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「ふたば系ゆっくりいじめ 1231 食物/コメントログ」 いいね。 -- 2010-06-20 16 07 41 ちぇんが好きだ。愛でたい。でも、チョコ饅頭食べたい。そうだ。ゲスちぇんを喰おう。 -- 2010-07-01 00 33 23 ゲスなら食うよ -- 2010-07-06 21 31 58 ゲスなら駆除も兼ねていいね -- 2010-07-11 23 49 15 食べられるその瞬間まで赤ゆを苦しませるところが最高です。 -- 2010-07-19 09 28 43 俺も作って食いたいわ。イイ話しだ。 -- 2010-07-27 23 32 01 最初の赤ゆの、れいみゅ&まりちゃはきゃわいいよ! みたいな所でビール飲んでるコップ握って割りそうになったw が、その直後のお料理でヒャッハー!マジでコップ割れそうだったYO コレこそ虐待!なお話にQNQNさせてもらいました! 善良とかゲスとか!!関係無えんだよぉぉぉ!!!赤ゆは泣き叫んで死んでけばそれで良いんだよぉぉ!! ヒャッハァァァー!!!GJ!! -- 2010-07-28 01 11 36 ↓酔ってますねお兄さん -- 2010-08-14 18 32 03 サクっとゆっくり出来なくなるのがいいですね。 -- 2010-12-24 02 23 17 卵産んでくれる雌鶏と同じ境遇だなw -- 2011-01-13 10 04 13 なんでわざわざ高い金はらってショップのゆっくりつかうんだろ? こういうのは野良を拾うか、ひとやまいくらの廉価品でやらないとコスパ悪いよ。 -- 2011-07-14 20 35 30 ゆおー! -- 2011-09-25 13 04 07 この世すべての食材に…感謝!! モグモグ…びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛!! -- 2011-10-16 00 52 42 親の質が味や栄養価に影響するのかもよ コーンフレークはさっくりしそうでいいねえ -- 2011-11-14 20 40 32 野良は寄生虫とか病気もってそうじゃん -- 2012-09-02 22 58 14 ↓×3トリコとマスオ? -- 2013-01-06 11 55 02 おおうまいうまい -- 2013-03-31 19 16 38 びぁあぁう゛まいぃい! -- 2013-07-10 22 06 53 俺にも一個食べさせてくれー -- 2013-12-30 02 29 10 どうせ食うなら番はレイパーアリスで良いんじゃねーの もちろん清潔なショップ売りの -- 2014-02-01 16 13 39 美味しそうだな。一度食べてみたい -- 2014-04-11 17 51 41 余裕があるなら1,2匹育てさせてあげればいいんじゃね? それ以外を食用として作らせればいい 仕事として割り切らせれば効率もよかろう -- 2014-06-20 14 18 55 足焼きとせいし餡で済むな -- 2014-10-26 12 00 34 営業目的になったら、一回子ゆっくりを調理して食わずに そのまた子供を産ませて(生える、が正しいと思うけど) それを食用に使えば良いんじゃない? あと、テンプラ鍋の上にガラスの箱でも作って 極限まで子ゆっくりの餡子の甘みを増やすとか 子ゆっくり1「ゆんやあああああぁぁぁれいむしにたぐなぃぃぃぃぃ『どじゅううううぅぅぅ・・・パチパチ』 親れいむ+まりさ「おじびじゃあぁぁぁぁぁん」 子ゆっくり2「ばでぃざだじだっでいぎでるんだよおぉぉぉ『バシャッ!じゅうぅぅぅぅぅ・・・』 親れいむ+まりさ「どぼじでごんあごどずるのぉぉ『バキッ!』 親れいむ+まりさ「ごのどげずがぁぁぁぁ『グシャ』『ザクザクザクザクッ!』 以上、テンプラとなるとあるゆっくりの家族でした。 -- 2014-12-31 18 08 47 ん?んん?ンホオオオォォォォォォ スッキリ〜!! -- 2015-01-01 20 02 58 スッキリーーーーーーーー!! -- 2017-01-22 21 13 48 ゆっくりを調理して食べる系は色々読んできたが、 ここまで無感情に食べるお兄さんは初めて見たwww 揚げ物といえば、チョコ(ちぇん)やカスタード(ありす)は美味いと聞くね。 稲荷寿司(らん)や肉まん(れみりゃ)だと分類は主食か? くりーむ(ぱちゅりー)は調理が大変そうww -- 2018-03-06 06 28 49 店で出せそう -- 2018-12-08 19 53 52 これ見てソーセージパーティーと言う映画思い出したな。 -- 2019-12-30 15 44 26 たしかにって思った -- 2020-12-05 15 34 20 ゆっくりいじめしてるやつまじしね -- 2021-05-22 14 58 57 もしもし警察ですか?あのーゆっくりを揚げてる奴がいるんで逮捕してください -- 2021-05-22 14 59 58 米欄にげぇじさんがいるよ!くじょしてね! -- 2021-07-07 19 22 51 にんげんしゃんにれーむのおちびちゃんを取られた・・・ゆ”っ ブチャッ -- 2021-08-01 15 00 35
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--------- ★<滋賀県> ●【問合わせ先】:滋賀県土木交通部住宅課公営住宅担当 〒520-8577大津市京町四丁目1‐1 電話:077-528-4234(直通) ●【制度の概要】:罹災証明書。避難区域内居住。被災証明書。が必要。 ・仕事 当面(1年以内)の就労の場の確保を考えている。求職者総合支援センター相談員による、就労や生活の相談を実施。 ・学校 高等学校 ・・・現1年生と2年生については、転入学手続きを簡略 化し、面接で決定します。現中3生については、新入学に関して特 例的かつ柔軟に対応。 小・中学校・・・居住予定地の市町教育委員会と連携して進める。 ・生活福祉資金貸付において、被災された皆様に対する緊急小口資金の特例貸付が実施。貸付金額は、 原則10万円以内。特に必要と認められる場合20万円以内まで貸付。 PDF http //www.pref.shiga.jp/bousai/ukeiregaiyo.pdf ●【募集開始日・期間】:即日入居可 ●【お申込み方法】:申請書などの証明書類と共に来訪。代理人でも短期間 ●【対象地域・対象者】:証明書が取れる方。 ●【費用負担】:六ヶ月間無料。最大1年。光熱費は自己負担。 ●【受入先】:各県栄住居。 ●【受入件数】:21個/5,16。各市、町でも別の物件あり。http //www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/hb00/413teikyoujyutaku.pdf ●【電話確認】: --------- 携帯の方はここまでです。 上に戻る
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「ふたば系ゆっくりいじめ 605 家族の絆/コメントログ」 うまいなあ・・・ -- 2010-06-10 00 53 37 不幸な境遇のゆっくりって極端にいいかゲスだよね。 まあ、ゲスは死んですっきり!! -- 2010-07-27 14 13 52 上手いなぁ。ゲス制裁はすっきりするね。 子まりさ、げすにならずに強く生きろよー! -- 2010-10-19 14 10 10 予告が面白すぎて本編が霞むwww -- 2010-11-03 12 24 32 子まりさ「水草さんをごちそうするよ」 殺す気だwwwwwww -- 2011-07-24 08 57 33 多分5年後ぐらいに奇跡的に再会し水草ご馳走され、意外に水草が美味しいことに気づく少年であった -- 2012-07-10 11 50 28 川だよな? ゆっくりが漕げる程度の波なら弟君入れるだろ? 人間が入れないくらいの川ならゆっくりが自由に漕げる訳がない。 絵本を描くように文章を書かないと、矛盾が発生するよ。 -- 2018-01-11 11 21 05
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「ふたば系ゆっくりいじめ 1089 ユグソウ プレリュード/コメントログ」 ゆーさつってwwあまり頼りなならないな -- 2010-12-12 22 08 45 野良を駆除した善良ゆっくりを爆殺するなんて犯人は何が目的なのか? ···っていうか爆弾を無許可で使用する事件は本物の警察の仕事だろ! -- 2018-01-26 16 53 08
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プラネット・ゆース ~きめぇ丸~ 9KB 観察 考証 パロディ 希少種 自然界 独自設定 自然番組風 こんばんは、二行です。 ゆっくりの知られざる生態に迫る『YHKスペシャル プラネット・ゆース』。 本日は、その第二夜です。 (第一夜は、「wiki 594」一話完結に付き、未読でも、支障はありません) 内容には、『独自設定』『ネタ被りの可能性』『虐描写の物足りなさ』が含まれています。 ご容赦下さいますよう、よろしくお願い致します。 明るいゆ虐を楽しみたい方は、24時間ゆ虐専門チャンネル、『ゆナッフTV』をご利用下さい。 胴付きとのすっきりーを楽しみたい方は、『パラダイゆCh』をご利用下さい。 『YHKスペシャル プラネット・ゆース 第二夜 ~きめぇ丸 ヒマラヤを越える『捕食なき捕食種』~』 ある森の中です。 昨晩の急激な冷え込みが、小さな変化をもたらしています。 ゆっくりが、地面の上を、転がっています。 普段は跳ねて行動するゆっくり。 いったい、どうしたのでしょう。 カメラを近づけて観察すると、その理由が分かります。 光なく、開かれたままの目。 そして、沈黙したままの口。 凍死しているのです。 周辺に目を向けると、そんなゆっくりが、大勢いることが分かります。 この森は地表が傾いていて、丸いゆっくりは、簡単に転がっていきます。 帽子のない、まりさ。 歌を歌わない、れいむ。 大人になれなかった、子ゆっくり達。 それは全て、突然生命を奪われたゆっくり達。 生前は本能に従い、今は重力に従って、流れ、落ちるのです。 森の端は、崖。ゆん体を消滅へと導きます。 ひとつ、ふたつと、ゆっくりだったものが奈落に吸い込まれていきます。 そんな光景を、高みから見下ろしているものがいます。 高い木の枝に止まり、それは、鳴きます。 「おお、あわれ、あわれ」 野生のきめぇ丸です。 空を飛ぶ種として、知られているゆっくりです。 その飾りは、特徴的です。 山伏を思わせる、小さな赤い帽子を、頭の上に乗せています。 さらに、そのお飾りから、白い糸のようなものが伸びています。 それは、帽子の左右から1本づつ垂れ下がり、末端はあんよ近くまで達しています。 その糸には、白い綿毛のようなものが付いています。 多いときには、左右に3個以上付いていることもあります。 これが、エネルギーを溜めている器官であることは、よく知られています。 それは、ラクダが脂肪をコブとして溜めていることに、似ています。 きめぇ丸の食事風景を、ご覧になったことがあるでしょうか。 この種は食事を摂らないと思われている方も多いようですが、違います。 野生種においては、少量ではありますが木の実を食べ、水を飲みます。 ただ、その回数は極端に少ないものです。 四六時中、むーしゃむーしゃごーくご−くしている通常種とは、程遠い生態です。 無論、僅かな水や食料だけで、きめぇ丸の生命が保たれているわけではありません。 飛行を可能にするほどの、膨大なエネルギー。 その秘密は、体内にあります。 きめぇ丸の特徴は、『他者を見下すこと』に尽きます。 昨今の通常ゆっくりも、同じような生態を見せることがあります。 これは、きめぇ丸種を模倣しているに過ぎません。 通常ゆっくりの『見下し』は、単なる気分転換です。 それに対し、きめぇ丸のそれは、生命維持に欠かせない働きなのです。 きめぇ丸の体内には、キメメフィルという化学物質があります。 これは、外部の見下せる対象を認識すると、活発に動き出します。 すると、体内にある僅かな栄養素が、激しい化学反応を起こすのです。 きめぇ丸の生命エネルギーは、この時、生成されます。 この働きは、植物に当てはめると、分かりやすいかもしれません。 植物は、葉緑素が光を吸収し、エネルギーに変換します。 きめぇ丸は、キメメフィルが『見下し』を吸収し、エネルギーに変換するのです。 この働きのせいでしょうか。 研究者の中では、きめぇ丸をゆっくりではなく、植物に分類すべきだ、という声もあるのです。 見下すことが生きていくことに欠かせない以上、きめぇ丸はそれに向けた行動を取ります。 その矛先は専ら、その名の通り鈍重な、ゆっくりに向けられます。 「おお、おそい、おそい」 「きめぇまるだぁぁぁぁぁ!」 「ゆんやぁぁぁ!」 「ゆっくりできないぃぃぃ!」 きめぇ丸を認めるなり、ゆっくり達はたちまちパニックに陥ります。 通常種に近い種ほど、その傾向が強いようです。 別にきめぇ丸は、ゆっくり達に暴力を振るうわけではありません。 ただ、素早く体を揺らしたり、目にも止まらぬ速さで動き回るだけです。 しかし、その速さそのものが、ゆっくり達にとっては、多大なストレスになります。 「えれえれえれえれ・・・」 中には、きめぇ丸の仕草だけで、ショック死する個体もいるほどです。 「おお、おろか、おろか」 そんな光景を見て、きめぇ丸は、精神的だけでなく、肉体的にも満たされていくのです。 字面だけ見ると、かなりゲスい生態のように思えます。 しかし、きめぇ丸自身は、ゆっくり達を、取ったり、食べたりはしません。 にも関わらず、ゆっくりはきめぇ丸を、れみりゃ並みに恐れます。 きめぇ丸も、ゆっくり達の恐慌抜きには、生きてはいけません。 ある研究者は、このような生態を持つきめぇ丸を、こう、名付けました。 捕食なき捕食種、と。 さて、カメラを冒頭の森に戻します。 相変わらず、凍死したゆっくりは崖下へ落下し、それをきめぇ丸が見下ろしています。 実はこのきめぇ丸、飾り糸に付いている綿毛が、2つづつしかありませんでした。 しかし、この光景を眺めているうちに、新しい綿毛が、膨らんでいきます。 哀れな光景が、きめぇ丸の中の、キメメフィルを活性化させます。 ここはさしずめ、きめぇ丸にとっての、ゆっくりプレイスなのでしょう。 綿毛が遂に、6つになりました。 きめぇ丸が、飛び立ちます。 冬が間近になると、きめぇ丸は集団となって、ある行動に出ます。 野生のツル等と同じ生態。 『渡り』です。 舞台は変わって、ヒマラヤ山脈。 その最高峰、エベレスト。 上空、ヘリコプターからカメラを回しています。 山に積もった雪が、青い空の中で、一段と映えます。 白い峰に近付く、黒い一群が見えてきました。 きめぇ丸の、群れです。 「「「「「「「「「「おお、ちかい、ちかい」」」」」」」」」 数十羽は、いるでしょうか。 群れの姿は、まるでそれ自体が、大きな一羽の烏のようです。 このきめぇ丸達は、『渡り』の真っ只中。 遠い地から、ヒマラヤ目指して、旅を続けてきました。 一羽一羽の姿に、カメラが迫ります。 旅の過酷さが、はっきり刻まれているのが、分かります。 体中が乾いて、ひび割れているものもいます。 一番変化が見て取れるのは、飾りの綿毛です。 エネルギーの貯蓄を示すこの器官。 出発時は、全てのきめぇ丸に、6つの綿毛が付いていました。 しかし、このヒマラヤ上空で、3つ残っているものは、稀です。 大抵は1つや2つ、中には、綿毛を持っていないものいます。 これからきめぇ丸の群れが挑むのは、ヒマラヤ越え。 世界最高峰の山々を、自分の力のみで、飛び越えようというのです。 辺りは、激しい気流が巻き起こっています。 中でもエベレスト周辺は、最大の難所となっています。 にも関わらず、きめぇ丸の群れは、最高峰目掛けて、飛んでいきます。 黒い塊が白い剣先に向かい、真正面から戦いを挑んでいくのです。 強い風に煽られ、群れが一旦、引き返します。 その時、力尽きたものが出ました。 「おお・・・」 綿毛をなくしていたきめぇ丸です。 じっと仲間を見つめながら、遥か地表へと、落下していきます。 「「「「「「「「「「おお、さらば、さらば」」」」」」」」」 仲間達が、惜別の言葉を贈ります。 見下すものなど、誰も、いません。 一回、また一回、と行っては返すことを、繰り返します。 気流の流れを、計っているのです。 風の流れに飛び込むごとに、脱落するものも、増えていきます。 舞い落ちる羽のように、きめぇ丸が、群れから剥がれ落ちていくのです。 遂にある1匹が、気流の隙を見つけたようです。 スルリと風を抜け、山の頂上近くにまで達しました。 その後を追い、群れ全体が一直線となって、突破を試みます。 黒いうねりが、空を目指して舞い上がります。 「「「「「「「「「「おお、たかい、たかい」」」」」」」」」」 群れが完全に、気流を抜けたようです。 山の頂上が、きめぇ丸の影で覆われます。 制覇を成し遂げたもの達は、一様に体全体を激しく揺さぶります。 喜びの表現です。 一仕切り歓喜のダンスを済ませると、視線を、眼下へ落とします。 「「「「「「「「「「おお、ひくい、ひくい」」」」」」」」」」 きめぇ丸の群れは、今はもう上空9000メートルから、エベレストを見下ろしています。 世界一高い山と言えど、今はもう、蔑視の対象に過ぎないのです。 その証拠に、減っていた綿毛が、急速に増殖を始めます。 体内のキメメフィルが、活発な働きを見せているのです。 きめぇ丸の群れが、わざわざエベレストを乗り越えていく理由は、ここにあります。 長旅に必要な、エネルギーの補給を行うためだったのです。 世界最高峰を見下す快感。 それは、何ものにも代え難いのでしょう。 ちなみに、エベレスト以外の山々を越えても、エネルギーの充填は行われないそうです。 研究者達はそれを、きめぇ丸種のプライドの高さの表れだ、としています。 きめぇ丸がヒマラヤを越えて、どこに向かうのか。 詳しいことは、分かっていません。 しかし通説では、どこかで子供を産み、育てているのではないか、といわれています。 それを裏付けるかのように、暖かくなると、今度は、若いきめぇ丸達が逆コースをたどるのです。 この世の全てを見下す生き物、きめぇ丸。 そんな彼らが唯一見下さないものと出会うために、命がけの旅は、続いていくのです。 『YHKスペシャル プラネット・ゆース ~きめぇ丸 ヒマラヤを越える『捕食なき捕食種』~』 製作: YHK(ゆっくり放送協会) カメラ: 脳内 音楽: 脳内 特殊: 脳内 脚本・語り: 二行 収録: 餡小話 Wiki 今回の『プラネット・ゆース』第二夜、いかがでしたでしょうか。 第三夜は、『ドスまりさ・たったひとつのゆっくりプレイス』をお送りします。 年内のSSは、これで最後となります。 皆々様、ありがとうございました。 それでは、よいお年を。 (終) 【過去作】 ふたば系ゆっくりいじめ 666 チューチューラブリームニムニムラムラプリンプリンボロンあにゃるぺーろぺーろ ふたば系ゆっくりいじめ 658 緊急特別SS ゆっくり割れる窓ガラスさんの謎 ふたば系ゆっくりいじめ 629 極上のすっきりプレイス ふたば系ゆっくりいじめ 594 プラネット・ゆース ふたば系ゆっくりいじめ 560 なずーりんに祝福を ふたば系ゆっくりいじめ 497 DYC ふたば系ゆっくりいじめ 453 空から降る100万のぷくー ふたば系ゆっくりいじめ 428 はげの行進 ふたば系ゆっくりいじめ 402 れいむ・マスト・ダイ(後編) ふたば系ゆっくりいじめ 379 れいむ・マスト・ダイ(前編) nue009 「ブラックペーパー・チャイルド」 二行の作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 生命に必要とは言え下手な人間より努力してて草 -- 2017-11-24 14 55 51 きめぇ丸ってどのぐらい早くなるの? -- 2014-01-12 17 02 52 イイハナシダナー(;_;) -- 2013-02-02 00 14 57 山を越えられなかったきめぇ丸に寂寞とした切なさを感じる -- 2012-01-28 05 56 33 面白かった -- 2011-09-23 11 58 55 仲間には優しいんだwww -- 2011-08-24 08 22 43 面白い? -- 2011-08-07 06 54 27 おお、さらばさらば -- 2011-07-27 23 11 33 キメメフィルw -- 2011-06-12 22 18 45 なんかかわいいなwwww -- 2011-04-19 14 34 47 で?ってコメントするやつなんなの? -- 2011-01-19 18 44 26 エベレストを見下すために命を賭けるか… 山男じゃなくて…ええっと空女だな! -- 2010-10-24 21 43 33 なんか好きなんだよなぁ、きめぇ丸 「捕食なき捕食種」やたら格好良い二つ名付いてるしw -- 2010-10-03 07 14 31 エベレストを見下す…きめぇ丸ってスゲェ -- 2010-06-17 06 31 27 で? -- 2010-06-11 22 13 18
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よくしゃべるものたち 17KB 誤解・妬み 飾り 群れ 野良ゆ 赤子・子供 ゲス 自然界 現代 人間なし 単品では投稿し辛かったSS集です。 注:短編集ならぬSS集です。単品では投稿し辛かったSSを載せています。 全てにおいて直接的な虐待はないです。 ○収録SS○ ・よくしゃべるしんぐるまざー ・とある畑にて ・おぼうしさんがしゃべったよ! ・過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 709 五体のおうち宣言 ふたば系ゆっくりいじめ 713 最後に聞く言葉 ふたば系ゆっくりいじめ 722 育て親への説教 nue052 にんげんをたおして ふたば系ゆっくりいじめ 787 ふたりなら ふたば系ゆっくりいじめ 800 TAKE IT EASY! 作者:ハンダゴテあき よくしゃべるしんぐるまざー 「れいむはしんぐるまざーなんだよ! かわいそうなんだよ! なぐさめなくちゃいけないそんざいなんだよ! だれもがれいむにゆっくりをていきょうしなきゃならないんだよ! しんぐるまざーはつらいんだよ! ゆっくりりかいしてね! でもあわれみはいらないよ! むしろけいいをひょうしてね! たったひとりであかちゅんそだてているなんてふつうのゆっくりにはできないよ! れいむだからできるんだよ! れいむはとくべつなゆっくりであかちゃんもとうぜんとくべつなゆっくりなんだよ! そこらのゆっくりとはわけがちがうんだよ! ほんらいはとくべつなれいむたちにすべてのゆっくりとにんげんは おいしいごはんとあたたかいねどこと おもしろいおもちゃといけめんなどれいをわたすべきなんだよ! でもみんなにわるいからいままでがまんしてきたんだよ! れいむはえらいね! でもしんぐるまざーになったいま、わるいけどさっきいったことすべていただくよ! いままでがまんしてきたことにかんしゃしながられいむたちにせいいっぱいつくしてね! れいむたちのためにつくせることはとてもゆっくりできるんだよ! こうえいなことなんだよ! れいむにつくせるだいいちごうなれるなんてほんとうにうんがいいね!しあわせものだね! だいいちごういわいにさっきしたうんうんたべていいよ! ありがたくおもってたべてね! でもたべおわったらさっそくめいれいをきいてもらうよ! もうれいむのどれいなんだからあまやかすつもりはまったくないよ! ほら、なごりおしそうにうんうんみつめてないでさっさとたべる! たべるけんりはくだつしちゃうよ! なにしてるの! もういい! うんうんはたべさせないよ! ざんねんだったね! もうにどとれいむのうんうんたべさせないよ! ないてたのんだってもうおそいからね! ほら、どれい! うんうんたべられなかったことをくやんでないでれいむたちにあまあまたくさんもってこい! だいいちごうのどれいがのろまでぐずなんてはずかしいよ! こうぞくのためにきびきびはたらいてくれないとこっちがこまるんだよ! いつまでそこにつったってるの! れいむのことばりかいできる? ばかなの? しぬの? あんこのうなの? しゃかいのごみなの? たべてうんうんするだけのげすなの? ねえ、きいてるの! あまあまもってこいっていってるんだよ! はやくもってこないとせいっさいするよ! れいむはつよいんだよ! にんげんなんかいちげきでたおせるんだよ! おまえみたいなひよわなにんげんなんてさわっただけでころせるよ! わかった? のうなしでもりかいできた? おそろしかったらはやくあまあまもってきてね! ……いいからもってこいよじじい! あまあまもってくればそれでいいんだよ! れいむはしんぐるまざーだっていっているでしょ! かわいそうなんだよ! なぐさめなくちゃいけないそんざいなんだよ! だれもがれいむにゆっくりを――」 帰宅するとれいむ親子に侵入されていた。 親れいむと目が合った瞬間、以上のような、 自分の都合が良いように展開していく言葉を投げかけ始めた。 現在も未だ続いている。 親れいむがひたすら得意げに喋る隣で、初めこそ、親同様に嫌味な笑みを浮かべていた赤れいむが、 途中からずっと表情を曇らせていたことが妙に印象的だった。 とある畑にて お前、こんなところで何やっているんだ。 待てよ。逃げようとするな。ほら、この人参をやるよ。 毒は入っていない。心配するな。 ただ話をしたかったから、この人参を渡しただけなんだ。って聞いていないな。 幸せか。なぁ、さっきまで食べていた野菜は美味しかったか。 まぁまぁか。そうか。こっちの人参の方が美味しいのか。そうか。 もっと欲しい? そうだな。いくつかの質問に答えてくれたらもう一本やるよ。 早く話せ? ああ、判ったよ。 お前はさ、野菜が勝手に生えてくるものだと思っているのか? “なにいってるんだぜ? あたりまえでしょ?”か。そうか。 質問を続けるよ。 お前は何で逃げようとしたんだ? ……なるほど。 “おやさいさんをひとりじめしようとするいやしいにんげんがおそいかかってくるからだぜ”か。 ということは、危険であることを承知でお前はここにきたのか? “そうだよ、ゆっへん!”か。そうか。 他に食べるものはなかったのか? ……あるにはあったのか。けれどお前はグルメだから、 草や木の実、昆虫を食べずに美味しいお野菜を食べるのか。 ん? ここに来るまで大変だった? 何の話だ? ……確かに最近は、殆どの畑でゆっくり対策がされているな。 ああ、そうか。だからお前は野菜を求めにここまで来たのか。 そして、仕掛けが手薄なこの畑に侵入したのか。 確かにここはゆっくり対策し過ぎるとまずいからな。 “たいへんだったんだぜー”か。そうか、大変だったのか。 ……なに手を開きながら右腕を前に出しているのか、だって? ああ、気にするな。特に理由はない。 それより聞いてもらいたい話があるんだ。 これが終わったら、人参やるから我慢して聞いてくれ。 この畑の裏に森があるだろ? そうだ。お前が通ってきた森だ。 ある日さ、森からドスまりさを率いたゆっくりの集団が森から下りてきたんだよ。 目的は私の畑だった。 そう、お前のように、あちこち食い荒らしたんだ。 そいつらもさ、同じようなこと言ってたんだよ。 “おやさいさんはかってにはえてくるんだよ!” “おやさいをひとりじめするな”って。 野菜は勝手に生えてこないことを説明しても彼らは信じなかった。 私はその光景を見て、先ず『馬鹿だな』って思ったんだ。 野菜が生える仕組みを知らない、そして信じないかよって。 でもさ、それがゆっくりの常識として受け入れられているのなら、 仕方のないことなんじゃないかって、ふと思ったんだ。 人間だって、常識に感じていたものを真逆に否定されたら戸惑うし、信じられないさ。 言っている奴を奇異の目で見たり、嘲り笑うかもしれない。 だから、ゆっくりたちの対応は間違っていないのだと私は思ったんだ。 ……でもね、理屈ではそう解っても、もう一度畑の現状を見たとき、身体は動いていたんだ。 妻と一緒に、大切に育てた野菜だったんだ。 金に困っていたわけじゃなかったんだ。 総資産は文句の言いようがないほど潤沢としていたし、元々道楽で始めた農作業だった。 でもな、汗水垂らして育てて、失敗もして、それから何度も試行錯誤を繰り返して、 ようやく生えた野菜だったんだ。 私はドスまりさの顔面を素手で殴りつけたよ。 思いっきり地面に殴り倒した。その後、瞳から涙が溢れた。 上手く力の入らないパンチを何度も繰り出した。 許せなかったんだ。 理屈では分かっていても、私は抑えることが出来なかった。 妻も同じだったんだ。 ドスまりさを殴ることに疲れて、汗を拭いながら辺りを見渡した時、 妻がドスまりさを抜いて最後の一匹になるゆっくりを踏みつぶすところだった。 妻が上げていた足を踏み下ろした瞬間、短い断末魔が畑に響いた。 餡子こそ飛び出しはしなかったものの、頭部に足跡のつき、土に埋もれたゆっくりは動かなかった。 妻と眼があった。涙ぐんでいた。彼女は何も言わなかった。私も何も言えなかった。 畑に沈黙が流れた。 大勢のゆっくりが倒れる畑で、私たちは立ち尽くしていた……。 ……おい、顔が青褪めているぞ。大丈夫か。 何震えているんだ? 私が怖いのか? 野菜を食ってしまったから始末されると思っているのか? おい、勘違いするなよ。私は初めこう言ったはずだ。 話をしたかっただけだと。 約束は守るさ。だから安心しろ。私はお前を殺さない。 “なんだぜ! あんしんしたぜー”か。そうか。良かったな。 でだ、……んっ? なんだって。 話が終わったならさっさと野菜をよこせ? いや、話には未だ続きがあるんだ。 “いいから、さっさとよこすんだぜくそじじい!”か。随分強気に出たな。 まあいいが。 ほら、持ってけよ。 ……“ばかなじじいだぜ”か。そうか。 お前はそれを咥えて逃げるつもりなのか。 “もうおそいんだぜ! ながいはなしはこりごりなのぜ! すたこらさっさだぜ!”か。 そうか。やはり逃げるつもりなのか。 勝手にすればいい。 ただ逃げられればの話だが。 ……なに立ち止まっているんだ。私から逃げるんじゃないのか。 そこに立っていたら私に捕まってしまうぞ。 まぁそれは私に捕まえる意思があってのことだが。 私はお前を捕まえるつもりはないよ。だから安心しろ。 安心して目の前のドスまりさ率いる群れたちと睨めっこをしてくれ。 ……話の続きをしようか。 餡子まみれの畑で私たちが茫然と立ち尽くしていると、ドスまりさが息を吹き返した。 涙で力が入らなかったパンチとドス特有の生命力が働いたのかもしれない。 とにかく私たち夫婦はドスまりさにトドメを刺そうとした。 けれど出来なかった。 “ごめんなさい……まりさたちがわるかったです……おやさいさんたべてほんとうにごめんなさい……” ドスまりさはこうも続けたんだ。 “よくわからないけど、おやさいさんはかってにはえてこないんですね。 まりさ、しりませんでした。ほんとうに、ほんとうにごめんなさい……。 まりさはころしてかまいません。 ただにんげんさん、おねがいがあります。 もりのみんなにおやさいさんのつくりかたをおしえてくれませんか。 まりさたちもおやさいさんたべたいんです。 おねがいします……” ……気がつけば、私たちはドスまりさたちを治療していた。 どういう心の変化があったのか判らない。ただ私たちは無意識のまま行動していた。 畑の耕された土がクッションとなったのか、ドスまりさたちは奇跡的に全員助かった。 それから私たちはゆっくりたちに野菜の作り方を教えた。 使っていなかった土地の一角をゆっくりに貸し、耕すことから始めさせた。 一年の間にいくつかの野菜を共に作った。共に作ったのだから分け前は半々にした。 それから先はゆっくりたちだけで野菜を作らせた。 私たちは手伝わず、判らないことがあったら、答えるだけにした。 もし作らせることが出来たのなら、その野菜を丸々分け与えることを伝えた。 ゆっくりたちは大喜びし、畑仕事に精を出した。 けれど一年の間、野菜がまともに育つことはなかった。出来ても痩せた不味い野菜だけが残された。 最初から上手くいくはずがなかったんだ。 私はゆっくりのことだからそこで諦めると思ったんだ。 けれどゆっくりたちは諦めず、農作業を続けた。 お前がさっき食べた野菜があっただろ? それはそこにいるゆっくりたちがようやく完成させることが出来た野菜なんだ。 私と妻と同じで、汗水垂らして、失敗もして、ようやく出来た野菜なんだ。 ……私はこの話をお前にしたかったんだ。 ……戸惑うよな。常識が覆されたんだもんな。 お前はそこにいる群れのゆっくりと同じなんだよ。 野菜が勝手に生えるものだと思って、独り占めしているだろう人間から奪ったんだ。 でも違うところがあるとすれば、それは人間の畑を荒らしたことでなく、 ゆっくりの畑を荒らしたことだ。 私は何もしない。この畑で起きたことは私にとって、もう関係のないことだ。 私は未だに何故ドスまりさたちを助け、畑を貸したのか判らない。 妻もまた判らなかったそうだ。ただあるようにあったとしか言いようがない。 ドスまりさたちがお前をどう処遇するかは判らない。 ドスまりさたちは、恐らくだがお前が以前の自分たちのようだと感じているだろう。 憐みを抱いているのかもしれない。もしかしたら許してくれるかもしれない。 でも一つだけ言っておくことがある。 ドスまりさたちもまた、以前の私たちと同じ状況にたたされているということだ。 ようやく育ってくれた野菜をボロボロにされたんだ。怒りを抱いているかもしれない。 もしかしたら全員で踏みつけられるかもしれない。 私は何もしない。助けもしないし、殺しもしない。 ……そろそろ行くよ。長々とすまない。 また会えたらいいね。 おぼうしさんがしゃべったよ! 「こんにちは! ぼうしはまりさのおぼうしさんだよ!」 森にある小さな洞穴の中で一つの声が響き渡った。 洞穴の中には、一匹の子れいむと子まりさがいた。 けれど、そのどちらとも口を開けていなかった。 「ゆっ! すごいよ! おぼうしさんがしゃべったよ!」 子れいむが驚き、目の前の子まりさに「どうして? どうして?」と尋ねる。 「ゆー、まりさにもわからないよ……。 あさおきたらとつぜん、 『おはようまりさ! いいあさだね!』っておぼうしさんがいいだしたんだよ……」 子まりさが照れくさそうに説明した。 子れいむは帽子を見上げながら、「ゆぅー」と言葉出すほかなかった。 『れいむにはなしたいことがあるんだ』と言われて、なくなく来たはいいが、 こんなことが起こるなど、子れいむは想像もしていなかった。 「れいむはとてもゆっくりしたれいむだね! ぼうしはれいむといろんなおはなしがしたいよ!」 再び洞穴に声が響く。子れいむはその声で楽しい気持ちになった。 「ゆゆぅ~。いいよ! れいむもぼうしさんといっぱいおはなしがしたいよ!」 子れいむと帽子が楽しそうに会話をしているなか、子まりさは嬉しそうにそれを眺めていた。 噂は瞬く間に広がった。 親がいなく、片目が潰れていて、いつも一人ぼっちだった子まりさの帽子が言葉を話すのだと。 連日、子まりさの巣である洞穴に大勢のゆっくりが訪問した。 子まりさがいる森に住むゆっくりだけでなく、隣の森からも喋る帽子を見に来るゆっくりもいた。 「そこでいってやったんだよ! このぼうしにまかせろってね!」 「ゆゆっ! そんなこといってないでしょ。いったのはまりさだよ!」 子まりさは訪れたゆっくりたちに、帽子が喋る光景を見せて行った。 来るゆっくり来るゆっくりが皆驚いていた。 子まりさは森の人気者になっていた。 子まりさが狩りに出ようとすると、成ゆっくりたちがそれを止めた。 外界には危険が付きまとい、帽子が失われる可能性があるからだと。 子まりさの代わりに成ゆっくりたちが狩りをするようになった。 以前まで食べたことのない山菜や木の実が葉の上に並べられていた。 子まりさにとって、とてもゆっくり出来る食べ物だった。 子まりさに友達が出来た。 帽子が喋るという特別なゆっくりと、皆知り合いになりたがった。 子まりさの傍にはいつも誰かがいた。ずっと一人ぼっちだった子まりさは幸せだった。 巣は温かいところに変わり、ずっと思いを抱いていた子れいむが婚約者になったりもした。 子まりさは今までの人生で味わったことのない、最高のゆっくりを享受していた。 けれどそれは長く続かなかった。 ある日、子まりさが眼を覚ますと、いつもつけたままにしている帽子がないことに気付いた。 巣を見回すが、帽子が落ちている気配はない。 誰かに盗まれたのかもしれないと思った子まりさは慌てて巣から出ようとした。 しかしそれは入口に立ち塞がった一匹の成まりさによって拒まれた。 成まりさの口には子まりさの帽子が咥えられていた。 子まりさはその成まりさに見覚えがあった。 自分に好意的ではない視線をずっと送っていた成まりさだった。 「ゆっ! このぼうししゃべらないよ! どういうわけかせつめいしてね!」 成まりさは口から子まりさの帽子を地面に落とし、踏みつけ、擦った。 子まりさにとって、大切な大切な帽子が汚されていく。 「やめてね! まりさのぼうしさんいじめないでね!」 「うるさいよ! そんなこときいていないんだよ! はやくせつめいしてね! じゃないともっとぐじゃぐじゃにするよ!」 「いだい! いだいよ!」 成まりさが帽子を擦ることを停止した。自分と子まりさ以外の声が聞こえたからだ。 「いだいよ! いだいよ! だずげで! だずげでまりざ!」 成まりさはいつの間にか子まりさが自分に近づいていることに気付いた。 子まりさは成まりさを見上げながら言った。 「まりさのおぼうしさんはねていたんだよ! わかったでしょ! だからはやくかえしてね!」 子まりさの声に、成まりさは怒りを抑えることが出来なかった。 何も言い訳できない子まりさを甚振るつもりだったからだ。 思い通りにならない展開に苛立った成まりさは、擦りつけていた帽子を口に咥え、 そしてバラバラに破った。 「ゆっ! な、なにしているの!」 子まりさが咄嗟に体当たりするが、体格差の問題でそれは敵わなかった。 子まりさは跳ね返り、壁に背中を打ちつけた。 「ふん! まりさがよびかけたのにずっとねてるぼうしなんて、 せいっさいされてとうぜんなんだよ! ゆっくりりかいしてね! ずっときにいらなかったんだよ! ぼうしがしゃべるだけでちやほらされて! ぼうしがなかったら、かためのないゆっくりできないゆっくりのくせに!」 成まりさはバラバラになった帽子の一片を子まりさの方へ放り投げて去っていった。 子まりさは千切れ千切れになった帽子を見つめながら、「どうして……」と思った。 まりさはただゆっくりしたかっただけなのに……。 子まりさは帽子の破片を拾い集めながら、そう思っていた。 子まりさは生まれたときから片目が潰れていた。 森のゆっくりからはゆっくり出来ないゆっくりとして扱われた。 けれど母親は優しく接してくれていた。 それだけ子まりさの救いだった。 けれどその母親がある日突然死んでしまった。れみりゃの襲撃によるものだった。 子まりさは一人ぼっちになった。 誰も話す相手がいなかった。 毎日、独りで狩りをし、独りで食事をとり、独りで眠りについた。 その間に会話はなかった。無言の日々が何日も続いた。 ある日、子まりさは新しい食料を求めにいつもとは違う道で狩りをしていた。 見たことのない美味しそうな食料を集められたものの、道に迷ってしまった。 子まりさはひたすら前に進むことにした。そうすれば知っている道に辿り着けるかもしれないと。 けれど、子まりさの進んだ先に会ったのは、人里だった。 人間はゆっくりできない。 母親からそう聞かされていた子まりさは慌ててその場から立ち去ろうとした。 けれど広場で、人間たちが一人の男に群がっている光景が眼に焼きつき、 子まりさはいつのまにかUターンをしていた。 叢に隠れながら、子まりさはあの男が何をやっているのかを眺めた。 それは口を開けずに喋るといった、俗に言う腹話術だった。 腹話術師の手には怪獣の縫い包みがつけられ、 怪獣が声を発しているときは口をパクパクとさせた。 「まぁこの男が声を出しているんですけどね。縫い包みが喋るとか有り得ないですから」 「ちょ、ちょっとギャモンくん! 何言っているの! 夢をぶち壊すようなこと言わないでよ!」 「いや誰もそんな夢とか抱いていないから。 この男がどの程度上手く腹話術が出来るかしか興味ないから」 「いやいやいやいや!」 といったブラックな漫才が繰り広げられていた。 子まりさはそれに感銘を受けた。 子まりさには怪獣のギャモンくんと男が仲の良い友達に見えた。 まりさもやってみようと子まりさは思った。 ギャモンくんのような縫い包みはないから、帽子を使って、と。 「まりさはいつもひとりぼっちだね! このぼうしさまをありがたくおもってね!」 「ふん! それはぼうしもいっしょでしょ! まりささまがいることをありがたくおもってね!」 「なんだとこんちくしょう! もうしょうがない! ずっとともだちだからな!」 「ゆっ! きりかえはやすぎでしょ!」 いつかに繰り広げた会話を子まりさは思い出していた。 独り芝居の記憶だ。 けれど子まりさには楽しかった。 本当に帽子が生きているように感じられていた。 一人ぼっちであることを思わなかった。 どうしてあの時、子れいむに腹話術を披露してしまったのだろう。 どうしてではない。今以上にゆっくりしたいと思ったからだ。 自分はあの腹話術師のように披露して、周りにゆっくりを集めたがった。 帽子以外の友達や何かを欲しがった。 ゆっくりしたがってしまった。 帽子のおかげで、もう十分ゆっくりしていたというのに。 子まりさは涙を流した。 バラバラになってしまった友達から声を発せさせる気持ちになれなかった。 帽子は死んでしまった。子まりさはそう思った。 自分の身勝手のせいで殺してしまったのだ。 自らが作り上げた生命だと子まりさは判っていても、涙を抑えることが出来ない。 もう喋ることのない親友を思いながら子まりさは泣いていた。 ・あとがき 一作目は何気に今まで書いた中では一番気に入っていたりします。でいぶかわいいよでいぶ。 二作目は作者のいつもの病気が発作を起こした結果です。本当にごめんなさい。でもついやって(ry 三作目はもともと乙一氏の「ぼくのかしこいパンツくん」的な展開にしようと考えていたのですが、 病気が発作を起こして何時の間にかこんな展開になっていました。 最後まで読んでくださった方ありがとうございました。 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 1 しんぐるまざーに対して「私もシングルマザーなんだよ?」って言って論破してみたいw 2 ドスなのに勝手に生えてくる論って違和感あるんだよね。ドスって小学生以下なの? 3 思い込みで喋るゆっくりの方が腹話術向いてそう。 -- 2018-01-22 22 31 28 最初の話の赤ゆが、モンスターペアレントの子みたいな心境だな -- 2012-03-20 01 55 58 壱、うぜ絵、そしてなげえ。でいぶは頭がいいんだな、悪い方に。 弐、こういう話はイイ!! 参、ゆっくりにしては器用。 -- 2012-03-19 21 34 59 どれもおもしろかったよ 欲を言えば三作目は子まりさをもっと不幸のどん底に落としてほしかった -- 2011-10-22 17 15 14 赤れいむは何を思っていたんだろう… -- 2011-03-06 12 37 25 最初の話の赤れいむの所がちょっと印象的だった。 虐待じゃないけどいいねこれ -- 2010-07-26 03 55 08 救いがなくて後味が悪い。 -- 2010-07-11 04 46 32 泣ける話だった 特に2作目はご都合主義だけど、ゆっくりできる話だったと思う -- 2010-04-07 15 42 25
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「ふたば系ゆっくりいじめ 337 YUKURIZONE/コメントログ」 干からびたなにかwwざまあ -- 2010-07-10 20 21 03 そんな仕組みだったとはw -- 2010-07-15 13 38 43 薄々予想はしてたが、うまいなwww -- 2010-10-05 18 23 32 くっそ、完全にだまされたわwwwまさか本物とは -- 2012-10-13 02 05 56 やっぱりものほんか -- 2012-10-31 22 57 39 欲しいなー・・・でも、まだ改良がいるかなww -- 2013-06-12 21 05 02 アクアゾーンも滅茶苦茶ハマったしなー、いやでもリアルのゆっく りとか使ったら餌も無くなって餓死しそう。 -- 2016-01-21 19 54 14 普通の防音ケースと変わらねーじゃん! ただの詐欺商品ww -- 2018-01-09 23 48 45
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『ゆっくリズム』 「ゆっくりしていってね!」 ゆっくりと呼ばれる饅頭みたいな生き物が人間の男に近づき、にこにこ笑いながらゆっくりしていくことを強要してきた。 この人間にもゆっくりしてほしい、そんな気持ちから笑顔で今日もゆっくり流のあいさつを人間にする。 ちなみにこのゆっくりは、まりさ種と呼ばれるもので、黒い薄気味悪い帽子を被っていて、金色の長くて綺麗な髪をもつゆっくりである。 これまでに挨拶した人間はみんな「ゆっくりしていってね」と笑顔で挨拶を返してくれた。 だから、この人間も笑顔で挨拶を返してくれる。まりさはそんな人間達が大好きなのだ。 だけど今回の人間はゆっくりまりさの期待している行動とは全く別の行動をとったのだ。 男は、ひょいっとゆっくりまりさのサッカーボールくらいの大きさの顔を、頬のあたりを掴んで片手で持ち上がる 「ゆっ! ゆっくりやめてね」 驚いているゆっくりまりさを男は無視する。 持ち上げたゆっくりまりさを片方の腕で「ぽすっ」と口と顎の中間辺りを叩く。 人間でいえばこの辺がお腹になるのだろうか? 顔しかない生き物だからよくわからない… が、ここをお腹と仮定する。 出産する時のゆっくりは口と顎の中間辺りから子供を産むと聞くから、ここがお腹だとは思われる。 「ゆっくりやめてね」 少しぷくっと膨れた顔で怒るゆっくりまりさ。 力を全く入れずに叩いただけなのて平気らしい。しかし男は何回もゆっくりのお腹を叩いていく。 「たたくのはゆっくりやめてね!」 「ほんとにまりさおこるよ!」 「ゆっ! ゆぶっ… ゆぶっ!」」 いくら力を入れないパンチといってもそれを何回も入れられるとゆっくりにとっては効いてきたらしい。 「おぅおぅ、言うね言うねぇいっちょまえに! こぉのゆっくりが!」 どんどん殴る速度を速め力も入れていく。 「ゆぶぅ゛!! ゆぶぅ゛!!」 今度は地面に仰向けの状態でゆっくりまりさを下ろし、マウントポジションを取ると、両手で殴る。 小刻みにリズムを取りながら、さらに速く速く殴っていく。 「悪いのは、この口か? この口か?」 タタタン♪ タタタン♪ タタタン♪ 規則正しいリズムの音がゆっくりを殴りながら聞こえてくる。 「も゛う゛… や゛べでぐだざい… ぐぶょ!!」 タタタン♪ タタタン♪ タタタン♪ まりさの言葉などには耳を貸さずに殴り続ける男。 そして仕上げに、思い切り強く平手を喰らわせる。 バシィィー!! 「ぶべあ゛ぁぁぁ゛!!」 いい音と声がした。そのまま5mくらい地面をぼよんぼよんとバウンドしながら飛んでいくゆっくりまりさ。 俯けで倒れたまま動かない。 男は倒れているゆっくりまりさに近づくと、ゆっくりまりさの帽子を取ってみる。 すると帽子を取られた事にはすぐに反応し、ずるずると起き上がった。 「や゛… やめてね… まりざのぼうじをかえしてね…」 ぼろぼろの顔で帽子を返せと言ってくる。 そんな言葉には耳をかさず、男は帽子を両手で持ち、力を入れてばりばりと真っ二つに破り捨てた。 これにはゆっくりまりさも大ショック! 大粒の涙を流し泣き始めた。 「ま゛ま゛りざのぼう゛じが゙あ゙あああああ!!!」 今度は帽子を失ったゆっくりまりさの長い髪をつかみ持ち上げる。 「ひ゛どい゛よ゛おじざん!! ぼうじを゛ぼうじ゛を゛がえ゛じで ごびゅ!!!」 ゆっくりまりさを地面にびたんと叩きつけ、再び両手でお腹を殴り始める。 「おぅおぅ言うね言うねぇ! こぉのゆっくりが!」 タタタン♪ タタタン♪ タタタン♪ 「お゛おじざん… やべでぇ!」 再びゆっくりを殴るリズムが始まった。 タタタン♪ タタタン♪ タタタン♪ 「ゆっくりの癖に調子くれて帽子なんか被りやがって…」 タタタン♪ タタタン♪ タタタン♪ 「おまけに、ゆっくりの癖に綺麗な髪しちゃって」 タタタン♪ タタタン♪ タタタン♪ 「しかも髪の色は金髪… おしゃれさんだねぇ」 タタタン♪ タタタン♪ タタタン♪ 「ぼ… ぼぅ… ゅるじでぐだ… ざぃ」 か細い声でそう訴えかけるゆっくりまりさ。 男が我に返ると目や口から餡子が漏れ出し、潰れた饅頭に変形していた。いくら軽く殴っていたとはいえ殴りすぎたようだ。 だからといってやめる気配は一向になかったが。 バシィィー!! もう一度、仕上げに本気の平手をお見舞いする。 「ゆびゅ゛う゛お゛え゛え゛え゛ぇぇぇ」 ものすごい奇声を上げ、ごろごろと転がっていくゆっくりまりさ。 そして、ピクピクと痙攣したまま動かない。 そんな事はお構いなしに再びゆっくりまりさの長い髪をぐいっと引っぱり持ち上がる。 「ゆ゛…」 殴られすぎてもはや何かを喋る気力さえないゆっくりまりさ。 ゆっくりまりさは思う。これだけ殴られた自分にまだ何をするのだろう? でももうこれ以上は殴らないだろう、だからこのまま目をつぶってやりすごそう。 無抵抗の自分を殴るほどこの人間も酷くはないだろう。 そう思いながら目を閉じてやりすごそうとする。 「おぅおぅ言うね言うね! こぉのゆっくりが!」 その言葉で閉じようとしていた眼がぐわっと開く。 「ま゛! ま゛り゛ざなにもい゛っでな゛ぐべぁ!!」 タタタン♪ タタタン♪ タタタン♪ もちろんゆっくりまりさは何も言っていない。男に対して最初から「ゆっくりしていってね!」しか言っていない だけどその「ゆっくりしていってね!」が男の怒りにスイッチを入れてしまったのだ。 そして、このゆっくりまりさは日が暮れるまでリズム良く殴られ続け、フィニッシュには平手をお見舞いされるを繰り返された。 ギリギリで生きてはいるが元の形に戻るには時間がかかることだろう。 おわり ゆっくりまりさは、ゆっくりの中でもいぢめたいNo1です。 人を見下したような表情、卑怯な性格、黒い帽子、長い金髪。 これだけ揃えばいじめたくなります。 でも、このお話に出てくるゆっくりまりさは良いゆっくりまりさです。 何もしてないのに可哀想ですね。 このSSに感想を付ける
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「ふたば系ゆっくりいじめ 525 犬/コメントログ」 犬は餡子を食べるとぶつぶつができるよ。犬さんが可哀想だよ -- 2010-06-18 11 55 22 良い子のみんなは犬さんに餡子を食べさせちゃだめだよ。マジでな。 -- 2010-06-25 02 21 18 チョコクリームのちぇんだったら永遠にゆっくりしてたかもしれないよ! -- 2010-06-25 02 42 05 犬は甘味をあまり感じないってNHKでやってたよ。 -- 2010-07-09 05 20 40 いぬさんは甘いもの大好きだよ。でもねこさんは甘み感じられないよ。 家の犬と猫で実践してみたから間違いない。 -- 2010-08-12 03 19 46 うちの猫甘いもの好きだよ -- 2010-09-13 14 01 58 好きとか感じないとかえろいよー ここはかんそうかいたりするんだよー。おもしろかったよー -- 2010-09-14 02 33 57 犬にチョコレートのちぇんは毒物だしなぁ。 猫が好きなのは脂肪分なので生クリームとか大好き。 動物は人間と違って食べれない物が有るから飼育は大変だよね -- 2010-10-13 21 48 16 ↓揚げ足取るが人間が食べれなくて他の生き物が食べられるものもあるぞ 人間と食べられるものが違うから動物の飼育は大変だ、ならわかるが -- 2010-11-12 19 24 51 ↓それもそうか。人間中心の考え方&間違った言い方だったね、すまぬ。 動物と人間の食べ物の違いによる注意点とか解れば良いんだが… 犬猫は多いけど、熊とかは殆ど無くて調べ難い… -- 2010-11-13 21 20 10 ↓確かに…熊とはぜんぜんわかりませんよねー -- 2010-11-26 05 05 32 熊はハチの巣を好んで食べるとか聞いたような…。 甘いの好きなんじゃない? -- 2011-01-21 22 34 42 こまけぇこたぁいいんだよ! -- 2014-03-06 03 07 50 架空のものにマジレスしてんじゃねーよ糞餓鬼共 -- 2014-09-12 23 08 24 ゆっくりできるとても良いお話だったどぅー☆ 面白かったどぉー♪ -- 2015-03-30 19 06 00
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※注意 この小説には以下の要素が含まれています。 現代日本にゆっくりがいます オリジナルキャラが出ます 制裁要素はありません 東方キャラは出ません 「あるカップルの日常 ~我が家にてんこがやってきた~」 知人からゆっくりてんこを譲ってもらった。 飼っていたてんこが十数匹も子供を産み、処分に困っていたそうだ。 ダンボール箱いっぱいに蠢く小てんこ、その数ちょうど十匹。 しばらく楽しめそうだ。 虐待の構想を練りながら、電車に揺られ帰路についた。 ようやくアパートに着いた。 鍵を取り出すため一旦ダンボールを床に叩きつけた。 衝撃で上蓋がめくれ中の様子が見えた。 ゆっくりの鳴き声は五月蝿いので口をガムテープで閉じてある。 普通のゆっくりなら嫌がるところだが、てんこはマゾなので嬉しそうに笑っている。 何体かは顔が紅潮している。 電車や歩く時の振動で発情したのだろう。 玄関を開けると、留守番をしていた彼女と目が合った。 「おかえりー」 「おう」 彼女は揚げ饅頭を食いながら、ゆっくりれいむの頬をつねって遊んでいた。 れいむは半狂乱になりながら「やめてね!!やべでえええええ」と叫んでいる。 もちろん彼女が食っている揚げ饅頭は子ゆっくりである。 俺達の趣味はゆっくりいじり。 なかなか人に言える趣味ではないから俺も最初は黙っていたが 色々あって今では二人仲良くゆっくりをいじめて楽しんでいる。 「ちっちゃいねー」 「好きなの選んでいいぞ」 「じゃあ半分もらうね」 先程までいじっていたれいむの上に座った彼女は 無造作に五匹の小てんこを掴み太腿の上に叩き付けた。 その内の一匹をつまみ、ガムテープを剥がすと 背面から噛り付く。 「ゆきゃあああああああああああああ!!!いちゃい!!いちゃいよおおおおお!!!」 「あ、ちっちゃいから皮もそんなに硬くないよ」 残りの小てんこは驚愕の表情で固まった。 てんこはMなので、つねったり蹴ったりする程度なら快感を得る。 しかし、いくらMといっても命を脅かす状況では生存本能が優先されるのは当然だ。 「あー、これ桃まんの中に入ってる・・ほら、ゴマ入りの中華な感じの餡子だよ」 「う、くどそうだな・・」 「通常種の餡子と違うから口直しにはいいかもねー」 「ゆきっゆきっぃぃっぃいいいいいいぶっ」 彼女は餡子を食べ尽くすと、デスマスクと化した皮を残りの四匹に投げた。 小てんこ達は皮を避け、青ざめた顔で震えていた。 声が聞こえないのはつまらないので全員のガムテープを剥がすことにする。 「「「ゆっくりやめてね!!!ゆっくりやさしくいじめてね!!!」」」 とりあえず一匹踏み潰しといた。 叫んだら同じ目に合わせると教えたら大人しくなった。 小てんこ達を抱えてキッチンへ向かい、フォークとあるものを探すため冷蔵庫を開けた。 まな板の上に乗せられたてんこ達は震えている。 準備が出来たので、適当に一匹つまみあげ皿の上に乗せた。 「よし、今からおまえをいじめてあげよう」 「ゆゆっ!ほんとう!!?」 「本当さ、ゆっくりじっくりいじめてあげるね!」 てんこの顔がたちまちヘブン状態になる。 まな板の上にいるてんこ達にも会話が聞こえていたようで、 先程の表情とは一変し幸せそうな笑顔を浮かべていた。 皿の上でそわそわしているてんこから見えないように 俺はゆっくり作業を進めた。 「ゆううううっ はやくいじめてねええええっ!!」 「あれ?早い方が良いの?ゆっくりいじめようと思ってたのになあ」 「ゆほおおおおおっ ゆっくりっ!!ゆっくりてんこをいじめてね!!」 「はっはっはっ てんこはせっかちさんだね。もうちょっと待ってなさい」 棒読みで語りかけながら、俺はフォークに満遍なくわさびを塗りたくった。 我慢は体に毒。 フォークを掴み、素早くてんこの頭上に構え 「そぉい!!」 ブッ 「ゆきい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛」 一気に突き刺した。 幸せな笑顔から一転、てんこは白目を剥き絶叫をあげる。 フォークを突き刺した所から餡子が飛び出した。 やはり小ゆっくりは生まれて間もないだけあって、皮が柔らかい。 「おー苦しんでるねー」 「ほら、こいつら饅頭だからな。体が甘いもの以外受け付けないだろ? だからわさびが直接餡子に触れるようにしてやったんだ」 「いいねー面白そう。じゃあ私はマスタードでやってみようかな」 てんこの体を襲ったのは快楽ではなく想像を絶する痛みだった。 フォークだけだったら、まだ快感の許容範囲内の痛みだったかもしれない。 しかし、わさびまみれのフォークはてんこの体に苦痛しか与えなかった。 夕方。 スーパーのチラシを見ながら、二人は楽しそうにはしゃいでいる。 「あ、見てみてー!今日スーパーの特売でわさびが安いよ!」 「おー、しょうがやにんにくもあるな。」 彼らの傍にあるダンボールの中には、わさびとマスタードまみれになったゆっくりてんこが詰め込まれていた。 おわり +++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 最後まで読んで下さってありがとうございました。 挿絵→gy_uljp00037.png.html 第二YR 以前書いた作品 ゆっくり加工場系19 水羊羹饅頭 このSSに感想を付ける