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このページはこちらに移転しました 親父の裏声 作詞/112スレ724 夜中の雑談 テラ馬鹿話 飛び交うファイルと 勢いで歌 裏声さらして 大笑いして ふとした疑問 むくむくわいた 親父の裏声 どんなだろ? 親父の裏声 聴いてみてぇ 親父の声は 渋くて低い カラオケ十八番(おはこ) 演歌と童謡 裏声聴く余地 まったくないな やっぱ上がるか 一オクターブ 親父の裏声 どんなだろ? 親父の裏声 聴いてみてぇ
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ひさびさに短い目の「そのとき親父書きは何を思ったか」をお届けします。 乱歩の日 乱歩なら他にもいくらでもあるだろう、との当然過ぎるご指摘がありましたが、ハルヒなら、絶対『人間椅子』だろうと迷いもしませんでしたwww。 というか、これを書いてはじめて『人間椅子』の何が嬉しいのか/何を欲望しているのかが、理解できたような気がします。 暑苦しくても、視覚と動き回る自由を失ってでも得たいもの。キョンは反省して、もっと「だっこ」してあげるべきですねwww。 夏氷(なつごおり)の日 ゲリラ雷雨 夏の自転車 歳時記を見てネタを考えたような、夏の掌編。 省略に省略を重ねて、削りに削ってるのは、描く力量と時間がないせいです。 それでも読み手の想像力が救ってくれるのに賭けるという、文字でやってる強みに完全に寄りかかってますね。だから、感想がもらえると、このあたりのは本当にうれしい。スルーパスが通った快感があります。あるいはメール・イン・ザ・ボトルが届いた喜びというか。 マンガだとか映像でやると、省けないんで大変なんだろうなと思いながら、つくり手としては、文字書きが省いたところをどう料理するかが楽しいのかも。自分でも、ちょっと絵コンテを切ってみたくなりました(やらない、というより、できないけど)。 二人はひきこもりました お互い相手が居ればなんにもいらない。あとはライフラインさえ確保できれば、ふたりこもりは可能です。ある種、理想の極限あるいは極限の理想です。 『コレクター』とか、相手の意思を無視したひきこもりのシャングリラ(Shangri-La、香格里拉)は、無視された方の努力で解消され、その方向に物語は流れるわけですが、お互いがお互いにOKなら、作者といえども手が出せない。「ずっとやってなさい」と突き放して終わろうかと思いましたが、どこかで扉が開いて、二人が外に出てくる結末を考えました。物語の流れはむりやり90度曲がった感じが残りましたが、それでも出てきた方が二人らしいだろうと。 でも、まだやりますよ、やり続けますよ、バカップルねた。 親父の英会話 書いてる当人は結構おもしろいと思っているのですがwww、オリキャラだけでも人を選ぶというのに、おまけにメアリー・スー男性版で、しかも勉強を教えるなんて、ふてえシリーズです。確かにすでにSSの域をはみ出してます。 ただ、よく考えたら、恋愛レクチャーをやってる「親父さんと谷口くん」と何が違うのか、と。 ひそかに「親父講義シリーズ」は拡張の隙をうかがってますwww
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556 名前: 774RR [sage] 投稿日: 2007/12/27(木) 15 13 45 ID cxtrLDtt ながいけど、いいかな。 18歳の夏の出来事。 俺が生まれる前に親父が死んじまって、我が家は母子家庭だった。 あんまり金もなかったので夏休みに遊ぶためにバイトに明け暮れていた。 みんなが浮き足立つ中、必死でバイトに明け暮れる俺。 バンドだのなんだの好き勝手やって、車の事故で母親と俺を置き去りにした親父をちょっと恨んだりもしてた。 夏休みを迎える直前、 母親がいきなり茶色い封筒を渡してきた。中身を見るとなんと大金10万円が入ってた。 「Y、あんたこれでバイクの免許取ってきなさい」 訳がわからなかったが、母親を怒らせると弁当がカットされる。 夏休みまでまだ半月以上あり昼飯代も惜しかったので、別段興味もないままバイクの免許をとりに行った。 正直、10万円にクラっときたって言うのもあった。 夏休みがはじまって少したったころにはバイクの免許も無事取れて、バイトのおかげもありそこそこ遊ぶ資金も貯まっていた。 これでちょっと気になるFと海とか行っちゃったりして、俺もとうとう脱・童貞?なんて考えていたのに、 またも母親が、 「山梨の鈴木さんとこに行ってきなさい、バイトで稼いだお金、あるでしょ」 といわれた。 Fとの砂浜での追いかけっこは保留になった。 なぜならこの時期に母親を怒らせると、晩御飯がカットされるからだ。 鈍行で揺られること3時間以上。親父の昔のバンド仲間の鈴木さんの家に着いた。 鈴木さんはすげえ髭がもじゃもじゃしてるのに、頭は五分刈りでやたらでかい。 鈴木さんの家にはTちゃんという俺より一個下の娘さんがいて、鈴木さんとは似ても似つかないくらい可愛かった。 高校に上がるまではよく、鈴木さんを含め親父のバンド仲間と一緒にキャンプなんかしてたけど、 しばらく会わない間にちょっと大人っぽくなっててドキドキした。 その日は夜も遅かったので、焼き肉をくって寝た。 Tちゃんとお風呂で鉢合わせしそうになって、またドキドキした。なんか胸もおっきくなってた。 次の日の朝、早く鈴木さんにたたきおこされて、いきなりメットとゴーグルを渡された。 着替えて朝飯を食って歯磨きをするとガレージに連れて行かれた。 「Y、今日からお前のバイクだ」 といわれた。 ホンダのCS90だった。クローバーのキーホルダーがついた鍵を投げ渡された。 正直、何がなんだか分からなくって、鈴木さんはにやにやしてるし、Tちゃんのふとももはまっしろだし、 いきなりバイクの鍵渡されるし。 「お前の親父が乗ってたバイクだ、車はオシャカになっちまったが、 遺言でバイクは俺が面倒をみていた」 手紙とトランク。 交通事故にあった親父が、病院で束の間に意識を取り戻したとき、鈴木さんに用意してもらい託したそうだ。 内容はこうだった。 もし自分が死んでしまった時は、息子の俺が18歳になったらバイクの免許を取らせるように。 そして預けてあるトランクをCS90に乗って母親に届けるように。 親父の肉筆だった。 今まで写真でしか見たことがなく、無責任で嫌いだった親父が少し近くに感じられたものの、 なんでこんな面倒くせーことを押し付けるんだろうと嫌な気持ちになった。 俺がちょっと感傷的になっていると、いきなりTちゃんがけたたましく笑った。 「じゃあ、練習な。」と声をかけられるといきなり鈴木さんがCS90に跨っていた。 まるで、ボリショイサーカスの熊みたいだった。俺も笑いが止まらなかったが、 鈴木さんがすげえ怖い顔でにらむので、 メットをかぶって後に乗った。 「はぇえ!」初めてのバイクに興奮した俺はつい叫んでしまった。 「だろ!そんなおそくねーんだよ、原付なめんな!」鈴木さんがなんか ガキっぽいことを叫んでいた。 ボリショイサーカスの末、でかい空き地に到着。 なぜか既にTちゃんがその場にいた。しかもモンキーに乗って。 「T!ミニスカートでのんなっていってんだろ!」と鈴木さんがすげえ怒った。 「ふだんはちゃんとジーパンはいてるじゃん!」そんな二人のやり取りをよそに、 俺はTちゃんの太ももに目が釘付けだった。そして、鼻血が出た。 気がつくと木陰でTちゃんに膝枕をされていた。 「いま、お父さんポカリ買いに行ってるから」とTちゃんが微笑んだ。 バイト疲れと旅疲れ、そして熱射病で鼻血を吹いてぶっ倒れたらしい。 なんかかっこわりー、と起き上がると鼻がフガフガした。ティッシュが無造作に鼻につっこんであった。 くしゃみが出てティッシュが飛んだ。鼻血は止まっていた。 またTちゃんが笑った。ほんと、かっこわりい。 「熱射病で鼻血だして倒れる人なんてはじめてみた、死んじゃうかと思った」 本当のことは言えなかった。鈴木さんが戻ってきて、ポカリを飲んでから練習がはじまった。 ロータリー4速に慣れるころにはお昼になっていた。 一旦、鈴木さんの家に戻り奥さんの作ってくれたオムライスを食べた。 ちょっと昼寝してから宿題やって、バイクの説明と親父の昔話を聞かされた。 夜になって夕飯を食べ終わると、鈴木さんが、 「ちょっとこのあたりをY君と走って来い」とTちゃんに言った。 二人で夜の街を走る。Tちゃんは良い所があるんだよといって、国道を走って川を渡って少し山を登った。 そこはちょっとした公園みたいになっていて、夜景が綺麗だった。 二人で他愛も無い話をして、帰る途中でお祭りによってかき氷を食べた。 神社で交通安全のお守りをくれた。 上着を脱いで襟のだらんとしたTシャツをパタパタするTちゃんの無防備な胸元に目がくぎ付けになったが、 なんでもないふりをした。髪をほどいたTちゃんは ブリリアントグリーンの川瀬智子に似ていた。 ふたりでベンチに座って他愛も無い世間話と父親についての話をした。 俺はただただ親父が嫌いで、何で嫌いなのかも分からないくらい嫌いで、Tちゃんには鈴木さんってお父さんがいて、 Tちゃんは お父さんつまり鈴木さんのことがちゃんと好きで、ちゃんとピースがそろってて、 うまくいってる家族って言うのがとても羨ましかった。 あくる朝早く、帰路につくため、トランクと荷物をシートにくくりつけてると、 鈴木さんが夏用のメッシュグローブとサングラスを餞別にくれた。 Tちゃんはまだ眠っているからと出てこなかった。お守りを書類入れにつっこんで出発した。 少し後ろを振り返るとTちゃんが窓辺にいるのが見えた。 早朝の空いた国道を走りながら親父のことを考えてみた。 よくわからなかった。どんな人なのかも見たこと無かったから。 昼まで休まず走って、鈴木さんおすすめのカレーが食べられる、湖の近くにある喫茶店に入った。 カレーを頼んで昼飯にして、食後にコーヒーを頼んだ。おっさんが機嫌よくコーヒーをいれながら話し掛けてきた。 「どっからきたの?いいバイクのってんなー」 軽く世間話をして、喫茶店を出る前に俺のすんでる町まで後どのくらいかを聞いてみた。 「順当に行けば3,4時間でつくよ、気をつけな」といって 自家製だというのコーヒー飴をくれた。 喫茶店を出てしばらく湖沿いを走っていると、突然バイクがもーんという音を出して止まってしまった。 なんとなく気持ちが良かったのでバイクを寄せて湖を眺めてみた。 湖を通りぬけてくる風のおかげで、夏なのにそれほど暑さを感じなかった。 ポケット地図を確認してからエンジンをかけようとするとやっぱりかからない。 何回かキックすると一瞬かかるがすぐにエンスト。 参ってしまった俺は、鈴木さんから教わっていたとおりに車載工具出してみた。 何の知識もなかったのでとりあえず出すだけ出した。車載工具を入れてある袋に、古びた封筒と二枚の便箋がはいっていた。 Yへ エンジンかかんなくなったか。ザマーミロ。 バイクってのはたまに拗ねるんだよ、おまえの母さんと一緒だ。 喫茶店でカレーくったか?うまかっただろ。ちょうど今ごろ気持ちよくって 湖で一休みか。コーヒー飴をとりあえずなめてみろ。 落ち着いたらまあリザーブコックを回して車体ゆすってみな。 鈴木はケチだからガソリンがそろそろなくなるころだ。 安心しろ。つぎのスタンドまでは持つさ。 おれはおまえが今まで走ってきた道をよく走ったんだ、カレー食って コーヒー飴舐めてな、もちろん、おまえが今乗ってるバイクで。 安心していい。俺は、おまえと走っているぜ、いつでも。 追伸;おまえのことを愛してる。でも一番は母さんだ。 Sより 2枚目には男としてやっちゃいけないことの一覧表が書いてあった。 親父の手紙の通り、コーヒー飴を舐めてコックをリザーブ位置にして車体をゆすると、エンジンがかかった。 ガス欠に気づかないなんて我ながら馬鹿らしくなって笑いながら出発した。 笑っているのに走ってるうちに涙がでてきた、どんどんでてきて止まらなかった。 親父が嫌いなんじゃなかった。 ただ、親父がいないって言うだけで友達から疎外感があったり、陰口を叩かれた知ることが嫌だった。 それがいつのまにか親父を嫌いだという感情にすりかわっていた。 親父が死に瀕していたとき、俺はまだ目も開いてないガキンチョで、親父の顔だって覚えちゃいなかった。 でも親父はちゃんと俺の顔を見ていてくれたんだという確信がいつのまにか生まれていた。 涙は止まっていた。親父は存在しないが、存在したっていうことをやっと受け入れられたような気持ちだった。 親父がすぐそば平走しているような気がした。スタンドまでは余裕だった。 帰って母親にトランクを渡した。開けると2本のテープと母親宛の手紙、それから腕時計が入っていた。 母親とテープを聞いた。 1と2と書いてあったので1から聞いた。 1には親父から俺へのメッセージが詰まっていた。ここじゃかけないようなこっぱずかしいやつだ。 でも、ここまで親父のバイクで帰ってきた俺の心にはちゃんと響いた。 親父は俺のことを息子だと思っていてくれて、ちゃんと考えていてくれた。 俺が男として生きる方法をバイクと通して教えてくれた。 ゴールにはメッセージまで用意して。 2には当時親父がやっていたバンドの音源と、ザ・ジャムのイートゥンライフル、 ローリングストーンズのアンジィのカバーが入っていた。 それを聞きながら母親は手紙をよんでちょっと涙目になっていた。 晩御飯は大好物のチーズハンバーグとフライドポテトだった。 夏休みが終わった。Fとは海にいったけどあんまり盛り上がらなかった。 結局その夏は童貞のままだった。Fの太ももにはちょっとどきどきしたけど、そんなでもなかった。 それよりなんか、バイクにのりたかったんだ。 俺はちょっと変わった、前みたいに冷めたやつじゃなくなったし、バイクも楽しくなった。 その後、俺と同じこっちの大学に進学するすることになったTちゃんが、 我が家に下宿してるうちに付き合い始めて大学出てから婚約した。 鈴木さんが、おれがYのおやじになるよ!とあつっくるしくせまってきたが笑いながら遠慮した。 だって俺の親父はあいつしかいないんだ。 だから今でも休みの日にはTを後ろに乗っけて親父の歌を口ずさみながら風を切る。 親父とおんなじように。 いじょうです。泣けた話って言うか 俺が泣いた話でした。 文章へたですいません。 でも読んでくれた人がいたら、ありがとう。 とーちゃんおれ、げんきだよー。 らいねんこどもうまれるよー。
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概要 不倫四天王のメンバーの一人。YouTuber桐崎栄二の父親で、2015年頃から劇団桐崎家のレギュラーと動画出演している。TikTokやInstagramでライブ配信を行なったり、インフルエンサーとしても活動している。 プロフィール 1970年12月30日生まれ。石川県出身。身長177cm。血液型はO型。本名かは明らかになっていないが、高畠 康を桐崎家の名義としている。愛称は『桐パパ』『よっち』。キレるときは『ワレクサン』と発言する。桐崎栄二曰く、実家暮らしの無職で、YouTubeで稼いだ収益をギャンブルや風俗、FXの投資に利用する等典型的な駄目親父だという。決め台詞は『タンケッキータンケッキー気持ちぃですわぁ』 炎上した経緯 2022年3月31日、告発系配信者のコレコレ氏のYouTubeLiveにて、桐崎親父の不倫相手で過去に動画出演した北川舞からの相談にて桐崎親父の不貞行為を告発した事で発覚した。コレコレ氏は桐崎親父のTwitter(現X)にDM送り、グループLINEで三者で通話する予定だったが、桐崎親父本人はコレコレをグループから追い出し、何度も通話をかけるも出る事は無かった。 炎上内容 北川と5〜6回性的関係を持った。 桐崎栄二の名前を悪用し、ネットナンパをした。 炎上後、2日間ビジネスホテルに逃亡していた。 北川とLINEでナンパ及び卑猥なやり取りをしていた。 他にもう一人YouTuberがラブホテルに泊まっていたが、北川本人の意向により伏せる事になった。 対応とその後 4月5日、30分以上にわたり炎上した時の状況を語る動画を投稿。ヤラセを疑われていたが、桐崎親父本人は性的な関係を持った事に関して事実を認めていた。以降の動画で、度々不祥事をネタにされたり、自虐ネタにしたり、InstagramのDM内で女性リスナーとのやり取りを晒されるようになった。
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ヒゲ親父 初代に出てくるキャラで、「俺の設計で良いのかい?」が口癖。 出鱈目な自由設計ぶりから、以降ネタ系チームの象徴となった。 ZEUSシリーズでも信奉者は多く、機体名に髭と名付けた洒落チームが 対戦企画や大会に参加した例は確実に3桁の大台に達する。
https://w.atwiki.jp/ocg-o-card/pages/2514.html
《頑固親父》 ★4 火属性 戦士族 攻500 守1800 このカードがフィールド上に存在する限り、お互いのプレイヤーはドロー以外の方法でデッキからカードを抜くことができず、 デッキにカードを加えることができない。 また、デッキをシャッフルすることもできない。 このカードが相手プレイヤーの魔法、罠カードの効果の対象になった場合、相手プレイヤーに1000ポイントのダメージを与える。 part14-302 名前 コメント
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センズリノンケのバギーとは 人物概要 年齢︰14 性別︰男の娘 趣味︰オナニー、バスケ、NBA、キチツイ Twitter https //twitter.com/nonke_bagii?s=09 好きな食べ物︰JCのまんこ 嫌いな食べ物︰汚まんこ 階級 幹部 バギーズデリバリーヘルスの座長である 偉業 2020年-6月5日センズリノンケのバギー誕生 6月20日-Bot垢BAN事件 副幹部に昇進 7月8日-乳首キャンパスを発明 幹部に昇進 7月11日-eveyoneメンション事件 8月7日-珍皇の5人目となる 全裸で体にドラえもんを描きパンツを被った状態で 親フラをする 色々やらかしているが雌牛チンポ奴隷にはなっていない。 生い立ち 0歳 青森県に生まれる 11歳 初めてのオナニー(小学5年) 12歳 睾丸捻転(金玉がねじれてめちゃくちゃ痛い)で3日間 泣きわめく Pornhub視聴開始 13歳 架空請求のメールがくる 乳首の開発実験に成功する 14歳 Pornhubの公式アプリをダウンロードする たまたまドンキ包茎ドフェラチンコを見つける 6月に「センズリノンケのバギー」誕生 性癖 JCが大好き JCのおしっこした後のまんこ舐めたい ぷくりとした大陰唇 はえかけの陰毛 クンニしたい ちなみに劇団ひとり似(wiki管理者代理談) ページ作成者 センズリノンケのバギー ページ最終編集者 サム
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親父の工房では、親父が装備品を壊れないよう解析してくれたり、ジャンクパーツから閃きを得て新しくアイテムを作ってくれたりする。 このゲームには格納庫の装備品を強化するシステムは無い。 「親父の工房」メニューは以下の4つ。 装備品の解析 すべての装備品は、テムがバラバラに分解して解析することで☆をつけることができる。 ☆のついた装備は、ミッションに失敗した場合にも破壊されない。 解析の成功確率は装備品ごとに決まっており、 ゲーム開始時は全ての装備が5%で、ひとつ解析するたびに次回の成功確率が1%ずつ上がっていく。 基本的に、良い能力の装備は解析せずに残しておき、ダブついた分を解析成功率上昇のエサにしていくことになる。 解析に失敗した装備は壊れてジャンクになる。ジャンクは下記「親父の閃き」で親父に与えると、新しい装備品を作ってくれる。 ゲーム内の疑似乱数を調節して狙った装備に☆を付ける方法がある。詳しくはこちらから。 格納庫の確認 格納庫の装備品を確認し、不要なものをジャンクにすることができる。 ただジャンクにするくらいなら解析成功率上昇のエサにしてあげた方が良い。 この画面で捨てるのは偶然☆がついた不要な装備と、解析成功率が100%に達している装備だろう。 教育データ・解析状況 教育型COMのデータの蓄積状況と、インスタントアイテムの解析の進行状況を確認できる。 教育データの蓄積が決められた値に達すると次のモビルスーツの入手場所をテムが教えてくれる。 インスタントアイテムを拾った回数が累計100回に達するとそれぞれ同じ効果のスペシャルパーツが支給される。 親父の閃き 親父にジャンクパーツを与えると、ランダムでアイテムを作ってくれる。 解析に失敗した装備品・格納庫から捨てた装備品に加え、ホワイトベース完成後に入手した修理素材もジャンクパーツとなる。 特別な何かを閃くと「ひらめいた!新アイテムの誕生だ」と、ここでしか手に入らない装備を作ってくれる。 とくに何も閃かないと「ほれ、気分転換に○○を作ったぞ」と、既知の装備を作ってくれる。 すごく調子が悪いと「うーむ、調子が悪いようだ……」と、何も作ってくれない。 どの場合でもジャンクパーツは返ってこない。 親父の閃きからのみ入手できる強化パーツがいくつかあるので、積極的にジャンクを貯めて親父に与えたい。 「親父の回路」「ミノフスキーレーダー」「対物レーダー」「フィンファンネル」がこれにあたる。 与えるジャンクの数は1~10個で選ぶ。ジャンクが多いほど閃く確率が高い。 ジャンクの数の選択が「BET」と呼ばれているあたり、アムロの父への信用の低さがうかがえる。
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「ところでさ、あんた、9月の連休、何か予定ある?」 もはや恒例と化した感があるそれぞれの家で催される放課後勉強会(正確にはハルヒによる無料家庭教師)。 問題集に向かうのも1時間を超えれば多少の集中力の低化もやむを得ない訳であり、俺たちは予定より早めの休憩タイムに、和菓子とほうじ茶というしぶい間食をとっていた。その最中、冒頭のハルヒによる爆弾発言はなされた。 爆発していない? じゃあ不発弾か。 いやいや、昨今のハルヒの暴言装備はテクノロジーの粋を極めており、一見ゼム・クリップにしか見えない爆弾発言など、もはや日常茶飯事となっているのだ。 「な・ん・か、予定ある?」 俺が聞き落としたとか聞き漏らしたと、ハルヒのやつが思った訳ではないことは、発言の前三分の二を省略し、「な・ん・か」にアクセントを置いたことからも推察できる。 要は「あんたになんか予定があるわけないわ。あっても些細なこと、この絶対にして至上の団長命令の前には、トラヤのようかんの前のチロル・チョコも同然、取り上げるに値しないんだからね、つまりあんたの回答は考えるまでもなく決まっているの!『ありません』よ!、どう?」とコイツは言っているのだ。 「特にないな」 俺はできるだけそっけなく答えた。 ハルヒは一瞬「にかっ」とでも背景に描き文字を加えたいほどの笑みを浮かべたが、すぐに腕を組んで、その剛腕で笑顔ごと上機嫌を押し隠した。そして、 「そう」 とハルヒもできるかぎりの愛想のない相槌を打った。「ふーん」という気のない声をつければ完璧だっただろうね、きっと。 だけどな、ハルヒ、その太陽系数個を詰めこんだみたいな目から放たれる嬉々とした輝きは、25年後と17年後にベガとアルタイルのそれぞれで観測されるぞ、きっと。 「で、確認しときたいんだけど、あんたパスポート持ってる?」 なんの確認だかわかりはしない。この時の俺には、これが地雷の「信管」だと分かるはずもなかった。 いや、この程度が信管だというなら、世の平均値をかなり上回って穏当でないハルヒの全発言が、それに該当するだろう。あるいはハルヒの存在そのものが。 だから俺は事実をありのままに答えた。 「そんなもの、持ってない」それからこうも付け加えた。「何に要るんだ、そんなもの?」 ハルヒは、あーあんたがそこまでバカとは思わなかったわ、といった風に頭を横に振った。 「決まってるじゃない。海外旅行よ」 「そうか」 俺は、納得して、合点がいって、うなずいた。 「なるほど」 今のハルヒの発言に俺の予想を超えるものは含まれていない。俺の考えとハルヒの考えは、齟齬をきたしている恐れはあっても、言語レベルでは十分許容される範囲内だと考えていいだろう。 「そうじゃないかと思ったよ」 ところが、ハルヒはそこで目をそらし(なぜ?)、息を吐いてから、今までの口調とは打ってかわって、ぽつりとつぶやくように話しだした。 「あたし、お盆にあんたの田舎に付いてったでしょ」 「ああ」 そうだった。 ひょっとすると、あれはこの夏すべての出来事の最上位にランク・インするイベントだったかもしれん。 俺の思考はしばし想起モードに入り、甘酸っぱい感情を脳内に行き渡らせて、普段なら言わないような言葉を言語中枢に選ばせていた。 「あんな愛想のいいハルヒを見れるなら、毎月だって行きたいくらいだ」 「ばか。あれは外交モードよ。あんたに恥かかすわけにはいかないでしょ?」 「……」 「なんか、言いなさいよ」 そうだ、俺、なんか言えよ。何故、ここで詰まる? 言え、さあ、言いなさい。言うのよ、ヘレン、Water! 「……まさか、照れてるの?」 ぐっ。 「ほ、ほっとけ。話を進めろよ」 それじゃ、認めたことになるだろうが、俺。その、「照れている」ということを。 しかしハルヒにとっての本題はそこにはなかったらしく、ありがたいことに軽くスルーしてくれて、本題の方へ戻ってきた。 「まあいいわ。でね、お盆のは、あたしがあんたんちの家族旅行に割り込んだみたいな形だったでしょ?」 「うちは誰も気にしてないぞ。気遣いは無用だ」 ちなみに俺も気にしていない。親+妹のにやにや笑い以外については、な。 「気遣いという訳ではないけどね。なんでも『お返し』がしたいんだって」 「へ?」 誰が? 「うちの両親が」 「つまり、その」 「そう。涼宮家の家族旅行に、あんたを招待するわ、キョン」 「ちょっと待て、なんでそういうとこまで話が進む?」 そのまえに菓子折り持って挨拶とか、酒を組み交わすとか、殴りあっているうちに友情が芽生えるとか、何だかよくわからなくなってきたが、とにかく! なんかそういう下ごしらえとか心の準備運動とかがあるんじゃないのか、普通? 「別に進んでないわよ。それに……なんというか、あんた、うちの親に気に入られてるのよ。どういう訳だか」 「まったく、どういう訳なんだ、それ?」 「親父だけなら、あたしもなんとかするんだけどね。今回の首謀者は、母さんなのよ」 「まじか?」 「真剣と書いてマジ。あの二人が組んじゃったら、さすがにね」 「ちょっと待て。おまえ、さっきパスポートがどうのこうの、言ったよな?」 あれはこれと、つながっているのか? とすれば、どういうことだ? ああ、やっと俺にもわかるぞ、つまりだ。 「家族旅行って海外かよ!? って、まず俺の意思を聞けよ」 「無意味よ。あんたが拒否したって、地の果てまで追ってくるわよ、だって地球は丸いんだから」 って、なんというジャイアン? 「あんたをかばって一緒に逃げてもいいけど、逃げきれるかどうか。自信は正直ないわね」いや、そこでため息つかれてもな。 「じゃあ、明日は役所巡りね。さっさと作っとかないと、どこかのバカ親父が『キョンのパスポート作っちゃった』とか、言いだしかねないから」 「そんなの勝手に作れるものなのか?まずいだろ、いろいろと」 「まずいわよ。さっきのセリフの続きはこうよ。『ほら本物と見分けがつかないだろ』」 「おいおい」 「あたしも、あんたに前科がつくのは回避したいわよ。というわけで、明日役所に行くわよ!」 ハルヒは高らかにも厳かに、天井を(多分その上の夜空を)指差し、そう宣言した。 「楽しみだなあ、母さん」 「ほんと楽しそうですね、お父さん」 「そうとも。ナイス・アイデアだ、母さん」 「それで行き先は決まったんですか?」 「いつもの通り『暖かくて、物価が安くて、地元の人が親切でうるさくなくて、のんびりできるような国』と注文しておいた。明日中にはなんとかすると言ってたから、朝一番に行ってやろう」 「いつも大変ね、旅行代理店のその人。なんでお父さんの友達なんかやってるんですか?」 「なんでも俺に弱みがあるらしいな。俺の方はさっぱり覚えちゃいないんだが」 「そうでしょうとも」 「人にした親切と人に貸した金は忘れろ、というのが家訓なんだ」 「その家から勘当されたんでしたっけ?」 「父親が堅物でな。人生の岐路に立つ度に、おもしろい方へおもしろい方へと進んだら、いつのまにか勘当されてた。ありゃ横溝正史の小説なんかだと真っ先に殺されるタイプだぞ」 「映画だと、犯人はいつも一番ギャラが高い大物女優さんなのね」 「家族そろって海外なんて何年ぶりだろうな、母さん」 「ほんとね。お父さんは仕事で毎月どこかへ行ってるけど」 「ろくでもない場所へ、ろくでもない用向きばっかりだ」 「ハルが嫌がって、行かなくなったのね」 「こんな手があるとは思いつかなかった。さすが母さんだ」 「あら、すごい悪の党首みたいな言われ方」 「ほめてるんだぞ」 「行き先がわかったら電話くださいね。キョン君の家にご挨拶に行ってきますから」 「挨拶という名の交渉(ネゴシエーション)だな」 「というより支援(バックアップ)ですよ。お家の人に反対されたりしたら、ハルヒと板はさみでキョン君がかわいそうじゃないですか」 「そうとも。今回のミッションの鍵を握るのはあいつだからな」 我らが団長涼宮ハルヒの宣言は、それすなわち決定であり、しかも俺だけを巻き込むような企画の場合はほぼ100%の確率で実施されるという、ありがたくない実績がある。 今日も俺たちは、その実績にカウント1を積み上げる結果となった。 「母さん、ただいま。キョンもいるんだけど」 「おかえりなさい。キョン君、いらっしゃい」 「おじゃまします」 「あー、つかれたわ。来週にはパスポートとれるって」 「そう、よかったわ。キョン君、無理言ってごめんなさいね」 「いいえ。海外旅行なんて、むしろ何か、すみません」 「気にしないで。キョン君なしだと、そもそも成立しない企画だから」 「えーと、それはどういう?」 どういう意味だ?とハルヒに視線を送るが、いつもはこっちの頭蓋骨の後ろまでお見通しよ的に俺の目を覗き込んでくるくせに、こんな時に限って、こいつ目をそらせやがる。アイ・コンタクト失敗。結局、ハルヒ母が俺の質問を引き取る。 「そのうちわかるわ。今日は夕飯、食べて行ってね。ハル、ちょっとだけ手伝ってくれる?」 「いいけど、親父遅いんでしょ?そんなにつくるの?」 「仲間はずれにしちゃ、お父さん泣いちゃうから」 「俺も何か手伝います。お邪魔じゃなければ」 「残念。力仕事部門はもう終わっちゃったのよ。ハル、お部屋に案内してあげて。あ、その前に、キョン君、お家に電話しといた方がよくないかしら?」 「あ、そうですね。電話、お借りします」 「それじゃあ、ごちそうさまでした。失礼します。あ、送らなくて良いぞ、ハルヒ。今日は遅いし、親父さんもまだなんだ。母さんを家に一人にするな」 「え、でも……まあ、あんたがそういうんなら」 「ああ。明日な」 「うん。おやすみ」 「キョン君、帰ったの? 今日は送っていかなかったの?」 「母さん。ちょっと聞きたいことがあるのだけれど」 「まあ、怖い」 「身に覚えがあるのかしら?」 「何のこと?」 「自分の家に電話した後、キョンの目が点滅してたんだけど?」 「ほんと、どうしたのかしらね?」 「母さん、理由、知ってるんでしょ? キョンの家で何言ったのよ?」 「うーん、差し障りのない、当たり障りのないことだけど。大切な息子さんを海外まで連れ出すんだから、ご挨拶くらいしておかないとね」 「だから、具体的には?」 「キョン君をお婿さんに下さい」 「なっ!」 「冗談ですよ」 「言って、良いことと、悪いことの!」 「はいはい。ただね、ハルの秘密をほんの少し、喋っちゃった」 「なっ!」 「『無理をお願いして申し訳ありません。キョン君に来て頂けないとうちの愚娘がどうしてもいかないと申しまして。私も体が弱くて、この先何度もこんな機会があるとは思えません、どうかどうか後生とお思いなら……』」 「母さん、乗ってるところ悪いけど、ヅカ(宝塚)入ってるし」 「あら、お父さんだわ」 「話の途中よ!」 「お父さん、ハルがいじめるんですよ」 「なに!ついに猿山の世代交代か?」 「ちがう!あれはオス猿でしょ!」 「じゃあ親殺しのオイディプスか。母さんが美しすぎるのがいかんのだ」 「ええい、やってなさい!」 次の日の朝、俺はいつものようにハルヒを迎えにいき、学校へ向かった。 なんとなしに切り出したのは、今回の旅行のことだった。 「ほんとにいいのか、飛行機代だけで?」 「いいんじゃない? 泊まるところはコテージで何人増えても追加料金はないんだし、あえて増要素があるとしたら食費ぐらいだけど。あんたの田舎でたらふく食べた覚えはあるけど、あたしお金払ったっけ?」 じいさん以下親戚連中は、ハルヒの健啖ぶりについて、最初は目を丸くして見つめ、最後には拍手までしてたな、確か。 「いや、しかしだな」 「そういうことはスポンサー(親父)か、ツアーコンダクター(母さん)に言ってちょうだい。ところで聞きたいことがあるんだけど」 「俺もだ」 「あんた、うちから自分の家に電話した時、なんか絶句してたけど?」 「あれは……」 「きょろきょろしない! 今、あたしとあんた、二人きりよ」 「つまり、あれだ。電話に出た途端、おふくろの口から出たのは『あんた、ハルヒちゃんになにしたの!?』」 「はあ?」 「さすがに、ちょっと、おまえの家では……な」 「……う、うん」 「で、ハルヒの母さんが、うちで何言って帰ったのか、気になってな」 「それよ! あたしもあの後、なんとかして聞き出そうとしたんだけど、途中で親父が帰って来てぐちゃぐちゃ。『母さんが美しすぎるのがいかんのだ』って、何よそれは?」 「まあ、確かにおまえの母さんは美人だが」 「へえ、ああいうのが好み? 残念ながら、人妻よ」 「知ってる」 「そりゃ、そうね」 「おまえもだ。っていうか、おまえだ」 「は?」 「だから……察しろ」 「は?は?は? 別に笑ってる訳じゃないわよ」 「俺の好みは、今、手をつないでる奴みたいなの、だ。……ハルヒ、その不思議な踊りみたいなの、やめろよ」 「ち、ちょっと、びっくりしただけよ!」 「それは少しへこむぞ」 「へこまなくたっていいわよ。むしろ胸をはりなさい!」 「ハルヒ、それは少し違うぞ」 そんなバカな話を欧米人なみのオーバーアクションで交わしながらも、学校へは余裕の時刻で着いた。いつのまに、こんなに早起きになったんだろうね、俺。 ハルヒと前と後の、いつもの席でいつものように座り、これまた、いつのものように突かれ、応答していたら、4時限目が終わり、一緒に弁当を食べて、午後の授業がいつのまにか終わり、そして放課後。 部室のドアを開けると、すでに長門と古泉が、いつもの定位置にいた。古泉は立ち上がって、顔を無駄に近づけてくる。 「少し、お話が。涼宮さんは今日は?」 「掃除当番だ。内緒話なら手短かにな」 「わかりました。中庭へ移動した方がよろしいでしょうね」 やれやれ。 古泉は、俺たちがしばらく中庭でいると長門にも告げ、俺たちは多分違う理由でため息をつきながら、部室棟を出た。 「涼宮さんと海外旅行へお出掛けになる件なんですが」 こいつのこういう不躾で不穏な物言いも今ではすっかりなれちまった。コーヒーを相手の顔めがけて吹き出す粗相はしないさ。 「目ざとい、というか、耳ざといな」 「いえ。教室で、ああも大声でご相談されると、いやでも耳に入ります」 「おまえの教室まで届く大声とは気付かなかった。……嫌なのか?」 「うわさ話くらいは普通に楽しみたいものです」 と言って、肩をすくめては首を振る。 「念のために言っておくが、家族旅行だぞ」 「それで本題なのですが、旅行を取りやめて頂く訳にはいきませんか?」 こいつ本気か? いつもの「涼宮さんが望んだことですから」はどうした? 「さあな。ヤリでも降って飛行機が運休になりもしないと無理なんじゃないか?」 「では、さっそくその準備に」 「どんな交換条件を用意するかは知らんが、長門に頼むのはやめとけよ。局所的な環境情報の改竄は、どうとか、言ってたぞ」 「では正攻法で、あなたを説得することにしましょう。機関の予測ではおよそ92%の確率で閉鎖空間が発生します」 「よかったな、エスパー。失業しなくて済みそうだぞ」 「ですが、あらかじめ分かっている有事なら、それを防ぐのも我々の仕事ですので。神人狩りはああ見えて危険な仕事なのです」 あれが安全に見える人間は、何かとてつもない不幸かトラウマかハードな現実と直面している奴だけだろう。自分のことを言っているんじゃないぞ、断じてな。 「旅行自体は楽しみに見えるがな」 ほぼ確実に閉鎖空間を発生させるほどのストレスか。何だろうな。あんまり考えたくないぞ。 「涼宮さんは、飛行機が大の苦手です」 って、おい。 「ご存じなかったのですか?」 ああ、さっぱりな。 「では、何故あなたが今回の旅行に呼ばれたかも?」 いや、それについては、やっと合点がいったよ。やれやれ。 「言ってもいいか?」 「ええ。あなたから何かご意見が頂けるならこの上ない喜びですよ」 「ハルヒは雷が大の苦手だ」 「ええ」 「そして、俺は良い雷避けのおまじないを知ってる」 「僕に言わせると」と古泉は表情を和らげて言った「あ、いえ、どうぞ先を続けてください」 「誰かさんが、俺をお守りがわりだと思っているなら、それでもいいさ。旅行へは行く。何よりあいつは楽しみにしている。機関の予想屋には、確率を計算し直させろ。俺が太鼓判を押したと伝えてな」 古泉は何故だか晴れやかな顔で立ち上がり、セリフと違って俺の方は何だかしぶしぶといった具合で腰を上げた。 「わかりました。あなたにすべてお任せします」ペテン師め。とは口には出さなかったが、俺は代わりに古泉にこう言った。 「土産を買ってきてやる。悲しみのニポポ人形とか、どうだ?」 「アイヌ語で『小さな木の子供』でしたか。網走土産だと記憶していますが、どちらへ行かれるのですか?」 「知らん。『暖かくて、物価が安くて、地元の人が親切でうるさくなくて、のんびりできるような国』だそうだ」 その2へつづく
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三年前に親父が死んだんだけど、ほとんど遺産を整理し終えた後に 親父が大事にしていた金庫があったんだよ、うちは三人兄弟なんだけど おふくろも死んじゃってて誰もその金庫の中身を知らなくてさ とりあえず兄弟家族みんな呼んで、その金庫をあけることにしたんだけど これがまた頑丈でなかなか開かないんだよ。仕方ないから鍵屋を呼んで 開けてもらうことにしたんだけど、なかなか開かなくてさ なんとなく俺たちは子供の頃の話を始めたんだよ、親父は昔からすごい厳格で 子供の前で笑ったことも一度もなくて旅行なんてほんとにいかなかった 子育てもお袋に任せっきりで餓鬼の頃はマジで親父に殺意を覚えたよ んで、一番下の弟が、そういうわけだからしこたま溜め込んでるんじゃねえか? みたいなことを言い出して、その後に真中の弟も親父が夜中に金庫の前で ニヤニヤしながらガサガサやってんのを見た とかいったから 俺もかなり金庫の中身に期待を抱いちゃったんだ んで、そのときに鍵屋がちょうど「カギ、開きましたよ」といったから ワクワクしながら金庫の前に行き、長男の俺が金庫のドアを開けたんだ そしたら、まず中からでてきたのは、古びた100点満点のテストなんだ それをみた一番下の弟が「これ、俺のだ!」といって俺から取り上げたんだよ 次に出てきたのは、なんかの表彰状、すると次は次男が”俺のだ”といいだして その後にネクタイが出てきたんだ、見覚えがあるなあと思って 気がついて叫んじゃった「あ、これ俺が初めての給料で親父に買ってやったネクタイだ」 その後に次々と昔の品物が出てきて、最後に黒い小箱が出てきたんだよ その中には子供の頃に家の前で家族全員で撮った古い写真が一枚出てきたんだ それを見た俺の嫁さんが泣き出しちゃってさ、その後にみんなもなんだか 泣き出しちゃって、俺も最初は、なんでこんなものが金庫のなかにあるのかが分からなくて なんだよ、金目のものがねーじゃんとか思ってちょっと鬱になってたんだけど 少したって中に入っていたものの意味が理解できたとき、その写真を持ちながら 肩震わして泣いちゃったんだ。人前で初めて本気で号泣しちまったよ そこで鍵屋が、きまずそうに「あの、私そろそろ戻ります」とかいったんで みんなが、はっとして涙をにじませながら「ありがとうございました」 このとき、俺は親父がどんなに俺たちのこと想っていてくれたかと さっきまでの自分が金目当てで金庫を開けようとしたこと 子供の頃に親父に反感を抱き、喧嘩ばっかりしたことが恥ずかしくて仕方がなかった 親父は金よりもほんとうに大事なものを俺たちに遺していってくれたと思っている