約 1,167,072 件
https://w.atwiki.jp/kamiichi_bot/
ここは『とある魔術の禁書目録』に登場する、上条当麻と一方通行に関するアレコレを集めた保管庫wikiです。 また、botのデータベースも兼用しています。 【上一bot(@kamiichi_bot)について】 ■概要 原作や各公式媒体、関係者さまの発言などから上条さんと一方通行に関するアレコレを集めたアーカイブbotです。(一部一方通行のみの地の文・モノローグ・百合子ネタも含みます。) 原作からは主に会話、お互いへの印象、地の文、第三者による印象・発言をまとめています。 ()内は出典元、視点が分かりづらい地の文やセリフにはキャラクター名も併記しています。 文字数の関係上、句読点を削除したり、『――』で省略している場合があります。 ツイートの追加は公式発売日後に行います。 2021/12/11現在、ツイート登録数:377種 ■ツイートについて 2時間おきにツイートします。(画像つきツイートは月、水、金の朝7時にランダム) DMをどなたからでも受け取れる設定にしてあります。追加希望のネタがございましたら、ソースとともにお送りいただけますと幸いです。(ソース不明の場合は追加できません) ■出典元一覧(()内はツイートにおける出典元表記) 【小説】 『とある魔術の禁書目録』(旧約+巻数) 『新約 とあるの禁書目録』(新約+巻数) 『新約 とある魔術の禁書目録22リバース』(新22R) 『創約 とあるの禁書目録』(創約+巻数) 『とあるの禁書目録 SS』(SS) 『とある魔術のヘヴィーな座敷童が簡単な殺人妃の婚活事情』(ASコラボ小説) 『とある魔術の電脳戦機』(VO) 『とある学園の禁書目録』 『とある魔術の禁書目録?とある三月の贈与交換 とある三月の二〇一巻』(卒業SS) 『こんな『とある魔術の禁書目録』の第一話は嫌だ!!orこんな最終話は嫌だ!!』(最終回SS) 『俺の"みこうと"がこんなに暴れ回るわけがない』(俺妹コラボ小説) 『禁書目録VSデュラララ!池袋編』 『上条当麻の異世界訪問』 『KADOKAWAラノベ横断企画 スペシャルSSでおうち時間を楽しもう!』(アポカリコラボSS) 【漫画】 GC版『とある魔術の禁書目録』 『とある科学の超電磁砲』 『とある科学の一方通行』 『とある日常のいんでっくすさん』 『4コマ公式アンソロジー とある科学の超電磁砲×とある魔術の禁書目録』 『とある偶像の一方通行さま』 【アニメ】 『とある魔術の禁書目録』(アニメ1期) 『とある魔術の禁書目録Ⅱ』(アニメ2期) 『とある魔術の禁書目録たん2』 『とある科学の超電磁砲S』 『とある科学の一方通行』 【ゲーム】 PSP『とある魔術の禁書目録』 『とある魔術の禁書目録 頂点決戦』 『とある魔術の電脳戦機』(VOG) 『とある魔術の禁書目録 幻想収束』 【その他】 『とある魔術の禁書目録ノ全テ』 『電撃文庫MAGAZINE』 『電撃の缶詰』 『電撃家』 『RESISTANCE黒子SHOW』(成田氏の日記) 『とある魔術の電脳戦機ノ全テ』(VO全テ) ■フォローについて フォローしていただければフォロバします。(明らかにスパムと思われるアカウントはブロックします) お別れの際はブロックでお願いします。
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/1152.html
【種別】 人名 【初出】 十五巻 ファミリーネームは新約一巻にて判明 【CV】 内田真礼 【概要】 【性格】 【能力・スキル】 【作中での行動】 【口調】 【備考】 【余談】 【概要】 学園都市の暗部組織『アイテム』のメンバーの1人。 レベル0の女子高生。 金髪碧眼のフランス人形のような容姿の少女。 年下の絹旗よりスタイルは控えめらしいが、最近急成長している。 好物は鯖缶で、食べられないと「禁断症状で幻覚を見る」ほどらしい。 フレメアという妹がいる。 【性格】 お調子者で何事にも楽観的。 学園都市の暗部にも本来あまり興味が無く、面倒事を避けて、楽しく暮らしていけたらいいと思っている。 『アイテム』にいるのも、広く浅い友達の一端くらいの認識。 可愛らしい外見に気を配っているのもその為であるようだ。 その軽さは仕事の殺人についても同様であり、 雇い主の目的や殺す相手の善悪、人生などどうでもいいと吐き捨て、 命を摘む瞬間に「相手の運命を支配した気分になれる」と語るなど生死観はかなり歪。 麦野曰く「血まみれの手を石鹸で洗ったらそのまんま笑顔でファンシーショップに出かけるようなヤツ」。 一方仲間や友人には優しく、滝壺を気遣う心を見せ、その身を心配している。 作者は後書きで「善悪がないキャラクター」「作中でも極めて珍しい立ち位置」と評している。 浜面によれば面倒だったのか覚えられないからなのかは分からないが、 パスワードなどの暗号を同じ並びにしてしまう傾向があったらしい。 その結果、よく麦野や絹旗に絞られていたとか。 麦野や絹旗にも詰めの甘さを厳しく指摘されており、 「おしおきじゃすまないミスを犯す」「ここぞという時に限って超使えない」などと評され、 仲間内での信頼度は高くないようだ。 その指摘は正しいのか口がとても軽く、自らの保身にすぐ走る。 これが後の悲劇を生む要因となってしまう。 麦野に対しては美琴に対する黒子のようなポジションにいたようで、 アニメ『超電磁砲S』ではファミレスで麦野と共に美琴と再会した際、そこに現れた黒子と口論をしている。 その後、何故かお互いの慕う人物の自慢話合戦となり、お互いの慕う人物の胸をもみ合う事となった(当然二人は軽く制裁された)。 もしもあの抗争で何かが違っていれば、今でも仲良くしていたのかもしれない。 【能力・スキル】 トラップや爆発物を使用した戦闘を得意とする。 爆弾は主に遠隔起爆できるリモコン式を使うが、場合によっては時限式・着火式のものも使用する。 特に多用するのが着火すると貼り付けた箇所を焼き切るテープのような道具で、 テープの進路に爆弾を置いて起爆したり、相手の誘導・妨害などマルチに使える。 好物のサバ缶も(火力を落とした)同様のツールで開封している。 なおフレンダがカバン等を持っている様子はないが、 戦闘時はこれら大量の爆発物をどこからともなく取り出している。 身体能力と格闘技術もかなり高く、 爆弾を利用して本命の爆弾に追い込んだり、 窒素ガスを気化爆薬と信じこませ能力使用を封じたりと心理戦も得意。 能力の有無や詳細については長らく不明だったが、 『超電磁砲』編集の荻野氏が「フレンダは無能力者(レベル0)である」と明かした。 【作中での行動】 『とある科学の超電磁砲』では本編初登場以前の時系列に登場。 その当時(7月24日)は麦野に抱きついてじゃれ付くほどの仲良しさを見せ付けている。 8月18日(19日?)には『アイテム』として受けた依頼で、 絶対能力進化実験の妨害活動を行っていた御坂美琴と交戦。 巧みな口ぶりと演技により美琴の電撃能力を完全に封じて肉弾戦に持ち込み、 不眠不休で連日動き回っていた為か美琴の体力が落ちていた事もあり、 あと一歩のところまで追い詰めたが、美琴を激昂させたことにより敗れる。 その後、乱入してきた麦野に助けられて戦闘援護に回るが、 美琴と雌雄を決することにこだわる麦野の指示により滝壺を連れて研究施設から退避し、 絹旗と合流した後は移送の護衛を行なった。 『超電磁砲』43話では、麦野が大覇星祭の選手宣誓の勧誘をされたときに代わりに引き受けようとしていた。 『超電磁砲』78話では絹旗の回想で登場。アイテム内で絹旗より年上にもかかわらず貧胸だったが、急成長している。 「妹に揉まれるからかな」と適当にアタリをつけているが、サイズが大きくなる関係で下着を頻繁に買い替えているようだ。 その後の80話でも再登場。 スーパーで最後のサバ缶を買った佐天涙子とひょんなことから交流を持つ。 ある日、佐天はピンセットを求めるスクールに 「どんな小さいものでも挟む箸名人のカード」を所有したことから目をつけられ、下部組織の人間に拘束されてしまう。 現場を目撃していたフレンダは佐天を難なく救出するも、連絡を受けた誉望万化の指示で弓箭猟虎が出動。 人混みに紛れた近距離狙撃という元来の狙撃のセオリーから外れた特性に加え、 トラップやフェイントにも引っ掛からない相手に追い詰められていく。 憔悴した思考の中で、フレンダは保身のため佐天を囮にしようとするが、なんと佐天が自ら囮になることを提案する。 死の恐怖に怯えながらも命を懸ける覚悟を見せた佐天を認め、大量の偽ヌイグルミ爆弾を抱えさせた。 それを見た弓箭猟虎は「目撃者と黒毛(佐天)の口封じに加えて追跡者(猟虎)の排除を狙った」と勘違いしたことで、 タイマー音のする爆弾に思わず狼狽。これはフレンダがぬいぐるみの爆弾を使うことを逆手に取ったトラップであった。爆破を凌ごうと柱の陰に隠れたところを見つかり、会敵となった。 破片効果のない衝撃破のみに絞った小型爆弾を格闘戦に用いるなど、「酔狂」と評された戦闘スタイルで猟虎を驚かせるが、 満身創痍の身だったためにやはり追い詰められる。そこで、フレンダはあらかじめ仕掛けていた燃料気化爆弾を一斉に起爆。 嗅覚を用いる猟虎は酸欠に陥り、フレンダの小型爆弾で割れたガラスへと酸素を求めて走った。 猟虎が空気を吸おうと口を開けたところ、爆煙の中から現れたフレンダが小型爆弾を押し込む事に成功。 さらには一瞬のスキを突いて弓箭猟虎を外に蹴落とし、ヌイグルミ爆弾数体を投下して起爆させることで勝利した。 その後、佐天涙子の携帯にはフレンダからのメッセージが受信され、再び食事の約束を取り付けていた。 しかし約束の一週間後、佐天の携帯に返事が返ってくる事はなかった。 10月9日に起きた素粒子工学研究所での対『スクール』戦で負傷?し、 『アイテム』とはぐれた後に『スクール』と接触(捕まった可能性もある)。 その際に自らの保身を図り、情報を渡す見返りに逃がしてもらったが、 裏切りを許さない麦野に粛清され、胴体から真っ二つになり死亡した。 アニメ『禁書目録Ⅲ』にて粛清直前のフレンダ、上半身のみとなったフレンダの凄惨な姿と絶望的な表情が描かれている。 その際、浜面は「フレンダだって相当の使い手のはずなんだ。(だった)」と発言している。 上述されているように決して善良とは呼べない人物だが、彼女が「仲間を裏切ってまで、生きて帰りたかった場所」を想像すると、 単純な悪人とは違った別の側面が見えてくるかもしれない。 亡骸は、第一〇学区の墓地に埋葬されている。 このようにフレンダは死亡した筈だったが、新約5巻終盤にて突如彼女と思われる人物が麦野の前に現れた。 …が、新約6巻で、これは麦野の義眼へ電磁的介入を行った事による偽装であると明かされた。 また、フレンダに見えるのは麦野だけで、居合わせた絹旗には女装趣味のオッサンに見えていたらしい。 新約12巻では、物語の舞台となったダイヤノイドの一室にあった彼女の生前の片鱗が描かれた。 そこには彼女の『遺産』と呼ばれる、軽く1000人は超える程の友人達に宛てられた、誕生日を祝うプレゼントが大量に保管されていた。 中には麦野に宛てられたものもあり、映像に映るフレンダの屈託のない笑顔を見た浜面は「絶対に麦野には見せられない」と決意を固めていた。 サンジェルマンの言葉に突き動かされ、殺意と復讐心に駆られた藍花悦の偽物は、彼宛のプレゼントに遺されたメッセージによってその本来の名前を取り戻した。 【口調】 「結局」という単語を文中に入れる。語尾に「~訳よ」がくることも多い。 例)「結局、浜面ってキモいんだけど」 「自信満々の能力者を嵌めたこの瞬間が最っ高ーに快感な訳よ!」 【備考】 漫画版『超電磁砲』第八十三話にて、弓箭猟虎に 「Ha det bra(サヨナラ)!」 と言い放つシーンがある。 これはノルウェー語で「バイバイ」「さよなら」を意味する言葉であるため、 セイヴェルン姉妹はノルウェー出身である可能性がある。 【余談】 アニメ『超電磁砲S』18話で、フレンダがレベル4であるというような記述がされていたが、 アニオリの上本編での言及もないため一説に留まっていた。 また、フレンダが爆発物をどこからともかく取り出していることから、 ファンの間では「アポート系の能力者なのでは?」と考察されていたこともあった。 …が、上記の通り無能力者と明かされた為、爆発物の出し入れについては結局謎のままとなった。 絹旗が砂皿緻密に反撃した際も携行型対戦車ミサイルを同じくどこからともかく取り出していたため、『アイテム』の所有している何らかの科学技術だったのかもしれない。
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/3181.html
大覇星祭こぼれ話Ⅰ 上条「あー……完っっっっっっ全に開き直ってんな……『Ⅰ』て……」美琴「まぁ、全何話になるか想像できないもんね」上条「本編【禁書目録】と外伝【超電磁砲】足して……だもんなぁ……」美琴「そんじゃま、さくさく行きますか。今回はゲストもたくさんいるのよ。まあ、基本はアンタと私、んでゲスト二人で、ゲストは入れ替わり立ち替わりって形だけど」上条「ふーん。で、今回は?」??「はぁい、ぼ・う・や・♪ お姉さんのこと覚えてる? オリアナ=トムソン。職業は運び屋、よ」上条「……」美琴「……」上条「……とりあえずもう一人に入ってもらえばいいよな?」美琴「……そうね。ツッコミどころは満載だけど話は進めないといけないもんね。で、もう一人は?」??「私なら最初からここにいるんだよ」上条「は? その声だともう一人はインデックスなのか? でもどこに?」オリアナ「坊や、鈍いのは対異性の気持ちに対してだけにしておきなさい。坊やの頭のう・え・♪」美琴「ちっちゃ!? 何でアンタ【インデックス】、ちっちゃくなってんの!? と言うか気付けよアンタ【上条】も!!」上条「いやー頭が何か重いとは思ってたけどまさかインデックスが乗ってるとは思わなかった。つか、普通、頭の上って見えないんだから声が聞こえなきゃ気付くわけねーだろ!! むしろ御坂が気付けよ! 正面から俺を見てるんだから!!」美琴「む……確かに言われてみればそんな気が……」天の声:ちなみに美琴は上条の顔しか見ていないので頭の上までは注意が行っていない、が真相。おや? 誰か来たようで……上条「納得してくれたところで、さて、インデックス、事情を説明してくれ」禁書「決まってるんだよ! なんだか今後、体長15cmでほぼ全裸の隻眼魔神女がとうまの周りをうろちょろしそうだし、だったら私も小さくなってこの場所を誰にも譲らない決意を示した方が良いかも!!」オリアナ「俗に言う、インデックスたん、というわけね。でもいいのかしら? 小さいままだと坊やと(自主規制)や(自主規制)ができなくなるわよ?」禁書「はぅっ!! 盲点だったかも!!」美琴「……っ! ほっほ~う? やっぱアンタはこのちっこいのとイロイロナニかしてるわけ、ね?」上条「してねーよ! というか、何でお前はナニがカタカナなんだよ!? あとオリアナさん、言葉は選ぼうよ!! そんなんだから歩く18禁って言われんのよ!?」オリアナ「まあ……私がそんな噂になってたなんて知らなかったわ……普段、日本にいないから……」禁書「その割には喜んでいるみたいな顔してるかも」美琴「今回は、どんな風になるかまったく想像できないわ……」 「おおっ、母さん母さん。やはり何度来ても圧倒されるなあ、学園都市っていうのは。子供の頃にクレヨンで描いた世界がそのまま広がっているような気がするよ。これでチューブの中を走る列車とか、空飛ぶスケボーなんかがあると完璧なんだが……」 そう言ったのは上条刀夜。「あらあら。私の思い描く近未来には、まだ届いていない気がするのだけど。だって巨大宇宙戦艦や人型兵器が連合とか帝国に分かれて戦ったり赤や青のカラフルなビームが飛んだり宇宙空間なのにピキュンピキュン音が鳴ったりしないでしょう? あと蛍光灯みたいなサーベルも見てみたいのに」 答えたのは、上条詩菜。美琴「外から見ると、やっぱこう見えるのかしら?」上条「まあ、外の世界よりも科学技術が二、三十年進んでいるのが学園都市だしな」オリアナ「この辺りは私が小さい頃に思い描いた未来世界と違うわね。私が子供の頃、クレヨンで描いたのは、魔法使いの絵がほとんどだったから」上条(……オリアナにもそんな可愛らしい時代があったんだな……)オリアナ「坊や、今、私にもそんな可愛らしい時代があったんだ、って考えなかった?」上条「い、いえ! 決してそんなことは!! オリアナさんは今でも充分可愛いですから! ハイ!!」オリアナ「あら嬉しいこと言ってくれるじゃない? でも大人の女性に対して『可愛い』はあまり良くないわね……そこは『綺麗』って言ってあげた方が悦ばれるのよ……」上条「オリアナさん!? 何か字面が違いませんこと!?」禁書「……短髪、今日は共同戦線を張りたいんだけど?」美琴「……いいわね。私も今日はそんな気分だから」上条「!!!!!!!!!!!?!」「あー、あー。メイド弁当、学園都市名物メイド弁当はいらんかねー」禁書「とうまとうま! メイド弁当食べたいんだよ! 買って買って買って!!!」上条「そんな子供みたいに駄々こねるんじゃありません! つーか、買ってったってこれ、過去の映像だし!」禁書「だって食べたいんだもん! おなかすいたおなかすいた!」上条「すっぱい焼きそばパンでも食べてなさい!」美琴「にしても土御門も大変ねー。繚乱家政女学校って、こんな事もするんだ」上条「ああ、あそこは『真のメイドさんには休息はいらない』って校則があるらしいからな」オリアナ「でも日本のメイドって、男の性欲を刺激するようにミニスカートとニーソックスの間の太もも…確か専門用語で『絶対領域』と言ったかしら。を強調したデザインで、しかも夜のご奉仕もするんでしょう? 見たところ、この彼女は中学生ぐらいだと思うのだけれど…そんな歳の子にそこまでレベルの高いプレイをさせるなんて、流石はHENTAIの国ね。お姉さんもゾクゾクしてきちゃう」上条「長々と何言ってんのこの人!? 何でそんなに偏った知識なんだよ!」美琴「ア、アンタも土御門のお兄さんみたいに、メイド萌えってヤツなの?」上条「どっからそうなった…いやまぁ、好きか嫌いかなら好きだけど」美琴「って事は、前回のこぼれ話で見せた私のメイド姿は効果大だった!? これはもう、通販で堕天使エロメイドを買うしか! ……けど私の胸でサイズが合うのはあるかしら……?」上条「あれあれ!? 何だか急に御坂さんが真剣な顔でくだらない事言い始めたけど、どうした!?」禁書「とうま! メイド弁当は!?」上条「メロンパンでも食べてなさい!!!」「――――っと、うわっ!?」 集中力を欠いていた刀夜は、うっかり誰かと激突した。「きゃっ! って、すみませんぶつかっちゃって」 告げたのは、見た目大学生ぐらいの女性だった。淡い灰色のワイシャツに、薄い生地でできた漆黒の細長いパンツ。デザインはシンプルだが、一目で高級ブランドのにおいを感じさせる一品で――――上条「前回、使い古された方法とか言ってたけど案外あるんだな」禁書「何の話なのかな?」上条「んー? 出会いの話だよ。ほら、食パン咥えて走ってると曲がり角でぶつかる感じのやつ」禁書「え!? とうま、走りながらでも食パンは食べててもいいの!? 前に食事する時はきちんと座って、って言ってたかも!!」美琴「ツッコミどころそこ!?」オリアナ「まぁ、私たちには馴染みのない文化だしね――」 「とき、とき……ないなぁ。常盤台中学というのは、名前がリストに載っていませんね。正式なパンフレットに紹介文が全くないという事は、もしかして一般開放されていないのでは?」「うわっ! ホントですか。じゃあ美琴のヤツはどこにいるのよーっ! せっかく大学に休学届け出してここまで来たっていうのに!」 みこと、というのは妹の名前だろうか? と刀夜はガイドブックを適当に考えていたが、不意に女性がズズイと接近してきた。刀夜に肩をぶつけるように、彼の広げているページを覗き込む。「と、と、と、とき、とき、とき――――うわっ! ホントにないよギャーどうしよう!!」 ――――無防備な彼女のほっぺが、刀夜の無精ヒゲの生えた頬とぶつかりそうになった。女性の柔らかい髪の毛がわずかに刀夜の耳をくすぐる。その柔らかな髪から、ほのかに甘い匂いがした。上条「もう伏せる意味が無いから言うけど、俺の親父に寄り添ったのってお前の母親だよな。さすが親子だな」美琴「まあそうだけど。で、どういう意味?」上条「お前も、夏休み最後の日に俺の宿題を覗き込んだ時がこんな感じだった」オリアナ「つ、ま、り、そこのお嬢ちゃんが坊やに思いっきり寄り添ったってことね?」禁書「!!!!!!!?!」美琴「ち、違うわよ! 私が興味があったのはコイツのやってた宿題なだけで、コイツに寄り添うとかそういうんじゃないから!!///」オリアナ「あら残念。ちゃんと自覚していれば坊やとあんなことやこんなことになったかもしれないのに」上条&美琴「「ならないから!!」」禁書「と~~~~う~~~~ま~~~~」上条「はっ! おおおおお落ち着けインデックス!! 本当に疾しいことはなかった――――って、そういや、前の前の前のこぼれ話でこいつは真相を知っているんだったあああああああ!!」禁書「天誅なんだよ! とうまぁぁぁぁああああああああああ!!」「あらあら刀夜さん。またですか?」「か、母さん? ま、またとは何かな?」 刀夜は慎重に聞き返すと、詩菜は片手を頬に当てて、心の底から悲しそうなため息をついた。しかもその顔からやたら陰影が強調され始めているような気がする。「もう、刀夜さんったら。道端で女性とぶつかってお知り合いになり、その後の無自覚な言動で良い雰囲気になるだなんて。これで何度目かしら。数える方が馬鹿らしいのかしら。あらあら、あらいやだ。そんなに私を怒らせて、刀夜さんったらマゾなのかしら?」美琴「さすが親子ね」上条「どういう意味!?」禁書「とうまのお母さんのセリフがすべてを物語っているんだよ。天然ジゴロの血脈は余すところなくとうまに受け継がれているかも」オリアナ「さて、将来、坊やのお母さんと同じ思いをする女性ってどこのどちらさんなのかしら」美琴「……歴史は繰り返すってわけか……」禁書「……あり得ない話じゃないかも……」上条「え!? なんで二人とも陰影が強調されて千円札や五千円札に描かれた肖像画もびっくりの迫力を見せてんの!?」オリアナ「……どうやら本当に将来同じことが起こりそうね……」 ――――人混みの向こうに、見知った我が子のツンツン頭が見える。彼は大覇星祭の参加者であるため、当然ながら半袖短パンの体操服だ。その隣には、彼とは違ってランニングに短パンの、本格的な陸上競技用ユニフォームを着た女の子がいた。オリアナ「ねえ坊や。ちょっと教えてほしいんだけど」上条「何ですか?」オリアナ「この二人って坊やとそこのお嬢ちゃんだけど、お嬢ちゃんと坊やって学校は違うし、高校と中学の違いもあるわよね?」上条「まあそうですね」オリアナ「だったら、どうしてこの場で二人で歩いていたのかしら? その経緯にお姉さん、興味が湧いちゃう」上条「ええっと……ええっと……何でだっけ?」美琴「んーと、んーと……さあ? 気付いたら一緒にいた、みたいな?」オリアナ「…………とりあえず、ある意味、鈍感で無自覚なのは坊やだけじゃないってことだけは分かったわ」禁書「…………これは安心材料なのかな? 不安材料なのかな?」上条&美琴「「?」」 「ねぇねぇ、結局アンタって赤組と白組のどっちなの?」「あん? 赤だけど。なに、もしかして御坂も赤組か」「そ、そうよ」「おおっ、そっかー赤組か。ならお互い頑張らないとなー」「じゃあ、あ、赤組のメンバーで合同の競技とかあったら―――」美琴「そんなふうに考えていた時期が私にもありました」オリアナ「あら? どうして遠い目をしているのかしら?」美琴「この後のこの馬鹿の台詞で分かりますよ……」禁書「あっ…何となく察したんだよ」「なんつってな! 実は白組でしたーっ!!」禁書「あー…やっぱり……」オリアナ「焦らしプレイ…に見えなくもないけど」上条「いやぁ。幻想を殺すのが上条さんのお仕事でして」美琴「この幻想は殺さなくてもいいヤツでしょ!?」上条「けど、もし本当に俺も赤組だったら、御坂あの後何て言うつもりだったんだ?」美琴「ふぁえっ!!? そ、そんなのもう忘れたわよ!」オリアナ「きっとこうね。『合同の競技とかあったらそのまま夜の大覇星祭で貴方の「赤」黒い肉棒から特濃の「ホワイト」ソースを―――』」美琴「言うかあああああああ!!!!! そんな事おおおおおお!!!///」禁書「お肉の棒!? 濃いホワイトソース!? とうま、その美味しそうな食べ物はなんなのかな!?」上条「ナ…ナンデショウネ…?」オリアナ「そうね……禁書目録は『美味しい』と感じるかもね……ちなみに特濃の『ホワイト』ソースは飲み干すことはできるわ。でも、お肉の棒は口に含んで味わう事はできるけど、食べられないからね」禁書「えええええええええええ!? 何その『がむ』みたいなの!? お肉も食べたいんだよ!?」オリアナ「だ、そうだけど――坊や、どうする?」上条「食べさせねーよ!! そもそも、オリアナとインデックスの会話はかみ合ってないからな! つか、オリアナさん! 何、舌舐めずりしながら説明してんのさ!?」オリアナ「ところで、お嬢ちゃんは禁書目録と違って私の言っている意味が分かったみたいね? うふ。案外物知りじゃない?」美琴「――――っ!!(気付かれた!?)」「――――もしお前に負けるような事があったら罰ゲーム喰らっても良いし! 何でも言う事聞いてやるよ!」「い、言ったわね。ようし乗った。……何でも、ね。ようし」「――――その代わり、お前も負けたらちゃんと罰ゲームだからな」「なっ。そ、それって、つまり、な、何でも言う事を……禁書「ん? 今、何でもするって言ったよね?」上条「……誰かが言うネタだとは思ったが、まさかインデックスの口から出てくるとはな」禁書「…? 何の事?」上条(あ、元ネタを知らずに、ナチュラルに言ったのか)禁書「まぁいいや。それよりとうま! 何でもとか、どういう意味なのかな!?」上条「『どういう意味』って、どういう意味よ?」オリアナ「つまり彼女は、『坊やが勝ったら何をしてもらうつもりだったのか』って事が聞きたいんじゃないかしら?」美琴(っ! そ、それは私も知りたい!)上条「あー…別にこれと言って決めてなかったなぁ……メシ奢ってくれとか、そんな所じゃないか? まぁ、結局負けちまった訳だけど」美琴「え…そ、その程度…?」オリアナ「な~んだ。お姉さんガッカリ。もっとこう、お前の身体で俺の―――」上条「いや、もういいから! アンタ、口を開けば猥談しか無ぇのかよ!」禁書「…ちょっとホッとしたかも。やっぱりとうまはとうまなんだね」上条「何だい何だい皆して! じゃあアレかい!? ご褒美のチュウでも要求した方が良かったってのかい!?」美琴「チュ、チュチュチュチュウウウウウゥゥゥゥ!!!?///」上条「ホラ! ミコっちゃんだって、真っ赤になって嫌がってるじゃないですか! ちくしょう、ちょっとショックだよ!」オリアナ「お姉さんには、嫌がっているようには見えないんだけど…」禁書「……やっぱりとうまはとうまなんだね…」 上条詩菜はほっぺに片手を当てて、「あらあら。……言葉を巧みに操り、年端もいかない女の子にあんな無茶な要求を通させてしまうとは、一体どこのどなたに似てしまったのかしら。あらいやだ、母さん学生時代を思い出しちゃいそう」 上条刀夜はズドーン、とショックを受けた顔で、「そ、そんな女子中学生に対して勝ったら罰ゲームで何でも言う事を聞かせるだなんて、一体どんなご命令を飛ばす気なんだ当麻ーっ!!」 彼の隣にいた女性(御坂美鈴)は、『こいつらの影響なのか。ま、後で美琴には話を聞くとして、若いっていうか青いわねー……』という顔でため息をつくと、片手をおでこに当てた。禁書「どう考えてもとうまは完全無欠にお父さん似なんだよ」美琴「異議なし」上条「お前らが俺をどういう目で見ているのか、よーく分かった」オリアナ「ところで坊や。もう一度話を戻すけど、これってもし、坊やが勝ってたらお嬢ちゃんにナニを要求するつもりだったの? やっぱり(自主規制)とか(自主規制)とか?」美琴「!!!!!!?!///」禁書「!!!!!?!!///」上条「直球だと字面で表現できないから自主規制がかかった単語を何でさらっと言いやがりますかこの人は!! しかもナニがカタカナだし!!」 御坂美琴は学生用応援席にいた。 ――――上条達の競技を最後まで観ているのは割と危険なのだが、どうも気になって、美琴は気がつけばここにいた。上条「ここからは俺の学校の棒倒しのシーンだな。(吹寄の濡れ透け事件が飛ばされて良かった。本当に良かった)」オリアナ「棒は倒すモノじゃなくて、むしろ勃たせるモノじゃない?」上条「お願いあなたもう喋らないで!!!」美琴(な、慣れないわぁ……この人の下ネタ……///)上条「ったく……あー、つーか御坂、俺のクラスの試合観に来てたんだな。ありがとな」美琴「っ! べべべ、別にアンタの応援とか、そんなんじゃないからっ! た、ただその…罰ゲームの約束した手前、負ける訳にはいかないから敵情視察しただけだし!!?」禁書「短髪…目が泳いでるんだよ……」オリアナ「ふふっ。可愛らしい反応ね。お姉さん思わず、食べたくなってきちゃうじゃない。性的な意味で」美琴「ちょ、や、止めてよ! そういうのは黒子だけで手一杯なんだから!」オリアナ「あらそう? 残念。じゃあお嬢ちゃんを(性的に)食べるのは、坊やに譲るわ」美琴「えええええええっ!!!? 何言ってんの!!? ねぇ何言ってんのおおおおおおっ!!!?///」禁書「むー…いくらお腹がすいても、私は短髪を(物理的に)食べようとは思わないんだよ」上条「さてと、どこからツッコんだものか……」オリアナ「ほら、坊やも『突っ込む』気満々みたいだし」美琴「ええええええええええええっ!!!? い、いいい、今ここでっ!!!?///」上条「ああもう、次から次へと!!」(ウチの学校に勝てるはずはないと思うんだけどねー……) 美琴はこっそりと息を吐く。――――(常盤台中学は)去年の大覇星祭では屈辱の二位だったが、その時の優勝校は、やはり常盤台中学と同じ五本指の一つ、「長点上機学園」だ。結局、本当の意味での首位争いは、例年この『五本指』の中で行われる。 ――――学園都市の人間なら誰もが知っていそうな事だが、どうしてこんな無謀な勝負をけしかけてきたんだろう? と美琴は今でも首をひねる。ひねってから、あの馬鹿なら意図なんて何もなさそうだ、と思考が続く。美琴「ですよねー。いくらアンタが記憶喪失でも、『知識』は残ってたんだし、知ってたはずなんだけどねー」上条「ぐ……記憶喪失の所為にするのを先に防がれてしまうとは……」オリアナ「なるほど。実は坊やは真正のMだったってことね」上条「は?」オリアナ「つまり、最初から勝ち目のない勝負を挑んで、そこのお嬢ちゃんに『何でも命令されること』が目的だったてこと。うふん。なんだかお姉さん、このお嬢ちゃんと立場代わってあげたくなってきちゃった」上条「んなわけねえだろ!! てか、オリアナさん! 俺に何したいわけ!?」オリアナ「何、って……ナニ、でしょ……? 大丈夫、お姉さんがリードしてあげるから……」上条「そ、それは是非!! って、はっ!!」美琴&禁書「「死ねええええええええええええええええええ!! このスケコマシいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」」 彼女のために、何度でも歯を食いしばって立ち上がってくれた、あの姿を見せて。(……、) 美琴はほんの少しだけ思考を空白にした後、(ああ、やだやだ! 何を唐突に照れてんのよ私!!)美琴「にゃあああああ!!! 見るな見るな見るなあああああ!!!///」オリアナ「本当に可愛い反応するのね。ウブな子っていうのも、悪くないわ」上条「まぁ…確かに可愛いな」美琴「えっ!!?///」禁書「っ!!? と、とうま!?」上条(けど、何で美琴は照れだしたんだ? しかも俺の事を思い出して……)「……お、お腹、減った……」「今ここで弁当食った直後じゃないのアンタ!?」美琴「アンタ、お腹いっぱいな時って無いの!?」上条「いいぞミコっちゃん! もっと言ったれ!」禁書「とうまも短髪も何を言っているのかな? 人は…ううん、この世に生きとし生けるもの全て、何かを食べる事で生かされているんだよ?」上条「何も食うなとは言ってねーよ! 食いすぎるなっつってんだよ!」禁書「じゃあとうまは、私が餓死してもいいのかな!?」上条「いや、だからさぁ! 栄養摂取は適度にだなぁっ!」禁書「うるちゃいうるちゃいうるちゃい!」上条「今更そのネタぶっ込んできた!?」オリアナ「先に進んでもいいのかしら?」美琴「……いいんじゃないですか?」『おうおう姉ちゃん。ウチのもんが手ぇ焼かせたな。ん? ……なんか変な感じがするぞ?』上条「スフィンクス…普段こんな事思ってんのか…?」オリアナ「何だかとっても、オジサマくさいネコちゃんね」禁書「私はスフィンクスの考えが聞けて、嬉しいかも♪」美琴「可愛い…」上条「……可愛いか?」???「やれやれ。こんなところにシ○○セ○みたいな猫がいるとはな……」??「そう」???「びっくりですぅ」??「しかも、同じオスの三毛猫ですよ。これはまた珍しい偶然ですね。ひょっとして世界中のオスの三毛猫は喋ることができるようになったのでしょうか。○宮さんの力で」上条「……………………あんたたち誰?」「ねぇアンタ。今日アイツと会った? 何か様子とか変わってなかった?」「ん? アイツって、とうまの事? とうまは別にいつも通りだったけど……」 いつも一緒にいんのかよ、と美琴は思わずツッコミかけたが――――美琴「……実際、どれくらいの頻度で一緒にいるの…?」上条「俺とインデックスか? 頻度って言われても、そもそも一緒に住んでるからなぁ…」美琴「…あっそ」上条「…美琴さん? 何だか不機嫌?」美琴「べーつーにー!?」禁書「ふふん♪」美琴「あー、くそ! そのドヤ顔、ムカつく!」オリアナ「でも、一緒に暮らしていて何も『事故』が起きないの? それって女性として見られていないんじゃないかしら」禁書「ガガントス!!!」美琴「ふふん♪」禁書「むぅ! その勝ち誇ったような顔が腹立つんだよ!」上条「…何の話? まぁ、美琴の機嫌が直ったから、とりあえずはいいけど」(だとすると、やっぱりウチの学校が勝っちゃうけど……あれ。勝っちゃったらどうしよう?) 美琴は少し考え、それからブンブンブン!! と勢いよく首を横に振った。オリアナ「あら? お嬢ちゃんったら、もしかして(禁則事項)してもらうとか(禁則事項)させようとか考えたのかしら?」美琴「って、何ですかそのツッコミ!?/// ここは『あら? お嬢ちゃんったらどんな命令を考えたのかしら?』ってツッコミが正しいでしょ!? 最初から核心を付いてくるツッコミっておかしくない!?」オリアナ「あら? ということは、お嬢ちゃんはこの時、本当に(禁則事項)とか(禁則事項)とか考えたってことかしら?」美琴「はうっ!!///」禁書「ねーねー、とうま。短髪とオリアナは何を言ってるのかな? どういうわけか私の耳には一連の会話で(禁則事項)部分が聞こえないんだよ」上条「聞こえなくて結構。(つーか、御坂も案外、ヤラしいことを考えてる時ってあるんだな)」 「短髪はここで何してるの?」「あん? な、何って、別に私は……」「とうまの応援?」「なっ、ば、いきなり何言ってんのよ。何で私があんなヤツの応援なんかしなくちゃならない訳?」オリアナ「だったら何しに来たのかしら?」美琴「だっ、だだ、だからさっきも言ったでしょ!? て、敵情視察よ敵情視察! それ以上でも以下でもないんだから!」上条「え~? ホントに応援じゃないのかよ…」美琴「……な、何? アンタ、私に応援されたら嬉しいの?」上条「そりゃそうだろう。可愛い女の子から黄色い声援を受けて、嫌な気持ちになる男なんていな……あれ? 御坂?」美琴「………ぷしゅー…///」オリアナ「普段のムチからの、いいタイミングでアメ……坊や、あなた本当に天然なの?」上条「へ?」禁書「むー…何だか面白くないんだよ!」(……一体何なのよあの覚悟!? アイツ、こんなトコでなんて無駄なカリスマ性を発揮してんの! ま、まさかマジで勝ちに行く気な訳!? アンタ私に勝って罰ゲームで何を要求する気なのよーっ!?)禁書「……と~う~ま~…?」上条「い、いや違うぞ!? カットされてるから分かりにくいかも知れないが、小萌先生の事とか色々あって、この戦いは絶対に負けられない理由があってだな!」オリアナ「それを差し引いても気合が入ってるじゃない? お姉さんが思うに、他の理由もあったんじゃないかしら」上条「な、何だよ他の理由って……いや! やっぱ言わんでいい!」オリアナ「それは勿論、その子の身体をじっくりねっとりと―――」上条「言わんでいいっちゅーにっ!!!」美琴「………///」オリアナ「…坊や、ウブなのも可愛いけど、男はある程度ガツガツしてないと駄目よ? そんなんだから日本の男子は草食なんて言われちゃうんだから。何だったらお姉さんが教えてあげようか? 確かこの国には48手っていう体位が―――」上条「いらないよ! てか、アンタが肉食すぎるんだよ!」禁書「とうま? 48手って何―――」上条「キン肉マンに出てくる48の殺人技の事だよ! ああ、そうさ! きっとそうさ!」禁書「キン肉マン………とうま。何だか牛丼が食べたくなってきたかも」オリアナ「もう…仕方ないわね。じゃあ坊やに寝技(意味深)を教えるのは、お嬢ちゃんに任せるわ」(美琴の肩にポンと手を乗せる)美琴「黙ってたのに急に話を振られた!!? て、ててててか、わ、わわ、私とこの馬鹿はそんな関係じゃないからっ!!!///」 上条「さて、と。今回はここまでか」美琴「冒頭にも言ったけど、今回は長くする気満々よね」オリアナ「それだけ坊やとお嬢ちゃんのオイシイシーンがたくさん、ってことでしょ」美琴「そ、そんなんじゃないから!!///」禁書「がるるるるるるるるるる!! まったく! とうまはまったく!!」上条「おおおおおお落ち着け! 落ち着くんだ! 落ち着いてくださいインデックスさん!! あと地団駄踏むな! 髪の毛むしるな!!」禁書「うるちゃいうるちゃいうるちゃい! いつもと違って噛みつけないから仕方ないんだよ!! とうまの馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿! 抜いちゃえ! 抜いちゃえ! 禿げちゃえ!! 禿げちゃえ!!」オリアナ「さて、と。じゃあ私たちは帰るわよ禁書目録」ヒョイ禁書「って、えええええええ!? 私も退席なの!? 何で!? 今回の話って私も結構出番あるんだよ!?」オリアナ「心配いらないわ。禁書目録は後からまた呼ばれるってスケジュールに書いてあるから。私は――――さて、どうかしら?」上条(……意味深だな)美琴(……また来るのかしら?)禁書「ううう……じゃあ、とうま! 短髪と変なことしてたら許さないかも!!」上条「しねーよ! つか、何でトーク番組で変なことになる要素があるんだよ!」禁書「そんなの分かんないんだよ! とうまはとうまでとうまだもん!!」オリアナ「それじゃ、坊や、お嬢ちゃん。じゃあねぇ~~~」美琴「あーうん」オリアナ「ふふ。結構面白かった」◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇上条「次のゲストが来るまでもうちょっとかかるってか?」美琴「少しだけ遅れてるみたいね。まあ、もうスタジオには入っているみたいだし、もうすぐ来るでしょ。んじゃ、ちょっとだけ二人だけで次回予告でもどう?」上条「まあ、いいか。で、次回はどこまでの予定?」美琴「ん~~~そうね。魔術師絡みの事件はばっさりカットで、私たちの絡みのシーンだから……借り物競走と玉入れ? かしら」上条「……何か身も蓋もない言い方だな。土御門やステイルが可哀想だ」??「どうやら、ここのようね」??「あら? 貴女もこちらのスタジオに用事がおありで?」??「ん? あなたもなの?」??「ええ。わたくしもこの時間に呼ばれましたものでして」上条「…………」美琴「あ、どうやら着いたみたいね。一人は黒子か。あれ? でも、もう一人は聞き覚えがあるようなないような――――」上条「………………………この声って……まさか…………!」白井「ごめん遊ばせ。少々遅れましたわ」??「お邪魔しまーす」上条「ふ、吹寄整理さん!? 今度のゲストって白井とお前なの!?」吹寄「む! 何その言い方! まるであたしが来るのはそんなに困ることなのかしら上条当麻!!」美琴「……『また』知らない女……ほっほ~う……」白井「相変わらず節操のないお猿さんですこと。本能の赴くままに生きていらっしゃる証拠でしょうか」上条「ま、まて! 吹寄は俺のクラスメイトで何かと俺を目の仇にしている奴なんだよ! だから落ち着いてください御坂さん!! 白井も誤解を招くようなこと言うんじゃない!!」吹寄「……相変わらずのようね、上条当麻……はぁ……」美琴(あれ? でもこの人、あんまりアイツに興味無さそう……目の仇ってそのままの意味なのかな?)白井(あら? でもなんだかこの人、妙に親近感を感じますわ。どういうことですの?)上条(ああ……なんだか次回はこぼれ話史上最悪の不幸が待ってそうな気がする……ヒシヒシする……)
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/1341.html
1 帝督「お、シンじゃないか」 シン「帝督?相変わらず、チンピラかホストみたいな格好してるなぁ・・・」 帝督「ほっとけ、というかお前のことがネットで噂になってるぞ」 シン「ふーん」 帝督「興味はないのか?」 シン「どうせ、一番弱いレベル5とかだろ?いいよ別に」 帝督「・・・お前、俺に勝っておいて・・・」 シン「お前らは超能力がメインだからなぁ、仕方ないじゃん?」 帝督「まぁいいさ。んで、お前の噂なんだけどさ」携帯を見せる シン「ん?オカルト板?学園都市の不思議?」 帝督「あぁ、ココなんだけど」 シン「なになに・・・『恐怖!一回もまれるだけで胸囲が増える『胸囲御手(バストアッパー)』』?」 帝督「どうだ?」 シン「・・・俺のことじゃないだろうが・・・」 帝督「いや、どうみてもお前のことだろうが『因果逆転(ラッキースケベ)』」 シン「だーーーー!!そんな名前でよぶな!!というか、『因果逆転(エースキラー)』って名前でも背中がかゆいっつーのに!!」 帝督「ははは!ざまみろ!!よし、なんか飯でも食いに行くか!!」 麦野「ふぅ・・・なんか最近ブラがきついのよね」 最愛「・・・それは超敵対発言ですが、わたしも最近超きついんですよね・・・胸が」 フレンダ「あ、私も。まぁ、結局はもともと小さかったですけど」 滝壺「・・・私は、とくには」 麦野「まぁ、滝壺は、ねぇ?」 最愛「超元から大きいですから」 フレンダ「結局私が一番小さい・・・」 2 「やぁみんな!! 元気かい!? 俺、何かと不幸なシン・アスカ! 今日も元気に不幸の真っ最中!! もうやんなっちゃう! シンじゃおっかな、シンだけに! なーんちゃって!!」 ここは学園都市、シンは故あって現在ここで暮らしている 現在一緒にいる少女は絹旗最愛、見た目12、3程の美少女だが立派にシンの仕事先の上司(のようなもの)である 「つかなんですか? その不快な自己紹介は。ホント、シンは愚図な上に超キモいですね。まさか浜面クラスが二人もいるとは思いませんでした」 「ありがとう! そんな辛辣な言葉かけられて、俺へこたれそうだよ」 「そんなことどうでもいいんですよ、それよりもシン、早く頼んでいたものを」 そう絹旗が言うとシンは慌てて自分の体をまさぐる 「……どうしました?」 「………………テヘッ!!」 「超ぶっ殺します!!」 「うわぁぁぁ!!ちょっと待て!」 絹旗の見掛けからは想像できない威力のパンチがシンを狙う。当たればプチッと潰れてしまうだろう 必死に逃げるシン その時運命の神が!! 「こらっ、待て!……キャッ」 「っ!危ない」 むにゅ それはシンの好意であった それはシンの行為であった シン、ラッキースケベの称号を持つもの その手の中に絹旗の控えめではあるが柔らかい、マシュマロが収まっていた 「いや、これはさくらんぼかな?」 「シン超アッパー!!!(シン超殺すアッパーの略)」 こうして今日もシンは宙を舞う 「不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 「だぁぁ!!それは上条さんの決め台詞だと上条さんは抗議させてもらいますよ!!」 「何を言ってるのかな、とうま。とうとうきちゃったのかも」 「いや、なんか変な気配がしたんだよなぁ」 「ふーん、でもそんなことどうでもいいかも!それよりとうま私はあれを食べてみたいんだよ!!」 「ってもう食ってるじゃねぇか!?辞めて!インデックスさん辞めて!上条さんの財布ポイントはもう零よ!!ああぁ、やっぱり俺落ちじゃねぇか!!不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 学園都市の一日はこうやってふけていく…… 3 「いやぁ、出会って間もない女の子の体をまさぐるなんて、やっぱ上条さんはスケベだな。俺の称号『ラキスケ』はお前にこそ相応しいぜ」 「いやいや、初対面の女の子にパイタッチして堪能しちゃうアスカさんには敵いませんと、上条さんは思っちゃたりなんかしますよ」 「いやいや、上条のほうが助平だよ」 「いや、シンの方だ」 「「………………」」 「んだと!お前にスケベって呼ばれたくないんだよ!!この年下キラー!!それどこか神烈やオルソラみたいなおっぱいおっぱいともねんごろに仲良くしやがって!羨ましいんだよ、チクショーーーー!!」 「んだと!時空越えてあっちこっちでお姉さんといちゃいちゃしてるテメェに言われたくねぇ!!年上のお姉さんとか最強じゃねぇか!!後、上条さんはそこまでモテねぇっつーの!!」 「あんだけ好意寄せられてて気付いてないってのかよ!!この間もみつあみのシスターにいいよられてたろうがぁ!!」 「まだ言いやがるか!てめぇこそ、吹寄の立派なモノを揉みしだいたこと、忘れたとは言わせねぇ!!」 「あっ、あれは事故だ!!」 「気持ち良かった?と上条さんは妹っぽく尋ねてみます」 「うん、ぶっちゃけ超大きかった。最高」 「まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!!」 「アンタって人はーー!!」 二人の男は激突!!…………しなかった 「ふーん、とうま。それは初耳かも知れないんだよ?その相手はローマ正教のアニューゼのことだよね?……言い寄られたってどういうことかな?…………ナイヨウニヨッテハトウマノズコツヲカミクダク」 「ヒィッ!!イイイイイインデックス、さん?そっ、それは俺にも思い当たる節が…………」 「無いとでも言うつもり!?全くとうまはいつだってとうまでとうまなんだから!!やっぱり頭骨をカミクダク!!」 「ギャァァァァァァァァ!!ふこぉぉぉぉぉだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 「…………さらば上条、お前の事は忘れないぜ。友よ……」 シンは踵を返し、自分の住家へ帰る…… とはいかない。上条さん程でなくても、彼もまた不幸なのである 「アレ、体が動かん?具体的に言えば、なんか見た目中学生一、二年ぐらいだけど窒素装甲の性で凄まじいパワー出せる女の子に捕まえられてるってぐらいぴくりとも動かない」 錆び付いた時計のように首をギギと回すシン そこにいたのは…… 「絹旗……さん?何でここに?それと……その、握りこぶしの意味を……教えていただけないでしょうか?」 震える子羊の問いに小柄な狼は答える 「それは……シンを超ぶっ殺すためです!!」 乗用車すらすら持ち上げるパワーから繰り出されるアッパーが顎を正確に打ち抜く!!哀れシンはお星様へと変わるのだ 「(あぁ、マユ。お兄ちゃん丈夫過ぎてお前の元にまだ行けない)不幸だーーーーーーー!!」 「全く、何がおっぱいですか。あんな脂肪の塊を喜ぶなんて。………………もっと大きくならないんですかね?」 小柄な少女は自分の胸を見下ろしてため息を一つ。そして遥か彼方へ漫画チックに飛んでいったいまだ仕事上のパートナーという関係から変化の無い男を迎えに行くのであった 窓も扉も無いビル、『人間』アレイスター・クロウリーは今日も水槽の中をぷかぷか浮いている 傍らにはサングラスをかけた大男 「おいアレイスター、これも計画の一部ってやつか?俺にはデバ亀にしか見えんが……」 大男――土御門元春はアレイスターとともに一つの映像を見ている。その先にはシスターに噛み付かれて大量出血しているレベルゼロの親友、そして暗部の少女にアッパーカットをくらい車田的なダメージのくらい方をしている最近知り合った、実は青ピについて行けるレベルのスケベな親友 土御門はビルの中で一連の映像を眺めていた そんな彼の言葉にアレイスターはすっと口を歪める ――何かあるのか? 土御門は不思議と身構えてしまう 「いや、暇だから暇つぶしをね」 「ハァッ!?」 「スマブラも一人でやるのは流石に飽きてね」 「(あれは皆でやるからたのしいんだよ!!)……つまりはそれ以上もそれ以下も無いってことか」 「あぁ……」 当然、土御門はそれだけとは思ってはいない。しかしあまり影響の大きな物ではなさそうだとも考える 視線をモニターに移すといまだに親友二人は命の危機 (まっ、その窮地は自分で何とかするんだにゃー。かみやん、シン) 特に陰謀も張り巡らされることも無く、学園都市の夜はふける………… 4 野「・・・暑いわね・・・」 シン「だったら、わざわざ外に出歩く必用ないだろうが・・・」 麦野「うるさいわよ。だまってエスコートしなさいよね」 絹旗「そうですね。これだけ女を侍らせておいて満足させれないとか、超ヘタレですね」 フレンダ「結局、シンって尻にしかれるタイプよね」 シン「・・・おかしい。俺は確か一人で買い物に出たはずなのに・・・」 麦野「愛ゆえね」(金と暴力による情報収集) 絹旗「なんでですかね」(シンの家には盗聴器) フレンダ「まぁ、結局これも何かの縁ってことで」(防犯カメラにハッキング) シン「まぁ、良いけどさ・・・頼むからお前ら、離れてくれ。暑いから」 麦野「い・や」(右の腕に胸を押し付けながら) 絹旗「超お断りっす」(左腕にマーキングするように) フレンダ「歩くのしんどい」(シンの背中につかまりながら) シン「うぅ・・・直射日光がきつい・・・あと、人の目まできつい・・・」 吹寄「あれ?もしかして・・・おーい!シンー!!」 シン「あ?吹寄か?」 麦野「あん?」 吹寄「やっぱりシンだ、って・・・どうしたの?その格好」 シン「まぁ、アレだな。縁は奇なものっていう奴だ・・・」 吹寄「そんなものかね。っと、この前はありがとうな」 麦野「・・・」 フレンダ「・・・(うわー、麦野の機嫌がいきなり悪くなったー) 絹旗「・・・(やばいですね。超やばいです)」 シン「あぁ、あれはこっちこそ悪かったからさ。幾ら何でもうちの(長点上機学園)も言いすぎだ」 吹寄「へへ・・・でも、ありがとうな。お前だけだったからさ、あんな風に言ってくれたのは」 麦野「・・・(ヒクヒク)」 絹旗「・・・(超やばいです、何より、シンが気がついていないのが・・・あと、私も切れそう)」 フレンダ「・・・(かなり着てるからね・・・というか、結局はシンが悪いし)」 シン「尊敬に値する先達は何よりも得がたいものだからな・・・ま、次は俺たちが勝つけどな」 吹寄「なに言ってるの。今度も返り討ちよ!!」 麦野「・・・んで、あんた誰よ」 吹寄「あ、えっと吹寄制理と」 麦野「んなことは聞いてねぇつってんだ。あんた、この人の何だっつってんだ」 吹寄「な!?なによその言い方!そっちこそシンのなんなんだよ!!」 麦野「あたし?あたしはね・・・この人の女よ」 吹寄「な!?」 シン「麦野!!お前なに言ってるんだ!!」 麦野「あら?嘘を吐いているかしら?始めてあってから私を力づくで無理矢理屈服させて私を傅かせて置きながら」 シン「なに婉曲に比喩表現を言ってんだ!!んなことを聞いて吹寄が誤解したら・・・」 吹寄「シンの・・・」 シン「あぁ!もう!誤解だ吹寄!!俺の話を」 吹寄「女たらしーーーー!!」 シン「聞いてギャボッ!!」(左右と後ろを抑えられて避けられずに真正面から顔面パンチ) 吹寄「全く!少しは感心してたのに・・・お前もそんな破廉恥な・・・」 麦野「あら、英雄色を好む、よ。そんなことも判らず男を見る目がないのならばさっさと去りなさい」 吹寄「っ!良いだろう。シン!必ずお前を更正させて見せるからな!だから次にあったら覚えておけよ!!」 麦野「・・・意外とやるわね、あの売女」 絹旗「と、言いますか。シンあの衝撃を真正面から受けてまいたよね・・・さすがに超やばくないですか?あ、なんか痙攣してます」 フレンダ「むぅ・・・判ってはいたけど、結局シンってば相変わらずどこでもかしこでもフラグを立てて・・・」 シン「お・・・お前ら・・・少しは、俺に気遣いと言うものを、向けろ・・・」 絹旗「あ、生き返った」 フレンダ「あれからすぐに起き上がり始めるって・・・相変わらずの化け物具合ですね」 麦野「ちょうど良いわ。絹旗、フレンダ。こいつをふん縛って頂戴」 フレンダ「あいよーっと。でも、どうするの?」(恐ろしく慣れた手つきでシンを簀巻き) 麦野「ちょうど使ってなかったプライベートプールがあったからね。そこならまぁ少しは涼しいでしょ。ギャラリーも出来たことだし」 絹旗「ギャラリー?・・・あぁ、超今出来ましたね」 フレンダ「だね!んじゃ、飛び切りセクシーなの用意していくから!待っててね、シン」 シン「ちょ!?お前らのあれはほとんどひモガッ!!」(猿轡をかまされる) 麦野「はーい少しだけ静かにしていましょうねー。シン・・・オ・シ・オ・キ・カ・ク・テ・イ・ヨ」 フレンダ「・・・でも、あいつ。でかかったよね・・・」 絹旗「・・・敵。それも超明確な」 麦野「はいはい、おしゃべりはそこまで。さっさと行って、涼しみましょ」 シン「んが!!ふがふががががーーーーーー!!」 そんなとある『アイテム』の避暑風景 5 麦野「そういえば、シン。誕生日プレゼントは何がいいの?」 シン「本人に聞くか?そういうこと?」 最愛「でも、それが超手っ取り早いですから」 フレンダ「それに、祝ってもらえるだけ良いじゃないですか」 シン「うーん、特にこれと言っては無いかなぁ・・・」 麦野「そう」(自分の上着に手をかける) 最愛「だったら」(同上) フレンダ「ですよねー」(同ry) シン「って、ちょっとまてーーーい!!お前らいきなり何してるんだ!?」 麦野「いや、めんどくさいからいっそのこと貞操でもと」 最愛「ですね。まぁ、フレンダに手を出したら超犯罪臭がしますけれども」 フレンダ「って結局私が落ち担当みたいになるのはやめて欲しいんだけど!?」 その後、シンに怒られて誕生日パーティを簡単に行う程度になるという。
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/3152.html
小ネタ フォークダンスを踊り踊られ この状況は一体何なんだろうか。「お嬢ちゃん。これから俺とフォークダンスしないかにゃー?」「あ、えっと」上条の目の前には、土御門に絡まれている美琴という、奇妙な構図が出来上がっている。今回の大覇星祭では上条と美琴は同じ紅組であったし、魔術師の侵略とか木原の野望とか学園都市の壊滅を目論む復讐者とかもいない、健全で平和的な能力者の祭典であった。そして今、何故土御門が美琴に絡んでいるかと言うと、ナイトパレードで一緒に踊る相手がいないところをたまたま見かけたからだ。本当に見知らぬ人間であったのなら土御門がここまでする理由はなかったのであろうが、上条と知り合いであったのが最大の理由だろう。ちなみに青髪ピアスはそこらでナンパ中。今のところ全戦全敗である。土御門の誘いに、美琴としては珍しくなあなあで済まそうとしている。自分の知り合いだからあまり気分を悪くさせたくないのだろうか、などと上条は考える。(そんなの気にしないでさっさと断われよ)上条は、自分でもわからないがそんな思いが頭をよぎった。そんな上条に気づいて、土御門はニヤニヤととても意地悪そうに言う。「おやぁカミやん。そんな顔して、ははーん。もしかしてこの娘に気が有るのかにゃー?」「……そんなわけないだろ。それに美琴も、断る気が無いんだったらさっさと行けばいいだろ」そんなとこ微塵も思っていなかった。だけども今まで感じた事のない気持ちに襲われてつい口にだしてしまった。「そうね。アンタは私と踊る気は無いし、私も嫌だなんて思ってない。私、お誘いありがとうございます。先に行ってますから」とても怒りながら美琴は、フォークダンスを踊っている男女の中へと入って行った。「いいのか?カミやん」「お前が誘ったんだろ。早く行けよ」「じゃあお言葉に甘えて――――うおっ!」ズデン!と何も落ちてない地面にわざとらしく、大げさに転げこんだ。「うおー転んだ拍子に足をくじいてそのショックで屋台の食いものがアタッて痛くてどうしようもないにゃあ!」「…………何やってんだよお前」どこからどうみても演技。それも本当に演技だとわかるように。(何を考えてんだ?)「あーこれじゃあダンス踊れないにゃー。カミやん」「何だよ」「これじゃああの娘に悪いから、カミやん代わりに行ってくれないかにゃー」「は?何でだよ」「行くよな?」殺気を放ちながら「どんちゅ?」と問いかける土御門に、「い、いえすあいでゅー」としか言えなかった。 (あーもう!!)土御門は本当に何を考えているのかわからない。一体何の目的で自分と美琴を誘導しているのか。「ア、アンタ」上条は美琴を見つけると、何も言わずに美琴の腕を掴むと、中央の男女の中に混じっていく。フォークダンス自体がわからないわけではないが、どうしても手足が固まって思うように動かない。流れている曲は1年前美琴と踊ったのと同じであった。曲が中盤まで流れた頃、口を開いたのは美琴であった。「本当は、アンタに止めてほしかった」「え?」「本当はアンタと踊りたくて、ずっと探してて、でもアンタ、私が絡まれてるのにまったく止めてくれなかったからムキになって、ごめん」美琴の告白に、上条の心は晴れた。「俺も、美琴が土御門の誘いをちゃんと断らないからいらいらしてた。ごめん」「ううん。ねえ、せっかくなんだし、もっと楽しみましょうよ」「そうだな」手足が軽くなったのがわかった。美琴と踊るのが楽しいと、心から感じられるからだ。そんな2人を遠くから見守るもう一組の男女。「いやー上手く行きましたね」黒髪の少女は微笑ましい顔で。「禁書目録には悪いけど、カミやんには幸せになってもらいたいからにゃー」目的は違う。考えてる事も違う。けれども2人は共通してある物を持っている。ビデオカメラだ。
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/2204.html
前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある少年の告白成就 <新訳・第1章 上条当麻の決意> (こんどは…なんだ……) 気が付くとまた、俺以外何もない空間へと辿り着いていた。 変わったことといえば、今度の夢は世界そのものがひどく漠然としていた。 そして、どこか懐かしく、優しく、暖かな光が俺を包み込んでいた。 (――どうやらここが終着点のようだな…、俺が、アイツと一緒に夢見てた幻想の…) 上条はインデックスの言葉を聞いて何もかも思い出したのだ。 美琴との思い出、上条からの告白、常磐台に行った理由、風紀委員の支部に行った理由 ――そして、美琴に完全に拒絶されてしまったことも。 (…もう、何もかもどうでもいい) そういう後ろ向きな思考だけが俺を支配していた。 ・ ・ ・ ・‥…ーー━━☆ そんな俺の目の前に、突如として『星』が出現した。 (なっ、何だ!コレは) 『星』はお先真っ暗な上条という一隻の舟が、彼の悲願(彼岸)たる一つの港に到着したときの印、 俗に言う『澪標(みをつくし)』に到達したことを想起させるように、小さいながらも身を尽くして懸命に輝いていた…。 ―――― ――― ―― その光の元を辿っていく。 そこに現れたのは、可愛らしい少女であった。 彼女の姿形が分かる距離まで歩み、見てみると、どこか見覚えのある幼い娘であった。 そして、今度ははっきりと聞いてみた。 「…こんな何もないところで、何してるんだ?」 「…お星様を描いてるのよ」 そんな返事が聞こえてきた。 彼女は先程の『星』をなぞるようにこの空間に同じものを何百個も描いていた。 「…さっき泣いていたのは、ひょっとして君だったの?」 「私は泣いてなんかいないよ、泣き虫なんて大っ嫌いよ! …でもこれから、一杯嫌なことがあるけど…決して泣いたりなんかしないもん」 …どうも要領を得ない。そして次の質問が頭に浮かばない。 そんな上条は、本当に楽しそうに描いている彼女の横顔をただ見つめることしかできずにいた。 ◇ 「よ~し、終わったよー。最後まで付き合ってくれてどうもありがとう! お礼に素敵なプレゼントを送りたいな♪受け取ってくれるよね?」 「…ああいいぜ、受け取ってやろうじゃねえか」 「良かった…。それじゃいくよ、それっ!」 彼女の合図から始まり、奇妙な姿勢で軽やかに歌って踊り出した彼女に同調するかのように、 辺り一面へと彼女の描いた星の光が、上条にとっての「常世の闇」を照らし、満ち溢れていく。 その光景はあたかも宇宙が誕生して間もないころの原始の光であった。 (これは、スゲェな!…ファンシー系が好きだったあの御坂は、きっと大喜びだろうな) ・ ・ ・ …やがて光は消えていき、また闇が戻ってくる。 「ん、もうおしまいか?素敵なプレゼントってのは?」 ――― もう隠す必要も無いでしょう。あなたは知っているのでしょう?…私が誰なのか? 気が付けば、少女は俺の隣から消えて辺りを埋め尽くす闇に溶け込んでいる。 少女の声もいきなりどこか無機質なものに変わった。 その声にも聞き覚えがあるような気がしたが、どこで聞いたのかまではやはり分からない。 …でも、彼女はどうやら俺の心の奥深く、『絶対的意識』の中に常に存在するようだった。 だからその声を聞いてようやく答えが出た。 「俺がさっきまで見てた夢の、そのまえ――最初に何度も夢の中に出てきた奴だろ?」 ――― はい。あなたならば、その答えが返って来ると思っていました。 もうじき『私』は、「この場所」から一歩も動けなくなるでしょう。 だから私はある者の『影』として、こうして時代という境界を超えて現出しています。 「…さっきの話もそうだが、いまいち要領を得ないんだけど…」 ――― 説明している時間がありませんので、次へと進ませていただきます。 ――あなたが先ほどまで忘れていて、今も後悔している『あの少女』のことについてです。 俺はその言葉に反応する。 「…御坂のことか?一体何を話そうっていうんだよ…俺はもうアイツに嫌われちまったんだぞ? 確かに後悔してもしきれないが……運命がそう決めちまったんだ」 ――― …そんなことを他でもないあなたが言わないでください。 あなたは一度、偽りの幻想から私を救ってくれたではありませんか?彼女のことは諦めてしまうのですか? 「私を救ったって、…俺は夢の中でしかオマエに会ってないんだぞ?」 と、自分で言ってハッと気付いてしまう。 夢の中で彼女が身近にいる誰かのように思っているのは、他でもないこの俺だが……記憶は別なのだ。 今の上条はどういうわけなのか、前世である『記憶をなくしたはずの少年』の記憶を受け継いでいる。 もしかしたら、彼の記憶の根幹に関わる身近な人なのかもしれない。 そして俺はある一つの結論を出した。 「ひょっとして…インデックスなのか?」 ――― はい。…ですが、正確には違います。『禁書目録』は謂わば、わたしの生き写しです。 本当の私はとうの昔に、彼女を産み落として亡くなっています。 どうやら目の前にいる彼女は、自らの過去について語るらしい。 ◇ ◇ 彼女…名前がないので適当に付けた「エル」は、まるで神話の世界にいたかのように、こう語っていた。 「エル」は文学や天体の知識に詳しく、魔術の才能に満ち溢れた少女であった。 そして若いころの彼女には生まれも育ちも同じ、愛しい少年がいた。 その少年は卑しい身分の者であったが、大きな夢を持ち、そのためには如何なる苦労をも惜しまなかった。 やがて多くの者が彼の熱意に触れて、彼を中心として神々に対抗し、ついに彼等は勝利を収めた。 ――だがそれは本来、存在し得ない歴史の流れだった。 躍起になった『神』は彼の拠り所であった少女「エル」を、自分の物にしようとして彼にとある試練を与えた。 彼には神様に対抗できるだけの力がなかったが…それでも、「エル」を神々からの呪縛から解き放とうとした。 しかし、あと一歩まで迫った彼が記憶を消されてしまったことで、「エル」は神様の子を産む結果となったと言う。 「その子供が…インデックスってことなのか?」 あまりにも馬鹿げている話である。神様は二人の強い結びつきを、記憶を消す形で踏みにじったのである。 そしてインデックスが産まれてきて間もなく、彼女は不治の病にかかってしまう。 元から無理な出産だったのだ。「エル」自身も彼女と同様に自らの死を覚悟していた。 だが「エル」は、産まれてきた『自分』の子供の輝かしい未来を、いつまでも見ていたいという強い気持ちがあったらしい。 そこで、その時代・その分野において最も秀でた才能を持つ魔術師に頼み、困惑した魔術師も承諾する。 そして彼女の病を治す形で、「エル」はインデックスに乗り移った。 ――『自動書記(ヨハネのペン)』である。 また、その魔術師は交換条件として『天上の意志に辿り着く』インデックスを自分の養女として迎え、 自身が研究を進めてきた能力開発の第一号にすることを要求し、苦悩の末に「エル」はその条件を飲んだ。 …結果は怖ろしいものであり、魔術を自由自在に使いこなす才能にも恵まれた「エル」が乗り移ったためなのか、 インデックスは古今東西の魔道書を記憶し、その魔術師の力をも上回る正真正銘の『神』の領域に達した。 だから「エル」を封印する形で、インデックスの本来の記憶が消されていたのだ。 ――― しかし、あなたが彼女と私を救ってくれたおかげで、私はこうしてあなたの前に現れることができました。 それに過程はどうであれ…『神の如き者』のおかげで再び現出することができた私は、 このことを彼女に教えてあげることもできました。 「えっ…それじゃ、」 ――― はい、彼女の記憶は戻っていますよ。記憶を消される前の私たちの記憶や 仲睦ましい二人の魔術師、彼等以外の彼女を見初めていた人たちとの大切な思い出も…。 良かった。本当に良かった…。 そう思っているのは俺ではない、記憶を失った少年だったのかもしれない。 知らぬ間に目からは一筋の涙が流れていた。 ◇ ◇ ◇ ――― 『禁書目録』は、立派なシスターです。彼女は神の子でありますが、同時にこの時代における平和の象徴でもあります。 もしあなたが彼女を助けていなかったら、あなたは今頃彼と同じ運命を辿っていたのかもしれません。 「…どういう意味だ?」 ――― あなたが最初に彼女を助けていなかったならば、私もこうして過去の記憶を取り戻すことはありませんでしたし、 何より私が、これからあなたに『正解の道』を示すことができるのですから。 あなたを愛し、あなたが愛する少女と私は、同じ運命にあるのですから…。 「…ようやく本題ってことか。でも御坂も神様に愛されているってどうして言えるんだ? 確かにここんところのアイツのツキは異常だが…それだけじゃないんだろ?」 ――― 確かに、私も神に愛されてからというもの、強運に恵まれました。 ですが、私の言う問題は他にあります。あなたは神に対抗し得る力を、ついに手に入れてしまいました。 ―――それは私の愛した人が望んだ力でもあるのです。 「つまり、ソイツと同じように記憶を消されかけた俺は、今神様の試練の前にいるっつうことか? …んでもって俺の右手にある『幻想殺し』も、その神に対抗するだけの力を持っているのか?」 上条はここまで話の筋が合っている、彼女の言うことならば嘘はないと信じる。 ――― 察しが良くて助かります。少し違いますが、そう思っていてくれて構いません。 ――『現世(うつしよ)は夢、夜の夢こそ真実(まこと)』 あなたが見た夢は現実のものとなりますが、悲観することはありません。私の彼も通った『正解の道』です。 しかし、あなたが彼女のことを強く思っていなければ、より強い結びつきがなければ、 今度こそ記憶を失うことになります。あなたにそれだけのモノや覚悟がありますか? 「…ああ、俺にはある」 上条の携帯には、美琴からもらったゲコ太ストラップがある。 かつて一度だけ自分の手から離れてしまったその装飾品は、 北極海を彷徨って、もう一度奇妙な偶然で美琴の手から俺の手に戻ってきたのだ。 これ以上の結びつきがあるはずがない。 ――― そうですか。…もしそれですら駄目なときでも、その右手のおかげで、あなたは正解にたどり着けるでしょう。 上条はその言葉に小さく頷く。自分の右手を強く握り締めて。 そして、上条の前に一本の道が現れた。 ――― …この道を辿っていけば、もう帰ってこれないかもしれません。 でもそれは、さっきのあなたのように過去に囚われることの無い、とても幸せな未来。 ――私たちのずっと思い描いてきた未来、『誰一人悲しむことのない世界』が実現する未来につながっています。 「…そんな大切なものを、俺にくれるっていうのか?」 彼女は小さく首を横に振った。 ――― いいえ、この道の先にあるのは、あなた方が創る、最も輝かしい未来でもあります。 あなたが自らの意志で歩んでいく道なのです。…夢の叶わなかった私がその未来の顛末を決めることはできません。 「…そうか」 歩み出そうとした足を一端止めて、上条は改めて彼女に聞く。 「でも、…オマエはそれでいいのか?」 ――― ……いいのかもしれません。 「…どうして、運命の赤い糸で結ばれていたオマエ達が、こんな不幸を背負わなきゃいけないんだろうな」 上条はしばらく上を向き、彼女の苦労を嘆くよう天に睨みつけていた。 そして、おそらく自分の右手が『運命の赤い糸』を打ち消すということも神の仕業のように思えてきた。 ――― でも、いいのです。こうして何千分…いえ、何十億分の一の確率で再び巡り合うことができたのですから。 「……へっ?…ひょっとして俺なの?」 ――― ふふっ、いいえ違います。彼は生まれ変わっても私と、私の生き写しである禁書目録と、今は一緒にいてくれています。 …それだけで、私はとても幸せです。 「…」 上条はしばらく黙り込み、後で大きく頷いた。 「――じゃあ、俺行くわ」 上条が一歩ずつ前に進んでゆき、後ろを振り返らずに手を振った。 振り返らずとも分かる。 彼女は嘘をついていた。――さっきまで泣いていたこと、…今も泣いていること でも本当は、彼女は嘘をついていない。――もうあの夢で見た少女は『死んだ』のだ、 …それでも今は、笑顔を浮かべて『嬉しい』から泣いているのだ だから上条は振り向かない。立ち止まれない。 彼女の見たかった世界をこの手で掴もうという決意を抱き、上条はまた歩み出す。 ― ―― ――― 夢から覚めた俺に先程の症状はなく、起き上がった俺にインデックスが抱きついてきた。 どうやらずっと魔術を行使して看病していたらしい。 「…ただいま」 「ヒグッ…エグッ…うん、おかえり…とうま」 汗が滲み出る程にまで詠唱を繰り返していたインデックスの瞳に大粒の涙が浮かんでいる。 「それから、インデックス。ごめんな、ずっと気付いてあげられなくて」 「…うん、でもとうまは悪くないよ。わたしもやっぱりとうまと同じで、本質は何も変わらなかった。 多分『前のとうま』でもね、ちっとも分からないんだと思うよ。だから、そんなこと言わないで。 私はいっぱい泣いたから…、夢の中でいっぱい泣いたから…」 「…」 「さっきも言ったけど、…わたしはもうここから一歩も動けない。 魔術もね、さっきので限界まで使い切っちゃった。」 「…」 「ほんとはね、わたしもみことを救いたいんだよ! みことはわたしが泣いてたとき、わたしを、優しく抱きしめてくれた…。ほんとのお母さんのように…。 あのとき、どんなに救われたか。 …今度はみことが泣いている。 だからお願い…とうま、わたしの思いも持っていって!みことを救ってあげて!!」 先程のエルの話から推測して、正義感の強い美琴は 俺に辛い目を合わせないために、俺から距離を置くなんていう『絶対にできない』嘘をついたのだ。 そして知った。今は助けを求めている。頼ってくれている。 だから何としてでも救い出す…今なら間に合うのだ。 いや、間に合わせる! 「…分かった、インデックス。お前の分も、俺は諦めない。忘れてやるもんか! 絶対にアイツが囚われている幻想は、この俺が跡形も残さずぶち殺してやる!!!」 ――そして、俺と神様との壮絶な戦いの火蓋が切って落とされる! 前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある少年の告白成就
https://w.atwiki.jp/toarumagic/pages/24.html
レア度別封入割合 ・SRカード: 0.7% ・LRカード: 3.0% ・HRカード:11.0% ・ R カード:85.3% レアカード総数:91種 ◆X masガチャ限定カード(4種)◆ [素直になれない]御坂美琴 [ネコ好き]インデックス [救ってやる!]上条当磨 [勝ち組への道]ミサカ ◆SRカード(7種)◆ [吹き飛ばす]麦野沈利 [勝利宣言]垣根帝督 [率直]神裂火織 [黒い翼]一方通行 [私の義務]御坂美琴 [聖人の一撃]神裂火織 [俺の右手]上条当麻 ◆LRカード(24種)◆ [ビリビリ中学生]御坂美琴 [目的のため]姫神秋沙 [わざとらしい]白井黒子 [譲れない]上条当麻 御坂美琴 [上下艦]建宮斎字 [お姉様ぁ…]御坂美琴 白井黒子 [無理難題]上条当麻 [姉妹]御坂美琴 ミサカ [恋人ごっこ]御坂美琴 [呆然とする]一方通行 打ち止め [信用する]神裂火織 [間違い]上条当麻 [コスプレ]風斬氷華 インデックス [禁書目録]インデックス [初対面]上条当麻 [理事長の孫]海原光貴 [魔法使い]姫神秋沙 [教師]黄泉川愛穂 月詠小萌 [ご機嫌ナナメ]御坂美琴 [干される]インデックス [闇噴く十字架]一方通行 [霧ヶ丘女学院]結標淡希 [応援要請]ミサカ [オルソラ争奪戦]アニェーゼ オルソラ ◆HRカード(11種)◆ [覆らない結果]一方通行 [助けるために]ルチア [テレポート戦]白井黒子 [猟犬殲滅]一方通行 [狙撃手]ミサカ [ゴーレム使い]シェリー=クロムウェル [挑発するように]神裂火織 [チームワークゼロ]ステイル=マグヌス [魔滅の声]インデックス [砲弾防御]アンジェレネ [遠慮がち]オルソラ=アクィナス ◆Rカード(45種)◆ [おでこDX]吹寄制理 [痩身テク]ミサカ [ジェット水流風呂] ローラ=スチュアート [轟音の嵐]結標淡希 [包囲網]建宮斎字 [無茶を通す方法]建宮斎字 [アステカの魔術師]海原光貴 [発条包帯]駒場利徳 [梓弓]闇咲逢魔 [座標移動]結標淡希 [アドリア海の女王]ビアージオ=ブゾーニ [いけなし]ローラ=スチュアート [昼休み]姫神秋沙 [消耗戦]結標淡希 [可愛がる]黄泉川愛穂 [悪性の拒絶]ビアージオ=ブゾーニ [御使堕し]ミーシャ=クロイツェフ [最大主教]ローラ=スチュアート [日本語?]ローラ=スチュアート [電撃使い]御坂美琴 [反撃への道]黄泉川愛穂 [教皇代理]建宮斎字 [リーダー]駒場利徳 [自分の意見]アンジェレネ [電撃使い]御坂美琴 [追撃再開]ミサカ [潜伏期間]海原光貴 [追いつめる]上条当麻 [実験開始]ミサカ [吸血殺し]姫神秋沙 [警備員]黄泉川愛穂 [誘導]ルチア [硬貨袋]アンジェレネ [電撃使い]御坂美琴 [こわっ!]白井黒子 [車輪伝説]ルチア [銃剣射出]アウレオルス=イザード [覚悟を言葉に]神裂火織 [不快な声]一方通行 [囚われの身]アニェーゼ=サンクティス [終わらせる]上条当麻 [黄金錬金]アウレオルス=イザード [オゾンの分解]ミサカ [変装野郎]海原光貴 [本題]海原光貴
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/47.html
【種別】 人名 【元ネタ】 ファーストネームの由来はアレイスター=クロウリーの2人目の娘、ローラ=ザザ=クロウリー(※実在した人物)。 ファミリーネームはかつてのグレートブリテン王朝の1つ、スチュアート朝から取っている。 Wikipedia - ステュアート朝 【初出】 七巻 【CV】 川澄 綾子 【概要】 【人物】 【正体】 【口調】 【概要】 イギリス清教の最大主教であり、曲者揃いな必要悪の教会の魔術師たちを束ねるトップ。 身長の2.5倍位ある、宝石店にそのまま売られてもおかしくない金髪をもつ年齢不詳、見た目18歳くらいの女性。 後に、彼女が最大主教として初めてイギリス清教の資料に登場するのは1909年であることが明らかにされたが、 この情報はローラ自身によって秘匿されていた。 ベージュの修道服を着ているが、これは実は修道服に使っていい色ではなかったりする。 見た目の年齢と実年齢が一致しないが、それを棚に上げて同じような他人を嘲笑うタイプ。 良いことと悪いことを均等に実行する為、善人なのか悪人なのかイマイチ判断がつかない。 【人物】 外見や言動とは裏腹に狡猾で計算高く、会合等では自らの真意や本音を伏せる事はおろか、 相手が議題の隠された主旨や方向性に気づいた時には、 すでにその採択が取りつけられているという状況を作り出せるほど、巧みに言葉を使う。 ローマ教皇の会合に同席したローマ正教側の書記の三名は、緊張に耐えかね途中で医務室に運ばれた程。 どんな相手ともケンカをし、悪態をつき、暴れ、時には少し涙声になったり、しかし最後には笑い声が響く。 そんな昼下がりの些細な喧騒を耳にしていたローマ教皇はそんな状況を羨んでいたりする。 10年~20年程前に教皇が初めてイギリスを訪問した際にも、ローラはそんな風に笑っていたらしい。 教皇が内部抗争に巻き込まれ、市街地を守って倒れたと知った時には寂しげな声色で、 ……されど、貴様は笑うていたのであろうよ。この善人め と呟いていた。 禁書目録の仕組みを作り、ステイル達を騙し続けたのも彼女。 学園都市崩壊の危機があった『使徒十字』の件の際も自分達の利益を優先して思考していた。 十七巻でも王女の誰かが不穏な動きをしていることは把握していた様子。 二十二巻でアレイスターの正体が確定した時も、宗教裁判による科学サイドの総取りを計画している。 自分の日本語関連の話になると口調が乱れる位に土御門に仕込まれた日本語を気にしている。 因みに、九巻で判明したが、日本語の扱いに不自由しているという噂がすっかり広がっている様子。 「私の肌着は誰にも見せるつもりはなしにつきなのだから!」と言いつつ、 その直前にパンツを丸出しにしていた事に気が付かないお茶目さんでもある。 現在の英国女王であるエリザードとは騎士団に拘束されながらでも軽口を叩き合える旧知の仲。 ちなみに、この拘束され連行された際にあの長い髪は光って爆発を起こせることが判明。 黄金色に発光するそれは乗っていた馬車ごと50の拘束具を吹き飛ばした。 その様子はもはやギャグでしかなく、エリザードからも常識知らずという評価されている。 どうやら『髪留め』には何かしらの魔術的細工を施しているらしく、付けている時とそうでない時では威力が変わるようだ。 なお、アレイスターたちですら把握していなかった上里翔流や理想送りの事を掴んでいたり、 アレイスターの人となりや彼の計画について何かを知っているかのような素振りを見せていたりと謎の多い人物でもあり、 その名前からアレイスターの1人娘と何らかの関連性が考えられるが、長らく詳細は不明となっていた。 また、アレイスターを嘲笑する際には地の文で多用される『人間』という表現を使っている。 【正体】 その正体は大悪魔『コロンゾン』。 ファーストネームはアレイスターの二人目の娘・ローラ=ザザから、 ファミリーネームはアレイスターの前に自身を召喚したメイザースがスチュアート朝の復権を願っていたことから。 「良いことと悪いことを均等に実行する」のも、実はメイザースとの契約に基づくもので、 働いた悪行と同じ分だけ善行を重ねることで、自身の行動がメイザースとの契約に及ぼす影響を打ち消していた。 コロンゾンはメイザースに霊体として召喚され、現世ではローラ=ザザ本人の肉体を乗っ取って行動するようになった。 アレイスターがイギリスのヘイスティングスで死亡したということになっているように、 史実のローラ=ザザもまたイギリスのレディングで死亡したと記録が残されているが、 実はローラはその肉体をコロンゾンに乗り移られており、父親の宿敵メイザースの悲願を叶えるための哀れな手駒とされてしまっていたのである。 …と、コロンゾン本人は語る。 実際のところ、ローラ=ザザの肉体を乗っ取ったというのは、アレイスターを動揺させつつ自身の秘密を隠すためのブラフ。 そもそもローラは1907年生まれ。1909年の時点ではまだ幼い子供であり、成人女性として最大主教になれるはずがないのである。 つまり、ローラはコロンゾンに襲われたわけではなく、あくまでも平穏に生涯を終えていた。 現在コロンゾンが使っている肉体は、ローラのものではなくコロンゾン自身が独力で構築したもの。 アレイスター同様何らかの目的を有している模様。 そのためアレイスターを殺害するという『メイザースとの契約』から解き放たれるため、 新約十八巻にてアレイスターに致命傷を与えた後、死に際の彼に自身の正体を悪意に満ちた調子で教え、学園都市の管理権を簒奪する。 が、直後に「無限のifの可能性に分裂した」アレイスター=クロウリーが顕現。 彼女が出し抜いたのは『学園都市統括理事長』としてのアレイスター「だけ」に過ぎず、 「学園都市の代わりに他のアレイスターに連合王国全土を簒奪される」という予想外の反撃に見舞われた。 新約十九巻以降の行動についてはコロンゾンの項目を参照。 【口調】 エセ古文調。ステイルやアレイスター曰く「馬鹿な喋り方」。 例)「な、え、あ! お、おかしいの? 『日本語』とはこんな感じといふものではないければかしら!?」 コロンゾンとしての口調は嘲笑的な男口調。ローラとしての口調も併用する。 例)「アレイスターも狙い通りに面白いオモチャを育ててくれた。ここまで待った甲斐があったってものだ」
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/3495.html
前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/さよなら常盤台 第1章-07 「敵を知り、己を知らば、百戦危うからず」という言葉がある。 戦争での情報の重要性を示す言葉としてよく知られている。 実際のところ、私は敵である「上条当麻」についてどれだけ 知っているのだろうか。 それなりに話もした、喧嘩もしたし、生死を共にする戦場体験 もある。ただの友達以上の関係であるとは思う。 だけれど彼の本当の精神・生きざま・悩み・人間関係を 彼の立場に置き換えてどれだけ知っているのだ? 上面でしか理解できていないのではないか? 腹を割った話もしたことはある。アンタのために共 に戦うとも言った。 だけれども、彼の私では絶対理解できない、例えば学校教育での 劣等生とか、とある少女を守るために、 記憶を失うとか、レベル0のためにむなしく能力開発という 何も実りもない授業に時間を空費するとかという私にとって 想像もできない些事についてどれだけわかっていたのだろうか。 今のところは、彼にとって私は都合のイイ女。 彼には逆立ちしてもできない、知識・ネットに関する先生、パワード スーツ・メカや学園都市の通常戦力に対する、対抗戦力くらいの 価値くらいにしか思っていないではないかと思う。 むろん、何度も助け合った、因縁浅からぬ友人以上の 関係だと思っている。 だけれどもそれだけの関係、今のところは、彼のただ一人には 到底なりえていない。 だからすべてを知るのだ、全知全能を使って彼のすべてを 調べあげるのだ。 繰り返しになるが、学校教育の模範生・そして電子操作の最高の 専門家である自分にとって電子セキュリティは何ら意味を持たない。 そして、8月10日以降、とある事件に巻き込まれて以降、何度も Sクラスのハッキングを行った自分、この分野については 圧倒的にチートな自分。 1日あれば十分だった。 彼の彼もしらない現在・過去、人間関係、戦争中の行動 学業成績・預金残高 正直なところ知らなければよかった話もある。 だけれどすべてあらいざらい知ってしまった。 そしていまはそれを後悔する余裕もない。 役病神と呼ばれた過去、食峰との甘く切ない幼いLOVE、 無茶くちゃな戦歴、それに反比例 する出席不足、入院日数、成績不振、そしてほぼ確定した留年。 なによりあの預金残高、奨学金支給日の数日前に0円となるそれ。 アイツは強いのね。としかいいようがない。よ くもここまで「不幸な人生」を送っているんだ。 そしてそれにも関わらず助けたいものを躊躇なく助ける。 とても自分にはできない。そんな馬鹿なでもとても強い アイツを好きになってしまった、馬鹿な自分。 でも知ってよかった。これで何とかなりそうだ。 まず、分析しよう。アイツの不幸の本質はなんだ? ホワイトボードと付箋紙を持ち出し上条当麻の不幸をあぶりだす。 ミース(MECE):Mutually Exclusive and Collectively Exhaustiveという手法を常盤台で学んでいて本当によかった。 ふふ・・学校教育も役に立つこともあるのね。とも思う。 出席日数?電子データの改竄は簡単だけどあの学校全員の 記憶は改竄できないな。 成績? 同上不可、これは私が家庭教師だな。 アイツの学校の教科書の電子データは入手済み 留年は最悪、転校イベントで回避かな?幻想殺しと私とセットで 長点上機かな。 まあ金はどうでもなりそうだけど、 アイツプライドは結構高そうだから、自分から貸してといわせよ。 あの禁書目録?邪見にすることはやめよう:めしで懐柔だろう。 女性関係?アイツの鈍感を逆用するしかないか。 既成事実を一気に積み上げよう。 そして御坂美琴の本気を見せつける一番簡単な方法、 結構本質は常識人のアイツを振り向かせる一番簡単な方法。 アイツをやめる。上条さんと呼ぶ。そして飛び級したら当麻と呼ぶ。 よし分析は終わり、あとは行動だ。 今日の開戦に間違いは許されない。 せっかく取り付けた約束だ。最大限利用しよう。 あきらめなさい、上条当麻 あなたに逃げ道なんてないのよ。 前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/さよなら常盤台
https://w.atwiki.jp/youtubeani/pages/276.html
Watch capu2 01 RAW in Anime | View More Free Videos Online at Veoh.com リンク切れ報告 【アニメランキング】 【動画ランキング】 動画を見たらクリックをお願いします。 このクリックでサイトが成り立っています。 【スポンサードリンク】 ここから下はwikiのレンタル料です。