΛ /ニニニニニニニニニニヽ i i i\|..ゝ..└..{i i i i i7....、.. ,./、/ 厂 .ヽ/`ヽ__ノニ/ ニi iΛ /ニニニニニニニニ\ニニ} i i i i i |...............{i i i i /.......... /⌒ヽ/ ,厂{_r'⌒>'゚´ニニニi i Λ //ニニニニニニニニニニヽi i i i i i i i i|............. {i i i/.......... / \⌒ヽ/>'゚´ ニニニニニニi i iΛ /ニ/ニニニニニニニニニニニ\i i i i i i |............. {i i/.......... / ,r─ニニニニニニニニニニニi i i Λ. /ニニ/ニニニニニニニニニニニニニ}i i i i i |_..... -┴'二二二.ニニニニニニニニニニニニニニi i i } /ニニ./ニニニニニ─.. i i i i i i i i i i i i i i i i i i i/ニニニニニニニニニニニニニニニニニニ--─'''¨i i i i }. {ニニ/ニニニニニニニニニニニ}i i i i i i i/ニニニニニ ̄ ̄¨¨¨¨ニニ=──‐-- 、ニニニニニニi i i i }. {ニ,/ニニニニニニニニニニニ}i i i i /ニニニニニニニニニニニニニニニニニニ\ニニニニニi i i i } /{ニニニニニニニニニニニニ/i i/ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ\ニニニニi i i i } 京太郎「その服、とっても似合ってますよ」ニッコリ 胡桃「」 666 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/11(月) 22 55 27.05 ID mlj3/utfo [10/16] 胡桃「ミ”ャー!!」ビリビリビリッ 京太郎「えっ!?」ビクッ 照「<●>ワ<●>」パカーン 京太郎「そ、そんなに俺のほめ方ダメでした……?」ズーン 照「私もだけど京ちゃんも大概だよね」モグモグ 智美「す、須賀君!」 京太郎「はい?」 / 丶 / / \ / / / / ヽ / / / / / ヽ , / // /!`メ、| /! , | |. | ', ′ __.. 彡 | | | |/_|メ、| { ,' / | /|. | ', l >─ |ハ lx仡斥㍉|ハ /}/_斗イ | / | l \ / |. {{ { // } ' , / 仡斥㍉,|/| | 八. \ / \| V //ノ ` { // } }} / / \ \ /; /! `¨´ V //ノ / /|/ ヽ > {∧ | l __ `¨´ 厶イ ! \ ヽ |小、 l  ̄ 7 / | / {八\ \___ / /! }ノ , '′ _/ \丶. __ .. 、<_ _从/-‐ '′ ___.. イ ', \_ _jヘ、 x< | ', /⌒V ヽ._ / ヽ | , /ヽ ハ \  ̄`ヽ ', | ∧ / 〉‐{ ,\ 〉 ', | ', └--/ ‘、 / } i ヽ/ ', 智美「わ、私は、どうなんだー?」ドキドキ 京太郎「そりゃ勿論……!」 選択安価 ↓3 00~49 京太郎「似合ってますよ」ニコッ 50~89 京太郎「可愛いです」ニッコリ 90~99 京太郎「正直たまりません」ゴクッ ゾロ目 京太郎「彼女にしたいくらいですよ」ワハハ 673 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/11(月) 22 57 08.97 ID mlj3/utfo [11/16] / / ル│ /─ラ |. ハハ | \ / | /レ ∨ リル | / ノ│ | │ / | | / 二二\ ノ ノ  ̄ヾノ | | ∠ ハ レ . /゙ ヘ` _,===ミノ│ | | / ソ | | . | / lヘ ノ | | / | ヤ`廴 ン │ソ ハ ノ ∠ | / 、廴 ソノ /| // \ | ハリ | ∨ / \ | 丿 /"⌒ヽ .| \ \  ̄ ̄\ /___.ゝ . / / \ \ | \ / / ハ | 丶、 _, イ´ / \ / ̄\ ´ ´| ノ  ̄  ̄  ̄ ..../ 丶、、、 /| リ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄゛゛゛゛゛ \ |" ヾ\ / ゙゙\ \ / 〉 |\/ ヽ \ /\ /∨ \ 678 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/11(月) 23 04 22.83 ID mlj3/utfo [12/16] 京太郎「似合ってますよ」ニコッ 智美「ほ、本当に!?」 京太郎「はい、素敵です」 智美「……やった」グッ 照「ねーねー、京ちゃん私は?」 京太郎「いつもどおりですね」 照「えー? おめかしした方がよかった?」 京太郎「それはそれで見てみたいですけど、俺は普段の照さんが好きですよ」 照「!!」キュピィーン 京太郎「?」 照「(普段の私が好き→私が好き→結婚しよう→孕ませたい→にんっしん)」 京太郎「照さーん?」 照「(そしてこの吐き気は……つわり?)」ウプッ -─===‐-ミ ´. . . . . . . . . . . . 、/. . . . . . . . . . . . . . . \. . . . . . . . . . . . ト、 . . . . `、. . . . . . . . .|. . . . | \. . . . ',. . . . . . . |. . . . | \|. . .. . |. . | |. ‐/、|. . l . | -‐. |、. . .. . |. . | |. / |. . 八ノ ハ . | . . ※ケーキの食べ過ぎです. 八. |┬─┬}/ ┬‐┬‐ . . |`ヽ}. /⌒ヽ} | | 三 | | .'. . |. { '└─┘  ̄ └‐┘ l. . |人_ u j. . |i. . . .> )‐┤ イ.l 'i. . . i . _;〕ト _/| h ≦. . .| 八/ト、. . |/⌒ 、_| | | | ト、`〉、|/| \{ .,_ \| |/ ハ / ヽ > | ノ / ∧ 照「う、産まれる……」ピクピク 京太郎「は?」 智美「ワハハ」ニヘラー 胡桃「あ、うぁ……//」ハワワワワ 京太郎「なんなんだこの席」ズーン 680 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/11(月) 23 16 31.06 ID mlj3/utfo [13/16] 京太郎「鹿倉さん大丈夫ですか?」 胡桃「だ、大丈夫……」フラフラ 京太郎「熱があるんじゃ?」ピトッ 胡桃「あっ」 京太郎「?」オデコタッチ …… 胡桃「」バチバチバチバチッ 京太郎「あちっ!? 救護室に行った方が?」 胡桃「だ、大丈夫! 大丈夫!」ブンブンッ 京太郎「……無理しないでくださいね?」 胡桃「うん……//」マッカッカ 智美「……羨ましいな」ボソリ 照「ヒーヒーフーヒーヒーフー」ゼーゼー 京太郎「取り敢えず他の席も回るので、また後で」 智美「この後のイベントも楽しみにしてるぞー」ワハハ 京太郎「はい。楽しんでくださいね」スタスタ 照「」ウマレター 胡桃「あっ……行っちゃう」ボソリ / / ル│ /─ラ |. ハハ | \ / | /レ ∨ リル | / ノ│ | │ / | | / 二二\ ノ ノ  ̄ヾノ | | ∠ ハ レ . /゙ ヘ` _,===ミノ│ | | / ソ | | . ○ | / lヘ ノ | | / | ヤ`廴 ン O │ソ ハ ノ ∠ | / 、廴 ソノ /| // \ | ハリ .| ∨ / \ | 丿 弋 ̄ ̄マ フ .| \ \  ̄ ̄\ \.........メ / / \ \ | \ / / ハ | 丶、 _, イ´ / \ / ̄\ ´ ´| ノ  ̄  ̄  ̄ ..../ 丶、、、 /| リ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄゛゛゛゛゛ \ |" ヾ\ / ゙゙\ \ / 〉 |\/ ヽ \ /\ /∨ \ 智美「やっぱり……須賀君はいいな」ポワーン 685 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/11(月) 23 28 34.74 ID mlj3/utfo [14/16] ~~おまけ~~ 【Dテーブル】 シスター「久しぶりのご馳走なんだよ!」ガツガツムシャムシャ ウニ頭「食いだめなきゃ! 一週間はこれでしのぐぞ!」ガツガツ ビリビリ中学生「あんたも大変ねー」 京太郎「あの……一応来たんですけど?」 ほくろ「あら、いましたの?」 京太郎「」 【Eテーブル】 鯖缶「結局大ファンってわけよ!」ワーイ 電波ストーカー「演技が中々上達しないね。でもそんなすがをry」 B級映画愛好家「早くB級映画に出てください! 超応援してますから!」 小清水(強)「あ、あのぉ……後で写真取ってもいいですかぁ?」(媚び声) 馬面「無理すんなってのwwwww」ヒィヒィ! 小清水(強)「死ね」バシュン 馬/面「ひのちゃまっ!?」 京太郎「」ガクガクガク 【Fテーブル】 ウルトラマン(白)「やっぱりよォ……須賀京太郎は最っ高のアイドルっつゥわけだァ!」 ミサワ「ギャハハハッ! ありえないっての!」 京太郎「酷い」シクシク 怪人チビ毛布「えー?私は結構好きかも! って私は私は慰めてみる」 【Gテーブル】 ビーカー「こんな姿ですまないね。だが、私の君を思う気持ちは~~~」ベラベラベラ 京太郎「ここはみんな凄い格好ですね」オドロキ 冷蔵庫「心配するな、自覚はある」 さらし露出狂「もうヤダ」ハァ 京太郎「(すげぇいいおもち)」グヘヘ 690 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/11(月) 23 38 24.90 ID mlj3/utfo [15/16] ~~その他普通のテーブル~~ モブA「あっ、あの!」タタタッ モブB「ドラマ、メッチャカッコよかったです!」 モブC「新人なんですよね!? スゴイ!!」 モブD「ラインとかツイッターとかやってますか!?」 モブE「よかったら連絡先……交換しませんか!?」 ワイワイガヤガヤ 京太郎「いや、そういうのはちょっと」アハハ モブF「あと握手してください!」 モブG「あ、あたしもあたしも!」 モブ達「キャー!!」 ゾロゾロゾロッ! 京太郎「ぬわー!?」 【スタッフテーブル】 京太郎「只今戻りました」ゲンナリ 竜華「おつかれさん」 煌「頑張ってましたね」フフ 透華「大分アイドルらしさが出てきましたわね」クスクス 久「モテモテじゃない」ヒュー! 京太郎「やっぱりアイドルは大変ですね、身にしみました」ハハハ はやり「おっ、お帰り♪」 宥「怪我してない?」 菫「何やら大分騒がしかったが」 京太郎「中々個性的なファンが多くて」 竜華「うん、個性的すぎる」 煌「もはやコスプレ会場ですよ」 692 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/11(月) 23 50 47.57 ID mlj3/utfo [16/16] 【パーティ開始から30分後】 煌「それでは、そろそろ食事も箸休めしてイベントの方を進めて行きたいと思います」 \イェー!/ \マッテター/ 煌「まず最初のイベントはこちら!」 デデーン <<須賀京太郎クイズ!!>> \キャー!/ 京太郎「おー、クイズですか!?」 煌「今から同じテーブルに座っている皆さんはひとつのチームとなります」 \オー!/ \マジカー!/ 煌「これから京太郎君が出すクイズにチームでひとつずつ回答を出し合って貰い、生き残ったチームが優勝です」 \ガンバルゾー/ \ケイヒンハナニー?/ 煌「ふふっ、その景品はですねー?」クスクス コンマ安価 ↓3 00~39 京太郎と握手 ハグ 40~79 京太郎と一緒に写真撮影 ハグ 80~99 京太郎の持ち物プレゼント ハグ ゾロ目 ハグしてほっぺにちゅー(ぶっちゃけこれアリなの? 教えてエロい人) 703 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/12(火) 00 00 11.36 ID 3lieKNhCo [1/17] 702 なんのこったよ(すっとぼけ) 煌「京太郎君と握手 ハグでーす!」 \キャー!!/ 照「なん……だと?」 智美「は、ハグ!?」 憩「ハグかぁ……別にいらんかも」 春「これはチャンス」 小蒔「はわわわっ」 咲「頑張らなきゃ」 和「頑張ります」 優希「よーしやるじぇー!」 胡桃「うるさいそこ!!」←ガチな人 \イイネイイネサイッコウダネェ!/ 煌「それではまず一問目から。問題は少しずつ難しくなりますからねー?」 京太郎「それじゃあまず一問。俺の誕生日はいつでしょーか!?」 煌「これはサービス問題ですね」 京太郎「そうですか?」 ガヤガヤガヤ 煌「それでは皆さん、フリップにご記入ください」 ザワザワ 煌「できましたか? それでは皆さんの回答をオープン!!」 コンマ安価 ゾロ目は正解確定 一番コンマ低いチームが不正解 【Aテーブル】↓2 【Bテーブル】↓3 【Cテーブル】↓4 710 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/12(火) 00 05 05.05 ID 3lieKNhCo [2/17] 和「これは簡単ですね」 咲「うん、楽勝」エヘヘ 優希「貰ったじょー!」 小蒔「えっと、えっと……」 憩「こんなの分かるわけ……」 春「分かる」 小蒔「え?」 春「……任せて」グッ b 智美「勿論分かるぞー」ワハハ 胡桃「簡単過ぎて拍子抜けしたかも」ヘナヘナ 照「それじゃあ私が書くね」カキカキ 智美「任せた!」 煌「できましたか? それでは皆さんの回答をオープン!!」 【Aテーブル】 2月2日 【Bテーブル】 二月二日 【Cテーブル】 私と出会った日 智美「!?」 胡桃「」 照「ふふん」ドヤァ 煌「Cテーブルチーム不正解ー!」 照「ファッ!?」 718 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/12(火) 00 15 37.99 ID 3lieKNhCo [3/17] 智美「な、ななななっ!?」ガタガタガタガタ 胡桃「あばばばっ」ブルブルブルブル 照「おかしい。私と京ちゃんが初めて出会ったのは京ちゃんの誕生日会だから、二月二日……正解の筈」 智美「」 胡桃「」 煌「えー?」 京太郎「いやいや、それなら日付答えましょうよ」 :_,. -─……─- : . ´........................................................\: :/.......................|........ト、..............................ヽ: : /....................| |...i|........| \...........|....|............:/.........../ .....|.._|_八......| \__....|............i : ̄ ̄ ̄|...|....| [ \| \|....|............|: :|...|....|┬─┬ ┬─┬ |............| |...ト..| 乂 ノ 乂 ノっ|............|: :i|...|....| |............|: ||...|..人 , _ 人.......l..| 八Λ.....> _ . <......../|/ \|\_,ノ⌒ 〈___/ ⌒ ‐-ミ ;/ ̄ | \ ∧ / / / \; / | \ ∨_/ / ハ :/ \ Χフ / /  ̄/ Τ  ̄ ',; ;\ | 〈 ∧ 〉 | / 照「そんな」ガクッ 智美「ワハハ、ちょっとお仕置きが必要だなー」ゴゴゴゴゴッ 胡桃(SS3)「……」バチバチバチバチッ 照「」ガクガクブルブルブル ニャー!! 京太郎「そ、それでは次にいきましょうか」 煌「そうですね、では第二問!」アセアセ 京太郎「ちょっと難しくなりますよ。俺のアイドルとしての初仕事はなんでしょうか?」 煌「おーっと、ここで難易度が上がりましたね。それでは皆さん、回答をどうぞ!」 コンマ安価 ゾロ目は正解確定 一番コンマ低いチームが不正解 【Aテーブル】↓2 【Bテーブル】↓3 730 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/12(火) 00 30 00.04 ID 3lieKNhCo [4/17] 和「これは……えっと」 咲「大丈夫、分かる」 優希「バッチリだじぇ!」 春「……うぅ」 小蒔「えっとえっと」アセアセ 憩「うーん? ドラマじゃないの?」 煌「それでは解答をどうぞ!」 【Aテーブル】 雑誌特集1ページ 【Bテーブル】 モデル 京太郎「おぉっ、これは二チームとも正解か!?」 煌「いや、これは……Aチームの勝ちです!」 春「!?」 小蒔「そんなっ……!?」 憩「?」 京太郎「どうしてですか?」 煌「Bチームはかなりおしいですが、この解答では範囲が広すぎます」 京太郎「ああ、確かに」ポン 煌「なので、より詳しく正確に回答したAチームの勝利です!」 咲「やったー!」 ??「きゅいー!」 和「嬉しい……」 優希「いぇーいー!」 \イイナー/ \ウラヤマシー/ 久「流石伝説のチーム清澄ね」ホコラシゲ 小蒔「……」ショボン 春「悔しい」 憩「次がありますよーぉ」 733 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/12(火) 00 46 26.34 ID 3lieKNhCo [5/17] 煌「さぁ、Aチームは壇上にどうぞ」 咲「えへへ」 優希「にへへ」モジモジ 和「いいんでしょうか? 私が行くと……」 \ブーブー!/ \マタオマエカー!/ 和「」ガーン 煌「皆さんお静かにー!」 京太郎「なんだ、結局お前らかよ」 優希「何をー!? 私達じゃ不服なのかー!?」 京太郎「いや、そうは言ってねぇけど」ポリポリ 和「あの、私とは嫌ですか?」プルルルン 京太郎「早くやろうぜ」キリッ 咲「むぅ」 優希「この薄情者ー!!」 煌「それじゃあまずは写真撮影からかな?」 咲「久しぶりだね、京ちゃんとこうするのも」 優希「うん……」 京太郎「ああ。なんだか、あの頃に戻ったみたいだ……」 でも、それはもう叶わないことなんだよな。 和「……」ギュッ 京太郎「でも、戻らないからこそ……前に進まないといけねぇんだ」 三人「!」 京太郎「前を向こうぜ。オレ達清澄高校麻雀部、一年生の門出を祝ってよ」 咲「うんっ!」 煌「それじゃあ撮りますね。ハイ、チーズ!」 一年生ズ「イェイ!」 パシャッ 742 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/12(火) 00 59 53.17 ID 3lieKNhCo [7/17] ※結局写真は無かったことに 咲「」ニギニギ 優希「」ニギニギ 和「」モミモミ 京太郎「さて、握手は終わったな」キリッ 煌「それでは次にハグの時間ですねー」ニヤニヤ 咲「あ、えと……優しくしてね」モジモジ _........----......._ ,. ´ ` 、 / 、 ' , 、 ヽ / / / | | ∧ .' ' / / , イ | } | | ∧ , | / /l / / } , .イ / } } ! . | | / { _/_}ム/ / /、_| _/ / / | . { / | ィ´}//イ /} / / }/`ヽ イ ' 〉, , { | ,ィ斧汽 /´ ィ斧汽、} / |\ | {八 { \ {とヒこソ ヒこソっ イ | \} | 乂ム . . . . . . .、 . . . ムイl / 从{∧ _ _ 人 ∧{ |/ > ../^} /⌒l、` .イ } ./ リ ___/-'-'-- 、/〉「-、/ ' ,.. < {======ミ`ヽ|〉 ` ...._ /⌒\\ /`ヽ ∨, { >-、 {==、 { \/ 〈7 ー、{ ̄| //,ィ^. , \Ⅵ / | , /イ . ./ ∧ { `| 、 |_/= ´イ . . ,イ / } | Ⅳ \ | ̄´ . . . /= }イ | 京太郎「おう、来いよ」ギュゥゥゥ 咲「ふぇぇぇ」ホワァァン 京太郎「(お、少しはおもちが大きくなってるな)」カンシン 咲「あぅぅ」フラフラ 優希「次は私だじぇー!」ダキィィッ ギュゥゥゥ 優希「ほわぁぁ」ポワーン 京太郎「おいおい落ち着けっての(こいつはあんまり変わらないな)」ザンネン 優希「はへ~」フラフラ 京太郎「さて、次は……」ゴクッ 和「……」ドキドキドキ / ヽ. ヽ.∠___ \ ヽ.  ̄¨.// ン / / . x‐- .∨ 、 l__ _ {__,y-`ー' ̄.// ./ / / ヽ'、 ヽ lハⅣlヽ!、_ ノ ` ̄二/./ / / .___l |.__l _.ハ . }.Y´¨メ、!从  ̄二フ¨ ̄ ̄ _/,斗-―‐-ミ { ヽ. . . /l. l,.ニ、lハ/ ' 7 リl}Ⅵ .㌧ー- -ー――'´, -――- _ ヽ. ヘ ハ \i|,イ ハ` . `´,,,, }!\. ___ / ̄ ̄´, '´  ̄`ヽ―'-- 、 /`ヽ } \ハ 7 ノ ,、 /,ィ´ ̄二才≧く. _____ ヽ ヽ. `マ ハ ヽト、. '''' _,´ .,ィ´ ̄ ̄ ̄ ` 、 ̄`ヽ. ̄.. .. . . . . . . . . . . ..  ̄ . . }`ヽ ヽ___l Y \ \`マニ´.,/ \ !ト、. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .,' . . . \ | 厶_} \ \. ̄/ . . . . . . . . . . . . }! } ハ . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ . . . . . } _rfY´`} }ム /入 }ハ,' . . . . .... '.. . . . . . . . . . l! |! } . . `丶、 . . . . . . . ., ' . . . . . . . . !r ー-| |_/ソ/ .l 入 { '、_! l! l . . . . . . . . . ... '. . . . . . . . . |! / . . . . . . \ . . . . /______ノ `ヽ´ / | / Ⅵ | | ! . . . . . . . . . . . . . . .. . . \ |! ハ. . . . . _ヽ.く \___ { /\ ∨ ! ! / . . . . . . . . . . . . . .ハ ヽ. \! / l .. . . .  ̄___ ___ ヽ. 入/ /\ l!. ! |/ハ . . . . . . . . . . . . . . .∧ \ | /. / / ヽ. ヽソ / / ゝ-マ{! \ . . . . . . ヽ\ . . ∧ `! // / \ /ヽ_ 京太郎「ふ、ふぉぉぉ……//」 748 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/12(火) 01 13 35.73 ID 3lieKNhCo [8/17] 和「じゃあ、お願いします……//」カァァ 京太郎「あ、ああ」スッ ギュゥゥゥ ムニュムニュ 京太郎「ふぁっ……」ビクンッ 和「ふぇっ……」ムニュン それは……時間にして僅か数秒の事だったが 京太郎「あぁ……天国じゃぁ」ポワワーン 和「うっ、ふぅ……」カァァ いろいろともう、二人にとっては十分だった 煌「はい、よかったですね」パチパチ \イイナァ!/ \ウラマスィー!/ 清澄一年三人娘「」ポワーン 京太郎「……争いはなぜ起きるのか」フゥ 煌「で、では次の企画に行きましょうか」ヒクヒク ,..-―――--、 ,..-‐-、,---、__r/ \ ,..--、 / \ (/ / / / i ヽヽrェ、_/ 丶 | ..... Y / / / / | ハ 、゙(__)/ ....... i /⌒\ !.. ... |/ ,. |. ! /、/ | . |..ハ | | i . i| i}| . / /`ヽ、 最高だじぇー! i \ ゙、 | | И;ハ;ハ}ハ. | | メ ! | | . .|i / / i ! ... . \ 丶 i、ハ/ \ ヽ !`/ レ! / / / .. .. / \. \ヽ V  ̄ ̄___ ̄ ̄ | / / / . ノ \ `´___\"" |/ ^) ""//----、 `´ / `ー-、 .. / ヽ、__゙、___ノ __ノ/ \ .. , -‐'′ r‐` --( .. ..... |、、 ヽrv-√ ; イ....... ... ヽ,..-∠_ / . \_/ヽ / !`ー=大=-‐' /| へ、_ .....ノ . `ヽ ヽ、 ;イ ハ  ̄Τ ]´ ̄ |\  ̄! ノ !  ̄ ´ | ;-==イ_ハ /「 | | `ヒ=-、 !`ー -‐ / `ー、_∠....ノ ̄ ̄ ̄`i | | | | イ  ̄`ー-、 、_/ | . | | | . | 和「……」ツヤツヤ 咲「和ちゃん、凄い輝いてる」 ??「きゅー!」 752 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/12(火) 01 24 08.83 ID 3lieKNhCo [9/17] 煌「お次はプレゼント交換のコーナーです」 \ワー!/ \タノシミー!/ 京太郎「皆さん、入場の時にプレゼントを持ち寄ってくれてますか?」 \モチローン!/ \トウゼンデショ!/ 煌「今からその全てを混ぜ合わせて、皆さんにくじ引きで引いてもらいます」 京太郎「俺のプレゼント、誰の所に行くかなぁ」 竜華「(これはスタッフにもチャンスがある!)」 透華「楽しみですわ」 宥「須賀君のプレゼント欲しいな」 菫「私のアーチェリーセットはきっと喜ばれるだろう」ドヤァ 久「無いわ」バッサリ はやり「どうなるかなっ☆」 胡桃「今度こそ」ググッ 智美「手に入れればいいんだろー」ワハハ 照「」ボロッ 咲「どうなるかなぁ」 和「これ以上は望みません」 優希「もっと欲張るべきだじぇ」 小蒔「……お願い」オイノリ 春「むむむ」ミョンミョン 憩「なんでも嬉しいですよー」 煌「それでは皆さんくじを引いてくださいねー」 783 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/12(火) 01 51 36.03 ID 3lieKNhCo [13/17] 煌「それでは皆さんプレゼントは行き渡りましたかー?」 \ハーイ!/ \タノシミー/ 煌「あれ、一つ残ってますね」 竜華「それは花田さんの分や」 京太郎「あっ」 煌「では私は余り物で」ガサッ 京太郎「……」 煌「それでは皆さん開封をどうぞ。メッセージカードが入っているのが須賀君のプレゼントです」 \ハイッテナーイ/ \チキショォォォ!/ 胡桃「」つウルトラマンTシャツ 智美「」つ鯖缶 照「」つアーチェリーセット 咲「」つ宝石剣ゼルレッチ 和「」つゲコ太ストラップ 優希「」つほくろ印の媚薬 小蒔「」つ黒糖 春「」つ小蒔印のお守り 憩「」つマフラー 竜華「」つBJ全集 透華「」つバニースーツ 宥「」つタコス 菫「」つ水着 久「」つビーカー はやり「」つ冷蔵庫 煌「さて、私は……あれ?」つメッセージカード 京太郎のプレゼントとは? コンマ安価↓3 00~49 腕時計 50~89 ブレスレット 90~99 ネックレス ゾロ目 ゆ び わ 795 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/12(火) 02 02 04.90 ID 3lieKNhCo [14/17] 煌「……」 カード『メリークリスマス! これからもよろしくっ!』 煌「……」つ腕時計 \ダレダー!?/ \シアワセモノハダレー!?/ 京太郎「あの、煌さん」 煌「……ふふっ。こんなに嬉しいクリスマスは初めてかな?」 京太郎「え?」 煌「こちらこそ、よろしくねっ」コソコソ 京太郎「……はいっ!」パァァァ / / / \ . . ゚。 ゚。____. ′ | ヽ . 八 .゚ `ヽ | | .. .| ゚。 _,,.. --=ニ、 i ト ヽ \. / | |、_________ - 、. | | ´ .. `.| | \ .i / / | γ´ ̄ .. . | | ハ ∧ィ八 | | ‘。 } // / ゚. ハ/ .. .|∨∨\| レ' 彡=≠=ミ ^i ’ │ } / ′ / ‘。 ', ト'≫=≠=ミ うl//ハ }トレ-、/ /... / { / ‘。 ', { 〃 うl//ハ 弋// ツ / |__ミ==-=彡 |\ } { ゚ . -j代 弋// ツ `¨´ \ | \______,,..ィ__ . `¨´ ' . . . . . ゚ | 入 / ∨ ハ ゚ . . . . . _______ l‐ ′ `¨ア¨¨¨´ \ /、 、 「/ ノ / 丶 _ _ _ _ _ _ _彡 `¨ ヽ ` ー‐ ´ / ` ..,,_ /{ _} ¨¨´ |入 /...| /.....\ 煌「(ありがとう、ずっと大切にするね……)」フフッ 京太郎「さて、俺のプレゼントはどうかな?」ガサゴソ のどっちからのプレゼントとは? コンマ安価↓3 00~49 エトペン(量産型) 50~89 リボン 90~99 ペンダント ゾロ目 ロケット 806 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/12(火) 02 14 57.72 ID 3lieKNhCo [15/17] 京太郎「おわっ! エトペン!」 和「あっ!」ドキィッ 京太郎「エトピリカになりたいのかお前ー!」グニィ エトペン「」フニュー 京太郎「あははっ、可愛いなコイツ」フニフニ \スガクンモカワイイー/ \カッコイイー!/ 咲「和ちゃん……」 優希「のどちゃん……」 久「やるわね」 和「うぁっ、うぇ?」←嬉しいのと恥ずかしさて困惑中 京太郎「誰かは分からないけどありがとー! 大切にするよー!」 和「(ほっ)」チラッ 京太郎「(ありがとな、和)」ウィンク 和「」ボォォォォォッ 優希「のどちゃんが燃えたじょ!!」 咲「羨ましい」グヌヌ その他「」ズーン 透華「とりあえず来てみましたわ」ドヤァ _ ,、 r . ' .´ l` . ..、 /ヽ .` 丶 / . . . . .l . . . . . .ヽ / . . . . . 〉 . . . . \ / . . . . . . ト、 . . . . . .ヽ, - ¬ ー -/ . . . / ヽ . . . . . \ l . . . . . . .;! `ヽ>- ..- . - ./`ー〈、 ヽ . . . . . . ヽ { . . . . . . .l ,f ! ヽ¬' l. ヽ \ . . . . . .', l . . . . . . l !l !ト yr ヘ)'!li. \ 丶 . . . .', l . . . . . . ! // _l_!_ l ! _ 斗 ヽ ヽ 丶 . ! ヽ . . . ./ /イ l l _.._`ゞヽ , =ミヽ ヽ\ヽ ` ヽ ./,イ/イ'. !."! ト ,ツ.l リ小 ヽ.ヽヽ', t、 ,r//./ ./小` ´ , `´ /|ハ ヽ!ヽ)! !l f/ / ,! l l !lト ヽ、 ー ‐ , .イノ .l_l. / ´ 丶、 __ ,. シ l! / / l l l ヽヽ ,ノ><イ_`rベ `ー 〈_, _ `丶ー- ニ <、 メ / ヽヽ キ  ̄l , rt〉ミ_- !``Y-'‐' ー! .`Y` ー、 ``\ /.〃/ , 、 ヽ 〃ツ ドヽ⊂二 ´ ./_/ . . .l 〉 `ト、 //' i / ヽト.! ー'il ゞ='' /`ーr¬'ー- r_'_ ;! . j l j ' , ィ ´ ヽージ l〉 ゞ〉 《 /l´ 丁 ` ` ¬`-<.ヽ ヽ ノノ // , ィ/|. , / ー ! ヽ\ ヽ \`´ / l  ̄`< /_l.リ /l l lヽ ヽ \ヽ ! ` 丶、\ ! 、 _ヽ-, __/ l__ ! ! ヽ、 ヽ ヽl l ヽ`.ヽ . l ハ lヽ、 , ' . ` 、l ! !`「丁. ! ヽヽヽ\ l l/l ! . l .,' ヽl .トヽ_L . ./ /j! l キ`ヽ l ∨ トヽ ヽ l / l ! ! l、l l` r' / l /lト、ヽl l l ! !!/ ハ l ノ' ',', l .l.l t 〃,小' / .l lハヾ l 〉l' /ノ/./ .l l!l ゞ、 〉 '〈 lゞ//|!l !' , / . .l l.〉l〈∨//f /.l/ ! lリ ー= '.l .ヽ! .,' Lト' . .' , / . . . ー/!l∨// ヽ l l/ l !ヽ .,' . . . . . . . . ' ,. / . . . . . . .Y . .Yヽ 〉 /' l ! `! . . . . . . . . . . f`´;. . . . . . . . . . . . .l! !l ヾ! l . . . . . . . . . . .l ! . . . . . . . . . . . .l /' l . . . . . . . . . . .l l . . . . . . . . . . . .l 馬面「チッ、72に当たるとは」クソッ 透華「オロス・フトーノス……」ボソリ 849 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/12(火) 21 46 51.41 ID 8wTsU+G1o [4/16] 【ビンゴ大会】 煌「次の番号は931です!」 優希「おっ、揃ったじょ!」ピョイン 煌「はい、それでは前に来てくださいね(すばらっ!)」ニコニコ 咲「うぅ~恥ずかしかったよぉ」 和「勘違いはよくありますよ」フフッ 優希「おい、豪華景品を渡せー!」 京太郎「あー、番号勘違いしてねぇかな」 優希「な、何をー!?」 京太郎「ははっ、冗談だよ。ほら受け取れ」 つ ブロマイド 優希「なんだー写真かー」 煌「実はこれただのブロマイドじゃないんですよー」 優希「え?」 煌「今回の為だけに撮り下ろされた世界に一枚しかない限定品ですから」クスクス 優希「」 京太郎「カッコいいだろ?」ニッ \イイナー/ \ウラヤマシイー/ \ホシイー! ミキー!/ \ナノー!/ 優希「か、家宝にするじょ」エヘヘ 京太郎「そんな大層なもんでもないけどなぁ」 //././ .ノ ./ / ./ / ./ / . γ´ ̄`ヽ._____. ′ / / / . / ./ / / / .ハ } .} .\! . リミ_ ヽ / / / / / / ./ / i { | / .リ || ! ヾ、___ノミ ¨` '.., ,.._/ / / i { { | | || /| .|||| | | || || | | ', ` 、 ヽ /゙゙\ .`i ' ./! .! .| | Ⅸ .|| 小 { { |Ⅸ | ├ ソ─ソミ/i リ .リヾ ヽ '., . /ヽ, ) / { |. | ! !丶 弋.八ヾヽ |.! |.|..\|\| | / //| ./} }.}}. ', '., イ { /_.// 弋_,.ィ-‐,イ‐v‐-、 .ゝ. Ⅵ \_| '. ィ=乂=/.' ! / / |リリ. } }. _{ ゙丶イ′ _, .-‐ィ( ),.r===ミ / 心 j// | /ノ.} } }. /∨. ノ´ |.ヽ /.! iィ c リ冫/、 !./´ ./ ;/ / ヘ、_>‐-- ィ ´ /| ∨ {.! ヽ二.ノ. /./ } . | / ;/ ./ 、 ── / . {{ { 人 ________ /./ ノ/ /| ./. ー─-一ヘ. ヾ l\ { .\ V `´/ /ノ ,. /.彡イ´ / ./ / ./ ` ..\∧リ\ ` - ‐ .′ / // `´¨`ヽ__ // イ ,. 、イ ̄ ̄「|| ̄¨`゙`ヽ ._「Ν>, . _ ,, . -< /.,' ._/ , `´ / ̄¨. ∨ |.|| .| ´`ヘレ'7 ̄ ̄ ̄ ̄¨`/ !/ / , `ヽ / i | |.|| .|´ヽ ,./`/ .{ / / / } } ! .|.|| .|/介ヽ_/ ∧ ! / / ヘ / \ .\ |\ . レイ..| ∨ .\ | ./ .ノ ./ . / \ ⅵ .\ .∧ .i/ `ゝ`ーヘィ´ \ \ \/ / ./ / / / 優希「やったじぇ!」 855 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/12(火) 22 02 36.55 ID 8wTsU+G1o [5/16] 【そして終了】 煌「それでは楽しかったクリスマス会ですが、そろそろお開きとなります」 \エー!?/ \イヤー!/ \ヘイカイデスヨ! ヘイカイ!/ \アラアラ~/ 竜華「なんか空気薄かった気が」 久「裏方なんてそんなもんでしょ?」 菫「非常に新鮮で、非常に美味しかった」 宥「もう食べられないよぉ」 はやり「こんなご馳走は初めてだったかも☆」 透華「一流のシェフなんですから当然ですわ」フンス 煌「最後に須賀京太郎君から挨拶と……」 京太郎「はーい!」 煌「帰りに記念品をお配りしますので並んで会場を出てくださいね」 \ヤッター!/ \ナンクルナイサー!/ 京太郎「皆さん、今日は本当に楽しかったです」 \キャー!/ \ワタシモー!/ \マコトタノシカッタデス/ 京太郎「正直、最近は色々と環境が変わって……アイドル活動が辛いって思う日もありました」 \ナンダッテー!?/ \ウゥ、ヒンソーデチンチクリンナワタシガファンダカラ/ \ナガイッテファンピョン/ 京太郎「でも、今日ここに来てそんな悩みを吹き飛びました!」 \ヘヘッヤーリィ/ \ベツニナンデモイイデスケド/ \ニ→チャンガンバー/ 京太郎「これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします」 \アタリマエジャナイ/ \ウッウー!/ 京太郎「それじゃあ最後に……目指せ!!」 一同「「「「「「「「「「「トップアイドル!!」」」」」」」」」」」」」 京太郎「ありがとうございましたー!!」 858 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/12(火) 22 09 23.83 ID 8wTsU+G1o [6/16] 煌「それでは皆さん並んで会場を出てくださいねー」 \ピヨピヨ/ \ハヤクカエリマショウ/ ガヤガヤ ザワザワザワ 京太郎「さて、配るのってコレでしたっけ」 記念品 決定安価 コンマ安価↓3 00~49 ブロマイド(量産) 50~89 京太郎からの手紙 90~99 ソルサキ全巻セット サイン付き ゾロ目 ソルサキDVD 第一巻 サイン付き 866 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/12(火) 22 17 17.51 ID 8wTsU+G1o [7/16] 京太郎「流石に限定一枚じゃないですけど、この会場限定のブロマイドでーす」 \ヤッター!/ \イイネイイネェ!サイッコウダネェ!/ \ソンナモノヨリゴハンガホシイカモ!/ 京太郎「それじゃあ、順番にどうぞ」スッ 咲「あっ、京ちゃん!」 京太郎「お、咲。また今度な」 ______ ,. ´ ` .、 , . ´ , \ / // / ヽ ヽ  ̄ ̄ ̄/' ' | ∨ .、 // / --/-|、 | | . / / ' , l | | | i | | / | /_ l | | `ヽ、 | | | /| |ィ´斧ミ从 ∧ {、 | |\ ' .' | /イⅥ { 比 (_, 、{ ィ斧ミ / | | ヽ / / |' | /|、|弋zソ ん (_ ∨ } / / |Ⅵ . . . , 弋こソ l/| イ , 人 、 . . . / j' ,ノ/ / 、 ´ ム イ-' / イ / ` -,--==≦「イ / イ { { ∧ , -┴ ヽ | ∧ / ノ / \ | { . .、/¨/ _ \ | Ⅵ {/ /´>----、\ ∨、ー'-< . . / ヽ\\| { /、ノ、 . .// __ . \} / . .「 ´ {/ ̄ ̄\ | | / ./ .| | | | / ./ . .{、 | | | / . .{ . . .| . | / | | { . .∧ . .| 、 | ,. | | | ./ \〉 } , / { ∧ 咲「うんっ! いい年を!」タタタッ 京太郎「お前もな!」ニッ タタッ 優希「ほれー本日二枚のブロマイドをよこせー!」 京太郎「二枚とも大事にしろよ?」 優希「言われなくてもそうするじょ」エヘヘ スタスタ 京太郎「さて、次は……」チラッ \ヒソヒソ/ \イツイツモ/ \ウラヤマシス/ 和「」 京太郎「お、おう和……なんか大丈夫か?」 和「いえ、いいんです。覚悟の上ですから」メソメソ 京太郎「無理すんなよ? お前に何かあったら、その……」ポリポリ 和「ふふっ、ありがとうございます。お互い、これから頑張りましょうね」ニコッ 京太郎「ああ! 勿論!」ニッ 871 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/12(火) 22 26 22.11 ID 8wTsU+G1o [8/16] 小蒔「あ、あのっ!」オズオズ 京太郎「あ、神代さん!」クルッ 小蒔「こ、ここっ! こ、こ! 小蒔で、いいっでしゅ……」ボソボソ 京太郎「はい、小蒔さん」アイドルスマーイル 小蒔「」フラフラ 春「キャッチ」ガシッ 小蒔「えと、その……今日はありがとうございました」ペコッ 京太郎「いえ、こっちもなんだか酷い事しちゃったみたいで」ポリポリ 小蒔「そ、そんなことは!」 京太郎「時間はかかっても、絶対に思い出しますから……また、いつか会いましょうね」 ... -―━―- ... / \ / / / / l . / / / | |l l l . | l | l 八i l 八 ハ l | | |八芹坏\ ノ芹坏ノ} | |从 { ヒソ ヒソ 厶イ | 八 }∧ ''' ' '''' _'ノ 八 \ .、 V__フ .. / `Y^介ト - 个ミ= / //} /\' \ / / / { ∧/ / | l |_ /{ { { i / / | l八\ /八八 | ∨ / | / \ / {ノ / / ノ' } ∧ 〈__/ / / ∨_rv'__ 〈人_{ / / |―┴'´人 / 从 /\/ 从 ∧. _/ \{ { _, 、__ / ――、∧ / __ }二二二二二≧==≦{ // ̄ ̄ \ 小蒔「はいっ!」パァァァ 春「Gut!」グッ トテトテ 憩「いい加減ブロマイド欲しいですよーぉ」ジトーッ 京太郎「あ、すいません! どうぞ、荒川さん!」スッ . .-――-. . . . ´ .` . / ヽ . . / / l ヽ ヽ . / / / / l l l . ′ . . . ′/ | ハ ト、 ヘ i l |. | 1 | .|{ ‘. ヽ\_ ; | | | | | | |-―.lハ{\ fヾ\` i l |l | | | | | |{ ヽ \ { \ \ | 八 | | | レ _ 、 `r==ミx } ∧ . 八 ヽ | r㌃⌒` ムイ } ヽ / \ヾ ,,,,,,,, , '''''''' | ノ \ / 八 ハ .... 、 「 ヽ > / / >-、 ( ノ イ l l ヾ \ -=≦ / ゝ ー ' < l ∧ |` ー---` ∠ イ ∧ ト、 ≧=r-- 1 /レ' .V / \ { ヾr‐ァ' トヘ/ ___/ \ __ / \_____ / \ /ー一ヘ / ハ ハ \/ }/ ̄} / i ヽ } } | У } ∨ .| ′ / } } .. {. / { } } . | | } ,. i i ハ } ' . | 憩「ありがとうね!」ニコッ 878 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/12(火) 22 35 12.16 ID 8wTsU+G1o [9/16] 照「お待たせ」(王者の風格) 京太郎「(待って)ないです」 照「最近、京ちゃん冷たくない?」 京太郎「いえ、照さんに対してはこんなもんですよ」 照「そうかな、エヘヘ」 京太郎「(正直まともになられたら、一番この人がクるんだよなぁ)」ハァ それだけに色々と惜しい……いや、アイドルとしてはアレなんだけど 照「じゃあまたね、京ちゃん」フリフリ 京太郎「はい、また来年」 照「あ、そうそう京ちゃん」ポムッ 京太郎「はい?」 照「なんだか京ちゃんもアイドルとしてモテてきたし、来年からは……」クルッ / . . / / i / / . / . . ; イ / . ! ! // .. _ / . / ; イ ;ィ // / / . ! /;/´ ̄ / . / ; -‐/T77i ̄ ; -‐' / 7ナー-、_ / レ ! | ´ / . ∠ イ ___! / /ノ!ナ| // ! /. ;ヘ! ァ"7 iヾ '´,;-ァ=! ;ィ、 / / ! /; イ {ヽ|.'{ b ! h レ i ' /イ !、 // / / | ! ` ゝ ン_ ,!'_ ;ン/ / i 、ヽ、 .!/ !/ / ヽ i , , , , , , , i / / iヽヽ / / / ゙、_| | | /_ノ . ゙、 \ヽ / // ;ハ _ _ ! i 、 、 . i ヽ! ∠./‐' / / 、  ̄ /v、 ヽ 丶 .. ! / / / _,ノ ` r 、 , イ、/ ' ! /\ .、 ! / /;/ `ヽ、__;ィ | ー-`〒´-‐ ' ´ | レ' ヽ;ハノ // _,..-'´ | || !丶,、 _,... -―' ´ | || | `ー-、 照「本気出さないとね?」クスッ 京太郎「っ!」ゾクッ ああ、母さん なんだか俺のアイドル活動の行く末が…… 少しだけ不安になりました 884 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/12(火) 22 46 37.55 ID 8wTsU+G1o [10/16] 京太郎「くっそ、くっそ! あのポンコツに胸キュンさせられるとは不覚……」グヌヌ タタタッ 智美「京太郎君、今日はありがとうなー」ワハハ 京太郎「蒲原さん! いえいえ、こちらこそ」ペコリ 智美「しかし、清澄にいた頃とは大分変わったように見えるぞ」ジロジロ 京太郎「そう言えばあの頃、買い出しを手伝って貰ったりしましたね」 智美「懐かしいなー」ワハハ 京太郎「本音を言うと……あの頃、少しだけ嫌なことが続いて……正直キツかったんです」ボソリ 智美「?」 京太郎「でも、そんな俺に優しくしてくれて……買い出しも手伝ってくれて、励ましてくれて」 智美「わ、ワハハ……そんなこともあったかも」テレッ スッ ギュッ 智美「わっ!? て、手を!?」ドキドキ 京太郎「今度は俺が蒲原さんを励まして、力になりますから!」 智美「!!」キュンッ 京太郎「これからも、よろしくお願いしますね」ニッ -=、 、 ─ァ=- \V / -──┴┴- ,. ´ ` 、 〃´ __ \. _/′/ \. / / ', / / } ト、 / / ハ ∧ / \. / ハ { N } / X ト、 \ i {\. \. | __/ \ | ヽ \ l 〃 l. `ー‐ \ │ , ィ===xV / レ'人 '、 〃⌒ヽ. \! 〃,ィ笊x ヽ__,イ' |_ / / \ ハ ィ笊/ハ {////ハ } l | ヽ ´  ̄`ヽ /`¨ハ ㌃7//} ゝ )//ソ │∧ノ ノ i } V//ン `¨¨´ V、__ ./ l ∧{ ,,,, _____ ''''' / レ′ 丶 \ ノ <_ {> `¨¨¨´ <¨¨¨´ 7 T ‐ __/\ ∧八___八 \ / { \ \ { 智美「……うん。ずっとずっと……この気持ち、大切にするぞー」ギュッ 888 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/12(火) 23 03 24.38 ID 8wTsU+G1o [11/16] 京太郎「さて、最後は……」 胡桃「あっ」 京太郎「鹿倉さん!」 胡桃「……その、今日はあ、ありが」ゴニョゴニョ 京太郎「いいえ、俺も楽しかったですから。はいこれをどうぞ」つブロマイド 胡桃「あっ……それ」 京太郎「?」 胡桃「……うぅ、宮守の、その、メンバーとコーチが……」モジモジ 京太郎「……」 胡桃「手伝ってくれて、それで……ここに」シドロモドロ 京太郎は全てを察した 京太郎「あーいっけねー、ブロマイド多めに用意しちゃってるじゃん」 胡桃「うぇっ!?」 京太郎「これ六枚は余りそうだわーっべーわー」 胡桃「……!?」 京太郎「誰か貰ってくれる人いないかなー?」 胡桃「あっ」ドキッ 京太郎「最後だから、おまけです」ニコッ 胡桃「あ、ありっ……が」ドキドキドキドキ 京太郎「あ、そうそう」スッ (耳元に顔を近づける) 胡桃「んぁっ」ビクッ 京太郎「宮守の皆さんにも、よろしく伝えてくださいね」ボソッ 胡桃「っ!」 京太郎「それじゃあ、また会いましょうね」フリフリ ____ ..... ´ ` ...< / ..`、 / ∧ ヽ / / , ',. ' 、 / l .! ∧ } l !ヽ`ト∧! }/ 斗 /! | l !z==ミ x==ミ ! ! l 〃んi刈 ん刈 》 ' l | | Vzソ Vzり | ,' / 、 !/ //// //// . ' ' 从| _ \/ ィ / / |/ =- ---- '" |/--'" {: : : : : : :_:} /"''ー―― '' " ∧ / | i=|=|=i / ∨ . /\.! 1 | , | / ! i=|=|=i ! ! 胡桃「~~~~っ!!」ジタバタバタ 896 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/12(火) 23 14 49.72 ID 8wTsU+G1o [12/16] 【終了後】 京太郎「ふぅ……」 竜華「お疲れ様やー」パチパチ 煌「はい、スタミナドリンクです」 京太郎「ありがとうございます」チューチュー 菫「こんなに充実したクリスマスは初めてだ」 宥「うん。クリスマスがこんなに楽しいなんて……嬉しい」 はやり「いいもの見せてもらったかな?」 久「いいわねー、こういうのも」フフッ ジブンヲーセーカーイーサーエーモ♪ 京太郎「ん? メール?」カチカチ from 染谷先輩 タイトル: メリークリスマス 本文 メリークリスマス! パーティは楽しんどるか? 折角誘って貰ったんは嬉しいが…… クリスマスは店が忙しゅうてのぅ、行けなくて残念じゃ でも、わしはいつだって……どこにいたってお前の味方じゃからな これからも頑張れよ、京太郎 京太郎「……はい、染谷先輩」パタン ありがとう、ございます 909 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/12(火) 23 37 54.47 ID 8wTsU+G1o [14/16] 竜華「あれ、そう言えばファンクラブの会長は来てたん?」 久「そう言えば見なかったわね。どんな人なの?」 煌「それが私もメールでのやり取りしかしてないので」 菫「怪しいな」 煌「一応今日は大切な用事があるからと、断りのメールはいただいてます」 宥「家族と過ごすのかな?」 はやり「彼氏だったりして!」 菫「アイドルのファンクラブをやるくらいだから……(察し)」 久「そういうのってよくないわよ?」 菫「それもそうだ、すまない」 スタッフ「すいませーん、スタッフですけどー? まぁだ時間かかりそうですかねー?」 煌「あ、すいません。もう始めてもらったも大丈夫です」 スタッフ「それじゃあ片付け始めますねー」 ガヤガヤガヤ 久「ふわぁ、もうこんな時間なのねー」 京太郎「そろそろ帰りましょうか」 竜華「それじゃ花田さんに送って……」 煌「あ、すいません。私は今からスタッフの皆さんと片付けを手伝って、そのまま泊まりなんです」 竜華「そっか。でもうちもこのホテルに泊まりやし……」 宥「私も……」 菫「私が送ろう」 はやり「私も今日は泊まりだから」 透華「私もですわ」 菫「だから私が……」 京太郎「大丈夫ですよ、俺一人で帰りますから」 ,. '" ,. 、\ ,. -‐ 、 / / ` ´` \ / \ヽ ,.' ' / i ! ヾ / ' l / ,'./ l. !| ! ゙ l ' / .l / // 'l l ! l ! !l. ' .' l/ ー '-―_-' リ└- _!,!_ ! ! ' l l イ~~~下 ,.二、、ー,、/l! l l .l l ヽ ノ 'i リ ヽ.! l. l | ! l! ` " l l l l ー- _! , l l.!. l ! | ト、 |! l l ! .l.ヽ , ― 、 ,. | ` ┘ l ! !.l 丶 ⌒ .イ ! ! l l ! .! < .!. l l ! ゙、 i ` ´ ! l l ! ヽ 、 .! ! ! l /ヽ. ヽ \ l、 ! l l./ 、 丶 ヽ. \ヽ` 、 l ,.' 丶ヽ ヽ \_.ヽ、 ノ. l ヽ\ \ ヽ ヽ\ 、 l \ 丶 \ヽ ヽ. l i ヽヽ. \、. ヽ . l / l ヽ ヽ ヽ.\. ヽ lヽ. / l,' ` ヽ. ヽ \ ゙ ! ! 913 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/12(火) 23 45 55.29 ID 8wTsU+G1o [15/16] 竜華「折角やし、泊まっていったらええのに?」 透華「部屋ならすぐに用意させますわ」 京太郎「いえ、合宿の用意を明日の朝やりたいので」 煌「でも一人じゃ……」 京太郎「大丈夫ですよ、途中までは菫さんが一緒ですから」ニッ rー――- r-イ ⌒\ ヽ \ / |` ヽ .. /| | /-∨ | . | |≧=- でッノ| |) . | i{で; ! | . | ∧ ' _ | \ ∨ ハ.. ´ ノ Λ/ト-!`ー―rへ. ∨ Λ≧.......イ、 | /⌒\≧ Ⅵ ∨ /| /′ / \ Vイ f-< / /| |{ | / / ∧ } /⌒ ヽ { | \| / / / ∨ / /\〉 | | 人 Y´ / 八_/_/ |. l| i| |l | | 7 { } \´ | \ |i \ | l| | l l|| || | |./ /⌒} l { || } | l| | | 菫「!!」 京太郎「ね?」 菫「あ、ああ。この身に代えても君を守る」キリッ 京太郎「じゃあ、一緒に帰りましょう」 久「私達はお泊りねー」 宥「楽しみ……」 はやり「パジャマパーティだねっ!」 キャッキャウフフ 京太郎「それじゃあ、お疲れ様でした!」 一同「「「お疲れー!」」」 京太郎「じゃ、帰りましょう」 菫「ああ!」 919 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/12(火) 23 57 34.83 ID 8wTsU+G1o [16/16] 【帰り道】 テクテクテク 京太郎「……うわっ、雪が降ってきましたね!」 菫「ああ、キレイだ……」フフッ ,r‐─===‐- _ / ´ `ヽ \ `ヽ . "/ . / / / .. / / / / |i | li } . //イ /⌒i | | |i l⌒|i } i .'/ ∨ ,,__|i_| 」_八_/i リ } |. 〔// 〔 ̄` =ミ、/ } . //| | ′ "" / リ ′ /_ | 从 / / / / / 〔 |_ /ハ t ァ /___ / _/ ' / .*゚ / . ./ , |i ′ ゚+'.. / / ーr‐ ´/ ハ |i | '% / ' _.ノ〕 . //> | . 〔´ / ' / `ヽ ' 〃 / / ' \. / | ∧_/ / /⌒\/ | .′/ / / ヽ 京太郎「……」ボーッ 菫「ん? どうかしたのか?」 京太郎「あ、いえ。ちょっと」クスッ 菫「なんだ、気になるじゃないか」 京太郎「……月並みですけど、キレイだなって」 菫「?? ああ、雪はキレイだ」ウンウン 京太郎「もうっ、そうじゃないんですけど」ジトーッ 菫「??」キョトン 京太郎「あははっ、なんでもないです!」 菫「おかしな奴だな、京太郎君は」クスクス ビュゥゥゥウ 菫「さむっ!」ブルブル 京太郎「うわー、手がカチカチだよ」スポッ 菫「これはかなりキツイ」ブルブル 京太郎「もしかして……菫さんも手袋忘れたんですか?」 菫「ん? あ、ああ。油断したよ」 京太郎「……」 菫「でも大丈夫、こうしてポケットに手を入れていれば……」スッ 京太郎「はいっ」ギュゥゥ 菫「!?」ドキッ 京太郎「これであったかいですよ」 菫「ば、バカ! こんな道端で……! 君はアイドルなんだぞ!」アセアセ 京太郎(志々雄スタイル)「大丈夫ですよ、マフラーで顔見えませんから」 菫「……うぅ、だが」ドギマギ 923 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/13(水) 00 13 17.79 ID j0Nm5papo [1/11] 【カップルたくさんの通り(マジギレ)】 京太郎「……」テクテク 菫「……」テクテク ギュッ 菫「……君は凄いな」 京太郎「え?」 菫「正直、初めて君を見た時は……なにも感じなかった」 京太郎「そう……ですか」ウツムキ 菫「冴えないとさえ思った。こんな奴が帝王の事務所に所属なんて……そうも考えた」 京太郎「……」 菫「それが今じゃ、こんなにも君のことばかり考えているんだ」ハナツンッ 京太郎「ふがっ」 菫「……正直、私なんかより指導が上手い雀士、強い雀士は数多くいる」 京太郎「……菫さん」 菫「それでも私がいい、と君は選んでくれた。認めてくれた」 京太郎「はい」 菫「だからこそ……私はもっと頑張りたい」 京太郎「……はい!」 菫「今よりもっと君の近くで、君を支えよう」スッ 京太郎「……嬉しいです」 菫「だから、これは……」フニュン (腕組み おもち当て) 京太郎「す、菫さんっ!?」ドキッ 菫「……こんなにも周りはカップルだらけなんだ。私に恥をかかせないでくれ」クスッ ネェネェアソコノカップルヤバクナーイ カタホウシシオダケドイケメンジャナイ? ビナンビジョウラヤマシィ バクハツシロ 京太郎「はい、菫さん」ギュッ 菫「……」ギュゥウ 京太郎「……」ドキドキ となりで、気丈そうに振舞う菫さんはいつもと比べてなんだか背伸びしてるように見えて 何度かからかおうと思ったけど、この距離が離れるのがなんだか嫌で 結局、雪が降り止んでも…… カップルがいない通りにさしかかっても 俺は、この腕を離せずにいた 931 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/13(水) 00 35 47.15 ID j0Nm5papo [2/11] 【京太郎のアパート前】 京太郎「結局最後まで送ってもらって、すいません」ペコリ 菫「気にしないでくれ。私も、その……」 京太郎「?」 菫「君と長く話せて、嬉しかったから」カァァッ 京太郎「え? なんですって?」コダカ 菫「っ!? と、とにかく! 次は合宿で会おう!」タタタッ 京太郎「あ、菫さん!!」 ピューッ!! 京太郎「あんまり急ぐと雪で滑りますよー」 ズルッ ドシャッ 京太郎「言わんこっちゃない」ハァ テクテク 京太郎「うわぁ、すっかり雪が積もってるな」 こんなに積もると電車が止まったりして大変だよなぁ…… 京太郎「早く部屋に入って暖まろうっと」チラッ <京太郎の部屋の前> /ニニニ二二三三三三三三三三| ノ--―――――- 三三三三三| ´ ,,-===- < 三三| / ゞ///////) `ヾニ| / . ―- 、 `¨¨¨¨´ .\ . ´ } γ7/ヽ ,,-.、 . ´ ノ ゞ//ノ Ⅵ//\ ,. ´ ,. ´ /三三≧ 、 \//∧ ′ ,. '" /三三三三厶 γ7/ヽ`¨´ ,. '" マ三三三三三} ゞ//ノ i,. '" | ヾ\ ゞ三三三三ノ | | \\ `¨ … ¨´ l . \\ ′ ⌒ ィ===- _ ー=ニニニ⊃ , / / //  ̄ ==- / ′ .. / // // . . . . . . . .≧x / | . 京太郎「ギャァァァァ!? ス・ノーマン・パーだぁぁぁぁぁ!?」ガクガク ??「ス・ノーマンじゃなくてスノー●」 938 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/13(水) 00 43 09.22 ID j0Nm5papo [3/11] ??「ずっと待ってたんだよ?」 京太郎「だ、誰だ!?」ガタガタ ??「あっ、そっか。このままじゃ分からないよね」ウンウン 京太郎「スゲーナスゴイデス! 私はトッテマ? 貴方のしもべ?」ブツブツ ??「どんだけトラウマなの?」 京太郎「いや、今でも大好き」ホッコリ ??「そうなの? ……ふんっ!」パッカァァァン! 京太郎「あっ!? 雪だるまが割れて……!!」 ?「ふぅ、寒かったー」パタパタ 京太郎「淡!」 / / // . 〃 . iト、| . | ヽ ヽ ヽ 乂 .′ / ,イ . / ! . i| | . |\ . ハ .′ i`ーァ′/ ! . i | . | | . | \ . ヽ . ____ i-‐ ´ . .′ !/ . ′| . | | . | | . | \ .  ̄| ̄ ̄ `ヽ /i| |. | | . | | . ! | . |_,,-‐====‐\ . | . | . i j〃 . i| |. |‐===┼- | j -‐ \ . . | . | . | / . i| {. ! \八 . | jノ , -‐ __,,.⊥ . } . | . 人 ′ . 八 Ⅵ ≫=ミ、 . ! ≫≦Y⌒'マハ 、 . .′ . | . .\ i . i . \{ハ 《 )i ハ\{ ″{ .) i } } 》 . / . /! . \ .\ | . | . i '. ヾ い; jj 八∨乂 _;ノ ノ . / . | . .`ー- | . | . | . | . l'. V辷ク ゞ゚-‐ ' . / . / . | . . | . | . | . | . |ハ / . / . / . . | . . | . | . | . | . | . , / . . .′ . / . | . . . | . | . | . | . | . / ,. ,イ . / . 人 . . . . |.. i | . | . | . | ゝ. 、 ノ .′ // / . / . . / \ .\ . l 从 . | . | . { / > . { /' / . / . . ′ \ .\ . 乂{ \. !\〉、 \_/ . . 〕jッ。. . ィV`ヽ /. / . . / \ .\ . . `\ \{ \;/ . . //{{ ` ´ | |│ ,// . . / \ .\ . . 淡「遅いよ、タロー」プクーッ 941 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/13(水) 01 23 04.31 ID j0Nm5papo [4/11] 京太郎「遅いって……ずっと待ってたのか?」 淡「うん。一緒にクリスマス過ごそうと思って」エヘヘ 京太郎「思ってって……」ジロジロ 淡「?」ズブヌレ 京太郎「おまえ、ちょっと手を貸してみろ!」スッ ギュッ ヒンヤリー 京太郎「つめたっ!?」ゾクゾクッ 淡「あはっ、タローあったかぁい」クスクス 京太郎「バカ! 言ってる場合かよ!」グイッ 淡「何を怒ってるの? 怖い……」 京太郎「いいからほら、中入れ!」ガチャッ 淡「わっ!?」 京太郎「風呂はすぐに沸かすから、まずはこれで体拭けって!」バサッ 今日タオル「オレヲツカイナジョウチャン」 淡「このタオル、タローに似てる」アハハ 京太郎「あーもう、しょうがねぇな」フキフキ 淡「わわっ、もう! 私は子供じゃないよ?」ムスッ 京太郎「だったら自分でやってくれ」ハァ 淡「はーい!」ヌギヌギ 京太郎「ばっ!? ここで脱ぐな!!」 淡「え?」パチッ フル゚ルンッ 京太郎「ぴ、ピンクッ!?」ブシュッ 淡「どうしたの? 別に見たっていいよ???」 京太郎「ば、ばばばかっ!? 俺がよくねぇっての!」ダダダッ バタンッ シーン 淡「……変なお兄ちゃん」キョトン 京太郎「な、なんなんだアイツ……」ドキドキ 945 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/13(水) 01 35 35.30 ID j0Nm5papo [5/11] 【お風呂】 カポーン 淡「……あったかい」チャポッ 「湯加減はどうだー?」 淡「うん、いい感じだよー」 「そっか。ちゃんとあったまってから出てこいよー」 淡「はーい!」チャパチャパ 【京太郎の部屋 キッチン】 フンフフ~ン♪ クッリスマス~♪ 京太郎「のんきに歌いやがって……」ハァ アイツはどうも俺に対しての警戒心ってものがない まるで兄妹に接するような態度だ 京太郎「さて、アイツの事だから飯を食ってない可能性もあるな」 取り敢えず何か作るか……材料あったっけ? 京太郎「取り敢えず有り合わせでなんとかするか」 カチッ パカッ カチャカチャカチャカチャ 京太郎「上手くできりゃいいけど」ジュージューッ ガチャッ 淡「ねーねータロー、着替えなかったらYシャツ借りたよー」テクテク 京太郎「ファッ!? ちょっと待て、お前確か下着も濡れて……!?」 淡「うん、だから」 は だ か Y シ ャ ツ 京太郎「」ガタガタガタガタ 淡「??」 948 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/13(水) 01 40 51.89 ID j0Nm5papo [6/11] 二人きりのクリスマス―― 閉ざされた空間、そして若き男女 果たして京太郎はこのピンチを乗り越え、合宿を迎えることが出来るのか!? 淡「オムライスじゃん! すごっ!」キラキラ 京太郎「……」ゴクッ / \ _人_ ' ` 、 \ Υ'/ / / ト、 丶 / / / | | | Χ } .′ il / | | \ | / `、 リ | i | _|l__∧ト、八 | メ´ ニニ / } | | | || `>x、\| 斗チ芋ミ、∨ ,′j | |l l|斗示芋ミ、 ''h! } ,′ , |l 八 И'h! } 乂___ノ / / || \| 乂__ノ /i/i/ / /l| .八 ゝ /i/i/i i / / / / | ‘,\ ハ r ア /l/ / / | ト、 込、 _ノ // ,イ l| |l l\ \> .,_ /∨ /l| 八_ |ヽ. 八l_\ \-─=ー ァ--< / / 八 { \ `ヽ | | ./ /´ ハ 〕 { 〉 ,′ / ` ヽ \∧ | |/─、_ / |∨ __ Ⅴ__=| / 〕\ \ | | Y´ \\.ノ (`ヽ \\) | ,′ \ 丶 淡「早く食べよーよ!」 京太郎「あ、ああ」 正直、辛抱たまりません 次スレに続く 949 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/13(水) 01 45 30.70 ID j0Nm5papo [7/11] ~~おまけ 雪だるまが出来るまで~~ 京太郎の帰宅する十時間前 淡「タロー、帰ってきてるかな?」ピンポーン シーン 淡「やっぱりイベントに行ってるんだ。全く、可愛い妹をほったらかして」ムスッ でもしょうがないよね。 お兄ちゃんはトップアイドルを目指してるんだから 淡「うんうん、私は理解ある妹だ」フフフッ とにかく待とうっと 大丈夫、タローは早く帰って来てくれる筈だから 淡「ふふふっ」クスクス ~~五時間後~~ 淡「まだかなぁ」 ~~三時間後~~ 淡「あっ、雪だ……ふふっ、タローもびっくりしてるかな」 ~~一時間後~~ 淡(雪まみれ)「あはっ、このまま雪だるまになったらタロー喜んでくれるかも!」クスクス ~~58分後~~ 雪だるま「……」 ズルッ! ドシャッ! 京太郎「言わんこっちゃない」ハァ テクテク 京太郎「うわぁ、すっかり雪が積もってるな」 雪だるま「!!」ピクッ ふふっ、タロー オ カ エ リ ナ サ イ カンッ!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6274.html
番外編 誠子と釣り 誠子「なあ京太郎、本当に良かったのか?」 シュ…チャポン… 京太郎「何がですか」 シュ…チャポン… 誠子「いや、私と釣りなんかしててさ」 京太郎「迷惑でした?」 プカ…ぷか… 誠子「迷惑かんかじゃないけど…今日、宮永先輩や広瀬先輩に買い物誘われてただろ」 京太郎「ああ、知ってたんですか…まいったや」 誠子「傍目から見てもあの二人はお前に気がある…それなのに」 京太郎「いや、俺はもう釣られてるからさ…」 誠子「えっ?」 京太郎「だから俺はもう釣られてるんです」 誠子「誰に?」 京太郎「気遣いはできるのに鈍いですね…俺は貴方が好きなんです、誠子さん」 誠子「えっ?」 グッ…! 京太郎「あっ!魚掛かってますよ!」 誠子「あっ、本当だ!くっ…」 プツン… 京太郎「切れちゃいましたね…」 誠子「いや、今日はもう十分大量さ…」 京太郎「?」 誠子「私も京太郎が好きだって事だよ」 チュ… カン!!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5705.html
374 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/12(土) 23 05 31.94 ID k3eHAEnOo [7/11] 竜華「京太郎君はアイドルや」 京太郎「? 一応、そうですけど」 竜華「そして、うちはプロデューサーや」 京太郎「はい。最高の、プロデューサーです」 竜華「……だから」 京太郎「だから?」 ドクンッ 竜華「不思議やなぁ……」テクテク 京太郎「え?」 竜華「アイドルとプロデューサー。この二つは、常に隣り合っていなきゃアカンのに……」 京太郎「……」ドクンッ 竜華「なんで、決して交わることは無い平行線なんやろ」ボソッ 京太郎「……竜華さんは、イヤですか?」 竜華「……アホ、そんなわけないやん」クルッ 京太郎「……」 竜華「今日はうち、同行できへんけど……頑張ってな」 京太郎「はい、頑張ります」 竜華「……」 京太郎「それじゃあ行ってきます」テクテク ガチャッ 竜華「っ!! 京太――!」バッ 京太郎「竜華さん」 竜華「!?」ビクッ ドクンッ 京太郎「実はオレ――」 ドクンッドクンッ 京太郎「―――でした」ボソッ 竜華「……」 京太郎「……」 バタンッ 竜華「……」ヘナッ どうして、このタイミングで……そんな事言うん? なんで……こんな時に出会ってしまったん? 竜華「胸が……痛いよ……」ポロポロ 377 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/12(土) 23 12 42.31 ID k3eHAEnOo [8/11] バタンッ 京太郎「……」フゥー 煌「もういいのかな?」 京太郎「あ、煌さん」 煌「……私は、別に止めないですよ?」 京太郎「いえ。今の内に行っておかないと、きっと手遅れになってしまうんで」 煌「本当に……後悔しません?」 京太郎「しませんよ」スタスタ 煌「……嘘ばっかり」 京太郎「……」 煌「でも、そんな京太郎君だからこそ、私は着いていきますね」ガシッ 京太郎「煌さん、俺……」ウツムキ 煌「さぁさぁ、顔を上げて! 今日は初収録なんだから!」ニコッ 京太郎「……はい!!」 後悔はしない したくない それでも、やっぱり俺には選べない 選びたくなかった 京太郎「(きっと俺は竜華さんの事……)」テクテク 気づいてしまった 必死に誤魔化していたけど、取り繕っていたけど 理解してしまった 京太郎「(もう……一人の女として)」グッ __,.ィ ̄ ̄`ヽ/ヽ__ > ´ ̄ / ` `、 、、 - ´ / ' } ヽ ヽ\ \ `  ̄ >' / , | ∧/! | } ヽ ヽ /,ィ / ' / /| _/,.ム斗}-/ ハ . {/.' ,| ,.|-}/-{ | / ,ィチ斧ミ }/ } | . / イ/{ ! ィ斧从}/ Vzソ ノ /イ , <__ ´// 从{ Vソ / / イ- 、 | {'{ { , ' /' ⌒ } | 从Ⅵ /. ノ | 叭 v_ ̄ヽ ,rー' 从 、 イj / / . < |' /}/ 、__ ´ } イ从/ | |/ 「 ̄| 「 ̄ ̄ ̄ ̄} |//l| |//////// 、 ,. <// ∧ |//////////> 、 京太郎「好きに、なれないんだ」 380 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/12(土) 23 21 06.61 ID k3eHAEnOo [9/11] 【ソルサキ 収録現場】 ガヤガヤガヤッ 京太郎「おはようございます!」ガラッ 監督「やぁ、待ってたよ」 京太郎「あ、監督!」 監督「取り敢えず着替えとメイクを済ませようか。台本は頭に入ってる?」 京太郎「は、はい!」ガチガチ 監督「おっ、大丈夫か大丈夫か?」 京太郎「なんとか頑張ります」 監督「素材は悪くないんだ。全力を出されば問題は無いよ」 京太郎「そ、そうですね」 監督「それじゃあ着替えてきて、どうぞ」 京太郎「はい!」タタタッ 煌「須賀京太郎をよろしくお願いします」サッサッ 関係者「これはこれは」サッサッ 監督「すっげぇ名刺配ってる。ハッキリわかんだね」 【控え室】 ガチャッ 京太郎「し、失礼します」ガチガチガチ あまとう「ん? ああ、えこひいきか」 京太郎「あっ! 羅刹さん!!」 あまとう「とーまだ!!」クワッ 京太郎「この間はありがとうございました!」ペコリ あまとう「ふん……別にお前の為じゃねぇっての」プイッ 京太郎「それでも、俺が助かったのは事実ですし」 あまとう「……けっ」 391 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/12(土) 23 45 05.99 ID k3eHAEnOo [10/11] ガヤガヤガヤ 京太郎「すっごい人がいますね」 あまとう「当たり前だろ。一話はいきなり吹奏楽の演奏があるからな」 京太郎「そうか、じゃあ主要キャストは全員揃ってるんですね」ナルヘソ あまとう「それくらい抑えとけよ」ハァ 京太郎「あの、挨拶廻りしたいんですけど……よければ、その」モジモジ あまとう「あ? なんで俺が」 京太郎「お願いします!」ペコリ あまとう「……しょうがねぇな」 京太郎「本当ですか!」 あまとう「とりあえず全員紹介してやるよ」スタスタ 京太郎「あ、ちょ! ちょっと!!」タタタッ あまとう「まず、こいつがお前の親友の時坂役の……」 ルル「ランペルージです」 京太郎「が、外人なんですね」 ルル「はは、これでも日本に住んで長いんだよ」 京太郎「あ、日本語お上手ですね」 ルル「初主演で緊張するだろうけど、頑張ってくれよ?」ポンッ 京太郎「はい!」 あまとう「まぁ、こいつはお前に協力的な奴だから安心しろ」 京太郎「やっぱり反対派もいるんですね」 あまとう「というか、こいつ以外はほとんど反対派だ」 京太郎「」ガーン ルル「あはは」 あまとう「それじゃあ次行くぞ」スタスタ 京太郎「あ、ちょ、ちょっと!!」 あまとう「んでこいつが棟梁役の……」 チョコボ好き「ん?」 あまとう「天然で女王様ハーレムを作っちまうようなやつだが、以外にやるときはやるぞ」 京太郎「(また外人)ガビーン あまとう「そんでそこの仏頂面が不感症先輩役」 チョコボ頭「興味ないね」 あまとう「そんでそこの似合わないメガネかけてるのがチワワ先輩役」 童帝「のばら……」ボソリ あまとう「んでんで、そこの髪を束ねてるのがサボり魔役の……」 エース「どもーッス」 京太郎「すげぇ……ブリッツボールのエースプレイヤーじゃないですか!!」 あまとう「他の連中もそれなりに有名なんだがな」 404 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 00 07 10.13 ID vZ26R8YIo [1/16] あまとう「後は女子だが……」 いちご「フルートの佐々野いちごです」ペコリ 京太郎「おぉ!? 本物のちゃちゃのんだ!!」 いちご「あはは(知っとるんじゃな……)」 京太郎「初めまして、よろしくお願いします」スッ いちご「は、はい……」アクシュ 京太郎「三つ編み似合いますね」ニコッ いちご「っ!」カァッ あまとう「おい、何してんだ!」ペシッ 京太郎「うべっ!?」 あまとう「全く、少しはアイドルの自覚を持てよ」 京太郎「す、すいません」 いちご「……」 あまとう「そんじゃ、後はまぁ顧問の先生役の」 ライトニングさん「……よろしく」 京太郎「あ、どうも」ペコリ ライトニングさん「……」 京太郎「……」 ライトニングさん「……なんだ?」 京太郎「あ、いえ!! なんでもないです! 綺麗な人だなぁって」アハハ ライトニングさん「!?」ガタッ バキッ ライトニングさん「っ!?」ゴロゴロッ 京太郎「ああっ! 立ち上がった拍子に机で脚を強打した!!」 ライトニングさん「~~~~っ」ジワァァ あまとう「あー、その人は褒められるのに慣れてないから気をつけろ」 京太郎「そ、そうなんですね」エエー? ライトニングさん「くっ……」ギリッ 407 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 00 20 34.93 ID vZ26R8YIo [2/16] あまとう「後は適当な連中だ」 残り女性陣「」ガーン ※ぶっちゃけ誰得の上にキャスティングめんどいのでカット 京太郎「やっぱりこのドラマは凄い……!」 あまとう「そんな中でお前が主演なんだ。少しは自覚を持てよ」 京太郎「は、はい!」 監督「それじゃあ収録はじめるよー」 一同「はーい」 ルル「京太郎君、行こうか」 京太郎「あ、はい!」タタタッ 咏「お、来てたんだ」 京太郎「三尋木プロ!」 咏「初収録だからって、緊張すんなよー」グリグリ 京太郎「はい!!」イタタッ 咏「……応援してやっからさ」ボソッ 京太郎「え? 今なんて……」 咏「わっかんねー!!」ドガバキッ 京太郎「ウボァー!!」 童帝「!!」ガタッ チョコボ頭「座ってろ」 監督「まずはリハーサルで一回やって、そのあとにカメラ回すからね」 京太郎「は、はい!」 あまとう「(さて、お前の実力……見せてもらうぜ)」 監督「それではシーン1 神音の独白からイキますよぉ、イクイク!!」 京太郎「……」ドキドキ 監督「ヌッ!!」 京太郎「!!」 リハーサル安価 ↓3 ゾロ目でリミットブレイク! 00~39 失敗 40~69 普通 70~89 成功 90~99 大成功 423 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 00 40 10.04 ID vZ26R8YIo [3/16] 【文化祭のセット】 ザワザワ ガヤガヤ モブA「講堂で16時から吹奏楽部の演奏会だって!」 モブB「文化祭の目玉でしょ!?」 モブC「先輩の話だとね。心が震えるくらいいいって話だよ!」 心が震えるねェ……そんなこと、あるわけねェっての 京太郎「……」テクテク 心が冷たい、心が狭い、心を閉ざす、心が汚れる 慣用句って見えないものをウマく喩えてる、とか人は言う でも、オレは全くそう思わねぇ モブD「8年10組で脱出ゲームやってまーす!」 モブE「漫研、薄い本売ってます!!」 モブF「スタンプラリーいいよ! 来いよ!!」 だって、本当にそう見えるんだから 京太郎「……」テクテク 木村「あれ、神音?」 京太郎「っ!」ピタッ 木村「何してんの? 店番じゃなかった?」 クラス委員にそんな心向けられたら、行けるもんも行けねェっての 京太郎「……木村、いや、オレは……」 木村「他に何かあんの? こっち来ない?」 疑ってる 無気力な奴は問題児と決め付けてるんだ さっさと立ち去らねェと…… 京太郎「いや、えっと……」 監督「カァァット!!」 あまとう「…… 京太郎「……ふぅぅぅ」ヘナヘナ ルル「よかったよ京太郎君」 いちご「……」パチパチ 監督「イイヨイイヨ~」 あまとう「ふん、少しはやるじゃねぇか」 京太郎「そ、そうですか?」 撮影補正+5 になった!! 425 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 00 50 56.46 ID vZ26R8YIo [4/16] こうして――撮影は順調に進み始めた 最初の緊張こそあったものの、京太郎は本来の持ち味を活かし、徐々に役をモノにしていったのだ だが、そんな彼にも…… 大きな試練が待ち受けていた 監督「はいカァット!!」 京太郎「ふぅ」 ルル「今のシーン、本当に感動したよ」パチパチ 京太郎「ありがとうございます」 ルル「……でも、次のシーンがかなり難しいんだ」 京太郎「え? このシーンで終わりじゃ……」ペラッ ルル「違うんだ」 京太郎「こ、これは!?」 監督「そうだよ、京太郎君」 京太郎「か、監督!! これは一体……!?」 監督「……モココを救う為に神音と時坂が演奏をするシーンだね?」 京太郎「それは来週の収録の筈じゃ……」 監督「違う。そこも一話の収録分だったんだ」 京太郎「!!」 ルル「実は君だけに知らされていなかったんだ」 京太郎「ど、どうして!?」 監督「これは先生の言いつけなんだ」 京太郎「え?」 監督「もし君にこのシーンをやることを教えていたら、君はどうしていた?」 京太郎「そりゃ練習しますよ!! じゃなきゃ俺……」 監督「そこなんだよ」 京太郎「!!」 ルル「この後のシーンで神音は時坂の演奏に口出しをし、それがやがて指揮になる」 監督「だが、それはあくまで全くの音楽素人の少年が、少しずつ前に進む為のものなんだ」 京太郎「……」 監督「本番一発撮りで行く。いいね?」 京太郎「そんな……」ガクガクガク 煌「……京太郎君」ギュッ 429 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 00 58 23.17 ID vZ26R8YIo [5/16] 【収録スタジオ】 京太郎「……」ドキドキドキ 咏「……?」 京太郎「……」ドクンッドクンッ ルル「もうすぐ本番だよ」 京太郎「(どうしろってんだ……台本すらろくに読んでないんだぞ!)」ギュッ 漫画でこのシーンは読んだことがある でも、とてもじゃないが台詞なんて覚えてない 監督「本番三十秒前ー!!」 これじゃあまるで……!! AD「十秒前ー!! 五秒前ー!!」 本当に、指揮を始めるのと同じだ!! 監督「ヌッ!!」カシャンッ ルル「今日吹く曲の楽譜だ。モココと僕がセッションする時は必ず吹く曲で――」スッ 京太郎「……」 え、えと? これは受け取るんだっけ? それとも受け取らないんだっけ? 選択安価↓3 1 受け取る 2 受け取らない 434 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 01 12 38.09 ID vZ26R8YIo [6/16] 京太郎「……あ、ああ」パシッ 取り敢えず受け取っておくか…… 咏「!!」 監督「……」 ルル「(受け取ってしまうのか……気づけ、京太郎君!)」ジッ 京太郎「……」ペラペラ ダメだ、何を書いてるのかサッパリだ これじゃ持っていても意味が無い…… 京太郎「悪い、読めねェからいい。知らない曲だし」パサッ ルル「(いい挽回だ!)」 監督「……」ホッ 原作再現度-1 ルル「(問題はここからだ、京太郎君)」スッ サックス「」~~~♪ 京太郎「(始まった……)」 観客「わぁ」 観客「すげー」 ルル「……」プォー 京太郎「(うめぇ……でも、これじゃダメなんだよな?)」チラッ 咏「……」レイプメ 京太郎「(三尋木プロが一切反応していない。これじゃダメってことだ!)」 でも、この演奏の何がダメなんだ? こんなにうまいのに…… 京太郎「(一体何が……)」グッ 選択安価↓3 1 音がグネグネしてるぞ! 2 もっと激しく!! 3 丁寧に、優しく吹け!! 443 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 01 24 13.68 ID vZ26R8YIo [7/16] 441 別に原作再現成功しなくてもドラマ自体の成功とは関係ないから安心してええよ オリジナル要素で受けるかもしれんし 京太郎「(あれ、そういえば……)」 前の収録で、屋上でランペルージさんが吹いていたときは……もっとこう、なんていうか まっすぐだったような気がする 京太郎「これって、違いなのか?」ジッ ルル「……」チラチラッ しきりに周りを気にしてる? 演奏に集中していないのか…… 京太郎「……時坂、演奏しながら聞け」 ルル「!!」 京太郎「お前の音、なんかグネグネしてるけど……文化祭の時もそう聞こえた」 ルル「……」 京太郎「だけど屋上で聞いた時はこう、まっすぐでよかった。これは違いなのか?」 ルル「……(その通りだよ))」ニィ ストン ルル「(よし、もう少しだ)」プァー♪ 咏「……!」ピクッ 京太郎「それだ! いいぞ時坂! 何も考えるな!」 咏「……」ポロポロ ルル「(第一関門突破か!)」グッ 京太郎「(次はなんだっけ……)」 咏さんは今、絶望の海に沈んでいた人魚 暗く凍てついた海の底で絶望していた…… 繊細で傷つきやすい心 それを救うにはまず……!! 京太郎「……」グッ 1 もっと激しく!! 火を起こせ!! 2 優しく! 一つ一つ丁寧に吹くんだ!! 450 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 01 33 27.90 ID vZ26R8YIo [8/16] 京太郎「そのまままっすぐ突き刺せ!!」 ルル「(そして次は……!)」 咏「……」ポロポロ 京太郎「まだだ時坂!! 気を抜くな!!」 ルル「!!」 京太郎「あの子の心は冷たく凍りついた岩山! 深い海の底にずっと沈んでいたからだ」 ルル「(正解――!!)」 京太郎「ずっと隠してた悲しみだ! それを溶かせ!!」 ルル「!?」ビクッ 京太郎「火だ!! とにかく火を起こせ!!」 ルル「っ!!」プァァァァ!! 凄い、こんな抽象的な指示でもちゃんと合わせられるのか しかも……本当に火を起こしたかのように暖かい演奏だ 京太郎「(これなら……っ!?)」ゾクッ 咏「……」 京太郎「違う、これは……岩山じゃなかった」 咏「……」ゴゴゴゴッ 選択安価 ↓3 1 今にも崩れそうな、沈没船だ!! 2 これは……砂時計に咲く花!? 3 怪物の中に……赤ん坊? 458 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 01 44 41.87 ID vZ26R8YIo [9/16] 京太郎「沈没船のガレキの山だ! あの子の心はその下だ!」 ルル「!!」 京太郎「一つ一つ丁寧に取り除かねェと崩れちまう!!」 ルル「……!!」 京太郎「そっちじゃない! もっと上から!! 上だ!!」 ルル「(この子は本当に……台本を渡されていなかったのか?)」 監督「極限の中で、彼は心の奥底にあるものに気づいた」 煌「奥底にあるもの?」 監督「彼は今、演技の極地にいるんだよ」 演技力の無い彼にいくら台本を読み込ませても、結果はたかがしれている だが今の彼は追い詰められたことで……演技ではなく自分でこの現状に立ち向かった 監督「その結果、演技っぽさは消え……ベテランと遜色の無い自然な演技となった」 煌「しかしそれではキャラと一致しないのでは?」 監督「その答えは簡単さ、彼自身が神音に似ているんだよ」 スタッフ一同「!!」 京太郎「!!」 ルル「(なんだ、これは……?信じられない、ハッキリ見える!)」 咏「(アイツが、ハリウッドのレッドカーペットを歩く未来……)」 スタッフ一同「!!」ゾクゾクッ 煌「清水谷さん、あなたにも見せてあげたかったです」 そのレッドカーペットを連れ立って歩く , ´ / .' / .' ' | l | l | | / / ' | | | l| | l | , } l | | _/ イ / l| |_,∧_{ . ,-|-}-/、 , | {  ̄ ´ / / { |、{ l∧ {、 | }/イ/イ/},イ . / l {〃 r∧ -‐=ミ_从 、Ⅵ ,l七弐ト /} /l| l / /{ 从 {示ト、 \ⅵ上ヒン ./イ } / / //从 l∧.ヽVゝ' \ .| /イ/ / イ' {/l∧ ∧. 〈 、 ,イ/j'  ̄ ̄ ー∧ -‐ァ 从 ヽ 、 ‐く__ ´ ィ }/ \ -‐ / ´ ̄〈_ \._ _. イ / / \  ̄}/」/. -‐===‐-ミ.゙`ー- f'^ ..≠´.. `ヽ、 `ー- 、 /.../ .. 、 \ _ .\ _/ _j..... i \ 〔 `ヽ、 /...... / . | ヽ マ^ヽ \ r 「. ,′ ト、 i ; ∨ |/ //゙i . | \ ー+ i | } } リ } 厶r 〃,| i i イ| \ド|\N弋 /V j,.≠ j j }. / , 从 刈 ,示 云か∨ 斗匕 ,′ / /... / A xヘ厶孑介 乂 ツ > / / |/.゙゙ { } /\从乂ヅ ////< /l /i. l/...{ 弋込.斗ャ 厶ヘ /// 丶 冰 ;; /// l / |//゙V ;ハ / /  ̄ ´ '; / /. \ / ゝ ー一´ /∨\ _..._,厶-ヘi / / /|. `'ー-=≦=-‐ ≧=- -rく / }"´.....人.二 = }_ / / | __,,.|ヽ}_rf´ / ( ̄ __ } / / / | / ̄ / / ,ハ / /..... ( ̄ `ヽ ′ / / /} | ,゙ レヘ_/´>'´ ,′..... `T ー-〔. / / ノ { | i } { [ フ / { `ー, / / / | ∨| 仁_7 V {/ { },_____ ;. / / 丿 / 〈 | ./ / | ∨ニニニ二7 煌「私の幸せそうな表情を――!」ウワヘヘ 465 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 01 52 35.53 ID vZ26R8YIo [10/16] ルル「……」スッ 京太郎「……」ハァッハァッ ルル「モココ!」 咏「ひ、響……」 ルル「モココ! お前、声が……!?」 咏「やっばりあだじ……うだいだい」ブルブルブル ルル「声が出たんだ。もう……大丈夫」 ワァァァァ!! 観客「……」パチパチパチ! 監督「カァァァァット!!!」 京太郎「……」ホッ ルル「よかったよ」ポンポン 咏「まぁまぁかねぃ」フフフ あまとう「……」 , -ー // 〈 i´ _ゝ_ , イ .´ . . . . . . . . . . . . . ..丶 / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .\ / . . ゝ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ヽ ,/ . . . . . . . ヽ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ゝ ハ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .\ . . . . . . . .ヽ i ,' ! . . . . |ヾ . .ヽヾ . . . . . . . . . . . . . . . . . ゝ . . . . . . .入 i | /| . . . . .| ヽ . .ゝ', . . . . . .i . \ . . . . . . . . . . . .ヘ _ .へ._ i 从| | | . . . .|/_∨ . i .i . . . . . | . . .ヾ、 . . . . . . . . . . . . .\` ̄ レ | ',!| . ソ ト,-=-_ヾ .|゙Y . . . . | . . . . .ヽ . . . . . . . . . . .ヘ _ ` -.、 ! | メ リ ヒi ' ヽ| i . . . . .ト、 . ミ、へ、 . . . . . . . .ゝ`i  ̄ ノ丿 ´ | . . ,、| \ .ゝ . . . . . . . . . . . . Κヽ、 / u. i . / |ノ/| . .ゝ . . . . . . . . < . . .\` ̄ ヽ |/ | . ,、 . . . . . . . .へ`>=-ゝ ゝ |/∧ . |\ . . . . .\``- ⌒` ノ ゝ| 下ー- へ ヽ イ ヽゝ ヽ_ - ´ \ , -=-ヽ ヽ / ヽ } / ハ /ノ / =≡三 / r/ /三三三三 あまとう「認めてやるよ……須賀京太郎」ギリッ お前は俺の……ライバルだ 第一話 撮影終了!! (恐らくここまで凝った撮影はこれが最後) 【結果】 原作再現度-1 演技評価 GOOD!! 後に視聴率判定します 472 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 02 02 12.81 ID vZ26R8YIo [11/16] 監督「よかったよ京太郎君!!」 京太郎「ありがとうございます」ペコリ 監督「それにしても、あんな無理を言ってすまなかったね」 京太郎「いえ、いいんです。俺も楽しかったですし」ニッ 監督「まずうちさぁ……」 タタタッ 煌「京太郎君!!」 京太郎「煌さん!」 煌「すっごくよかったですよ!」フフフ 京太郎「そう言ってもらえると嬉しいです」ヘヘッ 煌「今日はご褒美にご馳走を用意しちゃおうかな?」ニッコリ 京太郎「やったぜ」 監督「……ちょっとAD!」 AD「はい? なんですか?」 監督「今日さぁ、うち来ない?」 AD「あぁ~、いいっすね」ニッコリ あまとう「おい、須賀!」 京太郎「あ、羅刹さん!」 あまとう「とーまだ。まぁいい、それよりも……」 京太郎「?」 あまとう「これくらいでいい気になるなよ。まだまだ撮影は長いんだ」 京太郎「は、はい!!」 あまとう「ま、今回だけは……合格でもいい」ボソリ 京太郎「え?」 あまとう「……」スタスタスタ 京太郎「行っちゃった……」 煌「?」 咏「おーい」フリフリ 京太郎「あ、三尋木プロ!」タタッ 咏「今日は頑張ったねぃ」ヨシヨシ 京太郎「あ、ありがとうございます」カァ 咏「ま、次も頑張るんだねぃ」スタスタ 京太郎「はい!!」パァァッ 煌「ふんふむ」ジィーッ 475 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 02 07 37.17 ID vZ26R8YIo [12/16] いちご「あ、あの須賀君……」 京太郎「あ、佐々野さん!」 いちご「えと、その……」 京太郎「次の撮影でもよろしくお願いしますね」 いちご「……は、はい」 京太郎「それじゃあ!」タタタッ いちご「あっ、まだ話は終わっちょらん……のに」ボソリ 煌「すき焼きにしましょう! すき焼き!」 京太郎「わっほぉぉぉい!! すき焼きだぁぁぁぁぁぁ!!!」 煌「ふふふ」ニコニコ 京太郎「肉だぁぁ!! 一週間ぶりの肉だぁぁぁ!!」ヤッホォォォォイ いちご「……」 こうして京太郎の初撮影は終わった。 果たして、その結果とは――!? 視聴率安価 ↓3 補正+5 ゾロ目で30%越え 00~19 5% 20~39 10% 40~69 15% 70~89 20% 90~99 25% 594 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/15(火) 22 26 04.20 ID fny7In7no [3/9] 【ドラマ放送翌日 京太郎のアパート】 京太郎「……ふわぁぁ」モゾモゾ トントントントン 京太郎「んぅ?」パチクリ なんだかいい香りがするな…… これは味噌汁? 煌「あ! もう起きたのかな?」タタタッ 京太郎「煌さん。おはようございます」 煌「今ご飯作っちゃうから、顔を洗ってきてくださいね」 京太郎「はい!」トテトテ ジャーッ バシャバシャッ 京太郎「ふぅ」フキフキ テクテク コトッ 煌「はい、お待たせ。焼き鮭と豆腐の味噌汁、納豆とネギですよ」フフフ 京太郎「うわぁ……卵焼きまである」ジーン 煌「ちゃあんと甘い卵焼きですよ」 京太郎「……いただきます」モキュモキュ ゴックン 京太郎「……」 煌「ど、どう……かな?」ドキドキ 京太郎「……」ポロポロッ 煌「あ、え? うぇぇ!?」オロオロ 京太郎「だって、美味しくて……うぇぇぇ(結婚しよ)」ボロボロ 煌「もう、泣き虫なんだから」ゴシゴシ 京太郎「あばば」 煌「泣いちゃダメですよ、男前が台無しになっちゃうから」クスクス 京太郎「ふぁい」 竜華「……ちょい、待って」ワナワナ 照「待って」 和「……」プルプル 煌「あら、清水谷さん?」 京太郎「もう起きたんですか?」 竜華「昨日、みんなで一緒にドラマ見ようって泊まったやん」 煌「はい」 照「はいじゃないが」 和「そうです、異議ありです!」 599 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/15(火) 22 38 06.17 ID fny7In7no [4/9] 竜華「なんなん? ふたりはなんなん? ふたりはプリキュイなん?」 照「私はおじょ魔女派です(半ギレ)」 和「ナンジャです」 煌「クレパス王国が好きかな?」 京太郎「俺は花より女子が好きでしたねー」 竜華「ちゃう!!」クワッ 照「抜けがけ禁止」ガシッ 煌「な、なんの話でしょうか?」ピューピュー 和「とぼけないでください、不可侵協定を忘れたんですか?」モグモグ 京太郎「おい和」スッ 和「えっ?」ドキッ 京太郎「髪に鮭骨付いてたぜ……」カリッ 和「あっ……」ドキッ 和「誤解です」ギリギリギリギリギリ 竜華「ギルティ」 照「問答無用」 煌「結局皆さんそれぞれ抜けがけしてるじゃないですか」ジトッ 竜華「そ、それでもダメや! 折角これからアイドル活動が本格的になるんやし」 煌「でも私は普通に仕事をしているだけですけど?」 照「た、確かに!」 煌「あくまでマネージャーですから」フフフ 和「」プラーンプラーン 京太郎「縛られてる和のおもちがヤバイ……」 須賀ホーン「」ボッキィィィン 605 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/15(火) 22 51 25.28 ID fny7In7no [5/9] 【なんやかんやで】 京太郎「ご馳走様でした」フゥ 煌「それじゃあ片付けちゃうから、学校の準備をしておいてね」 京太郎「あ、そういや今日は学校か」 照「最近学校に来てくれなくて寂しい」 竜華「芸能人やから仕方ないて」 和「テレビに映った以上、もう立派なアイドルですよ」フフフ 京太郎「そういうもんかな?」 ジブンヲーセカーイサーエーモー 京太郎「監督からメールか?」パカッ タイトル:イキスギィ!! 本文: 放送は見て貰えたかな? ちなみに最低視聴率は11.45141919%で、平均は15%の間をイキきしていたよ 特に君のあのシーンはイキスギィ!!で、瞬間最高で20%近く取れていたようだ 好評のメールを届いているし、裏番が半○直樹の最終回の中だったのに素晴らしい成果だよ! これからも頑張って欲しい 追伸 うちさぁ、屋上あんだけど……焼いてかない? 京太郎「ほえぇー」 和「どうしたんですか?」 京太郎「いや、大した事じゃないさ」パタン 15%か……初回にしてはあまりいい数字でないのかな? 監督は褒めてくれたけど…… 京太郎「……うーん」 617 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/15(火) 23 04 21.60 ID fny7In7no [6/9] 半○は日9だったね、別のドラマにすりゃよかった 竜華達も泊まってたし、日9主演ってことでオナシャス! センセンシャル! 【通学路】 竜華「それじゃあうちはこっちやから」 和「また近いうちに事務所で」 京太郎「おう、二人共気をつけて」 煌「京太郎君、遅れますよ!」 照「京ちゃん早く!」 京太郎「じゃあ、また」タタタッ 竜華「……」 和「行っちゃいましたね……」 竜華「原村さん……やったっけ?」 和「はい?」 竜華「……京太郎君の事、好きなんやろ?」 和「ぇぇ!? い、いきなり何を!?」ドキドキ 竜華「……原村さんは声優(アイドル)やし、京太郎君との付き合いも長い」 和「ま、まぁそれほどでも……あるというか」エヘヘ 竜華「……そっか」 竜華「なら、うちは応援したる」 和「え?」 竜華「ただし、ちゃんと京太郎君がトップアイドルになるまで待つんやで?」 和「は、はい! ありがとうございます」カァァァ 竜華「(京太郎君が原村さんのこと好きなら、うちは……)」グッ か~な~し~みの~♪ 和「あっ、携帯鳴ってますよ?」 竜華「……」ピッ セーラ『大変や竜華!!怜が昨日ドラマを見て、意識不明の重体になったんやって!!』 竜華「そう……」ピッ ツーッツーッ 和「大丈夫ですか?」 竜華「いつものことや」 629 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/15(火) 23 22 55.61 ID fny7In7no [7/9] 【通学路】 京太郎「……」テクテク ザワザワ ガヤガヤ 煌「?」 ネーネー ホンモノカナ? エーウソ! キャー!! アリエナクナーイ! スゴーイ! 照「騒がしい……」 京太郎「一体どうしたんですかね?」キョトン 煌「歩いているだけですごい騒がれよう……」 照「もしかしてドラマを見た人達?」 京太郎「いや、そんなまさか……」 タタタッ 京太郎「ん?」 桃「あー! この人テレビで見たのー!!」ユビサシ 京太郎「え?」キョトン 桃「すっごく格好良かったのー!」ワーイ 翠「こらチビ苺! 勝手に一人で行くなですぅ!!」タタタッ 紅「騒がしいのだわ」スタスタ 蒼「あぁ、あのドラマ。すっごくおもしろかったよね」 金「音楽を題材にしてる辞典で傑作なのは目に見えてるかしら!」 京太郎「こ、子供!? しかもたくさんいる!?」 紫「あの……サイン……ください」スッ 白「私ももらおうかしら?」スッ 桃「あぁぁー!! ずるいのー!!」 銀「貴女達、こんな冴えない男のどこがいいのかしらぁ?」ハァ 京太郎「多すぎィ!!」 煌「お人形さんみたいで可愛いですね♪」 照「持って帰ってもふもふしたい」 紅「くだらない。帰ってくんくんでも見るのだわ」スタスタ 翠「どうしてもって言うならサイン貰ってやるですぅ!」ソワソワ 蒼「君は相変わらず素直じゃないね」ハァ 金「このバイオリンにサインして欲しいかしら!」 京太郎「はい、これでいいかな?」スッ 桃「ありがとうなのー!!」ピョイン 銀「理解に苦しむわねぇ……」ウーン 636 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/15(火) 23 39 15.79 ID fny7In7no [8/9] マンゾクシタノー ヤッパリタダノガキデスゥ タイセツニスルカシラー ニュウサンキントッテルゥ? サイン……モラエタ クダラナイノダワ ワイワイ ガヤガヤ 京太郎「……かわいい子供達だったなぁ」 照「でも、これでハッキリした」 京太郎「え?」 煌「恐らく、このざわめきの正体は……」 イマコドモガサインモラッテタヨネー テコトハホンモノジャナイノ マジデー! ヤバイヤバイヨー! 京太郎「ほへ?」 ドドドドドドッ 京太郎「!!」 ファン共「サインくださぁぁぁぁい!!」ドドドドドドドドッ 京太郎「」 照「」 煌「に、逃げますよ!!」ガシッ ドドドドドドドド 京太郎「な、なんて数だ!」ダダダッ 照「おべらっ!!」ズッテェェン 京太郎「照さぁぁぁぁあぁん!!!」 煌「振り返ってはダメ!!」 京太郎「でも!!」 煌「大丈夫、大丈夫ですから……」ツーッ 京太郎「照さん……」グスッ 照「」チーン 637 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/15(火) 23 51 21.58 ID fny7In7no [9/9] ファン11451号「目標、補足しました、とファン11451号は誇らしげに通信します」ジャキッ ファン10032号「獲物を前に舌なめずりとは三流だな、とファン10032号は速やかに指摘します」 ファン14510号「ほ、本当にあの人に須賀京太郎のサインを渡せばデートしてもらえるのでしょうか?」ドキドキ ファン13100号「万年脳内スプリングは放っておいて、早く捕まえようぜ! とファン13100号は提案します」 ファン20000号「京太郎君のパンツむしゃむしゃしたい」 ファン20001号「あの人の喜ぶ顔がみたいかもー! ってファン20001号は20001号はお願いしてみる!!」 ファンワースト「あっひゃっひゃ! もしかして第一位はホモなんですかぁ!?」ケラケラ ファン12989号「いいからとにかく準備しろ、と柄にもなくファン12989号は指揮をとります」 ファン一同「……」ギラリ ドドドドドドドドッ ファン一同「「待てー!!」」ドドドドッ 京太郎「ぎゃああああああ!? 同じ顔が10000人くらいるぅぅぅぅ!?」 煌「お、お姉様!?」ガビーン 菫「あれは、京太郎君か? おーい! 昨日のドラマの件だが――」 ドドドドドッ 菫「!?」 バッコォォォン 菫「ダイナマイッ!!」ズシャッ 京太郎「す、菫さぁぁぁぁん!!」 煌「犠牲になったんです……」ウルウル 京太郎「と、とりあえず学校まで逃げましょう!」 煌「はい!!」 ダダダダッ!! 643 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 00 01 59.17 ID k6tiAPaUo [1/12] 【正門】 京太郎「はぁ、はぁ……!」 煌「す、凄いことになってるかな?」アハハ 京太郎「まさかあんなに反響があるなんて……」 煌「あれ、もしかして街中でアレなら学校も……」ハッ 生徒A「あれ、もしかして須賀君じゃない?」 生徒N「きゃー! 嘘! この学校だっていうの本当だったんだぁ!」 生徒A「さ、サインもらえるかなぁ?」 生徒L「かっこいぃぃ!!」 生徒S「あぁぁぁん」ゾクゾク 生徒U「握手してほしいなぁ」 生徒K「抱いて欲しい」 生徒O「クラスどこだっけー?」 生徒Y「同じクラス羨ましいぃ!!」 生徒A「い、行ってみる?」 生徒N「う、うん!!」 生徒達「……」ギラーン 京太郎「……」 煌「……」 ドドドドドドドドドドドッ 京太郎「ぎゃあああああああ!!!!」ズルズルズルズルズルズル 煌「京太郎くぅぅぅぅん!!」 モミクチャモミクチャ 京太郎「……」レイプメ チーン 653 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 00 15 11.98 ID k6tiAPaUo [2/12] 【京太郎の教室】 京太郎「」チーン ザワザワザワザワ ネテルー カワイイー シュウロクデツカレテルンジャナイ? カッコイイナァー モウトップアイドルダヨ! 京太郎「ど、ドラマに出るって大変なんだな……」ウグググ ゴゴゴゴゴゴッ 京太郎「ん? なんの音だ?」 生徒達「」ビクッ ガラガラ 淡「……」テクテク ゴゴゴゴゴゴゴッ ※ イメージです // // /、 / / / / ,' / l l ヽ ', ヽ , / \ ヽ \ \// / / / `ヽ{ / / / , / | | ', , , ! / _ヽ ', \ ',/ / / / {'ヽ、 / イ , / ! ! , . ‘, ,./ _,. - ' ´ ヽ ' ,三ァ \ / / / ____. \ l ,' l | | , , l / ,./ ,. -―- 、 ', , / \ / _,/ /- '''' ´ ___`ヽ.\ l ! | | | , !, l / / / ... {! .._ ヽ ' , , \ `, / /´., {i ... ヽ\\ | | ヽ ! .| | / l ! ,/ / { ... ||- .. } ∧ , , /ヽ { - || ._ } \\ ! ! 、 ', ! '! / l l _,/ / 、 . {! . / / ', ', / / 、 、 .. {! 、 / `ヽ 、 |' ` 、 {!, '/ l l ‐ - 、_ ` ー‐ ' ´ / ヽ! 〃 \ ` ー‐ ' __,.- `ヽ_,..ソ ヽ` ` 、 - ,', ! ` - .. _ .. - '´ | / 、 __,... - '´ ー-- 、_ / ̄ ! | ' | | 生徒K「うぉえっ!」ゲロゲロ 生徒A「」ジョロジョロジョロ 生徒T「あ、あぁぁ……」ガクガクガクブルブル 生徒U「クゥン」バタリ 生徒D「がはっ!!」ブシャァァ 生徒O「うわぁぁぁっぁぁぁぁぁぁ!!」ガンガンッ 生徒N「ひ、ひぃぃぃいっぃ!?」ブルブルブル 淡「……」 京太郎「まだ騒がしいな……っと、淡?」チラッ / / // . 〃 . iト、| . | ヽ ヽ ヽ 乂 .′ / ,イ . / ! . i| | . |\ . ハ .′ i`ーァ′/ ! . i | . | | . | \ . ヽ . ____ i-‐ ´ . .′ !/ . ′| . | | . | | . | \ .  ̄| ̄ ̄ `ヽ /i| |. | | . | | . ! | . |_,,-‐====‐\ . | . | . i j〃 . i| |. |‐===┼- | j -‐ \ . . | . | . | / . i| {. ! \八 . | jノ , -‐ __,,.⊥ . } . | . 人 ′ . 八 Ⅵ ≫=ミ、 . ! ≫≦Y⌒'マハ 、 . .′ . | . .\ i . i . \{ハ 《 )i ハ\{ ″{ .) i } } 》 . / . /! . \ .\ | . | . i '. ヾ い; jj 八∨乂 _;ノ ノ . / . | . .`ー- | . | . | . | . l'. V辷ク ゞ゚-‐ ' . / . / . | . . | . | . | . | . |ハ / . / . / . . | . . | . | . | . | . | . , / . . .′ . / . | . . . | . | . | . | . | . / ,. ,イ . / . 人 . . . . |.. i | . | . | . | ゝ. 、 ノ .′ // / . / . . / \ .\ . l 从 . | . | . { / > . { /' / . / . . ′ \ .\ . 乂{ \. !\〉、 \_/ . . 〕jッ。. . ィV`ヽ /. / . . / \ .\ . . `\ \{ \;/ . . //{{ ` ´ | |│ ,// . . / \ .\ . . 淡「おはよう、タロー!」ニッコリ 662 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 00 23 44.14 ID k6tiAPaUo [3/12] 京太郎「おう、久しぶりー」 淡「ちょっと、久しぶりなのにつれなくない?」 京太郎「そうか?」 淡「テレビに出たからって調子に乗ってるんじゃないの?」フフッ 京太郎「いやまぁ、ちょっとはな」タハハ 淡「でも、すっごくよかったよ」ニッコリ 京太郎「え? 本当か!?」 淡「……ふふふっ」ニコニコ 京太郎「でもなぁ、自分で見返してみると恥ずかしんだよ」テレッ 淡「あははっ! タローにも羞恥心ってあるんだね」クスクス 京太郎「あ、あのなぁ!」 淡「ねーねー! 一ついい?」 / \ _人_ ' ` 、 \ Υ'/ / / ト、 丶 / / / | | | Χ } .′ il / | | \ | / `、 リ | i | _|l__∧ト、八 | メ´ ニニ / } | | | || `>x、\| 斗チ芋ミ、∨ ,′j | |l l|斗示芋ミ、 ''h! } ,′ , |l 八 И'h! } 乂___ノ / / || \| 乂__ノ /i/i/ / /l| .八 ゝ /i/i/i i / / / / | ‘,\ ハ r ア /l/ / / | ト、 込、 _ノ // ,イ l| |l l\ \> .,_ /∨ /l| 八_ |ヽ. 八l_\ \-─=ー ァ--< / / 八 { \ `ヽ | | ./ /´ ハ 〕 { 〉 ,′ / ` ヽ \∧ | |/─、_ / |∨ __ Ⅴ__=| / 〕\ \ | | Y´ \\.ノ (`ヽ \\) | ,′ \ 丶 京太郎「ん? どうした?」 淡「……」 コンマ安価↓3 ゾロ目でヤンデレ開放マキシマムドライブ! 00~39 淡「どうして……あんなにデレデレしてるのかな? かな?」 40~89 淡「原作無視しちゃダメでしょー!」ポカポカ 90~99 淡「目、閉じてくれる?」 00or99 ????? 683 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 00 40 59.29 ID k6tiAPaUo [4/12] 淡「どうして……あんなにデレデレしてるのかな? かな?」 京太郎「え?」 淡「おかしいよ、あんなにわかの……タローのこと何も分かってない連中に優しくしてさ」 京太郎「淡?」 淡「大体、最初はみんなタローのことバカにしてたんだよ? ちゃんとタローの事を見ていたのは私だけ! 家族たる私だけったのに……それを、雑誌に出たくらいでギャーギャー騒いでさ? 醜いったらないよね、あんな連中。クズ過ぎて話にならないよ。あ、勿論私はタローのファンを悪く言うつもりはないの。でもさ、タローも少しはガードを硬くした方がいいと思うよ? それくらいああいう連中ってすぐに調子づくからさ。今回のことにしたって、ドラマが成功したから騒いでるけど、もしタローがモブだったら影でこそこそ悪口言ってたと思う。初戦はそういう連中なの。でもね、私は違う。私はタローの味方。タローのたったひとりの妹なんだよ? だからね、タローは私を大切にするべきなの。私と一緒にいるべきなの? 分かる? 分かるかなぁ? 分かるよね? 分かりなさいよ! なんでわからないの? ねぇ? ねぇねぇ? 聴いてる? 聞いてるのねぇ? 許さない許さない……」ボソボソ 京太郎「あ、ああ(早口すぎて聞き取れなかった)」ガビーン 淡「人気になったからってさ……家族をないがしろにしていいと思ってるの?」 京太郎「家族……?」 そういや、確かに最近母さんやカピーに会ってないな 京太郎「悪い、お前の言う通りかもしれない」 淡「え?」 京太郎「家族は……大切にしないといけないよな」ウンウン 淡「っ~~~///」カァァァ 京太郎「ごめん。これからは気をつける」 淡「あ、あぅっ……」モジモジ 京太郎「ありがとな、大事なこと思い出させてくれて。やっぱり家族は一番大切だよな」ニッコリ 淡「うぁっ……//」ドキドキ 京太郎「そういや――」 淡「あ、あの!私も頑張るからっ!」マッカッカ 京太郎「?」 淡「私も、お兄ちゃんみたいに活躍して……相応しい妹になれるように頑張る!」ニコッ 京太郎「お、そうだな」 淡の奴、兄貴がいたのか…… 全然そんな素振りなかったけど 淡「えへ、えへへ……//」モジモj 京太郎「応援してるぞ」 淡「うんっ!」ニパァァァ 701 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 00 58 14.72 ID k6tiAPaUo [5/12] 【一方その頃 清澄】 取材陣「それでは、貴方が須賀京太郎の才能を見抜いたと?」 教師A「ええ、あいつは元々麻雀部だったんですが、そっちの才能は全く無くて」 取材陣「それで、須賀君に辛く当たったと?」 教師A「はい、とても辛い選択でしたが」ウルウル 取材陣「それで、彼はなんと?」 教師A「凄く恨んでいたようで、暴言をいくつも吐かれましたよ」ポロポロ 取材陣「しかし、貴方の言葉があったから彼はアイドルを目指したと?」 教師A「それは間違いないでしょう」 教師B「私もそう思います」 取材陣「……」 教師A「いいんです、どれだけ恨まれても。彼が大きく成長してくれれば」 取材陣「なるほど……」 教師A「……」ニヤリ 722 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 01 18 06.83 ID k6tiAPaUo [6/12] 【清澄高校 麻雀部室の前】 ガヤガヤガヤガヤッ ニュウブサセテクダサーイ! シュウニイチドスガクンガクルッテホントウデスカー!? キャー!! スガクンニアイターイ! 【麻雀部室内】 咲「ど、どどどどどうなってるの!?」アワワワワ 優希「す、凄い入部希望者の数だじょ」 和「KOA」 まこ「困ったのぅ……」ハァ 咲「うぅ~」 まこ「ハッキリ言うしかないじゃろうな」テクテク ガチャッ バタンッ ウソー! マジデー! マージャンブナンテクソダワー! キョウタロウクンニアワセロー! キョウタロウクゥゥゥゥンン!! 優希「もはや哀れだじぇ」 和「アイドルって大変なんですね」シミジミ シーン 咲「あ、静かになった」 優希「じょ?」 ガチャッ まこ「疲れた」バタリ 和「大丈夫ですか?」 咲「一体なにをしたんですか?」 まこ「さっき来ておったが、今は職員室にいるじゃろって」 咲「え?」 和「それは……」 優希「もしかして」 __ ___ / \ `ー-、 ___/ ∧ \_ \ / r-、 | | ∧ ゙、_ \. / ドミシ""' \_ 、 r-、゙ ゙、 たまには反撃もいいじゃろ?..( | / /,|ナヘ∧〉;; ヽ、 〉 ∨ /,彳r三うヽ、\,へ ヾヽ. / 〉,-一 { ' b 。ノ ! √ 〉 ヽ );;). | 〈/ ̄ Y弋 ^'''/ __/ ゙、 | 〉/| N | ` ̄ ̄ r' 人 / V `ー|\_/' _, -‐'1 /| /!人 |. 〉 ハ __/i / / | ;N /∧ `、 `┴‐' /_,. ┴'‐┐ |/ | `;ー-、__ , ‐' .. .. .. .. .. ..\. \ 人 \N ∠_. .. .. .. .. .. .. .. .. .. \ .Y ` / ̄ ̄\. .. .. .. .. .. .. .. .. .. \ / |.. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. \ 732 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 01 26 58.34 ID k6tiAPaUo [7/12] 【少し時を遡って】 教師A「いいんです、どれだけ恨まれても。彼が大きく成長してくれれば」 取材陣「なるほど……」 教師A「……」ニヤリ ザワザワッ 教師A「ん?」 オイオイイマノキイタカ? ウソー! スガクンガボウゲン? ソンナノキイタコトネーヨ 生徒たち「……」ゾロゾロゾロゾロッ 教師A「なっ!?」 取材陣「?」 トイウカ、スガガンバッテタジャン ソーソー、イジメテタノハコイツダヨナー マジサイテー シネヨクズ クズゥゥゥゥゥゥゥ! 教師B「き、貴様らいつからそこに!!」 取材陣「……」 教師A「お、お前ら!!」 コイツウソツイテルヨー! イェーイ! カメラアンジャーン オレタチガシュザイウケヨッカ? イイジョウホウアンゼー 取材陣「これはどういうことですかねぇ?」 教師A「えと、これはですね……」 取材陣「君たち、詳しく聞かせてもらえるかな?」 イイトモー! 取材陣「須賀君と、そこの先生についてじっくり……ね」 教師AB「「」」 【部室】 / \_/ \ / トヽV/; | \ ,. ―' !゙゙`´"'ツ }ヽ f',ィ / ノ /ノ ヽ }. レ 、 ,ィ'―- レ'-\ ノ | 京太郎―― イィ / |fフヾi 、 , ィァ=、 } ヽ { わしはいつだってお前の味方じゃからな……. ノイ i ハ、|゙、 ノノート_ ! ノレ1、 } \ f'-‐{ K i |"-" ' "-"イノ レ| );ヽ ノ 从 、 \_ ー ‐ _ノ ノ人 ( ツ \へ、 rー-‐' |ノノ ノ'" ヾ ___ノi ノー-、_ r'" . . . . ト---/ . . . . . . .>=、_ / ト、 . . . . | / . . . .;.イ r==i .} / V| \ . レ' .___/ / レ' | i. / 〈/ ̄Τ`Tー-―"| / | \_ /f三ヽ、 __|二L__. ヽレ / ├==' 人'へ-√´ \ ヽ\ / | { ' '´ / ー-≠- 、 } 、 _,..ィ_´ V `ーr--イ | | くー- 、_ ノ | 〈 | ! ヽ 、_二 ̄ ノ | | ヽ } 〉 / ヽ | ソ 〈 |ー―------- -―'" 〉 フー--r―----r―‐r―く / / / | | i ヽ/ / / ノ |! i! 743 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 01 42 26.22 ID k6tiAPaUo [8/12] 【アクセル1】 社長「いやぁ、凄いじゃないか!」 ひのちゃま「凄いよ京太郎君!」 のんたん「大人気じゃないか」 てらしー「あのあまとうって奴、素質あるな」 だいちゅう「録画して二回みたよ」 ワイワイ キャッキャ 京太郎「いやぁ、人気が出るのって大変なんですね」ポケー 社長「そりゃそうさ。我々だって普段歩く時は気を配っているよ」 ひのちゃま「顔出しの少ない僕たちでもわりと声をかけられるからね」 てらしー「これくらいで調子に乗るなよ」プイッ 京太郎「なんだかどっと疲れました」ハァ 社長「それでももう、君は歩みを止めることはできないんだ」 京太郎「え?」 社長「……アイドルランクが更新したよ」 京太郎「!!」 社長「君は今日からDランクアイドルだ」 京太郎「Dランク!?」ガビン 社長「まだ底辺のだけどね、1万から10万近いファンがいることになる」 京太郎「あばばばばばっ」 社長「もはや、自分の意思で辞めることすら許されないレベルになってきたね」フフフフ 煌「すばらっ!!」 ひのちゃま「凄いねー」パチパチ 745 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 01 56 42.51 ID k6tiAPaUo [9/12] 京太郎「Dランク……Dランク……」ブツブツブツ 竜華「事務所に来るなり、なんで落ち込んどるん?」 煌「実はかくかくしかじかで」 竜華「ふーん、複雑なんやろなぁ」ナデナデ 京太郎「重圧が……重圧が」ブツブツブツ 煌「大丈夫ですよ、京太郎君は十分頑張ってますよ」 京太郎「うぅっ……」 社長「そういえば竜華ちゃん、今後の方針は決めてるのかい?」 竜華「え?」 社長「京太郎君の活動方針」 煌「活動方針ですか?」 社長「うん。ビジュアル中心だとか、ヴォーカル中心だとか、バラエティだとか」 竜華「せやな。そろそろ考えないと」ウーン 京太郎「……」 竜華「京太郎君はどういうアイドルになりたいん?」 京太郎「……俺は」 これから、どんなアイドルを目指せばいいんだろう? 今チャンスを掴んだドラマ関連の仕事もしたいし、苦手な歌も克服したい 京太郎「……」 選択安価↓3 1 ビジュアル中心 2 ヴォーカル中心 3 バラエティ中心 4 麻雀中心 5 全部だ!! 755 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 02 16 06.86 ID k6tiAPaUo [10/12] 京太郎「そんなの……決まってるじゃねぇか」ボソリ 竜華「え?」 俺は――トップアイドルになると決めた だから、なんだってやる モデルだって、歌だって、ドラマだってバラエティだって麻雀だって! 京太郎「俺はなんでもやります。なんでもこなすアイドルになってみせます」 そして、いずれは……! 竜華「……ふふっ」 煌「ぶふっ!」 社長「……」プルプル 京太郎「な、何を笑ってるんですか!? 俺は本気で――」 竜華「だ、だって……」プクククッ 社長「今のは当面の話だよ君ィ!!」 京太郎「え?」 煌「京太郎君をトップアイドルにするのは、私達みんなの目標でもあるんですよ?」クスクス 京太郎「うぁっ……」カァァ 社長「しかし、逆を言えば君のまっすぐさが伝わってきたよ」ハハハ 竜華「うん、そうや! 須賀京太郎は何に対しても全力投球や!」 煌「阪神のように、ですね」 社長「33-4」 京太郎「みんな……」 竜華「一緒に頑張っていこうな、京太郎君」 こうして、俺ののアイドル活動は以前と変わりなく……全てに全力投球することになった それが功を制するかどうかは、誰にも分からない ただわかっていることは……ただ一つ 京太郎「はいっ! Dランクになっても、俺は竜華さんのアイドルですから!」 竜華「っ!!」ドッキィィィィン 俺が、竜華さんのアイドルだってことだ 【おまけ】 BJ「また君か」ハァ 怜「」 紅葉「一度死んでいたよ、完全にね」 カエル顔の医者「これからは無理をしないようにしたまえ」 怜「」lコクコクコク カンッ!! 769 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 02 51 12.26 ID k6tiAPaUo [12/12] 【おまけのおまけ】 社長「ナンジャ……そこそこ評判だよ」 和「そ、そうですか」 社長「しかし、このままではちょいと数字が危ないんだよね」 和「力不足ですいません」ペコリ 社長「大丈夫。宣伝の機会を用意させてもらったんだ」ハハハ 和「宣伝?」 社長「実はとある番組に出させてもらえることになってね」 和「番組? 深夜とかの放送でしょうか?」 社長「いや、お昼だよ」 和「お昼……? 教えてもらえますか?」 社長「いいとも!」 和「……」 社長「……」 和「あの、番組名を」 社長「いいとも!!」 和「え?」 社長「え?」 和「だから番組名を……」 社長「だからいいともだって」 和「え?」 社長「笑っていいとも」 和「……」 ____ ,.' ´ ` 、 _,ィァ′ ヽ \ {少′ / ,i l ト、 i ,ィマ、 Y / /// | l| | ハ 辷='/| ..ヽ\ イ ′ / | { | 从、| } |彡' /| . i . .|,∧. { | l l―‐ {(リ八「―‐メ、 彡个rイト、 リ、_! l リィチfト '行タト、彳,ィl | . | | . i l_,以 { ヒtリ ヒztリ |f リ| | . | | . | 「 l 「ト ' _,イ | | . | | . | } } ハ _ ,ィ' ) ,j リ 刀 「 / /,イ| |l>、 ,ィ |ノイイ / リ | / /リ | ! !仏ィ_〕¨ 》,// / /| !. / / r廾 .|「{ |-、 __ / // ,ヘ〔 .j { 〈 イ ∧V / . . |__´_./ ./ / . . . .>)) } } /`Y'| { . . . . .l / 〈 〈 . ,イ´ /{, j/ }`ー冫j\ . . | / ___)ノ/i´r‐'='} ト ン′`ヾ >-r'< ̄ _彡冫=v' 人. }/ . . . . .[二]- .―'´. . . . . V / ∧ i' . . .. . . . ∧Ⅵ . .. . . . . . . . i // ,/ イ { } . | .i { . . . . . . . . . . . . |r<´ _.! _八 j . .! .. |.. ノ{ { { i ヽ、._ | . . . . | ,イ ヾ、_ | ∧ヽ { =-.¨| . . . . |==-__--,イ} { 丶、._〉 〉ヘ ' ; ...| //´ | . . . . | `¨ー= イ{l! '; .. { 和「お昼休みは?」 社長「ウキウキウォッチング!」 カンッ 799 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/19(土) 21 10 26.32 ID uHaw9boJo [1/16] 【前回までのあらすじ】 清澄で奴隷のような生活を送っていた、冴えなくて顔くらいあしか取り柄のない須賀京太郎は、ある日の出来事を境に仲間との溝を深めてしまう。 落ち込み、絶望する京太郎は自分の取り柄であるルックスで勝負しようとするが……それすらも惨敗 雨に打たれ、一人絶望する京太郎を救ったのは―― /. . \ /. .\ / . . ヽ, /. / ∧∧. .ヽ . ', / / \ /∨ ∨\ ヽ ', ,' ,' \ 冫 ヽ . ', ', ,' ,' 冫--‐__´ `__‐--ヽ .', ', ,' ,' / , ===、 , ===、ヽ. ', ', ,' ,' ∧〈 | し. | | し. | 〉∧ ', ', ,' ,' 〈 ', ヽニノ ヽニノ / 〉 ', ', ,' ,' .ヽ 〉⊂⊃ , ⊂⊃〈 ノ . ', ', ,'/ | ∧ ∧\ _,、_ /∧ ∧ | \', |/ ∨ ∨> 、  ̄ , <∨ ∨ ' | | ` ー ´│ /⌒| |⌒\ , ´ l ̄` ´ ̄l ` 、 ┌<\ ',___,′ />┐ / ト、 \\ ', ,' // , イ ヽ l | ヽ \\ ', ,' // / │ l | ∧ \ \\ '、,' // / ∧ | 華菜「そんなところじゃ風邪ひくし」スッ その正体は、スーパーウルトラデンジャラスミックスJUICE華菜ちゃんだった! 華菜「華菜ちゃんがお前をアイドルにしたやるんだし!!」 こうして、ビューティフルワンダーマジカル池田のプロデュースにより、着実にアイドルへと近づく京太郎! その結果、遂にドラマ主演を飾ることに成功したのである。 そして――― 華菜「一緒に頑張っていくんだし、京太郎君」 京太郎「はいっ! Dランクになっても、俺は華菜さんのアイドルですから!」 華菜「っ!!」ドッキィィィィン 二人の距離もまた……近づいていくのであった ~~~~~~~~~~~ 華菜「にゃにゃにゃ~♪」カキカキカキ 竜華「……」バキッボキッ 華菜「にゃっ?」クルッ __, . ´  ̄ ̄ ` 、 、__, . ´ . \` < . .\ \ `ヽ、 .\ 八_≦=\ / . __ . ヽ / . / . / //l . l\ / . / \/ l/ |ノ ヽ | . ヽ / . / /\_/`\ | | . \_ _/ . // /⌒V. /`ヽ ノ ̄ ̄`ヽ、―ニ 二三  ̄ ̄ / /lハ / /`ヽ / ´`ヽ _ 三, 三ー二二 | / l / / ノヽ--/ ̄ , ` ̄ ̄ ̄ ̄ ∨ | / ∧⊂⊃ミ } ...| /!ヘ;;;;丿 ___ /Ⅳ//∧ _}`ー‐し'ゝL _ // ̄\\ |ノ ̄\ヽ ヘr--‐‐'´} ;ー-------- 〃 ̄\ \\ \\ ヾ -‐'ーr‐'"==-── 〃 \ \\ ヽ ` / ̄厂`丶、__ レ′ 〃 \ \\ l__/ // ∧ // \ >ー 、 | / // / l
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6307.html
番外編 健夜と京太郎 健夜「これは似合うかな?」服の試着をしていて 京太郎「さっきの方が俺は好きかな。そっちはなんか幼く見えるし」 健夜「そうかな…私的にはこっちも好きなんだけど」 京太郎「義姉さんの好きな方で…」 健夜「また京君言っちゃったね」 京太郎「あっ……健夜の好きな方でいいと思う」 健夜「せっかくのデートなんだから呼び捨てでって言ってるのに…」 京太郎「慣れてないから仕方ないだろ」 健夜「いい加減に慣れてくれないと困るよ。もう恋人なんだから」 京太郎「あう…ごめん」 健夜「それにお腹の子も困ると思うよ?」お腹をさすりながら 京太郎「そうだな…健夜ももうすぐお母さんだもんな」 健夜「うん。京太郎と私の大事な子供…本当にありがとう」 京太郎「何が?」 健夜「選んでくれて…一番最初に京君の子供が産めるから」 京太郎「…俺の方こそありがとう。こんな俺の子供を産んでくれようとして」 健夜「好きな人の子供を産む…女の幸せだよ」ニコニコ 京太郎「男だって産んで欲しい女が孕んでくれる。これほど嬉しい事はない」 健夜「当分の間、私とはできないけどね」 京太郎「そ、そんな目でみないでくれよ…」 健夜「あんまり変態なプレイはだめだよ京君」 京太郎「き、肝にめいじときます」 健夜「それに…」 京太郎「それに?」 健夜「私が京君の初めてをもらったんだからね」 カン!