約 21,880 件
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/11157.html
今日 - 合計 - アニメ英会話 十五少年漂流記?瞳のなかの少年?の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月12日 (金) 11時25分11秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/805.html
「ゆっくり漂流記 漂う命」の続編です。 『ゆっくり漂流記 抗う命』 まりさはおじさんに買われ、れいむの番となるためにおじさんの家にやって来た。 個人経営のペットショップで売られていたまりさにとって、おじさんの家での生活 はまさに夢のようだった。 優しく、まりさのお願いのほとんどを叶えてくれる飼い主。 清潔感あふれ、柔らかな絨毯が敷き詰められたゆっくりぷれいす。 滑らかな肌触りのシルクと、空気をたっぷり含んだ羽毛で作られたふかふかべっど。 四季折々の野菜や果物、魚や肉、乳製品がふんだんに食べられるしっとりご飯さん。 おまけに、お風呂には毎日入れてもらい、まりさ自慢の金髪は、花の香りのする高 級シャンプーとリンスによって、その輝きを増したのだ。 そして、何よりも、今まで見たどのゆっくりよりも美しく、聡明で、心優しい許嫁 れいむとの出会いが会った。 「ゆきみ○なにーぃぃぃっ♪!!!」 れいむは信じられないほどの美声でまりさを歓迎してくれた。 気がつけば、まりさの両目と股間から清らかな液体があふれ出ていた。 まりさはれいむに一目惚れし、れいむもまりさのことを何よりも気にかけてくれた。 まりさはおじさんの家に来た翌日、ベッドで目が覚めたとき、ふと思った。 「これ、なんてえろげ?」 想像でしか見たことのないような生活が実現したのである。 そして、今、まりさは想像もしたことのない地獄にいた。 漂流して十日が過ぎた。 私は上半身裸になって、救命いかだの床に倒れこんでいた。 「ゆ…ゆぅぅぅう…あづい…」 まだ夏には遠いはずなのだが、その日は暑かった。 おまけに風が強い。 たとえ、気温が高くても、風があるのならば、体感温度は下がるはずなのだが、あ いにく、海水の救命いかだ内部への浸入を防ぐために、救命いかだの出入り口は締 め切ったままだった。 そのため、救命いかだの中の温度も湿度も高くなっていたのだ。 「ゆひぃ…おみじゅ…おみじゅ…」 ゆっくりたちの即席の巣から、保温性の高いイマーション・スーツはとってやった のだが、発泡スチロールの中で、二匹は身を寄せ合うことも出来ず、ただぐったり していた。二匹とも、その滑らかだった肌は塩でガジガジになり、水分不足のせい だろうか?所々に、吹き出物のようなふくらみや、黒ずんだ染みのようなものが出 来ている。 おそらく、健康な表皮を維持し続ける新陳代謝の能力が低下しているのだろう。 それは私も同じだった。 海水腫瘍は治っては、傷が開いてを繰り返していた。さらに、所々、ゴム製の床と 擦れて皮がめくれてしまっている。そこに、床に噴き出した塩が刷り込まれるたび に痛みが走った。 私は、一分ごとに、あと何時間で夕食、水を飲める時間になるか腕時計をチェック していた。 今日はいつもの二倍の水を飲もう。ゆっくりたちにも振舞ってやろう いや、ダメだ。今日いつもの二倍飲んだら、生き延びられる日数が一日減るという ことだ。 だが、これでは体が持たない。死んでしまえば、元も子もないんだぞ? いや、やはりダメだ。例え、一日でもたっぷり水を飲んでしまえば、明日から元の 少ない水で我慢できるのか?私の精神はそんなに強かったか? 私の中で、理性と本能が結論の出ない激論を交わし続ける。私の精神は限界が近づ きつつあるようだった。 「おじさん…おみじゅ…おみじゅはまだ?…」 「まだだ…あと3時間とちょっとで夕食の時間だ。それまでは…じっと我慢してい るんだ。」 いくら天気が良くても、この強風下では、太陽熱蒸留器を使用するわけにはいかな かった。昨日、無理して、波がやや高い中、太陽熱蒸留器を外に出したのだが、波 にもまれて転倒し、内部に溜まっていた真水が海水と混ざり合ってしまった。 それに、万が一、この太陽熱蒸留器を失うことがあれば、そこに死の淵をのぞくこ とになるのである。 「ゆぅ…れいむ…がんばるよ…ゆぅ…おみじゅ…」 我慢強いはずのれいむですらこの有様だ。まりさはここのところ、食事のとき以 外は何も話さず、ぐったりしていることが多くなった。 たまに 「…ゆっくり…まりさはれいむと…ゆっくり…」 とうわごとのようにつぶやくぐらいであった。 私に何を聞いても「我慢」と言われることが続いたため、自分の欲求を主張するこ とすら億劫になったのだろうか。 そうだとしたら、これはゆっくりにとっては通常有り得ない事態であり、それだけ まりさが衰弱しているということだった。私は、そんなゆっくりらしからぬ姿のま りさのことを思うと、胸が張り裂けそうだった。 ばっしゃーんっ 強い波が救命いかだの側面に衝突し、出入り口の微かな隙間から海水が浸入する。 もう私も、ゆっくりたちも、これしきのことで驚くことはなくなった。 ただ、いつものように黙って私がアカすくいで海水をかき出すだけである。度重 なる海水の浸入で、もはや私の衣類はぐずぐずになり、異臭を放っていた。 しかし、ここ最近は、自分の衣類にも、ゆっくりたちにも、そして自分自身にも 異臭を感じなくなっていた。おそらく、もう鼻が慣れてしまったのだろう。 私の髪と髭は伸び放題であり、体には何十という海水腫瘍とそれが潰れて出来た 傷口が開いていた。おそらく、この傷口の幾つかも異臭を放っているはずである。 私は救命いかだ内部のポケットの一つをがさごそと漁った。そこに、れいむとま りさのうんうんだったものを保存しているのだ。 ゆっくりのうんうんとは言え、所詮は餡子である。最初のうちこそ抵抗があった が、今となっては貴重な甘味であり、食糧だった。 私はゆっくりたちから見えないように、一掴みの餡子をそっと口の中に放り込む。 甘い。 ほっとする甘さだった。 味気のない非常食と少量の水にうんざりしている私の舌には、この餡子と、時折 飛び込んでくるトビウオだけが活力を与えてくれた。 最初は、れいむとまりさにも与えようとしたのだが、さすがに良い生活をしてき ただけあって、即座に自分達のうんうんであることを見抜き、食べるのを拒否し た。 それ以来、彼らのうんうんは、私の秘密のおやつとなった。飼いゆっくりのうん うんをせっせと食べているのかと思うと情けなくなり、涙をこらえたこともあっ たが、死んでは元も子もない。ゆっくりのうんうんを食べれば、家族と会える。 そう考えれば、大したことではなかった。 ただ、それでも彼らの見ている前で、うんうんを食べることは出来なかった。 餡子を食べ終わると、眠くなってきた。 ここ数日、この救命いかだの浮力を維持するためには、定期的に手動ポンプで、 いかだの床に空気を送り込まなければならないことを知り、慌てて空気を送り続 けていた。 最近、救命いかだの床の張りがなくなってきたな、などと感じていた私は、大い に焦り、必死に空気を送り込んだのである。その甲斐あってか、床の張りは元に 戻ったようであった。 おまけに、朝から日が沈むまでは、救命いかだ唯一の丸窓から外を眺め、船舶が 近くを航行していないか観察し続けなければならなかった。いまや、こちらから 能動的に救助を求めるには、近くを通りかかった船舶に、信号弾を打ち上げる以 外に方法がないのである。それですら、十分に受動的であったが。 だが、人間、いかに非常事態とはいえ、24時間、外を眺めていることは出来ない。 私は、日が出ている時間のみ、外を眺め、夜はしっかりと眠るようにしていた。 どうやら、今日は、ずっと揺れる救命いかだの中で、観察の姿勢を保ち続けてい たため、いつもよりも体力を消費してしまったらしい。目蓋が重くなり、ヒュプ ノス(睡魔)が甘いため息を私の意識へと吹きかけていく。 ここのところ、ずっと食べ物の夢ばかり見ていた。そして、私はいつの間にかう たたねを始め、夢の中の晩餐会へと出発していた。その日のメインディッシュは 新鮮なタラをたっぷりのオリーブオイルで炒めた、シンプルなソテーだった。 「おじさん…おじさん?」 「やめなよまりさ、おじさんは疲れて眠ってるんだよ…ゆっくりさせてあげよう よ!」 まりさはゆぅっと大きなため息を吐いた。まりさはおじさんを起こすつもりもそ の必要もなかった。まりさが待っていたのは、れいむと二人っきりで話す時間だ ったのだから。 「だいじょーぶだよ!まりさはおじさんを起こさないよ!」 「ゆっくりりかいしたよ!きっとごはんさんの時間には起きてくれるよ!おなか すいたけど、それまでゆっくり待とうよ!」 れいむの髪の毛はぼさぼさになり、もみあげにはねばねばした海水だったものが クモの巣のように付着していた。かつて、ベルベットのように滑らかで、もちも ちとした感触だった美肌は、海水の染みや魚の血、自身の排泄物などによって薄 汚れ、塩のせいでその表面はがさがさにひび割れていた。 まりさはれいむのそんな痛々しい姿を見ることが苦痛だった。 だが、それでもなお、れいむの笑顔はとてもゆっくりしていた。 まりさはこんなときでも飼い主をゆっくりさせようとするれいむを本当にゆっく りしたゆっくりだと思い、少し惚れ直した。だが、それがいつもれいむにとって 最善の選択だとは、まりさは思っていなかった。いや、思わないようになりつつ あったというのが正確だろう。 「れいむ…」 「どうしたの、まりさ?」 れいむはまりさの雰囲気にただならぬものを感じた。まるでこれから、恐ろしい 秘密でも打ち明けようとしているかのように。 「れいむ!まりさは!まりさはれいむのことがだいすっきっだよっ!!まりさは れいむとずっとずっとゆっくりしたくてしょーがないんだよ!!」 「!!?」 それは突然の告白だった。ゆらゆらと揺れるオレンジ色の救命いかだの中で、れ いむは一瞬時間が止まったかのように感じた。 「れいむはどうなの?まりさのこと…好きじゃないの?…」 覚悟を決めた視線でじっとれいむのことを見つめるまりさ。れいむの答えはずっ と前から決まっていた。 「れいむも…れいむもまりさのことが好きだよ…まりさとずっとゆっくりしたい よ…」 それは当然のことだった。おじさんは、れいむの希望に沿い、わざわざ普段は行 かないような小さなペットショップにまでれいむを連れてまわったのだから。ま りさを買ってきたのは完全にれいむの意向に沿った上での行動だったのだ。 「ありがとうれいむ!まりさはうれしいよ!とてもゆっくりできるよ!!!」 「まりさ!」 感動のあまり、まりさは涙を流し、ちょろりとうれしーしーを垂れ流した。たく さん出せるほどの水分は残っていなかったのである。 「おじさんはもうゆっくりできないよ!」 「まりさ!なんてこと言うの!!…」 そこまで言って、まりさはれいむをキッとにらんだ。 「れいむ、最後までまりさの話をきいてね!まりさも好きでこんなこといってる んじゃないんだよ!」 「ゆ!?」 まりさの迫力に気圧され、れいむはそれ以上何も言えなかった。 「れいむがせわをしてくれるおじさんをたいせつにするきもちはわかるよ…でも れいむはもう十分おじさんをゆっくりさせたよ!これからはれいむのゆん生をゆ っくりするべきだよ!」 「…?…れいむのゆん生?…なにいってるの?れいむはおじさんやまりさといっ しょにゆっくりすることが、れいむのゆん生だよ!」 まりさは、れいむの返答にやれやれ、とでも言いたげに大きくため息をついた。 「それはおじさんのじんせーだよ!まりさとれいむのゆん生じゃないよ!」 まりさはれいむの目をじっと見つめる。 「れいむ…れいむのゆん生はね、まりさといっしょにおちびちゃんをつくって ゆっくりすることだよ!」 れいむは驚き、ゆっくり考えた。れいむとまりさのおちびちゃんといっしょにお うたを歌う。そして、それをおじさんたち家族が暖かく見守ってくれたら、どん なにゆっくりできることだろう。 れいむもまりさも、まだ店頭に並ぶ前に去勢が済まされていたが、すーりすーり によるすっきりでにんっしんっすることは可能だった。まりさは、そもそもが番 を作らせることが目的で購入されたのだ。 「おじさんはまりさとれいむをゆっくりさせてくれる、その代わりにまりさとれ いむはおじさんをゆっくりさせる…でもいま、おじさんはまりさたちをゆっくり させてくれないよ…」 「それはいまが…ええとあの…ひじょーじたいだからだよ!おうちに帰ればまた みんなでゆっくりできるんだよ?」 まりさはれいむの認識を鼻で笑いそうになった。金バッジとしてれいむは確かに 優れている。こんなに人間さんのためを考えられるゆっくりは、まりさがいたペ ットショップには一匹もいなかった。だが、人間さんがいなければ、金バッジな んてただのぴかぴかだ。そして、今、おじさんと一緒に無事、ゆっくりぷれいす に帰れるかどうか誰にも分からないのだ。 まりさは銀バッジとして、れいむほど、礼儀正しいわけでも、飼い主に従順なわ けでもなかったが、そんじょそこらの野良よりも勇敢で、ある種の状況判断に優 れた素質を持っていた。 「…まりさはれいむのことがほんとうに大好きだよ!だからゆっくり見てられな いよ…れいむがこれいじょうよごれていくのを…ゆっくりできなくなっていくの を…」 「!!…まりさ…」 まりさはさらにまくしたてる。 「おじさんはこの船を動かせないからゆっくりできなくなっているんだよ!ここ にいるかぎり、れいむもゆっくりできないよ!…でも…」 そう言ってまりさは帽子を脱いだ。 「…まりさは動かせるよ…」 まりさの帽子の中には、一本の頑丈そうな、まりさ自慢の櫂が入っていた。 れいむはまりさが頼もしく、そして怖かった。 れいむの心が揺れていた。おじさんへの恩と、生まれて初めての恋に。 ふぁーすとちゅっちゅの味は少ししょっぱかった。 私が目を覚ましたとき、辺りは暗くなっていた。何も見えず、ただ波が救命いか だに打ち寄せる音だけが聞こえてくる。 今日も夢の中で、ご馳走をいざ食べる段階で目が覚めてしまった。 時計を見ると、午後8時を過ぎたところだった。ゆっくりたちに夕食を与えなけ ればならない。 「ゆゆ!おじさん起きたんだね!」 私が起きたことを雰囲気で察したらしく、まりさが声をかけてくる。 その声はいつになく親しげで、元気そうだった。良い夢でも見れたのだろうか? 「ああ、ちょっと寝すぎてしまったな。いま、夕食にしよう。」 「ゆわぁ~い!まりさおなかすいたよ!ゆっくりごはんさんを待つよ!」 「れいむは起きているのか?」 「ゆ!?れいむはおきているよ!ゆっくりごはんさんを待つよ!」 私は手探りで救命いかだのポケットから、非常食を一本取り出し、それを二つに 折った。その片方をれいむとまりさのために、さらに二つに折ってやる。 残りの非常食は10本あるかないかだった。先のことを考えると気が重くなるが、 ここで精神が折れたら、そこで人生終了である。 何か、食糧を手に入れる手段を考えないと… 私はコップを使って水を計量し、ゆっくりたちの水入れに分けてやった。 「おじさん!まりさ、おじさんにおねがいがあるよ!まりさはろーぷさんがほし いよ!まりさはろーぷさんでおもちゃを作りたいよ!」 「ほう…」 私はゆっくりたちに、飼い主として負い目があった。このような事故に巻き込ま れただけでも可愛そうなのに、その上、野生でも有り得ないような節制生活を強 いているのだから。 私の責任ではないとはいえ、何かゆっくりさせてやりたかった。 「分かった。明日、明るくなったら、まりさとれいむが遊べそうなものをあげる よ。」 「ゆゆ~ん!ありがとうおじさん!それじゃあゆっくりいただきま~す!むーし ゃむーしゃ…しあわせ~!」 余程嬉しかったのか、まりさはいつになくご機嫌だった。その一方で、れいむは いつになく言葉数が少ないように思えた。 「ゆぅ~…むーしゃむーしゃ…」 ゆっくりたちは、食糧、水の消費から考えれば、一見お荷物に見える。 もちろん、ゆっくりを愛する私に、彼らを捨てるという選択肢はない。それなら ば、彼らと一緒に永遠にゆっくりすることを選ぶだろう。 だが、私が彼らに食糧・水を与え続ける理由は、愛護家としてのそれだけではな い。 気が滅入るような、この終わりの見えない漂流にあって、彼らと言葉を交わすこ とは私の落ち着きを、正気を保たせてくれる唯一の手段に思えた。 長期間を漂流したり、遭難した後に生還した人々の多くは、一人でいる間に分裂 病のように、自分自身の意識が理性と本能、希望と諦念のように分割されるのを 経験している。 まるで漫画に出てくる、心の中の悪魔と天使のように、それぞれが自分にささや きかけ、命令し、意識を混乱させてしまうのだ。 おそらく、私もそれを現在進行形で体験している。 彼らは時に、わがままで、あるいは無知ゆえに私を困らせたが、どうせ人間だっ て、このような漂流生活が続けば、いつものように振舞うことは出来ないのだ。 私は、彼らと一緒であったことを感謝しつつあった。 れいむとまりさがいてくれるおかげで、私は自分を保つことができるのだから。 翌日は風がなく穏やかで、日は燦々と照っており、素晴らしい天気だった。 私は救命いかだの道具類や拾った荷物をまりさの前に広げ、おもちゃになりそう なものを好きに拾わせた。 その一方で、救命いかだの出入り口を開け放ち、体のあちこちにできた海水腫瘍 や皮がむけた傷口を日光に曝して乾燥させる。太陽熱蒸留器を海面へと送り込む ことも忘れなかった。 後は食糧だけが解決の見込みのない難問であったが、ふと、遠くを跳ねているも のがいた。トビウオの群れである。 大西洋を海流に乗って横断できるか実験した人物は、途中、何匹もトビウオがい かだに毎日のように飛び込んできたので、食糧に困らなかったという。私の救命 いかだもそのような海域に到着したのだろうか? 救命いかだ備え付けの道具類の中に、釣り糸となるテグスはあった。また、船か ら脱出した際に拾ったカバンの中から、男物の衣類と一緒に入っていた針金製の ハンガーを取り出す。これで釣り針ができるのではないだろうか? 幾度となくハンガーをほぐすように動かし、適当な大きさにちぎった(こう書くと あっさりしているが、かなり時間をかけたことを追記しておく)。 さて、釣りの用意はできたものの、餌がない。 私は前回飛び込んできたトビウオを食べた際に、その残骸を捨ててしまったこと を後悔した。せっかく作った釣り道具ではあるが、次の機会までしまい込んでお く事にした。私は手動ポンプを動かし、今日も救命いかだを膨らませる。マニュ アルによれば、二、三日に30分ほど動かせば十分らしいのだが、小心者の私は、 救命いかだがしぼんで沈んでいくという恐怖に耐えられなかった。 「おじさん!まりさろーぷさんをゆっくりもらうよ!ゆっくりありがとう!」 「ああ…」 私は、まりさの方に返事をして振り返ろうとしたとき、その視野の隅に待ち望ん でいたものを捉えた。 「…!…船だ!!船だぞっ!!助かるぞっ!!!」 「ゆゆ!!」 「たすかるの!!れいむたちたすけてもらえるの!!」 「ああ!助けてもらえるぞ!!」 私が見つけたのは一隻の白い船であった。 距離は分からない。私は船の大きさからおおよその距離の見当をつけるなどとい う技術は持ち合わせていなかった。ただ、煙突や船上の大きな構造物は確認する ことが出来た。 私は飛び込むように、救命いかだ奥のポケットへと手を伸ばし、信号弾を取り出 した。急いでマニュアルにも目を通し、使い方を確認する。 「おじさん!いつ!?いつたすけてもらえるの!?」 元気良く跳ねながら、私を急かすように尋ねてくるまりさ。 「ちょっと待ってろ!」 私は二発の信号弾を立て続けに打ち上げた。 「おぉぉぉぉぉいぃぃぃぃぃっ!!!たすけてくれぇぇぇぇぇぇっ!!!」 船に向かって懸命に手を振る。信号弾は、落下傘付きの打ち上げ照明弾のような ものである。そのため、日中は、夜間ほどの効果が得られない。しかし、もうも うと上がる煙は遠くからでも視認できるはずであった。 船の針路が微かに変わった。 いいぞ、助かる! 「ゆゆ~ん!まりさはここだよぉ!おふねさん!まりさたちをゆっくりしないで たすけてねぇ!!」 「ゆ~ん!ゆゆ~ん!とってもゆっくりしたおふねさん!れいむたちをたすけて ね!」 ゆっくりたちも助かることを確信し、救命いかだの中で必死に跳ねながら声を出 した。 しかし、確かに船は進路を変えたものの、こちらに向かっては来なかった。 馬鹿な!気がつかなかったというのか!? 信号弾は残り4発、だがそのうち2発は信号弾ではなく、救難用紅炎、要するに発 炎筒だった。私は信号弾と救難用紅炎を一つずつ取り出した。船はこの救命いか だから遠ざかりつつある。 頼む、気付いてくれ! 私は救援用紅炎のひもを引っ張った。発炎筒はもうもうと赤い煙を上げ始める。 これを水面へと投げる。発炎筒は海上に浮く構造になっているため、そこから 赤い煙が上がっていった。私はさらにもう一発の信号弾を打ち上げた。そして、 懸命に手を振る。 「助けてくれぇ!!!助けてくれぇ!!!」 私は懸命に手を振り、脱ぎ捨ててあった汚れた上着を振り回しては、あらん限り の声で助けを求めた。しかし、船がこちらに近づいてくることはなかった。 信じられない!なんでこれが見えないんだ! 私は、後で気がついたのだが、この救命いかだは、あの船から見た場合、太陽の 直下に位置しているのだ。 船から見た場合、太陽側の海は、波が太陽光を乱反射するため、その反対側より も視界が悪くなるのだ。この現象をグレアという。そのため、船上から浮遊ゴミ やクジラの目視調査をする際は、自分の担当する視界のおおよそ何割がグレアに よって占められていたかを記録し、対象物の発見率や、それに影響する有効視界 の範囲を計算するのである。 他の海難事故でもそうなのだが、救命いかだやボートは必ずしも近くを通った船 に救助してもらえるわけではない。見張りの数、見張りをしている船員の注意、 波頭の高さ、天候、距離など様々な要因が、波間を漂う小さな救命いかだの発見 を阻止するのである。 「嘘だろ…」 私は力なく、救命いかだの中に倒れこんだ。立ち上がる気力も、自分を奮い立た せる気力も残ってはいなかった。 「おじさん、どうしておふねさんれいむたちからはなれていっちゃうの?」 「ダメだったんだよ…見えなかったんだよ…助けてもらえなかったんだよ…」 私はれいむの当然の問いかけに対して、ぶっきらぼうに答えた。船からこの救命 いかだが見えない可能性というのをまるで考えていなかった。信号弾さえ打ち上 げれば、当然見つけてもらえるものと思っていた。 馬鹿だな…私はどうしようもない馬鹿だな… さっきまで、はやる鼓動を抑えながら、必死で手を振っていたのが馬鹿らしくて、 どうしようもないくらい馬鹿らしくて嫌になった。 「どうして!!?おじさんは助かるっていったんだよ!!」 「まりさ…船から私たちが見えなかったんだよ…」 まりさには現実が受け入れられなかったようだ。まりさに船の見張りのシステ ムや、船からの視界について話しても理解できないだろう。 「おじさんは助かるって言ったのに!助けてもらえなかったよ!おじさんのせい だよ!」 「まりさ?」 まりさは泣きながら激怒していた。余程、今の、救助への希望から絶望へと転落 させられたことが堪えたのだろう。 「おじさんのうそづぎ!!まりざはがえりだがっだんだよ!!」 「ま、まりさ!?」 まりさのただならぬ剣幕に、れいむが慌てる。 「うそづぎはせいっさいっずるよ!今まではれいむが言うからがまんしてきたけ ど、もう許さないよ!まりざはれいむとゆっぐりするよ!」 どん、という鈍い音とともに、まりさが私の体に体当たりを繰り出してきた。 「せいっさいっだよ!!まりさをゆっぐりざぜないおじざんはじねぇぇぇっ!!」 まりさは、力なくへたり込む私の体に幾度となく、体当たりを繰り返した。 「おじさんはずっと海のうえでゆっくりじででね!!!」 「やべでぇ!まりざやべでぇ!!おじざんがじんじゃうよぉぉぉっ!!!」 もちろん、私は大福の体当たりなど、痛くも痒くもなかったのだが、船に気付い てもらえなかった上に、信号弾を4発も使ってしまった愚かさに打ちひしがれて いた。 まりさを止める気力も、反撃する気力もなかったのである。 れいむはそのような私の様子を見て、まりさにやられていると勘違いしたようだ。 「まりさ…」 「ゆぶっ!!?」 「少し、大人しくしていろ…」 私は何度目かの体当たりをしようとしたまりさを片手で掴み、れいむと一緒に即席 ゆっくりはうすの中にぐっと戻した。一人でゆっくりと、精神的な打撃から立ち直 る時間が必要だった。 「がえりだいよぉぉぉぉっ!!!まりざはれいむとゆっぐり!ゆっぐりじだいよぉ ぉぉぉっ!!!おじざんははやぐまりざをかえらぜでね!もううみざんはたぐざん だよっ!!」 私はまりさの態度に少しいらいらさせられたが、その気持ちは分からないでもなか った。 それだけ、助かる、と期待を抱いてしまっていたのだろう。もし、私が子供だった ら、同じことを言っていたかもしれない。 そして、さすがに、可愛いゆっくりに手を上げることは出来なかった。 「だぜぇぇぇぇっ!!!まりざをごごがらだぜぇぇぇぇっ!!!ゆっぐりじだいぃ ぃぃっ!!!」 なおもまりさは騒いでいたが、最早何も聞こえなかった。いや、聞こえてはいるの だが、言語として理解できなかった。 私はこのまま、飼いゆっくりに罵倒されながら野垂れ死にするのだろうか? 水はもう半分を切っている。食糧もそうだ。 そして、何よりも、私の身も心もぼろぼろだった。 もう体は動かなかった。力が入らないのだ。 絶叫を繰り返したのどの持つ熱も、海水腫瘍の痛みも、塩から来る痒みも、何も 感じなかった。感じたところでどうでも良かった。体は動かなかった。 頭の中では、私がこのまま、救命いかだの中でミイラになっていく様子が繰り返し 上映されていた。 ああ、もう死ね、死ね、私なんか死んでしまえ、さっさと死んでしまえ… 私はうわごとのように自分を呪い続けた。 泣き喚くゆっくりの声は、波の音は、まるで聞こえなかった。 どれくらい時間が経っただろう。 いつの間にか、頭は絶望で空っぽになっていた。 どん、という音と共に救命いかだに下から衝撃が走ったのは、そのときであった。 最初は波が変則的に当たったのかと思い、気にも留めなかった。しかし、衝撃は二 度、三度と繰り返し救命いかだを襲う。 まさかサメか? さっきまで自分に対して死ねとつぶやき続けてきた私の背中を、心を、冷たい刃が そっと貫いていったような感覚が走る。 サメに食われて死ぬのか? それは言い様のない恐怖だった。 「ゆぴぃぃぃぃっ!!!なんなの!!?いっだいなんなの!!?」 「ででごい!まりざをゆっぐりざぜないやづはででごぃぃぃぃぃっ!!!」 私は開けっ放しの出入り口から外を、救命いかだの真下を注意深く見つめた。 視界を、真下の青い世界を数匹の大きな魚が魚雷のように突進していく。 トビウオよりもはるかに大きな魚―緑がかった背中に、長い体の魚が数匹、救命用 いかだの周囲を泳いで回り、いかだの底に体当たりを繰り返していた。 「ゆぎぃぃっ!!!なんなのぉ!!まりざをゆっぐりざぜろぉぉぉぉっ!!!」 「ごわいよぉぉぉぉっ!!!だずげでぇぇぇぇ!!れいむはゆっぐりじだいぃぃぃ っ!!」 どんどんと、救命いかだの底が叩かれる度に、さっきの船の件でいーらいーらして いるまりさが、落ち込んでいるれいむが、それぞれ感情を爆発させている。 トビウオを追ってきたのだろうか? その魚影は何度か、客船の船上から見たことがあった。シイラである。 シイラはトビウオを捕食する比較的大型の魚で、いかだや浮遊物に随伴する習性が ある。 そのため、漂流者の記録にはよく顔を出す魚種であった。大西洋を二ヶ月以上漂流 したとある人物などは、シイラを主食として飢えをしのいでいたほどである。 どん 「ゆぎいいいいいい!!!」 シイラの体当たりの後、私はシイラが何かをくわえているのを見た。二週間に迫ろ うかという漂流によって、救命用いかだの底には、生物が付着していたのである。 それはエボシガイとフジツボであった。両者とも、海岸に流れ着く流木や、ヨット の底面に付着する付着動物としてはありふれた存在である。おそらく、シイラはこ れを食べているのであろう。 私は、この救命いかだ自体が狙われているわけではないことを知り、ほっとした。 「大丈夫だ。お魚さんはこのいかだにくっついている生き物をごはんさんとして食 べているだけだ。すぐにどこかへ行く。」 私はそう言って、ゆっくりたちを安心させるために、二匹を抱きかかえようとした。 「ゆ?…ゆふんっ!」 だが、まりさはすねてしまったのか、身をよじって私の手を交わす。仕方なく、れ いむだけ抱きかかえて、ごわごわになってしまった髪の毛を撫でてやった。 れいむは気持ちよさそうにしながらも、何かを思い悩んでいるようだった。 このような状況で気が沈まない者がいるだろうか?思い悩むのも無理もないことだ ろう。 その日の夜、疲れ果てた私はいつもより早く眠りについた。 夢の中の晩餐は、フレッシュトマトがたっぷり使われたスパゲッティだった。驚く べきことに、今回はスパゲッティを食べ、味わうことができた。それが夢であると 気付くまで。 「まりさ…起きてる?まりさ?…」 れいむはおじさんが眠りについたことを感じ取ると、まりさにそっと話しかけた。 「どうしたのれいむ?やっとまりさとすっきりしてくれる気になった?」 「ち!ちがうよ!」 真っ暗闇の中であったが、まりさには顔を赤らめて否定する可愛らしい、れいむの 姿がはっきりと見えたような気がした。 「まりさ、れいむはまりさにだいじな話があるよ…」 「ゆゆ!?」 いつになく真剣なれいむの口調にまりさは気を引き締めた。まりさはれいむと二人 でゆっくりするためならば、どんな提案でも受け入れる覚悟ができていた。 「このままじゃ、みんな永遠にゆっくりしちゃうよ…まりさも…おじさんも…」 まりさは黙ってうなずいた。 「だから…だから…れいむは…」 そう、だからこそ、れいむには決意してもらう必要があった。一刻も早くまりさ と… 「れいむ、おたべなさいをするよ…」 一刻も早く、れいむはまりさと…なんだって!!? 「なにいってるのれいむ!!?」 「しーっだよ!おじさんが起きちゃうよ!ゆっくり静かにしてね!…」 そんなことはどうでもよかった。まりさには、どうしてれいむがおたべなさいをし なければならないのか、まるで見当がつかなかった。 「れいむは、まりさもおじさんもたいせつだよ!だから、れいむを食べてすこしで もゆっくりしてほしいよ!」 「何いってるの!!?」 それは、まりさがれいむに求めた決断ではなかった。まりさがれいむにしてほしい 決断はそんなものではなかった。それでは、まりさとれいむでゆっくりすることが できない。 「ダメだよ!おたべなさいなんかしないでよれいむ!」 「だって、このままじゃごはんさんもお水さんもなくなって、みんな永遠にゆっく りしちゃうんだよ!」 れいむはなおも、思いの丈を吐き出し続けた。 「おじさんは食べるものが少ないのに、まりさやれいむにちゃんと分けてくれてい るんだよ!今は、れいむもまりさもおじさんをゆっくりさせないお荷物なんだよ! どうせもう助からないなら…もうゆっくりできないなら…れいむは…れいむは最期 におじさんをゆっくりさせたいよ!」 飼いゆっくりは、人間さんをゆっくりさせるために生まれてきた。 それはれいむが金バッジを取得するために、れいむが生まれた高級ペットショップ で全個体に刷り込まれる教育内容の基本となる理念であった。この理念を支えるれ いむの意識は、困窮する漂流生活の中で錆び付きつつあったが、まだ光を残してい た。そして、れいむはその光を完全に失ったゆっくりになることを恐れていた。 「どうして!どぼじでぞんなごどいうのぉぉぉぉ!!おいでがないで!まりざをひ どりにじないでよ!」 「まりさ…」 れいむの決意を唯一揺るがすもの、それが愛するまりさの存在だった。 「やっど…やっどれいむどゆっぐりでぎるど…れいむ…れいむぅぅぅぅ…ゆっぐり …まりざどゆっぐりじようよぅ…ゆええええええん!!!」 愛するまりさの涙に、まりさからあふれ出すその感情と慕情の洪水に、れいむの信 念はもろくも揺らいだ。いや、実を言えば、それを淡々と実行せずに、まりさに相 談した時点で、まりさに決意を止めてもらいたかったのかもしれない。 いくら高度な教育を施されても、ゆっくりのゆっくりすることに対する憧れそれ自 体を消すことはできなかったのだから。 れいむは密かに自分の美貌に自信を持っていたのだが、その誇りはこの漂流生活で ずたずたに引き裂かれてしまった。食事の際に出される水入れの水面に映るのは、 汚い野良ゆっくりとなんら変わるところのない自分の姿だった。 そして、だからこそそれでも必要としてくれたまりさのぷろぽーずはとてもゆっく りできるものだった。 れいむは、まりさのためにおじさんを裏切るようなことはできないゆっくりだった が、まりさをおじさんと同じくらい大切なものとして認識し始めていたのである。 おじさんを助けたい、まりさとゆっくりしたい そのどちらもれいむの本心であった。もし、ここがおじさんのゆっくりぷれいすで いつも通りの生活を送っている状態ならば、その思いは何の問題もなく、れいむを ゆっくりさせただろう。 「ごめんね、まりさ…そうだね…れいむ、もうすこしゆっくりしてみるよ…」 れいむは思い直した。自分のことをゆっくりさせてくれるのは、おじさんばかりで はない。まりさにもゆっくりしてほしいのだ。 おたべなさいをして、おじさんとまりさにゆっくりしてもらうつもりだったが、そ の決意は先延ばしすることにした。まりさがれいむと一緒にいることがゆっくりで きることだと言ってくれたことが純粋に嬉しかったのだ。 この表現し難い高揚感があるうちは、水や食糧が制限されていてもゆっくりできる 気がした。 「れいむ、まりさたちは確かに、おじさんをゆっくりさせないお荷物だよ…だから まりさたちはまりさたちにできることをしようよ!まりさとれいむがゆっくりする ために!おじさんがゆっくりするために!」 まりさは、自分と飼い主のおじさんが、れいむを巡って対立する状況にあるという ことから、れいむの目を逸らさなければならなかった。そうでなければ、れいむは 付き合いの長いおじさんを見捨てることは出来ないであろう。まりさにとっては、 不本意な事実であったが、そう思っていた。 「そんなことができるの?ゆっくりはにんげんさんみたいにはなれないんだよ?」 「そう、にんげんさんはなんでもできるよ!だから、おじさんはきっと助かるよ! だって、おじさんはお魚さんをりょーりしたり、海さんからゆっくりできるお水さ んを作れるんだよ!」 人間はゆっくりよりも、強く、そしていろいろなことができる生物だ。それは、人 間の側で生活してきたゆっくりには、本意であれ、不本意であれ、認めざるを得な い事実であった。 「だから、まりさとれいむはこのふねさんからいなくならなきゃいけないんだ!お じさんがゆっくりするあしでまといにならないように…」 まりさは暖めてきた計画を話した。それはこの救命いかだからの脱出計画だった。 ただし、れいむに話したのは、れいむが受け入れられない部分を意図的に伏せた内 容だった。 その次の日の夕方、まりさに天が微笑んだ。 おじさんは、見張りに飽き、レーダー反射板がちゃんと機能しているのか、何かメ ンテナンスは必要なのかを調べるために、マニュアルを探していた。 ここ数日使っていなかったため、どこにしまったのか忘れてしまったのである。 マニュアルを探す課程で、いろいろなものが床に放り出された。しかし、おじさん はそのまま床に寝っ転がり、マニュアルを読みながらうとうとと眠ってしまったの だ。おじさんの体力は少しずつ、だが確実に低下しつつあり、横になっている時間 は日に日に長くなりつつあった。 「まりさ…それはおじさんのごはんだよ?」 「しー…すこしだけわけてもらうだけだよ、れいむ!」 まりさとれいむはうまく体重を寄せて、即席のゆっくりはうすを倒し、救命いかだ の床へと這い出てきた。 「それにまりさは見たよ!おじさんはまりさたちのうんうんを食べてるんだよ!お じさんはゆっくりできない人間さんだったんだよ!」 「ゆゆ!!?…でも…きっとそれは…ごはんさんがないから…」 だが、生まれてからずっと飼いゆっくりとして生活してきた二匹には、例え事情が あったとしてもうんうんを食べるということは、唾棄すべき行動であった。 「ゆぅ…じゃあおじさんをゆっくりさせてあげるために、まりさとれいむはここを ゆっくりしないで出て行かないとね!」 まりさとれいむが与えられてきたのは、人間のための非常食である。二匹には、そ れぞれ、人間半日分のカロリーや栄養素しか与えられていなかったが、ゆっくりの 身には、それは上等な餌であり、空腹をおぼえながらも、栄養不足が活動に支障を きたすようなことはなかった。 そのため、おじさんが予想していたより、人間に比べてゆっくりたちは体力を温存 していたのである。 救命いかだの中で、食糧と水はいかだ側壁の防水ポケット、要するにゆっくりには 手が届かない位置に保管されている。そのため、当初の計画では、食糧と水がなく なるまではおじさんと一緒にいる予定だった。 だが、今は食糧が目の前に転がっている。これは千載一遇の好機だった。 まりさはおじさんを起こさないように、そろーりそろーりと、詰め込めるだけの非 常食を即席ゆっくりはうすである、発泡スチロールに詰め込んだ。さらに、雨への 対策としてビニール袋も詰め込んだ。 ビニール袋で雨をしのごうとは、どう贔屓目に見ても対策になっていないのだが、 まりさには勝算があった。 そして、発泡スチロールの容器に、予め櫂で作っておいた刻みにロープを通す。こ のロープは以前、おじさんからもらったものだった。 「おじさん…れいむ、おにもつでごめんね…れいむはおじさんのじゃまにならない よういなくなるから、ゆっくりかえってきてね…」 れいむがおじさんに一時の別れ―まりさの計画ではそれは最後の別れなのだが―を 済ませている間に、まりさは救命いかだの奥に転がっていた信号弾をくわえて海に 投棄した。 まりさは自分のやっていることが飼い主への裏切りであると理解している以上、お じさんが生還する確率は可能な限り低下させる必要性があった。 床にはもう一本、救難用紅炎が転がっていたが、こちらはまりさでも使用可能と判 断し、れいむを乗せる発泡スチロールに、盗んだ食料と一緒にしまいこんだ。 水は大きな容器に入っているため、持っていくことは出来ない。かといって、太陽 熱蒸留器はゆっくりには使えないし、今は畳んでしまいこまれているので、壊して いくわけにもいかなかった。 だが、まりさが本気で漕ぎ続ければ、水不足で永遠にゆっくりするよりも早く、天 気が変わる前に新しいゆっくりぷれいすにたどり着けるはずだった。 まりさは帽子を海面に浮かべ、飛び乗った。さらにロープを口にくわえて引っ張り、 即席ゆっくりはうすだった発泡スチロールを海に浮かべる。その中には、非常食が たくさん詰まっていた。 「さあ、れいむ!ゆっくりしないで出発するよ!」 れいむは勇気を出して発泡スチロールに飛び乗った。 「ゆゆわああああっ!!」 飛び乗った衝撃が走り、ぐらんぐらんと発泡スチロールが、そしてまりさが揺れる。 だが、無事、れいむは発泡スチロールの中に鎮座していた。 「おじさん…」 「行くよ!れいむ!」 まりさは櫂をゆっくりと漕ぎ出す。うまく海流の流れに乗ったのか、まりさの帽子 とそれに牽引された発泡スチロールはするすると、救命いかだから離れていった。 れいむとまりさだけの新しい旅路が始まった。 「れいむ!新しいゆっくりぷれいすを見つけたら、すっきりしておちびちゃんをつ くろうね!」 「うん…おじさんも喜んでくれるかな…」 「…」 まりさは、おじさん、おじさんと、育ての親ばかり気にするれいむが疎ましかった。 だが、そんな義理堅いところも魅力と言えば、魅力である。自分の存在がおじさん に取って代わる日を想像するだけで、まりさのぺにぺにからはじっとりとしたもの が流れ出すのだ。 海は穏やかだった。黄金に燃える夕日の光を受けて、金色のロイヤル・ロードが太 陽に向けて伸びていた。 それはまりさとれいむの未来を暗示しているかのようだった。 まりさは抑えきれずに、海の向こうの夕日に向かって叫んだ。 「やった!おじさんに勝ったよ!ひょーりゅーき完!!」 ― 完 ― 私が目を覚ましたのは、聞きなれないゆっくりの声によってであった。 「きゅーそくふじょー!よーそろーっ!…ゆ?まりさ!ゆっくりしていってね!む らさはむらさだよっ!むらむらしていってね!」 まりさの前方に現れたのは成体サイズのむらさだった。むらさは主に沿岸域に棲息 するゆっくりで、小魚や甲殻類、軟体動物などを食べて生活している。成体になっ たものは、陸上でも生活できるようになるため、飼いゆっくりとしても出回ってい た。 「ちゆりはちゆりなんだぜ!!ゆっくりしていってほしんだぜ!」 ちゆりは、むらさ同様、水棲から陸棲へと生息地を広げていくゆっくりであり、ま りさ(だぜ口調)、にとり(ツインテール+科学技術系)、セーラー服(むらさ)とキャ ラ…生態的地位が大幅に重複している種として有名であった。 むらさとちゆりの二匹は、海面を泳ぎながら、まるでまりさの進路を妨害するかの ようにぐるぐると回りだした。 「まりさ!ゆっくりしていくんだぜ!」 「むらむらしようね!」 「やめてね!おじさんがおきちゃうよ!まりさはそーっとにげるんだよ!まりさは ゆっくりするためにいきのびなきゃいけないんだよ!ゆっくりしないで静かにして ね!」 れいむは発泡スチロールの中から、困惑した表情で三匹のやり取りを見ていた。 「どこにいくんだぜ!!?こんなところでまりさに会うなんてめずらしいんだぜ! ゆっくりしていってほしいんだぜ!!」 「むらむらするよぉっ!!!まりさたちも海の中でむらむらしていってねーっ!!」 私はふと、救命いかだの中にれいむとまりさの姿がないことに気がついた。よく見 ると片づけ忘れた非常食も、前回船に見つけてもらえなかったときに放り投げてお いた信号弾もなくなっていた。 「まさか…」 ゆっくりたちは私を見捨てて逃げたのだろうか? 私は高鳴る心臓を抑えるようにして、救命いかだの出入り口から外を見た。 そこにいたのは、むらさとちゆりに絡まれて騒いでいるまりさと、それに牽引され た発泡スチロールに乗ったれいむの姿だった。 「まりさ…お前何やってるんだ…!?おい!まりさぁぁぁぁっ!!!」 「ゆわぁぁぁぁぁっ!!!みつかっちゃったよぉぉぉぉぉっ!!!でも!もう遅い よ!おじさんはまりさをゆっくりさせなかったことをゆっくり後悔してね!ばーき ゃ!!!ばーきゃ!!!」 「ま、まりさぁ!!?」 まりさには自信があった。かつてペットショップで暮らしていた頃、まりさよりも 上手に金魚鉢や水槽で泳げるゆっくりはいなかった。強力な上部フィルターがつい た、流れの速い水槽でも、まりさはしっかりと帽子で浮くことが出来たのだ。 まりさはある種の状況判断に優れていた、と前述した。しかし、自分の能力の把握 については、所詮ゆっくりであり、それこそが金に到達しないもう一つの理由だっ た。 「まりさ!戻って来い!何してるんだぁっ!!!」 「まりさはれいむとずっと一緒にゆっくりするんだよ!!!じゃまなおじさんはゆ っくりしないでどこかにいってね!!ごはんさんたくさん食べられるといいね!!」 私はまりさの口調から確信した。確信したくなかったことを。 彼らは私を裏切り、自分達だけで逃げようとしたのだ。よりによって、私から食糧 と信号弾を奪って! 私は生まれて初めて、ゆっくりを殺したいほど憎んだ。 友達だと思っていた人間に裏切られた、そんな気持ちだった。 私は櫂を取り出した。 「まりさ!お前ぇぇぇぇぇぇっ!!!」 私の櫂を漕ぐ手には、信じられないほどの力がこもっていた。二週間に迫ろうかと いう漂流生活で、私の腕も脚もやせてしまったというのに。 「まりさに追いつこうとか!ねごとはゆめでいってね!!まりさはゆっくりしない で逃げるよ!!!」 だが、いくら水上移動が得意とは言え、所詮ゆっくりである。瞬く間に、というか 10回漕いだところで、まりさのすぐ横に救命いかだがやって来た。 むらさとちゆりは危険を察知したのか、潜行してどこかに行ってしまったようだっ た。 「ゆっぎぃぃぃぃっ!!!どぼじでばでぃざにおいづげるのぉぉぉぉっ!!!」 「おまえはっ!!!おまえはぁぁぁっ!!!」 あんなに可愛がってやったのに…救命艇の上でも限られた水や食糧をゆっくりたち にもちゃんと分け与えてきたのに… 私は、ゆっくりを人と同じように接してきたつもりだった。それがまずかったのだ ろうか?つけあがったのだろうか?それとも、それはゆっくりには過度な期待だっ たのだろうか?私は愛情の注ぎ方を間違ったのだろうか?それとも注ぐ相手を間違 ったのだろうか? 私は愚かだったのだろう。 混乱する頭を冷やすよりも早く、煮えたぎる怒りで私の頭はいっぱいになった。 非常事態だから、ストレスがたまっていたから、でこのことを済ませるつもりは毛 頭なかった。 理由はどうあれ、友誼を裏切ったのはゆっくりの方だった。 私はまりさと、れいむの乗った発泡スチロールを持ち上げ、ぶちまけるかのように 救命いかだの奥に乱暴に放り投げた。 「ゆっぎゃあああああああっ!!!」 「ゆべしっ!!?」 そして、海面に浮かぶまりさの帽子を拾い、叩きつけるように床に投げつける。 「あぎゃあぁぁぁっ!!いじゃいよぉぉぉぉっ!!?ぼうじぃ!!まりざのおぼう ぶっ!!?」 そして勢いよくまりさの顔面を蹴り上げた。 救命いかだの中で衰えた脚では、揺れる海の上でバランスを維持することができず、 私は救命いかだの床に倒れこんだ。 そのとき、背中で何かを押しつぶしてしまった。まりさの帽子である。 帽子は無残にもぺちゃんこになり、帽子を飾るリボンの一部がちぎれてしまってい た。 蹴られたまりさは顔面が陥没し、天幕に受け止められて、ゴム製の床に叩きつけら れた。その衝撃で、何本か歯がへし折れる。 ずっとずっと大事に育てられてきたまりさが初めて味わう、床の味、自分の餡子の 味、屈辱の味だった。 「ゆげっ!!…ゆべべぇ…まりざの…まりざのみやびな…まりざのみやびなふぇい ずがぁぁぁぁ…」 まりさの目指した金色のロイヤル・ロード… しかし、まりさとロイヤル・ロードの間には、真っ黒い人間が立ちはだかっていた。 そして、その足元には無残につぶれたまりさの帽子があった。 「!…おぼうじぃっ!!!まりざのっ!!!まりざのおぼうじがぁぁぁっ!!!」 まりさが帽子を元に戻すために、帽子の側へと跳ねようとした瞬間、二撃目の蹴り が来た。 「ゆぼぁっ!!?」 まりさは、人間で言えば、腹に蹴りがクリーンヒットした形になり、痙攣しながら 餡子をごぷりと吐いた。 「ゆ゛げぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!え゛え゛え゛え゛ぇっ!!!」 「まりざぁぁぁぁっ!!?」 れいむもまた、私を裏切った。赤ゆっくりの頃からずっと愛情を育ててきたつもり だったのに。 「れいむぅっ!!!お前までぇっ!!!」 次に蹴られたのは、発泡スチロールの下でうずくまっていたれいむだった。 「ゆげぇぇぇぇぇっ!!!」 れいむは発泡スチロールもろとも吹っ飛び、床に全身を打ちつけて、餡子を撒き散 らした。 「やべでね!!まりざがわるいんだよ!!!まりざがれいむをづれだしだんだよ! れいむはわるぐないよ!ゆっくりやべでね!!けるんならまりざをげっでね!!」 私はまりさの髪の毛を掴むと、そのまま、救命いかだの出入り口から海へと突っ 込んだ。 「ゆ゛!!!……がばっ!!ゆぎっ!!!おべべが……がぼぁあっ!!!」 まりさの顔を海水に漬けては、戻し、漬けては、戻しを繰り返す。 ゆっくりは水中で窒息しないらしいが、そんなことはどうでも良かった。 「やべでぶ……ぐばぁあ!!!げぼっ!!!げぼっ!!!ぶ……」 まりさは目から口から海水が浸入し、苦しんでいた。要するに何の問題もなかった。 「……ゆばぁっ!!!……」 私はまりさがぐったりして、反応がなくなってくると、折檻を中止し、床に放り投 げた。そして、まりさの目の前で、まりさがくわえていた櫂をへし折り、海に捨て た。 「ゆ゛!!?ゆびぃぃぃっ!!!ぞんな!!まりざのおーるがぁっ!!!なんでぇ ぇぇぇっ!!?」 私はもう二匹が自力で脱出できないように、発泡スチロールに取り付けられたロー プを外し、まりさの帽子と、れいむのリボンを取り上げ、ポケットの一つにしまい 込んだ。 これならば、ゆっくりはどうあがいても、私の助けを得なければ、お飾りを取り戻 すことは出来ない。 本当は発泡スチロールも壊そうと思ったが、この先、何かに使うかもしれないので、 やめておいた。 まりさとれいむは発泡スチロールに乱暴に放り込まれた。 私は救命いかだ側面の、一番高いところにあるポケットに、奪還した非常食と救難 用紅炎を収納した。 「疲れた…」 私は救命いかだの床に大の字になり、目を閉じた。 心も体も疲れてしまった。 私は、その日はまりさとれいむに夕食を与えなかった。 なんで、どうしてまりさとれいむは私を裏切ったのだろう。 悶々と何時間もそんなことを考えているうちに、私は眠りについた。今日は食べ物 の夢は見なかった。 家族とどこかにでかける夢だった。 「がみのげ…まりざの…まりざのぎらめぐがみのげぇぇぇぇぇっ!!!」 その日の朝を告げたのは、まりさの悲鳴だった。 まりさの自慢だった金色の髪の毛は、昨日の一件により、海水でふやけ、塩で毛根 が破壊され、ぼろぼろと散ってしまっていた。いまや、まりさの頭は禿山だった。 「がみのげざんもどっでぇぇぇ!!!まりざのあだまでゆっぐりじでぇぇぇ!!! ぺーろぺーろ…」 まりさはあんよの周りに落ちている髪の毛を必死でぺーろぺーろしたが、べろに塩 味が残り、のどが乾いていく以外、何の変化も起こらなかった。 「…まりさ…」 哀れみを含んだれいむの視線が辛かった。 「…なかなかすてき…だよ?…」 慰めの言葉でさえも心に突き刺さるのだった。 今、悪がきに「やーい!やーい!禿げ大福!」と囃し立てられれば、まりさは憤死 してしまうだろう。 目を覚ました私は、慰めあい、己の悲劇を嘆く、ゆっくりを尻目に、自分の置かれ た状況を再確認して泣いた。 まりさから取り返した、最後の救難用紅炎以外、助けをこちらから求める手段はな くなってしまった。 水は太陽熱蒸留器があるからまだしも、食糧はあと4日分しかなかった。 私はこのまま死ぬしかないのだろうか?もう家族に会えないのだろうか? 歳を取ると涙腺がゆるくなるのだろうか? 私は泣いた。 最初は可愛がってきたつもりだった、ゆっくりたちの裏切りに泣いた。 そのゆっくりたちに手を上げてしまった自分もまた情けなくて泣いた。 その次には、そのような事態に陥ってしまった自分の身の不幸を嘆いた。 最後には、ただ、もう一度、家族に会いたくて泣いた。 近所の主婦との会合や市民運動のようなものに熱を上げる妻に会って、一緒にコン サートに出かけたかった。 二人が会ったのは、中学の吹奏楽部だったから。 邪魔者を押し付けるかのように養護施設に入れた父に会って、父の大好きな野球の 話がしたかった。 父は私の野球の試合には全て応援に来てくれたから。 就職して離れて生活している息子に会って、一緒に近所の神社を訪ねたかった。 息子は私に怒られると、よく無人の神社に隠れて泣いていたから。 短期大学を出て以来、部屋で塞ぎこんでいる娘に会って、一緒に夕食を食べたかっ た。 小学生の頃に描いてくれた私の似顔絵は、今でも私の宝物だから。 そして、最後の最後に、自分の愚かしさと矮小さを恨んだ。 ただ、一緒に生きているだけでいいじゃないかと、なぜ一度として思わなかったの だろう。 一緒に人生を過ごしてくれた家族に感謝の言葉さえも言うことができなかった。 今はただ、一緒に生きたかった。 たとえ全身が塩で焼け爛れても、がりがりの爺さんになったとしても、 もう一度、 もう一度、我が家に、家族のもとに… つづく 作:神奈子さまの一信徒 現在、いろいろと多忙なのですが、できるだけ早く完結させる予定です。 お読みいただき、ありがとうございました。
https://w.atwiki.jp/arkfrontier/
ARK FRONTIER -時空漂流- Wikiへようこそ このwikiはベクターがサービス予定の『ARK FRONTIER -時空漂流-』に関するwikiです。 ゲーム攻略に必要な情報などを集積していく予定です。 誰でも編集が可能ですので、是非更新に参加してください。 ゲーム概要 タイトル名 ARK FRONTIER -時空漂流- 原題 黄易群挟伝2 プラットフォーム Windows(R) ジャンル ファンタジーMMORPG サービス開始予定 2012年夏頃 開発 Chinesegamer International ティザーサイト http //gamespace24.net/ark/ 料金 基本プレイ無料(アイテム課金あり) ARK FRONTIER -時空漂流-関連ニュース 4gamer MMORPG「ARK FRONTIER」のサービスが8月28日14:00をもって終了 「ARK FRONTIER」,日本マップ「京都」実装などアップデートを本日実施 「ARK FRONTIER」,AFPチャージで特典「チマキ神交換券」がもらえる 「ARK FRONTIER」,Episode3.5「ディムストライク 〜東京編〜」が本日公開に 「ARK FRONTIER」Episode 3.5「ディムストライク 〜東京編〜」の情報が公開 「ARK FRONTIER」,限定カードが手に入るチャージキャンペーンが開催に 「ARK FRONTIER」,デザインコンテストで優秀賞を受賞した衣装を実装 「ARK FRONTIER」,ベクター25周年記念と新規登録キャンペーンを開催 「ARK FRONTIER」各種モールのラインナップを更新。新スキンが多数登場 「ARK FRONTIER -時空漂流-」正月イベント第2弾が本日開始。2月6日まで Onlinegamer 「アークフロンティア」8月28日にサービス終了―今後のスケジュールなどの情報を公開 アークフロンティア、日本マップ「京都」実装!記念キャンペーンも開催 アークフロンティア、GWキャンペーン「チマキ神祭りチャージキャンペーン」「クラシカル衣装キャンペーン」が実施 アークフロンティア、Episode3.5「ディムストライク~東京編~」実装!豪華キャンペーンも実施 アークフロンティア、次期アップデートEpisode3.5「ディムストライク~東京編~」の情報を公開 アークフロンティア、ゾディアックカード「アクエリアス」が手に入るチャージキャンペーンを開始 アークフロンティア、バレンタインらしいアイテムやデザインコンテストの優秀作品が新登場!バレンタインイベント&新ダンジョンイベント実装 アークフロンティア、ベクター25周年記念キャンペーン&新規登録キャンペーンを実施 アークフロンティア、AFP、BP、Syltの各モールに新スキンが多数追加!AFPでお買い物キャンペーン実施中 アークフロンティア、お正月イベント第2弾開催!時空ルーレットに新衣装や新スキルブック、新PPスキルが追加 アークフロンティア、4つの催しが開かれる季節限定「お正月イベント」が開催!モールに雪国で必須のアイテムが登場 アークフロンティア、強化アイテムのプレゼントキャンペーンや経験値2倍などのイベントを実施 アークフロンティア、時空の荒波にもクリスマス到来!クリスマス限定のアイテムやイベントが実装 アークフロンティア、デザインコンテストで優秀賞に輝いた衣装がモールに登場 アークフロンティア、ログインキャンペーン&ルーレットの当選個数2倍イベントがスタート まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 @wikiプラグイン一覧 まとめサイト作成支援ツール
https://w.atwiki.jp/testest-umigamedb/pages/858.html
2020年11月21日 出題者:耳 タイトル:「帝国の財宝」 【問題】 帝国の数百年にわたる興亡を一瞬で手中に収めた男は、 結局何ひとつ得られず、後に大いに悔やむことになる。 いったいなぜ? 【解説】 + ... 歴史の授業。 黒板には○○帝国の成り立ちから滅亡まで、先生の板書がぎっしり。 クラスメートは一生懸命ノートに書き写しているが、 面倒くさがりの男は休み時間に黒板をスマホで撮影した。 そして後日、テストがあったが 何ひとつ頭に入ってない男は後悔したのだった。 やっぱり自分で手を動かして覚えないとね! 公式生配信切り抜きチャンネル(ゆいさん) 配信日に戻る 前の問題 次の問題
https://w.atwiki.jp/evergreenforest/pages/56.html
天竺人が三河に漂着 799年(H0799a) 延暦18(799)年7月、1人の漂流者が、三河に漂着した。布を上に覆い左肩に紺布を着く形は、袈裟に似ていた。言葉は通じなかった。在日の唐人はこれを見て崑崙国人であると言った。漂流者は、後、中国語(ナカツクニノコトバ=日本語)を習得し、自から自分は天竺人であると言った。男は綿種を持っており、紀井・淡路・阿波・讃岐・伊予・土佐・大宰府などに分配し栽培法を示して植えさせるが根付かなかった。(類聚国史 第四 巻第百九十九 特殊部 「崑崙」) 是月(7月)。有一人乘小船。漂着參河国。以布覆背。有犢鼻。不着袴。左肩著紺布。形似袈裟。年可廿。身長五尺五分。耳長三寸餘。言語不通。不知何国人。大唐人等見之。僉曰。崑崙人。後頗習中国語。自謂天竺人。常彈一弦琴。歌聲哀楚。閲其資物。有如草實者。謂之綿種。依其願令住川原寺。即賣隨身物。立屋西郭外路邊。令窮人休息焉。後遷住近江国国分寺。(日本後紀) 崑崙はチャンパ王国(Kingdom of Champa)=南ベトナム、天竺はインドのこと。 漂着者が、自らを天竺人と称したその確実性については、疑問の生じるところである。ただ、この記事は(3~8世紀の)他の漂流記事の中で、唯一言語のことに触れている記事である(保坂秀子, 2000)。 中国語=ナカツクニノコトバ=日本語については、保坂秀子さんの教示による。 Map 参考文献 網野善彦ほか(編集), 1993. 海と列島文化別冊 漂着と漂流. 小学館. 外務省記録局編, 1884. 外交志稿. 外務省. 保坂秀子, 2000. 古代日本における言語接触, 社会言語科学, 3(1) 43-50.:この文献については、著者の保坂さんから抜刷をいただきました。ありがとうございました 星野聰, 水野柳太郎, 2005. 六国史. WEB.
https://w.atwiki.jp/wiki7_frontier/pages/2.html
ステーション[ディアナ] 現在プレイ中の内容 フロンティアⅢ メインブリッジ トップページ 格納庫 アイテム保管庫 兵装保管庫 機体 兵装保管庫 フロンティア FMPデバイス 搭載機器 移民調整ルーム コールドスリープ室 ライブラリ 機体データベース FTⅢ データベース 用語集 トレーニングルーム 漂流世紀フロンティアラーズとは?? ディアナ中央公園 スキル追加案 FMP記録掲示板 交信記録 取得中です。 メニュー
https://w.atwiki.jp/evergreenforest/pages/220.html
1764年 伊勢丸、ミンダナオ島に漂着 1764/11/10(明和元年10月17日)、筑前国唐泊浦(福岡市)の直乗り船頭十右衛門、楫取仁兵衛、金七をはじめ、20人の船員が仙台領箒の浦を伊勢丸で出帆して江戸に向かう 1764/11/12(明和元年10月19日)、夜九ツ(午後12時)ころから大西風が吹く。 1764/11/14(明和元年10月21日)、かじが折れ、帆柱を切り倒し、跳ね荷もする。船板でかじを作る。 1764/11/16(明和元年10月23日)、作ったかじも折れ、漂流する。 1764/12月中旬(明和元年11月下旬)、北東貿易風帯に入り、東風に変わる。ミンダナオ島に漂着。掠奪に遭う。奴隷にされ、その後、転売される。孫太郎はパンジェルマシンで中国商人の奴隷となったが、主人の善意で帰国。 1771/07/27(明和8年6月16日)、孫太郎、孫太郎一人だけオランダ船に乗りボルネオ、ジャカルタを経て長崎に帰る 参考文献 網野善彦ほか(編集), 1993. 海と列島文化別冊 漂着と漂流. 小学館. 荒川秀俊, 1995. 異国漂流物語. 社会思想社. 外務省記録局編, 1884. 外交志稿. 外務省.
https://w.atwiki.jp/yuifellowship/pages/511.html
発端 炭治郎が倒したゴブリンの持っていた板銀に刻まれている刻印は大黒屋のものだった 板銀を見たマチによると、大黒屋万左衛門は一昔前の、ちょっとばかりなの知られた豪商 酷いごうつくばりで、自分の身内も信じていなかった万左衛門は隠し財産を誰も知らない別宅に隠していたとか その証拠に万左衛門が亡くなって跡を継いだ息子が蔵を開けてみたら、中は空っぽだったそうだ 万左衛門が生前、足繁く通っていた別宅と炭治郎がよく行く街道筋の雑木林 一見、随分と離れているように見えるけど、龍騎川が別宅から雑木林の奥へと続いているように見える 宝探し 今分かっているのは、財宝が雑木林の奥にあるかもしれない、という事である いつか、兄貴分のカブキ者、好事家の貴族など、交友のある者達を誘って宝探しをしてみるのも一興だろう +遠征計画 最初に例の小判を見つけてから約5年半ほど経って宝探しのための遠征計画が固まる 仕切りはミコチとハクメイ。行商作戦(炭治郎、一夏、マチ、凛、ミコチ、ハクメイ、コンジュ、イワシ、セン、ヤバタニエン、モブ×14) ゴブリンと取引するための煙草や薬草、宝石、銀、銭、短刀、鎧、農具。その他食料や香辛料! 炭治郎は用心棒に変装。マチとハクメイが変装術持ち。ゴブリンに憎まれているので、髪の毛を染めて陣笠と仮面を用いる コンジュがゴブ語、オーク語、オーガ語一通り喋れるから、全員で武装してれば、そうそう、襲われない。 ゴブ領域を比較的安全に歩ける上に、ラバも堂々、持ち込める! それで6月前半。上手くいくようなら6月いっぱいを目的地を順に探索 上手く行けばよし、失敗したら、地図を作って、間をおいて二度目に挑戦。行商に成功すれば儲かる 宝探しを知らないエリカも行商に一枚噛む 護衛+10 馬車+7 手代+4 目的地周辺一帯は、ゴブリンにオーク、無法者、悪党、森の民や丘の民が入り混じっている なので、多いなら多いなりにやり方はある 馬車で行けるところまでいく 交易に本気であることを見せられるし奥まで行ける可能性もある 進みようがなくなったら護衛と馬車は帰せばいい 足りなくなったら、撤退してエリカが在庫を補充する。 エリカの頼みで、彼岸寺の竈門炭治郎の名前で、農村と海村に塩と豚、米や麦、粟、稗を注文 ※リスクにリターンが合わないスライム叩きを続ける炭治郎は、農村視点では恩人に近い。便宜を図ってもらえる エリカの狙い 塩は利は少ないけど継続して売れる。ルートが出来れば、それでいい 塩や豚を売る商人を襲う村はない(生活必需品を手に入れにくくなるので)。安全性が増す 既得権益となる資金源を構築するつもり 塩と雑穀を主に売り、鉄や鉛を仕入れる(ゴブリン達はドワーフ同様に鉱物を採掘する。だから競争相手にドワーフとは犬猿) ゴブのみならず、山中や丘の村々との交易を目論んでいる。 でも自治都市とは言え、幕府統治下の平戸の会合衆が、完全朝廷勢力のまつろわぬ民と表立って交易するのは問題 そこで自由商人のミコチを仲介に使う あくまでミコチは、エリカから仕入れただけ。エリカは、ミコチに売っただけ。座の権益を脅かしてはいない ヤバタニエンの参加 奉公先で虐げられて怯え、道場への参加にも制約があるヤバタニエンにショック療法を与えようと、 凛が強引に冒険に同行させる 備考 人の土地で働いていると耳に挟む。肥前肥後の若手で一番 赤毛の達人 竈門炭治郎となる 一方で襲撃者の頭目は、赤毛の少年。剣の超達人 ゆるざん!ってなる。なった。なので、変装。髪を染めたり、傷跡をつけたり、卵の白身やら豚の皮やらで 武芸者はこの手の恨みを買いがちなので、地元で立場築いて、先生、先生となるタイプか 一箇所に長居せず、フラフラと移動してる放浪タイプが多い 前者は秋山先生、後者は以蔵が代表例 +478年6月の遠征 街道筋ではない丘と森に分け入ったまつろわぬ民の領域へ 出発してから2日目に39人の盗賊団に襲われる モブ盗賊は与太者と大差ない雑魚で、炭治郎があっという間に25人を片づける しかしボス格の黒狼王は強敵。億泰や仗助に劣らぬ実力者 【レベル2 命中40!打撃 42! 防護 38 ! 耐久 52! 速度 40】 幸い相手がバカで、一夏とマチの2人相手に舐めプしたおかげで一方的に勝利 こちらのモブ護衛が、炭治郎達が相手を壊滅させる間に傷つき、商品も日持ちするものばかりなので撤退 その前に相手の本拠地を探ろうとするが、マチが途中で罠に引っ掛かりそうになったために断念する 戦利品は数十両。モブ護衛の回復する2週間後に別のルートから再度遠征することになる ※メタ情報だが、この39人はかなり規模の大きい盗賊団の一部。壊滅は困難 検証 現れた山賊は、農民の兼業ではない 手は農民の手じゃなかった。重心の位置、腰の高さ、足の動かし方、農作業よりも、野伏の動作に近い 黒狼王を除くと、職業的な野伏や悪党にしては装備も腕も弱かった いきなり襲ってきた。人数で優るなら、盗賊は普通、初めは取り囲んで圧迫してくる。その際に飛び道具を主に使う 隊商を襲うのに慣れてない感じがする。いきなり乱戦になると、通常は被害が大きくなる エリカは、森の樵や猟師、炭焼に薬草採りから何年も話を聞いて、大規模な追い剥ぎは出ないと考えていた 30年来に渡って、大規模な盗賊の話は載ってない。追い剥ぎやら奥地で村が襲われたやらの話は乗ってる 再チャレンジ 炭治郎PT、モブ護衛16人、あさぎと虎子、ハクメイとミコチPT、ノゴロー一味 馬車12台、手代5人+エリカ、獣医、大工など3名で6月3週に出発 遭遇は一度もないまま3つの村を発見。物資を商う 商いは順調で米・雑穀・塩を中心に72俵の物資(12台の馬車の荷物の大部分)が売れた エリカは新規市場開拓に成功し、森の民との友好的関係を構築できた 文化的冒険点+80獲得 森の農村 奥の方の村では盗賊も出るという話だが、実際に見たことはない(エリカの祖父の記録と一致) 山奥なので塩などはどうしても足りない。米も喰いたいが、雑穀が多くなる 多めに買った雑穀は酒を作るのに使う。こんな山奥でも銭は流れてくる 麻やら、木綿を作ったり、木材やらで、多少は普段から銭を作っている 更に2つの村を見つけた。警戒されて交易には至らなかったが、贈った塩に目を輝かせていた 途中で東の方から通行料を要求する自警団が現れた。法外な値段だったので断り、南へ進んでトンネルを発見 トンネルの発見 案内人によると、隧道があり、そこを抜けると村が沢山ある(案内人の亡き父の話。案内人自身は未確認) トンネルはアボナ方式で、間違いなくドワーフの掘ったトンネル。近くの岩にムンガ族のサインが刻まれてる まだ使っている。『ゴブリン、多数。伝令は警戒せよ』のメッセージ。トンネルは地下世界の一部で、領土巡って揉めているようだ 炭治郎・一夏・マチ・ミコチ・ハクメイの5人で斥候。入口のすぐ近くの部屋に隠し財宝200両を発見 おそらく本拠を放棄する緊急事態の時に回収して使う逃亡資金。ゴブリンかドワーフのものか不明 「人間の隊商がやってきた→隠し資金が消えた→あいつらの仕業だ」と思われないように、誰かに会う前に撤収 エリカも遠征切り上げに同意。半年後にまた交易を試みるらしい 村5つで40*5貫/年の収益を見込めるらしい 未踏領域の探検及び地図作成で冒険点+10点 交易先の更なる開拓で文化点+10点 +大規模の襲撃 発端 6月の遠征の帰還時に街道に出たところで、賞金首をかけられている3つの盗賊団、 合計72名が連合してエリカを拉致しようと襲撃を仕掛けてきた 黒沢流の生き残りが混じっており、炭治郎を見て激昂。交渉にもならずに襲いかかってくる 炭治郎は遊撃で12名を引き付け、あさぎと虎子は騎射で相手の射程外から鴨撃ち 16名のモブ護衛とイワシ・ハクメイ・マチ・一夏・センの骨兵で円陣を作って、非戦闘員の籠もる馬車を護る 吾郎は円陣の中から必殺の石礫でひたすら射撃 吾郎、あさぎ、虎子の射撃巧者が揃っているため、相手は矢合わせせず、すぐ乱戦に突入 1~24ラウンド 吾郎、炭治郎、あさぎ、虎子、一夏とマチで47人を倒す。モブ達は耐久を6割近く削られる エリカの恨みを買った山賊達は、ここで退けば最悪肥前・肥後から逃げる羽目になる しかし甚大な被害に耐えられず、3人の頭目は残りの22人の部下と共に撤退を決意 追撃戦 吾郎は石礫で1人、炭治郎は追いながら8人を斬り、残りは騎馬兵の虎子とあさぎが殲滅 騎射できる騎馬兵は、追撃時に弓+接近戦で攻撃できる。炭治郎に比べて、攻撃回数が倍になる 吾郎は追撃しない&石礫が中距離なので、1人仕留めてる間に残りが射程外に離脱 45両の賞金首は炭治郎が仕留め、30両の2人はそれぞれあさぎと虎子が仕留める 戦利品 虎子が真珠の装飾品をゲット。エリカに500両で売却。エリカは貴人に800両で転売 72人分の武具は研ぎ直したり、鍛え直したら、農村や漁村へ売る。仕入れた米の代金を取り戻す 一年後360両になる。会合衆とエリカが出した賞金を此処で取り戻す予定 エリカと虎子、あさぎの結びつきが強くなる +479年3月の遠征 交易 馬車12台、護衛24人。ゴローがいない代わりにトウカを入れて交易へ トウカとコネを繋げたことで、エリカは大喜び(炭治郎、あさ虎、トウカを取られたホロは超不機嫌) 前回通行料を求められたところで、実行者の中心人物に土下座で侘びられる 彼らにとって塩は外への道を使って細々と買うことはできるが、常に不足気味 また足元を見られて高値で買わされる。それほど暴利を貪らないエリカの隊商と交易する他の村を羨望の目で見ていた 新たな村を2つ交易先に開拓する 社 東の方角に社があるとのこと。案内してもらう 近くの山民が来て時々見て回るみたいだが、いつもひとけがないとのこと 行ってみると、巫女が現れる。ここは淀姫神社で、参拝料は黄金百両とのこと 払うのは何時でもいいし、別に持ってこなくてもいいけど、持ってくるなら暇な時にとか ※淀姫=與止日女命 (よどひめのみこと) 神功皇后の妹 一緒に行った炭治郎PTとミコハクPTの5人の中で、ミコチとコンジュは一言も喋らず大人しく参拝していた 賽銭箱にお金をたくさん入れて、それからお守りを一つずつ取った アボナ洞窟 既にミコチ達によって一部探索が終わっている 以前彼女らがドワーフの秘宝の魔刀らしきものを持ち出している。エリカの倉にしまってあるが、所在がばれると戦争になるかも 内部探索開始から間もなくミコチの巧みな交渉により、戦時中だがドワーフの案内役を得る 出口に行くには、合い言葉が必要な抜け穴を通る必要がある ノーム、コボルト、ゴブリンのような大地に縁のある種族限定で?合い言葉があれば通れるらしい。大地の精霊への歌いかけ オ-クは嫌われているらしい。人食いトロルの群れが以前下手くそな歌で合い言葉を唱えたら、ぺしゃんこにされたとか 洞窟の向こう 北へ行くと山間のかなり広い窪地の山肌に数千人が住めそうなドワーフの城塞都市を発見する そこで更に北にゴブリンの山砦があり、その近くから森の外(街道側)に抜けられること またドワーフの大事な宝が盗まれてゴブリンと抗争中なこと、ゴブリンが冤罪と否定していることを知る 城塞都市の北のトンネル(横道や階段は多々在ったが、基本は一本道で広い)を抜けてゴブリン領域の近くを通って、 エリカと合流の途中で23体のゴブリン部隊と遭遇 22体を倒し、残りの1体の命乞いを受け入れる。巡回兵を捕虜としてドワーフに差し出せばドワーフに貸しになる 捕虜にした1体から手紙を受け取る。平戸会合衆と交流を持つ事を勧める内容 更に何度かゴブリンや足軽と遭遇するが無事に切り抜け、別れてから2週間後にエリカと合流 +480年7月の社参拝 道中 ハクメイと2人で社参拝することになる 旅の達人のハクメイと地図を作りながら、のんびり旅行 あちこち寄り道しては、見張りやすい場所やちいさな道、間道を書き込んだり、武者の屋敷や関所、遭遇しそうな場所を書き込む 田園や内陸を歩く時は、武者を避けられるように出没場所やら性格やら、見通しのいい場所、見張りの置かれる場所なんかを把握しておく 変装技能を持つハクメイによるリスク排除 見通しがいい田園に入ったら、武者が恐いから旅の薬草医と樵に変装 山賊が恐いから、此処から先の間道では地侍の手勢に変装 関所は迂回。百両持ってたら、関守が奪いに来る 参拝 社に100両寄進すると巫女がでてきて、しばらくここで過ごせ、帰ってもいいけど、逃げてはならぬ、と言われる 霊的防御力を鍛えることができるようになる ※防御力がないと、薄気味悪い遺跡とかで突然響くおっかない叫び声で動けなくなったりすることがある 旅の心得 山間部の農民でも、織田家?誰それってことはない。 辺鄙な土地にすんでる人も意外と天下の情勢に詳しい。 男ホビットの話だと、中央や他所の土地の話を聞かせるだけで、泊めてもらえること在るらしい +481年4月の探索 探索 ホビットの4人、炭治郎、サシャ、犬山の親戚衆と大黒屋の財宝探しに行く 3日かけて平戸からドワーフの城塞に到着 ホビット達は既存の調査で、未統治領域の広さからして地上部分は大体調べ終わったらしい 地下通路(アボナの洞窟?)は、ゴブリンとドワーフが激しく争っている 地下から来ていると思しきドワーフもよく見かけるし、地下トンネルが一つとは思えない あのトンネルはそんなに広くないのに南から入ってくる地上のドワーフがたくさんいる 何処か南に別の入口がある? 地下世界へ 城塞の酒場で意気投合したドワーフを案内役にして地下世界へ 地下世界への入口はアボナの洞窟近くの南方面にあった。特に見張りもない秘密の入口 ゴブやらオークとの戦争で、ドワーフだけ知ってる入り口は優位に働く 但し隊商来るなら物資受け取れるし、勢力圏だし。定期交易は悪い話ではない 地下世界を探索中に別の地上への出入り口を見つけた 湖の社に近い。馬車でかなり遠回りして、北側の森に外へと続きそうな経路を探した。 此処らへんはかなり住みやすそうな土地で、人の往来の痕跡が在る 幕府領と断絶された隠れ里だとしても、外への道は作っているはずだ。 朝のうちに抜け道は見つかった。少し工夫すれば、馬車で通り抜けるのもさほど難しくないだろう 唐津から未統治領域に潜ったが、随分と東へと進んでいたようだ。少し北に進むと、糸島へ続く街道に突き当たった。 再び地下世界に戻って探索再開。オーガを倒したり、ゴブリンとの戦争の痕跡を見つけたりした末に、ドワーフの地下都市を発見 鍵が掛かっていたが案内人の持っていた鍵で扉を開き、都市の中へ ドワーフの地下都市 ドワーフとの地下都市(人口2000人)で、オーガを倒した勇士として歓迎される。オーガが金貨30枚×2で換金 地上の通貨は使えないが、両替はできる 都市の奥に鉱山と港があるが、ここ数十年で港から行ける地底湖に半漁人が増加して船が出しづらくなっているらしい 防具屋で様々な甲冑を見かける 四方八方に都市を見学中のホビットを回収中にバジリスクに遭遇。何とか倒すがサシャの馬が石化してしまう 一方、港の様子を見に行っていたハクメイは船が半漁人に占拠されそうになっている状況に遭遇 速度55の回避11+逃げ足+俊足+軽業+機転+跳躍+登坂で逃げ回りながら戦い、 半魚人たちはボコボコにされて逃げ出し、捕まりかけていたドワーフ達は解放された 感謝したドワーフ船乗りによって船で地上に行けることになる 港から湖を丸一日掛けて横断すると、対岸の波止場には地上まで続く緩やかな階段がある。伊万里の少し北に出られる また港から定期便で地上のドワーフ都市(未統治領域のドワーフ城塞?)にも行けるらしい 地下世界の四方山話 地下世界の壁は、地衣類で薄く光っている 古のドワーフたちがな。ツルハシで何百世紀も掛けて少しずつ掘り進んで、大地の魔術を掛けて地下世界を広げていった この苔も、太古に生み出されたものらしいが、今のドワーフには育て方もよく分からない 地下世界でなんと言っても恐ろしいのはキノコだ 特に親キノコの拳は、時として熟練のドワーフ戦士ですら一撃で屠る威力を秘めている 為に、ドワーフがキノコを駆除する時は、遠くから鉄砲や火と油で仕留めるのが定石となっている だが、それでは食えぬ。ゴブリン共は、キノコを狩るのに命をかけている 秋になるとゴブリン共は集まり、群れなしてキノコへと立ち向かう そして連中は、槍と手斧だけでキノコを仕留めようとするのだ 無論、死ぬ。風に舞う塵芥のごとく、農夫の鎌に駆られる麦穂の如くゴブリン共は命を落とす だが、それを乗り越えて、キノコの命に届かせるものをゴブリン共は称賛を込めて【キノコ狩り】と呼ぶのだ 地下世界でもっとも恐るべき存在の一つが闇エルフだ 彼らは巨大な虫を使役して、ドワーフやゴブリン、その他あらゆる種族を襲撃して、略奪し、ひとを浚い、奴隷として死ぬまで使役している 時には、魔族や不死とも手を結ぶ。危険な奴らだ 獲得経験点 オーガ退治 +20冒険点 地上への別の出入り口 +20冒険点 地上や街道への経路 +10文化点 イノシシ退治 +20冒険点 地下都市の到達 +60冒険点 新たな貿易先候補の発見 +10文化点 バジリスクの遭遇と退治 +30冒険点 新たな地上出口の発見 +10文化と+40冒険? 半漁人との戦い +120冒険点(※ハクメイのみ) +地図 交易路 森の外 l 6 外へ 地下世界へ l 5 l S外ーーーー1 lーーー78ーーーーーー湖の社森 lーーーーー l l lーーー☆ーー 外へ 外へ 2 3ー 崖 l l l 山砦(ゴブリン) 4 盆地 l ゴブ・ラーの洞窟 l l l 城塞(ドワーフ) l l ーーーアボナの洞窟 S 地下世界へ☆:未探索S:秘密の通路。情報もなく自力で見つけるのは困難(周辺を色々と探していたホビットでも発見できず) アボナの洞窟 行き止まり l 出口 Ⅳ☆ー【部屋】ーSー小部屋(宝箱あり) l Ⅲ l l l 【抜け】 ーーーーⅢ警備隊Ⅲ lーⅢ☆ Ⅲ 大部屋Ⅲーーー小部屋 l l 【ミ】 l l 大部屋☆ーーーー三叉路ーー≠ーーーー黄金の部屋ー【ミ】 l l l l 階段やや地下通路 l l l l ☆ー三叉路ーーーー☆ 入口 l ☆☆:未探索【ミ】:ミコチ達探索済み【抜け】:合い言葉が必要な抜け穴【部屋】:宝箱が3つある≠:地中で交差Ⅳ:地下への階段 地下世界 ☆ \/大空洞ーー地上出口(湖の社近くへ) /\ / / 大通路・北 l l =ーー空間ー大通路・東☆ / l l 地上 / l 大河☆ 入り口 河 \ l l 大広間ー☆ l l / l l / 空洞 ☆ \ / l \ / 都市ー巨大空間ー☆ \ / ーーーースロープ----ーーーーーーー ☆:未探索大河:船でもないと超えられそうにない大通路・東:ゴブリンの領域。同行者にドワーフがいると、殺し合いになる=:地中で交差 ※河~空間、大空洞~大広間には進めるが、河~大広間と移動するのは無理大広間:鬨の声が聞こえてきた。ドワーフvsゴブリン抗争の前線近くかもしれない都市:ドワーフの地下都市。鍵を持ってないと入れない備考:地下世界の通路は広大であり、一本道に見える場所でも小さな抜け穴が数多存在している ドワーフの地下都市 鉱山 l l l l 港ーーーーーーl l 【ドワーフ都市】 門 l 地下世界港:地底湖へ。地底湖は対岸が地上へ続いているらしい鉱山:バカでかいドワーフ喰いムカデが出るらしい
https://w.atwiki.jp/ychyta/pages/94.html
開始場所/NPC名前 ファンブルグ南 ハーディンと会話(E115、S56) *夜にしか現れない 報酬 クリアの証 クエスト ファンブルグ南 ハーディンと会話(E115、S56)してコインの欠片を入手 ↓ 岩守りの山(イセリア大陸東 E151、S73)に行く。 ↓ PT人数分の骨付き肉(スカーレットベアがドロップ)を犬に与えてウィリスの日記67ページを入手 ↓ ハーディンと会話 ↓ セラルカ(イセリア大陸西南 )に向い、バーのマスターと会話 ↓ セラルカ(E24 、S0)にある"巨木"から洞窟に入る ↓ イールに戻ってザッハと会話して終了 ↓ "あくびの樹"に話しかけ、区域を移動した後ストーンドレーム(ボス)と戦闘 ↓ セラルカ(E24 、S0)にある"巨木"から洞窟に入る ↓ セラルカ(E24 、S0)にある"巨木"から洞窟に入る ↓ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/avin_unicorn/pages/138.html
クエスト名 街 □ 謎の文書 イスタンブール □ 西ローマ帝国復活 ロンドン □ 遺されたものたち マルセイユ □ 人魚の涙 サントドミンゴ