約 144,871 件
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/569.html
男2が走り去った後、俺は男4と別れ自室に向かった 自室のドアを恐る恐る開けてみた ガチャッ 俺「おぉ・・・前と変わってないな・・・・」 俺の部屋にはカメラや凄まじい量の写真が散乱している 俺「片付けて、シャーリーに手紙でも書くか・・・」 俺は写真をまとめて、あとで男2にでも渡してやろうかなと考えた 俺って、何歳から盗撮やってたんだろ? ある程度、部屋が片付いたので、俺は手紙を書き始めた ――――――――――――――――――――――――― シャーリーへ 元気にしてるか?俺はいつも通り元気だ この基地で戦友にも会った みんな相変わらずだ みんなは俺が盗撮辞めたの知らなかったらしい あと、俺に彼女が出来たのを知って驚いていたぞ 話しは変わるが、そっちの訓練も大変だったが、こっちも大変だ シャーリーと一緒に訓練するときは大変じゃないのにな ほかのみんなは元気か?ルッキーニは、またイタズラとかしてないよな? みんなと早く逢いたいな 俺より ――――――――――――――――――――――――― 数日後 シャーリーの元へ手紙が届く--- シャーリー「おっ、俺からの手紙だ」 ルッキーニ「見せて!見せて!」 2人は俺からの手紙に目を通す シャーリー「あはははははは!ルッキーニ、イタズラしちゃだめだぞ!」 ルッキーニ「むぅ~イタズラしてないもん!」 ルッキーニは少し機嫌が悪そうだ シャーリー「じゃ、返事でも書いてみるか!」 ルッキーニ「うん!」 2人は仲良く返事を書いていく 男4「俺~手紙来てるぞ~」 俺「おっ、来たか!」 男2「どうせイェーガー大尉からだろ!彼女がいるやつは良いよな!俺なんか借金の請求書ぐらいしか手紙こないもんね!」 俺「ははははははははは・・・・」 男4「男2、笑えないから止めろ・・・・」 俺は手紙を開封する ―――――――――――――――――――――――― 俺へ こっちも元気だよ! ルッキーニからは、イタズラなんかしてないもん! だそうだ この前、私たちの基地に虫型のネウロイが侵入して大騒ぎになったんだ 基地の照明が消えたり、私たちのズボンの中に入ってきたりして大変だった ミーナ中佐がそのネウロイを撃破したんだ。そのネウロイが200機目だったらしい 相変わらずの毎日だよ。でも、俺がいなくて寂しい 早く俺に逢いたい シャーリーより ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 俺「Hなネウロイだな・・・・」(少し見たかった気もするが・・・) こんな感じで俺たちは2週間ほど手紙のやり取りをした その間に年が新しくなった 幸いにも俺がこの基地に来てからは、ネウロイの襲撃が1度もない 俺の日ごろの行いがイイからだと思う そして、男3が復帰した 男3「迷惑かけたな俺、そして久しぶり」 俺「久しぶりだな!男3」 俺たちは握手を交わす 男3が復帰した夜には退院祝いやらなんやらでパーティーをした そして、そこで俺はお酒に酔って男2を襲う・・・・・なんてことはない 期待してたか? 俺はパーティー後、ギブソン中将のオフィスに呼ばれた ギブソン中将「俺大佐、明日には501に戻れるだろう」 俺「了解しました」 ギブソン中将「イェーガー大尉に早く逢いたいだろ?」 俺「な、なぜそれを!?!?//////////」 ギブソン中将「はっはっはっ、部下のことなら何でも知ってるさ」 俺「し、失礼しましたっ!!///////」 俺は急いでオフィスから退室した 俺は明日の準備をした そして、寝ようと思った瞬間、基地中に凄まじい警報が鳴り響いた ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥ~ 『監視所から緊急連絡!ネウロイ出現!基地に高速で接近中!』 『レーダに反応はなく、ステルス型のネウロイと考えられる』 『数は未知数!大型も多数いると思われる!』 『総員戦闘配置!ウィッチはただちに出撃せよ!!』 俺「クソッ!最後の日に現れたか!!」 俺は急いでハンガーへ向かう その途中で男2,3,4と合流する 俺は急いでストライカーを装着した そして、そのとき基地に爆音が響いた ドゴォォォォォォォォン 基地のどこかがやられた 俺「早く行くぞ!俺、出撃する!」 俺は全速で空へ飛び立つ その後を続いてくる男2,3,4 夜なのではっきりとした数はわからないが、おびただしい数のネウロイが空を覆い尽くしていた 俺「やばいな・・・・俺たちだけじゃ厳しいぞ・・・」 男2「確かに」 男3「俺ツイてねぇな~退院早々戦闘かよ・・・」 男4「つべこべいわづに、やるしかないだろっ!!」 俺「全員突撃!」 3人「了解!」 俺たちは手当たり次第にネウロイを撃破していった しかし、一向に数は減らない 男4「くそっ!敵が多すぎる!」 男2「弾が残り少ない!」 男3「俺もだ!」 俺「一旦、弾を補充しに基地へ戻れ!俺と男4で何とか持ちこたえとく!」 男2・男3「了解した!」 2人は敵の攻撃を避けながら、基地へ帰還していく その間にも基地は攻撃されていく 俺「男4!基地はどうなってる?」 男4「今、総員退去命令が出た」 俺「ここの基地は、放棄か・・・・」 男4「残念だが、仕方が無い!・・・・おい!俺!!後ろにくっつかれてるぞ!避けろっ!!」 俺「なっ!?・・・」 俺が後ろを振り返ろうと思った瞬間 一筋の赤い光線が俺を貫いた 俺「うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」 俺は全身に激痛が走った そして意識が徐々に薄れていくのがわかった 俺、やられたのか? 俺、死ぬのか? 俺のストライカーは煙を吹きながら地上へ落下していく 落ちていく俺の頭の中には、いろいろなことが浮かんだ 小さい頃の記憶、戦友、親、501のみんな、そして・・・・ "シャーリーの笑顔" ―――――― っ!! シャーリー・・・・ 俺は意識を失った 男4「俺ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!!!!!!!!」 ― 続く ―
https://w.atwiki.jp/dbrpalpha/pages/5074.html
Scratchで流行っている謎のダンス。 その踊りを見た者は爆発する。 https //scratch.mit.edu/projects/483376122
https://w.atwiki.jp/hoyoworkswiki/pages/263.html
キャラの基本情報 蘇生失敗…
https://w.atwiki.jp/aquarianagetcg/pages/362.html
Project Card [[極星帝国]] 3F/2C 目標/瞬間 あなたの任意の、あなたの支配している[[ネームレベルキャラクター]]1人を[[捨て札]]する。 その後、目標の≪[[キャラクター]]1人≫を捨て札する。 No.0592 Rarity R Illustrator 咏里(eri) Expansion 悪魔の契約 カード考察 生贄1人で相手のキャラクターを1人倒すことが出来るカード。 生贄がバインドXなどで生き残ってしまった場合、「その後」の効果である 相手を捨て札する効果は発揮しない。そういうズルはなしで。 目標がプロジェクトカードの効果を受けない場合も同様。生贄と目標のどちらもがプロジェクトの効果を受けることが前提である。 さて、ネームレベルの生贄を用意しなくてはならないのだが、実はうってつけの カードがある。 これらやこれらなど、キャラクターカードでありながらネームを持っているので たった1枚捨て札するだけでいいのだ。 ただし、生贄にしたことを原作ファンに怒られるかもしれない。 しかしこれらに限らず、相手の好きなキャラを弄んで挑発するためにわざと狙う選択肢もある。 心理戦といえば心理戦である。知り合い相手でもない限り狙えることも少ないだろうが。 運良く相手のメインブレイクを先出しできていたのに、生贄にすることで相手のブレイクを許してしまう等には注意。
https://w.atwiki.jp/popwiki/pages/83.html
合宿係として合宿をしきっている状態のやまちゃんが一度だけ使ったことがある。 朝まで飲んでつぶれている最上回生すら一瞬で叩き起こしてバスへ向かわせる禁じられた言葉。 しかし今年の秋合宿でやまちゃんが使ったところで誰も起きないだろう。 岩谷
https://w.atwiki.jp/kyokushidan/pages/199.html
忘却の塔のこと。 あまりにも敵が強く、即死しまくることから名付けられた。 特に自爆に巻き込まれるとほぼ間違いなく即死。 自爆を使ってくる敵をどう対処するかが攻略のカギ。
https://w.atwiki.jp/1548908-08/pages/962.html
死のメッセージ「E」 パック 悪夢への誘い(P) 31893528 このカードは「ウィジャ盤」の効果でしかフィールド上に出す事ができない。
https://w.atwiki.jp/ocg-o-card/pages/8878.html
《不死の国の王女 カミーラ》 効果モンスター 星7/闇属性/アンデット族/攻2200/守2000 このカードが墓地にある時自分フィールド上の アンデット族モンスター2体を生贄に捧げる事で このカードを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる 。 この方法で特殊召喚された場合、このカードがフィールドに 表側表示で存在する限り、 自分フィールド上のアンデット族 モンスターの攻撃力は500ポイントアップする。 part19-374 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/jcbr/pages/383.html
0255:心 ◆zOP8kJd6Ys D・Sは走っていた。 森を抜け、平野を駆け、琵琶湖の湖を通りすぎ、大阪を目指して走っていた。 あの胸に傷を持つ男は追ってきてはいない。少なくとも後方に気配は無い。 (撒いたか……だがちぃっとキツくなってきたな) あの男――D・Sは名前を知らなかったが――ケンシロウとの戦いで魔力を大分消耗してしまった。 このままアビゲイルのいるという福井県に向かってもいいが、やはり不安はある。 (今のままじゃ使える呪文は後一、二回ってところか。 馬鹿ならこのまま突っ込むだろうが、超天才たる俺様は無理せず機を待って休息を取るべきだな) 時間が経てばアビゲイルが移動してしまう恐れもあるが、敵との遭遇を考えると慎重にならざるを得ない。 (ま、俺様が負けるわけはねぇがな。だが呪いがある以上念を入れておくべきってことだ) 大阪には市街地がある。人が訪れる危険性も高いが、身を隠すにはうってつけの場所でもある。 そう判断し、D・Sは大阪へと足を踏み入れた。 市街地を進み、潜伏に適した民家を探す。するとほどなく、途中で道端にて倒れている女性を発見した。 「フン、死体か?」 何か有用なアイテムでも持っているかと近付き、様子を見てみる。 ザックには武器は何も入っていなかったが、女性にはまだ息があった。 D・Sはニヤリ、と笑う。 「くっくっく、どうやら俺様にも運が廻ってきやがったようだな……」 D・Sはその女性、姉崎まもりを抱え上げると、近くの民家へと入っていった。 セナがいじめられている。 大勢の身体の大きい男達に囲まれ、暴行を加えられている。 男達は下卑た笑みを浮かべ、楽しそうにセナに暴行を加える。 セナは泣きながら助けを求めていた。 その世界に音はない。セナの声も聞こえない。 だがまもりにはハッキリと判った。 『助けて! まもり姉ちゃん!』 セナは自分に助けを求めているのだ。 ――助けなきゃ、助けなきゃ、わたしがセナを助けなきゃ! 『セナを! いじめないで!!』 駆け寄ろうとするが、まもりの手足は鎖によって石壁に拘束されていた。 まもりは何とか抜け出そうと身体を捻ったり、鎖を引っ張ったりするが一向に鎖は解けない。 そうこうしているうちに男達は、今度は武器を持ち始めた。 金属バットで、バールのようなもので、角材でセナを打ちつける。 セナは血を吐きながら叫んでいた。聞こえはしない。それでも何かを叫びながら手を伸ばした。 『セナをいじめないで!』 まもりは必死に鎖を揺らす。 身をよじり、血が出るほどに手錠を壁に打ち付けても、自由になることは出来なかった。 『どうして私には力が無いの? 私はセナを助けなきゃいけないのにどうして!? 力が欲しい、セナを護る力が。この身体がどうなってもいい。心なんて失ってもいい。 命だって捨ててもいい。セナを、セナだけを護る力が欲しい……!』 ――― セナ! ――― ハッと、まもりは眼を覚ました。 目の前には銀髪の男がまもりに四つん這いにのしかかっている。 「ハァッハァッハッハ…」 「えっ?」 犬のように舌を出し、よだれを垂らしている男を見てまもりは生理的嫌悪感から悲鳴を上げた。 「きゃぁっ!」 バシーンと小気味良い音を立ててまもりの平手が決まり、D・Sは頭から民家の床に突っ伏す。 「ぐお、いきなり何しやがる!」 「こっちのセリフです!」 ふと気がつくと自分の制服は前を肌蹴させられ、ブラが露わになっている。 (まさか?) 最悪の場合を連想し、慌てて胸を隠しながら身体に異常が無いか調べる。 (ホ、どうやらまだ何もされてないみたい) 安堵し、キッとまもりはD・Sを睨みつける。 「ち、いいところで眼を覚ましやがって……どうせ俺のモンになるってのによ」 立ち上がり、忌々しそうな顔で近付いてくるD・Sにまもりは蒼ざめた。 確かに、これだけの大男相手に抵抗する術は自分には無い。 武器は、と荷物を探そうとして、まもりは少年に全て奪われてしまったことを思い出した。 場所は民家の一室。自分が居るのは部屋の隅にある小さなベッド。 窓はD・Sの後ろ側に一つだけ。入り口は右手側にあるが、そこに辿りつくにはD・Sの脇を通らねばならない。 逃げ場が無い。まもりは絶望感に支配される。 (私はここでこの男に弄ばれて、殺されてしまうの?) 身体が恐怖に震えだし、涙が溢れてくる。 (私には何の力も無い。セナを助けたいのに……私には…ッ) この身体がどうなってもいい、力が欲しい。私には無い力……が…… ふと気付く。 (この人は、力を持っているのかしら……私には無い力を) 「あの、私は姉崎まもりです。あなたは……なんというのですか?」 突然質問してきたまもりに怪訝な顔をしながらもD・Sは答えた。 「あん? 俺様は魔導王ダーク・シュナイダー様よ。 いずれ全世界を支配し、全ての女が俺のハーレムに入ることになる。そう、お前もだ…ククク」 「強い……んですか?」 D・Sはそれを聞くと一度俯き、低く笑声を漏らすと徐々に声を高め大笑いした。 「ぎゃーーーはっはっはっはっはっはっは! 俺様が強いかだと!? ぶぅわかぁめぇー! この宇宙に俺様より強い奴は存在せん!! この超絶美形主人公の大噴火的スーパーウルトラダイナミックわんだふりゃむぁジックに かかれば、どんな強大な雑魚だろうと一ミリ秒で消し炭にしてやることができる!! そう、首輪さえ外れりゃぁあの主催者どもも俺様の魔力で皆殺しにすることが超、可能!」 いきなり高笑いしながら自賛を始めたD・Sにまもりは全身をドン引きさせていた。 「あ、あの……」 「クックック、あのゴブリンどもめぇ~~このダーク・シュナイダー様にこれだけのことしてくれたんだ。 ただじゃすまさねぇ~~、首を刎ねた後串刺しにして口に餡子詰めてやるぞぉ~~。 おやッさん秘伝のタレに漬け込んだ後、弱火で炙りながら、 三人で仲良くだんご三兄弟を合唱させてやるぅ~~クックックックックック」 (な、何が何だか良くわからないけれど、とにかく凄い自信だわ……) ひとしきり哄笑を上げたあとD・Sは自分の世界から戻り、まもりの目の前でニヤリと笑う。 「それで? 俺様の強さを知ってどうしようってんだ? ククク、その打算的な眼。このダーク・シュナイダー様を利用する気マンマンてな顔だぜ」 D・Sの指摘に図星を指され、まもりはグッと言葉に詰まる。 それでもギュッと拳を握り締め、D・Sに対する怖れを振り払って声を絞り出した。 「取引です。私はあなたに弄ばれるくらいならこの場で舌を噛みます。 でも、私の願いを聞き入れてくれるなら私は……」 言いよどみ、キュッと目を瞑る。しかし決意を胸中で反芻し、言葉を続けた。 (この身体がどうなってもいい、心を失ったっていい、セナを……護るんだから!) 「私は、あなたの物になってもいいです。抵抗も自害もしません。 私には何の力も無いけれど……いえ、無いからこそ私はあなたの力が欲しい。 この身を捧げる代わりに、あなたの力を私に下さい」 まもりの決意の瞳をD・Sはニヤニヤしながら見つめる。 「ククク、い~い眼だ。何が目的かはしらねぇが気に入ったぜ。 まもりっつったか……いいだろう、俺様が力を貸してやる。 気にいらねぇ奴を殺すんだって、人探しだって協力してやる。ここの脱出だってな。 つーわけで、まずは手付けを頂こうか?」 D・Sはまもりの顎に手をやるとクイっと持ち上げた。 これから何をされるのか悟ったまもりは、ギュッと眼を瞑りその時を待つ。 (セナのために、セナのために、セナのために、セナのために……) D・Sの顔が近付き、その唇がまもりの唇に触れる―――その瞬間。 ドシュウッ! 突然、D・Sの身体が蒸気とともに発光した。 「え? な、何!?」 「う゛ーーーぞ!? あれってまだ有効だったの? まーじぇー!!?」 まもりは驚き、光と共に縮まっていくD・Sを呆然と見つめていた。 ちょいーーーん やがて発光が収まり、その場に佇んでいたのは……ぶかぶかのローブに身を沈めた少年だった。 「え? ……え?」 まもりはまだ事態が把握できない。 黒く短い髪に大きくつぶらな黒い瞳。見た目は10歳前後といったところだろうか。 少年は眠そうに目をこすると、周りをキョロキョロと見渡した。 まるで今気付いたかのようにまもりの姿を認めると、彼は口を開いた。 「ねーヨーコさんはー?」 (ええ~~~~~~~~~~!?) まもりはまだ事態が把握できなかった。 かつて、ゴーレム・ウォーという大戦争を引き起こし、全世界を恐怖に陥れた魔導王ダーク・シュナイダー。 彼は英雄ラーズ王子との戦いにて死亡するが、死の前に古の秘術によって転生を試みたという。 それを察知した大神官ジオはダーク・シュナイダーの転生先を捜し当て、赤子の内にダーク・シュナイダーを封印した。 その赤子の成長した姿こそが今まもりの目の前にいる少年、ルーシェ・レンレン(17)である。 美の女神イーノ・マータの力による封印を解くには処女の接吻が必要であり、 また逆に再び封印をする場合にも処女の接吻が必要となる。 D・Sは何度も封印を解かれる内に封印の効力が弱まり、自力で封印を解くことも出来るようになっていた。 ルーシェになることも少なくなり、彼は封印の呪法が処女の接吻であることなど綺麗サッパリ忘れ去っていたのだった。 しかしそんなことなど何一つ知らないまもりは目の前の事態に困惑していた。 (あのシュナイダーさんは一体何処へ行ってしまったの? この子供は一体何?) 「あ、あのボク? お名前は、なんていうの?」 ルーシェはまもりのほうを不思議そうに見た後、ニッコリと笑って答えた。 「ボクはルーシェ・レンレン。17歳だよ」 (わ、私と同じ歳!?) これにはさすがに驚愕する。 見た目にはどうしても10歳くらいにしか見えない。 何とか事態を把握しようと今度は別の質問を試みる。 「あの、さっきのダーク・シュナイダーさんは何処へ行ったのか知らない?」 ルーシェは俯いてう~んと唸り、顔を上げるとふるふると首を横に振った。 「そう」 まもりはガックリと項垂れた。 決死の覚悟をして取引をしたのに、これでは何の意味もない。 こうしている間にもセナは危険な目に遭っているかもしれないのに、自分にはどうすることもできないのだ。 殺して、殺して、セナの為に殺し続けなければならないのに……! 哀しくなってまもりの瞳から涙が零れ落ちる。すると何処からかしゃくりあげる声が聞こえてきた。 「ヒッ、ヒック……ヒ、ひえ~~ん」 顔を上げると、目の前でルーシェが顔をくしゃくしゃにして泣いている。 わけがわからず何故泣いているのか尋ねようとした時、ルーシェはまもりに縋り付いてきた。 「ねぇ、何で泣いているの? お腹痛いの? ひっく、ヨーコさんなら治してあげられるんだけど、 ボクは、ひっ、なんにもできないの、ごめんね。ねぇ、泣かないで……」 どうやらまもりが泣いているのを見て貰い泣きしたらしい。 (私を、心配してくれたの?) それを悟った時、まもりはたまらなくなりルーシェを抱きしめた。 「ごめんね。何でもないの……ごめんね」 この世界に堕とされて初めて向けられた純粋な心にまもりは泣いた。 涙が溢れて止まらなかった。 (……殺す? こんな何も知らない子供も? そんな、そんなこと許されるはずがない) 子供の時のセナが脳裏に浮かぶ。何の打算もなく純粋にまもりを信じきった瞳。 その姿がルーシェ・レンレンに重なる。 (私は全ての罪を受け入れることを覚悟した。セナの為に全ての罰を受け入れることを覚悟した。 セナに嫌われてもいい。憎まれてもいい。セナが生きていればそれだけで……でも。 こんな無垢な子供まで殺すなんて……) それは正に悪魔の所業。 ルーシェによって人の温もりを思い出し、それがどれほど取り返しのつかない事かとてもよく理解できる。 自分は人を幾人も殺し、既にその手は血塗れ、心は冷え切っていた。 その心をルーシェは再び人の温もりで包んでくれたのだ。それはまもりの心をどれだけ救ったことだろう。 (ありがとう、思い出させてくれて) まもりはルーシェの頬に手を触れ、優しく撫でた。 ルーシェは「んー」と猫のように気持ちよさげに頬をまもりの手にこすりつける。 それをまもりはとても愛しいと感じた。 (るーしぇくんを殺すことはまさに悪魔の仕業……だったら、だったら私は……) ポロポロとまもりは涙を零す。 ルーシェの頬に触れていた手を徐々に下げ、その首筋に触れる。 (だったら……) ――――――――――――――――――私は悪魔でいい 両手をルーシェの首にやり、渾身の力を込めて首を絞める。 「けはっ」 「ごめんね」 まもりは謝りながら強く頚動脈を締め付けていく。 ルーシェは一瞬で締め落とされ、気絶した。 「そしてありがとう。一瞬でも人の温もりを思い出させてくれて。 本当に嬉しかった……でもごめんね」 更に強く、強く、力を込める。 ルーシェの身体がビクンと痙攣する。 それきり、ルーシェは二度と動かなかった。 まもりはルーシェの身体を横たえ、しばらくうずくまっていた。 ……そして、フラリと立ち上がるとD・Sの荷物を自分の荷物へと入れて部屋を出た。 後ろは、振り向かなかった。 (セナの為なら、私はなんにでもなる……) 強い決意を胸に再燃させて……彼女は力強く地面を踏みしめた。 【大阪・市街地 /夕方】 【姉崎まもり@アイシールド21】 [状態]:殴打による頭痛、腹痛、右腕関節に痛み(大分引いてきている) 以前よりも強い決意 [装備]:装飾銃ハーディス@BLACK CAT、アノアロの杖@キン肉マン [道具]:高性能時限爆弾 荷物一式×3、食料四人分(それぞれ食料、水は二日分消費) [思考]:1、セナを守るために強くなる(新たな武器を手に入れる)。 2、セナ以外の全員を殺害し、最後に自害。 【ダーク・シュナイダー@BASTARD!! -暗黒の破壊神- 死亡確認】 【残り79人】 ※ダーク・シュナイダーはルーシェ・レンレンの姿で死亡しています。 時系列順で読む Back 0254 崖っぷちの正義と悪〈後半〉 Next 0256 奸な瞳 投下順で読む Back 0254 崖っぷちの正義と悪〈後半〉 Next 0256 奸な瞳 0234 似て非なる二人 姉崎まもり 0289 踊る少年少女 0246 そして彼女の行き着いた先 ダーク・シュナイダー 死亡
https://w.atwiki.jp/cfvg/pages/1044.html
ダークイレギュラーズ - ゴースト グレード〈3〉 ノーマルユニット (ツインドライブ!!) パワー 10000 / シールド - / クリティカル 1 永【R】【LB5】:このユニットのパワー-10000。 永【R】:あなたのターン中、あなたの《ダークイレギュラーズ》のヴァンガードがいるなら、このユニットのパワー+5000。 フレーバー:もしもその音が聞こえても、決して振り返ってはいけない。その足音の主を見た者は、ただの一人もいないから。 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 一瞬期待した・・・ 2 (67%) 2 面白いと思う 1 (33%) 3 使ってみたいと思う 0 (0%) 4 弱いと思う 0 (0%) 5 強いと思う 0 (0%) その他 投票総数 3 コメント