約 876,017 件
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1035.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 488 裁/コメントログ」 まさにすっきりできる話だ -- 2010-03-07 03 31 43 やっぱこういう話のほうが好きだなあ -- 2010-03-14 13 21 30 いい作品だとおもう。 -- 2010-05-26 09 21 45 制裁鬼意山はゆっくりできる。人間のやることには大義名分は必要だと思う。 -- 2010-06-24 11 21 08 制裁鬼意山さん達がゆっくりできるのには同意。 大儀が無ければ民衆は動かんよ。 ゆっくりんピースなんてさっさと潰れれば良いのに -- 2010-10-12 22 43 17 俺はゲス制裁と善良ゆっくり理不尽虐待のどちらも同じくらいゆっくりできる ただ制裁鬼威山はあまり鬼威山らしくないかな なんか精神的に弱い感じがする -- 2010-11-15 05 49 19 >「れいむのぱしたさんかえせぇぇ」 野生の分際でぱした…だと…? -- 2011-01-10 19 39 05 馬鹿が。ゲスにそんなこと言わせると思ったか? シビれた… -- 2011-10-13 03 16 22 ぱしたって何ぞ? -- 2012-03-17 17 29 37 ↓↓↓それは愛でお兄さんが引き連れてた20匹の善良ゆっくりのうちの一匹のセリフだから野性ではないでしょ。 ぱした=パスタ -- 2012-03-17 23 07 02 じゃあ俺はくんかくんかするぜ!wwwwwwwwwww -- 2012-08-16 22 59 49 やっぱりゆっくりんピースはクズだね! -- 2012-09-15 20 41 37 ぱしただけは謎だ……。やっぱり、ゆっくりんぴーすって○ーシェパード並のアレな組織なんだな。ゲス放置なんて間接的に苦しめてるのに -- 2012-10-24 23 40 45 (ノ゜Д゜)ノニガストオモッタカ?ヒャハァァァァァァァァァァァァ!!!!!!! -- 2016-08-28 22 11 28
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1632.html
ぬるいじめです 「ふんふんふふーん♪」 「…」 「よし、出来た!!!」 今俺の目の前には四角い弁当箱。 ご飯に醤油をつけた海苔を乗せ、おかずには卵焼きウインナー、ブロッコリー等々。 これは自分で食べるために用意した訳じゃない。 休日もせかせか働きに行く妹のために拵えたんだ。 「えっと、ハンカチハンカチ…」 「ゆ? いいにおいがするよ!!!」 「たべものさんのにおいなんだぜ!!!」 弁当箱を包むハンカチを探していると、弁当の周りをうろうろする饅頭二匹。 我が家で飼育しているゆっくり。れいむとまりさ。 「よくわからないけど、おいしそうなんだぜ!」 「おにいさん、これなぁに?」 「これはお弁当だ。あ、今起きたのか、おはよう」 「…ん~、おはよう…」 目を閉じたまま返事をする我が妹。 「おべんとうってなに?」 「たべていいのかだぜ?」 「お弁当ってのは持ち運びするごはんの事だ。食べちゃダメだぞ。妹のために作ったんだから。」 「れいむもおべんとうほしいよ!」 「まりさも、まりさもほしいんだぜ!」 「アホか。何でいつも家にいるお前らのために作らにゃいかんのだ」 二匹を軽くいなしながら弁当箱を包む。 「…これでよし」 「ん~、あ、兄ちゃん弁当作ってくれたの? ありがとお。」 弁当包みをバッグに入れ、のろのろと玄関に向かう妹。 「おねえさん、れいむたちもおべんとうさんたべたいよ!」 「まりさも、まりさもたべたいんだぜ!」 俺に言っても仕方ないと悟ったのか、妹におねだりする二匹。 「ん~、兄ちゃん、れいむとまりさにもつくってあげてくれない?」 「えっ、何で?」 「えへへ…、兄ちゃんたのむよ~」 「あ、ひっつくな、こらやめろ! …はぁ、しょうがない。今回だけだぞ」 我が妹は特に意味もなく頼み事をするときにじゃれついてくる癖がある。 別にたいした頼み事でもないので毎回頼み事を聞いている。 今回も、俺の負け。二匹に弁当をつくってやらなきゃならない。 「兄ちゃん、ありがとね~、いってきまーす。」 時間に余裕を持って行動しているため、のんびりと駅に向かう我が妹。 何でもかんでも言うこと聞いてやって、すこし甘やかしすぎかな。 「おにいさん! れいむおなかすいたよ! はやくおべんとうさんつくってね!!!」 「まりさも! まりさもおなかすいたんだぜ!!!」 ぴょんぴょんと足下を跳ねる二匹。 こいつらも結構甘やかしてるからなぁ…。 そのうち全員まとめて説教してやろうかしら。 まぁ、いいや。適当に作って食わせておしまい。 [キラキラ] ……………… [キラキラ] …………… [キラキラ] ………… [キラキラ] ……… [キラキラ] …… [キラキラ] … よほど待ち遠しいのか、キラキラした目でじっと俺を見つめる二匹。 「そんなに見られるとやりづらいんだが…」 「ゆ!? ごめんね! ゆっくりあっちにいくね!」 「おべんとうさんができたらよんでほしいんだぜ!」 ぴょんぴょんと部屋の方に向かう二匹。 [キラキラ] ………… 壁から半身だけ出してこちらを伺うれいむ。 まりさはれいむに乗って同じように半身だけ出してこちらを伺っている。 …何だこの状況? なんか、こう、見られてるときちんとやらなきゃって思ってしまう。 [キラキラ] ……… 「ふぃ~、まず一個…」 [キラキラ] ……… 「これでよし、と。」 ついつい気合いを入れて作ってしまった。 「できたの!? おべんとうできたの!?」 「おなかすいたんだぜ! おなかすいたんだぜ!」 一段落すると二匹とも、出来上がったことを察知したのか、こちらに向かってぴょんぴょん跳ねてきた。 カシャ! カシャ! 二匹に食わせる前にデジカメ撮影。 出来がいいから後でブログにでも載せるのだ。 「ゆ? おにいさんなにやってるんだぜ?」 「え、カメラに収めてるの」 「かめら? なにそれゆっくりできるの?」 「出来がいいからな。写真に保存しとくのさ」 「「?」」 二匹には理解できなかったようだな。 ま、いいや。 とりあえず、俺の自信作に腰を抜かしてもらおうか。 「とりあえず。ほれ、お前らの弁当」 「ゆー! れいむがいるよ!!!」 「すごいんだぜ! まりさがいるんだぜ!!!」 おー、二匹とも食い入るようにじっと見つめてら。 俺が二匹に用意したのはいわゆる「キャラ弁」 れいむにはれいむを摸したものを、まりさにはまりさを摸したもの。 どちらも吹き出しで「ゆっくりしていってね!!!」を入れているのもポイントだ。 「おにいさん! すごいよ! おべんとうさんのなかにれいむがいるよ!!!」 「ゆーん! すごくゆっくりしてるんだぜ!!!」 俺の予想以上に気に入ってくれたみたいだ。よかったよかった。 「それは重畳。冷める前に食いな」 「「はーい!!!」」 「………」 「「………パァァァ」」 「………」 「「………パァァァ」」 さっきから顔を煌めかせて見入ってはいるが、いっこうに食べようとしない。 ってか、腹減ってるんじゃなかったのかこいつら? 「お、おい、お前ら…」 「ゆ? ゆ、ゆ! すっかりゆっくりしちゃってたよ!」 「たべるのがもったいないんだぜ!」 そこまで気に入ってももらえるのはうれしいが…。食わないつもりかこいつら? 「れいむのおべんとうさん、ゆっくりあじみさせてほしいんだぜ!!!」がぷっ! 「ゆー! まりさなにするの!」 「むーしゃ、むーしゃ、めちゃうまー!」 ありゃ、まりさがれいむの分の弁当にかじりついちゃったよ。 「ゆわーーー!!!」 「なんだなんだ?」 「れいむのれいむがー!!!」 何事かと思い見てみる。 何のことはない、れいむ弁当のれいむの頬の部分に穴が開いてそこから鳥そぼろが見えているだけだ。 「れいむ! あんこさんがでてるよー!」 …なるほど、鳥そぼろを餡子と勘違いしただけのようだ。 「ひどいよまりさ! れいむのれいむがー!!!」 「ゆー、ごめんねれいむ…」 れいむがぽいんぽいんと跳ねる。まるで癇癪を起こした子供だな。 「あ」 がつん! れいむ弁当がれいむにはじき飛ばされた。 幸い弁当はひっくり返ってなかったが… 「ゆぎゃー!」 れいむが叫ぶ。 そこには中身がぐちゃぐちゃになり、スプラッタ状態のれいむ弁当が。 ……まるで死体だな。れいむの死体弁当。 「ゆわーん! ゆわーん!」 「悪い子にはぁ………おしおきィ!」 どむっ! 「ゆぶっ!」 まぁ、どんな理由があるにせよ、食事中に暴れ回って弁当を台無しにした罪は重い。 俺はれいむにチョップをお見舞いしてやった。 「ご飯の時は騒ぐなって言ってるだろ!!!」 「ごめんなさいー!」 と、まぁれいむをしかっている最中にまりさが自分用のまりさ弁当を食べ始める。 「ゆ! すごいんだぜ! まりさのほっぺさんたべたらあんこさんが出てきたんだぜ!!!」 まりさ弁当のまりさは中身が海苔の佃煮だ。こしあんらしいのでそれを再現したのだ。 まりさはれいむと違い、夢中になって弁当にがっつく。 れいむはめそめそしながら弁当をもそもそ食べる。 れいむ種は物に対する執着心が強くて、まりさ種はそんなに強くないと見た。 「ごちそうさまなんだぜ!!!」 「ごちそうさまだよ…」 まりさは幸せいっぱいの表情、れいむはいかにも不幸せな感じ。 「れいむ、ごはんたべたからいっしょにあそぶんだぜ!!!」 「ゆ、わかったよ!!!」 遊ぶ。といっ瞬間にれいむはまたニコニコ笑顔に戻った。単純なやつ。 さて、俺は料理の後片付けとかしないとな。 ふぅ、とりあえず終わった。 「……!…!」 ん、なんか騒がしいな。 俺はれいむたちが居る部屋のドアを少しだけ開けて中の様子を見てみた。 「ごるああぁぁ!!! てめぇなにアタイのメシよこどりしとるんじゃ、このぼげええぇぇぇ!!!」 「ゆー! ごめんなざい! ごめんなざいいいぃぃぃ!!!」 「てめぇのせいであにさんになぐられたじゃねぇか、このスカタンがああぁぁぁ!!!」 「ずいまぜんんん!!! できごころだっだんでずううぅぅ!!!」 普段の温厚なれいむからは想像だにできない迫力でまりさに体当たりするれいむ。 なんだ! あいつ、やれば出来る子だったのじゃあないか。 その後、昼飯時になると、二匹はさっきの喧嘩が嘘であったかのようにいつも通り仲良く食卓に並んだ。 ただ、まりさだけひどく怯えていたように見えたが…気のせいだろう。 おわた ドスまりさとゆうかを書いた奴 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2499.html
れみりゃは俺が一番最初に飼い始めたゆっくりである。 今思えば、れみりゃは俺にいろんな切っ掛けをくれた。 そう、今の自分を形作っている中には、確実にれみりゃの影響があるのだ…… ◇ ◇ ◇ 「うっうー♪ぷっでぃんもってきてー」 「ほら、何バカなこと言ってるんだ。ちゃんと給仕ができなかったんだから、約束通り指結びだな」 俺はそう言いつつれみりゃの手を掴むと、ぶよぶよした指を本来曲がらない方向に曲げながら片結びをした。 親指結びではない。その柔らかすぎる指を利用して、同じ手の人差し指と中指を結んでいるのだ。 「うわぁぁぁ!!! ざぐやぁぁぁ!?!」 「はいはい、ゆっくりゆっくり。それじゃ、次こそ溢さずに運んでこいよ?」 「いだいど!! いだいどぉぉぉ!!!」 「…………」 「ぼういや!!! ぼういやだぁぁぁ!!! ごーまがんにがえるぅぅぅ!!!」 床を転がりながら子供のようにだだをこねつづけるれみりゃを静かに見るが、特にこれといった感情は湧き上がってこない。 こんなの、ここ数日では当然の光景だからだ。 でも駄々をこねられて不満であることをれみりゃに伝えるため、とりあえず形だけでも大きな溜息を吐いておく。 「……はぁ、次は頭に針でも埋め込んでみるか。少しは頭が良くなるだろ」 「――――ッ! わ、わがりまじだぁ……。ゆっぐりはごんでくるどぉ……」 急に泣きわめくのをやめたかと思うと、青い顔をしながら台所へゆっくりと移動していった。 れみりゃの記憶力でも、一応は昨日の出来事を覚えているらしい。 片手の指を結んだらそれだけコップが運びにくくなることは、どうやらまだ理解して無いようだったが。 このれみりゃは、俺が見つけた初めてのれみりゃだった。 もちろん胴無しはそこそこ見かけていたけれど、この前運良くこの胴つきを捕まえたのだ。 れみりゃは自己再生能力が強い。 腕をもぎ取っても一晩経てば生えてくるし、栄養状態が良ければ毎日もぎ取っても死ぬことはない。 しかしれみりゃは、腕が生えてくるごとに腕をもぎ取ったことを忘れてしまう。それを覚えさせたければ、相当に長い期間が必要だろう。 そこで俺はこうして羽や指を結んだり、異物を埋め込んで痛みを持続させる方が向いていると思ったのだが、どうやら正解だったようだ。 今ではそこそこ素直に言うことを聞いてくれる。 俺はある計画を始めていた。 同士ならば、先ほどれみりゃに給仕をさせようとしたことで解るだろう。 ―――『れみりゃはメイド長計画』である。 元々は『普段さくやとか言ってるれみりゃなんだから、メイドにされるのは屈辱なんじゃないか?』というのが始まりだ。 だが、思いのほかそれは良いことに気が付いた。気がついてしまった。 ……新たなるジャスティスの誕生である。 無謀かと思うかもしれない。 しかし、俺はやり遂げてみせるっ! 幸いにも他に趣味は持ってないし、今は大学の夏休みだ。時間もたっぷりある。 え? メイドならさくやを探せって? ドジっ子アホメイドの良さがわからんとは哀れな奴め。 ◇ ◇ ◇ れみりゃはこの日、新しくこの家にやって来たゆっくりを見て驚いた。 こうしてゆっくりをおにーさんが連れてくることは何度もあったが、今回はゆっくりできないことをするためのゆっくりじゃない。 あたらしい家族なのだ。 「会社から帰ってくる時に山を通っていたら、偶然見つけたんだ。ほら、挨拶しろ」 おにーさんにそう言われても、れみりゃはじっとして動かないままだった。 だってそこにいたのは――― 「ぎゃおー!!! たーべちゃうぞぉー♪」 ―――れみりゃ、それもれみりゃザウルスである。 れみりゃザウルスはゆっくりしている。 そこにあるのは、飼いゆっくりとか野生のゆっくりとか、そんなのとは別次元のゆっくりだ。 「うー!? あそこにれみりゃがいるどぉー!?」 「ああ、あれは我が家のメイド長だ。何か困ったらあのれみりゃに訊け」 「うぅ~♪ ゆっくりりかいしたどぉー♪」 そう言いつつ、よちよちとこっちにやってきた。 緑色のその姿は凛凛しく、かっこよく、とても強そう。 "たーべちゃうぞー!" がこれほど似合うゆっくりは、他には存在しない。 ふりふりしている尻尾のゆっくりしている様子も、 "かりしゅま☆" すぎてとても言葉にできないほど。 つまるところ、れみりゃザウルスはとっても "えれがんと" で "ごーじゃす" で―――ゆっくりできるゆっくりだった。 「すごいどー!? すごくゆっくりしたおぜうさまなんだどぉー!」 「う~♪ れみりゃもすごくゆっくりしたザウルスなんだどぉ~♪ ゆっくりしていってねぇ~!!!」 そう言いながら、れみりゃはこのれみりゃがゆっくり家族に馴染んでくれることを願った。 野生だから最初は時間がかかるけれど、一度家族になれればとてもゆっくりできる。 だからせめて、死ぬまでに一度は馴染んで欲しかった。 「れみりゃはうれしいんだどぉ~♪ はじめてのおともだちだどぉ~♪」 「うっうー☆ てれるどぉ~♪」 れみりゃはこれまで、何度もゆっくりが殺されるのを見てきた。 この前はえーきさまが殺された気がする。 とにかく、飼いゆっくりになっても安全ではない。 おにーさんは怖いにんげんさん。 でも、それと同時にやさしいにんげんさんなのだ。 ゆっくりできないことをしなければ、やさしいのだ。 だから友達になったこのれみりゃには、何も悪いことをしてほしくなかった。 「おい、れみりゃ。明日は当然だが仕事がある。だから明日『しつけ』をするまでの間、ゆっくりがんばってくれ」 何も悪いことを、してほしくなかった。 ◇ ◇ ◇ 「ごじゅじんざま、こーびーをもっできまじだ……」 「いや、コーヒーじゃなくてジュースなんだが……まあいいか。ちゃんと運べているし」 『れみりゃはメイド長計画』を始めてから二週間後。 てっきり夏休みいっぱいかかるかと思ったのだが、たったそれだけの期間でれみりゃは給仕の仕方を覚えてくれた。 もうジュースをこぼして指結びをすることはほとんどない。 ただプライドだけは無駄に頑固なのか、屈辱の涙を溢しながらの給仕だが。 「れみりゃ、もう行っていいぞ」 「わがりまじた。しづれいじまじた」 ちゃんと一礼をしてから出ていくれみりゃ。 服装もメイドの格好ではないし、主人に忠誠も誓ってないのだが、その姿はメイドといえないこともなかった。 あとは俺に懐いてくれてたら最高なのにな…… もっとも、さすがにそれは望みすぎだと思う。 「……しかし、どうしたものか」 俺は今現在、ゆっくり虐待の大きな岐路に立たされていた。 今までのような肉体的なものではなく、ちょっとしたぬるいじめも好きになってきたのだ。 もちろん、その原因はあのれみりゃである。 決まった時刻に給仕で来るように言っているのだが、その時にからかうだけでも俺の心は満ち足りてしまう。 これは―――恋!? いや、違うか。ゆっくりに恋するほど落ちぶれてはいない。 「そういやあいつ、この時間の後はどこかに遊びに行ってるが……友達でもいるのかね?」 一応あのれみりゃには、シルバーバッチをつけている。もしかしたら同じ飼いれみりゃの友達でもいるのかもしれない。 ちなみに最初は外に出すたびに逃げないの疑っていたが、何度も家に帰ってくるうちに信用することにしたのだ。 甘いかもしれない。だが、こういうのも悪くない気がする。 「うわぁぁぁーーー!!!」 そのとき、突然外かられみりゃの叫び声が響いた。 犬にでも襲われたのだろうか? だったらちょっと眺めた後に助けよう。 「おい、うるさいぞっ……って、なんだそのぱちゅりー?」 ◇ ◇ ◇ 「むきゅ、ぱちゅりぃはぱちゅりぃよ。ゆっくりしていってね!!!」 「うー! ゆっくりしていくどぉー!!!」 次の日、おにーさんがお仕事に出かけてしばらくしたころ。 メイド長のれみりゃは、れみりゃザウルスに親友であるぱちゅりぃを紹介していた ぱちゅりぃはこの家で、二番目の古参である。 れみりゃよりも頭がいい "まじょ" なので、その知識はれみりゃとは比べ物にならない。 実質、この家のゆっくり全ての司令塔だった。 「いい、れみりゃ? おにーさんのいうことをよくきいておきなさい。そうすればゆっくりできるから」 「うぅ~♪ れみりゃはザウルスだから、いつもゆっくりしているどぉ~☆」 「…………」 「うっうーうぁうぁ☆」 ぱちゅりぃがじっとこっちを見つめている。なんか、すごい目だ。 もちろんれみりゃもわかってる。このれみりゃは何もわかってないって、わかってる。 それを教えるのが自分の役目だ。 「れみりゃ、よくきくんだど。このいえでは、おにーさんがおぜうさまなんだどぉ!」 「うぅ? おぜうさまは、れみりゃだど? おにーさんはさくやだどぉー♪」 「う~~! ちがうの! おにーさんがおぜうさまで、れみりゃはさくやなんだどぉー!!!」 「うぅ~???」 れみりゃは目の前のれみりゃがどうして不思議がっているのか、ゆっくりりかいしていた。 れみりゃも初めてここに来た時は、ここは "こーまかん" でおにーさんは "さくや" だと思っていたのだから。 だけど、おにーさんは強かった。 強くてかりしゅまを持っている、本当のおぜうさまだったのだ。 ちなみにそれはおにーさんがれみりゃをメイド化しようとした時に、れみりゃの立場をわかりやすく説明したものである。 命令できる人=おぜうさま。 命令される人=さくや。 これほどれみりゃにわかりやすい説明もないとおにーさんは思っているが、実は受け入れにくさはまったく変わっていない。 むしろ突然『おまえ、こんどから俺の専属メイドな』と言われてるのに等しいのだ。人間だって理解できない。 「れみりゃはゆっくりした "ぼでぃー" をもってるど。でも、おにーさんはもっとゆっくりしたおぜうさまなんだどぉー!」 「うー! ぢがうもん!! でみりゃばおぜうざまだもん!!」 「むきゅっ! そんなことをいってはだめよ! おにーさんにきかれたらたいへんじゃない!」 「ばぢゅりぃばでぇぇぇ!?!」 「うー……ゆっくりりかいしてほしいんだどぉ……」 れみりゃはゆっくりと説明したが、このれみりゃザウルスはわがままだった。 いや、もしかしたらこのれみりゃの反応が普通で、れみりゃはここでの生活が長くてそう思ってるだけかもしれない。 「……うー? そうだど! れみりゃは "めーどちょう" っていわれてたどぉー! だかられみりゃはさくやだどぉー!!!」 「う、うぅ~!?」 そう言われて、れみりゃは困る。 れみりゃはさくやだ。それは間違いない。 でも、友達のれみりゃの命令を聞く必要はないはずだ。 だから、れみりゃはさくやだけど、さくやじゃない……? でもれみりゃはさくやで、さくやで、さくやじゃなくて……??? れみりゃの頭が熱くなってきた。 さくやだけどさくやじゃないなんて、本来れみりゃは考えることもない疑問だったであろう。 だが、このれみりゃもだてに長生きしているわけではない。 その疑問をゆっくり十分間考え続けた結果―――正しい答えを導き出すことができた。 「れみりゃはさくやだどぉ! でも、れみりゃはれみりゃのさくやじゃないどぉ!!!」 しかし、その十分間にれみりゃザウルスは開き直っていた。 「さくやははやくぷっでぃ~んをもってくるんだど☆」 「うーー!! ちがうどぉ! だかられみりゃはさくやだけど、れみりゃのさくやじゃないどぉ!!」 「ニパー☆ そういえばれみぃ、おぜうさまだったど♪ れみりゃのめいれいをきくなんて、おかしいとおもってたんだどぉ~♪」 「あぁー!? それはだめだどぉ! おにーさんに『おしおき』されるんだどぉ!?!」 「さっそくこーまかんを "ぽぉーい♪" しておそうじするどぉ♪」 「―――ッ! そこまでよ! れみりゃ、やめなさい!」 「ぼうやべてほじいどぉ! やべるんだどぉ!!」 「ぎゃおー! たーべちゃうぞぉー♪」 「ううぅぅぅ……うわぁぁぁ!!! ざぐやぁぁぁ!!!」 「あなたがさくやをよんでどうするのよ……むきゅん……」 ◇ ◇ ◇ 数日後、そこには俺とれみりゃと一緒にゆっくりするぱちゅりーの姿があった。 「むきゅー! すっかりげんきになったわ!!!」 あの時、れみりゃはボロボロになってた野生のぱちゅりーを抱えて泣いていた。 なんでも、このあたりに俺が連れてきたときから唯一の友達だったらしい。 それを聞いて俺は最初に『どうして友達なんだ? あまあまじゃないか』と言うと、 『あまあまだけどおどもだぢなの!!!』と返された。 ぱちゅりー種とれみりゃ種がたまに仲良くなるということは知っていたが、喰う喰われるの関係なのによくわからん。 とりあえず俺は気まぐれで助けてやることにした。 「れみりゃはぱちゅりーのおんじんよ! ゆっくりかんしゃしているわ!!!」 「うー♪ それほどでもないどぉ~☆」 後でこのぱちゅりーに聞いたところ、元いた群れでれみりゃと仲良く話しているところを見られたらしい。 それだけなら問題はなかったのだが、この前れみりゃが襲ってきたことで状況が変わった。 内通者としてリンチにあい、群れを追い出されたそうだ。 ゆっくりの世間も世知辛いものである。 「れみりゃのくせに謙虚にも『それほどでもない』と言うとはな……。よし、今度ケーキを買うか!」 「うぅー! やったどぉー!!!」 「……なんでれみりゃが喜んでんだ? ぱちゅりーの全快祝いだぞ?」 「うううー!?」 まあでも、一応買ってやらないこともないかな、と俺は心の中でこっそり思う。 ここ最近、俺は本当に丸くなった。まるで子供ができた時みたいだ。 ……あ、俺には子供はいないからな? あくまでもたとえ話だ、たとえ話。 「むきゅっ! あんしんしてれみぃ。ぱちゅりーのケーキさんを分けてあげるわ」 「うぅ~☆ ぱちゅりーはやさしーんだどぉー♪ おれいに、いっしょにかりしゅま☆ダンスをおどるんだどー♪」 「いいわよ。いっしょにおどりましょう」 「うっうーうぁうぁ♪」 「むっきゅーむきゅむきゅ♪」 部屋の中で不思議な踊りを踊る饅頭二匹。 れみりゃを始めて捕まえた時は殺意がわきあがったその踊りも、なんだか微笑ましく見える。 ……うざく思えないなんて、れみりゃいじめはできないな、こりゃ。 「でもMPが吸い取られてるから、優しくなんてしてやんない。してやらないんだからねっ!」 「むきゅ? おにーさんがとつぜんなにかいいだしたわね」 「いまはじゆうじかんだからむししていいんだどぉ☆ うっうーうぁうぁ♪」 さすがにそんな風に言われるのは……と思ったが、これが信頼かなと自然に思えた。 つまりそれは、今はその程度のことで『おしおき』しないと、信用してもらっているということ。 そう思った時に俺は何かを感じたが、まあそんなに悪い気分じゃなかった。 信用されるというのは悪くない。……悪くない、のだ。 結局この時はそれがなんだかよく解らないまま、俺は本当に楽しそうに踊りを続ける二匹を見続けた。 ―――うっうーうぁうぁ♪ ―――むっきゅーむきゅむきゅ♪ ◇ ◇ ◇ 「あぁ……ああぁぁぁ……」 「う~♪ み~んな "ぽぉーい♪" してすっきりしたどぉー☆」 「……あきらめましょう、れみぃ」 れみりゃザウルスが完全に開き直ってからどれくらいたったのか。 れみりゃとぱちゅりぃはその "ぽぉーい♪" されたものを必死に片付けて行ったのだが、 それを見かけたれみりゃザウルスがまた放り投げることの繰り返し。 おかげで部屋はすさまじい状況になっていた。 ……なんというか、もう収拾がつかないくらいに。 「……ぱちゅりぃ、おにーさんがかえってくるまでどれくらいだどぉ?」 「……あとながいはりがふたつぶんね。おやつをたべるじかんよりみじかいわ」 絶望的だった。 このれみりゃはこのままだと、確実に『おしおき』される。 それどころか、れみりゃも『おしおき』されるかもしれない。 悪いことをやったのだ、仕方ないだろう。 だが、それでもれみりゃは考えた。 どうすればいいか、一生懸命考えた。 だってれみりゃはさくやなのだ。 かんぜんでしょーしゃなめいどなのだ。 友達ぐらい、救えるはずだ。 さくやならなんでもできる。 なぜなら、自分がおぜうさまだった時からそう信じているから。 今は、自分が―――れみりゃが、さくやなのだ。 しかし根本的に、れみりゃに良い案が思いつけるわけがない。 「ただいまー……って、おかしいな? いつもならここでれみりゃが『う~♪ おかえりだどぉ~☆』とか言ってくるはずなのに」 玄関からそんな声が聞こえてくる。それはつまり……時間切れ。 「う~? さくやがかえってきたどぉ~☆」 「だ、だめだどぉ! おにーさんをさくやってよんだらだめなんだどぉ!! もっと『おしおき』されるんだどぉ!」 「うぅ? なられみりゃの "かりしゅま☆ぼでぃー" でぎったんぎったんにしてやるんだど♪」 「……おにーさんがかえってきたら、すぐにゆうしょく。もうむりよ」 「……こんやはゆっくりできない "でぃなー" になるんだどぉ……おにーさん、おこりそうだどぉ……」 「おーい、夕食の時間だぞー! れみりゃー! どこだー?」 おにーさんがくれる食事は、基本的にゆっくりフードである。 いつも同じ味というわけではなく毎回違う味のゆっくりフードなので、食事はとてもゆっくりとしていた。 台所にはすでに何匹かのゆっくりがいて、自分の皿にゆっくりフードが配られるのを今か今かと待っている。 「おっ、ぱちゅりぃといっしょか。れみりゃザウルスの様子はどうだ?」 「うー……それは……」 「むきゅー……」 れみりゃは何か言わなければいけないが、何も言えなくなってしまった。 ぱちゅりぃもフォローにしようがないのか、同じように黙っている。 だが、件のゆっくりはそんな空気などお構いなしだ。 「うぅ~☆ さくやすごいどぉ~♪ ゆっくりとした "でぃなー" なんだどぉ~♪」 それを聞いて周りのゆっくりたちはぎょっとし、いっせいにれみりゃ達の方を向く。 ゆっくりだけではない。今ではおにーさんも無言になってれみりゃザウルスを見ている。 先ほどまでうるさかった台所は、気味が悪いくらいに静まり返ってしまった。 「うぅっ……」 たくさんの視線と無言の圧力に押されたのか、能天気なれみりゃザウルスもたじろいでしまう。 しかし、みんなは別にれみりゃを怖がらせるために黙ったわけではなかった。 その目には各々が『やめてね!』とか『それいじょういっちゃだめだよ!!』という警告を含ませていた。 だけども、れみりゃとしてのプライドがそれを許さない。 「……ぶっ、ぶれぇーだどぉ! さくや……さくやははやくれみりゃをたすけるんだどぉー!!!」 「いや、助けるって言われても……どうやって?」 「う、うー!?」 「いや、だってみんな何もしてないし、助けようがないって。――ところで、さくやって俺のことだよね?」 「うっう~☆ さくやはさくやなんだどぉ♪ そんなこともわからないのかだどぉ~♪」 おにーさんは一瞬だけこっちを……メイド長のれみりゃを見た。 でも、本当にそれだけだった。それが何を意味するのか、れみりゃには解らない。 「いいかい、れみりゃ。ここでは俺が "おぜうさま" だ。少なくとも俺のことを "さくや" と言ってはいけない」 「そんなのしらないんだどぉ♪ おぜうさまはうまれたときからおぜうさまで、れみりゃはザウルスなんだどぉ♪」 「……お前、この家のルールは聞いてたか?」 「う~?」 「……連れてくる時によく言っておいたはずなんだけれどな。まあ、こうなるか」 このとき、れみりゃは予感に近いものを感じ取った。 おにーさんの顔は笑顔だったけれど、怖かった。 このままあのれみりゃは殺される。 「いいかい、俺を "さくや" と言ってはいけない。これは命令だ」 「それよりはやくぷっでぃ~んをたべるどぉ♪ まったく、さくやはだ―――」 その瞬間、れみりゃザウルスは頭部の中枢餡を棒によって貫かれた。 結果、断末魔を上げるより早く死んだ。 誰に? おにーさんではない。 「うー! ゆっくりしね!!!」 ふらんだった。 この家で一番強い、れみりゃの大先輩であるふらんだった。 ◇ ◇ ◇ ある日のこと、ぱちゅりーはちょっとした事件を起こしてしまった。 "ごほん" と称して読んでいた広辞苑の一部を破ってしまったのだ。 「むきゅー……ごめんなさい、おにーさん」 「れみりゃもあやまるんだどぉ! ごめんなざいだどぉ!!」 目の前で土下座(?)みたいなことをする二匹。 特にれみりゃは俺の怖さを知っているためか、ものすごい勢いで謝っている。 「ほらほら、そんなに謝らなくてもいいって。ぱちゅりーもわざとじゃないんだろ?」 「……でも、ぱちゅりーがごほんをやぶったのには、かわりないわ」 「そうだな、だから簡単な『おしおき』しようかと思う。ぱちゅりーはそれでいいね?」 『おしおき』と聞いて、れみりゃはびくりと震える。 それはそうだろう、前にも実際に何回か受けたことがあるはずだしな。 まあ、今回のお仕置きは本当に、まったく時間をかけない簡単な奴だ。 「むきゅっ! わるいのはぱちゅりーだもの、あたりまえよ!」 「そうだな、聞くまでもなかったか」 俺はぱちゅりーを一撃で潰した。 その時のれみりゃの顔は、一生忘れられないだろう。 そして、その表情こそ……俺が求めていたものだと確信する。 「うわあああぁぁぁぁぁ!?!?!」 少し時間をおいて、れみりゃは今まで聞いたこともないような大声で叫び出した。 そのまま俺に掴みかかってきたため、簡単に足払いで転がしてから背中を踏みつける。 「どうじで!!! どうじでばぢゅりーが!?! どうじでぇぇぇ!!!」 「おいおい、聞いてなかったのか? 俺は『おしおき』をしただけさ」 「『おじおぎ』は……! 『おじおぎ』はゆっぐりでぎないげど! あどでまだゆっぐりでぎだもん!!!」 「―――何を勘違いしてるんだ? これはれみりゃの『おしおき』だよ」 そう、これはぱちゅりーの『おしおき』ではない。 れみりゃが拾って来たぱちゅりーだから、れみりゃへの『おしおき』だ。 大切な友達を殺せば、さぞかし苦しむだろうと思ったからこその『おしおき』だ。 一瞬の静寂の後、れみりゃは顔をぐちゃぐちゃにしながら叫び出す。 「ぶざげるな!!! ばがぁぁぁ!!! うらぎりぼの! じねっ!! じねぇぇぇ!!!」 「おいおい、これは『おしおき』なんだ。……後でゆっくりできるんだろ?」 「ぐがぁぁぁ!!! じねぇぇぇ!!! じねっ! じねっ! じぬんだぁぁぁ!!!」 れみりゃは呪いの言葉を叫び続けるだけの肉まんになった。 もうこのれみりゃは、俺の言うことなど聞かないだろう。 「裏切り……ねぇ」 『信じている』ものを裏返す、最低の行為。 それこそが、俺の求めていた虐待だったのかもしれない。 信用してた相手に裏切られるというのは、とても苦しいのだろう。 友達を失うというのは、とても悲しいのだろう。 指を結んだ時よりも、 羽を結んだ時よりも、 頭に針を刺した時よりも、 今のれみりゃの顔はそれらを軽く凌駕していた。 「じねぇぇぇ!!! ばじゅりーをごろじだにんげんはじねぇぇぇ!!!!!」 「はいはい、ゆっくりゆっくり。……ちょっとうるさいな」 「じねぇっ―――ぐげっ! ぐげげっ! ぐげげげげっ!」 俺は背中を踏んでいた足を後頭部に移動させたが、まだ怨嗟の言葉を吐き足りないらしい。 満足な音になってないのに、それでも口を動かしているのがわかる。 「さて、俺をゆっくりさせてくれたお礼だ。このまま一撃で頭を潰し、殺してやる。―――これからやることも、決まったしな」 ◇ ◇ ◇ 「おいおい、そんなにあっさり殺しちゃダメだろう? 『おしおき』ができないじゃないか」 「うぅー……ごめんなさい」 「まあいいか、緊急時だったしな。そんなに落ち込むんじゃない」 みんなはおにーさんとふらんのやり取りから、ずっと目をそらしている。 殺さなくてもいいと思っていた。 ゆっくり反省すれば、みんなのように生活できると思っていた。 だってここにいるみんなは、ほとんどが野生で生きていたことがある。 みんながすぐに家族として馴染めるわけじゃない。誰でも一度はおにーさんに刃向かったことがある。 それで生きていられるのは、その時は『おしおき』だけで済んだからだ。 おにーさんは優しい。 ゆっくりできないことをされることはあっても、殺されることはない。 悪いことをしなければとてもゆっくりできる。 少なくとも、みんなそう『信じている』。 でもこの家にいる限り、とあるルールがあった。 ルールを守らないとゆっくりできないから、ルールは存在する。 そして、れみりゃはそのルールを犯してしまった。 1、おにーさんの命令は絶対 2、家にいるゆっくりを殺してはいけない 3、どちらかを破ったらふらんに殺される さっきのれみりゃザウルスは1番のルールをやぶってしまった。 だからふらんに殺された。 ―――この家で最古参の、ふらんに殺された。 「れみりゃ、その死体を冷凍庫に運んでくれ」 「……れみぃ? おにーさんが呼んでいるわよ?」 「……! わ、わかったど!! ゆっくりりかいしたどぉー!!!」 「ひぐっ……ひぐっ……」 こうしてれみりゃは、友達になったばかりのゆっくりの死体を運んでいた。 たった一日だけだったけれど、友達だった。助けたかった。 死体は的確に横から頭を貫かれただけだったから、目を閉じさせてやれば眠っているようにも見える。 手を使って表情を整えれば、とてもゆっくりとした寝顔の出来上がり。 もう目を覚ますことはないのだろうけれど、少しでもゆっくりしてほしかった。 そういえば、おにーさんの顔はずっと笑顔のままだった。 新しい家族になったばかりのれみりゃが死んだのに、笑顔だった。 もしかしたらおにーさんは、最初からあきらめていたのかもしれない。 ……最初からご飯として、れみりゃザウルスを連れて来たのかもしれない。 家族になってくれるチャンスがあっただけ、ましだったのだろうか。 "れいとうこ" ということは、明日の夕食になるのだろう。 ゆっくりフード以外の夕食は、みんな同じものなのがお約束。 大丈夫、れみぃならできる。がんばれる。 泣いてなんかいない。このゆっくりは、悪いゆっくりだったんだ。 だから、明日の夕食に出ても食べてやる。れいむやまりさのように、おいしく食べてやる。 だってれみりゃが駄々をこねれば、おにーさんは笑顔で命令して――― そう、れみりゃはメイド長。 どんな仕事もこなす、かんぜんでしょーしゃなめいど。 今日もおにーさんのどんな命令にも従っていく。 そうすればゆっくりできると、おにーさんを『信じている』から。 ―――だから殺されるとも知らないで。 あとがき れみりゃもおだてりゃ木に登る。 前回はゆっくりできなかったようですみません…… というか、やっぱり数日ぐらい修行してから書いたほうがいいのだろうか…… ゆっくりパートが苦手すぎる……なんというか、微妙に賢い。 このお話は今飼っているれみりゃと一番最初に飼っていたれみりゃの話を、時系列を交互にして出しています。 解りにくかったでしょうか? 解りにくければごめんなさい。 れみりゃザウルスの設定をうまく生かせなかった…… でも、友達になりそうな希少種って、これしか思いつかなかったんです。 この後にお部屋が散らかってることに対しての『おしおき』でれみりゃが殺されるかどうかは、 皆さんのご想像にお任せします。 今までの作品を読まなくても楽しめ……るかな? とりあえず大量にゆっくりを飼っている家だと理解してくれれば、楽しめるはずです。 ついでに、家にいるゆっくり全員に死亡フラグが立ちました。 あと黙ってましたが、自分はれみりゃが好きです。こんなの書きましたが嫌いではありません。 前に書いたもの ゆっくりいじめ系2744 B級ホラーとひと夏の恋 ゆっくりいじめ系2754 ゆっくりできないおみずさん ゆっくりいじめ系2756 ゆっくり障害物競走? ゆっくりいじめ小ネタ517 見えない恐怖 このSSに感想をつける
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1049.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 495 蹴る/コメントログ」 なんか途中から嫌な話だったな -- 2010-06-05 03 56 35 野良が不幸になる話しはスッカとするね! (希少種は除く) -- 2010-08-12 01 52 58 野良希少種虐待なんて全然見たこと無い -- 2010-09-15 01 40 33 希少種は愛での対象であり、幸せな生活をおくらせるべき -- 2010-10-02 10 26 26 交番にバックを届けるお兄さんは良い人なんだね、わかるよー あのどでぶまりさ、よくいままで生きてこれたなww -- 2010-10-12 22 23 11 す、スッキリー! これめっちゃおもしれえ!! それにしてもこのお兄さん抜群の命中力だなw 両目を正確に潰したり、空き缶で貫いたり、もうペレ級だなw サッカーよく知らんけどw -- 2010-11-17 08 18 30 公園での蹴りは一石二鳥ならぬ(一れみたくさんゆ殺)だなwww -- 2011-02-28 09 49 40 しゅっきりしたゆ! -- 2011-05-30 05 24 42 最高だな? -- 2011-08-04 15 57 50 わかるよ〜 -- 2011-08-24 18 18 56 公園の花壇にいたじいさんは何者? 面白かった~、お兄さんはサッカーをやればいいんじゃ? -- 2011-10-07 20 38 15 「思い立ったが吉日」よりも「善は急げ」のほうがいいと思う -- 2012-01-09 00 29 18 蹴った石にヒビが入ったり缶で中枢を打ち抜いたり、キック力ありすぎだろ。 あと誤字多いな。 -- 2012-06-01 21 58 26 ↓×1 羅漢銭のキックバージョンwww -- 2018-01-05 02 33 28
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/991.html
仕事からの帰り道。寒さが襲いかかる夜。 俺は我が家へと帰宅すると、玄関前に5つの影があった。 そのうち2つは最近家に住み始めたまりさとれいむ。残りの見慣れないゆっくりは・・・ふらんかな? 家族連れの胴体無しとは珍しい。ここら辺では見ない種類だ。 「うー! うー!」 激しい形相でまりさとじゃれ合ってる。まりさの頭に噛みつきブルンブルンと振りまわすその姿は実に楽しそうだ。 まりさの方も涙目で 「いぎゃああああああああああ!!!! はなじでふらんんんんんん!!!!」 れいむの方は子供たちにガシガシ噛みつかれている。 「あぎゃああああ!!!! でいぶのぽんぽんがああああああああ!!!!」 俺はそのフレンドリーな光景が羨ましかった。 「お前ら楽しそうだな・・・こっちは残業で疲れてるのに。」 「このじょうきょうでばがじゃないのおおおおおおお!!!! ばや゛ぐでいぶだぢをだづけでえええええ!!!!!」 「ぼうじがどれるうううううううう!!!!」 夜中に騒ぐとは感心しませんな。最近のゆっくりはやんちゃで困る。 とりあえず親っぽいふらんの方を全力で蹴り飛ばす。流石のふらんも蹴りには耐えられないのか、 ドアに叩きつけられた。牙が刺さったままのまりさと一緒に。 「ゆべえ・・・もうどうでもいいからはやくたすけて・・・」 OKOK。まずはれいむに噛みついてる子ゆっくりを蹴り飛ばしつつ、まりさの頭から牙を抜いた。 このまま帰るのならば見逃すのだが、ふらん達はこちらに向けて「うううう・・・」 と明らかに殺意を抱きながら唸っている。まあ殺さない程度にやろうか。 「うーーーー!」 飛びかかってきた親ふらんを右の振り下ろしで叩きつける。そのまま持っていた傘で貫いた。 「ううう!!!!」 苦しんでいるふらんに追い打ちをかける。刺さって身動きの取れないふらんの顔面に蹴りをいれた。 「ううっ!」 思いっきり顔が凹んだふらん。歯を折れたのか口からボロボロと落ちた。 そしてそのまま動かなくなった。・・・大丈夫。まだ息してるから。傘を外せば帰るだろう。 れてるし。早く寝よう。 さて家へ・・・まだ子供が残って 「ほらとっとと家に入るぞ。ていうかなんでお前ら外に出てるんだ?」 「おにーさんがひるごはんはじぶんでとってこいっていうからでしょ! おうちにはいれなくてこまってたんだよ!」 「ゆっくりあやまってね! しゃざいとばいしょうをせいきゅうするよ!」 あーもういいや。今日は疲れたから。後は子ふらんの始末をどうするかだな。 可哀想だがれいむの口の中に入れてあげた。まあ美味しく頂いてねれいむ。 「あがあああああああ!!! でいぶのおくちのなかがむしゃむしゃされてるううううううう!!!!」 「でいぶうううううううう!!!」 俺が風呂から上がり、居間に行くと二人がテレビを見ていた。珍しく真剣な目である。 「んー? ゆっくり虐待ドラマでも見てるのか?」 「そんなひどいことするのはおにーさんだけだよ! ほかのひとたちはきっとやさしいよ!」 「ならばこのネットで見つけた秘蔵の虐待ムービーを・・・」 「それよりおにーさん! ゆっくりこれをみてね!」 どれどれ。ってニュースか。えー何々ゆっくりの群れが権利を訴えてデモ行進・・・な、なんだってー! 「このぱちゅりーはすごくゆっくりしたゆっくりなんだよ!」 確かに・・・テレビに映っているゆっくり達は皆凛々しそうだ。特にリーダーっぽいぱちゅりーの答弁は 一応ちゃんとしてるような気がする。 「ひととおなじようにかんがえ、しゃべれるゆっくりにもけんりがあたえられるはずだわ!」 「そうだよ! じぶんよりよわいものをいじめるなんてさいていだよ!」 「ゆっくりだってるーるやほうりつがりかいできるんだぜ!」 「ぎむをはたさせてすらあげないなんて、とかいはのすることじゃないわよ!」 「チーンポ!」 「でもかつどうなんだねーわかるよー」 「ゆっくりたちにゆっくりぷれいすを! ぱちゅりーたちはたたかいつづけるわ!」 なるほど、ゆっくりにもデモクラシーの時代が来たか。まあここまで頭がいいのは おそらく捨てられた元飼いゆっくりだからだろう。 「ゆっくりのみらいについてかんがえるなんてすてきだよ!」 「ぱちゅりーたちがいればゆっくりのみらいはあんたいだね!」 こいつらも気がつけば語彙が増えてきたな・・・・ 「まあいいや。じゃがりこ食べる?」 「ゆ~♪ たべるたべる!」 「ゆっくりたべるよ! むーしゃ!むーしゃ!しあわげぇ!」 むしゃむしゃしていたれいむの頭に踵を乗せて、俺は仰向けになった。 「あーそういや。明後日からあの地域に出張なんだが、なんなら会いに行く?あのぱちゅりーに。」 「ゆゆ! ゆっくりあいにいくよ! だからはやくれいむからどけてね!」 「ゆゆゆゆ・・・・ゆっくりじだいよお・・・・」 そんな訳で到着いたしました。 とりあえず二人をホテルに預けて仕事をこなし、時間が取れた最終日にぱちゅりーたちに会いに行くことにした。 とある公園の一角。なにやらマスコミと警察と加工所の職員らしき人達でごった返していた。 人ごみに近づいてみると、なんとぱちゅりー達は空き缶拾いをしていた。 「ゆーしょ! ゆーしょ! あるみはこっちだね!」 「ゆっくりなげるよ!」 数匹がかりで缶を運び、どこから持ってきたのかゴミ袋に入れているようだ。 「ゆゆ! ゆっくりはたらいてるね!」 「でもれいむたちははたらかなくていいよね! かわいいからいいよねおにーさん!」 「今日の夕飯は饅頭かな・・・」 「「ゆっぐじお゛でづだいじまずがらゆるじでえ゛え゛え゛!!!!!」」 「むきゅん! どなたかしら!」 三人で騒いでいると、どこからか例のぱちゅりーがやってきた。 「「ゆっくりしていってね!!!」」 「ゆっくりしていってね!!!」 「だが断る。」 「おにさーんはだまっててね!」 はいはい黙ってますよ。ゆっくりはゆっくり同士。俺は人間と話すさ。 「ぱちゅりーはすごいゆっくりだね! ゆっくりのみらいのためにこうどうするなんて!」 「れいむたちもゆっくりおうえんしてるよ!」 「むきゅん! ぱちゅりーたちのうったえがとおれば! ふとうにいじめられるゆっくりはいなくなるわ!」 「すうこうなもくてきのためにがんばるんだねー。わかるよー」 「ゆっくりにもせんきょけんを! ゆっくりにもじんけんを!」 「ゆっくりのゆっくりによるゆっくりのためのとかいはなせいじがひつようだわ!」 中々盛り上がってるじゃないか。俺は近くの暇そうな加工所の職員を捕まえて疑問に思ってた事を聞いてみた。 「てっきり駆除とかされてると思ったんですが、やらないんですか?」 「って言いましてもねえ~。マスコミが大々的に放送してますし。強制的な手段に訴えるのはちょっとねえ・・・ それに捕まえる口実がないんですわ。あいつら元飼いゆっくりなんで上手く生きてるみたいで・・・」 成程成程。確かに口実が無ければ流石にゆっくりと言えど捕まえるのは難しいだろう。 「むきゅん! あなたがあのまりさとれいむのおにーさんね!」 なんか血縁関係みたいな言い方だな。まあ突っ込むのはメンドイからいいや。 「うんそうだよ。どうしたの?」 「まりさとれいむにひどいことしないでもらいたいわ! しょうがいざいよ!」 チクられたか。遠くであの二人がニヤニヤしながらこちらを見ている。 「「おお、ぶざまぶざま」」 「いやあれはどうかんがえてもスキンシップだね。」 「うそつきは、うさぎのはじまりだわ!」 「あーあーキコエナイキコエナイ!」 「ゆっくりもにんげんとおなじようにあつかうべきだわ!」 う~ん。全く真実なのでこちらが不利。しかし口喧嘩で負けるのは誰相手でも悔しい。 何か会心の一手は・・・・ん? 「なあぱちゅりー? 人間と同じく扱えって事は、当然刑罰も受けるんだよな?」 「むきゅん! わるいことをしたならばしかたないわね! でもぱちゅりーたちはわるいことなんてなにもしてないわ。」 「あいよ。んじゃ許可取った?」 「む?」 「いや『む?』ではなくてですね。デモ活動には許可が必要なのではないかと思うのですが。しかも公共の場所だし。」 「む・・・むきゅん! な・・・なにいってるのおにーさん! きょかなんてそんな・・・」 「ついでに逮捕されるんじゃないか?無許可だと。」 1分ほど公園は静寂で包まれた。そして誰かの声で静寂は破られた。 「青島・・・確保ォオオオオオオ!!!!!」 加工所の職員は一斉に動き出した。 ジャージの軍団は馴れた手つきでゆっくり達を次々と袋の中に入れていく。 「ぐらいよおおおおおおおおお!!!! ごごがらだぢじでええええええええ!!!!」 「でいぶぼういやああああああああ!!!! おうぢがえるうううううううううう!!!」 「ゆるじでぐだざいおねえざあああああああん!!! ありずははんぜいじでばずうううううう!!!!」 一部トラウマのスイッチが入ったゆっくりも居るようだ。可哀想に。 ついでにぱちゅりーはと言うと。 「主犯のぱちゅりー容疑者緊急逮捕いたしました! 今から連行します!」 「むきゅん! これはふとうたいほよ! べんごしをようきゅうするわ!」 「どうなってるんだぜぱちゅりー! どうしてまりさたちがつかまってるんだぜ!」 「ひもでしばるなんて・・・そんなとかいはなぷれい・・・もえあがるわ!」 こうしてぱちゅりー他幹部たちはパトカーで連行されていった。 他のゆっくりは加工所に連れていかれるようだ。 「だまじだなぱぢゅりいいいいいいいいいいいいい!!!!」 「ゆっぐじじね! ゆっぐじじね! ゆっぐじじねえええ!!!!」 「がごうじょはいやですうううううううううう!!!! ゆるじでぐだざいいいいいいいいい!!!!」 こうして一つの活動家たちの熱き戦いは終わった。政府という大きすぎる壁に挑んだ彼らは皆散っていった。 しかし彼らの意思は受け継がれていくだろう・・・私はそう願いたい。 「おにーさんのせいだよ! ゆっくりはんせいしてね!」 「ゆっくりはんせいしてね!」 なんか怒られてる俺。仕方がないので今日の夕飯はしゃぶしゃぶにしてあげよう。 久しぶりの我が家に戻った俺はニュースを見ていた。 「今日未明、無許可のデモ活動で逮捕されたぱちゅりー容疑者は、調べに対し、『にんげんによるじんけんしんがいだわ! かっこくに、このひどうなこういがしれわたるのをねがってるわ!』などと答えており、容疑に関しては全面否認しております。 なお他のゆっくりに関しては全匹加工所に送られたとのことです。」 大変だね。ホント。 俺は肉を箸で掴むと、鍋の中にすうっと通した。あまりお湯につけないのが俺の好みだった。 「あぎゃいよ! そしておにくをゆっくりたべさせてねおにーさあづいッ!」 鍋の中にすっぽりと入っているれいむが何か言っているが気にしない。しかし鍋を風呂代わりとは失礼な奴だ。 「まりさ。このお肉美味いか?」 隣でキチンと座っているまりさに肉を食べさせてあげた。 「むーしゃ♪ むーしゃ♪! しあわせー♪ ありがとうおにーさん!」 「いいがらだづけでよねばりざ! でいぶおごあづぃ!」 だから喋ると口の中にお湯が入るとあれほど言ってないねそうえば。 「このまえみすてたれいむは、ゆっくりおゆにつかってね!!!」 「だっであればおにーざんがついッ!」 「あーそろそろまりさの番かな」 「ゆ! なにいってるのおにーさん! ゆっくりやめてね! おててをちかづけないでね!」 【あとがき】 まあ虐スレだし。こんなオチになりますね。 by バスケの人 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2946.html
※超注意!!! 人間は出ません 虐待って言うか自然淘汰って感じです。 お食事中は見ない方が良いと思います。 結構気色悪い描写してます。 これは夏の出来事です。 野原を跳ね回る二匹のゆっくりが居ました。 ありすとぱちゅりー。 二匹は近くに住む仲の良いゆっくり。 よく二匹で遊び回っています。 「都会派ね〜」 「むきゅ〜」 二匹とも気持ちよさそうに昼寝を始めました。 ゆぅゆぅと寝息を立て、昼寝を満喫します。 ぶぶぶ… そこに現れたのは二匹よりもとても小さい一匹の虫でした。 その虫は不快な羽音を立て、ぱちゅりーの頬に止まりました。 しばらく留まり、次はありすの頬に止まります。 しかし、寿命だったのでしょうか、ありすの頬に止まったかと思うと、 ぽとりと落ち、足を丸めてその生涯を閉じました。 −数時間後 「むきゅ! ゆっくり寝過ごしたのよ!!!」 「う〜ん、ちょっとねすぎたわね」 日が傾きかけた頃に二匹は目を覚ましました。 あまりもたもたしていると、周りが真っ暗になってしまい帰れなくなってしまいます。 「ありす! 早く帰るのよ!!!」 「わかったわ、ぱちぇ…ゆっ?」 ありすは自分の下に小さな虫の死骸を見つけました。 「ぱくん!」 見つけるなり虫の死骸を食べるありす。 ぱちゅりーに見つからないようにこっそりと食べたのでした。 ぱちゅりーは自分の頬にわずかな痒みを感じましたが、今はそれどころでないので、 我慢してありすと一緒に自分の巣へ帰っていきました。 二匹がゆっくりの集落の広場にたどり着くと、中央にドスまりさが鎮座していました。 「二匹とも遅いよ!!! 夜は周りが見えなくて危険なんだから早く帰らなきゃだめって言ったでしょ!!!」 「ごめんなさいどすぅ…」 「むきゅ〜、ごめんなさいなの」 このドスまりさが管理する群れは15家族からなっています。 他のゆっくり達はすでに全員巣に帰っているのにこの二匹だけ帰ってきていなかったので、 心配する家族に変わり、二匹の帰りを待っていました。 この群れが住む場所は獣も捕食種も人間も現れないため、比較的安全が確保されています。 そのため、群れのゆっくりが突然居なくなることが滅多にないので心配したのです。 「二匹とも反省したならいいよ!!! ゆ? ぱちゅりーのほっぺになんかついてるよ? ぺーろぺーろ」 「むきゅ、くすぐったいのよ」 ドスまりさはぱちゅりーの頬についた白い粒のような物を舐めとりました。 特に味もなかったので「しあわせ〜」はありません。 二匹は改めて遅くなったことを謝り、それぞれ自分の家族の元に帰りました。 −二日後 さて、今ゆっくりけーねの診察を受けているのはあのありすとぱちゅりー。 何ともこの二日間とても具合が悪いのだと言います。 ぱちゅりーは頬がかゆくなり、段々痒みが痛みと不快感に変わったと言い、 ありすは舌と顎の辺りがぱちゅりー同様痒くなって痛みに変わったそうです。 「ゆ〜ん、とくに悪いところは見あたらないなぁ…」 「でも、いぢゃいよおおおぉぉぉぉおおお!!!」 「むぎゅああああああ!!! いだっ! いだい! いだいよおおおおおお!!!」 二匹とも襲いかかる痛みに悶え苦しんでいます。 今まで見たこともないような症状にけーねも困り果ててしまいました。 ゆっくりかぜとは違うし、怪我をしているようでもありません。 しかし、二匹は確実に痛がっています。 けーねが頭をひねっている間、異変はドスまりさにも起こっていました。 「ゆげええぇぇぇぇえええ!! いだいっ!!! いだいよおおぉぉぉぉぉおぉぉ!!!」 広場から巨大な悲鳴がひびきます。 舌を出して痛みに悶え苦しむドスまりさ。 彼女もまた、痒みから始まり、痛みに変わり苦しんでいたのです。 群れの全員が集まり、ドスまりさの看病をしています。 このドスまりさは他の群れのような「便利な存在」としてではなくではなく、 リーダーとして群れのみんなから絶大な信頼を得ており、 心配で全員が見舞いに来ることからも、その様子がうかがえます。 「むきゅ〜、こんな症状初めてなのだわ…」 「まりさ! しっかりしてね!!! れいむがついているよ!!!」 側近ぱちゅりーは頭をかしげ、副リーダーれいむは苦しむドスまりさに寄り添います。 しかし、三匹を襲うこの症状は一体何事なのでしょう? 答えはドスまりさが群れ全員の前で披露してくれました。 「いぎいぃぃぃぃ!!! ゆびぃぃぃいいいいいい!!! えげっ!!!」 叫ぶドスまりさの舌の表面がうねうねと波打ち、 所々から餡子がうっすらと浮かんできました。 そして… 「「「ぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ…」」」 「「「「「「「なにこれーーーーーーーーーーーー!!!」」」」」」」 餡子が浮かんだ場所から舌を食い破り、二日前、ありすとぱちゅりーにくっついた虫、つまり蠅が飛び出してきたのです。 そして、舌の表面には三匹を苦しめていた元凶のウジ虫が這い出て、その上をうねうねと這い回りました。 この光景に群れの全員が驚愕し、悲鳴を上げました。 「えげえぇえええええ!!! えげえぇえええええ!!!」 自分の身に起こったおぞましい出来事にかっと目を見開きドスまりさは咆哮しました。 そして、蠅たちはどこかへ飛び去りました。 側近ぱちゅりーは自身の精神力で持ちこたえましたが、 他のゆっくり達はあまりのショッキング映像に何匹か気絶してしまいました。 「む…むぎゅぅ、、、と、とにかく悪い虫さんがドスを苦しめてたのよ!!!」 「ゆっ!!! そうだよ!! 悪い虫さんがまりさに酷い事したんだよ!!! ゆるせないよ!!!」 れいむはそう叫ぶと、だらりと地面についたドスまりさの舌の上を蹂躙するウジ虫を踏みつぶし始めました。 「…………!!! ぎゃああぁあっぁぁぁぁぁあああ!!!」 激痛に再びドスまりさの咆哮が木霊します。 「むきゅ! れいむ待って!!! そんな事しても駄目よ!!!」 「でも! まりさに酷い事した虫さん許せないよ!!!」 「みんなもよく聞いてね。多分まりさのしたの中にはまだむしさんがいると思うの。 だから一回虫さんに食べられてる舌を切り落とすのよ!!!」 ……… 「がまんしてね! ドスまりさ!!!」 「とかいはなドスのためにやることなの!! 理解してね!!!」 「痛いけど我慢して欲しいんだよー。わかってねー」 ドスまりさの口は木の枝で固定され、中には数匹のゆっくりが口に鋭い木の枝をくわえて待機していました。 ドスまりさは恐怖と激痛で涙をどくどくと流しています。 その痛ましい姿を見たくないと何匹かのゆっくりは目をそらします。 「むきゅ、準備はいい? それじゃ、はじめるのよ!!!」 「「「「ゆーーーーー!!!」」」」 かけ声と共に大がかりな手術が始まりました。 人間と違い、刃物を持たないゆっくりは鋭い枝で何度も突き刺すことでドスまりさの舌を切除しようとしているのです。 「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」 口を固定されたドスまりさは舌を何度も突き刺される痛みに声にならない声で叫びます。 中でドスまりさの舌を突き刺しまくっているゆっくり達は皆涙を流しながら作業を進めます。 全ては大好きなドスまりさに助かって欲しいからです。 地獄の大手術は三時間にも及びました。 何本もの木の枝を犠牲にして、ついにドスまりさの舌はちぎり落とされました。 ドスまりさの舌の切除痕には薬草があてがわれ、応急処置が施されます。 そして、広場の中央には切り取られた舌と、未だに舌の上や中をうねうねと這い回るウジ虫たち。 その場にいる全員の心は一つ。「ゆっくりできない虫さんは死んでね!!!」 次々とドスまりさの舌に飛びかかり、出てきたウジ虫を潰していきます。 何匹かは蠅となって飛び立とうとしたところを潰され、 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー!」 「うっめ! こいつめっちゃうっめ!!!」 また何匹かはゆっくりの餌になりました。 やがてドスまりさの舌はゆっくり達が掘った穴に埋められ、 ドスまりさに起こった異変は終わりということになりました。 −ドスまりさの手術が終わろうとしていた頃 ありすとぱちゅりーはまだ痛がっていて、けーねは原因が分からなくてずっと頭をひねっていました。 痛み止めの薬草を塗っても駄目。栄養のあるお野菜を食べさせても駄目。 はっきり言ってお手上げ状態。 けーねがさじを投げようとした瞬間。それは起こりました。 「えげっ! えげっ! えげっ! えげっ! えげっ! えげっ!」 「むげっ! むげっ! むげっ! むげっ! むげっ! むげっ!」 二匹が急に痙攣を起こし始めたのです。 けーねはこの症状を見て、中枢餡子と呼ばれる ゆっくりの心臓部のような物が傷つけられていることを悟りました。 しかし、体の内部のことなのでけーねにはどうすることも出来ません。 「「ぽげあっ!!!」」 二匹は最後に大きく痙攣し、苦痛に苦しむ絶叫の表情のまま死に絶えました。 けーねはため息をつき、二匹の死を家族に伝えようと思っていたところ、 なにやら死体が動いたような気がします。 「ゆー?」 生き返ったのだろうか? しかし、生き返ったにしては動きが変だ。 なんか皮が一人で動いているような…… 皮は波打つように蠢き、そして脹らんだと思ったら… 「「「「「「ぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ…」」」」」」 中から大量の蠅が皮を突き破り出てきました。 「うわわああああああああああああああああああ!!!」 さすがのけーねも突然のことにまともに思考できずに力の限り叫びました。 「もこたあああああああん!!! たすけでええええええええええ!!!!」 逃げる先は愛するもこたんの住む木の洞。 「ゆ? どーしたのけーね? もこたんびっくりしたお!!!」 「ゆぅぅぅ!!! いりぐちしめてね!!!」 急いで入り口を藁などで閉めます。 「けーね、説明してくれないとインできないお!!!」 「もこたん! むしさんが! むしさんが!」 これでは話にならないと感じたもこたんは一度けーねを落ち着かせてから話しを聞くことにしました。 「それはたいへんだお!!!」 やっと落ち着いたけーねから事情を聞いたもこたんは事情の深刻さを痛感しました。 そのころになって群れのゆっくりから招集がかかりました。 ドスまりさに起こった事とけーねが体験した事が発表され、 群れは騒然としましたが、 「むきゅ、でももう悪い虫さんは逃げたし、残ってた虫さんも死んだから大丈夫よ!!!」 という側近ぱちゅりーの演説で群れ全体は安堵しました。 集会後は死んでしまったぱちゅりーとありすを埋葬することになりました。 二匹の死体は中身がほとんど無く、皮もほとんど食い破られて見る影もありません。 家族はたいそう悲しみ、群れのみんなも悲しみに暮れました。 側近ぱちゅりーと副リーダーれいむはけーねから薬草を貰い、 ドスまりさの世話をするために彼女と一緒に巣に戻っていきました。 −数時間後 けーねは考えていました。 二匹は死んだのにドスまりさはなぜ死なずに済んだのか。 そして答えが浮かびました。 (きっとドスまりさは体が大きいし、虫さんがついたのが舌だったから大丈夫だったんだ) けーねの推理は二匹は体が成体ゆっくり程度の大きさだったので中枢餡子まで食べられてしまい、 死んでしまった。しかしドスまりさは舌に寄生され、 なおかつドスの舌が成体ゆっくり十匹分にも相当する大きさだったから中枢餡子まで食べられずに済んだのだと言う物です。 つまり、普通のゆっくりだと寄生されてしまったらもう助からないと言うことです。 そのことを明日側近ぱちゅりーに伝えようと思ったら、誰かが巣に入ってきました。 「もっこもこになろうね!!!」 もこたんでした。 「もこたん! どうしたのこんな遅くに」 「けーね、ここはとても危険な気がするお!!! 明日早くに他の所に逃げるお!!!」 けーねは驚愕しました。自分たちの所属する群れを捨てて、逃げようと言っているから。 けーねは反論しました。 ドスまりさは自分たちを迎えてくれた偉大なリーダーだ。それを見捨てるなんて出来ない。と しかし、もこたんは一歩も譲りません。 しばらく二匹は口げんかしていましたが、もこたんの一言で決着がつきました。 「けーね! もこたんはけーねが好きなんだお!!! 大好きなけーねとずっと一緒にいたいから危険なことをして欲しくないんだお!!!」 もこたんの精一杯の告白でした。 これにはけーねもうろたえ、つい明日最後にドスまりさを看たら一緒によそに行くことを了承しました。 その夜は二匹は寄り添って寝ました。 −次の日 「ゆ"ぅ"、ゆ"ぅ"、ゆ"ぅ"」 ドスまりさは舌を無くしたためうまく発音できずにうめくだけでしたが、 傷自体は塞がっていたのでけーねは栄養の多い物を沢山食べるようにと伝えました。 そして、この場所を引っ越すことを提案しましたが、一蹴にされました。 「むきゅ、ここにはいっぱい食べ物があるし、 なによりドスがこの調子じゃ移動できないわ!!!」 「まりさが苦しんでるのに移動するなんてばかなの!? しぬの!? ありすとぱちゅりーを助けられなかったヤブが調子に乗らないでね!!!」 けーねは今まで世話になったとだけ伝え、もこたんの元へ向かいました。 「けーね、もこたんインしたお!!!」 「もこたん! いっしょに幸せになろうね!!!」 そして二匹はもてる限りの餌を持って群れを去りました。 −二匹が群れを去って数時間後 ぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ 群れに昨日生まれた蠅がやってきました。 「ゆああああああああああ!!! やべでええぇぇぇぇ!!! でいむをだべないでええぇえぇぇl!!!」 「ゆぎゃああああああ!!! たべるんだったられいむを…ぎべええぁぁぁぁああああ!!!」 「ちぇえええええん!!! にげでえぇぇぇぇぇええ!!!」 「らんしゃまああああああ!!! ごわいよおおおおっぉぉぉおおお!!!」 蠅たちは群れのゆっくり達を食べ、卵を産み付けていきました。 もちろん昨日母胎の役目を果たしたドスまりさも例外ではありません。 しかし、蠅に食われた者で死者は出ませんでした。 そのため、全員が巣の戸締まりをしっかりと行い、餌を食べて体を癒すことにしました。 しかし、翌日には全員が激しい痒みに襲われました。 あるれいむの一家では… 「かゆいよぉぉぉ、ずーりずーり…(めりぃ)ゆぎゃあああああああ」 れいむの皮が剥がれ、そこからウジ虫が表面を食い荒らす姿が見えました。 「おねええぢゃんんんん!!!」 「でいぶのがわいいごどぼがああああ!!!!」 「おがあちゃん! でいぶもがゆいよおおおぉぉ!!!」 「いぢゃいっ!! じんぢゃう! ぢんじゃうよおおおおぉぉぉぉ!!!」 もちろんこの光景はれいむ一家だけでなく群れ全体で起こっていました。 側近ぱちゅりーも、副リーダーれいむもウジ虫に体を食われています。 「うげええぇぇぇぇ…ばりざ、いだいよ、ばりざあっぁぁぁぁあ!!! 」 「むぎゅううぅぅぅぅ…」 ぱちゅりーは後悔しました。けーねの言うとおり急いでここを離れるべきだったと。 「いだいっ! じぬっ! でいぶじんぢゃうううぅぅ!! ゆぎゃあああああああああっっ!!!」 一際大きな声を上げて副リーダーれいむは死にました。 「むぎゅああああああアベッベベベベベッベベベベベベベベ……」 ぱちゅりーはれいむのように大声を上げることも出来ずに死にました。 自分の側近二匹が目の前で死んでしまい、気が動転してしまいそうになるドスまりさ。 しかし、ドスまりさもまた現在進行形でウジ虫に体を食われているのです。 逃げようとしても全身に激しい痛みが走り、動くことも出来ずに壁に寄りかかる事しかできません。 やがて、ウジ虫は蠅になり、ぱちゅりーとれいむの体を食い破って外に出て行きました。 もちろんドスまりさの体を食べていた奴らも…。 その日の内に群れは全滅してしまいました。 残されたのは中身がわずかに残ったぼろぼろの饅頭ばかりです。 −一週間後 しかしドスまりさだけは死ねないでいました。 体が大きかったため、中枢餡子が尽きないのです。 他のゆっくり達は中枢餡子を食い尽くされて死んでしまいましたが、 ドスまりさは6メートルにも及ぶ巨体、中枢餡子もゆっくり数十匹分あり かつ弱ったウジ虫を数匹ずつ中枢餡子に変換していたため、 中枢餡子を食べられる地獄の痛みを味わい続けました。 しかし、それももうすぐ終わるのかも知れません。 ドスまりさは気付いていませんが、ドスまりさを襲撃する蠅が段々大きくなっていて、 ウジ虫も徐々に巨大化しているのです。 ぶぶぶぶ… 昨日独り立ちした蠅たちがドスまりさの元に帰ってきました。 母なる饅頭大地から栄養を得るため、そして子孫を残すために。 「えげぇっ! えげぇっ! えげぇっ! えげぇっ!」 ドスまりさの目玉の中を這い回るウジ虫はすでに人間の小指ほどの大きさになっています。 きっと彼らは近いうちにドスまりさに死を与えてくれることでしょう。 「もこたん! かわいいあかちゃんだよ! みんなでゆっくりしようね!!!」 「けーねともこたんのかわいいあかちゃんだお!! ゆっくりするお!!!」 さてここで赤ゆっくりの誕生を喜ぶのは群れが全滅する直前に逃げたことで難を逃れたけーねともこたんです。 彼女たちは蠅たちが去った咆哮と逆方向に進み続け、二日前ほどに他の群れに合流できました。 安心した二匹は早速交尾をし、子供を得たのでした。 幸せの絶頂だったからでしょうか、彼女たちは他のゆっくり達が気付いた音に気付くことが出来ませんでした。 しかし、彼女たちは戸締まりをしっかりしていたので侵入者からはきっと逃げられるでしょう。 ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ おわり 言い訳タイム けーねともこたん生き残れるわけ? →またさっさと逃げれば助かりそうですな。でも、今度は子連れだから厳しいでしょうな。 なにこの蠅。やばくね? →饅頭がしゃべるんだからしゃべる饅頭撲滅用の蠅を用意しました。 ちなみに寿命は非常に短く、ゆっくり以外の生物には興味を示さないという設定にしてるので。 何このきしょいSS… →仕様です ○○の設定がおかしいんだが →仕様です まだ途中で終わってないSSあったよねぇ… →放置している訳じゃないんです。書いてます。 ちょっと「ゆっくりいじめ系 怨念」を見たら、レギオンが出たならこいつを…なんて考えただけなんです。 今まで書いたSS ドスまりさとゆうか1〜3 ゆっくり闘技場(性)1 不幸なきめぇ丸 名物餡玉 行列の出来るゆっくり スカウトマンゆかりん前・後 ファイティング親子とゆっくり まりさの商売 ぱちゅりーの失敗1〜3 盲点
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1716.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 819 ムシゴロウ王国/コメントログ」 浦安鉄筋家族を思い出した -- 2010-06-16 19 05 35 なんというゲスおじいさん -- 2010-08-02 13 41 18 汚示威惨www -- 2010-11-01 12 36 25 イラストに爆笑したwww -- 2010-11-11 11 06 23 イラストがっ -- 2011-08-14 23 15 36 イラストwwww -- 2012-02-16 16 26 15 ムシゴロウの頭にまちょりーが! -- 2013-03-09 19 51 27 これさ、浦安鉄筋家族ならぬ、ゆらやす鉄筋家族ってかW -- 2014-04-29 14 57 57 吹いた -- 2016-09-04 15 46 19 ムシゴロウwww -- 2017-03-21 21 14 20 やりたい放題ww -- 2019-03-29 21 21 55
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/57.html
その他いじめ短編集 1 2 3 4 5 6 7 鶴屋いじめ 真夏の海の生徒会
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/729.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 337 YUKURIZONE/コメントログ」 干からびたなにかwwざまあ -- 2010-07-10 20 21 03 そんな仕組みだったとはw -- 2010-07-15 13 38 43 薄々予想はしてたが、うまいなwww -- 2010-10-05 18 23 32 くっそ、完全にだまされたわwwwまさか本物とは -- 2012-10-13 02 05 56 やっぱりものほんか -- 2012-10-31 22 57 39 欲しいなー・・・でも、まだ改良がいるかなww -- 2013-06-12 21 05 02 アクアゾーンも滅茶苦茶ハマったしなー、いやでもリアルのゆっく りとか使ったら餌も無くなって餓死しそう。 -- 2016-01-21 19 54 14 普通の防音ケースと変わらねーじゃん! ただの詐欺商品ww -- 2018-01-09 23 48 45
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/827.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 386 最終地獄/コメントログ」 でめたしでめたし -- 2010-05-25 20 32 32 期待しちゃったよ!! そして、こういう作品は好きだ! -- 2010-06-10 01 03 19 やったー!お兄さん、カッコイー!! -- 2010-06-30 06 29 48 やだ…カッコイイ/// -- 2010-11-03 22 50 28 かっこいいんだか馬鹿なんだか…… -- 2011-08-16 12 22 29 地震と放射能か・・・こんな話を気にせずかけた時代が懐かしい -- 2011-09-26 22 59 58 ↓そうだよな、今じゃ不謹慎で叩かれるし・・・傷跡は未だに残ったまま・・・ -- 2013-01-23 04 20 22 泣いた -- 2013-03-09 02 46 06 俺福島県民なんだけどこれからは原発には無数のうにゅほがいるんだと思うわ。うにゅほの出した放射性物質だと思っとく…ちょっと萌え -- 2013-05-02 18 42 01 この部屋にでいぶやゲスまりさいれてみたらどうなるかなwww -- 2014-05-28 20 50 51 完全にハルクになっちゃったじゃないですかー!! すげぇ・・・ -- 2014-08-01 10 18 34