約 2,268,856 件
https://w.atwiki.jp/mayyugioh/pages/349.html
空想皇帝との決闘は終わり、mayの平和は守られた、はずだった。 美琴とファトスシャムス、進とヒカリはそれぞれ合体を解いている。 怪我人であるアキラに美琴が肩を貸し助け起こしていると、 空想皇帝『これで・・・終わりではない! 今こそ真の終わりのはじまり!」 進「なんだと!?」 美琴「て、てめぇまだ・・・!?」 倒れ伏し天を仰いでいた空想皇帝の声が皆の脳内に響いた。 空想皇帝『余が消滅すれば、ヌメロン・ネットワークもまた消滅する!』 オルバ「そ、それは・・・!?」 デュエルに敗れた空想皇帝のエネルギー体はすでに崩壊をはじめている。 まもなく消滅するだろう。 そして、それに合わせるようにnovの空間が震え始めていた。 オルバ「ヌメロン・ネットワークはmayの空間を覆うように形成されております・・・」 進「そう聞いている。だが、それが何か関係あるのか?」 シャムス『なるほどのぅ。そういうことか』 美琴「まるで意味がわかんねぇぞ! 説明してくれよ、シャムス!」 オルバの言葉に1人納得するファトスシャムスに苛立ち説明を求める美琴。 皆の視線も半透明のファトスシャムスに向けられるが――― オーカス「ヌメロン・ネットワークごと、mayを覆う次元の壁が消滅するということだ」 シャムス『ぬわー!? お主、我の台詞をとるでない!」 あっさり結論を告げたオーカスにシャムスが食って掛かる。 説明のタイミングを見計らっていた間にオーカスに台詞を盗られてしまったらしい。 オルバ「我々はmay全体をヌメロン・ネットワークで覆うために、mayを他の次元と隔てる次元の壁を利用したのです・・・」 オーカス「次元の壁が崩壊すれば、手始めにnovがmayへと衝突するだろう」 シャムス『その後、すべての次元が衝突しこの世界はおしまいじゃの』 空想皇帝『そうだ、その通りだ! 余1人では消えぬ! mayもnovもすべて余と共に滅びるのだ!』 オルバ「そ、そんな!? それでは我々はなんのためにこれまで・・・・・・」 自分達を統べる皇帝の言葉に愕然としその場にくずれ落ちるオルバ。 空間振動はどんどん大きくなっていく。 美琴「っざけんな! せっかくラスボス倒したってのにこんな終わり方ねぇだろ!?」 アキラ「なにか手はねぇのか!?」 ヒカリ「コクゴー・・・」 進「くそっ、いったいどうすれば・・・!」 空想皇帝『無駄・・・だ。余の・・・ほr・・・びが、決まったいm、ヌmロン・ネットワー・・・の消滅haとめられ・・・n』 会話している間にも空想皇帝の体は崩壊を続けている。 空想皇帝『クックック・・・フハハハハ・・・ハァーハッハッハッハッ!! すべt・・・滅bるがい・・・!!!!』 断末魔の高笑いを残し、空想皇帝のエネルギー体がnovの震える大気へと霧散した。 あまりにも呆気ないnovの皇帝の最後であった。 そして。 空想皇帝の消滅と同時に、世界の割れる音が響き渡った。 mayの街――― その日、mayの住人たちは誰もが大きなガラスが割れるような奇妙な音を聞いた。 皆、空を見上げ――― may住人1「な、なんだあれ!?」 may住人2「空が、空が落ちてくる・・・?」 may住人3「に、にげろーーーー!!!!」 普段の青空はそこになく。 異次元としかいいようのない奇妙な空間が広がっており。 そこから巨大な大地が落ちてきたのであった。 nov・皇帝稜墓後――― 美琴「落下しはじめちまったぞ!?」 アキラ「やべぇ、やべぇぞ・・・どうすりゃいいんだ。このままじゃ俺達ごとnovがmayに落っこちておしまいだ」 オルバ「・・・・・・・・・・・・」 うな垂れたままのオルバと慌てる美琴達。 進「・・・・・・あんたなら、なんとかできるんじゃないのか?」 そんな中、進が声をかけたのはオーカスであった。 邪神結社幹部にしてカオスを統べるもの。 ただ1人、この男だけが絶望的な今の状況にあって泰然としている。 オーカス「確かに俺には次元を操る力がある」 進「やはりな」 美琴「じゃあ!?」 シャムス『・・・・・・・・・』 novにいる皆の期待がオーカスに集まる。 だが。 オーカス「なぜ俺が力を貸さねばならん? 俺は邪神結社の幹部だぞ。滅びこそが我らが最終目的だというのに」 進「っ!?」 美琴「は、はぁ!?」 アキラ「なんとかする気はなしってか。くそっ!」 オーカスはにべも無く力を貸すことを断った。 オルバ「で、ですが! このままではあなたの統べるカクリバン空間も無事では済まないはず!」 最後の望みにすがるようにオルバが顔をあげカクリバンの主の説得を試みる。 だが彼の懇願ともいうべき意見を鼻で笑い、 オーカス「ふん、確かに多少の影響はあるだろう。だが、それだけだ。カクリバンがカクリバンたる所以だな」 ばっさりと切り捨てた。 他の様々な異次元は消滅したとしても、カクリバン空間は文字通りそこから隔離されて無事、というわけだ。 オーカス「我が目的はすでに果たした。ここにもう用はない」 オーカスはそう言い残し、絶望するオルバと美琴達を残して自分だけどこかへと消えてしまった。 美琴「な、なんだよあの野郎!?」 シャムス『あれはそういう男であろうよ。決してmayの者に力は貸さぬ』 進「ヒカリ、お前だけでも逃げろ。宇宙空間でも大丈夫なお前ならきっと・・・」 ヒカリ「イヤッ! コクゴーイショニイル!」 進「お前・・・・・・」 こうしている間にもどんどんnovは落下スピードを速めている。 まるでmayに引き寄せられているようであった。 そんな中。 novから飛び立つ一筋の光があった。 オルバ「あれは・・・・・・」 may・上空――― 今やmayの空を覆い尽くしているnov底面の岩盤。 とてつもなく巨大な岩のようなそれにmayからも向かっていくものがあった。 英理「たかがnov1つ、マシンナーズ・メガフォームで押し出してやるわ!」 メカノルム1号「ソレハエゴダヨ!」 メカノルム2号「ダカラ、世界二人ノ心ノ光ヲ見セナケリャナラナインダロ!」 英理のマシンナーズ・フォートレスを模したD・ホイールが人型に変形した姿。 それがブースターを全開にして飛翔しnov大陸の底面に取り付き押し戻そうとしているのだ。 コックピットにはハカセ姉妹の姿も見える。 棗「もうダメよぉ、おしまいだわー!?」 ハカセ「棗! 喚いてないで計器みて! 出力調整!」 マシンナーズ・メガフォームのすぐ近く。 ノルム「ったく、柄じゃねぇ!」 レルム「そんなこと言って真っ先に飛び出したくせに。お姉さまは素直じゃありませんね」 ノルム「うるせー! 黙って押せ!」 サイコパワーで実体化された《レアル・ジェネクス・クロキシアン》と《発条装攻ゼンマイオー》が マシンナーズ・メガフォームと並びnovに取り付いている。 また別の場所では――― 湯納「行くんですね、アウナ」 アウナ「ええ、ユノー。あそこにはミコト達がいる。友達は助けないといけない」 湯納「わかりました。お気をつけて」 召喚したギガプラントの肩に乗ったアウナが次々と植物族モンスターを召喚し、mayからnovへと至る木を形成している。 彼女もまた落ちてくるnovを支えようというのだ。 湯納「では、私もできることをしましょう」 ギガプラントと共に木を支えに向かったアウナを見送った湯納はどこかへと電話をかけはじめた。 mayの各地――― 望「お願い、デミス! みんなを助ける力を!」 デミス『まかせろ、望! おおおおおお!!』 インパクターデミスのスーツを纏った望が《終焉の王デミス》とともに立ち上がった。 アスタ「行こウ、エアトス! ミンナ!」 《ガーディアン・エアトス》をはじめとしたアスタの友達達―デュエルモンスターズの精霊―が飛ぶ。 エリン「mayのロリたちを死なせはしない!!」 湖「原稿あげたばかりだっていうのに、イベントなくなったら困るからね」 メアリー「お嬢様、そういう問題では・・・」 シャロン「に、逃げたい・・・ダメ?」 《剣闘獣ヘラクレイオス》と《ネフティスの鳳凰神》が落ちてくるnovへと向かっていく。 なの「みんなお願い!」 ドラグニティモンスターが次々と実体化しnovへと殺到。 オルト「フン・・・デュエルどころではないな」 サイバーマン「地獄への水先案内はこのサイバーマンが務めよう!」 《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》に乗り腕を組んだ《PSYフレームロード・Z》がいく。 mayのサイコデュエリストたちが、それぞれ力を使い落ちてくるnovをなんとかしようと立ち向かっていた。 そしてそこにnovから飛来した光―黒いドラゴン―が加わった。 ナオミ「novを・・・滅ぼさせはしない! 反逆のライトニング・ディスオベイ!!」 体のあちこちから火花を散らした満身創痍のナオミと、《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》だ。 紫電を纏ったダークリベリオンが逆鱗をnovへと突き立てる。 nov・皇帝稜墓跡――― オルバ「ナオミ・・・・・・」 サイボーグ特有の通信機能でナオミがnovを支えていることをオルバは把握した。 彼女は満身創痍でありながらnovのために、あれほど憎んでいたmayの人間に協力する形で命を賭けている。 オルバ(それに比べてわたくしは・・・・・・くっ) 自分の不甲斐なさに腹が立つ。 自分達はnovを救うために、今回の闘いをはじめたのではなかったか。 諦めるわけにはいかない。 オルバ(何か手は・・・・・・) 考えるオルバの目に、ファトスシャムスとヒカリの姿が映った。 オルバ「はっ!?」 may・カードプロフェッサーギルド“ふたば☆チャンネル”――― ギルドの本拠地でギルドマスターである染一郎が電話で話している。 相手は、 湯納『ええ、ですからギルドのリアルソリッドビジョンシステムを最大出力で動かしてください』 染一郎「なるほど、考えたね、湯納くん」 湯納の考えを察し、染一郎がテキパキとリアルソリッドビジョンシステムを起動していく。 染一郎「よし、アクションフィールド《クロス・オーバー》発動!」 “ふたば☆チャンネル”の上空にカードでできた球体が発生し炸裂! アクションカードがmay全体へと飛び散っていく。 弓奈「よーし、いくわよ私の女優たち! 華麗に踊りましょ!」 アクションフィールドの発生を確認した弓奈がアクアアクトレスモンスターを召喚し、novへと向かわせた。 そう。 アクションフィールド上でなら、サイコデュエリストでなくともモンスターを実体化させることができる、できるのだ。 これでmayの決闘者達が皆、モンスターを実体化させることができるようになった。 数が少ないサイコデュエリスト達だけでは無理でも、mayの決闘者が皆力を合わせればnovを受け止めることがきるかもしれない。 馬耶「いけ、我が下僕の戦士たち! 今こそ伝説に名を連ねる時!」 レム子「お行きなさい、ラヴァ・ゴーレム!・・・あち、あちち!?」 響華「あんじょう気張っておくれやす、F・G・Dはん」 遊璃「お嬢様をお守りしなさい、マグナスラッシュ、グラビクラッシュ!」 工藤「トライコーンたちの背に乗って! 一気に上まで駆け上がるよ!」 なな子「行けー、スクラップたち! くず鉄の意地の見せ所よ!」 サイクロプス「どっせーい! 受けとめてやれや、ガーゼット!」 秋也「爆破の威力で落下速度を相殺するんだ、ボム・フェネクス!」 戦沙「アルティメットトリガー、ロックオン!」 福本「分の悪い賭けは嫌いじゃねぇ・・・狙い撃つぜ、リボルバードラゴン!」 ドゥカヴニー「必ず生きてワイフ達のもとに戻りマース!」 アクションフィールド発生を知ったmayの決闘者たちが次々と戦列に加わっていく。 mayの決闘者たちは誰もまだ生きることを諦めていないのだ。 那須「先生はいかないんですか?」 石屋「僕は医者だからねぇ。皆に何かあったら困るでしょ? 那須さんこそ避難しないのかい?」 那須「私は先生の助手ですから」 mayの決闘者たちが次々とモンスターを召喚し、落ちてくるnovへと向かっていく中、 玲華や蘭、貞子は逃げ出そうとするパニックに陥った住人たちをフォローし、避難誘導にあたっていた。 玲華「慌てないでください! きっと大丈夫ですから」 蘭「女性や子供、怪我人が先よ」 貞子「破片に気をつけて!」 貧乏子「犬さん、危ないですよ!」 犬「ばう!」(ライコウで小さな破片を弾き飛ばしながら) novから崩落した破片が街のあちこちに落ちてきていた。 中には人が押し潰されるほどのサイズのものもある。 幸い、いまだ被害は出ていないようだがnovがmayに近づくに連れ落ちてくる破片の量も増えてきていた。 そして。 蘭「まずいよ! 破片が!?」 玲華「みんな、逃げて!?」 避難民の列めがけて多数の大きな破片が落下してきていた。 このままでは大惨事になる! ??「まかせるでござ・・・まかせて!」 建物の屋上から声がし、人影が飛び出す! 白いニンジャ装束に身を包んだ―いや、身を包む布の面積はとんでもなく少なかった―少女だ。 そのバストは豊満であった。 琴乃「多重影分身の術!」 飛び出した少女―琴乃―が両手で印を結ぶと、その周囲に煙と共に大量の分身が生み出される。 そして、分身1人1人が次々と忍者モンスターを召喚していくではないか! ブレード・ハート『ドーモ、ブレード・ハートです。イヤーッ!』 クリムゾン・シャドー『ドーモ、クリムゾン・シャドウです。イヤーッ!』 HANZO『ドーモ、HANZOです。イヤーッ!』 成金忍者『ドーモ、成金忍者です。イヤーッ!』 機甲忍者アクア『ドーモ、アクアです。イヤーッ!』 機甲忍者アース『ドーモ、アースです。イヤーッ!』 機甲忍者エアー『ドーモ、エアーです。イヤーッ!』 機甲忍者フレイム『ドーモ、フレイムです。イヤーッ!』 ゴエゴエ『ドーモ、ゴエゴエです。イヤーッ!』 ヱビス『ドーモ、ヱビスです。グワーッ!』 速攻の黒い忍者『ドーモ、黒い忍者です。イヤーッ!』 白竜の忍者『ドーモ、白竜です。キエーッ!』 ゴウランガ! 無数の琴乃が無数の忍者を召喚し、次々と破片をカラテ迎撃していく! ワザマエ! としあき店長「アイエエエエ! ニンジャ!? ニンジャナンデ!?」 その光景を見た店長がニンジャリアリティショックを起こししめやかに失禁。 貞子「助かったわ・・・みんな、今のうちに先へ!」 琴乃と忍者モンスター達が落ちてくる無数の破片を迎撃し、玲華達が誘導する避難民を守る。 これもまた生き残ろうとする意思の現われであった。 植物族モンスターやダムドを操りなんとかnovを支えていたアウナ。 そこへ死角から大きな破片が落下してきた。 それに気づいたアウナは迎撃しようと鞭に手を伸ばし―――ギガプラントの肩、アウナのいた位置に破片が炸裂した! 湯納「間一髪、ですかね?」 アウナ「! ユノー」 しかしアウナは無事であった。 空中ブランコを駆使したトラピーズ・マジシャンと湯納がアウナをすんでの所で助け出したのだ。 アウナの腰を抱き空を飛ぶ湯納。 湯納「アクションフィールドをmay全域に発生させてもらいました。これで、私も手助けできます」 アウナ「・・・・・・・・・」 湯納「アウナ?」 アウナ「・・・・・・なんでもないわ」 今のタイミングなら破片の迎撃も間に合っていたのだが、湯納を近くに感じアウナは何も言わないことにした。 湯納の機転で、mayの決闘者みんなが戦っている。 novの底面に実体化したモンスターがどんどん集まっていき、novの落下スピードが徐々に落ちていた。 nov・皇帝稜墓跡――― 美琴「おい、スピード落ちてねぇか?」 アキラ「ああ、さっきより遅くなってる、か?」 オルバ「・・・・・・mayの住人たちが、下からnovを支えているようでございます」 進「みんなが!?」 だが、落下スピードが遅くなったとはいえmayに向かって落ち続けていることには変わりない。 よしんば支えきれたとしても、その後もずっと支え続けるというわけにはいかない。 根本的な解決策が必要であった。 美琴「くそっ! みんながんばってくれてるってのによぉ・・・なんとかならねぇのかよ」 美琴の声に反応するかのように、異変が起こった。 美琴のデッキからホープのカードが飛び出し、空中に浮かび上がったのだ。 光を纏ったホープのカードはどこかへと飛んでいく。 美琴「な、なんだ!?」 そして、瓦礫となった皇帝稜墓跡から同じように無数のカードが浮かび上がり、飛びだした! それはナオミがmayの決闘者達から奪ったナンバーズのカードであった。 シャムス『ふむ、novがmayに近づいたためにヌメロン・コードの所在が明らかになろうとしているようじゃな』 シャムスの言葉を裏付けるように、飛んでいったナンバーズはmayとnovの間に集結しカードで出来た光の球体を形成していた。 そこに過去と未来、すべてが記された世界のはじまりのカード―ヌメロン・コード―がある。 オルバ「1つだけ、この事態をなんとかできる方法があるかもしれません」 その様子をみたオルバが皆に告げる。 アキラ「ほんとかよ!?」 進「どういう方法なんだ?」 オルバ「・・・・・・出現したヌメロン・コードを使うのです」 美琴「ヌメロン・コードってあれだろ。世界を好きに改竄できるっていう・・・」 シャムス『どうじゃろうな?』 美琴「あん?」 オルバの提案にファトスシャムスが疑問を呈した。 シャムス『たしかに、ヌメロン・コードを使えればなんとかできよう。 しかし、その使い手を決めるためには闘いの儀が必要のはず』 ヌメロン・コードは使い手を選ぶ。 ナンバーズを全て集め、ヌメロン・ドラゴンの封印を解き、 闘いの儀に勝利した者にのみその力の全てを使う権利が与えられるのだ。 シャムス『じゃが、もはやその時間はあるまい。今から決闘なぞしとる時間はないぞえ』 アキラ「くそ! んなの、ぬか喜びじゃねぇか!」 オルバ「確かに、ヌメロン・コードの正統な使い手を決める時間はありません。ですが・・・」 オルバの瞳がファトスシャムスとヒカリ、そして進を見る。 オルバ「皇帝がされたように、その力の一部を引き出して使うだけならできるかもしれん」 シャムス『なるほど! ヌメロン・ネットワークじゃな』 美琴「け、けどよ。そいつはさっき次元の壁とやらと一緒に消滅しちまったんだろ?」 シャムス『ネットワーク自体は消滅したがの。我の中にはまだその力の残滓が残っておるようじゃ』 ファトスシャムスはヌメロン・ネットワークを流れるデュエルエナジーの中にいた。 先ほどの空想皇帝との決闘。 美琴の最後のドローの際に、無意識にその力の残滓を使い美琴を勝利へと導いたのだ。 オルバ「そして、もう1つ。銀河大戦の勝者であるあなた方がおります」 進「・・・・・・俺と、ヒカリか?」 ヒカリ「ン?」 オルバ「ヌメロン・ドラゴンは銀河大戦の勝者に託されているはずでございます・・・あなた方に覚えはなくとも」 世界創造の竜・ヌメロン・ドラゴン。 それこそが銀河眼を持つ竜の宿命にして本当の姿なのだから。 進とヒカリはお互いを見るが、特に何も感じはしなかった。 だが身に覚えがある。 一度、空想皇帝に敗北したあの時。 自分を助けてくれたあの力、あれこそがそうなのかもしれないと進は思った。 オルバ「あなた方に宿るヌメロン・ドラゴンと、ファラオに残された力の残滓を持ってすれば、 全てを改竄できなくとも消滅した次元の壁を元に戻すことくらいはできるかもしれません」 進「本当にそんなことが出来るのか? もし出来なければ・・・・・・」 アキラ「迷ってんじゃねぇよ!」 美琴「ああ! 可能性があるってんならやってみるっきゃねぇだろ!」 進「お前ら・・・・・・」 ヒカリ「行コウ、コクゴー! ワタシmay守リタイ!」 アキラ「行ってこいよ、相棒! 世界を救うヒーローになるチャンスだぜ?」 美琴に肩を借りながら、拳を突き出すアキラ。 ヒカリの強い視線。 頷くファトスシャムス。 進「・・・行こう、ヌメロン・コードの元へ」 皆を見回して進が頷く。 ヒカリが再び姿を変え進を変身させる。 そこへファトスシャムスも加わり、エジプト風の意匠がスーツに追加された。 美琴「頼んだぜ、シャムス、ヒカリ、黒剛!」 アキラ「おいしいとこ持っていきやがって、はっ」 オルバ「novを・・・いえ、この世界すべてをお頼み申します」 進「ああ!」 ヒカリ「ウン!」 シャムス『世界を破滅させようとした我が、今度は世界を救う羽目になるとはのぅ』 目を閉じた進の脳裏に、アキラ、美琴、オルバ、そしてmayの仲間達の顔が次々と浮かび――― 進たちは、出現したヌメロン・コードを目指して飛んだ! 英理「もう少し、みんながんばってちょうだい!」 棗「ね、姉さん、また何か飛んできてる!」 ハカセ「あれは・・・・・・!?」 mayとnovの間に出現した光の球体、そこにnovから流星のように誰かが向かっていく。 その光景を見届け、 ナオミ「ふっ・・・・・・」 笑みをこぼし、力尽きたナオミはmayへと落ちていった。 続く
https://w.atwiki.jp/syukuukuwo/pages/34.html
武技について 武技一覧グルシオラ流血闘法 帝国式進剣術 朧流水流三又槍術 龍成院律法 不知火流刀術 前田流万象柔術 双龍院顎牙仙流 武技について 闘術や剣術、武術等を指す総称であり、名を有する武器が最もその特性を発揮できる技でもある。 名前はいくつかの規則が存在する。 ○○流/式○○術/道/法が基本となる。 魔術などを組み合わせたものなども存在し、その種類は多岐にわたるとも言われている。 武技一覧 グルシオラ流血闘法 「己の血肉でさえも武器とし闘い抗う、我らヒューマンが辿り着いた醜い悪足掻きだ」_王国戦士団戦士長 説明|手に持ちゆる全ての武器、道具、環境を利用する決闘法。王国戦士団の基本となる戦闘の型である。武器の特徴を見抜き、より良い使い方を見つけ出すための技術を磨く、大半は得意な武器の扱い方に長けることが多いが戦士長は環境利用から多岐にわたる利用法を身につけた。 帝国式進剣術 「連撃を極めればいかなる盾も無力となる」_帝国剣術指南役 説明|盾をめくり相手の隙を作り出して致命をとる。体感を削るための連撃を繰り出すために上半身を前のめりに踏み込みながら反撃を緩さいない剣技である。 朧流水流三又槍術 「時に静寂、時に豪快に流れゆく流水の如く。」_冒険者組合組長 説明|天下無双と名高き老人が扱う槍術。その槍術を見たものは現在存命しておらず、詳細も語られることは無い。書に記され子孫に渡したとされており、いずれ友や民を守る時にもう一度その絶技を見ることが出来るだろう。 龍成院律法 「己が身一つで高みへと至るためには、律と法、どちらも欠けてはならぬ」__龍成院大僧正・塵介 説明|龍の頂に於ける教えそのもの。律は掟を、法は教えを意味する。数ある書物を纏め作られたそれは、僧とはなんたるかを示す道標であると同時に僧たちの心の拠り所でもあった。力強くしかし流麗な体捌きから繰り出される痛烈な強打が持ち味の体術だが、使い手の心の在り様で武器を選ばず流用できる。 不知火流刀術 「時に激しく燃ゆる炎の如く、時に静寂に凍てつく氷の如く」__不知火流刀術開祖「炎神」 説明|神聖国オオクニに古くより伝わる武技であり本来は人ならざる存在を斬る為に編み出されたもの、創始者より代々受け継がれる妖術の付与された武器「妖刀」を使うことで本来の性能を発揮出来るがその中でも最大限の性能を発揮できるのは「妖刀ー不知火」ただ一振りだけである現在その妖刀は幾星霜の刻を越え現代にも継承者を残しているがその存在は定かではないその性質上、一子相伝の武技として知られている。 前田流万象柔術 武術家として、他流と喧嘩はするな。ただ、全身の骨をへし折るだけにしておけ」──前田流初代師範前田學 神聖国オオクニの柔術が元となった武術。 関節技に特化した、ありとあらゆる種族・魔物の関節可動域や腱を破壊するために作られた寝技中心の格闘術である。 人間から象まで107種の動物の関節を外すことでようやく師範代とする厳しい試練があり、馬をも飲み込む大蛇の関節を己が身一つで全てへし折ることでようやく免許皆伝となる。 条件の厳しさと寝業故の怪我の少なさから、修練者に対して教えられる人間の少ない特殊な武術となっている。 双龍院顎牙仙流 「とぐろを巻く双璧の龍の如く」__禅院那留之彦丞 倭国陰律国と呼ばれた双子の龍を祭る国があった。 その国で由緒正しき龍の血を引くとされるドラゴニュートの家系がある。 彼らが継承し、発展させそして多くの龍に纏わる武技の原型となった武技、それが双龍院顎牙仙流である。 刀術に特化した滝砕龍真流と弓術に特化した蓬壊龍釈流がある。これら二つ合わせたものが双龍院顎牙仙流となるが二つに分かれた流派は、 のちに多くの派生武技の原型となった。朧流水流三又槍術もそのうちの一つである。 闘気は龍の姿として扱う者の技に出現する、これこそ真髄である。
https://w.atwiki.jp/syukuukuwo/pages/64.html
ナルートス国 法国と結託した島国。 倭国から抜け出した暗殺組織が小さな国の王を操り生存権を得るために法国に協力。 とある実験のためにあらゆる種族の幼子を誘拐したり、目撃者の暗殺やこのことを探るものの暗殺などを担っていた。国としてはのどかな国で自然豊かな施設を多く持つ、平和そのものである。 民は知らぬ、この地下で行われている惨劇を。 国民 人族が住まう小さなン島国、侵略者によって内部から侵略された。 平和な国は表の顔となり、裏の顔を知るものは極小数であった。 民草は知らなくて良いものである。 支配層 ベイハム・ラックリー・ベツハイド この国を守るために悪魔に魂を売ってしまった・・・そう例えるのが正しい。 軍事組織 八咫烏 ナルートス国に暗躍する組織、もとは倭国のとある里の生き残り。 この世界で生き残るには強い者たちにまかれるのがよい、そのために小さな国を裏から操りその地下で実験を繰り返した。 永遠人(とわびと)、人為天使(エンジェル・ノーツ)、人体兵器の開発と販売…果たして彼らを支配したもの誰なのか。 最高戦力 八咫烏 政権 平穏な国であり、犯罪者が少ない国である、 自警団が優秀で人族以外にも争いを好まないものがこの国を訪れるという。 宗教 天葬教(偏)
https://w.atwiki.jp/syukuukuwo/pages/35.html
加護について 例戦之王(マルス) 捕食之王(グラトニー) 癒之姫(パルテナ) 加護について 勇者や放流者が有する魔術や祈祷とは違った力。 魔力(魔素)を使用せずに行使する力であり加護を受けたものは魔臓が体内に生成されており、魔素を貯蓄することができるようになる。 例 戦之王(マルス) 説明 戦闘が継続すればする程筋肉組織が強化され続ける 捕食之王(グラトニー) 説明 食らった生物の機能を保存して使用可能にする 癒之姫(パルテナ) 説明 他者の傷、病、精神的損傷を癒す
https://w.atwiki.jp/syukuukuwo/pages/36.html
属性について 属性一覧五大元素 五行思想 起源精霊 神秘回帰 終末原理 各宗教における属性 属性について 魔学や祈祷にはそれぞれ属性が存在します。 魔学は術式を唱え、式の名を述べることで術式が発動し現象を行使できます。その中の属性も考え方によって様々あり、下記のように分類分けがされています。 属性一覧 五大元素 「地」「水」「火」「風」「空」-五大理 世界を構築する要素こそこの五つだと考える学派。 揺るぎない大地と全てを包む天空を基盤として3つの属性が全ての自然摂理を構築していると考えている。これを五大元素、もしくは五大理と呼ぶ。 「火」「水」「風」はそれぞれの自然現象に当て嵌め魔力で再現を行うものであり、魔力を各属性に変換して操る。 火 説明:魔力で構築された火を発生させ操作する。 風 説明:魔力で構築された風を発生させ操作する。 水 説明:魔力で構築された水を発生させ操作する。 空 説明:身体強化や身に纏う鎧の硬質化や軟質化などの強化に関連する魔術属性。 地 説明:「飛行」や「跳躍」と言った跳ぶことに関連する魔術属性。 五行思想 「火」「水」「木」「金」「土」-五行理 世界を構築する要素こそこの五つだと考える学派。 この五つの均衡が保たれていることで世界という概念が保たれているという考えである。 魔力によって属性そのものを発生させることが可能であり、これに関しては五大理における「火」「水」「風」と同様である。 火 説明:魔力で構築された火を発生させ操作する。 水 説明:魔力で構築された水を発生させ操作する。 木 説明:魔力で構築された植物を発生させ操作する。 金 説明:魔力で構築された金属を発生させ操作する。 土 説明:魔力で構築された土を発生させ操作する。 起源精霊 「炎」「風」「土」「水」「闇」「光」「樹」「獣」-八精理 精霊が担う自然の力、それこそ世界の構造であると考える学派。 各属性に属する種が一定の繁栄を行うことにより世界の理が保たれるという考え。 [[精霊族]]との関わりを持ってその歴史や習慣、考えから見いだした彼ら固有の術式を取り入れた学派である。 炎 説明:炎精霊の火を纏い行動に増加作用を発生させる術を魔術として再現したもの。 風 説明:風精霊の風を読み音を飛ばす通信という術を魔術として再現したもの。 土 説明:土精霊の土に触れその性質を読み解き触れた一定範囲の土に属するものを操作する術を魔術として再現したもの。 水 説明:水精霊の水を媒介とした傷の手当や病の治療を魔術として再現したもの。 闇 説明:闇精霊の闇から発生する恐怖心を持って相手の戦意を喪失させる術を魔術として再現したもの。 光 説明:光精霊の光から発生する心を正常化させ勇気づける術を魔術として再現したもの 樹 説明:樹精霊の植物たちの声を聞き、対話する術を魔術として再現したもの。 獣 説明:獣精霊の獣の力を魔力で構築し、再現する術を魔術として再現したもの。 神秘回帰 「月」「流星」「彗星」「星雲」「隕石」-五星理 世界は「空」より先の暗き星々によって想像されたと考える学派、かつては宗教だったもの。 元は五大理を起源とする学派で、その中でも「空」に注目しその更に先にある夜の空に神秘を見出した。 暗く冷たい星々の神秘を魔術によって改名しようとする試み、魔力によって星々の再現を行うものである。 月 説明:満ちて欠ける、その様を魔力によって再現し術として行使する。 彗星 説明:たったひとつの流れる星、その流星の様を魔力を持って再現し術として行使する。 流星 説明:届かぬ数多の流れ星、その流星の様を魔力をもって再現し術として行使する。 星雲 説明:遥か遠い星々の雲、空の嵐を魔力をもって再現し術として行使する。 隕石 説明:降る星の輝き、その破壊の力と重力の関係を魔力で再現し術として行使する。 終末原理 「死」「血」「腐」「崩」-四終理 かつての十戒の一人、今は賢者と呼ばれる大魔道士が残した破滅の予言、終末論から発生した学派。終わりを示すものを魔術として組み込み、その破滅の抗体となろうとした。 それは世界を構築するための属性ではなく、世界を破壊するための要素である。 終わり、無機物と有機物、そのどちらもが終わりの際にその身に発生させる現象、概念を形を与えて行使する。 死 説明:黄金と漆黒が混じる酷く冷たい炎、心が折れたものはその炎に触れれば死に至る、強靭な心がこれを払う。 血 説明:真っ赤な液体は滴るように落ちていく、燃えるように熱い。 腐 説明:朱い風は物体を腐らせる、精霊の炎はこれを打ち払う。 崩 説明:紫電は触れたものを構築する概念を崩壊させる。魔力で構成された全てを解き明かす、無効化の雷である。 各宗教における属性 「聖律」「天律」「聖樹律」 黄金の光で構築され、それには死に関連する物に対する有効的な効力を持つ。 「死律」 四終理にも記載された週末論のひとつ。生きている者に対する特攻を有している。 「龍律」 赤い雷や赤黒い炎は魔力の消費が激しいがその分高火力である。 「獣律」 獣の力を再現するのは獣に近づくという意味でもある。威力も高いがその分消費される魔力も高い。 「喰律」 触れることなかれ。
https://w.atwiki.jp/syukuukuwo/pages/14.html
魔族 強く厳しい種族。 羊や八木、牛のような角を持つ彼らはその角こそが誇りであり、破門や追放される際に角を折られる。折られた角は再生せず、それは屈辱の証。 平均寿命は800~1000年、成人年齢は不明。 見た目年齢には個人差が多く出る、成人の儀式を通過したもののみが成人として認められる。 魔術を持ってしてその力が強き者だと証明する。 魔人種/デーモン 血銘魔法 魔力感知-彼らの瞳には魔力を認識する事が出来る瞳を持つ、その瞳には魔法陣が刻まれている、生まれた時からそれを持っている。彼らは見ただけで強さを認識する為に争う前から決着が着いてしまうのだ。 魔法陣 紫色円形、古代文字と中心に角を象徴する紋章。 頭に角を持ち強靭な肉体と強靭な魔臓を持つ強き種族。その強さ故に一度は世界征服さえ目論むものさえ生まれてしまった。 あらゆる魔術を修め、あらゆる戦術を修めてきた彼らは強さに貪欲であった。 悪魔種/デビル 血銘魔法 契約-自身と相手の血で混ざった判子を押された契約書、これに書かれた内容は必ず守らなければならない。この契約を破ったものはその心臓が止まることだろう。約束事には命がかかるのだ。 魔法陣 紫色円形、古代文字と中心に蝙蝠を象徴する紋章。 角を持ち強い魔臓と蝙蝠のような翼を有した種族。彼らは契約に元ずいて行動を行う仕事人。 種族規模で契約を好み、契約通りの行動を行う。 故に長らく傭兵などで戦争に駆り立てられていた。天使との戦いの伝説が残る悪魔だが今を生きる悪魔たちはそんなことは知らないだろう。 よくある作り話のようなものだ。 夢魔種/サキュバス-インキュバス 血銘魔法 幻夢-夢の中に意識を侵入させその夢を喰らう。それが彼らの生命維持、生きていくのに必要であるからだ。夢を自在に操ることも出来る。 魔法陣 紫色円形、古代文字と羊をそう象徴する紋章。 角を持ち強靭な魔臓を有する種族。 その瞳は羊のような造形となっている。 夢に侵入する固有の魔法を有しており彼らはそれを持って生きている。そして夢を自由に操る力を同様に持っており夢に依存させることで自分たちが生きる餌場を作ることもある。 お互いに良ければそれで良いのだ。
https://w.atwiki.jp/syukuukuwo/pages/13.html
鬼族 角を持ち、強く逞しく自由に生きる彼らは戦を好み血肉が踊る戦場を好んでいた。 最も強き種族、最も戦に生きてきた種族である。 平均寿命は500~600年、成人年齢は55歳。 大鬼種/オーガ 血銘魔法 鬼火-一説には炎精霊の血縁とされている、それ故に彼らは蒼き炎を扱えるとされる。その真実は不明だが彼らが扱う蒼き炎は特に熱く強力である。 魔法陣 蒼色六角形、漢字と中心に火を象徴する紋章。 強靭な肉体と巨大な体躯、二本の角を持つ種族。彼らは豪快な種族、楽しく騒ぎ楽しく戦う。 強さこそが彼らの中でのルールであり上に立つものは強きものでなくてはならない。 小鬼種/オルグ 血銘魔法 隠れ火-黒き炎を纏うことで他人からの認識をそらす。攻撃や声を出せば姿を認識される、だが気づく頃にはもう遅い。 魔法陣 黒色六角形、漢字と中心に火を象徴する紋章。 小柄な肉体と素早い動き、柔軟の高い身体能力を有し一本の角を持つ種族。小賢しく罠の知識にも長け、小さな体躯を利用した隠密行動などを得意とする。 獣鬼種/ヴァイク 血銘魔法 獣炎-獣の毛皮のような炎が肉体の一部に纏われる。それは彼らが戦闘体制に入った証拠である。肉体は炎を吐き出すと同時に身体能力を強化される。 魔法陣 薄茶色六角形、漢字と中心に火を象徴する紋章。 オーガに似た強靭な肉体と巨大な体躯を持ち、3本の角と黄金の髪が特徴。 炎が纏われる箇所は黒い痣がある。 鬼族の中ではオーガの次に高専的な性格のものが多いが、人情熱い種でもある。 恩を忘れず、道をはずれるのを嫌う。 吸血鬼種/ヴァンパイア 血銘魔法 血眷武装-自身の血液を自在に操り自身が最も得意とする獲物の形状に変化させる。他人の血を啜ることで彼らの再生能力は更に高く、血液の武器はより強くなることだろう。 魔法陣 真紅色円形、ルーン文字と中心に血を象徴する紋章。 紅き瞳と鋭い牙、冷たく白い肌を持ち他人の血液から力を得る種族。 再生能力が非常に高く、代わりに太陽光を浴びると肌が爛れてしまう。彼らの多くは太陽光に対する耐性を得る装備や装飾品を身につけている。 高貴な種としてそのほとんどが貴族の位を持っている、彼らは過去に自分たちが生きやすいように努力を繰り返していたのだ。 喰鬼種/グール 血銘魔法 肉眷武装-自身の肉体の一部を武器に変質させる力、より多くに血肉を貪るグールには相応しい鎧と武器を生み出せると言う。 魔法陣 真紅色円形、ルーン文字と中心に血を象徴する紋章。 赤い瞳と鋭い牙、ヒューマンと変わらない肌を持ち生肉から力を得る種族。 再生能力が非常に高く、代わりに太陽光を浴びると肌が爛れてしまう。彼らの多くは太陽光に対する耐性を得る装備や装飾品を身につけている。 彼らは人の中に紛れて住んでいる。近くに太陽の光を苦手として夜の街で生活するもの達がいるだろう、彼らはその中に紛れて生きている。 鬼人種/オルニクス 進化種 鬼種の中でも大鬼、小鬼、獣鬼が進化する種。 見た目ほどの変化は少ないが本人が得意とするものの素質が上昇、大幅な強化が施される。 また、この種に進化することにより童子名が与えられる。
https://w.atwiki.jp/sin-changerowa/pages/84.html
男は奴隷に堕とされた人間たちの英雄だった、 類い稀なる知性と恐怖に屈さない気高さを併せ持つ英雄の中の英雄だった。 最期まで希望を絶やさず、吸血鬼どもを相手に対峙し続けた英雄の名は北沢徹。 「…もうなにが起こっても不思議じゃないんだな。」 吸血鬼ウイルスによるバイオテロ、そのテロで発生した吸血鬼に制圧される人間、 吸血鬼すらも凌ぐアマルガムという上位種、一度は血の楽園の統治者、 豹丸食い殺されたがその豹丸の肉体を乗っ取る形で復活した自分自身、 生前に彼が経験してしまった悲劇や復活劇は摩訶不思議に満ちていた。 そんな荒唐無稽な経験を積んだこともあってか 肉体を変えられる殺し合いに巻き込まれても今更驚きはしないしできない。 北沢もこの殺し合いの参戦者となり例外なく肉体が変えられ、 今は桃色の球体となっていた。 この肉体の持ち主の名は星のカービィと呼ばれ、 敵の力を我が物にするコピー能力を使いこなし戦うらしい。 プププランドなる場所で活躍し、食料を奪い尽くした大王をやっつけたり クーデターを起こした剣士の野望を食い止めるなど様々な状況で活躍し勝ち抜き 果てには宇宙を魔の手から守ったことだってあるとてもすごい英雄らしい。 「…これを考えた奴は説得力というものを知らないのか…?」 …荒唐無稽な設定にもほどがある。 一頭身のピンク玉とは思えない戦闘力に加え宇宙まで救ったときた。 売れない脚本家でももうちょっとリアリティのある設定を練られるだろう。 吸血鬼という異常な存在の猛威を知る徹もさすがにすぐに信じることはできない。 それほどまでにIPadに表示された設定は信じがたい内容であった。 しかし今の徹は肉体を別のものに変えられただけではなく 蘇生させられるという前代未聞の状況に立たされている。 だからこのカービィという存在が本当に強く、 それこそ宇宙だって守れるほどでも不思議ではないのか。 それにこのコピーの力には覚えがある。 仇敵の豹丸にも喰らった敵の特殊能力や身体能力を我が物にする特殊能力があった。 徹も豹丸に喰われ明晰な頭脳をコピーされた苦い経験があるのだ。 だからカービィのコピー能力は嘘だとは思いにくい。 そしてコピー能力を使いこなせば食料を強奪した大王と クーデターの剣士を倒せてもおかしくはない。 宇宙を救ったという途方もないスケールに比べたら現実味を感じる。 「とにかくこの肉体のことも気になるが、 今は速くこんな殺し合いを止めなくては」 この肉体の持つ力や能力などに関係なく 今やるべきことは殺し合いと早々に終わらせ犠牲が出るのを防ぐことだ。 カービィという存在の真偽をゆっくり考えている場合ではない。 こうしているあいだにもどこかで 労働区の奴隷たちのように罪のない誰かが 無情な暴力に晒されているかも知れないのだ。 「聡と希はいないといいが…」 吸血鬼により文明が崩壊した日本でもたくましく生き延び 死に際の自分が守った最愛の家族 そんな二人が巻き込まれていてはたまったものではない。 家族はこの狂った殺し合いに不在なことを祈り そしてその劣悪な殺し合いを停止させる決意と人としての意地と希望を胸に 復活の英雄は歩み出した。 【北沢徹@彼岸島 48日後…】 [身体]:カービィ@星のカービィシリーズ [状態]:健康 [装備]: [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況]基本方針:殺し合いを打破する。 1:まずは殺し合いに乗っていない参加者と合流する。 2:殺し合いに乗っている参加者は止める。 [備考] ※参戦時期は死亡後です。 49 かわいそうなまおう 投下順に読む 51 豪運対不運 GANE START 北沢徹 本編25 通常攻撃が状態異常付与攻撃で六回攻撃のお母さんは好きですか?
https://w.atwiki.jp/cfvg/pages/4679.html
ほろびゆくもの ファントム・ブラスター・エキティス シャドウパラディン - アビスドラゴン グレード〈3〉 ノーマルユニット (ツインドライブ!!) パワー 11000 / シールド - / クリティカル 1 起【V】【LB4】:[CB1]このユニットに1ダメージ。(ダメージチェックを行う) 自【V】【LB5】:[あなたの《シャドウパラディン》のリアガードを2枚選び、退却させる]あなたのエンドフェイズ開始時、コストを払ってよい。 払ったら、あなたのダメージゾーンから《シャドウパラディン》を1枚まで選び、ユニットのいるRにコールする。 永【V/R】:盟主(共通するクランがないあなたのユニットがいるとアタックできない) フレーバー:滅びが齎すのは終焉だけではない、開闢もまた滅びより生じるもの。 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 使ってみたいと思う 0 (0%) 2 弱いと思う 0 (0%) 3 強いと思う 0 (0%) 4 面白いと思う 0 (0%) その他 投票総数 0 コメント
https://w.atwiki.jp/syukuukuwo/pages/30.html
魔法について 魔法一覧血銘魔法 古竜魔法 源流魔法 魔法について 精霊族や魔族が言った種族が扱う原始的な力。 もしくは魔学の源流、最も古き偉大たる術。 魔術と違い魔法陣が展開されて魔力を消費して発動する。 魔法というのは祈祷や魔学における発動前に必要なプロセスを不要とし 現象名 と発動における魔素が流れに乗ることで可視化する魔法陣と呼ばれるものが出現。 これによって発動される現象を魔法とする。 魔学を修め、自らが修めた魔学の源流ともいえる力、魔法を扱えるものは才能と努力、多大なる知識を有する者が魔法に至れる。 しかし、自身が修めた部類の魔学で魔法は一つ扱えるかどうかである。 精霊族、魔族にとっては手足を動かすと同様に扱うことが出来る代物であるとされる。 種によってその力の差は異なってくる。 魔法一覧 血銘魔法 説明 霊族や魔族が生まれた時から持つ、種族全体が有する魔法。魔法としての規模は小さく魔術に最も近い魔法として考えられる。 古竜魔法 説明 古竜が自身の庇護下にある土地の人々に伝える秘伝、大量の魔力を消費して自分自身の姿を竜の姿に一時的に変異させたり、翼を生やしたりブレスを吐けたりできる。複雑な術式と膨大な魔力を必要とするため、倭国時代複数人の魔力を1人に集め竜となる攻城兵器として扱われた。 源流魔法 説明 属性、各魔学における源流。魔力によって現象を再現するのが魔学ならば、源流魔法は魔力によって現象を引き起こす力となる。各属性の源流、各魔学における到達点、術師ならばそれに至るために努力を続けるだろう。