約 42,569 件
https://w.atwiki.jp/45451919/pages/140.html
晴絵「そんじゃ私は監督会議行ってくるわー」フイー 憧「晴絵ってホントシリアス保てないわよね」 晴絵「いやー、そのまま外で食ってくるからみんなはルームサービスでも頼んどいてー」 灼「イってらっしゃい…」 ガチャン 宥「次はあの準決勝だね…」 玄「じゅんけつ…」 灼「はるちゃんが越えられなかった壁…」 穏乃「破られなかったしょじょ」 憧「文脈読め文脈ぅー」 ガチャッ 晴絵「そんときは清らかだったからね?」ソーッ 憧「はよ行かんかい!」 穏乃「うー…そんなことよりおうどん食べたい! ラーメン!」 憧「どっちよ」 灼「なんで突然ラーメン…」 穏乃「ふへへ、やっぱり東京来たら食べなきゃーって思って」 穏乃「あれ…? 赤土さんだ! それに熊倉さん…」 玄「それって、福岡の監督をしてた人だっけ」 憧「ああ…しず、よく見えるわね…ってこっち来たっ」 トシ「それで? プロ行きの話はどーするの?」 トシ「教え子を準決勝まで導いたのもプラス評価になってるのよ」 晴絵「はは…また後でメール入れますんで」 憧「晴絵…あたしらをダシに使ったってこと…?」ワナワナ 灼「そんなわけない…」 憧「でもっ!」 穏乃「落ち着いて憧! 考えても見てよ!」 灼「はるちゃんならそんな器用な真似できずに口から垂れ流すから」 憧「それもそーね」ポンッ 玄「ふあ…なんだか眠いねー」フラッ、プニョン 玄「…これ、おねーちゃんじゃない…誰?」バッ 桃子「どもー…申し訳ないっす」ユラ… 穏乃「な、何もないところから人が!」 智美「どしたー、モモー」ワハハ 桃子「急いでいたら人にぶつかってしまったっすよー。もうしわけございません」ペコリ 玄「いえいえ! こちらこそありがとうございました!」 桃子「え?」 玄「いやあ…なかなかのおもちでございました…是非今度は揉み解したいところで」ムフー 穏乃「何もないところから…透明人間プレイができる!?」 桃子「あー…ソッチの人種さんっすねー…」 憧「ちょ…待ってよこの人、確か東横さん…だっけ?」 桃 「え? んで 前…」 憧「ほら、あのお屋敷で撮影してた映像見せて貰ったじゃん」 穏乃「?」 玄「豊満かつ良型のおもち! 一度見たら忘れられない素敵なおもちなのです!」 穏乃「あ! そういえば…って居ない!?」 桃 「こ い すよ」 灼「さっきまで目の前にいた…」 憧「んんん? なんか気配がするんだけど…」 ゆみ「ほう、君はなかなか素質がありそうだな」ズイッ 憧「へっ!? え、えと、確か鶴賀の部長さん…」 ゆみ「部長ではないが…まあいいさ、確かにモモはここにいる。そう…」スッ 桃子「ふあっ!? ちょっ、先輩やめるっすよ! どこ、触ってる、っすかぁ! ひうっ」 玄「ふおおお! 素敵な手もみ! かといって形を崩さず、強すぎず弱すぎず…」ゴクリ ゆみ「ふっ…モモのことなら私に聞いてくれればいい。いつでも見つけて見せるさ」モミモミ 憧「これまた面倒くさいのが増えたわねー」 智美「ここがばーちゃんちだー」ワハハ 玄「わー、広いねー」 宥「おっきくて…あったかーい…」 穏乃「すっごいなあ!」 灼「お金持ち…」 憧「うっぷ…あんたら、なんであの運転で無事なのよ…」ヨロヨロ… 穏乃「憧はもうちょっと三半規管鍛えないとダメだよー」 憧「鍛えるったって、どうすればいいのよ…」 玄「え? 憧ちゃんは子供の頃とかやってないの?」 灼「意外…」 憧「なによぉ…子供のころ? なんかあったっけ…」 穏乃「そういえば河水浴でもやってなかったよね」 憧「だから何? 全然思い当たるのがないんだけど…」 穏乃「そりゃあもちろん」 「「「「「犬神家!」」」」」 憧「誰がやるかぁ!」 智美「ただいまむっきー」 睦月「おかえりなさい…そちらの方達が?」 ゆみ「ああ、奈良代表の阿知賀女子麻雀部だ」 桃子「先輩引っ付きすぎっすよ! 離れるはなれーるー!」 玄「ふあー、羨ましいなぁ…おねーちゃん、私達もー!」ガバァ 宥「ふえっ!? は、ぅ…ん、ふぅ…」 憧「あーもう、またそういうことする! さっさと離れる!」 睦月「せいっ」ドスッ ゆみ「あだっ…て、的確に狙うじゃないか…」 桃子「まったく、先輩は反省するっす! 他の学校の人の前でー」 憧「……あーいうツッコミでもいいかもしれないわね」チラッ 玄「ひええ…でもちょっと欲しいかも…」ポッ 憧「あ、ダメだこれ。効果無いや」 ゆみ「なるほど、準決勝で勝つために強くなりたいと」 穏乃「よろしくお願いします!」 ゆみ「確かに区間一位がうちには二人ほどいるが…急激な強化は望めないだろう」 穏乃「それは分かってるんですが、このままだと…」 ゆみ「ふむ、それならとりあえず打ってみよう。そっちに個人戦の出場者は?」 憧「いませんけど…」 智美「それなら迎えに行ってくるぞー」ワハハ 灼「? 誰を…」 ゆみ「うちの部員が一人、近くのホテルに行っていてな。一緒に何人か拾ってきて貰おう」 ゆみ「個人戦の全国出場者もいるはずだ。期待してくれていい」フッ 玄「わ、楽しみだねー」 佳織「た、ただいま戻りましたー」ボイーン 美穂子「こんばんは、お招きありがとうございます」ポヨーン 玄「ふ、ふおおおおおお! おおおおおももおもおも! 天国ですか!」 ゆみ「ふふ、期待以上だろう?」ドヤァ 玄「はいっ! 加治木さん、ハンパないのです!」 桃子「先輩までそっちの意味で言ってたっすか!?」 憧「あんたら麻雀に関して期待持ちなさい!」 ゆみ「それじゃあ早速打とうか。メンツはどうするか…」 玄「はいはい! 福路さんと妹尾さんと東横さんで囲みたいです!」ピョンピョン 憧「それだと麻雀に絶対集中しないわよね?」 池田「おっと待つし! キャプテンのおもちに埋まりたければこの華菜ちゃんを超えていくし!」 智美「ワハハ、佳織のおもちはそう簡単には揉み解させないぞー」 ゆみ「モモのおもちもだ。こればかりは君と言えども譲る訳にはいかないな」ゴゴゴ 玄「むむむ…望むところなのです! おもちのためなら松実玄、全力全開で頑張ります!」フンス 憧「あ、それロンで」 佳織「は、はいっ! えと…それ、当たり牌っていくつあるんですか?」 未春「五面待ちですね、少しわかりにくいですけど落ち着いて数えてみてください」 睦月「うまく捨て牌で迷彩が掛かったね」 憧「そうなんですよねー、ここまで上手く本番でも来てくれればいいのに」 桃子「それじゃあ私も本気出させてもらうっすよー?」 憧「う…が、頑張る!」 未春「頑張って下さいね、出来る限り私達も応援しますから」 睦月「でも決勝で清澄と闘ったらどうしようかな…迷うけど、ここは清澄かな?」 憧「あー、ひどーい!」 桃子「あはは、頑張るっすよー」 玄(この人たち、凄く強い…) 池田「ぐわー! 裏ドラサービスだし! オプション代もサービスで!」 睦月「一言まったく不必要です」ドスッ ゆみ「裏ドラが乗っても点数は変わらないから構わないが…代わりに何を捲るべきか」フム 未春「はい、桃子さんのスカートから目を離して下さいね」ニコッ 智美「ワハハー。テンパってたけど一足早くイかれたかー、欲求不満だなー」 憧「うーんその言い方はセーフ…にはなりませんけど?」 玄(でもここでもっと強くならないと、全国には敵わないんだ…) 玄(強くならなきゃ…!) 憧「へえ…玄ってば真面目じゃない。そうやってると年上っぽ」 玄「強くならないと、どのおもちにも触れずに終わってしまうのです…!」ゴゴゴ 憧「んー。尊敬した五秒がもったいなく感じるわー」 穏乃「送って下さってありがとうございます!」 智美「あんまり相手できなくてごめんなー、みんな明日が清澄の試合だからナニもせず寝るって聞かなくてなー」 玄「それはもったいない…うぅ、おもち~…」 憧「玄が一番打ってたでしょ。諦めなさいって」 灼「でも重大なヒントを貰ったような…」 宥「私たちは個人戦に出てないから…明日一日しかないけど…」 穏乃「赤土先生方式の、押し倒し練習試合で行こう!」 玄「東京に出てきてる人にはおもちが大きい人もいるはず!」 宥「人が多いほど…あったかくなれるかも…」モジモジ 灼「浮気はしないけど、フレンドになるのはいいかも…」ウズウズ 憧「目的すり替わってるわよー、犯人は玄!」 晴絵「クロだけに?」ススッ 憧「うっさい!…なんでいるのよ!?」 晴絵「いやー、帰ってきて誰もいないって、ちょー寂しくてロビーで待ってたんだよね」 翌日 晴絵「あらたー、朝飯どうするー…あれ?」 晴絵「手紙…なになに、『はるちゃんの寝顔が可愛かったので待ち受けにしました。代わりにパンツを置いておきます。PS:昨日言った通りみんなと練習してきます』。そっか、それじゃあ今日は私一人かー」 晴絵「……」ポケー 晴絵「あー…一人なら全裸でもいっかなー、なんちゃって」 晴絵「……」ポケー 晴絵「……みんなは練習、すこやん達は解説の仕事」 晴絵「やるか」ムクッ 晴絵「明日の対戦校の牌譜の見直し、傾向と対策は纏めたし…穏乃の覚醒も想定より早い。調整が要るか」 晴絵「ふんふーん♪ 灼はまだ隠せるかどうか。憧は一番メンタル変わりやすいからこっちがいつも通りとして――」 穏乃「ひゃー、雨すごいねー」 玄「うん。下半身びちょびちょだよ」 憧「あんたらの口はそういう方向にしか動かないんかい…失礼しまーす」 憩「いらっしゃーい。遠いところをわざわざ大変だったでしょーぅ、雨も降っちゃって」 灼「ナース、いいですね…こちらこそ突然すみません」 憧「謝罪の前にそれが来るってのもどーなの?」 宥「たくさん申し込んだけど…荒川さんだけで…」 憧「さすがに子供主導だと難しいですねー」 憩「いえいえ、ウチらも練習になって嬉しいわー」 憧「ウチ、ら?」 憩「ちょっとツテで呼びかけてん」ガチャッ 穏乃「これって…!」 憩「あ、間違えた。こっちはコケシとコス衣装部屋やった」パタン 穏乃「凄い!」 憧「露骨に余分なものを持ち込んでくる…っていうかこの人大阪から来たばっかよね?」 憩「こちらは九州の藤原リセさん、そちらが東海王者のモコちゃん」 憩「で、あっちが静岡一位のナキリさんでー、霜崎さんは千葉MVP」 憩「ウチらがお相手しますーぅ」 もこ「……サイドツインは髪コキしやすそう。おもちの大きいのは挟めそう…」ブツブツ 藍子「催眠術ってホントにエロゲみたいになるのかなー」 絃「……どうも」 リセ「よろしくお願いします」 憧「二人、かしら」 穏乃「? えーと、霜崎さん、なんか前かがみですけど大丈夫ですか?」 絃「はい…ただ、深く入れすぎて少しツライだけですから…」 憧「三人…」 宥「わあ…藤原さん、すごくあったかそうな服…」ポワーン リセ「ありがとうございます、確かに服自体は暖かいので、きちんと下は脱いでいるんですよ」ニコリ 憧「う、うあああ! いいけど、いくない!」 ――夜―― 「「「「「ありがとうございました!」」」」」 憩「楽しかったでー」 憧(身になったけど、ちょー疲れた…)グッタリ 穏乃「うー、帰ってきたー」 灼「連泊してると、ホーム感…」 玄「だねー。でも今日はよかったね!」 宥「うん…最初は手も足も出なかったけど…」 憧「掴めるものは多かったわねー。肩凝ったけどさ」 穏乃「大変だったもんねー。そういえば和は勝ったのかな?」 憧「んー…気にしないでおこ。万一負けたりしてたら、こっちのモチベ下がったらやだし」 穏乃「そっか…うん、そだね」 穏乃「入れる前に渇いちゃったら痛いだけだもんね」 憧「そうねー」 宥(憧ちゃんがツッコミ放棄してる…疲れたのかな…) 灼「ただいま…」 晴絵「おかえりー」 憧「またロビーで待ってたの?」 晴絵「いやー、部屋にいると自家発電くらいしかすることないじゃん?」 憧「せめて読書だのテレビだのあるでしょーが!」 晴絵「んでんで、穏乃はどれくらい打った?」 穏乃「えっと…けっこう!」 晴絵「それならこれ上げよっか」スッ 憧「なに?」 晴絵「脱衣麻雀アプリ」 憧「くぉらっ!」ドスッ 晴絵「おうふっ」 晴絵「うぐぅ…く、玄は? ドラ爆ってきた?」 玄「えっと…いつもの感じで」 晴絵「そんなら玄には助言が一つあるよ」キリッ 玄「は、はいっ!」ピシッ 晴絵「いいかい玄…時にはね、清水の舞台から飛び降りる決意が必要な場面が来る」キリリ 灼「はるちゃん真面目…か、かっこいいたる…」ハアハア 晴絵「そういう時には臆さないこと。周りには仲間もいるんだからね」キリ… 憧「晴絵…」 晴絵「まー分かりやすく言うと、処女を捨てるときはスパッと捨てる覚悟を持てってゆーことで」 玄「はいっ!」 憧「その真面目モード、持続時間の短さはどうにかならないわけ?」 晴絵「えとねー、でねー、灼と宥はありのままの姿がいいからー」 灼「プ、プロポーズ…?」ポッ 宥「はぅ…恥ずかしい…」カァッ 晴絵「憧はー、そだねー」 憧(さて…ちょっと疲れてるけど、突っ込まないとね…) 晴絵「明日はがんばろーか」ナデナデ 憧「……え」 晴絵「まーアレよ。ビシっと相手を叩いてM奴隷にしちゃいなー」ナデナデ 憧「ん……誰がんなことしとるかー!」ビシィ 晴絵「あだっ」 憧「…ありがとね」 晴絵「おやすみー」ヒラヒラ 憧「ねえ、一つだけ訊いてもいい?」 晴絵「にゃにー」 憧「晴絵さ…プロに、行くの?」 穏乃「あ…」 灼「くっ」 玄「め?」 晴絵「行かないけどー」 宥「そうなんだ…」 憧「なんか随分軽くない?」 晴絵「いやー、だってみんなの成長見たいじゃん? また後で考えるよ」 憧「……そっか」 晴絵「そーそー、そんじゃおやすみー」 穏乃「赤土さんは?」 灼「寝てる…寝顔が超可愛かった…」ハフゥ 玄「それでどうしたの? 先生が眠ったら集まろうなんて」 憧「それがさ、穏乃がどうしても決断式? やるって聞かなくって」 宥「わ…でも、そういうの、あったかくていいな…」 穏乃「えーとね、とりあえずがんばろうじゅんけつ!」 穏乃「千里山も白糸台も、新道寺だって強い!」 穏乃「でもうちらだって今朝よりも、今この時のほうが強い!」 憧「…県民未踏のベスト4」 灼「はるちゃんがイきたかった場所」 玄「目前だね」 宥「うん…」 穏乃「辿り着くんだ。うちらの代で…!」 穏乃「絶頂の先へ――!」 憧「決勝を汚さないの」
https://w.atwiki.jp/fesaimoe2010/pages/313.html
決勝トーナメント・準決勝第2戦:ヘザー(暁) 56 - 51 サラ(トラキア)SF-1SF-2 投票時間:2010年11月16日(火)0 00 00~23 00 59 エピローグ ヘザー「ああ、可愛いサラちゃんとここでお別れになるのもツライわ…。せめて!せめて最後にぎゅーってさせてぇぇ!!」 サラ「……リワープ」 ヘザー「ぎゃん!!~~~くぅ、流石はサラちゃんね…一筋縄じゃいかないわ」 サラ「……さっさと行けばいいじゃない。なんでまだここに居るの」 ヘザー「そんなのサラちゃんの笑顔がみたいからに決まってるじゃない」 サラ「え…」 ヘザー「憂い顔もイイけど、可愛いサラちゃんの笑顔をみて、それからお別れしたいのよ!」 サラ「………次、がんばってね。バイバイ」 ヘザー「!!!!ありがと~~サラちゃ~~~~ん。よおし、待っててねセーラちゃーーーーん!!」 サラ「………はやく行きなさいよ」 サラお疲れ様!!支援人さん方お疲れ様!!! (文・本スレ6-626様) 戦評 (募集予定)
https://w.atwiki.jp/liargame-umg/pages/90.html
SDG 3rd 準決勝 ~UMG final again~ 裏裁判ゲーム改 ルール等 http //ugomemo.hatena.ne.jp/124B2AA031C60076@DSi/movie/C60076_0B5752D274693_002?in=user まず皆さんにはチームになっていただきます。 そのチームは次の通りです。 Aチーム 4回戦まで1位,8位,9位,16位,敗者復活1位 Bチーム 4回戦まで2位,7位,10位,15位,敗者復活2位 Cチーム 4回戦まで3位,6位,11位,14位,敗者復活3位 Dチーム 4回戦まで4位,5位,12位,13位,敗者復活4位 となっています。 1ターン目は、Aチームのメンバー全員が、それぞれ誰と対決したいかを投票して下さい。 「○チーム(自分のコード)、(相手のコード)と戦います。」と投票してください。 これを、チームメンバー全員が24時間以内に行ってください。 そして、その指名が多かった人とAチームとが裁判で戦います。指名数が同票であった場合は、そのうちで早く指名された人がAチームと戦います。 (例 AチームがA,C,D,C,Aの順で指名したとき、AとAチームが戦います。) また、この指名は自分以外の人であればチーム内の人も指名できます。 そしてその後の24時間で裁判を行います。裁判員は、指名したチーム以外の15名です。裁判員には、指名された人も含みます(指名された人が指名したチーム内の人だったら裁判員にはならない)。 裁判員は、指名したチームと指名された人のどちらが勝つかを投票してください。 「勝つ」の投票が多かった方が「勝訴」、少なかった方が「敗訴」となります。 勝訴側→+20p,敗訴側→-15p 勝訴側に投票した裁判員→-5p 敗訴側に投票した裁判員→+10p となります。 ここまでで1ターンとなります。 同様にして2ターン目はBチームが指名、3ターン目はCチームが指名、4ターン目はDチームが指名という流れで全4ターンを行います。 準決勝のみでのポイントが各チームでトップの4人がまず決勝進出します。そして、残りの16名のうち、準決勝までのポイントの合計で上位8名が決勝進出します。 個人的評価 難易度★★★★☆ 運★★☆☆☆ 頭脳★★★★☆ 協調性★★★★☆ その他 SDGでは珍しいチーム戦。 しかし、敗者からの復活者はポイント的にはチーム内1位になるしか決勝進出できないといっても過言ではない位不利な展開からであった。 このゲームでは様々な展開があった。 1位を攻撃しようと団結したり、1位を勝たせたいと団結したり、さまざまであった。 個人的には面白かったゲームである((
https://w.atwiki.jp/dangerousss2/pages/104.html
第二回戦勝者 賽の河原勝者:戸次右近大夫統常 風殺紅蓮地獄勝者:安全院綾鷹 交通地獄勝者:夜魔口工鬼&夜魔口断頭 無間地獄勝者:月読茎五 マッチング(準決勝) 戦場 焦熱地獄 対戦者 戸次右近大夫統常VS月読茎五 SS 準決勝SS:戸次右近大夫統常 準決勝SS:月読茎五 投票 投票所 戦場 貪欲者の地獄 対戦者 夜魔口工鬼&夜魔口断頭VS安全院綾鷹 SS 準決勝SS:夜魔口工鬼&夜魔口断頭 準決勝SS:安全院綾鷹 投票 投票所
https://w.atwiki.jp/dangerousss4/pages/395.html
裏準決勝戦:【過去】神社 このページではダンゲロスSS4裏準決勝戦、【過去】神社の試合SSを公開します。 ここは、得票数がもっとも多いSSが勝者となる、誰が一番面白いお話を書けるか競いあうインターネット上のゲームを行なっている会場です。 試合SS このページを訪れた方は、誰でもご自由に以下のSS(ショートストーリー)を読んでいってください。 それぞれのSSを読み比べて、より面白いと思ったお話に投票しましょう! 面白いと判断する基準はなんでも構いません。貴方が面白いと思ったお話に投票しましょう。 貴方の投票がゲームの勝者を決める! この試合への投票は終了しました。 【投票結果】を見る 試合SS 引用する幕間SS 文字数 裏準決勝戦SS・神社その1 日常れいかの想い第二回戦SS・高速道路その3もろもろの前提になっていますが、未読でも大丈夫です。 7,961文字 裏準決勝戦SS・神社その2 なし 5,171文字 試合情報一覧(キャラクター名50音順 試合SSの順番とは無関係) 戦闘空間 キャラクター名 特殊能力名 【過去】神社 刻訪結 赫い絲 刻の辻斬り 誓いの剣
https://w.atwiki.jp/dangerousss4/pages/394.html
裏準決勝戦:【過去】ディスコ このページではダンゲロスSS4裏準決勝戦、【過去】ディスコの試合SSを公開します。 ここは、得票数がもっとも多いSSが勝者となる、誰が一番面白いお話を書けるか競いあうインターネット上のゲームを行なっている会場です。 試合SS このページを訪れた方は、誰でもご自由に以下のSS(ショートストーリー)を読んでいってください。 それぞれのSSを読み比べて、より面白いと思ったお話に投票しましょう! 面白いと判断する基準はなんでも構いません。貴方が面白いと思ったお話に投票しましょう。 貴方の投票がゲームの勝者を決める! この試合への投票は終了しました。 【投票結果】を見る 試合SS 引用する幕間SS 文字数 裏準決勝戦SS・ディスコその1 日下景プロローグ日下景は大切な女性からの告白を打ち消し続けている本葉柔・真ケン勝負!本葉柔は大切な男性に告白しそこね続けている 10,362文字 裏準決勝戦SS・ディスコその2 本葉柔 vs 時ヶ峰堅一(その4)本葉は時ヶ峰と何度も戦っている 9,343文字 試合情報一覧(キャラクター名50音順 試合SSの順番とは無関係) 戦闘空間 キャラクター名 特殊能力名 【過去】ディスコ 日下景 ん………何? 本葉柔 おっぱいレーザー
https://w.atwiki.jp/xxxxzzzz/pages/756.html
656 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 21 45 01 ID kDS/Rpcr0 遂にこの大会も最後の準決勝、そして決勝の二戦を残す事になった。 そのせいか今まで歓声を送っていた観客達も静かになり、今から始まろうとしている二人の対戦を見守っている。 店員「さあ、いよいよ準決勝です。この準決勝を制した方が決勝戦に進出します!」 店員が言い終える前に拍手が沸きあがる。 店員「それでは、両者何か一言はありますか?」 (メ▼▼)「……特に無い」 (`・ω・´)「右に同じだ」 店員「そ、そうですか……それでは、サテライトへ」 二人とも頷きながらサテライトへ歩む。 その表情には緊張感が無く、それどころか楽しんでいるようだった。 660 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 21 47 22 ID kDS/Rpcr0 (;^ω^)「また決勝級かお……」 (´・ω・`)「うーん……流石に今度ばかりは厳しいね。腕は互角だろうけど、経験の差では兄さんが勝る」 / , 3「確か、前にグラサン君主は引退して随分経ってから復帰したんだっけ? それならば厳しいね。ブランクが無いとはいえ、経験の差は大きい」 兄さんは征涼覇王でプレイ数も多い。しかし、グラサン君は腕があるもののプレイ数は少ない。 やはり経験の差は大きいだろう。どう戦っていくのかが楽しみになってくる。 ―― [英雄] [グラサン] ―― ―― [征涼覇王] [シャキン] ―― 二人とも店内対戦を選び、カードを置く。 その時、兄さんはポケットからサングラスを取り出してかけていた。 店員「準備はよろしいですね? それでは――準決勝第二回試合、開始!」 ――対戦相手が見つかりました―― 662 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 21 49 25 ID kDS/Rpcr0 (メ▼▼)軍 英雄 勝率86.2% 『SR趙雲 UC張飛 SR諸葛亮 C廖化 R関銀屏』 (`●ω●´)軍 征涼覇王 勝率86.9% 『R董卓 R華雄 R馬岱 C候成 C蔡ヨウ』 ( ━〇∀〇)「おや、人馬ですか。出来れば全突を使ってもらいたかったんですが」 (,,゚Д゚)「対するグラサンは……何だ? 武力9がいないってのに関銀屏? さらに、張飛と趙雲以外が武力3だから三人掛けも生かせないな」 (´・ω・`)「グラサン君の怖さは奇抜な発想で来る事だけど、これは……」 散々な言われようだが、俺にとっては好都合だ。 天頂も分からないのならば、兄であるシャキンも分からないだろう。 ※ここからグラサン視点で客観的 重く、堅そうな扉が開かれていく。 扉が開ききった先には夕焼けで橙色に染まった平原があった。 グラサンの配置は城門前に関銀屏、張飛。その前に趙雲と廖化とシンプルな配置だ。 諸葛亮はその集団の右隣に配置されている。 対するシャキンの配置は城門前に蔡ヨウが居て城門前の隣にある二つの櫓を繋ぐように柵がある。 その周りに騎馬隊が配置されており、今にも動き出しそうだ。 ――開戦―― 665 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 21 54 22 ID kDS/Rpcr0 開戦の音が鳴り響いた瞬間に、両者の部隊が動いていく。 グラサンは騎馬を槍兵と同列に走らせ、槍兵は槍撃を出しつつ進軍している。 シャキンの方は騎馬隊をまとめ、突撃オーラを纏わせて待ちかえている。 (;゚∀゚)「くあ、騎馬単ケニアを使っている俺としてはこの進軍の仕方は嫌らしいぜ」 / , 3「おや、そうなのかい? 覇王レベルではこの進軍をしてくる人が多いから慣れないといけないよ」 そして、遂にシャキンの柵の前まで辿り着く。 シャキンは蔡ヨウを左端に、候成を右端に攻城させに行くがグラサンは蔡ヨウに廖化を当てて、伏兵中の諸葛亮を右端に移動させる。 柵の前では、趙雲を柵に当てて槍撃を出しつつ壊している。 シャキンは董卓と馬岱を止まらせて突撃オーラが消えたのを確認した後に乱戦してくる。 それに構わず趙雲を柵にぶつけ続けさせて、後ろから関銀屏と張飛の槍撃を繰り出す。 (;^ω^)「HAEEEEEEEEE!」 ξ;゚⊿゚)ξ「まさか、あれほどの槍撃を繰り出せるとは……」 これ以上被害を受け止めようとさらに深く乱戦してくるかと思いきや、兵力が3割ほどに減った董卓と廖化に追われた蔡ヨウが城に戻っていく。 その時、銅鑼の音と共に右下に陰陽太極図が現れる。 ジャーンジャーンジャーン 『伏兵』「諸葛亮」 読み通りだ 667 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22 00 09 ID kDS/Rpcr0 『撃破』「候成」 すぐ戻るぜ 相手の候成がグラサンの諸葛亮を踏み、撃破する。 そのまま諸葛亮を城に戻らせ、柵と櫓を壊していく。 柵を壊し終えたのを確認して、グラサンの部隊が城へ戻っていく。 ( ━〇∀〇)「慎重ですね……魅力が三人いるので士気差は1。それでもやはり三人掛けで押し切れないと考えたのでしょう」 ( A`)(何だかどこかに引っ掛かるんだよな……二人掛けは武力+5で目覚めで回らない。 三人掛けは+3だからほぼ論外だろうな。士気を溜めてから八掛大車輪かな……?) お互いに城に戻った後に動きが殆ど無く、観客達はこれからの展開を話していた。 観客A「おい、八卦二度掛けをしても人馬悪鬼で凌がれるんじゃないか?」 観客B「そうなると思うが……あのグラサンとかいう男、三国志大戦1のランキングに上位で見かけた事があるぞ」 観客Bがグラサンの顔をじろじろと見ながら観客Aとやり取りをしていた。 観客C「ほう、それだと一筋縄ではいかないか」 観客A「そうなのか? それならこの勝負は分からないな……グラサンが不利にも見えるが」 観客D「おっ、動き出したぞ」 観客Dの一言で、観客達の視線が一気に画面に向かった。 671 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22 03 58 ID kDS/Rpcr0 見てみると、60cぐらいでグラサンの士気が9ほどになっている。 シャキンの城から多くの土煙が上がり、今にも出てきそうだ。 グラサンも左端に諸葛亮、趙雲、中央に張飛と関銀屏が、右端に廖化という風に出撃する。 士気が11ほど貯まり、中央ライン辺りでぶつかる前に 『英傑号令』―HEROIC COMMAND― ― 己の欲するままに行けぃ ― 『 人馬の大号令 [知力時間] 武力と移動速度が上がり 槍の迎撃ダメージを受けなくなる 』 人馬の大号令を発動し、移動速度と武力が上がる。 それを見たグラサンは、すぐ諸葛亮のカードを動かし赤いボタンを押す。 『英傑号令』―HEROIC COMMAND― ― これぞ、用兵の奥義よ ― 『 八卦の陣法 [知力時間] 味方の武力と移動速度が上がる 』 一同「え?」 趙雲に八卦一人掛けを使用する。 シャキンはそれに構わずに槍部隊に董卓と馬岱で突っ込ませて青いオーラが出て槍オーラが無くす。 そして、蔡ヨウを右端で攻城に向かわせて、董卓と馬岱の後ろから候成が突撃しようとした瞬間に 673 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22 06 25 ID kDS/Rpcr0 『強化』―POWER UP― 『 若き血の目覚め [知力時間] 武力が上がる 一定以上で車輪状態になる 』 雷が落ち、関銀屏が車輪状態になる。 (;´・ω・)「んなっ……!? まさか、趙雲一人掛けの為だけに……?」 (;゚∀゚)「これは予想GUY……まさか人馬デッキで来ると分かっていたからメタったのか?」 ( ━〇∀〇)「恐らく、そうでしょうね。全突ならば関銀屏を放置して趙雲を倒せますが、人馬ではそうはいきません。 これは流石にグラサンさんが有利ですね」 車輪状態になった関銀屏に突撃しようとした候成が青いオーラを出して突撃オーラが消える。 董卓、馬岱が乱戦から抜けようとするが趙雲が突撃する。 『撃破』「馬岱」 おのれ 兵力が5割だった馬岱を撃破する。 続いて董卓や候成にも突撃しようとするが、逃げられてしまう。 グラサンはそのまま関銀屏を張り付かせ、張飛と趙雲でマウントを取る。 676 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22 08 11 ID kDS/Rpcr0 『攻城』「蔡ヨウ」 はっはぁ、突き進めぇ 『撤退』「諸葛亮」 これも天命か 候成と馬岱の突撃によって諸葛亮が撤退する。 さらに、右端で攻城してきた蔡ヨウの攻城も入ってしまう。 しかし、グラサンはそれを気にする事も無くマウントを取り続ける。 『撤退』「廖化」 ここは退かせてもらう 再びグラサンの城ケージが削られた時に鋭く、的確な連突で廖化が撤退する。 趙雲が関銀屏と乱戦している華雄に突撃しようとするが、ほぼ完璧な城内乱戦によって突撃出来ずにいる。 その時、関銀屏が左に移動し趙雲が城門に張り付く。 『撃破』「華雄」 オノレ虫ケラドモガ 華雄を撃破する。それを見届けたグラサンは、趙雲を城門から離して再び目覚めが切れた関銀屏が城門に移動する。 さらに、張飛も関銀屏の右隣に張り付いて攻城準備を開始する。 『撃破』「候成」 すぐ戻るぜ 張飛に候成が突撃してくるが、趙雲のすばやい乱戦によって撃破する。 679 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22 10 18 ID kDS/Rpcr0 その時、画面が暗くなり緑と赤色の玉が兵法の文字を中心に回転する。 そして、その二つの玉が重なり合って消えた瞬間に赤い眼が見える。 再び画面が暗くなったと思うと、突如金色の龍が舞う。 兵法マスタァァァー! プラス外伝! ―再 起 の 法―MASTER [速軍][士気] 再起の法を使い、人馬の効果が切れた董卓が出撃してくる。 またもやグラサンの城ケージが削られるが、構わずに趙雲で董卓に突撃する。 『撃破』「董卓」 天はわしが要らんてかぁ 『攻城』「関銀屏」 こじ開けよ 『撤退』「関銀屏」 私が未熟だったわ 関銀屏の攻城が入りシャキンの城ケージが削れる。 そして関銀屏が撤退する。 『攻城』「張飛」 攻め落とせぇーぃ さらに、張飛の城壁攻城も入って城ケージが削れて行く。 これで退くかと思いきや、既に八掛の効果が切れている趙雲でマウントを取り続けている。 681 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22 14 46 ID kDS/Rpcr0 『撤退』「張飛」 ぬぅあぁーっ! 『撤退』「趙雲」 まだ死ねぬ シャキンの部隊に上手く大打撃を与えようとするが、的確な突撃で撤退していくグラサンの部隊。 その時、画面が暗くなり緑と赤色の玉が兵法の文字を中心に回転する。 そして、その二つの玉が重なり合って消えた瞬間に赤い眼が見える。 再び画面が暗くなったと思うと、突如金色の龍が舞う。 兵法マスタァァァー! プラス外伝! ―再 起 の 法―MASTER [速軍][士気] 再びグラサンの城ケージが削れた所で、再起の法を発動する。 その時、蔡ヨウが敵城まで退いていった。 682 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22 16 43 ID kDS/Rpcr0 ヽ(`Д´)ノ「これで仕切り直しか。逆転出来る差だから最後まで気が抜けんな……」 (´・ω●)「しかし、危険な賭けをしたものだね。人馬にはかなり効果的だけど、他のデッキだったらどうするつもりだったんだろ」 ξ゚⊿゚)ξ「え、それはどういう事ですか?」 ツンが訝しげな表情で元譲に言った。 (´・ω●)「うん……あのデッキは対人馬に作られたデッキだと思うよ。趙雲の神速戦法はかなり長いから騎馬単には効果的だし さっきの一人掛け目覚めもかなりの荒業だけど人馬にはかなり通用するんだよね。 しかし、武力8二人以外が武力3しかないから三人掛けで得られる効果が余り見込めない…… 他のデッキが相手だと、三人掛けが余り使えないから使いにくい、という訳さ」 それを聞いたツンはかなり驚いた表情だった。 しかし、その後ろにいたブーンは?マークを頭の上に出していた。 ( ^ω^)「お? 良く分からないお。短く産業で」 (´・ω●)「人馬には趙雲の神速、趙雲に一人掛けから目覚め、大車輪と 絶大な威力を誇るいわゆる対人馬デッキを使っている しかし他のデッキだったら/(^o^)\になる諸刃の刃。素人にはお勧め出来ない」 (;^ω^)「どこかで聞いた事もあるし、何だか間違っているような気もするけど把握したお」 とりあえず、という風に頷く。 その時、画面に動きがあり観客達が一気に視線を画面に向ける。 684 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22 19 23 ID kDS/Rpcr0 シャキンの城から多くの土煙が上がっており、現在は15c 恐らく、これが最後の攻防となるだろう。 グラサンも全軍を出撃しようとするが、シャキンの方が先に出撃してきてカットインが入る。 『英傑号令』―HEROIC COMMAND― ― 己の欲するままに行けぃ ― 『 人馬の大号令 [知力時間] 武力と移動速度が上がり 槍の迎撃ダメージを受けなくなる 』 人馬の大号令で移動速度が上がり、こちらの城に迫ってくる。 続いてグラサンもすぐ出撃し、再びカットインが入る。 『英傑号令』―HEROIC COMMAND― ― これぞ、用兵の奥義よ ― 『 八卦の陣法 [知力時間] 味方の武力と移動速度が上がる 』 趙雲に赤いオーラが纏ったかと思うと、武力が16になる。 687 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22 20 29 ID kDS/Rpcr0 『撤退』「関銀屏」 私が未熟だったわ そこで目覚めをロックして赤いボタンを押したが、的確な連突で関銀屏が撤退してしまう。 グラサンは僅かな舌打ちをすると、諸葛亮を動かす。 『妨害』―INTERRUPT― 『 封印の計 [知力時間] 敵は計略を使用出来なくなる 』 趙雲と諸葛亮に青いオーラが現れては消える。 それを見たグラサンは仕方ない、という風な表情を現しながら赤いボタンを押す。 689 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22 21 34 ID kDS/Rpcr0 『車輪』―SLASH SPEAR― 『 大車輪戦法 [知力時間] 武力が上がり 全方向に槍を出す 』 大車輪戦法を使用し、突撃して来ようとした候成と董卓が音と共に青いオーラが現れ、突撃オーラが消える。 左端には蔡ヨウ、城門には馬岱、右端には華雄が張り付いているがグラサンも左端には諸葛亮、城門には張飛、右端には廖化で攻城を防いでいる。 『回復』―RECOVERY― 『 不屈の忠義 兵力が回復する 』 兵力が2割ほどだった馬岱の兵力が7~8割ほどに回復する。 趙雲で馬岱に突撃しようとするが、董卓が大車輪を掻い潜って趙雲と乱戦する。 690 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22 24 00 ID kDS/Rpcr0 『攻城』「馬岱」 突き進め 張飛が僅かに前に出ていたのか、馬岱の城門攻城が入ってしまう。 慌てて張飛を後ろに下がらせ、馬岱と乱戦する。 『撃破』「董卓」 天はわしが要らんてかぁ 『撤退』「諸葛亮」 これも天命か 『撃破』「蔡ヨウ」 あいやっ 趙雲の乱戦で董卓を撃破する。しかし、諸葛亮も撤退してしまう。 続いて趙雲で蔡ヨウに突撃し、撃破する。 そして、すぐ赤いボタンを押す。 『奮起』―IMMORTAL SPIRIT 『 憤激戦法 [知力時間] 武力が上がり兵力も回復する 』 693 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22 25 58 ID kDS/Rpcr0 『撤退』「廖化」 ここは退かせてもらう 一同「「「「あおおーっ!」」」」 なんと、憤激戦法で回復したつもりが何故か撤退してしまった。 恐らくラグのせいだろう。 残り4c。人馬、八卦の効果も既に切れている。 そして、候成の攻城ケージが溜まり音を立ててグラサンの城ケージが削れる。 これでほぼ互角になった。 それは肉眼ではどちらが勝っているのかが確認出来ないほどに。 694 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22 28 57 ID kDS/Rpcr0 『撃破』「馬岱」 おのれ 『撃破』「華雄」 オノレ虫ケラドモガ 馬岱と華雄を撃破して、趙雲を城に向かわせるが張り付いた瞬間に時間切れとなった。 ― 時 間 切 れ ― (;゚∀゚)「見た所では、ほぼ互角……いや、同じか?」 (;´・ω・)「同じ、だね。どっちが勝つのか……」 ― 勝 利 ― 勝利という文字が映し出されたのは―― 699 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22 31 07 ID kDS/Rpcr0 (メ▼▼)「…………」 グラサンだった。 わあっ、と観客達が大きな歓声を上げる。 店員「おめでとう御座います! これで決勝に進出出来ます!」 (`●ω●´)「……良い勝負だった。このまま優勝を目指してくれ」 シャキンがグラサンに近寄り手を出す。 グラサンは頷き、その手を掴んで握手をする。 (メ▼▼)「無論そのつもりだ。良い勝負を有難う」 700 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22 32 50 ID kDS/Rpcr0 僅かに天頂を見ながら悲しげな表情を表したが、すぐいつも通りの表情に戻り敗者として席に戻った。 その僅かな瞬間を見逃さなかったグラサンは、何かを決意したように拳を固める。 ( ゚゚∀゚゚)(ふむ……征魏覇王、そして征涼覇王。それらを打ち破ったグラサンが相手か。 これは"あのデッキ"を解禁しなければならないようだ――) 砕馬は不敵な微笑みと共に、どこかに仕方ない、という感じが漂っていた。 しかし、それは再びグラサンを見た時にすぐ消え、決意したようにカードケースからあるデッキを取り出した。 砕馬とグラサン。 どちらが勝つのか、どちらが泣くのか。 それは誰にも分からない―― ―続― 703 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22 39 31 ID kDS/Rpcr0 さて、投下終了。 諸所、ツッコミや質問はあると思うが、漏れは代行なのでわからないんだ、すまない。 おそらく携帯から覗きに来る作者が答えてくれるはずだ。 さてと、チラ裏。 もうすぐアノ大会を描いたアイツの外伝が完成予定だ。 明日だか明後日だかには投下できると思う。 だが楽しみにはするな。絶対に後悔する。 とりあえず…ミジンコの涙ぐらいの期待をしてくれればと思う。 さて、邪魔者は支援に戻るとするかな(´・ω・`) 704 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 23 04 20 ID 6hIxNLvfO 代行さん、本当に有難うです(´・ω・`) 攻城についてはどうかお見逃しを。 勝率についてですが、店内対戦という事で高めにしてみました。 あと決勝を残すばかりになりましたね。 砕馬の“あのデッキ”とは何なのか? 大体の予想はつくと思いますが、wktkして待っててくださいな。
https://w.atwiki.jp/dangerousss4/pages/393.html
裏準決勝戦:【現代】マンション このページではダンゲロスSS4裏準決勝戦、【現代】マンションの試合SSを公開します。 ここは、得票数がもっとも多いSSが勝者となる、誰が一番面白いお話を書けるか競いあうインターネット上のゲームを行なっている会場です。 試合SS このページを訪れた方は、誰でもご自由に以下のSS(ショートストーリー)を読んでいってください。 それぞれのSSを読み比べて、より面白いと思ったお話に投票しましょう! 面白いと判断する基準はなんでも構いません。貴方が面白いと思ったお話に投票しましょう。 貴方の投票がゲームの勝者を決める! この試合への投票は終了しました。 【投票結果】を見る 試合SS 引用する幕間SS 文字数 裏準決勝戦SS・マンションその1 PTA少年・雲類鷲ジュウプロローグジュウは人体実験を受けている古沢糸子プロローグ糸子は13階から飛び降りた 12,387文字 裏準決勝戦SS・マンションその2 なし 9,646文字 試合情報一覧(キャラクター名50音順 試合SSの順番とは無関係) 戦闘空間 キャラクター名 特殊能力名 【現代】マンション PTA少年・雲類鷲ジュウ くたばれPTA(キング・メイカー) 古沢糸子 サヴォイ・トラッフル
https://w.atwiki.jp/eru_across/pages/22.html
準決勝暫定。 戻る 準決勝第1組 まいそん ケンちゃん つばめ牧場 焼き鳥のブーン 準決勝第一グループ Aブロック1位 その実力は未だそこを見せない。このまま最強へと駆け上るか 最強(?)の女傑 まいそーん Bブロック1位 唯勝利のために、走り出した男。誰もとめることはできない。 上昇気流を駆け上れ、けんちゃん Cブロック2位 気づけば勝利に食い込む。考え抜かれたその戦略。勝手に策士と呼びましょう。 微笑の貴公子、つばめ牧場 Dブロック2位 焼き鳥、それはもはや過去の名前。焼かれるほどに燃え上がり甦る。 フェニックスのブーン 準決勝第2組 UMA 昆虫殺法コンビ しまぱん(弟 影瑠 準決勝第二グループ Aブロック2位 自称最弱の一人。だが、その名前ももはや怪しいものに。 影瑠板が誇るラッキーボーイ、UMA Bブロック2位 放銃その名のままに振り込ませれば天下一品。でもそれ以上の威力であがるナイスガイ 正義のヒーロー、6464さん Cブロック1位 最強。この名を彼以外の誰に使うことが正しいだろうか? ぶっちぎりの優勝候補、しまぱん(弟 Dブロック1位 我らが主。賞品を払いたくない故に勝ち残らなければまずい。 甘いマスクの裏に潜む闇、影瑠
https://w.atwiki.jp/xxxxzzzz/pages/753.html
597 名前:準決勝第一試合[sage] 投稿日:2007/09/27(木) 22 37 15 ID gcIhpYSP0 バーボンハウス内の熱気が次第に高まっていく。 長かった大会も後り3試合で優勝者が決まってしまうのだ。 参加者はもちろん、観戦者にも疲労が襲ってくるが、 そんな事よりも試合に対する期待の方が大きかった。 ( ゚゚∀゚゚)「……」 しかし次の試合に出る砕馬は正直なところがっかりしていた。 強い者と戦えると思い参加したこの大会だったが、 準決勝の相手はまだ5州の君主だったからだ。 ここで戦うにはどう見ても役不足と言わなくてはならないだろう。 それでもここまで上がってきたのだ。 技術的にはそれなりの腕を持っていると言える。 事実これまでのプレーで目を見張るようなものがなかった訳ではない。 しかしそれとてこれから成長するであろうという兆しにしか過ぎず、 準決勝に残れたのは組み合わせの良さと、大会に潜む魔物のせいだろう。 少なくとも砕馬はそう思う。 彼と戦う事は確かに楽しみではあったが、こんな形では望んでいなかった。 気が乗らない。 よしんば彼の実力が5州にそぐわないものだとしても、 客観的に考えて自分が負けるはずがない。 それほどまでにこのゲームは経験がものを言うからだ。 そして何より築き上げてきた自信がある。 しかし決勝戦では、相手がどちらであっても満足の行く戦いができるだろう。 一癖も二癖もあるグラサン。 征涼覇王であるシャキン店長。 そしてその先に待ち受けるエリア大会進出者たち―― 早くも砕馬の心は先を向いていた。 599 名前:準決勝第一試合 間違えたかも……>役不足[sage] 投稿日:2007/09/27(木) 22 44 26 ID gcIhpYSP0 ( ^ω^)「……」 対するブーンはツンに勝った事で多少の自信をつけたものの、 それを上まる緊張感に襲われていた。 先ほど対戦したツンと同じ覇者と連続しての対戦となる。 称号が違うという事は、それだけで格の違いを表しているだろう。 未だ州であるブーンにとって覇者は目指すべき目標の一つだ。 その目標に達している砕馬と戦うのは、否が応でも緊張してしまう。 そんな相手と戦っても勝てるものか。 心の中で誰かがそう言った気がした。 さらに戦いの舞台が大会の準決勝であるという事も緊張を高める要因となっていた。 店舗大会とは言え、ここまで来てしまったという思いが少なからずある。 もし万が一次の試合に勝てば、その先は決勝戦だ。 負ける事を思い浮かべた後に勝利の望みを抱くのは何とも可笑しかったが、 その可能性を頭に思い浮かべるとブーンの思考はさらに回転数を落としていった。 少し体が震えているのが分かる。 自分の恐れを自覚すればするほど、体は硬くなっていった。 声を掛けてくれる友の声もあまり聞こえなかった。 ( ゚゚∀゚゚)(ブーン君のデッキは【UC程イク・SR張春華・R司馬昭・R杜預・SR曹操】か。 馬2枚、槍1枚、弓2枚、そして何といっても伏兵4枚が特徴か。 伏兵の配置はスタンダードに横に並べて、さらに開幕端攻めを警戒して下げ気味に、 といったところだろうな) 魏武デッキの強さは計略の効果時間の長さに、 1.5コストの低士気高パフォーマンスな計略が加わったところにある。 さらに伏兵に妨害も揃っているので呂布デッキにとっては少々辛いものがある。 しかし呂布デッキ使いだからこそ、その弱点も知っている。 彼がそれをどう防ごうとしてくれるのかがこの試合の唯一の楽しみ。 砕馬はそう思った。 残り時間を余らせてカード配置を終了させた。 601 名前:準決勝第一試合[sage] 投稿日:2007/09/27(木) 22 49 09 ID gcIhpYSP0 ( ^ω^)(砕馬さんのデッキは【C阿カイ南・C周倉・UCロ植・UC公孫サン・SR呂布】 馬4、槍1だなんて何だか他軍とは思えないお。 あんなデッキと戦った事ないお…… 全体的にいくら知力が低いからって、 こっちの妨害をどれくらい食らってくれるか分かんないお…… 復活も多いから伏兵もあまり意味ないかもしれんお…… どうすればいいんだお……) 歩兵も象兵も入っていない呂布デッキは珍しいだろう。 そして教えからの天下無双は9.5Cという長さを持つので恐ろしい。 さらに白馬陣も巣で12.5C持つので侮る事はできない。 機動力に回転率、爆発力を兼ね備えたデッキと言えるだろう。 ブーンの頭の中でのシュミレーションでは勝ちパターンが思いつかなかった。 開幕の機動力が皆無であるブーンのデッキでは特に伏兵の配置に悩まされる。 さんざん悩んだ挙句、吹っ切る事が出来ないまま時間切れとなる。 そして兵法も時間一杯使って選択する事となった。 (´・ω・`)「じゃあ準備はいいかな? 覇業への道、若獅子の覚醒店舗大会準決勝第一試合、開戦!!」 片側だけ部隊数が少ないので一方的な優勢というのが戦場を見た第一印象だ。 しかしそこに潜む脅威を考えれば怖いのは大部隊の方だろう。 伏兵探しを失敗して開幕速攻カウンターを食らう、なんてのはざらにある話だ。 だからだろうか、砕馬は左端攻めの気配を見せつつも慎重にカードを動かす。 一方ブーンはそんな砕馬の動きをジッと見つめて、 杜預をせわしなく走らせながら伏兵を動かしていた。 戦況が動いたのは残り90Cを迎えるところだった。 ――師の教え―― 守りを固めよ ( ^ω^)「!!」 603 名前:準決勝第一試合 頼むぜ!![sage] 投稿日:2007/09/27(木) 22 52 27 ID gcIhpYSP0 砕馬軍の知力がそれぞれ+6され、さらに右側から敵の城へと向かう。 ブーンが伏兵部隊を向かわせていた方とは逆側だ。 焦るブーンをよそに、砕馬軍は安心して城を攻めることができる。 右から呂布・阿カイ南を攻城準備に入らせ、周倉で杜預を牽制する。 さらにロ植と公孫サンで伏兵から呂布・阿カイ南を守る壁を作った。 杜預で阿カイ南に城内突撃を試みるブーンだったが、 周倉の槍に惑わされて城内へと入ってしまう。 粉砕せよ 呂布の声に続いて阿カイ南の攻城も成功し、約20%の城ダメが入った。 伏兵が呂布たちとは逆側に走っていた事を砕馬はこれで確信する。 そこから伏兵をこちらの部隊に当てようとするならもう数カウント必要だ。 敵部隊の誘導と牽制、端攻め技術、そして読みの正確さ。 そのどれを取っても今のブーンは砕馬には敵わない。 ( ゚゚∀゚゚)(ブーン君、やはり君と戦うのはまだ早かったみたいだね。 もう少し君が上手くなってから戦いたかったよ) 砕馬の顔は限りなく無表情だった。 見る人が見れば詰まらない試合だった事を嘆いているようにも見えただろう。 それを象徴するように、彼の心の中でいつもの奇声が発せられる事はなかった。 ( ^ω^)(…………何も出来なかったお…………) その時ブーンの手は完全に止まっていた。 砕馬の考えた通りにブーンは伏兵を横に並べた状態で、端攻め部隊に対応しようとしたのだ。 しかしまんまとおびき出されてしまった。 唯一まともに動ける杜預を出したところで直ぐに潰されるのは目に見えている。 かと言ってこのまま順番に伏兵を踏ませたところで大したダメージは期待出来ない。 師の教えは知力+6という効果で11C持つのだ。 効果が切れるのを待つという選択肢を取れば落城されかねない。 605 名前:準決勝第一試合[sage] 投稿日:2007/09/27(木) 22 56 48 ID gcIhpYSP0 たった少しの攻防と計略を使われただけで、いとも簡単にやられてしまった。 いや攻防と呼べるようなものなど何も無かった。 まさに赤子の手を捻るがごとく、軽くあしらわれただけだ。 その事実がブーンに重くのしかかって、カードを動かす事が出来ない。 ここまで何も出来ないとは思いもしなかった。 勝てはしなくてもせめて善戦くらいはしたかったと思う。 これが州と覇者の違いか、と強く実感した。 ( A`)「ブーン!!」 その時、心臓が一際大きく跳ねた。 もし三国時代ならば義兄弟の契りを結んでも良いと思える人物。 その友の声はたった一言だったが、 そこには多くのメッセージが込められていた。 頑張れ、諦めるな、まだ序盤だろ、もっと落ち着け馬鹿―― いつもより少しだけ真剣な声で友が語りかけて来たのをブーンは感じる。 ( ^ω^)「……ドクオ」 名前を口の中だけで呼ぶ。 そう言えばドクオは砕馬に負けたのだった。 悔しそうにしていた彼の姿を思い出す。 ならば自分がドクオの仇を討とう。 そのような気概でこの試合に挑むはずではなかったのか。 彼の分まで頑張ると言ったのは自分ではなかったのか。 今更ながらにそう思う。 いや、まだ遅くはない。 最後まで何が起こるのか分からないのが三国志大戦だ。 計略一つで戦局が変わるのなら、こちらだって同じ事は出来るはず。 ブーンの手が再び動き出した。 607 名前:準決勝第一試合[sage] 投稿日:2007/09/27(木) 22 59 07 ID gcIhpYSP0 ( ^ω^)(……やれる事をやるしかないんだお!!) 城門から煙が上がり、杜預が姿を現した瞬間にカットインが入った。 ――破竹の勢い―― 移動速度が3倍となった杜預が阿カイ南に迫る。 砕馬は当然のように周倉の槍を杜預に向けた。 城内突撃の体制にある杜預を迎撃しようと周倉を深く突っ込ませた時、 画面が暗転し、全部隊の動きが止まった。 十面埋伏の計じゃ 思った通りよ 現れた伏兵は程イクと司馬昭の2部隊。 それを同時に踏んでしまった周倉は撤退してしまう。 知力がプラスされていても伏兵を2つも踏めば消し飛んでしまう。 複数の伏兵を重ねておくという技術は最近になって知られるようになったのだが、 ブーンは無意識にそれをやってのけた。 ( ゚゚∀゚゚)「!!」 砕馬は予想外の出来事に驚くが、 直ぐに建て直して何とかロ植と公孫サンが程イクの槍に刺さるのだけは避けた。 しかし更にブーンの奇手は続く。 阿カイ南に最短で杜預の連突が決められる頃、城から2つの煙が上がっていた。 1つは呂布の前から、もう1つは城門の脇から。 ( ゚゚∀゚゚)(曹操と張春華?! 伏兵を諦めて戻したのか!!) 611 名前:準決勝第一試合[sage] 投稿日:2007/09/27(木) 23 04 10 ID gcIhpYSP0 4枚ある伏兵の内、2枚を城内へ入れるというのは中々出来る事ではない。 普通ならば後の為に残しておこうとするだろう。 しかしこの状況ではその判断は命取りとなる。 城の近くに伏兵を配置していた事がブーンにとっては幸いだった。 ( ゚゚∀゚゚)「ならばっ!!」 ――兵法MASTER―― ――他勢の大攻勢―― 【増援】【正兵】 すかさず砕馬は兵法ボタンを叩き、自軍を強化する。 いくら相手が足掻こうとも、ここで殲滅出来ればそれでいいのだ。 最低でも足並みさえ崩してしまえば魏武デッキとて怖くはない。 ( ^ω^)(ここでしっかり対応すればまだ大丈夫だお!) 対するブーンも今は本来の動きを取り戻していた。 既に城ゲージは半分近く削られているが、もうブーンは諦めようとはしていない。 マウントを取るロ植と公孫サンに程イクの槍で牽制を入れ、 ビタ止めから乱戦に持ち込もうとされた時は司馬昭を壁にして槍を消させない。 そして呂布には曹操の乱戦と張春華の弓と杜預の突撃で対応する。 結果としてブーン側は曹操・司馬昭・程イクの撤退、 砕馬側はさらに攻城2発と呂布・ロ植・公孫サンの撤退という結果に終わった。 ブーンが何とか凌ぎきった事にギャラリーから安堵の息が漏れる。 ( ゚゚∀゚゚)(半分以上削っただけで終わったな。 戦意喪失したと思ったけど、あの動きからすれば持ち直したんだろう。 ちょっとは期待出来るのか……? ちょっとだけ楽しみになってきた。 さぁ、次はどう守ってくれるんだ?) 615 名前:準決勝第一試合[sage] 投稿日:2007/09/27(木) 23 08 06 ID gcIhpYSP0 砕馬は兵法を使って2発しか取れなかった事に少し消沈しながらも、 ブーンがキレを取り戻した事を喜んでいた。 少しだけ笑顔に変わった表情にそれが表れている。 砕馬にとっては格下であっても自分を脅かしてくれるなら大歓迎なのだ。 この調子ではブーンが奇跡的に勝つ事さえ望んでしまうかもしれない。 勝敗よりも興奮するような展開を砕馬は渇望しているのだから。 ( ^ω^)(半分以上削られたお。 でもこっちには幅広い計略と兵法がまだ残ってるお。 それにようやく杜預と司馬昭が覚醒するお。 素の武力差はどんどん無くなっていくんだから、 魏武と合わせれば何とかなるかもしれんお) 互いに復活待ちの状況でブーンはチラリと後ろを振り返った。 ( A`)「……」 先ほど声を掛けてくれたドクオがあからさまに安心した顔でブーンを見てくる。 コクリと頷き、礼を言う。 ドクオがいなかったらとっくに負けてたお、と心の中でつぶやいた。 そしてその隣にいる少女に目線を向けると、キツイ視線を返された。 ξ゚⊿゚)ξ「……」 何やってんのよ馬鹿、負けてるじゃない馬鹿、私に勝ったんでしょ―― と言いたいに違いない。 彼女の心の中は実はかなり素直で読みやすい。 少なくてもブーンにはだんだんと分かるようになってきた。 だからにこりと笑ってツンに返事をした。 ( ^ω^)(ツンの分も頑張るお) 621 名前:準決勝第一試合[sage] 投稿日:2007/09/27(木) 23 13 13 ID gcIhpYSP0 時間にすれば数秒にも満たない時間だったが、ブーンにとっては十分だった。 そしてようやく働き始めた頭で考える。 勝利へ至る道を切り開く為の戦略を。 ( ^ω^)(士気はお互いに10過ぎ。 向こうは教えからの天下無双か白馬陣かお…… やってくる事は至極単純なんだって事は分かるお) ( ゚゚∀゚゚)(それしかない、と言われればそれまでなんだけどな。 計略の幅がないのは、どの呂布デッキにも言える。 だからどんなプレイングをするかが特に重要だ。 他のデッキ使いよりも白兵スキルはあると自負してもいい。 この俺の自信、打ち砕いてくれよ!!) ( ^ω^)「……」 1回目の覚醒タイムである66Cを過ぎ、 残りカウントが半分を越したあたりで両軍とも仕切りなおしとなる。 図ったように同じタイミングで戦場に出てくると睨み合いとなった。 砕馬は騎馬隊を中央付近で振り回し、攻めるタイミングをうかがう。 これほどの城ゲージ差があれば守って戦う方が楽なはずだが、 砕馬はそうしないようだ。 ( ゚゚∀゚゚)(押し切ってみせるさ。 それくらい出来なければ優勝出来ねぇよな) 対するブーンも自軍の部隊をせっせと動かす。 先ほどとは違い、その動きに迷いは見られなかった。 いや、違いはそれだけではない。 この時点で通常の試合展開ではあまり見られない事をブーンはやっていた。 それに気付けた観戦者がどれだけいたのだろうか…… ( ゚゚∀゚゚)(よし、もう一回師の教えを使ってコンボで攻め込むぜ) 626 名前:準決勝第一試合[sage] 投稿日:2007/09/27(木) 23 16 53 ID gcIhpYSP0 ――師の教え―― 守りを固めよ ( ゚゚∀゚゚)(張春華を潰して天下無双が理想的な撃破パターンだな。 つまり、まずは白馬陣だ。頼むぜ~公孫サンさん!!) 心の中で気合を入れてまさに赤ボタンを叩こうとしたその時、 砕馬は何か違和感を感じてボタンに触れていた手を止めた。 ( ゚゚∀゚゚)(……そういやハルカたんはどこに?) 敵陣地を見ると、立ち止まって弓を構えている部隊は1つしかなかった。 ブーンの弓兵は2部隊だったはずなのに。 よく見ると騎馬と槍に紛れるようにして張春華も移動し続けている。 それは張春華が計略を使うのにベストな位置取りをキープする為だったが、 砕馬はようやくその事に気がついた。 師の教えから白馬陣、もしくは天下無双に繋げたとしても 雲散されれば意味がなくなるどころか、武力差と士気差の両方がついてしまう。 ( ^ω^)(計略範囲は狭いけど、せめて呂布だけは絶対に雲散してやるお) ( ゚゚∀゚゚)(なるほど、これは良い動きだ。 けど天下無双はともかく白馬陣なら全ての部隊を雲散するのは不可能だ。 だから打ってもいい。打ってもいいが…… けどそれだけじゃ向こうは攻められないはず。 事実まだ攻めてくる気配はない。 という事はブーン君はまだ何かを狙ってる……) 砕馬の読み通りブーンの計画はそれで全てではない。 まだ相手の攻めに対応しただけに過ぎない。 ブーン側から攻め上がるにはまだ幾分準備が必要だった。 その準備とは雲散用の士気6を保持しながら魏武用の士気6を溜める事。 つまり士気が限界に達するまで時間を稼がなくてはいけない。 631 名前:準決勝第一試合[sage] 投稿日:2007/09/27(木) 23 20 53 ID gcIhpYSP0 だから、その後展開はまだ分からないがとりあえず魏武を打つ、 という魏武デッキ使いにありがちな事が出来なかったのだ。 劣勢でありながら我慢するというのはなかなか出来るものではない。 ましてや長時間の効果を持つ計略を考えた時はなおさら打ちたくなるものだ。 ( ^ω^)(魏武の+3に兵法を加えて、なおかつ相手の決め手を防ぐお。 拮抗した状態で次の覚醒を迎えられればもっと有利になるお。 逆転するにはこれしか無いお!!) あらゆるシミュレーションを考え付くだけ考え付くし、 それに対する策を練り尽くし、勝った時のイメージを思い浮かべる。 ここに来てブーンの頭と腕は冴え渡っていた。 そこには緊張や諦めなどの余計なものは一切無かった。 彼を突き動かしているのはただ勝利へと向かう意志だけ。 ブーンは今彼が出来る限り最高のプレイをしていた。 ( ゚゚∀゚゚)(そうか! ブーン君はまだ魏武を使ってない! だから魏武を狙ってる! 確かにそれは辛い!) 砕馬も即座に頭を働かせる。 魏武により武力が全部隊計算で+15、それが45C続く。 プラスして覚醒されれば全体強化の無い砕馬側に武力差を埋める手段がなくなる。 そして兵法が何か分からないが、再起以外で攻めに絡められるもの。 とすればこの時間稼ぎこそが砕馬の負けへのカウントダウンとなる。 それが分からない砕馬ではない。 ( ゚゚∀゚゚)(ウェッギャッビィィィイッ!! さすがブーン君!! 見込んだだけの事h;かhsf@あうぇお) ブルッと身震いし、内心で思いっきり叫ぶ。 最後は最早言葉にならない。 試合前に抱いた思いはとっくに頭から追い払われていた。 635 名前:準決勝第一試合[sage] 投稿日:2007/09/27(木) 23 24 23 ID gcIhpYSP0 これほど熱い戦略の読み合いは中々出来るものではない。 彼の中で相手を見る目が再構築される。 そう、ブーンは準決勝の対戦相手として相応しくあったと。 ( ゚゚∀゚゚)(ピピルピーwwww大会に出て良かった!!) しかし砕馬は興奮に酔いしれる体で一つの選択肢を手に取った。 直感で導き出した新たな答えは、呂布を程イクに迎撃させる事。 ( ^ω^)「!! 何だお!!」 迎撃の文字に続き、砕馬軍の騎馬隊突撃による大打撃の表示。 そして程イクの撤退。 ブーンにとっては予想外の展開。 そこに間髪を入れずにカットイン。 ――天下無双―― 愚か者共……!! ブーンは程イクがあっという間に潰された事に呆然としながらも、 天下無双が打たれた段階で魏武の大号令と魏軍の大攻勢を使用する。 コンボを止める事を第一に考えていたブーンにはそれが精一杯。 しかし張春華の雲散霧消は呂布が近すぎて打てない。 そしてそれを悔やむ暇もなかった。 ( ゚゚∀゚゚)(まああああああああ!!) 対してテンションがマックスに跳ね上がった砕馬は夢中でカードを動かし、 手始めに天敵である張春華の首を方天画戟で刎ねた。 雲散する必要性の為、戦線に近い位置に張春華がいたのがあだとなった形だ。 武力24の「武の化身」を前にブーン軍の抵抗時既に遅し。 その後は多くを語るべくもないだろう。 640 名前:準決勝第一試合[sage] 投稿日:2007/09/27(木) 23 28 51 ID gcIhpYSP0 フハハハ、我に敵無し!! (´・ω・`)「砕馬君主の勝利!!」 短期集中決戦こそが魏武デッキの最大の弱点である。 最初からそれを念頭に置いていた事と、とっさの判断力。 それが残り20Cを残しての砕馬軍の落城勝ちとなった要因だろう。 湧き上がる拍手の中、砕馬はブーンの所へ向かった。 ( ゚゚∀゚゚)「勝っちゃったね」 砕馬は自慢でなくそう言う。 まだ試合の興奮が抜けず、ただ起こった事を素直に言葉にするしか出来なかったのだ。 ( ^ω^)「負けましたお……あそこで突っ込んでくるなんて……」 ( ゚゚∀゚゚)「けど、ブーン君のデッキが司馬昭でなく司馬師だったら、 もしくはもっと違うデッキ構成だったら、 兵法が連環だったら、 まさかの戦略に対応出来る腕があったら、分からなかった。 仮定はいくらでも――」 ( ^ω^)「……」 ( ゚゚∀゚゚)「……楽しかったよ。ありがとう」 砕馬は言葉を切り、ブーンと握手をしてその場を離れた。 負けたショックからか、もしくは白熱した試合に頭が空っぽになったからか、 彼の反応がとても薄かったからだ。 しかし砕馬はそれを悪くは思わない。 ブーンの目はしっかりと砕馬を見ていたのだから。 ( ゚゚∀゚゚)(若獅子の覚醒とは良く言ったもんだな……) 仲間に取り囲まれるブーンを見ながら、また戦える日を楽しみにする砕馬だった。 644 名前:準決勝第一試合[sage] 投稿日:2007/09/27(木) 23 38 31 ID gcIhpYSP0 \(^o^)/終わったよー 31個もの支援大変ありがとうございました~支援オオスwww 言葉足らずの箇所があり展開が伝わったかどうか不安ですが、 楽しんで頂けたなら幸いです。 そしてようやく大会も終わる事が出来るようです。 いち合作参加者として長引いてしまった事をお詫びを申し上げると共に、 残り試合投下の際も皆さんの支援を頂けるようお願いしたいと思います。 それではまた~( ^ω^)