約 140,589 件
https://w.atwiki.jp/junretsuwago/pages/421.html
広辞苑 大言海 辞書 品詞 解説 例文 漢字 日本国語大辞典 助詞 〘間投助〙(語源については補注参照)① 言い切りの文を受け、あるいは文中の文節末にあって、聞き手を意識しての感動を表わす。間投助詞「な」に近い。 ※神楽歌(9C後)小前張・磯良崎「〈本〉磯良が崎に 鯛釣る海人乃(ノ) 鯛釣る海人乃(ノ) 〈末〉我妹子がためと 鯛釣る海人乃(ノ) 鯛釣る海人乃(ノ)」※虎寛本狂言・文相撲(室町末‐近世初)「イヤ、さうは云まいがの」 ② (①から転じて、短い句を重ねて用いる場合、それぞれの句の下に付けて) 並列関係であることを表わす。 ※史記抄(1477)八「日本には裳のひの袴のなんとと云てひきするは」 [補注]語源については、間投助詞「な」が中世以降「なう・なあ」となり「の・のう」ともなったもの、との説もあるが、既に古代歌謡に例が多く、また「な」とは性格もやや異なるので「な」とは別に間投助詞「の」があったと考えるべきであろう。「風俗歌」の「名取川 幾瀬か渡る や 七瀬とも八瀬とも 知らずや 夜し来しかば あ乃(ノ)(陸奥風俗)」のような例が一般に囃子詞(はやしことば)と扱われるところから知られるように、「の」は本来歌謡性が濃厚である。 広辞苑は同じ見出し語の扱い。「の(之)」を参照。 検索用附箋:助詞 附箋:助詞
https://w.atwiki.jp/freedom_yumesekai/pages/28.html
【生徒名簿】 1-A (担任 イヴィオテリア) 天城ゆらぎ、石川彩音、華正イロハ、胡桃沢メリカ、冨澤汐音、音羽花凛 1ーB (担任 田中) リガー・ウィーナッフ、カプラ・カルニフェ、🌟佐堂胡膤、🌟立花ほのか、凪紗聖名、姫柊絢愛、みゅいwithぬぢ、御秡如祓花、四月星乃、ルージュ、和紋姫子 1ーC (担任 )若瀬イチカ 2ーA (担任 槙波) 草葉風香、涼暮芋、三鼓昏葉、夜永苧罪、四街道苺歌 2ーB (担任 ) 吾妻彗、霧咲奈都樹、シュテラン、真鍋琴子、フィナ・ミアラ、メシェンド、アドラエル・ルーラー 2ーC (担任 ) 月霜ヒカリ、野々倉希空 3ーA (担任 ) 一色エミリ、逢瀬かれん、河城美里(🔄1)、笹角ひよ、ラミィ 3ーB (担任 ) 集森こごま、天王洲愛、蓮見轢彩 3ーC (担任 ) 時詰頼、夢鮫鵜鷺 ❌ロスト 宇治川閑月(1ーB)、仁内星華(1ーC)、神木立里(2ーB) 🚫逸脱 🌟変異中 立花ほのか 中身→朝霧御雲 佐堂胡膤 蘇生後うさぎの身体に 【教職員名簿】 コスモス ユメ高校校長 観測者の天使 リコリス・コーネイオン ユメ高副校長 古典教諭 イヴィオテリア・シュニメーノ 1ーA担任 物理教諭 ❌田中龍之介 1ーB担任 34歳 情報教諭 槙波仁 2ーA担任 21歳 セカイ高OB エイン・ドレッチ 22歳 地理教諭 剣道部顧問 ギル・ヒューマフィリア 28歳 美術教諭 沫澤咲麻 27歳 世界史教諭 伊澄眠里 国語教諭 鈴木祝音 日本史教諭 ナターシャ・ウィンストン 30歳 倫理教諭 島憲太 現代文教諭 井中幸恵の夫 ❌ロスト 翔子 前ユメ高校教頭 ゾンビ化した元天使
https://w.atwiki.jp/volume_calculation/pages/8.html
動画(youtube) @wikiのwikiモードでは #video(動画のURL) と入力することで、動画を貼り付けることが出来ます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_209_ja.html また動画のURLはYoutubeのURLをご利用ください。 =>http //www.youtube.com/ たとえば、#video(http //youtube.com/watch?v=kTV1CcS53JQ)と入力すると以下のように表示されます。
https://w.atwiki.jp/volume_calculation/pages/9.html
@wikiにはいくつかの便利なプラグインがあります。 アーカイブ コメント ニュース 動画(Youtube) 編集履歴 関連ブログ これ以外のプラグインについては@wikiガイドをご覧ください = http //atwiki.jp/guide/
https://w.atwiki.jp/volume_calculation/pages/6.html
更新履歴 @wikiのwikiモードでは #recent(数字) と入力することで、wikiのページ更新履歴を表示することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_117_ja.html たとえば、#recent(20)と入力すると以下のように表示されます。 取得中です。
https://w.atwiki.jp/keroro00innovator/pages/1490.html
GRE@TEST BEST! -SWEET&SMILE!- GRE@TEST BEST! -SWEET&SMILE!- アーティスト 765PRO ALLSTARS 発売日 2013年10月23日 レーベル 日本コロムビア デイリー最高順位 1位(2013年10月23日) 週間最高順位 1位(2013年10月29日) 月間最高順位 1位(2013年10月) 年間最高順位 16位(2013年) 初動売上 16714 累計売上 26460 週間1位 月間1位 収録内容 曲名 アーティスト タイアップ 視聴 Disc1 1 魔法をかけて! 天海春香(中村繪里子),萩原雪歩(長谷優里奈),如月千早(今井麻美) THE IDOLM@STER 2 ポジティブ! 高槻やよい(仁後真耶子),双海亜美/真美(下田麻美),水瀬伊織(釘宮理恵) 3 太陽のジェラシー 天海春香(中村繪里子),如月千早(今井麻美),水瀬伊織(釘宮理恵) 4 おはよう!! 朝ご飯 萩原雪歩(長谷優里奈),三浦あずさ(たかはし智秋) 5 First Stage 菊地真(平田宏美),萩原雪歩(長谷優里奈),双海亜美/真美(下田麻美) 6 Here we go!! 高槻やよい(仁後真耶子),水瀬伊織(釘宮理恵) 7 神さまのBirthday 如月千早(今井麻美),萩原雪歩(長谷優里奈),三浦あずさ(たかはし智秋) 8 My Best Friend 萩原雪歩(長谷優里奈),双海亜美/真美(下田麻美),秋月律子(若林直美) 9 私はアイドル? 星井美希(長谷川明子),水瀬伊織(釘宮理恵),秋月律子(若林直美) 10 キラメキラリ 高槻やよい(仁後真耶子) 11 スタ→トスタ→ 双海亜美/真美(下田麻美) 12 Kosmos, Cosmos 萩原雪歩(長谷優里奈) 13 バレンタイン 星井美希(長谷川明子),双海亜美/真美(下田麻美) 14 Do-Dai 星井美希(長谷川明子),高槻やよい(仁後真耶子),双海亜美(下田麻美) 15 花 音無小鳥(滝田樹里) Disc2 1 乙女よ大志を抱け!! 天海春香(中村繪里子) THE IDOLM@STER 2 フラワーガール 四条貴音(原由実) 3 ショッキングな彼 星井美希(長谷川明子) 4 リゾラ 水瀬伊織(釘宮理恵) 5 あったかな雪 星井美希(長谷川明子),高槻やよい(仁後真耶子),双海亜美/真美(下田麻美) 6 キミはメロディ 高槻やよい(仁後真耶子),萩原雪歩(浅倉杏美),菊地真(平田宏美),水瀬伊織(釘宮理恵),三浦あずさ(たかはし智秋),秋月律子(若林直美) 7 START!! 天海春香(中村繪里子) 8 何度も言えるよ 萩原雪歩(浅倉杏美) 9 ジェミー 双海真美(下田麻美) 10 ラ❤ブ❤リ 三浦あずさ(たかはし智秋) 11 神SUMMER!! 天海春香(中村繪里子),高槻やよい(仁後真耶子),萩原雪歩(浅倉杏美),双海亜美/真美(下田麻美),水瀬伊織(釘宮理恵),四条貴音(原由実) 12 Brand New Day! 我那覇響(沼倉愛美) 13 チアリングレター 菊地真(平田宏美) 14 七彩ボタン 双海亜美(下田麻美),水瀬伊織(釘宮理恵),三浦あずさ(たかはし智秋) 15 ビジョナリー 高槻やよい(仁後真耶子),双海亜美/真美(下田麻美),水瀬伊織(釘宮理恵),我那覇響(沼倉愛美) ランキング 週 月日 順位 変動 週/月間枚数 累計枚数 1 10/29 1 新 16714 16714 2 11/5 4 ↓ 3792 20506 2013年10月 1 新 20506 20506 3 11/12 4 → 1913 22419 4 11/19 3 ↑ 616 23035 5 11/26 14 ↓ 584 23619 6 12/3 ↓ 511 24130 2013年11月 9 ↓ 3624 24130 7 12/24 428 24558 8 14/1/7 368 24926 9 1/28 375 25301 10 2/4 513 25814 2014年1月 1256 25814 11 2/11 380 26194 12 2/18 266 26460 関連CD THE IDOLM@STER キャラソンシリーズGRE@TEST BEST! -THE IDOLM@STER HISTORY- GRE@TEST BEST! -COOL&BITTER!- GRE@TEST BEST! -LOVE&PEACE!-
https://w.atwiki.jp/sorasouyo/pages/196.html
422 名前:携帯デイリー E-mail sage :2008/07/18(金) 20 57 09 ID yjsz74aD0 7月18日◆試合前 (名古屋へ向かう前、駅のホームで) ―五輪での野球は最後になるかもしれない。 「最後になるかもしれんわけやけど、もう代表に期待するのは金メダル。それしかないわけやからな」 ―代表チームの監督をしてみたいと思うか? 「そんなん考えたことない。オレらは144試合の長丁場をやってる。守り中心という大きなものは持っているけど、毎日の試合でみれば調子の悪い者もケガしてる者もいる。その中で変えていかんと」 (続けて) 「今までならバントで送れば新井が返してくれるというのがあったけど、おらんのやから。点が入らんのやったら、バントさせたら作戦失敗よ。この6試合見ても3勝3敗やけど2つは盗塁で勝った。 1つは相手のミス。そういう時もあるんやから。やりたい野球いうんじゃなくてその日、その日でいろんな引き出し持って試合に臨まんとアカンわな」 433 名前:携帯デイリー E-mail sage :2008/07/18(金) 22 44 27 ID yjsz74aD0 7月18日◆試合後 (三塁ベンチ裏サロンで) ―九回はマウンドへ行った。 「中途半端せんようにな。1点やからな。勝ち負け、同点とか延長も考えへんし。あそこが立浪で次が井上やから(どちらと勝負するかは)兼ね合いやけど。あそこまでいったら、打たれたらしゃあないからな」 ―九回によく岩瀬から勝ち越した。 「つないでな。あと1点でも2点でもいったら楽やったけどな」 ―鳥谷の出塁がきっかけ。 「この前(昨年7月24日・中日戦)も先頭で(岩瀬から)レフト前打ってるし、よかったな。浅尾が出てくるかと思ったけど(こちらが鳥谷、金本と)左、左が続くところやからな」 ―下柳もよく踏ん張った。 「あそこ(六回)もゲッツーよく取った。(見方が)なかなか点入らんからな。こんなんでも1つ勝ったら違ってくる」 ―鳥谷を3番に起用した。 「新井は五輪でも抜けるしな。金本まで塁に出るのが1人でも2人でもおらんとな。だれがじゃなく、まわってきたらつないでいくしかない」 (会見場を後にしながら) 「もう代打おらんよ。秀太ぐらいしか」 ―中日戦5連勝。 「いっつもこういう試合やから。あんまり分からんわ」 ―新井は帯同していない。 「来てもしゃあないから残した」 ―21日・甲子園からの復帰を目指す? 「そうやな」 430 名前:代打名無し@実況は野球ch板で E-mail sage :2008/07/18(金) 22 20 44 ID ZQdg0zom0 ―代表チームの監督をしてみたいと思うか? 「そんなん考えたことない。」 ホンマのこと言えや!(笑い) 431 名前:代打名無し@実況は野球ch板で E-mail sage :2008/07/18(金) 22 30 57 ID 7U0MpiEn0 430 オレの実績はスゴイでえ。 437 名前:代打名無し@実況は野球ch板で E-mail sage :2008/07/18(金) 22 59 12 ID ZQdg0zom0 431 なんで、たんき決戦のアレを言われんとアカンのや! 438 名前:代打名無し@実況は野球ch板で E-mail sage :2008/07/18(金) 22 59 37 ID ShxXDu/20 ★もう代打おらんよ。秀太ぐらいしか 引き合いに出される秀太もみじめや 440 名前:SHUT E-mail sage :2008/07/18(金) 23 07 44 ID BFRhNoBv0 なんや俺が代打で出たらアカンのか(笑) ─3年間ヒットが出てないが アッ、ホンマ・・・(絶句) 441 名前:代打名無し@実況は野球ch板で E-mail sage :2008/07/18(金) 23 10 03 ID Gr1acTX10 ★来てもしゃあないから残した ★そうやな おお、ちゃんと(使いやすいどん語残)しとるなあ 551 名前:代打名無し@実況は野球ch板で E-mail sage :2008/07/20(日) 01 23 54 ID AwQwJ0xjO ★あそこが立浪
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/1646.html
318 :森山家の青少年:2010/06/15(火) 17 03 08 ID GLRNYcdj 「第二話」(少年編) 翌日・気温も上がってきた夏の真っ昼間。 「・・・なんで家に来るんですか?」 眉根に皺が寄る。正直意味が解らない。 目の前に嬉しそうな笑顔で対面する女性。 ついでに俺の隣でそっぽ向いている和沙はいつになく・・っていうか物凄く不機嫌になっている。 「水瀬先輩。」 「あら、迷惑だったかしら?あと、先輩はやめてね。」 「迷惑、とは言いません。ですが水瀬さんは周囲の見解というものを考えた方がいいと思います。」 「どうして?」 どうして・・って言われてもなぁ。さっきから窓の外を見ると玄関付近に見知らぬ男がうろついてるし。 アレどう見ても不審者だよな・・。他にも似たような人が2、3、4・・・ 仮に俺の通っている高校の非公式組織・水瀬先輩ファンクラブの人だったとしても合法ではないし、そもそもストーキングは事と次第で悪質な犯罪だ。 「まぁいいです。何か用があって来たんですよね。」 「ちょっと今日は裕介君に相談事があってね」 和沙が右腕に腕を絡めてくる。少し重い。 軽く頭を撫でて宥める。昔から和沙にはブラコンの気があったが今日ほど露骨なのは久しぶりだ。 「相談?」 しかしこの完璧超人の先輩が相談するとは余程の事だろう。 相談相手が俺なんかで大丈夫だろうか。 「好きな人を振り向かせるために協力してほしいのよ。」 何を思ったか和沙が途端に絡める腕に力を込める。ちょっと痛い。絞まってる。 「えっと・・・相手は誰ですか?」 先輩は一瞬迷うような素振りを見せて頬を若干赤らめながら言った。 「森山・・宗司君よ」 森山宗司・・・森山・・・・宗司!? 「えっと、聞き間違いでなければウチの宗司兄さんですよね。」 「そうよ」 「・・・・・・・・」 心の底から驚いた。そして世間の意外な狭さを知った。 昨日聞いた言葉を思い出す。 『居るには居るんだけどね。・・・全然振り向いてくれなくて。』 マジかよ兄さん。何考えてるんだ? 319 :森山家の青少年:2010/06/15(火) 17 04 14 ID GLRNYcdj 「ここまで聞いたんだし、協力するよね?」 笑顔が怖い。断ったら多分、明日から入院生活の始まりだ。 「わかりました協力します。」 有無を言わせぬ圧力に俺は屈した。俺は痛い思いをしたくない。 「で・・その・・・宗司君、居る?」 「ちょっと確認してきます」 階段を昇り、宗司兄さんの部屋へ 「兄さん、居る?」 廊下で立ち話する形で兄さんが呼び出しに応える。 「どうした、何かあったのか?」 先輩の恋路のためにもできるだけ言葉を選ぶ。 そう、状況観念(シチュエーション)が大事だ。 「兄さんにお客さんが来てる。」 「誰だ・・・?」 兄さんだってファン程ではないにしても水瀬先輩には関心くらい有るだろう。 「水瀬先輩だよ」 「ッ!?」 最初は訪ねてきた人物の名前に驚いたのだと思った。 きっと学校一の人気を誇る水瀬先輩だったからビックリしたと思った。 だが宗司兄さんの顔はみるみる青ざめていく。 体がよろりと眩暈がしたように傾き、嗚咽のような声を漏らす。 「・・・ぁぁ・・・ぁ・・・・」 「こんにちは宗司君」 「水瀬先輩?!」 いつの間にか背後に先輩がいた。 宗司兄さんに現れた変化は急激だった。 化け物を追い払うかのような勢いで部屋に逃げ込み、扉を閉め、叫ぶ。 「帰れっ!お前とは何の関係も無い!帰れ、帰れよぉぉぉぉぉぉっ!!」 「宗司君!?何で閉めるの?ねぇ、何で開けてくれないの!?」 ただ困惑するしかできなかった。 「帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ・・・・」 「開けてよぉ!何で、どうして開けてくれないの!?」 呪詛のようにだたひたすら先輩に帰れと言い続ける宗司兄さん。 縋り付くように扉越しの兄さんに向かって面会を求める水瀬先輩。 320 :森山家の青少年:2010/06/15(火) 17 05 21 ID GLRNYcdj 少なくとも二人は結構前から知り合ってる。じゃなければこんな事にはならない筈だ。 二人について詮索する気は起きなかった。むしろ『したくない』。 ・・・やっぱりウチの家系は女運が無い。 二人を放って、数分前まで三人で話し合っていた(和沙は俺にしか話しかけなかったが)居間に戻ると、和沙が所在無さげに座っていた。 どことなく居心地悪く見えた。 俺が戻ってきたのを知ると途端に目を輝かせ、腕に絡んでくる。 「兄貴、大丈夫?顔色悪いよ」 「疲れただけだよ・・・」 「昨日の兄さんみたいなこと言うね」 「仮にも心配してくれるんだったら腕を解け。重い」 普段なら『重い』に反応してもっと力を込めるところだが、今回はすんなりと絡めた腕を解く。 いつもと違う反応に拍子抜けして油断した。 正面に来た和沙が抱きついてきた。 当然、抱き止めることなどできず、文字通り押し倒される。 「ふっふっふ・・女の子に向かって『重い』などと言う兄貴には全体重を掛けてお仕置きだ~!」 宣言どおりに全体重を掛けてボディプレスを敢行する和沙。 重いとは言ったものの人類である以上はある程度の体重があり、それを考えるとたしかに和沙は軽かった。 「ぐ・・こんなことで遊んでる暇があるなら勉強しろよ。受験生だろ」 「私が大丈夫なのは兄貴だって知ってるでしょ?」 確かに和沙は勉強ができる。勉強もスポーツも負けては兄として立つ瀬が無いんだがこれは事実だ。 だが受験にはあらゆる可能性が在り、いくら勉強ができても絶対は在り得ない・・・・・ 考えていると次第に胸板に軟らかいものが当たっていると気付く。 「・・・・・・・ッ!」 気付いたときには遅く、俺の反応にニヤニヤしている和沙がいた。 ここで下手な返事をしようものなら今後しばらくこの事をネタにからかわれる。 もはや自分の立場などどうでもいい。兄として負けるわけにはいかないのだ! 和沙の体重は俺と比べてたしか7キロ以上軽い。それを活かす。 力任せに体を捻り、圧し掛かる和沙と体位を反転する。 不意打ちに怯み、和沙の腕の力が抜けた。 そして完全に反転する直前で床を蹴って跳び、離脱!・・・が、詰めが甘かった。 「逃がさないよ兄貴」 「ぬ、ぐぉっ!?」 完全に離れるかどうかのタイミングで和沙が首に腕を回してきた。 十分に跳べず、即座に自然落下。 今度は俺が圧し掛かる形になったが、全くの不意打ちに対応が遅れて両膝と顔面を床に強打。 「っっ・・・おぉぉおぉぉ・・ぉぉぉ・・・」 痛みのあまり悶絶し、動けなくなる。 こんなときに限ってドアノブが回った。 長身の青年が顔を覗かせる。大学から帰ってきた長男の賢一兄さんだ。 「ん、今日は赤飯か?」 兄さん、真顔でそんな事言わないで下さい。俺たち兄妹デスヨ? 321 :森山家の青少年:2010/06/15(火) 17 06 08 ID GLRNYcdj 水瀬先輩はいつのまにか帰っていた。 今日の夕飯は、赤飯はさすがに無かったが妙に豪勢だった。 322 :森山家の青少年:2010/06/15(火) 17 06 49 ID GLRNYcdj さらに翌日 下がり始めた気温と徐々に混じり始めたヒグラシの声が夏の終わりを感じさせる。 だいたい1ヶ月ぶりに入った部屋。 感想は「相変わらず」だ。 飾り気が少なく、殺風景な部屋。 シンプル・イズ・ベストとでも言うべきか、簡素で変哲の無さ過ぎるベッドと学習机。壁に床。クローゼット。 唯一にして一番目立つ特異点がひとつ、俺の背後に佇んでいる。 決して狭くない部屋の壁一面を占拠した巨大な本棚。 中には各種辞書や参考書、漫画に小説、何かの資料の束などが数百という規模で納められている。 「他人の部屋をじろじろ見るのはあまり良いとは言えないよ。女の子の部屋なら、なおさらね」 「あ、スミマセン」 声色に咎めるような気は感じられなかった。 だが、女子(髪型次第で中性的な少年とも思われそうな屋九嶋だが・・)の部屋を見回すのはさすがに憚られた。 「なんかこの本棚が倒れてきたらと思うとゾッとしますね。」 「大丈夫。今なら倒れても潰れるのは裕介君だけだし」 倒れる軌道を予想してみると射程範囲内に俺が居る。対してテーブル挟んだ向かいの屋九嶋には届かない。 「俺、死ぬじゃないですか!」 「葬式には絶対参列するから安心してくれ。」 「それで死んだら絶対枕元に立ってやる!」 「女の子の寝室に夜中に現れようとは・・裕介君って意外と大胆だね。」 「なっ・・・・・!」 ふと屋九嶋の寝巻き姿が脳裏をよぎる。いや、もしくはジャージか?まさかワイシャツ一枚ってことは・・・ ・・・って何考えてるんだ。ついに妄想癖が!?・・ヤバイな、俺。 323 :森山家の青少年:2010/06/15(火) 17 07 51 ID GLRNYcdj 「どうしたんだい?裕介君」 「えっ・・・と、何ですか?」 「『何ですか?』じゃないよ。考え事にしては変だったからさ」 「そんなに変でしたか?俺」 「百面相だったよ」 「マジですか!?」 ヤバイ、顔に出てたのか!? 「嘘だよ?」 「・・・・・・・・・・・・」 「もしかして人にはとても言えないような邪な事を・・・」 「違います!」 あぁ、本当は邪な事考えていたけど、もし露呈したら危険すぎる。 「へぇ・・本当に~?」 「・・・・・・・・・・・」 「まぁまぁ、そんなにムスッとしてないで。」 アッサリと折れる屋九嶋。・・・助かった 「でも、もし裕介君だったら悪い気はしないね」 「そんなこと言ってると襲われますよ」 「そのときは股座を蹴り上げてしんぜよう。」 俺が屋九嶋を襲うことなど在り得ないのだが、蹴り上げられる様を想像して思わず身震いした。 しかし股間を蹴り上げられるのは凄まじい痛みを伴う。弁慶の泣き所なぞ比べ物にならん。 「多分、鍛え上げられたレスラーでも悶絶しますね。それ」 「普段着の上から蹴り上げられても平然としていられる男性って居るのかい?」 「まずいません。もし蹴られて平然としていたらソイツはスーパーマンです」 「正義の味方が痴漢行為をすると思う?」 「慈善事業ばっかりでフラストレーションが溜まっていたりするかもしれません。」 「だったらもっと酷い悪魔の諸行に出るんじゃないかな」 「例えば?」 「女の子にそれを言わせるのかい?」 「・・・すみませんでした。」 そういえば舌戦でも勝ったことが無いなぁ・・・祖父さん、なんか情けなくなってきたヨ・・・・。 324 :森山家の青少年:2010/06/15(火) 17 08 20 ID GLRNYcdj 「ところで宿題はやってるかい?」 唐突に話題が変わった。 「・・・・・・・えぇ、まぁ・・」 曖昧な言葉でお茶を濁す。実はちょっとヤバい。 「強制チェ~ック!」 すると屋九嶋は凄い勢いで俺の鞄を漁り始め、終業式手前に配布された「夏季長期休暇の課題」 と、態々難しげな題が打たれた書類(単に夏休みの宿題だ。)を取り出す。 A4紙40枚で作り上げられし課題は一枚一枚の問題の多さに全校生徒を落胆の奈落へと叩き落した。 ・・・これでもコツコツ終わらせてきたんだ。 一応本日は勉強会ということになっているが・・・正直やる気が出ない。 「!」 「どうしました?」 「こ・・これは・・・!」 マズイ、バレてしまったか 「す・・数学が、驚きの白さ!!」 ・・・1時間経過 ♪口動か~す 暇~は~無~い 誰か算数、写~させ~ろ♪ ♪アンタに見せて~る 暇~は~無~い ・・・・・ 「今は終わらせる事だけを考えるべきだよ」 反論できない。イヤ、さっきのは休憩なんです。脳を休ませていたんです。 「大丈夫ですって、ちゃんと自分で終わらせますから」 「基本はできても発展問題になると全く答えられないくせにそんな事言って大丈夫かい?」 「・・・大丈・・・夫だ・・と・・思いますよ?」 「言い淀んでる上に語尾は疑問形って・・・」 さすがに呆れたらしい。 「というわけで勉強は終了。さぁ、ぷよ○よでもしまsy・・」 「・・・よし、友として今は心を鬼にして君に課題をやらせるべきだ。さぁ裕介君、始めるぞ!」 呆れすぎて何かスイッチが入ったらしい。口調が微妙に変わってる。 屋九嶋は根が真面目なヤツだから、だらしないものが許せないのだろう。 さぁ地獄のスパルタお勉強会の始まりだ。 『もしもし・・あ、森山さんの御宅でしょうか。ハイ、ええ、そういうわけで裕介君は今日は私の家に泊まることになりました。ええ、はい、迷惑だなんてとんでもない。はい、わかりました。では』 ・・・泊り込みで勉強会だとっ!? 屋九嶋さん、いくらなんでもやりすぎです。 結局俺は、夜中に頃合を見計らって抜け出した。 書置きが置いてあるから大丈夫だろう。 さすがにうら若き男女が(屋九嶋の母もいたが)一つ屋根の下というのは抵抗があった。 でもスパルタのおかげで8割がた課題が終わった。屋九嶋に感謝せねば。 やっぱり自分のベッドが一番落ち着いた。 ただ僅かに湿ってるのが気になったが・・・・・
https://w.atwiki.jp/soranomethod/pages/22.html
#1 「円盤の街」スタッフ キャスト #2 「ふたりの約束」スタッフ キャスト #3 「記憶のありか」スタッフ キャスト #4 「思いのかけら」スタッフ キャスト #5 「光の花」スタッフ キャスト #6 「本当の友達」スタッフ キャスト #7 「私のなくしたもの」スタッフ キャスト #1 「円盤の街」 スタッフ 絵コンテ・演出 迫井政行 作画監督 古澤祐紀子 作画監督補佐 白梅幸子りぱ長坂慶太 担当制作 谷口英久 キャスト 古宮乃々香 夏川椎菜 水坂柚季 豊崎愛生 椎原こはる 佳村はるか 戸川汐音 小松未可子 水坂湊太 石川界人 ノエル 水瀬いのり 水坂湊太(幼少期) 潘 めぐみ 古宮修一 土田 大 #2 「ふたりの約束」 スタッフ 絵コンテ 若林 信 演出 鈴木拓磨 作画監督 若山政志りぱ古澤祐紀子古賀美裕紀高橋瑞香 作画監督補佐 中川洋未長坂慶太 担当制作 佐藤 充齋藤かおり キャスト 古宮乃々香 夏川椎菜 水坂柚季 豊崎愛生 椎原こはる 佳村はるか 戸川汐音 小松未可子 水坂湊太 石川界人 ノエル 水瀬いのり 古宮修一 土田 大 古宮花織 茅野愛衣 先生 村中 知 受付 佐竹海莉 #3 「記憶のありか」 スタッフ 絵コンテ 迫井政行 演出 熨斗谷充孝 作画監督 竹内由香里 制作進行 田中佳織 制作協力 マジックバス キャスト 古宮乃々香 夏川椎菜 水坂柚季 豊崎愛生 椎原こはる 佳村はるか 戸川汐音 小松未可子 水坂湊太 石川界人 ノエル 水瀬いのり 水坂湊太(幼少期) 潘 めぐみ 先生 村中 知野瀬育二 生徒 村田太志山下誠一郎 #4 「思いのかけら」 スタッフ 絵コンテ 島津裕行 演出 土佐原武之 作画監督 山本径子しまだひであき斉藤弘樹 制作進行 中山陽介佐藤隼輔 制作協力 マジックバス キャスト 古宮乃々香 夏川椎菜 水坂柚季 豊崎愛生 椎原こはる 佳村はるか 戸川汐音 小松未可子 水坂湊太 石川界人 ノエル 水瀬いのり 水坂湊太(幼少期) 潘 めぐみ 古宮修一 土田 大 観光客 室 元気山本兼平 生徒 土村珠莉上田麗奈天﨑滉平 #5 「光の花」 スタッフ 絵コンテ 迫井政行 演出 室谷 靖 作画監督 斎田博之小澤 円戸田麻衣 作画監督補佐 りぱ長坂慶太池津寿恵 制作進行 五十嵐 慶 キャスト 古宮乃々香 夏川椎菜 水坂柚季 豊崎愛生 椎原こはる 佳村はるか 戸川汐音 小松未可子 水坂湊太 石川界人 ノエル 水瀬いのり 水坂湊太(幼少期) 潘 めぐみ 古宮花織 茅野愛衣 柚季の母 遠藤 綾 こはるの母 佐藤利奈 受付 栗津貴嗣 #6 「本当の友達」 スタッフ 絵コンテ 島津裕行 演出 江副仁美 作画監督 寺尾憲治 作画監督補佐 安斉佳恵川西知之徳川恵梨山本径子佐賀野桜子後藤麻梨子 制作進行 小嶋 聡 制作協力 マジックバス キャスト 古宮乃々香 夏川椎菜 水坂柚季 豊崎愛生 椎原こはる 佳村はるか 戸川汐音 小松未可子 水坂湊太 石川界人 ノエル 水瀬いのり 古宮修一 土田 大 係員 金本涼輔 仲居 まつだ志緒理 #7 「私のなくしたもの」 スタッフ キャスト
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/583.html
相沢祐一:CV/杉田智和(京アニ版) Kanon本編における主人公 作品内においては北川潤及びシンと共にトリオ漫才をし、たびたび周囲に笑いと呆れをもたらし、シンには女難をもたらしている 一応Kanon本編中においては奇跡を起した男ではあるのだが、基本的にはただの陽気な学生である シンがなにもしなくてもトラブルの種を蒔いて水やって育ててくれるため、話を作るうえで非常に便利な男だったりする 北川潤:CV/関智一 相沢祐一の(おそらく)唯一の同性の友人にして親友 祐一、シンとのトリオ漫才はもはやクラスの風物詩 祐一(本来の主役)の次に来ることから想像がつくかもしれないが、作者のかなりのお気に入りキャラである 名字の違う妹が二人いるらしいが・・・? 水瀬名雪:CV/國府田マリ子 水瀬家の一人娘で相沢祐一の従兄弟 7年間の祐一への恋慕は今も継続中らしい Kanon本編後改めて水瀬家入りした真琴を実の妹のように可愛がっている ただあまりに可愛がりすぎて時には暴走することも・・・ 陸上部部長で、かなりの俊足。その自慢の脚から繰り出される蹴りは強烈 美坂香里:CV/川澄綾子 祐一達の同級生で『美坂チーム』(命名;北川潤)と呼ばれる4人組のリーダー的存在 容赦のない切れ味鋭い突込みに定評がある。シンが来てからは突っ込み役を譲ったように見えるが、ここ一番の時には祐一と潤が頼りにする あたりその信頼度は高い 見た目も言動もクールビューティーという言葉が似合うが、実際は自分のポジションに就いたシンに嫉妬してみたり、恋愛ごとには関して 結構純情だったりと友情面や恋愛面で精神的に幼いところがある 相方の名雪とは対照的に拳を使った技が得意。二次創作ではなぜか付き物のカイザーナックル(メリケンサック)を当然のごとく持っていたりする 美坂栞:CV/佐藤朱(TV版) 名前のとおり香里の妹 病気で次の誕生日までは生きられないというのはどこへやら、今では多少体力不足なものの、十分健康体である ただし一年生のとき病気のためとはいえ殆ど休んでいたため留年してしまい、今でも一年生 ドラマやマンガといった空想の恋愛に憧れているような発言をするものの、なかなか狡猾に『女』としての自分を使い、男を手玉に取るという、小悪魔的というか下手すると姉の香里より恋愛面に関しては現実的で大人びている 天野美汐:CV/坂本真綾 祐一達の一年下の後輩 年齢に不釣合いなくらいの落ち着いた物腰から祐一からはよくおばさんくさいとからかわれている 祐一を通じて真琴と知り合い、今では無二の親友に めったに冗談を言わないが、逆にその偶に言う冗談が冗談に聞こえなかったりしてシンたちの肝を冷やす けして腐女子ではない 月宮あゆ:CV/堀江由衣 通称「うぐぅ」。一応Kanonのメインヒロインだが、祐一との関係は不明 7年の眠りから覚め、現在は主に勉学の遅れを取り戻すべく日々勉強中 そのためかシンのいる学校にはおらず、出番が少なめ 料理の腕は秋子さんの指導の甲斐があり、かなり上昇した 水瀬秋子:CV/皆口裕子 水瀬家の母にして祐一の叔母 謎ジャム・職業不明・年齢不詳・一秒「了承」・どう見ても一児の(それも高校生の)母には見えない見た目などなどから完璧超人のような 扱いを受けている人 祐一と潤が話しの作成面で非常に都合のいいキャラなら、彼女は設定の面で非常に便利かつ都合のいいキャラである そのため乱用は控えなければならないのだがその加減が難しい 沢渡(水瀬)真琴:CV/飯塚雅弓 水瀬家の居候→次女へとクラスチェンジした元ものみの丘の妖狐 名字が変わってないのは水瀬姓で役所の方に届出を行っていないためであり、近々水瀬に変わる予定らしい 名雪やシンだけでなく水瀬家全員から可愛がられている存在 一緒に風呂に入ったり一緒のベッドで寝たりパルマ(生含む)程度では動じなくなってきているなど、当初の「シンとは兄妹のような関係」 から大幅にヒロインとしての頭角を現すことになった この変化は「ヒロインなしで祐一・潤とのバカ騒ぎがメイン」と決めていた作者の予定を大幅に軌道修正させることとなった ネタに戻る