約 45,901 件
https://w.atwiki.jp/yu-gi-oh-dialog/pages/517.html
それが、お前の目的か? だからどうした。 ふぅん。 貴様ごときが御大層に語る俺との因縁、この俺には全く関係のない事だ! 貴様が吐く空疎な言葉など、俺の胸に些かも届かぬ! 教えてやろう! 俺と貴様の、デュエリストとしての決定的な差を! 俺のターン!ドロー! モンスターカードはない! 俺は手札から魔法カード「天使の施し」を発動! デッキから3枚カードを引き、手札から2枚捨てる! 俺はこの2枚を捨てる! そして墓地のブルーアイズと「漆黒の闘龍」を除外することにより、俺は混沌帝龍を攻撃表示で召喚する! いや――混沌帝龍の特殊能力、お互いの手札・場にある全てのカードを墓地へ送る! カードを1枚伏せ、 そして、手札より速攻魔法非常食を発動! 場の魔法・罠カードを1枚墓地へ送ることでライフポイントを1000回復する! そしてライフポイントは1000払い、混沌帝龍の特殊効果を発動! 全てを消し去れ!セメタリー・オブ・ファイア! この効果で墓地に送ったカード1枚につき300ポイント貴様のライフにダメージを与える! ――どうだ?運命のささやきはもう聞こえまい? ならば俺は「グランド・ドラゴン」を特殊召喚! 俺のターン。…ドロー! 俺の魔法カードの宣言枚数は4枚! そうだ。その4枚で貴様を葬る。 1枚目、俺は手札より「命削りの宝札」を発動! 手札を5枚になるようにドローし、5ターン後全ての手札を墓地に送る! 2枚目、手札から魔法カード「魂の開放」を発動! 互いの墓地から5枚までカードを選択しゲームから除外する! オレは墓地より混沌帝龍を取り除く! 3枚目、手札から「魔法再生」を発動! 手札の魔法カード2枚を墓地に送り、自分の墓地から魔法カード1枚を手札に加える! 4枚目、ライフポイントを2000払い、手札より「次元融合」を発動! 互いに除外されたモンスターをそれぞれの場へ可能な限り特殊召喚する! 「エメラルド・ドラゴン」でブリュンヒルデを攻撃! 混沌帝龍でブリュンヒルデを攻撃! 「青眼の白龍」でブリュンヒルデを攻撃!滅びの爆裂疾風弾! これでブリュンヒルデの特殊効果は使えなくなった。 青眼の白龍でブリュンヒルデを攻撃! 滅びの爆裂疾風弾! 最後のブルーアイズ、哀れな没落貴族にレクイエムを聞かせてやれ!プレイヤーへダイレクトアタック!滅びの爆裂疾風弾! ふぅん。 所詮、ネズミはネズミ。 百獣の王たるこの俺に勝てる道理など無い。 フフフ…ハハハ…ワハハハハハハハハハハハ!
https://w.atwiki.jp/yugio/pages/3650.html
原初の種(OCG) 通常魔法 「[[カオス・ソルジャー]] -開闢の使者-」または「混沌帝龍 -終焉の使者-」が フィールド上に存在する場合に発動する事ができる。 ゲームから除外された自分のカード2枚を自分の手札に加える。 魔法 関連カード 混沌帝龍 -終焉の使者-(OCG) カオス・ソルジャー -開闢の使者-(OCG)
https://w.atwiki.jp/ocg-o-card/pages/9274.html
《混沌龍騎士 -神界の使者-》 融合・効果モンスター 星12/光属性/戦士族/攻5500/守4500 「カオス・ソルジャー -開闢の使者-」+「混沌帝龍 -終焉の使者-」 このカードの融合召喚は上記のカードでしか行えない このカードは闇属性としても扱い、ドラゴン族としても扱う 1000ライフポイントを払うことで、相手の手札と相手フィールド上のカードを全て除外する この効果を使用したターン、このモンスターは攻撃出来ない 自分のエンドフェイズ時に手札全てを捨て、更に2000ライフポイントを払う事で、 もう一度バトルフェイズを行える この効果は、この決闘中一度しか使えない part19-716 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mayyugioh/pages/291.html
オルトとオスカーのデュエルが繰り広げられる一方、宮殿の地下、パラフィリアとカマリエの戦いも佳境を迎えていた。 とは言ってもカマリエのカウンター戦術の前にパラフィリアの攻撃はことごとく防がれ、 カマリエのライフはほぼ無傷なのに対し、パラフィリアのライフは1000を切るという一方的な展開となっていた。 「フフフ、お楽しみいただけましたか?《サベージ・コロシアム》での舞踏は・・・」 現在パラフィリアの場にモンスターは無し、対するカマリエは攻撃力3500のモンスター《絶対服従魔人》を従えている。 《サベージ・コロシアム》で相手の攻撃を強制し、《ポールポジション》で自身の守りを固めることでじわじわとパラフィリアを追い詰める状態にあった。 「あの日のあなた方とのデュエルによってワタクシの計画は大きく修正を与儀なくされました。その報い、今こそ受けていただきますわ」 「やれやれ・・・その件についてはボクじゃなくエルギフに文句を言ってくれよ・・・」 追い詰められながら尚、軽口を叩いてパラフィリアはカードをドローする。 「ここまでなかなか面白いものを見せてくれたけど、お陰でキミの手札は尽きている・・・ キミのデッキは弱いものイジメは得意みたいだけど、攻撃力の高いモンスターを出されたらどうするのかな!?」 そう言ってパラフィリアは攻撃力4000の《Sinレインボー・ドラゴン》を特殊召喚した。 そのまま《絶対服従魔人》に攻撃を宣言する。 「残念ですがその攻撃も予測済みですわ。罠カード《ヘイト・バスター》を発動! 2体のモンスターを破壊し、《Sinレインボー》の攻撃力、4000ポイントのダメージをアナタに与えますわ」 《Sinレインボー》が消滅する。 やったか、いや《絶対服従魔人》はまだフィールドに存在している。 それどころかカマリエの場に妙なモンスター3体が出現したではないか。 「《Sinレインボー》をリリースして罠カード《ナイトメア・デーモンズ》を発動させてもらったよ。 この効果によりキミの場に3体の《ナイトメア・デーモン・トークン》が特殊召喚される!」 「苦し紛れのサクリファイス・エスケープですか・・・しかしこれで次のターンのアナタの敗北は確定的なものとなった!」 「それはどうかな・・・?ボクは速攻魔法《デーモンとの駆け引き》を発動!」 レベル8以上のモンスターが自分のフィールドから墓地に送られたターンに発動が可能となる《デーモンとの駆け引き》。 その効果によってパラフィリアはデッキから攻撃力3500の《バーサーク・デッド・ドラゴン》を特殊召喚した。 「このモンスターは相手の全てのモンスターに1回ずつ攻撃を行なうことができる・・・《ナイトメア・デーモン・トークン》を攻撃だ!」 《バーサーク・デッド》が燃え滾る火球を3回続けて放ち、3体の《ナイトメア・デーモン》はたちまち消しズミになる。 1体につき1500の超過ダメージ、加えて《ナイトメア・デーモン》は破壊された時800のダメージをコントローラーに与えるため、合計6900のダメージがカマリエを襲う。 「くうっ・・・!」 「これでお互いライフは残り僅か・・・まだ勝負は分からないよ!」 「追い詰められたネズミの最後のあがきという訳ですか。面白い・・・」 その時、強烈な揺れが地下牢の間を襲った。 「うわっ!一体何だ!?」 「これは・・・そうか、オスカー様が力を解放なされたのですね・・・!」 事態を察知したカマリエは、急遽デュエルディスクを収納した。 「勝負は預けます・・・こうなった以上、このカクリバンに長居は無用ですからね・・・では、ごきげんよう」 そう言い残し、カマリエは異次元へと姿を消した。 「ちぇっ、ま~た中断だよ・・・まぁいいや。ガルム、無事で良かった」 「ゴメンなさいパラフィリアさん・・・また私のせいで迷惑がかかったみたいで・・・」 「話は後後!なんだかヤバ気な感じだし早いとこここから脱出しよう」 パラフィリアはサイコパワーも使わず、カードの一振りでガルムを閉じ込めていた牢獄の錠前を切断してみせる。 「スゲ・・・」 「この程度はそのうちキミにもできるようになってもらうからね・・・さぁ行こうか」 所変わって玉座の間・・・ オスカーは強力なドラゴン族3体をもってして、今まさに勝負を決めんとしていた。 オルト LP 3800 手札 5 場 《アルティメット・サイキッカー》《サイコ・コマンダー》 リバースカード 1 オスカー LP 5400 手札 0 場 《混沌帝龍 -終焉の使者-》《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》《ダークフレア・ドラゴン》 リバースカード 1 「バトル!《ダークネスメタル》よ、《サイコ・コマンダー》を破壊しろ!」 《ダークネスメタル》が黒炎を放つ。 《サイコ・コマンダー》の効果は最大500ポイントまでしか適用することができない、《ダークネスメタル》の攻撃の前に成す術もなく焼き払われる。 「続けて《混沌帝龍》で《アルティメット・サイキッカー》を攻撃!」 混沌の力を帯びた眩きブレスを撃ち出す《混沌帝龍》。 バリアを張って対抗する《アルティメット・サイキッカー》だが、その威力の前にバリアごと貫かれ消滅する。 残る《ダークフレア・ドラゴン》の攻撃、しかしオルトの場には盾となるモンスターがいない。 そして《ダークフレア》の攻撃力2400ポイントは残るオルトのライフ2300ポイントを上回っている。 「ではさらばだ・・・《ダークフレア》よ、引導を渡してやるがよい!」 《ダークフレア》がオルトに止めの一撃を加えんと燃え盛るフレアを展開する、その時・・・! 「手札から《バトルフェーダー》の効果発動!こいつをフィールドに特殊召喚する!」 オルトの場に新たなモンスターが出現した。 さらに《バトルフェーダー》の鐘の音はオスカーのバトルフェイズを強制終了させる。 「ほう、防いだか・・・だが私の勝利は揺るぎはせぬ!我がライフ1000ポイントを払い、《混沌帝龍》!効果発動だ!」 メインフェイズ2、オスカーは《混沌帝龍》の持つ禁断の特殊能力の発動を宣言した。 「互いの手札、フィールドのカード全てを墓地へ送り、その枚数1つにつき300ポイントのダメージを貴殿に与える! この効果で墓地に送られるカードは合計9枚!よって2700のダメージだ!」 《混沌帝龍》が翼を広げて舞い上がり、フィールド全てを焼きつくさんと業火を発する。 「終わりだ!セメタリー・オブ・ファイア!!」 再び絶体絶命を迎えるオルト。 しかし彼はこの危機的状況においてニヤリと笑いを浮かべた。 「この瞬間を待っていた!オレは手札の《ライフ・コーディネーター》の効果を発動する!」 オルトの手札より現れた精神体が《混沌帝龍》の猛火を防ぎ止める。 「『ライフポイントにダメージを与える効果』を持つカードの発動を無効にし、そのカードを破壊する!!」 《ライフ・コーディネーター》に防がれていた攻撃が逆流し、《混沌帝龍》自身を消滅させた。 「なにぃっ!?おのれぇ!小癪な真似をぉっ!!」 これまで余裕を保っていたオスカーだったが、予想外の反撃に初めて怒りを露わにする。 「エンドフェイズ!リバースカード《超再生能力》を発動!このターン手札から捨てられたドラゴン族1枚につき、カード1枚をドローできる!」 このターン《手札抹殺》によって3体のドラゴンが墓地へ捨てられている、3枚のカードをドローするオスカー。 「一度は使い切った手札が・・・!オスカーめ、まだあんな手を用意していたのか!?」 「オルト!貴様は後悔することになる・・・!このターン敗北を受け入れるという選択をしなかった事をなぁ!ターンエンドだ!!」 オルト LP 2300 手札 3 場 《バトルフェーダー》 リバースカード 1 オスカー LP 4400 手札 3 場 《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》《ダークフレア・ドラゴン》 前のターンの猛攻を防いだとはいえオスカーが手札を補充した今、以前危機は去っていない。 「《バトルフェーダー》をリリースし、《マックス・テレポーター》をアドバンス召喚! ライフ2000ポイントを払ってデッキよりレベル3サイキックモンスター2体を特殊召喚する!! 来い!《メンタルシーカー》!《メンタルプロテクター》!」 「残り僅かなライフをさらに減らすか・・・まさしく背水の陣といったところだな」 《マックス・テレポーター》のライフコストを支払ったオルトに残されたライフは僅か300ポイントである。 しかし《ダークネスメタル》を放置していれば次のターン《混沌帝龍》を復活させてしまう。 オルトはリスク覚悟でこのターン攻撃を仕掛けるほかない。 「さらに《緊急テレポート》発動!デッキより《寡黙なるサイコプリースト》を特殊召喚!」 4体目のモンスターがオルトの場に並ぶ。 そしてオルトは《サイコプリースト》の効果を発動、手札の《調星師ライズベルト》をコストに墓地の《サイコ・コマンダー》を除外した。 「オレは《メンタルシーカー》《メンタルプロテクター》《サイコプリースト》の3体でシンクロ召喚! 顕現せよ!時空を司りしサイキックモンスター!《メンタルオーバー・デーモン》!!」 時空の狭間より《メンタルオーバー・デーモン》が出現する。 その姿は《メンタルスフィア・デーモン》を思わせる悪魔然としたものだが、全身は無機質な純白の装甲に覆われている。 「《サイコプリースト》が墓地へ送られたことにより、除外した《サイコ・コマンダー》をオレの場に特殊召喚する・・・ そして《サイコ・コマンダー》を《マックス・テレポーター》にチューニング!《ハイパーサイコガンナー》をシンクロ召喚!!」 オルトのエースモンスター《ハイパーサイコガンナー》が召喚される。 これで場には2体のレベル9モンスターが並び立った。 「《メンタルオーバー》の効果を発動、オレの墓地から《アルティメット・サイキッカー》を除外する」 《アルティメット・サイキッカー》が異次元へと送られる、これは先ほどの《サイコプリースト》などと同様の効果である。 ただし《メンタルオーバー》の効果がこれら下級モンスターのものと異なる点は、墓地へ送られた時に特殊召喚されるのは効果で除外した全てのモンスターであることだ。 よって《メンタルオーバー》を複数ターン維持できれば例え除去されたとしても十分なリターンを得ることができるはずである。 「バトルフェイズだ!《メンタルオーバー・デーモン》!《ダークネスメタル》に攻撃だ!」 黒炎を吐き出し激しく抵抗する《ダークネスメタル》、しかし《メンタルオーバー・デーモン》はその攻撃をテレポーテーションで回避した。 そして《メンタルオーバー》は巨大な鉤爪を振り下ろす。 空間ごと切り裂く斬撃を受け、《ダークネスメタル》は消滅した。 「まだだ!《ダークフレア・ドラゴン》を《ハイパーサイコガンナー》で攻撃!」 《ハイパーサイコガンナー》の両腕のブラスター銃が火を噴く。 発射された2つの閃光は寸分違わず《ダークフレア》の胸部のコアを撃ち抜き、反撃させる間も与えず爆散させる。 「ぬぅっ・・・!」 2回の戦闘によってオスカーの場は全滅、さらに合計1100ポイントのライフを削り取った。 「リバースカードを1枚セットし、オレはターンエンドだ!」 「よし!いいぞオルト君!」 残りライフ300まで追い詰められたオルトであるが、場には高い攻撃力を持った2体のモンスターがいる。 そして、この2体が破壊されることがあってもさらなる上級モンスター《アルティメット・サイキッカー》が控えている。 かすかな希望を見出すキタヤマ達。 しかし、オスカーはそんな彼等を片目に、冷酷な知略を巡らせていた。 (せいぜい仮初めの希望を噛み締めるがいい・・・次のターン貴様等は知ることとなる、真の絶望というものを!!) オルト LP 300 手札 0 場 《メンタルオーバー・デーモン》《ハイパーサイコガンナー》 リバースカード 2 オスカー LP 3300 手札 3 場 「私のターン、ククク・・・ハァーッハハハハッ!!」 ドローカードを確認したオスカーは、まるで狂ったかのように高笑いを始めた。 「ハハハハッ!感謝するぞオルト!貴様のお陰で!私のこの200年の研究が!いよいよ成就する時が来たのだからぁ!! いくぞ!まずは永続魔法《魂吸収》を発動する!!」 オスカーの場に置かれた永続魔法によってモンスターが除外される度に彼は500のライフを回復することができる。 「続けて墓地の《ライトパルサー・ドラゴン》を除外し、《暗黒竜 コラプサーペント》を特殊召喚!」 暗黒天体の力を宿すドラゴンが召喚される。 そして《魂吸収》によってオスカーは500のライフを取り戻すのだがここで異変が起こった。 青白く発光するエクトプラズムを取り込むオスカー、すると彼の肉体が大きく膨れ上がったではないか! 「・・・!これは一体!?」 「フハハハッ!見たかね!?これぞ我が研究の成果!カクリバンに満ちた邪悪なる魂を吸収することによって!我が混沌の力はさらに高められるのだぁ!!」 全身から漲る力を放出するオスカー。 彼の言う通り今までとはケタ違いの威圧感が発せられる。 「これだけではないぞ!さらに《ダーク・バグ》を召喚!その効果によって墓地の《カオスエンドマスター》を特殊召喚する!!」 これでモンスター2体にチューナーが1体、オスカーがシンクロ召喚を行なおうとしていることは明確だ。 しかしここでハルはこのモンスターの構成が特別な意味を成していることを察した。 「ま、まさか!オスカーはあれを呼ぶ気なんか・・・!?総統より託された言うあのモンスターを・・・!!」 「そうだ!闇属性の《コラプサーペント》と《ダーク・バグ》の2体に光属性チューナーの《カオスエンドマスター》をチューニング!! 見せてやろう!『白の彼』より授かりし、混沌を制する第3のモンスターを!!」 光と闇の魂の同調によって混沌のフィールドが形成される。 そしてその中央より優美なる女神が姿を現した。 「出でよ《カオス・ゴッデス -混沌の女神-》!!」 玉座の間に嵐の如くエネルギーが吹き荒れる。 オスカーのもつ混沌の力と《カオス・ゴッデス》の力が合わさり、強力な力場が形成されているのだ。 やがて凄まじいエネルギーに耐え切れず、宮殿が崩れ始めた。 「これが邪神結社総統の力・・・!」 「《コラプサーペント》がフィールドから墓地へ送られた時、我がデッキより《輝白竜 ワイバースター》を手札に加える! そして!光属性の《ワイバースター》を墓地に送ることによって、《カオス・ゴッデス》の効果を発動する!!」 《カオス・ゴッデス》が魔法陣を作り出し、その中からモンスターが呼び出される。 「墓地より!闇属性の《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》を特殊召喚だ!!」 再び立ちはだかる《ダークネスメタル》、このモンスターの召喚はまさしく最悪の展開を意味していた。 「そ、そんな・・・まさか!?」 「《ダークネスメタル》の効果を発動・・・!蘇るのだ・・・《混沌帝龍》!!」 遂に《混沌帝龍》の復活を許してしまう。 更なる切り札の召喚にオスカーの場を取り巻くエネルギーが増大し、周囲の崩壊は加速する。 呆然と立ちつくし、その様を見守るハル達。 「あ・・・ああ・・・!」 「ククク・・・絶望的な光景だろう・・・だが!真の絶望はこれからだ!!」 オスカーは手札に残った最後のカードを使用する。 「魔法カード《原初の種》!このカードは我がフィールドに《混沌帝龍》が存在する時、ゲームから除外されたカード2枚を手札に加える! 私が選択するのは《ライトパルサー・ドラゴン》、そして・・・《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》!!」 「こ、こんな事が・・・!?」 「我が墓地の《ダーク・バグ》と《光と闇の竜》、そして《コラプサーペント》と《ワイバースター》をゲームから除外! 現れよ・・・《ライトパルサー・ドラゴン》!《カオス・ソルジャー》!!」 なんという事だろうか! とうとうオスカーの5つのモンスターゾーン全てにモンスターが召喚された! しかも《混沌帝龍》、《カオス・ソルジャー》、《カオス・ゴッデス》の混沌を制する3体のモンスターが並び立っているではないか!! 「そして合計4体のモンスターが除外された事で!私は合計2000のライフを!魂をその身に得る!!ハァァァァッ・・・!!」 もはやオスカーの力を止めることは誰にもできない。 遂に宮殿全てが崩れ落ち、なお止まらぬ力はカクリバン全土に亀裂を走らせる。 「オスカーめ!この次元そのものを崩壊させる気か!?」 「フハハハハ!カクリバンなどもはや必要ない!極限まで高められた我が力はもはやこのちっぽけな次元に縛られはせぬ! この力さえあれば・・・面倒極まりない条件を満たさずとも邪神復活は可能だ!!美しき新世界が今目の前にィ!!」 オスカーは今すぐオルトに止めを刺し、己が力を元の世界に持ち帰らんとする。 「《カオス・ソルジャー》よ、《メンタルオーバー・デーモン》を因果地平の彼方へと吹き飛ばせぃ!!」 《カオス・ソルジャー》のもう1つの効果によって、唯一オスカーのモンスターの攻撃力を上回っていた《メンタルオーバー》がゲームから除外される。 フィールドから直接除外されてしまっては《メンタルオーバー》の効果を発動することはできない。 そしてモンスターが除外されたことで三たび《魂吸収》の効果が適用される。 「それではバトルフェイズ・・・《混沌帝龍》、《ハイパーサイコガンナー》に攻撃!」 《混沌帝龍》が《ハイパーサイコガンナー》目掛け、ブレスを放つ。 2体の攻撃力は互角、相打ちによってオルトの最後のモンスターを場から消し去り、残る3体の直接攻撃で勝負を決めるつもりだ。 「オレはリバースカード《シンクロ・バリアー》を発動!《ハイパーサイコガンナー》をリリースする!」 《ハイパーサイコガンナー》が光輪へと姿を変え、《混沌帝龍》の攻撃を防いだ。 「この効果により次のターンまでオレが受けるあらゆるダメージは0となる!」 「《混沌帝龍》の効果も通用せんという訳か。自分の最後のしもべを失ってまで、よくあがくものよ・・・」 「何とか攻撃を凌いだか、オルト君・・・!だが・・・!」 「そう!我が究極の布陣を前にもはや貴殿に打つ手など無い!ターンエンドだ!」 オルト LP 300 手札 0 場 リバースカード 1 オスカー LP 6300 手札 0 場 《混沌帝龍 -終焉の使者-》《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》《カオス・ゴッデス -混沌の女神-》《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》《ライトパルサー・ドラゴン》 《魂吸収》 「オレのターン・・・」 カードをドローしようとするオルトに対し、オスカーが語りかけた。 「まぁ待て、私がここまで力を引き出すことができたのも、貴殿の奮闘の賜物でもある。ここは1つ取引をしようではないか」 「取引だと?」 「そうだ、このドローフェイズ、貴殿はカードを引く代わりにデッキに手を置きサレンダーするがいい。 そうすれば貴殿・・・それに貴殿の仲間達を我が配下として迎え入れてやろう・・・どうだ、破格の申し出ではないか?私は貴殿の腕を高く評価しているのだ」 「なっ!?オスカーに尻尾を振れというのか!?」 どよめくキタヤマ達。 デュエリストがドローカードを確認もせずにデュエルを投げ出すなど屈辱極まらぬ行為である。 だが確かにこの状況でオルトが逆転できる確率は限りなく0に近い。 その上オルトのみならず、仲間全員の命が天秤にかけられたこの状況ではうかつな助言などできない。 仲間のことを思うと、誰も切り出せずにいたその時・・・ 「カードを引け!引くんやオルトォ!!」 沈黙を破り、オルトに言葉を投げかけたのは何とハルであった。 「ハル・・・!?」 「ウチ・・・ウチはまだオスカーが怖い・・・この状況で逆転の手があるかもわからへん・・・ せやけど、このデュエルでアンタはウチに教えてくれた・・・デュエリストはどんな恐怖にも屈しない気高いもんなんやって・・・! そんなアンタが今ここで諦めてどないするんや!!最後まで諦めないのが真のデュエリストなんやろ!?」 ハルに後押しされ、サイバーマンとキタヤマもオルトに声をかける。 「そうだ見せてやれオルトよ、奴に真のデュエリストの生き様という物をな!」 「安心したまえオルト君。第五の力に基づけば、君が次に逆転のカードをドローする確率は100%だ!」 彼等の声援を聞き、オルトは静かに笑みを浮かべた。 「言われずとも・・・答えはNOだオスカー!オレは・・・このドローに全てを賭ける!」 「フッ・・・愚かな」 瞳を閉じ集中するオルト・・・ そして次の瞬間、カッと目を見開きカードをドローした! 「オレが引いたカードは・・・永続魔法カード《フューチャー・グロウ》!! オレは墓地の《ハイパーサイコガンナー》を除外してこのカードを発動する!!」 オルトのフィールドが眩い光に包まれる。 だが《魂吸収》によってオスカーのライフポイントは6800に回復、そしてオスカー自身の力も更に高まっていく。 「馬鹿め、この期に及んで尚我が力を高めてくれるとはな・・・望み通り次のターンで跡形も無く消し飛ばしてくれよう!」 「フッ、言ってやるぜオスカー・・・貴様に『次は無い』!」 「なにっ!?」 「オレはリバースカード《異次元からの帰還》を発動!」 上空に異次元に通じる歪みが現れた。 「ライフ半分を支払い、除外されたオレのモンスターを可能な限り特殊召喚する! 来い!《沈黙のサイコウィザード》!《サイコ・デビル》!《アルティメット・サイキッカー》!《メンタルオーバー・デーモン》!《ハイパーサイコガンナー》!!」 歪みの中よりサイキックモンスター達がオルトのフィールドに降り立つ。 オルトの場に5体、オスカーの場に5体、上限まで召喚された計10体のモンスター達が対峙した。 「そんなカードを伏せていたか・・・!だが!何体モンスターを呼ぼうが我が布陣を崩せなどはせぬわぁ!!」 オスカーの場の《混沌帝龍》と《カオス・ソルジャー》はまさに一騎当千の強力な効果を備えている。 加えて残りの《カオス・ゴッデス》《ダークネスメタル》《ライトパルサー》の内、いずれか1体でも残っていれば、《混沌帝龍》を蘇らせることができる。 しかし、オルトは余裕の笑みでこれに答える。 「それはどうかな、この瞬間《フューチャー・グロウ》の効果が適用される! このカードは発動時除外したモンスターのレベル1つにつきオレの場のサイキックモンスターの攻撃力を200アップさせる! 除外した《ハイパーサイコガンナー》のレベルは9!よってオレの全てのモンスターは1800ポイント攻撃力が上がる!!」 《沈黙のサイコウィザード》ATK 1900→3700 《サイコ・デビル》ATK 2400→4200 《アルティメット・サイキッカー》ATK 2900→4700 《ハイパーサイコガンナー》ATK 3000→4800 《メンタルオーバー・デーモン》ATK 3300→5100 これでオルトの全てのモンスターの攻撃力は、オスカーのモンスター達の攻撃力を凌駕した! 「な、何だと!?こんな事が・・・!」 「終わりだオスカー・・・!オレのモンスターの総攻撃!!」 オルトのモンスターが一斉に攻撃を放つ! 《カオス・ソルジャー》が、《混沌帝龍》が、オスカーのモンスター全てが光に飲まれ消滅してゆく。 そして計8700ポイントのダメージがオスカーを吹き飛ばした。 「バ、バカなあぁぁぁぁぁっ!!」 ライフが0になったことでオスカーに蓄えられていたエネルギーは制御が利かなくなり、暴走を始める。 ボコボコとオスカーの肉体が奇妙に変形していく・・・ 「じ、邪神結社に、栄光あれぇぇぇぇぇっ!!」 そして大爆発。 結社を称える断末魔と共にオスカーは跡形もなく消え去った。 カクリバンの上空、次元の裂け目より差し込む光がまるで勝者を称えるがごとくオルトを照らした・・・ しかし、勝利の余韻に浸っている暇は無い。 激戦によってダメージを蓄積したカクリバンが遂に崩壊を始めたからである。 地鳴りと共に、次々と地盤沈下が始まる。 「まずいぞ、早く脱出するんだ!」 「しかしパラフィリア君とガルム君が・・・」 その時、手を振って駆けつけてくる姿が2つ・・・パラフィリアとガルムである。 「おーい、皆さーん!」 「良かれと思って救出しておきましたー」 「流石だ!でかしたぞパラフィリア君!」 「ほな急いで脱出するで!皆こっちや!!」 元の世界へと通じる抜け穴を目指してオルト達は走り出す。 やがてカクリバン全体がバラバラに崩れ去り、次元の果てへと消えて行った・・・ エピローグ
https://w.atwiki.jp/1548908-nt/pages/45.html
パック:終焉の轟き モンスター 暗黒のマンティコア SR 混沌帝龍 -終焉の使者- UR 賢者ケイローン 混沌の黒魔術師 UR 同族感染ウィルス SR 不幸を告げる黒猫 魔導サイエンティスト UR 天界王シナト SR 魔法 カオス・エンド カオス・グリード 記憶抹消 奇跡の方舟 グリフォンの羽根帚 原初の種 サウザンドエナジー サルベージ 地砕き 弱肉一色 深淵の指名者 大地讃頌 魂喰らいの魔刀 超進化薬 デルタ・アタッカー 天空の聖域 トライアングルパワー 奈落との契約 ハンマーシュート R 光と闇の洗礼 ヘル・テンペスト R 魔の試着部屋 闇の量産工場 リバースソウル 罠 アーマーブレイク 悪夢の迷宮 異次元からの帰還 SR キャトルミューティレーション 強制脱出装置 玉砕指令 ゴブリンのやりくり上手 R 裁きの光 砂漠の光 人海戦術 ソーラーレイ 挑発 DNA移植手術 忍法 変化の術 光の護封壁 光の召集 本陣強襲 魔のデッキ破壊ウイルス R ミクロ光線 ラストバトル! R レア度別 UR 混沌帝龍 -終焉の使者- 混沌の黒魔術師 魔導サイエンティスト SR 同属感染ウィルス 暗黒のマンティコア 天界王シナト 異次元からの帰還 R ハンマーシュート ヘル・テンペスト ゴブリンのやりくり上手 魔のデッキ破壊ウイルス ラストバトル!
https://w.atwiki.jp/yaruovxv/pages/346.html
, ―- _ _ -― 、 ヽ \__/ ノ \ / ヽ. ,―、 ,―、 / , ―-o、 / l |__ V__ | /ヽヽ 、三` 二つ 〃 ヽ八_・_八_・_八/ ヽヽ } ( , -l⌒ヽ\_ _| ,、__,、 | /―- 、 ) ) | ヽ `ー一´_ 人 `二二´ ノ _/○ |,-( ( (  ̄ ̄ ノ) \ | | / ○ /'V~( ̄ヽ l二= ノ ○ \V/ ○ ノ l_ ( } (__ -― 7 /|ヽ ○, ― 、○ / / (_ノ | `-´/ | {(°)} //| || | | / | `ー-´ /´ ノ ノ| | / | / { { | } { ヾ\ _ノ | | | | { | |  ̄ ̄ | | | ヽ_ | ` ―― _| |ノ (  ̄ ―----  ̄ | |)  ̄ ` ―-――――----―――― ´ ̄|」 AA出典:ドラゴンクエスト 初出:逃げられぬ罪! クライム・ジャッジメント・マウンテン 詳細 混沌帝龍復活を目論むカオス教団の支配者。 理想の世界を創造するため、混沌帝龍の力で世界を滅ぼした後、新たな世界を創造しようとしていた。 使用デッキはダークロード。ライトロードの効果で墓地に闇属性モンスターを送り込み、墓地に送り込んだモンスターの効果を発揮するデッキ。 ……なのだが、全体除外カードで墓地送りが封じられ、天野河リュウセイに一方的な敗北を喫する事となった。 その後は落ちぶれ、今ではコンビニのアルバイトをしているらしい。
https://w.atwiki.jp/mayyugioh/pages/248.html
一組の少年と少女が、デュエルをしている。 少女はエヴォルカイザー・ラギア、そして少年は希望皇ホープ。 ホープはラギアに攻撃を仕掛ける。 フィールドには王宮のお触れが出ている、そして攻撃が通れば、これで少年の勝ちは決まる。 だが、少女がそんな事をさせる筈はない。 彼女は伏せカード、突進を発動させる。 少年は驚愕するが、ホープの攻撃は止まらない。 ラギアはホープの攻撃をかわし、反撃に鋭い一撃を加える。 …少年はLPが0になり、激しく吹っ飛ぶ。 そんな少年を、少女は心配そうに駆け寄る。 いや、駆け寄ろうとした。だが出来なかった。 少年は、一陣の風に、浚われた。 黒い風を見た瞬間、少女は恐ろしい物を感じた。 それは男だ。男は巨体だが、それに似合わない速度を出している。 「たす―」 少年の声が響く、だが少女には何も出来なかった。 「デュエリストの少年が浚われている…か」 エリンは、警察官の前で、そいつが言った言葉を復唱した。 そして叫んだ。 「私は少女しか浚わない!」 「十分逮捕できるな」 だが、警察はそれをしない。何故なら彼女は変な事を言っているが、目の前で少女に悪戯しているわけじゃないからだ。 警察は逆に、もし彼女ならどのようにして少女を浚うかを聞いた。 犯罪者の事を知るのなら、犯罪者に聞くのが一番だろう。 「…私なら、これを使うな 氷結界の龍ブリューナク、このカードを使い吹雪を起こし、ロリを凍らせて動けなくする」 だが、エリンのそれは、方法としてはともかく、…現実的ではない。 いや、サイコデュエリストなら現実的だろう。 「…特殊な力を使わない場合は?」 警察官は聞き直す。自分の思う人間が犯人なら、サイコデュエリストではないからだ 「…私なら、人ごみを狙うかな 何故なら回りに人間がいるという事は、それだけで安心できるものだ。 それに、大量に人間がいる状態で一人が消えても気付かれにくい。 森の中から樹を持っていっても、そうそう気付かないだろ?」 彼女の言う事はもっともだと思った、だが… 警察官、いや、警察官の格好をしたレイジは…公園に二人だけいたデュエリストのうち片方だけを浚う方法を知りたかったのだ。 「…そうか、協力感謝する」 レイジは追っている。 …母親を浚い、そしてデュエリストの少年を浚っている人間を。 レイジは決心していた。 母親に、逃げろという事を。 それに応じなくとも、無理矢理mayから追い出した。 …母親を守る、例え自分がどう思われても、それが彼の導き出した答えだった。 だが、先手を打たれた。 反デュエル主義者連続殺人事件の、真犯人。 奴は、ベーチを浚っていたのだ。 そして、ベーチが消えた時、彼女が抵抗をした形跡が無い事から、レイジは一つの過程を立てていた。 …部屋に残されていた手紙を見て、その過程は確信に変わる。 「ベーチと、新しいレイジを作り シアワセに暮らす 探すな 父より」 レイジは考える。 奴はまたここに現れる。 目当ては…少年のデュエリストだ。 何故かはわからないが、父は、少年を「レイジ」に仕立て上げようとしていた。 メリアはどうするのかはわからないが、とにかく、少年を浚っている。 そこを捕えれば、犯人は逮捕され、ベーチも救われる。 それが自分の父親と言う問題は、その時に片付けよう。 とにかく、動かなければ物事は変わらないのだ。 だが、動くためには思考をしなければならない。レイジは様々な人間から話を聞き、その道筋を作り出す。 そんな中だった、レイジはデュエルを見かけた。 ありかが、一人の少年と戦っている。 いや、戦っていた、と言った方が正しいか 「バトル!!ネフテドラゴン、クィーンドラグーンの順にダイレクトアタック!!」 二つの龍の攻撃が、少年に炸裂する。 そして少年は敗れ去る。 「ふっふ~ん!探偵に勝てると思ったか!!」 ありかは仁王立ちをし、少年を見下す。 少年は悔しそうに地面をたた…こうとする。 一瞬だった。 少年が黒い影に覆われるのと、そして黒い影が赤い血を撒き散らすのは。 「…少年のナイフ。反抗期の象徴としては単純だろうがな… だが、見つけたぞ、親父!!」 デュエルを終えて油断した少年を浚う。弱いものしか狙えない卑怯な それでもそいつは、自分の父親だ。 「……レイジか、今更本物が現れるとは」 いつの間にか、少年はその場を離れている。あの少年はこれで助かるだろう。 だが、今まで浚われた少年は…。 「父上!!」 幼い声が聞こえる、その声の主を見た瞬間、レイジは吐き気を覚える。 何故ならその少年は、10歳の頃の自分そっくり …瓜二つだからだ! 「おお、「レイジ」すまないな あの少年の足の指と髪の毛3本があれば、また「お前に近寄れた」のだがな」 「いえ、大丈夫です父上 私は未完成ながら…レイジになっているのですから」 父親は少年レイジを撫でる、その姿は…言葉を聞かなければ、まさしく親子だろう。 だが、その親子が狂気の沙汰である事は、レイジにも…そして成り行きで話を聞いているありかにも、わかった。 レイジの父「カリオン」は…呆然としている二人に声を掛ける。 「ついてくるがいい、偽者になり果てたレイジよ 後、そこな少女もな 何、悪いようにはせん、手を出したら、デュエルの精霊が私を焼き尽くすだろう」 カリオンが手配した車に乗せられ、二人は屋敷に連れて行かれた。 巨大な屋敷だ。 「死んだ筈のアンタが、こんなでかいのを作るとはな」 「あのクソ上司にだまされたときは私も死ぬかと思った だが…私は生き残り、そして…様々な物を得た たとえば財力だ、日本中にこれと同じ屋敷が10個はあるぞ そして私が手に入れたものの一つに、レイジに見てもらいたいものがある」 カリオンはそういうと、少年レイジの服を脱がす。 ありかが目をそらすが、カリオンはお構いなしだ。 少年の体の下は…赤い筋肉や骨が露出している。 「…お前の弟だよ 全国のデュエリストの少年から、出来ている」 「……けったくそ悪い弟だな、そんなモノを作ってどうするんだ?」 「さて、どうすると思うかね? そこの探偵さんにでも聞いてみたらどうだい?」 カリオンは、目をそらしているありかを茶化す。 彼はmayの少年デュエリストを調べる過程で、レイジと関係のあるデュエリストも調査していた。 ありかが自称探偵だと言う事も、知っているのだ。勿論その探偵の「仕事っぷり」も。 「そんなものは知っている。 …新しい家族を作るためだろ?」 必死に推理をしていたありかを尻目に、レイジは言う。 「父さんが何故そうなったかは知らない …だがなぁ、デュエリストを汚す輩を、俺は許さない」 「実の親に刃向かうのか?」 「ああ、…俺は反抗期だからな!!」 実の親。だがそれは、少年デュエリストを、愚かな欲望の為に殺していた。 人の未来を奪う権利は、人間には無い。 そして未来を奪われた人間が、もしかしたら未来の友に、強敵になったかもしれない若いデュエリストである事に、レイジは怒った。 「…ならば、デュエルだ!!子供が大人に訴える手段は、それしかなかろう! 私と、新しいレイジに勝ってみろ!!!」 カリオンと少年レイジがデュエルディスクを構えるのを見て、ありかが狼狽する。 「ちょっと待って、二人って事は?」 「そうだタッグデュエルだ!」 「ま、待ってよ!私のデッキはまだ出来たばかりで」 「腹を括るしかなさそうだぜ、探偵さん」 レイジがありかの頭を撫でる。 偶然そこにいただけだが、今は彼女と共に戦うしかない。 (デュエルを通じて、親父を説得できればいいが) そして4人の戦いが始まる。 デュエルは、ありかの先行で始まる。 「私のターン、ドロー! …召集の聖刻印を発動、トフェニドラゴンを手札に加え、レッドアイズワイバーンを召喚 カードを1枚伏せてターンエンド!」 少年レイジは考える。 彼女のデッキは聖刻。 タッグデュエル向きのデッキではない。 だが油断するわけにはいかない、聖刻はレイジのターンでは回らない。 だが、レイジのBFは、ありかの聖刻と回るのだ。 「僕のターン、ドロー ライトロードパラディンジェインを召喚」 少年レイジは、ロボットのように喋る。姿形は似せても、人格までは似せられないのだろう。 「罠カード発動!奈落の落とし穴!!」 聖騎士は召喚された刹那、穴に落ちる。ありかはライトロードに墓地を肥えさせる事を危惧したのだ。 「…カードを2枚伏せて、ターンエンド」 しかし少年レイジは慌てもせず、冷静にカードを伏せる。 同じ人物とは思えない。 大人のレイジは、叫ぶ。 「俺のターンだ!ドロー!! …大嵐を発動するぜ!!」 ありかが早めに伏せカードを使ってくれたのは助かった、彼女のカードを無駄にせずに済んだからだ。 そしてがら空きになる敵のフィールドに、レイジは容赦しない。 「俺は蒼炎のシュラを召喚!!更に手札からブラストとゲイルを特殊召喚だ!」 一気に4体のモンスターが並ぶ。 そして彼らは一斉攻撃を加えた。 「ブラスト、ブラスト、ワイバーン、シュラの順でダイレクトアタックだ!」 1300 1700 1800 1800のダメージが少年レイジに叩きこまれ、二人のライフは一瞬にして1400まで削られる。 「更に俺は、ゲイルとワイバーンをシンクロし、アーマード・ウイングを召喚する!」 ありかが後ろでナイスと叫ぶ。レッドアイズワイバーンはアタッカーとしても優秀だが、その真価はレッドアイズを墓地から召喚できる事にある。 つまり、ワイバーンを墓地におくだけで、戦略に幅が出来るのだ。 「俺はこのままターンを終了する」 「…一瞬の隙でここまで削るとは やはりお前は私の自慢の息子だよ …だが、ツメが甘いな、私のターン!!」 カリオンがドローをし、不敵に笑う。 「私は暁のシロッコを召喚する」 (奴もBFか!!) ありかとレイジが同じ事を思う。親子だからありえない話ではないが。 「更に神秘の中華鍋を発動、私はシロッコの攻撃力分のライフ、2000を得る」 敵のLPが3400になる。…だが、カリオンの狙いはライフ回復ではない。 「私は……混沌帝龍 -終焉の使者を召喚する!!!」 「なっ…!!!」 混沌帝龍が降臨した瞬間、レイジは後悔をした。 手札にある奈落の落とし穴だ。これを伏せていれば、奴の効果は阻止が出来たのに。 手札を減らすことと、相手のサイクロン等を警戒しあえて伏せなかった。ツケがこれだとも、予測は出来てない、出来るはずがない! 「私はお前のブラストを攻撃する!これでLPは6700 その後は…勿論効果を使う!!レイジ!貴様の作り上げたものは、私が壊す!! デュエルマフィアになり、表の世界に戻って来れなくなったお前の経歴を…必ず、消すのだ!!!」 アーマードワイバーン、シュラ、そして手札は3枚。 更にカリオンの手札3枚、そしてカオスエンペラードラゴンの合計10枚のダメージ、これで3000のダメージだ。 レイジ側のライフが3700となり、お互いに持つものは無くなった。 「…レイジ、親子の間に、武器は要らないぞ、ターンエンド」 「…私のターン、ドロー!」 ありかはここで、トフェニドラゴンを特殊召喚し、シユウドラゴンを特殊召喚。 リリースされたトフェニの効果でレベル6のドラゴンを呼び、そのままエクシーズしアトゥムスを召喚 更にアトゥムスの効果でデッキからドラゴンを呼び…と大量展開をする予定だった、が相手のフィールドはがら空きだ。 今彼女にできる事、それは。 「アレキサンドライドラゴンを召喚し、ダイレクトアタックをする」 ありかは自分の手札を呪う。モンスターばかりだからだ。 ……恐らく、少年レイジの方にも、カオスエンペラーは入っているだろう。 だが、奈落が無い、ないのだ! 「私はカードを1枚伏せて、これでターンを終了する」 今の彼女は、手札を消費する事もできない。 「僕のターン、ドロー 愚かな埋葬で、ライトロードパラディン・ジェインを墓地に送り そして混沌帝龍 -終焉の使者とジェインを除外し…来い、混沌帝龍 -終焉の使者!」 少年レイジが叫ぶ、二体目だ。 レイジは少し安堵をしていた。…「全国のデュエリストの少年から、出来ている」彼は、それでも、デュエリストなのだと。 しかし相手がデュエリストでもこの状況はマズい。 「バトル、僕の混沌帝龍で、アレキサンドライドラゴンを攻撃!」 「くっ!罠カード発動!くず鉄のかかし!!」 「なるほど、では僕はカードを1枚伏せて、ターンを終了する」 混沌帝龍の効果を使わないのか? レイジは考える。 少年レイジの手札は3、ありかの手札も3 フィールドにはアレキサンドライドと混沌帝龍の2体とくず鉄のかかし1枚、これで9枚。 もし混沌帝龍の効果を使っても、1000残る。 …大体自分達のライフも、もう1400しかないのだ。後一発しか打てない。 だったら手札の無い父親の為にも大型のモンスターを残す、これが少年レイジの考えだろう。 …だが、レイジがこのターンカードを引けなければ、状況が危うい事に変わりは無い 「…俺のターン、ドロー …ブラックホールを発動する」 「ほう、良い引きだな」 苦肉の策だった。ありかの残したアレキサンドライドを破壊するのは惜しいが、それでも混沌帝龍よりかはマシだ。 「俺はターンを終了する」 「私のターン… 蒼炎のシュラを召喚…だが、攻撃しても無駄だ、やめておこう」 ギリギリの戦いだ。くず鉄のかかしがなければ負けていた。 ……デュエルは何があるかわからない。 人生もだ。 「私のターン、ドロー」 ありかがカードを引く。…そして彼女は「推理」をする。 彼女は、カリオンとレイジの因縁には何の関係もない。 だが、デュエリストの本能として、勝たなければならない。 どうすれば勝てるのか、…今引いたカードが逆転の手立てなのは、直感でわかる。 そして彼女は、憧れを思い出した。 「…私は、死者蘇生を発動する ……蘇生する相手は…混沌帝龍!!」 ありかがデュエルを始めた時、混沌帝龍は既に禁止カードであった。 そして何の因果か、彼女は今、龍を操るデュエリストだ。そんな彼女にとって、強力なドラゴンである混沌帝龍を操るのは、憧れであった。 「……これは」 混沌帝龍のブレスがシュラを吹き飛ばす。3000から1800を引き、1200のダメージ、残りのライフは200。 「…負けだな」 ありかが、混沌帝龍の効果を発動する。これにより墓地に送られるカードは本人だけだが、それで十分だ。 カリオンと少年レイジのライフは、0になった。 「…一度、リセットしたかったのだ。全てを」 父親の心配をする少年レイジを撫でながら、カリオンは言う。 「このmayの街で、ベーチとレイジを囲い…新しい人生を紡ぐ その為には反デュエル主義者が邪魔だった いや、そうでなくとも、親子でデュエルをする事を拒否する奴らを、消す必要があったのだ」 そしてカリオンは指を弾く、カーテンが開かれ、そこには、少年達がデュエルをしていた。 「…デュエリストの少年達は殺していないさ 少しここで楽しんで、帰ってもらっているだけだ」 「ああいう言い方されたら、殺してるって思うじゃないか…」 「…彼らから体のデータを貰っただけで 心のベースは、私とベーチの愛の形さ …メリアも、近いうちに作り上げるさ…」 「これは私も推理できない展開だわ」 ありかでなくとも、彼の計画は誰にも予測がつかないだろう。 だがそれでも、罪の無い…反デュエル主義者を殺した事は、罪だろう。 その罪は勿論、償うことになる。 だが、カリオンは一度死んだ身だ。彼が捕まったところで、ベーチやレイジ、メリアには影響が無いだろう。 こうして、反デュエル主義者の事件は、解決をした。 新たなる反デュエル主義が産まれる可能性もあったが、殺されてまでしようとする気概のある大人はいなかった。 結局仕事人間とは、安全な位置から他人を見下すような奴らなのだ。 「というわけで、全て終わりました」 レイジは桐子の事務所で、今回の件を安田に説明した。 「なるほど…お疲れ様、だな」 安田は多くを語らず、ただ一言レイジに言った。 彼なりの優しさだ。そしてそんな不器用な優しさに、レイジは感謝をした。 だが、優しい彼の事だ。一つだけ気がかりな事があった。 「そういえば、お前のコピーはどうなったんだ?」 「ああ、あいつ…レイズはな……」 レイジは身勝手な父親に振り回された。 だがそんな身勝手で、自分のコピーを作った父もまた、息子を案じた。 …そして、レイジの弟である、少年レイジ……彼は今 「はじめまして、…レイズと申します よろしくお願いします」 「…俺はハイブリッジ・レイジだ 色々教えてやるから、覚悟しろよ」 そしてカードショップmayはまた、一人の店員を迎えていた。
https://w.atwiki.jp/yaruidol/pages/45.html
ステータス __ ,ィ⌒ i i i i i i i iz‐、 i i irx i i i{``ー‐'ー'r‐' r{__ ゝ r‐' iz-‐'⌒¨¨¨´ ` ̄ `ー`ー-ィ く ノr'} リノヽ/x-'′ ∨ マハ ', 〈 込ツ´ / . i! ∨ ∨ ', }≦==イ !i i i! V ∨ ', ,′ i ! !i ! ト、 ∨ ∨ } ,′ ! | | i ! _;斗'千}二} } ! { | _」__ 」 !_;z=‐'´-‐'´,_,_,_,_,_! ! ! { { ! _´-‐' ¨´ ̄` ,ィ"”艾芋¨}}| ! | ! ヘ ハ ィ歹芋芹ト {. .{}. .} }}| i } ! | ヘ ! i! {{ r'.{}. } 辷タ ・/イ ;_r} | | Nヽヾ 辷タ / / /〃千ノ/ Lz≠Tヽ.} / / / ’ __/ i. | 八 x‐- 、_ ノ !. | ヽ、 / ,、__ \ / ! |. | i! `ヽ∠ -≦‐'^ヾ ー'/_レi ! !. j _ _ i! {´ ー--= __ 弋__/。. { i , /-〉  ̄¨¨¨} `ー- 、 }.}。 { ! !. /i i i ム ', 、__`ノ.{ / `<、 , / i i i i i ム } イ、"ノ!`¨ . イ `< , ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 名前:五更瑠璃(アイドル登録名、ニックネーム:黒猫) DLv:10 アイドルランク:ランク外 デッキ構築の際に気を付けること 【厨二力溢れるデッキ】 【《混沌帝龍-終焉の使者-》が出せる構築】 【もらった「No.」全てを使えるようなら使いたい】 専用スキル【CP:75/150】 『†黒猫†』… 黒猫の黒猫たる由縁。 闇の力が彼女の専用スキルを発展させる。 『終焉の創世』… 《混沌帝龍-終焉の使者-》をデッキに1枚だけ入れることができる。 アイドルスキル【CP:10/100】 『口上』… 自身にとって思い入れのあるモンスターをフィールドに出す際にアピールにポイントが加算される。 汎用スキル【CP:50/50】 『フィール』… 全ての決闘者に宿る力。 高めることで奇跡を起こす。 『精霊化』… 全ての決闘者に宿る力。 精霊が宿ることがある。 『デステニードロー』… 自身の運命力が高まったときに発動する。 その他【CP:0/100】 デュエルディスク【CP:0/100】 +一期ver ______ _. -=ニ⌒゚⌒゚⌒゚⌒\ `丶 /}\/´ /゚⌒゚⌒゚⌒゚⌒゚\`⌒\\{{て\ {{リ⌒ヽ/⌒´ `⌒\∨ .\\}} {/ ....../ \ノ....; ┘ `¨¨7 / 丶 マく / / / Vハ | | | | | | | | | | i | i| | | | | | | | | | i| | | | L 工 ト - |八 ─匕 」| | | | ∧ if¨¨ラ外 ̄  ̄ イ¨ラ朮ア | i | | | Yヘ ヽ Vソ Vソ/.j i | | | j{( '.// /// 厶 |. ∧ 小、ハ ′ /厶匕) i | ∨│ 八 、_/ i | | i 、 ー 一' / i | | i/ 丶、 イ/〉 i | _,,/ \ヽ>ー ´/⌒゚入 i | /⌒(/ , -、 、∨\ _r' / \ | {. \ /\ } }∧ ∨ / \ | /\/ (∠ -、_( し/ r'トく  ̄>、 . . . . . \ / / {{{苳}}} _ノ. . . \ /. . . . . . . . く__/\ /`ー=彳\ _ノ. . . . . . . } ∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋ 名前:五更瑠璃/黒猫 年齢:15 所属:960プロ 担当:シングル デュエリストレベル:Lv5 アイドルランク:ランク外 デッキ名:「運命に囚われし者 Lv3」 デッキコンセプト:【D・HERO】に光属性戦士族を加えた構成 エースモンスター:混沌帝龍-終焉の使者- デュエルステータス ドロー力:E+ エンターテイメント:D 精神耐性:C- 精神攻撃:C- アピール:D- 技能 デステニードロー 1/デュエル/任意 … LPが1000以下になったとき、お気に入りから状況にあったほうをドローする。 世界に終わりの光と始まりの闇を送らん … 1/デュエル/任意 … 《混沌帝龍-終焉の使者-》をデッキに1枚だけ入れることができる。 デッキ内容 モンスター22 魔法8 罠10 EX15 1 フォトン・スラッシャー 2 D-HERO ドグマガイ 3 D-HERO Bloo-D 4 E・HERO アナザーネオス 5 光帝クライス 6 D-HERO ダッシュガイ 7 D-HERO ダブルガイ 8 D-HERO ディアボリックガイ 9 D-HERO ディアボリックガイ 10 フォトン・スラッシャー 11 混沌帝龍-終焉の使者- ☆ 12 D-HERO ディフェンドガイ 13 D-HERO ダイヤモンドガイ 14 E・HERO バブルマン 15 タスケナイト 16 D-HERO デビルガイ 17 不死武士 18 D-HERO ダガーガイ 19 D-HERO ドゥームガイ 20 トラパート 21 光の護封剣 22 デステニー・ドロー 23 戦士の生還 24 おろかな埋葬 25 異次元からの埋葬 26 増援 27 カオス・ソーサラー 28 ダーク・シティ 29 聖騎士ガウェイン 30 融合 ☆ 31 D-フォーチュン 32 デステニー・シグナル 33 砂塵の大竜巻 34 くず鉄のかかし 35 D-シールド 36 コピー・ナイト 37 聖なるバリア-ミラーフォース 38 亜空間物質転送装置 39 聖なる鎧-ミラーメール 40 D-カウンター Dragon D-END ギガンテック・ファイター ズババジェネラル 大地の騎士ガイアナイト No.96 ブラック・ミストA CNo.96 ブラック・ストームA No.65 裁断魔人ジャッジ・バスターA CNo.65 裁断魔人ジャッジ・デビルA No.30 破滅のアシッド・ゴーレムA No.85 クレイジー・ボックスA No.15 ギミック・パペット-ジャイアント・キラーA No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングスA No.88 ギミック・パペット-デステニー・レオA No.53 偽骸神Heart-eartHA No.92 偽骸神龍Heart-eartH RragonA トップに戻る
https://w.atwiki.jp/1548908-08/pages/375.html
カオス・ソルジャー -開闢の使者- パック:神聖なる魂(DU)、E・HERO アナザー・ネオス(DU)、全カードランダムパック 72989439 効果モンスター(禁止カード 08-03月現在) 星8/光属性/戦士族/攻3000/守2500 このカードは通常召喚できない。 自分の墓地の光属性と闇属性モンスターを1体ずつ ゲームから除外して特殊召喚する。 自分のターンに1度だけ、次の効果から1つを選択して 発動する事ができる。 ●フィールド上に存在するモンスター1体をゲームから除外する。 この効果を発動する場合、このターンこのカードは攻撃する事ができない。 ●このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、 もう1度だけ続けて攻撃を行う事ができる。 今や完全に黒歴史と化した【カオス】のキーカードの1枚。 墓地の光属性モンスターと闇属性モンスターを 1枚ずつ除外することで、あっさり召喚できてしまう。 3000と言う★8最高峰の攻撃力を誇りながら、 しかも2回攻撃を行うことが可能。 更に、表示形式を問わずに発動可能な除外効果も備えている。 戦士族であるため戦士の生還等のサポートを受けられる点で 下位互換のカオス・ソーサラーよりも更に扱いやすい。 同期の混沌帝龍 -終焉の使者-程のゲームバランスブレイカー ではないが、やはり強力すぎる。 他のカードを低ステータスの効果が強力なもので固めても、このカード1枚で打撃力が補えてしまう。 【カオス】のキーカード混沌帝龍 -終焉の使者- カオス・ソルジャー -開闢の使者- カオス・ソーサラー
https://w.atwiki.jp/jyagasan/pages/28.html
《カオス・ソルジャー -開闢(かいびゃく);の使者-/Black Luster soldier - Envoy of the Beginning》[#md4cbde5] 効果モンスター(禁止カード) 星8/光属性/戦士族/攻3000/守2500 このカードは通常召喚できない。 自分の墓地の光属性と闇属性モンスターを1体ずつゲームから除外して特殊召喚する。 自分のターンに1度だけ、次の効果から1つを選択して発動する事ができる。 ●フィールド上に存在するモンスター1体をゲームから除外する。 この効果を発動する場合、このターンこのカードは攻撃する事ができない。 ●このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、 もう1度だけ続けて攻撃を行う事ができる。 混沌を制す者で登場した、光属性・戦士族の最上級モンスター。~ 特殊召喚モンスターの一体であり、通常召喚できず、自身を手札から特殊召喚する召喚ルール効果を持つ。~ また、フィールド上のモンスターを除外する起動効果と、連続攻撃を行える誘発効果も持つ。~ 【開闢スタン】の呼び名の元となったカードであり、対をなす《混沌帝龍 -終焉の使者-》と共に、禁止カードに指定されている。~ このカードを含む、カオスモンスターの大きな強みは、特殊召喚のし易さにある。~ 自分の墓地の光属性と闇属性モンスターを1体ずつゲームから除外するという召喚条件は、このゲームにおいてはさほど厳しいものでは無い。~ 寧ろ、この条件は通常の生け贄召喚よりも遥かに容易く、実質的に生け贄なしで攻撃力3000のモンスターを特殊召喚する事が出来るのである。~ あの《青眼の白龍》と同じ攻撃力・守備力を誇る最上級モンスターを、事実上損失無しで特殊召喚する事が出来る。~ また、特殊召喚である為、そのターン中さらに、これとは別に通常召喚を行えるという点も非常に大きなメリットである。 もちろん、このカード自身が持つ2つの効果も非常に強力。 1つ目は、そのターンの自身の攻撃が封じられるというデメリットこそあるものの、表示形式を問わずにモンスター一体を除外する事が出来る。~ ノーコストで、しかも表示形式を問わずに除外可能というのは、全カード中でもトップクラスの優秀な除去効果であると言って良い。~ この能力により、通常では対処し難い、墓地で発動する効果やリバース効果を持つモンスターさえも、簡単に始末してしまう事が可能なのである。 2つ目、この「2回攻撃能力」こそが、このカードに秘められた真の脅威と言える。~ 一撃目でモンスターを破壊しなければならないという条件があるとはいえ、この攻撃力で1ターンに2回も攻撃宣言を行える利点は非常に大きい。~ このカードが攻撃するターンの戦闘ダメージは大抵4000を超え、他のモンスターの戦闘ダメージと併されば、8000に迫る事さえあった。~ 直接攻撃力が低くなりがちな【スタンダード】に在って、このカード1枚でデッキの打撃力不足をカバーが出来てしまう。~ これこそが、このカードの最大の強みであり、【開闢スタン】が強力な理由でもあったのである。 強いて難点を挙げるとすれば、カード効果に耐性が無い点と、サーチ手段が乏しい点くらい。~ しかしそれらも、《戦士の生還》で回収出来る点や、正規手順で召喚された後の蘇生に対応している点を考慮すれば、実に些細な事だと言える。~ ステータス・効果共に非常に強力で、まさに非の打ち所が無い、凄まじいまでのパワーカードである。~ 単体での効果の凶悪さは《混沌帝龍 -終焉の使者-》の方が上だが、総合的な攻撃能力はこちらの方が遥かに上である。~ 《混沌帝龍 -終焉の使者-》程では無いものの、明らかにゲームの幅を狭めていた元凶の1体であった事実は、疑う余地も無い。 そんなこのカードだが、販売元での売り上げ等の事情も絡んで、長期間制限カードに留まり、トーナメントシーンの最前線で活躍し続けた。~ しかし、ついに05/09/01の制限改訂で禁止カードに指定され、実戦から退く事となったのである。~ その後は、下位互換に当たる《カオス・ソーサラー》が、このカードに代わって【カオス】の主力を勤めていた。~ が、06/09/01に《カオス・ソーサラー》までもが禁止カードになってしまったため、【カオス】はその役目を終えた。 06/02/17に06/03/01の制限改訂で制限復帰との噂が流れ、数時間の間ではあったが遊戯王界に大パニックを引き起こした。~ 《次元の裂け目》と《マクロコスモス》の登場によって召喚条件が厳しくなり、事実上「大幅に弱体化した」と判断された事が原因だと思われる。~ (ただ、その後も【カオス】が衰えなかったことを考えると、これらのカードの 影響はそこまで大きくなかったのではないか、と思われる)~ 以前から、対となる《混沌帝龍 -終焉の使者-》に比べれば制限復帰の可能性もある、とよく言われていた事も影響していたのだろう。~ その後程なくデマである事が分かり、事態は収束したが、この様なゴシップ的な噂が立つ事からも、その人気が伺い知れると言うものである。~ しかし、このカードの下位互換に当たる《カオス・ソーサラー》までもが 禁止になってしまった現状では、どんなに人気があろうと復帰は無理であろう。~ それ故に第2のリメイクカードの登場を望む声もある。 《カオス・ソルジャー》のリメイクカード。~ 属性だけ地属性から光属性に変更されている。~ また、強さ・人気共に群を抜いていた為に非常に高価でもあった。~ 最もレアリティの低いウルトラレアでも¥2,000を割る事はほぼ無く、アルティメットレアに至っては¥5,000を超える事すら珍しく無かった。~ 禁止カードとなった今では、ウルトラレアで¥1,500場合のものもあり、 傷ありのプレイ用カードなら¥1,000前後になることも。~ なお、初版は「混沌を制す者」でウルトラレア・パラレルレア・アルティメットレアが収録。~ EXPERT EDITION Volume.2ではウルトラレアで再録されている。~ 原作・アニメにおいて―~ アニメGXにおいて、展示されていた遊戯デッキを盗み出した神楽坂によって使用された。~ 攻撃名は「開闢双破斬」、また2回目の攻撃名は「時空突破・開闢双破斬」。~ 《千本ナイフ》を思わすかのような、高速の連続突き攻撃を繰り出す。~ あちらの世界では、禁止カードである《強欲な壺》や《悪夢の蜃気楼》《苦渋の選択》等が普通に使用されている。~ にも関わらず、三沢は「禁止カードの《混沌帝龍 -終焉の使者-》と対を成す…」と語っていた。~ 恐らく、我々の世界とは異なる内容の禁止・制限リストが適応されているのだろう。~ 関連カード [#me706ec2] ―カオスモンスター。~ 「カオス」の名を冠し、自分の墓地の光属性と闇属性のモンスターを1体ずつゲームから除外して特殊召喚する効果モンスター。~ 《混沌帝龍 -終焉の使者-》 《カオス・ソーサラー》 ―このカードの元となったカード 《カオス・ソルジャー》 ―それ以外の関連カード 《原初の種》 《天魔神 エンライズ》 《E・HERO グロー・ネオス》 収録パック等 [#g59d7a32] EXPERT EDITION Volume.2 EE2-JP025 Ultra; 混沌を制す者 306-025 Ultra,Parallel,Ultimate; FAQ [#rb869b62] Q:正規の召喚手順を踏んでいないこのカードを墓地から特殊召喚することはできますか?~ A:いいえ、できません。 Q:正規の召喚手順を踏んでいないこのカードを除外状態から特殊召喚することはできますか?~ A:いいえ、できません。