約 21,878 件
https://w.atwiki.jp/eu022hjkt/pages/48.html
関連イベント 出現リスト ※BOSSはイベント欄へ 出現ユニット / ドロップアイテム 素材ユニット名 レア コモン 備考・補足 採取地点×2 備考・補足 発掘地点×4 備考・補足 ナーゲリザード フールミル 獣人の爪 ??? 水色の木の実 茶魔力結晶 メアイーグ フールティアス 獣人の爪 ??? 緑色の木の実 青魔力結晶 ゴブル 鬼弓 鬼の爪 緑草 赤魔力結晶 セゴブル 鬼弓 鬼の爪 月見草 緑魔力結晶 ヘルハウンド 獣牙の突剣 魔獣の牙 闇光花 白魔力結晶 マガロ 堅殻の盾 魔獣の殻 清の止水 黒魔力結晶 ケウラ 水棲魔獣の突剣 魔獣のヒレ 白の止水 真珠石 スキュラ 水棲魔獣の突剣 魔獣のヒレ ??? 黒の止水 獣の骨 巨大な怪鳥 怪鳥の翼 モジャモジャの羽 七色の止水 地獣の石骨 嵐霧の海龍 水蛇角の大剣 魔獣の希少牙 ??? 水獣の石骨 ハイチュエ 水鶴獣の皮衣 鳥獣の羽 火獣の石骨 アンキロセラス 貝獣片の槍 貝獣の欠片 雷獣の石骨 グロルセラス 貝獣片の槍 貝獣の欠片 聖獣の石骨 巨岩亀 巨岩亀の甲羅 巨岩亀魂片 闇獣の石骨 アイスゴーレム 石巨人兵の腕 石巨人核 砂金 ※レアエンカ・レア素材は赤字 シンボルエンカウント シンボル(黄) シンボル(赤)※アルヴィナ襲撃イベント後追加 巨岩亀 嵐霧の海龍 ヘルハウンド ミニゲーム報酬 狩漁 ??? ??? 白光クラゲ アンモセラス 突進イワシ ボーンフィッシュ 腐った水草 ※赤字は一回限り 主な配置物 回復の羽 鍵扉 帰還の門 仕掛解除操作盤 - - - - 財宝 種類 内容 補足 巨大貝 巨大貝 巨大貝 巨大貝 巨大貝 煌き 海王石 地上部一番奥(嵐霧の海龍のシンボルがいる場所)の岬 大きな力を感じる箱 岩場の漂流物。海岸線から「調べる」 採取・発掘ポイント 採取・発掘 採取リスト1 採取リスト2 発掘リスト1 発掘リスト2 発掘リスト3 発掘リスト4 緑草 清の止水 茶魔力結晶 黒魔力結晶 獣の石骨 獣の石骨 水色の木の実 黒の止水 青魔力結晶 白魔力結晶 地獣の石骨 聖獣の石骨 緑色の木の実 白の止水 赤魔力結晶 真珠石 水獣の石骨 闇獣の石骨 月見草 七色の止水 緑魔力結晶 火獣の石骨 闇光花 砂金 雷獣の石骨 ※レア素材は赤字 釣り場 難 易 ??? ??? 白光クラゲ アンモセラス 突進イワシ フィッシュボーン 腐った水草 イベント BOSS戦ユニット / ドロップアイテムユニット名 レア コモン アルヴィナ - 月星石 最深部の岸壁直前、穴の上を通る道は上に乗ると崩壊し、洞窟内の黄色シンボルエンカウントの感知範囲内に落着する。(崩壊するのは初回のみ) 貝を開けるとアイテムが出る事もあるがシンボルエンカウントする事もある。 嵐霧の海龍 シンボルエンカウントの他に条件は不明ながらランダムエンカウントでも出現する 情報欄には載ってないが地脈属性の攻撃で倒された時にFA(ファイナルアタック)「最後の津波」という冷却属性の全体攻撃技を使ってくるので残りHPに注意。
https://w.atwiki.jp/evergreenforest/pages/35.html
遣唐使10 733-739年(H0733a) 733年出発、大使多治比広成、同行者中臣名代、平群広成、留学僧玄昉、栄叡、普照ら、735、 737年南島路にて帰国。帰国者、吉備真備、玄昉。来朝者、菩提仙那、袁晋卿。 養老元(717)年、阿倍仲麻呂、遣唐使9で入唐。 開元9(721)年、阿倍仲麻呂、24歳。左春坊司経局校書となる。 開元15(727)年、阿倍仲麻呂、(左)拾遺となる。 開元19(731)年、阿倍仲麻呂、左補闕となる。 天平4年8月17日(732/09/14)、多治比広成を遣唐大使に、中臣名代を副使に任じ、判官秦朝元(はたのちょうげん)以下4人、録事4人をつける。 天平4(732)年9月、近江、丹波、播磨、安芸の4カ国に使節が派せられ、それぞれ1艘ずつの大船の建造が命じられた。 天平5(733)年2月はじめ、普照・栄叡、遣唐使10への参加を打診される。 天平5年3月1日(733/03/25)、多治比広成、山上憶良を訪ねる。 天平5年3月21日(733/04/14)、遣唐大使多治比広成が天皇の出発の拝謁をする。 天平5年閏3月26日(733/05/18)、遣唐大使多治比広成が天皇に別れの拝謁をする。天皇は広成に節刀を授ける。 天平5年4月2日(733/05/23)、多治比広成ら奈良を発ち、難波津に向かう。この日は国府(大阪府南河内郡道明寺村)で泊まる。 天平5年4月3日(733/05/24)、国府をたち、昼前、難波津に入る。夕方、遣唐船の4隻が難波の津から進発した。総勢590人。僧玄昉、普照、栄叡も加わる。 武庫、大輪田泊、魚住泊、檉生泊、多麻の浦、神島、韓泊、備後長井浦、安芸風速浦、長門浦、周防国麻里布浦、熊毛浦、豊前分間浦等の内海の港に寄港しながら、4月中ごろに筑紫の大津浦に到着した。 天平5(733)年4月下旬、大津浦を出帆。 出航21日目(5月中旬)、第3船(判官秦朝元、留学僧普照、栄叡、戒融、玄朗乗組み):ほかの船を見失う 出航30日目ぐらい(5月下旬)、第3船:海水が藍青色となり、逆風の吹く日が多くなる 出航40数日(6月中旬)、第3船:暴風雨に遭う 天平5(733)年8月、遣唐使船、4船とも相次いで蘇州の岸に漂着、ついで東都洛陽にはいる。 天平6(734)年4月、多治比広成、洛陽に入る。日本国使、絁400疋を唐の政府に献上。この年、阿倍仲麻呂36歳、吉備真備、ほかに僧玄昉が留学生として唐にあった。 天平6(734)年9月、帰国が11月に決定。9月中ごろ、広成ら、洛陽を発つ 天平6年10月(734/11月)、帰路、4つの船で同時に蘇州を出発したが、悪風が突然に起こり、4隻の船はお互いに見失った 第1船:大使広成、玄昉、吉備真備 第2船:副使中臣名代、道璿(C)、理鏡(J) 、婆羅門僧菩提僊那(39歳)、安南僧仏哲、皇甫東朝(こうほとうちょう、C)、袁普卿(えんしんきょう、C、18歳)、ペルシャ人李密翳、景雲(J) 袁晋卿は唐人で、天平7年に、わが朝廷の使(遣唐使)に従って帰化した。その時、年は18、9で『文選(もんぜん)』・『爾雅(じが)』の音を学び習得して、大学の音博士になった、後に大学頭・安房守を歴任した。(続日本紀 宝亀9年12月18日の条) 天平6年11月20日(734/12/23)、多治比広成ら(第1船)が多祢島(種子島)に到着。 天平7年3月10日(735/04/11)、多治比広成らが、唐国から帰朝し、節刀を返上した。 天平7年3月25日(735/04/26)、遣唐使一行が天皇に拝謁する。 天平8年8月23日(736/10/06)、遣唐使10副使中臣名代らが唐人3人、ペルシャ人1人を率いて帰国の挨拶のため天皇を拝謁した。中臣名代(第2船)は、インドシナに漂着し(734年)、翌年洛陽に戻る。天平7年閏11月洛陽を発ち、帰国 藤原清河らは、717年遣唐使9にて入唐の阿倍仲麻呂と、安南に漂着。734年、再び唐に戻る。 平郡広成の乗った船115人は崑崙国(ベトナム。マレー、スマトラとも)に漂着した。賊兵に包囲され、捕虜となる。殺されたり、逃亡したり、残ったものも90人余りが病気(マラリアか)に係り死亡した。広成ら4名だけが生き残り、崑崙押に謁見し、わずかな食料を与えられ、よくない場所にかこわれた。 天平7年(735)、唐国の欽州に留められていたとき、唐に帰順した崑崙人がやってきて、救出され、船で脱出し唐国に帰ることができた(書籍3では、たまたま欽州(広西壮族自治区欽州)から来た船にひそかに同乗させてもらい、そこを脱出して唐国に帰る)。天平8(736)年11月ごろ、長安に入る。 阿倍仲麻呂に会い、そのとりなしで、唐の朝廷に参入することができ、渤海経由で日本に帰ることを請願した。天子はこれを許し、船と食料を支給して出発させた(739年)。 天平11年3月(739/3月ごろ、書籍3では天平10年3月)、平郡広成は、登州(山東半島北部の都市)から出帆した。 天平11年5月(739/6月ごろ)、平郡広成、渤海の境域に到着。 たまたま、渤海王・大欽茂(だいきんも)が渤海使02を派遣しようとしているのに出会ったのですぐその使節に同行して出発した。 渤海船は1隻が波にのまれて転覆し、大使・胥要徳(しょようとく)ら40人が死亡した。広成らは残りの衆を率いて出羽に到着した(天平11年7月13日(739/08/25))。 天平11年10月27日(739/12/06、書籍3では入京は9月末)、遣唐使10の判官・平群広成と渤海からの使節たちが入京した。 天平11年11月3日(739/12/11)、平郡広成、朝廷を拝する。 天平11年12月21日(740/01/28)、平郡広成、外従五位下→正五位上に昇進。のちに、刑部大輔・式部大輔・摂津守などを歴任、最後は従四位下武蔵守で死んだ。 大暦5(770)年1月、阿倍仲麻呂、在唐54年、73歳で唐において没した。 宝亀9年12月18日(779/01/10)、玄蕃頭・従5位上の袁晋卿に「清村宿禰(きよむらのすくね)」の氏姓を賜った。晋卿は唐人で、天平7年に、わが朝廷の使(遣唐使)に従って帰化した。その時、年は18、9で『文選(もんぜん)』・『爾雅(じが)』の音を学び習得して、大学の音博士になった、後に大学頭・安房守を歴任した。(続日本紀) 注 ここでは、遣唐使は菅原道真が中止させたものを第20次としている。 参考文献 荒川秀俊, 1995. 異国漂流物語. 社会思想社. 宇治谷孟,1992. 続日本紀(上)全現代語訳. 講談社学術文庫. 大林太良編, 1995. 日本の古代3 海をこえての交流. 中央公論社.
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/2036.html
Age1961 上空 先輩「ASMを全弾大型に射出!後はいつも通りいくよ!」 ウィッチーズ「了解!」 俺「何だろう、あのネウロイさっきのと雰囲気が違う」 先輩「どういうことだい?」 俺「わかりません、そんな感じがするだけです」 ウィッチ「ASM全弾命中……えっ、効いてない!?」 先輩「何だって!?HQこちらウィッチ中隊、今回のネウロイはちょっとワケあり見たいだ。艦砲射撃による支援を要請する」 HQ「支援要請了解。これより該当空域に支援砲撃を開始する」 ===== === = 先輩「戦艦の主砲だよ!?なんで効かないんだよ」 ウィッチ「先輩どうしますか?このまま撤退しますか?」 先輩「退くわけにはいかないだろ。ウィッチの攻撃ならなんとかなるかもしれない、いくよ」 ウィッチ「うっそー、私の射撃が全部弾かれるわ」 先輩「ならこのハンマーならどうだ!……っつー、なんて硬さだい」 俺「ネウロイが進化してる……?」 先輩「この間、一気に強くなったばかりだってのに早すぎるよ。」 俺「こんどは俺がやります!……霞切り!」(スパッ) 俺「うそっ、切れ込み程度しか入らない!?」 先輩「あんたでもだめかい。本当にどうするか」 ウィッチ「どうするんですか?ネウロイからの攻撃でもう2人落ちちゃってますよ?」 先輩「弾もだめ、ハンマーによる打撃もだめ、こいつの刀による攻撃は微弱なダメージを与えられるか。よし、俺。またお前があれをぶった切れ」 俺「俺がですか?」 先輩「ダメージを与えられそうなのはお前だけみたいだからな。この間見せてくれたあの技でも烈風斬でもいい。あのデカブツにかましてやりな!」 先輩「ならまた前みたいに攻撃は私たちがどうにかしてやるからお前はあのデカブツをぶった切る事だけに専念しな」 俺「了解」 先輩「お前らいいか?この坊やをネウロイの攻撃から全力で守りな」 ウィッチーズ「了解!」 ===== === = 先輩「いいかい?攻撃はなんとしてでも私たちが止める。チャンスは1度だとおもってやりな……大型に接近するよ!」 俺「母さん、俺に少しでいいから力を貸してください」 俺「烈風斬!」(ドーン!) 先輩「ネウロイの装甲が弾け飛んだ!俺、コアが見えてるよっ」 俺「父さん、父さんも俺に少しでいいから力を貸してください」 俺「舎利子色不異空空不異色色即是空空即是色、奥義・極!」(シュパッ) (ピカッ!) 俺「!?」 先輩「なんだいこの光は。まさかコアが爆発する!?」 俺「うわああああああ」 ===== === = 先輩「……なんだい爆発じゃなくてただ凄い光が発せられただけだったかい」 ウィッチ「先輩、大型ネウロイはコアを失い消滅しました」 先輩「またあの坊やに助けられちまったね。よくやったよ俺。後でご私が褒美にいいことでも」 (……) 先輩「俺?返事をしな」 (……) 先輩「おい、俺の反応は?」 ウィッチ「あれ?ついさっきまで反応があったのに今は反応がなくなってます」 先輩「嘘だろ?ほんの数秒前までは居たじゃないか。すぐそばに居た私はこうしてピンピンしてるのに俺だけ居なくなるなんてどうなっているんだい?」 ウィッチ「わかりませんよ。でも海へ落ちていくのを見た者もいませんし」 ウィッチ「もしかして神隠しでも起こったとか?」 先輩「本当に神隠しにでも遭遇してしまったのかね……念のため一帯の捜査、空母に連絡して何か変な反応がなかったか問い合わせろ」 ウィッチーズ「了解」 ===== === = Age1945 俺「いやー、みんな凄いね。俺なんて居なくもいいんじゃないの?」 宮藤「いえ、俺中佐だって凄かったですよ?あの大きなネウロイを真っ二つにしちゃうなんて夢でも見てるのかとおもいました」 俺「真っ二つにしてもコアに当てられなきゃ意味がないけどね」 リーネ「でも、真っ二つにしてくれたおかげでコアの動きが止まって狙撃することができました」 バルクホルン「坂本少佐の烈風斬も凄いが俺中佐のあの攻撃も凄まじいな」 俺「褒めたって何も出ないからな?」 (バチッ、バチバチ……ピカッ。ドーーーーーン) ウィッチーズ「!?」 俺「何だよ、雷か?」 坂本「どこかに落ちたようだな。しかし凄い光だった」 バルクホルン「雷にしては異様だったな……」 リーネ「見てください、滑走路のところ!」 坂本「何だあれは。滑走路にクレーターができているではないか」 リーネ「坂本少佐、その中心部を見てください」 坂本「人!?」 宮藤「本当だ。人が倒れてる、急いで助けないと」 バルクホルン「だが、あんなクレーターが出来るような衝撃だったんだ。生きているかどうか……」 坂本「だがそれにしては五体満足の状態だ。もしかするかもしれない」 ===== === = 宮藤「大丈夫です。気を失っているだけで息はあります」 坂本「そうか……だが見たことのない出で立ちだな」 バルクホルン「見ろ、ストライカーユニットも見たことがないものだ……怪しいな」 ミーナ「外から凄い音が聞こえたけど何があったの?……何よこのクレーターは」 坂本「ミーナ、われわれも何が起こったのかわからん。光と音の後、滑走路にクレーターが出来ていたんだ。それとその中心に人が倒れていた」 ミーナ「人ですって?」 坂本「ああ、今は気を失っているようだが息はあるらしい。医務室へ運んでやらないといけないな」 俺「なら俺が運ぼう。力仕事は男の仕事だろうさ」 坂本「頼む」 ミーナ「ストライカーユニットはこちらで回収して外部に情報が漏れないように厳重に保管して頂戴」 バルクホルン「やはりこれは……」 ミーナ「ええ、見たこともない機体よ。どこかのテスト機かもしれないわね」 ===== === = 宮藤「外傷もありませんし時間がたてば目を覚ますとおもいます」 俺「うーん……」 坂本「どうした俺」 俺「さっきから気になっていたんだ。こいつの持っていた刀……」(スッ…チャキッ) 俺「間違いなくこれは童子切安綱。しかも真打だ」 坂本「俺の持っている刀と同じというわけか?」 俺「そうなんだ。俺のこれは1振りしかない、国が保管してきた真打。なのにどうして目の前にもう1本それが存在してるんだろうかとね」 坂本「ふむ……」 俺「それともう1本。あの刀もどこかで見たことがないか?」 坂本「烈風丸……?」(スッ…チャキッ) 坂本「間違いない……この魔力。烈風丸だ。だがどうして烈風丸をこの男が持っているのだ?」 俺「わからん」 坂本「目を覚ましたら本人からどうしてこの2本の刀を持っているのかを問いたださねばならないな」 俺「童子切のほうは限りなく真打に近いものかもしれないし、烈風丸も限りなく美緒の魔力に近いものが作ったものかもしれないけどな」 ===== === = ここからAge1961俺は「おれ」表記になります おれ「ここは……病院?」 宮藤「大丈夫ですか?ここがどこだか分りますか?」 おれ「かあさん……やっぱり俺はネウロイにやられて病院送りになったんだね」 宮藤「かあさん?やっぱりまだ混乱してるみたいです」 俺「そうか。おい、お前名前はなんていうんだ?」 おれ「名前は……俺といいます」 坂本「俺というのだな。何処か痛むところはあるか?」 俺「痛いところはありません」 宮藤「坂本さん、俺さん。目を覚ましたばかりの人に急に色々聞かないでください?余計混乱させたらどうするつもりですか」 俺「そんなつもりはなかったんだけど……」 おれ「とうさんにかあさん……?」 坂本「やはりまだ色々混乱しているようだな。私はお前のかあさんではない。まずは落ち着け」 宮藤「私はこの人が目を覚ました事をミーナ中佐に報告してきます」 坂本「頼んだぞ宮藤」 俺「……よし、今のうちだな。単刀直入に聞く。どうしてお前が真打か限りなく真打に近い童子切を持っている」 おれ「…………」 俺「黙ってないで答えろ」 坂本「おい、俺。まだこいつは目を覚ましたばかりなんだ。意識がはっきりした後に聞けばいいことだろう?」 俺「……それもそうだな。少し先走りすぎてしまったかははは」 ミーナ「例の彼が目を覚ましたみたいね?」 坂本「ああ、先ほどな。だがまだ意識がはっきりしていない状態だからまともな受け答えはもうしばらくかかりそうだ」 おれ「……ここはどこですか」 ミーナ「ここは連合国軍大501統合戦闘航空団・ストライクウィッチーズの基地よ」 おれ「ストライクウィッチーズ?」 俺「なんだお前、軍人なのにストライクウィッチーズも知らないのか?」 おれ「知っています。けどストライクウィッチーズがあったのは15年前のはず……」 坂本「何を言っているんだ。やはりまだ意識もはっきりしていないし色々と混乱しているみたいだな。夢でも見ていたのだろう」 ミーナ「わかりました。また後で色々聞かせてもらうわね。美緒に俺中佐は私と一緒に来て頂戴」 ===== === = ミーナ「二人とも驚かないで頂戴ね。彼は多分この時代の人間ではないわ」 俺「はあ?ミーナ中佐までおかしくなったか?」 ミーナ「おかしくなってなんかないわ。彼が持っていた道具、ストライカーは今の技術では作ることができないような代物ばかりだったのよ」 俺「はぁぁぁ?未来からきたぁ???ミーナ中佐頭でもおかしくなったか?」 ミーナ「だから言っているでしょう?彼の持ち物はどれも今の技術で作れるような代物じゃないの」 坂本「ふむ、未来から来たとなるとあの事も納得できるな」 俺「そうか。未来からこれば俺や美緒ちゃんの刀を持っていてもおかしくはないわけか」 坂本「ああ。そういうことだ」 俺「まてよ・・・?あれも童子切を持っていたということはまさか」 坂本「どうした?」 俺「あいつも俺と同じ剣聖と呼ばれる剣を極めた者かもしれない。うまくいけば一気に戦力アップだ」 ミーナ「けど、一緒に戦ってくれるかが問題よね」 坂本「ああ、そうだな……」 俺「一緒に戦ってくれるだろうさ。あいつだって今までネウロイと戦ってきたはずだ」 ミーナ「けど、未来から来た人がこっちで何かをすると未来が変わってしまうとかいうじゃない?」 坂本「そうだな。だからなるべく我々への干渉は控えてくるかもしれないな」 俺「よくわかんねーや。とにかく確認してみるか」 ミーナ「ええ、そろそろ落ち着いたころでしょう。私も今度は一緒に行くわ」 ===== === = ミーナ「もうぼーっとしたり混乱はしてないかしら?」 おれ「はい。助けていただいてありがとうございました。ここはどこでしょうか」 ミーナ「ここは連合国軍第501統合戦闘航空団の基地にある医務室よ?」 おれ「501統合戦闘航空団……?」 ミーナ「聞いたことないかしら?」 おれ「(確か連合国軍第501統合戦闘航空団があったのは15年前のことのはずだけど……) ミーナ「だめね、美緒どう思う?」 おれ「(美緒……この人が俺の本当の母親なのか。きれいな人だったんだな)」 坂本「我々をしいらない者はこの世界には多分存在しないはずだ。軍人ならなおさらのことだな」 俺「本当は知ってるんだろう?軍人でストライクウィッチーズのことを知らないとは言わせないぞ?」 ミーナ「俺中佐、まだ彼は混乱しているだけかもしれないから手荒な事は辞めてあげてください」 おれ「(この人が俺の父さん……俺は母さん似みたいだね)」 俺「はいはい、わかったよ」 ミーナ「おれさん。今は何年かわかるかしら?」 おれ「1961年ですか?」 ミーナ「それがあなたの生きていた時代なのね。残念ながら今は1961年でなくて1945年よ」 おれ「1945年……やっぱりここはそうだったんだ」 ミーナ「あなたは1961年から何らかの方法で1945年に来た事は間違いないわね?」 おれ「はい。ここが本当に1945年なら俺は16年前にタイムスリップしてきてしまったことになります」 ミーナ「本当のことを話してくれてありがとう。あなたが元の時代に戻る方法を見つけるまではここであなたを保護します」 おれ「ありがとうございます。こんな素性のわからない、下手したら頭がおかしいんじゃなかとおもわれてもおかしくない俺を保護してくださって」 ミーナ「困ったときはお互いさまよ」 坂本「ああ。それと折り入って相談があるのだが、ここに居る間お前の力を貸してくれはしないか?」 おれ「俺の力をですか?」 坂本「ああ、お前の力をネウロイを倒すために使ってはくれないだろうか」 おれ「ネウロイ……けど俺は皆さんの足手まといにしかならないと思います。ついこの間初めて実戦を経験したばかりの新人ですから」 俺「新人ね。けど剣の腕は相当……いや、極みに達しているはずじゃないのか?剣聖さんよ」 おれ「(やっぱりばればれか)」 俺「わからないとでも思ったか?童子切を所持できる奴なんて剣聖以外ありえねえよ」 おれ「……確かに俺は剣聖と呼ばれています。けど本来ならまだその称号を得るには程遠い身です」 俺「けどそれに近い技量はもってるんだろ?」 おれ「いえ……俺の師匠で剣聖の称号を持つ人には足元にも及びませんでした。多分他の3人にも」 俺「ちょっとその刀もって庭にでろ。どの程度の技量をもってるのか見極めてやるよ」 ミーナ「俺さん、まだ彼は目を覚ましたばかりですよ?」 坂本「そうだぞ。そんなことはいつでもやれることではないか」 俺「多分そいつはそんなに軟じゃねーよ。やれるだろ?」 おれ「はい。もう立てます」 俺「ほらな。よし、俺についてこい」 ミーナ「ああもう!」 坂本「ミーナ、大丈夫だ。私も同行するから俺が変な事をしでかそうとしたときは全力で止めるさ」 ミーナ「美緒お願い……」 ===== === = 俺「よし、俺に打ち込んでこいよ」 おれ「真剣ですよ!?」 俺「ああ、かまわねーよ。いいからとっととしな」 おれ「いきます!」(シュパッ) 俺「おせぇ!もっと本気でやれ」(シュパッ) おれ「はい。もう一度行きます…!」(シュパッ) 俺「悪くはないけどまだまだおせーな」 坂本「(あれで遅い……?)」 俺「本当に今のが全力か?」 おれ「はい。あれが今の俺の全力です」 俺「そうか……だとするとまだまだ剣聖の称号を得るには程遠いな」 おれ「それは俺が一番良くわかっています……」 俺「けど銃弾位は弾いたり斬ったりできるんだろ?」 おれ「はい。その位ならできます」 俺「最終的には雷を斬る位出来ないと笑われちまうぞ」 おれ「雷をですか!?」 俺「聞いたことないか?かの昔、雷を斬ったっていう剣士の話を。剣士より雷を切った刀のほうが有名か」 おれ「あっ。聞いたことあります。確か…雷切」 俺「そう。千鳥。雷を切った事で雷切と呼ばれるようになった刀だ。剣士の頂点に立つ者はその位出来なきゃ話にならないというわけだ」 おれ「でも雷を斬るなんて本当にできるのでしょうか」 俺「できるよ。論より証拠か。美緒ちゃん。ちょっとペリーヌちゃんを呼んできてくれないか?」 坂本「トネールを斬るというわけか。私もそれは興味があるな。待っていろ今連れて来てやる」 ===== === = 坂本「ペリーヌを連れてきたぞ」 ペリーヌ「坂本少佐、わたくしは何をすればよろしいのでしょうか」 俺「簡単なお仕事さ。俺に全力でトネールを撃て」 ペリーヌ「俺中佐にですか?正気ですの?」 俺「正気に決まってるだろ。それじゃー頼むよ」 ペリーヌ「消し炭になっても知りませんわよ? トネール!」 俺「……抜刀・雷斬り!」(シュパンッ) ペリーヌ「うそ。わたくしのトネールが消散したですって?」 俺「ふー。やれるとわかっていてもぎりぎりまではやっぱり怖いねー」 おれ「凄い……」 坂本「ああ、何が起きたのか目で追えなかった……」 おれ「早過ぎてまるで突っ立ってるように見えたんでしょう」 俺「これも通過点に過ぎないけどな。お前ならわかってると思うけど、速さなんて割とどうでもいい。俺たち剣聖はそのさらに上の高みを追い求めなくてはならねえ」 おれ「はい……今の雷切も昔では奥義だったのかもしれないけど、今ではただの技の一つにすぎないんですね」 俺「そういうことだ。俺たち剣聖は前代を常に超えて行かなきゃならないのさ」 おれ「(俺は目の前の父さんを超える剣士になることができるんだろうか)」 坂本「そういえば、先ほど銃弾も斬れるとか言っていたが本当か?」 俺「ああ。銃弾とか楽勝だよな」 おれ「はい。銃弾位でしたら」 俺「そんなわけで、それが本当かはこいつが実演してくれるらしいぞ」 坂本「ふむ、彼の実力も見せてもらうとするか。ペリーヌ、リーネを呼んで来い。後、ブレン軽機関銃とボーイズ対装甲ライフルも持ってこさせろ」 ペリーヌ「了解ですわ」 ===== === = リーネ「あのー……本当に大丈夫なんでしょうか」 俺「構わん、フルオートでぶっ放せ!」 リーネ「俺さんに聞いてるんじゃないんですけど……本当に大丈夫ですか?」 おれ「大丈夫ですから弾が切れるまでフルオートで撃ってください」 リーネ「ええと……」 坂本「構わん。撃て。もしものことがあったら宮藤を呼べばなんとかなるだろう。はっはっはっ」 リーネ「どうなってもしりませんからね!」(バララララララララララ) おれ「ティヤァァァァァァァァアァッ!」(キキキキキキキキキキキキキンッ) パラパラパラパラパラパラパラパラパラパラ・・・・・・ 俺「おー。流石流石。このくらいは余裕だよなー」 おれ「ふう。刃こぼれはないかな……ないな」 坂本「凄いな。こんな芸当ができるのは本の中だけかと思っていたぞ」 リーネ「まるで魔法を見ているみたい……」 ペリーヌ「SAMURAI……恐ろしい存在ですわ!」 俺「次は対装甲ライフルだ」 リーネ「今度こそ危ないですよ。もしもあたったりして体が吹き飛んだら芳佳ちゃんでもどうにもなりませんよ?」 俺「大丈夫大丈夫。今度も大丈夫だから」 リーネ「大丈夫ですか……?」 おれ「うん、大丈夫だから撃っていいよ」 リーネ「わかりました。いきます!」(ダンッ!) 俺「!」(シュパッ) …カラン、カラン 坂本「おお。今度も真っ二つに切り裂いたか」 俺「だから大丈夫だって言ったろう?」 おれ「けど、今回は少しひやっとしました。シールドで止まるってわかっていても緊張しますね」 坂本「おい、おれ。刀は大丈夫なのか?あれだけの銃弾を斬ったんだ。刃こぼれが心配だが……」 俺「多分、俺と同じ固有魔法持ちなんじゃないか?刀の切れ味が上がって絶対に刃こぼれもしなくなる類のもを使っていると思う」 おれ「いえ。固有魔法は使いませんでした」 俺「何っ!?」 おれ「えっ、俺何か変なことを言いましたか?」 俺「いや、何でもない」 俺「(俺でも固有魔法を使わなければ刃こぼれさせそうな事をやってのけるとは……剣聖の称号を持つというの頷けるか)」 坂本「これほどの腕を持つならネウロイ相手にも大丈夫だろう」 おれ「あのー……」 坂本「何だ?」 おれ「陸地じゃこの位ならやれるんですけど、空だとちょっと……まだあまり飛行時間も長くないので……」 坂本「なるほど。よし、その点は心配するな。私がびしびし鍛えてやろう」 俺「そうだな、俺もお前に剣の指導をしてやろうかな。見た感じ型も俺と同じか似たものになっているからな」 おれ「(父さんと母さんから色々教えてもらえる……!)」 おれ「はい!お願いします」 坂本「しかし、お前たちのその剣技は凄いな。どうすれば弾丸に反応できるんだ?」 俺「簡単なことさ。俺は闘気なんて言葉を使っているけど俺の剣が届く範囲に一種のセンサーみたいなものを張り巡らせてんだよ」 おれ「俺さんの言っている通りです。そこに何かが入ってきた瞬間反応出来るように訓練しました。おれの場合は弾丸の速さに反応するのがまだ精一杯ですけど……」 俺「俺にかかれば、光だろうが霊体だろうが何でもぶった切ってやるぜ」 坂本「ふむ……だが光は斬れるのか……?」 俺「簡単なことだ。光なんてまっすぐ進んでくるだけだ。その進んできた方向に刃を飛ばしてやればいい」 おれ「刃って表現してますけど、さっき俺さんの言った闘気を放つ事だと思います」 俺「そうそう、それが言いたかったんだ 坂本「ふむ……」 俺「ま、まだ色々やれるんだけどそれはそのうち使うときが来れば見せてやるよ。おっと、おれにはちゃんと教えてやるから安心しな」 おれ「ありがとうございます」 坂本「おれの事は私と俺で鍛えるということでよさそうだな。だが戦闘には参加してくれるのか?」 おれ「……はい。何もせずにここに置いてもらうわけにもいかないし足手纏いになるかもしれないけど一緒に戦います」 坂本「そうかわかった。期待しているぞ」 俺「よし、色々決まったところでそろそろ本題に入ろうか」 おれ「本題ですか?」 俺「ああ、さっきは混乱していて何を言っているのかわからなかったしな。その刀の名前と持っている理由を話してもらおうか」 おれ「この刀は童子切安綱と烈風丸という刀です」 俺「やっぱり童子切か」 坂本「烈風丸だと!?15年後のお前がなぜその刀を持っている!私と面識があるのか?」 俺「落ちつけよ美緒ちゃん。それをこれから話してもらおうと思ってるんだ。聞かせてもらうぜ」 おれ「この刀はとある人から貰ったものなんです」 俺「とある人?誰なんだそれは」 おれ「俺の育ての親である……宮藤芳佳少佐からこの刀2本を授かりました」 坂本「ほほう、あの宮藤がそのうち少佐にまで昇格するのか。お前は宮藤の息子というわけか?」 俺「けど、どうして宮藤ちゃんが俺達の刀を持っているんだ?」 おれ「……(言ってもいいものなのかな)」 坂本「どうした?話せないような事なのか?」 おれ「落ち着いて聞いてください。先ほど言ったように宮藤少佐はおれの育ての親です。そしてこの刀は……大切な仲間の形見と言っていました」 俺「剣聖であるお前が童子切を渡されるのはわかるが、烈風丸は別に渡す必要はなかったんじゃないかと思うんだ」 坂本「ああ、宮藤ならこの烈風丸がどのような刀なのかを知っているはずだ。保管はしたとしても誰かに渡すような事は……」 おれ「……(この先を言ってもいいのだろうか。もしこのことをこの2人が知ってしまったら)」 俺「言えないような事なのか?」 おれ「なら、今度はさらに落ち着いて聞いてください」 おれ「……この2本の刀は宮藤少佐の大切な仲間の形見だけでなく、おれの……おれの両親が残してくれた形見でもあるんです。だから宮藤少佐はおれにこの2本を授けてくれたんです」 俺「両親の形見……?」 坂本「両親……?」 おれ「父さん……母さん……おれは2人の息子らしいんです」 俺「……」 坂本「……」 おれ「……」 坂本「はっはっはっ。そうかそうか。お前は私の息子か。まさかこんな大きくなった姿を先に拝む事になるとはな」 俺「あっははははは。そうかそうか。お前は俺と美緒息子かぁ!なら色々と納得だ。俺が死ぬってことは友辺りがお前に剣技を教えたんだろう?」 おれ「そんなこともわかるんですか!?」 俺「あいつのことだ。俺の息子にも、俺と同じ、今は亡き父親と同じ型を……とかやりそうだ」 坂本「だが一つ解せない事がある」 俺「???」 坂本「私がこんな男と一緒になることが信じられないな」 俺「そりゃひどいぜ美緒ちゃん!こんなイイ男なかなか居ないぜ?」 おれ「……」 俺「どうした?そんな泣きそうな顔をして」 おれ「だって……初めて名前しか聞いたことのない父さんと母さんに会えたから」 坂本「ほら、おれ。初めて親に会えたんだろ?こんなときは我慢などせず思い切り泣いてもいいんだぞ?」(ギュゥゥゥ) おれ「母さん……」(うわああああん) 俺「(あー……息子とはいえ羨ましい)」 back
https://w.atwiki.jp/careerdesign/pages/19.html
https://w.atwiki.jp/evergreenforest/pages/240.html
竹島 6世紀の新羅による于山国(うざんこく、韓国側は鬱陵島および独島とする)の征服以来、独島(竹島)は一貫して歴代朝鮮国家の領土であったと韓国は主張している。(ニッポン人なら読んでおきたい竹島・尖閣諸島の本) 智証王13(512)年6月、「于山国が服属し、毎年貢物を献上する。于山国は溟州(現在の江原道)の東の海にある島で、別名を鬱陵島という」(三国史記)。韓国側は、竹島を鬱陵島の属島と位置付けて、「于山国」とは竹島を含んだ国の総称としている。(ニッポン人なら読んでおきたい竹島・尖閣諸島の本) 1145年、「三国史記」成立。現存する朝鮮半島最古の歴史書。高句麗、百済、新羅3国の歴史を記した「新羅本紀」、「百済本記」「高句麗本紀」などからなる。于山国に関する記述がある。(ニッポン人なら読んでおきたい竹島・尖閣諸島の本) 1417年、「倭寇」対策として朝鮮政府が鬱陵島の「空島政策」を取る。島民を本土へ移し、鬱陵島への渡海を禁じ、倭寇による島民の被害を防ぐとともに、倭寇の拠点化を避ける意味もあった。「空島政策」は1882年まで続けられる。(ニッポン人なら読んでおきたい竹島・尖閣諸島の本) 『東莱府接倭事目抄』の1614年6月(陰暦)の條に「倭船三隻、称以探問磯竹島、持路引出来、問島何在」と公的な証明書を持った日本船三隻が、磯竹島はどこにあるかを問うたとある。(杉原隆 日本・韓国間の漂流の歴史と竹島問題) 元和3(1617)年、大屋甚吉(大谷甚吉とも)、鬱陵島に漂着。一説にはもっと早い時期の可能性もある。 大屋家は但馬大屋谷に居していた和田九右衛門尉良清が始祖でその孫玄蕃尉勝真が現在の鳥取県会見郡の尾高城主杉原盛重に仕え、姓を大谷に変えたという。彼は家老の上席にまで身を置くが途中で武士を捨て隠士となり祖先の墓所である大屋谷に帰り死去している。その玄蕃の甥が甚吉で町人として米子の灘町で廻船業を開始した。大屋は屋号だという。 1618/07/08(G)(元和4年5月16日)、米子町人の大谷甚吉と村川市兵衛が江戸幕府から「竹島渡海免許」を与えられ、アワビやワカメを採るために、毎年、交代で船を送るようになる。当時、日本では鬱陵島を「竹島」あるいは「磯竹島」と読んでいた。 免許を得るきっかけは、越後国(新潟県)から伯耆国(鳥取県)米子へ船で向っていた大谷甚吉が、遭難して鬱陵島へ漂着したことにあった。その島は、「人家なくして山河産物有り、喬木、大竹繁茂し、禽獣、魚、貝、其品を尽す」(「竹島渡海禁止並渡海沿革」) 帰国した大谷甚吉は、同じく米子町人の村川市兵衛とともに渡海の許可を申し出た。5月16日、幕府の許可は鳥取藩主池田光政へ伝えられた。 渡海事業が続けられる中、鬱陵島への途中寄港地として松島(現:竹島)が新たに発見され利用されるようになり、1600年代中ごろまでには、大谷・村川両家は「松島渡海免許」を授かったと伝えられる。 1696年には鬱陵島渡海を禁じられる。(ニッポン人なら読んでおきたい竹島・尖閣諸島の本) 「遅くとも17世紀半ばには、実効的支配に基づき竹島(当時は「松島」)の領有権を確立」」(日本政府の竹島領有の根拠、韓国は「先占」にはあたらないとする) (ニッポン人なら読んでおきたい竹島・尖閣諸島の本) 1667年、隠岐郡代として隠州(隠岐島)へ赴任した出雲藩士・齋藤豊仙が藩命によってまとめた隠岐島の地誌「隠州視聴合記」が編まれる。序文で隠岐島から見た竹島(現:鬱陵島)と松島(現:竹島)の方位と距離を示している。また、文末では日本の西北限界についても触れている。 「隠州は北海の中にあり・・・・・是より南、雲州美穂の関に至ること35里。辰巳、伯州赤碕浦に至ること40里・・・・・・・戌亥の間、行くこと2日1夜にして松島あり。又1日の程にして竹島あり<俗に磯竹島という。竹魚海鹿多し>。この2島、無人の地。高麗を見ること雲州より隠岐を望むが如し。然らば即ち日本の戌亥の地、この州を以て限りとなす。」 日本側は「この州」を鬱陵島とし、当時の日本は鬱陵島までを日本領と認識していたとするが、韓国側は「この州」を「隠州(隠岐島)と読み、鬱陵島と独島が日本の領土ではない明白な証拠だと反論している。(ニッポン人なら読んでおきたい竹島・尖閣諸島の本) 元禄5(1692)年3月、幕府から渡海許可を得ていた村川家の船が鬱陵島に渡るとすでに約30人の「唐人」が漁を行っていた。どこの国の者かと尋ねると、「ちやうせん国かはてんかわじの者」と答えた。「空島政策」下の鬱陵島にあって、朝鮮人の往来は耐えて久しかった。 村川家の船頭は「この島は日本の地であり、公方(将軍)様から拝領し、毎年渡海してきている島だ」と朝鮮人の漁民をとがめた。村川家の船頭は朝鮮人越境の証拠として、彼らが作った串アワビなどを持ち帰り、藩庁へ届け出た。通報を受けた鳥取藩では船頭2人を取り調べたあと、幕府へ報告したが朝鮮人が去ったのなら「何の構いもこれなく」と大事にはいたらなかった。(ニッポン人なら読んでおきたい竹島・尖閣諸島の本) 元禄6(1693)年、安龍福ら、鬱陵島で米子大谷家の船頭等に拉致される →R1693a 元禄9年1月28日(1696/03/01)、幕府、1618年に大谷甚吉、村川市兵衛に許可していた竹島(現:鬱陵島)への渡海を禁じる。 この決定に関して、老中・阿部正武は「もし兵威をもって臨めば、何を求むとしても得べからざん、ただ無用の小島の故をもって、好を隣国に失する、計の得たるに非ず」と語ったという。 今日の「竹島」問題では、この禁止措置をもって、幕府が松島(現:竹島)への渡航も禁じたかどうかが、日韓両国の争点となっている。 1696年春、安龍福、朝鮮をたつ。鬱陵島で日本人漁民と遭遇。安龍福が「ここはわが国の領土」であると厳しく非難すると、「われわれは松島(現:竹島)の住人で、たまたま魚を取りに来ているだけ」と答えた。そこで、安龍福は、「松島は子山島(于山島)で、そこもわが国のものだ」と一括。子山島に乗り込むと、釜で魚を煮ていた日本人を追い払った。なおも追跡しようとするが、嵐にあって隠岐島へと漂着した。このとき、日本側の記録では、安龍福の船が「朝鬱両島監税将臣安同知騎」の船印を立てていた。安龍福自身の証言によれば、鬱陵于山両島監税」と名乗ったという。この官名は架空のもので、安龍福自身も「僭称」を認めている。(世宗実録) 元禄9(1696)年6月、隠岐を経由して鳥取藩の赤碕灘に到着。鳥取城下に入って藩主と面会すると、「前年両島のことで将軍から書契をもらった。ところが対馬藩主が取り上げて、間に立って書契を偽造し、たびたび漁民を送るなど勝手なことをしている。このことを関白に上訴して対馬藩主の罪状を述べたい」と答えた。 鳥取藩主がこの願いを許可し上訴文を書かせたところ、津島藩主の父がやってきて、「もしこの上訴文の内容が知られると、息子は重い罪で死ぬことになる。やめてもらいたい」と頼んできたので、上訴文の提出を取り止め、越境者15人を摘発して処罰させた。 安龍福の証言によれば、鳥取藩主は「鬱陵島と于山島(現:独島)はすでに朝鮮領となったのであるから、再び越境する者や対馬藩が無理な要求をしてくれば・・・・重く罰してやろう」と約束したとしている。(世宗実録) 元禄9年6月6日(1696/07/04)、安龍福一行来着の知らせを受け、この日、御船奉行を派遣して事情聴取を実施。事情聴取には儒者の辻晩庵があたったが、漢文が読めない安龍福とは筆談による意思疎通もままならなかった。 そのうちに幕府からの指示が鳥取藩へ届く。対馬藩に引き渡すか、訴えを受け付けず送還するかのいずれかを指差。鳥取藩は後者を選択。 元禄9年8月6日(1696/09/02)、すでに対馬藩からは通訳が鳥取藩に向っていたが、その到着前のこの日、安龍福一行は朝鮮へと送り返された。
https://w.atwiki.jp/onjpawapoke/pages/331.html
(ぐおん、ぐおん、ぐおん...) パワポケ「...ああ...俺たち、いったい、どこまで連れて行かれるんだろう...長い航海だなあ... 『しあわせ島』って、いったいどんな島なんだろう...?」 そして...船はしあわせ島に到着した。 パワポケ「ここは... ここが、しあわせ島なのか...?」 「うおっほん! ようこそ、しあわせ島へ。 諸君は、幸せだぞ。こんないい所で働けるんだからな。それじゃあ、宿舎まで、かけ足!」 宿舎までかけ足で向かうところ、山田そっくりの人と遭遇した。 パワポケ「あれ? 山田君...? 山田君じゃないか?」 「え? 誰のことでやんすか? オイラの名前は、落田 太二(おちた たいじ)でやんすよ?」 パワポケ「え...?」 落田「まあ、とにかく、仲良くするでやんす。 この島でわからないことがあったら何でもオイラに聞くといいでやんす。」 「次!」 パワポケ「はい、パワポケです。」 「この島は、我々BB団が管理しておる。 ここに来た者は、畑・工場・鉱山の3ヶ所で働いてもらうことになる。 そして、労働の引き換えにもらえるクーポン「ペラ」を借金分集めれば、 日本へ帰してやろう。お前の場合1000ペラが必要だ。」 パワポケ「え...あの、野球は?」 (バキ!) 「ワシの話は、最後まで黙って聞け! お前のような野球選手候補は、他の収容者と違って10日ごとに野球のテストを行なう。 その結果によってはペラを渡そう。また、テストの結果が良好なら、 チーム・ブラッドバタフライに所属してもらう。普通に働くよりも、ずっとペラの入りがいいぞ。」 パワポケ「...」 「だが、基本は島での労働だ。お前は、江川の班に入る。おい、江川!」 江川「はい、副所長さま。」 副所長「この新入りを連れて行け。島での細かい生活上のことは、今後この江川班長に聞け。」 パワポケ「はい。」 (バキ!) 副所長「「わかりました、副所長」だ! それから、我らBB団に逆らうことは許さんぞ!」 パワポケ「......」 副所長「貴様、なんだその反抗的な目は!」 (ドカバキボコ) (そして...) 江川「困るよ、パワポケ君。 この島での支配者は彼らで、ワタシらは弱い立場なんだから。 今後、ああいう反抗的な態度はしちゃだめだよ。」 パワポケ「はい...」 江川「ああ、それからワタシのことは「江川班長」と呼んでくれたまえ。 他の者へのしめしもあるからね。」 パワポケ「江川班長も借金かなにかで?」 江川班長「ある銀行の部長候補だったんだけど、ワタシの出世をねたんだヤツにはめられてね。」 パワポケ「そうですか...」 江川班長「だがね、この島も慣れてみると結構いいもんだよ。この島に来てもう8年になるけど。」 パワポケ「ええっ、8年も!?」 江川班長「ああ、部屋についたよ。おーい、新入りのパワポケ君だ。」 落田「ああ、さっきの人でやんすね。よろしくでやんす。」 パワポケ「それにしても山田君に似ているなあ。まあ、とにかくよろしく。」 落田「最初は畑か工場か鉱山で働くのがオススメでやんす。 いきなりリフレッシュ小屋や練習場に行ったら、BB団に目をつけられるでやんすよ!」 パワポケ「目をつけられる...?」 落田「仕事をサボってると思われたら処分されるのでやんす!」 注意! 気力が0になったり、犬レベルが0か100になるとゲームオーバーになってしまいます。 また、特定のイベントで間違った選択肢を選んだり、 最終日になった時に既定の額のペラが足りない場合もゲームオーバーです。 ゲームオーバーになると、最後にセーブしたところから やり直さないといけなくなるので、注意してください。 副所長「いてて...」 「どうした、マコンデ。新入りを殴って拳でも痛めたか?」 マコンデ「あのパワポケとかいうやつ、反抗的です。なにより、まだ目が死んでない。」 「アッハハハ! そのぐらい元気でないとこの島じゃ、長持ちしないよ。」 パワポケはしあわせ草畑に向かった。 パワポケ「しあわせ草畑に来たぞ。 これが、しあわせ草なのか...何のためにこんな草を育てているんだろう...?」 落田「ここで生き延びたいなら、細かいことはあまり気にしない方がいいでやんす。」 パワポケ「.....」 落田「ところで、パワポケ君、この島での仕事は初めてでやんすね? 仕事のレベルについての説明を聞きたいでやんすか?」 聞くを選択 落田「それじゃ、親切なオイラが教えてあげるでやんす。 ここでの仕事は、どの仕事にもラク、普通、キツイの3種類のレベルがあって、 その日の仕事を始める前に自分で、どのレベルの仕事をするかを選べるでやんす。 だから、気力の充実してる時にはケガをしにくいから、 キツイ仕事をしようとか自分で管理できるのでやんす。」 パワポケ「でも、ラクな仕事だと、やっぱりもらえるペラが少ないんだよね?」 落田「それは、当然でやんす。 あ、それから、同じ仕事を繰り返してすると、もらえるペラが増えていくのでやんす。 要は、仕事回数に応じて昇給していくのでやんす。 でも、事故を起こすと昇給はリセットされるから、事故には、よ~く注意するでやんす。 ということで、早くここから脱出するためにも、がんばって働くでやんす!」 作業後... 落田「あれ、道具が出しっぱなしでやんす。また小杉でやんすねー。」 パワポケ「小杉?」 落田「そう、あの小杉でやんす。元プロ野球のスター選手だったんでやんすが、スランプを苦にして...」 小杉「うるせえな。ほらよ、片付けとけばいいんだろ!」 落田「...今はあのとおりでやんす。」 (バキ!) 小杉「だまれ、凡田(ぼんだ)のくせに!」 落田「だから、オイラは落田だって何度言えばわかるでやんす!」 「いったい、何の騒ぎです? あなたは! もしや、モグラーズにいた...」 パワポケ「は? いえ、違いますよ。」 「ああ、そうですよね。あの人が、こんな所に来るはずなんかないですよね。」 パワポケ「あなたは?」 「ああ、私ですか...倉刈 仁志(くらがり ひとし)と言うものです。 こう見えても、以前はプロ野球の選手だったこともあるんですよ。」 小杉「あっ、倉刈!」 倉刈「ああ、小杉くん。」 小杉「小杉...「くん」だぁ? 小杉「さん」だと、何度言ったら分かるんだよ! とにかく、お前だろ、道具を出しっぱなしにしたのは!」 倉刈「え、あれは小杉...さんが置いておけって言ったんじゃ?」 小杉「なんだとぉ~! ...まあ、いいや。そのかわり10ペラよこしな。」 倉刈「え! 10ペラ? どうして...」 小杉「いいからよこせよ!」 パワポケ「倉刈さん、そんなもの渡す必要ないですよ!」 小杉「なんだとぉ~!」 BB団の兵士「こら! 就寝時間に、何やっとるか!」 小杉「いけね! ...いいか、10ペラだぞ!」 パワポケ「なんなんだ、あいつは...」 パワポケは鉱山に向かった。 パワポケ「鉱山に来たぞ。 ここでの仕事は、すごく力がいりそうだな。しかし、いったい何を掘ってるんだろう...?」 落田「何度の言うようでやんすが、ここで生き延びたいなら、 細かいことはあまり気にしない方がいいでやんす。」 パワポケ「.....」 パワポケはキツイ仕事をこなした。 3日目 BB団の兵士「起床ー! 全員洗面所に並べ!」 パワポケ「ああ、眠い................うわ!」 「なんだよ、人の顔見て驚くなよ。」 パワポケ「あ、ごめん。」 「...この前、来たヤツだな。俺、布具里 珠男(ふぐり たまお)。お前も借金したのか?」 パワポケ「う...ちょっと勝負に負けて。」 布具里「この島に来るやつは、大抵そうさ。 借金が返せなくなったり、賭けに負けて売られたり...まあ、俺は違うけどね!」 パワポケ「というと?」 布具里「俺は、この島に流れついたの! 「この島の秘密を知ったものは」とかなんとか言われて、他のヤツラと同じ扱いさ。 あ~あ、母ちゃんどうしてるかな~。」 パワポケ「.......ん、島の秘密?! オイ、この島から出て行ったヤツは本当にいるのか?」 布具里「ああ、俺が知ってるだけでも何人かいるぜ。あ、洗面の順番が来た。」 パワポケ「(じゃ、どうしてこの島のことがマスコミに取り上げられないんだ? まさか出て行った連中は...)」 4日目 パワポケは気力を回復するため、リフレッシュ小屋に向かった。 パワポケ「リフレッシュ小屋...? 落田君? ここは、何をする所だい?」 落田「ここは、名前のとおり、リフレッシュする所でやんす。 人間、たまには、息抜きをすることも必要でやんす。 気力が下がってきたら、ここで気分転換するといいでやんす。」 パワポケ「なるほど...さて、何をしようかな?」 パワポケはヤギと過ごした。 5日目 「やあ、キミ10ペラないかい?」 パワポケ「ありますけど。」 「ちょうどよかった。ちょっと貸してくれないか? 後で返すからさ。」 パワポケ「いいですけど...」 落田「渡辺さん、早く返すでやんす。」 渡辺「ああ、はいはい。」 落田「10ペラ 確かに返してもらったでやんす。」 .......... 渡辺「いや、助かったよ。そういや、キミ 新しい人だよな。名前は?」 パワポケ「パワポケです。」 渡辺「パワポケくんか。俺 渡辺。よろしくな。」 6日目 パワポケ「ああ~、もう無くなっちゃった。」 落田「ほんとに、ここのメシは量が少ないでやんすね~。」 パワポケ「あれ? 中田さん、そのオカズ食べないんですか?」 中田「ああ、腹壊してて食欲ないんだ。欲しかったらやるよ。」 パワポケ「ほんとですか? じゃ、いただきま~す!」 落田「オイラには無いでやんすか?」 中田「ああ、これも喰っていいぞ。」 落田「中田さんは、いい人でやんす~!」 7日目 パワポケ「あれ? 女の人だ。しかも、BB団の服を着ているぞ。」 小杉「バカ、あれは所長だよ!」 パワポケ「えっ?」 所長「おい、そこのヤパーナ。私になにか用か?」 パワポケ「「ヤパーナ」って?」 所長「「日本人」だ。私は貴様の名を知らぬのでな。 それと、今の問いには管理者に対する恐れと敬意が足らぬようだ。」 (パチン!) BB団の兵士「はい、なんでしょうか。」 所長「この男を、ムチ打ち20回の上、今晩は懲罰房へ。」 パワポケ「え?」 (ピシ! バシ! ビシッ!) (うぎゃあああぁ~...) パワポケ「あー、ひどいめにあった。」 作業後 小杉「あ~あ。」 パワポケ「どうしたんだ? この島じゃ、数少ない娯楽として仕事の後に酒が買えるじゃないか。」 小杉「うん。この島の原住民が作った果実酒を木のコップで飲むわけだが... 最近、ビールやウイスキーが飲みたくてたまらないんだよ。それもグラスで...」 パワポケ「一応、交渉してみるか。」 (そして...) BB団の兵士「グラスは割れると危ないので許可できない。 だが、ビールに関しては次の船で運んで来させてもいい。やや高額になるがな。」 小杉「それでもいいや。やったー!」 パワポケ「よかったな。」 9日目 江川班長「おい、みんな聞いてくれ。明日、江川班は試合だ。」 パワポケ「やったー! やっと野球ができるぞ。 工場や畑で働くばかりで不安になっていたところだよ。」 みんな「........」 パワポケ「あれ、みんな?」 布具里「お前は、初めてだから仕方ないよな。 いや、俺も高校時代は野球バカだから野球ができるってのはうれしいんだ。 けど、相手はBBの一軍なんだ。あ、BBってのはBB団じゃなくて 野球チームのブラッドバタフライのことだぜ。」 パワポケ「それがどうして問題なんだ?」 布具里「試合で活躍するとペラがもらえるんだ。 でも、試合に負けると全員がペラを取られる。 だから、試合で活躍できないとペラを取られるばかりなんだ。」 パワポケ「試合に勝てばいいんじゃないのか?」 布具里「ムリムリ、ぜってー勝てないよ。実力が違いすぎるって。」 パワポケ「............ こうなったら、俺が活躍してみんなの戦う気持ちに、火をつけるしかないな!」 パワポケは兵器工場に向かった。 パワポケ「兵器工場に来たぞ。 ここでの仕事は、すごく器用さが必要そうだな。 しかし、いったい何のために兵器を作ってるんだろう...?」 落田「何度の言うようでやんすが、ここで生き延びたいなら、 細かいことはあまり気にしない方がいいでやんす。」 パワポケ「.....」 パワポケはキツイ仕事をこなした。 パワポケ「こういう作業は和桐で慣れたつもりだったんだけどな...あっ!」 (ガリッ!) (ポコン!) 「コラーッパワポケ! チンタラやってると怒りのプラスチックハンマーが飛ぶぞ!」 パワポケ「三谷(みたに)さん、投げた後で言わないでくださいよ。」 三谷「おお、わりい、先に手が動いちまった。」 10日目 パワポケ「よし、今日は試合の日だ! うぉおおお、やってやるぞー!」 マコンデ「...............おおい、江川ぁ。」 江川班長「ハイ、なんでしょう副所長様?」 マコンデ「あいつ、ずいぶんイキがいいな。......わかっとるよな?」 江川班長「............もちろんですとも、はい。」 (そして...) パワポケ「え? あれ? 俺って控えなの?」 小杉「まあ、新入りは黙って見てろよ。」 中田「そうそう。」 (そして...) パワポケ「........あの、試合終わっちゃいましたけど? しかも、ボロ負けで。」 江川班長「いや、申し訳ない! キミには期待してたんだよ。 ここ一番のピンチでリリーフに送ろうと思ってたんだが。」 パワポケ「そ、そうなんですか...」 BB団の兵士「おーい! 二軍の連中は試合に負けたから全員、50ペラ徴収だぞー!」 落田「はいはい、しょうがないでやんすね。」 中田「今日は俺、マイナス30だ。」 パワポケ「え、俺も払うの?」 小杉「あったりまえだろ。お前も二軍なんだから。」 パワポケ「で、でも、俺は出てないよ?」 小杉「ああ、そうみたいだな! ...決まりだからあきらめな。」 パワポケは仕方なくだまって50ペラを払った。 パワポケ「....どうぞ、50ペラです。」 BB団の兵士「うむ。行ってよろしい。」 そして...その夜 パワポケ「......チクショウ...だが、俺は負けないぞ...」 パワポケに謎の声がした... (悪を打ち払う者よ...) パワポケ「誰だ!?」 (この島にはより大きな悪の力が渦巻いている。 そなたと仲間達の力を合わせて大いなる悪を打ち倒すのだ。) 光からマスターリングが現れた。 パワポケ「これは...」 パワポケはマスターリングを手に入れ、すぐに手首にはめた。 (過酷な試練と戦うのだ...そして大いなる悪を打ち倒すのだ...) パワポケ「いったい何だったんだ...? ......もう寝るか。」 次の朝 パワポケ「なあ、布具里。 君は、この島に流れ着いたって言ってたよな。乗っていた船が沈んだのかい?」 (ぎっくう!) 布具里「あはははは。そ、そうだっけ?」 パワポケ「?」 パワポケはさらに尋ねてみた。 パワポケ「どうしてそんなに動揺してるんだ? そういえば、船が沈んだのなら捜索とかありそうなもんだけど...」 布具里「うるさいな! どうでもいいじゃないか、そんなこと。」 パワポケ「...あやしいな。何を隠してるんだ?」 パワポケ「........うわっ?!」 (ドシン!) パワポケ「いてててて...誰だ、こんな所に穴を掘った奴は!」 布具里「あー、悪い悪い。」 パワポケ「布具里?! お前のしわざか!」 布具里「ちょっと...そこが掘ってみたくなってな。」 パワポケ「...なんだそりゃ? お前、この島に来る前に日本で何をやってたんだ?」 布具里「ふふふ、聞いて驚くな。 俺の親は、有名下着メーカー フールグーレの社長だったんだぜ。 だから、俺はのんびり大学にいたんだ。」 パワポケ「へえ.....ん? その会社って倒産したような...」 布具里「そうなんだ。 しかも、そのあとで家が火事になってさあ...だから、俺も決心したわけよ。」 パワポケ「なにを?」 布具里「......ああ、もうこんな時間だな! さあ、帰ろうぜ。」 パワポケはさらに追求した。 パワポケ「なにを隠してるんだ? だって、普通の大学生なら突然、穴を掘りたくなんてならないだろう?」 布具里「しつこいね、お前も。悪いが、俺には夢があるんだ。」 パワポケ「どんな夢なんだ?」 布具里「だから、秘密なの! じゃあな!」 (タタタタタッ...) パワポケ「あ...くそ、何なんだよ、いったい。」 13日目 (タッタッタ....) パワポケ「ランニングか。そういえば、野球班以外の連中って何してるんだ?」 落田「あれは短距離走でやんすね。あとはマラソンとか、幅跳びとか重量挙げとか...」 パワポケ「なんだか、運動の基礎能力を見るような競技ばかりだな。」 収容者B「オイオイ、おかしなこと言うなよ。 俺は重量挙げだが、力だけじゃなくタイミングとか技術が必要なんだぞ。」 パワポケ「あ、すみません。そういうつもりじゃなくて...」 収容者B「ま、お前ら野球班はいいよな。 一軍に入れば、対外試合ばかりで島の作業なんてしなくていいんだろ? 他の班には、試合なんてないんだぜ。」 パワポケ「でも、成績がよければペラがもらえるんでしょう?」 収容者B「まあな。おかげで、150キロなんてものまで上げられるようになっちまったぜ。」 パワポケ「ええっ、あなたが?! あの...以前から、重量挙げの選手だったんですか?」 収容者B「いんや。この島に来てから始めたんだけどな。おっと、作業に戻らねえと。」 パワポケ「(いくらなんでも、あの体格でその成績は変だぞ?)」 その後工場で作業後、三谷は缶ビールを飲んでいた。 パワポケ「あ、倉刈さん!」 倉刈「ああ、君でしたか。体調はおかしくなってないかい? ここは、体がおかしくなったらすぐにお払い箱になってしまうからね...」 パワポケ「ええ、おかげさまでなんとか大丈夫ですよ。ところで、倉刈さんはどうしてここに?」 倉刈「えっ? 私ですか...はは、恥ずかしい話ですよね。」 パワポケは倉刈に話を聞いてみた。 倉刈「娘がね...大学に受かったんですよ。」 パワポケ「よかったじゃないですか。」 倉刈「でもね、大学に行かせるのにお金がいるんですよ。」 パワポケ「大学って、そんなにお金がかかるんですか?」 倉刈「いや、医学部なんですよ。医者になりたいらしいんですよ。最低でも1千万は必要らしいんです。 お金が無いせいで、娘の将来をダメにしたくはないでしょ? 出来るんですよ。出来る子だからよけいに...」 パワポケ「娘さんには、何て言ってここに?」 倉刈「いえ、別に...」 パワポケ「何も言ってないんですか?」 倉刈「ええ...でも、よくしてくれる人が周りにいますから。」 パワポケ「そんな...いいんですか? そんなので。」 倉刈「しかたないじゃないですか...でも、やっぱりきちんと話をしておけばよかったですかね。」 パワポケ「......」 三谷「おい、小杉! グラウンドの整備をサボっただろう。」 小杉「あ、そういえばオレの当番だっけ。悪りぃ悪りぃ、忘れてた。次から気をつけるよ。」 三谷「.........」 パワポケ「小杉って、なんでもいいかげんだよな。」 落田「それに、何度言ってもオイラのこと凡田と呼ぶのが気に入らないでやんす。」 パワポケは小杉と話してみた。 パワポケ「おーい、小杉!」 小杉「なんだよ?」 パワポケ「いつも君は落田君のことを凡田って呼ぶけど、凡田って誰なんだい?」 小杉「凡田は凡田だよ! ......オレの二軍時代の知り合いだ。」 パワポケ「そんなに似てるのかい?」 小杉「そりゃあもう、外見も中身も本人としか思えないぐらいだぜ! ...でも、ホンモノの凡田はモグラーズで活躍してるはずだしな。」 パワポケ「凡田に会いたいのかい?」 小杉「会っても、あいつはオレだとは気づかないだろうな。」 パワポケ「え? それっていったい...」 小杉「さあね。どういう意味かは秘密だ。」 パワポケ「?」 パワポケは練習場に向かった。 パワポケ「野球の練習場に来たぞ。落田君? ここは、いつでも練習できるのかい?」 落田「できるでやんす。いつも誰かが練習してるから一緒に練習するといいでやんす。 でも、練習場の使用料は、ちゃんと取られるでやんす。しっかりしてるでやんす。」 パワポケ「それじゃ、ペラが足りないと練習できないのかい?」 落田「そうでやんす。1回練習するのに、10ペラ必要でやんす。」 パワポケは野球の練習をした。 18日目 BB団の兵士「今日はこのあたりの草刈りを行なう。午前中に終了させるのだ!」 パワポケ・落田「はい。」 BB団の兵士「声が小さい!」 パワポケ・落田「はーい!!」 BB団の兵士「よろしい。」 パワポケ「ちぇ、この作業はペラがもらえそうにないな。」 (ガサガサ) パワポケ「! .....?!」 (すまねぇ、ちょっと通るよ。) (ガサガサガサ...) パワポケ「誰なんだ、今のは。」 落田「バオって奴でやんすね。この島の原住民でやんすよ。」 パワポケ「えっ?」 落田「島の反対側には集落があるでやんす。」 パワポケ「でも、日本語しゃべってなかったか?」 落田「戦争が終わった後も、この島に日本兵が住んでいたそうでやんす。 それに、今はBB団の連中が日本語を話してるでやんすからね。」 パワポケ「へえ....」 工場で作業中、三谷は横着してる収容者たちに激を飛ばしていた。 パワポケが三谷に話すと機械屋としてのプライドだという。 20日目 マコンデ「今日は、二軍選手の力を見てやろう。」 江川班長「はい、副所長様。」 江川班長は、全員に辛く当たるように呼び集めた。 江川班長「おい、お前たち! とっとと始めるんだ。コントロールのテストからだ。 コンバートもありうるから、現在のポジションにかかわりなく全員がやるんだぞ。」 パワポケ「この前の試合は出られなかったけど今度こそ俺の投球術を見せてやる。」 (ドン!) 小杉「ああ、すまんすまん。俺が先ね。」 パワポケ「お、おい! ...ちぇ、仕方ないな。でも、その次は俺だぞ。」 落田「ダメでやんす。テストは、この収容所に来た順番と決まってるでやんす。」 パワポケ「え! じゃ俺は最後か。」 (そして...) マコンデ「ふぁ~あ。退屈だからそろそろ帰るか。」 江川班長「あと一人なんですが...」 マコンデ「最後は誰だ? ああ、アイツか。まぁ、一応見てやるか。」 パワポケ「(よーし、ここで俺の実力を見せてやる!)」 目標は8点です。 パワポケは的をしっかりと狙い、良い点数を取った。 江川班長・マコンデ「.......」 BB団の兵士「ほほー、あのパワポケとかいう者なかなかやるもんですな。」 (バキ!) パワポケ「どうやら、うまくいったようだな。」 江川班長「パワポケ! テストの成績がよかったから、賞金が出たぞ。」 続く 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/th_izime/pages/610.html
―――――――――――――――――――――――――――――――――― 注意! ハードな表現が有りますので、お読みになる際は御注意下さい ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 再生素材の食器皿と金属製スプーンが、耳障りな音を響かせて食堂の床に落ちる。 間を置かず、淡い紫銀色の長髪から兎耳を生やした少女が、その傍らに膝をついた。 少女は大きく目を剥き、腹を押さえながら何かに耐える様に痙攣する。 震える唇の端から涎が垂れている。 「かはッ」 ゆっくりと、少女の体から力が抜けていき、床にうつ伏せになっていく。 床と同じ高さになった視界の隅に、散乱した皿の中身が見えた。 その中に落ちている小さな試薬紙は、何の薬品反応も示していなかった。 「ど… して……」 その試薬紙を、何者かの靴が踏みにじった。 少女は動かない首の代わりに眼球だけを動かして上を見る。 天井照明の逆光の中にそびえ立つ、幾つもの人影。 黒い陰影の中で眼だけが爛と光り、少女の身体を見下ろしている。 その内の一対の眼の下に、すぅっと赤い線が入り、粘ついた糸を引きながら真っ赤な口が開いた。 男達の低い笑い声に包まれながら、少女―――鈴仙の意識は遠くなっていった。 ――― 左頬に、何かが触れた様な気がして、鈴仙はゆっくりと薄目を開けた。 意識が鮮明になるにつれて、左の頬が熱くなってくる。 ぼやけた視界がはっきり定まらない内に、鈴仙の視界がブレた。 今度は右頬に衝撃が弾け、すぐに熱を帯び始める。 何かの音が聞こえる。 だが水中に居る時のように、くぐもったようにしか聞こえない。 突然、左頬骨に鈍い衝撃が弾け、首に ねじれるような負担が掛かった。 意識が痛みで無理矢理覚醒させられる。 床に顔を押し付けた鈴仙は、自分が殴られて倒れた事に気が付いた。 千切れんばかりの力で前髪が掴み上げられる。 眼前には、いやらしい眼つきをした男の顔。 その顔を、鈴仙はぼんやりと眺める。 男は口を動かして何かを喋っているが、やはりよく聞き取れない。 鈴仙はうまく働かない頭を無理に動かして考えた。 船が漂流を始めてから乗組員達の目つきが、変わった。餓えた獣の様に。 自分の身を守り、幻想郷へ帰るという決意を、鈴仙はより一層堅いものにした。 それからの生活では、鈴仙は何をする時でも、一分の隙も見せた事は無かった。 だが、張り詰めた生活をずっと維持し続ける事は、不可能だった。 精神が削られる生活の中で、集中力はいつか必ず途切れる。 いつもの様に薬品反応を調べた上で食事を摂ったつもりが、その試薬紙自体に細工をされていた。 師匠から学んだ薬学の知識を活かし切れなかった。 あまりの情けなさと己の未熟さに、鈴仙は愕然となってうな垂れた。 その鈴仙の頬に、ざりざりとした髭の感触が走った。 吐き気を催すような酒臭い息が吹きかけられる。 激しく湧き上がる嫌悪感。 それを拒むべく鈴仙は身体を動かそうとするが、動かない。 食事に混ぜられた薬が完全に身体に回っていた。 首筋に、酷く柔かくて熱いぬめりを感じ、鈴仙はびくりと身をすくませた。 布の様なものを眼に巻きつけられ、視界を塞がれる。 手首がひねり上げられ、後ろ手にきつく縛られた。 口に布の塊がねじりこまれる。 だがこんなものを口に入れられなくても、鈴仙は舌を噛んで自尽するつもりなど無かった。 例え何をされようとも、どんな身体になろうとも、あの場所へ帰る。 芋虫のように床に転がされた鈴仙の身体に、獣の息を吐く影達が一斉に群がった。 それから、鈴仙の地獄が始まった。 痛めつけられ、なぶられ続け、汚される尽くす日々が無数に流れた。 もはや鈴仙には日にちや時間といった感覚すらも、無くなっていた。 身体の感覚も、少しづつ失われていった。 やがて心の形すらも、崩れて消えていった。 それでも。 ひとつだけ、最期まで鈴仙の中に残った想いが在った。 ――― 昨夜の猛吹雪が嘘だったかのように、雲ひとつ無い早朝の冬空。 屹立する竹林の奥深くに、和風の屋敷がひっそりと佇んでいた。 広い屋敷の中は、しんと静まり返っている。 まるで時間が止まったかの様。 そして事実、この屋敷に住む二人は、止まった時の中に生きる者達。 屋敷の縁側の襖が開いた。 星を象った刺繍をあしらった衣装に、ふくよかな銀の長髪の女性。 快晴の陽射しを見上げ、微かに目を細める。 その女性――八意永琳の空を見つめる目は、どこか寂しげだった。 屋敷の裏庭には、何百という数の樹木が植えられていた。 その根元には、かつてこの屋敷で共に暮らしていた因幡の兎達が眠っている。 年の始めの日に、それらの木々の一本一本に花を供えるのが、永琳の勤めだった。 他の木々に花を供え終えた永琳は、一際大きい二本の桜の前に立つ。 並んで立つ二本の桜は、両方とも丸裸の枝に雪を被っている。 大きい方の桜は、遥か昔、月へ贖罪の旅に出た愛弟子の植えたもの。 少し小さい方の桜の下には、その愛弟子と姉妹の様に過ごした地上の兎が眠っている。 しばらく桜を眺めてから、永琳は屋敷へ戻るべく雪の中を歩み始めた。 その永琳の歩みが止まる。 誰かに呼ばれた様な気がして、永琳は振り返る。 だが静まり返った早朝の竹林には、何者の姿も無い。 永琳は小さく白い息を吐いた。 愛弟子の鈴仙が永遠亭を発ってから、もう永い年月が流れた。 昔はよく先程の様に、鈴仙の声が聞こえた様な幻聴を感じたものだった。 屋敷の廊下の角を曲がれば、ふいに鈴仙に会えるような気がした。 研究室の戸を開ければ、そこに鈴仙が居るように思えた。 愛らしい笑みを浮かべながら、師匠、と自分を呼ぶあの娘が。 それ程に、永琳は月の兎の娘を大切に想っていた。 再び屋敷へ歩き出そうとする永琳の目が、上空に向けられたまま止まった。 何かが、小さな何かが太陽の光りの中から近付いて来る。 花びら。 一枚の桜の花びらが、舞い落ちてきた。 白の中に、ほんの少しだけ淡い紫が混じった色の。 あの娘の髪と同じ色の、小さな花びら。 花が一切咲かないこの季節に、どうして。 花びらは永琳を目指して降りてくる。 その様はあまりにも力無く、儚げで。 風になぶられ、どこか遠くへ飛ばされてしまいそうになりながらも。 それでも、小さな蝶が懸命に羽ばたく様に、永琳の元へ。 立ち尽くしたまま見上げている永琳の所へ、花びらが辿り着いた。 永琳は呆然としたまま、無意識に両手を差し出して花びらを掌に受け止めた。 鈴仙の髪と同じ色をした花びら。 永琳は手の中に納まったその花びらの紫色が、消えていく。 紫の色が薄くなって消えていき、やがて花びらは完全な白となった。 罪の償いが、終わったのだ。 彼女は、帰ってきた。 純白となった花びらを労わる様に、温かい水滴がその上に幾つもこぼれ落ちた。 永琳は花びらを両手で優しく包み、胸に掻き抱く。 そのまま雪の中に膝をつき、喉の奥に嗚咽を押し殺して、永琳は小さく肩を震わせた。 一体どういうことなの・・・ -- 名無しさん (2008-09-15 03 05 24) 個人的解釈だと、月へ償いに戻った鈴仙、色々あって幻想郷に何人か仲間を引き連れて戻る途中に船が漂流 唯一の女の子乗組員だった鈴仙は次第に溜まって行く他の乗組員の性欲の捌け口となり、ズタボロにされながら 食料が尽きて全員死亡、花びらに姿を変えて永琳の元へ帰ってくる。こんな流れでいいのかお -- 名無しさん (2008-12-06 15 46 29) もしそうだとするなら償いをした事にはならないんじゃねーの? 償いの対象は月に残してきた仲間たちであって、強姦魔共じゃないからな。 償いをしていない鈴仙は確実に地獄に堕ち、救いようの無い話だわ。 -- 名無しさん (2008-12-09 13 44 59) 何らかの方法で月に帰ったレイセンは、償いを したかしなかったかは別として幻想郷に帰ろうとした (永琳は償いをしたと考えたようだが) その時に移動手段として宇宙船に乗り、遭難。 そしてこの乗組員達(男)はレイセンを襲った。 そして餓死かあるいはレイセンが逆襲したか仲間割れで レイセンは死亡(男達はわからない)そして花映塚異変の時のように レイセンは魂の状態で乗り移った、永琳が埋めたレイセンの為の桜の木に そしてその桜の木から永琳に会うために散り、そして 再会を果たした。 こうだと思いますが、解釈は人それぞれってのが一番正しいかと -- 名無しさん (2009-01-10 13 46 52) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gogoanison/pages/537.html
主題歌 「瞳のなかの少年」 作詞・作曲:種ともこ 編曲:武部聡志 コーラス・アレンジ:種ともこ 歌:種ともこ ※エンディング・テーマとして使用された。 月刊アニメージュ年間グランプリ(アニメソング部門) 13位(第10回) 挿入歌 イメージソング・キャラクターソング 関連作品 投票用テンプレ OP…オープニング曲、ED…エンディング曲、IN…挿入曲、TM…主題曲 IM…イメージソング・キャラクターソング
https://w.atwiki.jp/ggmatome/pages/273.html
Wiki統合に伴い、ページがカタログに移転しました。
https://w.atwiki.jp/nacbos/pages/15.html
第1章