約 3,341 件
https://w.atwiki.jp/tennis1st/pages/16.html
青春学園中等部 初代(初演~卒業特別公演) 越前リョーマ…柳浩太郎(初演・追加・卒業公演・関東氷帝)/kimeru(不動峰)/遠藤雄弥(聖ルドルフ~山吹) 手塚国光…滝川英治(初演~不動峰・卒業公演)/大口兼吾(聖ルドルフ) 大石秀一郎…土屋裕一(初演~卒業公演) 不二周助…kimeru(初演・追加・聖ルドルフ~卒業公演)/永山たかし(不動峰) 菊丸英治…一太郎(初演・不動峰)/永山たかし(追加・聖ルドルフ~卒業公演) 乾貞治…青山草太(初演~卒業公演) 河村隆…阿部よしつぐ(初演・不動峰・卒業公演)/森本亮治(追加)/北村栄基(聖ルドルフ) 桃城武…森山栄治(初演~卒業公演) 海堂薫…郷本直也(初演~卒業公演) 堀尾…石橋裕輔(初演~関東氷帝) カチロー…豊永利行(初演~関東氷帝) カツオ…堀田勝(初演~関東氷帝) 荒井将史…森川次郎(初演・追加) 池田雅也…溝井晃道(初演・追加) 林大介…長内正樹(初演・追加) 佐々部…かつお/松村武司(初演・追加) 2代目(山吹~関東氷帝) 越前リョーマ…※初代を参照 手塚国光…城田優 大石秀一郎…鈴木裕樹 不二周助…相葉弘樹(山吹~関東立海・全国氷帝) 菊丸英治…足立理 乾貞治…荒木宏文 河村隆…小谷嘉一 桃城武…加治将樹 海堂薫…鯨井康介(山吹~六角) 3代目(六角~関東立海) 越前リョーマ…桜田通 手塚国光…南圭介 大石秀一郎…滝口幸広 不二周助…※2代目参照 菊丸英治…瀬戸康史 乾貞治…中山麻聖(中山麻生) 河村隆…渡部紘士 桃城武…高木心平 海堂薫…柳下大(関東立海~比嘉) 堀尾…原将明 カチロー…毛利友哉(六角)/川本稜(関東立海) カツオ…岡本雅輝(六角)/江口紘一(関東立海~四天宝寺) 4代目(比嘉~四天宝寺) 越前リョーマ…阪本奨悟 手塚国光…渡辺大輔 大石秀一郎…豊田裕也 不二周助…古川雄大 菊丸英治…浜尾京介 乾貞治…高橋優太 河村隆…小笠原大晃(比嘉)/コン・テユ(全国氷帝・四天宝寺) 桃城武…牧田哲也 海堂薫…平田裕一郎 堀尾…山田諒(全国氷帝・四天宝寺) カチロー…伊藤翼(全国氷帝・四天宝寺) カツオ…渡邊雅史(全国氷帝) 5代目(全国氷帝~全国立海) 越前リョーマ…高橋龍輝 手塚国光…馬場良馬 大石秀一郎…辻本祐樹 不二周助…橋本汰斗 菊丸英治…高橋翔太 乾貞治…新井裕介 河村隆…張乙紘 桃城武…延山信弘 海堂薫…林明寛 堀尾…丸山隼 カチロー…平井浩基 カツオ…高橋里央 その他 越前南次郎上島雪夫/本山新之助(全国立海)
https://w.atwiki.jp/mybookshelf/pages/99.html
- ナイチンゲールの沈黙 宝島社文庫 海堂 尊 ★×3 バチスタの読後感が盛り上がりまくってる中で読んだ本。 なので、期待過多の面はあったのでしょうが やっぱり「何かが足りない…」感がずっと付きまとう本。 べ、別に白鳥があんまり出てこないからってわけじゃないんだからね! あとで海堂さんオフィシャルサイトを見たら、 長編すぎたために「ジェネラル・ルージュの凱旋」?と分冊した本だと分かり… ああだから、何かこう物足りない感があったのかなと納得しました。 でも別にバチスタでこの作者さんに期待してなければ このままで十分面白い本だと思っただろうし、当たりの本発見!て喜んだだろうなあ。 好きだとハードル上がってしまうんですね。 ラストには賛否あるだろうけど、自分は… 賛成の反対なーのだ っていうか 賛成6.5、反対3.5くらいです。 賛成の理由:後味悪い話ながらもせめてのハッピーエンド 反対の理由:なんか違和感があってすっきりしないような… 文句ばっかですみません。 海堂さんはこれからも応援したいです。
https://w.atwiki.jp/pararowa/pages/43.html
【名前】村上峡児(むらかみ きょうじ) 【俳優】村井克行 【性別】男性 【年齢】35歳 【外見】紳士然としたスーツ姿 【一人称/二人称】私/君、貴方、○○さん 【関連人物への呼称】 長田結花 → 長田さん、長田結花 北崎 → 北崎さん 木場勇治 → 木場さん、木場勇治 海堂直也 → 海堂さん、海堂直也、Mr.555(海堂が555であった頃の呼び名) 【略歴】 社員・幹部の大半がオルフェノクによって構成されている巨大複合企業スマートブレインの社長。 独自基準に基づく10段階評価(「上の上」から「下の下」までの9段階と「下の下以下」)で他人を評する。 人間から迫害を受けていたらしく、オルフェノクの繁栄と人類の絶滅を願う。 そのため、『オルフェノクの王』と前社長・花形(ゴートオルフェノク)の手によって紛失した三本のベルトを探索している。 寝起きが悪いらしく、寝ているところを起こされると露骨に機嫌が悪くなる。 【性格】 一見紳士的だが他者に対する口調はかなり慇懃無礼。一度激情に駆られると態度が豹変する。 冷静に実益を重んじ、敵対していた人物すら仲間に迎え入れようとするほどの器量さを持つと同時に、益となるためなら小さな犠牲は意に介さない冷徹さも合わせ持つ。 【能力・武装】 「ローズオルフェノク」 バラの特性を備えたオルフェノク。他のオルフェノクと比べ体色が白い。変身時には薔薇が飛び散る。 ファイズ、カイザ、デルタの3ライダーをまとめて相手取れるほどの高い戦闘力を持つ。 薔薇による斬撃、念動力、テレポートを有する。 人間態でも浮遊し、巨大な光弾を放つこともできる。通称社長玉。 また一度だけデルタに変身したことがあり、ジェットスライガーに乗り込みカイザのサイドバッシャーと激戦を繰り広げた。 【パラレル作品での概要】 「パラダイス・ロスト」では首だけになって登場。生命維持装置に繋がれている。 「S.I.C HERO SAGA ロストワールド」(パラダイス・ロストの前日譚)によるとファイズブラスターフォームに首を飛ばされたため。 【備考】 ローズオルフェノクのモチーフはハカイダー。
https://w.atwiki.jp/sinteni_bo/pages/47.html
通常シナリオ26~39 [絶賛作成中] ※入手カードは特記ない限りNカード・青学Nは複数あるのでコスト付き(例:リョーマ(1)) 26.青学VS聖ルドルフ学院!! 体力 -11 経験値 +11 強化P +101~110 チャプター歩数 シナリオ 内容 入手カード(コスト) レアピース 心 技 体 祭もよかばい! 26-1 「やんのかコラ!!」ライバル同士の海堂・桃城!! 木更津淳 野村 柳沢 26-2 一触即発だが、絶妙なコンビネーションをみせる桃城と海堂! 金田 不二裕太 木更津淳 26-3 桃城「あいつら、俺たちのデータ細かく調べてやがる」 野村 赤澤 金田 26-4 試合は40分以上の泥仕合に!!柳沢「お前ら、しつこすぎるだーね!」 赤澤 金田 木更津淳 ボス: シナリオクリア報酬: シナリオコンプ報酬:おじいのラケット(N心) 27.テニスのシナリオ 体力 -11 経験値 +11 強化P +111~120 チャプター歩数 シナリオ 内容 入手カード(コスト) レアピース 心 技 体 祭もよかばい! -1 コート上の掃除を始める観月!青学の士気が削がれる! 柳沢 野村 金田 -2 桃城「暴れたんねーな。暴れたんねーよ!」 木更津淳 不二裕太 金田 -3 海堂のポール回し『ブーメランスネイク』!!! 野村 赤澤 野村 -4 観月(こいつら試合の中で…進化している!!) 不二裕太 金田 柳沢 ボス: シナリオクリア報酬: シナリオコンプ報酬:強化P5000 28.隣コートのゴールデンペア 体力 -11 経験値 +11 強化P +111~120 チャプター歩数 24 シナリオ 内容 入手カード(コスト) レアピース 心 技 体 祭もよかばい! 28-1 赤澤独特の「ブレ球」。動体視力の良い菊丸の集中力を奪う! 木更津淳 柳沢 不二裕太 28-2 菊丸の集中力が切れかけている! 柳沢 野村 金田 28-3 大石「残念だな赤澤。これはダブルスだ!」 赤澤 木更津 不二裕太 28-4 大石の十八番「ムーンボレー」!! 柳沢 金田 赤澤 ボス: シナリオクリア報酬: シナリオコンプ報酬:榊太郎(N) 29.オーストラリアンフォーメーション 体力 -11 経験値 +11 強化P +111~120 チャプター歩数 24 シナリオ 内容 入手カード(コスト) レアピース 心 技 体 祭もよかばい! 29-1 スタミナ切れで動けない菊丸の穴を埋める大石! 不二裕太 柳沢 野村 29-2 聖ルドルフマッチポイント! 木更津 野村 柳沢 29-3 「大石お待たへ!充電完了だよーん」動けないふりは体力回復の為の作戦だった! 金田 不二裕太 木更津 29-4 菊丸復活!!タイブレークに突入!! 野村 赤澤 金田 ボス: シナリオクリア報酬: シナリオコンプ報酬:乾ノート(N体) 30.弟 体力 -11 経験値 +11 強化P +111~120 チャプター歩数 24 シナリオ 内容 入手カード(コスト) レアピース 心 技 体 祭もよかばい! 30-1 リョーマの左ツイストサーブを軽々と返す裕太! 赤澤 金田 木更津 30-2 裕太の得意技、ボールの跳ね際を返す「ライジングショット」! 柳沢 野村 金田 30-3 裕太「オレのライジングは、どんな球でも無効化する!」 木更津淳 不二裕太 金田 30-4 リョーマ「もっと強い左とやったことあるよ」 赤澤 野村 ボス: シナリオクリア報酬: シナリオコンプ報酬:強化P5000 31.ドライブB 体力 -11 経験値 +11 強化P +111~120 チャプター歩数 25 シナリオ 内容 入手カード(コスト) レアピース 心 技 体 祭もよかばい! -1 裕太の「ツイストスピンショット」!! 不二裕太 金田 柳沢 -2 リョーマが「ドライブB」を放つ!! 木更津 柳沢 不二裕太 -3 リョーマ「別に強いのはアンタの兄貴だけじゃないだろ!!…オレは上にいくよ 柳沢 野村 金田 -4 観月「越前君の左目を狙うんだ」 赤澤 木更津 不二裕太 ボス: シナリオクリア報酬:経験値+142 強化P8000 スポドリハーフ リーダー経験値+67 シナリオコンプ報酬:渡辺オサム(N) 32.観月VS不二 体力 -11 経験値 +11 強化P +111~120 チャプター歩数 25 シナリオ 内容 入手カード(コスト) レアピース 心 技 体 祭もよかばい! -1 あっと言う間に観月が5ゲーム先取!! 柳沢 金田 赤澤 -2 観月「打倒兄に燃えるバカ弟は単純で操り易かったよ」 不二裕太 柳沢 野村 -3 不二「君の言う僕の一番苦手なコースだけど…本当は一番得意なんだ」 木更津 野村 柳沢 -4 乾「不二のデータだけは…俺でさえ正確に取らせてもらえない」 金田 不二裕太 木更津 ボス: シナリオクリア報酬: シナリオコンプ報酬:おじいのラケット(N技) 33.ダークホース 体力 -12 経験値 +12 強化P +111~120 チャプター歩数 シナリオ 内容 入手カード(コスト) レアピース 心 技 体 祭もよかばい! -1 シード1の氷帝がダブルス二連敗!! 野村 赤澤 金田 -2 正レギュラー宍戸登場!!「オレが20分で終わらせてやるぜ」 海堂 桃城 越前 -3 宍戸のライジングショット! 越前 海堂 大石 -4 橘「もう充分楽しんだだろ。そろそろ前に出ていいよな」 手塚 越前 菊丸 ボス: シナリオクリア報酬: シナリオコンプ報酬:強化P5000 34.銀華登場!! 体力 -12 経験値 +12 強化P +121~130 チャプター歩数 シナリオ 内容 入手カード(コスト) レアピース 心 技 体 祭もよかばい! -1 「取りにこいよ」とたんにボール籠を倒す銀華中!! 大石 手塚 不二 -2 福士の顔にテニスボールがヒット!! 不二 大石 菊丸 -3 フェンスの隙間からボールを入れたリョーマ!!「悪いね、ボール入っちゃった」 菊丸 不二 乾 -4 転がった球は300球以上!どうする!?リョーマ 乾 菊丸 河村 ボス: シナリオクリア報酬: シナリオコンプ報酬: 35.リョーマVS銀華中! 体力 -12 経験値 +12 強化P +121~130 チャプター歩数 シナリオ 内容 入手カード(コスト) レアピース 心 技 体 祭もよかばい! -1 銀華中部員、次々と敗北!! 河村 乾 桃城 -2 「銀華は都大会ベスト4まで残ってるんだぞ!?それをあんなチビ助に……」 桃城 河村 海堂 -3 リョーマ「ねえ次の人、早く出てきてくんない??」 桃城 河村 越前 -4 リョーマ「あと22人相手にしなきゃなんだから」 海堂 不二 手塚 ボス: シナリオクリア報酬: シナリオコンプ報酬:乾ノート(N心) 36.招かれざる客 体力 12- 経験値 +12 強化P +121~130 チャプター歩数 シナリオ 内容 入手カード(コスト) レアピース 心 技 体 祭もよかばい! -1 カチローにボールを当てる他校生! 越前 桃城 大石 -2 リョーマが助けに入る!! 手塚 越前 不二 -3 相手の打ってきた石をラケットで受けるリョーマ! 大石 手塚 菊丸 -4 相手はまとめて打ってきた!! 不二 大石 乾 ボス: シナリオクリア報酬: シナリオコンプ報酬:強化P10000 37.恐怖の…… 体力 -12 経験値 +12 強化P +121~130 チャプター歩数 シナリオ 内容 入手カード(コスト) レアピース 心 技 体 祭もよかばい! -1 乾「1周1分以上の人は、このペナル茶(ティー)を飲んでもらう」 菊丸 不二 河村 -2 赤い液体「ペナル茶(ティー)!!飲んで次々と倒れていく青学部員!!」 乾 菊丸 桃城 -3 ラスト1周!ビリはジョッキで『超』特製汁!! 河村 乾 海堂 -4 ゴール前のデッドヒート!! 乾 河村 越前 ボス: シナリオクリア報酬: シナリオコンプ報酬: 38.不二VS越前 体力 -12 経験値 +12 強化P +121~130 チャプター歩数 シナリオ 内容 入手カード(コスト) レアピース 心 技 体 祭もよかばい! -1 お互い一歩も引かない激しい試合!! 河村 乾 手塚 -2 リョーマの「ドライブB」が炸裂!! 桃城 海堂 大石 -3 スマッシュを完全に無効化する不二の『羆落とし』 海堂 桃城 不二 -4 不二「僕に勝つのはまだ早いよ」 越前 桃城 菊丸 ボス: シナリオクリア報酬: シナリオコンプ報酬:おじいのラケット(N体) 39.桃城VS手塚 体力 -12 経験値 +12 強化P +121~130 チャプター歩数 シナリオ 内容 入手カード(コスト) レアピース 心 技 体 祭もよかばい! -1 桃城、手塚に敗北!! 手塚 菊丸 乾 -2 スミレ「桃城はやられた倍の力をつけて帰ってくる男だ」 大石 手塚 河村 -3 降り出した大雨!! 不二 大石 桃城 -4 更に白熱するリョーマと不二!! 菊丸 不二 海堂 ボス: シナリオクリア報酬: シナリオコンプ報酬:強化P5000 編者のデータでも埋めていきますが、出現カードの情報をお持ちでしたらコメントから教えてください 初期シナリオの報酬・ボスなどご存知でしたら教えていただけると助かります また、この欄がある方がいいなどのご意見もお待ちしております 31-2ドロップ柳沢N(技)、31-2コンプ報酬:渡辺オサム(N) -- 名無しさん (2013-02-16 18 59 55) ありがとうございます、反映しました -- 管理 (2013-02-21 13 38 00) 30-4ha -- 名無しさん (2013-02-24 12 35 04) 間違えました。30-4は心と体両方とも野村です -- 名無しさん (2013-02-24 12 35 48) シナリオ26 ボス 木更津・柳沢 報酬 経験値122(リーダー+57)、6000強化P 、スポーツドリンク(ハーフ) -- 名無しさん (2013-06-25 23 55 36) シナリオ27 ボス 木更津・柳沢 報酬 経験値126(リーダー+59) 強化P 6000 スポーツドリンク(ハーフ) -- 名無しさん (2013-06-28 01 29 27) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/opedmiroor/pages/800.html
エピソード3 決斗! ショッカー首領の正体 あれから何度、時間を繰り返しただろうか?時間を繰り返すたびに、新たな敵が現れ泊さんたちは幾度となく、戦いに敗れた。そして、時間は繰り返す。世界はショッカーによって支配された。 『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』で登場した歴史改変マシンの残骸により、4月4日が何度も繰り返され、そのつどショッカーは戦力を増していた。 進ノ介たちは、『仮面ライダー3号』での剛の死を霧子が悼んだことで、その想いが歴史改変マシンを動かしたと考えていた。 だが歴史改変マシンを破壊すれば、剛が生きている現在の時間が消滅し、時間は剛の死んだ歴史に戻ってしまう───。 霧子が夜のドライブピットを訪れると、進ノ介が書類とにらめっこしている。 霧子「まだ起きてたんですか?」 進ノ介「あぁ」 霧子「……泊さん」 進ノ介「ん?」 霧子「もう、やめませんか?」 進ノ介「この状況を、このまま放っておくわけにはいかないだろ?」 霧子「わかっています」 進ノ介「だったら───」 霧子「少なくとも、これ以上状況を悪くしない方法があります!」 進ノ介「え……?」 霧子「歴史改変マシンを壊さずに、剛も生きたままでいられる方法が!」 ベルト「つまり、こういうことか? 歴史改変マシンを作動させる原因となっている、君自身が命を絶つ」 霧子「……そうすれば、時間を繰り返すことはなくなります」 進ノ介「論外だ。そんなこと、できるわけないだろう!?」 霧子「でも!」 ベルト「私たちはショッカーの秘密基地を突き止めた」 進ノ介「俺たちで、なんとかショッカーを倒す。霧子…… 剛が無茶をしないように頼む」 夜の街を眺める巧。 巧「もうたくさんだ…… 誰かが犠牲になるのは……。木場、草加、みんな…… お前らだったらどうする?」 声「俺だったら───」 背後に海堂がいる。 海堂「───首は突っ込まない」 巧「海堂!」 海堂「みんなも、お前にそれをお勧めすると思うぞ?」 巧「お前…… 何を知ってんだ」 海堂「……とにかく! この件には首を突っこまないほうがいい。どうしても無理だってんなら…… 命は大事にしたほうがいい。命は…… 一つしか、ないものですから」 走り去る海堂。 あくる日。ショッカー基地。進ノ介、巧、侑斗が見張りの戦闘員たちを叩きのめす。 侑斗「やはり、ここが奴らの基地か」 進ノ介「行こう」 基地内に侵入。最強の敵、仮面ライダー4号が待ち受けている。 4号「来たか」 進ノ介「……あいつは俺に任せろ」 巧たち、進ノ介の肩を叩いて先に進む。 進ノ介「変身!!」 『Drive! Type-Speed!!』 進ノ介が仮面ライダードライブに変身。 4号「何度やっても、結果は同じだ」 ドライブ「何度だってやってやるよ。お前たちを倒すまで!」 基地奥を目指す巧たちの前には、怪人チーターカタツムリ、ショッカーライダーとなった王蛇とダークキバが現れる。 カタツムリ「行け、ライダーたちよ!」 巧・侑斗「「変身!」」 巧がファイズに、侑斗がゼロノスに変身。 ゼロノス「言っとくが、俺はかーなーり、強くなった!」 ファイズ「俺たちだって強くなる! これだけ何度も…… やられれば、な!」 ドライブは4号と戦いを繰り広げている。 キック、パンチの連打を繰り出すドライブだが、4号には全く通じない。 『Hissaaaatsu!!』 4号「ライダーパ───ンチ!!」 『Full throttle!! Speed!!』 4号の必殺パンチより先に、ドライブのスピードロップが炸裂───が、4号はそのキックを受け止める。 4号「やるようになったな」 ドライブ「俺たちも…… 指をくわえて、やられてるだけじゃない!」 4号「ハハハ…… 貴様らは根本的に勘違いをしている」 ドライブ「何っ!?」 4号「貴様らが強くなればなるほど、ショッカーの勝利は近づく」 ドライブ「ふざけるなぁ!!」 4号「その悲劇に、貴様らが耐えることができるか…… 楽しみだ」 姿を消す4号。 『Full Charge』『Exceed Charge』 ファイズとゼロノスが、王蛇とダークキバを撃破。 ファイズ「次はお前だ!」 カタツムリ「それはどうかな?」 空中に浮かび上がる映像。 貯水タンクの上で霧子と剛が縛り上げられ、ヒルカメレオンとアリマンモスに捕われている。 ゼロノス「何っ!?」 カメレオン「逆らえば、この女の命はない!」 剛「おい、姉ちゃんを離せ!」 ファイズ「卑怯だろ!」 ファイズたちは武器を捨てる。 カタツムリ「形成逆転のようだな。やれ!」 ショッカーライダーのサソードとバロンが出現。抵抗できないファイズたちを痛めつける。 霧子「逃げてください! これ以上時間を繰り返せば、状況はもっと悪くなります! ……だから、決めました。皆さんなら…… 絶対に、ショッカーに勝利できます!」 剛「ダメだ、姉ちゃん! 俺が犠牲になれば済む話だ!」 霧子「剛…… あなたは、生きて」 剛「ね、姉ちゃん…… やめろぉぉ───っ!!」 ドライブが霧子のもとへ急ぐ。 ドライブ「霧子───」 霧子が貯水タンクの上から、身を投げる─── 衝撃音。 剛「姉ちゃぁぁ───ん!!」 地上に倒れて動かなくなった霧子に、ドライブが駆け寄る。すでに霧子は事切れている。 ドライブ「霧子!? おい…… おい! 霧子! 起きろ、霧子!! 霧子、霧子ぉ!! くッ……!」 カメレオン「命を捨てるとは、バカな真似を」 ファイズ「ああ……!」 ゼロノス「これで、もう時間を繰り返すことは……」 ドライブ「うっ、うっ…… うわああぁぁ───っっ!!」 進ノ介が気づくと、自分は特状課の机で突っ伏しており、傍らではスマートフォンが鳴っている。 時計の表示は、やはり4月4日9時55分。またも歴史は繰り返された。 進ノ介「───もしもし」 霧子「泊さん…… どうして? 私、死んだのに……」 進ノ介「……繋がった。霧子じゃない」 そこへ、侑斗が駆け込んで来る。 侑斗「泊! 巧が消えた」 河原に巧が佇んでいる。 巧「霧子じゃなかった…… 誰かを死なせたくない、そう思っていたのは……」 進ノ介と侑斗は、街中で巧を捜し回る。そこへ海堂が姿を現す。 海堂「気づいちゃいました? 歴史改変マシンを動かしていたのは、乾 巧だってこと」 進ノ介「お前は?」 海堂「んなこと説明してる尺はねぇんだよぉ。っちゅーかさ、放っといてやってくんねぇかなぁ~、乾のこと。あいつはもう…… じゅ~~ぶん、戦ったの」 『仮面ライダー555』の最終回の回想。 海堂「敵も、仲間も、死んでった。挙句の果てには自分も……」 エンディングで巧が見詰めていた自分の手のひらは、灰となって崩れ始めていた。 海堂「あいつは、自分の全部を投げ出して世界を守った。んで…… 死んだ。お前らにその気持ちがわかるか?」 侑斗「俺たちだって、命を懸けても守りたいものがある」 海堂「あるのはいい。あるのはいいさ……。でも、それで実際に死んじまうのとは大違いなんだよ? ……せっかく拾った命をよぉ、捨てさせるような真似は、させないでやってくんねぇか。んな悲劇はねぇだろう?」 進ノ介「悲劇か。……行こう」 海堂「うん、行こう。……じゃ、ねぇよ! 俺まだ話してんだよなぁ~!」 進ノ介「巧がそう思ってるなら尊重する……。だけど、それが悲劇かどうか決めるのは、あいつ自身だ」 霧子と剛も巧を探す。『仮面ライダー555』最終回のように、巧は河原の土手に寝転がっている。 巧「まさか俺が、人が死ぬことにこんなにナイーブだったなんてなぁ……」 剛「……すまない」 巧「なんで謝る? お前はちっとも悪くないよ。悪いのは、死ぬことを怖がっていた俺なんだ。俺は一度死んで甦った。二度目は満足して死にたいと思って、死を覚悟して戦ったつもりだった。俺は笑って死ねた。 ───でも、違ったんだな…… やっぱり、生きてるのは悪くない…… 俺は死にたくない」 進ノ介と侑斗もやって来る。 進ノ介「どうするつもりだ?」 巧「……歴史改変マシンを破壊したらどうなる?」 侑斗「マシンが時間を捻じ曲げられたのは、巧の想いに連動していたからだ。マシンが破壊されれば…… 巧は消える」 巧「……剛は?」 侑斗「剛が死んだのは、捻じ曲がった時間の中だ。剛は死ななかったことになる」 巧「じゃあ、答えは簡単だ。俺はもう一度死ぬ」 剛「待てよ! そんなのってあるか? 巧は俺のこと止めただろ? 自分なら死んでもいいって言うのかよ?」 巧「悪いな…… でも、あのとき笑って死んだ自分に、ウソはつきたくないんだ」 進ノ介、泣きそうな剛の肩に手を置き慰める。 進ノ介「誰にも決められることじゃない」 剛「……」 進ノ介「それが、あんたの答えか?」 巧「あぁ」 一同「……」 剛「なぁ…… 写真、撮らないか?」 一同が並び、剛がカメラを向けてタイマーをセットする。 剛「撮るよ!」 剛も列に加わり、ぎこちないながらも精いっぱいの笑顔を浮かべた一同が、写真に収まる。 そして、ショッカー基地へと立ち向かう進ノ介、剛、巧、侑斗。 4号「性懲りもなく来たか?」 進ノ介「決着をつけに来た!」 4号「フン! 本当に死ぬことになってもか? ひとたび手に入れた命を、再び誰かのために捨てる…… そんな悲劇、受け入れられるというのか?」 巧「悲劇? 笑わせるな! ハッピーエンドに変えてやるよ」 進ノ介「あぁ。それが…… 仮面ライダーだ!!」 4号「フン……!」 『Complete』『Signalbike! Rider! Mach!!』 『Altair Form』『Drive! Type-Speed!!』 進ノ介がドライブ、剛がマッハ、巧がファイズ、侑斗がゼロノスに変身。 ドライブ「行くぞ!」 チーターカタツムリ、アリマンモス、王蛇、サソード、ダークキバ、バロンの待ち構える戦陣へ、ドライブたちが飛び込んでゆく。 ドライブ「巧、あんたは歴史改変マシンへ!」 ファイズ「あぁ!」 4号「させるか。トゥ!」 4号がファイズの行く手を阻まんとするが、ドライブが4号に立ち向かう。 ドライブ「お前の相手は、この俺だ!」 4号「面白い、お前から先にあの世に送ってやる!」 ドライブ「来い! ひとっ走り、付き合ってやる!!」 『Type-Formula!!』 ドライブがタイプフォーミュラに変身し、4号と戦い続ける。 空には4号の愛機スカイサイクロン、そして無数のショッカー戦闘機編隊。 『Booster-Tridoron!!』 ブースタートライドロンが飛来し、スカイサイクロンらと空中戦を展開する。 『Exceed Charge』 基地内でファイズがヒルカメレオンを撃破し、ついに歴史改変マシンのもとへ辿り着く。 ファイズ「これが、歴史改変マシン……」 映像でショッカー首領の姿が浮かび上がる。 首領「よく来たな、乾 巧」 ファイズ「お前の野望もここまでだ!」 首領「それはどうかな?」 海堂が現れる。 海堂「あれほど言ったのに…… どうしてわかんねぇんだよぉ!!」 『Hissatsu! Berst! Full throttle!! Dead heat!!』 マッハはデッドヒートマッハとなり、チーターカタツムリを撃破。 マッハ「いい絵だったろ!」 『Full Charge』 ゼロノスもアリマンモスを撃破。 空ではブースタートライドロンが奮闘するものの、無数の戦闘機の銃撃が降り注ぐ。 ゼロノス「おい、デネブ!」 デネブの操るゼロライナーが出現、ブースタートライドロンとともに戦闘機群を撃破してゆく。 デネブ「合体!」 『Tire Fueeeru!』 さらにゼロライナーがブースタートライドロンとドッキング。2体の連携攻撃でスカイサイクロンを撃破する。 4号「何っ!? 私のスカイサイクロンがぁ!!」 ゼロノスとマッハも基地内に突入し、戦いは続く。 『Charge Up』 ゼロノスがベガフォームに変身。敵はバロンとサソード。 デネブも駆けつけ、デネビックバスターに変身する。 デネブ「デネビックバスター! 準備はいいぞ」 ゼロノス「まだ行けるか?」 マッハ「当たり前だ。もう死ぬつもりはない!」 『Banana Squash!』『Rider Slash』 『Final Vent』『ウェイクアップ・ワン!!』 『Hissatsu! Full throttle!! Shooter!!』 必殺技同士の激突。ゼロノスがサソードとバロンを、マッハが王蛇とダークキバを撃破。 マッハ「やったな!」 ゼロノス「あぁ!」 デネブ「よくやった、侑斗!」 ゼロノス「うるせぇ、デネブ!」 マッハ「喋った!?」 基地の外では、ドライブと4号の戦いが続く。 4号「ライダーキ───ック!!」 タイプフォーミュラでの必殺キック・フォーミュラドロップと、4号のライダーキックが激突。 衝撃で、両者ともに弾き飛ばされて地面に降り立つ。 ドライブ「お前に…… 仮面ライダーを名乗る資格はない!!」 再びドライブが、フォーミュラドロップを放つ。 4号「ライダーパ───ンチ!!」 4号がパンチを繰り出し、キックとパンチの激突で凄まじいエネルギーが迸る。 4号「これしきの力ぁぁ───!!」 ドライブがシフトブレスにセットされたシフトフォーミュラ(レバーモード)を操作し、能力を高めていく。 ベルト「まずいぞ! これ以上加速すれば爆発する!!」 ドライブ「構わない! それが仮面ライダーだ!!」 ベルト「……OK! 私も付き合おう!!」 ドライブ「うぅおおぉぉ───っっ!!!」 『For・For・Formula!!!』 限界を超えて発動した加速のキックが炸裂。ついに4号が跡形もなく爆発四散する。 基地奥では、歴史改変マシンを破壊しようとするファイズを、スネークオルフェノクに変身した海堂が止めようとする。 スネーク「やめろ…… やめろぉ!!」 ファイズがスネークオルフェノクを殴り飛ばす。 スネーク「やめろ…… おい……」 懸命にファイズにしがみつくスネークオルフェノク。そのたびに振りほどかれ、殴られる。 やがて腹に膝蹴りを受け、ついに倒れる。 スネーク「ちょっとタンマ…… タンマ。俺さぁ、オルフェノクで一人、生き残っちまったじゃない? ……だからよぉ!!」 再び立ち上がり、ファイズに殴りかかるスネークオルフェノク。 スネーク「あれから色々、考えてたよ! お前たちの死が…… ありゃ、意味あるもんなのかって!」 ファイズ「今でも信じてる!」 『Ready』 ファイズ「意味なく死んだ奴は、いないってな……」 スネーク「ねぇよ! 意味なんかねぇ!! 死ぬことなんて、ただ悲しいだけじゃねぇか……。だからよぉ、お前だけでも生きててくれよ!」 『Exceed Charge』 ファイズ「───それはできない」 ファイズの必殺キック・クリムゾンスマッシュが、スネークオルフェノクを貫く。 海堂の変身が解け、巧も変身を解く。 海堂「どうして……?」 巧「世界を救うために…… かな」 海堂「……バーカ……」 進ノ介、剛、侑斗もそこへ駆けつける。 進ノ介「巧!」 巧「お別れだ……」 巧がフォンブラスターを構え、歴史改変マシンに銃口を向ける。 歴史改変マシンから、ショッカー首領の映像が浮かび上がる。 首領「お前がここまで来るとはな」 頭巾で隠していた素顔を晒す─── その素顔はなんと、巧に瓜二つ。 さらに歴史改変マシンの投影した映像が実体化し、巧そっくりの首領がそこに姿を現す。 首領「変身」 シグナルレジェンドファイズを手にする首領。 シグナルレジェンドファイズが無数の青い蝶となって首領の体を包み─── 首領がファイズに変身。 首領「時をもう一度リセットする」 巧「……」 首領「我々はもう一度、生きる。生きて、世界を我が物に」 ファイズ(首領)がファイズアクセルを構える。カウントダウンが始まる。 巧「そういうことか」 進ノ介「……やっぱり、考え直さないか?」 巧「……気持ちだけもらっとくよ」 ファイズアクセルの数字が0へと近づいてゆく。 巧「これからの世界を、頼んだぞ!」 『three, two, one……』 数字が0になる寸前、フォンブラスターの銃撃がファイズアクセルを射抜く。 首領「うぉぉ!? う、うぉぉ、うわあぁぁ────っっ!!」 激しい光を放ちながら、ショッカー首領が消滅した───!! 特状課。机に突っ伏して眠っていた進ノ介が、スマートフォンの着信音で目を覚ます。 進ノ介「……ん? なんで泣いてんだ? ───もしもし」 霧子「もしもしじゃないですよ、泊さん! 今、何時だと思ってるんですか? もう映画、始まっちゃいますよ!?」 進ノ介「え? ……あっ、やべぇ! すぐ行く! あぁ、まずいまずい! 怒られるぞ、俺!」 時計の表示は、無数に繰り返した4月4日でなく、その翌日、4月5日─── 進ノ介が大慌てで、警視庁を飛び出す。 進ノ介「まずいぞ、まずいぞこれ!」 侑斗「泊!」 進ノ介を呼び止める侑斗。 侑斗「何、急いでんだ?」 進ノ介「いや、映画の約束してて、寝過ごしちゃって」 侑斗「ヒマなんだな」 進ノ介「非番なんだよ! ───あ、そうだ。これ、剛に頼まれてたんだ。渡しといてほしいって」 進ノ介が懐から、1枚の写真を手渡す。 侑斗「ありがとう」 進ノ介「じゃ、俺急ぐから! あぁ、やばい! 霧子に、霧子に怒られるぅ───っ!!」 侑斗「フフ、よく撮れてるじゃないか」 剛が撮影した集合写真─── 一緒に写ったはずの巧の姿だけがない。 映画館前で待つ霧子たちのもとへ、進ノ介がようやく到着する。 進ノ介「あっ、いた! おぉい!」 剛「やっと来た……」 進ノ介「お待たせ!」 霧子「お待たせじゃないですよ、泊さん! 映画、見損ねちゃったじゃないですか!」 進ノ介「ちゃんと、埋め合せするからさ!」 剛「昼メシ、ごちそうさまでーす!」 進ノ介「えぇ~っ!?」 そこへトライドロンが走ってくる。 ベルト「進ノ介、ロイミュードだ!」 進ノ介「……霧子!」 霧子「行きましょう!」 剛「おぅ!」 駆け出して勢い余った進ノ介が、通行人───死んだはずの海堂にぶつかる。 進ノ介「あぁっ、すみません! 大丈夫ですか?」 海堂「大丈夫です、全然大丈夫です。ただ首をちょっと……」 謝りながら、進ノ介たちが駆け去ってゆく。 発進するトライドロン。 海堂「さぁて…… この空を守ったのは、一体誰なんでしょうか?」 一同の姿を見送りつつ、海堂が青空を仰ぐ。 海堂「なぁ…… 乾──」 (終)
https://w.atwiki.jp/tenipuriapp/pages/386.html
海堂 薫N+ imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。No.024 レア度 2 レベル 1 最大Lv50 スキル なし 進化素材 コスト 3 HP 547 .- ターン(最短) タイプ 体力 攻撃力 113 - Lスキル なし - 主属性 青 回復力 2 - 進化元 海堂薫N - 編集 副属性 なし EXP - 進化先 -
https://w.atwiki.jp/rnext/pages/111.html
正義のためなら鬼となる 貪るような勢いで読んでいた紙芝居に目を通し終えたそいつはあまりよろしそうに見えない頭なりにどうにか現状を理解したようだった。 やれやれ親切なこったねぇと、歌舞鬼は目に見えぬ敵に向かって唸り声を上げるアマゾンを眺めながら心中で息を吐く。 与えられた情報をどう受け止めたかは分からぬにせよ、これで畜生のようなこの人間も定められたルールの上でどう振舞うかの選択を迫られる訳だ。 諦めて従うか敢えて反抗するかを選ぶことはできる。逆に言えば居間の歌舞鬼達に与えられた自由はその程度のものでしかない。 歌舞鬼自身はどのなのかと言えば、気持ちは未だに中途半端なままだ。ツクヨミに食われ意識を失う寸前まで、荒れ狂う感情は身を削るようだった。いきなり仕切り直しを告げられても気持ちの整理がつかない。 あの鬼どもならどうするだろうか。守るというのだろうか。このような状況になっても、人間を。 歌舞鬼がこれまで見てきたような、汚い大人どもならどうするだろう。こちらは決まっている。自分のことしか考えずに醜く行動するのだろう。 歌舞鬼は人間が嫌いだ。自分達に都合の良い事ばかり主張し、大した考えもなく鬼を迫害する。 鬼ではなくかといってまともな人間にも見えないこいつの場合は、この状況において一体どのような行動をとるのだろうか。 「大体理解したかい?俺たちが今どうなっちまってるかをよぉ?」 膝を曲げアマゾンと視線を合わせながらなるたけ軽い調子で聞く。 「がうぅ……。たた……かい……うぅ」 思った以上にすんなりと状況を理解している。どうやら専用に用意された紙芝居は全くの無駄ではなかったらしい。 あるいは、それこそ野獣のようにこいつにとっては生き残るための他者と戦うことなど特別ではないのかも知れない。 「そうよ。闘い、殺し合いよ。事情はさっぱり分かんねぇが、どうやら俺たちは偉ぇたちの悪い連中に目を付けられちまったらしい」 ぐいと大げさな仕草で顔を突きつける。語っている内容とは裏腹に声に暗い影はないが、その代わりどこか他人事のような突き放した空気があった。 「で、お前さんはどうする?やんのかい?」 歌舞鬼は己の迷いは一時棚上げにすることにした。人とも野獣とも付かないアマゾンの答えには純粋に興味がある。 「がうぅ……」 「殺すかい?手始めに俺でも?」 「こ、ろす……うぅ……こぉさか……がぅう」 「こおさか?」 地名、それとも人の名前だろうか。その言葉を呟いたとたん何かを悔やむようにアマゾンが呼吸を荒げ始めた。 「うぅ……こおさか……ころ、された」 人名だったようだ。余程心の傷になっているのか先ほどまでの意識の定まらない態度とは違い、はっきりと何かへ向けて怒りをむき出しにしている。 「アマゾン……人間殺さない……でも、敵、倒す」 思い出した記憶が何かの決起となったのだろう。アマゾンはそう決意表明のようにそう言うと、目の前の歌舞鬼を押し退けるようにして立ち上がった。 そのまま、何かを辿るように歩き始める。まるで動物の匂いでも嗅ぎ付けたかのようだ。 歌舞鬼も山歩きには慣れているつもりだが、それとはまた違った意味でアマゾンの動きは危なげがない。跳ぶやらはねるやらしながらすいすいと進んでいく。 言われるままに人を襲ったりはしない。ただ、危険と判断したときには戦う。 とりあえずは、そういうことに決めたようだ。 人間何て守る程のものじゃないぞ、とか。 戦ったって馬鹿を見るばっかりだぞ、とか。 それなりに思い浮かべる言葉はあったけれど。 「そうかい。まぁやってみるこった」 何となく今は、それぐらいしか言う気にならなかった。 頭を掻きながらアマゾンの後に続く歌舞鬼の頭に、ちらりと響鬼の姿が浮かんだ。 ◇ 「ちゅちゅう。やっぱり俺ぁ駄目だなぁ……。アマゾォン……」 「まぁたそれかよ。いくら泣き言いっても会えんもんには会えんのだ。ちゅうか俺様がついてるだろー?」 ひとまずの休憩を終えた海堂とモグラ獣人は丘陵地帯を肩を並べて歩いていた。舗装こそされていないものの自然の力で整地された道は歩き難いということはなく、じゃりじゃりと砂粒を踏む感触がむしろ心地良いくらいだ。 しかし、そのような快適な道行に反して移動速度自体は家に帰るのを嫌がる酔っ払いのように遅々として進んでいない。うだうだと悩んでいるモグラ獣人に合わせた結果がこれだ。 行き先も定まっておらず、たださっきの敵にに合わなさそうな方向を何となく選んでいるに過ぎない。 方角的にはいつか道路に突き当たるはずなのだが、そうすると始めにいた森に逆戻りするしかないのではないかと海堂は密かに思っている。 「そりゃかいどーは頼りにしてるけど、アマゾンだって凄いんだぜ。どんな危険にも負けずに立ち向かっていくんだ」 「俺だって、そうだろ?」 徐々に白み始めた空の下、無意味にかっこつけたポーズで言ってみたが無視された。 海堂が戦闘の疲れから立ち直って以来、モグラ獣人はふさぎこんだままだ。短い時間に連続して命の危険にさらされたことが心身ともに余程堪えたらしい。 海堂としては自分が頼りにされていないように思えてあまり面白くない。 「ま、どこにいるか分からない、連絡もとれないちゅーんじゃ仕方ねぇわな」 「ちゅちゅ……」 その辺りの感情が出てしまったのか、思いの他冷たい口調になった。 目に見えて落ち込みだしたモグラ獣人に何とも言えぬ決まりの悪さを感じ、海堂はばたばたと手首を振る。 このまま嫌な沈黙が二人の間に満ちる――かと思えた。 「でもよお……」 それを防いだのは意外にもモグラ獣人だった。視線は相変わらず下を向き、山道に転がる小石達に注がれている。 しかし、一切の光沢を持たないそれらとは対照的につぶらなその瞳は子供が宝物を見るかのような純粋な輝きを放っていた。 「アマゾンは……仮面ライダーなんだ」 「仮面ライダー?何だそりゃ?」 耳慣れない言葉に海堂が聞きなおすと、モグラ獣人はいかにも驚いたとばかりに大げさに体を仰け反らせ甲高い声をさらに大きく張り上げて声を挙げた。 「ええ!?かいどーは仮面ライダーを知らないのかい?」 「知らんし知らん。なんだ?その、なんちゅうか胡散臭い……」 「よぉし!なら特別にこのモグラ獣人が説明してやるよぉ!よっく聞きなよ!」 海堂に最後まで言わせず、モグラ獣人が語り始める。嬉々として胸を張り、それについて話すのが楽しくてどうしようもないという風だ。 遅々として進まなかった行軍も俄然その勢いを増しはじめた。 「仮面ライダーってのは何てったってそりゃあ凄いんだ。ゲドンがどんあ卑怯な作戦を使ったって絶対に阻止しちまうんだぜ」 「ほほう、それでそれで」 現実味の感じられない話に正直余り興味は持てなかったのだが、まぁ元気が出るならそれも良かろうと適当に相槌を打って聞き流しておく。 川岸に辿り着いたのでそれに沿う形に方向を変えた。 気付くと周囲は朝焼けに照らし出されていた。川の流れる音と共に、独特の冷気が肌を刺す。 「困ってる人は絶対に見捨てないし、助けを求める人がいたらどこへだって飛んでいくんだ」 「あ~電話でも掛かってくるんか?大変だなそりゃ」 「そんなんじゃないよ!アマゾンが行くところに自然とケドンに苦しめられてる人達がいるんだ」 「そりゃ凄いぐう……」 「そう!それがアマゾンの凄いところさぁ!かいどーも尊敬するだろ?」 海堂の言葉を都合の良いところで再び遮ってモグラ獣人が歓喜する。 聞けば聞くほどに現実味のない話だ。喋っているモグラ獣人が子供のようにはしゃぐせいで空想を聞かされているような印象ばかりが強くなっていく。 モグラ獣人がどれ程アマゾンとやらを尊敬しているかは知らないが、所詮そんなヒーローのような都合の良い存在など夢物語でしかない。 「それにさぁ」 「あん?」 それでも、まぁ。 「アマゾンはどんな奴が相手だって絶対に負けないんだ」 「絶対に、か」 いつか夢から醒めるときがくるとしてもだ。 「そう!だからアマゾンは絶対に来てくれる!それまで俺たちで頑張ろうぜ、かいどー!」 わざわざ夢の続きを取り上げるくらいなら、一緒にそれに乗っかるくらいのことはしてやる。 「ああ……そだな」 海堂は答えた。彼らしくない真剣な口調に、非常に彼らしい優しい感情を乗せて。 川にさしかけられた道路の向こう、二人が出会った森がすぐ近くまできていた。 「ちゅちゅ……?あ、ありゃあまさか!」 そして、海堂は仮面ライダーという在り方の真髄を目の当たりにする。 「アマゾン!間違いない、ありゃあアマゾンだ!お~~~~い!」 モグラ獣人が駆け出した先には丁度森を抜けてきたばかりと見える二人の男がいた。 年のころはどちらも海堂のと大差ないだろうが一人は毛皮のような粗雑な衣装、もう一人に至っては半裸と海堂から見ても実に特徴的な格好をしている。 「お~~い!!俺だよ~~モグラ獣人だよ~~!!」 「まじか。無茶くちゃっちゅうかなんちゅうか……」 短い足を懸命にばたつかせて走る様子からしてどちらかがモグラ獣人の言っていたアマゾンなのだろう。 都合の良すぎる展開に半ばあっけにとられながら、海堂はどたばたと駆けるモグラ獣人の背中を目で追う。 信じがたいことではある。参加者として招かれていないにも関わらずスマートブレインの管理下にあるこの場所を僅か数時間で突き止めたというのか。 常識で考えれば絶対に不可能だ。 仮に、本当にそんなことを可能にする存在がいるのだとしたら。 (仮面ライダー、な) 悲劇が拡大する前に必ず現われ、それを食い止めるような存在があり得るのだとしたら。 (すげぇ奴がいたもんだ) それは、正に夢物語のヒーローそのままではないか。 モグラ獣人とアマゾン達との距離はもう殆どなくなっていた。向こうもとっくにこちらに気付いているようだ。 おもむろに、半裸の男が両手を挙げる。飛び込まんばかりの勢いのモグラ獣人を歓迎するかのようにも見えた。 「ちゅちゅう……!アマゾン、来てくれると思ったよぉ……!」 半裸の男の前でモグラ獣人が息継ぎする時間も惜しいとばかりに告げた。 急ぐ必要もなく、海堂は大分開けられた距離をゆっくりとした歩みで詰めていく。 視線の先では歓喜に咽ぶモグラ獣人の前で、仮面ライダーアマゾンが高らかにその名を叫んでいた。 「うぅ……ア~!マ~!ゾォ~~~ン!!」 まばゆい光がまきおこり、それが収束した後に立っていたのは半裸の男ではなく森林に溶け込むような斑模様の怪人だった。 オルフェノクともライダーギアとも違う変身を見せられ海堂は一瞬ぎょっとしたが、それもすぐに収まった。 そもそも人間どころかオルフェノクですらなく、怪人としか言い様のないモグラ獣人が仲間と慕っていた人物だ。これぐらいのエキセントリックさはむしろあって当然なのかも知れない。 オルフェノク意外にも生身で変身できるものがいたこと事態は驚きだが、今の海堂にはむしろそれが頼もしく思えた。 理想の体現者たる仮面ライダーはゆっくりと手を頭上えと掲げ── 「ええい、もう言葉が出てこないよ!ああ、アマゾン紹介するよ、あっちがかいどー。俺の……」 「ケケー!」 奇声とともにモグラ獣人へと飛び掛かるとその腕を一刀の下に切り飛ばした。 「はぁ!?」 「ちゅ……?」 今度こそ全く理解不可能の事態に思わず海堂は足を止める。 モグラ獣人はそもそも起きた現象を認識すらできていないようで、海堂へと差し伸べられるはずだった腕が途中ですっぱりなくなっているのを何とも不思議そうに眺めていた。 「どうして腕がなくなっているんだろう」と言う疑問を顔全体に浮かべ、吹き出る血にも構わず素朴な表情で首を傾げながら腕の切断面とアマゾンの顔を交互に見比べている。 「ケケー!」 そんなモグラ獣人の口から上を、再度勢い良く振るわれたアマゾンの腕が綺麗に削り取った。 何が起きたのかとうとう最期まで理解できなかったのだろう、純粋な疑問の表情を浮かべたままのモグラ獣人の首が海堂の足下にぼとりと音を立てて転がった。 混乱した頭で静かに視線を下ろす。つぶらでかわいらしい形に固定された一対の瞳と目が合った。 「な……」 「ケケケケケー!ケケケケケー!」 仮面ライダーであるはずの男が両腕をめちゃめちゃに振り回し気色の悪い音を立てている。 海堂にはその姿が見えているようで見えておらず、その声が聞こえいてるようで聞こえいていない。焼け付くように熱っされた頭が五感の能力をどんどんと奪っていくからだ。 「何を……」 オルフェノクの姿で海堂は言葉を絞り出す。いつ変身したのか自分でも定かではない。体の震えが止まらなかった。 「何をやってんだてめぇはああああ!!」 ◇ アマゾンの後を付いて歩き、森を抜けた矢先に出会ったのはモグラの化け物と奇天烈な格好をした男の二人連れだった。 本当に匂いを辿っていたのだろうか。都合の良い出会い方に歌舞鬼がそう訝る間もなく、こちらに気付いたモグラが何やら叫びながら駆け寄ってきた。 攻撃の意思ありかと身構えた歌舞鬼だったが、その必要はなかった。雄叫びと共に異形に姿を変えたアマゾンがすぐさまそいつを葬ったからだ。 明らかに見知らぬ化け物を警戒している様子は感じられていたが、まさかここまで躊躇なく攻撃に移るとは思わなかった。 まるで何か激しい恨みをぶつけるかのような、恐怖さえ覚える鋭い腕の一閃。 鬼とも魔化魍とも違うアマゾンの姿を疑問に思うより、むしろその一撃の荒々しさに気を持っていかれる程だ。 化け物の様子はともすれば再開を喜んでいるように見えなくもなかったのだが、アマゾンのこの怒りようからするとそれは不幸な勘違いだったのだろう。 たしかに敵は倒すと言っていたが、それにしたって余りに血生臭い。野獣のような、どころではなくこれは歌舞鬼が何度も見てきた畜生どもの争いそのままだ。 高らかな勝利の雄叫びを終えたアマゾンは、今度はこちらも姿を変えて殴りかかってきた新たな異形へとその標的を移している。 目まぐるしく移り変わる状況への対処を考えながら、歌舞鬼は知らぬ内に冷や汗をかいている自分がいることに気が付いていた。 【モグラ獣人@仮面ライダーアマゾン 死亡】 【残り43人】 状態表 【1日目 早朝】 【山本大介@仮面ライダーアマゾン】 【現在地:F-7 道路】 [時間軸]:アマゾン本編1話終了後 [状態]:健康。アマゾンライダーに変身中 [装備]:ギギの腕輪、コンドラー [道具]:治療用の植物、ルール説明の紙芝居、不明支給品x1、基本支給品 [思考・状況] 1:敵……倒す! [備考] ※1:言葉は人と会話をしていけば自然と覚えます。 ※2:コンドラーはナイフやロープ代わりになります。 ※3:ギギの腕輪を奪われるとアマゾンは死にます。 【歌舞鬼@劇場版仮面ライダー響鬼】 【現在地:F-7 道路】 [時間軸]:響鬼との一騎打ちに破れヒトツミに食われた後 [状態]:健康。 [装備]:変身音叉・音角、音撃棒・烈翠 [道具]:基本支給品(ペットボトル1本捨て)、歌舞鬼専用地図、音撃三角・烈節@響鬼 [思考・状況] 0:目の前の状況に対処 1:アマゾンと行動を共にする……つもりだが 2:モモタロスがここまで来たら…戦闘か、共闘か。来ないでほしいものだが。 3:響鬼に会ったらその時は… [備考] ※1:歌舞鬼専用地図はアルファベットの部分が歌舞鬼にもわかるよう当て字の漢字が使われているだけです ※2:モモタロスに同情の念は抱いていません。虚をついて水容器の毒味をさせたぐらいにしか思ってません。 【海堂直也@仮面ライダー555】 【時間軸】: 34話前後 【状態】:健康。激しい怒り。スネークオルフェノクに変身中 【装備】:なし 【道具】:基本支給品、ディスクアニマル(ニビイロヘビ)、戦国時代のディスクアニマル(イワベニシシ) 【思考・状況】 1:モグラああああ!! 2:モモタロスに会ったらとっちめる。 3:モモタロスとカイザの危険性を会った奴に伝える。 ※ 澤田の顔はわかりますが名前は知りません。また、真魚の顔は見ていません。 ※ モグラ獣人の支給品一式は死体の側に転がっています。 040 Riders Fight!(後編) 投下順 042 暗雲 040 Riders Fight!(後編) 時系列順 042 暗雲 029 駆ける海堂 海堂直也 053 二匹の蛇は何を唄う 029 駆ける海堂 モグラ獣人 024 桃の木坂分岐点 歌舞鬼 053 二匹の蛇は何を唄う 024 桃の木坂分岐点 山本大介 053 二匹の蛇は何を唄う
https://w.atwiki.jp/tenipuriapp/pages/220.html
[宇宙]海堂 薫N+ imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。No.518 レア度 2 レベル 1 最大Lv25 スキル 進化素材 コスト 3 HP 437 - ターン(最短) 0 タイプ 体力 攻撃力 90 - Lスキル 主属性 青 回復力 2 - 進化元 [宇宙]海堂薫N 編集 副属性 なし EXP 0万 - 進化先
https://w.atwiki.jp/buttobasour/pages/36.html
仮面ライダーファイズ/555 (※フォームに依存してセリフも変わる場合や、同じライダーでも変身者が違う場合は、そのフォームで新たに項目を作ってください) (各フォームでもセリフが変わらない場合は、この例を参考に編集していただけますと幸いです。) 仮面ライダーファイズ/乾巧 海堂直也/ライオトルーパー 仮面ライダーファイズ/乾巧 クラブオルフェノク「彼女を……頼む……これ以上、苦しませないで……」 桜井侑斗「俺達仮面ライダーには、命を懸けても守りたいものがある。それが、ただの悲劇なのか、ハッピーエンドなのか……決めるのは自分自身。そうだろう? 乾!」 +セリフを確認できたメダル一覧 セリフを確認できたメダル一覧 ※クラブオルフェノクについてはモット03収録の星4以外 海堂直也/ライオトルーパー 桜井侑斗「海堂、この空を守ったのは誰なのか、ちゃんと覚えている」 +セリフを確認できたメダル一覧 セリフを確認できたメダル一覧 xx弾 【NO. 168】
https://w.atwiki.jp/opedmiroor/pages/684.html
ファイズとオルフェノクたちの戦いの場に、木場の引き連れたライオトルーパーたちが参戦。 ファイズ「木場ぁ!?」 ライオトルーパーたちはファイズを襲い、さらに真理と、真理たちが保護していた少年・照夫にも襲いかかる。 海堂「えっ!? なんだよ、なんで真理と照夫を狙うんだよ? おい! どういうことだ、ありゃ? やめさせろ、木場!」 木場は答えず、海堂を冷たく突き放す。 海堂「な、なんだよ!?」 無言のまま、木場が海堂を殴りつける。 真理が、ライオトルーパーたちから逃げ続ける。 照夫が転倒する。 真理「照夫くん!?」 そこへ、草加と三原が駆けつける。 音声『Standing By』 草加たち「変身!」「変身!」 音声『Standing By』『Complete』『Complete』 どうにか戦いを切り抜け、地下道で倒れた草加のもとに、真理や草加たち流星塾生の義父・花形が現れる。 巧が木場のもとへ電話をかける。 巧「木場か? わかったよ、お前が本気だって。俺の知ってるお前は、もういない…… いいんだな? そう思って」 木場「君と話すことは何もない。人間であろうとする君とはね」 草加は、スマートブレインの病院へ運び込まれる。 ベッドの上で目を覚ますと、そばに花形がいる。 草加「ここは……? ──父さん!?」 花形「ひさしぶりだな」 一方、真理と三原と里奈。 里奈「本当なの? お父さんに逢ったって」 三原「あぁ。父さんも逢いたがってた。みんなに」 真理「それで、何を話したの? 何か言ってた? お父さん」 三原「みんなと、逢う約束をしてくれた。昔のままの父さんだった。優しい父さんのままだった」 真理の回想。 幼い頃、泣いていた自分を慰めてくれた父── (花形『泣くな、真理。お前の笑顔は、みんなを幸せにできるんだ。だから、泣くな』) 真理 (お父さん、逢いたい…… もう一度逢いたいよ、お父さん……) 草加「教えてくれ。父さんが流星塾を作った、本当の理由は何だったのか」 花形「私はオルフェノクの王を捜すために、お前たちを集め、流星塾を創った。だがあの同窓会の日…… お前たちの命を奪ったのは私の意志ではない。スマートブレインの一部のオルフェノクたちが勝手にやったことだ」 草加「言いわけはするな……! オルフェノクの王を捜すためだと? そんな目的のために、あんたは!?」 花形「その上、お前たちにベルトを贈ることで、過酷な運命を背負わせてしまった…… 私は賭けてみたかった。幼い頃から、つらい境遇を耐えてきたお前たちの、強さと優しさに…… 私は人間がオルフェノクの力に飲み込まれ、人としての心を失っていくのを何度も見てきた。そして悟ったんだよ。オルフェノクは滅ばなければならない存在だと」 草加「なら、滅べばいい。俺の手で、あんたを……!」 草加が変身しようとするが、またも苦痛に襲われる。 草加「う!? うぅっ……」 花形「やめておけ。お前はもう、変身しないほうがいい」 草加「……何!?」 花形「スマートブレインの実験で、お前はオルフェノクの記号を埋め込まれた。お前がカイザのベルトを自在に操れたのは、その記号にお前の体がある程度順応できたからだ。だが、その力も今や消えかかっている。このまま変身を続ければ、お前自身が滅びることになるだろう」 海堂は、木場のもとに詰め寄っている。 海堂「どういうつもりだ、お前? 何で照夫を襲わせたりしたんだよ? しかも、俺様まで殴りやがってよ。えぇ? お前は人間を守るんじゃなかったのかよ? それがお前の理想だったんじゃねぇのかよぉ!?」 木場「そんな俺の理想を、君はバカにしてたんじゃなかったのか!?」 海堂「バカ野郎…… 違うだろ。俺はな…… 心の底で、ずっとお前を尊敬してました。本当はな、本当はお前みてぇに生きてみたかったんだよぉ!」 木場「くだらない……」 海堂「てめぇ! 馬鹿野郎!」 海堂が、木場を殴り飛ばす。 海堂「お前とは絶交だ。これからは俺が、お前の代りになる。返すぜ、これ」 海堂がライオトルーパーのベルトを放り投げ、立ち去る。 海堂は三原のもとに現れる。 三原「君は……?」 海堂「おい。ちょっと俺様に力を貸せ。どうしてもやらなきゃなんないことがあるんだ。頼む」 再び気を失った草加のそばに、花形が付き添う。 花形「雅人……」 三原から電話が入る。 花形「はい?」 三原「父さん。憶えてるよね? 今日、みんなで逢う約束。俺、行けないかもしれないけど、真理も里奈も、楽しみにしてるから」 花形「あぁ…… わかってる (もう一度、逢いたい…… 真理にも、里奈にも……)」 そこに木場が現れる。 木場「花形さん」 2人が病室の外で話す。 花形「君は知りたがっていたな? 私がなぜ、君を社長にしたか。これがその理由だ」 花形が手を差し出す。 その手は、灰色に変色している。 木場「……どういうことですか?」 花形「オルフェノクとは人間の進化形だ。だが、あまりにも急激な進化は、肉体を滅ぼす。いわばオルフェノクとは、死に至る病と同じだ。放っておけば我々は滅びる」 木場「まさか…… そんな!?」 花形「私が君を選んだのは、君が心の底で人間を深く愛しているからだ。オルフェノクと人間は共存できない。君は滅びの道を選ぶ勇気を持っているはずだ。人間のために……」 木場「……」 花形「それにしても皮肉なものだ。私が以前送った3本のベルトは、オルフェノクの王を守るために作られた。そして今、雅人たちは何も知らぬまま、あの少年を守っている」 草加が意識を取り戻し、その会話を立ち聞きしている。 草加 (あの少年……? まさかあいつが、オルフェノクの王だと!?) 病院を出た草加を、木場が呼び止める。 木場「待て」 草加「すべて聞かせてもらった。オルフェノクの王が滅べば、オルフェノクは全員自然消滅というわけだ。ならば俺が王を倒す。お前も満足だろう? それが人間のためなんだからな」 木場「花形さんは何も知らない。俺の人間に対する絶望の深さを。滅ぶべきなのは人間のほうだ。俺は死なない」 三原と海堂は、ライオトルーパーの1人であるSWAT隊員のもとに現れる。 海堂「お宅、木場勇治からベルトもらったろ? 返せ」 音声『Complete』 SWAT隊員がライオトルーパーに変身する。 三原「変身!」 音声『Standing By』『Complete』 三原と海堂も、それぞれデルタとスネークオルフェノクに変身し、ライオトルーパーに立ち向かう。 真理と里奈は、花形との再会の場に来ている。 真理「何年ぶりかなぁ、お父さんに逢うの 里奈「なんか、ドキドキしちゃうね。早く来ないかなぁ、お父さん」 真理たちのもとへ向かう花形の前に、草加がカイザドライバーを手にして、立ち塞がる。 草加「どこに行くつもりだ?」 花形「雅人……」 草加「真理には会わせない。あんたに会う資格はない!」 花形「よせ! 前にも言ったはずだ。お前はもう、変身してはならない。それに、私と戦う必要はない」 花形が手を差し出す。 すでに灰色に変色している。 そして花形の顔もまた灰色に変色し、サラサラと灰がこぼれ落ちる。 花形「これでいい……」 草加「父さん……!?」 花形「お前は生きろ…… 雅人……」 花形の全身が灰と化し、跡形もなく崩れ落ちる。 草加「父さん!? ……父さん! 俺は、生きる…… 生きて…… 戦う!」 照夫と遊んでいる啓太郎のもとへ、草加から電話が入る。 啓太郎「もしもし。──草加さん? どうしたの?」 草加「お前が預かっていたあの子供だ…… 今、どこにいる?」 啓太郎「今、一緒に遊んでるけど?」 デルタとスネークのもとには、他のライオトルーパー全員も参戦す。 デルタは劣勢に陥り、変身を解除されてしまう。 スネーク「こいつら、強いぜ! 乾だ、乾を呼べ!」 真理「遅いなぁ、お父さん……」 里奈「真理、ここにいて。私、ちょっと見て来るから」 真理が里奈の後姿を見送る。 背後に忍び寄った木場が、真理の口を布でふさぐ。 草加のもとに電話が入る。 草加「もしもし」 木場「園田真理を預かっている。助けに来たほうがいいんじゃないのかな?」 草加「何!? 真理…… 真理!」 大ピンチの三原たちのもとへ、巧が到着する。 巧「三原!」 音声『Standing By』 巧たち「変身!」「変身!」 音声『Standing By』『Complete』『Complete』 巧がファイズに変身、三原も再びデルタに変身し、反撃に転じる。 木場が海岸で待ち構えている。 車の中で、気を失った真理が捕われている。 草加が現れる。 草加「木場……! 貴様ぁ!」 木場「やっぱり来たか」 草加「なに……!?」 ラッキークローバーのオルフェノクたち3人が現れる。 (花形『このまま変身を続ければ、お前自身が滅びることになるだろう』) 音声『Standing By』 草加「変身!」 音声『Complete』 草加が決意と共に、カイザに変身して、オルフェノクたちに立ち向かう。 一方でファイズは、アクセルフォームに変身する。 音声『Complete』 カイザがオルフェノク3人を相手に、激闘を繰り広げる。 真理が車内で目を覚ます。 真理「……はっ!? 草加くん!?」 カイザの手から、灰がこぼれ落ちる。 またも苦痛に襲われるカイザに、オルフェノクたちの攻撃が炸裂する。 カイザ「うわぁっ!?」 ファイズがアクセルフォームの超高速攻撃で、ライオトルーパーを一掃する。 カイザが次第に、追いつめられてゆく。 真理が電話で巧に助けを乞う。 真理「巧、お願い! すぐ来て! 草加くんが!」 ドラゴンオルフェノクの冷酷な一撃が決まる。 変身が解除されて、草加が吹っ飛ぶ。 草加「うぅっ…… くッ……」 地面に転がったカイザドライバーをつかもうとするが、その手から灰がこぼれおち、目がかすむ。 さらにオルフェノクたちの攻撃が炸裂する。 草加が大きく吹き飛ばされ、海岸に叩きつけられる。 草加「うぅっ…… 死んで……たまるか……」 草加が海岸をさまよう。 誰かが、カイザドライバーを拾い上げる。 真理が車を飛び出して、草加を捜し回る。 真理「草加くぅん! 草加くぅん!」 草加「真……理……」 真理は、岩陰に倒れた草加に気づかず、その姿が遠ざかっていく。 朦朧とする草加の前に、カイザが現れ、その首をねじ上げる。 鈍い音が響き、草加の体が崩れ落ちる。 巧と三原が、海岸へ急ぐ。 巧「待ってろよ、草加…… 草加!」 真理「草加くぅん! 草加くぅん!」 カイザが変身を解くと、その正体は木場。 息絶えた草加を残し、木場が去っていく。 真理「草加くぅん! 草加くぅん!」 草加の体が灰となり、跡形もなく消え去っていく── 真理「草加くぅん! 草加くぅん!」 ※ この続きは仮面ライダー555の第49話をご覧ください