約 165,011 件
https://w.atwiki.jp/0103/pages/46.html
「ここはいったいどこなのだ...?」 彼の名前はヒュー。ぶりぶりざえもんが支配するもう一つの地球「しん次元」がある。そして彼はしん次元を守る救いのヒーロー、「SHIN-MEN」なのだ。そして彼は風の国、ボツワナワナの王子でもある。 「見たこともない場所だ...ゴウ達も見当たらないな...」 彼が言うゴウとは、同じSHIN-MENのメンバーであり炎の使い手...ゴウ以外にも、鉄の使い手カン、緑の使い手ニョキ、水の使い手スィがおり、彼らも同じSHIN-MENのメンバーだ。 「さっきのお年寄りのしていたこと...これはただごとではないな...」 女性はさっき首輪で爆破されて死んでしまった...しかしあのお年寄りはその女性をまた生き返らせた...あのお年寄りはただものではないとヒューは考える 「どうやらTON-MENは今回のことについては全く関係してないようだな...」 TON-MENとはしん次元を支配している悪者であり、よくしん次元の人々を困らせてはSHIN-MENが駆け出し戦った...しかしTON-MENがしていたことはひどいことではあっても人々を殺したりはしていなかった...しかし今回はどうだろう、TON-MENより遥かに強そうな主催者、そして様々な人が巻き込まれているこの殺し合い...今までの出来事とは比べ物にならないぐらいの事態だ... 「とりあえずルールを理解しておこう、下手なことをしてしまっては取り返しがつかないからな...」 そう言いながらヒューはデイバックを漁りルールが書かれている紙を取り出す... ◆◆◆ 「...なるほど、この森嶋帆高と天野陽菜という人物が重要になってくるのだな...」 ヒューはルールについて改めて理解する...しかし疑問が2つ浮かんだ、その一つ目は... 「天気はずっと雨のままで光が差し込むことはない...私の感情の変化で何とかなるだろうか...」 といいヒューは明るい気持ちになろうとした 実はヒューには感情の変化で彼の周りに雨が降ったり太陽がでたりする、そして仲間と共に過ごした楽しい日々を思い出したりして明るい気持ちになって太陽を出そうとするが... 「...ダメだな...明るい気持ちになっても太陽が出てこない...力を制限されているのか?」 どれだけ明るい気持ちになっても太陽は出てこなかった、そして彼はまた2つ試してみる ヒュー... 「...空は飛べるみたいだが...いつもより低空になってるな...」 ヒューはまず試しに空を飛んでみる、すると飛べるのは飛べるのだがいつもより低空飛行になっていたのだ...そしてもう一つ、それは... 「ヒューヒュートルネード!!」 「ヒューヒュートルネード」...彼の唯一の必殺技であり、大きく広げた羽で風を起こして敵を攻撃する技だ。 「ふむ...技の方は特に制限などはされていないようだな...とりあえず技を使えることは分かったが...問題はこれからどうするかだな...」 ヒューの疑問の2つ目...それは森嶋帆高と天野陽菜をどう保護するかだ... 「森嶋帆高が天野陽菜に会えば浸水...森嶋帆高が天野陽菜会えなければ制限時間が終わり森嶋帆高が死んでしまう...」 彼が悩んでいたことはどっちに答えが行こうが犠牲者が出てしまうこと...自分は救いのヒーローSHIN-MEN...救いのヒーローとして何も出来ずに誰かが死んでしまうのは絶対にあってはいけない...しばらく考えるとヒューはある一つの答えが出た 「...確か森嶋帆高が天野陽菜に会えば数時間後に浸水と書いていたな...なら...脱出する方法を見つけて浸水する前に脱出するしかない...!」 ヒューが出した答え...それは脱出の方法を見つけて森嶋帆高と天野陽菜が会ってからの数時間の間に脱出...それがヒューの答えだった... 「方法とすればこれしかない...脱出できるかは分からないが可能性はあるかもしれない...ならそれに賭けるしかない...」 ヒューは僅かな可能性に賭けるしかなかった... 「だが私一人ではどうにもならない...主催者を倒さなくてはならないから誰か協力者を探さなくては...首輪も何とかしなくてはならないからな」 ヒューはまず協力者を探すこと、首輪を何とか外すことを目標にした 「絶対に死なせてはならない...私は救いのヒーロー、SHIN-MENだから!」 ヒューは誰も死なせたくないと思い行動を始めた... 救いのヒーロー...SHIN-MENとして... 【ヒュー@クレヨンしんちゃん SHIN-MEN】 [状態] 健康 [装備] なし [道具] 基本支給品、ランダム支給品0~3 [思考・状況] 基本方針 脱出する方法を探し、主催者を倒す 1 森嶋帆高を保護し、脱出の方法が見つかるまで会わせないようにする 2 協力者を探す 3 首輪を外す [備考] 表情の変化によって天気が変わるというのは制限されています 飛行は出来ますが低空飛行になっています クレヨンしんちゃんの番外編シリーズ、「SHIN-MEN」からの参戦です
https://w.atwiki.jp/quizbc/pages/612.html
最大進化後の攻撃力寄りランキング (バランス=HP/攻撃力) # 属性 名前 コスト HP 攻撃力 合計 バランス 1 雷 鉄槌の巻髪姫ニア・ファルール 42 825 2,621 3,446 0.3148 2 雷 魔王邪眼ギンガ・カノン 44 1,002 3,043 4,045 0.3293 3 火 煌輝なる道化師ユアン・エドガー 39 1,012 2,427 3,439 0.4170 4 水 魔水銃のリィル・ライル 40 1,001 2,338 3,339 0.4281 5 雷 発明家書記シャーリー・コルト 37 1,202 2,340 3,542 0.5137 6 雷 神業ノエル・マリオネット 20 1,131 1,846 2,977 0.6127 7 火 国宝花火師サクラ・スターマイン 29 1,052 1,508 2,560 0.6976 8 水 冥界の誘者ハクア・デスサイス 32 1,697 2,352 4,049 0.7215 9 火 ブラッディマーマン 6 405 555 960 0.7297 10 雷 雷斧のケンタウルス 7 401 549 950 0.7304 13/08/17(土) 更新 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/doroboumama/pages/2869.html
雑多泥ママ 180 :名無しの心子知らず:2009/03/31(火) 00 53 09ID 6585Kh0w ちょっと前の話。 問題の人をA子とします。 大掃除なんてした覚えないからいつもの場所にあるはずなのに、 それがそこにないということが続いた。 そういうのが5回くらいあって、考えたらだいたいA子がウチに来た後 そういうことがあるのに気がついた。 少ししたらBさんも同じようなことを言い出した。 その後にはCさんも同じことを言い出した。 わたしのウチでないなあ、ってなったのはスプーン、ナプキン、ボールペンとか。 Bさんのところでは良くつかってたブラシ、 Cさんのところでは、プレステのソフト2本。 Cさんはお子さんだれかに貸したかどうかを確認して、 貸してないことが分かっている。 この時点だと思い違い、記憶違いもありえる。 私の話も聞いてたから思いついたのか、Cさんがあるお店からの プレゼントでもらった卓上カレンダーをテーブルの真ん中においておいて、 それを写メでとっておいた。 そしてA子が来た。 帰ったあとテーブルを確認したら卓上カレンダーがなくなっていた。 Cさんはさすがにその2・3日後にA子を問い詰めた。 そうしたらプレステのソフトとカレンダーのことを認めた。 わたしとBさんはしばらくたってからうちからものがなくなってることを A子に言ってみた。 Cさんに問い詰められたのがあったから全部認めた。 盗ったもの スプーン、ナプキン、タッパ、ボールペン、手帳、ブラシ、ハンカチ、 プレステのソフト、卓上カレンダー 183 :名無しの心子知らず:2009/03/31(火) 01 17 21ID q9QSaADU おしまい? 184 :名無しの心子知らず:2009/03/31(火) 01 57 55ID ecDUfXYL 続き期待したのに… 253 :名無しの心子知らず:2009/04/02(木) 15 06 37ID /gDYZFiT なんでそんなもの盗るの?のAママの続報です。 また別の人から話が出ました。 ティーバッグ盗られたそうです。 260 :名無しの心子知らず:2009/04/02(木) 15 38 16ID /gDYZFiT よそのお宅のことを事細かに覚えたりはしてませんが、Aママの 旦那さんの仕事はそんなに収入が少ないものではなかったと思います。 261 :名無しの心子知らず:2009/04/02(木) 15 48 23ID 4D/vVZcB よく夕方のニュースの特集で万引きをする年寄りの話があるけど 「それ盗ってどうするんすか」っていうのを盗っていくんだよね。 ティーバッグもピンキリだけど…。 262 :名無しの心子知らず:2009/04/02(木) 15 55 08ID /gDYZFiT ニュースのはお年寄りですよね。 Aママは30代です。 263 :名無しの心子知らず:2009/04/02(木) 16 04 15ID ZRMTRmfz 年齢に関係なく、なんかの病気かなと思うよ。 その脈絡のなさは、「他人のもの」「盗めそうなもの」「目についたもの」なら なんでもって感じだから、 「盗む」こと自体が目的化してるんだろ。 266 :名無しの心子知らず:2009/04/02(木) 16 53 29ID /gDYZFiT 263 そういう気もしてます。 ただ、私のもう一人の家には、雑誌とか本もリビングにどうしても置きっぱなし になってますが、それを盗っていったことはないんです。 次のお話→姑刑事奥(194)
https://w.atwiki.jp/echizen/pages/326.html
第一回の提出をいたします。 ■参加部隊 ○越前藩国情報戦本隊 http //www27.atwiki.jp/echizen/pages/303.html f:このターンの行動={ #行動名,リクエストされる能力,難易評価,消費AR,成功した場合の達成値 r:その他訓練する,なし,なし,1,0 #攻撃、防御以外全般に+1修正 r:その他訓練する,なし,なし,1,0 #攻撃、防御以外全般に+1修正 r:特殊を使う,なし,なし,3,0 #情報戦を使用し、ハッキング対策を行います。 #評価35+その他訓練2+n(ロールプレイ評価) r:現地へ飛び、次の戦闘のアイドレスを選んで開く,なし,なし,0,0 →本隊待機(EV116-02) #以上AR5使用します f:要求されるパーティロールプレイ={ リンクゲートを抜けた。火星宙域がもう間もなく見えてくる頃だ。 宇宙空母・初心の艦橋に特設で情報戦部隊用のシートを用意してもらった越前一行 だったが、その表情はいま一つさえなかった。 「やれやれ。今回はオペレーターのサポートだけで終わるはずだったんだが・・。」 SEIRYUの口からボヤキが漏れる。ある意味、それは全員の代弁でもあった。 E116で全部隊が打ち上げられる直前に、大変な情報が廻ってきた。 大量のキャラクターが敵からハッキングを受け、挙動をコントロールされる危険性があるのだという。 とりあえず、打ち上げギリギリまでの努力で、敵ハッキングの影響除去には成功したものの…… 「移動中にできる限りの再セキュリティチェックを行う。」 摂政の指示により、こうして移動中も仕事をする羽目に。 宇宙空間を移動中に、潜伏しているかもしれない敵のトロイを排除する。 この大軍相手に、である。 「無茶じゃね?」 「無茶だよね。」 SEIRYUと刀岐乃の声がかぶる。お互い顔を見合せて苦笑いする。 「これが終われば、我々の仕事はほぼ済んだようなもの、だといいですねえ。うん。」 「だーねえ。後はまあ七海さんのお供みたいなもんか。お茶でもいれるか?……と、噂をすれば、影」 その声に刀岐乃が振り向くと、摂政黒埼に伴われて七海が艦橋に入ってくるところだった。 挨拶もそこそこに黒埼が二人に声をかける。 「……すまんな、任せきりで。」 そう言う黒埼の声にも、疲労の色が混ざる。 「まあ仕方ないんじゃない? たまには摂政様もお休みしないとねー」 「あのね七海君……人を年寄りみたいに言わないでくれるかな……?」 「だって、七海よりちょー年寄りじゃん?」 「いやま、そらそーだが、こー言い方ってもんがな……」 10歳にやり込められる摂政を見て、刀岐乃とSEIRYUは何だかなーという表情になった。 「―――うちの首脳陣って、10歳にはほんと弱いよね……」 「……言うな、考えたくない」 「こらそこー!勝手なこと言うな!」 「えーっと仕事仕事っと。SEIRYUさん、2番フォルダのデータこっちに回してー」 「あいあいよー。あー忙しいな」 「こいつら……さて。私もやるかな。チェック結果を寄越せ。」 緊張と疲労を経験で覆いつつ、越前の面々は決戦へと突き進む。艦隊と共に。 (約943字)
https://w.atwiki.jp/suka-dqgaesi/pages/1373.html
339 :名無しさん@HOME:2008/03/20(木) 08 59 18 0 トメとトメ妹のアポ梨凸、しかも宿泊希望が大変うざい。 困った事に実家自営なので、旦那の出張もよく知ってるし その時を狙ってやってくる。 ブチギレたいんだが同じ職場と言う事もあって中々そうもいかない。 夫が出張の時に備えてまずエロ本を大量購入。 スカトロ、SM、レイプ、複数、野外とえげつない物を選び、 マンガも表紙がきもいものを会わせて30冊分ほど 某ネットショップに儲けさせる。 普段来た時に泊まっていく部屋のじゅうたんをはがし、 空き部屋にエロ本とブランクのCDRを入れた段ボールとノートPCを置く。 するめを水にうるかし、シーツにたっぷりしみこませて自然乾燥、 タオルケットには霧吹きし、しっとり感を出して 花粉症で垂れまくる鼻水をかんだティッシュと、 シナシナになった使用済みスルメをスーパーの袋に入れて準備完了。 ノコノコと恒例の嫁いびりをしに来た馬鹿姉妹に 「今日いつも泊まってく部屋のじゅうたんはがして掃除したので、 夫の趣味の部屋に布団敷きますね。夫の布団で悪いですけど。 私も入るなって言われてる部屋なので、夫さんには内緒にしておいてください。 緊急事態だし、何といっても母親ですから構いませんよね。」 フフン!あったりまえよだってアテクシはママン!と意気揚々と?部屋に入って寝始めた。 朝、爽やかにお迎えしたんだけど、何だか二人の様子がおかしかった。 お互いに目を合わせないし、仲良し姉妹なのにあまり口も利かない。 気まずそうにお茶を飲み、朝食もそこそこに帰って行った。 普段は「まーこんなもの」とか「お茶の入れ方下手ねぇ」なんて言いながらも 昼過ぎまで居座っていくのにね。 夫には悪いが 「いいじゃん年寄り二人くらい泊まっていったって~。気使わなくていいよー」 なんて放置してきた罰だ。 ちなみに昨日も夫は出張だったんだけど、無事凸梨で済んだ。 ちょっとお金はかかったけど(エロ本代)、平和の為なら安いものだ。 340 :名無しさん@HOME:2008/03/20(木) 09 08 44 0 339 うはっwwww これは朝からGJ杉!!!!!!wwwww >いいじゃん年寄り二人くらい泊まっていったって~ こんなセリフが出る旦那は帰ってきてからしっかり〆ないとな 341 :名無しさん@HOME:2008/03/20(木) 09 09 42 0 339 GJ!wwwwww しかしスルメより漂白剤のほうがそれっぽい匂いだと思うのは私だけだろうか…。 342 :名無しさん@HOME:2008/03/20(木) 09 10 16 0 まあ、理想は栗の花ですが、今の季節は無理だからなあw 343 :名無しさん@HOME:2008/03/20(木) 09 16 04 0 栗の花だったり漂白剤だったりスルメだったりスメルにも色々あるんだよ 344 :名無しさん@HOME:2008/03/20(木) 09 16 46 O 339 GJ! しかし、用済みになったエロ本はどこに処分するんですかw 345 :名無しさん@HOME:2008/03/20(木) 09 20 05 0 栗の花の蜂蜜もそれなりのにおいがします。甘いのに、においが変w 346 :名無しさん@HOME:2008/03/20(木) 09 24 59 O 339朝から笑わせて頂きました。あまりに面白く、何だかこっちまでスッキリした。私もアイディア使わせてもらおう。 347 :名無しさん@HOME:2008/03/20(木) 09 26 01 0 345 なんか、甘くて蜂蜜味なのに不味いよね、あれ。 348 :339:2008/03/20(木) 09 38 55 0 いや、エロ本は適当に処分できるんだけどさ、 とにかく布団がwwwwww 敷布団や掛け布団にまでイカ臭いのついてしまって とりあえずファブってきた。 天気悪すぎて干せないし、まぁ明後日の夫帰宅まで「夫の趣味部屋」に置いておこっかな、とw 349 :名無しさん@HOME:2008/03/20(木) 09 49 26 O 干したら一種のテロ活動 350 :名無しさん@HOME:2008/03/20(木) 09 57 17 0 旦那を目一杯〆ないとー。「気を使わなくていい」はほんとどんなエネも言うのな。 354 :名無しさん@HOME:2008/03/20(木) 10 33 07 0 「うるかす」って東北弁だよね? 355 :339:2008/03/20(木) 10 43 41 0 変な所で出身地がばれたww 357 :名無しさん@HOME:2008/03/20(木) 10 53 59 0 「うるかす」って、このへん(関東南部)じゃ使わないなー。 話の流れから察するに、「ふやかす」みたいな感じ? 364 :名無しさん@HOME:2008/03/20(木) 11 20 40 0 Q.「うるかす」って? A. 北海道や東北で使われるようです。 「潤」+「かす」 米を水に浸し、吸水させること。 乾物を水に浸して、戻すこと。 食器を洗う前に、水につけて、ご飯粒などを ふやかす(ふやけさせる)こと。 出典:知恵袋 回答の中でひとりだけ、全く違う回答をしているのが面白い。 377 :名無しさん@HOME:2008/03/20(木) 14 03 59 0 臭い寝具はそのままで、旦那につかえばいいのに 年寄り2人泊まったぐらいで臭いなんて大げさね・・なんてな 378 :名無しさん@HOME:2008/03/20(木) 14 13 20 O 377 それいいかもw 379 :名無しさん@HOME:2008/03/20(木) 14 26 42 0 377 あたまいいなww 382 :名無しさん@HOME:2008/03/20(木) 14 51 59 0 339 377案を採用してやって 383 :名無しさん@HOME:2008/03/20(木) 14 53 46 0 377 シンプル イズ ベストなアンサーでベリー グー!!! 次のお話→3年越し嫁
https://w.atwiki.jp/sasaki_ss/pages/51.html
佐々木さんの雨の夜と寂しい午後はの巻(誰がさだまさしのマイナーな歌なんぞ知っていると) ♪忘れらない人がいる 青春のきらめきの彼方に その人は 季節はずれの薔薇のように いつも あざやかに ひそやかに 咲いてる♪ 佐々木「おやキョン、今日の天気で傘を持たずに走って下校とは。 かばんの中までぬれると、教科書がだめになってしまうよ」 キョン「おう佐々木、そういうお前も雨宿りとは珍しいな」 佐々木「まあ、とりあえずこちらで一休みしていきたまえよキョン。 ほら、あちこちこんなにびしょぬれじゃないか。 実は、学校の帰りに本屋に立ち寄ったら、傘を別の人に持ち去られてしまってね。 買いなおすのもしゃくだし、雨が小降りになるのを待っていたというわけさ。 ほらほら、首の後ろもべっとりだ。ほら、かがんで」 キョン「ああ佐々木、お前のハンカチがダメになるからいいよ。どっちみちもうずぶぬれだし」 佐々木「以前はよくやってあげただろう。いいからいいから」 キョン「お、おう。すまんな」 佐々木「こうしていると、昔を思い出すね。君が身の回りをかまわない質だというのは、 あの頃からあまり進歩がないらしい。くっくっ」 キョン「悪かったな。どうせ素材が平凡なだけに、飾っても効果ないんだよ。 しかし昔って言い方もどうなんだ佐々木。たかだか中学時代の話だろう」 佐々木「年寄りくさい、とでも言いたいのかね、キョン? まあ、そうかもしれない。僕にとっては、中学の、とりたて最後の1年間というのは、 それだけまぶしくて、特別な一年だったんだ。それだけに、回顧する気持ちも強くてね」 キョン「そんなに受験が楽しかったのかお前。前から変な奴だとは思っていたが。 安心しろ。あと1年で、またお前の大好きな受験戦争に突入だ。俺は今から気が重いよ」 佐々木「くっくっくっ。キョン、相変わらず君の返しの鋭さには脱帽するよ。 もし言葉のボクシングなるものがあったら、君は最強のクロスカウンターとスウェイの使い手として、 あらゆる女性の恐怖の的となることを保証するよ」 キョン「なんじゃそりゃ」 ♪おそらく あゝ一杯のスープ分け合うような ささやかなぬくもり 求め合う恋だった♪ 佐々木「……」 キョン「……」 佐々木「こうやって、雨音の調べに無言で耳を傾けるというのも、時には心楽しいものだね、キョン」 キョン「本気で年寄りくさいと思うが、まあ悪くはないな」 佐々木「雨と言えば、知っているかい、キョン。水というのはね……」 ♪あゝ雨の夜と淋しい午後は 君という名の花が咲く季節(シーズン) あゝ雨の夜と淋しい午後は…… 翌日 ハルヒ「なんですってぇ!」 長門「事実。雨の中でずっと観察していたから間違いはない。 彼と佐々木という女性は、公衆の面前で「もうずぶぬれ」や「こんなにびしょぬれじゃないか」 「だめになってしまう」などの会話を交わしつつ。相手と接触を楽しんでいた」 朝比奈「き、キョンくん、なんてハレンチな。あわわわわ」 ●「あの、長門さん、それはもしかして非常に恣意的な観察結果のごく一部では……」 長門「…………」 ●「何でもありません」 長門「……最初に私が図書館に雨宿りに誘う予定だった」 キョン「何故か凄い悪寒がするんだが、昨日ので風邪ひいたか?」 ……なんで、「いい話」を書こうとして自分で下にオトしてしまうのだろう。不思議だ。
https://w.atwiki.jp/marowiki002/pages/375.html
【分類】 独自研究 思い付き 霊長 創作 目次 【分類】 【概要】凡例思い付く 思い出す その他 思い出作り あれこれ思い出す 思い付く 企画 【参考】関連項目 タグ 最終更新日時 【概要】 凡例 思い付く 感想 意見 考察 想像 妄想 疑問 空想 知恵 思い出す 追憶 回想 知識 記憶 経験 その他 思想 哲学 信仰 理念 推理 仮想 思い出作り 良い思い出を作ることで、思い出した時に活力を得る。 嫌な思い出を作ると、思い出した時に活力を失ってしまう?悔しさをバネにできればいいが、難しいだろうと思う。 自分が良い思いをしたからと言って、周囲や相手が良い思いをしたとは限らない。人によって得る快楽・悦楽・不快は違う。 先入観が関係している? 他人を貶めて得る悦楽は肯定できない。あからさまないじめや嫌がらせ、妨害工作。 善意で優しくしたり、教えたりしても逆効果な場合もある。推理小説の犯人を言ってしまうネタバレのような感じ? 年寄り扱いされたくない場合や子供扱いされたくない場合。 親子の場合、お互いの扱いが気に入らなくなるので、距離を置くしかないだろうと思う。子は無意識に親を年寄り扱いしてバカにしてしまう? 親は無意識に子を子供扱いしてバカにしてしまう? 兄弟にも同じようなことが云える?上がしっかりしている場合は問題ない? 下がしっかりしているのに、上がバカにしてきている場合は問題がある? 仕事で遣り甲斐にふけって良い思い出を作れてても、家族の良い思い出にはならない。 良い思い出を自分で作れるタイプと他人から与えられるタイプとがいる? 多くの人と思い出を作れば、多少嫌な思い出でもいいものになる?連帯感? 一人で思い出を作っていると、良い思い出でも我に返った時、鬱になる?孤独感や疎外感に苛まれる? ネットの匿名での繋がりは決して誇れるものではないが、連帯感を得られる事は大きいと思う。 あれこれ 思い出す 膨大な記憶の中から最適な情報を必要な時に選出する。 思い出すことは思い付くことの訓練になる?思い出すジャンルが思い付くジャンル? 脳の活性化。 思い付く 思ったことを言語化・イメージ化する。 思い付いたことを表現する努力・勇気。 周囲に理解されない覚悟。 間違っているかもしれない覚悟。 やらないよりやる後悔。 思い付く・創造力を養う上で周囲が配慮するべきことは、妄想や疑問から目を背けないこと?特に有名人や学者の言ったことなら否定しないが、無名な人や子供の言うことを頭ごなしに否定する人は危険。 いわゆる権威主義者や小市民? 企画 企画力で考えた場合、既存の資源・供給力・需要などの知識・情報が頭の中に入っていることが最低条件だと思う。 他人のも含めて思い付いたことを実用化できるかどうか検討する能力が求められるのだと思う。 そういう意味では企画者に求められるのは、想像力以上に推理・検討するための論理的思考と、他人の意見や考えを受け入れられる器の大きさが求められるのだと思う。 【参考】 関連項目 項目名 関連度 備考 創作/センスの磨き方 ★★★ 創作/歯車 ★★★ 創作/能力開発研究部 ★★★ 創作/二十歳過ぎで使うと中二病扱いされそうな単語 ★★★ 創作/夢とかロマンとか野心とか中二病とか ★★★ 創作/幼い子にとってのファンタジー ★★★ 創作/プロデューサーに求められること ★★★ 創作/理想的な大衆向けの深さ ★★★ 創作/良い悦・悪い悦・普通の悦 ★★★ 創作/コツコツとやる ★★★ 創作/自然な継続力 ★★★ 創作/根気の養い方 ★★★ 創作/無心と幸福 ★★★ 創作/いじめと仲間意識 ★★★ タグ 創作 霊長 最終更新日時 2013-06-11 冒頭へ
https://w.atwiki.jp/dmps_fun/pages/895.html
PREV:エレナは不器用 NEXT:長い寄り道 中編 ストーリー あら、ごきげんよう良いお天気ですねお買い物ですか? 光の守護者 エレナ ふふ、実は私もです良かったらご一緒しません? 光の守護者 エレナ 私はビーツを買いにデュエマシティではあまり見かけないので大変なんです 光の守護者 エレナ ビーツ、ご存じありません?真っ赤な根野菜なんです 光の守護者 エレナ 今日は家族や使用人達に私の特製、ボルシチを振る舞おうと思いまして 光の守護者 エレナ あら…なんとも意外そうな顔をされるんですね? 光の守護者 エレナ もー、失礼ですよこう見えても、私、結構お料理するんですから 光の守護者 エレナ 失礼なあなたには、デュエルでお仕置きしちゃいますよ? ほら! 光の守護者 エレナ 勝利時 あらら…負けちゃいましたね 光の守護者 エレナ うーん、あなたに反省を促したかったのに、こんな結果では… 光の守護者 エレナ もー困っちゃいますよ、私 光の守護者 エレナ 敗北時 ほら、失礼な事を言うから負けちゃうんですよ 光の守護者 エレナ デュエリストたるもの、常に相手に敬意を払わなければ一流とは言えませんからね 光の守護者 エレナ 反省しました? 光の守護者 エレナ してないようでしたら…もう一戦しちゃいましょうか 光の守護者 エレナ PREV:エレナは不器用 NEXT:長い寄り道 中編
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/2065.html
24 揺れる誇り、折れる正義 自分の部屋に帰ってきた。心なしか安らぐ。人が生きるには自分の世界が必要だ。例えどんなに小さくても、だ。 人形が二つ、置きっぱなしになっている。可愛らしい白磁の少女。精悍で豪奢な青年。廊下を挟んだ反対側の壁にもたれかかって、無表情にルイズの部屋を眺めている。 ここの廊下に西に開いた窓はない。薄暗い廊下に佇む人形に、いつ動きだすとも知れぬ不気味なものを感じる。 このままにしておくのは気が引ける。既に今日も、他の生徒が部屋の前を通ったはずだ。不審に思われただろうか。まず間違いないだろう。 剣を机の上に投げ出す。ルイズは廊下に出て、人形を部屋に入れる。小さい方は剣の横へ。そちらは片手ですんだが、大きい方はそうはいかない。持ち上げようとして倒れる。やたらと重い。木じゃなくて金属製か。 体勢を崩した人形の下から這い出る。裏返して肩の下から手を回し、ひきずって部屋に入れる。誰かに見られはしないかと見回す。誰もいない。みんな授業中か。キュルケもか? 苦労して運び入れ、ドアの横に座らせる。ベッドに腰掛ける。静かだ。体の疲れを実感する。 しばし、何も考えずにぼんやりと過ごす。気付けば異物に目がいっている。首が少し垂れ、薄ら笑いの相。見ていて落ち着かない。 立ち上がり、歩み寄る。人形の首と姿勢を直す。戻る。まだだ。知らない顔があるのがいけないのかと思い、首を180度捻って後ろを向かせる。ひどい違和感。ルイズは顔をしかめる。 結局元に戻す。目を閉じて溜息。ベッドに身を投げ出す。たかが人形一個で、なにをドタバタしているんだろう。組んだ手を枕代わりに、天井を見ながら考える。 男の形をしているのがいけないのか。だったら使い魔はどうなる。そこまで考えて気付く、こんなことは使い魔に任せればよかったのだと。 「あー…あ」 大きく伸び。デーボなら自分で歩かせるぐらい出きるだろう。勿論、それ以上の事も。伸びがぎくりとこわばる。 置いてある剣を見る。学院長室での説明。掴んで、「絞って」、捨てる。想像がつかない、したくもない。 起き上がり、また人形のもとへ。やっぱり外へ出そうか。ルイズは腕を組む。 その時、何かがカタカタ鳴った。机の上だ。剣が身を震わせている。手にとって、鞘から抜く。 「どうしたの?」 錆びた刀身に話しかける。低い音。なんだ? 「いや、おめえが行ったり来たりするのが面白くってな。…すまん」 半笑いの釈明。震えの正体は、声を殺して笑っていた反動らしい。 人形に気を取られている一部始終を、人以外のものに見られていた。自分はそれに気付かない。なにか、今の自分にとって象徴的な気がした。 ドアが鳴った。今度はなんだ? 剣を睨み、鞘に収める。ドアを開ける。 くたびれたローブを着た、頭の禿げた中年教師が杖を片手に立っていた。「炎蛇」のコルベール。訳のわからない道楽を授業に持ち込むせいで、生徒からの評判は芳しくない。 そして、それよりも。ルイズにとっては使い魔との契約を強いられた方が問題だ。土くれのフーケが死んだのも、元をただせば先生のせいと言えなくもない。 さらりと出てきた考えに、我ながらげんなりする。事件に対する半端な関与のせいか、どうにも現実感がわかない。 死体を見ていないからかもしれない。ルイズは思う。まるでゴーレム自体が盗みを働いて、暴れまわったような印象だ。 「何か御用ですか?」 不埒な考えを頭の隅に追いやって、ルイズは聞く。まさか個人的な用事ではあるまい。 「ああ、うん。ミス・ヴァリエール、学院長がお呼びだよ。話があるそうだ」 心なしか憔悴した顔で答えるコルベール。声にも張りがない。 ルイズの持っている剣に目を落とす。それはインテリジェンスソードかい? そうです。どうかしましたか? 「それも一緒に持ってくるように、とのことだ」 ああ、使い魔の彼が起きられるなら、彼も一緒につれて来てくれ。頼みたいことがある。 それじゃ、準備が出来たらすぐに来てくれたまえ。言うだけ言うと、コルベールは踵を返す。キュルケの部屋のドアをノックする姿が見える。ルイズはドアを閉める。 頼みたいこと。一体なんだろう? 剣に聞く。何か心当たりある? 「さあな。けど他の剣じゃなくて俺なんだ、喋れか黙れかだろうよ」 そういうと剣は口をつぐんだ。考えてもわからない。ルイズは部屋を出る。 本塔に向かう途中でデーボを見つけ――歩道の敷石を無視して、芝生の上を歩く大男は目立つ――、剣を持たせて学院長室へ向かう。 日は傾き、もうすぐ西の山へかかる。デーボがそれを指差し、あっちが西かと訪ねた。ルイズは呆れる。当たり前じゃない。 「月が二つあるのも当たり前か」 そうよ、当然よ。頭の上から溜息。使い魔の顔を見る。傷だらけの顔。眩しげに顔をしかめている。人間臭い表情に、ルイズはなんだかホッとする。 あとは二人ともだんまりだった。ルイズには苦にならなかった。得体の知れない安心感。夕日に照らされ、二人の影が長く伸びる。 昼に来た時と違い、今は不思議と落ち着いている。観察眼にも若干の余裕。西日が差し込むその部屋はガランとして見えた。 「何度もすまんのう、ミス・ヴァリエール」 少し座って待っててくれ、まとめて話がしたいんじゃ。穏健そのものの口調でソファを勧めるオールド・オスマン。 遠慮すべきかどうか迷っている内にドアがノックされ、コルベールに引きつられたキュルケとタバサが入ってくる。 キュルケがこっちを見る。なんだ、無事だったんだ。そんな表情。睨み返す。 おほん、と空咳をするオールド・オスマン。これで全員そろったようじゃ。始めるとするか。にっこりと笑う。 途中まではさっき聞いた話だった。学院長には悪いと思いつつも、退屈を紛らわせるために視線をさまよわせる。 学院長の座する机の横にコルベール先生。なんだろう、苦痛に耐えるかのような表情。ああ、もしかして? いや、止めよう。下司の勘繰りだ。 机の前にルイズと並んで立つ、キュルケとタバサ。横目で窺う。 フーケの正体と彼女の死を聞いた時の、二人の反応が印象に残った。大袈裟に口を開け、両手でそれを隠すキュルケ。虹彩を絞る以外に、微動だにしないタバサ。 そして、デーボ。部屋の隅でソファの背に寄りかかっている。自分が手にかけた人間の話にも、眉一つ動かさない。 「――という訳で杖も戻ってきた、多少汚れたがの。一件落着じゃ。そう、学院にとっては一件落着じゃが――」 歯切れの悪い言葉。視線を戻す。 「君たちの『シュヴァリエ』の爵位申請を、宮廷に出しておいた。追って沙汰があるじゃろう」 何だ? 話が見えない。 学院長は穏やかに続ける。君たちの功績を考えたら当然のことじゃ。大の大人がしり込みするなか、破壊の杖を取り戻したのじゃからな……。 「フーケを取り逃したとはいえ、な」 え? 取り逃がした? 死んだんじゃなくって? デルフリンガーは死んだと言った。嘘をついた? ルイズは混乱する。こちらを窺うオールド・オスマン。 「ああ、といっても、ミス・タバサは既に爵位を持っているから、精霊勲章の授与を申請しておいた」 だめだ、理解不能のままに話が進む。 「あの「そして、もちろんミス・ロングビルにもじゃ。爵位だけでなく、勲章もな」 質問の声は遮られた。そしてその内容。意味がわからない。 「彼女は勇敢に盗賊と戦った。ゴーレムに潰されるその瞬間まで、いや、死んでも杖を話さなかった。彼女こそ『シュヴァリエ』の名にふさわしい。そうは思わんか?」 理解可能。嫌悪感で血が冷える。保身だ。 宮廷にはそう報告したのか。質問する。 「そうじゃ」 学院長は重々しく言う。まさか、ありのまま言うわけにもいかないからのう。 ありのまま。ルイズはやっと気付いた。責任の一端は自分にもあるのだと。 まんまと宝物庫に侵入され、杖を盗まれた。当直は寝ていたという。事件を王室に隠し、子供に盗賊を追わせた。罠にかかっているとも知らずに。 そのとどめに、殺してしまった。尋問もなし、裁判もなし――あればあったで、まず確実に死刑だろうが――。国を軽んじ、面子を潰す行為。 ありのまま報告すれば処罰は免れまい。学院も、たぶん自分も。使い魔の功績は主人のもの、咎は使い魔のもの。口ではそんな風に嘯くが、現実はそうはいかない。 使い魔を切り捨てるような真似はしたくない。王室を裏切るのも、自分を裏切るようで嫌だ。自分が罰せられれば、学院長の手管も無意味なものになる。学院全体に責が行く。 どちらかを選ばなくてはならない。悩む耳に声がする。 「それで構わないと思う」 タバサが部屋に入ってきて、初めて口を開く。顔は相変わらずの無表情。彼女も、腹の底で何か計算しての発言だろう。 「そうね、タバサが言うなら私も構いませんわ」 キュルケが言う。生きてるだけでも儲けものだしね。そう小さく呟き、こちらに目を向ける。 キュルケにも思惑があるのだろうが、それよりも気になるものがあった。タバサが言うなら。他人など蔑ろにしていそうな彼女にも、信頼できる友人がいる。 自分には友人は、いない。いるとすれば使い魔か。魔法が使えないことを心底恨めしく思う。 ふと思いつく。デーボには叙勲は無しか? 即座に却下。聞くまでもないことだ。使い魔は平民だし、なにより犯罪者じゃないか。 キュルケの視線。学院長の視線。デーボは。見ようとしてこらえる。主人は自分だ。使い魔は手足だ。手に意見される頭などいない。 真実と憂鬱な未来か、嘘と爵位のついた生活か。 「……謹んで、お受けいたします」 たっぷり1分も考えただろうか。ルイズは首を縦に振った。満足そうに頷くオールド・オスマン。 「これで本当に一件落着じゃ」 学院長はうれしそうにそう言って、ぽんぽんと手をうつ。この話はこれでおしまい、とでもいうように。 「さてと、今日の夜は『フリッグの舞踏会』じゃ。事件も解決したし、予定通りに執り行う」 何事もなかった。その宣言。間断なく続く日常への回帰。 キュルケが歓声を上げる。切り替えが早い。責任を負わなければ、自分も顔を輝かせていたか。 難しいだろう。『シュヴァリエ』。その称号に足る成果を、自分達は確実にあげてはいない。仮に学院長の嘘の通りだとしてもだ。 それでも通った。通したのだろう。偉大なるメイジの力だ。何のために? 決まってる。口止め料代わりだ。それを理解してなおも笑えるのか? 笑えるのかもしれない、彼女なら。自分はどうだ。気分が落ち込む。 「今日の舞踏会の主役は君達じゃ。用意をしてきたまえ」 せいぜい、着飾るのじゃぞ。髭の長い年寄りが言う。なんの地位にあるかは判らないが、まあ、偉いのだろう。そんな風貌だ。 白々しい。とんだ茶番に付き合わされた。何故、おれまで呼ばれなくてはならない。 その疑問はすぐに解決した。生徒達が部屋を出る。暗い表情のルイズに続いて自分も出ようとすると、その年寄りに呼びかけられる。君に話があるんじゃ。 ルイズがふりかえり、不安げな目で見上げる。迷惑げな目で見返す。睨まれる。デーボは目を逸らす。小さな唸り声と足音。扉が閉まる音。 「で、話ってのは」 机に向き直る。正面から相対。柔和な笑みは消え、表情の読み取れない顔。太陽は山の向こうに沈み、空は茜から紫色に。
https://w.atwiki.jp/kikiredia/pages/440.html
妖界に存在する和菓子店。女装饅頭で広く知られている老舗。 呪塚三丁目に店舗を構えている。 従業員 否哉 片輪車 菓子 女装饅頭 (「妖怪料理」 美味しそう!? な妖怪 0293) 河童巻き餅 (「妖怪料理」 美味しそう!? な妖怪 0758) アンスプーン (「妖怪料理」 美味しそう!? な妖怪 1008) 病田米煎餅「そんな煎餅はいややわぁ~シリーズ」 (「妖怪料理」 美味しそう!? な妖怪 1362) 増加せんべい 目競骨粉を練りこんでいるので、食べるたびに倍に増えていく。豆狸醸造の醤油味。 老化せんべい 老人火で焼いた煎餅だが、お年寄りが食べられる固さではない。婆ァーサ酢の酸味がきいている。 導火せんべい 野鉄砲の吐息を混ぜた一品。食べていると狐火がどんどん口元に迫ってきて、デンジャラス。 八日せんべい あやかしの油をミックスしたサラダ味。煎餅なのに八日しか保存できない。 来歴 2006年8月25日「妖怪料理」 美味しそう!? な妖怪でのshion氏の書込みが初出。 (「妖怪料理」 美味しそう!? な妖怪 0293)