約 191,104 件
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1288.html
ガングラー鋼月の『今時の武装神姫事情』Vol.4 『家電としての神姫』 さて今回は、若干趣向を変えて、インタビュー形式でお送りすることになった。 インタビューのお相手は、家電総合メーカーSH社の情報家電部門・那珂川ジュンさん。近日発売予定の『家電の能力を持った武装神姫』の生みの親だ。 家電メーカー製神姫とは一体どんなものなのか。お会いして話をしてみると、神姫の新たな可能性が見えてきた。 ガングラー(以下、ガ): 今日はよろしくお願いします。 那珂川氏(以下、那): こちらこそよろしくお願いします。 ガ: さて……手元の資料によりますと……SH社で神姫を出す、という計画があるとか。 那: 早いですね。どこの部署が漏らしたんだ(笑) ガ: いえ、昨日の発表会でもらってきたんですが(笑) 那: あ……もうそんな時期でしたか。じゃあいいや。はい、そういうわけで、SHから神姫が出ます。スマートフォン型神姫『ヴェーヌルドライ』。その名の通り、生活の支援に重点を置いた神姫です。 ガ: いわゆる、秘書機能を重視したモデルなのですね。 那: はい。スケジューリングやGPS経由のナビ、PHS回線を使った通信機能などをデフォルト装備に組み込んであります。EDEN社からライセンス供与をいただいた正式な神姫ですから、神姫バトルにも参戦できますよ。 ガ: SHさんのような家電メーカーが武装神姫という玩具を出すというのは、正直かなり意外なんですが。 那: まあ……そうでしょうね。ただ、ウチ的には神姫は玩具としてはあまり見ていませんので……。30万越えのロボットを玩具というのは、ちょっと(笑) ガ: まあ、確かに(笑) 那: もちろん、神姫の玩具的な使い方……神姫バトルや着せ替えを否定するつもりはありません。というか、僕もやってますし。 ○神姫は究極の携帯支援ツール ガ: 那珂川さんは、いつ頃から神姫を? 那: 割と初期からですね……アーンヴァルを発売日に買ってからの付き合いですから。 ガ: 割とというか、思いっきり初期ですね(笑) 那: ええ。バトルはあまりしないので、セカンド止まりですけど。 ガ: では、その辺りから神姫の採用を? 那: それもありますし……神姫のコンセプトが、我々のやりたいことに合っていた、というのもあります。 SHはPDAの時代から携帯支援ツールを作り続けているんですが、その究極系が神姫……だと思うわけです。 ガ: 個人用の秘書、というやつですか。 那: はい。SHも喋る携帯支援ツールや、簡易AIを搭載したハイスペックPDA、スマートフォンを出しているわけですが、これはあくまでもパソコンの延長でしかなかった。超AIの搭載で音声制御は可能になりましたが、ハコ型の筐体ではそれも限界がある。 ガ: はい。 那: もちろん、ブレイクスルーとして人型の支援ツールを出そうという計画は長くありました。けれど、携帯用支援ツールとするなら、それほど大きくは出来ないし、突飛な形にも出来ない。かといって、スマートフォンやPDAの需要はあくまでニッチ需要ですから、パソコンや立体ディスプレイなどのように大がかりな予算も掛けられない(苦笑) ガ: H社のPシリーズやS社のIVOとは違う開発アプローチが必要だった、という事ですか。 那: そうです。IVOは愛玩用ペットロボ、Pシリーズは家事手伝いや介護支援ロボットとしては大変優秀だと思いますが、彼らを秘書として一日連れ歩くのは正直無理があるわけです。 ガ: Pシリーズは二メートルありますしね。 那: 電車に乗るのも別料金ですし(笑) もちろんそれが必要な大きさなら問題はないんですが……PDAの延長としてみるならば、大きさ的にはポケットに入るサイズ……十センチから十五センチが理想的だったわけです。 ガ: なるほど。神姫の大きさですね。 ○SH製神姫は百万円 那: もちろんウチにもロボット開発部門はありますが、どちらかといえばPシリーズやIVOと同系列の中型ロボット開発が中心でして、十五センチサイズの小型ロボットの開発ノウハウはほとんどありませんでした。 ガ: 企業的には、小型ロボットの開発はどうなんですか? 那: 企業としては、まずしっかりした精度と動作保証の取れる人間サイズを作って、そこから小さくしていきたいんですよ。言い方は悪いですが、オモチャを作ってるワケじゃありませんので。その辺りもあって、いきなり小さいものはハードルが高いから、作りたがらない。 ガ: だから自社開発ではなく、神姫を? 那: はい。最初は、開発部に依頼したんです。今のPシリーズをとりあえず小さくできないかって。 ガ: 無理だと? 那: さすがに無理とは言いませんでしたが……通常のAIタイプをそのまま小さくするとして、初期シリーズは一体で百万より安くは出来ないだろうと言われました。 ガ: それは……。 那: 競合相手として見たくはないのですが、その値段で出したとしても……僕だったら神姫かSRWに秘書ソフト入れて使うな、と。少しくらい精度が悪くても、気を使ってくれるし、何より可愛いし(笑) ガ: 神姫はCSCが載っている分、その辺りのAI搭載ロボットよりも段違いに優秀ですしね。 那: ええ。そんなわけで、神姫という優秀な小型ロボットが出ている現状で、これに自社開発のみで勝負するのはちょっと厳しいなと思ったわけです。オモチャに負けるようじゃ、とても売り物にはならないぞと。 ○玩具から家電へ ガ: そこで逆転の発想が出てくるわけですね。 那: もともと、SHは他社との共同戦線も得意なんですよ。PHS回線はW社さんとの共同ですし、他方面でも色々と連携を取って仕事をさせていただいています。 ガ: EDEN社も神姫の開発に関しては似たようなスタイルですね。 那: ええ。幸いにも、EDENさんはその辺りに理解のある企業さんでしたので、お話はかなりスムーズに進めさせていただきました。秘書機能重視で作りたいと言ったら「じゃあ武装神姫じゃなくて、神姫の名前だけで売りましょうよ」と言われてしまったり(笑) ガ: え?(笑) 那: さすがにそこは気が引けたので……というのは冗談ですが、武装神姫(MMS素体Ver1.0)の拡張性は非常に魅力的でしたので、その辺りの仕様はちゃんと合わせて、神姫バトルにも耐えられる仕様にさせてもらいました。 ガ: (笑) 那: あと、外装パーツやソフトウェアの開発ノウハウはこちらも携帯やPDAで十分蓄積出来ていましたので、さすがに百万より安くなってます。 ガ: だいたい、一般の神姫と同じくらいですか? 那: そうですね。SHの一発目ということで、結構頑張った価格設定に出来たと思っています。 武装セットのみも販売しますので、現行の神姫マスターさんもぜひ試していただければと(笑) ガ: 一発目ということは、後継機種も期待していいわけですか……? 那: もちろん、需要があればの話ですが。しかし、現行の武装神姫を秘書目的で使っているユーザーさんもかなりいらっしゃいますので、高機能な秘書能力を持った『ヴェーヌルドライ』の需要はあると思っています。 ガ: そうですね。僕もMMSを使っていますし。 那: 実は僕も使っていました。あ、ここ、オフレコでお願いします。SH的には怒られちゃうので(笑) ガ: (笑) それでは、今日はお話ありがとうございました。 那: こちらこそありがとうございました。 神姫のボディに家電のノウハウ。マスターと共にある神姫と、生活を支える家電製品というのは、案外と相性の良いものなのかも知れない。 もっとも、炊飯器型神姫や冷蔵庫型神姫が出るとは思えないが……。 個人的に言わせてもらえば、リモコン型神姫は、出たら便利かもしれない。 トップ
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2231.html
「……おいしい」 こんにちは。武装神姫、犬型ハウリンの凛です。さて私この度、初めて食事とい うものをとる事となりました。 舞達がよく訪れているという『喫茶翠屋』さん。パン屋さんを営む傍らで営業し ている喫茶店らしいのですが、こちらのパンケーキ。ふわふわとした食感がとて も心地好く、口の中に入れた瞬間には圧倒的な存在感を持ちながら、次の瞬間に は消えてしまいそうな儚さ。柔かく広がる甘みは鮮明な印象を残し、あっと言う 間に駆け抜けて行きます。食事という経験が乏しいばかりにうまくこの感動を表 現出来ないのがもどかしくて仕方ありませんが、正に幸せの味、とにかくただた だ『おいしい』のです。 「ホントにどうなってんだ、神姫って?味覚まであるのか?」 「武装神姫、26の秘密のひとつ!なんだって。でもよかったじゃない。一緒に おいしいって言えるでしょー?」 「ふーん。あとの25はなんなんだ?力と技の風車とか?」 夢中になってパンケーキをむさぼる私とヒカリをよそに、隼人と舞はカップを片 手に楽しそうに話しています。 先日の騒動から数日間、隼人は舞達に冷たくあしらわれ続けていました。耐えら れなくなったらしい隼人はとうとう全面的に謝罪し、今日はその御詫びも兼ねて ここ、翠屋で御馳走する事となり訪れた訳なのです。。 そう、先刻まではあんなに不機嫌そうだったのです。それがまぁ、随分楽しそう だ事。って言うか改めて見るとこの二人、意外といい感じなんじゃあないでしょ うか。 「そういやお前、髪伸びたんじゃないのか?」 「でしょー?ちょっと奈々さんのマネしてみようかなーって。あ、でもあたしね 、なんだか髪細いみたいなの。気になってるんだー。さわってみてよ」 「そうか?いいんじゃねーの?綺麗だし」 舞の髪に指を滑らせる隼人。ちょっとなんですか、その雰囲気?また自然に触れ 合うじゃあないですか若い二人が。隼人もさりげなく綺麗とか言っちゃってなん なんですか?私今初食事中なんですけどもう少し関心とか感動とかないんですか なんなんですか? 「相変わらずうらやましいですね~、このラブラブカップルは」 またどこからともなく二人を冷やかす声。そうですか、そんなに私にケンカを売 りたいと。 「はぁ?」 隼人達より先に、私が不機嫌オーラ全開で声に応えます。どこの誰だか知りませ んが、今の私はすこぶる機嫌が悪いですよ? 「ひぅっ!」 視線を泳がせ、あからさまに怯える小柄な少女。初めて見る方ですが、どこのど ちら様でいらっしゃるんでしょう。 「バカ。なんで俺らがらぶらぶしなきゃならんのだ」 「そーだよ、ルナちゃん。いつも言ってるけど、あたしと隼人だよー?そんなの ないってばー」 二人の対応を見るに、どうやら隼人達の知り合いのようです。いぶかし気な視線 を送り続ける私に気付いたのか、舞がルナさんと呼ばれた少女を紹介してくれま した。 「この娘は北斗ルナちゃん。あたし達のクラスメイトで、この翠屋の看板娘なの 」 「へぇ。そうなんですか」 「ご、ごめんなさぃ」 不機嫌な私に余程驚いたのか、おろおろしながら謝罪を述べる彼女。段々気の毒 になってきました。その様子を見るに悪意があった訳ではないようですし、これ は悪い事をしてしまいましたね。 「あの私、なにかしちゃいました……?」 「い、いえいえ!こちらこそすみませんでした」 深々。誠心誠意の座礼で反省の意を表します。私とした事が、隼人達の友人に対 してなんと失礼な事を。 「いぇ、そんな……?」 「こいつは凛。見ての通り俺の神姫だよ」 隼人の紹介を聞くとよくやく安堵したようで、申し訳ない気持ちを引きずる私に 「よろしくね」と柔らかな笑顔を向けてくれました。その後の談笑でもころころ と表情を変え、その度にふわふわ揺れるツインテールが彼女の可愛らしさを際立 たせていました。多少幼く控え目な印象もありますが、穏やかな物腰の優しい方 のようです。 「ぁ、ごめんなさぃ。そろそろ戻らないと」 「お店の手伝い?大変だね」 「うぅん、私もやってて楽しいから。みんなはゆっくりしていってね」 「あ――」 改めて謝罪を述べようとした私を制すると、ルナさんは微笑みながらそっと頭を 撫でてくれました。 「凛さん。またね」 まるで私の気持ちを見透かしたような明るい笑顔。それだけで、暗い気持ちが晴 れていくようでした。 「はい!ありがとうございました」 私達に手を振り、とてとてと店の中へと駆けて行くルナさん。さりげなく伝票を 持って行くあたりも彼女の人柄を表しているのでしょう。 「可愛らしい方ですね」 「ああ、舞とは違って……痛いごめん冗談痛い」 笑顔のまま隼人の足をぐりぐりする舞。怖いです。隼人もどうなるかはわかって いるのですから、余計な事を言わなければいいのに。 「でもいい娘でしょー?ちっちゃくて可愛いし」 「舞!あたしはー?」 「うん、ヒカリも可愛いよ」 「えへへー」 こんな風に過ごす平和な時間。マスターやその友人達と過ごすこんな時間も、私 達神姫にとってとても幸せな事なのです。こうして深められる絆が、苦しい時に 立ち上がる力になるのです。 神姫とマスター、これが私達の日常。少しずつ積み重ねていく日常なのです。 「舞ー!おかわりー!」 「まだ食うのか!?」 「あ、隼人。私もお願いします」
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/335.html
2036年 武装神姫の世界 (公式設定)について これは公式ページ内2036年 武装神姫の世界の情報をまとめたものである。 2036年 武装神姫の世界 2031年発売(神姫タイプ以外のMMSはこの限りではない) 主要ユーザー層は十代後半から四十代の男性 神姫の仕様(ハードウェア) 最小構成 神姫は基本的に以下のパーツで構成され、起動後のパーツの取り外しには神姫の停止を伴う。 最小構成CSC(胸部) Core Setup Chipの略。 多数存在するCSCのうち三つを選択しセットする。(同種のCSCの複数セットが可能かは不明) CSCの組み合わせによりコアユニット、素体の基本の性格、能力に対し固体ごとの個性、差異が生じる。 コアユニット(頭部) 頭部に内蔵されるパーツ。 コアユニットの種類により基本的な性格が決まっている。 これとCSCの組み合わせにより性格が決まる。 素体(胴体部) 頭部以下、四肢も含めた胴体部 これとのCSCの組み合わせにより能力が決まる。 このパーツ(胴体部)にバッテリーが内蔵されている。 オプション クレイドル 内蔵バッテリーの充電、データ整理、PCとの通信に用いられる非接触式充電通信装置。 神姫は一日一度このクレイドル上で充電、データ整理のために"眠る"。 武装パーツ 詳細不明 価格 高性能PC程度。(最小構成、武装パーツの有無、クレードルの有無、パーツの性能、流通経路により上下すると思われる) 神姫の仕様(ソフトウェア) 神姫は起動時にオーナー登録をする。 これはMMS国際法により定められている。 オーナーは必ず個人である。 神姫一人に対するオーナーは一人である 逆に一人のオーナーに対して神姫は複数登録できる。 この結びつきは絶対的なものであり、神姫はオーナーを変えることが出来ない。 流通 神姫センター 全国主要都市に点在する「MMS-Automation 神姫」を扱う専門店。 神姫、武装パーツの購入、修理を行うことが出来る。 武装神姫バトルを中心としたアミューズメント筐体も設置されている。 MMSショップ 神姫センターとの違いは不明。 おそらく神姫以外のMSSの取り扱いやアミューズメント筐体の有無だと思われる。 大型家電量販店 神姫、パーツの購入、修理が可能。 ただし上記の二つと違い専門に扱っていないのでサービス質は多少落ちると思われる。 アミューズメント 設置場所 神姫センター、アミューズメント施設等 コンテンツ 武装神姫バトルがメインコンテンツだと思われる。 ほかにも数種類存在するもよう。 武装神姫バトル 2032年から稼動、2036年現在バージョンアップを重ね人気アミューズメントとして定着。 筐体 テーブル状の台の上に透明の直方体のカバーが付いた筐体。 カバー側面に神姫出入り用の扉がある。 筐体上方の天井に吊り下げ式モニター有り(オプション?) オーナー用の椅子二台有り(オプション?) 仕様 バーチャルデータではなく実機を戦闘させる。 レギュレーション 以下の二種類が存在する オフィシャルバトル "武装神姫バトル管理協会(略称神姫BMA)"によって設定されたクラス分けとレギュレーションに則り行われる フリーバトル クラス分け、レギュレーションによらない自由に行われるバトル
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/153.html
武装神姫・標準武装一覧 ※各武装の設定は非公式のものです。 『フブキ』【大手裏剣・白詰草】 【忍者刀・風花】 【忍者鎌・散梅】 【飛苦無・蓮華草】 『アーンヴァル』【アルヴォ PDW9】 【アルヴォLP4ハンドガン】 【GEモデルLC3レーザーライフル】 【M4ライトセイバー】 『ストラーフ』【フルストゥ・グフロートゥ】 【フルストゥ・クレイン】 【アングルブレード】 【シュラム・リボルビンググレネードランチャー】 【モデルPHCハンドガン・ヴズルイフ】 『マオチャオ』【研爪(ヤンチャオ)】 【防壁(ファンビー)】 【旋牙(シャンヤ)】 【ぷちマスィーンズ】 『ハウリン』【十手(じって)】 【棘輪(きょくりん)】 【吠莱壱式(ほうらい・いちしき)】 【ぷちマスィーンズ】 『ヴァッフェバニー』【カロッテP12】 【カロッテTMP】 【STR6ミニガン】 【ハグタンド・アーミーブレード】 『サイフォス』【コルヌ】 【デファンス】 【ベック】 【クリニエール】 『紅緒』【為虎添翼(イコテンヨク)】 【怨徹骨髄(エンテツコツズイ)】 【気炎万丈(キエンバンジョウ)】 【破邪顕正(ハジャケンショウ)】 『ツガル』【ハイパーエレクトロマグネティックランチャー】 【フォービドブレイド】 【ホーンスナイパーライフル】 『ジルダリア』【アレルギーペタル】 【モルートブレイド】 【グラースプアイビー】 【ポーレンホーミング】 【フレグランスキラー】 『ジュビジー』【ハンマーシード】 【パウダースプレイヤー】 【グリーンカッター】 『フォートブラッグ』【FB256 1.2mm滑腔砲】 【FBモデル M16A1アサルトライフル】 【FB0.9V アルファ・ピストル】 『エウクランテ』【ゼピュロス】 【エウロス】 【ボレアス】 【テンペスト】※ 『イーアネイラ』【スキュラ】 【ネプチューン・トリトン】 【ネプチューン・プロテウス】 【サーペント】 【トリアイナ】 【オルフェウス】 【exOPT MM09MRアタッチポール】 【メイルシュトローム】 『ヴァッフェドルフィン』【フィンブレード】 【アンカーナイフ】 【カロッテMP6】 【ヴァッサーマン・トーペードG】 【ヴァッサーマン・D-MP】 『ウィトゥルース』【コンピクトU7】 【ルインM21】 【ラピッドランチャー】 【インフェルノキャノン】 『ティグリース』【風神(フウジン)】 【雷神(ライジン)】 【極閻魔(コクエンマ)】 【朱天(シュテン)】 【炎虎甲】 『グラップラップ』【フレキシブル・マニピュレータ】 【ハイブレス・マニュピレータ】 共通武装【サイズ・オブ・ザ・グリムリーパー】 【ソード・オブ・ガルガンテュア】 【ASM-Ⅶ“ハルバード”大型ミサイル】 【ASM-Ⅳ“カッツバルゲル”中型ミサイル】 【ASM-Ⅵ“スティレット”小型ミサイル】 【SMG-A4W“ジャマダハル”サブマシンガン】 【銀のフォーク】 【“シェルブレイク”パイルバンカー】 【ポラーシュテルン・FATEシールド】 【青龍刀・飛鱗「フェイリン」】 【ホウキ・オブ・ザ・クリーンキーパー】 【パンチンググローブ“紅き炎の拳”】 【パンチンググローブ“蒼き風の拳”】 【RHG-AT2“ピースビルダー”リボルバー】 【グリーフエングレイバー】 【バルムンク】 【ツインビームガン】 【ローズブーケ(赤)】 【ロケット砲“シュトルム・ウント・ドランク”】 【レトロビームガン】 【パラソルスピア】 【フライングソーサー】 【モアイ像】 【銀のナイフ】 【スタンロッド】 【桃花扇】 【クライモア】 【ブーメラン】 【レーヴァテイン】 【野太刀】 【エーススラッシャー】 『フブキ』 【大手裏剣・白詰草】 ○投擲武装 持ち手のついた巨大な手裏剣。 質量があるので投げつけても威力が落ちないが、コントロールが難しいためある程度の技量が必要。 イベントにて無料配布されたプロモーションアイテムで、市販されていない。 【忍者刀・風花】 ○至近距離 刃に反りが無い直刀。 軽量で、突きに長ける。 白詰草と同じくプロモーションアイテムなので、非売品。さらにこちらは白詰草よりも入手機会が限られていたため、現在は半ばレアアイテムと化している。 【忍者鎌・散梅】 ○斬撃武装 片手で用いる小型鎌。 軽快に振るうことが出来るが、なかなか馬鹿に出来ない鋭さを持つ。 【飛苦無・蓮華草】 平らで小型の刃物。 携行性に優れ、投擲ほか様々な用途に使用できる忍び道具。 『アーンヴァル』 【アルヴォ PDW9】 短機関銃。携行性に優れて取り扱いが容易。 また、自己防衛にも十分な威力を持った火器である。 :PDW=Parsonal Difence Wepon 【アルヴォLP4ハンドガン】 ○実弾式拳銃 未来的デザインのハンドガン。 ケースレス方式。 非常に軽量である。 【GEモデルLC3レーザーライフル】 神姫から考えれば、携行がギリギリ可能というレベルの大型レーザー砲。 その重量・サイズゆえに扱い難いが、それを補って有り余る破壊力を有する。 【M4ライトセイバー】 柄から発する棒状の光の刃により、敵を攻撃する白兵戦用武器。 『ストラーフ』 【フルストゥ・グフロートゥ】 両刃で鍔が無く、反り返りが多い、複雑な形状をした幅広の剣。 【フルストゥ・クレイン】 グフロートゥより一回り小さな幅広の剣。同じく独特な形状をしている。 両刃で鍔を持たない一体成型。形状・重量から投擲にも向く。 【アングルブレード】 ストラーフが持つ様々な剣の一つ。両刃。 中程から根にかけては刃が弧を描き、先にかけては直刃となっている、非常に独特な形状をした長剣。 【シュラム・リボルビンググレネードランチャー】 回転式弾倉からグレネード弾を発射する、携行タイプの重火器。 高威力な反面、反動が大きく、重量の面から取り回しが難しい。 【モデルPHCハンドガン・ヴズルイフ】 リボルバータイプの大型拳銃。大口径で威力が高い。 『マオチャオ』 【研爪(ヤンチャオ)】 衝袖・裂拳甲の上から装着する格闘武装。 鋭い三本爪のクローユニット。 【防壁(ファンビー)】 衝袖・裂拳甲の上から装着する防御兵装。 丸っこいシールド状ユニット。 【旋牙(シャンヤ)】 裂拳甲を取り外し、まるまる換装するという装着スタイルをとる大型ドリル。 そのコミカルな外見に反して、凶悪なパワーを誇る。 【ぷちマスィーンズ】 ○特殊兵装 五体いるマオチャオのサポートユニット。 それぞれ異なるデザインで構成されている。 一体がマオチャオの背中で指令を出し、他四体が様々な兵装で攻撃する。 主に近接戦闘重視のルーチンが組まれている。 『ハウリン』 【十手(じって)】 棒の柄に鈎爪がついた鈍器。 打突のみならず防御にも使用でき、威力は高くないが使い勝手の良い武器である。 【棘輪(きょくりん)】 ○投擲用リング リング状の武器。 刃が多数設けられている。 【吠莱壱式(ほうらい・いちしき)】 ○実弾式ロケット砲 腕部に装着する大型のロケット砲。 骨をモチーフにした形状をしている。 特殊機能として強力なプラズマを弾頭に圧縮させて撃ち出す『ハウリングサンダー』がある。 【ぷちマスィーンズ】 ○特殊兵装 五体いるハウリンのサポートユニット。 それぞれ壱、弐、参、肆、伍とマーキングされている。 一体がハウリンの背中で指令を出し、他四体が様々な兵装で攻撃する。 マオチャオのものと違いこちらは遠距離戦主体となっている。 『ヴァッフェバニー』 【カロッテP12】 ○実弾式拳銃 オートマチック式ハンドガン。 スライド上部が切り取られ銃身が露出しているのが特長。 レーザーサイトが装着されている。 【カロッテTMP】 サブマシンガン。オプションとしてスコープが装備できる。 :TMP=Tactical Machine Pistol 【STR6ミニガン】 ○実弾式機関銃 手持ち式のミニガン。 取り回しは難しいが、弾幕を張るのに向いている。 【ハグタンド・アーミーブレード】 片刃の直剣。 『サイフォス』 【コルヌ】 幅広の長剣。用途的にはバスタード・ソードに近い。 鍔・柄に豪奢な装飾をあしらっているが、機能性は損なわれていない。 【デファンス】 サイズ的には騎上刺突用クラスの大きさを誇るランス。 コルヌと同じく柄の部分を中心に金の装飾が目立ち、実用性はもとより儀礼的な意味でも効果が大きい。。 【ベック】 ○クロスボウ 強力な弦をハンドルによって巻き上げる、クレインクライン・クロスボウ。 通常のクロスボウに比して高威力だが連射性能はかなり低い。 【クリニエール】 ○実体斧 片手用ハンドアックス。 比較的小型で見た目より取り回しやすい。 相手に投げつけることもできる。 『紅緒』 【為虎添翼(イコテンヨク)】 装飾らしき物はほとんど無い太刀。 【怨徹骨髄(エンテツコツズイ)】 同、脇差。紅緒の武器はサイフォスと違い、飾り気が少ない実用性重視のデザインになっているようだ。 【気炎万丈(キエンバンジョウ)】 ○実弾式滑腔銃 火縄銃。 実物の火縄銃と操作方法が同じなので連射力は低い。 【破邪顕正(ハジャケンショウ)】 ○実体長刀 薙刀。 リーチが長く威力も高い。刃が十字になっている。 『ツガル』 【ハイパーエレクトロマグネティックランチャー】 リアユニットに接続されている大型電磁加速砲。 高初速の弾丸を発射できるほか、空中姿勢制御の補助ユニットとしても使用できる。 【フォービドブレイド】 ○電磁式実体剣 背部ユニットに装着される双剣。 刃は長刃と短刃になっている。 【ホーンスナイパーライフル】 狙撃用自動小銃。 長い有効射程と精密な照準による高い命中精度を誇る。 『ジルダリア』 【アレルギーペタル】 ○打撃武装? 相手神姫に対して何らかの状態異常を起こす音波を発生する、花びらを模した音叉状格闘武器。 これに限らずジルダリアの武装は、従来の神姫のものと違い見た目から性能が判断できかねるものが多い。 【モルートブレイド】 ○実体剣 片刃の剣。ジルダリアの武装の中ではもっとも一般的なものといえる。 ちなみにモルートとはイタリア語で「非常に」と言う意味で、オリーブの中にも同じ名前の品種がある。 【グラースプアイビー】 ○鞭 ツタを模した鞭状の武器。その名の通り相手神姫を拘束し動けなくする。 【ポーレンホーミング】 ○特殊拳銃 七つの銃口から花粉状の弾丸を放つハンドガン。 弾速は遅いが一発一発が高い誘導性能を持っており、拳銃系の武器の中では冗談みたいな強さを誇る。 【フレグランスキラー】 ○特殊銃器 弾丸ではなく状態異常特性のある香水を高圧噴霧する銃。射程はそれほど長くないものの、アレルギーペタルと合わせて用いることで発揮されるいやらしさは他の神姫の追随を許さない。 『ジュビジー』 【ハンマーシード】 ○打撃武装 フレキシブルにしなって威力を増す棍棒で、いわゆるフレイル。数少ない殴打系の格闘武装。 【パウダースプレイヤー】 ○特殊機関銃 小さな胞子状の弾丸をスプレーするように撃ちまくるマシンピストル。弾丸の小ささは弾道が煙に見えるほどである。見た目どおり水平方向に対して自動で発射角度を変えることができ、射手は縦軸を合わせるだけでよい。 物理的な威力はほとんどないが、ジルダリアの武器同様弾丸に状態異常特性がふくまれているようだ。 【グリーンカッター】 ○機械式斬撃武装 ぎざぎざの葉を模した回転のこぎり。ポップな外見とは裏腹に凶悪な性能である。 『フォートブラッグ』 【FB256 1.2mm滑腔砲】 ○実体式滑腔砲 おそらく現在まで発売されている公式実弾武器の中では一番の威力を誇る大砲。 箱から出した状態では「絶対に砲口を覗かないでください」などと書かれた大きな注意書きが貼られ、砲口には安全キャップがはめ込まれている。 あらゆる装甲を貫通する徹甲弾を撃ち出すが、反動に精密機器が耐え切れないため単体での照準機能はない。また最大装薬の砲弾は専用のバックパックを使って固定、接地しなければ撃てないほど強力で、手持ちで撃とうものなら撃った神姫が反動で転んでしまう。 【FBモデル M16A1アサルトライフル】 伝説的名銃であるM16A1をフォートブラッグ用にリデザインした物。 自動小銃。小口径と軽量なボディで携行性に優れ、オプションとして銃身下部に単発式のグレネードランチャーを装備できる。 【FB0.9V アルファ・ピストル】 ○電気発火式実弾拳銃 ハンマーのモールドはあるが、名前の通り電気発火式のハンドガンのようである。 拳銃系武装の中では命中精度が高い部類に入る。 『エウクランテ』 【ゼピュロス】 ○小型ボウガン 牽制用等に使用されるビームボウガン。主に手首部分のハードポイントに装備される。 エネルギー兵器のため反動が少なくその分高威力、高命中率を誇る。 【エウロス】 ○斬撃兵装 2対装備する大型の片手用格闘用ブレード。 後述する【テンペスト】を構成する部品となり、またトリガーが設置されていることから 何らかのエネルギーを刀身威力の向上用に使用してると思われるが、詳細不明。 【ボレアス】 ○ビームランチャー 取り回しと優れた二連式高出力ビームランチャー。 上下二連装の銃身が特長で、下部は左右に回転させることができるため熟練した神姫であれば二目標同時攻撃が可能である。 【テンペスト】※ ○合体武装 上記三種の武装と本体のリアテイルパーツを組み合わせて作られる大型ビーム砲。 ボレアスの台尻にある大口径砲身を前方に向け、他の武装のエネルギーも集中・集約して発射する。 『イーアネイラ』 【スキュラ】 ○射撃兵装 水中での推進を重視した鏃型の弾丸を発射するレールガン。近距離の牽制として用いる。 後述のアタッチポールと組み合わせることにより、槍としても使用可能。 【ネプチューン・トリトン】 ○射撃兵装 二連装の水中機関銃と小型水中ミサイルランチャーの複合武装。ミサイルを魚雷と表記しないのは、地上でも発射できるため。 【ネプチューン・プロテウス】 ○射撃兵装 二連装の大型魚雷発射筒。 【サーペント】 ○射撃兵装 LC3レーザーライフルのイーアネイラ版といった面持ちの大型ランチャー。ただし撃ち出されるのはレーザーではなく、強力な指向性の振動波を持った音響(フォノン)メーサーである。水中では音速が秒速1000メートル以上にもなるため、本武装の優位性は言うまでもない。 【トリアイナ】 ○刺突兵装 イーアネイラ唯一の格闘武装。単体でも軽量な短剣として使用できるが、後述のアタッチポールとの組み合わせで、投擲槍、トライデント、二つ組み合わせてツイントライデントと、多彩に変化する。 【オルフェウス】 ○防御兵装 琴の形をした盾。攻撃を受けると弦によってその衝撃などに呼応した逆位相振動をぶつけてダメージを相殺する。特に波そのものであるレーザー兵器に対しては非常に有効である。 【exOPT MM09MRアタッチポール】 ○特殊兵装 用途によってその役目を変える追加アイテム。格闘武装の長さを稼ぐ棒になったり、電力兵器の追加バッテリーになったり、銃砲の追加砲身になったりする。 【メイルシュトローム】 ○合体兵装 上記のトリアイナ、オルフェウス以外の全ての武装を合体させた大型複合射撃武装。 全武装の一斉射撃により圧倒的な弾幕と威力を発揮する。 『ヴァッフェドルフィン』 【フィンブレード】 ○斬撃兵装 水中潜行時の舵にもなる特殊剣。トンファーのように使用する。 【アンカーナイフ】 ○投擲兵装 ワイアーを張って水中で神姫自身を固定するためのナイフ。もちろん攻撃にも使える。 【カロッテMP6】 ○射撃兵装 密閉性が高く水中での作動にも支障をきたさない機関銃。銃身が二つあり、下はその機関銃だが、上は水中で使用するニードルガンである。セレクターが四つあることから判別できる(安全、単発、連発、ニードルであると思われる) 【ヴァッサーマン・トーペードG】 ○射撃兵装 小型の魚雷を高速射出する魚雷発射筒。威力よりも制圧力を重視してある。 【ヴァッサーマン・D-MP】 ○射撃兵装 片手で扱える超小型の無反動砲。弾体そのものに推進力があるため水中での使用も可能である。 『ウィトゥルース』 【コンピクトU7】 ○実弾式拳銃 やや大型のハンドガン。ナックルガードが付いているのが特徴。 ハンドガンの中では珍しく、ハードポイントが側面に設置されている。 【ルインM21】 ○実弾式機関銃 直覚的なデザインの機関銃。比較的大型ではあるがバランスは良く、片手で傾向可能。 後部にハードポイントが設置されている。 【ラピッドランチャー】 ○電磁式加速砲 全体的に曲面で構成されたレールガン。連射可能な兵装とされている。 神姫本体の装備に接続して使うケースが多いが、収納式グリップが設置されており、 手に持って射撃することも可能。 尚、ウィトゥルースは上記3武装を2つずつデフォルトで装備している。 【インフェルノキャノン】 ○荷電粒子砲 ティグリースの主砲とも言える大型ビームランチャー。 その強大な威力・反動ゆえに連射は不可能だが、絶大な破壊力を持つ。 また、簡易ビーグル【プッチブレイカー】の基部ユニットにもなる。 『ティグリース』 【風神(フウジン)】 ○片手剣 湾曲した刀身を持つ片手剣。 鋭い切れ味を持つ。 【雷神(ライジン)】 ○片手剣 稲妻のような波打った刀身を持つ片手剣。 帯電性能があり、切れ味以上の破壊力を持つ。 【極閻魔(コクエンマ)】 ○片手剣 真っ直ぐな刀身を持った片手剣。 癖がなくどんな状況においても対応可能な汎用性の高い剣である。 尚、上記3種の剣をティグリースはそれぞれ2竿づつ所持している。 【朱天(シュテン)】 ○両手大剣 大型の実装剣。扱いは難しいが、その一撃は絶大な威力を持つ。 また基部から2割にして使用することも可能。 【炎虎甲】 ○格闘兵装+防御盾 通常はリアパーツにセットされている大型装甲だが、 真鬼王の腕部に変形する機能を活かし直接神姫腕部に接続、格闘戦に使用することも可能。 その場合、チーグルアームに匹敵する威力を生み出す。 『グラップラップ』 【フレキシブル・マニピュレータ】 ○作業用アーム 補助用マニュピレータ。 出力は低いが、細かな作業に向いている。 【ハイブレス・マニュピレータ】 ○作業用アーム 大型マニュピレータ。本来は戦闘用ではないものの、その鋼鉄をも引きぢぎることが可能な出力は 戦闘用としても十分実用に耐えられる。 共通武装 【サイズ・オブ・ザ・グリムリーパー】 ○至近~近距離 細身で鋭利な鎌。 スイッチを入れることで刃が赤熱し相手の装甲を溶断することができる。 【ソード・オブ・ガルガンテュア】 ○至近~近距離 大型の片刃剣。 その重量にまかせて相手を叩き切るのがセオリー。 【ASM-Ⅶ“ハルバード”大型ミサイル】 ○中~遠距離 神姫の背丈ほどもあるミサイル。 威力は絶大だが見た目どおり鈍重で命中率は期待できない。 手に持ってそのまま投げつける豪快な使用例も報告されている。 【ASM-Ⅳ“カッツバルゲル”中型ミサイル】 ○中~遠距離 太めのミサイル。 バランスが取れているので使い勝手が良い。 【ASM-Ⅵ“スティレット”小型ミサイル】 ○近~中距離 短距離ミサイル。 単発の威力は低いが一度に多数装備できる。 【SMG-A4W“ジャマダハル”サブマシンガン】 ○近~中距離 サブマシンガンと謳っているが実質アサルトライフルに近い。 構造的に頑丈でかなり乱暴に扱っても壊れない。 【銀のフォーク】 ○至近距離 どこの家庭にもあるごく普通のフォーク。 神姫が持つと一転して凶器になる。 【“シェルブレイク”パイルバンカー】 ○至近距離 内部で高圧ガスを爆発させ高速で金属パイルを打ち出す格闘武装。 使用回数が限られており使い手の多大な技量が要求されるが、ほとんどの装甲を貫ける。 【ポラーシュテルン・FATEシールド】 ○防御兵装 全身のどこにでも装着できる使い勝手の良いシールド。 増加ジョイントとしても優秀。 【青龍刀・飛鱗「フェイリン」】 ○至近距離 きらびやかな装飾の施された青龍刀。 武器として十分な性能を持つが、装飾品としても使われる。 【ホウキ・オブ・ザ・クリーンキーパー】 ○??? 一見ただのほうきに見えるし実際にほうきとして使えるが、 実は近年実践ノウハウが蓄積されつつある電磁浮遊推進システムが内蔵され、本当の魔法使いのように宙に浮くことができる。乗りこなすにはある程度のコツがいるものの、人間の自転車に似た感覚の手軽な乗り物として神姫の間で普及しつつある。 飛行性能としては中の下。戦闘には向かない。 【パンチンググローブ“紅き炎の拳”】 ○至近距離 内部にパワーチャージャーが組み込まれたハイテクグローブ。 装着した神姫のパンチの威力を数倍に引き上げる。 【パンチンググローブ“蒼き風の拳”】 ○至近距離 内部にスピードブースターが組み込まれたハイテクグローブ。 機関銃のようなパンチを繰り出すことができるようになる。 【RHG-AT2“ピースビルダー”リボルバー】 ○至近~中距離 精密なエングレーブ(彫刻)が施された中折れ式シングルアクションリボルバー。 実際に銃としての機能はあるが、装飾品の意味合いが強い。 【グリーフエングレイバー】 ○斬撃武装 一般的なアーミーナイフの神姫版。しっかりセレーション(のこぎり)もついているので、ツールナイフとしてバトル以外でも重宝する。 【バルムンク】 ○斬撃武装 職人が一本一本丁寧に鍛えた西洋剣。神姫の武装としてはかなり高額だが、それに見合った切れ味である。 【ツインビームガン】 ○射撃武装 往年の名作シューティングゲームの主人公機、ツインビーをあしらったパルスビームガン。命中するとベル状の残滓が発生する。 【ローズブーケ(赤)】 ○打撃武装 その名の通りバラの花束のブーケである。張力のある特殊素材で作った造花で、ひっぱたかれると意外に痛い。 【ロケット砲“シュトルム・ウント・ドランク”】 ○射撃武装 RPGロケットランチャーを模した武装。弾頭が大きいため予備を何発も持ち歩けない。その分一発辺りの破壊力は強力に保障されている。 【レトロビームガン】 ○射撃武装 ※編者未確認、加筆をお願いします。 【パラソルスピア】 ○刺突武装 傘で刺されれば誰でも痛い。 【フライングソーサー】 ○投擲武装 特殊セラミックでできたお皿。裏に武装神姫のロゴが入っている。 信じられないが航空力学をふんだんに取り入れているため、よく飛ぶ。 【モアイ像】 ○投擲武装 人工大理石で整形されたモアイ像。固形燃料ロケットおよび整流装置およびアクティブセンサーが内蔵されており、ほとんどミサイルである。頭頂部を向けて追ってくる様だけで戦意を喪失した神姫も多い。 【銀のナイフ】 ○斬撃武装 銀のフォークと対になる武装。といってもただの人間用ナイフであるが、神姫にとってはやっぱり凶器である。 【スタンロッド】 ○打撃武装 5万ボルトの電撃を与える警棒。電気信号で動いている神姫にとってはかなりいやらしい武器である。 【桃花扇】 ○投擲武装 ※編者未確認、加筆をお願いします。 【クライモア】 ○打撃兵装 鋼鉄から削りだした巨大な剣。切れ味は考慮されておらず、もはや鉄塊である。 【ブーメラン】 ○投擲兵装 射撃能力の無いマオチャオ武装のために作られたらしい木製のブーメラン。 ただし手違いから現在装備することができない。 【レーヴァテイン】 ○斬撃兵装 刀身にガスによる燃焼機構が施された耐熱素材による剣。 「刃が燃えている剣ってカッコいいよね!」というかなり無茶な構想で作り上げられているが、威力はあるらしい。 【野太刀】 ○斬撃兵装 重装甲の神姫に対してもその装甲ごと切り裂く大型の刀。 非常に切れるため初心者はお断り。 【エーススラッシャー】 ○投擲武装 内部に爆破装置が組み込まれたトランプ。トランプそのものが投げるのにかなりの技量を要するので、実質上級者向けとなっている。
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/951.html
戦うことを忘れた武装神姫 その30 とある街の片隅。 集合住宅の一階テナントにちょこんと入っている、ごく ごく小さなバイク屋。。。 店内には1990年代のロックが響く。 整備台 には、ハイブリッドバイクの先駆けとも言われる大型のアメリカンバイクが。 ツナギを着た、この店唯一の「ニンゲン」がセルスイッチを押す。 キュキュキュ・・・ キュキュキュ・・・ どぅん! どどどどど・・・ ・・・ぼすっ 「あ。」 マフラーから黒煙を軽く吐き出し、エンジン停止。 「ほら、止まった。 言ったとおりだろ?」 かのメカニックが呟くように言った。 すると、シートを外したあたりで何 やら部品がモゾモゾ動いた。 そこから出てきたのは・・・ 「やはりセンサーの不調でしたねー。あたしもまだまだ・・・ ドクターの 目立てには敵わないっすよ。」 武装神姫・フォートブラッグ、通称「砲子」。 ずるずると吸気センサーを 引っぱり出し、目前で待つメカニックに手渡した。 「そりゃそうだ。 こうでなけりゃ、この仕事は勤まらないって。」 メカニックは砲子に新しいセンサーを渡し取付作業を命じた。 砲子は傍ら に置かれた自らのバックパックに接続されたFB256・・・改め自在電動小型 汎用工具を片手に、再びバイクの中へと潜り込んでいった。 ・ ・ ・ ・ ・ 彼- この店を一人で切り盛りする、メカニックの浅川 -が、武装神姫と出会 ったのは半年程度前のこと。 店を開けた当初からのお客さんの一人が、武装神姫を胸に入れて尋ねてきた 事がきっかけだった。 その神姫は、やたらと機械が好きだった。 いつしか、そのお客さんが来る 時にはかならずその神姫も付いてきて、お客さん以上にあれこれとバイクの 事を質問された。。。 それからしばらく経った日のこと。急ぎの修理が入った。出たばかりの最新 ハイブリッド・V4フルカウルツアラー。 経験と検電・目視により故障の 個所はすぐに判明。 だが、問題はその場所。 センサーに繋がるカプラー の不具合。 すなわちカプラーを新品に取り替えればいいだけ。 だけなのだが・・・バイクの形状のため、すんなりと手が入らない。 カウルを外し、タンクを外し・・・とても時間が足りない。。。 そこへ偶然にもやってきた、神姫付きのそのお客。 彼に頼み、神姫に修理 をさせてみることにしたのである。 神姫は、メカニックが用意した新しい カプラーを手に指示された箇所を目指しごそごそ潜り込んでいった。 数分後。 神姫は振動で配線が一部切れかけている古いカプラーを手にして 無事に帰還。 そしてバイクは・・・、何事もなかったかのように、力強い エンジン音が戻った。 一人では時間が足りない。 とはいっても、人を雇う余裕もない。 そこで。 メカニックは武装神姫をひとり、そのお客さんを通し手元に置く 事にし・・・かくして、看板娘・砲子のDrusilla(ドゥルシラ)がやって きたのであった。 ・ ・ ・ ・ ・ 「そうだ、スロットルセンサーも交換して。 大丈夫だとは思うけど、念の ために換えておくわ。」 浅川は奥から持ってきた新品のセンサーを袋から出し、ドゥルシラが居る傍 へと置いた。 すっと手が伸びてパーツは引き込まれていった。 ドゥルシラが内部で作業をしている間に、浅川はブレーキフルードの交換に かかった。 浅川が好きな、ロックのかかる店内。 当たり前の作業を、当たり前に手際 よくこなしてゆく、一人とひとり- 。 やがてCDが終わる頃、独特のエンジン音が店内に響き渡った。 「ふぅ・・・治ったっすねー。」 「ドゥルシラ、次はお前が一人で故障箇所も洗い出せるようにがんばろうな。」 「はーい。」 手を洗い、コーヒー片手に戻ってきた浅川はCDを入れ替えた。 イグニッションを切り、再び店内には90年代のロックのみが空気を支配する- 。 傍らのイスに腰掛け、同じく身体を洗ってきたドゥルシラを膝に乗せた浅川 は、ざっと店内を見回した。 独り必死に店を守っていたときとは比べもの にならないほど、小綺麗になっている。 それはもちろん・・・ 「こいつが生み出したゆとり、だよな・・・。」 砲子のドゥルシラを視界の隅に置きながら、誰に言うわけでもなくぼそりと 言った。 ロックに聴き入っていたドゥルシラは一瞬振り返って浅川を見た が、浅川の幸せそうな顔付きに、ひとり何も言わずに小さく頷き再びロック に聴き入るのであった。 ココロに、ゆとりとシアワセを運ぶ神姫がいる。 ここに居るのは、戦うことを忘れた武装神姫。。。 <<トップ へ戻る<<
https://w.atwiki.jp/zensensyu/pages/2503.html
武装神姫 491 名前:1/5:2009/09/02(水) 10 58 01 ID V4ZLqb3o0 光成「地上最強の神姫を見たいかーーーーッ」 観客「オーーーーーーーーーーーーーー!!!!」 光成「ワシもじゃ ワシもじゃみんな!!」 光成「神姫入場!!!」 アナウンサー「全武装神姫入場です!!!!」 全武装神姫入場!! 3.3mm軸は生きていた!! 更なる研究を重ねフィギュアが甦った!!! 記念すべき第1弾!! ストラーフだァ――――!!! 総合格闘技はすでに我々が完成している!! 第2弾マオチャオだァ――――!!! 組み付きしだい投げまくってやる!! Exウェポンセット代表 グラップラップだァッ!!! 素手の殴り合いなら我々の火力がものを言う!! 戦車の一撃 インファイター ムルメルティア!!! 真の護身を知らしめたい!! プチマスィーンズ装備 ハウリンだァ!!! 命中率は3階級制覇だが総火力なら全種目オレのものだ!! ロシアのスナイパー ゼルノグラードだ!!! 暗闇対策は完璧だ!! 兎型MMS ヴァッフェバニー!!!! 全神姫のベスト・売れ残りは私の中にある!! 赤壁の神様が来たッ 紅もr…じゃなくて紅緒!!! 遠距離なら絶対に敗けん!! 軍隊のケンカ見せたる 狙撃隊長 フォートブラッグだ!!! バトル・モード(収穫の季節)ならこいつが怖い!! okama氏のピュア・ファイター ジュビジーだ!!! 第6弾から炎の寅が上陸だ!! 接近戦特化 ティグリース!!! 防御の無い戦闘がしたいからライトアーマー(軽装)になったのだ!! プロの一撃を見せてやる!!ヴァローナ!!! めい土の土産に満面の笑顔とはよく言ったもの!! 達人の奥義が今 実戦でバクハツする!! シスター型MMS ハーモニーグレイス先生だ―――!!! 世界ヘヴィ級トライクこそが地上最強の代名詞だ!! まさかこの娘がきてくれるとはッッ イーダ!! 飛びたいからここまできたッ キャリア一切不明!!!! 和風の戦闘機(巫女)型MMS 飛鳥だ!!! オレたちは昆虫最強ではない全神姫最強なのだ!! 御存知カブト型 ランサメント!!! 組み換えの本場は今や第9弾にある!! オレを驚かせる奴はいないのか!! エスパディア!!! 胸がデカァァァァァいッ説明不要!! 褐色肌!!! 間垣亮太制作!!! グラフィオスだ!!! トライクは実戦で使えてナンボのモン!!! 超実戦車両!! CHOCO氏の下からアークの登場だ!!! 可愛さはオレのもの 邪魔するやつは思いきり撃ち思いきり血を吸うだけ!! 武装・神姫吸血王者 ウェスペリオー 持ち歌を試しにコナミへきたッ!! のど自慢全神姫チャンプ シュメッターリング!!! 隠密に更なる磨きをかけ ”第5弾”ヴァッフェドルフィンが帰ってきたァ!!! 今の自分に死角はないッッ!! 花型・神姫ジルダリア!! 西洋二千年の剣技が今ベールを脱ぐ!! 第3弾から サイフォスだ!!! ご主人様の前でなら私達はいつでも全盛期だ!! 新しい素体 パーティオ&ポモック セットで登場だ!!! 自慢の装甲はどーしたッ 胸アーマー 未だ平らッ!! 慰めるも撫でるも思いのまま!! エウクランテだ!!! 特に理由はないッ 釘宮が強いのは当たりまえ!! 患者にはないしょだ!!! 日の下開山! ツガルがきてくれたゾ―――!!! 医療現場で磨いた実戦応急処置!! 眼鏡っ娘のデンジャラス・ナース ブライトフェザーだ!!! 母性だったらこの人を外せない!! 超A級包容力 イーアネイラだ!!! 超一流神姫の超一流のおっぱいだ!! 生で拝んでオドロキやがれッ 清水栄一と下口智裕のコラボ!! ウィトゥルース!!! 量産体性はこの娘が完成させた!! 島田フミカネの切り札!! ウェルクストラだ!!! 若き王者が帰ってきたッ どこへ行っていたンだッ チャンピオンッッ 天使型あーんばるがいいと思うのッッッアーンヴァルの登場だ――――――――ッ 加えてコレクター発生に備え超豪華な通販限定神姫を4名御用意致しました! 忍者 フブキ!! 「ハヤテのごとく!」 三千院ナギ!! バトロン元ラスボス!ミズキ! ……ッッ どーやらもう一名は開発が遅れている様ですが、情報が載り次第ッ皆様にご紹介致しますッッ 関連レス 501 名前:水先案名無い人:2009/09/03(木) 01 04 15 ID IP3Z5VuG0 491-495 若き王者が帰ってきたッ どこへ行っていたンだッ チャンピオンッッ 天使型あーんばるがいいと思うのッッッアーンヴァルの登場だ――――――――ッ アスミスファンの俺歓喜wwwww コメント ストラーフが最初で、アーンヴァルが最後とかよくわかっていらっしゃる - 名無しさん 2015-01-12 14 47 37 名前
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/350.html
戦うことを忘れた武装神姫 その2 焼きそばの調理にかかる。 具は冷蔵庫にあったキャベツとニンジン、魚肉ソーセージであっさり済ませることにした。 「んじゃ、野菜をよろしく。」 でんとキャベツを乗せたまな板の前に武装状態で構えるは、猫爪型のエルガ。 「千切り?みじんぎり?それとも、つま切り?」 「・・・角切りでいいってば。」 「にゃっはー、冗談ですよー。」 冗談でも勘弁して貰いたい。まぁ、そこがかわいいところなのだが。 「せぇの・・・」 小さい躰でありながら、軽々とキャベツ1/4を持ち上げ・・・ 「にゃっ! にゃっ! にゃっ! にゃっ〜!」 ざらららっ。 研爪で、あっという間に角切り完了。 「ほい!」 中華鍋を引っぱり出しつつ、片手で俺はニンジンをポンとエルガに投げる。 「うにゃぁっ!」 飛びかるや否や、あっさりと皮むき・銀杏切りが施される。 「最後はこれだっ!」 魚肉ソーセージのビニールを剥いて、エルガの前に差し出す。 エルガはさっと構えるとー 「ぱくっ。」 「え?」 もぐ、もぐ・・・ 「ごちそーさまー!」 ・・・月末の俺にとっては貴重な、魚肉ソーセージが瞬時に消失した。 つーか、お前モノ食えたのか?! 虚しい気持ちにもなるが、エルガの至福の表情を見ると、 ・・・なんか怒る気にもならない。ま、野菜焼きそばでもいっか。 日常の中で、まったりと過ごす俺と神姫たち。 しかし、ここに居るのは戦うことを忘れた武装神姫。。。 <その1 へ戻る< >その3 へ進む> <<トップ へ戻る<<
https://w.atwiki.jp/anews/pages/571.html
公式サイト→武装神姫公式サイト 2012年10月 武装神姫 1 [Blu-ray] posted with amazlet at 12.10.24 ポニーキャニオン (2012-12-26) 売り上げランキング 551 Amazon.co.jp で詳細を見る ブログ #blogsearch2
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/337.html
戦うことを忘れた武装神姫 その1 ある日曜の昼下がり。昼飯に焼きそばを作ろうかと台所で準備をしていると。 かさっ 背後から何やら質量の小さい物が移動する音が。 と、 「・・・侵入者感知。レベル2に移行しますがよろしいですか?」 俺が振り向くより先に、テーブルに座る神姫が反応していた。 音の発生源を凝視するは、ウチが飼っている神姫の一体、吼凛型のシンメイ。 「レベル3まで許可する。 つーか、処理任せてもいい?」 「了解しました。」 俺がそう言うと、さくっと武装を装備し、蓬莱壱式を持ち出す。 シンメイが模擬弾を部屋の隅へと打ち込んだ。侵入者をおびき出すためだ。 弾を打ち込むや否や、黒い影が飛び出した。 「目標、確認しました。」 侵入者は慌てふためき、逃げようとする。相当足が速い。しかし。 「ターゲット、ロックオン・・・発射します・・・ ファイアっ!」 バシュッ! べちん!! 腕に構えた蓬莱壱式が火を噴き、侵入者を仕留める・・・も、実弾では無い。 「・・・ミッション完了。ヤマトゴキブリ一匹、仕留めました。」 自信に満ちた顔付きのシンメイの指す先には、粘着「泡」弾により捕獲されたゴキブリ。 「お見事〜! いやはや、ありがとう。助かったよ。」 「いえいえ、このくらいは楽勝です。『朝飯前』・・・と言えばいいんですか?」 「そう、正解。 シンメイもだいぶ学習したねぇ。」 「え、えへへ・・・」 照れながら武装の解除をしているシンメイの頭を、ちょいとつついた。 頬をちょっと赤らめ、頭を掻くその姿に・・・ 俺まで照れてしまった。 俺の日常の中に転がり込んできた神姫たち。 しかし、ここに居るのは戦うことを忘れた武装神姫。。。 >その2 へ進む> <トップ へ戻る<
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1070.html
武装神姫のリン 鳳凰杯篇その4 俺は"いつか"の時と同じように、だがあくまで冷静に。 リンを胸のポケットに入れてオーナーブースの扉を開けると全力疾走。 瞬く間に鶴畑大紀のオーナーブースへ。 扉を開ければ今まさにミカエルのリセットを行おうとしている鶴畑大紀の姿。 「待て、話を聞け!」 「ふん、俺のやることに口出しするな!こいつは負けたんだよ。最後のチャンスだったにもかかわらずだ。だから今ここで終わりにする。」 「待ってください!!!」 俺より大きい、そして何かすごみを感じさせるリンの声に鶴畑大紀は思わずたじろいた。 「…ええぃ」 がすぐにミカエルにつないだ端末の操作に入ろうとする、間に合わないかと思ったが急に鶴畑大紀の動きが止まった その視線の先にあるのは…ミカエルの瞳に浮かぶ大粒の涙だった。 「マスター、ごめん。でも私は…死にたくない」 「何を言ってる!! バトルに負けた時点でおまえは用済みなんだよ!だから…そんな顔するな」 鶴畑大紀の始めて見せる表情に少し驚きつつも、俺はミカエルと端末の接続を解く。 「おい、鶴畑の次男」 「…なんだよ。ミカエルのことか? もう知ったことか! マスターの登録は外すから勝手にしろよ」 「マスター…」 「もう俺はおまえのマスターなんかじゃない、どっかいっちまえ!!」 分かっていたとしてもそれがショックだったのだろう。 ミカエルは脱兎のごとく駆けだして行ってしまった。 「マスター、私に任せてください」 「ああ、頼む」 あっちはリンに任せて俺は鶴畑大紀に話しかける。 「おまえ、たしか兄貴に近づきたくて神姫始めたんだよな?」 「それがどうした! 武装は同じようにハンドメイドだし、戦績とかのチェックもいつもやってるよ。あと同じようにバトルに負けた神姫は取り替えてきた。悪いか!!」 「別にそれ自体が悪いわけじゃないだろう。ただな"ものまね"じゃあ一生かかっても兄貴には追いつけないぞ」 「m、ものまねだと!!」 「そうだ、おまえが今までやってきたことは兄貴がやってることを見よう見まねしてるだけなんだよ。まねだから兄貴がまず"それ"をしないと自分はなにも出来ない。だから追いつけない」 「なっ…」 「とりあえず、神姫をとっかえひっかえするのを今すぐやめろとは言わない。ただ、一度考えてみたらどうだ?」 「ふん…」 「俺が言いたいのはこれだけだ。あ、あと八百長なんてするなよ」 「うるさい!」 話を終えて(とりあえず言っておきたいことだけは伝えたつもりだ…なんで俺はこうもお節介かねぇ)オーナーブースを出ようとすると。 「まてよ。」 「なんだ?」 「…あいつに伝えてくれ。おまえはがんばってたことだけは覚えとくって」 「ああ。」 その言葉を聞いたとき、いつか彼の中で良い変化が起こってこれから生まれる「ミカエル」と以前より良い関係を気付くことが出いるのではないか?というのは俺の願望だろうか? そんなことを思いつつ、俺はオーナーブースを後にした。 ==== 試合の相手だった神姫のマスター、藤堂亮輔がブースを出たことを確認し鶴畑大紀はすこしだけ昔のことを思い出す。 それは5年前、まだ武装神姫が発売されることもなく世間での神姫に対する評価も今とは違っていた頃。 そして自分たち鶴畑兄弟の関係も今ほど緊張感を持ったモノでは無かった頃のことだ。 兄は高校で成績優秀。日本で一番の大学にも易々と合格できるだろうと担任から太鼓判を押されていたがまだ自分の進むべき道が決まっていなかったがそのときの兄は今ほど冷たい態度を取ることもなく優しかったのだ。 今でも世間一般の人の兄に対するイメージはまさに好青年。しかしそれはメディア等に出るときの"仮面"だ。 自分でもいつ兄が今のようにいつもぴりぴりした雰囲気をまとうようになったのかは解らない。 でも武装神姫が開発されてからであるということだけは明らかであり、また兄にあこがれを抱いていたはずの自分が今は逆に兄に対する争闘心のような感情しか持ち合わせていないという事実に気がついた。 兄の態度が変わったことに気がつき、その原因が何かさっぱりわからなかったそのために兄に直接聞くことが一番だと思ったのが2年前だ。そして今の兄と対等に話をするために自分は兄に追いつかなくては行けなかった。 でも学問とかじゃあ到底敵わない。でも…神姫ならばと思って自分も一度仮名を使い神姫バトルに参加してみた。 しかしそこで待っていたのは連敗に次ぐ連敗。たった一度の勝利が遠かった。 そして最後の試合で己の初めての神姫であったアーンヴァルが爪で引き裂かれる、その光景を目の前で見てしまった。 当時のバトルはリアルリーグしかない。それ故にプログラムで補正を行っていてもまれに神姫が帰らぬ身となることはあったがそれは自分の心に深い傷を追わせた。 その挫折から半年の間家に引きこもりがちになり過食症に陥った。 そして復帰後は本名で神姫バトルに。あのときの絶望をもう二度とを味わいたくないと無意識に思ったのか…当初の目的を忘れて目の前の敵をいたぶる。また強すぎる相手に対しては金を積んでの八百長試合など…自分の欲求である「勝利」を満たすことしか考えていなかったことを痛感した。 そのために何度神姫のコアを代えただろうか?リセットされる、廃棄されるときの彼女たちの気持ちはどうだっただろうか? また心が痛んだ。 そんあ自分が、今からでも変われば兄弟関係も変わるだろうか? でもまた挫折すれば…そういった恐怖が頭の中を駆けめぐる。 それでも、自分が兄に追いつける可能性があるのはこの神姫バトルしかない。苦しいかもしれないが、やってみようと思う。 それが鶴畑大紀のたどり着いた答えだった。 ミカエルはもう戻らない。自分がオーナー登録を解除してしまったのだ。 でも彼女が…いや今までの"ミカエル"が残したデータが生きている。 これほど心強いことは無かった。 鶴畑大紀は立ち上がる。上を目指すために。そして兄に追いつくために… ~鳳凰杯篇その5?~