約 3,575,544 件
https://w.atwiki.jp/sentai-soubi/pages/2776.html
【名前】 シュリケンジャーキー 【読み方】 しゅりけんじゃーきー 【登場作品】 海賊戦隊ゴーカイジャーゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦 【初登場話】 第15話「私掠船現る」 【分類】 レンジャーキー 【使用者】 バスコ・タ・ジョロキア⇒ゴーカイシルバー 【大いなる力】 ○? 【海賊戦隊ゴーカイジャー】 『忍風戦隊ハリケンジャー』のシュリケンジャーの力が宿るレンジャーキー。 当初は「バスコ・タ・ジョロキア」が所持しており、ラッパ型のツール「ラッパラッター」へセットされ、シュリケンジャーへ実体化する。 他の追加戦士のレンジャーキーと同様、「ゴーカイジャー」の手に渡った(第15話)。 ゴーカイセルラーでスキャンすると、シュリケンジャーへ豪快チェンジ、能力を使える。 「ファイヤーモード」への強化変身も可能となる(第43話、最終話)。 【ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦】 「黒十字王」の使う特殊な銃にて撃ち出され、シュリケンジャーへと実体化する。 更にゴーカイジャー、ゴセイジャー、ゴセイナイトの想いへ応え再度実体化した。
https://w.atwiki.jp/kitakoutarou/pages/166.html
そして、彼女達に仕掛けられた運命とはっ!? 今、ザンギャック帝国にゴーカイジャーの怒りが爆発するっ! 冒険とロマンを求めて、宇宙の大海原を行く若者たちがいた。 宇宙帝国ザンギャックに反旗を翻し、海賊の汚名を誇りとして名乗る豪快な奴ら! その名は、海賊戦隊ゴーカイジャー! http //www.youtube.com/watch?v=dQta-fJobys 海賊戦隊ゴーカイジャー 第13.50話「そんなの、無理に決まってる」 ―――side マーベラス ジョーが斬る。 ルカが薙ぐ。 ハカセが投げる。 アイムが穿つ。 ついこの間のアイムの誘拐騒動。今、その時と同等の怒りが俺たち全員の心を満たしている。 目の前のゴーミンを手にした武器ごと切り裂く。後ろから迫るスゴーミン共をゴーカイガンの連射で防御した腕の装甲ごと打ち砕き、粉々にする。 無謀にも殴りかかるゴーミンの顔面を握り潰し、盾にしつつ突撃を掛ける! 結界のそこかしこで同じ様な光景が広がっていた。 結果、ザンギャックが展開したあれほどの大部隊は、ものの数分で完全に結界の一角に追いつめられていた。 「……止めだ!」 サーベルにゴーカイジャーのレンジャーキーをセットし、全員が必殺技「ゴーカイスラッシュ」を放つ。 斬撃波に切り刻まれ、瞬く間にザンギャック兵は壊滅した。 これで残るは戦艦に篭る奴一匹。……いや、もう一匹。 「魔女」と言う異形がゆっくりとこちらに迫っている。 外見は正直に言って、非常に可愛らしい。 が、裏に潜む実力はどの程度なのかまるで察しがつかない。 迷いが生まれたその一瞬に、戦艦が結界から離脱しようと動き始めた。 「……させるかよっ!」瞬時に「ゴーカイブラスト」の体勢に入り、戦艦を落としにかかる。 が、放たれた5色の弾丸はザンギャック艦ではなく謎の黒い怪物に飲み込まれ、咀嚼された。 地上のぬいぐるみ魔女が、瞬時に吐き出したのだ。 おそらくあれこそが奴の本体なのだろう、その黒くてフザけた顔の塊が一直線にこちらに迫る。 「……早ぇっ!?」とっさに全員が15番目のスーパー戦隊「ジェットマン」へとゴーカイチェンジし、空中へ飛び上がる。 一瞬遅れて魔女が殺到し、先程まで俺たちが居た地面を貫いて、また反転する。 巨体に見合った破壊力と、それにそぐわないこのスピード。 おまけに地面の大部分はぬかるんで自由を奪う生クリームだと来ている。 言葉こそ喋らないが、こいつは中々の知恵者かもな……。 「おいお前ら!あそこで寝てる嬢ちゃん達は、毎日こう言うのを狩って来てんだ!…プロの海賊が負けられねぇよな!?」 おう、と4人が力強く応える。へっ、全く頼もしい事だ……! 「ジョー、ルカ!突っ込むぞ、付いて来い!アイムとハカセは撹乱しながら援護だ!」 5人の鳥人が、一斉に羽ばたいた。 ―――side 暁美ほむら 最初に目を覚ましたのは、私だったようだ。 むくりと白い大地から顔を上げる。……三つ編みがベタベタ、でも今はそんな事言ってる場合じゃ無い。 魔法少女では無くなったからか、能力で盾に収納していた火器が足元に散乱していた。 インキュベーターが私達を騙していたって事はわかってた。でも、まさかこんな真相が裏にあったなんて……あいつの本性を見抜けなかった自分に歯噛みし、辺りを見回す。 周囲はまだ一面お菓子の地獄、魔女の結界の中みたい。結界が健在なのにも関わらず、ザンギャックに射殺された訳でも魔女に食われた訳でも無い。 あのイレギュラー達がきっちり守ってくれたみたいね。 牽制にマシンガンを連射し、空を見上げる。 私達を守ってくれた5人のスーパー戦隊は、上空で「お菓子の魔女」と激戦を繰り広げていた。 巨大な魔女の周りを正しく縦横無尽に飛翔する「ジェットマン」…いえ、「ゴーカイジャー」。 並行して隊列を組んで居た5人が二手に分かれる。 白と黒の二人はより遠くへ飛び、残った三人はその場で剣を抜き放つ。 そして…「バードブラスター!」二筋の閃光が赤・青・黄の鳥人をかすめ、「お菓子の魔女」のふざけた顔面に肉薄する! その刹那、すかさず魔女は大口を開けてレーザー光を飲み込む。しかし、歴戦の海賊戦隊から見れば、その一瞬すらも永劫に映るのだろう。 三人の鳥人が大口を開ける事で自ら前方の視界を閉ざした魔女へと肉薄する。 鳥葬のように冷徹に、迅速に、魔女の黒く巨大な身体は刻まれて行く。 「……飛行斬りッ!」赤い戦士が一声の気合を発し、最後の一閃が振るわれた。 まさに一瞬、正確に言えばほんの2~3秒。たったそれだけで、魔女をぽん、と押せばバラバラと崩れ落ちてしまわせそうなほどの傷を負わせられるのだ。 「……すごい」 中学2年生にもなったのにこんな小学生並の感想しか出てこない自分を情けなく思う。 それでも、あの時の私はこう言うだけが精一杯だった。そう言わせるだけの凄まじい戦闘力。年甲斐もなく、思わず胸が弾む。 ……それだけの戦果、そして彼らの実力への信頼が隙を生んだのか。 私は後ろに迫る触手に気づきながらも、声が出せなかった。 「……逃げてぇっ!」叫んだ時には遅い。 最も肉薄した赤い戦士は、無数の傷口から生えた魔女の細い分身達の攻撃を全身に受けていた。 「……ぐあぁぁっ!?」 まどかの作った傷口を魔女に抉られでもしたのか、普段の不遜な態度からはそうそう聞けないであろう派手な苦痛を漏らし、赤い船長が落ちていく。 その姿は何時の間にか、ジェットマンからゴーカイジャーへと戻ってしまったようだ。修復を完了した魔女本体が、喜色満面で追いすがる。 ―――間に合わない 私の直感は恐らく当たっている。残った4人も全速力でゴーカイレッドを目指している。が、黒と白の二人は距離が開きすぎ、また、牽制攻撃も今の魔女は興奮して意に介さない。 さりとてより近い青と黄の二人は、傷口から伸びるミニサイズの魔女達の相手に手間取っている。 そして、私自身は。 「痛いッ?……銃がっ、撃てないっ……!?こんな時にッ!」 そう。私は最早、誰かを守る魔法少女では無く。 ドジで、ノロマで、愚かなただの中学生「暁美ほむら」でしか無いのだった。肩から先、右腕がきしむ様に痛む。 先ほど魔女に対して行った89式小銃の無計画な連射は、もはや私の右腕から筋力のほぼ全てを奪い取っていた。 誰も、何も出来ず、ただ赤い戦士が貪られるのを眺めるばかりなのかと。 私がそう諦めかけて、せめてと視界を閉ざした瞬間。 「暁美さんっ!支えなさい、早く!」聴きなれた誰かの声が響いた。 私は訳もわからず手を前に突き出し、その誰かの腰部分を抱く。この悪夢の中、ようやく頼る物が出来たような感覚。 ほっ、と一息ついた次の瞬間、耳をつんざく轟音が響き、ドチャァァァッと何かが落ちる。地面を抉り取る鈍い音が続く。 巴さん、否、巴マミが私のカスタムデザートイーグルで魔女の急所を狙撃したのだ。 怒りに燃えた瞳でこちらを睨む魔女の鼻のすぐ下、俗に言う「人中」の辺りに巨大な穴が穿たれている。 対戦車マグナム弾の一撃には、流石の魔女も耐えられなかったようだ。 「……巴さん、その……腕は」何の訓練も積まない少女の肉体で、ノーリスクであんな化け物を撃てるはずも無い。 当然、巴マミの右腕は、肩口から痛々しく垂れ下がっていた。 思わず目を背けた私にすかさず次の命令が下る。 「やっぱり単発銃じゃあ、威力があっても再生されちゃうのね……暁美さん、あなたM249持ってたわね?早く貸しなさい。弾丸も、ありったけ」 「……!? 無茶ですよ、そんなっ!今の私達は魔法少女じゃない、普通の女の子なんです!ここは任せて皆と逃げましょうよっ!」 「黙りなさい。…やっぱりあなた、美樹さんの言った通りかもね。何もかも諦め切っちゃってる。」 「良いこと?私はあなたなんかよりずっと前から、この街を守る魔法少女なの。これまでも…そして、これからも!」 巴さんは外れた右腕をがごっと嫌な音をさせつつ無理やりに嵌め、こちらに伸ばす。 「……わかりました。でも、今のままじゃこんなの撃てませんけど」 「撃てないなら撃てるようにすれば、良いのよっ!」 そう叫ぶと、少女には長大すぎる機関銃を抱えて、巴さんは走りだした。そしてすぐに止まり、手近にあった巨大なマシュマロの置物に「埋まる」。 「私も、お菓子作りが上手なのよ?同じ趣味を持つ者として、食べ物で遊ぶような子にはお仕置きしてやらないと、ね!」 その手の内で、機関銃が存分に猛り狂う。 連射された弾丸は全て狙い違わず魔女に命中。ゴーカイジャーに注意を向けていた魔女の魔眼が巴さんに刺さる。……!?ゴーカイレッドが居ない。 「よぉ、時間稼ぎご苦労。だがよ、怪物退治は戦隊の仕事なんでな!」 「ゴーカイチェンジ!」―――ダァァイナマァン! ゴーカイジャーの姿が7番目のスーパー戦隊「ダイナマン」へと変わる。 この時間軸にたどり着いてから学習した事が一つ。彼らがこの形態を用いる場合、する事はほぼ決まっている。 「おいお前ら!爆風が行くぞ、さっさと逃げな!」 あぁぁぁやっぱり!結界の中なのにどこへ逃げろって言うのよぉっ! ……いや、手近にあるわね。 「美樹さやか、佐倉杏子、鹿目…さん!起きて、走るのよ!」 むにゃむにゃ…と、書き文字で擬音を付けたくなるようなのろい仕草で3人が覚醒する。 「暁美さん、何を……?…今二人を預けられても困るわ、私が撃てないじゃない」 まだ戦うつもりなのか。 「今は、そんなの、良いじゃないですか……鹿目さんも、すぐ連れてきます。吹き飛びたく無いなら、マシュマロに、入れてあげてください」 それだけ言い捨てて、私はまた走りだす。急がないと、結界ごと吹き飛ぶのはごめんだわっ!心臓が早鐘を打つ。 「鹿目さんっ!…走って!」 「ふぇぇっ!?ほ、ほむらちゃん!」 …こんな状況なのにやっと目を覚ましたみたい。この娘って、ほんと暢気よね……。 ―――side マーベラス この「魔女」の能力はとてつもなく厄介だ。 口を開ければエネルギー波は飲み込まれ、物理攻撃をすれば外皮を脱ぎ捨てるか傷口から分身を出すかの二つで無効化される。 それにもちろん、パワーとスピードも折り紙付き。まともに戦えばとても適う相手では無い。 そんな強敵に対しては。「真っ向から叩き潰してやらねぇとなぁ!」 「ちょっ、マーベラス待ってよ!そんなの作戦って言わなモゴモゴ……」 ルカが即座にハカセの口をふさぐ。 「ダイナマンのキーを使ってるのにまだわかんないの?子供ねぇ~」 「ま、良い考えだと思うよ?下手に攻撃すると、再生されるばっかりだもんね。それならいっその事!」 「おう、その通りだ!行くぜお前ら!」 「「「「「ニュー・スーパー・ダイナマイト!!」」」」」 ズドグォォォォォォォォォォォォォォォォォン! ベギャァァァァァァァァァァァァァァァァン! ドッガァァァァァァァァァァァァァァァァン! バグォォォォォォォォォォォォン! バシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン! 子供じみた擬音だが、あの轟音を文字で表すならこう表現する他無い。 結界の中の物は一瞬でほぼ全て消し飛んだ。残ったのは半壊のザンギャック艦と、ほど良い色の焼きマシュマロ。 そして、そこから顔を出した5人の少女だけ。 Ex-side:α-01 「お菓子の魔女」 ……絶望・苛立ち・怒り・悲しみ・妬み。マイナスの感情をたっぷりと吸込み、この世界へと「誕生」する。 なんや、ここ病院やないか。べぇはんも趣味が悪ぅおまんな、よりによってわいをここで孵化させようやなんてな。 文句言える身体なら言うとるやろな。 しかも何やねん、もう魔法少女おるやないか!サービス悪すぎやでほんま、あの白饅頭は営業マンの屑やな。 ご丁寧にグリーフシードを囲みよってからに、本気で潰す気か?はぁ…上等やで。お前らみたいなペーペー、何人でもわいだけでいてもうたるわ! さー、結界張ったったで。どっからでも入って来なはれ……ってあれ。 …ザンギャックの皆さんやないの。ご機嫌よろしゅう……って、こいつらには念話でけへんのやったな。 しかし、なんでおるねん? お、そうこうする間に一匹入って来よった。おいでおいで青いの、わいはもっと奥やでー。 お仲間はん達もはよおいでなはれや。何立ち止まっとんねん? ……なんや、わいの菓子食おうとしてるんか? けったくそ悪い、泥棒が後輩におるなんてな! 全く、わいが魔法少女やった頃はなぁ……って、べぇはんやないの。 これはどういう事ですのや?あんなザンギャックのおもちゃなんか連れ込んで? え……?スーパー戦隊?35番目?ゴーカイジャー? はぁ……時間は経つもんやなぁ。こないだ孵化した時は…えっと、冒険じゃあ?とか言う連中がわいわいやってた頃でしたなぁ。 ……はぁ、そいつら絡みの作戦にわいらを使いたい、と。さいでっか。 どうせ拒否できる立場や無いですし、存分にやらせてもらいまっさ。 ……安請け合いするもんや無いな。 なんやこいつら、滅茶苦茶強いやんけ。みんな殺られてもうた。 べぇはん、ほんまにえぇんですか? まだ脱出に時間かかりまんのやろ?いくらわいが強化されてるからって、ちょびっと危ないんと違います? ……なんや、あの白饅頭念話切りよってからに。 やってられへんわ、あいつから食うたろか、ほんま…… あ、冗談でっせ?ほら、撃たれてますよー。ほらほら、わいがいないと危ない所でしたやん。気をつけへんとなー。 さて……魔法少女やのうて、戦隊と戦うなんて思ってなかったけどな。 わいがやる事はかわらへん。食いちぎって、貪って、噛み潰すだけや。 行くで、「ゴーカイジャー」! ……躱されて思い切り顔ぶつけてもうたがな。あぁ、鼻いた。 しかし「ジェットマン」……どこぞで聞いた名前やな。スーパー戦隊の一つなのは確かやけど。 ッ!…レーザーか。んなもん飲み込んだるわ! って、あぁぁ痛い痛い痛い。んな殺生な、今何度切りはった? あぁ……こんなに傷ついとる。これだけやられちゃ……相当生まれるな。 それみんな、目の前の赤いのに噛み付いたり! ……どや、そこの黒い眼鏡のお嬢ちゃん。さっきから目ぇ丸くして見とったけど、これがわいの力やで。 安心しいや、腹ん中で10人仲ようさしたるからな。何や、物騒なもん持ってどうしたんや?構えもでけへん癖に生意気やな。 邪魔せずそこでじっくり見とけや。じゃ、赤いの頂きまーす! 痛い!! 痛い痛い痛い痛い!な、何してくれる!わいの顔にこんな、こんな大穴開けよって! 許さん、絶ッッッ対許さん!ブチ殺したるわこの黄色! 頭から行ったる、噛んどるとこ見せつけたるからな! なんやカラフル、邪魔するな、どけや! ……爆発!? 死んだ。あぁまた死んだ。どんどん「わい」が焼け死んでくわ。 あ、死ぬ死ぬ。一番長く伸びたわいが死ぬ。一番後ろで菓子食ってたちびっこいわいも死ぬ。 死んだ。死んだ。死んだ。あ、今度は二匹まとめて死んだ。あ、もうこのわいの番かいな。 はぁ、死んだ。 『やっと、終わったの?……これでまた眠れるのね』 全てが終わった後、ほんの一瞬訪れる私だけの時間。 と言った所で、別にする事なんか何一つ無い。 再び悲しみの種に閉じこもるまでの数瞬、私は「何故こんな事になったのか?」 と、何十回目かの自問をする。 降り止まない雨の中から、白いアイツがやってきた。 私はお菓子の袋を「消す」。魔法のお菓子は素質有る人にしか見えないけど、食べながら話すのは悪いものね。 「……やぁ、―――!元気かい?」 「その名前で呼ばないでって、何回言ったっけ?あなたと契約した時から私は魔法少女、マジカル☆シャルロッテになったんだから」 「……確かに君を魔法少女にしたのは僕だけど。この病室の名札には別の名前が書いてあるよ?」 「僕も魔法少女を産み出して長いけど、君みたいな発想の子には初めて会うね。そんなネーミングセンスの持ち主にも」 「……黙んなさい」 呆れ顔から一転、もとの無表情に帰り、キュゥべえが問う。 「ところで、隣のベッドが空いたんだね。あの青年は退院できたのかい?ひどく重症だったみたいだけど」 「あの人?あぁ、この間亡くなったわ。最後の最後まで誰かに怯え続けて。見る影もなくガリガリに痩せこけて、ね。」 「私、最後の瞬間にあんなにはなりたくないわね」 「……ね、ここだけの秘密、教えてあげようか。彼ね、『次元戦団バイラム』の幹部だったみたい。古新聞にあった顔写真とそっくりだったもの。」 「でもみんな現金なものね……バイラムの事も、ジェットマンの事も。みんな無かった事みたいに、今はジュウレンジャーとバンドーラ達の戦いに一喜一憂してるんだから。ヒーローも報われないよねぇ」 「……そうだね。しかし、ジュウレンジャーか。懐かしい名前だ」 「あれ、キュゥべえ、ジュウレンジャーの事知ってるの?宇宙人の癖に。その癖フラッシュマンも、デンジマンの事も知らなかったのに?」 「昔、少し世話になった事があるだけだよ。それより……君の、精神分裂症の方だ。治りそうなのかい?」 思わず押し黙る。 会話を絶やさないようにしてたのに……キュゥべえのバカ。 誰の声も響かなくなり、たちまち病院本来の静けさが部屋中を包む。 聞こえるのは降り止まない雨のしたたりと、切れかけた電球のじじじじ、と言う耳障りな音だけ。 「……状況は好転したとは言いがたいわ」 「まず、そもそもこれは治るような病気じゃないのよ。ビリー・ミリガンの話は知ってる?」 「今でも一日に少なくとも30分は、もう一人の私が出てきてるらしいわ。その時はコテコテの関西弁になるんだって。今まで一度も行った事無いのにおかしいわね、ほんと」 キュゥべえが頷く。 「なるほど、そうなのかい。こんな特殊状態に陥った魔法少女なんて君が初めてだからね、参考として知っておきたかったのさ」 何こいつ、人の事をモルモットみたいに……同情する気なんてこれっぽっちも無いのね。 感情がない(笑)なんて馬鹿にしてたけど、こりゃ真性かも。 「ソウルジェムを見せてもらえるかな?」 「……見てどうするつもりなのよ」 「ソウルジェムは名前の通り、君の魂を写す鏡だよ。……もしかすると、二つに分かれてたりして」 「怖い事言ってくれちゃって……壊したら死ぬ、って言ったのはあんたでしょ」 そう言いつつも、ソウルジェムを取り出してかざしてみる。 命と言えるこの宝石について、なんだかんだキュゥべえの方が詳しいのは事実なのだ。 久々に魂の宝石を眺めてみると、特に変わった様子は無かった。 ただ一点、ドス黒い染みが付いている以外は。 「あっちゃ……しばらくグリーフシードを補給して無かったからなぁ…」 私はぼやく。 キュゥべえもぼやく。 「……なんだい、そんな事だったのか。つまらないね、君も他の子達と同じじゃないか」 その後、あいつは何て、言ったんだっけ………駄目みたい、思い出すにはもう時間が足りないか。 このまま絶望から絶望へ、何時までも絶望まみれの泥沼を歩み続ける……そんな運命なんだから、もうちょっと時間をくれても良いじゃない 少女だったモノの呟きを聞く者はいない。 呪いの黒い宝石がクリームの地面に刺さり、一瞬後に真っ白い大地は漆黒のアスファルトに変わる。 暗黒の石はアスファルトの黒に紛れ、誰にも気づかれる事なく、何時までも、ただ突き立っているだけだった。 ―――side アイム ザンギャックの「魔女」との戦いが終わり、辺りの様子は一転して元の駐車場へと戻って行きました。 ……それにしても、あの怪物も元は「魔法少女」だったなんて。 この事実を知ったら、あの元魔法少女達の心は持ちこたえられるのでしょうか……? 今しがた、唯一信じていた仲間に裏切られて、自身の存在意義すら失ったばかりだと言うのに……。 最初に動き出したのは……巴、マミさんでしたか。リーダー格だった金髪の少女でした。 彼女は「たとえ生身でも自分一人で魔女退治を続ける」とだけ言い残し、その場を走り去って行きました。 後ろ姿を見つめるほむらさんの瞳に諦観が滲んでいたのは、銃器を奪われたから、と言うだけでは無いのでしょう。 次に動きを見せたのは、意外にも、ゴーミン達を撃破されてから沈黙を守っていたザンギャック艦でした。 半壊状態で地に伏していた巨体がいつの間にか浮揚し、誘導ビームを病院に撃ちこむが早いか、人質にするのか数人の患者さん達を攫ってしまいました。 これではゴーカイガレオンや、ゴーカイオーでの大規模な攻撃は出来ません。……本当に卑怯な行動隊長。 その様子にいち早く反応したのは、青い少女。「美樹さやか」さんでした。 「恭介ッ!」と、あの中にいた誰かのお名前でしょうか?男の方のお名前を叫び、何か念じていたかと思うと、 「鹿目まどか」さんとほむらさんの必死な制止も振り切り、誘導ビームの光に飛び込んで行ってしまいました。 その姿が完全に消えるのと、ほむらさんが血を噴き出して倒れたのはほぼ同時でした。 回収を終えたザンギャック艦も徐々に透明になり、姿をくらましてしまいました。 最後に、今まで沈黙を保っていた「佐倉杏子」さんが 「これで名実共に魔法少女同盟消滅、か……ま、達者でやんなよ」と言い捨てて、足早に歩き出しました。 何時の間にか、立っているのは「鹿目まどか」さんだけになっていました。 そうだと分かった時の彼女の表情をわたくしは一生忘れられないでしょう。 まどかさんの顔に張り付いた「忘我」そのものの表情は、星を滅ぼされた日のわたくしの表情に余りにも似ていたのですから。 ―――side ルカ 「魔女」との激戦から数十分後。あたし達がほむらとマーベラスの負傷者二名をとりあえず病院に担ぎこみ、駐車場に戻って来て見ると「鹿目まどか」は姿を消していた。 言葉を失い、呆然と立ち尽くす姿が印象的だっただけに、良く動けたものだと感嘆してしまう。 いや、寄る辺を全て失ったからこその帰巣本能だろうか? 人間、やっぱり一番安心出来るのは自分の故郷であり、自分の家だ。 ……まぁ、今のあたしには故郷なんか無いようなもんだけど。 「しかし、これからどうするのさ?ここら辺にはお宝も無いみたいだけど?」 「……その事なんだがな。俺は、あの少女達がどうしても気になる」 …は?ジョーさん、今なんておっしゃいました? 「ごめんジョー、あたしそっちの趣味にはついていけないわ」 「その通りですわ……ジョーさん、イエスロリコン・ノータッチって標語、ご存知ですか?」 「ば、馬鹿!茶化すな!……良いか、考えてみてくれ。」 「俺達が取り逃した艦はザンギャックの船でも特に隠密性の高い特殊工作艦だ」 「それに恐らく、奴らの言う”魔力”でバリアが張ってある筈だ。」 「それだけでもうガレオンのレーダーには映り込まないだろう」 「あの白い獣はソウルジェムをレンジャーキーと同じような物だと言っていた。」 「……つまりだ、あれがもし解析、量産でもされたらどうする?」 「数の優位があるとは言え、中学生をスーパー戦隊を倒すまでに強化する代物がザンギャック全軍に行き渡ったら?」 「……恐らく、残る大いなる力は総取りにされ、この星での仕事もしづらく…いや、完全に不可能になると見て良いだろうな」 「最悪、俺達も全滅させられるだろう」 「それを阻止する為にはあの船を沈めるのが絶対条件だが、あいにく俺達には行方が掴めない。」 「だからせめて、行動隊長と親交があった彼女達に動きを読んでもらえればだな……」 (必死になって否定する方が怪しいって気づいてるのかな?) 「……おい!聞いてるのかルカっ!」 「あ、はいはい!」 「まぁ……それは良いけどさ、あの娘達の行方、わかるの?」 「一人は敵中、一人は元から行方の知れないホームレス、一人は血を吐いて気絶中……」 「残りは一番こっちを敵視してたマミって子と、今行っちゃったまどかちゃんの二人だけだよ?上手く話を聞いてくれると良いけど、ねぇ…?」 ジョーがぐっ、と言葉を詰まらせる。 散々長文並べた割に。、そこまでは、考えて無かったと。 やれやれ、肝心な所でツメが甘いんだから……。しかし、これで振り出しに戻っちゃったか。 何か、何か手は……何をすれば 「そうだっ!」 突然、ハカセが大声で叫んだ。同時に、モバイレーツを物凄い勢いでプッシュしている。 「うわぁっ!?……いきなり何、電話?番号知ってたの?」 手が早いじゃん、何時の間に情報を…と、続けようとした矢先。 「ううん、『魔法少女』の番号は一つも知らない。僕はマーベラスと一緒に留守番してたからね?」 「でもこう言う時に最後に頼るべきは……」 「やっぱり、ガレオンのナビィだよね!さぁお告げを頼もう!」 「……何も知らない上に結局運頼みかいッ!!」 すッッッぱァァん、と良い音を立てて、あたしの平手がハカセの顔にめり込み、吹っ飛ばす。 あぁ、また反射的に手が……今日はいつもより心なしか強く入ったような…大丈夫かな? 「ったくもう……ま、良いや。ナビィー?そういう訳だから、またよろしく頼むよ」 「マータナグッタノォ?マッタクモォ…ランボウナンダカラ。」 「マ、イーヤ!ソレジャサッソク、レッツ!オタ……イヤ、チガウカ?」 「正確に言うなら、尋ね人ですわね」 「ソウ、アイム、ソレソレ!レッツ、タズネビトナビゲェートォーッ!」 どすんばたんがっしゃんがらがら、どごん。 ナビィの創りだした惨状が見えるかのような騒音が響いてから1、2、3秒。 「………キタキタキタキタキタァーーーッ!」 「トナリマチデトナリアウ、『シロイハイシャトクロイハイシャ』ニアウトキチ!ダゾヨ~?」 はぁ?こないだのが嘘みたいな、今までに無いほど抽象的な予言じゃん 白い歯医者と黒い歯医者?何かの比喩?……わけわかんないよ……。 まぁ、でもやってみるしか無いかな?「やりたい事をやってやれ」ってね。 ―――side ジョー 翌日。俺たちはマーベラスを病院に残し、一人ずつ分かれて見滝原の四方へと向かった。 俺がやって来たのはその内の「五郷(イツサト、と読むらしい)」と、言う街だ。 先ほどから俺はこの街中の歯科医と言う歯科医を虱潰しに渡り歩いている……いや、いた。 医学・工学・生物学……多種多様な分野における、この国の科学技術の粋が集められた特殊な、正に未来都市。 それが先ほどまで俺たちが居た見滝原と言う街の真の姿だったのだ。 当然、そこから一歩踏み出たこの街にある通常のテクノロジーのみ。俺たちが最初に降り立った街とさして変わらない。 ……見滝原のように、地区ごとに大規模なメディカルセンターがあるような生やさしい作りでは無いのだ。 特に人口の多いこの地区には、街中至る所に町医者が点在していた。 要するに……足で稼ぐ方針で動いていた俺は、何時果てるかも知れない道程・季節にそぐわない炎天によって、気力と体力を相当奪われていた。 恐らくだが、他の3人も状況は同様。 俺でさえへこたれそうになっているこの猛暑、ハカセやアイムには相当酷だろう。 ……やはり、行き当たりばったりでは破綻を招く事になる。 計画的思考と言う物は大事なのだ。 (……次に見えた通行人に聞いて見つからなければ) (この街は諦めてガレオンに帰ろう……) 目前に迫った終末へ向け、額の汗を拭き、最後の気合を入れ直す。 我ながら、なんとも情けない海賊もあったモノだとは思う、が。 「……悪いが、道を訊ねたいんだが」 目の前を歩く二人の内、いくぶん背の高い少女の肩を叩き、声をかける。 が、彼女は胡乱(うろん)そうな一瞥をくれただけでまた視線を横の少女に向けてしまった。 どうやら俺の事が気に障っているようだが、あいにく周りには代わりになってくれそうな通行人の影は無い。 「……すまない、先ほどの行為が気に障ったなら謝る」 「この星にはまだ不案内なんだ、まだ文 化 系 統 へ の 理 解 が、ぁ……?」 その時、不思議な事が起こった。 先ほどの少女に謝罪しつつ、もう一度質問しようと歩み寄った瞬間、俺の身体は 「極端に鈍重な動きしか取れなくなっていた」のだ。 そして、反応が取れずに足元の小石に蹴つまづいて顔面から倒れこもうと言う所を 「まるで、識っていたかのように」もう一人の「白い少女が」そっと受け止めた。 こんな超常現象を起こせる人種を、今の俺は知っている。 「……ごめんなさい、私達もこの街に来たのはつい先日の事でして……あら」 「……あなた、『鹿目まどか』を知っているの?」 「『鹿目まどか』?」 もう一人がやっとこちらを省みる。 その眼光はひどく鋭い。そしてその剣幕は…… 「どー言う事かな……いきなり肩触って、声かけてきて……」 「わたしと識莉子の仲を引き裂こうとするただのセクハラ変態ヤローだとばかり思ってたけど」 「その名前を知ってるって事は、ただの人間じゃないよねェッッッ?」 ……ひどくうるさかった。 正直に答えなければもっとうるさくなりそうだ。 直射日光とアスファルトの反射熱でハムエッグにされた頭にはキツすぎる。 「……その通り。俺も、とりあえず人間ではない。ゴーカイジャー、と言えば思い出せるんじゃないか?」 「そして……お前達も、魔法少女、なのか?」 白い少女が口を開く。 この炎天下、真っ白いローブに身を包みつつも、魔法の効能であろうか?その顔に疲労の色は無く、額から溢れる汗の筋一つない。 「……そう。貴方達が見滝原の街を」 「その通り。私達も鹿目さん達と同じく、魔法少女です。」 「私は美国識莉子。こっちの子が」 「……呉キリカ。なんだい、馴れ馴れしくしちゃってさ!」 「ゴーカイジャーだか炊飯ジャーだか知らないけどっ、識莉子との話の腰を折るような奴なんか嫌いだよッ!」 「はいはい、むくれないでキリカ……では、ジョー・ギブケン。今度は貴方のお話を聞かせてもらいます。」 「ここでは何ですし、私達の家においでください」 「……無論だ」 あからさまに怪しいが、正直今は少しでも涼しい所へ行きたい。 ……そして。 ちらり、と彼女達の手を見る。二人の左手には、確かにそれぞれ白と黒の宝玉が嵌めこまれた指輪が輝いていた。 ……この色について、彼女達なら何か掴んでいるはずだから。 ―――更に数十分、炎天下を歩かされ、俺たちは美しい薔薇園を備えた巨大な洋館に辿り着いた。 ザンギャックでの兵卒時代にも、もちろん海賊稼業を始めてからも見た事の無いような、まさに『豪邸』だ。 何時ぞやの『金のなる木』を持つ親子の家よりも更に巨大だが、二人を出迎える使用人一人出てこない。 これだけの大豪邸に、たった二人だけしか住んでいないと言うのか? 疑念を抱く間もなく、黒い少女――キリカ、だったか。に、背中を押され、中庭の更に奥へと導かれる。 招き入れられた先には、真っ白いテーブルと椅子。そして、バラバラにされた鎧のような謎のオブジェ群。 白い少女『オリコ』は椅子に、俺はオブジェの内の一つに腰掛ける。 黒い方は俺に興味が無いのか、更に奥の薔薇園へと姿を消した。 「色々と聞きたい事はあるが……要件だけ言おう」 「俺達は『暁美ほむら』を除く4人の魔法少女の行方を探りに来た。何か知っているなら教えて貰いたい」 オリコが首をかしげる。 「知っている事は教えて差し上げたいのですが……私も、彼女達とは面識があると言う程度なので」 「連絡先は存じませんし、今どこに居るかなんて特定できませんけど……?」 嘘だ。こいつは自分の力を隠している。 「今更、シラを切るつもりか?お前に助け起こされたあの時、明らかに俺の動きを先読みして動いていただろう」 「察するにお前の能力は……恐らく、未来を予知する力じゃないのか?」 「その力さえあればあいつらの行動も予測出来るはずだろう。俺たちに力を貸してくれ」 俺の予想は的中したのか、観念したかのようにオリコが目を細める。 「流石に百戦錬磨の宇宙海賊ですね。……あの短時間で私の能力を理解出来るだなんて」 大胆不敵な白い魔法少女は、意外にあっさりと秘密を吐いた。 「でも、これだけは理解出来ない。なぜ、こんな星の普通の子供の為ににそこまで力を注ぐの?」 「力を貸してあげても構わないけれど、事情くらい聞かせて欲しいわ。もちろん見返りは別に欲しいけれど」 少女はそこまで言い終えると、何時の間に用意したのか、手元のティーカップの中身を啜った。 その眼光は以前鋭く、むしろ先程より強まったようにも感じられる。 彼女から漂うプレッシャーを、身体全体で受け止める。 時折じろり、と睨めつけられる今の俺はまるで卸売市場で競りにかけられた鮮魚同様。 ええい……正直に話せば良いんだろうが、正直に話せば……! 「レンジャーキーと『大いなる力』についての作戦阻止の為に、行動隊長の癖を知りたいのもそうだが」 「――お前は、美樹さやかを知っているな?」 「ええ。鹿目まどかの1の友人にして、剣を用いる新米魔法少女。素質とやる気はあるのだけれど、技術が身についていない」 「……そして、今はザンギャックに捕らえられている。こんな所かしら」 「美樹さやかが、何故ザンギャックに捕まっているか、わかるか?」 「私の能力は未来予知であって、過去視でも読心術でも無いわ。過去の出来事なんてわからない」 「……あいつはな、『キョウスケ』とか言う男を追って自分もそのまま牽引ビームの中に入って行ったんだ」 「ほむらの言う話では、さやかはその男を好いているらしい。いわゆる片思い止まりだったようだがな」 「何が言いたいのか、要領を得ないわ……」 オリコが口をはさむ。……こいつ、微妙にわがままな奴なんだな。 「良いから黙って聴いてろ。……俺にもかつて、大切な人と別れた経験がある」 「軍人時代の話だ。俺の仲間達は人を人とも思わない、まさにゴミ野郎共だった」 「だが、あの人だけは人間らしい温かみを持ちあわせていたんだ」 「それ故にあの人は……シド先輩は、帝国を裏切らずには居られなかった」 「そして俺と一緒に脱走する途中、二手に分かれて……生きた彼を見たのはそれきりだ」 「つい先日、先輩は無惨な死体として帰ってきた」 「魂も何もかも無くして、忌み嫌った帝国の操り人形となってな」 信じたくは無かった。腐った国の中で唯一輝いていたあの人が、ゾンビとなって帰って来たと言う事を。 だが、現実は残酷だ。 「……俺は二度とザンギャックにかけがえの無いモノを奪われたくは無い。そして、そうされた人をこれ以上見たくない」 「俺は守れなかったが、あいつはまだ守れるかも知れない。その為の力が足りないなら、俺が力になる」 何時の間にだろうか。話終えて一息ついた時には、俺の拳は硬く握りしめられていた。 オリコは、そんな俺を先程と変わらぬ瞳でただ、淡々と眺めていた。 ティーカップの中身が全く減らず、冷め切ってしまっている所を見ると真面目に聴いてくれてはいたようだが。 「……事情はわかりました。私も、大切な人と別れる辛さは知っているつもりです」 「だから、協力して差し上げます。4人の場所を見ますから、地図を用意して下さい」 そう言うと、俺が取り出した「グンマ」一帯の地図を広げ、紙上に視線を滑らせ始めた。 「……ペンを貸して」 眼球運動を絶やさず、紙面を睨んだまま声をかけられると、いくら見た目は可憐な少女でも気味が悪い。 「あなた、何考えてるの?」 「まぁ良いわ。これらの赤い印が佐倉杏子、こちらの黄色い印達は巴マミよ。……この二人は居場所を転々としているから、なるべく多くのポイントを見張った方が良いわ」 「こっちのピンクが鹿目まどか、ついでにこの緑色は……」 オリコの説明は、半分程度しか頭に入っていなかったように感じる。 俺の視線はただ一点、青い印に注がれていた。 「やっぱり気になるのね。そう、それが美樹さやかの所在を示す印。この位置だと……」 「JR見滝原駅の旧停車場かしら?インキュベーターも考えた物ね、あそこならある程度巨大な戦艦でも気づかれずに配置出来る」 「……そうか、それさえわかれば!じゃあな、世話になった」 そう言って歩き出した俺は、たった2秒後に「ぐぇぇ…」と無様な声を上げて突っ伏す事になる。 この白野郎、俺に何の恨みがあるんだ?いきなり襟首を引っ張るとは……! 「見返りが欲しいって、言ったはずよね?聞かずにバイバイってのは、無いんじゃないかしら」 客人に暴力を振るっておきながら、オリコは微笑していた。……地球のガキは悪ガキばかりだな。 「ちっ……何が望みだ。さっさと言え」 「簡単な話よ?鹿目まどかを守りきって貰えればそれだけで良い。あの娘は私達が確実に仕留めたいの」 地球で言う「全身が総毛立つ」と言う表現はこう言う場合に用いるのだろう。 目の前の少女は何時の間にか、冷徹な戦士の仮面を付けていた。その瞳には微塵の迷いすら無い。 「貴様……自分が何を言ってるのかわかってるのか?誰かを失う痛みを、知っているのなら、何故そんな事が言える!」 「あの娘は最強・最悪の魔女になる運命の魔法少女。今でこそ力を失っているけど、何時その力が利用されるかわかった物じゃないわ」 「私には見えます。見滝原の街をあの娘の魔女が覆い尽くす未来が」 「圧倒的な多数の為になら、一つくらいは犠牲にするしか無いじゃない」 「何かが欲しければ、他の何かを捨てなきゃ。この理屈、わからないかしら?」 少女は冷徹に言い切った。 正義の為になら、ここまで残酷になれる。……こんな奴らを守って”スーパー戦隊”は戦って来たのか? ……だが、今の俺に迷っている時間など無い。 「情報提供された恩もある、そして何より時間が無い」 「……だから今は何もしない。だが、お前達がそれを実行に移そうと言うなら俺は容赦しない。それだけは憶えておけ」 吐き捨てて立ち去る所に、後ろから声がかかる。 「出ていくなら裏口からどうぞ。海賊風情が、堂々と正門から出ようだなんて思わないでくださいな」 「ならばそうさせて貰おう。……もう二度と俺の前に姿を見せるな。次に会った時は俺に斬られる時だと思え」 「……望む所です」 今度は一切の妨害を受けず、俺は走り出した。 ―――side 美国識莉子 ゴーカイブルー=ジョー・ギブケンが進言通りに裏口から退出し、ようやくほっと一息つく事が出来た。 やはり現役で地球を守る海賊戦隊の一員と言うのは伊達じゃないのね……凄まじい殺気だった。 でも、あれだけの実力が無いと見滝原を任せる事なんて出来ない。 さっきはあんな事言ったけど、ほんとは期待しているのよ?ゴーカイジャー。 “初めからそうやって仲良くしてれば良かったのに” キリカからの念話だ。 “あら、聴いてたの?……まぁ良いのよキリカ、「敵を欺くにはまず味方から」とも言うでしょう?” “ザンギャックと私たち、2つの勢力を同時に敵に回しているって緊張感があった方が力が入るでしょうし、ね?” “ふーん……そういう物なのかな。ところで識莉子、ザンギャックの新手を壊滅させたよ” “やっぱり識莉子の作戦は完璧だ!……突然散歩に行こうだなんて言い出したのはびっくりしたけどね” “まさか町内全体にわたしの魔方陣を張って、奴らを家に近づく前に全滅させる為だったなんて思わなかったんだよ” "……ごめんね、識莉子……わたしは識莉子を誤解してた……” “あらあら、気に病まないで。私の方こそ無理をさせちゃったわ。” "あんな大規模な魔方陣を長時間維持したまま戦うのは疲れたでしょう?家に戻って、グリーフシードで回復しましょう。” そう、まずは準備を整える。そしてその上で…… “そしたらその後は、この家を捨てて他へ移る。そういう手はずだったよね” “でも本当に良いのかい?……この家は、ご家族との思い出が詰まってる大切な場所なんだろう?” “ ……良いのよ。この家では確かに楽しい事もいっぱいあったけど、その分辛いことだって沢山経験したし。” “ それに、この家に固執していては行動が制限される。そのせいで「恩人」を助けられないような事があったら一大事だもの” “何より、今の私にはあなたが居るから。二人ならどこに行ったって大丈夫、そうでしょ?” “う……うんっ!そうだよその通りっ!識莉子、わたしはこれからもっと、もぉぉっと頑張って識莉子を支えて行くからね!” ”二人でやれば何だって出来るよ!それじゃ、今すぐ戻るから!” 念話が中断され、キリカが走りだした。 本当に、私は良い仲間を持った。 キリカは辛い時も、楽しい時も、いつも私の傍に居てくれる。 辛い事は半分以下に、楽しい事は2倍以上にしてくれる。 私はこの二人だけの小さな幸せを守りたい。そして、そんな「最高の友達」を絶望から救ってくれた恩人に、何としても報いなければならない。 ……お父様。お父様はこの国全体の「大きな幸せ」を作ろうとして戦い、挫折して歪まれてしまいましたね。 私も同じでした。 大きな滅びから全てを救おうとして、身近の小さな幸せを壊して、そしてその為に足元を掬われて負けてしまいました。 ……だから、今度は身の周りの小さな幸せから守っていきます。 それが広がって、いつかもっと大きな幸せになると信じて。 ありがとう、お父様。そして、さようなら。 「……やっほー!識莉子識莉子っ、今帰って来たよーっ!」 「あら、キリカ……!?」 「ソウルジェムがこんなに濁ってる。可哀想に、ひどい事させちゃったわね……ごめんなさい」 「いやぁ……あはは。ザンギャックを倒すのは大した事なかったんだけどさ、ちょっと遠くまで行き過ぎちゃって」 「帰りの道にある信号機全部遅くして青信号のままにしたらさ、予想外に魔力使っちゃったんだよね……」 「……呆れた。そんな娘にはもうグリーフシード分けてあげませんからね」 「えぇっ!?……そんなのって無いよ識莉子、識莉子に嫌われたら私は、私は……」 「……冗談よ。今度からはあなた一人に任せたりなんてしないわ。二人で頑張りましょう?」 「うんうんっ!約束だよ、識莉子ッ!」 ああ、お父様。識莉子は今、幸せです……。 ―――side 美国識莉子 fin BACK 海賊戦隊ゴーカイジャー「見滝原市……?」 1 Next 海賊戦隊ゴーカイジャー「見滝原市……?」 3
https://w.atwiki.jp/gokaiger/pages/105.html
放映期間 2003年2月16日から2004年2月8日。 前作:忍風戦隊ハリケンジャー 次作:特捜戦隊デカレンジャー リンク 大いなる力 初登場となる第18話:恐竜ロボットドリルで大アバレとその真の力を描いた第29話:アバレ七変化で新合体を参照。 豪快チェンジ 豪快チェンジ一覧を参照。 登場レジェンド 三条 幸人(さんじょう ゆきと) 爆竜戦隊アバレンジャーのアバレブルーで、キャッチフレーズは「本気爆発!」年商4億で大国の要人にもコネを持つ凄腕の整体師。北海道の札幌出身ということもあり、ロシア語が得意。中学時代に仲良くなった少女との仲を父親に金の力でで引き裂かれ、それに猛反発し家を出て整体師になった。強いダイノガッツ(アバレンジャーの力の源である精神エネルギー)の持ち主であり、『アバレンジャー』第1話でアバレブラック・アスカがアバレンジャーに変身できる人間を探すために発した、強いダイノガッツの持ち主だけが聞き取れる呼びかけに反応して彼に接触し、当初は乗り気ではなかったものの、アバレンジャーのメンバーとなった。『アバレンジャー』最終話で戦いを終えてからは本業の整体師の仕事に完全復帰した。 言動 「アバレた数だけ強くなる……これからも、アバレまくれ!」「爆竜戦隊アバレンジャー(『アバレンジャー』OP)の歌詞「アバレ アバレ アバレまくれ Get up!」「アバレた数だけ強くなれる」から。 登場作品 第29話:アバレ七変化で新合体 仲代 壬琴(なかだい みこと) 『爆竜戦隊アバレンジャー』に登場する追加戦士・アバレキラー。キャッチフレーズは「ときめきの白眉(はくび)」。飛び級を重ね、若干14歳の時点でアメリカの医師免許(日本のものよりも取得が難しいとされる)を取得していた天才外科医。しかし、あらゆる分野に秀でた天才でありすぎた為、周囲から異端視され、幼い頃から友人や仲間と呼べる者がいない孤独な生活を過ごしていた。両親ですら彼を恐れるあまり東京の代議士のところに養子に出す形で実質捨ててしまっている。「努力すること」やそれに伴う「達成感」も知らなかった為、その虚無感を埋める“ときめき”を得る為ならば手段を選ばないという、冷徹かつ歪んだ一面を持つ。変身能力を得たことからゲーム感覚でアバレンジャーたちに戦いを挑み、圧倒的な力で一時は敵組織・邪命体エヴォリアンの首領にまで上り詰めるが、かつてエヴォリアンの総統・邪命神デズモゾーリャがアナザーアース(『アバレンジャー』における地球の呼び名)に送った分身が自分の体内に潜伏しており、それが自分を孤独にした過剰な才能の原因であるという真実を知った為、エヴォリアンと決別しアバレンジャーの一員となる。第48話で、仲間たちの協力で自分の体内に潜伏していたデズモゾーリャの分身を消滅させ、エヴォリアンの野望を阻止するが、デズモゾーリャの分身からは圧倒的な才能と共に“不死身”に近い脅威的な生命力を与えられていた為、それが消滅した反動により直前の戦いで受けた傷が一気に体を蝕み、致命傷を負ってしまう。更に、高出力エネルギー引き換えに暴走・大爆発の危険性を秘めていたダイノマインダーも制御不能となったことから、大爆発による被害を防ぐ為、自分のパートナーである爆竜・トップゲイラーに自分の身体ごとダイノマインダーを宇宙まで運ばせ、その途上で息を引き取った。後日談を描いた『特捜戦隊デカレンジャーVSアバレンジャー』では、「アバレンジャーたちを最も苦しめた最強の敵」を復活させようとしたトリノイド第0号であるサウナギンナンの能力によってトップゲイラーと共に一時的に蘇り、仲間たちと再会を果たす(皮肉にも、アバレンジャーにとって一番の強敵だったのはエヴォリアンの首領であるデスモゾーリャではなく、敵対していた頃の仲代 壬琴/アバレキラーであった)。そして、彼らとデカレンジャーたちとの共闘でサウナギンナンとアリエナイザーであるギンジフ星人カザックを倒し、全てが終わった後はトップゲイラーと共に死後の世界へと戻っていった。 外見 レジェンド大戦によって変身能力は失われているはずだが、ドラゴンレンジャーやタイムファイヤーと同じく変身状態で登場した。変身アイテムであるダイノマインダーも『アバレンジャー』本編と同じく左手首に着けており、一度変身を解除し素顔を見せたあと、鎧の前から去る際に再び変身した。 薄く蔦の模様が入ったダークブラウンの長袖シャツと、白衣を思わせる白いコートは、『アバレンジャー』本編で着ていたものと全く同じデザイン。白いスラックスと白い革靴という組み合わせも『アバレンジャー』本編と同じである。 言動 「自分の危険を顧みず誰かを守る……俺の知り合いにもいたぜ、そういう無茶のできる奴が」その知り合いは伯亜 凌駕/アバレッドの事を指しており、『アバレンジャー』第1話で凌駕はエヴォリアンに操られた爆竜たち(暗黒爆竜)に襲撃された自宅マンションから避難していた際、首輪が引っかかって玄関に取り残されていた犬を救出したため逃げ遅れ、暗黒爆竜の攻撃による崩落に巻き込まれ、瀕死の重傷を負った。なお、その際に病院に運び込まれた凌駕の手術を担当したのが、アバレキラーとなる前の壬琴であった。 「久々にときめいた」「思い切りときめけ!」前述の通り、壬琴は常に「ときめき」を求めて行動しており、「ときめくぜ」が口癖であった。 登場作品 第18話:恐竜ロボットドリルで大アバレ 今中 笑里(いまなか えみり)/三条 笑里 『アバレンジャー』本編では高校生で、「恐竜や」のアルバイトとして働いていた。愛称は「えみポン」。劇中における「アバレンジャー」という戦隊名の実質的な名付け親でもある。比較的強いダイノガッツの持ち主であったためアスカの呼びかけに最初に応じ、彼に事情を聞いて一度はアバレイエローに変身しようとしたが、身体が耐え切れず完全な変身はできなかった。しかし、その後もアバレンジャーの仲間入りに意欲を見せており、アバレピンク(キャッチフレーズは「その気で躍進!」)を自称していた。両親の仕事の都合でタイに引っ越すことになるが、とある事がキッカケで自分だけ「恐竜や」に居候することになった。 アバレンジャーと共闘する事もあり、アバレイザーで戦った他、敵の腕に噛み付いたこともあった。 『アバレンジャー』最終話で高校卒業と同時に海外へ旅立ち、その後の『特捜戦隊デカレンジャーVSアバレンジャー』では幸人と同じ整体師となっていた。今回、幸人と夫婦になったことが明らかになり、幸人の秘書を勤めている。 言動 「私もアバレンジャーなのに」幸人に即座に否定された際に豚の鳴き真似のような声を漏らしているが、これは『アバレンジャー』第11話において、トリノイド(敵組織・邪命体エヴォリアンの怪人)であるテンサイキックの能力によって超能力を獲得した笑里が、その力を使って念願のアバレピンクになろうとしたところ、「ピンク」の発音が下手だったために「ピッグ」と解釈され、豚の姿(「アバレピンク」ならぬ「アバレピッグ」)になってしまったため。 「私こそ、スーパー戦隊200番目の戦士・アバレピンクだったのよ」ゴーカイジャーの時点でのスーパー戦隊の戦士の数は199人(ゴーカイジャー6人+34の戦隊の初期メンバー168人+追加戦士15人+番外戦士10人+アカレッド1人)である。なお、200番目の戦士は笑里ではなく、『特命戦隊ゴーバスターズ』のメンバーである。 今回登場した笑里のように戦隊に押し掛けた状態で名乗った一般市民が他にもおり、『カーレンジャー』ではホワイトレーサー(ラジエッタ・ファンベルト)、『シンケンジャー』ではシンケンブラウン(リチャード・ブラウン)が登場した。『アバレンジャー』第5話では幸人がゲストの本多さやかに「アバレモン」と名付けた事がある。アバレモンは本多さやかの好きな色・レモン色が由来。 登場作品 第29話:アバレ七変化で新合体 邪命体エヴォリアン 地球に衝突してアナザーアースとダイノアースを発生させる原因となった巨大な隕石に付着していたエヴォリアンの神・デズモゾーリャが、ダイノアースで部下となる邪悪な生命体・邪命体を生み出した大軍団。 ヤツデンワニ 邪命体エヴォリアンに所属する怪人・トリノイドの第12号。「トリノイド」はエヴォリアンの幹部・創造の使徒ミケラが「動物」「植物」「それ以外の何か」を掛け合わせて作り出す怪人で、ヤツデンワニは「ワニ」「ヤツデ」「電話」を掛け合わせたトリノイドである。 敵怪人として登場したものの、アバレキラーこと仲代 壬琴に叩きのめされ仲間にも見捨てられるという散々な目に遭い、彼の下僕としてこき使われる破目になった。しかし、なんだかんだ言いつつも人間世界に順応していき、アバレイエロー・樹 らんるに一目惚れしていたこともあり、最終的には恐竜やで働くこととなる。その後Vシネマ『特捜戦隊デカレンジャーVSアバレンジャー』で再登場の際には、カレーチェーン店となった恐竜やの社長に昇進し、元の店長であった杉下 竜之介を顎で使う関係になっていた。 言動 ルカとアイムに求愛する。前述の通り、らんるに一目惚れしたことから。さらに『デカレンジャーVSアバレンジャー』でも女性陣が入浴してる時に乱入してきた。入浴してた女性はらんる、アバレピンクを自称する今中 笑里、デカイエロー・礼紋 茉莉花(ジャスミン)、デカピンク・胡堂 小梅(ウメコ)の4人。 登場作品 劇場版3:海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン(声) 劇場版5:特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー(声) バーミア兵ゾルル 邪命体エヴォリアンに所属する白い戦闘員。 登場作品 劇場版2:空飛ぶ幽霊船(声) バーミア兵ゲルル 邪命体エヴォリアンに所属する黒い戦闘員。 登場作品 劇場版2:空飛ぶ幽霊船(声)
https://w.atwiki.jp/gokaiger/pages/112.html
放映期間 2006年2月19日から2007年2月11日。 前作:魔法戦隊マジレンジャー 次作:獣拳戦隊ゲキレンジャー リンク 大いなる力 初登場となる第21話:冒険者の心を参照。大いなる力自体は、劇場版1:ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦で手に入れている。 豪快チェンジ 豪快チェンジ一覧を参照。 ダークシャドウ 轟轟戦隊ボウケンジャーが戦ったネガティブシンジケートの一角。古くは「影の衆」と呼ばれた忍者の末裔。表向きは「DSカンパニー」という会社を名乗り、プレシャスが生み出す様々な利益を狙い社会の陰に隠れて活動している。 ネガティブシンジケートでは唯一経済的利益を目的に動く組織であり、他の組織ほど積極的にボウケンジャーと戦おうとはしなかったため、裏切った闇のヤイバを除いて倒されることなく存続し、Vシネマ『獣拳戦隊ゲキレンジャーVSボウケンジャー』にも登場した。所属する怪人のモチーフは、『忍者戦隊カクレンジャー』や『忍風戦隊ハリケンジャー』に登場するロボやマシン、そのほか作品に関係なく中型ロボ、小型ロボ、母艦ロボをモチーフとしたものが多い。 幻のゲッコウ(まぼろし - ) ダークシャドウの頭領。強力な忍術の使い手であり、名前どおり幻を作り出す忍術のほか、彼らの組織の怪人・ツクモガミの生成や巨大化も行う。古いものと新しいものの2つでツクモガミを作り出すが、3つ以上で作りだした場合、後述のアクタガミのような弱くて悪い心を持たない役立たずのツクモガミができる。 数百年前の「影の衆」最強の忍者であったが、里を襲撃した「魔鳥」という怪物を自らの肉体に封印したため、フクロウのような姿に変じた。『ボウケンジャー』終盤で部下であった闇のヤイバが魔鳥の封印を解き破滅の危機を招いたが、ボウケンジャーにより再度封印された。 モチーフは『カクレンジャー』のサポートロボ・ツバサマル。 登場話・作品 劇場版3:海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン 言動 鎧に助けられる。前述の通り、ヤイバに魔鳥の封印を解かれ破滅の危機を招いたところをボウケンジャーに助けられた。 『ボウケンジャー』本編にはボウケンシルバー・高丘映士とツクモガミ・アクタガミの友情を描いたエピソードがある(Task.25)。アクタガミは闇のヤイバに消滅されそうになるところを、映士に助けられた。プレシャス・知恵の実を食べた事で秀才になり、ボウケンジャーと共にプレシャスを管理しようと提案し、初期メンバーに反対されるが、最後まで自分を信じてくれた映士に友情の証として札を渡した。闇のヤイバの洗脳で巨大化し、ボウケンジャーと戦って敗れるが、札の効果(倒れたと見せかけ、術を破る)のおかげで生還した。その後、知恵の実の効果が切れたアクタガミは映士の指示で人気のない山奥に避難した。 風のシズカ(かぜ - ) ダークシャドウの三番手(現在は闇のヤイバが死亡したため二番手)のくノ一。変装を特技とし、「DSカンパニー」としての交渉など対外的な活動は彼女が担当する。 ボウケンブルー・最上蒼太とは対立する立場ながら気にしているようで、『ゲキレンジャーVSボウケンジャー』では彼と対面した際にツンデレ振りを発揮していた。 モチーフは『カクレンジャー』の2号ロボ・隠大将軍。 言動 「鳥じゃない!」ゴーカイジャーが幻のゲッコウを見て「鳥!?」と言った後の台詞。前述の通り、ゲッコウの正体が人間であるため。鎧はシズカが「幻のゲッコウ様よ」と行った時、縦に頷いていた事から、鎧はゲッコウが人間である事を知っていた模様。 ナビィが自分を「鳥」と呼ぶマーベラスに「鳥じゃない」と返す台詞と同じである。 ハカセに「出してくれたらデートしてあげる」と言い、迫るボウケンブラック・伊能真墨とは繋がりがないが、シズカと同じダークシャドウの一人・闇のヤイバは過去に真墨の仲間を殺害した。さらにヤイバは真墨の心の闇に興味を持ち、手を組もうと誘っていた。 「デート」は蒼太の台詞であり、『ボウケンジャー』本編ではシズカに「今度デートしよう」と言っていた。 登場話・作品 劇場版3:海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン クエスター ボウケンジャーの敵組織・ネガティブシンジケートの1つ。 「アシュ」と呼ばれる存在である「怒りの鬼神ガイ」「大いなる獣レイ」の2人が、他のネガティブシンジケートの一角・ゴードム文明の大神官ガジャによって蘇らされた姿。ボウケンジャーのスーツ・マシンの動力源である「パラレルエンジン」をコピーしガジャが手を加えた「ゴードムエンジン」を内蔵した、言うなれば「悪のボウケンジャー」であり、「クエスター」の名も「探索者」を意味する。 アシュは猿人が人類とは別系統の進化を辿った種族であり、自分たちこそ世界の支配者に相応しいという考えから人類と対立し、1000年前に次元の狭間の世界・百鬼界に追放されていた。 アシュ・クエスター双方とも、所属する怪人のモチーフは、『五星戦隊ダイレンジャー』に登場するロボやマシンとなっている。 クエスター・ガイ 百鬼界への追放を免れた数少ないアシュの1人。モチーフは『ダイレンジャー』の1号ロボ・大連王(アシュであった頃のモチーフはリュウレンジャーの個人マシン・気伝武人龍星王)。 登場話・作品 劇場版4:仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦 クエスター・レイ 百鬼界と人間界を繋ぐアイテム・百鬼鏡を手に入れたガイにより、百鬼界から解放されたアシュ(直後にボウケンシルバー・高丘映士によって百鬼鏡が破壊されたため、百鬼界から逃れたのは彼1人であった)。モチーフは『ダイレンジャー』の2号ロボ・牙大王(龍星王を除く大連王の構成マシンとキバレンジャーの個人マシン・気伝武人ウォンタイガーが変則合体した形態。アシュであった頃のモチーフは前述のウォンタイガー)。 登場話・作品 劇場版4:仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦
https://w.atwiki.jp/gokaiger/pages/75.html
タイトルについて TV本編との関係 ゴーカイジャーを目撃するダイゴヨウ 侍戦隊シンケンジャー 天装戦隊ゴセイジャー 外道衆(げどうしゅう)血祭のブレドラン・ビービ虫 豪快チェンジオールレッド(ゴーオンレッド/ボウケンレッド/ゲキレッド/デカレッド/マジレッド)炎神戦隊ゴーオンジャー(ゴーオンレッド) 轟轟戦隊ボウケンジャー(ボウケンレッド) 獣拳戦隊ゲキレンジャー(ゲキレッド) 特捜戦隊デカレンジャー(デカレッド) 魔法戦隊マジレンジャー(マジレッド) 使用した技・用語等デュアルクラッシャー ハイブリッドマグナム ゲキワザ・咆咆弾 レッドファイヤー サーベルストレート カンカンマンタンガン タイトルについて タイトルの「エピックon銀幕」は、同作の主役である『シンケンジャー』『ゴセイジャー』のそれぞれ夏の劇場版のタイトルから取られている。『シンケンジャー』の夏の劇場版は『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦』。「銀幕」とは映画のスクリーンを指し、通じて映画そのものを言う言葉。 『ゴセイジャー』の夏の劇場版は『天装戦隊ゴセイジャー エピックonムービー』。 このような競演する2作品の夏の劇場版からのタイトルの引用・合成は前年の『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!』でも取られており、この場合『シンケンジャー 銀幕版』の「銀幕」と『炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!』の「BANG!!」が合成されている。 長年ビデオシネマとして販売されてきたVSシリーズは、『ゴーオンジャーVSゲキレンジャー』をきっかけに「新春スーパー戦隊祭」として映画上映が始まり、『ジュウオウジャーVSニンニンジャー』を最後に「新春スーパー戦隊祭」は一旦終了となった。 VSシリーズの劇場版の上映が終了になった後、テレビ本編でVSの付いたタイトルとしてスーパー戦隊シリーズ第42作『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』が放送された。 同作終了後、『ルパンレンジャーVSパトレンジャーVSキュウレンジャー』が2019年夏に公開され、更に2020年2月に『騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー』が「スーパー戦隊MOVIEパーティー」の一部として公開されている。 TV本編との関係 ゴーカイジャーがTV本編に先駆け登場した作品であり、『海賊戦隊ゴーカイジャー』第40話は本作の時代にタイムスリップする話となっている。『未来戦隊タイムレンジャー』のタイムイエロー・ドモンの依頼で寝隠神社を守る為に豪獣ドリルでタイムスリップし、神社で見かけたナナシ連中の後を初期メンバー5人で追いかけ、2組の戦隊がいる場所までたどり着いた。ゴーカイシルバー・伊狩鎧も同行していたが、寝隠神社と神社でナナシ連中に襲われそうになった少年・森山未来(ドモンの息子)を守る為、別行動をとっていた。 レジェンド大戦は『ゴセイジャー』TV本編の最終回後(正確には『帰ってきたゴセイジャー』後)に起こった設定であり、本来設定上それよりも後にできたゴーカイジャーやレンジャーキーはこのエピソードの時期には存在しないはずであったが、第40話はその矛盾をうまく解消した作りとなっている。 『侍戦隊シンケンジャー』TV本編との関係は最終幕(最終話)で外道衆との戦いが終了した後となっている。 『天装戦隊ゴセイジャー』TV本編との関係はepic31・32(第31話・32話)で幽魔獣が壊滅したあと、epic33(第33話)でマトリンティス帝国が登場するまでの間となっている。『ゴーカイジャー』第40話で明かされた本作の事件が起こった日付は、現実世界で『ゴセイジャー』epic33(第33話)が放送された日の前日である。 ゴーカイジャーを目撃するダイゴヨウ 『侍戦隊シンケンジャー』に登場するサポートメカ・ダイゴヨウは今回の映画でも新しい戦隊(ゴーカイジャー)を目撃している。『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!』では2組の戦隊が別の場所に移動した後、外道衆の幹部達が悪事を働こうと登場した際、ゴセイジャーが現れて外道衆を撤退させている。この時、ダイゴヨウはゴセイジャーと対面しているが、今回の話では何故かゴセイジャー達はダイゴヨウの事を知らなかった。 ゴーカイジャーはダイゴヨウを見た際、初対面であるにもかかわらず、「シンケンジャーのところの提灯」と呼んでいたが、おそらく鎧の作った「スーパー戦隊大百科」を見て知ったと思われる。 ゴーカイジャーが去った後、ダイゴヨウが「提灯はまた見た!」と叫んでいたが、この台詞は土曜ワイド劇場『家政婦は見た』から取ったものと思われる。 侍戦隊シンケンジャー 志葉丈瑠(シンケンレッド)・池波流ノ介(シンケンブルー)・白石茉子(シンケンピンク)・谷千明 (シンケングリーン)・花織ことは(シンケンイエロー)・梅盛源太(シンケンゴールド)の6人の戦士。志葉薫(姫シンケンレッド)も登場したが、今回は変身せず、2つの戦隊をサポートした。 侍提灯(DX玩具では秘伝提灯)ダイゴヨウも登場しており、『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!』や今回の話の中盤で新しい戦隊を目撃している。 侍戦隊シンケンジャーも参照。 天装戦隊ゴセイジャー 天装戦隊ゴセイジャーを参照(複数回登場したレジェンドであるため)。 外道衆(げどうしゅう) 侍戦隊シンケンジャーを参照。 血祭のブレドラン・ビービ虫 ゴセイジャーと敵対を続ける謎の戦士・ブレドランの新たな姿とその使い魔。天装戦隊ゴセイジャーを参照。 豪快チェンジ オールレッド(ゴーオンレッド/ボウケンレッド/ゲキレッド/デカレッド/マジレッド) 今回主役となる2戦隊(シンケンジャーとゴセイジャー)以前の5戦隊のレッドの変身。リンクする『ゴーカイジャー』第40話でも披露されている。 今回変身したレッド戦士はVSシリーズで他の戦隊と共闘した他、『爆竜戦隊アバレンジャー』に登場する喫茶店・恐竜やに関係ある戦隊という共通点がある。さらに今回の主役であるシンケンジャーやゴセイジャーと共通する部分がある。 炎神戦隊ゴーオンジャー(ゴーオンレッド) 変身者はマーベラス ゴーオンジャーは『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!』でシンケンジャーと共に外道衆とも交戦した。また、走輔は恐竜ディスクでハイパーゴーオンレッドに変身した。 ゴーオンジャーと共闘したゴーオンウイングスは須塔兄妹で構成されたチームであり、ゴセイジャーのゴセイブラック・アグリとゴセイイエロー・モネは実の兄妹である。 ゴーオングリーン・城範人は恐竜やでアルバイトをした事がある。 轟轟戦隊ボウケンジャー(ボウケンレッド) 変身者はジョー 『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』ではアカレッドや『マジレンジャー』、『デカレンジャー』、『アバレンジャー』、『忍風戦隊ハリケンジャー』の戦士が登場した。 今回の話でシンケンレッド・志葉丈瑠が敵に洗脳されたように、『獣拳戦隊ゲキレンジャーVSボウケンジャー』でもボウケンピンク・西堀さくらが敵に洗脳された。『ボウケンジャー』と『ゴセイジャー』は初期メンバー(赤、黒、青、黄、桃)と追加戦士(銀)のカラーリングが同じ。 ボウケンジャーのメカニックを担当する支援者・牧野森男は恐竜やの常連客である。 獣拳戦隊ゲキレンジャー(ゲキレッド) 変身者はルカ 今回の話で丈瑠が敵に洗脳されたように、『ゲキレンジャーVSボウケンジャー』でも臨獣殿の黒獅子リオ(理央)とメレが敵に洗脳された。ジャンは激獣タイガー拳の使い手であり、モネはゴセイタイガーをパートナーに持つ戦士。 ゲキチョッパー・久津ケンとゲキレンジャーの司令官・真咲美希は恐竜やの常連客である。 美希役の伊藤かずえは『シンケンジャー』第三十四幕で先代シンケンピンク・白石響子(シンケンピンク・白石茉子の母親)を演じた。 特捜戦隊デカレンジャー(デカレッド) 変身者はハカセデカレッド・赤座伴番(バン)はハカセと同じく、二丁拳銃を駆使する他、チーム内ではニックネームで呼ばれている。 前任デカレッドのギョク・ロウは地球署に着任したデカグリーン・江成仙一(センちゃん)とペアを組んだ事がある。 『デカレンジャー』は「宇宙人との交流」をテーマにしており、今回の話でも「別の種族(天使)との交流」が描かれている。センちゃん役の伊藤陽佑は『ゴセイジャー』でゴセイグリーン・マジスを演じた。 デカマスターのドギー・クルーガーとデカスワン・白鳥スワンは恐竜やの常連客である。ドギーと恐竜やのマスター・杉下竜之介は古くからの知り合いであり、「ドギちゃん」「杉さん」の愛称で呼び合っている。 魔法戦隊マジレンジャー(マジレッド) 変身者はアイム 今回の話で丈瑠の義母である姫シンケンレッド・志葉薫が登場したように、『マジレンジャー』本編でも小津5兄妹の両親(ウルザードファイヤー・小津勇とマジマザー・小津深雪)が登場した。『マジレンジャー』終盤でマジシャイン・ヒカルがマジブルー・小津麗と結婚した事で小津家の一員になったように、『シンケンジャー』でも終盤で薫が丈瑠を養子にした事で丈瑠が正式に志葉家の一員になった。 マジレンジャーは兄妹(正確には家族)戦隊であり、ゴセイジャーのアグリとモネは兄妹である。 深雪は恐竜やの常連客である。 使用した技・用語等 デュアルクラッシャー 『轟轟戦隊ボウケンジャー』に登場した、ボウケンジャーの必殺バズーカ。ドリルヘッドとミキサーヘッドの2つのモードに変形する。『ボウケンジャー』本編では発射の衝撃に耐えるため、使用者はプレシャス「サラマンダーの鱗」を内蔵した防具・アクセルテクターを装着する必要があったが、今回は装着していない。 ハイブリッドマグナム 『特捜戦隊デカレンジャー』に登場した、デカレッド専用の2丁のビーム拳銃・ディーマグナム01とディーマグナム02を連結させた形態。ディーマグナム01は威力重視、ディーマグナム02は速射性重視となっており、この2つを連結しハイブリッドマグナムにすることによって、帯状の強力なビームを放つことができるようになる。 ゲキワザ・咆咆弾 第32話を参照。 レッドファイヤー 第3話を参照。 サーベルストレート 第36話を参照。 カンカンマンタンガン 『炎神戦隊ゴーオンジャー』に登場した、ゴーオンジャーの共通装備・マンタンガンとカンカンバーを連結させた形態。マンタンガンの詳細については第3話を参照。 カンカンバーは遮断機型の武器であり、単体でも光の遮断器で相手を足止めし攻撃するクロッシングストッパーという必殺技を発動可能。マンタンガンと連結してカンカンマンタンガンとすることで、3体の炎神の力を集結させた必殺技・カンカンカンエクスプレスを発動できるようになる。ちなみに、カンカンバーがゴーオンジャーのメインモチーフ(車)と関係が薄い遮断機をモチーフとしている理由は、『ゴーオンジャー』GP-33(第33話)でゴーオンジャーの仲間となった3体の古代炎神が鉄道車両をモチーフにしており、カンカンバーが彼らの強力な力を活かすために開発されたためである。また、『ゴーカイジャー』の3作後にあたる『烈車戦隊トッキュウジャー』の1号ロボ・トッキュウオーの武器・フミキリケンも遮断機をモチーフとしている(鉄道車両がモチーフの作品ならではの設定)。
https://w.atwiki.jp/gokaiger/pages/65.html
放映期間 1975年4月5日から1977年3月26日。 次作:ジャッカー電撃隊 リンク 大いなる力 初登場となる劇場版1:ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦を参照。 豪快チェンジ 豪快チェンジ一覧を参照。 登場レジェンド 海城 剛(かいじょう つよし) 秘密戦隊ゴレンジャーのアカレンジャー。国連が設立した国際秘密防衛機構・イーグルの日本ブロック関東支部に所属しており、関東支部分隊長だった兄を黒十字軍の襲撃によって失っている。サッカーが得意で、必殺技であるゴレンジャーストームやゴレンジャーハリケーンでは、最後にボール型爆弾を敵に蹴り込む役を務める。 登場作品 第1話:宇宙海賊現る(声) 劇場版1:ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦 最終話:さよなら宇宙海賊 新命 明(しんめい あきら) 秘密戦隊ゴレンジャーのアオレンジャー。ゴレンジャーのサブリーダーで、イーグル東北支部の唯一の生き残り。東北支部では射撃などの実戦訓練の指揮官を務めていた分隊長だった。 『スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』では、アオレンジャーやビッグワンなどのヒーローを演じた宮内洋がビッグワンとして出演したことでアオレンジャーの声もあてられている。 登場作品 劇場版1:ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦(声) 黒十字軍 『ゴレンジャー』に登場した悪の秘密結社。 黒十字総統 黒十字軍の首領である、カシオペア座方面からやって来た宇宙人。いかなる攻撃も寄せ付けない不死身の肉体を誇るが、「カシオペアX線」という特殊な宇宙線が唯一の弱点である。序盤から常に白い覆面をした姿をしていたが、鉄人仮面テムジン将軍の死後、後期シリーズから顔を出すようになった。 そのためカシオペア座の星を異常に恐れており、『ゴレンジャー』の最終話ではカシオペア座の形(W)に並んだ豆電球を見ただけで半狂乱になったほどである。ちなみに、ゴレンジャー5人の名前の頭文字をつなげると「カシオペア(海城・新命・大岩・ペギー・明日香)」となる。 『ゴレンジャー』の最終話において、その天才的な頭脳を活かして自らを黒十字軍の本部・黒十字城と一体化させ、城を本体とする機械生命体となっていたことが明らかになった。 登場作品 劇場版1:ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦(名前のみ) 黒十字王 『秘密戦隊ゴレンジャー』においてゴレンジャーに倒された黒十字総統が、歴代戦隊に敗れた敵組織の怨念を吸収して復活した姿。 登場作品 劇場版1:ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦(声) 劇場版4:仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦(声) 黒十字城 黒十字総統、そして黒十字王の真の姿である巨大な城。『ゴレンジャー』本編では黒十字軍の本部として使われていた。 登場作品 劇場版1:ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦(声) 野球仮面(やきゅうかめん) 黒十字軍の仮面怪人の一人で、3代目大幹部・火の山仮面マグマン将軍が率いる噴火軍団の一員。登場エピソードは53話で翌54話でマグマン将軍が倒されている。同話で死神博士を演じた八名信夫は、後に降板した安藤三男に代わり黒十字総統を演じる事になる。 野球ボールのような頭部の中に小型のピッチングマシーンが内蔵されており、「赤バット」という特製のバットを武器として所有する。いわゆる「赤バット」とは、「打撃の神様」と呼ばれる川上哲治(元プロ野球選手/監督、元野球解説者)が1946年に使用したもの。 ちなみに右打ちも左打ちも可能なスイッチヒッターであり、パンフレットに掲載された脚本家・荒川稔久のインタビューでは「『ゴレンジャー』に登場する野球仮面は中盤まで右打ちなのだが、ゴレンジャーとの最後の対決には左打ちの一本足打法で挑んで負けたため、今回はそのことを反省して右打ちで戦うという設定があり、野球仮面がそのことを説明するシーンも撮影はしたのだが、上映時間の都合でカットした」と語られている。 登場作品 劇場版2:空飛ぶ幽霊船(声) 劇場版4:仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦(声) ゾルダー 黒十字軍の一般戦闘員。黒十字軍の最下級の兵士。 登場作品 劇場版2:空飛ぶ幽霊船 登場した武器 レッドビュート 『秘密戦隊ゴレンジャー』に登場した、アカレンジャーの専用武器。マスクのゴーグル(アイマスク)部分から取り出すことが可能な鞭。自由自在に変形させることが可能で、槍やドリル、投げ網として使用したこともある。『ゴレンジャー』本編では、第43話からゴレンジャー全員の武器が強化されたことに伴い、武器そのものを変形させるのではなく、各種アタッチメントを取り付けることで使用形態を変化させる方式の「ニューレッドビュート」に強化されている。 ミドメラン ミドレンジャーの専用武器。第12話で使用。 特殊合金製のブーメランで、頭部のゴーグルから取り出して使用する。投擲武器として使う他に、短剣のように敵を斬り付ける使い方(ミドメランカッター)もできる。『ゴレンジャー』本編では、第43話からゴレンジャー全員の武器が強化されたことに伴い、スリングショット・ミドパンチャーへの変形機能を備えた「ニューミドメラン」に強化されている。 イヤリング爆弾 モモレンジャーの専用武器。 エンドボール ゴレンジャーハリケーンを発動するのに使用するボール型の爆弾。第13話で使用。 登場した技 ゴレンジャーハリケーン ゴレンジャーの必殺技。ゴレンジャーストームの派生技でニューパワー作戦を経て、後期から使用している。第1話と劇場版2で使用。 ラグビーボール型の爆弾を敵怪人の弱点となるもの(木の葉モチーフの怪人ならば焚き火)の形に変化させ、爆砕するという技。技を繰り出す際には「ゴレンジャーハリケーン・○○(爆弾が変化するもの)」と技名をコールするが、今回登場したのはゴーミンを一掃するための「ゴレンジャーハリケーン・ゴミ清掃車」。ゴーミン=ゴミという発想と思われる。 基本的には、モモレンジャーが取りだしたボールがキレンジャー・ミドレンジャーを経由してアオレンジャーに渡り、「アカ、クラウディングトライだ!」「OK!」というやり取りのあと、アカレンジャーが「エンドボール!」の掛け声とともに敵にボールを蹴り込むという流れになっている。 第1話では爆発が起きなかったのに対し、劇場版2では爆発が起きている。これは、第1話から劇場版2までの間に「ゴレンジャーの大いなる力」を手に入れたため。 ゴーカイジャーは、第1話での使用から爆発する事を知らなかったためその爆発に驚くようなそぶりも見せている。
https://w.atwiki.jp/sentai-soubi/pages/3418.html
「エンドボール!」 【名前】 ゴレンジャーハリケーン 【読み方】 ごれんじゃーはりけーん 【登場作品】 秘密戦隊ゴレンジャージャッカー電撃隊VSゴレンジャー海賊戦隊ゴーカイジャーゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船 【初登場話(ゴレン)】 第43話「真赤な不死鳥!無敵バリドリーン登場」 【登場話(ゴーカイ)】 第1話「宇宙海賊現る」 【分類】 必殺技 【使用者】 ゴレンジャー 【秘密戦隊ゴレンジャー】 ゴレンジャー5人の合体必殺技。 ゴレンジャーストームに代わる新必殺技として使用され、ラグビーボール型爆弾「エンドボール」をモモレンジャーが投げ、キレンジャーとミドレンジャーがパスしていく。 最後に受け取ったアオレンジャーがボールを地面に押さえ、アカレンジャーが上記の掛け声と共に蹴り飛ばし、ボールは標的の弱点となる様々な物に変わる。 エンドボールから変化したものに仮面怪人は妄想に囚われたり、コミカルな断末魔を叫びながら爆散していく。 中にはエンドボールで標的の頭部を削る「プリリアンカッター」、エンドボールの中から小型のエンドボールを撃ち出す「二段ロケッター」といったまともな攻撃法もあった。 【ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー】 ゴレンジャーがパスしたエンドボールをビッグワンが受け取り、ビッグボンバーに専用の砲弾と共に装填して発射する「ゴレンジャーハリケーン・ビッグボンバー」という技を披露した。 【海賊戦隊ゴーカイジャー】 ゴレンジャーのレンジャーキーを使い、ゴレンジャーに豪快チェンジしたゴーカイジャー5人が使用している。 その際はゴミ清掃車に変化し、兵隊ゴーミンを一掃した。 【ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦】 「黒十字王」によってゴレンジャーのレンジャーキーから実体化したゴレンジャー5人が用いる。 【海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船】 ゴレンジャーへ豪快チェンジしたゴーカイジャー5人が扱う。 その際は野球ボール(チアガール姿のアイドルユニット「G3プリンセス」も出現)へと変化した。 【機界戦隊ゼンカイジャー】 ステイシーザー(ステイシー)がダークゴレンジャーギアを用い、召喚する偽者のゴレンジャーも使用。
https://w.atwiki.jp/gokaiger/pages/106.html
放映期間 リンク大いなる力 豪快チェンジ 登場したレジェンド小津 魁(おづ かい)外見 言動 登場作品 フレイジェル登場作品 小津 芳香(おづ ほうか)外見 登場作品 地底冥府インフェルシア妖幻密使バンキュリア(ようげんみっし - )言動 登場作品 冥府神ダゴン(めいふしん - )登場作品 冥府神イフリート登場作品 冥府神サイクロプス登場作品 登場した用語天空聖者(てんくうせいじゃ) 放映期間 2005年2月13日から2006年2月12日。 前作:特捜戦隊デカレンジャー 次作:轟轟戦隊ボウケンジャー リンク 大いなる力 初登場となる第3話:勇気を魔法に変えて〜マージ・マジ・ゴー・ゴーカイ〜を参照。 豪快チェンジ 豪快チェンジ一覧を参照。 登場したレジェンド 小津 魁(おづ かい) 魔法戦隊マジレンジャーのマジレッドで、「燃える炎のエレメント」を持つ「赤の魔法使い」。演じる橋本淳は当時の最年少レッドであり、後に小宮璃央演じる熱田充瑠/キラメイレッドが最年少レッドとなっている。また、 橋本淳は海外リメイク版パワーレンジャーミスティックフォースにてナレーションの吹き替えを担当している。 天空聖者の父と人間の母の間に生まれた小津5兄弟の末っ子(三男)。マジレンジャーとして戦っていた当時は桐東高校の2年生だった。物質を変換する、錬成術の魔法を得意とする。敵である「地底冥府インフェルシア」の一部が改心したことを受け、『マジレンジャー』Final Stage(最終話)でマジレンジャーは改心したインフェルシアの生き残りと和平を結び、魁は人間界とインフェルシアを結ぶ「インフェルシア親善大使」となった。 外見 濃紫の装束の上に黒いローブを着た姿と、赤いメッシュの入った髪形は、『マジレンジャー』最終話における最終決戦から1年後の後日談と同じで、「インフェルシア親善大使」としての姿。 右手中指の指輪と、マーベラスたちの前に姿を現したシーンで確認できる赤い石のペンダントは、どちらも『マジレンジャー』当時と同じもので、魁たち5兄弟がお揃いで身に着けていたもの。ペンダントはクリスタル製品で有名なスワロフスキー社製のビーズ(シャンデリアの飾りにも使われるもの)を使用したもの。チェーンとトップ部分を繋ぐ金具にマジレンジャーのエンブレム(第2話ラストでアップになった魁のローブにも刺繍されている丸っこい「M」)が入っていて、ビーズがそれぞれの属性(エレメント)に合わせた色・形になっている。 指輪は『マジレンジャー』の第24話でマジシャイン・ヒカル(天空聖者サンジェル)からお守りとして贈られたもの。こちらも飾りの石がそれぞれの属性に合わせた色になっている。 同じデザインで、リング部分が色違い(銀一色ではなく一部が青)になったものをヒカルも身に着けている。 言動 「(マーベラスの「マジかよ?」という問いに対する)マジだよ」マジレンジャーの「マジ」はマジレンジャーが魔法を使う戦隊であることを示した「マジック」の略だが、『マジレンジャー』本編で何度か「マジに(で)○○」という言い回しが登場するなど、本気を意味する「マジ」とのダブルミーニングでもあった。 マーベラスとハカセが炎で取り囲まれる直前の、魁がクロスさせた両手を大きく広げると同時にフレイジェルが背後に現れる、という流れは『マジレンジャー』で魁がマジレッドに変身する際に使われていたバンクシーン(ゴーカイジャーでいうところの「XXXV」のオーラを纏う流れ)と同じ。『マジレンジャー』本編の変身バンクは、5人がそれぞれマスクのモチーフとなった架空生物に応じたポーズを取り(魁の両手を広げるポーズはフェニックスが翼を広げるイメージ)、その背後にそれぞれに力を貸す天空聖者(魁の場合はフレイジェル)の幻影が現れ変身するという流れになっている。 登場作品 第3話:勇気を魔法に変えて〜マージ・マジ・ゴー・ゴーカイ〜 フレイジェル 魁に力を貸し与えマジレッドへと変身させる、炎を司る天空聖者。魁たちの父(「小津勇」ことブレイジェル)の後輩でもある。天空聖者は魔法を貸し与えること以外の人間界に対しての干渉はせず、例え人間界に危機が迫ったとしても基本的には静観の姿勢を取るが、今回のフレイジェルはその繋がりから特別に人間界に下りてきたものと思われる。 登場作品 第3話:勇気を魔法に変えて〜マージ・マジ・ゴー・ゴーカイ〜(声) 小津 芳香(おづ ほうか) 魔法戦隊マジレンジャーのマジピンクで、「吹きゆく風のエレメント」を持つ「桃色の魔法使い」。小津5兄弟の長女(第二子)で、変身系の魔法を得意とする。普段はモデルとして活動している。 外見 弟・魁(マジレッド)と同じく、当時と同じペンダントと指輪を身に着けている。 登場作品 最終話:さよなら宇宙海賊 地底冥府インフェルシア 『魔法戦隊マジレンジャー』に登場した地底深くの闇の世界。 妖幻密使バンキュリア(ようげんみっし - ) 地底冥府インフェルシアの幹部。不死の力を持つ吸血鬼(真祖・クイーンヴァンパイア)であり、不死ゆえの退屈や孤独を紛らわすために「ナイ」と「メア」という2人の少女に分身して活動することもある。『魔法戦隊マジレンジャー』最終話で改心しマジレンジャーの面々と和解してからは、インフェルシアの再建・改革に尽力していた。 言動 ジョーに迫る。『マジレンジャー』本編にてン・マ戦で戦死したマジブルー・小津麗の夫であるマジシャイン・ヒカルと小津5兄妹の父であるウルザードファイヤー・小津勇を不死身の力で蘇らせた。ジョーは第17話にてマジシャインに変身した。 なお、ジョーは元ザンギャックの特殊部隊(悪の組織)の一員だった。 登場作品 劇場版3:海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン(声) 冥府神ダゴン(めいふしん - ) 地底冥府インフェルシアに住まう邪悪な神々・冥府神の1人。ブラジラ、ヨゴシマクリタインと違い、ラスボスではない。災厄をもたらすとされる冥府神たちの実質的なリーダーであり、優れた策士でもある。武器は「粛清の矛」。OPでの立ち位置は三賢神の中央であり、上位の二極神に挟まれる形になるため、実質センターになる。インフェルシアの帝王ン・マを絶対的な存在として崇めるが、「戦いの際は自らが守るべきルールを定め、それを守れなかった場合は死を選ぶ」というほど戒律を重んじる冥府神の1人でありながら、かつての戦いで封印されたン・マを完全復活させるための邪魔になると判断した場合は平然と戒律を捻じ曲げるなど、他の冥府神に比べて浅ましい一面も持つ。絶対神ン・マの復活に成功したものの、戒律を曲げた代償は重く、自身とン・マの破滅を招き、同じ三賢神のスフィンクスによって倒されている。 登場作品 劇場版1:ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦(声) 劇場版4:仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦(声) 冥府神イフリート 地底冥府インフェルシアに住まう邪悪な神々・冥府神の1人。炎とマグマを操ることができる冥府神。体内には常に2000℃以上の灼熱のマグマが煮えたぎっている。『スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』では、デカマスターの声を稲田徹が担当していることもあり、『スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』でも稲田徹が声をあてている。 登場作品 劇場版1:ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦(声) 冥府神サイクロプス 地底冥府インフェルシアに住まう邪悪な神々・冥府神の1人。射撃の名手で、鏡などの光を反射する物体の中に潜む能力を持つ。 登場作品 劇場版1:ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦(声) 登場した用語 天空聖者(てんくうせいじゃ) 『魔法戦隊マジレンジャー』に登場した、人間に魔法の力を貸し与える精霊のような存在。遥か天空にある「天空聖界マジトピア(てんくうせいかい - )」という魔法の国に住み、地上の人間に魔法の力を貸し与える。なお、マジトピアの創成期に誕生した「原始の天空聖者たち」を除く天空聖者は、天空聖者に魔法を借り受けていた人間(魔法使い)が魔法力を高めることで天空聖者に転生した存在である。ただし、転生した際に人間として生きていた頃の記憶は失われている。 本来の姿はそれぞれの司るエレメントをモチーフにした異形の姿だが、人間と同じ姿を取ることもできる。ただし天空聖者の寿命は人間より非常に長いようで、20代半ばの青年の姿で暮らしているマジシャイン・ヒカル(サンジェル)は自分の実年齢について「500歳」と語っている。 基本的には地上への干渉はしない主義だが、何らかの事情に応じて地上の人間に協力をすることがある。また、マジレンジャーの5人の父であるウルザードファイヤー・小津勇(ブレイジェル)や、マジブルー・小津麗と結婚したサンジェルのように、地上人と恋愛関係となるケースもあり、地上人と結婚し子を儲けることが禁じられているわけではない。
https://w.atwiki.jp/go-kai/pages/15.html
キョウリュウジャーのレンジャーキーは出ないのか、レジェンドモバイレーツには収録されなかっかたかな。 - 名無しさん 2013-07-25 20 04 09 そして、更なる新展開へ―coming soon.とか言って、ワンクリックもう一度全部出し直すとかだと泣けてくる。でも欲しくなる… - 名無し 2013-05-08 01 56 07 コンプリートED追加キーのアバレンジャー枠が、アバレピンクなら買わざるを得ない。 - 団長 2013-04-30 19 23 20 プレバンで「レンジャーキーセットコンプリートエディション」の一次受注開始 - 名無しさん 2013-04-29 01 13 39 そう言えばコンプした人っているんだろうか… - 名無しさん 2013-02-27 00 33 38 私はレジェンド3の11本以外があるので、今本気で探してます - 名無しさん 2013-03-27 07 13 55 コメントが消えちまった - 名無しさん 2013-02-18 20 58 46 ゴーカイチェンジ!!! - 名無しさん 2013-01-26 21 47 42
https://w.atwiki.jp/renger-key/
レンジャーキーwikiへようこそ スーパー戦隊シリーズ35作品目を記念し,海賊戦隊ゴーカイジャーに登場するレンジャーキー関連商品のまとめwikiです r"e"ngerなのは仕様です 作中に登場するレンジャーキーについても取り扱います アイコン画像はデコメ絵文字としても活用できるので,よろしければご利用下さい ※加工・デコメ絵文字としての利用外での配布は禁止とさせて頂きます NEW レンジャーキーセット02 予約受付中 NEW レジェンド戦隊なりきりセット 予約受付中 レンジャーキー一覧 R-001~R-050 R-051~R-100 R-101~R-150 R-151~R-200 モバイル メニューへ