約 337,897 件
https://w.atwiki.jp/a032134a/pages/15.html
~偏差値30からのモデルプラン~ (右も左も分からない人のための物です。自分のやり方がある人は自分の方針でいきましょう。) ◇Step1 中学レベル突破 中学入試 国語の読解は「答え探しの技(ワザ)」で勝つ!国語を味方の教科にして受験を制覇しよう! をしっかり読み現代文の基礎を確立する。2週間で2回読む。※省略可 ◇Step2 高校基礎取得 田村のやさしく語る現代文(代々木ライブラリー)、入試現代文へのアクセス(河合出版) を使用し、読み込む。1か月半でできるだけ繰り返し、わからなければ何度も理解できるまで戻る。 時間と余裕があれば入試現代文へのアクセス発展編をやる。 ◇Step3 基礎確認 マーク式基礎問題集(河合)センター・マーク基礎問題集(代ゼミ) を使い、問題演習をする。 間違った問題にしるしづけし、問題文、本文と選択肢を見ながら自分の思考過程を修正する。 ◇Step4 センター対策 きめる!センター国語 (現代文)をこなしつつ、赤本をやる。 赤本が解けない場合、過去問を書き写す。2か月程度繰り返し、読み方設問の考え方を書いて学ぶ。 ◇Step5 演習発展 現代文と格闘するを使用していく。2回繰り返したらこれ以降は問題集へ入る。 下に行くほど難解である。 これを1冊ないし2冊やり、過去問へ突入する。 読解現代文問題集(使い方に注意) 高橋広敏の現代文〈客観問題〉が面白いほどとける本 湯木知史の現代文・記述問題が面白いほどとけるスーパーレクチャー 読解現代文問題集 難関大編 入試精選問題集 現代文 得点奪取現代文 記述・論述対策(河合出版) ~参考書一覧~ ≪難易度ランク≫ 【S】 記述編 現代文のトレーニング(Z会出版) 【A】 〔記述対策〕 得点奪取現代文 記述・論述対策(河合出版) 船口の現代文 読と解のストラテジー(代々木ライブラリー) 現代文ターゲット別問題集 ハイレベル記述編(駿台文庫) 湯木知史の現代文記述問題が面白いほどとけるスーパーレクチャー(中経出版) ライジング現代文(桐原書店) 〔私大対策〕 入試精選問題集 現代文(河合出版) 私大編 現代文のトレーニング(Z会出版) 現代文ターゲット別問題集 ハイレベル私大編(駿台文庫) 5週間入試突破問題集 頻出私大の現代文(開拓社) 【B】 現代文と格闘する(河合出版) 必修編 現代文のトレーニング(Z会出版) 新・田村の現代文講義2(代々木ライブラリー) 現代文読解力の開発講座(駿台文庫) 田村の総合現代文(ライオン社) 酒井の現代文ミラクルアイランド 評論篇(情況出版) 大学入試現代文総演習(桐原書店) 船口の最強の現代文3(学研) 読解現代文問題集 難関大編(旺文社) 発展30日完成 現代文 高校上級用(日栄社) 【C】 入試現代文へのアクセス 発展編(河合出版) 入門編 現代文のトレーニング(Z会出版) 新・田村の現代文講義1(代々木ライブラリー) 現代文ターゲット別問題集 センターレベル完成編(駿台文庫) 船口の最強の現代文2(学研) 読解現代文問題集(旺文社) 発展30日完成 現代文 高校中級用(日栄社) 【D】 入試現代文へのアクセス(河合出版) 田村のやさしく語る現代文(代々木ライブラリー) 船口の最強の現代文1(学研) 発展30日完成 現代文 高校初級用(日栄社) ≪目標ランク≫ 【S】文系最高峰 【A】理系最高峰、東大(文科)、京大(文系)、一橋、旧帝・神戸(文系)、早稲田、上智 【B】東大(理科)、京大(理系)、名大(医・医、理)、一般国公立大(文系)、MARCH、関関同立 【C】センター、中堅私大 【D】入門、一般私大 ≪分野別対策≫ 【センター対策】 解決!センター国語 現代文(Z会出版) 田村のセンター試験現代文(代々木ライブラリー) 酒井のセンター攻略現代文(あすとろ出版) きめる!センター国語 現代文(学研) 【小説対策】 小説編 現代文のトレーニング(Z会出版) 【融合問題対策】 田村の融合問題詳説(ライオン社) 【文語文対策】 近代文語文 問題演習(駿台文庫) 【小説問題への対策が必要な人】 石原千秋『大学受験のための小説講義』(ちくま新書) ・・大学入試小説というものの構造をまともに分析した参考書は本当に少ない。 現在出ている大学受験小説の参考書でまともに信頼できるのはこれくらいしかない。 【漢字について】 『漢字マスター1800+』(河合出版) 漢字の横に簡単な意味が載っているので一石二鳥 『入試に出る漢字と語彙2400』(旺文社) 大学入試に出題された漢字・熟語を出題頻度順に配列 『1日1題30日完成 書き取り・読み方[高校初級・中級用]』(日栄社) 重要な常用漢字をドリル形式で効率良く学習でき、値段も安い 漢字に関しては正直(よほど変なやつをやらん限り)どれをやろうとあまり関係ない気がする。 漢字ってのは、国語の時間だけでなく、 その人がそれまでの人生でどれだけ漢字・語句に注意して覚えてきたか その蓄積がモロに出る部分だから。 そういうふうに普段から注意して覚えてきた人は漢字問題集なんて全然やらなくても 国語の漢字問題は普通に合格ラインに行くし、 それまで注意してこなかった人はどんな漢字問題集をやろうと、よほど必死に勉強しない限り (単に漢字練習だけではなく、本文中の語句を意識して調べて行くことが必要) 苦しいと思う。 漢字は漢字問題として切り離して考えるのではなく、 文章読解の過程で常日頃から意識しつつ頭に入れていくことが必要。 http //daigakujuken.at.infoseek.co.jp/genbun/goku.html 【おもな現代文用語集についての短評】 『ことばはちからダ!』(河合出版) 現代文用語集というよりは、現在出題されている問題文の基礎となっている 思想的背景や概念装置について詳細に解説した本。 (例えば、「弁証法」とか「近代批判」、「西欧合理主義」) 読み物として読めるので、 現代文の問題文を読んでもそこで書いてある内容が抽象的過ぎて さっぱり分からないような人に特にお勧め。 収録語彙数があまり多くないのが玉にキズか。 ※同じ河合出版から出てる参考書『入試現代文へのアクセス』でも 現代文の基本用語が多く説明されている。 『頻出現代文重要語700』(桐原書店) 各社から現代文用語集が出るきっかけを作った、今の現代文用語集の先駆けともいえる本。 解説は簡潔だが、収録語数が多いのが利点。 『ことばはちからダ!』に出てる内容をだいたい押さえてるような人にはこちらがお勧め。 対義語や四字熟語などが充実しているので、漢字問題や穴埋め問題にも有効。 ※類書に『大学入試読解と小論文現代文キーワード500』(桐原書店)がある。 『入試評論文読解のキーワード300』(明治書院) 『現代文試験に出る読解ワード300』(KKロングセラーズ) 『入試の現代語 600』(文英堂) これら3つはいずれも、 語句の解説は『重要語700』より詳しめに解説し、 『ことばはちからダ!』より多めの語句を収録。 『ハイパー現代文 語句ナビ690』(星雲社) 特に重要な40語を見開き4コママンガつきで解説しているのが特色。 ただ、それ以外の通常語句の解説は短め。 ≪参考:代替参考書のない絶版良書≫ ファンダメンタル記述論述現代文(学燈社) 「記述問題が面白いほどとける」の代ゼミ湯木師による記述難問集。 200字記述・要約・意見論述など過去問から抜粋して解説しており、【A】~【S】レベルの問題集では不足する場合に有効。 頻出テーマのまとめと解説もあり小論文対策にも使える。 Z会必修現代文(増進会出版社) 「入門編 現代文のトレーニング」の堀木師の参考書。 入門編と同じく別冊本文解説を用いたスタイルで、記述を中心とした創作問題及び過去問を解説しており、 「必修編 現代文のトレーニング」が易しすぎる、又は解説が肌に合わない、と感じる場合にお薦め。 新・田村の現代文講義3(代々木ライブラリー) 田村の現代文年間記述問題解説(栄光) 「田村の現代文講義」の代ゼミ田村師の参考書。 類書とは違い、設問の解答例を先に示してからその解答例を作成するプロセスを詳説しており、答案作成力を磨くのに最適。 前者は創作問題を利用し、記述の初歩から基本事項を解説した記述の入門書であり、後者は東大・京大を中心とした演習書である。 旧・田村の現代文講義4(代々木ライブラリー) 上記と同じく田村師の著書。 最難関大学の過去問を中心に小説問題の読み方と解き方を解説。 「小説編 現代文のトレーニング」よりも難しい問題を扱っており、京大、阪大(文学部)などの小説難問対策に最適。 参照・現代文総合スレッド http //www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/2996/gendaibun/index.html 入試現代文概論 入試現代文という教科が何でこんなに捉えがたい教科と思われているのかと言えば、 1.入試現代文という教科が受験生にどういう力を問うているのかが分からない 2.現代文の成績向上のためにどういう勉強をすればいいのかが見えづらい というのが大きな要因として挙げられると思う。
https://w.atwiki.jp/mysankousyo/pages/29.html
現代文 極める現代文2センター試験編(極める問題集シリーズ) 極める現代文1基礎・必修編(極める問題集シリーズ) 極める現代文0入門・公式編(極める問題集シリーズ) 何となく解いて微妙な点数で終わってしまう人のための現代文のオキテ55(高校学参) 演習編きめる!センター国語(現代文)(センター試験VBOOKS(4)) マーク式基礎問題集18現代文(河合塾シリーズ)五訂版 センター試験過去問研究国語(2014年版センター赤本シリーズ) センター試験のツボ現代文 センター現代文解法の新技術(大学受験スーパーゼミ徹底攻略) センター現代文で分析力を鍛える ゴロゴ板野の現代文解法565(ゴロゴ)パターン集 増補改訂版 ことばはちからダ!現代文キーワード—入試現代文最重要キーワード20 (河合塾SERIES) きめる!センター国語(現代文)センター試験VBOOKS(4)新課程 いつやるか?今でしょ! New出口現代文講義の実況中継3 New出口現代文講義の実況中継2 New出口現代文講義の実況中継1 MD現代文・小論文(MDシリーズ) 9割とれる最強のセンター試験勉強法
https://w.atwiki.jp/gendaigoyaku/pages/22.html
501p 如説修行抄 1 宗旨の弘教に大難あるを標す つらつら考えてみるに、この末法という三大秘法の南無妙法蓮華経が流布する時に、 生をこの日本国にう受け、この経(三大秘法)を持ち、信行に励んでいく人に対しては、 法華経法師品第十に 「末法においては、釈迦如来在世にくらべて猶(なお)怨嫉が多いであろう」と、 多くの大難が競い起こることを予言されている。 2 行者の値難を釈す その理由は、 釈尊在世の時は、一切衆生を化導し、救済したのは、釈尊というりっぱな仏であった。 しかも弟子たちは大菩薩や小乗教の悟りを得た阿羅漢(あらかん)であった。 また人界、天界の人々、四衆、八部、人非人たちであっても、 釈尊は、調機調様(じょうきじょうよう)といって長い間、機根をととのえ、 最後には法華経を聞かしめたのである。 しかし、それにもかかわらず、猶怨嫉が多かったのである。 ましてや末法の今の時は、宗教の五箇からみて、南無妙法蓮華経という教が打ち立てられ、 衆生はそれを求める機根となり、正法流布の時が来ているとはいっても、 その法を説く師をみれば、外見は凡師である。 そのもとに集まった弟子たちもまた、大集経にあるように、 闘諍堅固(とうじょうけんご)・白法隠没(びゃくほうおんもつ)の時代を反映した 貪瞋癡(とんじんち)の三毒強盛な末法濁悪(じょくあく)の衆生なのである。 その故に、善師たる日蓮から離れて、諸宗の悪師に親しみ近づくのである。 そのうえ、真実の法華経を、仏の説の如く修行していく行者の弟子檀那となる以上は、 三類の強人が出現するのは決定的である。 そのゆえ 「この大法を聞いた日から、覚悟を決めなさい。 末法には在世以上に三類の敵人がはなはだしく現れるのである」 とかねがねいってきていたのに、わが弟子檀那の中に、そう聞いてはいても、 いざ大小の難が来てみると、今はじめて聞いたかのように驚き肝をつぶして、 信心を退転したものがいる。 難が起こるとはかねてからいっておいたことではなかったか。 つねづね経文の文証を立てて、「況滅度後(きょうめつどご)・況滅度後」と、 朝夕に教えてきたことはこうした時のためであった。 日蓮が、安房(千葉県)の清澄寺(きよすみでら)を、 また以前に住んでいた松葉が谷を追われたり、小松原の法難で疵(きず)を受けたり、 また幕府のとがめを受けて、伊豆や佐渡の遠国に二度も流罪にあったりしたのを、 見たり聞いたりしたとしても、それらは前々からわかっていたことであり、 今さらあらためて驚くべきことではないではないか。 3 行者の値難と現世安穏を明かす 問うていわく、仏の説の如く修行する行者は、 薬草喩(やくそうゆ)品にあるように「現世安穏」であるはずである。 どうして三類の強敵が盛んに出てくるのであろうか。 答えていわく、過去の法華経の行者の例を見れば、 釈尊は法華経を説いたために、「九横の大難」にあわれている。 また過去の不軽菩薩は、 法華経を説いたために杖木(じょうもく)で打たれ、瓦や石を投げつけた。 竺の道生は、 正法弘通のために大衆のために大衆にあだまれて呉の国の蘇山(そざん)に流され、 宋代(そうだい)の法道三蔵は、仏法を護るために国王を諌めて、 顔に火印(かなやき)を押された。 また、中インドの師子尊者は檀弥羅王(だんみらおう)に首をはねられ、 天台大師は、南三北七の諸師にあだまれ、わが国の伝教大師は南郡六宗の人々に憎まれた。 これらの仏菩薩、大聖等は法華経の行者としてこのような大難にあわれたのである。 これらの人々を、如説修行の行者といわれなければ、 いったいどこに如説修行の行者をたずねたらよいのであろうか。 しかも今末法というこの時代は、闘諍(とうじょう)の絶え間ない時代であり、 釈尊の教えの力もなくなったうえに、世はすべて悪国・悪王・悪臣・悪民だけになって、 皆、正法に背き、邪法・邪師を崇(とうと)び重んじているために、 国土には悪魔・鬼神が乱入して、三災・七難が盛んに起こっている。 このような悪世末法の時に、日蓮は仏意仏勅を受けて 502p 日本国に生まれてきたのであるから、たいへんな時に生まれたのである。 だが法王釈尊の命令に背くわけにはいかないので、一身を経文に任せて、 あえて権教と実教との戦いを起こし、どんな難にも耐えて、 一切衆生を救うという忍辱(にんにく)の鎧を着て、南無妙法蓮華経の利剣を提(ひっさ)げ、 法華経一部八巻の肝心たる妙法蓮華経の旗をかかげ、 未顕真実(みけんしんじつ)の弓を張り、正直捨権(しょうじきしゃごん)の矢をつがえて、 大白牛車(だいびゃくごしゃ)に打ち乗って、権門(ごんもん)をかっぱと破り、 あちらへ押しかけこちらに押しよせ、 念仏・真言・禅・律等の八宗・十宗の謗法の敵人をせめ立てたところ、 ある者は逃げ、ある者は引き退き、あるいは日蓮に生け取られた者は、わが弟子となった。 このように何度もせめ返したり、せめ落としたりはしたが、権教の敵は多勢である。 法王の一人は無勢であるから、今にいたるまで戦いはやむことがない。 しかし法華経は折伏であって、どこまでも権教の理を破折していくという金言であるから、 最後には、権教権門を信じている者を、一人も残さず折伏して、 法王の家人となし、天下万民、すべての人々が一仏乗に帰して 三大秘法の南無妙法蓮華経が独り繁唱する時になり、 またすべての人々が一同に南無妙法蓮華経と唱えていくならば、 吹く風は穏やかに枝をならすこともなく、降る雨も壤(つちくれ)を砕かないで、 しかも世は羲農(ぎのう)の世のような理想社会となり、 今生には不詳の災難を払い、人々は長生きできる方法を得る。 人も法も共に、不老不死であるという道理が実現するその時を、みんなが見てご覧なさい。 その時こそ「現世安穏(げんせあんのん)」という証文が事実となって現われることに、 いささかの疑いもないのである。 4 如説修行の相を明かす 問うていわく、如説修行の行者というのは、どのように信ずる人をいうのであろうか。 答えていわく、今の世の日本国の人々がみんな如説修行の人といっているのは、 爾前に説かれた権教も、皆、一仏乗と開会(かいえ)してしまえば、 どの法でもすべて法華経であって、もはや勝劣・浅深はない。 したがって念仏を称えるのも、真言を持つことも、禅を修行するのも、 総じては一切の諸経ならびに仏菩薩の名号(みょうごう)を持(たも)って唱えることも、 すべて法華経を持つことになるのだと信ずるのが如説修行の人であるといっている。 予がいわく、それはまったく違っている。 詮ずるところ、仏法を修行するについては、人の言を用うべきではない。 ただ仰いで仏の金言だけを守るべきである。 われらが根本の師と仰ぐ釈迦如来は、 成道のはじめから衆生を救う最高の法である法華経を説こうと考えておられたが、 衆生の機根がまだそこまで熟していなかったので、 まず権(かり)の教えである方便の経を、四十余年間説法して、 それから後に真実である法華経を説かれたのである。 だからこの法華経の序分である無量義経で、権教と実教の境界を指し示し、 法華経以前を方便、以後を真実と立て分けられたのである。 いわゆる無量義経にあるように、大荘厳等の八万の菩薩たちが、 釈尊が法華経を説く準備として権教を説き(為実施権 いじつせごん) 権教を開いて実教を顕わし(開権顕実 かいごんけんじつ) そして権教を廃し、実教を立てたこと(廃権立実 はいごんりゅうじつ) の由来を知って領解(りょうげ)の言葉を述べ、 「法華経以前の歴劫修行(りゃっこうしゅぎょう)の諸経では、 終に無上菩提(むじょうぼだい)を成ずることができなかった」と断言したのである。 しかして後に正宗分である法華経(方便品)に至って 「世尊は法久しくして後、要(かなら)ず当(まさ)に真実を説きたもうべし」 と説いたのをはじめ、 503p 「二無く亦三無し、仏の方便の説をば除く」「正直に方便を捨て」、 譬喩品に「乃至余経の一偈をも受けざれ」と戒(いまし)められたのである。 このように仏が定められた後は、唯有(ゆいう)一仏乗の妙法だけが 一切衆生を仏にする大法であって、 法華経以外の諸経は、少しの功徳もあるはずがないのに、末法の今の学者は、 どの経でも仏の説教なのだからすべて成仏できるのだと思って、 あるいは禅宗・三論・法相・倶舎・成実・律等の諸宗・諸経を勝手に信仰している。 このような人をば、譬喩品で 「若し入信せずして此の経を毀謗(きぼう)せば、即ち一切世間の仏種を断ぜん。 乃至(ないし)、其(そ)の人命終(みょうじゅう)して、阿鼻獄に入らん」 と決定しておられるのである。 このように約束された経文の明鏡を根本として、仏説とすこしもたがうことなく、 一乗の法が成仏の法であると信じて進むのが、如説修行の行者であると、 仏は決定しておられるのである。 5 摂受折伏の大旨を判ず これに対して難じていわく、 そのように方便権教である諸経諸仏を信ずるのを指して法華経というならば、 それはたしかに間違いないであろう。 それならばただ法華経一経だけに限って、経文どおり受持。読、誦、解説、書写等の 五種の妙行に励んで、他を批判せず、この安楽行品のように修行するものは、 如説修行の行者といわれないのだろうか。 答えていわく、 およそ仏道修行をする者は、摂受(しょうじゅ)・折伏の二つの修行法を知るべきである。 一切の経論も、摂折二門を出ることはないのである。 こうしてみると国中の多くの学者は仏法をだいたい学んだというけれども、 時節に合致する肝心な修行の道を知っていない。 譬えていえば、年の四節や春夏秋冬の四季も、その都度働きが変わるのである。 つまりは夏は暑く冬は寒く、春は花が咲き、秋には菓(このみ)がなるのである。 だから、その季節の働きに合わせて春に種子(たね)をまき、秋に菓を取るべきである。 それを逆にして、 秋に種子をまき、春に菓を取ろうとするならば、どうして取ることができようか。 極寒の時には厚い着物は役に立つ、極熱の夏には何の必要があろうか。 また涼風は夏には必要であるが、冬は何の役に立つであろうか。 仏法もまたこのようなものである。 小乗教が流布して功徳のある時もあり、権大乗教が広まって功徳のある時もあり、 実教である法華経が広まって成仏できる時もある。 しかし正法と像法の二千年間は、小乗教や権大乗教が流布する時である。 釈尊滅後二千年を過ぎて、 末法の始めの五百年には鈍円・一実の法華経だけが広宣流布していく時なのである。 この時は淨(あらそ)いが絶えない、すなわち、闘諍堅固の時であり、しかも釈尊の白法が隠れ、 没する時と定められていて、 権教と実教とが雑(まじり)り入り乱れて、はっきりしなくなる時である。 敵があって戦わなければならない時には刀や杖や弓箭(ゆみや)を持って戦うべきである。 敵のない時ならば、こうした武器が何の役に立つだろうか。 今、末法においては、権教のが即実教・正法の敵となっているのである。 一乗の法である法華経が流布されていくべき時には権教が敵となって、 権実の区別がはっきりしないならば、実教の立場からこれを責めるべきである。 これを摂受・折伏二門のなかでは、法華経の折伏というのである。 天台大師が法華玄義巻九の上に 「法華は折伏にして、権門の理を破す」といっているのは、まことに理由のあることである。 そうであるのに摂受である身、口、意、誓願の四安楽行の修行を、 今の時に行ずるならば、それは冬に種子をまいて春に菓を取ろうとするようなものではないか。 鶏が暁に鳴くのは当然のことであるが、宵(よい)に鳴くのは物怪(もっけ)である。 権教と実教との立て分けが乱れているときに、法華経の敵を折伏しないで、 世間を離れて山林の中にとじこもって摂受を修行するのは、 まさしく法華経修行の時を失った物怪ではないか。 504p 6 如説修行の人を明かす そうであるならば、末法である現在、 法華経の折伏の修行を、いったい誰が経文どおりに実践しているだろうか。 誰でもいい、諸経は無得道であり、堕地獄の根源であり、 ただ法華経だけが成仏の教えであると声を大にして主張し貫いて、諸宗の人々を、 またその教法を、折伏してみられるがよい。 三類の強敵が競い起こってくることは間違いない。 われら本師である釈迦如来は、随自意の法華経を説いた在世八年の間折伏をなされ、 天台大師は三十余年、伝教大師は二十余年の間折伏なされた。 今また日蓮は二十余年の間、権教の邪義を破折してきた。 その間に受けた大難は数えることができないくらいである。 これは釈尊の九横の大難におよぶかおよばないかは論じられないが、 像法時代の天台や伝教でさえも法華経のために日蓮ほどの大難にはあっていない。 彼らはただ悪口されたり怨嫉されたりしただけである。 日蓮は二度幕府の御勘気をうけ、遠国に流罪され、また竜の口法難では首の座にすえられ、 小松原では頭に疵(きず)をうけた。 そのほか悪口されたり、弟子等を流罪にされたり、牢に入れられたり、 また日蓮門下の檀那はその所領をとりあげられて領内から追放されたりしている。 こうした大難には竜樹・天台・伝教の難といえどもどうしておよぶはずがあろうか。 したがって如説修行の法華経の行者には 三類の強敵が必ず競い起こると知って覚悟を決めることである。 ゆえに釈尊の滅後から二千余年の間に如説修行の行者は、釈尊・天台・伝教の三人はさておいて、 末法に入ってからは日蓮とその弟子檀那がその行者である。 われらを如説修行の者であるといわれなければ、 釈尊・天台・伝教等の三人も如説修行の行者ではなくなってしまう。 謗法の提婆(だいば)・瞿伽利(くぎゃり)・善星(ぜんしょう)・弘法(こうぼう)・ 慈覚(じかく)・智証(ちしょう)・善導(ぜんどう)・法然・良観房等が法華経の行者といわれ、 釈尊・天台・伝教・日蓮とその弟子檀那等は、 逆に念仏・真言・禅・律等の行者ということになってしまうであろう。 そして法華経が方便権教の教えであるといわれ、 念仏等の多くの経々がかえって成仏の教えである法華経となるという、逆の関係になるのである。 こうしたことはたとえ東が西となり西が東となることがあっても、 大地がその上に繁茂(はんも)する草木と共に飛び上がって天となり、 天の日月・星宿が共に落ち下って大地となる等のことがあったとしても 提婆達多等が法華経の行者となり、 爾前経が法華経となるなどということはあろうはずがないのである。 7 誡勧す 哀れなことかな、今日本国のあらゆる人々が、 日蓮と弟子檀那等が三類の強敵に責められ、大苦にあっっている有様(ありさま)を見て、 悦(よろこ)んで嘲笑(ちょうしょう)していようとも、 昨日は人の上、今日はわが身の上とは世の常の習いである。 いま日蓮ならびに弟子檀那が受けているこの苦しみも、ちょうど霜や露が、 朝の太陽にあって消えてしまうように、わずかの間の辛抱ではないか、 そしてついに仏果に叶って、寂光の本土に住んで自受法楽する時に、 今度は反対に、今まで笑ってきた謗法の者が、阿鼻地獄の底に沈んで大苦にあうのである。 そのとき、われらはその姿をどんなにかかわいそうに思うことだろう。 いかに三類の強敵が重なろうとも、決して退転することなく、 505p 恐れる心をもつようなことがあってはならない。 迫害を受けて、たとえ頸(くび)を鋸(のこぎり)で引き切られようとも、 胴をひしや鉾(ほこ)でつきさされ、足にはほだしを打って、 そのうえ錐(きり)でもまれたとしても、命の続いているかぎりは、 南無妙法蓮華経・南無妙法蓮華経と題目を唱えに唱えとおして死んでいくならば、 釈迦・多宝・それに十方の諸仏が、霊山会上(りょうぜんえじょう)で約束があったとおりに、 ただちに飛んで来て、手を取って肩にかきえ、霊山にたちまち連れていって下さるのであり、 薬王(やくおう)菩薩と勇勢(ゆぜ)菩薩の二聖、持国天王と毘沙門天王の二天、 それから十羅刹女等が、妙法受持の者をかばい護り、 諸天善神は天蓋(てんがい)を指し旗をかかげてわれわれを守護して、 たしかに常寂光土の仏国土に、送りとどけて下さるのである。 なんとうれしいことではないか。 文永十年 癸酉(みずのととり)五月日 日蓮 在 御 判 人々御中へ この如説修行抄を常に身辺から離さずにみられるがよい。
https://w.atwiki.jp/gendaigoyaku/pages/15.html
78p 災難対治抄 正元二年 三十九歳御作 1 災難対治の方途を勘える 国土に大地震・時節はずれの大風・大飢饉・伝染病の大流行・大規模の戦乱等の 種々の災難の起こる根源の因を知って、いかにすれば対治出来るかという事について考え記した文。 2 五経から七文を挙げる 金光明経(こんこうみょうきょう)には次の様に説かれている。 「(ある時、四天王が仏に申し上げていうには)もし人王がいて、 その国土にこの経があっても未だかつて流布せず、 この経を捨て去る心を起こして聞くことを願わずに、又供養し尊重し讃嘆(さんたん)する事をせず、 比丘・比丘尼・優婆塞(うばそく)・優婆夷(うばい)の四部の衆として この経を持(たも)つ人を見ても又尊重したり供養したりする事をしない。 その為、我ら及びその眷属や無量の諸天に対して、この甚深の妙法を聞く事が出来ない様にして、 甘露の味を得させず、正法の流れに浴させず、威光及び勢力をなくさせてしまう。 地獄・餓鬼・畜生・修羅の四悪趣の衆生が次第に増え、 人界・天界の衆生は次第に減り、生死の迷いの河に堕ちて、涅槃の悟りの道に背くであろう。 世尊よ、我ら四天王並びに諸々(もろもろ)の眷属及び薬叉(やくしゃ)等は、 その様な事を見て、その国土を捨てて擁護する心を無くしてしまうであろう。 ただ我らがこの王を捨て去るだけではなく、 又、国土を守護する無量の諸天善神も皆悉(ことごと)く捨て去るであろう。 既に捨て去ってしまった時には、その国に必ず種々の災禍(さいか)あって、 国王の地位を失うであろう。 一切の人々は皆善心が無く、 ただ縛り殺害し争うのみで、互いに権力者に讒言(ざんげん)し諂(へつら)い、 法をまげて無実の者にまで罪をきせるであろう。 伝染病が流行し、彗星がしばしば出て、二つの太陽が並んで現れ、 日蝕や月蝕等太陽や月の光が薄くなる事が通常通りで無く、 黒色と白色の二つの虹が出て不吉の相を表し、星が流れ、地が揺れ動き、井戸の中から音響を発する。 又、暴雨や暴風が時節によらずに起こり、常に飢饉(ききん)にあって苗や実も育たず、 他国の多くの怨賊(おんぞく)が国内を侵略し、人民は諸々(もろもろ)の苦悩を受け、 国土に安楽な場所は無くなってしまうであろう」と。 大集経には、次の様に説かれている。 「もし国王がいて、我が正法が滅びようとしているのを見て擁護しないならば、 量り知れないほどの世において布施・持戒・智慧を修してきたとしても、 その功徳善根は悉く皆失われて、その国の中に三種の災いが起こってくるであろう。 (中略)命終えて後大地獄に生ずるであろう」と。 仁王経には 「大王(波斯匿王)よ、国土が乱れる時は、まず鬼神が乱れ、 鬼神が乱れる為に万民が乱れるのである」と説かれ、 又「大王よ、私が今五眼(ごげん)をもって明らかに三世を見てみると、 一切の国王は皆過去の世に五百の仏に仕えた事によって帝王主となる事が出来たのである。 これによって、 79p 一切の聖人や阿羅漢(あらかん)は 王の為にその国土の中に生まれて来て大利益をなすであろう。 もし王の福徳が尽きる時は、一切の聖人は皆捨て去るであろう。 もし一切の聖人が去る時は、七つの難が必ず起こるであろう」と説かれている。 仁王経(仁王般若波羅密経巻下の受持品第七)には、又次の様に説かれている。 「大王よ、私が今教化する世界には、百億の須弥山(しゅみせん)と百億の日月があり、 一つ一つの須弥山の四方に四天下があり、その一つの南閻浮提に 十六の大国と五百の中国と一万の小国がある。 その国土の中に七つの恐るべき難がある。一切の国王はこの難の為に、 どの様な事を難とするのかというと、 太陽や月が平常の運行から外れ、時節が逆になり、 あるいは赤い太陽が出たり黒い太陽が出たり、二つ・三つ・四つ・五つの太陽が出たり、 あるいは日蝕で太陽の光が無くなったり、 あるいは太陽の輪が一重・二重・三重・四重・五重に現ずる。 これを一の難とするのである。 二十八の星座が平常の運行から外れ、 金星・彗星・輪星(りんせい)・鬼星・火星・水星・風星・刁星(ちょうせい)・ 南斗(なんじゅ)・北斗(ほくと)・五鎮(ごちん)の大星・一切の国主星(こくしゅせい)・ 三公星(さんこうせい)・百宦星(ひゃっかんせい)等の諸々(もろもろ)の星が それぞれ異常な現れ方をする。 これを二の難とする。 大火が国を焼いて万民を焼き尽くし、 あるいは鬼火・竜火・天火・山神火・人火・樹木火・賊火という様な怪しげな異変が起こる。 これを三の難とする。 大水が民衆を漂わせ沈める。時節は逆転して、冬に雨が降り、夏に雪が降り、 冬期に稲妻が光って雷が鳴り、夏の六月に氷や霜や霰(あられ)が降る。 赤水や黒水や青水が降り、土の山や石の山が降り、砂や礫(こいし)や石が降り、 河は逆流して山を浮かべ石を押し流す。この様な異変が起きる時、 これを四の難とする。 大風が万民を吹き殺し、国土の山河や樹木は一挙に滅び没する。 時節はずれの大風や黒風・赤風・青風・天風・地風・火風・水風が吹く。 この様に異変が起きる時、 これを五の難とする。 天地・国土が日照りで炎に包まれた様に熱せられて多くの草は枯れ、 五穀は実らず、土地は焼けただれて万民は滅び尽きるであろう。 この様に異変が起きる時、 これを六の難とする。 四方の他国の賊が襲って来て国を侵略し、内外の賊が蜂起する。 火賊・水賊・風賊・鬼賊が横行して民衆は荒れて乱れ、 戦乱に脅かされるであろう。 この様に異変が起きる時、 これを七の難とするのである」と。 法華経陀羅尼品第二十六には 「百由旬の内において、もろもろの衰え患う事が無い様にさせる」と説かれている。 涅槃経には 「この大涅槃微妙の経典が流布される所、その地は即ち金剛であり、 この中の人々は又金剛の様である事を知るべきである」 と説かれている。 仁王経には 「この経は常に千の光明を放って、千里の内において七難が起こらない様にさせる」 と説かれ、又、 「諸々の悪比丘が多く世間の名誉や利益を求めて、 80p 国王や太子や王子の前で自ら仏法を破壊し国を破壊する因縁となる教えを説く。 その王は弁(わきま)えずにこの言葉を信じ聴き、道に外れて法制を作り、仏の戒法に依らない。 これを仏法の破壊・国の破壊の因縁とするのである」 と説かれている。 今、これらの経文を考えてみると、法華経には 「百由旬の内において、諸々の衰え患う事の無いようにさせる」と説かれ、 仁王経には 「千里の内において七難が起こらないようにさせる」と説かれ、 涅槃経には 「その地はすなわち金剛であり、この中の人々は又金剛のようである事を知るべきである」 と説かれているのである。 3 仏言が虚妄との疑問を出す 疑っていう。 今、この国土に種々の災難が起こっているのを見聞きしてみると、 いわゆる建長八年八月から正元二年二月に至るまで、 大地震・時節外れの大風・大飢饉・伝染病の大流行等の種々の災難が連続して今も絶える事が無い。 ほとんど国中の人が死に絶えるかの様である。 これによって種々の祈りを行う人は多いけれども、その効験は無いのであろうか。 釈尊が「正直に方便を捨て」と説かれ、多宝如来が真実であると証明され、 諸仏が舌を出して嘘でないことを示された法華経の 「百由旬の内において、もろもろの衰え患う事の無いようにさせる」の文、 沙羅双樹林での最後の遺言である涅槃経の 「その地はすなわち金剛であり、この中の人々は又金剛の様である事を知るべきである」の文、 仁王経の 「千里の内において七難が起こらないようにさせる」の文はみな偽りとなった様に見えるが、 どうか。 答えていう。今、愚かな自分の頭でこれを考えてみると、 先に挙げた諸大乗経は国土にありながらそれでもなお祈りが叶わずに災難が起こるという事は、 少しその理由があるのであろうか。 いわゆる金光明経には 「その国土にこの経があっても未だかつて流布せず、 この経を捨て去る心を起こして聞く事を願わず 我ら四天王 皆ことごとく捨て去り その国に必ず種々の災禍があるであろう」と説かれ、 大集経には 「もし国王がいて、我が正法が滅びようとしているのを見て捨てて擁護しなかったならば、 その国の中に三種の災難が起こってくるであろう」と説かれ、 仁王経には 「仏の戒法に依ろうとしない。これを仏法破壊・国破壊の因縁とするのである」 「もし一切の聖人が去ってしまう時は七つの難が必ず起こるであろう」 と説かれている。 これらの文によってこれを考えてみると、法華経等の諸大乗経が国中にあるといっても、 一切の四衆は捨て去る心を生じて聴聞し供養すう志を起こさない為に、 国中の守護の善神や一切の聖人はこの国を捨て去り、 守護の善神や聖人等がいない為に起こってきている災難なのである。 4 悪比丘が破国の因と明かす 問うていう。 国中の人々が諸大乗経に対して捨て去る心を生じて供養する志を生じないという事は、 どの様な事から起きるのか。 答えていう。 仁王経には 「諸(もろもろ)の悪比丘が多分に世間の名誉や利益を求めて、 国王や太子や王子の前で自ら仏法を破壊し国を破壊する因縁となる教えを説くであろう。 その王は弁えずにこの言葉を信じ聴き、道に外れて法制を作り、 仏の戒法に依ろうとしない」と説き、 法華経勧持品第十三には 「悪世の中の比丘は 81p 邪智で心が諂い曲がっていて、未だ悟りを得ていないのに得たと思い、 おごりの心に満ちている この人は邪悪の心を懐き国王・大臣・婆羅門・居士及びその他の諸の比丘に向って、 法華経を弘める私を誹謗して私の悪行を言い立てて 「これは邪見の人であり、外道の説を説いている」と言うであろう 悪鬼がその身に入って」等と説かれている。 これらの文によってこれを思案してみると、 もろもろの悪比丘が国中に充満して国を破り仏法を破る因縁となる教えを説く時、 国王並びに国中の四衆が弁えずに信じ聴く為に、 諸大乗経に対して捨て去る心を生ずるのである。 5 悪比丘は仏弟子の中から出来(しゅったい) 問うていう。 もろもろの悪比丘等が国中に充満して国を破り仏の戒法を破る因縁となる教えを 説くという事であるが、それは、仏弟子の中に出てくるのであろうか、 外道の中に出てくるのであろうか。 答えていう。 仁王経には 「仏・法・僧の三宝を護る者が、転じて更に三宝を滅ぼし破るのであり、 これは師子の身中の虫が自ら師子を食うようなものである。 (三宝を滅ぼすのは)外道ではない」 と説かれている。 この文の通りであれば、仏弟子の中に国を破り仏法を破る者が出てくるであろう。 6 仏法をもって仏法を破る 問うていう。 もろもろの悪比丘は、正法を破るのに、似た様な法をもって破るのか、 又は悪法をもって破ろうとするのか。 答えていう。 小乗教で権大乗教を破し、権大乗教で実大乗教を破するのであり、 しかも、師弟共にこれが謗法であり国を破る因縁となる事を知らない為に、 仏の戒法を破り国を破る因縁を成して地獄・餓鬼・畜生の三悪道に堕ちるのである。 7 仏弟子が謗法を犯す証拠を示す 問うていう。 その証拠はどうか。 答えていう。 法華経勧持品第十三には 「(濁世の悪比丘は、自分の持つ法が) 仏が方便として衆生の機根に随って説かれた法である事を知らずに、 (法華経を弘める者に対して)悪口して顔をしかめて非難し、たびたび所を追うであろう」 と説かれ、 涅槃経には 「私が死んだ後、必ず数多くの量り知れない程の衆生が、 この大涅槃経を誹謗して信じないであろう 声聞・縁覚・菩薩の三乗の人も又同じ様に最高の教えである大涅槃経を憎むであろう」 と説かれている。 勝意比丘(しょういびく)が喜根(きこん)菩薩を謗(そし)って三悪道に堕ち、 尼思仏(にしぶつ)等が不軽菩薩を打って阿鼻地獄の炎に焼かれて大苦悩を受けたのも、 皆大乗と小乗、権教と実教とを弁えない事から起こったのである。 82p 十悪業や五逆罪は愚者も皆罪である事を知っている為に、 容易に国を破り仏法を破る因縁を成す事は無い。 故に仁王経には 「その王は弁えずにこの言葉を信じ聴き」と説かれ、 涅槃経には 「もし四重禁戒を犯し、五逆罪を作り、自らはっきりとこの様な重罪を犯した事を知っていて、 しかも心に初めから怖れや懺悔が無く、あえて起こし表そうともしない」 と説かれている。 この様な文によれば、謗法の者は自他共に子細を知らないが為に、 重罪を犯して国を破り仏法を破るのである。 8 選択集(せんちゃくしゅう)の一凶たる所以を明かす 問うていう。 もしそうであるならば、 この国に権教をもって人の心を捉え、実教を滅ぼす者がいるのか。 答えていう。 その通りである。 問うていう。 その証拠は、どうか。 答えていう。 法然上人が著した選択集が証拠である。 今、その文を抜き出して先の経文に照らし合わせ、その失をあらわにしよう。 もしこれに対治を加えるならば、国土を安穏にする事が出来るであろう。 選択集には次の様にある。 「道綽禅師(どうしゃくぜんし)が 聖道門(しょうどうもん)・浄土門(じょうどもん)の二門を立てて、 聖道門を捨てて正しく浄土門に帰することを説いた文 初めに聖道門とは、 これに二つがあって、一つには大乗教で二つには小乗教である。 大乗教の中に顕教・密教、権教・実教等の違いがあるけれども、 今この安楽集の意はただ顕大乗教及び、 権大乗教にある故に歴劫迂回(りゃっこううえ)の修行の教えにあたる。 これに順じて考えてみると、密大乗教及び実大乗教を含めるべきである。 従って、即ち今の真言・禅・天台・華厳・三論・法相・地論・摂論等の八宗の説くところは、 正しく聖道門になるのである。 曇鸞(どんらん)法師の往生論(おうじょうろん)の注には、 『謹んで竜樹菩薩の十住毘婆沙論(じゅうじゅうびばしゃろん)を読み考えてみると、 菩薩が不退転の位を求めるのに二種の道があり、一には難行道で、二には易行道である』 とある。 この中の難行道とは即ち聖道門であり、易行道とは即ち浄土門である。 浄土宗を修学する者はまず当然この事を知らなければならない。 たとえ、まず聖道門を修学している人であっても、 もし浄土門に対して修学の志がある者は、聖道門を捨てて浄土門に帰すべきである」 と。 又、次の様にある。 「善導和尚(ぜんどうおしょう)が正(しょう)・雑(ぞう)の二行を立て、 雑行(ぞうぎょう)を捨てて正行(しょうぎょう)に帰すべきであると述べた文 第一に読誦(どくじゅ)雑行とは、 先の観無量寿経等の往生浄土を説いた経を除いて、それ以外の大乗教や小乗教、 顕教や密教の諸経を受持し読誦するのを悉(ことごと)く読誦雑行と名づけるのである。 第三に礼拝(らいはい)雑行とは、先の阿弥陀仏を礼拝するのを除いて、 それ以外の一切のもろもろの仏菩薩等及びもろもろの世天等に対して礼拝し 敬うのを悉く礼拝雑行と名づけるのである。 私の考えは次の様である。 この往生礼讃の文を見るのに、 当然の事として雑行を捨てて専(もっぱ)ら正行を修するべきである。 どうして百人が百人とも極楽へ往生出来る専修正行を捨てて、 千人のうち一人も成仏出来ない雑修雑行に堅く執着(しゅうじゃく)する事があろうか。 仏道を修行する者は、よくよくこの事を考えるべきである」 と。 83p 又、次の様にある。 「貞元入蔵録(じょうげんにゅうぞうろく)の中には 大般若経六百巻から始まって法常住経(ほうじょうじゅうきょう)に終わるまで 顕教・密教の大乗経は全部で六百三十七部二千八百八十三巻ある。 これらはみな当然、読誦大乗の一句に摂(おさ)めるべきである。 まさに知るべきである。 随他意の法門の時には暫く定善・散善の諸行の門を開くけれども、 随自意の法門を説いた後には反対に定善・散善の諸行の門を閉じるのである。 一度、開いて後永く閉じないのは、ただ念仏の一門のみである」 と。 又、最後の結びの文には次の様にある。 「それ速やかに生死の苦しみを離れようと欲するならば、 二種の勝れた法のうち、しばらく聖道門を閣(さしお)いて浄土門に入りなさい。 浄土門に入ろうと欲するならば、 正・雑の二行のうち、しばらくもろもろの雑行を抛(なげう)って選んで正行に帰すべきである」 と、以上は選択集の文である。 今これを考えてみると、 日本国中の上下万民は深く法然上人を信じて、この書を身近に置いて重んじている。 故に無智の僧俗はこの書の中の「捨・閉・閣・抛」等の字を見て、 浄土の三部経と阿弥陀仏以外の諸経や諸仏・諸菩薩・諸天善神等に対して、 捨てる・閉じる・閣(さしお)く・抛(なげう)つ等の思いを抱き、 それらの仏や経等に対して供養や受持等の志を起こさず、 逆に捨て去る心を生ずるのである。 その為に昔のもろもろの大師等が建立した鎮護国家の道場が荒廃していても護惜建立の思いは無い。 護惜建立の思いが無いが故に又経を読んで供養する声は絶え、 守護の善神も法味を食さないが故に国を捨て去り、人々の拠りどころとなる聖人も 帰ってくる事が無い。 まったく金光明経や仁王経等の 「一切の聖人が去る時は、七つの難が必ず起こるであろう」 「我ら四天王皆ことごとく捨て去るであろう。既に捨て去ってしまった時には、 その国に必ず種々の災禍があるであろう」 という文に当っている。 まさに法然こそ 「もろもろの悪比丘が多分に世間の名誉や利益を求め」 「悪世の中の比丘は邪智で心が諂(へつら)い曲がって」 と説かれている人ではないか。 9 選択以前は五常破り災難起こす 疑っていう。 国に選択集を流布させた事によって災難が起こるというならば、 この書がなかった以前の時代には国中に災難がなかったのか。 答えていう。 その当時もまた災難はあった。 即ち、仁・義・礼・智・信の五常を破り、仏法を滅ぼした者がいたからである。 いわゆる中国・北周の宇文邕(うぶんよう)や衛元嵩(えいげんすう)等がこれである。 10 今の世の災難は選択の失と示す 難詰していう。 五常を破った故に起こるというならば、 今の世の災難がどうして必ずしも選択集が流布した為の失によるといえようか。 答えていう。 仁王経には 「大王よ、未来の世の中に諸の小国の王・四部の弟子 諸の悪比丘が 道に外れて法制を作って仏の戒法に依らず またまた仏像の形や仏塔の形を造る事を許さない 七つの難が必ず起こるであろう」 と説かれ、 金光明経には 「供養し尊重し讃嘆する事をしない その国に必ず種々の災禍があるであろう」 と説かれ、 84p 涅槃経には 「最高の大涅槃経を憎む」 等と説かれている。 (これらの経文が)どうして阿弥陀仏と浄土の三部経以外の諸仏や 諸経等を供養し礼拝し讃嘆するのを悉(ことごと)く雑行(ぞうぎょう)と名づけるという 選択集の主張に当らない事があろうか。 11 仏法以前の災難の因を追究 難詰していう。 仏法が広まる以前に災難があったのは、どうして謗法の者の故である事があろうか。 答えていう。 仏法が広まる以前に五常をもって国を治めたのは、 根本的には仏道における誓いをもって国を治めたのである。 礼儀を破るのは、仏が説き示された五戒を破る事になるのである。 12 五常は仏誓に基づく 問うていう。その証拠は、どうか。 答えていう。 金光明経には 「一切世間のあらゆる善法を説いた論は、みなこの経に依っているのである」 と説かれ、 法華経法師功徳品第十九には 「もし俗世間の経書の教えや世を治めるうえでの言論や生活の助けとなる行為などを説いても、 みな正法に順(したが)っている」 と説かれ、 普賢経には 「正法をもって国を治め、人民を邪(よこしま)に虐げない。 これを第三の懺悔を修すると名づける」 と説かれ、 涅槃経には 「一切世間の外道の経書の教えはみな仏説であり、外道の説ではない」 と説かれ、 摩訶止観(まかしかん)には 「もし深く世法を知るときには、それはそのまま仏法である」 とあり、 止観輔行伝弘決(しかんぶぎょうでんぐけつ)には 「礼儀と音楽が先駆けて広まり、真の道が後に開ける」 とあり、 普通授菩薩戒広釈には 「仏は老子・孔子・顔回の三人を派遣して、しばらく中国を教化した。 五常をもって五戒の一面を明かしたのである。 昔、大宰が孔子に『三皇五帝は聖人であろうか』と問うと、 孔子は『聖人ではない』と答えた。 また『あなたは聖人か』と問うと、また『そうではない』と答えた。 また『もしそうであるならば、誰が聖人か』と問うと、 『私が聞くところでは、西方に聖人がいて、釈迦と称する、ということである』 と答えた」 とある。 これらの文をもってこれを考えてみると、 仏法が広まる以前の三皇五帝は五常をもって国を治め、 夏の国の桀王(けつおう)や殷(いん)の国の紂王(ちゅうおう)や 周の国の幽王などが礼儀を破って国を滅ぼしたのは、 根本的には仏道における誓いの持破(持つか破るか)と同じになるのである。 13 法華等の行者の値難の理由 疑っていう。 もしそうであるならば、法華や真言等の諸大乗経を信ずる者が、 どうしてこの災いによる難にあうのか。 答えていう。 金光明経には 「法をまげて無実の者にまで罪をきせるであろう」 と説かれ、 法華経譬喩品第三には 「不当に災難となってふりかかるであろう」等と説かれている。 これらの文をもってこれを推察すると、法華や真言等を行ずる者も未だ修行の位が深くなく、 信心が薄く、口に唱えていてもその意味を知らずに、 ひとえに名誉や利益の為にこれを唱えていて、過去世の謗法の失が未だ尽きず、 外面は法華等を行じて内面は選択集の考えを抱いて、 この災難の根源等を知らない者は、この難を免れ難いという事であろうか。 14 謗法者の難に値わない理由 疑っていう。 もしそうであるならば、どうして選択集を信ずる謗法の者の中に この難に遭わない者がいるのか。 答えていう。 宿業が果報をもたらす力は一定ではない。 順現業は、法華経普賢菩薩観発品第二十八に 「この人は現世に白癩(びゃくらい)の病を得るであろう。(中略) 諸(もろもろ)の悪く重い病気にかかるであろう」 と説かれ、 仁王経には 「人が仏教を破壊するならば、また孝行な子はいなくなり、親族は仲が悪く、天神も助けない。 病気や悪鬼によって日々、悩まされ、異常な災難が耐える事無く、禍が連なるであろう」 と説かれ、 85p 涅槃経には 「もしこの経典を信じない者がいるならば 臨終の時、世の中は荒れて乱れ、 戦乱が競って起こり、帝王の暴虐や怨敵との仲違いによって侵されるであろう」 と説かれている。 順次生業は、法華経譬喩品第三に 「もし人が信じずにこの経を謗るならば その人は命終えて後阿鼻地獄に入るであろう」 と説かれ、 仁王経には 「人が仏教を破壊するならば 死んで後地獄界・餓鬼界・畜生界に入るであろう」 と説かれている。 順後業等は省略する。 15 災難対治の方法を示す 問うていう。 どのようにして速やかにこの災難を止めるべきであろうか。 答えていう。 速やかに謗法の者を対治すべきである。 もしそうでなければ、数えきれない程の祈請を行っても、災難を止める事は出来ない。 16 布施を止めて災難を対治 問うていう。 どのように対治すべきであろうか。 答えていう。 対治の方法はまた経文にある。 涅槃経に 「仏は『ただ一人を除いて、その他の一切の衆生に施しなさい 正法を誹謗してこの重い罪業を造るといった 一闡提の輩を除いて、その他の者に施すならば、すべて讃嘆すべきである』 と言われた」 と説かれている。 この文によれば(謗法に対しては)布施を止めて対治すべきであると思われる。 この他にもまた対治の方法は多く、すべてを出す余裕はない。 17 謗法苦治に罪があるかを問う 問うていう。 謗法の者に対して供養を止め、厳しい対治を加えるのは罪になるか、どうか。 答えていう。 涅槃経に 「今、最高の正法を諸王・大臣・宰相・比丘・比丘尼に付属する 正法を謗る者に対しては、王者・大臣・四部の衆は必ず厳しく対治をすべきである (この人々が)罪になる事はない」 と説かれている。 18 仏法中怨を免れるため謗法破折 問うていう。 汝自身が僧の身でありながら比丘の罪をあばくのは、罪となる行為ではないのか。 答えていう。 涅槃経に 「もし善比丘がいて、正法を破る者を見てそのままにして置いて、叱り責め、追い払い、 罪を挙げて処断する事をしなければ、この人は仏法の中の怨敵であると知るべきである。 もしよく追い払い、叱り責め、罪を挙げて処断するならば、この人は我が弟子であり、 真に仏の声を聞く者である」 と説かれている。 私はこの文を見て「仏法の中の怨なり」の責めを免れる為に、周囲の目や耳を気にかけずに、 法然上人並びにその門下の人々は阿鼻地獄に堕ちるであろうと言っているのである。 この道理を聞いて理解する僧俗の中に少しは改心する者もいる。 もし一度この考え記した文を御覧になった人で、先に挙げた経文の通りに行わないならば、 大集経の文の 「もし国王がいて、我が正法が滅びようとしているのを見て捨てて擁護しないならば、 量り知れないほどの世において布施・持戒・智慧を修してきたとしても、 その功徳善根は悉(ことごと)くみな失われて、 その国の中に三種の災難が起こってくるであろう。(中略) 命終えて後大地獄に生ずるであろう」 との予言を免れる事は出来ないであろう。 仁王経に 「もし王の福徳が尽きる時は 七つの難が必ず起こるであろう」 と説かれ、 86p この大集経の文には 「量り知れない程の世において布施・持戒・智慧を修してきたとしても、 その功徳善根は悉(ことごと)くみな失われて」 等と説かれているのである。 この文を見ると、しばらく万事を差し置いて、まずこの災難の起こる由来を考えるべきであろう。 もしそうでないならば、ますます災難が起こるであろう。 愚かな自分の考えは以上の通りである。 取り上げるか捨て去るかは、その人の意に任せる。
https://w.atwiki.jp/g2translate/pages/11.html
未訳 theme名(各テーマ) base files(ベースファイル?) 訳済み Advanced Search/詳しい検索(search) Sort Order/ソート順(albumselect)
https://w.atwiki.jp/pokemon_omega/pages/20.html
青版現代化一覧 その前に青版現代化とは? 青版現代化とは青版のポケモンの画像を綺麗な色に差し替える事を言います。 現在、画像を沢山募集中なので是非とも宜しくお願いします。
https://w.atwiki.jp/pixiv100/pages/195.html
現代で頑張っている妖怪を描こうというタグの新設・普及的な意味合いの強い企画……であったが 多数の参加により交流的側面も強くなってきている。 現代で生きる妖怪同士、見かけたら話しかけるもよしお酒飲むもよし 愚痴りあうもよしケンカするもよしです。仲良くマッタリしていきましょう! +見出し 公式使用タグ 派生タグ 関連タグ 関連企画 企画内企画現代妖怪身長比較 お薬パニック 使用タグ 企画主 ハサバトル 企画告知イラスト 現代妖怪(企画・・・?) 補足説明 現代妖怪FAQ☆, 現代妖怪注意事項 開催期間 2008.12.11〜無期限 代表タグ 現代妖怪 公式使用タグ 現代妖怪 - R-18(G)以外での必須タグ 現妖 煩悩 - R-18 現妖 本能 - R-18G 煩悩・本能絡んでいいのよ 派生タグ 現妖アニメ化計画 関連タグ 妖怪 現代 関連企画 pixiv妖戦記 参加作から 企画内企画 現代妖怪身長比較 テンプレートを使用して妖怪たちの身長比較をする合作イラスト企画。 主催者 にじゅーまる 企画告知イラスト 【比較】現代妖怪【集合】 外部まとめ http //www.now.mfnet.ne.jp/~dmp/x/sintyou.html 開催期間 2009.1.27〜 代表タグ 現代妖怪身長比較 お薬パニック 若返りの薬「メルモピンク」と成長の薬「メルモグリーン」を巡る騒動を描く企画内企画。 主催者 南無 告知イラスト 【企画内企画】お薬パニック【開催中】 開催期間 2009.5.19〜無期限 代表タグ お薬パニック 告知イラスト 使用タグ お薬パニック お薬パニック 煩悩 - R-18 お薬パニック 本能 - R-18G 「お薬パニック」参加作から
https://w.atwiki.jp/shiroenpitu/pages/24.html
現代日本 現代の日本を舞台にした作品。 現代日本をよく書く作家 hibana kao._. いなばー ミスター志乃 本宮愁 神無月愛 現代日本を舞台とした作品 My Spotlight Walk Now For So Meet(うぉくのふぉそみつ) 『Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ』 あにまる☆はうす パーフェクト・マッチ! ジャンル 現代 舞台設定
https://w.atwiki.jp/chk-chuou/pages/93.html
現代文 基本情報 担当:大原彩奈 教材:新 高等学校現代文B(明治書店) 年間計画表
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/8298.html
韓国経済 / 韓進海運 +クチコミ検索 #bf +ブログサーチ #blogsearch +ニュースサーチ 世界最大のサイズは?日本の港の取扱量は世界何位?意外と知らない「コンテナ船」の世界| - @DIME FIBERPILE(R)生誕60周年を記念した限定コラボレーションアイテム “ HELLY HANSEN×Akio Hasegawa FIBERPILE(R) ”が、 12月10日(金)より数量限定で発売。 - PR TIMES ペリーから逃れた岡山人・備中徳兵衛漂流記:/1 進まぬ地元での研究 /岡山 - 毎日新聞 青函連絡船はなぜ爆撃されたのか 戦時の鉄道と津軽海峡越え その知られざる“戦い”(乗りものニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース HMM、冷蔵・冷凍コンテナにIoT 韓国・運輸 - NNA ASIA 農畜産食品部、農産品・食品輸出の国際物流費用支援を拡大(韓国) | ビジネス短信 - ジェトロ(日本貿易振興機構) HMM、アジアと欧州の累積運送量が100万TEUを突破 - 東亜日報 100年前、日本の商船がトルコ軍の包囲から難民800人を救った?ギリシャやアルメニアに残る伝承 - 東京新聞 HMMの船員労組、初のスト突入へ 韓国・運輸 - NNA ASIA 「海運株」だけじゃない…日本株「高配当&増益で“株価が上がりそうな凄い銘柄11”」を全公開する! - 現代ビジネス 韓国「巨大商船企業」の労使対立が、韓国経済に「致命傷」を与えかねないワケ(真壁 昭夫) @moneygendai - 現代ビジネス ぶっちぎりで上昇した海運株の今後はどうなるか - 東洋経済オンライン 商船三井と川崎汽船、異例の業績上方修正のわけ - 東洋経済オンライン トレードワルツ、貿易電子化へ新コンソーシアム - LogisticsToday 海運貨物運賃が1年間で3倍上昇、第2四半期以降も好況は続く見通し - 東亜日報 HMM 1年「海運韓国再建の航路が開かれた」 - The Hankyoreh japan スエズ運河閉鎖5日目…韓国最大船会社、45年ぶりに喜望峰回りで欧州へ - The Hankyoreh japan 韓国船社5社、アジア域内でアライアンス。航路再編などシナジー狙う - 日本海事新聞 世界のコンテナ港、船社の二極化進む。森教授講演、CTは中国系躍進 - 日本海事新聞 HMM、世界最大のコンテナ船12隻すべて出港 - 東亜日報 HMMが21期ぶりに黒字、「復活の航海」に出る - 東亜日報 世界最大規模のコンテナ船 - 聯合ニュース 世界最大規模のコンテナ船 文大統領夫妻が出席し命名式 - 聯合ニュース ONE/ザ・アライアンスが2020年春からのサービス詳細決定 - LNEWS 世界の海運パワーバランスが激変 日本郵船、川崎汽船、商船三井の「ONE」はどうなる - ビジネス+IT 現代商船が世界3大海運同盟の一つ「ザ・アライアンス」に加入 - 東亜日報 現代商船など韓国3船社が新コンソーシアム「HMM+K2」 - LogisticsToday 【ビジネス解読】助け船にもふられ、韓国海運業は沈むばかり…「現代商船の提携戦略『失敗』」と主要紙 政府は無策 - 産経ニュース 現代商船、破綻の韓進から大型船買い取りも=関係者 - ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 韓国最大の「現代財閥」、中堅企業に格落ち - JBpress 韓進海運・現代商船、海運同盟残留に危機感 港湾・物流への影響必至 - The Hankyoreh japan 韓国の現代商船、世界貿易の減速で破綻の危機に - ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 現代商船など3社・北極海航路に就航 | 総合 | ニュース - 東洋経済日報 ● 現代商船ジャパン - Hmm 【韓国経済】 / 【韓進海運】 ■ 韓国経済、韓進海運に続き現代商船まで…世界6位の韓国海運業が崩壊の危機 来年にも運転資金不足か 「日本の底力(2016.9.7)」より / 韓国経済、韓進海運に続き現代商船まで…世界6位の韓国海運業が崩壊の危機 来年にも運転資金不足か 記事要約:別に管理人は「おかわり」はいらないんだが、どうやら韓進海運だけではなく、韓国のもう一つの海運大手「現代商船」も資金繰りが危ないそうだ。 つまり、韓国政府が韓進海運の優良債権を現代商船に統合させるという計画そのものが数年後には破綻することになる。そもそも、今の物流混乱中に現代商船が危険だとか知らせている場合なのか。もう、韓国の海運業は全滅ですよと宣伝しているだけじゃないか。 (※mono.--以下略、詳細はブログ記事で) ★ 韓国の現代商船、韓進海運の優良資産の取得に動く見通し=当局 「ロイター(2016.8.31)」より / [ソウル 31日 ロイター] - 韓国の金融監督委員会(FSC)は31日、国内海運大手の現代商船(011200.KS)が経営再建中の同業最大手、韓進海運(117930.KS)の優良資産の取得に動くとの見通しを示した。 FSCは声明で、韓進海運は近く法定管理(会社更生法に相当)を申請する見通しだとした上で、申請による国内金融市場への影響は限定的との見方を示した。 現代商船の広報担当はロイターに対し、韓進海運の資産取得の可能性について何も決まっていないと回答。同社は韓進海運と今後についての協議に入ると明らかにした。 ーーーーー ★ 韓進海運に続き現代商船まで…世界6位の韓国海運業が崩壊の危機 「朝鮮日報(2016.9.7)」より / 現代商船は今年上半期だけで約4000億ウォン(約373億円)の営業赤字を計上し、手持ち現金が7000億ウォン前後にまで減少した。営業赤字が続けば、来年上半期には運転資金が不足する可能性が高い。 破産の危機に直面している韓進海運と同様、韓国の海運大手である現代商船の業績も悪化している。専門家は「韓進海運に続き、現代商船まで破綻すれば、世界6位の韓国海運業がまるごと崩壊しかねない」と懸念している。 現代商船の業績悪化は予想より世界的な景気低迷が深刻だったことに加え、競争激化が原因だ。現代商船は現在、割高な用船料と低運賃で貨物を運べば運ぶほど損失が出る構造だ。世界の海運業界では運賃値下げ競争が過熱している。 当初現代商船が法定管理(会社更生法適用に相当)を回避できたのは、現代証券の売却などで1兆2000億ウォンの資金を確保できたからだ。債権団主導の経営再建を脱してからわずか1カ月で余裕資金が1兆2000億ウォンから7000億ウォンに急減したことは危険信号と言える。 現代商船は世界的な業況からみて、2018年までは営業赤字が避けられないとみている。今後2年間の損失は1兆5000億ウォンを超えると推定される。来年上半期以降、運転資金が不足すると予想される根拠だ。業界関係者は「現代商船は売却可能な資産を全て売却してしまっており、これ以上資金確保のめどが立たない」と指摘した。結局現代商船の再建に産業銀行など債権団による1兆ウォン以上の追加支援が必要になるとみられる。 韓国政府は韓進海運の優良資産を現代商船に譲渡し、「統合現代商船」を発足させることを想定しているが、現状では統合しても競争力が疑問視される。船主協会関係者は「現代商船が買収資金を調達できるかどうかも分からない上、買収に成功しても韓進海運が保有する営業網、輸送需要を外国企業に奪われる可能性が高い」と懸念した。 ユン・ヒョンジュン記者 ーーーーー ★ 韓国の現代商船、世界貿易の減速で破綻の危機に 「WSJ(2016.2.2)」より / 【ソウル】韓国の海運大手、現代商船は世界的な貿易減速がもたらした業界の危機で経営難に陥り、破綻を回避しようと資産売却計画を復活させている。 同社は1日、現金を調達し、社債の満期償還に備えるために保有する現代証券やその他の海運関連施設の売却を再開すると発表した。それでも、債権者やアナリストは同社の存続が保証されたわけではないと話す。 +続き 特に中国からの需要低迷で打撃を受けた世界の海運会社は、業界最悪の不況の1つを乗り切るために保有する貨物船の一部を安価で売却することを余儀なくされている。いくつかの中小海運会社はすでに破綻してしまった。 景気減速で需要が減退するなか、海運業界が好景気に沸いたときに発注された大型貨物船の運用が開始されたことで問題は悪化している。乾貨物(ドライカーゴ)を運搬する外航不定期船の運賃指数であるバルチック海運指数は2010年に記録した過去最高水準から97%以上も低下している。 現代商船とそのライバルで同国最大の韓進海運は11年から年間営業損失を計上し続け、債務を累積してきた。両社は韓国の輸出品の大半を輸送している。 現代商船の広報担当者は、親会社である現代グループの玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)会長が数十億ウォン相当の個人資産を差し出すなど、同社が債権者たちに一連の措置を提案してきたと述べた。 主要債権者である国営の韓国産業銀行(KDB)は、債務の借り換えや新規融資の実施を含む可能性のある救済策を現代商船に提示するかどうかを決める前に、債権者は提案を吟味するだろうと述べた。債権者が救済パッケージの提示を拒否した場合、同社は法定管理下(会社更生法に相当)に置かれることになる。 KDBは現代商船が外国の船主から長期契約で借りている多くのばら積み貨物船のリース料が高すぎると懸念を提起した。 KDBの広報担当者は「リース料を大幅に引き下げない限り、同社は貨物船を運航しても損失を出すだけになるだろう。現状の下で新たな救済パッケージを提供するのは難しいかもしれない」と述べた。 .