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始まりはパリのアパルトマンの一室だった。 大分県で「いのちの授業」を続けて来た元・養護教諭山田泉は、乳がんの再発を告げられ、大学生の息子、娘との思い出をつくるためにフランスにやってきた。旅の終盤、知人の紹介で訪れたホームパーティで、ベトナム戦争孤児としてフランス人の養父母に育てられ、いまや国際的に活躍するパリのチェリスト、エリック=マリア・クチュリエと出会う。育ての母親を乳がんで亡くしたエリック=マリアは、山田のセラピーのためにバッハを奏でる。「ご縁がありますように」と山田から手渡された五円玉に引き寄せられ、その後エリック=マリアは彼女のいる旅立つ---。江口監督を含め、いくつもの偶然の出逢いが生んだ奇跡のようなドキュメンタリー映画。全編に流れるチェロの調べが観る者を優しく包み込む作品です。 監督・撮影:江口方康/音楽:エリック=マリア・クチュリエ 上映時間:72分/配給:パンドラ
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KILLZONE - PS2 近未来、人類が宇宙へと旅立ち、他の惑星に足を踏み入れた星間入植時代。植民地化された惑星は、 地球の「ISA(Interplanetary Strategic Alliance:惑星間戦略同盟)」によって統治されていた。 舞台となるのはISA統治下にある植民惑星の一つ、その名は「Vekta-ヴェクタ-」 そして異なる思想からかつてヴェクタから追放されたもの達。 彼らはヴィサリ老を指導者に惑星ヘルガーンで独裁国家「ヘルガスト」を建国する。 ヘルガストは積年の恨みからヴェクタに侵攻を開始。 宇宙船団が大挙して襲来、ベクタ軌道上の防衛システム・SDプラットフォームはなぜか無力化され、 船団は地上に降り立った。不気味に光る赤いゴーグルを装着した兵士達は次々とISA勢力を駆逐していく。 ヴェクタは特殊部隊ISAを中心に応戦するが、 ISA内部にいた裏切り者の存在で壊滅に追い込まれてしまう。 しかしISAの生存者たちの活躍により、そのピンチを乗り越え ヘルガストをヴェクタから一時撤退させることに成功するのであった。 KILLZONE LIBERATION - PSP 先の戦いから体勢を立て直したヘルガストがヴェクタへ侵攻を再開。 戦いは一進一退の攻防となって続き膠着状態へと陥っていく。 しかしヘルガスト将官「メトラック」は部隊をヴェクタ南部に送り込んだところで戦況が変わる。 大量のヴェクタ軍兵士が捕虜になってしまったのだ。 ISAは捕虜を救助しながらメトラックを目指す…。 KILLZONE2 - PS3 幾多の戦いから互いの勢力は低下、戦火は弱まりつつあった。 しかしヘルガストは母星でなお力を残している。 体勢を立て直し再び勢力を取り戻す前にこちらから手を打つ必要がある…。 ヴェクタのISAのエリート部隊「α部隊」はヘルガストの本拠地ヘルガーンへと侵攻する。
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通称: 著者:浅倉卓弥 イラスト: レーベル:宝島社 既刊 2009年7月 オールド・フレンズ 上・下 ここに紹介文 名前 コメント すべてのコメントを見る
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第一話 ちょい妄想補完入り 第2話 第3話 第一話 ちょい妄想補完入り GM:今回は銘刀都市タベルから。上司に呼ばれます。 パラス:上司ってヘサーム? GM:ヘサームって幹部?直接出てくるのか? シャバーズ:自分から戦いに行く感じだろうけど…… GM:じゃあヘサームの補佐にしよう。半妖霊の炎術師。外見20代の女。ランクは40くらい。適当なマイペースで、よくいろいろ忘れる。名前は……ショレフで。 ライヤ:そのほうが面白いw GM:じゃあ、4人が集められるよ。 パラス:なんでこの4人なんだろう。 シャバーズ:知らない子がいるぞ、と思っておく。 アル:あ、私自分の第二人格のことみんなに言ってないから、知らない間は回復もしないからよろしくw ライヤ:ちょっと待て、それじゃ第1話から死しか見えない!w GM:俺は知らんぞ。プレイヤーで何とかしてw ライヤ:うー……じゃあライヤは普段兄妹と組んでるんだけど、アルと、サリュ(姉人格)のことも知っている。そうじゃないとキャンペーン終わるw パラス:それじゃ「今回はこの4人……ですか?」 GM:「うーん、上から言われたのよねー。この4人で組ませろって」 ライヤ:じゃあ紹介しておこう。兄妹にむかって「あ、この子はアルタシュ。ちょっと暗い子だけど、実力はあたしが保障するわ」で、アルに向きつつ「こっちはパラストゥ。強さ馬鹿。で、こっちがシャバーズ。妹馬鹿。兄妹なんだけど、すごい強いから安心して」 シャバーズ:おいw「妹を心配して何が悪い」 ライヤ:「妹以外のことも考えなさいっていってるだけよ」 パラス:(二人をスルーしつつアルに)「はじめまして。宜しくお願いしますね」と言いながら手を差し出すよ。 アル:ライヤが言うのなら信用できるかな、とか思いつつ鏡を見て、「サリュ、どうかな」って聞いて、「……宜しくお願いします」って握手しよう。 シャバーズ:じゃあほんわかしつつそれを眺めてる。(ああ、妹のいいお友達になりそうだし、いいかなぁ) パラス:「サリュ?」と少し怪訝な表情をする。 ライヤ:んじゃもうバラしとく。っていうかバラさんと死ぬw「あ、サリュって言うのはこの子のもうひとつの人格なのね。サリトゥシュっていうの。二人とも信用できるわ」 パラス:そうなんだ、って思っておく。 GM:んじゃPTになったところで、「今回の仕事なんだけど、町からちょっと行ったところの遺跡を何とかしてもらうってのになるの」ってショレフさんが話し出そう。 都市からしばらく行ったところに、もともと古い天使の遺跡があった。これは長い間わかっていたんだけど、竜巻がずっと取り囲んでいたから今まで侵入できなかった。それがここ数日前に突然、竜巻が消え、周りが黒沙で覆われてしまったと。どうやらフィサールの迷宮がくっついているらしい。放って置くと迷宮はどんどん広がり、そのうち都市も飲み込むだろうと。 パラス:それは放って置けませんね。 ライヤ:フィサールの迷宮に天使の遺跡!?興味深いわ、と、目を輝かせておこう。あ、魔書になんか知ってないか聞いてみる。 GM:ここで!?まあいいけど。何聞くの? ライヤ:んー、天使の遺跡について、でいいかとりあえず。(ころころ)あ、達成数2、しっぱーい。 GM:魔書めんどくさいなぁw 「そんなことも知らんのか、だが教えん」 アル:それきっと若本ボイスだよね。 パラス:ぶっw シャバーズ:あはははははww ライヤ:「また!?勿体つけてないでよ!知ってるんでしょう!」こう本に怒ってる。 GM:まあもちょっとショレフさんしゃべるよ。「えっと。フィサールの迷宮には何か核になるものがあって、とりあえずそれを破壊すれば危険はなくなるはず。それと天使の遺跡の奥にはどこかにつながる門もあるかもしれないから、調査して欲しいのよね。用件はこれで終わりだけど」って解散にしようとするけど。 シャバーズ:待ってw「報酬はいくらですか?」 ライヤ:報酬に関してはシャバーズ任せになるね。 パラス:貧しさ/否定、頑張ってください。 シャバーズ:うう、妹のために頑張るよ。 アル:なんかチガウ……w 報酬は前金2000の後5000。迷宮開放でさらに5000ってことになる。そして各々準備をはじめる。と言っても日程を確認したり、食料を買ったりエリクサ・テリアカを補充したり、もともとの遺跡を見ていた連中に話を聞くくらい。 GM:では、ちょっと遠いところに遺跡があります。キャラバンのルートからは少し外れてるかな。行くには何日か必要だな。 ライヤ:あ、はーい!あたし【黒き舟は煉獄を渡る】つかいまーす! GM:げ! アル:やっぱりもってたんだ。 シャバーズ:便利だね、黒沙。 GM:では黒沙の舟でもって、一行は遺跡まで着く。(しくしく)それでいいや。 パラス:ま、時間もないしね。 GM:うむ。(というか記憶があいまいなのは内緒) アル:あ、舟で行くとはいえ、一日はかかるよね? シャバーズ:そっか。人格入れ替わるんだ。 アル:というわけでそのシーンやりたい! GM:では夜の黒沙舟のなか。ざざざ、と走ってるけど。 アル:舟の揺れで思いっきりうずくまります。 シャバーズ:あれ、どうしたの?まだキャラは夜に入れ替わるってそういえば知らなかったw パラス:大丈夫?って近寄ろう。 サリュ:ええ、大丈夫。……それと、はじめまして。 パラス:お、混乱するよそれw ライヤ:サリトゥシュ、久しぶりね。 サリュ:久しぶり。ライヤ。 シャバーズ:あ、この子が……って思う。 パラス:ええと、パラストゥ、です。はじめまして、……でいいんだよね。 サリュ:アルから話は聞いていたわ。これからよろしく。 GM:ってことで、遺跡周辺の黒沙が無いあたりで一泊し、黒沙の中に進入しました。 ライヤ:あ、ここの黒沙使って何か3つ漂わせておくね。 パラス:何か、って鎧しかないでしょうw ライヤ:まあね。 GM:把握した。しかしいつも思うけどチキンだなぁ……w ライヤ:んなことないよ!フィサールの迷宮だよ、本気でいかなきゃw GM:はいはいw というわけで、遺跡。奥にフィサールの迷宮が、って情報だったけど、何故か入り口に一体化しているように見える。 シャバーズ:天使の財宝が……w ライヤ:天使の知識が……w パラス:って、入ればいいんでしょうにw GM:うむ。キミたちが中に入ると、そこは大きな部屋だね。柱が四つあって、真ん中に剣のレリーフがある。入り口は君たちが入ると閉じてしまうようだ。 アル:……閉じ込められた。 パラス:なんとかすれば出られるんでしょう。 GM:それから入ってきた部屋の反対側に、何か見える。 アル:……近づいてみる。 ライヤ:まって!何があるかわかんないし、みんなで行きましょう。 パラス:それがいいですね。 シャバーズ:よし、オレが妹を守るぞー!最初に行く。 GM:はいはいw 反対側には、何か像っぽいものがあるね。それから……像の後ろに羽がえぐれたようなくぼみがあるね。 ライヤ:何かはめるの? パラス:かも。 ~以下ひとまず短縮(ぇ~ 柱1 兄(アルじゃないよね?)が先に飛び込む。地上の空から落ちる。自我で判定して、直感的に羽を捜すと助かることを理解する。 感覚鍛錬の達成数によってなんとか見つける。 (兄からでオッケ。危ないからまずはオレが、って感じで触ったはず@Birne) 柱2 全員で触る。アルが一呼吸遅れる(萌えっ子w)。信者たちがいて、敵×2に襲われている。ブレスで妹>攻撃、兄>防御のダイスを決定するようにしておくと、兄ばかり狙われる。倒しきって、羽を見つける。 (GM注:キャラバンではない。神殿のような建物の前に広場があり、そこに信者がズラ~っと) 柱3 全員で触る。……なんだったか失念(ぇ (部屋の中で、盗賊たちとレリーフの奪い合い。 《剛力》で盗賊を止めて、《探索》でレリーフを発見する。 何かすっげー大ダメージ受けた覚えが。)@McAf (確か《剛力》判定で6個振って達成数2とかだったよorz まじでキャラがヘタれるとダイスまでヘタれるのは何故だ・・・@Birne) 柱4 全員で触る。天使対邪霊の歴史絵巻みたいな幻を見る。巨大な天使たちの流れ弾に当たりながら、羽をとってくる。軽業とか。兄失敗、妹成功。ていうか兄が足引っ張るw 真ん中の剣のレリーフをとる。 (GM注:一応番人として直剣を持った剣士と対決。アッサリやられたが) 天使のレリーフに羽と剣をはめる。像が動き出す。四枚羽の天使!神語4レベル!つよい!でも倒す。ばーん。 世界意志の雫「都」をみつける。 ライヤ:あ、世界樹の雫だね GM:そう……って違うわ! シャバーズ:それじゃ誰か復活するね。 ライヤ:なんで、あれ、間違えたw パラスがひとまずあずかる。みんな「到達感覚」を得る。迷宮から出されて、帰る。 GM:あ!これじゃ依頼達成して無いじゃん!なんで入り口に迷宮つけたんだろう。 一同:知るかw 町に戻ってショレフさんに依頼の報告をする。 雫の事も報告するけど、所持していて良いと許可を得る。 報告も終ったしこれで解散~ってなるころ、GMが何か忘れてない?って聞く。 シャバーズ:何かあったっけ? アル:報酬もらってないでしょ。 シャバーズ パラ:てっきり貰っているものと……w GM:勝手に受け取るなw (EDってこんな感じだったよね?)@悠香 第2話 前回、遺跡から帰ってきてから約1週間。そのあいだ各々が何をしていたかと言うと……。 シャバーズ:あ、筋トレしてる。たまに浮遊霊とおしゃべりしながら。はやくパラを守れるくらいにならないと、とか言ってる。……あ、そうだよね。見えないよね。 パラス:黙々と剣振ってる。 アル:家で鏡見てる。 GM:おまえら誰も前回のこと調べたりしないんかいww ライヤ:一応、神語学院にこもってフィサールとか天使とかの文献漁ってるよっ。なんかブツブツ言いながら。あと魔具買う。 GM:じゃあ、そんなことしてると、ショレフさんに呼ばれる。あと側に総ランク13くらいの、妖霊使いの姿も見える。 GM:「あのあとちょっとこの子派遣して入り口を調べてみたんだけど、扉が全然開かないのよ。妖霊も通り抜けられないみたいだったし。で、そこにこんなものが書いてあったのよね」と言いながら何か紙に書き始める。何かの文様みたいだ。ちょっと魔術知識振って。 一同:(ころころ) ライヤ:あ、4でた。 GM:じゃあダンスの譜面みたいなものと分かるね。 ライヤ:ダンス……四行詩?風術? GM:風術ではないな。フィサールの迷宮を開放すると、そこに四行詩が出てくるんだ。「上の方針としては、勝手に調査しろ、ってことみたいだから、とりあえずあなたたち呼んだんだけど……」 シャバーズ:譜面みて踊ってみなきゃいけないかなぁ。 ライヤ:うまく踊れそうなのは……、って言ってじーっと兄妹見てるw パラス:刀術の基礎訓練で、多少は踊りを習いましたが…… GM:ちなみに「舞踏の達成数」行の詩が分かるよw シャバーズ:気合い入れないと!……何か神語に役立つものある? GM:あ、【閃きよ、知恵よ、訪れよ】はめっちゃ使えるぞこういう時。 ライヤ:うん。……でもないのw シャバーズ:踊りは兄さん苦手なんだけどな…… パラス:素でいくしかない? アル:あ、【威光を与える眼】って使えない? ライヤ:それ!美人になる(反応修正)と、踊りうまくなったよ確かww GM:え、そうだっけ…(ルルブを見て)…あ、本当だ。 シャバーズ:え、もう振っちゃったよ? orz アル:じゃあパラの方だけじっと見て、パラ、頑張って。 シャバーズ:達成値2 orz パラス:あ、5でました(素で4)。ちょっと恥ずかしがりながら踊る。 ライヤ:やっぱりパラス、うまいのね、と言いながら兄に視線を送るw シャバーズ:だ、だから、兄さんには期待するなって言ったろ……? orz パラス:兄さん……(ほろり) パラスの踊りに合わせ、四行詩が鳴り響く。 「渦巻く壁が消えるとき 都はその身を晒すだろう そして雫が絵画となるなら 道は自ずと開かれるだろう」 パラス:渦巻く壁はもう消えたよね(メモしながら) ライヤ:都、は世界意志の雫だし(同じく) シャバーズ:絵画……ってなんだ?(メモしながら) アル:……絵画って、こ~紙に描く……(同じくメモしながら) シャバーズ:そのくらいオレでも分かるよっw GM:「ふーん、絵画ね……」ショレフさんもメモってるみたい。 パラス:抜け目無いね。 GM:そりゃ、地上への手がかりだしねぇ。きっと凌渦には四行詩専用の書庫とかあるんだ。 ライヤ:何!それは好奇心がうずくわ!ww シャバーズ:達成、未達成とかで分けてあるのかなぁ。 GM:まあ中には消えてしまうのもあるみたいだけどね。それはともかく、ショレフさんが続けよう。「四行詩は、地上への手がかりになるし、こっちで引き受けてもいいけれど……」 ライヤ:いや!こんなおいしいもの、渡せないわw パラス:それに、まだ私たちの依頼の範疇だと思います。この四行詩も含めて。 GM:「それもそうなんだけど、あなたたち、あてはあるの?」 シャバーズ:うーん……なさげ? GM:「ま、こっちにはあるのだけどね。普通に報告とかしてくれるんなら、ま、依頼ってわけじゃないけどサポートするよ」 アル:……それならいい? シャバーズ:そう思う。 GM:じゃ、みんなに各支部で便宜を図ってもらう用の手形と、準備金ってことで3000Diずつを配りながら教えてくれる。小都市連立地帯にある、迷宮の街エルノラートってところを訪ねるように言われるよ。そこには「無限の迷宮」っていう幻鏡域が自然に固定化していて、中がぶっちゃけ不思議のダンジョンになってる。そこに、世界意志の雫の研究家である、ハシブ・ムビンという男がいるんだ。 パラス:その人の特徴などは? GM:うん。この人は60歳くらいの3Lv幻鏡術師のおっちゃんなんだけど、享受者じゃない。んで、幻鏡域の中に住んでる。 一同:!?wwww GM:浅い階層は比較的変化が少なくて、まあ研究にも丁度いいから、出てこなくなったんだ。 アル:幻鏡域にいたら幻になるんじゃないの? ライヤ:ま、幻鏡域から外に出たら消えちゃうでしょうけど、中にずっといるなら問題ないんだよね。 GM:そうそう。あと、迷宮の中では、変な魔法の物品とかも良く見つかるし、それから世界意志の雫が多く見つかる。5階に1つくらいの割合? パラス:すごいw GM:この迷宮の幻鏡域だけ特殊で、他の普通のじゃ見つからないけどね。で、そんな状況もあって、街は今ちょっとにぎわってるみたい。 パラス:そりゃあゴールドラッシュでしょうねw シャバーズ:雫ラッシュw ライヤ:あ、そこって紫杯連はどうなってるの? GM:凌渦の支配下だよ。他の支部も表向きにはないことになってる。迷宮に関しては、凌渦は入場料とるだけで誰でも入れるようにしてある。 ライヤ:ふーん……わかった。 GM:もういい?「ハイ。情報伝えたからもうわたしの役目は終わり」 パラス:あいかわらずやる気ないですね。 シャバーズ:しょせんヘサームなんてそんなもんですよw パラス:どうして師匠を悪く言うんですかっ、兄さんw シャバーズ:ん?聞こえないよ~w ……やればやるほど、この子、阿呆だなぁ…… 一同:笑 GM:じゃ、準備とかー。適当に。遠いから移動とかもろもろで2ヶ月位かかる。 パラス:適当にってw ……じゃあ師匠のところ行きます。2ヶ月分の修行メニューもらってこないと。 GM:あ、普段はどうしてるん? シャバーズ:パラスとは近くで一緒に住んでるけど。 パラス:まあ、毎日ヘサームと鍛錬しに行ってるんでしょう。 シャバーズ:むむ。嫉妬。 ライヤ:むむ、じゃないw パラス:では……。師匠。二ヶ月ほどの修行メニューをいただきたいのですが。 GM:「ふむ。街をはなれるのか」 パラス:ええ。この間の件で。エルノラートまで行ってきます。 GM:「そうか。……常に鍛錬を怠るなよ!いつでもここで待ってるからな」 外野アル:……GM、その台詞って、死にフラグ?w 外野シャバーズ:おお、ヘサームが死ぬ! GM:そうなのかww メモっておこう。(かきかき) パラス:いやwww いいから、そんなフラグとかwww アル:はーい!じゃあ私もシャーディ(養母)のところに挨拶に行くー! GM:シャーディってどんな感じなんだ……? アル:うーん……、育ててくれたお義父さんの妻だから…… ライヤ:おもいっきり赤の他人じゃないw アル:うわ、コブ残ったわーって感じ?w シャバーズ:それはそうだろうねー。 アル:……二ヶ月、家を出ます。 GM:「そんな!何かやったの……?」 外野パラス:衝撃の家出宣言w アル:……りょーかのおしごと。 GM:「外で、うまくやっていけるの?」 アル:……3人と、サリュもいるから。 GM:「そう……。お仕事頑張って」多分気をつけてとかは言わないんだろうな。他人行儀に済ましておこう。 アル:うん。そんな感じで。 GM:じゃ、他にシーンはいらないね? じゃあ、出発まですすめるよー。 このあたりで近くで爽やかなボイパに乗せたJ-POPが流れ出す。この日の学生会館はアカペラサークルが練習をしていたのだ。しかも、かなり上手い。 ライヤ:じゃあ、いつもどおり舟を作って、いきましょっか。 パラス:背後の爽快なBGMを聞きながらw シャバーズ:ぜんぜんゲヘナっぽくないwww アル:きっと、こんな感じのニアーシュが集団で砂の上を駆けながら手を振ってくれるよwww シャバーズ:殺しのスタイルww ライヤ:あははははww GM:まていw本当に敵でニアーシュの部隊出すぞww パラス:やめてください。本気で死にますw この辺りでアルのPLがニアーシュを描いていたので、会話上ではアルが絵が上手いなんて事も言われたり。 GMが旅のランダムイベントを考えていたのだが、PLの出目がよく、見事にさくさく進み。一行は街に着く。 アル:じゃ、ライヤと手をつなぐ。 ライヤ:ん、はい。(ぎゅ) シャバーズ:あー、あー、いいなー。うらやましいぞあれ。よし、オレもパラスに手を差し出す!……ほらパラ! パラス:あ、あの、兄さん……いま手持ちはないんだけど……w シャバーズ:いや!お金なら持ってるから!そーじゃなくて…… パラス:……?ww シャバーズ:もういい、くすん。 一同:笑 エルノラートはそれほど大きくも無い普通の規模だ。街の中央には石造りのドアが見える。それが幻鏡域への入り口のようだ。 ライヤ:まずは紫杯連を目指すわ。 GM:うん、じゃあ道すがら気づくんだが、予想以上に活気付いているみたい。享受者とか荒くれ者率もなんだか高そうだ。 シャバーズ:まあ、雫ラッシュだから? アル:なのかな。 GM:そんなことを思いながら、この街の支部……武器屋にしよう。迷宮の手土産亭ってとこがここの支部。 パラス:挨拶しにはいります。 ライヤ:手形見せながらね。 GM:あー、じゃあ支部長が出てくる。術技なんだろ……ランダムで決めるか。いくつあるんだ?術技……(ころころ)12? ライヤ:(ルルブみつつ上から数え)……あ、はみ出た。新術技って風術と覇杖術と聖眼術と、どれが最初? GM:覇杖。 ライヤ:じゃ、12は覇杖術。 シャバーズ:めずらしw GM:うむ。支部長は覇杖術師の、ネコ獣人。30ランクくらいにしとこう。名前は……未定w「えっと、キミたちもかけらのうわさを聞いてきたの?」 アル:かけら? ライヤ:私たちは、世界意志の雫の手がかりを探しにきたんだけど……? シャバーズ:それは何なんだ?かけら……。 GM:うん。雫でのーて、かけら。人の親指大で、いろんな色をしている。世界意志の雫のかけら、と言われてる。で、雫のように解放すると、雫の弱体化版の効果が得られる。 アル:えっw パラス:つよっw GM:五色あって、青が生命力+10。緑が気力+10。赤が炎ダメージ×2。白が上半分の能力達成値+2。茶が下+2。 シャバーズ:海と森と火山と雷と都か。 GM:「うん。それが迷宮の中で2週間前くらいからよく見つかるようになってね。……ただ魔物も少し増えたんだよね。そして迷宮に行く享受者も増えてる。」 パラス:わたしたちはその迷宮の中の、ハシブさんに会いに来たんです。 GM:「……そういえば最近、ハシブと連絡が取れないんだ。まあハシブさん研究に没頭するとたまにあるんだけど……」 アル:幻鏡の中でも暮らせるんだ……というか、魔物がいて無事なのかな? GM:うん、封居とかいろんな魔具を駆使して、幻鏡域で隠れればいくらでもいけるんだw まあ魔物がいるあいだはずっと引きこもってなきゃ行けないけど。 ライヤ:あー、今日も消えないなーって?w パラス:ともかく、それなら中に行って行方を確かめないといけないですね。 シャバーズ:やっぱり中に入るのか……。 アル:……どうしたの? シャバーズ:兄としては妹が危険な目にあうルートは避けたいんだw ライヤ:享受者の仕事請けている時点でもう無理でしょ、そんなこと。 シャバーズ:でも、パラは安全なところにいて欲しいんだよっ。 パラス:私はもうこどもじゃないんです、こども扱いしないでください兄さん。 シャバーズ:いや、14はまだこどもだよ。 アル:……(←もっと年下) GM:幻鏡域の入り口の辺りまでくるんだね?そうすると、その辺には露店が結構出てたりして繁盛してる。 アル:何を売ってるの? GM:まあ普通の雑貨とか、享受者向けアイテムなんかもあるけど、目玉は、とれたてのかけら。 ライヤ:普通に売ってるのねw GM:「ん、なんだい、かけらが欲しいのかい兄ちゃんたち。1つ5000Diだけどどうだい?」……さて、みんな魔術知識で振ってもらおうかw必要達成数は4で。 パラス:(ころころ)無理。 シャバーズ:(ころころ)あ、あの雑貨いいな……(余所見してるw) ライヤ:(ころころ)あー、もう!2しかでなかった。わかんない。 アル:(ころころ)あ……奇跡起こっちゃったw 5個振って4個成功したw GM:ライヤが失敗したから分からないはずだったんだけどな……。アルはあのかけらから嫌な感覚を覚える。具体的には、使うと堕落ポイントが1点たまる。 ライヤ:それって一般人耐えられないじゃないの! アル:……あれ、邪霊が関わってる。使うと堕落しちゃう。って呟く。 GM:ふふふ、悩め悩め。んで使って堕落するんじゃーい!w アル:じゃあ一つ買っておく。緑のやつ。 パラス:支部に報告しに行きましょう。これはまずい。 支部に取って返す4人。支部長から正式に依頼として解決を頼まれる。支部にも欠片が置いてあり、必要なら一つ3000で売ってくれる。ライヤが緊急避難用にと青と緑を買い、幻鏡域に急ぐ。 ライヤ:あ、GM。入り口の側に砂たまってない? GM:あるけど。なんで? ライヤ:いや、先に黒沙つくってから突入したくて。 GM:街中だよ?別にいいけど。 ライヤ:だってすぐに幻鏡域に入るでしょ?それにそんな事気にしてられる状況じゃないし。 シャバーズ:流石だなぁ。 GM:幻鏡域に入ったね。じゃあここからランダムイベントで行きます。敵が出たり、情報が出たり、どの場所にハシブさんが行ったか分かったりする。経過時間とかも変わるからね。みんなは享受者だから、3日間、72時間位で幻に同化すると思いねえ。それじゃ、ダイス振ってねー。 ……この後、PLたちのダイス目はことごとく悪い目をだし、情報が手に入らないか、すごく時間がかかるものばかり。 アル:(ころころ)1と、4。 GM:その目だと……あ、敵が近くに来るね。 シャバーズ:ついにきたね。 GM:石版に顔と触手がついたやつとぴかぴかする鎧。キミたちを発見したみたいだ。 ライヤ:(ころころ)(ころころ)魔物知識成功!あれ、ガールマプとラーレゴンよ!気をつけて! GM:レクルエトを出さないところがGMの良心? パラス:そんなわけないじゃないですかw 先制の結果:(ガールマプ、シャバーズ、パラス、ラーレゴン、アル、ライヤ) GM:よーし。ガールマプなにしよっかな……。まずは氷の息を吐くか!全員精神抵抗で4ね。 一同:(ころころ)みんな耐えた。 GM:なに!しかし抵抗しても15点ダメージは食らってもらう! アル:……痛い。(生命力が45しかない) シャバーズ:後ろに石飛ばそうか?(魔塵でダメージを減らそうか、という意味) ライヤ:ううん、そのくらいならあたしはいらない。アルにあげて。 シャバーズ:大丈夫なんだね?じゃあアル!魔塵! アル:……痛くなくなった。 ライヤ:あたしは【黒い沙は鎧へと】が一つ弾けて……5点食らったわ。 GM:まだまだ!次は霧をぶわっと吐くぞ。みんな熱視覚無いよね。じゃあ視界が悪くなって4r全ての達成数2点減らしてね。 パラス:感覚鍛錬分は減らせますよね。私は1点だけ。 シャバーズ:オレも1点しか食らわない。 アル:……(感覚鍛錬3点) GM:ってほとんど意味なし? ライヤ:あたしはもろに食らってるから! パラス:あ。ラーレゴンもこれ食らうよね。 GM:え?……ってうわ!!本当だ、ラーレゴン熱視覚ないんだ!! シャバーズ:あはは、まぬけだw GM:いや、これはGMの優しさなんだ!www アル:開き直ったw GM:うるさいw なら3回行動目は連撃じゃ!目標は(ころころ)パラス!命中6!……ってパラスかよ。 パラス:(ころころ)うん。ひょいっとよけた。 GM:……。 シャバーズ:じゃ、こっちの番だねー!いくぞー! この後、兄の攻撃はことごとくスカ。(シャバーズ:あ!【魂装・撃】言うの忘れた!) 対称的に妹の攻撃は石版をごりごりと壊す。(パラス:影刃、強いです。) アルは移動して攻撃の範囲外に逃れ、(アル:外でぼーっとしてる。) ライヤは攻撃をほぼ黒沙鎧でいなす。(ライヤ:気力もったいないから2体に【黒い弾丸は胸を穿つ】でも撃っておくわ。) 兄は2rの間、抵抗や防御を驚異的な出目で避け続け、妹が危なげなくかわして刻んでいく。 シャバーズ:よし、3回目の避けだ!(ころころ)……あ、足りない。 パラス:兄さん、そのくらい避けてください。 シャバーズ:うん。兄さんはもう体力の限界なんだ。 ライヤ:はいはい、いいから避けなさいって。ほら【身をかわせ】! そんなこんなでさらりと魔物を片付け、いろいろ探しまくり、ついにおじいさんの居場所をみつける。ちなみにここまでで経過した時間は、28時間程だった。 シャバーズ:ハシブさーん、どこですかー! ライヤ:隠れてないで、出ておいでー。 GM:そうしてると、じいさん出てくるよ。みんなダイス1個だけ振って。 パラス:1。 シャバーズ:1。 アル:5。 ライヤ:5。 GM:面白くないなぁ……じゃあ、ジジイに、黒い靄がまとわりついているのが見える。なんか吸い取ってるみたい。12rは持ちそうだね。そして闇の後ろにいる髑髏がおほほほほーって感じになってる。 パラス:どんな感じやねんw ライヤ:……魔物知識振るよ。(ころころ)3。 GM:黒い靄はディフォルーン。黒沙で出来た靄ね。これが3つ部隊ね。1つはジジイに取り付いて戦闘には参加しない。あと後ろに、うろこを持って直立した鳥の髑髏がいる。 ライヤ:(ころころ)うわ、そっち1しか出ない。 GM:ふふーん。オリジナル邪霊だ。名前しかわからないねぇ。こいつはシャディバードっていう邪霊。人に力を与えて堕落させる。ちなみに目が6つだから視覚系の修正は無効になるよん。 ……戦闘開始。ここからは短縮のため感覚言語でお送りします。 30m闇に閉ざされた!ブーストサンド痛い!ドッジ! ピアスアロー倍付け!ホーリーレイン倍付け! 魂総・伸!ばしばし! ドッジ×2! 妹の4連撃!そこに全弾インクリース付インペイルだ!(GM:やべ、装甲、紙にしかならん!)(パラス:あれ【暗撃-5】って言いましたよ) 回復ぴかー! ドッジ!(GM:ふはは必殺のフレイムファンを食らえ!欠片の赤をつけてダメージ倍増だ!) (シャバーズ:あ、魂装・防が先だったかな) (ライヤ:多分ね。ダイスで目標決めてるのに全部兄が食らってるし。不憫な子……) 妹の5連撃+アルのインペイル! 一瞬で邪霊の生命力は蒸発。アルの気力も蒸発。そして靄と欠片も蒸発。ジジイも蒸発。(一同:しないって!) GM:「ふぅ。助かったわぁぃ。」とハシブさんが言う。 パラス:大丈夫ですか? シャバーズ:あなたに聞きたい事があるんですけど。 GM:「こんなところまで奇特な」 シャバーズ:奇特ってあんたに言われたくないw と、雫と絵画について訊ねる。 どうやら雫を10個ほど集めると絵画となるほどの幻を作り出せるらしい。 集めた10個の組み合わせ次第で絵画の絵も変わるし、世界意思の雫としての意思も変化する。 さらにそれが地上への道になっているとも言われている。 GM:雫それ自体が集まろうっていう意志をもってるから、他の雫がどこにあるかなんかは、“所有”してれば自然とわかるよ。あ、雫の意志とは意思疎通してもらうけどw ……で、さっきの敵の懐からころりんと雫が落ちているわけですが。 アル:……誰が所有する? ライヤ:パラスじゃないかしら。地上を目指すって目的に一番合致してるしね。 パラス:ですよね。……じゃ、“所有”します。 GM:宣言したんだね?じゃあダイス2回振って。2個持ってるから。 パラス:(ころころ)3と4です。 GM:ほう。じゃあパラスは到達感覚・嗅覚と体感を得た。変なときに背筋がぞぞっとしたり臭かったりするようになった。ちなみにこれもそれぞれ30位得ると地上への道が見えるから。 シャバーズ:でもだいぶ先じゃんそれ! ライヤ:しばらくはただの邪霊アレルギーね。 パラス:頑張ります。……それにしても、所有したってことはつまり、成長で意思疎通をのばせってことですよね、私。 ライヤ:うん。 パラス:自我のばすの諦なきゃ(泣) さて、皆は情報を仕入れ、支部に戻る。 パラス:世界意思の雫を集めていくしかないみたいですけど。 シャバーズ:しばらくは当てのない旅でもする?ま、オレはパラについていくだけだけどね! アル:一度タベルには報告したほうがいいの。 GM:その手配は猫支部長さんがやってくれるよ。手紙とか。銘獄刀やら霊巣の準備してくださいとかしたためておいてもいい。 シャバーズ:やっとくw ライヤ:じゃあとりあえず、雫の情報を集めに大きめの神語学院の図書館にでも行ってみましょうか。 パラス:そうですね。 アル:(こっそりと鏡に向かって)……旅の中でいつか、いなくなったお父さんとお母さんに会えるといいね。 第3話 ~セッション前会話~ GM:もう38ランクか……あんたらもうヒドラと強さ評価同じだよね。 パラス:そうですね。 GM:じゃ、ヒドラ4体だしてもいいよねぇ? パラス:うんうん、炎の息×4をぶわーって……ってみんな死んじゃいます!w アル:……というか、今シナリオ作ってるんだね。GM。 GM:いつものことじゃないか。 ってなわけで、小都市連立地帯にあるシャルブという街に向かう。(ライヤ:懐かしいわねー。ここの図書館大きいのよ。) 人口6000人くらいで、小さいながらも4つの紫杯連全ての支部がある。ただし神語学院が大きいのもあって鐘杏の支部が一番幅を利かせている。適当なキャラバンの護衛をしながら進み、ちゃっかりお小遣いを稼ぐことも忘れない。 凌渦の支部は小さいので在中しているトップは事務方。20ランク位の神語術師。名前はいつもの通りない。 ライヤ:じゃあ私はさっそく神語学院に行ってみるわね。さっそく調べなくちゃ。 アル:……じゃあ、ついてく。と、ライヤの手を握る。 パラス:では私たちは市場の方で買い物でもしておきましょう。 シャバーズ:まあオレが図書館行っても役立つ気がしないしなぁ。 ライヤ:あはは、確かに。 シャバーズ:確かにって言われた!(がびーん) アル:たまにはパラと一緒にお散歩すればいいと思う。 シャバーズ:お!(目の色が変わるw) さぁ、パラ!と、満面の笑みでパラに右手を差し出すよ! パラス:兄さん、お金がいるのですか?(一同爆笑) シャバーズ:違う、違うよ!寧ろパラが何か買うとき俺が……っ! パラス:兄さん相変わらず挙動が変です。 ライヤ:相変わらずね。 GM:とりあえず神語学院に向かうんだが、その途中で市場を通り過ぎるよ。 アル:ぽてぽてといつもどおりライヤの後ろを歩いてる。 GM:うむ。そうするとライヤには「最近神語学院ヤバクネ?」という噂話が妙にはっきりと聞こえる。 ライヤ:あら? アル、今の声聞こえた? アル:?? 周りはうるさいよね? ライヤ:・・・・そりゃそうか。む。この感じをアルに伝えられないゾ? アル:ライヤ、どうかした? ライヤ:う、ううん。なんでもないみたい。。。 アル:そっか。 んで、近道して行けないかなーとかいって、裏路地に入って行き、無駄にダイスを振ってみたりとか。結局普通だったけど。 GM:んじゃ神語学院に着いた。が、中に入る前に! アルは何だか寒気を感じるよ。 アル:ライヤ、何かここ。寒い。 ライヤ:あら、そんな事ないわよ?(風邪かしら?) アル:そういや今はもう夕方? GM:ぐらいかな? アル:んじゃさ、丁度光帯が消えた頃ってことで、急にアルがばたんと倒れる。 外野シャバーズ:えぇ!? わざわざ毎回倒れなきゃ人格入れ替われないの!? サリュ:うむ。そういうことでヨロシク。むくりと起き上がって「あら、ライヤこんばんわ」 ライヤ:こんばんは。ねぇサリュ、貴方も寒いと感じているの? サリュ:……そうね。ちょっと肌寒く感じるわ。 ライヤ:そういえばあなた噂話は……って聞こえてるわけなかったわね。 GM:受け付けのお姉さんが君たちを見て「何か御用ですかー?」 ライヤ:えぇ。ちょっと調べものを。いいかしら? と、写本を見せる。 GM:む。コネLv4か。じゃあ星が4つ並んだ表紙を見て、「どうぞ、図書室はあちらになります」と愛想良く教えてくれる。 ライヤ:ありがとう。んじゃイワレタ図書館に行きます。 GM:進んでいくとすれ違う人もいるが誰も挨拶をしない。まるで現代日本のように。 と、ここで『今の日本はまるで獄w』という話題で盛り上がって脱線。 ライヤ:でも研究している人たちってだいたいそんなもんじゃない? 違和感は多少感じるものの、特に何も疑問は持たずに奥に進むよ。 サリュ:同じく~。 GM:じゃあ図書館の中だ。もう夜だし暗いね。 ライヤ:あ、じゃあ読書用の暁星つけまーす。 世界意思の雫の情報を探す二人。文献の協力判定で10もの達成値を出す。 ライヤは「寒気などを感じる」「噂話が不意に聞こえる」「異様な臭気がする」「変なものが見える・聞こえる」などの都市伝説的な情報も調べる。 一方その頃。 GM:兄妹が市場をてくてく歩いてるとだね。「おや、二人は恋人さんかい?」って露天商の親父なんかに声掛けられたり。 シャバーズ:ふふん、そう見えるかな。(嬉しそう) GM:「かわいい恋人さんに何か買っていかないかい?兄ちゃん」 シャバーズ:だろ?かわいいだろ? 外野ライヤ:それでいいのあんたw 外野サリュ:絶対間違ってるわねw GM:ま、パラスは背後で噂声を聞くんだけどね。ライヤとおんなじやつ。それから雫がむずむずするね。 パラス:これは……兄さんは今の噂、聞こえなかったんですか? シャバーズ:何がー?聞こえなかったヨ? パラス:……(ため息) 二人が心配ですから、神語学院に行きましょう。兄さん。 シャバーズ:学院に行く?いいけど……。あ!親父!そのアクセサリー取っといてくれ!あとで買いに来るから! GM:「へい、まいど!」(笑) 二人も結局神語学院に行く。 GM:神語学院に行ってみると、シャバーズはやたらと学院の人たちの顔色が悪い事に気がつく。青いっていうか土気色っていかマジ生気がない。……さて、合流だね。 パラス:無事でしたか。 ライヤ:何かあった? パラス:いろんな危ない噂とかを聞きました。 サリュ:そう。アルはどうだった?って鏡を覗き込みながらね。 シャバーズ:なんか起きてるんだろうけどなー。 GM:と、そこに偉そうなおっさんが通りかかる。シャバーズとアルはやたらとそのおっさんが臭く感じる。ついでに、シャバーズには取り巻きのうちの何人かはやっぱり土気色の顔色に見える。パラスには直感的になんかコイツヤバイんじゃね?って思うかな。 サリュ:ん……。一応道を開けなきゃ。 GM:そのおっさんは、皆のほうを見るんだけど、んー……特にライヤに視線を向けるね。 ライヤ:お、あたし何かしたかしら。 シャバーズ:(さえぎって)何っ!セクハラか!って思って前にでるぞw GM:ま、今は視線を合わせて、「ふんっ」って鼻を鳴らして去っていくだけだけどね。 サリュ:今の人、学院長かしら?すごく変だったわね……。 パラス:何にせよ、いったん支部に戻りましょう。 シャバーズ:支部に着いたら、支部長呼び出す。 パラス:ここ1~2ヶ月で神語学院に変な事はありませんでしたか? GM:じゃあ支部長出てこよう。で……交渉振ってくれ。 シャバーズ:(ころころ)おお!5ゾロ!達成値4だ!兄ちゃん輝いてるぞw ライヤ:すぐ燃え尽きるんじゃない?w シャバーズ:うるさいやいw GM:そんなに出すかwじゃあ学院の中で殺人事件が起こっていたことを教えてくれる。60日前位に数人死んだみたいだ。どうやら鐘杏の享受者も一人混じっていたらしい。あとは一般の人。 サリュ:放っておくとまずいんじゃないの?これはそのうち確実に凌渦にもかかわる問題だわ。 GM:「そうなんですけどね。この街一番の強さを誇る鐘杏さんが特に何もしていないもんで。うちが手を出すとややこしくなっちまうんですよ。」 ライヤ:鐘杏が何もしない……?どういうことかしら。 GM:「あ、簡単な調査はしていたみたいですけどね。どうやら学院から鐘杏に圧力がかかったみたいで。」 パラス:うまく隠蔽してた、と……。 シャバーズ:じゃあオレたちが様子見に行くから、報酬をよこしな!絶対まずいことになるから。ほらほら。 GM:「あなたたちほどの強さなら……、そうですね。わかりました」 報酬をもらう約束を取り付け、そのまま夜に。 GM:みんなどうしてる? ライヤ:あたし寝てる。明日も学院に行くんだしね。 パラス:私は兄さんと少し出かけてきます。 シャバーズ:そうだ。あのアクセサリー買いに行かなきゃ! パラス:兄さんそうじゃなくて!情報集めですよ! サリュ:じゃあ私は酒場で歌っておこうかな。休息する前に。 GM:ふむふむ……。サリュは歌唱振ってみて。 サリュ:(ころころ)達成数4。 GM:じゃあ40Di稼いだ。それから兄妹、酒場から外に出るところで、数人の兵隊が来るのが分かるよ。神語学院の兵隊だね。二人の姿を見つけると近づいてくる。 シャバーズ:なんだ? GM:「ここにライヤという神語術師がいるはずだ。出してもらおう。学院長がお呼びだ」 シャバーズ:……やっぱり学院長、ムッツリだったか。 就寝中ライヤ:本当!?どうしよう!w 歌唱中サリュ:違うでしょw パラス:ライヤですか?彼女はここにはいません。って言いながら、兄さんにこっそり「……ライヤを呼んでください。」って目配せ。 GM:まあそれには気づかないことにしようw シャバーズ:でもそうするとパラが一人になるんだよなぁ……。あ、中にサリュがいるよね?じゃあ大声で、「サリュ!ライヤ連れてきてー!」って言おう。 GM:ちょっww パラス:唖然とする。なんのために私が……ww GM:「中にいるのか!どけ!」とか言いながら神語兵たちは酒場に侵入しようとするよ。 パラス:兄さんのばか……w それは止めます。行かせません! シャバーズ:ほら、どうせ戦いだろうと思ったし。一人より二人だって。 GM:結果論……w じゃあここから戦闘処理するよ。サリュが呼びに行くから、二人は2R目以降に出てきてもいい。 就寝中ライヤ:二人で大丈夫かな……。 シャバーズ:なんとかする! しかしこの戦闘は派手に消耗する。敵には何かの術がかけられており、正体が分からず苦戦。魔術師二人を欠いた状態では防御もままならず、1Rで妹の生命力が2分の1、兄の生命力は4分の1に。 GM:1Rで落とせなかったっ! サリュ:じゃあライヤつれて出て行くわ。 ライヤ:二人とも、生きてる!? GM:二人は酒場から出てすぐのところにいるね。……ふっふっふ。こいつら後衛にも攻撃できるんだな、実は。 パラス:それはまずい! ライヤ:そうね……今は防御用の黒沙も作ってないし……。死ぬかもね。 と、意気込んだGMだったが、ディスペルで幻鏡術を解かれ敵の正体を見破られ、さらに攻撃はかわされる。1R準備を整えられてしまえば4人そろった享受者にかなう敵ではなかった。(気力は尽きたが) 容量大きくなったから、ページ分割しますそのうち。
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高校一年の川平順一(カワヒラジュンイチ)は、クラスメイトである 近藤 真織(コンドウマオリ)に密かに想いを寄せていた。真織のほう もまんざらではないらしく、初々しい二人の交際がスタートする。 秋の香り溢れる空の下、二人は寄り添って歩いた。 そんなある日、真織の様子が突然変化する。冷たくなり、順一には顔 も向けない。何も言わない人形のよう。 そして数日後、順一は放課後に誰かに呼ばれ—— 「復讐、したいの?」 それは誰の言葉だったか。 伝奇恋愛ノベル 攻略キャラは3人だと思われる。あんまり恋愛要素はない。 全年齢 FWで製作 【おおまかなあらすじなど】 主人公はプロローグの後(放課後に呼ばれた時)、真織に殺害される。 殺害された後に「藤本夕(ふじもとゆう)」と名乗る少女に復讐するか しないか聞かれ、結局復讐する事に。 夕は「霊使(れいし)」という職業に就いていて、順一の強い未練から順 一に自らの身体を貸す事にしたのだと言う(後述)。 其処から夕と順一の復讐劇が始まるっつーなんともありがちと言うかそ んな物語です。 【霊使について】 人(霊)に自分の身体を貸す職業。 自分の身体を貸すのは、霊使でなければ出来ない(霊が一方的に承諾無し に身体を借りるのは無理)。 強い未練の霊にだけ身体を貸す。その際殺されないように戦闘能力は高い。 霊使の半径三メートル以内に常に霊は居なければならない。 霊使に憑いた霊を見たり触れたり話したりできるのは霊使のみ。霊使は自分 に憑いていない霊は見る事が出来ない。 身体を貸す際、乗り移り状態になる。霊使はそのとき自我を持っており、霊 が霊使の身体を殺そうとした時のためにいつでも対応できるようにしている。 霊使は特別に選ばれた人間。ある日突然「霊使です」と呼ばれる事もある。 霊使を管理しているのは「霊使庁」の特別霊使。普通の人間や霊使には見えない 場所に建っている建物。 霊使を研究している人間も居るが、彼等は霊使によって見張られ、少しでも 機密事項に触れようとすると殺される。 霊使同士で戦う(お互いに霊を乗り移らせて居るのが条件)場合、必ず着物を 着る。着やすく裾を結んだりするなどの事は許可。 給料は月々15万円程度。ただし働きように寄っては20万に上がったりする。 互いの承諾無しに他の霊使に襲いかかった場合、特別な銃を使い霊と霊使の 存在を消す。 霊が霊使に乗り移って人間を殺した場合、霊使と霊は特別な銃を使い存在を消される。 殺された人間の霊は「未練が強い場合」霊使と組んで復讐する事が許される。 復讐する場合、霊使庁は復讐に手を貸さない。復讐しようとして返り討ちにあった場合は 犯罪者の霊と霊使を消すという処置に至る。 政府にも言っていない特別な機関のため、霊以外の口外は禁止。 戦闘をしているとき、霊使の姿は一般人には見えない。 それは着物を着ているからである。着物は特別なもの。 【今語り編・進行表】 第一章 真織と付き合い始めるところから。真織選択肢+10、 普通にいちゃいちゃ。真織に殺されてから第二章へ。真織CG一枚。 第二章 夕と契約〜めまぐるしい一日終了。あとお見舞い。夕選択肢+10。 中川さんと邂逅。今語りで中川さんが出てくるのはここだけ。 あんま楽しくない。夕と契約するときにCG。 第三章 真織に襲撃を受ける。 真織&夕選択肢+10 第四章 楽しいお買い物。の途中にヤクザに絡まれる。夕は武器を出せず。 そのとき、主人公が夕に憑いてヤクザ撃退。夕選択肢+10 そのあと夕の母の元へお見舞い。何か言葉を言いかける。夕選択肢+5 第五章 最初の戦闘シーン。真織と。夕CG1枚。真織CG1枚。 夕・真織選択肢+10 夕・真織選択肢+10 第六章 星空のもと、夕と会話。お母さんについて。夕選択肢+10 真織について 真織選択肢+10 (ここで分岐)(夕は35以上、真織は30以上) (どっちもムリだったらバッドエンド) 『夕シナリオ』 第七章 あの夜から夕の仕草がちょっと変わる。 夕のバイトを手伝う 夕選択肢+10 夕に「ありがとう」と言われる。ちょっと恋愛フラグ? 第八章 真織に襲撃を受ける。最期の戦い。 CG1枚。終わってから真織と沙絵を銃でターン! 夕CG一枚。泣くとき。主人公はまともに成仏。 『真織シナリオ』 第七章 真織の考えている事をまともに考える。夜、部屋に本物の真織が訪れる。 (夕は寝ている)。真織選択肢+15 「明日、戦おう」 第八章 最期の戦い。主人公はあきらめきれず、真織の側に立とうとする。 契約をとき、真織の側に憑く 契約CG んで夕に銃でターン。真織CG 【昔語り編】 『昔語り』 第一章 結婚式の日から。幸せそうな二人の日常。 選択肢+10 第二章 始まる日常。ただ二人で買い物に行くだけの話。CG一枚 第三章 霊使について明かされ始める真実。沙絵が特別出勤 する話。CG一枚 選択肢+10 選択肢+5 第四章 子供が出来る話。夕焼けのもと、沙絵と会話。CG一枚。 選択肢+10 選択肢+5 (ここで分岐 だめだったらバッドエンド 30以上でいいほうへ) 第五章 沙絵といちゃいちゃする話。沙絵とお弁当を食べにいったり。 沙絵が哀しそうな笑顔を見せる。選択肢+10 第六章 沙絵が襲われ、死亡する話。CG一枚 【末語り編】 『末語り』 第一章 夕シナリオでの最後の戦い直前、屋上でかわされる夕と主人公の会話。 選択肢+10 第二章 戦いの日、監視と称してやってくる園次郎。選択肢+10 園次郎の姿を見て足早に逃げていく真織 CG一枚 第三章 捜査を始める園次郎、手伝いをする夕。 夕の母について、夕に詳しい事を聞く。選択肢+10 霊使庁からの帰り際に母にお見舞い。前のを言う選択肢+10 夕が眠っている表現をして、四章へつなげる。 第四章 夕が過去を語る。幼少時からの視点。 第五章 園次郎の家に遊びに(?)いく話。資料だとかで奥さんとの過去を 垣間見る 選択肢+10 帰り際にファミレスで食事。選択肢+10 (ここで分岐。50以上だといいほうへ) 第六章 六章のみ真織視点。ここで霊の正体が沙絵だと発覚。CG一枚 殺しをしたあの日の気持ち、戦闘の日の気持ち。を別視点で。 真織の本性等もここで。 第七章 園次郎の家でいろいろ会話。 奥さんの好きだった場所へ行き、奥さんとの想い出話を聞く。 主人公も自分がこれからどうしたいのかを語る。(夕に憑いて) 第八章 沙絵の好きだった場所にまた3人で集まっているときに真織登場。 戦闘に。CG3枚。その後真織(中身沙絵)が園次郎に抱きついて 告白。CG一枚。そして本物の真織が主人公に抱きついて 告白。CG。 園次郎が真織を抱きしめる。CG。消えていく真織もCG。 大泣きする夕もCG。 そして舞台は未来へ。 エピロ 夕と園次郎のアフター。園次郎も夕も幸せに暮らしている。 「もしかしたら、これはハッピーエンドなのかもしれません」 そうして、物語は終了。
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2012年38号 1本目:保健体育の授業中にセクハラ。2本目:痴女探しの旅に出るが成果無し。 2012年39号 魔王がうんこ投げた。 2012年40号 屋上ではしゃいだ。 2012年41号 ゲーセンで補導寸前。 2012年42号 雨宿り中にアリジゴク発見。 2012年43号 夢は無職。 2012年44号 喫茶店で大噴射。 2012年45号 うんこをもらした。 2012年46号 創作活動失敗。 2012年47号 イカ臭かったため警察沙汰。 エアバンド解散。 2012年48号 水戸アナルゲート。 2012年49号 何でも屋、廃業。 2012年50号 レッカー車は地球を救う。 2012年51号 ごほうびにゼリーもらった。 2012年52号 変な店員にマンマークされた。 2012年53号 母親に欲情した。 2013年1号 吏毘堂猛、枷井の乳を貪る。 2013年2+3号 運命石で気運上々。 2013年4+5号 髪を切ったら枷井が増殖した。 2013年6号 トイレでカレー食べた。 2013年7号 掃除中にセクハラ。 2013年8号 ラーメン早食い大会優勝。 2013年9号 ちんげふりかけ。 2013年10号 童貞サミット開催。 2013年11号 野郎3人、遊園地。 2013年12号 2013年13号 うんこ掘った。 2013年14号 七不思議を作った。 2013年15号 「ブラック・ジャック」読了。 2013年16号 警官に淫行。 2013年17号 マワシウケ。 2013年18号 枷井が大金持ちに。 2013年19号 猫コスプレ。 2013年20号 このお話は→吏毘堂、枷井、技野の童貞3人衆が痴態を繰り広げながら、ウンコみ(以下略) 2013年21+22号 進級していた。 2013年23号 トエル・ティン・ナメリ・ラティオ・タマス・ローレン・サンダバ・エロル・エロル・バルス・ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ 2013年24号 ヌートリア捕獲失敗。 2013年25号 男勃ち。 2013年26号 鼻でスパゲティ食った。 2013年27号 フロイト先生に夢分析してもらった。 2013年28号 廃墟でラップ。 2013年29号 うんこ。 2013年30号 おなにしきVSシコヒカリVS田上大。 2013年31号 人間マン、劇場公開。 2013年32号 技野の姉は大人。 2013年33号 おやっさんは性欲の塊。 2013年34号 『ぼくのお母さん』。 2013年35号 プールで脱糞。 2013年36+37号 田舎の醍醐味を味わえなかった。 2013年38号 委員長とハッケヨイ。 2013年39号 夏祭りでワッショイ。 2013年40号 線香花火。 2013年41号 ティティーッス!! 2013年42号 班長の重責。 2013年43号 写生大会シコシコ開催。 2013年44号 『ヒューマン人間 人間マン』放送終了。 2013年45号 ファッションに目覚める。 2013年46号 『剣勇伝説』未完。 2013年47号 カラオケでやらかした。 2013年48号 艦四駆、大破。 2013年49号 12時15分。 2013年50号 第1回ラブラブラバーズトークショウ。 2013年51号 ゴミ箱男。 2013年52号 脱糞&ピース。 2014年1号 星になった童貞。 2014年2+3号 文化祭をサボる。 2014年4+5号 シャーセイ!! 2014年6号 うんこ爆撃。 2014年7号 ボディガード逮捕。 2014年8号 キャットファイト。 2014年9号 ファッション骨折。 2014年10号 マグロ。 2014年11号 まろ美の初恋。 2014年12号 クソバレンタイン。 2014年13号 殺人未遂。 2014年14号 オチがつかなかった。 2014年15号 枷井は大事。 2014年16号 ぬりかべ。 2014年17号 陰毛収集。 2014年18号 おやっさん、一線を越える。 2014年19号 校長植毛。 2014年20号 スニーカーで1人遊び。 2014年21+22号 ちんこォォォォォォォォ。 2014年23号 ラブコメ。 2014年24号 桃華×3。 2014年25号 清掃活動。 2014年26号 おにくくん。 2014年27号 シコシコマジシャン。 2014年28号 バブルうんぽぽ。 2014年29号 芸術家。 2014年30号 念願の図書委員に。 2014年31号 ハーレム。 2014年32号 プールの妖怪。 2014年33号 便所バトル。 2014年34号 潮干狩りイベントで紆余曲折あって枷井が浜に取り残さ(以下略) 2014年35号 自我崩壊。 2014年36+37号 補習決定。 2014年38号 ゾンビ。 2014年39号 ヤンキー(嘘)。 2014年40号 ポルターガイスト。 2014年41号 ディスティニー。 2014年42号 山籠り。 2014年43号 犬人間。 2014年44号 うんこ&ピース。 2014年45号 シール泥棒。 2014年46号 おやじんこ。 2014年47号 グラウンド耕し係。 2014年48号 私が校長です。 2014年49号 誕生パーティー。 2014年50号 技野ゆるさん。 2014年51号 バイブモード状態で鳳さんの股に突撃したにも拘わらず、童貞チンコばりの意志の固さが邪魔をし、謝罪せずに開き直ったことで、 女子から総スカンをくらった枷井は、吏毘堂らの助け舟にも乗船拒否し、美術部の面々に救いを求めるが、すでに先刻の愚行が 知れ渡っていたため、学校での居場所を失い、町を彷徨う。メタル四天王との激闘を制し、公園に逃げ込むが、 そこで家出中だった竹林さんの弟・鎮くんと遭遇(エンカウント)。最初は不審者扱いされた枷井だったが、 ハーブをキメたかの如き昔話を披露すると、鎮くんが大爆笑。2人きりの秘密基地生活が始まった。しかし鎮くんは、まだ子供。 夜になり眠りにつくと、寂しさから泣き始めてしまう。それを見た枷井は、あやすために自らの乳首を吸わせると、 心の奥底に潜んでいた母性に目覚め暴走。枷井、鎮くんの運命や如何に・・・!? 2014年52号 最終回っぽかったけど違った。
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~アレクセイ・ベクター氏よりの通信ビデオ~ 帝国の者達よ。久し振りだな。 元帝国兵士のアレクセイ・ベクターだ。とは言ってももう死んでいるが…… 新人達よ、よろしく頼む……と言いたい所だが、先ほど言った通り、俺はもう死んでいるから会う事は無いな。 さて、帝国は新たなスタートを迎えるかもしれない。 なので、帝国最古参兵の一人である俺が今までの歴史を覚えているだけ振り返ろうと思う。 忘れていたり抜けていたりしている所もあると思うが、その時は誰かフォローを頼む。 それでは帝国の歴史を今ここに! 【第一部】 まずは記念すべき第一部。部長が地球を侵略するために帝国のメンバーを募集し始めたのがきっかけだ。 俺もかなり初期のメンバーだった。その時は偽名を名乗っていたがな…… だがかなり前の事だ。俺も何があったか覚えていない。 異空間でαナンバーズと戦った所までは覚えているんだが…… 【第二部】 さて、メンバーもある程度集まった事だし、本格的に侵略を開始しようとしたんだが…… その時にザフトの奴らが襲ってきたんだ。俺はプロヴィデンスの片腕を落としただけだった…… その後、帝国は侵略先としてリクセント公国を選んだ。 この地は風光明媚な観光地として知られていたし、近くに鉱山があったから。という理由だった。 リクセントは落とされ、以降は帝国の地上拠点となった訳だ。 まあ、リクセントに連邦軍の核兵器が降って来たり、防衛MSが暴走したり……何てこともあったな。 それが第二部の大まかな内容だ。 【第三部】 第三部は……確か月面でαナンバーズと戦ったんだっけな? そうそう、俺はアムロ・レイのνガンダムと交戦した覚えがある。 その後、帝国の兵器によってαナンバーズは異空間だか何処かへ飛ばされたのさ。 奴らはザフトとの決戦までかなり遠い所を彷徨っていたようだ。 後は……俺が一度死に掛けて、三途の川を渡りそうになったな…… 【第四部】 次は第四部、デビルガンダムと戦った話だ。 デビルガンダムがリクセントの城を乗っ取って強大化したっけな? 最後はキング・オブ・ハートが止めをさしたようだ…… その後、俺はザフトの新兵器を突き止める為にザフトへ寝返った。 パナマ基地でグングニールを発動させ、連邦軍の機体とマスドライバーを破壊したのさ。 【第五部】 ザフトの兵器・ジェネシスが月を焼き払い、地球へ照準が向けられようとしていた。 それを止める為にザフトと戦ったわけだが…… 先の戦闘で倒されたはずのデビルガンダムが復活、ジェネシスを乗っ取ってデビルジェネシスとなっちまったのさ。 更にシャドウミラーが現れて激戦となった。 まあ、最後は破壊されたがな…… その後、俺は任務で出かけていたんだが、その際に記憶を失ってシャドウミラーの兵士となった。 そしてネルガルでシャドウミラーの兵士として戦った…… 【第六部】 第六部ではオーブでの戦いとなったんだっけな? 俺もオーブの工場やら街を破壊しまくったわけだが…… ……どんな結末となったんだか覚えてねえ。 その後、俺はリクセントに潜入……データを盗み出してシャドウミラーに送ってしまった…… 記憶が無かったといえ、俺のした事は許される事ではないな…… 【第七部】 シャドウミラーと決着をつけた話だったな。俺が流した情報のおかげで帝国側は不利になったが、何とか勝利はしたみたいだ。 後、俺も失った記憶を取り戻して帝国に戻ってきたんだったな…… そうそう、帝国メンバーの一人、極端烈と同じ世界からやってきたという『メシア』…… そいつがやってきたのもこの頃だったと聞く…… シャドウミラーとの戦いの直後で疲弊していたが、何とか勝利を収めたらしい…… 「らしい」というのは、俺はこの戦闘に参加していなかったからだ。 その間、俺は気を失っていたんだ。(実際は規制で書き込めなかったわけだが……) 【第八部】 ネオ・ジオンのシャア・アズナブルがフィフス・ルナを地球に落とそうとした。 俺はこの時、ネオ・ジオン側に回っていたんだ。調査の為にな(ウソ) それと平行世界、メシアと同じ世界からやって来た『久遠』という奴がシャアと接触していたのもこの頃だ。 色々と謎の多い久遠だが、どうやら平行世界の帝国メンバー、ミラージュと螢、この二人の子供らしい。 後は詳しいことはわからん。 【第九部】 第九部では血のバレンタインの舞台となったプラント、ユニウスセブン落下事件が起きた。 実行犯はパトリック・ザラに賛同していた者達、血のバレンタインで家族を失った者達だ。 幸い、プラントは破壊されたが、その破片が地球に落ちてしまい被害を被った…… この事件は後に『ブレイク・ザ・ワールド』と呼称された。 また、これがきっかけで帝国の部長は地球出身の帝国兵士達をリストラ、ついに本格的に侵略を開始し始めた。 ダカールを始めとする各都市を次々と壊滅させていったんだ。 これに対抗する為に元帝国の地球出身者達は立ち上がった。 【第十部】 部長率いる帝国軍 対 元帝国の戦いだ。 激戦となったが、結果は帝国軍の負けだ。 また、俺と双子の妹、セシリアもその際に沈み行く帝国の要塞と運命を共にした…… その後、地球連合軍が巨大MS・デストロイを使って3都市を壊滅、ベルリンにまで侵攻した。 ザフトとαナンバーズとは別行動を取っていたフリーダムの活躍でデストロイは倒された、ように思われた。 しかし久遠に仕える『ルーハ』、彼がデストロイを更に怪物化させてしまった。 あらゆる攻撃を受け付けないデストロイだったが、インパルスのパイロット、シン・アスカがデストロイのコアとなっていた連合のエクステンデッド、ステラ・ルーシェを助け出し状況は好転、デストロイは総攻撃を受けて、倒された。 その後はプラントのデュランダル議長が民衆を味方に付けたり、アーカムシティで戦闘が起きたりした、ぐらいだな。 そして第十一部、今に至るわけだ。 以上で俺の語る総集編は終わりだ。 大体これで何があったかわかったと思う。 わからなくても俺は謝らない。 尚、このテープは自動的に消滅する…… 【ザーザー…という音だけがむなしく響き渡る】
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作詞:森雪之丞 作曲:清岡千穂 編曲:山本健司 歌:岩永雅子 何も出来ないと 嘆く前に もう一度夢を 抱きしめて もしも月が死んで 闇の夜が来ても 100億のフレンズ キャンドルを灯したら 太陽にも なれる ★TRY... その両手を 空に向け 心飛ばして 作れ元気玉 TRY... あきらめずに 信じよう みんなのパワー あわせたら 奇蹟が起きる 絶望に胸が 張り裂けても 頑丈な夢は 壊れない どんな悲しみさえ いつか打ち砕ける 100億のフレンズ 地球を守り抜けば ひとりづつが ヒーロー TRY... 熱い想い 空を超え きっと開くよ 未来への扉 TRY... 怖がらずに 飛び込もう みんなの元気 重ねたら 歴史が変わる ★repeat
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長松洋平は夢を見る。 蕩けるように甘美な悪夢を。 彼の脳裏に思い返されるのは、地獄の様な戦場だった。 まるで空襲でもあったかのように一帯は燃え盛り、業火は謳うように空へと上り詰めて行く。 朱色だった空は灰が混じり血の様に仄暗い赤黒色に染まり、地上は揺らめく焔を前に全てが紅に染まる。 地面には人の形をした黒い消し炭が転がっており、砂の城の様にボロリと崩れた。 そんな地獄のような世界の中心で、自らの顔を焼きながら高笑いしている男の姿があった。 この地獄を作り上げた男は心の底から楽しくって笑っていた。 それがこの戦場の最後の光景であり。 男が描き、追い求め、そして生み出した地獄の姿である。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 1989年某月某日。S県T市にて長松洋平は生を受けた。 洋平という名は亡き父が付けたもので、海の様に広く平等な心を持つ人間になって欲しいという願いが込められている聞いている。 彼は昔から物弄りが好きで、ラジオなどを分解してはよく母親に叱られていた。 将来の夢は宇宙飛行士、ではなくそのロケットを作る技術者になりたいというそんな少しだけ変わった少年だった。 そして成長した洋平少年は地元工業高校へと進学するも、家庭の経済状況から大学進学を断念。高校卒業後は地方の自動車修理工場へと就職する事となる。 安い給料やキツイ労働環境、人間関係の悩み。そんな世の中への不満もあったが、そんなものは社会に出て生きているのなら誰もが抱える程度のモノだ。 その人生において、殺し合えと言われて何の疑問もなく人殺しが出来るほどの異常性は抱えてはいなかった、はずである。 だから殺し合いの舞台に呼ばれた時も、最初はむしろ殺し合いには反対のスタンスだった。 当然だろう。 それまで彼は普通に生きてきたごく平凡な人間だったのだ。 最初から殺し合いに歓喜する異常者だったわけではない。 そんな長松が最初に殺したのは、殺し合いの開始直後に彼に襲いかかってきた男だった。 出会い頭にボウガンを突きつけられ硬直する長松に、容赦なくボウガンの矢は打ち込まれた。。 恐怖に竦み動く事すらできない長松だったが、相手も恐怖に駆られただけの素人だったのか、放たれた矢は見当違いの方向へと飛んで行った。 けれど、長松にとっては命を狙われたという事実が恐ろしくて仕方がなかった。 訳も分らず長松は走り、相手も当然のようにボウガンを片手にその背を追う。 相手は逃げる長松の背に向けて矢を放つが、素人が走りながら当てられるはずもなく、放たれた矢がその後姿を捉える事はなかった。 だが、そんな状況も分らぬまま、自分が果たして生きているの死んでいるのかすらも分らぬまま、長松は森を抜け、平原を超えていく。 続く逃走劇はついに海岸沿いの崖際までたどり着き、逃げ場を失い長松は追い詰められる。 だが幸運にもそこで相手も全ての矢を打ち尽くしたようであり、男は悔しげに歯噛みしてボウガンを投げ捨てるとヤケクソ気味に雄叫びを上げながら長松へと飛び掛かっていった。 ゴロゴロと地面を転がり、もみくちゃに絡み合い、無茶苦茶に腕を振るい、腕に噛み付き、爪で引っ掻き。 それは素人同士の完全なる泥仕合だった。 そして、相手が疲労し組みついていた力が弱まった所で、長松は相手を引き剥がすように思い切り押し出した。 結果、相手はバランスを崩し、たたらを踏みながら崖へと進み、そこから足を踏み外した。 悲鳴を上げて落下してゆく男を長松は呆然と見送る。 長松はその結果を受け入れられないのか、その場でしばらく呆然としていたが、徐々に自分がやってしまったことへの混乱と恐怖が湧き上がり、その場から逃げるように走り出してしまった。 それが最初。 あくまで自衛のための殺人だった。 悪いというのなら襲ってきた男が悪いし、何より殺し合いなどという事を強要してきた奴らが何より悪い。 それは事実であるし、そう長松も理解していたけれど、どうしても崖から落ちてゆく絶望に塗れた男の顔が離れなかった。 その顔が思い出される度、異常なまでに胸の鼓動は早まり、熱病のように脳が蕩ける。 それが罪悪感によるものだと、その時の長松は信じて疑わなかった。 胸に生まれたその感情が、高揚感だと気付く事が出来ないまま。 二人目は仇だった。 逃避を続けていた長松だったが、彼はその後、老齢の外国人に保護される事となる。 老男は幾多の戦場を駆け抜けてきた退役軍人という経歴の持ち主で、正しく歴戦の勇者と言った落ち着きと勇敢さを兼ね備えた戦士だった。 こんな事を始めた主催者への義憤に燃え、正しくその力を振う、そんな男である。 長松は男から銃器の使い方、戦い方、そして生き延び方、様々な事を学んだ。 僅か6時間程度の関係だったが恩人であり、師と呼んで差支えない男であったと思う。 その老男が殺された。 殺したのは、若い女だった。いや、若いどころではなく若すぎる女だった。 外見年齢は恐らく10にも満たなかっただろう。 だが、女は外見通りの年齢ではなかった。 小人症(リリパット)かなにかだろうと思っていたが、今思えばそういう異能の使い手だったのかもしれない。 実に打算的に利己的な考えの元に女は殺し合いに適応しており、幾多もの戦場を越え子供たちを守ってきた勇者はそれ故に油断し、あっけなく殺害された。 男の息の根を止めた女は、隣にいた長松にまでその魔の手を伸ばそうとする。 だが、老男が殺される瞬間を見ていたから女の見た目に騙されることもなかったし、外見が幼女であろうとも長松は容赦などしなかった。 老男から教わった技術を用いて、長松は女を殺害した。 復讐と言う大義名分があったからだろう。 女を殺した時に長松は己の中に湧きあがった歓喜と興奮を素直に認めた。 血に酔いながら、相手の死に歓喜し咆哮をあげた。 そこから長松は自衛のためと自分に言い聞かせながら、積極的に戦場に打って出るようになる。 女を殺した興奮が、崖から落ちてゆく男の顔が忘れられず、血を求めていたのかもしれない。 だが、結果として優勝を勝ち取る長松ではあるのだが、その後の彼が連戦戦勝だったのかと言うと、そうではない。 いきなりスムーズに事が運ぶわけもなく。勝利のために様々な代償を払う事となる。 辻斬りを楽しむ剣術家との戦いでは左腕を切り落とされ、自衛官を名乗る傭兵崩れには右目を撃ち抜かれた。 昔テレビで一時期有名になった手も触れず物を操る元・超能力少年と戦った時なんて、身ぐるみはがされて下着姿で放り出される始末だ。 その度に、幸運と偶然により生き延び、そして、その度に学んで行った。 ただの素人である長松が勝ち抜くためには様々な思考錯誤が必要だった。 失敗点を洗い出し、改善案を模索する。 繰り返されるシミュレーションとトライアンドエラー。 元より職人気質な男である。 その手の作業は得意だった。 戦術を。 戦法を。 殺し方を。 何が悪くて、何をすればいいのか。 敗北から学び、数少ない勝利からも貪欲に学んで行った。 長松が生き残れた要因を一つ上げるとするのならば、その学習能力の高さが上げられるだろう。 彼は経験に学ぶことに異常なまでに長けていた。 恐らく普通に生きて、普通に一生を終えていたのならば、気付く事すらなかった才能だろう。 こんな状況だからこそ、己の中の戦士としての才能に気付くことができた。 そして何時しか、生きるために繰り返していた思考錯誤を楽しんでいた自分に気付く。 片腕を失い、片目を失い、身ぐるみをはがされてなお自分は楽しんでいる。 ああそうかと、そこでようやく長松は己の本質を認めた。 認めてしまえば堕ちるのは早かった。 己を認めた男にもはや躊躇いなどなく、そこからは急転直下だった。 強者は真正面からの戦闘は避け持ち前の器用さを活かしてトラップを駆使し葬った。 弱者は武器の試し打ちや、戦術の実験台として経験値を高める餌とした。 一度敗北した相手たちも、詰将棋のように嵌め殺していった。 剣術家は道中で保護した女学生を囮にして、遠距離から狙撃して殺害した。 自衛官は直接殺す事が出来なかったけれど、彼を殺した青年はこの手で殺せた。 元超能力少年との決着は最後まで持ち越されることになった。 結果、全参加者64中、実に11名をも殺害して長松は勝者となった。 そして最後の敵をエリアごと焼き払い、彼の優勝が確定すると同時に、長松の意識はブツリと途絶えた。 恐らく優勝者が確定した時点で睡眠ガスか何かが散布される主催側の仕掛けがあったのだろう。 長松はそう理解している。 『おめでとう。長松洋平君。 君はこのバトルロワイヤルを勝ち抜き、見事にこの物語の主人公足りえた』 目を覚ました彼を出迎えたのは、ワザとらしいまでの軍服を着た老齢の男であった。 目深に被った戦闘帽により、その容貌は見てとれない。 何者か、などという事は問うまでもない。 長松たちに殺し合いをさせた主催者の一人だろう。 とはいえ、長松からすれば、彼らに別段恨みもない。むしろ感謝したいくらいだ。 ベットから身を起こし長松は周囲を見る。 当然と言えば当然だが、長松がいるのは戦場だった孤島ではなかった。 部屋全体が波の様な揺れており、部屋の小窓から見える水平線からして、どうやらここは船の一室のようである。 この部屋の規模感からいってかなりの豪華客船だろう。 『何の用だ。口封じにでも来たのか?』 主催者がわざわざ接触してくる理由がわからない。 分らないと言えば、そもそも何故長松たちに殺し合いをさせたのか。 全てを終えた今となってもその理由は分らない、尤も興味もないが。 『まさか。労いに来たんだよ。それと報酬の確認をね。 最初の説明の通り、勝者となったご褒美として、君の願いを叶えよう。さあ何なりと言ってみたまえ。 君が望むならそれこそ死者の蘇生すら叶えよう』 そう言って男は両腕を広げる。 背後の机の上にはピラミッド状に積まれた札束の山が乗っていた。 命でも金でも何でも、望むならくれてやるという事なのだろう。 だが長松に別にこれといった願いなどない。 蘇らせたい人間などいないし、金は欲しいと言えば欲しいが、こんな機会にわざわざ求めるほどの執着心はない。 とはいえ、願いなどいらないと言えるほど無欲でもない。 どうするかと考えた所で、ふと小窓から見える小さな孤島が目に入った。 恐らくあれが長松が三日を過ごした戦場だったのだろう。 あれ程熱狂した夢の孤島が遠ざかっていく。 その情景に、長松の心中に祭りの終わりの様な寂しさが到来した。 あれ程燃え上がった熱病が醒めていくようだった。 『…………決めたぞ。俺の願い』 長松が望みを告げると、男はほぅと驚いた顔をした後、楽しげに口元を歪めた。 『よろしい。では次の殺し合いにも君を招待することを約束しよう。 今すぐ、というのはフェアじゃないな。まずは傷を癒したまえ。 そこのお金はオマケとして差し上げるから、それでも使って十分に英気を養うといい』 そう言って軍服の男は去って行った。 そこで気が抜けたのか、鉛の様に瞼が重く落ちてきた。 考えてみれば、興奮状態で眠気は感じなかったが、気絶は何度かしたものの、三日近くまともな睡眠をとっていない。 肉体は相当疲労しているようだ。 体が泥のように沈む。 このまま意識は眠りへと誘われてゆくのだろう。 その直前。 既に去ったと思っていた男が、ドアに手を掛けた所で立ち止まっている事に気づいた。 『いや、僕としてもこんなケースは初めての事だからね。 そこで一度勝ち抜いた君がどう立ち振る舞うのか、楽しみだ』 まどろむ意識の中で、男の声が遠く響いくのを感じていた。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 長松洋平は目を覚ます。 夢を見ていたようだ、彼の始まりとなる甘美な夢を。 目を覚ましたところで、まずは自身のコンディションを確認する。 どこも拘束されていないし、それほど目立ったダメージも残っていない。 あの黒いドレスの女が放った異能は気絶させるだけのモノだったようである。 今後の行動に支障がなさそうなのは幸運だと言える。 続いて、どれほど眠っていたのか時間を確認しようとした所で、荷物がないことに気付いた。 当然と言えば当然なのだが、荷物は奪われてしまったようである。 身ぐるみをはがされたこの状況は、前回の殺し合いで超能力者に敗北した時と似ている。 だったらイケるぜ、と長松は確信する。 あの時はそこから巻き返して優勝したのだ。 それどころか衣服があるだけあの時より幾分かマシである。 ならば負ける理由がない。 日の昇り具合からいって、もう放送は終わっている時間だろう。 死者の発表などには興味がないが、禁止エリアの発表を聞き逃したのは痛い。 何かしらのルール追加があった可能性もある。 とりあえず適当な相手を見つけて、荷物を奪うと共に放送内容を確認せねばなるまい。 とはいえ、こちらも万全でない以上、相手は吟味する必要がある。 格闘戦で勝利でき、骨の一本でもおれば喋るような素人。 学生辺りが理想的だが、先ほどこちらの意識を奪った女のように異能力者である可能性もあるため油断はできない。 前回のように見た目通りの中身をしているとも限らない。 いざとなれば切り札を使う事になるだろう。 流石にこればかりは奪い取ることはできなかったようだ。 どころかあの女は気づいてすらいなかっただろう。 オマケと称して渡された三億円を使って、治療のついでに仕込んだ切り札である。 そういえばと、先ほどの女が気になる事を言っていたのを思い出す。 『いいえ、違うわ。これは私の仕立てた殺し合いよ』 だがそれは間違いだ。 間違いなくこの殺し合いは長松の願いによって実現したものである。 彼が望み、誰かが叶えた。 ここにこうして成っている以上、この関係性に疑問を挟む余地はない。 ならば、考えられる可能性は二つ。 あの女も彼と同じく殺し合いを願った人間であるという可能性と、あの女がこの願いを叶えた側の人間であるという可能性だ。 後者ならどうでもいいが、前者ならば面白いと内心で笑みを作る。 己と同じ価値観の人間がいるのなら、きっと最高の殺し合いが出来るだろう。 想像に劣情が燃えたぎる。 脳髄がしびれるようだ。 SEX以上の最高のコミュニケーションができるだろう。 だが、ならばこそ殺さなかったのは不可解だ。 あれ程見事にこちらを嵌めておいて、最後の一手だけ躊躇うのは理に合わない。 相手を貶める過程に快楽を見出すタイプなのだろうか? 答えを知るにはもう一度あの女に合う必要がある。 殺し合いは続く。 夢の続きはまだ終わらない。 次はどんな夢のような殺し合いが待っているのか。 それが楽しみで仕方なかった。 【B-4 草原/朝】 【長松洋平】 [状態]:全身に軽度の火傷、ダメージ(中) [装備]:なし [道具]:なし [思考] 基本行動方針:殺し合いを謳歌して、再度優勝する 1:適当な相手を脅して放送内容を確認する 2:人間と殺し合いたい 3:化物も殺す 4:ゴスロリ女(音ノ宮・亜理子)が殺し合いを望んだ側なら殺し愛いたい 076.殺し屋の殺し屋による殺し屋のための組織 投下順で読む 078.ミルファミリー壊滅!魔王襲来 時系列順で読む 長松洋平は回想する/音ノ宮・有理子は殺さない 長松洋平 acquired designer child project