約 65,196 件
https://w.atwiki.jp/earthruinfes/pages/1006.html
ニコニコ動画/アイドルマスター/謎の対抗意識 2010-07-15 【リンク】 THE IDOLM@STER 公式サイト THE IDOLM@STER Wikipedia The iDOL M@STER ニコニコ動画まとめWiki タグで動画検索 謎の対抗意識‐ニコニコ動画 謎の対抗意識とは (ナゾノタイコウイシキとは) - ニコニコ大百科 さあ、これが「昨日の」流行情報だ。 さあ、これが「先週の」流行情報だ。 さあ、これが「去年の」流行情報だ。 その他 天海春香 如月千早 萩原雪歩 高槻やよい 秋月律子 三浦あずさ 水瀬伊織 菊地真 双海亜美 双海真美 星井美希 四条貴音 我那覇響 音無小鳥 日高愛 水谷絵里 秋月涼 高木順一朗 秋山澪 ◇◆『ニコニコ動画/アイドルマスター』へ ◇◆『ニコニコ動画』へ
https://w.atwiki.jp/1stlove/pages/36.html
藤井 奈津実(声優:川上 とも子) 藤井 奈津実(声優:川上 とも子)プロフィール 攻 略 イベント スチル 友達エンド プロフィール 誕生日:1986/12/18 星座:射手座 血液型:AB型 身長:159cm-160cm-161cm 電話:●▲●-×●●■-×●●■ 趣味:カメラ クラブ:チア部 バイト:ウイニングバーガー 進路:フリーター 好きな男子:姫条 まどか ○ 呼び方一覧 (通常)藤井さん、藤井ちゃん、奈津実さん、奈津実ちゃん、なっちん、ネェやん (友だち以上)なつみん (NG) 奈津実サマ、藤井殿 登場条件 ○藤井部屋(上から2番目のポップな部屋)でスタートする ○流行パラメータが一定以上で流行コマンド実行(姫条未登場の場合は姫条登場後に藤井登場) ○チア部に入部する ○ウイニングバーガーでアルバイトする 攻 略 イベント (1)フリーマーケット(予定がない休日・親友以上) 1回目 ビーズの携帯ストラップ 流行+5 魅力+5 2回目以降 飾れるリストウォッチ 流行+10 (2)体育祭で告白(体育祭・友だち以上) (3)やきもちカップル(休日に一人でショッピングモールで買い物) (4)公園の思い出(休日に一人で買い物) (5)ゲームセンター(冬・休日に一人で商店街に買い物・友だち以上) ○遊園地でWデート(予定のない休日・友だち以上・姫条出現済) ※女キャラと主人公との関係は、 よくある質問 の 「ときめき とか 友好って?」 の項目を参照 スチル (1)ゲームセンター(冬・休日に一人で商店街に買い物・友好のみ) (2)喫茶店(冬服・下校時「喫茶店に寄る」でOKされる) (3)喫茶店(夏服・下校時「喫茶店に寄る」でOKされる) 友達エンド EDは1つ (1)友達ED ※シナリオは、VSなしのままの友達EDと、VS解除した後の友達EDの2種類 ※オプションのエンディングに保存できるのは、一番最後に見たエンディング。 (2)条件 流行パラ 一定数(120?)以上 奈津実と遊ぶ 一定回数(70?)以上 親友以上・VS状態でない・他にクリア条件に達した男キャラがいない ※放課後喫茶店の質問やイベントはこなさなくてもいい ※女キャラと主人公との関係は、 よくある質問 の 「ときめき とか 友好って?」 の項目を参照
https://w.atwiki.jp/to_dk/pages/1249.html
投稿サイトのニュース MySpace YouTube ニコニコ動画 pixiv 流行の音楽 流行の動画 ▽ピアプロ
https://w.atwiki.jp/sasaki_ss/pages/737.html
佐「キョン、今年の流行語大勝のエントリーが決まったらしいね」 キ「ああ、ニュースで見たぞ。やはり今年も芸人のネタから社会風刺まで色々あったな」 佐「最近はなんて言うのかな、新宿二丁目の方々が作った言葉も流行語になったと言うから驚きだよ」 キ「流行ってもんはひょんなとこから生まれるみたいだしな。 そうなると俺も作ってみたいぞ、流行語」 佐「いや、キミが作った訳ではないけれど、君のような言葉があったから十分だよ」 キ「? いやまぁ、急いでたから俺が見たのは少しなんだが、どういう事だ? 入隊もしてないし、格も感じた事はないぞ?」 佐「急いで来てくれるのは嬉しいんだけどね……」 キ「? ……スマン、悪い事をしたようだな」 佐(鈍感力、って言うのがあるんだよ……)
https://w.atwiki.jp/kata-niho/pages/310.html
原語 trend 和訳 名詞 流行り、流行、風潮、動き、動向、傾向、流れ、潮流、波、 風 (かぜ)、趨勢、時好、時勢、趨向、世運 漢字一字 流、動、向、傾、勢、潮、世、波、趨 やまとことば かぜ(風)、よ(世)、ときよ(時世) 備考欄 辞書 説明 廣辭林新訂版 (無記載) 新訂大言海 (無記載) 角川国語辞典新版 (無記載) 大英和辭典 〔名〕[一]進路,方向,方角.[二]傾キ,傾斜.[三]大勢,趨勢,方向,傾向,傾キ.[四]【航】①錨幹ガ錨腕ノ方ニ張ッテヰル度合.②錨鎖ガ龍骨線トナス角.[五]=strike[八].(strike:〔名〕[八]【地質】走向〔ソウカウ〕,走位〔ソウ井〕,脈向.)[六]〘Eng. 方〙流レ. 同義等式 原語単位 trend=流行 カタカナ語単位 トレンド=流行 カタカナ語の類義語 ブーム 附箋:T ト 英語
https://w.atwiki.jp/ryu-men/pages/11.html
2006年度龍麺会流行語大賞 2007年度龍麺会流行語大賞
https://w.atwiki.jp/ryuunabe/pages/2844.html
時計の街 アイドレスWiKiの該当ページ L:時計の街 = { t:名称 = 時計の街(イベント) t:要点 = 屋根の上から,綺麗な町並み,いくつもの時計 t:周辺環境 = 街 t:評価 = なし t:特殊 = { *時計の街のイベントカテゴリ = 藩国、自動イベントとして扱う。 *時計の街の効果 =時計制作業が流行し、経済地域をつくる } t:→次のアイドレス = 精密機械工業地帯(イベント),時計職人(職業),貴金属の流入(イベント),おしゃれの流行(イベント) } 派生前 時計塔→恩寵の短剣 コメント 時計が流行って経済UPなイベントアイドレス。開示する事により時計制作業が流行するのである意味そういった方向へと藩国がシフトチェンジというか、そういう方向性を持つことになる。 まぁ、経済をなんとかしたいと考えた場合はあり……という時もあるかもしれない。イベントは計画的に というヤツだよね。
https://w.atwiki.jp/sengoku-taisen/pages/1878.html
環境 とは その時々で流行しているデッキや戦術などの事。またそれに影響を受けてしまう事。 戦国大戦に限らず、トレーディングカードゲーム全般で使われる用語のひとつ。 例えば、VerUPにより鉄砲隊が大幅に強化されたとすると 「鉄砲に有利な環境」「槍足軽や足軽には辛い環境」となる。 環境はカード単体の性能の上下で決まるものではなく、周囲の影響を受けやすいのも特徴。 例えばSR上杉謙信が持つ毘天の化身はVer1.20A移行時に下方修正を受けたが それ以上に乱戦の武力依存上昇や、流行していた座禅の陣内で突撃できる恩恵が大きく「環境に合っている」カードであった。 逆に、カードや計略自体の性能は以前より大きく強化されたとしても 流行しているデッキや計略に致命的に弱い場合などは「環境に合っていない」とされる。
https://w.atwiki.jp/o-rod/pages/69.html
The Ditching Point ─すたれる瞬間 Seibun Satow May 02, 2008 There is a tide in the affairs of men, Which, taken at the flood, leads on to fortune; Omitted, all the voyage of their life Is bound in shallows and in miseries. William Shakespeare Julius Caesar 1 すたれる予兆 警視庁は、2008年4月25日、秋葉原の歩行者天国で「路上撮影会」と称し下着姿の写真を撮らせたとして、沢本あすかを東京都迷惑防止条例違反の疑いで逮捕する。都迷惑防止条例は「公共の場所で人を著しく羞恥させ、不安を覚えさせるような卑猥な言動」を禁じている。 一晩で釈放されたが、これは、アキバにとって、「ディッチング・ポイント(The Ditching Point)」となりかねない事件である。 秋葉原は、90年代、「オタク」の街として「アキバ」と呼ばれてきたが、5年ほど前から、歩行者天国において、大音量で演奏するバンドや下着を露出して撮影させる女性パフォーマーなどの無軌道な行動が横行している。2008年3月30日のホコ天に至っては、「モデルガンで撃ち合いをしている」と通報があり、警察官が駆けつける騒動がおきている。4月25日の逮捕を受けて、同月27日、警察や行政、商店街などの地元関係者約120人が初めて本格的な合同パトロールに乗り出している。 『ニューヨーカー』誌のズタッフライターのマルコム・グラッドウェル(Malcolm Gladwell)は、「あるアイデアや流行もしくは社会的行動が、敷居を越えて、一気に流れ出し、野火のように広がる劇的な瞬間のこと」を「ティッピング・ポイント(The Tipping Point)」と命名している。逆に、それが急激にすたれる瞬間をわれわれは「ディッチング・ポイント」と呼ぶことにしよう。今のアキバにはその条件が揃いつつある。 ディッチング・ポイントは、ティッピング・ポイントによって爆発的に拡大した現象が、突如として捨て去られる瞬間である。両ポイントに関連性は必ずしもあるわけでもない。また、ティッピング・ポイントの要件がディッチング・ポイントを招くのではない。ティッピング・ポイントと違い、ディッチング・ポイントは招かれざる客であり、できれば避けたいものであろう。グラッドウェルはティッピング・ポイントを無条件に肯定しておらず、その危険性も指摘している。「集団が巨大化するときの危険性」に陥った後、起ってしまうのがディッチング・ポイントである。従って、ティッピング・ポイントと比較して、後ろ向きナディッチング・ポイントの過程とメカニズムを明らかにすることはパロディ以上の意義がある。 2 「ティッピング・ポイント」とは何か マルコム・グラッドウェルは、『急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (The Tipping Point How Little Things Can Make a Big Difference)』(2000)において、爆発的に流行感染が起きる瞬間の「ティッピング・ポイント」には、ある特定の能力を持った人たちが決定的な影響力を与えると分析している。彼はアメリカ独立革命からニューヨーク市の犯罪率の低下、ティーンエージャーの自殺と喫煙、『セサミ・ストリーよ』、エアウォーク(AIRWALK)社の販売戦略、「ハッシュパピー(Hush Pappies)」まで例に、そのメカニズムを解明しようとする。 中でも興味深いのはハッシュパピーのブームの経緯である。「ハッシュパピー」は、90年代前半、もう片田舎の小売店や家族経営の小さな商店くらいでしかお目にかかれないほど時代遅れの靴で、製造元のウォルヴァリン(Wolverine World Wide)社が販売中止の検討に入ったほどだったのに、1995年、突然、クールでヒップなブランドになる。ファッション・デザイナーのアイザック・ミズラヒのようなマンハッタンのクラブやバーに出入りするセレブの間でこの30ドルの靴が愛用されたかと思ったら、ジョン・パレットやアナ・スイが自分のファッション・ショーで使い、同じくデザイナーのジョエル・フィッツジェラルドはロサンゼルスのギャラリーをハッシュパピー専門のブティックに改造し、そこでコメディアンのピーウィー・ハーマンが二足注文していく。1996年、ハッシュパピーは、リンカーン・センターで催されたCFDA(Council of Fashions Designers of America)において、最優秀アクセサリー賞を受賞する。キツネにつままれたような表情のウォルヴァリン社の社長は、壇上で、カルヴァン・クラインとダナ・キャランに挟まれてこの栄誉を受けている。1997年、全米の若者にとって、ハッシュパピーは必須アイテムとなる。 このありふれた靴は、別にウォルヴァリン社が綿密なマーケット戦略と巨額の広告費によって売り出されたわけではない。きっかけはイーストヴィレッジやソーホーの若者たちが地元にある家族経営の小さな店のたなにあったハッシュパピーを手にとったことである。彼らはハッシュパピーが何たるかさえ知らず、ただ誰も履いているのを見たことがないというだけの理由で購入し始めている。それをたまたま二人のファッション・デザイナーが目にとめ、オートクチュール・ファッションのショーのアクセサリーに採用している。しかし、ここでもあくまでオマケの小物にすぎない。ところが、一年も経たないうちに、爆発的なハッシュパピー・ブームが巻き起こっている。ウォルヴァリン社とは関係のないところで、ハッシュパピーは復活し、流行現象と化している。 マルコム・グラッドウェルによれば、こうしたティッピング・ポイントへ至るには、「少数者の法則(The Law of the Few)」・「粘りの要素(The Stickiness Factor)」・「背景の力(The Power of Context)」の三原則がある。「病原菌を運ぶ人々、病原菌そのもの、病原菌が作用する環境」がそろって、伝染病が流行するというわけだ。 まず、「少数者の原理」は、その感染をスタートさせるには特別な能力を持った三種類のグループ「コネクター()Connectors」・「メイヴン(Mavens)」、・「セールスマン(Salesmen)」が影響を与えるという法則である。経済学では、いかなる場合であっても、仕事量のほぼ80%はそれに携わった人の20%によって達成されるという「80対20の法則(80-20 Rule)」が支配的である。しかし、グラッドウェルは、それに対し、「いかに社交的か、いかに活動的か、いかに知識があるか、いかに仲間内で影響力があるかというような事柄で抜きん出ている」少数者が流行爆発の導火線になると主張する。顔が広く、人脈が豊富な「コネクター」、恐るべき情報通の「メイヴン」、個性豊かで、売りこみ上手の「セールスマン」が揃うと、それがおきるのであって、全体の20%などの数値が重要なのではない。「社会的伝染をつくりだすことに成功した人たちは、ただたんに自分が正しいと思ったことをやっているのではない。よく考えたうえで自分の直観を試しているのだ」。 次に、「粘りの要素」は「記憶に粘りつく」ものが感染しやすいというルールである。伝染性が強いメッセージは、概して、時間が絶っても頭の中から消えず、後を引いている。テレビCMで、印象的なフレーズや音楽、映像が使われているのはそのためである。記憶に残りやすい工夫をすれば、そのメッセージは広まりやすくなる。 最後に、「背景の力」は流行感染には環境要因が不可欠だという法則である。人々は、意識している以上に、環境に敏感に反応している。しかし、環境要因は非常に微妙で複雑であるため、事後的に推測することはできても、その予測をすることが難しい。ティッピング・ポイントには運の要素も少なからず介在する。 以上を次のように要約できよう。「アイデアや流行もしくは社会的行動」は、それを受け入れる社会的・時代的環境が整い、少数のコネクター・メイヴン・セールスマンを通じて、記憶に残るメッセージを発しながら、ティッピング・ポイントに達し、爆発的に感染していく。 特定の人が流行拡大に影響を与えるというグラッドウェルのネットワーク理論は社会的ななだれ現象のメカニズムを解明する一つの意見である。BYの犯罪発生率を減少させるには警察官を大量に増員すればいい。そんな大きな効果を得るには数の論理に頼るしかないという思いこみは覆される。しかし、彼の主張は一握りの集団が世界を動かすというエリート主義ではないことに注意しておかねばならない。「本書を通じてわたしたちはこのような例をたくさん見てきたが、そこに共通しているのは、いずれも慎ましいということである」。「慎ましいこと」がティッピング・ポイントにおける鍵である。その意味で、ティッピング・ポイントは「希望の光」になる。 3 「ディッチング・ポイント」とは何か ブームはある程度時間が経つと、市場が飽和状態に達し、飽きられ、流行遅れになる。しかし、「あるアイデアや流行もしくは社会的行動」の終息には、アイデンティティを失い、破滅する過程・メカニズムがある。 言うまでもなく、ディッチング・ポイントはすべての流行現象に当てはまるわけではない。犯罪やそれに類する反社会的ないし反道義的な帰結につながる場合に顕著に見られる。 ディッチング・ポイントに至るにも、「虚栄の市(Vanity Fair)」、「アイデンティティ・クライシス(identity Crisis)」、「スキャンダルの力(Power of Scandals)」という三原則がある。また、コネクターやメイヴン、セールスマンがティッピング・ポイントに必要だとすれば、ディッチング・ポイントにもそういう役割を担った「ミートゥアー(Me-tooers)」や「ギャング(Gang)」、「トラブルメーカー(Troublemakers)」がいる。 「アイデアや流行もしくは社会的行動」が伝染病のように広まっていくにつれて、「慎ましさ」が忘れられ、時代のトレンドとしてそれを形成・支持・享受してきた人たちの間に自惚れた空気、すなわち「虚栄の市」が生まれる。そこ、その流行に便乗しようとする「ミートゥアー」がやってくる。 「ミートゥアー」は尻馬に乗る便乗屋である。自己顕示欲や金銭欲、物欲などを満足するために、その流行を利用している。ジュリアナ東京の「お立ち台ギャル」がその好例である。彼女たちは羽根付きセンスを手に、Tバックをちらつかせながら踊っていたが、すべての曲で同じ動きだったように、そのレベルは著しく低い。関心があるのはあくまでも自分自身に対してであり、「アイデアや流行もしくは社会行動」そのものに関する知識・技能・情熱は乏しく、向上心も持ち合わせていない。ダンサーのパパイヤ鈴木は、2008年にWOWOWで放映された『東京ディスコ伝説』において、自分にとってディスコは「学校」だったと回想している。ディスコはダンスや音楽のコミュニケーションとリテラシーの場だったというわけだが、彼女たちにその意識はない。 しばらくすると、このミートゥアーを目当てに「ギャング」が現れるようになる。彼らは便乗屋に便乗しているのであり、その意味で、ミートゥアーより悪質・下劣である。ジュリアナ東京のケースで言うと、お立ち台ギャルに群がった「ゲッターズ」がそれに相当する。ギャングの関心は、ミートゥアー以上に、自分の欲だけで、その「アイデアや流行もしくは社会行動」が今後どうなろうと知ったことではない。ただし、この二重の便乗屋は、必ずしも、外部からやってくるわけではない。「タイガース・フィーバー」直後の阪神タイガースのフロントのように、内部にいながら、ミートゥアーを利用しようとする場合もある。 ミートゥアーとギャングが我が物顔で振舞ったり、占拠したりし始めると、これまでそれを形成・支持・享受してきた人たちが「こんなものは違う!私が愛してきたものはどこにいったんだ?」としらけ、幻滅し、離れてしまう。「アイデアや流行もしくは社会行動」はミートゥアーやギャングが幅をきかせるにつれ、本来持っていたアイデンティティが喪失していく。アイデンティティはリテラシー習得とコミュニケーション活動によって形成される。リテラシーとコミュニケーションが軽視されると、アイデンティティが怪しくなってくる。人気はさらに膨らみ続けるとしても、アイデンティティ・クライシスに陥り、その中身は空虚になってしまう。それはいつ破裂してもおかしくない風船のようだ。 この危うい状態に「トラブルメーカー」が入りこみ、スキャンダルを引き起こす。それは多くのメディアを通じて巷に知れ渡り、その流行は急速にしぼむ。アイデンティティが喪失しているため、スキャンダルに反論できるだけの筋の通った説得力はもはやない。コレがディッチング・ポイントに達した瞬間である。 ミートゥアーとギャングによる乗っ取り状態が生まれて、初めて、「トラブルメーカー」が出現する。トラブルメーカーは自分が見えておらず、社会性ないし協調性に乏しく、独善的で、他の場面でも、騒動を起こす傾向が顕著である。ヒッピー文化におけるチャールズ・マンソンや「ライブドア・ショック」で株式市場を冷えこませた堀江貴文を思い浮かべればよい。トラブルメーカーは個人であるとは限らず、折るタモントの悲劇のヘルズ・エンジェルスのように、少人数の集団の時もある。また、ギャングの一部として自分の欲望を満たすためでなく、良かれと思って行った言動がスキャンダルにつながってしま場合もある。時に、現代イスラムにとってのウサマ・ビン・ラディンのように、奪われたアイデンティティを取り戻そうと、原理主義的信念に囚われて事に至る。 トラブルメーカーのユニークな例として、「ビリーズブートキャンプ」のブームにおけるビリー・ブランクスが挙げられる。彼は、2007年6月、日本での事情をよく理解しないまま、ブームの真っ只中に来日し、このエクササイズのあるべき姿を真っ当に語り、実演している。しかし、そのときにはすでにこのブームはアイデンティティ・クライシスの状態に陥っており、意図せず、彼自身がトラブルメーカーとして機能し、その流行を下火にしている。当時、もし彼がまだ浸透していない日本各地を訪れ、パフォーマンスを見せていたら、感染はまだしばらく続いていただろう。 ディッチング・ポイントは己を見失った瞬間に訪れる。それは、ティッピング・ポイントと違い、偶然性の入りこむ余地は少ない。成功には運もあるが、失敗には必然性しかない。戦史などを見ると、一つの戦いをめぐって勝利した側には運が味方して勝利が転がりこんでいるように見え、逆に、敗北した側はとんだへまをして自ら負けを呼びこんでいる。勝利は偶然であり、敗北は必然である。失敗ほど教訓を残すのはそのためである。しかし、すべてにおいて可能ではないけれども、ディッチング・ポイントを避けるには二つの方法がある。 一つはミートゥアーが目立ち始めた段階で、ギャングが集まってこないように対処することである。ミートゥアーにギャングが便乗してくると、アイデンティティが失われてしまう以上、その前に芽を摘んでおけばよい。アイデンティティが維持されていれば、ディッチング・ポイントは訪れない。 もう一つはミートゥアーとギャングが揃った段階で、自ら縮小の道を選ぶことである。トラブルメーカーが現れれば、壊滅的なディッチング・ポイントを迎える。だったら、その前に、原点を見直すほうがよい。ミートゥアーとギャングの占領を潜在的なトラブルメーカーの出現と見なすというわけだ。被る損害も決して小さくないが、適正規模に至る過程でアイデンティティを再発見し、社会的に定着できる。 ジュリアナ東京は、ミートゥアーとギャングが店内を占拠し始めた段階で潮時とし、閉店を決断している。この英断がなければ、トラブルメーカーによるセンセーショナルなスキャンダルに巻きこまれていた危険性は高い。流行現象に対してはうさんくささや反感を覚えている人も少なくないので、メディアは待ってましたとばかりに騒ぎ立て、つぶしにかかる。ディスコ文化のディッチング・ポイントを回避するために、自ら収縮させる道を選ぶことはアイデンティティを回復し、生き延びていく賢明な判断である。 「アイデアや流行ないし社会的行動」がティッピング・ポイントに達して爆発的に感染していくうちに、「慎ましいこと」が軽んじられて、自惚れた雰囲気が生まれ、そこにミートゥァーとギャングが便乗してくる。この乗っ取りによってアイデンティティが失われ、中身がないまま膨らみ続けていくと、トラブルメーカーがスキャンダルを起こし、その力によってその流行現象は急速にすたれていく。このようにディッチング・ポイントは到来する。 4 ディッチング・ポイントの後 沢本あすかがトラブルメーカーであるかどうかはさておき、最近の秋葉原がミートゥアーとギャングに占領されているのは、確かであろう。それはディッチング・ポイントにいつ達してもおかしくない状態であることを意味する。他にも、バイオ燃料をめぐる状況もディッチング・ポイント前夜に向かいつつある。しかし、ディッチング・ポイントを迎えたとしても、その後がお先真っ暗というわけでもない。それは、グラッドウェルによるティッピング・ポイントの考察が実証性を意識しているのに対し、われわれのディッチング・ポイントがそうでなく、エイプリル・フールの東京新聞の朝刊特報面さながらで、直観主義的であることを考慮するまでもない。 ディッチング・ポイントに達したものは、その後、大きく分けて定着型・解消型・再建型の三つの道を辿る。 定着型は革命性を捨て、適正規模を認知して身の丈をわきまえる代わりに、一般ないし忠誠心の高い人々の間で定着していくケースである。1990年代にブームとなった中華料理がそれにあたるだろう。もっとも、日常生活に不可欠なものであれば、スキャンダルにかかわらず、背に腹は変えられないので、人々のニーズはある程度存在する。 解消型は、ディッチング・ポイントをきっかけに、壊滅してしまうケースである。ただし、たんに消えるのではなく、他の「アイデアや流行もしくは社会的行動」を生み出す発展的解消をとることが多い。ヒッピー文化はオルタモントの悲劇やシャロン・テート事件によって消滅したけれども、元ヒッピーはエコロジーやICTの発達に寄与している。 再建型は、壊滅的な打撃を受けて低迷していたところに、画期的な新規参入が現われ、復活を遂げるケースである。1980年代後半のアメリカにおけるビデオ・ゲーム市場が好例である。1983年にアメリカのゲーム市場は崩壊したが、1985年、任天堂のファミリーコンピュータの発売を皮切りに、日本製のビデオ・ゲームが次々と売り出され、息を吹き返している。 ディッチング・ポイントは、「アイデアや流行もしくは社会的行動」がアイデンティティを見失った瞬間に準備される。その破産は「慎ましいこと」が思い出され、それを再検討する機会にもつながるのであり、マイナス面だけをもたらすわけではない。その点では、「失望の一点」ディッチング・ポイントにそんなに悲観することもない。流行は同時代的な昔話として語り合うためだけにあるのではないことをディッチング・ポイントは教えてくれる。「流行を避けることは、流行に迎合するのと同じくらい弱いことである」(ジャン・ド・ラ・ブリュイエール『人さまざま』)。 〈了〉 参考文献 マルコム・グラッドウェル、『急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則』、高橋啓訳、ソフトバンク文庫、2007年 Malcolm Gladwell, The Tipping Point How Little Things Can Make a Big Difference, Little Brown Co, 2000 WOWOW、『東京ディスコ伝説』、2008年 http //www.wowow.co.jp/documentary/disco/ asahi.com http //www.asahi.com/ MSN産経ニュース http //sankei.jp.msn.com/ アメーバニュース http //news.ameba.jp/ Hush Puppies http //www.hushpuppies.com/en-US/Default.aspx Wolverine World Wide http //www.wolverineworldwide.com/default.asp
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/7023.html
416: 弥次郎 :2021/04/02(金) 22 25 01 HOST p2938249-ipngn19601hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp 日仏ゲート世界「モードを担うほど華のある仕事はない」 日仏間の交流が始まったことは、当然であるが夢幻衆の間でも大きな旋風となった。 というのも、夢幻衆の人員は様々な未来知識を持ちうる集団ではあるが、その能力を常に100%生かせるとは限らないからだ。 つまり、どう頑張っても戦国時代が終わったばかりの頃であるということは、1600年代に調達できる材料とバックアップで実現できる範囲しかできないということ。 例えばだが、宇宙工学の知識と経験とがある超がつくエリートだった人がいるとしよう。この時代では本来の力の1割も出せればよい方だ。 宇宙なんて夢のまた夢であり、どうやっても未来に任せるしかないというわけである。ヴィンチ村のレオナルドよろしく、その構想をノートに残す程度しかできない。 無論、何もできないというわけではないのであるが、どうしても縛りは存在するということなのである。 だが、欧州といきなり接続したことは夢幻衆の持ちうる知識や技能を生かす場面が急に増えたということでもある。 調理という世界で大いに跳躍したどこぞの誰かを例にとるまでもなく、日本ではなく欧州という文化圏では通用する技能を持つ者がいるということだ。 そう、例えば、洋服という分野の知識と技能を持つ人間だとかである。 どこぞの料理人の例をとるまでもないが、和風の縛りが存在していても、海外との交流が始まればこういった洋風のものを出しても問題がなくなるのだ。 まして、保守的でありながらも流行モノや最先端のものが好きな大殿(織田信長)が主君とあれば、その手の技能者が重宝されるというモノ。 また、夢幻会が総力をあげれば動力こそ手回しや足踏みであるがミシンなどの繊維機械を作り出すことも可能であり、運用もできた。 それだけでも相当なアドバンテージになったことは言うまでもないことだろう。 そして、欧州との、フランスとの交流の中で実際にその腕前を振るうことになった。 「リアル中世ふざくんなー!」 が、ダメ……ッ!現代の流行(モード)と中世の流行は違いすぎた……ッ! よく言えば……先進的……!だが!それは見方を変えれば!異端、我流、マイナーということ……っ! そして、良くも悪くも和風の服装を中心に、大殿の好みに合わせた洋装を時に作っていたゆえに、本場の流行というモノを理解しえなかったのだ。 無論、ファッションを作るデザイナーやパタンナーは洋裁にかかわる歴史を学びはする。だが、ガチ中世・近世の流行を事細かに把握している人間がどれほどいるか? 流行というのは大きな流れが存在することは確か。だが、もっと拡大すれば、その中に存在する小さな流れが存在することに気が付けるだろう。 その微細な流れこそ、大きな流れを形作るものであり、同時に一瞬一瞬のトレンドとなるのだ。最近ようやく欧州とつながった日本にそれを知る方法はない。 一応技術や制作の方法論、あるいは質という点では決して劣っていない。むしろ、時代を経て洗練されたものを使っているので勝っている。 また、大局的に見れば流行を抑えているデザインではあるし、短い期間で学んだにしてはよく吸収したといえる。だが、少し合わない。 つまり、要約すれば「日本の洋服は本場の流行からすればどこかずれている」というわけである。 まあ、悪い評価を受けているというわけではないのであるが、先ほど叫んだ者のようにそれを良しとしない 「叫ぶのもいいが、どこに耳があるかわからんから注意してくれ……」 思わず叫び声と共に倒れた服飾師を、別な服飾師が疲れた声で諫める。 ここは安土の一角、夢幻衆が構えるアトリエ。織田家御用達の衣服を扱う店であり、武家から庶民までも受け入れるという間口の広さがある。 それだけの大店を構えられるのも、これまでとは全く違うスタイルで商売ができるのも、偏にその商品の質がとびぬけているからに他ならない。 まあ、未来技術マシマシで糸の生産から布の生産、さらにはデザイン、型紙、縫製までもをやっているのだから負けたら恥、というべきか。 だから、大きな土地をぜいたくに使い、工房と店を分けて、尚且つ夢幻衆の人員だけのスペースも設けられている。 だが、一流であるとの自負のある彼らだからこそ、流行に追いついていけないというのは己の矜持が許せない。 目下、オルレアンやパリの流行についての調査を進めつつ、流行を覆すようなデザインやモードの制作に取り組んでいる。 417: 弥次郎 :2021/04/02(金) 22 26 39 HOST p2938249-ipngn19601hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp 彼ら以外にも、黙々とデザインや型紙に取り組む人間ばかりだ。 彼らも、経歴や過去こそ違えども、それこそ今の身分や年齢も違えども、それでも同じ道を選び、進んでいる求道者同士。 だから、誰か一人が奇声を上げた程度で目くじらを立てるほどカリカリしてはいないし、加えて集中している。 だから、二人はそんな中でも遠慮なく話し合う。 「けど、笑われるのは我慢ならない。所詮蛮族かっていう侮りが見え見えなんだって」 「まあ、それはしょうがない。この日本はキリスト教圏の外側で、蛮族の暮らす世界なんだから」 フランス側への接待や歓待、あるいはこの日本という国家の情報がフランス側に流れるにつれて、そういった侮りの声は小さくなってはいるのだろう。 だが、早々に彼らのプライドが折れることなど在り得はしない。彼らとて矜持というモノがあり、伝統を積み重ねてきた者たちだからだ。 自分たちがそうであるように、彼らもまた衝撃を受けて、自分たちと競い合うようにして進化しようとしているのだろう。 「蛮族、ねぇ」 「化外の地なんて言われるわ、蛮族呼ばわりされるわ、ほんと大変だな」 「プライドの塊の方がよほど蛮族で化外だろうに。 けれど……まったく不本意だけど、欧州のファッションを生で見れるとは思わなかった」 「まったくだ。わけのわからん現象だが、それにだけは感謝だな」 そう、服飾に限ったことではないが、歴史という俯瞰するものではなく、現実というモノとして今の世界を見れるとは思いもよらなかった。 後の世の歴史研究家などからすれば万金を積んででも同じ経験をしたがるであろう、とてつもない有意義な経験。 「というか、大殿のオーダーの担当分はどうなってんの?」 「今のところ順調……と言いたいけれど、さっきも言ったように流行を追いかけて取り込みたいから、情報が届くのを待っている段階」 「ああ、そういう……こういう時、文明の利器が恋しいね」 そう、オルレアンにゲートができて一瞬で行き来できるとはいえ、そこからフランス各地に赴くには時間がかかるというモノだ。 この時代は良くて馬か馬車、そうでなければ徒歩が基本。そして、そのフランスという国土を横断するにはあまりにも遅い移動方法。 まして、現代のようにファッション誌などがあるわけでもなければインターネットもないこの時代、流行を追うには宮廷に行くしかない。 あるいはその宮廷にいる人間に衣服を提供する職人などを追いかけるというのもあるが、いずれにしてもやすやすとたどり着けない。 そしてそんな流行を生み出す彼ら彼女らも、そうやすやすと手の内を明かしてくれるわけがないのだ。 「難儀だね…」 「難儀なんですよ…」 「大殿も無茶を言う……着こなしが妙にならない、日本人に合致した洋服を急ぎで仕立てろなんて」 「おまけに、フランス人を驚かせろ……デザインはともかくとして、裁断と縫製だけでぎりぎりなのに、1か月足らずとか」 だが、そんな無茶はこなしてきた。 その程度で音を上げるような軟な精神をしているわけがないのだ。 むしろ、やってやろうという気概さえ湧いてくる。たまに、先ほどのように愚痴りたくもなるが、伊達に大殿の無茶を聞いてきたわけではない。 「キャンセルになった衣服のパーツ、余りがまだあったよね?」 「ああ。糸と布についても他の奴から先に使わせてもらおう。先方には申し訳ないが、将軍家御用達である以上、優先度はこっちが上だ」 獰猛に笑い、彼らはすぐに打ち合わせを再開する。 彼らは一流の人間、職人、マイスター、あるいは、テーラー、クーチュリエ、ドレスメーカー。 彼らは彼らの戦場で、日本という国家の誇りをかけて戦うのだ。 418: 弥次郎 :2021/04/02(金) 22 27 18 HOST p2938249-ipngn19601hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp 以上、wiki転載はご自由に。 ふとしたことで平民でありながらもマリー・アントワネットのモード大臣を務めたローズ・ベルタンのことを知ったのでちょっと書いてみました。 彼女にフォーカスしたSSもかければいいなぁと思います。 420: 弥次郎 :2021/04/02(金) 23 04 26 HOST p2938249-ipngn19601hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp 専門用語ばっか盛り込んだので解説を… ヴィンチ村のレオナルド: レオナルド・ダ・ヴィンチという言葉の意味するところ。 ダヴィンチちゃんと呼ぶのは「ヴィンチ村のお嬢ちゃん」みたいな感じである。 ファッション: 説明不要なワード。ファッションの最先端というのは、当時もっとも金の集まる宮廷などが該当する。 現代においては、4,5年前から話し合いによって流行のファッションが定義されるという事実上の談合がビジネスとして成り立っている。 モード: 色々と意味はあるが、ファッションにおいては「流行」や「流行り」「トレンド」といった意味合いを持つ。 デザイン: いうまでもなく衣服の形や色を決めるもの。想像力を働かせることが重要。 型紙: わかりやすく言えば衣服の設計図。 デザインを実際に形にして、布や糸に反映させるために作る。 ここから安い布を用いた仮縫いを経て、実際に衣服を縫う過程に入る。 裁断: 布や糸を切って整えてパーツを成形する工程。 ガンプラで言えばランナーからパーツを切り離すようなもの。 縫製: 型紙を基にして裁断した布などを実際に衣服という形に縫い上げる工程。 職人、マイスター、テーラー、クーチュリエ、ドレスメーカー: 衣服を仕立てる人間の呼称。 ローズ・ベルタン: 断頭台の露と消えたマリー・アントワネットの専属のモード大臣を務めた女傑。 要するに専属のファッションデザイナー。王妃の衣服や髪形について彼女が采配し、王宮の流行をけん引した。 本名をマリー・ジャンヌ・ベルタン。驚くべきことに彼女は貴族でも王族でもない平民出身。 そして、彼女の仕えたマリー・アントワネットの夫であるルイ16世が彼女に挨拶するためだけに席を立つほどに寵愛された。 後修正を 416 × そして、欧州との、フランスとの交流の中で 〇 そして、欧州との、フランスとの交流の中で実際にその腕前を振るうことになった。