約 969,109 件
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3383.html
京太郎「はぁぴばすでぇいとぅぅぅみぃぃぃぃ!」 京太郎「はぁぁぴばすでぇいとぅぅぅみぃぃぃぃぃぃ!!」 京太郎「ハッピバースデーディアミー(ネイティブ調」 京太郎「ハッピバースデートゥミィーー!!」 京太郎「イェェェェイ!!」 京太郎「いやぁ、ありがとう俺」 京太郎「いやいや、誕生日おめでとう俺」 京太郎「そういえばケーキ頼んだんだぜ?」 京太郎「本当か? 嬉しいなぁ」 京太郎「早速切ろうぜ、何ケーキなんだ?」 京太郎「エアケーキだよ、これ中々手に入らないんだぜ」 京太郎「え、そうなのか?」 京太郎「あぁ、一部の人の間では大人気なんだぜ」 京太郎「そいつは楽しみだな!」 京太郎「じゃ、改めてお誕生日おめでとう」 京太郎「おう、ありがとう」 京太郎「お、ケーキ旨そうだな」 カピバラ「……」 京太郎「お、お前も食べるか? 美味いぞ」 カピバラ「……」とてとて 京太郎「……なんだよ、何処が行っちまった」 京太郎「さて、ロウソク立てようぜ」 京太郎「そうだな!」 京太郎「いやぁそれにしても誕生日っていいもんだな」 京太郎「そうだな今日から俺は一皮向けて新しい俺になるわけだしな」 京太郎「うんうん」 京太郎「さて、ケーキ切り分けるか」 京太郎「何言ってんだよ、切り分ける相手がいないだろ?」 京太郎「あ、そうだったな」 京太郎「あははははははは!」 京太郎「じゃあそろそろお待ちかねの誕生日プレゼントやるか?」 京太郎「お、今年は何だ?」 京太郎「へへへ、今年はちょっと奮発して高いもの買っちまったんだ」 京太郎「高いもの!?」 京太郎「それって……まさか」 京太郎「なんとなんと! 全自動卓だッ!!」 京太郎「す、すっげぇぇぇ!!」 京太郎「しかも牌も買え揃えたぜ」 京太郎「……」 京太郎「どうした?」 京太郎「これ…高かったんじゃないのか?」 京太郎「なんて言うかその…流石に悪いって言うかさ……」 京太郎「いいっていいって、気にすんなよ」 京太郎「でもさ…」 京太郎「俺がやるって言ってんだから貰ってくれよ」 京太郎「……わかった、ありがとな」 京太郎「おう、それ使って麻雀上手くなれ!」 京太郎「まあ、やる相手いないんだけどな!」 京太郎「あははははははは!!」 京太郎「すまんすまん、遅れちまって」 京太郎「遅刻だぞ」 京太郎「来るか決断すんのに時間かかったんだよ」 京太郎「なんだそれ…酷く無いか?」 京太郎「まあまあ、来たってことで……いいだろ?」 京太郎「……まあいいか、続きしようぜ」 京太郎「お、ケーキあんじゃん」 京太郎「これから食うんだよ」 京太郎「お、これは俺良いとこに来ちやった感じじゃないか?」 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「すまん、何でもない」 京太郎「お! これレディースランチ入ってんじゃん!!」 京太郎「美味いよな、レディースランチ!」 京太郎「うめー」 京太郎「ちょっ、お前取りすぎだぞ」 京太郎「いいじゃんいいじゃん! バンバン食べようぜ!!」 京太郎「おう、俺も食うぜ!」 京太郎「あ、俺…ずりぃぞ!!」 京太郎「まあまあ、元々ケーキなんて無いんたがら争うなよ」 京太郎「そうだな!」 京太郎「あははははははははははははは!!」 京太郎「で、俺は誕生日プレゼント持って来たの?」 京太郎「もちろんだ、忘れるわけ無いだろ」 京太郎「……」そわそわ 京太郎「何そわそわしてんだよ、俺からはな…なんと!」 京太郎「なんと…?」 京太郎「初心者麻雀ルールブック! 健夜プロ監修上手い麻雀の打ち方! そして、おいしいタコスの作り方だ!」 京太郎「うわぁ、全部欲しかった奴だ! ありがとう!!」 京太郎「まあまあ、きにすんなって」 京太郎「自動卓に牌に本…本当ありがとう……俺嬉しくて涙が」 京太郎「まあまあ、泣くなって」 京太郎「うっ……ひっく、うっ…」 京太郎「ガチ泣きしてるよこいつ…」 京太郎「いやでも、本当に悪いな…こんなに貰っちゃって」 京太郎「気にすんなって、どうせ小学生の頃から貯めてた500円貯金使っただけだしさ!」 京太郎「それで…足りたのか?」 京太郎「ま、実はちょっち足りなかったんだけど」 京太郎「馬鹿、それは言わない約束だろ!」 京太郎「あ……すまん忘れてた」 京太郎「まあ、使ったのは俺の貯金だから別に良いんだけどな!」 京太郎「あはははっ、はははははははははは…ははははは、はははは…」 京太郎「け、ケーキ食おうぜ…」 京太郎「おう」 京太郎「こんなに楽しい誕生日は始めてだ」 京太郎「それなら良かった」 京太郎「おう、倍返しで返してくれよ!」 京太郎「それはちょっと…キツいかな」 京太郎「冗談だよ、じょーだん!」 京太郎「なんた、そういう事か!」 京太郎「あははははははは!!」 京太郎「あ、そういえば俺からもプレゼントがあるんだ」 京太郎「マジで!?」 京太郎「え、別にいいよ…折角の誕生日なのに」 京太郎「まあまあ、実はみんなの為に料理作ってたんだけどさ…食べるよな?」 京太郎「食べる!」 京太郎「この頃俺はハギヨシさんから料理教わってるし…前よりは上手くなったんだろうな?」 京太郎「ま、まあ…期待しないで待っててくれ」 京太郎「おう!」 京太郎「なんで俺までキッチン来てるんだよ、座ってて良かったのに…」 京太郎「作って貰って悪いしな、皿運びくらいはするぜ」 京太郎「お、良い匂いだなぁ~」 京太郎「昨日ハギヨシさんに来て貰って手伝ってもらったんだ…」 京太郎いいパーティになると良いですねって言ってくれたし、本当ハギヨシさんはいい人だよな」 京太郎「知ってる、見てたし」 京太郎「え…」 京太郎「というか俺昨日そこにいたじゃん」 京太郎「あ、あぁー! なんだストーカーかと思ってびっくりした!!」 京太郎「俺が俺をストーカーするわけ無いだろ…」 京太郎「だよな!」 京太郎「あはははははははははははははははははははははははははは!!」 京太郎「さて、京太郎特製カレーだ!」 京太郎「お、旨そうだなぁ!」 京太郎「いやぁ、机の上に一つだけちょこんと皿が乗っけられてるところを見るとやっぱり…」 京太郎「誕生日って感じがするよな!」 京太郎「そうそう、これこそ誕生日って感じ!」 京太郎「おい、これ食って良いか?」 京太郎「まあまあ、そう焦るなって…まずは頂きますからだろ?」 京太郎「そうだな」 京太郎「いただきます!」 京太郎「……」カチャ 京太郎「……」もぐもぐ 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「……」カチャ 京太郎「……」もぐもぐ 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「暇だしテレビでもつけるか」 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「…最近のテレビあんまおもしろくないな…おもち特集とかやらないかな」 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「…ごちそうさま」 京太郎「さて、さっさと皿洗って片付けるか」 京太郎「……ふぅ」 京太郎「よし!」 京太郎「カレーどうだった!?」 京太郎「マジうまかった! 3杯も食っちまったよ!!」 京太郎「そりゃ作った甲斐があったってもんだな…嬉しいぜ」 京太郎「ごちそうさま、美味しかったよ」 京太郎「さて、皿も洗ったし二次会だ…準備は出来てるんだろうな?」 京太郎「もちろん!」 京太郎「俺は深夜まででも行けるぜ!!」 京太郎「楽しいな!」 京太郎「おう!」 京太郎「あはははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」 京太郎「そういえば俺、クラッカー買ってきたぜ」 京太郎「おー、なんかパーティらしくなってきたな」 京太郎「今回は20回連続で鳴らすぜ!」 京太郎「おい、近所迷惑だろ? やめろって!」 京太郎「大丈夫、近所の方にはうるさくなるかもしれないって言ってあるから」 京太郎「お、準備がいいな」 京太郎「へへ、そうだろ?」 京太郎「よし、そんじゃやるぞ!」 京太郎「……」スッ パァン! 京太郎「……」スッ パァン! 京太郎「……」スッ パァン! 京太郎「……」スッ パァン! 京太郎「……」スッ パァン! 京太郎「……」スッ パァン! 京太郎「……」スッ スカ 京太郎「……チッ」スッ スカ 京太郎「……チッ」スッ パァン! 京太郎「……」スッ スカ 京太郎「……チッ」スッ パァン! 京太郎「……」スッ パァン! 京太郎「……」スッ パァン! 京太郎「……」スッ パァン! 京太郎「……」スッ パァン! 京太郎「……」スッ パァン! 京太郎「……」スッ パァン! 京太郎「……」スッ スカ 京太郎「……チッ」スッ パァン! 京太郎「……」スッ パァン! 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「さっ、次行こうぜ!」 京太郎「次なにする?」 京太郎「お菓子買ってきたからみんなでゲームでもしながら食おうぜ!」 京太郎「いいねぇ!」 京太郎「じゃあ何する?」 京太郎「wiiu? PS3?」 京太郎「んー、人生ゲームとかどう?」 京太郎「いいね!」 京太郎「ま、ゲーム機とか一人でやるの正直飽きただけだけどね!」 京太郎「あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 京太郎「さ、人生ゲームだ!」 京太郎「俺青い車な!」 京太郎「あ、ずりぃぞ…俺も青狙ってたのに」 京太郎「じゃあ俺銀行やるわ」 京太郎「じゃあ俺カード役な!」 京太郎「よし、回すか」 京太郎「……」 京太郎「3進む」 京太郎「……」とんとんとん 京太郎「誕生日パーティを開くが誰もこない…2万円払う」 京太郎「……」 京太郎「……」 ピンポーン 京太郎「あ、誰か来たわ」 京太郎「多分頼んでたケーキだわ」 京太郎「まじで…何個ケーキ頼んでるんだよ」 京太郎「一個だよ…ちょっと出てくるわ」 京太郎「りょうかーい」 咲「京ちゃん、こ…こんにちはー」 京太郎「……」 咲「あのさ、遅れちゃってごめんね…その……」 京太郎「あ、宮永さんこんにちは…こんな時間にどうしたんですか?」にこっ 咲「……え?」 京太郎「悪いんですけど、俺今誕生日パーティしてるんですよ…用事があるなら早く行ってもらえますか? 待たせてるんで」 咲「あの…その……」 京太郎「何も無いんですね、じゃ」 咲「え、ちょっと待って!」 京太郎「誰だった?」 京太郎「んー、宮永さん」 京太郎「なんの用事だったんだ?」 京太郎「分からないわ、ただ分かる事といえば」 京太郎「誕生日パーティの招待状出した相手全員にパーティ前日になって全部キャンセルされた事だけかな」 京太郎「そ……、…う…か」 京太郎「あは、…ははは………は」 京太郎「……」 京太郎「なんで俺、こんな事してるんだろうな」 京太郎「咲だって…昨日は来ないって言ってたのに突然来てさ」 京太郎「何が遅れただよ…昼の12時集合なのに……今は7時半だぜ」 京太郎「今までずーっと待ってたよ俺、誰も来ないのに…机に座って……」 京太郎「ハギヨシさんがケーキ持って来てくれるって言うからケーキも買わずに」 京太郎「なのに、ハギヨシさんも用事があるって…電話でもメールでも無くLINEで言われて」 京太郎「咲だって、どうせあれだろ…行けなかったけど言わないのもなんか悪いから言っておこう的なノリで来たんだろ?」 京太郎「分かってんだよそんな事」 京太郎「あは、はは…は」 京太郎「……買ってきた本でも読むか」 京太郎「……」 「時には待つ事も大切です、諦めない事が勝利へと繋がります」 京太郎「嘘乙、麻雀なんて運ゲーだろ」 「アラサーだよ!」 京太郎「嘘乙、アラフォーだろ?」 「タコスはどうたらこうたら」 京太郎「これもどうでもいいかな」 京太郎「あー、やる事ねぇ…誕生日って暇だなぁ」 ピンポーン 京太郎「なんだ? また咲か?」 京太郎「だから…俺は誕生日パーティで忙し……」 優希「よっ、京太郎!」 咲「お、遅れてごめんね」 京太郎「……」 京太郎「片岡さんに宮永さん、何しに来たんですか」 優希「遅れてすまんな!」 京太郎「いや、そんなのどうでも良いですからパーティしてるんだよ、帰ってくれよ」 咲「パーティって……今誰がいるの?」 京太郎「え、えと…ハギヨシさんとか…嫁田とか…色々」 優希「……なんか怪しいじぇ」 京太郎「はぁ…あいつらも諦めが悪いな」 京太郎「さて、人生ゲームのつづきでもするか…」 京太郎「……4」 ピンポーン 京太郎「……6」 ピンポーン 京太郎「……4」 ピンポーン 京太郎「……9」 京太郎「あーも…うっさいな!」 京太郎「パーティしてるんだよ! こっちは!!」 京太郎「あーもう、なんだよ!」 和「遅れてすいません」 ハギヨシ「須賀君、まだいますか?」 優希「安田大サーカスのヒロはダイエットしたらしいじぇ咲ちゃん」 咲「でもリバウンドしてもっと太っちゃったらしいよ」 京太郎「原村さんに萩原さんにタコスに角、なんでここにいるんですか」 ハギヨシ「私は衣様のお世話が終わりましたので…キャンセルしてしまったお詫びに京太郎君とディナーにでも…」 和「父との用事が終わったので、折角ですし…」 京太郎「だから、パーティしてるんだって…悪いですけどお引き取り願えますか」 ハギヨシ「おかしいですね、京太郎君の家には今人はいないはず…」 京太郎「い、いいいいいいますから! ぱ、パーティしてるますからぁ!!」 京太郎「やばい、なんか人増えて来てる…」 京太郎「というかなんで夜の7時に人が集まり始めるんですかねぇ…」 ドンドン 京太郎「ドア叩く音も聞こえるし…軽いホラーだよこれ」 京太郎「落ち着け、落ち着け俺…平常心……平常心」 京太郎「……ふぅ」 京太郎「よっしゃぁぁぁぁぁぁぁ!! 冷蔵庫にあった生レバー食うかぁぁぁ!!!」 京太郎「いいなそれ、俺にもくれよ」 京太郎「おう!」 ハギヨシ「反応がありませんね…」 久「須賀君どうしたのかしら…」 和「ところで染谷先輩ってなんでワカメって呼ばれているんですか?」 まこ「それはワシの眼鏡が酢こんぶで出来ているからじゃ」 咲「これじゃ京ちゃんへのサブプライムプレゼントが台無しだよ…」 優希「咲ちゃんは何を用意したんだ?」 咲「わ・た・し……きゃっ!」 ハギヨシ「それは無いですね」 久「無いわね」 まこ「無いのう」 和「私は大歓迎ですよ」 優希「無いじぇ」 京太郎「……お腹痛い」 京太郎「尋常じゃ無く痛い」 京太郎「劇とかやってられないわ…トイレ行こう」 京太郎「吐き気もするし…」 京太郎「なんだか…気も遠く……」 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「……ならない、痛すぎて」 その日ーー。 誕生日を迎えた一人の少年がいた 彼はパーティを開くも誰も来ず(サプライズで遅れてくる予定だったらしい)一人寂しく誕生日を迎えた 彼はエアケーキなる物をエア友達(通称 トモちゃん)と楽しんだがその後食べた生レバーが当たり死んでしまった 享年16だった 咲「……さて、みんなは帰ったかな?」 京太郎「……」 咲「みんな馬鹿だよねー、私の嘘に騙されて京ちゃんが死んじゃったって思いこんじゃうんだもん…ただの食べ過ぎなのにね」 京太郎「……」 咲「ここまで大変だったなぁ…京ちゃんにバレないように生レバー冷蔵庫に入れたり…」 京太郎生レバーだって今はどこにも売ってないんだよ?」 京太郎「……」 咲「ふふ…幸せそうだね? まあいいや…さ、京ちゃん…お誕生日プレゼントだよ」 咲「いただきまーす」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6231.html
特別編 ふたりの日記、由暉子ver ※本編とは完全に別のものです。別の世界線とかそういうのです side京太郎 4月×日 麻雀部に入部した 男子が少ないこの学校でどうしようかと悩んでいたが、 『そこゆく1年男子。そう、そのスケベそうな君。どーよ?ちょっと麻雀打ってみない?今ならアイドル目指すいい子いるよ?』 という謎の勧誘を受けた。何この人、と思ったが、隣に同じクラスのロリ巨乳がいたので試しに、ということでやってみた 麻雀自体も中々面白かったし、他によさげな部もない 何よりロリ巨乳とお近づきのチャンス、ということで入部した あのおもちのために、やってやるぜ!! side由暉子 4月×日 正式に麻雀部に入部しました まぁ、今まで通っていたので何が変わるという訳ではないでしょうけど 早速新しい衣装を着て『よし!部員勧誘だ!形だけでもやっとかなきゃな!!』という爽さんに連れられ廊下へ たまたま男子が通りがかり、声を掛けてみると本当に入部したのはビックリでしたね よく胸を見てますが、話やすい人ですし、先輩達も男子がいると色々助かるということで結構みんな抵抗なく受け入れてました いきなり雑用とかなの確定ですかとも思いましたが、男子本人も特に気にしてないみたいです なんにせよ、これから楽しみです side京太郎 5月○日 麻雀のルールや役は大体覚えたが……勝てねぇ 成香さん、誓子部長、揺杏さんはともかく、由暉子とか勝てる気がしないし、爽さんなんか意味わからん。 なんだアレ別の生き物か やるなら勝ちたいんだけどなー しかし最近、大会に向けて、とか言って由暉子の新しい衣装が増えてる あのちっこさであの立派すぎるおもち……そりゃ大胆で可愛い衣装なら人気出るわ 畜生、打ってる最中にどーよ?とか聞いてきやがってありがとうございます side由暉子 5月○日 最近は京太郎くんもルールや役を覚えたようでよく打ってます でも私や爽さんには全く勝ててません。特に私と打つ時、胸ばっかり見てるから負けるんです 見るのはいいんですが、ちゃんと麻雀に集中しないと それでも大半の雑用や力仕事を引き受けてくれるのはありがたいです これから忙しくなってきますし、何かお礼をするべきですよね そう先輩達に言ったら、新しい衣装を着て見せればいいと言われました その通りにやったら確かに喜んでましたけど、こんなのでいいんでしょうか? side京太郎 6月△日 麻雀部がまさかの団体戦優勝、そして全国へ 軽い感じかと思ってたけど、全国でってのはマジだったのか…… 俺なんて全然だったのにな これからはもっと頑張ろう それと、最近由暉子が呼び出されることが多くなった 大会で活躍して目立つようになってからか、つまらん男が寄ってくる、と爽さんと揺杏さんが言っていた 由暉子もさすがに変な男についてったりしないだろうけど、大丈夫か? side由暉子 6月△日 かなりきつかったけど、団体戦は勝てました これから全国、先輩達は全国デビューだ!って言ってました 全国……私達がどこまで行けるかはわかりません でも、やれるだけのことはやりたいです それと、最近男子に呼び出されることが多くなりました 告白されたり、連絡先聞かれたりとちょっと困るので先輩達に相談すると、京太郎くんが彼氏ということにすればいいと言ってくれました 実際そう言うとすぐに終わりますし、これはいい解決法です side京太郎 7月□日 最近クラスでよく男子に無意味に叩かれたり、女子に由暉子と二人きりにされたりする なんだ?何かやったのか? 男子はリア充爆発しろ!とか言ってくるし 麻雀部にいるからか?確かに女子ばっかりだが、2人くらい小学生男子みたいなのがいるけど 成香さんは小動物みたいだし、由暉子は抵抗しない、誓子部長は保護者? よく分からん、何もやってないはずなのに ま、由暉子や部に迷惑かかってないならいいか side由暉子 7月□日 学校ではすっかり私と京太郎くんが付き合ってる、ということになってました 2,3回くらいしか言ってませんけど、噂ってすごいですね おかげで呼び出されたりもなくなりました ただ、他の女子から色々聞かれるのがちょっと大変です 付き合ってないのにどこまでいった、どうやって落とした?とか聞かれても困ります 適当に返せばいい、と爽さん達が言うので、『ご想像にお任せします』と返すようにしました 何か余計に騒がれてる気もしますが、大丈夫でしょう。悪い気もしませんし side京太郎 8月●日 ま、まさかの全国制覇だああああああ!! マジで?マジなのか!? 本当に全国制覇するなんてすげーよ!! みんな泣いてたわ、感動で 俺も、もっと頑張ってみるかな…… side由暉子 8月●日 ほ、本当に全国制覇しちゃいました!! 流石の爽さんも最後は茫然としてましたし、揺杏さんも、成香さんも誓子さんも泣いてました 去年は麻雀なんてほとんどやってなかったのに、いいんでしょうか まさかのことにあんまり現実味がありません でも、それでもすっごく嬉しいです!! side京太郎 9月◇日 最近やたらと由暉子に取材やらなんやらが増えた アイドル路線、とか言ってたけどマジでアイドルになりそうな勢いだ 1回、マジで瑞原プロが来てて、次期牌のお姉さんにとかって話があったとか 由暉子には他校からまで野郎から告白とかが増えたとかだし 大変そうだなー しかし、クラスの女子がいいのか?とか聞いてくるのはなんだ? 俺がなんだというんだろうか? side由暉子 9月◇日 最近は色んな人がくるようになりました 雑誌等の取材からグラビアまで本当にやるとは思いませんでした 特に瑞原プロが本当に来たのは驚きました 次期牌のお姉さん……面白そうではありますが、まだ高校1年生ですから決められません それと、そういうのを抜きに卒業後プロに興味ないかとも聞かれました 他校の男子からも色々増えましたし、アイドルって実際は大変なんですね 少し部に顔を出す時間が減ったのが、少し寂しいです side京太郎 10月▽日 今日は由暉子の誕生日だったので、みんなでお祝いをした 俺は手編みのマフラーと手袋をプレゼントした 衣装とかじゃなく、普段使えるようなデザインにしたものだったが、由暉子は喜んでくれた 秋の大会も近く、最近忙しいのに俺の指導だってしてくれてるし、これくらい当然だ 最近は由暉子や爽さんと打っても前みたいにすぐ飛ばされたり焼き鳥だったりも減ってきたし 次の大会は俺だってやってやるぜ! side由暉子 10月▽日 今日は私の誕生日で、みんながお祝いしてくれました すっかり忘れていて、サプライズのような形で驚きましたが、とても嬉しかったです みんなからプレゼントを貰いました。でも爽さんがくれたプレゼント、派手な下着はなんでしょうね? 京太郎くんからは手編みのマフラーと手袋を貰いました 普段使えるものを、ということでしたのでさっそく明日から使います 最近は練習も頑張ってるのに。ありがとうございます、京太郎くん side京太郎 11月■日 今日はとんでもない話を聞いた 俺が由暉子と付き合っている、という話だった 6月に由暉子自身がそう言った、と告白して玉砕した男子から聞いた すぐに部室で聞くと、『……やっべ、忘れてた』と爽さんが言った アンタが元凶か! 一応由暉子の負担を減らすため、という理由があったからいいが、せめて一言言えよ 由暉子にも確認を取り、今後はそういうことは無い、ということで話が付いた side由暉子 11月■日 今日、部室で京太郎くんがいきなりとんでもないことを言ってきました 『俺と由暉子が付き合ってるって、どういうことですか!?』 成香さんは驚くし、揺杏さんはお茶を吹くし、それが誓子さんが勉強しているノートにかかるしで大変でした 『……やっべ、忘れてた』と爽さんが言い、京太郎くんに噂の件を伝えることを忘れていた、ということでした 京太郎くんもちゃんと分かってくれたみたいで良かったです でも、なんでしょうね 『そういうことは無い、ってことでな』と京太郎くんに言われた時、少し胸が痛かったです side京太郎 12月◎日 今日はクリスマス、なので麻雀部でクリスマスパーティーをした 正直、有珠山でこういうことやっていいのか疑問でもあるが 『楽しければいいじゃん?』という爽さんの一言で解決した プレゼント交換では、由暉子のブロマイドが当たった 部屋に飾るか、と冗談半分で言うと、じゃあ撮り直そう!ということで由暉子とのツーショット写真を撮ることになった 由暉子も言われるがままに、俺の腕に抱き着くような形になり、俺は腕の柔らかい感触のせいで何も言えなかった 後日、ツーショット写真は焼き増しするとか。俺としてはみんなで撮るのもいいんだが、ま、いいか side由暉子 12月◎日 今日はクリスマス、なのでみんなでクリスマスパーティーをしました 多少やっていいものかの疑問はありますが、爽さんが言うように、楽しいからいい、です プレゼント交換では、京太郎くんの用意した可愛らしいマグカップとテディベアでした 結構良いものですし、大事にします それと、京太郎くんに私の写真が当たってしまい、それから流れで京太郎くんと2人で写真を撮ることになりました もっと寄って、等と言われたので、思い切って腕に抱き着いちゃいました 京太郎くんの腕、思ったより逞しかったです。写真を早めに送ってもらえるよう頼みましょう side京太郎 1月☆日 新年あけましておめっとさん 今日はみんなで初詣に出掛けた 由暉子は着物を着ていて、なんと今回は揺杏さんが用意したものじゃないらしい 自分で着てみたかったからレンタルしてみたとか。似合ってていいと思う。綺麗だ それからお参りを済ませ、おみくじを引いた。結果は吉。ま、いっか 爽さんや揺杏さんが大凶引くまでやるとか小学生みたいなこと言ったりしてた。気持ちは分かるけど女子高生のやることじゃなねーよ 何故か由暉子は見せてくれなかった。あんまりいいこと書いてなかったか? side由暉子 1月☆日 新年あけましておめでとうございます 今日はみんなで初詣に出掛けました せっかくだからと着物をレンタルしてみました。みんな、京太郎くんからも綺麗だ、似合うと言われて嬉しかったです お参りを済ませた後、おみくじを引きました 爽さん達は何か騒いでいましたが……正直、仏教とか神道?のことなのにいいんでしょうかね 結果は小吉……恋愛、自分でも気付かない想い、はやく自覚するべし……なんでしょうか 恋愛なんて、相手はおろか男子だって京太郎くんしかいないのに…… side京太郎 2月▲日 今日はバレンタイン、という訳でチョコを貰って、そしてあげた。逆チョコって奴だ 普段のお礼も兼ねて、いいだろう でも爽さんと揺杏さんのジョークグッズみたいなチョコは許さん。無駄に高い技術でチョコとわさびを組み合わせるな 他のみんなもくれたが、由暉子がやけに凝ったチョコをくれた アイドルがそういうことしていいのか?と聞くと少し機嫌を損ねたようにそっぽ向かれた 後で何か埋め合わせでもするべきか? ホワイトデーに何かやるかな side由暉子 2月▲日 今日はバレンタイン、なので普段のお礼も兼ねてチョコを作りましたが、京太郎くんからももらってしまいました しかも誰よりも美味しかった……料理、勉強し直すべきでしょうか 京太郎くんに渡す時、頑張って手作りしたのに、『アイドルがそういうことしていいのか?』って言われました 別にいいじゃないですか。ちょっとムッっときたのでしばらく話してあげません でも、アイドルだからって。私だって1人の女の子で……アレ? 女の子として……なんでしょう。私、何を考えて? 分かりません、京太郎くんのことを考えると、変な考えばかり浮かぶのも、分からないことだらけです side京太郎 3月◆日 今日はホワイトデー、バレンタインの時のお返しも兼ねて、由暉子と2人で出かけることに 正直、爽さんや誓子さんが卒業して少し落ち込んでいるかとも思ったが、そんなことはなかった むしろ、今まで以上に頑張ろうという感じだった お互いにお返しのものを選ぼうと色々な店を回ったが、中々これというものがなかった 昼を適当なところで済ませた後、無理に今選ばずいいものがあれば、ということになり、そのまま午後は遊ぼうという話になった 映画やゲーセンなど、色々なところを回っていると、すぐに日も暮れてしまった 最後にいい景色が見れる場所があると由暉子に案内され、向かった場所は人気のない公園だった しかしそこは、夕日が綺麗に見えるいい場所でもあった しばらく2人で静かに夕日を見ていると、不意に由暉子から袖を引っ張られた なんだと思いながら由暉子の方を向くと、不意打ちでキスされた 唇はすぐに離れ、正直状況が全く理解できなかった が、それは何故か由暉子も同じようで、キスしてきた由暉子の方もかなり困惑した様子だった そのまま由暉子は走ってどこかへ行ってしまった そうしてしばらく経ち、今に至る まさかとは思うけど、由暉子の奴…… side由暉子 3月◆日 今日はホワイトデー、なのにとんでもないことをしてしまいました…… お互いにバレンタインのお返しをするため、京太郎くんと出かけました 初めは色々な店を回っていたのですが、あまり良いものがなく、午後は遊ぶことに そのまま色々遊んだ後、前に先輩から聞いた綺麗な夕日が見える公園に行きました 話に聞いてはいましたが、そこで見る夕日はそれ以上に綺麗でした しばらく見ていてふと隣を見ると、京太郎くんの横顔が見え、そこからは正直無意識でした 京太郎くんの服の袖を掴み、こっちを向かせて……私からキス、しました 京太郎くんも驚いていたと思いますが、私の方がもっと驚きました どうして、なんで……そんなことばかり考え、気付けばそこから走っていました そのまま家に帰っても、顔が熱いのもやけに鼓動が早いのも、いくら経っても収まりません だって、私から……でも……嫌じゃ、なかった? じゃあ……私は……京太郎くんのことが…… 京太郎「あー、この日のことは忘れられねーわ」 由暉子「私もです。ずっと前からだったとはいえ、自覚する前から無意識にキスなんて……」 京太郎「お前部室で翌日会うなり即行キスしてきただろ」 由暉子「確認したかったんです。本当に好きなのか、勢いじゃなかったのか」 京太郎「で、確認できたから?」 由暉子「押し倒しちゃいました」テヘ 京太郎「テヘ、じゃねーよ。真顔でやんな」 京太郎「ったく、後から来た成香さんは真っ赤になるし、揺杏さんはノリノリで根掘り葉掘り聞いてくるし」 由暉子「ガッツリ見せつけるかのごとく語ったからいいじゃないですか」 京太郎「揺杏さんが『私が悪かった、だからもういい。マジで砂糖吐く。げっろ』って言っても止めなかっただろ」 由暉子「愛が抑えられなくて……そういう京太郎も今、抑えてないですよ?」 京太郎「……ま、同意できるしな」 由暉子「結局こうなりますね。私からでも、最後はされるがままになりますし」 京太郎「嫌か?」 由暉子「むしろ、もっとお願いします」 カンッ!!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/10063.html
前話 次話 京太郎インタビューその8 全国大会Bブロック準決勝を間近に控えた清澄高校。 二回戦で激戦を繰り広げた姫松高校だけでなく、シード校の臨海高校、瑞原はやりプロが注目する有珠山高校など、準決勝も波乱となるであろう。 SK君は次の試合、どうなると思いますか? 京太郎「清澄が絶対に勝つ! ……って言いたい所ですけど、正直分からないですね」 拮抗しててどう転ぶか分からないと? 京太郎「というか、次元が高過ぎて俺にはさっぱりって感じですね」 次元、ですか。 京太郎「部長とかは誰々にはこの牌が集まりやすいとか、この役で上がることが多いとか、こういう能力を持ってるとか当たり前に言うんですけど。和はそんなオカルトあり得ませんって言いますし、俺も懇切丁寧に説明されてもなんのこっちゃというか」 確かに超能力としか思えない打ち方をする選手は多く見受けられますからね。 京太郎「俺レベルだとテンパイ出来るだけで良く出来た方ですしね。ダブルリーチとか出した事もないっす」 宮永選手は良く嶺上開花で上がっていると思いますが? 京太郎「ええ。だからあいつもなんのこっちゃ枠ですね」 そう言えば、東京で知り合った選手達とは今でも連絡を取っているんですか? 京太郎「そうですね。頻度は個人差あるんですけど、大体全員と」 S君一人でそれ全部に応対するのは大変じゃありませんか? 京太郎「んー。まぁちょっと多いかもしれませんけど、元々空いた時間はダチと電話やらなんやらで駄弁って時間潰すタイプなんで、苦ではないですね」 リア充ですね。 京太郎「はは。これで彼女でもいたら完璧ですけどね」 いないんですか? 京太郎「出来たこともありません」 みなさん朗報です。S君は現在彼女募集中のようです。 京太郎「そういうのやめてくれませんかね!? 割と切実に!」 連絡頻度が一番高いのは誰ですか? 京太郎「やっぱ淡ですかねー。あいつ遠慮が無いですし、スマホ慣れしてるからかコメントが早い早い」 やはりドラゴ○ボールの話題ですか? 京太郎「電話では大体そうなんですけど、LINEだと他のしょーもない話が割合多めですね。お菓子送れーとか、構えー遊べーとか」 出来立ての彼女みたいですね。 京太郎「そんな甘い感じじゃ全く無いんですけどね。ナチュラルに人を傷付ける言葉も飛んてきますし」 連絡先を知った人とは直接会っていますか? 京太郎「いえ、この前誘われた一回だけです」 誘われた? 京太郎「あー……。昨日ですけど、宮守のみなさんがお礼も兼ねてということで、海に誘ってくれたんですよ」 海に、ですか。 京太郎「はい。なんでも、団体戦が終わってから個人戦までは東京で観光するという事になったらしくて。昨日は永水の人達と一緒に海にってなって、そこに俺もと」 永水というと、あの選手全員が巫女服を着ていて、シード校で清澄とも二回戦で戦った。 京太郎「その永水です」 いつの間にか宮守の方々と繋がりが出来ていたんですね。 京太郎「俺も経緯は知りませんが、何かきっかけがあったんでしょう」 男性も来る事に何か言われませんでしたか? 京太郎「いえ、事前に話は通してたみたいで、俺が誘われた時にはもうOK貰ってたみたいです」 とすると、宮守と永水の選手達と海に……。 京太郎「ええ、はい。流石に水着は無かったんで、自腹で買って行きました」 みなさんお美しいですから、水着姿は眩しかったのではないですか? 京太郎「そうですねー。目の保養になったのはいいんですが、それを見てナンパしようとするチャラい男もいましたから、追い払う為に何回も呼び出されましたよ」 もしかして彼氏のフリをして追い払ったんですか? 京太郎「あー……。そうですね。基本的にはそれで男連れと知って諦めてくれるんで。石戸さんなんかは傍に薄墨さんがいたからか「夫です」とか言ってて」 確かに身長差とか雰囲気諸々で親子に見えなくもないですね、あのお二方。 京太郎「薄墨さんはそらーまぁキレてましたね。ムキになって俺に「私の彼氏として振る舞いやがれですよー」って命令されてまして。何故か俺がしばらくそれっぽくすることに」 何回も「彼氏です」と呼び出されたということは、何人もの美少女を侍らせてる男の子と認識されていたのでは? 京太郎「周りから俺への視線が段々とキツくなってたので、多分そうかなって……」 基本的には諦めてもらえたとのことですが、諦めが悪い人もいたんてすか? 京太郎「ええ。ちょっと人数多くて、物陰に連れ込んで俺ぶちのめせば連れてけるんじゃね? って考えたのであろう乱暴者もいました」 大丈夫だったんですか? 京太郎「ええ。ハギヨシさんから護身術を学んでたお陰で」 護身術? 京太郎「カポエイラです」 カポエイラ。 京太郎「東京にボディガードも務めて行くなら、格闘技の一つでも身に着けた方がいいって言われまして。何がいいかと聞かれたら、じゃあカポエイラがいいと言ったんですよ」 何故カポエイラを? 京太郎「最近読んだマンガでバトゥ○キってのがあって、カッコイイなー強いなーと思って。まぁ影響受けてコッソリ動き真似してたんです」 中々マイナーな格闘技だと思いますが、教えてもらえたんですか? 京太郎「はい。ハギヨシさんって護身術として格闘技は大体修めてるとか」 護身術の域を超えていませんかそれ。 京太郎「しかもカポエイラ一つですらメストレ……道場で言う師範くらいのレベルは絶対にありましたからね……」 京太郎「まぁそんなこんなで、みんなが見てない所で応戦したんですけど、そんな人の教えもあって怪我なく撃退出来ました」 撃退ですか。 京太郎「と言っても向こうにも怪我はさせませんでしたし、ちょっとビビらせて帰らせただけなんで。喧嘩問題起こしたとか思わないでくださいね?」 分かりました。記事にする時は擁護の内容で書いておきます。 京太郎「喧嘩が起きた前提じゃないですかそれ」 そんなトラブルもあったそうですが、楽しく過ごせましたか? 京太郎「ええ。みなさん楽しくて良い人達でしたし、海でやるイベントは大体こなしてたので。スイカ割りとか、砂の城とか」 ラッキースケベとか。 京太郎「だからそういう方向に突っ走ろうとするの止めてくださいて」 起きたんですか? 京太郎「……ノーコメントで」 彼女達のナンパはS君が追い払っていたそうですが、S君は逆ナンとかされていませんでしたか? 京太郎「えー……? あったといえばあったような、無かったといえば無かったような……」 グレーな出来事があったんですか? 京太郎「えーと。年上の女性二人に「写真撮ってください」って声掛けられまして、海を背景に二人の写真を撮ったんですよ」 ナンパの常套手段の一つじゃないですか。 京太郎「やっぱそうなんですかね? それで、記念にとかで俺とも写真を撮ろうと言ってたんですが、撮る前に滝見がやってきて「……私の彼氏にちょっかいかけないでください」と言って引っ張られまして」 ヤキモチですか? ヤキモチですね? 京太郎「いえ。俺が翻弄されてたから助け舟出してくれたんだと思いますよ」 ……そうですか。 巫女さん特有の神秘的体験とかありましたか? 京太郎「わざわざ聞くようなことですか? ……まぁあったといえばありましたが」 ほほう。何があったんでしょうか? 京太郎「神代さんって仲間内では姫様って呼ばれてて、なんか神様を降ろすことが出来るとかなんとか言うらしくて」 神様を降ろす? 京太郎「なんか神様に憑依される感じらしいです」 神秘的ではありますが、それは中々……。 京太郎「まぁ俺も眉唾物だと思ってたんですけどね。その神代さんは普段健気で天真爛漫って感じの人なんですけど、ある時急に人が変わったみたいに顔つきが変わっちゃいまして、あまり喋らなくなったんですよ」 変わった、と言いますが、神様憑依とか言われましても……。 京太郎「それだけならそうなんですが、その状態の神代さんと力比べした時に、ちょっと元の神代さんだと考えられないぐらいの力で押し負けてたんですよ」 力比べって、何をしたんですか? 京太郎「あー……まぁ、腕相撲的な? 俺も突然の事態でよくわからんかったので」 はぁ……。 京太郎「それで、その神代さんは駆けつけてきた他の永水の人達に連れて行かれた後、しばらくして戻ってきた時にはケロッと元に戻ってて。さっきまでにあった事は全く覚えてない様子だったんですよ」 なにそれこわい。 京太郎「あれで演技とかドッキリとかだったら大したもんですけど、それだと普段の腹芸とか全く出来なさそうな雰囲気も演技って事になるので。それだったらまだ神様憑依とかの方が信憑性あるかなって感じで」 神様憑依の方が信じられるとか相当ですよ。 京太郎「まぁそれだけ不思議な体験だったってことで。宮守のみなさんとも楽しく遊んでたんですが、その日の出来事としては永水の人達がインパクト強めだったかな、と」 成程。ちなみに連絡先交換はしたんですか? 京太郎「ええ。宮守の人達は臼沢さんだけと交換してたんですが、その時には永水のみなさんも含め全員と」 関わり合った人とは今の所みんな連絡先ゲットしてますね。 京太郎「まぁ普段住んでる所が違うから、一期一会の気持ちでってのもあるんでしょう」 そうでしょうかね……。 京太郎「俺もそんな気持ちですから、そうじゃないですかね」 では、最後に何か一言。 京太郎「この季節の海はあっという間に焼けるので、焼けたくない人は日焼け止めを持っていきましょう」 前話 次話
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5660.html
3 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[saga] 投稿日:2014/05/04(日) 14 10 01.94 ID TC58QXMy0 [3/4] 朝 行動フェイズ 京太郎「さて……何をしよう」 1.登校 2.サボる 3.ひきこもる 4自由安価 安価下3 9 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 14 16 50.83 ID Es/GBnqK0 京太郎「よし」 京太郎「ひきこもるか」 京太郎「幸いにも両親は暫く帰って来ないし」 京太郎「その間悠々自適にひきこもる!」 京太郎「身体は鍛えてるし……ネトマも、それなりにやったし……なにしよ」 京太郎「正直……学校嫌だし」 誰が来る? 安価 コンマ判定 0~10 胡桃 11~40 豊音 41~60 塞 61~80 シロ 81~99 エイスリン 安価下1 12 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 14 22 32.31 ID vpMxazqF0 [1/3] ピンポーン 京太郎「ん?」 ガチャ 豊音「学校いこー!」 京太郎「ごめんなさい……今日はちょっと……」 豊音「え……どうしたの?大丈夫?」 京太郎「いえ……大丈夫です」 好感度 上昇安価 コンマ判定 0~30 小 31~60 中 61~99 大 安価下1 15 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 14 27 39.76 ID vpMxazqF0 [2/3] 豊音の好感度・依存度が20上がりました 昼 京太郎「やることないよなーそりゃ」 ピンポーン 京太郎「?」 誰が来る? 0~5 胡桃 6~30 誰も来ない 31~50 塞 51~74 シロ 75~99 エイスリン 安価下1 19 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 14 33 58.03 ID I0D3WrjQ0 エイスリン「コンニチワ!」ガチャ 京太郎「エイスリンさん」 エイスリン「ガッコウヌケテキタ!」 京太郎「あはは……」 エイスリン「……」カキカキ エイスリン「!」バッ←みんなが心配している絵 京太郎「大丈夫ですよ、気にしないでください」 エイスリン「ホント?」 京太郎「本当です」 エイスリン「ヨカッタ!」 好感度上昇安価 コンマ判定 0~30 小 31~60 中 61~99 大 安価下1 27 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 14 42 54.95 ID E62471Qi0 [1/3] 逃げる?へぇ……どうやって? エイスリンの好感度が30上がりました 京太郎「じゃあまた来てくださいね」 エイスリン「ウン!」カキカキ タッタッタッ _________ ´ ` / \ / ``ヽ \ / ! ,. / | | | , / | | |\ l| | | l ’. / | | | | \ l| | ⌒ト、 l圦 l|. /i| | | | 乂___ )ノ|/| /| l \ ! / | | | l| |\|\__/ ,x≠ミ、 l Ю |\! ' | | | l| | -‐ """ 从 リ i| l|\. { | | |八 l x≠ミ , / / / i| l| 丶 八|\|斤‰ 乂_""" / / / │ l| ) 八|¨^个ミ⌒ 、__ノ / / / │ | /| | | | 〕iト ノ| / i| |l 八. ' | | | | | フ{ | /| |ノ|/|/ / | | | 八 | イ 八 八 |〕Iト ____. { | | |/ ̄ ̄{ /\\ / \! | \ 乂|\/ У \ i〈/ 人 }i ∧ / {\____/⌒\ / ノ / ∧ / 人r≦二二二二≧x / ∧. ┌────────┤ ├───────┐. │┌───────┤ ├──────┐│. ││  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ││. ││ ││. ││ /⌒\ /⌒\ ││. ││ //⌒\\//⌒\\ ││. ││ ││ \/ ││ ││. / ̄ ̄`ヽ ││ ││ ノ ̄ ̄`ヽ / ´ ̄ ̄) ││ ││ ( ̄ ̄` }. { ´ ̄ ̄) ││ ││ ( ̄ ̄` ノ. { イ 丁 \\ // `丁 「 / \ (││ \\ // ││´. \││ \\ // ││. ││ \\// ││. ││ \/ ││. ││ ││. │└────────────────────‐ ┘│. └──────────────────────‐ ┘ / \ \ /\ /. /\______/////\_______イ //////////////////////////////////∧ ////////////////////////////////////∧京太郎「天使や……」 31 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 14 45 53.67 ID E62471Qi0 [2/3] 夕方 ピンポーン 京太郎「おっ」 誰が来る? 0~20 胡桃 21~40 豊音 41~60 塞 61~80 エイスリン 81~99 シロ 安価下1 39 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 14 52 07.65 ID nCvBJrvG0 [1/4] シロ「ダルッ……」 ガチャ 京太郎「シロさん……」 シロ「京太郎……入れて」 京太郎「あ、どうぞどうぞ」 シロ「んっ……」 京太郎「シロさんはどうしたんですか?」 シロ「京太郎に会いに来た」 京太郎「ありがとうございます」 それから色々な事を話した //ア / / イ ト、 \ \ \ \. // / / / | | \ \ \ \ \. /′i / /i | │ \ `ヽ `ー- 、 Y⌒ヽ} { | , イ ハ`¨´`T´ | 、 \ト、 ヽ `ー- 、 \_ } | | | ト、ハ≫=zzz、 ! `¨´`¨´`¨´`¨´ | |\ ヽ`ヽノ\. 人 | | | 代 { __} \| ィ=- ..,,__\ト、 j │ \ } \ \! 〉、 ! . 乂_フ ´下¨¨“_卞ゝ jイ ノ ヽ ノ i / ヽ ハ 弋 `フ ノ j/`ヽ j/ | ……ダル. / / / . , `¨¨´ ノ ト、 ト、 } i | i 从 / ト、 | ヽ. ; } / l 人 ト、 ト、 _ rー-イ イ ! \ ! } / j/ ∨ \! ∨V .> ` イ {ス人jヽノ jノ jノ j/ /. . / . . ./‐/ >、 _ ... イ ゝ ヽ l. . ′ . .|‐| λ´ ` < _. 人 | . . / |‐| `ヽ ィ´ / 7 . . . ’, Y . . .'; . / . . |‐| / / . . . . . . . }. . . .Ⅳ. . . .|‐| , ' ソ . . . . . . . . . λ. . ´ /. . }‐{ ! / , ' . . . . . . . . . . } /. . .. ; ' . . . . . l‐l , ´ / , . . . . . . . . . . . . 从. /. . . . , . . . . . .ハ ', / ヽ V ';. . . . . . . . . . . . . .∧ , ' . . . . . , . . . . . .; ' . . . ./., , ' ゝ!. . V . . . . . . . . . . /. /. . . . . . / . . . . . / . . . . . ./.乂 ≦ x< . . . ';. . . . .Ⅶ . . . . . . . /. ′ . . . .′ . . . . .′ . . . . .圦 /ァ -=≦ } . < l . . . . . . . . l . . . . .Ⅶ . . . . . λ l . . . . . . .l . . . . . . .l . . . . . . . . .; ゞ==-≦ . . . . . . | . . . . . . . . | . . . . l . . . . . . . . . . ';. . . . . . | . . . . . . .! . . . . . . . | . . . . . . . . { . . . . . . . . .l . . . . . . . . l . . . . . | . . . . . . . . .从. 入 . . . . ';. . . . . . .; . . . . . . . .l . . . . . . . . ! . . . . . . . . | . . . . . . . | . . . . . l . . . . . . . / 丶 . .. V . . . . . ';. . . . . .二ニ=- . 〈 . . . . . . . . .| . . . . . . . .; . . . . ∧ . . . . . / >=- ≠=. . . ≦. . . ’, . . . . . .} . . . . . . . . l . . . . . . . ; . . . . ./ . . . . . . . ′ 入. ./ . . . . . . . 丶 . . . | . . . . . . . ;′ . . . . / . . / . . . . . . . { シロ「京太郎の為ならだるくない」 京太郎「ありがとうございます」 安価下 0~30 小 31~60 中 61~99 大 43 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 14 56 18.60 ID nCvBJrvG0 [2/4] シロの好感度が30上がりました もっと病ませよう!楽しむ暇なんて必要無い!(ゲス顔) 夜 ピンポーン 京太郎「ん?」 誰が来る? 0~20 胡桃 21~40 豊音 41~60 塞 61~80 エイスリン 81~99 シロ 安価下1 49 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 14 58 56.11 ID nCvBJrvG0 [3/4] キヒヒッ 京太郎「あっ……」 京太郎「シロさん……」 シロ「やっぱり、我慢できない」 シロ「私は京太郎の事が好き」 京太郎「え……」 シロ「京太郎は?」 0~50 むりです 51~99 俺も好きです 安価下1 58 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 15 01 12.67 ID nCvBJrvG0 [4/4] 京太郎「俺も好きです!」 シロ「嬉しい……」 京太郎「俺も嬉しいです」 シロ「ふふっ……」ズイッ コンマ判別 0~50 身体を拒む(成功) 51~99 身体を許す(失敗AND病む) 安価下1 63 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 15 04 18.27 ID bC0Jd3SG0 京太郎「まだそういうのは駄目です……」 シロ「分かった……ダルッ」 京太郎「また、会いましょう」 シロ「うん。またすぐに会おう」 シロ「大好き」 ガチャ 京太郎「嬉しいなぁ」 京太郎「誰かに電話しよう」 自由安価 前週回登場キャラは危険 今までに出会ったキャラにしてください 安価下6 73 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 15 11 11.05 ID 0gBRGVkR0 既にクライマックスだからね、もうね 京太郎「もしもし……」 健夜「京太郎君!?」 京太郎「え……俺の事知ってるんですか?」 健夜「忘れる訳ないよ!」 健夜の依存度が50上がりました (前回の依存度にプラスされます) 京太郎「あはは……じゃ」プツッ 京太郎「怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い!!!」 京太郎「よし、次は誰に電話しよう」 自由安価 今までに出会ったキャラでお願いします(前週回キャラは危険) 安価下6 81 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 15 17 38.31 ID dLh/b6xY0 エイスリン「キョウタロウ!」 京太郎「こんばんは」 エイスリン「ドウシタノ?」 京太郎「俺、シロさんと付き合う事になりました!」 エイスリン「エッ……」 京太郎「これからもよろしくお願いします!」 エイスリン「ウン……」 エイスリンの依存度が50上がりました プツッ 京太郎「あ、切れた」 京太郎「よし、次で最後にしよう」 自由安価 安価下5 92 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 15 22 46.01 ID 6many7kj0 豊音『もしもしー』 京太郎「あ、豊音さん」 豊音『どうしたのー?』 京太郎「俺、シロさんと付き合う事になりました」 豊音「えーほんとー!?」 豊音「ちょーおめでたいよー!」 京太郎「ありがとうございます」 プツッ 京太郎「よしっ」 京太郎「寝るか」 豊音の好感度が10上がりました 一日が終わりました 94 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 15 27 44.89 ID 3BmOA/400 好感度・依存度まとめ 豊音 73 塞 93 シロ 好感度max 依存度143 エイスリン 好感度max 依存度200 胡桃 好感度max 依存度 175 ネリー 好感度max 依存度max 智葉 好感度max 依存度max 明華 好感度max 依存度max ハオ 89 ダヴァン 好感度max 依存度101 健夜 好感度max 依存度154 淡 好感度max 依存度136 照 好感度max 依存度147 憩35 (ゲス顔) 98 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 15 39 23.00 ID A9wwX4zo0 [1/2] プラス 阿知賀 憧 好感度max 依存度max 晴絵 好感度max 依存度120 穩乃 33 灼 47 玄 好感度max 依存度106 宥46 99 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 15 40 29.85 ID A9wwX4zo0 [2/2] 朝 行動フェイズ 京太郎「さて……何をしよう」 1.登校 2.サボる 3.ひきこもる 4自由安価 安価下3 103 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 15 49 48.06 ID /yo/YgqS0 [1/2] 京太郎(よーしサボるか) 京太郎「よし、何をしようかな」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.学校を覗きみ 7.バイト 8.自由安価 107 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 15 54 53.37 ID /yo/YgqS0 [2/2] 京太郎「街をウロウロするか」 ーーー 京太郎「と言っても、田舎だしなぁ」 京太郎「何も無い」 誰が来る? 0~20 胡桃 21~40 豊音 41~60 塞 61~80 エイスリン 81~99 シロ 安価下1 111 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 16 00 04.84 ID AtZX+XVS0 ドクンドクン ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン キョウタロウは私の物 シロには渡せない エイスリン「……」ニコッ 京太郎「エイスリン……さん?」 エイスリン「アソボ!」 ーーー 京太郎「楽しかったですねー」 エイスリン「ウンッ!」 依存度上昇安価 コンマ判定 0~30 大 31~60 特大 61~99 超大 118 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 16 04 00.77 ID Q7k713450 [1/4] エイスリンの依存度が40上がりました 行動フェイズ 昼寝 京太郎「よし、何をしようかな」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.学校を覗きみ 7.バイト 8.自由安価 123 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 16 07 39.40 ID Q7k713450 [2/4] 京太郎「電話するか」 自由安価 重要です 安価下5 コンマ0~60になったしまった場合 エイスリン 133 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 16 13 44.19 ID Q7k713450 [3/4] シロ「京太郎……元気?」 京太郎「はい!元気ですよ!」 シロ「今度デートしよ、ダルッ」 シロ「好きだよ」 京太郎「は、はい!」 えへへ、嬉しいな。 ーーー 行動フェイズ夕方 京太郎「何をしよう」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.学校を覗きみ 7.バイト 8.自由安価 安価下6 140 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 16 19 01.69 ID Q7k713450 [4/4] 京太郎「街をウロウロするか」 ーーー 京太郎「岩手だもんなぁ」ウンウン 誰が来る? 0~10 胡桃 11~80 エイスリン 81~99 シロ 安価下1 146 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 16 23 01.03 ID vpMxazqF0 [3/3] エイスリンの依存度がmaxになりました ゾロ目ボーナス(ゲス顔) 京太郎「ん?」 ガンッ 京太郎「いっつ……!」 身体を鍛えていたのでギリギリで踏ん張れました。 京太郎「!」 ヒュッ 安価 コンマ判定 0~80 避けきれない 81~99 避ける 152 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 16 29 02.83 ID E62471Qi0 [3/3] 避けきれない ガンッッッッッ ーーー 京太郎「……ここは」 京太郎「綺麗な布団だ」 京太郎「真っ白でフカフカ……」 エイスリン「キョウタロウ!ダイジョウブ?ゴメンネ?」 京太郎「エイスリンさん……っっっ!」 エイスリン「ダイジョウブ?」ナデナデ 京太郎「はい……」 京太郎「起きなきゃ」スクッ ガシャンッ 京太郎「……」ガシャンッガシャンッガシャンッ 鎖と手錠と鉛……なるほど……監禁。 / | |.. . ゙、 . ゙、゙、. \ |. i | i |. ∧ 、.i. .i . ` 、. ! | |、 | | i | ! | | | 、 > | | i 「! ヽート!、 リ ! |ハ ト | ̄ ̄. ,..-、| i | !゙、 _、!二゙、-| イ リ ! |ヽ | / へ.゙、 丶ヾヽ ´{ i` ヽ! 1!| /| !ノ゙、リ ヽ \ !丶  ̄ Vイ ハ |\ i. 丶 \゙、 ` リ `ヽ `┬ 、 ヾ / i ;ィノ U ,....-ィ /,, ‐レリ _  ̄ /゛=!_ \ `ー-、_ _/ ゛== 、 \ / ̄ヽ、 ゛===-、 京太郎「嘘……ですよね?」 エイスリン「ホントッ!」 158 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 16 36 26.47 ID 6J385Epy0 京太郎「お願いします……!」 京太郎「シロさんにだけは手を……!」 エイスリン「オソイッ!」 京太郎「えっ……」 エイスリン「シロモクルミモ……コロシタ!」 京太郎「えっ……お昼はあんなに元気だったのに?」 エイスリン「……」カキカキ←エイスリンに最後の電話を許可されたシロの絵(醜い絵)と胡桃の首だけの絵 京太郎「あははっ……」 京太郎「あははははははは!!!!」 エイスリン「……」カキカキ _.. -‐……‐- .._ ´ `丶、 / 、 \\ \ `、 ヽ /, i i、 `、 `、 // i | 「\ \ ゙, ゙, ; .. . '/ , i |j `、-‐…‐-ミ.゙. Wハ / ,′,′ i 圦 、 ゙; 、 iハ 【_Vハ. ´ ; /\ \ }iハハj止_ハ; Г)、} / ; ; i ij jⅩ ` ‐-- ,㌢゙⌒¨ ,′ Г \ {{ ; iiⅱ jⅣ __ ″ / ; \. \ !iⅱi{ {い. \ ,㌢⌒ / ,゙ ; .. `、 ‘リ从W辷} } } # .゙ / ;゙; . ゙, 》'´ ノ人__ _,ノ ; / ,! }ii ; }} } ,´ , 厂}込、 . ; . / ,;゙| ,ハj / ,゙ / . /. √ ` ._;ァ=‐‐ ´! ;゙_jWル1 },゙ / / ; .゙i; . /{ {い ''7「 Vv , . { }トミ」|__/イ} {ノ ;; ii ; ;゙{_V゛ ;; | Vv/^゙ 、 ゙、]  ̄ミメ、 i ‘i八{ i{'ヤ ;、 ii | ,氷 \` ハ U ! \〈 ゙, ⅱ| /⌒^\ ` ‐- } ハ __ /` ‐- }i 从|__/_____\/ ノ/ ,ハ xzx_ i毯i二二二二二二二二二|亠亠亠亠亠亠|二二二二二二二二二爬i |[|「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄] 「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||]| | || | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ===========  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| || | | || | . +∽o, | || | | || | o∽*o。 .+° ゚% | || | | || | +゜ %。...。゚ $ | || |. _」乢j」__ ゜ ゚$゚ ∮ _」ユL| , '´_.. ..__,ノ ; ∮ ´_.. .._\. / '´ _.. `` $. ∫ _.. .._ `、. { '´ .._ ゚ ° ど __ }. ! ´ __,ノ .゜ と___ } イ]「「| ゚。 . |`Tハ /. \__| || | ゚+ . | || l/ | || | ゚+. _ . o'゚ | || | | || | ゜+.、__ (♂° | || | | || | ゜' +心 | || | | || |________________________」| || | | ||_________________________|| | Lこ二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ごノ / ∧ \ \ / ハ / /` .._ ,゙ ハ _.. ∧ / ⌒ ‐--┘ └---‐ ⌒ ∧ / ∧ エイスリン「ズットイッショ!」 カンッ 172 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 16 50 12.42 ID WaF6sarn0 [2/2] プロローグ 虚無 ーー俺は人を三人も殺した。 最愛の人と小さな友人…… そして、最も憎んだ女を。 走って走って走った結果着いたのは宮守。 俺は全てを投げ出しても、ここに居たのである。 トシ「……今は授業中だから誰も居ないよ」 トシ「上がりな」 京太郎「はい……」 177 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 16 53 01.77 ID bMTXA7hG0 トシ「大変だったね」 京太郎「はい」 179 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 17 07 13.59 ID To24DaVF0 トシ「どうするんだい?」 京太郎「……」 トシ「決まっているようだね」 トシ「止められなくてごめんなねぇ……」 京太郎「もう行きますね」ガララッ トシ「……」ズズッ ーーー ??「京太郎……ダルッ」 京太郎「!」 シロ「デート……しよっか」 シロ「今日はおめかししてきた」 イ/ > '" / / ,, - ''"‐‐- ,,_ , /! = 、 ` ‐-- ''"/ -( ´ ヽ、 ̄` - 彡 / ゝ- ,, ー-- ニ==彡 イ / / ヽ -= ヽ、 __ (〃 イ イ "'' - ,, ヽ ヽ -=` イ ,' ,' l 丶 `"''<"''< } > / / /! ! , ! ヽ ,, ヽ ) /"' -‐< ( / // ! l 、 \~"''< ヽ ./ ヽ、 { /〃 il  ̄ 三 \ゝ - ,,斗= ミ ヽ} ヽ }\ 、` ゝ { ヽ l}/弐芯示 ´ 以 ゚ リ/ l } l/ 丶) ヽ) j 、! ゝ‐ ' `¨´ ' / 丶 ヽ / l lヽ', ' ''' ,' ' } ', } / l 、 / / / /〃 ∧ 、、 、ヽ - イノ, ノ イ ノイ `  ̄ _..> < j _ ´ , ' ノ ハヾ≧≠彡...ハ ` ヽ..._ γ´| / |. l | |..._i ,. / .ヽ / | } | | | | . .{. ',. / ′ ', / | =─‐≠彡., ヽ . l l . ∧/ / / ! ';. /- ヽ ', | | / ; ' ′ ′j '; . V \ i . ! l / ./ / /.. .γ '; ; ', } ;′ | .′ .′ ./ /. ′ .} l ヽ ′ | l { .′ ′ ; ; ; l .} ∧ l .∧ .', { { l / ! ; ∧ .∧ l/ .’, V .V V .ニ=- / / ./ l .\ 、 ’, 人 /. ; ' / Y l ヾ ─ ´ .Y 丶 イ j | ’, ; l .| } `¨ 7 l | ', ハ . l .| l '; / ∧ _入 .V l | l .V 八 / .∧ '; .l | | ,′ / , ' ./ ハ l l | | ′ ./ / ./ / '; | ! | | V ∧. / / / ! | l | !/ ./ ', ム / / .| .'; | ! ./ ∧ V 〈 ` .入 | Ⅶ / ∧ .V Vヾ / ’, .l ; / .∧ .V . ./二丶 / .j __ } / ∧ V V l 'ニニ二 \ .l>r ´ マ八ァ´ ≧ .∧ V '; 人. . ニニニニ二 >=-ゞ-}. '; У λ / '; ; ' lニニニニニニニニ二7 V V /= ', |ニニニニニニニ二V !. '; ─==≦ニニニ ! ',ニニニニニニニ二{ ト | jニニニニニニニ二| シロ「行こっ」 182 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 17 10 38.25 ID YtpjHi1n0 [1/2] エピローグ 京太郎「……」 京太郎「……」ポロポロ 京太郎「シロ……ありがとう」 京太郎「今……行くよ」 ギシッ キュッ ギィッ ギィッ ピクピクッ ガクッ end 188 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 17 16 39.39 ID YtpjHi1n0 [2/2] いやぁ……投下してて辛かったよ(スッキリ) それでは三週目行きましょう! プロローグ 意識が混濁としている。 酷い夢を見ているようだ。 何回も何回も酷い目にーー 咲……? 京太郎「はっっ……!」ガバッ 京太郎「夢か……」 京太郎「嫌な夢を見てしまった」 京太郎「そんな事よりも今日は入学式だ!」 京太郎「楽しみだな」 可愛い女の子と……うへへ。 次に行く高校は? 前行った高校でもあり 前行った高校の場合は記憶引き継ぎ安価します 安価下10 205 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 17 36 40.97 ID jS/BO28X0 ごめんなさい 平滝は無理です というわけで永水にします 203 独占もアルヨ!殺害無しパターンも勿論あります 俺は須賀京太郎 家は代々神に仕えていたが、現在は仕えていないらしい。 そしてーー 共学になった永水に入学した 永水麻雀部全員安価 好感度判定 下1 小薪 下2 霞 下3 初美 下4 春 下5 巴 GO!!!! 221 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/04(日) 17 46 08.86 ID TC58QXMy0 [4/4] (ゾロ目)に愛された少女 当主がヤンデレとかもうバッドエンド一直線じゃないですかヤダー 1はこれから用事があるから深夜にまた投下します。それでは 243 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/05(月) 01 43 14.76 ID rMaTZtra0 [1/3] 再開します 小薪 155 霞 10 初美 32 春 81 巴 81 京太郎「はぁ……!はぁ……!」 遅刻する! 入学初日から遅刻は勘弁してくれよ! 「キャッ!」 京太郎「わっわっ……」 京太郎「ごめんなさい!」 ぶつかったのは? 0~20 小薪 21~40 霞 41~60 初美 61~80 春 81~99 巴 安価下1 254 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/05(月) 01 58 42.16 ID rMaTZtra0 [2/3] 今までの良コンマはどうしたんだよぉ!? マジで間違えてました 小蒔「いえ、私のせいです」 小薪「ごめんなさい」 京太郎「いえ、俺の方が……」 小蒔「私の不注意です。京太郎君に怪我は ……」 京太郎「大丈夫ですよ!」 京太郎「怪我なんでありません!」 京太郎「あれ?どうして俺の名前を?」 小蒔「共学になった永水の唯一の男子ですから知ってますよ」ニコッ あ、男子俺だけだったんだ。 小蒔「これからよろしくお願いします」ペコッ ' . . . l l .」 l__l . . L! l!l_ i l!! j l! ! i . . . . . .i .l! i . i .! l l l i .j !. ¨l .L.! i! l! l i l. , l l! |. ヽ .|!l ' l! j リ..l ./.l! .i ./ l i i i i i i l l ', i l l ,,ィ笊示ミ、、. . . |!ノイ .ィ=示.=zv、 ! ..ム;l. .i i/ i l !. .l ゝ . i l l{{ う l ` ' う lヽ .ノ. イ ilノ ! ! l.l .! ト ._ i l. ! . . . リ i . . . . リ 〉 ( .i !l l .|l | ヽ! l  ̄ ` ―‐'' 丿 ,.' j!;' !. | i """ ' 、、、、、 イ /. l '. /´ /. ', v‐‐ッ .. / 天使だ…… 262 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/05(月) 02 04 09.31 ID umVkUlLf0 [1/4] 小蒔「それにしてと唯一の男の人とぶつかるなんて」 小蒔「運命的ですねっ!」キラキラ 京太郎「あはは……たまたまですよ」ニコッ 小蒔「京太郎君……かっこいいですね///」カァァァ あれ?俺何かしたか? 小蒔「……」ニコニコ ーーー 「ほら、京太郎」 「当主様だ挨拶しろ」 「こんにちは……」 「小蒔も挨拶しなさい」 「こんにちは」 ーーー 「小蒔は京太郎がお気に入りみたいですね」 「さっきも許嫁にしてくれってなんどもなんども言ってましたよ」 「うちの息子が恐れおおい事を……」 「いえ、娘の結婚相手は娘に全てを委ねますよ」アハハ 「娘に……ね」 264 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/05(月) 02 08 46.87 ID umVkUlLf0 [2/4] 京太郎「えへへ」デレデレ 小蒔「……」 昔からずっと慕ってきました。 貴方の写真、成長の記録を常に見てきました。 そしてついに貴方がこの地へやってくるように仕向けました。 貴方と共に居る事がこれほど幸せとは…… 10年ぶりの再会……もう逃がしませんよ。 京太郎君のお父様とお母様にも許可は得ています。 後は二人の気持ちだけ……! 頑張ります! 小蒔依存度上昇安価 コンマ判定 0~30 大 31~60 特大 61~99 超大 269 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/05(月) 02 13 16.60 ID umVkUlLf0 [3/4] 小蒔の依存度が30上がりました 京太郎「須賀……京太郎です」 京太郎「1人だけの男子ですが、仲良くしてやってください」 シーンッ 京太郎「……」 まぁ……男子一人だけが入ったらそうなるよな。 京太郎「それにしても……」 無視はあり得ないだろ…… なんか俺にビクビクしてるし。 273 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/05(月) 02 17 28.26 ID p6NfT5770 [1/2] 麻雀部 小蒔「分かってますよね……」 霞「……」 初美「……」 巴「……」 春「……」 小蒔「私の為に行動するって」 0~50 小蒔以外の永水麻雀部が京太郎と接触出来なくなる 51~99 小蒔以外の永水麻雀部が京太郎と接触可能に 281 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/05(月) 02 22 42.12 ID FIjiDR3f0 [1/2] チッ 霞「分かっているわ小蒔ちゃん」 初美「姫様の為に行動するですよー」 巴「姫様と須賀京太郎をくっつけます」 春「姫様の為に……動く」 小蒔「皆……!」パァァァ ーーー 京太郎「学校にも居辛いし、帰ろうかな……」 はぁ……さっき名前を教えてくれた二年生の小蒔さんが恋しいなぁ…… 283 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/05(月) 02 24 38.82 ID FIjiDR3f0 [2/2] 京太郎の前に現れたのは? 0~20 小薪 21~40 霞 41~60 初美 61~80 春 81~99 巴 安価下1 289 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/05(月) 02 28 56.00 ID lSZjvkmx0 [1/3] 霞の好感度が50上昇しました(強制) 俺の目の前には天使……いや 奇跡が居た! / \ \ / . / \ . ′ . . . /. . . ./ /. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ト、. . . . . . . . . . .. i | | l / / | ‘ | |. | | | l /l / | | ‘ | | | | | l l´l l` | | /--、| 八 | l | |/\ |-\{- | /l/ -、 И/ | ! | | ,,xぅ气芹ミ,ノ / 斗ぅ冬,, ノ |. ! /! |〈 lh__,j刈  ̄ |h_j | 》/ |. ! 八 ‘ | 乂辷ソ 乂_ソ ; ;. ‘ \} | 、、、 , 、、 , ; ‘ | | ′ ; ‘ | |\ 、 _, .イ / ‘ | | l` . . イ | /. ‘ | | r| ` ┬=≦l | | / \ 八 | ∧\ l| |\ノ | | | _\ |' ∧、\ l| | ⌒i| | | / \ ∧\\ l| | 八 | ト、 / \ ∧ \ソ' | \ | \ 霞「須賀……京太郎君かしら?」モジモジ 小蒔さん以上のおもちだと……! 霞「麻雀部へ来ないかしら?小蒔ちゃんも待ってるわ」 京太郎「よろこんで!」 好感度上昇安価 コンマ判定 0~30 小 31~60 中 61~99 大 296 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/05(月) 02 33 11.70 ID lSZjvkmx0 [2/3] 俺は……奇跡を目の当たりにしているのかも知れない 連続ゾロ目ボーナス!(このスレ史上初記念) 依存度、好感度が100上がりました(強制) 霞「じゃあ、行きましょう」ニコッ 京太郎「ふぁ……ふぁい」デレデレ ーーー 霞「ようこそ、永水の麻雀部へ」 京太郎「あ、小蒔さん」 小蒔「京太郎君!」ギュッ 京太郎「小蒔さん!」 たわわなおもちが! 霞「じゃあ、折角だし打ちましょう」 奇跡が俺に……! 303 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/05(月) 02 37 40.90 ID ClxVsObi0 [1/5] 京太郎「」 皆つええ……なんだよこれ…… 巴「京太郎君、弱いけど。才能ありそうですね」 春「うん……筋が良い」 京太郎「あはは……ありがとうございます」 小蒔「私も降ろさない時は弱いですから、一緒に頑張りましょう!」 霞「応援するわ」クスクス 霞(小蒔ちゃんには必ず渡さないわぁ……) 春と巴の好感度上昇安価 コンマ判定 0~30 小 31~60 中 61~99 大 安価下1 春 安価下2 巴 310 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/05(月) 02 49 37.73 ID p6NfT5770 [2/2] 春と巴の好感度が30上昇しました なんとかしてください(願望) 巴「……」 巴(好きになってしまった……) 霞(私の物にしたい……) 春「濃厚な一日を京太郎と過ごしたい」 小蒔「良くない匂いが……」 初美「京太郎はもっと頑張った方がいいのですよー」 京太郎「はい……善処します」 ーーー 京太郎「ふぅ……永水麻雀部のみんなと仲良くなってメアドと電話番号交換出来て良かった」 prrr 京太郎「もしもし?」 初美『どうですかー?こっちの生活は慣れましたかー?』 京太郎「うーん……まぁそれなりに」 初美「そうですかー頑張ってください。色々」 プツッ 京太郎「?」 初美の好感度上昇安価 コンマ判定 0~30 小 31~60 中 61~99 大 316 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/05(月) 03 00 10.58 ID yr+KqgEo0 初美の好感度が30上がりました 京太郎「よし。電話するか」 京太郎「……」 なるほど……母親が嫌だったら戻って来て良いと言ったのはそういう事か…… 盗聴器と隠しカメラ……結構あるな。 まぁ……ネットで得た弱い知識だけど、それだけでも分かるぐらい大量にある…… 俺の身に何が起きているんだ? 一度……母親の元へ戻るか? 自由安価 電話する相手を選んでください、既に大事な安価です 今までに会ったキャラでお願いします。 前週回キャラはありだけど、危険。 安価下7 330 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/05(月) 03 10 17.93 ID qINX5uNy0 [1/3] ゾロ目三連続ボーナスである 霞依存度maxになりました は や く に げ ろ 京太郎「もしもし……」 霞「もしもし?」 京太郎「俺の家に大量の監視カメラと盗聴器があるんですけど……怖いです……」 霞「本当!?大丈夫?」 霞「 今 す ぐ 慰 め に 行 っ て あ げ る ! 」 プツッ おかしいぞ…… 俺の家を霞さんは知らない筈だ…… ……まさか! しまった! 超絶重要安価です この安価で、全て決まります 皆の行動に(人としての)成死が託される! 1.逃げる 2.厳重に家を固めて今日は引きこもる 3.家の中で隠れる 4.自由安価 全て京太郎が警察に通報している事が前提です 安価下10 347 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/05(月) 03 18 06.79 ID qINX5uNy0 [2/3] そうだな、もう…… 駄目だ 諦めよう ーーほら ガチャ 霞「京太郎……大丈夫?」 京太郎「呼び捨て……ですか?」 霞「ふふっ……恋人に君付けする必要はないと思うわ」パサッ スルスルッ ハラリッ 霞「大丈夫……私に身体を委ねて……ね?」 霞「もう、怖くないわよ」 .. ´ ` .. / . \ / . / / / l | l . ′ / / / l l | |\ l . | l l | l__l l | | __} ト l | | l |八{__\从ノ __j ノ| l | | | 抖ぅ竿 ´竿冬、 l / | | l从乂ツ 乂ツ'仏イ ; ‘ ∧{ 、、 ' 、、 }∧ / ∨ 八 ┌‐┐ 八 /. ∨ ... ` ´ . イ / ∨ | 〕iト -- i〔| | / _|=ミl/´ | ll | / / / / /| | /l | { ̄ ̄`丶 / /∠..._ | |\_,// | |\ }∧ {/´ `ヽnm/´| | ̄`丶{ ∧ / r|| l〈 | | \ |. / /l || | ∨八 \ ‘,|. ,′ / ノ|l | \ \ !. | / / ! ', \ \ |. 从 / _/ | ',__ \ \| {/∧ { .// .人 \\ \ }八 /} \__/ / /_\ } \__,/| \ / /´ ̄ / {/{三三三≧=ヘ \ | \ 霞「ふふっ……可愛い」ギュッ 354 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/05(月) 03 27 22.65 ID bVVm0VUI0 数週間後 葬式 神代小蒔 死去 初美「うっう……姫様ぁ……」ポロポロ 巴「……」 春「……」 「次の当主は霞様に決まりだな……」 「今のうちに媚びておけよ……」 霞「小蒔ちゃん……」クスッ ーーー 霞「ただいま京太郎」 京太郎「おかえり」 霞「私……葬式で疲れちゃったわ」 京太郎「俺も行きたかったな」 霞「駄目よ、きっと辛いわ」 京太郎「そうかな?」 霞「そうよ」 京太郎「うんそうだね」 京太郎「俺には霞さんが作ってくれた居場所があるから」 京太郎「もう霞さんのそばからは離れられないよ」 霞「そうそう、よく言えました」ナデナデ 京太郎「ありがとう」 霞「ねぇ……しよっ?」 京太郎「いいよ」 京太郎「霞が望むのなら」 358 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/05(月) 03 31 19.34 ID cE34KWMm0 エピローグ 京太郎「俺は誰だ」 京太郎「霞」 京太郎「何の為に生きている俺は誰だ」 俺は……誰だ? 俺は何のためにここに居るんだ? 俺は……人なのか? 霞……霞さん?霞……霞さん?霞……霞さん?霞……霞さん?霞霞さん霞霞さん霞霞さん霞霞さん霞さん霞さん霞さん霞さん霞さん霞さん。 俺は……誰だ? 所有物……なのか? 気付いたら走り出していた。 鹿児島の外へ出た。 飛行機なのかも分からないけど鹿児島から俺は抜けた。 362 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/05(月) 03 37 24.09 ID EurayH/p0 [1/2] 荒川病院 隔離病棟 憩「……奇声を上げながら大阪を走り回った男」 憩「今は鎮静剤を打たれながら精神病のケアを続けている」 ァァァァァァァァァ!!!!!!!! 「はーい、怖くないですよー!」 「大丈夫ですよー!」 憩「恋人を名乗る女性の電話の声を聞いた途端大人しくなったが、夜中に抜け出そうとしていたので、拘束を強化」 憩「今日。その女性が迎えに来る」 憩「一緒に鹿児島で療養するそうやな、素晴らしい恋人さんやわー」 ァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!! 憩「どうしてこうなっちゃったんやろなー?」 コッコッコ 霞「……」 霞「迎えに来たわ、京太郎」 京太郎「……」ビクッ 霞「帰りましょう。お家に」ニコッ ーー俺はもう戻れない。 カンッ 372 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/05(月) 03 47 15.44 ID ClxVsObi0 [2/5] 好感度・依存度まとめ 宮守 豊音 73 塞 93 シロ 好感度max 依存度143 エイスリン 好感度max 依存度max 胡桃 好感度max 依存度 175 臨海編 ネリー 好感度max 依存度max 智葉 好感度max 依存度max 明華 好感度max 依存度max ハオ 89 ダヴァン 好感度max 依存度101 健夜 好感度max 依存度154 淡 好感度max 依存度136 照 好感度max 依存度147 憩35 阿知賀 憧 好感度max 依存度max 晴絵 好感度max 依存度120 穩乃 33 灼 47 玄 好感度max 依存度106 宥46 永水編 奇跡 小薪 好感度max 依存度155 霞 好感度max 依存度max 初美 62 春 好感度max 依存度111 巴 好感度max 依存度111 377 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/05(月) 03 50 11.44 ID ClxVsObi0 [3/5] 永水改め奇跡 それではあまりにも早すぎる4週目行きましょう! プロローグ 意識が混濁としている。 酷い夢を見ているようだ。 何回も何回も酷い目にーー 咲……? 京太郎「はっっ……!」ガバッ 京太郎「夢か……」 京太郎「嫌な夢を見てしまった」 京太郎「そんな事よりも今日は入学式だ!」 京太郎「楽しみだな」 可愛い女の子と……うへへ。 次に行く高校は? 前行った高校でもあり 前行った高校の場合は記憶引き継ぎ安価します 安価下11 402 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/05(月) 04 04 37.77 ID ClxVsObi0 [5/5] 姫松麻雀部全員の初期好感度が+50されます(初っ端ゾロ目の景気付け) 好感度判別安価 コンマ判定 漫 安価下1 由子 安価下3 洋榎 安価下5 絹恵 安価下7 恭子 安価下9 郁乃 安価下10 420 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/05(月) 04 13 53.57 ID GiLiIgBs0 漫 好感度max 依存度108 由子 98 洋榎 88 絹恵 66 恭子 52 郁乃 79 京太郎はおもちが好きなのかな?(錯乱) テルーが大正義過ぎただけだね 426 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/05(月) 04 35 52.34 ID lSZjvkmx0 [3/3] 京太郎「今日は姫松の入学式だ!」 京太郎「はぁ……!はぁ……!」 遅刻する! 入学初日から遅刻は勘弁してくれよ! 「キャッ!」 京太郎「わっわっ……」 京太郎「ごめんなさい!」 ぶつかったのは? 0~20 漫 21~40 由子 41~60 洋榎 61~80 絹恵 81~99 恭子 安価下1
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6430.html
【冬休み五日目】(合宿三日目) 京太郎(はうっ……!) 京太郎(体が重い……!けれど俺の眼は開いている!) 京太郎(これが世に聞く金縛りと言うやつなのか……!) 京太郎(……でも本当に重いな、何なんだろ) 京太郎(何だこの柔らかい感触)プニプニ 京太郎(弾力があって、スベスベで……)プニプニ 京太郎(こんな抱き枕あったっけ?)プニプニ 京太郎「……」バサッ 穏乃「…………ん~」ギュゥ 京太郎「なんだ高鴨か……」プニプニ 京太郎「……高鴨!?」 京太郎(何これなんだよこれ!なんで俺裸なの?ってかなんで高鴨まで裸なの!?) 穏乃「京太郎……寒い……」ギュゥ 京太郎「ちょっ、そんな寄せられるとまずっ―――!」 穏乃「んっ…………」モゾモゾ 京太郎(こっ、これは世に聞く素股……!?) 京太郎(回復技「あさのひざし」で覚醒したマイサンが高鴨の太ももに包み込まれているだとォ!) 京太郎(まずい、この状況は非常にまずい!) 京太郎(第一この状況を咲に見られでもしたらまず冥土直行便!) 京太郎(高鴨を起こせば事情は聞ける、だがこの快感は得られなくなってしまう……!) 京太郎(どうする!どうする俺!) 京太郎(昨日何があったかは知らないが……) 京太郎(こんなところにいられるか!俺は布団に戻る!) 京太郎(さーて寝巻寝巻ー) 京太郎「なんで高鴨の布団にあるんだよ……へくしょん!」 京太郎「さむっ、早く着替えないと」 京太郎(高鴨が俺の布団で寝てるから、俺は高鴨の布団で寝ないとか) 京太郎(夜話してたとき、あいつずっと枕抱きしめてたよな……) 京太郎「」クンクン 京太郎(何これ、高鴨みたいなのでもこんな匂いするのか) 京太郎(すげえ、クセになりそう) 京太郎(つーか、そもそもなんであいつが俺の布団にいたんだ?) 京太郎(……まあ、起きた後で聞けばいいか……) 京太郎(…………) 京太郎(なんとか起床時間前に起きて高鴨を移動させておいた……) 京太郎(なんでああなったんだ……?) 朝 京太郎「はい、それでは練習を始めまーす」 咲「いつもより元気なくない?大丈夫?」 京太郎「ああ、大丈夫、無問題だ」 京太郎(昨日は何があったんだ……気になってしょうがないぞ) 咲「?」 穏乃「京太郎、おはよっ!」 京太郎「よっす」 穏乃「なんか元気無いね、どうしたの?」 京太郎「ん……なんでもない」 穏乃「そっかー」 京太郎(高鴨のせいだなんて言えないよな、俺の夢だったという可能性も否めないわけだし) 京太郎(って、今俺高鴨と二人っきりじゃん、話聞けるじゃん) 京太郎(どうしよ、聞いてみようかな……) 京太郎「高鴨、ちょっと聞いてもいいか?」 穏乃「え?なになに?」 京太郎「今日夢見た?」 穏乃「へ?」 京太郎「いやー、今朝俺と高鴨が裸で抱き合ってる夢見てさ」 京太郎「やっぱりそんなんありえないよなー」 穏乃「…………」 京太郎(静かになった?考えてるのか?) 穏乃「う、うん!そうだよ、私と京太郎がそんなことするなんて、そんなの絶対おかしいよ」アセアセ 京太郎「……お前って俺のこと京太郎って呼んでたっけ?」 穏乃「えっ、ほ、ほら、大星さんとか三尋木さんとか京太郎って呼んでたから私も呼ぼーって」 京太郎「そうなのか?」 穏乃「そ、そーだよ!あ!あっちの対局終わったみたいだから私行ってくるね!」 京太郎「高鴨?」 ―――時をさかのぼること、深夜 穏乃「ん……」モゾモゾ 穏乃(ダメだ、目が覚めて寝れないや) 穏乃(どうやったら寝れるかな……) 京太郎「ん~……」Zzz 穏乃(須賀……かぁ) 穏乃(男の子の身体ってどんなんなんだろ) モゾモゾ 穏乃(浴衣だから脱がしやすいなぁ)モゾモゾ 穏乃(うわ、これが男の子の身体か)サワサワ 穏乃(これ全部筋肉なのかな、あ、乳首とかもあるんだ) 穏乃(……なんか暑くなってきたな……)モゾモゾ 穏乃(誰も見てないし、脱いじゃえ!) 京太郎「んぅ……」ギュゥ 穏乃「へっ!?」 穏乃(私、抱きしめられてる?) ギュゥゥゥ 穏乃(少し苦しいけど……でも、安心する……) 穏乃(私も……)ギュゥ 穏乃(ちょっと息荒くなってきた……なんでだろ) 穏乃(眠くなってきたし……このまま……)ギュゥ 穏乃(京太郎…………京太郎、かぁ……) 穏乃(そんなことがあったなんて言えない!絶対に!)ブンブン 京太郎(結局あれは夢だったのか、一夜の過ちとかじゃなくてよかった、うん) 淡「きょうたろー、何の話してたのー?」 京太郎「ん?高鴨とか?」 淡「なーんか変な話をしてた気がするんだよねー」 京太郎「いやまさか、高鴨はそういうのに縁なんて無い方だろ」 淡「んー、だよねー」 京太郎「それで、次はお前が抜けてきたのか」 淡「そーそー、でもさ、練習ばっかだと疲れるから喋って時間つぶさない?」 京太郎「まあいいけど」 淡「じゃあ何話そっかー?」 京太郎「俺としてちょっと気になることがあんだけどさ」 淡「何?」 京太郎「なんで男女が同じ部屋に寝てるのにエロエロなイベントがほとんどないんだろうな」 淡「えっ、いくらきょうたろーでもそれは引くよ?」 京太郎「お前相手だったらこっちから願い下げだよ」 淡「いくらきょうたろーでもそれは怒るよ?」 京太郎「いやだってお前……」チラッ 淡「?」ペターン 京太郎「ふっ」 淡「鼻で笑った!今鼻で笑ったよね!」 京太郎「高鴨みたいな太もものエロさもなく、滝見さんほどの胸もない淡……ふっ」 淡「可愛いじゃん!私、可愛い!ほらほら!」 京太郎「はいはい可愛い可愛い」 淡「ばーかーにするなー!」ポイッポイッ 京太郎「痛っ!痛い!牌投げるなって!痛っ!」 昼 京太郎「午後は自由時間にするから、どっか遊びに行っていいぞー」 穏乃「やった!ラーメン!ラーメン!」 淡「サキサキー、どこ行こっかー」 咲「私は……行きたいところとかはあんまりないかな、咏ちゃんは?」 咏「んー私もよくわかんねーし、大星に任せるよ」 淡「任されたよ!じゃあれっつらごー!」 ワイワイガヤガヤ 春「…………」ポリポリ 京太郎「…………」 春「…………」ポリポリ 京太郎「滝見さんはどこか行ったりしないのか?」 春「」コクッ 京太郎「そっか、外寒いもんなー」 春「……そっちは?」 京太郎「あいつらの輪に入るのはなんか悪い気がしてな、邪魔しちゃいそうだし」 春「…………」ポリポリ ゴソゴソ 京太郎「何してるんだ?」 春「笑う犬」 京太郎「DVDなんてあるのか、知らなかった」 春「」コクッ 京太郎(……暇だ) 京太郎(部屋の中には俺と滝見さんだけ) 京太郎(何かすること……)チラッ 春「……」ポリポリ ポヨン 京太郎(胸……おっぱい……乳……おもち……) 京太郎(滝見さんの豊かな胸を観察し、研究する……天才なのか俺は!) 京太郎(……だが、どういう場面を研究すればいいんだ?) 京太郎(ここは滝見さんに揉ませてもらって、実際の揉み心地を研究しよう!) 京太郎(頼み込むなら土下座というのが古からの習わし!) 京太郎(本当にすまないという気持ちで……胸がいっぱいなら………!どこであれ土下座ができる……!たとえそれが……) 京太郎(肉焦がし……骨焼く……鉄板の上でもっ……!) 京太郎「滝見さん!」 春「……何」 ブス… ∫ ;′ ∫ ,;′ ブス…',. -――-゙、 ;' ジジジ… ; / へ ` 、'; ∫ 京太郎「俺に!胸を揉ませてください!」 _;'___{. , -/、/=;´イヽ;'_ /三三j='rー、\_ 、)_℡, ;;〉三'`、ジジ… /三三└'゙ー ;‐;;‐;;'`ー;;ヾ'`"´三'三;`、 囮ヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱ囮 囮災炎災炎炙災炒炎災灸災炭囮 ◎┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴◎ 春「…………」 春「…………」ポリポリ ヤッタ!ヤッタ!ヤッタ! 春「……ふふっ」ポリポリ 京太郎「見なかったことにしないで!せめて反応して!寂しいから!」 春「…………許可すると思う?」 京太郎「いいえ全く」 京太郎「だが!しかし!それでも!ここで退くわけにはいかないんだ!男として!健全な青少年として!」 春「……無駄な情熱」 京太郎(本当に揉みたいという気持ちで……胸がいっぱいなら………!どこであれ土下座ができる……!たとえそれが……) 京太郎「頼む!この通りだ!」 春「……どうして?」 京太郎「俺はただ、滝見さんの胸が揉みたい!触りたい!あわよくばしゃぶりつきたい!だって欲求不満だから!」 京太郎「滝見さんなら、俺の願望を満たしてくれると思ってる!俺は滝見さん(の胸)が大好きなんだ!」 京太郎「一目見たときから思ってた!頼む!俺に揉ませてくれ!」 春「…………」 春「……病院に行くべき」ジトッ 春「頭の」 京太郎「冷たい!視線も言葉も冷たい!だが、俺は――――ッ!」 春「…………」ジトッ 京太郎「…………」 京太郎「ごめんなさいでした……」 春「…………」ポリポリ 京太郎(……俺は、何をしていたんだろう) 春「…………」ポリポリ 京太郎『俺は滝見さん(の胸)が大好きなんだ!』 春「…………」ポリ... 夜 京太郎「練習再開だ、準備しろー」 淡「えー!今晩も休ませてよ!」 京太郎「終わったら散々くつろいでるだろうが」 淡「むぅ……」 京太郎「結局お前が来るのか……」 淡「だって遊びたいんだもん!」 京太郎「お前なぁ……」 淡「ほらほら、ちゃっちゃとやっちゃお?」 京太郎「……はぁ」 淡「ねーねーきょうたろー」 京太郎「何だよ」 淡「私のこと好きー?」 京太郎「はぁ!?何言ってんだよ」 淡「どーなの?」ズイッ 京太郎「……まあ、好きか嫌いで言えば……嫌いではないけど」 淡「じゃあ好きなんだ!」 京太郎「そういうわけでもないんだが……それが何だよ」 淡「じゃあさ!じゃあさ!」 淡「私が頑張ったらさ、いっぱい甘えていい?」 京太郎「甘える?」 淡「撫でてもらったり、お菓子食べさせてもらったり?」 京太郎「ん……いいぞ、それでお前が頑張れるなら」 淡「よしっ!たくさん頑張っちゃうよ!……っとその前に」ポスン 京太郎「おい」 淡「これ知ってる?充電っていうんだよ?」 京太郎「いや知らないけど」 淡「こうすると淡ちゃんパワーがどんどん溜まっていくんだ!こう、ドバァーっと!」 京太郎「さいですか」 淡「よーし、頑張ろー!」 咏「よっす」 京太郎「よっ」 咏「あんさぁ、京太郎ってもうオーダーとか決めた?」 京太郎「いや、まだ全然だけど、そろそろ決めた方がいいか?」 咏「そうなんじゃね」 京太郎「一つ大会のことで気になってたんだけどさ、一戦目と二戦目でオーダー変更とかできんの?」 咏「ああ、できるはずだったと思うぜぃ、知らんけど」 京太郎「そっか……ちゃんと考えなきゃな」 京太郎「ほい、それロン」 咏「うげっ、また和了られた……」 京太郎「もうちょい守備堅くした方がいいぞ、大きいの和了る前に和了られてたら意味ないしな」 咏「それもそうなんだけど……京太郎が強いんだよ」 京太郎「やるからには本気でやらないとダメだろ」 咏「確かにそうなんだけどさ……」 京太郎「ま、こっからも一緒に頑張っていこうぜ」 咏「……おう」 咏(……ってか、京太郎なら多分……) 咏(……違う、今はそんなこと考えてる時間じゃねえ) 【風呂】 カポーン 京太郎「ふぅ~」 京太郎「明日で合宿最後か、今まで誰かが入ってきて落ち着けなかったけど」 京太郎「今日だけでもゆっくり休めてよかった……」 ザバッ 京太郎「うっし、明日も頑張ろう!」 京太郎(臨海の監督さんたちもここに泊まってるんだよな……) 京太郎(まだ、俺がこいつらを引っ張れてるのか不安だし、行ってみよう) 淡「ねえーきょうたろー聞いてる?」 京太郎「ん、おお聞いてる聞いてる」 淡「ホントにー?」 京太郎「ホントホント」 淡「んーとね、それで――――」 ―――一時間後 京太郎「」キョロキョロ 京太郎「作戦、開始だ」 コンコン 京太郎「失礼しまーす」 京太郎「監督さんの部屋がここだって聞いて来たんですけど……」 霞「あら、京太郎くんじゃない」 晴絵「おっす、須賀くん」 善野「何しに来たん?」 京太郎「皆さん同じ部屋で寝てるんですか……?」 トシ「そういう仕様らしいから仕方ないんだよ」 臨海「キョウタロウ?」 霞「それで、何の用なの?」 京太郎「はい、実は――――」 雅枝「なるほどな、つまりはアドバイスが欲しい、いうことやな」 晴絵「シズとかは直線的で扱いやすいと思うけどなぁ」 京太郎「あいつ以外が問題なんですよね」 臨海「それなら、私たちでレッスンしてあげるのがよいでしょうか」 霞「そうですね、少し夜が遅いですけど」 善野「須賀くん、時間大丈夫?」 京太郎「はい!頑張ります!」 トシ「それじゃあ始めようかね」 臨海「―――――と、ざっとこんなものかな」 晴絵「どうだ?勉強になった?」 京太郎「なるほど、ばっちりです!」 トシ「彼女たちと同い年の須賀くんなら、親身にもなってあげられるし、発破だってかけやすいはずさね」 雅枝「あのチームをまとめるのに適してるっちゅうわけやな」 京太郎「そうだったんですか?」 善野「せやから、須賀くんも自信持って頑張ってな」 霞「敵同士だけど、頑張ってね」 京太郎「はい!本当にありがとうございました!」 臨海「ここまでで、いいかな」 京太郎「同じホテルなのにわざわざ見送りなんていいですよ」 臨海「これでも私たちは教育者だからな、心配なものは心配なんだ」 京太郎「そうっすか、ありがとうございます」 臨海「いや、礼なんていらないよ」 京太郎「でもこんな時間に俺の相談に乗ってくれて申し訳ないというか」 臨海「……そういえば、君はどうして私を訪ねてきたんだ?石戸先生の方が相談もしやすかっただろうに」 京太郎「んー……監督さんが頼りになりそうだったから、ですかね」 京太郎「霞さんたちが頼りないってわけじゃないんですけど、一昨日とか俺のこと看ていてくれたじゃないですか」 京太郎「だから監督さんのところに行こうとしたんだと思います」 臨海「……そう、か……そう言われて悪い気はしないな」 京太郎「というわけで、ありがとうございました」 臨海「うん、頑張ってくれ」 京太郎「へへっ、負けませんからね」 臨海「こちらもそう老いぼれちゃあいないよ、じゃあな」スタスタ 京太郎「おやすみなさーい」 【冬休み5日目】(合宿三日目)終 【冬休み6日目】(合宿四日目) 京太郎(清々しい朝!冬の日差しにその寒さ!) 京太郎(けどさぁ……) 京太郎「…………」サワッ 咲「んっ」ビクッ 京太郎(なんで咲の胸を触ってるんだ俺……)サワサワサワサワ 京太郎(ってかなんでこんな後ろから抱き着いてるような体勢になってんだよ……)サワサワサワサワ 京太郎(今までないものだと思ってたけど、服越しでも案外あるもんなんだな)サワサワサワサワ 京太郎(そもそも昨日何があったんだ?)サワッ 咲「あっ、んっ……」ビクビクッ 京太郎(急に震えだしたけど、寒いのか?) 京太郎(布団もっとかけてやらないと……) バサッ スタスタ... 咲(なんか変な感じがしたから起きちゃったけど)モジモジ 咲(何なんだろうこの感じ……体がすごく熱くて……) 咲(ちょっと気持ちいい、かも……) 咲(京ちゃん、私の胸が好きなのかな) 咲(……触ってくれたってことはそういうことだよね) 咲(なんだか、嬉しいな) 朝 京太郎(……はっ!) 京太郎(朝、か?) 京太郎(でもなんか暑いような……) 咏「ぅ…………」モゾモゾ 京太郎(なんでまた俺の布団で寝てるんだよ……) 京太郎(小さいからはみ出なくっていいけどさ) 京太郎「えいえい」ツンツン 咏「にゅ……ぅ……」プニプニ 京太郎(一昨日は滝見さん、昨日は高鴨、そんで今日は咏か) 京太郎(何なの俺、何か憑いてるんじゃねえの?) 咏「んぅ…………きょぅたろぉ……」 咏「……すきぃ…………」 京太郎「!」ビクッ 京太郎(びびったぁ……寝言か、そりゃそうだよな) 京太郎(第一好かれるようなことあんました覚えないし、うん) 京太郎(けど、もし俺が咏と付き合ったら……) 京太郎(…………) 京太郎(通報されるな) 淡「今日はみんなで人生ゲームをしよー!」 京太郎「……はぁ」 咲「いいの?京ちゃん」 京太郎「ときには息抜きも必要だろうからな」 淡「私黄色使うねー!」 春「……青」 穏乃「じゃあ私は赤!」 咏「んーと……じゃあ私は緑にするかねぃ」 淡「あ、そーだ!一番金持ちの人は誰かに命令できるってことにしよ!ってかそうするから!」 京太郎(うわぁ、めんどくせぇ……) 淡「今めんどくせえって思ったでしょ!」 京太郎「なっ、どうしてそのことが!」 淡「私ときょうたろーは以心伝心だからね!愛し合ってるっていうのー?」 咲「」ムッ 咏「」ムッ 淡「んー、私が勝ったら何しよっかなー」 春「勝たないから心配しないでいい」ポリポリ 淡「へータキミン言うねー」 京太郎「とっとと始めるぞー」 一位 京太郎 二位 春 三位 穏乃 四位 淡 五位 咲 六位 咏 淡「うわ、びみょー」 咲「また家が燃えちゃったよぉ……」 咏「竜巻で飛ばされるよりまだマシだろ……」 穏乃「やった!ブラックバス釣れた!」 京太郎「何とか一位だったけど、滝見さんすげーな」 春「……ギャンブルは得意」ポリポリ 京太郎「俺が一位だから何か命令していいんだよな?」 淡「……チッ」 京太郎「あくどい顔で舌打ちするなよ!なんか恐いから!」 京太郎「じゃあ咏が俺にマッサージ、咲は滝見さんにマッサージな」 咲「え?」 咏「ふぇ?」 穏乃「そんなのでいいの?」 京太郎「ああ、気持ちよけりゃいいだけだから」 淡「なにそれつまんないー!」 春「……なんで私まで」 京太郎「細かいことは言わずに、な?」 春「…………」ポリポリ 咏「でもよぉ、マッサージってどうすりゃいいん?」 京太郎「肩揉んだりでいいぜ、そこまで本格的にやる必要はないからな」 咏「へいへい、んじゃ始めるよ」 咏「京太郎って結構肩凝ってるのな」 京太郎「んーまあな」 咏「ん……しょ」 京太郎「こういうのもいいな、なんかリラックスできるわ」 咏「それは私の腕がいいからなんじゃねーの?知らんけど」 京太郎「そうかもな、毎日やってもらいたいくらいだぜ」 咏「ま、毎日って……」 京太郎「ん?どうした?」 咏「どうもしてねえよ!」グキッ 京太郎「痛っ!?」 咲「滝見さんのうなじ、綺麗だね」 春「…………」コクッ 咲(滝見さんの胸大きいな……) 咲(私も黒糖食べれば大きくなるのかな) 咲(もし大きくなったら京ちゃんも……ってなんで京ちゃんのこと考えてるの!) 咲(京ちゃん大きいの好きだもんね……羨ましいなぁ) 咲(って、あーもう!) 春「?」 淡「つまんなかったからもう一回!」 京太郎「せめて種目変えようぜ……」 一位 京太郎 二位 穏乃 三位 淡 四位 咏 五位 咲 六位 春 京太郎「また俺の勝ちだな!」 淡「つまんないつまんないつまんないー!」 穏乃「うーん、いい線行ってたと思ったんだけどなぁ……」 咏「まあ、いっか」 咲「順位下がっちゃったよぉ……」 春「……命令は?」ポリポリ 京太郎「お、そうだったな、んじゃ、命令は――――」 京太郎「全国で充電ってのが流行ってるらしい」 咲「充電?」 京太郎「一人がもう一人の膝の上に乗ってエネルギーを蓄えるとかなんとか」 穏乃「へー、今度憧にやってもらおうかな!」 京太郎「つーわけで、俺が滝見さんに充電をする」 咏「は?」 淡「え?」 春「…………」ポリポリ 京太郎「ほら、俺今二連勝だから最下位の滝見さんに運気を注入するっていうか」 咲「それって滝見さんが京ちゃんの上に座るってことだよね?」 京太郎「ん、それがどうかしたか?」 咲「どうかしたか、って……」 京太郎「よし、んじゃ滝見さん乗ってくれ」 春「…………」ポスン 淡「……それだけ?」 京太郎「これだけ」 淡「なにそれ!またつまんないよ!」 春「……黒糖食べさせて」 京太郎「おう、いいぞ」ヒョイ 春「…………」ポリポリ 咏「なんでこんなん見てないといけないんだよ……」 穏乃「滝見さん、充電されてる感じとかするの?」 淡「まっさかーそんなことあるわけ……」 春「……須賀くんが伝わってくる」 淡「何その効果!?」 淡「もう一回!もう一回!」 咲「もう昼だからそろそろやめない?」 淡「諦めちゃだめだよサキサキ!」 咲「諦めるも何もないと思うけど……どうする?京ちゃん」 京太郎「俺も黒糖食べていいか?」 春「……食べさせてあげる」 咲(なんで向かい合ってるの!?) 京太郎「じゃあ俺も」 春「…………」ポリポリ 京太郎「…………」ポリポリ 咲(なんだか兄妹みたいで微笑ましい光景だけど、どうしよう咏ちゃん!)チラッ 京太郎「服に黒糖こぼれてるぞ」ヒョイ パクッ 春「あ……」 咏「」イラッ 咲(こっち見てないや……こうなったら高鴨さん)チラッ 穏乃「滝見さん私も黒糖食べたい!」 春「……どうぞ」 穏乃「ありがと!」ボリボリ 咲(あ、これダメなパターンだ) 咲(でも私がしっかり聞かないと!) 咲「京ちゃん、お昼ご飯食べに行く?」 京太郎「……」ナデナデ 春「…………」ポリポリ 京太郎「滝見さんの髪、綺麗だな」 春「……春でいい」 春「…………」 春「……なんでもない」 京太郎「春の髪、綺麗だな」 春「…………」カァァ 咲「」イラッ 昼 京太郎「今日の午後は自由時間だぞー」 淡「よーやくきょうたろーもわかってきたみたいだね」ウンウン 穏乃「三尋木さん!ラーメン食べに行かない?」 咏「おーいいぜぃ、どっちが食べられるか勝負な」 穏乃「よしっ!燃えてきたぞぉぉぉぉおおおお!」 淡「じゃあタキミン遊びに行こー!昨日行けなかったからね!」 春「……」コクッ 京太郎「……んじゃ、俺たちも遊びに行くか」 咲「えっ、私と?」 京太郎「咲以外に誰がいるんだよ、ほら行くぞ」 咲「あっ、ちょっと待ってよ京ちゃん!」 咲「わぁ、本がいっぱいだよ、京ちゃん!」ピョンピョン 京太郎「確かに大きいけど、はしゃぎすぎだろ」 咲「長野じゃこんなに大きいところあんまり無かったもん!ああ……いいなぁお姉ちゃん」 京太郎「咲、ホントに本のこと好きなの……」 ポツーン 京太郎「……な」 京太郎「あんにゃろうどこ行きやがった……」 京太郎(目を離したらいつもこうだ、まあ本屋なら大体……) 咲「京ちゃんどこぉ……」 咲(お手洗いにも行きたいのにぃ……) 京太郎「ったく、何やってんだよ」ギュッ 咲「ぁ……」 京太郎「トイレに行きたかったら俺に言え、連れて行ってやるから」 咲「そんなこと、言えるわけないじゃん……」 京太郎「お前がいなくなったら困るんだよ、だから、さ」 京太郎「俺がいるときは、俺に頼れ」ニコッ 咲「…………あぅ」カァァ 京太郎「スッキリしたか?」 咲「お、女の子に何言ってるの!京ちゃんのバカ!」ポカポカ 京太郎「相変わらず咲はちんまいなー」 咲「もー!」 咲「…………」ジーッ 京太郎(こうして咲と本屋に来たわけだけど……) 咲「…………」ペラッ 京太郎(……なんかつまんねえ) 京太郎(何かいたずらしてやるか) 京太郎(にしても何読んでんだ?)チラッ 咲(京ちゃんの顔が……うぅ)カァァ 京太郎(恋愛小説か?咲もそういうの読むんだな)チラッ 咲「///」ポシュー 京太郎(咲の耳……か) 京太郎(……よし) 咲(京ちゃんの顔が近いから集中できないよぉ……)カァァ 咲(でも京ちゃんに怪しく思われちゃうからちゃんと読まないと……)ジーッ 京太郎「ふーっ」 咲「ひゃぁっ!」ビクッ 京太郎「あっはっは!なんつー声出してんだよ」 咲「も、もうっ!京ちゃんのバカ!」 咲「あっち行っててよ!」 京太郎「はいはい、十分経ったらまたここに来るから絶対に動くなよ」 咲「言われなくてもわかってるもん!べーっ!」 京太郎(―――とは言われたけど、時間が来るまで何しよ) お品書き 1.牌のお姉さんの麻雀教本 中級編…2000円 2.牌のお姉さんの麻雀教本 上級編…2800円 3.小鍛治健夜の目指せ!グランドマスター!…2800円 4.戒能良子のものまね王! 5.迫り来る怒涛の修羅場…2000円 6.女性を落とす40の方法…1000円 7.ライトノベル…600円 8.小説…600円 9.恋愛小説…600円 10.野依理沙の感情コントロール法…1000円 11.一日を活用する本…1500円 12.咲が読んでたのと同じ恋愛小説…700円 京太郎(咲も読んでたし、俺も似たようなの読んでみるか) 京太郎(……思春期の恋愛模様を描いた作品、か面白そうだ) 京太郎(咲の読んでたやつはどんな話だったんだろ) 京太郎(まあいいや、買いに行こ) 「ありゃぁたっしたー」 京太郎(後は咲を探しに行くだけだな) 京太郎(この辺のコーナーだったよな……あ、いた) 咲(京ちゃんまだかな……)モジモジ 京太郎(何だあいつ?足踏みしたり脚寄せ合ったり……) 咲(なんでまたお手洗いに行きたくなっちゃうんだろう……)モジモジ 京太郎(?) 京太郎(こっちに気づいてないのか?じゃあ……) 京太郎「おい、咲」 咲「へっ……あ、京ちゃん」 京太郎「早く行くぞ」グイッ 咲「えっ、なに、どこ行くの?」 京太郎「トイレ、行きたくなったんだろ」 咲「どうしてわかったの?」 京太郎「お前のことだからな、ほら着いたぞ」 咲「あ、ありがと……」モジモジ 咲(どうして京ちゃん、私がお手洗いに行きたいってわかったんだろ) 咲(なんで私を引っ張って行ってくれるんだろ) 咲(…………) 咲(帰るときは、私から京ちゃんの手繋ごうかな) 咲(手をつないで買い物に行くって、デートみたいだよね) 咲(……こんな風に、また遊びに行けたらいいな) 咲「お待たせ、京ちゃん」 京太郎「ん、そんなに待ってねえよ」 咲「えへへ、それじゃあ帰ろっか」ギュッ 京太郎「あ……ああ、そうだな」 咲(恋人繋ぎって、ちょっと大胆だったかな) 京太郎「って咲、本買わなくていいのか?」 咲「あっ、忘れてた!ちょっと待ってて!」トテトテ 京太郎「だから走るなっての!」 夜 京太郎「いよいよこの合宿も終わりっつーわけで、練習するぞー!」 穏乃「おー!」 淡「元気150%の淡ちゃんなら負けないよ!」 咲「私も負けないもん!」 春「…………」ポリポリ 咏「うぅ……胃もたれきつぃ……」 淡「そい!リーチ!」 咲「じゃあ私も、リーチ」 咏「そんじゃ、リーチ」 穏乃「リーチ!」 「「「「……」」」」 京太郎「何やってんだあいつら……」 春「……きょうたろう、始めて」 京太郎「ん……ああ」 京太郎(春が集中できるからって充電しながらやってるけど……) 春「…………」ウツラウツラ 京太郎(人の膝の上で寝るなよなー) 春「ん……」モゾモゾ 京太郎(やばっ、動かれると流石にまずいっ) 京太郎(これは起こすしかない……よな) 京太郎「おーい、春ー」 春「…………」 京太郎「後ろからじゃ起きてんのかどうかわかんねえよ……」 京太郎「…………」 春「…………」 京太郎「……俺も寝るか」 京太郎「最後の相手は高鴨か」 穏乃「んそっ、よろしくね!」 京太郎「おう、頑張るぞ!」 穏乃「うぉぉぉぉおおおお頑張るぞぉおぉおおお!」 京太郎(なんだろう、このやり取り終わらない気がするぞ?) 穏乃「いやぁー、今日で合宿も終わりなんだねー」 京太郎「手、動かせよ」 穏乃「須賀は楽しかった?私は楽しかったよ」 京太郎「いや、だからさ」 穏乃「東京のラーメンおいしかったし、麻雀も楽しかったし!」 京太郎「集中しようぜ、集中」 穏乃「大星さんや宮永さんともまた打てたから良かった!」 穏乃「須賀はどう思う?」 京太郎「麻雀しようぜ」 穏乃「うん、やっぱり楽しかったよね!」 京太郎「どこをどう捉えればそうなる!?」 京太郎「これで合宿は終わりだ!」 京太郎「そしてぇえぇえええええーーーー!」 淡「打っち上っげだーーーー!」ドンドンパフパフ 咲「わ、わー!」 咏「いえーい!」 穏乃「ラーメン!ラーメン!」 春「…………」ポリポリ 淡「でもどこに行くのー?」 京太郎「う……んー、どうしよ」 京太郎「じゃあカラオケでいっか」 咲「えぇ……私歌とか上手くないよ?」 京太郎「楽しけりゃいいんだよ、みんなもいいだろ?」 穏乃「憧によく連れていかれたからね、オッケーだよ!」 淡「私もいいよ!」 咏「ま、いんじゃね」 春「…………」ポリポリ 京太郎「誰から歌うんだ?」 淡「その前にルール決めようよ!」 咏「ルール?」 淡「六人の内負けた人が言うこと聞くとか!」 咲「わざわざそんなことしないでもいいんじゃ……」 淡「じゃあ一番の人がきょうたろーに充電してもらうとかは?」 咲「」ピクッ 咏「」ピクッ 京太郎「おい待てそのルール、俺が一位じゃ意味ないじゃねえか」 淡「え~、どうせきょうたろーは勝てないよー」 京太郎「何だと?」 穏乃「まーまー二人とも落ち着いて」 淡「タキミンはどう思う?」 春「……いいと思う」 京太郎「くっ……」 淡「嫌だったら代替案を提案してねー」 京太郎「折衷案ってことで俺が一位になったら他の人に命令」 京太郎「他の人が一位になったら俺が充電、でどうだ?」 咲「どうだ、っていうか……」 咏「京太郎が得しすぎだろ……」 淡「うん、それでいいや!」 穏乃「じゃあ一番は私行くよ!」 春「…………」ポリポリ 穏乃「青空が眩しいー、君がいる風景はー」←16点 淡「重さじゃー測れない、こんな想いー」←52点 咲「こわいもののない世界ならー」←58点 淡「何なのこの機械!おっかしいんじゃないの!」 淡「私が52点なんてあり得ないでしょ!」 京太郎「ふっ」 淡「鼻で笑うな!」 春「雲の形、突き抜けるー」←96点 咏「毎日ナニがあって、頭抱えてもー」←92点 京太郎「たましいゴーンと、チャイムを打たれたならー、打たれちゃったら!」←61点 淡「なんできょうたろーの歌より私の方が下なの……」ガックシ 咲「それは同感かも……」ガックシ 穏乃「うん……」ガックシ 京太郎「なぜそこまで落ち込む!?」 春「きょうたろう、充電」 京太郎「お、おお、いいぞ」 春「」ポスン 春「……頭撫でて」 京太郎「ああ、よしよし」ナデナデ 淡「ちょっ、そんなオプション――――!」 淡(待てよ、ここで頭なでなでを禁止したら私が勝ってもあまり得はない!) 淡(それにこう考えている間にもタキミンのきょうたろーポイントがどんどんたまっていく!) 淡(まさかこれが――――) 春「……ふっ」 淡(先手必勝のジャスティス!勝てば魏呉蜀!) 咲(勝てば官軍だと思うけど……) 淡(ここは黙るしかない!) 京太郎「淡、どうかしたか?」 淡「ううん、なんでもないよー」 淡(タキミン……恐ろしい子……!) 春「……きょうたろう」 京太郎「どうした?」 春「何かして」 京太郎「何か、って何だよ」 春「……抱きしめたり、とか」 京太郎「なら今頭撫でてるじゃん」 春「そうじゃなく……」 京太郎「んー……じゃあ……」 京太郎(咲とかがいるからあんまり大胆なことはできないとして……) 京太郎(そうだ!) 京太郎「……春」ボソッ 春「」ビクッ 京太郎「どきどきしてるんだ、俺の胸……春を充電したい、十年も、二十年も」ボソボソ 京太郎「っ……お前のそばに居続けたい」ボソボソ 京太郎「きっと、お前のことが好きなんだ……いや、春が好きだ、断言できる」ボソッ 京太郎「りゆうはわからない、色々ありすぎて、お前の好きなところが多すぎて」ボソボソ 京太郎「……なあ、春」 春「……///」カァァァァァ 京太郎「好きだぞ」ボソッ 春「///」ボシュー 咲「あの二人何してるのかな?」 淡「さあー?じゃあ次の曲入れちゃおー!」 穏乃「信じる、それだけで越えられないものーはない」←97点 淡「ほどかれてくの、どこまでもー」←70点 咲「がんばっちゃったがんばった我々東南西北わーいわーい!」←83点 淡「だからなんで私がこうなんのよ!」 穏乃「点数上がったんだからいいじゃん」 淡「アンタが一番おかしいでしょ!」 春「君の知らない、私だけの秘密」 京太郎「春は歌上手いなー」 春「……」カァァ←31点 咏「冒険でっしょ、でっしょ!」←76点 京太郎「ハートのエッジに挑もう、思うたけ見つめてー」←92点 穏乃「今度は私だよ!」 京太郎「ぐぬぬ、あとちょっとだったのに……」 穏乃「ねぇー私にも何かしてー」 京太郎「だから何かって言われてもな……」 京太郎「んじゃ、遠慮なく」サワッ 穏乃「ふぇっ」 京太郎「高鴨の太ももって結構筋肉ついてんだな」サワサワ 穏乃「ちょっ、何触ってんのさ!」 京太郎「こんな恰好で寒くないのか?」サワサワ 穏乃「はしってるから……大丈夫、だけど……」 京太郎「でも、ちゃんと肌スベスベしてるし、女の子って感じするぜ」サワサワ 穏乃「それ、褒めてくれてるのかわかんないんだけど」 穏乃(さっきから何かが当たってる気がするし……須賀に触られてると……何だろう) 穏乃(ちょっと変な……)モゾモゾ 春「…………」ボリ!ボリ!ボリ! 咲「京ちゃん何やってんだろ……」 咏「あいつ……」 淡「タキミンまであらぶってる……」 淡「次は絶対に勝ってやるんだから!」 穏乃「私はもういいや……」 咲「私も頑張る」グッ 春「…………」ポリポリ 咏「今度こそ勝つぜぃ~」 穏乃「みみーもとで囁き呼ぶ声に振り向けば、気づかぬうち開かれていたトビラー」←66点 淡「ガッティーノ、ガッティーナ、私だけの傍にいてねー」←15点 咲「わーたっしーとしようよ、ココロが晴天ドキツモ昇天」←75点 淡「」チーン 京太郎「ぶははははは!どんだけ機械に嫌われてんだよ!」 咲「京ちゃん、淡ちゃん可哀想だよ」 京太郎「でもよぉ、あっはははは!」 淡「うっさいうっさいうっさーい!どうせきょうたろーだってこんな点になるもん!」 京太郎「ならねーよ、ま、見てればわかるけどな」フフン 春「アザレアを咲かせて、暖かい庭までー」←5点 咏「おおきな夢、夢、スキでしょ?」←83点 京太郎「本気の恋ー、それは突然花が咲くー」←90点 淡「みんなしてずっこいずっこい!」 京太郎「結局実力ってことだな」 淡「むぅ……」 咏「んで、命令何すんの?」 京太郎「おっ、そういえばそうだったな」 咲「エッチな命令とかは……ダメだよ?」ニコッ 京太郎「わ、わかってらぁ、そんぐらい」アセアセ 春「…………」ポリポリ 京太郎「んー、と、じゃあ……淡?」 淡「なによぉ……」グスッ 京太郎「いや、負けたからって泣くなよ」 淡「だって、きょうたろー程度に負けるとかありえないし……」グスッ 京太郎「ナチュラルに失礼だな、おい」 春「……命令」ポリポリ 京太郎「ああ、ちょっと考え中な」 京太郎(全員に猫のごとく甘えてもらう、とか言おうと思ってたけど俺もそこまで空気が読めない男じゃあない) 京太郎(淡が泣いたままだと嫌な気がするし……淡の脇をくすぐって励ますとかいいんじゃないか?) 京太郎(あわよくば淡の胸に触れる、って違うわ!どんだけ変態なんだ俺!) 京太郎(それにあんな胸触ったってなぁ……)ハァ 京太郎「淡」 淡「なに?」 京太郎「ほい」ガシッ ヒョイッ 淡「はぁっ!?」 咲咏穏「ええっ!!」 春「…………」ポリポリ 淡「なっ、何してんの!」 京太郎「ほーれ高い高ーい」 淡「子どもじゃないんだから降ろしてよー!」ジタバタ 京太郎「はっはっは、じたばたはHPが少なくないと威力弱いんだぜー」 淡「っていうかスカート見えるから!」ゲシッ 京太郎「ぐへぁっ」グラッ 咲「あっ!」 咏「京太郎のバランスが!」 穏乃「大星さん危ない!」 淡「きゃぁっ!」 京太郎「淡っ!」 京太郎(これだと淡が頭から落ちる、最悪病院行きだ!) 京太郎(それだけはさせない!) ドッシーン! 咲「きょ、京ちゃん!」 京太郎「いつつ……腰打ったっぽい」 咏「ったく、気ぃ付けろよなー」 京太郎「わりぃわりぃ」 淡「もー!きょうたろーのせいで危なかったじゃん!」 京太郎「人が身を挺して守ったっつうのに一言目がそれかよ……」 淡「ぁ……それはありがとう、だけど……」モジモジ 淡「って!そもそもきょうたろーが高い高いなんてしなきゃよかったんじゃん!」ウガー 京太郎(一瞬でもしおらしくてかわいいと思った俺がバカだった) 淡「こうなったらやり返してやる!えいっ」ガシッ 京太郎「うおっ!」 淡「んぐぐ……」 淡「持ち上がれぇ……!」 京太郎「淡、あんまり無理しない方がいいんじゃないか?」 淡「うっさい!やり返すったらやり返すんだから!」 ――十分後 淡「なんで持ち上がんないのさー!」 京太郎「体格差があるからしゃあないだろ」 淡「きょうたろーの筋肉硬かったし、抱きしめてるみたいで気持ち良かったよー!」 京太郎「なんでこの状況で褒められてんだろ俺」 京太郎「次で最後にするか」 咲「そうだね、もう結構遅いし」 咏「じゃさ、じゃさ、最後は全員で同じ歌歌ってその得点を競うってのはどうなん?」 淡「あ、いいねーそれ!」 穏乃「じゃあ何歌うの?」 春「……だんご三兄弟」 咲「中々古いね!?」 京太郎「そりゃみんな知ってるだろうけどさ……」 淡「じゃあセーラームーンとかは?」 咏「そっちのがおぼろげなんだよねぃ……」 穏乃「タ○リ倶楽部のオープニングは?」 京太郎「あれカラオケに入ってんのか?つーかどんなチョイスだよ」 淡「タ○リ……なにそれ?」 咲「私も土曜日は夜遅くまで本読んでるから知らないな」 京太郎「それ、見てるって言ってるようなもんだぞ」 咲「空耳しか見てないもん!」 淡「だから何それ?」 京太郎「結局、おいでよ亀有を歌うことになったぞ!」 咲「どうしてこうなっちゃうの……」 穏乃:96点 春:90点 淡:66点 咲:27点 京太郎:21点 咏:1点 咏「1点……1点……」チーン 淡「また勝てなかった……」ガクッ 咲「私だって4位だったんだから、元気出そ!」 春「…………黒糖、いる?」ポリポリ 淡「いるいるっ!ちょーだい!」 咲「ゲンキンだなぁ……」 穏乃「また私が一番かぁ……よっ!」ポスッ 京太郎「俺の膝に慣れるの早くね」 穏乃「まあ、嫌いじゃないからねー」 京太郎「新子だったら「こんなこと死んでもやらないわよっ!」とか言いそうだよな」 穏乃「あはは……有り得るね」 京太郎「今回も何かするか?」 穏乃「うんっ、おまかせで!」 京太郎「んじゃ、まずは」サラッ 穏乃「ん……」 京太郎「高鴨の髪の毛さらっさらだな」ススッ 穏乃「えーそうかな?」 京太郎「綺麗だし、いい匂いもするぞ」ソソッ 穏乃「なんかむずむずする……」 京太郎「やっぱり女の子の髪って気持ちいいな」 咲「……やっぱり?」ゴッ 京太郎「ヒッ」 咲「京ちゃん、他の女の子の髪触ったことあるの?私にはないのに?」 京太郎「そ、それは言葉の綾というやつで、触ったっつうか撫でたときとか……ほら!小さいときにお前のことも撫でてたろ!」 咲「……そういうことならいっか」 咲「ほら、続けなよ」 京太郎「は、はい……」 京太郎(なんか重い雰囲気になってんですけど!?) 京太郎(やべーよ殺されるよ、何だよあの殺気、このまま抱きしめようかと思ったけど絶対無理だよ) 穏乃「もう終わり?」 京太郎「う……ああ……うー……」 京太郎(けどまだこうしていたい自分もいるわけで……) 京太郎「いや、まだだ!」ギュッ 穏乃「わっ!」 京太郎(あっれー?どうして俺は高鴨を抱きしめてんの?おっかしいなー) 淡「髪いじって抱きしめるって……」 咏「あんさぁ、京太郎?流石に限度ってものがあると思うぜぃ」 京太郎「ちっ違うわ!これは俺が無意識下に行った行動であって俺自身の行動じゃないんだ!」 京太郎「そうっ!いわばそれは反射!思考とは真逆!目の前いる高鴨を抱きしめるのは俺の性なんだ!」 淡「なお悪いわっ!」ゲシッ 京太郎「脛はやめろって痛いから……」 京太郎(なおさら酷い雰囲気になった気がする……) 咲「」ニコニコ 淡「」ジトッ 咏「」ジーッ 穏乃「~♪」 春「」ポリポリ 京太郎「なあ、高鴨?」 穏乃「穏乃でいいよ、私も京太郎って呼ぶから!」 京太郎(この状況で何言いだしちゃってんのお前!?) 京太郎「何言っちゃってんの、おい」 穏乃「今さ、京太郎に抱きしめられてるとなんか安心するんだ」 穏乃「ウチ女子高だから、久しぶりに男子と話したのに楽しくて」 穏乃「だから京太郎とはもっといい友だちになりたいな、って」 京太郎「今言うことなのかよ……」 京太郎(しかもこの惨状で) 穏乃「なんか言うタイミング逃しちゃいそうだったからね」 京太郎「そ、そうか」 京太郎(何これ、何が言いたいのこいつ) 京太郎(言われて滅茶苦茶嬉しいけど……) 咲「ジュゴゴゴ」ニコニコ 淡「ジュゴゴゴ」ジトーッ 咏「ジュゴゴゴ」ジーッ 春「……」ポリポリ 京太郎(ストロー悲鳴あげてるから!こっち向かないで怖いから!) 穏乃「京太郎ー」 京太郎「なっ、なんでございますでしょうか」 穏乃「呼んでみただけだよ、えへへ」 京太郎(そういうことされると……もう……)カプッ 穏乃「ひゃぁっ?」 京太郎「んっ……」ハムハム 穏乃「京太郎ぉ、くすぐったいよぉ」 京太郎「ははほはっへはいへぇ」 穏乃「耳元で喋らないでよ、ふふっ」 京太郎(なんで俺、穏乃の耳咬んでんだろ……) 京太郎(あとは耳に息を吹いて終わらせよう) 咲淡咏「」ゴゴゴゴゴゴゴ 京太郎(あいつらに殺される気しかしない!) 京太郎「……ん」 京太郎(俺の唾液ですごくエロく見える……) 京太郎「ふーっ」 穏乃「んんっ!」ビクッ 京太郎「こ、これで終わりだ!」 京太郎(何やってんだろ俺……) 京太郎「かーっ!歌った歌ったー!」 淡「きょうたろーの変態」 京太郎「まだ言うか」 咲「8時くらいだけど、新幹線間に合うかな?」 咏「大丈夫なんじゃね、知らんけど」 穏乃「んー、でも確かに危ないかもね」 京太郎「じゃあここで解散っつうことでいいか?」 淡「うん!」 穏乃「だねー」 京太郎「そっか、じゃあ行くぞ」 咲「ま、待ってよ京ちゃん」 春「……お疲れ」 穏乃「またね」 淡「また来週だよー!」 咏「じゃあなー」フリフリ 京太郎「おう!頑張ろうなー!」 咲「そっか、私以外みんな博多行きなんだ」 京太郎「春は今から帰って家に着くのか?」 春「ホテルは取ってある」 穏乃「どうせだし京太郎の部屋に泊まればいいんじゃないかな」 春「……いいの?」 京太郎「いやダメだろ、年頃の男女が同じ部屋で寝泊まりなんて」 咲「つい昨日までやってたんだけどね……」 咲「あ、私こっちだから」 京太郎「そっち東北新幹線だぞ」 咲「えっ!?わわっ、危なかったよ!」 京太郎「お前、よく東京まで来れたな」 咲「バ、バカにしないでよ!」 京太郎「はいはい、バカにしませんよー」 咲「バカにする気満々でしょ!」 京太郎「長野新幹線あっちだぞー」 咲「わ、わかってたから!わかってたからね!」 京太郎「はいはい、じゃあな」ナデナデ 咲「だからバカにしないでよ!」 穏乃「京太郎って宮永さんと仲良いんだねー」 京太郎「ま、幼馴染だからな」 穏乃「いつごろから知り合ったの?」 京太郎「咲とは小学生くらいかな、なんでだ?」 穏乃「んー、ちょっと気になったから?」 春「……二人とも、はい」 京太郎「黒糖一袋!いいのか?」 穏乃「うおっ!おおおっ!」 春「お疲れ様のプレゼント」 京太郎「そっか、あんがとな」 穏乃「んー!おいしー!」ボリボリ 春「……」ニコッ 【冬休み6日目】終
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/1281.html
ダヴァン「やっぱり日本のラーメンは最高デス!」 京太郎「で、これで何軒目ですか?」 ダヴァン「……4軒目?」 京太郎「俺来たのさっきですよ!?」 ダヴァン「朝に1杯、10時のおやつ代わりに1杯、キョータローと行く前の腹ごなしに1杯デスネ!」 京太郎「そんな曇りなき笑顔で言われても……ラーメン3杯食ってんのに入るんですか?って今さら愚問でしたね」 ダヴァン「ラーメンはムゲン!!」 京太郎「はいはい。あ、来ましたよ」 ダヴァン「おおお……サイコーですね!!」 京太郎「じゃ、いただきまーす」 ダヴァン「やっぱりサイコーです!」 京太郎「今3分の2ってとこですか?」 ダヴァン「イエス!スープもしっかりね!スープ残す人多いけど、私はそんなことしまセン!」 京太郎「なるほど。あ、すいませーん替え玉お願いします」 ダヴァン「へ?」 京太郎「あ、どうも」 ダヴァン「キョ、キョ、キョータロー!!い、今のはホワッツ!?」 京太郎「混ざってる混ざってる。いや、替え玉ですよ?」 ダヴァン「替え玉……なんですかそれは!?」 京太郎「ひょっとして、スープ飲み干すから替え玉知らなかったんですか?」 ダヴァン「なんということだ……スープを残す人達には替え玉という新たな可能性があったトハ……」 ダヴァン「私にも替え玉を!」 京太郎「いや、麺残ってるじゃないですか。食ってしまってからいいましょうよ」 ダヴァン「なるほど!」ズルズルズル、ズズーッ ダヴァン「さあ!レッツ替え玉!!」 京太郎「……スープないじゃないですか」 ダヴァン「……あ」 ダヴァンが替え玉を注文できたのは7軒目だったとか
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5667.html
399 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/28(水) 17 00 43.57 ID dDpNlojc0 [4/6] 大 正 義 園 城 寺 怜 悪意のコンマをことごとく回避しやがって……選ばれしヒロインだね、更にはコンマにも愛されてると来た。 (すこやんは関わった瞬間邪魔してきます。ヤンデレ全般に言えますが) (一度ヤンデレになってから恋人になったりその逆でも、ヤンデレor恋人時代の記憶引き継ぎコンマ判定をとります) (すこやんは照編と怜編のキーパーソンになりました。次回の照と怜編に強制登場) 怜との本当のハッピーエンドを次回の怜を攻略する時に目指しましょう。 401 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/28(水) 17 03 44.19 ID CdY9CGn40 [6/8] ルート解放 ゆみルート シロルート を解放しました 408 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/28(水) 17 15 28.19 ID G5HmET330 [3/3] (ピンチになったらハギヨシ登場を使う機会もない程に怜はコンマを全回避しました。次回怜ルートのピンチ時に使用できます) つぎいっくよー 記憶引き継ぎに関しては とある一定のコンマを引いたヤンデレのみ引き継ぎと考えています(高校が同じキャラの場合)ので、安心して前回選んだ高校も選んでください。 前回ヤンデレだったあの子も……ヒロインだったあの子も……! プロローグ 意識が混濁としている。 酷い夢を見ているようだ。 何回も何回も酷い目にーー 咲……? 京太郎「はっっ……!」ガバッ 京太郎「夢か……」 京太郎「嫌な夢を見てしまった」 京太郎「そんな事よりも今日は入学式だ!」 京太郎「楽しみだな」 可愛い女の子と……うへへ。 次に行く高校は? 前行った高校でもあり 前行った高校の場合は記憶引き継ぎ安価します 安価下13 510 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 00 19 29.70 ID r1+lyi2/0 [1/2] 京太郎「行ってきまーす!」 ーーー 京太郎「流石沖縄。あっついなー」 0~60 小蒔 61~70 巴 71~76 初美 77~99 霞 ゾロ目 春 513 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 00 23 37.37 ID r1+lyi2/0 [2/2] 霞「あらあら。久しぶりね」 ポヨンッ ムギュュ 京太郎「ふんがふんが!!」 なんだこの幸せ!! 奇跡か!?これが奇跡なのか!? 0~70 姫様 登場 71~99 そのまま霞に連れられる ゾロ目 脱出成功 519 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 00 33 49.70 ID B4qY9rgC0 [1/2] 霞「それじゃあ学校行きましょう」 ズルズル 京太郎「あなたは誰ですか~!?」 | | | | | | l | | | | l | ------- l | | | | | | l | | | | l |_| | | l | `l | | | | | | l | | l| |\ l | 八 | ト、 l |  ̄ ̄` l | | | | | l| l | | l|从 \j八 ___,\ lノ \ l | _____ |ノ| /| 从 | | l| l | | l| _,,x竓芹苧笄ミ\{ \ |ノ ァ芹苧苧笄ミx, ノイ , / 八 | l| |八 八 l|ァ'^´|. | l l \ |. | | f癶 , / / / |从 l \ \ 乂 ー‐ ノ 乂 ー‐ ノ , / / /. ‘ \{\{ ´ ̄ ̄  ̄ ̄` 厶イ / / 霞「今度は壊れないように調節してあげるから」ニコッ ~~ 永水 麻雀部 初美「なんですかー?」 巴「霞ちゃん。もう恋人面は早いよ」 初美「一度自分の物にした気になって恋人面ですかー?」 小蒔「勝手に京太郎君を連れて行ったら可哀想ですよ!」 初美「年増顔のおばさんは冗談がきついですねー」 巴「早く京太郎君から離れてもらってもいいかな?」 小蒔「京太郎君は私と一緒になるんですから!」 霞「……」イラッ 霞「全員思い出したか……」 京太郎「????」 521 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 00 38 55.09 ID cWaB253l0 遅ればせながら ゾロ目ボーナス!(姫様) 小蒔「ほら、京太郎君行きましょう!」グイッ 京太郎「ちょっ!」 霞「ちょっと困るわね」グイッ 京太郎「二人とも力強過ぎです!!」 小撒「あなたの家系は私の顎一つで断絶する事が可能なんですよ?」 霞「いいわよ、それぐらい」クスクス 0~80 小蒔 81~85 巴 86~90 初美 91~99 霞 ゾロ目 脱出 526 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 00 47 15.35 ID pQ/V4IH70 巴「キャッ」 バッ 小蒔「……あなたのお家も必要無いですね」 巴「ごめんなさい、間違えちゃって」 京太郎「抱きつかれてるんですけどー!?」 春「私は関係無い関係無い」ポリポリポリポリ 巴 好感度上昇安価 コンマ判定 0~30 大 31~60 とくだい 61~99 超大 532 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[saga] 投稿日:2014/05/29(木) 00 52 06.21 ID lUTR/JKW0 [1/3] ゾロ目ボーナス(震え声) 巴 好感度max依存度max 巴「分かった……」 チュッ 京太郎「んー!?」 グイッ 俺の前歯を噛んで……!? ブシュッ 京太郎「~~!?」 巴「これで我慢してあげるね」ベローッ 舌から俺の歯が! 小蒔「……殺す!」 霞「いたーいお仕置きが必要ね」 京太郎「駄目だ……異常だ……逃げなきゃ逃げなきゃ」 0~50 姫様 51~60 初美 61~80 霞 81~99 巴死亡 ゾロ目 脱出 538 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 00 54 35.80 ID lUTR/JKW0 [2/3] 初美「えいっ」グイッ 初美「大丈夫ですかー?」 初美「痛いの痛いの飛んで行け~ですよー」ナデナデ 京太郎「うっ……」 京太郎「助けてくれ……助けて」 初美「それは無理ですよー」 京太郎「」 初美好感度上昇安価 コンマ判定 0~30 大 31~60 特大 61~99 超大 543 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 00 58 04.45 ID t/gjlhGs0 [1/4] 初美好感度max 依存度262 小蒔「あなたも必要無いですね、明日には荷物をまとめて美ら海に沈めてあげます」 初美「それでもイイですよー」 霞「あなたとは仲がイイと思ってたのに……」 0~50 小蒔 51~70 霞 71~80 巴死亡 81~99 霞死亡 552 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 01 02 37.72 ID JRnI2cdz0 間違えた初美死亡だった 黒服「失礼」ガララッ 初美「仕事が早いですねー」 小蒔「泳がせてあげてください」 黒服「はっ」 ト、 `ヽ、 \ \/ \ ´ _,.. / `ヽ、`ヽ ,..-‐ . . --、 ,..-‐/ 丶 ` i \\ __ / \ } / . . . . . . . . . . . .\ f'´ / λ i ーィ‐'" | | | .. ソ / . . . . . . . . . . . . ヽ- ― -..、 | / / ゙、-、_ / || ! l\. iV . . . . . . . 、 \ rf―=ニ、- 、ヽ | ./ / / 丶 _..._.ノ ノ| ヽ`ー--.、_ |/ / | iヽ、 ヽ } Y^ヾ ヽ ` ___/ / / .. \_∠__; --―'′ノ ゙、 .. ,..-┤ ハ |゙、 ヽ-‐Y^i ! ;! |‐┬‐v┬‐y′/ / / .. ; -‐''"´ ゙、 .. ムィ !. i.ー、 {._ ヽィr=-、`'"'! iー | / / /. / . / . .. i. ;...-イ´i 、 ... / ;ィ ! i (f ヾ 、 q i ィノ | 〈 /.// . / . L_ ; ィ i i ('ー-'" _,..スヽレ '| 、、 i.丶ツ __'"´ j }'" | i レ/ .. /. ー-‐ァ―-'"´ i i i `ー'" `ーー|ハ!__ ヽ ' ´ ) ノiー、 r‐| i \ _; -┬―'"´i i i. i ` ー- -< ヽi、_ | | \、ー----'^ー┐ i i i. i `ーヽL\ | | ゙ー----‐'´ ,! 〉――――‐┴-、 i ! `ー=、| .! ..... ;.--ィク\┐ i ! L_ 、 / / /\ヽ、_ i !  ̄ーェ―rr―'"イ / `Y´ ヽ \ー-.、______}. 〉、 / ; -‐Yゝ'´ Y / i ゙、 ヽ ヽ i / | /\ // \/ | ヽ } i ゙、 | . / / 〈 /y' ハ / | V } \ / / V /-‐ ┘ レ ; | i / 〉 / /  ̄ー-<__; ィ´  ̄ | ノ ; | / . / / 初美「ちょっと離してくださいよー」ジタバタ 黒服「行くぞ」グイッ 京太郎・春「……」ダラダラ 0~50 姫様 51~70霞 71~99 巴死亡 559 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 01 05 52.15 ID VgXEJ6qV0 [1/3] 小蒔「……」ゴオッ 霞「あら……神を降ろされたら……ねぇ」 京太郎「あばば」 小蒔「……」ジロッ 京太郎「ヒッ!」ビクッ ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ ト モ ニ コ イ 京太郎「ひゃい!」 ズルズル 霞「終わった……わね」 巴「もう……」 霞「私達は何処かしら?」 巴「[ピーーー]たらまだいい方だねは」 561 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[saga] 投稿日:2014/05/29(木) 01 07 22.00 ID VgXEJ6qV0 [2/3] 訂正 小蒔「……」ゴオッ 霞「あら……神を降ろされたら……ねぇ」 京太郎「あばば」 小蒔「……」ジロッ 京太郎「ヒッ!」ビクッ ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ ト モ ニ コ イ 京太郎「ひゃい!」 ズルズル 霞「終わった……わね」 巴「もう……」 霞「私達は何処かしら?」 巴「死ねたらまだいい方だね」 571 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 02 07 47.37 ID MbhTt/T+0 [1/5] エピローグ 京太郎「……」 小蒔「歯……元どおりですね」ニコッ 京太郎「ありがとございます。何から何まで」 小蒔(ゆみさんの事は覚えていないみたいですね) ーーー 霞「ここは……」 巴「やっぱり」 初美「待ってましたよー」 霞「既にあの世ね」 巴「股から真っ二つにされた思い出が」 ーーー 小蒔「あ、アーンッ」 京太郎「んっ」パクッ モグモグ 小蒔「……」ドキドキ 京太郎「おいしい!」 小蒔「良かった……!」パァァァ ' . . . l l .」 l__l . . L! l!l_ i l!! j l! ! i . . . . . .i .l! i . i .! l l l i .j !. ¨l .L.! i! l! l i l. , l l! |. ヽ .|!l ' l! j リ..l ./.l! .i ./ l i i i i i i l l ', i l l ,,ィ笊示ミ、、. . . |!ノイ .ィ=示.=zv、 ! ..ム;l. .i i/ i l !. .l ゝ . i l l{{ う l ` ' う lヽ .ノ. イ ilノ ! ! l.l .! ト ._ i l. ! . . . リ i . . . . リ 〉 ( .i !l l .|l | ヽ! l  ̄ ` ―‐'' 丿 ,.' j!;' !. | i """ ' 、、、、、 イ /. l '. /´ /. ', v‐‐ッ .. / 574 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 02 12 07.52 ID h7XsRRIr0 [1/12] 京太郎「じゃあ、俺もう帰りますね」 小蒔「……」 小蒔「どうして……ですか?」 京太郎「え?」 小蒔「どうしてわたしから離れようとするんですか?」 京太郎「いや……ただ家に帰るだけ……」 小蒔「どれくらいで私の所に帰ってきますか?」 京太郎「帰るって……!俺の家はここじゃないですよ!」 小蒔「今日からここが京太郎君の家ですよ」 京太郎「は?」 京太郎「家に帰らせてくださいよ、大事な家なんですから」 小蒔「じゃあ私も着いて行きます」 575 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 02 14 47.12 ID h7XsRRIr0 [2/12] 京太郎「!」ダッ 自分の置かれた状況に気が付いた。 後ろから多数の追っ手。 俺は逃げる。逃げる。逃げる。 全力で走って撒いて、家まで辿り着いた。 京太郎「……」 ガチャ 京太郎「ただいま」 父「お帰り」 父「……ご飯出来てるぞ」 京太郎「ありがとう。もらうよ」 576 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 02 16 58.54 ID h7XsRRIr0 [3/12] 京太郎「ふぅ……ごちそうさま」 父「ごめんな、京太郎……」 父「神代さんはとても素晴らしい家だ」 京太郎「?」 父「俺を恨んでくれ」 京太郎「!!」フラッ ああ……そうか……親父も勝てなかったのか。 絶大な力にーー 京太郎「絶対に……許さない」バタッ 579 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 02 20 19.91 ID q/8ypG4Q0 [1/3] 目を覚ますとそこには…… 行き過ぎた愛があった。 京太郎「……」 小蒔「おはようございます。旦那様♡」ギュッ 京太郎「俺はお前を愛せそうにない」 小蒔「あなた様の意見は関係ありませんよ」チュッ 京太郎「本当に……身勝手だな」 小蒔「よく言われます」 京太郎「はははっ……」 絶対に逃げ出してやる。 582 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 02 26 10.87 ID qranereQ0 [1/16] 京太郎 高校三年生の夏 京太郎「はぁ……!はぁ……!」 ダダッ ここまで来たら……! ーーー 京太郎「よしっ……!」 京太郎「なんとか逃げ切れた……」 京太郎「人としての心は無くなっちまったけどな」ヒヒッ 京太郎「これで当分は自由の身……」 京太郎「神代家、そして鹿児島の重役。そして……肉親への……」 京太郎「ーー復習だ」 584 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 02 29 11.35 ID qranereQ0 [2/16] ,.ー-‐.、 ヽ、 ヽ __ /,..-ニ‐- '"_,..) _,.‐-、 ' ´/ , _ 、´ ' 、 .ノ ,. ''" ,. -‐/ _  ̄\ r ヽ , ',. -一' ./..'/ .} ! l / ,. '′ ,..,. ,/ ./. ! ! / / { \ヽ i' l ! ー'´ `´\ ヽヽ ! └! .i! .!┘ _ _ ,.'⌒ `,. l ! ー"ヽ ヽ l !l .! .l l //. ! ゝ-‐'´ /l .! `ー-、 } l .l ! l .| |// __. \ / } .} ヽ/ l .! l .! l 、 ヽ 、-、 ,.-, ,' r‐、ヽ `ヽヽ j ノ __r' 」 l、゙、__| |ヽ ヽ_ヽ.∨ /__.ゝ ー’ノ___ ゙、`' / ___  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄〉 ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ } ./  ̄ ̄ ̄ / ./. ヽノ 京太郎「俺が受けた苦しみ……」 京太郎「束縛の中で鍛えた知能、スキル、肉体」 京太郎「全てを駆使して復讐してやる……!」 京太郎「神代小蒔……!」ギリリッ カンッ 595 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 02 42 52.88 ID ypZpc4P70 [1/5] ネキはヒロインだから (ピンチになったらハギヨシ登場を使う機会もない程に怜はコンマを全回避しました。次回怜ルートのピンチ時に使用できます) つぎいっくよー 記憶引き継ぎに関しては とある一定のコンマを引いたヤンデレのみ引き継ぎと考えています(高校が同じキャラの場合)ので、安心して前回選んだ高校も選んでください。 (永水を選ぶ時は一応確認をしますが復讐編かどうかを明記してくださ) 前回ヤンデレだったあの子も……ヒロインだったあの子も……! プロローグ 意識が混濁としている。 酷い夢を見ているようだ。 何回も何回も酷い目にーー 咲……? 京太郎「はっっ……!」ガバッ 京太郎「夢か……」 京太郎「嫌な夢を見てしまった」 京太郎「そんな事よりも今日は入学式だ!」 京太郎「楽しみだな」 可愛い女の子と……うへへ。 次に行く高校は? 前行った高校でもあり 前行った高校の場合は記憶引き継ぎ安価します 安価下13 641 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 17 22 33.85 ID ypZpc4P70 [4/5] (白目) 今回はどうなるかな 純 好感度max 依存度210 智紀 73 一 54 透華 144 衣 30 今回は大会を終えた頃の休息期間を描いた龍門渕のお話です(二回目) 夏休みです。 通学路 京太郎「入学してから結構経ったなぁ」 京太郎「皆、本当凄かったなぁ」 まぁ、俺も負けないように頑張りますよっと。 京太郎「あ、あれは」 0~20 純 21~40 智紀 41~60 一 61~80 透華 81~99 衣 644 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 17 26 00.71 ID ypZpc4P70 [5/5] 智紀「おはよう……」 京太郎「おーっす!」 京太郎「これから部活か?」 智紀「うん」 智紀「早く行こう」 京太郎「はいよー」 0~30 小 31~60 中 61~99 大 647 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 17 34 19.96 ID zzB5i/xW0 智紀 83 透華「遅いですわ!」 京太郎「あはは……悪い悪い」 透華「もうっ!」プンプン 透華「京太郎は私が居ないと駄目ですわね」 京太郎「そんな事はねーよ」ハハッ 透華「ねぇ……話がありまして……」 透華「この後よろしくて?」 京太郎「ーー」 俺はーー なんと返事する? 自由安価 安価下5 654 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 17 52 03.77 ID wYzZInDq0 京太郎「まぁ、聞くだけなら大丈夫だぞ」 透華「分かりましたわ、それではまた後で」 純「よ、よぉ京太郎」 京太郎「よぉ純」 純「げ、元気か?」 京太郎「最近のお前、なんかしおらしいよな!」アハハ 純「うるせえよ!」ゲシッ 京太郎「いてっ!」 純 好感度上昇安価 コンマ判定 0~30 大 31~60 特大 61~99 超大 657 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 17 59 15.44 ID t/gjlhGs0 [2/4] 純 240 一「賑わってるね」 京太郎「あ、一」 京太郎「一局打とうぜ」 一「いいよーさっ座って」 京太郎「よしっ」 ーーー 京太郎「ちぇーっやっぱり強いなー」 一「危なかったよ、京太郎も最近強くなったね」 京太郎「まぁみるみるうちに上達してるかもな」 0~30 小 31~60 中 61~99 大 659 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 18 06 14.10 ID x+tH4PzH0 一 84 衣「ふふん、またせたな京太郎!」 衣「今宵も選ばれし遊戯を楽しむとしよう!」 京太郎「ーー!」 ーーー 衣「わーい♪」 京太郎「……」 衣「肩車ー!」 衣「って……違う!」クワッ 0~30 小 31~60 中 61~99 大 661 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 18 12 49.06 ID ngwt2Zht0 [1/2] 衣 60 行動フェイズ 夕方 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 666 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 18 26 33.65 ID qranereQ0 [5/16] 京太郎「よし、メールするか」 京太郎「だれにメールしよう」 自由安価 今までに出会ったキャラにしてください 前週キャラは無し 安価下7 676 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 18 48 50.93 ID B4qY9rgC0 [2/2] 衣の好感度が10上がりました 衣70 おーい なんだ?きょうたろう 衣はいつも何してるんだ? いえでゆうがにすごしている 京太郎「……」 こんど遊びに行ってもいいか? むろん! ーーー 衣「えへへ~♪」 行動フェイズ 夜 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 681 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 19 03 10.18 ID /ID170Ky0 [1/3] 京太郎「バイトするか」 京太郎「なんのバイトするかな」 1.執事雑用 2.土方 3.雀荘 安価下4 686 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 19 06 32.81 ID /ID170Ky0 [2/3] ハギヨシ「来てくれましたか」 京太郎「はい!」 ハギヨシ「それでは、雑用を教えますね」 ハギヨシ「いきますよ」 ーーー 京太郎「土方よりも疲れる……」 ハギヨシ「こっちが本業ですからね」 京太郎「?」 ハギヨシ「さっ、本日のお給与です。どうぞ」 京太郎「ありがとうございます」 京太郎「……?」 「あ……」 京太郎の事を見かけたのは? 0~20 純 21~40 智紀 41~60 一 61~80 透華 81~99 衣 690 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 19 11 42.12 ID ZjjKGOIo0 [1/4] 京太郎「ん?衣か」 衣「約束を果たすとは天晴れ!」 衣「さぁ!遊ぼう!」 京太郎「でも……」 ハギヨシ「さっ、後で茶菓子を用意しますね」 京太郎「よし、何して遊ぶ?」 衣「なんでもいいぞ!」 衣 好感度上昇安価 コンマ判定 0~30 小 31~60 中 61~99 大 693 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 19 14 28.59 ID ZjjKGOIo0 [2/4] ロリコンいぇい 衣 100 京太郎「誰かに電話するか」 自由安価 今までに出会ったキャラにしてください 前週キャラは危険な場合あり 重要な安価です 安価下5 704 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 19 28 41.03 ID lUTR/JKW0 [3/3] ゾロ目ボーナス 一の好感度が50上がりました 一 134 京太郎「よ、一」 一「どうしてかけてきたの?」 京太郎「なんとなく」 一「酷いよ、京太郎」グスッ 京太郎「えっ?」 一「ボク、君の事が好きなんだよ?きづいてないの?」 京太郎「ーー」 返事をどうする? 自由安価 重要な安価です 安価下8 715 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 19 47 01.91 ID ngwt2Zht0 [2/2] 京太郎「俺もだ」 一「えっ……本当?」 京太郎「おう、愛してるよ」 一「えへへ、ありがとう」 一「これからもよろしくね!」 京太郎「おう!」 ーーー ヽ ヽ ヽ ,ィI㌢ __,,,ヽ ヽ。。,,,_ヽ ‘, ‘, ', ,ィI㌢≦.o ‐〒ヽ ‘,=xミ、 } ! ! ,イ㌢爻K`ー'.乂 . ‘, ゚, `゚, l / } l ,.ィ爻从/ `~´ ゚, i .ハ .l , イ / .iャ爻" ,i'l从 .', l ,杙} l i´ , ィ .,''" ,イ㌢ .i ! ,仏イ} l ', / / イ爻" l .l ,仏仗.! .l } ,′ ./ ./ . l .!,.イ仗ハハ,l l. / l ./ .._,.-- ,,,_ _,,。!.l爻"//.| .l.′ / ./ ー==三三ミニ二三彡゙l.l-_'" " .| . / /  ̄-==ニ==T!´ l 透華の好感度が50上がりました 透明華 194 ーーー 京太郎「誰かに電話するか」 自由安価 今までに出会ったキャラにしてください 前週キャラは危険な場合あり 重要な安価です 安価下5 723 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 20 01 18.81 ID ZjjKGOIo0 [3/4] ゾロ目ボーナス! 透華の依存度が100上がりました 透華 好感度max 依存度294 透華「もしもし」 京太郎「そういえば、話を聞いてなかったな」 透華「私は京太郎が好きですわ」 京太郎「すまん、俺には一が……」 透華「分かってますわ」 京太郎「悪い……」 透華「ふふっ……気にしなくてもよろしくて」 透華「 す ぐ に 忘 れ ま す か ら 」 ーーー 京太郎「誰かに電話するか」 自由安価 今までに出会ったキャラにしてください 前週キャラは危険な場合あり 重要な安価です 安価下5 729 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 20 05 55.24 ID ZjjKGOIo0 [4/4] 一「もしもしー?」 京太郎「無事か!?」 一「え?どうしたの?」 京太郎「……」 糞……! なんて言えば! 自由安価 一になんていう? 安価下6 738 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 20 20 13.73 ID sqVL72x00 京太郎「俺が命に代えても守ってやる」 一「えっ……え?」 一「どうしたのさ///」 京太郎「部屋にずっとこもって待ってろ!!!」 一「えぇ!?」 京太郎「透華が来ても絶対に開けるなよ……扉周りを固めてな」 ゾロ目ボーナス! 一「分かった……」 京太郎「待ってろ!」 ダッ 一「変な京太郎だなぁ」 -――/ 〈 . \_/ { ... ´ / \ . ⌒^}___}ニ⌒ . . 〉. / 〈 . ___彡ノ \ー- \. / / | / /ヽ \  ̄ヽ| . / / i 乂__彡イ | |ハ |}ト--ト、__人 / /. ′ i | / | /| || || | |}| | i| | ト\. / // i | | ′||| || |l | |}| | i| | | }| / / | | l | ̄| l`| ト|.、丿/ ノリ/ | /ノ }|. 〈/ | | 八|___乂_lノ___ 厶イ匕__|/| /゚| / | . | | |{ ̄「///「^ |「「/「| / | | 、 /| |八 |つ刈 |刈 / | | 八| | 乂_ツ ヒツ{ 卜、 | /| i \ | | u 、、、 ' 、、(| | } | /' | | ヽ| r- ___ 人 | l / | | |i . \_)/ / | / | \ 八 \ . イ i | \ . \ . \ニ=r‐-< | i | \ . \ \\ 〈\\___,{⌒ヽ/ ̄ ̄ ̄| i | \ / ̄\{\\ \\\__,/ | ノ|/ / ̄ ̄ ̄ ̄\ {\` ー \ } }=ニ 〈 742 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 20 23 42.50 ID MbhTt/T+0 [2/5] 京太郎「……!」 この豪邸……どこから侵入するか。 京太郎「ええい!ままよ!」 ダッ ーーー 窓からーー! 京太郎「はじめ!!」 ガララッ 一「わっ、どうしたのさ!?本当に来たよ!」 京太郎「行くぞ!」グイッ 一「ちょっと待ってよー!」ワタタ 0~30 おーっほっほっほっ 31~40 純 41~99 外へ ゾロ目 ハギヨシ 747 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 20 26 25.35 ID MbhTt/T+0 [3/5] 透華「おーほっほっほっ!」 京太郎「一、俺の後ろに」 一「えー透華が来ただけじゃっ……!」 一「拳銃?」ガクガク 透華「楽にしてあげますわ!はじめ!」 0~50 京太郎の肩に被弾 51~99 脱出 755 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 20 29 36.08 ID MbhTt/T+0 [4/5] パンッ 京太郎「ぐぅっ!」 一「京太郎!!大丈夫!?」 一「どうしてこんなことするのさ!?」キッ 透華「泥棒猫がいけしゃあしゃあと……!」 カチャ 0~70 京太郎の足に被弾 71~99 脱出 759 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 20 32 45.20 ID MbhTt/T+0 [5/5] バンッ 京太郎「ぐぁぁぁ!」ブシュッ 一「京太郎!京太郎!」ウルウル 透華「京太郎!そこをおどきなさい!」 京太郎「へへっ……嫌だね」 京太郎「死んでもどくもんかよ」 0~90 京太郎死亡 91~99 脱出 766 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 20 39 01.84 ID h7XsRRIr0 [4/12] ゾロ目ボーナス! ハギヨシ「透華お嬢様、これは?」 グイッ 透華「きゃっ!」 一「ハギヨシ!」 京太郎「ハギヨシ……さん?」 ハギヨシ「これは……あまりよろしくないですね」 ハギヨシ「さ、二人とも逃げてください」 ハギヨシさんは救急箱を一に手渡した。 ハギヨシ「彼女にも私は色々教えていますから大丈夫ですよ、早く!」 京太郎「行くぞ!」ダッ 一「うん!」ダッ 一(まだ走れるなんて!凄いよ京太郎!) ハギヨシ「旦那様には言っておきます」 透華「……!」ダッ ハギヨシ「透華様!」ダッ 768 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 20 40 53.51 ID h7XsRRIr0 [5/12] 京太郎「はぁ……はぁ……」 一「……」キュッ 一「これで手当ては終わったよ」 京太郎「サンキューはじめ」 一「馬鹿京太郎……」 京太郎「よし、行くぞ」スクッ 一「無理しないでよ?」 京太郎「バーカッ。守るためならなんだってやってやるよ」 0~50 タクシー 51~99 とーか 777 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 20 44 19.42 ID h7XsRRIr0 [6/12] 一「透華……」 京太郎「なぁ……もうやめようぜ」 透華「この女を殺した……後にやめて差し上げますわ」 . ヾ 、 丶 . . 、 . ‘,ヽ . . ヽ . . ;,;ヽ . ',== 、 . ヽ .. ,;才"´ ‘, . ', 丶 . ‘,.イ _- . ‘, ハ ‘, . ', ,.ィ"´ . . . .‘, . i ', '; イ . ,,;。-≦='; lミ≧=-} . . . , ィ升''"´ _', ! ` '''l . ィ匁'" ,+±-, . l、 l i 才 rTlllllllllli, l+ l .! 丈llllllllllllli ll 八 . .ハ 于+lllllllllllli, .! .ヽ . ヘ 、 '±┼十´l .l ヽ . ', ミ爻x、 l l ,ィx .ベ''爻≧ト.,,_ l ! _,,.。ャ爻彡ム ` 、ヾミミ=爻三圭ニ圭非圭圭彡''"- ', ` ー` ‐=ニ 三三三ll三ニ≠二 ‐ ! 京太郎「くそっ……」 次はナイフか……結構刃渡りあるな。 京太郎「……」 一を庇い切れるか…… 0~50 脱出 51~99 京太郎の腕に刺さる 783 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 20 46 08.73 ID h7XsRRIr0 [7/12] 京太郎「!」ダッ 一「!」ダッ 京太郎「よし!」 ーーー 0~30 東京 31~60 岩手 61~99 とーか 787 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 20 48 35.33 ID h7XsRRIr0 [8/12] 翌日 京太郎「なんとかここまで来れたな」 一「うん、中々寒いね」 0~50 エイスリン 51~99 シロ 798 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 20 52 00.42 ID h7XsRRIr0 [9/12] ハギヨシ「無事でしたか」 京太郎「ハギヨシさん!」 ハギヨシ「さっ、長野に戻りましょう」 京太郎「大体終わったって事ですか?」 ハギヨシ「えぇ、心苦しいですが」 一「よかった……」 ハギヨシ「そろそろ捕まるはずです」 803 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 20 53 13.62 ID h7XsRRIr0 [10/12] ラスト コンマ判定 頑張れ 0~70 透華逮捕 ハッピーエンドへと 71~99 恐怖再び 安価下13 多数決 824 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 21 01 12.02 ID h7XsRRIr0 [11/12] エピローグ 京太郎「よっ」 色々あった。 圧倒的な権力に邪魔をされることもあった。 強い女に追われた事も。 でも、2人で突破した。 愛の力は偉大で、想いは尊い。 これからいくらでも話すことがある。 あの時話せなかった事を沢山話そう。 一「京太郎ー!こっちこっちー!」 }_,.-‐-亅 i| .. | i __ ...... __ _, ==- irイ ;' ,' | _ -,. ヘ _; ..``丶 ∠´__ }}’|' , ,jイ´..∠.__ ‐ ,ヽ、. ヽ ..\ __ニ=- /ノ| // /;〉、_ミ;.,_/;._〉三=ニ ‐-; ヽ≦´_ /´ | /´/ /´. ._//.{ ``ヾ、 _ ,} ‘, ``ヽ ノ |/;´イ / /フメ/ ..../.. /i ヽ``ヽ,ノ .'; ', ', ヽ / イ〃| j| //´,i ,;' j ../‐|.」_ i {``′..} ‘, 丶 / l´,ハ /{ イr'テミ!;'i /| / | イ.`ヽ| i jヽヽ ヾ . . ノ V 〉/ ら;リ '{ / }孑」L|!{ |';} | / ',丶‘, / / /ノ弋ジ V ´,ィ斧汽', | '; | /i i ヽ, / / ィ/ (´" ' ひ_;; ソ》} '; | ∧}'; } / /i i!,'._ ヽ f;ー 、 ゞ-'’/|イjヽ` i| ;ノ !i '; l i |ハ {/ ヽ \ゝ _ノ ☆ _, -うj|、 ヽ ↓! リ ', j| ! ゝ‐-≧-ミク―‐-=ニ三〒´‐…1| }’| リ| __,,..; ヾj-v_´ハ `゙ /_」 ハ j| } ', f / / ¬、_ノ , -‐,7ヽ 〃 ; /,' ,' i ', ', ,'=- ', iノ 〉 /ィ _ヽヽ} リ ,' / , ' l| ', ゝ、/´ ', `´ ∨, ´`ー _,j ´ // ’ ! ゝ / ', jf _,. '´/ ′ ‐- / ゝ_ λ`ーi'1’〉ノ ‐ / / ゝ、 ー/ノ _,ゞ{ ,./ ' , ,イ/ '/ /′ イゝ __. ノ′ 826 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 21 04 16.60 ID h7XsRRIr0 [12/12] ,... ―‐、 >.  ̄ ......、_ /´,. -ァ ,. ´ { ̄`ヽ∨, 〉 / ,. ´ / l , ∨ __}_)、{ , / / , / `7 / `ヽ、 / / , ' 、 / / / { |l } .' / / { ,.-、/ /{/{从 }l / | ' / 从 {、 .' /イ斧ミ/ イ/' {/| /| |{ /\ ミ / / Vソ〈 | |' | { , ハ{-、/ { { _ ,. | Ⅵ/⌒\ .、 | |、_`.イ | / ./⌒ヽ .ヽ l | 从 / , 「 . . . , ,\ ∧∨{ /'/ イ 、 . ., /ノ rⅥ'` ∨ , ´ _ 〉、}〉 / / r_ >〉 ,ィ,' / _,イ_フ ∧〉 ∨ /¨7 |レノ /ノ「 , 〃 ̄ ,.イ { {' , | _. -- 、 | | . ,. ´ ヽ l {! ', } / . | |__ ヽ_∧_/ _ . | ムニニニ>、r=;/-〈 / . . _|__{_  ̄>' >-、7--'--,-----< _ }、__∧ ィr{ |/ /-、_「ノ / `¨ - 、 } ('ノ ーr―< イ_/「ノ { \ ({l) 〈乂 `ヽ`ヽ | ヽ 一「色々あったねー」 京太郎「その、透華だけど……」 一「大丈夫だよ、きっと認めてくれるよ」 いくら阻止されても二人は止まらない。 足を引っ掛けられても、踏み直す。 これからはいくらでも望むところだ。 大丈夫。 最愛の人がいる。 828 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 21 08 08.02 ID kQdt5Mnb0 これからはくだらないことをやったり。 くだらないことで笑ったり。 たわいもないことで喧嘩して。 のんびりと過ごす。 ずっと2人で、どこへでもどこまでも。 あの時の傷が尾ひれを引いても…… 京太郎「……」 _ -、 `ヽ、} ) ⌒>-- ,.. ´ ̄ ̄ ̄ ......_ / , , , 「 ̄ `ヽ、, ィ ̄`Y、 ' , / / / { ___}_ノ__ } ヽ / // ,{ / ,乂_,..イ \_>' l ハ |/ / ,.イ / / -/∧ ,}|-|、 | | { |/ {/ /{// } / } / | | , } { , ' , /ィ笊斧` ¨´笊斧}/ イ} / ' / / , | V)zソ V)ソ { |' { イ / |_ ' 叭 | Ⅵ / | |込、 r ァ イ | 从{ _j /- 、} > _ . ´ | , __{ . . \/ { . .、 / イ _{ . /,.-‐-、 \__ 乂 . 〉、 { . . . . . ./ \ .} ` ´ Ⅵ}¨ヽ、 ( . イ . ,' Ⅵ ヽ }  ̄´/ / /()! Ⅵ , , /` .' ∧ }∨ _,/ ∧/ 「 〈 乂L 「l∨ , '¨´ / _「 ,ー} ∨ / _,.イ_「 {_ノ / /、/、_,イ |_〉 , / ` ー| |' / / , , , / / ∧ . / , , , , / / _,/__ / ′ . .′ / /ニニニ \ l {! { , . / / {/ `ヽニヽl、 , . / / 「∨____>、ニ\_,∧ . ∧_/ r-、,| \イl(_)} 、 ', 、_/_∧ (乂_/>----r---=≦ . . .}乂ノ_〉ヽ__〉、 / l{乂}、 ` く^ヽ、_/---、_} /⌒\ \-、 | } { , | `ゞ'_)、 `. ` ー'r― 、〉-'{ノ{`T¨´| ゞ、 {_j \_ . } | (ノ 〉人 | ー' , | |イ {{/ハ ∧ . | , ー(_/イ . l , ',_____」 / . |' ∧ | / , | 京太郎「ーーあぁそうだな」 一「一緒に居れる時間は少ないけど……ずっと一緒だよ」 京太郎「ーー愛してるよ」 この短くてかけがえのない時を彼女に捧げよう。 カンッ 839 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 21 40 30.53 ID pZEQdJOx0 [3/4] (ピンチになったらハギヨシ登場を使う機会もない程に怜はコンマを全回避しました。次回怜ルートのピンチ時に使用できます) つぎいっくよー 記憶引き継ぎに関しては とある一定のコンマを引いたヤンデレのみ引き継ぎと考えています(高校が同じキャラの場合)ので、安心して前回選んだ高校も選んでください。 (永水を選ぶ時は一応確認をしますが復讐編かどうかを明記してくださ) 前回ヤンデレだったあの子も……ヒロインだったあの子も……! プロローグ 意識が混濁としている。 酷い夢を見ているようだ。 何回も何回も酷い目にーー 咲……? 京太郎「はっっ……!」ガバッ 京太郎「夢か……」 京太郎「嫌な夢を見てしまった」 京太郎「そんな事よりも今日は入学式だ!」 京太郎「楽しみだな」 可愛い女の子と……うへへ。 次に行く高校は? 前行った高校でもあり 前行った高校の場合は記憶引き継ぎ安価します 安価下13 877 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 22 05 01.11 ID qranereQ0 [7/16] 初期リスペクトで(丸々コピペ) 京太郎「今日は臨海学園の入学式だ!」 京太郎「必死に勉強して、なんとかギリギリで合格した臨海……今年から共学になるからなんといっても女子が多い」ニヤッ そこで彼女の一人や二人…… 母「遅刻するわよーー!!」 京太郎「分かってるって!!」 京太郎「行ってきまーす!」ダッ 母「もう……東京に来て浮かれちゃってるのかしら?」 京太郎一家は家の事情で長野から東京へ引っ越しています 879 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 22 06 26.99 ID qranereQ0 [8/16] 臨海高校教室 先生「それでは、三年間頑張ってください」 パチパチパチパチ 京太郎「よし、先生の話も終わったな……」 ???「隣の席だね」 京太郎「えっと……」 ネリー「ネリーって呼んでよ」 京太郎「あ、俺は須賀京太郎。京太郎って呼んでくれ」 ネリー「分かったよ、よろしく京太郎!」 京太郎「おう!よろしくな、ネリー!」 京太郎「しかし……それにしても凄い格好だな……」 ネリー「制服って物には慣れなくて……」エヘヘ 京太郎「それに顔からして……」 京太郎「もしかして、留学生か?」 ネリー「うん、そうだよ」 京太郎「って事は麻雀部か?」 ネリー「正解だよ」 京太郎「麻雀部かぁ……」 ネリー「京太郎も入れば?ネリーにも折角日本に来て初めて友達が出来たし」 京太郎「……」 麻雀部に入る?入らない? 安価下4 887 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 22 09 31.39 ID qranereQ0 [9/16] ゾロ目ボーナス! ネリーの好感度が50上がりました(最初のネリーの好感度も89でしたよ、運命だね) ネリー89 京太郎「うーん……まだ考えさせてもらってもいいか?」 ネリー「そうなの?じゃあ見学だけでもおいでよ」グイッ 京太郎「うわぁっ……強引だなぁ」 ネリー「普通普通!」 京太郎「ったく…….咲とは正反対だな」 好感度上昇安価コンマ判定 0~30 小 31~60 中 61~99 大 890 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 22 12 10.35 ID qranereQ0 [10/16] ネリーの好感度が10上がりました ネリー99 麻雀部 智葉「ん?ネリーか」 ネリー「早速来たよ」 京太郎「あはは……ども」 智葉「ネリー……彼は?」 ネリー「気に入ったから連れてきたよ」 智葉「迷惑はかけてないだろうな?」 ネリー「うん。それに、彼は見学だよ」 智葉「そうか……いままで麻雀部は女子だけだったから男子が入るのも新鮮で良いかも知れない。ゆっくりしていってくれ」 智葉「私は辻垣内智葉だ智葉と呼んでくれ」 京太郎「はい。よろしくお願いします智葉先輩」 智葉好感度上昇安価 コンマ判定 0~30 小 31~60 中 61~99 大 895 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 22 15 49.35 ID qranereQ0 [11/16] 智葉 13 ネリー「ほら、京太郎。ネリーと一緒に打とう!」グイグイ ダヴァン「ネリーは彼に懐いていますネ」 ハオ「あのネリーが……ね」 明華「仲睦まじいですね」 智葉「メグ。邪魔してやるなよ」 ダヴァン「当然デス!」 コンマ判定 ハオ、ダヴァン、明華、の好感度上昇安価 ハオ安価下1 ダヴァン安価下2 明華安価下3 0~30 小 31~60 中 61~99 大 902 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 22 20 04.31 ID qranereQ0 [12/16] ハオ 45 ダヴァン好感度max 明華 70 京太郎「あっ!俺は須賀京太郎って言います!よろしくお願いします」 皆見事に外国の人だな……そして綺麗だし。 ハオ「ハオって呼んで」 ダヴァン「ダヴァンと呼んでくだサイ」 明華「雀明華……明華と呼んでください」ニコッ 京太郎「は、はい」ドキッ ネリー「……」ムッ 京太郎「あはは……」 ネリーの奴何を勝手に不機嫌に? 903 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 22 21 11.67 ID qranereQ0 [13/16] 初期はまだ真面目だったんだなぁ 智葉「京太郎は麻雀を打てるのか?」 京太郎「それが……全然」 ネリー「どうしてここに居るの?」 京太郎「お前が無理矢理連れて来たんだろ!」ガォッ ハオ「日本の麻雀なら簡単に覚えられるかも」 智葉「そうか……それじゃあ」 智葉「ここにいる三人に教えてもらおう」 智葉「丁度、臨海高校のレギュラーが全員揃っているからな」 誰が教える? 安価下1、2、3 0~20 ネリー 21~40 明華 41~60 智葉 61~80 ダヴァン 81~99 ハオ 911 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 22 25 03.49 ID qranereQ0 [14/16] おっしーなーおっしーよー (初期と全く一緒や!) ハオ、ネリー、ダヴァンが教えます ハオ「まず、ここをこうして……」 京太郎「難しい……」 ダヴァン「いい感じデス」 ネリー「もっと頑張らないとね、麻雀部の為に」 京太郎「勝手に入れるな!」 ハオ「集中してください」 京太郎「あ、すいません……」 ダヴァン「ハオは厳しいデスネ」 ネリー「京太郎……」ボソッ 好感度・依存度上昇安価コンマ判定 ネリー 安価下1 ハオ 安価下2 ダヴァン 安価下3 0~30 小 31~60 中 61~99 大 918 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 22 28 54.84 ID qranereQ0 [15/16] ネリー 好感度max 依存度109 ハオ 55 ダヴァン 好感度max依存度120 智葉「京太郎……中々筋がいいな、良ければ麻雀部に入ってくれ」 ネリー「うん。そうだね、それがいいよ。うん、それが一番。そうしよう、ね?」 京太郎「あはは……ちょ、ちょっと考えさせてください。必ず返事をしますから」 ダヴァン「彼はナイスガイですヨ!」 ハオ「思ったよりいい人だった」 ハオとの壁は取れたみたいだ……良かった。 智葉「よし、今日は解散にしよう」 ネリー「京太郎一緒に帰ろう?」 京太郎「あ……えっと……」 1、「すまん今日はこれから用事があるんだ」 2、「京太郎……一緒に帰ろう」(キャラ指定) 3、「いいぜ、帰ろう」 4、自由安価 安価下4 924 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 22 32 25.19 ID qranereQ0 [16/16] 京太郎「いいぜ、帰ろう」 ネリー「わーい!」ピョンッ ーーー 京太郎「都会だなー」 ネリー「そうだねー」 ネリー「私なかなか幸せだよー」 京太郎「まだ来たばっかだろ」 ネリー「ふふっ、そうかもね」 好感度上昇安価 コンマ判定 0~30 小 31~60 中 61~99 大 926 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 22 36 37.24 ID t/gjlhGs0 [4/4] 俺……思い出したんだ……元々このスレはイベントかもしくはゾロ目を起こさないと告白が無いって ネリー 好感度max 依存度139 行動フェイズ 夕方 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 934 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 22 54 23.80 ID mLHvNfkT0 京太郎「よし、電話するか」 京太郎「だれに電話しよう」 自由安価 今までに出会ったキャラにしてください 前週キャラあり 安価下7 947 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/29(木) 23 35 02.20 ID q/8ypG4Q0 [3/3] そろそろこのスレも終わりをだな…… ネリーの好感度が上がりました ネリー 好感度max 依存度149 ネリー「もしもしー?」 京太郎「おっす!」 ネリー「どうしたの?」 京太郎「あはは、暇でさー」 ネリー「ふーん?」 ネリー「他には?」 京太郎「ーー」 自由安価 なんと言う? 安価下7 956 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/30(金) 00 02 31.75 ID QEM7IfVU0 京太郎「急に声が聞きたくなってな……」 ネリー「にゃ、にゃっ!」 ネリー「そ、そ、そ、そんなに声が聞きたいならもっと聞かせてあげてもいいけど///」 ネリー「ど、どうしていきなり!?」カァァァ 京太郎「えっと……そのだな」 京太郎「ーーーー」 自由安価 なんと言う? 安価下5 964 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/30(金) 00 12 06.81 ID 8xBA9BvJ0 [1/5] 京太郎「ネリー、一目見た時からお前の事が好きだ。俺と付き合ってくれ」 ネリー「」 ネリー「え、え、え」プシュウウウウウ 京太郎「ん?」 ネリー「よろこんで!」 プツッ 京太郎「居酒屋かよ…」クスッ 行動フェイズ 夕方 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 970 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/30(金) 00 20 44.80 ID 8xBA9BvJ0 [2/5] 行動フェイズ夜でした 京太郎「よし、電話するか」 京太郎「だれに電話しよう」 自由安価 今までに出会ったキャラにしてください 前週キャラあり 安価下7 979 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/30(金) 00 31 08.70 ID 8xBA9BvJ0 [3/5] ネリー「もしもし?」 京太郎「おう、愛してるぜ」 ネリー「それだけ!?」 京太郎「え?だめ?」 ネリー「ううん、嬉しいよ」 ーーー 京太郎「よし、電話するか」 京太郎「だれに電話しよう」 自由安価 今までに出会ったキャラにしてください 前週キャラあり 安価下7 988 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/30(金) 00 37 02.62 ID 8xBA9BvJ0 [4/5] ネリー「また私!?」 ネリー「どんだけ私こと好きなの!?」 京太郎「そりゃ、表せないくらいだよ」 ネリー「もうっ……」 ネリー「また明日ね、京太郎」 京太郎「おう、当然だろ」 一日が終わりました
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6178.html
?月??日 懐かしいものを見つけた 高校1年の夏まで使っていた日記だ あれからどこかにしまい込んで失くしたと思っていたものが見つかるとは驚きだ 久しぶりに読み返すと昨日のことのように思い出す 咲は照さんと仲直りし、和は転校することもなかった 優希はいつものようにタコスを食って、染谷先輩は店の売上が上がったと喜んでいた 元部長、竹井先輩は麻雀部の優勝や学生議会長を務めた経験から国立の大学の推薦を受け、夏が終わっても毎日のように部に顔を出していた 思えばあの夏からいろんな繋がりができたものだ そのおかげもあって、今… 「あら?何書いてるの?」 「ああ、懐かしいものを見つけたんでな」 「もう、早く準備しないといけないのに……ん?日記?」 「おう、俺が高校生の時のな」 「懐かしいわね。ちょっと見せてくれない?」 「おいおい、準備はどうしたんだよ」 「あなたが頑張ればいいでしょう?」 「ひでぇ」 「これからもよろしくね。あなた」 「あぁ、よろしくな」 今、大事な人が隣にいる 京太郎「俺の日記」 カンッ!!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/880.html
優希「おりゃー! ロンだじぇー!」 京太郎「おいおい……まだ5巡目だぞ……」 優希「アタシにゃタコスがついてるからなっ!」 京太郎「それ作ったの俺なんだけどな」 優希「うま~♪」モグモグ 京太郎「あ~……でもやっぱ東場はお前に勝てないなぁ」 優希「ん~……でも、お前も随分上手くなったと思うぞい?」 京太郎「おお、そう思うか?」 優希「んまっ! お前がアタシに勝つなんて1万光年早いけどな!」 京太郎「………」 優希「………」 京太郎「光年は距離だぞアホ」 優希「う、うるさいじぇ! 今気づいたわ!」 京太郎「おお、自分で気づけたとは。偉いぞ優希」ナデナデ 優希「ぬが~! 腹立つじぇ~!!」 優希「イエーイ! これで3戦3勝っとぉ!」 京太郎「お前相手に持ち点20000の東風戦は卑怯だろ……。 ……今何時だ?」 優希「9時前……だじぇ。 咲ちゃん達遅いじょ~」 京太郎「お前も入ってくりゃよかったじゃねえか」 優希「お恥ずかしながら、自由行動に入ってすぐ風呂に直行しちゃって……」 京太郎「あぁ、そうだった……。 ……合宿所の風呂ってなんかワクワクするよなぁ」 優希「そうそう! なんか特別な感じしちゃうよなっ!」 京太郎「だからと言って夕飯前に風呂入るってどうなんだ」 京太郎「……3度も」 優希「へへっ。 面目ないっ」 優希「……んぁ? ココアが無い……」 優希「きょーたろー、ココア買ってきて~」 京太郎「ああ? なんで俺が」 優希「負けたんだから文句なしだじぇ! さっさと行ってこーい!」 京太郎「お前……覚えてろよ……」 京太郎「自販機……ロビーの方だっけか」 京太郎「広いんだよなここ……。 咲じゃなくても迷う自信あるわ……」 京太郎「……っと、あったあった……って」 京太郎「誰かいる……」 「んー……! んー……!!」ピョンッピョンッ 京太郎「あれは……」 「あう……届かない……」 京太郎「龍門渕の……」 「こんぽた……」 京太郎「天江さん?」 衣「んぅ?」クルッ 衣「おお、清澄の」 京太郎「どうも。 覚えててくれたんですね」 衣「四校女子合宿だというのに男子が一人混淆してるんだ。 忘れるほうが難しい」 京太郎「あー、まーそうですね」 衣「御陰で、うちのとーかが『わたくしよりも目立ってる!』って哮り立ってたぞ」 京太郎「ははは……」 京太郎「天江さんはどうしてここに?」 衣「あ、う……その……」 京太郎「?」 衣「自販機でな? ……飲み物を1つと思ってたんだけど……」 京太郎「ほう」 衣「その……」 衣「とどかなくて……」 京太郎「……あぁ……」 衣「こんぽた……」 京太郎「コンポタ? ……あぁ」 京太郎(調度良く一番上の段だな。 これじゃ届かないか) 衣「一度召してみたかったのに……」 京太郎「………」 衣「うぅ……こんぽた……」 京太郎「………」 ヒョイ 衣「ひゃぁっ!?」 京太郎「っと。 これでどうですか?」 衣「な、お、お前、清澄っ! これは……!」 京太郎「おお。 天江さん、軽いっすね。 子供みたいだ」 衣「こ、子供じゃない! 『ころも』だ!」 衣「こんな……懐抱なんて……」 京太郎「でもほら、目の前目の前」 衣「んぅ? ……おおっ!」 衣「こんぽたぁ!」パァァ 京太郎「ねっ?」 衣「こ、こうしてはいられん!」 衣「貨幣貨幣! き、清澄の! これを貨幣入れに!」スッ 京太郎「あ、はいはい。 どうぞどうぞ」チャリンチャリン 衣「おおおっ! こんぽたが光ったぞ!」 京太郎「さぁ、天江さん。 一思いに!」 衣「う、うむ……」 衣「え……えいっ!」ピッ ガコンッ 衣「うわぁ……! うわぁ……!」 京太郎「良かったですねっ」 衣「うん! 良かった!」 衣「ありがとう! 清澄の!」 京太郎「ふふっ……」 ナデナデ 衣「ふぁっ」 京太郎「……あ。 すいません、つい」 衣「こ、子供扱いするなぁ!」 京太郎「ご、ごめんなさいっ」 衣「全く……全く……」プクー 京太郎「……」 京太郎(ああ……頬突きてえ……) 衣「……そういえば名前を聞いてなかったな」 京太郎「……名前は覚えてくれなかったんですね……」 衣「す、すまない……」 京太郎(……可愛いなぁ) 京太郎「……ふふっ。 なら改めて」 京太郎「清澄高校麻雀部男子部員、須賀京太郎です」 衣「むっ。 なら衣もっ」 衣「龍門渕高校麻雀部女子大将!」 衣「天江衣だ!」 衣「よろしくな! きょーたろー!」スッ 京太郎「はい。 ……これから一週間」スッ ギュッ 京太郎「よろしくお願いしますっ。 天江さんっ」 時は戻り――――同日 AM11 00 久『えー。 この度は合同合宿にご賛同いただき……』 久『そして、ばっちりお集まりいただきまして……』 久『まことにありがとうございます!』 衣『わーい』 久『移動の疲れもあることと思いますので、今日は自由行動ということで……』 久『……の前に。 須賀くーんっ』 京太郎『えっ。 あ、はいっ』 久『自己紹介なさい』 京太郎『は、はいっ』 ダンシー? セータカーイ アンナノイタッケ? キョウチャン... 京太郎(き、緊張する……) 京太郎『え、えー。 おれ……自分の名前は須賀京太郎』 京太郎『この清澄高校の麻雀部員の一名です』 京太郎『今回の合宿、部長の意向ということで自分も参加させていただきました』 エー オ、オトコノヒト... オレトオナジクライカ ? ニャー? ザワザワ 京太郎『……女子しか居ないこの合宿所に男一人というのはどうかと思われるかもしれません』 京太郎『でも、それでも自分は……ここに来たいと思いました!』 京太郎『純粋に……麻雀がうまくなりたいから!』 シーン... 京太郎『俺は決してみなさんの邪魔はしません! 誓います!』 京太郎『むしろ俺を使ってくれてもいいです! どんな雑用だってやります!』 京太郎『だから! みなさんの腕を勉強させてください!』 京太郎『お願いします……!!』 京太郎『どうか俺を……俺を仲間に入れてください!!!』 『………』 京太郎『……』 ......パチッ パチパチパチッ 京太郎『!!』 パチパチパチパチパチ !! 京太郎『あ……ありがとうございます! ありがとうございます!!』 イイゾー! イイヒトダ... ホウ? キョウチャン...カッコイイ... 久『……はい。 というわけで異例のメンバー追加に関しても許可を貰ったわけだしっ』 久『今から自由行動ということで!』 『『異議なーし!!』』 ―――同日 PM 21 30 清澄の合宿部屋 京太郎「……ふぅ」 京太郎(緊張したなぁ……。 昼の事だってのに、まだ手が震えてる……) 京太郎「……情けねえなぁ……」 優希「んぅ……」 京太郎「あ、悪い。 起こしちまったか?」 優希「ふぁあ……。 ん……きょうたろー……」 京太郎「疲れたろ。 ゆっくり寝とけ……」ナデナデ 優希「……うん……」 京太郎「………」ナデナデ 優希「……すぅ……すぅ……」 京太郎「……寝顔は可愛いんだよな、コイツ」ボソッ 優希「、っ!」ビクッ 京太郎「ん?」 優希「ぐ、ぐぅ~……」ドキドキ ―――同日 同時刻 :通路 まこ「ええ湯じゃったのぅ」 久「ホントねぇ。 どうして宿泊先のお風呂ってこんなに気持ちよく感じるのかしら」 まこ「優希が3度も入った気持ちがわかるのぅ」 久「それはないわ」 咲「お風呂上り? 私はコーヒー牛乳かなー」 和「私もコーヒー牛乳は嫌いじゃないんですけど、やっぱ普通の牛乳ですね」 咲「あっ、コーヒー牛乳と言えば。 京ちゃんコーヒー牛乳が大好きなんだった」 和「あら。 でしたら今から買ってきますか?」 咲「んー……。 いや、湯冷めしたらなんだし止めとこうよ。 明日買えばいいって」 和「そうですか? ……それもそうですね」 和(須賀くんはコーヒー牛乳派……っと……) 久「そうそう、咲。 実はここの合宿所、11時の消灯以降はお風呂の使用が禁止されてるのよ」 咲「え? 知ってますけど……」 久「だから夜中はだーれも寄り付かないってことね」 咲「は、はぁ……それがどうかしたんですか?」 久「……わからない?」 久「11時以降なら須賀くんと混浴できるかも、ってことよ」 咲「 」 和「なっ!?」 まこ「ちょっ!?」 咲(京ちゃんと……混浴……? 混浴……こん……よく……) 咲「……えっ……えっ、えっ、えっ」 咲「えええええええええええええ!!!!!???」 久「女子の合宿所なんだから当然だけど、須賀くんは誰も入れなくなった消灯以降じゃないとお風呂に入れないわ」 久「でも消灯とは言え敷地内なら出歩きは許可されてるのよね~」 久「つまり……わかるでしょう?」 和「ちょ、ちょっと!! 何言ってんですか部長!?」 まこ「流石にソレはまずいじゃろ!?」 久「あら、そうかしら? 夏休みを麻雀打ってるだけで過ごすなんて勿体無いじゃない」 久「真夏の夜の青春を過ごしてみるのも一興だと思うけど?」 和「そそ、それでも混浴はちょっと……」 まこ「そ、そうじゃよなぁ……?」 久「ふむ……二人はあまりノリ気じゃないわね……」 久「咲はどう?」クルッ 咲「あわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわ」 まこ「なんかトリップしちょる!?」 咲(きょきょきょ、京ちゃんと……こここ、混浴だなんて……!) 咲(それってつまり……京ちゃんの二の腕太もも腹筋胸板うなじが見放題ってことぉっ!!?) 咲(い、いや……それだけじゃなくて……それ以上の………!!) 咲(そんな……そんな…………そんなところおおおおおお!!!) 咲「……………らめぇ…」 バタッ... 和「咲さぁああああん!!?」 久「あら、倒れちゃった。 ……湯あたりしちゃったのかしら」 まこ「……十中八九アンタの所為じゃろ」 和「咲さん!? 大丈夫ですかっ!!? 目が虚ろです!!!」ユサユサ 咲「えへ……えへへへ……」 久「……どうでもいいけど、ご近所さんに迷惑だからあまりうるさくしないでね?」 まこ「アンタ鬼じゃな……」 ―――PM 11 00 脱衣所 ガララッ 京太郎「……おお……」 京太郎「……ここが女子達がブラだのパンティーだの脱いだり履いたりしてる所か……」 京太郎「………よしっ」 京太郎「スゥ~~~~~~~~~~~~~~~ッ 」 京太郎「…………」 京太郎「……残り香が全くない……。 ……あっ」 京太郎「そりゃ脱衣所だもん、換気扇ぐらいあるか! ハハハッ!」 京太郎「はー……」 京太郎「……」 京太郎「入ろ……」 ヌギヌギ ガラッ ―――浴場 カポーンッ... 京太郎「おぉぉ……意外と広い……」 京太郎「ここでたくさんの女の子が洗ったり洗われたりされてるのか……」 京太郎「あるいはすったもんだされたり」 京太郎「…………」 京太郎「……何言ってんだ俺」 チャポンッ 京太郎「ふぅ~……」 京太郎「……はぁ~……」 京太郎「…………」 カポーンッ... 京太郎「…………」 京太郎「大浴場貸切って寂しいだけだわ」 ―――PM11 30 清澄の合宿部屋 京太郎「ただいま帰りましたぁ……」 まこ「おーう、おかえりんさい」グビッ 久「んっ……ぷふぅ……。 おかえり、須賀くん」ゴクッ 京太郎「……先輩方何飲んでんスか」 久「ああ、これ? 心配しなくてもノンアルコールよ?」 京太郎「いや、そこじゃなくて……それもだけど……」 まこ「なんなら京太郎も飲むかぁ? ホレ」スッ 京太郎「いえ、遠慮します。 断固として」 久「それにしても、随分と早かったわねぇ。 カラスの行水?」 京太郎「いやぁ……一人の大浴場って寂しいだけなんで……」 まこ「意外じゃのぅ。 お前のことだからイカガワシイことで時間を使うと思ったんじゃが 京太郎「…………」 京太郎「いや、してませんよそんなこと」 京太郎「咲達は……寝てるか」 久「あら……和もいつの間にか眠っちゃってたのね」 京太郎「優希……腹出しっぱで寝るなよな……」スッ 京太郎「咲は足出しっぱ……半分俺の布団にきてるし……」ススッ まこ「……まるでオカンじゃな」 京太郎「こいつらがガキ過ぎるだけですよ……」 まこ「ハハッ。 言うわい言うわい」 京太郎「ふわぁ…。 ……そろそろ俺も寝ますね」 まこ「おう。 しっかり休みぃや」 久「本番は明日からよ。 頑張ってね」 京太郎「はい……それじゃあ……」 京太郎「先輩方……おやすみなさい……」 まこ「おう、おやすみ。 京太郎」 久「おやすみなさい。 須賀くん」 ――― 12 00 まこ「……」チラッ 京太郎「……zzz」 まこ「……なぁ部長。 なんで京太郎も連れてきたん?」 久「ん~? 来る途中も言ってなかったっけ?」 久「……ひとりぼっちは可哀想だって思っただけよ」 まこ「……あ、そう……」 久「……何よ」 まこ「いーや、なんでも。 わしももう寝るわ」 久「はいはい。 ……私はもうちょっとだけ起きてよっかな」 まこ「それじゃ、缶の片付けよろしく~っ」 久「……あっ。 やられたっ」 まこ「へへっ。 おやすみ、部長」バッ 久「……ったくもう……」 久「んっ……」ゴクッ 久「……ふぅ」 久「…………」チラッ 京太郎「………zzz」 久「…………」 『あなたの待ち、当ててみてますよ』 『1pと7pのバッタ待ちでしょう?』 『俺もそうですから』 トクンッ 久「………」 久「…………ふふっ」 ―――翌日 AM10 00 広間 咲「京ちゃん! 早く早く!」 京太郎「わかったから急ぐなって。 また迷うぞ」 咲「さ、流石に合宿所じゃ迷わないよっ! ほら! ここっ!」 ガチャッ 「おっとそれロンですッ!」 「ツモッ! 裏入れて4000,2000です!」 「うっしゃー! リーチだしっ!」 「あ、ロン」 「ニャー!!?」 ガヤガヤ 京太郎「おーやってるやってる」 咲「うわぁ……! うわわぁ……! 早く打ちたいなぁ……!」 京太郎「……楽しそうだな、お前」 咲「えへへっ。 今日は夢見が良かったからねっ!」 京太郎「ふーん……?」 咲(京ちゃんと混浴なんて最高の夢……!) 咲「ツモッ! 嶺上開花タンヤオ三色同順……満貫です!」 モブ子「うええぇ……そんな手ありー……?」 咲「さぁ! 次行きますよぉお……!」 優希「咲ちゃん、調子良さそうだじぇ」 京太郎「ああ。 なんでも、夢見が良かったんだとかなんとか」 優希「ほーう? それならアタシも負けてられんじぇ!」 京太郎「というと? お前の夢は?」 優希「聞いて驚け……! タコスに食われる夢だ!!」 京太郎「……。 食うんじゃなくて?」 優希「食われた!! こりゃいいこと有ること間違いなし!」 京太郎「……お前がいいならそれでいいんだろうよ……」 優希「んじゃ、行ってくるじぇー!」タタタッ 京太郎「俺はどうすっかなぁ……っと」 「あっ……! きょーたろー!」 衣「きょーたろー! 久しいな!」トテテ 京太郎「天江さん。 そうですね、昨日ぶりですね」 京太郎「憧れのコンポタの味はどうでしたか?」 衣「ああ、とても甘露で美味であった!! つぶつぶが最後まで食べれなかったが……」 京太郎「そういうときはクルクル回しながら飲むといいらしいですよ」 衣「? そんなことしたら目が回らないか?」 京太郎「ん?」 衣「?」 京太郎「??」 衣「??」 「『缶を』でしょ。 そこは言わなきゃ」 京太郎「あっ」 衣「ハジメー!」 一「おはよう、衣。 京太郎くん」 京太郎「お、おはようございます!」 一「ハハッ。 よしてよ敬語なんて。 同年代なんだからさっ」 京太郎「……そうだな。 おはよう」 一「おはよう。 ボクのことは『はじめ』でいいよ」 京太郎「了解。 よろしく、一」スッ 一「うんっ。 よろしくっ」ギュッ 衣「なーハジメー。 トーカはどうしたんだー?」 一「透華はお休み中。 昨日はしゃぎ過ぎちゃったからね」 京太郎「……昨日なにかやったのか?」 一「枕投げ」 京太郎「………」 京太郎(子供か……っ!) 衣「アレはとても愉快だったな!」 一「またやろうねー」 京太郎(……子供だった……) 一「さて。 僕らもそろそろ打ちに行こうか、衣」 衣「うんっ!」 京太郎「ああ。 あっちで咲が打ってますよ」 一「ありがとっ。 んじゃ、そっち行こうか衣」 ギュッ 衣「……」 京太郎「……? な、なんスか?」 一「……衣?」 衣「……衣は……」 衣「きょーたろーと打つ!!」 京太郎「えっ」 一「おおっ?」 京太郎「ちょ、何いってんですか!」 衣「何だ? きょーたろーが打つのが法度なわけでもあるまい?」 京太郎「いやでもほら! 最初に言ったじゃないですか! 『皆さんの邪魔はしない』って」 衣「京太郎自らが乱入するならまだし、衣から誘ってるんだ。 邪魔な訳がない」 京太郎「そりゃ……そうかもしれないけど……」 一「別にいいんじゃないかな?」 京太郎「は、一まで……」 一「いいじゃないかっ。 衣と打てる機械なんて滅多にないもんだよ?」 衣「うんうんっ!」 京太郎「う、うーん……」 衣「……きょーたろーは……」 衣「衣と……打ちたくないか……?」ウルウル 京太郎「うっ……」 京太郎「……そりゃ殺し文句だ……」 ―――というわけで 咲「よろしくお願いしまーすっ」 優希「よろしゅうっ!」 京太郎「よろしく」 京太郎「……って、なんでお前らが……」 優希「ふふーんっ。 犬にはリードを持つのはアタシだからなっ!」 京太郎「いみわからん」 咲「もう……衣ちゃんったら水くさいんだから……」 衣「ん?」 咲「私と打ちたいなら打ちたいって言ってくれればいつでも行ったのに」 衣「なにが?」 咲「ふふっ。 京ちゃんと打つ建前で私と打ちたかったんでしょ? 解ってるって~」 咲(衣ちゃんは子供っぽいからねっ) 衣「そんなこと毛頭無かったけど……」 咲「えっ」 衣「衣は純粋にきょーたろーと手合わせしたかっただけだ」 衣「ひょっこり二人が参画してくれたのはありがたいが……それだけだぞ?」 咲「………」 咲(どどどどどどどどういうこと!? 京ちゃんと衣ちゃんって面識あったっけ!?) 京太郎「お手柔らかにおねがいしますよ?」 衣「ふふーん。 それは高望みが過ぎるんじゃないか?」 京太郎「うへぇ……」 衣「えへへっ」 咲(す、すっごく仲良さそう……!) 優希「こ、こらそこぉ! イチャイチャするのもいい加減にするじぇ!!」 咲「……!」ウンウン 京太郎「あ、ああ、悪い。 準備はいいぜ」 衣「ふふっ……では始めようっ!!」 優希「ロンッ! 開始早々親ッパネだじぇ!」 京太郎「やっちまった……。 昨日アレだけ打ったのに……」 優希「お前程度に見破られるほどヤワな麻雀打ってないじぇ~」 京太郎「こんにゃろ……タコス作るの止めんぞ……」 優希「ギャー! それは止めてくれー!!」 衣「……むっ」チクリ 咲「優希ちゃんばっかにいい顔させないよっ。 その9pカンッ!」 京太郎「げっ!」 咲「ツモッ! 6400の一本場で6700! 責任払いだよ、京ちゃんっ」 京太郎「残り持ち点300点……殺生な……」 咲「えへへっ。 油断大敵、だよっ!」 京太郎「いつもよりやる気だなぁ……」 衣「……むむむっ……!」チクチク 衣(なんだ……この気持……) 衣(きょーたろーと周りの者が触れ合う度……) 衣(胸が揺らぐ……苛立つ……) 衣 「 不愉快だ 」 ゴッ ! ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 咲「ヒッ!?」ビクッ 優希「な、なんだじぇこの雰囲気!!」 京太郎「……あ、天江さん?」 衣「不愉快なんだ…………とても……」 咲「えっ?」 衣「そこはかとなく……胸が騒ぐ……」 優希「ふ……雰囲気が……」 衣「……まずはお前から……」 衣「行くぞ小娘」 衣「 御戸開きだ 」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 優希「うげぇ……」 優希(東2局だってのに……配牌が悪い……!) 京太郎(いや……配牌どころかツモも悪い……) 京太郎(全くシャンテン数が進まない……!) 咲(これは……衣ちゃんが本気の時の……) 優希「うぐ……! 次でラスヅモなのにぃ……!」 衣「……どうした小娘。 それで最後のツモだぞ……?」 優希「う、うっさいじぇ! 来いっ!」 優希「……ぐぬぅ……! テンパイ出来ず……かっ!」 タンッ 「ロン」 優希「うぇっ!?」 衣「……河底撈魚だ」パタッ 優希「あああっ! アタシの必要牌が全部……!」 衣「子の倍満で16000。疾く寄越せ。 次は衣が親だ」 優希「うぎぎ……」 京太郎(す、すげぇ! ホウテイ無しじゃ和了れない手なのに……) 衣「フハハ! ロン! 河底撈魚!」 優希「うきゃぁっ!」 衣「どうした小娘! 速攻が得意なのだろう!?」 優希「うぅ……うううぅ……」 衣「これで2本場……」 衣「さぁ……」ゴッ! 優希「ひぃっ!」 衣「足掻けよ小童!!」 優希「…………」タンッ 衣「……はぁ……」 衣「ロン……河底撈魚」 優希「うあ……あああぁ……」 京太郎(さ、さっきから優希ばかり……!) 咲(鳴いてズラしても修正される……必ず優希が振り込む形に……!) 衣「鯔背な小娘よ。 煢然たる活きの良さは何処へ行った?」 優希「うあ……ああ……」 衣「これで貴様の持ち点は100。 十八番のリーチも出来ん」 優希「ああああ………ああああああ」 衣「今、どんな心地だ?」 優希「 」 京太郎「…………」 一「ま、マズイッ」 一(これじゃぁこの子も……壊れてしまう……!) 一「ころ……」 ガシャンッ! 衣「!」 咲「!」 優希「!」 一「!」 京太郎「いい加減にしてくださいよ。 天江さん」 衣「きょ……京太郎?」 京太郎「さっきから見てれば優希ばかりを狙った打ち方……」 京太郎「一見すりゃ立派な戦法なのかもしれないけど……」 京太郎「もう我慢ならねぇ……」 咲「きょ、京ちゃん……?」 京太郎「天江衣ォ!」 衣「、っ!」 京太郎「お前は……俺だけを狙え……」ゴッ! 京太郎「俺も……お前だけを狙う……!」ゴッ! 衣「なっ!?」 衣(京太郎から……これまでにない闘志を感じる……) 衣(今は東3局5本場。 京太郎と衣の点差は7万以上……) 衣(この試合は半荘戦の取り決めだが……この点差は容易には覆らない!) 衣(衣だけを狙い続けるだと……? 烏滸言を!!) 衣(できるものなら……!) 衣「やってみせよ! 須賀京太郎!!」 ダンッ! 「ロンッ」 衣「は?」 京太郎「……聞こえなかったか……?」 京太郎「なら、もう一度言おう」 京太郎「ロン、だ」 パタ..... 衣「!?」 咲「れ、人和!!?」 一「そ、そんな馬鹿な!」 優希「きょ、京太郎……」 京太郎「……32000だよ。 天江衣」 衣「ば……馬鹿な! 人和だと!?」 衣(可能性が0.038%の紙一枚にも見たぬ薄い役満……! それをコイツ…!) 京太郎「天江衣……そういえばお前の得意技は海底摸月だったな」 衣「……?」 京太郎「即ち、最後の一牌で和了ることが得意……」 衣「……! ま、まさか……!」 京太郎「学ばせてもらったよ」 京太郎「そうだよ。 ツモが悪いならツモらなきゃ良い」 京太郎「最初の一牌で和了りゃいいんだ」 衣「な、なんだと…………」 京太郎「さぁ、親だ」 京太郎「……これで持ち点は五分五分」 衣「……!」 衣(次もしもまた人和を和了られたら……衣はトバされる……) 衣(だが、衣の前には13+1牌! この中から自由に選べるんだ……!) 衣(振り込むわけがない……!) 京太郎「……」タンッ 優希「え、えと……これっ」タンッ 咲「……」タンッ 衣「ば、馬鹿な……!」 衣(河の牌と手牌……。どれも被りがない……!) 衣(安牌が……無い……) 衣(……どれを……切れば…) 京太郎「早くしろよ」 衣「ぐっ……! 急かすな!」 京太郎「……急かすさ」 京太郎「お前が優希にやったことなんだから」 衣「っ、!」 衣(どれだ……! どれが安牌……!) 衣(さっきは字牌であたった……だが、次は安全という確証もない!) 衣(どれが……どれが……) 咲「まだ? 衣ちゃん」 衣「!!」 咲「……京ちゃんが待ってるよ」 衣「くっ……クソぉ!!」 ダンッ ――――同日 PM5 00 清澄の合宿部屋 京太郎「……んっ……」 京太郎「……部屋? なんでここに……」 京太郎「まさか……夢ぇ?」 「夢じゃないじぇ」 京太郎「あ…………」 京太郎「優希」 優希「へへっ。 随分とグッスリ寝てたなっ」 京太郎「まじかよ……麻雀打って倒れるなんて初めてだ……」 優希「こっちもビックリしたじぇ。 衣ちゃんが打ったと同時に卓に突っ伏すんだもん」 京太郎「あー……悪い」 優希「卓にちょっと唾ついてたじぇ」 京太郎「……ホント悪い……」 優希「しっかし恐ろしいことしたなぁお前は……」 京太郎「……ああ……俺も驚いてる」 優希「バラバラの手牌で和了る気満々に振舞ってたから」 京太郎「……えっ?」 優希「『えっ』て……気付いてなかったのか? 役どころかメンツ1つもできてなかったじぇ?」 京太郎「ま、マジ?」 優希「いやー皆騙されてたじぇ。 どんな手牌だったのか気になって開いてみたらさぁ大変」 優希「京太郎はホラ吹きの達人だじぇ!」 京太郎「………」 京太郎「……結局最初のあの人和は偶然だった……てことか」 優希「当たり前だじょっ。 そうポンポン和了られちゃ商売上がったりだじぇ」 京太郎「……そりゃそうか……」 優希「……ま、まあ。 アタシとしちゃ、借りを返してくれた京太郎に感謝してなくもないけどなっ!」 京太郎「………」 優希「……な、なんか言えよぉ!」 京太郎「そんな顔真っ赤で言われても……」 京太郎「……そういえば……天江さんはどうなったんだ?」 優希「衣ちゃん? 衣ちゃんなら……」 優希「お前の隣にいるじぇ」 京太郎「えっ」 衣「すぅ……すぅ……」 京太郎「な、なんで!?」 優希「お前が起きるまで看病するって聞かなかったんだじぇ」 優希「アタシは和ちゃんや咲ちゃんと交代交代で一緒に看病してた」 優希「衣ちゃんだけは、ずっとお前の側にいたじぇ」 京太郎「そんな……どうして……」 優希「……さぁね~?」 優希「そいじゃ、そろそろ時間だからアタシは行くじぇ」 京太郎「ああ。 ありがとう」 優希「……むふふっ」 京太郎「?」 優希「ごゆっくり~♪」 京太郎「……」 京太郎「何言ってんだアイツ……」 京太郎「…………」 衣「すぅ……すぅ……」 京太郎「……天江さん……」 ナデナデ 衣「んぅ……。 きょーたろー……?」 衣「……きょうたろー!?」 京太郎「はい」 衣「ぐ、具合はもう良いのかっ? 吐き気はあるか? 痛い所とか無いかっ!?」 京太郎「だ、大丈夫ですよ。 おかげ様で元気です」 衣「よ……良かったぁ……」 京太郎「どうして看病を?」 衣「うっ……それはその……」 衣「つ、罪滅ぼしとして……」 京太郎「罪滅ぼし?」 衣「……衣は……お前の大切な友人を……幾度と無く攻撃してしまった……」 衣「アイツは私を許してくれたが……お前があの時衣に見せた敵意に満ちた目……」 衣「あれが……ずっと胸の中で衣を責め立てるんだ……」 京太郎「………」 衣「……すまなかった……きょーたろー……」 京太郎「……気にしないでくださいよ。 喧嘩なんてよくあることでしょう?」 京太郎「友達なんだから」 衣「えっ……」 衣「とも……だち……?」 京太郎「あれ……もしかして、俺の勘違いでしたか?」 衣「い、いや! そんなことない!」 衣「……とも……だち……!」 衣「きょーたろーと……ともだち……!」 京太郎「……そんなわけで、俺はもう気にしてませんよ」 京太郎「そもそも俺が大口張ったのも悪かったし……」 京太郎「おあいこ、ってことで」 衣「………」 京太郎「……天江さん?」 衣「『ころも』」 京太郎「えっ?」 衣「『ころも』だ。 と、友達なのに苗字呼びは違和感があるっ」 京太郎「あ、ああ。 そうですね」 衣「敬語も要らない! 『さん』もつけるな!」 京太郎「そ、それは……」 衣「……ともだち、だろぅ?」ウルウル 京太郎「うっ………」 ―――同日 同刻 通路 咲「京ちゃんが目を覚ましたのに迷うなんて私の馬鹿馬鹿!」タッタッ 咲「今度こそ迷わない! こっちで合ってる!」タッタッ 咲「……見えた! 『清澄』の文字! 間違いない!」タッタッ ガチャッ 咲「京ちゃん!!!」 京太郎「こ、衣! 口移しは友達の間ですることじゃない!!」 衣「? しかし、鶴賀の大将は後輩に口移しを迫られてたぞ?」 京太郎「それはもう友達を超えた『何か』なんだよ! だからそのコーヒー牛乳を置いて……」 衣「ならば単純だ! 衣達もその『何か』になればいいんだ!」 京太郎「そんなわけないだろ!? ちょ、どこにこんな力が……」 咲「…………」 咲「…………ああ」 咲(そうだ、これは夢なんだ。私は夢を見ているんだ) 咲(目が覚めた時私はまだ高校1年生) 咲(起きたら京ちゃんの家に行って枕元で京ちゃんにこっそり『好き』って言って) 咲(ドキドキしながら京ちゃんの香りを堪能した後京ちゃんを起こして) 咲(京ちゃん一緒に手を繋ぎながら登校して) 咲(それを偶然クラスメイトに見られてしまって) 咲(教室に入った途端京ちゃんと私の相合い傘の書かれた黒板を見て) 咲(京ちゃんと一緒に赤面しながらも笑いあうんだ……) 咲「は、ははは……はははははは…………」 咲「………あふぅ……」 バタンッ この後、2日連続で気絶した咲は、 ここ数日間他校の生徒に病弱キャラとして見られる日が続いたんだとか。 京太郎「咲? 咲~?」 咲「アハハハ……京ちゃん…駄目だよそんなことぉ……」 京太郎「………咲……」 まこ「こりゃぁ……重症や……」 和「ま、前より酷い………」 久「叩けば直るんじゃない?」 優希「よっしゃ! 任せるじぇ!」 京太郎「止めて!」 ――――――続く。
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6066.html
桃子(どうも、東横桃子っす……突然の告白ってどう思うっすか?私は……) 桃子「ウチの高校は駅から遠くて嫌になるっすねー」 桃子(バスは混んでるからむぎゅ……押し潰されるし、こんなときも影の薄さが嫌に、むぐっ) 京太郎「あの、よかったら座りますか?」 桃子(?……ご老人も妊婦さんもいないみたいですけど) 桃子「……もももも、もしかして私に言ってるっすか!?」 京太郎「?ああ、女子でこの混雑は大変でしょ?」 桃子「あ、ありがとうっす!」 桃子(この人、清澄の人っすよね!?私が普通に見えるっすか!?) 桃子「……清澄の麻雀部員さんっすよね?」 京太郎「そうですよ、鶴賀の東横桃子さんでしすよね。須賀京太郎です」 桃子(普通に会話できる!?しかも覚えられてるなんて……) 桃子「た、タメ口でいいっすよ!どうしてこっちに?」 京太郎「実は買い出しで……」 桃子(普通に会話……それに男子となんて、もしかして久しぶりどころか初めてじゃないっすか?) 桃子「あはは、面白いっすね……あ、着いたみたいっす」 京太郎「いつの間にか、なんだか時間が経つのが早く感じるな」 桃子「なんっすかそれ、おじいちゃんの台詞っすよ。本当に京太郎は面白いっすね、それじゃあ」 桃子(本当……こんなに楽しい『普通』、時間が経つの早すぎるっすよ。あーあ、メアドとか聞ければよかったっすねー……もう会えないかも、とか、思っちゃ……) 京太郎「桃子!」 桃子「え、京太郎!?ど、どうしたっすかバス降りるのここじゃ」 桃子(も、もしかして同じようにまた、話したいから連絡先とか思ってくれたり) 京太郎「好きだ!一目惚れした!俺と」 京太郎「付き合ってくれ!」 桃子「え」 桃子「……ええええええええっ!?」 桃子「……ッハ!?いつの間にか自分の部屋に」 桃子(そ、そうだ少し考えさせて欲しいっすって言って連絡先だけ、交換して……) 桃子「突然の告白なんてどうしたらいいか分からないっすよー!もー!」 桃子「こういう時、どうすればいいっすか?……そもそも京太郎とは会ったばかりで」 京太郎(美化30パーセント増)『あっはっはっは、おもちおもち』 桃子「そりゃかっこいいし、話してて楽しいし……あれ?断る理由ないっすね?」 桃子「……いやいやいや!そもそも一目惚れって、私のどこが……そうだ!こんな時は友達に相談っす!」 桃子「友達いなかったっす……いや!麻雀部のみんなが私にはいるっす!」 桃子「えーと、ケータイ取りだしポパピプペっと、『私のいいところってどこっすか?』」 桃子「三通しか返ってこなかったっす……」 桃子「妹尾先輩は多分メールに気づいてないっすね……」 睦月『悩みがあるなら相談してほしい』 桃子「違うっすよ津山先輩……そうじゃな、いや、でも悩みではあるっすね」 智美『モモは麻雀が強いなー』 桃子「智美先輩、そうじゃなくてこう外見とか特徴とか……」 加治木『モモは特徴がなくとも、それを逆手にとり武器にする……言うなれば特徴のないことこそが特徴に……』 桃子「それはその通りですけど!うう、どうすれば……余計こんがらがっただけっす、いや、これは悩むだけ無駄ってこと。そもそもそんなこと京太郎にしか分からない、なら私は当たって砕けていくだけっす!いや、砕けたくはないっすね」 桃子「兎に角京太郎にメール、そうだ!デートに誘ってそこで答えを出すっす!ポパピプペっと」 桃子『今度の土曜日、駅前で待ち合わせっす!』 桃子「……よし、送ったっす。あれ?妹尾先輩から返信が」 妹尾『桃子ちゃんはふくよかで可愛いよ』 桃子「……」ふにっ 桃子「ど、土曜日まで後三日!とりあえずダイエットっす!」 桃子「グロスを塗って……アヒル口ってどうやるんっすかね?い、いや別にキスを期待してるわけじゃないっすけどね……一応!一応!あ、いいものが 」 アヒルちゃんプロペラ「」 桃子「……むー?こ、こうひゅかね?」 智美「なんでモモはアヒルとにらめっこしてるんだー?」 桃子「わっひょい!?」 桃子「ね、ネイルって……今時の女子高生ってそんなことまでやるっすか?」 ゆみ「むしろ私は今までやってなかったことに驚きだよ」 佳織「駄目だよーちゃんとしないと」 桃子「うひっ、くすぐったいっすよ!」 睦月「カラコンとマスカラ、とりあえず色々揃えてみたけど……」 桃子「ありがとうございます!」 睦月「こういうのはやり過ぎても……って行っちゃった」 桃子「よし!装備は完璧っす!あとら明日に備えて寝るだけっす」 桃子「ぜ、全然眠れない」ドキドキ 桃子(だ、大丈夫っす目覚ましも三個セットしてあるし安心して寝れる……会うだけ、会うだけでそんな緊張する意味なんて) 桃子(……可愛いって言ってくれるっすかね、みんなと相談して、多分人生で一番のオシャレっす) 桃子(だ、か、ら!寝ないといけないっす!クマだらけの顔で京太郎に会うわけには……) 桃子(もしかしたら、明日から彼氏が……できるかもしれない、本当に今までだったら考えられないこと……) 桃子(あ、あはは……もう外が明るいっす……こうなったらこのまま起きてハイテンションのまま乗りきるしか……よく、考えればその方がいいっす、素面のままあったら恥ずかしくて顔みれな) 桃子「ぐう」 桃子「……んが」 桃子「……」 桃子「……」 桃子「……」 時計『待ち合わせ十分前やな』 桃子「ね」 桃子「寝坊したぁあああああああ!?」 桃子「あ、ど、どうしよう、と、とりえず顔洗って、着替え、着替え、あ、化粧……諦めるしかないっすね……と、にかく早くしなきゃ、京太郎が……」 桃子「はぁ、はぁ……急げばバスに間に合うっすね、ちょっとマナー悪いっすけど、バスの中で髪は整えるしか……」 桃子「痛っ……あ、ああ……ヒール折れたっす……これじゃあ間に合わない……こうなったらもう片方も折るっす!えい!」 桃子「ああ、もう時間が……とりあえずバスに乗って、って、なんでこんなに混んで、むぎゅ……押さないで欲しいっす、服が、今日のために用意した綺麗な服……」 京太郎「……どうしたんだろ、桃子。電話も出ねーし、なんかあったのか?」 京太郎「振られた?……いやいや!探そう、行き違いになってるかもしれないし」 京太郎「……ああ、いたいた。どうしたんだ桃子?」 京太郎(街路樹の下で、隠れるようにうずくまる桃子がそこにいた) 桃子「……今日ほど、消えたいと願った日はないっす」 京太郎「どうしたんだ?具合でも悪いのか?」 桃子「なんで怒らないっすか?遅刻したっすよ、私……遅刻して、髪もぐしゃぐしゃで、化粧もしてないし、部活のみんなで選んだ服もぐちゃぐちゃになって、背伸びして履いたヒールも折れて……」 桃子「こんな、こんなんじゃ、京太郎に会わせる顔なんて、ないっす」 桃子「私が、目立とうとしたのが間違いだったんっす、恋人なんて、誰かに、好かれるなんて、夢みたのが……」 京太郎「えーと、さ、それってつまり、いつもの桃子ってことだろ?」 桃子「……そうっすよ、いつもの、地味で、影の薄い」 京太郎「そんなことねえよ」 桃子(頭、撫でて……) 京太郎「俺は、その、なんだ、いつもの、普段の、バスで隣通し喋った桃子がとっても魅力的で、ぴかぴかして惚れたんだ。地味でもないし、影なんて薄くない、めちゃくちゃかわいい女の子だよ」 桃子(涙を流す私の顔を見て、京太郎はそう言ってくれたっす……そのとき、私が京太郎を気になっていたのは顔でも性格でもなくて……その) 京太郎「あ、また告白しちまったな……これで恥ずかしさおあいこってことでさ」 桃子(その、まっすぐに私を見てくれる眼が……) 桃子「京太郎」 京太郎「元気でたか?それじゃむぐっ!!???」 桃子「……っぷは、あ、アヒル口忘れてたっす」 京太郎「も、桃子今の……」 桃子「モモって呼ぶっすよ、だって」 桃子「恋人っすから」 京太郎「……へーへー、じゃあ買い物にでもいくか、モモ」 桃子「ってうわぁ!?お姫様だっこって……恥ずかしいっすよ……」 京太郎「お返しだ」 桃子「買い物って、どこに……」 京太郎「そうだな、服屋に化粧品……とりあえずは」 京太郎「靴屋だな」 桃子(その日、私は彼氏に買ってもらった靴を履いて帰ったっす) 桃子「と、言うわけでこれが私の告白作戦っす!同じようにすればきっとその好きな人と恋人になれるっすよ!」 咲「あーうん、もういいや、っていうか目的がなくなったというか、試合になってなかったっていうか……うぅ」 桃子「どうしたっすか?加治木先輩から恋愛相談されたときはビックリしたっすけど、大丈夫っす!他にも色々話すことはあるっすよ!」 咲「うう、部長に相談したら恋愛経験ある人紹介してくれるって言ったけどこれじゃああんまりだよ……」 桃子「代わりにと言ってはあれっすけど、ちょっと京太郎のことで聞きたいことがあって……宮永さんは幼馴染みっすから色々……」 咲「うわぁあああああん!」 カンッ!