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もりのけんじゃ(笑) 体内時計が朝を告げ、私は目を覚ました。 おうちの隅に積み上げられた食べ物を少量齧る。 私たちぱちゅりー種は少食だが、私はさらに意図的に食事を制限している。 いざ食べ物が得られなくなったときのためでもあり、また食べ物は私たちの種族ゆっくりにおいては人間の言うところの『おかね』のような働きをするのだ。 食糧はとっておけばいろいろなことに使える。肉体的に虚弱な私にとっての大切な切り札だ。 ぱちゅりー種は大食いしたところで体力がつくわけでもないし。 「むーしゃーむーしゃーしあわせー……」 さて、朝餉も済んだので私の属する群れの長のところへ赴くことにする。 今日も一日森の賢者だ。 「ごきげんようぱちぇ!」 「むきゅ、ゆっく……ごきげんようドス」 広場へとやってきた私はこの群れの長であるドスまりさに挨拶する。 『ごきげんよう』というのがドスとその側近間で定められた挨拶だ。 間違いなく人間の影響だろう。私は未だに慣れない。やはりゆっくりの挨拶は『ゆっくりしていってね』に限る。 「ぱちぇ遅刻よ。もうみんな集まってしまっているわ」 広場に集まったドスの側近たちを見回す。 それは豪華な顔ぶれだった。 医療分野を統括するゆっくりえーりん。 司法関係の責任者ゆっくりえーき。 食糧の管理者ゆっくりゆうか。 宗教による魂の守護者ゆっくりかなこ。 広報係のきめぇ丸。 いずれも希少種に分類されるゆっくりたちだった。 「くすくす」 「ぱちぇはホントにだめねぇ……」 「おお、遅い遅い」 「森の賢者様は心にゆとりがおありのようね」 「ま、許してあげるわ。体もおつむも弱いぱちぇだものね。それより今日の会議を始めるわ」 この群れを動かしているのはドスとこれらの希少種ゆっくりたちだった。 私ぱちゅりーも側近に含まれてはいるが、数合わせ、にぎやかしでしかなく、私に意見は求められていない。 一応それなりの知識はあり、それを求められることはあるが、それだけだ。その情報を加工し、実行することは許されていない。 普段はドスの言うことに諸手を挙げて(手はないけど)賛成し、ときおり魔道書(チラシ)の朗読をしては皆を笑わせるのが私の役割だ。 人間でいうところの道化師に近いだろうか。 一匹のまりさが数匹のゆっくりたちに引き立てられてきた。 「はなせ! はなすんだぜ! まりさは何にも悪くないんだぜ!」 「これよりゆっくり裁判をゆっくり開廷するわ!」 えーきの宣言により裁判が始まった。 このまりさの犯した罪状は極めて深刻であり、ドス自らが立会うこの群れでの最高裁判だ。 「被告ゆっくりまりさは、先日未明、人間さんの畑での御奉仕を不届きにも放棄し、畑から脱走しました。 それに留まらず、脱走する際に人間さんの所有物であるお野菜を盗んだのです!」 この群れでは近隣の人間の里に働きに行く決まりになっていた。 これはドスが人間と結んだ協定によるものだった。 「最低のゲスね!」 「死刑よ!」 「死刑以外ありえないわ!」 「おお、死刑死刑」 「待つんだぜ! まりさにも弁護させるんだぜ! うちにはちびちゃんたちが六ゆもいるんだぜ! 畑仕事に時間をとられすぎて、ごはんを集める時間がないんだぜ! たしかに畑から逃げたことはまりさが悪かったんだぜ! あやまるんだぜ! でもお野菜は人間さんが少しなら持っていっていいって言ったんだぜ! ホントなんだぜ!」 まりさは必死に抗弁する。私の記憶がたしかならこのまりさの子供は九ゆいたはずだが。まりさの貧窮した事情が偲ばれる。 「嘘ね」 「真っ赤な嘘ね」 「あなたのようなサボり魔のゲスに人間さんが野菜をくれるはずがないわ」 「見下げ果てたゲスね」 「例えそれが本当だとしても、人間さんから勝手にお野菜をもらうことは掟で禁止しているでしょ? もらった野菜はすべてドスに提出するって決まりよね。これは許しがたいわ」 たしかにそういう決まりになっている。 人間の作る野菜はとても美味しい。ゆえに食べればその味が忘れられなくなる。 だからドスは一般のゆっくりが野菜を食べることを禁止している。 野菜はすべてドスに提出され、野菜の味に溺れる心配の無い自制心の強い優れた希少種ゆっくりに配られるのだ。 ちなみに私も食べたことはない。 「ドス! おねがいなんだぜ! 許してほしいんだぜ! まりさが死んだらちびちゃんたちが……」 「ドスはあなたのようなまりさが群れにいたことを恥じるわ。それ以外何も言うことはなにもないわ。えーき、判決を言ってちょうだい」 「判決! このまりさは死刑! うんうん漬けの刑に処す! 閉廷!」 えーきの宣言により裁判は終わる。抗弁の機会は一切ない。執行猶予もなし。 「やめでぐれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ! だずげぢぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 まりさはゆっくりたちに引き立てられていった。 ちなみにうんうん漬けの刑とは、掘った穴に罪ゆを入れ、その上からうんうんを流しこむというものだ。 悪臭と屈辱の中で苦しく緩慢な窒息死を迎えることになる。 「見事な裁きだったわ。えーき」 「お褒めに預かり恐縮ですドス」 「それにしても最近は狂っているとしか思えない事件が多いわね。前なんか自分のちびちゃんを食べちゃったゆっくりがいたわねぇ」 その犯人は私と同じぱちゅりー種だったので覚えている。彼女はレイパーに無理やりすっきりさせられて子供を産まされたのだ。 「まったく、通常種たちは無能なゲス揃いだわ」 そのぱちゅりーはなんとか育てようとしたのだが、体力的にごはんを集めるのが不可能で、飢えで苦しませるよりはと一思いに殺したのだ。 ぱちゅりーは法廷でそのことを訴えた。 だが、すべて虚偽でしかないと退けられた。 公式にはこの群れにはレイパーなどいないことになっているからだ。 レイパーが普通のありすの振りをして紛れている。そんなことを認めたならドスの目はレイパーを見分けられない節穴だと言うようなものだ。 それはドスの威厳に、統率力に関わることになる。 また、育てられもしない子供を産むのはそのゆっくりの責任とされた。 ドスは愚かなゆっくりを嫌う。計画性のないゆっくりを憎む。それらは群れに無秩序をもたらすからだ。 ゲスや無能に甘い顔を見せない。付け上がらせるだけだからだ。 「無能といえばぱちぇ、昨日の『シングルマザー』はどうなったの?」 「むきゅ……」 昨日、一匹のゆっくりれいむがドスに訴えでたのだ。 「『れいむはしんぐるまざーなんだよ! かわいそうなんだよ! やさしくしないとだめなんだよ!』とかなんとか言ってたわね」 「みっともない乞食だったわねー」 「さすが無能なれいむ種だわね。プライドなんかないんでしょうねぇ」 「自分でむらむらしてすっきりしておいてねぇ……腰振ってよがってたんでしょ……くすくす」 「おお、無能無能」 「ぱちぇ、あなたが言い聞かせたのよね?」 そのれいむのつがいはゆっくりさなえだった。 ゆっくりさなえとは希少種の一種なのだが、れいむと番うことで新たな希少種を生み出すという噂があった。 ドスがそれを知って、そのれいむとさなえを番わせたのだ。 ドスは希少種を重用していた。 能力的に優れた希少種を増やすことこそが群れを良い方向に導くことだと考えていたのだ。 だが、このれいむは希少種を産まなかった。 産まれたのは何の変哲も無いれいむ種ばかりだった。 それまではドスも食糧などを援助していたのだが、これを境に掌を裏返すように冷たくなった。 さなえも、れいむと番うことに旨みがないとわかると、他のゆっくりと共にどこかへ駆け落ちしてしまった。 「むきゅ、あのれいむにはドスの偉大さと寛大さをちゃんと教え込ませておいたわ。自分の愚かさを知ってゆっくり反省したわ」 「そう、それは良かったわ。間引か無くてよかったわ」 「無能なれいむの汚い餡子に触れたくないものね!」 「あははははは!」 私はれいむの愚痴に小一時間ほど付き合ってやった。 ドスの命令により胎生出産をしたれいむは体力が著しく低下していた。この状態で狩りは不可能だ。 それに、狩りのために外出してしまうと子供たちの面倒を見るものもいない。 番いであったさなえに裏切られたれいむは傷つき、絶望していた。 もちろん、食糧や生活の保障も欲しかったが、何より自分の苦しみを理解してくれる者が欲しかったのだ。 しばらく話を聞いてやったら落ち着いたので、ドスに訴えでても無駄なことを言い聞かせ、食糧を与えて帰した。 食糧は多めに与えたが、世話をしてくれるゆっくりを見つけなければその前途は暗いだろう……。 ドスは側近たちには食べきれないほどの食糧を与えてくれる。 一応名目上は側近である私『森の賢者』ぱちゅりーにもかなりの食糧が与えられている。 ドスはその過去を詳しく語ることはなかったが、私は人間に飼われていた時期があったのではないかと睨んでいる。 このドスは強く賢かった。自分の力を過信する愚かなドスがいる。統率力がないせいでゆっくりをまとめられないドスがいる。 このドスはそういった弱く愚かなドスではなかった。 ゆっくりを厳しく統率する強さと冷酷さを持っている。 知識も深い。人間の事情にかなり通じているようだった。 ドスは人間の強さ、恐ろしさをよく知っている。 人間がドスをある程度恐れていることは知っているが、自分の力を過信していない。 だから、ドスは人間に全面的に服従することにしたのだ。 人間との間に結んだ協定も、人間側に極めて有利になっていた。 畑での労働奉仕もそのひとつだ。 ゆっくりが過去に犯した畑荒らしの償いという名目だった。 人間にとってゆっくりに利用価値があるなら殺されることはないという見込みもあった。 ドスは無能を嫌っていた。人間に言い聞かされたのではないだろうか。れいむ、まりさ、ありす、ぱちゅりーなどの基本種(下位種)は無能だと。 無能だから殺される。役立たずだから迫害される。ドスはそう思っていた。 希少種をやたらありがたがるのも人間の影響に思える。 人間はゆっくりでも希少種は殺さない。下位ゆっくりを惨く虐殺する人間が、同時に希少種は可愛がるほどだ。 人間に殺されないということは希少種は有能であり、役に立つゆっくりなのだとドスは考えたのだ。 ドスと優れた希少種たちがトップに立ち、愚かで救いがたい、無能な下位種たちを導く……理想の群れの姿だった。 実際、人間はこの群れに手を出すことは無かった。 ゆっくり側も畑を荒らしにいく者はほぼ皆無で、たまにいてもすぐさま厳罰が下される。 だが、私からみればこのドスはいくつかの思い違いをしていた。 賢くあっても固定概念に嵌り、そこから先の思考を止めてしまえば無能なシングルマザーや森の賢者と変わりはない。 「これは群れの大掃除をする必要があるかもしれないわね」 「ゆゆっ!」 ドスの唐突な言葉に、側近たちは驚愕した。側近たちは賢いので、『大掃除』の意味は問わずともわかる。 大粛清とでも言い換えればよいだろうか。 「この群れにはダメな子たちが増えすぎてしまったわ。優秀なゆっくりだけを集めて群れを作りなすのよ!」 「えーきはドスに賛成だわ!」 「えーりんの研究がお役に立てそうね!」 「ゆうかも賛成よ。無能ゆっくりなんてみんなお花の肥やしになるのがお似合いよ!」 「今かなこに神託が下ったわ! 悪しき草を刈り取り、良き種を残せって!」 「おお、掃除掃除」 側近たちはすぐに気を取り直し、ドスの意見に追従する。 「むきゅ! ドスそれはちょっとどうかと思うわ! 群れのゆっくりたちが可哀想よ!」 「あら、森の賢者様が珍しくご反対遊ばされているわぁ」 「可哀想ですって! ぱちぇはとってもお優しいのねぇ~」 側近たちから一斉に冷笑が浴びせられる。むかつかないわけではないが、もう慣れたものだ。 だがドスは……。 「うーん……」 「ドスどうしたの?」 「まさかドス……」 「ぱちぇ、あなたは優しいつもりなのかもしれないけど、無能なゆっくりに情けをかけることはかえってそのゆっくりのためにならないのよ。 情けはゆっくりのためならずってね。 でも、今はまだ早いかもね。大掃除をするにはいろいろ準備が必要だし、ゆっくり様子を見ることにするよ!」 「そ、そうね! ドスの言うとおりだわ!」 「こういったことは慎重にゆっくりやらないとね!」 私は無能で愚かなぱちゅりーにすぎない。だからドスに意見など差し出がましいことはできない。 たから、ドスが『言って欲しいこと』を言うだけだ。 ドスは大粛清の必要性を感じながらも、その餡生臭い行為に手を出す踏ん切りがついていない。 この場合は賛成されるより反対されることを望んでいたのだ。とりあえず踏みとどまるきっかけが欲しかったのだ。 そもそも、ダメな子たちを潰して、優秀な子たちを残すなんてどうやってやるつもりなのだろうか? どうやって、ダメな子と優秀な子を見分けるつもりなんだろうか? 一匹ずつドスが巣を訪問して見分けるとでも言うのか? 密偵を放って評価を下すにしても、まずその密偵の質が問われる。 ドスに忠実で、秘密を漏らさず、真意を気取られることなく、ゆっくりの能力を正確に評価できる、極めて優秀な子が何匹も必要になる。 どうやってそんなものを用意するつもりなのか? ちーちーを垂れ流し、意味不明なことを喚き散らすゆっくり、懲りずに畑荒らしをするゆっくり、他のゆっくりに迷惑をかけるゆっくり、完全に発狂したレイパー、 そんなあからさまなゲスを見分けることぐらいちびちゃんにだって出来る。 本当に見分けなくてはいけないのは、善良な振りをしているが裏に悪意を隠している真のゲスだ。 可もなく不可もない(ドスらが言うところの無能な)ゆっくりを全部潰して、真のゲスだけが残ったのならそれこそ群れの最後だ。 それぐらいはドスにもわかっているだろう。ドスは賢いのだから。 だから、この問題に対する冴えた答えを賢い希少種の側近たちに求めているのだ。 残念ながら今のところはその期待に応えられていないが。 「じゃあ今日はここまでよ! 解散!」 ドスの宣言により、希少種の側近たちがそれぞれの仕事場に戻っていく。 私は特に仕事はないで、群れを散歩して回ることにする。 しばらくゆっくり歩いていると、えーりんの仕事場──すなわち診療所にたどりついた。 「いい? この竹串を刺して、付着した餡子から健康状態を診断するのよ」 「やめ! やめで! いぢゃあぁぁぁぁぁぁぁいぃぃぃぃぃぃぃ!」 「暴れたらダメよ。中枢餡を傷つけちゃうでしょ。どれどれ、うーん。あまり甘くないわね。 それじゃあもう一刺し」 「いぢゃあ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!」 えーりんは群れのゆっくりの健康を管理していた。 定期的に様々な診断を行い、病気の疑いのあるものには治療が施される。 もちろん、無料ではない。治療の際に食糧で支払うことになっている。難病ほど高くつく。 えーりんは希少種のエリートであり、群れのために働いているのだ。それに感謝して報酬が与えられるのは当然のことだ。 報酬の支払いが滞れば、治療が停止することになる。 そうなれば、他のゆっくりに病気を感染させないよう隔離されることもありうる。 それらの判断はすべてえーりんにまかせられていた。ドスに一任されているのだ。えーりんに口を挟めるほどの知識と権威を持ったゆっくりなどいない。 また、えーりんは新薬の開発も行っている。 「げぶっ! ごぶっ! おげぇぇぇぇぇ!」 「えーっとこの草は毒草っと……あれ、これは前に調べたわね! あはははは、ごめんなさいねぇ」 無能な下位ゆっくりはえーりんの研究に全面的に協力することが当然の義務とされた。 えーりんが協力を要請するならそれを断ることはできない。それはドスに歯向かうことと同じなのだ。 「おっはな! おっはな! ゆうかの可愛いお花たち!」 しばらく歩いているとゆうかのお花畑にたどり着いた。 「そのゴミはそっちね。そのクズはあっちねぇ」 「ゆっふ! ゆっふ!」 下位種のゆっくりたちがゆうかの指示で右に左に忙しなく働いていた。 彼女らが運んでいるのは……死体だった。 「何の価値も無い無能ゆっくりたちが、私の素敵なお花たちのごはんになるのよ。 これほど栄誉なことはないわね! ゆっくり感謝していってね!」 「ゆぐっ……ゆぐっ……」 ゆうかは花を栽培していた。それがゆうか種の生きがいなのだ。 花を育てても、それを食糧にすることはない。 これらは人間にプレゼントすることになっていた。人間にとってはゆうかの花がちょっとした流行らしい。 ゆうかも鼻高々だ。本業の食糧管理そっちのけで花の栽培に精を出している。 この群れで死んだゆっくりは基本的にゆうかの元に運ばれることになっていた。 それらを花の肥料にするためだ。 「ちょっとそこのれいむ! ゆっくりしないでさっさと働いてよね!」 「あ、あのゆうか様……このちびちゃんだけはれいむに譲ってもらえないでしょうか?」 「あんた何いってんの? 馬鹿なの? 死ぬの?」 「このちびちゃんはれいむのちびちゃんなんです……はじめて産んだちびちゃんなんです…… できればおうちの側のお墓に……」 「そう……それじゃあ!」 ゆうかは飛び上がり、訴えでたれいむの上にのしかかった。 「ゆげぇ!」 「いいわ! そのちびちゃんはあげる! 一緒のお墓に入るといいわ! ゆうかのお花畑という素敵なお墓にね!」 「ゆがっ! ゆぎぃ! だずげ! ゆぎゃあああああああ!」 ゆっくりたちが呆然と見守る中、れいむはゆうかによって叩き潰されてしまった。 「あんたたち誰が休んでいいっていったの! ゆっくりしないで働きなさいよね! あ、それとこの新しいゴミクズも埋めておいてね」 「ゆぅ……」 「最近はホント肥料不足で困るわー。えーきに頼んでもっと死刑を増やしてもらわないと。 できるだけ残酷な刑がいいわね。甘い餡の方がお花たちの栄養になるはずだし……」 さすがに、希少種といえばども生殺与奪の権利はない。だが、下位ゆっくりが殺されたからといって希少種を訴えても無駄だ。 なにせ司法関係はえーきが統括しているのだから。あからさまにドスに逆らう内容で無い限り、えーきの判決がすべてに優先される。 訴えたほうが逆に罰を受けることになる。 「ゆっくり~ゆっくり~きょうもげんきにゆっくり~」 「声が小さいわ! 祝詞は餡の底から出す大きな声でって入ってるでしょ!」 「ゆっくり~! ゆっくり~! きょうもげんきにゆっくり~!」 しばらく歩いているとかなこの社にたどりついた。 ここでは、かなこがゆっくりたちにゆっくりの神の教えを説いている。 「いい? あなたたちはクズなの! ゴミなの! あなたたちはゆん罪を背負っているのよ! ゆっくりたちは今まで人間さんに迷惑をたくさんかけてきたわ。それがゆん罪。 ゆん罪がある限り決して真にゆっくりすることはできないわ! ゆっくり地獄に堕ちるのよ!」 「ゆゆっー!」 「ゆっくり地獄は怖いわよー! どんな痛い目にあっても死ねないんだから。もう死んでるんだから当然よね! 怖いおにいさんがうじゃうじゃいるのよ! 消えない炎が永遠に燃え続けてるのよ! 未来永劫ゆっくりできなくなるのよ!」 「ゆんやぁー!」 「いい、ゆん罪を晴らすためには、ゆっくりの神の教えを忠実に守るしかないわ。 ドスまりさ様はゆっくりの神が使わした救世主、そして私はそのドスからあなたちを導くことを委託されているわ。 つまり、私かなこの言葉はゆっくりの神の言葉なのよ! かなこに逆らったらゆっくり地獄に堕ちるのよ!」 「ゆひぃぃぃぃぃぃ!」 「ゆっくり理解したなら、無能なゲスであるあなたちのために、このかなこがゆん罪符を授けてあげるわ。 このゆん罪符があればゆっくり地獄に堕ちなくて済むのよ! いわゆるスペルカードってところね!」 「ありがとうございますかなこ様! ありがとうございますかなこ様!」 社に集まったゆっくりたちはかなこの前に行列を作り、ゆん罪符(ただの木の葉にしか見えない)をもらっていった。 ゆっくりたちはゆん罪符の代わりに食糧を置いていく。これは強要されているわけではない。かなこへの感謝の気持ちを食糧という形で自発的に表現しているにすぎない。 だが、一匹のありすが食糧の提供を渋った。 「あの、ありすのおうちはもうほとんど食べ物がなくて……」 「そんなこと気にしなくてもいいわ。ゆん罪符はあげる」 「ありがとうございますかなこ様!」 「でもねぇ……感謝の気持ちが足りないとゆん罪符は効果を発揮しないのよねぇ……」 「ゆっ……」 「残念だけれどもあなたは地獄行くわ」 「そ、そんな! お救いくださいかなこ様!」 ありすは泣いてかなこの足元にすがりつく。 「安心なさい! 救いの道はあるわ! ゆっくりの神の慈悲は無限なのよ! ただ、覚悟が必要ね」 「ど、どうすれば……」 かなこは一本の木に目配せした。 「あれに体当たりなさい」 「ゆええ!」 「いい、地獄は永遠に続く苦痛なのよ。非ゆっくりなのよ! でも、現世で前もって苦しんでおけば、地獄での苦しみは緩和されるわ! 苦行っていうのよ! すごいでしょう? さあ、がんばって! 救われるのよ!」 「とっ! とかいはぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 ありすは木に向かって体当たりし始めた。 「もっと強い力で!」 「とかい! とかいぃ! どがい゛ばぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!」 一撃ごとに皮が裂け、カスタードクリームが飛び散る。 ゆっくりたちはその様を眺めてどうすることもできず、ただ戦慄するばかりだ。 「これがゆっくり地獄なのよ! 地獄に堕ちればみんなこんな目に合うのよ! 地獄に堕ちたくなければゆっくり信仰していてね!」 信仰心のなせる業なのか、すさまじい苦痛を受けながらもありすは苦行をやめない。 「ゆ゛、ゆ゛、ゆ゛、ゆ゛、ゆ゛、ゆ゛、ゆ゛、ゆ゛……」 やがてありすは完全な廃ゆになってしまった。もう助からないだろう。私にはどうすることもできない。 「よかったわねありす。あなたはゆっくり地獄でも比較的楽なところへ堕ちれるわ。 みんなもちゃんとゆっくりの神に感謝してよね! さてと……思った通りだわ! これめっちゃうめぇ!」 かなこは、木の実を頬ぼり舌鼓を打つ。それは、ありすが体当たりした衝撃で落ちてきた実だった。 「おお、死んだ死んだ」 「おちょーしゃぁぁぁぁぁぁん!」 しばらく歩いていると、きめぇ丸と赤ゆっくりたちに出あった。 きめぇ丸は右に左に移動しながら、赤ゆたちに何事かを告げている。 「おお、処刑処刑」 「ゆぇぇぇぇぇぇぇぇぇん! ゆぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!」 「おお、畑泥棒畑泥棒」 「ゆぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 きめぇ丸は赤ゆたちに親まりさが罪を犯して処刑されたことを伝えているようだった。 こういった宣告はきめぇ丸に一任されていた。 「おお、うんうん漬けうんうん漬け」 「おちょーしゃん……おちょーしゃん……」 「おお、臭い臭い。おお、苦しい苦しい」 「ゆぐっ……ゆぐっ……」 赤ゆたちは親が死んだ報せと、きめぇ丸の存在によって非ゆっくりの極地にあった。 他のゆっくりたちも赤ゆを見守るばかりで何もできない。 きめぇ丸の活動を妨害することはドスに逆らうことだからだ。 そしてきめぇ丸にはドスの宣告をゆっくり理解するまで伝え続けなければならない義務がある。 「おお、生き埋め生き埋め」 「ゆぇぇぇぇぇぇぇぇぇん! ゆぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!」 人間から見ればこの群れはさぞかし素晴らしい群れに見えることだろう。 ゆっくりたちはきちんと統率され、畑を荒らしに来ることはなく、ゲスなゆっくりは排除され、 有能な希少種が重用され、それぞれの分野で群れに貢献している。 そうここは理想の群れだった。 ……人間から見ればの話だけれども。 ドスは人間の視点でゆっくりを見ていた。 ここはゆっくりにとってではなく人間にとって都合のいい群れだったのだ。 ドスは人間を恐れていた。ドスまりさのゆっくり群れが方々で壊滅してしまうのは人間の不興を買ってしまったせいだと考えていた。 だから、人間のための群れを作ったのだ。自分たちのためになるものなら壊してしまうことはない。 ひいてはゆっくりたちのためにもなると考えてのだ。 ゆっくりたちが多少苦しい目に合うとしても、それは仕方のないことだった。 それは無能な個体、劣った個体だからだ。 食べ物が無いならキリキリ働けばいいだけのこと。無能を養う余裕などない。 下位種の面倒を見てやってるのは仏心からだ。本当は希少種だけで群れを構成するのがドスの理想なのだろう。 それができない変わりに、希少種に絶大な権限を与え、下位種を従わせることにより少しでも役に立つゆっくりにしようという方針だった。 続く?
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【名前】寅栄瀧麻(とらさか たつま) 【所属】科学 【能力】 絶対無能(アブソリュートゼロ) 【能力説明】レベル0 学園都市におけるレベル0とは「レベル1に満たない」ことであり、レベル0のほとんどがレベル0.1やレベル0.5などだが、透視、念力、予知など、ありとあらゆる方面で一切、能力を発揮できない正真正銘のレベル0がごくわずかながら存在する。 絶対無能は彼の自称であり、正式名称ではない。 【概要】 スキルアウト「軍隊蟻(アーミーアンツ)」のリーダー。 明るくて仲間想いで筋を通す性格から、軍隊蟻のメンバーや他のチーム、スキルアウトでない人間からもから一目置かれている。 東雲ほどではないが、それなりにカリスマもあるようで、そのお陰で「義を以て筋を通す」という彼が考えたチームの規範がメンバー全員に行き渡り、統率がとれている。 自身はそのカリスマには無自覚なようで、樫閑は「むしろ彼のカリスマは、彼が無自覚だからこそ保たれている」と分析している。 “筋”という不文律の行動規範が彼の中に存在しており、それに則って行動している。しかし、その“筋”の全容を知るものはおらず、親しい者でも「だいたいこんな感じ」とぼんやりとしか掴めていない。 また、個人の喧嘩も強く、駒場、黒妻と同格の喧嘩番長として知られており、一人でレベル4を3人も倒した伝説を持つ。(伝説については真偽不明) 過去に黒妻とは喧嘩したことがあるが、「ムサシノ牛乳とコジロウ牛乳、どっちが美味しいか?」というくだらない争いである。 毎朝のラジオ体操を日課としており、冬でも上半身裸でやっている。 自分の肉体美に自身を持っており、切っ掛けがあればTPOを無視して服を脱ぎだす。 半裸で町を練り歩いていたことから、風紀委員に幾度か補導されており、連行されるたびに警備員に呆れられている。 軍隊蟻のリーダーということで本人が武器を扱うことも多いが、命中精度は平均以下。基本的にショットガンを好んで使う。 七狩野高校を1年の時に中退している。暴力沙汰ではなく「学力不足」が原因だとか。 【特徴】 180㎝近い身長に喧嘩慣れした引き締まりのある身体つきをしている肉食男子系イケメン。 オールバックにした明るい茶髪、左側に赤いハートマークの小さな髪留めをしている。 迷彩色のズボンに刺青のような模様のTシャツを着ているのがほとんどで、夏はスポーツサングラス、冬は革ジャンを着ている。 手の甲に蟻をモチーフとした刺青をしている。 【セリフ】 「やっぱり、コジロウ牛乳だよな!!」 「大きな力にはそれ相応の責任が伴う。そんな当たり前のことが分からない能力者(クソバカ)には、お仕置きが必要だな」 「悪党にだってルールがある。無秩序に暴力を振るう奴らは単なるケダモノで、そういう奴は裏社会でも鼻つまみ者だ」 【SSでの使用条件】 好きに使って下さい。
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アンチ自治会派の主なる意見 まとめ
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【名前】最強妄想キャラクター議論スレ18 822 【属性】勘違い 【大きさ】「ありとあらゆるものより大きい」だが、相手に「成人男性並み」と勘違いさせている 【攻撃力】「ありとあらゆるものに勝利するために必要な能力」を備えているが、 相手に「成人男性並み」と勘違いさせている 【防御力】「ありとあらゆるものに敗北しないために必要な能力」を備えているが、 相手に「成人男性並み」と勘違いさせている 【素早さ】「ありとあらゆるものに先手をとるために必要な能力」を備えているが、 相手に「成人男性並み」と勘違いさせている 【特殊能力】あらゆる点において「成人男性並み」と勘違いさせている 【長所】勘違いさせている 【短所】実は上記は全て自身の勘違いで、実際には「成人男性並み」の能力しか持たない ◆考察記録--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 891 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2008/09/14(日) 08 41 57 最強妄想キャラクター議論スレ18 822 考察 強いのは自分の勘違いで実際には「成人男性並み」の能力しか持っていないらしい。 真野無知無能も自分は強いと思っているので 真野無知無能=最強妄想キャラクター議論スレ18 822
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協会自治区 自治区/協会区 国旗 国の標語:平等な教育、平等な権利 国歌:玉葱の歌 公用語 日本語.フランス語.英語(英国圏) 首都 なし(明確な首都は存在しない) 最大の都市 南部第一都市「A-01」 政府 ・ツヴァイ協会/ウィルム協会/ノア協会 国のトップ 羊飼い(第19次移民団指導者) 面積 総計 3,287,000km2 人口 史実を遵守 GDP 史実を遵守 成立 各地から流れ着いてきた難民と共に成長していった国。 通貨 自治区-ドル(2ドル前後/自治区ドル) 時間帯 書かなくてもよい ISO 3166-1 SGA ccTLD .sg 概要 国名 ツヴァイ協会、ノア協会、ウィルム協会3協会による合同統治、その後自治制度も誕生したため「協会自治区」となった。 歴史 まぁ長々書くのめんどいんでざっくり言うと なんかはぐれ者とかが集まったよ 迫害された人とかもきたよ ちょっとずつ大きくなってったよ 酒の席で国家が成立したよ ってことです。 年代とかは↓ + ... イギリス統治(~1858) 史実インド成立(1859~)[大体この辺でツヴァイ協会設立] インド腐敗(1880~) 大規模な暴動、政府の崩壊(詳細不明) [暴動開始後すぐにウィルム協会が設立] 政府の成立と崩壊を繰り返す無法期間(ウィルム協会により情報がまとめられている)[3つ目の政府が崩壊したタイミングでノア協会が設立] 協会自治区誕生(1921~)。 政治 政治体制 議会制民主主義 一般民衆と協会員で構成された「第一議会」 各協会員で構成された「協会会合」 の二つがある。 主に前者では法や全体方針、後者では詳細な方針や人員に関する相談などが行われている。 基本的に全ての議会は軍事機密情報を扱う部分を例外として公開、保存されていつでも確認できるようになっている。 選挙方法は普通選挙(投票先隠匿保障、投票する権利の保障、票の価値の均衡)が行われており、各都市から平均5~10人の代表が選出される。(内訳 3~6人都市内選挙、2~4人全体選挙) 都市内選挙 都市単位で行われる選挙。 その都市での有力者が多く出てくるが、半分くらいは庶民層から出てくる。 全体選挙 自治区全域をひっくるめて行う選挙。 時の人やシンプルに影響力のある人が多く出てくる。 基本的にどちらの選挙も各都市の協会員が共同で監視を行っている。 統治体制 各地域による分割統治、各地域ごとの議会統治。 北西部、北東部および東部、南部の3地域に分けて各協会の統治が行われている。 主に協会は各区域への通達、管理、などを担当している。 また、各地域での要望は担当協会を通じて各協会へと届けられる。 北西部 担当 ツヴァイ協会 区分 5区分(内1区は直接統治) 北東部および東部 担当 ウィルム協会 区分 5区分 南部 担当 ノア協会 区分 8区分 協会 自治区の行政機関相当の組織。 協会に入るためのハードルは低く設定されており、自治区の義務教育を完了すれば十分入れる程度のハードルである。 ツヴァイ協会 各部門のかかわりは非常に薄く、個々で独立して行動している協会。 + ... 部門紹介 治安維持部門 有事部門 護衛部門 経理部門 開発部門 ノア協会 自治区内のインフラ整備、公共交通網の管理を一手に担う組織。 ツヴァイに比べると部門間の繋がりはあるが、比較的部門ごとに独立して動くことが多い。 給金は高い部類に入る。 + ... 整備部門 各都市を結ぶ道路、鉄道の敷設や補修を行う部門。 ノア協会の中では1番ハードルが低い部門(必要資格無し)。 鉄道部門 各都市を結ぶ鉄道のダイヤ調整や列車の配備計画をする部門。 地味にハードルが高い(必要資格がダイヤ管理資格または列車に関する各種資格と普通に多い)が、給金は良いため志願者は多い。 沿岸航海部門 国内海洋線の計画や航路確認、出航許可や天候確認をする部門。 必要資格の難易度がクソ高いが、その分給金はトップクラスを誇る。 遠洋航海部門 国外海洋線や遠洋漁業などの天候的出航停止令や管理を行う部門。 沿岸航海部門よりかはハードルが低いが、それでも難易度は高い。 航空部門 国内外線問わず航空機関連を扱う部門。 ちなみに領空侵犯はここの許可またはツヴァイ空軍以外の指示では「撃墜は」出来ない。…鹵獲はできるならオーケー。 車輌部門 トラック輸送とかをメインにする部門。 最近では「海を水陸両用車で踏破する」とかいう試みをしてる。 ウィルム協会 自治区内の情報処理や統計、広報を担当する組織。 部門自体の数が少なく、部門を超えて協力することもしばしば。 + ... 収集部門 基礎データを集める部門。 ほぼ全ての部門と関わりがある数少ない部門である。 統計部門 収集部門からのデータをまとめる部門。 分析部門、収集部門との関わりは強いが、それ以外の部門との関わりは薄い。 分析部門 収集部門、統計部門のデータを元に分析をする部門。 広報部門 広報活動をする部門。 人は多い。 国外部門 国外の情報を集める部門。 人は1番多いのに協会にいる人数がすごく少ない。 司法 ツヴァイ協会による定期的な巡回、歩哨で治安維持が行われている。 これには職にあぶれた民衆のうち、素行の良いものが多く採用されているため時折警備会社などからお声のかかることがある。 現行犯逮捕の場合、協会支部で容疑の確認を行ったのち、下記の現行犯以外で逮捕された場合と同じ手順を踏むか通常裁判のみを行って処罰が決定される。 主に以下の場合は通常裁判のみとなる。 殺人(現行犯) 強盗(現行犯) あと何か諸々やべーやつ(現行犯) 現行犯以外で逮捕された場合、 通常裁判→二次裁判→三次裁判→仮確定→最終裁判とアホみたいに手順を踏む。 文化 特筆すべき程の突出しておる事項はないが、書かないと何かしらいわれそうなので書く。 全体 地域に根付く伝統文化自体は存在するが、あくまで文化のうちの一つという認識となっている。 また、南部、北西部、東部、北部によって僅かに文化が異なっている 南部 国外からの旅行客や難民、貿易の玄関口でもある南部は、各地の文化が共存しあい、宗教的施設が均等に散らばっている。 また、区分上の南部区域には「食品などにおける宗教上の表示義務」と「宗教における聖地の方角明記義務」が制定されており、ハラールマークを始めとしたさまざまな宗教的禁制品の使用有無が容易にわかるようになっている。 また、南部第一都市を始めとした都市は頻繁にノア協会主導の地域の産業に基づいた振興事業が行われていたりと割としっかりとしている。 東部 自治区有数の工業地帯を抱えている東部は、製造業と重工業貿易の盛んな地域である。 利便性に特化した区画割りと縦横無尽に駆け巡るパイプと電線が特徴的。 南側は数十年前から再生計画が並行して実施されており、緑と機械が織りなす景色が各地に存在する。 また、持ち手のいなくなった工場はノア協会がある程度の整備を行い、自然に飲まれた廃墟を維持している。 北部 荒涼とした平地と山岳の地域。 近年再開発が進んでおり、かつての内戦跡の復元と山岳都市の建設が並行して行われている。 北部はウィルム、ノア主催の元「復興、景観」をスローガンとした景観主軸の都市が多く存在する。 その中でも 北部遺構都市 山岳都市 の2つは自治区民ならば知っている程の名所である。 北西部 北西部は主にツヴァイ協会直轄地が広がっており、軍事演習や訓練が行われている。 生活面での特徴 生活面の特徴として 自家用車の通行が非常に少ない 地下鉄などの公共交通機関の充実 ことがよく挙げられる。 前者は主に都市間の距離の為使用されにくい、後者は交通の利便性のためである。 また、上記の理由から鉄道などの中型〜大型交通機関も余裕で採算が取れる為、安価で提供されている。 また、個人の主義、思想に対し非常に寛容であり、時折民間主催のイデオロギー討論会が開かれている。 あと教育にものっそい金をかけてたりする。 目指せ教育水準の向上 軍事 一般統治と有事である程度区分分けが完成している。 一般統治 担当 治安維持部門(ツヴァイ協会) 実働人員 約53万人 予備人員 約31万人 基本的に小銃(非致死性弾)、警棒やナックルダスターで武装した協会員による治安維持活動が展開されている。 ただし、犯罪者を除く一般民衆における武力による制圧行為は憲法により禁じられており、万が一武力制圧行為を行った場合は重罪、刑務所で無期懲役に課せられる可能性が非常に高い。 基本的に1都市あたり2~3万人程度の人員が配備され、数時間おきに交代、歩哨と内部事務作業を交互に行っている。 また、配備される車両のほとんどはバイクであり、通常車両はあまり配備されていない。 ..道が狭かったりするので、正直な話バイクのほうが小回りが利くためである。 有事(一般的な軍隊) 担当 有事部門(ツヴァイ協会) 実働人員 約126万人 予備人員 約91万人 歩兵 10 致死性弾を用いる小銃、装甲車、戦車などの高火力武装を主軸とした協会員による国家の存続が脅かされる事態になった場合の防衛、撃退戦力。 基本的に軍事基地または北部の空白地域(協会自治区領内非居住地域)で演習をしている。 詳細はこちらから← 関連項目 憲法 + ... 1章 武力に関する規定 侵攻の放棄 自治区の存続が脅かされる、または領土の喪失が発生しかねない場合のみ軍事的防衛行動が許可される。 基本的統治 自治区内統治においてあらゆる場面で無辜の市民を武力で押さえつけ、自由を奪うことを禁ずる。 ただし、法で定められた犯罪を犯した者についてはその限りではない。 自治区内統治において殺傷性のある銃弾を用いること、破片手榴弾およびそれに準ずる殺傷性のある手榴弾の保持を禁ずる。 兵器に関する規定 核、生物兵器等の大量破壊兵器の自治区への持ち込みおよび製造は許可されない。 拡張弾頭を用いる銃弾の製造、使用は許可されない。 戦闘に関する規定 自治区領内に構築された敵性組織の破壊は有事のみ容認される。 2章 国民における権利と義務 権利 国民は基本的人権を保障され、公共の福祉に反する場合を除き最優先で尊重される。 国民は協会による十分な生活水準の補償を享受する権利がある。 国民はあらゆる主義、思想の主張及び議会への提案をする権利がある。 国民は年齢、性別を問わず教育を受ける権利がある。 義務 国民は義務教育を受ける義務がある。これは他国での義務教育を受けた場合は免除される。 国民は納税の義務がある。 国民は勤労の義務がある。これは心身の故障時は免除され、またこの義務を謳って強制的に労働させることは禁じられている。 国民は出生時協会に届け出る必要がある。 3章 協会の保有する権利の規定 ツヴァイ協会 ツヴァイ協会(以下ツヴァイ)は自治区内における統治人員派遣、軍隊の管理、人員管理を担当する。 工廠はノア協会の管轄であり、ツヴァイには生産管理の権利は存在しない。 ツヴァイは最北西部の区画を直接統治、軍事的演習に使用することが容認されている。 基本的に戦力は各地域主力基地に配備するものとする。 ツヴァイは防衛における戦力のみを各基地へ送ることが可能である。 ノア協会 ノア協会(以下ノア)は自治区内におけるインフラ整備、航空機、船舶の出発許可、軍事工廠管理を担当する。 ノアは戦力の保有を許可されていない。 ノアは関税の引き上げ、引き下げを行う権限を保有していない。 ウィルム協会 ウィルム協会(以下ウィルム)は自治区内における行政的広報及び情報収集を担当する。 ウィルムは決定された法、制度などを制定後一時間以内に報道する義務がある。 ウィルムには偏向的報道は許可されていない。 4章 移民、難民における規定 移民における規定 移民において出生地、血統に起因する移民拒否は出来ない。 重度の犯罪歴を持つ移民希望者においては主義思想に起因する非過激的なものを除き容認されない。 難民における規定 難民において出生地、血統に起因する入国拒否は出来ない。 強盗等重度の犯罪歴を持つ難民においては、自治区内で観察措置とし、他国家からの要請があった場合は真偽を調査した上で引き渡すものとする。 難民は国内労働に関し三ヶ月のビザが発行される。これは更新が可能である。 5章 司法 裁判 裁判官は定められた法規に従い判決を下し、己の私情を挟まないものとする。 裁判官は定められた資格要件を満たした者のうち、志願者を選定するものとする。 裁判官は国民投票により罷免されることがある。 裁判官は法規にのみ縛られる。 全ての国民は裁判における特例は存在しない。 裁判は全てが記録され、国民は常に閲覧が可能なものとする。 特例は存在しない。 特別な理由が存在しない場合、裁判の略化は認められていない。 司法権 司法権は他全ての権限から完全に独立し、法規にのみ縛られる存在である。 6章 各種規定 国民に関する規定 行政上の国民は、自治区国籍を保有する者、難民、自国内の捕虜が対象となる。 司法上の国民は、自治区国籍を保有する者、難民が対象となる。 軍事上の国民は、自治区国籍を保有する者、難民、自国内捕虜が対象となる。 7章 議会 地方議会 1区分あたり1つの議会を有するものとする。 各議会において、最低でも1つの集落から2人以上の選出者を出す必要がある。 議会において、特定の都市勢力圏の議員が半数以上を占める場合、再選となる。これは後述の特例を除き常に行われる。 該当地域の90%以上が同じ勢力圏内の場合、上記の再選はなされない。 議会にて制定された制度は、法及び憲法に違反しない限り効力を発揮する。 議会 基本的な内容は地方議会と同じであるが、再選に関する特例は存在しない。 共通 第一議会のみが法律の制定を行える。 憲法の制定、変更は付属する「補足資料A」の手順を参考すること。 外交 外交姿勢 外交姿勢は以下の等級から判断することができる。 + ... 等級 姿勢 おおよその影響 bgcolor(#009e25) 1 信頼 関税の引き下げへの移行が可能、入国における手続き緩和 bgcolor(#a6cf00) 2 友好 3 普通 関税変動なし、 bgcolor(#ffef00) color(#000000) 4 危険視 貿易における規制発生 bgcolor(#ff0000) 5 警戒 職業軍人の入国拒否 bgcolor(#ff0000) color(#ffef00) 6 敵対 航路凍結、入国拒否
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ゲーム担当者一覧(敬称略) 現時点での担当者一覧です。 今後変更される可能性があります。 担当者不在の場所はぜひ積極的に名乗り出てください。 ご協力お願いします。 統合アカウント 鯖側処理CGI… ログイン用CGI…名称未設定 サービス鯖応答用CGI… アカウント作成用CGI… 共通ライブラリ…名称未設定 サービス鯖側CGI…登録所 鯖確保…井上 Click+最終版 人工無能…登録所 UI… UI画像(Mac)… 名称未設定 Flash制作… 絵…絵師さん CGI 対ほのかCGI… 対FlashCGI… 対統合アカウントCGI… メインCGI… HTML メイン画面… 設定画面… CSS メイン画面… 設定画面… Click+初期段階 プロジェクトリーダー…とん ミニゲームセクションリーダー…とん ミニゲームプログラムマネージャー…てゃw flash制作…junkiさん、登録所の中の人さん オープニング…もげ・とん アカウント管理CGI…名称未設定 UIセクションリーダー…とん Webデザイン… 本体CGI セクションリーダー…登録所 cookie.pl…名称未設定 ほのか連携部分…名称未設定 ゲーム部分…登録所 人工無能…登録所 広報・宣伝部長…とん 後方支援…てゃw・もげ 絵師担当一覧 絵師の担当ページはこちらです
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小泉悠、ユーリィ・イズムィコ。 唐澤貴洋 津山三十人殺し 犯人 殺人鬼 小泉悠 基本情報 別名・渾名 無能・三流評論家・公共の敵・社会のダニ・カメムシ(自称)・コーラン燃やし・ヘイトデマ小泉・ネットリンチ犯罪者・サイコパス・小泉尊師・U-turn土田(土田晃之) 生年月日・年齢 1982年6月2日(酒鬼薔薇世代) 性別 男性 住所 ちばけんま→横浜 電話番号 メールアドレス y.koizumiifeng.or.jp 出生地 千葉県松戸市六高台? 身体情報 U-turn土田に似ている、ニンニク鼻、上級国民、松戸病、サイコパス・自己愛性人格障害 才能 無能 特定経緯 セルフ開示 騒動との関連 ちばけんま 職業 ロシアのスパイ(元ロシア科学アカデミー世界経済研究所員・元外務省員・国立国会図書館員)、軍事評論家(詐欺師)、暴力団(未来工学研究所)員、Twitter芸人 所属 (指定暴力団)公益財団法人未来工学研究所 出身高校 松戸国際高 最終学歴 早稲田大学大学院修了 趣味 Twitter、ネットリンチ・信者を使っての言論弾圧、コーラン燃やし 好きなもの ロシア・ソ連、松戸、自分語り、カメムシ(パクチー) 嫌いなもの 中東・イスラム教、アイデンティティを否定する投稿
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もりのけんじゃ(笑) 体内時計が朝を告げ、私は目を覚ました。 おうちの隅に積み上げられた食べ物を少量齧る。 私たちぱちゅりー種は少食だが、私はさらに意図的に食事を制限している。 いざ食べ物が得られなくなったときのためでもあり、また食べ物は私たちの種族ゆっくりにおいては人間の言うところの『おかね』のような働きをするのだ。 食糧はとっておけばいろいろなことに使える。肉体的に虚弱な私にとっての大切な切り札だ。 ぱちゅりー種は大食いしたところで体力がつくわけでもないし。 「むーしゃーむーしゃーしあわせー……」 さて、朝餉も済んだので私の属する群れの長のところへ赴くことにする。 今日も一日森の賢者だ。 「ごきげんようぱちぇ!」 「むきゅ、ゆっく……ごきげんようドス」 広場へとやってきた私はこの群れの長であるドスまりさに挨拶する。 『ごきげんよう』というのがドスとその側近間で定められた挨拶だ。 間違いなく人間の影響だろう。私は未だに慣れない。やはりゆっくりの挨拶は『ゆっくりしていってね』に限る。 「ぱちぇ遅刻よ。もうみんな集まってしまっているわ」 広場に集まったドスの側近たちを見回す。 それは豪華な顔ぶれだった。 医療分野を統括するゆっくりえーりん。 司法関係の責任者ゆっくりえーき。 食糧の管理者ゆっくりゆうか。 宗教による魂の守護者ゆっくりかなこ。 広報係のきめぇ丸。 いずれも希少種に分類されるゆっくりたちだった。 「くすくす」 「ぱちぇはホントにだめねぇ……」 「おお、遅い遅い」 「森の賢者様は心にゆとりがおありのようね」 「ま、許してあげるわ。体もおつむも弱いぱちぇだものね。それより今日の会議を始めるわ」 この群れを動かしているのはドスとこれらの希少種ゆっくりたちだった。 私ぱちゅりーも側近に含まれてはいるが、数合わせ、にぎやかしでしかなく、私に意見は求められていない。 一応それなりの知識はあり、それを求められることはあるが、それだけだ。その情報を加工し、実行することは許されていない。 普段はドスの言うことに諸手を挙げて(手はないけど)賛成し、ときおり魔道書(チラシ)の朗読をしては皆を笑わせるのが私の役割だ。 人間でいうところの道化師に近いだろうか。 一匹のまりさが数匹のゆっくりたちに引き立てられてきた。 「はなせ! はなすんだぜ! まりさは何にも悪くないんだぜ!」 「これよりゆっくり裁判をゆっくり開廷するわ!」 えーきの宣言により裁判が始まった。 このまりさの犯した罪状は極めて深刻であり、ドス自らが立会うこの群れでの最高裁判だ。 「被告ゆっくりまりさは、先日未明、人間さんの畑での御奉仕を不届きにも放棄し、畑から脱走しました。 それに留まらず、脱走する際に人間さんの所有物であるお野菜を盗んだのです!」 この群れでは近隣の人間の里に働きに行く決まりになっていた。 これはドスが人間と結んだ協定によるものだった。 「最低のゲスね!」 「死刑よ!」 「死刑以外ありえないわ!」 「おお、死刑死刑」 「待つんだぜ! まりさにも弁護させるんだぜ! うちにはちびちゃんたちが六ゆもいるんだぜ! 畑仕事に時間をとられすぎて、ごはんを集める時間がないんだぜ! たしかに畑から逃げたことはまりさが悪かったんだぜ! あやまるんだぜ! でもお野菜は人間さんが少しなら持っていっていいって言ったんだぜ! ホントなんだぜ!」 まりさは必死に抗弁する。私の記憶がたしかならこのまりさの子供は九ゆいたはずだが。まりさの貧窮した事情が偲ばれる。 「嘘ね」 「真っ赤な嘘ね」 「あなたのようなサボり魔のゲスに人間さんが野菜をくれるはずがないわ」 「見下げ果てたゲスね」 「例えそれが本当だとしても、人間さんから勝手にお野菜をもらうことは掟で禁止しているでしょ? もらった野菜はすべてドスに提出するって決まりよね。これは許しがたいわ」 たしかにそういう決まりになっている。 人間の作る野菜はとても美味しい。ゆえに食べればその味が忘れられなくなる。 だからドスは一般のゆっくりが野菜を食べることを禁止している。 野菜はすべてドスに提出され、野菜の味に溺れる心配の無い自制心の強い優れた希少種ゆっくりに配られるのだ。 ちなみに私も食べたことはない。 「ドス! おねがいなんだぜ! 許してほしいんだぜ! まりさが死んだらちびちゃんたちが……」 「ドスはあなたのようなまりさが群れにいたことを恥じるわ。それ以外何も言うことはなにもないわ。えーき、判決を言ってちょうだい」 「判決! このまりさは死刑! うんうん漬けの刑に処す! 閉廷!」 えーきの宣言により裁判は終わる。抗弁の機会は一切ない。執行猶予もなし。 「やめでぐれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ! だずげぢぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 まりさはゆっくりたちに引き立てられていった。 ちなみにうんうん漬けの刑とは、掘った穴に罪ゆを入れ、その上からうんうんを流しこむというものだ。 悪臭と屈辱の中で苦しく緩慢な窒息死を迎えることになる。 「見事な裁きだったわ。えーき」 「お褒めに預かり恐縮ですドス」 「それにしても最近は狂っているとしか思えない事件が多いわね。前なんか自分のちびちゃんを食べちゃったゆっくりがいたわねぇ」 その犯人は私と同じぱちゅりー種だったので覚えている。彼女はレイパーに無理やりすっきりさせられて子供を産まされたのだ。 「まったく、通常種たちは無能なゲス揃いだわ」 そのぱちゅりーはなんとか育てようとしたのだが、体力的にごはんを集めるのが不可能で、飢えで苦しませるよりはと一思いに殺したのだ。 ぱちゅりーは法廷でそのことを訴えた。 だが、すべて虚偽でしかないと退けられた。 公式にはこの群れにはレイパーなどいないことになっているからだ。 レイパーが普通のありすの振りをして紛れている。そんなことを認めたならドスの目はレイパーを見分けられない節穴だと言うようなものだ。 それはドスの威厳に、統率力に関わることになる。 また、育てられもしない子供を産むのはそのゆっくりの責任とされた。 ドスは愚かなゆっくりを嫌う。計画性のないゆっくりを憎む。それらは群れに無秩序をもたらすからだ。 ゲスや無能に甘い顔を見せない。付け上がらせるだけだからだ。 「無能といえばぱちぇ、昨日の『シングルマザー』はどうなったの?」 「むきゅ……」 昨日、一匹のゆっくりれいむがドスに訴えでたのだ。 「『れいむはしんぐるまざーなんだよ! かわいそうなんだよ! やさしくしないとだめなんだよ!』とかなんとか言ってたわね」 「みっともない乞食だったわねー」 「さすが無能なれいむ種だわね。プライドなんかないんでしょうねぇ」 「自分でむらむらしてすっきりしておいてねぇ……腰振ってよがってたんでしょ……くすくす」 「おお、無能無能」 「ぱちぇ、あなたが言い聞かせたのよね?」 そのれいむのつがいはゆっくりさなえだった。 ゆっくりさなえとは希少種の一種なのだが、れいむと番うことで新たな希少種を生み出すという噂があった。 ドスがそれを知って、そのれいむとさなえを番わせたのだ。 ドスは希少種を重用していた。 能力的に優れた希少種を増やすことこそが群れを良い方向に導くことだと考えていたのだ。 だが、このれいむは希少種を産まなかった。 産まれたのは何の変哲も無いれいむ種ばかりだった。 それまではドスも食糧などを援助していたのだが、これを境に掌を裏返すように冷たくなった。 さなえも、れいむと番うことに旨みがないとわかると、他のゆっくりと共にどこかへ駆け落ちしてしまった。 「むきゅ、あのれいむにはドスの偉大さと寛大さをちゃんと教え込ませておいたわ。自分の愚かさを知ってゆっくり反省したわ」 「そう、それは良かったわ。間引か無くてよかったわ」 「無能なれいむの汚い餡子に触れたくないものね!」 「あははははは!」 私はれいむの愚痴に小一時間ほど付き合ってやった。 ドスの命令により胎生出産をしたれいむは体力が著しく低下していた。この状態で狩りは不可能だ。 それに、狩りのために外出してしまうと子供たちの面倒を見るものもいない。 番いであったさなえに裏切られたれいむは傷つき、絶望していた。 もちろん、食糧や生活の保障も欲しかったが、何より自分の苦しみを理解してくれる者が欲しかったのだ。 しばらく話を聞いてやったら落ち着いたので、ドスに訴えでても無駄なことを言い聞かせ、食糧を与えて帰した。 食糧は多めに与えたが、世話をしてくれるゆっくりを見つけなければその前途は暗いだろう……。 ドスは側近たちには食べきれないほどの食糧を与えてくれる。 一応名目上は側近である私『森の賢者』ぱちゅりーにもかなりの食糧が与えられている。 ドスはその過去を詳しく語ることはなかったが、私は人間に飼われていた時期があったのではないかと睨んでいる。 このドスは強く賢かった。自分の力を過信する愚かなドスがいる。統率力がないせいでゆっくりをまとめられないドスがいる。 このドスはそういった弱く愚かなドスではなかった。 ゆっくりを厳しく統率する強さと冷酷さを持っている。 知識も深い。人間の事情にかなり通じているようだった。 ドスは人間の強さ、恐ろしさをよく知っている。 人間がドスをある程度恐れていることは知っているが、自分の力を過信していない。 だから、ドスは人間に全面的に服従することにしたのだ。 人間との間に結んだ協定も、人間側に極めて有利になっていた。 畑での労働奉仕もそのひとつだ。 ゆっくりが過去に犯した畑荒らしの償いという名目だった。 人間にとってゆっくりに利用価値があるなら殺されることはないという見込みもあった。 ドスは無能を嫌っていた。人間に言い聞かされたのではないだろうか。れいむ、まりさ、ありす、ぱちゅりーなどの基本種(下位種)は無能だと。 無能だから殺される。役立たずだから迫害される。ドスはそう思っていた。 希少種をやたらありがたがるのも人間の影響に思える。 人間はゆっくりでも希少種は殺さない。下位ゆっくりを惨く虐殺する人間が、同時に希少種は可愛がるほどだ。 人間に殺されないということは希少種は有能であり、役に立つゆっくりなのだとドスは考えたのだ。 ドスと優れた希少種たちがトップに立ち、愚かで救いがたい、無能な下位種たちを導く……理想の群れの姿だった。 実際、人間はこの群れに手を出すことは無かった。 ゆっくり側も畑を荒らしにいく者はほぼ皆無で、たまにいてもすぐさま厳罰が下される。 だが、私からみればこのドスはいくつかの思い違いをしていた。 賢くあっても固定概念に嵌り、そこから先の思考を止めてしまえば無能なシングルマザーや森の賢者と変わりはない。 「これは群れの大掃除をする必要があるかもしれないわね」 「ゆゆっ!」 ドスの唐突な言葉に、側近たちは驚愕した。側近たちは賢いので、『大掃除』の意味は問わずともわかる。 大粛清とでも言い換えればよいだろうか。 「この群れにはダメな子たちが増えすぎてしまったわ。優秀なゆっくりだけを集めて群れを作りなすのよ!」 「えーきはドスに賛成だわ!」 「えーりんの研究がお役に立てそうね!」 「ゆうかも賛成よ。無能ゆっくりなんてみんなお花の肥やしになるのがお似合いよ!」 「今かなこに神託が下ったわ! 悪しき草を刈り取り、良き種を残せって!」 「おお、掃除掃除」 側近たちはすぐに気を取り直し、ドスの意見に追従する。 「むきゅ! ドスそれはちょっとどうかと思うわ! 群れのゆっくりたちが可哀想よ!」 「あら、森の賢者様が珍しくご反対遊ばされているわぁ」 「可哀想ですって! ぱちぇはとってもお優しいのねぇ~」 側近たちから一斉に冷笑が浴びせられる。むかつかないわけではないが、もう慣れたものだ。 だがドスは……。 「うーん……」 「ドスどうしたの?」 「まさかドス……」 「ぱちぇ、あなたは優しいつもりなのかもしれないけど、無能なゆっくりに情けをかけることはかえってそのゆっくりのためにならないのよ。 情けはゆっくりのためならずってね。 でも、今はまだ早いかもね。大掃除をするにはいろいろ準備が必要だし、ゆっくり様子を見ることにするよ!」 「そ、そうね! ドスの言うとおりだわ!」 「こういったことは慎重にゆっくりやらないとね!」 私は無能で愚かなぱちゅりーにすぎない。だからドスに意見など差し出がましいことはできない。 たから、ドスが『言って欲しいこと』を言うだけだ。 ドスは大粛清の必要性を感じながらも、その餡生臭い行為に手を出す踏ん切りがついていない。 この場合は賛成されるより反対されることを望んでいたのだ。とりあえず踏みとどまるきっかけが欲しかったのだ。 そもそも、ダメな子たちを潰して、優秀な子たちを残すなんてどうやってやるつもりなのだろうか? どうやって、ダメな子と優秀な子を見分けるつもりなんだろうか? 一匹ずつドスが巣を訪問して見分けるとでも言うのか? 密偵を放って評価を下すにしても、まずその密偵の質が問われる。 ドスに忠実で、秘密を漏らさず、真意を気取られることなく、ゆっくりの能力を正確に評価できる、極めて優秀な子が何匹も必要になる。 どうやってそんなものを用意するつもりなのか? ちーちーを垂れ流し、意味不明なことを喚き散らすゆっくり、懲りずに畑荒らしをするゆっくり、他のゆっくりに迷惑をかけるゆっくり、完全に発狂したレイパー、 そんなあからさまなゲスを見分けることぐらいちびちゃんにだって出来る。 本当に見分けなくてはいけないのは、善良な振りをしているが裏に悪意を隠している真のゲスだ。 可もなく不可もない(ドスらが言うところの無能な)ゆっくりを全部潰して、真のゲスだけが残ったのならそれこそ群れの最後だ。 それぐらいはドスにもわかっているだろう。ドスは賢いのだから。 だから、この問題に対する冴えた答えを賢い希少種の側近たちに求めているのだ。 残念ながら今のところはその期待に応えられていないが。 「じゃあ今日はここまでよ! 解散!」 ドスの宣言により、希少種の側近たちがそれぞれの仕事場に戻っていく。 私は特に仕事はないで、群れを散歩して回ることにする。 しばらくゆっくり歩いていると、えーりんの仕事場──すなわち診療所にたどりついた。 「いい? この竹串を刺して、付着した餡子から健康状態を診断するのよ」 「やめ! やめで! いぢゃあぁぁぁぁぁぁぁいぃぃぃぃぃぃぃ!」 「暴れたらダメよ。中枢餡を傷つけちゃうでしょ。どれどれ、うーん。あまり甘くないわね。 それじゃあもう一刺し」 「いぢゃあ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!」 えーりんは群れのゆっくりの健康を管理していた。 定期的に様々な診断を行い、病気の疑いのあるものには治療が施される。 もちろん、無料ではない。治療の際に食糧で支払うことになっている。難病ほど高くつく。 えーりんは希少種のエリートであり、群れのために働いているのだ。それに感謝して報酬が与えられるのは当然のことだ。 報酬の支払いが滞れば、治療が停止することになる。 そうなれば、他のゆっくりに病気を感染させないよう隔離されることもありうる。 それらの判断はすべてえーりんにまかせられていた。ドスに一任されているのだ。えーりんに口を挟めるほどの知識と権威を持ったゆっくりなどいない。 また、えーりんは新薬の開発も行っている。 「げぶっ! ごぶっ! おげぇぇぇぇぇ!」 「えーっとこの草は毒草っと……あれ、これは前に調べたわね! あはははは、ごめんなさいねぇ」 無能な下位ゆっくりはえーりんの研究に全面的に協力することが当然の義務とされた。 えーりんが協力を要請するならそれを断ることはできない。それはドスに歯向かうことと同じなのだ。 「おっはな! おっはな! ゆうかの可愛いお花たち!」 しばらく歩いているとゆうかのお花畑にたどり着いた。 「そのゴミはそっちね。そのクズはあっちねぇ」 「ゆっふ! ゆっふ!」 下位種のゆっくりたちがゆうかの指示で右に左に忙しなく働いていた。 彼女らが運んでいるのは……死体だった。 「何の価値も無い無能ゆっくりたちが、私の素敵なお花たちのごはんになるのよ。 これほど栄誉なことはないわね! ゆっくり感謝していってね!」 「ゆぐっ……ゆぐっ……」 ゆうかは花を栽培していた。それがゆうか種の生きがいなのだ。 花を育てても、それを食糧にすることはない。 これらは人間にプレゼントすることになっていた。人間にとってはゆうかの花がちょっとした流行らしい。 ゆうかも鼻高々だ。本業の食糧管理そっちのけで花の栽培に精を出している。 この群れで死んだゆっくりは基本的にゆうかの元に運ばれることになっていた。 それらを花の肥料にするためだ。 「ちょっとそこのれいむ! ゆっくりしないでさっさと働いてよね!」 「あ、あのゆうか様……このちびちゃんだけはれいむに譲ってもらえないでしょうか?」 「あんた何いってんの? 馬鹿なの? 死ぬの?」 「このちびちゃんはれいむのちびちゃんなんです……はじめて産んだちびちゃんなんです…… できればおうちの側のお墓に……」 「そう……それじゃあ!」 ゆうかは飛び上がり、訴えでたれいむの上にのしかかった。 「ゆげぇ!」 「いいわ! そのちびちゃんはあげる! 一緒のお墓に入るといいわ! ゆうかのお花畑という素敵なお墓にね!」 「ゆがっ! ゆぎぃ! だずげ! ゆぎゃあああああああ!」 ゆっくりたちが呆然と見守る中、れいむはゆうかによって叩き潰されてしまった。 「あんたたち誰が休んでいいっていったの! ゆっくりしないで働きなさいよね! あ、それとこの新しいゴミクズも埋めておいてね」 「ゆぅ……」 「最近はホント肥料不足で困るわー。えーきに頼んでもっと死刑を増やしてもらわないと。 できるだけ残酷な刑がいいわね。甘い餡の方がお花たちの栄養になるはずだし……」 さすがに、希少種といえばども生殺与奪の権利はない。だが、下位ゆっくりが殺されたからといって希少種を訴えても無駄だ。 なにせ司法関係はえーきが統括しているのだから。あからさまにドスに逆らう内容で無い限り、えーきの判決がすべてに優先される。 訴えたほうが逆に罰を受けることになる。 「ゆっくり~ゆっくり~きょうもげんきにゆっくり~」 「声が小さいわ! 祝詞は餡の底から出す大きな声でって入ってるでしょ!」 「ゆっくり~! ゆっくり~! きょうもげんきにゆっくり~!」 しばらく歩いているとかなこの社にたどりついた。 ここでは、かなこがゆっくりたちにゆっくりの神の教えを説いている。 「いい? あなたたちはクズなの! ゴミなの! あなたたちはゆん罪を背負っているのよ! ゆっくりたちは今まで人間さんに迷惑をたくさんかけてきたわ。それがゆん罪。 ゆん罪がある限り決して真にゆっくりすることはできないわ! ゆっくり地獄に堕ちるのよ!」 「ゆゆっー!」 「ゆっくり地獄は怖いわよー! どんな痛い目にあっても死ねないんだから。もう死んでるんだから当然よね! 怖いおにいさんがうじゃうじゃいるのよ! 消えない炎が永遠に燃え続けてるのよ! 未来永劫ゆっくりできなくなるのよ!」 「ゆんやぁー!」 「いい、ゆん罪を晴らすためには、ゆっくりの神の教えを忠実に守るしかないわ。 ドスまりさ様はゆっくりの神が使わした救世主、そして私はそのドスからあなたちを導くことを委託されているわ。 つまり、私かなこの言葉はゆっくりの神の言葉なのよ! かなこに逆らったらゆっくり地獄に堕ちるのよ!」 「ゆひぃぃぃぃぃぃ!」 「ゆっくり理解したなら、無能なゲスであるあなたちのために、このかなこがゆん罪符を授けてあげるわ。 このゆん罪符があればゆっくり地獄に堕ちなくて済むのよ! いわゆるスペルカードってところね!」 「ありがとうございますかなこ様! ありがとうございますかなこ様!」 社に集まったゆっくりたちはかなこの前に行列を作り、ゆん罪符(ただの木の葉にしか見えない)をもらっていった。 ゆっくりたちはゆん罪符の代わりに食糧を置いていく。これは強要されているわけではない。かなこへの感謝の気持ちを食糧という形で自発的に表現しているにすぎない。 だが、一匹のありすが食糧の提供を渋った。 「あの、ありすのおうちはもうほとんど食べ物がなくて……」 「そんなこと気にしなくてもいいわ。ゆん罪符はあげる」 「ありがとうございますかなこ様!」 「でもねぇ……感謝の気持ちが足りないとゆん罪符は効果を発揮しないのよねぇ……」 「ゆっ……」 「残念だけれどもあなたは地獄行くわ」 「そ、そんな! お救いくださいかなこ様!」 ありすは泣いてかなこの足元にすがりつく。 「安心なさい! 救いの道はあるわ! ゆっくりの神の慈悲は無限なのよ! ただ、覚悟が必要ね」 「ど、どうすれば……」 かなこは一本の木に目配せした。 「あれに体当たりなさい」 「ゆええ!」 「いい、地獄は永遠に続く苦痛なのよ。非ゆっくりなのよ! でも、現世で前もって苦しんでおけば、地獄での苦しみは緩和されるわ! 苦行っていうのよ! すごいでしょう? さあ、がんばって! 救われるのよ!」 「とっ! とかいはぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 ありすは木に向かって体当たりし始めた。 「もっと強い力で!」 「とかい! とかいぃ! どがい゛ばぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!」 一撃ごとに皮が裂け、カスタードクリームが飛び散る。 ゆっくりたちはその様を眺めてどうすることもできず、ただ戦慄するばかりだ。 「これがゆっくり地獄なのよ! 地獄に堕ちればみんなこんな目に合うのよ! 地獄に堕ちたくなければゆっくり信仰していてね!」 信仰心のなせる業なのか、すさまじい苦痛を受けながらもありすは苦行をやめない。 「ゆ゛、ゆ゛、ゆ゛、ゆ゛、ゆ゛、ゆ゛、ゆ゛、ゆ゛……」 やがてありすは完全な廃ゆになってしまった。もう助からないだろう。私にはどうすることもできない。 「よかったわねありす。あなたはゆっくり地獄でも比較的楽なところへ堕ちれるわ。 みんなもちゃんとゆっくりの神に感謝してよね! さてと……思った通りだわ! これめっちゃうめぇ!」 かなこは、木の実を頬ぼり舌鼓を打つ。それは、ありすが体当たりした衝撃で落ちてきた実だった。 「おお、死んだ死んだ」 「おちょーしゃぁぁぁぁぁぁん!」 しばらく歩いていると、きめぇ丸と赤ゆっくりたちに出あった。 きめぇ丸は右に左に移動しながら、赤ゆたちに何事かを告げている。 「おお、処刑処刑」 「ゆぇぇぇぇぇぇぇぇぇん! ゆぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!」 「おお、畑泥棒畑泥棒」 「ゆぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 きめぇ丸は赤ゆたちに親まりさが罪を犯して処刑されたことを伝えているようだった。 こういった宣告はきめぇ丸に一任されていた。 「おお、うんうん漬けうんうん漬け」 「おちょーしゃん……おちょーしゃん……」 「おお、臭い臭い。おお、苦しい苦しい」 「ゆぐっ……ゆぐっ……」 赤ゆたちは親が死んだ報せと、きめぇ丸の存在によって非ゆっくりの極地にあった。 他のゆっくりたちも赤ゆを見守るばかりで何もできない。 きめぇ丸の活動を妨害することはドスに逆らうことだからだ。 そしてきめぇ丸にはドスの宣告をゆっくり理解するまで伝え続けなければならない義務がある。 「おお、生き埋め生き埋め」 「ゆぇぇぇぇぇぇぇぇぇん! ゆぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!」 人間から見ればこの群れはさぞかし素晴らしい群れに見えることだろう。 ゆっくりたちはきちんと統率され、畑を荒らしに来ることはなく、ゲスなゆっくりは排除され、 有能な希少種が重用され、それぞれの分野で群れに貢献している。 そうここは理想の群れだった。 ……人間から見ればの話だけれども。 ドスは人間の視点でゆっくりを見ていた。 ここはゆっくりにとってではなく人間にとって都合のいい群れだったのだ。 ドスは人間を恐れていた。ドスまりさのゆっくり群れが方々で壊滅してしまうのは人間の不興を買ってしまったせいだと考えていた。 だから、人間のための群れを作ったのだ。自分たちのためになるものなら壊してしまうことはない。 ひいてはゆっくりたちのためにもなると考えてのだ。 ゆっくりたちが多少苦しい目に合うとしても、それは仕方のないことだった。 それは無能な個体、劣った個体だからだ。 食べ物が無いならキリキリ働けばいいだけのこと。無能を養う余裕などない。 下位種の面倒を見てやってるのは仏心からだ。本当は希少種だけで群れを構成するのがドスの理想なのだろう。 それができない変わりに、希少種に絶大な権限を与え、下位種を従わせることにより少しでも役に立つゆっくりにしようという方針だった。 続く
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はい 選択肢 投票 1 (11) 2 (9) #vote(1,2) -- 名無しさん (2016-02-16 20 30 05) バカヤロー -- たかし (2016-06-04 22 33 55) /p -- 名無しさん (2016-10-08 17 15 55) うまなみ速報 公文書偽造罪 指名手配 真犯人 前科持ち 悪徳商法 パワハラ MDMA 水素爆弾 無断転載 懲役 不正 誘拐 ゴミ 割れ厨 無能 偽計業務妨害 少年院 うまなみ速報 暴行罪 執行猶予 放火魔 DDOS攻撃 殺害予告 強盗罪 逮捕歴 個人情報売買 無断転載 土下座 保健室登校 通り魔 不法侵入 出会厨 捏造 犯罪歴 ワキガ 無断転載 有印私文書偽造罪 コーラン燃やし 整形 罪状 強要罪 セクハラ 架空請求 ウィルス うまなみ速報 資金洗浄 連続殺人 不審者 脅迫罪 脱糞 猿顔 幻覚剤 大麻 無断転載 実行犯 ナイフ所持 ドルオタ 起訴 シンナー いじめ 快楽殺人 変質者 無断転載 信号無視 押し売り ウジ虫 書類送検 置石 卒論コピペ クズ 詐欺師 無断転載 核兵器保有 マネーロンダリング 遺棄罪 異常性癖 薬物 フェミニスト 覚醒剤 器物損壊罪 はちま 通貨偽造罪 著作権侵害 窃盗 サリン 知的障害 犯罪者 ゴリラ顔 違法 -- 名無しさん (2017-03-24 20 05 16) うまなみ速報 公文書偽造罪 指名手配 真犯人 前科持ち 悪徳商法 パワハラ MDMA 水素爆弾 無断転載 懲役 不正 誘拐 ゴミ 割れ厨 無能 偽計業務妨害 少年院 うまなみ速報 暴行罪 執行猶予 放火魔 DDOS攻撃 殺害予告 強盗罪 逮捕歴 個人情報売買 無断転載 土下座 保健室登校 通り魔 不法侵入 出会厨 捏造 犯罪歴 ワキガ 無断転載 有印私文書偽造罪 コーラン燃やし 整形 罪状 強要罪 セクハラ 架空請求 ウィルス うまなみ速報 資金洗浄 連続殺人 不審者 脅迫罪 脱糞 猿顔 幻覚剤 大麻 無断転載 実行犯 ナイフ所持 ドルオタ 起訴 シンナー いじめ 快楽殺人 変質者 無断転載 信号無視 押し売り ウジ虫 書類送検 置石 卒論コピペ クズ 詐欺師 無断転載 核兵器保有 マネーロンダリング 遺棄罪 異常性癖 薬物 フェミニスト 覚醒剤 器物損壊罪 はちま 通貨偽造罪 著作権侵害 窃盗 サリン 知的障害 犯罪者 ゴリラ顔 違法 -- 名無しさん (2017-03-24 20 05 21) うまなみ速報 公文書偽造罪 指名手配 真犯人 前科持ち 悪徳商法 パワハラ MDMA 水素爆弾 無断転載 懲役 不正 誘拐 ゴミ 割れ厨 無能 偽計業務妨害 少年院 うまなみ速報 暴行罪 執行猶予 放火魔 DDOS攻撃 殺害予告 強盗罪 逮捕歴 個人情報売買 無断転載 土下座 保健室登校 通り魔 不法侵入 出会厨 捏造 犯罪歴 ワキガ 無断転載 有印私文書偽造罪 コーラン燃やし 整形 罪状 強要罪 セクハラ 架空請求 ウィルス うまなみ速報 資金洗浄 連続殺人 不審者 脅迫罪 脱糞 猿顔 幻覚剤 大麻 無断転載 実行犯 ナイフ所持 ドルオタ 起訴 シンナー いじめ 快楽殺人 変質者 無断転載 信号無視 押し売り ウジ虫 書類送検 置石 卒論コピペ クズ 詐欺師 無断転載 核兵器保有 マネーロンダリング 遺棄罪 異常性癖 薬物 フェミニスト 覚醒剤 器物損壊罪 はちま 通貨偽造罪 著作権侵害 窃盗 サリン 知的障害 犯罪者 ゴリラ顔 違法 -- 名無しさん (2017-03-24 20 05 26) うまなみ速報 公文書偽造罪 指名手配 真犯人 前科持ち 悪徳商法 パワハラ MDMA 水素爆弾 無断転載 懲役 不正 誘拐 ゴミ 割れ厨 無能 偽計業務妨害 少年院 うまなみ速報 暴行罪 執行猶予 放火魔 DDOS攻撃 殺害予告 強盗罪 逮捕歴 個人情報売買 無断転載 土下座 保健室登校 通り魔 不法侵入 出会厨 捏造 犯罪歴 ワキガ 無断転載 有印私文書偽造罪 コーラン燃やし 整形 罪状 強要罪 セクハラ 架空請求 ウィルス うまなみ速報 資金洗浄 連続殺人 不審者 脅迫罪 脱糞 猿顔 幻覚剤 大麻 無断転載 実行犯 ナイフ所持 ドルオタ 起訴 シンナー いじめ 快楽殺人 変質者 無断転載 信号無視 押し売り ウジ虫 書類送検 置石 卒論コピペ クズ 詐欺師 無断転載 核兵器保有 マネーロンダリング 遺棄罪 異常性癖 薬物 フェミニスト 覚醒剤 器物損壊罪 はちま 通貨偽造罪 著作権侵害 窃盗 サリン 知的障害 犯罪者 ゴリラ顔 違法 -- 名無しさん (2017-03-24 20 05 31) うまなみ速報 著作権侵害 捏造 セクハラ 犯罪者 コーラン燃やし 恐喝 猿顔 不正 はちま 知的障害 ゴミ 真犯人 詐欺師 起訴 DDOS攻撃 人身売買 書類送検 無断転載 違法 ワキガ 強要罪 指名手配 犯罪予告 いじめ 通貨偽造罪 懲役 うまなみ速報 実行犯 ナイフ所持 土下座 変質者 有印私文書偽造罪 大麻 遺棄罪 ひき逃げ 無断転載 ドラッグ 前科持ち 誘拐 偽札 不審者 ストーカー 無能 ウジ虫 はちま テロ予告 通り魔 架空請求 クズ 信号無視 強盗罪 臓器売買 シンナー うまなみ速報 傷害 幻覚剤 覚醒剤 快楽殺人 未成年喫煙 連続殺人 薬物 逮捕歴 掘られた 出会厨 押し売り フェミニスト 不法侵入 アンネの日記 脅迫罪 詐欺 悪徳商法 うまなみ速報 飲酒運転 罪状 置石 割れ厨 卒論コピペ 整形 マネーロンダリング 中卒 無断転載 凶悪犯 麻薬 徘徊 ゴリラ顔 器物損壊罪 MDMA ドルオタ クレジットカード不正利用 -- 名無しさん (2017-03-24 20 05 52) うまなみ速報 著作権侵害 捏造 セクハラ 犯罪者 コーラン燃やし 恐喝 猿顔 不正 はちま 知的障害 ゴミ 真犯人 詐欺師 起訴 DDOS攻撃 人身売買 書類送検 無断転載 違法 ワキガ 強要罪 指名手配 犯罪予告 いじめ 通貨偽造罪 懲役 うまなみ速報 実行犯 ナイフ所持 土下座 変質者 有印私文書偽造罪 大麻 遺棄罪 ひき逃げ 無断転載 ドラッグ 前科持ち 誘拐 偽札 不審者 ストーカー 無能 ウジ虫 はちま テロ予告 通り魔 架空請求 クズ 信号無視 強盗罪 臓器売買 シンナー うまなみ速報 傷害 幻覚剤 覚醒剤 快楽殺人 未成年喫煙 連続殺人 薬物 逮捕歴 掘られた 出会厨 押し売り フェミニスト 不法侵入 アンネの日記 脅迫罪 詐欺 悪徳商法 うまなみ速報 飲酒運転 罪状 置石 割れ厨 卒論コピペ 整形 マネーロンダリング 中卒 無断転載 凶悪犯 麻薬 徘徊 ゴリラ顔 器物損壊罪 MDMA ドルオタ クレジットカード不正利用 -- 名無しさん (2017-03-24 20 05 58) うまなみ速報 著作権侵害 捏造 セクハラ 犯罪者 コーラン燃やし 恐喝 猿顔 不正 はちま 知的障害 ゴミ 真犯人 詐欺師 起訴 DDOS攻撃 人身売買 書類送検 無断転載 違法 ワキガ 強要罪 指名手配 犯罪予告 いじめ 通貨偽造罪 懲役 うまなみ速報 実行犯 ナイフ所持 土下座 変質者 有印私文書偽造罪 大麻 遺棄罪 ひき逃げ 無断転載 ドラッグ 前科持ち 誘拐 偽札 不審者 ストーカー 無能 ウジ虫 はちま テロ予告 通り魔 架空請求 クズ 信号無視 強盗罪 臓器売買 シンナー うまなみ速報 傷害 幻覚剤 覚醒剤 快楽殺人 未成年喫煙 連続殺人 薬物 逮捕歴 掘られた 出会厨 押し売り フェミニスト 不法侵入 アンネの日記 脅迫罪 詐欺 悪徳商法 うまなみ速報 飲酒運転 罪状 置石 割れ厨 卒論コピペ 整形 マネーロンダリング 中卒 無断転載 凶悪犯 麻薬 徘徊 ゴリラ顔 器物損壊罪 MDMA ドルオタ クレジットカード不正利用 -- 名無しさん (2017-03-24 20 06 06) 名前 コメント
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マニラ首都圏(マニラしゅとけん)またはメトロポリタン・マニラ(Metropolitan Manila)、通称メトロ・マニラ (Metro Manila) は、マニラを中核としたフィリピンの政治、経済、文化、交通及び情報の中心地であり、首都圏(National Capital Region, NCR)と重なる都市群のことである。単にマニラ圏とも言われる。 メトロ・マニラには州が存在しないが、マニラや旧首都ケソンを含む16市と1町により構成されている。この首都圏の面積は東京23区よりやや大きい638k㎡、人口は1,155万人(2007年)である。さらに近郊を含む都市圏人口は2,129万人(2011年)であり、世界第5位の大都市圏を形成している。初代知事はイメルダ・マルコスだった。 行政区 市 (City) および町 (Municipality) の下位行政単位はバランガイ (Barangay) であり、これが地方行政区の最小単位である。これら地方自治体を LGU (Local Gorverment Unit) と呼ぶ。LGU を管轄するのは「内務・地方政府省 (Department of Interior and Local Government, DILG)」である。 都市 ケソン(Quezon) マニラ(Manila) カロオカン(Caloocan) パシッグ(Pasig) ヴァレンズエラ(Valenzuela) タギッグ(Taguig) ラスピニャス(Las Piñas) パラニャーケ(Parañaque) マカティ(Makati) マリキナ(Marikina) モンテンルパ(Muntinlupa) パサイ(Pasay) マラボン(Malabon) マンダルーヨン(Mandaluyong) サンフアン(San Juan) ナヴォタス(Navotas) 町 パテロス(Pateros)