約 2,824 件
https://w.atwiki.jp/trpg002/pages/98.html
ハンドアウト(FHシナリオ1:罪の行方) PC1 ロイス:深山奏(16歳、女子高校生) 推奨感情:P 執着/N 無関心 カヴァー/ワークス:指定なし/FHエージェントorFHチルドレン あなたは N 市出身の FH エージェントで、PC3 のセルに所属している。 あなたの自宅の隣に深山奏という女子学生が住んでいる。 どこか陰鬱な印象を与える彼女のことがあなたは気になり、何度か声を掛けたりしてきた。 しかし、今朝の彼女はいつにもまして陰鬱そうに見える。 少し後ろ髪をひかれつつも、あなたは任務に向かった。 PC2 ロイス:葛城サヤカ(18歳、女) 推奨感情:連帯感/隔意 カヴァー/ワークス:指定なし/FHエージェントorFH戦闘部隊 あなたは PC3 のFHセルに所属している。 あなたは葛城サヤカというFHチルドレンともに何度も危険な任務を潜り抜けて来た。 しかし、"フィスト・オブ・ジャッジメント"というUGNエージェントの妨害により任務は失敗。 多くのエージェントや構成員を失いつつも、あなたとサヤカは命からがらN市のセーフハウスに逃げ込むことに成功した。 PC3 カヴァー/ワークス:指定なし/FHセルリーダー ロイス:"フィスト・オブ・ジャッジメント"(30歳男) 推奨感情:自由/脅威 しばらく前まで、あなたのセルは順調に勢力を拡大した。 しかし、ここ最近は"フィスト・オブ・ジャッジメント"と呼ばれるUGNエージェントの妨害を受けて任務は失敗続き、多くの人員を失ってしまった。 巻き返しを図るあなたのもとにFH日本支部長コードウェル博士から連絡が入る。 それは、N市のとある学校で起きた変死事件を調査するようにという依頼だった。 もしオーヴァードであるならば、FHに勧誘するか判断して欲しいとの依頼だった。 しかし、UGNも事件の調査を進めているだろう。"フィスト・オブ・ジャッジメント"との再戦の日は近い。 PC4 カヴァー/ワークス:学生or教師/FHチルドレンorFHエージェント ロイス:鈴原千秋(16歳、女子高校生) 推奨感情:自由/自由 あなたは FH 日本支部支部長コードウェル博士から命じられて N 市に潜伏しているFHのエージェントだ。 表向き、あなたは学生(または教師)として市立の高校に通っている。 裏社会で生きるあなたにとって友人である鈴原千秋と過ごす学園での生活はかけがえのない経験だ。 だが、そんな校内で、あなたはワーディングを感じ取った。あなたはすぐさまその中心へと向かった。
https://w.atwiki.jp/sdora/pages/3129.html
属性 光属性 最大Lv 99 初期HP 5726 最大HP 8589 レアリティ ★6 タイプ パラディン 初期攻撃力 1410 最大攻撃力 2115 初期防御力 1481 最大防御力 2221 初期スピード 1558 最大スピード 2337 +HP上限 4500 最大HP上限 13089 +攻撃力上限 600 最大攻撃力上限 2715 +防御力上限 1200 最大防御力上限 3421 +スピード上限 1305 最大スピード上限 3642 リーダースキル 野望の少女軍師 全てのユニットのスピードを30%アップ フォーススキル1 栄光への采配 光属性のn%全体攻撃。超高確率麻痺。発動時、味方単体に1ターン麻痺を付与。 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 125 - - - 140 - 147 - - 162 ディレイターン 3 効果持続ターン 1 フォーススキル2 魚鱗の守護陣 味方全体に10回のみダメージをn%減少させるバリアを発生。スキル後、味方全体に1ターン麻痺を付与。 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 進化前 [臥龍]リャンメイ 52 - 55 - - - 61 - - 67 通常進化 [知略の雛]リャンメイ ディレイターン 3 効果持続ターン - 幻獣契約 なし 特殊能力 先制 / 再生[滅殺]ドラゴンキラー 契約素材 - 契約使用先 - 入手方法 幻獣契約 備考 CV 西本 りみ・臥竜の軍師と深山の遺賢ガチャ開催!_http //crw.lionsfilm.co.jp/gesoten/news/detail.php?id=2020 k=3 ・特別クエスト『臥竜の軍師と深山の遺賢』 資料 *公式最大ステータス。 + ※立ち絵画像差分。 *立ち絵画像差分。 + ※ 潜在解放ツリー 【効果】(5) ━【効果】(5) ━【効果】(15)┣【効果】(5)┗【効果】(5) ━【効果】(15) ━【効果】(20) ━【効果】(30)+[覇者の宝珠]or[同一ユニット]【1】 ※()内は[精鋭の宝珠]必要数 潜在開放後ステータス +HP上昇量 -% 最大HP - フォーススキル1 スキル名 +攻撃力上昇量 -% 最大攻撃力 - スキル効果 +防御力上昇量 -% 最大防御力 - +スピード上昇量 -% 最大スピード - ディレイターン - 効果持続ターン - +HP上限 - 最大HP上限 - フォーススキル2 スキル名 +攻撃力上限 - 最大攻撃力上限 - スキル効果 +防御力上限 - 最大防御力上限 - +スピード上限 - 最大スピード上限 - ディレイターン - 効果持続ターン - リーダースキル スキル名 特殊能力 - スキル効果 コメント 名前
https://w.atwiki.jp/eternal-dreamer/pages/1880.html
KC0201~KC0205 KC0211~KC0215 カード一覧表 ステータス一覧表 エボ一覧表 KC0206 榎本 千瀬 KC0207 長谷部 雪華 KC0208 深山 安那 KC0209 河原井 来夢 KC0210 寺松 紅葉 KC0206 榎本 千瀬 4限目・ガチャ ノーマル 【1年1組 榎本 千瀬(えのもと ちせ)】「えっとぉ、お芋さんに……ザラメさんっ?」放課後になると、彼女のもとへみんなが集まってくる。お芋、ザラメ、とうもろこし、中には売店で買えるお弁当を持ってくる人も。果たして彼女は、それらをどうするのだろうか? 作者名 hm 生命力 1500 攻撃力 230 防御力 235 特殊効果 愛情+4 属性初期値 愛 7 学 2 体 3 マ 4 セ 5 エボ値 ( KC0226 / マイクロウェーバー千瀬 ) 愛 15 学 7 体 9 マ 9 セ 11 属性最大値 愛 28 学 10 体 12 マ 15 セ 21 KC0207 長谷部 雪華 4限目・ガチャ ノーマル 【2年1組 長谷部 雪華(はせべ ゆきか)】「はあぁ……朝令暮改にもほどがあるわ」名目上は生徒会書記であるが、実質は秘書業を兼ねている。生徒会長・天草星華が自由奔放に振る舞えるのも、彼女の活躍があってこそ。星華に対して文句を言わないところなど、さすがだといえよう。 作者名 イチリ 生命力 1550 攻撃力 210 防御力 255 特殊効果 特になし 属性初期値 愛 3 学 7 体 3 マ 6 セ 3 エボ値 ( KC0227 / プリンセスガード雪華 ) 愛 8 学 15 体 8 マ 13 セ 8 属性最大値 愛 12 学 29 体 11 マ 23 セ 11 KC0208 深山 安那 4限目・VS ノーマル 【2年2組 深山 安那(みやま あんな)】「ちょーっと動かないでね。はい、とれたよっ」彼女は、誰にでもやさしく接する世話焼きさん。何かをするときも、みんなと歩調を合わせながら、救いの手をさしのべていく。クラスメイトの保護者として、みんなから慕(した)われているのだ。だけど、彼女の好意をアテにしてばかりいると、お仕置きされちゃうぞっ。 作者名 Hirokorin 生命力 1050 攻撃力 190 防御力 220 特殊効果 特になし 属性初期値 愛 3 学 4 体 4 マ 7 セ 5 エボ値 ( KC0228 / 天之咲風紀委員あんな ) 愛 8 学 10 体 9 マ 13 セ 13 属性最大値 愛 11 学 14 体 14 マ 26 セ 15 KC0209 河原井 来夢 4限目・VS ノーマル 【3年1組 河原井 来夢(かわらい らいむ)】「ぁあ? こんな課題、子供にだって分かるぞっ」彼女はいつも、どこかアンニュイな雰囲気をたたえている。だからといって、不真面目なわけじゃあない。普段の勉強はそつなくこなすし、運動神経だって悪くはない。ちょっと大ざっぱなところもあるかもしれないけど。天才肌ってのは、こういう感じなのかも? 作者名 いけだじゅん 生命力 1150 攻撃力 215 防御力 220 特殊効果 特になし 属性初期値 愛 3 学 5 体 5 マ 3 セ 7 エボ値 ( KC0229 / 影法師の来夢 ) 愛 8 学 12 体 10 マ 8 セ 15 属性最大値 愛 10 学 18 体 16 マ 11 セ 25 KC0210 寺松 紅葉 4限目・VS ノーマル 【2年2組 寺松 紅葉(てらまつ くれは)】「机上論など、タダの空音(そらね)だね」〈黒マントの鬼才〉とは、彼女のことだ。仮説を嫌う彼女のポリシーは、実力行使、実益主義。学説を裏付けるための実績を手に入れるべく、たゆまぬ努力を積み重ねている。彼女が脳内で完結したプランに基づいて実験を始めたときには、注意が必要だ。 作者名 てるみぃ 生命力 1100 攻撃力 210 防御力 210 特殊効果 特になし 属性初期値 愛 3 学 9 体 2 マ 3 セ 5 エボ値 ( KC0230 / マッドな科学者 紅葉 ) 愛 10 学 18 体 6 マ 10 セ 8 属性最大値 愛 10 学 32 体 9 マ 12 セ 18 KC0201~KC0205 KC0211~KC0215 カード一覧表 ステータス一覧表 エボ一覧表 ■更新履歴■(最終更新2010-06-09) 本日 - 昨日 - 総計 -
https://w.atwiki.jp/aimai57/pages/10.html
タイトル オトミミ∞インフィニティー ブランド名 あっぷりけ-妹-(現在はあかべぇそふとと統合) 原画 青鳩こばと / 八坂ミナト SDCG れとまクロ シナリオ 黒曜石 ジャンル ADV 耳種 ネコ(鈴音まよい)、イヌ(小屋茶々子)、ウサギ(草原羽根美)、キツネ(深山紺)、トラ(屏風てとら) 公式HP http //www.akabeesoft3.com/products/otomimi/index.html 一言 なんと攻略キャラが全員ケモミミ娘という作品、茶々子かわいいよ茶々子!
https://w.atwiki.jp/gentlemen/pages/21.html
銅崎真二郎 廃寺に住む年齢不詳の破戒僧。坊主とは名ばかりで昼間から酒を飲み、女を買う不徳ぶり。 本人曰く修行したのは大陸の深山にある寺で、拳法に怪しげな呪いを習ったとの事。 ボサボサの髪とスーツ、左手に巻きつけた紫水晶製の数珠がトレードマークで上着の中には伸縮剣、 青龍刀、飛刀などが仕込まれている。 怪しげな事件や、猟奇殺人の現場には必ず現れては高井戸に怪しまれている。 「この世で怖いのは人間の悪意って奴っすよ。若そうに見えて色々と経験してますんでね」 修行時代? 怪異譚・古寺の一夜
https://w.atwiki.jp/urgent1business/pages/32.html
[Fu/FXシリーズ] Fu-15C・零式陸上戦闘機52型 Fu-17・二式特殊戦闘攻撃機 Fu-18・三式戦闘攻撃機 FX-22・桜花 Fu-31・橘花改 SFu-32・秋水改 Fu-35B・震電甲 Fu-35C・震電丙 [Fe/Fdシリーズ] Fe-30 東海 Fd-33 景雲 [Bシリーズ] IJB-1 深山 [Cシリーズ] C-5 天雷改 Cー27·富嶽 [Eシリーズ] E-4 天雷 [Tuシリーズ] Tu-15 零戦乙 Tu-22 秋水乙
https://w.atwiki.jp/soq_skygalleon/pages/937.html
中列 深山の恩寵 編集 発動確率100 味方全体のATをAT×0.25アップし(2ターン)、味方全体で一番ATが高いキャラのATをAT×0.5アップする(2ターン) 効果1 効果2 属性無 属性無 範囲タイプ絶対 範囲タイプ絶対 効果範囲 クリティカル率 効果範囲 クリティカル率 確率 倍率 確率 倍率 ■■■ 60% ×0.25 ■■■ 60% ×0.50 ■■■ 30% ×0.30 ■■■ 30% ×0.60 ■■■ 10% ×0.40 ■■■ 10% ×0.75 備考
https://w.atwiki.jp/yamato1/pages/33.html
森のクマさん 待ち待ちて あの娘に恋いて巡る森 白い貝殻手に持ちて イヤリングにと渡す日を 森のクマさん待ち待ちて 今日も日すがら待ち惚け やがて日が落ち暮れなずみ 黄金(こがね)の夕陽に黄昏れて 森のクマさん待ち待ちて 今日もあの娘は来なかった 違う世界で生きる娘の 無垢な心に罪は無し 森のクマさん待ち待ちて 白い貝殻地に埋めて 一人深山を掻け分きて 霞の彼方に消え往きつ 森のクマさん待ち待ちて やがて歳過ぎ日が過ぎて 迎え来(きた)れる朝の日に 末期の目をばうすら開け あの娘の麗姿を夢に見る コピーライト:huhuhuhooo
https://w.atwiki.jp/lathyrus_odoratus/pages/26.html
国民紹介 08-00194-01:雨中正人 08-00195-01:わんちょぺ 08-00198-01:たらら 08-00201-01:NOIS 08-00202-01:葛野 08-00203-01:深山ゆみ 08-00206-01:真夕 08-00790-01:リタン 08-00817-01:どりーまー 08-00194-01:雨中正人 国民名:雨中正人 性別:男 元ジェントルラット藩国藩王。藩国内では藩王代理とも呼ばれる。 自称紳士鼠(ジェントルラット)という怪しい人物であり、男に厳しく女性と子供に優しい。 また、物語をこよなく愛し、あらゆる物に潜む物語を想像する事が出来る。 そのために時々ぼーとしているように見られる事もある。 好きな事は遊ぶ事と本を読む事と雲を見て物語を想像する事、そして子供と話す事である。 過去に幾つ物幾つ物闇を越える経験をしていて、何かに怯むという事を忘れている。 08-00195-01:わんちょぺ 国民名:わんちょぺ 性別:男 子供のころ、父親を亡くし、母親からの「お星様になったのよ」という言葉を素直に信じて、夜の空ばかりを眺めていた。いつしか星自体に興味を持ち、望遠鏡を片手に星を観測し始める。趣味を超えて、いつしか夢見ていた星見司に仕官したところから、ワタシのお話は始まります。 08-00198-01:たらら 国民名:たらら 性別:男 ダメな人に恋している。放浪癖がある。 20前半くらい。自他共に認めるダメ人間。 カウンターアタック、加納中隊にて陸戦隊小隊長を務めたのち、 流れに流れて広島まで流れついて善行配下の隊員となる。 その後善行中隊の配下として聖銃大戦を戦い、 次にプレミア班の狙撃手として瀧川防衛線に従軍していた。 戦闘終了後、何となく、という理由でまた流れて行き にゃんにゃん共和国キノウツン藩国に到着。 数週間の滞在を経て次はわんわん帝国の ジェントルラット藩国にたどり着き、この国の国民となった。 08-00201-01:NOIS 国民名:NOIS 性別:男 亡命する国があると聞いて、元居た藩国の正義を代表しようと思った。一度国を出れば帰れない。その事は承知で、自分の正義を成す為にあえて退路を断った。いずれ再び訪れるなら、それはこちらから道を開いて辿り着けば良い、と覚悟を決めた。「あいあむ」というヘンテコな一人称を使い、見聞きする物ほぼ全てに目新しい感動を覚える青年。出身地は不明。趣味はギャンブル。心に正義の灯を点し、今日も弁舌巧みに人を煙に撒く。 08-00202-01:葛野 国民名:葛野 性別:男 紅葉国からメードさんに釣られて人狼領地に亡命。ジェントルラット亡命支援のため、今またにゃんにゃん共和国に舞い戻ってきた。 脱藩を隠すため国許では不正事件に連座して処刑されたことになっており、今後おおっぴらに活動できるかは不明。 出国の際に持ち出した整備道具に「互いに寄り添うわんことにゃんこ」のエンブレムを印して、残してきた皆の無事を願う 08-00203-01:深山ゆみ 国民名:深山ゆみ 性別:女 0.6の終わりごろ、知人に「好きなキャラが困ってたら助けたいでしょ?じゃ、国民になってね」といわれ、何もわからないまま、うっかり国民登録してしまい、ぐるぐるしまくり。そのまま0.7でも参加し続け、さらにぐるぐるの日々。亡命までしちゃいました…。 いろいろ不安はありますが、わりと楽天的な性格なので、こちらでも、何かのお役に立てるよう頑張れればいいな…と思っています。初心者なのに根源力だけ増えていってしまい、現在びくびく中。「初心者でも大丈夫ですよ」という芝村さんの言葉…信じてていいの…かな?(不安) 08-00206-01:真夕 国民名:真夕 性別:男 にゃんにゃん共和国紅葉国からわんわん帝國人狼領へ移民 人狼領でジェントルラット亡命の支援をするように指令を受け、ジェントルラット亡命 に加わる。 亡命成功後も情が移ったのかジェントルラットに所属することになる。 脱藩を隠すため国許では不正事件に連座して処刑されたことになっており、現在は北国人らしく白熊になりきって生活している。 しばらくは大人しく過ごしていたようだが、最近、白熊なのを良いことに好き勝手はじめているようだ。 08-00790-01:リタン 国民名:リタン 性別:男性 秘密主義のためすべては謎に包まれている。 08-00817-01:どりーまー 国民名:どりーまー 性別:男性 メイを追って火星の海からながれついたひと(自己紹介のつもり)
https://w.atwiki.jp/side_flip/pages/168.html
#freeze 高里椎奈 contents #contentsx 書籍情報 plugin_html is not found. please feed back @wiki. 著者 : 高里椎奈 発行元 : 講談社 単行本(ソフトカバー)発行 : 1999.3 文庫版発行 : 2005.5 落ち着いた好青年座木(くらき・通称 ザキ)、超美少年の深山木秋(ふかやまきあき・通称 秋)、赤毛で元気いっぱいな少年リベザルが営む「深山木薬店」を舞台にした「薬屋探偵妖綺談」シリーズの第1作にして高里先生のデビュー作。メフィスト賞受賞作。 あらすじ 以下 新書版内容紹介より引用 とある街の一角に、その店は存在する。燻べたような色の木の板、木の壁、木の天井。まるでそこだけ時に取り残されたかのような―その店。蒼然たる看板に大書された屋号は、『深山木薬店』。優しげな青年と、澄んだ美貌の少年と、元気な男の子の三人が営む薬種店は、だが、極めて特殊な「探偵事務所」で…!?メフィスト賞受賞作。 引用終わり 雪の校庭に残された巨大な「雪の妖精」の真ん中で発見された子どもの遺体。 悪魔に魂を売ってしまった不動産会社社員。 亡くなった子どもの幽霊に悩まされる母親。 「深山木薬店」を中心にそれぞれの事件が絡まって、一つの解決を導き出す。 書評 アイデアは面白いが描写は弱い。でも続きが楽しみなシリーズ開幕作。 高里先生のデビュー作ですが、さすがメフィスト賞受賞作。 まっすぐではありません。 落ち着いた好青年座木(くらき・通称 ザキ)、超美少年の深山木秋(ふかやまきあき・通称 秋)、赤毛で元気いっぱいな少年リベザルが主人公ですが、妖怪です。 「深山木薬店」を経営していますが、裏家業は妖怪達の起こした問題を秘密裏に解決することを目的とした問題解決業。 こういう設定ですから、物語には当然怪奇色がつきまといます。(注:怖くはないw) 悪魔くんも出てきます。 3人の元に持ち込まれる事件も、当然超常現象的です。 悪魔に魂を売ってしまった男。 校庭に残された巨大な雪の妖精(人間が雪の上に仰向けになって手足を動かしたときにできる蝶のような形)と、その雪に埋もれて死んでいた少年。 その少年の亡霊に悩まされる母親。 これらの謎が物語の展開と共につながってゆくのですが、面白いのは、超常現象に見せかけた人間の仕業でもなければ、単なる超常現象でもない、その中間的な過程をたどるところです。 あまり詳しく書くとネタバレになってしまいますので控えますが、本格ミステリとしてはぎりぎりのラインでしょうね。面白い試みだと思います。 ただ、これはまともな謎解きがほしい、と思っていた部分があっさり超常現象側に投げられたりしてしまったところもあるのでそれは残念です。 また、デビュー作だけに、残念な点が他にもちらほらと。 キャラクターは、いわゆる漫画的な設定です。 絶世の美少年に、いじられ役のかわいらしい子ども、そして暖かく2人を見守る好青年。 まあ舞台設定が設定なので、このくらいのインパクトはあってもよいと思います。ただ、この作品のみでは、キャラの魅力は正直書けていたとは思えません。このような漫画的設定の場合は、深い心理描写などの重要性は低くなると思いますが、その分読み手の脳裏にある程度ビジュアル的なものが浮かばないといけないのかなと思うのです。 例えば、主人公の秋はいろんな人と会話を重ねますが、設定にある、超絶美少年といったところが相手の反応から見えてこないのですね。 舞台設定と共に「キャラ」がこのシリーズの大きな売りになっていると思いますので、そこら辺の描写はもう少ししっかりした方が、と思いました。 次に、会話部分でやたら読みにくいところが所々ありました。 テンポよく読んでいたと思ったら、会話が続くところになると、急に誰の台詞かわからなくなってしまうところがあるのです。 例えば―― 以下 単行本P50〜51 から引用 秋「一飯の徳も必ず償う。『史記』だ。些細な恩にも必ず報いろってコトさ」 リベ「へえ、師匠らしからぬ、善人ぶった言葉ですね」 ザキ「リベザル。秋は省略したけど、この詩には続きがあるんだよ。『睚眦の恨みにも必ず報ゆ』ってね」 リベ「どういう意味ですか?」 ザキ「どんな些細な恨みにも必ず仕返しをせよ、って意味だよ」 リベ「ポン」 秋「なにが『ポン』だ。陰口なら陰で叩け」 このようなやりとりがあるのですが(今これだけを見てもそりゃわかりにくいかも知れませんが)実はこの台詞部分を読んでいるときはスムーズに読めている(=発言者を無意識に理解しながら読めている)のですが、ここに次のフレーズが続きます。 ザキの容赦ない台詞にリザベルが右の手の平を握った左手で叩いて納得の意を示すと、秋は足を止めて憮然とした声を投げてよこした ここでは、台詞の頭に人物の名前をつけましたし、また動作をあらわすような台詞もあったので比較的分かり易いかも知れませんが、わたしは台詞自体はスムーズに読めていたにも関わらず、この台詞について語られた状況描写を読むに至って、かえって混乱して、もう一度台詞から読み返すこととなりました。 おそらく連続する台詞に対して、次の一文で全部の台詞の説明が詰まっているから、読者は前に進むつもりなのに、無理に後ろに引き戻されてしまい、瞬間的に混乱してしまうのでしょう。もちろんこの部分だけの話ではなく、所々で同じような感覚を味わったので指摘したのですが。 これもせっかくキャラのやりとりを通じて、頭の中にイメージが湧きそうなのを阻害されるという意味において、上で述べたキャラの描写を不十分に感じてしまった一因かも知れません。 あと、最後は謎解きですが。 小さな謎がつながって大きな謎を解明する、といった類の謎解きで、本来わたしの好きな形なのですが、それぞれが一応理屈ではつながっているのかも知れませんが、どうも散文的というか、それぞれの謎が積み上がっていく過程の描き方が弱いように感じました。結果として大きな謎が解けた、というカタルシスは感じることができませんでした。この辺もアイデアというよりは、描き方の問題のように感じます。 どうしても、苦言を呈するときほど慎重になるために、分量が多くなってしまいますが、デビュー作であり、シリーズものの第1作ということを考えると、今後の作品も読んでみたいと思わせるものでありました。 アイデアは本当に面白いです。 ラノベテイストかと思わせておいて、なかなかの入り組んだ謎の設定であるところも好印象です。とにかく気になったのは描写というか、テクニカルな部分でしたので、作品ごとに格段に面白くなっていくのでは、と期待しております。 結果、単発ものならキツイですが、シリーズの幕開けとしてはよい幕開けだったように思います。 実際、わたしは現時点で未読ですが、なが〜く続いているシリーズですし、おそらく期待してよいのでしょう。 次作も楽しみにしております。 感想・書評投稿 ぜひ、この書評に対するあなたのコメントをお願いいたします! こちらからどうぞ あなたもこの本についての書評を書いてみませんか? 短いものでもけっこうです。 こちらからどうぞ